令和 6年 3月 定例会(第1回) 令和6年第1回
日進市議会定例会本会議[2月26日(月)]1.開会式 令和6年2月26日(月)午前9時30分 議長挨拶 市長挨拶1.開議 午前9時34分 議長宣告1.会議に出席した議員 1番 田中とおる 2番 島村きよみ 3番
ゆきむらともこ 4番 加納やすこ 5番 吉野ゆうと 6番 小出あさこ 7番 白井えり子 8番 舟橋よしえ 9番 山田久美 10番 岩渕晃久 11番 大屋よしお 12番 福安淳也 13番 ごとうみき 14番
坂林たくみ 15番 川嶋恵美 16番 中島まなみ 17番 水野たかはる 18番 小野田利信 19番 大橋ゆうすけ 20番 武田治敏1.会議に欠席した議員 なし1.
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名 市長 近藤裕貴 副市長 水野隆史 教育長 岩田憲二
総合政策部長 萩野一志
総合政策部調整監 岩瀬雅哉 総務部長 石川雅之
生活安全部長 杉田武史
健康福祉部長 川本賀津三
こども未来部長 棚瀬浩三
都市整備部長 蟹江健二
都市整備部参事 伊藤信一郎
産業政策部長 長原範幸
産業政策部参事 吉川 浩 生涯学習部長
伊東あゆみ 学校教育部長 加藤 誠1.会議に職務のために出席した者の職氏名
議会事務局長 伊東敏樹
議会事務局次長兼議事課長 山田 進1.会議に付した事件 議案第3号 日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正について 議案第4号 日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 議案第5号 日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第6号 日進市職員の給与に関する条例及び日進市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第7号 日進市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第8号 日進市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 議案第9号 日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正について 議案第10号 日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 議案第11号 日進市
国民健康保険税条例の一部改正について 議案第12号 日進市
介護保険条例の一部改正について 議案第13号 日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第14号 日進市
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第15号 令和5年度日進市
一般会計補正予算(第12号)について 議案第16号 令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について 議案第17号 令和5年度日進市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 議案第18号 令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について 議案第19号 令和5年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について 議案第20号 令和5年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について 議案第21号 令和5年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について 議案第22号 令和6年度日進市
一般会計予算について 議案第23号 令和6年度日進市
国民健康保険特別会計予算について 議案第24号 令和6年度日進市
後期高齢者医療特別会計予算について 議案第25号 令和6年度日進市
介護保険特別会計予算について 議案第26号 令和6年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について 議案第27号 令和6年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について 議案第28号 令和6年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計予算について 議案第29号 令和6年度日進市
下水道事業会計予算について 議案第30号
工事請負契約の締結について(道の
駅地域振興施設/建設工事(ゼロ債)) 議案第31号 市道路線の認定について 議案第32号 日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
議員提出議案第1号
日進市議会委員会条例の一部改正について1.議事日程 日程第1
会議録署名者の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 1 議長 2 副市長 日程第4
施政方針演説 日程第5 議案第3号から議案第31号までについて (上程・説明) 日程第6 議案第32号について (上程・説明・質疑・討論・採決) 日程第7
議員提出議案第1号について (上程・説明)1.閉議 午前11時35分 議長宣告 開会式 午前9時30分 開式
◎
伊東議会事務局長 ただいまから令和6年第1回
日進市議会定例会の開会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。 〔議長 大橋ゆうすけ登壇〕
○議長(大橋ゆうすけ) 皆さん、おはようございます。 令和6年第1回
日進市議会定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 本日、議員の皆様並びに市長はじめ執行部の御出席を賜り、ここに第1回
日進市議会定例会が開催されますことを厚く御礼申し上げます。 さて、本定例会には、令和6年度各会計の当初予算をはじめ、多くの重要案件が提出をされております。特に当初予算につきましては、市政の
意思決定機関として市民の意思を市政に反映するために、様々な視点からの議論を尽くす最重要議案であります。 将来を見据え、必要な事業の実施と健全財政の維持、その両立を目指した予算になっているのか、また、市民の皆様の安全・安心を守る取組が効率的かつ効果的に実施できる施策となっているのかなど、幅広い視点で、慎重かつ活発な審議をいただきますよう皆様にお願いを申し上げます。 最後になりますが、本定例会が市民の皆様にとって実りある議会となりますことを心より御期待申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。
◎
伊東議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。 〔市長
近藤裕貴登壇〕
◎近藤市長 皆様、おはようございます。 令和6年第1回
日進市議会定例会の開会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、本日の定例会に御参集いただき、誠にありがとうございます。 まず、
能登半島地震について触れさせていただきます。 本市では、職員派遣や物資の提供などの
被災地支援を行っているところではありますが、先日、市内全小中学校の児童・生徒の代表の方々が募金活動で集められた災害義援金を被災地へ送ってほしいと市役所を訪れてくださいました。児童・生徒自らの発案で行っていただいた活動に敬意を表し、御協力いただいた皆様に感謝申し上げるとともに、心から被災地の早期復興を願う次第であります。 そして、本市でも
南海トラフ地震に備え、しっかりと災害対策を進める所存でありますので、皆様方には今後とも御協力いただきますようお願いをいたします。 さて、本定例会に提案をさせていただきます議案は、30議案でございます。 内訳といたしましては、条例の一部改正が12議案、令和5年度補正予算が7議案、令和6年度予算が8議案、その他の議案といたしまして、
工事請負契約の締結が1議案、市道路線の認定が1議案、人事案件が1議案でございます。 議員の皆様におかれましては、いずれの議案も慎重なる御審議の上、御議決、御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
◎
伊東議会事務局長 これをもちまして、開会式を終わります。 御着席ください。 午前9時34分
閉式----------------------------------- 午前9時34分 開議
○議長(大橋ゆうすけ) 開議に先立ち報告します。 本日、広報用の撮影を許可しました。 本日の
出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの
出席議員数は20人です。定足数に達していますので、令和6年第1回
日進市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第1、
会議録署名者の指名を行います。
会議録署名者は、会議規則第88条の規定により、議長から13番ごとうみき議員、14番
坂林たくみ議員を本定例会の
会議録署名者に指名します。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月25日までの29日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定しました。 会期中の会議予定については、お手元の
会期日程表のとおりですので御了承願います。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第3、諸般の報告を議題とします。 議長から報告します。
専決処分事項の報告について、市長から報告がありましたので、お手元に配付してあります報告第1号及び第2号をもって説明に代えることといたします。 次に、1月11日に
