長久手市議会 2018-12-21
平成30年第4回定例会(第6号12月21日)
平成30年第4回定例会(第6号12月21日) 平成30年第 4回定例会
平成30年第4回
長久手市議会定例会(第6号)
平成30年12月21日(金)午前10時00分開議
1.本日の
議事日程
日程第1 諸般の報告
議案の提出について
日程第2 議案第77号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第6号)
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、
委員会付託)
日程第3 議案第61号から議案第77号まで
(
委員長報告、
委員長報告に対する質疑、
討論採決)
日程第4 発委第4
号長久手市議会会議規則の一部を改正する規則について及び発委第5号
長久手市議会委員会に関する条例の一部を改正する条例について
(議案の上程、提案者の説明、議案に対する質疑、
討論採決)
2.本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
3.会議に出席した議員
議 長 川 合 保 生 副議長 青 山 直 道
1番 上 田 大 2番 林 みすず
3番 なかじま和 代 4番 山田けんたろう
5番 大 島 令 子 6番 ささせ 順 子
7番 木 村 さゆり 8番 山 田かずひこ
10番 佐 野 尚 人 11番 田 崎あきひさ
12番 吉 田 ひでき 13番 さとう ゆ み
14番 じんの 和 子 15番 岡 崎 つよし
16番 伊 藤 祐 司 17番 加 藤 和 男
4.会議に欠席した議員
な し
5.
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者
┌─────────┬───────┬─────────┬────────┐
│市長 │吉田 一平 │副市長 │鈴木 孝美 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│参事 │井口
能秀 │市長公室長 │高嶋 隆明 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│総務部長 │青山 均
│くらし文化部長 │加藤 正純 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│くらし文化部 │吉田 弘美
│福祉部長 │中西 直起 │
│危機管理監 │ │ │ │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│建設部長 │角谷
俊卓 │市長公室次長 │水野 泰 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│総務部次長 │浦川 正
│くらし文化部次長 │川本 保則 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│福祉部次長 │成瀬 拓
│福祉部次長 │中野 智夫 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│建設部次長 │加藤 英之
│教育長 │川本
忠 │
├─────────┼───────┼─────────┼────────┤
│教育部長 │川本
晋司 │教育部次長 │山端 剛史 │
└─────────┴───────┴─────────┴────────┘
6.職務のため議場に出席した者
議会事務局 局長 福岡 隆也
議会事務局 主幹兼
議事係長
貝沼 圭子
午前10時00分開議
○議長(
川合保生君) ただいまの
出席議員は18名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりです。
これより日程に入ります。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第1、諸般の報告を行います。
まず、市長から提出の議案は、
議員各位のお手元に送付しましたので御了承願います。
次に、
議会運営委員会及び
議員提出の議案はお手元に配付しましたので御了承願います。
以上で、諸般の報告を終わります。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第2、議案第77号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
提案者の説明を求めます。鈴木副市長。
[副市長
鈴木孝美君登壇]
○副市長(
鈴木孝美君) 議案第77号について
提案理由を御説明申し上げます。
議案第77号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第6号)についてです。
この案を提出いたしますのは、
歳入歳出とも、15億2,331万5,000円の増額で、
予算総額を209億1,954万3,000円とするものです。
歳入といたしましては、市債、
国庫支出金、
県支出金等の増額です。
歳出といたしましては、教育費及び総務費の増額です。
以上、1議案につきまして、よろしく御審議を賜りまして御議決くださいますようお願い申し上げ、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
川合保生君) 以上で、提案者の説明は終わりました。
これより議案の質疑に入ります。
この際申し上げます。質疑の回数は、同一議員につき同一議題について2回までとし、以後同様とします。
議案第77号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。10番
佐野尚人議員。
○10番(
佐野尚人君) 教育費、小学校の
空調設備の整備費ですが、この整備については多くの市民の方から御署名をいただいております。その際の要望の中で工事の過程を速やかに開示するようにということで、
情報開示を求めておられたと思うんですが、そのような情報をどのようにお出ししていくかということを教えてください。
○議長(
川合保生君)
教育部長。
○
教育部長(
川本晋司君) 今回の一連の
エアコン設置工事につきましては、今、ホームページに経過のほうを掲載させていただいております。今現在は、まだこの工事についての情報は出ておりませんが、今後公告、契約をする段については、そういった情報を逐次あげていきたいというふうに考えております。
○議長(
川合保生君) 2回目ありませんか。10番
佐野尚人議員。
○10番(
佐野尚人君)
学校ごとに工事を始めるというようなお話だったんですが、各学校で
利用状況等が違ってくると思いますので、その辺の御案内もしていただけるのでしょうか。
○議長(
川合保生君)
教育部長。
○
教育部長(
川本晋司君)
利用状況等につきましては、今後設置にあたって、今運用に関する規定をPTAの方にも
アンケートをとって
配慮事項等を整理をしておりますので、そういったことは年度内に整理し、来年度
エアコンを使うときには、各学校にもきちっと通知をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
川合保生君) ほかにありませんか。5番
大島令子議員。
○5番(
大島令子君)
エアコンの
整備事業債ということで、13億2,380万円が計上されておりますが、これによって市債の残額はどのくらいになるのか御説明をお願いします。
○議長(
川合保生君)
総務部次長。
○
総務部次長(浦川 正君) 済みません、今ちょっと数字を持ち合わせておりませんので、また御報告をさせていただきたいと思います。
○議長(
川合保生君) 2回目ありませんか。5番
大島令子議員。
○5番(
大島令子君) 多額の市債を発行するので、財政の担当がわからないというのはどういうことでしょうか。細かい何円という単位でなくても構いませんので、今おわかりになる範囲でお答えいただけないでしょうか。
○議長(
川合保生君) 答えられますか。
総務部次長。
○
総務部次長(浦川 正君) 当然
中期財政計画でこれから予算が厳しくなるというような話は常々させていただいております。今回の
小中学校の起債を借りることによって、どれぐらいの残額になるかということは、申しわけないですが、先ほどお話ししましたように、数字を今持ち合わせておりませんので、また御報告させていただきたいと思います。
○議長(
川合保生君)
大島令子議員、いいですか。よろしいですね。
ほかにありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
続いて議案の付託に入ります。
議案第77号については、お手元に配付の
議案付託表のとおり所管の
常任委員会に付託します。
この際、暫時休憩します。
午前10時07分休憩
