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平成25年第4回定例会(第3号12月 6日)

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  1. 長久手市議会 2013-12-06
    平成25年第4回定例会(第3号12月 6日)


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    平成25年第4回定例会(第3号12月 6日) 平成25年第 4回定例会             平成25年第4回長久手市議会定例会(第3号) 平成25年12月6日(金)午前9時30分開議 1.本日の議事日程  日程第1  一般質問         (個人質問)        伊 藤 祐 司 議 員        岡 崎 つよし 議 員        吉 田 ひでき 議 員        じんの 和 子 議 員        加 藤   武 議 員        木 村 さゆり 議 員 1.本日の会議に付した事件    議事日程に同じ
    1.会議に出席した議員    議 長 正 木 祥 豊   副議長 加 藤   武    1番  さとう ゆ み   2番  す え 規 代    3番  青 山 直 道   4番  岡 崎 つよし    5番  田 崎あきひさ   6番  吉 田 ひでき    9番  佐 野 尚 人   10番  加 藤 和 男    11番  木 村 さゆり   12番  水 野 とみ子    13番  原 田 秀 俊   14番  じんの 和 子    15番  浅 井 たつお   17番  伊 藤 祐 司    18番  水 野 竹 芳   19番  丹 羽 茂 雄    20番  川 合 保 生 1.会議に欠席した議員    な し 1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者   ┌─────────┬───────┬─────────┬────────┐   │市長       │吉田 一平  │副市長      │鈴木 孝美   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │参事       │杉江 章雄  │市長公室長    │鈴木  裕   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │行政経営部長   │松井 豊明  │総務部長     │水野 正志   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │くらし文化部長  │布川 一重  │福祉部長     │山下 幸信   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │建設部長     │鎌倉 一夫  │消防長      │水野  悟   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │行政経営部次長  │三浦  肇  │総務部次長    │川本 宏志   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │くらし文化部次長 │高嶋 隆明  │福祉部次長    │中西 直起   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │福祉部次長    │浅井 雅代  │建設部次長    │浅井十三男   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │会計管理者    │松原 幸雄  │教育長      │堀田まゆみ   │   ├─────────┼───────┼─────────┼────────┤   │教育部長     │川本  忠  │教育長次長    │加藤  明   │   └─────────┴───────┴─────────┴────────┘ 1.職務のため議場に出席した者    議会事務局 局長 野田 和裕  議会事務局 補佐兼議事係長                              貝沼 圭子                  午前9時30分開議 ○議長(正木祥豊君) ただいまの出席議員は19名であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  これより日程に入ります。               ―――――――――――――― ○議長(正木祥豊君) 日程第1、一般質問を行います。  個人質問の通告がありましたので、順次発言を許します。  この際、申し上げます。個人質問は長久手市議会会議規則第59条第4項の規定により、1人当たりの持ち時間は当局の答弁を含めて60分とします。  なお、質問は質問席で質問項目ごとに行い、各質問項目に対する質問の回数制限は、これを設けないこととします。当局の各質問項目に対する第1回目の答弁は登壇して行い、再質問に対する答弁は自席で行っていただきます。また、関連質問については、発言を認めないこととします。  なお、個人質問の発言は通告事項の範囲にして簡明にし、当局の答弁は質問の要旨に的確、簡明にお願いします。  それでは、個人質問に入ります。  まず、伊藤祐司議員の個人質問の発言を許します。17番伊藤祐司議員。              [17番 伊藤祐司君質問席登壇] ○17番(伊藤祐司君) それでは、早速ですが、通告に従い質問をさせていただきます。  まず1項目め、日本経済新聞社による「全国市区「高齢化対応度」調査」について。  これは日経新聞グループの日経リサーチさんが中心に本年の8月末に全国の市区に問い合わせをして、そのうち702市区からの回答があったものについて冊子、それから新聞等に報道がされたものでございます。  少し前置きとして説明をさせていただきますが、ランキングを発表されております。その前に調査項目ですね、医療・介護、生活支援・予防、社会参加、その他ということで厳しい財政の折、各市区がどのように高齢化の対応をしているかということを調査したものでございます。ランキングの結果は、総合で702市区のうち、長久手市は353位という順位が出ておりました。近隣市町の中でも豊田市、田原市、一宮市、瀬戸市、豊明市は100位以内、岡崎市、名古屋市、北名古屋市、みよし市、豊橋市、半田市、尾張旭市、高浜市というところが200位以内に入っていると。そのような近隣市町、特にお隣の瀬戸市さんとか尾張旭市さんは結構頑張っている状況で、353位という結果が出ております。  1点目といたしましては、このランキングについて感想を伺いたいと思います。  2点目は、詳細な質問項目に対するできていない部分といいますか、長久手市にとってたらずまいの部分もこれである程度はっきりしたのではないかなと思っております。そういう点で、このランキング、この調査の結果を今後高齢化対応にどう活用されていくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) それでは、日本経済新聞社による「全国市区「高齢化対応度」調査」につきまして、2項目御質問いただきましたので、御答弁させていただきます。  伊藤議員からの御質問のとおり、まず1点目でございますが、対象とされた812市区のうち、回答のありました702市区中、長久手市の総合順位が353位ということで、ほぼ真ん中あたりとなる結果でございました。調査項目につきましても、医療・介護、これが18.625という点でございました。そして生活支援・予防が9.0点、それから社会参加が2.375点、その他が10.625点ということで、4部門に区分されておりますが、これら4部門の中で特に社会参加の部分が低かったというふうに感じております。  2点目につきましては、当該調査結果を一つの指標といたしまして、高齢者施策推進の参考にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 今、お答えしていただきました分析として社会参加のポイントの獲得が少ないということでございました。社会参加のところの設問は、高齢化の就労率はどれぐらいありますかというような質問がありました。把握していないというようなことでした。それからボランティア活動に参加されている高齢者の参加割合は、またこれも参加されていないということでした。介護ボランティアの高齢者の参加を促すポイント制度を導入しているか、導入の予定はないと回答されています。その他、老人クラブの加入率等も設問として上がっていました。その中で、今社会参加のポイントが悪いというところで、一つ大変気になる点があったんです。今、申し上げました介護ボランティアの高齢者の参加を促すポイント制度を導入してはどうですかというところで、回答では導入の予定はないとチェックをされております。先日、土曜日に文化の家で講演会がありました。シンポジウムがありまして、市長はポイント制度を検討していったらどうだというようなシンポジウムの中でのお話がありました。ここはこの回答と大きくそごが出てしまっているんですが、まずこの点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) この介護ボランティア制度の設問に対しまして、今予定はないというふうに回答したわけでございますが、現在、長久手では介護ボランティアだけに特化するものではなくて、若い人を含めた幅広いボランティア制度を検討しているところでございますので、導入の予定はないというふうに回答いたしましたが、これについては、検討しているというような回答でもよかったのではないかなというふうには思っております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 全国の市区が当然ランキングされるだろうという想定で行われたアンケートですので、その辺はもう少し、今の話を聞いていると全くポイントが変わっちゃうんです。そこだけのポイントだけでも3点、4点変わっちゃうと物すごいランキングに違いが出る。ランキングに固執するわけではございませんけれども、こういうデータをもとに全国の市区とのサービスの違いとかそういうので、たらずまいをやっていくとか、もっとここの点は力を入れていこうとか、そういうことをぜひ考えていただきたいので、その点は一つ苦言を言っておきます。  それからもう1点といたしまして、その他というところの得点も大変低いわけなんです。その他というのは、ちょっと意味合いがなかなか難しいかもしれませんが、災害時の要援護者の名簿の整備が整っていますかとか、市区内で運行するバスが低床化されていますか、そういうのはきちんと把握されていますか。それから地域福祉計画、高齢者の今後の計画について、市民の方が意見を、それから参加できる仕組みはありますかというような設問だったと思います。この参加できる仕組みはという質問には、取り入れているということが書いてありますし、介護保険や介護保険サービスの内容を決める議論には、一般市民の方が参加できる仕組みが取り入れられていると、取り入れられているということは一番得点がいいということなんですが、そういう点を含めてましても、なぜちょっと点数が低いのかということで見てみましたら、その災害時要援護者の名簿についての登録済みの割合が少し低いのかなというようなことがありましたし、健康寿命の考え方について、厚労省からも出ております、健康寿命という考え方が。そういうところの健康寿命とその平均寿命というんですか、その差の部分というのが介護に要する年数というんですか、それが長ければ長いほどやはり高齢者にとって幸せではないような状況になるかもしれませんし、反面こういう自治体にとっては財政などの支出においても大きな負担が考慮されるということですが、この点については、市独自として算出する予定はないということではございますが、この差を見て介護に要する年数等をきちんと把握して、整備していろんな計画を整備していくということは、大変重要なことだと思うんですが、なぜ算出する予定はないのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 当局の答弁を求めます。福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) こちらも設問に対して、算出する予定はないというふうにお答えをしておりますが、これ現在、健康推進課のほうで健康づくり計画を策定しておりまして、その中で入れていくことを検討しております。これも検討中というふうにお答えすべきであったかと思いますけれども、こういった部分は非常に大切なことで、議員おっしゃるとおり、健康寿命とそれから平均寿命の間が介護に要する期間であろうということでございますので、こういったものも健康づくり計画の中で明らかにしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) それからもう一点、医療・介護の部門で得点を見てみますと、長久手はポイントで見ますと18.625点ということですが、この辺が高浜市さんなんかだと20.625点というような点も出ております。データ的なものを見ますと、特別養護老人ホームの数、それから総定員数、老健の施設の数、総定員数、そういうところで、他市町と大きく劣っている部分があると思います。これについては、いろんな考え方があろうかと思いますが、特養に関しては1,000人当たり10.7人という定員枠しかないんですね、1,000人当たりで。老健は1,000人当たりゼロというデータになっています。こういう施設整備の要求というのも、ある意味今後の福祉の考え方からして、少し違うと言われるのかもしれません。ただ、いろんな方々にお話を聞くと、全てのことはやっぱり在宅でもやっぱり無理な部分があるであろうと、本当に家族が崩壊してしまうようなケースもあるだろうと。そういうときには、やはり施設に頼っていかないかんというような意見もあります。この総定員枠数が非常に低い部分については、どういうようにお考えなのか、お伺いいたしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(中西直起君) 今御指摘の件につきましては、調査の回答では老健施設については0カ所ということで回答しております。このあたりの施設数、あるいは施設の定員数につきましては、次の介護保険事業計画高齢者福祉計画策定の中で必要数、ニーズ調査を行いまして、検討していきたいというふうに考えています。老健施設については、尾張東部圏域では長久手市だけ施設がありませんので、必要な施設であるというふうに今は考えております。いずれにしても、今後ニーズ調査を進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) まだまだお聞きしたいことはありますが、ほかも質問しないといけないので、最後に市長、言葉の揚げ足を取るようで悪いんですが、「日本一の福祉のまち」を目指すという目標で2年半やられました。今回のこの353位という総合順位を含め、これは高齢化の部分だけかもしれません。高齢化の部分についても1位を目指してやるというところで、一つ市長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 市長。 ○市長(吉田一平君) とてもいいランキングを調査していただきまして、大変ありがたいと思っています。私は、全国がいろんなところで猛烈な勢いでこの問題については早くから取り組んでおられるんですね。やっと私のところもそういう意識が、こういうランキングがあることによって気がつかれたのかなということを思っています。私は、何とかこのランキングはランキングで、これを目指してそれぞれを、いわゆる詰めていく仕事が彼らにとっても私らにとってもできたと思っています。ですから思い切って、これでこれに向かってやっていけることができると思っておりますので、住民の皆さんにも、それから議会の皆さんにももちろん私たちが率先していろんなことをやっていきたいと思っておりますので、ぜひ1位に近づけるようにやりたいと思っていますので、ぜひよろしく御協力いただけますようお願い申し上げます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○17番(伊藤祐司君) 次にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 2項目め、長湫南部まちづくりの想いについてでございます。  ホームページをいろいろ閲覧しておりましたら、こういう見出しにおいてですが、長湫南部土地区画整理組合でまちづくりに対して、新しく地域に来られる方々にいろいろお願いしたということで、要は建築ですね、個別の建築に対していろいろお願いをして、いいまちづくりのために協力をしていただこうというようなことで御努力をされてきたと伺っております。それが突然ホームページに上がったんですね。これは区画整理組合が独自にやられてきたということを聞いておるんですが、これをホームページに上げたということは、市としてこれはどうしていきたいんだと、その点が全くよくわからない。こういうことがありましたよというだけでホームページに上げて、これは一体何なんだということがありましたので、ホームページに掲載した経緯を伺います。  内容については、結構景観をよくしていきましょうというようなことが書いてありますので、これを指針として今後のまちづくりに活用されてはどうですかという思いがありますので、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。建設部長。               [建設部長 鎌倉一夫君登壇] ○建設部長(鎌倉一夫君) 長湫南部まちづくりの想いについて、2点御質問をいただいておりますので、順次お答えをさせていただきます。  まず1点目についてですが、長湫南部土地区画整理組合が「都市計画道路沿道における景観整備ガイドライン」として、以前より組合ホームページに掲載されていたものを一部抜粋し、組合のまちづくりの理念を引き継ぐ形で「長湫南部まちづくりの想い」として、換地処分後の平成25年10月15日から長久手市ホームページにて公開しています。
     このガイドラインは、区画整理事業を進めていく中で、「歩くのが楽しくなるまち」を目指し、建築物・工作物や植栽、外構等の高さや形状について、都市計画道路沿道の皆さんに御協力していただきながら、組合が求める理想像を独自に指導してきたものであります。  2点目についてですが、長湫南部土地区画整理組合の場合、区画整理事業と並行して、ガイドラインにより指導してきたという経過があります。このガイドラインは、組合地内の都市計画道路沿道に限定した形で運用されており、「まちづくりの想い」も同様の形になっています。この「まちづくりの想い」を浸透、新たな制限として活用していくことは既に町並みが形成されている市街地等では難しいと考えています。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 経過はわかりました。それと最後のところで旧市街地では非常に難しいということでしたのですが、南部のこの都市計画ガイドラインは、もう全て全部埋まっちゃうんですかね。それと今後組合は解散されていくと思うんです。それ以後は、この想いというのは、どうなっちゃうんですか。新しく店舗が入れかわったりもされるでしょう。そういうときに「想い」は、もうそれで終わりになっちゃいますか。組合が解散した以後は、市としてはどうするんですか。ホームページに載せてどうされるんですか。お聞きしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) もともとガイドライン自体は、法的な拘束力がないものであったため、南部の組合の指導レベルもまず均一ではなかったということがございます。また、ガイドラインに記載されている高さとか、そういう根拠とか、そういうのも条例化としてやっていくことは非常に難しいというふうに考えておりますので、まず「まちづくりの想い」として一応理念を引き継いでいくということで進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 今、条例化は非常に難しいということでしたが、美しいまちづくり条例の中に組み込むのも、新しくつくることは難しいのか、それとも組み込むことも、既存にある条例の中に組み込んでいくのも難しいことなんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 現実問題としまして、この長湫南部の中につきましては、条例といいますか、そういう厳しい条件がございます。そこの中で、どうしてもそういう法的にクリアできるような状況の中で、やっぱり進めていく必要があるものですから、こういう「想い」としては残しておきまして、そういう法的といいますか、そういう条例等にのせてやっていくということは一応今のところは考えておりませんが、その「想い」としては一応続けていきたいというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 「想い」を大事にしていきたいというような発言もありました。条例化は難しい、それから既存のもう既にでき上がった市街地では難しいということでした。  では、今進めている中央とか西駅、それから民間が開発しているようなところについては、どうなんでしょう。余りにも厳しい条件でぶつけちゃうことは民間の開発というんですか、妨害してもいけませんので、その辺も含めながら、特に西駅なんかでは十分使っていけるような気もしないではないんですが、新しいまちづくりのところには、どのような対応をされていくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 例えば、今の外構工事の関係でしますと、長湫南部は一応6メートル以下ということでやっております。ただ、そういう幹線道路においての土地利用の状況からしますと、基本的には10メートルまでいいよというふうになっておりますので、そういうことを丸々をそれを盛り込むというのは非常に難しいというふうに考えております。ただ、今後公園西駅を初め、長久手中央地区につきましても、この「まちづくりの想い」を我々としては一応条例化するんじゃなくて、この「想い」として一応できるところはやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) なかなか制限として加えることは難しいということでしたが、いろんな形で景観を守るとか、皆が期待できる町並みをつくるということで、今後も研究していただいて、何らかの形で市民の方が満足できるようなまちづくりに寄与するようなことはぜひやっていっていただきたいなということで終わりたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 3項目め、いじめ防止のための対策についてということです。  大きな重大事案という報告はほとんど受けてはおりませんが、これはもう全国的な問題として、取り組んでいっていつもいつも取り組んでいかないかん話であります。ほかの自治体においては、独自に条例化もされたようなところも伺っております。まずは、現状そういういじめが起きたときの対応というのが長久手市の場合は、どういう対応をしているのか、仕組みをお聞かせ願いたいと思います。  また、先ほど言いましたほかの市町においては、条例化されているとも聞いております。条例等の制定は考えられるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。教育部長。               [教育部長 川本 忠君登壇] ○教育部長(川本 忠君) それでは、いじめ防止のための対策について、2点御質問いただきました。順次お答えさせていただきます。  1点目につきましては、いじめは絶対に許されない行為であり、児童生徒にさまざまな機会を捉えて指導し、未然防止に努めています。さらに日ごろの観察、児童生徒へのアンケートや教育相談等を通じて早期発見に努めております。  また、いじめを発見した場合は、児童生徒から事情を十分聴取した上、早期解決に努めております。  2点目につきましては、愛知県の方針を踏まえ、条例を制定していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) やっておられる項目等を教えていただきました。あとは組織的な仕組みというのは、現状では何かございますでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育長。 ○教育長(堀田まゆみ君) お答えします。  学校のほうでは、何年か前からいじめ・不登校対策委員会という組織を立ち上げております。その組織については、学校によってメンバーが異なりますが、校長、教頭、教務主任、校務主任は必ず入っております。そこに生徒指導担当者、それから養教等、学校事情によりメンバーは異なりますが、組織を編成しております。  あと、そのいじめ・不登校対策委員会につきましては、学校によっては定期的に年数回、会を持っております。あと、何かがありましたら随時的に会を開いております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 11月の定例教育委員会のときに、いじめの防止等のための基本的な方針ということで、平成25年10月11日付、文部科学大臣決定というような資料が配られておりました。ここの中で地方がやるべきこと等が、今後やっていくべきようなことが示されております。まだ、10月のことですからできていますかということは聞くのはちょっとあれなんですが、ここに書いてある地方でやらないかんということで、地方いじめ防止基本方針の策定、これは努力義務規定でありますが、こういうのは策定されていくのか。書いてあることですので、一遍に聞きますので、いじめ問題対策連絡協議会を設置する考えはあるのか。それから教育委員会における附属機関等も設置できるということですが、こういうような組織的なことも、今後この方針に従ってやっていかれるのか。義務規定ではない部分が多いものですから、この辺はこの活用を含め、どうされていくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 先ほど言われましたように10月11日付で文部科学大臣決定ということで、今言われたいじめの防止等のための基本的な方針というのが国のほうから出ました。これに基づきまして、県のほうが11月に入ってから各市町の教育委員の担当を呼んで説明のほうも伺いましたので、年度内中には県の方針が出るだろうということのようです。これ、いつぐらいというのは、まだはっきりわかりませんので、年明け早々になるのか、年度の本当に終わりごろになるのかわかりませんけれども、市といたしましては、この国の方針の中でもありますように、地方いじめ防止基本方針、これは努力義務ということで載っておりますけれども、この方針に基づいた形で基本方針を条例化という形で検討していきたいというふうには考えております。あわせまして、地方公共団体にはいじめ問題対策連絡協議会ということを、これも設置義務ではありませんけれども、設置することができるということで出ております。こういったことも設置に向けての検討はしていきたいというふうに考えておりますし、あわせて教育委員会では附属機関、このいじめ問題対策連絡協議会で出たことを実行的に行うための附属機関ということで、これも設置努力義務になっておりますので、これにつきましては条例の中で設置根拠を入れて設置すべきかなというふうに思っておりますけれども、これは一応県のこの方針で具体的になってきますので、それを受けながら早急に対応していきたいと考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 県の方針を踏まえてやっていきたいということでした。ここの中には、現状のいじめに対する措置の、こうしたらどうだとか、いろんなことがある程度もう既に書かれているんですね。当然みずからの基本方針ができる前に重大案件が起きるやもしれません。そういうときのために、先ほど言われた学校の中での対策委員会、いじめ・不登校の対策委員会があるということでしたが、これは今お聞きしたら学校の先生ばかりだったものですから、やっぱり外部の方も地域の方もPTAの方も入れてやっていく、そういう機関、協議会、委員会、附属機関などをぜひ、それは大至急、そういう枠組みをつくって方針が固まる前に重大案件が出たときも先生だけじゃなくて、そういう人たちのお知恵も借りながらやっていくことをぜひしていただきたいんですが、その点はどうでしょう。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 先ほどお答えしましたように条例制定に向けての検討は、これすぐに進めておりますので、この近隣の状況も踏まえながら、特に連絡協議会の委員のメンバーですとか、附属機関のメンバーにつきましては、現状あるメンバーも含めてどういったメンバーでやっていくかというのも近隣の状況とかの研究をさせていただきながら、早急にこれはやっていきたいというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 教育委員会のほうでは今までも当然直面して対応してきた話ですので、ただ今、全国的な対応の面として、それからこの方針にも書かれております。首長側のほうでもその重大案件が出てきたときに調査をするための組織というんですか、そういうのをつくっていこうと、教育委員会だけではだめとは言いませんが、教育委員会とはまた別の視点での調査をする機関とか、そういうのもこれに書いてあるんですが、この市長部局のほうでは、そういう点はもし、そういう事案があった場合は、どこがその担当されて調査をされる予定なのかお伺いしたいと思うんですが。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) またこの地方公共団体で、今言われた重大事態に対処するための附属機関を設けることは、これもできる規定になっておりますけれども、この辺の部分につきましては、教育委員会と市の市長部局との調整を図りながら、どこの課に設置するのか、教育委員会の中というのはなかなか難しいかもしれませんので、それをちょっと協議をしながら、また今後の課題になっておりますので、それも踏まえた協議をしていきたいと思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) そうじゃなくて、別の機関としてやっぱりきちんと執行部は執行部で、教育委員会も含め調査をする場所が必要だということが新しい考え方だと思うんです。ですから基本方針とかそういう条例化をする前に、もし起きたらどこがやるんですかというのをお聞きしておりますので、そこだけはどこかきちんとここが対応していきますよということだけは確認をしておきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 当局の答弁を求めます。教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 最初から申し上げておりますように、まだこの辺の中身は具体的に決まっておりませんが、執行部というか、市長部局の中のどこの部署に置くのか、これは教育委員会を含めながら検討したいと思っておりますので、まだもう少し時間をいただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) そうしましたら、本当にこれもいつ起きるか、現実にまた進行しているかもしれない。