あま市議会 > 2018-03-02 >
平成30年3月定例会(第2日) 名簿
平成30年3月定例会(第2日) 本文

  • 同和地区(/)
ツイート シェア
  1. あま市議会 2018-03-02
    平成30年3月定例会(第2日) 本文


    取得元: あま市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    トップページ 検索結果 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018年03月05日: 平成30年3月定例会(第2日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 268 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長 選択 2 :  ◯議長 選択 3 :  ◯議長 選択 4 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 5 :  ◯議長 選択 6 :  ◯企画財政部長 選択 7 :  ◯議長 選択 8 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 9 :  ◯議長 選択 10 :  ◯企画政策課長 選択 11 :  ◯議長 選択 12 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 13 :  ◯議長 選択 14 :  ◯企画政策課長 選択 15 :  ◯議長 選択 16 :  ◯議長 選択 17 :  ◯企画政策課長 選択 18 :  ◯議長 選択 19 :  ◯2番議員(森耕治) 選択 20 :  ◯議長 選択 21 :  ◯企画財政部長 選択 22 :  ◯議長 選択 23 :  ◯2番議員(森耕治) 選択 24 :  ◯議長 選択 25 :  ◯企画政策課長 選択 26 :  ◯議長 選択 27 :  ◯教育長 選択 28 :  ◯議長 選択 29 :  ◯2番議員(森耕治) 選択 30 :  ◯議長 選択 31 :  ◯市長 選択 32 :  ◯2番議員(森耕治) 選択 33 :  ◯議長 選択 34 :  ◯8番議員(近藤陽一) 選択 35 :  ◯議長 選択 36 :  ◯企画財政部長 選択 37 :  ◯議長 選択 38 :  ◯8番議員(近藤陽一) 選択 39 :  ◯議長 選択 40 :  ◯人権推進課長 選択 41 :  ◯議長 選択 42 :  ◯人権推進課長 選択 43 :  ◯議長 選択 44 :  ◯議長 選択 45 :  ◯議長 選択 46 :  ◯議長 選択 47 :  ◯人権推進課長 選択 48 :  ◯議長 選択 49 :  ◯8番議員(近藤陽一) 選択 50 :  ◯議長 選択 51 :  ◯人権推進課長 選択 52 :  ◯議長 選択 53 :  ◯市長 選択 54 :  ◯議長 選択 55 :  ◯9番議員(橋口紀義) 選択 56 :  ◯議長 選択 57 :  ◯建設産業部長 選択 58 :  ◯議長 選択 59 :  ◯9番議員(橋口紀義) 選択 60 :  ◯議長 選択 61 :  ◯都市計画課長 選択 62 :  ◯議長 選択 63 :  ◯土木課長 選択 64 :  ◯議長 選択 65 :  ◯9番議員(橋口紀義) 選択 66 :  ◯議長 選択 67 :  ◯都市計画課長 選択 68 :  ◯9番議員(橋口紀義) 選択 69 :  ◯議長 選択 70 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 71 :  ◯議長 選択 72 :  ◯建設産業部長 選択 73 :  ◯議長 選択 74 :  ◯市長 選択 75 :  ◯議長 選択 76 :  ◯建設産業部長 選択 77 :  ◯議長 選択 78 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 79 :  ◯議長 選択 80 :  ◯都市計画課長 選択 81 :  ◯議長 選択 82 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 83 :  ◯議長 選択 84 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 85 :  ◯議長 選択 86 :  ◯議長 選択 87 :  ◯議長 選択 88 :  ◯議長 選択 89 :  ◯5番議員(山本雄一) 選択 90 :  ◯議長 選択 91 :  ◯総務部長 選択 92 :  ◯議長 選択 93 :  ◯教育部長 選択 94 :  ◯議長 選択 95 :  ◯5番議員(山本雄一) 選択 96 :  ◯議長 選択 97 :  ◯安全安心課長 選択 98 :  ◯議長 選択 99 :  ◯教育部長 選択 100 :  ◯議長 選択 101 :  ◯5番議員(山本雄一) 選択 102 :  ◯議長 選択 103 :  ◯市長 選択 104 :  ◯5番議員(山本雄一) 選択 105 :  ◯議長 選択 106 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 107 :  ◯議長 選択 108 :  ◯企画財政部長 選択 109 :  ◯議長 選択 110 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 111 :  ◯議長 選択 112 :  ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 選択 113 :  ◯議長 選択 114 :  ◯議長 選択 115 :  ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 選択 116 :  ◯議長 選択 117 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 118 :  ◯議長 選択 119 :  ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 選択 120 :  ◯議長 選択 121 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 122 :  ◯議長 選択 123 :  ◯副市長 選択 124 :  ◯議長 選択 125 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 126 :  ◯議長 選択 127 :  ◯副市長 選択 128 :  ◯議長 選択 129 :  ◯子育て支援課長 選択 130 :  ◯議長 選択 131 :  ◯4番議員(亀卦川参生) 選択 132 :  ◯議長 選択 133 :  ◯子育て支援課長 選択 134 :  ◯子育て支援課長 選択 135 :  ◯議長 選択 136 :  ◯人事秘書課長 選択 137 :  ◯議長 選択 138 :  ◯3番議員(野中幸夫) 選択 139 :  ◯議長 選択 140 :  ◯教育部長 選択 141 :  ◯議長 選択 142 :  ◯3番議員(野中幸夫) 選択 143 :  ◯議長 選択 144 :  ◯学校給食センター課長 選択 145 :  ◯学校給食センター課長 選択 146 :  ◯議長 選択 147 :  ◯教育長 選択 148 :  ◯議長 選択 149 :  ◯3番議員(野中幸夫) 選択 150 :  ◯議長 選択 151 :  ◯学校給食センター課長 選択 152 :  ◯議長 選択 153 :  ◯議長 選択 154 :  ◯議長 選択 155 :  ◯教育部長 選択 156 :  ◯議長 選択 157 :  ◯学校給食センター課長 選択 158 :  ◯議長 選択 159 :  ◯3番議員(野中幸夫) 選択 160 :  ◯議長 選択 161 :  ◯学校給食センター課長 選択 162 :  ◯議長 選択 163 :  ◯教育長 選択 164 :  ◯議長 選択 165 :  ◯21番議員(伊藤嘉規) 選択 166 :  ◯21番議員(伊藤嘉規) 選択 167 :  ◯議長 選択 168 :  ◯企画財政部長 選択 169 :  ◯議長 選択 170 :  ◯市民生活部長 選択 171 :  ◯議長 選択 172 :  ◯教育部長 選択 173 :  ◯議長 選択 174 :  ◯21番議員(伊藤嘉規) 選択 175 :  ◯議長 選択 176 :  ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 選択 177 :  ◯議長 選択 178 :  ◯環境衛生課長 選択 179 :  ◯議長 選択 180 :  ◯21番議員(伊藤嘉規) 選択 181 :  ◯議長 選択 182 :  ◯市長 選択 183 :  ◯21番議員(伊藤嘉規) 選択 184 :  ◯議長 選択 185 :  ◯12番議員(八島進) 選択 186 :  ◯議長 選択 187 :  ◯市民病院事務局長 選択 188 :  ◯議長 選択 189 :  ◯議長 選択 190 :  ◯市民病院事務局長 選択 191 :  ◯議長 選択 192 :  ◯12番議員(八島進) 選択 193 :  ◯議長 選択 194 :  ◯管理課主幹兼経営改革室長 選択 195 :  ◯管理課主幹兼経営改革室長 選択 196 :  ◯議長 選択 197 :  ◯人事秘書課長 選択 198 :  ◯議長 選択 199 :  ◯12番議員(八島進) 選択 200 :  ◯議長 選択 201 :  ◯管理課主幹兼経営改革室長 選択 202 :  ◯議長 選択 203 :  ◯議長 選択 204 :  ◯議長 選択 205 :  ◯12番議員(八島進) 選択 206 :  ◯議長 選択 207 :  ◯企画財政部長 選択 208 :  ◯議長 選択 209 :  ◯福祉部長 選択 210 :  ◯議長 選択 211 :  ◯12番議員(八島進) 選択 212 :  ◯議長 選択 213 :  ◯子育て支援課長 選択 214 :  ◯議長 選択 215 :  ◯人権推進課長 選択 216 :  ◯議長 選択 217 :  ◯人権推進課長 選択 218 :  ◯議長 選択 219 :  ◯12番議員(八島進) 選択 220 :  ◯議長 選択 221 :  ◯企画財政部長 選択 222 :  ◯議長 選択 223 :  ◯議長 選択 224 :  ◯議長 選択 225 :  ◯議長 選択 226 :  ◯人権推進課長 選択 227 :  ◯議長 選択 228 :  ◯人権推進課長 選択 229 :  ◯12番議員(八島進) 選択 230 :  ◯人権推進課長 選択 231 :  ◯12番議員(八島進) 選択 232 :  ◯議長 選択 233 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 234 :  ◯議長 選択 235 :  ◯企画財政部長 選択 236 :  ◯企画財政部長 選択 237 :  ◯議長 選択 238 :  ◯市長 選択 239 :  ◯議長 選択 240 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 241 :  ◯議長 選択 242 :  ◯企画財政部長 選択 243 :  ◯企画財政部長 選択 244 :  ◯議長 選択 245 :  ◯市長 選択 246 :  ◯市長 選択 247 :  ◯議長 選択 248 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 249 :  ◯議長 選択 250 :  ◯議長 選択 251 :  ◯副市長 選択 252 :  ◯19番議員(松下昭憲) 選択 253 :  ◯議長 選択 254 :  ◯18番議員(足立詔子) 選択 255 :  ◯議長 選択 256 :  ◯上下水道部長 選択 257 :  ◯議長 選択 258 :  ◯18番議員(足立詔子) 選択 259 :  ◯議長 選択 260 :  ◯上水道課長 選択 261 :  ◯議長 選択 262 :  ◯18番議員(足立詔子) 選択 263 :  ◯議長 選択 264 :  ◯上水道課長 選択 265 :  ◯議長 選択 266 :  ◯議長 選択 267 :  ◯3番議員(野中幸夫) 選択 268 :  ◯議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:  議 事 の 経 過 ◯議長 本日の出席議員は定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。      (午前10時00分) 2: ◯議長 地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため本日の会議に出席した者の職、氏名は、お手元に配付いたします名簿のとおりでございます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。   日程第1 一般質問 3: ◯議長 日程第1、一般質問に入ります。  一般質問通告一覧表は、参考資料として皆様のお手元に配付してあります。  質問の回数は、会議規則第64条の規定により、同一の議題については3回までといたします。  質問者の順番につきましては、お手元に配付いたしましたとおりでございます。  それでは、1番、議席番号4番、亀卦川参生議員、どうぞ。 4: ◯4番議員(亀卦川参生) おはようございます。  それでは、通告に従いまして、巡回バスについての質問をいたします。  巡回バスは、今、試行運転、試しの運転として行われており、住民の皆さんから要望がたくさん出され、それを受けて、昨年10月31日に交通ルートが改定されてから3カ月半ほどたちました。予定の試行運転はあと1年ですので、本格運行に向けたいろいろな検討も始まると思われます。現時点での利用状況や住民の期待の声などに基づき、質問いたします。  あま市の巡回バスは、近隣市町村に比べておくればせながらスタートし、2015、平成27年11月から試行運転が始まったわけですが、当時は2コースで、コースの長さが約10キロメートルと15キロメートルで、2015年度は1便当たりの利用者数が2.2人、16年度は2.6人と、同じぐらいの距離の近隣市町村の巡回バス利用者数と比べてもかなり少ない利用状況でした。  地域公共交通試行、試みの運転事業費としては、来年度予算案は2,900万円が提案されており、今年度より当初予算で1,000万円少なくなっています。  去る2月16日に行われた岡山市での衆議院予算委員会の公聴会では、意見陳述を行った岡山県の路線バス運行会社代表からは、日本の地方公共交通を支える財源は先進国の中で最も劣悪な状況だ、国民が公共交通を利用する施策を国は行うべきだとの意見が出されました。
     あま市では、北のほうを東西に電車が、そして、南のほうで、これも東西にバス路線がありますが、南北の巡回バス以外の公共交通機関がありません。これは、民間会社の路線バス等が経営的にかなり厳しいため進出できない状況にあると考えます。  そういう中で、自治体としては、住民の皆さんが気軽に外出できる環境を整える努力が求められています。それがあま市も含めてほとんどの自治体で行われている公共交通機関、巡回バスであり、ここへの財政面からの国の支援を訴えていく必要があると考えます。  そこで質問です。  1つ目は、1便当たりの利用者数ですが、17年度の10月までの利用数、そして、コースが変わった11月から1月までの利用数はどうなっているでしょうか。  2つ目は、1日当たりの利用者数ですが、初めのコースの昨年10月までとコースが変更になったそれ以降ではどうなっているでしょうか。  以上で1回目の質問を終わります。 5: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 6: ◯企画財政部長 まず、1点目の新しいコースになってからの1便当たりの利用者数でございますが、あま市巡回バスは、平成29年10月31日から新しいコースに変更となっており、北部、南部及び東部巡回ルートの3つのルートを、それぞれ左回り、右回りの6系統で運行しております。運行開始から平成30年1月31日までの運行日数40日間で、1便当たりの利用者数は3.8人となっております。系統ごとの内訳といたしましては、北部巡回ルート左回りは5人、右回りは3.4人、南部巡回ルート左回りは4.3人、右回りは6.4人、東部巡回ルート左回りは1.6人、右回りは2.4人となっております。1便当たりの運行距離を延長したことにより、従来のコースの21便から新しいコースでは12便に減となったため、1便当たりの利用者数を正確に比較することはできませんが、新しいコースの3.8人は従来のコースにおける2.8人と比べまして1人の増となっております。  続きまして、1日当たりの利用者数は46.7人となっており、系統ごとの内訳といたしましては、北部巡回ルート左回りは10.1人、右回りは6.9人、南部巡回ルート左回りは8.6人、右回りは12.9人、東部巡回ルート左回りは3.2人、右回りは4.8人となっております。  従来のコースの2ルートから新しいコースでは3ルートに増となったことや、運行方法が左回り・右回り同時運行から左回り・右回り交互運行へ変更されたため、1日当たりの利用者数も正確に比較することはできませんが、新しいコースの46.7人は従来のコースにおける51.6人と比べまして4.9人の減となっております。コース変更直前の29年6月から10月までの5カ月の平均64.9人と比較しますと18.2人の減少となっております。  以上でございます。 7: ◯議長 亀卦川参生議員、2回目の質問をどうぞ。 8: ◯4番議員(亀卦川参生) 今、答弁がありましたように、コースが変わったというせいもあるんでしょうけれども、利用者数としては減っているというのが現実かと思います。  それで、なぜ自分の近くはバスが走らないんだなど、多くの市民の皆さんからの要望が市民ミーティングなどで出されたと思います。それを受けて、昨年11月からコースを変更し、3コースにふやしたわけでございますけれども、これは住民の皆さんからの要望を組み入れて地域公共交通会議で検討した結果だと思いますので、一定の評価をしたいと思います。そして、より多くの方に利用いただけるように、1コースの運転距離を延ばす、あるいは公共交通のない地域、俗にいう市の周辺部を巡回バスが走るという努力がされておりますけれども、余り利用数が変わっていない。こういう現状に対して、幾つかの提案も含めて再質問をしていきたいと思います。  1つ目ですが、催し物が行われる市の施設に出かけやすくなっているのか、あるいは、病院や買い物に出かけやすいかなども加味されて検討されたと思いますけれども、地域公共交通会議でのコース設定に当たっての基本的な考え方はどのようなものがあったのか、答弁をお願いいたします。  2つ目です。先ほど答弁がありましたが、1日当たり46人、1便当たり3.8人、これは行政が考えた当初の利用者数と比べてどうだったのか、答弁を求めます。  3つ目です。答弁にもありましたけれども、コースをふやしても1日当たりの利用者数は変わっていないというより、むしろ若干減っている、これが現状だと思います。近隣の市町村の巡回バスと比べても、今、巡回バスを利用している方々の人数はまだまだ少ないと考えます。利用者数をふやすのにはどうしたらいいのか、いろいろ考えなければなりませんが、先ほど答弁にありましたように、公共交通会議等でもきちっとした検討をお願いしたいと思います。そして、巡回バスを利用して市の行事への参加がしやすい、通院や買い物にも巡回バスが便利だ、あるいは市内の観光的要素とも連携して巡回バスの利用を促していくなど、本格運行に向けて検討しなければならない要素や住民への周知の努力が今以上に求められていると考えます。  観光でたくさんの市外の人に来ていただき、巡回バスを利用していただくのも大切なことだと思います。あま市には、今でも観光的要素はたくさんあると思います。例えば、新聞で報道されました七宝地区のオコワ祭り、あるいは七宝焼に関連した催し物、戦国武将に関連した施設や県の重要文化財に指定された宗教関連のものなどとのコラボも考えていく。また、あま市には200年、300年前からの伝統的行事、野菜などもあります。これらの観光的要素と組み合わせた行事にしていく工夫をし、巡回バスを利用していただけるようにする努力も大切だと思います。  そこで質問です。今言ったような努力をさらに求めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 9: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画政策課長。 10: ◯企画政策課長 3点ほど御質問をいただいたかと思います。  まず、公共交通会議等でのコース設定に当たっての基本的な考え方という御質問だったと思います。  あま市巡回バスの主な利用者を高齢者や障害者などの移動に困っている方と想定し、これらの方に利用していただけるコースとなるよう、これまでの利用状況、市民アンケート、意見交換会、利用者座談会、市内の年齢別人口分布などから状況等を整理いたしまして、市民の皆様にとって魅力のあるバスにしていくため、現状の改善に向けて、バス停設置の要望が強い地域、目的地及び行きたいと思ってもらえる場所、高齢者数が多い地域、高齢化率の高い地域を通過するコースとなるよう変更を行っております。  市民の皆様の御意見や御要望に100%お応えすることはなかなかできないかとは思いますが、少しでも100%に近づけるよう、今後とも努力、検討していきたいと考えております。  2点目でございます。1日当たり46人、1便当たり3.8人、これを行政としてはどう考えたかというところでございます。12月及び1月は、気温が低くなることで外出を控える傾向にあることや、他の自治体でもコースを変更することで、ほぼ例外なく利用者が一度減少する傾向にございます。また、学識経験者や運輸局など、専門家にもそのような情報をいただいておるところでございます。  本市においても、コース変更に伴い一旦利用者数が減ってはおりますが、運行範囲が広がり、新たに停留所を設置した地区の方からは巡回バスが使えるようになってありがたいとの御意見もいただいておるところでございます。実際、巡回バスの無料乗車券の申請も新たな停留所付近を中心に、コース変更前と比べて、月平均で約13件ほど増加しておるところでございます。以前のコースでも運行日数とともに利用者数はふえていく傾向にありましたので、新たなコースにつきましても、今後は利用者数が少しずつふえていくものと想定をいたしておるところでございます。  また、今後さらなる努力をというところでございますけれども、日常生活のみの利用だけでなく、議員がおっしゃられたように、市の行事や観光などを含めまして利用していただくことも必要であると考えておるところでございます。今までも市の事業である歴史講座や民間の乗車イベント、吹奏楽のコンサートなどの行事でも巡回バスを利用していただいておるところでございます。また、毎週日曜日に七宝焼アートヴィレッジで開催されます軽トラ市へ巡回バスを利用して行かれる方もみえるところであります。  今後も観光や伝統野菜など、あま市の資源を生かした事業の実施などの検討を行い、さらなる巡回バスの利用者の増加につなげていきたいと考えております。  以上でございます。 11: ◯議長 亀卦川参生議員、3回目の質問をどうぞ。 12: ◯4番議員(亀卦川参生) 今、市民アンケートも行いたいと、こういう答弁もありましたけれども、多分アンケート用紙は巡回バスの中にも置かれているのではないかと思います。全てのバスかどうか、私、そこまでは理解しておりませんけれども、だから、それも大切なことだと思うんです。この利用者の方に意識を向上していただくという点では大切なことだと思いますけれども、なかなか利用できないでいる方、特にこのごろは高齢者の方がふえまして、運転免許証を返納されている方がかなりふえてきてみえるわけですよね。こういう方、あるいは、もともと免許証を持っていなかったというような方も含めていろいろと御意見をお聞きしていくということは大切なことだと思います。  そのことが住民の方の、巡回バスを利用して行こうか、そういう意識と結びついていくという点も含めて極めて大切なことだと思います。ですから、そういう点でひとつ、市民アンケートも利用者だけではなく、やはりもっと広い範囲できちっと御意見をお聞きして、運行に生かしていくということが利用者をふやしていくのに大切ではないかというふうに思います。  それから、もう一つでは、例えば現在でも利用はしておっても、なかなか市の公共施設でのいろいろな行事など、あるいは民間のいろんなお祭りなども含めたいろんな取り組みに対して、バスで行きたいけどどうやって行ったらええんだという方もおみえになるかと思うんですね。そういう方々に対して、どこに住んでおるかということもありますけれども、ここの停留所で、こういう右回り、左回りでこういう時間に乗って、1時間なり、2時間、そちらで楽しんだら帰りはここからこういうバスがありますよという、いわゆるその方だけに適用されるような時刻表、こういうのもやはりよく状況を知っておる担当のほうで1つの案として住民の方にお示しをするというのも大切ではないかと思います。その辺でいかがお考えでしょうか。  いずれにしても、たくさんの方に利用していただくということで、特にこのあま市の場合は、南北の公共交通機関が巡回バス以外にはない、こういう状況のもとで、本当にたくさんの方が元気に外出をしていただく、そのお手伝いをしていくんだという考えも中心に置きながら、ぜひそういう努力をお願いしたいと思います。  答弁を求めます。 13: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画政策課長。 14: ◯企画政策課長 ありがとうございます。  議員の中で、特定の方という、利用者のためのというようなお言葉をいただいたところでございますが、私ども市といたしましても、現在市民の利用をサポートするため、目的地まで何時何分のバスに乗っていき、何時何分のバスに乗って帰ってくるとよいのかが一目でわかるよう、利用する停留所と乗降する時刻を記載したものを市民からの問い合わせに応じて送付するというマイ時刻表の取り組みを考えておるところでございます。また、周知におきましては、停留所等にも掲示をするとともに、公共施設、また、民間の施設も今後とも御協力いただけるところについては御協力いただけるように努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 15: ◯議長 答弁漏れですか。      (「アンケートのことで」と呼ぶ者あり) 16: ◯議長 企画政策課長。 17: ◯企画政策課長 済みません。答弁漏れがあったようでございます。  アンケートにつきましても、一度行ったアンケートにおいても無作為抽出いたしました3,000名の方にアンケートをとったところでございまして、30年度におきましてもそのようなアンケートも実施したいと考えておるところでございます。  以上でございます。 18: ◯議長 1番の質問を終わります。  2番、議席番号2番、森耕治議員、どうぞ。 19: ◯2番議員(森耕治) 2番、政和会の森耕治です。  議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問を進めていきます。  質問に入ります前に、一般質問通告書の中で質問の要旨、順番に1、2、3、4というふうに番号を打ったんですが、中に1、2、3、3となっているところがありますので、大変失礼をいたしました。わかりやすく質問していきますのでお願いいたします。  さて、質問の内容は、自動走行実証実験、あま市モデルについてでございます。  あっという間に技術の進歩が進んでいきます。私が子供のころに見ていたアニメの技術、今では生活の中で当たり前になってきている。当時からは信じられないような時代を迎えました。宇宙戦艦何とかとかロボット系のアニメなんかでは、アニメ、そういった中でモニターを通じてテレビ電話で通話をするシーンに未来を感じたものです。しかし、今ではスマートフォンを片手に、子供たちまでが簡単にテレビ電話で通話をする時代になってまいりました。そればかりか、スマートフォンに話しかければ即座に回答が出る、そんな時代になりました。当時アニメを見ていたあのときの技術、この技術進歩、この中にいる誰が、何人が予想していたでしょうか。  時代が変わってきているというより、もはや変わってしまったと見るほうがしっくりきます。