――――――――――――――
午後1時30分再開
○議長(
川合保生君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
先ほど
総務部次長から議案第77号に対する
大島令子議員の質問について発言したい旨、申し出がありましたので、この際発言を許します。
総務部次長。
○
総務部次長(浦川 正君) 先ほど
大島議員から御質問いただきました今回の
補正予算に関します
小中学校の
空調整備事業につきまして、起債を借りた場合の年度末の
市債残高についてでございますが、
予算額ベースではございますが、平成30年度末で
一般会計で91億6,048万5,000円というふうになる予定でございます。
以上です。
○議長(
川合保生君) 以上、お聞きのとおりです。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第3、議案第61号から議案第77号までの17件を
一括議題とします。
これらの議案は、本年11月30日及び本日の本会議において所管の
常任委員会に付託しましたので、この際、各委員長の報告を求めます。まず
総務委員長、登壇願います。
[
総務委員長 なかじま和代君登壇]
○
総務委員長(なかじま和代君) 御指名によりまして、
総務委員会の報告を申し上げます。
本委員会は、12月11日午前10時から午後0時09分まで及び本日午前10時20分から午前10時44分まで、
市役所西庁舎2階第7・8会議室にて開催いたしました。出席者は、委員6名全員、当局より市長ほか35名、
委員外議員1名及び
議会事務局3名でありました。
審査すべき事件につきましては、11月30日及び本日の本会議で本委員会に付託されました議案7件でありました。以下、
付託事件の主な
審査経過及び結果について、御報告申し上げます。
まず、議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
児童福祉事業、
発達支援事業費の内容はどのようかとの問いに対し、主に未就学児が市内外の
児童発達支援事業所に通所するための
給付費用である。平成27年度から開始した
相談支援事業が認知され、早期から
療育サービスを受ける児童、回数がふえたとの答弁でした。
ひとり親等福祉費、子どもの生活・
学習支援委託の通所者、状況はどのようかとの問いに対し、193人の対象者のうち、56人が登録している。年度当初は1カ所15人程度だったが、現在は
南小校区1カ所、市が
洞小校区2カ所であるとの答弁でした。
長南学童保育所分室開設の
補正予算があるが、現在の通所者、分室の定員、年間の賃借料はどのようかとの問いに対し、現在、定員70人のところ80人を受け入れている。分室は40人定員で最大120人の受け入れとなる。また、賃借料は年間324万円になるとの答弁でした。
将来的には、少子化になり子どもを預け働く保護者がふえ、
学童保育の需要が減ることはないと思う。いっぱいになったから次をという間に合わせ的な対応でいいのかとの問いに対して、保育はこの数年で800人から1,600人に増員したが、放課後の居場所は七、八百人にとどまり、今後も拡充が必要と考えている。計画性を持ち、政策的に判断しなくてはいけない。保育、放課後の子どもの居場所は、来年度の子ども・
子育て支援事業計画の改定作業で齟齬がないようにしたいとの答弁でした。
ごみ出しアプリ導入委託は、どこに委託し、市民はどのように利用するのかとの問いに対し、
ごみ分別アプリ「さんあ〜る」を
導入予定である。さんあ〜るは、
ごみ出しカレンダー、予定のお知らせ、分別帳などがあり、導入費は他の
アプリケーションの4分の1程度である。県内では15自治体が導入し、他市へ転出後も
設定変更で引き続き利用できるなど汎用性が高い
アプリケーションであるとの答弁でした。
し尿汲取事業の予算があるが、平成34年4月以降の香流苑の投入はどうするのかとの問いに対し、平成34年4月から日進市
南部浄化センターに投入可能となり、香流苑へは投入しない予定であるとの答弁でした。
学校運営事業は、
長久手小学校だけ
備品購入費の計上がない。各校の増級数と
購入物品は何かとの問いに対し、
購入物品は、
スクールセット、
教師用机などである。来年度の小学校の
クラス増減は、
長久手小学校1減、西小学校2増、その他は各校1増である。中学校は
長久手中学校、
北中学校がそれぞれ1増、南中は増減なしであるとの答弁でした。
コロポックル保育園は、市長が
託児所コロポックル2
図書館通りとして平成13年に設立し、平成27年に市の認可園になった。
一般質問では、
コロポックル保育園は市内の
待機児童対策について
社会的責任から補助金の有無によらず整備の方針だったとの部・
次長答弁があった。市民は、市長の設立した保育園に市の補助金が正当に交付されるのか関心がある。補助金の有無によらず整備するなら、税金である補助金を交付する十分な説明が必要であるとの問いに対し、事業者が自己資金でやる、やらないではなく、
待機児童の
緊急対策として国の制度にのり、拡充することが市の考えである。
待機児童対策は、喫緊の課題であり、市の政策としても必要と判断し、
国庫補助制度を活用して今定例会に
補正予算を提出したとの答弁でした。
平成31年度の定員について、いつ、どのように子ども・
子育て会議で議論したのかとの問いに対し、昨年度、子ども・
子育て支援事業計画の
中間見直しの際に平成31年度までの
提供体制を修正した。
小規模保育2園38人程度の不足が見込まれるので、市全体の体制として定員拡充が今年1月末ごろに承認されたとの答弁でした。
子ども・
子育て会議は、
小規模保育2カ所38人とした。
小規模保育は1事業者が失格となったが、
小規模保育19人と
コロポックル保育園11人の30人としていいとする子ども・
子育て会議の議論はあったのかとの問いに対し、平成31年度の
提供体制は、全体枠として承認された。
小規模保育1事業者が失格となり、それが民間園に変わるなどの内訳は議題の対象になってないとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第66
号長久手市部設置条例の一部を改正する条例について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
子ども部設置による効果は何かとの問いに対し、
子育て支援の充実は市の最重要課題である。
子育て部門の体制を強化し、組織的に対応するため福祉部から独立させるとの答弁でした。
子育てに関することの一部は
健康推進課に残るが、弊害はないかとの問いに対し、母子保健は、健診、予防接種など
医療機関との関係性が強いので
健康推進課に残すが、
子育て世代包括支援センターの枠組みで連携したいとの答弁でした。
子育て世代包括支援センター設置のガイドラインでは、情報は集約することになっているが、1カ所に集約することなく運営するのかとの問いに対し、部をまたぐことになるが、これまでどおり連携に変わりはないとの答弁でした。
市として子どもの権利を守る方針を明確にすべきでないかとの問いに対し、今回
子ども部を設置するので、迅速に対応できる体制にしたいとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第66
号長久手市部設置条例の一部を改正する条例は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第67
号長久手市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
今回の改正で約1,220万円の
増額見込みとあるが、1回の支給の最高と最低はどれくらいかとの問いに対し、若年層は約月1,100円、年配層は約月440円の増加となる。また、勤勉手当は100分の5月分ふえるとの答弁でした。
他に意見、討論はなく、採決の結果、議案第67
号長久手市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第68
号長久手市職員の服務の宣誓に関する条例及び長久手市
行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
特に意見、討論はなく、採決の結果、議案第68
号長久手市職員の服務の宣誓に関する条例及び長久手市
行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第69
号長久手市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及び
ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
実態にあった
金額設定か。金額は各市で決められるのかとの問いに対し、
公職選挙法で単価の限額が定められ、その範囲内で