そんなことはないと思っておりますが、いつでもきちんと対応できる体制を望んでおきますので、これで終わりたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 4点目、指定金融機関について、お伺いしたいと思います。  長らくというんですか、ほぼ1行でずっと長久手の場合はやってきたと思います。それがいいのか悪いのかも含め、変更は考えられるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。会計管理者。              [会計管理者 松原幸雄君登壇] ○会計管理者(松原幸雄君) 指定金融機関について、御質問いただいておりますので、お答えいたします。  三菱東京UFJ銀行は、過去40年間、指定金融機関業務を行い、この間、効率化のため公金収納業務システムを開発し、それに合わせて本市は財務会計システム及び収納管理システムを構築し、サポート体制が万全な中、健全に運用してまいりました。しかし、金融を取り巻く社会情勢や、銀行の地域的状況変化を考慮しながら検討してまいります。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) システム上で大きく連携をしているのでというようなことでした。それも含めて検討していくということでございました。昔は、やっぱりその指定金融機関になるということについては大きなメリットがあったというようなことは聞いております。現状ではなかなかそのメリットも、経営上の問題としては難しいというようなことも出てきております。コンビニ収納の手数料とか、いろんなところでいろいろ差が出てきているようには思いますが、そういう点を含め、いわゆるメリットというのは、今現在、以前とは大分変わってきたんですが、今も残るメリットとしては何かあるんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 会計管理者。 ○会計管理者(松原幸雄君) 指定金のメリットということでございます。まず指定金になるということで、その地域における信用力が補完されると。またコストをかけずに公金を預金として確保できるということでありましたけれども、金融の自由化等によって、今現在、それほどのうまみはなくなっているわけでございますけれども、やはり地域の信用力ということがメリットかなあとは考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 質問を考えれば考えるほど、指定金の重要性というのがだんだん薄らいできちゃっているものですから、ああだ、こうだというのが難しくなってきたのは状況だと思うんです。ただ、手数料をただに、無料でやっていると。もしくは1件10円をいただいているというような状況が、それは逆に自治体側のおごりではいけないと思うんですね。今まではそれでよかったのかもしれません。大きなメリットがあったから、それに対するそういう無料でやってくれ、安い金額でやってくれというのはあったかもしれない。ただ、それが今後はやっぱり毅然とした対等な契約の相手方として見ていくならば、そういう点も含め、真摯にやっぱり考えていかないかんだろう。銀行側の肩を持つわけではないんですが、そういう点はきちんとしていかないかん。当然指定金融機関においても、きちんと競争原理を働かせていただいて、指定金になるメリットがあるということであれば、いろいろ意見をお聞きして変更ということもぜひ考えていっていただきたいなと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 会計管理者。 ○会計管理者(松原幸雄君) まず先に、手数料の話でございますけれども、本市だけというか、指定金だけに限らず、公金を支払う場合、市のほうから相手方に支払う場合は、どこでも無料でございます。本市のほうに税金とかいろんなお金をいただく場合、手数料として口座振替は10円となっております。窓口業務はゼロ円、無料ということで、これについては指定金であろうが、なかろうが同じでございます。  なお、メリットにつきましてでございますが、今、いろんな金融機関がございますけれども、指定金の目的でございます。迅速性だとか、安全性等々確保しつつ、今後も検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○17番(伊藤祐司君) ありません。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 5点目、防災計画について、お伺いしたいと思います。  過去多くの議員が3.11以降、質問をしてまいりました。そういう中で、地域防災計画の見直しをしていかないかんという回答もいただいております。ただ、県のほうが示す被害想定とか、いろんな問題が示されていないのでということで改訂がおくれているようです。改訂がおくれても事が足りるのであれば、それはそれでいいんですが、もう2年たってしまっております。早急に進める必要があるのではないかと思い、お聞きします。改訂作業の進捗状況はどの程度進んでいるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部長。             [くらし文化部長 布川一重君登壇] ○くらし文化部長(布川一重君) それでは、防災計画について、1点御質問をいただいておりますので、お答えをいたします。  現在、国、愛知県の南海トラフ巨大地震について、現在の示された被害想定が暫定値によるものであるため、本市の被害想定を確定するに至っておりません。災害対策基本法第42条の規定に基づいて、愛知県地域防災計画と整合性を持つことが義務づけられておりますので、被害想定などの事項を愛知県地域防災計画の策定にあわせて、長久手市防災会議で御審議いただく予定にしております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 暫定値であるので、まだ難しいようなことは言われておりますが、では、改訂作業が進むまでの間、その暫定値をもとにして、いろいろ現状の避難所、それから備蓄、それから災害想定等を検討してやれるところからやっていったらどうでしょう。この災害というのは、100%防ぐということはなかなか難しいと思います。ある程度の想定をして、それをまず万全にクリアしていくという方向でいろんなことが進んでいくとは思いますが、そういうことであれば、この暫定値を使ったいろんな検討、それから今の防災計画との不整合な部分をやっていったらいいんじゃないかなとは思うんですが、その辺は進んでおりますか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 今、南海トラフ地震の被害想定につきましては暫定値になっております。県の防災会議のほうでは、本年度中は難しいんですけれども、来年度早々には、その値、被害想定を確定値にしていきたいというふうに聞いておりますので、その確定値が出次第、市としてもその防災計画の改定のほうに進んでいきたいと思っています。  それから今の暫定値というお話でございますけれども、現在の防災計画においては、猿投山北断層の地震の部分では6弱という予想をしておりますので、そういった部分では、今それでもって対応しているということでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 暫定値も6弱なんでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 南海トラフの暫定値につきましては、当初平成24年8月に6強という値が出ましたけれども、その後、県のほうから平成25年5月に6弱という数値に修正がありますので、今現在は6弱という値です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) そうしますと、現状の地域防災計画は、猿投山北断層の6弱も想定して行っているので、ほぼ移行できるようなということで理解してよろしいでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) ただ、被害想定につきましては、南海トラフの場合とそれから猿投山北断層の場合では、その地震の形が違いますので、またそれにつきましては、きちっと県のほうから被害想定が出次第、その想定をもとに防災計画の見直しを行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) これもいつ起きるかわからないものですから、本当に県が、県がとか、国が国がなんて言っておらずに、やれるところはやっていってほしい。
     それから一つ、今の地域防災計画に書かれているため池の被害ということで、これ過去に私も質問したときに危険と思われるため池については、既にもう耐震調査等済ませて、ほぼ安全ですよという回答をこの場でもいただいております。それを見て、今、ホームページを見ましたら、立石池の耐震調査の結果が実はホームページに載っておったんです。それがその調査内容を見ましたら、5強か5弱の想定値で大丈夫だというような表現が載っていたかと思うんですね。そうすると、もう既にこの時点で、猿投山北断層の6弱と合わない。先ほど言われた地震のその形が違うから、ひょっとして大丈夫なのかもしれません。  それからもう一つは、岩廻間上池・下池についても調査をした結果、危険度は低いということが防災計画に書いてあるんですが、ため池台帳、それからその他を見ても、その想定の地震が幾つであったかというのが、もう今ちょっと不明になっちゃっているんですね。ということは今書いてある北断層を想定した想定とも低い時点での想定で安全ですよということが公表されちゃっているものですから、これはやっぱり直していっていただかないかん。早急に調査をして、最低でも今の6弱の地震想定に基づく対策を進めるように、対策の前に調査をきちんと進めていく必要があると思うんですが、これは私、ここで質問をして回答をもらっているものですから、ここは一度直していただかないといけないので、その点はどうお考えなのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) ため池につきましては、その耐震設計という部分につきましては、国のほうが平成16年に耐震設計の手引きの指針を示しております。それに基づきまして、まず貯水量の大きい10万トン以上のため池から耐震調査をするということで、平成17年に立石池の耐震診断を行い、その結果耐震性はあるというふうに判定されております。  それから、岩廻間上池・下池につきましては、その平成16年の基準に基づいて耐震診断を行っていませんけれども、緊急防災農地事業という形で改修を行っている経過がございます。  国、県におきましては、現在の耐震設計、耐震基準を南海トラフにも対応するような基準に見直しを行っている最中で、その国のほうから示されている考え方の中では平成26年度を目途にその耐震指針を出したいというふうに書かれております。市のほうとしましても、既に行った特に立石池のその耐震診断につきまして、新しい基準で再度県のほうにそういった耐震診断を行っていただけるよう働きかけをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○17番(伊藤祐司君) 次へいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 6点目、汚水処理について。時間がないので、このまま読ませていただきます。  (1)維持管理の方向性を伺います。  ア、計画書等の策定状況はどのようでしょうか。  イ、資金計画は十分か、お伺いしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。建設部長。               [建設部長 鎌倉一夫君登壇] ○建設部長(鎌倉一夫君) それでは、汚水処理について御質問をいただいておりますので、順次お答えさせていただきます。  アについてですが、長久手浄化センターは平成8年の供用開始から16年以上経過しており、これまで電気・機械設備を中心とした経年劣化による故障等が発生した際には必要に応じて対応してきています。汚水処理関連施設の故障等は、放流河川の水質に重大な影響を与える事故につながることから、保守点検に加えて、部品や機械設備の取りかえなどを実施することが必要であります。今後は、計画的及び集中的に施設修繕を進めることで、施設の能力を担保するとともに、長寿命化を図ることを目的とした計画を策定していきたいと考えています。  イについてですが、下水道にかかる費用は現在、主に使用料と一般会計繰入金で賄っています。長期的には、平成70年度までの財政シミュレーションをしており、この中でも資金については、一般会計繰入金が占める比重が高くなっていますが、資金不足となることはないと計画しています。今後の状況変化により、資金計画も変動することもあり得ますが、その際には随時計画を見直して対応していきたいと考えています。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。17番伊藤祐司議員。 ○17番(伊藤祐司君) 多額の費用がかかる費用がかかる事業でございます。当然、将来予測等はきっちりと計画を策定してやっていくということが今後対応を求められておりますし、国交省のホームページ等、それから下水道事業団のホームページ等でもこれからの維持管理の考え方ということが示されておりますので、ぜひそういうところは進めていっていただきたいなと思っております。そういう事業が多くかかわるということと、一つの長久手市の下水道の考え方のことについて1点お聞きしたいことがあるんです。  過去にこの場でもお聞きしたことがあります。そのときには、全市下水道事業で下水を完備していくというような答弁をいただきました。現状、県へ出されている全県域汚水適正処理構想というものがありまして、それの長久手分も見させていただきました。そうしましたら、当分先においても全市区域を下水で処理できないと。当然合併浄化槽も併用してやっていかないかんというような記載がありました。この辺は方針が変わったのかだけはちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 建設部次長。 ○建設部次長(浅井十三男君) まず、今後の維持管理を先ほど部長から答弁させていただきましたように、今後は長寿命化計画ということで、それを策定して計画的にやっていきたいというふうに考えております。  それから下水の処理についてですが、議員言われるように、これまで議会の答弁の中でも全域を対象にということで御答弁させていただきましたが、現在、本市で計画しております汚水の処理計画の中では言われるように一部浄化槽を対応するということで今の計画は2030年であったかと思いますが、それまでの間は浄化槽を対応ですよという計画にはなってございます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) これもって、伊藤祐司議員の個人質問を終結します。  この際、暫時休憩をします。再開は10時45分とします。                  午前10時33分休憩               ――――――――――――――                  午前10時45分再開 ○議長(正木祥豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  岡崎つよし議員の個人質問の発言を許します。4番岡崎つよし議員。              [4番 岡崎つよし君質問席登壇] ○4番(岡崎つよし君) では、早速一般質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  1項目め、市が洞小学校区に新設する学童保育所について。  (1)候補地の選定はどのように進められましたか。また、今後の予定はどのようですか。  よろしくお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) 市が洞小学校区に新設する学童保育所につきまして、御質問いただきましたので、御答弁をさせていただきます。  候補地の選定については、市が洞小学校区内の2カ所を候補地として、小学校からの距離、子どもの保育環境、駐車場の位置などメリット、デメリットを比較、検討を行いました。今後は、今年度に設計、来年度に工事を予定しております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 市が洞地区に学童保育所を早急につくらなくてはならないことは誰しもが思っていることと思います。しかし、当初墓園内に2カ所建設候補地としての案がありました。そもそも都市計画公園にこのような施設を建てることができるのか、疑問が生じました。環境課、都市計画課などとの協議内容はどのようでしたか、お答えをお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 市が洞小学校区の人口の急増に伴いまして、放課後の児童対策として行っております市が洞の児童クラブ、そして長久手学童保育所の希望者が年々増加しているということで、今回検討したわけでございます。  また、市が洞小学校から学童保育所までの長距離の下校が、これも課題となっておりました。できる限り早い対策をということで、学童保育所の建設候補地について検討していく中で、墓園内につきましても関係する各課と協議を行いました。協議の中で、墓園内は法律的には建設は可能であります。ただ、御質問にありましたように都市計画公園として都市計画決定を受けておりますので、恒久的に使用できる施設とはならないであろうということで、将来的には移転も視野に入れなくてはいけないという必要がございました。そんな中で、早期の対策が求められておりましたので、墓園も候補地の一つとして検討をしておったということでございます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) いろいろな話、いろいろな議員さん、いろいろな思いがあって、皆さんあそこがいいんじゃないか、ここがいいんじゃないかというお話がありましたが、私は結果的には、この長湫南部土地区画整理組合地内で建設することになり、よかったと思っております。何より組合解散後は組合事務所を整備して、市が洞小校区共生ステーションになると思っています。地域の方がたくさん集まり、みんながわいわいがやがや気軽に寄れる場にしていきたい。さらに丁子田窯跡・市が洞1号窯跡発掘調査の報告結果から古代長久手から当時の都、飛鳥へ食器やつぼなどが運ばれていたと考えられる〓五十戸ほとぎのさとと刻まれた文字が出土された。この組合地内に〓五十戸ほとぎのさとの展示スペースをつくり、さらに長湫南部土地区画整理事業に伴い、窯業遺跡が発見されたので、屋外にでもかまどをつくり、そしてみんなで土いじりを楽しんでもらう。そういえば、小学校3・4年生の副読本としても使われる教材になる郷土資料本、これは長湫南部土地区画整理組合の寄附金で賄われる本ですが、ぜひ窯焼き体験ができる場所づくりもお願いしたい。学童保育の特徴でもある付近地での遊びなど伸び伸びした児童教育にマッチしていると思いますが、どのような構想をお持ちでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 建設予定地の付近につきましては、既存の樹木がございます。そういった樹木を生かした整備も行っていきたいということで、緑に囲まれた中で保育を行っていきたいというふうに思っております。  それから当然、池の周遊路、そして公園も近くにございます。児童館もございます、新設児童館もございます。そういったものを生かして放課後を伸び伸びと過ごせるような保育を考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 市が洞小学校防災訓練後に長久手児童父母会の方と連合会会長同席でお会いしました。いろいろな話を聞く中で心配事も言われました。その中で貯水池での事故防止対策、そして指導員さんが一目で児童の安全が確認できるつくり方。例えば平家のつくりを希望しているとか、駐車場の問題、夜間の防犯対策、街灯の設置など、そしてまた地盤の確認、そのようなことの心配事をお聞きしました。今後基本設計の中で父母会の意見を取り入れながらすばらしいロケーションの中でつくられる施設です。ぜひ緑を多く残し、先ほど部長が言われました長湫南部土地区画整理組合が掲げてきたコンセプトに合った建物をつくっていただきたい。どうでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 御質問にもありましたように、学童保育所の建設予定地と組合事務所の間の付近の樹木、それは生かして雑木林として整備をしていきたいというふうに考えております。また、学童保育所に通う子どもたちと地域の人たちも触れ合う機会もできるかと思います。そういった地域の方と交流できるような保育環境を整えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) では、学童保育所建設工事設計はどのように行う予定ですか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 設計につきましては、樹木の整備も、それから学童保育に必要な部屋も大体固まってきておりますので、設計の出し方につきましては、指名競争入札で現時点ではやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 今、指名競争入札ということを言われましたが、公募型のプロポーザルは考えませんでしたか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 学童保育所につきましては、建物の規模もそんなに大きなものではございません。それと中に必要な施設といいますか、学習室とか、指導員室等、大体決まっておりますので、現時点ではやはり指名競争入札でやっていきたいというふうに考えています。ただ、父母会の方との意見をいろいろお聞きする機会は、設計をやる中で取り入れていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 今おっしゃられた父母会とのふだんの接触、ふだんどのようにして意思確認をしていますか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 父母会の方と市役所の子育て支援課と大体年2回意見交換会を行っております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 北学童建設時では、設計から工事完了までは11カ月ぐらいかかりました。開設年月日は、どのように今現在考えていますか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 開設に当たっては、父母会の方との準備もございますけれども、今回建設予定地の敷地の形状から通常の学童保育所の建設に比べて、工期はちょっと長くかかるんではないかなというふうに思っております。開設の時期につきましては、父母会の方と事業の進捗、工事の進捗を見ながら話し合って決めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 私がお話を聞いた父母会の方は、開所日は先生の都合もあり、新年度の4月でもいいんじゃないかということを私はお聞きしました。そして、もう一つ、このようなお話があるときに、私は市が洞地区の議員と思っています。田崎議員も市が洞の議員です。市が洞に関することと言ってはあれですけれども、そのような情報は、委員長はよく委員会で話を持っていきましょうと言いますけれども、やはり委員会で持っていくものと各地元のことは地元の議員が一番よく知っていると思います。ぜひその辺のところはいろんな校区の議員の方に、このような問題が今後ある場合には、情報を密におろしていただきたいと思います。  そして、父母会の方が言われましたけれども、子育て支援課並びに関係部署の努力で、早く開所できることを非常に喜んでみえました。このことを申し添えて、この項は終わります。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 2項目め、ゾーン30の実施について。  警察庁交通局が新たな生活道路対策として、平成23年9月から取り組みを開始し、平成28年度末までに全国で約3,000カ所を整備することを目標としている。本市の取り組みについてお伺いをいたします。  (1)愛知警察署から市が洞地区で、平成25年度から平成27年度までの3カ年で、通り抜け車両対策として取り組みたい旨の話がありますが、当市はどのように対応いたしますか。  (2)ゾーン30の整備と通学路の安全性はどのような関係にあると考えられますか。  (3)通行車両の速度を抑えるためのハンプ設置は考えていますか。  よろしくお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。建設部長。               [建設部長 鎌倉一夫君登壇] ○建設部長(鎌倉一夫君) ゾーン30の実施について、3点御質問をいただいておりますので、順次お答えさせていただきます。  1点目についてですが、今年度に入り、愛知警察署より平成25年度から市が洞地区でゾーン30の速度規制を実施することについて連絡を受けております。愛知警察署が実施する内容として、規制標識の設置とゾーン30の文字表示の設置と聞いており、市では愛知警察署の対策に組み合わせて入り口部分のカラー舗装等の設置を検討しています。  2点目についてですが、ゾーン30は生活道路の速度規制、抜け道として通行する行為の抑制対策であり通学路の安全対策にもつながる対策と認識しています。  3点目についてですが、ハンプの段差による騒音、振動により近隣住民への影響が予想されるため、現在のところ設置については考えていません。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 9月議会で質問しました来年度新設いたしますけやき通りを渡る横断歩道橋設置箇所で11月2日に交通死亡事故が発生しました。亡くなられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  まず、この事故状況を聞かせてください。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。
    ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 11月2日に市が洞地内で発生した交通死亡事故の状況について、愛知警察署の発表によりますと、まず日時につきましては11月2日土曜日、午前8時50分ごろでございます。場所としましては、長久手市市が洞1丁目1307番地、信号のない交差点、けやき通りのおおた整形外科クリニックの北西角のTの字のところございます。状況としましては、けやき通りを南から北進し、右折して市が洞小の南を通り、東名高速道路にかかる上井堀橋を抜け、杁ケ池方面へ行こうとした軽四が南から北進し、右折したところに対向車、対向から直進してきた自動二輪車、オートバイが衝突して事故が起こったと。軽四の運転者さんは70歳の女性、オートバイのほうは19歳の男子大学生ということでございました。  以上でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 11月18日に事故交差点道路上に事故注意の大きな文字が書かれました。今、次長が言われました話で、自動車運転者は東名高速にかかる上井堀橋を通り、杁ケ池方面に行くところで、この道を通過交通、すなわち抜け道として通行との愛知警察署交通規制課の話も聞いています。渋滞のひどい幹線道路けやき通りの事故でしたが、今後この渋滞から逃れて抜け道をする車両がますます多くなると思います。長湫南部土地区画整理組合の中の本換地が終了したこの地内には、道路標識が幹線道路以外はほとんどありません。複数の自治会長、また住民の皆さんから看板をつくってくれよというような話も出ています。そして市が洞地区自治会連合会会長、そして連合会の副会長もこの交通に対する問題を何度も愛知警察署に出向き相談に行かれました。そんな折、国の施策でゾーン30の話が出てきました。11月26日の新聞紙面でも交通死脱ワーストへの道特集の記事が出ていました。  そこで御質問します。  ゾーン30を整備する区域はどのように決められるのですか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) まず、警察のほうが交通量だとか交通事故の発生状況をもとに道路管理者である我々とか地域と協議して決定する場合がまず1点考えられます。  もう一つは、地域からの要望を踏まえて整備の必要性を検討して決定する場合が考えられます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) では、続いてゾーン30における主な対策内容を教えてください。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 対策のポイントとしては、ゾーン内における走行速度の抑制と通過交通とか抜け道の通行の抑制、排除ということが考えられます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 先ほど次長からの答弁がありました、入り口の対策、ゾーン内の対策、もう一度ちょっと教えてくださいますか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) ゾーン入り口の対策としましては、一応警察が行う30キロ規制の標識の設置ですね。設置と道路管理者が行うカラー舗装による道路標示によりドライバーに対して、ゾーンの入り口を明示することです。  ゾーン内の対策としましては、警察が行う最高速度30キロの区域の規制の実施、それから地域の状況によりますが、物理的なもので速度の抑制や通行禁止等の交通規制の実施による通過交通の抑制、排除をすることです。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 先ほど部長からの答弁で、ゾーン内の対策はハンプはやらないということを次長からもお聞きしましたけれども、物理的に道を狭くしたり、速度と落とすということは非常に難しいとはまず思います。そしてまた、この市役所から愛知署からのお知らせですというものが市が洞地区でゾーン30が実施されます。このような内容の用紙が関連の三つの自治会に配布されました。自治会長さんとか地域住民の方から、何のことかよくわからない、どのような内容かという問い合わせが私にもありましたし、愛知警察署のほうにもありました。そのようなことがありましたので11月23日に長湫南自治会の防災訓練があった会場で、私が知っていた限りの内容を話しましたが、現時点での進捗状況、入り口はどこにするのかとか、そのような数をどうするのか、そのようなことはどのようになっていますか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 現在、地元のほうで区画整理組合も入れて一応協議をしております。まず市が洞地区のちょうど都市計画道路長久手西部線から西のエリアですね、ここを中心にして平成25年度は一応実施していきたいというふうに考えております。そこの中には、先ほど言いましたように警察のほうが設置する案内看板とか、市のほうで行うカラー舗装で、その入り口にもカラー舗装でそういう表示をしていくということで考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 具体的な数字がもうぼつぼつ出ていると思うんですけれども、何カ所どのようなことをするかということは今出ていませんか、正式には。