また、この変わってしまったは質問のキーワードになるかもしれません。こういう見方を今後していかないと時代に取り残されてしまいます。  さて、現在では、自動走行の技術が市販車にも装備される時代に入りました。既にレベル1というところまでは完了、世界ではレベル2に進む車も出てきております。国内では、高速道路同一車線に限ってですが、この技術を部分的に運用する、そういったレベル2を含む車も販売されてきています。  この技術について、内閣府のほうでは、研究開発計画の概要という中で、第10次交通安全基本計画において、2020年までに交通事故死者数を2,500人以下とすると、世界一安全な道路交通網を実現するとされ、第5期科学技術基本計画やイノベーション総合戦略2016の中で、この技術により先導的な役割を果たすことによって得られる価値は社会的にも産業的にも大きく、世界に対し、我が国としての貢献に資するんだということが書かれております。  あま市も愛知県内実験地の1つであります。七宝焼アートヴィレッジ駐車場部分を使い、産官学連携自動走行実証実験、あま市モデルを行っております。こういった取り組みが、このあま市、地元で行われているのはすばらしいことだと考えるとともに、私は複数の愛知県会議員、また、名古屋大学の教授の御理解をいただきながら、個人としても会派としても勉強を重ねてまいりました。最先端技術ということもありますので少し難しい内容もありますが、多くの市民にもっともっと知っていただきたいという考えでおります。あま市外に対してのシティプロモーションというのも大切ですが、これ、はっきり言って、市内の方にもまだまだプロモーションができていない部分を感じているわけであります。よって、この事業を掘り下げていく質問の機会をこの一般質問に求めたわけであります。  ここで数点の質問に入ります。  1つ目、あま市モデルの進捗と効果について。施設内実験と公道実験の話を含め、進捗状況、また、他市のレベル4を扱っている市町との実験の違い、実験があま市にもたらした効果について御説明をお願いいたします。  2つ目、国と県の方針を踏まえ、今後のあま市としてのお考えをお伺いします。  3つ目、あま市では、自動走行実証実験をシティプロモーションの一環としておりますが、関連する企業の誘致や産業振興はこの実験を開催する市としての強みであります。そういうことをしていくのは必須だと思いますが、関連する企業への誘致等、働きかけは行っているのかお伺いをいたします。  4つ目、未来に向かって子供たちの教育に含めるような取り組みを考えられないのか。産官学の学は、現在、名古屋大学を指すわけでありますが、これをあま市の子どもたちの学に向けられないか、そのあたりのお考えをお伺いします。  以上です。 20: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 21: ◯企画財政部長 1点目の本市で行っております自動走行実証実験の進捗状況や効果についての御質問でございますが、今年度の取り組みといたしまして、産官学連携自動走行実証実験促進事業、いわゆるあま市モデルとしての体験試乗会と、愛知県の平成29年度自動走行実証推進事業における実証実験及びモニター調査の合同実施という形で七宝焼アートヴィレッジの駐車場及び施設内道路を会場といたしまして、遠隔型自動運転システムによる実証走行及び一般応募者の体験試乗、モニター調査を実施いたしました。  遠隔型自動運転システムとは、ハンドル、アクセル、ブレーキを自動的に制御しながら、万一、衝突などの危険を察知した場合には、車両とは別に遠隔監視者等が緊急停止の措置を講ずるというもので、運転席は無人となります。  愛知県の実証実験は、県内10市町で実施されておりますが、そのうち遠隔型の実験は5市町で実施されており、一般モニターの試乗につきましては、昨年10月に本市、本年2月に春日井市で実施されたのみとなっております。  このモニター調査の結果を見ますと、自動運転が実現した社会の到来に賛成する意見が、試乗前では7割弱であったものが試乗後は9割弱に向上したことなどから、当該技術が受け入れられる社会づくりに貢献することができたものと考えております。  また、県内外の関連事業者からあま市モデルについての問い合わせもいただいており、本事業は、当該技術を通じた本市の知名度向上、イメージアップに一定の効果があると考えております。  2点目の国と県の方針を踏まえて今後の考え方はとの御質問でございますが、愛知県は、今年度、警察庁が平成29年6月1日に策定、公表しました遠隔型自動運転システムの公道実証実験に係る道路使用許可の申請に対する取扱いの基準に沿って遠隔型の実験を実施するべく、警察庁を初めとした関係省庁と調整し、準備を進めております。  そこで本市としましては、七宝焼アートヴィレッジの駐車場などという公道ではない閉鎖空間という安全性が担保された場所の強みを生かして、県の事業に参画したところでございます。  報道機関によりますと、来年度、愛知県は、複数台の自動運転車を同時に走らせ、全国初の実証実験に乗り出すと言われております。技術レベルの向上を伴う実証実験の際にも安全性を重視し、段階を踏まえて実験を行うことが想定されるため、これまでも自動運転車の走行実績を多数有する閉鎖空間としての七宝焼アートヴィレッジの駐車場等は引き続き有効であると考えております。  したがいまして、来年度におきましても、本市は可能な限り、県の組織と連携した事業展開を図りながら、引き続き本市の知名度向上やイメージアップにつなげてまいりたいと考えております。  3点目の企業誘致や産業の振興に向けての考え方はとの御質問でございますが、本事業はこれまで、自動走行技術を初めとするICT分野やその他の近未来技術にかかわる企業に対し、本市の当該技術に対する姿勢を示すことで、企業誘致のきっかけや産業振興の進展に寄与することを事業実施の効果として取り組んでまいりました。これまでに実施しました体験試乗会には、製造業などの事業者に御参加をいただいた実績もあり、行政としまして、当該分野にかかわることで本市の産業全体の底上げに寄与するとともに、こうした本市の取り組みを外部に向けてPRすることで、分野を問わず、あま市に興味を持っていただくきっかけになることを期待しております。  今後も、本市は当該事業をシティプロモーションの一環と捉え、企業誘致や産業振興の進展に対するきっかけとするよう取り組んでまいりたいと考えております。  最後に、4点目の市内の子供たちにできることはないかとの御質問でございますが、今年度実施いたしました体験試乗会においては、試乗時の安全性確保の観点から、18歳以上を対象としておりました。しかしながら、議員御指摘のとおり、自動運転が実現した社会を見据えて、子供たちの啓発も視野に入れた事業展開も検討すべきであると考えております。今後、安全性が確保されることを前提といたしますが、教育委員会と連携して、子供たちの当該事業の普及、啓発、理解促進を目的とした事業の実施に向け、効果的な手法について調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 22: ◯議長 森耕治議員、2回目の質問をどうぞ。 23: ◯2番議員(森耕治) いろいろとたくさんお話しいただきました。  進捗と効果のところで、答弁では、シティプロモーションを通じて、あま市の知名度向上、イメージアップに一定の効果があるというお話です。  では、直接の効果というのは何に出て評価しているんでしょうね。あと、何をもってシティプロモーションの効果だと考えているのか、そのあたりをお伺いしたい。また、ほかの自治体からの視察等の受け入れの状況について、あわせてお伺いします。  次に、産業の振興、企業誘致の問いですが、先ほど触れました内閣府の開発計画の意義では、世界一の安全な道路交通の実現とこの技術の価値は世界的な産業の貢献に資すると考えているわけです。大原則として、国は、産業の貢献に資するという考え方が全面に出ているわけです。あま市としても、産業の貢献に向けて、シティプロモーションだけじゃなくて、やれることは何かないのかと。例えば、新庁舎の整備に向けて、公道での運用を具体的にしていくようなことがあれば、あま市のシティプロモーション、産業の貢献にも大成功に向かうわけです。  ラストワンマイルの問題を抱える昨今にあって、あま市は住みやすいまちだと認知されれば大きな効果になります。休館日のアートヴィレッジ、ここでは閉鎖空間ということです。このあたりは今問題にしませんが、オープンスペースでの運用はさらなるシティプロモーションにつながると思います。現在では、道路横にペイントをした簡単なゾーンをつくるだけでもできる、そういったシステムもあるようです。新庁舎の周辺整備にあわせて、道路に簡単なコースを整備するような検討はどうだろうかと、そういった夢のある話を含めてお伺いします。  あと、産官学の学についてですが、企画財政部の立場として、教育委員会と連携して調査研究を進めると答弁をいただきましたが、教育長から見て、この実証実験、あま市モデルを子供たちに啓発するために、現在でもできることは私はあると思うんですが、試乗等は安全性の問題もありますが、見学程度ならすぐに可能だと思いますが、このあたり、教育長のお考えをお伺いします。  以上です。 24: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画政策課長。 25: ◯企画政策課長 最初の3点目まで、私のほうから御答弁させていただきます。  まず、シティプロモーションについての効果についてでございます。シティプロモーションの効果につきましては、具体的な数値として指標化することは難しいと考えておりますが、メディアからの取材や当課に入る問い合わせなどから、効果はあらわれておると感じておるところでございます。  遠隔型自動運転システムによる実証走行は、県内では2例目となったものの、一般応募者による体験試乗、モニター調査は初めての取り組みということもあり、当日は民放テレビ局などにも取材をいただいたところでございます。  また、他市からの視察等の受け入れはあったのかというところでございます。昨年度及び今年度で、いずれも自動運転の関係で、東郷町、千葉県木更津市、豊山町から視察またはヒアリングの要望をいただいており、これに対して御対応をさせていただいております。また、一般企業といたしましても、自動運転の関連業者2社からお問い合わせをいただいておるところでございます。  3点目でございます。新庁舎整備にあわせてのコース整備というような検討はというような御質問であったかと思います。新庁舎建設予定地でございます沖之島深坪地区は、愛知県による平成28年度自動走行実証推進事業における実証走行ルートとして、名鉄七宝駅周辺から七宝焼アートヴィレッジに至る県道139号、いわゆる須成七宝稲沢線を中心とした路線におきまして実証実験が行われた実績がございます。  当該地区においては、新庁舎の建設にあわせ、県道139号と新庁舎建設予定地との接道面を中心として周辺道路の整備を行う予定をいたしておりますが、当該計画におきまして、名鉄七宝駅周辺の道路整備は含まれておりません。また、新庁舎建設にあわせた実証実験を見据えますと、第一に名鉄七宝駅とのアクセス向上が想定されるところでございますが、駅周辺の道路は狭小な路線が多く、実証実験にはなかなか不向きな環境であると言わざるを得ないと考えておるところでございます。  しかしながら、当該地区は、沖之島中央地区計画において、防災拠点となるあま市役所新庁舎と調和、連携を図りつつ、安全、安心で災害に強く、かつ子育て世帯や高齢者に優しいまちづくりを進めることを目標としており、将来的な区画道路の改善が計画されていることから、当該地区計画にあわせました公道実証実験の可能性について、今後も検討、検証してまいりたいと考えております。  以上でございます。 26: ◯議長 教育長。 27: ◯教育長 子供たちへの啓発についてでございますが、あま市の子供たちに対して、最先端技術の実証実験が行われていることを紹介することは大変有意義なことだと考えております。現在の試乗車などの安全性の問題があるということでございますけれども、自動走行実施日程等が事前に調整がつけば、見学程度の参加ができるのではないかとも考えております。
     今後は、啓発といたしまして、担当課に事業の紹介映像等を作成していただいて各校で上映するなど、効果的な方法を模索し、子供たちに、担当課と連携をして、先端技術に対する興味、関心を持ってもらえるような工夫をしていきたいと考えております。  以上でございます。 28: ◯議長 森耕治議員、3回目の質問をどうぞ。 29: ◯2番議員(森耕治) 教育長、積極的な御答弁ありがとうございます。ぜひとも未来志向の子供たちをふやせるように啓発をお願いいたします。  さて、ちょっとくどいようですが、先ほどの内閣府の計画意義の中では、世界一安全な道路交通の実現と世界的な産業の貢献に資すると言っているわけです。シティプロモーションにフォーカスする、そういった議論が先頭には来ていないわけです。  あま市としての御答弁では、シティプロモーションの一環として企業誘致をするきっかけというふうで考えておられるということですが、産業の振興や企業誘致のためにこの事業を利用するぐらいの気持ちで考えていただいたほうがいいかなというふうにも思っております。  そして、さらに、先ほど質問がありましたが、巡回バスや、以前私が質問した名古屋市高速度鉄道6号線、そういったものにかわる選択肢にLRT、LRVなどが視野に入っていると思いますが、自動走行の技術を活用していくなど、選択肢が広がっていくのは本当にすぐそばまで、近い将来まで来ているんじゃないでしょうか。大きな夢のあるあま市を実現するために、近未来技術を創造していただいて、そのためには特に若い力が必要です。私もこの議会では2番目に若いんですが、あま市の村上市長もまだまだ若い市長でございます。総合的な方向性、未来志向の市長のお考えをお伺いして質問を終わります。 30: ◯議長 答弁をお願いします。  市長。 31: ◯市長 森議員の御質問は、企業誘致、そして産業振興における利用という御質問だと思います。  私ども本市といたしましても、この事業というのは大変重要なものだと思っております。今はシティプロモーションの一環としてということでありますけれども、今後におきまして、技術の向上を含めて、あま市内においてはやっぱり高齢化率も上がってきておりますし、高齢者の方が乗っていただける形づくり、それにはやはりこういったことに携わっていくというのが一番のものだと思っております。  今、巡回バスにかわる新たな公共交通として活用も想定するということでもございますし、さらに、本事業の市の知名度の向上、イメージアップということも含めて行っているところでもございます。そこで、企業誘致または産業振興のきっかけとなるもの、または、将来的には市民の移動手段としても活用していきたいと、かようにも思っているところでもございます。  近年の自動運転の技術をめぐるとかなりの技術が進んでおりますし、きょうの新聞にも載っていましたけれども、県知事が自動走行は愛知からと、そういったフレーズも出しているのも事実でありますし、県とタッグを組みながら、自動走行に向けて、100年に1度の私は自動車の革命だと思っておりますし、さらにモビリティー革命とも言われているところでもございます。そういった事業を初めとする新たな取り組みも積極的に取り組んでまいりたいと、かようにも思っているところでもございます。  このような新たな取り組みには、議員の御指摘のとおり、若い力の、また、頭のやわらかいと言ったほうがいいかもしませんけれども、やわらかさを持った形づくりもつくっていかなきゃいけないなと思っておりますし、将来のあま市づくりを見据えながら、さまざまな可能性を有する本事業でありますので、今後とも、議員の皆様方を初めといたしまして、若い方のお力をおかりしながら展開していくことであると思っております。  私の答弁とさせていただきます。 32: ◯2番議員(森耕治) ありがとうございました。 33: ◯議長 2番の質問を終わります。  3番、議席番号8番、近藤陽一議員、どうぞ。 34: ◯8番議員(近藤陽一) 8番、政和会、近藤です。  議長のお許しを得ましたので、質問させていただきます。  改良住宅についてお伺いをいたします。  改良住宅の多くは、昭和56年から63年にかけて供給され、建設後30年以上を迎えます。地域住民が安全で安心な暮らしをしていただくことは、あま市にとって最重要なことであると考えます。今後の将来にわたって管理していくためには、管理・更新コストの大幅な増加が見込まれます。それには、改良住宅の効率的で効果的な計画に基づく管理運営が求められています。  居住環境の整備、改善を図るため実施しました小規模住宅地区等改良事業に基づくあま市改良住宅でありますが、地域住民が快く生活できるよう、その運用等について質問させていただきます。  現状、改良住宅の形状等は、2戸1及び店舗つき平家1階建て、そして、中層住宅になっていると思います。  1点目としまして、管理しているのはそれぞれの形状ごとに何軒あるのかお伺いします。  2点目、それぞれ、今現在、何軒の空き家があるのか、及び空き家になってからそれぞれ何年何カ月を経過しているのかお伺いいたします。  以上2点、よろしくお願いします。 35: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 36: ◯企画財政部長 まず、1点目の御質問でございますが、中層住宅と言われます共同住宅が4棟で92戸でございます。一方、戸建て住宅につきましては、2階建て住宅が220戸、平家建て住宅が32戸、店舗つき住宅が6戸の258戸となり、計350戸を管理いたしております。  2点目の御質問でございますが、現在の空き家は、共同住宅が1戸、戸建て住宅2階建てが2戸、店舗つき住宅が1戸の計4戸でございます。  経過年月につきましては、共同住宅は平成26年4月に返還され3年11カ月、戸建て住宅2階建てが平成29年5月と平成27年10月にそれぞれ返還され10カ月と2年5カ月、店舗つき住宅につきましては平成13年12月に返還されまして16年3カ月が経過いたしております。  以上でございます。 37: ◯議長 近藤陽一議員、2回目の質問をどうぞ。 38: ◯8番議員(近藤陽一) ありがとうございました。  改良住宅の条例では、改良住宅に入居することができる者は住宅に困窮すると認められる世帯で、改良住宅に入居を希望する者とするとあります。  そこで1点目、現況居住していない住宅、いわゆる空き家でありますが、今後の計画として、このままの状況がこの先続いていくものなのか、それとも入居希望者を募集するものなのか、住民は今後の方針を心から心配しているのではないかというふうに思われますが、どのように住民の居住意向を考えているのかお伺いします。  次に、2点目、今後の空き家入居募集の実施はどのように考えているのか。時期的なこと、また、実施年度の計画もあわせて伺います。  3点目ですが、空き家入居募集を実施する状況に至った場合でありますが、入居者の選考及び決定については、その選考決定方法はどのような根拠、内容に基づいて、どのように進められるのかお伺いいたします。  以上3点、よろしくお願いします。 39: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  人権推進課長。 40: ◯人権推進課長 今後の入居者予定なんですけれども、審査会予定は、今のところ予定はございません。  あと、審査会実施に当たってですけれども、改良住宅の入居につきましては、あま市改良住宅条例第6条に基づきあま市改良住宅審査会に諮り入居者の決定をすると規定されております。また、審査会の委員につきましては、あま市改良住宅審査会要綱第3条に基づき、市職員並びに栄地区改良事業推進実行委員会をもって組織とすると規定されております。  栄地区改良住宅事業推進実行委員会につきましては、昭和54年8月に発足し、同和対策事業における住宅環境改善のための承認機関として運営し、これまでの入居選考及び家賃の減免等の審査をもって行ってまいりました。しかし、今後は、あま市としての改良住宅に係る審査会のあり方等を含めた目的の要綱改正や現状を踏まえた委員構成の見直しを行う必要性があると認識しております。  そのため、今後は、新たな要綱に基づき、入居についての新しい方針に沿って事業を進めてまいります。  時期ですけれども、審査会にて検討していきたいと思っております。  以上です。 41: ◯議長 答弁漏れはいいですか。      (「まだ伺っていないところがあります」と呼ぶ者あり) 42: ◯人権推進課長 空き家状況の対策についてですけれども、空き家対策につきましては、改良住宅の今後必要な老朽化対策、また、高齢者対策等のさまざまな対応を含め、あま市公営住宅等長寿命化計画の策定見直しを進める予定でございます。その中で、今後、新しい計画に基づき、入居のあり方について検討し、入居の取り決めを進めてまいりたいと考えております。  以上です。 43: ◯議長 答弁漏れはよろしいですか。      (「まだ」と呼ぶ者あり) 44: ◯議長 まだありますか。  暫時休憩します。      (午前11時00分) 45: ◯議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。      (午前11時14分) 46: ◯議長 答弁をお願いします。  人権推進課長。 47: ◯人権推進課長 どうも済みませんでした。  議員のおっしゃられた1番の住民のお気持ち等については、入居者アンケートにより確認させていただきたいと思っております。  あと、2点目、3点目の公募につきましては、予定等、まだ時期も考えておりませんけれども、今後につきましては、抽せん方法、高齢化対策等を含めた入居のあり方について、要綱または内規等を整備し、審査会によって進めていく必要があると認識しております。  以上でございます。 48: ◯議長 近藤陽一議員、3回目の質問をどうぞ。 49: ◯8番議員(近藤陽一) ありがとうございました。  平成26年度作成の公営住宅等長寿命化計画の調査内容では、改良住宅入居者の高齢化が進んでいると考えます。  そこで1点目ですが、高齢者等の利便性を図ることは必要なことであると考えますが、高齢者への配慮として、今後の計画に住みかえを考えることは必然的と考えますが、当局のお考えをお聞かせください。  また、同じく長寿命化計画アンケート調査で改良住宅の払い下げについて聞いておられます。  2点目、払い下げに向けた検討は現在どの程度実施しておられるのか、現状の進行状況についてお伺いをいたします。  また、平成26年度作成した長寿命化計画は、おおむね5年後に計画の見直しの必要性を検討するとしております。  3点目として、次の見直しでの調査内容はどのような方向性、また、内容に基づいて実施されるのか、現状での状況をお伺いいたします。  以上3点、よろしくお願いいたします。 50: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  人権推進課長。 51: ◯人権推進課長 1点目の高齢者の利便性等に含めましても、長寿命化計画の中に沿っていろいろ、先ほども言ったアンケート等を含めて、審査会で検討して考えていきたいと思っております。  あと、2点目の払い下げ等とか、2点目、3点目、今後の方向性は、払い下げについては現時点での予定はございませんが、あま市公営住宅等長寿命化計画の策定において入居者アンケートを実施する予定ですので、その中の意向を踏まえながら今後検討してまいりたいと考えております。  あと、今後のいろいろな予定なんですけれども、5年計画という中で、32年度までに、とりあえず31年度からアンケートとか、いろいろとっていきたいと思っております。  以上でございます。 52: ◯議長 市長。 53: ◯市長 高齢者対策の中で、長寿命化計画をつくるに当たりましては、今、高齢化率が高いことも承知しておりますので、中層にお住まいの方々が階段の上りおり等で大変苦労しているということも承知をしておりますので、そういった意味でも入居者のアンケートをとりながら、そして、この方々にとって、どういった形で住みよいまちにしていくかということが大変重要になってくると思っております。  そんな中でも、入居者のアンケートを実施することによりまして、今後の検討材料の1つとして、入居者に払い下げも含めて、アンケートの中で実施をしていこうということでございます。もちろん、今議員がおっしゃられるように、5年後のいろいろ長寿命化対策をしなきゃいけないわけでありますので、こういった調査内容も含めて、そこの中に入れ込みながら、今後の高齢化対策または払い下げ、そして、住環境をよくしていく、そういったところと、それともう一つは、今後の空き店舗、空き家対策についても、今のまんまの要綱でいいのか、かなり年数がたっておりますので、そういった意味でも、要綱の変更も含めてそこの中に盛り込んでいこうという考えでおりますので、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。 54: ◯議長 よろしいですか。  ありがとうございました。  3番の質問を終わります。  4番、議席番号9番、橋口紀義議員、どうぞ。 55: ◯9番議員(橋口紀義) 9番、橋口でございます。  通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  木田駅南のさらなる整備についてお伺いをいたします。  平成25年に都市再生計画事業といたしまして、名鉄木田駅周辺整備事業の木田駅前線が開通をして、木田駅南の広場、ロータリー、駅前道路が広く地域住民や駅の利用者に開放され、大変に喜ばれているところであります。  木田駅の南部は、マンションやアパートも多く建ち並び、名古屋市内や周辺の市町への通勤の利便性もあって一般住宅も多く建ち、木田駅の利用者もふえてきています。さらに、広い駅前道路が整備されたことにより車での送迎もふえ、駅のロータリーは雨の日もぬれずに改札口まで入れるということで、さらに利用者が多くなっています。  このような利便性もあってか、あま市以外の蟹江町や津島市、稲沢市の企業や事業所の送迎バスなども乗り入れするようになりました。  木田駅を囲む南北の東新町寿会の方々が、いつも駅をきれいに利用してもらいたいとのことで、日々、植え込みの草取りやごみ拾いなどの清掃作業や、四季折々の花の鉢植えを設置していただくなど、協働のまちづくりに協力をしていただいているところでございます。また、駅の南北の駐輪場には、朝早くからシルバー人材センターの会員の方々が自転車の整理に当たってくださっております。  ボランティアの皆さん方やシルバーの皆さん方からもさまざまな状況も伺いながら、毎日駅前清掃活動をしていますと、改札口を出てきた方からトイレはどこにありますかと聞かれて返事に困っています。地域住民の皆様方からも、周囲にもよおされて困っているなどの苦情が寄せられております。木田駅の南にはトイレが設置された公園もなく、大型スーパーもありません。コンビニも駅からは遠く、利用者からは早くトイレを設置してほしいとの要望が多く寄せられています。さらに、県立美和高校に通う生徒さんたちも多く利用しており、高校までの距離は約4キロほどあります。  そこで、木田駅南のさらなる整備と課題点について、当局にお伺いいたします。  1点目、まず、木田駅南のトイレの設置はいつごろになるのか。計画について答弁をいただきたい。  2点目、次に、南側駐輪場は利用者がふえ、自転車の出し入れにも難儀するような状況になっております。駐輪場の増設を望む声が多くあり、西側の歩道部分が余裕のある状況なのだから、現状、打開策としてもフェンス側に斜めにとめられるようにスペースをつくるなど、行政としても柔軟な対応をとっていただけないのかとのお声もありました。当局の答弁をお願いいたします。
