○議長(
太田考則君) 沢田 哲君。
◆9番(
沢田哲君) 議案第11号、平成22年度
北名古屋市
国民健康保険特別会計予算について賛成の立場から討論を行います。
経済情勢は厳しく、景気は依然として低迷し、本市においても税収の
落ち込みが懸念されており、
財源確保に苦慮する
状況下にあると思われることから、平成22年度の
予算編成に当たっては非常に努力されていることがうかがわれます。 平成22年度においては、
失業等により
国民健康保険の
加入世帯数が1万3,700世帯、被
保険者数が2万5,200人と前年度よりも増大することが見込まれており、
国民健康保険の
財政面、
運営面において大きな影響を受けることが予想されます。 歳入においては、国・
県支出金と
療養給付費等交付金が増額となっているものの、
国民健康保険税による収入と
一般会計からの
繰入金が減額となっており、歳出においては、
保険給付費と
後期高齢者支援金等が増額となっております。
歳入歳出の調整、やりくりが非常に厳しい状況となっておりますが、平成22年度の
予算総額は前年度対比1億2,100万円増の72億9,000万円となっており、安定した
国民健康保険の運営、
健全財政を図るため
自助努力がされた
予算編成と言えます。 よって、議案第11号、平成22年度
北名古屋市
国民健康保険特別会計予算については賛成するものであります。
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
賛成討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
太田考則君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより、本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第10、議案第12号、平成22年度
北名古屋市
老人保健特別会計予算についてを議題といたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第11、議案第13号、平成22年度
北名古屋市
後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。 本案については、討論の通告がございますので、順次発言を許します。
渡邉紘三君。
◆23番(
渡邉紘三君) 23番、
日本共産党、
渡邉紘三。 議案第13号、平成22年度
北名古屋市
後期高齢者医療特別会計予算について反対の立場から
反対討論を行います。
後期高齢者と言われるたびに生きていることを否定されるような気がする、社会の
厄介者扱いにされるという声が絶えることなく聞こえてきます。私どもは、年齢により
医療差別を行う
後期高齢者医療制度を早急に撤廃するよう、国に対して正面から求めています。 与党3党は、
後期高齢者医療制度の廃止の公約を4年先送りしました。さらに、新年度は
国庫補助金措置を行うという約束も守らないために、愛知県の
広域連合は
保険料の平均3,660円引き上げを決めました。 政府は
後期高齢者医療制度も廃止をしない、
高齢者抑制処置もしないという二重の
公約違反をしています。国民の政治を変えたいという気持ちを無視する
政府対応の
後期高齢者医療制度と、県の
広域連合の
予算編成と市の
特別会計については、とても賛成することはできません。 以上の理由から、議案第13号、平成22年度
北名古屋市
後期高齢者医療特別会計予算について反対し、
反対討論といたします。
議員各位のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(
太田考則君) 沢田 哲君。
◆9番(
沢田哲君) 議案第13号、平成22年度
北名古屋市
後期高齢者医療特別会計予算について賛成の立場から討論を行います。 平成22年度の
予算編成に当たっては、
後期高齢者医療保険の被
保険者数が6,030人と前年度よりも微増し、また医療費の市負担分の増大することを見込んで編成されていることがうかがわれます。 医療費の増大に対応するため
保険料の見直しが行われており、平成22年度においては、均等割額では前年度対比1,669円増の4万1,884円、所得割率では前年度対比0.42%増の7.85%に改められております。また、
保険料を単に上げるだけでなく、所得に応じて負担軽減も図られており、従来どおりの
軽減措置に加え、約7,400万円の
一般会計からの繰り入れがなされるなどの措置も講じられていることがうかがわれます。
財源確保が非常に厳しい
状況下において、平成22年度の
予算総額は前年度対比9,560万円増の6億4,400万円となっており、安定した
後期高齢者医療制度の運営と
健全財政を図るための
予算となっていると言えます。 よって、議案第13号、平成22年度
北名古屋市
後期高齢者医療特別会計予算については賛成するものであります。
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
賛成討論とさせていただきます。
○議長(
太田考則君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより、本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第12、議案第14号、平成22年度
北名古屋市
介護保険特別会計予算についてを議題といたします。 本案については、討論の通告がございますので、順次発言を許します。
渡邉紘三君。
◆23番(
渡邉紘三君) 23番、
日本共産党、
渡邉紘三。 議案第14号、
介護保険特別会計予算について反対の立場から
反対討論を行います。 福祉費削減の政治は
自治体や市民に対して、財源や
