あま市議会 2019-09-18
令和元年厚生委員会 本文 開催日:2019年09月18日
8:
◯加藤哲生委員 今のあま市で言われますと、何%ぐらいが個人カードに加入されておるんでしょうか。
9:
◯市民課長 30年度の交付件数につきましては、事業内容にありますように879件の個人番号カードが交付されました。発行以来、累計件数としましては8,373件でございます。交付率に関しましては9.42%になっております。
10:
◯加藤哲生委員 79ページですが、戸籍システム更新事業費です。
この現行システム導入後5年を経過するためということでありますが、5年じゃなければいけない理由を教えてください。
11:
◯市民課長 戸籍システムに関しましては、5年前に導入し、5年経過したということで、今回、更新をさせていただきましたが、戸籍という個人情報の大事なものになりますけれども、機器に関しまして、業者がやはり保守をやっておりますが、保守をやっております業者自体が、やはり機械の耐用年数を5年として、それ以上に関しては保守をやれないということを言っておりますので、それを経過しますと、万一何かシステムに異常等が発生したときに対応ができない可能性がありますので、5年を更新の期間とさせていただいております。
12:
◯加藤哲生委員 82ページ、母子・父子家庭医療費です。
予算がふえていますが、やっぱり対象者が年々ふえておるということで解釈していいんでしょうか。
13:
◯保険医療課長 受給者につきましては、平成30年度の3月末で1,684人、29年度末では1,798人でございますので、114名、受給者のほうは減ってございます。
その中で、主な要因としましては、年間の受給件数が当初の見込みで13.7件と見込んでおりましたが、決算においては15.2件と、お一人当たり1.5件増加したことによるものでございます。
14:
◯加藤哲生委員 87ページ、施設整備費、総合福祉会館なんですが、温水機設備取替工事、詳細を教えてください。
15:
◯健康推進課長 温水機設備取替工事ですが、甚目寺総合福祉会館に設けられている一般浴及びデイサービスの機械浴による給油するための温水機設備である給油ボイラーに経年劣化によりふぐあいが生じたため、給油ボイラー及びそれに附帯する配管設備を撤去し、新設したものでございます。
16:
◯加藤哲生委員 僕が町議のころ、あそこの
老人福祉センター、ボイラーをかえたんですが、それはお風呂に入れるお湯といって解釈していいんでしょうかね。
17:
◯健康推進課長 そのとおりです。
18:
◯加藤哲生委員 92ページ、93ページ、がん検診事業費、項目、いろいろありますよね。これでがん予防につながっているということで、住民の方からも、僕の両親も本当にええことをやっておるなということを言われておるんですが、がん検診によって、あま市のほうに、これで本当に助かったという声があったんでしょうかね。病院に行っちゃうもんで、なかなか声が行かんとは思うんですが、いかがでしょうか。
19:
◯健康推進課長 住民の方からは、やはり毎年受診したおかげで早期に見つかってよかったとか、毎年受診することで異常がないことを確認できて安心感が得られるというような意見をいただいております。
20:
◯加藤哲生委員 96ページ、自殺対策推進費です。
あま市ではありませんけれども、子供さんが、学校が始まれば飛び降り自殺などの本当に痛ましい自殺がございますが、自殺対策ネットワーク会議、どのようなお話をされておるんでしょうかね。
21:
◯健康推進課長 あま市自殺対策ネットワーク会議は、国の自殺対策基本法に基づき、平成30年3月に策定しました。あま市自殺対策計画に基づき設置されたもので、平成30年度については、平成30年8月22日と平成31年2月13日に会議を開催しました。
自殺対策ネットワーク会議の詳細でございますが、第1回目の会議では、自殺対策計画策定までの経緯及び計画の概要説明を行い、計画をより効果的に行うための意見交換を行いました。
2回目の会議では、平成30年度の各分野における自殺対策事業の進捗状況と、その成果について報告を行い、その報告について、委員の皆様から御意見をいただきました。今後の本市の自殺対策についても、あわせて意見をいただいた状況でございます。
22:
◯加藤哲生委員 本当になかなかいいことをされていますけれども、ちょっと聞きづらい面もありますけれども、あま市で自殺は実際にあったんでしょうかね。
23:
◯健康推進課長 30年の自殺死亡者数は13人でした。
24:
◯加藤哲生委員 102ページであります。
一般不妊治療費助成費でありますが、以前、もっと少なかった。僕も指摘したところ、今度、35件上がっていますよね。僕のほうに40代の母親、本当にやっと生まれたといって喜んでみえましたが、今後、さらに拡充があるのか、上限額がもう少し上に行けるのか、どうでしょうか。
25:
◯健康推進課長 一般不妊治療につきましては、令和元年度より助成要件の3点を拡充いたしました。
1点目は、対象とする治療の範囲を拡大したものでございます。医療保険の適用とならない人工授精のみを対象としていたものを、医療保険の適用となる不妊治療まで拡大いたしました。
2点目は、年齢要件の撤廃でございます。妻の年齢を43歳未満と上限を設けておりましたが、その上限を撤廃いたしました。
3点目は、助成額の引き上げでございます。助成額の上限を4万5,000円から5万円に引き上げたことになります。
26:
◯加藤哲生委員 101ページ、母子保健事業費であります。
事業内容の中で、産後のヘルプ、支援者が訪問し援助を行うとありますが、どのような内容なんでしょうか。
27:
◯健康推進課長 産前・産後ヘルプ事業での訪問についてですが、妊娠中または産後間もないお母さんの育児不安や負担を軽減するために、支援者が自宅を訪問し、家事や育児の援助を行うものでございます。
援助の内容の詳細ですが、家事支援と育児支援に分かれており、具体的に申しますと、家事支援については、調理及び後片づけ、衣類の洗濯及び補修、住居の掃除及び整理整頓、生活必需品の買い物などでございます。育児支援につきましては、授乳の手伝い、おむつの交換の手伝い、沐浴介助などでございます。
28:
◯加藤哲生委員 129ページ、被爆者健康管理手当支給費です。
受給者数19名の内訳といいますか、戦後七十数年たったわけなんですが、だんだん高齢化になって、歳が行き、少なくなると思うんですが、大体歳で言えば何歳の方が受給されておるんでしょうか。
29: ◯社会福祉課長 こちらの対象の方につきましては、御高齢になっているところでございます。詳細な年齢のほうは今手元にありませんが、人数的に申し上げますと、28年度が23人、29年度が21人、30年度が19人ということで、皆さん御高齢になられていますので、人数的に申し上げますと、毎年減ってきているというところでございます。
大事な施策と考えておりますので、引き続きこの事業に関しましてもしっかりとやってまいりたいと思っております。
30:
◯加藤哲生委員 被爆者さんたちにとって、いろいろ市のほうからされておるということで、僕のほうにお礼がありまして、市長さん、本当にありがとうということでお礼がありました。
今後もきちんとされるようにしてほしいんですが、もう少し詳しいこと、資料ください。
31: ◯社会福祉課長 わかりました。
32:
◯委員長 用意できますか。
33: ◯社会福祉課長 はい。
34:
◯加藤哲生委員 162ページ、ひとり親家庭の子どもの生活・学習支援事業です。
事業概要でありますが、各種生活相談を行ったとありますが、どのような相談があったんでしょうか。
35: ◯子育て支援課長 学習支援の開催日ですけれども、学習サポーターが生徒から学校や家庭での悩みや不安感を聞いたりなどをしたり、また、生徒が生活習慣として、朝寝坊とか、朝食をとっていないというところが生徒の話から聞き取りをしながら、そういった状況があった場合につきましては、サポーターのほうから、規則正しい生活習慣を身につけられるための、会話の中で素直に受け入れられてもらえるような相談支援を行っております。
また、こちらのほうの事業につきましては、母子寡婦福祉会に業務委託を行っていることから、利用している生徒の相談のほか、ひとり親家庭の保護者の相談にも対応できる体制となっております。
36:
◯加藤哲生委員 164ページ、運営費であります。
事業内容の事務事業委託料でありますが、通園バス運行管理業務であります。実際、本当にあってはいかんのですが、事故というものはどうしても起きる状況なんですが、たくさん保育園がある中で、実際、この数年の中で事故があったのか、なかったのか。
37: ◯子育て支援課長 平成30年度につきましては、車両同士の交通事故が1件ございました。
38:
◯加藤哲生委員 171ページ、施設整備費であります。
工事請負費の中で、遊具・フェンスの修繕等とありますが、どこの場所なんでしょうか。詳しく詳細を教えてください。
39: ◯子育て支援課長 平成30年度に遊具等の修繕を行った公園は38公園ございまして、七宝地区が9公園、美和地区が14公園、甚目寺地区が13公園でございます。
