日進市議会 2023-09-06
09月06日-04号
令和 5年 9月 定例会(第3回) 令和5年第3回
日進市議会定例会本会議[9月6日(水)]1.開議 午前9時30分 議長宣告1.会議に出席した議員 1番 田中とおる 2番 島村きよみ 3番
ゆきむらともこ 4番 加納やすこ 5番 吉野ゆうと 6番 小出あさこ 7番 白井えり子 8番 舟橋よしえ 9番 山田久美 10番 岩渕晃久 11番 大屋よしお 12番 福安淳也 13番 ごとうみき 14番 坂林たくみ 15番 川嶋恵美 16番 中島まなみ 17番 水野たかはる 18番 小野田利信 19番 大橋ゆうすけ 20番 武田治敏1.会議に欠席した議員 なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名 市長 近藤裕貴 副市長 水野隆史 教育長 岩田憲二 総合政策部長 萩野一志
総合政策部調整監 岩瀬雅哉 総務部長 石川雅之 生活安全部長 杉田武史
健康福祉部長 川本賀津三
こども未来部長 棚瀬浩三 都市整備部長 蟹江健二
都市整備部参事 伊藤信一郎 産業政策部長 長原範幸
産業政策部参事 吉川 浩 生涯学習部長 伊東あゆみ
学校教育部長 加藤 誠
総合政策部次長兼企画政策課長 小出誠二 総務部次長兼税務課長 石川誠司
生活安全部次長兼防災交通課長 鬼頭 聡
健康福祉部次長兼地域福祉課長
健康福祉部次長兼健康課長 祖父江直文 松浦理早
都市整備部次長兼道路建設課長
都市整備部次長兼土木管理課長 林 孝 岡部 功 会計管理者兼会計課長
議会事務局次長兼議事課長 高見紀子 山田 進 生涯学習部次長兼学習政策課長 生涯学習部次長兼学び支援課長 伊藤泰裕 與語隆弘
監査委員事務局長 萩野まさみ1.会議に職務のために出席した者の職氏名 議会事務局長 伊東敏樹
議会事務局次長兼議事課長 山田 進 議事課主事 長草梨香1.会議に付した事件 議案第58号 令和4年度日進市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第59号 令和4年度日進市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第60号 令和4年度日進市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第61号 令和4年度日進市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第62号 令和4年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第63号 令和4年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第64号 令和4年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第65号 令和4年度日進市
下水道事業会計の利益の処分及び決算の認定について 議案第66号 日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 議案第67号 日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正について 議案第68号 日進市
子ども医療費支給条例の一部改正について 議案第69号 日進市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第70号 日進市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第71号 令和5年度日進市
一般会計補正予算(第6号)について 議案第72号 令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について 議案第73号 令和5年度日進市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について 議案第74号 令和5年度日進市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について 議案第75号 令和5年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について 議案第76号 令和5年度日進市
南山エピック団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について 議案第77号 令和5年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について 議案第78号 日進市道の
駅地域振興施設の指定管理者の指定について 議案第81号 日進市
国民健康保険税条例の一部改正について 議案第82号 令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について1.議事日程 日程第1 一般質問(個人質問) 1 小出あさこ 2 岩渕晃久 3 舟橋よしえ 日程第2 議案第58号から議案第78号まで、議案第81号及び議案第82号について (質疑・委員会付託)1.閉議 午後2時42分 議長宣告 午前9時30分 開議
○議長(大橋ゆうすけ) おはようございます。 開議に先立ち報告します。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 なお、傍聴の方に申し上げます。携帯電話につきましては、マナーモードにするか、電源を切っていただき、傍聴席から発言、拍手もしないよう、よろしくお願いします。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。-----------------------------------
○議長(大橋ゆうすけ) 日程第1、一般質問を行います。 質問者の順番及び質問事項は、お手元に配付したとおりです。 最初に、
小出あさこ議員の発言を許します。 〔6番
小出あさこ登壇〕
◆6番(小出あさこ) 皆様、おはようございます。 議長のお許しをいただき、本日は通告に従い、4つの項目について質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、2018年頃から特別の教科として再スタートした道徳教育ですが、教科化に至った背景には、後を絶たないいじめや不登校の問題が潜んでいます。教員に道徳教育の理念が十分に理解されず、効果的な指導方法が確立されていないことも課題として挙げられています。 そこで、日進市内の小中学校における道徳教育の現状についてお聞きします。 どれぐらいの単元で、どのような内容の教育を行っていますか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの
小出あさこ議員の質問に対する答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 道徳教育は、「特別の教科 道徳」の年間35コマと、各教科、総合的な学習の時間、特別活動のそれぞれの特質に応じて、学校の教育活動全体を通じて行います。 内容としましては、児童・生徒の道徳性を、「主として自分自身に関すること」、「主として他の人とのかかわりに関すること」、「主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること」、「主として集団や社会とのかかわりに関すること」の4つの視点から分類、整理し、道徳の内容項目を示して、指導を行うこととしています。 各学年により異なりますが、現時点では、多様性理解、個々の違いを尊重、お互いを認め合うことを取り上げることも多くなっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 道徳の教科として数年がたちましたが、教育現場での現状はいかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 小学校では平成30年度、中学校では平成31年度から、「特別の教科 道徳」が全面実施となりました。 自己の生き方、人間としての生き方を考え、主体的な判断の下に行動し、自立した人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことを目標に、道徳科の授業では、今までの資料内の登場人物の心情ばかりを追った授業から脱却し、考え、議論する道徳への転換が図られ、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てることを目指しています。 授業の展開としては、子どもたちが自らの考えを持ち、他者と対話する中で多様な価値観に気づき、議論しながら、よい方向や生き方に向かう考えを導き出し、今後の課題や目標が持てるように取り組んでおります。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 今後も違いを認め合い、お互いを思いやる心を育み、一人一人が主体性を持ち、自分で考え行動する力をつける教育の実践をお願いいたします。 子どもたちが多様性を学び理解するためには、外部講師が効果的と考えます。 令和5年8月広報にっしんでは、
日進市立小中学校での出前授業、企業見学、体験活動に協力いただける団体(企業、NPO)の募集がされていましたが、この意図を教えてください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 学校教育課では、各学校、庁内部署が保有している出前授業など学校に協力いただける企業などの情報共有化を図るため、本年6月から
市内公立小中学校全教員が閲覧可能なデータベースを
市教育委員会と学校の共有サーバー上に作成しました。 また、7月から日進市
電子申請システムを活用して、
日進市立小中学校での出前授業、企業見学、体験活動に協力いただける団体(企業、NPO)など協力企業などの募集を開始し、8月広報でも募集しています。 これは、本市で活躍する多様な経験をした社会人と学校をつなぐことを目的としています。教職員以外の社会人の体験談を聞く場は、児童・生徒にとっても有益な機会と考え、各学校のニーズに合わせ、講演や体験活動などを依頼することが可能となっています。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) ありがとうございました。 募集状況と応募企業の業種、本データベースの活用状況はいかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 令和5年8月21日現在になりますけど、19件登録をいただいております。 登録事業者は市内外を問わず、金融機関や生命保険会社による金融教育、IT企業による
情報リテラシーや
プログラミング教育、食品メーカーによる
オンライン工場見学など、多様な提案をいただいております。 本
データベース活用状況でございますが、現時点で1件、中学3年生向けに授業をしていただくよう調整を進めております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 早速、たくさんの企業等の御登録があったようですが、どのような方の登録を想定していらっしゃいますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 この取組は、本市の表敬訪問いただく方から、子どもたちへの教育活動に協力していきたいとのお話をいただく場面が多くあったため、
市教育委員会として
データベース化を進めていくこととしました。 市内外問わず、企業、NPOを中心に個人の方を含め、熱意あるユニークな経歴があり、御自身の思いを子どもに伝えたい方の登録を期待しております。 費用面につきましても入力フォーム内に記載欄がありますので、有償、無償を含め登録いただけるようになっております。 子どもを通じて本市への思いがある人たちとのつながりを、学校という場所から提供できるようになることを期待しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 社会環境の変化の影響などにより、キャリア教育の重要性が叫ばれるようになった昨今の子どもたちは、自分の将来を考えるのに役立つ、理想とする大人のモデルが見つけにくく、希望あふれる夢を描くことも容易ではなくなってきている背景があり、子どもたちの心身の発達にも影響を与え始めています。変化を恐れず、変化に対応していく力と態度を育てることが不可欠であると考えます。 子どもたちが身を乗り出して聞くような授業をしてくれる、私の知人の数社にも登録をしていただきましたが、こうして広域に学校以外の方々のお力を借りして、授業内容を充実させていっていただきたいと思います。 続いて、心の教育についてお伺いします。 子どもたちの自信、やる気、確かな自我を育てるために、自己肯定感、自尊感情を高めるような心の教育を授業に取り入れ、積極的な取組を行うべきと考えますが、現在行っている取組はありますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 令和4年6月議会での
教育長所信表明にて、誰一人取り残さない教育に向け、生きづらさや不安を感じている子どもたち、自己肯定感の低い子どもたちに対しては、きめ細かく寄り添った対応のできる、
ハートフレンドのような場の必要を述べさせていただき、本年度から
校内ハートフレンドを2つの中学校で実施しております。 また、
学習用タブレットを活用した新たな取組として、本年度の日進市
現職教育委員会における資質向上事業として、
学習用タブレットを活用したいじめ・不
登校対策事業を開始しております。 この事業は、元気な愛知の
市町村づくり補助金DX推進枠に採択され、9月議会にて補正予算として歳入を計上しております。 なお、歳出につきましては、当初予算計上している事業が補助金の対象となっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ)
学習用タブレットを活用したいじめ・不
登校対策事業とは一体どういった内容ですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 学習用タブレットを活用し、児童・生徒個人やクラス状況を把握するWEBQUと、学級経営を進めるための
学級力向上プロジェクトを組み合わせて実施するものです。 事業の流れとしましては、
学習用タブレットを活用し、児童・生徒及び学級状況を把握する
アンケート調査として実績のあるWEBQU第1回目を1学期中に実施しました。 いじめ・不登校傾向が見られる児童・生徒へは個別対応していきますが、学級全体が抱える課題を解決し、学級力を高めていくことが、
学級力向上プロジェクトとなります。 このプロジェクトは、愛知教育大学の磯部准教授を
スーパーバイザーに迎え、本年度は市内の重点校にて学級力アプリを用い、学級状態を把握するための
学級力レーダーチャートを
学習用タブレットにより作成し、学級状況の見える化を図ります。2学期中に実施する第2回目のWEBQUの結果を比較検証し、さらなる学級力向上と学級経営の改善を図るものでございます。また、
学級力向上プロジェクトに取り組む学級の授業公開を行い、市内小中学校の教職員との共有を図ってまいります。 このWEBQUと
学級力向上プロジェクトを組み合わせて実施する取組が県内初となるため、補助事業採択に至りました。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 補助金を活用した県内初となる取組ということで、今後の学級力アップに期待します。 本プロジェクトを進める教員としてのメリットはどこでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 DXを活用することで、教職員の事務を大幅に削減し、児童・生徒に向き合う時間を増やすことが可能となります。 また、児童・生徒や学級の状態を可視化し、その情報を学年や学校内で共有することで、これまで教職員個人の勘や経験に頼ってきた部分を全教職員で効果的に対応できるようになり、安定した学級経営を促進する仕組みとなることが見込まれます。 また、
現職教育委員会への位置づけにより、学校の枠を超え、市内教員に対して効果的に支援が可能としていることも、多忙化解消につながるものと思われます。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 御答弁ありがとうございました。 教師の負担軽減が叫ばれている中、こうした仕組みを教育現場でうまく活用し、いじめや不登校の早期発見、対応することで、未然に防ぎ、減らしていくことが不可欠だと感じております。 大事なことは、予防教育に取り組みながら、芽が小さいうちに摘み取ることです。病気と一緒で、手後れになる前に早期発見できれば、被害生徒も立ち直りやすく、不登校になってしまうことを防ぐことができます。 また、自尊感情や自己肯定感が高い傾向にある子どもは、進路の目標が明確で、友人関係も良好であることが分かっています。 今後も日進市において、低学年のときからこうした心を豊かに育む教育に力を入れていただけることを期待しています。 続きまして、
こども家庭センター設置についての質問に移ります。 令和4年6月に児童福祉法が改正され、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化を図るため、
こども家庭センターの設置を令和6年4月の施行に向け、努めることとされています。 そこで、この内容や本市の取組などについて確認します。
こども家庭センターとは具体的にどのようなものですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 こども家庭センターは、
子育て世代包括支援センターと
子ども家庭総合支援拠点の設立の意義や機能は維持した上で組織を見直し、全ての妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に相談支援を行う機能を有する機関でございます。 当機関では、支援を要する妊産婦、子どもや保護者の意見や希望をできる限り確認しつつ、子育て支援などを行う関係機関のコーディネートを行い、地域のリソースや必要なサービスと有機的につないでいく、ソーシャルワークの中心的な役割を担うこととされております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ)
こども家庭センターの設置に当たっての要件は何ですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 こども家庭センターの設置の要件といたしましては、組織や場所の統一は必ずしも求めないものの、
こども家庭センターまたはこれに類する統一的な名称の下、組織全体のマネジメントを行うためのセンター長を配置し、センター長をトップとした指揮命令系統を確立すること、また、児童福祉と母子保健の双方について十分な知識を持ち、俯瞰して判断することができる統括支援員を配置し、
子ども家庭支援員などや保健師などの各専門職が一体的に支援を行う体制を構築することなどが、国において想定されているところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ)
こども家庭センターの設置が市区町村において努力義務とされた背景として、児童虐待の
相談対応件数の増加など、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化等を行うためとされていますが、本市での児童虐待はどのような状況でしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 先日行われました要
保護児童対策地域協議会代表者会議におきまして、愛知県
中央児童相談センターからの報告によりますと、本市の令和4年度における
虐待通告件数は86件、前年度比較で28件の増加となっております。 この会議の中では、管内9市町の児童数で比較した場合には日進市が少ないことや、増加要因につきましては、児童虐待に関して社会的認知度が高まったことなどが考えられるとの見解が示されるとともに、通告数が増加したことで早期発見につながっているとの認識でございました。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 令和3年の
全国相談対応件数は20万7,659件と過去最多で増加の一途です。日進市の虐待件数は比較的少ないということですが、県内ではかなり増加しているので、設置することで未然に防いでいただきたいと思います。 再質問です。
こども家庭センターと要
保護児童対策地域協議会との関わりはどのようにされているのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 こども家庭センターでは、保健師などが行う面談により、支援の必要な御家庭を把握した場合には、統括支援員、保健師、
家庭児童相談員などが参加する
合同ケース会議を開催して、特定妊婦や要支援児童などに該当するかの判断を行って、必要と判断された場合には
サポートプランを作成し、それに基づく支援を実施することとされております。 こうした
合同ケース会議での検討や
サポートプランを作成する中で、要
保護児童対策地域協議会の構成メンバーである児童相談所や保健所などの専門的知見を通じての御助言をいただくなどの関わり方を考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 身近な場所で子育て等、様々な悩みについて気軽に相談できるよう、妊産婦や子ども、子育て世代への支援を行う団体等との連携を強化するとともに、そうした地域資源のさらなる把握に努め、複雑・多様化する家庭環境などに対応できる
相談支援体制の強化をお願いいたします。 本市では、
こども家庭センターの設置についてどのようなお考えですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 先ほど、愛知県
中央児童相談センターの
虐待通告件数は86件とお答えをさせていただきましたが、このうち、対象児年齢別では、3歳未満のお子さんと3歳以上の就学前のお子さんの占める割合が44%となっております。 国におきましては、虐待予防に向けた早期の子育て世帯への支援が重要であるとの考えの下、児童虐待の
相談対応件数の増加など、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化などを行うため、
こども家庭センターの設置を努力義務としたところであり、本市といたしましても、潜在的な虐待も含めた児童虐待の早期発見、未然防止の強化にもつながるものと考えておりますことから、その設置が努力義務とされました令和6年4月からの設置に向けて、検討を進めているところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ)
こども家庭センターが設置されることで、どのような効果が期待できますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 こども家庭センターの設置により、新たに開催する
合同ケース会議におきまして特定妊婦や要支援児童などに該当すると判断された場合には、保健師などと
家庭児童相談員などが連携して
