長久手市議会 > 2019-12-02 >
令和元年第4回定例会(第3号12月 2日)

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  1. 長久手市議会 2019-12-02
    令和元年第4回定例会(第3号12月 2日)


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    最終取得日: 2021-10-01
    令和元年第4回定例会(第3号12月 2日) 令和元年第 4回定例会             令和元年第4回長久手市議会定例会(第3号) 令和元年12月2日(月)午前9時30分開議 1.本日議事日程  日程第1  議案第49号        (委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論採決)  日程第2  一般質問         (個人質問)        岡 崎 つよし 議 員        田 崎あきひさ 議 員        山 田けんたろう議 員        ささせ 順 子 議 員        山 田 かずひこ議 員        野 村 ひろし 議 員 2.本日会議に付した事件
       議事日程に同じ 3.会議に出席した議員    議 長 加 藤 和 男   副議長 木 村 さゆり    1番  わたなべさつ子   2番  冨 田 えいじ    3番  石じま きよし   4番  野 村 ひろし    5番  大 島 令 子   6番  伊 藤 真規子    7番  なかじま和 代   8番  山 田かずひこ    9番  青 山 直 道   10番  山田けんたろう    11番  田 崎あきひさ   12番  さとう ゆ み    13番  ささせ 順 子   15番  岡 崎 つよし    16番  伊 藤 祐 司   18番  川 合 保 生 4.会議に欠席した議員    な し 5.地方自治法第121条規定により説明ため会議に出席した者   ┌─────────┬───────┬─────────┬────────┐   │市長       │吉田 一平  │副市長      │鈴木 孝美   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │参事       │井口 能秀  │市長公室長    │加藤 正純   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │総務部長     │中西 直起  │くらし文化部長  │浦川  正   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │福祉部長     │川本 晋司  │子ども部長    │浅井 雅代   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │建設部長     │水野  泰  │市長公室次長   │川本 満男   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │市長公室次長   │横地 賢一  │総務部次長    │飯島  淳   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │くらし文化部次長 │日比野裕行  │くらし文化部次長 │川本 保則   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │福祉部次長    │中野 智夫  │福祉部次長    │斉場 三枝   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │子ども部調整監  │青木 健一  │子ども部次長   │門前  健   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │建設部次長    │加藤 英之  │教育長      │川本  忠   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │教育部長     │角谷 俊卓  │教育部次長    │山端 剛史   │   └─────────┴───────┴─────────┴────────┘ 6.職務ため議場に出席した者    議会事務局 局長  水野 敬久   議会事務局 議事課長                                貝沼 圭子                  午前9時30分開議 ○議長(加藤和男君) ただいま出席議員は18名です。定足数に達していますので、これより本日会議を開きます。  本日議事日程は、あらかじめお手元に配付とおりです。  これより日程に入ります。                ―――――――――――――― ○議長(加藤和男君) 日程第1、議案第49号。  本件については、11月27日本会議において、所管常任委員会に付託しましたので、この際、委員長報告を求めます。予算決算委員長、登壇願います。            [予算決算委員長 木村さゆり君登壇] ○予算決算委員長(木村さゆり君) 御指名によりまして、予算決算委員会報告を申し上げます。  本委員会は、11月27日午前10時45分から10時49分まで、11月28日午前10時50分から10時56分まで、市役所本庁舎2階委員会室にて開催いたしました。出席者は委員17名全員、当局より市長初め6名、議長及び議会事務局2名でありました。  審査すべき事件は、11月27日本会議にて本委員会に付託されました議案1件でありました。  以下、付託事件審査経過及び結果について、御報告申し上げます。  まず、11月27日に議案第49号令和元年度長久手市一般会計補正予算(第4号)について、財政課長より説明を受け、議案を総務くらし建設分科会に送付しました。11月28日予算決算委員会では、分科会長報告を受け審査しましたので、主な審査経過を御報告いたします。  まず、建物つき土地を購入することについては、大きな部屋が8つほどあるので、会議室として使ったり、大きな改造をすることなく可能な使用方法をいろいろと考えている。また、この時期に補正予算を提出することについては、1年ほど前から仲介業者を介して情報を得、具体的な話を進めていく中で、先方から12月中に契約をしたいと希望があった。先方が売り急ぐ場合は、価格が下がるが一般的だが、本市価格について考えを伝えて、交渉する中で相手が当初提示していた価格より下がっていき、秋ごろには市に不利な状況がない形で、価格で折り合いがついた。また年内に契約できなければこの話はなかったことにすると話もあった。仲介手数料は、本契約を締結したときに発生するものなので、それまでに下げられるか、交渉していく。  分科会長報告に対する質疑、意見もなく、討論採決を行いました。  反対討論、賛成討論はなく、議案第49号令和元年度長久手市一般会計補正予算(第4号)は、賛成全員にて、原案とおり可決することに決しました。  なお、詳しい審査経過については、分科会会議録にて御確認ください。  以上で、予算決算委員会報告を終了いたします。 ○議長(加藤和男君) 以上で、予算決算委員長報告は終わりました。  続いて、予算決算委員長報告に対する質疑に入ります。  この際申し上げます。質疑回数は同一議員につき、同一議題について2回までとします。  質疑ある議員は、発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論採決に入ります。  議案第49号について、討論を許します。  まず、本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 議案第49号について賛成立場で討論いたします。  当該土地は、市役所エントランスとなる交差点隣接地であり、現在検討中市役所周辺整備計画における重要な位置に当たります。今回売りに出されたということであれば、この機会を逃すことなく購入し、市役所周辺整備事業計画に反映していただきたいと思います。  また、取引価格は、鑑定評価に基づき設定されていること、仲介手数料も宅地建物取引業法で定められた算出方法に基づき設定されていることなど、いずれも適正であると認められますので、本議案に関する討論については賛成といたします。 ○議長(加藤和男君) 本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今回議案につきまして、財産買い入れということに関しましては、私も一定方向、将来を見据えて件ということで賛成ということにさせていただきますが、審査経過中で一般的な基礎知識であります専任媒介契約ですとか、一般媒介契約、専任契約など用語が理解不能なままここまできていることですとか、今後当面建物明確な使い方については、よくわからない、決まっていないという中で財産買い入れをするということを提案していることについては、いささか違和感を覚えます。その点を指摘させていただきます。  また委員会中では、市が売りに出ていると知った時点で既に仲介業者が入っており、売り主が仲介業者を通してやってほしいという意向を述べておられます。今後、ほか用地を取得していくに当たって、それぞれ売り主が仲介業者をかましてくれというような流れになってきては、仲介手数料を今回3%プラス6万円というは、287万円相当税金、仲介手数料という名目で税金が支払われる可能性があると。3%プラス6万円というは上限ですから287万円、これは税金として仲介手数料を支出されていくが、今後これがスタンダードになっては困る。こういう声が市内外行政関係者、報道関係者からも上がっているという現状がございます。市担当部からは、委員長報告にもありましたように、仲介手数料は本契約を締結したときに発生するものなので、それまでに下げられるか交渉していくという答弁をいただきましたので、そのことは認めさせていただきますが、市長は、執行に当たりましては、そのことを十分に注意していただくことを念頭に入れていただき、執行していただかなければ、今後禍根が残るということが起きていきそうなことであると、そのことを申し上げまして賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 次に、本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。  ないようですから、本案に対する討論を終結します。  これより起立により採決します。  本案に対する委員長報告は可決です。  議案第49号について、委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。                 [起 立 全 員] ○議長(加藤和男君) 起立全員です。  よって、議案第49号は原案とおり可決されました。                ―――――――――――――― ○議長(加藤和男君) 日程第2、一般質問。  個人質問通告がありましたので、発言を許します。  この際、申し上げます。通告者質問時間は、当局答弁を含め60分とします。  質問は、質問席で、質問項目ごとに通告範囲内において簡明に発言願います。また、再質問回数は制限しないこととします。  当局答弁は、質問事項1回目は登壇し、再質問は自席で的確、簡明に発言してください。  15番岡崎つよし議員。             [15番 岡崎つよし君質問席登壇] ○15番(岡崎つよし君) 改めまして、皆さんおはようございます。さき10月議会におきましては、市長所信表明、市政に対する熱意、まちづくりに関する取り組みなど、あす長久手ため積極的なメッセージでありました。いよいよ吉田市政3期目も本格稼働というところでしょうか。財政状況も厳しい中、本当に必要な行政サービスについて、また市取り組みを一般質問で聞いていきたいと思います。  今議会最初質問者として、以下伺いますので、積極的かつ明快な答弁をお願いいたします。  まず最初1項目め、健康増進法改正に伴う対応について。  平成30年7月に健康増進法一部を改正する法律が成立し、改正健康増進法に定める第一種施設(行政機関庁舎、市役所等、学校、病院等)は、令和元年7月1日より、原則敷地内全面禁煙が義務化されました。この法律により、望まない受動喫煙を防止するため取り組みは、マナーからルールへと変わり、受動喫煙を防止するため措置を総合的かつ効果的に推進するよう努めるとあります。
     (1)本市公共施設における受動喫煙対策現状はどのようか。  (2)公園で受動喫煙対策はどのようか。  (3)事業所における受動喫煙対策はどうなるか。また、受動喫煙対策ために、事業者が利用できる融資制度内容はどのようか。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。福祉部長。              [福祉部長 川本晋司君登壇] ○福祉部長(川本晋司君) 健康増進法改正に伴う対応について、3点御質問をいただきましたので、順次御答弁させていただきます。  1点目について、本市公共施設においては、第一種施設では令和元年7月から敷地内禁煙を実施しています。また、第二種施設においても、本市積極的な受動喫煙対策に取り組む姿勢を市民に周知するため、一部施設を除いては第一種施設と同時期本元年7月から敷地内禁煙を開始しています。残る施設においても、令和2年4月から受動喫煙対策取り組みについて、施設利用者等に対して施設内で表示するなど方法で周知を図っているところです。  2点目について、市で管理している公園は都市公園と児童遊園等があります。都市公園は第二種施設に該当するため、屋外で喫煙は可能ですが、喫煙を行う場合は周囲状況に配慮する必要があります。現在、都市公園内灰皿は数年前から撤去してあり、喫煙を促す状況にはありません。また、児童遊園は児童福祉施設であり、第一種施設に該当するため敷地内禁煙となります。児童遊園と同等管理を行っているちびっ子広場等も含め敷地内禁煙とし、利用者には張り紙により周知しました。  3点目について、事業所については第二種施設に該当するため、令和2年4月から原則屋内禁煙となり、喫煙するには喫煙専用室を設置することが必要となります。ただし、喫煙専用室設置費用やスペース確保など課題から、資本金や客席面積で一定規模以下既存飲食店を対象に、経過措置として喫煙可能室設置を可能としています。また、受動喫煙防止対策に取り組む事業主には助成制度が設けられており、労働者災害補償保険適用事業主であって、業種ごとに労働者数か資本金どちらか一方条件を満たせば助成対象となります。対策費用として助成金額は上限100万円で、一定基準を満たす各種喫煙室等設置などにかかる経費2分の1から3分の2が助成されます。申請については、事業主が直接愛知労働局に申請することとなります。  以上でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 残念でしたが、先日行われました市民まつりで多く市民が敷地内で喫煙している光景を見ました。法律が変わったにもかかわらず、市役所敷地出入り口には「受動喫煙になるので敷地内禁煙です」立て看板もなく、また会場内でアナウンスもない状況でした。長久手市取り組みは一体どうなっているか。この法律趣旨を市民皆さんに対して発信するには、とてもよい機会ではないかと私は思っていましたが、当日は職員も多く参加され、敷地内禁煙腕章をして、受動喫煙防止対策チラシを配布するなど、そのような検討はしなかったか、まずお答えをください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(斉場三枝君) 市民まつり当日に会場周辺で喫煙者がいたという情報は聞いています。健康増進法一部を改正する法律施行後、初めて市民まつりで市役所会場に多く方が来場される機会でしたので、アナウンスやチラシ配布などで、市役所会場敷地内禁煙周知を行わなかったことは反省するところでございます。今後は、市役所を初め、各公共施設においてイベント等を実施する場合には、積極的に受動喫煙対策を実施していることを周知するよう努めていきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 先日も学童まつりがあり、多く方が来場されました。今後もこのような機会にしっかり周知してくださることをお願いしておきます。  ところで市職員が勤務中に敷地内で喫煙をしていたら、どのような処分になるか、お聞かせください。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) 職員が勤務時間中に喫煙していた場合、まずは上司等から厳重注意を行うこととなります。再三注意にかかわらず、繰り返される場合は、職務専念義務違反などにより懲戒処分など対象となる可能性がございます。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 次長、きょうまでに厳重注意をしたことはありますか。あるないでお答えください。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) あります。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 今はっきりとあるという答弁がありました。懲戒処分対象となる可能性あることをぜひ全職員に再度通達をしてください。大事な職員皆さんです。ぜひこれは法律で決まったことなんです。再度答弁いただけますか。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) 健康増進法改正に伴い、市役所敷地内は禁煙となっており、職員が守るべき服務となります。再度全職員に周知いたします。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) よろしくお願いします。  本年6月議会で、本市公共施設は、小中学校、保育園、児童館、老人憩家など合わせて60施設があり、全て公共施設で屋内禁煙を行っていることがわかりました。そして60施設あるうち、敷地内禁煙を実施しているところは48施設と答弁でした。本年7月1日から公共施設うち、第一種施設は敷地内禁煙になりました。それでは現在、公共施設で何カ所が敷地内禁煙になっていないか、具体的な施設名をお聞かせください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(斉場三枝君) 本年6月議会では、公共施設は60施設と回答しましたが、建物を持たない児童遊園など公園も公共施設として含めて数えますと142施設あります。その中で敷地内禁煙を実施していない公共施設は65施設あります。具体的な施設名をお伝えしますと、福祉家、文化家、田園バレー交流施設あぐりん村、色金山歴史公園茶室管理棟長久手古戦場野外活動施設、杁ケ池体育館、市民野球場、スポーツ杜、杁ケ池テニスコートといった施設が9施設、そのほかには都市公園等が56カ所あります。合計65施設となります。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) では、今言われたこの65施設も敷地内禁煙するか、敷地内一部に喫煙所を設置することも考えておられるか、御答弁ください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(斉場三枝君) 65施設うち、色金山歴史公園茶室管理棟長久手古戦場野外活動施設、杁ケ池体育館、市民野球場、スポーツ杜、杁ケ池テニスコートは敷地内禁煙を実施いたします。福祉家では、温泉施設に1カ所、福祉家と田園バレー交流施設あぐりん村では、駐車場内1区画に1カ所、喫煙場所設置を検討しています。また、文化家につきましても、楽屋口を出た屋外に喫煙場所設置をする予定となっています。そのほかでは、都市公園等では現在ところ、敷地内禁煙を行うことは考えておりません。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 今、スポーツ杜とか、市民野球場とか、もろもろ箇所ことを言われましたが、今現在多く方がそこでたばこを吸っている状況になります。もう敷地内禁煙になるということをその旨をしっかりと表示して周知を図っていただきたいと思います。今後は、公場で分煙対策というが課題となってくると思うですが、市としては何か具体的な方向性というものはあるですか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(斉場三枝君) 本市では、令和元年7月から第二種施設においても積極的に敷地内禁煙を実施したことにより、市民方や施設利用者に公共施設で受動喫煙対策へ理解が進んでいると考えています。また、令和2年4月からは、飲食店等でも原則屋内禁煙が始まるなど市民生活上においても受動喫煙対策が身近に感じられる機会がふえることになります。本市としては健康増進法改正全面施行となる令和2年4月から状況を見定め、誰もが望まない受動喫煙防止を図るため、引き続き積極的に推進していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 次長、ありがとうございます。もうちょっと大きい声でお願いしますね、済みません。では、次にちょっと声大きい教育長にお伺いします。  平成28年度、診療報酬改定により、ニコチン依存症治療、いわゆる禁煙治療が保険適用になりました。たばこ本質であるニコチン依存症や禁煙ため治療があるということを教育場で伝えることは大変重要と考えます。学校で行う喫煙防止教育において、がん教育や薬物乱用防止教育と関連づけながら受動喫煙防止及びニコチン薬理作用による依存症についても指導充実を図るべきと思いますが、見解を伺います。 ○議長(加藤和男君) 教育長。 ○教育長(川本 忠君) 学校で喫煙防止教育ということでありますけれども、小学校、中学校とも保健授業中でこれは取り組んでおります。喫煙とか受動喫煙による健康へ影響、それから未成年者喫煙が法律で禁止されているということ、それから中学校に上がってからは喫煙だけではなくて、未成年者飲酒、それから薬物使用などについても具体的な事情をもとに学習はしております。自分命や健康を守るため意識醸成を図っているところでありますけれども、いずれにしましても学習指導要領趣旨内容を踏まえて、これまで以上に引き続いて喫煙による健康被害教育充実には努めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 今教育長が言われました薬物使用、よくマスコミ、社会的なニュースでもありますけれども、こういうことがニュースで知れば知るほど若くて、そのようなことに興味が出てきてはいけない。そのことをしっかりと学校中で啓発ほどをよろしくお願いいたします。  ところで、教員方も喫煙者がいますが、子どもにその教員が喫煙防止教室話をどこまで話ができるか、話されるか少々疑問でもありますが、学校敷地内は車中も禁煙ですが、市職員と同じように、昼休憩というは学校職員は学校外に出てもいいかどうか教えてください。 ○議長(加藤和男君) 教育部長。 ○教育部長(角谷俊卓君) 市内小中学校教員勤務体系ですけれども、昼に15分、夕方に30分の休憩時間が設定されています。ただし、春休みや夏休みなど長期休業中場合においては45分と設定されております。休憩時間は勤務場所を離れることが認められておりますので、いいかと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 何とも昼に15分、夕方に30分と微妙な時間ですが、これが喫煙タイムということなんでしょうかね。  2問目質問に入ります。  先ほども少し都市公園について、御回答をいただきましたが、私は児童遊園も都市公園も同じ敷地内禁煙でよいではないかと考えています。現在、長久手市都市公園条例には、たばこに関する条文がありませんが、条例を見直して全て公園を禁煙としませんか。 ○議長(加藤和男君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) 都市公園緑とオープンスペースというものは、子どもから御高齢方まで幅広い年齢層自然と触れ合い、レクリエーション活動、あるいは健康運動など多様な活動場となっておりまして、誰でも利用ができる施設でございます。健康増進法第二種施設で喫煙は周囲に配慮することで可能となっておりますので、すぐに議員おっしゃるように都市公園条例改正ということは考えておりません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) わかりました。法律でもそういうふうになっておるということなので。  では、誰でも快適に過ごせる公園づくりを進めていただきたいと思います。子どもや妊娠中女性周囲では喫煙しないよう、受動喫煙防止ポスターを公園内に掲示し、周知に努めませんか。 ○議長(加藤和男君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) 現在ところ、受動喫煙に対する苦情等は聞いてはおりませんけれども、利用者による公園内で喫煙はされておるということでございます。先ほどお答えしましたとおり、お子さんや妊娠中女性公園利用もございますので、健康増進法改正趣旨をよく御理解いただけるような張り紙を掲示して、周知は行っていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 公園指定管理者清掃業務一環として、当然たばこ吸い殻掃除は入っていると思いますので、ベンチ下などは特に多い状況ですので、しっかりと清掃してもらうように業者方に連絡をしていただくようにお願いをいたします。  続けて3問目に移ります。  飲食店事業者等においては、令和2年4月1日から原則屋内禁煙が義務づけられるが、商工会と情報交換、連携は進んでいるですか、お答えください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部長。 ○福祉部長(川本晋司君) 事業所、商工会と情報交換ということです。愛知県が開催する受動喫煙対策説明会開催案内が市に届きましたので、長久手市商工会へも説明会開催情報提供をしております。これまでも本市としては多く加入事業者さんが受動喫煙対策におくれないように取り組んでもらいたいと考えまして、商工会ほうへは情報提供を続けております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 飲食店に対しては、従業員ため受動喫煙防止対策も必要になります。飲食店、事業所における受動喫煙対策説明会が県内11カ所で開催されます。当地区は、瀬戸保健所に申し込みを行い、12月4日に日進市民会館で開催されます。対象者は、飲食店、事業所経営者、人事、労務、安全衛生担当者でありますが、本市職員も説明会に行かれるつもりがあるかないか、お答えください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部長。 ○福祉部長(川本晋司君) 本市職員も日進市で開催される今回受動喫煙対策説明会ですが、これには参加予定をしておりまして、飲食店や事業所で受動喫煙対策内容について勉強していきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) よろしくお願いします。  では、改正健康増進法施行に伴う罰則はどのようなものですか、お答えください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部長。 ○福祉部長(川本晋司君) 今回健康増進法一部を改正する法律では、施設利用者が喫煙禁止場所で喫煙したり、施設管理者が喫煙禁止場所に喫煙器具等を設置した場合、そうした場合には罰則として30万円以下、または50万円以下過料が課せられます。こうした場合には、まず管理者等から指導が行われまして、この指導に従わない場合には、保健所を通じて知事から勧告、命令等が行われ、それでも改善が見られない場合には罰則が適用されるということになっております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) いろいろ御指摘、提案をさせていただきましたが、この公共施設で受動喫煙対策状況を市民方にわかりやすく周知するようにはできませんか、お答えください。 ○議長(加藤和男君) 福祉部長。 ○福祉部長(川本晋司君) この本市公共施設における積極的な受動喫煙対策でありますが、市内にある事業者さんや、飲食店等にもつながっていくものと考えておりますので、本市公共施設で取り組み状況等について、市広報やホームページを活用して市民へ周知していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 令和2年4月からは、また改正健康増進法による受動喫煙対策が全面施行となります。今御答弁ありました市民へ周知ということですが、もう極力早く、遅くても3月広報紙、またホームページにはアップできるように進めていただきたいと思います。今後とも国や県とともに連携を図りながら誰もが望まない受動喫煙をなくすという法趣旨をしっかりとくみ取り、今後も受動喫煙防止対策を積極的に取り組んでいってもらいたいと思います。この項を終わります。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 2項目め、一般社団法人長久手市観光交流協会今後について。  (1)日本版DMO(観光地経営ために地域かじ取り役となる調整機能を持った法人)登録を目指さないか。  (2)長久手市観光交流協会は、観光案内所として機能も今後期待されます。リニモテラス公益施設へ事務所を移すことを考えませんか。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) 一般社団法人長久手市観光交流協会今後について、2点御質問をいただいております。順次御答弁させていただきます。  1点目について、日本版DMOへ登録に当たっては、観光地域づくりを行うことに対する多様な関係者合意形成、データ継続的な収集・分析、戦略策定等さまざまな要件があります。本市観光交流協会に関しては、まだ一般社団法人化して間もないことから、まずは将来的な日本版DMOへ登録を見据えた人材育成や観光交流振興事業定着化などに取り組みたいと考えています。  2点目について、リニモテラス公益施設内部配置については、施設管理・運営に関する事項も含め、リニモテラス運営協議会と現在協議中です。ただし、観光は当該公益施設を構成する4つ一つとなっていることから、観光案内機能を設け、長久手を訪れる方をおもてなしする空間になるよう検討していきます。  なお、観光交流協会事務所移転については、同協会理事会で検討されると聞いています。
