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令和2年6月定例会(第2日) 本文
令和2年6月定例会(第2日) 名簿

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    取得元: あま市議会公式サイト
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    トップページ 検索結果 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020年06月08日: 令和2年6月定例会(第2日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 439 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長 選択 2 :  ◯議長 選択 3 :  ◯議長 選択 4 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 5 :  ◯議長 選択 6 :  ◯健康推進課長 選択 7 :  ◯議長 選択 8 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 9 :  ◯議長 選択 10 :  ◯市長 選択 11 :  ◯議長 選択 12 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 13 :  ◯議長 選択 14 :  ◯市長 選択 15 :  ◯議長 選択 16 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 17 :  ◯議長 選択 18 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 19 :  ◯議長 選択 20 :  ◯健康推進課長 選択 21 :  ◯議長 選択 22 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 23 :  ◯議長 選択 24 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 25 :  ◯議長 選択 26 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 27 :  ◯議長 選択 28 :  ◯健康推進課長 選択 29 :  ◯議長 選択 30 :  ◯企画財政部長 選択 31 :  ◯議長 選択 32 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 33 :  ◯議長 選択 34 :  ◯企画財政部長 選択 35 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 36 :  ◯企画財政部長 選択 37 :  ◯議長 選択 38 :  ◯副市長 選択 39 :  ◯議長 選択 40 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 41 :  ◯議長 選択 42 :  ◯議長 選択 43 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 44 :  ◯議長 選択 45 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 46 :  ◯議長 選択 47 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 48 :  ◯議長 選択 49 :  ◯建設産業部長 選択 50 :  ◯議長 選択 51 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 52 :  ◯議長 選択 53 :  ◯福祉部長 選択 54 :  ◯議長 選択 55 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 56 :  ◯議長 選択 57 :  ◯副市長 選択 58 :  ◯議長 選択 59 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 60 :  ◯議長 選択 61 :  ◯教育部長 選択 62 :  ◯議長 選択 63 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 64 :  ◯議長 選択 65 :  ◯教育長 選択 66 :  ◯議長 選択 67 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 68 :  ◯議長 選択 69 :  ◯教育長 選択 70 :  ◯議長 選択 71 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 72 :  ◯議長 選択 73 :  ◯健康推進課長 選択 74 :  ◯議長 選択 75 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 76 :  ◯議長 選択 77 :  ◯市長 選択 78 :  ◯議長 選択 79 :  ◯21番議員(松下昭憲) 選択 80 :  ◯議長 選択 81 :  ◯議長 選択 82 :  ◯議長 選択 83 :  ◯議長 選択 84 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 85 :  ◯議長 選択 86 :  ◯総務部長 選択 87 :  ◯議長 選択 88 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 89 :  ◯議長 選択 90 :  ◯総務部長 選択 91 :  ◯議長 選択 92 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 93 :  ◯議長 選択 94 :  ◯福祉部長 選択 95 :  ◯議長 選択 96 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 97 :  ◯議長 選択 98 :  ◯総務部長 選択 99 :  ◯議長 選択 100 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 101 :  ◯議長 選択 102 :  ◯総務部長 選択 103 :  ◯議長 選択 104 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 105 :  ◯議長 選択 106 :  ◯総務部長 選択 107 :  ◯議長 選択 108 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 109 :  ◯議長 選択 110 :  ◯教育部長 選択 111 :  ◯議長 選択 112 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 113 :  ◯議長 選択 114 :  ◯教育部長 選択 115 :  ◯議長 選択 116 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 117 :  ◯議長 選択 118 :  ◯教育部長 選択 119 :  ◯議長 選択 120 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 121 :  ◯議長 選択 122 :  ◯教育部長 選択 123 :  ◯議長 選択 124 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 125 :  ◯議長 選択 126 :  ◯福祉部長 選択 127 :  ◯議長 選択 128 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 129 :  ◯議長 選択 130 :  ◯福祉部長 選択 131 :  ◯議長 選択 132 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 133 :  ◯議長 選択 134 :  ◯福祉部長 選択 135 :  ◯議長 選択 136 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 137 :  ◯議長 選択 138 :  ◯健康推進課長 選択 139 :  ◯議長 選択 140 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 141 :  ◯議長 選択 142 :  ◯健康推進課長 選択 143 :  ◯議長 選択 144 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 145 :  ◯議長 選択 146 :  ◯健康推進課長 選択 147 :  ◯7番議員(足立詔子) 選択 148 :  ◯議長 選択 149 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 150 :  ◯議長 選択 151 :  ◯福祉部長 選択 152 :  ◯議長 選択 153 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 154 :  ◯議長 選択 155 :  ◯健康推進課長 選択 156 :  ◯議長 選択 157 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 158 :  ◯議長 選択 159 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 160 :  ◯議長 選択 161 :  ◯健康推進課長 選択 162 :  ◯議長 選択 163 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 164 :  ◯議長 選択 165 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 166 :  ◯議長 選択 167 :  ◯環境衛生課長 選択 168 :  ◯議長 選択 169 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 170 :  ◯議長 選択 171 :  ◯総務部長 選択 172 :  ◯議長 選択 173 :  ◯5番議員(加藤哲生) 選択 174 :  ◯議長 選択 175 :  ◯議長 選択 176 :  ◯議長 選択 177 :  ◯議長 選択 178 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 179 :  ◯議長 選択 180 :  ◯健康推進課長 選択 181 :  ◯議長 選択 182 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 183 :  ◯議長 選択 184 :  ◯健康推進課長 選択 185 :  ◯議長 選択 186 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 187 :  ◯議長 選択 188 :  ◯健康推進課長 選択 189 :  ◯議長 選択 190 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 191 :  ◯議長 選択 192 :  ◯市長 選択 193 :  ◯議長 選択 194 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 195 :  ◯議長 選択 196 :  ◯病院事業管理課長 選択 197 :  ◯議長 選択 198 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 199 :  ◯議長 選択 200 :  ◯病院事業管理課長 選択 201 :  ◯議長 選択 202 :  ◯財政課長 選択 203 :  ◯議長 選択 204 :  ◯6番議員(野中幸夫) 選択 205 :  ◯議長 選択 206 :  ◯13番議員(山本雄一) 選択 207 :  ◯議長 選択 208 :  ◯企画財政部長 選択 209 :  ◯議長 選択 210 :  ◯13番議員(山本雄一) 選択 211 :  ◯議長 選択 212 :  ◯建設産業部長 選択 213 :  ◯議長 選択 214 :  ◯13番議員(山本雄一) 選択 215 :  ◯議長 選択 216 :  ◯市民課長 選択 217 :  ◯議長 選択 218 :  ◯13番議員(山本雄一) 選択 219 :  ◯議長 選択 220 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 221 :  ◯議長 選択 222 :  ◯総務部長 選択 223 :  ◯議長 選択 224 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 225 :  ◯議長 選択 226 :  ◯総務部長 選択 227 :  ◯議長 選択 228 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 229 :  ◯議長 選択 230 :  ◯企画財政部長 選択 231 :  ◯議長 選択 232 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 233 :  ◯議長 選択 234 :  ◯企画財政部長 選択 235 :  ◯議長 選択 236 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 237 :  ◯議長 選択 238 :  ◯企画財政部長 選択 239 :  ◯議長 選択 240 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 241 :  ◯議長 選択 242 :  ◯企画財政部長 選択 243 :  ◯議長 選択 244 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 245 :  ◯議長 選択 246 :  ◯市長 選択 247 :  ◯19番議員(前田豊光) 選択 248 :  ◯議長 選択 249 :  ◯議長 選択 250 :  ◯議長 選択 251 :  ◯議長 選択 252 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 253 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 254 :  ◯議長 選択 255 :  ◯健康推進課長 選択 256 :  ◯議長 選択 257 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 258 :  ◯議長 選択 259 :  ◯健康推進課長 選択 260 :  ◯議長 選択 261 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 262 :  ◯議長 選択 263 :  ◯健康推進課長 選択 264 :  ◯議長 選択 265 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 266 :  ◯議長 選択 267 :  ◯健康推進課長 選択 268 :  ◯議長 選択 269 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 270 :  ◯議長 選択 271 :  ◯市長 選択 272 :  ◯議長 選択 273 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 274 :  ◯議長 選択 275 :  ◯総務部長 選択 276 :  ◯議長 選択 277 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 278 :  ◯議長 選択 279 :  ◯総務部長 選択 280 :  ◯議長 選択 281 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 282 :  ◯議長 選択 283 :  ◯総務部長 選択 284 :  ◯議長 選択 285 :  ◯建設産業部長 選択 286 :  ◯議長 選択 287 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 288 :  ◯議長 選択 289 :  ◯建設産業部長 選択 290 :  ◯議長 選択 291 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 292 :  ◯議長 選択 293 :  ◯建設産業部長 選択 294 :  ◯議長 選択 295 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 296 :  ◯議長 選択 297 :  ◯建設産業部長 選択 298 :  ◯議長 選択 299 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 300 :  ◯議長 選択 301 :  ◯建設産業部長 選択 302 :  ◯議長 選択 303 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 304 :  ◯議長 選択 305 :  ◯建設産業部長 選択 306 :  ◯議長 選択 307 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 308 :  ◯議長 選択 309 :  ◯建設産業部長 選択 310 :  ◯議長 選択 311 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 312 :  ◯議長 選択 313 :  ◯建設産業部長 選択 314 :  ◯議長 選択 315 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 316 :  ◯議長 選択 317 :  ◯教育部長 選択 318 :  ◯議長 選択 319 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 320 :  ◯議長 選択 321 :  ◯教育部長 選択 322 :  ◯議長 選択 323 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 324 :  ◯議長 選択 325 :  ◯教育部長 選択 326 :  ◯議長 選択 327 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 328 :  ◯議長 選択 329 :  ◯教育部長 選択 330 :  ◯議長 選択 331 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 332 :  ◯議長 選択 333 :  ◯教育部長 選択 334 :  ◯議長 選択 335 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 336 :  ◯議長 選択 337 :  ◯教育長 選択 338 :  ◯議長 選択 339 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 340 :  ◯議長 選択 341 :  ◯教育部長 選択 342 :  ◯議長 選択 343 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 344 :  ◯議長 選択 345 :  ◯教育部長 選択 346 :  ◯議長 選択 347 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 348 :  ◯議長 選択 349 :  ◯総務部長 選択 350 :  ◯議長 選択 351 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 352 :  ◯議長 選択 353 :  ◯総務部長 選択 354 :  ◯議長 選択 355 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 356 :  ◯議長 選択 357 :  ◯総務部長 選択 358 :  ◯議長 選択 359 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 360 :  ◯議長 選択 361 :  ◯企画財政部長 選択 362 :  ◯議長 選択 363 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 364 :  ◯議長 選択 365 :  ◯財政課長 選択 366 :  ◯議長 選択 367 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 368 :  ◯議長 選択 369 :  ◯財政課長 選択 370 :  ◯議長 選択 371 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 372 :  ◯議長 選択 373 :  ◯企画財政部長 選択 374 :  ◯議長 選択 375 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 376 :  ◯議長 選択 377 :  ◯財政課長 選択 378 :  ◯議長 選択 379 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 380 :  ◯議長 選択 381 :  ◯企画財政部長 選択 382 :  ◯議長 選択 383 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 384 :  ◯議長 選択 385 :  ◯財政課長 選択 386 :  ◯議長 選択 387 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 388 :  ◯議長 選択 389 :  ◯財政課長 選択 390 :  ◯議長 選択 391 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 392 :  ◯議長 選択 393 :  ◯企画財政部長 選択 394 :  ◯議長 選択 395 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 396 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 397 :  ◯議長 選択 398 :  ◯企画財政部長 選択 399 :  ◯議長 選択 400 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 401 :  ◯議長 選択 402 :  ◯企画財政部長 選択 403 :  ◯議長 選択 404 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 405 :  ◯議長 選択 406 :  ◯財政課長 選択 407 :  ◯議長 選択 408 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 409 :  ◯議長 選択 410 :  ◯企画財政部長 選択 411 :  ◯議長 選択 412 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 413 :  ◯議長 選択 414 :  ◯企画財政部長 選択 415 :  ◯議長 選択 416 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 417 :  ◯議長 選択 418 :  ◯財政課長 選択 419 :  ◯議長 選択 420 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 421 :  ◯議長 選択 422 :  ◯企画財政部長 選択 423 :  ◯議長 選択 424 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 425 :  ◯議長 選択 426 :  ◯企画財政部長 選択 427 :  ◯議長 選択 428 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 429 :  ◯議長 選択 430 :  ◯企画財政部長 選択 431 :  ◯議長 選択 432 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 433 :  ◯議長 選択 434 :  ◯市長 選択 435 :  ◯議長 選択 436 :  ◯18番議員(横井敏夫) 選択 437 :  ◯議長 選択 438 :  ◯市長 選択 439 :  ◯議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:  議 事 の 経 過 ◯議長 本日の出席議員は定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。      (午前10時00分) 2: ◯議長 ここで、昨年12月定例会において、12月3日一般質問で加藤哲生議員の改良住宅についての質問の中で不適切な発言があり、後日取消しをいたしましたが、今後はこのようなことがないよう厳重注意いたします。  加藤哲生議員におかれましては、引き続き議員活動に従事していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  それでは、地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため本日の会議に出席した者の職、氏名は、お手元に配付しております名簿のとおりでございます。  なお、市民生活部長が急遽入院のため、本日と明日の会議は欠席となりますので、御報告申し上げます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。   日程第1 一般質問 3: ◯議長 日程第1、一般質問に入ります。  一般質問通告一覧表及び一般質問通告書の写しは、参考資料として皆様のお手元に配付してございます。  本日の一般質問は、新型コロナウイルス感染症対策として、議員各位にできるだけ簡素化していただくようにということでお願い申し上げました。コロナウイルス関連の質問にたくさんしていただいておると思いますが、簡素化していただくということでお願いいたしました。議員各位の御協力に感謝を申し上げます。  それでは、質問の方法は、先例集34により、一定例会を通じて一問一答方式または一括質問一括答弁方式のいずれかを選択し、行うものとします。  また、質問の時間は、先例集35により、1人45分以内とし、質問時間には答弁時間及び答弁漏れ等により議長が再度質問を求めた場合の発言時間は含まないものといたします。  なお、質問時間終了5分前及び終了時にベルを鳴らし、お知らせいたします。  また、質問の回数は、先例集37により、一問一答方式で行う場合は制限を行わず、一括質問一括答弁方式で行う場合は、会議規則第64条の規定により、同一の議題については3回までといたします。  質問者の順番につきましては、お手元に配付しましたとおりでございます。
