あま市議会 2019-06-04
令和元年6月定例会(第4日) 本文
5:
◯議長 これより厚生委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
6:
◯議長 質疑を終結し、これより討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
7:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
8:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第68号は、厚生委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
9:
◯議長 起立全員です。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
日程第2 議案第69号
10:
◯議長 日程第2、議案第69号、あま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本案は厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
それでは、岩本一三厚生委員長、どうぞ。
11:
◯厚生委員長 それでは、付託議案第69号、あま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、厚生委員会から経緯と結果を報告いたします。
最高限度額が課税されている世帯、納入率等についての質疑がありました。平成31年3月末において、178世帯445人が該当しているとの。また、収納率に対しては99%。
限度額58万円から61万円、3万円引き上げることによって、影響については、3月31日で算出すると18世帯減少の160世帯で46人減の399人で、影響額は約510万円増と推計されるとの答弁がありました。
他に、国保税の改正時期と、後期高齢者医療保険の改正で、時期が異なるのはなぜかという質疑に対して、今回は地方税法施行令の一部改正によるとの説明があり、討論もなく、採決の結果、賛成多数で、付託議案69号は原案のとおり可決されましたことを報告いたします。
12:
◯議長 これより厚生委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
13:
◯議長 質疑を終結し、これより討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
野中幸夫議員。
14: ◯6番議員(
野中幸夫) それでは、議案第69号、あま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対する討論を行います。
低所得者に対する5割軽減、2割軽減については評価できるものでありますが、最高限度額を3万円引き上げて96万円とするものであります。資産が多い世帯と思われますが、滞納が今でも出ているわけであります。高過ぎるからでございます。市民にとっては消費税の引き上げも予定されており、負担がさらにふえていくものでございます。国保財政にも悪い影響を与えていくものであり、私どもは反対をいたします。
以上です。
15:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
伊藤嘉規議員。
16: ◯17番議員(
伊藤嘉規) 17番、志政会の伊藤でございます。
議案第69号、あま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、賛成討論をさせていただきます。
この条例は、概要の改正の趣旨にもありますように、平成31年3月の地方税法施行令の改正に伴い、関係規定を改正するものであります。
第2条第2項においては、医療分の課税限度額を3万円引き上げ、所得の高い方々に保険税の応分負担を求め、第23条においては、所得の低い方々への保険税軽減対象収入の所得基準額を引き上げるものとなっております。
以上においては、これからますます税負担が大きくなっていくことが予想される中、限度額引き上げもやむなしと捉え、第23条においては、低所得者のさらなる負担軽減を期待できるものと考えます。
委員会でも申し上げましたが、政府は病気の予防などに力を入れる自治体を財政面で優遇する保険者努力支援制度で、交付金の配分額を厚くする案などが検討されていると言われておりますので、さらなる健康施策を推進するとともに、今後も保険税収納率の向上に向けて努めていただくことをお願いし、賛成討論とさせていただきます。
以上です。
17:
◯議長 ほかに討論はございませんか。
討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第69号は、厚生委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
18:
◯議長 起立多数です。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第70号
19:
◯議長 日程第3、議案第70号、あま市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本案は厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。
それでは、岩本一三厚生委員長、どうぞ。