日進市役所で開催しました
議員研修会に全議員が参加しましたので報告します。 次に、2月1日に東郷町で開催されました豊明市・日進市・
東郷町議会議員合同研修会に全議員が参加しましたので報告します。 次に、2月2日に知多市で開催されました愛知県
市議会議長会定期総会に私と副議長が出席しましたので報告します。 次に、陳情の取扱いについて報告します。 陳情第1号、政党機関紙の
庁舎内勧誘行為の実態調査を求める陳情は、全議員に写しを配付することとします。 次に、行政報告を行っていただきます。 副市長。 〔副市長
水野隆史登壇〕
◎水野副市長 それでは、議長の御指名がございましたので、令和6年第1回
日進市議会定例会の開催に当たり、令和5年第4回定例会以降の行政について、主な事業の概要を御報告申し上げます。 初めに、
総合政策部関係でございます。 令和6年1月1日に発生した
能登半島地震の
被災地支援のため、本市から1月21日以降、3名の職員を石川県志賀町へ派遣いたしております。派遣期間はいずれも8日間で、業務内容は、罹災証明書の作成に必要となる住家の
被害認定調査となっております。 次に、
生活安全部関係でございます。 令和5年12月19日に市民会館におきまして、日進市交通安全・防犯・防災年末
夜警合同出発式を開催いたしました。愛知警察署、尾三消防組合をはじめ、日頃から地域の交通安全・防犯・防災活動に取り組む各種団体や委員、消防団など、合わせて約180名が一堂に会し、年末年始の無事故、無火災、無災害を祈念いたしました。 また、令和6年1月7日に
スポーツセンターにおきまして、日進市
消防出初式を開催いたしました。消防団員は市長の訓示を受け、市民の安全・安心を守る決意を新たにいたしました。 1月21日に
能登半島地震により被災した石川県志賀町に対し市独自の災害支援として、
ブルーシート510枚、飲料90箱、給水バッグ600枚の救援物資を確保し、職員3名により現地への直接搬入を行いました。 2月6日には
段ボールベッド200個を愛知県の取りまとめにより石川県に搬出いたしました。 また、2月12日に市民会館におきまして、
次世代モビリティフェスタinにっしんを開催いたしました。
自動運転バスやマイクロモビリティ、ドローンの展示のほか、
次世代モビリティ各種の体験会、
パネルディスカッション等を行い、約1,000人の方が会場を訪れました。 次に、生涯
学習部関係でございます。 12月2日に愛・
地球博記念公園におきまして、第16回愛知県
市町村対抗駅伝競走大会に出場した日進市代表チームは、日頃の練習の成果を発揮し、市の部38チーム中17位の成績を収めました。 また、12月10日に市民会館におきましてにっしん音結祭を開催し、約970人の来場者がございました。市出身のアーティストや市内を拠点に活動する団体などのホール演奏、
来場者参加型のワークショップ、出演者による
エントランスやロビーでのコンサートなど、市民会館全体が音楽にあふれ、演奏する人、聴く人、体験する人が音楽を通して一体感が生まれるイベントとなりました。 また、1月7日に市民会館大ホールにおきまして二十歳の集いを開催いたしました。2部制で行い、今年度、二十歳を迎える778人の方が出席いたしました。第1部、第2部それぞれの実行委員が企画運営を行い、また、来賓の皆様にも多数御来場いただき、節目となる式典を開催することができました。式典後のアトラクションでは、恩師の先生からの
ビデオメッセージの上映や抽せん会などが行われ、懐かしい顔ぶれに出席者の歓声が会場に響き渡りました。 続きまして、各組合議会及び
広域連合議会について御報告をいたします。 初めに、尾三
消防組合議会でございます。 令和5年12月定例会が12月25日に開催され、職員の給与に関する条例、
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例、
火災予防条例の3条例の一部改正、令和5年度
一般会計補正予算(第3号)の4議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、尾三
衛生組合議会でございます。 令和5年第2回臨時会が12月25日に開催され、職員の給与に関する条例及び
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正、議会の会議に関する規則の一部改正の2議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、愛知県
後期高齢者医療広域連合議会でございます。 令和6年第1回定例会が2月6日に開催され、令和5年度
一般会計補正予算(第2号)、令和5年度
特別会計補正予算(第2号)、職員の給与に関する条例及び
会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正、
後期高齢者医療に関する条例の一部改正、令和6年度
一般会計予算、令和6年度
特別会計予算の6議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、
愛知中部水道企業団議会でございます。 令和5年第3回定例会が12月26日に開催され、職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正の1議案が提案され、原案のとおり可決されました。 以上をもちまして、行政報告を終わらせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で諸般の報告を終わります。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第4、
施政方針演説を行っていただきます。 市長。 〔市長
近藤裕貴登壇〕
◎近藤市長
施政方針演説をさせていただきます。数十分、時間を要するかと存じます。どうぞ御容赦いただきたいと存じます。 初めに。 令和6年第1回
日進市議会定例会の開会に際しまして、令和6年度の施策及び当初予算をはじめとする各議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営の基本的な考えを申し上げます。 初めに、元日に起きました
能登半島地震におきまして、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた皆様の御冥福をお祈り申し上げます。本市では、被災地域への人的、物的支援などを行っておりますが、今なお多くの地域が復興の途上にありますことから継続的な支援を決意すると同時に、改めて、安全・安心な生活の大切さを強く感じているところでございます。 日本経済はバブル崩壊後、阪神・淡路大震災、
リーマンショック、
東日本大震災、そして
新型コロナウイルス感染症による
パンデミックなど、数多くの困難を経験してまいりました。現在は30年ぶりとなる高水準の賃上げのほか、企業投資など、徐々に改善の動きが見られる状況となってまいりました。 国の
予算編成方針におきましても、物価高に対応しつつ、持続的で構造的な賃上げやデフレからの完全脱却などに向けて、人への投資、GX、DXなどの促進、
スタートアップ支援、
少子化対策・
こども政策の抜本強化、防災・減災などの取組が加速され、今後も様々な分野での社会変革が進むものと心得ております。このほか、物価高に対する国の取組の1つとして、家計負担を軽減する定額減税が実施されることから、複雑な業務を滞りなく実施する必要がございます。 本市といたしましては、こうした取組に対して着実な
業務遂行体制を整えるなど、国の動きを的確に捉えて迅速に対応しながらも、総合計画の基本理念「ともに暮らす 私たちがつないで創る 人とみどりを大切にするまち 日進」の下、誰一人取り残さないというSDGsの理念を大切にし、市民の皆様がこれまで以上に日進に住み続けたいと思える
まちづくりに取り組んでまいります。 2、市制30周年を契機とした
ひとづくり・
まちづくりについて。 日進市は令和6年10月1日、市制30周年を迎えます。令和6年度は、
記念テーマである「たのしいをいっぱいつくる」の下、様々な記念事業に取り組んでまいります。市民自治を求め、本市を暮らしやすく活気のあるまちにしたいと願う多くの皆様と共に、未来を担う子どもたちが日々「たのしい」を感じられるまちを目指し、にぎわいのある
まちづくりを推進してまいります。 市制30周年
市民公募事業では、市民の皆様の企画により市内にいっぱいの「たのしい」をつくる記念事業を展開していただきます。皆様が各事業の参画、創作の過程で、また、事業に参加いただくことで、仲間や新たに出会った人たちとの絆を深め合い、喜びや試練を分かち合いながら多くを学び、日進市民としての誇りを醸成いただけるような1年となることを願っております。 このほか、
市民まつりやヤングフェスタ、市制30周年を祝う学校給食のほか、
岩崎城歴史記念館、旧市川家住宅において特別展や
記念誌作成などの記念事業を実施するとともに、地域の皆様が自主的に行う協賛事業を支援してまいります。
地域活性化や防災の拠点となる道の
駅マチテラス日進につきましては、令和7年中の開駅に向けて、市内外の皆様が交流する
地域振興施設を建設するほか、にぎわいの創出に関わる皆様が交流する機会となるよう、記念事業としてシンポジウムを開催してまいります。 また、
産業振興課に
観光シティプロモーション室を新設するほか、にっしん
観光まちづくり協会に経験豊かな人材を新たに配置するなど、
観光まちづくりの体制強化を図ってまいります。これまで進めてまいりました
ジブリパークと連動した
周遊型観光をはじめ、
日進グルメや
まちミル博覧会などの
体験型観光メニューに専門家の視点を加えることで、取組のさらなる深化を図ってまいります。 記念事業としては、市内外において日進市のファンを増やす
関係人口づくりのため、
観光PR大使の任命や
地域メディアとの連携など、様々な分野の皆様の力をお借りしながら、本市の魅力に磨きをかけ、その発信に取り組んでまいります。 さらに、
ジブリパークの新エリア、魔女の谷が本年3月に開園することから、名古屋商科大学と連携し、
スクールバスに
ジブリパークのロゴのラッピングを施すことで来園者のバス利用を促し、本市での思い出の1つとなるよう取り組んでまいります。将来的には、道の駅や