選挙管理委員会が決める。燃料費と
ポスター作成の経費は、法律の限度額ではないが、近隣市と同レベルである。4年前の市制後初の選挙の立候補者の
平均金額は、限度額を下回っていたとの答弁でした。
他に意見、討論はなく、採決の結果、議案第69
号長久手市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及び
ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第70
号長久手市の長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
ポスターの作成の公営の対象は何かとの問いに対し、
ポスターの作成は2種4,000枚までである。ビラは
選挙期間中に新聞折り込み、
選挙事務所内、
個人演説会場内、
街頭演説の場所で頒布できるとの答弁でした。
他に意見、討論はなく、採決の結果、議案第70
号長久手市の長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第77号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第6号)について、
担当課長より説明を受け審査に入りました。
小中学校空調設備整備事業について、ガスか電気か、リースか
買い取りか、どのように検討し、比較結果はどのようであったか。また、
臨時特例交付金は
普通交付税の
交付団体と不
交付団体で差があるのかとの問いに対し、熱源については、
都市ガス方式、
電気方式の15年の
ライフサイクルコストを比較検討した。その結果、
都市ガス方式が最もコストを低く抑えられ、環境負荷の
二酸化炭素排出量も低い試算であったため採用した。リースは
国庫補助の対象とならないため
買い取りとした。また、
臨時特例交付金は
普通交付税の
交付団体と不
交付団体での差はないとの答弁でした。
エアコン設置による市債約13億円は何年で償還する予定なのか。年間で利子や元金をどれくらい返済することになるのか。また、
電気代等は年間幾らかかる見込みかとの問いに対し、15年で
償還予定である。公債費は、3年目から
元金償還が始まるが、1年で約1億円を償還していく予定である。
エアコン設置後の
光熱水費は1年で約1,250万円を予定している。また
保守費用も別途かかるとの答弁でした。
各学校の金額に差が見られる理由は何かとの問いに対し、設置する教室の
合計床面積が異なることが一番の理由である。また、
学校ごとに校舎の配置や形状、室外機を設置する場所が異なるため、空調用の配管距離や外部の仮設足場の数量が異なる。また、既存の
受電設備の容量や状態により、改修内容が異なるため、各学校の工事費に差が出ているとの答弁でした。
エアコン運用指針に市民の意見をどのように取り入れていくかとの問いに対し、暑さや寒さの感じ方はそれぞれであるため、
エアコンを使用する際に、特に配慮していることや配慮してほしいことについて、
市内小中学校の各家庭に
アンケートを実施し、12月20日午後7時時点で1,223件提出されている。
アンケートは学校での
エアコン運用時の参考としたいとの答弁でした。
工事は
市内業者も参加できるのかとの問いに対し、工事は、1校ごとで9本発注することを予定している。工事は
一般競争入札を予定しており、
市内業者の
入札参加は、今後
入札参加要件を検討する予定であるとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第77号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第6号)は、
賛成全員にて、原案のとおり可決することに決しました。
その他報告できない分については、12月11日及び12月21日の
総務委員会議事録に記載されています。
以上で、
総務委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(
川合保生君) 以上で、
総務委員長の報告は終わりました。
次に、
教育福祉委員長、登壇願います。
[
教育福祉委員長 山田かずひこ君登壇]
○
教育福祉委員長(山田かずひこ君) それでは、御指名によりまして、
教育福祉委員会の報告を申し上げます。
本委員会は12月12日午前10時から午後3時50分まで、
市役所西庁舎2階第7・8会議室にて開催いたしました。出席者は、委員6名全員、当局より市長初め28名、議長及び
議会事務局2名でありました。
審査すべき事件につきましては、さきの本会議で本委員会に付託されました議案8件であります。以下、
付託事件の主な
審査経過及び審査結果について御報告申し上げます。
議案第62号平成30年度長久手市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、
保険医療課長より説明を受け審査に入りました。
医療費水準や
所得水準に応じた
国保事業費納付金の額が決定したことで約3,000万円減額されているが、要因は何かとの問いに対して、当初予算には平成29年11月に愛知県が算定した仮算定額を計上しており、平成30年1月に最終決定した本算定額を今回の
補正予算で計上している。平成29年度の医療費が平成28年度よりも低かったため、
医療費水準が約3,000万円減額されているとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第62号は、
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第63号平成30年度長久手市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、
長寿課長より説明を受け審査に入りました。
地域密着型介護サービス給付費が5,000万円減額されている理由は何かとの問いに対して、平成28年度の
制度移行時点では9事業所あった
地域密着型通所介護の事業所が4事業所に減少したためである。
地域密着型介護サービスは市民しか利用できないため、利用者が減少しているとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第63号は、
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第64号平成30年度長久手市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、
保険医療課長より説明を受け審査に入りました。
標準システム及び
庁内LANにかかる機器更新が5年に一度である理由は何かとの問いに対して、一般的にIT機器の更新が5年に一度であるためであるとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第64号は、
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第72
号長久手市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、
長寿課長より説明を受け審査に入りました。
条例を順守しているかは、どこがチェックするのかとの問いに対して、平成30年4月より愛知県から各市町に権限移譲されたため、市が実地指導等によって基準や運営の確認をしているとの答弁でした。
実地指導は1事業所に対してどれくらいの間隔で行うのかとの問いに対して、指定期間の6年間の中で1回は実施したいと考える。今年度は2事業所を実施する予定であるとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第72号は、
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第73
号長久手市母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例について、
保険医療課長より説明を受け審査に入りました。
受給者のメリットは、児童扶養手当の支払い回数が細分化されること以外にあるかとの問いに対して、今回の改正は、児童扶養手当の支払い回数がふえることに伴い、所得制限適用期間を変更するだけのものであるとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第73号は、
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第74
号長久手市福祉の家温泉交流施設及び長久手市田園バレー交流施設の指定管理者の指定について、
長寿課長より説明を受け審査に入りました。