     次に、3点目、先ほどもお話ししたように、現在、地域の寿会のボランティアの方々が、冬の寒い時期も夏の暑いときも、駅前広場の植え込みと駅前道路の植え込みの草取りやごみ拾いなどをされておりますが、高齢の方々にとっては大変にきつい作業になってきています。地域住民の中には、そういうことは本来行政がやるべき仕事だと厳しく非難の声を上げる方もおられます。このようなお声について、当局の見解を伺います。  以上、1回目の質問を終わります。 56: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  建設産業部長。 57: ◯建設産業部長 1点目のトイレの設置につきましては、多くの市民が通勤、通学などで木田駅を利用されておりますが、木田駅のトイレは北側構内のみであり、これまで地元の方々から南側にもトイレの設置の要望をいただいております。このため、市では、木田駅前広場の整備の段階から、鉄道事業者に対しまして、駅利用者の利便性の観点から南側にトイレを設置していただくよう要望してまいりました。また、現在進められております駅舎改修工事において工事説明を受けた折にも、改めてトイレの設置の要望をいたしましたが、困難とのことであります。トイレの設置は、木田駅を利用される方々の利便性や快適性の向上から、引き続き鉄道事業者に要望してまいります。  また、木田駅周辺のまちづくりとして、平成29年度から都市計画道路木田駅前線の測量等に着手しており、木田駅前線の南伸やトイレの設置など、多くの事業を国の補助金を活用して一体的に整備することを検討しているため、引き続き、事業化に向けて、鉄道事業者を含む関係機関と調整を図りながら進めたいと考えております。  2点目の自転車駐車場の増設につきましては、西側の歩道部は、歩行者の安全を確保する目的で歩行者と自転車を分離して整備しております。十分な駐車スペースがないことから設置することは難しいと考えております。自転車駐車場の確保につきましては、余裕のある北側自転車駐車場へ誘導を実施しているところでございますが、さらに、東側の自転車駐車場のレイアウト等を変更し、駐車台数を数十台ふやすことを検討しております。  次に、3点目のボランティア活動につきましては、木田駅周辺の美観のために日々の草取りやごみ拾いなど自主的な活動をいただいており、感謝を申し上げます。市としましては、引き続き御協力をお願いしたいと考えておりますが、ボランティアの皆様の高齢化や作業時の事故などが懸念されますので、状況に応じ、今後の対応を検討していきたいと考えております。  以上でございます。 58: ◯議長 橋口紀義議員、2回目の質問をどうぞ。 59: ◯9番議員(橋口紀義) では、再質問をさせていただきます。  まず、1の1として、1点目の鉄道会社とのトイレ設置要望の折衝の中で、鉄道会社から困難と話が出たとのことでございましたけど、その理由についても伺います。  現在、木田駅の南側は、住宅やマンション、アパート等もふえまして、南から通過して通勤、通学される方のほうが多くなってまいりました。県立の高校もあるので、朝夕の乗降時は大変に混雑しております。  鉄道会社は利用者の統計をとっているのかなどを尋ねられたのか、また、鉄道会社の方とはどなたと会われて要望の話をされたのかお伺いいたします。  1の2といたしまして、駅の構内に設置スペースがなくて困難だとすれば、広場か道路に沿った場所に、さらには隣接する土地となりますが、現在はパーキングになっておりますが、駅前には空き地になっていたところもありました。もう何年も前からトイレ設置の要望があって、私も一般質問等で要望をお伝えしてまいりました。なぜ市として土地の所有者と交渉などをされなかったのかと思っておりますが、この件について答弁をお願いいたします。  2といたしまして、駐輪場の件ですが、現在の駐輪場のレイアウトを変更してスペースをふやすとの答弁でした。地域によっては、歩道横にスタンド式にして有料にしているところもありますが、盗難を心配される方にとってはセキュリティの面からもよいのではないかと考えますが、当局の考えを伺います。  3、植え込みの整備、清掃についてですが、現在、土木課としてはどれくらいの頻度で整備に当たっていただいているのでしょうか。地下調整池の点検とあわせて年にどれくらいなのか伺います。  以上、2回目の質問を終わります。 60: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  都市計画課長。 61: ◯都市計画課長 1点目の1としまして、現在進められております駅舎改修工事において、設計段階から鉄道事業者の建設担当責任者にトイレの設置の要望をいたしましたが、既存の駅構内においてはトイレを設置するスペースがとれず、構造上困難であるというお答えをいただいております。  木田駅の利用者数につきましては、1日平均乗降客数として、平成28年度は7,004人と聞いており、利用されている方々もふえていると認識しております。この木田駅を利用される方々のためにも、駅構内のトイレ設置について、地元とともに鉄道事業者に対し早期設置を要望し、調整を図りたいと考えております。  また、2のほうでございますが、土地の所有者との交渉ということでございますが、トイレの設置は木田駅周辺のまちづくりとして必要な要素の1つであると考えておりますが、具体的な事業計画の取りまとめに向けて進めている段階でありますので、土地所有者との交渉には至っておりません。  今年度より、まちづくり事業として、木田駅前線の測量等に着手しておりまして、引き続き進めてまいりたいと考えております。  以上です。 62: ◯議長 土木課長。 63: ◯土木課長 土木課からは、2点目、地域によっては、歩道横にスタンド式にして有料にしているところがありますが、盗難を心配される方にとってはセキュリティの面からよいのではないかという御質問でございますが、有料のスタンド式にする整備及び維持管理、現在の木田駅南自転車駐車場との区別、民間の有料自転車駐車場への影響等のさまざまな課題もございますので、部長の答弁にもありましたように、まずは木田駅南自転車駐車場のレイアウトを変更して駐車台数をふやすこととあわせて、歩道から出入りしやすくするために、現在の既存のフェンスの開口部をふやすよう考えております。  次に、3点目でございますが、どのくらいの頻度で植え込みの整備に当たっているか、地下調整池の点検とあわせて年にどのくらいかとの御質問でございますが、木田駅南広場と駅前道路の植え込みの整備、清掃につきましては、造園業者に年1回程度、地下調整池の点検につきましては、流入ゲート、排水ポンプ等の点検を年2回実施しております。  以上でございます。 64: ◯議長 橋口紀義議員、3回目の質問をどうぞ。 65: ◯9番議員(橋口紀義) ありがとうございます。  2点目、3点目の問題につきましては少し前進があるかなとは思いますけど、まだまだやっぱり、先ほどの植え込みのほうももう少し頻度を上げていただければいいかなと思います。暑い時期、雨の時期とかはすぐ草がたくさん生えてきますので、高齢者にとっては大変苦痛になっておるようでございますので、そこの辺はちょっと頻度を上げていただきたいなと思います。  トイレ設置の件でございますけど、先ほどの国や県の補助金を待っているという状況の話でございましたけど、ただ補助金を持つというのではなくて、やっぱりまずは県事務所の建設部に赴き、要望や申請、陳情などをされるなど、やはり行政としてのアクションをしっかり起こしていただきたいなと思っております。  さらに、まちづくり等に関しましては、国土交通省がトイレの補助金とかを出しておりますけど、トイレに関しては環境にも関連がございますので、環境省のほうからも補助金とかは多分申請ができる部分もあると思うので、行政の皆様方も各部課署で連携をしていただきまして、そういった補助金はないのかなどをしっかりと探していただいて、やはり早いところ、トイレ設置というのは、住民のやっぱり生活に根差したものでございますので、早目にやっていただきたいなと思っております。当局のお考えを伺いたいと思います。 66: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  都市計画課長。 67: ◯都市計画課長 国の補助につきましては、現在は木田駅周辺まちづくり事業として一体的な補助の導入ということで考えておりますが、議員御指摘の地域の条件に合ったほかの補助につきましても今後検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 68: ◯9番議員(橋口紀義) 以上です。 69: ◯議長 4番の質問を終わります。  5番、議席番号19番、松下昭憲議員、どうぞ。 70: ◯19番議員(松下昭憲) それでは、松下でございますけれども、通告に従って質問をさせていただきます。  私は、木田の郷南の土地区画整理事業についての進捗状況をお尋ねしたいと思います。  現在、現場を見ていただきますと、毎日たくさんのダンプカーが入っていまして、盛り土、また、造成を一生懸命やっておられるのでありますけれども、果たしてこの工事が順調に進んでいるかということを考えたときに、私は疑問を感じておるわけであります。  私の調査ではどうかというと、いまだに反対者の数が、私が平成27年の12月に一般質問をしたとき、地権者が110人みえました。そして、反対者あるいは意思表示をされていない方が三十七、八人みえたように記憶しております。まだそれは全然動いていないということであります。  最近、区画整理組合は、事業施行期間を、ごく最近でありますけれども、当初の平成31年3月からまた延ばしまして、平成34年の3月31日までと変更いたしました。その結果、資金計画も変更され、当初の14億3,000万円から約15億500万円とし、事業費と事業施行期間及び工事施工設計を踏まえ、資金計画を変更いたしました。  私はこの計画にも疑問を感じておるわけであります。なぜなら、まず計画には全ての点で無理があるからであります。いろいろな要因がありますが、一番は減歩にあります。すなわち減歩の不公平、これが一番であると思っております。  区画整理法には減歩ということがありまして、例えば地権者の方が100坪を持っておれば、大体50%、50坪の土地を出して、道路、それから調整池、それから緑地と公園、そういうものをつくるのに充てるわけでありますけれども、これが区画整理の原則であります。しかし、木田郷南区画整理組合は、ある特定の人に対して、減歩ゼロで、減歩ゼロですよ、進めております。  参考までに、そのゼロの人は大きな土地を持ってみえるんですけれども、その人も反対をしております。これはどういうことか私もわかりませんけれども、ここが一番難しいわけであります。この特定の人の土地も当初の事業計画に入っておらなければよかったんですけれども、入っておるもんですからおかしくなっております。愛知県の設立許可申請を面積で出しているわけであります。誰でも土地の減歩なしに自分のところはよくなるというのは欲でありますので望むところでありますけれども、ここまで進んでおると、当初から申請の面積を申請し直すということはできません。  話は少し変わりますが、今、約2,700坪の反対者の中で、ある開発業者を中心に土地が売却されております。組合側も資金のやりくりのためだと思いますが、保留地になるというところを、もちろん、これ、一等地なんです、保留地というのは売りにくいところを出すんですけれども、この組合は保留地を、一等地を出しております。まとめてその特定の業者に売却をしようとしておるところであります。  もし、この事業が完成したときには、この木田の区画整理組合の事業ではなくて、木田郷南何とか何とか村という開発業者の団地になるのには間違いないです。間違いありませんよ、これをやるのは。あま市は、確かに木田郷南の街路として形成できるとは思いますが、結局、この開発業者のために多額の資金を投入するということになると思います。  その資金でありますけれども、あま市は、この組合に巨額の資金を既に投入、また、これからも用意いたしております。平成22年度の調査に始まり、23年、24年、26年、27年、28年、29年度までに、また、30年度も資金援助をいたします。29年度までに調査費として約2,721万円、助成金として1億8,460万円、交換金として5,000万円、合計、この3月末までに2億1,180万円を捻出します。さらに来年度、平成30年度にも助成金8,000万円、交換金として4,000万円、合計1億2,000万円を出す予定であります。  私は、この事業は、本来の土地区画整理事業の目的から大きく逸脱していると思います。組合の定款には、健全な市街地の造成を増進することを目的とし、土地区画整理法第3条第2項の規定により、この土地区画整理組合が施行する土地区画整理事業について必要な事項を定めることを目的とするということになっております。  しかしながら、現在は、ある特定の開発業者のために、あま市は道水路等のためのお手伝いをしているようになっております。また、そのようになるでしょう。私は確信しております。  そこで、平成26年2月28日付の愛知県知事に出された土地区画整理組合設立許可申請、通称副申というものでありますけれども、それには、市長は、県知事に対して、提出について内容を審査したところ、適性と認められるのでよろしくお取り計らいくださいとあります。これがその副申というものであります。愛知県知事、大村秀章殿、うちの市長から出しております。  市長は、県知事に対して、提出について内容は精査されたのか、審査したのか、適正だと言っておりますけれども、普通、副申を出すときには、地権者の約90%が賛成しておらなければならないということは、この段階で70%ちょっとなんですよ。愛知県の窓口の方に、私、問い合わせました。やっぱり通常は90%以上という答えが返ってきました。しかしながら、市長から副申が来ましたので、まあ、やってくれるだろうということで認可申請をおろしたということであります。  市長、一体、誰の助言で、どういう見通しでこんな安易な副申を出されたんですか。お答えください。  私が市長に27年の12月の一般質問をしたときに、市長が答弁されております。何はともあれ、責任という問題に対しては、区画整理の部分に関しましては、やはりそこには組合という施行をしておりますので、組合の責任も含めて、市が投入をしている財源も含めますと、市としてはトップである私の責任も出てくるであろうというふうな認識は持っておりますと答えております。現在もその気持ちに変わりはありませんか。  また、本当に平成34年3月末に組合として区画整理が完了しますか。このままでは、私が言うように、組合の名のもとに、開発業者の、ディベロッパーの何とか村になってしまうんじゃないですか。  また、話はちょっと変わりますが、組合員の中からも、今、盛んに盛り土、造成をしておりますけれども、その土が、一体土砂がどこから来たんだという声が上がっております。聞いても答えてくれないという声を私に言っております。その土の何が問題かといいますと、その土は問題のある土じゃないのかということなんですよ。ダイオキシンとか水銀が入っていないかとかいうことを心配しておられるわけです。だから、即座に会員の皆さんに説明をしてあげてほしいわけです。そうでないと、ただでもらったからといって、後でえらい高い、掘り返してまた埋め戻すということになると高くなりますのでということを大変会員の皆さんが心配しておられますので、そこらあたりを周知していただきたいと思います。  そこで、1回目の質問といたします。  副申に対してですが、なぜこんな計画で、異例とも言える、賛同者が少ないのに副申を提出したか。誰の助言があったか。  2番目、現在でも本当に平成34年の3月に完了すると思ってみえるか。あま市は現在建設が幾つもあって、資金繰りがいっぱいいっぱいのはずであります。この組合に対してトータルで2億4,000万円を投入するわけであります。失敗あるいは再々の延期になったときは市としてはどのような責任があるのか、お聞かせ願いたいと思います。  私、いろいろ質問しておりますけれども、私も地元の木田に住んでおりまして、この区画整理そのものには賛成なんですよ。だけれども、組合のやり方が非常に不健全なやり方である、不透明なやり方である、一部の幹部の人だけで進めているような気がしますので、私は苦言を呈しておるわけであります。私は年をとっておりますので、頭の脳みそはかたいんですけれども、心配は十分にしておりますので。  そういうことですので、何とかうまいこと、よその不動産屋に乗っ取られたような形の区画整理ということでなくて、木田の組合の人が喜ばれる、既に減歩が65%ぐらい取られると言ってみえる方がみえるんですよ。そういうことのないようにしっかり進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  1回目を終わります。 71: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  建設産業部長。 72: ◯建設産業部長 まず、副申につきましてお答えをさせていただきます。  設立認可申請書を審査する際には、土地区画整理法、同施行令、同施行規則等に照らし合わせて、適正な手続を行って認可申請がされているかを確認いたします。また、認可申請の前には県との事前協議を行い、進めております。同意率につきましては、土地区画整理法の第18条では、組合設立の認可申請をしようとする者は、土地所有者等の人数及び地積の合計の3分の2以上の同意が必要としておりますが、これは組合設立のための法定の最小限の条件として定めたものであります。この組合事業を円滑に進めるために、組合員との意見調整を図り、理解をしていただくことが重要でありますので、市としてもしっかりと指導、監督をしてまいります。  また、次に、33年度末までに事業が終了するのかという御質問でございますけれども、排水路等の耐震設計及びボーリング調査の結果に伴う基準、構造等の変更や物価等の上昇によりコスト増となっていることがございます。また、同意をいただけない方への対策などによる事業期間の延長に、33年度末までに延伸されたこともありますけれども、組合はこの事業計画に基づいて事業を進めることを言っておりますので、市といたしましてもしっかりと監督、指導をしていきますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 73: ◯議長 市長。 74: ◯市長 以前の質問の中で、私が、責任があるのは最後は私だというお答えですけれども、これは今でも変わりません。やはり予算を執行している関係では、やはり私の責任はあるという考えでおります。  そして、副申の提出は誰かが指示したのかということでありますけれども、これは、組合ときちんと協議をした上で、今、部長が申したものに対して、きちんとそれを協議し、そして、それならばということで提出をしたということでありますので、よろしくお願いします。 75: ◯議長 建設産業部長。 76: ◯建設産業部長 盛り土のことについてでございます。  造成工事に利用しております流用土につきましては、公共事業、今は国道41号線の整備をしているときに出た土というふうに聞いておりますが、そこから排出されたものでございまして、組合では、事前に土質の状態を確認し、搬出者による土質調査の結果を踏まえて搬入しているというふうに聞いておりますので、よろしくお願いいたします。 77: ◯議長 松下昭憲議員、2回目の質問をどうぞ。 78: ◯19番議員(松下昭憲) 今の盛り土の話ですけれども、土砂の話ですけれども、組合員に徹底していないから、徹底するようにしてやってください。尋ねても答えないと言っておりますので。  それから、工事が34年に完了するという自信を持ったようなことを言っているんですけど、反対者が三十何人もおって、市はいいですよ、道路整備と、いろんなそういうところに、下水等の整備にということで補助金等々、助成金を出していると思うんですけれども、道路等に反対者がおると道路はできないんじゃないですか。道路ができますか、反対者がおって。ついこの間も一等地の保留地をどーんと埋め立てて、反対の地権者が怒って県のほうへ届けまして、県がすぐもとに返せということで、また農地に返しました、真ん中辺を。  そういうことがあるので、反対者がこれだけおって、土地が、道路のところが全部抜けておればいいですよ、賛成者ばかりの。だけど、反対者がおったら道路はできないでしょう。そうすると、いつまでたっても、これ、区画整理としては完了しないということじゃないですか。そこら辺はどう考えてみえますか。 79: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  都市計画課長。 80: ◯都市計画課長 議員御指摘のとおり、この組合には同意をいただけない方が現実におみえになります。平成28年の9月に仮換地指定をしております。この関係でも、仮換地指定に対して審査請求をされている方が1割程度みえるということで、現在、組合のほうでは、工事はその方々を除いて、やれるところから今現在進めているのが平成29年度でございます。  審査請求に関する土地に対して、工事については、仮換地指定に伴いまして、従前の土地は使用収益ができなくなりますので、土地区画整理法からしますと、ただ、現場の状況にもよりますが、工事を進めることはできることとなりますが、ただ、今後、事業を円滑に進めるためには、組合員の方々と意見調整をしっかりと行っていただいて、理解を得た中で進めていただくことが大変重要になると考えておりますので、組合のほうに対しても、同意をいただけない方々に対しても、個別に現在交渉を進めているということも聞いておりますし、市としてもしっかりと指導していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 81: ◯議長 松下昭憲議員、3回目の質問をどうぞ。 82: ◯19番議員(松下昭憲) しっかりと話し合いって、ここまでこじれていたらなかなか難しいですよ。市長も部長も課長もできるできるって、希望だと思うけれども、思ってみえるけど、なかなか反対者は強固ですよ。よく話し合って、何とか、夏になったらかんすが来ますので。今、埋め立てているから川が少なくなりました。私は木田のために、何とかうまいこと円滑に進めていただくように一層の努力を期待いたしまして終わります。ありがとうございました。 83: ◯議長 答弁よろしいですか。 84: ◯19番議員(松下昭憲) はい。 85: ◯議長 5番の質問を終わります。  お諮りします。  暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。      (異議なし) 86: ◯議長 異議なしと認めます。よって、暫時休憩といたします。ここの時計で13時30分までといたします。よろしくお願いいたします。      (午前11時59分) 87: ◯議長 少々お時間が早うございますが、皆さんおそろいでございますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。      (午後1時28分)
    88: ◯議長 6番、議席番号5番、山本雄一議員、どうぞ。 89: ◯5番議員(山本雄一) 5番、政和会、山本雄一です。  議長のお許しをいただきましたので、通告に基づきまして質問をさせていただきたいと思います。  テーマは、危機管理についてであります。具体的には、あま市国民保護計画、これについてお尋ねしてまいりたいと思います。  この国民保護計画については、先般6月議会でも一般質問をさせていただきました。その後、市民の皆さんの安全、安心のために、どれだけ法に基づいてやらなきゃいけない作業が進められているのかということについて確認をさせていただきたいと思います。  皆さん、メディア等で御承知のとおり、日本の我が国の安全保障の環境というのは非常に緊迫をしてきております。昨年1年を見ましても、北朝鮮による弾道ミサイルの発射実験が数回、それから核実験も行われております。非常に緊張な状態が続いているわけであります。  ちょうどこの間、平昌のオリンピックが閉幕をいたしました。3月8日から18日までの間は、平昌でパラリンピックが開催されるわけでありますが、その間はアメリカと韓国の米韓合同軍事演習というのは延期をされているようです。逆に言いますと、これが終わるといよいよ米韓合同の軍事演習が行われると。  2月23日のロイター通信によりますと、米国の沿岸警備隊、USコーストガード、これをアジアに派遣することを検討しているとアメリカのトランプ政権が発表しております。どういうことかというと、今、国連の安全保障理事会の決議によって、北朝鮮に対して、石油等最低限度を除いての禁輸措置がとられているわけですが、実際には公海上において船籍不明のタンカーという形で、瀬取りというそうですが、石油の密輸のようなことをやっていると。これを、規制を強化していこうという意味合いでそういったことを始めてきております。ただし、これを余り厳しくやり過ぎますと、海上封鎖ということになる。海上封鎖になると、北朝鮮としてはこれは戦争行為だということも明言しておりますので、情勢としては余りよろしくない方向に今動きつつあるわけであります。  誰もわからない。この先何が起こるか、誰もわかりません。誰も戦争など望んでいません。このままみんなが平和に暮らしていくことを当然望んでいるわけでありますが、起きてしまった、もし何かが起きてしまったときに何も準備をしていないというのは、これは最もいけないことであります。やはり、さまざまなことを想定して準備しておく、備えあれば憂いなしという言葉があるとおり、やはり我々は今やれること、事前に準備をしておく必要があるのではないかなと思っております。  法律の面から見ますと、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律と、長い法律名でありますが、いわゆる国民保護法と言われているものです。この国民保護法に基づいてあま市の国民保護計画というのは策定をされています。  愛知県の防災局防災危機管理課、危機管理・国民保護グループというところがホームページ上でちょっとした資料を出しておりまして、非常にわかりやすい資料でありました。その中に住民のみなさんを守るための措置というところがあります。国民の保護のための措置は、住民の避難、それから避難住民の救援、そして武力攻撃災害への対処、この3つの柱からなりますと書いてあります。  住民の避難、これ、順番にいきますと、国が避難措置を指示します。その指示が都道府県知事に伝わって、都道府県知事が地方自治体、市町村に対して避難の指示をするわけであります。避難の指示の通知があった場合、市町村というのは何をしなきゃいけないかといいますと、避難実施要領を策定しなければなりません。そして、実際に住民の避難誘導をしていかなければならないわけであります。  先ほど申し上げました国民保護法、略称ですけれども、これの第35条を見ますと、「市町村長は、都道府県の国民の保護に関する計画に基づき、国民の保護に関する計画を作成しなければならない。」と、このように書いてあります。  また、愛知県の作成しております愛知県国民保護計画というのがありますが、これの102ページ、ここには、「市町村は、知事、県警察等の関係機関と緊密な意見交換を行うとともに」、ここからが大事ですが、「複数の避難実施要領のパターンをあらかじめ作成するものとする。」と。そして、「この場合において、高齢者、障害者、乳幼児その他の自ら避難することが困難な者の避難方法、季節の別(特に冬期の避難方法)、観光客や昼間人口の存在、混雑や交通渋滞の発生状況等について配慮するものとする。」と明記されております。  あま市国民保護計画、29年3月に出されているものでありますけれども、これの27ページを見ますと、避難実施要領のパターンの作成という項目がございます。「市は、県、県警察等の関係機関と緊密な意見交換を行うとともに、複数の避難実施要領のパターンをあらかじめ作成する。この場合において、高齢者、障がい者、乳幼児その他の自ら避難することが困難な者の避難方法、季節の別、観光客や昼間人口の存在、混雑や交通渋滞の発生状況等について配慮する。」と、こういうふうに明記をされているわけであります。  ちなみに、消防庁が作成しておりますパターン作成の手引きというものがありまして、パターンを作成するということについて手探りの状況ではないわけでありますね。別に、武力攻撃事態だけが災害ではありません。大規模地震、それから洪水等を含めて、災害というものは当然起こることを想定して、そのためにパターンを作成しなさいよ、消防庁もマニュアルをわざわざ作成しているわけであります。  その点からなんですけれども、私が6月議会でお伺いしたとき、実際に国民保護計画における実施要領のパターンについて用意していますかと言いましたら、1つ弾道ミサイルに対してのパターンは作成してありますという回答でありましたが、その後半年がたちました。今の避難実施要領のパターン、これ、複数作成すると書いてありますので、今は幾つありますでしょうか。また、その内容についても教えていただきたく思います。  それと、再三申しておりますが、高齢者、障害者等々の自力での避難が困難な方の避難方法等について、また、季節の別について、交通渋滞の発生等について配慮されていますでしょうか。これについてもお答えをお願いいたします。  2つ目としまして、あま市国民保護計画の32ページになるんですが、これは第4章、国民保護に関する啓発というところの国民保護措置に関する啓発、(3)というところで、学校における教育という項目がございます。「市教育委員会は、県教育委員会の協力を得て、児童生徒等の安全の確保及び災害対応能力育成のため、市立学校において、安全教育や自他の生命を尊重する精神、ボランティア精神の養成等のための教育を行う。」とこのように明記されております。  