20:
◯厚生委員長 付託議案第70号、あま市介護保険条例の一部を改正する条例について、厚生委員会から経緯と結果を報告いたします。
今回の条例改正は、本年10月以降に実施予定の消費税率引き上げに伴う保険料の軽減措置だが、10%への増税が行われなかった場合等の質疑がありました。それに対して、国の政策として決定されている、今後は国や県の動向を注視していくとの答弁があり、討論もなく、採決の結果、全員賛成で付託議案第70号は原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
21:
◯議長 これより厚生委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
22:
◯議長 質疑を終結し、これより討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
23:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
24:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第70号は、厚生委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
25:
◯議長 起立全員です。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
日程第4~日程第7 議案第71号~議案第74号
26:
◯議長 会議規則第35条の規定により、日程第4、議案第71号、
令和元年度あま市一般会計補正予算(第2号)から日程第7、議案第74号、
令和元年度あま市病院事業会計補正予算(第1号)までの議案4件を一括議題とします。
この4件は総務文教委員会及び厚生委員会に付託してありましたので、各常任委員長の報告を求めます。
なお、各常任委員長報告及び各常任委員長報告に対する質疑は一括で行い、討論、採決は議案ごとに行いますので、よろしくお願い申し上げます。
初めに、宮地直宣総務文教委員長、どうぞ。
27: ◯総務文教委員長 総務文教委員会から御報告いたします。
令和元年6月18日午前10時より第一委員会室におきまして、委員全員出席、当局より市長、副市長、教育長、関係部課長の出席のもと、総務文教委員会を開催いたしました。当日、5名の議員と市民より1名の傍聴の申し出がありました。
付託議案第71号、
令和元年度あま市一般会計補正予算(第2号)中、所管事項を御報告いたします。
委員より、総額で2億995万8,000円のマイナスということになっておりますが、この人数は何人になっているのでしょうかとの問いに、担当より、もともと当初予算では36名分を予算計上しておりましたが、今回は総務費にとどまりました。3名分を除く33名分を減額しておりますとの答弁。
また、800万円ちょっとになるんだけれども、余りにも差異が大き過ぎるんじゃないかという思いがするんですけれどもとの問いに、当局より、予算積算上は42名で計上しておりましたが、実際、任用がえ及び一般行政職となった者につきましては41名、1名退職ということでございますので、その乖離分が1名分の人件費の減となったものですとの答弁。
また、キャリアコミュニティプロジェクト「未来」(甚目寺中)というふうになっておりますが、キャリア教育というのはどういうものを進めているのでしょうかとの問いに、担当より、キャリア教育としましては、一人一人、社会的、職業的自立に向けた必要な基盤となる能力や態度を育てることを通じて、キャリア発達を促す教育と考えておりますとの答弁があり、給食センターが緑化する面積というのはどれぐらいになるんでしょうかとの問いに、面積は829平方メートルでございますとの答弁、その他にも質疑がありました。
質疑を終結し、討論もなく、採決の結果、全員賛成で付託議案第71号は原案のとおり可決されました。
以上で、総務文教委員会からの御報告を終わります。
28:
◯議長 続きまして、岩本一三厚生委員長、どうぞ。
29:
◯厚生委員長 それでは、付託議案第71号、
令和元年度あま市一般会計補正予算(第2号)中、所管する事項について、厚生委員会から経緯と結果を報告いたします。
今回、実施予定している七宝地区の秋竹、伊福小学校での放課後子ども教室の、10款、4項、1目の講師等の内容についての質疑があり、七宝地区をモデルに、地域の方々の参画を得て、地域の文化、地域に愛着の持てる人材を育成していきたい。いずれにしても、市の団体、有償ボランティアの方を4名考えているとの答弁があり、ほかに、施設修繕改修についての質疑に、伊福小学校の床のビニールタイルをタイルカーペットに張りかえとの答弁があり、他に、総務部局、厚生部局、2つとの委員会にまたがる案件ではないかという質疑もあり、今後一考していくとの提起はされておりましたので、今後は検討するとのことであります。
討論もなく、採決の結果、全員賛成で付託議案第71号は原案のとおり可決されました。
続いて、付託議案第72号、
令和元年度あま市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、厚生委員会から経緯と結果を報告いたします。
この議案に対して、質疑、討論もなく、付託議案第72号は全員賛成で原案のとおり可決されました。
次に、付託議案第73号、
令和元年度あま市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、厚生委員会から経緯と結果を報告いたします。