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 平成25年度につきましては、今現在調整中ですが、カラー舗装につきましては、一応4カ所設置を考えているということでございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 部長、再度お願いいたします。私の知っている話とは、ちょっと食い違ってくるんですけれども、そのゾーン30を各入り口のところと、どこに標識をやるかということがもうかなり具体的に出てきていると思うんですけれども、まだ答弁はできませんか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) カラー舗装の設置の場所ということで一応限定して話をさせていただきます。  場所につきましては、先ほど言いましたように4カ所一応設定しておりますが、ちょうど南からいいますとピアゴの交差点のところがまず一つと、それからその北側のところも1カ所、済みません、ちょっとごめんなさい。 ○議長(正木祥豊君) 後から返事しなさい。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 後からまた調べて返事させていただきます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 部長申しわけないです。私もこのことに関して、いろいろとこの会議に出席させていただきました。いろいろ今までありました中で役所の中で非常に横の連携がない。いろんな部署のつながりがもう全くないということが、申しわけないですけれども、今の答弁の中で、もう私が知っている情報を部長が知らないということは、いかに情報がないということは、市長、もう一度縦割り行政ではなくて、横の連携をしっかりとこれはつくっていただきたい。もうこれもゾーン30、国の施策ではやる。愛知警察署、今長久手だけではなくて、豊明市、東郷町はもう既にやっています、日進市を初め、いろんなところで国がやってくれること、お金をつけてくれるということで、今引っ張りだこの状況なんです。後からお話ししますけれども、もうなるべく早く平成25年度、本年度、平成26年、27年ではなくて、愛知署のほうは市が協力体制をしてくれれば、早くつけましょう。だけど、言葉は申しわけないですけれども、市の方がついてこれないんじゃないですかということを愛知警察署の方も言っています。このようなことでは、やはり市と警察というのは、やっぱり絶えず連携を密にしてやっていきたいと思います。まず、お話をさせていただきます。  議長、済みません、長湫南部1号公園周辺の駐車場車両対策の問題、ゾーン30の中に入りますが、この公園は。公園に遊びに行く人から危険な思いをした、重大な事故がそのうち起きる、駐車禁止にしてほしい、減速対策をしてほしいなど、安心安全課に長湫南自治会長よりの要望書が届いていると思いますが、どのようにこの駐車場対策もゾーン30の中で踏まえて考えてみえますか。お願いします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 長湫南部1号公園周辺の駐車車両の問題につきまして、平成25年12月1日付で長湫南自治会長から市長宛てに1号公園周辺の路上駐車対策に関する要望書をいただいております。状況については、安心安全課としても把握に努めている最中でございますけれども、路上駐車の禁止の交通の規制につきましては、公安委員会、警察の所管、管轄となりますので、今後この市民要望を安心安全課のほうで取りまとめを行いまして、長久手市を所管する愛知警察署のほうに市から要望書を提出し、駐車禁止の交通規制を初めとしまして、対策を警察のほうとも協議をしていきたいというふうに考えております。  また、現在の対応としましては、以前より交通安全の看板「やめよう路上駐車」というような看板を公園周辺の3カ所に設置をしておりますが、今後少しでも対策を強化するため、青色防犯パトロールカーの巡回を強化をしまして、危険な状態の迷惑車両がありましたら、状況に応じて注意喚起のチラシ等を配布するなど、できるだけ歩行者、住民の迷惑にならないように対応をしていけたらなあというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) ちょうどこの駐車車両のところ、来年度横断歩道橋が完成すれば、そこはまさに通学路になると思うんですよね。その意味でも今、次長がお話しされたこと、十分通学路になると仮定されると思いますので、そこのところよろしく考えていただきたいと思います。  先ほど私、話をしましたけれども、今年度平成26年度、27年度と言わず、警察当局と相談して、早急に市が洞地区全域をゾーン30にし、さらに市全域も検討するよう要望しますが、お考えはどうですか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 今、議員言われますように区域の指定に当たりましては、警察等と協議してやっていきたいと思っております。市としましても地域の要望も聞きながら指定が必要な区域については、愛知警察署のほうにも具体に要望はしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 間もなく年末の交通安全県民運動が今月11日木曜日から20日金曜日まで行われます。標語にもありました「無事故で年末、笑顔で年始を」、このことを申し添えて、この項を終わります。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 3項目め、寄附金について。  平成23年の地方税法改正により、寄附をふやす取り組みを多くの自治体が始めています。  (1)ふるさとながくて寄附金は、寄附金の活用先を6項目から選ぶことができますが、平成24年度寄附金は具体的に何に使われましたか。  (2)平成24年度寄附金は、指定寄附、一般寄附、それぞれ何件で幾らでしたか。  (3)寄附金の使途を選ぶことができる条例を制定しませんか。  以上です。お願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。総務部長。               [総務部長 水野正志君登壇] ○総務部長(水野正志君) 寄附金について、答弁をさせていただきます。  1点目のふるさとながくて寄附金につきましては、平成24年度は2人から寄附をいただきましたが、一旦基金に積み立てをし、翌年度以降、寄附の趣旨に沿った事業で活用することにしています。  2点目について、指定寄附は10件で、総額1億2,500万円余りですが、一般寄附は該当がありませんでした。  3点目について、寄附金の使途は取り扱い方針を定めて選択いただいていますので、現在のところ条例の制定は考えていません。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 議長、済みません。今から先、質問する項目がたくさんありますので、要点的にお聞きしますので、よろしくお願いします。  では、昨年度は指定寄附が10件あったということですが、そのうちふるさと寄附金は幾らで、何件でしたか。また、一番金額の大きい寄附者の名称と金額、そして充当事業を教えてください。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) ふるさと寄附金の件数、それと金額、それから指定寄附金の一番多額なもの、それと充当事業についての御質問についてお答えをさせていただきます。  まず、ふるさとながくて寄附金については、総額25万円で2件でございました。  それと最も大きなものとしましては、長湫南部土地区画整理組合からいただいた公園整備目的の寄附金で1億2,000万円余りをいただき、その充当事業としましては、長湫南部1号緑地、長湫南部2号緑道、長湫南部1号公園の整備工事に充当いたしました。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) ありがとうございました。多額の御寄附をいただいているということがよくわかりました。公園の事業、土地区画整理事業が何%出して、国からとか、いろんなところからの補助金をもらって公園をつくっていただいていますけれども、非常に多額なお金をいただいていますということを確認させていただきました。  では、ふるさと納税制度の概要と、ふるさとながくて寄附金の活用先が6項目ありますが、どのようなものか説明してください。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) ふるさと寄附金の概要と、それからふるさとながくて寄附金の6項目の概要について御説明をさせていただきます。  まず概要なんですが、ふるさと寄附金とは主に生まれ育った地域を大切にしたい。その地域のまちづくりを応援したいというような善意の気持ちを市町村への寄附金という形にするもので寄附金額から2,000円を差し引いた額が所得税や住民税から控除されるという制度でございます。  その制度につきまして、本市としましては応援しようとする寄附者の意向を反映した施策の展開を図ることで、多様な人々の参加による個性豊かで活気のあるふるさとづくりに役立てることができると考えております。  あと、ふるさとながくて寄附金の活用先のメニューとしましては6項目。  その内容としまして、総合計画の5つの柱、まず1番目としまして「万博理念を継承し、自然・環境にこだわるまち」、二つ目「リニモでにぎわい交流するまち」、3点目「人がいきいきとつながるまち」、4点目「文化をみがき、人が輝くまち」、5点目「みんなの力を結集する自治と協働のまち」の5項目のほか、「使途について特に指定しないもの」を加えた6項目としております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) るる説明ありがとうございました。  では、平成24年度寄附金は、寄附金に積み立てて翌年度以降、寄附の趣旨に沿った事業で活用するとの回答でしたが、どのように活用されますか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) その活用先の御質問について、平成24年度にいただいた2件の活用先としましては、「文化をみがき、人が輝くまち」ということで20万円、それと「人がいきいきとつながるまち」に5万円として寄附金をいただいております。答弁しましたように、一旦基金に積み立てをして、今年度事業であります市が洞小学校増築事業や市が洞保育園建設事業の財源として活用させていただく予定でございます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 平成23年の地方税法改正で、何が変わり、寄附をふやす取り組みを地方自治体が強化していますか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) 平成23年6月の地方税法改正により、個人住民税の寄附金控除の対象が拡大をされております。改正前では、寄附金の5,000円を超える部分について、税額控除の対象であったものが改正後では、2,000円を超える部分に変わり、地方自治体への寄附、いわゆるふるさと納税をしやすい環境が整備され、その寄附金で財源を補強できるためというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) そうしますと、長久手市民が長久手市へ寄附することは可能であるということでよろしいですか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) はい、可能でございます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) では、今、市に対して寄附をする際の担当課はどのような状態になっていますか。
    ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) 寄附金の担当課での御質問について、お答えさせていただきます。  寄附金については、ふるさと寄附金とそれ以外の寄附金がございます。ふるさと寄附金については、財政課で取り扱っております。他の寄附金については、教育や子育て、福祉などそれぞれの目的の課等で対応しております。いずれの場合も窓口において、申請書の記入など手続をお願いさせていただいております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 他市町のふるさと寄附金状況をマスコミ報道でよく目にしますが、寄附をいただいた方に地元の特産品をプレゼントする取り組みを行っていますが、現在長久手市はどのようなことを取り組んでいますか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) 長久手市の状況を報告をさせていただきます。  特産品ではありませんが、現在寄附をしていただいた市外の方にはお礼状と長久手古戦場の歴史がわかる劇画本を贈呈をしております。ふるさと寄附金の寄附者に対しては他団体では地元の特産物等の提供を行っているところもあるというふうに承知をしているところですが、このふるさと寄附金は、地方の厳しい財政事情を背景として導入されたものと考えております。行き過ぎた物品提供にならないように、またふるさと寄附金と通常の寄附をされた方とのバランスなど取り組みに当たって慎重に対応していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) でももう少し考えて、例えばあぐりん村で扱っているその季節ごとの農産物とか、長久手の酒とか寄附者本人がセレクトできる仕組みというのも必要じゃないかと思いますが、どう思いますか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) ふるさと寄附金で歳入を確保する仕組みについて、特に地方の市町村で農産物等の提供が活発でございます。本市においても研究していくべき課題だというふうに捉えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) ふるさとながくて寄附金の活用メニューで5項目ありましたが、この寄附金で購入した物品、例えば公園の遊具とか保育園の玩具とか、その目に見えるもの、可視のものについては、これはふるさと寄附金で購入しましたよというようなプレートをつけたら、皆さんの関心ももっと引いて、一般の方が少しでも細かいお金でも寄附をしていただける、そのようなこと、寄附をするだけで終わらずに、一緒に参加してもらうような仕組みも取り入れたら、長久手市のまちづくりをみんなで応援する寄附体制もできるのではないかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) 寄附金の使い道を指定する事例は先ほども言いました、多々あることは承知をしております。議員の言われるような効果についてもあわせて研究をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 現在、ふるさとながくて寄附金申込書で寄附の方法が三つあって、選択のうち、1、金融機関にて振り込み、2、現金書留による送金、3、窓口での支払いと書かれていますが、この際、コンビニでの寄附金納付ということも考えませんか、お答えください。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) その納付方法についての調査が総務省自治局のほうでやっております。9月のふるさと納税に関する調査結果では、コンビニ納付を導入している市町村は9団体ございます。このコンビニ納付という仕組みについては、これから発展途上の仕組みであるというふうに考えております。導入した場合、多額なシステム改修などがかかるというふうに予想が立ちます。普及すれば、その導入費用も安くなると思いますので、寄附者の要望にもよりますが、その段階で検討をしていくものかなというふうに今考えている次第でございます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 今の世の中の流れがコンビニというのを利用していますので、コンビニさんには金額の上限設定もありますけれども、なるべくたくさんの方から細かいお金でも結構ですので、長久手市のために使っていただきたいなということの思いで、このことを言わせていただきました。  もう一つちょっとこれ社協さんの話で申しわけないですけれども簡単に。この前福祉大会の式典の中で社会福祉協議会に寄附をされた方に感謝状が手渡されていましたが、聞くところによりますと、社協のほうでは金10万円以上の寄附者に手渡したということです。では、市の感謝状基準というのは何かあるんですか。 ○議長(正木祥豊君) 市長公室長。 ○市長公室長(鈴木 裕君) 市に感謝状の基準はあるかという御質問でございますが、感謝状の基準については、今特にございません。いただいた時々においてお礼状等で個別に対応しております。なお、市の表彰条例に基づきます施行規則の中で表彰というものがございまして、その基準の中で、公益のために市に多額の寄附をした者として個人で500万円、団体として1,000万円以上の御寄附をいただいた方に対しまして、表彰することとなっていまして、1月の賀詞交換会の場において表彰を実施しております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) ありがとうございました。  それでは、もう少しお聞きします。過去に不動産の物件などが寄附されたことはありましたか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) そのような事例についてお答えをさせていただきます。  道路内の民地などで寄附をいただいたケースはございます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) いろいろ質問をしましたが、本市への寄附をふやすためには寄附金のまずホームページの改善、税額控除をわかりやすくする周知、物品寄附のメニュー化、担当窓口の一本化など、寄附金の使途を選ぶことができるわかりやすい仕組みづくりをぜひ考えていただきたいと思いますが、最後にお答えをお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 総務部次長。 ○総務部次長(川本宏志君) その仕組みづくりの御提案について、今市が行っているものをちょっと報告をさせていただきたいと思います。  12月2日からリニューアルしたホームページ上でございますが、これまで積極的にPRしていなかった劇画本の贈呈について写真入りでPRすることにしました。その他のまた議員の御提案についても歳入確保に向けて研究をしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○4番(岡崎つよし君) 終わります。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 4項目め、常勤職員として歯科衛生士を採用しませんか。  保健福祉増進のため、歯科保健事業の充実には常勤の専門職員の配置が欠かせません。  (1)市町村別歯科衛生士配置状況における本市の状況はどのようですか。  (2)歯科衛生士を必要とする市の事業はどのようですか。  (3)小学校、中学校では昼食後の歯磨きをしていますか。  (4)愛知県では、「あいち歯と口の健康づくり8020推進条例」「歯科口腔保健基本計画」を策定したが、本市では、口腔保健条例制度を検討していますか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) 常勤職員として歯科衛生士を採用しないかの質問につきまして、順次御答弁をさせていただきます。  1点目につきましては、愛知県内の政令市・中核市を除く50市町村のうち30市町村が歯科衛生士を配置しておりますが、本市では配置していません。  2点目については、妊産婦歯科健康診査、10から11カ月児相談、1歳6カ月児健診、3歳児健診、3歳8カ月児健診、歯周疾患検診、口腔ケア教室が歯科衛生士を必要とする事業でございます。  3点目でございますが、小学校では給食後に歯磨きの時間を設けている学校もあります。中学校では、昼放課に自主的に歯磨きをしている生徒はいますが、学校を挙げた取り組みは、特に行っておりません。  4点目については、口腔保健条例や計画策定については、今のところ検討しておりません。今後は長久手市健康づくり計画の中で口腔保健については、施策として位置づけ、事業を推進していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 残念ながら瀬戸保健所管内では、本市、瀬戸市、尾張旭市、豊明市、日進市、東郷町で尾張旭市だけが歯科衛生士を配置されています。亡くなられました前谷口市長が歯科医師ということで、ある面当然かなとは思いますが、それにしても瀬戸保健所管内は非常勤の歯科衛生士もいません。このような状況を瀬戸保健所より改善してはどうかというような要望は市にはおりてきていませんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) 瀬戸保健所におきまして、年数回会議がございますけれども、歯科歯周疾患検診等の受診率向上、あるいは歯科保健の事業の内容については、御指導を受けておりますけれども、常勤の歯科衛生士の配置につきましては、各市町の職員配置の状況等がございますので、保健所からは配置することができれば望ましいとの御助言をいただいております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 本市の歯科衛生士を必要とする事業が妊産婦歯科検診から始まり、口腔ケア教室の7事業があるということですが、従事者は何人ですか。そしてまた雇用形態と雇用時間はどのようですか。簡単に御説明ください。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) それぞれ事業によって、事業の実施形態が違っておりますので、非常にちょっと複雑でございますが、歯科衛生士の従事者につきましては、10から11カ月の相談で1名、1歳6カ月健診で1名から3名、3歳児健診で1名、3歳8カ月健診で1から3名、長寿課が行っております口腔ケア教室では2名となっております。あと、妊産婦歯科健康診査と歯周疾患検診につきましては、平成25年度より歯科医師に委託して、特に妊産婦健診が始まっておりますので、各医療機関にお任せをしている状況でございます。  また、雇用形態につきましては、10から11カ月の相談と3歳児健診につきましては、臨職として歯科衛生士のほうを雇用しております。  雇用時間は、それぞれ2時間半から3時間ということになっております。  それから1歳半と3歳児健診につきましては、名古屋デンタル学院の歯科衛生士学科がございますが、そこと委託契約を締結し、歯科衛生士が業務に従事しております。  雇用時間はそれぞれおおむね1歳6カ月健診、あるいは3歳8カ月健診、おおむね2時間から3時間というふうになっております。  あと、介護予防教室としてあわせてやっております口腔ケア教室につきましては、平成25年度から社会福祉協議会に委託して実施しておりますので、おおむね雇用時間は1時間半程度というふうに聞いております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 雇用形態が臨時的任用職員雇用ということでございます。どうもいろいろな事業はしているんですが、その横のつながりがないと思うんですね。ある面仕方がないかなと思うんですけれども、例えば簡単に話しますけれども、尾張旭市の歯科衛生士さん、唯一のこの瀬戸管内の歯科衛生士さんですが、当然歯科のことはいっぱいやっていますが、そのほかにも元気まる測定、出張元気まる測定、マイナス5歳の健康ボディ講座、ぴんぴんフィットネスクラブ、らくらく筋トレ教室、さらにレディース健診、骨粗しょう症検診など医師、保健師と一緒に連携をとって事業を拡大しています。そしてまた、全市民対象で年に1回は元気まる測定で、今最も言われている生活習慣病健康チェックなどしている、この衛生士さんは本当にすばらしい取り組みを自分から、みずからが率先していろんなところの部署に働きかけて動いてみえます。本市は今後の取り組みをどのように考えていますか、お聞かせください。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) 現在、健康推進課におきまして、第2期の健康づくり計画を策定しております。その施策の一つとしまして、歯科保健事業を掲げております。それにつきましては、妊娠期から乳幼児期、あるいは学齢期、成人期、高齢期と各ライフステージに応じた歯科保健事業の展開を考えている最中でございます。現在実施しております妊産婦・乳幼児健診、並びに成人を中心とした歯科検診の受診率の向上等、全体を含めまして住民の皆様が生涯御自身の歯をできる限り多く残すことが、保つことができることを目標に、今後歯科保健事業に取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) では、浅井次長よろしくお願いします。  小中学校の学校保健統計調査があると思いますが、本市の児童生徒のう蝕率は全国平均と比べてどのようですか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) う蝕率、虫歯のある人の率ですけれども、一番直近の資料によりますと、全国平均がこのとき55.8%に対しまして、43.1%の率、これは小学生ですね。中学生につきましては、全国平均が45.7%に対しまして、29.9%という状況になっております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 全国平均から比べるとすばらしい数字が出ています。  ところで、10年ぐらい前の数値と比べてはどうでしょうか。どのような感じに改善されていますか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 10年前、平成15年のデータでありますけれども、それと比較をしますと小学生の虫歯のある人の率は64.9%であり、現在の43.1%と比較しますと約21%程度の改善となっております。また、10年前の中学生につきましては、60.8%という数字になっておりますので、現在の29.9%と比較しますと、約3割の改善が図られているというふうに数字上はなっております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) 小中学生の昼食後の歯磨きですが、社団法人日本学校歯科医会、そして公益財団法人ライオン歯科衛生研究所が歯磨きの大切さを子どもたちに伝える歯科衛生士を学校に派遣して、虫歯予防、歯肉炎、歯周病の怖さを子どもたちに伝える歯磨き指導教室をしている。このような案内文が愛知県教育委員会より各市町村教育委員会に届いていると思いますが、当市はこのような提案を積極的に受け入れるのかお聞かせください。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 今言われましたものが第71回学童歯磨き大会参加小学校の募集についてということで、11月5日付で、これは愛知県の教育委員会から文書のほうをいただいております。これは小学校が対象となっておりますので、市内の全小学校への周知を行っていることとあわせて校長会などの機会を通じまして、小学校への参加の検討をしてもらうようなことを伝えていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。 ○4番(岡崎つよし君) これは一つ提案させていただきますけれども、中学校で毎月歯磨き徹底習慣、ウィークですよね、こういうのを設けてはどうでしょうか。その際に虫歯予防だけでなく、もう中学校の時代から歯周病ないし歯肉炎が始まっています。このようなことをやはり中学生になったら歯科教育にこういうことを取り組んでいただけるように一応提案をさせていただきます。  そしてまた、市民まつりの日に保健センターで健康展が行われ、市長がことしより8020運動以上の8520運動をやろうと瀬戸市長と話され実行してきました。ことしの8020運動の表彰式は43名の方、8520運動の表彰者は11名が歯科医会より推薦されました。ちなみに平成13年より表彰式が行われ、今年度までに8020運動表彰者は延べ何人に至ったのでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) 現在手持ちの資料では、平成20年度から25年度までございますが、表彰者は156名となっております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。4番岡崎つよし議員。
