――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第3、諸般の報告。
議案は、
議員各位のお手元に送付しましたので、御了承願います。
次に、
監査委員から報告がありました平成30年11月から平成31年1月までに実施した
例月出納検査、
定期監査及び
行政監査の結果について、その写しをお手元に送付しましたので、御了承願います。
なお、
例月出納検査における計数表の添付は省略し、
議会事務局に備えつけておきます。
次に、市長から報告がありました
損害賠償の額の決定及び和解について、その写しをお手元に送付しましたので、御了承願います。
次に、今回の定例会の説明員として出席通知のありました者の職氏名を一覧表としてお手元に配付しましたので、御了承願います。
以上で諸般の報告を終わります。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第4、
予算決算常任委員会委員の選任。
お諮りします。
予算決算常任委員会の委員は、
長久手市議会委員会に関する条例第5条第1項により、私、議長を除く17人の議員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
川合保生君) 異議なしと認めます。
よって、議長を除く17人の議員を
予算決算常任委員会の委員に選任しました。
なお、
長久手市議会委員会に関する条例第6条第2項により、正副委員長を互選し、私、議長へ報告願います。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第5、議案第1号平成31年度長久手市
一般会計予算から議案第26
号市道路線の認定についてまでの26件を一括議題とします。
平成31年度
施政方針について説明を求めます。市長。
[市長
吉田一平君登壇]
○市長(
吉田一平君) 平成31年第1回
長久手市議会定例会開会に当たり、新年度における
施政方針と当初予算案の主要な施策について概要を申し上げます。
平成も最後となりました。平成の時代を振り返りますと、本市にとっては、人口が増加すると同時に、福祉、教育、文化等の施策や
施設整備を着実に進め、大きく躍進した30年間でした。
先人たちの、次世代によりよい長久手をという熱い思いと努力があったからこそ、今の長久手があると感謝しております。
日本全体で見ると、人口は平成20年、2008年をピークに減少に転じました。阪神・
淡路大震災、
東日本大震災といった未曽有の大地震のほか、東海豪雨や
西日本豪雨等、全国各地で
自然災害が数多く発生した時代でもありました。
本市においても、
人口減少、高齢化は他人事ではありません。本市の人口は、2035年ごろにピークを迎え、その後、緩やかに減少していくと想定しております。高齢者の数は2050年には今の倍の2万人を超え、
高齢化率も3割を超えると見込んでおります。これまで幸いにも大きな災害はありませんでしたが、
南海トラフ大地震は2050年までに80%の確率でやってくるとも言われております。
将来にわたり住みよい長久手であるためには、日本中が抱える
人口減少、高齢化、大災害という3つの課題に今から備える必要があります。しかし、行政の力だけではこれらの大きな課題に対応はできません。市民の力、地域の力が必要であり、
行政主導の
まちづくりから市民が主体的に行動する
市民主体の
まちづくりへと転換していく必要がございます。
1期目から継続して「
つながり」「あんしん」「みどり」の3つを
基本理念に掲げ、さまざまな事業を展開してまいりました。その根底にあるのは、将来に向かって
市民主体の
まちづくりを推進するという強い思いです。
市民主体の
まちづくりを目指すためには、市民の力、地域の力を従来の仕組みの中だけで考えるのではなく、場合によっては新しくつくり直すことが求められております。現在、西小学校区と市が
洞小学校区においては、
まちづくり協議会が設立され、
自分たちの暮らしを見詰め、行動する新しいまちの形を試行錯誤しながら進めていただいております。そのほかの地域でも
自治会連合会や区会を中心とした活動が行われているほか、里山保全や子育て、防災、防犯、地域での支え合い等、みずからが関心を持つ分野で
つながり活動する市民が着実にふえてきていることは非常に心強いことであります。
今後は、
行政課題と重なる分野においては行政と役割分担をしながら課題解決に当たる
地域活動団体、
市民活動団体を育成し、協働していくことがますます重要になります。これまで市は制度にのっとり市民の要求に応えてきましたが、行政の力だけではそれができなくなる時代が到来します。特に医療、介護の問題は、地域で支える仕組みをつくることが必須になります。
人を育て、まちを育てるには時間がかかります。また、時間をかける必要があります。そして、完成はありません。幅広い世代の市民や