あと、ポールコーンの車どめ設置が甚目寺地区で1公園と、境界部分のコンクリートの取り壊し工事が美和地区で1公園ございましたので、それぞれ先ほどの14件に美和地区の14公園を15公園といたしまして、甚目寺地区が13公園を14公園に改めさせていただきます。
40:
◯加藤哲生委員 済みません、ちょっと混乱しましたので、その資料をください。
41: ◯子育て支援課長 わかりました。
42:
◯加藤哲生委員 172ページ、放課後子ども教室運営事業費です。
いろんな施設の中で、甚目寺東小学校がないということで、ぜひつくってほしいということで、今後、東小で開催される予定はあるんでしょうか。
43: ◯子育て支援課長 本年度、七宝地区の秋竹小学校と伊福小学校に10月から運営を開始する予定でございます。その後、そちらのほうを検証して、来年度以降、どこの場所で新たに実施するかは、また検討していきたいと思っております。
44: ◯森耕治委員 決算書89ページ、報告書124ページの軽度・中等度難聴児補聴器購入費等助成事業費です。
当初と決算額に差がありますが、そもそも対象になる児童が少なかったんでしょうか。
45: ◯社会福祉課長 30年度予算につきましては、購入が8件で29万6,000円、修理が2件で1万2,000円、計10件、30万8,000円を見込んでおりました。これに対し、決算としまして、両耳の購入2件で13万4,000円、両耳の修理2件で2万4,000円、計4件で15万8,000円でありました。
結果としまして15万円の差があったわけですが、予算策定に当たりましては、委員がおっしゃられますように、身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴児の限られた方ということもあり、見込みが立てづらく、平成30年度の事業開始に向けまして、平成29年度の問い合わせ件数や、既に事業を実施していた他市などへの聞き取りを参考に予算の算定を行いました。
46: ◯森耕治委員 多分これ、見込みが立てづらい予算立てになっているんだと思うんですね。
もう少し知っていただくということも必要なんだと思うんですが、広告等、そういった不足とかもないほうがいいので、何か知っていただくためにやってもらったことはありますか。
47: ◯社会福祉課長 周知につきましては、広報、平成30年5月号と平成31年1月号の計2回、掲載をさせていただきました。市公式ウエブサイトにも掲載を行っております。
また、平成30年4月に市内小中学校の全児童生徒に対しましてパンフレットを配付させていただいております。
そして、同年の10月に小学校の就学時健診におきましても、新入学児全員にパンフレットを配付させていただきました。
本事業の対象者は、18歳未満の身体障害者手帳の交付の対象とならない方になりますので、対象者を把握することは困難でありますが、引き続き制度周知に努めてまいりたいと考えております。
48: ◯森耕治委員 内訳ですが、購入や修理について、多分、同じ人が2回申請したりするのもできるのかなと思うんですが、そういった内容と費用について、どのようになっているのか、お伺いします。
49: ◯社会福祉課長 平成30年度支給実績4件のうち、全てが両耳に装着する耳かけ型の補聴器に関するものでございました。
購入2件につきましては、1件が9万2,014円の購入費用に対し、補助率が3分の2、1,000円未満は切り捨てになりますので、6万1,000円、2件目が11万878円の購入費用に対し、7万3,000円を支給しております。
修理2件につきましては、ともにイヤーモールドの交換で、それぞれ1万8,864円の購入費用に対し、1万2,000円ずつ支給しております。
なかなか装着型の補聴器というのは、お目に見ることというのは少ないかと思うんですけれども、耳の裏側に本体がありまして、そこから耳のところに補聴器が行くということですね。そちらのほうの耳のところに装着するものをイヤーモールドというところで、イヤーモールドは一、二年で古くなりますので、皆様、一、二年使われて交換されるというところでございます。
あと、成長に伴って耳の大きさも変わりますので、大体皆さん、本体じゃないイヤーモールドのほうは2年ぐらいで交換されるというのが現状だと聞いております。
また、今、委員がおっしゃられますように、私、4件ありましたということを申し上げましたけれども、成果報告書のほうが3人ということになっておりますので、こちらのほうは、初めに耳かけ型イヤーモールドのところの修理をお一人されました。本体のほうは古いのを使われていたんですけれども、使っているうちに、今度は本体のほうも壊れましたので、今度は本体を購入されました。ですので、購入されたときに、先に購入した修理のイヤーモールドを使われましたので、4件に対しまして、同じ方が2回この制度を御利用いただきましたので、3人ということになっております。
50: ◯森耕治委員 決算書93ページ、報告書141ページです。
老人福祉費の詳細について、この措置を行う上での条件などを伺います。
51: ◯高齢福祉課長
老人保護措置費につきましては、65歳以上の高齢者が入院加療を要する病態でないことや、現在置かれている環境のもとでは、在宅において生活することが困難であるといった環境上の理由及び生活の困窮が続いているなどの経済的な理由により居宅において養護を受けることが困難な場合に、養護
老人ホームへ入所措置するものでございます。
52: ◯森耕治委員 決算書93ページ、報告書142ページの高齢者在宅福祉サービス事業費です。
報告書の事業概要(5)の緊急通報システム事業の設置台数307台のうち、新規設置が58台ということで、結構大きくふえているわけですけど、この増加の理由ですが、高齢化に伴って、こんな一気に多くなるものなのか、またはこういった周知があってということであれば、そういった要因もあわせて伺います。
53: ◯高齢福祉課長 対象になる方につきましては、おおむね65歳以上の虚弱な在宅ひとり暮らし高齢者とか、要介護認定4及び5の者を抱える高齢者のみの世帯など、設置の要件がございます。
やはり高齢化率というのが、あま市におきましても、今、26%を超えております。ですので、その中で、やはりシステム設置を必要とされるひとり暮らしの高齢者の増加ということが考えられます。
なお、新規設置58台、307台中ということでございますが、58台の申請された方の約45件がおおむね65歳以上の虚弱な在宅ひとり暮らし高齢者ということでございました。
あと、啓発につきましては、緊急通報システムを申請された方は、民生委員さんですとか、あと、介護福祉事業所のケアマネジャーさんからの紹介ですとか、高齢者と離れてお暮らしになる御家族さんからが主なものです。
民生委員さんとかには、民生委員児童委員協議会の場で紹介ですとか、あと、居宅の事業者連絡会等でも、こういった制度について周知をさせていただいておりますので、今後も引き続き、この辺は周知をしたいと考えております。
54: ◯森耕治委員 同じところの事業概要(8)の高齢者見守りステッカー事業です。
こういった新しいことが数年前に行われまして、非常にいいことだと思うんですが、懸念されるのは、予算のときにも質問しましたけど、靴のかかとにステッカーを張ったりするということで、見た目に例えば認知症の人だなとか、この人、徘徊をする人だなというようなことがわかるわけです。そういったことで差別につながるような相談や実例等はあったかどうか、お伺いします。
55: ◯高齢福祉課長 ステッカー事業につきましては、窓口で申請されるときにステッカーを靴とか杖とかに張ることによって、徘徊等によって保護された際にスムーズに身元確認ができるんですよという説明とあわせて、今、委員がおっしゃったみたいに、認知症なんですというような説明もあわせて、申請の際にさせていただいております。
なので、その際に申請者の方がその旨も全部含めて、リスクとかを含めて御理解、納得のもと、申請をしていただいておりますので、これまでそういった差別とかにつながるような相談というのはございませんでした。
56: ◯森耕治委員 決算書109ページ、報告書167ページです。
放課後児童健全育成事業費等補助金で、七宝学童保育クラブに対しての当初と決算の差について伺います。
57: ◯子育て支援課長 まず1点目としましては、指導員の1人が平成30年5月をもって退職したため、その後、募集をかけたものの、思うように雇用ができなかったということで、指導員の給与が平成29年度と比較しまして53万円の減額となったものでございます。
また、そのほかの消耗品及び備品につきましては、平成29年度に比べて、購入するもの等が少なかったということで、比較いたしますと72万円の減額となったものでございます。
58: ◯森耕治委員 市内では、民間のクラブということで、ちょっと周りと違うわけですけど、これに対しての費用対効果というか、成果についてどのようにお考えになっておりますでしょうか。
59: ◯子育て支援課長 市直営の児童クラブで行っているのが大半でございますけれども、民間の学童保育クラブがあることによりまして、多様化する保護者のニーズに応えることができるとともに、増加傾向にある児童クラブの利用ニーズに対応する受け皿として大きく貢献していただいていると考えております。