    ○4番(岡崎つよし君) その式典の中で、市長の挨拶がありまして、歯科保健の向上に長久手歯科医会の先生とぜひ一緒にやろうと話されました。市長の話はさらに役所の中もまちの中も挨拶ができない。ちょっと挨拶をしてもらうと楽しくなる。そこで市長はこんなフレーズを初めて言いました。「まちづくり、まずは笑顔でこんにち歯」、「は」が「歯」で、いや、これが本当に名言で、見えました部長も次長もにこにこ笑ってみえました。市長は歯と口の健康は、全身の健康を守る。歯周病と糖尿病の因果関係など十分に理解していると思います。なぜかというと、最後に市長は「本市も健康都市連合に加盟した。健康について見直しをする」と話し、挨拶を終わりました。市長にお尋ねします。健康について見直しとは、具体的に何を考えていますか。 ○議長(正木祥豊君) 市長。 ○市長(吉田一平君) 挨拶でお話をしました。健康都市連合に遅まきながら加盟しましたけれども、今からとにかくどうしたら健康になるかということで、ついこの前は、山口県の夢のみずうみ村の先生を呼びまして、このまちの健康をどうやってやったらいいかということをみんなで勉強しました。それからあわせて、教育と教養が大事だということで、とにかく皆さんに役割を持ってもらう。そういう仕組みも今も考えております。それ以外も愛知医大も含めていろんなことを取り組んでいこうと思っていますので、御協力していただきますようお願いします。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 持ち時間がなくなりましたので、岡崎つよし議員の個人質問を終結いたします。  この際、暫時休憩をいたします。再開は13時といたします。                  午前11時46分休憩               ――――――――――――――                  午後1時00分再開 ○議長(正木祥豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  吉田ひでき議員の個人質問の発言を許します。6番吉田ひでき議員。             [6番 吉田ひでき君質問席登壇] ○6番(吉田ひでき君) よろしくお願いします。  1項目め、安全安心施策の関係についてお尋ねします。  ことしの市内一斉防災訓練は、各団体、市民の皆さんの御協力により、無事にできたことに感謝申し上げます。新しい取り組みを行う場合は、よいところ、問題となるところが見え、今後に生かされると思います。防災力を市民の皆さんに頼ることは大切なことですが、市役所にしかできないこともあります。まず3点をお尋ねします。  (1)他市町の防災施策には、「〇〇市業務継続計画(BCP)防災編」などが策定されています。本市は現在どのようですか。  (2)長湫南部地区には、道路沿いに災害時などに備えた手動式ポンプ井戸があります。残念ながら他の地区での新設は難しいと思います。そこで提案ですが、市内の個人宅にある井戸の災害時の応援利用協定を結ばれてはどうかと考えますが、そのような考えは本市にはないですか。  (3)災害時、緊急時などに市役所からの情報発信は、早く多くの市民にお伝えする方法が多種必要と思います。ソーシャルネットワーキングサービスなどをうまく活用されれば予算の心配は少ないと思います。多くの自治体では、現に活用をされていますが、新設された市長公室(政策秘書課)と行政経営部(情報課)とくらし文化部(安心安全課)はSNSなどの活用についてどのような見解をそれぞれお持ちでしょうか。  まずは以上をお尋ねします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部長。             [くらし文化部長 布川一重君登壇] ○くらし文化部長(布川一重君) それでは、安心安全施策の関係について、3点御質問をいただきましたので、答弁をさせていただきます。  1点目、BCP災害編についてでありますが、長久手市の災害時業務継続計画(BCP)防災編については、現在策定をしておりません。今後、地域防災計画の改訂にあわせて検討してまいります。  2点目、災害時の民間の井戸利用については、地震等の発災時においてトイレ水など生活用水の確保などで有効と考えます。名古屋市を初めとして、県内で実施している自治体等の実施例を参考に研究してまいりたいと思います。  3点目、災害時でのSNSの活用については、東日本大震災で多くの命を救ったことでも注目されております。また、総務省・消防庁が大規模災害におけるSNSによる緊急通報の活用可能性に関する検討会を開催して災害時の初動対応の判断情報としてSNSによる災害情報を生かす検討も行われました。本市としてもこうした検討報告などを参考として関係各課等で調整し、今後の活用方法の研究も行ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ありがとうございました。検討とか研究とかという答弁でしたけれども、確認で質問をさせていただきます。  くらし文化部長も安心安全課長も担当になられて5カ月くらいと思いますが、前任者からの引き継ぎはされていると思います。市役所関係の業務継続計画に関して、議場での質問は、過去の何年にありましたか。ここでの今の答弁は過去の議事録を確認されて答弁いただいて検討というようなお答えをいただいたのでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) ただいまの御質問でございますが、私も7月にくらし文化部長ということで異動いたしまして、6課、非常に多岐にわたる業務内容でございますので、残念ながらちょっと個々の問題に関しては十分引き継ぎがされたかといいますとちょっとそれにかなわない部分もありますが、ただ今の議員御指摘のBCPにつきましては、私の引き継いだところでは平成22年以降、さまざまな議員の皆さんから質問をいただいて、当時生活環境部長でありますとか、市民生活部長等々が他市町の状況を確認しながら策定していきたいというようなことに関しては承知はしております。  残念ながら、今現在策定に至っていないということは事実でございますので、今後できるだけ早く策定のほうに向けて準備を進めたいと思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 部長が言われましたように、平成22年田崎議員が質問されております。平成24年と25年にすえ議員が防災関係の継続業務の関係を質問されております。平成22年からですともう3年たっております。先ほどのまだまだ先の検討のようなたしか答弁でしたけれども、これ職員さんの人手がないのか、やる気がないのか、自治体に勉強に行く時間がないのか、市長がまだつくらなくても大丈夫だという、そういうことを言われているのか、これ3年前から検討、検討という検討のような答えばっかりなんですけれども、これ一度確認をさせていただけないでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 今、議員がおっしゃったとおりで平成22年3月の議会で田崎議員から質問をいただいておりますし、今お名前が上がったすえ議員からもいただいております。それは極めて客観的な事実でございます。担当課等にも確認をしておりますが、現在、愛知県内で平成25年4月現在、10市村ですね、こちらで災害時のBCP策定がされているということはよく承知をしております。近いところでは豊田市、尾張旭市ということも状況は知っております。職員も県内及び先進地の状況等については資料を取り寄せて研究をしているのは事実でございます。ただ、先ほど申しましたように、南海トラフですね、大規模地震というような想定の中で地域防災計画の策定がされるという過程の中にありますので、それとの連動ということも当然これ考えなきゃいけないという中で、いずれにしてもそう遠い将来ではない段階で地域防災計画は改定しなければいけませんので、その中には必ず取り込みたいと思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたらこの継続の関係で最後に確認したいんですけれども、素案ぐらいはできておりますか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 素案と申しますか、例えば具体的な例でいうと、尾張旭市のBCP計画はこれは入手しておりますので、ここで言われる例えばBCPとはとか、例えば策定するにおいて、非常時優先業務の選定基準でありますとか、こういったアイテムに関しましては、非常に参考になるということで入手をしておりますので、これをどうやって長久手に当てはめて、なおかつ長久手は長久手ならではの市役所の業務とか事情がありますので、そういったことでオリジナリティを出していくかということでございますので、まだ明文化してお示しできるものはありませんが、こういった他市町の例なんかも参考にしながら検討しているというところでございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたら、少し内容を変えまして、以前住民課でしたか、福祉課でしたか、関係データのバックアップ不備で職員の方々が過去のデータの復旧に大変御苦労された状況がありました。長い間総務部の関係部署におられました福祉部長は、そのような御記憶はお持ちでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 過去一度あったような記憶がございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ありました。関係部署の皆さんがかなり残業をされて復旧をされたたしか記憶が私はあります。その関係で質問しますけれども、本市は津波などの心配はまずないと思うんですけれども、他の自治体がされているような災害時に協定を組まれている自治体の間で住民のデータなどの交換保全といいますか、交換保管をされているところがあります。本市は災害時などに備えた住民データの保存について、どのような今対策がとられていますか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 災害時の応援協定については、複数の自治体とやっておりますが、残念ながらそういった個々のことに関しましては、現在されておりません。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 大丈夫でしょうか、そのような状況で。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 本庁舎と北庁舎のそういった電気の関係につきましては、一応発電設備がございます。それと、もし停電になった場合にバックアップとしての無停電装置という部分で10分程度の蓄電という部分はあります。そういった部分でそういったコンピュータ等のデータを保存できるようにしていきたいと思っています。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部長。 ○行政経営部長(松井豊明君) 住民情報につきましては、具体的にはNTT西日本にバックアップの依頼を行っておりますので、定期的にバックアップはとれるようになっております。  よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしますと、市役所がかなりダメージを受けてもかなり早い状況で住民の皆さんのデータが復旧できるということを確認でよろしいですか。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部長。 ○行政経営部長(松井豊明君) それは確認して、すぐに復旧のほうはできる予定です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたら、質問を変えまして、さきの市内一斉防災訓練のときに、給食センターの職員の方々は給食センターを基点として一斉招集とか防災訓練はされましたでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 前回の市内一斉の訓練のときには給食センターとしては特に参加しておりません。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 大きな災害のときに給食センターはどのように使われる想定をされておられますか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 災害が発生したときというか、もともとそのライフラインである電源等が来ていなければ対応がとれない部分がありますので、いわゆる避難場所等々には指定されていないというふうには考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 建設時、そのような説明でしたでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 済みません、その当時のことはちょっと記憶にございません。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 記憶にもしなければ、もう一度再確認をしておいていただけますでしょうか。  そうしましたら市役所の業務継続の計画はまだこれからということですけれども、安心と安全の中心となる消防署、消防団の業務継続計画は進んでおりますでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 消防長。 ○消防長(水野 悟君) 計画があるかないかについては、ちょっと私承知しておりませんので、後で調べてお答えしたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ちょっと心配になりましたけれども、必要性はあるかとは思うんですけれども、そうしましたら消防団さんに、団員さんに最近アンケートがあったようですが、アンケートの内容のようなことは所長は御存じでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 消防長。 ○消防長(水野 悟君) 消防団のほうで独自に御自分たちでアンケートをとられて結果をいただきましたけれども、今ここに手持ちの資料として持参しておりません。 ○議長(正木祥豊君) 吉田議員、ちょっと通告の範囲内で質問をお願いいたします。  再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 業務継続にも関係しますので、消防団さんを聞かせていただきました、済みません。アンケートを持ってみえないということですと、わかってみえないということですと、なかなか質問もしにくいんですけれども、消防団さん、この安心安全を考えて皆さんの招集状況は災害時はどのように消防長としては消防団の皆さんとお話なんかはされているんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 消防長。 ○消防長(水野 悟君) 消防団の方については、御存じのとおり、災害があった場合、今ですと火事等があった場合は、過去においてはサイレンを鳴らして招集ということをやっておりましたけれども、現在についてはそれぞれに携帯のメールですね、メール配信ということで。仮に大規模災害が起きた場合については、ある部分自動招集ということで、器具庫にみずから参集していただいて、それで指示を受けていただくということを考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ありがとうございました。そうしましたら2番の関係の井戸のほうに移らせていただきます。 ○議長(正木祥豊君) 2番へいくんですか。 ○6番(吉田ひでき君) (2)の井戸の関係ですけれどもよろしいですか。  7年前の平成18年9月に一般質問で、私は今回と同じ井戸のことを質問し、提案もしました。当時の答弁では、他の自治体の状況を踏まえて検討すると議事録にも残されております。7年前からこの間に、この2年前東日本大震災も経験しました。7年前から質問をしてからほかの自治体では、この井戸の施策は結構されております。先ほどもまた検討というような御答弁だったんですけれども、やる気がなかったらないと言っていただいたほうが7年越しでこの質問をしなくて済むものですから、やらない、隣の名古屋市がやっていてもうちはやらないというはっきりとした御答弁をいただけないでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 防災用の井戸の件につきましては、議員からの御質問にある長湫南部地区の中の手動式のポンプ井戸、これにつきましては、災害時に役立てるということで、これは管理者は安心安全課のほうで管理をしております。したがいまして、こういった手動式の井戸、民地にある井戸についても防災上に役立つというふうに考えておりますので、これはまた防災計画の改定もございますけれども、その中でも引き続き前向きに検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたら防災井戸の関係で、先日新聞記事に東小学校の記事が載っておりました。東小学校の東部のほうに、以前フェロシルトがたしか埋まっていたと思うんですけれども、このフェロシルトの環境基準を超える物質は何であったかは、安心安全課の観点から調べておられますでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 東小の防災井戸で検出されたのはフッ素ということで、排出基準が8に対して10検出されたということであります。これは原因については、今愛知県のほうが履歴調査だとかそういったものを行いながら、調査をしている最中でございますので、まだそれについてはちょっと時間がかかるというふうに聞いておりますので、また調査結果が出ましたら議会のほうには報告してまいりたいと思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたらSNSの関係で、どの答弁も検討とか、研究とか前向きとかということをいつも答弁いただいておりますけれども、災害とか認知症の方の捜索願いとか、少しでも早く情報を発信したいときに、このSNSをうまく活用されるととても有効と思います。今、長久手市は緊急メールと防災放送が一番早い情報発信と思いますが、ほかに何か本市はあるんでしょうか。
    ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) SNSの関係につきましては、先ほども御答弁したように今後も活用方法の研究をしていくということを考えております。市民に対しての情報発信という部分では、今J−ALERT、それから同報系の無線、それから安心安全メール等がございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 防災放送は、同報無線ですか、なかなか聞き取れないそうです。市長、副市長は、この今どきのSNSのような内容が全く理解ができておられないんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) SNSの関係につきましては、先ほど答弁したとおり、東日本大震災でも有効的であったということを聞いております。SNSに情報を活用することによって、まずは災害の程度だとか、状況の把握、そういったことによって、災害の最初の規模感というものが把握できるということで、第三の情報手段ということで有効であるという認識はあります。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたら、この項目最後で、新しいホームぺージができていました。各ページの上の左のほうですか、フェイスブック、ツイッターのクリックの項目があったんですけれども、市民からいいねとかいろんな情報をとるだけでなくて、市役所から逆にそういうツールを使って発信をぜひしていただきたいと思います。もし、市長も副市長も若い職員さんにもう少しこういう話を聞いていただいて、もう少しやっぱり早くしていただかないと7年たって同じことばっかり聞いておらないかんもんですから、ぜひこのことは提案としてお伝えします。以上で。 ○議長(正木祥豊君) 答弁は要りませんね。 ○6番(吉田ひでき君) はい。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 2項目め、市施設関係の駐車場について。  ことしも1カ月を切り、平成26年の確定申告の時期ももうすぐです。ことしの確定申告相談には、2月18日から3月15日の20日間で2,337人の相談者があったとのことです。また市民の皆さんの健康維持のお手伝いをさせていただいている保健センターには、年間1万3,956人、平成24年度実績で市民の方々がお越しいただいています。市民皆さんに気分よく市役所を利用していただくには、まず玄関である駐車場の利用のしやすさが大切ではないかと思います。前の9月議会でも御答弁をいただきましたが、もう少し絞って再度質問をさせていただきます。  (1)さきの9月議会からこの2カ月の間に一般職員の方々と幹部職員の方々と幹部職員と副市長、市長とで住民の皆さんが使用される駐車場について話し合いなどはされましたか。  (2)市の施設の駐車場を全体的に管理されている部署はないと、さきの議会で答弁をいただきました。それぞれの市の施設の駐車場に車を駐車されている職員、その他関係者についてどのような管理下で駐車場の使用が確認され、使用料徴収がされているか。  (3)市役所駐車場(第3・4)を駐車場利用申請されている関係者は何名ですか。  以上、お尋ねします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。総務部長。               [総務部長 水野正志君登壇] ○総務部長(水野正志君) 市施設関係の駐車場について、答弁させていただきます。  1点目につきましては、財政課及び関係課との間で、市役所敷地内において駐車台数の増加を見込めるかどうかの検討を行いました。  2点目につきましては、「長久手市職員等の通勤用車両の駐車に関する要綱」に基づき、駐車場の利用申請を受け、駐車許可証を交付しています。駐車許可証につきましては、車外から見えるように提示し、各施設管理者が駐車許可を受けている者であることが確認できるようにしています。  3点目につきましては、駐車場を指定して利用申請をすることはできません。なお、第3駐車場は現在、来客専用としており、第4駐車場についても原則、来客用としていますが、駐車場の形状により駐車しづらい区画に限り、職員等が利用できることとしています。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ありがとうございました。また検討という答弁をいただきました。  前回の9月議会の質問の後に、職員さんの駐車に関する要綱に沿って提出されています届け出用紙の閲覧を希望しましたら、届け出用紙の整理ができてなく、閲覧は難しいですと回答をいただきました。9月から2カ月ほど過ぎましたが、現在はどのようになっていますでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) その届け出関係の書類を私が確認しておりませんので、今お答えができかねる状況でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 総務部長になられて部長も5カ月ぐらいかもわかりませんけれども、これだけ今駐車場が本当にいろんな方から苦情も届きますし、これから大変だと思いますので、ぜひ早急にその書類を整理されて、役所は書類整理が一番得意のお仕事かと思うんですけれども、まず職員の皆さんのができていなかったら、これ何ともならんのじゃないですかね、違いますか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 当然書類はあるはずですので、あとは整理の段階でございますので、至急整理するようにまた指示をさせていただきます。仮に整理がされてなかったらという前提ですが。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 9月の質問後に2名の職員の方に提案をしました。大きな色用紙で1日とまっている車、非常勤の人の車、シルバー人材センターの人の車、私ども議員のような出入りの多い車など運転席前にわかりやすい色紙を乗せて、駐車の状況を調べてはどうですかというような簡単な提案をしたんですけれども、これって役所では非常に難しいんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 私どもは駐車場を職員等が利用する場合につきましては、駐車許可証をダッシュボードのところにわかるようにしているような指導をしています。したがって許可済みの職員であれば、駐車許可を持っているという判断をさせていただいておりますので、そこら辺どういうふうでお願いをされたかちょっと私も承知しておりませんので、やれるやれないは私どもが必要とすれば、考えればやることでありますし、そこら辺のちょっと経緯が私も承知をしておりませんので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 経緯というよりも駐車場をどうしたらいいかということを一生懸命考えていただきたいんです。そうしましたら第4駐車場、第3駐車場に許可証を乗せてみえなかったら来客の車として職員さん関係でも扱われるということでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 許可証を仮に表示していなければ、一般の扱いになりますので、そういうことのないように職員にそういう掲示をするように指示をしております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 先ほど第3でしたか、第4駐車場でしたか、来客の方がとめにくい駐車場は職員が使われているという、たしか答弁でしたけれども、これは狭いから使いにくいということでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 御指摘のように狭いこともありますが、一般の方が駐車をする際に、いわゆるバックをしてとめづらいところについては、トラブルがあってもいかんということで職員にとめさせて、ほかのとめやすいところを一般利用に開放をさせていただいております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたら、例えば2台枠を1台枠にして広くしたら、来客の方でもとめやすくなるかもわかりませんし、もう少し何か工夫も要ると思うんですけれども、総務部長と福祉部長にお尋ねしますけれども、昨年平成24年度保健センターを利用されました予防接種の方が1,179人、乳幼児健康診査3,506人、育児教室など1,324人、成人健康診査7,137人、相談事業463人、会議などで347人、合計通告しました1万3,956人の利用者の人数が出ていました。これ全ての方が車であったとは言いません。このような人数を今まで副市長、市長は承知をされて第3、第4の駐車場の管理を財政課と福祉担当課任せでおられたということでよろしいのでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 市長、副市長も駐車場が特に健診等の際には満車になるので、非常に心配をされておられます。私どもとして、ある駐車場の中でのやりくりということになりますので、できるだけその職員の駐車を制限をするような形と、それから今ある駐車できる台数の増加の確保、検討、そういうものをさせていただいております。ただし、そこら辺の詳しい全ての事情を市長、副市長に報告しておるわけではございませんので、二役の御心配のことを私どもが事務的に進めさせていただいているという現状です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ことしの確定申告の時期には、職員の方々に車を詰め込んでいただきました。それでもまだまだ足りない状況は見えております。例えば消防署の南側に土のところがありますが、あそこの利用規程か何かはあるんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 消防長。 ○消防長(水野 悟君) 消防の訓練で使っておりますので、一般の駐車については、現在御遠慮いただいているのが現状で、規定等については多分ないと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしますと、確定申告のときだけ職員の方々があそこを使うことも不可能ではないという確認をとりました。そうしましたら、例えば福祉の家で確定申告はできないんでしょうか、駐車場はかなり広いんですけれども。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 福祉の家でということで、場所の確保と、それから申告に関しては税務署さんのその動員の関係もございます。今、申告の受付をするのであれば、福祉の家よりも、駐車場だけではなくて役所が位置的にも適切な場所ではないかと思います。仮に福祉の家のほうで調整ができたとして、やはりちょっと不便ではなかろうかと思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 部長、もう少し担当課といろいろ勉強し合っていただきたいと思います。  そうしましたら逆の発想をしまして、福祉の家に職員の方々が車をとめられて、ほとんど移動されない方、市のバスでピストン送迎なんかをされてはいかがでしょうか。帰宅の時間も一斉に近くなって、残業も減るかと思うんですけれども、全く逆の発想もしていただくようなことはできないんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 運転手の職員の勤務の形態もありますし、一度それについては、内部で一度確認をさせていただきたいと思います。今お返事のほうはできかねます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 本市の職員さんは昔の村役場からのならわしなのか、結構お昼に車で外出をされているんです。出ることは休憩時間ですから大丈夫なんですけれども、この車をどうやって使うか。これもし昼食のときに交通事故か何かで人身事故の加害者でもなられた場合は、これどのような扱いになるんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部次長。 ○行政経営部次長(三浦 肇君) その休憩時間内ですので、それは交通事故が起これば本人の責任になると思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 本当に車は大変で職員さんも要ることは状況はわかっておりますけれども、皆さん職員さんだけでなく、私たちも含めて一度駐車場をもう少し考え合わないといけないと思います。一度、これ雨の日に保健センターの入り口ででも総務部長とか福祉部長、市長、副市長で利用者の方がどちらの方向から子どもさんなんかを連れられてお見えになるかを一度ぜひ見ていただきたいと思います。せっかく保健センターがありながら、皆さん本当に駐車に困っておられますので、これだけはお伝えして、この質問を終わります。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 3項目め、市長フラッグ=宣言、約束の関係について。  市長が2年前に市民に宣言、約束された3本のフラッグの大きな結び「自然も雑木林も子どももお年寄りも生きとし生けるものがつながって暮らす」、絆のイメージイラストはとても温かな絵柄が描かれています。子どもたちに未来をと理想を掲げ市長に就任されたと思います。今、役所の印刷物にもイラストが入れられています。さきの9月議会での動物愛護に関係する質問に、担当部長の御答弁からしますと生きとし生けるものがつながって暮らしていけるまちづくりは、かなり遠い世界を感じましたので、再度お尋ねします。  (1)新しい組織体制になり、市長公室、政策関係の係もつくられています。今後、人も動物も植物もつながり合って暮らしていける生きとし生けるものがつながり合える長久手らしい施策は何か考えられていますか。  (2)くらし文化部長、市長公室長は、あのイラストの説明を市内の子どもたちから求められたら、どのようなお話、回答を用意されていますか。  お尋ねします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部長。             [くらし文化部長 布川一重君登壇] ○くらし文化部長(布川一重君) それでは、市長フラッグ=宣言、約束の関係について、2点御質問いただいておりますので、お答えをいたします。  1点目について、御指摘の「生きとし生けるものがつながって暮らしていける」まちづくりは、「改正動物の愛護及び管理に関する法律」の趣旨である、「飼い主がその動物の命が終えるまで適切に飼養すること」と合致するものと考えます。そのため、引き続き、動物愛護の精神を市民に周知啓発していきたいと考えております。  2点目について、子どもも、お年寄りも、動物も、植物も生きているものはみんながお互いを認め合い、助け合い、支え合うことで、それぞれが自分の役割を得て、居場所を見つけ、つながって暮らすことが大切です。いろいろな人がまざり合って暮らしていく中には楽しいことばかりではなく、煩わしいことも、もめることも、不便なことも、うまくいかないこともたくさんあります。しかしながら、そういった状況の中で、みんながつながっていくことがこれからの時代には必要であり、まちづくりも住民参加で行う必要があるということ。また、その姿は50年前の長久手にあった姿であるということをお話ししたいと思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 今の答弁いただきましたのは、くらし文化部長の言葉という捉え方をすればよろしいでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 2点目の御質問かと思いますが、一応御質問では私と市長公室長ということで御質問いただいておりますが、これは当然のことながら答弁調整の中で合意をした点でございますので、同じ考えでございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) そうしましたらお二人御指名で2週間前に通告を出させていただいておりますので、公室長にもお尋ねします。  動物愛護にしましても自然環境にしましても、これ環境課だけの問題ではありません。教育に関係し、福祉にも関係します。これ自然が相手ですから建設にも土木にも関係します。市長公室の政策調整力、一番のかなめになるところかと思いますが、市長公室長の今くらし文化部長が言われました答弁調整ですか、これで統一の見解というような今御答弁をいただいたと思うんですけれども、市長公室長は全く同じというのも、またこれおかしくないですか。それぞれ皆さんいろんな思いがあっていくのが、先ほどのいろんなもめごともあるという部長の答弁だったんですけれども、ぜひもし、市長公室長がお考えを持ってみえたら違う言葉でお聞きしたいと思うんですけれども。 ○議長(正木祥豊君) 市長公室長。 ○市長公室長(鈴木 裕君) 先ほどのイラストに対する考え方につきましては、基本的にはこれまで市長が申し上げております市役所側の政策に対する姿勢のあらわれであるということで、統一的見解というのは、我々管理職が一つの考えに基づいて施策を実行していこうということで、先ほど言った調整をしたという言葉になっておりますけれども、それぞれ今言われましたように各個人個人がいろいろな思いはあるとはいうものの、市政を執行していく上で個人の考えだけで実施するものではございませんので、基本的には皆同じ方向に向かって意見を調整しながら実施していくと。また、最初に言われました各部局における施策についての調整につきましては、当然ながら公室を中心としまして、担当部長とも連絡、横の連携を密にするということで、その時々において会議を開きながら意見調整をして実施しているのが現状でございますので、個人個人の意見がどうのこうのということにつきましては、この場で御答弁をすることは差し控えさせていただきます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 教育福祉委員会で長野県のほうへ視察へ行きましたら、長久手市のあのイラストによく似たデザインをされた社会福祉協議会がありました。やはりせっかくああいうデザインがされていますので、ぜひどの部長、幹部の方々も、統一見解も必要かもわかりませんが、自分たちの言葉で伝えられる、何か一つ、そういうものを持っていただきたいと思います。ぜひ市長公室も統一見解もあれですけれども、ぜひ自分の言葉で、また議場外で教えてください。 ○議長(正木祥豊君) 答弁は要りませんか。次の項目ですか。 ○6番(吉田ひでき君) はい。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 4項目め、子どもたちへの自然環境教育について。  市長も経験2年です。子どもたちが集まる平成こども塾や各学校は見られていると思います。新しい教育長も就任され、市内の各施設は見られたと思います。先日、市内の井戸とか雨水などの利用について調べたく、平成こども塾をのぞいてみました。施設の建設当時に3基ありました雨水タンク2基は破損し、安全のための理由で廃棄され、残り1基も使用できない状況を確認しました。市内の各小学校に設置された愛知中央ライオンズクラブ様より御寄附いただいた雨水タンクの利用状況も余りよくない状況が確認できています。現場からは雨水の利用より水道の蛇口からのほうが早いからとのお声も聞けました。水道から野菜に水を与えることを子どもたちは教わるためにあの塾へ行っているのでしょうか。このまちの自然教育は、スピードとか速さとか、そういうものを求められているのでしょうか。私はこのまちの自然環境教育に少し不安を感じていますので、確認のためにお尋ねします。  教育長と市長は、これからの長久手市を担う子どもたちの自然や環境教育について、どのようなお考えをお持ちですか。