ということで、学校教育の現場において、こういった児童、生徒等の安全の確保や災害対応育成能力のためには、具体的にどんな教育をなされていますでしょうか。  以上で1回目の質問を終わります。 90: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  総務部長。 91: ◯総務部長 1点目につきましては私から、2点目につきましては教育部長からお答えをさせていただきます。  あま市国民保護計画では、県、県警察等関係機関と緊密な意見の交換を行うとともに、複数の避難実施要領のパターンをあらかじめ作成することとなっており、弾道ミサイル攻撃やゲリラ、特殊部隊による攻撃の場合の避難実施要領をパターンごとに作成してございます。そのパターンでは、季節の別や交通渋滞の発生を加味した計画とはなっておりませんが、高齢者や障害者等の避難行動要支援者への配慮につきましては、地域住民や自主防災会組織等の協力を得ながら、自然災害への対応に準じて努めることになります。そのため、自主防災会等への啓発につきましては、防災だけではなく、国民保護も視野に含めて進めてまいりたいと考えております。 92: ◯議長 教育部長。 93: ◯教育部長 2点目につきましては、愛知県に全国瞬時警報システムによる緊急情報が発信された場合において、在校中はできるだけ窓から離れ、机や物陰に身を隠す、登下校中は近くの建物に避難する、登校前においては児童、生徒は登校せず自宅待機とするなど、児童、生徒がとるべき安全行動を各小中学校の朝礼などで指導しました。また、保護者へは、児童、生徒の安全行動の内容について記載したお知らせを配布し、啓発を行いました。  災害対応能力育成のための具体的な教育としまして、各小中学校における避難訓練の実施や、市、各自主防災会などが協働して実施する総合防災訓練に中学生も参加し、国民保護措置の啓発を含めた災害対応能力の育成に努めております。  以上です。 94: ◯議長 山本雄一議員、2回目の質問をどうぞ。 95: ◯5番議員(山本雄一) 今、回答の中で、避難実施要領のパターンを複数作成していただいているということで、これは、パターンどおりのものが起こるとは限りませんけれども、幾つか想定してつくることによって、そのエッセンスをとって避難実施要領を作成することが可能かと思いますので、ぜひとも今後も進めていっていただきたいなと思います。  ただ、季節の別等を考慮、今配慮はできていないということでありますが、それほど難しいこととは私は思わないですね。ベースのパターンがあれば、じゃ、冬季の場合はこれに何が要るのかということを検討していただくだけであります。実際にやって、足らなければまたそのとき対応すればいいわけですが、ないというのが余りよくない。考えることで、ひょっとしてこれが要るのかな、あれが要るのかなという試行錯誤をすることが職員の皆さんの知識向上、技術向上にもつながるかと思いますので、やっていないならやっていないで前に進めていただきたいと思いますので、今後そういった形で季節の別、交通渋滞の発生等も配慮してパターンを充実させていっていただきたいなと思います。  それから、自力避難できない方については、老人施設、保健施設ですとか、あるいは市の病院ですとか、保育園等々があるかと思います。そういった施設の方たちと恐らく連携をしていかなければいけないかと思いますし、この後の質問にもつながってくるんですが、なるべく常日ごろからやはり情報共有するなり、コミュニケーションを図るといったことを努めていっていただきたいなと思います。  この国民保護計画に関するものというのは、大きな意味での災害の対応のことでありますので、別にほかの天災、地震や洪水等にもある部分はもちろんのことながら運用できるわけです、準用できるわけですから、ぜひともそういった観点からもしっかりと進めていっていただきたいなと思います。  それから、教育の分野のほうについての回答の中で、学校のほうで避難訓練をやっていただいているということなんですけれども、ちょっとこれは、イエスかノーかというだけで結構なんですが、後でお答えいただきたいんですが、国民保護計画に準ずる内容の避難訓練であったかどうか、その1点だけお答えをいただきたいと思います。  それと、登下校時あるいは在校中のとき、あるいは在宅中のときのそれぞれの、どういうふうに対応したらいいのかということを朝礼等でお示しいただいているというふうに回答いただきました。  これ、素朴な質問なんですけれども、これももしこの場でおわかりなら回答をいただきたいのですが、例えば登校中あるいは下校中、どこにいるかによってどこへ逃げるのかという話なんですけど、家の近くなら家に戻ったほうが安全かもしれません。学校の近くなら学校に戻った、あるいは進んだほうが安全かもしれない。その中間だった場合、どうしたらいいのかということ。特に低学年の子たちというのはなかなか判断がつかないと思います。これは、防犯の点からも言えるかもしれないんですけれども、何かあったときにはどこに逃げればいいのかということをやっぱりふだんから伝えておいていただきたいなと思うわけでして、そういった面から、例えば登下校のときなんかは、もし途中であった場合には学校に戻ったほうが安全だよとか、あるいはこども110番の家に行ったほうがいいよとか、近くにたまたまスーパーとかコンビニがあったら、そういうところでも入ったほうがいいんだよとか、そういう議論をされているかどうか、その点についてお答えいただければなと思います。  それから、ちょっと話が変わりまして、あま市の国民保護計画の23ページなんですけれども、これは訓練という項目になっておりまして、(1)市における訓練の実施、それから(2)訓練の形態及び項目ということでいろいろとこちらに明記されております。とにかく訓練はやりなさいということになっているわけで、何でやらなきゃいけないのかと、それは法律に書いてあるからということも一つの答えかもしれませんが、目的があっての法律ですからね。でも、それ以外に、やっぱり自分たちの身を守ると、それから、職員の皆さんも当然同じように避難者なわけでありますけれども、皆さんのお仕事の関係上、やはり災害対策本部が立ち上がったらそこに参集してできることをやっていかなきゃいけないわけであります。  例えば、これ、見ますと、訓練というのは、対策本部を迅速に設置するための職員の参集訓練ですとか、それの対策本部の設置運営訓練、3つのケースがあって、これが1つ目。2つ目が警報・避難の指示等の内容の伝達訓練及び被災情報・安否情報に係る情報収集訓練、3点目として避難誘導訓練及び救援訓練と、大きくこの3つのものが掲示をされております。  つい先日なんですが、平成29年12月19日の閣議において決定されました国民の保護に関する基本指針、これが一部変更されました。8ページ、9ページのところに訓練という項目がありまして、ここで若干追加をされているわけなんですが、追加のところを読みますと、「実際に資機材や様々な情報伝達手段を用いるなど実践的なものとするよう努め」というふうに書いてありまして、さまざまな伝達手段を用いると、新しくこういう項目も入っているわけであります。  今のあま市の国民保護計画における訓練の項目の中にも情報の伝達訓練、情報の収集訓練というのがあるわけで、例えばこれもあってはならないことでありますが、EMP攻撃、電磁パルス攻撃、高高度で核爆発をすることによって強力な電磁波が一気に発生して、通信機器が長期にわたってダウンするということが想定されています。これ、どこにもまだ被害を受けていないので、誰もわからないわけですね。シールド等をやってあるようなものがあって、果たしてそれが機能するかどうかも、なかなかみんな実験しているわけじゃないのでわからないわけであります。  そうしますと、じゃ、通信手段が使えないときに、電話が使えない、ファクスも使えない、メールも使えない、こういったときにどうやって情報を伝達するのか、情報を収集するのか、やはり考える必要があると思います。計画というのは、考えた結果を文章にして書くわけでありまして、皆さんが使えなきゃ全く意味がないわけですね。ただ文字が書いてあるだけだったらこれは必要ないわけであります。やはり使えるものをきちっとつくり込んでいく。最初から100点のものは当然できるわけでありませんから、1つずついろんな議論を重ねながら考えていく、そして、そのために訓練をやっていく必要があるのではないかなと私は思います。訓練をすることでいろんな課題が見えてくると思います。そういうことを、状況を想定して、やはり1つずつ課題を掘り起こして、その課題に対して対策を考えていく、その積み重ねがいざというときの私たちの守りになるのではないかなと思っております。ということで、これは訓練を検討していかなきゃいけないのかなと私自身は思っています。  平成25年には、愛知県は名古屋市で国民保護の訓練を実施しております。平成28年度は豊田市で行っております。平成29年度は豊橋市で実施をしております。ちらっと読んだ、たしか新聞かニュースだったと思いますが、津島市でも何か訓練をしたようなふうに記憶があるんですが、ちょっと定かではありませんので。いずれにしても、少しずつ愛知県の中でもこういった訓練をやってきているわけであります。  我が市においても、単独でやるのはなかなか、これは難しいのかもしれませんが、先ほど言いました、例えば参集訓練や本部の運営訓練というのは、これは十分可能なわけでして、現在も国民保護に関しない部分、例えば地震ですとか、そういった天災、災害の防災上の観点で訓練をされていると思いますが、こういった訓練を現状どこまでやっているかについて教えていただきたいと思います。  以上で2回目の質問を終わります。 96: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  安全安心課長。 97: ◯安全安心課長 参集訓練の実施につきましては、有事の際には初動体制が重要であることから、職員への連絡体制を確認するなど、毎年訓練に努めております。本年も国民保護に特化はしておりませんが、幹部を対象とした参集訓練やメールシステムを活用した全職員を対象とした安否確認訓練及び災害対策本部の運営訓練を実施しております。  今後も国民保護も含め、さまざまな事案を想定した訓練を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 98: ◯議長 教育部長。 99: ◯教育部長 準ずる避難訓練については、特に訓練は行っておりません。  ということと、もう一つ、どこに逃げればということでございますけれども、先ほど、在校中につきましては、学校に先生がみえますので学校の先生の指導があると、あと、登校中、下校中であれば、全部ではないですけれども、見守り隊とか先生が連れ添っていますので、先生と見守り隊の指導で安全確保をしていただくと。もしいない場合もありますので、その点については検討していかなくてはいけないかなと思っています。  また、ほかに、ちょっと外れるかもしれませんけど、今、コンビニというお話が出ましたので、キッズ防犯訓練というのをやっています。これは小学校3年生対象ですけれども、そちらのほうも危険を感じたらということで行っていますので、そちらのほうも子供にとっては役に立つ方法ではないかと考えております。  以上でございます。 100: ◯議長 山本雄一議員、3回目の質問をどうぞ。 101: ◯5番議員(山本雄一) お子さんの訓練については、すぐにそういった避難訓練ができていないということであれば、これは前回の議会の質問でも私が申し上げたとおり、普通の防災訓練の中の1つのメニューとして、こういうこともやっていったらこういうこともあるかもしれないよという、そういう啓発はぜひ進めていただきたいなと思います。  そして、子供さんを通じて家庭で話し合う機会も設けていただきたい。といいますのは、お父さん、お母さん、例えば仕事に行っていて、あるいはレジャーや旅行などで、あま市じゃなくて、東京に例えばたまたま仕事で行っている、大阪にたまたまいると、あるいは毎日名古屋で仕事をしているんだといったときには、本当に、例えば地下があるなら地下に逃げ込んだほうがいいよということを知っている、知らない、それはもちろん個人のレベルの問題かもしれませんけど、啓発しなきゃいけないってことは法にも計画にもこれは書いてあるわけでありますので、学校を通じたものが、子供から言われるのが大人というのは一番聞くと思いますので、しっかりとそういう意味で考えていただく。これは、結果的にはほかの防災にも役立つわけであります。延長線上として、先ほど答弁がありましたように、防犯にも関連してくる問題かと思いますので、本当に考える機会を与えていただきたいなと心から思っております。  それで、訓練のほうも今後実施していただけるというような御回答でありましたので、1つずつ、大きなことはなかなか難しいと思いますが、やれる範囲のことから、そして、また課題を見つけて、いざというときのためにぜひとも備えていただきたいなと思います。  それで、最後に、市長に御答弁をお願いしたいと思います。  市長、これで、3期目もこれからリーダーシップを発揮されていくということで、住民の安全、安心のため、こういった武力攻撃事態等も含め、こういう災害に対してどうリーダーシップを発揮されていくおつもりかお考えをお聞かせいただいて、私の質問とさせていただきます。 102: ◯議長 市長。 103: ◯市長 国民保護のみならず、国民保護も含めて、災害の有事につきましては、市民の被害を最小限に抑えるのが私の使命でもありますし、責務だと思っております。そういった意味でも、国や県、そして、あらゆるところと情報をきちんと私も入れながら、いち早く市民に的確に情報を提供することが大事だと考えております。そういった周知をすることが重要でありますし、また、危機管理のハード面におきましても、ポイントの1つでもあるかと考えております。  地域がそれぞれの組織といかに連携しながら、市行政だけで行うことは大変ハードルも高いわけでありますので、やはりここはあま市のいろんな組織との共有化をしていくということが大変重要にもなってくるだろうと思っております。  その中でも、先ほどから議員がおっしゃられています高齢者または障害者、そして乳幼児、いわゆる自力で避難が難しいと言われている要支援者に対しましても、きちんとした配慮または行動をしていかなきゃいけないとも考えておりますし、また、そういったことが強固のものだとも考えております。  そういった中でありますけれども、市と地域が連携することが間違いないわけでありますけれども、この30年度の予算にも入っております防災専門員の方ときちんとした活用をしていただきながら、さらに、災害が起きたときの行動というものを的確にやっていかなきゃいけないというものもございますので、そういった意味でも連携をきちんととりながら体制をつくっていくといったことでございますので、またいろんな状況になってもきちんとした情報を入れながら市民に伝達をしていくということには間違いないわけでありますので、きちんとした形で訓練または行動もしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 104: ◯5番議員(山本雄一) ありがとうございました。 105: ◯議長 6番の質問を終わります。  7番、議席番号4番、亀卦川参生議員、どうぞ。 106: ◯4番議員(亀卦川参生) それでは、通告に従いまして、新庁舎について質問をいたします。  大きな1つ目として、あま市で大災害が発生したときに新庁舎の災害対応能力がどうあるべきか、12月議会で私が伺いましたが、答弁のないものが幾つかありました。その後、新庁舎について、議会への説明の中で触れられましたが、改めて伺っていきます。  この部分の12月議会での質問を振り返ってみます。  新庁舎で検討を願いたいこととして、1、庁舎は避難所になっていなくとも住民が避難をしてきたときに対応できるようになっていなければなりません。避難住民を受け入れるため、庁舎の待ち合いロビーを含めた市民活動スペースと個人情報が詰まっている執務スペースを分けるためのシャッター等を備えてもらいたい。2、大災害が発生した場合は、職員は24時間体制での対応が求められます。職員が休憩や仮眠をとる場所を確保し、その場所には冷蔵庫や水屋を備え、水分補給や軽食をとれるようにすること。3、災害現場に行って泥んこになって帰ってきた場合に使えるシャワーを備えてもらいたいという3点については具体的な答弁がありませんでした。  この提案に対する12月議会での企画財政部長の答弁は、新庁舎はあくまで一時的な避難所としての避難確保のため、災害時の対応に必要となる機能について、防災部局と調整しながら引き続き検討していきたいというもので、新庁舎の一時避難所としての機能を持つことの大切さを認識し、職員が復旧、復興に向けて仕事に全力を挙げられる職場環境の大切さを前向きに捉えていると理解をしました。  そこで改めて伺います。  1、住民の一時避難場所としてのスペースを確保しながら、個人情報を守るためのシャッターの設置についてはいかがでしょうか。  2、大災害発生時、職員が休憩や仮眠をとる場所は確保されるのでしょうか。そして、その場所には冷蔵庫や水屋を設置し、水分補給や軽食がとれるようになるのでしょうか。  3、大災害に限らずに見た場合、災害は年数回発生するということも想定が必要と思われます。その場合、職員は必ず現場に出かけて被害状況などを確認する仕事が発生します。泥んこまでとはいかなくとも汚れることがあります。暑いときなら異臭が発生するでしょうし、寒いときなら風邪などの原因になりますし、開庁時間と重なったときには住民に不快感を与えかねません。同時に、一生懸命に仕事をしている職員自身にもいいイメージには映りません。こういうときのためにシャワー施設が必要と思いますが、いかがでしょうか。  大きな2つ目です。  建設費120億円をかなり抑えることが必要でないかという質問です。  概算の事業費として公表されているのは、庁舎建設費として基本計画、基本構想で考えられた部分に防災機能の強化によるものを加えて94.5億円、用地取得費7.7億円、その他関連整備費として17.8億円、合計120億円とされています。その他関連整備費の中には、災害対策支援設備、受付表示システム、議会のシステム、備品等も含まれており、100億円を超える金額が新庁舎の直接の整備費になっています。  先日、ニュースで流れていましたが、岐阜市の新庁舎建設の本体入札が127億円の予定価格で不調に終わったそうです。岐阜市庁舎の入札が幾らぐらいにふえるのかはわかりませんが、人口8万8,000人のあま市の庁舎の建設費が120億円というのは余りにも高過ぎないでしょうか。  財政面から見てみます。  先日の全員協議会で説明されましたあま市中期財政計画、平成29年度ローリング版によりますと、新庁舎開庁予定の平成34年度の市債、市の借金残高が今年度の182億円から284億円と100億円以上ふえていきます。基金、市の貯金を同じ期間で見てみますと、86億円から44億円へと減っていきます。借金と貯金の差額を見てみますと、今年度が95億円、平成34年度が240億円近くになります。この数字を見ただけで、財政的知識が乏しい私でもこれで大丈夫なのという不安に駆られます。  いわゆる箱物と言われる公共施設、必要なものはつくっていかなければなりませんが、必要最低限にしていく努力と施設の建設費を思い切って抑えることが求められています。新庁舎も例外ではありません。新庁舎建設に賛成、反対の意見はいろいろありますが、それは別にして、私は、120億円は余りにも大き過ぎるのではないかと考える1人です。この立場から、建設費を切り詰めていくためにどうすべきかの提案とあわせて質問をしていきます。  1つ目は立体駐車場についてです。  先日の議員への説明会では、庁舎近くに土地を確保したほうが安くつくと説明されました。庁舎の敷地内に約2,000平方メートルに3階建ての立体駐車場を建設するのに7億円と説明されました。近くに土地を確保したほうが安く上がるなら、そちらを選択すべきではありませんか。いかがお考えでしょうか。  2つ目です。総床面積を1万2,000平方メートルから1万1,600平方メートルと400平方メートル減らしました。柱の本数も88本から70本台に減らした努力は認めます。そこで提案ですが、計画されている3階の市長部局等と4階の議会フロアを同じ階にできないのでしょうか。そして、5階に予定されている機械室などを下の階に持ってきて、5階部分は最低限の部屋にする、建築の素人が考えても、階数を減らせば建設費が抑えられるはずですが、いかがお考えでしょうか。  以上、1回目の質問です。 107: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 108: ◯企画財政部長 1点目の大災害発生時の対応についての御質問の中で、まず、個人情報保護対策についてでございますが、災害時に限らず事務スペースと共用スペースについては明確に区分けをし、休日夜間等の業務時間外におきましては、議員御提案のようなシャッター等によるセキュリティの確保を図ってまいりたいと考えております。  次に、職員の休憩、仮眠場所の設置についてでございますが、平時におきまして、職員が食事できるまとまったスペースを確保することにより、災害時にはそういったスペースを職員等の災害対応要員の休憩スペースとして多目的に活用できるよう検討してまいりたいと考えております。また、職員更衣室の中に、職員が横になって休憩、仮眠ができるスペースなどを設けることも今後検討してまいります。  次に、現場から戻ってきた職員への対応についてでございますが、職員更衣室の中にユニットシャワーなどを設置することを考えております。  2点目の建設費120億円を抑えることの必要性につきましては、議員御指摘のとおり、市といたしましても、あくまで周辺整備を含めた概算事業費ではございますが、事業費の縮減が必要であると考えております。しかしながら、新庁舎につきましては、災害時におきましても市庁舎機能を維持し、迅速な災害対策を行うことができる中枢防災拠点としての役割を担うことが非常に重要であります。  特に、立体駐車場につきましては、平時には屋根つき駐車場として、高齢者、妊婦、子供連れの方々など、市民の皆様も御利用いただくことはもちろんでございますが、災害時には救援物資の受け入れや荷さばきスペースなど、多目的に活用することを想定しておりますことから、市といたしましても整備を進めてまいりたいと考えております。  次に、新庁舎の階層についての御質問でございますが、3階と4階を同じフロアにするいわゆるスクエア状の建物とした場合でも、各フロアへの明かり取りのためには、建物の真ん中部分をくり抜いたロの字型形状とする必要があり、それに伴う影響として、外壁面積や廊下面積が増加するため、コスト面につきましては、現状の低層拡充型とそれほど大差がないものと認識をいたしております。また、庁舎機能の優先順位を考慮いたしますと、低層階でのまとまった機械室などの確保は難しく、最上階におきまして基幹設備を集約してまいりたいと考えております。  なお、今後も引き続き、実施計画の中で真に必要な機能や設備等について十分精査することにより、でき得る限り事業費の縮減に向けて取り組んでまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。
    109: ◯議長 亀卦川参生議員、2回目の質問をどうぞ。 110: ◯4番議員(亀卦川参生) まず、個人情報を守るという点では、私はシャッターというお話をいたしましたけれども、これに限らないと思いますので、個人情報をきちっと守る、やはりそれを最優先させるという立場で検討をお願いしたいと思います。  それで、どうしても役所というのは、住民からしてみますと一番頼りになる公共施設だと私は思います。どうしても、何か災害があった場合は、役所に行けば何とかなるわという思いが強い方もたくさんおみえになると思いますので、避難所に指定されていなくともたくさんの方がお見えになるということは想像が易しいものですから、ぜひそういう両方の観点から個人情報を守っていく、そういう設備をお願いしたいと思います。  それから、職員の仮眠のスペース、平時に食事ができるということですから、食堂という表現が適切なのかどうかは知りませんけれども、そこに近いような施設になってくるかと思うんですよね。だから、それも職員が快適に、しかも空腹感を感じずに仕事に励んでいただくという点では大切な施設なものですから、そういう点で、ぜひそこを万が一の場合には休憩所あるいは仮眠所にするということで検討をお願いしたいと思います。  議会で、宮城県の七ヶ浜町と、もう一つ、多賀城市に行ったときに、1階に避難してみえた方々、そこだけでは横にもなっていただけないということで、議会スペースまで提供した。議会スペースをどうするかは議会の問題になりますけれども、そういうことを私どもも視察で勉強してきておりますので、そういう場合も含めた避難所としての使っていただく方法というのは検討しないといけないと思いますので、そういう中での職員の体制をきちっとしていくということでの大切さがあると思いますので、ぜひそういう両面からの検討。  それから、3つ目がユニットシャワー等の設置を検討ということでしたので、これはぜひ本当に検討していただきたいと思います。  それから、120億円、減らさないかんのはわかっておりますという答弁でしたけれども、私、岐阜市役所、どうも120億円というのは本体の躯体工事だけではないみたいなものですから、そのほかに何だかんだであって、百五、六十億円がいわゆる庁舎本体の工事費になるようでございましたけれども、仮にそれだけあったとしても、人口が全然違うわけですから、岐阜市とは。120億円は余りにも大き過ぎるんじゃないという思いがしております。  その中で、立体駐車場ですけれども、緊急時の物資受け入れに使うことを考えているからこのままでいくんです、早く言えばそういう答弁かと思いますけれども、本庁舎は災害対策本部になりますよね。そこと同じ、しかも20メートル、30メートルしか離れていないところに大型トラックで救援物資を運んでくる、それを受け入れる。私は、大変な混雑、大混乱をすると思います、そういう点では。同じ敷地に災害物資受け入れ施設をつくるというのは。道路を隔てた隣接地ならそれは何とかなっていくと思います。だから、その辺はやはりきちっと検討すべきではないかというふうに思います。  というのは、本庁舎、五百何十人ですか、市の職員は。市民病院等も含めてですけれども、その人たちが本当に不眠、不休で復興、復旧に向けて頑張っておる、出入りも物すごいあると思うんですよ。そういうときに大型トラックが来て、そこで荷さばきをやるなんていうのは、私は大変な事態になると思いますので、その辺は再検討したほうがいいんじゃないのという気はします。  それから、今発表されている新庁舎は5階建てで、3階が市長部局で、4階が議会フロアで、5階がそういう機械室が中心ということで、それを4階建てにしてもそんなに変わりませんよということでしたけれども、確かに建築面から見ればそうかもしれないです。でも、5階建てというのは当初計画にはなかった、フロア数ですね。だから、その辺で、120億円を減らすためにどうするのか、私はもう一回検討したほうがいいような気がするんですけど、その辺、いかがでしょうか。再質問を。  以上です。 111: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  新庁舎建設準備室長。 112: ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 失礼いたします。  まず立体駐車場、こちらの再検討について、再検討したほうがいいのではないかということでございます。確かに、全ての支援物資、こちらが本庁舎のほうへ一挙に集まってまいりますと、受け入れがどのような状態になるのかというのがまだはっきり見えないというところが実態でございます。ただ、今回は本庁舎のみで全ての支援物資を受け入れるということではなく、他の施設も活用しながら、市内全域にさらに配布をしていきたいというような形を考えております。この件につきましては、さらに内部でも、防災部局等も連携しながら、どのような形で受け入れをすることが可能なのか、これも検討をさらに進めてまいりたいと考えております。  それから、当初5階という想定はなかったのではないかということで、こちらの階層想定も再度、再検討したほうがいいのではないかということでございます。今回、実際5階建てということで公表をさせていただきましたけれども、実際、基本構想・基本計画策定時には4層程度というような形で表現をさせていただきました。ですので、4層までというような表現はさせていただいていないというがまず1点ございます。  