令和 5年 12月 定例会(第4回) 令和5年第4回
日進市議会定例会本会議[12月22日(金)]1.開議 午前9時30分 議長宣告1.会議に出席した議員 1番
田中とおる 2番
島村きよみ 3番
ゆきむらともこ 4番
加納やすこ 5番 吉野ゆうと 6番
小出あさこ 7番
白井えり子 8番
舟橋よしえ 9番 山田久美 10番 岩渕晃久 11番 大屋よしお 12番 福安淳也 13番 ごとうみき 14番
坂林たくみ 15番 川嶋恵美 16番
中島まなみ 17番 水野たかはる 18番
小野田利信 19番 大橋ゆうすけ 20番 武田治敏1.会議に欠席した議員 なし1.
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名 市長 近藤裕貴 副市長 水野隆史 教育長 岩田憲二
総合政策部長 萩野一志
総合政策部調整監 岩瀬雅哉
生活安全部長 杉田武史
健康福祉部長 川本賀津三
こども未来部長 棚瀬浩三
都市整備部長 蟹江健二
都市整備部参事 伊藤信一郎
産業政策部長 長原範幸
産業政策部参事 吉川 浩 生涯学習部長
伊東あゆみ 学校教育部長 加藤 誠
健康福祉部次長兼
地域福祉課長 祖父江直文1.会議に職務のために出席した者の職氏名
議会事務局長 伊東敏樹
議会事務局次長兼議事課長 山田 進1.会議に付した事件 議案第85号
日進市部設置条例の一部改正について 議案第86号 日進市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について 議案第87号
日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について 議案第88号 日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について 議案第89号 日進市職員の給与に関する条例等の一部改正について 議案第90号 日進市
消防団条例の一部改正について 議案第91号 日進市
障害者政策委員会条例の一部改正について 議案第92号 日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第93号 日進市
ひとり親家庭等手当支給条例の一部改正について 議案第94号 日進市
市民農園条例の一部改正について 議案第95号 令和5年度日進市
一般会計補正予算(第8号)について 議案第96号 令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について 議案第97号 令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について 議案第98号 令和5年度日進市
下水道事業会計補正予算(第1号)について 議案第99号 日進市
にぎわい交流館の
指定管理者の指定について 議案第100号 市道路線の廃止について 議案第101号 日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正について 議案第102号 日進市使用料及び
手数料条例の一部改正について 議案第103号 令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)について 意見書案第2号 認知症の人との共生社会の実現を求める意見書
決議案第2号 ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議1.議事日程 日程第1 諸般の報告 1 議長 日程第2 議案第85号から議案第100号までについて (
委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決) 日程第3 議案第101号から議案第103号までについて (上程・説明・質疑・
委員会付託・
委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決) 日程第4 意見書案第2号について (上程・説明・質疑・討論・採決) 日程第5
決議案第2号について (上程・説明・質疑・討論・採決) 日程第6 議員派遣の件1.閉議 午後2時41分 議長宣告1.閉会式 午後2時41分 議長挨拶 市長挨拶 午前9時30分 開議
○議長(大橋ゆうすけ) おはようございます。 開議に先立ち報告します。 本日の
出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの
出席議員数は20人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 この際、議長より報告します。
田中とおる議員より、お手元に配付したとおり、発言の訂正申出書が提出されましたので、これを許可いたしました。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第1、諸般の報告を議題とします。 議長から報告します。
専決処分事項の報告について、市長から書面にて報告がありましたので、お手元に配付してあります報告第5号及び第6号をもって説明に代えることといたします。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第2、議案第85号、
日進市部設置条例の一部改正についてから議案第100号、市道路線の廃止についてまでを一括議題とします。 この際、各
常任委員長より審査結果の報告を求めます。
総務文教委員会 川嶋委員長。 〔
総務文教委員会 川嶋恵美委員長登壇〕
◆
総務文教委員会(
川嶋恵美委員長) 議長の御指名がございましたので、12月8日に開催いたしました
総務文教委員会の主な審査の模様と結果について御報告いたします。 議案第85号、
日進市部設置条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、今回の部の変更によって、体制はどのようになるのか。新たにできる
こども家庭センターの
センター長は誰が担うのかとの質疑に、
こども家庭室の
家庭相談係と健康課の
母子保健係を中核にし、
子育て支援係や
療育支援係をはじめ、関係する機関との連携体制を構築する。
センター長は、部長が役割を担う予定としているとの答弁がありました。 また、健康課が
子育て支援課、こども課と同じ部になることで、市民にとって何が変わるか。逆に、
地域福祉課、
介護福祉課と異なる部に健康課がなることの影響はあるのかとの質疑に、
市民サービス面という意味では、
子育て支援に関する
サービス検討がより円滑になり、要支援家庭の支援の迅速化などが図れるものと考えている。本市において地域福祉や介護に関する施策が充実され、連携も密にしていることから、大きな影響はないと考えるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、1件の賛成討論があり、採決したところ、議案第85号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第86号、日進市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、改正前の
新型インフルエンザ等緊急事態派遣と改正後の
特定新型インフルエンザ等対策派遣とで違いはあるのかとの質疑に、従前は、この
新型インフルエンザ等緊急事態時のみの派遣となっていたのに対して、改正後は、緊急事態に至る前の政府に対策本部が設置された段階から派遣ができるようになるという違いがあるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第86号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第87号、
日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、
人事院勧告をするに当たり、人事院が比較している企業に勤務する人の実態と本市における市民の実態が同様と捉えて問題はないかとの質疑に、
人事院勧告は全国の民間企業を対象とした
給与実態調査と国家公務員の給与実態を比較して出している。また、全国的に自治体は同様なやり方を取っていることから、問題ないものと考えているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、市民の賃金や年金等が十分に値上がらない中、今年度から議員の期末手当を上げることについては反対をするとの討論があり、賛成の立場から、今回の改正は
人事院勧告という極めて客観的な基準をベースとした国の特別職の改正に準拠した市の特別職の改正に即したものであること、また、議員としての資質を有する人材の担い手の確保につながることから賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第87号については可否同数であり、
日進市議会委員会条例第17条の規定により、委員長の裁決によって原案のとおり可決すべきものとしました。 次に、議案第88号、日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、改正に当たり、市民の生活実態をどのように考慮し、反映したのかとの質疑に、今回の改正案については、従前の例に従って、国の特別職に準じて引き上げることが適正であると決定して提案しているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、国の特別職に準じるだけでなく、市民の生活実態も考慮した上で判断するべきであり、反対するとの討論があり、賛成の立場から、過去の改正実績を見ても、常に
人事院勧告を参考とした国の特別職の期末手当の支給割合に準じて改正を行っていることや、他自治体でも同様の改正をしていることからこの改正は適正であり、また、特別職として資質を有する人材の担い手の確保にもつながることから、賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第88号については可否同数であり、
日進市議会委員会条例第17条の規定により、委員長の裁決によって原案のとおり可決すべきものとしました。 次に、議案第89号、日進市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、この改正は物価高騰の影響をカバーできるだけのものとなっているのかとの質疑に、
人事院勧告に基づく改正は民間との給与格差を埋めるためのものであるため、物価高騰の影響を直接反映するものではないとの回答がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、賛成の立場から、職員の生活を守る上では必要な改正であり、また、優秀な人材を確保するためにも必要なことであるため、賛成するとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第89号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
総務文教委員会の報告を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。
総務文教委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、
総務文教委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、
福祉厚生委員会 山田委員長。 〔
福祉厚生委員会 山田久美委員長登壇〕
◆
福祉厚生委員会(
山田久美委員長) 議長の御指名がございましたので、12月11日に開催しました
福祉厚生委員会の主な審査の模様と結果について御報告をいたします。 最初に、議案第91号、日進市
障害者政策委員会条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、
障害者基本計画と
障害福祉計画・
障害児福祉計画は根拠法が違うが、一体的に策定することに問題はないか。また、いつ頃から一体的策定を検討してきたかとの質疑に、新たに策定する計画においても
基本理念等は共通のものとしているが、それぞれ記載すべき事項について章を分けて作成しているため、一体的に策定しても問題は特にないと考えている。また、一体的に策定することについては、令和4年度中から日進市
障害者政策委員会や
自立支援協議会の中で説明をしているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、1件の賛成討論があり、採決したところ、議案第91号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第92号、日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、市内に該当施設はあるかとの質疑に、現在、市内の特定教育・
保育施設等において、今回の改正内容で規定する
特別利用教育を実施している該当施設はないとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第92号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第93号、日進市
ひとり親家庭等手当支給条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑、意見を求めるもなく、討論もなく、採決したところ、議案第93号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
福祉厚生委員会の報告を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの
福祉厚生委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、
福祉厚生委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、
市民建設委員会 水野委員長。 〔
市民建設委員会 水野たかはる委員長登壇〕
◆
市民建設委員会(
水野たかはる委員長) 議長の御指名がございましたので、12月12日に開催いたしました
市民建設委員会の審査の模様と結果について御報告いたします。 まず、議案第90号、日進市
消防団条例の一部改正についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、
機能別団員は具体的にどのような活動を想定しているのかとの質疑に、防火・
防災啓発活動や
各種防災訓練への参加などに加え、大規模災害時では避難所での後方支援といった活動を想定しているとの答弁がありました。 また、ボランティアではなく、
機能別団員として条例に位置づけしたのはなぜかとの質疑に、地域における
防災リーダーとして育成し、卒業後に基本団員や
女性消防団員となってもらいたい。また、
消防団員等公務災害補償等責任共済における保険対象になることから、
機能別団員として位置づけたものであるとの答弁がありました。 また、愛知県が推奨している
学生消防団活動認証制度とは連携しているのかとの質疑に、本認証制度の対象となるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第90号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第94号、日進市
市民農園条例の一部改正についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、市が市民農園の管理を
民間事業者へ移管することは、法の趣旨に沿っているものであるかとの質疑に、法改正の背景は、農業の衰退や荒廃が懸念される中で農業者以外でも野菜や花などを栽培し、自然と触れ合う機会を増やし、地域の活性化や遊休農地の有効活用、住民の農業への理解を深めるというものである。民間活力の導入について効率性と
サービス向上が期待できることから、行政と
民間事業者の役割分担を明確化し、市は民営農園の開設を支援し、農園の増設を進めてまいりたいとの答弁がありました。 また、
民間事業者への移管により、市民農園を利用される方のメリットはどのようなものが考えられるかとの質疑に、栽培指導や農機具の貸出し、農園内の整備水準が上がるなど、農園を快適に利用できる環境が整うことで、利用者の利便性が向上すると考えるとの答弁がありました。 また、民間移管の後、市はどう関与していくのかとの質疑に、市と