     また、その考えを現場へどのように伝えていくのでしょうか。お尋ねします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。教育部長。               [教育部長 川本 忠君登壇] ○教育部長(川本 忠君) それでは、子どもたちへの自然環境教育についてということで御答弁させていただきます。  子ども達への環境教育は自然を守ること、資源を守ることを学ぶという点で、非常に重要であると考えています。この考えを総合的な学習としての学校での授業と自然を学び、自然の中の材料を使ったものづくり体験をすることができる平成こども塾での学習を通して、子どもたちがみずから主体的に行動する力を育むことができるよう伝えていきたいと考えています。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ありがとうございました。  何か味気ないんですね。せっかく教育長が新しくなられましたので、これ教育長のお言葉でしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) これも質問の中身を確認をしながら答弁調整のほうをしておりますので、教育長もこの意見で間違いないと思っています。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 確かに今言われました答弁調整というのは、お仕事として必要だと思うんですけれども、これ質問通告が出て、どれぐらい考えていただいて、何時間ぐらいひねっていただいて答弁調整をしていただいているんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 時間でこれを図るものじゃないと思っていますので、意見を話し合いながら、どういう回答をしていくかというのは時間が重要ではないというふうに考えています。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) 今の御答弁は教育長さんの、もう少し何か子どもたちに伝わるような生の声で議事録に残していただけないでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育長。 ○教育長(堀田まゆみ君) 少しお話しさせていただきます。温暖化等の地球環境が叫ばれてから、学校の自然や環境に関する教育は随分さま変わりしてきています。その中で教科書等も随分変化をしています。なので、学校では理科は当然そういう環境のことや自然のことを扱いますし、それから理科だけではなくて社会も、先ほど出てきた総合的な学習の時間もそうですし、それから家庭科も技術家庭科も、それから扱いようによっては体育でもあるし、それから道徳でも扱おうと思えば扱える内容なので、学校現場ではあらゆるさまざまな場面において、自然や環境について触れています。例えば自分が校長であるときには、実際環境のことが話題になっていれば、朝会で子どもたちに環境についてのお話をしました。それから担任のほうも機会があれば、学級のほうでそのことについて触れているという状況です。  いずれにしましても、そのときそのときに子どもたちに、そのときの状況を語っていくというのが私たち教師の役目だと思っていますので、機会を捉えてやってきたつもりです。実際現場でもやっていると思います。具体的にいえば、例えば紙が今少なくなっていれば、用紙の裏面を使って印刷物をつくったりとか、それから実際今やっているペットボトルのキャップを集めていろんなものに役立てるとか、そういう具体的な活動は各学校でやっていますし、どの学校も取り組んでいると思います。 ○議長(正木祥豊君) 吉田議員、御理解いただけましたか。再質問はありませんか。6番吉田ひでき議員。 ○6番(吉田ひでき君) ありがとうございました。やはり生の声が一番皆さんに伝わると思いますので、これからもぜひ積極的に御答弁をお願いします。これ、市長にも通告を出しておりますので、市長か副市長で答弁いただければと思いますが、お願いします。 ○議長(正木祥豊君) 市長。 ○市長(吉田一平君) 私は子どもたちへというよりも世の中の人たちに思ってほしいことがあるんです。それはどういうことかというと、人工物ばかりの社会で、何でも思うようになるということを子どもたちまで今覚えているんです。こうすればああなると、よく養老孟司さんはおっしゃるんですが、そういう世の中で子どもたちもちょっとぼたんをこうすればこうなるというふうに思っているんだけれども、自然というのはなかなか思うようにならないんですね。人間も自然なんです。結構ぼたん一つでいろんなことが思うようになると思って、人間まで思うようになると思ってみえる人が多くなってきたんですね。思うようにならないことが多くて、そういうことの中で今心の病とかいろんなことがあるんですが、もう一遍私たちも暑ければ冷房をかける、寒ければ暖房をかける、何でもそうなる。それから尾張旭市の例でいくと、がたがたの山の中、普通の自然の山の中で自然薯の山へ落ちればけがしても市が悪いとかということはない。でも市がアスファルトの道路にして、こんなところがあると、車が傷つけばそういう苦情も出てくる。やはり私たちはどこかでもうそろそろこの辺でいろんなことを考えるほうがいいんじゃないかという意味では、自然というもののありよう、またはそういうことを学ぶことは、もう一遍子どもたちの問題じゃなくて、私たちの問題だというふうに最近は思っておりますので、そんなところでよろしいでしょうか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 終わりますか。 ○6番(吉田ひでき君) はい。 ○議長(正木祥豊君) これをもって、吉田ひでき議員の個人質問を終結いたします。  この際、暫時休憩をいたします。再開は14時10分といたします。                  午後2時00分休憩               ――――――――――――――                  午後2時10分再開 ○議長(正木祥豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  じんの和子議員の個人質問の発言を許します。14番じんの和子議員。              [14番 じんの和子君質問席登壇] ○14番(じんの和子君) それでは、通告書に従いまして、4項目質問をしたいと思います。  まず1項目め、全国学力テストについて。  全国学力テストは、2007年度から(2011年度は中止、2010年度と2012年度は約3割の学校を抽出)毎年4月に小学校6年生と中学3年生を対象に実施されてきました。2013年度は4年ぶりの悉皆調査でありました。学力テストの内容は、小学校は国語と算数、中学校は国語と数学で基礎知識を問うA問題、応用力を試すB問題があり、テスト結果から学習内容の定着状況を把握、分析し、これに基づく指導方法の充実、改善を図るのが狙いであります。  (1)2013年度全国学力テストの学力は、県、全国の状況と比較してどのようでしたか。  (2)学力テストの学科別分析と今後の改善策はどのようでしょうか。  (3)学力テストの公表の現状と今後の考え方はどのようでしょうか。  (4)生活習慣や学習環境調査と学力の調査結果について、相互関係が見られたのでしょうか。  (5)子どもたちの学力を伸ばすには、学校や家庭、地域に何が必要と考えられますか。地域の方による学習支援などをどのように考えられますか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。教育長。               [教育長 堀田まゆみ君登壇] ○教育長(堀田まゆみ君) じんの議員より全国学力テストについて、質問がありましたので、お答えいたします。  1点目については、市全体では国語、算数、数学の内容についておおむね身についています。  2点目については、国語では内容の読み取りや聞き取り等の力はおおむね身についています。しかし、自分の考えを書いたりする力に課題があります。算数、数学では、計算や図形の定義、性質の理解などの力はおおむね身についています。一方、筋道を立てて考え、理由や解決方法を書く力に課題があります。  今後は、スピーチや批評等の学習、根拠を明らかにして説明する学習などをふやしていきます。  3点目については、過度な競争を招くおそれがあるため、公表については考えていません。  4点目については、傾向をお知らせすることで、結果を公表することにつながりますのでお答えできません。  5点目については、子どもたちが落ちついた生活を送り、学習に集中して取り組むためには、学校、家庭、地域の連携が不可欠だと思います。学校では学生などのボランティアによる学習支援を行っていますが、さまざまな方の協力を得られることは有益なことだと思っています。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 1番に対しましては、おおむね身についていると答えられたと思うんですけれども、愛知県の学力テスト結果というのは、中学校、小学校ともに出ていましたが、全国でどのようでしたか。 ○議長(正木祥豊君) もう一度質問していただけませんか。 ○14番(じんの和子君) 愛知県の学力テスト結果というのは、中学校、小学校ともにきちっと47都道府県の中でどのようだったかということは出ていましたけれども、それはどのような結果でしたでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 新聞報道でも県単位での順位というのは出ていたとは思うんですけれども、基本的にこれはその県が発表するデータとしての順位ではございませんので、今ここにちょっと資料は持っておりませんけれども、両方とも数学、国語とも真ん中よりは上だというふうには見ておりました。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 愛知県の学力テスト結果というのは、中学校、小学校ともに算数のほうがよかったという結果でした。中学校のほうがよくて全国でも10位だったと。小学校のほうは30位だったと記憶しているんですけれども、おおむね県の結果と大体似た市の結果ということなんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 逆に言うと、県の平均とそれから市の平均を今度比べてしまうと、いわゆるそれで順位を公表するのと同じことになってしまいますので、どの程度かというのは、基本的には公表しないことになっておりますので、御了解していただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 私は今回の質問では、真の学力というのは、知・徳・体そろって全ての学力なんだということは理解しております。でも、今回全国学力テストを本市も積極的に受けられているということにおいて、やはり子どもたちの学力が全国学力テスト60億円もかけてやるものですから、身についているのかどうかということをお聞きしたいと思いました。  愛知県はどのくらいの水準で、本市は県の中でどのくらいの水準に達しているのか、結果をどのように分析し、今後の対応を検討したのか、その方策についてお聞きしたわけです。けれどもはっきりとした返事がいただけなかったということで、県内で大体どのくらいのものなのかということを市民にお知らせしてもいいのではないかという私は気はしているんですけれども、それをお知らせすると順位がわかってしまうということなんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) おっしゃるとおり、市の状況がどうかということを県の平均と比べてどうかということになると、これはどのぐらいというのを公表しているのと同じことになりますので、そういったことは基本的には公表しないということになっておりますので、これは御了解いただきたいと思いますし、ただ、各学校のいわゆるその結果に基づいてどういったところが身についていなくて、どういったところが身についているということは保護者宛てには通知文ということで出しておりますので、その結果に基づいて、テスト自体は4月に実施されます。結果は9月とか10月ごろに来ますので、その結果を踏まえて、その受けたお子さんたちにどう授業として反映していったらいいかというのはできる範囲で残り半年間あるかないかですので、そこの間で対応できるものはしていきますし、もしできなければ、それは次の年の子たちの授業の仕方等に反映していくべきものかなあというふうには考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 学校別の学力テストの成績を公表しろと言っているわけではないんですけれども、実際に武雄市のように学校別の学力テストの成績を公表した自治体が出てきているものですから、そしてまた11月29日に文科省は今までは学校の自主公表を除きまして、学校別の成績公表はするべきではないとしておりましたが、来年度以降、学校別の結果公表を自治体ごとの判断、要するに教育委員会の判断に委ねるということだと考えられるんですけれども、本市は今まで成績も公表しなかったということ、理由としては序列化につながるということでした。公表するしないにしろ、じゃあ、教育委員会では、これについて議論をされたんでしょうか。保護者が望んだりする場合も公表はしないということなんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 全国学力テストにつきましては、教育委員会で本年、平成25年1月の定例会で議題として取り扱わせていただいて、そこの中の議論の中で基本的に長久手市は公表していかないという結論を出させていただいております。その後、ただ、そうは言うものの結果につきましては、保護者宛てには、今言った各学校の状況、どういったものが得手不得手の部分での公表というか、報告はするということだけは確認をさせていただいております。その教育委員会での議題で、それもホームページに載っておりますけれども、その結果についての保護者から公表してくれという御意見のほうはいただいておりません。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 保護者からは来ておりませんということですので、プロに任せようということなんだろうと思います。  学力テストに参加して、2007年からですから2011年がなくて、6年という形をとっていますけれども、学校での取り組みの課題を探り、授業や子どもの勉強に役立てるということが目的だったと思うんですけれども、効果は出ていると評価されていますか。評価するならどのような点が評価の対象になりますか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 毎年結果が出ますので、その結果に基づいて、今言った授業で国語とそれから算数、数学の授業の中身をどう変えていくか、どういったものを重点的に教えていくかという資料にはさせていただいておりますが、その結果がその後どうなったかというのは、数字的には持っておりませんので、その辺は次のテストで、例えばよくなったとか、それが例えば下がったとかということについては、結果としてはわかりますので、それも踏まえながら授業の仕方の指導方針の中身を手直し、見直しをしていくということに活用させていただいております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 国語というのは、全ての強化の基礎と私も考えているんですけれども、国語の学力向上のために本市は子どもたちは考えを書くのが課題ですというようなことをおっしゃっていました。具体的なことは余り答弁にはなかったと思うんですけれども改善策として。本市では算数のティーム・ティーチングはされていますけれども、国語の授業において複数の教員の方が授業を受け持つティーム・ティーチングですね、これはされているんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) TTいわゆるティーム・ティーチングにつきましては、今おっしゃられたように、英語ですとか数学においては実施をしております。この国語という教科、ティーム・ティーチングに合うのかどうか、すべきかどうかというのもありますので、それは学校のほうの需要というか、要求等も確認をしながら要望があればそのような検討もしていく必要があるかなあとは思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 学校のほうの要望を確認しながらということなんですけれども、県の数学A、Bの結果がとても全国平均を上回ったというのがティーム・ティーチングを数学を中心にしておって効果が上がったんではないかという県教委の話が新聞には出ておりました。国語においてもできないのかと思いまして、加配の先生というのを市独自でつけてでも小学校のほうですね、特に、やっていただけないかと思うんですけれども、その点いかがなんでしょうか。県のほうにも要望をしていただけたらと思うんですが、その点いかがですか。 ○議長(正木祥豊君) 教育長。 ○教育長(堀田まゆみ君) ティーム・ティーチングにつきましては、10年ほど前から導入が始まりました。そのころには学校によっては国語だったり、いろんなことを各校取り組みました。でも、最終的に最近の様子を見ていると、やっぱり算数、数学、小学校では算数ですけれども、算数はやっぱり最初に習ったことがわからないと上へ積み重ねられないじゃないですか。そういうこともあったりして、小学校では算数をティーム・ティーチングで行うという学校が今ほとんどの状況です。  あと中学校については、会話を重視したいということで英語のほうを取り入れています。ある国語の教師に聞きましたら、国語はティーム・ティーチングはいいかなあというような意見も聞いていますし、現状の学校ではやっぱり小学校では算数、中学校では英語という感じです。それからあと、県の費用でのティーム・ティーチングの加配の先生と、それから長久手市はありがたいことに少人数対応できる職員も配置していただいていますので、そのあたりは長久手市はよく充実できていて、私はありがたいなと思っています。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) ありがとうございます。詳しくおっしゃっていただきました。  先ほど部長もおっしゃったんですけれども4月にテストを受けて、8月の下旬に結果がわかると、9月になるかもしれない。受けた児童生徒には余りメリットがないと私は考えるんですね。この点、教育長はどのように考えられますか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 先ほども申し上げましたが、4月の試験で結果は今までのパターンだと9月か10月ぐらいというふうに聞いていますので、その結果をもらいながら、できる限りその受けた学年に指導の内容を変えれるような取り組みをするようには学校のほうには伝えておりますが、時期的なこともありますし、その教科の内容によっては、既に終わった部分もあるかもしれませんけれども、対応できるものは対応できるようにということで学校のほうにはお話はしております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 学年の課題というのは、その学年のうちに解決するということがやっぱり最善と思うんですけれども、多額のやっぱり税金を使ってすることですから、全国学力テストをいかに活用するかということを考えていただきたいと思います。成績もよかった秋田県では、ほとんどの学校で4月に全国学力調査が終わりますと、生徒の答案をコピーをして、先生方が自主採点し、学校独自で分析して弱いところは授業と夏休みの宿題に反映させているというニュースを見ました。そして12月には県独自の学力テストを行って弱点を強化できたかどうかを検証するそうです。これはまさに学年の課題は、その学年のうちに解決するということだと思うんですけれども、一番いいのはそうあるべきと思うんですね。本市でもこれをやっていくべきではないかと私は考えるんですけれども、それはいかがでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 先ほどからお答えしていますように、結果としては9月に報告を受けますので、その後の対応というのが今の状況であります。そのテスト全部をコピーして自主採点をしてというのが実際可能かどうかというのは自分たちではちょっとわからない部分もありますので、それは一度現場の意見も聞きながら対応可能かどうかというのはちょっと協議をしていきたいと思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) ぜひやっていけるようであれば、現場の先生の数とかいろいろなどんな先生がいらっしゃるかというのも関係してくると思うんですけれども、できればそこまで長久手の子どもたちにやっていただければいいのになと思っています。考えてください。
     そして、最後のところにありましたけれども、全ての生徒に基礎学力というのを支えるのがやっぱり公立学校の使命であります。長久手の教育を見ましても、ほとんどの学校は確かな学力を身につけさせるのが目標の一つになっております。先ほどはお答えいただけませんでしたが文科省の調査研究でも安定した家庭環境が学力にもよいという結果が出ております。そして、余り学力上位のところのことを言ってもいけないかなとも思うんですけれども、秋田県とか東北のほうですね、青森県、富山県、福井県などは女性の就業率もすごく高いところだそうで、また3世帯同居が多い。要するに子どもたちに家族の目が行き届く地域ということで、子どもたちに目が届くということで、その根底にあるのが、早寝、早起き、朝御飯。調査研究によると学力は家庭の経済力にも関連があるという結果が報道されております。長久手市の場合は、核家族が今とても多ございます。ですから、どうしても地域、そして学校、家庭、やはり教育を支えていくということが必要じゃないかと私は考えております。そして、長久手にも家庭の環境によって学力にやっぱり格差が生じてしまっている現状もお聞きしております。希望する児童に放課後などに、例えば国語とか算数とか基礎学力の補助学習ができるようなシステムですね、例えばですけれども、指導は再雇用教員でしていただくとか、地域の協力を得て、学習支援活動をその学校の実情に合ったやり方で行っていくことを考えていったらどうでしょうか。コミュニティスクール事業をしているところでは、もう既に実践をしております。長久手でも西小学校のようなところは、南も今度なりましたけれども、放課後子ども教室のあるようなところは、少ししているんではないかと思うんですけれども、各地域、小学校、不平等感のないような形で、そういった子たちを支援していただけないかと思うんですが、その点はどうでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 先ほど言われた放課後児童クラブで地域の方が中に入って、例えば夏休み中の宿題を見たりとかという話は聞いたことがありますので、地域とその学校の連携ということがまず一番大きな問題になろうかと思います。そこの中でどういう対応ができるのか、学校の授業の中にその地域の方が入っていくのがいいのか、終わってから学校開放という形でいけるのかどうかというのも、これ学校の管理の問題もありますので、それは一度学校、それから地域、PTAの方たちと話をしながらできるものは取り入れていければなあとは思いますが、といいましても学校管理の部分で難しい部分もあるかもしれませんので、一度それは話をさせていただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○14番(じんの和子君) ありません。次にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 2項目めです。学童保育と児童クラブについて。  (1)学童保育の条例化に向けて。  昨年8月、子ども・子育て関連三法が成立し、早ければ平成27年4月に本格実施される。この中の子ども・子育て支援法の新設により、子ども・子育て支援事業計画の策定が義務づけられ、学童保育も国の基準に基づき、各市町村が条例を定めることとなりました。学童保育の条例化に伴い、市として今後学童保育の位置づけをどのようにお考えかを伺います。  ア、子ども・子育て支援会議のメンバーに学童保育関係者は入っていますか。  イ、学童保育の条例化はいつまでにしなければならないのですか。  ウ、施設の広さ、指導員、設備、開設日時、保育料金などは市が独自に決めることができますが、今後の考えはどのようでしょうか。  エ、公設公営にするつもりはありますか。  (2)放課後児童クラブについて。  ア、平成26年度は、長久手北学童保育所に希望する新1年生を全員入所できる見込みか。  イ、下山児童クラブは北小学校から遠い下山児童館で実施している。小1から小3の児童増も考慮すると対策が必須ですが、どのようにお考えでしょうか。  ウ、東小学校区に学童保育所通所希望者がいるが、長久手長南学童保育所まで通う現実的な手段がなく、断念していると聞いております。その対策はどうなっているのでしょうか。  以上、質問いたします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) それでは、学童保育と児童クラブにつきまして、2項目7点の御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  1点目のアにつきましては、3学童保育所の代表者に子ども・子育て支援事業計画策定のための作業部会の部会員として、参加いただいております。  1点目のイにつきましては、平成26年の6月議会に上程できるよう事務を進める予定でございます。  1点目のウにつきましては、現在国の放課後児童クラブの基準に関する専門委員会の中で検討が進められております。既存施設は、放課後児童クラブガイドラインに基づき運営を行っており、今回新たに国から示される運営の基準と比較した上で検討を行っていきたいと考えております。  1点目のエにつきましては、父母会が運営している学童保育所を現時点で市の公営にする考えはございません。  2点目のアについて、長久手北学童保育所の入所申し込み時期が年明けの2月のため、現時点では平成26年度の入所希望者は把握しておりません。しかし、今年度末の退所人数の見込みが少ないため、希望する方の一部が入所できないことが考えられます。  2点目のイにつきまして、北小学校区の放課後児童クラブへの需要が急激に増加しており、これまでは児童クラブや学童保育所の受入人数の増加で対応してまいりました。今後については子ども・子育て支援事業計画における放課後児童クラブのニーズ調査の結果を参考にしながら対策を検討していきたいと考えております。  2点目のウにつきまして、東小学校から長久手長南学童保育所までファミリーサポートを活用した送迎が考えられますが、利用者の費用面の問題もあることから現時点では公営の上郷児童クラブの利用を検討していただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 作業部会に学童の方はいらっしゃるということで、構成メンバーであるということで、そこで十分声をお聞きできると考えていらっしゃるということなんでしょうか。そして、子ども・子育て会議や作業部会というのは、どのくらいの回数を予定しているんでしょうか。