活動団体が、我が事として自分が暮らす地域に関心を持ち、参加し、つながることで、まちに必要とされていると感じられる、役割と居場所がある
まちづくり、
地域共生社会の実現を目指します。
平成30年3月議会で議決いただき、昨年7月に施行しました、長久手市みんなでつくる
まち条例は、これからの
まちづくりの基本的なルールを定めた条例です。その前文において、次世代に豊かな自然とよりよいまちを引き継ぎ、みんなで手をとり合って、誰もが笑顔で暮らせる幸せな
まち長久手市をつくり上げていきますとしております。
昭和、平成の時代に、
先人たちが、次世代によりよい長久手をと、将来を見据え、今の住みよい長久手をつくり上げていただきました。その思いを引き継ぎ、
少子高齢化、
人口減少時代に備え、地域の
つながりを見詰め直し、市民、議会、市が一体となって乗り越えていける土壌をつくることが次世代に対する私たちの責任であります。
本議会に議案として提出させていただいています第6次
総合計画「ながくて未来図」は、2050年には老若男女が
まちづくりにかかわり、
市民主体の
まちづくりが文化として定着することを目指し、その第一歩として、多くの市民に役割を担っていただきながら策定をいたしました。
今後も、みんなでつくる
まち条例にあるように、互いに声をかけ合い、人を集め、とことん話し合うことを大切にし、さまざまな機会を通して、市民の皆さんに自分が暮らす地域に関心を寄せ、参加していただき、みずから行動していただくための努力を重ねてまいります。
こうした
取り組みは成果が見えづらく、時間がかかるものですが、現在だけでなく、30年後、50年後の将来を見据えた
取り組みであることを御理解いただき、市民の皆様、議員の皆様には格別の御支援、御協力をお願いを申し上げます。
それでは、本議会に上程しております平成31年度当初予算案について御説明を申し上げます。
中期財政計画において、厳しい
財政見通しが示されている中、平成31年度
予算編成も歳入の伸びを上回る歳出の伸びが見込まれましたが、経常経費の圧縮や大
規模事業の見直し、地方債や基金を活用した単年度負担の平準化を行いながら必要な財源を確保し、
予算編成を行いました。
厳しい
財政状況の中で、第6次
総合計画「ながくて未来図」に示された10年後の長久手市の姿を実現するため、
総合計画に関連する事業に重点的に予算を配分した編成といたしました。
それでは、平成31年度当初予算の主な事業について御説明を申し上げます。
地域の人たちが
つながり、地域を支える人が育つまちを目指して、
自分たちの住むまちを
自分たちでよくしていこうという意識を持った地域の
担い手づくりや、地域での活動の場の整備や活用、市民が
地域活動に参加しやすい環境の整備を推進してまいります。
平成31年度は、小学校区単位での
まちづくりの拠点となる
地域共生ステーションを
北小学校区と
南小学校区にそれぞれ整備をします。中でも
北小学校区
共生ステーションは、児童館との
複合施設として整備し、
世代間交流の場として活用していきます。
子育て世代の人口流入が続く本市においては、その受け皿となる
子育て支援施設や
義務教育施設の整備が喫緊の課題となっております。
増加する
保育需要に対応するため、老朽化した
上郷保育園の
移転新築工事を実施します。移転後の施設は
児童発達支援センター及び児童館を併設した施設とし、平成31年度に保育園、平成32年度に
児童発達支援センター及び児童館を整備する予定で、継続費を設定しております。平成30年度に実施した
基本設計の際には、市民と膝をつき合わせ、意見交換を行ってきましたが、引き続き、その中から生まれた
取り組みである、どんぐりの育成等、市民の参加を呼びかけながら事業を進めてまいります。
また、
保育需要の受け皿となる
小規模保育の安全性と保育の質を確保するため、国の
保育基準を超える市独自の基準により保育士を配置している事業者に対し、国基準の
地域型保育給付費で不足する分を補助をします。
そのほか、生徒数の増加に対応するため、平成32年度末の完成を目指し、
南中学校増築工事の
実施設計を行います。
本市の豊かな
自然環境を保全し、共生し、
子どもたちへ、そのまた次の
子どもたちへつないでいく
取り組みを推進します。ジブリパークの地元市としてふさわしい緑あふれるまちの
景観づくりのため、今後整備する
公共施設においては積極的に緑化を進めます。
2021年の
湿地サミットの開催に向けて、
二ノ池湿地群の
保全管理計画を策定するとともに、
市民活動団体と協力しながら、絶滅が危惧されている希少種を含めた市内の
自然環境状況の調査、保全を行います。
また、魅力ある景観をつくり出すため、
景観計画を策定します。
市内の緑化を進めるため、あいち森と
緑づくり事業交付金を活用しながら、街路樹が生育不良となっている
主要地方道名古屋長久手線、
県道岩作諸輪線、
主要地方道力石名古屋線の再整備を順次行います。
本市の
都市農村交流をさらに促進させるため、
都市近郊型農業の拠点となる