株式会社長久手温泉の内部留保は現在幾らあり、平成26年度に入湯税を廃止した以降の推移はどのようかとの問いに対して、内部留保に相当すると思われる次期繰越利益が第16期の事業報告では約1億9,077万円である。また、平成26年度以降の第13期から第16期までの次期繰越利益の総合計は約7,924万円であり、主に大規模修繕の費用に備えたものであるとの答弁でした。
福祉の家の大規模改修は平成31年度予算にどのように反映されるのかとの問いに対して、財政状況も厳しく、どこまで再整備の中で工事ができるか等、二、三年後の状況を見通しながら順次計画を立て、考えていくとの答弁でした。
指定管理者選定委員会で、温泉交流施設と田園バレー交流施設を分割して指定管理してもいいのではないかと指摘があったが、この4年間どのような検討をしてきたのかとの問いに対して、分割して指定管理をする検討はしていない。一括で指定管理をすることのメリットは、経理を1カ所で行うことで一体的に集客計画を立てることができることと、管理部門が1カ所であると人の融通がきくため、職員を臨機応変に対応することができることであるとの答弁でした。
入湯税は本市に年間5,500万円から5,600万円程度歳入として入っていたという答弁が以前にあったが、入湯税廃止分を考えると4年間で約1億4,000万円の赤字と理解できる。実質的な赤字に関してどう考えるのかとの問いに対して、平成14年度以降、入湯税は約7億5,000万円の納入があり、温泉施設に投資した一定の金額まで到達したため廃止した。平成26年度からは黒字を計上しており、経営状況も順調であると判断しているとの答弁でした。
反対討論が1件ありましたので紹介します。前々回は指定管理期間3年として経緯を見守ってきた。前回は入湯税廃止の決定があり、委員会で否決、本会議でも7人が反対した。議会としても厳しく質疑をしながら臨んできた案件である。前回も多くの議員から、今後の経営に注視していきたい、改善できる部分は改善していただきたいと討論があったが、今委員会での答弁は従前と変わらないものであり、結果として入湯税廃止により得られる利益が内部留保されておらず、実質的には約1億4,000万円の赤字と解釈できる経営状況である。今委員会でもさまざまな指摘があったが、指定管理を分散することや公募するといった可能性を今後展開していただきたいため、反対とする。
採決の結果、議案第74号は、賛成少数にて否決することに決しました。
次に、議案第75
号長久手市福祉の家デイサービスセンターの指定管理者の指定について、
長寿課長より説明を受け審査に入りました。
指定管理期間が1年間の理由は何かとの問いに対して、市内全体の民間の高齢者向けデイサービスの定員が利用者数を上回っており、市が運営していく必要はないと判断した。利用者が次のサービスへ移行する期間を確保するために指定管理期間を平成31年度末までとしたとの答弁でした。
日中一時支援のサービス提供は続けていくということだが、新しい指定管理者が行うのか、社会福祉協議会が継続していくのかとの問いに対して、今回の指定管理の中に日中一時支援が含まれているが、社会福祉協議会が継続して行うかは未定であるとの答弁でした。
反対討論が2件、賛成討論が1件ありました。
反対討論を紹介します。日中一時支援事業の登録者が25人いるが、社会福祉協議会のデイサービスがなくなった後、どこに引き継がれるか未定ということ、また職員の今後の勤務先も担保されていないということから反対する。民間の利用率が66%ということだが、公的な介護施設は民間の働く方の基準でもあり利用する方の質の基準でもあるため、1年で閉鎖することには賛成できない。
続きまして、賛成討論を紹介します。現状の福祉作業所のエリアでは運営が困難であることが推しはかられるため、指定管理エリアが広がることで福祉作業所がさらにブラッシュアップされることを期待して賛成する。
採決の結果、議案第75号は、賛成多数にて原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第76号市が洞保育園及び市が洞児童館の指定管理者の指定について、
子育て支援課長より説明を受け審査に入りました。
公募しなかった理由は何かとの問いに対して、4つの視点により評価を実施した。第三者評価では幾つか指摘もあったが、総合的には特段保育の運営に重大な支障を来すという指摘はなかったため任意継続としたとの答弁でした。
来年度から市が洞児童館の多目的室で児童クラブを行うとのことであるが、定員は何人の予定か。また、市が児童クラブを運営するのかとの問いに対して、決定はしていないが28人を予定しており、児童クラブは今回の任意指定に含まれるとの答弁でした。
討論はなく、採決の結果、議案第76号は、
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
なお、詳細につきましては、
議会事務局編集の会議録を御参照いただきますようよろしくお願いいたします。
以上で、
教育福祉委員会の報告は終わります。
○議長(
川合保生君) 以上で、
教育福祉委員長の報告は終わりました。
次に、くらし建設委員長、登壇願います。
[くらし建設委員長 ささせ順子君登壇]
○くらし建設委員長(ささせ順子君) それでは、御指名によりまして、くらし建設委員会の報告を申し上げます。
本委員会は平成30年12月13日午前10時から午後0時02分まで、市役所第7・8会議室にて開催いたしました。出席者は委員6名全員、当局からは市長初め20名、議長及び
議会事務局2名でありました。
審査すべき事件につきましては、11月29日の本会議にて付託されました議案2件であります。以下、
付託事件の
審査経過及び審査結果について御報告をいたします。
議案第65号平成30年度長久手市下水道事業会計
補正予算(第2号)について、下水道課長より説明を受け審査に入りました。
主なものを申し上げます。予算を事前に計上できたと思うが、なぜ計上しなかったのかとの問いに対して、この地区は当初予算編成時から形が変わることがわかっており、道路形態によってはグリーンロードなどアプローチするルートが幾つかあるため、確定するまで費用の計上を見送っていたとの答弁でした。
実施設計を行うとのことだが、業者は公募するのかとの問いに対して、指名競争入札であるとの答弁でした。
そのほか質疑、意見もなく、採決の結果、議案第65号は
賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第71
号長久手市自転車の安全利用の促進に関する条例の制定について、安心安全課長より説明を受け審査に入りました。
主なものを申し上げます。愛知県内の自転車乗用中の交通事故件数及び死傷者数はどのようかとの問いに対して、死傷者は8,287人で、そのうち自転車事故で亡くなられた方は35人であるとの答弁でした。
名古屋市は高齢者のヘルメット着用も義務化されているが、本市の条例では高齢者のヘルメット着用が努力義務にすらなっていないのはなぜかとの問いに対して、成人は自分自身で判断できると考えたためであるとの答弁でした。
市内の未成年者と高齢者数はどのようかとの問いに対して、11月末現在の住民基本台帳では、20歳未満の未成年者は1万3,817人、65歳以上の高齢者は9,515人であるとの答弁でした。
全国の自転車に関する条例を調べると必ず高齢者が入っている。高齢者にもヘルメット購入の補助があるとか、統計的に調べると子どもの事故と同じく高齢者が亡くなる件数がかなり多い。終了する尾張市町交通災害共済で見舞金が約束されていた高齢者を外して、対象を未成年者に限定する理由は何かとの問いに対して、警察庁の調査で、未成年者は自転車事故の比率が高いため、中高生を含めた未成年者に特化した。一般の方を全く対象としないわけではない。ヘルメットを着用しないと死亡率が高いことは把握しており、周知啓発していきたいとの答弁でした。
第11条に保険加入義務が規定されているが義務とした背景は何かとの問いに対して、平成25年に神戸市で小学生が自転車事故により約9,500万円の損害賠償を請求されるなど、自転車による事故で高額な賠償責任を負う事例が発生しているためであるとの答弁でした。
ヘルメット着用は努力義務、損害賠償保険の加入が義務で罰則規定がないが、市が目指す目的を達成できるのか。また、条例制定後に罰則規定を追加する考えはあるのかとの問いに対して、先進的な自治体でも実態を把握することができていないと聞いており、罰則規定の追加は考えていないとの答弁でした。
条例の附則で第11条は平成31年4月1日から施行すると規定されている、施行されるまでの具体的な周知方法は何かとの問いに対して、高校、大学に対する啓発や広報、ホームページなどでも周知していきたいとの答弁でした。
4カ月しか周知期間がないが、具体的なスケジュールはまだ決まっていないのかとの問いに対して、具体的なスケジュールは決まっていない。関係機関や自転車販売店などに周知していきたいとの答弁でした。