今後の事業計画の内容によりますと、交付金の額が左右されるという予算がかかわってくる大事な会なんですけれども、今後会はどのくらいを予定ですか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) まず、子ども・子育て会議でございますけれども、予定しております開催回数は3回を予定しております。また、作業部会のほうの開催回数でございますが、こちらの年3回を実施予定ということで今計画をしております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 十分意見は聞けるということですよね。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 現時点では、そういうふうに考えておりますけれども、作業部会の御意見等も伺いながら進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 現時点で条例化のために学童保育に関して、国がもう決めてしまった内容というのがあるんですけれども、それはどういうことだったのでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 放課後児童クラブの条例の関係で、国が基準を既に決めているということでございますけれども、この中で市町村が従わなければならない基準というのがございまして、これにつきましては指導員の人数ですね、それから指導員の資格、そういったものが既に従うべき基準というふうになっております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 小学校6年生までの入所になるということはないでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 対象の児童でございますけれども、現在、おおむね小学校3年生ということでやっておりますけれども、新制度が施行されますと、留守家庭の小学生というふうに改定されるというふうに聞いております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) これは児童クラブも6年生ということで間違いないですよね。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 放課後児童クラブでございますので、学童保育並びに児童クラブというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) それでは、児童クラブの対象児童も小学校6年生までとなると、児童館で実施の児童クラブというのは、上郷とか長久手西を除く、上郷と長久手西は1桁ですよね。あとが定員がかなり過密になってくると思うんですけれども、その児童クラブの定員がふえることで、本来の児童館の役割も遊び場としての保障が担保されるのかという心配もあります。その点どのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 今年度子ども・子育ての関係でニーズ調査を行ってまいります。そこの中である程度ニーズを把握していきたいというふうに考えております。  そして今おっしゃられた児童クラブ、今、入所人数が定員に非常に近づいているという部分がございますけれども、こちらにつきましても例えば定員がふやせるところについては、そういった対応もしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 今までになかった条例ができるということで、学童保育事業というのは、かなりアバウトというか、基準がまちまちだったものですから、統一されるのだと思うんですけれども、ある程度。市が責任を持って、もっと責任を持って行う事業となるということなんでしょうか。条例化によってどういうことが変わるんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 条例に基づいて、今は要綱等でやっているものが条例としてきちんと明記されますので、先ほど申し上げました例えば従事者の資格だとか、人数のほうですね、しっかりと明記されますので、保育を受ける方にとっては、非常によくなるんではないかなというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 公設公営ということをちょっと、条例が変わるものですからどうなるのかなと思って上げてみたんですけれども、本市として今まで父母会が頑張ってこられたので、公設民営の考えということだと思うんです。子どもたちのことを第一に考えますと、一番いいのは父母会の運営だと思います。でも現行制度では、先ほど言いましたように、学童保育運営に関する基準というのは曖昧です。指導員1人当たりの児童数は各学童保育所によって格差があります。指導員の雇用報酬、保育料設定など運営は全て保護者が行い、父母会の負担はとても大きいものです。学童保育所運営には指導員の人数など含め、年間1,000万円はかかると言われているんですけれども、長久手市の場合は、各学童保育所に幾ら補助していますか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 三つの学童保育所がございます。入所している人数だとかによって若干違いますけれども、平成24年度でございますけれども委託金がそれぞれ555万円から600万円ほどの間でございます。きちんとした数字を申し上げたほうがよろしいでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 公設公営の児童クラブと比較しますと、運営面、保育料でも保護者の負担が大きいということで、学童保育所への補助金というんですか、それをふやすべきではないのかと思うんですけれども、その点いかがお考えでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 現在、こちらの委託金につきましては、国の補助基準に基づいて委託金を出させていただいている状況でございますので、また議員がおっしゃいますように、児童クラブと学童保育所の父兄の方の負担は確かに違いますけれども、保育の内容も若干異なっているということでございますので、やむを得ない部分もあるかなと思いますけれども、委託金額につきましては、一応今国の基準の中でやっております。これにつきましては、また他団体の状況も調べさせていただきたいなと思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 父母会の負担がかなり大きいという点で、やはり児童クラブと比べますと、かなり違ったところに努力していらっしゃるんですから、父母会のほうからも補助金をふやしてほしいという要望が上がっているとお聞きしております。どうか上げてあげてください。  先ほどお聞きました北小の児童クラブ、下山児童クラブですね、そして北学童保育所ですね、その両方ともそれぞれに過密と、そして児童クラブに関しては遠いということがあります。これ真剣に考えていただきたくて、長久手北学童保育所のほうは、55名今入っていらっしゃいますけれども、2名しか6年生は今度中学校に上がりません。入っていらっしゃる方の兄弟だけで、もう既にかなりの人数になるということで、来年募集できるのかどうかという心配までしております。後手にならないように対処をお願いいたします。  北の下山児童クラブのことなんですけれども、児童クラブは小学校管轄になるんですけれども、北小には多目的ルームがあるのに、どうしてそこでできないのかとよく市民から言われるんですけれども、それは北小の多目的ルームでできるというようなことは可能性としてはあるんですか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 北小学校の多目的ルームは、また違った目的で使われているというふうに思っております。一応学童保育所として今、北学童がございますので、そちらで対応しているということでございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 東小校区に関しての学童保育所の場合は、今現在、困っていらっしゃるということで、ぜひ児童クラブですか、上郷児童クラブのほうで何とか工夫してやっていけるのであれば、それが一番いい方法ではないかと私も思います。次の質問にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 3項目め、子どものネットやスマートフォン依存対策について。  厚生労働省の調査では、スマートフォンの普及などによって、大人のみならず子どもたちの間にもインターネットやスマートフォン依存が広まっていることがわかりました。調査では多くの若者がパソコンやスマートフォンなどで情報交換やゲームに没頭し、睡眠障害や学力低下などに深刻な影響が出ていると指摘しております。  一方、文部科学省は2019年までに児童生徒1人1台の情報端末による教育を目指すなど学校でのICTの活用を推進しています。ネット依存対策は急務となっていると思われるのでお伺いします。  (1)最近の子どもネット依存の深刻な実態報道(11月6日付、中日新聞)がありますが、どのように受けとめていらっしゃいますか。  (2)インターネットが子どもたちの生活に与えている影響の実態について、どの程度把握していますか。全国学力学習状況調査で行われたインターネット利用状況などの情報把握はどのようですか。  (3)放課後や学校の役割、保護者や関係機関との連携強化について、どのように考えますか。  (4)現場の教職員を対象とした研修会の開催や子どもたちに対して情報を正しく利用していく「メディア・リテラシー」教育の充実、特にネット依存の危険性を教えていくことが求められますが、今後どのように取り組んでいかれるのでしょうか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。教育部長。               [教育部長 川本 忠君登壇] ○教育部長(川本 忠君) それでは、子どものネットやスマートフォン依存対策についてということで、4点御質問いただきました。順次御答弁させていただきます。  1点目につきましては、子どもたちを狙った犯罪に巻き込まれる可能性や特定の個人への中傷、仲間外れ等のいじめにつながるというような問題があるというふうに考えております。  2点目につきましては、学校では携帯電話やインターネットによる被害の防止等のネチケットの学習は行っておりますが、インターネットの使用については家庭での約束事になるため、利用状況の把握は行っておりません。また、学力学習状況調査では、家庭でのインターネットの使用時間等について尋ねる質問はありません。  3点目につきましては、学校はネット接続による危険性や特定の個人への中傷、仲間外れ等のいじめにつながらないようなネチケットについて指導をしております。保護者は生活習慣の悪化を生じさせないような家庭での約束事をするなどのしつけをすることが、それぞれの役割であると考えます。  さらに、ネットの被害やいじめ、過度な使用状況など子どもの様子に変化があれば、保護者、学校、専門機関、場合によっては警察とも相談して解決していく必要があると考えます。  4点目につきましでは、教員と保護者を対象に中学校区生徒指導推進連絡協議会合同講演会において、愛知県警本部サイバー犯罪対策室から講師を派遣していただき、「メディア・リテラシー」の研修会を実施しています。さらに小学校では児童を対象にITチューターによる「メディア・リテラシー」の授業を実施しております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。
    ○14番(じんの和子君) 全体的にお聞きして、メディア・リテラシー教育はしているという答弁だったと思います。特に今回私が取り上げましたのは、最近スマホがかなり広がっているということと、そして携帯を子どもたちが2012年度ベネッセの調査によりますと、中学生であれば50%ほどは持っているということ、その中の半分はもうスマホを持っているということ。2012年から2013年度になって、またかなりふえているのではないかと思うんですけれども、そういったことを考えますと、特にネット依存ということですね、そちらの危険性というのを今の教育、情報モラル教育にもっと強化して指導していく必要があるのではないかということをお尋ねしたかったわけです。今までの情報モラル教育に加えて、もう既にそのネット依存症、そういったことに対する指導とかもされているんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) いわゆるスマホですとかインターネットというのは、学校の時間中は、これ学校へは持ち込みというか、持ってくることは禁止されておりますので、現実問題、いわゆる家庭での使用の仕方になってくると思います。幾ら学校でお子さんたちに、児童生徒たちに教育をしても自宅のほうでその使用の仕方について注意とかチェックをしていただかないと、これは効果がございませんので、この辺は各家庭のほうの役割分担というふうになろうかと考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) この問題は親が携帯電話なり、スマホなり買い与える時点で、持たせる時点の入り口において、しっかり教育しなければいけないことなんですけれども、これをスマホを手から放せないで、ずっとインターネットに5時間以上も使うような子どももいるという現状の中で、やはり学校もそのいじめにつながったりとかいろんなことがあります。子どもたちの健康状態が悪くなったりとか、栄養失調になったりとか、人間関係とかコミュニケーションのとり方とか、そういったいろいろなもろもろのことが起こってくるわけですから、ネット依存症、そういったことをやはりどこでしていただけるかといったら、子どもたちに関係する学校しかないのではないかと思うんです。じゃあ子どもたちに対して啓発はどのような形でされておられるんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部次長。 ○教育部次長(加藤 明君) 小学校では、ITチューターによる指導を実施しております。中学校では担任や技術家庭の時間に指導を実施しております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 先ほど聞いておりますと、インターネット調査と私が書いてあったものですから、情報、それがないということ。でしたら、携帯電話を持っている、持っていないとか、どのくらい使用するとか、そういった調査もまだされていないんでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 学校で、いわゆる携帯電話等の持っているか、持っていないかの調査というのは、現実行っておりません。ただ、調査した結果を捉えて、どうするかというのはなかなか難しい問題がありますし、これは最初から言ってますように、買う場合は、親の必ず許可というか、判こが要りますので、家庭の中でその辺は教育していただくのが、まず大事かなというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) とは言いましても、他市では結構携帯電話をどのくらい持っているとか、いろんなことの調査をしています。現実に調査をしていて、今度の中日新聞に出てきたようなことは本当に大きな問題として捉えております。一度長久手市においても、携帯電話をどのくらい子どもたちが持っているとか、使用しているとか、一度調査する必要はあるんじゃないですか。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) いじめ等の生活状況調査というのを各学校行っておりますので、そこの中に項目として入れられるのかどうか。それは一度学校のほうと協議をしないといけませんけれども、その協議の中でどうするかというのをまた確認させていただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○14番(じんの和子君) 次にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 4項目め、オープンデータへの取り組みについて。  国や自治体などが保持しているデータを誰でも入手が可能で、活用しやすい形で公開、提供するオープンデータと呼ばれる動きが急速に広まっております。市が何でもサービスするのではなく、市が持っている情報をまずは自由に利用できるようにし、地域活動や経済の活性化のきっかけにつなげていく取り組みについて見解を伺います。  (1)高互換性コンピュータ言語XMLでのデータ作成は可能でしょうか。  (2)オープンデータの先進自治体、鯖江市では統計情報や施設情報(市内公園のトイレ情報、避難所の位置情報、市内のAED情報など)、観光情報、そして地図情報など市のホームページに公開されている情報は24あります。そのうち長久手市でも公開できそうなものがありますが、ゼロ予算事業として新たな市民サービスの実現や地域の活性化につなげたらどうでしょうか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。行政経営部長。              [行政経営部長 松井豊明君登壇] ○行政経営部長(松井豊明君) それでは、オープンデータへの取り組みについて、2点御質問をいただいておりますので、お答えのほうをさせていただきます。  1点目については、XMLでのデータ作成は表計算ソフトなどで作成が可能です。  2点目については、鯖江市ではアプリケーション作成をしやすいXML形式、RDF形式でデータを公開し、有志がデータを生かしたアプリケーションを開発し公開をするという試みをしています。例えば本市における統計データである「ながくての統計」は、PDF形式で公開しているためデータの二次利用は難しくなっております。しかし、元データは表計算ソフトで編集を行っていますので、XML形式などへのデータの作成は可能と考えます。本市においてもできるところから取り組みの検討をしていきたいと考えます。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) オープンデータに可能であるところから取り組んでいきたいという御答弁でした。オープンデータのデメリットは余りないと思うんですけれども、メリットとしてどういうことを考えられていらっしゃいますか。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部長。 ○行政経営部長(松井豊明君) まずメリットといいますのは、今まではホームページ等でいろんなデータを見ることができますが、そのデータというのは活用がしにくいデータであったということで、今回オープンデータというのは自由に活用できる形式で公開する。また誰でも使えるということで、その使い方も制限しないという中のデータでありますので、皆さんが、例えばオープンデータを長久手市が行うということになりますと、まず長久手市において、長久手市でそういうことを取り組み始めたという関心というものと、あと市民がそのデータを活用できる可能性があるということで、市民参加の行政ができてくるのではないかというふうには考えます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) 私も市民参加という点、それで若い方の参加が結構あるのではないかと思います。そして行政の透明性というのも向上するのではないかと。可能性といたしましては、民間企業参入のビジネスの創出というのがあればいいなと思っております。  オープンデータの取り組みでは、これまで市がやっているエクセルとかPDFではだめで、個人情報に配慮して市の保有するデータを機械的に取り込み可能な標準形式というんですか、そういうもので例えばXMLなどで提供していくということです。この辺の技術的課題について、どのように解決をと考えていらっしゃいますか。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部長。 ○行政経営部長(松井豊明君) 先ほども少しお答えの中でありましたけれども、表計算ソフトなどで作成したものについては、XML形式に変換することは可能であるということで、ただ、しかしながらやはり少し専門的な知識が必要ですので、それに伴って、また少しの手間もかかってきます。そういうところで順番に段階を踏まえて、オープンデータの取り組みをしていく必要があるかなとは思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) データの利用に関しての市民と事業者とか市との責任範囲のあり方などに関する整備も必要と思います。そして、災害時に避難所マップを逃げる確率よりも災害が来たときには携帯を持って逃げる確率のほうが高いという考えから、先進地などでは、災害関係ですね、消火栓、AED、避難所の位置情報といったものが調べましたら多いようでした。現在、できるものから、可能なものから取り組んでというようなお答えだったと思うんですけれども、どのようなデータをオープンデータ化してもよいと考えられていることがあれば、お聞かせください。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部長。 ○行政経営部長(松井豊明君) まず、できるだけゼロ予算の中で、まずオープンにしていくことを考えておりますので、今ある統計データをまずはオープン化をするという中で、できるだけ今の段階では費用をかけずにできるものから始めていくと、順番に始めていく。そして今言われました位置情報などにつきましては、やはり相当な作業量が必要になってきます。これにつきましては、経度、緯度、全て位置を落としていかなければいけない。例えば鯖江市の例ですと、豪雪のときに消火栓の位置がはっきりしなかったということで、3,000カ所の消火栓の位置を経度、緯度、表示してオープン化するというような状況のとき、やはり10カ月ほど職員が時間をかけて、そういうデータを作成したということがありますので、そこまでは今の段階ではお約束はちょっとできませんので、可能なところから進めたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。14番じんの和子議員。 ○14番(じんの和子君) オープンデータは公開することよりも利用することに重きを置いたほうがいいのではないかと。公開されたデータの量で比較するだけなくて、それがどれだけの価値を創出するかにも注目したらいいのではないかと私は思っております。  長久手市の成長戦略になるといいなということを期待いたしまして、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(正木祥豊君) これをもって、じんの和子議員の個人質問を終結いたします。  この際、暫時休憩をいたします。再開は15時20分といたします。                  午後3時09分休憩               ――――――――――――――                  午後3時20分再開 ○議長(正木祥豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  加藤 武議員の個人質問の発言を許します。16番加藤 武議員。              [16番 加藤 武君質問席登壇] ○16番(加藤 武君) それでは、通告書に基づきまして、4点の項目を質問いたします。  まず1点目、今後の子育て支援施設をどうするのか。  (1)上郷保育園の移転計画はあるのか。  (2)東小学校の児童クラブはどのように考えているか。  (3)長湫北保育園の移転建設はどのようか。  (4)長久手北学童保育所は来年度定員オーバーになるが、よい策はあるのか。  (5)北小学校区内に民間保育園が2園できるが、公立保育園との関係はどのようにしていくのか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) 今後の子育て支援について、5項目御質問いただきましたので順次御答弁をさせていただきます。  まず1点目と3点目については関連がありますので一括して御答弁をさせていただきます。  上郷保育園と長湫北保育園は、園舎全体が老朽化しているため、改築が必要と考えています。改築等を行うに当たっては、保育園の規模や場所等多くの検討事項があるため、現在市全体の保育園整備方針を今年度末までに策定するよう事務を進めているところでございます。  2点目につきましては、東小学校区は上郷児童館内で上郷児童クラブを開設しており、入所児童数は平成25年4月1日現在で、定員30人のところ6人となっております。今後、開発による入所希望者の増加が見込まれますが、定員にまだ余裕があることから当面は現有施設で対応していきたいと考えております。  4点目につきましては、長久手北学童保育所の入所については、申し込み時期が年明けの2月のため、現時点では来年度の入所希望者は把握しておりません。しかし、今年度末の退所人数の見込みが少ないため、希望する方の一部が入所できないことが考えられます。これまでは児童クラブや学童保育所の受け入れ人数の増加で対応してきましたが、子ども・子育て支援事業計画における放課後児童クラブのニーズ調査の結果を参考にしながら対策を検討していきたいというふうに考えております。  5点目につきましては、民間保育所はそれぞれ独自の保育を行っている多様性保育ニーズに素早く対応できる機動性を有し、公立保育所には公立として過去から培ってきた保育の信頼性地域の状況に応じた保育を行ってきた実績があります。こうしたそれぞれの特性を生かし、民間保育、公立保育所双方で地域の多種にわたるニーズに応じた保育ができるよう、今後も緊密な関係を保っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 上郷保育園と長湫北保育園の移転計画、これ3年か4年くらい前に来年度つくると、計画をつくるというような答弁だったと思いますけれども、今年度末までかかるんですか。何かこの辺のところがおかしいね。私だけじゃなく、ほかの人も質問しておったんですよ。ところが全体の保育行政を考えて計画をつくるということでした、当時の答弁は。本当に今年度末にきちっとした計画が出ますか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 民間保育所がこの2年ほど前から計画が出てきたということで、民間保育所も含めた保育園の整備計画、そういったものをやっぱり考えていく必要があるだろうということで、ちょっと計画が、策定がおくれておりますけれども、今年度策定をしていきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 福祉部長がそう言われるんでしたら、今年度末まで待っています。いい計画をつくってください。  それから2点目、これ児童クラブとか、あと4点目の学童保育、これ今ばらばらでやっていますでしょ。何とか一つの施設にまとめて、部屋は別々でいいですよ、うまくできないでしょうか、これ。今はこれ小学生だから、本当は教育のところへ入らなきゃいけないんですけれども、保育のほうに入っているわけですね。その辺のところが非常に矛盾を感じるんですけれども、そういうその三つの施設をまとめたような施設はできないですか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 現在、児童クラブは児童館、または小学校の空き教室を活用させていただいて実施をさせていただいております。そして、学童保育につきましては、公設民営で、民営ということで学童保育の父母会の方に運営をお願いしている、別々の施設でございます。これをまた一つにということになりますと、それぞれ施設が今いっぱいいっぱいのところへ来ている状態でございますので、また建物の建設等から始まって、大変な経費も必要になってきておりますので、今の形態を今後も続けていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) ちょうど東小のほうは増設をやるわけですね。そこの付近に、そんなような三つまとめて、同じところでやれっていうんじゃないですよ。おのおの違う施設でいいんですけれども、まとまったところに三つの施設を合体してやれないかということですけれども、もう一遍答えて。できないの。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 東小学校は、また増設、増築等やっていただいて、教室等もふえます。それは放課後子ども教室という制度にのっとってやっているわけでございます。やっていくことになるかもしれませんけれども、現在児童館でやっているものが厚生労働省の関係の放課後児童クラブで実施しております。これを一つの施設で、例えば東小学校の教室の中で一つにまとまってということが、そういう制限等があるかどうか、ちょっと僕も今ここでお答えできませんけれども、調査はさせていただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 調査して、また後からできるか、できんか教えてください。  それから北学童保育、これつくるときにいろんな議員があの場所では狭いんじゃないかと、また非常に危険じゃないかと、すぐ横に県道があるからね。それよりももう少し南、西の辺の市の土地があるわけですよ、350坪ぐらいあるんです。そこでどうだということを当時僕も言ったんですけれども、ほかの議員もそういう意見が出ていったんですよね。だから強引に市のほうは、もうあそこで十分であると、将来そんな人数もふえないと、あの規模でいいということでつくったんですよね。ところが現在、六、七年ぐらいたつかね、もういっぱいになっちゃったと、だから言っていることが計画性がないんですよ。きちっと先のことを見越した計画を今後はやっぱりやってほしいんですよね。どうですか、その辺のところは。状況が変わったといえば、それまでですけれどね。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 建設当時、こういった状況になるということは考えてはいなかったのかもしれませんけれども、今後、今年度放課後児童クラブのアンケート調査、ニーズ調査もやらせていただきますので、そういった中で施設の検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) それから民間保育園ですけれども、2園、北小学校区にできると。それぞれ開園とか収容人数はどれぐらいですか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 二つの民間保育所ができております。一つが平成26年4月開園予定でございますけれども、アートチャイルド保育園という仮称の名称でございますが、入所予定者数が定員が103人、それから仮称のアイン保育園というところが60人。先ほど申し上げましたアートチャイルド保育園でございますが、初年度は60人でございます。申しわけありませんでした。アイン保育園も60人、それから市が洞の新設保育園がございますが、こちらにつきましては133人の定員ということでございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) アインの開園予定はいつですか。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 申しわけありません。アインの保育園の開園予定も来年の4月でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。