サポートプランを策定し、その策定したプランに基づきまして両者が連携、協力して支援を実施することで、より効果的かつ実効性の高い支援につながるものと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 本市でも
こども家庭センターの設置に向けた取組が進められていることが確認でき、
子育て世代包括支援センターと
子ども家庭総合支援拠点の相談支援機能の一体化によるより迅速な対応、
サポートプランの作成による支援を要する子どもや妊産婦等へのサポート体制が強化されることが期待されますことから、
改正児童福祉法に基づき、令和6年4月からの設置、運営に向けて進めていただきますことをお願い申し上げ、次の質問に移ります。 女性が活躍できる職場環境の改善についてお聞きします。 本市では、
男女平等推進プランに基づき女性職員の意見交換会などを行い、改善されているとのことですが、具体的な取組や効果について教えてください。 女性管理職の割合はいかがですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 女性職員の意見交換会におきましては、女性活躍推進の観点から、ニーズに合わせた多様な働き方の推進や、ワーク・ライフ・バランスの充実などを提言としてまとめ、その内容を踏まえてイクボス宣言を行うとともに、在宅勤務、時差勤務の試行実施、全庁的な職員による応援体制など、職員が働きやすい職場づくりのため、新たな取組を始めております。 本市の女性管理職の割合につきましては、全国の市町村で比較をする中では非常に高い水準となっておりまして、昨年度は全国の自治体では9位、愛知県内では2位となっております。令和5年度につきましてもほぼ同水準を保っておりまして、4月1日現在では35.8%でございます。 この取組をさらに推進することにより、さらなる女性職員のキャリアアップにつながるものであると考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 日進市職員においても、女性が活躍できる職場環境改善に向け、様々な取組を進めていることがよく分かりました。 その上での意見ですが、国家公務員の方では、選択的週休3日制度に関して検討を始めるなど、さらなる働き方改革の動きが見られます。日進市でもこのような新しい動きを積極的に取り入れていき、女性が活躍できる職場の模範であり続けることを望みます。 一方、市民の働くお母さん方からは、改善してほしいとのお声を多数いただいております。 今後、市内の一般企業への働きかけは考えていますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、産業政策部長。
◎長原産業政策部長 女性の活躍推進は、企業にとっても重要な経営課題の1つであると認識しております。 現在、市では、県が運営しておりますママ・ジョブ・あいちを活用しながら働きたい女性を応援するとともに、市内企業のイメージアップやPRに向けて、県のあいち女性輝きカンパニー認証制度などを推奨しております。 市内企業への働きかけにおいては、トップの意識表明や女性の採用の拡大、管理職登用、ワーク・ライフ・バランスの推進のほか、働きながら育児、介護ができる環境づくりなどの取組を推進してまいりたいと考えております。 また、本市独自の事業を御紹介しますと、令和3年9月から市内子育て世代の女性の就労支援を目的に、テレワークによるショートタイムワークを推進しております。 今後も、こうした取組も含め、広報などを通じて企業に呼びかけてまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 働く女性にとって、テレワークなどで子育てをしながら家庭で育児ができる、仕事ができるという環境はとてもありがたいことで、とてもいい取組を推進していただいていると思います。 若者の労働力が減少する中、今後、ますます入職する女性の割合が高まっていく可能性が高い状況にあります。そうした中、女性が限られた仕事にしか就けない、管理職にはなれないといった問題を抱えていたままでは、限られた定員の中で、組織としての機能を維持していくことは困難です。 働き方の多様化が当たり前になってきた今こそ、育児中でも自由に女性が活躍できる職場環境の改善を今後も本市で支援していただけることをお願いして、最後の質問に移ります。 災害時に備えた医療機関との連携についてお伺いします。 各地の病院等の駐車場に災害時の医療拠点を設置してはどうでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 災害時におけます医療機関との連携につきましては、東名古屋医師会日進支部との災害時の医療救護に関する協定に基づき、市から医師の派遣を依頼した場合に、保健センターに設置します救護所への医療救護班の派遣及び医療救護を行っていただくこととなっております。 なお、震度6以上の場合は、医師は保健センターへ自動参集していただくこととなっております。 救護所につきましては、災害時の医療拠点及び医師の派遣依頼などの役割を担うこととなります。また、災害時の市内医療機関の開院状況につきましては、保健センター救護所が情報収集し、対策本部に報告することとなっておりますので、状況に応じて市民への情報提供を行ってまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 医師の派遣に関しての連携については分かりました。 市内病院の駐車場等に救護所を設置してはどうでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 救護所につきましては、傷病者の応急処置及び搬送などの円滑な医療救護活動や、医師会、瀬戸保健所など医療関係機関との連絡調整、災害対応病院の傷病者受入れ状況などの確認といった情報収集、並びに災害対策本部との連絡を行う拠点ともなることから、保健センターに設置することとなります。 なお、病院の駐車場などへの設置につきましては、医療機関としての診療がまず第一優先と考えておりますが、今後、他自治体の取組などを調査・研究してまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 病院への電気や水の供給はどのようになるのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 電気や水の供給につきましては、状況に応じて市が備蓄する発電機や保存水、耐震性貯水槽からの水の供給を行うほか、愛知中部水道企業団に給水車の手配を要請することとなります。 また、医療施設は中部電力におきまして、避難所とともに停電復旧の優先施設として位置づけられております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) ありがとうございます。 十分な設備があり、医療施設を優先的に復旧していただけるので安心しました。 続いての質問です。県の事業採択を受けたスマートシティ事業についてはどのような取組を行う予定でしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 愛知県のスマートシティモデル事業の採択を受けまして、災害時の物流に活用するドローンの実証事業と、避難所の状況や避難ルートを確認できる防災アプリサービスの実証事業を行う予定となっております。 ドローン実証事業では、自然災害による孤立地域を想定し、物資が行き届かないことが予見される住宅地において、食料品や医薬品、AEDなどを上空から運ぶドローン活用の実証を行う予定としております。 また、防災アプリサービス実証事業では、防災情報をスマートフォンで確認できるようにします。具体的には、平時は災害時に備えて備蓄すべき防災用品の案内や、防災マップ、防災コンテンツの閲覧を、発災時には災害情報の配信、避難所開設情報、避難ルートの表示などを順次配信しようとするもので、この11月に予定しております避難所開設運営訓練において、参加者に体験をしていただく予定でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) 再質問です。 県のスマートシティ事業に応募、採択されるなど、防災のデジタル化にチャレンジしていることはよく分かりました。今後のデジタル技術を活用した防災の展開についてお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 近年、全国的に発生しております大規模地震災害や火山災害、気候変動によって激甚化する線状降水帯、大型台風などによる風水害により、災害時にどのように身を守っていくのか、改めて考える機会が増えております。 現在、国では、これらの自然災害に対し、国民一人一人の確実な避難と広域経済活動の早期復旧を実現するために、衛星、IoT、ビッグデータなど、最新の科学技術を最大限に活用し、国や市町村の意思決定を支援する情報システムの研究開発を進め、実用化が目指されております。 本市では、これらの支援システムの実用化を視野に入れ、ドローンを活用した地域の詳細な被災情報の把握や災害物資の運搬、防災アプリなどを活用した情報提供をはじめとするリアルタイムでの安否確認や避難誘導など、デジタル技術を活用した防災サービスを実証し、平時の備えから発災、また、避難から復旧までをトータルで支援できるよう、災害対策への活用を進めてまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 小出議員。
◆6番(小出あさこ) ありがとうございました。 関東大震災からちょうど100年の節目の年で、今月は防災月間ということもあり、本市での災害に備えた取組や構想を確認させていただきました。 近い将来起こると言われている南海トラフ地震の発生確率は、30年以内に70%から80%に上がったと聞いております。 今後、防災のデジタル化が進み、さらなる安心につながることを大いに期待して、私からの一般質問を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) これにて
小出あさこ議員の質問を終わります。 次に、岩渕晃久議員の発言を許します。 〔10番 岩渕晃久登壇〕
◆10番(岩渕晃久) 議長の許可がありましたので、通告に従い質問いたします。よろしくお願いいたします。 第6次日進市総合計画にも関連し、持続的でよりよい消費生活を全世代で続けていくためにということで、早速、1つ目の質問に参ります。 エシカル消費というものは、これといって別に難しいものでも真新しいものでもなく、消費者庁により、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮し、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うことと定義され、御存じのように、2015年9月に国連で採択されました持続可能な開発目標、いわゆるSDGsの17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取組となっております。 一般的に市民の皆様が日頃から実践していらっしゃいます消費行動でもあります、1、安全・安心、2、品質、3、価格という選択の3基準に、4、エシカル、いわゆる倫理的を追加したものとされています。 SDGsは2030年までに達成となっておりますが、エシカル消費を柱とした消費生活は生涯にわたり続きますし、クオリティー・オブ・ライフ、いわゆる生活の質を向上させるためにも、非常に重要な位置を占めております。 そこでお尋ねいたします。 SDGsにも関連して、エシカル消費が提案されて久しいですが、本市における市民への周知、理解及び学校教育現場での学習状況はいかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの岩渕晃久議員の質問に対する答弁者、副市長。
◎水野副市長 エシカル消費に対する市民の皆さんへの周知、理解に関しまして、エシカル消費という言葉がまだ浸透していない、定着していないと捉えておりますことから、その内容も含めまして、周知を図ってまいります。 そのエシカル消費につきまして、市として現時点では、省エネや食品ロスの削減といった環境への配慮など、啓発を継続しているところでございます。 さらに、フェアトレードや障害のある人への支援につながる商品を選ぶこと、また、地産地消に対する施策の充実など、おのおのの取組について推進を図ることで、持続可能な社会の構築に資するよう努めています。 また、もう一点、学校教育現場での学習状況につきましては、学校給食において、これも地産地消を推進しまして、地場産物を積極的に使用した献立を提供することで、私たちの食生活が食に関わる方々の様々な御苦労や工夫、そして地道な活動に支えられているといったことを子どもたちが学ぶことができるよう機会を設けております。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 ただいまの御答弁にもございましたように、消費生活における環境への配慮などの啓発、さらに、何を選択するかで社会課題の解決につながると言われております。 そこで、再度お尋ねしますが、まず、市民の皆さん向けとしてしましては、具体的にどのような周知方法をお考えでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 エシカル消費についての今後の周知といたしましては、まず、市ホームページや広報にっしんで周知を図るとともに、消費生活講座や消費出前講座などを活用しながら、啓発をしてまいりたいと考えております。 また、にっしんわいわいフェスティバルなどにおきましても、エシカル消費を含む消費生活に関する企画や展示の実施について、今後、検討してまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 他の方法として、日進市ホームページ内において関連項目ごとに消費者庁へのリンクを掲示するなどしますと、施策の背景も含め、市民の皆さんの御理解も深まるのではないかと思います。 また、毎年5月は消費者月間となっておりますので、紙面に限りがあるところではありますが、広報にっしん5月号に消費生活特集ページをお作りになるのも一考ではないかと御提案申し上げます。 エシカル消費を通じた社会課題の解決は、すぐに効果が出るものではございませんが、前回の一般質問でも取り上げました小中学生の金融教育同様、早い段階から皆様に意識していただくことが、消費生活を通じた社会課題解決を前倒しするためには何よりも重要だと考えます。 周知による浸透の結果については、ぜひ御答弁にもありました日進市のSDGsイベントでもありますわいわいフェスティバルのタイミングで、御来場者以外の方も含めた市民の皆さんの御理解、実践状況を御負担にならない程度のアンケートを実施し、その結果に合わせて施策を見直ししてまいりましょう。 続きまして、学校教育現場について質問いたしますが、学校給食では具体的にどのような取組をされていますでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 学校給食では、御飯は日進産のあいちのかおり、牛乳は愛知県内産を使用しており、それに加えて、令和5年度は6月19日に愛知を食べる学校給食の日として、日進産の野菜や県内産の農畜産物を使用した献立を提供し、また、10月19日には日進を味わう学校給食の日として、市内産農産物を活用した献立を提供する予定です。 さらに、1月24日から30日までは全国学校給食週間となりますので、この期間にも地場産物をたくさん使用した給食を提供する予定でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 地産地消を実践することで、郷土への愛着も増すことと思います。 こういった取組の結果、第6次日進市総合計画資料編にもあります2019年のデータとなりますが、日進市に永住したい、当分住み続けたいと答えた中学生の割合45.1%が、現在は少しでも増えていてくれることを願ってやみません。 そこで質問ですが、10月19日には日進を味わう学校給食の日として、市内産農産物を活用した献立を提供する予定とのことですが、具体的には何を提供される御予定でしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 9月に収穫された里芋を使用した秋の香り汁と、8月に収穫された日進市産イチジクから作ったジャムが入っているカップケーキを提供する予定でございます。 また、カップケーキのラベルには、児童・生徒の皆さんによる投票で決まったオリジナルシールを貼る予定でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 ラベルのオリジナルシールなど、児童・生徒の主体性のある取組は、満足感や達成感も得られる大変すばらしい取組だと思います。 一方、先日の農業委員会を傍聴した際、地場産品の学校給食提供は、市内小中学校合わせて9,700食分を賄わなければならないため、量の確保が難しいとも伺いました。 しかしながら、例えば、今の御答弁でお話しいただいたジャムのような加工品であれば、農産物の端境期であったとしても、供給に支障が少ないと思われます。 一概には言えませんし、それぞれの方々に大変な御苦労がおありだとは思いますが、皆様の創意工夫で今後も思考を凝らしたメニューづくりをよろしくお願いいたします。私も来る9月19日のPTA給食試食会に申し込みまして、大変楽しみにしているところであります。 また、食育という観点は、全世代ESD、持続可能な開発のための教育の重要な位置を占めるということからも、先般始まりましたラーケーションの一環として、例えば、おいしいおたからマップを持って、家族みんなで市内を巡るなどすることで、第3次日進市食育推進計画遂行の一端を担っていけるものとも思われます。付随効果として、皆さんからの御提案で、マップがどんどん充実していくことを期待いたします。 ぜひ、市民の皆さんに対し、食育に関してどのようなサービスが提供されるのか、例えば、必要情報のみ取り出して記載してありますにっしんイベントガイド夏休み号のような、ワンストップで分かるような仕組みづくりをお願いいたします。 続きまして、持続的でよりよい消費生活を全世代で続けていくためには切っても切れない防犯について質問いたします。 特殊詐欺や悪質商法等の犯罪は、健全な消費生活の根幹を脅かす重大な脅威であり、全国的に見ても事例は後を絶たず、犯罪被害未然防止は重要な課題となっております。 そこで、本市の発生状況と内容、防止対策についてお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 特殊詐欺につきましては、自治体ごとの被害金額などは公表されておりませんが、警察庁の統計資料によりますと、全国的に減少傾向にあった認知件数、被害額とも、近年、増加傾向に転じております。 愛知警察署管内における認知件数も増加傾向にあり、本市におきましても令和3年が7件、令和4年が12件と増加しており、令和5年は7月末時点で既に8件となっております。 本市の特殊詐欺への被害防止対策といたしましては、市ホームページや広報、啓発チラシ、高齢者向けの防犯教室や出前講座、中学生、高校生を対象とした成人年齢の引下げに伴うトラブルに関する啓発チラシなどで周知を行っております。 また、令和3年度から高齢者世帯などを対象とした特殊詐欺対策装置の購入補助制度を整備し、継続して実施しているところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 小中学生向けのアプローチとして、吉野ゆうと議員が仲を取り持たれた、ハッシャダイソーシャル制作によります若年層をターゲットにした詐欺や悪徳商法の被害を減らすことを目的とした『騙されない為の教科書』が市内の小中学生約1万人の学習タブレットに電子書籍として無料配布されたという記事が、中日新聞なごや東版に掲載されたことは記憶に新しいところです。 私も子どものタブレットにて拝見しましたが、トラブルリストを参考にしながら、独自の観点で特に注意したい詐欺、悪徳商法の6例について、事例を交えながら注意点や対処法を分かりやすく解説している点において、大変分かりやすくまとめられており、問題が起きてからではなく、未然に防止する取組がいかに重要か、改めて考えるきっかけとなりました。 そこで質問ですが、市民の皆さんへのさらなる周知ということで、例えば何かの媒体で特集を組まれる御予定はありますでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 増加傾向にあります特殊詐欺対策につきまして、今年度、広報で特集記事を掲載する予定としております。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 金融庁によりますと、現在はフィッシング詐欺が急増しているとのことで、令和5年上半期における被害件数は過去最多の2,322件、被害額も約30億円となっております。 実際に私もメールを使った非常に巧妙な手口に遭遇しましたが、記載されていたのが所持していないカード会社だったため、難を逃れることができました。 また、LINEアプリで勝手に投資グループに追加され、閉鎖された催眠商法のような状況で架空の成功事例や機会損失の投稿を次々に見ているうちに、値上がり確実と言われた低位株を購入することで相場操縦に加担させられた上、結局は損失を負わされて、その投資グループは解散して連絡が取れなくなるという手口による被害も後を絶ちません。 対策として、これはLINEの設定で、電話番号検索や友達への追加は許可をオフすれば防げますとか、ぜひこういった事例と対処方法も、その特集を組まれる際には取り上げていただきたいと思います。 他にも、固定電話を使った犯罪防止として、特殊詐欺対策装置の補助制度を継続しているとのことですが、その財源の工夫として、どのようなことを行っていますでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 特殊詐欺対策装置の補助制度の財源といたしましては、今年度、愛知県が新たに制度を整備した愛知県自主防犯活動促進事業費補助金を活用する予定でございます。 補助内容といたしましては、県との協調事業として、対象事業を実施する市町村に対し、対象経費の2分の1の補助が受けられるものとなっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございました。 市民の皆さんの大事な財産が失われることのないよう、周知と関係各部署の連携を改めてお願いしたいと思います。 ところで、今回の質問作成に当たり、市のホームページでいろいろと調べましたが、欲しい情報がなかなか見つからないなど、不便も感じました。 今後は、市のDX推進に合わせて、市民の皆さんそれぞれの属性に合った、例えば、子育て世代でしたら、育児に関する情報や受け取れる補助金について、御高齢の方でしたら、健康や防犯についてなど、いわゆるプッシュ型の情報提供に変更されますと、利便性も大いに高まるのではないでしょうか。ぜひ御一考いただきますようお願い申し上げまして、次の質問に移ります。 日進市特産品についてということで、ふるさと納税の返礼品や道の駅開駅に向けて、本市ならではの特産品を市民の皆様もお考えのことと思いますが、3月の施政方針演説で市長が言われました6次産業としての特産品について、進捗状況をお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、産業政策部長。
