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  1. 北名古屋市議会 2021-03-22
    03月22日-03号


    取得元: 北名古屋市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    令和 3年第1回定例会( 3月)       令和3年第1回北名古屋市議会定例会会議録(第3号)招集年月日  令和3年3月22日招集場所   北名古屋市議会議場開   会  3月22日 午前10時 議長開会宣言応招議員 1番 川 渕 康 宏  2番 清 水 晃 治  3番 浅 利 公 惠 4番 熊 澤 真 澄  5番 井 上 一 男  6番 福 岡   康 7番 渡 邉 麻衣子  8番 梅 村 真 史  9番 阿 部 武 史 10番 齊 藤 裕 美  11番 間 宮 文 枝  12番 猶 木 義 郎 13番 渡 邊 幸 子  14番 永 津 正 和  15番 桂 川 将 典 16番 上 野 雅 美  17番 神 田   薫  18番 大 野   厚 19番 沢 田   哲  21番 黒 川 サキ子不応招議員  な し出席議員   20名欠席議員   な し欠   員  1名地方自治法第121条の規定により説明員として出席した者の職氏名  市長      長 瀬   保   副市長     日 置 英 治  教育長     吉 田 文 明   統括参事    岩 越 雅 夫  総務部長    早 川 正 博   財務部長    村 瀬 雅 彦  防災環境部長  桑 原 邦 匡   市民健康部長  井 上 昭 人  福祉部長    森 川 三 美   建設部長    丹 羽 信 之  教育部長    鳥 居 竜 也   会計管理者   柴 田 幹 夫  財務部次長財政課長        市民健康部次長健康課長          大 林 栄 二           柴 田 悦 代  福祉部次長高齢福祉課長      建設部次長施設管理課長          青 山 美 枝           中 村 昌 直  教育部次長スポーツ課長          酒 井 英 昭職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長  中 畑 裕 太   議会事務局議事課長                            山 田 重 之  議会事務局議事課課長補佐      議会事務局議事課主査          安 田 道 秋           中 原 孝 治議事日程  議長は議事日程を別紙のとおり報告した。      令和3年第1回北名古屋市議会定例会 議事日程〔第3号〕                        令和3年3月22日 午前10時00分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第2号 押印を求める手続の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について日程第3 議案第3号 北名古屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例を定める条例及び北名古屋統括参事の設置に関する条例の特例を定める条例の一部改正について日程第4 議案第4号 北名古屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について日程第5 議案第5号 北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について日程第6 議案第6号 令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第8号)について日程第7 議案第7号 令和3年度北名古屋一般会計予算について日程第8 議案第8号 令和3年度北名古屋土地取得特別会計予算について日程第9 議案第9号 北名古屋基金条例の一部改正について日程第10 議案第10号 北名古屋市税条例の一部改正について日程第11 議案第11号 令和3年度北名古屋国民健康保険特別会計予算について日程第12 議案第12号 令和3年度北名古屋後期高齢者医療特別会計予算について日程第13 議案第13号 北名古屋国民健康保険条例の一部改正について日程第14 議案第14号 北名古屋国民健康保険税条例の一部改正について日程第15 議案第15号 令和2年度北名古屋介護保険特別会計補正予算(第3号)について日程第16 議案第16号 令和3年度北名古屋介護保険特別会計予算について日程第17 議案第17号 北名古屋市障害(児)者扶助料支給条例の一部改正について日程第18 議案第18号 北名古屋市憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について日程第19 議案第19号 北名古屋介護保険条例の一部改正について日程第20 議案第20号 北名古屋指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について日程第21 議案第21号 北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正について日程第22 議案第22号 北名古屋遺児手当支給条例の一部改正について日程第23 議案第23号 令和2年度北名古屋北名古屋沖村西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について日程第24 議案第24号 令和3年度北名古屋北名古屋沖村西部土地区画整理事業特別会計予算について日程第25 議案第25号 令和2年度北名古屋下水道事業会計補正予算(第1号)について日程第26 議案第26号 令和3年度北名古屋下水道事業会計予算について日程第27 議案第27号 北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第28 議案第28号 北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第29 議案第29号 北名古屋市体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第30 議案第33号 令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)について日程第31 議案第34号 北名古屋市議会会議規則の一部改正について日程第32 議案第35号 北名古屋市議会委員会条例の一部改正について日程第33 議員派遣について〇市長挨拶〇閉会             (午前10時00分 開  議) ○議長(沢田哲)  おはようございます。 議員各位には、定刻までにご参集をいただき、誠にありがとうございます。 ただいまの出席議員は20名で、定足数に達しております。 よって、会議は成立いたしましたので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしましたとおりであります。 日程第1、諸般の報告を行います。 監査委員から、新たに例月出納検査の結果についてが提出されましたので、お手元に配付させていただきました。 次に、新たに追加議案として議案3件、議案第33号、令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)についてから議案第35号、北名古屋市議会委員会条例の一部改正についてまでが提出されましたので、受理したことを報告いたします。 以上、報告でございます。 日程第2、議案第2号、押印を求める手続の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第29、議案第29号、北名古屋市体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてまでの議案28件を一括議題といたします。 これより所管委員会における審査結果について、各委員長の報告を求めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案のうち、予算決算常任委員会において審査された議案11件の審査結果についての委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、予算決算常任委員会における審査結果についての委員長報告は、省略することに決しました。 この際、議案第2号から議案第29号までの議案28件のうち、予算決算常任委員会において審査された議案11件を除いた議案17件について、審査を所管した委員会の委員長に審査結果の報告を求めます。 福祉教育常任委員会委員長 大野 厚議員。 ◆福祉教育常任委員会委員長(大野厚)  おはようございます。 福祉教育常任委員会における審査結果をご報告いたします。 当委員会は、去る3月12日、議事堂におきまして、委員7名の出席により開催し、付託議案11件について審査を行いました。 