農園開設者は協定を交わし、農園が適正に利用継続されるよう、市は監督する形となる。また、広く市民に農園利用を促すため、広報などで農園の紹介や利用案内を継続していくとの答弁がありました。 また、市民農園として本郷農園が残ることとなるが、今後はどのようになるのかとの質疑に、利用者との契約期間が令和8年度末までとなっており、今回はこのまま市の管理を継続する。今後については道の駅と連携した活用方法を、道の駅の
指定管理者と協議していきたいとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、市は、市民農園から手を引くのではなく、率先して農業振興のために主体的に取り組む必要がある。また、利用者や地権者の了解を得るという手続が不十分である点から、反対したいとの討論があり、また、賛成の立場から、民間移管によって市内の農業が活性化していく可能性があるということで、状況をよく見ながら今後しっかりと指導監督をしていただくことを期待して、賛成としたいとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第94号については、採決の結果、賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第99号、日進市
にぎわい交流館の
指定管理者の指定についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、施設の修繕料に関する反映はどのようにされているのかとの質疑に、修繕料は精算項目になっているが、55万円を超える修繕の場合は、協議の上、市で修繕していきたいと考えるとの答弁がありました。 また、
指定管理料の増額について、人件費の積算はどのように行っているのかとの質疑に、市の職員を配置したと仮定して積算しているとの答弁がありました。 また、
指定管理者の財政状況はどのように確認しているのかとの質疑に、会社の損益額は毎年度プラスとなっており、特に令和4年度は過去最高の売上げと利益であったため、財政状況に問題はないと考えているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、賛成の立場から、
にぎわい交流館は市民活動の中核施設として大きな役割を果たしている。修繕や老朽化の問題に関しては、市がビジョンを持って
指定管理者と連携をして、ますます発展をしていく形でこの施設を守り立てていただくよう求めて、賛成としたいとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第99号については、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第100号、市道路線の廃止についてを議題とし、執行部からの説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、道の駅の未購入となっている用地は、この路線にかかっていたり、面したりしている部分はあるのかとの質疑に、
廃止予定路線に未購入用地が面しているとの答弁がありました。 また、
市道路線廃止に当たって、未購入となっている用地の所有者の同意は取れているのかとの質疑に、所有者に同意は得ており、廃止手続に問題はないものと考えているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、反対の立場から、本路線の廃止は、道の駅の建設を進めるためのものであり、工事の進め方など納得できない点があることから、反対としたい。 また、社会状況が変わった中で、総事業費が膨らむ道の
駅整備事業は一度整理する必要がある。このまま進めていくことで市の財政を揺るがす懸念、危機感を持っていることから、反対としたいと討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第100号については可否同数であり、
日進市議会委員会条例第17条の規定により、委員長が本案に対する可否を裁決することとなり、賛成の意思を表明したため、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
市民建設委員会の報告を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの
市民建設委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、
市民建設委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、
予算決算委員会 小野田委員長。 〔
予算決算委員会 小野田利信委員長登壇〕
◆
予算決算委員会(
小野田利信委員長) 議長の御指名がありましたので、
予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 当委員会に付託されました議案を審査するため、12月6日と12月20日に
予算決算委員会を開催いたしました。 第1日目の12月6日の委員会では、当委員会の付託議案を所管部分の各分科会への分担付託を行い、第2日目の12月20日の委員会では、各分科会長から審査報告を受けた後、討論、採決を行いました。その結果について御報告申し上げます。 最初に、議案第95号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第8号)については、3名の方から反対討論がありましたが、採決の結果は賛成多数であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第96号、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第97号、令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第98号、令和5年度日進市
下水道事業会計補正予算(第1号)についての各議案は、討論もなく、採決の結果、全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
予算決算委員会の報告を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの
予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、
予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第85号、
日進市部設置条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 ごとうみき議員。
◆13番(ごとうみき) 賛成の立場で討論いたします。 今回の改正により、
母子保健機能と
児童福祉機能の連携強化を図り、
こども家庭センターができるとのことです。ぜひ、今ある様々な子育てや子どもを取り巻く困難に心を寄せ、子どもの人権を守り切る上で、より積極的な役割を果たされますよう期待いたします。 同時に、
統括支援員さんの新たな配置や、より複雑化、多様化する状況から子どもを総括的に守っていくためには、相談を受けるだけでなく、支援を行うための職員増員が必要です。専門家のさらなる配置など、子どもや親に寄り添って支援できる体制強化が必要です。現体制よりも増員を強く求めます。 また、保健師さん、保育士さんなど、現行では女性職員が多く力が発揮されている部署でもあります。子育てと仕事が両立でき、安心して働き続けられるよう、生理休暇や育児・介護休暇をしっかりと保障できるための年度当初からの
正規職員増員も不可欠です。保育士、保健師などの
新規採用枠を増やしていくよう求めます。 そして、今回の改正により、所属する職員数が2022年度
決算ベースで160人を超え、全職員の30%以上が所属する部となります。管理職の補強も含めて、必要な体制を取っていただきますよう申し上げ、討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第85号に対する討論を終結します。 これより議案第85号を採決します。 本案に対する
総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、
総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第85号、
日進市部設置条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第86号、日進市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第86号に対する討論を終結します。 これより議案第86号を採決します。 本案に対する
総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、
総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第86号、日進市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第87号、
日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ごとうみき議員。
◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論をいたします。 議員の期末手当など、6万円以上、引き上げるものです。委員会の資料で、日進市の議員報酬、期末手当は低くはないということも確認できました。そして、私たち議員は、市民と共にあるべきだと思います。 今、物価高騰などの影響で、市民生活は決して楽ではありません。個人市民税の増額もあり、補正予算が計上されていますが、要因としては、大企業を中心とした賃金上昇等が考えられる、1人当たりの所得割は4,000円程度、当初の積算から増加の見込みとのことでした。 このように、一定の賃上げはありますが、小規模事業者や年金生活者の皆さんの生活実態を含めて、総合的にはどうなのでしょうか。 また、民間のリサーチ会社の調査では、2022年度は家計への負担が2021年度比で約10万円の増加、2023年度は22年度比で約5万1,000円の増加、2年間で何と約15万円も増加しているという試算もありました。 これらのように、まだまだ物価高騰の影響を受けている中で生活が大変、また、子育て世代を含めて、将来の負担増を含めての不安があるという声が多くある中で、議員の期末手当6万円以上の引上げは適切ではないと判断し、反対いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
中島まなみ議員。
◆16番(
中島まなみ) 議案第87号、
日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、会派を代表して、賛成の立場で討論させていただきます。 期末手当の支給率を自分たちでいいかどうか判断するに当たり、今は駄目、今度ならいいというように、何をどう基準にすればよいかは誰にも分からないと思います。 今回の条例は
人事院勧告という極めて客観的な基準をベースとしたもので、引下げの年もあれば引上げの年もあり、常に国の基準による市の特別職に準じた形での適正な改正であります。 今後、議員の人材確保や
日進市議会をいい形で維持していくためにも、時宜に即応した従前の例に従い、
人事院勧告に連動した形で行うことが適正であると判断いたしましたので、今回の条例は賛成いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
舟橋よしえ議員。
◆8番(
舟橋よしえ) 議案第87号について、会派を代表して反対の立場で発言をいたします。 本議案は、
人事院勧告に基づいて引き上げられる国の特別職の支給割合に準じて引き上げようとしている市長ら、本市の常勤の特別職と同様に、議員の期末手当の支給割合を今年度から0.1月分増額するというものですが、議員の報酬及び期末手当については、
人事院勧告に準じなければならないというわけではありません。 特に、
人事院勧告が示すところの民間並みとは、実際のところは民間の大企業並みであることは委員会での審査でも申し上げたとおりであり、日進市民の皆さんが勤めておられる会社の給与状況と同程度であるのかは不確かなだけに、
人事院勧告にそのまま準じることには本当にそれでいいのかと疑問を感じます。 しかし、議員自らが自分たちの期末手当を引き上げる議案を審査する上で、引き上げるべきかどうか、引き上げるならどれだけ引き上げるのが適当であるかという判断基準として、
人事院勧告において示された指標は参考にせざるを得ないのではないかということは、
総務文教委員会での審査における他の委員の意見を聞いていて、改めて認識をいたしました。 問題は
人事院勧告にそのまま準じることが適当であるかという点であると思いますが、私は今年度から引き上げることはすべきではないと考えます。私たち議員は一般会計の決算審査において、個人市民税の所得割課税状況から日進市民全体の所得の変化をつかむことができますが、個人市民税は前年の所得に対して課税額が決まってくるため、令和5年の状況は令和6年度にならなければ正しくつかむことができません。 だからこそ、
人事院勧告において令和5年度から引き上げる勧告が示されたときは、令和6年度になってから、令和5年の日進の市民の皆さんの所得状況が人事院で調査した内容に準じてよくなっていることを議会において確かめ、その結果から引上げが適当であるかを判断されたのであれば、令和6年度分から
人事院勧告で示された引上げ幅を改定すればよいのではないかと私は考えます。 引上げを判断するのは1年遅れとすることが望ましいということです。議員が市民に寄り添う存在となるために、本市の状況をしっかりとつかんだ上での判断であれば、市民も納得いただけるのではないかと考えます。特に、コロナ禍を経験し、会社の経営状況の回復は様々であるだけに、議員の期末手当引上げはより慎重でなければなりません。 以上のことから、今年度から議員の期末手当を引き上げる本議案には、反対をいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
加納やすこ議員。
◆4番(
加納やすこ) 私は賛成の立場で討論をさせていただきます。 市議会議員は、市政に対する市民の皆様の声を集約し、その代弁者として市政に反映していく役割を担う職であります。その職に対する対価として、議員報酬は支払われているものであります。その意味から、議員報酬につきましては、恣意的な見解で論ずる性質のものではないと考えます。 また、本議案の期末手当の改正につきましては、
人事院勧告に沿った国及び市の特別職の改正に準じた内容で改正することで、私自身はこの判断が適正であり、これに従うべきものと考えております。 これは毎年、政治的意思決定と離れたところで多くのデータを分析し、国民全般の危機管理を考察し、判断、決定されている
人事院勧告を尊重することを選択したからであります。また、本議案の市からの答弁にもありましたように、県内でも多くの自治体が同様の判断をしているところであります。 今後、多様な人材の地方議会への参画を促すためにも、手当の額が政争の具に使われることがないよう、支給割合のルールは踏襲していくべきと考えますが、このルールを見直すということであれば、時間をかけて根本的に議論する必要があります。そのような議論もない今、誤った判断をすると、後々、議会の混乱を招くと危惧することから、本議案を承認すべきと考えております。 以上のことから、市議会議員の職に対する手当基準としては、国及び市の特別職の考え方に準ずることが正しい姿であるものと考え、本議案に賛成するものであります。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
田中とおる議員。
◆1番(
田中とおる) 反対の立場で意見を述べさせていただきます。 時宜に応じたものへの改定とありますが、私自身の肌感覚では、個人事業主の方々、中小企業の方々の賃上げは、決して順調に進んでいるとは言えません。 感染症が与えた経済への影響は少なくなり、以前の経済活動に戻りつつあることは事実ですが、ダメージから脱却できているとまでは言えないと感じます。むしろ、ゼロゼロ融資の返済やインボイス制度の開始により、より今後の経営に不安を抱える声を多数聞いています。 この点、議員の報酬について一定の額を保障することにより、成り手の確保が必要との考え方もありますが、一般職と異なり、市議は非常勤であり、かつ政治に関わる者です。単純に
