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02月25日-01号

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  1. 日進市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 日進市議会公式サイト
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    令和 2年  3月 定例会(第1回)        令和2年第1回日進市議会定例会本会議[2月25日(火)]1.開会式       令和元年2月25日(火)午前9時30分                   議長挨拶                   市長挨拶1.開議        午前9時34分 議長宣告1.会議に出席した議員         1番 山田久美        2番 舟橋よしえ         3番 白井えり子       4番 大川 博         5番 武田治敏        6番 水野たかはる         7番 ごとうみき       8番 坂林たくみ         9番 山根みちよ       10番 道家富好         11番 青山耕三        12番 小野田利信         13番 渡邊明子        14番 川嶋恵美         15番 古川ひさお       16番 大橋ゆうすけ         17番 宮田康之        18番 福安淳也         19番 萩野 勝        20番 永野雅則1.会議に欠席した議員         なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市長          近藤裕貴   副市長         青山雅道  教育長         久保田 力  企画部長        石川達也  企画部調整監      辻  武   総務部長        宇佐美 博  市民生活部長      牧 智彦   市民生活部参事     牧野かおる  健康福祉部長      真野幸治   健康福祉部参事     小塚多佳子  こども福祉部長     伊東幸仁   建設経済部長      志水浩二  建設経済部担当部長   伊藤 肇   会計管理者       杉浦淳司  教育部長        市川秋広   監査委員事務局長    杉浦 敏  健康福祉部次長地域福祉課長              川本賀津三1.会議に職務のために出席した者の職氏名  議会事務局長      森本幸治   議事課長        石川誠司1.会議に付した事件  議案第1号 日進市債権管理条例の制定について  議案第2号 日進市行政不服審査法施行条例及び日進市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について  議案第3号 日進市印鑑条例の一部改正について  議案第4号 日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  議案第5号 日進市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第6号 日進市中央福祉センター条例の一部改正について  議案第7号 日進市子ども医療費支給条例の一部改正について  議案第8号 日進市介護保険条例の一部改正について  議案第9号 日進市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第10号 日進市使用料及び手数料条例の一部改正について  議案第11号 令和元年度日進市一般会計補正予算(第6号)について  議案第12号 令和元年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について  議案第13号 令和元年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について  議案第14号 令和元年度日進市介護保険特別会計補正予算(第2号)について  議案第15号 令和元年度日進市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について  議案第16号 令和元年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第17号 令和元年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第18号 令和2年度日進市一般会計予算について  議案第19号 令和2年度日進市国民健康保険特別会計予算について  議案第20号 令和2年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第21号 令和2年度日進市介護保険特別会計予算について  議案第22号 令和2年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第23号 令和2年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第24号 令和2年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第25号 令和2年度日進市下水道事業会計予算について  議案第26号 市道路線の認定、廃止及び変更について1.議事日程  日程第1 会議録署名者の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告       1 議長       2 副市長  日程第4 施政方針演説  日程第5 議案第1号から議案第26号までについて       (上程・説明)1.閉議        午前11時25分 議長宣告        開会式     午前9時30分 開式 ◎森本議会事務局長 ただいまから令和2年第1回日進市議会定例会の開会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。     〔議長 萩野勝登壇〕 ○議長(萩野勝) おはようございます。 令和2年第1回日進市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本日、議員の皆様並びに市長始め執行部の御出席を賜り、ここに第1回日進市議会定例会が開催されますことを厚く御礼申し上げます。 さて、本定例会には、令和2年度当初予算を始め、多くの重要案件が提出されております。特に当初予算につきましては、市政の意思決定機関として市民の意思を市政に反映させるために、様々な視点から議論を尽くす最重要議案であります。 将来を見据え必要な事業の実施と健全財政の維持、その両立を目指した予算になっているか、施策の選択と集中の視点が意識されているかなど、幅広い視点で慎重かつ活発な審議をいただきますようお願い申し上げます。 本定例会が市民の皆様に実りある会議になりますことを期待申し上げまして、開会の挨拶といたします。 ◎森本議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 おはようございます。 令和2年第1回日進市議会定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、御多用の中、本日の定例会に御参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。 現在発生いたしております新型コロナウイルスについては、市においても新型コロナウイルス感染症対策本部を2月14日に立ち上げまして、まめな手洗い、せきエチケットなどの感染症対策の周知や相談窓口の情報提供を積極的に行っております。 今後につきましても、情報収集に努め、適切に対応してまいります。 令和2年度における私の市政運営に対する考えにつきましては、後ほど施政方針にて申し上げますが、引き続き議員の皆様からの一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、本定例会に提案させていただきます議案は、26議案でございます。 内訳といたしましては、予算関係では令和元年度一般会計及び特別会計の補正予算が7議案、令和2年度一般会計、特別会計及び企業会計の予算が8議案でございます。条例関係では制定が1議案、一部改正が9議案でございます。その他の議案では道路の路線案件が1議案でございます。また、報告案件といたしまして、専決処分事項が1件ございます。 議員の皆様には、各議案とも慎重なる御審議の上、御議決、御賛同いただきますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎森本議会事務局長 これをもちまして、開会式を終わります。 御着席願います。     午前9時34分 閉式-----------------------------------     午前9時34分 開議 ○議長(萩野勝) 開議に先立ち報告します。 本日、広報用の撮影を許可しました。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、令和2年第1回日進市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。----------------------------------- ○議長(萩野勝) 日程第1、会議録署名者の指名を行います。 会議録署名者は、会議規則第88条の規定により、議長から11番青山耕三議員、12番小野田利信議員を本定例会の会議録署名者に指名します。----------------------------------- ○議長(萩野勝) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの29日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定しました。 会期中の会議予定については、お手元の会期日程表のとおりですので御了承願います。----------------------------------- ○議長(萩野勝) 日程第3、諸般の報告を議題とします。 議長から報告します。 専決処分事項の報告について、市長から書面にて報告がありましたので、お手元に配付してあります報告第1号をもって説明に代えることといたします。 