60: ◯森耕治委員 近年、あま市直営の児童クラブ整備を進めてきたわけですが、それによって、民間の児童クラブでも不安を聞いたりしたことも過去にありまして、民間の児童クラブに対して、あま市直営のクラブがふえたことで不安視させるような空気にはなっていないかというところをお伺いします。
61: ◯子育て支援課長 児童クラブへの利用希望を多く持っておみえになる保護者の方が多くございましたので、市におきましては増設等を行ってまいりました。その都度、民間の学童保育クラブの方については、私たちのクラブは必要としていないんじゃないかというところの意見も私は直接聞かさせていただいておりますけれども、決してこちらのほうのクラブの方には、七宝で一番古く設立してございますし、そういった実績等も十分あるということで、あま市の子育て支援事業への貢献度も大きいということからも、今後も運営を一緒に行っていただけるよう、できる限り協力したいと考えております。
62: ◯森耕治委員 決算書119ページ、報告書97ページです。
予防費の健康福祉まつり負担金ということで、実施事業の(10)で、健康
チェックのところですが、特別な仕組みというか、システムがないとできないのが足裏測定というものですが、このコーナーにかかった費用と参加の人数についてお伺いします。
63:
◯健康推進課長 足裏測定について、費用は7万5,600円でございました。足裏測定を実施された方が86名でございました。
64: ◯森耕治委員 この事業は、体全体の健康を考えるきっかけとしての事業として有効だと考えられているかどうか、成果についてお伺いします。
65:
◯健康推進課長 足裏の接地面を専用のスキャナーでパソコンに取り込み、分析ソフトを使って分析するものでございます。
測定結果から、足裏の圧力分布、接地面積、足指、足幅等の把握をしていただき、ふだんの体のゆがみによる偏平足、ローアーチ、O脚等についてアドバイスさせていただいております。大変好評でした。
体について考えるよいきっかけになったと考えておりますので、効果があるかと考えております。
66: ◯森耕治委員 決算書119ページ、報告書102ページ、一般不妊治療費助成費です。
35件に対しての支出が実際に行われているということでありますが、この制度を35件申請して、利用していただいて、実際に子供を持つことができたというような御家庭がどれぐらいあるのかということをお伺いします。
67:
◯健康推進課長 一般不妊治療費を助成した35件のうち、平成31年3月31日現在で母子健康手帳交付件数が7件で、そのうち子供を出産された家庭は1件でございました。
68: ◯森耕治委員 決算書123ページ、報告書107ページ、ごみ減量推進費です。
ステーションの数に対して、廃棄物減量等推進員の人数のばらつきと、同時に費用のばらつきを感じるんですが、この辺についてどのようになっているんでしょうか。
69: ◯環境衛生課長 廃棄物減量等推進員の人数につきましては、ステーション数に応じた算定ではなく、あま市廃棄物減量等推進業務交付金交付要綱で、おおむね100世帯当たり2人以内と規定をしております。
また、廃棄物減量等推進員は、各区長等が地域の住民の中から抽出して申請していただくことになっております。
例えば、七宝地区ですと、100世帯当たりおおむね2人ということで、ほぼ全地区が100世帯当たり2人の申請をしていただいております。
美和地区では、ほぼ満額というか、人数でいく申請、9割以上、推進員を申請しているところは17区中4区、甚目寺ですと13区中3区が90%以上申請している率になっております。
70: ◯伊藤嘉規委員 主要成果報告書によって御案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず1点目は、96ページ、4款、1項、2目の自殺対策推進費です。
まず、やっぱりこの当初予算額に対しまして決算額が非常に乖離が激しいので、その辺の理由についてお願いいたします。
71:
◯健康推進課長 当初予算額と決算額の乖離の理由でございますが、主な理由は、ゲートキーパー養成講座に係る事務事業委託料の減額によるものでございます。平成30年11月と平成31年1月に行った一般向け及び職員向けゲートキーパー養成講座を当初は業者に委託して行う予定でしたが、1回27万円として2回、合計54万円を事務事業委託料で予算計上しております。
しかし、直接講師の依頼ができるようになったものですから、事務事業委託料から報償金への変更となり、これにより一般向けについては25万円、職員向けについては24万円、合計49万円の減額となったため、差額が生じたものでございます。
72: ◯伊藤嘉規委員 直接個人の方とコンタクトがとれたからやれたということ、そのぐらい会社を通さずにやったから非常にお値打ちにできたということですね。
それに対して、当然、直にやると、源泉やなんか措置をとらなくてはいけないと思いますが、そこら辺の措置は間違いなくとってありますでしょうか。
73:
◯健康推進課長 間違いなくやらせていただいております。
74: ◯伊藤嘉規委員 成果報告書の106ページ、4款、1項、5目、住宅用太陽光発電システム設置費補助金です。
これもやっぱり当初予算に対しまして、当初600万に対しまして465万という、非常に77%ぐらいの執行ということで、非常に落ちてきたなというところでございまして、売電価格が非常にだんだん下がってきておる中で、これからちょっと少なくなっていくかなというふうに思っておりますが、この辺について、見解といいますか、この事業に対してどのように考えてみえるのか、お伺いします。
75: ◯環境衛生課長 住宅用太陽光発電システム設置費補助金の事業につきましては、平成24年度から実施しており、多くの方々が申請され、太陽光発電システムにおける普及促進につながったと考えております。
今後の補助事業のあり方につきましては、補助件数も過去3年で平成28年度は100件、29年度は98件、30年度は93件とほぼ横ばいとなっており、需要は多いことから、今年度の申請状況も踏まえた上で適切に判断してまいりたいと考えております。
76: ◯伊藤嘉規委員 成果報告書の109ページ、4款、2項、2目のごみ収集対策費です。
この中の支出科目の消耗品費、看板、カラスネット購入費等々ございますが、カラスネットについて、先般の補正予算でも寄附金でまたカラスネットを買ったというような事例もあって、そんなようなことがあるんですけれども、市民の方々の御意見を聞いておると、非常に耐久性がないと、もろいということを聞いていて、以前に比べると、非常にめくれやすいというんですか、カラスにいたずらされやすいものになってしまったというようなことも聞いておるんですけれども、それに対して、このカラスネットについて何か対策をお考えでしょうか。
77: ◯環境衛生課長 平成30年度のカラス避けネットにおける市民の方々への無償配布は765枚となっており、限りある予算の中ではありますが、多くの市民の方に利用していただいている状況にあります。
なお、経年劣化に伴う破れ等があった場合も、窓口、環境衛生課、七宝サービスセンター、美和サービスセンターにおいて無償貸し出しで対応しております。
代用品につきましては、通学、通勤等の通行に伴う支障の問題等を考慮しますと、現時点ではカラス避けネットが一番適当であると考えております。
78: ◯伊藤嘉規委員 じゃ、今のものが環境衛生課としては一番適切だなということを言ってみえると思うんですけれども、確かに傷んだら早くかえて、丈夫なものにかえていくということも理解できますが、せっかくこの機会ですので、もっと耐久性のいいものと、あと、めくれにくいものをぜひということのお声をいただきましたので、ちょっとお伝えしておきます。
次、行きます。
成果報告書の117ページ、3款、1項、1目、事業概要の意思疎通支援事業のイです。
手話通訳者設置事業、508時間ということで、手話通訳者を庁舎に設置したということでございますが、これも本会議でも質問がありましたが、庁舎への配置はどのように実施してみえるかということをお伺いします。
79: ◯社会福祉課長 手話通訳者ですけれども、甚目寺庁舎に手話通訳者を毎週火曜日の午前9時から正午、午後1時から4時まで、また、木曜日の午前9時から正午まで配置しております。
また、配置日以外の曜日、または甚目寺庁舎以外の市施設での御利用につきましては、御連絡をいただきまして、御利用の方の御希望に沿った対応をとらせていただいております。
80: ◯伊藤嘉規委員 その手話通訳者を御利用になられる対象者はどのような感じで御利用されてみえるのかということを、2点目、伺います。
81: ◯社会福祉課長 障害者の方ですけれども、あま市におきましては、220名ほどの聴覚障害者の方がおみえになられます。そのうち重度の方と申しますと、手帳の1級、2級の方が該当してくると言われておりますけれども、220名のうちの約2.8割の方が重度と考えております。約62名の方が手話をされるのではないかと考えております。重度じゃない方もされる方、おみえになられますので、約62名と考えさせていただいております。
実際にこの事業を御利用になられている方、窓口に実際に年間通して来られてみえる方、実人数としましては5名ほどになります。5名の方が窓口のほうに御利用、用事があるときは来ていただいているというところでございます。