    ○16番(加藤 武君) 次にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 2項目め、芸術作品の保管について。  (1)全て写真つきの保管名簿はつくってあるのか。  (2)寄附や購入した作品の展示場所の見直しはできないのか。  (3)市にとって貴重な資料になるものがあるが、今後はどのように活用していくのか。  (4)一度全ての作品を展示して、市民に見てもらうことができないか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部長。             [くらし文化部長 布川一重君登壇] ○くらし文化部長(布川一重君) それでは、市の芸術作品の保管について、4点御質問いただいておりますので、答弁させていただきます。  1点目につきましては、市で所有している芸術作品の保管名簿は作成しており、市ホームページで写真つきで紹介をしております。  2点目につきましては、作品の展示状況に応じて、展示場所の見直しについて検討してまいりたいと思います。  3点目につきましては、市民の皆さんに作品を知っていただき、見て楽しんでもらえるよう広報紙などで作品の紹介に努めてまいりたいと思います。  4点目につきましては、全ての芸術作品を展示することは難しいため、芸術作品を紹介する市ホームページなど充実させて市民の皆さんに作品を知ってもらえるよう努めてまいります。  以上でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 全て写真つきの保管名簿はつくってあると、これですね、ホームページから出すと出ています。これ全部で何点ありますか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 126点というふうに把握をしております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) それから、ここに載っていないので、例えば長中の校長室にある浅井金万さんの鶏の絵の日本画があるんですよね。これ、僕らの中学生のときから、中学生じゃなかったかな、何かかなり古いんですよ、もう40年、30年ぐらいあるんですよ。これはここに入っていないんですよ。だから、全ての保管名簿というのはどうでしょう。できていないんじゃないですか。あれはどういう扱いになっているんですか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 御指摘のとおりでございまして、把握をしているのが126点ということで、可能な限りホームページには載せているわけですが、議員御指摘のとおり、多分かなり古いものに関しましては、場合によっては備品の台帳等が整理されていないものもございますので、御指摘のとおり、まだ私どもが把握している以外にも作品があろうかというふうには感じております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) そうすると長中のあの作品はどこの所有になるんですか、市の所有物ですか、中学校ですか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 正直わかりません。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) わからんという答えはないと思うんですよ、恐らく市が関知していなければ中学校がやっているんですか、管理は。 ○議長(正木祥豊君) 教育部長。 ○教育部長(川本 忠君) 長中、長小、それぞれにあるというふうには聞いてはいるんですけれども、それは寄附でいただいたのか、買った作品としてあるのかというのは、くらし文化部長が言ったように、こちらでもわからない、相当古いもの。長中、長小ですので、一番最初にできた小中学校ですから、その当時の記録が残っていないように、今感じております。一度、これは探してみますけれども、多分どういういきさつで、それがそこにあるのかというのは確認できないかなというふうには思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 恐らくもう金万さんも亡くなられて結構なるから、あの作品というのは物すごい高いかもわからんですよ、何百万円か、本当ですよ。だから、それが全然わからんというんじゃちょっとね、これから一遍調べてやってください。  それからもう一つ、議員控室に鉢がありますでしょう。あの鉢は何か当時の山田市造さんがぜひ欲しいということで、何か親戚の人が長久手にみえるそうです、加藤舜陶さんの。その人を通じて、舜陶さんに100万円で譲っていただいたと、こういうことだそうです。だから当時の100万円だから、恐らく20年以上前だと思いますけれども、これも結構今、舜陶さんも亡くなられて高価なものだと思うんですよ。ですから、今たくさん芸術作品がありますけれども結構高価なものがあると思うんですよ。もう一つは画家の伊藤高義さんが亡くなられたと。高義さんの作品も結構寄附でいただいているんです、五、六点。あれも結構高価なものなんですよ。ですから、何かの機会に鑑定団じゃないんですけれども、鑑定していただいて、大体どれぐらいの値段だろうということで数百万円とかにそうなったら扱いも違うでしょう。今、粗末に、ですから、ぜひそういうこともやっていただきたいと思います。どうですか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 議員控室に置いてある陶器の鉢は25年ほど前に、今議員がおっしゃったとおり、瀬戸の有名な陶芸家の加藤舜陶さんの作品を安く買われたということで、当時の値段で100万円、そのとおりでございます。大変貴重な陶器を購入して、非常に市としても立派な財産ということであります。ほかにも画家の金万さんとか、たくさんの方、伊藤高義さんとか、すぐれた芸術家の作品があるのは承知をしております。ちょっと鑑定に出すかどうかはあれとしまして、やっぱりそういったものに関してはおっしゃるとおりで、ただ単に展示をし、保管をするだけではなくて、しっかりそういうものがあって、それが市民の財産となっているということを一度確認をさせていただきます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) ついでにですけれども、西庁舎の3階の和室に、これは作家じゃないですけれども、福岡鍄三さん、95歳の人ですけれども、書かれた昔の長久手の風景というのがあるですけれども、これも貴重な資料になるんですよ。芸術作品の中には入っていません。恐らく資料として寄附を受けたと思います。あそこの場所を和室を使う人は少ないと思うんですよね。だからあそこに行って、その絵を見れば当時の長久手はこんな感じだったなあというのがわかると思うんですよね。だから、そういう作品というか、資料もやっぱり大切に扱う必要があると思います。一遍、部長、それもよく調べて何らかの方法をとってください。これは答弁はいいです。  それから、毎年芸術作品を買っていた時代があるんですよね、長久手町が1年に300万円を限度に。これって何年ぐらい購入して、幾らぐらい使われたんですか。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 芸術作品の購入につきましては、これも調べましたら昭和60年から平成20年まで、全てで59作品でありますが、ただ、残念ながらちょっと当初の3年間はちょっと金額が記録が残っておりませんので、昭和63年から平成20年までにつきましては54点、トータルで5,176万5,000円の購入でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 5,000万円ぐらい、もっと使われたということで、これは当初の計画は、要は芸大の生徒を助けようというような感じで買っていたと思うんですよね。芸大の生徒は卒業すると、もう長久手にいる人は少ないんですよね。だから、余り成果がなかったんじゃないかなと私は思うんですけれども、どうでしたか、当時からみえる人。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 昭和60年当時まだ私も若かったものですから、そういった絵画を見る目も多少養われたかなというのは、メリットの一つかと思いますが、いろんな作品がございますが、私も見る限り、ホームページ等を見させていただいたんですが、かなり若い芸術家がこのまちにいるということで、非常に日本画、具象画から抽象画までいろいろ作品、彫像に至るまで購入していただきましたが、中にはいまや本当に教授クラス、もしくは日本画壇を代表するような画家になられて、非常に高名になられた方の作品もあろうかと思いますので、これも非常に、先ほど来申し上げますが、市として芸大のあるまちとしては非常に有効な市民の財産であるというふうに認識しております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) それから一遍皆さんに見ていただいたらどうだろうということで、質問したんですけれども、展示する場所がないんですよね、余り、一堂に126点、もしくは150点ぐらい展示する場所が。だから、そのためにも資料館が必要だと思うんですよ。副市長、ぜひ建設をするように努力していただきたいんですけれども、どうでしょう。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 一応郷土資料館の話もありますが、実はこういった作品の全部ではございませんが、例えば図書館におきましては2階にギャラリーがございます。あそこは特別のときには生徒さんの作品を飾ったり、いろんな市民の方の作品も飾るんですが、何もないときには図書館が所蔵しております作品を展示をしております。また、文化の家のほうにも展示室があります。そういったところもやっぱりせっかくでございますので、有効に活用させていただきたいと思います。  また、120数点の中には、当然貴重なものもありますので、なかなかその展示移動に関しては慎重を期さなければいけないというものがありますが、中には場合によっては移動して展示が可能なケースもありますので、そういったものに関しては、やはり一度、年に1回ぐらいは市民の皆さんの目に触れるようなちょっと方法も考えたいと思いますので、新しい展示会館と同時に、そういった既存の施設も有効に活用しながら、先ほど来申し上げていますように、これは市の財産であり、市民の財産でありますので、ぜひ目にしていただく機会をこれからつくっていきたいと思っております。 ○議長(正木祥豊君) 副市長。 ○副市長(鈴木孝美君) くらし文化部長が申し上げたように、まずは既存の今持っているものについて、さまざまな評価があると思いますので、全て一堂に会するといっても学術的なといったら変ですけれども、分類分けをして発表していかないと。それから作家の紹介も兼ねて行っていく必要があると思いますので、このあたりの略歴だとか、経過を調べさせていただいて、一番それにふさわしい展示方法を考えるべきかなというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) それはそれで非常にいいんですけれども、資料館のほうはどうですか、計画は。 ○議長(正木祥豊君) 副市長。 ○副市長(鈴木孝美君) 資料館そのものの単体で、美術展示室という形のものよりもいろんな機能を持った展示が可能なものや、それから情報発信できる機能を考えていきたいというふうに思っています。特に古戦場の周辺の整備計画の中では具体的に新しい施設として誕生すべきだというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○16番(加藤 武君) これは終わります。次にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 市の公共施設管理について。  (1)市の公共施設管理費は全体で幾らぐらいか。  (2)現状の管理体制(業者任せ)でよいのか。  (3)公共施設管理協会をつくって管理をしないか。  (4)シルバー人材センターが現在管理している施設のほかに管理できる施設はないか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。総務部長。               [総務部長 水野正志君登壇] ○総務部長(水野正志君) 市の公共施設管理について、答弁をさせていただきます。  1点目について、平成24年度の決算における公共施設の管理費は、受付、電話交換、清掃業務のほか、空調設備などの保守点検を含めて65施設で3億7,000万円程度です。  2点目につきまして、空調設備を初めとした機器の保守点検は、専門的な知識、技術が必要であるので、業者に行っていただくことになります。また受付、電話交換、清掃業務等についても連絡、報告などを義務づけ、職員がチェックし、対応できる体制をとっていますので、単に業者任せというわけではありません。  3点目については、市の公共施設は、施設ごとにそれぞれ特徴のある管理運営をしていますので、現在のところ管理協会などを設置しての管理は考えていません。  4点目については、現在のところありません。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 3点目の公共施設管理協会、全然考えていないと、なぜ考えていないの。ほかの市町で、そういうところをつくってやっているところが結構あるんですよ。恐らく経費面でもかなり安くできるということでやっていると思うんですけれども、どうですか。 ○議長(正木祥豊君) 行政経営部長。 ○行政経営部長(松井豊明君) 武議員の提案につきましては、やはりスケールメリットなどを生かして、そういう公共施設管理協会などをつくって運営をしていったほうが効率的だなあと。やはり限られた資源、人とか財政面などにもメリットがあるんではないかということでの提案だと思いますが、今、いろんなところの管理協会なんかをちょっと見たところ、やはり中規模とか大規模な都市の市がつくった経緯があります。そしてそういうところですと、どうしても施設自体が大きいとか、同じような同種の施設があるとか、そういうことでその当時はメリットがあったのかなと、そういうつくる時期が結構ありましたので。ただ、今、長久手市にとっては、まだまだそういうメリットが働くかなというところを考えますと、またそれぞれの課で直接経営をしながら最大限民間委託をしていく、もしくは指定管理をしていく、指定管理という制度も最近の制度でありますので、そういうところを考えて活用していったほうが市民本位の長久手市の意向も反映がしやすい、直接反映がしやすい。外郭団体をつくるよりもいいのではないかという今のところの考えがありますので、そういう意味では先ほどちょっと答弁のほうをさせていただきましたけれども、設置は今のところは考えていない、必要性というところでもまだないだろうという話です。ほかの市町やなんかは、やはりそういう外郭団体の、今見直しとかそういう指導なども行い始めたところもありますので、そういう動向などもいろいろ今後も情報を取り入れていきたいというふうに思っています。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 松井部長、親しみあって武議員と、ありがとうございます。そういうことで今の答弁は余りちょっと気に入らんですけれども、私はこれを書いたのは、雇用の機会を何とか、特にシルバー、年とった人ですね、ふやせないかということでそういう協会をつくって、手のあいている人、協会に入って管理してくださいと、こういう意味で言ったんですよ。そうすれば予算的にも安く済むんじゃないかという意味で言ったので、シルバーと一部重複している部分も出てくると思うんですけれども。現在、シルバーさんの公共施設の管理は大体5人ぐらいでぐるっと回すと週に3日ぐらいしかないらしいんですよ、自分の当番がくるのが。それじゃちょっと少ないという声も聞きます。ですからもっとシルバーさんの働ける場所が何とかできないかなと思って質問したんです。どうですか、そういう観点から。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 本市でもシルバー人材センターを通して、公共施設の管理は相当配慮しながら仕事をしていただいております。できるだけシルバー人材センターのほうで管理をしていただくような配慮をしながらやっておりますが、お一人お一人の会員の皆さんにとってはまだまだ十分働ける余力があるということでございますが、シルバーにお願いをする場合がちょっと単純作業のお仕事が多くて、そういう仕事にはやはりまだ本市でも限界があるような状況です。シルバー人材センターのほうでは、まだまだちょっと調べさせていただいたんですが、まだ技術を持って資格があって、それでその資格をうまく生かされていない人もみえるんです。ですから、今後のシルバー人材センターとの相談ですが、さらに法的に資格の要るような管理だとか、そういうものをシルバーさんにも積極的に仕事を受託できるような形で営業活動をしていただいたり、こちらのほうとまた相談をさせていただいて、そういう仕事もシルバー人材センターのほうにお願いできるものであれば、一度検討していきたいとは思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) これ、市長が常々言ってみえる自分たちのことは自分たちでやったらと、これの一環でもあるわけですよね。市長、どうでしょう。そういう方向で。いや、すぐはできんですよ、これからそういうことで検討していくという方向はどうでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 副市長。 ○副市長(鈴木孝美君) 議員おっしゃるように大きな意味では、市役所がやっていく仕事を市民の方に委ねるという部分では共通事項だと思います。ただ、仕組みがシルバー人材センターという組織に入っていただかないとまたできなくなってしまうということもあったりしますので、もうちょっと幅広い形でイメージしなきゃいかんなと思っています。  それから起業という意味もあると思いますので、高齢者の方たちが一つ組織をつくっていただいて運営していただく方法もほかの市町ではあるようでございます。それからそれに対する給付の仕方も賃金ということではなくて、さまざまな方法でペイをしていくという形もありまして、現在、いろんな市町の状態を調査をさせていただいております。福祉的な側面もございますし、公共施設の運営管理の中で市民がいかにかかわり合いを持ってくるかというあたりも非常に重要な課題というふうに思っておりますので、単純に仕事を広げるということ以外にもいろいろ課題を持って、今調査中でございますので、方向性は非常に近いものというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 市長、一言答弁いただけますか、せっかくですから。市長。 ○市長(吉田一平君) 大筋は今、副市長が申し上げたとおりです。私が言っているのは、今何とか1課に1事業、役所がやっている仕事を住民の方に担ってもらうことも一遍考えようじゃないかと。とにかく先ほどもお話ししたように教育と教養、「きょう行くところがある」、「きょう用がある」ということというのが大変大事なことと思うし、今一緒にそのことを考えつつあるところですので、またぜひお知恵をかりたいと思っています。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○16番(加藤 武君) 終わります。次にいきます。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 4項目め、市道の中に民有地が残っている。今後どのようにしていくのか。  岩作区の道路内に特に民有地が多く残っています。今後どのような対策をとっていくのか。  (1)このまま放置しておくのか。  (2)地権者と話し合いはしたのか。  (3)買い取りをすることができないか。  (4)寄附の交渉はしたのか。
     (5)境界の立ち会いができない場合は、どのようにするのか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。建設部長。               [建設部長 鎌倉一夫君登壇] ○建設部長(鎌倉一夫君) 市道の中の民有地について、5点御質問をいただいておりますのでお答えさせていただきます。  1点目から5点目まであわせてお答えさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  市としましても、道路内民地につきましては、懸案事項の一つとして認識しています。道路内民地となった経緯はさまざまであり、現在の対応としましては、その都度個別で地権者の方とお話をさせていただき、基本的には寄附でお願いしています。また、境界の立ち会いができない場合について、分筆を伴う道路内民地の場合は、道路内民地の解消はできていません。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 認識はしていると。それで基本的には寄附でお願いしていると。寄附なんて今の時代に、この道路拡張でもそういう話が出ましたけれども、今の時代に通用しますか。誰も応じないでしょう。やっぱり買い取り、そのときのその時価か相場か何かで買い取りをしていくのが普通じゃないですか、どうでしょう。 ○議長(正木祥豊君) 建設部次長。 ○建設部次長(浅井十三男君) そうですね、寄附が今の時代にそぐわないじゃないかということかと思いますが、道路内民地につきまして、さまざまな形態がございますので、それを全てを道路内民地ということでくくってしまうとなかなかお答えができないかなというところはありますが、例えば以前から道路ができておって、その当時から民地が入っていたというところにつきましては、まだまだたくさん市内にはございますが、事業に合わせてというケースが何らかのきっかけがあってということがありますが、その際はやはり寄附のお話をさせていただいて、今でも寄附に応じていただくということは現実的にはございます。全部が全部今の時代だから、寄附が難しいということではなくて、そのケース・バイ・ケースといいますか、状況により寄附していただける方と、状況によっては、これは寄附はできんなという方もそれぞれみえますので、一概にというところで寄附も今でもしていただいているという事例があるということはお答えさせていただきます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) それは少しぐらいだったら寄附でも、そりゃ、ああいいわという人もみえるんですけれども、結構平米数があるようなところは、なかなか寄附じゃ応じないでしょう。恐らく何筆ぐらいあるかと聞いてもわからんという答えが出ると思うんですけれども、中には分筆して道路の中に、その分筆された土地が1筆だけ残っているところもあるし、さらえずにずっと自分の屋敷から道路まで続いているところもあると思うんですよね。だから、さまざまな状態だと思うんです。  それであと、固定資産税を払っているようなところもあるんじゃないですか。どうですか。 ○議長(正木祥豊君) 建設部次長。 ○建設部次長(浅井十三男君) 議員言われるとおり、先ほど寄附があるというのは、やはり小さい土地の方はやはり寄附に応じていただける。それからその寄附の原因となったのは、例えば相続が発生して、相続しようとしたら親の名義でこんなところに土地があったということで、本人さんもそこでわかってということで、話をさせていただくと寄附に応じていただけるというケースが多々あったかなという反面、言われるように大きい面積の方についてはなかなか寄附というのは難しいのかなと。というのは、なぜ大きい面積になったかというのは、やはり何らかの過去からの経緯がありますので、先ほど言った小さい残った民有地とはちょっと違うのかなという考え方は当然同じだと思っております、民有地は同じだと思っております。  それから先ほど何筆ぐらいあるかということですけれども、これデータ上だけのお話でいきますと、岩作の中には約140筆ほどあるかなと思います。ただ、これは課税上、非課税になって、公使用道路として課税していないところが140筆ほどというふうには把握しておりますが、恐らく議員言われる、先ほど面積が大きいとか、その敷地と一体になっているというところは、当然分筆されておりませんので、そういったところは課税にされているところもあると思っております。現実あります。中には、そこでその面積を明確にすることで、過去は課税にしていましたけれども、現在はそこは非課税にしているというケースもございますので、そのさまざまな状況の中で、本当ケース・バイ・ケースの取り扱いがされているのは現状でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) 中には大きい土地の人の場合、買ってくれるんだったら売ってもいいよという人も中には結構みえると思うんですよ。だから、いずれにしても、この問題をこのままほっとくわけにはいかんでしょう。徐々にでもいいから、解決の方向に向かっていくのが正常な状態だと思うんです。やっぱりそういう方向で、今後話して、要は買い取りの方向で話していったらどうでしょうね。 ○議長(正木祥豊君) 建設部次長。 ○建設部次長(浅井十三男君) 言われるとおりかと思っています。所有者の方が逆に買ってくれというケースもあれば、当然御相談に乗らせていただきたいなと、それから狭隘道路の要綱もつくらせていただきましたので、そういったものが適用できるかどうかの判断もありますし、市としてもほかっておくということではなく、なかなか進まない状況ではありますが、先ほど言ったようにかなりの筆数がございますので、機会あるごとに1筆ずつでも解決していきたいなと。その方法として、一つは寄附をお願いするというのは原則ありますが、狭隘道路の要綱もありますので、そういった買い取りの方法もございますし、いろいろ経緯に過去のある土地なんかもございますので、その都度御相談させていただいて、解決に持っていきたいなというふうに考えています。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。16番加藤 武議員。 ○16番(加藤 武君) そういう方向で、まだ次長さんは若いですから、今後そういう方向で取り組んでいただきたいと思います。  これで終わります。ありがとうございました。 ○議長(正木祥豊君) これをもって、加藤 武議員の個人質問を終結いたします。  この際、暫時休憩といたします。再開は16時20分といたします。                  午後4時08分休憩               ――――――――――――――                  午後4時20分再開 ○議長(正木祥豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  木村さゆり議員の個人質問の発言を許します。11番木村さゆり議員。              [11番 木村さゆり君質問席登壇] ○11番(木村さゆり君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。  1、自治体による婚活支援を。  2013年版厚生労働白書では、結婚、出産、子育てに関する意識調査によると、未婚者のうち、いずれ結婚しようと考えている人が9割近くに上ったことから若者の結婚願望は、決して低いわけではないと分析しております。  一方で、異性の友人も交際相手もいないと答えた人が未婚男性の約6割、未婚女性の約5割に上ったことを踏まえて、結婚相手の候補となりうる交際相手がいる若者は限定的と指摘、また本人の努力や気持ちの変化にのみ期待するばかりでなく、周囲のさまざまな支援によって結婚に至るケースもあると言及しております。  (1)商工会、企業を巻き込み、婚活支援を行わないか。  (2)婚活につながるイベント、講座などを開催しないか。  以上でございます。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。くらし文化部長。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) それでは、自治体による婚活の支援をということで、2点御質問いただきましたので、答弁をさせていただきます。  1点目と2点目の御質問は関連がありますので一括してお答えをさせていただきます。市内では、企業や団体が婚活に関するツアーを企画したり、婚活の場を催すなどのイベントがあります。市といたしましては、このようなイベントの後援、情報発信などに協力することで婚活支援を行っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 企業とか団体が行う後方支援を行うけれども、市としては行わないということでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 議員の御質問の中にありますように、少子高齢社会の中において、やはり若い男女の出会いでありますとか、婚活に関しましては、それ以外に重要性というか、必要性は感じております。  ただ、一方では、これも議員御存じかと思いますが、本市におきましては、全国の住みよさランキング第6位ということで、若年層の有配偶者率が男性で57.7%で全国7位と、女性においては68.9%で全国4位というようなデータもあるかと思います。こういったことで、一般的に本市においては結婚適齢期の男女は十分出会いの機会があるというふうな認識をしております。  また、婚活のみならず、市内外の幅広い年齢層の方々が出会い交流ができる機会をつくる仕組み、非常に名古屋市内に近いという利点もございますが、そういったことを市民、団体の方と協働で取り組んでいくのが市のスタンスかというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 3年前にもこの質問をさせていただきました。またすえ議員も昨年質問をされております。前の答弁よりは随分やわらかな答弁に、割と前向きな答弁をいただけたかなと思いますが、近隣市町では市として尾張旭市、瀬戸市、日進市など取り組んで、今多くの自治体で活発に婚活支援が行われております。私が3年前に質問したときは、副町長のほうから当時の副町長のほうから必要性は感じられないという答弁でございましたが、そのことを思いますと、随分発想がやわらかになったといいますか、世間並みになってきてくださったのかと思いますが、長久手市は結婚している方のパーセント数も高いということでございましたが、あちらこちらで、すえ議員もおっしゃっておりましたけれども、結婚したいけれどもなかなか出会いがなくてというお話を伺うわけでございます。結婚する、しないは自由でありますが、婚姻率は高いということでありましたが、果たしてそうでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 冒頭でも申し上げましたとおり、全国的な傾向としては、非常に今、少子高齢の中で、特に結婚適齢期の方もそうなんですが、若い方たちにとってみれば、非常にやっぱり就職もままならないであるとか、いわゆる季節労働者の首切りの問題があって、私は一時期に比べれば、大変若い若年層の皆さんにとっては、そう生きやすい世の中ではないなということで、こういった出会いの場を提供したりとか、婚活を支援するというのは、これはやぶさかではないというふうに思っております。  もう一つは、婚活というのは、いろんな自治体で取り組みがされておりますが、もう一方では、いわゆる街コンというような地元の商工会とか商店街を巻き込んだ地域の活性化の側面もあります。