長久手市議会 > 2019-02-20 >
平成31年第1回定例会(第2号 2月20日)

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  1. 長久手市議会 2019-02-20
    平成31年第1回定例会(第2号 2月20日)


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    平成31年第1回定例会(第2号 2月20日) 平成31年第 1回定例会             平成31年第1回長久手市議会定例会(第2号) 平成31年2月20日(水)午前10時00分開議 1.本日の議事日程  日程第1  諸般の報告        請願の提出について  日程第2  諸般の報告に対する質疑  日程第3  議案第19号から議案第22号まで        (委員長報告委員長報告に対する質疑、討論採決)  日程第4  請願第1号農協改革に関する意見書の提出を求める請願        (請願の上程、紹介議員の説明)  日程第5  議案第1号から議案第18号長久手小学校亜炭鉱空洞充填工事請負契約の変更につ        いてまで及び議案第23号第6次長久手市総合計画基本構想についてから議案第26        号まで並びに請願第1号        (議案等に対する質疑、委員会付託
    2.本日の会議に付した事件    議事日程に同じ 3.会議に出席した議員    議 長 川 合 保 生   副議長 青 山 直 道    1番  上 田   大   2番  林   みすず    3番  なかじま和 代   4番  山田けんたろう    5番  大 島 令 子   6番  ささせ 順 子    7番  木 村 さゆり   8番  山 田かずひこ    10番  佐 野 尚 人   11番  田 崎あきひさ    12番  吉 田 ひでき   13番  さとう ゆ み    14番  じんの 和 子   15番  岡 崎 つよし    16番  伊 藤 祐 司   17番  加 藤 和 男 4.会議に欠席した議員    な し 5.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した   ┌─────────┬───────┬─────────┬────────┐   │市長       │吉田 一平  │副市長      │鈴木 孝美   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │参事       │井口 能秀  │市長公室長    │高嶋 隆明   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │総務部長     │青山  均  │くらし文化部長  │加藤 正純   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │くらし文化部   │吉田 弘美  │くらし文化部相談監│浅井 雅代   │   │危機管理監    │       │         │        │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │福祉部長     │中西 直起  │建設部長     │角谷 俊卓   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │市長公室次長   │水野  泰  │総務部次長    │浦川  正   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │くらし文化部次長 │川本 保則  │福祉部次長    │成瀬  拓   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │福祉部次長    │中野 智夫  │建設部次長    │加藤 英之   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │教育長      │川本  忠  │教育部長     │川本 晋司   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │教育部次長    │山端 剛史  │監査委員事務局長 │水野 敬久   │   └─────────┴───────┴─────────┴────────┘ 6.職務のため議場に出席した    議会事務局 局長 福岡 隆也  議会事務局 主幹兼議事係長                             貝沼 圭子                  午前10時00分開議 ○議長(川合保生君) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。  これより日程に入ります。               ―――――――――――――― ○議長(川合保生君) 日程第1、諸般の報告。  本定例会に提出された請願は、請願文書表のとおりお手元に配付しましたので、御了承願います。               ―――――――――――――― ○議長(川合保生君) 日程第2、諸般の報告に対する質疑。  この際、申し上げます。質疑の回数は、同一議員につき同一議題について2回までとし、以後、同様とします。  まず、平成30年11月から平成31年1月までに実施した例月出納検査、定期監査及び行政監査の結果について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、損害賠償の額の決定及び和解について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。               ―――――――――――――― ○議長(川合保生君) 日程第3、議案第19号から議案第22号までの4件を一括議題とします。  これらの議案は昨日の本会議において所管の常任委員会に付託しましたので、この際、委員長の報告を求めます。教育福祉委員長、登壇願います。            [教育福祉委員長 山田かずひこ君登壇] ○教育福祉委員長(山田かずひこ君) 御指名によりまして、教育福祉委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、2月19日午前11時20分から11時56分まで、市役所本庁舎委員会室にて開催いたしました。出席は、委員6名全員、当局より市長初め10名、議長及び議会事務局2名でありました。  審査すべき事件につきましては、本会議で本委員会に付託されました議案4件であります。  以下、付託事件の主な審査経過及び審査結果について御報告申し上げます。  議案第19号北小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、教育総務課長より説明を受け、審査に入りました。空調が整備されない教室はあるのかの問いに対して、準備室、倉庫以外、全ての教室に整備する予定であるとの答弁でした。整備する教室が多数あるが、同じメーカーの空調機器で統一するのかの問いに対して、学校ごとに同じメーカーの空調機器で統一するように考えているとの答弁でした。多目的棟を増築した際に空調の配管を準備しているとのことだが、金額に反映しているのかの問いに対して、反映して設計しているとの答弁でした。討論はなく、採決の結果、議案第19号は、賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第20号南小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、教育総務課長より説明を受け、審査に入りました。空調が整備されない教室はあるのかの問いに対して、準備室、倉庫などは整備しないとの答弁でした。配膳室は空調整備するのかの問いに対して、湯沸かし器を設置している1階の配膳室のみ整備するとの答弁でした。討論はなく、採決の結果、議案第20号は、賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第21号市が洞小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、教育総務課長より説明を受け、審査に入りました。廊下や教室の開口部が広いなど、構造が他校と異なるが、設計にも差はあるのか、また、空調が整備されない教室はあるのかの問いに対して、廊下は空調整備の設計はしていない。児童、教職員が使用する全ての教室に空調を整備するとの答弁でした。教室数の割に金額が低いのはなぜかの問いに対して、校舎の形状や室外機の設置場所が関係しているのではないかとの答弁でした。討論はなく、採決の結果、議案第21号は、賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第22号南中学校空調設備整備工事請負契約の締結について、教育総務課長より説明を受け、審査に入りました。落札金額の妥当性はどのように考えるのかとの問いに対して、最低制限価格で決定した件数が多かったが、業者が見合う金額で落札したという認識であるとの答弁でした。賛成討論が1件ありましたので、御紹介いたします。議案第22号にかかわらず、全体として、各自治体さまざまな手法がとられていると思うが、本市は全ての工事で応札があり、単価も当初の見込みより下がっているため、担当課を評価し、賛成討論とする。採決の結果、議案第22号は、賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。  以上で、教育福祉委員会の報告は終わります。 ○議長(川合保生君) 以上で教育福祉委員長の報告は終わりました。  教育福祉委員長の報告について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  これより討論採決に入ります。  初めに、議案第19号北小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、討論を許します。  まず、本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。  ないようですから、本案に対する討論を終結します。  これより起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。  議案第19号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 [起 立 全 員] ○議長(川合保生君) 起立全員です。  よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号南小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、討論を許します。  まず、本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。  ないようですから、本案に対する討論を終結します。  これより起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。  議案第20号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 [起 立 全 員] ○議長(川合保生君) 起立全員です。  よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号市が洞小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、討論を許します。  まず、本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。  ないようですから、本案に対する討論を終結します。
     これより起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。  議案第21号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 [起 立 全 員] ○議長(川合保生君) 起立全員です。  よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号南中学校空調設備整備工事請負契約の締結について、討論を許します。  まず、本案に対する反対討論はありませんか。  次に、本案に対する賛成討論はありませんか。  ないようですから、本案に対する討論を終結します。  これより起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。  議案第22号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 [起 立 全 員] ○議長(川合保生君) 起立全員です。  よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。               ―――――――――――――― ○議長(川合保生君) 日程第4、請願第1号農協改革に関する意見書の提出を求める請願。  紹介議員の説明を求めます。4番山田けんたろう議員。              [4番 山田けんたろう君登壇] ○4番(山田けんたろう君) 農協改革に関する意見書の提出を求める請願。  請願、日進市蟹甲町池下213番地1、あいち尾東農業協同組合代表理事組合長、石黒秀一。  1、請願趣旨   当組合は、営農指導産直施設等による農産物の販売、農地集積など、組合員の経営安定化と、地域農業の振興において、また、これら営農関連事業にとどまらず、市民の生活基盤としても非常に重要な役割を果たしております。特に本市は、区画整理事業に伴う都市化が進展するなどで農地が減少しつつあり、また、農業の高齢化等に伴う担い手の減少が顕著な地域であります。これに対し、JAは出向く営農指導作物別グループに対する支援、産直施設やインショップ等による農産物の販路拡大、農地中間管理機構等による農地集積鳥獣被害対策支援、新規就農育成などの取り組みなどを積極的に実施しております。このような中、国は2019年5月末までを期限とする農協改革集中推進期間を設定し、信用事業農林中金等への譲渡等の改革を促しております。また、平成28年4月1日に施行された改正農業協同組合法附則では、改正後5年を経過する2021年3月末までに農協制度や準組合員利用規制の導入について検討を行い、結論を得るものとしております。一方、JAグループでは、現在農家所得の向上を最重点目標として、JAの総合事業性を活用した自己改革に取り組んでいるところですが、今後進められる信用事業の分離誘導や準組合員利用規制の導入などの内容によっては、JAの機能発揮が十分に行えなくなり、農業振興や地域振興に支障を来すことになりかねません。このため、国に対し意見書を提出していただきたく請願いたします。  2、請願事項   信用事業譲渡及び準組合員利用規制の導入は、JAの主権者たる組合員の判断に基づき、慎重に対応することについて、国に対し意見書を提出していただきたく請願いたします。  以上です。 ○議長(川合保生君) 紹介議員の説明は終わりました。               ―――――――――――――― ○議長(川合保生君) 日程第5、議案第1号から議案第18号長久手小学校亜炭鉱空洞充填工事請負契約の変更についてまで及び議案第23号第6次長久手市総合計画基本構想についてから議案第26号まで並びに請願第1号の23件を一括議題とします。  これより議案等の質疑に入ります。  初めに、議案第1号平成31年度長久手市一般会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) それでは、予算書から福祉関係を質問いたします。  予算書169ページ、ながくて地域スマイルポイント事業774万8,000円についてお尋ねします。  平成30年度当初予算では741万円、平成29年度決算では519万円でした。平成30年度に登録された方はどのくらいふえ、現在何名の登録か伺います。  次に、平成31年度はどのくらい登録がふえると想定した予算なのか伺います。  地域スマイルポイント還元品は、昨年度予算では200万円、31年度は400万円となっております。倍増とした理由は何か伺います。  また、還元品は図書カードクオカードの2種類を予定なのかも伺います。  スマイルポイント事業対象活動はどのように選定するのか伺います。  次に、173ページ、高齢等移動支援事業について伺います。  乗り合いタクシーモニター制度報償金100万円の説明を求めます。  12月に検証したアンケート調査から明らかになった課題は何か伺います。  今回は周知をしっかりやる必要がありますが、周知方法についての考えはどのようかを伺います。  次に、179ページ、老人憩の家事業210万5,000円について伺います。  7施設ありますが、利用の仕方はおおよそどのようか、稼働率はどのようか伺います。  そして、老人憩の家に関しましては、私は平成17年第4回定例会において、老人憩の家の老人をなくし、子育て世代、多世代交流の場として利用できるようにしないかの質問をしております。当時、町長は、一遍検討したいがというのが答弁でした。時代とともに本市の人口構成も違ってきました。老人憩の家は、昭和40年代、50年代の建物が多く、築35年、築40年となります。今後建物の老化もさらに進んでいくと思いますが、60歳以上の人のためにという考え方もありますが、財政的なことも含め、廃止も含め、時代に合ったあり方を考えていくべきではないのか伺います。  次に、189ページ、成年後見センター負担金227万6,000円について伺います。  尾張東部成年後見センターは、成年後見制度の利用に関する相談窓口として、また、家庭裁判所への後見人申し立てに関する手続支援、助言などを行っております。センターでの平成28年度と29年度の相談件数というのはどのようなのか伺います。  申し立て件数は何件で、そのうち本市の申し立て件数は何件か伺います。  圏内の市民後見人数は何人で、本市に在住の方は何名登録されているか伺います。  市民後見人の資格要件と主な業務内容はどのようかを伺います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) まず、ながくて地域スマイルポイント事業につきまして、4点御質問いただきましたので、お答えをいたします。  まず、30年度の登録の数、どのくらいふえたか、また、現状は何名かということでございますが、新規登録の数で見てみますと、直近の数字、30年4月から30年12月の間に新たに登録された方が258人でございます。これと比較する前年度の4月から12月までの新規登録は318人ということで、減少の傾向にございます。また、30年12月末現在登録されている方は821名でございまして、前年度末の状況ですと808名ということで、ほぼ横ばいの状態でございます。  それと、31年度登録がどのぐらいふえるかという点でございますが、予算の編成に当たりましては、還元品であったり、委託料等が主な内容となっておりまして、登録の人数は直接予算額に影響するものではございませんが、この3年間の推移を踏まえまして、およそ1,000人程度ということで見込んでいるところでございます。  それと、還元品の予算額が倍になっている点等々でございますが、還元金額は年々増加してございまして、29年度の支出ベースでいいますと、約180万円でございましたが、30年度におきましては、この4月から9月末までの半年間で、既に170万円ほどの支出をしている状況でございます。こうした増加を踏まえまして、31年度予算については400万円の予算を計上しているところでございます。  それと、還元品は、御紹介がありましたように、現在、図書カードクオカードの2種類でございますが、31年の4月からは、新たにこども券を導入する方向で準備を進めているところでございます。  それと、対象事業はどのように選定するかにつきましては、対象活動は大きく3つございます。市が主催する行事、そして福祉施設等での奉仕活動、それと、市民主体の団体が行います無償の奉仕活動の3つがございます。1点目につきましては、計画づくりであったり、ワークショップ、こういったものに参加していただく場合、また、児童館お助け隊などがございます。こういったものをそれぞれ担当課から福祉部に申し出ていただきまして、当然無償という条件を踏まえまして選定をしているところでございます。また、福祉施設の関係は、施設の受け入れ機関として、市役所のほうに御登録いただきまして、活動内容を踏まえて選定をしてございます。それと、最後の市民団体によります活動でございますが、5人以上の方で市民団体ということで結成いただきまして、市民活動災害補償制度に登録をされていること等の条件もあります。内容が無償の奉仕活動、こういうものであれば、スマイルポイント事業対象活動ということで選定をさせていただいているところでございます。  スマイルポイントにつきましては、以上でございます。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 続きまして、173ページの高齢等移動支援事業についてです。  1つ目のモニター制度の100万円の説明ですけども、こちらは、高齢の潜在的な移動実態を把握しまして、N−タクの移動支援施策の方向づけをするためには、ある程度の乗降データ収集が必要になるというところで、そのデータ収集業務の対価として、モニターということで報償金を支払うという形を考えております。100万円の根拠としましては、例えば100人の方が1人1万円、トータル100万円という形と、あとは、200人の方で1人につき5,000円というような形を想定し計上しております。ただし、今後詳細について、専門家の御意見を聞きながら詰めていくというところがございますので、今話したモニターに関する人数とか金額など、そういった内容を変更する可能性がまだあるということで御承知おきいただきたいと思います。  続きまして、12月に検証しましたアンケートの結果から明らかになった課題ということでございますけども、乗車時のアンケートからは、スマートフォンアプリからの予約方法の周知がうまくできなかったといったところがまず一つ。そして、あとは、乗り合い率を上げるために前日以前から申し込みができるようにすることが市としての課題かというふうに考えております。あとは、利用しなかった方の把握をするためにアンケートをさせていただいておりまして、約85%の方がN−タク事業を知っていても乗らなかったという実態がございました。また、乗らなかった理由としましては、申し込み方法がわかりづらかったという部分がありましたので、申し込み方法に関する周知をしていかなければいけないというところがございます。2つ目としましては、市外への移動を希望するといった方が実際はかなり多くおみえで乗らなかったといったところも、エリアを含めて今後の課題というふうに考えております。また、今回の実験では、当然料金とか、車の台数といったところも課題として考えてございます。  続きましては、今後の周知をしっかりやる必要があると、どう考えているかというところです。先ほど少しお話ししましたが、モニター制度を活用しまして、御高齢の方なので、全員にお手紙を送るといっただけではなかなか正しい利用方法が伝わらなかったという実態がわかりましたので、そういった形で周知は考えていきたいと思っております。  続きまして、179ページの老人憩の家の事業になります。7つの施設の利用の仕方と、稼働率ということでしたけども、利用の仕方としましては、地域のサロン活動シニアクラブの利用が大半でございます。それ以外には、市が実施します介護予防事業などでも憩の家を利用しております。サロン活動の内容としましては、コーラスとか詩吟、運動、健康マージャンといったものを実施しております。シニアクラブでは、単位シニアクラブさんが集まる場とか、クロリティー、屋内でやります輪投げですけども、そういった形で活用しているという状況です。あと、稼働率のほうですけども、29年度は7施設の平均ですと、約58%程度となっております。7つの中でも稼働率が高い施設では、月に20日程度の御利用があるところもあれば、低い施設では、月に5日程度といった利用施設があるという状況になっております。  次が、憩の家は老朽化が進んでいて今後時代に合った使い方をといったところでございますけども、市の中でもおっしゃったような検討課題を持っておりまして、公共施設マネジメント推進作業部会に担当課の職員も参加をいたしまして、今後のあり方について検討はしているところでございます。また、先ほど説明した稼働率の低い憩の家がございますので、そういったところには地域の多世代の方の利用もできるように前向きには考えております。  続いて、189ページの成年後見センターの負担金の部分です。センターの28年度と29年度の相談件数ですけども、こちら、延べ件数でいきますと、平成28年度が142件、平成29年度が260件という状況でした。  次に、申し立て件数が何件で、そのうちの本市の申し立て件数が何件かというところですけども、まず、5市1町の全体の首長申立の件数としまして、平成28年度では、全体で18件で、そのうち本市の該当件数が2件という状況です。平成29年度につきましては、全体で23件ございまして、うち本市の件数としてはゼロ件という状況でした。  続いて、圏域の市民後見人の人数と、登録されている方といった御質問ですけども、2回の市民後見人の養成研修を行いまして、これまで県内で38名の方が市民後見人のバンクに登録をされております。このうち、本市在住の方はお一人おみえになっております。この中で、ことしの2月現在になりますけども、実際に家庭裁判所から後見人として選任された方は、本市ではお一人という状況でございます。  最後ですね、市民後見人の資格要件と主な業務のとこですけども、こちら、平成29年度に募集をした際の資格要件になりますけども、まず、登録時の年齢が30歳以上で70歳未満。また、延べで80時間を超えますセンター主催の研修を修了している必要があります。実際に市民後見人として活動するためには、自宅から被後見人などの居場所までの移動時間も考慮がありまして、おおむね30分以内という要件もございます。このほか市民後見人が受任できるケースといったところでは、家庭裁判所によりまして親族間の紛争がない、居住が確保されているなどの目安があります。あと、業務の内容としましては、預貯金の管理であるとか、支払い手続、そして、見守りを目的としているような定期的な訪問などを行っております。  以上です。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) スマイルポイントについてですけれども、始まって3年たつことになりますが、スマイルポイント事業の目的にかなった効果が出ているのか、検証についてはどのようなのかお伺いします。  そして、移動支援事業につきましてですが、実証実験の結果、どのような状況であれば予算化を見合わせるといった予算化適否基準というのを決めておくべきだと思うんですけれども、そういった考えはどのようかお伺いします。  そして、最後の成年後見人についてですけれども、経済的に費用負担ができない方に対する市の支援というのはどのようになっているのかお伺いします。  以上です。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) スマイルポイントの関係でございますが、効果という部分でございます。この事業自体、学生から元気な高齢まで、地域社会への参加のきっかけづくり、また、地域活動の促進を図るということを目的にしてございます。このため、より多くの方に地域社会に参加していただくために、登録、先ほど少し横ばいと申し上げましたが、この登録の数を効果測定の一つの目安としてございます。したがいまして、少し横ばいという状況でございますので、ある程度のてこ入れが必要というふうに認識してございます。これまでも登録の確保に向けまして、手帳の有効期限は、1年間に設定してございますので、その少し前に手帳の有効期限が切れますので更新をどうぞというお手紙を出したり、また、これまでポイントの端数は1年たつと無効になってしまっていたものを次の手帳に繰り越せるというように、必要に応じて事業の見直しを行ってきたところでございますが、少し登録という数では伸び悩んでいる状況でございます。このため、来年度では、さらなる見直しの一環といたしまして、先ほど申しました還元品の追加に加えまして、登録されている方、また、手帳を更新されなかった方などに対しましてアンケートを行うというふうに考えてございます。こうしたアンケートの結果を踏まえまして、必要な事業の見直し、改善等に取り組んでいきたいと考えてございます。  以上です。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 続いて、173ページの高齢等移動支援事業の御質問ですけども、こちら、次回の実証実験では、専門機関に事業の検証を委託する予定をしておりますので、その調査結果を踏まえまして、N−バスを含めた市内全体の公共交通のあり方を関係各課も含めて、集めて、議論をした上で整理をしまして、今後、本格実施に向けて準備を進めていくという予定で考えております。  次に、189ページの成年後見センターのところの御質問です。経済的な負担ができない方ですけども、市では、長久手市成年後見制度利用支援事業実施要綱というものを定めております。この中で、申し立て費用や後見人の報酬について、一定の条件に当てはまる場合につきましては、その費用の全部、または一部を助成するという制度になっております。具体的には、対象となる要件としましては、生活保護法によって保護を受けているであるとか、以下の条件を満たすということでありますけども、非課税世帯とか、世帯の年間の収入や預貯金が一定額以下といった条件をクリアして、そういった助成を受けないと制度の利用が困難であると市長が認めるという形で制度が設計されております。  以上です。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。2番林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 16ページ、1款市税1項の市民税ですが、滞納繰り越し分、個人と法人それぞれの件数、わかればお願いします。  18ページ、2款3項森林環境譲与税、これは5年後から国民に課税される森林環境税の国からの措置収入なんですが、積算根拠と5年間の歳入分の使い道をお伺いいたします。  71ページ、2款総務費の委託料、公会計財務書類作成支援委託308万、この間ずっと自前で作成をという要望を出しておりますが、財務諸表4表ですが、いつまで委託される予定なのかお伺いいたします。  93ページ、2款1項総務管理費の政策事務事業、アドバイザー報償金、市長への助言ということですが、平成30年は3名というふうにお聞きしておりますが、31年度は何名の方なんでしょうか、お伺いいたします。  95ページ、2款の総務費1項の総務管理費、情報化推進事業委託料1,542万4,000円、サーバーの障害発生時の対応、常駐2名というふうにお伺いしておりますが、30年度の障害の実績ですね、どのようなことがあったのか、お伺いいたします。  95ページ、2款1項総務管理費でペーパーレス会議システム賃借料244万5,000円、近隣市町では議案書の電子化等々、ペーパーレスが進んでおりますが、31年の計画はどのようでしょうか、お伺いいたします。  105ページ、2款1項総務管理費で地域協働計画策定業務委託403万1,000円、どのようなものなのかお伺いいたします。  171ページ、3款1項社会福祉費ですが、多機関協働相談支援包括化推進事業の委託料ですが、平成30年に引き続き、複合的な課題を解決するために必要な支援につなぐコーディネーターの人件費というふうにありましたが、30年度の実績ですね、どのような課題が浮き彫りになったのかお伺いいたします。  303ページ、6款の移住支援補助金100万円、支給要件をどのように考えておられるかお伺いいたします。  423ページ、9款の社会教育費、文化・文化財事業、学芸員嘱託員報酬、これが31年度にはないんですが、この間、予算要望でも正規での雇用をと要望しておりますが、ゼロになった要因をお伺いいたします。  以上です。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。総務部長。 ○総務部長(青山 均君) 個人市民税、それから法人市民税の滞納繰り越し分についての件数という御質問でございますが、ちょっと手元にその数値を持ち合わせておりませんので、後ほど御報告をさせていただきたいと思います。 ○議長(川合保生君) 総務部次長。 ○総務部次長(浦川 正君) 済みません、森林環境譲与税につきましての御質問ですけども、国からの指針に基づいて、我々としましては、その対象経費について充当していくというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