条例制定に向けてどれくらい市民と意見交換したのか。保育園や幼稚園、託児所などに通われる保護者と意見交換したかとの問いに対して、保護者とは意見交換していないとの答弁でした。
小学校の児童や中学校の生徒、通勤、通学で駐輪場を利用する方の声を聞いたかとの問いに対して、児童及び生徒、駐輪場利用者の声は聞いていないとの答弁でした。
自転車利用者の意見を聞かずに条例をつくり始めたのかとの問いに対して、市内の
小中学校の校長会や高校等で話を聞いたり、パブリックコメントで説明会を実施し意見は伺っているとの答弁でした。
部課長は、「みんなでつくるまち条例」の第10条は理解しているかとの問いに対して、「市民参加及び協働」の項目であるとの答弁でした。
早いペースで条例ができているが、条例が動き出したのは8月29日から上程までの約2カ月かとの問いに対して、市のルールに基づき、議案を上程している。本市は先行して条例を制定した名古屋市と隣接しており、多くの自転車が行き来しているため、名古屋市と同等の条例が必要と考えてきた。担当課は平成29年の答弁から資料集めなどを進めており、近隣市町や保険会社の状況を把握している。みんなでつくるまち条例との整合性は、自転車に対する交通安全を安心安全課がこれまでいろいろな形で取り組んできたことを条例で明文化しているため、市民に意見は聞いていないとの答弁でした。
これからつくる条例は二、三カ月で出てくることもあり得るのかとの問いに対して、みんなでつくるまち条例は市民と一緒にとことん話し合って条例をつくることになっているが、条例の中身によってはスピード感が必要になるものもあるとの答弁でした。
条例制定後の予定が何も組まれていないがこの進め方はどうかとの問いに対して、事前に周知啓発するのか、後から周知するのか、みんなでつくるまち条例には「市長は条例を遵守する」と規定しているが、そのとおりだと思っている。みんなでつくるまち条例は基本の基本であるため、いただいた御意見のとおり職員は徹底して周知を実施するとの答弁でした。
反対意見を紹介します。市民の「安心・安全」に直接関係する条例であり、市民と多くの時間をかけ、多くの参加者とともにつくり上げる必要がある大切な条例であると判断した。市民の皆さんに「声をかけ合い」「人を集め」「対話を繰り返し」つくられた条例に再度検討し直すことを必要と判断し反対する。
そのほか質疑、意見もなく、採決の結果、議案第71号は賛成多数にて原案のとおり可決することに決しました。
以上で、くらし建設委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(
川合保生君) 以上で、くらし建設委員長の報告は終わりました。
次に、
佐野尚人議員及び山田けんたろう議員から修正案第1号議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案が提出されましたので、この際、提案者の説明を求めます。
佐野尚人議員。
[10番
佐野尚人君登壇]
○10番(
佐野尚人君) それでは、修正案第1号の内容を御説明いたします。
議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案。
議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案を別紙のとおり、
地方自治法第115条の3の規定により提出をいたします。
この案の内容といたしましては、歳出といたしまして、3款民生費、2項児童福祉費、5目保育園費の中の民間保育所運営費補助金1,650万円を、歳入は18款繰越金、1項繰越金、1目繰越金の中の前年度繰越金から同額をそれぞれ減額修正するものであります。理由といたしましては、認可保育園運営法人が法人としてあらかじめ予定していた工事に補助をすることに対して明確な説明がなく、それぞれ減額修正するものであります。
以上で
提案理由の説明を終わります。
○議長(
川合保生君) 提案者の説明は終わりました。
次に、各委員長の報告及び修正案第1号に対する質疑に入ります。
まず
総務委員長、登壇願います。
[
総務委員長 なかじま和代君登壇]
○議長(
川合保生君) 質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、
総務委員長の報告に対する質疑を終結します。
次に、
教育福祉委員長、登壇願います。
[
教育福祉委員長 山田かずひこ君登壇]
○議長(
川合保生君) 質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、
教育福祉委員長の報告に対する質疑を終結します。
次に、くらし建設委員長、登壇願います。
[くらし建設委員長 ささせ順子君登壇]
○議長(
川合保生君) 質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、くらし建設委員長の報告に対する質疑を終結します。
次に、
佐野尚人議員、登壇願います。
[10番
佐野尚人君登壇]
○議長(
川合保生君) 修正案第1号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。13番さとうゆみ議員。
○13番(さとうゆみ君) この削除する1,650万円は来年4月から0から2歳児を新たに11人定員拡大して受け入れることに対する補助金ですが、1,650万円を削除する必要性がどのようにあるとお考えか詳細をお尋ねいたします。
○議長(
川合保生君) 10番
佐野尚人議員。
○10番(
佐野尚人君)
一般質問の答弁でもありましたように、この工事自体は、この民間法人があらかじめ予定していたものだというふうに答弁がありました。そこに対して市税を投入しての補助金を支出する必要がないというふうに考え、修正案を提出させていただきました。
○議長(
川合保生君) 2回目ありませんか。13番さとうゆみ議員。
○13番(さとうゆみ君) 長久手市は、現在愛知県下で最も
待機児童数が多い自治体です。今回
小規模保育園が1園落ちてしまったという事実がありますが、仮に
小規模保育園が予定どおり2園とも決まっていて、さらに民間保育所コロポックルが定員拡大をしても、国の補助金はコロポックルにもついたであろうということを担当課から聞いております。3園とも国の補助対象になったとしても、コロポックルはもらうべきではないというお考えでしょうか。
○議長(
川合保生君) 10番
佐野尚人議員。
○10番(
佐野尚人君) 先ほども答弁させていただきましたが、この民間の法人が予定をしていた工事に対することに対して疑義があるということで修正をしています。
○議長(
川合保生君) ほかにありませんか。
ないようですから、修正案第1号に対する質疑を終結します。
以上で、各委員長の報告及び修正案第1号に対する質疑を終結します。
これより
討論採決に入ります。
初めに、議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)について、討論を許します。
まず、修正案第1号に対する賛成討論はありませんか。5番
大島令子議員。
○5番(
大島令子君) 議案第61号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案に賛成の立場から討論を行います。
この修正案は、歳出のうち、民生費、保育園費、民間保育所運営費補助金1,650万円を支出しないというものです。私は11月30日の本会議質疑でこの補助事業の質問をいたしました。民間保育所が
コロポックル保育園ということがわかり、同一敷地内の南側のグループホームが本年11月30日に廃止になったため、この建物を改修して、0歳児3人、1歳児8人の合計11人定員をふやす改修費であることがわかりました。金額が本年公募した
小規模保育事業所1園と同じ金額であり、また2園公募しましたが1園が失格となっていたので、この予算を振りかえたのか質問をいたしました。答弁は、この認可保育園を改修するために、
小規模保育園を取りやめたのではなく、
小規模保育園の改修もこの保育園の改修も同じ
国庫補助金を活用している。負担割合は国が3分の2、市が3分の1である。この結果として歳入としては当初予算で計上した保育対策総合支援事業費補助金をそのまま活用するというものでした。しかし、その後、なかじま和代議員の
一般質問でこの民間保育園は市からの補助金がなくても、園舎を拡張する予定であったこと、11名の定員増で年額約2,050万円の給付費が新たに園に入ることがわかりました。0歳児3人、1歳児8人ですと、保育士さんは3人必要です。家賃等を払っても給付費で十分運営しているということがわかりました。またこの保育園に対しては、私は平成27年6月議会で、
