日進市議会 > 2015-02-23 >
02月23日-01号

  • "予算委員会終了"(/)
ツイート シェア
  1. 日進市議会 2015-02-23
    02月23日-01号


    取得元: 日進市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成27年  3月 定例会(第1回)        平成27年第1回日進市議会定例会本会議[2月23日(月)]1.開会式       平成27年2月23日(月)午前9時30分                   議長挨拶                   市長挨拶1.開議        午前9時34分 議長宣告1.会議に出席した議員         1番 下地康夫        2番 折原由浩         3番 坂林卓美        4番 神谷繁雄         5番 島村紀代美       6番 正木和彦         7番 白井えり子       8番 舟橋よしえ         9番 小屋登美子       10番 渡邊明子         11番 余語充伸        12番 武田 司         13番 鈴村修波        14番 杉山昌夫         15番 大橋ゆうすけ      16番 近藤ひろき         17番 古谷のりお       18番 永野雅則         19番 小野田利信       20番 福岡幹雄1.会議に欠席した議員         なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市長          萩野幸三   副市長         堀之内秀紀  教育長         青山雅道   企画部長        小林正信  企画部調整監      吉橋一典   総務部長        須崎賢司  総務部参事       今田幹雄   市民生活部長      水野和秀  市民生活部担当部長   梅村光俊   市民生活部参事     浅井金敏  福祉部長兼福祉事務所長 加藤利秋   福祉部参事兼福祉会館長 松田正子  建設経済部長      伊藤孝明   建設経済部担当部長   鈴木正敏  会計管理者       原田直行   教育部長        武田健一  監査委員事務局長    武田伸三   総務部次長兼総務課長  福岡滋之1.会議に職務のために出席した者の職氏名  議会事務局長      櫻井弘幸   議会事務局次長兼議事課長                                 近藤 修1.会議に付した事件  議案第1号 日進市旧市川家住宅の設置及び管理に関する条例の制定について  議案第2号 日進市職員定数条例等の一部改正について  議案第3号 日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について  議案第4号 日進市職員の給与に関する条例の一部改正について  議案第5号 日進市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第6号 日進市国民健康保険条例の一部改正について  議案第7号 日進市立保育園条例の一部改正について  議案第8号 日進市介護保険条例の一部改正について  議案第9号 日進市障害者政策委員会条例の一部改正について  議案第10号 日進市保育の実施に関する条例の廃止について  議案第11号 平成26年度日進市一般会計補正予算(第6号)について  議案第12号 平成26年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について  議案第13号 平成26年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について  議案第14号 平成26年度日進市介護保険特別会計補正予算(第2号)について  議案第15号 平成26年度日進市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について  議案第16号 平成26年度日進市農業集落排水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第17号 平成26年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第18号 平成27年度日進市一般会計予算について  議案第19号 平成27年度日進市国民健康保険特別会計予算について  議案第20号 平成27年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第21号 平成27年度日進市介護保険特別会計予算について  議案第22号 平成27年度日進市下水道事業特別会計予算について  議案第23号 平成27年度日進市農業集落排水処理施設事業特別会計予算について  議案第24号 平成27年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第25号 平成27年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第26号 平成27年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第27号 愛日地方教育事務協議会規約の変更について  議案第28号 工事委託契約の変更について(南部浄化センター水処理施設機械電気設備工事業務)  議案第29号 工事請負契約の締結について(赤池小学校増築工事)  議案第30号 市道路線の認定及び廃止について  議案第31号 財産の出資について  議案第32号 尾三消防組合規約の変更について  議案第33号 日東衛生組合規約の変更について  議案第34号 尾三衛生組合規約の変更について  議案第35号 日進市公平委員会委員の選任について  議案第36号 日進市公平委員会委員の選任について  議案第37号 日進市公平委員会委員の選任について  議案第38号 日進市固定資産評価審査委員会委員の選任について  議員提出議案第1号 日進市議会委員会条例の一部改正について  議員提出議案第2号 日進市議会議員政治倫理条例の一部改正について  請願第1号 マクロ経済スライドの廃止を求める請願書  請願第2号 産業競争力強化法に基づく「創業支援事業計画」の認定申請に関する請願書1.議事日程  日程第1 会議録署名者の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告       1 名古屋瀬戸道路特別委員長       2 議長       3 市長  日程第4 施政方針演説  日程第5 議案第1号から議案第31号までについて       (上程・説明)  日程第6 特別委員会の設置について  日程第7 議案第32号から議案第34号までについて       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第8 議案第35号から議案第37号までについて       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第9 議案第38号について       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第10 議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号について       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第11 請願第1号及び請願第2号について       (上程・委員会付託)  日程第12 人権擁護委員の推薦について       (上程・説明・質疑・討論・採決)1.