     それでは、1番、議席番号21番、松下昭憲議員の質問を一問一答方式で行います。  松下昭憲議員、どうぞ。 4: ◯21番議員(松下昭憲) おはようございます。それでは、ただいまから一般質問を行わせていただきます。  大きいタイトルで新型コロナウイルスについてということでありますけれども、質問方式は、6問ありますけれども、1問ずつ行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、保健所の全国的な数の不足、業務についてをお尋ねします。よろしくお願いします。 5: ◯議長 当局、答弁をお願いいたします。  健康推進課長。 6: ◯健康推進課長 保健所につきましては地域保健法に基づき設置されており、全国に469か所、愛知県には32か所設置され、本市は津島保健所の管轄となります。保健所の業務には感染症対策、エイズ・難病対策、精神保健対策、母子保健対策、食品・生活衛生関係、医療監視等があり、このうち、精神保健対策、母子保健対策の一部については市町村に権限移譲されております。  新型コロナウイルス感染症に関する業務といたしましては、帰国者・接触者相談センターの運営や住民からの電話相談、PCR検査の手配、採取した検体の搬送、入院先の手配、退院後の経過観察、濃厚接触者の調査と追跡、検査結果の通知など多岐にわたり、これらの業務は通常の業務と並行して行われております。  愛知県では、新型コロナウイルス感染症対策を迅速かつ的確に進めるため、新たに感染症対策局が5月20日に設置されております。  以上となります。 7: ◯議長 松下昭憲議員。 8: ◯21番議員(松下昭憲) 私が保健所のことを言っているのは、次のような事柄から質問しております。  ただいま説明ありましたように、本市は、海部津島の人口約32万都市の中に、津島保健所が1つあるということで、そこに所管にしているわけであります。保健所の業務は、今の説明にあったように、ほとんどが指導であるというふうに解釈をいたしておるところであります。  今回の新型コロナウイルス感染症についてのPCR検査は、国の指針として、感染者についての相談、受診の目安には37.5度、体温ですね、以上の発熱が4日以上と、強いだるさ、倦怠感や息苦しさ、呼吸困難でありますけれども、ある場合は帰国者・接触者相談センター、この場合、保健所に連絡をするということでありますので、保健所がセンターということになっていると思いますが、PCR検査はセンターで、保健所ですね、判断するとなっておりますが、また、保健法には、保健所の所長は必ず医師の資格を持っておるというのが義務づけられていると思います。  大都市におきましては、1つの保健所にドクターの資格を持った人が2人みえるということでありますけれども、32万人口のこの海部津島地区におきましては、所長の1人ということになっております。  これは一般的な話でありますけれども、通常のドクターの所長は、病気の診察等はあまり得意でない人が多いんです。本当に診察が好きな人は、常に患者を診るお医者さんになり、開業等をしているのであります。これは私が言っているんじゃないですよ。実際に開業してみえるドクターの話であります。  事実、私が4月に津島保健所の所長に会いました。そのとき私が所長に、私が風邪を引いたときに、所長、私の診断できますかと言ったら、診れませんと言った。そんな程度なんですよ。大体保健所の所長というのは、ドクターの資格は持っているけど、患者を診るのは苦手な人がやっておるんですよ、間違いないですよ、これは。だから、風邪も診れないと言った。そんな人に検査、何だかんだ言って、やれるわけないんですよ。  安倍総理は1日に2万件やるとか言っていましたけれども、全然及ばないですよね。当たり前の話ですよ、診察できない人が窓口なんだもん。PCR検査について、国は大学病院や大学の研究機関、民間検査機関に頭を下げてでも検査体制を広げて、検査をすべきだと思います。  また、安倍総理は、保健所の機能不全は目詰まりだと言っています、目詰まり。果たしてそうでしょうか。先ほど課長のほうから説明がありましたけれども、確かに保健所の数は全国で1996年には845か所ありましたが、現在に至っては469か所であります。  私は、保健所の数もさることながら、やっぱり患者を診れるドクターの資格を持った人を置かなければいけないと思っております。この前、所長に言いましたら、所長は愛知県には言いましたと。また後のことで言いますけれども、愛知県のことばっかり言っているんですよ。自分の意見は何も言わない。  また後で言いますけれども、ちなみに、海部津島地区ではPCRの検査をできるのは海南病院だけなんです。20組ぐらいやれると思うんですけれども。あとは、どこもやれないんです。  それから、私が保健所に行って、大分きついことを言いましたら、保健所の所長は、松下さん、おたく、それだけ言うなら県や国に行って、あなたが言ってくださいよと、こういう捨てぜりふを言っておる。そのくせ、私が家に帰ったら、すぐ保健所からあま市の保健センターの者に電話がかかってきている。何だと言って、あの松下という議員はどういう議員だって。なめとるよ、実際。それも公費の電話を使っておる、公費の電話。税金ですよ。そういうことだけは早いけど、あとは全然遅い。  ですから、私は要望として、今回、コロナの件ですけれども、ほとんど要望になりますので、要望として、保健所の数、ドクターの数を増やしていただきたいということを要望して、1問目を終わります。  それから、2問目……。 9: ◯議長 市長。 10: ◯市長 議員に少し確認でございますが、PCR検査を行う病院というのは海南病院だけだということでありましたけれども、あま市民病院もPCR検査の患者は診れるということを、ありますので、その辺の確認だけでございます。 11: ◯議長 松下昭憲議員。 12: ◯21番議員(松下昭憲) 今、市長からそういう回答がありました。私が3日前にドクターに聞いた段階では海南病院だけだということで、それは結構なことですからいいです。 13: ◯議長 市長。 14: ◯市長 保健所からPCR検査の要請があった場合は海南とうちのあま市民病院が検査を診れると。その後、検査して陽性が出た場合、先ほどの要請じゃなくて、検査して陽性が出た場合は海南で入院するという形ですけど、それはあま市民病院では診れないということでございます。松下議員はそちらのほうを多分おっしゃっているんだなというふうに思っております。 15: ◯議長 よろしいですか。 16: ◯21番議員(松下昭憲) 分かりました。 17: ◯議長 じゃ、2番の質問をどうぞ。 18: ◯21番議員(松下昭憲) それでは、2番の小さな項目のさらなる注意喚起のため、感染ルートの公表についてをお願いいたします。 19: ◯議長 健康推進課長。 20: ◯健康推進課長 新型コロナウイルス陽性者の感染ルートにつきましては、愛知県が公表している情報を市公式ウェブサイトに掲載しております。  県が公表している陽性患者に関する情報は、国の基本方針に基づき個人情報の保護や人権への配慮がなされているものであり、市といたしましては、県が公表している情報以外には把握しておりません。陽性患者の感染ルート等がクラスターの発生につながる可能性が高いと判断される場合には県と調整を取らさせていただきます。  以上でございます。 21: ◯議長 松下昭憲議員。 22: ◯21番議員(松下昭憲) なぜこのことを私は取り上げているかというと、コロナウイルスが発症してから、この近辺だと大治で3件、あま市で3件ということを報道で聞いております。それで、大治町は、人口は約3万少し、4万おりますかね、3万何ぼ。あま市は約9万ということで約3倍なんですよね。そして、向こうは3件だから。エリアも狭い。うちは3倍ある、簡単に言うと。  それで、皆さんによく言われるんですけど、どこでだ、どこでだと。どこで発症したんだということを言われるわけですよ。みんな、いろいろ言うわけですね、甚目寺で出たとか、七宝で出たとか美和で出たとか。いろいろ言うんだけれども、私は、国や県がいろいろ、守秘義務、個人情報保護法とかいろいろ言っていますけれども、地域の住民の人に広く知らしめる意味を持って、もう少し、例えば美和町の南の辺ですよとか、個人名出さなくていいですよ、南の辺ですよとか、北ですよとか、そういうふうにもう少し限定的といいますか、アバウトでいいんですけれども、やれないかなと、発表できないかなと。  現に、あま市で南の辺で、ある開業医の先生が玄関に貼り紙がしてある。うちに見えた患者さんが、保健所に送ったら陽性だったと。それで、私、そういうことを聞いたものですから、病院のところ、玄関まで行ってきました。玄関に貼り紙がしてあるんですよ。当院から出ましたって。私、それを見て、立派だなと。私なら隠したいなと思いましたけれども、貼ってあっても患者さんはたくさん来てみえたんです。  ですから、だけど、その人は誰だ誰だということばっかりあの辺の人は言っていますよ。誰だではなくて、あの辺で出たよということを県のほうは何も言わないと、あま市は知らないと、市長も知らない、本当かうそか分からんけども、知らないと言っておるから知らないでしょうね。もう少し注意喚起の意味を持って、エリアをある程度限定していただきたいかなと思うところであります。  これはもうよろしいです。回答、よろしいです。 23: ◯議長 答弁は。 24: ◯21番議員(松下昭憲) 要らない。 25: ◯議長 よろしいですか。  それでは、次の質問をどうぞ。 26: ◯21番議員(松下昭憲) それでは、3問目に入ります。  市として市民に対していろいろな発表、市としての対応が遅い。専決処分という方法もあるがということなんですけれども、担当課は、それについて何か回答ありますか。 27: ◯議長 健康推進課長。 28: ◯健康推進課長 令和2年2月4日に、あま市新型コロナウイルス感染症対策本部をいち早く設置し、今までに14回の対策本部会議を開催してまいりました。  対策本部会議では国及び県の動向を鑑み、現在の感染状況等から、市で判断が必要となってくる新型コロナウイルス感染症対策について協議し、決定しております。  対策本部会議では国の専門家会議等において決定された方針や感染症予防対策に基づき市の感染予防対策、決定事項及び感染者の情報について、市公式ウェブサイトに掲載するとともに、動画配信サービスを利用した市長メッセージを配信して、分かりやすく市民に情報提供を行っております。  また、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に係る各種支援についても市民の皆様へ、あま市公式ウェブサイトや動画配信サービスで交付時期や申請方法といった情報を発信しているところでございます。  報道機関に対する発表に関しましては対策本部会議で協議し、決定した対策について速やかに提供しております。  今後も市民の皆様により早く発表できるよう進めてまいります。  以上です。 29: ◯議長 企画財政部長。 30: ◯企画財政部長 専決処分という方法もあるのではないかということでございます。  それにつきましては、予算につきましては緊急を要するための議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであるときなどにおきまして、市民サービスの停滞を防ぐという観点から、専決処分の対象とされておりますが、議会と執行部双方におきまして予算が重要な計画であると認識しておりますので、可能であるならば臨時会を開催して、御審議を頂くべきと考えております。  専決処分を必要とするような場合には、議会と調整させていただいて、進めさせていただきたいと思います。  以上でございます。 31: ◯議長 松下昭憲議員。 32: ◯21番議員(松下昭憲) 今、私に専決処分はどうのこうの説明しておるけれども、とろいことを言っていかんわ、あんたら。わし、30年やっておるんやで、30年。専決処分はどういうものだということ分かっておるに決まっておるわ、こんなこと。なめておったらあかんよ、あんたら。  私が言うのは、専決処分は言われるとおりですよ、そんなことは分かっていますよ。だったら、今年3月か4月の臨時会で専決処分をやっておるじゃない、あんたたち、事故か何かで病院だ何だで。あれはどうなの。格好いいことばっかり言っておるけど、何なの、それ。僕が言いたいのは、こんな重要なコロナの問題のときに専決処分やらないかんて。我々議員、誰もそんな怒らへんのだって、そういうことですよ。ここの場で私に専決処分はどういうもんだって、そんな説明は要らないよ。現にあんたら、専決処分をやっているじゃない、先月。間違いないでしょう、財政部長。やらなかった。 33: ◯議長 企画財政部長。 34: ◯企画財政部長 今、議員の御指摘どおり、専決処分は行っております。 35: ◯21番議員(松下昭憲) 行っておるんやろう。 36: ◯企画財政部長 はい、行っております。 37: ◯議長 副市長。 38: ◯副市長 議員のほうのお尋ねの専決処分でございます。  これまであま市から、市政になってから専決処分、選挙関係でも執り行ったケースもございます。議員が言っていただくように、緊急、やむを得ない場合については専決処分ということで、市長が裁量権を持ってやるということは事実でございますけれども、できる限り、できれば議員の皆様が、臨時会開くためにも、法律上7日前の通知とかいろいろ問題がございまして、時間の短縮ということも議会の中で御協議いただく必要があるかと思いますけれども、それが以前、他の議員からもこういう緊急性の場合は専決ということも一考だよという御指摘も頂いております。  ただ、私ども、客観的な説明ができる仕組みができれば、そうした形で、議員が言われる専決をお許しいただけるのであれば専決をさせていただきます。ただ、内容も議員の皆様と協議しがてら、前に進めるのがいいという判断も持っているところでございますので、その辺はまた議長、議運の委員長の皆さんとも検討して、どうするかというものを考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 39: ◯議長 松下昭憲議員。 40: ◯21番議員(松下昭憲) 何か自分に都合のいいことばかり言っておるけど、私、コロナが発症してから、うちの議会はいつ招集がかかるかと思って待っておったの、ずっと。いつ招集がかかるかって、集合って。待っておったけど、全然かからない。早く行って、みんなのためにと思っておっても何にも声がかからない。議長、おかしいですよ、これ。そうじゃないですか。こんな緊急事態なら、議会を臨時会でも開くなりして招集をかけて、話し合うのが普通でしょう。こんなの議長に言っておってもいかんけど、ここで。だけど、それぐらい緊急の事態だから、私は待っていたんですよ、ずっと、いつ声がかかるか。みんなのために頑張らないかんと思って。だけど、何も声がかからなかった。寂しかったな。  それと、情報の発信が遅い。先ほども説明、課長のほうからありましたけれども、公式ウェブとかこんなスマホとか、ほとんど見ないんだって。クローバーテレビもあまり見ない。年寄りの人は大体見るのはテレビなの。普通やっている公共テレビ、普通に映っているテレビ、あれで見ておるんですよ。あれで上にテロップでどこどこは何万円出したとか、いろいろ出ているわけ。それでみんなが私にあま市は何をやっておるんだ、いつ出るんだって。いや、私、そのとき言っていますよ、あま市も一生懸命やっておるで、もうちょっと待ってちょうだいって。だけど、結果的に見りゃ、一番最後やって。そんな公式ウェブだとか、どこどこに貼り紙をしてとか、そんな話じゃないんやて。やっぱり公共の電波に乗せて、大きな、どーんと出さんと住民の人は納得しないよ。それを私は遅いと言っておるんですよ。結果的には最後になってしまった。だから、もっと早くやっておるんならやっておる姿勢を見せないかん。そういうことなんです。  それから、日本は、中小企業、零細企業で日本の国は成り立っているというふうに私は思っているし、事実だと思っておりますけれども、今回、国の援助金、いろいろありますけれども、営業補償等について無利子無担保、5年や7年で返すとかいう話が出ていますけれども、実際に窓口に行くと貸してくれない。貸してくれるのは、今まで当たり前に借りていた人が借りれるだけなの。今まで借りれなんだ人は全然借りれないんです。  テレビを見ておったら、上にコロナ用と書けば、融資をぼんぼん出すようなことをテレビで言っておる、国民受けのええことを。そうやけど、実際に私の知り合いでも、行っても県保証がストップをかけたとか、銀行がいかんとか、あま市内の銀行ですよ、言っておるわけ。  何も国が言っておること、全然違うんだね。これはどういうふうかなと思って。これは市長、お願いしておきたいんだけど、お願いですよ、市内の金融機関にそんなきぶいことを言わずに、もう少し融通を利かせたってちょうだいって言ったってちょうだい。希望です、私の。  何か言うことはある。なかったらいいです。それ、希望ですから。言っておいてください。みんな困っておるんですよ、金が出る出ると言って、出ない。何にも今までどおり。国がうそばっかりついておるって、みんな言っていますよ。私は申し込んでいないですよ。特に県保証。県保証はきぶいことを言っておるらしいで、県保証に要望してもらわないかん。これは経済課かな。そこら辺、ちょっと聞かせてください。 41: ◯議長 建設産業……      (「議長、采配してください。采配してから答えさせてください」と呼ぶ者      あり) 42: ◯議長 松下議員に申し上げます。今の質問の内容が通告とは多少離れたところに行っておりますので、通告の内容についてお話しください。今の融資の件は建設産業部長に答えさせますので、お待ちください。 43: ◯21番議員(松下昭憲) 何を言っておるの。関連事項で言っておるんやないの、関連事項で、コロナの。コロナのために借りれんって言っておるやつを言っとるんだに。何が関連がないって。とろいことを言ったらあかん、とろいことを。ちょっと答弁だけしてよ、だから、県保証の。 44: ◯議長 答弁させますので…… 45: ◯21番議員(松下昭憲) 答弁させてくれるんなら要らんことを言わんでいいの、あんた。 46: ◯議長 お座りください。  一般質問でございますので…… 47: ◯21番議員(松下昭憲) 一般質問をやっておるがね。 48: ◯議長 先ほどから要望というのが多いものですから、質問という形でよろしくお願いいたします。  それでは、建設産業部長、お願いいたします。 49: ◯建設産業部長 それでは、失礼いたします。  現在、市におきましては、事業者の皆様に金融機関で融資を受けることができる様々な制度を御活用いただくために、融資対象であることの御相談を含め、認定をスピーディーに行っております。この認定につきましては前年同月との比較で売上げが一定率以上減少したことの認定であり、民間金融機関、政府系金融機関での融資実行につきましては融資金額、返済見込み計画などによるものと考えております。  今後も商工会への要望も含めまして御相談、御内容を含めて、迅速に融資が受けられるよう尽力してまいります。  以上でございます。 50: ◯議長 松下昭憲議員。 51: ◯21番議員(松下昭憲) じゃ、そのようにお願いします。
     続きまして、4番。小項目の4番ですね。  子供だけでなく、65歳以上の高齢者の対策も必要でないかということでありますけれども、そこまで何かありますか、私の質問に対して。答えることがあったら、先に答えてください。 52: ◯議長 当局、答弁。  福祉部長。 53: ◯福祉部長 市では、子供に対して、新型コロナウイルス感染症に伴い、学校等の臨時休業及び保育園等の登園自粛などに協力いただいた子育て世帯に御不便をおかけしている状況において、家庭での子供を養育するための経済的負担の軽減のため、協力金を支給することで市独自の支援をしております。  65歳以上の高齢者につきましては、国の特別定額給付金10万円の支援の中で対応していただきたいと考えているところですが、国、県の補正予算の動向を見ながら、どのような形で支援できるかを検討してまいります。  以上です。 54: ◯議長 松下昭憲議員。 55: ◯21番議員(松下昭憲) 毎年9月になると敬老会というのがあります。これは年寄りの方を敬うということで、敬老会があります。  そのときに式典で、今年は式典がないということでありますけれども、その式典の際には必ず言われる言葉があるんですよ。主催者、来賓、皆さん口をそろえて言われることは、皆さんのおかげで今の、現在の日本がありますと言われているわけですよ。その割に年寄りに対してちょっと支援が薄くねえ、だんだんだんだんカットするし。甚目寺町なんか100歳になったら100万もらっておった、昔。だんだんだんだん、今、3,000円か5,000円ぐらいでしょう、私はもらったことないで知らんけど。だから、その待遇、言っておる割に待遇が悪い。  それで、例えば私が言っておる1万円。1万円もらっても年寄りの人は子供や孫に、今日はおじいちゃん、金が入ったからみんなで食べに行こうやとか、そういうふうに使うと思うんですよ。貯金する人は、あるかもしれんけれども、少ないと思うんですよね。  それと、反面、本当に年金が4万、5万で生活に苦慮してみえる方もたくさんみえる。ですから、この際、1万円という金額は少ないですけれども、執行部から言や、数が多いからたくさんの金額になるということかもしれませんけれども、いろいろ今年の行事がなくなってきていますね、例えば夏祭り、あれ、約1,000万かかっていました。そういうお金とか、継続事業でやってきて、今年やらなくてもいい、来年度以降でもいいわというのがあると思うんですよ。うちの予算は大きいんですから。そういうのを配慮して、同時に財政基金の崩しをやって、65歳が70になるかもしれませんけれども、そういう配慮はしていただけるかどうか、答弁をお願いします、答弁ですよ。 56: ◯議長 当局、答弁をお願いいたします。  副市長。 57: ◯副市長 議員のほうから、65歳以上、高齢者の方に何かの給付をというお願いがありました。  福祉部長のほうから子供に対してはこういう形にしましたよという話は当然、前の臨時会でさせていただきました。国の第1次補正が約2.6億ということで、その中でどういう、国に対する計画をつくって、それが多分その枠の中で認められるだろうという範囲で計画を取りあえず第1次でつくりました。  議員も御存じだと思いますけれども、今日、国会のほうに予算案、2次補正の形で出て、早ければ来週に可決がされると思います。  2次補正は、地方創生の臨時交付金ということで、地方に2兆円ですよという話もございます。  ただ、今現在、そのうちの地域性でどうだという話で、あま市にどれだけ来るんだという枠が実際、パイ、パイという言葉を使っていいのか分かりませんけれども、枠が、総額が見えない状況です。また、財政担当にも計画、2次補正の細かな内容について、大まかなタイトルは出ているんですけれども、内容を調査して何を合致するんだということも調べさせておりますけど、なかなか細かいものが見つからないという状況に立ち入っています。  