付託された議案第13号、北名古屋国民健康保険条例の一部改正については、質疑・討論もなく、採決では、委員全員の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第14号、北名古屋国民健康保険税条例の一部改正について、議案第17号、北名古屋市障害(児)者扶助料支給条例の一部改正について、議案第18号、北名古屋市憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について、議案第19号、北名古屋介護保険条例の一部改正について、議案第21号、北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正について、議案第22号、北名古屋遺児手当支給条例の一部改正について、議案第27号、北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第28号、北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正については、質疑・討論が行われ、採決では、委員の賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第20号、北名古屋指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について、議案第29号、北名古屋市体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正については、質疑はあったものの討論はなく、採決では、委員全員の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第14号、議案第17号から議案第22号並びに議案第27号から議案第29号の主な質疑と答弁でございますが、議案第14号につきましては、保険税の引上げは、被保険者にとって限界に来ているのではとの問いに対し、法定外の繰入れの解消、保険税の県内統一、特別交付税マイナス評価の解消が目的との答弁が、また見直し後の軽減対象者数の差をどのように想定しているかとの問いに対し、事業収入だけの方の場合、軽減対象者の増減が懸念されるとの答弁がなされました。 議案第17号につきましては、この事業の目的や意味はとの問いに対し、家計の負担を案じて設けた市独自の制度との答弁が、また弱い立場の方への支援を削っても、ノーマライゼーションの考え方が市民と共有できるのかとの問いに対し、財政的に非常に厳しく、社会保障と社会福祉事業をしっかりと分離せざるを得ないとの答弁がなされました。 議案第18号につきましては、現状利用者がいて、投票所でもあるので慎重に進めるべきではとの問いに対し、代替の活動拠点の確保が可能だとして判断したとの答弁が、また財政的に維持できる規模に縮小したり、地域の方に維持を任せてはとの問いに対し、有効活用ができるかを含め、プロジェクトチームと相談するとの答弁がなされました。 議案第19号につきましては、高所得者をはじめ応能負担の細分化の検討はとの問いに対し、低所得者への影響が少なく、保険料が5,000円を超えていないため見送るとの答弁が、また介護給付費が伸びている原因や今後の傾向はとの問いに対し、核家族や老老介護で施設入所者が増え、介護サービス利用の増加を見込むとの答弁がなされました。 議案第20号につきましては、感染防護介護事業者の負担は増大しないかとの問いに対し、利用者の安全・安心が目的との答弁が、また管理者がほかの役割を兼ねると介護サービスの質が低下しないかとの問いに対し、定期的に運営協議会を開催し、注視していくとの答弁がなされました。 議案第21号につきましては、利用料金が3年で2倍、3倍にもなるが、もう少し低く緩やかにできないかとの問いに対し、これまで大変低くしていたため上がり幅が大きいが、額は適正との答弁が、また運営費の50%保護者負担が適正だとすると市の負担はとの問いに対し、7,000円になると、国・県及び市が6分の1ずつ負担との答弁がなされました。 議案第22号につきましては、独り親家庭の9割は母子家庭。コロナ禍で支援すべきところが削減の理由はとの問いに対し、国は近年独り親家庭の支援を充実、市は真に必要な方への支援を行うとの答弁が、また新たに設定された所得制限は幾らかとの問いに対し、児童扶養手当所得水準と同じ設定との答弁がなされました。 議案第27号につきましては、大きな施設よりも地域の小さな施設として残す検討はとの問いに対し、大規模修繕が必要なら廃止ということは平成24年の計画で決まっていたとの答弁が、また定期利用団体の受皿として民間施設に協力を求める考えはとの問いに対し、多方面にわたって活動場所を探せるよう後方支援していくとの答弁がなされました。 議案第28号につきましては、西図書館が廃止に至った経緯はとの問いに対し、合併時から議論はあった。コストやコロナ禍を意識しつつ、サービスポイントの設置や学校、児童館との連携も視野に入れていくとの答弁が、また西図書館年間利用者10万人が違った形で訪れるための取組はとの問いに対し、学習スペース市民活動団体が利用できる交流拠点としての活用を検討との答弁がなされました。 議案第29号につきましては、利用者の一部は健康ドームに流れることが想定されるが、受入れ体制はとの問いに対し、運用調整はするが容量は不十分。民間施設も含めて選択をとの答弁がなされました。 以上で、福祉教育常任委員会における審査結果の報告を終わります。 ○議長(沢田哲)  総務常任委員会委員長 間宮文枝議員。 ◆総務常任委員会委員長間宮文枝)  おはようございます。 総務常任委員会における審査結果をご報告いたします。 当委員会は、去る3月16日午前10時から、議事堂におきまして、委員6名の出席により開催し、付託議案6件について審査を行いました。 議案第2号、押印を求める手続の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第4号、北名古屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、質疑・討論もなく、採決では、委員全員の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第3号、北名古屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例を定める条例及び北名古屋統括参事の設置に関する条例の特例を定める条例の一部改正について、議案第9号、北名古屋基金条例の一部改正について、議案第10号、北名古屋市税条例の一部改正については、質疑はあったものの討論はなく、採決では、委員全員の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第5号、北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については、質疑・討論が行われ、採決では、委員の賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第3号、議案第5号、議案第9号並びに議案第10号の主な質疑と答弁でございますが、議案第3号につきましては、特別職の給料等の1割削減が妥当かとの問いに対し、管理職手当や一般職の給料、民間への波及が考えられ、1割が妥当との答弁がなされました。 議案第5号につきましては、保育士は感染予防しながら大変な労働で、メンタルのフォローが必要ではとの問いに対し、苦労は民間も公務員も同じ。各管理職が適切に対応するとの答弁が、またやむを得ない改正だが、士気が下がらないよう職員への説明が必要ではとの問いに対し、各責任者からの趣旨説明が必要である旨、説明していくとの答弁がなされました。 議案第9号につきましては、運用基金から積立基金に変更したことによる効果はとの問いに対し、金利が非常に低く、運用益のみでの活用が困難なため変更するとの答弁がなされました。 議案第10号につきましては、今後のまちづくりのための自主財源とすべきではとの問いに対し、道路や都市基盤の整備等、企業にメリットがあるところに投資すべきとの答弁がなされました。 以上で、総務常任委員会における審査結果報告を終わります。 ○議長(沢田哲)  これをもちまして各委員長の報告を終わります。 これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。 発言を許します。 (挙手する者なし) ○議長(沢田哲)  別に質疑もないようですので、これで質疑を終結いたします。 これより、議案第2号から議案第29号までについて一括討論に入ります。 討論の通告がございますので、順次発言を許します。 川渕康宏議員。 ◆1番(川渕康宏)  1番、日本共産党川渕康宏です。 議案第5号、北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。 今回、会計年度任用職員期末手当は引き下げるべきではないと考えます。 理由といたしましては、まず第1に職員の方々はコロナ禍の下で現場では通常の業務に加えて感染拡大の防止、予防策を講じながら仕事をされています。精神的にも肉体的にも負担が大きいと考えます。また、大地震等の災害が起こった際には、第一線で業務を遂行しなければなりません。こうした中で、公務公共の役割の発揮が求められています。そこに地域のために働く公務労働の意義があるのではないでしょうか。 第2に、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって企業や個人事業の売上げが減少し、賃金なども下がっています。個人消費を上げ、経済の活性化を図るためにも賃上げが必要と考えます。 したがって、議案第5号、北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については反対といたします。 続いて、議案第11号、令和3年度北名古屋国民健康保険特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 政府は、2018年度から都道府県を国保財政の責任主体とする国保の都道府県化を実施しました。