人事院勧告に準ずるのではなく、より市民の生活実態を考え、増額、減額を考えるべきだと考えます。そのため、特別職報酬等審議会における議論も含め、より一層、慎重に行うべきだと考えます。 繰り返しになりますが、現状、大手の民間企業を除き、中小企業、個人事業主の賃上げが十分と言えない今年において、議員の期末手当の支給割合を引き上げる本案には、反対いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第87号に対する討論を終結します。 これより議案第87号を採決します。 本案に対する
総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、
総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第87号、
日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第88号、日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ごとうみき議員。
◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論をいたします。 主な理由は、先ほど議案第87号の反対討論で述べたとおりです。市長を含めた特別職の皆さんは、市民と共にあるべきだと思います。市民生活がまだまだ厳しい中、10万円以上の値上げはすべきではないと申し上げます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
中島まなみ議員。
◆16番(
中島まなみ) 会派を代表して、賛成の立場で討論を行います。 市長をはじめとした特別職の期末手当は、職員と同じく、客観性が重要であると考えます。今回の改正については、
人事院勧告に沿った国の特別職の期末手当の支給割合に準じて改正をするものであり、客観性が保たれるものであると考えます。 また、ほとんどの自治体が12月議会に議案の提出をしている状況を踏まえ、この改正案は適切であると考えられるため、今回の条例の一部改正には賛成いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
島村きよみ議員。
◆2番(
島村きよみ) 第88号につきまして、反対の立場で意見を述べます。 市長、副市長、教育長につきましては、一般職と異なり、常勤の特別職という位置づけにおいて
人事院勧告に準ずることには問題があり、時の社会状況を鑑み、政治的判断で自身の報酬、期末手当については決めていく必要があると考えます。 現在、食品はじめ、驚くほどの物価高騰により市民生活は大変圧迫されていますが、大手の民間企業を除き、中小企業の賃上げはまだまだ物価高に追いついておらず、苦しい年金生活者の声も日頃からお聞きしています。 そういう中で、もともと給料月額が高額な特別職の期末手当支給率の引上げは、今は見合わせるべきと考えます。 コロナ禍の令和2年度、3年度は、市長判断により、特例条例によって給料月額が減額されていました。しかし、今回の期末手当の引上げに関しては、質疑を通しても市長のお考えについては全く説明がありませんでした。どのような状況分析があったのかをつまびらかにしていただきたかったです。 加えて、私は、議員を含め、特別職の期末手当についても、特別職報酬等審議会の諮問対象に加えるべきと考えます。この審議会において給料に関しては、
人事院勧告のみならず、財政状況や自治体比較、市民理解など、民間の動向だけでなく、ほかの要素も踏まえながら詳細に検討し、答申が出されています。 今年度は審議会が開催されておらず、期末手当の基礎となる給料に関して、第三者の分析、答申が出されていません。今、単に
人事院勧告に従って粛々と期末手当の支給割合を引き上げるということでは、市民理解は得られないと考えます。 以上のことから、本案には反対いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
小出あさこ議員。
◆6番(
小出あさこ) 賛成の立場で討論させていただきます。 これまで特別職の期末手当については、
人事院勧告の趣旨に従う国の特別職の改正に従って改正されております。この
人事院勧告に準じた扱いは、地方公務員の給与は国家公務員の給与と均衡を保つという指導の下に、それぞれの地方自治体がこれに従うことで、公務員の適正な給与水準が保たれているものであり、県内でもほとんどの市がこれに従うことが適切だという判断を示しているものであります。 なお、市長等の職に対して相当と示されている基準を個々の判断で変えてしまうことは、地方自治体としては、これに従うことが適正とされてきた基準を乱すものであり、何をもって適正な基準とするのか、これをはかることが困難となります。 今後の市政に大きな影響を与えることのないよう、期末手当についてはこれまでと同様の判断に従って改正していくべきであるとの理由で、原案に賛成いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
舟橋よしえ議員。
◆8番(
舟橋よしえ) 議案第88号について、会派を代表して、反対の立場で発言をいたします。 本議案は、
人事院勧告に基づいて引き上げられる国の特別職に準じて、市長、副市長、教育長の期末手当の支給割合を今年度から0.1月分引き上げるという内容ですが、議員と同じように、市長らも
人事院勧告に準じなければならないということはありません。 さきの議案第87号の反対理由と同様に、市民が納得できる判断理由を持つためには、今年度から引き上げるのではなく、市長ら常勤の特別職の期末手当引上げについては、
人事院勧告から1年待ってからの議案上程とすべきであると私は考えます。 詳しくは第87号の反対討論で述べたとおりであり、本議案には反対をいたします。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第88号に対する討論を終結します。 これより議案第88号を採決します。 本案に対する
総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、
総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第88号、日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第89号、日進市職員の給与に関する条例等の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 ごとうみき議員。
◆13番(ごとうみき) 賛成の立場で討論いたします。 今回は、会計年度任用職員さんを含めて全ての職員さんの給与の値上げであり、評価できます。
人事院勧告に基づき、民間との格差を埋めるとのことでした。ぜひやっていただきたいと思います。 ただ、初任給に関してはまだ不十分であることも委員会の答弁の中で分かりました。特に、大学卒業時に多額の奨学金返済等を背負って社会に出る若者も多くいます。 初任給の引上げを行うこと、また、新任保育士への助成や奨学金返済の支援など、近隣自治体独自で政策を進めているところもあります。 日進市でも、より安心して働くスタートが切れるように、新任職員への制度拡充などを検討すべきだと申し上げ、討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第89号に対する討論を終結します。 これより議案第89号を採決します。 本案に対する
総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、
総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第89号、日進市職員の給与に関する条例等の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第90号、日進市
消防団条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第90号に対する討論を終結します。 これより議案第90号を採決します。 本案に対する
市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、
市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第90号、日進市
消防団条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第91号、日進市
障害者政策委員会条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第91号に対する討論を終結します。 これより議案第91号を採決します。 本案に対する
福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、
福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第91号、日進市
障害者政策委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第92号、日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第92号に対する討論を終結します。 これより議案第92号を採決します。 本案に対する
福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、
福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第92号、日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第93号、日進市
ひとり親家庭等手当支給条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第93号に対する討論を終結します。 これより議案第93号を採決します。 本案に対する
福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、
福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第93号、日進市
ひとり親家庭等手当支給条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第94号、日進市
市民農園条例の一部改正についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、
坂林たくみ議員。
◆14番(
坂林たくみ) 反対の立場で討論いたします。 本議案は、現在市営の市民農園のうち、本郷農園以外の6農園を民間へ移管するというものです。 市民農園は条例第1条にあるとおり、市民が自然と触れ合い、相互交流し、地域の活性化、農業に対する理解を深め、防災のために設けられています。この目的は、市が責任を持って進めることが欠かせません。 民間への移管対象となっている6農園は、特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律等を根拠としています。 この法律は2005年に改正されていて、その趣旨は、それまで地方公共団体及び農協に限られていた市民農園の開設を、地方公共団体及び農協以外の者による開設を可能としたものであり、民間移管を趣旨としたものではないと農林水産省に確認しました。 その目的は、農業の担い手不足や農地の遊休化が進行する中で、地域農業・経済の活性化をするためです。この法改正の趣旨からすれば、地方公共団体も、農協も、それ以外の者も、市民農園の積極的な担い手となることを期待されているということです。 それならば、市は、市民農園の運営から手を引くのではなく、積極的に農業振興を進める立場に立って進めるべきだと考えます。 また、利便性の向上は、市が進めることはできると考えます。 民間の市民農園の利用料は、年間5,000円のところもあれば、4万円から10万円以上のところもあるという状況だとのことです。市民から、利用料が倍以上になるのだったら、やめるしかないなどの声が出ており、民間移管をした場合、利用料が高くなり、利用しづらくなる懸念があります。 市民農園の目的を果たせるようにするため、市が積極的に市民農園の運営を行い、農業振興を進めるよう求めます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
島村きよみ議員。
◆2番(
島村きよみ) 第94号に対して、賛成の立場で以下、意見を述べます。 委員会審査でも申し上げましたが、市の管轄の市民農園6園を民間に移管するということは、これまで草刈りが2回だけの管理だったということですが、利用者にとって新たなサービスが得られる可能性もある反面、利用料が現状より高くなったり、採算が合わないという理由で管理者が撤退するといったリスクが今後生じることも予測されます。 市内全域に農に親しむエリアを広げることが田園フロンティアパーク構想にもあることから、決して現在の状況を退化させることのないよう、市としても管理運営を担う事業者と協定を通して見守ることを求めて、賛成とします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第94号に対する討論を終結します。 これより議案第94号を採決します。 本案に対する
市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、
市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第94号、日進市
市民農園条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第95号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第8号)についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、ごとうみき議員。
◆13番(ごとうみき) 反対の立場で討論いたします。 新たな施策展開などもあり、評価できる面もありますが、以下3点、1つは、道の駅の事業を進める予算になっていること、2点目は、
にぎわい交流館の
指定管理料が本当にこの額でいいのかということ、3点目に、議員、特別職の期末手当の増額が組まれていること、この3点に限って認めるわけにはいきませんので、反対をいたします。議員、特別職の期末手当の増額については、先ほどの討論で述べたとおりです。市民生活にとってどうなのか、常に市の事業を行う上での判断基準にしていただきたいと思います。 そういう意味で、まず、道の駅ですけど、道の駅の事業を進める予算になっています用地購入費が計上されていますが、本当にこれでいいのでしょうか。また、昨今の物価高、コロナの影響により生活様式の変化もある中で、道の駅事業を進めることがいいのかどうなのか、立ち止まって全市的に考えるべきときに来ていると思います。 私は道の駅の用地を買うお金があるのであれば、保育園や学童・児童クラブ建設のための土地を市として早急に買うべきだと考えます。道の駅のための予算を確保するために、ほかの事業は制約や節約を受けていないかを総点検すべきときに今来ていると思います。 例えば、給食賄材料費の増額も本予算に計上されていますが、物価高騰、特に、お米や牛乳などの値上げの影響は、もっと早くから分かっていました。なぜもっと早くに予算計上がされなかったのか、ぎりぎりの予算で給食を運用しないといけないという中での御苦労も本当にあったと思います。 このように、日進の事業が制約を受けていないかを洗いざらい、今、点検し、来年度の予算に生かしていただきたいと思います。 そして、
にぎわい交流館の指定管理を増やすべきです。 このままの予算額では現行の開館時間が短くなり、市民の自主的な活動が制約されることになりかねません。2024年4月から、会議室利用が夜の8時30分までとなってしまいます。
にぎわい交流館は、様々な年代層の方が利用しています。仕事が終わってからの自主活動に参加される方もいらっしゃいます。17%の方が夜の時間も利用しているということが答弁からも分かりました。 市民活動を最大限保障するために予算の増額を求めます。 このように、市民にとってどうなのかということを、予算を組む上での、そして日進市の事業を進める上での念頭に置いていただきたい、柱に据えていただきたいということを申し上げて、討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、川嶋恵美議員。