そんなことで市長の命の下、今現在、また議員から遅いということを言われるかも分かりませんけれども、予算または政策を執行するに当たっては、やっぱり先ほど言いましたように、政策打って、それが、まず国の計画にのっとれるかどうか、それから、何をやっても皆さん平等にいくということ、なかなか難しい問題もございまして、その辺の公平、不平等性というのがあるんでしょうけど、そういうのも見極めて、市長の命の下、関係部署にはメニューづくりを今、精査をさせているところでございます。ただ、今ここでそのメニューがどういう形でということでお知らせすることは実際できないのが現状でございます。その件についてはまた後ほど市長からお話をされるかも分かりませんけれども、さきの全協で申し上げましたように、間に合うのであれば逆に、最終日の追加上程、もしくは臨時会をまた招集してお願いして、もしくは、また、先ほど議員言われましたように、専決ということも、客観的に市民に説明できて、議会の皆様に御説明が納得いただけるような内容であれば専決という手段もありますけれども、そういったことでいろんな対策を市長の命の下、今、各課で検討をしている状況でございますので、細かい内容までについては、今現在、差し控えさせていただきたいということでお願いいたします。 58: ◯議長 松下昭憲議員。 59: ◯21番議員(松下昭憲) 非常に期待しておりますので、よろしくお願いします。  それでは、小項目の5番目、小中学校の方針がころころ変わるが、どうなっているかということと関連事項をちょっとお聞きしたいと思いますので、取りあえず何か回答ありましたら、ころころ変わっていること。 60: ◯議長 教育部長。 61: ◯教育部長 今、小中学校の方針がころころ変わるという御質問でございます。  学校の休業と学校の再開、この2点に分けて答弁を申し上げます。  1点目の学校休業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に対応するため、総理大臣及び県知事の要請によりまして、急遽、令和2年3月2日から臨時休業に入りました。  当初、休業期間は、春休み前日の3月24日までとしておりました。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、愛知県緊急事態宣言が発令されたことや国の緊急事態宣言の特定警戒都道府県に愛知県が指定されましたことを受けまして、休業期間を4月19日まで、5月10日まで、5月29日までと、次々に延長したところでございます。  2点目の学校再開につきましては、愛知県から、第1弾の依頼が5月5日付で発信されました。その内容は、6月1日に分散登校の実施、6月15日に全員登校による通常授業を再開するものでございました。  そのため、本市教育委員会と校長で準備を進め、5月11日に保護者等へ発信したところでございます。  しかしながら、第1弾から僅か1週間後に第2弾の依頼があり、6月15日の全員登校を6月1日に繰り上げる大きな前倒しの内容となっておりました。  そのため、急遽、5月15日に保護者等へ再度発信をさせていただいたところでございます。  経過は以上でございます。 62: ◯議長 松下昭憲議員。 63: ◯21番議員(松下昭憲) 分かりました。  それでは、関連で1つお聞きしたいんですけれども、先日の中日新聞の尾張版に西尾張の13市町村の各教育委員会のコロナ対応についての発表がありました。分かりますね。  その中で、当市は夏休みの短縮以外ではという項目には、運動会、プール等の行事を中止するなどして、空いた時間を授業に活用するとありました。  2番目、学習の遅れについての項目に、以上に加えて、家庭学習もしっかり進めながら、効率よく進めていけば何とか終わるのではないかなと思っていると書いてありました。  家庭学習をしっかり進めってどういう意味なんですか。というのは、私は、私の考えですよ、家庭というところは子供の人の道、人間形成等について教えるところであって、勉強を教えるところではないと思っているんです。勉強は学校が教えるところだと思っています。それを家庭学習をしっかり進めていくという、そこまでどういうことですか。 64: ◯議長 教育長。 65: ◯教育長 松下議員の御質問の内容でございますけれども、家庭学習をしっかりするというようなことについては学習プリント、全体の12か月といいますか、当然夏休みだとか冬休み等々除いて約35週、実際には40週以上授業があるわけですが、1,000時間以上ということでありますけれども、今回、実際に、令和2年度においてはもう既に2か月授業ができなかったというところで、あま市としては小学校、中学校の教育課程、海部地区全体で海部カリというのをつくっておるんですけれども、その中で3割ほど、どういう中身を精選することができるかということで、小中学校の教務主任を中心にしながら案をつくらさせていただきました。  その中で当然、学校で行うべきこと、それから、そうなりますと、演習等、家庭で、いつもですと宿題という形になりますけれども、そういったものをきちっとした形で指示させていただきながら補充をしていくというようなことを市の教育委員会としては考えておるということでございます。  通常、夏休みの例がよく分かっていただけると思うんですけれども、当然夏休みについては授業がございませんので、通常の40日程度の夏休みの中では課題という形で出させていただいております。そういうような形で学校で行う授業の内容を深めるということ、それから練習をしてもらうということで、我々としてはそういった言葉を使わせていただいたというふうでございます。  以上でございます。 66: ◯議長 松下昭憲議員。 67: ◯21番議員(松下昭憲) 先生たちも大変だということは分かりますよ。だけど、勉強は学校の先生が教えてもらわないかんて。小学校の高学年、中学校の勉強、私も含めてだけど、父兄の人、何人分かるの、難しくなって。例えば算数でも、解き方が違うとか言われるの、答えは一緒でも。そういうことあるでしょう、皆さん。  ですから、家庭学習なんて駄目なんだって。もっと先生は無理してでもええで、学校で教えてもらわないかんて。だったら、学習塾へ行っておる人はええかと。学習塾へ行かなくてもきちっと進級できる、それが本当なんですよ、本来の姿なんですよ。それを宿題、この前の、私、孫がおりますので宿題を見ました。すごい出ていますよ。朝から晩までやっておらないかんですよ、オーバーだけど。それぐらいようけあるんですよ。それも分かっておるか分かっておらんか分からんのに、どんどんどんどん行くでしょう。だから、もっとカリキュラムをもう少しよく考えていただいて、家庭学習に任せてはいかん。学校がやってもらわなあかん。強く要望しますから、いいですか。 68: ◯議長 教育長。 69: ◯教育長 今の松下議員のお話は、十分我々も理解をしているつもりでございます。再度学校の授業の中で中身をしっかりと吟味をしながら、子供たちに身につけてもらうということは、最大限の努力は学校は間違いなくやらさせていただくということをお約束したいと思います。  ただし、いろんな意味で、先ほども言いましたけれども、例えば算数の問題を解く、授業でやったものを家庭でもう一回やってみるというような補充的なことについては家庭学習もお願いをしていくということで、具体的な内容についてきちっとお知らせというか、プリント等を作りながらやっていくということで、各小中学校の教務主任の会ではお願いをしたところでございます。  したがって、学校は、基本的なことについては間違いなくやっぱり責任を持って、子供たちの学力補助、学力保障ということはしていかなきゃいけないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 70: ◯議長 松下昭憲議員。 71: ◯21番議員(松下昭憲) 例えば今、中3の生徒、後期になるんですかね、うちの場合は。後期の2月末からやっていないんですよ、授業。学校の勉強というのは順番にうまいこと考えて、順番に積み上げて重ねてきておるんですよね、漢字でも全部そうですけれども。それをぽんと飛ばして、1か月飛ばして新年度入ってくるものですから、そこら辺のことを十分に留意して指導していって、落ちこぼれが出ないように教育のほうをよろしくお願いします。  続きまして、6番目に入ります。  その他、未知ウイルスに対して管理体制の仕組みを考えることを、政府に対して意見することは考えているかということでありますけれども、まず答弁がありましたらどうぞ。 72: ◯議長 健康推進課長。 73: ◯健康推進課長 未知のウイルスに関しましては、その専門性の高さから、研究者や専門家の知識が必要であると考えております。国に対し意見を述べることは、想定しておりません。医療やウイルスの知識にたけた有識者等の国の専門家会議の基本的対処方針や状況分析、提言を踏まえ、県は対策本部会議での決定事項に基づいて施策を行うことになります。  本市においても国や県の決定に基づき、まずは感染拡大防止を第一に考えた上で感染予防対策を行い、市としての対策を講じてまいります。  以上でございます。 74: ◯議長 松下昭憲議員。 75: ◯21番議員(松下昭憲) 緊急事態というのは何かといいますと、我が国、日本では、一般的には戦争、あるいは大災害等の非常時のことを言っており、そのことについてはある程度の対策はありますけれども、今回のような未知なウイルスについては、現時点では対策はあまりありません。危機管理体制が取られていないように感じておるところであります。  そこで、今日の新型コロナウイルス感染症の事態を教訓に、医療体制全体を安全保障の視点で見直し……。聞いてもらっておる、聞いてもらっておる。今後の新型感染症に対する危機管理の仕組みを考えることを国、政府に要望する気はあるかないかどうか。  また、国、県の下請ばかりでなく、市としても建設的意見を述べてはどうか。あま市が先頭を切って声を上げる気はないか。あまのアラート、あまアラート、これをやってくださいよ、あまアラート。  あま市からやるんだということを要望いたしまして、市長の声だけ聞いて終わります。 76: ◯議長 市長。 77: ◯市長 まず、新型コロナウイルス感染症に対しての対策のガイドライン等は、まさにございません。  しかしながら、新型インフルエンザのきちんとしたガイドラインはございますので、そちらにのっとって、今の新型コロナの情報をきちんと得た上で判断をしていくということが今現在であります。  したがいまして、新型インフルエンザのガイドラインに載っていないものも今後は出てまいりますので、これは我々として、国が率先してつくれ、つくるということではなくて、我々あま市としてのきちんとした経験を生かして、次の新型コロナウイルスが第2波、第3波と来る可能性もございますので、今までの経験を生かしながら、今後も対応していきたいというふうに思っております。  14回の会議も行いました。決してあま市は対応が遅くは、私はないと思っております。  議員おっしゃられるように、ウェブサイトだとかユーチューブだとかクローバーテレビだとかは載っておりますけれども、プラスアルファ、報道にもきちんと情報を流しております。  皆さん方は新聞等であま市はあまり載っていないということも耳に私も入っております。そういったことを私も感じながら、さらに報道機関と密に情報を交換しながらやっていきたいと考えております。  私自身の中では、あま市の施策、早いと私は感じております。  以上でございます。 78: ◯議長 松下昭憲議員。 79: ◯21番議員(松下昭憲) 市長、あまアラートどうですか、あまアラート。一発やったってくださいよ。希望して終わります。ありがとうございました。 80: ◯議長 1番の質問を終わります。  それでは、コロナ対策としてここで暫時休憩したいと思います。御異議ございませんか。      (異議なし) 81: ◯議長 ここで10分間の休憩を取ります。11時まで休憩でございます。お願いいたします。      (午前10時52分) 82: ◯議長 休憩前に引き続き会議を再開します。      (午前11時00分) 83: ◯議長 それでは、2番、議席番号7番、足立詔子議員の一般質問を一問一答方式で行います。  足立詔子議員、どうぞ。 84: ◯7番議員(足立詔子) 7番、足立詔子です。  今回、件名は、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。  新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るっており、日本では緊急事態宣言が解除されましたが、予断を許さない状況が現在も続いています。  コロナ禍の中お亡くなりになられた方への哀悼の意を表しますとともに、現在も治療に従事をされている医療従事者の方々に感謝を申し上げます。  それでは、中項目1、避難所の運営について質問をさせていただきます。  コロナ禍を踏まえたあま市の防災・減災対策についてお尋ねいたします。  新型コロナウイルスの第2波、第3波が懸念をされる中、日本列島は本格的な台風シーズンを迎えます。さらに、震度4以上の地震も多発をしており、大災害に備えた対策は喫緊の課題であります。  そこで、小項目1、福祉避難所も含めた避難所の感染症対策についてお伺いをいたします。 85: ◯議長 当局、答弁。  総務部長。 86: ◯総務部長 国、県の愛知県緊急事態宣言が現在、解除されているところではございますが、議員御指摘のとおり、第2波、第3波の感染拡大が危惧される中、これから出水期に入り、台風シーズンが到来いたします。また、最近では、岐阜県飛騨地方を中心とした地震が頻発するなど、地震に対しても引き続き警戒が必要な状況でございます。  新型コロナウイルス感染症が拡大している状況下において災害が発生し、避難所を開設することを想定した場合、断水により手指の流水洗浄ができない場合もあり、衛生環境の確保が重要となります。
     そして、避難所という密集した環境下での集団生活等により新型ウイルス感染症が拡大するリスクも高まることから、万全の感染拡大防止対策を講じる必要があると考えております。  密集を避けるために避難所の収容人数を考慮し、通常の災害時よりも多くの避難所を開設することや体調不良者のためのスペースを確保することも必要となります。  しかしながら、避難所の数には限りがございます。避難所が過密状態になることを防ぐため、在宅避難や可能な場合は親戚や友人の家等への避難を御検討いただくことなどについても市民の皆様に周知をすることも必要と考えております。  また、避難者の健康状態の確認については、避難者に対して手洗い、せきエチケット等の基本的な感染対策を徹底するために、感染防止のチェックリストを作成し避難者に配布するとともに、1日2回の検温を実施するなど、健康推進課等関係部署と連携し、健康観察にも努める必要があると考えております。  本市におきましては、あま市避難所運営マニュアルを策定し、災害発生時に備えておりますが、感染症対策も含めて内容を再検討し、不足するものがあれば追加するなど、必要な修正を行ってまいりたいと考えております。  福祉避難所につきましては、現在、民間社会福祉事業者7法人、14施設と協定を締結し、災害時にはその民間施設を市の福祉避難所としまして開設することを想定しております。  福祉避難所の運営におきましても、従来の避難所運営に加えて、感染症防止対策にも配慮した運営ができるよう、協定先の法人と連携しながら、感染症拡大防止に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 87: ◯議長 足立詔子議員。 88: ◯7番議員(足立詔子) では、再質問させていただきます。種々、細かい内容も含めて、今、御答弁を頂きました。  今、新しい生活様式の新たな避難方法の仕方も、在宅や御親戚の方などを頼る、そういった取組もあります。そういった方へのまた周知、また細かい内容などはしっかり市民の方にお伝えを頂きたいと思います。  先ほど答弁の中で、避難所運営マニュアルについてということで御答弁ありましたけれども、可能な限り早期にという、そういうふうな御答弁であったかと思いますけれども、具体的にはいつ頃改正をされるのでしょうか。やはりいろんな課題が押し寄せておりますので、できるだけ早期にと思いますが、そのあたり、お伺いをいたします。 89: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  総務部長。 90: ◯総務部長 新型コロナウイルス感染症対策が必要な場合の避難所運営として、収容する人数を減少させるなどの対応等、必要なマニュアルにつきましては、繰り返しになりますが、これから台風被害も想定して、なるべく早い段階で具体的に何日という、いつということは、今、検討段階でございますので申し上げられませんが、可能な限り早期に改正できるように努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 91: ◯議長 足立詔子議員。 92: ◯7番議員(足立詔子) では、福祉避難所について再質問をさせていただきたいんですが、協定先の民間社会福祉施設は、感染リスクに対してどのような対策を取られているのでしょうか。  現在もこういった社会福祉施設におきましては家族との面会禁止という施設もございます。災害が発生をしたときに受入れが可能となるのかも含めて、協議をされているのかについて御答弁をお願いします。 93: ◯議長 福祉部長。 94: ◯福祉部長 既に協定先であります民間社会福祉施設におきましては、マスク着用を含むせきエチケット、検温、手指消毒や手洗いの徹底、アルコール消毒による手すりの拭き取りなどが実施されております。  また、協定先の施設には重症化リスクを有する多くの高齢者が入所されています。施設では入所者を守るためにウイルスを持ち込ませない対策が取られており、避難者を受け入れることが困難となることが予想されます。  災害時の福祉避難所の設置につきましては、昨年度から市内の民間社会福祉事業者と連携連絡会を立ち上げ、協議を始めたところでございます。  今後は、感染症予防対策につきましてもしっかりと協議を行ってまいります。  以上です。 95: ◯議長 足立詔子議員。 96: ◯7番議員(足立詔子) 再質問させていただきたいんですが、避難所運営について、今後審議をされていく国の第2次補正予算案がございます。  拡充が予定をされている地方創生臨時交付金には、災害時の感染予防対策のための資材購入も可能となります。避難所において、体育館の床面は飛沫感染リスクが高く、予防策として段ボールベッドなど、床面から離れる措置を取られているところもあります。  このように、交付金を活用して検討していくべきではないかと考えますが、いかがお考えでしょうか。 97: ◯議長 総務部長。 98: ◯総務部長 国における、第2次補正予算案については今後、国会において審議され、自治体向けの地方創生臨時交付金として2兆円が確保されるとのことでございますが、臨時交付金の活用が可能な施策メニューの具体的な詳細が現在ところ示されていないところでございます。  こうした状況におきまして市では、財政部局を中心として臨時交付金の活用について検討を進めているところでございます。新型コロナウイルス感染症への様々な対応、取組への臨時交付金の活用の1つとして災害対策についても今後、庁内で調整し、可能であれば検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 99: ◯議長 足立詔子議員。 100: ◯7番議員(足立詔子) では、次、小項目2に移らせていただきます。非接触型の体温計の設置についてでございます。  避難所に非接触型の体温計を設置する必要があると思いますが、いかがでしょうか。 101: ◯議長 総務部長。 102: ◯総務部長 非接触型の体温計は、本市において現在、9本備蓄しております。  避難所において非接触型の体温計は必要と思われますので、今後、順次備蓄をしてまいりたいと考えております。あわせて、必要な備品や消耗品の備蓄についても、順次計画的に進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 103: ◯議長 足立詔子議員。 104: ◯7番議員(足立詔子) 再質問させていただきます。  今、順次計画をしていくということで御答弁を頂きましたけれども、今年度、配付をされました受援計画書がございます。この受援計画を利用して、非接触型の体温計の備蓄も検討すべきであると思いますけれども、受援計画書にこの内容も含めて、しっかり対策を取るべきではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。 105: ◯議長 総務部長。 106: ◯総務部長 国においては現在、国や市町村間での支援物資の調達や輸送等の情報を共有することができる物資調達・輸送調整等支援システムを開発し、今年度から運用を始めております。  システムの導入により避難所の物資ニーズや物資の要請・輸送に係る情報を関係者間で一元的に管理・共有し、物資支援の迅速化や避難所の物資ニーズに対するミスマッチの解消にもつなげることができるものでございます。  今後、本市の感染予防対策における避難所に必要な物資の調達におきましても、このシステムを活用することとなります。したがいまして、先ほど議員から御提案がありましたことも含めて、今後は受援計画にこのシステムを活用することなども盛り込んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 107: ◯議長 足立詔子議員。 108: ◯7番議員(足立詔子) それでは、中項目2に移らせていただきます。小中学校の対応についてであります。  新型コロナウイルス感染症対策として、小中学校が長期にわたり臨時休校となりました。児童生徒及び保護者への対応、特に家庭学習は保護者の負担も大きかったと思われます。今後、休校措置を取らざるを得ない状況も、第2波、第3波を考えるとあるかもしれません。  そこで、小項目1です。  まずは、学校生活の中で、感染症対策についてどのような対策を検討されているのかについてお尋ねをいたします。 109: ◯議長 教育部長。 110: ◯教育部長 学校生活の中では、文部科学省から出されている新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン及び新型コロナウイルス感染症に対応した小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等に関するQ&Aに沿って、各学校の実情に応じた感染症対策を実施しております。  学校生活の中での具体的な対応としましては、常にマスクを着用すること、手洗いとせきエチケットの徹底や教室等の小まめな換気をしております。また、家庭と連携し、毎朝の検温、風邪症状の確認、健康チェックカードによるチェックを行い、児童生徒の健康観察を徹底しております。さらに、ソーシャルディスタンスを保てるよう、手洗い場やトイレの前等には目印をつけるなどの対策を取っております。  また、当面の間は児童生徒等が密集するグループ活動は控えるなど、3つの条件、換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話や発声が同時に重ならないよう配慮しながら、教育活動を実施しております。給食時においては、座席は全員が正面を向き、食事中は会話を控えるよう指導を行っております。清掃では、児童生徒は3つの条件が重ならないよう、まずは教室のみの簡易な清掃を行っております。また、下校後には教職員により、教室やトイレなど、必要な箇所の消毒を行っております。  以上でございます。 111: ◯議長 足立詔子議員。 112: ◯7番議員(足立詔子) では、それでは、小項目2に移らせていただきます。  今年度の夏休みは特別でございます。夏休み期間が短縮をされるということになります。7月下旬から8月上旬の高温期、本来なら夏休みであるこの期間に登下校しなければならない児童生徒の方の熱中症対策が大変に心配をされます。このことについては多分保護者の方も心配をされ、また、いろいろお問合せもあるかと思いますけれども、そのことについてどのような対応を取られるのかについてお尋ねをいたします。 113: ◯議長 教育部長。 114: ◯教育部長 まず、小学生におきましてでございますが、通学団での登下校が基本となります。そのため、登下校の安全、暑さ対策として、例えば登下校の荷物は必要最小限にする、日傘や熱中症予防グッズ等の使用を認める、教職員や保護者ボランティアによる付添い下校を行う等を検討しております。  また、中学生につきましては自転車通学の制限がある学校もありますが、今年の夏季休業中の登校日に限りまして、全員が自転車通学することを認める等の検討をしております。  以上でございます。 115: ◯議長 足立詔子議員。 116: ◯7番議員(足立詔子) それでは、小項目3に移らせていただきます。  夏休みの期間中での授業の追加で遅れの挽回について、このことについては先ほどの議員も御質問されておりましたけれども、新聞報道等にも掲載をされておりました。私もこの新聞報道を読みまして、運動会やプールがないんだなというふうに思いましたけれども、密を防ぐという意味では仕方がないのかなというふうにも感じました。行事等を中止し、空いた時間を授業に活用する、それに加え、今回、夏休みを短縮するということでありますけれども、本当にこれで学習の遅れが改善をされるのでしょうか。大変心配をいたしますけれども、その辺についてお尋ねをします。  また、土曜日の授業も計画をしているということも全国的にあるということも聞き及びますけれども、あま市において土曜日の授業は計画をされているのかについてお尋ねいたします。 117: ◯議長 教育部長。 118: ◯教育部長 ただいま議員のほうから運動会がなくなるという御発言がございましたが、先日来、新聞のほうになくなるような記事が載っておりました。