     以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 初めに、本年6月議会で、山田かずひこ議員が一般社団法人長久手市観光交流協会質問をされましたが、改めてどのような考えで任意団体から一般社団法人に移ったか、お聞かせください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 観光交流協会が法人に移った考えでございますけれども、やはり一般社団法人化したことによりまして、社会的な認知を得やすいということと、あとは行政等から委託事業を初め、契約行為というものができるようになるということもございまして、これまで以上に自主性を持った観光交流振興事業、そういったものに展開がつながっている。そういったことが可能になるということで、法人化したものでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 一般社団法人化メリットはそのとおり自主性を持った事業展開が可能となることでありますが、そのほかにも法人化することで旅行業務取扱管理者資格を取得することができるようになることは挙げられています。観光交流協会職員は、この旅行業務取扱管理者資格を取得したでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 現在、こちら協会ほうではこのような資格を取得した職員は、今ところございません。旅行業務取り扱い管理者資格取得に関しましては、今検討しているということで伺っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 今後ジブリパークがオープンすることで、本市に大勢観光客が訪れることが予想されます。観光交流協会がこの資格を取得することで、着地型商品造成、販売を独自に展開することができるようになりますが、協会独自旅行パッケージをつくり、そしてまた市内商工会会員や観光業者に携わる方が収益を上げるため仕組みづくりということを行いませんか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 今現在、観光交流協会ほうでは、この旅行業務取扱管理者資格を有する市内業者方と旅行商品造成に取り組み、検討しているところでございます。 ○議長(加藤和男君) 15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 今、次長から業者と旅行商品造成に取り組んでいますという答弁だと思うんですけれども、業者に任せるではなく、観光交流協会で独自で国家試験であるこの資格を取得して取り組んでいただきたい。再度いつごろまでにこのような試験に臨まれていく予定かスケジュール的にはどんなものか教えてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 先ほど御答弁させていただきましたが、この市内業者は観光交流協会会員であります。協会全体でいきますと、やはり旅行業務取扱管理者資格を取得している状況にはなっております。観光交流協会におきましては、さまざまな業種方々が加入しておりますので、それぞれ強みを生かしながら、旅行商品や土産物開発には取り組んでいきたいと考えております。  ただ、一方で、やはり観光交流協会職員資格取得に関しましては、観光事業を実施するに当たりまして、経験浅いスタッフもいますので、まずは講習会等に参加しまして人材育成には取り組んでいきたいと考えております。  また、協会会員に対しましても、やはりこういった人材育成必要性についても呼びかけていきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) その気持ちはわかりました。なるべくスピードアップしてやっていってください。  もう一つ、大学連携で学生協力を得ながらまち歩き周遊プランなどを検討しませんか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 大学連携に関しましては、現在、愛知県立芸術大学学生を中心に結成されました「NAGAKUTE*てくてく」という団体がございます。そういったところと観光交流協会職員が一緒になりまして、まち歩き周遊プラン、そういったもの開発に向けて取り組んでいくため話し合いを行っているということでございます。市内には多く大学、また周辺にもございますが、大学連携という視点でいきますと、やはり大学生がこれまで考案した地元野菜を使ったスイーツ、そういったものを市内洋菓子店で実際人気定番商品にもなって販売されているという実績もございます。さまざまな機会を捉えまして、学生皆さん若い発想を商品開発に取り入れて、今後も取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 国では、体系的に、また制度的に支援をしていこうということで、この日本版DMOへ登録を推奨しています。これを活用することは私は意義があると思っています。日本版DMOとは、地域稼ぐ力を引き出すことを目指し、地域へ誇りと愛着を醸成する観光地経営視点に立った、観光地域づくりかじ取り役として、多様な関係者と協議しながら明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するため戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するため調整機能を備えた法人ことです。長久手市観光交流協会が日本版DMOに登録することで、我が地域稼ぐ力、観光地として魅力をアップさせることにつながるではないでしょうか。またこのような取り組みを進めることで、商工会や関係団体、行政と連動した動きにつながっていくと思います。一般的に観光協会が社団法人化するは日本版DMOに登録することを見据えている場合が多いようですが、日本版DMOへ登録について、具体的にいつごろ登録を目指しているか、お考えをお聞かせください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 市としましても、やはり稼ぐ観光交流協会になりますように将来的な日本版DMOへ登録を見据えて、観光交流協会取り組みに支援していきたいと思っております。  やはりこういったDMOへ登録につきましては、少し時間はかかると思いますので、観光交流協会人材育成や地域方々ネットワーク、そういったものをつくっていく必要があるかと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) では、長久手市として観光交流協会がこの日本版DMO登録を目指していることに対して、具体的にどのようなサポートを考えていますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 市としましては、現在観光部門経験がある、たつせがある課職員1名が観光交流協会理事を兼任しております。そういったところで、さまざまな場面でアドバイスを行っていく。そのほか、財政面で支援や各市町いろんな情報がございますので、そういったものを観光交流協会へ提供することをして、物心両面では支援していきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 私は効果的な受け入れ体制構築や情報発信を行うには、観光客情報を把握して、ターゲットを絞ってニーズや実例に合った取り組みを行うために、マーケティングが必要であると考えています。その調査で得た結果を行政のみでなく、観光交流協会、観光事業者など関係団体と共有し、それぞれ役割分担もと観光振興に取り組むことが重要だと考えていますが、どうでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) こういった観光事業を実施していくためにおきましては、観光客情報やニーズを捉えることが非常に重要であると考えております。その上でマーケティングを行うに当たりまして、その目的や活用方法などを整理する必要がありますので、事業を実施していくに当たりましては、こういったものをセットに検討していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 2点目に移りますが、前回6月ときに、山田議員が観光交流協会移転は、どうする質問に対して、当分は現在場所で業務を行うと答弁でした。その後、10月30日に私たち議員に説明がありましたリニモテラス公益施設設計案によりますと、リニモテラス公益施設は令和2年6月に建設工事を着手し、令和3年3月に工事が完了、そして5月に施設がオープンするとことでした。構造は木造平家で建築費用は約1億5,000万円、公益施設管理運営は4つテーマ、大学連携、多文化共生、子育て支援、観光交流に関する市民団体を中心に事業を展開すると説明がありました。リニモテラス公益施設名をつけるなら、一般社団法人長久手市観光観光交流協会事務所を私は最初からこの施設に入れてほしい。長久手顔であるリニモテラスを構成する公益施設に、この観光交流協会事務所を移転しない理由は何でしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) このリニモテラス運営協議会は、リニモテラス公益施設設計を検討する中で、やはり日常施設利用、活動、管理しやすさ等を優先して、今回木造平家建てということにいたしました。当初計画に比べますと、規模は縮小されておりまして、現時点で設計では、公益施設内に観光交流協会事務室を設置することはスペース的には非常に難しい状態にはなっております。しかしながら、リニモテラス公益施設におきましては、長久手を訪れる方々へ本市をPRする絶好場所だと考えておりますので、公益機能一つとしまして、観光案内所機能を持たせるということを予定をしております。議員御指摘観光交流協会事務室につきましては、第1答弁でもお答えしましたが、まずは観光交流協会理事会で検討されていくと伺っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 理事会はあくまでも観光交流協会意思決定ですから、その後で協会と人、移転先交渉になるということでよろしいですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 御指摘とおりでございます。まずは、どういった施設へ移転を希望するかということも含めて協会中で検討されていきますので、希望する移転先施設所有者とも話し合いを行っていくことになるかと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) この協会が発行している「雑人」という号外紙に観光案内所と書かれていますが、どのような方が何名体制で行う予定なかお答えください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) リニモテラス公益施設管理運営体制につきましては、現在、観光交流協会が事務局を務めるリニモテラス運営協議会にて検討しているところでございますけれども、観光案内所運営につきましては、観光交流協会スタッフやボランティアを中心にしまして、常時2名から3名程度体制が考えられるということで伺っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 観光交流協会スタッフは何人いますか。また設計プランを見る限り余りにも狭くて、この常時二、三名方が入れるとはと到底考えられないと思うですが、観光案内所として私はそぐわないと思いますが、どのようなお考えでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) 観光交流協会事務局体制につきましては、今現在専務理事が1名と事務局長が1名、事務局員が7名、合わせて9名ございますが、このうち2名が常勤で7名が非常勤ということになっております。リニモテラス公益施設内部配置につきましては、現在設計プランが最終形では今はないものですから、より使い勝手よいものになるよう、運営協議会とか設計者と市と引き続き協議を重ねていきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 現在観光交流協会事務所は、この市役所敷地内わかりにくい場所にあり、かつ土曜日、日曜日は、開いていません。この場所でよいと思っていますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(日比野裕行君) この観光交流協会現在事務所は、土日が市役所閉庁日ということもございますので、観光機能弱いという点は御指摘とおりでございます。そういった課題も含めまして、公共交通結節点である古戦場駅リニモテラス公益施設観光案内所機能を持たせるということで土日も長久手を訪れる方へ本市PRする絶好機会であると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 多岐にわたる質問をしましたが、長久手市観光交流協会として計画をつくって国に登録し、また国支援をしっかりいただきながら我が地域稼ぐ力、観光地として魅力アップを目指してください。時間はかかるかもしれませんが、大きな目標をもって、ジブリまちとして誇れるすばらしい長久手にしていただきたいと思います。観光交流協会がそのような団体になることを願っています。またその実現には長久手を訪れる方々に対し、土曜日、日曜日でもきちんと観光をPRできる体制づくりが肝要です。先ほど答弁にもありました観光交流協会スタッフ皆さん人材育成というソフト面で強化、あわせて公共施設結節点であるリニモ長久手古戦場駅前にリニモテラス公益施設が建設され、そこに観光交流協会が入るといったハード面で強化も欠かせないと私は考えます。一刻も早く、リニモテラス公益施設整備事業を進めて、より一層長久手観光振興に取り組んでいただくことを期待して、私質問を終わります。  次項目に移ります。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 3項目め、交通安全ボランティア活動について。  (1)本市における過去3年小学生がかかわる交通事故件数はどのようか。  (2)小学校区ごと交通ボランティア人数を把握しているか。  (3)交通安全ボランティアを対象に交通事故防止対策指導を行っていますか。  (4)万が一、交通安全ボランティアが事故等に遭った場合補償はあるか。  (5)学校では交通ボランティア活動に対して感謝気持ちを育む教育を行っているか。  以上です。お願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) 交通安全ボランティア活動について、5点質問をいただいております。順次御答弁させていただきます。  1点目について、本市における小学生負傷者数は、平成28年は8人、平成29年は5人、平成30年は7人でした。  2点目について、長久手市交通安全推進協議会に参加する団体には、交通事故死ゼロ日と各季交通安全運動週間に、交通安全街頭活動をお願いしています。各団体から活動人数報告を受けていますが、小学校区ごと人数は把握していません。  3点目について、長久手市交通安全推進協議会に参加する団体には、交通安全街頭活動ポイントを記載したチラシを配布して、周知を行っています。  4点目について、安心安全課では、長久手市交通安全推進協議会に参加する団体が交通安全街頭活動時に事故等でけがを負った場合に補償される保険に加入しています。  5点目について、学校では、学級担任等から児童生徒に対して、ボランティアに挨拶をすることやお礼気持ちを伝えたりすること等指導をしています。また、小学校を中心に、ボランティアへ感謝手紙を渡すことや2月下旬から3月上旬に感謝気持ちを伝える会を開催しています。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) では、小学生登下校時交通事故は何件あるか、ないか、お答えください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 小学生登下校時交通事故は、平成28年度以降発生しておりません。 ○議長(加藤和男君) 15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) いいことですね。では、中学生登下校時状況はわかりますか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 今年度長久手中学校で1件、平成30年度で2件発生しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 事故状況を教えてください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 自転車で通学途中に自動車と接触した事故が2件ございます。また、横断歩道を徒歩で登校中生徒と自動車が接触した事故が1件となっております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 今、次長が自転車で通学途中ということは、長久手市内では三ケ峯地区方だけが自転車通学が許可されていますが、この横断歩道を徒歩でという方も三ケ峯地区方でよろしいですか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 三ケ峯地区については、自転車ということなんですけれども、横断歩道については、三ケ峯地区ではなかったかと記憶しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 三ケ峯地区ではないということですね。三ケ峯地区方、非常に交通量多い中行かれるわけですので、いま一度自転車ルール等をしっかり指導して、交通事故に遭わないように指導してください。  2点目質問に対する答弁で、長久手市交通安全推進協議会という名前が出ましたが、これはどのような組織なですか、お答えください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 長久手市交通安全推進協議会は、関係機関と連携しまして、交通安全を効果的に推進することを目的としており、交通安全に関する啓発活動などを行っております。協議会には、地域自治会連合会や区会などほか、シニアクラブ連合会、市内小中学校、小中学校PTA連絡協議会、高校、大学などに参加をしていただいております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員
    ○15番(岡崎つよし君) この協議会方には交通安全街頭活動ポイントを記載したチラシを配布しているとことですが、それ以外にも多く方がこのボランティアとして活動されていますが、どのように周知していますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 長久手市交通安全推進協議会を通じて周知は行っておりますけれども、協議会以外ボランティア方を全て把握するということは非常に困難なことでございますので、現在周知することは難しい状況でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) この交通安全街頭活動をしている自分も本当にヒヤリハットをすることがあります。きょうも議長が藪田交差点で非常に危ない、交通事故になりそうなところも見たという話もありましたが、本当にボランティア方、毎日毎日大変なんです。活動に対して不安を感じるは私一人だけでない。携わっている方であれば誰もが感じていることではないでしょうか。ボランティア活動一環である見守り活動は、信号機ある交差点ではこの黄色い横断旗で赤信号とき声かけ、また歩行者用信号が青色点滅に変わったら横断歩道を渡らせない。また青色信号で子どもたちが横断していることをドライバーに伝えることだと思います。実は私は、登校時見守り活動を10年以上していますが、一度もこの交通安全指導を受けたことがないんです。以前にも一般質問で、この見守り活動を行っているボランティア方に対して研修を行ったらと提案をしましたがしていただけませんでした。今現在、どのような考えであるかお答えください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) これまで交通安全街頭活動を行う上で、ポイントとなる事故を記載したチラシを作成しまして周知をしてきておりますけれども、全て方に周知することは難しい状況でございます。今後周知については、ボランティア研修会開催を含め、検討していきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 部長、以前も、誰とは言いませんけれども、同じ答弁をそのとき部長はしたんです。今度はよろしくお願いしておきます。  ところで、交通安全グッズ黄色い旗在庫がなくなり、今後は購入しないと言われましたが、現在はどのような状況ですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 横断旗使用につきましては、横断歩道を渡る際に横断旗で車両をとめる行動をとってしまうなど、危険を伴う場合も考えられることがありますので、現在配付をやめておりまして、今後も配付予定はございません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 部長、長久手市だけですよ、横断旗を配付しないは。では、横断旗を持っていると危険を伴う場合も考えられるなら、現在旗を持っている人に対してどのように指導するか。それとも危険だから取り上げてしまうか。私はそうならないためにもボランティア方に対して研修会をしないかと先ほどから言わせていただいていますが、どうですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 先ほども御紹介しました交通安全街頭活動ポイントを記載したチラシに横断旗使い方も記載しておりますので、現在使用されている方横断旗を回収する予定はございません。今後周知につきましては、先ほども申し上げましたようにボランティア研修会開催を含めて検討していきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) どうしても1本200円そこそこ横断旗をもう買わない、配付しない。近隣ところ、また全国的なニュースを見てもどのボランティア方も黄色い旗を持っているんです。どうしてこれがうち安心安全課はやらないか、ちょっとよく検討してください。市長も副市長も一遍検討してください。新しく交通指導員になられた方も先輩指導員さんが何もこの指導は、研修会は受けていない。ぜひ受けたいと指導員さんも言われています。重ねて研修を行うようにお願いをしておきます。  次に、4点目事故に遭った場合補償についてお尋ねします。  長久手市交通安全推進協議会に参加する団体が交通安全街頭活動時に事故などでけがを負った場合は補償される保険に加入していますと答弁でしたが、もう少し説明してもらえますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 先ほど申しました長久手市交通安全推進協議会に参加する団体方が交通事故死ゼロ日や各季交通安全運動期間に、交通安全街頭活動時に事故などでけがを負った場合は、補償を受けられますけれども、これら以外活動や個人で活動場合については対象外となるということでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) ちょっと部長早口だったのでわからない。確認させてください。協議会に参加されている団体方でも交通事故死ゼロ日とか、今で言うと年末交通安全週間期間ですよね。そのときしか補償が受けられない。ましてや個人で参加は全て対象外になるということで間違いないですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) はい、おっしゃるとおりでございます。 ○議長(加藤和男君) 15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 随分ボランティア方に対して冷たい補償に入っているかなと私は思います。  では、市が洞小学校区まちづくり協議会、西小学校区まちづくり協議会は団体として登録されているので、全て方が市民活動災害補償制度適用になるということでよろしいですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) そうですね、まちづくり協議会など市民活動災害補償制度登録団体として活動であれば対象となると考えております。 ○議長(加藤和男君) 15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 多く方はよくわかっていないと思いますので、この市民活動災害補償制度内容、中身をわかりやすく説明してください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 市民活動災害補償制度ですけれども、市民活動最中に事故やけがを負った場合に補償される制度ということで、実際は補償制度内容につきましては、相手にけがをさせる場合と、御本人が事故等でけがをする場合です。特に皆さんが関心を持たれるは傷害補償という、けがをされる場合だと思います。事故等で死亡された場合死亡補償については300万円、例えば入院される場合については、日額3,000円、通院補償については日額2,000円といった状況保険でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) ふだんから多くボランティア方が見守り活動をしていただいています。全て方がけが補償を受けられるように、小学校区単位で活動している方に集まっていただいて、そこで研修会を開催して、5名以上で団体登録をすれば市民活動災害補償制度も受けられると思いますが、どうでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 実際研修会受講有無にかかわらず、5名以上で団体登録をしていただければ、市民活動災害補償制度対象となります。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 申しわけない。この補償制度ことで1点伺います。これ今月長久手広報一番裏面に、市が洞小学校区まちづくり協議会が12月26日、27日に地域子どもたちを中心に年末防災活動、火用心年末子どもカチカチ運動を行います。これも市民活動災害補償制度対象でよろしいですね。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) まちづくり協議会活動ということですので対象と考えてよいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 市長は常々職員皆さんにまちに出ろ、地域に出ろと言われています。私も職員皆さんに、ぜひまちに出てほしいと思っています。  そこで市長に提案しますが、新規採用職員皆さんにも交通安全活動にぜひ参加していただければ、市民皆さんと挨拶もでき、地域を理解することにつながっていくではないかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 地域ことを理解するためには、まちに出ることは必要なことだと思っております。例えば市では新規採用職員には、必ず市内一斉防災訓練に参加をしていただき、地域を理解し、市民皆さんと深まりを強めているようなことを行っております。また交通安全運動週間中にも交通安全活動に参加するということは地域を理解する有効な手段一つであると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。15番岡崎つよし議員。 ○15番(岡崎つよし君) 最後5点目ですが、感謝気持ちを伝える会を全て小学校で行っているとことですが、毎年毎年同じ方を感謝気持ちを伝える会にお呼びするではなく、市が洞場合ですと、私、岡崎と田崎議員がこのような感謝気持ちを伝える会に出ておりますけれども、毎年同じ方ばっかり感謝気持ちを伝える会に呼ばれるんです。そうじゃなくて、一人でも多くボランティア労をねぎらうことを考えていただきたいと思います。私は感謝気持ちを育む教育とは、まずはおはよう言葉キャッチボールではないかと思います。各小学校に任せるではなく、教育長からもこのような意見があったということを校長会などで伝えていただきたいと思います。  最後に教育長御見解を伺って終わります。 ○議長(加藤和男君) 教育長。 ○教育長(川本 忠君) 感謝気持ちを伝えるは重要であると思っております。ただ、学区ごとにボランティアとかかわりというはいろいろあると思っておりますので、どういった形で感謝気持ちを伝えるかというは学校判断であるところは多いと思います。私からこうしろ、ああしろということはなかなか言えない部分もあると思いますけれども、議員が言われたように、今後は校長会を通じてそういったことがあるということもいろいろお話をさせていただきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○15番(岡崎つよし君) 終わります。 ○議長(加藤和男君) ないようですから、岡崎つよし議員個人質問を終結します。  この際、暫時休憩をします。再開は、10時50分とします。                  午前10時40分休憩                ――――――――――――――                  午前10時50分再開 ○議長(加藤和男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  個人質問を続けます。11番田崎あきひさ議員。            [11番 田崎あきひさ君質問席登壇] ○11番(田崎あきひさ君) それでは、今回は5項目質問をさせていただきます。市長、体調大丈夫ですか。余り質問しないようにしますので、よろしくお願いします。それにしても大事な質問をさせていただきたいと思います。担当部長方、よろしくお願いいたします。  まずは行政改革等について質問をさせていただきます。  中期財政計画では財源不足額が生じており、その解消に向け財源確保検討が急務と指摘をされております。市は令和元年第3回定例会におきまして、「行政改革を断行していく必要があると考える」と、このように答弁しております。7月に提示した行政改革取り組みでは、利用料、使用料など受益者負担見直し、指定管理者制度導入など検討を中心に課題をまとめたとしております。  (1)決算審査意見書には2カ年連続で共生ステーション等新しい施設を設置する場合は、新しい施設で機能を統合できる既存施設(その区域内にある集会所や老人憩家など)は廃止し、その跡地を売却することで、新しい施設建設費財源に充当することや、普通財産において利用見込みないものの売却など検討を行ってくださいと旨、監査委員から促されております。市長就任来設置してきた、あるいは今後設置する複合施設かわりに廃止を実施する施設はどこを想定しているか、伺います。  (2)民営化などによる運営経費削減や負担見直し具体策(内容・期日)についてどのようか伺います。  (3)遊休資産売却等財源確保策(内容・期日)についてどのようか伺います。  (4)事務事業総点検(棚卸し)を実施し、それによって創出される財源などで、必要な行政施策を推進する必要があると私は考えますが、市長はどのように考えるか伺います。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。総務部長。              [総務部長 中西直起君登壇] ○総務部長(中西直起君) 行財政改革等についてお答えいたします。  1点目について、財源確保観点から、同じ機能を持つ施設を整理することは重要であると認識しています。現在、職員で構成する公共施設マネジメント作業部会で課題として検討していますが、現時点では、廃止を前提とした施設絞り込みには至っていません。市民へ影響にも配慮しながら、施設効率的な運営ができるよう検討を進めていきます。  2点目について、本年4月に策定した行政改革指針(改訂版)重点課題一つである民間活力活用推進として、長年にわたり直営で管理してきた施設において、指定管理者制度導入等実施を検討することとしました。行政改革重要課題事業(第1弾)取り組みに挙げた以外施設については、予算編成中で見直しを検討していきます。  なお、負担見直しについては、本定例会に「長久手市使用料及び手数料条例等一部を改正する条例について」議案を上程しており、取り組みを進めています。  3点目について、未利用状態にある資産については、売却や貸付による活用ができないか、可能性を検討しているところですが、現段階で内容や期日を明らかにできるものはありません。具体的な方法やスケジュールを検討し、諸条件が整理できたものについては、順次進めていきます。  4点目について、市では、行政評価を活用し、事務事業を総点検し、事務を見直していますが、結果として、新しい財源を生み出すまでには至っていません。こうした中、第6次総合計画、中期財政計画を踏まえ、財源確保観点を一つ大きな目的とした、行政改革指針(改訂版)を策定し、行財政改革に取り組み、必要な行政施策を推進することとしました。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) まず1点目からいきます。  今回、書いてありますけれども、監査委員から決算審査意見書に2カ年連続で、コピペ文章ですよ、全く同じ文章が上がっているということに対して、これもそろそろやってもらわなければいけない。3カ年連続で同じような状態が起きては、これは監査から指摘されていることが全然反映されていないじゃないかということになります。この点について取り組みを形にするということをお約束いただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 総務部長。 ○総務部長(中西直起君) 御指摘点については、確かに既に2回指摘をいただいておりまして、遅い部分だなと私も思っております。3回目決算審査は半年後には参りますので、なかなか結論を出すに難しい側面もあるにはあるんですけれども、めり張りある検討を進めるように指示を出しておりますし、私もそのように努めてまいりたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 総務部長、そのように言っていただきましたので、それを形にしていただきたいと思っております。  現時点では、廃止を前提とした施設絞り込みには至っておりませんという答弁でした。現時点ではということですが、検討中俎上に上がっているものについて御披露ください。 ○議長(加藤和男君) 総務部長。 ○総務部長(中西直起君) 今統廃合というか、議員御指摘点でいいますと、監査委員からも指摘をいただいております地域集会所ですとか、利用見直しも含めれば老人家、そういったものが当面対象になっているところです。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 私認識では2カ年連続で、コピペで全く同じ文言をぶつけられているということに対してはしっかり重く受けとめるというが呼応するということだと思いますし、私、長久手を問わず、決算審査意見書というはいろんなところを見てて、特にむすびという欄でこれだけ充実した御提案をいただいている地方公共団体って長久手市はすごい特色ある決算審査意見書を出されるなということを思っています。これは全国でも珍しく充実した内容だと思っておりますので、そこにしっかり応えていくということ、そして前議会で行政改革を断行する必要があるという御発言をいただいて、その上で私も質問をしておりますので、その辺を形にしていただきたいと思っております。やっぱりここまでくるとやっていかなきゃいけないんです。  そんな中で代表監査方と執行部、特に総務部長を初め、そのセクションにおられる方意見交換というか、意見が監査から出る背景、見識を伺う場というが余りないように私は取材をしてて思いました。その辺を意見交換する場という、何をおっしゃっているんだという場を率直に聞きながらコミュニケーションを深めていっていただきたいと思うんですね。その辺どう思いますか。 ○議長(加藤和男君) 総務部長。 ○総務部長(中西直起君) 行政事務執行に当たって執行部である我々側と、監査委員、組織として監査委員会として関係あり方、適切なやりとりあり方について、確固としてこういうような関係であるみたいな知識を今持っているわけではありません。監査を受ける機会としては定期監査もありますし、決算審査もありますので、第一義的にはそういう機会を通じて、その時間中でやりとりをしているところです。ただし、議員が御指摘ような形で課題によってはもう少しやりとりをする必要が出てくる場合もありますので、それについては一度どういう形で意見交換をすることが適切なかについては検討してみたいと考えています。 ○議長(加藤和男君) 11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) やはり決算審査意見書というを重く受けた上で、代表監査から意見が出る背景、そして見識を伺う機会ということをもう少し時間をつくっていただきたい、このことを申し上げておきます。  また行政改革、一丁目一番地が利用料、使用料、これを受益者負担だという順番になっていっているところに関してはやっぱり市民方からも違和感を持たれています。物足りないんじゃないかということであります。しっかり前段第1項で指摘している部分については進めていただきたいと思います。その点再度よろしくお願いします。 ○議長(加藤和男君) 総務部次長。