1款、11ページ、約2,400万円についての質疑に対して、10月以降の消費税率引き上げにより、軽減強化によるとの説明。
他に、第1段階から第3段階までの1人当たりの数値をとの質疑に、第1段階の方は4,600円、第2段階の方は4,700円、第3段階の方は1,600円との答弁があり、討論もなく、採決の結果、全員賛成で付託議案第73号は原案のとおり可決されました。
最後に、付託議案第74号、
令和元年度あま市病院事業会計補正予算(第1号)について、厚生委員会から経緯と結果を報告いたします。
この案件については、質疑も討論もなく、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決されましたことを報告して終わります。
30:
◯議長 これより各常任委員長報告に対する質疑を一括で行います。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
31:
◯議長 質疑を終結し、これより議案ごとの討論、採決に入ります。
初めに、議案第71号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
32:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
33:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第71号は、各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
34:
◯議長 起立全員です。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
続きまして、議案第72号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
35:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
36:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第72号は、厚生委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
37:
◯議長 起立全員です。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
続きまして、議案第73号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
38:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
39:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第73号は、厚生委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
40:
◯議長 起立全員です。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
続きまして、議案第74号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
41:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
42:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第74号は、厚生委員長の報告のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
43:
◯議長 起立全員です。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第75号
44:
◯議長 日程第8、議案第75号、工事請負変更契約の締結についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
45: ◯市長 提案理由、議案第75号、工事請負変更契約の締結についての提案理由を申し述べます。
地方自治法第96条第1項第5号及びあま市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議決を求めるものであります。
以上、よろしくお願いします。
46:
◯議長 当局より議案の朗読を求めます。
総務課長。
47: ◯総務課長 議案第75号、工事請負変更契約の締結について。
平成31年3月7日付けでTSUCHIYA株式会社名古屋支社、株式会社石本建築事務所名古屋オフィス及び株式会社朝本組と締結したあま市新学校給食センター整備事業工事請負変更契約を次のとおり変更する契約を締結したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及びあま市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成22年あま市条例第55号)第2条の規定により、議会の議決を求める。
令和元年6月26日提出。あま市長、村上浩司。
以上でございます。
48:
◯議長 当局より概要説明を求めます。
教育部長。
49: ◯教育部長 議案第75号、工事請負変更契約の締結につきまして、配付させていただきました概要に基づき、説明をさせていただきます。