今のところ、教育委員会としましては、土日の開催は行わないこととしまして、来賓もなし、内容を縮小する、そういった形で開催する方向で考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、答弁させていただきます。  夏季休業中におきましては、臨時休業で確保できなかった授業時間を確保するために授業を実施してまいります。従来、夏季休業日は7月21日から8月31日までの42日間でございますが、令和2年度に限り、夏季休業日を8月8日から8月23日までの16日間に短縮してまいります。このことによりまして、7月21日から8月7日までの平日12日間と8月24日から8月31日までの平日6日間の合計18日間を授業日とする予定でございます。なお、土曜日の授業日は考えておりません。  あわせて、カリキュラムを見直ししたりして効率よく授業を進め、遅れを取り戻すよう進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 119: ◯議長 足立詔子議員。 120: ◯7番議員(足立詔子) 再質問をさせていただきます。  運動会につきましては中止ではないということで今、御答弁頂きました。本当に子供たちにとって、運動会というのは大切な思い出づくりの1つであります。しっかりいろいろ工夫をされながら、ぜひ実施をしていただきたいと思います。第2次補正予算案には通信機器整備支援事業の前倒しということで、GIGAスクール構想の前倒しということでインターネット環境の改善が検討されております。  今、先ほども学習の遅れはできるだけないようにいろいろ効率化を進めながら、授業を進めていくということで御答弁ありましたけれども、今回のコロナ対策というのは、今回だけではなく、これから10月、また冬、また第2波、第3波も懸念をされるところでございます。そこで、もしまた休校ということになった場合に、やはりオンライン学習の支援の強化が必要なのではないかというふうに考えます。現在、インターネットの環境が整っていない御家庭もあるかと思いますので、そういった場合の対応も含め、あま市はどういった対応を取っていくのかについてお伺いをいたします。 121: ◯議長 教育部長。 122: ◯教育部長 市では現在、1人1台端末を整備するGIGAスクール構想を進めているところでございます。この制度の趣旨は、全国一律のICT環境整備が急務とされ、学校現場で持続的に実現させるものでございます。  しかしながら、今回、新型コロナウイルス感染症による学校の臨時休業により、家庭学習の方法としてオンライン学習が急遽打ち出されたところでございます。本市としましては、現在、各家庭のインターネット環境の状況を各校を通して調査しておりますが、インターネット環境がない御家庭もございますので、すぐにオンライン授業は困難であると考えております。  しかしながら、国の令和2年度第2次補正予算におきまして、家庭学習のための通信機器整備支援事業が盛り込まれており、家庭学習が可能となるインターネット通信環境を提供するとしておりますので、市としましては、どのような対応ができるかを含め、情報を収集しながら、オンライン授業について研究を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 123: ◯議長 足立詔子議員。 124: ◯7番議員(足立詔子) では、それでは、中項目3に移ります。介護施設への対応についてであります。  あま市においては、介護施設への感染はありませんでした。このことは、介護事業所、また、介護従事者の方の緊張の中での並々ならぬ努力があったからではないかと思います。特に緊急事態宣言下では、マスクや消毒液の不足等、深刻であったのではないかと考えます。私のほうにも物資が不足をしているという、そういう御相談も頂きました。  そこで、小項目1でございます。介護施設での感染症対策についてお尋ねをいたします。 125: ◯議長 福祉部長。 126: ◯福祉部長 施設の職員や利用者の体温計測及び発熱等の症状がある場合の対応、面会制限や委託事業者等への対応等、介護施設における感染症対策につきましては、厚生労働省より、自治体及び介護施設向けに各種通知が出されております。市におきましては市内介護施設に対して、これらの情報を随時通知し、各施設において適切な対応を取っていただくよう、依頼しております。  また、介護サービス提供事業所の皆様へとして、市公式ウェブサイトにおいて新型コロナウイルス関連情報を提供し、感染症に対する介護施設職員への意識啓発を図っております。  以上です。 127: ◯議長 足立詔子議員。 128: ◯7番議員(足立詔子) 再質問をさせていただきます。  種々、情報提供をしているというふうに御答弁いただきました。今回、新型コロナウイルスの感染症対策について、直接介護施設から要望、または問合せ等はあったでしょうか。 129: ◯議長 福祉部長。 130: ◯福祉部長 マスクについての要望は3件ございました。また、消毒液等についてはございませんでした。なお、それ以外としまして、要望ではございませんが、介護施設から運営等に関する問合せが33件ございました。  以上です。 131: ◯議長 足立詔子議員。 132: ◯7番議員(足立詔子) では、小項目2に移らせていただきたいと思います。
     要望等にマスク等の御要望があったというふうに今、お伺いをしました。様々な相談も含め、合計36件もの相談があったということは、現場はやはり混乱をしていたのではないかというふうに考えます。今後、マスクや消毒液等をあま市が十分に備蓄をするということは、介護施設にとっても大きな安心につながるのではないでしょうか。  そこで、小項目2のマスクや消毒液の備蓄についてお尋ねをいたします。 133: ◯議長 福祉部長。 134: ◯福祉部長 介護施設のマスクや消毒液の備蓄に関しましては、国または県からの調査依頼を受け、調査を実施しております。この調査結果を基に、マスクにつきましては国から各介護施設に職員分、利用者分の布製マスクが配布されております。また、消毒液につきましては購入を希望する施設に手指消毒用エタノールの優先供給を受けることができるなどの対策が取られております。  市においても、御寄附いただいたマスクを介護施設へ配布する等の対応を行っております。今後発生する可能性がある第2波、第3波に備え、市内の介護施設にはマスク、消毒液をはじめとする衛生用品の備蓄をお願いするとともに、衛生用品を市が購入できるルートの確保についても重要と思いますので、今後の動向を注視しつつ、関係機関とも随時調整しながら対応していきたいと考えております。  以上です。 135: ◯議長 足立詔子議員。 136: ◯7番議員(足立詔子) しっかり随時調整をしていただけるようによろしくお願いいたします。  では、それでは、中項目4、あま市内の医療体制についてお伺いをいたします。  小項目1であります。愛知県内においてもドライブスルーによるPCR検査所を設置し、PCR検査を実施するとしておりますけれども、その詳細についてお伺いをいたします。 137: ◯議長 健康推進課長。 138: ◯健康推進課長 愛知県は、令和2年5月15日に瀬戸保健所豊明分室に屋外でのドライブスルー方式のPCR検査所を設置しました。また、名古屋市、豊橋市は、5月21日にドライブスルー方式のPCR検査所を設置しました。さらに、今後、県は県内各地域の状況に応じて、ドライブスルー方式等のPCR検査所の増設を検討していくこととされております。  以上でございます。 139: ◯議長 足立詔子議員。 140: ◯7番議員(足立詔子) 再質問でございます。  豊明分室に設置をされたということで、今後、各地域の状況を見ながらということで、答弁を受けました。ぜひ海部医療圏内にPCR検査所の設置を要望すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。 141: ◯議長 健康推進課長。 142: ◯健康推進課長 今後の感染拡大に備え、海部医療圏内へのPCR検査所の設置を県のほうにお願いしていきたいと思っております。  以上でございます。 143: ◯議長 足立詔子議員。 144: ◯7番議員(足立詔子) ぜひお願いいたします。  では、最後、小項目2でございます。あま市を含めた海部地域での発熱外来についてであります。  PCR検査の実施も対象者が拡大をされ、主治医から直接新型コロナ外来に電話連絡をし、検査の指示を受けることができるようになりました。しかし、発熱時に診療所に診察に行くことは遠慮しがちになります。発熱外来があれば安心をして診察を受けられると思いますが、あま市を含めた海部地域での発熱外来を実施している病院等はありますか。 145: ◯議長 健康推進課長。 146: ◯健康推進課長 海部地域では、あま市民病院が発熱外来を設置しております。それ以外の医療機関につきましては発熱外来という名称は使用してはおりませんが、発熱症状のある方に対して事前の電話予約を求め、入り口を分けたりするなど対策し、一般の受診者と区別して診療を行っていただいているところでございます。  以上でございます。 147: ◯7番議員(足立詔子) 以上で終わります。 148: ◯議長 2番の質問を終わります。  次に、3番、議席番号5番、加藤哲生議員の質問を一問一答方式で行います。  加藤哲生議員、どうぞ。 149: ◯5番議員(加藤哲生) それでは、5番、加藤哲生、一般質問をさせていただきます。  まず初めに、新型コロナウイルスについてであります。  まず最初になりますけれども、いわゆる介護事業所におけるPCR検査等について質問をさせていただきたいと思いますが、今現在、訪問介護、いわゆる事業所をはじめとする市内にある介護事業所でありますが、これまでの人材不足の上、今回の本当に大変な、新型コロナウイルスの影響で危機的な状況がございます。職員は医療関係者と同じく、自らの感染の恐怖、自ら利用者に感染させないかという、このような苦悩など、大変な状況の中で本当に頑張ってみえます。  こうした点を踏まえて、まずは市の責任で介護事業所の全職員対象にPCR検査、または抗体検査を実施し、感染のあるなしが把握できるようにしていただきたいと思いますが、このような対応を多くの関係者から切望、要望されていますが、私の知る限りでございますが、全国で行われていませんが、このようなことを市長の勇断も含めて期待するものでありますが、いかがでしょうか。 150: ◯議長 福祉部長。 151: ◯福祉部長 PCR検査は、発熱等の症状があるなど、感染の疑いがある方に対して感染しているかどうかを確定するために行うものであり、現在の行政検査は医師の判断により行われています。  現状では、真に検査を受けなければならない方以外の方を対象とすると、重度者への対応への影響も懸念されます。また、医療現場でのさらなる負担増加や混乱につながるおそれがあるため、実施できないと考えております。  しかしながら、国の緊急事態宣言解除後において感染者の増加が発生している状況からも、今後につきましては、介護事業所でのクラスター発生及び高齢者への感染リスクが高いことに鑑み、PCR検査方法の拡大など、国、県の動向も注視しながら、関係機関と協議、検討してまいりたいと考えております。 152: ◯議長 加藤哲生議員。 153: ◯5番議員(加藤哲生) 再質問に入りますけれども、介護職員、一般の方よりも感染のリスクは高いとされています。  私自身で恐縮でありますけれども、2年半、約3年間、介護施設でお世話になりました。運転をしていました、介護の。いわゆる送迎ですけれども、本当にまさに3密状況。フロアに入れば介助、髪をドライヤーで乾かしたり、御飯を食べさせたり、本当に密が大変だと思います。  こういった感染症が高いとされておる中で、少しでもクラスターを発生させないためにも感染のあるなしを把握することができるのか、くどいようですがPCR検査、抗体検査は必要と考えますが、市としての考えはいかがでしょうか。 154: ◯議長 健康推進課長。 155: ◯健康推進課長 介護事業所におけるPCR検査及び抗体検査が必要な職員の方に対して検査を実施できるよう、今後、県においてお願いしてまいります。  以上でございます。 156: ◯議長 加藤哲生議員。 157: ◯5番議員(加藤哲生) これ、要望になっちゃいますけれども、県にお願いをしていくという、今、御答弁がございました。  介護事業者の方々が本当に提供するサービスではありますけれども、利用者の方々が、家族の方々の生活を継続する上で本当に欠かせないものだと私は思います。介護事業所で働く人たちは、感染防止、分かりながら業務に追われています。今現在、ないということで安心しておりますが、本当にありがたいことだと私は感謝しております。このような中でありますが、国内において介護施設の新型コロナウイルスの集団感染が確認されておりますが、大半のいわゆる介護従事者の方が新型ウイルスの感染に不安を感じながら日々業務を行っているんだと私は考えております。答弁は必要ありませんが、あま市として本当にPCR検査を希望される方々に速やかに検査が受けられるように体制づくりを行っていただきますよう、強く強く要望したいと思います。  次に入っていいですか。 158: ◯議長 はい。次の質問をどうぞ。 159: ◯5番議員(加藤哲生) じゃ、2項目の防護服についてでありますが、本当に状況、大変なんです。新聞の報道であったわけですが、防護服がなく、雨がっぱで介助している。フェースガードの代わりにサンバイザー、雨がっぱでやっている。この方は重い障害のある40歳が一人暮らしをする、東京の話でありますけれども、男性のヘルパー、31歳でございます。感染防止のために防護服スタイルになって介助した。本当に大変な状況でもありますが、マスクが普及を今現在、少しずつあるという状況でありますが、このような防護服が本当にない状況であります。  ここでお尋ねしたいんですが、防護服に対して市として支給はできていけるのか、いかがでしょうか。 160: ◯議長 健康推進課長。 161: ◯健康推進課長 防護服等は、陽性者が発生した場合に陽性者が利用した公共施設等を消毒する際に着用するものでございます。そのために備蓄をしております。  感染症の予防のために防護服等を介護施設等に支給することは考えておりません。  ただ、市内で介護施設等において陽性者が発生した場合にはその施設等の消毒作業を行う必要があるため、施設からの要望について提供させていただくということを考えております。  以上でございます。 162: ◯議長 加藤哲生議員。 163: ◯5番議員(加藤哲生) 本当に今、提供していただけるということで少しは安心していますが、まだまだ足りない状況でありますので、今後ともそれを踏まえて要望とするわけでございますが、この状況の下で本当に今、高齢者が増えています。2025年問題、30年問題がございます。どんどんどんどんと高齢者が増えていく中で、介護施設というものは大事になってきますので、これに踏まえての質問となりました。  次に入っていいですか。 164: ◯議長 はい。次のどうぞ。 165: ◯5番議員(加藤哲生) それでは、項目が変わりますが、粗大ごみの車両についてであります。  これについてでありますが、今、あま市もそうですが、全国的に家で閉じ籠もる、密の関係で家にいる状況があります。そんな中でごみが何か増えている、いわゆる今、報道されている断捨離ですか、そのようなものに対して、ごみが今目立っているということで、知立の事例でありますけれども、軽減化の一環として粗大ごみを運ぶために運搬車両を市民に貸出しを今、行っています。これについては市民にとっても生活の上で役立つと私は考えますが、市の財政も負担軽減にもつながる可能性があると思いますが、あま市でも粗大ごみの運搬車両の貸出しは行っていけるのでしょうか、どうでしょうか。 166: ◯議長 環境衛生課長。 167: ◯環境衛生課長 失礼いたします。  粗大ごみを運ぶために市民の方への運搬車両の貸出しを行っている愛知県内の状況につきましては、54市町村中9市ございます。そのうち2市が無償、7市が燃料費のみの負担を含め、有償で行っていることを確認しております。  現在の本市における粗大ごみの収集方法につきましては、粗大ごみ受付センターへ電話、または市公式ウェブサイトから収集品目、収集日及び収集場所等を予約し、収集業者による戸別収集を行っており、運搬車両の貸出しについては考えておりません。  また、粗大ごみを運ぶための運搬車両の貸出しを行った場合、本市の公用車を利用することになりますが、市民の方への貸出しを想定した規程でないことから、貸出しは行っておりません。  以上でございます。 168: ◯議長 加藤哲生議員。 169: ◯5番議員(加藤哲生) 公用車のお話になりますけれども、例えばでありますけれども、難しいと思いますが、この公用車管理規程、これを改正して、貸し出す予定というものはないんでしょうか。 170: ◯議長 総務部長。 171: ◯総務部長 公用車管理の所管ということで私のほうからお答えをさせていただきます。  公用車は市職員が市の事業に使用することを想定して保有しております。そして、その保有車両につきましては使用年数が20年以上経過している車両を使い続ける必要があるなど、決して充足している状況にはございません。  また、仮に市民に貸し出した際に交通事故が発生した場合の賠償責任等の問題、課題等もあることから、公用車を市民に貸し出すことは考えてございません。失礼します。 172: ◯議長 加藤哲生議員。 173: ◯5番議員(加藤哲生) 市民に貸し出し、交通事故発生した場合、損害賠償があるということで難しいと思いますが、これについて、コロナの影響、少しでもごみ収集車の軽減ということで、これは市民の意見を聞いたものでございます。このような要望が本当にありました。自分の粗大ごみを自分自ら運搬して、車両の貸出しでごみを運んでいく、やはりこれについては、市民一人一人のコロナ対策の意識が私は高くなっていると考えます。いろんな規程がありますけれども、粗大ごみの車両の貸出しについても、難しいと思いますが、このような市民の意識の向上を踏まえて、要望を進めていただきたいと思います。  また、このようなコロナ拡大の、先ほども言われていますが、第2波、第3波が引き続いていきます。様々な施策や、このような自治体制も必要かと思いますが、まず、市としての役割でございますが、国に要望していく、これについては2020年度国家予算案でございますが、私の見解でございますが、消費税増税、本当に痛みに目を背けていると思います。そして、いわゆる大企業への奉仕と軍事費、これを私は大反対です。軍事費に年間5兆円以上使っている。そして、それに関連する米軍経費約10億円以上計上されています。これに使われる戦争は、私は反対です。今まさに戦争するならコロナ対策ではないでしょうか。  そして、もう一つ、予算でいえば桜を見る会、歳出予算で決められた額の3倍以上も経費が使われていることも本当に重大な問題ではないでしょうか。本来、国の予算は決められた歳出の範囲で収めるのが常識でありますが、災害など緊急事態、このようなコロナの不測事態を考えるならば、予算を計上することを認められる場合があるかもしれませんが、このような桜を見る会、緊急性やこのような不測なことなど全くありません。このような計上をされるならば今後、国に市として申入れしていく、あるいは市として何ができるかということを考えながら、大変ではありますが、要望になります。  質問を終わりますが、市民一人一人が力を合わせながら頑張っていきたいと思います。  以上です。  答弁は要りませんので。  以上、終わります。 174: ◯議長 それでは、3番の質問を終わります。  お諮りします。  暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。      (異議なし) 175: ◯議長 お昼休憩といたします。この時計で13時15分までの休憩といたします。よろしくお願いいたします。      (午前11時46分) 176: ◯議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。      (午後1時13分) 177: ◯議長 それでは、4番、議席番号6番、野中幸夫議員の質問を一問一答方式で行います。  野中幸夫議員、どうぞ。 178: ◯6番議員(野中幸夫) それでは、通告に基づきまして、一般質問を行います。  この間、医療従事者の皆さん、介護従事者の皆さん、そして、とりわけ役場職員の皆さんが様々な分野で献身的な努力をして、住民の人たちのために頑張っていただいております。心からの敬意を表する次第でございます。  そこで、新型コロナウイルスについて、医療提供体制と市民病院の支援ということで、大きく2つの質問をしたいと思います。  第1に、あま市新型インフルエンザ等対策行動計画、これは先ほど来議論がされておりますが、コロナウイルスの対応をしてきた中身だというふうに思います。あま市新型インフルエンザ等対策行動計画というのが令和元年8月に作成をされています。それを頂いて、少し精査をさせていただきました。  とりわけ41ページでは、この新型コロナウイルスということで置き換えてみますと、今言いました41ページでは、県内発生早期の段階というところがあります。そこでは、あま市は「診療体制を、海部医師会と連携しながら調整して確保」していくというふうになっております。これについて、今後、第2波が予想されていく状況にありますから、この点で、この間の連携、調整の取組はどうであったのかということについて、まずお聞きいたします。
    179: ◯議長 当局、答弁をお願いいたします。  健康推進課長。 180: ◯健康推進課長 令和2年2月4日に、あま市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置した以降、海部医師会とは、発熱やせきなどの風邪症状が主訴の外来患者の診療について協議してまいりました。  医療提供体制につきましては、あま市民病院においては、発熱外来を設置し、それ以外の市内の医療機関においては、発熱症状のある方に対し、事前の電話予約を求め、入り口を分けたりするなど対策をし、一般受診者と区分して診療を行ってきたところでございます。  以上でございます。 181: ◯議長 野中幸夫議員。 182: ◯6番議員(野中幸夫) 新型コロナウイルスとの関係で、海部医師会と連携がうまくいったのかどうかということをきちんと検証していく状況はあるのかどうかということなんですが、今後の取組がありますので、ぜひそこは詳細な検討ということがやはり求められているのではないかというふうに思います。  2つ目の質問は、市民の皆さんが、帰国者・接触者相談センターに相談した件数と、PCR検査をした件数については把握しているのかどうかということでありますが、その点、どうでしょうか。 183: ◯議長 健康推進課長。 184: ◯健康推進課長 帰国者・接触者相談センターへの相談件数ですが、愛知県へ問い合わせたところ、地域別の相談件数及びPCR検査した件数については公表しないということでしたので、公表されている愛知県全体のPCR検査の件数は、令和2年1月30日から5月24日までの累計で、1万6,527件でした。  また、本市への新型コロナウイルス関係の相談件数につきましては217件あり、そのうち61件については、帰国者・接触者相談センターへ、32件につきましては、津島保健所のほうに御案内をいたしました。  以上でございます。 185: ◯議長 野中幸夫議員。 186: ◯6番議員(野中幸夫) 今、答弁がありましたように、当市からは保健所のほうへ32件案内がされたということだというふうに思うわけですが、この点で、3番目の質問になるわけなんですが、第2波に備えて、PCR検査体制の確立を、あま市でも海部医師会と協議をして、進めていくべきだということなのでありますが、その前提として、内閣府地方創生推進室発行の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例集」、こういうのが我々の手元に、当局から頂いたんですかね、全ての議員にこれが配付をされてまいりました。  この中では、国からでは、一番最初のページでは、国からは目の届かない地域を知り尽くした皆さんだからこそ、市の行政の職員のことを言っているというふうに思うんですが、皆さんだからこそできる独自の対策のために、国の第1次の補正予算で1兆円の交付金が予算化された。それで、この間、子供・子育て関係で給付金事業が取り組まれてきたわけでありますが、国の2次の補正予算案が発表されて、今、審議されようとしているわけでありますが、地方創生臨時交付金は2兆円規模だというふうに言われていますね。  今言いました、あま市で子供・子育て等の、臨時議会で審議をしてきて、市民のために使われてきたわけでありますが、こうした中で、5月20日に愛知県知事が国への緊急提言ということで、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を、飛躍的に増額を要請するということが言われ、さらに有志18人の道県知事がPCR検査体制の早急な整備等を国に要請する記者会見が行われました。  これは新聞等でも報道されておりましたが、知事はPCR検査拡充のために、国から民間企業への働きかけの強化、さらに医療従事者の負担や感染リスク軽減、検査件数増加のため、唾液によるPCR検査の承認、早期診断や院内感染対策のための迅速抗原検査キットの供給体制確立、感染率の把握のために抗体検査キットの早期実用化を強く求めるということで、知事としてもPCR検査を推進していくということが言われているわけです。  そこで、医療機関や介護施設などで集団感染が各地で発生しているわけでありますが、現場の安心、あるいは安全、これを確立していくためにも、再び緊急事態宣言という事態を避けていくためにも、最大限の努力をするということが何よりも求められているというふうに思うわけです。  