次に、監査委員から、令和元年11月分、12月分の例月出納検査結果と、総務部危機管理課及び議会事務局議事課建設経済部建築課及び教育部学校教育課の定期監査結果、市民会館屋上防水改修工事に関する工事監査結果、日進アシスト株式会社に対する財政援助団体等監査結果の報告が本職にありましたので報告します。なお、詳細資料は、議会事務局に備えてありますので閲覧願います。 次に、令和元年第4回定例会において議決されました、国の私学助成の拡充に関する意見書、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書、あおり運転に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書、令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書、スマート農業実現への加速を求める意見書は、令和元年12月20日付で、関係各位に提出しましたので報告します。 次に、1月15日に日進市中央福祉センターで開催しました豊明市・日進市・東郷町議会議員合同研修会に、全議員が参加しましたので報告します。 次に、2月7日に日進市役所で開催しました議員研修会に、全議員が参加しましたので報告します。 次に、2月7日に名古屋市内で開催されました愛知県市議会議長会定期総会に、私と副議長が出席しましたので報告します。 次に、行政報告を行っていただきます。 副市長。     〔副市長 青山雅道登壇〕 ◎青山副市長 令和2年第1回日進市議会定例会の開催に当たり、令和元年第4回定例会以降の行政について、主な事業の概要を御報告申し上げます。 初めに、総務部関係でございますが、11月29日に市民会館にて、日進市交通安全・防犯・防災年末夜警合同出発式を行い、愛知警察署、尾三消防本部日進消防署を始め、日頃から地域の防犯・防災活動に取り組む自主防災組織や自主防犯活動団体少年防犯活動推進委員、消防団など合わせて約300名が一堂に会し、年末年始の無事故、無火災、無災害を祈念いたしました。 また、1月12日にスポーツセンターにて、日進市消防出初式を開催し、消防団、幼年消防クラブから約200名の参加があり、市民の安全・安心を守る決意を新たにいたしました。 次に、健康福祉部関係でございますが、12月1日に市民会館にて、民生委員・児童委員及び主任児童委員の改選に伴う委嘱状伝達式及び感謝状授与式を行い、今回就任される民生委員・児童委員91名、主任児童委員10名の方に、厚生労働大臣からの委嘱状をお渡しし、また、退任された49名の方に感謝状をお贈りしました。 次に、こども福祉部関係でございますが、日進市未来をつくる子ども条例が施行から10年を迎えたことを記念して、12月7日に図書館にて、10周年記念イベントを開催いたしました。条例に定められた子どもの10の大切な権利を表現したフォトコンテストの表彰式を行い、応募総数216点のうち入賞作品23点の受賞者に表彰状をお渡ししたほか、映画「みんなの学校」の上映や、条例を策定した当時の様子を振り返る講演会などを行いました。 次に、教育部関係でございますが、12月7日に愛・地球博記念公園にて開催されました第14回愛知県市町村対抗駅伝競走大会に日進市代表チームが出場し、日頃の練習の成果を発揮して、市の部38チーム中14位の成績を収めました。 また、1月12日に市民会館大ホールにて成人式が開催され、776名の新成人が出席しました。式典やアトラクションでは、新成人の実行委員5名が企画や運営を担当して舞台を盛り上げました。 また、2月12日に市民会館にて、赤池・竹の山・梨の木・相野山いきいきシルバースクール合同修了式を行い、参加者全員に修了証をお渡ししました。 続きまして、各組合議会について御報告いたします。 初めに、尾三消防組合議会でございますが、令和元年12月尾三消防組合議会定例会が12月25日に開催され、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、令和元年度一般会計補正予算(第3号)の3議案が提案され、原案のとおり可決されました。 次に、尾三衛生組合議会でございますが、令和元年第2回尾三衛生組合議会臨時会が12月26日に開催され、令和元年度一般会計補正予算(第1号)、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定、職員の給与に関する条例の一部改正の3議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、愛知県後期高齢者医療広域連合議会でございますが、令和2年第1回愛知県後期高齢者医療広域連合議会定例会が2月7日に開催され、副広域連合長の選任、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部改正の専決処分、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定、会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、後期高齢者医療に関する条例の一部改正、令和元年度一般会計補正予算(第2号)、令和元年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、令和2年度一般会計予算、令和2年度後期高齢者医療特別会計予算、第3次愛知県後期高齢者医療広域連合広域計画の変更についての10議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、愛知中部水道企業団議会でございますが、令和元年第3回愛知中部水道企業団議会定例会が12月25日に開催され、職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正、職員の旅費に関する条例の一部改正、令和元年度補正予算(第1号)の3議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 また、令和2年第1回定例会が2月19日に開催され、愛知中部水道企業団の設置等に関する条例の一部改正、会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、令和2年度水道事業会計予算についての3議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 最後に、工事請負契約について御報告いたします。 11月19日から2月14日までの契約金額1,000万円以上の工事請負契約は8件です。工事請負契約報告書をお配りいたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上をもちまして、行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(萩野勝) 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- ○議長(萩野勝) 日程第4、施政方針演説を行っていただきます。 市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 40分ほどお時間をいただきます。御了承ください。 はじめに。 令和2年第1回日進市議会定例会の開会に際しまして、令和2年度の施策及び当初予算を始めとする各議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営の基本的な考え方を申し上げます。 本市には、四季を体感できる豊かな自然があり、市の中央には天白川が流れ、のどかな田園風景が広がります。また、市街地には洗練された住宅や店舗が立ち並び、各地域には昔ながらの温かいコミュニティが残されるなど、多様なまちの魅力にあふれています。そして何よりも、日頃から多くの方々が生き生きと活動しており、「人」が輝いていると感じております。 私は、昨年5月の市長就任以来、各地域を訪問し、そこで新たな魅力を発見し、また、多くの市民の皆様と触れ合う中で、我がまち日進を愛する気持ちがさらに強くなっております。そして今も、生まれ育った日進市のため、私を育ててくださった皆様のために働くことができる喜びと責任の重さに、身が引き締まる思いでいっぱいであります。 私は、先人がこれまで築き上げてこられた功績と日進市の輝く未来へと進む「時」を継ぎ、前進を止めません。まちづくりへの情熱を注ぎ続けて、本市を住みやすいまちから、誰もが住みたいと思えるまちに前進させてまいります。 本日は、本市のまちづくりに向けて、私が市長として初めて編成した当初予算案を提出させていただきました。市長としての責務を果たすため、これまで本市が総合計画等に基づき実施してきた施策を継承しつつ、市民の皆様の生活を支え、本市が抱える課題解決や未来に向かって前進していくための施策を盛り込んだ予算案となっております。 令和2年度の取組について。 我が国における近年の人口減少や少子化・高齢化の急速な進展に係る問題は、人口増加が続く本市においても、その影響を看過できません。 私たちを取り巻く社会経済情勢は劇的に変化しており、社会保障費の増大、人工知能の活用や働き方改革の推進など、生活環境が大きく変貌していくことに伴って生じる数多くの課題への対応に、今まさに迫られております。 本市の人口は、令和2年度中に9万2,000人を超える見込みであり、今後も人口の増加、そしてまちの発展が続く、全国でもまれな自治体であります。 子育て支援や教育環境の整備を始めとして、公共交通の充実や市街地整備など、様々なニーズに対応していかなければなりません。 また、本市がさらに前進するためには、将来を見据えた投資を行い、住宅地の供給や企業の誘致等により、地域経済の活性化を図り、活力も財力もある元気なまちを目指すとともに、本市の大きな魅力である東部丘陵地を始めとした自然環境を守り育てていくことが大切と考えております。 一方で、国立社会保障・人口問題研究所が昨年度公表した推計では、2035年以降に本市の人口は減少に転じると算出されております。本市においても高齢化が着実に進み、いずれは子どもの数も減少傾向になることが見込まれます。今後は人口構造が変化していくことも認識した「前進」でなければなりません。 その上においては、自治基本条例の理念にありますとおり、地域の課題を地域自らの力で解決できるよう、高齢者の方も障害のある方も、誰もが輝き活躍できる、そして主体的に自立し助け合っていける地域社会の形成にも取り組んでいくことが必要であります。 令和2年度の主要事業等につきまして。 