さらに、今回、3階、4階部分、さらに5階部分というところなんですか、こちらのセキュリティ、こちらを考えますと、1階、2階の窓口部分、こちらは市民が多く来庁される部分、こちらを拡張したことによりまして、セキュリティの確保、こういったものをどのような形でつくり上げるのが一番いいのかというところを考えさせていただいた部分と、機械設備につきましては、やはり、当然更新ですとか、改修、修繕とか、そういうものがございますが、おおむね15年とか20年というスパンでございます。  そういったスパン、いわゆる利用頻度を考えますと、上部階層、こちらのほうへ設置ということで今回は整理をさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。      (「災害時の」と呼ぶ者あり) 113: ◯議長 答弁漏れがありますか。      (「災害時の件はよろしいですか。1回目と何ら答弁の変更がないと、こう      いうことでよろしいですか」と呼ぶ者あり) 114: ◯議長 新庁舎建設準備室長。 115: ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 大変失礼いたしました。  大災害時の個人情報、一次避難されてみえた方から個人情報をしっかりと守るようにということで、先ほど議員からもシャッター等でしっかりと区分けして個人情報を守るようにという御提案がありました。手法は、議員おっしゃられるようにいろんなものがございますので、そういったものでしっかりと個人情報を守るような形、こちらを構築してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 116: ◯議長 亀卦川参生議員、3回目の質問をどうぞ。 117: ◯4番議員(亀卦川参生) 大災害時への対応についてはぜひしっかり検討していただいて、よりよい方法を見出していただきたいというふうに思います。  それから、120億円の建設費についてです。いずれにしても、3階建ての駐車場の件ですけれども、今の計画している庁舎建設用地、ここ以外に移したほうが安くつくということだったら、それはそれなりにきちっと検討しないとまずいんじゃないですか。私はそう思います。というのは、安いほう、同じ機能、そうすると、さっき言いましたように、大災害時の救援物資受け入れがもし発生した場合、道路を隔てた隣の駐車場ということになりますと、そこで大型トラックを受け入れても、さほど復旧、復興の業務には支障がないと私は思うんです。そういう点で、真剣な検討をお願いしたいと思います。  それから、4階建てとは限定していないという答弁でしたけど、まさにそのとおりです。しかし、120億円をいかに安く上げていくか、私はそちらを重視して質問しておるんです。計画書にこう書いてあったじゃないか、だからおかしいだろうということも含んでいますけれども、いかに安く上げていくか。多分、準備室長あるいは企画政策課長、これらの方は私よりもはるかに知識をたくさん持っておるはずです。そうすると、いかに安くつくっていくかというのは私よりもいい知恵がある、私はそう思っております。そういう方の知恵を本当に100%、120%出していただいて、これを安くしていく。私はそれを重視したいです。といいますのは、先ほど私、財政面から述べましたね。大変な事態になるんです。それを少しでも軽くしていく。  借金と貯金の差額、今は95億円ですけれども、これが240億円と借金がはるかに多くなる。そうなった場合、私たちの子供たち、孫たち、これはそこで返してもらわんといかんですね。大変な事態ですよ。そうしたら、これを少しでも縮めていく、どうするのか、私はそう思っておりますので、ぜひそういう点からも検討をお願いしたいと思います。  以上です。 118: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  新庁舎建設準備室長。 119: ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 まず1点目、駐車場の再検討ということでございました。こちらにつきましては、先ほどの答弁の繰り返しにもなる部分がございますけれども、ほかに平地、そちらのほうで求めたほうが安いというようなことの御提言でございました。ただ、今回、救援物資の集荷・荷さばき場というような意味合いからしますと、屋根つきというところで一応こういった計画をさせていただいております。これがまず駐車場に関しての1点目でございます。  それから、駐車場も含めた全ての事業費120億円の抑制についてでございます。確かに特別委員会でも御意見をいただきました。また、先般実施をいたしましたパブリックコメント、こちらは市民の方からも御意見をいただきました。当局といたしましても、事業費の縮減、こちらについては真摯に取り組んでいく必要があると強く感じております。  具体的に申し上げますと、こういったものを今これだけ安くします、これだけ下げますということを申し上げることはちょっと難しいんですが、内容といたしましては、例えば建築関係につきましては、延べ床面積のさらなる縮減ですとか、内外装と仕上げ、外構の仕上げ、また、仕様のさらなる精査、それから設備関連につきましては、機器仕様、これは汎用品ですとか、さらに安価なもの、そういったもの、当然これは将来的なライフサイクルコスト、これも兼ね合いとしながらも、こういった安いものというもので採用できるものはないのか、あるいは備品、こちらについては職員の机ですとか椅子ですとか、そういったものでまだ使えるものは使う、例えばロッカーもそうです。そういったものを、さらに今後精査を進めることによりまして、少しでも安く、さらにいいもの、できれば安くていいものというような形で事業を進めてまいりたいと思っておりますので、今後とも議会の皆様からもいろいろ御提言をいただければ助かりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 120: ◯議長 7番の質問を終わります。  引き続いて、8番、亀卦川参生議員、引き続きどうぞ。 121: ◯4番議員(亀卦川参生) それでは、通告に従いまして、新学校給食センター運営方式報告書について質問をいたします。  初めに、この質問をするに至った経緯を述べます。  先日の全員協議会で、新学校給食センター運営方式報告書の説明がされました。新学校給食センターでは、実際の調理推定数は9,370食ほどですが、1万食の給食をつくること、そして、現在の市の直営で調理されている七宝学校給食センター、甚目寺学校給食センターでは、アレルギー対応食の調理はしていないため、市職員の調理員の中にアレルギー対応食調理員等がいないので調理を民間に委託するなどが説明されました。  説明に対する質問の中で、私、亀卦川は、今、自園調理している七宝、美和のあま市立保育園の調理員の中にもアレルギー対応食調理員がいないということかと問いかけました。これに対する答えが、挙手をしないいわゆる不規則発言で、関係がないというもので暫時休憩になりました。  そこで、副市長に伺います。  関係がないとの発言は、学校給食センターの運営は教育委員会所管であり、保育園担当の福祉部には関係がないと私は理解いたしましたが、どのような意味合いでの発言でしたか。答弁を求めます。  1回目の質問を終わります。 122: ◯議長 当局、答弁をお願いします。 123: ◯副市長 最初に、議員からの不規則発言との御指摘でございます。  私が関係ないという発言をしたということですが、議員が教育部と議論をされている中で、議員への答弁に教育部が窮していた場面において、給食センター課長においては答弁ができないといった意味の話を小声でしていました。まずはそのことが不規則発言でということでおわびを申し上げます。  そして、私が関係ないという発言をした、またはそう聞こえたということであれば、不適切な言葉で訂正をお願いするとともに、おわびを申し上げます。  これまでの全員協議会、委員会の中において、私の経験上、議題とした事項についての議論は、当該担当課において完結すべきであると思い、その思いからでございます。今回の議員と教育部給食センター課長においてのやりとりの中、給食センター課長も以前、所管外の事項について発言をしたことで注意されたということから、所管外の事項について、みずからの答弁を本当にしてよいものだろうか、判断できずにいたと思っておりますので、その辺は御理解を賜りたいということでございます。  次に、学校給食センターにつきましては、市内の全保育園の給食を今後提供していくことになります。安全で安心な給食を提供するという目的のために、市内、庁内の関係部局が連携して、情報共有して取り組んでまいらねばということで考えております。  以上でございます。 124: ◯議長 亀卦川参生議員、2回目の質問をどうぞ。 125: ◯4番議員(亀卦川参生) まず言いたいのは、説明が極めて不親切。なぜ全員協議会で今のようなことが言えなかったのかということです。  学校給食センターは平成31年度中の開設が予定されているわけですが、先ほども言いましたように、ここでは1万食、公立の全ての保育園、全ての小中学校の給食が調理されていきます。これは副市長の答弁にもありました。その食数は保育園が1,500食、小中学校が8,500食、合計で1万食です。学校給食センターという名前がついておりますけれども、仕事の内容は、公立保育園も含めて中学生までの子供の給食をつくっていきます。  保育園児の給食という点では、材料も含めて消化のよいもの、必要な栄養素が足りているかなどもあるでしょうし、芋掘りしたときなどには、それをおいしく食べる、そして、おやつも提供しなければなりません。このような保育園の子供たちの給食は、食育とは少し違った面からも見ていかなければなりませんが、これらの分野は福祉部がきちんと関与して一緒に考えていかなければならないことです。  さらに、一般会計の歳入で保育園給食費として1,300万円ありますが、これは福祉部が担当するものです。そして、アレルギー対応食という点では命にかかわってくることであり、極めてシビアに見ていかなければならない点では保育園、小中学校とも共通していますし、福祉部と教育委員会が協力して対応をしていかなければならないと考えます。  新学校給食センターは、このように教育委員会所管の仕事と福祉部所管の仕事をあわせて行っていくことになります。現実の仕事面から見れば、教育部には関係がないという認識は改めていくべきです。  保育園児の親、小中学生の親の区別なく、学校給食センターの調理には大いに関心を持っていただけるように、そして、アレルギー食に対する行政側の考え方、対応を親御さんにきちんとお知らせしていく責任があるのではないですか。その点はいかがお考えでしょうか。  2つ目です。現在、七宝地区と美和地区の公立の3園では自園調理方式を採用しています。新学校給食センターが稼働しますと、教育長の説明にありましたように、そちらに調理が移動していきます。新学校給食センター運営方式報告書の4ページ、アレルギー対応食への対応の項では、アレルギー対応食の調理経験のある調理員がいない、こう書かれておりますが、現在の公立保育園の調理師さんにもアレルギー対応食の調理経験者がいないのでしょうか。答弁を求めます。  そして、3点目です。先ほど副市長が、教育部が答弁に窮しているから小さな声で言った、こういうことがありました。私は、わずか8万8,000人の市、職員が五百何十人、そんなに大きいところではありません。そこで、そこまで縦割りで徹底していかないかんのか、私はそのことに疑問を持ちます。もっと横の連携を密にして、お互いに持っておる能力を発揮しながら市民の皆さんによりよいサービスを提供する、私はそれが大切だと思っております。そういう点で、確かに副市長の答弁に窮しているときに小さな声で言うのはわかります。しかし、そこで終わらせてはいかんと思います。そういう点で答弁を求めます。 126: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  副市長。 127: ◯副市長 議員の私の当初のお答えに対して、関係がないという言葉で、また再度確認ということでございますけれども、あえてくどく言うつもりはございません。全員協議会とか委員会の進め方においては、今後また議会の皆様とお話しすることということで御理解をただければなと。  ただ、その件とは別に、給食センターの運営、これから、当然議員が言われるように、子供の、児童の、園児の命ということを大前提に考えますと、議員が言われるとおりです。そもそも行政の施策を、この給食センターにかかわらず、いろんな施策展開をしていく場合にはいろんな関係部局が出てきます。それは当然にして、関係部局として意見調整、それから影響だとか、そういうものを調整してやるのが、私どもはそういうことを今までも進めております。それについては、これまで以上に現場として各担当に指示を与えて、これまで以上に調整がうまい、市の施策として、市民のためにできる施策として進めるために、部内調整、横の調整は進めてまいります。よろしくお願いいたします。  以上です、私の部分は。 128: ◯議長 子育て支援課長。 129: ◯子育て支援課長 では、アレルギーに対する行政側の考え方、対応を親御さんにきちんと説明していく責任があるのではないかということのお答えでございます。  近年、アレルギー食など、配慮を必要とする児童が増加する中で、安全面、衛生面での質の高い給食を提供していくことは重要であると考えております。したがいまして、給食センターの栄養士や調理員、園児の保護者等と連携を密に図りながらアレルギーへの対応を進めてまいりたいと考えております。  また、2点目の、現在自園調理を行っている保育園の調理員がアレルギー対応食をつくっているのではないかということの御質問でございますけれども、今現在、自園調理を行っております七宝及び美和地区の3保育園につきましては、アレルギー物質を取り除くことが可能な場合のみ対応している状況でございますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 130: ◯議長 亀卦川参生議員、3回目の質問をどうぞ。 131: ◯4番議員(亀卦川参生) そうしますと、子育て支援課長、現在の保育園の調理員さんの中にはアレルギー対応食の調理経験者はいない、こう理解すればよろしいんですか。答弁を求めます。  それから、現実に副市長からも答弁がありましたけれども、保育園での現在の調理員さん、正規の方もおみえになるでしょうし、臨時の方もおみえになるかと思いますが、市の職員ですよね。そうしますと、新学校給食センターが稼働すれば、調理がそちらに移るわけですから仕事がなくなっちゃいます。正規職員の場合には異動ということもあり得る話ですけれども、臨時職員の場合はそうはいかないと思います。ですから、その辺への対応、これは副市長じゃなく福祉部になるんですか、どちらでも結構ですけれども、あるいは人事担当になるのかな。とにかく担当のほうでお願いしたいんですけれども、御本人の意向を確認というのが大前提になってきますけれども、そこで市の職員として残るのかどうか、さらに、給食センターは民間になりますので、そちらに異動を希望するのか、その場合の市の職員への支援ということではどうしていこうと考えているのか、その辺はいかがでしょうか。 132: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  子育て支援課長。 133: ◯子育て支援課長 失礼します。  自園調理で行っております保育園のアレルギー対応をしていないのかどうかということでございますけれども、私どもの保育園では完全なアレルギー対応は行っておりません。  以上でございます。      (「調理経験者」と呼ぶ者あり) 134: ◯子育て支援課長 自園調理を行っている調理員の処遇でございますけれども、学校給食センター課とも協議をしまして、新学校給食センターの調理業務を請け負う業者への雇用などを含めて、今後の対応を検討してまいりたいと考えております。  また、正職員につきましては、関係部局と協議が必要であると認識しております。  以上でございます。 135: ◯議長 人事秘書課長。 136: ◯人事秘書課長 正職員の調理員の処遇の御質問でございましたので、今、子育て支援課長がお答えしましたように、今協議中ではございますが、調理員から例えば他の同じ技能労務職としての違う職種への変更等は、議員おっしゃるように、御本人の意向、希望を確認しつつ、今後検討してまいりたいと考えております。  そして、例えばどうしても調理員として残りたいという御希望があれば、それはそれでまた何か市のほうから退職に対して優遇措置がとれるかどうかというところはまた検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 137: ◯議長 8番の質問を終わります。  9番、議席番号3番、野中幸夫議員、どうぞ。 138: ◯3番議員(野中幸夫) それでは、通告に基づきまして一般質問をいたします。  新学校給食センターについての質問であります。  まず第1に、あま市新学校給食センターにおける運営方式について検討委員会報告書が出たわけがありますが、検討委員会では、調理作業と洗浄作業を直営にするか民間委託にするかを議論したとのことであります。また、全協への報告は、運営は民間委託で進めていくとしているわけであります。  そこで、献立や食材の選定、発注等については市が責任を持つ、全部市が、献立をつくり、食材を仕入れ、調理場を提供し、電気、ガス、水道も提供し、市の作成した衛生マニュアルで民間業者に給食を調理させていくのかどうか確認していきたいと思いますが、いかがでしょうか。 139: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  教育部長。 140: ◯教育部長 昭和60年1月21日付、文部省体育局長通知、学校給食業務の運営の合理化についてにより、民間委託の実施において、献立の作成は設置者が直接責任を持って実施すべきものであるから、委託の対象にしないこと。また、業務等における衛生、安全の確保については、設置者の意向を十分反映できるような管理体制を設けることとなっております。今までどおり、献立は愛知県栄養教諭が作成し、食材の仕入れは市が購入していきます。電気・ガス・水道代は使用分を請求させていただく予定でございます。  衛生マニュアルについては、委託業者の食品衛生管理マニュアルのほか、学校給食衛生管理基準・大量調理施設衛生管理マニュアル、愛知県教育委員会が発行しています学校給食の管理と指導及び関係法令等に基づき、適切な衛生管理を指導していきます。  以上でございます。 141: ◯議長 野中幸夫議員、2回目の質問をどうぞ。
    142: ◯3番議員(野中幸夫) 大事なことは、衛生管理基準で、最後のほうに質問した、市の作成した衛生マニュアルで給食をつくらせていくのかどうかということを聞いたんですよね。その答えは、衛生基準等で指導していくという話でした。だけど、新しい給食センターができれば、そこではもちろん衛生管理基準できちんとやっていくというのは当たり前の話なんです。しかし、場所が変われば、ところ変われば、いろいろマニュアルをつくって進めていくということがどうしても必要なんですよ。だから、基準以上に市のマニュアルというものが当然出てくる話だというふうに思うんですけれども、市側はそういう考え方が、市側というよりは教育委員会が一切ないんだという答弁でいいのかどうかということなんです。  それから、食材を仕入れて業者に提供すると、このことをやったら、もう国がいろいろ言っているんだけれども、派遣と委託との関係はどうしても矛盾として出てくるんですよ、この問題は。国が言っているからいいんだというふうにあなた方はおっしゃいますけれども、委託の問題を正確に見ていけば、こんなことは絶対にクリアできる問題じゃないんですよ。そこのところだけはきちんとしていただきたいというふうに思うんです。  派遣と、以前も社会福祉協議会の問題で質問しましたけれども、法違反を絶えず意識していかないと、民間委託の給食というのはなかなかつくるということは難しいんだということがあなたたちの頭の中にあるからこういう答弁になってくるというふうに思うんです。  次の問題です。  平成29年9月28日の検討会議の会議録をいただきましたし、皆さん方のほうにも、特に教育委員会ですね、あるというふうに思うんです。この中で資料2というのがあります。物資の受け取り、検収は、民間委託した場合、検討対象としていると。委員の議論もこの中でありますけれども、検収は委託の場合であっても民間であっても栄養士が配置されると。調理員の指導も民間の栄養士が管理すれば事務の軽減につながるという議論がされているんですよね。  そこで、平成29年12月15日、検討会議の資料がここにもあります。ごらんいただきたいんですけれども、事務局はここでどういうことを言っているか。食材の検収であったりというのは、民間委託であろうが直営であろうが市が責任を持ってやらなければならない、こういうふうに答えているんですよね。明らかにミスリードしているんじゃないですか、検討委員会の中で。この問題をどういうふうに捉えるか。きちんとした答弁が必要だというふうに思うんですが、いかがでしょうか。  それから、もう一点、平成29年12月15日、事務局の発言としてあるんです。直営の場合は、調理員の技術の継続性や経験が長くなる、こういうことが述べられながら、職員が高齢化し人件費が高くなるデメリットがある、こういう発言をしているんですよ。教育長、これは差別じゃないですか。こんな発言を許しているということは。あなた、事務局の最高責任者です。  なぜかというと、条例上では、職員は60歳定年、明確になっています。それから、今回の議会でも提出されておりますように、給与条例が出されておりますよね。これに基づいて職員は給料が上がる、今回はね。あるいは一時金、ボーナスが引き上げられたりしていく、そういう権利が当然発生するわけですよ。であるのに、この検討委員会の会議の中では、今言ったように、事務局の発言として、人件費が高い、高齢化している、こういう職員は一体何人いるんですか、教育委員会の職場の中に。こんなことが許されていいんですか、こういう発言が。明確にしてください、これは。差別です、絶対に差別です、これは。きちんとしていただかないと進みませんよ、これは。 143: ◯議長 当局、答弁は。お願いします。  学校給食センター課長。 144: ◯学校給食センター課長 まず1点目の市のマニュアルについてでございます。  これについては、先ほど答弁で申しましたとおり、委託業者の食品衛生管理マニュアルのほか、学校給食衛生管理基準・大量調理施設衛生管理マニュアル、愛知県教育委員会が発行しております学校給食の管理と指導及び関係法令に基づき適切な衛生管理をしていきますという答弁をさせていただきました。  さらに、現在、学校給食センター課では、給食における危機管理マニュアルとして、異物混入、食中毒、感染症、自然災害におけるマニュアルを作成し、案まででき上がっておりますが、来年度以降、関係部局と検討して、これを新センター供用開始までには作成してまいりたいと考えております。  それから、2点目の食材についてでございます。  食材につきましては、平成24年1月付、内閣府、公共サービス改革推進室発行の地方公共団体の適正な請負(委託)事業推進のための手引きというものがございまして、そこに、調理業務に当たり、民間事業者が地方公共団体から提供される食材を使用する場合が示されております。そうしたところから、民間委託イコール違法ということではなく、また、民間委託は適法であるということでもございません。告示や通知等だけでなく、判例によって適法と判断された条件も十分配慮して、今後仕様等を適切に検討してまいりたいと考えております。  それから、市の責任においてというところでございますが、当然、学校給食センターとしましては、子供たち、児童、生徒に安全、安心な給食を提供していくことが何よりの役目だと考えております。その上で、調理と洗浄の部分を委託させていただくということで、今回、その部分を民間委託ということで御報告のほうをさせていただきました。  その部分は、委託につきましても、学校給食の提供自体、市が責任を持ってやっていかなければならないという意味で、市の責任においてというような表現になったということで、今後も市の責任において適切にやっていきたいというふうに思っております。  それから、事務局の12月15日の発言に対しては、まとめの中の市の現状において、運営方式に当たっての課題ということで、人員の確保においては、市では技能労務職の採用については、退職不補充を原則とし、平成17年度に……。      (「議長、聞いていることに答えさせてください」と呼ぶ者あり) 145: ◯学校給食センター課長 そういった退職不補充がございまして、そういった失礼な発言になったということで、今御注意をいただきまして、大変申しわけなかったと思います。その点につきましては、もし言葉を削除等できればさせていただきたいというふうに考えております。  以上です。      (「できるわけないじゃないかよ、そんなの。教育長、答えてくれ」と呼ぶ      者あり) 146: ◯議長 教育長。 147: ◯教育長 ただいま野中議員より御指摘があった点でございますけれども、私は教育委員会の責任者という立場であり、また、今回については検討委員会の委員という立場で、今、課長が議員の質問に対してお答えをした不適切な部分があったということについて、責任というか、申しわけないということでございます。  以上でございます。 148: ◯議長 野中幸夫議員、3回目です。 149: ◯3番議員(野中幸夫) 僕は差別だと言っているんですよ、こういう発言そのものが。不適切だとか言っているんじゃない。そういう認識は全くないじゃないですか。だから、先ほども言ったように、職員というのは、条例上で60歳定年というのが明確になっているんですよ。そして、給料は条例で引き上げ、引き下げも含めて決定されていくんですよね。議会が決めていくんですけれども。そういう認識、全くないじゃないですか。事務方の責任者として教育長はいるわけでしょう。この発言に対して、出席した委員の中で、学識経験者と言われる人でも、いさめるということや発言の取り消しを求めるということは全く行われていないんですよ、この中で。明らかにこれはミスリードしているんです。給食センターの職員は給食をつくっている、これ、正規職員の話ですよね、給料が高いです、高齢者なんです。そういう位置づけでしょう。そこのところをもっとはっきりさせないと前に進まないじゃないですか。あなたたちが民間委託していこうという結論をつくったわけですけれども、その際に、議論の前提がミスリードしてきたわけですよ。ここのところを明確にできるかどうか、もうちょっときちんとしてください。これ、2番目の質問ですよ、議長。いいですか。きちんとした答弁がないんです。副市長だって委員として参加しているんですよ、ここに、あなたも。  それから、もう一点は、きちんとした答弁が返ってこないので言うけれども、資料2の運営方式について、調理作業の下に、物資の受け取り、検収、保存食採取等は、ここで言っているのは、網かけの状況になっていて、運営形式の検討対象となると明確に言っているじゃないですか。しかし、そうなっていない発言をしているんです。そうでしょう。明らかに検討委員会の中で事務局がミスリードしているんですよ、この問題でも。だから、そこのところはやっぱりきちんとしないと結論が覆るじゃないですか。国会でいろいろあったでしょう。つい先週の話ですよ。労働問題、働く問題で資料が違うということが国会の中でもあったんです。今回も一緒じゃないですか、この問題は。もっときちんとしなさい。 150: ◯議長 当局、答弁は。  学校給食センター課長。 151: ◯学校給食センター課長 まず、先ほどから職員の高齢化等の発言について、大変誤解を招く、差別のようなというような御発言をいただきまして、大変私どもも認識が甘かったというふうに反省しているところでございます。  実際には、あま市としての人事改革プランもございまして、正規職員は採用していない状況ではございます。それで、私ども担当課としましては、そういう状況の中で本当に安全、安心な給食を子供たちに提供していくためには何が必要かということから、5つの点で御議論をいただきました。  その中で、やっぱり今、甚目寺学校給食センターでもパートさんの募集がなかなか集まらなくて、毎日職員が洗浄等を手伝っている状況もございます。その上で、やっぱり安全、安心な給食を提供していくためには人員の確保が最も大切ですと、そういうような御議論も方向性もいただきました。  今の人権、高齢化云々という話も先ほどから本当に大変失礼だったと思いますけれども、本当に訂正させていただければと思いますが、この学校給食センターにつきましては、本当に安全、安心な学校給食を提供するということが一番でございます。それは直営であろうが民間であろうがそう考えております。その上で、人員確保の面で、やっぱり民間にしたほうがいいというような御議論、御検討をいただいた結果、市として民間で、委託で進めさせていただきたいという御報告をさせていただいたものでございます。  