その背景には、自治体独自で一般会計からの繰入れを削減、廃止し、都道府県単位標準保険料率に合わせ統一することが目的です。当然保険料は上がる自治体が出てきます。本市でも昨年度から段階的に繰入れの削減がされ、来年度も実施されます。そうなりますと中間層にも影響が出てくる懸念があります。令和2年12月末現在で滞納者数が約2,600人に上り、さらに増加すると考えます。 これまで自治体が独自で一般会計からの繰入れで少しでも保険料を安く抑えてきた努力が台なしになり、自主性がなくなってしまいます。本市においても、長年努力してきました。また、この厳しい財政の中で、低所得層に対しては市独自の2割減免が来年度も実施するということで高い評価をしております。 今、新型コロナウイルス感染拡大の影響で本市も減収が見込まれ、苦境に立たされています。自治体任せにせずに国が責任を持って支援し、国庫負担を増やすべきです。私どもは公助の観点から、国に対して国庫負担の増額を求めていきます。 以上の理由をもって、議案第11号、令和3年度北名古屋国民健康保険特別会計予算について反対をいたします。 最後に、議案第12号、令和3年度北名古屋後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 今、高齢者の方の多くは少ない年金で苦しい生活を強いられ、75歳以上の後期高齢者の低所得層においては、軽減特例が撤廃され、負担増となっております。また、一昨年の10月には消費税が10%に引き上げられ、それが重くのしかかり苦しさを増しています。さらには、75歳以上の後期高齢者医療費窓口負担が2割にすることを医療制度改定一括法案に盛り込まれています。対象者は、単身で年収が200万以上、どちらも75歳以上の夫妻で年収320万以上の世帯の2つです。この後期高齢者医療保険制度が始まって以来、保険料の増額に加え、窓口負担も増やそうとしています。 また、75歳以上になると、扶養に入っていた方は扶養から強制的に外され、保険料を払わされます。75歳以上の高齢者は幾つもの病気にかかりやすく、治療に時間がかかる世代です。これがさらに負担増になると、病院に行くのもためらうと考えます。高齢者の方からは、これ以上負担が増えると、病院を減らすか、通院の回数を減らさないといけない、ほかにも支払うものがあるから余裕がないなど、多くの切実な声を聞いております。 私どもは、負担増などで高齢者の生活や命を脅かす制度の廃止を求めると同時に、保険料の値上げや窓口負担をやめさせ、元の老人保健制度の復活と高齢者医療への国庫負担金を増やすよう国に強く求めていきます。 以上の理由をもって、議案第12号、令和3年度北名古屋後期高齢者医療特別会計予算について反対とし、議案第5号、第11号、第12号についての反対討論といたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(沢田哲)  永津正和議員。 ◆14番(永津正和)  14番、市政クラブ永津正和でございます。 議案第5号、北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 地方公務員法において、職員の給与は、民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮して定めなければならないと規定されております。ここで言う職員の範囲には、一般職員のみならず会計年度任用職員も含まれており、今回の条例改正はこの趣旨に即した形で改めるものであります。 会計年度任用職員については、令和2年第4回北名古屋市議会定例会で可決した北名古屋市職員の給与に関する条例の一部改正による一般職の職員との均衡を保ちつつ、年度ごとに任用されるという特性上、新年度からの任用条件を改めることが最も適当であると考えます。 よって、議案第5号、北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については賛成するものでございます。議員各位のご賛同をお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(沢田哲)  浅利公惠議員。 ◆3番(浅利公惠)  3番、市政クラブ浅利公惠です。 議案第11号及び議案第12号について、賛成討論をさせていただきます。 初めに、議案第11号、令和3年度北名古屋国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険は、国民皆保険制度の基盤として、地域住民医療受診機会の確保と健康の保持・増進に重要な役割を果たしてまいりました。 令和3年度の予算編成に当たっては、世帯数が130世帯、被保険者数は490人減少すると見込まれており、新型コロナウイルス感染症の影響により保険税の減収が見込まれることから、前年比1億8,200万円減額の71億5,500万円となっております。 このたび保険税負担の見直しに取り組まれましたが、引き続き一般会計からの繰入れのさらなる削減が求められていると理解しております。制度の安定した運営と健全な財政運営を図るため、今後とも保健事業ジェネリック医薬品の推進などの医療費抑制に努め、継続的な見直しに取り組まれることを期待いたしまして、議案第11号、令和3年度北名古屋国民健康保険特別会計予算について、賛成するものであります。 次に、議案第12号、令和3年度北名古屋後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 令和3年度の予算編成に当たっては、高齢化が進展する中、被保険者数が前年比430人増の1万1,740人と見込まれるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により保険料の減少が見込まれることから、対前年比900万円減額の13億800万円となっております。 保険料率については、医療給付費等の財源を確保するため、2年ごとに改定が行われています。令和3年度はその2年目に当たるため、今年度と同率、同額ではありますが、低所得者に対しては制度本来の仕組みである7割軽減に戻すものの、保険料軽減措置は継続されており、制度の安定した運営と健全な財政を維持する上において、適正かつ公正な予算となっていることから、議案第12号、令和3年度北名古屋後期高齢者医療特別会計予算については賛成するものです。 以上、議案第11号及び第12号の賛成討論とさせていただきます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(沢田哲)  渡邉麻衣子議員。 ◆7番(渡邉麻衣子)  7番、日本共産党渡邉麻衣子です。 議案第7号、14号、16号、17号、18号、19号、21号、22号、27号、28号について、反対の立場から討論を行います。 まず、議案第7号、令和3年度北名古屋一般会計予算についてです。 令和3年度の北名古屋一般会計は、持続可能な財政運営のために幅広い分野にわたる大幅な事業削減の予算編成となりました。 その要因は、新型コロナの感染拡大が長期化したことによる社会経済活動の減速などが地方財政に影響したこともありますが、それ以上に法人税減税や大企業優遇税制による法人市民税の減収と、市の行う公共サービスに見合わない交付税の少なさが大きな痛手となっていることです。 これまで市民の思いに応えて福祉をはじめとする事業の拡充や地域に根づいた公共施設をできる限り維持しながらの福祉のまちづくり、子育てのまちづくりが進められてきました。 しかし、合併してまちは大きくなっても、公共施設の統廃合を進めたり、経費を削減していかなければ持ちこたえられなくなるという合併そのものがもたらす地方財政の圧縮、合併自治体の厳しい現実があらわになりました。 国は、新年度予算において、コロナ危機による税収減を前提にした地方交付税の増額など一定の財源の措置をしていますが、感染拡大そのものを抑え込むための医療、検査体制強化などの足元のコロナ対策は後手後手に回り、事業の悪化や解雇などに対する支援金、給付金は必要な人に十分に届かない。軍事費は過去最大を更新する一方で、社会保障予算は高齢化に伴う自然増さえ削るなど、国が負うべき責任を果たせているとは言えません。 国による地方財政圧縮の流れや新型コロナ感染拡大の長期化が影響するなどして、北名古屋市の財政状況は大変深刻になっていますが、そのような中でも多くの市民が臨んだ18歳到達年度末までの子ども医療費助成制度の継続、高齢者の多くが日中の生活に利用しやすくなることを願った「きたバス」を1時間に1本走らせるなどの拡充、また母子保健事業の整備など未来ある子供たちへの支援、公共交通による移動手段の拡充に努められたことは高く評価しています。 しかし、地域の拠点である東公民館の廃止、子供から大人まで誰もが学ぶことのできる知識の拠点、西図書館の廃止、一人一人の学びを充実させる学び支援事業の縮小、給食費は保育の一環だと市長が語られた幼児給食費無料化の縮小、児童クラブ、放課後子ども教室の大幅な利用料引上げ、障害者タクシー利用・ガソリン給付補助券の半分カットや遺児手当ての一部廃止などはコロナ危機で苦しい思いをしている市民にさらに厳しさを求めるものです。 また、公共施設の廃止や大幅な事業縮小については、市民に丁寧に説明して、市民の声を聞く時機を設けた上で慎重に検討するべきです。消費税増税によって家計消費が冷え込んでいるところへの新型コロナの感染拡大は、営業や雇用もさらに悪化させ、国民の命と暮らしに大きな不安をもたらしています。 