◎長原産業政策部長 現在、道の駅の開駅に向けまして、農業者などが特産品の開発に取り組んでいるところでございます。 市としましても、6次産業化支援事業補助金を活用し、農業者、中小事業者、福祉団体、大学など、市内外のあらゆる団体、資源をマッチングし、その得意分野をつなげて、商品開発を進めているところでございます。 これまでにも日進産の酒米夢吟香を使った日本酒杲流など6次産業化商品がありますが、本市が今、特に力を入れていますのが、産地品種銘柄指定を受けたモチ米、こはるもちを活用した商品開発や知名度向上の取組の推進であります。 令和3年度からは、和菓子店と連携し、期間限定商品の日進米あまから餅を開発し、産業まつりなどでも販売しました。 また、最近では、冷凍保存が可能な生菓子の商品開発も進められ、先月から販売を開始したところでございます。 昨年度には、市内で農業を営む団体が6次産業化補助金を活用し、日進産こはるもちと長久手伝統野菜、真菜を活用した大福を開発いたしました。市内の飲食店などで販売を進めており、本市のふるさと納税返礼品としての登録も、事業者と調整し、進めてまいりたいと考えております。 今後も、日進産の農産物を活用した6次産業化商品の開発を進め、道の駅での販売や、ふるさと納税返礼品として登録していただけるよう支援してまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 つい先日も、こはるもちを使った和菓子が店頭販売されたということで、大変喜ばしいことだと感じております。さらに商品開発のスピードを上げ、矢継ぎ早に各市場へ提供。 そこで質問いたしますが、令和3年度に創設されました6次産業化補助金が、1件につき2分の1補助で上限10万円と他の自治体に比べて少額であり、全体で3社分の計30万円でしかないというのは、補助金としての魅力が薄く映りますが、増額の御予定はおありでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、産業政策部長。
◎長原産業政策部長 議員御指摘のとおり、この補助金制度も3年目を迎え、道の駅オープンを前に、新商品開発にチャレンジする事業者からの相談も増えつつあります。 ほかの市町の同様の補助制度では、補助上限額を高く設定している例も確認しておりますので、より多くの方が本市の特産品となる新商品開発などに取り組んでいただける補助制度を、今後、調査・研究してまいりたいと考えております。 また、引き続き、6次産業化補助金を活用していただけるよう、広く周知を図ってまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 その結果、補助金を利用される方の意欲が刺激され、さらに良いものが多数生まれることを願ってやみません。 次に、関係各所の連携についてですが、例えば、農政課では、食育推進委員会と農業委員会の両委員会を所管されていますが、特産品づくりという観点での協業、交流はありますでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、産業政策部長。
◎長原産業政策部長 各委員会はそれぞれの活動に取り組んでおり、現農業委員会の中には、過去に食育推進委員であった方もおり、お互いの活動を理解し、現場活動に取り組んでいただいております。 現在の食育推進委員会の中には、農業委員会が地域ブランド化を進める本市の特産物、こはるもちを活用した商品開発に取り組む委員もございまして、地元の食材を活用した特産品づくりは、食育の観点でも重要な取組であると認識しております。 農業委員会もこはるもちのブランド化を進めるため、今年度から市内農地で栽培を進めており、収穫されるモチ米は、飲食店など事業者と連携し、道の駅などで販売する新商品開発に活用する予定をしております。 各委員会だけではなく、本市、農協、商工業者がアイデアを持ち寄り、オール日進で特産品づくりを進めてまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 岩渕議員。
◆10番(岩渕晃久) ありがとうございます。 両委員の皆様はじめ、多くの方々の知見を生かした視点があれば、日進市の気候、風土に適した、プチヴェールなどに次ぐ地場産品の生産及び活用が大いに期待できます。 質問1でも取り上げましたSDGsにも関連して、今後は、日進市内での循環経済も意識しつつ、賛否あるとは思いますが、例えば、市施設を利用した屋上養蜂などの副産物として得られました蜂蜜を使用した特産品や料理、それに合わせましたお酒などの組合せが実現しますと、特産品としてはもとより、平成23年第3回定例会で当時の田中副市長が答弁されました東部丘陵におけるフォーラムハウスをはじめとした夢のお話が、実現に向けて大きく前進するのではないかと思います。 詳細は次回以降にいたしますが、物だけではなく、場所も含めた日進市ならではの名物となっていきますと大変喜ばしいことです。ぜひ御一考いただきますよう御提案申し上げまして、今回の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(大橋ゆうすけ) これにて岩渕晃久議員の質問を終わります。 ただいま会議の途中ですが、ただいまから10時40分まで休憩といたします。 午前10時25分 休憩----------------------------------- 午前10時40分 再開
○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。 生活安全部長より発言の許可を求められておりますので、これを許可いたします。 生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 1件、答弁の訂正、よろしくお願いいたします。 先ほど小出議員の4項目め、災害時に備えた医療機関との連携の中で、医師が保健センターへ自動参集していただく際の地震の震度ですけれども、震度6以上と答弁させていただきましたが、正しくは震度6強以上となりますので、訂正よろしくお願いします。申し訳ございませんでした。
○議長(大橋ゆうすけ) これより、休憩前に引き続き、一般質問を行います。 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。 〔8番 舟橋よしえ登壇〕
◆8番(舟橋よしえ) 今回は、5つの項目について質問をいたします。 最初の質問は、日進市の市民力を高めるための取組についてです。 私は、日進市の誇るべきこととして、日進のまちづくりにつながる多くの市民の活動があるということだと思います。 そこで、まずは市民活動についてお聞きします。市内の市民活動の現状をどこがどう把握し、活性化に向けての取組はどのようになっているか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質問に対する答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 市内の市民活動の把握につきましては、にぎわい交流館に登録されている市民団体としての把握となります。 活性化に向けた取組といたしましては、各団体の情報を取りまとめたにぎわい団体帖を作成し、ホームページで掲載をしております。また、市民団体の活動を紹介する情報誌の発行のほか、わいわいフェスティバルやにっしん市民まつりに出展いただくことで、活動をじかに伝えていただいております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) にぎわい団体帖には現在276の団体が紹介されており、この数からも、本市の市民活動が活発に行われていることが分かります。 登録されている団体をよく見ますと、自治会や区の登録もありますが、それは全てではありません。市内の市民活動団体がここを見ればほぼ分かるというふうになっていればと思うのですが、これはそういう意図のものではないということでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 団体帖につきましては、活動に興味を持っていただくきっかけづくりや活動団体同士のマッチングの1つの手法として、にぎわい交流館に登録されている団体の紹介を行っているものとなります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) にぎわい交流館に未登録の市民団体も決して少なくないと思います。にぎわい団体帖に載っていない市民活動団体については、市はどこまで把握されているのでしょうか。各課でそれぞれに把握されている団体もあるのではないかと考えます。その連携についてはいかがお考えでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 にぎわい交流館の登録団体以外の把握としましては、学び支援課で実施をしておりますまちかどネットワークに講師登録されている方や、日進市社会福祉協議会のボランティアセンター登録団体がございます。 連携といたしましては、各課及び社会福祉協議会のホームページ上にリンクを貼り、それぞれの登録団体の情報を共有できるようにしております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 市民活動には、団体だけでなく、個人の活動もあります。団体だけでなく、個人での市民活動については、市として、先ほどまちかどネットワークというお話がありましたけれども、そのほかに何らかの把握をされているでしょうか。 第3次経営改革プラン推進シート2-3-19、市内つながるプロジェクトの実施には、「個人や団体の活動を一覧で確認できるようにする」という取組内容が記載されています。この点も踏まえてお答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 個人活動につきましては、先ほどと同様に、にぎわい交流館の登録、また、まちかどネットワーク講師登録での把握となります。 なお、各課及び社会福祉協議会のホームページ上のリンクによる情報共有につきましては、経営改革プラン推進シートにも基づくものとなっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) にぎわい団体帖、まちかどネットワーク講師登録、社会福祉協議会ボランティア団体登録情報が互いにリンクを貼って共有を図っているのはよいことだと思いますが、市内の市民活動を網羅できているかといえば、それは足りないと言わざるを得ません。 市として、市民活動情報を把握することにもっと積極的に取り組んでいただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 にぎわい交流館や、市ホームページなどの広報媒体を活用しながら、市内で活動する団体や個人に対しまして、にぎわい交流館団体登録などの情報を広く周知してまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 市民協働課、にぎわい交流館だけでなく、市全体での取組こそが重要と考えます。 そこで、違った視点からもお聞きします。 個人で行う市民活動といったときに本市で忘れてならない取組が、ぐるぐるNISSHINまちミル博覧会だと私は思います。これは産業振興課内にあるにっしん観光まちづくり協会が企画しているものであることは承知をしておりますが、市内の市民活動活性化という視点で捉え直すと、とても重要な取組と言えるのではないかと考えます。改めてこの捉え方について御見解を伺います。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、産業政策部長。
◎長原産業政策部長 にっしん観光まちづくり協会が行うまちミル博覧会は、観光まちづくりに貢献される個人をはじめ、団体、事業者の皆様自らが案内人となって企画し、本市ならではの「ひと・もの・こと」の魅力を市内外の方に体験いただくプログラムとなっております。 運営側の皆様の熱心な市民活動の取組が広がっており、観光促進への盛り上げにつながるよう、本年度御登録いただいた86の個人、団体の皆様には当協会の市民サポーターとなっていただき、様々な魅力の発信に御協力いただいております。 本市では、観光まちづくりには欠かせない貴重な人材として捉えておりまして、今後も、市民活動の活性化を支援しつつ、観光事業の充実を図りたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 分かりました。 では、市制30周年記念の市民公募事業にはどれだけの応募があったのかも気になるところです。状況はいかがだったでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 今回の公募事業には、現在募集中のこどもの「夢」応援部門を除き、合計で14団体から応募がございました。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 応募のあった団体、そしてNISSHINまちミル博覧会からの観光まちづくり協会の市民サポーター、これについてもやはり市民活動として捉えて、先ほどの経営改革プラン推進シート、市内つながるプロジェクトに加えることも検討いただきたいと考えますが、この点、いかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 今回の30周年の応募団体につきましては、声がけを行ってまいりたいと思います。 なお、まちミル博覧会の市民サポーターにつきましては、市内外を問わず観光促進を目的に、市観光まちづくり協会事業の協力者としての位置づけとなっておりまして、市内つながるプロジェクトとは目的や趣旨が異なるものとなります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) これは今後の課題かと思います。 では、市民活動を継続、発展させるために、活動する仲間を増やすことを一番の課題に挙げる団体は多いと感じています。市として、この課題解決のための取組はいかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 仲間を増やしていくためには、まずは活動内容を知っていただき、興味や関心を持っていただくことが大切だと考えております。 そのための取組の1つとして、先ほどと同様となりますが、わいわいフェスティバルなどのイベントへの出展のほか、市民団体の情報の周知を行っております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 仲間を増やしていくことは、団体を存続させるためには必要なことであり、また、重要なことであることは言うまでもありません。 今、お答えをいただきましたわいわいフェスティバルなどのイベント出展、市民団体の情報周知で、十分な課題解決が図られているとお考えでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 あくまでも取組の1つでありまして、これだけで十分であるとは考えておりません。 今後も、市民団体の皆さんにも主体的に関わっていただきながら、活動に興味や関心を持っていただけるような手法について検討してまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) この点、とても重要なので、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、市政への市民参加、市民参画についてお聞きします。市民参加及び市民自治活動条例における市民参加の手続の方法について、これまでの状況はどのようであり、また、課題としてはどのようなことがあると考えておられるでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 市民参加手続におけるこれまでの状況といたしましては、附属機関等やパブリックコメント手続が多く使われている傾向が見られますが、令和4年度におきましては、パブリックコメント手続や意見交換など、3つ以上の手法を用いている手続もございました。 なお、パブリックコメント手続につきましては、自治推進委員会におきましても、もう少し意見を求める努力をした方がよいとの意見もいただいておりますので、こうした意見も踏まえまして、全庁的に周知を図ってまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 確かに、令和4年度はパブリックコメントの意見の提出数が非常に少ないというのが自治行政の実績を見ると分かりますので、そのような意見が出るのかなとも思います。 ただいまの御答弁の中に、全庁的に周知を図るとお答えがありましたが、パブリックコメント手続の意見提出を増やすために、何をどう周知されるのでしょうか。そして、パブコメ意見を増やすための取組は、行政側が意見を出してもらいたいという姿勢で各課が取り組んでいただくことこそが必要と考えます。この点についてはいかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 パブリックコメント手続に関しましては、これまでにも概要版の作成や市民参加及び市民自治活動条例に関する職員研修などに取り組んでまいりましたが、再度、周知などを図ってまいりたいと考えております。 また、職員研修の機会なども捉えまして、職員の皆様からの提案を募集したり、他自治体の状況についても調査してまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) よろしくお願いをいたします。 次に、私は無作為抽出による市民が集まって話し合う機会をもっと増やしてもよいのではないかと考えます。これまでの本市における実績と、その効果、今後に向けて、日進はどのように考えておられるのか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 無作為抽出につきましては、これまでに日進市第6次総合計画策定時や日進市環境基本計画策定の折にワークショップや市民討議会を行うに当たり、取り入れた実績がございます。 効果といたしましては、応募形式ではないため、初めての参加者の掘り起こしにつながることが挙げられますので、今後に向けて市民参加手続の1つとして、周知を図ってまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 市民主体の自治を進める本市だからこそ、もっと積極的に取り組むべき手法であると考えます。 全国的には、気候危機の対策を無作為抽出の住民が集まって話し合う気候市民会議を取り入れる自治体が増えてきています。 今のお答えでは、高い評価をされていながら、思ったほど市民参画の手法として定着していないのはなぜでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 現在策定される計画などの多くが以前に様々な市民参加手続を得て策定された計画を基とした見直しなどが多いことから、ワークショップや市民討議会など、無作為抽出を取り入れる機会が少ない1つの要因ではないかと考えております。 ただし、対象事項の性質のほか、市民への影響や関心の高さを考慮して、有効で効果的な市民参加手続を選択することが必要であると考えておりますので、今後も周知を図りながら、市民参加及び市民自治活動条例の推進に努めてまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 有効で効果的な市民参加の手続を選択する。まさにそのとおりだと思います。よろしくお願いをしたいと思います。 次の質問項目に移ります。 次は、香久山西部土地区画整理事業の進捗状況と、香久山地区と香久山西部土地区画整理地を結ぶ橋梁設置に伴う通過車両増加対策・交通安全対策について伺います。 香久山西部土地区画整理事業の現在までの進捗状況はどのようでしょうか。商業施設の開業は、当初の予定どおりなのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 香久山西部土地区画整理事業は、平成29年度に組合が設立し、令和元年度から工事に着手しました。現在も道路築造工事などを進めており、令和5年3月末時点での事業費に対する進捗率は約58%となっております。 また、商業施設の開業につきましては、当初予定どおりの令和6年春頃と聞いております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 第6次日進市総合計画第3次実施計画を見ますと、香久山西部土地区画整理事業は、令和4年度の事業進捗率が67.67%となっています。この目標値に対して、ただいまの約58%とのお答えは、予定よりも事業は遅れていると捉えた方がよいのでしょうか。 そして、香久山西部土地区画整理事業の施行年度は令和8年度までということになっていますが、実際にこの区画整理地に人が新たに住み始めるのは、いつ頃を想定されているでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 第3次実施計画にございます事業進捗率は令和4年度目標値であり、予算事業費がベースでございます。また、実績値につきましては、決算ベースであることから、数値に差異が生じているものと考えております。 なお、香久山西部土地区画整理組合からは、地区界の工事では丁寧に時間をかけて隣接地との協議を進めていることなどを主な理由として、当初計画から若干の遅れが生じているとの報告を受けております。 また、来年度以降、工事が完了して準備が整った箇所から、順次使用収益を開始していく予定である旨を組合から伺っておりますので、その後において順次土地利用が図られていくものと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 来年春頃の商業施設の開業時には、香久山地区につながる橋梁は完成をしておりませんので、県道白山黒石線がかなり渋滞をし、その渋滞を避けるために日生梅森園地区内道路を通る車両も増加することが想定されます。 商業施設開業時に一時的に混雑することに対する交通安全対策については、どのように検討が進められるのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 大規模小売店舗立地法に基づき、施設運営者が警察と調整しており、開業に伴う混雑緩和などで必要な対策についての対応が進められると認識しております。 また、開業時においては商業施設より北側に向かう区画道路が未完成であることから、地域住民以外の通行を御遠慮いただくような対策について、区画整理組合と協議を進めていくところでございます。 なお、日生梅森園内につきましては、昨年度に本市と日生梅森園抜け道対策の会の間で取りまとめた交通安全対策を令和6年度中に施工する予定で準備を進めております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 商業施設の開業が来年の春頃、日生梅森園内の交通安全対策施工が来年度中ということになりますと、どのようにしてオープン当初の混雑する車両に対して、地域住民以外の通行を遠慮いただくのでしょうか。効果的な対策が本当に講じられるのか危惧をいたしますが、組合とどのように協議されるお考えか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 地域住民以外の通行を御遠慮いただくような対策について、本市としては、組合の工事委員会や役員会などの場で協議を進めてまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 地域住民以外の人の車両の通行を遠慮いただく対策は、御遠慮くださいという看板を立てるだけでは、その効果はあまり望めないと考えます。日生梅森園地区の皆さんの生活圏の安全を守るために、確実に効果が得られる対策について協議をよろしくお願いいたします。 次に、土地区画整理地と香久山地区を結ぶ橋梁を設置することに伴う通過交通車両増加問題への対策はどうなっているでしょうか。また、交通安全対策はどこまで検討されたのか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 幹線道路で囲まれた地域内を目的地とせず、単に通り抜ける通過交通への対策及び交通安全対策の検討のうち、香久山西部土地区画整理事業地内の12メートル道路につきましては、対策に向けて区画整理組合と継続して協議を進めております。 また、香久山二丁目及び三丁目地区ともに、設計及び関係機関との協議を進めているところでございます。 なお、香久山北交差点及び香久山南交差点の交差点改良につきましては、現在、詳細設計を行っており、日生梅森園地区につきましては、対策案に基づく設計に着手したところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 香久山地区内の設計及び関係機関との協議を進めているとの御答弁でしたが、設計とは具体的にどこに何をどう設計しようとされているのでしょうか。また、関係機関との協議とは何を指すのでしょうか。そして、地域住民へはどの段階で具体的な対策案が示されるのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 香久山地区の交通対策につきましては、本年5月に設計コンサルタントと契約をいたしましたので、昨年度に実施した地元のワークショップやアンケートによる意見などを参考に設計を進めている段階でございます。 具体的には、香久山二丁目の香久山の環状線や、三丁目のこもれび公園沿いの南北通りなど、それぞれの道路環境等を念頭に、物理的デバイスの設置や交通規制等の対策について、現在検討を進めているところでございます。 なお、関係機関との協議では、デバイスの設置などに加え、名古屋市道との接続に関しては交差点を改良する必要もあることから、愛知県警察本部や愛知警察署と詳細な協議を重ねております。 これらの協議を経た交通安全対策がまとまり次第、地域住民の皆様へ具体的な対策案をお示ししてまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 関係機関と協議を重ねた上で示される対策案に対して、地域住民が意見を言う機会を設けていただきたいと考えますが、それについてはいかがでしょうか。案と言いながらも、実質的には変更の余地がほとんどないというものになってしまうことを一番に心配いたします。いかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、都市整備部長。