1、趣旨でございますが、あま市新学校給食センター整備事業につきましては、平成31年3月7日付で工事請負変更契約を締結いたしましたが、次の内容について、変更する契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及びあま市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものです。
2、変更の内容でございますが、(1)変更事項の契約金額でございます。変更前の契約金額が29億8,292万40円、変更後の契約金額が29億7,978万9,120円、変更減金額が313万920円でございます。
(2)変更の理由につきましては、地下埋設物の撤去数量が、変更前の数量1,000立方メートルに対しまして、変更後設計数量666.9立方メートルになったためでございます。
(3)契約の相手方は、代表企業、愛知県名古屋市中区丸の内二丁目2番25号、TSUCHIYA株式会社名古屋支社、取締役常務執行役員支社長、中川和哉。
設計監理企業、愛知県名古屋市中区栄四丁目3番26号昭和ビル、株式会社石本建築事務所名古屋オフィス、オフィス代表、奥井康史。
建設企業、愛知県津島市杁前町4丁目22番地、株式会社朝本組、代表取締役、朝本和博でございます。
(4)議決年月日及び番号は、平成31年3月7日議案第61号でございます。
本議案の契約変更につきましては、これまでも議会で御審議をいただいておりますが、別紙により変更に至った経過などについて御説明をさせていただきます。
新学校給食センターの建設用地に、コンクリートがらなどを含む地下埋設物、以下、がらで統一させていただきますが、あることが、平成30年5月に判明し、平成30年6月の
定例会に御報告をさせていただきました。
1枚おめくりをいただきまして、別紙1の図表をごらんください。
平成30年12月に新学校給食センターの基礎工事が完了し、真ん中あたりのフロー図の1)をごらんいただきたいと思いますが、建設中に掘り起こしたがらなどを含む掘削土について、建設予定地の北側の市所有地へ運び込みが完了しましたので、平成31年2月開催の第1回臨時会の全員協議会で今後の方針と予定を御説明させていただき、平成31年3月の
定例会におきまして、がらの想定数量1,000立方メートルでがらの処分をする工事請負変更契約を御議決いただきました。
その後、2)のところをごらんください。7,437.5立方メートルについて、ふるい分け作業を6月初旬までに実施した結果、3)でございますが、がらの数量が666.9立方メートルと確定し、想定数量1,000立方メートルを下回る結果となりました。
続きまして、金額の内訳について御説明させていただきます。もう一枚おめくりいただきまして、別紙2をごらんください。
上段の表でございますが、あま市新学校給食センター整備事業、地下埋設物処分に係る変更事項の表の真ん中あたり、第2回変更契約の内容をごらんください。
こちらにつきましては、平成31年3月7日に変更契約の議決をいただいたものでございます。がらの数量を1,000立方メートルと想定いたしまして、合計1,366万4,160円の増額をさせていただいております。
続きまして、その右隣の第3回変更契約内容、こちらにつきましては、今議会に追加で上程させていただいているものでございます。
がらの数量が666.9立方メートルに確定しましたことにより、合計1,053万3,240円となりました。その内訳としましては、ふるい分け作業、がら運搬、処分等で2,935万4,480円、掘削土の敷きならし等と、本工事から掘削土の運搬と処分費の減額でマイナスの2,105万9,520円、諸経費145万8,040円、そして消費税及び地方消費税78万240円となります。
このように、第3回の変更契約の内容の金額が、第2回の変更契約の内容を313万920円下回ったところでございます。
続きまして、下段の表をごらんください。
契約金額の一覧でございますけれども、表の一番下、4の欄、第3回変更契約というのが今回のところでございますけれども、ここの一番右端をごらんいただきますと、先ほど申し上げました313万920円の減額となっておりますので、今回の変更契約の金額を契約額の一番下のところをごらんいただきますとおり、29億7,978万9,120円とする議案を提出させていただいております。
以上、概要説明とさせていただきます。
50:
◯議長 これより質疑に入ります。
質疑をどうぞ。
宮地直宣議員。
51: ◯1番議員(宮地直宣) 1番、宮地直宣です。
これ、当初契約から3回変更契約しておりますが、3回、なぜ変更しなくちゃいけなくなったかというのをどう考えてみえるでしょうか。
52:
◯議長 当局、答弁をお願いします。
教育部長。
53: ◯教育部長 これにつきましては、今回、当初契約しまして、変更の1、変更の2、変更の3ということで、都合4回議決をいただくという形をとらさせていただいております。
1回目につきましては、一番最初、30億1,968万円で平成29年8月28日に提出させていただいたところでございます。この額につきまして、議会のほうといろいろお話をいただいて、いろんな検討をさせていただいた中で、1回目の変更に至った理由につきましては、まず、調理する食数の変更、1万2,000食から1万食に下げたという、そういったいろんな御指摘がありまして、そういったことを踏まえたこと、それから、従前は調理従事者用の事務室が1階にあったんですけれども、これを2階に上げたということ、それから、あと事務備品をもう少し精査して総額を削減できないか、そういったような御指摘もありまして、そういったことを踏まえまして、平成30年5月9日でございますけれども、当初より5,042万4,120円減額させていただいて、29億6,925万5,880円にさせていただきました。これが1回目の変更契約でございます。