市内観光地と連動した
地域公共交通を整備し、
ジブリパーク来園者などが本市に滞在できるような
仕掛けづくりを進めてまいります。 節目の市制30周年を契機として、市民の皆様が様々な経験を得て、さらなる輝きを放てるよう
ひとづくりに注力し、未来の
まちづくりの礎にしてまいります。 3、令和6年度の主な事業について。 それでは、令和6年度の主な事業につきまして御説明させていただきます。 初めに、地域の防災や交通などについてでございます。
能登半島地震に対する支援につきましては、長期間に及ぶことが想定されますことから、人的、物的支援の体制を継続してまいります。このほか、
避難所開設運営訓練など各種訓練を充実していくとともに、市民の皆様の防災意識の高まりに呼応するため、耐震診断や
家具転倒防止などの支援を拡充してまいります。 災害時など、地域の安全確保に大きな役割を果たす消防団につきましては、さらなる
地域防災力の強化と人員確保のため、新たに大学生などを対象とする
機能別消防団員制度を整備するとともに、愛知学院大学にて開催を予定する愛知県
消防操法大会におきまして、消防団の認知度向上や理解促進を図ってまいります。また、災害時の安定的な通信手段を維持するため、
地域防災無線の統制局設備を更新してまいります。 交通安全につきましては、生活道路における人を優先とした安全・安心な通行空間の整備として、
香久山地域周辺などに
交差点ハンプや狭窄を設置するなど、
速度抑制対策や
通過交通対策を行ってまいります。さらに、速度規制と
物理的デバイスを適切に組み合わせたゾーン30プラスの区域設定を検討し、地域における
交通安全対策のより一層の向上を目指してまいります。 そのほか、皆様が安全に道路施設を利用できるよう、橋梁、横断歩道橋、舗装などにつきましては予防保全型の管理を推進していくことで、施設の長寿命化を図ってまいります。 公共交通につきましては、くるりんばすの新路線による運行を開始し、利便性の向上を図るとともに、地域の移動において公共交通を利用したいと思っていただける取組を進めてまいります。このほか、
自動運転バスの運行や
スクールバスの活用、タクシーによる高齢者少量輸送のほか、
後期高齢者のくるりんばす
乗車料金無料化の導入に向けた実証実験などを進め、地域の発展を支える新たな
交通ネットワークを構築してまいります。 次に、地域の
しあわせづくりについてでございます。 困難や生きづらさを抱える皆様の課題はより複雑化、複合化しており、行政による対応が求められています。そこで、高齢、障害、子どもの孤立、教育格差、生活困窮などの分野において、個人や世帯の属性を問わず、関係機関が包括的に連携する相談支援、地域の社会資源を活用して社会とのつながりを支える参加支援、地域の交流の場を確保し、住民同士の助け合い、支え合いを育む
地域づくりを一体的に実施するため、
重層的支援体制の整備を進めてまいります。
健康づくりにおきましては、1月から帯状疱疹の発症などを予防する
ワクチン接種費用の補助を開始いたしました。また、歯周病検診と併せて実施する
口腔機能チェックを拡充し、
オーラルフレイル対策を強化してまいります。
国民健康保険加入者の皆様にはICTを活用した保健指導や、
かかりつけ医などと連携した
生活習慣病予防事業を引き続き実施し、加入者の健康増進を図ってまいります。あわせて、
医療費適正化に取り組む中で、愛知県が示す
標準保険料率との乖離を解消するため、段階的な保険税の改定を進めてまいります。 今後、高齢化のさらなる進行に伴い、引き続き要
介護認定者数の増加が予測され、これまで以上に
介護給付費の増額が見込まれます。中長期的な視点に立ち、持続可能な制度となるよう介護予防、重度化防止の取組を進めるとともに、給付の適正化を推し進める中で、適切な介護保険料の改定を行ってまいります。 そのほか、不足する介護人材の確保、定着を図り、多様化する介護ニーズに対応するため、介護サービス事業所に対し、研修費用の一部を補助してまいります。 次に、安心な子育て環境づくりについてでございます。 母子保健を所管する健康課を健康こども部に移管し、全ての妊産婦、子育て世帯、子どもに対する一体的な相談支援を行うこども家庭センターを設置することで、
重層的支援体制の一翼を担ってまいります。 子育て支援につきましては、産後に支援を要する母親が産科医療機関に通所して体や心を休めながら、助産師による授乳指導や育児相談を受けられるデイサービス型の産後ケアを開始してまいります。また、保護者がマイナンバー
カードを活用し、健診や予防接種の履歴を管理できる子育てアプリを運用していくとともに、電子ギフトによる出産・子育て応援給付金を支給してまいります。 子ども医療につきましては、子育て世帯の経済的な負担を軽減し、子どもの健やかな成長を支援するため、通院助成の対象者を高校生などの世代までとし、医療費の無料化を拡大してまいります。 保育園につきましては、大規模災害発生時において医療的ケア児を安全に受入れするための備えとして、拠点保育園である新ラ田保育園に非常用電源を配備してまいります。さらに、保育施設内における園児のプライバシー保護などの観点から、民間保育施設に対し、パーティションやビデオカメラなどの設置費用の一部を補助してまいります。 米野木台西保育園につきましては、現指定管理者による民間事業者としての運営が継続可能となる手法などについて検討してまいります。さらに、特にニーズの高い低年齢児の保育の充実を図っていくため、民間事業者による小規模保育事業所の整備に対してその費用の一部を補助することで、事業者の確保に向けた施策を進めてまいります。 次に、地域の学びや文化などについてでございます。 だれひとり取り残さない教育の実現に向けて、新たに2中学校内に校内ハートフレンドを開設することで、全中学校への設置を進めてまいります。さらに、複雑化、複合化した事例に対応するため、指導主事を増員するとともに、要・準要保護世帯の不登校児童・生徒がフリースクールなど、学校以外でも学習機会を確保できるよう支援を行ってまいります。 地域と学校の連携・協働につきましては、地域全体で子どもの学びや成長を支えるとともに、教員の働き方改革を推進していくため、協働活動専門員を配置してまいります。また、部活動の地域移行や学校施設の活用を検討するほか、地域と学校との協働によるコミュニティ・スクールの導入に向けた取組を進めてまいります。 教育DXにつきましては、学級力向上アプリを活用していくとともに、市立図書館を核としたネットワークを強化していくことで、児童・生徒の勉強や学習に対する意欲、意識の向上を図ってまいります。 学校施設の整備につきましては、将来的な人口減少を見据え、施設の複合化などを踏まえた改築計画を検討するほか、児童・生徒数の当面の増加が見込まれる赤池小学校の増築に係る設計業務を実施してまいります。このほか、西小学校施設の老朽化を総合的に評価する耐力度調査を実施するほか、学校給食センターの設備更新工事などを進めてまいります。 生涯学習につきましては、子どもたちのキャリア教育を推進していくため、大学や企業、団体などと協力し、職場体験や文化芸術体験、音楽を核とした事業などをさらに進めるとともに、アニメーション制作体験など多様な事業を実施してまいります。そのほか、公共施設においては利用者の安全確保のため、市民会館大ホールと
スポーツセンターエントランスの天井改修工事を実施してまいります。 次に、まちの基盤づくりについてでございます。 まちの骨格を形成する道路整備につきましては、利便性の向上や渋滞緩和、利用者の安全確保など、安全で快適な道路網の整備が重要と考えております。国道153号や名古屋瀬戸道路などの幹線道路につきましては、国、県などへの積極的な要望活動により、整備促進を図ってまいります。 さらに、地域の交流を深め、暮らしを支える市道につきましては、野方三ツ池公園線の計画的な整備と早期の工事着手に向け、引き続き用地取得や橋梁設計などを行うとともに、赤池・浅田2号線などにつきましても、愛知県と連携を図りながら着実に整備を進めてまいります。 市民の皆様の利便性の向上を図り、周辺事業の活性化、観光促進、大規模な災害への対応強化など、本市をより強いまちにするためのスマートインターチェンジ整備事業につきましては、地元地域及び関係機関と調整を図りながら、早期の工事着手に向けて着実に用地取得を進めてまいります。 良好な住宅、市街地の形成につきましては、赤池駅周辺地区などの今後を見据えた
まちづくりや住環境の向上を図るため、円滑な交通環境の確保にも配慮の上、再開発などの検討を継続してまいります。また、近年多発している豪雨などによる浸水リスクを把握するため、雨水出水浸水想定区域図を作成し、水害発生時における被害の軽減、避難誘導などに活用してまいります。 区画整理事業につきましては、(仮称)日進北部土地区画整理組合の早期設立を目指し、事業化に向けて支援をしてまいります。また、各組合事業の早期完了に向けた支援を継続していくとともに、香久山西部土地区画整理事業に関連する橋梁工事などの地区外関連工事を進めてまいります。このほか、香久山西部や赤池箕ノ手地域における名称地番の変更手続を行ってまいります。 人口増加が著しい赤池箕ノ手地区の近隣公園の整備につきましては、多様な世代の皆様が憩うことができるよう、新たにインクルーシブなどの視点を取り入れた基本設計を再検討してまいります。東部丘陵地西部地区につきましては、令和5年度に作成したイメージ図を基にして、地域の皆様と丁寧に意見を交換するなど、緑を生かした
まちづくりを進めてまいります。 下水道整備につきましては、河川の水質保全及び生活環境の向上を図るため、本郷町及び東山地区における整備のほか、老朽化した下水道管の入替工事、北部・南部浄化センターの設備の計画的な取替えを行ってまいります。なお、自治会が保有し、劣化が進む単独浄化槽につきましては、個別合併浄化槽への切替えが迅速かつ計画的に行えるよう支援してまいります。
下水道事業の経営につきましては、引き続き事業の広域化、共同化を進めるとともに、将来を見据えた使用料の適正化について手続を進めるなど、さらなる健全化に努めてまいります。 次に、地域の産業づくりについてでございます。 愛知県は、日本最大の