ただいま申し上げましたまちづくりの考え方を踏まえ、令和2年度に実施する機構改革と主要事業等について、説明をさせていただきます。 初めに、さらなる市民サービス向上、市の活性化や課題解決に向けて実施いたします機構改革についてであります。 強いまちづくりの専門部署である産業政策部を新設いたしまして、シティプロモーションの展開により本市の魅力をPRするとともに、6次産業化を含めた市内の農業、商工業の支援に努め、日進東部地区企業団地の整備を強力に推進することで、地域経済の活性化を図ってまいります。 また、市民生活部を生活安全部とし、防災と防犯の施策を一体的かつ効果的に進めることによって、市民の皆様のより安全・安心な暮らしを支えてまいります。 そして、公共交通施策につきましては移動政策室を設け、くるりんばすの路線を一部見直すことを含めた交通施策を推進して、利便性の向上を図ってまいります。 さらに、教育部を学習教育部とし、学校教育を中心としつつも、子どもから高齢者まで生涯にわたり主体的に学ぶことができる施策を実施して、まちづくりの根幹となる人づくりを進めたいと考えております。 また、令和2年4月からの機構改革に併せて本庁舎の一部を改修し、来庁される皆様へのサービス向上を図ってまいります。 本庁舎1階には、大切な御家族を亡くされた御遺族支援のため、死亡後の手続を1カ所で行うことができる「おくやみ窓口」を新設いたしまして、2階では授乳室、キッズスペースの設置や子育てに関する相談窓口のスペースの拡張を行うほか、Wi-Fi環境を整備してまいります。 続きまして、令和2年度の新規事業並びに主要事業を、総合計画の基本目標の体系に基づき説明させていただきます。 最初に、「子育て・健康長寿を支えるまちづくり」であります。 子育て世代が多く転入し、人口が増え続けている本市にとって、誰もが安心して子育てできる環境の整備は、喫緊の課題であります。 子ども・ひとり親家庭等医療費支援のうち、子ども医療費の対象者拡大につきましては、令和3年4月のスタートを目指し、18歳到達の年度末までの入院費用を助成対象とするための準備を進めてまいります。 民間企業との子育て支援等の連携協定に基づき、保育園への防犯カメラの設置などを進めてまいります。また、情報発信、成長発達の記録管理等ができるアプリ型の子育て世帯支援システムを新たに導入いたします。 保育対策といたしましては、市が建設補助を行った民間保育所2施設の開園により、新たに248人受入定員を拡大するとともに、放課後子ども総合プランの定員も拡大し、増え続ける保育需要に対応してまいります。 また、公立保育園においては、園児参加型事業でトイレ改修を行うなど、快適かつ安全に過ごせる施設整備を進めてまいります。 なお、近隣自治体を含む各地域では保育士の確保が大きな課題となっており、本市も例外ではないことから、早朝と夕方の時間帯は民間の力を活用して、保育ニーズに対応してまいります。 産後ケアにつきましては、自宅へ訪問するサービスを新たに開始するとともに、利用料金を現状の半額とするなど、より利用しやすい制度へ見直しをするほか、産婦健診等も継続することで、産後の母親の育児不安や負担軽減を図ってまいります。 乳幼児の急性胃腸炎を引き起こすロタウイルス感染症を予防するワクチンの定期接種を、国の方針に合わせて本年10月から開始いたします。 さらに、子どもや家庭に関する相談、調整、児童虐待防止の強化など、専門的な対応に当たる家庭相談員を増員し、子ども家庭総合支援拠点を設置いたします。 経済的な支援が必要となるひとり親家庭へは、中学生を対象とした学習支援の実施と併せて、保護者を対象に、よりよい条件の就労につなげていくための支援を開始し、家庭の自立に向けた施策を一層充実させてまいります。 地域福祉の推進につきましては、「にっしん幸せまちづくりプラン」に基づき、誰もが生きがい、やりがいを持ち、支え合いながら自分らしく活躍できる地域の形成を図るため、生活支援コーディネーターの活動を支援するほか、コミュニティソーシャルワーカーを増員するなど、地域の多様な主体が参画した「地域共生社会」の実現を図ってまいります。 高齢者施策といたしましては、「にっしん高齢者ゆめプラン」に基づき、認知症サポーターステップアップ講座の開催など、認知症地域支援推進事業の充実、介護認定者や障害のある方々への福祉有償運送や、地域の互助による輸送を充実させるためのドライバー養成講座の実施など、市民相互で支え合う地域づくりを進めてまいります。 さらに、高齢化に伴う認知症対応に向け、国の制度を活用して、グループホーム増設に対して補助を行うほか、老朽化が進む福祉会館の再整備基礎調査を実施いたします。 市民の健康増進に向けては、受診データのAI分析による特定健康診査の受診勧奨や、保健事業の実施、評価のためのデータヘルス計画の策定など、健康支援施策を強化してまいります。 次に、「安全・安心で、自然と共生した暮らしの実現」であります。 昨年も全国各地で記録的な豪雨や台風による被害が多発いたしました。 いざというときに備えるため、公助のみならず、自助、共助の体制構築に、さらに取り組んでいく必要があると捉えております。 自主防災等の関係組織との連携の下、避難場開設、運営訓練の実施を2カ所に増やすとともに、各避難所においては、アレルギー対応食の備蓄を計画的に進めてまいります。 県が「千年に一度の豪雨」を想定し、浸水想定区域を見直したことに伴い、市の洪水ハザードマップを改訂し、全戸に配布するとともに、地域強靱化計画を策定し、適切な防災対策を行います。あわせて、河川水位監視システムの改修やデジタル防災無線機器の更新を行うことにより、強固な防災体制を構築してまいります。 また、市民の生命・財産を脅かす犯罪、例えば住宅を狙った侵入盗や自転車盗の発生を抑止するため、自主防犯活動団体等による見守り活動の支援を継続いたします。 さらに、全ての公用車にドライブレコーダーを搭載し、愛知警察署と本市を含めた管内4市町の協定に基づき、防犯カメラとしても活用することにより、犯罪や事故発生後の早期解決に協力してまいります。 犯罪抑止効果を高めるため、主要幹線道路等への防犯カメラの増設を進めてまいります。また、区や自治会が設置した防犯カメラへの補助に加えて、修繕費用に対する補助制度を新たに開始するなど、官民が連携して防犯対策に取り組み、市民の皆様の安全・安心な暮らしを支えてまいります。 地球温暖化対策につきましては、地球温暖化対策機器設置費の補助対象の変更や、環境基本計画に基づく自然環境調査の実施等により、ESD推進基本方針に掲げる持続可能なまちづくりを進めてまいります。 市民の生活環境を守る、ごみ・資源収集処理につきましては、令和3年度の一般廃棄物処理基本計画の見直しに向け、策定委員会の開催やアンケート調査を行ってまいります。また、海洋プラスチックごみ対策として、7月からレジ袋が有料化されますので、市民の皆様への周知に努めてまいります。 加えて、金属類の回収につきましては、新たにサイズの資源袋を作成して、利便性の向上を図ってまいります。 非核平和事業の取組といたしましては、大学連携協定を活用し、市内在住の戦争体験者の語り部DVDを製作することで、平和の尊さを後世に伝えてまいります。この事業を行う際には、障害のある子どもがDVD製作に関わる機会を設け、子どもの就労への関心を高めてまいりたいと考えております。 次に、「快適で利便性の高い持続可能な都市づくり」であります。 市の将来像に向けた土地利用や都市施設整備の基本的な方針を定める次期都市マスタープランや緑の基本計画は、令和3年度からの計画開始に向け、策定作業を着実に進めてまいります。 土地利用につきましては、保全と開発のバランスを保ちつつ、市にとって有効な利用を図り、また、赤池駅周辺市街地の再開発調査や、暫定用途地区調査検討事業等により、土地の効果的な活用と資産価値を高めるための取組を進めてまいります。 「くるりんばす」につきましては、路線の一部見直しを令和3年度からスタートさせるため、準備を進めるとともに、公共交通全般に関する調査等を行い、本市の移動施策の在り方について検討いたします。また、バスを2台買い換え、安全で快適にくるりんばすが利用できるよう努めてまいります。 道路整備につきましては、都市計画道路野方三ツ池公園線、市道赤池・浅田2号線等の事業を進めることで、歩行者等の安全確保や渋滞緩和など、都市交通の円滑化を図ってまいります。 また、河川の護岸改修のほか、道路、歩道橋を計画的に修繕して、インフラの長寿命化に努めてまいります。 街路灯のLED化や未就学児経路安全点検、通学路交通安全プログラムによって、必要な箇所への交通安全施設の整備を進め、子どもを含めた市民の皆様の安全・安心につなげてまいります。 区画整理事業につきましては、赤池箕ノ手土地区画整理事業、香久山西部土地区画整理事業、日進駅西土地区画整理事業を支援してまいります。また、事業完了が近づく赤池箕ノ手地区では、新たな街区公園の詳細設計に入り、良好な住環境に向けた整備を進めてまいります。 そして、(仮称)北部土地区画整理組合も令和3年度中の設立認可に向けたサポートをしてまいります。 災害発生時の住環境を守るため、建築物の耐震改修促進計画の見直しや、宅地の耐震化のため、大規模盛土造成地の変動予測調査を実施いたします。 下水道事業につきましては、赤池地区や藤枝地区の面整備等を進めてまいります。また、道の駅の開駅に合わせ、管渠整備を行うための詳細設計業務を行い、本郷地区のインフラの充実を図ってまいります。 次に、「暮らしを支える産業の振興」であります。 産業振興につきましては、新たな企業進出を促進し、地域経済・雇用を支えていくために、日進東部地区企業団地の開発に向け土壌汚染調査等の準備を進め、また、愛知県産業立地セミナー等の機会を捉えて、企業誘致のためのPR活動に取り組んでまいります。 農業の振興につきましては、地域農業を担う市内法人に対して、農業用機械購入の補助を行うとともに、次世代を担う人材の経営安定に向けた支援に努めてまいります。また、田園フロンティアパークの農学校を再編し、新たに6次産業体験コースを設けるなど、農業の6次産業化の支援を推進することで、本市の特産品の開発に注力したいと考えております。 道の駅につきましては、本市のシンボルとして、市内外を問わず多くの皆様に御活用いただけるよう、また、市内経済の活性化にも資する施設とするよう計画的に整備を進めており、令和2年度は用地取得を中心に業務を進めてまいります。 スマートインターチェンジにつきましては、令和元年度の連結許可に伴う事業化を受け、用地測量を含め、整備に必要な事業を鋭意進めてまいります。 観光振興につきましては、にっしん観光まちづくり協会と連携し、ぐるぐるNISSHINまちミル博覧会、産官学連携による観光人材育成講座の開催を継続して、本市の魅力をますます高めていくよう努めてまいります。 