私どもは、地方自治体が主体的な自治を行うためには、デジタル化による行政システムや制度の標準化によって行政サービスが独自性を失ってしまわないよう、またトップランナー方式などの終わりのない経費削減の仕組みを押しつけることのないよう、国に対して公共施設と公共サービスが維持できる十分な財源、市民の命と暮らしを守る財源を確保するべきだと強く要求することを求め、その上で引き続き市民の命と暮らしを守るために、コロナ危機で受けた様々な苦難から救済することを共に全力を尽くしていくことを申し述べて、議案第7号、令和3年度北名古屋一般会計予算については反対といたします。 次に、議案第14号、北名古屋国民健康保険税条例の一部改正についてです。 国保税がますます高過ぎて払えない保険税額になっていきます。消費税が10%に増税された翌年度の令和2年度に全体で2.77%の保険税引上げがされ、国民健康保険の加入者の大半を占める高齢者の年金が目減りする中、新型コロナウイルス感染症が拡大し、非正規労働者、自営業の方々の所得がますます低くなっていきました。 しかし、国は国民の大変厳しい生活を直視せず、自助と自粛頼みで感染拡大そのものを抑え込むための医療、検査体制強化などの対策は後れを取り、感染拡大を長期化に至らせただけでなく、社会保障費の高齢化による自然増を削減し、国保制度の安定化の名による自助を国民に押しつけています。 今回の条例では、令和3年度より国保の保険税を全体で4.04%引き上げるとしており、2年続けての引上げでは、コロナ危機で苦しい生活がさらに厳しくなって保険税を払うのが困難になってしまいます。 市民の命と暮らしを守るために、市が独自に行う国保税軽減のための公費繰入れに対して予算を減らす国のペナルティー措置をしたり、高過ぎる県の標準保険料率への統一化を図ろうとするのではなく、国は責任を持って財源確保をすることが重要です。 以上のことから、議案第14号、北名古屋国民健康保険税条例の一部改正については反対といたします。 次に、議案第16号、令和3年度北名古屋介護保険特別会計予算についてです。 今年は、介護の社会化を理念に介護保険制度が始まって20年になりますが、65歳以上の当初の保険料は今や全国平均で倍増し、原則1割だった利用料の自己負担は2割負担、3割負担が導入されていきました。また、介護保険の給付を受けられる対象も狭められていき、要支援の訪問・通所介護などは自治体の裁量で運営するサービスの担い手もボランティアなど無資格者でも可能な総合事業へと保険給付外しがされていき、利用したくても利用するのが難しい制度へと変えられていきました。 長年頑張って生きてこられても、年金が目減りし、医療費の窓口負担2割の対象が拡大されていき、ますます高齢者の暮らしは厳しくなっており、介護保険が必要になっても使えない、費用負担ができず利用を控えるなどということが大きな問題になっています。 令和3年度の北名古屋市介護保険特別会計は、介護保険料の基準額が月額4,865円、年額で5万8,380円に、前期と比べて月215円の引上げ、年2,580円の引上げが盛り込まれた予算となりました。 これまで積み上がっていった基金を第8期初年度の令和3年度は約4,000万円取り崩し、第8期の3年間では合計3億4,000万円取り崩すことを予定して、保険料金の増額幅抑制に取り組まれたことは高く評価をいたしますが、コロナ危機においても、新年度からは高額介護サービス費の自己負担額の上限引上げや、住民税非課税世帯の負担軽減がされてきた施設利用時の居住費と食費についての補助が縮小されていくなど、高齢者の厳しい現状を思いますと、保険料引上げによる市民生活への影響は大きいものと考えます。 以上のことから、議案第16号、令和3年度北名古屋介護保険特別会計予算については反対といたします。 次に、議案第17号、北名古屋市障害(児)者扶助料支給条例の一部改正についてです。 この条例改正は、主に障害者手当支給事業の中で、市が独自に支給していた分のうち、2人以上の障害者がいる課税世帯の障害者(身体障害者手帳1から3級、療育手帳A・B判定、精神障害者保健福祉手帳1・2級)を対象に、これまで支給していた月額3,500円の手当てを削減していくものです。 この手当ては、障害がある人が安心して暮らせるように市が独自に創設したものであり、福祉のまちづくりの思いが込められた事業の一つです。 令和3年度からは財政が大変に厳しいとして、この障害者への手当て一部廃止とともに日常生活を営むのに支障のある在宅の障害者、または身体障害者が住宅を改修して安心に暮らせるようにするための人にやさしい住宅リフォーム給付費事業の廃止や、障害者の社会参加を促進するための障害者タクシー利用券補助の半分カットも同時に進められ、障害者にとってはますます厳しくなっていき、このまちの福祉の心までも削られていくような思いです。 新型コロナ感染拡大がなかなか終息しない中、多くの障害のある方が基礎疾患をお持ちだったり、感染リスクを受けやすいことによってより大変な感染症対策を講じながら不安な日常生活を送られていると聞いています。直接的支援を削っていくことは、障害者の生活をさらに厳しくさせるのではないかと考えます。 以上のことを理由とし、今後これ以上の手当て打切りはせず、福祉のまちづくりを進めていくように強く求めまして、議案第17号、北名古屋市障害(児)者扶助料支給条例の一部改正については反対といたします。 次に、議案第18号、北名古屋市憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止についてです。 この条例は、憩いの家とくしげを廃止する条例ですが、憩いの家とくしげは60歳以上の方と小学生以下の子供が利用でき、高齢者と子供の健康増進、情操を豊かにすることを目的とした施設として地域の方に利用されてきました。それ以前には保育園としても地域から愛されてきましたが、老朽化という局面を迎えて、市の財政が大変厳しいことから廃止をされるということですが、地域から公共施設がなくなっていくことは地域コミュニティの場がなくなっていくことであり、慎重にするべきだと考えます。 また、国は厳しい財政状況や人口減少等の状況を理由に、公共施設を大幅に削減させる選択と集中を地方に迫っていますが、地域の活性化に取り組む自治体に対しては財政難を理由に住民サービスと地域の拠点を失ってしまわないよう、公共施設の維持、更新を図る老朽化対策に必要な財源を国が保障するべきです。 以上のことから、議案第18号、北名古屋市憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止については反対といたします。 次に、議案第19号、北名古屋介護保険条例の一部改正についてです。 この議案は、介護保険料の基準額が月額4,865円、年額で5万8,380円に引き上がり、前の第7期と比べて月215円、年2,580円の増額になる条例改正です。 これまで積み上がってきた基金を第8期初年度の令和3年度は約4,000万円取り崩し、第8期の3年間では合計3億4,000万円取り崩すことを予定して保険料の増額幅抑制に取り組まれたことは高く評価いたしますが、先ほどの議案第16号でも申し上げましたように、令和3年度からは一定額以上の利用料を払い戻す高額介護サービス費の自己負担額上限引上げや、住民税非課税世帯の負担軽減がされてきた施設利用時の居住費、食費についての補助が縮小されていくなど、さらなる負担が生まれていき、高齢者の厳しい現状を思いますと、介護保険料の引上げによる市民生活への影響は大きいものと考えます。 以上のことから、議案第19号、北名古屋介護保険条例の一部改正については反対といたします。 次に、議案第21号、北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正についてです。 児童クラブは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生に子供の状況や発達段階を踏まえながら、その健全な育成を図るための適切な遊び及び生活の場として、児童福祉法に国や自治体に一定の責任があると位置づけられた子供にとっては第2の家であり、地域の子育ての場です。 北名古屋市は子育てを社会全体で支えるために「子どもがすてきに育つまち」「子育てしやすいまちナンバーワン」を目指して児童クラブを各小学校に拡充させ、子育て支援の充実を進めてこられました。これまでの児童クラブの利用料設定は、その思いの表れだと受け止めておりました。 しかし、この条例改正では、利用料金を1年生は4,500円を7,000円に、2年生は3,500円を7,000円に、3年生以上は2,500円を7,000円に大幅に引き上げるもので、子育て世帯の負担が大変大きくなっていきます。子供の多い家庭では、生活そのものに影響が出るのではないかと懸念します。 かねてより子育て世代の市民は、経済的支援の充実を求めていたところですが、全国的な調査では、新型コロナウイルス感染拡大による所得の減少で、子育て世代に将来の家計不安が顕著に広がっています。 3年間かけて負担緩和を図っていくとしていますが、子育てや教育にお金がかかり過ぎることや、コロナ禍で勤務時間が減るなどの経済的理由で児童クラブを必要としている子供たちが利用できないことがないよう、大幅値上げは改めるべきだと考えます。 以上のことを理由とし、児童クラブの社会的な役割にふさわしい施設整備や職員の処遇改善をもっと国が責任を持って行うべきだということも申し添えまして、議案第21号、北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正については反対といたします。 次に、議案第22号、北名古屋遺児手当支給条例の一部改正についてです。 この条例改正の内容は、これまで支給していた遺児手当を所得制限内の場合は全額支給額を5,000円から4,350円に縮小し、4年目以降は半額、6年目以降は支給対象外へと変更し、所得制限を超えた場合は一部支給として2,500円支給していたところを、11月から廃止するものです。 