◎蟹江都市整備部長 対策案を実施する上では、地域の皆様の御理解が必要となりますので、先ほども申し上げましたとおり、交通安全対策がまとまり次第、具体的な対策案について、地域の御意見を伺う予定としております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) そうであるならば、できるだけ早い時期に、十分な時間を取って進めていただくことを求めておきます。 次の質問項目です。 3項目めは、本市の財政運営について、普通交付税の交付、不交付が与える影響について、改めてお聞きをしたいと思います。 今年度は普通交付税が不交付の見込みであるとお聞きをいたしました。その理由と、次年度以降についての交付見込みはどのようでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総務部長。
◎石川総務部長 本年度につきましては、御指摘のとおり、普通交付税の不交付団体となりました。 その理由といたしましては、全国的な企業業績の改善や個人消費の持ち直しなどを受け、法人住民税や地方消費税交付金の歳入が増加したことにより、基準財政収入額が増加したことによるものだと分析しているところでございます。 次年度以降につきましては、景気の動向による影響が大きいところではございますが、引き続き不交付団体になる可能性が高いものと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 昨年度については、一旦、不交付団体となったものの、国の補正予算成立に伴い、年末に交付団体になるという、異例と言ってよいことがありました。今年度についてはどうなのでしょうか。 財政力指数は単年度、3年度平均でそれぞれどれだけかを含め、こちらについての見込みもお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総務部長。
◎石川総務部長 再算定につきましては、今のところ、国からの情報はございません。 財政力指数につきましては、令和5年度の単年度が1.03で、令和3年度から令和5年度までの3か年平均は1.0006になります。 なお、令和5年度の指数におきましては1.03ということでございますので、再算定により交付団体になる可能性は極めて低いと見込んでおります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 今年度の財政力指数が1.03ということは、自治体の基本的な行政サービスを行うために必要な基準財政需要額を市税などの基準財政収入額が少しだけ上回るということになります。 基準財政収入額は標準的な地方税収入見込額の75%として計算されておりますが、残りの25%に当たる留保財源、いわゆる政策的経費について、実際の本市の財政運営で都市計画税の税率0.15%、法定は0.3%ですけれども、その0.15%は政策的経費に影響を与えているのかどうなのか、この機会にお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総務部長。
◎石川総務部長 令和4年度の決算の数値を基に都市計画税を仮に0.3%で課税した場合には、約6億円の歳入増加が見込まれます。その財源を都市計画事業に充当したとすると、計算上は政策的経費に影響を与えるということになります。 しかし、現状におきましては、インセンティブ予算など、各部署による積極的な既存事業の効率化を図り、限られた財源を効果的に活用するための改善を毎年進めておりまして、厳しい財政状況ではございますが、必要な事業を適切に実施できる財政運営を今後も実施していきたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 普通交付税不交付団体は、交付団体であればその交付税で補填されるところを、一般財源から持ち出さなければならないという点は忘れてならないと考えます。具体的にどの分野でどれだけの影響があるのかお答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総務部長。
◎石川総務部長 本市におきましては、従来から不交付団体を前提に予算を編成しておりますので、具体的な影響をはかることはできません。 また、令和3年度と4年度は交付税が交付されましたが、こちらはコロナ禍における一時的なものと考えておりまして、各事業に影響を与えるということは考えておりません。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 具体的な事例を挙げてお聞きしたいと思います。 予防接種事業における定期予防接種は原則、全額公費負担となっておりますが、これに係る経費については交付税による財源措置ということですので、定期接種化される予防接種が増えたとき、そのときに不交付団体であると、一般財源から持ち出さなければならないお金が増えると私は認識をしております。 そもそも、定期予防接種については国の責任において、交付税措置でなく、全額国庫負担すべきものと私は考えておりますが、普通交付税不交付が続く可能性がある本市にとって、財政運営を考える上では考えていかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総務部長。
◎石川総務部長 議員が御指摘いただいたように、定期接種化された場合においては交付税の交付状況に関係なく、地方の財政負担にならないよう、国の責任において接種をする全ての人がひとしく接種できるような、確実な財政支援が望ましいと考えております。 本市といたしましては、国に対しまして補助制度の創設など、機会を捉え、要望してまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 不交付団体の多い愛知県ですので、県市長会でもできればこの要望はまとめていただければと思います。よろしくお願いをいたします。 次に、自動運転バスの今後の運用についての質問に移ります。 まず初めに、これまで実証実験を繰り返し実施されてきておりますが、これまでの運行を通して、課題としてどのようなことが上がってきているのか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 自動運転バスの実証実験につきましては、地域公共交通計画に定めます少量輸送や新たな交通手段の検討のほか、将来的な運転士不足の課題への対応を含め、令和4年度より実施をしております。 課題といたしましては、システムによる車両走行や遠隔監視等新技術による、言わば交通DXとしての取組であり、新技術による実証実験走行であることから、天候などの環境によっては円滑な走行が実施できないこと、また、車両の速度制限により、周りの交通状況とのマッチングが必要という課題がございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) ただいま2つの課題を挙げていただきました。 1つ目の天候などの環境によって円滑な走行ができないことについては、交通DXとしての新技術により、今後改善される見込みはあるのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 天候などによる走行への影響につきましては、今後の技術進化により改善が見込まれるものと期待しておりますが、まずは安全な走行を最優先に行ってまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) もう一つの課題である周りの交通状況とのマッチングについては改善策はあるのでしょうか。 そもそも、走行速度、信号での一旦停止など、安全運行を第一とする自動運転バスは、周りの交通状況に合わせて、ほかの車両の迷惑にならないような走行は不可能と考えますが、どうなのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 道路交通法上で通常求められている以上に安全な運行に努めておりますが、信号での一旦停止など、自動運転システムから手動介入が行われている部分につきましては、今後、レベル4での実走が可能となれば、現状よりスムーズな走行が可能になると考えております。 一方で、信号など道路状況とのシステム協調が実現されるまでには時間も要すこととなりますが、便利に移動できる本市の新たな交通手段として実走できるよう、引き続き、御意見もいただきながら、実証実験を進めてまいりたいと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) では、今の自動運転バスはフランス製の車体ですが、今後、メンテナンス等は、市の責任において問題なくやっていけるのでしょうか。そして、メンテナンスには、何らかの補助金を活用できるものなのか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 車体につきましては、特別なメンテナンスが必要となるわけではないため、製造国に関係なく、スムーズな車両整備が可能な状況となっております。 また、それらの補助金の活用につきましては、実証実験に関する経費としまして、令和4年度は国土交通省から、また、令和5年度はデジタル庁からの補助金を活用しているところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) その補助金ですが、来年度以降についても、どこの省庁からの補助金であるかは別にして、昨年度、今年度と同じようにと考えてよろしいですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 来年度以降の国庫補助の状況はまだ不明ではございますが、機会を捉えながら積極的に申請を行ってまいりたいと考えております。 なお、今年度につきましても実証をさらに進めるために、国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業費補助金について現在申請しているところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 運行していないときは南庁舎の一番東の車庫に格納されているこの自動運転バス車両ですが、令和4年度決算書の財産に関する調書には出てきません。どこが所有しているのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 車両につきましては、現在、コンソーシアムを締結する事業所の所有となっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 私の記憶では、昨年度、車両購入費として補正予算計上があったと思います。これを踏まえますと、将来的には日進市に移管されるものと考えてよいのでしょうか。それとも、現在の形がずっと続くのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 車両の所有につきましては、実証実験の結果なども見据えながら、適正な形態を今後コンソーシアムにおいて検討してまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 都市近郊の本市において、自動運転バスを走らせることに疑問を持つ市民もおられます。20キロ以下という速度から、自動運転バスが渋滞の一因になっていて、急いでいるときに遭遇するとため息が出るという厳しい意見もお聞きしています。 現在の走行コースにも問題があると考えますが、今後については、走らせるコースや便数などどのように検討し、本格実施は何年後を想定されているでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 全国の様々な地域で自動運転バスの実証実験が行われており、公共交通網が整備されていない山間地などでの実験のほか、都市近郊や観光地などにおける実験も行われており、本市におきましても都市近郊のケースとして、既存交通とのベストミックスを目指す実験となっております。 現在のコースにつきましては、公共施設間におけるシームレスな移動手段として有効な手法であることや、自動運転技術そのものの構築も高いレベルで達成できており、実証実験の成果としては大きなものとなっております。 また、便数につきましても警察との協議も踏まえながら、日常生活に利用できる時間帯で最適と思われるダイヤ設定をいたしましたが、今後の利用状況や道路状況などにより、さらなる検証を行っていく予定でございます。 今後の目標といたしましては、地域公共交通計画の目標年度であります令和12年度までの期間における本格実施に向けて、ほかのエリアにおける走行のほか、自動運転レベル4に向けた走行を目指しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 今年1月の自動運転バス協定披露式、出発式におけるプレスリリースでは、2024年に自動運転レベル4での定常運行開始を目指すということでした。このときはそれがどういうことなのかがよく分かりませんでしたが、今、これを読みますと、2024年は来年です。とても来年できるとは思えませんが、当初の予定から本格運行は遅れるということでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生活安全部長。
◎杉田生活安全部長 御質問のとおり、来年中のレベル4による定常運行は難しいものと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) じゃ、いつからですかと言っても、令和12年度までにはということで、随分先が長いなと思います。しかし、自動運転バスはずっと日進の南庁舎の車庫にあるわけで、活用しないということはできないだろうとは思いますけれども。 しかし、これ、どうしたものかというふうには思います。コース等について、日進市にふさわしい活用の仕方、本当に探っていただきたいと思います。 では、最後の質問項目に移ります。 5項目めは、本市の職員の働き方改革についてお聞きします。これまでどのような働き方改革についての取組を行ってこられたでしょうか。そして、その効果はどのようかお答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 本市におきましては、ワーク・ライフ・バランスの充実や、育児、介護による時間等の制約の解消など、職員の多様な働き方を推進するため、イクボス宣言を行うとともに、在宅勤務や時差勤務の検証等を進めているところでございます。 取組の効果につきましては、令和5年度においては7月31日までに在宅勤務が27名で45回、時差勤務が12名で339日相当の制度利用の実績があり、業務の運営につきましては支障なく円滑に進んでおります。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 在宅勤務、時差勤務は、課によって制度利用に偏りがあるというようなことはないでしょうか。どの課でも希望すれば、制度利用が可能なのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 試行段階である現状におきましては、在宅勤務は本庁舎及び北庁舎に勤務する職員を、時差勤務につきましては本庁舎、北庁舎及び保健センターに勤務する職員を対象に実施をしております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 在宅勤務については、業務の内容によって在宅でもできる業務とできない業務があるように思います。課によって実際の制度利用に偏りは生じていないでしょうか。昨年度の試行期間も含めてどうだったのか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 昨年度の試行実施では、総合政策部や総務部が率先をいたしまして在宅勤務に取り組み、在宅勤務に適する業務の検証を行ってまいりました。 また、多くの部署においてオンラインによる研修の受講などにおいて、在宅勤務を実施しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) では、在宅勤務の取組を本市ではどのように進めておられるのか、詳しくお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 本市における在宅勤務につきましては、上司の承認があった場合、本市が所有するノートパソコンやタブレット端末を職員に貸し出し、自宅におきまして使用して執務する方法で実施をいたしております。 在宅勤務を進めるに当たっては、必要とする機器類の整備はもとより、業務の電子化及びペーパーレス化などによる業務の見直しを進め、在宅勤務に取り組みやすい環境面の整備にも努めているところでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) では、在宅勤務における勤怠管理はどのようにされているでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 在宅勤務時の勤怠管理につきましては、始業時と終業時の際に上司に対し職員間連絡用チャットツールなど、記録に残る手段で報告することにより実施をしております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) では、始業・終業時刻の管理のほかに、業務時間中の在籍確認、勤務状況の確認についてはどのようにされていますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 職場から常に連絡が可能な状態とするため、常時、職員間の連絡用チャットツールを起動し、所属等とコミュニケーションが図れる状態にすることとしておりますので、アプリのログイン状況や連絡等により確認ができるようになっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 労務管理という点では、公正な評価、あるいは業務中のコミュニケーションも重要と考えますが、どのように取り組んでおられますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 職員の体調の把握や業務の進捗管理、職場内のコミュニケーションの重要性等の観点から、在宅勤務の実施につきましては原則として週1日といたしております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 評価についてのお答えがありませんでしたが、ここの部分、今試行だということなので、そこの部分、どういうふうに在宅勤務の評価をするか、明らかにするようにしてください。 では、在宅勤務の場合は、住民の個人情報を扱うことについてはどうなっているのでしょうか。扱う場合はセキュリティー対策が求められますが、この対策についてどのようかお聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 在宅勤務に際しましては、日進市個人情報保護条例及び日進市情報セキュリティ規則を厳守することとしており、全職員に対しまして周知をいたしております。 また、使用する情報通信機器につきましても本市が貸与することとしており、個人情報に関係しない機能のみが使用できるよう制限をかけるなど、セキュリティー対策を取っております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 個人情報に関係しない機能のみが使用できるとの御答弁ですが、貸与されるノートパソコン、タブレット端末では、市民の個人情報を扱うシステムにはアクセスすることができないと解釈してよろしいですか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 そのとおりでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) では、LGWAN接続系のテレワークについての制限はかけておられるでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総合政策部長。
◎萩野総合政策部長 原則といたしまして、貸与したノートパソコン内で完結することとしており、LGWAN回線につきましても、外部へのメール配信や印刷等は制限をかけております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 本市における市役所職員の在宅勤務の取組はDX推進の一環なのだと捉えておりますが、他市町ではコロナ禍では取り組んだものの、現在は特別な場合のみとしている自治体も多くあります。昨年度と今年度の試行期間での実施状況、在宅勤務をすることによる影響等、しっかりと検証いただくことを求めます。 決してDX推進ありきで進めるのではなく、一人一人の職員の皆さんが気持ちよく仕事に取り組め、それが市民にとってもプラスとなるような取組でなければなりません。よろしくお願いをしたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。