愛知県は、昨年12月にジブリパーク構想地域連携協議会を開催し、本市も本協議会に参画いたしました。ジブリパーク整備につきましては、本市にインバウンドも含めた波及効果が得られるよう、積極的に協力してまいります。 今後は、本市の道の駅に加えて、周辺自治体では集客施設の開業が予定されていますことから、広域観光施策の基礎となる調査業務を行い、市の観光振興を図ってまいります。このように、本市を中心に周辺の環境も大きく変化してまいりますので、市のイメージ確立やシビックプライドの醸成等を重要な政策として位置づけ、シティプロモーションに関する方針を策定してまいります。情報発信等を効果的に行い、交流人口、関係人口の増加を始めとして、企業誘致にも生かしていきたいと考えております。 なお、市の公式キャラクターでありますニッシーの着ぐるみもリニューアルをし、様々なイベントにおいて、積極的に本市のPRをしてまいります。 次に、「次代を担う人を育み、生涯学び続けられる環境づくり」であります。 次の世代を担う人材を育成するためには、子どもたちが安心して学ぶことができる環境づくりが重要であります。 特別支援教育指導員を新たに配置することにより、児童生徒への支援体制を強化するほか、スクールソーシャルワーカーも増員し、全ての中学校区に配置することで、いじめ・家庭環境や友人問題等に、よりきめ細かく対処してまいります。また、外国語指導助手(ALT)を各小学校に増員し、国が定める教育方針に適切に対応してまいります。 小中学校の施設改修やICT教育の環境整備に向けたネットワーク調査等を行うとともに、ICT機器の導入を計画的に行うことで、児童生徒の良好な学習環境を整備してまいります。 市の文化、スポーツの拠点であります市民会館やスポーツセンターなど、順次改修を行い、施設の長寿命化と利便性向上に努め、総合運動公園にはグラウンドゴルフのほか、多様な用途で楽しめる多目的広場を整備いたします。 青少年育成事業として、子どもの主体性を育み、自己肯定感を高め、キャリア教育の醸成につなげる「子ども企画イベント」を実施いたします。 さらに、子ども自身の将来について考えるきっかけづくりとして、愛知県内で開催される技能五輪・アビリンピック全国大会やロボカップアジアパシフィックを子どもたちに見学してもらう機会を設けます。 音楽のまちを実現する第一歩として、持ち運びが大変なティンパニ、マリンバ等の大型楽器を調達し、市民や学校が演奏会等を行う際、利用できるようにいたします。加えて、市民主体の音楽祭を開催することで、より一層市内の音楽活動が活発になる契機としたいと考えております。 本年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。 市内にパブリック・ビューイング会場を設けて、市にゆかりのある出場選手の試合を観戦・応援できる環境を整えます。さらに、パラリンピックにつきましては、福祉団体や大学と協働で採火イベントを開催し、大会を盛り上げるとともに、障害に対する理解と障害のある方々のスポーツ促進につなげることができるよう、努めてまいります。 次に、「市民自治力と行政経営力の向上」であります。 より温かいコミュニティづくりの醸成に向けて、香久山会館増築のための補助を行うほか、市民提案型事業委託、大学提案型事業、市民自治活動補助金をそれぞれ増額して、市民自治活動への支援を充実いたします。 また、各地域への支援施策の一環として、地域支援員を増員し、各区のお困り事を担当課に、より円滑につなげてまいります。 「自分らしく」輝ける社会を築くため、ジェンダー平等やLGBTを含めた人権に関する事業につきましては、パンフレット作成に加えて、イベント開催等で意識啓発に努めてまいります。 令和2年度は、第6次総合計画の策定が完了いたします。 令和3年度からの計画開始に向け、幅広く御意見をお聞きしながら、人口ビジョン・総合戦略の見直しと併せて、計画策定を進めてまいります。 行政改革につきましては、第2次経営改革プランに基づき、施策や事業の見直し、補助金等の適正交付に取り組みます。また、令和2年度で終了する第2次プランを総括し、次期プランを策定してまいります。 業務の効率化、経費削減を図るため、産官学との連携にも取り組んでまいります。 これまで多くの成果を上げてきました大学との連携事業や尾三地区自治体間連携事業にも引き続き積極的に取り組み、効率的、効果的な事業を展開していきます。 また、AI・RPA等の先端技術は愛知県が中心となって、本市を含めた県内自治体で連携して研究を進めております。システムの共同調達についても検討することで、より効率的な先端技術の導入を目指してまいります。 さらに、企業との包括連携協定等にも積極的に取り組み、民間企業の技術、ノウハウを取り入れることで、市民サービスの向上を図ってまいりたいと考えております。 効率的な公共施設マネジメントを推進するため、修繕予算枠による施設改修を継続するとともに、公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画の策定を進めてまいります。老朽化が進む北庁舎につきましては、その対策に向けた基礎調査を行うほか、基金積立て等の準備を進めてまいります。 市の財源確保を図るため、ふるさと納税寄附額の増加に向け、市外の方々に本市の応援団になっていただけるようなPRを積極的に進め、また、日進市民の皆様には本制度の利用が、図らずも本市の財政運営に多大な影響を与えることについて、御理解をいただけるよう周知をしてまいります。 さらに、子どもたちの音楽活動を支援する楽器寄附ふるさと納税の継続と、企業が自治体に寄附する企業版ふるさと納税についても、導入を検討してまいります。 令和2年度公営企業会計に移行する下水道事業につきましては、より一層の経営基盤の強化によって、効率的な事業展開を目指してまいります。 最後になりますが、令和2年度は、本市が隔年で実施いたしております市民意識調査とともに、国からの受託事務として、国勢調査を実施いたします。国や県と連携を図り、適切に業務に当たってまいります。 主要事業等の説明は以上でございます。 令和2年度当初予算の概要。 続きまして、令和2年度当初予算案の概要について御説明いたします。 一般会計につきましては、前年度から5億5,500万円、率で2.2%増加した総額261億800万円とする過去最大規模の予算としております。 歳入につきましては、市税を前年度当初予算と比較いたしますと、3億3,000万円増加の156億円を見込んでおります。その内訳としましては、個人市民税は1億4,000万円増加の71億7,200万円、法人市民税は税率改正等の影響もあり、6,000万円減少の6億5,400万円、固定資産税は2億2,800万円増加の67億500万円と見込んでおります。 なお、法人市民税率の引下げに伴い新設されます法人事業税交付金は、6,600万円を見込んでおります。 修繕予算枠に対応する財源として、公共施設整備基金を繰入れし、また、市債は、健全な財政運営と世代間負担の公平性の両面から、将来への投資に対する財源として、道の駅整備事業に対し3億3,000万円を活用いたします。 歳出につきましては、幼児教育・保育の無償化を始めとする福祉給付や後期高齢者医療、介護保険の繰出金等の民生費が増加する中、経常経費の精査に努めております。 特別会計につきましては、下水道事業と農業集落排水処理施設事業が公営企業会計に移行するため、国民健康保険特別会計を始め、特別会計は6つとなります。 予算総額は、142億7,700万円となり、前年度から4億5,600万円の増加となっております。 主な理由につきましては、介護保険特別会計が3億1,900万円、後期高齢者医療特別会計が1億1,400万円、それぞれ増加したためであります。 なお、下水道事業予算の支出総額は、36億3,100万円となります。 今後につきましても、社会保障費の増加とともに、公共施設の老朽化対策など、恒常的に厳しい財政状況が続くものと予測しており、事業の見直しはもとより、歳入増加に向けた取組と財務体質の強化を図ってまいります。 まとめ。 ここまで令和2年度に向けた取組を中心に、施政方針を説明させていただきました。 冒頭に申し上げましたとおり、私は努力を惜しむことなく、本市のまちづくりに邁進する所存であり、これまでの行政のやり方にとらわれず、チャレンジ精神を持って市政運営に当たってまいります。 そのためには、何よりも「人づくり」であると考えます。 まずは、私と共に汗を流す人材の育成が必要であり、職員一人一人の能力がさらに向上すれば、我がまち日進にとって、一層大きな力となるものと思っております。 市長として就任以来、全課、全施設を回り、職員とのコミュニケーションを図りながら、私の考えを伝えつつ、各職員の意見にも耳を傾けてまいりました。その中で、仕事に対するチャレンジ精神を含めた意識改革を促すことができるよう、努めてまいりました。 今後も、日頃から職員との対話を大切にしつつ、人材育成にも取り組むことで、着実に意識改革を図っていく所存であります。 尾三地区自治体間連携等による人事交流や官民連携を推進する中で、環境の異なる場所や民間企業の方と共に仕事をするなど、職員が様々な刺激を受ける機会を増やすことで、まちづくりのプロ集団の一員として成長させていくこともできると考えております。 今回予算案に盛り込んだ事業は、どれも大切な取組と考えておりますが、とりわけ、子ども医療費の対象者拡大、くるりんばす再編を見据えた公共交通に関する調査、道の駅及びスマートインターチェンジの整備、日進東部地区企業団地の開発につきましては、本市の未来につながる重要な事業であると捉えており、しっかりと進めてまいりたいと考えております。 今後も幅広く市民の皆様の声をお聴きし、真摯に受け止めながら、本市の課題を解決していくことで、さらに輝かしい未来を切り開くことができると信じております。 これからも、市政運営を進めるに当たり、市民の皆様並びに議員各位のなお一層の御理解、御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。 ○議長(萩野勝) 以上で施政方針演説を終わります。