北九州や東京では、新規感染者の拡大が報道されています。ウイルスによる市中感染は、この点でもまだ続いていると言われております。その点から、冒頭に言いましたように、第2波に備えて、PCR検査体制の確立をきちんと進めていくという立場が必要だというふうに思いますが、いかがでしょうか。 187: ◯議長 健康推進課長。 188: ◯健康推進課長 第2波に備えまして、新型コロナウイルス感染症が疑われる方を速やかに検査し、適切な医療に結び付ける必要があると考えております。  検査所の設置につきましては、県により、県内各地域において、その状況に応じた増設が検討されております。海部医療圏内における検査所の増設につきましては、医師会の協力が不可欠であるため、現在、海部医師会とPCR検査体制について協議し、今後も県にお願いしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 189: ◯議長 野中幸夫議員。 190: ◯6番議員(野中幸夫) お願いするということよりも、それも大事なことですけれども、PCR検査については、先ほども言いましたように、再び緊急事態宣言を避けると、さらに、経済も市民生活も安心できる状況をつくっていくと、一番入り口の問題として、取組をしていく必要があるのではないかという思いがするんですね。  市民の皆さんには、様々な願い、要求がございます。実現していくことは当然でありますけれども、その大前提として、このPCR検査を位置づけていくことができるかどうかということなんですが、市長、どうでしょうか、この辺、この点の考え方をお聞きしたいわけですが、どうでしょう。 191: ◯議長 市長。 192: ◯市長 第2波に備えまして、PCR検査をこの海部地区にも導入したらどうかということでありますけれども、間違いなく、この第2波におきまして、陽性者が出ないような形づくりをつくっていくことがまずは前提であると思っております。  その中、どうしても発熱、または新型コロナの疑いがある方につきましては、きちんと検査をしていただくことが大変重要だと思っております。  このPCR検査がどこでも誰でも受けれるとなっていきますと、また、誤解を招く可能性がありますので、そうではなくて、きちんと、PCR検査を受ける方にはそういった発熱、または気だるさ、いろんなものをきちんと、健康の管理がなかなかできなかった場合については、このPCR検査をしていただくことがまず前提だと思っております。  そういった中でありますけれども、海部医師会、または歯科医師会も含めてでございますけれども、きちんと協議をした上で、先生方がどうしてもこれは難しい問題だと言われると、我々も県のほうにお願いすることはできませんけれども、海部医師会の御協力、または歯科医師会も含めてでありますが、そういった御協力を得ることができるならば、また、医師会のほうからも県のほうにお願いし、我々、行政としてもお願いしていかなきゃいけないだろうと思っております。  じゃ、それが、どこの民間病院でもできるのかということと、または、そうではない場合も出てきますので、そういったところの辺もきちんと協議をした上で、市民の皆さんに、ここならできますよということも含めて、きちんとした形で協議した上で、県のほうにお願いに行きたいと、そう考えております。 193: ◯議長 野中幸夫議員。 194: ◯6番議員(野中幸夫) 今日のテレビ報道も見ておりますと、スポーツ選手の中からも陽性の方が見つかったと。それは無症状の方だということも報道されました。  そういうこともありますので、やはり広く、今までは全国的に見ても、1万人から2万人規模で検査が行われていた。それをやはり10万人から20万人規模で広げていくという、こういう取組が必要だということで、あま市も含めて、海部医師会管内で、大体30万人規模の人口で1つのPCR検査体制が要るのではないかという、私は思いがするわけですね。先ほどのあま市で32件の、保健所へつないだという状況から見ても、それが必要だというふうに思います。  やはり、この間、テレビ報道ですけれども、症状があるのに検査が受けられないということも言われてきました。多くの人が検査を受けられずに苦しんで、重症化して、そして、手後れになってしまう、こういう事例も生まれていたわけでありますね。  ですから、こういうことを繰り返してはならない。第2波に備えて、このことが必要だというふうに思います。これは要請になるというふうに思うんですけれども、市長の先ほどの、いわば検査体制の確立を信じて、次の質問に入っていきたいと思います。  次は市民病院の支援の問題です。  政府は、第2次の、先ほど言った補正予算案を閣議決定して、国会での議論という状況になります。地方創生臨時交付金が2兆円、先ほども言いました、積み増しをされたわけでありますが、これを使って、市民病院への支援ということで、医療用のガウンなどを提供していくべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。 195: ◯議長 病院事業管理課長。 196: ◯病院事業管理課長 医療用ガウンなどの提供につきまして、初めに、市民病院の感染対策用の防護具の備蓄状況について御説明申し上げます。  5月26日現在で、ちょっと古いんですが、サージカルマスクが約4万枚で、これが大体8か月分ございます。N95マスクが約840枚で、これが約1年分。袖なしのエプロンが約1万400枚で、これは約20日分でございます。袖ありのビニールエプロン、または袖ありの不織布のガウンなどでございますが、こちらは約1万9,000枚ございまして、これが約2年分となっております。また、アイシールドが約1,000個で、これが1か月分ということになっております。また、手指消毒が約100本で、これが約20日分という状況にございます。  マスク類や袖ありのエプロンにつきましては、在庫状況はかなり改善してきているものの、最も使用頻度が高く、毎日大量消費する袖なしエプロンについては、発注をしても、現在いつ納品されるか分からない状況にあります。  そこで、袖なしエプロンの代用品として、45リットルのポリ袋を利用した手作りエプロンを市民の方々の協力を得ながら作成しているところでございます。また、これまでに、マスク、防護服、アイシールドなど、多くの寄附を頂き、供給不足を補うことができております。  袖なしエプロンや手指消毒以外の供給は少しずつ改善してきていますが、第2波を見据えた備蓄の強化は必要であると考えております。地方創生臨時交付金を活用するなど、市がどこまで協力できるのか、財政課や企画政策課と連携を取りながら、検討していきたいと思っております。  また、5月27日に閣議決定された第2次補正予算案に伴う医療用マスク等の医療機関等への配布により、あま市民病院に対して必要な種類及び数の個人防護具が配布されるのかを、市民病院と情報を共有しながら、見極めていきたいと考えております。  以上でございます。 197: ◯議長 野中幸夫議員。 198: ◯6番議員(野中幸夫) 1つは、市議会広報広聴特別委員会で、あま市民病院に、新型コロナウイルス感染症対策における御意見と御要望をお聞きするということで、取組をしてきたところです。6項目にわたって要望等が寄せられてまいりました。  今、課長さん言われましたように、市民ボランティア等の皆さんがエプロンの作成を行うということであるそうであります。そういうことからいっても、直接お金がかからない、こういうボランティアとしての呼びかけも市が積極的にできるのではないかというふうに思うんですが、その点はどうでしょうか。  それと、もう一点は、財政的な支援の問題です。先般、市民生活部から令和元年度のあま市民病院の運営実績が我々の手元に来ました。ここで、外来の患者数が前年度と比べると、1,944人減少したというふうになっています。原因としては、新型コロナウイルス感染症の影響によって、初診の外来患者数が大きく減少したこと、これが最も大きな要因だと考えられるというふうになっています。  そこで、やはり今、全国の病院でも、診療所でも、コロナウイルスによって、診療控え、やはり密になるところに出かけたくないという、こういう思いもある中で、病院に行くのをためらうということで、外来等が減少する。そして、それが診療報酬として跳ね返るわけでありますから、どうしても減収になる、こういう状況になっていくというふうに思うんですね。  その点からも、やはり先ほど言ったように、創生臨時交付金等を使って、この実態から見ても、財政的な支援をしていくことが必要ではないかという思いがするわけなんですが、その点、具体的にどうでしょうか。 199: ◯議長 病院事業管理課長。 200: ◯病院事業管理課長 まず初めに、現在行われている市民ボランティアによるエプロンのPRですが、こちらのほうにつきましては、積極的に、やはり我々のほうとしても行っていきたいと考えております。  また、財政的な支援としまして、地方創生臨時交付金や第2次補正予算の中で、どのような形で財政的な支援ができるのかという部分につきましては、もう少し検討が必要なのかなと思っています。  現金での支援ということではなく、コロナ対策に対する備品であるとか、防護具であるとか、そういったものの支援というもので考えていければというふうに考えております。  以上でございます。 201: ◯議長 財政課長。 202: ◯財政課長 地方創生臨時交付金という観点から、私のほうから少し答弁をさせていただきたいと思っております。  今回この国の2次補正では、医療提供体制の強化というところで3兆円ほど予算がついているというところだと思います。まさしく議員が言われたコロナに関して、備品だとか、それから、サージカルマスクだとか、それから、あと、エプロン、こういったところの医療体制を強化していくに当たって、最低限必要なものを備えていくというようなところは、国が今予算をつけております。  それから、もう一点ですが、愛知県が主体となって交付していくという包括支援交付金という、こういうものがあります。これもコロナ対策で、愛知県が主になって行う交付金、いわゆる市町村の場合だと、地方創生臨時交付金なんですけれども、県主体だと、こういうものが、私が申し上げたようなものがあります。  こういった包括支援交付金というものも、まだ2次補正でどういった内容に使えるのかというようなところが、まだ詳細が示されていなくて、こういうものの詳細が分かってくれば、今回の国の補正予算のメインは、やはり医療体制の強化というところが3兆円も予算がついているというところがそういった趣旨だと思うんです。  ですので、使えるところは使うように、この交付金だとか、国の予算の仕組みがどうなっているのかというところをもっと研究して、活用できるところは最大限に活用していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 203: ◯議長 野中幸夫議員。 204: ◯6番議員(野中幸夫) 3兆円の医療等、国の支援は、基本的には新型コロナウイルスの患者を受け入れた、そういうところが中心だというふうに、私は1つの文書の中で読んでおります。  ただ、今、課長さん言われたように、県も含めて、よく精査していただいて、支援できるものをきちんと確立していただくということが大切だというふうに思います。  この間、やはり我々はというんですか、新型コロナウイルスの感染症だけでなくて、O157、あるいはSARS、MERS、インフルエンザ等、感染症との闘いをずっと続けてきているわけですね。その点では、やはり地域の医療が確立をされていかないと、安心できる状況を市民の皆さんに提供することができないというふうに思うわけです。  その点で、今回の市民病院の支援ということを特別に論立てをして、議論させていただきました。ぜひ、そういう点で、先ほどの繰り返しになりますが、支援の中身をよく検討していただきたいということを要望して、質問を終わります。  以上です。 205: ◯議長 4番の質問を終わります。  次に、5番、議席番号13番、山本雄一議員の質問を一問一答方式で行います。  山本雄一議員、どうぞ。 206: ◯13番議員(山本雄一) 13番、山本雄一でございます。  議長のお許しを頂きましたので、通告に従いまして、質問をさせていただきたいと思います。質問のテーマは、新型コロナ対策についてということでございます。  まず冒頭、こういった新型コロナの影響でお亡くなりになられてしまった皆様方には、心よりお悔やみ申し上げますとともに、また、感染なさった皆様、本当に大変だったと思います。一日も早くよくなることを心よりお祈り申し上げます。  また、これまでの間、これからもそうだと思いますが、医療、介護の従事者の皆様、実はそれだけではなくて、保育園の方々もしっかりとお子さんを預かってくれたことによって働きに行くことができた方々もたくさんいらっしゃると思います。これは行政の皆さんもそうですが、電気、ガス、水道といったインフラの関係者、金融機関もそうです。それから、食を維持するための生産者やメーカーさん、流通、物流業、もう皆さんが支えてくれて、今、私たちは何とか生活させていただいているんだなということは本当に心から感謝申し上げたいと思います。  そういった中で、早速質問に移っていきたいと思いますが、未曽有のことでございました。国も県も、それから、市も一生懸命、目の前のことに対して、随分と考えて、いろんな可能性、起こり得ることを想定しながら、今やるべきことを1つずつやってこられたんだろうかと思います。  一方で、住民の皆様からは、市の対応がよく見えない、スピード感がないといった声もあったのは、これまた事実でございますが、先ほど同僚議員の中にもあったように、なかなかテレビのほうのテロップでうまく流れていなかったというのは、そういう面は否めないのかなというところでございますので、一度ここで、あま市がこれまでどういった対応をなされてきたのか、この具体的な対応についてお尋ねいたします。 207: ◯議長 企画財政部長。 208: ◯企画財政部長 お答えさせていただく内容につきましては、複数の部局に及びますので、総括して、私のほうからお答えさせていただきます。  また、内容については繰り返しになる部分がありますけれども、まず、本市におきましては、令和2年2月にあま市新型コロナウイルス感染症対策本部をいち早く設置し、現在までに14回の対策本部会議を開催いたしました。対策本部会議では、国及び県の動向を鑑み、感染状況等から市で判断が必要となってくる感染症対策について協議し、決定をしております。  4月には、新型コロナウイルス感染症の対策について、関係課が連携を図る対策チームを設置して、組織体制を整えました。チームは主に、教育対策チーム、生活・困窮チーム、中小企業・雇用対策チーム、感染拡大防止・医療対策チーム、総合調整チームの5つを設け、それぞれの掌握する事務を行っております。対策チームの人員不足が生じるような場合には、応援職員を配置するなどの対応を取っております。  生活・困窮チームの具体的な対応でございますけれども、1人当たり10万円を支給する特別定額給付金を少しでも早く市民の皆様にお届けできるようにと、ゴールデンウイーク期間中も申請書発送の準備を行うとともに、臨時申請支援窓口を5月の第4週、5週目の土曜日と日曜日に開設し、休日でも申請できる体制を整えました。  中小企業・雇用対策チームの具体的な対応といたしましては、愛知県の緊急事態措置に基づく協力金の交付及び資金繰りが悪化した中小企業者を対象に融資に係る認定書発行業務を実施しております。  対策チームの対応とは別に、市独自の支援策といたしまして、新型コロナウイルス感染症対策子育て世帯応援給付金を対象児童1人当たり1万円の支給をすることや、水道利用者を対象に上水道使用料金及び簡易水道料金について、8月、9月の御利用分の基本料金を全額免除とする決定をいたしました。そのほか、市税の徴収猶予、水道料金及び下水道使用料の支払い猶予の相談を行っております。  事業者を対象といたしました経済対策では、県の休業協力要請に全面的に御協力を頂けた事業者及び自主的に休業された理美容事業者の方へ協力金を交付しております。  感染症予防対策といたしましては、感染者情報、市公共施設の利用制限や休館、イベントや大会の中止についての情報、また、手洗い、マスクの着用、せきエチケット等の感染防止策などを市公式ウェブサイトに掲載するとともに、動画配信サービスを利用した市長メッセージを配信して、より分かりやすく市民の皆様への情報提供を行っておる、そういった状況でございます。  以上でございます。 209: ◯議長 山本雄一議員。 210: ◯13番議員(山本雄一) いろいろ市のほうでも対策をしていただいていたということかと思います。  私のほうから言うのもおかしいかもしれませんけど、県からの休業要請50万のうち、実は半分はあま市が出していることは意外に知られていないことでもありますので、一言申し伝えておきたいと思います。  さて、今後の対策についてのお話をお伺いしていきたいと思います。  リーマンショックというのが2008年にありました。何が言いたいかといいますと、経済が止まると大変なことになるということなんですが、そのとき、自殺者というのが、翌年の2009年、ごめんなさい、これ、平成9年かな、ちょっと数字を、僕、しっかりと見ていないのでいけないんですが、2万人前後で推移していたのが、3万人を超える自殺者になっております。  令和元年で2万人ぐらいに自殺者というのが減ってきているわけですが、このコロナショックで経済がまた同じように止まってしまいますと、今後、これから先に倒産等が増えて、そして、自殺されてしまうような方が増えていくかもしれないとも言われておりますので、何とかここの対策をしっかりとやっていっていただきたいと思っております。  今日から、先ほど副市長の答弁の中にありましたとおり、2次補正予算が国会で議論され始めております。来週にそれが早々決まれば、あま市のほうも何らかの対策は打てると思います。今はまだしっかりとしたことは言えないかもしれませんが、特にこの事業者向けにどういった対策を検討されているのか、今ここでお話しできる範囲で結構でございますので、お願いいたします。 211: ◯議長 建設産業部長。 212: ◯建設産業部長 事業者向けの対策につきましては、先ほどの答弁にもございましたけれども、本市の支援策として、愛知県緊急事態措置に基づき、休業協力要請期間中、休業や営業時間短縮に協力いただいた事業者等に、愛知県と本市と合わせて50万円の協力金を交付しております。  このほかに、自主的に休業要請に協力いただいた理美容事業者の方へ、愛知県より10万円、本市より10万円の協力金を交付しております。  また、経営の安定に支障が生じ、売上げ減少により、セーフティーネット等、国、県の融資制度を受ける際に金融機関で必要となる認定書の発行業務窓口を4月、5月の連休中にも開設するなど、融資等で必要となる各種手続の迅速な処理に努めております。
     さらに、様々な支援制度がある中、事業者皆さんからの相談があった場合には、その方の状況に合わせて、制度の御説明や窓口の御案内もさせていただいております。  今後の対策につきましては、先ほど来出ておりますけれども、新型コロナウイルス感染の第2波が懸念される中において、国や県が新設、拡充する支援制度の内容を注視しつつ、独自の支援策にスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 213: ◯議長 山本雄一議員。 214: ◯13番議員(山本雄一) なかなか、対応までは言えないとは思いますが、国のほうの2次補正予算、明確になっているところを言いますと、ざっくり32兆円が真水で出てくるということであります。そのうち10兆が予備費、半分は白黒つけるということでございました。あと、11兆強が資金繰り対応と、残りの10兆ぐらいがすぐに入ってくる、動くお金かなと。そのうち2兆円が地方創生臨時交付金であろうと思われております。  以前よりも数字としては多くなっているのかなと思いますので、しっかりとこの辺検討していただきまして、これから起こり得る事業者の皆さんの苦しい状況を何とか支援していただけたら、ありがたいなと思っております。  このことについては、あまり聞いても、今の段階ではなかなか御答弁頂けないと思いますので、次の質問に移らさせていただきたいと思います。  これは、住民の方から何人か、若い方から声を頂いたので、今回、質問をさせていただきました。同僚議員の皆様からも、このコロナになる前からも、こういったことは一般質問で取り上げられております。  具体的な話、何かといいますと、接触機会を削減するために住民票等のコンビニ交付の導入を検討しているかということでございます。いかがでしょうか。 215: ◯議長 市民課長。 216: ◯市民課長 議員お尋ねの住民票等のコンビニ交付について、マイナンバーカードを利用して、コンビニエンスストアで住民票等の証明書の交付を受けることができるサービスということで御説明させていただきます。  このサービスは、令和2年2月25日現在、全国で717自治体、県内で26自治体において導入されており、近隣では、稲沢市、清須市がサービスを行っておりますが、名古屋市及び本市を含めた海部管内の自治体では導入されておりません。  導入につきましては、今回のコロナウイルス感染症対策として、できる限り市役所に来庁せず、人と人の接触機会を削減するためにということに限らず、今後、国の進めるマイナンバーカードの普及促進施策の効果やコンビニ交付の導入による効果について、他自治体の状況等を調査・研究し、導入の必要性について慎重に検討してまいります。 217: ◯議長 よろしいですか。 218: ◯13番議員(山本雄一) 以上で終わります。 219: ◯議長 5番の質問を終わります。  次に、6番、議席番号19番、前田豊光議員の質問を一問一答方式で行います。  前田豊光議員、どうぞ。 220: ◯19番議員(前田豊光) 19番、令和会、前田豊光でございます。  ただいま議長のお許しを頂きましたので、通告に基づいて、一般質問をさせていただきます。  今回の一般質問は、議長からも、新型コロナウイルス感染症の影響で簡素化してくださいということですので、ぜひ必要な部分を抜粋して行いたいと思います。よろしくお願いいたします。  また、このマスク、先日、2日前に厚生労働省から届いたマスクです。このマスク、私には非常に小さく、上下、すぐ出てきてしまうということで、うちの家内がこれを一度解体して、リメイクしてくれたマスクですので、これを使用して、やらさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、最初に、大項目といたしまして、新型コロナウイルス感染症による影響はあるのかということで、中項目の1番、新庁舎整備工事についてお伺いをいたします。  小項目といたしましては、財政に影響はあるのかということで、今年度は昨年の税収がかなりありますので、大きな落ち込みはないと思います。しかし、来年度以降、この新型コロナウイルスの影響で、かなりの税収減が予想されますが、そのような状況で、新庁舎整備に係る財源が確保できないとすれば、設計変更等もしていくのでしょうか。お聞かせを頂きたいと思います。 221: ◯議長 総務部長。 222: ◯総務部長 新庁舎整備工事につきましては、約3年にわたる長期的な工事であり、今後、新型コロナウイルス感染症の影響による本市の税収減が見込まれる中、その財源を確保した上で、着実に進めていく必要がございます。  新庁舎整備工事の財源といたしましては、合併推進債とまちづくり事業推進基金を活用してまいりますので、税収減による影響はないものと考えており、現段階におきましては、それに伴う設計変更等を行う予定はございません。  いずれにいたしましても、新型コロナウイルス感染症が完全に終息したと言える状況にはございませんので、確定的なことは申し上げられませんが、議員御指摘の財政への影響を極力抑えるよう、今後も施工業者をはじめ、監理業者やコンストラクション・マネジメント業者と連携して、進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 223: ◯議長 前田豊光議員。 224: ◯19番議員(前田豊光) それでは、再質問をさせていただきます。  ただいま答弁の中で、合併推進債とまちづくり事業推進基金を財源にするとのことですが、今後、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波が襲ってくることも懸念されます。それにより工期が遅れて、合併推進債の活用期限に間に合わないということはないのでしょうか。  また、第2波、第3波の備えを今から想定しておくべきだと思いますが、その点についてはお考えはあるのでしょうか。 225: ◯議長 総務部長。 226: ◯総務部長 本市における合併推進債の活用期限でございますが、令和6年度末となっております。現状におきましては、期限内に工事完了できるものと考えております。  しかしながら、議員御指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症に関しましては、第2波、第3波が想定されております。既に海外あるいは国内におきましても、そのような事例が発生しているとの報道もございます。仮に、当地域あるいは関連業者等から感染者が発生し、工事の中断という措置を取らなければならなくなった場合、工期の遅れ、それがどの程度になるかにもよりますが、合併推進債の活用期限内での工事完了に対する懸念も生じるおそれがございます。  新庁舎整備工事におきましては、引き続き徹底した感染拡大防止対策を講じた上で、工事を進めることはもちろん、感染が発生した場合の対応等を事前に想定して、仮にそのような事態が発生した場合においても迅速に対応できるようにしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 227: ◯議長 前田豊光議員。 