スタートアップ支援拠点(STATION Aⅰ)を本年10月の開業に向け、名古屋市の鶴舞公園の南にて整備を進めております。本市といたしましては、この拠点を活用し、革新的なビジネスモデルを用いて急成長を目指す企業らと連携し、本市の課題解決に向けた取組を模索すると同時に、伸び代や魅力あふれる企業、起業家の成長を支援してまいります。 企業誘致につきましては、市内製造事業者の再投資費用の一部に対し愛知県と連携した補助を行うとともに、市内における工場やホテルなどの新規立地に対する奨励措置の浸透を図ることで、企業の活性化や雇用の拡大を目指してまいります。このほか、県内最高レベルを自負する本市の企業立地奨励金制度にさらなる磨きをかける追加項目の検討も行ってまいります。 東部地区企業団地の開発に向けては、企業庁と連携し用地買収に必要な地権者からの同意を取得していくとともに、開発基本協定、保安林解除申請などの各種手続を行ってまいります。加えて、施設撤去が完了する旧日進美化センター跡地の民間企業への売却手続を進めてまいります。 日進産農産物の消費促進につきましては、学校や保育園において本市の特色を生かした給食利用を進めるほか、道の駅が日進産農産物やその加工品の情報発信、消費の拠点となるよう、指定管理者である株式会社ファーマーズ・フォレストと連携し、生産者との調整を図ってまいります。 さらに、特産モチ米(こはるもち)のさらなる活用を図るほか、新たな特産品の開発や6次産業化を支援するとともに、農業と福祉が連携し障害者の就労を支援する農福連携を検討してまいります。また、新規就農希望者への農地のマッチングや有害獣からの被害軽減などにつきましても支援を進めてまいります。 次に、DXや行政経営などについてでございます。 DXの取組につきましては、DX推進を特命とする職員を配置するなど、推進体制の強化を図ってまいります。また、業務の効率化などのため、RPAを活用する事務の拡大や、キャッシュレスレジの運用などに取り組んでいくほか、ChatGPTなど生成AI技術につきましては、本格導入に向けた業務整理やルール化を進めてまいります。さらに、多くの紙資料を用いる介護認定審査会業務などにおいてタブレットを活用していくほか、請求書を電子化するシステムを導入し、事業者側にも利用を促していくなど、業務のペーパーレス化を図ってまいります。 このほか、デジタル田園都市国家構想推進交付金により実装した選挙投票入場受付事業につきましては、移動型期日前投票所が開設できるよう機能の拡張を図ってまいります。 職員の働き方改革につきましては、職員の相互支援体制を構築する中でフレックスタイム制及び選択的週休3日制を導入することで、有為な人材の確保と個々の能力が最大限に発揮できる環境をつくってまいります。このほか、国との関係づくりのため、新たに国に職員を派遣するなど、多角なスキルを擁する人材を育成してまいります。さらに、定年延長制度の運用に伴い、長年の経験、知識を有する職員が地域支援のために福祉会館を巡回などしながら、市民の活動を援助してまいります。 歳入増加の取組といたしましては、地域ブランドの創出を目指したシティプロモーションとふるさと納税を連携していくことで、返礼品の発掘や開発、クラウドファンディングなどの取組を促進するとともに、新たな返礼品開発などに取り組む事業者に対する補助制度を創設してまいります。また、本市に対する企業版ふるさと納税寄附金のさらなる伸長に向けて、人材派遣型の活用を含む寄附の働きかけの強化や、寄附をいただいた企業とのさらなる関係構築に努めてまいります。 各種の行政計画につきましては、国内で人口減少・少子高齢化が進行する中、本市におきましても中長期的な視点に立った計画的な行政運営が求められます。今後の地域における健やかな暮らしを構築するため、行政、関係機関及び市民の皆様により地域福祉の推進を図る第2期にっしん幸せ
まちづくりプラン、保育や子育て支援量の拡充や質の向上を進める第三期子ども・子育て支援事業計画、地域の多様な健康課題を解決するため、第3次いきいき健康プランにっしん21などの策定を進めてまいります。 さらに、まちの持続的な発展のため、都市機能の適切な配置やさらなる経済活動の促進など、本市の未来像をしっかりと見据えた都市マスタープランの見直しや立地適正化計画の策定などに取り組んでまいります。このほか、莫大な維持コストを要する公共施設等につきましては、利用状況を検証し、社会変化に対応した施設機能の再編や将来的な施設の在り方を定める施設再編計画を策定し、その後、老朽化が著しい北庁舎の在り方について方針を定めてまいります。 最後に、SDGs、ゼロカーボンについてでございます。 SDGsの取組につきましては、持続可能な行政経営に向けて、公共施設の機能再編やさらなる公民連携の推進、人口減少社会に対応した職員体制の構築などを進めてまいります。今後は、社会変革に伴う様々な行政改革を進めるため、経営改革プランの見直しに着手いたします。さらに、ジェンダー平等を推進する中で、ファミリーシップ宣誓制度の導入準備などに取り組んでまいります。 ゼロカーボンの取組といたしましては、保育園、福祉会館、学校給食センターなどの照明をLED化するなど、昨年創設された脱炭素化推進事業債を最大限活用し、集中的に公共施設等の脱炭素化を進めてまいります。また、策定いたしました第2次環境基本計画に基づいた脱炭素社会づくりを推進するため、次世代自動車につきましては、購入補助の拡大や市役所への充電ステーション設置などの環境整備を図っていくほか、水素などの新たなエネルギー利用に関する研究を行ってまいります。ごみ・資源収集処理につきましては、プラスチック製容器包装とプラスチック製品の一括回収を実施することで、プラスチックごみの再資源化を図るとともに、紙製容器包装の焼却量削減に向けた検討を進めてまいります。 主な事業の説明につきましては、以上でございます。 4、令和6年度当初予算の概要。 続きまして、令和6年度当初予算の概要について説明させていただきます。 本市の一般会計につきましては、物価高の影響が危惧されるものの、企業の雇用・所得環境が改善されることで緩やかな回復が続くことが期待されることから、前年度から40億4,300万円増加し、過去最大の総額336億3,500万円となります。 歳出につきましては、市民生活における物価高の影響を軽減するなど、直面する課題に対応しながら、にぎわいの創出やゼロカーボンへの取組など、本市の持続的な成長につながる事業を積極的に展開してまいります。このほか、大規模な施設更新時期が近づいていることから、公共建築物や道路、公園などの修繕予算枠を確保することで、計画的に施設の長寿命化や財政負担の平準化を図ってまいります。 これらの財源となる歳入につきましては、企業による賃上げや固定資産の評価替えなどによる市税の増加や、各種の事業に対する国庫支出金や県支出金を最大限に活用してまいります。また、財政負担を平準化するため、積極的に地方債を発行するほか、財政調整基金、公共施設整備基金など基金も利用してまいります。 国民健康保険特別会計をはじめとした6つの特別会計につきましては、予算総額が153億1,300万円となり、前年度から1億3,100万円の増加となります。特に増加額の大きい特別会計は、
後期高齢者医療特別会計となります。 なお、企業会計である
下水道事業会計の予算支出総額は33億7,400万円となり、前年度と比較して2億2,500万円の減少となります。 5、まとめ。 結びに、市制30周年という節目の年を迎え、これまで日進市に関わってこられました全ての皆様に改めて感謝を申し上げます。 現在、物価高や災害などに対する不安から、多くの市民の皆様が生活面や精神面で影響を受けていらっしゃることと思います。このようなときだからこそ、市民の皆様と共に、失敗を恐れず、勇気を持ってチャレンジしていくことで、困難を乗り越えてまいりたいと考えております。
まちづくりには市民の皆様の地域への愛着(シビックプライド)が不可欠とされております。その中で、地域への愛着を深めていただく市制30周年記念事業は、既に多くの皆様のお力により事業実施に向けた準備が進められています。令和6年度は市民、事業者、教育機関、NPOなど、地域のステークホルダーの皆様がそれぞれの強みを生かし協働することで、SDGsの理念である誰一人取り残さない社会を実践する実り多き年にしてまいりたいと考えております。 こうした活動の積み重ねは地域のシビックプライドを高めることとなり、将来にわたりにぎわいのあるまちをつくる大きな力になってまいります。市制30周年の節目に「一緒に、たのしいをいっぱいつくりましょう。」と発せられるメッセージと、皆様を後押しする数々の施策をお届けすることで、多くの皆様が希望を持ち、元気になる、そんな市民お一人お一人の心に残る1年にしてまいります。 そして、市制30周年を新たな始まりとし、本市に関係する全ての皆様と共に生き生きと輝く未来に向け進んでまいりますので、市民の皆様、議員各位におかれましては、より一層の御支援並びに御理解と御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、令和6年度の施政方針とさせていただきます。誠にありがとうございます。よろしくお願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で
施政方針演説を終わります。 現在、会議の途中ですが、ただいまから10時35分まで休憩といたします。 午前10時19分 休憩
----------------------------------- 午前10時35分 再開
○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第5、議案第3号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正についてから議案第31号、市道路線の認定についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。 〔市長
近藤裕貴登壇〕
◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案をさせていただきました議案第3号から議案第31号までにつきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第3号につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第4号につきましては、職員の働きやすい環境の整備に資するように、勤務時間のフレックスタイム制及び選択的週休3日制を導入するため、日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第5号につきましては、選挙及び農業委員会に関する非常勤特別職の報酬の額を見直すとともに、企業版ふるさと納税を活用した人材派遣型の活用を見越した報酬の規定を設けるため、日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第6号につきましては、在宅勤務等手当を創設するため、日進市職員の給与に関する条例及び日進市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第7号につきましては、
地方自治法の一部改正によりパートタイムの
会計年度任用職員について勤勉手当の支給が可能となったことに伴い、日進市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第8号につきましては、異常な自然現象により災害が発生した現場での業務を行った職員に対し手当を支給するために、日進市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第9号につきましては、日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の掲載文を電磁的記録による提出を可能とするため、日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第10号につきましては、粗大ごみの処分に係る手数料の納付方法に電子決済による方法を追加することに伴い、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第11号につきましては、国民健康保険特別会計の適正かつ健全な運営を図るため、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第12号につきましては、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、日進市
介護保険条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第13号につきましては、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第14号につきましては、
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、日進市
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第15号につきましては、
地方自治法第218条第1項に基づき、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第12号)について提案させていただくもので、歳入歳出にそれぞれ2,164万1,000円を追加いたしまして、予算総額を316億6,483万1,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第16号から議案第21号までにつきましては、
地方自治法第218条第1項に基づき、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、令和5年度日進市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、令和5年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)、令和5年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)、令和5年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について提案させていただくものでございます。 次に、議案第22号につきましては、
地方自治法第211条第1項に基づき、令和6年度日進市
一般会計予算について提案させていただくもので、予算総額を336億3,500万円にしようとするものでございます。 次に、議案第23号から議案第28号までにつきましては、
地方自治法第211条第1項に基づき、令和6年度日進市
国民健康保険特別会計予算、令和6年度日進市
後期高齢者医療特別会計予算、令和6年度日進市
介護保険特別会計予算、令和6年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算、令和6年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算、令和6年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計予算について提案させていただくものでございます。 次に、議案第29号につきましては、地方公営企業法第24条第2項に基づき、令和6年度日進市
下水道事業会計予算について提案させていただくものでございます。 次に、議案第30号につきましては、日進市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第31号につきましては、都市計画法に基づく開発行為による道路の帰属に伴う路線を認定しようとするものでございます。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明をさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
総合政策部長。
◎萩野
総合政策部長 初めに、議案第3号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律別表第2が廃止されることに伴い、同表を引用する条項の規定の整理を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行の日とするものでございます。 次に、議案第4号、日進市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、職員の申告により、4週間を超えない範囲内で1週間当たりの勤務時間が38時間45分となるように職員の勤務時間を割り振ることができるように改めることで、フレックスタイム制を導入するものでございます。 なお、施行期日につきましては令和6年7月1日でございますが、選択的週休3日制につきましては、育児又は介護をする職員は令和6年7月1日から、それ以外の職員につきましては令和7年6月30日までの規則で定める日にしようとするものでございます。 次に、議案第5号、日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては3点ございまして、類似団体の報酬の額に鑑み、1点目は、選挙管理委員会の委員長及び委員の年額報酬並びに投票管理者及び投票立会人の日額報酬を増額すること。 2点目といたしましては、企業版ふるさと納税を活用した人材派遣型職員の区分として、顧問、参与及びこれらの者に準ずる者の職を加えること。 3点目といたしましては、農業委員会の会長及び委員並びに農地利用最適化推進委員の月額報酬に加え、年額報酬として農地利用の最適化に係る活動及び成果の実績に応じて国から交付される交付金の範囲内の額を支給することができるとする規定を加えるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日にしようとするものでございます。 次に、議案第6号、日進市職員の給与に関する条例及び日進市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、一般職の職員及び一定の平均勤務日数以上の
会計年度任用職員が、月平均10日以上在宅勤務等を命ぜられた場合に、月額3,000円の在宅勤務等手当を支給できるようにするものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日にしようとするものでございます。 次に、議案第7号、日進市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、任期が6月以上のパートタイムの
会計年度任用職員で、1週間当たりの勤務時間が著しく短くないものに勤勉手当を支給できるように改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日にしようとするものでございます。 次に、議案第8号、日進市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、
特殊勤務手当の種類に災害応急作業等手当を追加するものでございます。 なお、施行期日につきましては公布の日からとし、令和6年1月1日から適用しようとするものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、総務部長。
◎石川総務部長 次に、議案第9号、日進市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正内容としましては、日進市議会議員一般選挙及び日進市長選挙における選挙公報の掲載文を紙以外の電子データで提出を可能とすることで、ペーパーレス化の推進及び候補者の事務負担軽減を図るもので、関連する規定を改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日から施行し、同日以降、その期日を告示される選挙について適用するものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
生活安全部長。
◎杉田