平成28年の全国ひとり親世帯等調査では、独り親世帯の相対的貧困率が50.8%と高い数値になっており、実に独り親世帯の半数以上が相対的貧困に苦しんでいることになります。 また、独り親の約9割となる母子家庭では、年収平均が200万円と低く、1人で育児を抱えているため、労働時間を調整できる非正規雇用が多くなり、どうしても収入が低くなるのが特徴です。 このコロナ禍においては、女性の雇用者数の減少が著しく、貧困と格差の拡大が問題となっています。特に発達、成長過程にある子供にとって、貧困によって必要な健康や学力などを奪われる影響は大きく、子供の自己肯定感や生きる気力を削っていくため、子供を格差や貧困にさらされない社会であることが大切だと考えます。 以上のことを理由とし、一人一人を大切にするまち、子育てを応援して未来に希望を持って生きていけるまちを目指すことを求めて、議案第22号、北名古屋遺児手当支給条例の一部改正については反対といたします。 次に、議案第27号、北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてです。 東公民館は長年市民の活動の場として、高齢者の健康づくり、仲間づくりの場として様々な方に利用されてきました。老朽化と市の財政が大変厳しいことから廃止をされるということですが、先ほどの北名古屋市憩いの家廃止条例でも述べましたように、地域から公共施設がなくなっていくことは、地域コミュニティーの場、地域発展の場を失うことにつながり、また災害時の地域拠点の必要性からも慎重にするべきだと考えます。合併してまちは大きくなっても、老朽化した公共施設を維持するほど体力をつけていくのは困難で、老朽化や2つあるからという理由で公共施設を廃止していかざるを得ないのが合併自治体の厳しい現実であり、合併は果たしてよいものだったのかと嘆く市民の声が聞こえます。地方の主体性を志したはずの合併の意図が国を挙げての財政、経費削減改革へと置き換わってしまったかのようです。 地域の自主的な活動や自治体の主体性を尊重できるような国による地方財源確保と地域から公共サービスが遠くなってしまわないよう、規模を小さくするなど慎重に再検討することを再度求めまして、議案第27号、北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正については反対といたします。 最後に、議案第28号、北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてです。 図書館は、全ての市民が生活や仕事、学業のために知識や学びを得ることを保障する教育機関であり、文化の香りを感じながら読書をする憩いの場所です。 ところが、地域の図書館を維持するための地方財政は厳しく、国からの財源保障はなく、公共サービスに必要な地方交付税は十分ではありません。世界から見た日本の図書館数は、先進国にもかかわらず人口比で最低クラスになっています。 北名古屋市では西と東に図書館があり、子供から高齢者まで誰もが身近な生活圏域で利用することができ、基本的人権の一つである知る自由を保障する役割を果たしていきました。 しかし、今回の議案では西図書館を廃止するとしています。まちの将来を決めていく第2次総合計画や公共施設等総合管理計画でも維持・継続だと決めていたものを市は廃止という苦渋の決断をされたこと、またそうしなければならないほど公共施設統廃合の課題、地方交付税減少の課題を合併自治体に背負わせた国の責任、どちらも市民にとって大きいと感じています。 このような財政逼迫の下であっても、住民自治の主体者である市民の判断を急がせることなく、この考えに至った原因を正しく市民に示し、また図書館の理念を十分に説明していただき、市民の願いで建てた施設は丁寧に市民の声を聞く時機を設けた上で慎重に検討するべきです。 以上のことから、議案第28号、北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正については反対とし、以上で議案第7号、14号、16号、17号、18号、19号、21号、22号、27号、28号についての討論を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(沢田哲)  ここで一旦休憩いたします。休憩後の再開は、11時といたしますので、定刻までに議場へご参集くださいますようお願いいたします。 それでは、一旦休憩とします。             (午前10時54分 休  憩)             (午前11時00分 再  開) ○議長(沢田哲)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 阿部武史議員。 ◆9番(阿部武史)  9番 阿部武史です。 議案第7号、令和3年度北名古屋一般会計予算について、反対の立場から討論を行います。 令和3年度一般会計予算の編成に至っては、残念ながら私が昨年の予算審議で警鐘を鳴らしたような厳しい財政状況が現実のものとなってしまいました。 その結果、本年度予算案は市民の皆様におかれましては、コロナ禍で十分な支援が行き届かなかったことに加え、追い打ちをかけるように大変厳しい行政サービスの低下を強いる内容となっています。 コロナ禍においても県内の類似団体が前年と同規模の予算を編成していますが、そんな中、北名古屋市だけが厳しい財政措置を強いられています。それはやはり昨年の討論でも、またさきの一般質問でも問わせていただいたように、北名古屋市が新市建設計画で目指していた本来の合併の趣旨を果たしてこなかったことに尽きます。 こうした状況を脱却するため、本年度予算案は聖域なく事業見直しを行うとしています。ただ、残念ながら本議案の審議を振り返ってみても、具体的な将来の財政健全化への道筋は見えていません。それは、合併の後に15年近くかけてできるだけ負担をかけないように、時期を遅らせないようにして取り組むべきだった計画を先送りしてしまったからです。負担の少ない公共施設統廃合のタイミングを逃してしまったからです。夏休みの宿題と同じです。できるだけこつこつと計画的に宿題に取り組んでいれば、9月には余裕を持って新学期を迎えられますが、8月31日に全ての宿題を一気に取りかからなければならないような事態です。消費者金融で重ねた借金と同様です。最初は少額の借金と返済でほっとしたものの、だんだん借金に抵抗感がなくなっていきます。額が大きくなっても別の消費者金融での借換えで何とかその場をしのぐことを繰り返していきます。 苦渋の創設であるまちづくり振興基金は、そのようなものになる危険性をはらんでいます。7割を国が充当してくれるとはいえ、建設に係る合併特例債は現実として予算編成を難しくしている以上、新しいまちづくり振興基金は、審議での各議員の質疑や当局の答弁にもございましたように極めて慎重であるべきです。 そして、沖村の企業誘致も単体で見れば十分に検討を重ね、地権者とも折衝を重ね、建設部が懸命に取り組んだ事業であり、税収が見込めるものであるものの、この事業と同様に住民にも負担を強い、また実現可能性や政策の緊急度の低い徳重・名古屋芸大駅に例年どおりのお金を注ぎ込むことは今の脆弱な財政基盤ではあまりにも財政配分のバランスを欠いています。苦しいですが、国や県に財政状況の実情をお伝えした上で、先送りすべき事業には鉄道連続立体交差事業も含まれるべきでした。 つまり、聖域なき事業見直しとうたっておりますが、実際はあまりにもタイミングが遅いため効果が薄く、またその内容もただ見直ししやすいところを見直すだけの中途半端なものです。だから、再建への道筋が見えにくいのです。 このような一連の予算編成の中で、特に時期を逸した公共施設等統廃合において、本来は嫌われてでも手をつけるべきは年間の負担額が極めて大きいジャンボプール、健康ドームの廃止等の検討です。せっかく建てたものであっても、コロナ禍で泣く泣くマイホームを手放さざるを得なかった方のように、こちらについては慎重にという言葉で先送りするのではなく、私たちも現実を見据えて痛みを伴って手放していくべきではないでしょうか。市民に謝罪をし、対話を重ね、時にお叱りを受けながらも見直していくべきではないでしょうか。そうでなければ、南海トラフのような想定を超えた災害に対応できません。 だからこそ、地方自治法に定めのない特別職は、成果を上げられなかった以上、退いていただくべきですし、そうでなければ事業見直しで多くの方が職を失っている以上、市民の納得を得られません。 そして、今後の大型の建設事業は、財政が全国でも極めて健全な大阪府吹田市が市立吹田スタジアムを安価な建設費で建てたような、行政が一切の経費負担を支出しないようなものに切り替えていくべきです。 優先すべきは市民の安全を守るための老朽化した施設や道路の補修等です。これらを担い、防災訓練を一緒に行い、災害のときに私たちを一緒になって助けてくださるのは、大手の建設会社ではなく、地元の建設会社様です。残念ながらそのための予算は削られています。 いずれにしましても、私たちは見たくない現実を見据え、認めたくない失敗を認める必要があります。 さきの一般質問で、長瀬市長は財政危機ではないと明言されましたが、それは見たくない現実から目を背けた現状否認ではないでしょうか。確かに職員の方々のご苦労やご努力がうかがえるような予算です。ですが、市長が危機ではないとすることで絞り込みが不十分となり、手をつけるべき部分には依然として手がつけられていません。 総論としては賛成できるものではあるものの、改革は不十分であり、聖域として未着手な部分が散見される以上、将来世代にツケを先送りしてしまう予算案を看過することはできません。 最後に、先輩議員の方がふとこんなことをおっしゃっていました。 