○議長(大橋ゆうすけ) これにて舟橋よしえ議員の質問を終わります。 以上で本定例会における一般質問を終結します。 会議の途中ですが、ただいまより暫時休憩といたします。 午前11時26分 休憩----------------------------------- 午前11時31分 再開
○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開いたします。-----------------------------------
○議長(大橋ゆうすけ) 日程第2、議案第58号から議案第78号まで、議案第81号及び議案第82号を一括議題とします。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議案第58号、令和4年度日進市
一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、白井えり子議員の発言を許します。
◆7番(白井えり子) では、歳入につきまして、1款1項市民税についてですが、コロナ禍がある程度収束し、人口が増加しているにもかかわらず、コロナ禍前の令和元年度決算額を下回っていることについては、どのように検証しているのでしょうか。 次に、5款です。株式等譲渡所得割の交付金が前年度比減額となっています。この減額理由はどのようでしょうか。 6款です。法人事業税交付金について、予算現額の2.3倍の決算額になっています。この要因は何でしょうか。 15款4項1目保育士等処遇改善臨時特例交付金。これは前年度比約4倍になっていますが、その理由と内訳はどのようでしょうか。 18款です。ふるさと納税寄附金について、返礼品不要の寄附金はどれだけあったのでしょうか。 21款4項雑入について、前年度に比べて不納欠損額、収入未済額ともに増加した理由は何でしょうか。 次に、歳出です。 2款1項5目ふるさと納税管理事務のポータルサイト使用料、返礼品発送業務委託料などは、歳入のふるさと納税額に対してどれだけを占めているのでしょうか。 2款1項11目人事管理費として、令和4年度のラスパイレス指数はどれだけか。前年度と比較して、変動はないでしょうか。 3款2項1目保育士等処遇改善臨時特例交付金につきましては、歳入との差が随分ありますが、これはいかがでしょうか。 4款1項4目一般不妊治療費助成事業。予算の40%程度の執行率です。分析はどのようにされたでしょうか。 また、10款5項の保健体育費について、不用額が8,000万円を超えています。この理由はどのようでしょうか。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの白井えり子議員の質疑に対する答弁者、総務部次長。
◎石川総務部次長兼税務課長 歳入、1款1項市民税ですが、令和元年度と比較しますと、個人市民税が約1億円の増加、法人市民税が約1億1,000万円の減少、市民税全体で約1,000万円の減少でした。 個人市民税については、納税義務者数の増加等により増加となりましたが、法人市民税については、企業の業績は好転しつつあるものの、コストの上昇等が原因で、コロナ禍以前までは回復していないものと考えています。 5款株式等譲渡所得割交付金ですが、交付の基礎となる県民税株式等譲渡所得割の収入額が前年度より減額となったことによるものです。 6款法人事業税交付金ですが、法人の業績回復により、交付の基礎となる法人事業税収入額が増額となったことによるものです。 続きまして、18款ふるさと納税寄附金ですが、返礼品不要となる市内在住の方からの寄附につきましては、39人の方から96万8,000円でございます。 21款4項雑入について、不納欠損額の主な増加理由ですが、学校給食費徴収金滞納繰越分について、時効の援用によるもので約16万円を処分したためです。 収入未済額の主な増加理由ですが、生活保護費徴収金が320万円の増加、臨時特別給付金返還金と自立支援給付費返還金が計550万円の皆増となったためです。 歳出、2款1項5目ふるさと納税額に対する経費の割合ですが、寄附者への返礼品及びその事務費などを合わせまして49.7%を占めております。
○議長(大橋ゆうすけ)
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 続きまして、歳入、15款4項1目保育士等処遇改善臨時特例交付金につきましては、令和3年度は2月分及び3月分の2か月分の賃金改善が対象であり、令和4年度につきましては4月分から9月分までの6か月分の賃金改善が対象期間であったこと及び対象となる保育士及び放課後児童支援員と職員の増加によるものでございます。 次に、歳出、3款2項1目保育士等処遇改善臨時特例交付金と歳入との差額につきましては、申請時より実績値が少なくなったためでございます。
○議長(大橋ゆうすけ)
総合政策部次長。
◎小出
総合政策部次長兼企画政策課長 歳出2つ目の御質問についてでございますが、前年度より1ポイントの増加となったものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 歳出4点目、一般不妊治療費助成事業につきましては、助成金の申請者数の減少及び1件当たりの支給金額が減少したものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 生涯学習部次長。
◎與語生涯学習部次長兼学び支援課長 歳出5番目の不用額につきましては、2目体育施設費の委託料において、燃料価格高騰に伴う指定管理者への財政的な支援として予算の増額を行いましたが、実績額が見込額を下回ったこと及び新型コロナウイルス感染症の影響により繰り越したスポーツセンター空調設備更新工事が完了したこと、また、3目の学校給食費において、主に賄材料費で価格変動が大きかったことや新型コロナウイルス感染症等の拡大で学級閉鎖や学年閉鎖が多く、予測が困難であったことが主な理由でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 白井議員。
◆7番(白井えり子) では、何点か再質いたします。 歳入につきまして、18款ですが、ふるさと納税寄附金、返礼品不要の令和3年度の市内在住者からの寄附については何人、幾らでしたか。増減の状況をどのように分析されたか、お願いいたします。 21款の4項です。令和3年度との比較で、給食費の徴収金滞納繰越、生活保護収入未済額、この辺りだと思いますが、この比較についてはどのように分析されたでしょうか。数字もお願いいたします。 歳出です。 2款1項5目、ポータルサイトの増加による効果はどのようだったか、分析をされていたらお願いをいたします。 次に、2款1項11目ですが、職員のラスパイレス指数ですが、この数字は幾つで、もしその数字が100を超えていたら、非常にまれなケースと思いますが、その理由はどのようでしょうか。 4款1項4目です。治療項目の保険適用がこれは影響しているのでしょうか。 10款5項です。燃料価格高騰に関する支援に対して、実績見込みを下回ったためとの答弁がありましたが、見込み値はどのように算出をされたのでしょうか。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、総務部次長。
◎石川総務部次長兼税務課長 再質問1番目、市内在住者からの寄附について、令和3年度の実績は、184人の方から334万4,500円でございましたが、令和4年度のふるさと納税寄附金の総額は大きく増加させることができました。 2番目、令和3年度の学校給食費徴収金滞納繰越分については不納欠損額がありませんでした。 また、生活保護費徴収金の収入未済額は127万2,539円でした。 3番目のポータルサイトの件ですが、令和4年度は新たな返礼品の追加の影響もございますが、ポータルサイトを3サイト追加し、寄附金額が約1.8億円と1.5倍に増加しました。
○議長(大橋ゆうすけ)
総合政策部次長。
◎小出
総合政策部次長兼企画政策課長 ラスパイレス指数に関する御質問ですが、自治実績にあるとおり、100を超えております。 理由ですが、高所得分における水準が100を超えたことによるものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 歳出4番目、一般不妊治療費助成事業の再質問につきまして、保険適用の影響があったものと思われます。
○議長(大橋ゆうすけ) 生涯学習部次長。
◎與語生涯学習部次長兼学び支援課長 歳出5番目の燃料価格高騰に対する見込額につきましては、令和4年度光熱費見込額から令和4年度光熱費計画額を差し引いた額に1.2を乗じて算出しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、中島まなみ議員の発言を許します。
◆16番(中島まなみ) 歳入、1款1項2目法人市民税についてお伺いします。 法人市民税が令和3年度決算額と令和4年度の決算額を比較して1億7,991万5,417円増加しておりますが、その要因はどのように分析されているか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの中島まなみ議員の質疑に対する答弁者、総務部次長。
◎石川総務部次長兼税務課長 歳入、1款1項2目法人市民税についてですが、コロナ禍の影響から経済状況が徐々に回復しつつあること、自動車製造事業者の業績が好調であったことが要因と考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、山田久美議員の発言を許します。
◆9番(山田久美) 4款1項5目環境衛生費について、にっしんESD普及啓発事業委託料が令和3年度よりも10万3,000円ほど減額になっている。4年度との委託内容の違いは何でしょうか。 4款2項1目清掃総務費、循環型社会推進事業の消耗品が令和3年度よりも46万2,000円の増額となっておりますので、この消耗品の内訳を教えてください。 4款2項2目塵芥処理費、消耗品費が令和3年度よりも1,266万3,000円ほど増額になっております。この内訳はどのようか、お願いします。 6款1項1目農業委員会費、農業振興地域整備計画策定業務委託ですが、令和3年度よりも308万円の増額となっておりますので、この理由を教えてください。 8款2項2目交通安全施設費、通学路交通安全プログラム整備工事が令和3年度よりも271万円の増額となっておりますが、昨年度の決算審査で令和4年度に実施予定として、南小、梨の木小、竹の山小が上がっておりました。これについての整備は完了したのかお願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの山田久美議員の質疑に対する答弁者、
生活安全部次長。
◎鬼頭
生活安全部次長兼防災交通課長 1点目、ESD普及啓発事業委託料は、提案型事業のため、事業内容及び事業費等が毎年変動するものとなります。 2点目、清掃総務費の消耗品は、地域清掃専用の袋でございます。 なお、増額理由は、令和4年度に入り補充をしたためです。 3点目、塵芥処理費の消耗品の主な増額理由は、ごみ収集袋の購入において、資材価格の高騰等により増額となったものです。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 4点目、農業委員会費ですけれども、令和4年度は、計画変更に必要な基礎資料作成を委託したものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ)
都市整備部次長。
◎林
都市整備部次長兼道路建設課長 通学路の交通安全対策の整備につきましては、計画どおり完了いたしました。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) それでは、通告に沿ってお願いいたします。 まず、1点目、歳入です。19款基金繰入れですけど、各目的基金の歳入により、どのような効果があったでしょうか。 2点目、歳入の21款3項貸付金元利収入。これ、毎年度1億2,000万円と同額ですが、令和4年度は特にコロナ禍、物価高騰に対する中小企業への支援は、いつもの同額で十分支援ができたのでしょうか。 3点目、歳入の雑入です。ここに地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)がありますが、この補助金を受けるに当たって実績はどのようで、その実績についてどのように報告されたでしょうか。また、報告内容により、補助金に変更などはあったでしょうか。 続けて、4点目、歳出に移ります。 3款2項児童福祉費です。全体的に子どもが増える日進ですが、子ども1人当たりの児童福祉費は増えているでしょうか、減っているでしょうか。 続けて、その金額についてですけど、ひとり親家庭の子ども、保育園に入っている子ども、放課後子ども総合プラン利用の子ども、障害福祉サービス事業を利用している子どもについて、各事業ごとについてもお示しください。 5点目、続けて、児童福祉費です。当初予算総額71億5,000万円以上ということと、補正予算も7億5,000万円以上組まれています。これらの総額を含めて、職員の処遇改善はどのように実施されたでしょうか。 6点目、清掃費です。コロナ禍、物価高、暑さ対策として、委託料を増額した事業はあるでしょうか。 7点目、農業費です。この農業費、2022年度比で約1,500万円の増加です。農家の物価高騰の影響をどのように把握され、市として対策をされたでしょうか。 続けて、8点目、商工費です。これ、不用額が約1割出ています。市内事業者への支援は十分にできたのでしょうか。また、委託料の不用額が大きかったですが、委託先への影響、支払い減による影響などはなかったでしょうか。 続けて、9点目、歳出の8款2項です。市民や各地域からの要望について、どれぐらい答えられたでしょうか。また、対応できなかった要望は、どのようなものがありましたか。 10点目、都市計画費です。土木費の中で不用額が一番多い項でした。要因はどのようでしょうか。また、減額補正などの対応ができなかったのはどうしてでしょうか。 続けて、11点目、消防費です。令和4年度は一般会計に国からの交付金がたくさん入ってきました。一般会計に入ってくる国からの交付金で、尾三消防組合負担金に充当できたものはありませんか。 以上、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1点目、歳入の基金繰入金についてですが、地域福祉基金繰入金は、認可保育所等整備支援事業、東部丘陵保全基金繰入金は、東部丘陵保全事業に活用しております。将来に向けて必要な事業をそれぞれで実施することができました。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 2点目の預託金元金収入につきましては、小規模企業等振興資金融資制度によるもので、令和4年度の融資実績は36件、1億3,059万円となっており、中小企業への支援につながっているものと考えております。 次に、7点目、物価高騰の影響につきましては、農協や農業者から随時状況を聞き取りしております。 また、令和4年度には、肥料価格高騰対策支援事業として、にっしん農業元気補助金を支給いたしました。 8点目、市内事業者への支援につきましては、キャッシュレス決済ポイント還元事業やプレミアム商品券発行事業等により、必要な支援が行えたものと考えております。 また、委託料の不用額につきましては、主にキャッシュレス決済ポイント還元事業に係る執行残額であり、キャッシュレス決済の利用実績に基づくものであるため、委託先への影響はございません。
○議長(大橋ゆうすけ)
生活安全部次長。
◎鬼頭
生活安全部次長兼防災交通課長 3点目、自動運転実証調査事業の実績につきましては、計画どおり、自動運転により公道を走行し、交付規程に基づく実績の報告を行いました。補助金額の変更はございません。 6点目、清掃費の委託料は、コロナ禍、物価高、暑さ対策を理由として増額した事業はございません。 11点目、尾三消防組合負担金については、国からの交付金で充当したものはありません。
○議長(大橋ゆうすけ)
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 4点目の(1)、子ども1人当たりの児童福祉費につきましては、令和3年度と比較いたしますと、令和4年度は減っております。 次に、4点目の(2)、ひとり親家庭の子どもに関わる事業のほか、各事業に対します子ども1人当たりの事業費につきましては、令和3年度と比較いたしますと、それぞれ増えております。 次に、5点目の処遇改善でございますが、令和4年4月分から9月までの6か月間、保育士等の処遇改善を行った事業者へ交付金を交付いたしました。 また、10月以降につきましては、
放課後児童健全育成事業の補助事業として、引き続き交付をいたしております。
○議長(大橋ゆうすけ)
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼土木管理課長 9点目の地域からの要望につきましては、昨年度は、道路関連分に約500件の要望がございました。このうち、対応した件数は250件で、約半数となっております。 未対応の要望としましては、カーブミラーや警察による交通規制のうち、基準に満たないもの、転落等のおそれの少ない場所での道路側溝の蓋かけなどがございました。
○議長(大橋ゆうすけ)
都市整備部次長。
◎林
都市整備部次長兼道路建設課長 10点目の土木費の不用額として主なものは、道の駅整備事業と野方三ツ池公園線整備事業の公有財産購入費であります。それぞれの事業において、用地取得の契約に向けて交渉を進めてまいりましたが、結果として契約に至らなかったためであります。 また、減額補正などの対応を行わなかったことにつきましては、年度内での契約を目指して用地交渉を進めたためであります。
○議長(大橋ゆうすけ) ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) それでは、幾つか再質疑お願いいたします。 まず、1点目、基金繰入金ですけれど、2つの事業に入れている成果は分かりましたが、この2つの事業経費のうち、基金の充当割合はどれぐらいになっているでしょうか。 続きまして、③の自動運転バスの補助金についてです。 これは交付規程に基づく実績報告というふうにありましたけど、どのような内容を報告されたのでしょうか。利用者個人が特定されるような車内の映像やLINE登録の推進などでアピールされていますが、そういうLINE登録名なども提供対象なのでしょうか。 また、これは国土交通省に提出されたのでしょうか。補助金を出した外郭団体に、このような情報は提供されたのでしょうか。 続けて、7番目の農業費について再質疑をいたします。 先ほどの御答弁で、農協や農業者からの聞き取りをされているということでしたが、どのような声や意見が寄せられましたか。 また、にっしん農業元気補助金に支払ったということですが、実績を見ると324件の実績です。これは、市内の農業者の何割に当たるでしょうか。 続けて、⑧の商工費についてです。 キャッシュレス決済ポイントの不用額が多いということですが、この返還事業、約5,100万円の約4割が不用額となっていますが、その原因はどのように捉えているでしょうか。 続けて、⑨の要望についてですけど、約半分の対応だったということですが、令和4年度の予算限りがあって、お金がなくて対応できなかったものはどれぐらいあったでしょうか。 最後に、⑪の消防費についてです。 国からの交付金で尾三消防に充てたものはないということでしたが、令和4年度の資材高騰やガソリン代高騰による影響は、尾三消防でもあったと想定されます。国からの交付金がない下で、追加の予算措置などは考えられなかったのでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 歳入、基金繰入金について、事業への充当割合は、認可保育所等整備支援事業は約18%を充当、東部丘陵保全事業は東部丘陵保全基金積立金を除く全ての事業費となる70万500円に対しまして全額を充当しております。
○議長(大橋ゆうすけ)
生活安全部次長。
◎鬼頭
生活安全部次長兼防災交通課長 3点目の歳出、実績報告には、事業の概要、成果、今後の事業活動方針について報告しております。御質問の個人が特定されるようなものはございません。 提出先は、国土交通省から委託を受けた補助金執行団体となります。 11点目の歳出、尾三消防組合負担金において、追加の予算要求はありませんでした。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 農業費についてですけれども、農業者からは、補助金などの支援、農業法人からは、経営支援などを考えてほしいという声がありました。 なお、簡易な申請で迅速な支給をしてもらえて助かったという声も多くいただいております。 また、補助実績は、市内農業者の約3割となります。 次に、商工費ですけれども、キャッシュレス決済ポイント還元事業の予算計上に当たっては、対象店舗数を過去の利用実績等から150店舗と見込んでおりましたが、実績は102店舗にとどまったことが主な要因であると分析しております。
○議長(大橋ゆうすけ)
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼土木管理課長 9点目の再質問につきましては、効果的、効率的な実施のため、次年度以降の対応とした要望はございます。 当年度中に実施する必要があると判断したもので、予算不足により実施できなかったものはなかったと認識しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、加納やすこ議員の発言を許します。
◆4番(加納やすこ) 通告に従い、質疑させていただきます。 歳入、17款1項財産運用収入について、基金の運用は利子収入があった基金以外は行っていないのでしょうか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの加納やすこ議員の質疑に対する答弁者、会計管理者。
◎高見会計管理者 基金の運用は、利子収入があった基金以外に、定期預金で満期になっていない基金がございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 加納議員。
◆4番(加納やすこ) 再質疑させていただきます。 令和4年度の基金の運用についてどのように行ったのでしょうか。お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 会計管理者。
◎高見会計管理者 定期預金のほか、定期預金に比べ利率のいい、安全かつ効率的な債券を購入しました。本市はSDGsに取り組んでおりますので、SDGsの取組をするための地方債で、大阪市と高知県の5年物のグリーンボンド債を購入しました。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、島村きよみ議員の発言を許します。