窓口の御利用です。こちらの事業ですけれども、28年からスタートさせていただきまして、28年度は窓口の対応が、延べ件数でいきますと30件、29年度は52件、30年度は46件、窓口で対応のほうをさせていただいております。
また、甚目寺庁舎以外での市施設の場所、他の施設の場所に我々のほうから出向いて対応のほうをさせていただいた件数で申し上げますと、28年度はゼロ件、29年度は2件、こちらのほうは確定申告会場に出向いたものと、あと、保健センターに出向きまして、お子様の健診面談のときに出向いたものがあります。30年度につきましては1件、こちらのほうは確定申告の会場に出向いたということでございます。
あと、今、イのところの設置事業で申し上げましたけれども、アの意思疎通支援者派遣事業、134回と書いてありますけれども、こちらは直接御利用になられる会場に手話通訳者の方を派遣しております。こちらのほうは、愛知県聴覚障害者協会さんのほうに委託しております。
こちらにつきまして、30年度の利用回数は134件の派遣を行っております。利用者の実人数は12名になります。派遣対象事項の内訳としましては、医療機関等への受診が109件、教育に関するものが10件、その他、市長が必要と認めるものが15件ということになっておりますけれども、この15件というのは、例えば町内会の行事だったり、講演会に聞きに行きますよとか、あと、旅行会社さんに行きますよとか、そういうときに派遣をさせていただいております。
82: ◯伊藤嘉規委員 成果報告書の132ページ、3款、1項、1目の生活困窮者自立支援事業費についてです。
非常に大切な事業でありまして、実績についていろいろ伺いたいわけでございますが、支援実績で、自立相談のどのような相談があって、どのような対応をしたかという実績をお伺いします。
83: ◯社会福祉課長 生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者の総合的な課題に包括的、一元的に対応する事業であり、福祉の総合相談窓口という性格を有しております。このことから、相談者のお話をしっかりと聞き取った上で、他の制度や他の機関での対応が適切であると判断される場合はそれぞれにつなぎ、必要な情報提供をするなど、適宜フォローアップに努めております。
相談内容から、当事業による支援が必要であると判断される場合には、支援プラン、こちらのほうは自立支援計画といいますけれども、相談者とともに作成を行い、実際の支援に当たっております。
平成30年度の主な相談内容としましては、最も多い相談内容は収入、生活費のことになります。新規相談件数279件のうち134件となり、全体の48%を占めております。これに次いで、病気や健康、障害の御相談が40件となり、全体の14.3%となっております。3番目に多い内容は住まいについてでございます。こちらのほうは22件となり、全体の7.9%になります。この上位3項目の合計が196件となり、全体の70.2%を占めております。これらの相談について、多くのケースでは、社会保険制度や福祉サービスを活用することにより経済的に安定し、早期の生活自立につながっております。
なお、それらの制度の活用で解決に至らないケースにつきましては、速やかに生活保護へ引き継ぎを行っております。
84: ◯伊藤嘉規委員 先ほども申し上げましたが、非常に貴重な大切な事業だと思っておりますが、この今の報告書を見ると、やっぱり気になるところが支援実績の新規相談件数に対しまして、プラン件数が非常に乖離が大きいので、その辺の理由についてお伺いします。
85: ◯社会福祉課長 プランを作成する対象は、就労支援を実施するケース、住宅確保給付金を支給するケース、継続的なかかわりを必要とするケースになります。新規相談件数279件に対しまして、プラン件数が33件となった理由ですけれども、プランを作成することなく相談支援を終えるケースが多くあるため、数字で比べますと乖離があるような状況でございます。
あと、プランは必ず作成できる案件につきましては、必ず作成しております。ですので、気軽に窓口のほうに御相談に来られてみえる方が多いですので、その方に対しましては、プランに至る前に問題が解決していく、もしくは保護のほうにつなげていくという状況でございます。
86: ◯伊藤嘉規委員 成果報告書の138ページ、3款、1項、3目の介護保険低所得者負担軽減事業費ということで、これもやはりどうしても気になるのが当初予算額に対して、決算額が非常に乖離しております。なぜなのか、伺います。
87: ◯高齢福祉課長 介護保険低所得者負担軽減事業につきましては、社会福祉法人などが低所得で生計が困難である者及び生活保護受給者に対して、利用者負担を軽減した費用に対して、市から補助金を交付するというものでございます。
平成30年度の予算編成時に対象者として13名の方を把握しております。そのうち、過去の法人からの申請交付の実績を鑑みまして、13名のうち4法人、6名分ということで見込んでおります。
市への補助金申請につきましては、利用者負担を軽減した法人の判断により申請がございますので、年度当初に把握した軽減対象者分を勘案した予算計上が必要となるため、実際の申請数、申請が年度末の3月に出てくるもんですから、実際の申請数との乖離が生じることとなります。
なお、補助金の交付申請時に各事業所に申請があるか、ないかについて確認をしており、申請漏れということはございません。当初についてはそういったような、もともと見込んだ数が出てくることが想定されますので、どうしてもそういった乖離というのが結果的には生じるということでございます。
88: ◯伊藤嘉規委員 要は、対象者分予算計上をするんだけれども、いわゆる法人からの申請がなければ少なくなるので、この乖離というのはどうしてもいたし方なく出るものであるということですね。
89: ◯高齢福祉課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
90: ◯伊藤嘉規委員 142ページ、3款、1項、3目、高齢者在宅福祉サービス事業費でございます。
先ほど森委員の質問にもございましたが、私もこの事業概要の8番、高齢者見守りステッカー事業ということで、予算計上のときに非常に気になった事業、大分質問させていただいた事業でございますが、先ほど、差別的なといいますか、ステッカーを張ってあることによって、何か被害はないかという話もありましたが、私はこのステッカー、この事業をやったことによって、当然、ステッカーが張ってあることによって、そういった徘徊してみえる高齢者の方を発見するためにやっている事業だと思いますけれども、それに対して、発見したという事例について、あったのか、伺います。
91: ◯高齢福祉課長 平成30年6月でございますが、1件ございました。内容としましては、御家族の方が警察に捜索願を出す前に、警察から靴に、ステッカーにあま市と、あと、番号というのがついておりますので、あま市名と番号を張った高齢者を保護しているよという連絡がございました。市からステッカー申請時に登録していただいておる御家族様に連絡をして、速やかにお戻しするというのか、引き渡しということができました。
今後も、こういったことが早期発見ですとか早期対応に向けて十分効果があるものというふうに認識しておりますので、またいろいろなところで引き続きそういったものの周知もあわせて、図ってまいりたいと考えております。
92: ◯伊藤嘉規委員 1件あったんですね。私も先ほど申し上げましたが、ステッカー事業についてはいかがなものかという考えでもありましたが、よく我々は費用対効果という話もさせていただくんですけれども、1件でもそういったことがあれば、非常に実のある事業だと思いますので、ちょっと考え方を改めたいと思います。
93: ◯山内隆久委員 成果報告書80ページ、決算書93ページ、子ども医療費でございます。
継続でいろいろ議論があった上でなされている施策なんですが、これ、大変額は5億600万、決算で700万ということで、ほぼぴったりで、ある意味で読みがすばらしいなというところがあるんですけど、何か問題とか課題とか、そういったものはありましたでしょうか。
94:
◯保険医療課長 子ども医療につきましては、当初予算額が5億681万4,000円、決算額が5億714万1,985円で、33万円不足をしたところでございますが、そちらにつきましては、障害者医療費から流用のほうをさせていただきましたので、最終予算額と決算額がほぼ同額ということになっております。
95: ◯山内隆久委員 成果報告書81ページ、障害者医療費です。決算書でいくと93ページですけれども、同様のような形で、当初予算に比べて、こちらのほうは多少落ちている状態でございますけど、こちらの差額の理由を教えていただきたいと思います。
96:
◯保険医療課長 障害者医療費の差額の主な理由につきましては、1件当たりの医療費が当初見込みの6,680円に対し、決算におきまして5,975円と705円減少したものによるものです。
97: ◯山内隆久委員 決算書123ページ、報告書106ページ、住宅用太陽光発電システム設置費補助金です。