田園バレー交流施設あぐりん村の売り場の拡大に向けて平成31年度に
実施設計を行い、平成32年度に
増築工事を実施します。
そのほかに香流川
改修事業や公園西駅周辺地区における
環境配慮型まちづくり事業については引き続き実施してまいります。
誰もが安心して暮らせる、地域に役割と居場所がある
まちづくりのため、助けが必要な人への支援、防災、防犯、交通安全の
取り組み、
健康づくり、地域で支え合い助け合える
環境づくりを進めてまいります。
近年、
生活困窮者自立支援事業のうち、子どもの貧困対策の強化が求められており、中学生を対象とした
学習支援事業を充実させるため、年間を通して事業を実施します。
防災力の強化について、災害情報などを的確に伝達するため、
防災行政無線の
個別受信機を学校の
放送設備と接続して設置するとともに、災害時の消防水利を確保するため、
都市公園の整備にあわせた
耐震性貯水槽の設置を引き続き実施します。
歴史や文化、芸術、スポーツを活用した
市民同士の交流の輪が広がっていくまちを目指し、まちの資源の活用や、交流が生まれる
仕掛けづくりを進めてまいります。
具体的には、
古戦場公園の再整備について、平成31年度に
実施設計を行い、平成32年度及び33年度に再
整備工事を実施します。
また、市内に現存する
江戸時代後期の建設とされる古民家を今の位置で復元し、市の文化財として保存するため、平成31年度は
整備方針の策定と整備に向けた詳細調査を実施します。
公共交通の利便性の向上や、安心して移動することができる
道路環境、心地よい
生活環境を整備することで、良好な都市空間を整備してまいります。
高齢者等の
移動支援のため、
乗り合いタクシーの導入に向けて、平成30年度に引き続き実証実験を実施します。
N-バスの
運行事業について、平成28年4月の再編以降、市内の
交通情勢が変化してきていることから、今後の
公共交通体系の見直しに向けた検討を行うための調査を実施します。
卯塚墓園の
整備事業について、第2期整備に向けた
実施設計を行います。長湫中部1号緑地の
整備事業について、防犯機能の強化など、これまで市民と話し合ってきた内容を踏まえ、再
整備工事を実施します。
そのほか
歩道設置工事や
狭隘道路対策などの市内の
道路環境の整備や、橋梁や
公園施設、
浄化センターの
長寿命化など、
インフラ施設の
維持管理についても引き続き進めていきます。
昨年、市内の小学校の
児童会役員の
子どもたちと話をした際、リーダーとしてまとめるコツはありますか。行事を企画しても参加者が少なくて困っています。参加者をふやすにはどうしたらいいですか。挨拶運動をしていますが、挨拶が返ってきません。どうしたらいいですか。といった質問を受けました。自分の学校を
自分たちの力でよりよいものにしようと、我が事として取り組む
子どもたちの姿勢に、私は感動しました。
また、第6次
総合計画「ながくて未来図」の策定作業には、中学生、高校生、大学生が熱意を持って取り組んでくれました。
子どもたちは、親を初めとする大人の背中を見て育ちます。私
たち大人が地域のことを他人事から我が事として活動する姿を、未来の
まちづくりの担い手である
子どもたちに見せることで、
市民主体の
まちづくりが文化として定着し、将来にわたってきらきら光る長久手をあしたの市民に渡すことができるのです。
市民主体の
まちづくりは、一朝一夕には進まない地道な
取り組みではありますが、互いに声をかけ合って、対話を繰り返して、回り道や失敗を許して、待つことができる、おおらかな心を育てながら、ゆっくりであっても着実に前進することで、
人口減少、高齢化、大災害という3つの課題を乗り越えていきたいと願っています。
第6次
総合計画「ながくて未来図」のスタートの年を迎えます。2050年には、誰もが、自分が暮らすまちに関心を持ち、
市民主体の
まちづくりが文化として定着することを目指し、長久手市みんなでつくる
まち条例の理念を実現するため、引き続き市民の皆さんに参加を呼びかけてまいります。
あしたの
長久手づくりのために、市民の皆さん、それから議会の皆さんと手を携え、その先頭に立って全力を傾注してまいります。
未来の
子どもたちのために、自然の緑の木陰、人間の絆の織りなす木陰、そういう2つの木陰をこのまちにつくっていきたいと思っております。
以上、平成31年度の当初
予算編成に当たり、私の
施政方針と予算の概要を述べさせていただきました。
市民の皆さんと
議員各位の御理解と御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
川合保生君) 以上で
施政方針の説明は終わりました。
次に、提案者の説明を求めます。副市長。
[副市長
鈴木孝美君登壇]
○副市長(
鈴木孝美君) 議案第1号から議案第26号までについて、提案理由を御説明申し上げます。
平成31年度当初予算につきましては、ただいま市長の
施政方針の中でその概要を申し上げましたので、それぞれの会計の総額を申し上げまして説明にかえさせていただきます。