続きまして、2回目の変更契約をさせていただいたのが、31年2月25日でございますが、こちらにつきましては、建設に着工しましたところ、コンクリートがらがまだ地下に埋まっているという、そういったことが判明しまして、建築に支障があるということで、そのコンクリートがらをふるい分けして、がらについては適正に処理をすると、そういった事案が発生しました。先ほど言いましたとおり、そのコンクリートがらとか残りの残土がどれぐらいかということを全部掘り起こしてから金額をはじくよりは、まず概算で出して、コンクリートがらを1,000立方メートルということでさせていただきました。これ、実際には少し多目の数字であったとは思うんですけれども、そういったことで平成31年2月25日にがらの処理、そういったことを含める新たな理由に基づいた変更契約ということで、1,366万4,160円の増額の変更契約をお願いさせていただいたところでございます。
今回が変更契約の3回目、都合4回目の契約になりますけれども、こちらにつきましては、先ほど申しましたとおり、想定で1,000立方メートルのがらということで予算議決をいただいたところでございますけれども、実際に6月上旬にがらの量が666.9立方メートルということで確定したことに基づきまして、契約金額が下がる方向に変更がありましたので、このたび、4回目、都合3回目の変更契約という形で変更議決の議案を出させていただきました。
以上でございます。
54:
◯議長 宮地直宣議員。
55: ◯1番議員(宮地直宣) ただいま説明いただいたんですけれども、前、全協か何かで私が部長さんに別のことで聞いたんですけれども、部長さんが、議決いただいたんでいいんだ、そんなような感じで答弁されておったんですけれども、これ、議決しても、これ、何遍も変更するわけですよね。議決というのは大変大事なことだと思うんですけれども、なぜこのようになるのか、そのようなことをちょっとどう考えてみえるのかお答えください。
56:
◯議長 教育部長。
57: ◯教育部長 今、議員がおっしゃったことですけれども、通常ですと契約議決を1回させていただいて、最後に変更があれば、精算的な形で変更議決があり得ると思うんですけれども、今回につきましては、少し特殊な事例でございまして、当初に、先ほど言いましたとおり、30億1,900万ぐらいで、あま市の事務局案という形で議員の皆様のほうにお示しさせていただきました。それに対しまして、中身をもう少し精査しなさいというそういった理由が発生した関係で、それを精査した中で、契約金額の数字で申し上げますと下がる方向になります。これをそのまま流すという手もあると思うんですね。ただ、一回一回皆様のほうからいろんな御指摘をいただいて、あま市のほうがそれにお応えするような形でこういうような対応しましたよということで、明確な区切りをつけたほうがわかりやすいのではないかなということもありまして、先ほど、1回目の変更契約で食数を減らしたとかそういったことを踏まえた5,000万の減をさせていただきました。
ところが、今回、特殊な事情というのは、その後、建設の着工に至ったときに地下からがらが出てきたという、その処分については、当然、当初の建設する計画の中には全く入っていなかったものなんですね。ですから、そのがらの処分だけを別契約にするというそういった手もあったんですけれども、やはり一連の事業の中で、そこだけを別契約にするのではなくて、一括の1つの事業として捉えたほうがわかりやすいと思いまして、さらにがらを処分するということであれば、当初想定してありませんでしたので、余分に経費がかかるということは想定されます。そういったことで、そのがらの処分に係るものを2回目の変更契約でやらせていただいたと。
ただ、それにつきましても、先ほど言いましたとおり、少な目に変更契約をして、後でさらにまた変更契約で追加するということはやはり形としてよろしくないと思いますので、先ほど言いましたとおり、少しがらの量は少し多目に想定させていただいて、今回確定したということで、順を追って4回目の変更契約をさせていただいたということで、順を追ってやらせていただいたということを御理解いただけるとありがたいですけれども、一番大きいのは、そのがらが途中で出てきたということで、当初建設の予定に全くなかったことが発生しているということになってくるかと思います。
58:
◯議長 副市長。
59: ◯副市長 今の宮地議員の変更契約の回数が多過ぎる、第2回目、今、部長が申し上げた事実は事実でございます。この件については、以前、野中議員から議決案件について、要は、白紙委任をさせるようなことをどうしてするんだというふうな御質問をいただいた経緯がございます。