先ほど伊藤委員から執行率に関して御質問があったので、これは今後の課題といいますか、そういったことについてなんですけど、決算額の財源内訳を見てもらうとそのとおりでございまして、前は国が補助をやっていて、県もそれを補助して、一般財源から出していたというような財源構成だったかと思うんですが、これが今は、国はやめられて、県のほうの事業ということで、それの補助を受けながら、我が市のほうで推進しているというようなことになるんですけど、自然エネルギーの導入関係で今後の課題というところをどう考えてみえるか。
太陽光に関しては、ある意味で市場価格ですとか、そこら辺の問題で、問題というよりも、時代が進んでいまして、今後の廃棄の問題なんかが出てきていると思いますし、自然エネルギーの代替に関しては、ほかにも次の課題が出てきているかと思うんですが、この課題についてちょっとどういうふうにお考えになっているか、お伺いしたいと思います。
98: ◯環境衛生課長 済みません、課題というのは、補助金について将来どうするかということでよろしいんでしょうか。
99: ◯山内隆久委員 そうですね。それでお願いします。
100: ◯環境衛生課長 先ほどもお話ししましたが、まだ3年ほど横ばいの申請者がおりますので、今後も続けていきたいと考えております。
101: ◯山内隆久委員 報告書115ページ、決算書87ページになりますが、決算額で14億6,500万という、やはり大きな金額になっています。金額が大きいということで、御質問させていただきますが、ほぼ国、県、我々一般財源のほうから25%程度、4分の1程度の支給になってくるかと思うんですけど、全体として、やっぱり財政的に大きい部分を占めますので、お伺いさせてもらいたいと思いますが、これに関して、適正であったかといいますか、問題、課題はなかったか、御意見をお伺いさせてもらいたいと思います。
102: ◯社会福祉課長 自立支援介護給付費等事業費の給付費は年々増加しており、平成25年と平成30年の実績を比較しますと、延べ利用者数、給付費ともに2倍近くとなっております。給付費の請求処理に関しましては国民健康保険、団体連合会が各事業所から届く請求の1次審査を行い、その後、市の2次審査におきまして、個別に確認を行っております。
また、サービス事業所への県による指導監査も、市のほうも同行させていただきまして、適正な執行管理に努めております。
103: ◯山内隆久委員 やはり注目していかなきゃいけないところですので、必要なものは必要でございます。ただ、今後において問題や課題はどう考えてみえますでしょうか。
104: ◯社会福祉課長 課題に関しましては、本市内の民間サービス事業所は、A型、B型、就労系の事業所があるんですけれども、そちらを中心に現在増加しております。
今後におきましては、障害者の重度化、高齢化、また、親亡き後を見据えまして、緊急時の受け入れや相談など、居住支援のための機能を持つ地域生活支援拠点などの整備を進めてまいりたいと考えております。
こちらの地域生活支援拠点に関しましても、国で、各市町、または各圏域で少なくとも1つを整備するようにという国のほうの指針も出ておりますので、こちらも視野に入れながら事業の対応をしていきたいと考えております。
105: ◯山内隆久委員 主要施策成果報告書137ページでございます。
同じく生活保護扶助費で、こちらも同様に大きな額になるところなんですが、こちらに関しても同様に、適正な執行であったか、お伺いさせてもらいたいと思います。
106: ◯社会福祉課長 平成30年度の予算執行率は99.3%でありました。予算高額な中で、ぎりぎりのところで何とか足りたかなと思っているところでございます。平成29年度の決算額は12億3,337万5,151円でした。30年度の決算額と比べますと103.2%で、3.2%の伸びとなりました。
107: ◯山内隆久委員 支出科目ということでいろいろ出ておりまして、医療とか介護扶助費とかが大きい金額になってくるんですが、課題といいますか、そこら辺はどういうふうに捉えられておられますでしょうか。
108: ◯社会福祉課長 保護率ですけれども、平成28年度をピークに減少傾向にありますけれども、生活保護扶助費に関しましては、29年度と30年度を比較しますと増加しております。
これらの原因につきましては、保護受給者の高齢化率の上昇に伴う医療費扶助及び介護扶助費の増額が考えられます。先ほどから、高齢化が進んでいるということで、生活保護受給者の方に関しましても高齢化が進んでいる状況でございます。
本市におきましては、今年度から生活保護受給者への健康管理支援の取り組みを実施しております。医療費と生活の両面から健康管理に対する支援を行い、健康や生活の質の向上につなげるとともに、医療費扶助費の適正化にもつなげていきたいと考えております。こちらのほうですけれども、国の補助が100%つく事業なんですけれども、保健師を臨時職員で雇いまして、受給者の方の健康相談、訪問でやらせていただいております。
109: ◯山内隆久委員 成果報告書151ページ、決算書101ページのファミリーサポートセンター事業費でございます。
まず、ちょっと確認なんですけど、事業内容のほうを見ていますと、依頼会員と援助会員、提供会員、両方会員という言葉が出てきますが、上のほうの依頼会員とは、依頼会員プラス両方会員ということで、提供会員とは、援助会員ということでよろしかったでしょうか。
110: ◯子育て支援課長 山内委員のおっしゃっているとおりでございます。
111: ◯山内隆久委員 これ、大治町との合同ということでございます。ここに、先ほどの決算額の財源内訳のところで、国、県の支出金はいいんですが、830万、決算額のうち、その他というのは、これ、何になるんでしょうか。
112: ◯子育て支援課長 大治町とあま市で合同で行っている関係上、事務の担当はあま市で行っております。ですから、こちらのほうのその他につきましては、事業実績に伴いまして、大治町から応分の負担を受け入れるものでございます。
113: ◯山内隆久委員 そうしますと、負担割合が人口割50%ということなので、大治町とあま市の内訳をちょっと教えていただきたいと思います。
114: ◯子育て支援課長 こちらのほうのあま市の内訳としまして、まず……。
115:
◯委員長 大治とあま市の人数だけで結構です。
116: ◯子育て支援課長 済みません。まず、負担割合の50%の内訳といたしましては、あま市と大治町、同額でございまして、282万2,800円でございます。人口割のほうにつきましては、大治町の部分が75万3,350円に対しまして、あま市のほうが206万9,450円でございます。
117:
◯委員長 済みません、課長。今、人数でお尋ねになっているので、人数でお願いいたします。
118: ◯子育て支援課長 人数のほうにつきましては、大治町は3万2,312名に対しまして、あま市は8万8,761名でございます。
119:
◯委員長 人口でしょう。会員の数、利用された。
120: ◯子育て支援課長 大変申しわけございません。会員数でございますけれども、全部の合計でいいですか。個別でいいですか。
(「利用人数を確認したい」と呼ぶ者あり)
121: ◯子育て支援課長 わかりました。済みません。
(「利用された方の内訳を聞きたい」と呼ぶ者あり)
122: ◯子育て支援課長 あま市の会員数の合計といたしましては、609人でございます。その内訳といたしましては、依頼会員が514人、提供会員が53人、両方会員が42人でございます。
123: ◯奥田哲弘委員 主要施策成果報告書105ページ、ゴミゼロ運動推進事業費補助金についてですが、事業概要に4つ事業がありますが、その事業の具体的な内容を教えてください。
124: ◯環境衛生課長 4月13日のあま市ゴミゼロ運動決起集会は、区長、清掃活動団体、奉仕車両業者等が出席し、ゴミゼロ運動の実施方法の説明、環境学習DVDで「見直そう わたしたちのくらし」の上映を行いました。
4月29日のあま市ゴミゼロ運動は、あま市内全域で清掃活動を行いました。
6月6日、甚目寺西小学校クリーン作戦は、1年生から6年生の児童、教員、保護者、
老人クラブの方々と、学校周辺におけるごみ拾いや除草作業を行いました。
11月8日の美和東小学校クリーンプロジェクトは、5年生、6年生の児童、教員、見守り隊の方々と通学団の集合、解散場所周辺におけるごみ拾いや除草作業を行いました。
125: ◯奥田哲弘委員 報告書106ページ、先ほど伊藤委員と山内委員からも質問があったんですが、住宅用太陽光発電システム設置費補助金の補助件数93件における内訳、新築住宅、既存住宅の件数と、地区別の件数を教えてください。
126: ◯環境衛生課長 住宅用太陽光発電システム設置費補助金の補助件数93件における内訳につきましては、建売住宅を含む新築住宅は32件、既存住宅は61件となっております。
また、地区別では、七宝地区は22件、美和地区は28件、甚目寺地区は43件となっており、申請者別では、七宝地区は17件、美和地区は24件、甚目寺地区は34件、市外からは18件となっております。
127: ◯奥田哲弘委員 報告書109ページ、これも先ほど伊藤委員からあったんですが、ごみ収集対策費における消耗品費のうち、カラス避けネット購入とありますが、平成30年度の購入枚数及び貸し出し枚数を教えてください。
128: ◯環境衛生課長 カラス避けネットの購入枚数は640枚、市民の方への貸し出し枚数は765枚となっております。