◆15番(川嶋恵美) 議案第95号につきまして、公明党を代表いたしまして、賛成の立場で討論させていただきます。 賛成する理由の第1は、市民の念願であり、公明党としても接種費用助成の実施を長年訴えてきた、帯状疱疹予防接種の助成費用が予算計上されたことです。 50歳以上の市民に対し、帯状疱疹予防接種費用の約半額を補助する制度を令和6年1月から開始されるとのこと。コロナ禍のストレスなどが引き金となり、帯状疱疹に罹患する方が増えていると言われている中で、この補助制度を始めることを高く評価いたします。 次に、物価高騰による学校給食の材料費の高騰は、献立を決定する上で御苦労が多いかと思います。また、自宅で十分な食事を取ることのできない子どもたちへの家庭環境による栄養格差を埋める点でも、学校給食の果たす役割は大きいものであると私は考えております。 今回の補正は、基本物資となるパンや牛乳の値上げに対応するものです。成長期にある子どもたちの心身の健全な発達のため、引き続き、おいしくて栄養バランスの取れた豊かな給食を提供するためにも必要な予算であると考えております。 そのほか、入札により不用となった事業費の減額や、事業の実施内容を工夫したことなどで必要でなくなった事業費を適切に減額するなど、これまで以上に市民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりを進めていただけるものと評価いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
島村きよみ議員。
◆2番(
島村きよみ) 反対の立場で意見を述べます。 今回の補正予算の反対の主な理由は、(仮称)北部土地区画整理組合設立支援等業務委託事業4,518万4,000円の債務負担行為補正です。 いわゆる北のエントランス事業ですが、この17年間の経過を見ておりますが、構想から相当の年月を経ても組合設立になかなか至らず、業務代行の手法もうまくいかなかった状況で、再び多額の経費をかけて設計をやり直すとのことです。 平成30年の都市計画決定理由書を読みますと、当該都市計画の必要性は、本市のさらなる人口増加、長久手市側からの開発需要を見越して、住宅系用地を確保するためとあります。しかし、日進市の人口は、事業施行期間終了予定の令和18年度には頭打ちになってくる予測です。間違いなく住宅は余ってきます。それなのに事業費総額約114億円の事業を進めていくために、今回、4,500万円余りの設計予算を組む予定にしておくということは非常に疑問があります。 本年9月発行の設立発起人会のニュースレターにも、事業フレームの立て直しには事業費の削減または収入の増加が不可欠だが、難しいと書かれてあります。 このエリアの市街化編入を審議した平成30年12月20日開催の都市計画審議会では、当局は、「平成31年の秋頃を目処に組合設立に向けた本同意の収集を完了させたい」と言っています。しかし、5年経過しても進捗は見られず、振出しに戻っています。 この区画整理事業が多額の投資に見合う、本市の発展に本当に寄与する事業になり得るとは思えず、これを推進していくことには賛同できません。また、一般会計補正案には議案第87、88号に関する期末手当引上げ分も反映されていることから、本案には反対いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、大屋よしお議員。
◆11番(大屋よしお) 議案第95号につきまして、会派を代表いたしまして、賛成の立場で討論させていただきます。 このたびの補正予算は、インフルエンザの感染拡大が例年より早く始まったことなどから医療機関への受診が増加傾向にあるため、子ども、ひとり親家庭などに係る医療費助成金の増額が予算計上されています。 また、ひとり親家庭などへの助成金の増額や母子生活支援施設等措置費の増額など、いずれも対象者が増加したことなどに伴い、しっかりとした援助のために必要な予算になります。 さらに、小中学校で学習用に用いられているGIGAスクール端末の故障修理を行う予算は、子どもたちのICTを利活用した最適な学びの形を実現し、学習機会をひとしく確保するためにも必要不可欠なものであると思います。 最後に、道の
駅整備事業につきましては、既に今年夏頃から道の駅の造成・外構工事に着手しております。工事も順調に進捗しているとともに、令和6年度初旬から約1年間の建物建築工事が予定されています。令和6年度末以降の道の駅の開駅に向けて順調に進めていくために必要な最後の用地購入の予算となっております。 以上のことから、市民生活に大きな影響を与える事業や将来の日進のにぎわい創出に寄与する事業について必要な補正予算であると評価し、全ての事業をしっかりと進めていただくことをお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
白井えり子議員。
◆7番(
白井えり子) 会派を代表して、反対の立場で発言をいたします。 予算や補正予算の賛否については、1本の議案の中のため、毎回、大変悩むのが現実です。 今回の補正予算(第8号)につきましても大変評価できる事業として、これまで多くの市民から声が上がっておりました帯状疱疹予防接種推進事業として、来年1月から予防接種助成500人分の予算、約890万円が計上されています。 また、都市計画費、赤池箕ノ手の公園整備事業も、新たなインクルーシブ遊具の検討、これまでも議会で何度も議論のあった公園のトイレ設置など、基本設計の再検討の繰越明許費約566万円、大型合併処理浄化槽設置整備事業補助金の減額2,000万円も、新しい下水事業の在り方の糸口になるのではないかと思える点など、今回の補正で評価できます。 しかしながら、一方で、議案第87号の議員の期末手当の引上げ、議案第88号の特別職の期末手当の引上げが含まれています。 また、
市民建設委員会分科会の質疑を通して、現況におきましても今後の見通しに課題の残る道の
駅整備事業の用地購入費が計上されていることや、債務負担行為、(仮称)北部土地区画整理組合設立支援等業務委託事業費として約4,500万円が記載されている点につきまして、令和元年からこれまでにも既に1億円以上の税金が投入され、組合施行方式から初めて取り入れる業務代行方式、正式には無償の事業化検討パートナー方式でこれまで進めてこられましたが、社会情勢の背景はもちろんあると考えますが、収支バランスが見込めない中、事業フレーム立ち直しを掲げ、また従来の組合方式にされるとのことです。報告書や議事録など拝見しましたが、減歩率も市内区画整理の中で最も高い約71%、景気の持ち直し、資材・燃料費、人件費などの高騰についても先が不透明な中、このまま進めるのは大変リスクが大きく、丁寧な検証を一層求めざるを得ません。 このような債務負担行為補正の含まれている第8号補正には、反対をせざるを得ません。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、岩渕晃久議員。
◆10番(岩渕晃久) 議案第95号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第8号)につきまして、新政クラブを代表いたしまして、賛成の立場で討論させていただきます。 この補正予算にある事業は、障害をお持ちの方で紙おむつが必要な方への購入代金を助成するための増額や、子どもやひとり親家庭等の方々の医療費助成金の増額、母子生活支援施設等措置費の増額など、利用実績に基づく費用等を滞りなく助成するために必要な予算となっております。 また、子どもたちが安心して遊べる公園環境を提供するための公園維持・修繕費の増額など、緊急的に発生した工事などにも対応するものであります。 さらに、市民の皆さんが文化施設等を安全に快適に利用していただくため、障害者用の駐車スペースの段差解消の修繕工事や空調改修工事など、増額が盛り込まれております。 次に、債務負担行為補正に目を向けますと、主に令和6年度以降にかけて、本市として必要な事業が複数追加されております。その中でも、北部土地区画整理組合設立支援等業務委託事業は、組合設立に向け、区画整理設計の修正と事業計画の作成が急務であるとの御答弁がございました。業務着手を迅速に進めるために必要な予算であると考えております。 将来の日進市をより一層住みやすいまちにするため、
一般会計補正予算(第8号)の事業をやれることをやれるうちに着実に実施していただくことを強くお願い申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第95号に対する討論を終結します。 これより議案第95号を採決します。 本案に対する
予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、
予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第95号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第8号)については、原案のとおり可決されました。 これより議案第96号、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてから議案第98号、令和5年度日進市
下水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの各議案について、一括して討論に入ります。 各議案に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第96号から議案第98号までの各議案に対する討論を終結します。 これより議案第96号から議案第98号までの各議案を一括して採決します。 本案に対する
予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、
予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第96号、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第97号、令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第98号、令和5年度日進市
下水道事業会計補正予算(第1号)についての各議案は、原案のとおり可決されました。 これより議案第99号、日進市
にぎわい交流館の
指定管理者の指定についての討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。
ゆきむらともこ議員。
◆3番(
ゆきむらともこ) 賛成の立場で意見を述べます。
指定管理者のコニックス株式会社のホームページには、障害者雇用の状況が公表されています。それによると、2023年11月15日現在の障害者雇用率は2.4%で、980.5人の従業員のうち、障害者雇用が23.5人とあります。これは民間企業の法定雇用率2.3%を上回る雇用率です。 民間企業の令和4年度の法定雇用率達成企業の割合は48.3%であり、雇用義務のある企業のうち、半数以上が雇うべき人数を雇っていない法令違反の状態である中、コニックス株式会社の積極的な取組は高く評価すべき事項と考えます。 ホームページで障害者雇用の状況を公表することは、
指定管理者の法令遵守の確認に役立つばかりでなく、市民の安心にもつながる情報提供で、なかなかこのような企業はありませんので、このことも私は高く評価しています。 障害のある人が働きやすい環境を整えるには多様な人への理解が必要となり、コニックス株式会社はこの取組を進める中で、人権や多様性の尊重への配慮が広がっている会社であると考えます。 一方で、指定管理施設の日進市
にぎわい交流館はエレベーターがないなど、公共施設として必要なバリアフリー対応ができていません。コニックス株式会社に管理を任せるとしても、多様な市民の交流の場、活動を支える拠点として滞りなく運営ができるように、この指定期間中に施設のバリアフリーを市の責任で進めていただくことをお願いして、賛成といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第99号に対する討論を終結します。 これより議案第99号を採決します。 本案に対する
市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、
市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第99号、日進市
にぎわい交流館の
指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。 これより議案第100号、市道路線の廃止についての討論に入ります。 最初に、
島村きよみ議員。
◆2番(
島村きよみ) 議案第100号に関しまして、反対の立場で意見を述べます。 道の駅の進捗に合わせて当該地内の路線を廃止するということです。 しかし、今、社会状況が大きく変わり、市は危機的な状況にある子どものための事業を最優先に進めなければならない局面にあります。居場所づくり、相談事業の強化、子どもを支える専門家及び教職員の充実、処遇改善とやるべきことは山積しています。また、老朽化した北庁舎、保健センター、北小、東小等の学校施設、保育園の園舎等も放置できません。 資材物価高騰の波により、経常経費の増加が次年度の予算には見込まれ、財政調整基金は激減の予測です。ここで総事業費も市費負担も1.5倍になった道の駅事業を進めることは大きなリスクとなります。 事業推進を前提とした
市道路線廃止には、反対いたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
坂林たくみ議員。
◆14番(
坂林たくみ) 反対の立場から討論します。 この議案は、説明にあったとおり、道の駅を進めるものであるからです。 路線の廃止対象の道路には未購入の用地が面しており、用地購入についての地権者の了解は調整中とのことです。地域振興をうたう施設は市民の理解を得ながら進めるべきであるのに、そうなっていないことの表れだと考えます。 こうした手続、工事の進め方とともに、道の駅は総事業費を示さず、物価高騰や最低賃金の引上げといった社会環境の下でも収支見込みを見直さず、地域振興、農業振興、防災上の疑問があり、賛成できません。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 吉野議員。
◆5番(吉野ゆうと) 賛成の立場で討論をいたします。 市道の廃止は、道の
駅整備事業に伴ったものであります。道の駅に関しては、関連予算や
指定管理者の決定などもこの議会で可決され、また、敷地内整備工事も着手されるなど、粛々と準備が進んでいるところです。その中で、もともと予定されていた本市道を廃止することは適切であると考えます。 むしろ、この路線の廃止に反対した場合、工事等の延期につながる可能性があります。先ほど反対討論にも物価高騰に関する話がありましたが、本議案に反対することでも追加の予算が必要となる可能性もあります。 よって、本議案に賛成します。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第100号に対する討論を終結します。 これより議案第100号を採決します。 本案に対する
市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、
市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第100号、市道路線の廃止については、原案のとおり可決されました。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第3、議案第101号、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についてから議案第103号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。 〔市長 近藤裕貴登壇〕
◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案をさせていただきました議案第101号から議案第103号までにつきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第101号につきましては、出産する被保険者に係る被保険者所得割額及び均等割額を減額する規定を改正するため、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を改正しようとするものでございます。 次に、議案第102号につきましては、戸籍法の一部を改正する法律の施行に伴い、日進市使用料及び