----------------------------------- ○議長(萩野勝) 日程第5、議案第1号、日進市債権管理条例の制定についてから議案第26号、市道路線の認定、廃止及び変更についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、上程いたしました議案第1号から議案第26号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第1号につきましては、本市の債権管理をより適正化するため、日進市債権管理条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第2号につきましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、日進市行政不服審査法施行条例及び日進市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第3号につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、日進市印鑑条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第4号につきましては、資源物金属類のごみを出す際の利便性の向上を図るため、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第5号につきましては、国民健康保険特別会計の適正かつ健全な運営を図るため、日進市国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第6号につきましては、日進市中央福祉センターについて、地域福祉の推進拠点施設として位置づけるため、日進市中央福祉センター条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第7号につきましては、医療費に係る経済的負担を軽減し、安心して医療を受けられる環境の整備を図るため、日進市子ども医療費支給条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第8号につきましては、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行による介護保険法の一部改正に伴い、日進市介護保険条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第9号につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、日進市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第10号でございますが、学校体育施設スポーツ開放事業の対象施設として新たに中学校のテニスコートを追加するため、日進市使用料及び手数料条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第11号から議案第24号につきましては、令和元年度日進市一般会計及び特別会計の補正予算並びに令和2年度日進市一般会計予算及び特別会計予算の承認をお願いするものでございます。 まず、令和元年度一般会計補正予算につきましては、歳入歳出にそれぞれ8,231万6,000円を増額いたしまして、予算総額を273億7,187万4,000円にしようとするものでございます。 特別会計補正予算につきましては、6の特別会計をそれぞれ提出させていただくものでございます。 令和2年度一般会計予算につきましては、予算総額を261億800万円で、前年度比較とし、5億5,500万円、率で2.2%の増加でございます。 特別会計予算につきましては、6の特別会計をそれぞれ提出させていただくものでございます。 次に、議案第25号につきましては、令和2年度下水道事業会計予算を提出させていただくものでございますが、令和2年度より下水道事業と農業集落排水処理施設事業の特別会計を合わせて企業会計へ移行しております。収益的収支及び資本的収支の支出総額は、36億3,181万1,000円でございます。 次に、議案第26号につきましては、道の駅整備事業に伴う道路の路線認定、市道藤島1号線の供用開始に伴う道路の路線認定及び路線廃止並びに市道黒笹三本木線の管理区域決定に伴う道路の路線変更をしようとするものでございます。 以上をもちまして説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明をいたしますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(萩野勝) 次に、総務部長。 ◎宇佐美総務部長 初めに、議案第1号、日進市債権管理条例の制定について御説明申し上げます。 この条例は、本市の債権管理をより適正化するために制定するもので、主な制定内容は、時効の援用を要する私債権等について、放棄することができる要件等、必要な事項を定めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。 次に、議案第2号、日進市行政不服審査法施行条例及び日進市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容としましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律を引用する条項等について、必要な規定の整理を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、市民生活部長
    ◎牧市民生活部長 次に、議案第3号、日進市印鑑条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、成年被後見人が印鑑の登録を受けることができないとする規定を改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布日からとするものでございます。 次に、議案第4号、日進市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、資源物金属類に小袋を追加し、一般廃棄物処理手数料について、小袋に係る手数料を追加するものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和2年7月1日からとするものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、健康福祉部長。 ◎真野健康福祉部長 次に、議案第5号、日進市国民健康保険税条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、国民健康保険税の後期高齢者支援金等課税額の所得割の率を100分の2.0から100分の2.05に、被保険者均等割額を6,100円から6,900円に、介護納付金課税被保険者の所得割の率を100分の1.6から100分の1.8にそれぞれ引き上げるもの及び後期高齢者支援金等課税額の被保険者均等割額を引き上げることに伴い、同均等割額の7割、5割、2割の軽減額を改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和2年4月1日からとし、令和2年度以後の年度分の保険税について適用するものでございます。 次に、議案第6号、日進市中央福祉センター条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、日進市中央福祉センターを地域福祉の推進拠点施設として位置づけるため、施設の設置目的を改めるとともに、構成施設に関する規定の削除及び事業に関する規定の追加を行うほか、これに伴う規定の整理を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和2年4月1日からとするものでございます。 次に、議案第7号、日進市子ども医療費支給条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、入院に係る医療費の支給について、対象となる子どもの範囲を、出生の日から15歳に達する日以降の最初の3月31日までから、出生の日から18歳に達する日以降の最初の3月31日までに改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日からとし、受給者証の交付等、この条例を施行するために必要な行為は、条例の施行前においても行うことができるとするものでございます。 次に、議案第8号、日進市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、低所得者の保険料の軽減強化として、第1段階から第3段階までの保険料率を引き下げるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日から起算して3カ月を超えない範囲内で規則で定める日から施行するものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、こども福祉部長。 ◎伊東こども福祉部長 次に、議案第9号、日進市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、放課後児童支援員の要件について、都道府県知事が行う研修を修了した者のほか、指定都市の長が行う研修を修了した者を追加するものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、教育部長。 ◎市川教育部長 次に、議案第10号、日進市使用料及び手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容としましては、学校体育施設スポーツ開放事業の対象施設として、新たに中学校のテニスコートを追加し、1面につき2時間300円の使用料を徴収するものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和2年7月1日からとするものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、総務部長。 ◎宇佐美総務部長 次に、議案第11号、令和元年度日進市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出にそれぞれ8,231万6,000円を追加し、予算総額を273億7,187万4,000円にしようとするものであります。 今回の補正は、国の補助金に伴う学校施設改修事業を前倒しして計上したほか、歳入では、主に法人市民税及び地方特例交付金を増額し、歳出では、主に執行残などの減額をするとともに、歳入歳出の差額を基金に積み立てるものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。 まず、歳入の主なものでは、1款市民税は1億7,640万円の増額ですが、これは1項市民税の法人税割を増額し、3項軽自動車税を減額するものです。 