一般質問を行いました。認可保育園になるときに全事業費の4分の3の5,100万円の補助金を受けています。この中で建物賃借料4,100万円は、保育園が賃貸人に支払う月額35万円の家賃20年分8,400万円のうち、4,100万円を一括前払いし、その後は月額17万9,876円支払うということが判明しました。市長が建てた保育園に対して、4年前認可保育園とする時点で5,100万円の補助金を出し、今回も1,650万円出すということは、優遇のし過ぎとしか見えません。市長は常々生きていけない人は全力で助けると言っておりますが、この保育園は自前で拡張できることがなかじま議員の質問で明らかになりました。補助金といえども税金です。なおかつ3分の1の550万円は、本市の一般財源です。自力で定員拡張できる保育園に貴重な市民税を550万円支出するのではなく、ほかの
子育て支援施策にするべきであることを申し上げて、修正案に対する賛成討論といたします。
以上です。
○議長(
川合保生君) 次に、修正案第1号に対する反対討論はありませんか。8番山田かずひこ議員。
○8番(山田かずひこ君) 創政クラブを代表いたしまして、議案第61号平成30年度
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案に対して、反対の立場で討論いたします。
総務委員会では、本市は、ことしの4月1日の
待機児童が41人と県内で最も
待機児童が多い状況にあるとの答弁がありました。そうなると当初予定していた
小規模保育施設2園分では、受け皿として十分ではなく、国の補助制度を活用して来年4月に向けて受け皿の拡充に意欲的な民間事業者を
補正予算で支援しようとする市の姿勢は当然の措置と考えます。恐らく本市では、今後もしばらく保育ニーズがますますふえていくと思われます。また無償化によってますます加速化するかもしれない。そのような待ったなしの時期に議会が補助がなければ民間業者は自力でも工事を実施するという点を殊さら問題視することは、官民が一致団結して今後もますますふえていくであろう保育ニーズに真摯に取り組もうとしていること自体を否定するものであると考えます。保育の受け皿が不足し、
待機児童が解消せず保育の質を確保した上で1人でも多くの子どもを保育するために、必要な措置を講じ、それを国も補助制度で後押ししているのであれば、民間事業者の意欲に市が応え、国の補助を活用するのは当然の流れであると思います。
よって、当局の対応には何ら問題はなく、議案第61号平成30年度
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案に反対いたします。
以上です。
○議長(
川合保生君) 次に、賛成討論はありませんか。
反対討論はありませんか。
ないようですから、討論を終結します。
次に、原案に対する反対討論はありませんか。
賛成討論はありませんか。
ないようですから、討論を終結します。
これより起立により採決します。
まず修正案第1号について賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 少 数]
○議長(
川合保生君) 起立少数です。
よって、修正案第1号は否決されました。
次に、原案について採決します。
原案に対する委員長の報告は可決です。
議案第61号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第62号平成30年度長久手市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第62号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第63号平成30年度長久手市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第63号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号平成30年度長久手市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第64号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号平成30年度長久手市下水道事業会計
補正予算(第2号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第65号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第66
号長久手市部設置条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第66号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議員第66号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第67
号長久手市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第67号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第68
号長久手市職員の服務の宣誓に関する条例及び長久手市
行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第68号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第69
号長久手市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及び
ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第69号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第70
号長久手市の長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第70号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第71
号長久手市自転車の安全利用の促進に関する条例の制定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第71号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(
川合保生君) 起立多数です。
よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第72
号長久手市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。2番林みすず議員。
○2番(林みすず君) 議案第72
号長久手市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、賛成の立場から討論いたします。
今回の条例制定は、県からの権限移譲に伴うものです。その条例の中で基準該当居宅介護支援の説明があり、山間地など基準どおりにできない場合に、基準を緩和して市町村が認めれば行うことができる事業とのことでした。現在、本市にはそういった事業者はいませんが、質の低下につながらないようにしていただきたいことを申し上げて、賛成の討論といたします。
○議長(
川合保生君) 次に、反対討論はありませんか。
賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第72号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第73
号長久手市母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第73号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第74
号長久手市福祉の家温泉交流施設及び長久手市田園バレー交流施設の指定管理者の指定について、討論を許します。
まず、本案に対する賛成討論はありませんか。14番じんの和子議員。
○14番(じんの和子君) それでは、市民ネットを代表いたしまして賛成の立場で討論に参加させていただきます。