手数料条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第103号につきましては、
地方自治法第218条第1項に基づき、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)について承認をお願いするもので、歳入歳出にそれぞれ4億7,721万1,000円を追加いたしまして、予算総額を312億9,156万6,000円にしようとするものでございます。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明させていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
健康福祉部長。
◎川本
健康福祉部長 初めに、議案第101号、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、9月議会の議案第81号として御議決いただきました日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、国から示された条例改正例が改められたことに伴い、出産する被保険者に係る被保険者所得割及び均等割額の減額規定等について改正するものであります。 改正する内容としましては、出産する被保険者の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額の所得割及び均等割額の減額に関する規定について、減額する順序の明確化等、条例改正例に基づいた改正を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。 次に、議案第102号、日進市使用料及び
手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正内容としましては、戸籍法の一部を改正する法律の施行に伴い、本籍地以外での戸籍謄本等及び除籍謄本等の交付手数料、電子化された届出等情報の内容の証明の交付手数料、電子化された届出等情報の内容を表示したものの閲覧手数料及び戸籍電子証明書提供用識別符号及び除籍電子証明書提供用識別符号の発行手数料を定める必要があるため、必要な規定の整備を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和6年3月1日とするものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
総合政策部長。
◎萩野
総合政策部長 次に、議案第103号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)について御説明を申し上げます。 第1表歳入歳出予算補正に基づきまして、御説明をさせていただきます。 まず、5ページの歳入では、15款国庫支出金は、3億3,176万円の増額で、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金によるものでございます。 19款繰入金は、1億4,545万1,000円の増額で、財政調整基金繰入金によるものでございます。 次に、6ページの歳出では、3款民生費は、4億7,721万1,000円の増額で、個人市民税の非課税世帯に1世帯当たり7万円を支給するためのものでございます。 次に、7ページ、第2表繰越明許費補正については、物価高騰対応臨時給付金給付事業について、申請受付及び給付金支給などを翌年度にかけて実施をするためのものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議案第101号、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第101号に対する質疑を終結します。 次に、議案第102号、日進市使用料及び
手数料条例の一部改正についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第102号に対する質疑を終結します。 これより各議案の
委員会付託を行います。 議案第101号及び議案第102号は
福祉厚生委員会に、議案第103号は
予算決算委員会に付託します。 直ちに第1委員会室で
福祉厚生委員会、その後、大会議室で
予算決算委員会を開いていただき、各議案の審査をお願いします。 ただいまから暫時休憩します。 午前10時55分 休憩
----------------------------------- 午前11時45分 再開
○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。 この際、各委員長より審査結果の報告を求めます。 最初に、
福祉厚生委員会 山田委員長。 〔
福祉厚生委員会 山田久美委員長登壇〕
◆
福祉厚生委員会(
山田久美委員長) 議長の御指名がございましたので、本会議休憩中に開催いたしました
福祉厚生委員会の主な審査の模様と結果について御報告をいたします。 最初に、議案第101号、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑、意見を求めるもなく、討論もなく、採決したところ、議案第101号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第102号、日進市使用料及び
手数料条例の一部改正についてを議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、現在、コンビニで戸籍謄本や証明書などが取れるが、今回の条例改正に上がっている項目とマイナンバーカードの連動はあるかとの質疑に、今回の
手数料条例の一部改正については関連性はないとの答弁がありました。 また、手数料の金額は本市独自に決められるものか、また、金額は近隣市町と比較してどのようかとの質疑に、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を根拠としているため、基本はこの金額としているが、独自で決めることも可能である。また、近隣市町について、長久手市、東郷町、豊明市、みよし市は、現状の戸籍謄本、除籍謄本等の交付手数料は本市と同額となっているとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めたところ、賛成の立場から、今回の条例改正でマイナンバーカードとの関連性はないとの答弁があったが、戸籍法の改正では、今後、マイナンバーカードを活用して戸籍情報にアクセスしていく可能性がある。今回の手数料としては、その行為に対する手数料は発生しないため、条例改正に金額は上がっていないが、今後、マイナンバーカードを活用していく事務が追加されることもあるため、これまで以上に個人情報の漏えい等に注意していただくことを申し上げて、賛成とするとの討論がありました。 討論の後、採決したところ、議案第102号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
福祉厚生委員会の報告を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの
福祉厚生委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、
福祉厚生委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、
予算決算委員会 小野田委員長。 〔
予算決算委員会 小野田利信委員長登壇〕
◆
予算決算委員会(
小野田利信委員長) 議長の御指名がございましたので、
予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 議案第103号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)については、財務政策課長からの説明の後、質疑応答が交わされました。 討論を求めるもなく、採決の結果は全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
予算決算委員会の報告を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で報告を終わります。 ただいまの
予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、
予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第101号、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第101号に対する討論を終結します。 これより議案第101号を採決します。 本案に対する
福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、
福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第101号、日進市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第102号、日進市使用料及び
手数料条例の一部改正についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第102号に対する討論を終結します。 これより議案第102号を採決します。 本案に対する
福祉厚生委員長の報告は可決です。 本案は、
福祉厚生委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第102号、日進市使用料及び
手数料条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議案第103号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第103号に対する討論を終結します。 これより議案第103号を採決します。 本案に対する
予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、
予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第103号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第9号)については、原案のとおり可決されました。 現在、会議の途中ですが、ただいまより13時30分まで休憩といたします。 午前11時52分 休憩
----------------------------------- 午後1時30分 再開
○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。
-----------------------------------
○議長(大橋ゆうすけ) 日程第4、意見書案第2号、認知症の人との共生社会の実現を求める意見書を議題とします。 意見書案は、お手元に配付したとおりです。 意見書案について、提案説明を求めます。 説明者、川嶋恵美議員。 〔15番 川嶋恵美登壇〕
◆15番(川嶋恵美) 議長の御指名がありましたので、意見書案第2号、認知症の人との共生社会の実現を求める意見書について、提案説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 認知症の高齢者が2025年には約700万人になると想定されている現実に対して、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する共生社会の実現を推進するための認知症基本法が本年6月に成立し、令和6年1月1日に施行されます。 今こそ認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会の実現をという目的に向かって、認知症施策を国と地方が一体となって進めていくときです。 私たちが目指す共生社会とは、誰もが認知症になる可能性がある中で、生活上の困難が生じた場合でも、重症化を予防しつつ持てる力を生かしながら、周囲や地域の理解と協力の下、本人が希望を持って地域の中で尊厳が守られ、自分らしく暮らし続けることができる社会です。 よって、政府に対して、認知症との共生社会の実現に必要な予算措置も含め、行政の体制を一層強化させ、一刻も早い認知症との共生社会を各地域で実現することを強く求めるものです。 1つ、認知症基本法の円滑な施行に向けた政府の取組推進と地方自治体への支援の強化。 2つ、認知症の人の働きたいというニーズをかなえる労働環境の整備。 3つ、認知症の方を抱える御家族への支援体制の拡充。 4つ、身寄りのない方にも柔軟に寄り添い支える社会の構築。 5つ、認知症に関する基本事項を繰り返し国民が学べる環境の整備。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 以上で提案説明といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。 これより意見書案の質疑に入ります。 意見書案第2号について、質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて意見書案第2号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています意見書案第2号について、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより意見書案第2号についての討論を行います。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて意見書案第2号に対する討論を終結します。 これより意見書案第2号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕 起立全員です。よって、意見書案第2号、認知症の人との共生社会の実現を求める意見書については、原案のとおり可決されました。
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○議長(大橋ゆうすけ) 日程第5、
決議案第2号、ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議を議題とします。
決議案は、お手元に配付したとおりです。
決議案について、提案説明を求めます。 説明者、
舟橋よしえ議員。 〔8番
舟橋よしえ登壇〕
◆8番(
舟橋よしえ) それでは、これより
決議案第2号、ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議を提案いたしました3名の議員を代表して、私から提案説明させていただきます。 パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍との戦闘が10月7日に始まり、既に2か月以上が経過しました。双方の応酬はガザ地区において人命を深刻な危機的状況にさらし続け、市街地に甚大な被害をもたらしています。 戦闘開始からこれまでにガザ地区の人道危機の状況が少しでもよくなるようにと、11月8日には主要7か国外相会合において、テロ攻撃を断固として非難することや、人質の即時解放を求めることを確認するとともに、戦闘の人道的休止と人道回廊の設置を支持するとした共同声明が発表されました。 その後、11月24日より一時的な戦闘休止期間に入ったものの、12月1日からは戦闘が再開され、ガザ地区での犠牲者が日々増大しており、最新の報道では死者数は2万人を超えたとの報道もあり、同地区の人道危機は一層深刻化しています。 そのような中で、ロシアによるウクライナ侵略を非難する
決議を2022年3月議会において全会一致で可決した我が市議会だからこそ、ガザ地区の平和の実現につながる何らかの行動を求める市民の声も聞いていることから、今、
日進市議会として平和を希求する全ての市民と共に、一刻も早い紛争の終結に向け、関係する全ての当事者と国際社会に対し最大の努力を求め、以下のことを
決議することを提案いたします。 1、いかなる理由があろうとも、一般市民への攻撃と非人道的行為は正当化できない。 2、ガザ地区における人道危機状況の改善が図られるよう、国際法に基づき、事態の早期鎮静化を求める。 以上です。ぜひ御賛同いただきますようお願い申し上げ、提案説明といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で提案説明を終わります。 これより