◆2番(島村きよみ) それでは、58号について質疑いたします。 歳入の方からです。 14款1項2目保育所使用料滞納繰越分。これは、令和3年度は25万200円でしたが、令和4年度、何世帯だったでしょうか。 続いて、14款1項6目図書館会議室等使用料。これは、経年、見ております。若干伸びておりますが、昨年度の稼働率、これはどれぐらいあったでしょうか。 次に、15款1項1目生活保護扶助料が予算よりも約3,600万円多いです。見込み世帯数とどれだけ違っていたでしょうか。 次に、16款1項1目住所不定者生活保護費。ここも増額となっていますが、何人増えたのでしょうか。 次、17款1項2目庁舎整備基金利子。これが少ないのはどうしてでしょうか。 21款4項1目公式WEBサイトバナー広告収入。これが減収となっておりましたが、令和4年度の状況はどうだったでしょうか。これ、30万円ちょっとぐらい減額になっていますね。 次、同じく、同項目で、目の方で、愛知県市長会一般会計財政調整基金還付金。これは一体何でしょうか。92万3,000円分です。 続いて、メンタルヘルス関連講座助成金。非常によい講座なのかなと思いますが、どのように使われましたか。 続いて、児童扶養手当が多くなっています。25万1,960円から173万560円ということですが、これはなぜでしょうか。 次、21款4項1目小中学校太陽光発電売電収入。令和3年度は計上がありましたけど、これがありません、令和4年度は。これはどういう状況になっていますか。 次、22款1項2目北小学校外壁改修。2,100万円が繰越しとなったのはなぜでしょうか。 歳出に行きます。 2款1項1目時間外勤務手当。これが非常に多くなっております。多くなった主な理由は何でしょうか。 次に、同じ目で、法制執務総合支援委託料。これが29万7,000円ですが、どのような支援を受けたのでしょうか。令和4年度分で結構です。 次、2款1項5目庁舎基本構想業務委託料。297万6,600円。コンサルと、これは何回ぐらいの会議をして作成しましたか。 続いて、2款1項6目市町村ゼミナール。これは自治体ごとに入会して会費を納めていると思いますが、令和4年度は何人の職員の方が参加いたしましたか。 次、2款3項1目。この項、戸籍住民基本台帳費におけるマイナンバー関連の費用で市負担分はどれだけあったでしょうか。 次、2款5項1目。予算計上のあった統計データ分析業務、これの計上がありませんが、実施はしなかったのでしょうか。 次、3款1項1目。旧むつみ会館、昨年度から空調が効かないと聞いています。修繕等の検討はあったのでしょうか。 続いて、同じ目で、障害者基本計画推進事業に調査委託料の予算300万円が計上されておりましたが、決算に上がっておりません。これはどうしてでしょうか。 続いて、障害者紙おむつ助成金。予算より約100万円の増額となっています。利用者の増加が要因でしょうか。 続いて、高額障害福祉サービス費が大きく伸びている理由をお聞かせください。 続いて、3款2項3目。認可外保育園の補助金が予算の半分以下の執行となっているのはなぜでしょうか。 4款1項3目成人健康相談・教育事業、研修会負担金。これは執行がないように見受けられますが、コロナの影響で対面の研修が難しかったためでしょうか。 続いて、同じ目で、予防接種推進事業。高齢者予防接種委託料が昨年度比でかなりの増額になっていますが、理由は何でしょうか。 同じく、新型コロナウイルスワクチン接種事業については、本市は非常に順調に実施されていたと評価しておりますが、昨年度の事業全体を総括して、何か運営面での課題、困ったことなどはあったでしょうか。 次に、10款1項2目高等学校等修学助成金。これは予算計上額より約100万円減の決算額になっていますが、希望者は全て助成できたでしょうか。 続いて、同じところ、教職員研修事業。昨年度は全て対面で実施できたでしょうか。オンライン研修はあったでしょうか。 10款2項2目。ICT支援員は、一昨年に比較して予算額の半分になっておりますが、どのような形での支援を得たでしょうか。 同じく、特別支援教育就学奨励費。昨年度実績の1.7倍となっています。これはどのような理由でしょうか。非常に気になりますね。 次、10款3項2目。予算時には計上がなかったメール配信システム、これはどのようなものでしょうか。 10款4項2目市民会館環境改善事業。工事設計の中には空調関係は含まれていたでしょうか。 次、10款4項4目。当初予算計上のなかった岩崎城の公園維持管理工事、これはどこの部分の工事でしょうか。 10款5項2目。総合運動公園、スポーツセンター、上納池スポーツ公園のそれぞれの指定管理者は、避難計画によって昨年度訓練を実施していたでしょうか。 次、10款5項3目。賄材料費が増額となっています。これはどのようか。工夫をされたことがありましたら、お願いします。 次、14款1項1目。予備費を2款1項15目18節へ充用とあります。これはどんな緊急性があっての充当でしょうか。 最後に、全体としてですが、類似団体、近隣自治体と比較して、本市物件費が高いことについて、令和4年度も25%を超えておりますが、課題、認識をお聞かせください。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの島村きよみ議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 初めに、歳入の1点目、保育所使用料滞納繰越分の世帯数でございますが、2世帯でございます。 次に、歳入9点目、児童扶養手当返還金でございますが、手当を受給していた方が遡りで公的年金を受給することが判明し、5年分の児童扶養手当を返還いただいたためでございます。 続きまして、歳出の11番目、認可外保育所の補助金でございますが、認可外施設の利用児童数が増えることを想定し、予算計上をいたしましたが、想定より減員となったためでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 生涯学習部次長。
◎與語生涯学習部次長兼学び支援課長 歳入の2番目、昨年度の稼働率につきましては、27.5%です。 次に、歳出の20番目、文化施設環境改善事業の設計等委託業務に空調設計は含まれておりません。 次に、歳出の21番目、公園維持管理工事につきましては、景観上、支障が生じていたこと及びプロジェクションマッピング事業開催時により多くの方に鑑賞していただけるようにするため、岩崎城南側入り口の樹木伐採、東側の高木の剪定、また、樹木伐採後にのり面の土砂が流出しないよう対策工事を行ったものであります。 次に、歳出22番目につきましては、各指定管理者は消防計画に基づき、消火、通報、避難誘導などの訓練を実施しております。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 歳入、生活保護扶助料についてですが、当初では年間延べ約1,100世帯と見込んでおりましたが、実績では年間延べ1,272世帯、約170世帯多くなりました。 次に、住所不定者生活保護費についてですが、令和3年度の延べ152人に対しまして、令和4年度は延べ156人となり、4名増加しております。令和4年度の増加となった原因は、高額の医療費が生じたことによるものです。 次に、戸籍住民基本台帳費について、マイナンバーカード交付事務につきましては、マイナンバーカード交付事務補助金の対象となっているため、原則、市費負担はございません。 次に、歳出ですが、旧むつみ会館につきましては、建物の老朽化が進んでおり、配電設備においては近々使用できなくなることから、多額の費用が必要な改修は行わないこととしております。 次に、障害者基本計画について、計画策定のための
アンケート調査が年度内に完了しなかったため、全額を次年度に繰り越したためです。 次に、障害者紙おむつ助成金について、償還払いによる現金給付から助成券方式に改め、利便性が向上し、利用者が増加したためであります。 次に、高額障害福祉サービス費について、過年度分の支払いが発生したため、支払額が増加したものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 総務部次長。
◎石川総務部次長兼税務課長 歳入5番目、庁舎整備基金利子ですが、預け入れの期間が2年の定期預金で運用しており、令和3年度は満期利息が、令和4年度は中間利息を受け取ったことによるものです。 歳出1番目、時間外勤務手当ですが、コロナ禍の影響で中止されていた操法大会等の行事が再開されたことによるものです。 歳出2番目、法制執務総合支援委託料ですが、個人情報の保護に関する法律施行条例の制定に向けた職員研修を行ったものです。 歳出3番目、庁舎基本構想業務委託料ですが、令和4年度中に開催した会議数につきましては、9回でございます。 歳出23番目、予備費ですが、ウクライナから避難された方が本市に転入されたことにより、その支援に係る予算が緊急に必要となったためでございます。 最後の歳出全体としての御質問ですが、委託料が多くを占める物件費は、専門性の向上や人件費の抑制などの効果を発揮しているもので、今後もさらなる効率化を図る必要があると考えております。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ)
総合政策部次長。
◎小出
総合政策部次長兼企画政策課長 歳入6番目の御質問でございますが、対前年比1減の10事業者となったためでございます。 次に、歳入7番目につきましては、愛知県市長会より財政調整基金残高の一部が各市に還付されたものでございます。 歳入8番目につきましては、職員のメンタルヘルスに関する研修委託料に充当しているものでございます。 次に、歳出4番目の御質問につきましては、14人となります。 歳出6番目につきましては、事業部署から分析依頼がなかったため、実施しなかったものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 生涯学習部次長。
◎伊藤生涯学習部次長兼学習政策課長 歳入10番目、小中学校太陽光発電売電収入につきましては、太陽光発電した電力の全てを自己消費したことから、売電収入とはなりませんでした。 続きまして、歳入11番目、北小学校外壁改修事業につきましては、令和4年度当初予算に計上しておりましたが、国の令和3年度補正予算で交付内示を受けたことから、令和4年第1回定例会におきまして令和3年度の予算に補正計上し、令和4年度に繰り越して工事を実施することとなったため、財源である教育債も繰越ししたものでございます。 続きまして、歳出の15番目、高等学校修学助成金につきましては、申請をされた方については資格審査を行い、対象となった方には全て助成いたしました。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 歳出12番目、成人健康相談・教育事業、対面研修につきましては再開されておりますが、参加負担金が発生しない研修等に参加しております。 歳出13番目、高齢者インフルエンザ予防接種の自己負担金を無料としたため、増額しております。 歳出14番目、新型コロナウイルスワクチン接種事業、令和4年度も国の方針等の決定が再接種開始直前となりまして、その対応に苦慮いたしましたが、運営上の特筆すべき課題はなかったと考えます。
○議長(大橋ゆうすけ)
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 歳出16番目、教職員研修事業につきましては、本市
現職教育委員会で開催する事業は全て対面で実施しました。県教育委員会など主催研修では、オンライン併用の研修もありました。 次に、歳出17番目、ICT支援員の支援につきましては、学校現場からの依頼により、授業支援、教職員向け研修、事務処理での活用といった支援を受けました。 次に、歳出18番目、特別支援教育就学奨励費につきましては、令和3年度は27名でしたが、令和4年度は40名の13名増加となっております。 次に、歳出19番目、メール配信システム使用料につきましては、令和4年度日進市
一般会計補正予算(第2号)にて計上しました学校・保護者間連絡システム使用料となっております。 次に、歳出23番目賄材料費につきましては、高騰する食材費の増加分を補填し、保護者の負担の軽減を図り、
栄養バランスや食材の質を落とすことなく給食を提供しました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 島村議員。
◆2番(島村きよみ) では、3点ほど再質疑させていただきます。 歳入の14款1項6目の図書館の関係ですけれども、この会議室使用料は無料対象と、それから有料対象があると思います。それぞれ割合の方をお願いします。 それから、同じく歳入の21款4項1目の市長会の財政調整基金が還付されたということですが、もともとは、過去1億円を超えていたと思います。現在、どれぐらいの基金残高の中から、今回、どれぐらいを還付されたのでしょうか。 そして、歳出の方ですが、むつみ会館。昨年度、空調が効かないということですが、代替措置、これはどのように取られ、また、今年度、令和5年度に向けて、どう対処する検討が昨年度されたでしょうか。 あともう一つ、市民会館。10款4項2目。市民会館の大ホールの工事設計だと思いますが、この空調が今、効かなくなっているよというふうに市民の皆さんからもいただいていますが、昨年度時点で空調に関してどうだったか、既に設計業務が完了したかどうかということ、この点についてお答えください。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、生涯学習部次長。
◎與語生涯学習部次長兼学び支援課長 まず、歳入2番目、割合につきましては、無料利用、約8割、有料利用、約2割です。 次に、歳出20番目の大ホール空調設備につきましては、平成30年度に設計業務が完了しております。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 旧むつみ会館についてですが、エアコン設備取替えのほか、個別エアコンの設置、スポットクーラーなどの設置の案がございましたが、費用面や、構造上、個別エアコンの設置ができないなどの理由から、断念した経緯がございます。そのため、夏場の使用を控えていただくという措置を取らざるを得ませんでした。
○議長(大橋ゆうすけ)
総合政策部次長。
◎小出
総合政策部次長兼企画政策課長 市長会の財政調整基金でございますが、市長会資料から、還付金算定時の基金残高の総額が1億2,000万円ほどとなっております。そのうち4,000万円ほどが還付されたものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 現在、議案質疑の途中ですが、ただいまから13時30分まで休憩といたします。 午後0時19分 休憩----------------------------------- 午後1時30分 再開
○議長(大橋ゆうすけ) 会議を再開します。 休憩前に引き続き、議案質疑を行います。 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 議案第58号について、4点、質疑をいたします。 1点目、歳入、21款4項雑入。収入未済額が例年よりも900万円以上多くなっています。この理由をお願いします。 2点目、歳出、4款1項保健衛生費。不用額が前年度に引き続き1億円を超えています。この理由をお願いします。 3点目、歳出、6款1項農業費。不用額が例年に比べて多く、1,000万円を超えています。この理由をお願いします。 4点目、歳出、7款1項商工費。支出済額に対して不用額が1割以上の額になっています。この理由をお願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1点目ですが、主な理由につきましては、生活保護費徴収金が320万円の増加、臨時特別給付金と自立支援給付金の返還金が550万円の増額となったためです。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 2点目、保健衛生費の不用額につきまして、予防費のうち、がん検診、自己負担金を無料といたしました高齢者インフルエンザ予防接種、新型コロナワクチン予防接種、乳幼児等予防接種におきまして、見込み人数が想定よりも少なかったこと及び母子衛生費におきまして、令和5年2月から事業開始いたしました出産・子育て応援交付金の支給申請に不備が多く、補正のやり取りに時間がかかったため、令和5年度支払い対応となり、令和4年度の執行残が多くなったためでございます。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 3点目ですが、不用額の主な内容は、肥料価格高騰対策支援事業として行いましたにっしん農業元気補助金に係る執行残となります。 予算計上に当たっては、対象を約700件と見込んでおりましたが、実績は約半数にとどまったことが要因であると分析しております。 続きまして、4点目ですが、不用額の主な理由は、キャッシュレス決済ポイント還元事業に係る執行残額となります。 予算計上に当たりましては、対象店舗数を過去の利用実績等から150店舗と見込んでおりましたが、実績は102店舗にとどまったことが主な要因であると分析しております。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 3点、再質疑します。 まず、農業費について、年度内に補正減できれば不用額を抑えることができたのに、それができなかったのはなぜでしょうか。 次に、商工費について、キャッシュレス決済ポイント還元事業は150店舗の見込みが102店舗にとどまったとのことですが、店舗数は見込んだ数の68%ほどであるのに対して、決算額は予算額の55%にとどまるということは、店舗数以外に何がどう見込みと違ったのでしょうか。 そして、もう一点、予算額をかなり下回る執行額になることが分かっていて、なぜ補正減できなかったのか。 以上、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 農業費についてですが、補助金の申請期間を令和5年2月末までとしたため、補正できなかったものでございます。 続きまして、商工費ですが、店舗数以外には、実施期間が11月から12月の冬季期間であったことから、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食機会が十分に回復しなかったことなどによるものと考えております。 また、事業完了時期である令和5年3月に執行額が確定したため、補正ができなかったものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員の発言を許します。
◆14番(坂林たくみ) 議案質疑いたします。 3款3項生活保護費について、1点目です。生活保護事業、生活困窮者自立支援事業ともに増加していますが、生活が困難になる理由として多いものはどのようなものでしたか。 もう一点は、生活困窮者自立支援事業の受給者が自立へ向かう状況、生活保護へ移行する状況はどのようでしたか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1点目ですが、両事業ともに病気や障害等を理由とした相談が多くなっております。 2点目について、自立への状況ですが、生活困窮者が抱える仕事や債務、住まいなどの支援を行っております。 具体的には、就労がすぐできない方に対しては、社会に出るための基礎的な訓練、債務解消により家計の安定を図るなど、相談者の自立につなげている状況でございます。 しかしながら、障害などにより仕事に就けない、手持ち金が底をつくなど、生活保護への移行も一定数ございます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 坂林議員。
◆14番(坂林たくみ) 自立に向けた支援の1つとして、住居確保給付金の支給がありますが、令和4年度に何世帯の方が受給され、そのうち何世帯の方が生活保護につながりましたか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 令和4年度の受給は42世帯です。うち5世帯につきましては生活保護となりました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第58号に対する質疑を終結します。 次に、議案第59号、令和4年度日進市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 2点、質疑します。 1点目、歳入、1款1項国民健康保険税。不納欠損額、収入未済額ともに前年度を大きく下回りました。保険税徴収にどう取り組んだことにより、ここまで減らしたのか、お答えください。 2点目、歳出、5款1項特定健康診査等事業費。糖尿重症化予防事業として実施した受診勧奨訪問の成果はどのようであったかお願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1つ目、歳入の国民健康保険税ですが、徴収につきましては、他の市税等と併せて、収納部門による一元徴収に取り組んでおります。また、必要に応じて福祉部門との連携、また、令和4年度に尾三地区滞納整理機構を設立し、滞納整理に取り組んでおります。 2点目ですが、歳出、特定健康診査等事業費ですが、成果としましては、11名中3名の方に面接できたほか、2名の方については病院受診につなげることができました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員の発言を許します。
◆14番(坂林たくみ) 質疑いたします。 まず、歳入の1款1項国民健康保険税です。国民健康保険税の値上げによる1人当たり値上げ額、全体の影響額は幾らでしたでしょうか。 それから、2点目に、歳入、4款2項基金繰入金についてです。補正予算を組んで、当初予算額に比べ2億4,800万円少ない繰入額で済みました。基金残高は計画どおりとなりましたでしょうか。 3点目、歳出の1款1項総務管理費です。資格証明書と短期証の発行数はどのようでしたか。短期証は期間別に示してください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1点目ですが、歳入、国民健康保険税について、1人当たりの保険税調定額は、前年度から2,165円の増加となりました。 また、全体の影響額は2,934万円の増加となりました。 2点目、歳入、基金繰入金ですが、毎年の基金残高の具体的な数字設定はございませんが、基金繰入金につきましては、県が示す標準保険料への段階的な引上げの対応のため、到達予定の令和12年度までの一定の基金残高が必要と考えております。引き続き、保険税負担の激変緩和のために活用いたします。 3点目ですが、歳出、総務管理費についてですが、資格証明書はゼロ件です。 短期証につきましては、有効期間6か月のものが78件、3か月が14件、1か月が179件です。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 坂林議員。
◆14番(坂林たくみ) 再質疑いたします。 2点目の歳入、4款2項基金繰入金について伺います。 基金取崩し額のうち、保険税の赤字補填分について、当初予算額と決算額をそれぞれお聞きします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 基金取崩しの赤字補填分につきましては、当初予算額は3億1,082万7,000円、決算額は5,005万9,000円です。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第59号に対する質疑を終結します。 次に、議案第60号、令和4年度日進市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 1点だけ質疑します。 歳出、1款3項保健事業費。保健事業と介護予防の一体的実施事業を実施したことによる効果はどのようであったかお願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 歳出の保健事業費につきまして、一体的実施の効果ですが、特に、重症化や要介護のリスクの高い方を対象とした事業を実施しました。 低栄養リスクアプローチ事業では、34名に栄養指導を行い、1名は介護につなぐことができました。 糖尿病性腎症重症化予防事業では、保健指導は2名、受診勧奨訪問は4名に行うことができました。 また、健康状態不明者を対象としました栄養パトロール事業では、161名に訪問を行い、126名の健康状態を把握し、支援を行いました。特にリスクの高かった3名は、医療、介護につなぐことができました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員の発言を許します。