     あと、財務諸表の財務4表をいつまで委託していくかというようなお話でございますが、やはり自前の財政課の職員で作成することが望ましい姿であるというふうには考えておりますけども、実際には、経験値とか、そういったものも必要でございますので、当面の間は委託をさせていただいて、その間、きちんと財政課の職員、勉強させていただいて、将来にわたっては自前でやれるような形でやっていきたいとは考えております。 ○議長(川合保生君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) アドバイザー会議の人数でございますが、31年度につきましては3名を予定をしております。  庁内サーバーの管理の関係の障害の実績ということですけども、今手元に資料がございませんので、お答えできません。  それと、ペーパーレスの関係の31年度の計画ですけども、電子黒板ですとか、プロジェクターなど大きな画面を使った会議を行ったほうがよいという場面もありました。31年度につきましては職員端末の更新を予定しておるため、今の状況を踏まえまして、端末の形状とか必要な物品について今後検討を行っていきたいというか、整えていきたいというふうに考えておるところでございます。  それと、学芸員報酬ということですけども、これまで学芸員の資格を有する嘱託員を雇用をしておりましたが、31年4月1日付で、任期付職員ではありますけども学芸員の採用を予定しておるということで、31年度予算につきましては、学芸員嘱託員の報酬を計上していないということでございます。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、地域協働計画については、第5次総合計画にあわせて第1次の計画を策定しております。今回、第6次総合計画にあわせて策定するということで、市民主体のまちづくりを目指すために、市民、行政が連携し、互いにパートナーとして補い合い、協力していくためのまちづくりに市民が参加し、対話を深め、協働を進めていくための施策や仕組みづくりについて計画していくものでございます。  それから、平成30年度の多機関協働包括化推進事業の課題でございますけれども、これは、まず一つとして、潜在的な課題、ニーズの把握に努めることが非常に課題であるということと、それから、関係機関のネットワーク化の推進、関係機関とどのようにネットワークを図っていくかという、このようなことが課題であるというふうに捉えております。  それから、移住支援補助金はどんなものかということでございますけれども、これは国の地方創生交付金事業、わくわく地方生活実現政策パッケージの中の移住支援事業に対する補助金として交付するものでございまして、詳細な条件はありますけれども、東京23区在住のうち、東京圏以外の都道府県に移住し、移住地で対象となる中小企業等に就職、または起業した人を対象に移住に要する費用として、移住支援金を支給する事業でございます。  以上です。 ○議長(川合保生君) 総務部長。 ○総務部長(青山 均君) 先ほど個人市民税、それから法人市民税の滞納の件数でございますけども、延べ件数で申し上げます。市民税が1,455件、法人市民税が52件でございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。林みすず議員。 ○2番(林みすず君) まず、社会福祉費の多機関協働相談支援包括化推進事業なんですが、福祉施策課から悩みごと相談室に部署が変更になってます。前年度よりもより適正な部署ということで変更になっていると思うんですが、その趣旨をお聞かせください。  それと、ペーパーレスなんですが、近隣市町では、先ほども申し上げましたけれども、議案書の電子化とか、スケジュール管理とか、かなり進んでますが、その辺の視察等も行われるのでしょうか、お伺いします。  以上、お願いします。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、多機関協働包括化推進事業につきましては、これは今のところ長久手市の悩みごと相談室がこの相談事業の中心的な役割を担っているということで、この事業について予算の移管を受けたものでございます。 ○議長(川合保生君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) ペーパーレス会議の関係ですけども、視察をしたらどうかということですけども、情報収集には当たりたいと思っております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。3番なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) 1点お伺いします。235ページ、3款2項病児病後児保育事業の業務委託の詳細はどのようでしょうか。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁。福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) 病児病後児保育の委託費の内訳でございますが、市内で2カ所の病児病後児保育の実施機関にそれぞれ913万7,000円を計上してるところでございます。名東区のたかぎクリニックさんと、市内のながくて北川こどもクリニックさんにそれぞれ計上しております。30年度との大きな違いといたしましては、30年度は市内含めまして、3カ所実施していたところでございますが、病後児保育を実施しておりますおひさまるーむさんのほうで事業を30年度末までということでございましたので、数的に3カ所から2カ所ということで、減額もあわせて加味しているところでございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) ありがとうございます。病児病後児保育の助成金のほうの利用見込みはどのようでしょうか。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) 31年度の予算積算上では、それぞれ定員を定めてございますので、この定員で設定をしているところでございます。基本分、それと、加算分ということで、利用状況、200人から399人の枠の中で設定をいたしまして、先ほど申しました、1カ所当たり913万7,000円というふうに計上してございます。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。5番大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 予算書の349ページ、適応指導教室、N−ハウスあいのことで伺います。  1,032万3,000円の予算がついておりまして、この予算の中には、適応指導教室指導員の報酬が545万、指導員賃金が403万があります。報酬は嘱託員2名分で、賃金は指導員の臨時職員2名分とあり、30年度と同じ指導員の人数分が計上されております。しかし、最近、保護の方から臨時職員の指導員の先生お一人が、来年度ボランティアになるということをお伺いしましたので確認したところ、臨時職員の予算がボランティアになるから1名分かなと思いましたけれども、2名分になっております。N−ハウスあいというのは、不登校児がふえている現状ですから、1人指導員の先生をふやすのであれば、ボランティアではなく、予算を計上して4人体制から5人体制になると思っておりました。そこで、嘱託員は2名で、臨時職員が2名で、ボランティアの先生が1人ということで31年度運営していくというふうに保護の話から推測すると思うんですが、やはり指導員を続ける先生というのは、責任感とか保護からの安心という意味でもボランティアではなく、きちっとした臨時職員の賃金を計上するべきではないかなと思いますが、なぜこのような数字に、昨年と同じ金額になったのか、お伺いをいたします。 ○議長(川合保生君) 質問は終わりました。当局の答弁を求めます。教育長。 ○教育長(川本 忠君) 予算については、先ほど言われたように、指導員の嘱託員2名の報酬のほか賃金として2名分上げております。ボランティアでということにつきましては、そういったことを続けていただける方がみえるんであれば、ボランティアの活動で継続してくださいということの話はさせていただきました。ほかの賃金2名分ですけども、これも来年の体制をどうしていくかというのはまだ今検討中でございますので、どういったメンバーでするかということも踏まえて、今調整を図っているところであります。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 嘱託員は65歳までで、公募しても見つからなかった場合は継続しての雇用もあると人事課から聞いております。臨時職員は年齢上の上限はないけれども、大体70歳くらいまでで、本人が続けたいのであれば、部でいうと担当部長が本人と話し合い、基本的には雇用継続をするという内容でございました。ですから、ボランティアに継続する方は納得していないから、多分保護にそういう話が出たと思うんですが、そのあたり、担当部長と臨時職員の方でボランティアにいくという話はきちっと双方が納得していらっしゃるんでしょうか。例えば嘱託員の方は教員のOBの方で、臨時職員、パートの方はこれから教員採用試験待ちとか、試験を受ける方、そして教員の経験というふうに採用をしているようですが、やはりこういううわさがN−ハウスで流れるということは、保護にとっても非常に不安になると思うんです。私も6月議会でいじめによる不登校の生徒はN−ハウスに行くと欠席扱いにならないということで、市もいじめ対策による不登校児童の行き場所としてここをつくっているわけです。6月議会のときには、現在不登校児が75人ぐらいということで、中学校で随分ふえているということでございましたので、本当に、その先生がボランティアという処遇で納得してやられるのか、4人体制なのか、5人体制なのか、やはり予算の中できっちりとしていただきたいと思うんですが、今臨時職員として働いている先生が本当にボランティアで納得しているのか、その辺はどんな感じなんでしょうか。 ○議長(川合保生君) 教育長。 ○教育長(川本 忠君) 適応指導教室については、年々相談する件数も、それから通っているお子さんの数もふえているというような状況はあります。そういった中で、適正な人事配置、それから、相談に乗れる人、適正な相談員についても対応していきたいというふうに考えておりますので、今言われた部分については、一度話を再度、もし必要であれば、していきたいと思ってます。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。13番さとうゆみ議員。 ○13番(さとうゆみ君) それでは、平成31年度長久手市予算の概要から5点質問をさせていただきます。  まず1点目、14ページの上のところですけれども、地域共生ステーションの南小学校区共生ステーション整備事業1億4,790万円についてです。このほとんどが建物の建設費なんですが、当初、地域共生ステーションは1カ所1,000万というようなお話からすると、非常に高額だなという印象を受けるんですが、この建物の広さはどれだけで、2階建てなのか、どのようなつくりなのか、木造なのか、どのようでしょうか。  そして、平成31年度予算では、実施設計と工事の費用と同時に入っておりますが、オープンはいつごろの予定でしょうか。  次に、16ページ、小規模保育事業運営費補助金600万円についてです。小規模保育園は既に長久手市に幾つか、市の認可保育園として存在をしておりますが、今新規でこの補助金をつけることにした要因は何でしょうか。また、補助金の対象になる保育園はどこでしょうか。  次、3点目、23ページの古民家復元事業970万円についてです。今年度の予算の1,171万円が繰越明許となっておりますが、来年度、この970万円プラス繰越明許の1,171万円を使いまして、平成31年度末までにどのようなことが進むのでしょうか。そして、将来にわたり幾らぐらい、この古民家を持つことによって財政的な負担が出てくると見込んでいるのでしょうか。  次、4点目、その下の高齢等移動支援事業707万円についてです。今年度の実証実験で実際に利用した方々からは、家族に送迎を頼まなくてもよくなったので気が楽だった、また、ちょっとしたことでも出かける気になった、ワンコインは安くてよかったという、ありがたいという声が届いておりまして、ぜひ平成31年度、年間通して行っていただきたいということを強く要望をされていらっしゃった方々がいますが、このN−タクはなぜ年間を通した事業にならなかったのでしょうか。  次、5点目、27ページ、長湫中部1号緑地再整備工事9,192万円についてです。防災機能を有した緑地に再整備とありますが、具体的にどのような防災機能が整備される予定でしょうか。  また、これまで市民ワークショップの開催を続けてこられましたが、市民の思いはどのような形で反映されるでしょうか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 済みません、14ページの地域共生ステーションの件についてお答えさせていただきます。  こちらにつきましては、広さにつきましては、おおむね100坪ぐらいを予定しております。階数につきましては1階建て、構造につきましては木造を予定しております。オープン時期につきましては、平成32年度のオープンを予定しております。