決議案の質疑に入ります。
決議案第2号について、質疑を許します。質疑はありませんか。 加納議員。
◆4番(
加納やすこ)
決議案第2号、ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議について質疑いたします。 伊東市、佐野市、札幌市、堺市など各市町の規定を引用させていただきますが、
決議である以上、市の公益に関する事項である必要がありますが、どのようにお考えでしょうか。 また、世界中には現在100を超える武力紛争があり、ソマリア、コンゴ民主共和国、イエメン、エチオピア、シリア、サヘル地域、ハイチ、スーダン、ミャンマーなど、日本において全ての事象を知ることはできませんが、偏った報道の中でもこのような心苦しい紛争がある中、なぜガザ地区のみを限定したのでしょうか。また、取捨選別した理由、取り上げなかった理由を教えていただきたい。 赤十字国際委員会によれば、サヘル地域、ブルキナファソ、チャド、モーリタニア、マリ、ニジェールなどでございますが、こちらでは紛争や気候変動の影響により避難を余儀なくされた方は400万人であります。 ハイチでは、長引く武力衝突に暴動やコレラの再流行が相まって、人道状況が悪化。300万人以上が人道支援を必要としております。 さらに、シリアでは、同国最大の非難民キャンプでありますアルホルには2022年半ばで5万5,000人余りがいらっしゃり、その7割は子どもで、粗末な生活環境の中、耐え忍んで暮らしていらっしゃいます。 そして、スーダンでは、2023年11月6日のプレスリリースにて、約1,400万人の子どもが命を守る人道支援を緊急に必要としております。1,900万人もの就学年齢の子どもが教室に戻れていないという世界最悪の教育危機の1つになっております。世代全体の将来が危ぶまれている、過去最多の300万人の子どもが避難していると出ています。 さらには、CNNの報道によれば、ミャンマーでは10月から11月の間に200人に近い民間人が命を落とし、33万5,000人が新たに家を失ったとのことです。 以上、挙げました国々、こちらは本件と同様に、まさに現在、人命を深刻な危機的状況にさらすとともに、市街地に甚大な被害をもたらしているわけでございます。平和の実現を早期に求めることを検討されたのでしょうか。そして、なぜこれらには
決議を出さず、本
決議案の地域では出すという結論に至ったのでしょうか、教えてください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) 今、2点の御質問をいただいたというふうに把握をしておりますが、最初の
決議である以上はという部分、その後半の部分がよく聞き取れなかったので。 私自身は、
日進市議会、地方議会は
決議というものを出す権能を持っておりますので、議会の意思表明として
決議をすることには何ら問題はないし、その権能としてできるということがありますのでよいかと思っています。ぜひ、日進の市議会として、この問題、ガザの問題について
決議をする必要があると思うからこそ、今上げております。 それから、世界中の他地区においても紛争は様々な地域で実際に、今、起きているけれども、非常に死者の数もそれぞれの地域でたくさんになっているのに、なぜガザ地区のみを今回取り上げるのかという点につきましては、1つには、国連においてもガザ地区の問題は各種の会合で取り上げられ、国連の場においても
決議がされているということは事実としてあります。 ガザ地区の非常に特殊事情として、狭い面積の中に200万人以上の人がいらっしゃって、それも偏った地域に非常に劣悪な環境の中でという部分、そして、ジェノサイドと呼ばれるような人道的なことを無視した、無視と言ってはいけませんね、人間の尊厳を本当に侵す非常に大きな爆撃で命を落としていることが続いているという非常に悲惨な状況がガザ地区には特に顕著にあるという状況から、私たちは今回、この
決議を上げるべきだというふうに考えて、提出をしております。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 加納議員。
◆4番(
加納やすこ) 再質疑させていただきます。 議会の権能として出せるという認識だという御答弁でございましたけれども、私の質問は、市の公益に関する事項である必要があるが、今回、提案されたことに関しまして、市の公益性について教えていただきたいという質問でございました。 そして、2点目、国連において取り上げられた事象であるからということですが、私が今述べさせていただいたことも全てそのとおりでございます。 そこで、質疑をさせていただきます。 基準はいかにして今回取り上げるのでしょうか。そして、今、私が述べさせていただきました国々において、なぜその基準から外れたのでしょうか、教えてください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) まず最初に、市の公益性に関わる部分でなければ
決議が出せないということではないと私自身は認識をしておりまして、だからこそ、これまでに
日進市議会は市の
決議を出してきた部分があります。 2022年3月議会でロシアによるウクライナ侵略を批判する
決議を上げた部分については、ウクライナからの避難の方が日進市にいらっしゃるからというようなやり取りが一昨日の会派代表者会議でもありましたけれども、直接的に日進市において何らかの影響がなければ
決議が出せないのかというふうに、狭義でそういうふうに取るのではなくて、私は人間の尊厳を脅かしているガザ地区での状況は、世界平和を希求する日進市民にとっては、やはり何としても早く平和を取り戻してほしいという市民の願いがあるからこそというふうに考えていますので、そういう意味でこの
決議は上げています。 それから、2つ目の再質疑、なぜガザ地区なのか。 一昨日、会派代表者会議の場でもその話はかなり意見交換がされたわけですけれども、私自身はガザ地区のこの状況、それは確かに報道が非常に多いという事実はありますし、爆撃によって家も失い、そして、今、これからの寒さと飢餓でさらに命を落とす人が増えるであろうという報道もある中で、提案説明でも述べさせていただきましたが、市民の皆さんからも今のガザの惨状を報道等で知るにつけ、何とかできないかという市民の声は大きいものがあって、ぜひそれを受け取った上で形にしたいというふうで、今回の
決議につながっているというところはあります。 加納議員がお知りになりたいその違いという部分は、明解に今私自身は答えられないのかもしれませんが、この
決議の中では、私はとにかく、3会派も含めて、今はガザ地区の問題が国際人権法にも違反をする中が非常に顕著であるからこそ、それを議会として
決議として出したい。それに尽きるというふうにお答えをさせていただきます。 〔
加納やすこ議員「議長、答弁漏れです。基準を聞いています」と呼ぶ〕
◆8番(
舟橋よしえ) 答弁漏れですね。基準というふうに設けたわけではありません。今、どの紛争を取り上げるかというふうにして考えたわけではそもそもございません。ガザ地区の今の惨状を知るにつけ、この問題を取り上げようとしたというところはあります。 であるならば、ほかの紛争はどうなんだというふうにおっしゃるのかもしれませんが、私は今の時点では、ガザ地区の問題は取り上げるべきだというふうに考えたからこそ上げている。基準というものを設けたわけではないというふうに申し上げます。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに質疑はありませんか。 吉野議員。
◆5番(吉野ゆうと) 本件はもちろん加納議員の質疑でもありましたように、世界各国で紛争等で命を落とす方が相次いでおります。関係の皆様に心より哀悼の意を表します。 さて、本
決議は特定の組織、国へ出すという意味でも責任を伴います。深刻な地域が複数ある中で、本地域を特筆したということに関して、基準はないというふうな趣旨だというふうに今理解をしているところです。 では、基準がないにしても、この地域を特筆するに当たって、また、この
決議案をつくるに当たっては、宗教や特殊な複雑な中東情勢に関わることであり、専門家などの助言があったことも想定されます。どういった方からの助言を得てこういった
決議案をつくっているか、御教示いただきたい。 続きまして、もう一点、提案説明の中で本
決議文を出す理由の1つとして、前年度のウクライナに関する件があったということでありました。また、先ほどの質疑に関する回答においても、本件において
決議をする必要があるというふうに御回答がありましたけれども、その必要があるというふうに思っていらっしゃるということは、ウクライナのときの
決議文が一定の成果があったと判断されるために、今回も
決議文が必要だというふうに思われているというふうに解釈をしております。 ということは、その際、どのような結果が、その
決議文を当時出したことによってどのような結果があったというふうに分析されており、それが今回、どのように有効であるとお考えか、御教示ください。お願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) まず、特定の地域、国の名前を出すことに問題はないかという点ですけれども、それにつきましては、それを全く出さないでこの
決議文を作り上げるのは、非常に内容が分かりづらい、伝わりにくいという部分も考慮をいたしました。 ただ、2022年3月議会での
決議のようにどちらかを非難するという内容はふさわしくないだろうということを3会派で話し合いまして、ガザ地区における人道危機を救いたい、そもそも民間人の攻撃は決して許されることではないという部分で上げているところはあります。 それで、特定の国、それについてはそのとおりですね。 それで、助言者についてはという御質疑ですが、特に専門家からの助言を求めたわけではありません。 それから、成果についてというお話ですが、
決議を行ったことでどのような成果があったのかの検証は、正直しておりません。なので、それにはお答えをすることができません。そもそも、
決議が成果を伴わなければならないという前提で出すものでもないと私は考えておりますので、そのような理解です。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 吉野議員。
◆5番(吉野ゆうと) 最後の質問に関して質疑させていただきます。
決議が成果を伴わなくてもよいというような話がございましたが、では、改めまして、本
決議は何を期待して提出されているのかを再度御教示いただきたいと思います。お願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) 1つには、市民の皆さんから受け取った、市議会としての行動を求める、その求めに対しての、今回のこの
決議という形で応じているという点。 そして、国連の場で、10月の時点では日本政府がガザ地区の平和を求める部分の
決議に一旦棄権をしたけれども、12月12日の緊急会合においては賛成に回ったという事実がありますので、それに直接結びついたとまでは申しませんが、私は、地方議会が上げる
決議によって、日本国内のガザ地区での問題に対する世論の醸成を図る。それは要するに、平和を求める、人道危機を少しでも改善していくということがより高まっていくというふうに考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに質疑はありませんか。 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) 発案者の方にお尋ねいたします。 先ほど、報道の多寡によって選択されるというところがありましたけれども、それは間違いないというところですね。 あともう一つ聞きます。 今の吉野議員の質疑にもありましたけれども、市民の方にほだされて、今回、この
決議案を出されたというところがございました。市民の方のゴールは、
決議を出すということでよろしいんですね。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) 報道の多寡によってこの問題を取り上げたのかという御質疑ですけれども、最初に加納議員から御質疑をいただいた世界中の具体的な紛争地域における様々な紛争について、そこの部分については正直、私は十分な知識も持っていない中で、この
決議を上げているというところはあります。 報道の多寡だけで決めたのかというふうに言われますと、ガザ地区における報道が確かに多かったという事実はあります。それで、取り上げたことが報道の多寡のみかといえば、報道されている内容についてしっかりと協議をした上で、これは
決議として取り上げるべきだというふうに考えたというのが正直なところです。 それで、市民のゴールについては市議会で
決議案を提案するということなのかという御質問ですが、まず、この
決議を全会一致で可決をするというのが1つのゴールというふうには考えております。そのための必要な事前の、急に出さないように、先ほどの意見書案と同じようなタイミングで、皆様にお示しをしたというところはございます。 市民のゴールそのものについては、先ほども申し上げたとおり、
決議を出すことそのものということではなくて、それは手段としてガザ地区における平和が少しでも早くに取り戻されること、人道危機が改善されることというふうに今考えておりますので、市民にとってのゴールもやはりそこではないかというふうに思います。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。今のお話を伺って、答え合わせができたなと思いました。 何でこの開戦、紛争が勃発したそのタイミングで出されなかったんですか。そこが一番腑に落ちないんです。そして、報道がクローズアップされてから、なぜ取り上げるように至ったのか。まさしく選別ではないかということでございます。それについてどうお考えか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) むしろもっと早くに出すべきではなかったかというその御指摘はそのとおりだと思っております。全国の地方議会の中でも、12月定例議会の開会日に
決議あるいは政府への意見書を可決している議会もございますので、そのことはおっしゃるとおり、10月7日にこの紛争が始まったということも踏まえますと、本来であればもっと早くにということは御指摘のとおりだとは思います。その御指摘のとおりだと思いますけれども、一昨日の会派代表者会議で意見交換をして、少しでも全会一致を求めて、3月、次の定例会、あるいは次の臨時会が開かれるなら、そのときにまで延ばせないかという、そういう議論もありましたけれども、そこまで延ばすのはやはり適当ではない、本来であればもっと早くに出すべきだったということも踏まえて、この閉会日に、この日に、今日、提案をすべきというふうに考えた次第です。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに質疑はありませんか。 大屋議員。
◆11番(大屋よしお) まずは世界中で今まさに行われている紛争で命を落とした方に哀悼の意を表します。 まず、1つ目、20日の会派代表者会議において、舟橋議員はこの
決議を早く出さないと、子どもの命を救えないという趣旨の発言がありましたが、この
決議を出すことでどのように子どもたちの命が救われるのか、教えていただきたい。 2つ目、この
決議を出すこと以外の支援方法はお考えにならないのか。具体的には、例えば、個人的に支援物資、医療器具、こういったものを送ることの方が現実、多くの方を救うことになるのではないか。ただ単に
決議を出すだけでどこに命を救う力があるのか、教えていただきたい。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、舟橋議員。
◆8番(
舟橋よしえ) まず最初の御質問、子どもの命がどう救えるのかという点ですけれども、それは停戦です。 〔大屋よしお議員「停戦につながるんですか、これで」と呼ぶ〕
◆8番(
舟橋よしえ) 私は、最初に申し上げたように…… 〔大屋よしお議員「国でもできないことを」と呼ぶ〕
◆8番(
舟橋よしえ) (続)多くの地方議会から
決議が上がることが日本政府の姿勢にも結びつき、それが世界中で広がることによって、今、国連でまだ反対をしている国々に対しても、世界のガザ地区における問題をみんな、多くの世界中の人々が共有をしてということに結びついて、それが停戦につながるものと考えます。 ただ、直接的ではないかもしれませんが、私の中では地方議会が今でき得ることとして、この
決議は意義があるものというふうに考えています。 それから、
決議のほかに他の方法について考えなかったのかという点については、私は今ここに
日進市議会の議員として、本会議の場でこの