保険料の負担がふえているのに介護サービスなしといった思いです。介護保険は高過ぎる
保険料に加え、1割の利用料を負担しなければなりません。負担能力ではなくサービスの利用に応じて負担がふえる応益負担という仕組みです。介護
保険料を払い、介護認定を受け、サービスは1割負担という制度内容では、低所得者層などが利用料の負担が非常に厳しいために、本人にとって必要な介護を受けられないお年寄りがいます。本当に介護を必要とする人、とりわけ低所得者層を排除するという制度となっています。 同時に、国の責任で安心して受けることができる公的な介護の保障や安心して働ける介護職の賃金保障をするために
国庫負担金を直ちに引き上げることと、特別養護老人ホームの拡充など、だれでもが安心して利用できる介護制度にしていくことを強く求め
反対討論といたします。 以上の理由から、議案第14号、平成22年度
北名古屋市
介護保険特別会計予算について反対します。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
太田考則君) 沢田 哲君。
◆9番(
沢田哲君) 議案第14号、平成22年度
北名古屋市
介護保険特別会計予算についてを賛成の立場から討論させていただきます。 介護
保険制度が発足してから10年が経過いたします。この間、制度は予防重視型へと転換し、介護予防サービスが創設されるとともに介護従事者の処遇や介護報酬も見直しがなされ、
市民生活にしっかりと根づいてきております。また、介護
保険制度は、今後迎えようとする超高齢社会において在宅介護、施設介護を必要とされる人を社会全体で支えていく仕組みとして必要不可欠な制度と言えます。 平成22年度の
介護保険特別会計予算については、事業計画第4期目の2年目に当たり、
財源確保も含め介護サービス事業はおおむね計画に沿った形で運営がなされていると思われます。 また、介護予防事業についてもさまざまな観点から事業展開がなされており、特に回想法事業については、この事業のパイオニアとして全国に誇ることができる事業となっております。一方ハード面については、第5特別養護老人ホームを初め地域密着型のサービスを提供する施設の整備も進められており、介護保険施設の充実が図られております。 以上のことから、本市の介護保険特別制度の健全・適正な運営がなされるための
予算編成であり、議案第14号、平成22年度
北名古屋市
介護保険特別会計予算については賛成するものであります。
議員各位のご理解を賜り、ご賛同をお願い申し上げまして、
賛成討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
太田考則君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより、本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第13、議案第15号、平成22年度
北名古屋市西春駅
西土地区画整理事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第14、議案第16号、平成22年度
北名古屋市
公共下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第15、議案第17号、
北名古屋市職員の給与に関する
条例及び
北名古屋市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「質疑なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございますので、順次発言を許します。
渡邉紘三君。
◆23番(
渡邉紘三君) 23番、
日本共産党、
渡邉紘三。 議案第17号、
北名古屋市職員の給与に関する
条例及び
北名古屋市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例について
反対討論を行います。 反対する
条例は、職員に支給している地域手当の支給率を給料の100分の10から100分の3に下げる
条例です。地域手当は地域の格差を反映させるという理由から支給されるものですが、
自治体の対応は引き上げや
引き下げ、見直しをしないなど対応はさまざまです。今までに人事院勧告で給与も減りました。この不況の中、地域手当の7%
引き下げは大きく家計に影響し、職員にとっては不利益をこうむることになります。 当市は、低い給与体系のために一定の見直しがされますが、国の考え方、原口総務大臣の年頭所感では、地方公務員についても適正な定数管理の推進や給与の一層の適正化を進めるなど、地方行革を着実に推進するとともに、能力・実績に基づく人事管理の徹底を図るというような地域主権確立の見解では、
自治体への財源の裏づけも公務員の処遇も改善されません。 地域手当削減は、大企業がもたらした民間賃金の低下を公務員に押しつけ、景気回復を求める声にこたえないものであり、生活に与える影響は非常に大きいものがあります。 国や
自治体は、国民や市民の命と暮らしを守る
予算編成と国民や市民の負託にこたえられる人材の確保、並びに業務量に見合う人員の体制確保など実効ある対策を打ち出すことが大切です。行財政改革といって市民や職員に対して負担をさらに強いることはやめるべきです。 以上の理由で、議案第17号、
北名古屋市職員の給与に関する
条例及び
北名古屋市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例について反対いたします。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
太田考則君) 沢田 哲君。
◆9番(
沢田哲君) 議案第17号、
北名古屋市職員の給与に関する
条例及び