10款地方特例交付金は1億円の増額ですが、これは2項子ども・子育て支援臨時交付金を計上するものです。 13款分担金及び負担金は203万1,000円の減額ですが、これは日進美化センター運営費です。 14款使用料及び手数料は274万8,000円の増額ですが、主なものは清掃手数料です。 15款国庫支出金は1,168万9,000円の減額ですが、主なものといたしまして、増額では、1項国庫負担金の保育所運営費、2項国庫補助金の個人番号カード交付事業及び4項国庫交付金の学校施設環境改善交付金、また減額では、1項国庫負担金の児童手当、2項国庫補助金のプレミアム付商品券事務、4項国庫交付金の社会資本整備総合交付金です。 16款県支出金は101万7,000円の増額ですが、主なものとして、増額では、1項県負担金の保育所運営費、2項県補助金の後期高齢者福祉医療費及び3項委託金の県民税徴収取扱費です。また減額では、1項県負担金の後期高齢者医療保険基盤安定及び3項委託金の選挙費委託金などです。 17款財産収入は44万2,000円の増額ですが、これは土地建物貸付収入です。 18款寄附金は1,768万円の増額ですが、主なものは、ふるさと納税寄附金です。 19款繰入金は1億2,648万1,000円の減額ですが、これは地域福祉基金の繰入れを取りやめるものです。 21款諸収入は2,377万円の減額ですが、主なものは、4項雑入の学校給食費徴収金です。 22款市債は5,200万円の減額ですが、これは赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業の起債を取りやめるものです。 次に、歳出の主なものでは、1款議会費は429万円の減額です。 2款総務費は2億8,899万4,000円の増額ですが、主なものは、1項3目の財政調整基金積立金及び公共施設整備基金積立金です。 3款民生費は3,692万6,000円の減額ですが、主なものといたしまして、増額では、1項3目の後期高齢者福祉医療事業及び2項3目の認可保育所等支援事業です。また減額では、1項2目の介護保険特別会計繰出金及び1項3目の後期高齢者医療特別会計繰出金です。 4款衛生費では8,926万1,000円の減額ですが、主なものとして、増額は、2項2目のごみ・資源収集処理事業のうち、びん・缶分別収集業務委託料。減額では、1項3目の予防接種推進事業及び1項4目の母子健診事業です。 6款農林水産事業は12万3,000円の増額ですが、1項4目の農業用施設維持管理事業のうち、水質保全対策事業負担金を増額し、各事業の執行残を減額するものです。 7款商工費は3,811万6,000円、8款土木費は8,029万8,000円、9款消防費は301万7,000円のそれぞれ減額ですが、これは主に各事業の執行残です。 10款教育費は4,510万7,000円の増額ですが、主なものは、2項1目小学校管理事業の飛散防止対策工事及び相野山小学校外壁改修工事並びに3項1目中学校管理事業の飛散防止対策工事です。 次に、第2表繰越明許費補正ですが、4款衛生費、2項清掃費は、日進美化センター管理運営事業のうち、南部浄化センター整備事業負担金です。 8款土木費、4項都市計画費は、赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業市費補助及び日進駅西土地区画整理組合推進支援事業市補助金です。 10款教育費は、2項小学校費は、小学校管理事業のうち、飛散防止対策工事、相野山小学校外壁改修工事及び工事に伴う監理業務委託料です。 同じく10款教育費、3項中学校費は、中学校管理事業のうち、飛散防止対策工事を追加して計上するものです。 最後に、第3表地方債補正ですが、歳入22款の市債で御説明した赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業の起債を取りやめるものであります。 ○議長(萩野勝) 次に、健康福祉部長。 ◎真野健康福祉部長 次に、議案第12号、令和元年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,301万4,000円を減額し、予算総額を66億8,413万円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 まず、歳入でございますが、1款国民健康保険税は176万7,000円の減額となっておりますが、これは退職被保険者数が当初見込みより減少したことが大きな要因でございます。 2款県支出金は2,390万円の減額となっておりますが、これは歳入の一般被保険者第三者納付金と一般被保険者返納金が増加したこと及び歳出の保険給付費が減少したことに伴い普通交付金が減少したものでございます。 4款繰入金は452万1,000円の減額となっておりますが、これは出産育児一時金繰入金を560万円減額、国保財政安定化支援事業繰入金を107万9,000円増額するものでございます。 6款諸収入は680万円の増額となっておりますが、これは一般被保険者保険税延滞金を520万円、一般被保険者第三者納付金を40万円、一般被保険者返納金を120万円、それぞれ増額するものでございます。 7款国庫支出金は37万4,000円の増額となっておりますが、これは歳出の1款総務費の電算事務委託料に充当する社会保障・税番号制度システム整備費補助金でございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費は119万9,000円の増額となっておりますが、これはマイナンバー制度における情報連携についてレイアウトが変更されるため、システム改修費として電算事務委託料を増額するものでございます。 2款保険給付費は3,170万円の減額となっておりますが、これは一般被保険者療養費負担金、出産育児一時金補助金などでございます。 5款保健事業費は1,320万円の減額となっておりますが、これは特定健康診査事業の通信運搬費及び特定健康診査委託料でございます。 6款基金積立金は2,068万7,000円の増額となっておりますが、これは国民健康保険特別会計運用基金の積立金でございます。 次に、第2表繰越明許費につきましては、1款1項1目の国民健康保険資格管理事業の電算事務委託料として計上されておりますシステム改修費のうち、データ連携テストなどが翌年度に実施される予定であることから、その部分の予算63万8,000円を計上するものでございます。 次に、議案第13号、令和元年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出をそれぞれ1,745万2,000円減額し、予算総額を20億6,074万1,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 歳入でございますが、3款繰入金は1,745万2,000円の減額となっておりますが、これは愛知県後期高齢者医療広域連合へ支払う保険基盤安定負担金が減額したことにより、一般会計からの繰入金が減額となるものでございます。 次に、歳出でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金は1,745万2,000円の減額となっておりますが、これは愛知県後期高齢者医療広域連合が決定する保険基盤安定負担金の減額によるものでございます。 次に、議案第14号、令和元年度日進市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ2億7,348万6,000円を減額いたしまして、予算総額を49億8,872万2,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 歳入でございますが、1款保険料は237万4,000円の増額となっておりますが、これは滞納繰越分の収入を見込むものでございます。 4款国庫支出金は6,199万1,000円の減額となっておりますが、これは介護給付費負担金を1億625万9,000円、地域支援事業交付金等を845万5,000円、それぞれ減額し、調整交付金を4,112万円、保険者機能強化推進交付金を1,009万1,000円、介護保険事業費補助金を151万2,000円、それぞれ増額するものでございます。 5款支払基金交付金は1億1,248万7,000円の減額となっておりますが、これは介護給付費交付金を1億145万7,000円、地域支援事業交付金を1,103万円、それぞれ減額するものでございます。 6款県支出金は5,471万4,000円の減額となっておりますが、これは介護給付費負担金を4,946万5,000円、地域支援事業交付金等を524万9,000円、それぞれ減額するものでございます。 7款財産収入は2万7,000円の減額となっておりますが、これは介護保険準備基金積立金利子を減額するものでございます。 9款繰入金は4,659万3,000円の減額となっておりますが、これは介護給付費繰入金を2,875万円、事務費繰入金を394万1,000円、地域支援事業費繰入金を524万9,000円、低所得者介護保険料軽減繰入金を26万3,000円、介護保険準備基金繰入金を839万円、それぞれ減額するものでございます。 11款諸収入は4万8,000円の減額となっておりますが、これは生活管理指導員派遣サービス手数料を減額するものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費は181万9,000円の減額となっておりますが、これは介護保険給付管理事務の需用費を55万円、介護保険料賦課徴収事務の需用費を55万円、要介護認定事業の介護認定審査会の委員報酬を106万円、それぞれ減額し、要介護認定事業の雇人費を34万1,000円増額するものでございます。 2款保険給付費は2億3,000万円の減額となっておりますが、これは介護給付の見込みから居宅介護サービス等給付費を2億5,000万円、特定入所者介護サービス等費を3,000万円、それぞれ減額し、施設介護サービス給付費を5,000万円増額するものでございます。 3款地域支援事業等費は4,164万円の減額となっておりますが、これは介護予防・生活支援サービス事業費を3,800万円、一般介護予防事業費を290万円、包括的支援事業費を74万円、それぞれ減額するものでございます。 5款基金積立金は2万7,000円の減額となっておりますが、これは介護給付費準備基金積立金利子が減額したことによるものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、建設経済部長。 ◎志水建設経済部長 次に、議案第15号、令和元年度日進市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ1,354万4,000円減額し、予算総額を22億4,267万3,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明をさせていただきます。 まず、歳入では、1款分担金及び負担金は、1項負担金を1,354万4,000円減額するものでございます。 次に、歳出では、2款事業費は1,354万4,000円の減額となっておりますが、1項公共下水道事業費の下水道管渠整備事業を1,354万4,000円減額するものでございます。 次に、第2表繰越明許費でございますが、2款事業費、1項公共下水道事業費の南部浄化センター整備事業4,100万円を計上するものでございます。 次に、議案第16号、令和元年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ13万1,000円減額し、予算総額を981万円にしようとするものでございます。 まず、歳入では、1款下水事業収入は、1項下水事業収入を13万1,000円減額するものでございます。 次に、歳出では、1款総務費は、1項総務管理費を13万1,000円減額するものでございます。 次に、議案第17号、令和元年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ2,511万2,000円減額し、予算総額を7,880万1,000円にしようとするものでございます。 まず、歳入では、1款下水事業収入は、1項下水事業収入を25万3,000円減額し、2項負担金を108万円増額するものでございます。 3款繰入金は、1項基金繰入金を2,650万円減額するものでございます。 5款諸収入は、2項雑入を56万1,000円増額するものでございます。 次に、歳出では、1款総務費は、1項総務管理費を2,511万2,000円減額するものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、総務部長。 ◎宇佐美総務部長 次に、議案第18号、令和2年度日進市一般会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度一般会計予算につきましては、予算総額を261億800万円とし、5億5,500万円の増加でございます。 なお、説明の中で申します増減額等については、前年度当初予算と比較した数値でございますのでお含みおきください。 初めに、第1表歳入歳出予算についてですが、歳入についてを御覧ください。 1款市税は156億15万円で、3億3,380万3,000円の増加です。内訳としては、個人市民税の納税義務者数の増加等を見込み、1億4,055万3,000円の増加、また、法人市民税では税制改正により税率が引き下げられることなどから、6,062万3,000円の減少としました。固定資産税では土地の宅地化や企業の設備投資による増加を見込み、2億2,808万3,000円の増加、都市計画税では1,968万5,000円の増加といたしました。 2款地方譲与税は2億2,830万円で、1,140万円の増加です。内訳としまして、1項地方揮発油譲与税が5,800万円、2項自動車重量譲与税が1億6,200万円、3項森林環境譲与税が830万円でございます。 3款利子割交付金は1,600万円で、400万円の減少、4款配当割交付金は9,900万円で、100万円の減少、5款株式等譲渡所得割交付金は、前年と同額の6,400万円です。 6款法人事業税交付金は、令和2年度から法人市民税の減収分の補填措置として創設される交付金で、6,600万円といたしました。 7款地方消費税交付金は16億9,000万円で、税率改正の影響で2億9,000万円の増加です。 8款ゴルフ場利用税交付金は160万円、9款環境性能割交付金は4,000万円、10款地方特例交付金は1億1,700万円です。 11款地方交付税は、特別交付税として4,000万円、12款交通安全対策特別交付金は1,100万円です。 13款分担金及び負担金は1億7,551万1,000円で、幼児教育・保育無償化による私立分保育所運営費の減少などにより1,621万円の減少です。 14款使用料及び手数料は3億5,603万8,000円で、幼児教育・保育無償化による公立分保育所使用料の減少などにより2億1,838万7,000円の減少です。内訳といたしまして、1項使用料は2億1,603万4,000円、2項手数料は1億4,000万4,000円でございます。 15款国庫支出金は32億9,981万8,000円で、保育所等整備事業や幼稚園就園奨励費廃止に伴う補助金の減少などにより1億8,799万1,000円の減少です。 16款県支出金は19億6,477万6,000円で、保育所運営費及び施設利用給付費に伴う負担金の増加などにより1億9,034万9,000円の増加です。主なものは、1項県負担金の自立支援給付費、保育所運営費、児童手当、2項県補助金の子ども医療費、3項委託金の国勢調査などでございます。 17款財産収入は2,015万7,000円、18款寄附金は6,000万5,000円です。 19款繰入金は8億1,323万9,000円で、公共施設整備基金繰入金及び一般廃棄物処理施設等整備基金繰入金の皆増などにより、2億431万2,000円の増加でございます。 20款繰越金は、前年度と同額の3億円を計上しております。 21款諸収入は8億1,540万6,000円で、市道黒笹三本木線整備事業分担金の減少などにより、1億1,016万8,000円の減少です。 22款市債は、土木債の道の駅整備事業として3億3,000万円で、3,700万円の増加でございます。 最後に、制度改正で自動車取得税が廃止されたため、自動車取得税交付金につきましては款を廃止しております。 次に、歳出についてを御覧ください。 1款議会費は2億6,103万7,000円で、535万5,000円の増加でございます。 2款総務費は26億9,092万9,000円です。日進市議会議員選挙を始め、選挙費が減少しましたが、会計年度任用職員制度導入に伴う報酬や国勢調査事務などが増加したことにより、5,887万8,000円の増加でございます。主な事業は、1項5目の公用車管理事務、1項8目の公共交通対策事業、5項2目の基幹統計事務でございます。 3款民生費は125億1,797万5,000円ですが、障害児通所給付費、施設型給付費及び子育てのための施設利用給付費などの増加により、4億3,006万5,000円の増加でございます。主な事業は、1項1目の障害者自立支援給付事業、1項3目の子ども・ひとり親家庭等医療費支給事業、2項1目の障害児福祉サービス事業、2項2目の児童手当支給事業、2項3目の公立保育園管理運営事業などでございます。 4款衛生費は23億3,258万6,000円ですが、乳幼児等予防接種委託料及び南部浄化センター整備事業負担金などの増加により、2億574万4,000円の増加でございます。主な事業は、1項3目のがん検診推進事業及び予防接種推進事業、1項4目の母子健診事業、2項3目の日進美化センター管理運営事業などでございます。 5款労働費は377万8,000円でございます。 6款農林水産業費は1億4,655万円ですが、田園フロンティアパーク本郷農園用地購入費などの増加により、985万9,000円の増加でございます。 7款商工費は2億7,383万9,000円ですが、機構改革による人件費の増加などにより、4,724万9,000円の増加でございます。 8款土木費は28億926万9,000円です。市道黒笹三本木線整備事業が皆減しましたが、スマートインターチェンジ整備事業や道の駅整備事業などの増加により、1億554万6,000円の増加です。主な事業は、2項3目の道路改良事業、3項2目の河川排水路整備事業、4項1目のスマートインターチェンジ整備事業及び道の駅整備事業などでございます。 9款消防費は9億1,842万3,000円で、1,146万3,000円の増加でございます。 10款教育費は29億4,208万6,000円です。相野山小学校外壁改修工事など、令和元年度に前倒しして実施することにより、3億576万8,000円の減少でございます。主な事業は、2項1目の小学校管理事業、2項2目の小学校運営事業、3項1目の中学校管理事業、3項2目の中学校運営事業、4項2目の市民会館管理運営事業、5項3目の学校給食調理事業でございます。 11款災害復旧費は6,000円、12款公債費は11億7,633万円で、1,574万8,000円の減少でございます。 13款諸支出金は519万2,000円ですが、各基金の元金の増加等により219万1,000円の増加でございます。 続きまして、給与費明細書ですが、会計年度任用職員制度の導入に伴い、一般職の内訳を追加しております。 次に、第2表債務負担行為ですが、西部保育園駐車場用地取得事業及び尾張土地開発公社に対する債務保証を計上するものでございます。 次に、第3表地方債につきましては、歳入の21款市債の部分で説明いたしました道の駅整備事業として3億3,000万円を予定しておるものでございます。 ○議長(萩野勝) 次に、健康福祉部長。 ◎真野健康福祉部長 次に、議案第19号、令和2年度日進市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の総額は65億142万1,000円で、令和元年度の当初予算と比較しますと、歳入では、国民健康保険税が減少、県支出金が保険給付費の増加に伴い増加、繰入金が法定外繰入金の減少に伴い減少、歳出では、総務費が電算事務委託料の増加などにより増加、保険給付費が医療費の増加に伴い増加、国民健康保険事業費納付金が被保険者数の減少に伴い減少となり、全体では4,132万2,000円、0.6%の増加となっております。 主な内容としましては、歳入でございますが、1款国民健康保険税は2,763万3,000円、1.9%減少の14億3,827万3,000円でございますが、これは国民健康保険の被保険者数の減少によるものでございます。 2款国庫支出金は1,141万1,000円の増額となっておりますが、これは歳出の1款総務費の電算事務委託料に充当する社会保障・税番号制度システム整備費補助金でございます。 3款県支出金は8,413万4,000円、2%増加の43億3,140万8,000円でございますが、これは歳出の保険給付費が増加したことによるものでございます。 