それと、検収の問題でございますが、今、検討の中の資料でございますが、学校給食の流れは、献立作成からごみの処理までございますが、この資料のとおりに、調理作業の物資の検収、調理、保存食の採取並びに洗浄等作業、それから点検、残渣、ごみの処理までについての御検討をいただいたところでございます。  以上でございます。      (「答えになっていないよ、そんなの」と呼ぶ者あり) 152: ◯議長 暫時休憩します。      (午後3時10分) 153: ◯議長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。      (午後3時21分) 154: ◯議長 答弁をお願いします。  教育部長。 155: ◯教育部長 先ほどの高齢者につきまして、私のほうから、人権意識が低く、意識なく高齢者という言葉を発言させていただきました。差別として捉えられるという方もみえると思います。それにつきましては本当に謝罪させていただきたいと思います。  また、高齢者ということにつきましては、経験豊かな人材ということを含めての高齢者という、高齢者という言い方は失礼ですね。経験豊かな方の現役の方を指すということで御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 156: ◯議長 学校給食センター課長。 157: ◯学校給食センター課長 大変失礼しました。  食材についてでございますが、12月15日の議事録の中に、食材の検収であったりというのは、仮に民間委託であろうが直営であろうが、市が責任を持ってやらなければいけないというような発言を事務局のほうで答弁させていただきました。  ただ、偽装等の問題がございまして、直営の場合は食材購入・検収、民間ですと市が食材購入して検収等をやっていくということになろうかと思いますが、この発言に対して、当然検収の今の網かけ部分について、民間委託か直営かという御議論をいただきましたが、当然材料の調達から献立までを含めた中で、全体については安全、安心な給食のために市がトータルで責任を持っていかなければならないという意味で発言したものであったと思っておりますので、ちょっとこれは誤解を招くような答弁であったというふうに誤解をされてしまいましたけれども、大変失礼しました。  以上でございます。 158: ◯議長 野中幸夫議員、3回目の質疑をお願いします。 159: ◯3番議員(野中幸夫) 次の問題ですけれども、後でまとめて言いますけれども、そのほかの問題は。災害の対応についてなんですけれども、この対応について、給食センターの今回の運営方式の報告書の中でも検討がされているわけなんです。しかし、その中で、原則として、事業者は災害時対応をする義務は発生しないが、被災地以外にも人員がいる事業者であれば協力等の要請が可能であり、幅広い対応が期待できるというふうに検討しているわけですよね。だけど、あま市学校給食センター基本計画書、平成28年11月に我々の手元に来ている文書によりますと、15ページでは、災害発生時の給食の対応については、事業者に調理等を委託した場合には、契約において可能な範囲で人的支援を求め、市の災害協定の締結を義務づける等により対応する方針とすると、こういうふうになっているんですよね。だけど、この検討委員会の中では、事務局側からこのことについて触れられていないというふうに思いますし、このことが検討された節がないという状況にあるというふうに思うんですよね。なぜ、我々にもよこした基本計画書がありながら、こういうずさんな議論が行われていくのかよく理解できませんけれども、どうしてなんでしょうか。  それから、愛知県内の31の市の学校給食センターの運営状況を、あま市学校給食センター運営方式についての、またこの報告書の中では述べられているわけでありますが、31市まで事務局側が調べながら、他市の災害対応について調査したというふうに思うんですけど、じゃ、その内容についてどういう状況になっているのか、やっぱり明確にする必要があるというふうに思うんですけれども、このことについても検討委員会の中で触れられてきたのかどうなのかということを確認していきたいというふうに思います。  調理の民間委託をしたとすれば、調理に携わる市の職員は全くいなくなりますよね。そうしたときに給食センターの稼働ができなくなる場合が生まれてくるわけです。安全が確認された上で、市の災害対策本部から、要請に応じて、備蓄倉庫に備える移動式回転釜を活用して、正規職員の事務職員や調理員による炊き出し等、可能な範囲で対応する、こういうふうに記述がされているわけですよね。給食を可能な範囲でつくると言っているんだけれども、しかし、協定は結ばないし、その方向性が検討結果の中でも明確になっていない。こういう状況の中で、全く矛盾する方向性というのが出されているのではないかというふうに感じておりますが、この点、どういうふうに考えているのか。  最後になりますけれども、やはり差別的な発言がある、あるいは事務局側が検討委員会の中に提出した資料の中に、明らかにミスリードではないかと、こう思われる資料が出されてきているわけですよね。この点からいっても、今どうしても必要なことは、正確な資料を出して、検討委員会をやり直すということがどうしても必要だというふうに思います。この点、どういうふうに考えているのか。事務局側の責任者は教育長ですよね。明確にしていただくことを最後の質問とさせていただきます。 160: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  学校給食センター課長。 161: ◯学校給食センター課長 まず、災害についてということで、各資料の中で、他の市町の調査をしましたけれども、これは、年度当初に調査ものがありましたものを資料としてつけさせていただいて、それをまとめたものでございます。全てに聞き取りを行ったわけではございませんが、あま市の災害時対応対策活動マニュアルというのが学校給食センター課としては担当としてございます。そのようにマニュアルはつくってありますが、担当課としては、さらに仙台市だとか宮城県で、今回、東日本で発生したときの給食施設等においての問題点だとか、課題点とか、いろいろあったというようなものがウエブサイトに載っておりました。それを、調査ものを見て、あま市でもこれを来年度以降考えていきたいというふうに思っているところでございます。  それから、基本計画の中で協定はというようなことがございました。まず今回、民間委託ということで御報告させていただきまして、炊き出し等、支援を求めることについて、人数指定をすることは偽装になりますので、労働派遣と捉えられる可能性がありますので、発注はこれから検討することとしておりますが、提案を求めることで自発的な支援を求めること等を検討しております。  これは、まず契約書等へ、災害等が発生し、発注者が炊き出し等の要請を行った場合、受注者は可能な限り協力を行う旨を明記し、自発的な意見を求めることを検討するということで、協定書等で明確にし、確認することとして考えております。ただ、その他新センターにおきまして、仕様書、契約書については、以前からの偽装請負ということがないように、愛知労働局と調整、連絡をしながら、最終的にきちっと、疑義がないような仕様書をつくってまいりたいと。今の災害発生時についてもそのように考えておりますが、最終的に愛知労働局と調整して、また御意見を承ってやっていきたいというふうに考えております。  それから、運営検討委員会の資料等がミスリードだったということで、もう一回やり直しというような御意見、御質問をいただきました。  今回、検討委員会では、直営か委託かの御議論をいただいて、今の食材等のミスリードだということで、やり直し、そういうことも含めてというような御意見をいただきました。今回、まとめでもございましたが、給食センターは、何度も言いますけれども、子供たちに安全、安心な給食を提供していくためということが何よりだと考えております。ですから、災害においても、食中毒の対応についても、新たに独自でマニュアル等も今考えておるところでございますし、今回の民間委託につきましては、まず、人員の確保が今甚目寺給食センターでも大変だというところから、議論的に人員確保についての課題等に集中したところは、そのとおりでございます。その点におきまして、まずは、何よりも直営の人員確保がなかなか苦しい中、民間委託のそういったノウハウを活用するというような御意見をいただいて、民間委託のほうをさせていただいたわけでございます。そういった食中毒の報告書の中で、食材の表現の中で一部誤解を招くようなことがあったかもしれませんけれども、何よりも学校給食、一部分じゃなくて、全てについて、やっぱりあま市が責任を持って子供たちに安全な給食を提供していくという趣旨の発言でのことでございましたので、御理解いただければなというふうに思います。  以上でございます。 162: ◯議長 教育長。 163: ◯教育長 最高責任者としての答弁をということでございますので、お答えをさせていただきます。  今、るる課長のほうから説明をさせていただきました。5項目について、検討委員会の皆様方から、私も委員の一員でありますけれども、直営であるべきか、あるいは民営にしていくのかと、民間委託にしていくのかということで、いろいろ対比をしながら、今議員が御指摘をるるしていただいたミスリード、いろいろな発言等の不備はございましたけれども、今課長がお答えをしたように、安全で安心な給食を継続的に子供たちに、幼児から中学生まで1万食を提供するという総合的な判断のもとで教育委員会会議にかけさせていただき、民間委託という方向で決定をすると。細かいことについては、これから委託の部分でいろいろ、法律であるとか、そういったものをきちっと精査して、きちっとした形で民間委託のほうへ進んでいきたいというふうに思っております。したがいまして、検討委員会のやり直しは考えておりません。  以上でございます。 164: ◯議長 9番の質問を終わります。  10番、議席番号21番、伊藤嘉規議員、どうぞ。 165: ◯21番議員(伊藤嘉規) それでは、21番、政和会の伊藤でございます。  若干やりにくい空気感もございますが、議長のお許しをいただきましたので、頑張って通告に基づいて質問をさせていただきたいと思います。      (「頑張れよ」と呼ぶ者あり) 166: ◯21番議員(伊藤嘉規) 頑張ります。  さて、季節も、寒かった冬の時期から3月に入ってまいりまして、大分気候も暖かく、春めいてまいりました。ことしの春といえば、本市においては、合併から3回目の市長選挙がとり行われる予定でありますし、また、この時期になると、いろいろな主要施策についてさまざまな意見が出てまいるわけでございます。  私は大変いいことだと思っておりますが、何かと議論がなされて、いろいろ本当のところはどうなんだというのがなかなか難しいところではございますので、そこで、今回の私の質問は、あま市の主要施策について、現段階での事実の確認及び本当のところはどうなんでしょうかということを伺いたいと考えております。ですから、先ほど来、議員さんの質問で幾つかかぶる部分が出てきますが、お許しいただきたいと考えております。  まず、1点目といたしまして、新庁舎の建設についてであります。  今現在、当市の計画の中では、七宝町の沖之島深坪地区、そちらに新築移転ということで、本庁舎を移転するということで決まっておるわけでございますが、深坪地区に建設するのではなくて、瀬戸市のように、本庁舎の北側に、21億円だとか、35億だとかありますが、6,600平米の新市役所をつくり、本庁舎も改修したらどうだという御意見がございますが、当市が瀬戸市、また、近隣で言いますと清須市、また、愛西市のような増築ではなくて、新築移転という形をとるということを、そういうわけを改めて伺わさせていただきます。これが1点目でございます。  2点目といたしまして、斎場建設計画の見直しについてということであります。  現在、我があま市では、五条広域事務組合というところで、清須市さんと一緒に斎場建設計画というものがございまして、ことし中には恐らく都市計画決定、やっと長年かかって建設できる段になったというわけでございますが、例えば名古屋市の第二斎場、こちら、我々も視察にお邪魔させていただいたことがありますが、そちらにそういったことを依存して建設計画を白紙にしたほうがいいという御意見等もあるわけでございます。  そこで、我々、こういった地方自治体のそういった斎場に関するかかわり方について、どういったかかわり方をしたほうがいいんじゃないかということをお尋ねさせていただきます。  3点目といたしまして、先ほども質問でいろいろ激論がございましたが、給食センターの民間委託についてということであります。  学校給食センターの調理業務、また、その他の業務もあるかと思いますが、民間委託することを経費削減のために行うという意見がございます。実際は、真相のところはどうかということで、以上3点、お伺いさせていただきます。端的にわかりやすく説明をいただきますようにお願い申し上げます。 167: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 168: ◯企画財政部長 まず、1点目の新庁舎建設につきましては私から、2点目の斎場建設計画の見直しにつきましては市民生活部長から、3点目の給食センターの民間委託につきましては教育部長からお答えさせていただきます。  1点目の新庁舎建設につきましては、仮に現本庁舎北側、現在の駐車場用地へ増築しようとした場合、敷地の大半が借地であるため、まずは用地を取得しなければならず、また、それに伴って、来客用駐車場や職員用駐車場の確保が必要となり、法制度も踏まえますと、非常に多くの課題をクリアしなければなりません。また、この場合、そもそも市の位置的中心地ではないため、市民の利便性を図ることが難しいことに加えまして、建物の躯体や設備の老朽化、バリアフリー対応など、今後、長期的な建物利用を想定いたしますと大規模改修等が必要となりますことから、総合的に勘案をいたしまして、増築ではなく新築移転にて新庁舎整備を進めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 169: ◯議長 市民生活部長。 170: ◯市民生活部長 それでは、続きまして、2点目の斎場建設計画の見直しにつきましては、私よりお答えさせていただきます。  斎場の必要性でありますが、斎場は人生の終えんにおいて、厳粛に最期のお別れをする場として誰もが利用することとなる必要不可欠な施設であります。そんな必要施設ではありますが、本市では周辺自治体の斎場に依存している状況であります。全国的にも、当市においても近い将来、高齢化の進行に伴う火葬需要が増加し、火葬に何日も待たなければならない状況がやってくると危惧されております。このように、今後予想される火葬需要に対応するため、斎場の必要性が強いものとなっております。  また、本市が依存している周辺自治体からは、高齢化の進行に伴う火葬需要の増加と他自治体からのさらなる火葬需要の増加に加え、火葬施設の老朽化を理由として、他自治体からの火葬の受け入れを制限する可能性と各自治体による斎場の早期整備を依頼されている状況であります。  本市の斎場建設につきましては、昭和54年から一部事務組合を構成し、地域の火葬需要に対応するべく、斎場の整備を進めてまいりました。  本市といたしましては、清須市と協力し、五条広域事務組合で計画しております斎場を早期に建設する必要があると考えております。  以上です。 171: ◯議長 教育部長。 172: ◯教育部長 続きまして、3点目の給食センターの民間委託につきましては、私よりお答えさせていただきます。
     給食センターの民間委託につきましては、本年度開催いたしました新学校給食センター運営検討委員会で、その運営方式について、学識経験者、教育委員会委員の代表、学校関係者などの方に、市の現状も踏まえ御検討いただき、民間委託が望ましいとの意見をいただきました。現在、直営で調理を行っている甚目寺学校給食センターでは、臨時職員の募集をしても応募者が少なく、人材派遣業務を活用し運営を行っていますが、まだまだ調理員不足は解消できず苦慮している状況であり、人材の確保が最も大きな課題であります。  何よりも安全で安心な学校給食を安定的に提供していくことが大切であると考えており、そのために学校給食を実施する上で必要となる業務のうち、給食の調理、食器等の洗浄業務について民間委託することとしたものでございます。  以上でございます。 173: ◯議長 伊藤嘉規議員、2回目の質問をどうぞ。 174: ◯21番議員(伊藤嘉規) ありがとうございます。  1点目、庁舎の問題でございます。  先ほど御答弁があったように、さかのぼれば旧3町の合併協議会で、将来の新庁舎については住民の利便性と効率性の観点から、新市の中心付近である主要地方道甚目寺佐織線沿いの七宝地内を最適地として基本計画で確認されていることでありますね。それが肝でありますので、それを仮にほごにしてしまうと、七宝地区の方から怒られてしまいますよね。  また、建設費については、先ほど質問でもありました、決定したわけではありませんし、議会といたしましても、新庁舎特別委員会でさんざん高いと疑義を申し上げている次第であります。今後もしっかりと議論させていただくつもりでありますが、当局として真摯に向き合う姿勢といいますか、そういったものはありますでしょうか。  あと、2点目について、斎場。そうですよね。自治体といたしましても、市民の今後の需要を考えれば必要な施設であることは明確でありますね。稲沢市からも、早期の自前での斎場建設依頼が来ておるわけでございますので、自治体としてはどうしても必要なものではないかなというふうに思います。  それでは、例えば周辺自治体で、事務組合を含めて関係する斎場計画を持っていない自治体というのはどこら辺があるでしょうか。  また、3点目については給食センターですね。先ほど来、いろいろ厳しい空気になりましたが、答弁でもありましたように、やっぱり一番大切なことは、子供たちに安全で安心な学校給食を安定的に供給することが何よりも大切だと思います。ぜひとも大事なことを見失わないように、その辺のところは絶対外さないようにぜひ頑張っていただきたいなと思います。これについては答弁は結構でございます。  2回目の質問、よろしくお願いします。 175: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  新庁舎建設準備室長。 176: ◯企画政策課主幹兼新庁舎建設準備室長 まず、新庁舎の件に関します御質問でございます。  位置的なものにつきましては、先ほど議員おっしゃられたとおり、合併協議会のほうから、また、合併後も各種委員会におきまして検討を進めてまいりまして、今回の建設予定地ということで決定をさせていただいた経緯がございます。こちらのほうで粛々と進めさせていただいておるのが現状でございます。  それから、建設費でございます。  こちらも、あくまで今お示しをしているのは本当に概算というようなことでございますが、先ほどの御質問でもございました、こちらのほうの削減について真摯に取り組む姿勢があるかということでございます。先ほど申し上げましたように、今後さらなる精査を進めまして、より一層の事業費縮減に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 177: ◯議長 環境衛生課長。 178: ◯環境衛生課長 斎場計画を持っていない自治体についてですが、愛知県内54の市町村のうち斎場がない自治体は、あま市、清須市を含めて9市町であります。あま市、清須市を除きました7市町全部が斎場計画を持っていないということです。近隣の自治体では、大治町と北名古屋市が持っていないということです。  以上です。 179: ◯議長 伊藤嘉規議員、3回目の質問をどうぞ。 180: ◯21番議員(伊藤嘉規) ありがとうございます。  1点目については、まだまだ建設費については徹底的に議論していきたいと考えておりますので、またしっかりとおつき合いいただきたいなと思っております。  斎場については、意外に7市町村、近隣には大治、そうですか。やっぱり他市、ほとんどの市町が、何らかそういった施設にもかかわっているところがほとんどだと思いますし、やっぱり他市に依存するという状態だと、もしかのときに自分のところの市民が困ってしまうことになろうかと思いますので、今、先人たちがやっと築き上げたこの五条衛生組合の斎場を、我々がしっかりと形にしていかなきゃいけないというふうに思っておりますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  さて、本日、こういった主要施策ということで質問させていただきました。3大主要施策とでもいいましょうか、これについて、最後に、市長にこの3施設について何かお考え、御意見がありましたら質問させていただいて、質問を終わらさせていただきたいと思います。お願いします。 181: ◯議長 市長。 182: ◯市長 ありがとうございます。  あま市の主要施策について、本日の御質問の内容では、新庁舎建設または斎場建設の計画、または給食センターということで、いずれも多額の建設費がかかるものばかりでございます。あま市におきまして、大変厳しい予算の状況でありますけれども、未来への投資の1つだと私は思っております。  新庁舎建設に向けては、120億という、周辺整備も含めてでございますけれども、こちらのほうもきちんと我々で精査をすることにより縮減の方向へ向けていきたいというふうに考えておりますし、こちらのほうは、例えば新しく建てるということと、プラスアルファで言いますと、中枢の防災機能を持った新庁舎にしていくということが1つ明確になっていることもございます。  したがいまして、防災対策というものは、今までの日本においても災害が多いわけでありますし、いずれ我々のところにも災害が来た場合をきちんと想定し、または教訓を生かしながらつくっていかなきゃいけないというものがありますので、そういった災害に強い庁舎、そして、市民から使いやすい庁舎、そして、信頼のある庁舎という形で私どもは思っております。  我々の地域というのは、御存じのように、海抜ゼロメーター以下またはゼロメーターのところでありますし、地盤が軟弱なところでもあります。しっかりとした地盤をつくっていかなきゃいけない、それだけでも他の山のほうだとかに比べますと多額な費用がかかるというのも現実あるわけでありますので、そういった面を考慮しながら、さらに費用の削減、縮減に向けて取り組んでいきたいというふうに思っております。  そして、斎場につきましては、やはり自治体としてこの斎場というものは私は必要だと思っております。そういった責任もあるなと思っております。高齢化率が高くなるわけでありますので、他の自治体に依存をしていくことはなかなか、断られた場合に、じゃ、どうするんだといったことで、これは責任の問題になってくると思いますので、こういった計画をきちんと持ちながら、そして、我々行政、一あま市だけで斎場をつくるとさらに多額の費用がかかるということがありますので、組合としてその多額なものを少しでも安価な、安価と言うといけませんね、少しでも縮減をしていく形は、組合としての施行をすることが一番望ましいと思っております。現に、名古屋市からは、平成20年に斎場建設に向けてきちんと検討してくださいよというものも来ておりますし、お隣の稲沢市さんからも斎場建設に向けてきちんと検討してくださいという要望も来ておるわけでありますので、一自治体として、また、組合組織として、この斎場建設には我々としてもきちんと前を向いて行っていかなきゃいけないということでございます。他の自治体に依存するということは、極めて今後難しいものだと認識をしております。  そして、給食センターも、やはり安全、安心の確保ができるような施設をつくり、または人員確保もしていかなきゃいけないということもございますので、どうしても、今まで直営で行っていたところに人が集まってこないというのがあらわれておるのも現実あります。そういった意味でも、民間にお願いして人員を確保していただきながら、この給食センターというものも運営をしていかなきゃいけないのが現実あるわけでありますので、いろんな法律をきちんと把握しながら、経費削減に向けて、また、人員確保または民間委託をするということを私どものほうもきちんと教育委員会または教育とのコンセンサスをとりながら行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 183: ◯21番議員(伊藤嘉規) ありがとうございました。 184: ◯議長 10番の質問を終わります。  11番、議席番号12番、八島進議員、どうぞ。 185: ◯12番議員(八島進) 今回、2題続けて質問させていただきますが、一般質問の通告書に従いまして、まず、あま市民病院についてを質問します。  今回、市民病院に関連する項目は大きく4項目ほどありますので、初めに質問漏れがないために、質問の内容を読み上げさせていただきます。  1、あま市民病院経営改善実行支援業務委託契約関連について。  2、病院指定管理者移行の準備対応等について。  3、病院指定管理者が契約後、管理契約を破棄する懸念事項及びその可能性はないかということであります。  4番、医師が退職するということを聞いておりますが、今後増員予定はありますでしょうか。また、純医業収入はこれに関連してどうなるのかということであります。  常々、病院のことに関してはいろいろ質問をさせていただいておりますが、あま市の医療に対する負担が毎年10億を、また、ことしの新年度予算についても10億円が計上されているわけでありますが、二百数十億円の一般会計規模の市の病院負担金というのが非常に大きくのしかかっている状況の中で、毎回質問をするのは大変私の心の中でも恐縮感を持ちながら質問するわけでありますが、まず1番目、あま市民病院の経営改善実行支援業務委託に関してでありますが、一昨年、28年の4月から29年3月まで、セコム医療システム株式会社との契約がなされました。続いて、昨年29年4月から30年の3月31日まででありますが、メディテイメント株式会社という支援業務をする内容の会社と契約をされております。  突然でありますが、一昨年と昨年から、急にメディテイメントにかわっているという状況に関連して、質問をお伺いします。  まず、この2社に対する入札状況がどういうことであったのか。そして、どのような内容、重立った内容で結構でありますが、どのような支援業務で、また、どのような効果があったのか。そして、メディテイメントにかわった経緯、これを伺います。そして、実際にはどれぐらいの日数が、この業者の方がお見えになってよい成果が上がったのかどうか、そこら辺のところの確認をまず1番目にさせていただきます。  続いて、2番目の大きい項目のうち、これがたくさん実は質問項目がありますが、まず2番目の病院指定管理者への移行の準備ということについて、6項目ありますが、職員に対する説明、報告、今後の対応ということについて伺います。2番目に、一般職の配置がえとなる職員数、これは予測でありますが、残るも、去るも、かわるも、これは大変なことになると思いますので、給与面も含めて、一般事務職は、今の役場の一般職に配属がえになった場合に、言い方が悪いですけど、ほぼ10年たった経験者が1年生のような仕事ぶりになるのではないかということを覚えるわけですが、こういうケースも含めて、本人さんたちの給料が変わるのか、変わらないのか。  そして、希望退職ということも恐らくあり得るわけですが、配置転換、その他看護師さんも含めて、形態が変わるのなら私はもう勤められないということも含めて、そういう方たちに優遇策を含めた対応がとられるのかどうか。  そして、指定管理者に対して、今後、指定管理者は18名程度の医師を確保しながら運営をするというお話になっていたと思うのですが、今、あま市民病院は、恐らく10名ほどの医師であるわけですが、看護師さんも100名ほどということでお伺いしておりますが、18名の医師に対して、とてもじゃないですけど、看護師の数がこのまま推移すれば当然足らない、あるいは今医師の数が少ない中でどのような対応を今後考えておられるのかお伺いします。  そして、局長でありますが、私は、経営する、あるいは全体を見る立場になれませんが想像しながら、局長の立場というものを考えて思わさせていただいておりますが、毎年大きな負債を抱えながら、あま市からの負担金を頂戴しながら、しかしながら、今現実に私病院にちょこっとだけ足を運んでおりますが、地下の駐車場へ入りますと、ほとんど車空っぽですね、極端に言って。これで本当に運営ができるのかなということを懸念せざるを得ないわけですが、人の将来の配置、あるいは指定管理者とのこれからのいろんな折衝、そして、働いている方がやむなくやめなきゃいけないというようなことも含めて考えられるわけですが、本当に大きな責任を負っていると思うんですね。