北名古屋市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例について賛成の立場で討論を行います。 本件の
条例改正は、昇給抑制を行う職員の範囲を国家公務員に準じて改め、また地域手当の支給率を給料の100分の10から100分の3に減じ、さらには時間外労働の限度に関する基準の見直し、法定割り増し賃金率の引き上げを行う改正労働基準法の施行に伴い、1ヵ月の時間外勤務が60時間を超える場合の取り扱いを規定するものであり、これらの改正は、職員の給与、勤務時間等の勤務条件が、社会一般の情勢に適応するように必要な措置を講じなければならないと定められた地方公務員法第14条の規定により国が提案しているものであり、特に地域手当支給率の縮減につきましては、総務省が支給率を示し、それより高い率になっている団体には縮減するよう全国的に働きかけており、近隣市の動向を踏まえての決断であると受けとめられていることから、議案第17号、
北名古屋市職員の給与に関する
条例及び
北名古屋市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例については賛成するものであります。
議員各位のご理解とご賛同をお願い申し上げまして、
賛成討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
太田考則君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより、本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第16、議案第18号、
北名古屋市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第17、議案第19号、
北名古屋市職員の旅費に関する
条例等の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第18、議案第20号、
北名古屋市
医療費支給条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第19、議案第21号、
北名古屋市
児童クラブ設置条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第20、議案第22号、
北名古屋市
児童クラブ室の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第21、議案第23号、
北名古屋市
運動広場等の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第22、議案第24号、
市道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。 本案についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第23、請願第1号、
国民健康保険税の
引き下げを求める請願についてを議題といたします。 本請願についての
委員長報告に対する質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本請願については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本請願について採決いたします。 本請願に対する
委員長報告は、不採択であります。
委員長報告どおり、本請願を不採択とすることに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立多数であります。 よって、本請願は、不採択とすることに決しました。
日程第24、議案第26号、
永住外国人への
地方参政権付与の
法制化に慎重な対応を求める
意見書の提出についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 茶納邦夫君。
◆24番(茶納邦夫君) 議案第26号、
永住外国人への
地方参政権付与の
法制化に慎重な対応を求める
意見書の提出について。
北名古屋市議会
会議規則第14条第1項の規定により、
永住外国人への
地方参政権付与の
法制化に慎重な対応を求める
意見書を別紙のとおり提出する。 平成22年3月24日提出。提出者、
北名古屋市議会議員 茶納邦夫、法月 章。賛成者、
北名古屋市議会議員 平野弘康、寺川愛子、大野 厚、堀場弘之、黒川サキ子、大嶌治雅、石間
江美子、
長瀬悟康、牧野孝治、沢田 哲、
青山喜代一、神田 薫、桂川将典、山田金紀。
永住外国人への
地方参政権付与の
法制化に慎重な対応を求める
意見書。 朗読をもって説明とさせていただきます。 政府・与党では国民に
永住外国人に対して地方選挙の選挙権を付与する法案を提出する動きがある。 我が国に在住する外国人に対する地方行政の
あり方については、外国人住民の考え方や要望などを積極的に吸収する仕組みづくりに工夫が必要ではあるが、
永住外国人への
地方参政権付与については民主主義の根幹にかかわる重大な問題である。 日本国憲法第15条第1項においては、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」と規定され、また第93条第2項においては、「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」と規定されている。 また、平成7年2月28日の最高裁判所判決では、「憲法が選挙権を保障しているのは日本国民で、その保障は外国人には及んでいない」とし、「それは地方選挙も同様で、第93条第2項の住民とは日本国民を指す」と指摘している。 よって、