    ○総務部次長(飯島 淳君) 今、議員がおっしゃられたとおり、行政改革、特に本年度から行政改革指針改訂をいたしましたので、それに基づいて着実に改革を進めてまいりたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) では、3点目に飛びますが、現段階で売却や貸付検討数、そして着手具体なスケジュールについて御説明ください。 ○議長(加藤和男君) 総務部長。 ○総務部長(中西直起君) 現在、具体的な検討をしているということになりますと、例えば菅池もその一つですし、鴨田川沿い平池にも適切な場所がありまして、その2カ所ということになりますが、それ以外にも売却や貸付に適切な形や面積ところがありますので、それ以外にも幾つか検討をしております。  またスケジュールということですけれども、これも少し取り組み遅い感はあるところでありますので、少なくとも次決算審査までには、何らかの方針が確定できるように取り組みを早めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 担当部長みずから進みが遅いということをここであえて答弁していただいているわけですので、市長、そういうことになっていますので、よろしくお願いします。これからちょっと大事なことを言っていきますが、4点目に関しまして、総事務事業数について現在幾つあるかというところをお答えください。 ○議長(加藤和男君) 総務部次長。 ○総務部次長(飯島 淳君) 事務事業が幾つかということでございますけれども、これは行政評価で、今行政評価をずっとやってきているわけですけれども、平成29年度から予算体系が新しくなりました。これを契機に予算と行政評価連動を目的としまして予算大事業を行政評価事業、それに予算中事業を行政評価事務事業と位置づけております。予算大事業に当たります事業については平成30年度は114、それと御質問いただきました事務事業については、同様に平成30年度は219事務事業という結果でございました。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 深堀していきますと、その事業が219でありますが、その下にひもづいている各施策というものを合算していってどのようになるかということを職員で把握されている方はいますか。いればお答えいただきたいです。 ○議長(加藤和男君) 総務部次長。 ○総務部次長(飯島 淳君) 全て事務事業中には、例えば何々福祉事業というと、その福祉事業中にも幾つかメニューがあるわけでございまして、それ全てを幾つあるかというものは、予算書を全て拾い直すとかいうようなことがないと、ちょっとその数というは、今お答えすることはちょっとできないんですけれども。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) (4)で事務事業総点検と書きましたが、この質問趣旨としては、施策総点検という、そして棚卸しということによる財源確保ということですので、またこれを聞きますから、そのころには各担当職員、そして全庁舎、幾つ施策でもって長久手市行政サービスが構成されているんだというところ、恐らく一般的には1,000は超えますね、一般的な市町では1,000を超えていくと思います。そういう施策をどのように棚卸しをしていくかというところやりとりを今度させていただきたいと思いますので、あらかじめ通告しておきます。よろしくお願いします。  それで、法定受託事務と法定受託事務じゃない事務事業把握はされていますか。 ○議長(加藤和男君) 総務部次長。 ○総務部次長(飯島 淳君) 法定受託事務とそうではない事業ということでございますけれども、これらは現在行政評価表で把握をする中では、今予算を連動した現在行政評価については、予算と連動しているところもございまして、法定受託事務がその中に部分部分でちょっと混在をしているということもございますので、その数を識別することはすぐにはお答えが難しいということでございます。  また、事務事業を構成する、先ほど議員がおっしゃられましたその下といいますか、個別幾つか事業があるわけなんですけれども、こういった事業中にも部分的に法定受託事務というものを含んでおるものもありまして、一概にこれを区別して数字がどうというようなことは難しいというが実態でございます。しかしながら行政評価をする、事務事業を行政する評価する中で法定受託事務を含んでいる部分、含んでいない部分、これをしっかりと分けて、法定受託事務も形式的に評価をするということではなくて、そのあたり法定受託事務とそうではない事務を区別をして評価をすることによって、改革につながりやすいよう行政評価実効性を高めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今、次長が先に言っていただきましたけれども、法定受託事務をそもそも行政評価に今盛り込んでいるような状況ですので、法定受託事務を行政評価しても廃止には至らないですよね。基本そうなんです。法定受託事務行政評価しないところで、ブラッシュアップをどんどんしていってPDCAを回していけばいいだけで行政評価は結構煩雑な手続中でわざわざ法定受託事務を行政評価に盛り込むということは、おわかりになった上でほか事務事業、一般的な事務事業、市独自でやってみえる事務事業、そして施策というところが総点検、棚卸しというところをしていくというふうにこれからは変えていっていただきたいと思っているんです。その点できる、できないでお答えください。 ○議長(加藤和男君) 総務部次長。 ○総務部次長(飯島 淳君) 先ほども少しお答えをさせていただきました。明確に法定受託事業、そうではない事業というを区別というは難しい部分がございます。しかしながら行政評価を行う中で法定受託事務に当たる部分は除いた形で、当然そうすることによって、職員も自己評価をすることが絞りやすくなりますし、目的も明確化してくると思いますので、そういった形で今後行っていきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 事前にお伺いしたところによりますと、市長、行政評価で廃止実績決断ができたかというところで、できてませんということなんですよ。法定受託事務だったら、当然なおさら廃止なんかしないですよね。なので、何で新しい財源を生み出すまでに至っていないという答弁がくるかなということ、なぜかということ、これはやめずに膨らんでいっているからですよね、当然そこら辺は共通認識だと思っています。やめずに膨らんでしまっているということが行政評価なんかを通したとて、廃止に至らないというところ、手前みそという表現ではないですけれども、自己評価というところ限界なかなというところ、財源を生み出すようにしてくださいと言われているもので、この質問をしているんですね。気分を害さずに聞いていただきたいですが。そこで行政評価という枠を超えて、行政改革重要課題という中で、総点検をし、棚卸しをし、廃止する課題を、廃止する数を一定数つくる、ふやすというような方向にしていく。そして枝葉事務事業、施策も含めたものを廃止させる。これを行政改革中にうたっていくということをしていただきたい。これをお願いしたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 総務部次長。 ○総務部次長(飯島 淳君) 今行政評価ですけれども、自己評価である行政評価が、これは事務事業改善とか見直しには今有効に機能していると思います。しかしながら、例えば従来、当初目的役目をいわば終わったというような事業を廃止するということにつながっていないということは事実でございます。それで今年度から取り組んでおります行政改革指針(改訂版)、これに基づく取り組みによって行政改革として事業、事務事業廃止を含んだ実効性ある取り組みを今後着実に進めていきたいと考えます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今答弁ですと、行政改革中で事務事業抑制というか、削減、見直しということをやっていただけるという答弁でしたので、市長、そういうことになっていますのでよろしくお願いします。  最後に、やっぱり法定受託事務は、別段ルートでブラッシュアップしていただくということを改善、見直しに努めていただくことは当然こととして、それ以外、市が重ねてきてしまっていた部分、やめれずに積み重ねていったというところをスマートにしていただく事業数、そして総施策数、総事業数を減らしていくということで財源を生み出す。それを次施策原資にしていくという、そういうことを取り組んでいただきたいということが本旨でございますので、その点取り組みをよろしくお願いしたいと思います。何かやってくれると言ったので、次項目に移ります。次項目にいきます。よろしくお願いします。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 2項目めは、市役所庁舎方針とAI、RPA、スマート自治体取り組みについてお伺いをいたします。  市長は人口減少社会について警鐘を鳴らしておられます。そんな中、本市人口推計は令和17年までは人口が増加するとされております。長久手市定員適正化計画において令和5年度当初に本市職員数は446人と計画をしています。AI、RPA(Robotic Process Automation)、これはソフトウェアロボットを使った業務プロセス自動化ということでございますが、この活用によるコスト効率化を適切に素早く取り入れていただきたい、この観点で質問をいたします。  (1)市は、「当面は人口増加による行政需要増加が見込まれることから職員数を増加させる必要がある」と答弁しておりますが、事務数推移についてどのようか、お答えください。  (2)市は、「職員数増加を最小限に抑える必要もある」と答弁していますが、その具体策、具体数考え方についてどのようか、お伺いをいたします。  (3)AI、RPAについて適用可能な領域や事務数について具体な把握に至ったか、お伺いをいたします。  (4)市役所新庁舎建設規模において、「今後、公民連携手法を検討し、あわせて新たな社会に必要となるAI、RPAなどにも配慮していく必要性はあると考えており、その時々に柔軟に対応できる機能整備を検討していく」と答弁しておりますが、AI、RPA導入でもたらす効果研究結果はどのようで、試験導入、実証実験着手は行うかどうかお伺いをいたします。  (5)将来職員数推計やAI、RPA導入を考慮した機能整備検討とはどのようか、お伺いをいたします。  まずは以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。市長公室長。             [市長公室長 加藤正純君登壇] ○市長公室長(加藤正純君) 市役所庁舎方針と、AI、RPA、スマート自治体取り組みについてお答えをいたします。  1点目について、事務数推移については、正確に把握していませんが、国制度改正等による事務も含め増加していくものと考えられます。  2点目について、当面は、業務委託化や指定管理者制度など活用により、職員数増加を最小限に抑えることを想定しており、定員適正化計画計画人数を上限と考えています。  3点目について、AI、RPAに関する取り組みについては、第3回定例会以降も引き続き調査研究段階でありますが、これまでに確認している適用可能な領域については、AIは、チャットボットによる案内や紙文書データ化などが該当し、RPAに関しては、パソコンを利用した単純作業に適していることから、当初課税処埋、各種受付事務処理、内部管理事務となる職員給与処理、会計処理等が該当すると考えています。導入に適当と考える事務数は、今後、各事務処理手順等を庁内で連携して確認していくことで、具体的に把握できると考えています。  4点目について、AI、RPA導入効果については、現在、本市勉強会において課題を抽出し、調査研究を進めているところです。新庁舎建設を想定したAI、RPAに関する試験導入や実証実験着手については調査研究段階であり、具体的な検討には至っていませんが、今後、先進事例情報収集を進め、可能な限り新たな社会に対応する新庁舎建設を検討していきます。  5点目について、当面は、人口増加が続き、これに伴い職員数も増加すると推計しています。今後、新庁舎機能整備を検討する上で、職員数変化やAI、RPAへ対応を考慮するため、庁舎間仕切り変更など建物構造上機能変更だけでなく、情報通信設備など機能更新がしやすくなるよう検討していく必要があると考えています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 最初にこういうキャッチフレーズがあって、ちょっと御披露したいと思いまして、「ロボットを使えば、ロボットように働く必要はありません」、こういうキャッチコピーがあるんですね。今職員皆様には、単純作業というところから解放されてって、クリエイティブなこと、人と人とつながり、そういうこと、地域とつながるということに注力していただきたいという思いが私根本にはありまして、単純作業、単純事務ということが開放される世界なんですよ、今は。令和政治はそういうことになっていくんです。そういうことを根本に思っているがゆえに、こういう質問をあえて連続で取り上げておりまして、そのことを共有していただきたいと思って、まず冒頭申し上げました。  事務数がふえるという部分は、法定受託事務がふえる部分、そうでない部分があるとは思いますが、これは先ほど第1問目質問にありました行政改革等をうまくツールとして使っていただく中で全般的な事務数を抑制をしつつ、廃止をしつつ、財源を確保しつつ、こういうRPA、AIなんか導入はしていただきたいと思っています。そこで実証実験、そして導入というところ考え方、新庁舎に向けて導入するというはわかるんですが、実証実験自体は現庁舎ままでやっていただかなくてはいけないかなと私は思っております。その点お答えいただけますでしょうか。実証実験は今時点でも速やかに行っていただきたいという観点でどのようか尋ねをいたします。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) AI、RPA実証実験等に関しましては、現在は職員勉強会を4回ほど開催に至っている状況にございます。AIとRPA部分、勉強させていただいておりますがおっしゃるように新しい庁舎ができて実証実験ということではないものですから、現行体制で事務洗い出し等も行いまして、AIで何が可能か、RPAで何が可能かを見定めて実証実験に取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 先週金曜日、市長と私も含めて某所で東郷町町長さんとお話をする機会が、同じ会場でありまして、たまたま私は東郷町長にRPA導入に関する単純業務洗い出しはどれぐらい時間がかかるものですかと。3カ月でできるよという話をされて、あれ、これって長久手で答弁とちょっと違うかなということを思いまして、しかるセクションキーパーソンにSE方がおられたというところも先方強みかなということは分析しておりますが、それでこういう事業、こういう事務、こういう作業はできるよというようなことだと理解が早いかなとは思いますが、長久手もぜひそういうところ、後発ですから課題となる業務が、洗い出しができていませんということは言っていただきたくないなということは思っております。速やかに進めていただきたいなと思います。  今後連携して、具体的な把握をするという答弁について、具体的にちょっと聞き漏らしまして、どういうことについてされるかというところをお尋ねしてもいいですか。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) 連携してという部分ですが、本市は先進事例を勉強会で情報共有を行っておりまして、今後は県研究会状況も把握しながら窓口担当課とヒアリングも行いつつ、年度末をめどに、まずはRPA適用可能な業務洗い出しを行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 3カ月でできるよという話をされましたが、今回答弁ですと年度末までにRPA、課題、単純業務洗い出しが行われるということです。私は実証実験に至るまでに思うことは、やっぱり他市町と地方公共団体間競争があるので、速やかに導入していかないといけないよ、またそのため財源を捻出していかなきゃいけないね、実証実験が実際に行われる目標期間、ターゲットをどこに定めているかということをずばりお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) どこを見定めているかというような御質問だったと思いますが、今、愛知県ほうで「あいちAI・ロボティクス連携共同研究会」というものがございまして、本市もそちらに参加している状況がございます。県、ほか市町とも連携しながら情報も積極的にこちらで取得しながら研究を進めてまいりたいと考えております。来年度から参加を予定しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 実証実験は新庁舎前にやるということは今答弁いただいていますので、要するにRPAは完備というか、導入しているというところに新しく入って、職員確保話ですけれども、新しい若い職員、長久手で働きたいというところ希望中にやっぱりそういう取り組みもしているんだというところが応募状況にもかかわってくるかなということも思っておりますし、自治体間共同勉強会もわかりますが、その間に同時にそういう人材も、内部人材も育てていかなきゃいけないと思っております。来年度から勉強会をするということは実証実験導入がいつなんだというところを逆算して動いていただきたいなと思っているんですね。市長、まだ任期が40カ月ですから、そういうところも踏まえて形にしていただくのに、どれぐらい時間をかけるんだというところを担当部からお答えいただいて、この項目をまずはおえたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) さきちょっと答弁で不足があったかもしれませんが、来年度は愛知県共同研究会ほうで勉強というような言葉を差し上げたかもしれませんが、勉強というよりは共同で実証実験に取り組んでいこうという状況にございますので、申しわけございません。来年後半ぐらいになるかと思いますが、本市も参加して、実証実験に参加してまいります。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○11番(田崎あきひさ君) 次項目に移ります。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 3項目めは、N-バスとN-タクについてお伺いをいたします。  (1)N-バス利用料値上げをいつから実施しようと考えているか。  (2)デマンドタクシー実証実験について実証実験結果と今後施策についてどのようにするか、お伺いいたします。  まずは、以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) N-バスとN-タクについて2点御質問をいただいております。順次御答弁させていただきます。  1点目について、N-バスは、これまで多く人に利用していただいてきましたが、無料で利用されている人は、全体約8割となっており、運行経費費用負担について検討する必要があると考えます。また長久手市行政改革指針が改訂され、10項目行政改革重要課題事業一つにN-バス運賃適正な受益者負担検討があります。現在、令和3年4月路線再編に向けた検討をしており、運賃についても受益者負担適正化を念頭に検討します。  2点目について、今回N-タク実証実験は、事前登録制を採用し、モニター144人、一般利用者202人、合計346人で行いました。まだ、分析が終わっていないため、速報値のみ報告になりますが、運行実績について、延べ利用人数は1,487人で、その内訳は、モニターが1,034人、一般利用者が453人でした。平成30年度に実施した実証実験延べ利用人数が696人でしたので、利用者数は約2倍になりました。また、乗り合い件数は、482件で前年度29件と比較すると16.6倍になりました。今後は、実証実験後利用者アンケートを12月中に回収し、同時に40日間にわたる運行実績、モニターが記載した日常移動記録日誌、全て利用者に対する乗車時及び実証実験後アンケート結果等集計を進めます。今後施策として見通しについては、二度実証実験を経て収集した情報をもとに、本事業実態を分析し、事業本来目的が達成されているか検証していきます。  また、今後本市における高齢化伸びや財政状況も考慮しながら、既存公共交通機関と役割を整理し、効率的かつ持続可能な事業運営をすることができるように、現在、実施している外出促進事業見直しをあわせて考えていきます。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) このテーマ、今議会でちょっと伊藤真規子議員、そしてさとうゆみ議員が取り上げられるということで、私、さわりだけ質問をさせていただきます。  N-バス値上げはいつからやるんですか。そして逆算して周知はどのようにしますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 現在、令和3年4月、路線再編に向けて検討しておりまして、その段階で料金値上げ設定もしていきたいと思います。  それから周知につきましては、路線再編固まった時点で周知を早い段階で皆様にしていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今答弁ですと、値上げ答弁周知をしていきますということですので、値上げが行われるということでよろしいですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 今説明中で値上げという部分で、受益者負担部分で、今まで負担していただいていない方にも負担をしていただくようなことがあるという意味でお答えをさせていただきました。 ○議長(加藤和男君) 11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) あるということ、値上げじゃなくて受益者負担だけどあると、周知をするということですね。路線図が決まったころに早目にその周知をしていくということですね。わかりました。確認できました。  やっぱり先ほども言いましたとおり、受益者負担、利用料、手数料徴収が一丁目一番地になってはいけませんので、ほか経営努力をしているという、必要な人件費とか、そういう経費という部分に触れているつもりはありませんが、施策における経営努力をされているというところがあってこそ受益者負担をお願いするということだけは、市民感情としてありますよということはこの場で申し上げておきます。  それで、核心に入っていきますが、事業本来目的が達成されているかを判断していくと。それというは、乗り合いができているか、何をもって施策判断になりますか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) N-タクほう御質問ということでお答えさせていただきますけれども、今年度実施しましたに二度目実証実験目的でございますけれども、昨年度実証実験結果を踏まえまして、より多く方に乗っていただきまして高齢者など移動実態と、あと移動ニーズというものを把握することになっております。今回実験では、先ほど答弁させていただいたとおり、昨年度と比較しまして、利用者は約2倍となりまして、乗り合い率ほうも向上しておりますので、今回実証実験目的としましては、達成できたものと考えております。
    ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 事業本来目的というは乗り合い数で把握するという、そういう物差しなかというところですね。それをお答えいただきたい。事業本来目的は乗り合いで図っていくものですよということなかどうなかというところを教えていただきたいなということです。  あと、肝心なは、2カ月で300万円使っているという事業なので、市長、これは1年通すと1,800万円余事業、この財源確保について見通しですね、財源確保はどのようにするか、これがまた持続可能にやれると、今時点で考えているかというところ簡単な質問ですけれども、お答えいただきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 財源確保ですけれども、今議員がおっしゃったように、仮にことし行いました条件でいきますと、1,800万円かかります。本格運行に当たりましては、おっしゃるとおり安定した財源確保というものが必要となってきますので、そのためには、先ほども第1答弁でお話ししたように既存事業見直しであるとか、あと本市全体的な財政状況ほうを踏まえまして、検討していく必要があると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今、市中で課題かどうか、私は課題かなと思うが、長寿課で事業をやるときは、長寿課中である程度財源を確保せよというような方向であると、なかなか今あれを捨てて、これをやっていくというところ中で厳しいかなという思いはあります。それは統治機構改革話でまた別テーマだと思いますので、ここでは質問しませんが、この実証実験データがいずれ公共交通会議に上がってくるという流れになりますと、このN-タク事業というは、公共交通会議を経て、どこセクションがN-バスとともに担っていくか、長寿課がまだ引き続きやるかという大方針だけお聞かせいただけますか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部長。 ○福祉部長(川本晋司君) 仮にN-バス路線再編とかあって、N-タクほうとかかわり合いが出てくるということなんですが、中セット的なことでいいますと、長寿課、福祉部に関しては高齢者ものとか移動弱者、そういった方へ対応がメーンになってきますので、そういった機能に特化できておれば我々ほうでやると。ただし、一般人も利用にかかわるということであれば、当然しかるべきセクションでやっていくべきだと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今、利用料金、受益者負担値上げという流れ中で、今回500円から300円に下げているというところに関して、その整合性がなかなか違和感あるなというところ、調整、これから課題なんだろうなというところと、公共交通会議を経ていくということは、またセクションが変わっていくかなという、全体公共交通をどうしていくかなというセクション、そうすると長寿課予算範疇から抜けていくかなと思いますので、その辺がどうなっていくかというところは、きょうは結論出ないと思いますけれども、しっかりと会議を反映、施策として柱を持っていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 副市長。 ○副市長(鈴木孝美君) 実証実験中でございますので、断定的なことは申し上げられませんが、N-タクで利用者がふえました。その同じ時期にN-バスがどういう変化をしたかというが非常に重要です。N-バスほうも同時にそういったアンケート調査をしておりますので、その結果を見て、公共交通にどの程度N-タクが影響するか。それからN-タクを利用される方はN-バスとは違う受益を受ける必要がある方なかというところが非常に重要でして、そうすると事業を一緒にする可能性と別々にする可能性がそこで分かれてきます。それは実証実験結果によって判断をしていきたいと思います。  それから経費部分についても500円から300円にしたことがどういう効果が発生するか。それによって、支出がどの程度維持していくに必要なかによってN-バス料金を例えば無料方を100円にした場合にどれだけ収入が確保できて、そちらに振り分けられるかという施策的な問題でございますので、担当課だけで判断することではないと判断しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○11番(田崎あきひさ君) いいです、次で。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 4項目めは、世界ラリー選手権における本市かかわりについてお伺いをいたします。  2020年WRC開催について長久手市内も会場になるということで、にぎわいが予想されます。例えば本市子どもたちにも交流など機会があればよいと考え、市も積極的に連携をとっていただきたいことを提案をさせていただきます。この点について伺います。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。市長公室長。             [市長公室長 加藤正純君登壇] ○市長公室長(加藤正純君) 世界ラリー選手権における本市かかわりについてお答えいたします。  11月9日、10日にテストラリーとして、「Central Rally 2019」がモリコロパークを中心に開催されました。世界ラリー選手権日本ラウンド「Rally Japan」は、北海道で開催以来10年ぶり日本開催であり、今年以上にぎわいが予想されます。今年も運営事務局や愛知県と連携してきましたが、来年開催に当たっては、子どもたちを含め、市民に世界的規模レースを身近に感じ、一緒に盛り上げていただけるよう、進めたいと考えています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 客観的にこのコンテンツやっぱりすごいなという認識があっていただきたい。ワールドカップが長久手に来るんだというようなものですよね。2022年までに3回開催されます。その中で子どもたちや長久手市民と触れ合っていただく、ドライバー方ですね、アウトリーチに来ていただけるような場があれば最高だなと思っておりますし、豊田や岡崎や新城方と競争になりますものですから、長久手は市を挙げてしっかり交流をとっていただくような努力をしていただきたい。この点感想があればお聞かせいただきたい。やっていただきたいと私は思っております。 ○議長(加藤和男君) 市長公室長。 ○市長公室長(加藤正純君) 私も10日にモリコロパークほうに行かせていただきました。たくさん方が来ていただきまして、ラリーだけじゃなくて、それ以外さまざまなことがいろいろと連携できると思いましたので、またぜひこんなことについても検討するかなと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○11番(田崎あきひさ君) では、次項目へ。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 5項目めは、給付型奨学金進捗についてお伺いをいたします。  子ども将来がその生まれ育った環境によって左右されることないよう、貧困状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育機会均等を図るため、子ども貧困対策を総合的に推進することを目的とし、国及び地方公共団体責務、子ども貧困対策を総合的に推進するために講ずべき施策基本となる事項、その他事項を定めた「子ども貧困対策推進に関する法律」が平成26年1月17日に施行され、またその具体的な指針を示した「子供貧困対策に関する大綱」が同年8月29日に閣議決定されたことを受け、平成28年第3回定例会から本市において実施めどを聞いているところでございますが、給付型奨学金について進捗と実施時期見込みについてお伺いをいたします。  まずは以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。教育部長。              [教育部長 角谷俊卓君登壇] ○教育部長(角谷俊卓君) 給付型奨学金進捗について御質問をいただきましたので、答弁させていただきます。  給付型奨学金について、これまで、国や県実施する制度や、近隣市町実施状況について調査研究を行ってきました。国高等学校等就学支援金は、令和2年4月から私立高校等に通う生徒就学支援金上限額引き上げ等制度改正を行い、私立高校においても、授業料は実質無料化されることになります。現在、本市においては、私立高等学校等授業料補助制度を実施していますが、国制度が拡充されること、また、教育機会均等観点を踏まえつつ、給付型奨学金を含めたさまざまな学習機会を保障する制度設計を検討する必要があると考えています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) さまざまな検討とは具体的に何ですか。 ○議長(加藤和男君) 教育部長。 ○教育部長(角谷俊卓君) 学習機会を行うということさまざまなという場合は、例えば一般方が学習塾に行く場合、例えば市がそういう貧困子どもに対して、学習塾を開いて、その子たちに学習機会を与えるとか、それから一般的にはピアノだったり、書道だったり、そろばんだったりいろんな塾へ通う機会を与えるというような一例ですけれども、どれができるかはわかりませんけれども、そういう機会を与える方法をという意味でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 給付ではなくバウチャーというようなイメージですか。 ○議長(加藤和男君) 教育部長。 ○教育部長(角谷俊卓君) そうですね、窓口をという考え方に非常に近いと思っております。中にはやはり給付という考え方もありますけれども、国考え方が現在、議員おっしゃるように総合的に推進するということになっておりますので、今給付型奨学金に限って言いますと、例えば本人にお金を給付した場合、どうしても貧困方は生活が非常に苦しいものですから、そのために使われることではなくて、ついつい目前にあるものに対して費用に使用してしまうという現状がございまして、今どのようにしていったらいいかということで窓口をというような考え方に思っております。 ○議長(加藤和男君) 11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 最後大事なことですが、2019年度から10カ年計画ですね。教育振興基本計画に反映された文言、給付型奨学金制度検討、これ10年検討じゃ困るんですね。基本目標2に入っていますが。今後教育振興観点なか、生活困窮観点なか、どこで受け持つかという市方針を聞いて終わります。 ○議長(加藤和男君) 教育部長。 ○教育部長(角谷俊卓君) 今議員おっしゃるように、すぐに今ここで具体的にどこ部署かというふうには実は決まっておりませんので、福祉と教育など総合的に考えていきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 時間がなくなりましたので、田崎あきひさ議員個人質問を終結いたします。  この際、暫時休憩します。再開は午後1時05分といたします。                  午前11時51分休憩                ――――――――――――――                  午後1時05分再開 ○議長(加藤和男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  個人質問を続けます。10番山田けんたろう議員。            [10番 山田けんたろう君質問席登壇] ○10番(山田けんたろう君) それでは、本日は、3項目質問をさせていただきます。  まず1点目、街路樹や市管理する施設植栽適正な管理とアダプト制度展開について。  (1)街路樹樹種選定はどのようにされるか。  (2)現在街路樹剪定及び落ち葉清掃や市民から要望があったとき対応はどのようか。  (3)街路樹以外管理する施設植栽樹種選定や植栽管理、剪定、落ち葉へ対応はどのようか。  (4)アダプト制度「公共施設里親制度」を導入した街路樹市民管理制度運用状況と市民へ周知はどのようか。  (5)今後、市民協働アダプト制度をどのように展開していくか。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。建設部長。              [建設部長 水野 泰君登壇] ○建設部長(水野 泰君) 街路樹や市管理する施設植栽適正な管理とアダプト制度展開について、5点御質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。  1点目について、市内街路樹は、夏には、日差しを遮り、歩行者に涼しく快適な移動空間を提供し、春や秋には、花や紅葉によって沿道に潤いと季節感を与えることを目的として植樹しています。市木であるカエデ類や市花であるサツキ類を中心に高木、低木を選定し、市内全体で画一的にならず、路線ごとに、それぞれ樹種特色が出るよう当時土地区画整理組合と市で協議上、決定しています。  2点目について、街路樹維持管理工事にて、高木剪定、低木剪定、除草、清掃等を行っています。市民から要望で落ち葉清掃等、軽微なものについては、土木課職員にて対応しています。  