今回、このがらの問題につきましては、これまで相当な時間を議員の皆さんに余分な時間を費やしていただいたという問題もございまして、市執行部としては、本来であれば確定値に基づいて変更契約をするのが本来ですよという、そのときも御答弁を申し上げたのが事実です。ただ、今回の事案については、これまで担当同士、部内でありますけれども、その横の調整ができている中において、最初の課が全てとり行っておれば、それで終わった話だったんですけれども、その横の調整が、組織がうまくいっていないということでいろんな御指摘を各議員からいただいて、そうした中で野中議員という言葉を出させていただきましたけれども、その中で、何月議会だったか覚えがございませんけど、議決案件についてどう考えているんだという御指摘はいただきました。ただ、それについても、野中議員とのやりとりの中では、こちらは財務実務提要で基づいて、確定値については原則論やるんですよというお話をした。なので、なぜ想定値でやるんだという御議論もさせていただいた記憶がございます。その想定値で、推測値でやったというのは、あくまでもこれまで議会の皆さんに御指摘いただいたことについて、逆に言うと、こちら丁寧という言葉はいけませんけれども、その都度その都度で整理をしてお願いして、これだけの予算を執行させていただきたいというお願いという気持ちがあって、こういう変更の議決が1回、実際の部分は余分というか、やったというのが、事実、私の中での整理ではございます。
本来であれば、全協の中でこういう形で実際議論があって、こういう数量がありますと、想定値なので議会の議決をいただくことは、なかなか、また変更という形になるので、これだけの額を使用させていただきますよ、了解事項があって、その確定値に基づいて今回のような形で変更契約をすればよかったんですけれども、そのとき市当局としても議会対応についてどれだけ丁寧にやっていくかということで、
選択としてその想定数量で変更契約を1回していただいたという経緯がございます。その辺は、今後の変更契約、本来は議会議決案件についてはいろんな議会と調整をもっとしっかりして、そういうことにならないようにしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
60:
◯議長 宮地直宣議員、3回目の質問、どうぞ。
61: ◯1番議員(宮地直宣) 変更、何回もしてるんですけれども、最初は壊す時点から、私はボーリング調査だとかいろいろ、地質のこともありますし、してからやったほうがいいんじゃないかということもたしか言わせていただいたと思うんですけれども、それも実行されていない。普通に考えて、プール、道路から上にあるんですけれども、普通、道路から上にあるものは構築物ですよ、それを普通、その中から埋設物が出るということはあり得ないですよ、道路より上にあるんだから、それは構築物だと僕は思っているんですけど、なぜそういうことが起きるのか。所管のトップ、教育長だと思うんですけれども、どのように考えているか、この件について答弁願います。
62:
◯議長 教育長。
63: ◯教育長 教育長、御指名ということでお答えをさせていただきます。
当初のところで、先ほども副市長のほうから話がありましたように、スポーツ課がプールの解体工事を進める、そして一方で、新学校給食センターを跡地に建てるということで、学校給食センター課が新たに工事の計画を進めるという2本立てのところでありました。
当然、教育委員会部内のところでありまして、先ほど副市長も指摘をしましたが、以前の議会でも答弁をさせていただいたと思いますが、片や解体工事のスポーツ課、そして、片や新学校給食センターの関係の学校給食センター課のきちっとした合意といいますか、地下埋設物、先ほど宮地議員が指摘されたように、当然下の部分のところについての処理ということになると思うんですが、その辺のところが本当に曖昧であったということで、私自身も本当に責任を感じておりますが、そういうような形で、具体的に余分なお金をかけてしまったという結果になったということに対しては責任を感じておりますし、今回のこの最終的な御議決をいただきたいということで、最大限の努力をさせていただいたということであります。お答えになっておるかどうかちょっとわかりませんが、今の現在の私の理解をしている範囲のところはそういうことでありますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
64:
◯議長 市長。
65: ◯市長 今、教育長が申しましたけれども、予算の中で今回かかったのは余分なお金と今、答弁しましたけれども、我々は余分なお金じゃなくて、どちらかで金額を提示しなきゃいけないということがございましたので、余分なお金ではなくということだけ報告をさせていただきます。
66:
◯議長 教育長。
67: ◯教育長 私の認識不足で申しわけございません。
総額のところで、学校給食センター課の総額を立てたお金に対しては、予算の減ということで、スポーツ課の立てたものにプラスということをちょっと私が勘違いしておりましたので、答弁の訂正をお願いいたします。
以上でございます。
68:
◯議長 加藤哲生議員。
69: ◯5番議員(加藤哲生) 5番、加藤です。
がらですか、埋設物がわからなかった。ボーリング調査等々、しかるべきだと思うんですよね。そこで、どこまで検査されたのか、検査されなかったのか、どうでしょうか。
70:
◯議長 学校給食センター課長。
71: ◯学校給食センター課長 ただいまボーリング調査はという御質問でしたけれども、スポーツ課が解体する前に、ボーリング調査を学校給食センター課のほうで発注という形でボーリング調査を実施しております。そのときにも、以前答弁をさせていただきましたが、なぜそのボーリング調査したときにがら等が判断できなかったかというような御質問も以前いただきましたけれども、そのときの柱状図というような出来高が出てきますけれども、その中にはそういったものは表記されなかったということでわからなかったというところでございます。ボーリング調査のほうは実施をさせていただきました。