議案第1号平成31年度長久手市
一般会計予算は、総額201億1,000万円で、前年度に比べ5.5%の増加となっております。
次に、議案第2号平成31年度長久手市
国民健康保険特別会計予算は、総額39億1,282万1,000円で、前年度に比べ3.6%の増加となっています。
次に、議案第3号平成31年度長久手市
土地取得特別会計予算は、総額2億57万6,000円で、前年度に比べ33.2%の減少となっております。
次に、議案第4号平成31年度長久手市
介護保険特別会計予算は、総額27億3,772万1,000円で、前年度に比べ9.5%の増加となっています。
次に、議案第5号平成31年度長久手市
後期高齢者医療特別会計予算は、総額9億4,066万5,000円で、前年度に比べ2.6%の増加となっています。
次に、議案第6号平成31年度長久手市
卯塚墓園事業特別会計予算は、総額1億809万6,000円で、前年度に比べ5.7%の増加となっています。
次に、議案第7号平成31年度長久手市公園西駅
周辺土地区画整理事業特別会計予算は、総額16億584万4,000円で、前年度に比べ99.2%の増加となっています。
次に、議案第8号平成31年度長久手市
下水道事業会計予算の収支の支出増額は、28億5,905万6,000円で、前年度に比べ5.9%の増加となっております。
以上、8議案が平成31年度当初予算です。
次に、議案第9号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第7号)についてです。
この案を提出いたしますのは、歳入歳出とも3億5,000万2,000円の減額で、予算総額を205億6,954万1,000円とするものです。
歳入といたしましては、地方消費税交付金、繰越金、地方特例交付金等の増額及び繰入金、市債、諸収入等の減額です。
歳出といたしましては、総務費の増額及び土木費、教育費、民生費等の減額です。
また、既定の
北小学校校舎増築事業の継続費を変更し、(仮称)北児童館
整備事業の継続費を廃止します。そして、市が洞保育園・児童館指定管理料及び小・中学校増級用コンピューター賃借料にて債務負担行為を追加し、橋梁
長寿命化等修繕事業債及び新設歩道設置事業債を変更します。
なお、リニモテラス
整備事業、
上郷保育園改築事業及び文化財古民家補修事業の1億185万8,000円を平成31年度に繰り越して使用します。
次に、議案第10号平成30年度長久手市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてです。
この案を提出いたしますのは、歳入歳出とも3,048万2,000円の増額で、予算総額を38億6,464万8,000円とするものです。
歳入といたしましては、繰越金の増額及び国民健康保険税の減額です。
歳出といたしましては、基金積立金の増額です。
次に、議案第11号平成30年度長久手市
介護保険特別会計補正予算(第3号)についてです。
この案を提出いたしますのは、歳入歳出とも327万5,000円の減額で、予算総額を25億4,836万3,000円とするものです。
歳入といたしましては、繰越金及び支払基金交付金の増額並びに県支出金、国庫支出金及び繰入金の減額です。
歳出といたしましては、基金積立金及び総務費の増額並びに介護給付費及び地域支援事業費の減額です。
なお、介護保険運営事業について、130万7,000円を平成31年度に繰り越して使用します。
次に、議案第12号平成30年度長久手市
卯塚墓園事業特別会計補正予算(第1号)についてです。
この案を提出いたしますのは、歳入歳出とも590万円の減額で、予算総額を9,640万8,000円とするものです。
歳入といたしましては、使用料及び手数料並びに繰越金の増額、それに繰入金の減額です。
歳出といたしましては、総務費及び事業費の減額です。
次に、議案第13号平成30年度長久手市公園西駅
周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてです。
この案を提出いたしますのは、歳入歳出とも1,780万7,000円の減額で、予算総額を7億8,824,万6,000円とするものです。
歳入といたしましては、繰越金及び保留地処分金の増額並びに繰入金及び市債の減額です。
歳出といたしましては、公債費、事業費及び総務費の減額です。
また、土地区画整理事業の地方債を変更します。
次に、議案第14
号長久手市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてです。
この案を提出いたしますのは、職員の時間外勤務の事項に関し、条例の一部を改正するため必要があるからです。
なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものとします。
次に、議案第15
号長久手市
卯塚墓園事業基金の設置及び管理に関する条例の制定についてです。