なお、購入枚数と貸し出し枚数の差125枚につきましては、毎年、在庫管理を行っているため、在庫分にて対応しております。
129: ◯奥田哲弘委員 報告書109ページ、ごみ収集対策費の支出の中の各種需用費の市専用ごみ袋購入費で、1枚当たりの作製単価、販売価格、販売手数料及びこれに伴う市の1枚当たりの収益額について教えてください。
130: ◯環境衛生課長 各種家庭系市専用ごみ袋ごと1枚当たりの金額、税込みについて御説明させていただきます。
可燃ごみ袋大の作製単価は7.668円、販売価格は20円、販売手数料は3円、収益額は9.332円、可燃ごみ小の作製単価は4.104円、販売価格は15円、販売手数料は2円、収益額は8.896円、プラスチックごみ袋大の作製単価は8.856円、販売価格は20円、販売手数料は3円、収益額は8.144円、プラスチックごみ袋小の作製単価は5.5188円、販売価格は15円、販売手数料は2円、収益額は7.4812円、不燃ごみ袋大の作製単価は12.204円、販売価格は20円、販売手数料は3円、収益額は4.796円、不燃ごみ袋小の作製単価は7.9704円、販売価格は15円、販売手数料は2円、収益額は5.0296円となっております。
ちょっと、ここで少しつけ足したいんですが、平成30年度の分で計算いたしますと、市のつくったごみ袋を全部販売したとしますと9,807万6,000円になります。その内訳で、ごみ袋の原価が3,868万1,710円、販売店への手数料が1,457万9,000円、収益額の合計が4,481万5,290円です。
今、便宜上、収益額というふうに言いましたが、実際にはごみ袋は手数料ということになっておりますので、ごみ袋には収集運搬と処分の料金が含まれておりますので、単純な収益にはならないということです。
131: ◯奥田哲弘委員 同じく109ページのごみ収集対策費なんですが、事務事業委託料における地区別ごとの収集運搬事業者についてと、収集運搬委託料及び処分費の総額について教えてください。
132: ◯環境衛生課長 地区別ごとの収集運搬業者につきましては、七宝地区における可燃ごみ、プラスチックごみ、不燃ごみ、粗大ごみの収集運搬業者は、株式会社オールサービス、オオブユニティ株式会社の2社、美和地区における可燃ごみ、プラスチックごみ、不燃ごみ、粗大ごみの収集運搬業者は、株式会社堀文、株式会社マルシンGBSの2社、甚目寺地区における可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみの収集運搬業者は、株式会社海部清掃、豊栄運輸株式会社の2社、プラスチックごみの収集運搬業者は、株式会社サンキョークリエイト、丸新商事株式会社の2社となっております。
また、資源ごみの収集運搬業者につきましては、あま市内を各区単位で3区分しているため、ごみの種類ごとで御説明させていただきます。
瓶類は株式会社オールサービス、株式会社マルシンGBS、オオブユニティ株式会社の3社、缶類は渡辺商店、有限会社鈴木商店、豊栄運輸株式会社の3社、ペットボトルは株式会社堀文、株式会社海部清掃、オオブユニティ株式会社の3社、紙・布類は株式会社オノセイ、株式会社宮崎、株式会社マツダの3社で行っております。
次に、収集運搬委託料及び処分費の金額につきましては、収集運搬委託料の総額は4億8,839万888円、処分費の総額は2億8,881万5,651円となっております。
133: ◯奥田哲弘委員 報告書111ページ、家庭用ごみ減量機器設置費補助金ですが、この家庭用ごみ減量機器における1機当たりの最低価格と最高価格の幅、その金額と、また、補助金額の内容を教えてください。
134: ◯環境衛生課長 平成30年度に申請された家庭用ごみ減量機器における1機当たりの販売価格において説明させていただきます。
税込みで最低価格は2万860円、最高価格は8万6,980円となっております。
また、補助金額の内容につきましては、生ごみ処理機の購入費用の3分の1に相当する額として、2万円を上限とすることになっております。
135: ◯奥田哲弘委員 報告書143ページです。長寿祝い事業費。
私も先日、甚目寺公民館で開催されました長寿を祝う会にお邪魔しましたが、これは、以前から開催していた敬老会を見直し、新規事業として開催しているものと思いますが、見直しの内容と、それによる何か参加者から苦情などはあったでしょうか。
136: ◯高齢福祉課長 長寿祝い事業につきましては、平成30年度から名称を含めて見直しをしております。見直しの主なものとしては、対象年齢を75歳以上から80歳以上に見直しております。また、敬老金、お祝い金につきましては、満80歳、85歳、90歳、95歳の方から満88歳の方へ見直しを行いました。見直しに伴う苦情とかについては、特に聞いてございません。
なお、七宝、美和、甚目寺の3会場におきましても、当日、会場で混乱等ということも聞いておりません。
137: ◯奥田哲弘委員 報告書277ページ、子ども・子育て支援事業計画策定費ですが、初歩的な質問になるかもしれませんが、この子ども・子育て支援事業計画とはどういった計画であるのか、また、ニーズ調査を実施したとありますが、具体的にどのような調査を実施したのか、教えてください。
138: ◯子育て支援課長 子ども・子育て支援事業計画につきましては、市町村が子ども・子育て支援法に基づきまして、5年を1期とする計画を定めております。現在、第1期の事業計画が本年度末に計画期間の周期を終えるため、令和2年度から令和6年度までの第2期の事業計画を策定する必要があることから、改めて、教育、保育、地域子ども・子育て支援事業に関する利用状況や今後の利用希望を把握するための調査を行うものでございます。
具体的には、幼稚園、保育園、認定こども園の教育保育施設や、放課後児童クラブ、放課後子ども教室における放課後の子供の居場所、また、子育て支援センターや病児・病後児保育など地域子育て支援事業の利用状況や利用希望についてのアンケート調査を行うものでございます。
139: ◯奥田哲弘委員 再質ですが、報告書を見ますと、補正予算分として挙がっているんですが、それはどういった理由でしょうか。
140: ◯子育て支援課長 第2期の子ども・子育て支援事業計画策定に向けまして、国からのニーズ調査に係る手引の発出等が大変おくれまして、補正での対応となりました。
141:
◯加藤哲生委員 決算書121ページ、5目環境費、小動物衛生処理費の委託料でありますが、この詳細を教えてください。
142: ◯環境衛生課長 道路、水路の公共施設で死んだ小動物の処理頭数は525頭となっており、内訳につきましては、猫340頭、鳥類93頭、犬が1頭、その他で93頭となっております。
143:
◯加藤哲生委員 ちょっと済みません。僕、質問の内容を間違えました。
この猫に対しての、今、たくさん苦情がありますよね。たくさん捨て猫等々がありまして、去勢あるいは避妊のことをされているのか、あるいは、そこで補助はできないのか、どうでしょう。
144: ◯環境衛生課長 議案質疑でもいただきましたが、現在、補助は行っておりません。これからの補助につきましても、調査研究ということでお答えをいたしました。
145:
◯委員長 ほかに質疑はありませんか。
(質疑なし)
146:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
147:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託認定第1号は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
148:
◯委員長 賛成多数と認め、付託認定第1号は原案のとおり認定されました。
ここで、暫時休憩とさせていただきます。
(午前11時39分)
149:
◯委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
(午前11時47分)
150:
◯委員長 2.付託認定第2号、平成30年度あま市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
151:
◯加藤哲生委員 やはりゼロ歳から子供さん、19歳までですか、均等割というものがあります。よそのことを言ってはいかんかもしれませんが、よそは均等割をなくしているところがありますよね。
均等割をなくすことが今後できるのか、できないのか。いかがでしょうか。
152:
◯委員長 来年度予算に向けての質問ですね。
153:
◯加藤哲生委員 そうです。
来年度予算に。済みません。
先のことで済みませんが。
154:
◯保険医療課長 子供に係る均等割を減額または廃止ということにつきましては、厳しい財政事情もございまして、今のところ難しいと考えております。
155:
◯加藤哲生委員 そうですね、確かに。僕もそう思いますが。
ちょっと視点が変わりますが、差し押さえ件数10件、44件等々ございまして、差し押さえの詳細、どのようなものを差し押さえされたのか。
156:
◯保険医療課長 30年度実施いたしました差し押さえの……、詳細ということは物件ということでよろしいですか。
157:
◯加藤哲生委員 はい。
158:
◯保険医療課長 預貯金、給与、保険の払戻金、個人年金等でございます。
159:
◯加藤哲生委員 ここでの国民健康保険税の減免など、対応はできるんでしょうか。
もう一つは、短期保険証がつくられておるというわけなんですが、年寄りは1カ月短期だと、なかなか足が悪くて来れないという状況のもとで、せめて6カ月、半年の保険証をつくられたらどうかなということを思うんです。
それに、職員の方も余分な手間がかかりますよね、時間もかかりますし。
そのような対応をどのように今後、行っていくのか。
160:
◯保険医療課長 平成30年度におきまして、減免につきましては103世帯につきまして実施をさせていただきました。
また、ただいま短期保険証ということでお話のほうがございましたが、こちらにつきましては、本年度末で有効な短期保険証を所持している方につきましては、1カ月で出させていただいている方が578人、2カ月の方が34人、3カ月がお一人、4カ月がお一人、6カ月が308人ということと、12カ月がお一人みえるんですけれども、こちらにつきましては短期保険証ということで、あくまでも面談の期間を捉えることによって納付につなげていきたいという趣旨でございますので、また、御本人様の状況とまた、面談とかで把握しながら運営していきたいと思っております。
基本的には6カ月以下、1月単位でお出しはさせていただいているんですけれども、そういったところで運営していきたいと思っております。
161:
◯加藤哲生委員 いろんな難しいこともあろうかと思いますが、国保法44条が本当にいい施策がある中でPR、あと役所のほうに何かお示しがあるんでしょうか。
本当にこれ、助かっているということで、住民の方から言われておるんで、どうでしょうか。
162:
◯保険医療課長 こちらの一部負担金の軽減制度につきましては、私どもの受付窓口のところに御案内をさせていただいていますし、また、市の公式ウエブサイトでも掲示をさせていただいておりまして、周知を図っておるところでございます。
163:
◯委員長 ほかに質疑はありませんか。
(質疑なし)
164:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
165:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託認定第2号は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
166:
◯委員長 賛成多数と認め、付託認定第2号は原案のとおり認定されました。
167:
◯委員長 3.付託認定第6号、平成30年度あま市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
168:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
169:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託認定第6号は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
170:
◯委員長 全員賛成と認め、付託認定第6号は原案のとおり認定されました。
171:
◯委員長 4.付託認定第8号、平成30年度あま市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
172:
◯保険医療課長 本会議におきまして、野中議員より御依頼がありました後期高齢者医療の保険料軽減についての種類につきまして、本日、机上に御配付させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
173:
◯委員長 これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
174:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
175:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託認定第8号は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
176:
◯委員長 賛成多数と認め、付託認定第8号は原案のとおり認定されました。
177:
◯委員長 5.付託認定第10号、平成30年度あま市病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
178: ◯山内隆久委員 成果報告書320ページに病院事業会計の説明が出てまいります。
あと、事業会計の決算書がございまして、いわゆる市直営としての事業がここで終わって、指定管理者の会計に次から入っていくと思います。
だから、事業収益は今後出てこないような状況で、我が市の決算としてはある意味でここでけじめ、区切りになると思うんですが、その中で決算書の5ページ以降に損益計算書、後ろのバランスシートということで、財務諸表が載っていますが、この中で当年度未処理欠損金18億4,800万円ということが、これがどういったことを意味するのか。
最終的な市民病院として、この会計上のマイナスですので、赤字額なのかということをちょっと確認したい、教えていただきたいと思います。
179: ◯病院事業管理課長 決算書5ページの当年度未処理欠損金でございますが、こちらにつきましては、当年度の総収益から総費用を引いた損益である当年度純損失に前年度繰越欠損金を加えた、いわゆるこれまでの市民病院としての赤字の累積であるというふうに捉えております。
180: ◯山内隆久委員 これ、今後になるんですけど、指定管理になりますと今年度以降、この未処理欠損金というのはどのような取り扱いになっていかれますでしょうか。
181: ◯病院事業管理課長 今後のこの未処理欠損金についてでございますが、公営企業である病院事業会計において欠損金を減らすためには、毎年度純利益を上げる必要があります。
病院事業会計において純利益を上げるには、医業収益を上げることが最も健全な方法でありますが、利用料金制による指定管理者制度を導入した今年度以降において、あま市病院事業会計として医業収益を上げることはできなくなり、収益として占めるのは一般会計からの操出金が大部分となります。
一般会計からの操出金の内訳としましては、実際に必要な経費である給与費や指定管理者に支払う各種交付金、その他巡回バスの委託料などでございます。
しかしながら、医業費用には、そのほかに現金を伴わない減価償却費を費用として計上する必要があり、その減価償却費に見合うだけの収益がないため、毎年度損失が計上されることとなり、未処理欠損金は今後ふえていくことと考えております。
182:
◯委員長 ほかに質疑はありませんか。
(質疑なし)
183:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
184:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託認定第10号は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
185:
◯委員長 全員賛成と認め、付託認定第10号は原案のとおり認定されました。
186:
◯委員長 6.付託議案第86号、あま市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
187: ◯森耕治委員 この一部改正、災害援護資金の償還を免除することができる場合として、破産手続開始の決定または再生手続開始の決定を受けたとき、そういったときを加えるということですが、まず、これ、現在のあま市にこの条件に該当する方は存在するんでしょうか。
188: ◯社会福祉課長 現在、本市におきまして償還免除の対象となる方はおみえになられません。
189: ◯森耕治委員 いわゆる将来の大災害等に向けてということになってくると思うんですけど、破産の手続や再生の手続は、裁判所で要件を満たしているかどうかを判断して、再生手続や破産手続の決定がなされるわけですよね。
破産法とか、民事再生法では、この後、免責手続を経ることによって普通は債務から解放される仕組みになっているわけです。
この辺は破産法を例に言えば、順番として破産の手続をして、手続の開始決定が出て、その後で免責の手続をして、免責許可決定を受けてから債権からの解放という流れになるわけです。
この条例では、再生の手続や破産の手続の開始、開始の決定の段階で免除に踏み切るということになっていますが、この辺りについてはどういうふうに解釈すればよろしいでしょうか。
190: ◯社会福祉課長 今委員おっしゃられますように債務の免責は免責許可の決定の確定によるものと我々も承知しております。
しかし、今回ですけれども、この条例の改正に当たりましては、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律の規定に基づきまして、償還免除の条件を破産手続開始の決定または再生手続開始の決定を受けたときといたしました。