生活安全部長 次に、議案第10号、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、粗大ごみの処分に係る手数料の納付方法に電子決済による方法を追加することに伴い、手数料を納付したことを示す方法として、証票の貼付けに加え、それ以外の方法も用いることとするものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日にしようとするものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
健康福祉部長。
◎川本
健康福祉部長 次に、議案第11号、日進市
国民健康保険税条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、国民健康保険の被保険者に係る基礎課税額について、所得割額を100分の5.8から100分の6.65に、被保険者均等割額を2万3,000円から2万5,400円に、国民健康保険の被保険者に係る
後期高齢者支援金等課税額について、所得割額を100分の2.05から100分の2.9に、被保険者均等割額を6,900円から8,100円に、世帯別均等割額を3,000円から5,500円に、介護納付金課税被保険者に係る介護納付金課税額について、所得割額を100分の2.2から100分の2.35に、被保険者均等割額を1万1,000円から1万1,200円にそれぞれ引き上げるものでございます。 また、国民健康保険税の減額に関する規定のうち、今回の改正に係る被保険者均等割額及び世帯別平等割額を改めるものでございます。 なお、施行の期日につきましては令和6年4月1日とし、令和6年度以降の年度分の国民健康保険税について適用するものでございます。 次に、議案第12号、日進市
介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、保険料基準額を5,363円から5,650円に改め、保険料段階を13段階から15段階に増やすとともに、各保険料段階の基準所得額と保険料率を改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
こども未来部長。
◎棚瀬
こども未来部長 次に、議案第13号、日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容としましては、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、電磁的記録媒体の文言の適正化を図るとともに、施設の重要事項の書面掲示に加え、インターネット等により公衆の閲覧に供しなければならないこととする規定を追加するものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 次に、議案第14号、日進市
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正内容といたしましては、
地方自治法の一部改正に伴い、引用する条項を改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、総務部長。
◎石川総務部長 次に、議案第15号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第12号)について、主なものについて御説明申し上げます。 初めに、歳入、予算書5ページ、6ページ、1款市税は4,800万円の増額で、売上本数の増加による市たばこ税によるものでございます。 7款地方消費税交付金は1億円の増額で、交付状況によるものでございます。 13款分担金及び負担金は588万7,000円の増額で、利用者の増加などにより保育所運営費の増加分となります。 14款使用料及び手数料は507万5,000円の減額で、保育所使用料の減額となります。 15款国庫支出金は1億3,641万円の増額で、保育所運営費の増額、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の精算などによります。 16款県支出金は2,915万6,000円の増額で、子ども医療費の執行見込額の増額、県民税徴収取扱費の増額などによります。 18款寄附金は4,572万4,000円の増額で、都市計画費寄附金の増額で、ふるさと納税分となります。 19款繰入金は3億5,903万3,000円の減額で、財政調整基金繰入金の減額となります。 21款諸収入は3,257万2,000円の増額で、市税等の延滞金徴収による増額となります。 22款市債は1,200万円の減額で、香久山西部土地区画整理組合推進支援事業の変更に伴う減額となります。 次に、7ページから8ページまでの歳出について、執行見込みに伴う減額箇所を除き、主なものについて御説明申し上げます。 2款総務費は4億2,978万6,000円の増額で、ふるさと応援基金に積み立てるためのふるさと納税管理事務の増加や、システム改修に伴う住民基本台帳事業の増加などによるものでございます。 3款民生費は8,006万9,000円の減額で、高齢者福祉費の介護保険特別会計繰出金や臨時特別給付金給付事業の減額などによるものです。 4款衛生費は1億8,609万2,000円の減額で、予防接種推進事業やごみ・資源収集処理事業の減額です。 8款土木費は1億553万3,000円の減額で、東部丘陵保全基金積立金の増額はありますが、道路長寿命化事業の減額、香久山西部土地区画整理組合推進支援事業の減額により全体で減額となっております。 10款教育費は2,812万9,000円の減額で、指定管理施設への電気代高騰への補填はあるものの、小・中学校管理事業の減額によりトータルで減額となっております。 次に、9ページ、第2表繰越明許費補正につきましては、翌年度にかけてシステム改修を実施する事業として、住民基本台帳事業、戸籍事業及び障害者自立支援給付事業を追加するものでございます。また、接種期間の延長に伴い、その精算等を翌年度にかけて実施するため、新型コロナウイルスワクチン接種事業を追加しております。そのほか、資材等の調達遅延や工事等の工期延長が必要なため、翌年度にかけて実施する事業を追加しております。 次に、10ページです。第3表債務負担行為補正につきましては、スマートインターチェンジ用地取得事業、野方三ツ池公園線用地取得事業、尾張土地開発公社に対する債務保証を減額し、西部保育園用地取得事業は廃止するものとなります。 最後に、11ページ、第4表地方債補正です。 香久山西部土地区画整理組合推進支援事業の起債限度額を減額するものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
健康福祉部長。
◎川本
健康福祉部長 先ほど、私、議案第11号のところで、世帯別平等割額を世帯別均等割額と発言をいたしました。正しくは世帯別平等割額ということで訂正をお願いします。失礼しました。 それでは、次に、議案第16号、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,972万4,000円を減額し、予算総額を69億454万7,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正の主な内容について御説明申し上げます。 初めに、歳入ですが、2款県支出金は690万4,000円の減額となりますが、これは、保険給付費に対する普通交付金を減額するものでございます。 3款財産収入は8万2,000円の増額となりますが、これは、基金積立金利子を増額するものでございます。 4款繰入金は2,898万1,000円の減額となりますが、これは、一般会計繰入金及び基金繰入金を減額するものでございます。 6款諸収入は602万1,000円の増額となりますが、これは、一般被保険者延滞金、一般被保険者第三者納付金及び一般被保険者返納金を増額するものでございます。 7款国庫支出金は5万8,000円の増額となりますが、これは、マイナンバー
カードの健康保険証利用申込み促進に係る費用に対する補助金を計上するものでございます。 次に、歳出ですが、2款保険給付費は1,760万4,000円の減額となりますが、これは、一般被保険者療養費負担金、出産育児一時金補助金及び傷病手当金補助金を減額するものでございます。 5款保健事業費は1,257万8,000円の減額となりますが、これは、特定健康診査等事業費の特定健康診査委託料及び糖尿病重症化予防等委託料を減額するものでございます。 8款諸支出金は45万8,000円の増額となりますが、これは、特別調整交付金の返還金を計上するものでございます。 次に、議案第17号、令和5年度日進市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ153万円を減額し、予算総額を21億9,959万6,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正の主な内容について御説明申し上げます。 初めに、歳入ですが、1款
後期高齢者医療保険料は1,182万3,000円の増額となりますが、これは、調定額の見込みの増額により増額するものでございます。 3款繰入金は668万8,000円の減額となりますが、これは、愛知県
後期高齢者医療広域連合へ支払う保険基盤安定負担金が増額する一方で、事務費負担金の減額により、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 5款諸収入は666万5,000円の減額となりますが、これは、健診事業受託収入464万3,000円、一体的実施事業受託収入121万6,000円、保険料還付金80万6,000円を減額するものでございます。 次に、歳出ですが、1款総務費は853万4,000円の減額となりますが、これは、通信運搬費及び健診委託料と、保健事業と介護予防の一体的実施事業の印刷製本費と保健指導委託料を減額するものでございます。 2款
後期高齢者医療広域連合納付金は781万円の増額となりますが、これは、愛知県