228: ◯19番議員(前田豊光) これは要望になりますけど、何としてでも合併推進債の活用期限内で何とか終わらせていただきたい。これを僕も願っておるところではあります。本当にまだ分からない点、あまたあると思いますが、ぜひそのようにして、無事、何とか工事のほうも進めていきたいと思います。  それでは、次に、中項目の2番目に移らさせていただきたいと思います。  令和2年度予算案についてお伺いをいたします。  小項目といたしましては、これも同じく新型コロナウイルス感染症による、かなり厳しい財政に思いますが、影響はあるのでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。 229: ◯議長 企画財政部長。 230: ◯企画財政部長 本市では、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりまして、様々な支援策を講じているところでございます。  5月の臨時議会でお認めを頂きました支援策及び今6月定例会で上程いたしました支援策の事業名と金額、財源内訳が幾らであるのかを申し上げますと、市民の皆様へ1人当たり10万円支給します特別定額給付金事業費が89億9,213万1,000円で、財源は100%国庫補助金でございます。拡充事業の生活困窮者自立支援事業費が654万1,000円で、財源は75%国庫負担金。  次に、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費が1億2,873万2,000円で、財源は100%国庫補助金です。国民健康保険の傷病手当支給事業費が500万円で、財源は100%国庫補助金でございます。  休業要請へ協力していただけた事業者を支援いたします新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業費が2億4,375万1,000円で、財源は50%県補助金でございます。  本市独自の支援策であります新型コロナウイルス感染症対策子育て世帯応援給付金給付事業費が1億3,014万1,000円で、財源は全て一般財源です。新型コロナウイルス感染症対策水道料金減免対応事業費が4,422万円で、財源は全て一般財源です。  最後に、新型コロナウイルス感染症対策簡易水道料金減免対応事業費が129万6,000円で、財源は全て一般財源でございます。  多くの事業が、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策によって、国及び県で補助されておりますが、中には市独自の事業について、全て一般財源で行うものもございます。これらの事業については、財政調整基金の取崩しで、一時的に対応しておるところでございます。  しかしながら、地方公共団体が地域の実情に応じて、きめ細やかに必要な事業を実施できるよう、国が100%補助します地方創生臨時交付金の対象事業となるよう、現在、国と調整しているところでございます。認められれば、市の財政負担はなくなるものと考えております。よって、新型コロナウイルス感染症対策に伴う財政負担による令和2年度当初予算の事業執行については影響ないものと認識しております。  以上でございます。 231: ◯議長 前田豊光議員。 232: ◯19番議員(前田豊光) 再質問ですが、3点ほどありますが、1点ずつお伺いしていきたいと思います。  まず最初に、地方創生臨時交付金の対象となるよう、国と調整しているとのことですが、現在の進捗状況はどのようになっているのか、お聞かせを頂きたいと思います。 233: ◯議長 企画財政部長。 234: ◯企画財政部長 進捗状況につきましては、新型コロナウイルス感染症対策子育て世帯応援給付金給付事業費をはじめとする本市独自の支援策などが認められるかどうかを国と事前相談を行った上で、県を通じて、地方創生臨時交付金実施計画書を先月、5月20日、国のほうへ提出しております。なお、結果につきましては、今月、6月下旬に通知をされる予定でございます。  以上でございます。 235: ◯議長 前田豊光議員。 236: ◯19番議員(前田豊光) ありがとうございます。  それでは、2つ目のほう、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の国庫補助金を活用し、市の負担を抑えながら、対策を講じることは理解しますが、もっと他市町のように、財政調整基金を取り崩し、あま市独自の支援策を展開することは考えてみえないのでしょうか。お聞きをいたします。 237: ◯議長 企画財政部長。 238: ◯企画財政部長 本市の厳しい財政状況を鑑みますと、今後の第2波、第3波に備え、新たな支援策、感染予防対策を見据えなければならないため、財政調整基金を積極的に取り崩した支援策は、慎重に判断していかなければならないと考えております。  しかし、市民の皆様への支援や心のサポート、中小企業及び個人事業主の方への支援、そして、感染予防対策など、現時点において、どこまでできるかは、各自治体の判断によるものと考えますので、国の補助金である地方創生臨時交付金を最大限に活用しながら、次の支援策を展開してまいりたいと考えております。  以上でございます。 239: ◯議長 前田豊光議員。 240: ◯19番議員(前田豊光) それでは、最後、3つ目なんですが、非常に厳しい財政の中ではありますが、あま市独自の、住民の方々に喜んでいただける、何か新しい取組は考えておみえでないでしょうかね。お伺いいたします。 241: ◯議長 企画財政部長。 242: ◯企画財政部長 こちらの答えについても繰り返しにはなりますけれども、今定例会の最終日に、本市独自の支援策や国の2次補正予算に係る支援策を追加補正予算に盛り込みまして、上程してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 243: ◯議長 前田豊光議員。 244: ◯19番議員(前田豊光) 質問じゃありませんが、ぜひ、もうこの近隣にない、皆さんがあっと驚く、そして、喜んでいただける、こんな、財政はかなり厳しいと思いますが、ここで皆さんに、そのような少しでも喜んでいただけるものをお願いしたいと、そんなふうに思っております。  最後に、市長さんにお伺いをいたしたいと思います。  今回の新型コロナウイルス感染症により、かなり厳しい財政の中、一段と厳しくなると思います。特に、来年度からは税収もかなり厳しくなるということで、財政のほう、非常に苦しいと思いますが、今後、どのように乗り切っていただけるのか、ひとつお聞かせいただきたいと。それで終わらさせていただきます。よろしくお願いいたします。 245: ◯議長 市長。 246: ◯市長 今後につきましては、国の予算の動向を見て、あま市ならではの、市民への、対象にした施策を打っていこうと思っております。  しかしながら、第2波、第3波が待っておるという予想もありますので、湯水のように、財政調整基金を取り崩して、市民の皆さん方のほうに支援をしていくということもなかなか厳しい状況であると思っております。  今後、国のほうが、第2波、第3波で、助成、補助金がなかなかつかなかった場合、そうすると、あま市独自だけで行わなきゃならない場面が出てくるかと思いますので、そういうときのためにも財政調整基金を崩さず、今のところ、国の第2次補正があま市にどれだけ来るのかをきちんと見極めた上で、今議会の最終日に出させていただきながら、さらに次の、第2波、第3波を見据えながら、調整を行っていかなきゃいけないなと、かように思っておるところでもございます。  したがいまして、少しでもお役に立てられるような形づくりをつくっていくのは本意でありますけれども、限られた財源の中で、限られたものに対して、調整をさせていただく予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。 247: ◯19番議員(前田豊光) ありがとうございました。 248: ◯議長 6番の質問を終わります。  お諮りします。  暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。      (異議なし) 249: ◯議長 異議なしと認めます。よって、ここの時計で20分まで休憩いたします。      (午後2時12分) 250: ◯議長 休憩前に引き続き会議を再開します。      (午後2時20分) 251: ◯議長 それでは、7番、議席番号18番、横井敏夫議員の質問を一問一答方式で行います。  横井敏夫議員、どうぞ。      (拍手) 252: ◯18番議員(横井敏夫) それでは、志政会、18番、横井敏夫です。  議長のお許しを頂きましたので、質問を始めさせていただきます。  昨年12月、中国武漢市において集団発生した急性呼吸器疾患、新型コロナウイルス感染症がパンデミックを引き起こし、あっという間に世界中に広がり、日本においても、4月16日、全都道府県に対し緊急事態宣言を出すに至ったことは御承知のとおりかと思います。その後、関係各位、医療従事者、自治体職員等及び全国民の不断の努力の結果、5月25日には宣言の解除に至ったわけですが、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。ですが、まだまだ予断を許さないことは言うまでもありません。  この新型コロナウイルス疾患により私たちが受けたダメージは相当なものがあり、自粛要請を受け、休校、休業などで生活は一変しております。今後はコロナ時代の新たな日常という、感染拡大を予防しながら、同時に社会経済活動を本格的に回復させていくという極めて困難なチャレンジに踏み出していくことになります。このチャレンジをしていくためには、行政の役割はますます大切になっていくかと思います。  そこで、通告に基づき、質問をさせていただきます。  あま市議会では代表質問の制度がありませんが、志政会を代表して質問させていただきますので、項目が多くなっておりますが、できるだけ簡潔に進めさせていただきますので、よろしくお願いします。
         (「頑張れ」と呼ぶ者あり)      (拍手) 253: ◯18番議員(横井敏夫) ありがとうございます。  それでは、初めに、新型コロナウイルス感染症対策について、中項目1、市民の安全安心の確保、小項目1、情報発信についてです。  新型コロナウイルス感染症対策についての情報は、感染症対策のみならず、その経済対策も日々刻々と変化しております。情報を市民へ共有するための体制を強化することは安心感を与えることにもなり、大変重要と考えますが、いかがでしょうか。 254: ◯議長 健康推進課長。 255: ◯健康推進課長 失礼いたします。  情報発信についてですが、先ほど来から御答弁させていただいておりますが、令和2年2月4日にあま市新型コロナウイルス感染症対策本部をいち早く設置し、今までに14回の対策本部会議を開催してまいりました。対策本部会議では、国及び県の動向を鑑み、現在の感染状況等から市で判断が必要となってくる新型コロナウイルス感染症対策について協議し、決定しております。  対策本部会議では、国の専門家会議等において決定された方針や感染症予防対策に基づき、市の感染予防対策、決定事項及び感染者の情報について、市公式ウェブサイトに掲載するとともに、動画配信サービスを利用した市長メッセージを配信するなどして、より分かりやすく市民への情報提供を行い、3つの密である、密集、密閉、密接が重なる条件を避けることや、人との接触を8割減らす10のポイントについてもポスターを作成するなど、啓発にも努めているところでございます。  以上でございます。 256: ◯議長 横井敏夫議員。 257: ◯18番議員(横井敏夫) では、質問を続けさせていただきます。  今、3つの密、人との接触を減らす、8割というのはこれですかね、厚労省から出ているかと思います。ぜひこういった啓発をお願いしたいかと思いますが。  情報量という意味では、土日、祝祭日にはどうしても減っていくという傾向があります。本当に市長も今、一生懸命ユーチューブ等の動画でいろいろ情報発信をされておりまして、この質問を考えるときには、もっと拡充できないかなと、場合によっては、フェイスブック、ツイッター等を増やしてくれというふうに考えていたんですが、随分最近はこれも拡充されていると聞いております。ぜひこのまま続けていただきたいと思いますが、ただ、できれば、今、双方向型のウェブ会議、例えば、ZoomやMSTeams、GoogleMeetなどの、そういったシステムがあります。これで市民の方と双方向型の情報発信をすることによって、説明会を行ったりできないかなというふうに思うのですが、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。      (「そうだ、そうだ」と呼ぶ者あり)      (拍手) 258: ◯議長 健康推進課長。 259: ◯健康推進課長 今現状で双方向型の会議につきましては、まだまだちょっと整備が整っていない状態にあります。また、担当課のほうと調整を取って、進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 260: ◯議長 横井敏夫議員。 261: ◯18番議員(横井敏夫) 研究課題だと思います。ただ、すぐにというわけにはいかないと思いますが、ぜひぜひしっかりそういったことをやっていただきたいと思います。  では、小項目2の第2波や第3波を見据えた判断基準についてお聞きします。  感染症の第2波や第3波が起こり得るというふうに言われております。でしたら、その判断基準、あま市独自の判断基準を持つことはどうなんでしょうか。持たなきゃならないと思いますが、どうお考えでしょうか。 262: ◯議長 健康推進課長。 263: ◯健康推進課長 第2波や第3波を見据え、県が示す感染状況の判断基準に加え、本市での感染状況を考慮し、施策を行ってまいりたいと思います。  県が定める指標では、注意・警戒領域については、過去7日間の平均値で、新規感染者数が10人、陽性率5.0%、入院患者数150人となっております。また、危険領域につきましては、新規感染者数が20人、陽性率10.0%、入院患者数250人となっております。  注意・警戒領域や危険領域に該当した場合だけでなく、本市においても感染者が発生した場合に、直ちに対策本部会議において、市公共施設の休館やイベント、事業の中止等について検討し、随時、感染症に対する情報発信を行うなど、市民の安全、安心の確保のため、適切かつ迅速に対応してまいります。  以上でございます。 264: ◯議長 横井敏夫議員。 265: ◯18番議員(横井敏夫) 県が示す指標のみならず、あま市では、市内で感染者が1人でも発生した場合というふうに考えていいんですかね。こういった場合には対応するということですが、では、再質問をさせていただきます。  この現在の状況は一旦収束、多分すると思うんですけど、した後、そのときに、あま市新型コロナウイルス感染症対策本部というのは多分解散されるのではないかとは思うんです。その解散に至る基準というのはあるのでしょうか。  そしてまた、例えば第2波の兆しが見えたときの対策本部の設置基準はどうなっているんでしょうか。今言った県の基準と、市内での感染者が発生した場合ということなんでしょうか。  以上、お答え願います。 266: ◯議長 健康推進課長。 267: ◯健康推進課長 新型コロナウイルス感染症対策本部につきましては、緊急事態宣言の解除宣言がされたときに対策本部を廃止するということで、行動計画のほうには載っておるんですが、今の時点でまだ治療薬、ワクチン等が開発されていないものですから、今、終息には向かっていますが、完全終息ではございませんので、まだ対策本部を立ち上げたままになっております。  以上でございます。 268: ◯議長 横井敏夫議員。 269: ◯18番議員(横井敏夫) ちょっと答えが足らなかったと思うんですけれども、今ですと、緊急事態宣言が閉じられたら終わると。だけど、今は状況が違うからというと、基準があるという形にならないので、今後どういう基準をつくっていくかどうかということをお聞きしたいんですが。 270: ◯議長 市長。 271: ◯市長 今後の新型コロナウイルス感染症対策本部なんですが、緊急事態宣言がある前から我々はつくっておりました。そういったことから鑑みますと、コロナ対策会議は引き続き行っていかなきゃいけないなと思っております。  そこの中で、会議体は変わるかもしれませんけれども、新しい生活様式というものがございますので、そちらのほうも含めて、あま市が全庁の中で何ができるだろうかも含めて、市内へのPR活動もしていかなきゃいけないだろうと、かようにも思っておりますので、なくなるということではなく、新しいものとしての会議体が出てくるかもしれませんし、引き続きその会議で利用していくかもしれないということでございますので、御理解のほうを頂きたいと思います。 272: ◯議長 横井敏夫議員。 273: ◯18番議員(横井敏夫) 臨機応変にやっていただくということかなと思います。ぜひぜひまだ前例がないことですので、そういう対応をしていただけたらなと思います。  では、小項目3に移らさせていただきます。  災害時対応の感染症対策ということですが、災害と感染症という2つの緊急事態が今後起こらないとは言い切れないと思います。感染症拡大時に災害が起きた場合は、どのような基準で災害対応をしていくのでしょうか。 274: ◯議長 総務部長。 275: ◯総務部長 新型コロナウイルス感染症など、感染症が拡大している状況下における災害時対応と感染症の拡大リスクのない状況下での災害時対応とでは、避難所運営や職員の参集対応など、様々な面でその対応には違いが生じることが想定されます。  これまで避難所開設に当たっては、災害の大きさからそれぞれの判断をしてまいりましたが、感染症対策を踏まえると、これまでの判断に加えて、感染症拡大の防止も考慮して、避難所の開設数を増やすなど、これまでと違う判断基準も考慮しなければならない状況にあるとは認識をしております。  また、避難所において、密集、密接、密閉を避け、必要なスペースを確保するためにも、間仕切りや個室テントなど必要な資材の備蓄も計画的に進めていく必要があると考えております。  これら災害対策につきまして、災害の規模のみならず、感染症拡大状況も考慮しながら、対策を講じていく必要がございますので、新しい基準を含めて関係の部署と連携しながら、情報を共有して対策を講じてまいりたいと考えております。  以上でございます。 276: ◯議長 横井敏夫議員。 277: ◯18番議員(横井敏夫) 恐らく違ったスキームが必要になってくると。新しい基準をつくられるということで理解してよろしかったですかね。答えはそうだということだと思います。  それで、ほぼ小項目4の答えも頂いたんですが、移らさせていただきます。  避難所等の在り方についてはということで、先ほど、今までとは違うと、避難所も。同僚議員のお答えもありましたので、これに関しては1点だけ。  先ほど交付金の活用で備品等が買えないか、そういったメニューがあるかどうか分からないという、たしか答弁があったかと思うんですが、交付金が活用できなかったら、今言った備品等、要するに災害対策と感染症対策を両方するための備品というものに対して、整備はしていかないのでしょうか。 278: ◯議長 総務部長。 279: ◯総務部長 こちら備蓄資材の関係でございますが、安全安心課のほうで、従前から予算は確保しております。そういった中で、これまでと違った視点で、優先順位を変えながら、必要なものを順次備蓄してまいりたいと思います。  また、必要があれば、補正等もお願いすることもあるかと存じますが、そういった中で、緊急に必要なものについては特に、順次、臨機応変に備蓄を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 280: ◯議長 横井敏夫議員。 281: ◯18番議員(横井敏夫) 優先順位を変えて、いろいろ備蓄する、整備していくということだったかと思います。ぜひお願いしたいものです。  では、続いて、中項目の2に移らさせていただきます。  事業者のための経済支援ということで、先ほど、どんなことをやってきたかということについては、同僚議員へのお答えにあったかと思いますが、ちょっと細かく聞かさせていただきます。  小項目1を進めさせていただきます。  税猶予、利子減免等についてですが、あま市においては、どういう制度があり、今、どのような状況になっているのでしょうか。 282: ◯議長 総務部長。 283: ◯総務部長 税猶予につきましては私から、通告にございます利子減免等につきましては建設産業部長より答弁させていただきます。  まず、税猶予につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業等に係る収入に相当の減少があった方については、無担保かつ延滞金なしで、1年間、市税の徴収の猶予を受けることができる特例の制度がございます。  対象となる方は、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月以降の任意の期間において、事業等に係る収入が前年同期に比べておおむね20%以上減少しており、かつ一時に納付し、または納入を行うことが困難である方が、個人、法人を問わず、対象となります。  なお、猶予の特例が認められない場合においても、他の猶予制度を利用できる場合もございますので、まずは納税相談のほうをしていただきたいと考えております。  以上でございます。 284: ◯議長 建設産業部長。 285: ◯建設産業部長 利子減免につきましては、市独自の融資制度はないため、利子減免は発生しませんが、国、県におきまして新型コロナウイルス感染症の拡大により、売上げが減少している事業者の方の資金繰りを支援するため、無利子、無担保の融資制度が新設、拡充されております。  その中でも、愛知県が創設した新型コロナウイルス感染症対策緊急小口つなぎ資金や新型コロナウイルス感染症対応資金制度による、新規や借換えの利用が進んでおります。  そのため、今後も事業者の皆さんにこれらの制度を活用していただけるよう、周知、案内をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 286: ◯議長 横井敏夫議員。 287: ◯18番議員(横井敏夫) 猶予に関しては、税相談をぜひというお話だったかと思います。利子減免につきましては、そういった制度がありますからということで、では、この制度の周知、案内はどのようにされているのでしょうか。 288: ◯議長 建設産業部長。 289: ◯建設産業部長 融資につきまして、これらの制度は、市公式ウェブサイトでの周知をはじめ、金融機関を通じて融資の実行がされるため、金融機関に対し、チラシを用いて周知をいたしております。  また、窓口へ相談にお越しになられた事業者の方には、事業状況や希望等をお伺いし、これらの制度を紹介し、よりよい融資制度が利用できるよう御案内をしております。  以上でございます。 290: ◯議長 横井敏夫議員。 291: ◯18番議員(横井敏夫) この融資制度が最も有利なものなのかどうなのか、私はちょっと分かりませんが、金融機関に行くと、勧められたりすることもありますね。一番有利なんですかね、やっぱり。  以上です。有利かどうかお答えください。 292: ◯議長 建設産業部長。 293: ◯建設産業部長 融資の有利という形で御質問ですけれども、融資の条件にもよりますが、売上げが一定以上減少した事業者の方においては、現在この2つの制度が他の融資制度より有利であると考えられます。  以上でございます。 294: ◯議長 横井敏夫議員。 295: ◯18番議員(横井敏夫) ちょっとお願いになってしまうかもしれませんが、そういった有利であれば、先ほど来、もう少ししっかりとあま市の事業者にPRをしていただきたいと。かつ、あま市の同僚議員からも、融資制度がなかなかうまくいかないという話もありましたから、どうしたらうまくいくかということもしっかりとアドバイスをしていただいて、円滑にお金が回るようにしていただきたいと思います。  では、小項目2に移らさせていただきます。  プレミアム商品券についてですが、やっぱりあま市内で消費拡大をするために、とても有意義な制度になるのでないかと思いますが、発行することはできないでしょうか。 296: ◯議長 建設産業部長。 297: ◯建設産業部長 プレミアム商品券につきましては、商品の購入やサービスの利用に使える商品券の発行により、新型コロナウイルス感染症の拡大により売上げが減少した事業者を支援するとともに、消費者の家計負担を軽減し、地域経済を下支えできる有効な手段と考えております。  しかし、一方で、プレミアム商品券は、一部の事業者で多くの商品券が利用されたり、将来消費の前倒しとなってしまうこともあり、幅広い事業者の支援につながらないことが懸念されます。  これらの状況を踏まえて、新型コロナウイルス感染の第2波が懸念される中において、国や県が新設、拡充する支援制度の内容を注視しつつ、独自の支援策にスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 298: ◯議長 横井敏夫議員。 299: ◯18番議員(横井敏夫) 確かに商品券というのは、先食いになったり、商品券の適用外の事業というのはあります。ただ、それを考えるよりは、今、消費拡大を少しでも進めるために何かをしていくということが大切だと思います。  今言った問題について、いろんな手だて、例えば商品券そのものの種類をある程度限定する、飲食業用とか小売用とか。場合によっては、プレミアムの在り方を、今使うと、プレミアムはなし、3か月後だと5%、半年だったら15%とか、プレミアムのつき方を変えることによって、先食いに関してもかなり止めることができるかなというふうに考えております。