5款繰入金は2,690万9,000円、3.6%減少の7億1,439万7,000円でございますが、これは法定外繰入金である一般会計繰入金が3,500万円減少の3億7,960万円となっている影響によるものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費は5,975万7,000円でございますが、これは医療機関や薬局でマイナンバーカードなどにより被保険者資格を確認するオンライン資格確認が令和3年3月に開始される予定となっていることから、そのシステム改修費を含む電算事務委託料の増加などにより1,583万2,000円、36%の増加でございます。 2款保険給付費は43億2,002万4,000円でございますが、被保険者1人当たりの医療費が増加している影響により7,842万1,000円、1.8%の増加でございます。 3款国民健康保険事業費納付金は20億1,276万円でございますが、被保険者数が減少している影響により5,658万6,000円、2.7%の減少でございます。 5款保健事業費は8,757万6,000円でございますが、保健事業実施計画、いわゆるデータヘルス計画等の中間見直しの委託料が増加したことなどにより、328万7,000円、3.9%の増加でございます。 次に、第2表債務負担行為につきましては、5款1項1目の保健指導事業の特定保健指導委託料につきまして、特定保健指導は最長で6カ月を要するため、終了が翌年度になる場合があり、終了までを同一の事業者で実施するため計上するものでございます。 次に、議案第20号、令和2年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の総額は21億5,613万3,000円、前年度比較1億1,467万8,000円、5.6%の増加となっております。これは主に被保険者数の増加を見込んだことによるものでございます。 それでは、主な内容としまして、歳入では、1款後期高齢者医療保険料は6,837万6,000円、5.9%増加の12億2,672万2,000円でございますが、これは被保険者数の増加によるものでございます。 3款繰入金は4,509万9,000円、5.3%増加の8億9,158万5,000円でございますが、これは主に被保険者数の増加に伴う療養給付費市負担分繰入金などの増加によるものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費は6,079万5,000円でございますが、主に被保険者の増加により255万8,000円、4.4%の増加でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は20億9,273万6,000円でございますが、主に保険料等負担金及び療養給付費負担金の増加により1億1,212万円、5.7%の増加でございます。 次に、議案第21号、令和2年度日進市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度日進市介護保険特別会計の予算総額は55億3,000万4,000円で、対前年度比3億1,934万1,000円、6.1%の増加となっております。 令和2年度は第7期日進市介護保険事業計画の第3年度に当たりまして、計画に基づく要介護・要支援認定者数の増加や推計された保険給付費等のほか、地域共生社会の実現を見据え、地域包括ケアシステムのさらなる深化と推進のための取組を盛り込んだ予算となっております。 まず、歳入でございますが、主なものにつきまして、1款保険料は、前年度比236万7,000円増加で12億7,013万7000円でございます。 2款分担金及び負担金は、前年度比93万3,000円減額で46万7,000円でございます。 3款使用料及び手数料は、前年度比7万円減額で4万円でございます。 4款国庫支出金は、前年度比6,144万5,000円増加で10億1,441万6,000円でございますが、主なものといたしましては、介護給付費負担金が9億2,954万5,000円、地域支援事業交付金が3,613万1,000円、地域支援事業支援交付金が4,873万7,000円などであります。 5款支払基金交付金は8,296万5,000円増加で14億1,092万8,000円でございます。 6款県支出金は4,414万5,000円増加で7億5,703万円でございますが、主なものといたしましては、介護給付費負担金が7億1,007万8,000円、地域支援事業交付金が2,258万1,000円、地域支援事業支援交付金が2,436万9,000円などでございます。 9款繰入金は1億2,958万8,000円増加で10億6,817万1,000円でございますが、主なものといたしましては、一般会計繰入金を7億9,967万8,000円、基金繰入金を2億6,849万3,000円計上するものでございます。 次に、歳出の主な内容、主な事業について御説明させていただきます。 1款総務費は7,967万円でございますが、270万8,000円、3.3%の減額でございます。 2款保険給付費は51億3,018万円でございますが、第7期介護保険事業計画に基づく給付費の見込みから3億696万4,000円、6.3%の増加でございます。主なものといたしましては、居宅介護サービス等給付費で34億1,977万4,000円、施設介護サービス等給付費で13億4,641万9,000円、特定入所者介護サービス等費で1億3,364万9,000円、高額介護サービス等費で1億9,613万7,000円を計上しております。 3款地域支援事業等費は3億895万1,000円でございますが、地域包括ケアシステムを深め、さらに進める地域支援事業の充実・強化の取組のため、1,415万8,000円、4.8%の増加でございます。主な事業といたしましては、介護予防・生活支援総合事業費といたしまして1億8,116万3,000円、包括的支援事業費といたしまして1億1,993万3,000円を計上いたしております。 ○議長(萩野勝) 次に、建設経済部長。 ◎志水建設経済部長 次に、議案第22号、令和2年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について御説明を申し上げます。 予算の総額は955万6,000円で、対前年度比242万円、33.9%の増加となっております。 まず、歳入では、主な内容といたしまして、1款下水事業収入の下水使用料で626万5,000円、3款繰入金の基金繰入金で322万2,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で183万8,000円、委託料で470万円、工事請負費で244万6,000円でございます。 次に、議案第23号、令和2年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について御説明を申し上げます。 予算の総額は822万1,000円で、対前年度比124万8,000円、17.9%の増加となっております。 まず、歳入では、主な内容といたしまして、1款下水事業収入の下水使用料で600万円、3款繰入金の基金繰入金で206万8,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で159万4,000円、委託料で327万1,000円、工事請負費で278万2,000円でございます。 次に、議案第24号、令和2年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について御説明を申し上げます。 予算の総額は7,266万円で、対前年度比2,278万4,000円、23.9%の減少となっております。 まず、歳入では、主な内容といたしまして、1款下水事業収入の下水使用料で4,141万6,000円。 3款繰入金の基金繰入金で3,085万3,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で712万5,000円、委託料で2,224万8,000円、工事請負費で4,043万3,000円、負担金で248万9,000円でございます。 次に、議案第25号、令和2年度日進市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 日進市下水道事業特別会計と日進市農業集落排水処理施設事業特別会計を合わせて企業会計へ移行しました、日進市下水道事業会計の収益的収支及び資本的収支の支出総額は36億3,181万1,000円でございます。 令和2年度の主な事業といたしましては、令和元年度に引き続き、南部処理区の下水道管渠埋設工事と老朽化した管渠の更正及び改築工事を施工するとともに、翌年度以降に工事を予定する地区の設計を行い、下水道事業を推進してまいります。 また、令和元年度から着手をしております浄化槽汚泥等受入施設の土木・建築工事を完了させ、引き続き、施設の機械・電気設備の整備と、重力濃縮施設の工事及び汚泥脱水施設の更新工事に着手をしてまいります。 次に、収入及び支出の金額といたしましては、令和2年度の下水道事業の経営活動に伴い、発生が予定されている全ての収益とそれに対する全ての費用を計上しました収益的収入及び支出といたしまして、下水道事業収益20億7,695万4,000円、下水道事業費用20億1,592万4,000円。主なものといたしまして、建設改良事業費及び企業債の元金償還に要する費用と、これに対応する補助金等の収入を計上いたしました。 資本的収入及び支出といたしまして、資本的収入13億3,056万7,000円、資本的支出16億1,588万7,000円でございます。 また、法適用前年度以前の会計年度に発生いたしました未収金及び未払金は、それぞれ9,817万8,000円、1億9,797万2,000円でございます。 企業債につきましては、資本的収入の第1項企業債1億7,880万円を予定しております。 最後に、議案第26号、市道路線の認定、廃止及び変更についてを御説明申し上げます。 この主な内容といたしましては、まず、道の駅整備事業に伴う本郷町地内の本郷前田北線の路線認定でございます。 次に、市道藤島1号線の供用開始に伴いまして、藤島町地内の万場・長塚線、藤島平子・上田線、本郷町地内と藤島町地内を結ぶ本郷・藤島前田線、藤島町地内と米野木町地内を結ぶ藤島前田・米野木線の路線認定。また、当該路線認定に伴います相山・長塚線、藤島平子・万場線、本郷・米野木線の路線廃止でございます。 最後に、市道黒笹三本木線に関するみよし市との管理区域決定に伴いまして、路線を縮小する路線変更をするものでございます。 ○議長(萩野勝) 以上で提案説明を終わります。----------------------------------- ○議長(萩野勝) 以上で本日の日程は全部終了しました。 来る2月27日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会します。     午前11時25分 散会...