永住外国人に対して地方参政権を付与することには憲法上問題があると考えざるを得ない。 したがって、拙速な結論を出すことには強く反対し、国会及び政府にあっては法案を提出・審議する場合には、国民の幅広い議論を喚起し、地方の意見を十分に聞くよう強く求める。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 平成22年3月24日、愛知県
北名古屋市議会、衆議院議長 横路孝弘様、参議院議長 江田五月様、内閣総理大臣
鳩山由紀夫様、総務大臣 原口一博様、法務大臣 千葉景子様、外務大臣 岡田克也様、内閣官房長官 平野博文様。 以上で提案説明といたします。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
太田考則君) 次に、質疑に入ります。 発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) 別に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、討論の通告がございませんので、討論を省略し、これより本案について採決いたします。 本案は、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
太田考則君)
起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第25、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
会議規則第104条の規定により、議会運営
委員会委員長から、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査についての申し出がありました。 お諮りいたします。 議会運営
委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
太田考則君) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営
委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。 ここで、市長からあいさつの申し出がありますので、これを許可いたします。 長瀬市長。
◎市長(長瀬保君) 議長のお許しをいただきました。一言ごあいさつをさせていただきます。 ただいまご提案申し上げましたすべての議案に対し、原案、ご賛同をちょうだいし可決をいただきましたことを、まずもって厚く御礼を申し上げます。
北名古屋市議会最後の定例議会であります。
皆さん方においては、市政発足以来、数々の課題に果敢に取り組んでいただきまして、市民のご要請、ご要望を適切に対応して今日の
北名古屋市を築いていただきました。大変ありがたく、
皆さん方のひたむきな取り組みに敬意と、そして万感の思いを込めて感謝申し上げるところであります。本当にありがとうございます。 発足当時は、まさにそれぞれのふるさと意識、築き上げた思いをしっかりと表に出しての
あり方が顕著にあらわれていたことを思い起こし、そして今日、そうした課題に対し、市民の
皆さん方の懸命なご判断のもとに、それぞれのまちの特色、伝統、文化、そしてそれぞれの長所をお互いに理解、認識をしていただいての今日でございます。そうしたさなかにあって、まさにこれからの
北名古屋市の
あり方が、市民として真剣に
まちづくりに参加していこう、すばらしい、住みやすいまちにしていこう、そういう熱意が満ちあふれているところでございます。 どうか、これまでの4年間を心血を注いでいただきました議員の
皆さん方のたゆまぬその思いを、さらにこれからの
まちづくりにささげていただきたい、そんな思いを私なりに切望するところであります。 執行部に対しましては、本当に温かく、また深い、また時には叱正、またご勉励をちょうだいいたしました。私ども懸命に市政育成と発展のために取り組みをさせていただきましたことを、心からお礼を申し上げるところであります。どうか、これからの未来に向けた
北名古屋市創造のために、これからもたゆまぬ、また情熱を込めてのお取り組みをお願えしまして、お礼のごあいさつにさせていただきます。これまでの
皆さん方の取り組みに重ねてお礼を申し上げ、ごあいさつとします。大変ありがとうございました。お世話になりました。
○議長(
太田考則君) 以上をもって、本
定例会に付議された議案につきましては全部終了いたしました。 本
定例会をもって、議長として私に与えられた
定例会がございませんので、一言ごあいさつを申し上げます。 1年間を通しまして議長としての職を与えていただき、全うさせていただきましたものも、ひとえに議員の皆様方のお力添え、ご支援のおかげだと感謝しております。 議長就任時に
皆さんとお約束した
北名古屋市議会基本
条例の1条、市民の声を反映し、親しまれる開かれた議会を実現するに即した議会運営がなされたかどうか、いささか不安な気持ちもございますが、後になって自由闊達な討議がなされる議会の先駆けであったと言われるなら幸いでございます。 5月には、新しい新たな議会構成になりますが、このたび勇退される議員の方々には、
北名古屋市議会の発足に携わった者として今後とも
北名古屋市の発展、さらなる議会の成長にご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。また、2期目を目指される
議員各位におかれましては、再びこの議場で議論できますよう、それぞれのご健闘を期待いたしましてお礼のあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。 これをもって、平成22年第1回
北名古屋市議会定例会を閉会といたします。 (午前11時00分 閉 会)会議の経過を記載して、その相違ないことを証するために署名する。 議 長 太 田 考 則 署名議員 大 野 厚 署名議員 青 山
喜代一...