     やっぱり市内の流通をしっかり考えていくことが大切だと思いますが、こういった考え方はないでしょうか。 300: ◯議長 建設産業部長。 301: ◯建設産業部長 経済対策の有効な手段の1つとして、言われましたプレミアム商品券だったり、割引券等も考えられますが、その方向性も今後視野に入れつつ、効果的な支援策に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 302: ◯議長 よろしいですか。横井敏夫議員。 303: ◯18番議員(横井敏夫) ぜひ、やはり今はパイを大きくしていくことが大切ですから、何とか進める方向でお願いしたいかと思います。  では、小項目3に移らさせていただきます。  あま市独自のデリバリーシステムというのを考えていけないかなと思っております。飲食店事業者や、場合によっては小売業者も支援できる配達業務を構築することは、新しい生活様式を確立するために大変重要かと思います。先ほど市長も、これからは新しい生活様式と言われましたが、そのために、市独自の、もちろんこれは市がやるわけではないかもしれませんが、そういったデリバリーができるようなことを考えられないかなと思います。お願いします。 304: ◯議長 建設産業部長。 305: ◯建設産業部長 新型コロナウイルス感染症の拡大による外出控えにより、多くの飲食店の売上げが減少する中、テークアウトやデリバリーを強化する飲食店の事業者が増えております。  テークアウトやデリバリーを強化する動きはございますが、この動きが継続されるかは、今後の新型コロナウイルス感染症拡大状況によるものと考えております。  また、テークアウトやデリバリーを強化する飲食店事業者が、タクシー事業者等と連携し、デリバリーや買物代行をするなどの取組が考えられるところではありますが、これらの取組につきましては、民間事業者同士の連携強化やノウハウを活用することで、より効果的、効率的な方策が期待される分野でもあります。  市といたしましては、当面、テークアウトやデリバリーを実施している飲食店の認知度を高め、利用を促進するような情報発信、取組を実施あるいは支援する事業者や商工会等との連携強化などに取り組み、飲食店事業者や高齢者等の買物弱者の支援に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 306: ◯議長 横井敏夫議員。 307: ◯18番議員(横井敏夫) 認知度を高め、利用を促進するような情報の発信はどのような形で行われているでしょうか。 308: ◯議長 建設産業部長。 309: ◯建設産業部長 情報発信につきましては、商工会等の協力により、市民活動団体が収集したテークアウトやデリバリーを実施している市内飲食店の店舗情報を市公式ウェブサイトに掲載しております。現在、40店舗余りでございますが、最新情報につきましては、QRコードにて確認でき、随時更新されております。  以上でございます。 310: ◯議長 よろしいですか。  横井敏夫議員。 311: ◯18番議員(横井敏夫) 何かちょっと時計の進み方がよく分からんですね。  名古屋市内の飲食宅配サービスの利用促進事業のように、名古屋市、そういった宅配業者を使うと補助とか出しているんですよね。ウーバー何とかとか、出前何とかというのが、そういった業者がある自治体ではそういった事業ができるんですけれども、残念ながら、当市にはそれに該当するようなところがないんですね。  言われるように、タクシーがデリバリーを行っているようなところも出てきていますので、例えば新聞配達業者さんみたいな、もともとそういった小口配達ができるところに協力を依頼して、そういった業務をお願いするようなことを考えていただけないかなと思っております。市内の事業者の連携を市がアドバイスして、進めていくことはできないでしょうか。今後、高齢化社会ということも含めて、非常に意義のある事業になるかと思いますが、いかがでしょうか。 312: ◯議長 建設産業部長。 313: ◯建設産業部長 今後の高齢化社会を見据え、買物難民にも対応できるようなデリバリーシステムを進めていくことは大変意義のあることと認識しておりますので、事業者等の意向や本市における事業者の参入状況を踏まえ、長期化対策として、地域に合った連携の在り方を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 314: ◯議長 横井敏夫議員。 315: ◯18番議員(横井敏夫) 中項目3に進まさせていただきます。  小中学校の休業対策ということなんですが、まず、休業対策によるICT教育、GIGAスクールの進捗状況についてお聞きします。 316: ◯議長 教育部長。 317: ◯教育部長 本市としましては、現在、各家庭のインターネット環境の状況を、各校を通して調査しておりますが、インターネット環境がない御家庭もありますので、学びの保障のための教育活動として、すぐにオンライン授業の実施は困難であると考えています。  今回の学校休業期間中の学習の対策としましては、全児童生徒へ課題プリント等の配布など、家庭学習のサポートをしております。また、各校のホームページにて児童生徒に対してメッセージを配信しました。  さらに、クローバーテレビでは、「海部地区の先生がテレビで授業」と題し、海部地区の教員により、教科の基礎基本となる学習内容の復唱や課題学習などの授業を配信いたしました。  続きまして、GIGAスクール構想の進捗状況につきましては、現在、第1弾といたしまして、あま市内小中学校ネットワーク構築業務の契約を5月1日に締結し、今年8月末までに設計書を作成する予定でございます。  その設計書を基に、9月議会に、第1弾の残りの事業であります電源キャビネット設置工事費の補正予算を上程させていただき、10月には校内LAN及び電源キャビネット設置工事の事業着手、令和3年3月に完了を予定しております。  以上でございます。 318: ◯議長 横井敏夫議員。 319: ◯18番議員(横井敏夫) 基礎、ファンダメンタルというか、ICT教育をやるにも、GIGAスクールのように、ベースになる機材がないと話にならないのは事実ですので、できれば、何かいろいろとあるようですが、GIGAスクールの前倒し、工事も早くやってくれとかできないか、このあたりはいかがでしょうか。 320: ◯議長 教育部長。 321: ◯教育部長 前倒しの件でございます。  国によりますと、1人1台の端末整備につきましては、当初、令和2年度中は小学校5年生・6年生、中学校1年生の整備を、その後、令和5年度までに段階的に全学年を整備することとしておりましたが、令和2年度中に全ての学年分を整備することへと大きく方針を転換させました。現在、愛知県との共同調達を調整しているところでございます。なお、共同調達の予算化に関する時期や金額は現在調整中でございます。  以上でございます。 322: ◯議長 横井敏夫議員。 323: ◯18番議員(横井敏夫) 令和2年度中に行うということで、工事も令和2年度中ということで、ぜひ進めていただきたいと思いますが。  ただ、先ほど来からも同僚議員から話があるように、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波も考えられている以上は、やはり今後、学業においても、こういった遠隔授業というのが必要になってくるのではないかと思います。  遠隔授業というのは、必ずしも、先ほどケーブルテレビでやられたように、双方向のみならず、ユーチューブとか、いろんな情報発信はできるんですが、そういったことに関してのあま市の取組はどうなっているんでしょうか。 324: ◯議長 教育部長。 325: ◯教育部長 現在、新型コロナウイルス感染症に伴う学校の臨時休業対策といたしまして、議員が言われますように、家庭学習におけるオンライン学習が急浮上し、国の令和2年度第2次補正予算においても家庭学習のための通信機器整備支援事業が盛り込まれておりますので、市としては、限られた財源の中でどのようなことができるかを含め、情報を収集しながら、オンライン授業等について研究を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 326: ◯議長 横井敏夫議員。 327: ◯18番議員(横井敏夫) 昨年の11月19日、一昨年か、11月に文部科学省からは遠隔教育の推進についてという指針が出ていますよね。遠隔教育というのが今後、たまたまコロナウイルスで脚光を浴びておりますけど、それのみならず、相当考えていかなきゃいけないものであることは確かだと思います。  第2次補正でいろいろ変わってくるかと思いますが、1つには、学校を再開します。3密を避けるために、新しい生活様式というのをやるに当たって、キャパシティー的に無理ですよね。ですから、これを例えば、半分はオンライン、半分はリアルでというような状況が取れると、スペースも倍に広がるわけですから、3密が抜けられるんじゃないかと思いますが、そういったお考えはあるでしょうか。 328: ◯議長 教育部長。 329: ◯教育部長 今、半分はオンライン授業、半分は教室でというお考えが1つ示されたところでございます。こういったものにつきましては、今後、どういった形になるかを含めて整備を進めていくことになりますけれども、あま市といたしましては、各校の実態に合わせ、3つの条件、換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話や発声が重ならないように配慮しながら、まずは教育活動を実施していきたいと考えております。  以上でございます。 330: ◯議長 横井敏夫議員。 331: ◯18番議員(横井敏夫) 先ほどから家庭学習における遠隔授業の補助金に関しては、第2次補正を含めて、随分、今後拡充され、当初に、ウェブ環境、いわゆるWi─Fiとか、通信環境が整わない家庭に対しての通信費等もそれで見られる可能性があるということですので、ぜひそういったことをしっかり見ていただいて、これから続けていただきたいと思います。  小項目1については以上で、小項目2に移らさせていただきたいと思います。  体力維持強化プログラムということで、これは勝手に私どもでつくった名前ですけれども、最近、コロナ太りという言葉もあるように、休業時の子供たちの体力の低下が心配です。何か特別な配慮、そういったことに対するプログラムづくりはされているのでしょうか。 332: ◯議長 教育部長。 333: ◯教育部長 学校の臨時休業に伴いまして、児童生徒の体力維持や強化が問われている中で、本市といたしましても臨時休業期間中における児童生徒の体力づくりが重要であると考えております。  その対応といたしまして、体育の授業を基本にしながらも、場所や時間を選ばずにできるストレッチ運動等、様々な取組が考えられます。  一例といたしまして、ある学校の取組を紹介いたしますと、縄跳び運動を導入しております。縄跳び運動は、場所も時間も選ばずに、一人一人が自分の能力に応じた練習に取り組むことができ、また、校内で縄跳び級表を作成するなど、工夫を凝らすことにより、一人一人が自分の成長を実感しながら取り組むことができるものでございます。  議員が言われております体力維持強化プログラム等については、具体的なプログラムという形ではありませんが、新型コロナウイルス対策といたしまして、3つの条件、換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話や発声を避けながら、体育主任や担任を中心に、各校の実情に合わせ、児童生徒の運動不足を解消するため、先ほど答弁いたしました縄跳び運動等、工夫を凝らした取組をしていただいておるところでございます。  以上でございます。 334: ◯議長 横井敏夫議員。 335: ◯18番議員(横井敏夫) いろいろと努力はされているとは思いますが、いかんせん、家にいると、どうしてもできないという、これは大人だけではないと思いますので、啓発をお願いしたいかと思います。  その体力維持ということも含めて、学校にいますと、体育の授業があるわけです。これは啓発も含めてだと思いますが、ただ、先ほど来からありますように、今回はプログラム上、夏休みを大分短縮して行っていくということで、じゃ、そのとき、熱中症の心配もある夏の休業期間にはどう体育は実施するのでしょうか。多分難しい。そうなったときは、秋になっていくんですけど、そのあたりのスケジュールづくりはどうなっているでしょうか。お答え願います。 336: ◯議長 教育長。 337: ◯教育長 夏場の体育といいますか、基本的に、先ほどの答弁でもいたしましたように、体育でも何でもそうですけど、適時性といいますかね、季節によって種目がという部分がございます。  この暑い夏の体育というのは、基本的にはできない部分が多い。特に、3密を防ぐためにも、マスクをするとか、そういった、ただ、文科省から最近出ているQ&Aでは、体育時にはマスクをしなくてもいいですよ、間隔さえ取れば、そういうような指示も出ておりますし、水泳の授業は今年は残念ながら、あま市については、密集、密接ということを避けるためにやらないということにしましたけれども、先ほども申した教務主任がつくりました季節ごとの大体配置がなされておりますので、そういったものを入れ替えた形でのモデルを各学校に示しましたので、そのモデルに従いながら、各学校で工夫をして、体育の授業はやると。  体育以外にも、教科によっては、そういった季節感を伴った内容もございますので、組替えをしながら工夫してやっていくというふうに考えております。  以上でございます。 338: ◯議長 横井敏夫議員。 339: ◯18番議員(横井敏夫) やっぱり体育はすごい大切なので、よろしくお願いしたいと思います。  では、小項目3に移らさせていただきます。  休校によって様々な問題が起きたかと思います。心の問題もあるかもしれませんし、学業の遅れというのは大きな問題かと思います。これらを今後やはり回復していくためには、あま市は割かし人材を豊富にそろえているというふうには聞いておりますが、足らない部分もあるんじゃないかと。教育人材の確保が、そういったケア、回復には必要かと思いますが、どうされる予定でしょうか。 340: ◯議長 教育部長。 341: ◯教育部長 教育人材の確保についてお答えいたします。  まずは、学校生活の遅れを取り戻すため、市雇用のスクールサポーター等を効果的に活用してまいります。また、コミュニティスクールを有効に活用することにより、市民等の地域人材を積極的に取り込んでいきたいと考えています。  以上でございます。 342: ◯議長 横井敏夫議員。 343: ◯18番議員(横井敏夫) そのほかに、かなり休業明けは、感染症対策なども含めて、いろんな授業及びいろんな行事を進めていく上に、非常に人が足らなくなってくるんじゃないかなというのは懸念しておりますが、今言ったスクールサポートとか、コミュニティスクールという、いわゆる学業に対して外の方ではなくて、ICT教育とか、いろんな意味で必要になってくる、新しいのも必要になってくるかと思いますが、そのあたりに関してはどのようにお考えでしょうか。 344: ◯議長 教育部長。 345: ◯教育部長 令和2年度の国の第2次補正で計上されております学習指導員、これは学級担任等を補助して、きめ細やかな指導を行う者でございますが、この経費を愛知県へ要望していきたいと考えております。  以上でございます。 346: ◯議長 横井敏夫議員。 347: ◯18番議員(横井敏夫) 多分ある意味、人の取り合いになるとは思いますので、できれば、あま市にそういった人の登録なんかをできる、人材バンクとは言いませんけれども、そういった積極的な取組をしていただけたらありがたいなとは思います。これは要望ですので、答弁は要りません。  では、中項目4のあま市の財政支援策の小項目1のふるさと納税についてお聞きします。  新型コロナウイルス感染症に対してのふるさと納税を受けるという形は取れないでしょうか。 348: ◯議長 総務部長。 349: ◯総務部長 現在、ふるさと納税の使途につきましては、第1次あま市総合計画の基本計画における基本目標にリンクをさせて、5つの使途を掲げております。  ふるさと納税制度における寄附につきましては、制度としては、一般寄附となります。一般財源として受け入れさせていただきまして、市の貴重な自主財源として、各種施策に、新型コロナウイルス感染症対策のものも含めて、有効に活用をさせていただいております。  そういった中で、市ではこれまでも新型コロナウイルス感染対策として、こうした市の財源を活用して行っておりますので、なかなかふるさと納税については、当市の場合、特産品をそろえた他市に比べて、なかなか伸びていない状況にもあるところでございますが、また、ふるさと納税については、制度上、約3割の返礼品を出しているというところでもありますので、なかなか積極的に今取り組めていないところが現状でございます。  以上でございます。 350: ◯議長 横井敏夫議員。 351: ◯18番議員(横井敏夫) 新型コロナウイルス感染症に関して、返礼品という話が要るのかどうかというと、私は要らないんじゃないかなと。ですから、そういった、例えば、先ほど言ったように、選べる使い方の中に、いろいろと総合計画の中で挙げたところで、おのおのという寄附のやり方があったかと思います。その中に、新型コロナウイルス感染症対策にというところを例えばつくるとかはできないのかなというふうに思っております。  ただ、今お話しされたように、ふるさと納税制度を使って、例えば、あま市の方が寄附をされた場合、これは可能かと思いますが、そうなるときの有効性と、それから、直接、そういったふるさと納税じゃなくて、あま市に直接寄附されるという状況、これの違いというのはどのくらいになるかも一緒に教えていただけるとありがたい。お願いします。 352: ◯議長 総務部長。
    353: ◯総務部長 まず、ふるさと納税は、あま市の方が寄附する場合、それから、市外の方が寄附される場合、そういった場合、今の新型コロナウイルス感染症は別として、今の仕組みとしては、市内の方が寄附された場合については、返礼品はお出しできない制度になっていますし、市外の方であれば、返礼品はお出しするということになります。  そして、他の市でクラウドファンディングというような形で、返礼品なしで、純粋に寄附を受けるという仕組みもやっていることは承知しております。  そういった中で、市民の方が寄附した場合も、それから、市民じゃない方が寄附された場合についても、所得税なりの控除につきましては、どちらも同じように、当然ふるさと納税としての控除ができるわけですので、市の方が寄附された場合については、当然市の税収が、一定の市民税が減るということになりまして、当然市外の方が寄附していただければ、市の税収は減るということはありません。  それから、2点目のふるさと納税として寄附する場合と、それから、直接市に寄附をすると、そういった場合の違いはどうかということでございますが、どちらも、市民の方、市外の方についても、市に対して寄附をする場合については、ふるさと納税の扱いというふうになりますので、もし、その方が税金の控除を受ける場合については、受けなければ、何も影響はないんですが、もしその方が税金の控除を受けるということになれば、いずれの場合にしても、当然市民の方では税収は減ることになります。  以上でございます。 354: ◯議長 横井敏夫議員。 355: ◯18番議員(横井敏夫) 税額控除の問題ということで、ちょっとややこしい話かなと思いますが、ぜひ、割と寄附したいけど、どうしたらいいというような、特別定額給付金みたいなのをもらったけどというような話を聞きますので、ぜひと思うんですけどね。  それで、そういったことを含めて、小項目2に移らさせていただきます。  基金団体の創設についてですが、兵庫県加西市でしたか、が全ての正規職員から特別定額給付金を寄附してもらうことを前提に、新型コロナウイルス感染症対策のための基金を新設して、問題になりました。記憶に新しいところですね。名古屋市も市職員に対し、寄附の呼びかけを行い、幹部職員38名が寄附することを表明しているとのことです。  その他、いろいろなところで、この件について取り沙汰されておりますが、どうも市が新型コロナウイルス感染症対策基金を設立すると、寄附について、強制力を持つ、持たないというような、こんな話に行きそうで、いいのかな、悪いのかな、ちょっと悩むところですが、設立は難しいのかもしれません。どうされるか、ちょっと分かりませんが。  ですが、市に寄附等で協力をという方は、先ほど言ったように、いろいろな方がみえると思います。任意団体で基金をつくり、誰もが結果としての寄附、任意団体ですから、寄附金という形でなくて、協力金とか、会費という形でも可能ではあるんですので、そういった仕組みを持つ基金団体をつくることはできないかと思うんですが、これは市がつくるということはちょっと難しいので、そういったアドバイスを受けたり、そういった方向性を聞くことは可能でしょうか。 356: ◯議長 総務部長。 357: ◯総務部長 市民団体、市民活動団体やボランティア団体等も含めてだと思いますが、そういった団体の支援につきましては、現状でも関係各課で、支援という意味では、補助金等の仕組みがあるかと思います。  今回の議員御提案の基金団体をつくるという意味での支援につきましては、今、私どもの組織的な問題もあるかと思いますが、今のところ基金団体の創設に市が直接的に関わって、支援を行うという仕組みは現在のところ考えていないということになります。 358: ◯議長 横井敏夫議員。 359: ◯18番議員(横井敏夫) なかなかこの問題は非常に難しくて、いろんなところで寄附の話、それから、歳費の話、こういったことがいっぱい起きているわけですね。あま市議会としてもまた考えていかなきゃいけない問題であると思いますが、ぜひいい形で市民の方、その他の方の好意が受け取れるような仕組みを欲しいかと思いますので、よろしくお願いします。答弁は結構です。  では、続いて、大項目の2に移らさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症対策等の財政への問題はということで大項目、中項目1として、財政への影響はということでお聞きします。  その中の小項目に行くわけですが、新型コロナウイルスの影響で、国においては、税収の大幅な落ち込みがあると想定されます。あま市においても同様かと思いますが、こうした状況下で、中長期の財政を予測していくのは極めて難しいとは思いますが、大変重要であると考えますので、そこでお聞きします。  今後、税収はどう変化していくと考えられているでしょうか。 360: ◯議長 企画財政部長。 361: ◯企画財政部長 税収の変化ということでございますが、内閣府が5月18日に発表いたしました2020年1月から3月期の国内総生産は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、対前期比0.9%の減少、年率換算では対前年度比3.4%の減少となっております。また、新聞やエコノミストの調査・分析では、政府が公表した数値以上の減少を見込んでおり、2008年のリーマンショックを上回るのではないかと報道がされております。  本市におけるリーマンショックに伴う市税の影響については、7.6億円が減収し、元の水準に戻るまで5年間を要しました。  今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴う市税の影響については、現時点では情報等が少ないため、リーマンショックと同等なものと仮定して申し上げますと、中期財政計画における令和3年度の市税109.2億円が、7.6億円減収の101.6億円となり、令和8年度で元の水準に戻るものと想定されます。  しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響がリーマンショックの影響を上回れば、さらに市税の減額幅が広がるものと考えております。  また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う個人消費の低迷も併せて考慮いたしますと、県が賦課し市町村へ交付する令和3年度の地方消費税交付金についても、10%程度、金額にして1.8億円程度が減額するのではないかと想定しております。  以上でございます。 362: ◯議長 横井敏夫議員。 363: ◯18番議員(横井敏夫) かなり厳しい、リーマンショックのときもかなり厳しかったなという記憶がしっかりありますが、7.6億円の減収、そして、地方消費税も1.8億円の減収ということで、10億まではいかない想定ですが、9億近い金額が消えるのではないのかという想定ということですね。  ちょっと参考までに、あま市におけるリーマンショックの後の平成21年の収支はどのようだったんでしょうか。 364: ◯議長 財政課長。 365: ◯財政課長 リーマンショック後の平成21年度の本市の市税の減収分ですが、これは合併前というところもございまして、地方交付税が多かったということも幸いいたしまして、臨時財政対策債と、それから、地方交付税の増額分で補填はできております。  以上です。 366: ◯議長 横井敏夫議員。 367: ◯18番議員(横井敏夫) 言われるとおりで、あんまりひどく、リーマンショックの後、尾を引いたというイメージがないのは、やっぱりこういった状況があったということですが、実際に、この新型コロナウイルス感染症のショックというのは、リーマンショック以上というふうに言われております。  今回もこのような措置、要するに臨財債とか、地方交付税の増額というのがしっかり取られることを期待するものですが、独自のコロナウイルス対策に関しては、地方交付税の対象というよりは、多分、先ほど来から出ている地方創生臨時交付金ですか、になるのかなと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。 