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) 小規模保育の関係でございますが、まず、導入に至った経緯ということでございますが、長久手市の小規模保育事業の保育所の配置基準で国が定める基準、6対1を上回る4対1という配置になってございます。保育の安全性を確保するためということで実施してるものでございますが、この国が支払う給付金の部分で足りない部分を助成金ということで新たに新設したところでございます。対象となりますのは3施設ございまして、はな保育室はなみずき通、それと、こどものまち保育室ながくて、それと、来春開所予定のフィリオ長久手、この3施設が対象でございます。  以上です。 ○議長(川合保生君) 建設部長。 ○建設部長(角谷俊卓君) 中部1号緑地についてですけれども、どのような防災機能かということで、まず、かまどベンチ、防災パーゴラ、マンホールトイレなどを設置する予定です。  もう1点、市民の思いはどのように反映されるかということですけれども、こちらについては、昨年度から市民と何回も話し合ってきました。そうした中で、案を提示し、この再整備計画に反映し、事業実施という形になっております。  以上です。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、古民家につきましては、補正予算で繰り越しさせていただいておりますが、今の現状を修繕していくということで1,170万、それから、来年度当初予算の970万につきましては、現存の古民家の詳細調査、整備方針の策定の2本で970万を予定しております。それから、将来的な負担につきましては、この後、策定を予定している保存活用計画の中で活用方針についても定めていくこととなりますので、今後の構想についてはまたそこで検討していくことになろうかと思っております。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) 続きまして、高齢等移動支援事業の御質問ですけども、年間通してやらないかというところですが、来年度も実証実験ということで、基本的には数カ月程度の、あくまで実証実験ということなので、期間としては考えております。当然、30年度やりました条件を変えて、そこで出た改善点や課題を洗い出して、31年度の見直しをもって、今後の本格稼働に向けていくというところが目的となっております。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。13番さとうゆみ議員。 ○13番(さとうゆみ君) 1点目の南小学校区共生ステーションについては、平成32年度中のオープンという答弁でありました。予算書の113ページ以降を見ますと、西小学校区、市が洞小学校区の共生ステーションにいらっしゃる方の報酬や賃金などのお金がついておりますが、このたび、南小学校区でも整備をして、また、北小学校区でも児童館との複合型施設で整備をされるということで、その管理をしてくださる方々のお金もどんどん膨らんでいくような状況があるんですが、当初、市長は、地域に渡して、地域で運営してもらうということで、報酬や賃金を予定していなかったんですが、今後はもう市が直接報酬や賃金を出して、今4カ所ですけど、今後6カ所、全てつくって、市が報酬や賃金を払って運営をしていくという予定なのでしょうか。  そして、次に、小規模保育事業運営費補助金についてですが、先ほど3カ所の小規模保育園が対象となるという答弁がありました。それで、私、先ほどなぜ今なんですかという答弁をしたんですが、これまでも長久手市は1歳児、国の基準では6対1のところ、長久手市では公立保育園も4対1でやっているということで、新たな民間保育園も4対1でお願いをしている状況なんですけれども、今まではこの補助金つけていなかったので、どのように対応をされていらっしゃったのでしょうか。  そして、その3カ所のうち、1カ所、新しい小規模保育園ですが、今市のホームページで募集をしている場所が段の上なんですけれども、急に菖蒲池に変わるというお話がありましたが、その小規模保育園、今年度2カ所募集して、1カ所失格になって、1カ所合格しているところも、場所もそうやってころころ変わっていくというような状況はどのような要因があるんでしょうか。  それで、公立の保育園だった時代に比べますと、民間と小規模保育園など、多数参入がされてきまして、保育の環境にかなりばらつきが出ている状況があります。そして、病後児保育を頼んでいた民間保育園も、市が頼んだように受け入れをしていなかったということが利用の声から明らかになっております。平成31年度は保育環境についてもう少し重点的に見ていただきたいと思いますが、各新しい保育園の保育環境をチェックする機能を強化していただけないでしょうか。  次に、古民家についてです。先ほど1,171万円は修繕費ということでありましたが、この新規でついている970万円についても、今後どのような修繕が必要かということを調査していくと思うんですが、1,171万円で先に緊急的な修繕をして、その後、また数千万円ですか、かかるような大修繕をしていくという予定でしょうか。そして、将来にわたる費用は未定ということでありますが、財政的に余裕があるのであれば、古民家も必要かと思うんですが、本当に古民家は必要でしょうか。  次、4点目のN−タクのことですね。高齢移動支援、乗り合いタクシーですが、条件を変えて、平成31年度も3カ月間の調査をするということで、年間を通して乗ろうと思っていた方は非常にがっかりな思いをされているんですが、この3カ月間の新たな実証実験で、例えば利用人数が何人になったとか、アンケートの満足度がどのようになったとか、ある程度目標を設定して、どうなったら平成32年度に1年間通して行うし、もしどうなったら32年度はやらないというような目標をある程度設定しておく必要があると思いますが、どのようにお考えでしょうか。  最後に、防災公園についてです。長湫北保育園の横にあります鴨田公園で、この新たな防災公園ができるということなんですが、今、市が洞小学校区に1つありまして、今回、北小学校区に1つできるんですが、残りの4小学校区についても、各小学校区に一つ、防災公園を設置できないでしょうか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 建設部長。 ○建設部長(角谷俊卓君) 現在、防災公園、今言われるように2公園に設置する予定ですけれども、まだ今後については予定をしておりません。  以上です。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、地域共生ステーションでございますけども、市といたしましては、まちづくり協議会に管理運営については、将来的にはお願いしたいというふうに考えておりますが、まだ現実は難しいところがありますので、予算の中では市が職員を雇用してやっているという状況でございます。  それから、古民家につきましては、この1,170万は、今回登記の関係でちょっと事務がおくれまして繰り越しさせていただきました。これは緊急的な修繕ということで、例えば屋根等が朽ちておって、どうしても今やらなければ状態が悪くなるということで、その部分についてまずやると。これは後戻りのない修繕をさせていただくということでございます。  それから、古民家、必要かどうかということでございますけれども、これは過去に何度も御答弁申し上げているとおり、長久手市内に現存する最古の古民家ということで、これについては市の文化財として保存していかなければならないというふうに考えております。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) 小規模保育園の関係でございますが、3点ほどございました。  これまでつけていなかった部分ということでございますが、民間のほうでの対応ということでお願いしていた部分を、議員の御指摘もありましたように、質の強化であったり、待機児童対策、また、事業の御要望もございまして、今回新たに設けたものということでございます。  それと、来春の菖蒲池の部分でございますが、土地選定、建物等で、実際に契約に至らなかったということで、当初予定していた土地からやむを得ず変更というふうになってございます。今新たな場所については、外部の委員も含めた選定委員会等に一度場所等については御確認をいただいた上で、問題なければ、開所につなげるということで作業を進めているところでございます。  それと、3点目の質の確保の部分でございますが、こうした小規模等の民間については、公立保育園のほうから巡回指導、こういったものを実施するとともに、全体的に第三者評価等を入れながら、いきなりは難しいものでございますので、段階的に質の確保にも努めていきたいと考えております。 ○議長(川合保生君) 福祉部長。 ○福祉部長(中西直起君) 1点、N−タク、タクシーの事業についての質問ですが、少し予算審議の枠を超えていく答弁になるかもしれませんが、議員はどういうような結果が実証実験で出れば実施をするのか、あるいはしないのか、目標を定めてというようなことで、それも一つの御意見かとは思いますが、この間、説明をしてきましたように、この事業は、高齢の外出促進であり、移動支援の事業として行うものです。既にN−バスのような公共交通機関があり、一方で、福祉有償運送ですとか、障害へのタクシーチケットの制度もありますが、既存の制度をもってしても市民の外出促進や交通弱の人の移動支援に合うような形での、ニーズに沿うような形のものがありませんでしたので、その切り札として、この定額タクシーの事業を実験で始めたわけです。ですから、これは何としてでも成功させていきたいし、本格実施をする方向での準備でありますので、目標云々というのは定めていないということになります。ならば、3カ月の実験ということの期間ですけれども、選択肢としては、ずっと実証実験をやっていくという自治体があることは承知をしております。ただ、市全体の予算、経費との関係で、やはり一つ一つ結論を出しながら前へ進めたいと思いましたので、今回については、昨年度並みの予算のボリュームで実証実験を計上させてもらったということです。  以上です。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。10番佐野尚人議員。 ○10番(佐野尚人君) ページ数でいいますと103ページ、地域振興事業のコミュニティ活動事業費補助金とまちづくり事業交付金それぞれの内訳、内容を教えてください。  もう1点です。先ほどもありました、171ページ、多機関協働相談支援包括化推進事業、こちらの相談支援包括化推進事業業務委託、この業務委託の委託先を教えてください。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、コミュニティ活動事業費補助金の内訳でございますけれども、長湫地区長久手小学校区自治会連合会に100万5,000円、長湫地区北部自治会連合会に241万3,000円、南小学校区自治会連合会に165万4,000円、市が洞小学校区自治会連合会に226万2,000円、岩作区会に177万円、前熊区に46万7,000円、大草区会に37万円、北熊区に45万6,000円でございます。それから、まちづくり事業交付金でございますけれども、西小学校区に450万プラス50万円、この50万円は防犯カメラのランニングコスト代でございます。それから、市が洞小学校区に330万円、北小学校区に50万円、南小学校区に50万円でございます。  相談支援包括化の委託先につきましては、単年度で事業を契約しておりますけれども、ただ、またすぐ公募して、なかなかこれは厳しいと思いますので、今のところは随契で、今年度の実績を見ながらですけども、随契でまた改めて社会福祉協議会と、それから愛知たいようの杜さんにお願いすることになろうかというふうに考えております。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。佐野尚人議員。 ○10番(佐野尚人君) コミュニティ活動事業費補助金とまちづくり事業交付金、同一の校区にそれぞれの支出があるということなので、こちらの重複している校区については、どのような支出の内容になるのかということを教えてください。  もう1点、多機関相談支援、随契でということなんですが、平成30年度は重立った成果がこの委託先で上げられなかったということは理解するんですが、その上で、所管がえをしたということで、基本的にこの相談支援包括化推進事業の目的としては、悩みごと相談室も同様の事業をやっていたと思うので、これが所管がえをしたことによって、非常にそれぞれの位置づけが不鮮明になっているのではないかということを非常に危惧をしています。もともとの福祉施策課であれば、ターゲットと、その委託先の内容が合致しているということで、非常にすみ分けができたというふうに思うんですが、同様の事業をしているところに、同様の事業の委託をするということで、それぞれの位置づけと成果的なものの評価というのが非常にしにくくなっているんじゃないかと思うので、その辺の位置づけ、すみ分け、そして、今後の随契でやることによって、どのように委託先に対する評価、こういったものをしていくのかということをお聞かせをください。  以上です。 ○議長(川合保生君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) コミュニティ活動助成金とまちづくり補助金の関係でございますが、コミュニティ活動助成金につきましては、各連合会とか区ですね、区会に出しておるものでして、それから、まちづくり事業交付金につきましては、まちづくり協議会ですとか、準備会が発足した時点で交付しているものでございます。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、この予算については、これ、所管がえでなくて、予算をつけかえただけでございます。もともと今回の多機関の関係の事業については、市の悩みごと相談室が中心的な役割として、いわゆるコントロールタワーとして、もともとそういうスキームで、平成29年度の補正を受けて以降、進めておりますので、特に何かを変えたわけではない。ただ、この分について予算のつけかえをさせていただいたということでございます。また、それから、さまざまな課題については、それぞれの事業所で、これはまだ実質1年とちょっとの実績しかございませんので、いろいろと改善とか、連携についてさらに深めることは必要かと思いますけども、これについては、また来年度しっかり取り組んでいって、それで、スキームをきちっと構築していきたいというふうに考えております。
    ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  この際、暫時休憩をいたします。再開は11時35分といたします。                  午前11時23分休憩                ――――――――――――――                  午前11時35分再開 ○議長(川合保生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第2号平成31年度長久手市国民健康保険特別会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第3号平成31年度長久手市土地取得特別会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第4号平成31年度長久手市介護保険特別会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。3番なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) 563ページ、3款1項、地域いきいき事業について、歩行浴指導講師報償金が平成31年度の予算でなくなっていますが、どういうことでしょうか。  2点目、一般事務嘱託員報酬185万1,000円が新たに設けられています。事務作業を市役所で行うことになるのでしょうか。  3点目、需用費が平成30年度20万円から約3倍の56万9,000円にふえた理由はどのような要因でしょうか。  4点目、ワンコインサービス事業補助金が7割増しの32万8,000円になった要因はどのようでしょうか。  567ページ、3款2項、「食」の自立支援事業委託が平成30年度より400万円ほどアップし、1,407万6,000円にふえた理由はどのようでしょうか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) まず、563ページの地域支援事業費のところですけども、最初の歩行浴の指導講師の報償金がなくなったところですけども、科目としてはなくなっておりますけれども、平成31年度は、高齢の健康づくりの運動をする、いきいきライフの推進事業の委託の中に組み込んでおります。  続いて、一般事務の嘱託員の報酬ですけども、市役所が行うかというところですが、もともとは高齢の生涯学習事業の事務を行うための嘱託員の人件費となっておりまして、平成30年度までは一般会計のほうで計上していたものとなっておりまして、それを今回介護保険特別会計のほうに組み替えたものになっております。なので、こちらは、平成31年度も引き続き市の中で行っていくという状況になります。  続いて、需用費が昨年度と比較して3倍ふえたというとこですけども、主なものとしましては、地域いきいき事業の目的であります地域での健康づくりや支え合い活動の一層の活性化を図らなければならないというふうに考えまして、これまでに事業にかかわっていない市民であるとか、企業の方など、地域の多様な方々にも事業を広く御理解をしていただく必要があるというふうに考えまして、その周知方法を広報などを行うための印刷物を前回よりもたくさんつくるために金額を増額したというところが主な理由となっております。  次がワンコインサービスの補助金が昨年度よりもちょっとふえた理由ですけども、こちらは、補助金のところは、サービスを提供すると支援に対して市が1回当たり300円をお支払いするものでございます。こちら、平成30年の3月からこのワンコインサービスの事業を市の直営だけの運営から委託をする形へ運営を始めたことによりまして、周知広報の活動がすごく充実をしまして、30年度、現段階においてもかなり昨年度と比べて提供回数がふえているという、この伸びを反映して、31年度は増額ということをさせてもらいました。  続いて、563ページの包括的支援の任意事業の部分ですけども、「食」の自立支援事業も、今年度から来年度アップしている理由ですけども、大きく2つあります。1つが単純に今御高齢の方がどんどんふえてきているというところで、そこがまずふえる要素と。もう1点が平成29年度に配食業者を1事業から2事業にふやしたということで、選択できるようになったことと、あと、片方だけですけども、昼食と夕食も選択ができるようになったといった利便性も考えて、利用が増加したということを踏まえて、来年度予算は大幅にちょっと増額をさせていただきました。  以上です。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) 先ほどの歩行浴指導の方は、レッスンを楽しみにしている方がたくさんいらっしゃったので、つけかえだと伺って安心しました。  市の直営から変わってというお話だったんですけど、平成29年度に市役所内の事務を事業委託するということで、この介護保険特別会計のほうにいきいきサービス事業委託として事務作業の分を外に出すからということで29年度の予算の際に説明を受けたと思うんですが、市役所でもやっぱり事務作業が従来どおり必要だったということなんでしょうか。  それと、広く知っていただくために周知をしていくということだったんですけども、どのような方法を考えると3倍ぐらいになるのかを教えてください。  以上です。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中野智夫君) まず、事務職員の報酬ですけども、従来どおり、この31年度はつけかえのほうはさせていただいておりますけども、内部の作業としましては、今まで高齢の生涯学習事業を目的としていてやっています高齢の生きがいづくりや趣味の活動の活性化といったところと、地域いきいき事業の目的であります高齢の健康づくりや支え合い活動の活性化といったものを今まで分けて考えてやっていたんですけども、これを一体的に進めることが双方の事業にとってより効果的、効率的ということで、生涯学習講座的な内容と健康づくり、介護予防的なものを一体的にやるといったところを、先ほどお話があった29年度委託事業をしたところに今後は、そういった一般事務の職員というのは、そういった調整業務を今まで市でやっておりましたので、今年度は、その委託先の事業所と今こちらで組んでいる直営の事務員さんのやり方をまねていただいて、次の年以降に、なるべく早い段階で委託事業にもそういった調整業務をやっていただくような形に持っていきたいと考えております。  もう1点が、チラシの部分のところで、金額がふえたといったところですけども、大きくふえた理由の詳細の資料は今持ち合わせておりませんので、また後ほど説明させてもらいます。  以上です。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第5号平成31年度長久手市後期高齢医療特別会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第6号平成31年度長久手市卯塚墓園事業特別会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。5番大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 605ページの歳入のところですが、使用料、墓所区画使用料が9,580万円上程されておりますが、内訳を教えてください。  そして、歳出のところで、墓園整備事業費としまして、卯塚墓園整備工事実施設計委託というのが1,081万2,000円あります。どのような内容を実施設計委託するのでしょうか、御説明をお願いいたします。  以上です。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、31年度の予算の9,580万でございますが、その内訳といたしまして、芝生墓所市内在住の永年使用が19区画、10年使用が1区画、それから、市外居住の永年使用が29区画、30年使用が1区画、それから、樹木型合葬式墓所は市内居住が70体、市外居住が150体、以上を計上しております。  もう1点、卯塚墓園整備工事実施設計委託でございますけども、これにつきましては、卯塚墓園の第2期工事として、未整備部分の約2分の1の区域について、樹木型合葬式の墓所1,500体分、それから、その周辺の芝生墓所の整備についての実施設計を委託する予定でございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 611ページの墓園整備事業ですが、未整備地区の2分の1で1,500体ということなんですが、樹木葬は大変人気がありまして、1回目のところがまだ少し数体分残ってると思うんですが、実際、工事は何年度に入り、樹木葬墓所として販売するのは何年度ぐらいを見越して、この実施設計を行うのでしょうか。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 樹木型合葬式墓所でございますけども、今のところ、第1期工事で整備した分につきましては2020年度に完売の予定でございます。したがいまして、2期工事については、2019年ですね、来年度実施設計、そして、2020年度工事ということで、2021年度から販売が開始されるという予定でおります。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第7号平成31年度長久手市公園西駅周辺土地区画整理事業特別会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。5番大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 631ページの区画整理事業の中で、委託料としまして、包括支援業務委託、これはこの区画整理事業が始まりましてから、毎年URリンケージに約1億円近い金額で委託しております。昨年ですか、3階の建設部の庁舎に委託先の職員がいて、職員が廊下で打ち合わせをするということで、消防が広域化されまして、消防本部の3階に区画整理課が移動しました。去年は1億419万でしたが、今年度は9,057万に減額されております。その内容はどういう内容で減額されたのか、お願いいたします。 ○議長(川合保生君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) 御質問の公園西駅の区画整理の包括支援業務委託の予算でございますけども、事業が進んでまいりまして、工事の業務量がある一定一段落してきたという部分もございまして、何名かは常駐もしていただいておりますけども、常駐員も1人減ということで事業が進んでいけるということですので、そういった部分で、重立ったものは工事の業務量が減った部分での委託料の減額ということになります。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。大島令子議員。 ○5番(大島令子君) では、平成30年度は常駐が何人で、来年度は常駐が1人減ということで何人になるんでしょうか。 ○議長(川合保生君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) 実際には今常駐をしていただいてますのが、平成30年度、今年度ですけども、7名、これが来年度につきましては1人減の6名という予定をしております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第8号平成31年度長久手市下水道事業会計予算について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。2番林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 予算書658ページに注記がありますが、貸倒引当金、貸倒実績率等による回収不能見込み額とありますが、平成29年度の回収不能は金額と件数でどれほどでしょうか。  予算書669ページ、経営戦略策定支援業務委託720万、これは投資や財源、資産、経営健全化及び財源確保の中長期的な基本計画を策定するための2年の継続事業だということなんですが、この1年の進捗状況をお伺いします。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。建設部長。 ○建設部長(角谷俊卓君) まず、不納欠損の件につきましては、公共下水道と集落排水とがありまして、それぞれのトータルでいいますと、公共下水道のほうが使用料と負担金を合計しまして180万9,807円で359件、集落排水のほうが使用料と分担金合わせまして11万7,332円、11件、合計で192万7,139円、370件となります。  あと、もう1件の、継続事業は今年度何をやったかということですけど、今現在は整理中ですので、具体的にどこまで何をやったかというのがちょっとお答えできませんので、また手元のほうに資料が来ましたら御回答したいと思います。済みません。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 今の御答弁で、不納欠損が約370件ほどということですね。経営戦略の事業なんですけれども、経済性を発揮すると同時に、住民の福祉の増進を目的とする公共性ということから考えたら、料金引き下げの検討もあわせてされているのでしょうか。 ○議長(川合保生君) 建設部長。 ○建設部長(角谷俊卓君) 今後まだ消費税の増額もありますので、料金の改定については検討しております。それが引き下げになるのか、引き上げになるのかというのは、料金の体系がありますので、その部分でどのようになるかというのは、今この場でちょっとお答えができません。考えていることは考えております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  この際、暫時休憩をいたします。再開は午後1時05分といたします。                  午前11時55分休憩                ――――――――――――――                  午後1時05分再開 ○議長(川合保生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど建設部長から議案第8号の質疑について発言したい旨、申し出がありましたので、この際、発言を許します。建設部長。 ○建設部長(角谷俊卓君) 先ほど林みすず議員の下水道継続事業の経営戦略で、今年度何を行ったかという御質問に対しての答弁になります。  平成30年度については、投資的経費の見込み10年分の検討、使用水量の見込みを10年分の検討を行う、それから、財政的な指標の整理などを実施しております。31年度なんですけれども、今年度の整理を踏まえて、財政検討を行うというのが来年度の目標になります。 ○議長(川合保生君) 以上、お聞きのとおりです。  それでは、議案第9号平成30年度長久手市一般会計補正予算(第7号)について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。3番なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) 53ページ、3款2項、保育給付事業の地域型保育給付費のマイナス1,540万6,000円の補正はどのような理由か。  2点目、75ページ、7款5項、ブロック塀等耐震事業、ブロック塀等撤去費補助金は、大阪府北部地震により通学途中の小学生が死亡という痛ましい事故を受け、安全な通学路を確保するために、平成30年7月9日から新たに制度が設けられましたが、673万7,000円のマイナス補正はどのような理由からか。  市内の点検調査の集計で危険なブロック塀で改善が必要なところは何カ所あるのか。  87ページ、9款4項、アートスクール事業(文化の家)の講座・講演等報償金のマイナス30万円補正はどのような理由からか。  89ページ、9款5項、スポーツ推進計画事業(生涯学習課)、スポーツ推進計画策定業務委託のマイナス124万円はどのような理由か。  91ページ、9款5項、給食調理事業(給食センター)の賄材料費のマイナス2,365万5,000円はどのような理由からか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) まず、53ページ、保育給付事業の中でございますが、子ども・子育て支援給付事業の1,500万ほどのマイナスについてでございますが、こちらにつきましては、当初予算の計上におきまして、4月当初から施設の定員がいっぱいになるという見込みで予算の積算をしているところでございます。結果といたしましては、年度当初、4月、5月前半については、受け入れの児童数が定員に満たなかったということでございまして、2つの施設でそれぞれマイナスをしたところでございます。具体的にはこどものまち保育室で約600万ほど、はな保育室で約950万ほどのマイナスという状況でございます。 ○議長(川合保生君) 教育部次長。 ○教育部次長(山端剛史君) 91ページの給食調理事業の補正でございますが、予算策定時、当初におきましては、児童生徒数を上限に見込み算定して、その食数を充てておりましたけども、例えば遠足ですとか、運動会、台風等々による行事、その他の影響があったため、全体での食数が年間を通じて少なくなったというものによる減額でございます。  以上です。 ○議長(川合保生君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) ブロック塀等の補助金、撤去費の補助金の減額がどうしてかという御質問ですけども、現在、申請実績でございますけども、9件ございました。上限値1件20万円を限度としておる補助制度でございますけども、比較的ここに達する案件が少なかったこともありまして、実績値としまして、その差額を減額させていただくことでございます。 ○議長(川合保生君) 危機管理監。 ○くらし文化部危機管理監(吉田弘美君) ブロック塀の危険箇所の把握でございますけども、6月に主に通学路の点検をさせていただきました。その際には、ブロック塀にひびがあったり、傾きがあったりしたお宅につきましては、戸別訪問をさせていただきました。現在の状況でございますけども、それ以降、市内全域の部分につきまして調査を行っております。これにつきましては、自治会、防災会などにお願いをさせていただきまして、2月末までに一応ブロック塀のまず存在の調査、あるなしの調査をさせていただいておる現状でございます。  以上です。
    ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、87ページのアートスクール事業の講座・講演等の報償金の減額でございますが、これは当初350万ほど予算を計上させていただいて、おおむね15前後の講座を予定しておりますけども、具体的にちょっと数が今把握はしておりませんが、その中で30万ほど余ったということで減額をさせていただくということ、それから、89ページのスポーツ推進計画事業でございますが、これにつきましては、入札の請負差金でございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) ブロック塀のところで再質問なんですが、2月までに存在調査を確認済ということなんです。速やかにこの補助金の制度を立てていただいて、なるべく早くブロック塀がない安全な通学路ということだったと思うので、いろいろな提案があって、20万円が今上限なんですけれども、やっぱり生活で手いっぱいの方にはもうちょっと配慮があるような形に今後していけるのか伺っていいですか。 ○議長(川合保生君) 建設部次長。 ○建設部次長(加藤英之君) 補助金の制度の内容でございますけども、上限額だとか、補助金の考え方ですね、それから、どういった差をつけるといいますか、そういった議員おっしゃったような部分も含めて、近隣の状況も見ながら、ちょっと研究していきたいと考えております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。2番林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 14ページ、個人市民税補正額1億3,254万6,000円、所得割減収の要因をお伺いいたします。  16ページ、地方消費税交付金補正額1億5,000万円、例年補正額が大きいのですが、要因をお伺いいたします。  77ページ、消防水利設置事業474万9,000円、設置予定箇所はどこで、設置できなかった要因は何でしょうか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。総務部次長。 ○総務部次長(浦川 正君) まず、15ページの個人市民税の所得割、均等割の減の要因でございますが、平成29年度の補正予算で高額所得納税の方が給与所得が伸びたことに伴いまして増額の補正をさせていただきました。平成30年度の当初予算におきましては、そういった傾向が続くだろうということでちょっと見込みを立てて当初予算を計上したんでございますが、実際に平成30年度の課税額といたしましては、そういった高額の納税の方々の給与所得がそこまで伸びなかったということに伴いまして、今回、3月補正で減額をさせていただいているものでございます。  続きまして、17ページの地方消費税交付金の額につきましては、こちら、国のほうから交付金ということで交付をされるものでございますので、そちらのほうの精査ということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(川合保生君) 危機管理監。 ○くらし文化部危機管理監(吉田弘美君) 耐震性貯水槽の設置箇所でございますけども、1カ所については、長久手中央の3号公園に設置をしました。もう1カ所につきましては、下山1号公園に設置をしております。この2カ所とも計画どおりに進めさせていただきまして、減額につきましては、請負残でございます。  以上です。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 地方消費税交付金なんですけども、1億5,000万円の差ということですので、1億5,000万あれば、18歳までの医療費無料化3年分の原資となりますので、31年度予算をもう少し精査したらどうかということです。  それと、個人市民税ですけれども、勤労統計の問題なんかもありましたし、次年度はもう少し情勢をきちっと詳細を見ながら、予算化をしていかないといけないんじゃないかなというふうに思います。済みません、個人的意見ではありません。そういった予算編成の際、そのあたりのところも加味しながら、次回、所得割については、もう少し近似値を出せるのではないでしょうか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 総務部次長。 ○総務部次長(浦川 正君) そうですね、議員おっしゃるとおり、個人の市民税というのは特に所得に応じてということでございます。全般的な統計ですとか、景気のあれにも動向はされるんですが、やはり必ずしも所得体系というのが個々さまざまでございますので、そういったところを、なるべく近い近似値と言っていいのかどうかわかりませんが、そういった数字を推計できるように努力していきたいと思います。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。10番佐野尚人議員。 ○10番(佐野尚人君) 繰越明許補正についてお伺いをいたします。  リニモテラス整備事業、運営協議会の申し出により延長ということなんですが、どういった事務作業が延長するのか、その期間がどれほどになるのかということを詳細にお答えください。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) こちらの計画でございますが、リニモテラス運営協議会の方から、公益施設の設計監理、運営方法についても検討していきたいという旨がありまして期間が延びております。建物については完了を予定しております。 ○10番(佐野尚人君) 済みません、どういった事務作業が具体的におくれるのかということを。 ○議長(川合保生君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 今年度予定しておりました実施設計のほうを来年度に繰り越しさせていただきます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。 ○10番(佐野尚人君) 済みません、答弁漏れで、いつごろまでに完成する予定かということを言ってもらえますか。 ○議長(川合保生君) それが答弁漏れね。 ○10番(佐野尚人君) はい。 ○議長(川合保生君) じゃあ、答弁漏れ。くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 発注につきましては3月を執行予定としておりまして、年度内には完成させる予定でございます。平成32年度です。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。佐野尚人議員。 ○10番(佐野尚人君) その影響によって契約等の変更というのが発生するのかということをお伺いしたい。 ○議長(川合保生君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(川本保則君) 契約については、変更ありません。期間の変更をさせていただくもの。基本設計については変更はございません。失礼しました。 ○議長(川合保生君) 佐野議員、いいかね。 ○10番(佐野尚人君) はい。 ○議長(川合保生君) ほかありませんか。5番大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 53ページの保育給付事業で、先ほど、なかじま議員が質問した地域型保育給付費の件なんですが、小規模保育園を最初から定員100%で予算を立てたのでということですが、小規模保育園というのはゼロ歳、1歳、2歳で、3歳になると、普通の保育園に保護は預ける、もう卒園しなければならないので、4月、5月、6月の年度当初というのは、例えば定員が19人であっても100%にならないというのが、保育担当、保育園の振り分けの現状なんですね。その現状を毎年毎年把握しながら、予算というのは、このような形でやっていくんですか。  それと、やはり待機児童が4月1日現在発生するけれども、待機児童は3歳未満児ですが、小規模保育園の定員は、年度の当初の数カ月は定員が割れている。この矛盾をこの予算書からどういうふうに疑問を解いたらいいのか、御説明をお願いいたします。 ○議長(川合保生君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(成瀬 拓君) まず、実施状況を見て予算を要求すべきではないかという御質問でございますが、昨年度の状況で申し上げますと、年間通して、定員に対しての入所状況が2カ所で大体8割弱ぐらいという状況になってございます。なかなか毎月の状況見ても、波というんでしょうか、入退所がございますので、一概にどのぐらいがいいかというのも難しく、年度当初から定員分で計上しているという状況を御理解いただきたいと思っております。  また、待機児童があるという中での実績が少ないんではないかというお話につきましては、育児休業が明ける時期がまた人それぞれであったりとか、そういうこともあって年度当初は少し出だしが遅いのかなと。特にゼロ歳、1歳あたりは、復帰の時期が皆さんばらばらでございますので、その関係で少し少ないのかなというような分析をしております。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。いいですか。  ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第10号平成30年度長久手市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第11号平成30年度長久手市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第12号平成30年度長久手市卯塚墓園事業特別会計補正予算(第1号)について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。2番林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 当初予算の委員会審議で、長い時間をかけて審議されたホームページ作成の実績はどのようでしょうか。  それと、8ページ、使用料、手数料の上乗せで、一般会計からの繰り入れを3,095万5,000円減額し、単年度でゼロにされましたけれども、一般会計から繰り入れした額は、累計でどれほどになるのか、お聞きします。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、ホームページの件でございますけども、これにつきましては、なるべく費用をかけない方法で卯塚墓園事業の宣伝効果が見られるよう検討を重ねた結果、現在の市のホームページの見せ方を少し工夫をさせていただくということで対応させていただきました。よって、減額をするということでございます。  それから、ちょっとこれまでの一般会計からの繰り入れについては、済みません、今資料を持っておりませんので、また後ほどお答えさせていただきます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。林みすず議員。 ○2番(林みすず君) そしたら、ホームページ作成については、大体400万円ほど予算だったですけど、ゼロに近いという数字ですね。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 今回はこの額で減額させていただいてますけども、最終的には不用額として、費用をかけずにやれるめどがついたので、また不用額として計上させていただく予定でございます。 ○議長(川合保生君) ほかありませんか。13番さとうゆみ議員。 ○13番(さとうゆみ君) 歳入につきまして、補正予算書8ページにありますように、当初予算では、使用料として7,112万円入るということで、これは芝生墓所50基と、樹木型合葬式墓所100体分ということだったのですが、補正で2,397万円増額をしまして、合計で9,509万円になった要因はどのようなことでしょうか。  2点目として、平成30年度は、新たに芝生墓所の市民以外の利用を認めましたが、市外からも市内からも多数の応募がありましたが、市民のためのもともと墓園ですので、市民を優先するためにどのような対応をされたでしょうか。  以上です。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、平成30年度、今年度の実績でございますけれども、市内居住の方で永年使用が41区画、10年使用が2区画、それから、市外の居住の方が永年が28区画、30年使用が2区画、それから、樹木型合葬式墓所、今年度は市内在住の方のみで104体となっております。市民の方につきましては、当初20区画で募集をさせていただきまして、抽せんをしたわけなんですけれども、それ以降、市民の方については、随時募集という形で、全ての方にお墓については買っていただいております。  以上です。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。さとうゆみ議員。 ○13番(さとうゆみ君) そうしますと、補正の2,397万円は、当初募集の芝生墓所がはずれてしまったけれども、市民の方で買いたい方に全て売ったところの金額ということですね。平成30年度はそのように希望した市民の方は全員買えたという状況になっております。芝生墓所はなっておりますが、樹木葬のほうは104体はいれたところに対して245件の応募がありましたので、買えていない人がいる状況です。