決議のことを議論しているというところですので、個々人がガザ地区支援の部分をそれぞれにやることはそれぞれの活動ということなので、あえてここで申し上げることは控えさせていただきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて
決議案第2号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています
決議案第2号について、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、
決議案第2号については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより
決議案第2号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。 川嶋議員。
◆15番(川嶋恵美) 反対の立場で討論させていただきます。 さきに行われました会派代表者会議において質問や意見を申し上げましたが、今回のことだけではなく、人道的な大きな問題に対してやるせない思いをどうすれば届けることができるか、今の私たちの
日進市議会の立場では、具体的な方策を見つけることができません。 例えば、公明党としては、国境なき医師団など直接関わっている方にヒアリングをし、停戦に向けた対応を日本政府に働きかけるとともに、外務省と連携して人道支援に取り組むとしています。 具体的なことを政府や外務省に働きかけるには、国会議員に働きかけることの方が問題解決に直接結びつくのではないかと思います。平和実現を早期に求める具体的な行動を起こすことについて話し合い、直接、外務省などに働きかけられるよう検討するなど、心から平和を願い、できることを模索することの方が大切だと思います。 今回のような
決議案は、議会として提出するのであれば全会一致が望ましく、会派代表者会議で様々な意見が出され、全会一致とならないことが分かった上で、この
決議を出されることをとても残念に思います。 さきに述べた理由に加え、全会一致で出せない
決議について賛成できないことから、反対討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、賛成論の発言を許します。 ゆきむら議員。
◆3番(
ゆきむらともこ)
決議の採択に賛成の立場で意見を述べます。 ガザ地区のさらに深まる人道危機に際し、一刻も早い紛争の終結を願い、自らの意思で声を上げる市民がいます。世界情勢に関しては国に任せておけばよいということではなく、そうした市民一人一人の思いを受け止め、形にしていくことこそが市議会の役割であり、ボランティア活動などの市民自治活動が進んでいる本市だからこそ、その役割がさらに重要になっていると考えます。 市議会自らが意思を形成し、
決議という形で対外的に表明することは、地方自治の観点からとても意義深く、必要なことと考え、本
決議の採択に賛成します。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、反対論の発言を許します。 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) 議長のお許しがありましたので、反対の立場で討論いたします。 まずもって、世界中のこれまで及び現在進行中の戦争、紛争において落命された全ての方々に、この場をお借りして衷心より哀悼の意をささげます。 そして、これを聞いた後の議員諸賢が御自身の良心に従い、翻意されることを固く信じているとした上で、まず、私が以前、議員諸賢に送信した対案を御披露いたします。 世界平和の実現を将来にわたって希求する
決議。 本市議会として世界平和を希求し、現在進行中である世界各地の戦争、紛争に対し、日進市民が強く願う恒久平和のために、次に掲げるとおり、一刻も早い戦争、紛争の終結を求めるものである。 いかなる理由があろうとも、一般市民への攻撃と非人道的行為は正当化できない。 以上、
決議する。 さて、今回上程された
決議案は、議員諸賢がただいま耳にされたとおり、ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議案となっております。 日々、マスコミ等の報道によって、現地のむごたらしい状況が報道されておりますのは、議員諸賢、既に御承知のところであります。当然に、私も心を痛めている1人でございます。 しかしながら、今申し上げた惨状、つまり、
決議案中にもありました「人命を深刻な危機的状況にさらすとともに、市街地に甚大な被害をもたらしている」、これは、現在地球上の、果たしてガザ地区のみで起きていることなのでしょうか。私はただいまの
決議案を改めて聞き、強い違和感を覚えました。平和の実現を早期に求める対象とすべき地域は、戦争、紛争にさらされている全世界ではないのかと。 さらに、昨日、ある議員より、冒頭で述べた対案に対して、以下、引用します。 「どこかにガザを含むという言葉は入れられないでしょうか。緊急性がある地域があるから
決議を出したいという原案提出者の思いを少し取り入れてくだされば、合意も可能だと思います」、引用、ここまで、と提案されました。 私はそれを見て目を疑いました。緊急性のある地域があるから
決議を出したいとのこと。 それでは、逆に聞きたい。対応に緊急性を要さない戦争・紛争地域が世界中のどこにあるというのか。明日をも知れぬ命を抱えた人々は、ガザのみにおられるというのか。 私は強い憤りを持って、ガザ地区のみを対象とする、極めて局地的かつ限定的な地域のみに平和をもたらそうとするこの
決議案には、合意はおろか、人として絶対に賛成しない。断固反対する。 特定地域のみならず、現在、世界各地で進行中の戦争、紛争で迫害されている無辜の命を選別して取り上げることは、世界各地で犠牲となったあまたの人々、そして、現在、この瞬間も生命の危険のある方々に対して世界市民の一員として絶対にできず、ただひたすらにひとしく全世界の平和実現を希求していくのみであると考えます。 過日、この
決議案を出された3会派の皆様で運営されていました東郷町で開催の講演会に参加して、平和の大切さと命の貴さを再認識し、大変感銘を受けました。一致して平和運動に取り組んでいらっしゃる3会派の皆様、どうか、どうか地球上の戦争・紛争全地域に目をお向けになって、ガザ地区のみを取り上げるようなことはしない、命を選別することはしないと言っていただけないでしょうか。 繰り返しますが、議員諸賢が自身の良心に従い、翻意されることを心から、心から強く求め、最後に、対案を再度申し上げます。 世界平和の実現を将来にわたって希求する
決議。 本市議会として世界平和を希求し、現在進行中である世界各地の戦争、紛争に対して、日進市民が強く願う恒久平和のために、次に掲げるとおり、一刻も早い戦争、紛争の終結を求めるものである。 いかなる理由があろうとも、一般市民への攻撃と非人道的行為は正当化できない。 以上、これをもって、私の反対討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、賛成論の発言を許します。 ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) 賛成の立場で討論いたします。 今述べられましたように、私たちは全ての人々の命を大切にする、そして、全ての紛争、人による人が殺されることをこの世からなくしていきたい、その思いでいっぱいです。そのためにも、まず、今起こっているガザの地域に対する
決議を上げることが、それも含めて、世界的な課題に向かって踏み出す一歩となるのではないかと思います。 今、様々な御意見もありましたけど、今回
決議することにより、ガザの非人道的行為を止めることが、ほかの紛争の戦火にいる人たちの希望にもなるのではないかと私は考えます。そして、今回
決議することにより、今後も国際的な課題が起こったときに、そして、今現在起こっている課題にもしっかりと命を守るために意思表明をしていこう、その土台を
日進市議会でつくっていくことだと私は思います。 以下、3点を述べまして、賛成討論といたします。 まず1つ目に、
日進市議会として
決議を上げることは、平和を望む市民の声を代弁するものであるということです。 ガザの報道、本当に毎日胸が痛みます。何とかしたいと今、世界中で、そして日本各地でも、即時停戦を求める声、集会やデモなどのアピール行動、ユニセフを通じた募金活動、支援活動なども大きく広がっています。日進市内でも同様で、多くの市民の皆さんも胸を痛め、何とかできないのか、何かできないのかと強く思っていらっしゃいます。 こういうときこそ市民の平和への思いに寄り添い、議会として何かできないかと、1つの行動として
決議を上げることは大変意義があるものであり、議会の意思を表明することで、議会の意思を知ることで勇気づけられる、心のよりどころとなる市民の方もいらっしゃると思うんです。 現に2022年3月、ロシアによるウクライナ侵略を非難する
決議を採択したことは、多くの市民の方に喜ばれています。一人一人の個人では何ともし難いときに、みんなで意思を表明することにこそ希望を見いだし、そのことを大事だと思ってくださる人々がいるということです。 そして、今、12月議会において、全国の地方議会での同様の
決議、意見書が次々と上がっています。昨日、12月21日は、三重県議会としてガザ地区における早期の平和構築を求める、これは意見書を全会一致で採択し、日本政府に国際社会において積極的な役割を果たすことを求めている意見書が採択されました。 今こそ、このように
日進市議会も本
決議を採択することで、地方から起こる平和の流れに沿い、そして、より強くしていこうではありませんか。そして、この世論こそが本当に痛ましい事態を止める人道的な第一歩となると私は思います。 2点目に、これらの行動の一つ一つが今、国際的な世論をつくり上げているという結果があることです。 世論の盛り上がりも含めて、12月12日に国連総会の緊急特別会合で、停戦実現に向けた重要な一歩として、ガザの破局的事態を回避するための即時の人道的停戦を要求する
決議を賛成153か国、全加盟国の8割という圧倒的多数の賛成で採択されました。今回は日本政府も賛成し、反対はアメリカやイスラエルなど10か国であり、その孤立ぶりが今、際立っています。 この国連
決議を力に、そして、日本政府も賛成したということで、私たちも一刻も早く即時停戦が実現できるよう、引き続き、ありとあらゆる力を集めていきましょう。
日進市議会でも
決議することで、その一助となればと思います。 そして、3点目に、ガザの状況は一刻の猶予もままならないということです。 パレスチナのガザ地区当局などによると、イスラエル軍の攻撃で12月20日までに2万人以上が亡くなったとのこと、そして、そのうち、女性は6,200人以上、子どもは約8,000人が殺されたとのことです。 先ほど、支援物資などの支援もあるというふうに言われましたが、もちろん、それはそれで大事です。しかし、そもそも、支援物資の輸送がままならない。封鎖をされているためにトラックが半分しか到着しないという、そういうふうな状況も報道されています。水、食料さえも届かず、飢餓状態に置かれていること、そして、相次ぐ空爆の中で死を待つしかないとも言える悲惨な状況下です。 即時停戦、そのことに少しでも希望がある道を開くようなことを、私は議会としてやっていければというふうに思うんです。そして、先ほど皆さんから述べられたように、この
決議を上げることが、次なる国際課題や今起こっている悲惨な状況下に置かれる全ての子どもたちを救う次の第一歩に私はつながると思います。 議員の皆さんの賛成を呼びかけ、討論といたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、反対論の発言を許します。 加納議員。
◆4番(
加納やすこ) 議長のお許しをいただきましたので、反対の立場で討論をいたします。 今回のガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議につきまして、議論する上で必要な視点は、なぜ日本国愛知県日進市においてこの
決議を議論するのかであります。
決議とは、市の公益に関する事項について意思表明することであります。もちろん、私も世界の平和を求める1人であります。しかし、市議会議員として
決議する際には、日進市の公益に関するものであるかどうかで主義主張をすべきと考えます。 確かに、世界に目を向けてみると、日本とは比べものにならない、多くの社会問題があります。世界に目を向けた際に深刻な問題として挙げられるのは、貧困、飢餓、紛争、人身売買、児童労働、人口爆発、難民問題、教育格差、健康・衛生問題、気候変動、自然災害、環境問題、ジェンダー問題、様々あります。世界には様々な社会問題があり、日本では考えられないようなこういった問題は、日本人である私たちにとって全く関係のない問題とは思っておりません。 しかし、先ほど私も質疑をいたしましたが、紛争を1つ挙げても、世界では今なお100を超える武力紛争が起きております。国内の報道に頼った偏った情報のみで議会に取り上げることは適切ではないと考えます。 さて、今回提出されました
決議にありますガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議についてでございますが、私も現地の方々を思うと大変胸が苦しくなりますし、早期解決、平和を願っている1人でございます。 しかし、先ほど説明いたしましたとおり、我が国、日本においては、国会、県議会、市議会とあり、国会においては国のこと、県議会においては県、そして、市議会であれば市の公益性に関することを。 今回提出された
決議案は世界各地で起きている紛争の1つを取り上げるなど、市の公益性という軸を失って市議会での
決議をすることは適切ではないとし、反対討論とさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、賛成論の発言を許します。 坂林議員。
◆14番(
坂林たくみ) 賛成の立場から討論いたします。 今、人道的に重大で許されない事態がガザ地区で起きていることは広く知られています。これに対して憂慮、是正を求める声を上げることは、全く自然なことと考えます。
決議案にはガザ地域だけを選別して取り上げるといった表現はありません。ガザ地域で起きている出来事がかつてなく深刻で、見過ごすわけにはいかないことだと受け止めます。世界でも、国内でも、ガザに平和をと市民がやむにやまれぬ声を上げているんです。市議会はどうするのか、それが問われています。 国連では12月12日にガザ地区での破局的な事態を回避するため、即時の人道的停戦を求める
決議を国連加盟国の8割の賛成で採択されたことは、すぐ前の討論でもあったことです。この8割の中には、日本政府も入っています。 ガザに平和をとやむにやまれぬ声を上げている市民や、日本を含む国連加盟国の8割の国々は、選別して取り上げていることになるのでしょうか。そうではありません。必要と判断したことについて意思を示したんです。 報道によれば、パレスチナの亡くなった方は2万人、7割が女性と子どもたちです。この非人道的な事態に対して、一刻も早く戦争をやめてほしい、そのために何ができるだろうかと考えることは当然の感覚であり、私たちに求められていることではないでしょうか。 今、私たち
日進市議会にできること、
決議を上げ、ガザ地区に平和をというやむにやまれぬ意思を、市民の声を受けて示そうではありませんか。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、反対論の発言を許します。 大屋議員。
◆11番(大屋よしお) 先ほどの坂林議員のガザ地区におけるものではないという発言に対して、
決議案第2号のタイトルとしても、「ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議」となっております。本文中においても、ガザ地区においての救済
決議の案の内容しか書いてありません。 先ほど岩渕議員が言いましたのは、今現在、この瞬間にも世界中で行われている各地域の戦争、紛争に対して、我々は早期の平和実現を希求する、こういった案を出していたはずです。繰り返しになりますけど、出しましたね。 繰り返しになりますけど、この偏った地域だけに出すということに対して、私たちは強く反対いたします。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、賛成論の発言を許します。 白井議員。
◆7番(
白井えり子) まず、議場で拍手は禁止されていると思いますので、議長、整理お願いいたします。 私は、人として世界平和を望むのは当たり前のことであり、しかし、全ての紛争に対応することは限りがあります。できるところからやるべきことと考えております。今回の