368: ◯議長 財政課長。 369: ◯財政課長 2点ほど御質問があったと思うんですが、令和3年度の地方財政措置の方向性については、まだ、こちらについては情報が示されていないというところで、本市としても大変懸念はしております。  あと、もう一点ございましたけれども、本市独自の新型コロナウイルス対策における地方交付税の補填というものは、令和2年度においてはないのかなというふうには思っております。  ただ、国に認められれば、地方創生臨時交付金による補填となりますし、また、令和3年度以降、こちらについても、地方創生臨時交付金というものがまだ継続されるのか、また、地方交付税で補填されるのか、こういった情報についてはまだ示されていないというところで、不明というところで、よろしくお願いいたしたいと思います。  以上です。 370: ◯議長 横井敏夫議員。 371: ◯18番議員(横井敏夫) まだ、国も多分、税収がどうなるか分からないから、今後の動向かとは思いますが、とにもかくにも、やはりその動向を見据えて、相当中長期で税収の減をどう考えるかというのが大切だと思うので、ぜひ対策を考えながら、お願いしたいかと思います。  小項目の2に移らさせていただきます。  財政支出に対しては、どうお考えでしょうか。 372: ◯議長 企画財政部長。 373: ◯企画財政部長 財政支出につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴いまして、市税や地方消費税といった一般財源の大幅な減収が見込まれるため、令和3年度は経常的経費や投資的経費を一時的に抑制し、市税が元の水準に戻るまでの間は、徐々に経費抑制を緩和するといった手法を取っていきたいと考えております。  以上でございます。 374: ◯議長 横井敏夫議員。 375: ◯18番議員(横井敏夫) 経常経費や投資的経費というのは、決して今まで余裕があって出していたものじゃない。それを削るとなると、相当身を削る形になるのかなというふうに思うんですがね。歳出削減を行わずに、収支対策をすることは難しいんですが、できないですかね。 376: ◯議長 答弁できますか。いいですか。  財政課長。 377: ◯財政課長 令和2年度からですけど、当年度からですけれども、地方交付税の合併特例措置というものはもう既になくなっております。これは以前から私、答弁させていただいているところです。  それから、先ほど、私のほうも、リーマンショック後の平成21年度のように、臨時財政対策債や地方交付税の増額分で全て補填できれば一番いいとは思うんですが、恐らくそういった状況はなかなか考え難いのかなというふうに思っております。  ですので、本市の財政状況を鑑みれば、本市の市税が中期財政計画で計上いたします元の水準に戻るまでの間は、財政措置がされない部分については、令和3年度以降の歳入歳出規模をできる限り削減して対応する必要があるのではというふうに考えております。  以上です。 378: ◯議長 横井敏夫議員。 379: ◯18番議員(横井敏夫) ちょっと今回はいつ戻るか分からないという、本当に厳しい位置にあるかと思います。  では、小項目の3に移らさせていただきます。  今のお話で、収支の悪化は避けられないようですが、それに対しての対策はどうお考えでしょうか。 380: ◯議長 企画財政部長。 381: ◯企画財政部長 新型コロナウイルス感染拡大に伴う市税の影響が、リーマンショックと同等の7.6億円、地方消費税交付金の影響が10%減の1.8億円、合計9.4億円の一般財源が減額した場合で申し上げますと、地方交付税の算定上の仕組みでは9.4億円の75%、金額にいたしまして、7.1億円を地方交付税及び臨時財政対策債で補填し、残りの25%、金額にいたしまして2.3億円を歳出削減による財源捻出や財政調整基金の取崩しによって補填することとなります。  しかし、令和3年度以降は地方交付税の原資となる国税も減収となりますため、この算定上の仕組みどおりになるかどうか、国の動向を注視しなければならないと考えております。  そこで、リーマンショック後に国が作成いたしました平成21年度地方財政計画を見てみますと、地方税の減収分を臨時財政対策債により約60%、地方交付税により約10%、歳入歳出規模の削減により約30%の割合で補填しており、この割合を参考に収支悪化対策を講じた場合で申し上げますと、市税等の一般財源の減額分9.4億円を臨時財政対策債により5.6億円、地方交付税により1億円、歳入歳出規模の削減により2.8億円で補填することとなります。  以上でございます。 382: ◯議長 横井敏夫議員。 383: ◯18番議員(横井敏夫) 先ほど、なかなか切り崩し難いと言われている財政調整基金も、一般の収支を何とかするためには切り崩さざるを得ないと、こういったのが見えてきたわけですが、やはりリーマンショックを上回る影響があると先ほど来から言っておりますが、ここで考えなければいけないのは、2.8億円の歳入歳出規模で本当に足りるんでしょうか。場合によって、それ以上ということも考えられるのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 384: ◯議長 財政課長。 385: ◯財政課長 議員の御指摘のとおり、リーマンショックを上回れば、2.8億円の削減では足らないということになります。  以上です。 386: ◯議長 横井敏夫議員。 387: ◯18番議員(横井敏夫) 当初に、新しい日常というか、新しい生活様式という、コロナ対策を考えながら、経済を復活させるという本当に難しいチャレンジをしていかなきゃいけない、これに行政も本当に力を入れていかなきゃいけないということを申し述べさせていただきましたが、やはりそのためには、行政が足腰をしっかりしていないと何もできないという状況がありますので、私は今回リーマンショックを上回る可能性がとても高いと思っておりますので、もう一段と厳しい想定のシミュレーションを持つ必要があると思いますが、いかがでしょうか。 388: ◯議長 財政課長。 389: ◯財政課長 確かに議員の御指摘のとおり、リーマンを上回るというようなことも十分想定をする必要はあると思っておりますので、もう一段階厳しい財政シミュレートは必要というふうに認識しております。  我が国の経済、それから、あと、県内の地元経済、こういった状況を見据えながら、逐次、財政シミュレーションについては、予算編成までに何度も見直しはしていきたいなというふうに考えております。  以上です。 390: ◯議長 横井敏夫議員。 391: ◯18番議員(横井敏夫) それでは、小項目4のほうに移らさせていただきます。  国、県への、今の話ですと、財政支援の要望を強く行う必要があるかと思いますが、当面どういったことがあるでしょうか。 392: ◯議長 企画財政部長。 393: ◯企画財政部長 国が掲げます経済財政運営と改革の基本方針2019、いわゆる骨太の方針では、地方公共団体の一般財源総額を令和3年度までの間、平成30年度の水準を下回らないよう確保するとございます。  新型コロナウイルス感染拡大に伴い、地方交付税の原資である所得税、法人税、消費税などが減収しましても、国においてはこの骨太の方針に基づき、地方公共団体の一般財源の総額を確保しなければならないものと本市は考えております。  したがいまして、本市をはじめとする地方公共団体の市税等の一般財源の減額分につきましては、赤字地方債であります臨時財政対策債の増額ではなく、地方交付税の増額により補填していただくよう、市長会を通じて要望しているところでございます。  以上でございます。 394: ◯議長 横井敏夫議員。 395: ◯18番議員(横井敏夫) 地方交付税の増額というのがやはりキーになってくるのかなと思います。  これについては、市長は市長会を通じて強く要望されているということですが、やはり、議長、私たちあま市議会もぜひ大きな声をかけて、国、県へそういった要望活動をやるべきだと思います。ぜひそういったことでやっていこうじゃないですか。      (「そうだ、そうだ」と呼ぶ者あり) 396: ◯18番議員(横井敏夫) ぜひそういった認識で進めさせていただければと思いますので、よろしくお願いします。  では、小項目5に移ります。  中長期の財政はかなり厳しいかと思います。今後、事業の見直し、縮小をせざるを得ないというのが、先ほどのお話でした。どのように行っていくのでしょうか。 397: ◯議長 企画財政部長。 398: ◯企画財政部長 市税が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける前の水準に戻るまでの間は、中期財政計画における令和3年度以降の歳入歳出規模の縮減が必要と考えます。  よって、本年7月から全庁を挙げて実施いたします概算要求ヒアリングにおきまして、令和3年度以降に予定をいたします新規・拡充事業の一部先送りや既存事業の一時的な縮小について進めてまいりたいと思っております。  以上です。 399: ◯議長 横井敏夫議員。 400: ◯18番議員(横井敏夫) サマーレビューは今までやっているかと思います。ただ、原資の部分に関して、かなり厳しい見積りをしなきゃいけないというのが実態かと思いますので、そこはそこで進めていただけたらと思います。  以上です。  では、中項目の2のほうに進まさせていただきます。  今後の財政運営は相当厳しいものが想定されます。財政規律についてお聞きします。
     小項目1として、今後の基金残高の推移はどのようになっていくかとお考えでしょうか。お答え願います。 401: ◯議長 企画財政部長。 402: ◯企画財政部長 普通会計におきます基金全体の残高につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴います市税等の一般財源の減額分を財政調整基金から補填せずに財政運営ができれば、中期財政計画における令和10年度末の47.1億円を確保できますが、一部歳出削減ができず、仮に市税等の一般財源の減額分9.4億円の10%、金額にいたしまして0.9億円を財政調整基金で補填した場合、令和10年度末の基金残高は、中期財政計画よりも2.8億円少ない44.3億円となります。  以上でございます。 403: ◯議長 横井敏夫議員。 404: ◯18番議員(横井敏夫) 今、令和10年のお話を頂きましたが、長期財政見通しの中で最も厳しい数字を今まで予想しておる令和6年度はどうなるのでしょうか。出ているわけですね、長期財政見通し。この中で、令和6年度がたしか一番厳しかったと思いますが、これは一体どうなるでしょうか。  あま市独自のコロナ対策をやってほしいんですよ。やってほしいんですけれども、そういった場合、財政調整基金から補填せずというのは、先ほどのお話からいくと、かなり厳しいなという気はします。  また、一部、歳出削減ができずというのは、先ほどの2.8億円の歳入歳出規模の削減のうちの0.9億円ということでよかったでしょうか。  以上、お答え願います。 405: ◯議長 財政課長。 406: ◯財政課長 3つほど質問があったと存じます。  手元にちょっと資料等がないため、概算となりますけれども、市税等の一般財源の減額分の10%を財政調整基金で補填した場合になりますが、令和6年度末の基金残高ですが、こちらについては37億円程度になるのではというふうに思われます。  また、2つ目の御質問でございますけれども、議員の御指摘どおり、本市独自の新型コロナウイルスの対策については、地方創生臨時交付金の対象に該当しなければ、財政調整基金からの補填となるわけでございます。ですので、本市独自の対策の実施に当たっては慎重に判断していかなければならないというふうに考えております。  あと、3点目でございますけれども、2.8億円の歳入規模の削減のうち、0.9億円かというような御質問であったと思います。大変分かりにくい答弁であったというふうで恐縮しておりますけれども、これは2.8億円の削減目標のうち、0.9億円がもし達成できなかった場合は財政調整基金で補填をするという場合となります。  以上になります。 407: ◯議長 横井敏夫議員。 408: ◯18番議員(横井敏夫) やっぱり厳しいという以外、何も言えないなという気がしますが。  では、小項目の2に移らさせていただきます。  今後の市債残高の推移をどうお考えでしょうか。 409: ◯議長 企画財政部長。 410: ◯企画財政部長 新型コロナウイルス感染拡大に伴う市税等の一般財源の減額分をリーマンショック後の財政措置を参考に、臨時財政対策債で60%、金額にして5.6億円を補填した場合、令和10年度末の市債残高は、中期財政計画よりも13.8億円多い269.9億円となります。  以上でございます。 411: ◯議長 横井敏夫議員。 412: ◯18番議員(横井敏夫) 市債残高が13.8億円多いというふうな推移をしていくということで、かなり厳しい状況になっていくなというのはつくづく感じますが、それでは、小項目の3でお聞きします。  市債残高の自主基準を守ることは、今の流れでいくと、相当厳しいと思いますが、いかがでしょうか。 413: ◯議長 企画財政部長。 414: ◯企画財政部長 新型コロナウイルス感染拡大に伴います市税等の一般財源の減額分を臨時財政対策債で60%補填することになりますと、令和6年度末で中期財政計画の市債残高を15.6億円上回る293億円となる見込みであり、300億円という大台を超えていないものの、留意する必要がございます。  その後、これをピークに年々減少し、令和10年度末では269.9億円を見込み、目標市債残高の280億円を下回るものと思われます。  以上でございます。 415: ◯議長 横井敏夫議員。 416: ◯18番議員(横井敏夫) 今お話がありましたように、293億円ということで、280億円を超えて、300億円近くまで市債残高が増額して、こういったコロナウイルス禍を経ての話なので、致し方ないかとは思いますが、かといって、これは財政規律を緩めるというものではないと思うんですが、見解はいかがでしょうか。 417: ◯議長 答弁できますか。  財政課長。 418: ◯財政課長 確かに災害レベルにも等しい、この非常時に財政規律を遵守するがために、感染対策や困っている方への緊急支援、また、第2波や第3波を見据えた対応が阻害されてはならないというふうに、こういった大事なところは当然認識はしてございます。  依然と厳しい財政状況が続くわけでございますけれども、健全な財政運営については行ってまいりますが、市税が元の水準に戻るまでの間は、中期財政計画における目標値の設定を一定期間は据え置くこともやむを得ないのかなというふうに考えております。  以上です。 419: ◯議長 横井敏夫議員。 420: ◯18番議員(横井敏夫) 角を矯めて牛を殺すでしたか、こういった言葉があります。あまり規律を金科玉条に守ったがために本体が破産してしまっては何ともならない。破産というか、いわゆる市民の皆さんが困窮することになってしまっては、本末転倒であるということかと思います。  ただ、やはり、かといって、こういうときだからいいやという話ではないと思いますので、そこのところをしっかり見据えて、財政規律も意識しながら、いろいろと対応に当たっていただきたいと思います。  では、中項目3のほうに移らさせていただきます。  財政の健全性についてですが、厳しい経済環境の中、財政の健全性を保つことは、今言ったように至上命題ではあると思います。財政の健全性を保つことは今後できていくのでしょうか。 421: ◯議長 企画財政部長。 422: ◯企画財政部長 本市の財政規律は、中期財政計画におきまして各財政指標の目標値を設定し、それを遵守することだと考えており、基金残高であれば、中期財政計画で設定した目標値よりも上回り、市債残高であれば下回らなければならないものとしております。  しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、市税等の一般財源の大幅な減額が見込まれる状況におきましては、こうした財政規律を遵守できないこともあり得るため、財政の健全性を保つことは難しいものと考えております。  一時的ではございますが、市税の水準が元に戻るまでの間、中期財政計画における財政指標の目標値の設定を据え置いた上で、健全な財政運営に努めてまいります。  以上でございます。 423: ◯議長 横井敏夫議員。 424: ◯18番議員(横井敏夫) 先ほども言いましたけれども、税収が減る、市税等が、一般財源に関わるところが特に減少した、そういった理由で、市民の福祉増進がおろそかになってはいけないと思っております。  こんなときこそ賢い財政運営が求められますが、何らかの対策は考えられているのでしょうか。 425: ◯議長 企画財政部長。 426: ◯企画財政部長 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりまして、市税等の一般財源が大幅に減額になることが見込まれるわけでございますが、議員の御指摘のとおり、市民の福祉増進がおろそかにならないよう、引き続き、行財政改革の推進により事務事業を見直すことで財源を捻出するとともに、大型事業をはじめとする投資的事業につきましては、国及び県補助金の積極的な活用はもちろんのこと、地方交付税措置の手厚い地方債を最大限に活用いたしまして、健全な財政運営に努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 427: ◯議長 横井敏夫議員。 428: ◯18番議員(横井敏夫) なかなか、今言われたことは今後難しいと思います。ですが、そういった気持ちを持って、やはり財政もしっかり見ながら、できるだけ手厚い、場合によっては、市独自の政策でコロナウイルス禍を乗り越えていくという、相反する命題にはなるんですけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  では、小項目2に移らさせていただきます。  今後、各財政指標はどう推移していくと想定されているのでしょうか。 429: ◯議長 企画財政部長。 430: ◯企画財政部長 新型コロナウイルス感染拡大に伴います市税等の一般財源の減額分9.4億円を臨時財政対策債によりまして5.6億円、地方交付税によりまして1億円、財政調整基金によりまして0.9億円、歳入歳出規模の削減によりまして1.9億円で補填した場合で申し上げますと、基金残高は令和3年度末で49.5億円、大型事業の影響もあり、令和6年度末で37.2億円まで減額するものの、その後は公共施設老朽化対策の推進により計画的に積み立てるため、令和10年度末で44.3億円は確保できるものと見込んでおります。  市債残高は、令和3年度末で243.8億円、大型事業の影響もあり、令和6年度末で293億円まで増額するものの、その後徐々に減少し、令和10年度末で269.9億円を見込んでおります。  将来負担比率は、令和3年度末で56.5%、大型事業により令和4年度末で71.6%まで上昇し、目標値の70%を超えるものと見込んでおりますが、その後は徐々に減少し、令和10年度末で54.8%を見込んでおります。  以上でございます。 431: ◯議長 横井敏夫議員。 432: ◯18番議員(横井敏夫) 当市は、大型事業が、今、最後の大きなものをやっておりますが、めじろ押しという状況があります。非常に財政的には脆弱な部分があるというのは否めないかと思います。  この中で、やはり現状のコロナ対策、そして、第2波、第3波に備えるコロナ対策、このあたりに対して、本当に難しい財政運営が必要になるかと思いますが、ぜひとも、こういう言い方はしちゃいけないですけど、不要不急のものを切って、本当に実のあるものをしっかりと進めていくという形でお願いができたらと思います。  では、やっぱり、今までのシミュレーションというのは、財政影響がリーマンショックと同等なものと仮定して行われていたものだったかと思います。現実的に考えると、それ以上の声も高くて、今、国も大盤振る舞いをしておりますので、その反動がないかとは限りません。  この新型コロナウイルス感染症の騒動が落ち着いた後には、国のほうもかなりの引締めがなされるのではないかと考えております。そうなりますと、相当な緊縮財政に臨まなければ、財政の健全性を守れなくなるかと思いますが、私は緊縮財政をやれと言っているわけではないですが、ですが、やっぱりそういったことも必要になってくると思います。  市長はいかがお考えでしょうか。 433: ◯議長 市長。 434: ◯市長 この新型コロナウイルス感染症拡大は、市民の皆さんの生活、または企業、そして、個人事業主様の経営等に様々な影響を及ぼしております。こうした影響は間違いなく、本市の財政運営にとりましても、痛手を負うものでございます。  だからといって、財政規律を遵守するがために、議員が言われますように、緊縮財政によって、市民の皆さんへの福祉増進を妨げてはなりませんので、また、財政状況が厳しさを増したといたしましても、本市の大型事業につきましては着実に進めていかなければならないものと考えております。  したがいまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりまして、本市の市税が元の水準に戻るまでの間は、引き続き行財政改革を推進してまいりますが、一時的な基金残高の減少や、市債残高の増加など、財政状況の悪化は避けられないものと判断をしているところでもございます。市税が元の水準に戻った際には、あま市の将来を見据えた行財政運営に努めてまいりたいと考えております。  どちらにいたしましても、我々行政といたしましては、知恵を絞りながら、堅い財政運営をしていきたいと考えておりますので、また、議員の皆様方の忌憚のない御意見を頂きながら、運営をしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 435: ◯議長 横井敏夫議員。 436: ◯18番議員(横井敏夫) 言われるとおり、恐らくこのままでいきますと、かなり厳しい数値になっていくかと思います。財政状況の悪化はかなり厳しくなるのは目に見えているんですが、そのときにやはり市長が勇気を持って、その悪化をぐっとこらえながら、英断をしていただいて、いろんな住民福利のための施策を取られることをお願いして、質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。      (拍手) 437: ◯議長 7番の質問を終わります。  以上で一般質問を終わります。  ここで市長より発言を求められておりますので。  市長。 438: ◯市長 よろしくお願いいたします。  大変、皆様方、一般質問でお疲れのところでもございますが、6月3日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を経まして、あま市公共施設の再開予定というものが決定をいたしました。ここで皆様方に御報告をさせていただきます。  まず、スポーツ施設でございますが、スポーツ施設の屋内に関しましては、7月1日から屋内と屋外は行わさせていただきます。ただし、大会、行事等の制限、そして、利用人数の制限を持たさせていただく予定となっております。  トレーニング室に関しましては、7月1日からではなくて、少し時間を置きまして、様子を見ながら、行わさせていただきたいと考えております。  学校開放施設につきましては、屋内と、そして、屋外の中学校に関しましては、学校との調整をするため、しばらくの間、使用を停止させていただきます。学校施設内の屋外の小学校につきましては、7月1日より利用をさせていただきます。ただし、こちらのほうも、大会、行事等の制限、利用人数の制限を行わさせていただくことになります。  図書館、図書室につきましては、7月1日から利用が可能になります。ただし、こちらのほうも一部制限を持たさせていただきまして、利用人数の制限、閲覧制限もさせていただくことになります。  他の施設に関しましては、利用人数制限、または貸室の制限等を設けまして、施設の利用を7月1日からさせていただく予定となっております。他の施設の中に、入浴施設、またはカラオケ、囲碁、将棋等の施設がございます。こちらのほうは7月1日から使わず、少し時間を置きながら、利用を見合わせたいというふうに思っております。他の施設の中にも健康機器等がございます。こちらのほうは、台数を制限しながら、使用を7月1日から行わさせていただく予定となっておりますので、御報告とさせていただきます。  この報告につきましては、本日の夕方に公式ウェブサイトのほうに載せさせていただく予定となっておりますので、どうぞまたお目通しのほうをお願い申し上げます。  以上でございます。 439: ◯議長 本日は、これにて散会します。  なお、明日午前10時より本会議を再開し、質疑通告に基づき各議案に対する質疑を行った後、各常任委員会に付託します。  また、人事関係議案につきましては、委員会付託を省略し、討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。  本日は、御苦労さまでございました。      (午後3時52分) ───────────────────────────────────  以上、会議の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。  令和2年6月8日      あま市議会議長 後 藤 幸 正
            署名議員 柏 原   功         署名議員 伊 藤 嘉 規 発言が指定されていません。 この会議録の全ての著作権はあま市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) AMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...