後期高齢者医療広域連合へ支払う事務費負担金が減額する一方で、保険料等負担金及び保険基盤安定負担金が増額するものでございます。 3款諸支出金は80万6,000円の減額となりますが、これは、保険料還付金の減額によるものでございます。 次に、議案第18号、令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ4億6,909万6,000円を減額し、予算総額を56億1,282万2,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正の主な内容につきまして御説明させていただきます。 初めに、歳入ですが、1款保険料は3,933万4,000円の減額となりますが、これは、収入見込額に合わせて減額するものでございます。 3款国庫支出金は3,287万1,000円の増額で、主に調整交付金を増額するものでございます。 4款支払基金交付金は1億4,572万9,000円の減額で、
介護給付費交付金及び地域支援事業交付金を減額するものでございます。 5款県支出金は8,057万円の減額で、
介護給付費負担金を減額するものでございます。 8款繰入金は2億3,609万5,000円の減額で、一般会計繰入金及び基金繰入金を減額するものでございます。 10款諸収入は23万9,000円の減額で、高齢者移動支援推進事業燃料費徴収金を減額するものでございます。 次に、歳出ですが、1款総務費は130万円の減額で、介護認定審査会費を減額するものでございます。 2款保険給付費は4億4,100万円の減額で、主に施設介護サービス等給付費を減額するものでございます。 3款地域支援事業等費は2,679万6,000円の減額で、主に介護予防・生活支援総合事業費を減額するものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 次に、議案第19号、令和5年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ87万3,000円を減額いたしまして、予算総額を1,246万5,000円にしようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正に基づき御説明申し上げます。 まず、5ページ、歳入につきまして、3款繰入金は基金繰入金を87万3,000円減額するものでございます。 次に、6ページ、歳出につきまして、1款総務費は光熱水費を40万円、施設管理委託料を47万3,000円、それぞれ減額するものでございます。 次に、議案第20号、令和5年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ98万6,000円を減額いたしまして、予算総額を1,566万3,000円にしようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正に基づき御説明申し上げます。 まず、5ページ、歳入につきまして、3款繰入金は基金繰入金を98万6,000円減額するものでございます。 次に、6ページ、歳出につきまして、1款総務費は光熱水費を30万円、施設管理委託料を68万6,000円、それぞれ減額するものでございます。 次に、議案第21号、令和5年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ232万1,000円を減額いたしまして、予算総額を7,280万2,000円にしようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正に基づき御説明申し上げます。 まず、5ページ、歳入につきまして、3款繰入金は基金繰入金を312万3,000円減額するものでございます。 5款諸収入は消費税還付金を80万2,000円増額するものでございます。 次に、6ページ、歳出につきまして、1款総務費は光熱水費を90万円、施設管理委託料を138万7,000円、消費税納付金を3万4,000円、それぞれ減額するものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、総務部長。
◎石川総務部長 次に、議案第22号、令和6年度日進市
一般会計予算について御説明申し上げます。 予算の総額は336億3,500万円で、前年度と比較し40億4,300万円の増加となります。この増額した部分について御説明申し上げます。 歳入では、1款市税は2,042万円の増加で、個人市民税が定額減税の影響により減額を見込むものの、法人市民税が景気の緩やかな回復により5,600万円の増加、固定資産税は評価替えの影響などにより8,300万円の増加としております。 6款法人事業税交付金は交付実績に基づき1億1,000万円の増加、7款地方消費税交付金は消費の持ち直しなどで1億円の増加、10款地方特例交付金は個人市民税の定額減税分を補填するということで増加し、4億2,400万円の増加としております。 13款分担金及び負担金は日進美化センターの既存施設解体事業に係る東郷町からの負担金を皆減しております。 15款国庫支出金は道の駅整備に係るデジタル田園都市国家構想交付金の増加や児童手当の対象者拡充に伴う増加など12億6,514万1,000円の増加、16款県支出金は児童手当の対象者拡充に伴う増加、道の駅整備事業負担金の増加など2億1,543万4,000円の増加、18款寄附金はふるさと納税の返礼品の追加や企業版ふるさと納税の増加を見込み9,180万円の増加、19款繰入金は財政調整基金繰入金やふるさと応援基金繰入金などにより6億7,978万9,000円の増加です。 22款市債は道の駅整備事業、公共施設LED化推進事業など、財政負担を平準化するために積極的な地方債の発行による増加となります。 次に、歳出です。 2款総務費は公共施設LED化工事や情報システム標準化へ対応するための皆増となります。これで10億2,769万1,000円の増加です。 3款民生費は児童手当や子ども・ひとり親家庭等医療費助成の拡充、自立支援給付費の増加などにより10億2,425万3,000円の増加です。 4款衛生費は日進美化センター既存施設解体事業が皆減されたことにより4億8,834万1,000円が減少、7款商工費は企業再投資促進補助金の皆増などにより1億9,171万8,000円の増加、8款土木費は道の駅整備事業や交通安全施設設置及び補修工事の増加などにより21億7,104万2,000円の増加、9款消防費は尾三衛生組合負担金の増加、防災情報システム更新の皆増などにより1億4,680万3,000円の増加、10款教育費は赤池小学校増築に伴う実施設計の皆増などを見込むものの、中学校特別教室等空調設置工事の皆減などにより4,671万5,000円の減少となります。 次に、第2表繰越明許費です。市民会館空調設備工事のための文化施設維持修繕事業となります。 第3表債務負担行為は、公共用地取得に係る事業が3件、情報システムの標準化に対応するための事業、そのほか、計画策定や改修工事等となります。 第4表地方債は、公共施設の温暖化対策として実施します公共施設LED化推進事業、
交通安全対策事業及び道の駅整備事業となります。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
健康福祉部長。
◎川本
健康福祉部長 次に、議案第23号、令和6年度日進市
国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の総額は68億6,381万3,000円で、前年度と比較し4,440万5,000円の減少となります。 それでは、第1表歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 主な増減内容としましては、歳入では、1款国民健康保険税は保険税率の改定を見込み1億7,531万3,000円の増加でございます。 2款県支出金は歳出の保険給付費の減少により9,344万4,000円の減少でございます。 4款繰入金は基金繰入金の減少により1億2,593万3,000円の減少でございます。 次に、歳出では、1款総務費は国民健康保険システムの改修や保険証の一斉発送等により3,028万3,000円の増加でございます。 2款保険給付費は被保険者数の減少により1億1,602万4,000円の減少でございます。 3款国民健康保険事業費納付金は愛知県に支払う令和6年度国民健康保険事業費納付金の増加により4,593万9,000円の増加でございます。 5款保健事業費は第3期データヘルス計画策定委託料等の減少により426万2,000円の減少でございます。 次に、第2表債務負担行為につきましては、5款1項1目保健指導事業の特定保健指導委託料につきまして、終了が翌年度になる場合があるため、これを計上するものでございます。 次に、議案第24号、令和6年度日進市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の総額は24億1,750万9,000円で、前年度と比較し2億2,864万4,000円の増加となります。 それでは、第1表歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 主な増減内容としまして、歳入では、1款
後期高齢者医療保険料は保険料率の改定及び被保険者数の増加を見込み2億3,309万5,000円の増加でございます。 3款繰入金は保険基盤安定繰入金等の増加により4,175万6,000円の増加でございます。 5款諸収入では健診事業受託収入が一般会計へ移行したことなどにより4,620万7,000円の減少でございます。 次に、歳出では、1款総務費は健診事業及び保健事業と介護予防の一体的実施事業が一般会計へ移行したことにより5,268万8,000円の減少でございます。 2款
後期高齢者医療広域連合納付金は保険料等負担金及び療養給付費負担金等の増加により2億8,233万2,000円の増加でございます。 3款諸支出金は保険料還付金の減少を見込み100万円の減少でございます。 次に、議案第25号、令和6年度日進市