平成31年度からは樹木型合葬式墓所のほうも市民以外の利用を認めるということで、市民が70体、市外の方が150体分ということだそうですけれども、こちらも、市民の応募が多数あふれたときに市民優先などを設けられる予定かどうかお尋ねいたします。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) まず、来年度につきましては、議員おっしゃられたとおり、市内の方が70体、それから、市外の方が150体ということで計画しております。まだ樹木型の合葬式墓所につきましては、次年度についても受け入れをしたいと思っておりますので、この樹木型については、この計画どおり、順次進めていきたいと思っております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第13号平成30年度長久手市公園西駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第14号長久手市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第15号長久手市卯塚墓園事業基金の設置及び管理に関する条例の制定について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。3番なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) 長久手市卯塚墓園事業基金の設置目的である事業推進の見通しはどのようなんでしょうか。毎年どれぐらいの額を積み立てていく予定なのか、教えてください。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁は。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 卯塚墓園の事業につきましては、当初の用地の起債の償還が非常に厳しいということで、毎年幾らということではなくて、この今回の目的については、できるだけ市民の方にこの資金の流れがしっかりとわかるように、改めてこの基金をつくらさせていただくということですので、毎年必ずこの額を積み立てていくということではございませんので、御理解いただきたいと思っております。 ○議長(川合保生君) 2回目ありますか。なかじま和代議員。 ○3番(なかじま和代君) この基金への特別の寄附みたいなもの受け付けたりするんでしょうか。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 寄附でございますか。もしそういったものがございましたら、一旦歳入として受け取らさせていただいて、当然そういった目的であれば、基金に入れることも可能であるというふうに考えております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。13番さとうゆみ議員。 ○13番(さとうゆみ君) 新たに卯塚の基金を設置するということですが、これまでは使用料などを公共施設等整備基金に積んで対応されていたということです。今新たに設置をしたときに、最初積めるお金は幾ら今あるのでしょうか。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 現在の基金の残高が、公共施設等整備基金の中にある卯塚の関係の金額でございますけども、4,035万7,800円でございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。さとうゆみ議員。 ○13番(さとうゆみ君) この卯塚墓園事業は約30年間をかけて墓園を利用する人だけで採算を合わせる受益負担ということの説明が当初からありましたけれども、今基金を4,035万円積んで、それ以外に市債も発行して、一時的に一般会計から借り入れているものとあるんですが、先ほど市民の方もお金の流れがわかるようにということだったんですが、今後独立採算でいくために、今すぐに市役所内部では明確になっているのか、また、市民にそれをきちっと説明をしていく予定なのかということをお尋ねいたします。 ○議長(川合保生君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) この今回の基金の条例を制定したのが、先ほど申し上げたとおり、明確にしていくということでございますので、これによって卯塚の経営状況がよりわかりやすくなっていくと思いますから、それについては、市民の方にも非常にわかりやすい経営状況であるというふうに考えております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。
     ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第16号長久手市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第17号長久手市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第18号長久手小学校亜炭鉱空洞充填工事請負契約の変更について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第23号第6次長久手市総合計画基本構想について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 将来像の下部にあります、3ページですけれども、「幸せが実感できる 共生のまち 長久手〜そして、物語が生まれる〜」とあって、基本目標ごとに物語が続いております。物語部分というのは、2028年の本市が目指すまちの姿というものでありますが、説明によれば。これは市民等に説明をする際にわかりやすくするため、イラストとともに用いているのだと考えていましたが、物語部分も議決範囲となっていました。イラストを削除したのに、物語部分も削除するべきではなかったのかと私は疑問に思っておりますけど、その点をお伺いいたします。 ○議長(川合保生君) 続いて、当局の答弁を求めます。市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) 「ながくて未来の物語」につきましては、目指すまちの姿をイメージできるようにということで、分野ごとに一つの事例をまとめております。今、議員もおっしゃるように、本市の目指すまちの姿をより多くの市民にもイメージしてもらえるように、また、親しみある物語ということで、親しみのある物語形式としてまとめておりまして、これまでも議会の皆様にも物語についても御説明してきたところでございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 総合計画の基本部分であります基本構想というのは、計画の目標に当たります。物語部分は、行政計画というのは議決を要するものなので、そういったものには適さないのではないか、なじまないのではないかと思いますが、その点はいかがですか。 ○議長(川合保生君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) 繰り返しになるかもしれませんけども、こちらの基本目標、それぞれ1から7までございます。その中で、例えば基本目標1、「やってみたい」でつながるまちづくりというところで、いろいろと記述はしてございますけども、こういったものを少し皆様にイメージしていただけるようにいうことで、今回あえてこの物語という形で作成はしておりますけども、これはあくまで一つの例示でございますので、いろいろな物語があるかとは思います。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。5番大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 基本目標1から7までありますが、この目標全てに「ながくて未来の物語 〜この分野での2028年の理想の姿を描いた物語〜」が書かれておりまして、実際に物語が書かれています。私はこの「ながくて未来の物語」は、非常に主観的であって、感情的な表現であるため、総合計画のように市がつくる計画書にはそぐわないと思います。  以上のような観点から、以下、質問しますけれども、1点目、例えば基本目標1の「ながくて未来の物語」の冒頭は「2028年。長久手に生まれ、長久手に育ち約21年が経った。」、今度、次、基本目標2の冒頭は、これも「2028年。2歳と4歳と7歳。3人の子ども達と毎日楽しく暮らせている。」と書いてあります。この物語に書かれていることが、ここでいう理想の姿と言われると、3人の子どもたちと楽しく暮らせていない人は、幸せになれないだめな人間なんだなと、傷つき、悲しく思ってしまいます。平均的な生活を描いていると先ほど来答弁されてますけれども、平均的な生活ができない人は必ず市民の中にいます。この物語は一部の市民の物語であり、一つの事例とはおっしゃいましたけれども、市民を分断してしまうのではないでしょうかと思います。いかがお考えですか。  2点目の質問は、例えば基本目標の7ですが、「ながくて未来の物語」には、市役所職員はまち全体が職場だという意識で、まちに出たとき、〇〇さんと市民を呼びとめる、こういう関係がいいと思える人は市役所から何らかの役割をいただいている人ではないでしょうか。困ったことがあり、生活相談などで市役所に行く人もいます。こういう立場になってしまった人は、他人に知られたくないことについて、職員を信頼して窓口や会議室で話すのですから、地方公務員法の観点からも、呼びとめられるのはうれしくないと思う人もいらっしゃると思います。これについて、どう思いますか。  3点目ですが、2つの物語を例に挙げましたが、「ながくて未来の物語」は、第6次長久手市総合計画の第3章にある基本構想から外しまして、第3章は長久手市みんなでつくるまち条例で議会の議決を必要とする基本構想ですので、議会の議決を必要としない第4章の基本計画に入れることを提案をいたします。私は議会人として、この物語というのは、みんなが幸せになれない人もいるし、職員に声をかけられて、いろいろ家庭的に困ったことも相談して嫌だなと思う人もいらっしゃいますから、すごく主観的で感情的、そして、社会参加、別にしたくない人まで理想の姿という形で、この物語を市民の代表である私たちが、市民といったら幸せな人ばかりじゃないと思うんですね。例えば国保税でも軽減税率対象の人もいます。所得制限とか、いろんな制度があって、市役所は、私たちは税金を納めて、市役所の職員も相談に応じているわけですから、この物語というのはすごい幸せであるということが理想だ、それを議会の議員、私たち、市民の代弁をする人は、そういう人たちばかりではないはずなんです。ですから、第3章の基本構想から外して、第4章の基本計画は議決が必要とされていないので、私はそちらに移動させていただきたいという提案をしたいと思いますが、いかがでしょうか。  それと、13ページの基本目標の5に、この政策2について、観光交流まちづくりの推進というのがあります。この中に、リニモテラスのことが書かれております。2月13日にリニモテラスの建築費を平成31年度予算に計上しなかった説明をくらし文化部の担当から伺いました。その中で、リニモテラスとは大学連携、国際交流、これは多文化共生、観光交流、子育て支援という4つのテーマを持った行政機能を持った施設であるということが担当課の説明で確認されました。このような位置づけであるならば、基本目標5の政策2には該当しないと思います。既にここに第5次総合計画がありまして、この第5次総合計画の23、24、主要プロジェクト、リニモテラス構想というのが書かれていますが、ここには複合型の商業施設、イオンですね、イオンと一緒に構成されると私たちは信じてきた。しかし、先にイオンがオープンしてしまった。そういう中で、この観光交流まちづくりの推進という政策の中に行政機能を持ったリニモテラスの分野が入るのか、疑問に思っています。リニモテラスの位置づけをこの基本構想では変更しようと解釈できます。こういうことがなされてもいいのかどうか。このようなことは手続として、第5次から第6次にリニモテラスは変わってきているわけなんですが、手続として問題がないのかどうか、そのあたりの説明をきちっとお願いしたいと思っております。  以上です。 ○議長(川合保生君) 答弁を求めます。市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) まず、先ほどの基本目標2の子どものところで出てきます2028年にということなんですけども、ここの上段を読んでいただきますと、子育て世代が孤立せず子育てができるまちづくりを目指しますと書いてございます。当然今、議員がおっしゃるように、現在いろんな御家庭の方がみえると思います。それを少しでもよりよいまちにしていきたいということで、こちらのほう、2028年、10年後には皆さんが楽しく暮らせている、そんなまちができたらいいなということで、こちらのほうに記載させていただいているということでございます。  それと、基本目標7ですかね、市民、市役所の職員も声をかけられてうれしくない方もみえるということでございますけども、そういう職員ばかりじゃなくて、やはりそういった市民と近いし、関係が持てれるような、今、議員おっしゃるように、市役所へ来て、市役所でしか会わない方がまちで会ったときにお互いが声かけれるような、そんな関係が持てればいいなというふうに考えてはおります。  それと、議決要件である、この3章の基本構想じゃなく、第4章、基本計画に移すべきではないかという御意見で、御提案ですかね、ございますけども、このあたりにつきましても、第4章の基本計画というのが目指すまちの姿を実現するための施策の方向性を示したものでございますので、その目指すまちの姿を一つの事例として示した、この「ながくて未来の物語」につきましては、基本構想の中で明記することが妥当であるというふうに考えておるところでございます。  それと、リニモテラスの関係でございますけども、リニモテラスにつきましては、現在、観光交流初め、大学連携、子育て支援、多文化共生ということで、そのテーマを通じて、個々の市民活動団体を新たにつなぐ場ということで、引き続き基本目標5の交流の分野のほうで位置づけさせておるということでございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ございませんか。大島令子議員。 ○5番(大島令子君) 済みません、議長、再質問じゃなくて、リニモテラスに対する質問の答弁が、私は、第5次から第6次に引き継ぐということに関して、手続上問題がないかというふうに質問したんですが、それに対しての答弁はいただけてないんですけど。 ○議長(川合保生君) 答弁できますか。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 済みません、リニモテラスにつきましては、第5次じゃなくて、さらに第4次の長久手町当時の総合計画で初めてシンボルコアという言葉が出てきました。それは中央地区の今の場所なんですね。詳しくは書いてないんですけども、そこで公益施設を整備していくということがうたわれました。その10年後の第5次で主要プロジェクトとして初めてこのリニモテラスという名前が出てきて、リニモテラス構想と位置づけた。それは、今市が整備しようとしている施設だけじゃなくて、商業施設を核として、そこの前の広場、それからターミナル、そういった一帯を含めた整備の構想がリニモテラス構想なんですね。