平成29年度の長久手温泉事業報告書では、売上高は10億8,400万円、経常利益は1,300万円でした。温泉事業部の売上高は4億9,900万円、経常利益は1,600万円、アグリ事業部の売上高は5億8,500万円、経常損益は300万円でした。平成28年度まではアグリ事業部の収益が好調で、温泉事業部を助けていましたが、平成29年度は初めて経常利益でマイナスを出しております。理由といたしましては、イオンなどの影響と天候不順による慢性的な商品不足で集客、販売ともにマイナスだったということです。9月議会におきましては、議員からの質問も多く、経営に関する答弁は議場ではなかったため、別途長久手温泉事業報告に関する説明、意見交換の機会が初めて持たれました。その中で議員からは、12月12日の委員会で出た指定管理の分散、指定管理者の公募についての意見は出ていなかったと思います。9月の意見交換会の場で述べることではなかったかと思います。市の指定管理者選定委員会における審査の結果では、平成28年度は76点、平成29年度では86点と点数が4年前より10点上がっています。経営状況が上向きつつあるこの時期、そしてまた15年たって施設が老朽化しており、パートなどを含めますと160人もの従業員の就労を考えますと、指定管理を分散することや指定管理者を公募するといったことは、その影響の大きさからいってよほど慎重にしなければならないことと考えます。また4年前とは違いまして、議員からの具体的な要望、質問もありまして、株式会社長久手温泉は、駐車場の維持管理協力金、市民入泉料の値下げ、年4回のあったかぁどデーの設置など市民への還元策も実施しております。これからのアグリ施設は、手狭な売り場面積の拡張も予定されており、老朽化した温泉施設や福祉の家は大改修が待ったなしの状況です。委員会での意見に賛同できる部分もありましたので、もろ手を挙げての賛成というわけではありませんが、株式会社長久手温泉の企業努力によって、来場者47万人のニーズ獲得に知恵を絞り、お一人お一人の使う単価が1円でもふえるよう頑張っていただくことと、結果を出していただくことを申し上げて賛成討論といたします。
○議長(
川合保生君) 次に、本案に対する反対討論はありませんか。2番林みすず議員。
○2番(林みすず君) 議案第74
号長久手市福祉の家温泉交流施設及び長久手市田園バレー交流施設の指定管理者の指定について、反対の立場から討論いたします。
前回の指定管理者選定委員会では、あぐりん村の午後の棚あきや利用者が少なく、午後も商品を確保し、利用者増を図ることが喫緊の課題で、全国の直売所との連携を図るなどして商品提供を充実させていくよう検討するとありました。しかし今回の指定管理者選定委員会でも、午後から夕方にかけて店が営業していても商品が少なく、食堂はすぐに閉まるとの指摘がありました。指定管理者として農家の方が朝新鮮な野菜を納入していただいた後の商品を充実させて、棚あきを解消していくという当初方針は、実行されなかったのでしょうか。また4年前には田園バレー交流施設から温泉交流施設のレストランへ提供する食材をもっとふやしていきたいとありましたが、一時は積極的に行ってきたが、安定した提供ができずに停滞ぎみになっており依然として変わっていません。市民の健康増進と言いながら、長久手市民の利用が開設当時から顧客全体の約2割と変わっていません。長久手温泉の利用者は年齢層が高く、全国一若いまちの若い層の利用にどう結びつけるのか課題解決は進んでいません。大規模改修では、市は平成31年度から平成34年度の間に基本設計、実施設計工事を順次行い、平成35年以降については市が見直しを含めて検討する方針を立てているとあります。会社としてはそのときに指定管理区域を広げてもらえれば、新たな事業展開ができるとお願いをしたということです。経営陣の長期ビジョンは要望として伝えられているようですが、議会で出された経営を工夫するという提案は研究されなかったということでしょうか。指定管理者選定委員会の前回と今回ともにあぐりん村と温泉が一体化することで何が起きるのかよくわからない。分割して指定管理することも検討したらどうかとの提案に検討はされてこなかったとの御答弁でした。毎月の会議の中で、議会で審議、提案されたことに対して、可能性を探ることなく4年がたつのかと、これは経営陣の怠慢なのでしょうか。人質にとられたような気持ちですが、農家の方や現場で働く職員の方々が生きがいや生業を失い、路頭に迷うようなことは本意ではありません。農家の方々、雇用している職員の方々への市と管理者の責任は子どもを持つ親と同じぐらいの重さがあります。しかし4年前の議会で時間をかけて審議し、提案されたことに真摯に答えたとは言えない。この体質は
小中学校に
エアコンを設置することを専決処分する経過の中で疑義が生じたことと同じではないでしょうか。
以上を申し上げて反対といたします。
○議長(
川合保生君) 賛成討論はありませんか。6番ささせ順子議員。
○6番(ささせ順子君) 公明党を代表し、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
長久手市福祉の家温泉交流施設及び長久手市田園バレー交流施設は、
地方自治法第244条に示されるとおり、住民の福祉を増進する目的をもって、その利用に供するための施設として長久手市民に健康維持と福祉的交流拠点及び安心安全な食を提供する役割を果たしてきました。ござらっせの経営状況につきましては、あったかぁどデーの設置や入泉料50円引きを継続的に行い、市民の健康増進を支え、長久手市には駐車場の維持管理協力金を支払いながら、昨年度は1,800万円の修繕引当金を積み立てるなど市と市民に対する利益還元の努力姿勢が見られ、経営改善が行われていると捉えております。また、議案上程に先立って、10月に開催された平成30年度長久手市指定管理者選定委員会において、今議会に上程された他の2議案を含めた3件の中で、採点結果が最も高い点で評価されております。この指定管理者選定委員会は、公募の市民や大学教授などで構成された第三者委員会であり、この委員会の審査結果を尊重すべきであると考えます。また近年、全国の第三セクターは厳しい経営状況による整理淘汰が進行しており、本市の近隣市においては競合店が次々とオープンするという環境下にあるにもかかわらず、平成24年度に年間41万6,000人まで落ち込んだ入館者を46万9,000人までふやすことができたのは、温泉施設を支える約160名ものスタッフとあぐりん村にかかわる約300名もの生産者お一人お一人の御尽力によるものであると疑う余地はありません。このような背景から、今後も引き続き株式会社長久手温泉に指定管理を任せ、切れ目なくこの施設にかかわっている人々の働く場所や生きがいの場が提供される必要があります。
さらにあぐりん村が10年をかけて培ってきた産直システムやブランド力、生産者と管理者の信頼関係など数字にはあらわれないところではありますが、これらは株式会社長久手温泉が時間をかけてつくり上げた成果であり、市の財産でもあるため、さらなる長久手市の農業振興の発展へとつないでいく使命も帯びていると考えます。とはいえ、この年末にかけ、近隣市の温泉施設のリニューアル報道が連日大きくニュースで流されるなど今後も競争の激化は続くことが予想されますので、一番大切な人と人とのつながりや、施設に愛着を持つ市民の思いを真摯に受けとめ、今後もさらなる経営努力を重ねられることを要望し、賛成討論といたします。
○議長(
川合保生君) 反対討論はありませんか。
賛成討論はありませんか。15番岡崎つよし議員。
○15番(岡崎つよし君) 創政クラブを代表しまして、賛成討論を行います。
議案第74
号長久手市福祉の家温泉交流施設及び長久手市田園バレー交流施設の指定管理者の指定について、慎重に審査した結果が次のとおりでございます。株式会社長久手温泉は近隣地域に竜泉寺の湯、喜多の湯、花しょうぶなどの競合店が進出してくる中で、一度は41万人台まで落ち込んだ来館者について、みずから設備投資、炭酸泉導入、さつき亭リニューアル、神戸珈琲倶楽部への様態の変更を行うなどの企業努力により、平成29年度は46万9,000人ほどまでに回復させたことはプラスに評価したい。あわせて平成26年度から4年間にわたり黒字経営を確保した上で、あったかぁどデーや入泉料の引き下げを実施し、市民への利益還元を実施し、福利増進に寄与したこと、これは株式会社長久手温泉が市が出資し、支配株主である第三セクターであるからできる市民生活への貢献でもあり、民間企業が指定管理者になった場合には、不可能と思慮されることであります。さらに本契約に伴い、地元を中心に約160人の雇用の場が確保され、地域振興に貢献度が高いこと、また指定管理者選定委員会の評価が高いこと、以上を総合的に判断した結果、原案を承認することといたします。
○議長(
川合保生君) 反対討論はありませんか。
賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は否決です。
よって、議案第74号は原案について諮ります。
議案第74号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(
川合保生君) 起立多数です。
よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩をいたします。再開は3時といたします。
午後2時48分休憩
――――――――――――――
午後3時00分再開
○議長(
川合保生君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議案第75