介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算総額は59億4,248万4,000円で、前年度と比較し5,067万4,000円の減少となっております。 それでは、第1表歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 主な増減内容としまして、歳入では、1款保険料は被保険者の増加及び介護保険料の改定に伴い、8,785万3,000円の増加でございます。 3款国庫支出金は3,452万6,000円の減少、4款支払基金交付金は1,316万5,000円の減少、5款県支出金は4,188万8,000円の減少、8款繰入金は4,876万8,000円の減少となっておりまして、これら減少の主な理由としましては、第9期高齢者ゆめプランの策定に伴い介護サービス給付費の見込みを見直し、保険給付費が減少したため、負担金が減少したことによるものとなっております。 次に、歳出では、1款総務費は介護保険システムの標準化対応委託料などシステム改修費の増加に伴い、7,162万2,000円の増加でございます。 2款保険給付費は第9期の計画により介護サービス給付費の見込みを見直したことにより4,806万3,000円の減少でございます。 3款地域支援事業等費は
重層的支援体制整備事業に関係する事業を一般会計に移管したことなどにより9,929万1,000円の減少でございます。 7款諸支出金は
重層的支援体制整備事業に係る保険料負担分相当額を一般会計繰出金として繰り出すため、2,422万円の増加でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 次に、議案第26号、令和6年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算総額につきましては、968万4,000円にしようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算に基づき、主な内容を御説明申し上げます。 まず、6ページ、歳入につきまして、1款下水事業収入の下水使用料で609万2,000円、3款繰入金の基金繰入金で347万5,000円でございます。 次に、7ページ、歳出につきまして、1款総務費の需用費で210万円、委託料で486万9,000円、工事請負費で209万円でございます。 次に、議案第27号、令和6年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算総額につきましては、1,348万6,000円にしようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算に基づき、主な内容を御説明申し上げます。 まず、6ページ、歳入につきまして、1款下水事業収入の下水使用料で592万3,000円、3款繰入金の基金繰入金で726万8,000円でございます。 次に、7ページ、歳出につきまして、1款総務費の需用費で197万6,000円、委託料で419万6,000円、工事請負費で665万円でございます。 次に、議案第28号、令和6年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算総額につきましては、6,634万9,000円にしようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算に基づき、主な内容を御説明申し上げます。 まず、6ページ、歳入につきまして、1款下水事業収入の下水使用料で4,088万円、3款繰入金の基金繰入金で2,430万円でございます。 次に、7ページ、歳出につきまして、1款総務費の需用費で921万1,000円、委託料で2,207万2,000円、工事請負費で3,215万5,000円でございます。 次に、議案第29号、令和6年度日進市
下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 収益的収支及び資本的収支の支出総額につきまして、33億7,416万6,000円にしようとするものでございます。 それでは、主な内容を御説明申し上げます。 まず、5ページ、第2条、業務の予定量につきまして、主な建設改良事業としましては、本郷地区、日生東山園の下水道管渠埋設工事、日東東山団地の老朽化した管渠の改築工事を行うほか、処理場の老朽化対策を進め、引き続き河川等の水質保全に取り組んでまいります。 次に、収入及び支出の金額といたしましては、第3条、収益的収入及び支出として、
下水道事業収益21億2,105万円、
下水道事業費用20億7,499万8,000円、第4条、資本的収入及び支出として、資本的収入10億7,203万1,000円、資本的支出12億9,916万8,000円でございます。 次に、6ページ、第5条、企業債として、3億8,760万円を予定しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
産業政策部長。
◎長原
産業政策部長 次に、議案第30号、
工事請負契約の締結について御説明申し上げます。 この契約は、道の駅の令和7年中の開駅に向けて、地域連携機能を備えた
地域振興施設の建設工事を行うものでございます。 工事名は道の
駅地域振興施設/建設工事、工事場所は日進市本郷町地内、契約の金額は11億9,314万8,000円、契約先の名称は名工・山本特定建設工事共同企業体、契約の方法は一般競争入札でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 次に、議案第31号、市道路線の認定について御説明申し上げます。 内容といたしましては、都市計画法に基づく開発行為により市に帰属された岩崎町芦廻間並びに岩崎台四丁目地内の芦廻間9号線及び芦廻間10号線、梅森町新田地内の新田22号線及び新田23号線、藤塚二丁目地内の藤塚39号線、浅田町森下地内の浅田森下3号線の路線認定をしようとするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第6、議案第32号、日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案第32号について、提案説明を求めます。 説明者、市長。 〔市長
近藤裕貴登壇〕
◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第32号、日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。 日進市
固定資産評価審査委員会委員に原晃一氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 原氏は、令和2年3月まで長年愛知県職員を勤めた後、現在は司法書士として活躍されており、固定資産の評価について学識、経験を有していることから、選任しようとするものでございます。 なお、任期につきましては、令和6年5月17日から3年間とするものでございます。 御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第32号、日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第32号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第32号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第32号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第32号、日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 大屋議員。
◆11番(大屋よしお) 議案第32号、日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、賛成の立場から発言させていただきます。 原晃一さんはただいま市長から説明がありましたように、愛知県職員として尾張県民事務所長を務められるなど、人格、識見ともに優れた方であるとともに、現在は司法書士として御活躍され、幅広い見識を有しておられますので、固定資産評価審査委員会の委員として適任者であると思いますので、本案に賛成するものであります。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第32号に対する討論を終結します。 これより議案第32号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第32号、日進市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり可決同意されました。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第7、
議員提出議案第1号、
日進市議会委員会条例の一部改正についてを議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案について、提案説明を求めます。 説明者、武田治敏議員。
◆20番(武田治敏) 議長の御指名がございましたので、上程いたしました
議員提出議案第1号、
日進市議会委員会条例の一部改正について、提出者を代表しまして御説明申し上げます。 この案を提出しますのは、日進市部設置条例の一部を改正する条例の施行に伴い、
日進市議会委員会条例の一部を改正する必要があるからであります。 主な改正点としましては、常任委員会の所管について、健康福祉部を福祉部に、こども未来部を健康こども部にするものであります。 なお、施行期日につきましては、令和6年4月1日からでございます。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。ぜひ御賛同をいただき、全会一致での可決をお願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。 総務部長。
◎石川総務部長 先ほど、令和6年度当初予算の説明の際、1か所、間違って御説明申し上げましたので、訂正させていただきます。 9款消防費のところで、尾三消防組合と言うところを尾三衛生組合と御説明申し上げましたので、正しくは尾三消防組合でございますので、訂正しておわび申し上げます。 以上です。
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○議長(大橋ゆうすけ) 以上で本日の日程は全て終了しました。 来る2月29日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会します。 午前11時35分 散会...