3点目について、各公共施設樹種については、当時各施設主管課で選定しています。植栽管理、剪定は、ほとんど施設で、植栽管理業務として委託しており、小規模な施設においては職員で対応しています。落ち葉については、日常清掃業務として委託しているか、委託していない施設については職員にて対応しています。  4点目について、現在、アダプト制度による街路樹市民管理制度を導入するため検討を行っており、市民団体が可能な活動範囲や活動内容を把握するため、モデルケースを試行的に行っています。なお、試行を行うに当たっては、個別に声をかけており、広く周知は行っていません。  5点目について、試行で得られた結果を検証し、広報等で広く活動団体を募集していきたいと考えています。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 御答弁ありがとうございます。本日は補助資料を添付させていただいておりますが、これは先週末古戦場通り、そして杁ケ池通り街路樹による落ち葉一部状況なんですが、市内各所でこういった美しい紅葉と落ち葉がたくさんある状況で、この晩秋、11月中旬から12月初旬は、街路樹が美しく色づいて本当に芸術的な景観を醸し出して市民目をなごませていると思います。また、暑い夏は暑さから市民や子どもたちを守り、ときにはゲリラ豪雨や夕立雨宿り場となっていて、街路樹は私は大変貴重なものでありますし、大切に思っております。また、最近は剪定タイミングも毎年配慮された絶妙タイミングであると私は思っております。またその反面、以前一般質問でも取り上げましたが大きくなった街路樹が昨年台風21号では、40本以上も倒れ、今電柱架線やケーブルテレビとか電話線に差しかかっておって、台風際にそれが倒れた場合にいずれ一緒に停電してしまったり、ケーブルが断線してしまったりという、そういう箇所も、心配になる箇所もたくさんあります。また、この落ち葉ように街路樹美しい街路を徒歩や自転車とかお車で通行される方はきれいだなと思われるかもしれませんが、沿道、沿線住民方は毎日落ち葉掃除に苦慮されていることを多々この時期報告いただいたので、今回質問に入れさせていただきました。街路樹掃除に関して、街路沿線に住む市民が街路樹落ち葉を回収する際に、環境課に申請すれば、いただくことができる地域清掃用ごみ袋、通称「ボランティアごみ袋」があるんですが、きのう愛・Nクリーンでも使わせていただいたんですけれども、市民による申請状況というはいかがでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 地域清掃用ごみ袋交付実績でございますが、今年度11月末現在になりますが、サイズがこれLサイズとSサイズとございまして、Lサイズほうが2,800枚、Sサイズが370枚で合計で3,170枚交付させていただいております。ちなみに平成30年度はLサイズが5,675枚、Sサイズが1,870枚でございました。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 本年度合計で3,000枚以上で、平成30年度は5,000枚以上配付状況ということで、これは地域清掃、きのうような愛・Nクリーンでも使用されておりますので、一概に全部が全部と言えないかもしれないんですけれども、自費でごみ袋を買って清掃されている市民がたくさんみえることは事実なんです。この周知に関しては、これからもお願いしていきたいところであります。知らずに自分で買って掃除されている方がいらっしゃるので市に言ったらもらえますよということを周知していただけたらなと思います。こういった街路樹がふえている状況なんですが、今後市として街路樹を植えていく路線は計画にありますか。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 今後植えていくところがあるかということですけれども、今年度から県道御富士交差点から長久手インター交差点まで区間に順次植栽ほうを施していく予定でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 予算だとか、議員に説明でもありましたので、これから植えていく路線ということで、御富士線ところがあるということなんですが、ここ近年街路樹維持管理工事請負費推移を近年で教えていただきたいですが。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 決算ベースですけれども、平成28年度が9,792万1,440円、平成29年度が1億637万2,440円、平成30年度が1億1,331万7,920円です。今年度につきましては、予算額ですけれども、1億2,334万円です。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 今伺って平成28年度からというところで、9,000万円台から1億円台、そして1億1,000万円、そして令和元年度が当初予算では1億2,000万円ということで、ざっくり1,000万円ずつ増加していることがわかります。これでまた新たに街路樹を植えていくということになると、当然来年ふえていくんだろうなと思っているところで、このアダプト制度に関して質問をさせていただいているんですが、今まで調べてみると、アダプト制度による街路樹市民管理制度を導入するため検討は、平成28年から行われておりまして、これは私が3年ぐらい前に街路樹ヒアリングをしたときに伺ったこともあって調べておったんですが、行政改革推進委員会評価では、平成28年度来年度ですね、平成29年度に実施していくという市答弁もありながら、先ほど第1答弁では現段階ではまだ検討中であるということでございました。今後、どのような形で展開していくか。またそういった展開していく期日というものはありますか。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 今、どのように展開していくかということですけれども、今、議員がおっしゃる平成29年度外部評価で、特定地区で試行的に事業をしてみてはどうかという御意見をいただいております。ことし3月から市が洞シニアクラブ活動に追加する形でモデルケースとして街路樹管理ですとか、ごみ拾いを実施している状況でございます。この活動を通じて参加者から御意見を吸い上げ、アダプト制度実施に向けていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) まだまだ時間がかかるかなという御答弁なんですが、そもそもアダプト制度による街路樹市民管理制度というは、街路樹維持管理工事請負費を抑えることか、市民協働として施策なか、どちらでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) アダプト制度による街路樹市民管理制度については、市民協働一つでございまして、市民に幅広く活動していただくことにより、街路樹維持管理費一部を削減することにつながればと考えております。
    ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) こういった先ほど質問から毎年1,000万円ずつ街路樹維持管理工事請負費が増加している中、まだまだ今御答弁でいただいたように工事請負費一部を削減することになればという御答弁があったので、ちょっとそこ全然兼ね合いといいますか、全く追いつかない状況かなというは感じとることはできるんですが、今後市民協働アダプト制度というをどういった形で展開していくかということで今市民団体を募集していきたいとお答えがあったんですが、これ今回質問に入れさせてもらって過去資料を調べてみても、やはり検討していくと、また来年からやっていくと、この行政評価中でも同じことを繰り返しておられるんですが、本当にこの年からやっていくよというが明確にあれば教えていただきたいんですが。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 他市町アダプト制度により活動事例は情報として把握はしておりますけれども、成功や失敗など事例もございますので、それが市民協働となるか、継続性をどのように担保するかなどを含めて研究していきたいということで、先ほども御答弁させていただきましたけれども、ことし3月から試行を初めておりまして活動後には協力団体聞き取りを行っております。試行を始めた時期関係で、作業手間かかる秋から冬というですか、落ち葉時期清掃作業実績がございませんので、それを踏まえた上で検証ができていないという状況でございます。まだ1年たっておらず、通年を通した検証ができていないということでございます。協力団体と協議をする中で、活動内容ですとか、問題点を整理し、いつとは言えませんけれどもできるだけ早期に制度を本格導入を進めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) できるだけ早くお願い申し上げます。  質問が繰り返してしまいますが、年々街路樹維持管理費が増大している中、吉田市長もかねてより緑をふやしていくと。そしてジブリに合わせて緑多いまちにしていくと、いろんなところで公言されております。また、新たな街路でも街路樹植樹があると今答弁でいただきました。このアダプト制度によって市民方に市民協働として幅広く活動していただくことにより、街路樹維持管理工事費一部を削減するという取り組みは各地で行われております。あと沿線事業者方とか、長久手市には大学も多くあるので、大学連携を生かしてお若い力もかりて導入していくも一つ手かなと思いますし、一例ですけれども、神奈川県横浜市ハマロード・サポーター、こちらは、平成15年から既に始まっておりまして、市手から離れて市民団体として活動しております。そして姫路市姫路街路樹アダプト制度もすばらしい活動をされておりますので、こちら一例として詳細は時間関係上割愛させていただきますが、紹介させていただきます。  これから街路樹、緑を植えっ放しで市費重荷になっていかないように、また邪魔になったから街路樹を切る、危ないから切る、台風が来るから切るとかそういったふうにならないように長久手市美しい街路景観を市民皆と守っていけるように、このアダプト制度確立をお願いして、この質問を終えます。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 2項目め、大規模震災における長久手市課題について。  (1)台風15号、台風19号及びその前線影響による大雨災害を受け、見えてきた本市課題はどのようか。  (2)台風15号、台風19号及びその前線影響による大雨災害では、被災地で多く災害廃棄物(災害ごみ)が発生し問題となっている。  ア、長久手市災害廃棄物処理計画に定める本市対応はどのようか。  イ、平成30年3月に定められた長久手市災害廃棄物処理計画に定める災害廃棄物一次仮置き場候補地は、一次仮置き場「市民野球場」、二次仮置き場は「農村環境改善センター 多目的広場」2カ所である。後者には今後、上郷保育園、上郷児童館、児童発達支援センター、地域交流施設等複合施設が整備されますが、新たな候補地を検討し、関係部署で情報を共有しているか。  (3)本市は立地上災害に対しては比較的安全性高い場所とされている。例えば隣接名古屋市において台風15号、台風19号及びその前線影響による大雨と同規模災害や2000年に発生した東海豪雨と同規模水害が発生し、名古屋市から被災者受け入れが必要となった場合、本市受け入れ体制はどのようか。  (4)これまで数々災害から避難所で生活が原因災害関連死が相次いでいることを受けて、TKB(トイレ・キッチン・ベッド)導入標準化が求められている。避難所へTKB導入標準化を推進し本市から発信しませんか。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) 大規模災害における長久手市課題について、4点御質問をいただいておりますので、順次御答弁させていただきます。  1点目について、本年8月末に愛知県が香流川など県内14河川新たな洪水浸水想定区域を指定・公表したことに伴い、本市にも初めてその区域が指定されたことから市民へ周知やその防災対策について進めることが課題であると考えます。また、平成25年度から市内一斉防災訓練を実施していますが、大規模地震発災を想定した訓練となっています。近年多発している台風や大雨による風水災害に関する訓練を近年実施していないことから、今後実施について検討することが必要であると考えます。  2点目アについて、市内に大量災害廃棄物が発生した場合は、ごみ処理施設や運搬ルート被害状況を把握し、民間事業者や他市町村から応援を含めた収集運搬体制、処理体制を速やかに確保し、処理を行うことになっています。  イについて、2次仮置き場候補地としている農村環境改善センターは、上郷保育園等が整備され、使用できなくなるため、現在、同程度面積が確保できる候補地を検討しており、決定次第、今年度地域防災計画改定に反映したいと考えています。  3点目について、平成29年4月に愛知県、愛知県市長会及び愛知県町村会で大規模災害により被災した市町村に対する迅速かつ円滑な応援に関し、相互に協力して取り組む事項を定めた「被災市町村広域応援実施に関する協定」を締結しています。その第3条に応援内容項目で「被災市町村等から被災者受け入れ及びそのため施設提供」について記載があるものの、その具体的な実施要領については定まっていないことから課題であると認識しています。  4点目について、イタリアでは国取り組みとして大地震際に被災者ため家族ごとにテントとベッドを支給し、広くて清掃がしやすいコンテナ型トイレを48時間以内に整備する、ボランティア団体がキッチンカーで被災者に温かい食事を提供するなどTKB(トイレ・キッチン・ベッド)標準化が進められていることは承知しています。避難所へTKB導入標準化を推進し本市から発信することは、今後先進事例を研究していきます。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) ありがとうございます。  ことし8月末に愛知県が香流川など県内14河川新たな洪水浸水想定区域を指定、公表しましたが、本市内で洪水被害が想定される地域、以前ハザードマップと大きく違った地区はどのあたりでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) 想定区域条件もちょっと見直しがございまして、今回洪水浸水想定区域が指定、公表される前本市においては対象となる区域がございませんでした。今回新たに洪水浸水想定区域として指定されまして洪水で被害が想定される地域につきましては、櫨木地区北側、下川原地区、西原山地区北側及び上川原地区西側となります。  以上地域については、新たにハザードマップに反映していきたいと考えております。なお、香流川流域における洪水浸水想定区域図は愛知県や市ホームページからも閲覧が可能な状態としております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 今御答弁いただきました櫨木とか、上川原、下川原特に西原山、東原山あたりには大きなマンションが建って何千世帯方が住んでおられることは皆様御承知だと思うんですが、そちら方は割と30代、40代世帯方が多くてお話によると自治会組織で防災訓練なども行われて、割とコミュニティに対する意識が高い地区だと伺っております。こういった見直しであのあたりマンションが浸水被害に遭ってしまうということがわかったわけなので、今後市として具体的に土のう積み方とか、浸水、風水害に対する講習などを自治会方に行いませんでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 高層マンション方々防災講習会でございますが、おおむね自治会単位で毎年自主防災講習会を行っていただいております。そういった機会を捉えまして、自主防災講習会メニューだけでなく、地域特性に応じた、災害で先ほど土のう積み方ですとか、そういう対策ができるような講習会も今後行っていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) よろしくお願いします。  報道とかテレビで記憶に新しくてまだ目にすることはあるんですが、台風19号やその前線影響による大雨災害では、そんなに浸水ない地域でもマンションが浸水したときに、地下配電設備が浸水してしまって電力や給水が長期にわたってストップしてしまうという状況が生まれました。こういった対策を市ほうでアドバイスをしていただくということと、便利な反面もろさが露呈したような展開になってしまったので、マンション管理会社と連携不足も全国で指摘されるところであったので、今後マンション管理会社と提携もお願いしたいところであります。  前議会でお願いした電力会社と連携も優先的配備も踏まえて要望させていただきます。  また下川原、上川原、西原山、東原山、このマンションにお住まい自治会皆様は、こういったことに大変関心が高くて、こういった情報とまたそういった対策を求めていらっしゃるので、改めて私ほうから要望をさせていただきます。  続いて2点目なんですが、2点目ほうで、ちょっと調べてみたら農村環境改善センター多目的広場が災害ごみ仮置き場に指定されておったということなんですが、今後ほか候補地を検討していくと御答弁でいただきましたが、具体的にはどのあたりでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 災害廃棄物2次置き場でございますが、具体的には農村環境改善センターグラウンドと、例えば同等面積が確保できる卯塚墓園を候補地として考えております。そのほかにも市内市有地ですとか、公益財団法人卯塚緑地公園協会が所有している土地もあることから、今後そちらとも協議をしながら決定していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 土地少ない長久手市なので、そのあたりになるかなと思います。各地ですね、長野や被災地災害ごみ廃棄状況を見ていても、最低でも処分には2年から3年かかると。そしてその仮置き場はそれまで間、使用不能になって、また火災だとか、悪臭発生もあって、近隣市民方に大変な迷惑がかかっているという報道も見受けますが、そういった仮置き場に指定する際周辺住民へ周知と説明というんですか、理解というはどのように求めていくでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 仮置き場周知でございますが、今後先ほど答弁でもお答えしましたとおり、2次置き場候補地選定を進めながら有事に備えて仮置き場搬入ルートですとか、安全管理、衛生管理など仮置き場候補地周辺住民皆様には十分な説明をしていくとともに理解を求めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 今災害を見ていますと、本当に想定外発生仕方をします。長久手市内だけそういった災害ごみというだけでしたら、ひょっとしたら1次仮置き場で済むかもしれなくて2次仮置き場まではひょっとしたら埋まらないだろうというぐらい想定かもしれませんが、他市町から受け入れだとか、あと市内に住む学生家具とかも想定外に発生する場合がありますので、そういった2次仮置き場選定、そして住民へ理解周知も丁寧にお願いしたいと思っております。  そして3点目に入りますが、立地よい場所ということで、例として名古屋市で大きな被害があったときに本市受け入れ体制はどのようかというところでありますが、第1答弁では、まだ具体的な実施要領については定まっていないという御答弁をいただきました。私ども長久手市議会は、昨年1月に国立名古屋大学減災連携研究センターに議員研修で伺った際に、同センター福和伸夫センター長より、長久手市は、比較的安全で名古屋市東部丘陵地好立地にあり、高い海抜やかたい地盤、海からも遠く、大きな河川や危険な断層もない良好な場所であるため、広域、瀬戸市、大府市まで南北ラインで自治体間連携が必要である。そして愛知県中でも危険な自治体受け入れ先として避難先として受け皿になるように望まれると御講義いただきました。今後市役所建てかえも予定されておりますが、こういった広域で長久手市立場として防災拠点となる市役所も考えていっていただきたいと思っております。これは要望です。  そして、4点目TKB、これも同じように今報道やいろんなところで目にして、これで東日本大震災から多く災害が発生して、災害関連死、そして避難所運営内部までが真剣に見直されるようになってきまして、このTKB、トイレ・キッチン・ベッド大切さは注目されております。そして過日、11月17日に行われた市内一斉防災訓練で南小学校には自走式トイレカーが展示されておりました。お話を伺ったところ、展示しておられた会社は、長久手市と協定を締結しているから、そういって展示させてもらったということなんですが、具体的にどのような協定内容なんでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 自走式トイレカー協定でございますが、トイレカーを保有しておりますN&Ncorporationと平成30年10月に災害用資機材要請に関する協定というものを締結しております。そちら内容でございますが、災害等が発生した場合、市がN&Ncorporationに対し、自走式仮設水洗トイレカーとか、その他災害用資機材を賃貸することについて必要な事項を定めたものでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) そのN&Ncorporationと災害用資機材要請に関する協定を締結しているということですが、その防災訓練折にN&Ncorporationさんにお話を伺ったところ、トイレカーについては、名古屋市、この事業者が展開するエリアに120台ある。ある意味120台しかないと僕は捉えたんですが、名古屋市及び近隣自治体を含めた中で120台ということなので、本市要請に対応してどの程度配備していただけるか、お聞かせください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) トイレカー要請配置車両でございますが、こちらは今後名古屋市ですとか、近隣自治体と協定締結状況ですとか、災害が発生した場合近隣被害状況により、トイレカーニーズも大きく変わってくると考えております。今ところ、N&Ncorporationからは、市内に1台は必ずトイレカーは配置をするということで聞いております。それはあとは配置余裕があれば、それ以外も配置があるかと思います。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 市内全避難所うち1カ所という意味でよろしいですか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 各避難所というわけではなくて、1台は最低配置をしていただけるということです。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) ちょっと協定を結んで配備していただけることはありがたいんですが、この6万人まちで二十数カ所ある避難所に1台しか配備してもらえないということは、大変つらいところなんですが、今後同じような事業所だとか、こちら事業所ももし台数をふやしていったときに、福祉避難所はちょっと難しいかな、ちょっと利用に困難な、上り下りが大変なトイレカーなものですから、そういったことを加味して優先的配備も決めていっていただけたらなと思っております。トイレカーでありますけれども、トイレカーというか、TKBに関してお話しさせていただきますと、従来仮設トイレに比べるとトイレカーは設置手間が要らず、簡単に移動できる様式であることから、女性にとっても衛生的で快適なものであるということです。TKB、トイレTですが、トイレカーを積極的に配備し、Bベッドについては、防災訓練に参加している、例えばスポーツオーソリティさん、市内各スポーツ用品店さん、アピタさんなどそういった大型商業施設災害時における物資供給等に関する協定、大型家具店イケアさんもそういった協定を結ばれているので、そういったところ段ボールを利用してベッドをつくってみるとか、そういった工夫というか、そういうもやってみてもおもしろいかなと思います。そしてKキッチンに関しては、勝手なことを言っても仕方ないんですけれども、モリコロパークでイベントとか、各小校区、また夏フェスとかでキッチンカー方がいらっしゃいますので、ちょっと御無理は言えないんですけれども、どうやったらできるかということを御協議されてもいいかなと思っておりますので、こちらは要望でさせていただきます。  以上でこの質問を終わらせていただきます。次項目にいきます。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 3点目、マラソン大会事業について。  (1)運営内容、有料化、方針決定等、現在検討状況はどのようか。  (2)現在行われているマラソン大会事業課題はどのようか。  (3)本市マラソン大会は愛・地球博記念公園内をめぐる周回コースである。会場愛・地球博記念公園を基点とした市内美しい景観をめぐるマラソン大会開催はどのように考えるか。  (4)近年健康志向高まりやマラソンブームに伴い、各地複数マラソン大会に出場するランナーは自身目標とする大会に向け、身体調整や記録維持向上を目的として参加する方も多い。ハーフマラソン開催を考えませんか。  (5)本市マラソン大会会場である愛・地球博記念公園内では、ジブリパークが2022年秋開業に向け進んでいる。マラソン大会はどのようにかかわっていくか。  (6)有料化となった場合、話題性や集客力を高めるため、またリピーターを獲得するためジブリパークとタイアップしたグッズをつくり、ランナーへ参加賞や完走賞ほか記念グッズとして販売しませんか。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) マラソン大会事業について、6点御質問をいただいております。順次御答弁させていただきます。  1点目について、無料で行っている現在マラソン大会と有料化した場合マラソン大会運営方法について比較検討を行っています。有料化した場合、参加者全員タイム計測実施、更衣室確保など参加者へサービス向上や参加料受領など大きく運営方法を変更する必要が生じるため、現在事務体制では困難であると考えます。そのため、他自治体が行っている同様マラソン大会について、運営形態、運営内容及び経費など調査を実施しています。  2点目について、マラソン申込者数が年々増加傾向にある中、大会適切な運営を行うため、スタッフ増員が必要であることが挙げられます。また、参加申し込みに対して、受付通知を1件ずつメールで返信しており、膨大な事務量が発生しているため、事務改善が必要であることも挙げられます。  3点目について、市内をめぐるマラソン大会は、車両通行どめなど交通規制を伴うこととなり、警察許可が必要となります。そのためには、迂回路が確保でき、交通渋滞による多大な影響が見込まれないコースが必要になります。また、コース上警備を初めとした相応大会運営体制を整えることなども必要となるため、実施については難しいと考えています。  4点目について、現在コース周回数をふやすことで、ハーフマラソンを実施することは可能です。しかし、周回数カウント方法や種目に応じたスタート位置設定など課題もあるため、有料化及び運営方法見直し中で、実施種目として検討したいと考えています。  5点目、6点目については関連がありますので、一括して答弁させていただきます。  愛・地球博記念公園管理事務所に確認したところ、工事期間中及びジブリパーク開園後マラソン大会については、工事進捗状況や開園後公園状況などが不確定なため、実施確約ができないとことでした。このことから、令和2年度以降マラソン大会実施が不確定ではありますが、実施することが可能となった際には、運営体制も含めて、実施内容を検討したいと考えています。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 御答弁ありがとうございます。マラソン大会事業は、かねてより総務部より議会に説明をいただいておりますが、行政改革重要課題一つに挙げられまして、これから経営改革推進、受益者負担適正化、財政改革推進、既存事業見直しに基づいて、本年度、来年度で運営内容、有料化検討、方針決定を実施していくと議会に説明がありましたので、質問を入れさせていただきました。  まず、この長久手市民マラソン、長久手ふれあいマラソン近年参加者総数と市内参加者、市外参加者数を教えてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) マラソン大会参加者近年状況でございますが、参加者総数につきましては、平成30年が1,142人、平成29年が1,760人、平成28年が1,392人です。マラソン参加者としましては、7キロと12キロございますが、平成30年が7キロ、303人、12キロ、409人、平成29年が7キロが295人、12キロが517人、平成28年が7キロが281人、12キロが371人でございます。参加傾向としては12キロマラソン参加者方が多いという傾向になります。また、御質問にありました市内、市外状況でございますが、マラソン申込者数でお答えしますけれども、市内、市外、平成30年が市内が470人、市外方が772人、平成29年は市内方が513人、市外方が747人、平成28年は市内方が457人、市外方が481人という状況でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) ちょっと全ては控えれないんですけれども、伺っているだけで参加者総数は、横ばいなかな、1,100人とか1,300人で横ばいかもしれませんが、市内より市外参加者が多いがちょっと歴然としております。  2点目質問で、課題で伺った件はいろいろな事務作業が多くて受付通知を1件ずつメールで返信しておるという御答弁をいただいたんですけれども、私も毎年申し込ませていただいて、過日返信メールをいただいたんですが、こちらに関しましては、午前中に田崎議員が質問で取り上げたように、AI導入をされて、自動受付と自動返信というをやられている自治体がかなり多いものですから、こういった地味な作業をこつこつと職員がやって1日を費やすということがなくなるものですから、こういったことにもAI導入を進めていっていただきたいと思っております。  質問ですが、この近隣市町で長久手市ように無料でマラソン大会を運営している自治体はありますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 近隣自治体で行っているマラソン大会で無料大会はございません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 無料大会はないということで、反対に長久手市はモリコロパーク中でふれあいマラソンを開催させていただいておるんですが、同じようなモリコロパーク内で開催されている民間を含め、マラソン大会、マラソンイベントはどのようなものがありますか。
    ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) モリコロパーク内で行われているマラソン大会につきましては、例えば全国スイーツマラソンin愛知ですとか、ナゴヤランナーズカップ新春初マラソン、ピンクリボンチャリティーマラソンinモリコロパークなどがございます。いずれ大会も有料で実施しているということは確認させていただいております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) いずれも有名なマラソンイベントなので市外からまた全国から参加者多いマラソン大会でありますが、3点目質問でも聞いておるんですが、長久手市マラソン大会、ふれあいマラソンや愛知駅伝もそうなんですが、モリコロパーク内で行われております今御答弁ように民間事業者も同様にモリコロパーク内でマラソン大会を開催しております。これというは警備だとか、駐車場関係もありますけれども、そういった費用負担がかなり少なくて、マラソンイベントをするともうかるという仕組みができ上がっておって、各事業者もどんどん参入しておる状況なんですが、長久手ふれあいマラソンは周回コースで大変ランナーとしてはモチベーションが下がる大会になっているんですね。またここかという、心折れ方が半端ないマラソン大会で、こういったマラソン大会があって、参加を見合わせている方も実際にいらっしゃいます。これに出るんだったらほか地域もっといろんな美しいまちを見たり、川せせらぎを感じながら走ったりとかいう方もいらっしゃって、そちらに行かれている方も多いです。そういったことから、4点目ハーフマラソン話に移るんですけれども、ハーフマラソン、こういったをやってほしい。せっかく周回コースならばハーフマラソンをしてほしいという声がかなりランナーからはあります。これはやっぱり質問でも言いましたが、ほかマラソン大会に向ける記録をはかる意味でもそうですし、調整をして2月、3月マラソン大会に向けて長久手市周回マラソンを走るという方がいらっしゃって、こういった方はハーフマラソンがあったほうが大変参加意義があるということで、申し込みがあります。  また、マラソン運営形態も先ほど長久手市は無料でやっておりますけれども、他自治体は有料で行っております。警備やスタッフ、運営経費に言及されることになるんですが、近隣自治体だと新春春日井マラソン、はんだシティマラソン、近くて愛知池ハーフマラソン、瀬戸地方近郊駅伝、岡崎市民駅伝などは自治体体育協会はもとより市民ボランティア、そして商工会議所、また市内大学と連携し、組織化が行われまして、経費も市内企業からスポンサーであったり、そういった協賛をいただいて運営されております。また春日井市新春春日井マラソン大会では、スポーツ振興くじ助成に基づく地方公共団体スポーツ活動助成を申請し、マラソン大会を行っておりますが、こういったことも加味して長久手市は有料際には行っていかないでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 議員がおっしゃられるように他市町で実行委員会形式で行っているということは、私ども承知しておりまして、今回有料化及び運営方法見直し中でマラソン大会は市運営ではなくて、実行委員会形式で行うことについても検討していきたいと思っております。  また、議員今御提案ありましたスポーツ振興くじ助成活用についてもほか自治体、取り組んでみえる自治体状況を確認しながら、調査、研究していきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) あとずっと議会で言及しておりますが、ジブリパークと絡みであります。これも今後、本市マラソン大会行政改革タイムスケジュールでは、本年度と来年度に運営内容有料化検討や方針決定で2021年度、ジブリパーク開業前年度には、実施していくというスケジュールが組んであります。そんな中、2022年にジブリパークがオープンするということで、実際に開催は可能なでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) そうですね、ジブリパーク開催に向けたマラソン大会実施ということは第1答弁でもお話しさせていただきましたように、ちょっと今後開催については現時点においてはジブリパーク工事進捗状況により不確定な状況であるということで御理解いただきたいと思います。ですので、行政改革課題にも上げられていますこの有料化については、今年度、また来年度で調査検討して、方針決定を行っていきたいと思っています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。10番山田けんたろう議員。 ○10番(山田けんたろう君) 本当に行政改革、本市話だけではなくて、ジブリパークが絡んできて、これで工事が実際に始まるとか、そういうことになると、著作権だとか、肖像権とかいろいろな問題があって、ランナーがジブリパーク中でスマホでパシャパシャと中身を撮ってしまうようなことにもなりかねないので、逆にモリコロパーク内でマラソン大会はやってほしくないような話にもなりかねないと思います。このあたりは、県としっかり協議してもらって、本当に長久手市マラソン大会自体がなくなるかもしれません。モリコロパークから出て、市内でマラソン大会が難しいということであれば、やはりモリコロパーク、ジブリパークに依存しなければいけない部分は多いと思うので、最後質問に入れさせてもらったんですが、結局マラソン大会というは、よく無料にしたほうがいいか、有料ほうがいいかとか、職員方にも聞かれるですが、現在やっぱりこれ、望んで参加するスポーツなものですから、大きなマラソン大会ではやっぱり1万円以上、旅費も含めると結構なお金を払って皆さん申し込まれて、そして抽せんまでして落ちた受かったと喜ばれて参加しております。各自治体マラソンもそうですし、イベント性高いマラソン大会もそうですが、参加料をとるに当たって、それなりに参加賞、完走賞、そしてよく某ブランドネックレスを女性にあげたりとか、そういったでリピートランナーを取り込んでいるマラソン大会も大いにあります。こういったのでモリコロパークがいずれジブリパークと一緒に進んでいくならば、ジブリと直接云々というはちょっとロイヤリティー関係とかもありますので、愛知県、特にジブリパークと長久手市として何かタオルだとか、記念バッジだとか、Tシャツだとか、こういったを毎年変えて出していくことによって、リピーターランナーとか、あと全国的に有名なマラソン大会になっていくと思うんですが、このあたりは今後検討していっていただけないでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 実施が不確定な状況で、この場で言うはなかなか難しいんですが、やはり実施することが可能になったということでありましたら、そういったことも例えば有料化になった場合ということで考えれば、当然それだけ有料に関するロイヤリティーといいますか、そういった一つ方法だと思いますので、そういった記念グッズなども検討していければなと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○10番(山田けんたろう君) ありません。 ○議長(加藤和男君) ないようですから、山田けんたろう議員個人質問を終結します。  この際、暫時休憩します。再開は午後2時15分といたします。                  午後2時04分休憩                ――――――――――――――                  午後2時15分再開 ○議長(加藤和男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  個人質問を続けます。13番ささせ順子議員。             [13番 ささせ順子君質問席登壇] ○13番(ささせ順子君) それでは、3点にわたり質問をさせていただきます。  1項目め、持続可能な開発目標SDGsへ取り組みについて。  (1)「誰一人取り残さない」世界実現ために、長久手市はどのように参画する考えでしょうか。  (2)目標11「住み続けられるまちづくり」について、本市取り組みを伺います。  (3)目標1「貧困をなくそう」、目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任、つかう責任」達成に向けた食品ロス削減運動へ取り組みはどのようでしょうか。  (4)新学習指導要領に位置づけられた持続可能な社会づくり担い手を育む教育(ESD)を本市はどのように取り組む方針でしょうか。  (5)市民や市職員に対するSDGs認知度向上ために今後取り組みを教えてください。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。市長公室長。             [市長公室長 加藤正純君登壇] ○市長公室長(加藤正純君) 持続可能な開発目標SDGsへ取り組みについてお答えいたします。  1点目について、SDGs理念は、「誰一人取り残さない世界実現」であり、多様性を認めることや排除しないことが必要となります。本市取り組みとしては、「SDGs未来都市」など選定を受け、取り組みに参画するではなく、市民一人一人に焦点を当て、つながりをつくり、お互いを認め、助け合う「市民主体まちづくり」を進めることで、SDGs「誰一人取り残さない世界実現」理念に近づくことができると考えています。  2点目について、目標11「住み続けられるまちづくり」には、快適で便利な生活を提供し、持続可能な開発ができるようにするため方向性が示されています。この目標11に関連することとして、第6次総合計画においては、基本目標4政策1「住み慣れた場所で安心して暮らすことができる地域づくり」で、地域と一体となった防災力向上といった施策や、基本目標6政策1「外出しやすい環境整備」で、公共交通利便性向上や安心して移動できる道路整備といった施策を位置づけており、これら施策を推進していくことが、目標11「住み続けられるまちづくり」に通じると考えています。  3点目について、「長久手市食育推進計画」中では、「食品ロス削減」につながる活動として、「もったいない」という意識を持って、食べ残しや食品廃棄を減らすとあり、環境に優しい料理普及啓発や食品廃棄物減量など取り組みとして、エコ・クッキング教室開催、学校や保育園では、食育学習等を実施しています。  4点目について、新学習指導要領においても、ESDは基盤となる理念と位置づけられ、国教育振興基本計画では、「ESD実践・普及や学校間交流を促進するとともにESD深化を図る」とあります。本市においても、東小学校が平成26年からユネスコスクールに加盟し、ESD教育推進とSDGs達成を念頭に実践しています。今年度4月に開催した長久手市現職教育全体研修会にて、「自ら生活を切り拓く子ども 見て触れて感じて気づく えがおいっぱい地域輪」と題された東小学校実践を発表し、教員で共有しました。今後、東小学校実践を中心に、各学校に合わせた実践を目指していきます。  5点目について、SDGsは、行政のみならず市民一人一人が、一つでも目標達成に向けて取り組んでいくことが大切であると考えています。今後、このような取り組みがふえるよう、市民、市職員に対する啓発について、他市町事例を調査研究していきます。  なお、現在策定中第4次環境基本計画策定過程において、SDGs理解を深める市民向けワークショップや職員向け研修を開催しています。今後も、SDGs趣旨を理解し、「誰一人取り残さない世界実現」理念に通じるまちづくりを進めていきたいと考えています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 御答弁ありがとうございました。  SDGsが掲げる理念や考え方は長久手市計画や取り組み根底に既に十分含まれていると認識しております。今後急速な人口減少が進んでも長久手市人々が安心して住み続けられるよう、現在進めておられる事業を着実に前進させることが目標達成につながると思っております。例えば本市悩みごと相談室事業は、助けを求めることができないまま、制度はざまで支援が届かず、置き去りになってしまう市民を救い上げるために自宅を1軒ずつ訪問しながらアウトリーチを地道に続けられております。長久手市独自取り組みでありながらSDGsが掲げる目標、世界が目指すものを包摂する特徴的な機会と私は捉えております。これまでに長久手市民困り事傾向性などどのように把握されているでしょうか。また、現実的な支援に結びつけ、市民生活向上につなげることができているか、伺います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 悩みごと相談室訪問事業につきましては、平成29年度から実施いたしております。平成29年度は西小学校区、平成30年度は北小学校区、本年度は長久手小学校区を訪問させていただいております。それぞれ地形的な問題ですとか、区画整理事業など住宅開発進捗ぐあい、世帯状況などにより、地区地区によってさまざまなお話を伺うことができております。地域課題につきましては、市政策に生かせるような内部で情報共有と、将来的な地域で取り組みに生かせるよう、学区訪問が終わった段階で地域代表方には、報告をさせていただいております。また、世帯個別困り事を把握したケースにつきましては、相談事業や担当部長につないで対応させていただいております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。  悩みごと相談室はさまざまな相談機能を有しており、各課が連携して包括的に問題解決に取り組んでおられます。私自身も相談室に御対応いただいたおかげでたくさん市民を助けていただきました。公にとって扱いにくい市民複雑な問題に向き合い続けることで、職員課題解決能力や意識に変化が見られたではないかと思いますが、その点も伺います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(浦川 正君) 議員おっしゃるように個別ケース対応で、多く部署や機関と連携すること、また協議会ですとか、実務者会議で協議を進めていく中で、お互い部署や機関ができること、可能なことを学んだり、一緒に事案対応をすることによって、今まで個別機関だけでは対応が困難であった、潜在化してしまうような課題につきましても、徐々にではございますが、どこにつないだらいいかとか、どのように対応していけばいいかなど視点をもって、市民相談に対応できるようになってきたこともございますので、徐々にではございますが、職員意識向上は図られてきているかなと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 厚生労働省はこの事業を追うようにひきこもりや介護、貧困などさまざまな問題に一括して対応できるよう行政縦割りをなくした丸ごと相談支援とか、断らない相談窓口を市区町村ごとに最低1カ所設けることや福祉制度につながりにくい人を継続支援していくことを盛り込んだ社会福祉法改正案を現在策定していると伺っております。SDGs目標1には、「あらゆる場所であらゆる形態貧困に終止符を打つ」とあります。また、目標4は「質高い教育をみんなに」とあり、全て人々に包摂的かつ公平で質高い教育を提供し、生涯学習機会を促進すると示しております。日本は世界第3位経済大国でありながら子ども7人1人が貧困状態にあり、特にひとり親家庭貧困率は世界第1位となっております。こうした環境は、健康や自己肯定感、また学力面で子ども成長にマイナスをもたらすということで、本市でも2017年から長久手市子ども生活学習支援事業が行われておりますが、現在、小中学生それぞれ何人参加しておられるか、また支援内容や支援者確保などに課題があるかお伺いをいたします。 ○議長(加藤和男君) 子ども部長。 ○子ども部長(浅井雅代君) 子ども生活学習支援事業について御質問ですが、小中学生ともに対象世帯は生活保護世帯、生活困窮世帯、就学援助費受給世帯及び児童扶養手当受給世帯となっております。小学生については、ひとり親世帯支援施策として実施しておりまして、現在、毎週3カ所実施しております。1カ所で大体1回参加人数は13人程度、10人から20人となっておりますが、支援内容としましては、学習支援、生活相談、生活習慣等習得などを行っております。また、生活困窮世帯支援施策として中学生は行っておりますが、ここについては高校進学がございますので、学習塾2者に委託をしておりまして、合わせて週3回実施しております。全体で32人が参加しておられまして、先ほども申し上げましたが、主に進学支援等を行っております。課題といたしましては、開催場所や回数、受託者または担い手を含めて、貧困家庭生活、学習支援目的を果たしているかどうか、また学習支援事業だけではなくて、経済的な困窮を抱えた世帯全体的な支援につながっているかどうかということを再度、先ほど教育部長答弁にもありましたが、関係部署で今後制度的な対応をしていく必要があると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。  ひとり親家庭親が最も不安視することをお尋ねしますと、ほとんど親御さんは子ども教育ですとおっしゃいます。特に高卒程度学力を身につけることは、子ども将来に大きな力となりますが、高校中退予防や中退後支援は見落とされがちな傾向にあります。貧困連鎖を食いとめるためにも、学習支援さらなる拡充と複雑な家庭事情や特色ある個性を持つ若者へ適切な支援を市として考えていくべきではないかと思いますが、お考えを伺います。 ○議長(加藤和男君) 子ども部長。 ○子ども部長(浅井雅代君) 例えばですが、ひとり親学習支援につきましては、先ほど申し上げましたが、小学生についてはNPOに委託しておりますけれども、居場所要素が非常に強くありますので、今後は均等に教育機会を提供するということで、再度実施方法等については、検討していきたいと考えております。  また、高校を中退された方、生き場所がなくて生きづらさを感じながら社会に適応できない若者に対して、青少年に対しては犯罪やひきこもりにつながるケースもあるため、特に特性あるないをきちんと見きわめて、その方居場所確保であったりとか、社会へ適応訓練、または就労支援等をきめ細かに行っていく必要があると考えております。今後につきましては、令和2年度から第2期子ども・子育て支援事業計画中で相談場所確保、あるいは情報提供、それから各部署役割分担、現実いろんな事例は起きておりますので、そういった事例を通じながらそれぞれどういうふうに連携をしていくべきか、それから市民方とも今後いろんな方向性を話し合いをしながら検討していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 自分力で生きていけるように就労支援までしっかりとした見守りを続けて、しっかり仕組みとしてつくっていただきたいと思います。  近年子ども食堂や教員OB、大学生らによる学習ボランティアが全国に広がっていますが、政府調査では6割以上が資金不足や人手不足に悩んでいることがわかっております。京都市は大手コンビニチェーンと協定を結んで店舗閉店や改装時に発生する加工食品や文房具在庫について、子ども食堂などを通じて子どもたちに提供する活動を展開しています。長久手市でも民間など多方面に協力を呼びかけて子どもへ支援が広がりやすい体制を構築していく必要性を感じますが、お考えをお聞かせ願います。 ○議長(加藤和男君) 子ども部長。 ○子ども部長(浅井雅代君) 現在、本市子ども食堂といたしましては、2カ所、それぞれ地区社会協議会とNPO法人さんが運用していただいているということで、状況を把握しております。その運営に当たっては、地域で自主的な活動として地域ボランティアさん、民生児童委員さんを初め、ボランティアさん、それから学生ボランティアさんお手伝いをいただいておりまして、宿題教室ですとか、子ども悩みごと相談等も行っていると聞いております。また、NPO法人として東海エリア子ども食堂を運営するさまざまな団体が集まってフォーラムを開催し、民間など多方面に周知を行って、子ども食堂へ協力を呼びかけるなど活動を開催されているということは承知しております。まずは、私どももなかなかNPO団体さん、それから支援するいろんな市民方々ということ情報をきちんと把握した上で、私もかつてちょっと瀬戸菱野団地子ども食堂ほうを見学させていただきましたが、我々市職員よりも市民方々やっぱり人脈ですとか、人つながりが非常に広くて、そういったところから民間方々から材料を集められたりとか、そういうことで資金不足なんかも解消しておられましたので、今後そういったことも地域全体に広がっていくような財政を考えていきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ぜひよろしくお願いいたします。  3点目に移りますが、食品ロス削減運動について、平成28年第2回定例会で市内で行われる宴会食べ残しを減らすため3010運動推進を提案いたしました。12月から1月は最も効果が期待できる季節ですが、これまで取り組みを伺います。また、より広く市民に協力を呼びかけていただけないでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 食品ロス削減につきましては、市民に継続的に啓発していくことが必要だと考えております。その中には、市ホームページにも食品ロス削減に関する特集ページを設けさせていただいて、また10月が食品ロス削減月間であることですとか、3010運動についても今すぐできる取り組み一つとして掲載をしております。  それから市民へさらなる呼びかけとしまして、ごみ出しアプリやSNSも活用していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  令和元年第2回定例会で、山田かずひこ議員が食べ切れずに自宅で眠ったまま食材などを使った調理イベント開催を提案されておりました。先日、市内学生が発案して、NPO法人と環境課が協力して開催した食パーティーに参加させていただきました。発案者がアプリを通して参加を呼びかけると、ほか大学学生さんが当日ぱっとスマートフォンで見た人たちが遠方からどんどん集まっていくるという、本当に気軽な感じで大変私も驚いたんですけれども、環境課職員皆さんは、あえて黒子に徹して、そういう方たちが楽しく過ごせるように協力しておられました。こうした取り組みというは、本当に楽しみながら市内ごみを削減できて、また人と人が食を通じて自然につながることも期待できます。先ほど浅井部長がおっしゃられたとおり、本当に市民ほうが人脈があるというか、本当にぱっと人を集められる力があるなというを本当につくづく私も教えていただいたんですが、こういう形で今後も若者などに協力を呼びかけて市民参加へと、この食パーティーとかを広げていくことができないか、お伺いをいたします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) せんだってパーティーでございますが、こちらは食べごろぎりぎり野菜ですとか、賞味期限ぎりぎり食材を利用した食パーティーでございまして、こちらは議員が言われたように市内学生が発案した企画でございます。当日は人もたくさん、そして食材も集まり、初回としては成功だったと感じております。こうした市民主体で取り組みが本市目指す理想姿でございますので、こういった取り組みがもっともっと市民に広がってほしいと考えております。そして、行政としましても市民取り組みが円滑に進めていくようにイベント広報ですとか、会場確保など市で可能な限り協力できることは協力していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。みんなが持ち寄った食材は参加者が自由に調理をして、見違えるほど豪華でおいしい料理に生まれ変わりました。例えば御答弁にあったエコ・クッキング教室や共生ステーション、また平成こども塾イベントなどでふるまわれる料理食材などにこうしたものを使用して、参加者にごみ削減や食品ロスを減らす意識を広げていけるではないかなと思いました。先日、NPO法人主催で障がいある方がエコハウスで資源回収受付に挑戦するまざってエコが開催されましたが、同時にフードドライブも開催され、食品46点が集まりました。また、9月には栄徳高校文化祭でもボランティア部皆さんがフードドライブに挑戦をされて、食品122点が集まっております。今後市イベントなどさまざまな機会に気軽にフードドライブを開催させていただけるような仕組みを整えていただけないか、お伺いいたします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 今後ことでございますが、食品ロス削減につながる取り組みは、さまざまな機会や形で啓発していく必要があると考えております。市主催料理をふるまうイベントような機会も捉えさせていただいて、食品ロス削減へ働きかけを進めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ぜひよろしく御協力をお願いいたします。  4点目御答弁に移らせていただきますが、御答弁で4月実践発表を受けて、教育長がどのようにお感じになられたか、済みません、いきなりですけれども、伺わせていただきます。 ○議長(加藤和男君) 教育長。 ○教育長(川本 忠君) 実践発表ということで、4月現職教育ほうで発表しています。それは自分も見させていただいておりますけれども、基本的には1・2年生生活科学習発表成果を発表されたということで聞いております。学校中、学校探検ということで施設を見て回ったりとか、あとは自分たち周り人たちと関心を持つ内容であって、地域方を特にゲストティーチャーとしてお招きをして学習を深めるといった内容と記憶しております。ESD教育観点一環であります他人とかかわり、それから社会と関係性、それから自然と関係性を認識した「かかわる」、それから「つながり」、これを尊重できる個人を育むということがこういった項目を意識したものであるというふうに思っております。人間関係が希薄となっている中で、今後もこのESD教育、これに取り組んでいくことは大切であると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございました。  今お話からESD教育を受けた子どもたちがこれから本当にいい影響を受けて、長久手市よりよい未来を担っていってくれることを期待していきたいなと思いました。  現在、ESD教育を受けられるは、東小学校生のみとなっていると思うんですが、この持続可能な社会づくり担い手として意識をほか生徒たちにも感じてほしいと思っております。SDGsを楽しく理解できるカードゲームを中学校授業で行っている自治体が複数ございます。一人一人小さな行動が誰かや何かに影響を及ぼし、人と人はつながり合ってることを実感できるゲームで、考え方が全く違う人々とも話し合って、協力し合いながら問題解決をしていくというゲームなんですが、本市でも授業ほうに導入していただくお考えがないか伺います。 ○議長(加藤和男君) 教育長。 ○教育長(川本 忠君) カードゲームということで、実際自分も物を見たこともないです、体験したこともまだありませんけれども、ただこのカードゲームについては、目標一つ一つを細かく勉強するためものではなくて、なぜこのSDGsがこの世界に必要なか、そしてそれがあることによってどんな変化とか、可能性があるかというを体験的に学べると聞いております。そういった意味でも意義深い教材になるかなとは思ってはおるんですけれども、ただ一方で、実施に向けては教育課程上位置づけですとか、それから他教科、それから領域と授業時間数などとり方、配分もありますので、なかなかこれを直接授業一環としてやるというは、どの部分でやれるかというは難しい部分があると思います。実際に現場ほうにもそれは話をさせていただきながら研究してもらうようなことはしていきたいと思っています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございました。私もゲームを1回やらせていただいて、本当にびっくりするぐらいよくできたゲームというか、いろいろな考え方が本当にひっくり返るようなところも感じたものですから、こういうを本当に子どもたちがやったらいいだろうなと、すごく単純に思ってしまったものですから、お薦めをさせていただきます。ぜひ、SDGs、世界目標といいましても、足元長久手市が本当に皆様が一歩ずつ協力し合って、市民協働で目標達成に向けて進んでいくことでさまざまな課題がクリアできると信じております。ともどもにまた頑張っていきたいと思いまして、この項目を終わらせていただきます。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問を許します。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 2項目め、適切な避難を促す環境整備について。  (1)令和元年度市内一斉防災訓練成果はどのようでしょうか。
     (2)利用しやすい防災マップ更新について。  ア、地震編と風水害編に分けませんか。  イ、色覚障がいある人に配慮した配色にしないでしょうか。  ウ、市民に見やすさへ意見を聴取しませんか。  (3)長久手市公式防災アプリを配信しませんか。  (4)避難所となる公共施設にWi-Fi機能つき自動販売機を設置しませんか。  (5)ペット同行避難対策マニュアルを策定し、受け入れ態勢整備をしませんか。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) 適切な避難を促す環境整備について、5点御質問をいただいております。順次御答弁させていただきます。  1点目について、令和元年度市内一斉防災訓練は、市民主体で防災関係機関、消防団及び市職員が協働連携し、市内6小学校において避難訓練、避難所受付訓練、実際に発災したことを想定した訓練等を行い、約3,200人が参加しました。成果としては、重点項目である要配慮者へ対応において民生委員と地域が連携し、地域絆づくり一環として避難行動要支援者安否確認を一部小学校区ではありますが、3年連続で実施できたこと、また、実際に発災したことを想定した訓練において、起震車による地震体験訓練や全て小学校区で自分身は自分で守るためシェイクアウト訓練などを行い、自助・共助向上を図ることができたことです。  2点目アについて、防災マップを地震編と風水害編に分けることについては、現在ところ考えていません。  イについて、色覚障がい者に配慮した配色については、今後検討したいと考えます。  ウについて、市民に見やすさへ意見を聴取することは考えていませんが、近隣市町防災マップを参考にしていきます。  3点目について、名古屋市や大阪市が市民避難等を支援するため防災アプリを配信していることは承知しています。地震や風水害に関する防災情報配信、自分現在地から防災マップ上で洪水浸水想定区域図を見て、その付近安全な避難場所を選択するとそこまで避難経路を表示するなど機能を有していることから、今後先進事例を研究していきます。  4点目について、避難所となる公共施設にWi-Fi機能つき自動販売機を設置することについては、半田市にあるメーカーが専用インターネット回線を準備し、全て携帯電話が利用できるWi-Fi機能を有している自動販売機設置を進め、県内で半田市役所や瀬戸市文化交流館などに設置していることは承知しており、今後先進事例を研究していきます。  5点目について、本市では、ペット防災手帳を狂犬病予防接種集合注射時や市内動物病院にて配付をし、飼い主が災害発生に備えて準備していくこと、同行避難等対応について周知啓発を行っているところです。同行避難マニュアルについては、環境省が作成した「人とペット災害対策ガイドライン」を使用していきます。避難所における受け入れ体制は、被災地等状況などを参考に調査研究していきたいと考えます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) では、ことし避難訓練重点項目と今回防災訓練で新たに取り組まれたものがありましたら教えてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) ことし市内一斉防災訓練重点項目としましては、三つございまして、その中1番目としまして要配慮者へ対応、二つ目が学校と連携、三つ目が実際に発災したことを想定した訓練でございます。それから新たに取り組んだものとしましては、重点項目一つ目になっております要配慮者へ対応中で長久手市社会福祉協議会障がい者支援センターによる福祉施設利用者6名を施設職員と社会福祉協議会職員などが連携しまして、避難所である市が洞小学校まで避難誘導する訓練を行いました。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。6名も方を避難誘導されたということで、新しい取り組み、お疲れさまでございました。たしかこれは平成29年に水防法が改正されて、土砂災害警戒区域や河川洪水浸水想定区域内にある高齢者施設が避難確保計画をきちっとつくることと、あとその計画にのっとって避難訓練を行うということがたしか義務づけられたことによるかなと思いましたが、本市でこの条件に当てはまっている施設が何カ所あるか、また避難確保計画作成と、あと訓練実施状況がどのようかもお伺いします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 状況でございますが、計画作成を義務づけられております施設は市内に3カ所ございます。市は各施設を個別に訪問させていただいて、作成趣旨ですとか、作成要領などについて説明を行っております。  それから避難確保計画についてでございますが、2カ所が作成済みでして、1カ所はまだ現在作成中でございます。また、計画づくり避難訓練実施についてでございますが、1カ所は実施済みで残り2カ所につきましては、今後市と連携を図りながら実施していく予定でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) それでは、近年避難訓練参加者数について平成29年は3,893人、平成30年は3,374人、ことしは3,222人とわずかながら減少傾向にあります。数字のみを追って内容、実態まで推しはかることはできないんですけれども、関係者数を除いた市民参加者数が減っているかということと、あと減っていた場合に原因がどのようなことが考えられるか、お伺いをいたします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 市内一斉防災訓練参加者でございますが、市民参加人数でございますが、平成29年が3,280人、平成30年度が2,846人、今年度が2,842人とだんだん減少傾向にはあります。原因としまして考えられますが自治会へ未加入者へ周知が不足していることですとか、また市内一斉防災訓練は、今年度で7回目を迎えました。そして年に一度訓練でございますので、定期的に実施することは重要であるという意見がある反面、訓練内容に余り大きな変化がないことからマンネリ化しているではないかという意見もいただいております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 今御答弁中で自治会未加入者へ周知が不足しているということは挙げてくださったんですが、現在どのように行っているか、確認をさせてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 自治会未加入者へ周知方法でございますが、自治会未加入者に対しましては、市ホームページですとか、広報ながくてへ記事掲載、それから市内6校小学校に全児童に対して市内一斉防災訓練チラシ配布をさせていただいております。それから安心メールほうで前日、当日と、防災訓練実施について周知をさせていただくなど、それから訓練当日は、広報車で防災訓練をやりますよというようなこと周知もさせていただいております。それからまた防災訓練開催に向けたポスターも作成させていただいて、市施設に掲示をさせていただいております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) さまざま御対応くださっているとお聞きしましたが、ちょうど来月から長久手市子育てアプリが配信されると伺っておりまして、本当にすばらしいなと思ったんですけれども、防災訓練など防災情報もできればこの中に入れ込んで配信していただけるように、これは御要望というか、お願いをしたいと思います。  また、最近は防災訓練を楽しもうという発想でいろんな取り組みが行われています。例えば長久手市にも店舗がある有名なアウトドアメーカーなどは防災訓練に協力して防災キャンプを実施したり、防災グッズを紹介したりしておられます。また先週、経済産業省が大規模停電時に電気自動車を移動電源として活用する行動計画を公表したんですけれども、全国自治体防災計画にもこのEV公用車導入など積極的にEV活用を盛り込むことを要請していくという内容が公表されておりました。既にトヨタさんなどを初め、多く自動車メーカーが自治体と災害協定を結んで防災訓練に協力してくださっているようなので、ぜひ民間活力も取り入れながら楽しく防災力強化につなげていただきたいと、こちらも済みません、要望としてお訴えさせていただきます。  (2)に移らせていただきます。  防災マップは全国的に近年たび重なる激甚災害を受けてよりわかりやすく、より迅速な避難行動を促す情報を掲載するように改善が行われています。  アについて、長久手市防災マップは、地震と風水害情報が1冊に凝縮されているものですから、管理しやすいという利点があります。その一方で、多く自治体は地震用には地震予測図や液状化危険度予測図を、風水害用には、大雨警戒レベルやため池ハザードマップなど、それぞれ被害予測情報を混合せずに災害リスクをわかりやすくはっきりと伝えています。文字サイズとか、避難拠点が大きく表示できるものですから、高齢者方々にも見やすくなると思うんですが、分けない理由をお聞かせいただけますか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 防災マップ御質問をいただいております。防災マップですが、市民方に防災マップ周知には努めておりますが、中にはまだ御自分避難場所がわからないというような声を一部方からお聞きすることもあります。そのような声がある中で、防災マップを今ところ、2種類に分けることにつきましては、内容がそれぞれ区分されて見やすいという利点もあるかと思いますが、費用対効果という点をちょっと考慮させていただきますと、必ずしもそう言えないではないかということを考えておるから今ところは分ける予定はございません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ハザードマップというはそもそも認知度が低く、平時も避難時も住民が見ないことが一つ課題になっています。例えば、茨城県常総市鬼怒川氾濫が起こった後調査で発災後にハザードマップを見なかった割合を調べたところ、見なかった割合が93.6%、活用方法を知らない、または見たことがない割合が61%、知っていたけれども、家どこにあるかわからなかったが18.4%でした。この地域には昔から鬼怒川は氾濫しない、決壊しないという言い伝えが住民に浸透していたことも無関係ではなかったかと思います。