◆14番(坂林たくみ) 質疑いたします。 歳入、1款1項の後期高齢者医療保険料についてです。保険料改定により均等割のみ賦課される人、単身世帯で年金収入約243万円以下の人の負担が増えました。改定の影響人数と全体の影響額は幾らでしたか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 歳入の保険料ですが、改定の影響人数については、おおむね7,500人が増額と推定されます。 また、全体の影響額については、224万円の増加となりました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第60号に対する質疑を終結します。 次に、議案第61号、令和4年度日進市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 2点、質疑します。 1点目、歳入、1款1項介護保険料について、不納欠損額、収入未済額ともに前年度を大きく下回っています。保険料徴収にどう取り組まれたのでしょうか。 2点目、歳出、3款1項地域支援事業費。事業を実施したことによる効果はどのようであったかお答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1点目、介護保険料の徴収についてですが、市債権の一元管理により、令和4年度より滞納繰越分の徴収事務を収納部門へ移管するとともに、尾三地区滞納整理機構により滞納整理に取り組んでおります。 次に、2点目ですが、歳出、地域支援事業費について、本事業は、介護状態になることの予防、社会参加や自立した生活の支援を目的に実施しておりますが、介護予防教室や啓発をこれまで積み重ねてきたことにより、介護予防に対する意識や介護予防事業への参加意欲は高まっていると思われます。 また、自立した生活の支援に向けた医療・介護専門職の連携や、各地域でのワンコインサービス、移動支援など、専門職や地域主体の仕組みづくりにつきましても、着実に成果を上げているところでございます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 再質疑します。 地域支援事業についてですが、要介護状態になることの予防という面もあるということなので、第1号被保険者に占める要介護認定者の割合は、前年度と比較してどのようか、お聞かせください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 要介護認定の割合は、令和3年9月末で16.3%、4年度9月末で16.5%、前年比プラス0.2ポイントとなっております。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員の発言を許します。
◆14番(坂林たくみ) 質疑いたします。 歳出の5款1項基金積立金について伺います。 約1億5,555万円積み立てたことにより、第8期介護保険事業計画に照らして、基金活用の進捗はどのような状況になりましたか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 歳出の基金積立金ですが、第8期の計画期間内におきまして、3億5,000万円を取り崩す計画となっておりますが、昨年度の決算時点までにおきましては、取崩しを行っていない状況となっております。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第61号に対する質疑を終結します。 次に、議案第62号、令和4年度日進市
三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから議案第64号、令和4年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの各議案について一括して質疑を行います。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第62号から議案第64号までの各議案に対する質疑を終結します。 次に、議案第65号、令和4年度日進市
下水道事業会計の利益の処分及び決算の認定についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) それでは、2点お願いいたします。 まず1点目、下水処理区内の人口と接続人口とも前年比増加していますが、処理総数と有収水量、ともに減っています。これはどうしてでしょうか。 2点目、2022年度は住民への負担軽減策などはあったでしょうか。また、負担増となったものはありますか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼土木管理課長 1点目の水量の減少でございますが、接続人口等の増加以上に、月501立方メートル以上及び月100立方メートル以下の使用者による排出量が減少していることが主な要因です。 2点目の負担軽減策につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、下水道使用料の支払猶予を行いました。 負担増としましては、人件費、材料費等の影響により、取付管工事費負担金が増額となりました。
○議長(大橋ゆうすけ) ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) ありがとうございます。 2点、再質疑お願いいたします。 まず、1点目、月501立米というと、大型店舗や学校なのでしょうか。その分の料金収入の減少はどのように決算に反映されましたか。 2点目、取付管工事費の負担が高額になることにより、下水道接続をちゅうちょされる方の声や相談などはあったのでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼土木管理課長 1点目でございますが、月501立方メートル以上の大型店舗や工場などの排出量の減少に伴い、使用料全体としても減少した決算額となっております。 2点目でございますが、そのような理由による相談等はありませんでした。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 2点、質疑します。 下水道事業決算報告書、収益的支出の第1款第1項営業費用及び第2項営業外費用の不用額が非常に大きいです。この理由は何でしょうか。 次に、損益計算書の営業収益の下水道使用料は、処理区域内人口が増加しているにもかかわらず、2年連続減少しています。この理由をお答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼土木管理課長 1点目の不用額でございますが、電気料金の高騰等を見込んで包括的民間委託料を予算計上しましたが、結果として見込みを下回ったため、不用額となったことが主な要因です。 2点目の下水道使用料の減少でございますが、近年の月501立方メートル以上の使用者による排出量の減少傾向に加え、令和4年度は月100立方メートル以下の使用者による排出量が減少していることが主な要因です。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 3点、再質疑します。 1点目、令和4年第3回定例会において、補正予算第2号で包括的民間委託料については増額補正をされました。結果的には、この補正増する必要がなかったという認識でよろしいのでしょうか。 次に、年度内に減額補正することはできなかったのはなぜでしょうか。 そして、下水道使用料の決算額は減少したものの、経費回収率は前年度より5.9ポイント上昇しました。この要因は何でしょうか。 独立採算制を経営の基本原則とする公営企業として、積極的かつ安全性の高い事業経営を目指すための取組は、令和4年度はどうだったのかもお願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼土木管理課長 包括的民間委託料につきましては、営業費用や営業外費用の増額補正は必要であったと考えておりますが、結果として、営業外費用において多額の不用額が発生したものです。 また、包括的民間委託料の精算項目である電気料金、修繕費、薬品費などが3月の補正予算要求時にはまだ不明確であったため、減額補正は困難であったものです。 経費回収率につきましては、浄化槽汚泥等の受入れを開始したことにより、処理場費の一部を浄化槽汚泥等受入費に振り替えたことが主な要因です。 事業経営につきましては、包括的民間委託に南部浄化センターやマンホールポンプを追加し、スケールメリットにより経費の削減を図りました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第65号に対する質疑を終結します。 次に、議案第66号、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) それでは、2点お願いいたします。 まず1点目、プラスチック製品の一括回収により、どれだけの効果があると想定されているでしょうか。 2点目、一括回収になることにより、今委託をしている委託先の変更などはあるのでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
生活安全部次長。
◎鬼頭
生活安全部次長兼防災交通課長 1点目については、尾三衛生組合の組成調査によりますと、搬入される燃えるごみのうち約7%が、さらにプラ資源として回収できると想定しております。 2点目の委託先については、適正な手続により決定してまいります。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 1点、質疑します。 容器包装以外のプラスチックも資源物として収集することは、近隣の市町村では既に実施をしています。本市が来年度から実施するのには、何か特別な理由があるのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
生活安全部次長。
◎鬼頭
生活安全部次長兼防災交通課長 尾三衛生組合構成市町で調整していく中で、本市は十分な周知期間の確保などから、年度途中からの変更でなく、令和6年4月からの収集を予定しております。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 再質疑します。 今回の条例改正の基となるプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律は、令和3年6月に成立し、令和4年4月1日からスタートしています。年度途中からの変更でなくというなら、令和5年4月からの収集に向けて、もっと早くから動き出さなかったのはなぜなのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
生活安全部次長。
◎鬼頭
生活安全部次長兼防災交通課長 今回の法の成立に伴い、尾三衛生組合管内構成市町や処理先との調整等に時間を要したことから、令和5年4月から実施することができませんでした。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第66号に対する質疑を終結します。 次に、議案第67号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、川嶋恵美議員の発言を許します。
◆15番(川嶋恵美) 健康保険の資格を証明する書類の提出を不要とするために条例を改正されるとのことですが、資格には期限があると思います。期限切れや漏れなどの確認に問題はないでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの川嶋恵美議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 今回の条例改正は、市の独自利用事務としまして、健康保険の資格確認等について番号連携を利用しようとするものです。 番号連携での照会の結果、保険情報が不明な方につきましては、受給者及び加入している保険者に状況を直接確認することにより、受給者証の発行等を行います。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、島村きよみ議員の発言を許します。
◆2番(島村きよみ) この条例改正によって、どのような市民の利便性、また、行政事務の利便性が図られるのでしょうか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの島村きよみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 市民の利便性としては、個人番号を活用した情報連携により、健康保険の資格確認に加え、ひとり親家庭等医療や後期高齢者福祉医療の受給の資格確認のための所得証明の提出が不要となります。 また、行政事務としましては、福祉医療の高額療養費請求のために必要となる保険情報の確認を番号連携で確認することが可能になり、効率化が図られます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、坂林たくみ議員の発言を許します。
◆14番(坂林たくみ) 質疑いたします。 マイナンバーカードのひもづけなどに不具合があった場合、医療機関の窓口で加入している健康保険の資格が確認できないとき、窓口負担はどうなりますか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 今回の条例改正は、市の独自利用事務としまして、健康保険の資格確認等について番号連携を利用しようとするものです。 番号連携での照会の結果、保険情報が不明な方に関しましては、受給者及び加入している保険者に状況を確認することにより受給者証を発行いたしますので、受給者の自己負担額につきましては従来どおり、市が助成を行います。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 坂林議員。
◆14番(坂林たくみ) 現在のところ、マイナ保険証の不具合で資格確認ができない場合、医療機関窓口では法定の自己負担を払い、後で償還を受けることになります。 そこで伺いますが、この条例改正案は本議会でないと間に合わないのでしょうか。最大限遅くて、いつの議会提出なら間に合いますか。理由とともに伺います。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 番号連携するためには、国の個人情報保護委員会に届出をする必要がございまして、令和6年秋からの連携を行うためには、準備期間も含めこの10月に届出を行う必要があり、今回、議案を提出する必要がございます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第67号に対する質疑を終結します。 次に、議案第68号、日進市
子ども医療費支給条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、川嶋恵美議員の発言を許します。
◆15番(川嶋恵美) 適用区分について、日進市精神障害者医療費支給条例のみ条件に入れた理由はなぜでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの川嶋恵美議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 子ども医療制度は今回の条例改正後も県の補助対象でありますひとり親家庭等医療及び障害者医療が優先されますが、精神障害者医療は子ども医療より優先順位が低く、子ども医療への切替えが必要になることから、既に精神障害者医療の受給者証を取得している受給者への利便性を考慮しまして適用区分で規定することで、引き続き精神障害者医療の受給資格者とするものでございます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) それでは、2点お願いいたします。 まず、1点目、18歳までの無料化、この効果をどのように想定されるでしょうか。 2点目、施行日を公布の日からせずに、令和6年4月1日からとするのはなぜでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 効果についてでございますが、高校生世代の通院医療費を助成することで、子育て世帯の経済的な負担を軽減することができ、所得状況にかかわらず、どのような世帯に属していても、安心して医療を受けることができる環境整備を行うことで、子どもたちの健やかな成長を支援することができるものと考えております。 次に、施行日についてですが、本年度、システム改修や新たな受給者証の発送などの準備を行うことが必要でありますので、施行日につきましては、令和6年4月1日といたしました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) ありがとうございます。 それでは、2点、再質疑いたします。 まず、1点目、新たな受給者証の発行というのは、今のとおり、現行どおり、全ての方に紙の受給証が郵送されるということでいいでしょうか。 2点目、システム改修などで準備期間がかかるということですが、現行の受給者番号に変更はあるのでしょうか。そのまま使えるのでしょうか。 例えば今、高校1年生の子どもの受給者証の有効期間は令和8年3月31日までとなっています。この方は今、通院は実費。お金、かかります。入院は無料だけど、通院はかかるという受給者証になっております。有効期限が令和8年3月31日までです。 令和6年4月以降の通院において、もし間違いなどで入院のみ有効と書かれた現行の受給者証を病院で出したとしても、窓口負担なく受診できるのでしょうか。お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 1点目の新しい受給者証の発行につきましては、議員御質問のとおりでございます。 2点目についてですが、受給番号の変更はございません。 また、受給範囲の拡大につきましては、市内医療機関に向けて周知を行い、新たな受給者証の提示がない場合、医療機関が市に受給資格の確認を行っていただければ、窓口負担なく受診していただけます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 1点、質疑します。 本条例改正により、国からの国庫負担金が減額されるようなことは決してないのかどうなのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 これまでありました国庫負担の減額調整措置につきましては、令和5年6月の閣議決定により廃止するとしておりますので、今後、減額されることはないとの認識でございます。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第68号に対する質疑を終結します。 次に、議案第69号、日進市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び日進市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 川嶋恵美議員の発言を許します。
◆15番(川嶋恵美) 主な改正点の(1)、「厚生労働大臣が定める指針」を「内閣総理大臣が定める指針」に改める理由を教えてください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの川嶋恵美議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 改正理由でございますが、条例で引用します児童福祉及び保育に関する事務の所管が厚生労働省から、内閣総理大臣直属の内閣府の外局であるこども家庭庁に移管されたためでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第69号に対する質疑を終結します。 次に、議案第70号、日進市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、川嶋恵美議員の発言を許します。
◆15番(川嶋恵美) 3点、質問します。 2年以内に当該研修を終了することとなっていますが、当該研修はどれくらいのスパンで行われているのでしょうか。 2つ目、研修前の放課後児童支援員と研修後の支援員との待遇の差はあるのでしょうか。 3つ目、研修前に支援員となっても問題はないのでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの川嶋恵美議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 1点目の研修についてでございますが、毎年実施されておりまして、複数の会場ごとに指定された4日間で、放課後児童支援員として求められる役割、機能など、16科目を受講していただくことになります。 次に、2点目でございますが、補助金の算定上では待遇の差はございませんが、キャリアアップによる処遇改善を行うかは各事業所の判断となります。 続きまして、3点目でございますが、放課後児童支援員の研修の受講資格は、ある一定の実務経験または基礎資格があることとされております。 また、研修修了予定者を支援員とみなす場合には、市が事業者と相談をし、研修計画を作成することとされておりまして、問題はないものと考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 川嶋議員。
◆15番(川嶋恵美) 再質問をお願いします。 1番の再質問です。4日間で16科目の受講は結構な負担ですが、この基準は日進市独自のものか、県や国によるものでしょうか。研修は主にどこで行われるのでしょうか。 2つ目、2年以内に研修を修了できなかった場合はどのような扱いになりますか。 3点目、ある一定の基礎資格とはどのようなものでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 1点目の研修につきましては、厚生労働省の
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に基づき、愛知県が実施をしているもので、今年度は名古屋市や岡崎市など、県内11の会場で行われることとなっております。 次に、2点目の研修を修了できなかった場合につきましては、市において放課後児童健全事業者との相談をいたしまして、改めて研修修了予定者の研修計画を作成することとなります。 続いて、3点目の基礎資格についてでございますが、保育士や社会福祉士、幼稚園等の教諭の有資格者や、大学等での社会福祉学部などの修了者などでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、白井えり子議員の発言を許します。