現に私どものまちでも、ライオンズさんであるとか、リニモがそういった資源を活用しながら、交流の場を提供しようということでございますので、こういったものが結果的に若い人たちの婚活支援につながればいいのではないかなというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) さまざまな形で婚活支援は行われているかと思います。国といたしましても来年度、地域少子化危機突破支援プログラム推進事業経費といたしまして、約2億円を計上し、地域の実情に応じた少子化対策を進めるため、自治体が主体となって立案するプランを全国から公募し、その中からモデル的な取り組みを選定し、内閣府が主体となって実施する予定でございます。我が市はおかげさまで、今のところ、少子化等の問題はございませんが、このままでいきますと、言われておりますのは、2030年には全世帯の27.4%を単身世帯が占め、50代、60代男性の4人に1人がひとり暮らしになると言われております。単身世帯の増加は、社会に大きな影響を与えることからも対策は重要であると考えますが、この点につきましては、どのようにお考えでしょうか。お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 先ほど来申し上げましたとおり、くらし文化部ということで、婚活がどこの所管なのだというのは、はっきり行政の中でもいろいろ議論があるところでございます。私どもとしては、そういったいわゆる市民の交流、それからいわゆる商工も担当しておりますので、そういった商工事業者との連携という意味で御答弁をさせていただいておりますが、もちろん原因としては、今議員がおっしゃるとおり、これはいわゆる少子化対策の一つであるということについては、十分認識をしておりますので、今後については、やっぱり役所の中のいろんな課とも連携をしながらそういった認識を持って事に当たりたいというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 今、質問したのは、少子化対策とはまた別の問題で、孤立死とか孤独死とか生涯にわたって1人になってしまう世帯がふえていってしまうということに対する懸念についてお尋ねをしたんですが、お願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) という質問の意図かと思いましたので、ちょっと済みません、言葉足らずで。私どもとしてはそういった婚活というと、どうしても表面的には、こういった街コンであるとか、イベントということが参加者にとってみれば、それが一つの出会いの場ということで非常に取り組みやすいかなという気はするんですが、行政としては、ただ単にそういったイベントをやればいいという問題ではないものですから、やっぱり少子化対策であるとか、そういったことも少し観点において、これを第一義的に出すかどうかは別として、そういった意識は持って取り組みたいということでございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 東海市が婚活事業を精力的に行っていらっしゃるんですが、婚活の出会いで必要なコミュニケーションを学ぶセミナーを行っております。市として独自にという形が今御答弁を聞いておりますと、難しいようでございますが、今、男性のコミュニケーション能力が低下していることが問題とされております。そういった意味から、これは結婚だけでなく、人材育成にもつながっていくと考えますけれども、このコミュニケーション能力を高める講座等の開催は考えておられませんでしょうか。お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 東海市さんは非常に製造業が盛んで男性の独身寮が多いというような未婚男性の割合が高いということも聞いておりますので、非常に市を挙げて熱心に取り組んでいるということについては調べさせていただいております。また、東海市さんの試みにつきましても、またセミナー云々に関しても、実はこれもう議員御存じかと思いますが、これは協働推進事業ということで私どもがあるようなまちづくり協働推進事業のような一環の中で、あるNPO法人がこれを主催した事業に対して、市が採択をして、そして連携をしているというスタイルというふうに聞いておりますので、そういった形が本市においても取り上げれればいいかなというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) それでは最後に、婚活に対する市長のお考えをお聞かせください。 ○議長(正木祥豊君) 市長。 ○市長(吉田一平君) まず今度14日にちょうど日進であるんです、婚活が。私どもも後援しておりまして、日進市のグラスグラスで夜あります。だから、ぜひまた御紹介をしてもらえればと思います。  それから、先ほどの婚活の問題というよりも男性のコミュニケーション能力が不足している。今、亭主在宅症候群ということで、私のところに結構女性の皆さんからリタイアした亭主がおって、私たちはもう困っていると、何とかしてほしいということが結構あちらから、こちらから来ておりまして、そういう意味でも若い男性だけじゃなくて、定年を迎えた男性も今大変なことになっているみたいです。ですから、そういう意味でもいろいろ講座だけじゃなくて、ぜひリタイアした人たちの役割、必要とするような何かを考えていく、座学だけじゃなくて、実学も含めて考えていくときが来たんじゃないかなということを思っております。 ○議長(正木祥豊君) よろしいか。 ○11番(木村さゆり君) はい。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) ひとり親家庭への寡婦控除みなし適用について。  (1)本市における非婚の母子・父子家庭の状況はどのようでしょうか。  (2)本市のひとり親家庭にも寡婦控除をみなし適用し、保育料を算定しませんか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) ひとり親家庭への寡婦控除みなし適用について、2項目御質問いただきましたので、御答弁させていただきます。  1点目につきまして、非婚の母子・父子家庭の状況につきましては、平成25年11月時点での長久手市遺児手当の申請件数から非婚の父子家庭はゼロ、非婚の母子家庭は29世帯となっています。  2点目につきまして、保育料は所得税法の規定によって算定された所得税額をもとに算定しております。非婚のひとり親家庭につきましては、所得税法第2条の寡婦の定義において寡婦の範囲に含まれていないことから、寡婦控除の対象外となっていること、またプライバシー上の理由から非婚の事実を特定することが困難であることなどの理由により、保育料の算定に「みなし寡婦控除」を適用することは、現時点では難しいと考えております。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 本市における非婚の母子世帯は29世帯、父子家庭はゼロ、なしということで寡婦控除みなし適用は今のところ難しいという御答弁でございました。結婚していない両親の子どもである婚外子は結婚している両親の子どもの半分しか遺産を相続できない、この話題が最近起こりましたけれども、民法はこの格差規定につきまして、最高裁で9月4日、憲法に違反すると初めて判断を示しました。憲法は法の下の平等を保障し、両親が結婚しているかどうかによって、生まれた子どもが差別されることは許されないことであります。全員の裁判官が一致して出した結論であります。  そこで今回の質問をさせていただいたわけでございますが、事実婚やシングルマザーが今現在ふえておりまして、婚外子の割合は増加してきております。同じ母子家庭でも婚姻歴の有無で経済的な負担に差が出るのは寡婦控除であります。パートナーと死別や離婚した母親は所得税が控除されるんですけれども、未婚の母は適用がされておりません。未婚のひとり親家庭の保育料を結婚歴のあるひとり親並みに安くする自治体が今ぼつぼつと出始めております。愛知県におきましても、蒲郡市が取り組んでおります。本市においても先ほど難しいということでありましたが、随分の差が出るわけでございます。今後考えていってはどうかと思いますが、再度お願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 議員おっしゃいましたとおり、遺産の関係の裁判の例もございました。所得税法のほうで、例えば寡婦控除の規定が対象外になっておりますが、そういったものが非婚の方も対象になるとか、そういうことになれば一番いいわけでございますけれども、現在のところ、県内でもおっしゃったとおり蒲郡市のみ、全国でも調べさせていただきますと蒲郡市を含めて13カ所でみなし適用をされているという状況で、非常にまだなじみがないようなものでございますので、もう少し調査をさせていただきたい、勉強させていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 八王子市の試算によりますと、201万円の年収で保育料の差が12万8,400円となっておりました。というのは、未婚の場合は12万8,400円年間払わなくてはいけない。ただ、離婚したという方はゼロ円でいいということでございます。こういった201万円の年収で、本市におきかえて計算をした場合、幾らになるかお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 年収が201万円の場合で、寡婦控除がある場合とない場合ということでよろしいでしょうか。 ○11番(木村さゆり君) はい。
    ○福祉部長(山下幸信君) 寡婦控除がない場合は、保育料が月額1万6,000円、年間で19万2,000円になります。それから寡婦控除がある場合は、年間保育料は無料になります。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 今おっしゃったように19万2,000円も差がありまして、なおかつ税金とかもろもろも何も控除されていないのが今現状でございまして、保育料は唯一市町村において算定ができるということになっております。今後、そういった方がふえていく可能性はあるかと思いますので、検討のほうをよろしくお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 終わりますか。 ○11番(木村さゆり君) はい。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 3項目め、高齢者、障害者にやさしいまちづくり。  (1)第5次総合計画に、障害者が暮らしやすいまちをつくるとありますが、どのように整備をされたのでしょうか。  (2)今後どのように整備を進めていかれるのでしょうか。  (3)公共施設のトイレにつえをかけられるフックと手すりをつけられませんか。  (4)資源ごみの回収などの支援は考えているのでしょうか。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) 高齢者、障害者にやさしいまちづくりにつきまして、4項目質問をいただきましたので、順次御答弁をさせていただきます。  1点目につきましては、総合計画の中には、4つの施策の項目があり、1つ目が相談支援体制の充実、2つ目が障害福祉サービスの充実、3つ目が人にやさしいまちづくりの促進、4つ目が就労支援の促進となっております。  1つ目の相談支援体制の充実では、相談を受ける窓口となる障がい者相談支援センターを福祉の拠点であります福祉の家に開設し、専門資格を持った相談員のもとで、きめ細かな相談に対応できる体制の強化を図りました。  2つ目の障害福祉サービスの充実では、障害者総合支援法に基づき、日中一時支援事業の利用の拡大を図っております。  3つ目の人にやさしいまちづくりの促進につきましては、福祉課窓口に手話通訳者の配置や市内の商業施設に補助犬の同伴ステッカーの掲示依頼を行うなど障害者が地域で社会参加できる環境の整備を図っております。  それから4つ目の就労支援の促進につきましては、障害者自立支援協議会を通しまして、市内事業者への働きかけを行い、障害者の就労機会をふやすため、事業所の整備の推進を図りました。  2点目の質問でございますが、本市が策定しております第2次障害者基本計画や第3期障害福祉計画にあります数値目標に基づきまして、福祉施策の推進を図っていきたいと考えています。さらに現在のつばさ作業所、ひまわり園を廃止いたしまして、障害者総合支援法に基づく生活介護事業就労移行支援事業を来年4月に開始することにより、障害福祉サービスの充実と就労支援を進めてまいります。  3点目につきましては、つえをかけるフックは対応可能なところで取り組んでいきたいと考えております。また、手すりにつきましては、必要性の高い施設で改善を考えてまいります。  4点目につきまして、高齢者向けには65歳以上のひとり暮らし高齢者及び75歳以上の方のみの世帯を対象にいたしまして、ワンコインサービス事業による支援を行っております。また、障がい者向けには、資源ごみを出すことが困難な場合、障害者総合支援法に基づく、障害福祉サービスを申請することができまして、障害の程度区分に応じて家事援助など必要なサービスが受けられるようになります。それ以外につきましては、シルバー人材センターに有償でごみ出しをする制度もございます。  以上でございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) るるお答えありがとうございました。  障害者、高齢者にやさしいまちづくりということで質問させていただいておりますが、実はこの質問は、まちを車椅子で自由に動けるようなまちになったらいいなというか、なっていく必要があるのではないかなということで質問させていただいたわけでございますが、道路面についてのやさしいまちづくりについてはどのように進められたか、お願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 今、議員言われるように、都市計画道路等におきまして、歩道があったりとか段差がついている道路があると思います。そういうところにつきましては、歩道の段差の解消のための工事とか、そういうことを一応やっております。車椅子の方たちは、フリーで通れるような形での一応段差の処理はしてございます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 段差の解消に努めているということでありましたけれども、交通バリアフリー法におきまして、横断歩道に、歩道に接続する歩道の段差は2センチを標準とするということになっているということでありますけれども、車椅子の利用者にとっては障害でも、視聴覚の障がい者の方にとっては、そこの2センチの差が必要だということで熊谷市では車椅子に必要な平たん性と視聴覚障害者にとって必要な歩道の判別性を兼ね備えた段差解消ブロックへ取り組みをされております。これ、UDブロックということで取り組まれているわけでございますが、これですと車椅子の場合は、平たんであり、視聴覚障害者の方のつえにおきましては2センチの差ができるということで、安心してまちを歩ける状態に努めていらっしゃるということですが、こういった取り組みを本市においてすることはできないでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 基本的な考え方としましては、今スロープを使って段差の取りつけにつきましては基本的にはゼロベースで一応考えているというのがあります。ただ、昔の状況ですと1センチ、あるいは2センチの小さな小段は車道とのすりつけ部分のところで出ております。今、議員言われるように障害者の方、車椅子の方、あるいは目の不自由な方ということで、そういういろいろな基準はございますが、今、我々のほうで考えているのは、一応車椅子の方に優しい形でのゼロベースでの段差を解消したような形での落とし込みのすりつけの工事を一応主要的にやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) この2センチの段差があるところに、先ほど言ったこのUDブロックをやりませんかという提案なんですが、そこについては、もともとある歩道につきましてのこういった改修のことにつきましては、どのようにお考えでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 済みません、それにつきましては、いろいろ今後検討していきたいと思いますので、済みません、よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 市役所南側の県道田籾名古屋線の歩道ですけれども、市役所から西側のところに頑丈な大きな石のこれぐらいのポールといいますか、支柱があるんですけれども、あれが以前加藤議員も議会の場で指摘をされたと思いますが、反射板がとれておりまして、夜歩くときには、そこにつまずいてけがをしてしまう。また、自転車に乗っていると、そこにぶつかりそうになって転びそうになると市民の方から苦情がございました。ここのことにつきましては、加藤和男議員も指摘をされていたんですが、県道ということで何か県のほうに働きかけていただいたのかどうかお尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) 建設部長。 ○建設部長(鎌倉一夫君) 県道ですけれども、我々のほうがそういうお話を聞いておりますので、県のほうへは一応話はしてございます。まだその部分が直っていないという状況ですので、また引き続き県のほうへは話をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) よろしくお願いいたします。  公共施設のトイレということで、フックについては取り組んでいただけるということでした。また、トイレですけれども、市役所の東のほうのちょっと古いトイレ、和式のトイレが全て手すりがついておりませんで、あと図書館、文化の家、体育館、体育館の和式には手すりがございましたが、あとのトイレには何も手すりがなかったようでございます。ここのところも検討していただけますでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) 総務部長。 ○総務部長(水野正志君) 市役所内のトイレについては、手すり等については、つけられるところとちょっと空間的に難しいところもございますので、一度現場の確認をした際に、一度検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部長。 ○くらし文化部長(布川一重君) 文化の家、体育館等についてはくらし文化部の所掌になりますので、私どもとしても、今総務部長が申し上げましたように、ちょっと現場を確認させていただいて、可能な限りで対応させていただきます。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 福島県の郡山市のホームページを見ますと、高齢者や障害を持つ人、また妊産婦の方にとっては、まちは不安や不便がいっぱいですということで、いろんな事例を挙げられて、出入り口や道路の段差、エレベーター、エスカレーターの上りおり等々いろいろ書かれているんですね。それでまちで困っている高齢者に対して、まず気軽に声をかけてみましょう。援助を求められたらお手伝いをしましょう。また、まちで困っている目の不自由な人に対しては気軽に声をかけて握手をしましょう。握手によってあなたのことがわかり、親近感を持ちますということで、本当にまちで困っている人に対する市民の方の対応についてホームページに載っておりました。こういったやはり市民の方への呼びかけのような、こんなホームページがあると、市民の方々が「日本一の福祉のまち」を目指す長久手の市民の方々が周りのまちで出くわすいろんな方に興味というか、関心を持って、あの人困っていないのかなとか、自然に声がかけられる、また困った人も自然に声をかけて助けを求められるというような、そんなまちになっていくことが必要ではないかなと思いますが、こういったホームページの掲載はどのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(正木祥豊君) 担当部長の答弁を求めます。福祉部長。 ○福祉部長(山下幸信君) 一度福島県のホームページのほうを見させていただきまして、当然今、市を挙げて挨拶をするということでやっておりますので、一声、声をかけるというのは当然のことだと思いますので、一度ホームページを見させていただいて研究させていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) この際、申し上げます。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。  再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 先ほど資源ごみの回収の件で、ワンコインでやったらというお話が出ましたけれども、他市町を見ますと無料でやっているんですね。ですから、やっぱり1回にワンコイン100円にしてもやっぱり有料となりますとなかなか厳しいものと考えるんですけれども、あとエコハウスに障害者用の駐車場があるんですが、果たしてあそこエコハウスまで資源ごみをたくさん持って、例えば車椅子の方があそこまで行くことはとても大変なことだと思います。そういった意味でも、藤沢市では一声ふれあい収集の御案内ということで、資源ごみを日常的に集積場所へ持ち出すことが困難な方に対しては、申請をすれば一声をかけて、お元気ですか、大丈夫ですかと言って、ごみを収集に来てくれるという取り組みをしております。また刈谷市でも同じように高齢者、障害者の方へごみの排出支援をされております。ワンコインと言わずに、このようなサービスを行ってはいかがでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 高齢者、障害者の方のごみの出し方の部分でございますけれども、環境課が行っている部分では、本市の場合は燃えるごみ、プラごみ、自宅の前という部分で、ほかの市と比べると比較的そういう相談は少ないわけでございますけれども、高齢者、障害のある方のそういったものにつきましては、環境課の職員が自宅の中まで入ることはやはりできないものですから、自宅がその収集ルートから、もし離れているということであるならば、その高齢者、障害者の方という部分で、それはまた長寿課のほうと相談しながら、その自宅の前までという部分は検討はできるかなというふうには思っておりますので、そのあたりはその状況を見ながら考えていきたいと。ただ、中まで入って、ごみを収集することはできませんので、今そのワンコインの制度を利用してやっておられる方はいらっしゃるということは聞いております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 済みません、今提案したのは資源ごみなんですけれども。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 資源ごみにつきましては、これは環境課の職員がその資源ごみを回収に行くという部分の中では、やはりその資源ごみについても収集ルートのところに出していただくという部分で、今シルバー人材センターのほうの活用だとかということを利用していただくということで、なかなかその資源ごみについても環境課の職員が中まで入って資源ごみを出すということはちょっとできませんので、そのあたりもシルバー人材センターだとか、そういったワンコインサービスを利用していただくことになりますので、よろしくお願いします。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) ワンコインではなく、刈谷市も無料で取り組んでいらっしゃっているんですけれども、ワンコインという考え方ではなく、市のサービスとして考えられませんか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) くらし文化部次長。 ○くらし文化部次長(高嶋隆明君) 市のサービスとして、無料でというような御相談だと思いますけれども、これにつきましては、今の環境課の部分の中では少し難しいと考えておりますので、まだこれはちょっと今後の研究課題ということにさせていただきたいと思います。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○11番(木村さゆり君) ありません。 ○議長(正木祥豊君) 次の項目の質問を許します。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 4項目め、ワクチン接種の助成について。  (1)水痘、おたふく、B型肝炎、ロタウイルスワクチン接種を助成する考えはございますか。  (2)インフルエンザ予防接種に助成をしませんか。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 質問は終わりました。  続いて、当局の答弁を求めます。福祉部長。               [福祉部長 山下幸信君登壇] ○福祉部長(山下幸信君) ワクチン接種の助成につきまして、2点質問をいただきましたので、御答弁させていただきます。  1点目と2点目につきましては、関連がございますので、あわせて御答弁させていただきます。  水痘、おたふく、B型肝炎、ロタウイルスワクチン、またインフルエンザ予防接種も高齢者を除いて、予防接種法に基づく、定期予防接種の対象外となっていますので、今のところ助成をしておりませんが、今後予防接種事業として定期化の見込みや費用対効果などを研究していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 助成の考えは、今のところは難しいということでございました。  そうしましたら、ワクチン接種に対する本市の考えをお聞かせください。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) 今、部長のほうも答弁をさせていただきましたけれども、ワクチンそれぞれについて、現在厚生労働省のほうでかかった場合の費用と、予防に対する費用等の効果も見ているところでございます。また、健康被害が生じた場合なんですけれども、予防接種法に基づく定期の予防接種ですと、かなり補償額が多くなります。定期外になりますと補償額のほうもかなり小さくなりますので、そういったことも両方の観点から研究をしていきたいというふうに思いますし、定期化も国が進めておりますので、今後の動向を注視していきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) そうしましたら県内、また県外、助成の状況はどのようでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) 恐れ入ります、県内しかちょっと調べておりませんけれども、今B型肝炎のワクチンの助成はどこの自治体も行っておりませんが、そのほかの水痘ですね、水疱瘡、おたふく、ロタにつきましては、7カ所県内で助成を行っているというふうに調査をいたしました。よろしいでしょうか。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) 具体的にどこの市かお願いいたします。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。 ○福祉部次長(浅井雅代君) 名古屋市、それから小牧市、飛島村、東栄町、豊根村、豊橋市の7カ所というふうに調査をいたしました。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。11番木村さゆり議員。 ○11番(木村さゆり君) ワクチン接種による社会的負担の削減効果につきまして、水痘ワクチン、水疱瘡のワクチンですが、これは362億円、またおたふく風邪ワクチンにつきましては290億円と試算されております。これは厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会によって算出されている金額でございますが、先ほど答弁いただきましたけれども定期接種になる動向を見守っていくというお話でございましたが、国の厚生労働委員会では、4ワクチンについて、平成25年度末までに定期接種の結論を得るようにとされております。この4ワクチンの中に水痘、おたふく風邪、B型肝炎が含まれております。また、ロタウイルスワクチンの定期化についても早期結論を得ることとされております。予防接種は各種病原体に対する免疫を持たない感受性者、あるいは免疫の増強効果を目的とする者を対象に行われるもので、感染予防、発病防止、重症化予防、感染症の蔓延予防を目的としております。B型肝炎ウイルスのキャリアの母親から生まれた子に予防接種をすることで、このキャリア化を防ぐなど、母子感染予防のためにワクチンは進化を発揮しております。  また、毎年インフルエンザが流行し、学校では集団発生とともに学級閉鎖となってしまいます。予防接種は感染予防と重篤化防止に有効でありますが、病院によって料金はさまざまで2,500円から4,000円程度と市内では言われております。そして小学校以下ですと2回の接種が必要で、子どもさんの多い家庭では結構な負担となります。これですけれども、予防接種に助成をして、医療費を削減するという考えについてはどのようでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(正木祥豊君) 福祉部次長。
    ○福祉部次長(浅井雅代君) 済みません、先ほどの御質問で1点だけ、北名古屋市がロタウイルスをやってみえましたので、1カ所ちょっと答弁漏れしておりますので、御承知おきください。  インフルエンザの今御質問かというふうに思いますけれども、よろしいでしょうか。木村議員おっしゃるとおり、インフルエンザにつきましては、65歳以上の方は定期の予防接種の中に入っております。定期の予防接種に入る、今議員がおっしゃったように集団防衛ができるものと、個人の発症予防、あるいは重症化予防をするもの、A軍とB軍に今分かれておりまして、インフルエンザはB軍のほうに入っております。このインフルエンザの効果についてなんですけれども、高齢者に接種した場合につきましては、死亡の危険を5分の1、あるいは肺炎等の入院の危険を3分の1から2分の1減少できるというふうに言われておりますが、小さいお子さんにつきましては、まだ発病の阻止の効果が30%前後ということも言われておりますので、先ほどの費用対効果という面におきまして、まだまだちょっとワクチンの効果について、十分な検討がなされていないというふうに考えておりますので、また、今後いろんな今、原因のほうも厚生労働省のほうの研究ですとか、小児科学会のほうもこういった費用対効果につきましては、研究を重ねておりますので、そういったものをよく注視をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(正木祥豊君) 再質問はありませんか。 ○11番(木村さゆり君) ありません。 ○議長(正木祥豊君) ないようですから、これをもって木村さゆり議員の個人質問を終結いたします。               ―――――――――――――― ○議長(正木祥豊君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、12月9日午前9時30分から本会議を開きます。  本日はこれにて散会します。                  午後5時07分散会...