極端に言うと、そこまで責任はとれませんよと本音で思っているのかどうか。言わないとは思いますが、本当に大変だと私は思っています。対応するのにどのように考えておられるのか、心境、心情をお伺いしたい。  それから、大きい3番目の項目でありますが、病院指定管理者が契約後、管理契約を破棄する懸念事項及び可能性があるかどうかでありますが、今は現状、指定管理者と病院の契約内容が正直私は理解できないし、理解しておりませんのでざっくりお伺いするわけですが、今の病院の医師の数の体制をそのまま維持して、確保して、相手方と条件を設定されているのか。あるいは、特に看護師さんでありますが、先ほど申し上げましたように、これだけ確保しておいてもらわんと困るよというような、そういうような密約があるのかどうか。将来に対する影響が大きいので、そこら辺のことを含めて、懸念事項として答えていただきたい。  それから、大きい4番目で、医師が退職するということで、産科の方だと思うんですが、この方がいなくなる、つまり外来の数が減るということになると想定されるわけですが、こういったことも含めて指定管理者に移行する、だったらもうこの病院にいない、いたくないということも可能性があると思うんですが、医師の動向と、それから、これによる純収入の減損額がどれぐらい想定されるのか。まず、この項目について1回目の質問をお願いします。 186: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  市民病院事務局長。 187: ◯市民病院事務局長 たくさん御質問をいただきまして、お答えさせていただきます。  まず、1点目の御質問につきましては、セコム医療システム株式会社は、平成27年度に公立病院改革プランの策定を委託した業者でございます。その実行支援である経営改善実行支援業務について、事業の継続性を踏まえ、平成28年度も引き続き契約を締結いたしました。内容につきましては、経営分析に関する事項、経営改善の提案と実行支援、組織体制構築に関する支援、その他医師リクルートに関する支援等でございます。  次に、メディテイメント株式会社は、平成28年度から実施している公立病院改革プランに基づく経営改善実行支援業務を引き続き実施しながら、指定管理者制度の導入支援を平成29年度に委託した業者でございます。平成28年度と平成29年度で委託業者が変更となった点につきましては、セコム医療システム株式会社では、指定管理者制度の導入に関する支援業務について実績がなく、受託することが難しいとの判断がなされました。そこで、平成28年度から経営改善の取り組みを引き続き実施することができ、自治体職員として指定管理者制度導入にかかわった経験がある者と、病院経営に精通した公認会計士を確保できるコンサルタント会社として、メディテイメント株式会社との契約に至ったものでございます。  次に、2点目の御質問でございますが、指定管理者の関係ですけれども、職員に対する説明、報告、今後の対応につきましては、職員に対しては、去る1月22日に地域医療振興協会が、法人概要と、協会として目指す診療体制等についての説明会を実施したところでございます。また、今後の対応としまして、病院職員に対する全体説明会や個人面談を実施するために、職員の処遇等について、現在協会と協議を進めているところでございます。  次に、一般職へ配置がえとなる職員数予測と給与待遇につきましては、職員の処遇が確定していないため、職員数の予測ができる段階ではございませんが、他市の事例では、一定数の職員が一般職へ職種がえを行っていると聞いております。なお、今後職員の処遇が決まり次第、意向確認を行い、職種がえをする職員の把握をしていきたいと考えております。  また、給与待遇につきましては、現在人事秘書課と検討を進めているところでもあります。  次に、希望退職を募る優遇措置はについての御質問でございます。  協会へ移籍する者及び指定管理へ移行することにより退職する者に対し、通常の退職より高い支給率で退職手当が支給できるよう、愛知県市町村職員退職手当組合退職手当条例第13条の6第1項第2号に基づく応募認定退職制度の実施を検討しております。  次に、指定管理者に対し、医師、看護師等は確保する義務、約束はあるのかの御質問でございます。  具体的な数字や期限を設けて医師、看護師等の確保を義務化したり、約束をしたりしているわけではありませんが、協会が示している事業計画を達成するには、医師、看護師等の医療従事者の充足は必要不可欠でありますので、協会として、医療従事者を確保する努力をしていただけるものと考えております。また、市としましても、医療従事者の確保には協力をしてまいります。  次に、指定管理者の医師18名配置に対し、看護師は確保をされ、対応は可能かという御質問につきましては、協会は、標榜診療科11科及び180床の稼働を目指す中で、常勤医師を18名配置するとしておりますので、看護師につきましても随時募集を行い、協会の責任において補充していくものと考えております。  次に、私の、重責を担う病院事務局長の考えはという御質問もございました。  私といたしましては、現在の病院の運営状況では、今後、医業収益が回復することは非常に難しいと考えております。そこで、病院としての体力、またはあま市の財政的な体力がある現在が指定管理者へ移行するぎりぎりの期間であると思いますので、しっかりと指定管理者となる協会へ引き継いでいきたいと考えております。  次に、3点目の御質問でございますが、協会が協定を破棄したいと言ってくる懸念事項としましては、医業収益が一向に上がってこない場合には、可能性が全くないとは言い切れません。しかしながら、指定期間が20年であることから、長期計画に基づく運営ができるというメリットの中で医業収益を上げていただけると信じております。また、市としましては、協定がきちんと履行されるよう、運営状況をモニタリングするなど、チェック機能を構築していくことも考えております。  最後に、4点目の御質問でございますけれども、現在行っている民間の医師紹介会社からの紹介も継続しつつ、医師確保に努めてまいります。また、協会からの在籍出向により医師を確保することも検討しており、純医業収入が少しでも上がるよう努めてまいりたいと考えております。  御質問いただきました医師1人が退職の予定もございます。婦人科のドクターでございますけれども、それによる外来の診療収益につきましては、これまでの実績平均からいたしますと、2,000万円弱が減収となるような形を見込んでおります。  以上でございます。 188: ◯議長 答弁漏れは。      (「答弁漏れ。どういう方法で入札をされたのか」と呼ぶ者あり) 189: ◯議長 市民病院事務局長。 190: ◯市民病院事務局長 どうも失礼しました。  一番最初、平成27年度に公立病院改革プランの策定時におきまして、このときにつきましては、プロポーザル方式で業者を決定させていただきました。引き続き、平成28年度、セコム医療ということで、随意契約で契約を締結させていただいております。それから、29年度のメディテイメントの契約につきましても、事業の関連性ということで、随意契約で契約の締結をさせていただきました。  以上でございます。 191: ◯議長 八島進議員、2回目の質問をどうぞ。 192: ◯12番議員(八島進) 今の入札に関することなんですが、プロポーザル方式で公募でされて、恐らくセコムが一番点数が高かったために採用されたと。2年続けてされたという報告でしたが、このメディテイメントという会社の代表者ですが、私、インターネットでいろいろ調べさせてもらいましたが、名前は挙げませんが、Sさんですよね。S氏は、2年前の6月に会社を創設したばかりの、言ってみれば、ほやほやの会社のオーナーさんであるわけですが、そもそもセコムさんのときにSさんが携わっていたかどうか。私、さっき質問してまだ回答がないんですが、年間どれぐらい来て、どういうことをされたというのを答弁されていないでしょう。あわせてお答え願いたい。  それで、なぜ実績のないS氏にあえて大きな病院の指定管理に関する項目を委託しなければならなかったのか。そこが、突然の随意契約であるわけですから、何がどうしてどうなるのかという、どうしたらそんなことができるのか、再度質問をします。  そして、続いて2番目の項目の中で、私が職員の立場になって実は考えながら質問しているわけですが、やはり配置転換となれば、今までやってきたあま市の一般職と病院職の流れ、仕事の関連は全く違うと思うんですね。そこで、例えばですが、40の方が庁舎の一般職に入ったと。それで、仕事は恐らく1年、2年かかって上達するとは思うのですが、そうした場合に、能力がかなり変わるわけですよね、事務でやってきた一般職の方と。そういったときに給料を下げられたら困るわけですよ。恐らく奥様も子供もいて、仕事の能力が低いから給料を下げると言われたら困るんですけど、人事秘書課のほうとこれから検討されるということでありますが、そういう下がるという可能性はあるんですか。これが続いての質問でありますが。  そして、希望退職に関することは愛知県の事例に倣うということでありますが、今ある退職される段階での給料、それプラス一時金の補填をされるという、そういう理解でいいのかどうか。  そして、もう一つ、本当に指定管理者が、18名、向こうで保証しますと。それから、看護師さん等も含めて、もし人が集まらない、人が補填できなかった場合に、最悪、今、局長が後に質問しました懸念事項ですね。病院ともやっぱり契約を破棄しますよというようなことの中の、これ、大きな要素ですね。医者の数、それから看護師さんの数。これが、移行するんだから勝手にやってくれじゃなくて、やはり病院側としても指定管理者に対して敬意を払うべく、また、職員を確保するため、最大の協力はしなきゃいけないとは思うんですが、それでもなおかつ簡単に看護師さんというのは、恐らく百数十名は最低要るわけでしょう。簡単に集まるんですか。これ、素朴な質問ですが、指定管理者さんがいかに力があろうとも、看護師さんを右から左、1年間あるいは2年間の間に倍にするということは至難のわざじゃないですか。医師を集めることも、一時的にどこかから来てくださいという、それは臨時の対応はあるかもしれませんが、永住的に8名をふやすということに関して、本当に力がなきゃ私はできないと思うんですが、そういう逆に懸念は病院側としては持たないですか。  最後にですが、純医業収入、産科の方がいなくなってしまうということでありますが、本当に決算時期に、決算において1,000万、2,000万あるいは3,000万になるかもしれませんが、そういう費用で全体がおさまるのかどうか。計算上の数字はもちろんそうなんですが、本当におさまると思ってみえるのかどうか、再度確認をさせてください。 193: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  経営改革室長。 194: ◯管理課主幹兼経営改革室長 まず初めに、メディテイメントのS氏が何回市のほうに来たかということなんですが、メディテイメントとして来ている回数としましては、今年度2月末までで22回となっております。  それから、なぜメディテイメントに随意契約をしたのかということでございますが、メディテイメント株式会社の代表は、平成28年度に市民病院経営改善実行支援業務を受託しましたセコム医療システム株式会社の担当者であるということは議員のほうも御承知だと思いますが、また、セコム医療システム株式会社退社後におきましては、同社の顧問として実行支援業務に携わっており、市民病院の経営状況等の現状をしっかり把握している方でございます。また、受託期間中に地域包括ケア病棟の開設などで入院収益が増加したなど、一定の実績も一応上げております。ただ、経営改善のインパクトが認められないということから、平成28年11月に市の方針で、抜本的な経営改善として運営形態の見直しを図ることとなり、指定管理者制度を導入するとの判断となりました。  平成32年度までの経営改革プランにのっとった病院経営改善支援業務の継続性を考えますと、市民病院の現状を把握しているセコム医療システム株式会社と引き続き契約するのが望ましいと考えましたが、セコム医療システム株式会社では、指定管理者制度の導入にかかわった実績がないため、指定管理者制度の導入支援が加わる平成29年度以降の業務の継続はできないとの回答をいただいております。そのため、経営改革プランの策定に携わり、平成28年度からの市民病院経営改善支援業務を平成29年度以降も引き続き行うことができ、また、指定管理者制度導入に当たり、自治体職員として指定管理者制度導入にかかわった経験がある者、また、病院経営に精通した公認会計士を確保することが可能であるということから、メディテイメント株式会社と随意契約に至ったということでございます。  次に、配置転換によって給料が下がる可能性はということなんですが、こちらは人事秘書課のほうでお答えさせていただきます。退職金についても、人事秘書課のほうでお答えさせていただきます。      (「退職金」と呼ぶ者あり) 195: ◯管理課主幹兼経営改革室長 退職金こっちでいいですか。済みません。  退職金につきましては、先ほどうちの事務局長からも答弁させていただきましたとおり、応募認定ということで、普通の自己都合に比べますと上乗せがあるということになります。ただ、何%上乗せだということは勤続年数によって違いますので、そのあたりは、今、なかなかきちんとした数字は出せませんが、上乗せはございます。  それから、医師の確保、看護師の確保が簡単にできるかということでございますが、幾ら民間である地域医療振興協会であっても非常に厳しいものであるということは重々承知しております。その中で我々としましても、十分な協力ができるかどうかわかりませんが、しっかりと協力して、医師の確保、看護師の確保には最大限努力をしていきたいと考えております。  純医業収入、収益が2,000万か3,000万でおさまるのかということでございますが、先ほども事務局長がお答えさせていただきましたとおり、現状、婦人科につきましては年間2,000万程度の外来収益のみでございます。入院をやっておりませんでしたので。そういったことからも、現在のままでいきますと、婦人科についてはそれぐらいでおさまるのではないかと考えておりますが、今後、また医師等もどのような動向になるかわかりませんので、さらなる医業収益が下がる可能性も懸念しております。  以上でございます。 196: ◯議長 人事秘書課長。 197: ◯人事秘書課長 職員の給与処遇についてでございますが、まず職員の給与につきましては、職務と職責に応じるものでなければならないというふうに地方公務員法で定義されております。そういったことで、医療職と行政職の職務の内容の相違は、議員御指摘のとおりございます。それから、現行政職職員との均衡にも配慮しなければならないと考えております。そういったことで、医療職における職級、それから勤続年数、学歴等を考慮して、行政職としての給料にどのように格付けるかを今検討中でございまして、詳細につきましては、可能な限り早い段階で職員の皆様に御説明をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。
         (「退職のことは」と呼ぶ者あり) 198: ◯議長 退職については先ほど答弁がありました。  八島進議員、3回目の質問をどうぞ。 199: ◯12番議員(八島進) S氏に関して、セコムで2年間病院と対応されたと。その方が一昨年退社されて、何か自動的に随意契約でその人とやったという経緯であると思うんですが、セコムそのものにそれだけの能力がなかったという、しかもそのS氏がずっと担当してやっていたと。S氏がやめたら、じゃ、その人と随契でやりましょうなんて、何か出来レースもいいところで、ほかにもっといなかったんですか、こういうことをやられる人が。いかにも病院のことをわかっていました。ところが、最初はプロポでやりました。ところが、なれてきたらやっぱりこの人がいいと病院が判断したんでしょうけど、世の中もっとほかにあるんじゃないですか。やはり公平性という面から、あるいはもっとほかにいい業務をやられる方があったんじゃないかと。可能性は絶対ないとは言えませんが、何か安易にそういうことをやられたような気がしてしようがないわけですが、しかもセコムさんは税金を抜くと、これ、結構大きな金額で契約をやっているわけですよね。年額1,850万円、これ、税抜きですよ。メディテイメントは、これ、ぐっと上がっちゃっていますね。昨年1年間の契約、これも税抜きですが、2,311万3,000円。なぜこんなに上がるんですか、同じ人がやっていて。それがちょっと意味不明です。しかも、セコムさんのほうのいろいろ仕様、細かいところに、おっしゃられたように医師のリクルート支援という、医師獲得のためにリクルートを支援するという業務がこの中に入っているわけですが、実際に医師は1人も来ていないわけでしょう。こんな実績のないところになぜあえて委託しなきゃいけないんですか。これ、素朴な質問なんです。  それから、医師の確保、あるいはやがて看護師さんの確保も将来に対して大きく数をふやさなければ、病院の運営が幾ら笛を吹いても踊らずというか、むなしくなる状況に至るわけですけど、そこら辺の本音で、管理者とどれぐらいのところを詰めているのか、任せたから後は知らないよと、赤字を食おうが何しようが指定管理者の責任だから我々は関係ないということですぱっと切っちゃうのか。  そこで私はあえて聞きますが、指定管理者のほうから、いや、やっぱりこれだけは今のあま市さん、絶対に確保しておいてくださいよと、そういうことがあるのかないのか、再度確認をしたい。お願いします。 200: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  経営改革室長。 201: ◯管理課主幹兼経営改革室長 なぜ契約金額がこれほど上がったのかということでございますが、平成29年度のメディテイメントの契約内容には、指定管理者制度の導入支援というものが新たに加わっております。そちらについてがかなり大きな金額として上がっておりまして、そちらが占めているということでございます。  また、医師のリクルートができなかったところになぜ契約したのかということでございますが、先ほども申し上げましたとおり、セコムに勤めていたS氏につきましては、28年度からの経営改善支援業務のほうをやっていただいていたということで、市民病院の実情、また、経営改革プランの策定に当たっても支援をいただいておりましたので、そういった実情を把握しているという点も踏まえまして、その中でさらに、指定管理者制度を導入した経験のある方とのパイプ、それと、病院経営に精通する会計士とのパイプ、そういったものを持っているということから、メディテイメント株式会社と契約をさせていただきました。  あと、指定管理者側から、医師等、看護師等の確保について、特に移行するまでに何人確保しておいてくれということは言われておりませんが、ただ、我々のほうに希望として出ているものは、今いる職員ができる限り、もう100%に近いぐらい残っていただきたいという希望はいただいております。それに向けて、今後、職員説明会等、個別面談等を実施し、しっかりと説明していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。      (「これで終わりですよね」と呼ぶ者あり) 202: ◯議長 答弁漏れですか。      (「いや、答弁漏れじゃ……。まあいいです。これで終わらさせてもらいま      す」と呼ぶ者あり) 203: ◯議長 11番の質問を終わります。  お諮りします。  議事の都合により、本日の会議時間を延長したいと思います。御異議ありませんか。      (異議なし) 204: ◯議長 異議なしと認めます。よって、会議時間を延長いたします。  引き続き、議席番号12番、八島進議員、どうぞ。 205: ◯12番議員(八島進) 12番、八島、続きまして質問をさせていただきます。  続きます質問は、あま市人権行政についてという題でありますが、これも質問漏れがあるといけませんので、あらかじめ用意しました文を読まさせていただきます。  大きく3つあります。  1、あま市人権行政のシンボル塔、これ、アーケードのように、ここの、あま市の玄関にもポールが立っておりますが、あるところに愛知県甚目寺町といまだに表記されているままになっておりますが、これはどうしてかという素朴な質問であります。そして、これを変更する気があるのかないのかということであります。  2番目、人権問題の中で児童虐待、LGBT、そして、部落差別の3件について、あえてお伺いします。あま市内での昨年度の通報件数、相談件数及び内容について質問します。続いて、重大事案に至った事実があったのかどうか。そして、あま市の対応、対策ということについて、これを関連してお伺いします。  3番目に、今後の人権問題に対する広報等を含めた活動あるいは施策についてお伺いをしたいと思います。本来、私が人権ということについて余り深い認識のないものでありますが、昨年、あま市からあま市広報、つまり人権に関する特集号が各家庭に、全戸配布されたと思っています。それを見まして、実に17項目の人権に関する、わかりやすく、しかも非常に参考になる文書をいただきまして、私はそれを読んで、あっ、そうか、ここまであるかと思いながら、なれないパソコンに、これ、保存版として全部PDFで取り込んでおります。折に触れて見ているわけですが、ちなみに、今回、質問に至る要因となったのは、この中で最近特に児童虐待、あるいは殴り殺してしまったような事案も含めて、弱い子供に対する人権がかなりひどい状況にあると。それから、学校でのいじめもそうでありますが、ニュースの段階で非常に悲しい思いをしております。その中で、私はLGBT、余り表現をはっきりしちゃいますとぎょっとする方もいるといけませんので。でも、言います。レズビアン、ゲイ、それからバイセクシュアル、トランスジェンダーと、こういうことの頭文字がそういうことになっておるわけですが、実は私、Tにかかわる方が身近にいてびっくりしたんですね。あえてやはりこれは現状を掌握するとともに、対策あるいは行政のこれからの施策をとらなければいけないということで今回質問に至ったわけでありますが、初めに、1番、シンボルタワーについて。さっき質問したように、それぞれ答えをいただきたいというふうに思います。 206: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 207: ◯企画財政部長 1点目のシンボル塔につきまして、これにつきましては平成11年、旧甚目寺町におきまして、人権尊重のまち宣言を行い、シンボル塔を設置いたしました。合併後、平成23年に、あま市人権尊重のまちづくり条例を制定する過程におきまして、あま市人権施策推進懇話会から答申されたあま市人権施策の基本的あり方及び人権尊重のまちづくり条例(仮称)の制定に向けた基本的考え方についての提言の中で、条例の前文には、旧甚目寺町の宣言文を盛り込み、人権尊重の社会の重要性について、市民一人一人が理解を深めることができる内容のものにする必要があると明記されました。この提言を受けまして、宣言の理念を踏まえた形で条例を制定しておりますが、あま市としましては宣言をしていないため、甚目寺町の表記となっているものでございます。シンボル塔をどうしていくかにつきましては、訂正、変更の予定はございません。  2点目の質問につきましては、昨年度、人権推進課におきまして、人権問題として児童虐待、LGBT、部落差別に関する通報、相談はございませんでしたが、そのような通報や相談があった場合におきましては、関係各機関と情報を共有し、連携して対応するとともに、市民の方々への相談窓口などの情報周知や、さらなる啓発活動の推進に努め、対策を講じてまいります。  なお、児童虐待の通報、相談につきましては、後ほど福祉部長よりお答えをさせていただきます。  3点目の御質問の活動方針につきましては、あま市人権尊重のまちづくり条例の第6条にうたわれておりますように、人権施策に関する基本方針、つまりあま市人権尊重のまちづくり行動計画に基づきまして、人権問題に対する活動を推進することとしております。  以上でございます。 208: ◯議長 福祉部長。 209: ◯福祉部長 福祉部からは、2点目の御質問のうち、児童虐待に関する部分についてお答えをさせていただきます。  昨年度の児童虐待の通報件数、相談件数につきましては、あま市が受けた通報、相談は43件であり、海部児童・障害者相談センターが受けた通報・相談件数は81件で、合わせて124件でございます。  内容につきましては、身体的虐待が40件、性的虐待が2件、心理的虐待が46件、ネグレクトが36件でございます。  重大事件に至った事案につきましては、先ほどの通報・相談件数のうち、児童の一時保護に至った事案が14件あり、このうち児童養護施設に措置入所となった重篤な事案が1件でございました。  対応につきましては、あま市に通報があった場合は、家庭環境や成育歴の調査を行った後、担当課内で緊急受理会議を開き、情報共有と対応方針の協議を行い、児童の身体的な危険度が高いと判断した場合は、海部児童・障害者相談センターに送致し、その指示のもとに対応しております。また、あま市単独で対応する場合は、児童の身体及び心理面の安全確保を最優先した上で、保護者への事情確認や指導を行います。  対策につきましては、平成27年度から、児童虐待問題を専門とした大学教授を講師に招き、講演会を開催しております。参加者は民生・児童委員さん、小中学校の教職員、保育士など、児童に携わる関係者を対象に、児童虐待防止に関する意識の向上を目的とした啓発活動を行っております。  以上でございます。 210: ◯議長 八島進議員、2回目の質問をどうぞ。 211: ◯12番議員(八島進) 今、部長のほうから児童虐待の詳細を伺いました。以前に、さっきいただいた特集号、私、申し上げましたが、あま市からの広報による特集号でありますが、そのときの一昨年の数字はトータルで四十数名だったと思うんですが、なぜこんなにふえたのか、どのような理由があってなっているのか、掌握している範囲で結構ですが、数字が大きく変わっていますね、約倍以上に。それについて再度伺います。  そして、私が目についた、あま市甚目寺町と表記されている部分ですね。保健センターの入り口に、四角い、長くて大きいものがあるんですが、そこの一番左下に、愛知県甚目寺町人権のまち、そういうふうに表記してあります。これを変えないという、再度確認ですが、この名前を変えないということですか。確認をします。変えない理由を再度わかりやすくおっしゃっていただきたい。  そして、もう一つ、広報からでもあるんですが、LGBT、非常にやっかいな英語なんですが、これが広報の一番初めに表記してありますよ。日本では13人に1人、こういう人がいるんだと。私、この文言を見て、実はびっくりしたんですね。私は少なくとも2人しか知らないんですよ、こういう類いの人は。だけど、この中にたくさんいますけど、2人おるという話なんですよ、確率からいうと。本当に13人に1人の根拠をどこから持ってこられたのか。先ほど部長言われましたよね、全く問題、通報はないと。児相の関係は別ですよ。このLさんと部落に関しての通報、相談がなかったというのは、これはどこの箇所へもなかったという、それも確認ですが、そこら辺の確認と、それから根拠をお願いします。 212: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  子育て支援課長。 213: ◯子育て支援課長 まず、1点目のあま市の児童虐待の件数でございますけれども、先生が見られていた人権週間特集号の中の、こちらのほうの虐待の43件というのはあま市の件数でございまして、先ほど部長が申し上げましたあま市の相談件数43件と、海部児童・障害者センターが受けた通報件数81件を足しまして124件でございますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 214: ◯議長 人権推進課長。 215: ◯人権推進課長 今、先生のおっしゃられた保健センター等とか、今のシンボル塔なんですけれども、シンボル塔設置に関しましては、平成11年度に旧甚目寺町において人権尊重のまちを宣言したときのモニュメントであり、歴史的背景を残すためにも、そのまま残す方針でいければと思っております。あと、ほかの県の広告というか看板のようなものなんですけれども、それについては今後検討していきたいと思います。  あともう一点、LGBT、13人に1人という、先ほど先生がおっしゃられた週間特集号のほうに書いてある、一番見出しのところにも書いてあるんですけれども、市のほうとしては今までまだ相談等がなかったものですから、今後に対しても、うちの人権推進課のほうで、LGBTに関する相談につきましては同様に対応していきたいと思っております。  