号長久手市福祉の家デイサービスセンターの指定管理者の指定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。5番
大島令子議員。
○5番(
大島令子君) 議案第75
号長久手市福祉の家デイサービスセンターの指定管理者の指定について、反対の立場から討論を行います。
本議案は、社協が行っているデイサービスセンターの指定管理期間を平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間とし、その後、デイサービスセンターを閉館とする内容です。指定管理者選定委員会における担当課の説明は、市内全体のデイサービスの稼働率は66%にとどまり、社協が行っている福祉の家デイサービスセンターの稼働率は80%で、これ以上は民業圧迫になりかねないので事業を閉じ、移行期間として1年間を指定管理にするという内容でした。民業圧迫だから閉館するということは、介護保険制度の趣旨に反しています。利用者の視点に立っていません。民間のデイサービス事業者が多数ある中、社協は唯一民間が困難過ぎて受け入れられない、はじき飛ばされるようなケースを受けており、特に日中一時支援は、いろいろな障がいをお持ちの方が利用されています。また社協のデイサービスは選定委員会の点数も85.40%と高く、障がい者デイも利用登録者が延べ25人ほどおります。利用者の視点に立つと、サービス内容がよいので利用率80%ではないでしょうか。市内全体の稼働率が66%であるから利用率の高い社協のデイサービスセンターが民業圧迫というのは本末転倒です。
次に、現在働いている介護職員はどうなるのでしょうか。ここでは、社協の正職員が2名、臨時的任用職員が約15名勤務しています。この方たちは1年後に職を失うことになります。利用者さんは、ケアマネさんと相談して、次のデイサービス事業所を探すということですが、今まで頑張ってきた比較的高齢の介護職員さんの職場を奪うことになります。利用者さんにとってもなれ親しんだ職員から変わることは大変負担になると思います。
次に、このデイサービスを閉館した後は、現在福祉の家で障がい者福祉をしているNPO法人百千鳥さんの指定管理期間が同じ年度に終わるので、エリアを一体として再編し、障がい者施策で使用すると説明がありました。このNPO法人の代表は市長のつくった福祉施設出身者です。ここでの事業を出発点に市内で障がい者の就労支援事業所やグループホームを短期間に立ち上げています。その一つに議案第61号での民間保育所と同じ敷地内の北側の建物で、平成30年2月から定員20名の就労継続支援B型事業所を設置し、市内の高齢者施設の食堂の調理業務や市内の農地での農作業等を行っています。障がい者福祉事業所は、県が認可するので、議会では事業のチェックをすることが困難です。もし公募しなければ、同じグループが指定管理を受けることになるのではないでしょうか。社協のデイサービスが閉館した後、障がい者の日中一時支援事業について、平成32年度からどこが受け入れ先になるのかも決まっていないということも問題です。このように既に福祉の家で指定管理を受けているNPO法人の指定管理期間に合わせて社協のデイサービスを移行期間として1年だけ指定管理とすることは介護職員の大量失業となり、日中一時支援事業の継続場所が決まっていない中、議案を今認めることはできません。
以上、反対の理由を述べて討論とさせていただきます。
○議長(
川合保生君) 次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
反対討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第75号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 多 数]
○議長(
川合保生君) 起立多数です。
よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第76号市が洞保育園及び市が洞児童館の指定管理者の指定について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第76号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第77号平成30年度長久手市
一般会計補正予算(第6号)について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
議案第77号について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 日程第4、発委第4
号長久手市議会会議規則の一部を改正する規則について及び発委第5号
長久手市議会委員会に関する条例の一部を改正する条例についての2件を
一括議題とします。
提案者の説明を求めます。議会運営委員長。
[議会運営委員長 岡崎つよし君登壇]
○議会運営委員長(岡崎つよし君) 発委第4
号長久手市議会会議規則の一部を改正する規則について。
この案を提出するのは、分科会または小委員会に係る条項を追加することに関し、長久手市議会会議規則の一部を改正する必要があるからです。
附則として、この規則は平成31年1月1日から施行いたします。
発委第5号
長久手市議会委員会に関する条例の一部を改正する条例について。
この案を提出するのは、新たに予算決算
常任委員会を設置することに関し、
長久手市議会委員会に関する条例の一部を改正する必要があるからです。
附則として、この条例は、平成31年2月19日から施行いたします。
○議長(
川合保生君) 以上で、提案者の説明は終わりました。
これより議案の質疑に入ります。
初めに、発委第4号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
次に、発委第5号について、質疑のある議員は発言を許します。ありませんか。
ないようですから、質疑を終結します。
発委第4号及び発委第5号については、長久手市議会会議規則第37条第2項により、委員会への付託を省略します。
これより
討論採決に入ります。
初めに、発委第4
号長久手市議会会議規則の一部を改正する規則について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
発意第4号について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、発委第4号は原案のとおり可決されました。
次に、発委第5号
長久手市議会委員会に関する条例の一部を改正する条例について、討論を許します。
まず、本案に対する反対討論はありませんか。
次に、本案に対する賛成討論はありませんか。
ないようですから、本案に対する討論を終結します。
これより起立により採決します。
発意第5号について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起 立 全 員]
○議長(
川合保生君) 起立全員です。
よって、発委第5号は原案のとおり可決されました。
ここでお諮りします。
本定例会において議決された事項については、長久手市議会会議規則第43条により、その条項、字句、数字、その他の整理を議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
川合保生君) 異議なしと認めます。
よって、条項、字句、数字、その他の整理は、私、議長にお任せください。
――――――――――――――
○議長(
川合保生君) 以上で、本定例会に付託された案件は全て議了しました。
市長、挨拶をお願いします。市長。
[市長 吉田一平君登壇]
○市長(吉田一平君) 平成30年第4回
長久手市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げます。
本定例会は、11月29日に開会され、23日間にわたり
議員各位の熱心な御審議を賜りまして、本日ここに閉会を迎えることができましたことを厚くお礼申し上げます。
本定例会に御提案させていただきました議案17件につきましては、いずれも原案どおり御可決、御同意を賜り、まことにありがとうございました。
議員各位におかれましては、健康には十分御留意いただくとともに新しい年を迎えられ、市政発展のために御活躍くださいますことをお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
川合保生君) これをもって、平成30年第4回
長久手市議会定例会を閉会いたします。
午後3時13分閉会
上記のとおり本会議の顛末を記載し、
地方自治法第123条の規定により署名する。
長久手市議会議長 川 合 保 生
署名議員 山田けんたろう
署名議員 さとう ゆ み...