191: ◯森耕治委員 破産の手続とか再生の手続が済んでいる状態で、市役所のほうもこの償還の免除の申請を受け付けている状態、だけど免責の許可決定、一般的にいうとそこが償還免除のラインかなというふうに思うんですけど、この免責の許可決定がなされていないこの場合について、どういうふうになるんでしょうか。
192: ◯社会福祉課長 裁判所の破産手続や再生手続の開始の決定を受けまして、委員おっしゃられますように市に対して災害援護資金の償還免除の申請が提出されるということになってきます。
こちらのほう、提出の際には開始の決定の書類が添付ということになっております。
償還免除の決定は、改正法でいきますと第16条の規定によりまして、市が償還免除を判断する際にその方が真に資力がないかどうかを確認する必要がございますので、災害援護資金の貸し付けを受けた方に市から報告を求め、正当な理由なく報告をせずにまたは虚偽の報告をした場合は、市は法律の第14条及び附則の第2条の規定に基づきまして償還免除を行わないことができることとなっております。
法第16条は実質的に借受人に対しまして報告を義務化していると解しているものでございます。
よって、裁判所で免責許可決定がなされない場合は、災害援護資金の貸し付けを受けた方は、市に対しまして免除許可決定の報告をすることができません。
また、委員がお考えのように免責許可決定が確定しなければその効力は生じませんので、市は災害援護資金の償還免除の決定を見送ることになります。
193: ◯森耕治委員 答弁は必要としませんけど、免責許可決定が確定しなければ効果は生じないということと、あと、この償還免除を行わないことができることというその規定ということもありますし、この条例と法律の整合性といいますか、条例の建てつけで、つくり方で本当にいいのかというのがちょっと曖昧なんですね。何か、いまいち入ってこないというか。
この辺、国とか、全国の事例等も含めて、解釈というところが出てきちゃうのかなというのも思うので、ちょっと調査とか研究をしていってほしいなというふうに思います。
194:
◯委員長 ほかに質疑はありませんか。
(質疑なし)
195:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
196:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第86号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
197:
◯委員長 全員賛成と認め、付託議案第86号は原案のとおり可決されました。
198:
◯委員長 7.付託議案第87号、あま市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
199:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
200:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第87号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
201:
◯委員長 全員賛成と認め、付託議案第87号は原案のとおり可決されました。
202:
◯委員長 8.付託議案第88号、あま市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
203: ◯伊藤嘉規委員 概要で御説明いただいていて大体わかるんですけれども、改正の内容の中の5条第2項第1号ですか、登録印鑑、登録できない印鑑として旧氏をあらわしていないものを加えるものですというのはちょっとわかりづらいので、詳細説明をお願いします。
204:
◯市民課長 例えばになりますが、氏が七宝で名が花子という氏名の方は登録印鑑として七宝か、花子もしくはその組み合わせ以外のものは登録できないというのが今までの規定になります。
こちら、七宝花子さんが、例えばあま太郎さんと婚姻して、あま花子さんとなられますと氏があま、今回の改正でいいますところの旧氏が七宝、名が花子となりますので、登録印鑑としてあまか、七宝か、花子、もしくはその組み合わせ以外のものは登録できないという形になる規定になります。
言いかえますと今回の改正によりまして、住民票に旧氏を記載することを申請すれば、新しい氏のあま、旧氏の七宝、名の花子もしくはそれらの組み合わせのあま花子、七宝花子が登録印鑑として認められるというふうな形になります。
205:
◯委員長 ほかに質疑はありますか。
(質疑なし)
206:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
207:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第88号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
208:
◯委員長 全員賛成と認め、付託議案第88号は原案のとおり可決されました。
209:
◯委員長 9.付託議案第92号、令和元年度あま市一般会計補正予算(第3号)中、所管事項を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
210:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
211:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第92号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
212:
◯委員長 賛成多数と認め、付託議案第92号は原案のとおり可決されました。
213:
◯委員長 10.付託議案第93号、令和元年度あま市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
214:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
215:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第93号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
216:
◯委員長 全員賛成と認め、付託議案第93号は原案のとおり可決されました。
217:
◯委員長 11.付託議案第95号、令和元年度あま市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
218:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
219:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第95号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
220:
◯委員長 全員賛成と認め、付託議案第95号は原案のとおり可決されました。
221:
◯委員長 12.付託議案第96号、令和元年度あま市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
222:
◯委員長 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論をどうぞ。
(討論なし)
223:
◯委員長 討論もないようですので、討論を終結し、本案について採決に入ります。
付託議案第96号は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは挙手を願います。
(賛成者挙手)
224:
◯委員長 全員賛成と認め、付託議案第96号は原案のとおり可決されました。
225:
◯委員長 これにて本日の厚生委員会に付託されました認定案及び議案の審査は全て終了いたしました。
なお、最終日の委員長報告につきましては、委員会の経過及び結果報告は私に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(異議なし)
226:
◯委員長 異議なしと認めます。
よって、委員長報告は、私に一任されました。
227:
◯委員長 13.その他を議題といたします。
その他で委員の皆様から、何かございますか。
(なし)
228:
◯委員長 執行部から、何かございますか。
(なし)
229:
◯委員長 本日は議事進行に御協力いただきまして誠にありがとうございました。
これにて、厚生委員会を閉会します。
(午後0時15分)
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以上、会議の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。
令和元年9月18日
厚生委員会 委員長 岩 本 一 三
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