本市防災マップ認知度や活用度をどのように捉えているか、お伺いをいたします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 現在防災マップでございますが、こちらは平成26年度に作成をいたしまして、全戸配布をしております。その後は市役所窓口ですとか、N-ピアなどで配布を行っております。また、地域で行っております自主防災講習会ところで、地域方と防災について意見を交換などを行う自主防災検討会などで周知などに努めておりますが、認知度ですとか、活用度についてアンケート調査などは行っていないことから、どこまで把握できているかわからない状況です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) わかりました。ありがとうございます。  イとウに移りたいんですが、補助資料にお示ししたんですが、健常者見え方と弱視見え方というが4つ写真が写っていまして、そもそも画像が茶色っぽくてわかりにくい、ごめんなさい、もうちょっとこれから頑張っていきたいなと思うんですが。健常者見え方何を見てほしいかといったら、赤い色ところですよね、赤く見えているんですよね、健常者方は。だけど、ほか見え方方たち、色盲方たちはどちらかというと赤い色が見えていない。しかも右下ピンク色に見えている、一応赤は見えているんですけれども、非常にこれをどれだけ、自分がもしこの立場だったらどれぐらいこれを真剣に見るかなと思うと、なかなかちょっとどうかなというところもありますので、赤い色ではなく、だいだい色にするだけで色ははっきりと見えるようになるそうなので、そういった取り決めもしっかりあると思いますので、ホームページ防災情報についても同様に配慮をお願いしたいと思います。  この10月に大阪府吹田市が全戸配布したハザードマップが市民から公表だと伺っております。担当者は命にかかわるものだからこそ、配達されたときに開いてみたいと思われるもの、行動したくなるものを目指したということでありました。私もちょっとこれ、無理を言って送っていただいたんですけれども、これがポストに入れられていると何かなととりあえず思うと思うんですよね。これをぱっとあけると、こうやって何か1冊これちょっとかわいい絵柄本がついてて、こうやってハザードマップが何冊かに分かれているんですよね。これを見るかどうかは別にしても、一応こうやっていろんなことがわかりやすく載っている本なんですね。これぐらいは見ようかなともしかしたら思うかもしれないんですけれども。この担当者方に聞きますと、女性目線をちょっと意識したということも伺ったんですけれども、ここまで豪華な装丁にする必要はないと思っているんですが、どうしても長久手市ハザードマップ、これはすごく硬派なすごくきちっとした感じものですよね。本当にどうしてもかたいイメージというか、きちっとしたイメージが先行しがちなので、例えば長久手市だったらクーテシガーナをちょっと入れるとか、何かもうちょっとやわらかいというか、やわらかくあってはいけないかもしれないんですけれども、何か工夫をしていただけると何かちょっと市民方も見ようかなという気に、もしかしたらなるかなという、ごめんなさい、これは御提案ですが、お考えをお聞かせ願います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 大阪吹田市ように、今議員に見せていただいたものまでいけるかどうかわかりませんが、親しみを持っていただいて、そして実際に使っていただかなければ防災マップとして効果はありませんので、そちらにつきましては、先進地事例を研究させていただくとともに、近隣市町にもいろんな防災マップがありますので、そちらも参考にして作成していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 市民が防災マップを活用するには、地図が読めることや、各被害予測情報を理解できることが必要になりますが、地図が苦手な方にとっては、このマップを開くことすら避けたい心理が働きます。ある自治体調査では、ハザードマップを見ても内容が理解できなかった人が28%もいたことがわかっています。例えば地域サロンや体操教室、防災訓練などでマップ見方を理解する機会を設けることができないでしょうか。説明をきちっと聞きながら自分でマップ中に図上に自分家から避難所まで線を1本書くだけでも非常に意識が高まるということもわかっておりまして、以前から本市は防災士有資格者に災害ボランティア登録を勧めておられまして、活躍機会創出とか、防災リーダー育成が課題となっておりましたので、そうした方々に活躍していただく仕組みとしても考えていただけないか、伺います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 今は、自主防災会講習会ですとか、防災訓練などを活用して防災マップ見方等を市民皆様にお伝えしておりますが、今後は、それ以外にも皆さんに広めていく機会を今後検討していきたいと考えております。  それから地域防災リーダー的な役割を担っていただいております防災士助成制度を平成29年度から実施しておりまして、こちらは、これまでに8人方が資格を取得しております。防災士組織化ですとか、活用仕方については今後検討していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) では、ぜひお願いします。  (3)に移らせていただきます。  アプリ利点については、御答弁でいろいろと言っていただきまして、帰宅困難者に対してだとか、あと多言語化機能がついていますので、観光客へ防災対策としてもカバーでいるかなと思って御提案させていただいたので、導入に向けた研究をお願いいたします。  もう1点、補助資料にお示ししました黄色い枠で囲ってあるものですけれども、こちらが住民に避難情報を伝えるためアプリ導入を提案させていただきたいと思います。3月議会ときに大雨でも確実に音が届く280メガヘルツデジタル同報無線システムポケベル電波ラジオ導入を提案させていただいたんですが、より費用を抑える方法をお調べしたところ、コミュニティFM局と無料防災アプリ「プラプラ」を連携させることで長久手市防災行政無線音が市民持っているスマートフォンで受信できる。そして文字でも読めるということがわかりました。今までいろいろ考えてきた対応よりも費用が確実に低予算で済むため、こちらがどうかなと思うんですね。耳不自由な人とか、あと高齢者方にもいち早く情報が届くので、ぜひと思うんですが、これは現在、全国61自治体に導入されているんですが、このアプリについてお考えをお聞かせ願います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) コミュニティFM局と無料防災用アプリ連携というは、非常に有益なものであるとは考えております。本市場合ですと、瀬戸市にあるRADIO SANQと防災専用アプリ、議員も御紹介いただきました「プラプラ」と連携を進めることになるかと思いますが、このRADIO SANQが市内全域で現在聞くことができない状況があります。まず、そちら点を解消するには、どのようにしたらよいかということも含めまして、今後検討とさせていただきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) では、Wi-Fiお話に移りたいんですけれども、今、総務省が全国3万カ所指定避難所とか公共施設などにWi-Fi整備を進めているんですけれども、本市は小中学校が避難所となっていると思うんですけれども、小中学校Wi-Fi設置に向けた方針をお聞かせ願います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 現在、市指定避難所中で市民利用度高い、市役所西庁舎、福祉家、文化家、中央図書館4カ所にはWi-Fiを整備しております。小中学校へWi-Fi整備については、停電している場合は使用できないことや、ふだん利用しない施設へ整備は費用対効果が低いということから現在ところは考えておりません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。  第1答弁でいただきました自動販売機件ですが、補助資料にもついているんですけれども、一般的な自動販売機と全く同じ仕様になっております。これを1台置きますと、半径約30メートルは無料でWi-Fi通信が使用できて、携帯電話通信回線を使用するため、停電しても使えます。設置費用とランニングコストは売り上げ収益を原資とするため不要になります。現在、愛知岐阜三重駅、ほとんど駅とモリコロパークなど観光拠点、あと図書館や小中学校周辺など、災害時避難拠点によく設置されているそうです。長久手市一時避難所に指定されている公園ですとか、スポーツ施設などにこういったものを設置することで通信手段が切断されたとき緊急防災用ベンダーとして活用ができるではないかと思いました。災害時に全てキャリアが無料開放される、総務省が00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)というを発動するんですけれども、その発動されるまでは72時間かかるということも過去ありましたので、その間タイムラグを埋めるため補完としてもこれが役に立つではないかなと思うんですが、課題についてお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 議員提案ありました災害用Wi-Fiつき自動販売機を設置することについては有益であると考えております。現在、市公共施設自動販売機設置につきましては、施設管理者ごとに入札等を行っていることから今後市として全て自動販売機を災害用にしていくことにつきましては、庁舎内で調整をさせていただいて、市方針として災害用ベンダーを設置していくかどうか、定める必要があると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。今、長久手市公共施設に設置されている自動販売機入札要件をお調べしますと、「環境配慮型とする」という1文のみになっているんですね。ほか自動販売機状況を調べますと、自動販売機ごと収益とか、また大よそ利用者数をみんな割り出していて、その需要に応じて自動販売機を適切に種類を選んで設置をしておりまして、いろんな利便性とかいろんな収益部分を高めていることがわかりました。ぜひ防災などさまざまな観点から自動販売機見直しについても御検討いただきますようにお願いいたします。  5点目にいきます。  5点目ペット防災手帳、御答弁でいただきまして、ペット防災手帳と環境省ガイドラインものを利用していきますよという御答弁をいただきました。補助資料にあるように、ほか自治体さん避難所運営マニュアルと見ますと、すごく細かくペットことが書かれているわけです。長久手市もペット飼い主皆様へということもきちっと書かれていて、あと受付状況もどういう受け入れ状況かというも、全部受付ものも用意されていたんですけれども、この補助資料右下にペットスペース表示というがあるんですけれども、こうやって具体的にどこに集めるかとか、そういうところまできちっと書かれているわけですが、実際発災したときにペットを連れた方たちが来られたときに、職員さんがペット対応ことでとられるわけにはいかないと言ったらあれなんですけれども、ある程度ことをきちっと決めておけば、ボランティア人が必ずいろいろ進んでやってくれるんじゃないかなと私ちょっと思っているんですけれども、そのためにもこういうことをしっかり具体的に書いていくべきではないかなと思ったので、その点ちょっと伺いたいなと思ったんですが。  あと、ある避難所に長久手市避難所運営マニュアルには書いていない、爬虫類ですね、ワニが持ち込まれたりして、爬虫類が持ち込まれたとき扱いというが書かれていなくて、そういったこと、ちょっと細かいことで恐縮なんですけれども、そういった爬虫類に対して扱いについてもお伺いをいたします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 現在避難所運営マニュアル中には明確に記載されていないところもございますので、その部分は明確に記載していきたいと思います。  また、ペット、先ほど爬虫類などを持ってきた場合ですが、ほか小動物と比べまして、なかなか他避難所利用者理解というが得られづらいと思いますので、なかなか難しいではないかと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ある損保会社調査ではペットと同行避難と同伴避難違いを正しく理解している飼い主が6割で同行避難が推奨されていることを知ってる飼い主は3割未満にとどまっていました。熊本地震以降、避難訓練に同行避難を含ませる必要があるという方向性が一層強まっているんですが、この必要性についてお考えを伺います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 防災訓練においても避難訓練に同行避難を含ませることが必要であると承知しております。ただ、ペットに対する同行避難訓練などを含む対応要領については避難所形態ですとか、地域におけるペットとかかわり方などを考慮し、検討する必要がございますので、今後その対応要領に検討していく中であわせて考えていきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○13番(ささせ順子君) ありません。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) 3項目め、マイナンバーカード活用について。  (1)現在、本市で受けられる行政サービスはどのようでしょうか。  (2)市民活動やボランティア活動へ参加で付与されるポイント制度や電子申請・公金決済など、今後市独自新たな仕組みづくりは考えていくでしょうか。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。市長公室長。             [市長公室長 加藤正純君登壇] ○市長公室長(加藤正純君) マイナンバーカード活用についてお答えいたします。  1点目について、マイナンバーカードを利用した本市行政サービスは、コンビニエンスストアにおいて、住民票、印鑑登録証明書、戸籍謄抄本、戸籍附票を交付しています。  2点目について、マイナンバーカードを活用したポイント制度など新たなサービス展開には、マイナンバーカード普及が前提条件となります。マイナンバーカード普及率を上げることに努め、市民にとって利便性、地域経済有益性、経費負担などを包括的に研究していきます。
    ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。13番ささせ順子議員。 ○13番(ささせ順子君) ありがとうございます。  本市はマイナンバーカード取得率が愛知県平均値よりも高い状態が続いていて、その理由をお尋ねしたところ、本当にほか市町ではやっていない市役所窓口で写真撮影をお手伝いするとか、本当にいろいろな工夫をされている。閉庁時に月1回、マイナンバー用窓口を開設したりとか本当に職員方々が一生懸命努力をしてくださって、平均よりも高い取得率になっているとお伺いしております。しかしながら、以前、私はマイナンバーカードを活用してさまざまな取り組みをしていきませんかという御質問をしてなかなかちょっとそこまでには至らないですよというお答えを既にいただいているところなんですが、このマイナンバーカードを使ってマイナポータルというオンラインがありまして、それを活用しますとさまざまな行政サービスが受けられることになっております。特に電子申請システムが非常に進んでおりまして、例えば子育てワンストップといって、子育てこと電子申請、あと介護、障がい、災害者支援ワンストップ、あと死亡相続などがあるんですが、長久手市としてはこのような電子申請について進めていくお考えがないかお伺いをいたします。 ○議長(加藤和男君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(横地賢一君) 今御質問ありました全国というか、全世界的に社会デジタル化が進み、人口減少社会へ対応としてこういったことも必要かと思っておりますので、今後も庁内関係部署と連携して対応について調査研究していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 質問時間がなくなりましたので、ささせ順子議員個人質問を終結します。  この際、暫時休憩をします。再開は、午後3時30分とします。                  午後3時16分休憩                ――――――――――――――                  午後3時30分再開 ○議長(加藤和男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  個人質問を続けます。8番山田かずひこ議員。            [8番 山田かずひこ君質問席登壇] ○8番(山田かずひこ君) それでは、議長お許しをいたしましたので、発言通告書とおり、質問させていただきます。本日は2項目であります。3人続けて防災が続きますけれども、ちょっと違った切り口でいきますので、よろしくお願いします。  1項目め、防災対策について。  まだ記憶に新しい台風15号、台風19号、そしてその後大雨。台風15号では風による建物損壊、長期停電等甚大な被害が起きた。また、台風19号では、激しい雨による東京都多摩川や長野県千曲川氾濫による被害が発生し、多く犠牲者が出ました。発生形態が多様化する災害に対し、行政力だけで災害を乗り越えることはできません。「自分命は自分で守る」「みずから地域は皆で守る」という自助、共助、そして公助がバランスよく機能することが大切であると思います。  (1)風水害対策取り組み状況についてはどのようですか。  (2)市内河川整備管理はどのような状況でしょうか。  (3)高齢化が進む中で防災担い手確保・育成取り組みはどのようでしょうか。  (4)災害時における環境、衛生面で管理対策についてはどのようでしょうか。  (5)受援計画、ボランティア受け入れ計画についてはどのようでしょうか。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。くらし文化部長。            [くらし文化部長 浦川 正君登壇] ○くらし文化部長(浦川 正君) 防災対策について5点御質問をいただいております。順次御答弁させていただきます。  1点目について、風水害対策取り組み状況としては、長久手市地域防災計画風水害等災害対策計画編中で災害が発生する前災害予防、災害発生直後災害応急対策、災害復旧・復興段階において、それぞれ市が実施すべき事項について定めています。  また、災害時における市職員対応要領を定めた長久手市災害初動ガイドラインや風水害等対応マニュアルなどがあります。  職員へ教育としては、毎年4月末に大雨警報等が発令された際に災害対応を行う非常配備班配備長や施設管理者に対し、非常配備要員編成基準や前年非常配備実施状況などについて説明会を行っています。新規採用職員に対しては、災害対応に関する基礎的事項教育や非常配備際に巡回するルート現地確認、非常用発電機、のこぎり、チェーンソー等災害用資機材使用方法指導を4月から5月にかけて2回実施しています。  2点目について、市内河川については、護岸等整備により侵食、崩壊に対する一定対策が行われています。また、管理についても、毎年度草刈りや堆積土砂著しい箇所しゅんせつなどを計画的に実施しています。  3点目について、防災担い手確保・育成取り組みについては、平成29年度から地域防災リーダー的役割を果たす防災士資格取得ため助成制度を行っており、これまでに8人が取得しています。また、市内一斉防災訓練に市内高校生や大学生参加を呼びかけ、地域支援や参加団体として、昨年は高校生が4人、大学生が約70人参加しています。  4点目について、災害時における環境面で管理対策として、平成30年3月に災害廃棄物処理要領を定めた長久手市災害廃棄物処理計画を作成しています。また、衛生面管理対策として長久手市小中学校避難所運営マニュアルに汚物集積場を設置する、女性用トイレ数を男性より多目にする、トイレ清掃は午前、午後に避難者がそれぞれ交代で行うことなど記載があります。  5点目について、市では、物資や職員受け入れなどについて記載した受援計画、ボランティア受け入れ計画いずれも作成できていない状況です。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 御答弁ありがとうございました。  どうしても災害というと、近い将来、70%ぐらいで来るだろうと言われています南海トラフ地震を想定しがちなんですけれども、実は日本国内どこでも起こり得る、今回台風15号、19号にあるような台風に対して対策が必要であるということが本当によくわかったと思います。台風19号は予想進路では、この東海地方を直撃という予報であったんですけれども、たまたま進路がそれたおかげで本市には大した被害がありませんでしたが、もしこれが仮に予定進路どおりに上陸していたことを考えると長野県とかで起きたことが実際このまちにも起きていたかもしれません。本市は、環境よさから自然災害に関する危険意識というは少し弱いではないかなと思います。どうしても愛知県内でも三河方面とかにいくと、防災訓練でも一生懸命やっぱり海沿いということでやっていますので、そういう差があるかなと思います。こういったことが本当に防災訓練、先ほど来皆さん言ってるように、だんだん参加者も減ってきているということにつながっているんじゃないかなとは思います。私たちは防災取り組みをもっともっと身近に捉えて、自助、共助、この大切さを考えていく必要があるとは思います。  そこで今回、風水害対策について順次質問をさせていただきます。  2000年9月11日に、東海地方でも東海豪雨、こちらが起きております。ちょうど私がその当時、八事ほうで商売をやっておったものですから、八事からこっちに向かってくるときに、植田あたりでみんな車を乗り捨てて、そこで地下鉄に乗っていく。地下鉄構内にも水が浸水したり。それからちょうどやっとことで岩崎ぐらいまでたどり着いたと思ったら岩崎から長久手に来るときに本当に上り坂ですので、そこから川ようにだんだん水が落ちてきて、ほとんどそこは車が走ってなかったですね。たまたまそのときは四駆に乗っていたからそのまま無理やりいきましたけれども、ただ全くそういう被害云々というは今は耳に入っていないんですけれども、そこでお聞きしたいんです。この東海豪雨とき市内被害状況、これはどのようであったか少しお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 東海豪雨とき市内被害状況でございますが、この豪雨では、2000年9月11日から12日午前にかけまして、市内で総雨量が492ミリ、1時間最大降雨量が85ミリと激しい雨に見舞われました。幸い人的被害はありませんでしたが、物的被害としまして、床上浸水が3棟、床下浸水が15棟、道路破損が3カ所、道路冠水が11カ所、それから浮江橋陥落、それから河川のり面崩壊が19カ所発生するなど大きな被害が生じております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 結構大きな被害が起きているということはわかりました。ただ、この大きな被害が起きて、当然東海豪雨とき被害、こちらを検証して、今後こういうことが起きないような課題、それから対策、こちらほうはできているか教えてください。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 被害箇所につきましては、復旧を行いまして、特に被害が大きかった岩作藪田地区においては、冠水対策として排水路改修工事を行いました。改修工事以降は冠水は確認されていないという状況でございます。また被害箇所については、大雨時に重点的にパトロールを行って被害拡大防止に努めているという状況でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 本当は課題と対策という形で、対策をして、それ以降は起きていないということですけれども、前もちょっと聞いたことがあるんですけれども、長久手市内ところですね。下山地区で大雨が降ると浸水する箇所がありますけれども、土のうを積んでいるところがあるんですけれども、その辺は今後どのようにしていくか、ちょっと教えてください。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 御質問下山地区というところで、地形的な状況によって排水が悪くなって冠水することがありました。ただ、平成23年度に既設排水路改修工事を行ってからは冠水は確認されていないという状況でございます。これまで大雨が降るたびに土のうによる浸水対策を行ってきましたけれども、平成23年度排水路改良工事完了以降、冠水実績がないことと、香流川樋管と当該地区最低地点と高低差が約1.5メートルあることから今後は香流川水位が樋管よりも高くなった場合に、土のうによる浸水対策を行っていくという状況でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) ぜひ土のうを手伝ってあげてください。よろしくお願いします。  それから台風19号ような豪雨による災害へ対応が必要となってきますけれども、市は当然ことながら、それから住んでいる住民人たち、こちらもみずからやはり地域個々置かれた状況を事前に把握しておくことがそれぞれが大事じゃないかなと私は考えるんですけれども、本市では土砂災害に対してどのような対策を考えているか、教えてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 土砂災害に対して対策でございますが、市内で土砂災害危険ある土砂災害警戒区域等につきましては、市ホームページに掲載させていただくとともに、防災マップほうにもその区域を記載しております。防災マップは市役所ですとか、N-ピアでも配付をしまして、周知に努めております。また、大雨等場合でございますが、土砂災害警戒区域にお住まい方に対し、警戒レベル3でございます避難準備・高齢者等避難開始を発令した場合、御自宅に電話連絡をさせていただきます。それから市職員が御家庭を訪問し、危険を知らせるなどそのほか広報車で巡回し、周知などをする対策をとる予定でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 今土砂災害警戒区域などにつきましては、市ホームページに掲載するとか、それから防災マップに区域を記載していると言われましたけれども、台風19号大雨ときに被害として前熊一ノ井クリザンテームヒルズ長久手、こちらほうで土砂災害が発生しているんですけれども、2カ所ありました。発生したことを市ほうは把握していますか。それとこの地区は防災マップほうには記載されているか、それをちょっとお聞きします。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 崩落発生日10月25日に、都市計画課と土木課ほうで崩落状況は確認をしてございます。その状況については、建設部内で情報共有を行うとともに安心安全課にも報告をしているということでございます。なお、防災マップほうは記載はされておりません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 現に土砂崩れが発生しているわけなんですけれども、防災マップに記載されていない理由、想定されていなかったんですか、それをお聞きます。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 防災マップに記載されていない理由ということですけれども、防災マップ急傾斜地崩壊危険箇所、土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域につきましては、愛知県により調査され、指定されるというものでございます。当該箇所は指定されていなかったということで、記載がなかったということでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 今、愛知県が指定するということがこれでよくわかったんですけれども、このクリザンテームヒルズ長久手、こちらは開発地区ところなんですけれども、今回崩落したのり面、こちらほうには、テラセルというジオセル工法、こちらほうを採用しているようでございました。ジオセル工法というと、高密度ポリエチレン製連続的・周期的なセルに土や砕石など地盤材料を充填して積み上げることで、高強度な構造体を形成する工法ということらしいんですけれども、実際現地も見てきましたけれども、ゼネコンさんにも少し聞いたんです、この工法が本当にいいかどうかも聞いたんですけれどもね。2カ所でこれが崩落しておりました。ここは民間が開発した地区でありますけれども、先ほど防災マップについては県が指定するということでしたけれども、この工法については事前に市ほうと当然協議はしているとは思います。そしてこの付近に住んでいる人は当然不安に思っていると思うんですけれども、今後やはり施工業者ほうにどのような指導を行っていくか、この辺をちょっとお聞きします。 ○議長(加藤和男君) 建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 事故発生直後、施工業者から付近住民に対して速やかに状況説明を行ってもらおうと要請しました。現在、施工業者側で原因究明と復旧方法について検討しております。検討結果を踏まえまして早期に完全な復旧工事を行ってもらうよう、市から要請していきます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 本当に防災マップに記載されていませんけれども、実際に土砂崩れが発生したわけですから、この地域に住んでいる方々に現状をこの地域はこういう形で土砂災害が起きることもありますよということを知ってもらうことが大切じゃないかなと思います。市側としても本当にこのことを地域に住んでいらっしゃる方々にぜひ伝えていただいて、そしてまた施工業者とも今後本当にこの方法がいいかどうかというも検証してもらって再発しないような対策をぜひ考えていってもらいたいと、そう思います。ぜひ指導もしてもらいたいと思います。  本市におきましても、最近高層マンション、14階、15階という高層マンションが非常にふえてきているんですけれども、こちらほうが災害で停電して、エレベーターもとまって水も上がってこないようなそんなところにもし、高齢者方が住んでいたらどうするんだろうということになるんですけれども、これも霧島に前回ちょっとセミナーを受けに行ったときにいろんなお話があった中で、東京都ある地区では、地元都立高校生が付近マンション階段を駆け上がっていって、各世帯に声かけして回っているとかそんなこともやっていると言ってました。本当に学生とか生徒、これがかけがえないステークスホルダーとしてカウントされているということがセミナーでわかりましたし、それからまた静岡県三島市におきましては、高齢化進行に伴って、防災活動担い手をやっぱり確保することが非常に難しくなっていることをおっしゃっていまして、地元教育委員会と連携して、小中学生が地域防災訓練に積極的に参加するように呼びかけていると、そうおっしゃっていました。市内中学生によるチャリンコ隊、自転車で市内を走り回っている。高齢世帯を走り回っていると、こんなこともやっていると言ってました。小中学生によるジュニアレスキュー隊、こういったものを結成したり、マンション等で停電によってポンプが使用できなくなったことを想定しながら上層階に水搬送、こちらほうも行っていると、訓練していると、そういうことでありました。また子どもからお年寄りまで、長久手でも行っていますけれども幅広い世代が参加する地域、校区運動会、こちらほうで防災に関係する協議、こちらほうを行って、多く地域住民が触れ合える機会をつくって、いざ災害が起きたとき助け合いをする風土、こういったものを醸成していると。地域絆づくりを生かした自主防災組織、こちら活性化に運動会を利用して行っていると、そういうことをおっしゃっておりました。本市も高齢化率が進むことはわかっているんですけれども、このような小中学生子たちを使った防災活動、こういった小中学生を即戦力として考えていきませんか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) まず、高層マンションが停電した場合対応でございますが、こちらにつきましては、昨年、一昨年と市内一斉防災訓練中でマンション階段を実際に使いまして、水など重い荷物を運ぶこと大変さを体験していただきました。また、地域としてもどのように対応すればよいかについて考えていただくために、北小学校校区内高層マンションで訓練を今後も続けていきたいと思います。また、小中学生を防災活動即戦力として考えることにつきましては、関係部局と連携をし、今後検討していきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) ぜひ高齢化に対応した策として小中学生子も活用して検討いただきたいと思います。  災害状況によっては避難勧告により、当然避難所生活を送ることも想定されているんですけれども、その中でトイレ環境、これは非常にやっぱり重要になってくると思います。やはり避難所中でトイレというはどうしても人後というはなかなか嫌なところなんですけれども、本当に断水によって劣悪なトイレ環境、これによって、女性方はそうらしいんですけれども、トイレ回数を減らすために水分を控えて、それでエコノミー症候群を発症される方がいるとも聞いております。また、台風19号によって、長野市においても災害ごみ、よく連日テレビでやっているんですけれども、災害ごみ処理ができておらず、いまだにまち中に災害ごみが山積みとなっておるような状況がよくあるんですけれども、当然いつまでも放置しておくと、悪臭、においを放つと、そういった環境面で悪化ができてまいります。どうしても、先ほどトイレ問題とか、それから災害ごみ、これ問題は後回しになりがちなんですけれども、非常にこういったことは大切だと思います。そのためには、やはり関係業者方と災害協定を交わすなどして、日ごろからどんどん準備をしていくことが大切だと考えます。そういった意味で、本市における関係団体さんと災害協定、こちらほう現状はどのようになっているか、少しお尋ねします。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 本市におけます災害時協定状況でございますが、まず災害時廃棄物処理につきましては、平成27年8月でございますが、災害時における廃棄物処理等に関する協定ということで、愛知県産業廃棄物協会と協定を結んでおります。また衛生面対策である仮設トイレ賃貸につきましては、平成28年3月に太陽建機レンタル株式会社、それから自走式仮設水洗トイレカー賃借につきまして、平成30年10月に有限会社N&Ncorporationとそれぞれ協定を結んでおります。また、そのほかに災害における物資提供ですとか、災害用資機材要請など37協定を締結しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 私も先ほど山田けんたろう議員も言われたように、11月17日に南小学校で行われた防災訓練ときに、トイレカーがちょうど来ておりましたので、向こう社員方とお話をしたんですけれども、1台で100回分ぐらいトイレを使用できるということでした。