この案を提出いたしますのは、
卯塚墓園事業の推進に関し、条例を制定するため必要があるからです。
なお、この条例は、公布の日から施行するものとします。
次に、議案第16
号長久手市子ども・
子育て会議条例の一部を改正する条例についてです。
この案を提出いたしますのは、長久手市部設置条例の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため必要があるからです。
なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものとします。
次に、議案第17
号長久手市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてです。
この案を提出いたしますのは、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額を改めること等に関し、条例の一部を改正する必要があるからです。
なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものとします。
次に、議案第18号
長久手小学校亜炭鉱空洞充填工事請負契約の変更についてです。
この案を提出いたしますのは、工事施行に伴い契約内容を変更する必要があるからです。
工事請負契約の変更の内容は、充填工及び観測孔設置工の数量並びに契約金額の変更です。
次に、議案第19
号北小学校空調設備整備工事請負契約の締結についてです。
工事請負契約を、契約金額1億4,722万5,600円で、春日井市妙慶町二丁目119番地、株式会社本間工業、代表取締役、本間幹也と締結しようとするものです。
工事の概要は、空調機器設置工事、配管設備工事、電気設備工事を実施するものです。
工期につきましては、平成31年8月30日までとしています。
請負業者は、平成31年1月25日、6者による事後審査型制限付き一般競争入札の電子入札で選定をいたしました。
議案第20号
南小学校空調設備整備工事請負契約の締結についてです。
工事請負契約を、契約金額1億3,884万4,800円で、名古屋市千種区千種三丁目1番9号、ダイトー株式会社、代表取締役、木村 徹と締結しようとするものです。
工事の概要は、空調機器設置工事、配管設備工事、電気設備工事を実施するものです。
工期につきましては、平成31年8月30日までとしています。
請負業者は、平成31年1月25日に6者による事後審査型制限付き一般競争入札の電子入札で選定をいたしました。
次に、議案第21号市が
洞小学校空調設備整備工事請負契約の締結についてです。
工事請負契約を、契約金額1億4,446万800円で、名古屋市千種区今池南29番16号、株式会社川島鉄工所、代表取締役、川島義久と締結しようとするものです。
工事の概要は、空調機器設置工事、配管設備工事、電気設備工事を実施するものです。
工期につきましては、平成31年8月30日までとしています。
請負業者は、平成31年1月25日に5者による事後審査型制限付き一般競争入札の電子入札で選定をいたしました。
次に、議案第22号
南中学校空調設備整備工事請負契約の締結についてです。
工事請負契約を、契約金額1億2,441万6,000円で、名古屋市中村区太閤四丁目6番22号、コニックス株式会社、代表取締役、吉田治伸と締結しようとするものです。
工事の概要は、空調機器設置工事、配管設備工事、電気設備工事を実施するものです。
工期につきましては、平成31年8月30日までとしています。
請負業者は、平成31年1月25日に7者による事後審査型制限付き一般競争入札の電子入札で選定をいたしました。
次に、議案第23号第6次長久手市
総合計画基本構想についてです。
この案を提出いたしますのは、長久手市みんなでつくる
まち条例第17条第1項の規定に基づき、基本構想を定める必要があるからです。
次に、議案第24号愛知県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び愛知
県市町村職員退職手当組合規約の変更についてです。
この案を提出いたしますのは、
地方自治法第286条第1項の規定に基づき、常滑武豊衛生組合及び日東衛生組合を脱退させ、規約を変更する必要があるからです。
次に、議案第25
号市道路線の廃止についてです。
この案を提出いたしますのは、道路法第10条第3項の規定に基づき、市道の路線を廃止する必要があるからです。
廃止路線としては、前熊下田3号線です。
次に、議案第26
号市道路線の認定についてです。
この案を提出いたしますのは、道路法第8条第2項の規定に基づき、市道の路線を認定する必要があるからです。
認定路線としては、長久手中央14号線から長久手中央31号線まで、それに前熊下田4号線及び前熊下田5号線です。
以上、よろしく御審議を賜りまして御議決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