◆7番(白井えり子) 70号についてです。 提案理由に「将来的な放課後児童支援員の安定的な確保を図るため」とありますが、現在も不足している状況があるのかどうか、お答えください。 2点目ですが、放課後児童支援員とみなすことのできる者として、2年以内に当該研修を修了する予定のものも認める内容のこの条例改正ですが、2年以内としたのはどのような理由からでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの白井えり子議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 初めに、1点目の御質問でございますが、現在のところは不足している状況ではございませんが、将来的に支援員の確保が困難となる状況が生じた場合を考慮して改正するものでございます。 続きまして、2点目でございますが、こども家庭庁からの通知に合わせ、2年以内としております。
○議長(大橋ゆうすけ) 白井議員。
◆7番(白井えり子) じゃ、1点、再質ですが、この条文の中に「その者の研修計画を定めた上で」とありますが、個別に、これは研修計画を作成するのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 はい、そのとおりでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) 2点、質疑をいたしましたが、先ほどの答弁で分かりましたので、1点目は取り下げます。 なお、2点目に関しては、再質疑の関係で質疑いたします。 資格要件の緩和で採用された支援員と現行の支援員の処遇はどのようになるでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 補助金の算定上では待遇の差はございませんが、キャリアアップによる処遇改善を行うかは各事業所の判断となります。
○議長(大橋ゆうすけ) ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) 再質疑いたします。 補助金の算定上では待遇の差はないということですが、各事業所の判断というところに私は気になります。この「各事業所の判断」とのことですが、そもそも、
放課後児童健全育成事業は日進市の事業です。日進市としてのお考えを改めて伺います。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 放課後児童健全育成事業の実施主体は市町村ではございます。 なお、職員の処遇面につきましては、各事業所の判断となります。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、田中とおる議員の発言を許します。
◆1番(田中とおる) 2つ質問を用意しておりましたが、既に御回答いただいた内容と両方ともなってしまいましたので、取り下げさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第70号に対する質疑を終結します。 次に、議案第71号、令和5年度日進市
一般会計補正予算(第6号)についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、白井えり子議員の発言を許します。
◆7番(白井えり子) 16款3項3目「ラーケーションの日」モデル事業県委託金1,356万円の内訳はどのようでしょうか。 2点目です。22款1項3目公共施設LED化推進事業として3,700万円を市債で計上していますが、歳出の同事業8,520万9,000円に対して、市債の割合を43%にした理由は何でしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの白井えり子議員の質疑に対する答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 1点目の「ラーケーションの日」モデル事業委託金については、主に会計年度任用職員の人件費で、1校当たり90万4,000円の15校分で1,356万円となっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 総務部次長。
◎石川総務部次長兼税務課長 歳入2点目、市債割合の理由ですが、市役所本庁舎の工事費4,180万円に対して、脱炭素化推進事業債を充当率90%で起債が可能であるため、この額としております。
○議長(大橋ゆうすけ) 白井議員。
◆7番(白井えり子) 1点、再質お願いいたします。 ラーケーションの関係ですけれども、会計年度任用職員さんは、これは該当しない日はお休みになるのでしょうか。また、該当したときだけの賃金換算になるのか。また、月払いか。この支払いの関係はどのような状況でしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 8月30日時点ですが、スクールサポートスタッフとして8名、学習指導講師3名の応募をいただいておりますが、配置校は未定で、ラーケーションの日の導入に伴い、業務の直接的または間接的な業務を行うことで、現場教員の負担軽減が図られる業務の人件費が補助対象となっているため、週5日従事していただき、時間単価で支払う予定でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
ゆきむらともこ議員の発言を許します。
◆3番(
ゆきむらともこ) 歳出、8款4項スマートインターチェンジ整備業務委託料について、増額補正を計上した理由をお示しください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの
ゆきむらともこ議員の質疑に対する答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 増額補正の理由ですが、買収する土地の分筆及び所有権移転に伴う費用について、当初予算計上時には尾張土地開発公社にて負担していただけるものと認識しておりましたが、協議の結果、本市にて負担するものとなったためでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、山田久美議員の発言を許します。
◆9番(山田久美) 歳入、16款2項8目教育費県補助金についてですが、元気な愛知の市町村づくり補助金事業388万8,000円の内訳をお願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの山田久美議員の質疑に対する答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 令和5年度当初予算で承認いただいている事業が補助内訳となります。 教職員研修事業委託料17万円、小中学校管理事業の需用費186万1,860円、使用料及び賃借料574万5,300円の合計777万7,160円が対象となります。2分の1補助となりますので、388万8,000円となっております。
○議長(大橋ゆうすけ) 山田議員。
◆9番(山田久美) 再質、お願いいたします。 補助対象となった教職員研修事業委託料、それから小中学校管理事業の需用費、使用料及び賃借料の事業内容をお願いいたします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
学校教育部長。
◎
加藤学校教育部長 教職員研修事業委託料のうち、
現職教育委員会の資質向上事業委託料、需用費のうち、資質向上事業に取り組むための書籍購入費、使用料及び賃借料のうち、学校生活アンケート、WEBQUの使用料となります。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) それでは、4点お願いいたします。 まず、1点目、歳入の18款1項寄附金ですけど、この寄附された方の思いをどのように事業に組み入れられるでしょうか。 2点目、歳出、6款1項の農業費。すみません、通告では50万と書きましたが、正しくは5万円の間違いです。県からのこの補助金を使い、食育推進事業はどのように充実されますか。 3点目、都市計画費です。特定財源195万5,000円、一般会計から241万5,000円。それぞれ、どこの事業のどの部分に使われるでしょうか。 4点目、債務負担行為、道の駅整備工事費(建築工事)です。15億円の債務負担行為ですが、このうち、市債はどの程度を予定されていますか。また、なぜ今債務負担行為をして、建設費を計上するのでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 初めに、1点目の御質問でございますが、寄附者の方からは、ひとり親家庭などの支援に役立てていただきたいとのことでございましたので、御意向に沿う形で活用をさせていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 2点目ですけれども、市内産の農産物などを紹介するリーフレットを作成し、地産地消を推進してまいります。 3点目ですが、特定財源分はスマートインターチェンジ整備事業において、中日本高速道路株式会社購入部分の分筆、所有権移転に伴う費用に充当いたします。 また、一般会計分は同事業において、日進市購入部分の分筆、所有権移転に伴う費用に充当いたします。 4点目、市債は、予算書に記載の6億700万円を予定しております。 今回、補正予算議案を提出した理由は、今後、工事発注手続や国庫補助の申請を行っていくに当たって、予算の議決が必要となるためでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) それでは、順次再質疑をお願いいたします。 まず、①の寄附金についての再質疑ですが、この寄附金を財源に、今年度中に新たな追加の支援策、ひとり親家庭と言われましたけど、この新たな追加の支援策が行われるのでしょうか。 続いて、③のスマートインターチェンジです。この充当される部分はスマートインターの上り部分なのでしょうか、下り部分なのでしょうか、またはその両方なのでしょうか。両方の場合は、その割合をお願いいたします。 4点目、道の駅、債務負担行為ですけど、先ほど国庫補助の申請などと言われました。この国庫補助の申請は、用地取得が100%できていない現状のままでも申請できるのでしょうか。また、建物の工事の発注も、用地取得が現状のまま、100%できていないままでもできるのでしょうか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 1点目の寄附金の使途につきましては、寄附者の方と御相談の上、子どもの学習・生活支援事業に活用させていただきます。
○議長(大橋ゆうすけ)
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 農業費につきましては、市内の小中学校の児童・生徒及びその保護者に配布を予定しております。 次に、スマートインターチェンジにつきましては、下り線側になります。 次に、道の駅整備工事事業については、どちらも可能と考えております。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、島村きよみ議員の発言を許します。
◆2番(島村きよみ) 質疑させていただきます。 歳入、22款1項3目につきましては、先ほど白井議員の答弁で分かりましたので取り下げます。 歳出のみお願いします。 2款4項3目選挙公営負担金。これは各候補者といいますか、請求により決まってくるわけですが、各項目の執行率はどうだったでしょうか。 それから、3款1項4目。これはどの福祉会館のどの部分の修繕で、修繕工事はいつ頃を予定しているのか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの島村きよみ議員の質疑に対する答弁者、総務部次長。
◎石川総務部次長兼税務課長 歳出1番目、選挙運動用自動車のレンタルが32.6%、自動車燃料代が10%、選挙運動用自動車の運転手が37.4%、ポスター製作費が50.6%、ビラ製作費が39%、選挙はがきが43.1%でした。
○議長(大橋ゆうすけ)
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 歳出2点目につきまして、北部福祉会館の屋上防水の修繕工事を準備が整い次第、実施していく予定でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 2点、質疑通告いたしましたが、2点目のスマートインターチェンジ整備業務委託料につきましては、ゆきむら議員の質疑に対する答弁で分かりましたので取り下げます。 歳出、3款1項4目福祉会館施設維持修繕事業について、修繕すべき事態はいつから発生していたのでしょうか。現在はどのような状態か、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 北部福祉会館におきまして、令和3年7月頃の豪雨を境に雨漏りが目立つようになり、以後、利用者に影響を及ぼさないように修繕を行ってきましたが、現状、雨漏りは発生している状態でございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 再質疑します。 これまで行ってきた修繕とはどのような内容でしょうか。 北部福祉会館の屋根部分の改修工事は、市有建築物保全計画ではいつ予定をされているのでしょうか。今回の修繕はそれを前倒しするものということでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎松浦
健康福祉部次長兼健康課長 令和3年度から防水塗膜の部分補修や天井の張替え修繕などを行っております。 市有建築物保全計画におきましては、令和14年度に北部福祉会館の屋上防水改修工事が計画されておりますが、大雨時には再び天井から水滴が落ちてくるなど、抜本的改善が見られないため、前倒して委託料を計上させていただいたものでございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第71号に対する質疑を終結します。 次に、議案第72号、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてから議案第77号、令和5年度日進市
五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの各議案について一括して質疑を許します。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第72号から議案第77号までの各議案に対する質疑を終結します。 次に、議案第78号、日進市道の
駅地域振興施設の指定管理者の指定についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、川嶋恵美議員の発言を許します。
◆15番(川嶋恵美) 今までに、本市と同じように、指定管理料がない形での契約で運営している実績はあるのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの川嶋恵美議員の質疑に対する答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 指定管理者の候補者であるファーマーズ・フォレストは、沖縄県うるま市のうるマルシェ及び福島県福島市の道の駅ふくしまの道の駅部分について、指定管理料ゼロ円での運営実績がございます。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、
ゆきむらともこ議員の発言を許します。
◆3番(
ゆきむらともこ) 2点、質疑します。 1点目、指定管理の開始まで1年6か月の期間を空けて、今、指定する理由をお示しください。 2点目、指定管理者となる事業者における障害者雇用の状況はどのようですか。法定雇用率は達成していますか、お願いします。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの
ゆきむらともこ議員の質疑に対する答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 1点目は、開駅に向けた指定管理者の準備期間を確保するためでございます。 2点目は、指定管理者の審査項目外の内容であるため、市では把握しておりません。
○議長(大橋ゆうすけ) ゆきむら議員。
◆3番(
ゆきむらともこ) 再質疑お願いします。 では、市として、今後、この障害者の雇用の状況を把握する予定はありますか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 障害者雇用の状況を把握する予定はございません。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆13番(ごとうみき) それでは、2点お願いいたします。 まず1点目、今回は地域振興施設の指定管理ということですが、この条例の名前が、県道接続部分の駐車場やトイレ設備などは誰がどのように管理するのでしょうか。 2点目、再質疑の関係で、改めてお聞きします。 なぜ今、指定管理者を決める必要があるのですか、また、期間を令和7年4月1日からとするのはどうしてでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 1点目につきましては、指定管理者が管理を行ってまいります。 2点目は、開駅に向けた指定管理者の準備期間を確保するためです。 また、期間につきましては、建物が令和7年3月に完成し、4月から指定管理者に管理を行っていただく予定をしているためです。
○議長(大橋ゆうすけ) ごとう議員。
◆13番(ごとうみき) 再質疑いたします。 まず1点目の再質疑ですけど、指定管理者が行うとのことですが、この地域振興施設等、県道部分の駐車場やトイレは、同じ指定管理者が行うのでしょうか。 また、今回の議案名は地域振興施設の指定管理者の指定となっていますが、県道接続部分の駐車場、トイレ施設も含まれての、この1つの議案での指定管理になるのでしょうか。 また、愛知県の整備部分ですので、愛知県が指定管理者を選定するということなのでしょうか、お願いします。 2点目の再質疑です。指定管理者の準備期間を設けるために、今、条例の制定だということですが、何を準備されるのでしょうか。また、この期間は、指定管理予定者が希望してきたことなのでしょうか。この期間の長さです。 2点目、また、この準備期間においての事業に係る経費は、誰がどのように精算するのでしょうか。令和7年度の指定管理料等、市への納付金の算定する計算の中にも、この準備期間の部分でかかった経費は加味されるのでしょうか。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 1点目につきましては、駐車場、トイレ施設といった道路休憩施設部分についても、同じ指定管理者が管理を行います。 2点目ですが、まず、開駅に向けた準備につきましては、出荷者協議会の立ち上げ、飲食店の決定、出店準備、販売商品の発注・納入、社員・アルバイトの教育等を想定しております。 準備期間に関しましては、今後、指定管理者と協議を行ってまいります。 次に、令和7年4月1日以降の準備にかかる経費と納付金の算定につきましても、今後、指定管理者と協議を行ってまいります。
○議長(大橋ゆうすけ) 次に、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 2点、質疑します。 指定管理者審査委員会での選定は、どのように行われたのでしょうか。特に、他の公共施設とは異なる特性を持つことについての考慮はされたのでしょうか。 2点目、指定期間初日は開駅日と考えてよいのでしょうか。そうでない場合の想定もされているのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 1点目の提案書の提案内容、審査項目として、情報発信、飲食施設の運営、農産物直売・物販施設の運営、子育て支援施設の運営、屋外の活用などを設け、他の公共施設とは異なる特性を持つことに配慮しております。 2点目ですが、指定管理者への建物の引渡しが令和7年4月1日となる予定です。その後、指定管理者の準備が整い次第、開駅となる見込みです。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第78号に対する質疑を終結します。 次に、議案第81号、日進市
国民健康保険税条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、坂林たくみ議員の発言を許します。
◆14番(坂林たくみ) 質疑いたします。 条例第24条の4第1項第1号と第2号に、出産被保険者に係る届出書に記載する事項として、納税義務者の個人番号、出産被保険者の個人番号が規定されていますが、それぞれ本人の意思により、個人番号の記載をしないことはできますか。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 個人番号の記載につきましては、国民健康保険の他の届出と同様に、原則、記載を求めるものとしておりますが、記載がないことで届出を受け付けないということはございません。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第81号に対する質疑を終結します。 次に、議案第82号、令和5年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆8番(舟橋よしえ) 1点、質疑します。 歳入、4款2項基金繰入金について、国の法律改正に伴うシステム改修に必要な経費を基金から繰り入れるのはなぜでしょうか。今後、財源補正される見込みはあるのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) ただいまの舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 今回のシステム改修に係る費用につきましては、国から財政支援の対象となると聞いておりますけれども、現在のところ、詳細が示されておりません。 今後、国の通知があり次第、改めて補正予算の計上をする予定となっております。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 舟橋議員。
◆8番(舟橋よしえ) 国がシステム改修費用は全額、10分の10支援してくれるのかどうかですが、直近の同様のシステム改修においては、国からの財政支援割合はどうだったのか、お答えください。
○議長(大橋ゆうすけ) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼地域福祉課長 令和4年度に実施しました同様のシステム改修は、国の財政支援割合は10割でございました。 以上です。
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第82号に対する質疑を終結します。 これより各議案の委員会付託を行います。 議案第58号から議案第78号までと、議案第81号及び議案第82号の各議案は、お手元に配付した議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託します。 付託を受けた各常任委員会は、会期日程によりそれぞれ委員会を開いていただき、各議案の審査をお願いします。-----------------------------------
○議長(大橋ゆうすけ) 以上で本日の日程は全て終了しました。 来る9月28日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会します。 午後2時42分 散会...