長久手市と協定を結んでいただきましてありがとうございましたというお話をしながら、もし実際、災害が起きたときに何台ぐらい確保できるかとお聞きしたんです。先ほど1台はできるとおっしゃっていましたけれども、実際回答としては、数台ということを言ってました。1台でも確保してもらえればね、これはしょうがないと思うんですけれども。なかなか災害協定を結んでいても、被害状況によっては思いどおりにいかないものだなと思います。  そういった中で、今度は先ほど避難所云々があったんですけれども、避難所生活がやっぱり嫌だという人も絶対おると思うんです。やっぱり集団中で寝れないし、ペット問題もあるし、いろいろあると思うんです。だから避難所生活を避けて車中泊、車中避難をされる方も当然想定していくことが必要じゃないかなと考えております。その対策として大規模駐車場を屋外避難所として位置づけて支援体制を構築していくこと、こういったことも考えていかないでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 熊本地震などで車中泊避難をされている方が多く発生されていることを受けまして、市としましても車中泊避難へ対応について対応することが必要であると認識はしております。また、そういった避難場所確保と支援要領は今後検討課題と考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 本当に市内中でも広い駐車場を持っているパチンコ店ですとか、それからスーパーとかそういったところがたくさんありますので、ぜひそういうところに積極的にお話をしていって、いざというとき災害避難に備えていただきたいと思います。  それから台風15号、千葉県ほうとかで大規模な停電が続いておりました。やはり防災用品や食料、当然飲料水、こちらほうを備蓄しておくことは当然なんですけれども、それだけではなくて、やはり停電時備え、こちらほうも必要ではないかなというは、今回台風で再認識させられたんじゃないかなと思います。やはり今電気がストップしちゃうと何もできなくなってしまいますので。特に屋外避難所を利用するにしても、やはり駐車場とかでも電気は必要であります。  そこでお聞きします。災害用に防災倉庫中に備蓄されている発電機、こちらほうは個人へ貸し出し、こちらはできるでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 備蓄しております発電機個人へ貸し出しでございますが、今ところ個人へ貸し出しについては考えておりません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) では、防災倉庫に保管されている発電機点検、こちらほうは年に何回どのように行っているか教えてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 発電機点検でございますが、こちらにつきましては年1回、業者に点検を委託しておりまして、ガソリンを使用する発電機ですとか、カセットガスを使用します発電機機能点検やオイル交換などを行っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 業者に委託しててよかったんですけれども、実際発電機にはガソリンが当然必要なんですけれども、ガソリンは点検した後に入れっ放しにしておくと腐るんですよね。いざとなったときにやっぱり使えなくなってしまいますし、それから業者が行っていくということでしたけれども、実際ガソリン保管、どこにどういうふうに保管しているかということをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) ガソリン保管でございますが、こちらは市内に3カ所防災倉庫がありまして、それぞれに1リットル入りガソリン缶詰、こちらを36個ずつ保管しております。合計で108リットルになります。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 先ほどからずっと言ってますけれども、台風15号から見ても避難所運営に当たりまして、やはり電源が確保されることは、避難される市民にとっても大切であるということはよくわかりましたけれども、近年大規模な災害がいろいろ発生していることから、国ほうでどうも補助制度、こちらほうがあるということをちょっと聞いておるんですけれども、何か利用できるものがあれば積極的にやっぱり本市においても利用すべきと思うんですけれども、その辺ところ調査というはしているんでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 補助メニューでございますが避難所等電源供給として利用できるものとしましては、環境省地域防災、減災と低炭素化を同時に実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業がございます。こちらは、避難施設等に位置づけられた公共施設、または民間施設に平時温室効果ガス排出抑制に加えまして、災害時にもエネルギー供給など機能発揮が可能となる再生可能エネルギー、設備等導入を支援するものでございます。当市においてもどのような規模であれば利用できるかを調査しているところでございます。
    ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) ちょっと難しいことばっかりです。なかなかわからないんですけれども、要するに災害時だけでなく、ふだんでも使えるようなものじゃないといかんよということだと思うんですけれども、補助金を利用して電力供給をしようというはなかなか高額なものになってしまう。体育館みたいなところだと多分そうなると思いますので、そうするとなかなか話も進んでいかないようなんです。そうしたらこういうような方法も実はあるんです。御紹介しておきます。提案させていただきます。  台風15号ときに、長期停電に対して、東京電力、ちょうど千葉県だったんですけれども、電気が使えない地域に電気自動車EV車、それとかハイブリッド車、HV車、こちらを40台派遣しております。そして電力供給を送ったということをニュースとかでもやっておりましたし、ハイブリッド車、それから電気自動車は災害などで停電が発生した際に、非常用電源として使えると。例えば愛知県にある大手メーカーなんですけれども、そこあるHV車、こちらほうは1,500ワット、こちら最大出力でガソリン満タンときでも一般家庭が使用する電力量約4日分、こちらほうを供給することが可能だと言われております。自動車メーカーなどと緊急時にEV、それからHV車を無償で貸してもらえるような協定、こちらほうを結ばないでしょうか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 非常時非常用電源確保は、重要な課題であるとともに、東日本大震災では、EVが非常用電源として医療救護所や避難所などで活躍したことは聞いております。自動車メーカーなど緊急時にEVを無償貸与する協定については今後検討していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) やはりEV、HVとあるんですけれども、EV車ですと、当然停電しているわけですから、要は台風が来る前日に満タンに充電しておいて1日ぐらいしかもたないというんです。当然太陽光とか今車はそういうもあるかもわかりません。それでもフルになかなか満タンにできづらいと言いますので、どちらかというとハイブリッドほう、こちらほうは当然台風が来る前にガソリンを満タンにしておくと、蓄電池に電気をためるためにエンジンがかかりますので、だから蓄電池ほうに電気が満タンになったら自然にエンジンがとまりますから、だから音も静かだし、それだけ使うためには一般家庭用1,500ワットやつ、冷蔵庫も使えるし、レンジも使えて、約4日分もつというんですね。そんなことだからハイブリッドほうが当然いいんです。ただ、愛知県あるメーカーさんなんか車でいいますと、割と外部家庭用コンセントを差すものが新車購入時にディーラーオプションじゃないと。もともとはディーラーオプションだからつかないというんですね。そういうことも実はあるんですけれども、そんな中で私が先日、メーカーさんが使っている全く同じものをつくって、蓄電池から配線まで持ってきて、後づけができるようになった。同じ1,500ワットを確保できるというメーカーさんがありましたので、そこを訪ねていきまして、いろいろお話を聞いてきたんです。その人に話を聞いても、そこ会社は実はさっき言ってた千葉県とか、長野県にも、そこ会社が要請されて車を持っていってますから、間違いないんです。その話を聞くと、やっぱり現地に行っても発電機、こちらほうですと、やっぱりみんな近隣人たちは音がうるさいと言ってます。それから当然ガソリンをまくのでにおいがくさい。それから発電運転時間、こちらほうも発電機ですので、五、六時間ぐらいしかもたないそうです。そういったことを考えると今ハイブリッド、こちら車ですと、音がまず出ないし、静かですし、それからガソリン消費も少ない。こういったこと利点がいっぱいありますので。先ほど倉庫に保管されている発電機、こちらほうですと、年1回点検が必要だということ、使用をなかなかするかどうかもわからないものに対して点検は要る。いざとなったら使わなければいけませんからね。それとさっきガソリン缶があるといったんですけれども、ガソリン保管場所もまた問題もあるんですけれども、これハイブリッド車だと、通常は普通に車両として使ってますと、車とし。いざとなったらそれが電源として使えると。全く無駄がないんですね。こういったことが豊田市、それからみよし市では、当然さっき言った会社ほう、後づけできる機械ですから、後づけ外部給電設備に対してエコエネルギー促進事業補助金、こちらほうがみよし市、豊田市では出されております。本市も補助金制度を設けて、もっとどんどん後づけ電力給電システム、こちらほうを普及しませんか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 議員言われる豊田市ですとか、みよし市において気候変動対策としまして、環境に優しく災害に強い、次世代自動車普及促進ということで、後づけ外部供給電気設備設置に対する補助金制度を向けていることは承知しております。こちらにつきましては、外部給電設備につきましては、非常時電源と有効であるということを考えまして、今後調査していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) そうしましたら長久手市内を見回してもこういったハイブリッド車、結構乗っていらっしゃる方がたくさんおります。当然市民がそれぞれ乗っている人たち、こちらも登録制にして、いざとなったら共助、助け合おうという、登録制ようにしてみたらどうかなと思います。ただ、みんなメーカーオプションで後づけができないので、ハイブリッド車でもコンセントがついていない車が大概だというんですね、ほとんどついていないです。そこ中で唯一エスティマ、こちらハイブリッド、こちらほうは標準装備でついているそうですので、エスティマハイブリッド所有者方に声をかけに行ってみんなで共有しようと。そうしたら登録してくれませんかと。そういうような話考えませんか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 登録制度ことでございますが、東京都練馬区において区民方が所有しているEVを緊急時に提供してもらう登録制度があるということは承知しております。こちらにつきましては、今後このような先進地事例を研究させていただきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 本市公用車もすぐに変えろとは言いませんけれども、買いかえる時期が来たらこういったハイブリッド車、こちらほうに買いかえることはお勧めします。そしてまた現在所有ハイブリッド車、何台かあると思うんですけれども、そちらほう、今外部こういった給電設備、こちらほうをつけて、ふだんは車として使ってもらって、いざ災害が起きたらそのままいけるよというような、そういう災害に備えることも考えませんか。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 今後買いかえ時期等につきまして、HV車を初めとする電源供給ができるような自動車購入を検討していきたいと思います。  また、現在所有しておりますHV車に外部電源をつけ、災害に備えることにつきましては、公用車購入に合わせて、外部給電設備をつける場合と、後づけ場合費用対効果や公用車災害時における運用要領も含めまして、今後検討していきたいと考えます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 今本当に災害というは、きょう来るか、本当にあした来るか、いつ来るかわからない状態中で、車買いかえ時期に後づけほうを考えている。それですと、いかにも遅過ぎると思うんですね。実際本当に金額的に恐らく発電機と変わらないぐらい金額、現に走っている、今ハイブリッド車に、トラックにつけるだけですので、だからぜひこれを検討してやっていただきたいということをお願いしたい。  それと先ほど言った発電機を取り寄せる会社、こちらほうも協定を結べるように、車、それこそ千葉県とか、長野県に持っていってますから、地元愛知県会社ですから、協定をぜひ結んでもらえるように働きかけていただきたいと思います。また教えますので。  あと、受援計画ボランティア受け入れについて質問させていただきます。  大災害時に、被災自治体だけではなかなか全て災害や業務には対応できないために、県外から自治体職員やボランティアが支援に入ってきておりますが、台風19号被災地では、全国各地からたくさんボランティア方々が応援に入っているにもかかわらず、何をしてもらうかというは明確にわかっていない、そういう状況、結構人が余っていたということがあったんですね。被災された家後片づけ、それと地域復興支援とか、協力等大きな役割を果たしております。安全面など関係もあるんですけれども、想定を大きく超えるようなボランティアさん、こちらほうが集まってくると、せっかくボランティア方々にお断りせなあかんくなってしまう。そんなことがないようにボランティア方々受け入れ体制、こちら計画は策定されているかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) ボランティア受け入れ計画策定状況でございますが、現在は作成できておりません。災害発生時に、被災者ですとか、被災地支援ためにボランティア活動を効率的、効果的に行うために長久手市災害時ボランティアセンター設置運営マニュアルを市と長久手市社会福祉協議会及び関係団体で検討し、作成はしております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) それでは、全国各地から集まってきた支援物資、こちらほうを分配する機能がないと人的にも、それから物質的にも集まったものをどう分配していくかどうかというを、そしてまた有効に活用するかが重要で。ただ、応援部隊活動拠点とか、物資集積場所を設けるだけではやはりいかんかなとは思います。受け入れたものを支援を求める人ところに、どうやって届けていくか、被災者にどうつなげていくかというがやはり重要かなと思うんですけれども、こういった受援計画、こちらほうは内容はどのようなものか教えてください。 ○議長(加藤和男君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 現在、物資受け入れ等に関する受援計画ほうは策定できておりません。ただし、災害時における緊急物資輸送等に関する協定を三つ物流事業所と結んでおります。その中で市物資拠点から避難所まで配送を物流事業者にお願いすることや市が管理する物資拠点で受け入れや仕分け要領等についても物流事業所から人的支援を受けることができるように定めております。また、避難所へ物資輸送訓練につきましては、先日行いました市内一斉防災訓練際にも、市とヤマト運輸株式会社、それから佐川急便株式会社と連携しまして訓練を行っております。しかしながら物資受け入れや仕分けをするという物資拠点で運営要領等について訓練をまだ実施できていないということが課題であると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○8番(山田かずひこ君) 終わります。次にいきます。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 2項目め、学校給食瓶牛乳から紙容器牛乳へ変更に伴う対応について。  本市小中学校給食で供給されている牛乳が令和2年4月から瓶牛乳から紙容器牛乳(いわゆる牛乳パック)に変わります。これまで瓶牛乳回収は納入業者が行っておりましたが、紙容器牛乳に変更することに伴い「廃棄物処理及び清掃に関する法律」に基づき、学校が処理することとなります。製品として運ばれた牛乳を回収し、紙容器を持ち帰るためには、一般廃棄物処理許可が必要になってきます。  (1)瓶牛乳から紙容器牛乳に変更する理由は何か。  (2)瓶牛乳から紙容器牛乳へ変更に伴うコストはどのようか。  (3)瓶牛乳から紙容器牛乳に変わることにより、紙容器処理方法はどのようにするか。  以上、お答えをお願いします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。教育部長。              [教育部長 角谷俊卓君登壇] ○教育部長(角谷俊卓君) 学校給食瓶牛乳から紙容器牛乳へ変更に伴う対応について、御質問いただきましたので、順次お答えさせていただきます。  1点目について、現在、本市に納入している業者によると、経営方針変更により、令和2年度から瓶ではなく紙容器による牛乳提供を行うと聞いています。  2点目と3点目については関連がありますので一括して答弁させていただきます。  牛乳容器変更に伴う納入コスト自体は変わりませんが、紙容器へ変更後は、容器本体紙は事業系一般廃棄物として、ストローとそのこん包材は産業廃棄物として処分することを検討しているため、容器廃棄処分費などが新たに発生する見込みです。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 現在供給業者は雪印メグミルクだったと思うんですけれども、ほか業者へ変更というは考えなかったでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) ほか業者へ変更はということでございましたけれども、小中学校に提供している牛乳につきましては、愛知県が実施します入札制度により牛乳供給業者が決定されるため、本市が独自に業者を変更することはできないということでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 来年4月から瓶牛乳から紙容器牛乳に変わるんですけれども、紙容器牛乳に変わることによるメリット、デメリット、こちらほうは何か教えてください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) まずメリットでございますけれども、瓶より紙容器ほうが軽くなります。児童生徒でも取り扱いが容易になりまして、安全であること、また瓶容器ような欠けですとか、ひび、割れなど問題が起きないということがメリットして挙げられます。  デメリットといたしましては、これまで瓶容器は業者が回収しておりましたけれども、紙容器に変わることによって処分方法が変わり、手間や費用がかかるということが想定されます。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) それでは、本市学校給食における食べ残しとか、それから飲み残し量はどれぐらいあって、処分料はどれぐらい金額が発生するか、教えてください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 平成30年度でございますけれども、御飯、パン、うどんなどいわゆる主食、これにつきましては年間約1万7,500キログラム、おかずなど副菜が年間約3万1,500キログラム、牛乳につきましては、年間約1万160リットルでございます。  処分費につきましては、主食が約45万2,000円、牛乳は約444万円ほどでございます。なお、副菜につきましては給食センター生ごみ処理機で処理しているため処分費はかかっておりません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 牛乳パックに変わることによりまして、処理方法、こちらほうがごみとして処分をするか、それとも紙製としてリサイクルをするかということがあるんですけれども、先ほど第1答弁からするとごみとして処分をするというようなことでしたけれども、ごみとして処分する場合、学校給食用牛乳パック、こちら排出責任者は各学校になります。ごみとして処理する場合、一般廃棄物として市が収集運搬による回収をするか、それとも一般廃棄物を許可業者ほうに委託処理をお願いするしかありませんが、この財政が長久手は厳しいと言われる中で、コストをかけてでもやはりごみとして処理するつもりなか、お伺いしたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 牛乳パックにつきましては、貴重な資源ということは理解してございます。当面間は、焼却処理をさせていただきますけれども、リサイクルにつきまして、学校現場状況ですとか、また学校以外で処理方法というも視野に入れまして検討していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 牛乳パックというは、有価物でありまして、本市基本方針とか、それからリサイクル社会実現観点からもやはり資源化というを考えていくべきであると私は思います。特に、牛乳パックというは飲み物などを入れる食品容器ためにバージンパルプという、良質なパルプを使っているために、主に何に変わるかというとトイレットペーパーとか、それからティッシュペーパー、こういったものにリサイクル、再生されていくというものなんですね。特に牛乳パックパルプ繊維、バージンパルプ、これは太く長いというが特徴。たまたま200ミリリットル小学校用牛乳はそんなに長くはないんですけれども、薄いというはありますけれども。それでもやはり白くてやわらかい紙に再生していくというが、変わっていくというがいい紙質ですね。大体本市小中学校で牛乳パックが1日当たりで出る量、これはどれぐらいか教えてください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 牛乳パック想定量ほうでございますけれども、児童生徒、教職員合わせて約6,500人でございます。パック重さが1個10グラムでございますので、1日当たり65キログラムということになります。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 今言われましたように、空牛乳パックは約10グラムであって、これが1日当たり約6,500本出てくるよと。日量でキロに換算すると65キロ、年間で12.6トン、これぐらいになります。牛乳パック18枚、これで約1個分トイレットペーパーができると言われておりますので、そうすると1日当たり約360個トイレットペーパーができることになります。またそれが各学校、9校ほうへ1日当たり40個トイレットペーパーが届くことになります。学校からリサイクルに出した牛乳パックがいろんな人たち手によって形を変えて、しかも新しい紙製品、トイレットペーパーとなって学校に戻ってくる。それをまた生徒たちが使う。学校教育観点からもやはりリサイクルするべきだと考えるんですけれども、その辺考えをお聞かせください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 議員おっしゃるとおりだと思います。今回変更につきましては、急なお話でございましたので、現状では直ちに学校現場で牛乳パックリサイクルを行うはちょっと難しいと捉えておりますけれども、現場声を聞きながら先進事例研究を踏まえ、今後研究していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) やはり牛乳パックをリサイクルするためには、牛乳パックをまず洗って、開いて、それから乾かす。こういった作業も必要となってくると思います。どうしても洗わずに乾かしてしまうと、夏場ですと悪臭が出たりとか、カビたりとか、そういったものになると、これは製品にはなりませんから、ごみになってしまいます。そしてまた回収ときにばらばらにならないように牛乳パックも開いてもらうというがあるんですけれども、このような開く、洗う、乾かす、こういうようなことに対応するためにはどのような問題が考えられるか、ちょっと教えてください、学校現場で。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 問題点ということでございますけれども、議員が言われますこのリサイクル作業、こういったものを考えますと、費用面を含めてどこで行うかということも考えられます。学校では子どもたちに時間的なゆとりがないこと、また学校中には乳アレルギー、こういった児童生徒さんもいらっしゃいます。牛乳が肌についただけでアレルギー症状を引き起こすという懸念がございます。また、学校以外場所で行う場合につきましては、リサイクルを行う用地ですとか、施設確保、作業員確保などが課題だと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。8番山田かずひこ議員。 ○8番(山田かずひこ君) 今言われた学校現場時間的な余裕がない、45分の給食時間。それからアレルギーを引き起こす生徒がおると。こういった問題を解決する方法を見つけてきましたので、御紹介しておきます。  先日、私、東海市で取り組んでいるところを視察に行ってきたんですけれども、東海市では市委託事業として社会福祉法人さつき福祉会、こちらほう就労継続支援事業所エコラ東海というところがあるんですけれども、こちらほうで自動洗浄処理機、こちらほうを導入しておりました。そんなに大きい機械じゃなかったんですけれども、牛乳パックを洗わずにそのままリサイクルできるという機械でした。これは何かというと、学校で給食が終わると、廊下ところに90リットルぐらい袋が置いてあって、それに子どもたち、牛乳だけは捨てなきゃいけないんですけれども、そのまま潰して、各クラスごとに入れる。そうしたら障がい者人たちがそれを各校、向こうは18校あります。給食センターが二つありますので、そこを回ってきて、作業場まで持って帰ってくるんですね。持って帰ってきたら、そのままぽんぽんと処理機中に突っ込むだけ。そうすると処理機から破砕をして、食洗器みたいな感じですね、シャーッと水がかかって出てくるよと。それを取りまとめて、一つが90キロなんですけれども、プレスをかけて置いていって、6つか7つ重ねると。幾つかためて業者がとりにくると。今度は、当然今再生していますから、トイレットペーパーに変わったものを、それをまた障がい者施設とか、それをまた買い受けて今また販売していこうとやっています。当然学校現場中ではどこかからトイレットペーパーを買っているはずですから、ですからそれをやめて自分ところで出したものをね、またトイレットペーパーにかわって自分たちが使う。こんないいことはないと思うんですよね。やはり循環型社会ということもありますし。特に市長も尾張東部衛生組合か何かで10年延命ために51億もかけてということをよくおっしゃっているし、ましてやジブリパークが来てからも長久手市ではごみを捨てさせん、持って帰ってもらうと、そういうことを常々おっしゃっているんですけれども、本当にバージンパルプは良質な、こんな牛乳パックをごみ問題がある中で、ごみとして捨てちゃう。資源に変えるといろんな人手が加わる。さっき言った福祉団体だったら、これがまた雇用にもつながるんですよ。こんなことでいいんでしょうか。市長、どう思われますか。 ○議長(加藤和男君) 教育部長。 ○教育部長(角谷俊卓君) 今、議員がおっしゃるようにあくまでも今現状は、ごみとして燃やすということなんですけれども、将来にわたってごみとして処理するわけではなくて、今言ったように当面間が焼却処分ということで、学校現場などでも調整しながらやはりリサイクルというは非常に大切なことですので、そちらほうに向けて検討していきたいと思っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。 ○8番(山田かずひこ君) 終わります。 ○議長(加藤和男君) ないようですから、山田かずひこ議員個人質問を終結します。  この際、暫時休憩をします。再開は、午後4時40分とします。                  午後4時30分休憩                ――――――――――――――                  午後4時40分再開 ○議長(加藤和男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際申し上げます。本日会議時間は、議事都合により、あらかじめ延長します。  個人質問を続けます。4番野村ひろし議員。             [4番 野村ひろし君質問席登壇] ○4番(野村ひろし君) 議長許可を得ましたので、2項目について、質問をさせていただきます。答弁ほうをよろしくお願いいたします。  1項目め、障害者自立支援法が施行されまして、障がいある方暮らしが施設からグループホームほうへ移行して、一人一人、また障がいに合った支援必要性が叫ばれているわけですけれども、そこで障がいある人が自立をして地域で生活していくために、グループホーム等について4点質問をさせていただきます。  (1)長久手市には3カ所グループホームが開設されていますが、それぞれ利用状況はどのようか。  (2)現在ある3カ所グループホーム待機人数はどれくらいいるか。  (3)障がいある人が地域で暮らしていくためには、働くことも必要であると思います。就労に向けた支援をどのように進められているか。  (4)グループホーム新たな設置を含めて障がいある人が自立し、地域で生活していくために、今後どのような支援充実を図っていくか。  以上4点よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。