みんな平気で事業を切る切ると言うけど、事業を切るんじゃなくて見直すんだと苦言を呈されていました。おっしゃるとおりだと思いました。我々議会は市民の負託の下、市政の監視の役割を与えられた立場として、私たちの力不足で見直しの対象となってしまった各事業に携わってくださっている方々にも、市民の皆様にも、まずもってこうべを垂れて謝罪の意を持たなければならないと思います。 そして、市の花、ツツジの花言葉のように慎みと節度を持って、この財政健全化の過程が見直し対象の事業となった方々にも、そして8万6,000有余の市民の皆様にも納得できるようなものにするために提言していく。その使命が私たち北名古屋市議会議員20名にはあるのではないでしょうか。 以上を踏まえ、本議案への反対討論とさせていただきます。議員各位のご賛同を求めます。 ○議長(沢田哲)  桂川将典議員。 ◆15番(桂川将典)  15番、市政クラブの桂川将典です。 議案第7号、令和3年度北名古屋一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 令和3年度一般会計予算においては、今までにないコロナ禍での法人税、市民税の減収によって大幅な事業の見直しを行い、財政調整基金を大きく取り崩しつつも、普通交付税の確保のため、合併特例債によるまちづくり振興基金18億円の活用を行っていただきました。総体的に見ますと、非常に苦しい中で取捨選択を進め、現実的で妥当な予算編成をされたものと受け止めております。 持続可能な財政運営のための主な事務事業の見直しについては、幼児給食費無料化事業の所得制限をはじめ、各種福祉制度の見直し、イベントの中止、団体補助の削減を行っております。また、市長をはじめ特別職の給料等並びに管理職手当の10%を削減も示されました。老朽化施設の廃止、また合併による同種の公共施設の一本化の推進も含まれております。一方で、維持・補修など建設事業の縮減及び先送りは、いずれ解消すべきものとして、今後の財源確保が必要だと考えております。 主な歳出においては、次世代を担う子供たちのための環境づくりとして、「森のくまっこ」並びに新たに開園予定の「北なごや中部こども園」への運営費補助や、タブレットを有効に活用するための学校ICT支援員やスクール・サポート・スタッフの設置による教員の多忙化解消と併せて、未来に目を向けた子育て環境と教育の充実を図っております。 また、ごみ焼却の余熱を利用した温水プールの整備費負担金をはじめ、市内循環バスの昼便の増便や自転車乗車用ヘルメットの購入補助など、交通の利便性向上と安全確保に配慮し、住民の健康で活発な日常活動を促しております。 さらに将来のまちづくりとして、西春駅東部地区への新市街地整備の検討を開始し、名鉄犬山線鉄道高架化と徳重・名古屋芸大駅周辺まちづくり事業と併せて北名古屋市の南北それぞれの玄関口である駅周辺整備が進むことが期待されます。 法人市民税による税収増を令和6年に見込まれているようですが、増額分の75%は地方交付税が減額されることから、硬直した財政状況を改める必要があります。苦しいときこそ、将来を見据えた決断が求められます。過去の慣例にとらわれることなく、このピンチを逆手に取って、物事を改めるチャンスとして捉え、庁内プロジェクトチームを設置し、スピードを緩めずに取組を進めることでベッドタウンならではの特色を打ち出し、北名古屋に生まれ育ってよかったと住民の皆さんに語っていただける、そんなまちづくりが進められるよう願ってやみません。 以上、この1年間職員の皆さんはコロナの対応で難しい判断を迫られ、その上財政面からも大変苦労された1年でありました。このような中、令和3年度の予算編成に向けて真摯に取り組まれたことに、心からの敬意と感謝を持って、大いなる期待を込めて賛成討論とさせていただきます。議員各位のご賛同を心からお願いいたします。
    ○議長(沢田哲)  間宮文枝議員。 ◆11番(間宮文枝)  11番、公明党の間宮文枝です。 議案第16号、令和3年度北名古屋介護保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 人口の28.4%を占める65歳以上の高齢者のうち約2割の方が要支援・要介護認定を受けています。一方で、北名古屋市では要支援・要介護認定を受けられた方の割合が平均より低く、元気な高齢者が多い現状は、これまでの介護予防施策の効果が着実に現れてきていると言えます。 令和3年度の予算案については、歳入では介護保険料の計算の基となる基準月額が4,865円に設定され、多くの市町が5,000円以上に設定している中で当市は約9億円の介護給付準備基金の一部を充てることにより増額を抑えています。 歳出では、地域包括支援センターを増設する等、介護予防・生活支援施策をより一層強化するとともに、介護給付費についても約2億8,700万円の増額の予算が計上されており、今後ますます進展する高齢化に対応するため、必要な予算が確保されていると言えます。 以上のことから、議案第16号、令和3年度北名古屋介護保険特別会計予算について賛成するものであります。議員各位のご賛同をお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(沢田哲)  井上一男議員。 ◆5番(井上一男)  5番、市政クラブの井上一男です。 議案第14号、議案第17号から議案第19号、議案第21号、議案第22号、議案第27号及び議案第28号について、賛成討論をさせていただきます。 初めに、議案第14号、北名古屋国民健康保険税条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険は、国民皆保険制度の基盤として、地域住民医療受診機会の確保と健康の保持・増進に重要な役割を果たしてまいりました。 こうした中、県が財政運営の責任主体となって、制度の安定化と保険税負担の平準化を目指して国保制度改革が進められており、原則5年以内に一般会計繰入金を段階的に削減することが求められております。本市はこれまでも一般会計から多額な法定外繰入れを行ってきておりますが、加入者以外の方からの税金が含まれることから、税の公平性の観点からも評価できるものであります。 また、今後県内で統一の保険料率に設定される際、急激な保険料の引上げによる負担増加にならないよう十分に配慮がなされていることから、議案第14号、北名古屋国民健康保険税条例の一部改正については賛成するものであります。 次に、議案第17号、北名古屋市障害(児)者扶助料支給条例の一部改正について、議案第21号、北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正について並びに議案第22号、北名古屋遺児手当支給条例の一部改正について、賛成の立場で討論を行います。 これらの制度を利用されてきた市民一人一人の立場を考えれば、継続できれば継続したいという思いは、誰しも共通する思いであります。 しかしながら、この案に賛成するのは、極めて厳しい財政状況の中、持続可能な財政運営を行うために、聖域なく事務事業の見直しを行い、この難局を市民と共に乗り越えていくという大いなる決断をされたからであります。 いずれにしましても、日本一魅力ある「北なごや」を目指し、市民の皆さんと一緒に安全・安心で快適なまちづくりを進め、輝く未来が次世代までつながる諸施策に全力で取り組まれるとのご発言に期待して、議案第17号、北名古屋市障害(児)者扶助料支給条例の一部改正について、議案第21号、北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正について並びに議案第22号、北名古屋遺児手当支給条例の一部改正について、賛成するものであります。 議案第18号、北名古屋市憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について、議案第27号、北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について並びに議案第28号、北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、賛成の立場で討論を行います。 少子高齢化を原因とする2025年問題や2040年問題、は一歩ずつ確実に迫ってきております。 つまり、今後公共施設の最適化をさらに進め、予算、人、物、情報という限られた経営資源を有効に活用していく仕組みをつくっておく必要があり、今がまさに絶好のチャンスです。コロナ禍と財政危機という二重の苦しい状況から脱却するためにも、従来の発想にとらわれることなく、ポジティブな転換が必要なのではないでしょうか。 令和3年度当初予算においては、極めて厳しい財政状況を踏まえて聖域なく事務事業の見直しを行った一方で、公共施設の改修をはじめとする必要な建設事業が数多く先送りされています。それらの実施を考えると、今後さらなる事務事業の見直しや財源確保が必要です。 公共施設は行政サービスの基本であり、市民の財産であります。公共施設の統廃合については、市民に対する丁寧な説明の下、引き続き慎重かつ着実に取り組んでいかれることを期待しまして、議案第18号、北名古屋市憩いの家の設置及び管理に関する条例の廃止について、議案第27号、北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について並びに議案第28号、北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、賛成するものであります。 最後に、議案第19号、北名古屋介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論を行います。 