以上でございます。
72:
◯議長 加藤哲生議員。
73: ◯5番議員(加藤哲生) ボーリング調査については調査した、わかりました。
しかしながら、先ほど、道路の上にプールがあるからがらがなかったと言われましたが、本当にそうでしょうかね。あれをつくった工事当初、高度成長期でありました。当然、想定されるわけですよね。それがなぜ想定されなかったのか。
私は、今、いろんな問題が出ています。例えば下水、あれもがらがあったから工期が延びた等々ございます。あと、あま市民病院、下水が通らなかったので問題があった。さまざまな問題がありますよね、こういった問題がないように今後気をつけてもらいたいと思うんですが、今後どのような調査を行っていくのか、いかがでしょうか。
74:
◯議長 学校給食センター課長。
75: ◯学校給食センター課長 ただいまの御質問ですけれども、美和のプールにつきましては、当然、GL、一般的には道路より上、道路の部分をGLゼロとしまして、その上部分につきましては、実際にがらがあったということで、その当時のスポーツ課のほうでプールの解体工事への請負変更契約を、そういったGLから上にあったということで、変更契約をさせていただいたというような経緯は承知しております。そのときに、下のGLから下の部分もあったということだったんですけれども、先ほどの情報共有がなされなかったということで、そのGLから下の部分が残ってしまったがために、今回このような新センターでの変更をお願いしたわけでございます。
今後につきましてというような御質問でございました。今回、新センターが1つになることによりまして、3つのセンターを今後どのようにしていくかということで、今後、解体というような方向も出てくるかと思っております。そのときに、当然、今回設計のほうを出させていただいておりますが、きちんとボーリング地質調査、試掘調査をして、このようなことがないように進めていきたいというふうに考えておるところでございます。
よろしくお願いいたします。
76:
◯議長 加藤哲生議員、まだありますか。
77: ◯5番議員(加藤哲生) 3回目。
78:
◯議長 3回目ありますか。じゃ、加藤哲生議員。
79: ◯5番議員(加藤哲生) 新庁舎建設予定されておりますよね。この建設についてはGLより上ということで、掘ることはないかと思うんですが、今後、新庁舎建設について、どのような調査を行っていくのか。
(「関係ないがや」と呼ぶ者あり)
80: ◯5番議員(加藤哲生) 関係ない、わかりました。済みません。
81:
◯議長 よろしいですか。
松下昭憲議員。
82: ◯21番議員(松下昭憲) 先ほどからいろいろ意見が出ているんですけれども、我々、過去に何回もこれ同じことを聞いておるんですよ。もう、その都度いろいろ聞いて、この3回、4回の契約ですけど、だから、今回はこの金額で提示されておるんだから、議事進行してくださいよ。過去の話をしておってもいかんから。執行部も反省しておるんだから、反省しておるんでしょう。だから、今後はこういうことないようにするいうことで、もう我々承諾しておるつもりでおりますので、議事進行してください。
83:
◯議長 野中幸夫議員。
84: ◯6番議員(
野中幸夫) 今回の変更契約については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいて地下埋設物を処理したということだというふうに思うんですが、そこを確認していきたいんですが、特にその点から、廃棄物の排出者そのものはあま市になっていくのではないかという思いがするんですが、これを工事業者が処分をするということになったのはどうしてなのか。法律との関係で、これが整合性がとれるのかどうかということなんですが、いかがでしょうか。
85:
◯議長 学校給食センター課長。
86: ◯学校給食センター課長 ただいま廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいてというような御質問で、その法律に基づいて撤去のほうをさせていただきました。
略して廃掃法と呼ばさせていただきます。廃掃法の第21条の3第1項には、土木建築に関する工事に伴い生じる廃棄物の処理の責任は元請業者にあるというようなことでございます。そのような3条1項に基づいて県のほうにも確認をさせていただいておりますので、今回のがら等につきましては、整備事業者のほうが処分をするということでございます。
以上でございます。
87:
◯議長 ほかに質疑ございますか。
岩本一三議員。
88: ◯22番議員(岩本一三) 関連でお尋ねするわけですが、このいただいた資料、別紙1、これに、残土処理から新庁舎に移転するが白塗りになっていますよね。ここまでの、一応今回の金額の中には撤去も含んでいるかどうかを確認させてください。
89:
◯議長 当局、答弁。
学校給食センター課長。
90: ◯学校給食センター課長 別紙1につきましては、残置までは学校給食センター課の管轄ということで、残置をさせていただきます。今後は新庁舎の建設に伴いまして、新庁舎建設の予定地のほうへ持っていくということは、以前にも御答弁をさせていただきましたけれども、この矢印につきましては、いつの時期になるかわからないということで、今後の、これからという未来形のという表示の意味で点線になっておりますが、金額につきましては、残置まで管理が学校給食センター課になります。それ以後、新庁舎等への搬出につきましては、新庁舎の建設による事業費のほうになるということでございますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