決議は、岩手県議会、三重県議会、茨城県議会、静岡市、取手市、焼津市などのほか、さらに今も日を追って可決される議会が増えています。 先ほど
決議についての効力とか公益性とかありましたけれども、
決議は意見書と違い、議会の意思を対外的に表明するための議会の姿勢を議決するものです。議会が議会の権能として行う事実上の意思形成行為であり、当該自治体の公益に関する内容は広範な範囲、つまり、この規定の中に先ほど出ています「公益性に関する」、このこともちゃんとあります。「内容は広範な問題」、例えば、平和に関する意思を表明するなどができるとされています。 今後、必要な案件は、この議会でも活発に皆さんがそれぞれ
決議を出すことを提案されればいいと思います。 そして、今回の
決議はガザ地区における平和の実現を早期に求めるとし、イスラエル、パレスチナの過去の何千年にわたる歴史的な問題を踏まえ、一般市民への攻撃、非人道的な行為は直ちにやめるよう求めるものです。 12月12日の人道目的の即時停戦を求める国連総会
決議は圧倒的な賛成を集めました。 特にガザ地区は強制的に移動させられ、四方八方、どこも危険であり、逃げ出したり、ましてウクライナと違って、日本に逃げてくることなど全く不可能な状態です。こうした状況下で、先ほども発言がありましたが、死者は既に2万人を超え、現地の女性問題センターの報道では、このうち女性が6,200人以上、子どもが8,000人以上が殺されたと報道がありました。それも命からがら、着のみ着のまま逃げた避難所や病院・学校施設などが破壊され、犠牲になっています。 2万人以上の人々には一人一人に名前があり、子どもたちには未来が、これからの人生があったはずです。大人にも大切な家族との日常、仕事などがあったはずです。なぜ子どもたちが理不尽に大量虐殺されなければならないのでしょうか。殺されたこの子どもたちは、私たちの子どもや孫でもあります。毎日毎日の悲惨な状況の報道に私たちは慣れてきて、麻痺してしまっていないでしょうか。 日本の子どもたちは明日から冬休みに入り、クリスマスだ、お年玉だととても楽しみにしています。そして、ガザの子どもたちのことも気にかけています。それに引き換え、ガザ地区の子どもたちは、食料も住まいも奪われている中で、命をつなぐだけで必死です。世界中のどの子どもも立派に大人になれるよう守ってやるのが責任世代の私たち世界中の大人の責務です。 今、市民の皆さんたちは、自分たちが市民としてできることとして、寒い中、大規模な集会を全国各地で開催して、日進でも訴えています。そして、学生さんたちも自ら行動を起こしています。 議員の私たちができること、議会ができることは、では、何でしょうか。できることはあります。全会一致で
日進市議会の決意を示し、国を後押しし、世界的世論で一日も早い停戦を実現することです。 延びれば延びるほど犠牲者が増えます。市民の方の言葉が刺さってきます。議員のあなた方は、市民の負託を受けた議員として何を行動されたのですかと。 最後に、日進市は非核平和都市宣言を思想、信条、党派を超えて全会一致で採択し、世界の平和に向けても、これがよりどころとなっています。2022年のロシアによるウクライナ侵略を批判する議会の
決議も、全会一致で政党を超えて日進では
決議しています。今回、構成メンバーは替わりましたが、世界の平和を願うことは同じ思いだと、これは確信しています。 今回の
決議案の文言は全会一致で、つまり党派を超え、思想、信条を超えた議会の皆さんが全会一致で
決議された全国の議会のものを参考に作成をされています。日進市でも、自民、公明、共産、無所属の議員の方々が党派を超え、大きな政治的判断で御判断いただけるものと信じております。 世界、そして日進の歴史は、今、私たちがつくっています。ぜひとも皆様の政治家としての御判断、御賛同をお願いして、賛成討論とします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、反対論の発言を許します。 吉野議員。
◆5番(吉野ゆうと) 反対の立場で討論します。 平和の実現を早期に求めるという点においては、特定の地域にかかわらず、心より願うところです。世界の平和を願うという点は、既に会派を超えて全会一致していると思います。 しかしながら、本件に関しては、特定の組織名を出し、複雑な情勢に関わることであるにもかかわらず、専門家などの助言がないという点は、本
決議の文章に懐疑的にならざるを得ません。 ほかの紛争地等では
決議を出さない中で、本地域のみを出すということの根拠の提示もありませんでした。 また、前年度の
決議の採択があったことが何度も繰り返し出ておりますが、そういった前年度の提出以降の効果も明らかになっていません。 さきの賛成討論で、
決議は事実上の意思決定行為という話がありましたが、そうであれば、以上の部分がより明らかになった状態での検討が必要ではないでしょうか。 以上が反対の理由です。 繰り返しになりますが、私は心より世界中の平和を願っているところです。パフォーマンスで終わらない本質的な平和実現のためにここから平和を考え、文章で終わらない本当の在り方を考えていきたく思います。 以上で反対討論とさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、賛成論の発言を許します。 島村議員。
◆2番(
島村きよみ) 賛成の立場で意見を述べます。 世界では様々な地域で紛争が起こっており、なぜガザ地区だけに対してこうした
決議をする必要があるのかという御意見もあるかと思います。 しかし、現在のガザ地区は子どもにとって世界で最も危険な場所であると、これはユニセフのラッセル事務局長が表明しており、戦争が始まった10月7日以降だけでガザで亡くなった子どもの数は、既に2022年に世界で起きた全ての紛争による数の2倍以上に上ると、これは指摘がされております。 ガザの保健当局は、これまでにこの地で1万6,248人が殺され、その約70%は女性と子どもであると発表しています。ガザ地区への爆撃はこれまでの紛争より際立って激しく、いまだかつてない悲惨な状況にあるということです。一刻も早く事態を変えねばならず、それは世界中の国から、地域から、草の根の声を上げる必要があります。 個人的なことは政治的なことといいます。先ほどからの議論を聞いておりますと、かなり極論があると思っております。1つのここの地域を取り上げることで、ほかの地域の命をないがしろにしているのではないかと、そういう、これは大変極論ではないかと思います。 個別のガザ地区に対して何とか平和の実現を早期に求めたいということは、結局は全世界のあらゆる地域のところのために、いかなる理由があろうとも一般市民への攻撃と非人道的行為は正当化できない。この地域に対してそういうことを言うことは、決意表明をするということは、それは一般的な全世界に対してもそういった姿勢を示していくものと、その第一歩であるということで、この
決議案については、そういった姿勢から提出をされているということになっております。 それから、もう一つは、
決議というものが市の公益性に資するものでなければという、これも見解の違いがあると思いますけれども、私は、そういった形で、この地方自治の時代にあって、国のことは国がやればいい、県のことは県がやればいいという、そういった区分けというのはないと思っています。何かをするべきこと、それはいろんな思いがある市民の皆さんの代弁をしていく、それを決意表明ができる場を持っているこの市議会がやる仕事の役割として、あるのではないかということを感じています。 そういったことからも、特定のところだけで、ほかの地区をないがしろにしているわけでもなく、1つの意思表明をするというこの意義については大変大きなものがあると考え、賛成をいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 田中議員。
◆1番(
田中とおる) 私は今回の
決議案について、平和を願う気持ちは市民一人一人の思いであると考え、市議会として取り上げることに意味はあると考えています。 事実、今回の紛争をきっかけとして、もう既に命の授業をはじめ、当市の学校、教育現場で、このことについて話し合われていると聞いております。また、当市のそれぞれの家庭において、平和を考えるきっかけとなっています。 これは悲しいことかもしれませんが、今回の紛争がきっかけとなった、そういうことが事実としてあると思います。ここで改めて市議会が取り上げることで、さらに広く、深く考える契機となるのではないでしょうか。 もちろん、世界中では様々な紛争が起こっており、その中で人道的に許されない行為が行われています。それは間違いありません。人の命や生活が危機に直面している点で決して優劣はありません。その中で、殊さらガサ地区における平和実現を
決議に込めることに違和感を持つことは、それはあり得ることだと思います。しかし、この
決議は、ほかの紛争地域や危機に面している地域について、目をつぶろうという意図ではないと考えます。 また、国際競争、民族紛争を考えるときには、その時代的なこと、思想や宗教などの複雑な背景を考える必要があります。容易にどちらが善であり、悪であるということを決めることなどはできません。だからこそ、当事者双方に事態の解決、早期鎮静化を求めることを記している今回の
決議案、意義があると思います。 ここで1つの考え方として聞いていただきたいんですが、演劇や映画や音楽といったもので平和についてアプローチする作品はたくさんあります。それぞれの作品というのは、ある特定の事象について取り上げることが多いです。でも、それらの作品が持っているのはその事象に対してではなくて、平和全体についてのことをメッセージとして訴えようとしていると思います。 私は、この
決議案に対して根底に流れているのは、普遍的な人々の尊厳について、平和についての思いだと考え、賛成いたします。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。 山田議員。
◆9番(山田久美) 賛成の立場で発言をいたします。 もう今まで、皆さん、たくさん討論をされてまいりました。私は長々とはもう賛成討論で述べることはしませんが、小学生の子どもに、ガザは学校や病院が破壊されているんだよね、議員さんは助けることができないの、その言葉を投げられました。そのとき私は本当に返答に困りました。 自分に何ができるのか。私たちに何ができるのか。議員としてではなく、1人の人間として、みんな、思いは一緒だと思います。反対討論をしている方も、賛成討論も、みんな、思いは一緒だと思います。ただ、誰かが声を上げる。声を上げて、それを一人一人につなげていかなければ、なかなかこの声が大きくなっていかないんです。子どもたちのために。 そして、今、ガザでは、本当に病院が8か所、それだけしかないそうです。妊婦さんも5万人はいるそうです。麻酔がなく、帝王切開をした妊婦さん、亡くなられました。こんな悲しい思いはみんなしたくない。少しでも皆さんの声が
決議としてこの市議会から出せる、そんな思いで、賛成討論とさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて
決議案第2号に対する討論を終結します。 これより
決議案第2号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立少数〕 起立少数です。よって、
決議案第2号、ガザ地区における平和の実現を早期に求める
決議は否決されました。
-----------------------------------
○議長(大橋ゆうすけ) 日程第6、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。お手元に配付しました議員研修会、豊明市・日進市・東郷町議会議員合同研修会への議員派遣の件については、会議規則第167条第1項の規定により許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は許可することに決しました。 お諮りします。派遣内容について変更がある場合は、その取扱いを議長に委任されたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、派遣内容について変更がある場合は、その取扱いを議長に委任することに決しました。 この際、お諮りします。本定例会において議決されました事項については、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は、議長に委任することに決しました。 以上で本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。 これにて令和5年第4回
日進市議会定例会を閉会します。 午後2時41分 閉議
----------------------------------- 閉会式 午後2時41分 開式
◎伊東
議会事務局長 ただいまから令和5年第4回
日進市議会定例会の閉会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。 〔議長 大橋ゆうすけ登壇〕
○議長(大橋ゆうすけ) 令和5年第4回
日進市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 議員の皆様には、去る11月29日以来、本日まで、市当局より提案のありました19議案につきまして、慎重なる御審議、御審査を重ねられ、本日、ここに閉会できますことは、議員の皆様の議会運営に対する御協力のたまものと心より感謝を申し上げます。 また、市長をはじめ執行部の皆様には、審議の過程において各議員から発言のありました意見等につきまして、今後の市政執行に十分反映され、市民のために今後とも全力で取り組んでいただきますよう願うところであります。 さて、年の瀬も迫り、寒さも日に日に厳しくなってまいります。何かと御多用の時節と存じますが、皆様におかれましては、体調管理に十分御留意され、より一層の御活躍をお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
◎伊東
議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。 〔市長 近藤裕貴登壇〕
◎近藤市長 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をさせていただきました各議案につきましては、慎重なる御審議の上、いずれの議案も御議決、御賛同を賜り、心より厚く御礼を申し上げます。 会期中、議員の皆様からいただきました多くの御意見や御提案を今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。引き続き、御指導を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、本年も残すところあと僅かとなりました。今年を簡単に振り返ってみますと、まず、皆さん方の統一地方選挙があり、その後、間もなくいたしまして、新型コロナウイルス感染症が法律上の5類に移行しました。行事、イベントなどが通常開催となって、まちに活気が戻ってまいりました。 その一方、例年よりも早い時期にインフルエンザが流行するなど、健康・衛生面での不安、新たな紛争の勃発による世界情勢の緊張の高まり、長引く円安や物価高騰による暮らしへの打撃など、市民生活、市民感情においても厳しい状況であったと感じております。 本市といたしましては、議員の皆様方からも様々提案いただき、そして今議会においてお認めいただきました補正予算により、帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成や物価高騰対応臨時給付金給付事業などを進め、これからも市民の皆様の生活を守り、安全・安心にお過ごしいただけるように全力で取り組んでまいる所存でございます。 そして、来年は日進市制施行30周年を迎えます。たのしいをいっぱいつくりながら、引き続き、
子育て支援、教育や福祉の充実、商工・農業の振興、住みやすいまちづくりなどに取り組み、市民の皆様が自ら楽しいと思える活動に取り組める、魅力あるまちの実現を目指してまいります。 最後になりますが、市民の皆様、そして議員の皆様におかれましては健康に十分御留意をいただき、年末年始を過ごされ、新しい年が幸多き、幸せな平和な1年となりますように御祈念を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
◎伊東
議会事務局長 これをもちまして、閉会式を終わります。お疲れさまでした。 午後2時46分 閉式 会議の経過を記載して、その相違ないことを証すためここに署名する。 議長 大橋ゆうすけ 署名議員 山田久美 署名議員 岩渕晃久...