川合保生君) 以上で提案者の説明は終わりました。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第6、議案第19
号北小学校空調設備整備工事請負契約の締結についてから議案第22号
南中学校空調設備整備工事請負契約の締結についてまでの4件を一括議題とします。
これより質疑に入ります。
この際、申し上げます。質疑の回数は、同一議員につき同一議題について2回までとし、以後同様とします。
まず、議案第19
号北小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、質疑のある議員は発言を許します。13番さとうゆみ議員。
○13番(さとうゆみ君) それでは、議案第19号から22号に共通したことについて質問をいたします。
最低制限価格はどのようだったのでしょうか。一般競争入札の入札執行調書を見ますと、この4つの議案のうち3つの議案について、最低制限価格を下回る金額を入れて失格になっている業者があります。通常、最低制限価格を下回るような金額を入れて失格になるようなことは余り見かけないのですが、今回、4つのうち3つでこのようになっているのはなぜでしょうか。わかりましたら、お答えいただきたいと思います。
○議長(
川合保生君) 総務部長。
○総務部長(青山 均君) 失格となりました事業者には、その理由について問い合わせをしていませんので、詳しくはわかりません。
以上です。
○議長(
川合保生君) 2回目ありませんか。さとうゆみ議員。
○13番(さとうゆみ君) 議決案件は、金額の高いこの4件だけですが、今回は市内の小・中学校9校で9本の契約をすることになっております。そちらにも最低制限価格を下回る金額で入れて失格になっている業者がいますが、今回、予定価格を高目に出し過ぎたということはなかったでしょうか。
○議長(
川合保生君) 教育部次長。
○教育部次長(山端剛史君) 予定価格が低いかという御質問かと思いますけども、平成30年度12月補正予算として要求いたしました後も、工事の契約事務手続期限ぎりぎりまで、設計内容に無駄がないように精査しておりました。その結果、室外機の設置場所、機器の選定、配管経路などを見直したところで、予算額に対して予定価格を低く抑えることができたということでございます。
最低制限価格につきましては、事前に公表されている計算式から算出できます。先ほどお答えしたとおりでございますけども、各業者が対応した金額ということですので、それ以上のことはわかりかねるというところでございます。
以上です。
○議長(
川合保生君) ほかにありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
次に、議案第20号
南小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
次に、議案第21号市が
洞小学校空調設備整備工事請負契約の締結について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
次に、議案第22号
南中学校空調設備整備工事請負契約の締結について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
続いて、議案の
委員会付託に入ります。
議案第19号から議案第22号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第7、同意案第1
号長久手市
固定資産評価審査委員会の委員の選任について。
提案者の説明を求めます。市長。
[市長
吉田一平君登壇]
○市長(
吉田一平君) 提案理由の御説明を申し上げます。
同意案第1
号長久手市
固定資産評価審査委員会の委員の選任についてです。
この案を提出しますのは、平成31年3月18日で任期満了となる現委員の坂本治己氏について、同氏にかわり、長久手市作田二丁目1419番地、籔本裕信氏を選任したいと思いますので、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。
よろしく御推挙賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
川合保生君) 以上で提案者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
同意案第1号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
お諮りします。
同意案第1号は、
長久手市議会会議規則第37条第3項により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
川合保生君) 異議なしと認めます。
同意案第1号は、委員会への付託を省略することに決しました。
これより
討論採決に入ります。
同意案第1号について、討論を許します。