91:
◯議長 よろしいでしょうか。
ほかに質疑ございますか。
(質疑なし)
92:
◯議長 これにて質疑を終了します。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第75号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
93:
◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第75号は委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
野中幸夫議員。
94: ◯6番議員(
野中幸夫) それでは、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第75号、工事請負変更契約に反対する討論をいたします。
これは、あま市新学校給食センター整備事業工事請負変更契約であります。ことし3月の議会でも討論しましたように、教育委員会内部での連絡調整が機能せずに、コンクリートがらなどが埋設されていることに気づかなかったということであります。ずさんなこの点で対応がありました。そして、何といっても、1カ所の給食センターで1万食をつくる、このことは食中毒などが生徒児童に大規模に発生する危険があるものでありますので、この議案には反対をいたします。
95:
◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
横井敏夫議員。
96: ◯18番議員(横井敏夫) 18番、志政会、横井敏夫です。
第75号の工事請負変更契約の締結について、賛成の立場で討論させていただきます。
今回、がらが確定したということで、精緻な予算にしていくという形で今回の変更契約を行うことになるかと思います。当然のことながら、いろいろと諸議論ありましたけれども、やはり私どもといたしましては、きちっとした形でこういった処理がされるということが予算の健全な使い方として必要であると考えております。ですので、賛成いたします。
以上です。
97:
◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
議案第75号は、原案のとおり決定することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
98:
◯議長 起立多数です。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
日程第9 議員派遣の件
99:
◯議長 日程第9、議員派遣の件を議題とします。
事務局より説明させます。
議会事務局長。
100: ◯議会事務局長兼議事課長 それでは、失礼いたします。
お手元に配付いたしました議員派遣の件をごらんいただきたいと思います。
議員派遣の件。
令和元年6月26日、次のとおり議員を派遣する。
1、尾張西部六市議会議長協議会。
(1)目的、議会運営に関する会議への参加。
(2)派遣場所、愛西市役所。
(3)期間、
令和元年7月2日火曜日。
(4)派遣議員、議長、副議長。
2、あま市学校給食センター開所式。
これより(1)の目的から(4)の派遣議員の各項目は省略して朗読させていただきます。
開所式への参加。
あま市学校給食センター。
令和元年8月20日火曜日。
全員。
3、海部東部消防連合演習。
消防行事への参加。
美和グラウンド。
令和元年9月8日日曜日。
議長、副議長、総務文教委員会委員長、海部東部消防組合議会議員。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
101:
◯議長 お諮りします。
議員派遣の件は、皆様のお手元に配付のとおり決定することに御異議ございませんか。
(異議なし)
102:
◯議長 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件はお手元の配付のとおり決定しました。
お諮りします。
ただいまの議員派遣につきましては、やむを得ず派遣内容に変更、追加が生じました場合は、議長の私に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
103:
◯議長 異議なしと認めます。よって、そのように取り扱いをさせていただきます。
日程第10 例月出納検査報告
104:
◯議長 日程第10、例月出納検査報告を議題とします。
地方自治法第235条の2第3項の規定により、6月24日に実施されました例月出納検査の結果に関する報告書が議長宛てに提出されております。
例月出納検査報告については、この報告書の配付をもって報告とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
以上をもちまして、今
定例会の全日程を終了いたしました。
これにて
令和元年6月あま市議会
定例会を閉会いたします。
(午前11時04分)
───────────────────────────────────
以上、会議の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。
令和元年6月26日
あま市議会議長 後 藤 幸 正
署名議員 野 中 幸 夫
署名議員 足 立 詔 子
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