     続いて、当局答弁を求めます。福祉部長。              [福祉部長 川本晋司君登壇] ○福祉部長(川本晋司君) それでは、障がいある人が自立し、地域で生活していくため支援について順次御答弁をさせていただきます。  1点目について、本年11月現在グループホーム入居状況は、さがみねハウスでは、定員は8人で入居者は7人、うち市が支給を決定している人は4人。グループホームmiraiでは、定員15人で入居者は13人、うち市が支給を決定している人は11人。こだまいえ杁ケ池公園では定員10人で入居者は9人、うち市が支給を決定している人は1人です。  2点目について、本年11月現在、将来的に入居を希望し、登録している人は15人です。グループホーム利用には、事業者と利用者マッチングが重要ですので、市内外事業所と連携していくことが必要と考えています。  3点目について、障がいある人就労支援については、ながふく障がい者プランに基づき、平成30年度から長久手市障がい者基幹相談支援センターに、就労を希望する障がいある人と事業所とつなぎ役となる就労支援コーディネーターを設置し、市内事業所と連携しながら市障がい者自立支援協議会で就労に関する支援ができるよう協議を進めています。  4点目について、障がいある人が地域で生活していくため支援については、市障がい者自立支援協議会において、今後必要なグループホーム数や、事業所が参入しやすい環境整備、外出ため支援について話し合いを進めているところであります。  以上です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  1点目ですけれども、それぞれグループホームにおいて少しあきがあるようですけれども、それは定員割れをしているということでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 入居者決まっていない部屋につきましては、入居を前提としました体験利用や障がいある人が将来地域で自立した生活を送る力を養うことを目的としております、障がい者地域生活体験訓練事業など利用者が利用しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 入居を前提とした体験利用というは大切だと思いますし、そう考えると当然そういう部屋が必要なわけですけれども、今地域で自立した生活を送る力を養う障がい者地域生活体験訓練事業という言葉が出ましたけれども、この事業についてもう少し詳しくお願いします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) この事業ですけれども、市内2カ所グループホームで3カ月程度実際に生活をしていただきまして、障がいある人とその御家族にグループホームで生活をイメージしていただく事業となっております。実際にこの事業を利用した後に、別グループホームで生活を始められた方もおみえになっております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 当然合わない方もみえるとは思いますけれども、この事業利用状況ほうをお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 利用状況ですけれども、まず1期を3カ月としておりまして、1年で4期実施しております。今年度については、まず1期目がお二人、2期目もお二人、3期目がお一人といった形で延べで5名方が利用しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 3カ月というお話ですけれども、最初体験入所をするにも結構ハードル高い方もみえると思うんですけれども、もっと短期体験みたいなものはあるんでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) まずこの事業ですけれども、グループホームで生活をすることが本人に合っているか。今後グループホームで生活していくためには何が必要であるかという見きわめをすることを目的にしておりまして、その見きわめためには3カ月程度必要と考えておりまして、1期を3カ月という形で決めております。しかしながら本人心身状況によっては利用期間が3カ月に満たないことも十分考えられますので、本人へ過度な負担がかからないような形でグループホーム事業所と連絡をとり合いながら今後も実施ほうをしていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 第1答弁数字を見ると、長久手市以外入居も多いようですが、当然長久手市民が他市町施設を利用している場合もあると思うんですけれども、市民が他市町施設を利用している場合、市支援とか援助は受けられるんでしょうか。もし受けられるとしたらどんなことかということをお願いします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 本市が支給決定をしている人でありましたら、市外施設を利用していても長久手市支援を受けることができます。具体的にはサービス提供にかかります費用負担を市がする形で支援をしております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 2点目に移らせていただきます。  3カ所グループホームで登録者が15人いるということですので、グループホームが不足しているということになるわけでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 本人や家族が将来を見据えて入居確保を目的としている方もおみえです。そのため登録している方、全てが今すぐに入居するという必要はないものと考えております。また、このながふく障がい者プランでは令和2年までに3カ所グループホーム開設とあと令和元年度、今年度においては22人入居を目標としております。現在グループホームは3カ所設置されておりまして、市が支給決定している方で市内外グループホームに入居されている方は30人という形になっておりますので、現計画においては既に目標値を達成しているという状況になっております。しかしながら15人登録者が今いるということがありますので、将来的には市内にグループホームを開設していく必要があると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 確かに入居タイミングというは難しいものがあると思いますけれども、逆に言えば、一度にたくさん入居しなければいけないような状況も出てくるかなと思うんですけれども、多分今後も登録者はふえていくと思いますし、できるだけ長久手で暮らしていけるがいいかなと思いますので、そういう現状を見据えてながふく障がい者プラン目標人数は適正なかということと、また市として必要な人数については把握しているかということ、二つお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 市内障がいある人に対して生活実態を把握するためアンケート調査を行いまして、ながふく障がい者プラン中間見直し際に反映ほうはしておりますので適正と考えております。また、市内相談支援事業所に向けてグループホームに関するアンケートほうを実施しまして、必要な人数についても把握していると認識しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) アンケート結果をもとにということですけれども、アンケート内容を教えていただけるならお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 相談支援事業所に向けては、事業所を利用しており、障がいグループホーム入居が必要になる人について質問ほうをしております。障がいある人に向けては将来生活場について質問をしております。障がい者別でいきますと、身体障がい者は10.5%、知的障がい者方は57.3%、精神障がい者方は12.6%方がグループホーム生活を望んでいるという結果が出ております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 割合的に知的障がい者方が望んでいるが多いというはよくわかるんですけれども、全体的に少し僕が感じるところでは、ちょっと少ないかなとは思うんですけれども、グループホームじゃなくて施設ほうがというような、そんな声はあるんでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 施設ほうですけれども、施設入所支援というものがありますけれども、こちらはアンケートや聞き取りなど調査ほうを実施していないため、ちょっと今市としては把握していないという状況です。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 突然親御さんが入院するとか、何か事情で一緒に暮らせないようなときが突然来ることもあると思うんですけれども、そういう緊急時受け入れというは可能なかということをお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 市と事業所間で緊急時受け入れに関する協定などは結んでいません。必要が生じた場合には事業所と調整を行いまして、受け入れ先を確保しているという現状でございます。この状況は市としても課題があると受けとめておりますので、今後協定に向けて検討を進めていくという状況でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ありがとうございました。緊急に備えて確保に向けて、また検討ほうをよろしくお願いいたします。  3点目に移ります。  就労支援コーディネーターは、就労を希望する障がいある人、事業所とつなぎ役ということですけれども、具体的にどのような役割を担うかということをお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 具体的な働きですけれども、就労を希望する障がいある人と支援機関つなぎとなる役割を担っております。具体的には本人状況を把握しまして、就労に向けた適切な支援をするために義務教育終了前ですけれども、本人と関係が築けるような形で市内中学校特別支援学級、そして特別支援学校対象者に働きかけを今行っているということです。また、市内大学と連携もしておりまして、在学生に対しまして、就労に向けた支援ができるような形で大学を訪問して事業周知と協力を呼びかけているところでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 市内大学と連携し、大学生へ就労支援、現役大学生ということですか。ちょっとその辺もう少し詳しくお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 現役大学生ということで、大学入学までは大きな困り事がなく進学をしたんですけれども、周りとうまくコミュニケーションがとれないということなどによりまして、就職がうまくいかないといったことで困り事がある人を在学中から支援ができるような形で大学学生相談室などを訪問いたしまして、基幹相談支援センター業務内容やあとは利用方法説明、そしてこのセンターへ紹介協力という形で呼びかけを行っております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ながふく障がい者プランに市役所で就労体験というようなことが書かれていましたけれども、どのような体験をしているかということと、今後もこういう公共施設で、そういう就労体験拡大みたいなものはあるかどうかということをお願いします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 市内就労支援事業所利用者が市各部署でデータ入力や伝票作成、そして封筒封詰め作業、そしてシュレッダーなど軽易な業務を行っております。拡充についてですけれども、平成30年度からですが受け入れ先部署を福祉部から今現在は全庁的に拡充をしているというところです。市内公共施設では、図書館でも書架整理をしている状況です。今後は依頼する部署や業務種類を拡大していくことが必要と考えていますので、研修場などで各課で依頼できる業務創出について働きかけを行っていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 公共施設で就労体験は多分親御さんから見ても安心できるところだと思いますので、ぜひ拡大する方向で就労確保ほうをよろしくお願いしたいと思います。  働く場ということで、就労移行支援、就労継続支援A型、B型、生活介護と障がい程度によって事業所があるわけですけれども、市内事業所数は十分確保されているかということでお願いします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 市内障がい者受け入れことですけれども、今現在、就労移行支援事業所は3カ所、就労継続支援A型事業所は、現在2カ所、そして同じく就労継続支援B型事業所が5カ所、そして生活介護事業所は、こちらも5カ所あるという状況です。そしてながふく障がい者プランでは、令和2年度末までに就労移行支援事業所は3カ所で、就労継続支援事業所A型は3カ所、就労継続支援B型事業所は6カ所、そして生活介護事業所は5カ所見込んでいるという形になっておりますので、現時点においては就労継続支援A型と就労継続支援B型事業所がそれぞれ1カ所不足しているという状況になっております。また、本人と事業所とマッチングも必要となりますので、近隣市町事業所も一体的に考えまして、利用を希望する人に必要な支援ができるように努めていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ありがとうございました。  じゃあ、4点目に移ります。  第1答弁ほうで支援充実について障がい者自立支援協議会において話を進めているということでありましたけれども、今まで障がいある人が地域で生活していくために、どのようなことが検討されてきたか、お願いします。 ○議長(加藤和男君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 先ほどお話ししました障がい者地域生活体験訓練事業ほか、グループホーム事業所が市内に参入できるようにグループホーム事業所に必要な支援について検討してきたところでございます。また、地域で生活するためには、外出に関する支援も必要となっていきますので、担い手を育成するため研修について内容を検討しまして、平成30年度に移動支援従事者養成研修というものを実施しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ありがとうございました。誰一人取り残さない役割と居場所あるまちづくりということですので、本当に支援を必要としている人たちへ支援をよろしくお願いしたいと思います。  いろいろグループホームや施設に入っている方はお世話になっている以上、なかなか言いにくいこともあると思いますので、当然施設や事業所に対して市が介入できることは限られているとは思うんですけれども、できるだけそういう声を聞いていただいて、当然行政ほうには障がい程度や親御さん願いもさまざまですので、いろんな要望に対応できるは本当に大変だとは思いますけれども、とにかく就業場所、あるいは居場所についてできるだけ多く中から選択してその子に合ったところに入れて、安心して地域で暮らしていけるようなそういう選択できるような施設数があるといいかなと思いますので、またよろしくお願いをいたします。  お願いをして、1項目め質問を終わらせていただきます。 ○議長(加藤和男君) 次項目質問に移ります。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) では、2項目めについてお願いをします。教員働き方改革については、随分以前から言われているにもかかわらず、なかなか進まないが現状だと思います。これ金曜日中日新聞ですけれども、ここにも文部科学省が2016年に実施した調査では、小学校教員約3割、中学校教員約6割が過労死ラインと言われる月80時間以上残業をしていると。法律を改正して年単位で勤務時間を調整しようというようなことがここには書かれているんですけれども、変形労働時間制というそうなんですけれども、いろんなところで言われている割になかなか進まないということで、本市における教員働き方改革へ取り組みについて質問をいたします。  ことし3月に出された教育振興基本計画教員働き方改革推進において、主な取り組みとして、教員働き方改革プラン策定、外部指導者拡充と部活動指導員検討、専門スタッフ等拡充、スクールサポートスタッフ配置検討、この4点が書かれているわけですけれども、この4点について、それぞれ質問をさせていただきます。  (1)教員働き方改革プラン策定進捗状況はどのようか。  (2)外部指導者拡充を含め、今後部活動方向性はどのようか。  (3)専門スタッフ等拡充とあるけれども、次年度以降拡充予定はどのようか。  (4)スクールサポートスタッフ効果をどのように捉えているか。  以上4点、よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 質問は終わりました。  続いて、当局答弁を求めます。教育部長。              [教育部長 角谷俊卓君登壇] ○教育部長(角谷俊卓君) 教育振興基本計画教員働き方改革推進における4つ取り組みについて4点御質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。  1点目について、本市における教員働き方改革プランは、平成31年3月に策定が完了しています。プラン進捗状況としては、例えば、出退勤システムを使用した在校時間管理や夏季休業中学校閉校日設定など、できることから順次進めています。  2点目について、愛知地区4市町合同で開催している部活動検討委員会や本市が開催している部活動あり方研究部会で、部活動現状と課題について話し合いをしています。会中では、児童生徒健康維持や教員負担軽減といった観点から検討を進め、部活動活動日、活動時間方針を保護者に示しています。  3点目について、来年度に向けて、通級指導教室担当教員増員を検討しています。  4点目について、スクールサポートスタッフは、授業以外業務を補助的に行う職員を配置し、教員負担軽減を図ることで、教員が児童生徒へ指導や教材研究等に注力できる体制をつくることを目的に、今年度南中学校に1人配置しています。具体的には、プリント印刷や授業で使う教材準備などを行っており、教員負担軽減につながっていると聞いています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  1点目についてですけれども、補助資料ほうを見ながら質問をさせていただきます。  ちょっと表を見たり、裏を見たりになりますけれどもよろしく願いします。  基本計画がことし3月に出されて、教員働き方改革プランもことし3月に出されているわけですけれども、その素早い対応はすばらしいとは思うんですけれども、これを見て思うことは、確かに関連する項目は、たくさん挙げてあるんですけれども、もちろん必要なことばかりだとは思うんですけれども、何となくしっくりこないというか、いろいろ疑問点があるんですけれども、例えばプラン策定趣旨ところでも教員長時間労働改善は、重要かつ喫緊課題であるため、教員が学習、生徒指導など本来的な業務に専念できる環境づくりに努める。環境づくりに努めるは全然いいことなんですけれども、学習指導、生徒指導に専念しているので、要は長時間労働になるであって、学習指導、生徒指導時間削減ために何かをするとか、こういう時間を確保すると言われるなら何となくわかるんですけれども、取り組み柱、具体的な内容についても少しいろいろ質問させていただきます。
     基本計画では、主な取り組みをさっき言いましたけれども、4つ、一番上は改革プラン策定ですのでいいんですけれども、その後に三つ大きなものが載っているわけです。これが中心になるかなと思ったら、改革プランほうではまた違う取り組み柱が4つ出てくるわけですね。さらに取り組み具体的な項目としては25、取り組み具体的な内容については16、取り組み一つずつについて具体的取り組みが出てくるかと思うと、こちらは16になっているんですけれども、いろんな角度から幅広く取り上げていただくことは当然いいとは思うんですけれども、何か焦点がぼけてしまって、何をやりたいと言ったら申しわけないですけれども、何に力を入れるかちょっとよくわからないんですけれども、こうやっていろいろ柱を4つ挙げていただいて、当然必要なことばかりなんですけれども、一つ例として最近話題リニモテラスについても4つ柱がこうやって挙がっているわけですよね。大きな柱が4つあって、これをやりますと言われると、どうしてもあのキャパでできるかということになってしまうわけですけれども、大学連携、子育て支援、多文化共生、これについては共生ステーションやまちづくりセンターでもできますと。ここでもやるんですけれども、古戦場公園も隣だし、ジブリが来る、モリコロも近いし、イオンがあって集客力があるので、長久手顔としてここは観光交流を中心にやっていきますと言われるとすっきりするわけなんですけれども。これは一つ例なんですけれども、こうやってたくさん並べられると、やっぱり何かちょっと心配、不安になってしまうので、例えば教育委員会としては、こういうことを支援しますと、管理職、学校はこれを徹底してくださいと、そのかわり先生はこれを守ってくださいと、何かわかりやすくならないかなという気はするんですけれども。ちょっと前置きが長くなりましたけれども、結局これだけ挙げてある中で何を重点的に取り組むつもりなかということをお願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 議員おっしゃるとおりいろいろやらなければならない項目が多々ありますけれども、特に重点的に取り組むこととして、在校時間管理適正化や部活動指導にかかわる教員負担軽減を重点的に取り組んでおるというところでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 在校時間は適正に管理する、部活動負担は軽減する。でもその時間を学習指導や生徒指導に充てなさいということにもとれるわけですよね。これは余り負担軽減にはなると思わないんですけれども、早く帰ってリフレッシュしてくださいというはわかるんですけれども、例えば取り組み(3)⑥、休日部活動指導に関する手当改善検討。手当を改善するということは当然上げるんだと思うんですけれども、逆に手当を上げたら先生方頑張ってやるんじゃないかと思うんですけれども。あと、具体的内容ほう(2)③校内整理整頓や備品管理に努める。もちろん当然大事なことではあるんですけれども、ここに載せるようなことなかなという、そういう疑問もあるんですけれども、とりあえず結構以前から取り組んでいるものがあると思うんですけれども、策定後、何か成果を上げているものがあれば教えてください。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 具体的な成果というところでございます。これは第1答弁中でも申し上げましたけれども、夏季休業中に学校閉校日を設定いたしました。このことにより、教員からは長期休暇が取得できたという声を聞いております。また、出退勤システム、こちらIC化によって、教員が長時間学校に在校するという意識が是正されつつあり、結果として長時間在校時間が減りつつあるという傾向になっているということであると思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 学校閉校日については多分昨年度からもあったと思うんですけれども、教職員休暇扱いについてはどのようになっているかということをお願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) この学校閉校期間教職員休暇ということでございますけれども、ほとんど方が休暇をとられていると聞いております。 ○議長(加藤和男君) 4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ちょっと質問仕方が悪かったか、要は学校閉校日間は、先生方それぞれが夏季休暇か有給休暇を使ってとっているということでいいですか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) そのとおりでよろしいかと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 確かにリフレッシュはできると思います。それから先生方はなかなか有休をとらないので、そういう意味では、ある程度期間をとるというは悪いことではないと思うんですけれども、ほかに目的があるならともかく、だったら夏季休業中の間に、これだけとってくださいと言ったほうがよっぽど先生方は自分に合わせて休暇をとれるような気もするんですが、ほかに何か目的があれば別ですけれども。  取り組み内容(1)⑤保護者・市民に教職員働き方改革に対する周知・啓発活動を行うということで、その下に地域を巻き込んだ教職員働き方改革推進を図るために、保護者宛て文書を配付するとありますけれども、文書は配付されたでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) こちらにつきましては、ホームページにはアップをしましたけれども、文書配付はしてございません。今年度取り組み成果と課題を踏まえまして、来年度4月に保護者宛て文書を配付する予定でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 保護者宛てに当然周知をするということですので、何か形で知らせなければいけないんですけれども、この取り組み全てを成果と課題を踏まえて載せるというはすごいなとは思うんですけれども保護者が知りたいは、夏季休業中学校閉校日設定とか、部活動ことであって、あと学校経営案に教職員多忙化解消に向けて取り組みを明文化する。これ多分保護者がもらっても余り興味がないというか、全くわからないことであるので、周知することは当然いいと思うんですけれども、これをもし配付するならですけれども、その必要性があるかないかということで、またもう一度検討をお願いします。  それでは、次質問ですけれども、この働き方改革プランは教職員には周知されているんでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) こちらにつきましては、校長会を通じまして、働き方改革プランを配付しておりまして、教職員ほうは周知を図ってございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) やっぱり一番は教員自身が自覚することが一番大事かなと思いますので、年度初めに配ってはあるんですけれども学期に1回ぐらい確認をして周知をしていただけるとありがたいなと思います。いろいろあるんですけれども、時間もないので次機会にまた質問をさせていただきます。  2点目に移ります。  外部指導者、それから部活動について質問をさせていただきます。部活動検討委員会、部活動あり方研究部会で検討しているという答弁でしたけれども、何を課題として捉えているか、お願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 課題ということでございますけれども、小中学校部活動につきまして、児童生徒健康意識、教員負担軽減、こういった観点から部活動活動日、部活動活動時間あり方を中心に協議しております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) ということは、活動日数や活動時間が多いということを課題として捉えているということでよろしいでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 教員中で部活動指導が負担になっているという声を多く聞きますので、そのように捉えてよろしいかと思います。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 取り組み内容(3)③市部活動あり方検討委員会ところで長久手市に合った部活動あり方という言葉があるんですけれども、長久手市に合った部活動あり方ということは、どのような部活動かということでお願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 現段階でどのような形で運営していくことが本市に合っているかということは明確にはなっておりませんけれども、例えば国が示している部活動指導員活用ですとか、これはまだ将来的な話ではございますけれども、総合型地域スポーツクラブと連携などが考えられますので、引き続き検討していく必要があると考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 小学校部活動今後方向性についてお願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 児童生徒や保護者要望、教員負担軽減等を考慮いたしまして、部活動をどのような形にするか、そういったことを愛知地区で話し合っていきたいと考えています。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 現在、市内小学校部活動加入率を教えていただきたいと思います。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 小学校部活動加入率ということでございますけれども、こちらにつきましては、小学校4年生から6年生中から希望した児童が参加するという形をとっておりまして、市内6校合わせた加入率は60.5%でございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 二つ前質問と同じようになりますけれども、小学校部活動について当面は存続するということでよろしいでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 当分という期間がどれぐらいをあらわすかわかりませんけれども、少なくともまずは来年度は現行どおり存続するということでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 少なくとも来年度、再来年度はわからないということ。中学校部活は、当然学習指導要領に教育一環として載っていますので、これがどうのこうのというわけではないんですけれども、小学校部活についてはやっていないところもたくさんありますし、廃止したところもありますし、いわゆる教育課程にはないので、教育課程外活動ですので、課外活動となっていますので、これいつやめてもらってもいいんですけれども、ただ名古屋市も来年度いっぱいやって次から廃止、豊橋市も廃止方向でとなっているわけですけれども、ただ、豊橋市場合でも廃止するに当たって、いろいろ問題があるようで、ちょっと読ませていただきますけれども、豊橋市、これ何かニュースでやっていたみたいですけれども、あいた時間については、学力十分でない子どもため補習や教育相談に充てるなどして、児童学力向上を図るとしています。要は部活動廃止で、先ほども言いましたけれども、あいた時間を教員は補習や教育相談に充てることになると。教員働く時間を減らすことにはならない。補習や教育相談とあれば、今まで部活動にかかわっていなかった先生方もそれに時間を割かなければならない。働き方改革どころか労働強化だという、そんなも出ているんですけれども、個人的には部活動を廃止したくないという立場で今質問をしているんですけれども。教員労働時間が長いは部活動せいだと、部活動が元凶ように言われているわけですけれども、そんなふうには思わないんですけれども。何かとあると部活動ことがやり玉に上がってくるわけですけれども、部活動過熱と負担軽減とはまた別問題だと思うんですけれども。先ほど答弁でも6割子が入っているということですので、先生負担軽減は当然大切なことなんですけれども、子どもたちことも考えて、この後進めていっていただきたいなと思うんですけれども、部活動に入る子は、当然スポーツが好きな子もそうですけれども、友達をつくるとか、授業後居場所づくり、あるいは異学年交流、低学年子も高学年になったら部活をやれるという、そんな楽しみもあるので。ただ、流れとしてはいずれなくなると思いますけれども、子どもたちことを考えて、名古屋も受け皿ことについてはかなりいろいろあるみたいですけれども、受け皿も含めて今から慎重に検討していただいて、準備していただきたいなと思いますので、またよろしくお願いします。  次に、外部指導者についてですけれども、基本計画ほうで大きな柱として外部指導者拡充と部活動指導員検討ということが載っていますので、現在外部指導者活用状況についてお願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 外部指導者につきましては、中学校を中心にバスケットボール、バレーボール、剣道、吹奏楽など部で活躍をしていただいております。平成30年度中に実際に活動した外部指導者につきましては、部活動において小学校3人、延べ182時間、中学校が12人、延べ984時間となっております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) この外部指導者活用についてかなり前から言われていることであって、教員部活動負担軽減一番取り組みような形で以前から言われているんですけれども、なかなか進まないということで、その辺ところはどのように捉えてみえるでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 外部指導者を活用する上で課題ということでございますけれども、部活動指導にかかわる教員負担軽減という観点から、外部指導者活用は今後も継続していきたいと考えております。  課題としては、専門指導技術を備えた人材を集めることですとか、外部指導者報酬面などが考えられるということでございます。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 先ほど外部指導者人数を見ると、市内小中学校全部合わせると小学校で20ちょっとなかな、中学校、男女別も合わせると40か50部活になると思うんですけれども、そういう点から見るとちょっと少ないかなと。取り組み柱に上げてあるので、市としてももう少し積極的に活用にかかわっていただけるとありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、基本計画に外部指導者と部活動指導員という言葉もあるんですけれども、それから先ほど改革プランには、文化スポーツクラブによる外部指導者というがあるんですけれども、外部指導者と文化スポーツクラブによる外部指導者は同じということでよろしいでしょうか。  あと、外部指導者では教員も当然指導場、あるいは引率にもいなければならないので、負担軽減にはなるんですけれども、時間的な拘束は変わらないので、いわゆる先ほど出てきました部活動指導員が必要だと思うんですけれども、その辺について二つお願いいたします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 2点いただきました。外部指導者として地域方に部活動指導をお願いする場合に、文化スポーツクラブ事業として実施しておりますので、議員おっしゃるとおり、これは同じになります。また、国が制度化している部活動指導員につきましては、実施には人配置や研修実施などまだまだ課題があるところでございますが、今後研究していきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) それでは、3点目、お願いをします。  先ほど第1答弁で通級指導教室担当教員増員は検討するということでしたけれども、これはありがたいことですけれども、専門的なスタッフ、スクールカウンセラーやSSWは拡充予定はないかということをお聞きします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 第1答弁でお答えさせていただいたとおりでございます。通級指導教室担当職員増員は検討してございますけれども、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーにつきましては、来年度に向けて拡充する予定はございません。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) これも先ほどから言っているように、基本計画主な取り組みに上がっているので残念は残念です。  最後4点目をお願いします。  スクールサポートスタッフについて、今後ふやす予定はあるか、ないか、お願いします。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) スクールサポートスタッフにつきまして、来年度増員することは考えておりませんけれども、今後につきましては、現在、南中学校に配置してございますので、そういった状況を検証しつつ、学校現場意見を確認しながら考えていきたいと考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 今年度から配置、南中学校に配置ですので、半年以上たったわけですけれども、何か課題は出てきているでしょうか。 ○議長(加藤和男君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 課題ということでございますけれども、まずもって、このスクールサポートスタッフ業務内容といたしましては、学習プリント等印刷ですとか、配付準備、あと授業準備補助、また採点業務補助等がございます。そうした業務量が常に一定にあるというわけでないことから、この業務内容拡大などスクールサポートスタッフ有効活用を図ることが課題と考えております。 ○議長(加藤和男君) 再質問はありませんか。4番野村ひろし議員。 ○4番(野村ひろし君) 6月質問ときには採点は入っていなかったような気がするんですけれども、補助ですので仕方がないかなと思いますけれども。  答弁ほうありがとうございました。勝手なことばっかり申し上げまして申しわけありません。とりあえず子どもたちに影響が出ずに教職員が働き方改革をやっているという実感を持てるような改革を進めてほしいということをお願いして、全質問を終わります。 ○議長(加藤和男君) ないようですから、野村ひろし議員個人質問を終結します。                ―――――――――――――― ○議長(加藤和男君) ここで申し上げます。  11月28日本会議における議案質疑について建設部長から発言したい旨申し出がありましたので、この際、発言を許します。建設部長。 ○建設部長(水野 泰君) 11月28日大島議員議案第57号長久手市都市公園指定管理者指定について質疑中で、指定管理者周知方法に関する質問に対して、今回募集要項を変えたということですので、要項どおり看板に指定管理者連絡先を明記させるようにしていきたいとお答えしてしまいましたけれども、正しくは指定管理者周知に関して、前回募集要項から変更点はありません。要項どおり看板に指定管理者連絡先を明記させるようにしていきたいと訂正させていただきます。 ○議長(加藤和男君) 以上、お聞きとおりでございます。  以上で本日日程は全て終了しました。  次回は、あす12月3日午前9時30分から本会議を開きます。  本日はこれにて散会します。                 午後5時40分散会...