以上です。 216: ◯議長 13人の根拠についてお願いします。 217: ◯人権推進課長 済みません、根拠について、ちょっと今のところ把握しておりませんので。済みませんでした。  以上です。 218: ◯議長 八島進議員、3回目でいいですか。質問をどうぞ。 219: ◯12番議員(八島進) 3回目と言われるとつらいんだけど、あま市の広報に出す以上は、何もいいかげんな根拠もない、あるいはわかりませんなんていう数字を出されるんですか、これ。おかしいでしょう。  それと、再度市長にもこれを確認したいんですが、どこの道路へ行っても名古屋から来て、ここからあま市と看板出ていますね、アートヴィレッジ。全部その地区にまたがった場合は表記変更になるんですよ。これはまた別の角度かもしれませんが、ただ、幾ら旧甚目寺のそういう制定された経緯があるにしても、今はあま市なんですよ。我々は甚目寺があま市じゃないなんて思っていないし、今も病院に関して質問させてもらいましたけど、あま市一体の状況となった中で、あま市が抱える課題、あるいはあま市がこれから施策を打つ中で、旧甚目寺町だけ残していいんですか。私、そこら辺、実際違和感を感じるんですが、なぜそこにこだわられるのか。あま市としての人権でやるべきじゃないですか。当然1年に1回、甚目寺の文化会館で生徒さんを集めたり、いろんなところで講演をしたりやっていますよね。あれ、あま市として生徒さん含めて全体が動いているわけでしょう。そこで、なおかつ昔こうだったからと決めた甚目寺町を表記するのはちょっと抵抗があるんですが、そこら辺、いかがですか。ちゃんと根拠を言ってくださいよ。 220: ◯議長 当局、答弁を。  企画財政部長。 221: ◯企画財政部長 先ほど課長から申し上げました、私どもの宣言塔及びシンボル塔ということで、ちょっと言葉でややこしいところございますけど、25カ所ございまして、旧甚目寺町の公共施設及び公園等の敷地に建っております縦1メーター80ほどの3面、4面の広告塔でございます。これが25カ所ございまして、今課長が申し上げました甚目寺町の庁舎に限っては、入り口にそれとは別にもう少し大きなシンボル塔ということで、11年の宣言のときに建てたものがございます。この2種類がございまして、先ほど課長が申し上げましたように、11年に宣言をされたという歴史的な背景ということで、甚目寺町のこの部分の入り口のところのシンボル塔の大きいものは残しておこうと。あと、それ以外の25カ所、この庁舎も含めますけど、背丈2メーターほどのものにつきましては、今後、今議員から御指摘がございましたように、随時改めるように検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 222: ◯議長 答弁漏れはいいですか。      (「13人に1人の根拠」と呼ぶ者あり)      (「暫時休憩」と呼ぶ者あり) 223: ◯議長 暫時休憩します。      (午後4時50分) 224: ◯議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。      (午後4時51分) 225: ◯議長 人権推進課長。 226: ◯人権推進課長 済みませんでした。  根拠ですけれども、電通ダイバーシティ・ラボが2015年にLGBTを調査した結果、20から50歳の個人900人でインターネットで調査した結果、そのような数字が出たということで、今調べた結果なんですけれども。  以上でございます。      (「聞こえんな」と呼ぶ者あり) 227: ◯議長 もう一度お願いします。 228: ◯人権推進課長 済みません。電通ダイバーシティ・ラボが2015年にLGBT調査した結果に基づいて、調査要員としては20歳から59歳の個人900人にインターネットで調査した結果ということで、それを根拠としております。  以上です。 229: ◯12番議員(八島進) あの、ちょっと今はっきり最後のほう聞こえなかったんだけど、インターネットからの数字によるという、そういう話ですか。 230: ◯人権推進課長 そうでございます。 231: ◯12番議員(八島進) 3回ですから終わります。 232: ◯議長 よろしいですか。  12番の質問を終わります。  13番、議席番号19番、松下昭憲議員、どうぞ。 233: ◯19番議員(松下昭憲) 19番、松下でございます。  通告に従って、質問をさせていただきます。  私のは、職員の職務に対する意識改革について質問をいたします。  毎回同じようなことをやっておりますけれども、今回はまたちょっと違ったことでやりますので、よろしくお願いします。  2月に入って、私の自宅のほうに手紙が3通来ました。差し出し人はありません。内部通報です。その中で、私はその3通の手紙の内容が全て真実であるとは思っておりませんが、そのことについて私なりにいろいろ調査、調べさせていただきました。驚きました。びっくりです。なぜなら、まず説明をしますけれども、職員の野球賭博、かけマージャン、サッカー賭博、この3つでありました。それで、これ、ずーっと調べていきましたら、全て事実でありました。違反ですよね、これ。  賭博の刑法では、賭博とは物品などの財物をかけて偶然性の要素が含まれた勝負を行い、その勝負の結果によって負けた方はかけた財物を失い、勝った方は何らかの取り決めに基づいて財物を得るという仕組みの総称であると書いてあります。また、賭博罪は、刑法185条、186条に現実に規定されております。ただし、常習性のない単純賭博は50万円以下の罰金で、実刑はなしということであります。たとえそれは少額でもだめとされております。  職員間で行われている野球賭博、かけマージャン、かけサッカー等についての、市長はこういう事実は御存じですか。私は、警察沙汰になってからでは遅いということなんですよ。ですから、職場の、役場の中に、このために調査委員会等を設置して、このことに対して職員の姿勢を正してほしいと思います。確実に存在していることでありますので、よろしくお願いいたします。  また、この3月で二十数年勤めた職員が退職します。理由はパワハラであります。私のところに医師の診断書、パワハラになったその内容があります、ここに。それで、これ、上司のいじめなんですよ。こんな20年も勤めた真面目な優秀な、これから力を力いっぱい発揮してもらわないかん職員がやめる。これはどういうことなんですか。皆さん、どう思われますか。市長、どう思われますか。単純に辞職願が出たから、はい、さようなら。そんなもんじゃないでしょう。理由は聞かれたでしょう。  さらに、一部の職員、公務員としての仕事に対する熱意のなさ。皆さんとは言わないですよ、一部の職員ですよ。例えば、体が悪いそうでありますけれども、毎週朝から病院に行く。皆さん、どうですか。病院に行くときは、仕事の都合を見て、夜に行けばいいんです、夜の部を。朝から行く必要はないでしょう。当然でしょう。こういうのを上の者が見て、あっ、医者に行ってきたか。1時間半、2時間おくれてきたか。そんな甘いものじゃないでしょう。税金で働いているんですよ。違いますか。仕事が終わったら、病院は夜7時ごろまでやっていますよ。5時に終わって行けばええんじゃないですか。皆さんは、大抵の人は仕事が終わってから行っていると思いますよ。違いますか。それを朝から、病院に行ってからおくれてくるって。それは、緊急の場合は仕方がないですよ。だけど、ほとんど毎週病院に、おくれてくると。こんなばかな話は認めておったらいかん。上の者が言わないかんて。なぜよう言わんのかな。不思議でいかんわ、これ。  聞くところによると、特定の職員は、これ、よう聞いておってくださいよ。宴会の席等で、何と、うちのあま市長、村上浩司市長に浩司、浩司と呼び捨てしておるわ。こんなばかな話はないですよ。私なら首にしたるわ、頭にきて。私が市長なら首にしますよ。少なくとも市長はあま市のトップですよ。民間企業で言えば会社の社長ですよ。その社長に対して浩司、浩司はないでしょう。議員の私が頭にきておるんだって。市長は頭にきておらんのか知らんけど、私は頭にきておるんだって、こんなばかな話はないって。皆さんも聞いたことあるでしょう。浩司、浩司って言っておるのを。そんなの、あんたら何で上の者は注意しないんだ。おかしいやろう。そんたくしておるのか、何なの、これ。本当に私は気分が悪いですよ。少なくともうちの8万8,000、人口約9万の市長、一番の親分に浩司はないでしょう、浩司は。  私は、こういうことも含めて、職員が住民から本当に信頼されて、一生懸命住民のために仕事をやっていただくような雰囲気の職場をつくらなきゃいけないと思っておるところであります。  そこで質問をいたします。
     今、私が言った賭博の件。これ、御存じですか、幹部。部長でも市長でもいいですよ。知っていたらどうしたらいいかと思いますか。知らなければ、また調査もしなければなりません。こんなものが新聞に出たらとんでもないことになりますよ。私は裏を全部つかんでしゃべっておるんです。誰がやっているかもわかっているんですよ。だけど、名前は言えません。職員の将来がありますから。ですから、小さいうちに消さないかん。だから、委員会をつくって、設置して、皆さんで注意して、そういうことはやめようじゃないかというふうに持っていかないかんと思っておるんですよ。  それから、2問目、パワハラ。この3月になぜ辞職するのかとめたんですか、留意したのか。やめます、はい、御苦労さん。植木等の歌の文句じゃないんだよ。そういうことをやったかどうか聞きたい。  それから、先ほど言いました、毎週病院に朝から行きますけれども、この職員に対して、上司は、夜に行ってこいとか、一言でも言ったことはあるかどうか。  最後に、いろんな場所で、村上市長に対して浩司、浩司、どんなところでも浩司、浩司って大きな声で。失礼じゃないですか、トップに対して。そういうことを許しておる市長、これでいいんですか。それとも何か弱みを握られているの。  これを上司と市長にお伺いして、私の1回目の質問を終わります。 234: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  企画財政部長。 235: ◯企画財政部長 まず、議員御指摘の事案につきまして、その真偽を判断する材料を、私自身、現在詳しいところを持ち合わせておりませんので、答弁は差し控えさせていただきます。  そして、2点目の辞職の件でございますけど、当然私も上司ということで、そういった調査といいますか、事前の聞き取りというものは当然行いました。議員が御指摘のような事実というのは私は把握できませんでした。  以上でございます。      (「何、聞こえない、最後」と呼ぶ者あり) 236: ◯企画財政部長 そういった議員が御指摘のような事実は聞き取れませんでした。  あと、3点目の、仕事時間中じゃなくて夜に行ったらどうだという、私もそういったことについては記憶の中では言った覚えはございません。  以上でございます。 237: ◯議長 市長。 238: ◯市長 まず、私を呼び捨てということで、私に弱みがあるんじゃないかということでございますけれども、弱みはございませんので、そこはしっかりとお伝えをしたいというふうに思っております。  賭博関係でございますけれども、サッカー、マージャンに関しては把握といいますか、知り得ないものでございます。野球の賭博に関しては、たしか人事秘書課かどこかに文書は来ていましたので、弁護士と相談をしながら対処したということであります。  以上でございます。 239: ◯議長 松下昭憲議員、2回目の質問をどうぞ。 240: ◯19番議員(松下昭憲) 今、市長から、野球はちょっとそういうことがあるというようなことを言ったけど、全部あるんですよ。私、調べておるんだから。全部あるの。こんなの調査委員会を設置せないかんですよ。  それから、企画財政部長、やめるときに何も聞けなかったと。私のところにこんなものが来ておるがね、こんなものが。何でやめたって、何でやめたか書いてあるがね。そんなこと、あんた、窓口の部長として聞いていないの。やめていくでええかって、そういうもんかね。そういうもんやないでしょう。  それから、市長、弱みはないのはわかった。だけど、こんな発言を許しておっていいのかということを答えてくださいよ。今の3人とも。 241: ◯議長 企画財政部長。 242: ◯企画財政部長 もう少し補足をさせていただきますと、当然、私、職員というのは一人たりとも、定員適正化ということで、非常に希少な人材だと思っております。当然、退職届が出た段階で、私としまして、当然上司として理由を聞き、本人の意思確認をさせていただきました。単にやめる受領をしただけにとどまらず、理由というものはしっかりと聞き、本人の退職の意思がかたいということで……。      (「どういう理由」と呼ぶ者あり) 243: ◯企画財政部長 ですから、本人が退職したいという、議員がおっしゃるようなパワハラとか、そういったところの確認は私はしておりません、一切。  以上でございます。 244: ◯議長 市長。 245: ◯市長 私の呼び捨てでございますが、議員のほうから、今御質問の中で飲み会と言われました。      (「一番多いのは飲み会。いろんなところで言っている」と呼ぶ者あり) 246: ◯市長 言われましたので、最近では、私は一緒に飲んでおりませんので、私が言われたかどうかということはわかりませんので、その辺の答えはできかねないということであります。      (「3回目でいいよ」と呼ぶ者あり) 247: ◯議長 松下昭憲議員、3回目の質問をどうぞ。 248: ◯19番議員(松下昭憲) それなら、最後に市長に言うけど、みんな職員が浩司、浩司って言ったら気分がええかね。気分が悪いでしょう。あなたはそう言っておるけど、みんな昔からだもの、こんなこと。今に始まった話じゃないでしょう。浩司、浩司と言っておるがね、みんなえらそうに。浩司、何をやっておるんだって言っておるがね。俺を助けんかいって、助けておったわ、さっきも。そう言っておるがね。みんなが浩司、浩司って呼んだら気分はええか。私の前でみんなが昭憲、昭憲って言ったら気分が悪いぜ、本当の話。少なくとも村上浩司、うちのあま市のトップだよ。トップに対して、宴会だろうが何だろうが、分をわきまえないかんって。そんな浩司と呼び捨てさせておったらあかんって。ほかの取り持ちは何をやっておるんだ。みんな見て喜んでおるのか、あんたらは。部長クラスは何をやっておるんだ、それで。教育長、人ごとじゃないぞ。どうやっておるんだ。注意せなあかん、注意せな。  そうだし、もう一つ、それはそれだ。後藤部長、やめたといって簡単に言っておるけど、これ、内容を持っておるの、僕のほうはパワハラの。そういうことを聞いておるの、あんた。20年も勤めてきて、ようやくこれからあま市のために一生懸命やってもらおうと思ったような優秀な人材が簡単にやめていく。おかしいでしょう。やめてもらいたい人はなかなかやめやせんけど、こんないい人をやめさせて、何をやっておるの。  それから、賭博の件について、もう一回最後、大事なことですからお尋ねしますけれども、一部は知っているけれども、あとは知らないということ。私がもし聞きに来られればお答えしますので、委員会をつくって調査をするかしないか、これだけ聞かせてください。 249: ◯議長 当局、答弁をお願いします。      (「再確認させてもらっていいですか」と呼ぶ者あり)      (「いやいや、少なくとも野球は知っておると言った」と呼ぶ者あり) 250: ◯議長 副市長。 251: ◯副市長 職員の関係でいろいろ御迷惑をかけております。実際、こちらの知り得ないところということもあるので、今市長が言いましたように、ある1点については、以前人事のほうに来まして、相当以前の話ということで確認をして、調査もしました。ただ、それについては顧問弁護士との話の中でどうするか、対処の方法、本人の将来、いろいろあるので、そういうことも含めて対処を既にさせていただきました。それで一件はとりあえず当方としては、市側としては終わっておるかと思います。  ただ、今言われたサッカー、それからマージャン、これについては、今、松下議員から聞いた話なので、そういう状態があるという事実関係が、証拠というか、客観的書類とかそういうのがあれば、それに基づいて確認をするということは必要であると判断しますので、また後日、議員のところにお邪魔したいと思います。よろしくお願いいたします。  それで、調査委員会ではありませんけれども、職員の管理という部分では、この前も、昨年の9月にコンプライアンスということで部課長さんに研修を行ったばかりでございます。そういうことで、部下の管理は部課長がするんだということで徹底をしておりますけれども、時期の問題、いろいろなことがあるかと思います。それは十分に、私どもも、それは人事関係でありますので判断しますけど、このことはやっぱり職員の身分ということで大変重要なことでございます。その辺は顧問弁護士とも相談しがてら、どう進めるかというのも判断させていただきたい、そういうことを思っています。  以上でございます。 252: ◯19番議員(松下昭憲) 3回目、終わりましたけど、一言言っておくけど、身分だから小さいうちにやらないかんと言っておるでしょう。そんなとぼけておったらあかんよ、あんたら。しっかりやってくれよ、もっと。 253: ◯議長 13番の質問を終わります。  14番、議席番号18番、足立詔子議員、どうぞ。 254: ◯18番議員(足立詔子) 18番、足立詔子です。  通告に基づいて質問をさせていただきます。最後ですけれども、おつき合いをいただきたいと思います。  水道栓をひねると、水は自然に流れてまいります。今、その水の供給を確保する水道管のインフラ整備も含め、安定的な水の供給の確保を新水道ビジョンとして、厚生労働省は発表いたしました。今後の課題に対処するために、具体的な施策や工程など、包括的に明示をすべきとし、国も重要施策に位置づけております。  あま市の水道ビジョン、概要版ですけれども、見ますと、将来にわたって安全で安定した水道水を提供していくことを目的に策定するとし、あま市の水道事業のマスタープランとして位置づけられるとあります。対象区域は、七宝地区、美和地区全域とし、甚目寺地区の名古屋市水道事業、あま市簡易水道事業とともに事業が今後行われると思われます。  水道事業経営の課題は黒字基調で、これは概要版に載っておりましたが、推移をしているものの、年々減少傾向にあり、市民の生活インフラ基盤の強化と財政マネジメントの向上が期待をされております。水道の理念像と施策目標の推移状況も含めて、水道施設の水質安全対策、そして耐震化対策等について、3点お伺いをいたします。  まず1つ目に、水道施設の適切な資産管理をする上で欠かすことのできない水道台帳の整備状況はどうでしょうか。  2点目は、管路の更新率及び耐震化率についてお伺いをいたします。  3点目は、国は長期的視野に立った計画的な資産管理、アセットマネジメントについてありますけれども、あま市はどのように取り組んでいるのかについてお伺いをいたします。  以上、1回目の質問といたします。 255: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  上下水道部長。 256: ◯上下水道部長 1点目の御質問につきましては、厚生労働省が計画している水道施設台帳には、水道管の情報としまして、布設年度、布設距離、布設費用、管種などを、また、施設情報としましては、設置年度、数量、構造、能力などの詳細な情報を記載していることとしております。あま市水道事業としまして、これらの情報を固定資産台帳で、また、管路については、さらに配管台帳システムなどにより管理をしております。これらは、厚生労働省から示されている水道施設台帳の内容に合致すると考えております。  2点目の御質問につきましては、平成28年度末の集計におきまして、配水管の総延長は29万7,088メートルとなっております。平成28年度の配水管の更新距離は4,120メートルで、管路更新率は1.39%となっております。また、耐震管の管路延長は2万1,773メートルで、管路の耐震化率は7.3%となっております。現在は、地震に弱いとされている石綿管の更新を計画的に行っており、今後も安全な水を安定して供給するために、管路の更新及び耐震化に進めてまいりたいと考えております。  3点目の御質問につきましては、あま市水道事業では、厚生労働省の簡易支援ツールを用いて、平成28年度の実績を反映させたアセットマネジメントを作成しております。年々精度を高めているところではありますが、あくまでも簡易支援ツールによる作成であり、現在のところ業務への反映までには至っておりません。1点目でございました水道施設台帳の精度を高め、より精度が高いアセットマネジメントを行う必要があると考えております。  以上です。 257: ◯議長 足立詔子議員、2回目の質問をどうぞ。 258: ◯18番議員(足立詔子) 2回目の質問ですけれども、今、水道施設台帳はないということでお伺いをいたしました。そのかわりとなるものということで固定資産台帳、また、配管の台帳システムを活用しながら管理をされているというふうにお伺いをしましたが、やはり今後、アセットマネジメントをしっかり取り組んでいく上で必要になっていくもので、今後は検討しなければいけないというふうに思いますけれども、この2つのツールを使って管理しているということでありますけれども、これは厚生労働省が計画をしている水道施設台帳と同様であるというか、そういう認識をしてもいいのかということについてお尋ねいたします。  2点目に、今、管路の更新率、また、耐震化率についてお伺いをいたしました。耐震化率につきましては7.3%ということで今お伺いをしましたけれども、今後、石綿管を中心にということで、今、答弁がありましたけれども、地震に弱いとされている石綿管について、普通にイメージとして、石綿管と聞くと、健康に悪いんじゃないかというのがまず最初に頭に浮かびます。なので、これは健康に被害が及ぶものかどうかということについてまず1点と、地震に弱いとされているということで今答弁がありましたので、今後どのように更新をされるか、更新状況について教えていただきたいと思います。  3点目のアセットマネジメントの、今、簡易ツールということでお伺いをいたしました。今後の現状と課題、長期的視野に立ってどのように取り組んでいくのかについてお伺いをいたします。 259: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  上水道課長。 260: ◯上水道課長 失礼します。  御質問いただきました、まず1点目でございます。  水道施設台帳につきまして、布設年の古いものなど、一部で精査が必要であると思っておりますが、合致しているものがあるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  2点目でいただきました石綿管についてでございます。  石綿管の健康被害云々ということでございますが、厚生労働省やWHOの見解では、水道水に溶出するアスベストは極めて微小で、粉末吸引と比較しても、水溶液の摂取による健康への悪影響は認められないとされております。布設替の際の粉じんが飛散して吸引する場合もございますので、慎重に作業を行っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  また、石綿管の更新の状況ということでございます。平成29年度に844メートルを布設替しまして、平成29年度末には残り3,930メートルになる予定でございます。平成33年度末までに完了できるように計画をしておるところでございますので、よろしくお願いいたします。  3点目でいただきました、アセットマネジメントの長期的な視野に立った考え方ということでございます。  アセットマネジメントとは、長期的な資産管理を計画的に検討するものと考えております。平成27年度に作成しました水道事業ビジョンをもとに、資産の更新計画を作成する上で、施設の長寿命化など、さまざまな検討が必要だと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 261: ◯議長 足立詔子議員、3回目の質問をどうぞ。 262: ◯18番議員(足立詔子) 3回目の質問です。  最初にお尋ねしたように、安定的な水の供給ということで、今後ますます生活インフラは長寿命化も含めてきちんと管理をしていかなければいけないものであると考えております。その中で、現在は簡易ツール等を使用しながらということですけれども、やはりきちんと国の指針に沿ったしっかりしたものを今後計画していくべきであるのではないかというふうに考えます。その視点に立った上で、災害に強い、生活インフラの供給もさまざま、東日本大震災もありますし、熊本の震災もありました。また、豪雨災害等、さまざまな災害等がありますけれども、災害に強い生活インフラの供給がさらに今後求められていくのではないかというふうに考えております。  この地域は、特に南海トラフを震源域とする大地震に対する備えが今最も重要とされておりますけれども、東日本の大震災等におきましては、千葉県の浦安市などでは、液状化によってマンホールとかがせり上がったりとか、水道管も同じように上がったりとか、そういう被害を受けております。  あま市は、このような液状化現象などの災害に対して、水道管の更新等も含めてどのように考えていくのか。また、アセットマネジメントに対する、今、今後しっかり取り組んでいくというふうに御答弁がありましたけれども、具体的な施策等について、以上2点についてお伺いをして、質問を終わらせていただきます。 263: ◯議長 当局、答弁をお願いします。  上水道課長。 264: ◯上水道課長 失礼します。  それでは、いただきました2点の御質問に対してお答えをさせていただきます。  まず、1点目でございます。水道管の更新についてということでございます。  あま市水道事業では、布設替を行う際、75ミリ以上の管は地盤の悪いところでも耐震性を発揮するとされております耐震管に更新しております。現在、地震に弱いとされております石綿管の更新を最優先に行っておりますが、その後は重要管路でございます基幹管路の耐震化を進める計画でございますので、よろしくお願いいたします。  それから、2点目、アセットマネジメントのことについて御質問いただきました。  近年、配水量の減少によりまして、収入は減少傾向にございます。今後もその傾向は続くと予想されておりますが、限られた財源の中で老朽化した施設を計画的に更新していく必要がございます。厚生労働省では、実使用年数に基づく施設の更新基準の設定例も示しており、例えば水道管の法定耐用年数は40年とされておりますが、管種によって40年から80年の設定例が示され、実情に合わせた設定を行うこととしております。これを長寿命化的な考え方といたしまして、個々の配管状況を精査し、この設定例を参考として施設の更新計画に反映させ、更新費用を長期にわたり見通すことができるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 265: ◯議長 14番の質問を終わります。      (「議長、質問があります」と呼ぶ者あり) 266: ◯議長 野中議員。 267: ◯3番議員(野中幸夫) 先ほどの松下議員の質問にかかわってでありますけれども、賭博という問題が発言されたわけなんです。この問題が、議員の質問が虚偽であれば、議会として深刻な問題が横たわっているという思いがいたします。事実であれば、行政の内部に深刻な問題がまた横たわっているのではないか、こういう思いがします。しかし、質問を聞いていた段階では、我々にはどこに真実があるのかはわかりません。よって、議会調査特別委員会の設置について、議長のほうから検討していただきたい。行政と議会の権威にかかわる問題として、よろしくお願いします。 268: ◯議長 検討して、対応していきたいと思います。  以上で一般質問を終わります。  本日はこれにて散会いたします。  なお、3月7日水曜日午前10時より本会議を再開し、質疑通告に基づき、各議案に対する質疑を行った後、各常任委員会に付託いたしますので、よろしくお願いいたします。  本日は御苦労さまでございました。
         (午後5時26分) ───────────────────────────────────  以上、会議の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。  平成30年3月5日      あま市議会議長 林   正 彦         署名議員 足 立 詔 子         署名議員 松 下 昭 憲 発言が指定されていません。 この会議録の全ての著作権はあま市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) AMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...