介護保険制度は、将来にわたり安定的に財源を確保するために、社会保険方式を採用しています。 今回の改正による保険料基準額については、適切な推計に基づき算出され、介護給付費準備基金を取り崩すことで急激な上昇が抑えられており、保険料額についても安定した介護保険制度の運営を考慮して定められております。 以上のことから、議案第19号、北名古屋介護保険条例の一部改正について、賛成するものであります。 以上、議案第14号、議案第17号から議案第19号、議案第21号、議案第22号、議案第27号及び議案第28号の賛成討論とさせていただきます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(沢田哲)  以上をもって、議案第2号から議案第29号までについての討論を終結いたします。 お諮りいたします。 議案第2号、押印を求める手続の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから議案第4号、北名古屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてまでの議案3件を一括採決したいと思います。ご異議ございませんでしょうか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議案3件を一括採決いたします。 議案第2号から議案第4号までについて、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、議案第2号から議案第4号までについては原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号、北名古屋会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号、令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第8号)についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号、令和3年度北名古屋一般会計予算についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第8号、令和3年度北名古屋土地取得特別会計予算についてから議案第10号、北名古屋市税条例の一部改正についてまでの議案3件を一括採決いたしたいと思います。ご異議ございませんでしょうか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議案3件を一括採決いたします。 議案第8号から議案第10号までについて、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、議案第8号から議案第10号までについては原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第11号、令和3年度北名古屋国民健康保険特別会計予算について及び議案第12号、令和3年度北名古屋後期高齢者医療特別会計予算についての議案2件を一括採決したいと思います。ご異議ございませんでしょうか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議案2件を一括採決いたします。 議案第11号及び議案第12号について、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、議案第11号及び議案第12号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号、北名古屋国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号、北名古屋国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号、令和2年度北名古屋介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第16号、令和3年度北名古屋介護保険特別会計予算についてから議案第19号、北名古屋介護保険条例の一部改正についてまでの議案4件を一括採決したいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  ご異議なしと認めます。 よって、議案4件を一括採決いたします。 議案第16号から議案第19までについて、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、議案第16号から議案第19号までについては原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号、北名古屋指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第21号、北名古屋児童クラブ設置条例の一部改正について及び議案第22号、北名古屋遺児手当支給条例の一部改正についての議案2件を一括採決したいと思います。ご異議ございませんですか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議案2件を一括採決いたします。 議案第21号及び議案第22号について、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、議案第21号及び議案第22号については原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第23号、令和2年度北名古屋北名古屋沖村西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についてから議案第26号、令和3年度北名古屋下水道事業会計予算についてまでの議案4件を一括採決したいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議案4件を一括採決いたします。 議案第23号から議案第26号までについて、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、議案第23号から議案第26号までについては原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 議案第27号、北名古屋市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第28号、北名古屋市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正についての議案2件を一括採決したいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議案2件を一括採決いたします。 議案第27号及び議案第28号について、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立多数であります。 よって、議案第27号及び議案第28号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号、北名古屋市体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第30、議案第33号、令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)についてを議題といたします。 提案説明に入ります。 説明を求めます。 村瀬財務部長。 ◎財務部長(村瀬雅彦)  私の所管いたします議案第33号、令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明を申し上げます。 この一般会計補正予算書では、北名古屋一般会計補正予算(第8号)が議決前であることから、累計額について、括弧書きで表示しておりますので、ご了承いただきたいと存じます。 一般会計補正予算書の1ページをご覧ください。 令和2年度北名古屋市の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,499万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ408億9,857万1,000円とする。累計額は425億8,294万7,000円とする。 第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (繰越明許費の補正) 第2条 繰越明許費の変更は、「第2表 繰越明許費補正」による。  令和3年3月22日提出                         北名古屋市長 長 瀬   保 この補正予算(第9号)につきましては、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種に必要な体制整備を予算計上させていただきました。 それでは、歳入についてご説明をさせていただきますので、2ページをご覧ください。 款15国庫支出金、項2国庫補助金は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金1億1,499万7,000円を増額するものでございます。 続きまして、歳出についてご説明を申し上げますので、3ページをご覧ください。 