当時はこの商業施設の中に、いわゆる公益的な部分を入れていこうということだったんですけども、なかなか折り合いがつかなくて、外で整備するという形になりました。その手続ということなんですけども、5次総ではプロジェクトとして位置づけた。リニモテラスの基本計画の中で、この施設は、新たなつながりをデザインする場だということで、先ほど申し上げた観光、多文化共生、大学連携、それから子育て支援という、これはそれだけじゃないですけどね、それを軸として新たなつながりを生み出す場だということで、この交流というカテゴリーがふさわしいということで、6次総では、そこに位置づけさせていただいたということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(川合保生君) いいですか、今の答弁で。2回目。大島令子議員。 ○5番(大島令子君) ということは、これは、目標ですから、リニモテラス一つを見ても、4次、5次、6次ということで、目標を立てて計画を立てても、実際そのときの社会情勢、経済情勢、市の状況でできなかったことがたくさんあるわけなんですね。ですから、私は、物語にしましても、未来の物語という理想の生活ができない市民が広くいるということは、市長も副市長も職員の皆様も御存じだと思うんですね。そういうものを議会が議会で議決させられるということに対する私たちの議会の仕事として、議会が分断してしまう、これを採決すると。そういうことを私は言っているわけなんです。そういう趣旨で、私は、第4章の基本計画に入れてもいいのではないかと。目標とか、計画というのは必ずやりますということではないケースも出てくるので、じゃあ、例えば、この審議会ですよね、総合計画の審議会において、この物語を議決しますといって審議してきたのか。そうじゃないと思います。審議会というのは、議会とは違って、市長から諮問を受けて、審議会がこういうものだというものを答申する。審議会がたとえそういうことを、物語をいいねと言ったとしても、市長に答申して、議決機関は議会ですから、審議会の意見と議会の意見が違っても、それは当然あり得ることだと思っているわけなんです。そういう観点で、私はこういう物語という例えば1足す1が2になるような、そういうものではない、解釈によっていろいろ変わる、そういうものを議会という場で議決することがなじまないから、同じものが第4章にも基本目標として政策が書いてありますので、そこに移動してもよいのではないか、私たち議会に対して、そういう困難な判断を求めるのは無理があるんじゃないかということを言っているわけですので、もう一度考えていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(川合保生君) 市長公室長。 ○市長公室長(高嶋隆明君) まず、総合計画そのものにつきましては、今自治体の実情に応じた、ある意味柔軟で、住民本位な総合計画というのが求められているというか、そういうことであると考えています。特に住民本位なという部分で、総合計画そのものを形骸化させないということと、それから、本市が目指すまちの姿をより多くの市民にイメージしてもらう、そういった市民と行政などがそれぞれ役割を担い、連携したまちづくりを目指すということを策定、それから、その策定の過程においても主眼として置いてきました。目指すべきまちの姿を分野ごとにあくまで一例として記載するということは、イメージしやすい、それから、住民本位の計画とすることや親しみやすさ、これまでこの物語については、対話を重ねてきた経過もあります。そういったことで構想の中に物語を入れるということについては、本市の総合計画において、重要な部分、重要な特徴だというふうに考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。  それから、いろいろ選択できない市民がいらっしゃるということでございますけど、基本目標4の部分でも助けが必要な人への支援ということで、地域だとか、個々のつながりにおいて助け合うというような物語も書かれて、行政と連携しながら支援をしていくということも書かれておりますので、そういった市民も想定しながら、ここには書いております。  それから、審議会においては、議決という部分はあえて説明をしておりませんけど、構想の中にこの物語を入れるということについては、きちっと議論をしていただいております。  以上です。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。10番佐野尚人議員。 ○10番(佐野尚人君) この物語に対して質疑があったんですが、当然これ、物語をこうやって議案として出る以上はこういう質疑があるのはしようがないことだと思います。それをへらへら笑って聞いている職員がいるというのも非常に不快には思うんですが、その部分で、こうした危惧があるということも議会からは発信をしていました。我々会派としても、当初の要望として、当然今るる公室長が答弁したように、周知啓発といった部分ではこういったツールが必要であるということは理解をしていますということで、例えば他の自治体がやっているように、周知啓発の部分というのは、こういうイラストや物語は切り離して、そういったツールとして使ってはどうか。施策の部分では、余りにもこの不確定要素の多い物語にはきちんと切り離して発信をしていくべきじゃないかというふうな提案も幾つかはさせていただきました。その辺についての検討は、こうした議案の形で出るということは、一部、これはイラストだけ切り離されていますので、非常に伝わりにくい部分もあると思います。そういった部分では、どのような検討がされたのか、教えてください。 ○議長(川合保生君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) 確かに今、佐野議員おっしゃるとおり、昨年の議会説明会の中で、会派としてそういった御意見もいただいておることは承知をしております。その後、議会に関しても、総務委員会での所管事務調査で、基本構想についても御説明させていただき、基本構想にこの物語を記載する旨も説明もさせていただいておるところでございます。その後、パブリックコメント等々も含めて、現在に至っているという状況でございます。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。 ○10番(佐野尚人君) ありません。 ○議長(川合保生君) ほかありませんか。2番林みすず議員。 ○2番(林みすず君) 確認なんですが、議決の対象となるのは、第3章の基本構想、計画の目標のみなんですが、これから委員会での審議が行われますけれども、関連性がありますので、総合計画全般を審議対象とすると理解していいのか、確認をさせていただきます。  それと、「ながくて未来の物語」、先ほどもありましたけれども、多様性を認めると言いながら、理想の姿の押しつけと読み取れるとの意見を多くお聞きしております。市民の話し合いの場でわかりやすく説明するために用いるのは問題はないという御意見も今ありましたけれども、憲法25条に全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとありますが、これが自治体の責務ですから、議会でこの物語を議決するとなれば、法的な既判力を持つということにならないか、そういう意味で削除しなければいけないのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(川合保生君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) 議決の範囲につきましては、基本構想というところでございます。基本計画につきましても、これまでもお示しをさせていただいておりますけれども、あくまで参考資料ということでいう形になりますので、議決の範囲につきましては、今の基本構想ということになってくるかと思います。  それと、多様性の話ですけども、決して押しつけているというようなことではないというふうに考えております。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。どこか漏れとるところがありましたか、指摘をしてください。 ○2番(林みすず君) 総合計画全般を審議の対象として理解していいのかということです。 ○議長(川合保生君) 市長公室長。 ○市長公室長(高嶋隆明君) 議決は基本構想でございますけど、基本計画についても、参考資料として皆様にお示しをしておりますので、そのことについても委員会の審議の対象とさせていただいても結構でございます。  それから、法的な拘束力というんですかね、議決したということでございますけど、これは基本構想の中で、あくまで一つのイメージ、事例としてというような記載をしておりますので、特にそういった法的な規制力といいますか、そういったものはないというふうに考えております。 ○議長(川合保生君) 2回目ありませんか。2番林みすず議員。 ○2番(林みすず君) イメージ、事例を議決をしなければいけないということなんですが、総合計画審議会や市民まちづくり計画づくり会議ですね、ここに参加された方からも、この物語を議会で議決するとは聞いていないというふうな意見もあります。答弁は要りませんけれども、削除すべきと考えます。 ○議長(川合保生君) いや、質疑なので、質疑してもらわなければ困ります。 ○2番(林みすず君) 再考の答弁をお願いします。もう一度答弁をお願いします。 ○議長(川合保生君) 市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) あくまで議決の範囲は基本構想というふうに考えております。 ○議長(川合保生君) ほかにありませんか。11番田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 今回一つだけお伺いしたいんですが、4ページ、人づくりに関するところですね。人づくりというのは、やっぱりまちの根幹にかかわることであると私は思っております。この主要な内容、趣旨としては、市民が市民活動や地域活動に参加しやすい環境を整備したいということを訴えたいのだろうということを推察した上で、この物語の中段には、働き直しができる環境があるという断定的な表現ですね。また、私の大学の先輩は一度就職で長久手を出てから、また長久手で働き直している。これは働き直しの拠点があるからだというような、何か雇用政策なのかなというような断定的な表現をされているところが1点気になっておりまして、お伺いしたいんですね。働き直し、雇用政策という観点で、私は働く世代、仲間が多い中で、これ、生きていく上で根幹にかかわる内容であると思っておりまして、これは右側の政策の中には、働き直しができる環境があるという断定をしておきながら、それに係る具体な政策が政策として明記されていないのではないかな、感じております。その働き直しの環境がある、働き直しの拠点があるというところと、この具体の政策が明記されていないという部分について、答弁をいただきたいなと思っております。  以上です。 ○議長(川合保生君) 当局の答弁を求めます。市長公室次長。 ○市長公室次長(水野 泰君) 今の働くという、働き直しということでございますけども、5ページのほうにも、政策2の中に生涯学習の推進ですとか、起業支援というのもここに取り組んでいきますということで記述させていただいておりますけども、こういったところが学び直しであったり、新たに自分たちでまちづくりを行っていくというような部分においての起業というのを考えたりということについても取り組んでいきたいというふうに考えております。地域活動の拠点となるというのは、地域共生ステーションの整備というようなところで、今も整備のほうを進めておりますけども、そういった部分が拠点の整備という部分になってくるということでございます。 ○議長(川合保生君) 2回目。田崎あきひさ議員。 ○11番(田崎あきひさ君) 学び直しだとか、生涯学習という観点のことは、私、今聞いてないんですね。働き直し、要するに再就職とか、そういう意味ですよね、働き直しができる環境があり、働き直しの拠点があるという部分に関して、雇用政策的な部分がどこを見れば、ここの政策に落とし込んであるのかというところがちょっと、生涯学習だとか学び直しはいいんです。それじゃない働き直しという部分、これ、学生が就職して、もう一回長久手に戻ってきて、働き場所を簡単に確保できましたみたいなところ、それはそういう環境、拠点があるからだというような物語になっていて、それを具体的に形にしていくための政策はどういうものなんですよ、どういうことですよというところが私には読み取れないもんですから、その辺、皆さんにわかるように御説明いただければなと。  以上です。 ○議長(川合保生君) 市長公室長。 ○市長公室長(高嶋隆明君) 働き直しということで、5ページの政策のほうには、高齢の就労の機会とか、若者がさまざまなことをチャレンジできる仕組みということで、具体的な働き直しの政策という部分については記述はございませんけど、そういった視点で若者がいろいろチャレンジできる仕組みを取り組むということで御理解を賜りたいと思います。 ○議長(川合保生君) ほかございませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  ここで、くらし文化部長から林みすず議員に対する答弁を追加したいということでありますので、許可します。くらし文化部長。 ○くらし文化部長(加藤正純君) 議案第15号長久手市卯塚墓園事業基金の設置及び管理に関する条例の制定についての林議員の質疑の中で、これまでの一般会計からの繰り入れの総額を教えてほしいということの御質問がございました。  これにつきましては、平成29年度に管理棟工事を施工した際に1億858万5,200円入れております。ただ、これにつきましては、もともとこの卯塚墓園特別会計の余剰金を一旦別の公共施設等整備基金に積み立てております。それを取り崩して、一般会計を経て入れさせていただいているということでございますので、ただ単に一般会計から繰り入れたということではございません。  以上です。 ○議長(川合保生君) 次に、議案第24号愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第25号市道路線の廃止について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、議案第26号市道路線の認定について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  次に、請願第1号農協改革に関する意見書の提出を求める請願について、質疑のある議員は発言を許します。4番山田けんたろう議員、登壇願います。              [4番 山田けんたろう君登壇] ○議長(川合保生君) ありませんか。  ないようですから、質疑を終結します。  続いて、議案等の委員会付託に入ります。  議案第1号から議案第18号まで及び議案第23号から議案第26号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託します。  次に、請願第1号は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。               ―――――――――――――― ○議長(川合保生君) 以上で本日の日程は全て終了しました。  次回は、2月22日午前9時30分から本会議を開きます。  本日はこれにて散会します。                 午後2時11分散会...