款4衛生費、項1保健衛生費は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種に伴います接種券の発送をはじめ、接種記録の管理及び被接種者の交通手段としてのバス借り上げなど、令和3年9月までに必要な経費として1億1,499万7,000円を増額いたしました。 続きまして、4ページをご覧ください。 第2表 繰越明許費補正につきましては、款4衛生費、新型コロナウイルス予防接種事業費は、新型コロナウイルス予防接種の実施に当たりましては、令和3年度にわたる事業期間を要することから、予算を繰り越して執行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(沢田哲)  これより質疑に入ります。 質疑の通告がございませんので、これをもちまして質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第33号につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、議案付託表のとおり所管委員会に審査を付託いたします。 この際、暫時休憩いたします。             (午前11時34分 休  憩)             (午後1時30分 再  開) ○議長(沢田哲)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 休憩中に当局より議案第33号、令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)についての提案説明での発言について、訂正の申出がありました。 「一般会計補正予算(第8号)が議決前」との発言を「一般会計補正予算(第8号)が提出時において議決前」と訂正することを会議規則第65条の規定を準用し、議長において許可いたしましたので、ご承知おきください。 お諮りいたします。 予算決算常任委員会において審査された議案の審査結果についての委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  ご異議なしと認めます。 よって、予算決算常任委員会における審査結果についての委員長報告は省略することに決しました。 これより議案第33号、令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)についての討論に入ります。 本案の討論は、通告がございませんので、討論を終結いたします。 これより本案を採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第31、議案第34号、北名古屋市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 井上一男議員。 ◆5番(井上一男)  議案第34号、北名古屋市議会会議規則の一部改正について。 北名古屋市議会会議規則の一部を改正する規則を別紙のとおり定めるものとする。 令和3年3月22日提出。提出者、北名古屋市議会議員 井上一男、猶木義郎、渡邉麻衣子、賛成者、北名古屋市議会議員 桂川将典、浅利公惠間宮文枝川渕康宏、梅村真史。 提案理由。 この案を提出するのは、押印を求める手続の見直しに伴い、本規則の一部を改めるため必要があるからでございます。 主な改正内容につきましては、第132条第1項中の「記載し、請願者が押印をしなければならない」を「記載しなければならない」に改め、同条第2項中「又は記名押印」を削るものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものであります。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○議長(沢田哲)  これより質疑に入ります。 質疑の通告はございませんので、これをもちまして質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がございませんので、これをもちまして討論を終結いたします。 これより本案を採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第32、議案第35号、北名古屋市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明に入ります。 説明を求めます。 猶木義郎議員。 ◆12番(猶木義郎)  議案第35号、北名古屋市議会委員会条例の一部改正について。 北名古屋市議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定めるものとする。 令和3年3月22日提出。提出者、北名古屋市議会議員 井上一男、猶木義郎、渡邉麻衣子、賛成者、北名古屋市議会議員 桂川将典、浅利公惠間宮文枝川渕康宏、梅村真史。 提案理由。 この案を提出するのは、押印を求める手続の見直しに伴い、本条例の一部を改めるため必要があるからでございます。 主な改正内容につきましては、第29条中「又は押印」を削るものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものであります。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○議長(沢田哲)  これより質疑に入ります。 質疑の通告はございませんので、これをもちまして質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がございませんので、これをもちまして討論を終結いたします。 これより本案を採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(沢田哲)  起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第33、議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。 会議規則第159条第1項の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣について(案)のとおり派遣いたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議員を派遣することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま議決されました議員派遣について変更が生じた場合、議長の私において決定いたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(沢田哲)  異議なしと認めます。 よって、議員派遣について変更が生じた場合は、議長の私において決定することに決しました。 ここで、市長から挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 長瀬市長。 ◎市長(長瀬保)  議長のお許しをいただきまして、一言ご挨拶をさせていただきます。 去る2月25日開会をしていただきまして、26日間という長きにわたり、コロナ禍の第3波と言われるさなかでありました。大変議員皆さん方それぞれがコロナ対策にご心労耐えない期間であったかと存じますが、その間、本議会において極めて熱心に、そして市民の声を声として発議いただき、慎重審議を頂戴いただきました。 私ども提案いたしました各議案、それぞれのお立場において真摯にご審議いただき、原案に対しご賛同、ご可決を賜りました。 私どもはまさにアフターコロナ、この先を見据えながら北名古屋市の安定と発展、そして市民の福祉向上に全力を期して取り組む所存でございます。 どうか各議員におかれましても今後とも格別なご厚情をいただき、市政発展のためにお力添えを頂戴できますこと、心からお願いしつつ、これまでの皆さん方のご労苦いかばかりかと、そんな思いで心から感謝と、そしてこれからのお願いにさせていただきたいと思います。大変お世話になりましたこと、重ねてお礼を申し上げてご挨拶に代えます。ありがとうございました。 ○議長(沢田哲)  以上で、今定例会に付議された議案については全て議了いたしました。 終始極めて熱心に審議され、無事閉会できましたことは、議員各位のご協力のたまものであり、厚く御礼申し上げます。 これをもちまして、令和3年第1回北名古屋市議会定例会を閉会いたします。             (午後1時40分 閉  会) △議案付託表 議案付託表付託委員会名議案番号件            名予算決算常任委員会議案第33号令和2年度北名古屋一般会計補正予算(第9号)について △議員派遣について(案)               議員派遣について(案)                                 令和3年3月22日 本市議会は、地方自治法第100条第13項の規定に基づく、北名古屋市議会会議規則第159条第1項の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする。                   記1  東海市議会議長会定期総会 (1) 目  的  東海市議会議長会定期総会へ出席するため (2) 派遣場所  愛知県名古屋市 (3) 期  間  令和3年4月22日(木) (4) 派遣議員  清水晃治会議の経過を記載して、その相違ないことを証するために署名する。                       議  長   沢 田   哲                       署名議員   上 野 雅 美                       署名議員   神 田   薫...