閉議        午後2時37分 議長宣告        開会式     午前9時30分 開式 ◎櫻井事務局長 ただいまから平成27年第1回日進市議会定例会の開会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。     〔議長 武田司登壇〕 ○議長(武田司) おはようございます。 平成27年第1回日進市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 2月も中旬を過ぎ、本日は随分暖かくなるという予測が出ております。 本日、議員の皆さん並びに市長を始め執行部の皆様には、御多用のところ御出席を賜り、ここに第1回日進市議会定例会が開催できますことに厚くお礼を申し上げます。 さて、本定例会は、平成27年度当初予算を始め、条例の制定など38議案、また、議員提案として2議案が提出されております。特に当初予算は、市の政策を財政的に裏づけるものであり、重要議案の1つであります。 いずれの案件につきましても、慎重なる御審議、御審査を重ねられ、適切なる議決をしていただきますようお願いを申し上げますとともに、議会運営に格別なる御支援、御協力をお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎櫻井事務局長 次に、市長から挨拶があります。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 おはようございます。 平成27年第1回日進市議会定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 本日、平成27年第1回日進市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様におかれましては御参集いただき、厚くお礼を申し上げます。 本市は、1月1日に「健やか にっしん宣言」を行いました。平成27年をスタートの年とし、つながりの「和」を広げ、みんなで幸せなまち、健やかにっしんを目指していきます。 今後は、つどいの場を中心に予防事業を推進し、市民の皆様が健やかで心豊かに過ごせるよう取り組んでまいります。議員の皆様におかれましては、事業の推進に一層の御支援、御協力をお願い申し上げます。 さて、本日御提案させていただきます議案は、一般会計を始め各特別会計の平成26年度補正予算、平成27年度予算、条例の制定及び一部改正、廃止等38議案でございます。人事案件といたしまして、固定資産税評価審査委員会委員の選任、公平委員会委員の選任がございます。また、報告案件といたしましては、専決処分事項の報告が1件ございます。議案外といたしまして、人権擁護委員の推薦がございます。 各議案とも慎重なる御審議をいただき、御議決、御賛同いただきますようお願いを申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ◎櫻井事務局長 これをもちまして、平成27年第1回日進市議会定例会の開会式を終わります。 御着席願います。     午前9時33分 閉式-----------------------------------     午前9時34分 開議 ○議長(武田司) 開議に先立ち報告します。 本日、報道機関へ撮影を許可しました。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、平成27年第1回日進市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第1、会議録署名者の指名を行います。 会議録署名者は、会議規則第88条の規定により、議長から3番坂林卓美議員、4番神谷繁雄議員を本定例会の会議録署名者に指名します。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの29日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定しました。 会期中の会議予定については、お手元の会期日程表のとおりですので御了承願います。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第3、諸般の報告を議題とします。 初めに、名古屋瀬戸道路特別委員会 小野田委員長。     〔名古屋瀬戸道路特別委員会 小野田利信委員長登壇〕 ◆名古屋瀬戸道路特別委員会小野田利信委員長) 議長の御指名がございましたので、2月4日に開催しました名古屋瀬戸道路特別委員会の模様について報告します。 初めに、執行部より、名古屋瀬戸道路の現状について説明を受けました。 名古屋瀬戸道路の現状として、浅田町については平成25年度までに、日進中央線の用地を利用し、国道153号線浅田西交差点から東の一部区間において、自転車歩行者道の整備を行いました。 北新町については、対策委員会が4回開催されました。そのほかでは、平成26年11月5日、対策委員会が県に対し、名古屋瀬戸道路の整備にあわせ、北新町地区が切望する、東名高速道路を横断するアンダーボックスによる側道整備の早期実現に向けた要望活動、陳情を行った。そのときには、市長が先頭に立って、地元と行動をともにしている。 また、岩崎町については、7年ぶりに対策委員会が2回開催され、これまでの進捗状況と今年度の事業予定などの報告を行っている。岩崎町東側地内については、2期区間延長1.7キロメートル、県道瀬戸大府東海線白山交差点から東名高速道路日進ジャンクションまでであり、小林・芝内地内の一部区間において、平成27年3月に工事を着手する予定である。 本年度、名古屋瀬戸道路の県予算については、道路改良工事として委託料3,059万3,000円、工事請負費2,450万円、公有財産購入費3,280万円、合計で8,789万3,000円となっており、前年比7,512万7,000円の増額となっている。 愛知県尾張建設事務所長からは、側道及び東名高速道路を横断するアンダーボックスについては、東山岩藤線の新岩崎橋までの区間を優先的、段階的に整備する方針であり、現在、詳細設計を進めている。何とか今年度中に工事が着手できるよう、日進市を始め地元や関係機関と調整させていただきたいとの回答をいただき、市としては、今年度中に工事着手ができるよう、強く要望していきたいと考えている。 説明の後、質疑、意見を求めたところ、岩崎町の対策委員会が7年ぶりに2回開催されたが、委員からはどのような意見が出されたのかとの質問に、これまで事業が進まなかった原因や東名高速道路のアンダーボックスの工事着手はいつごろになるのか、また、対策委員会としては、長い年月がかかったが、ようやく事業が動き出したので、早期整備に向けて進めてほしいとの意見があり、市としても、早期に工事が着手できるよう、県に要望していきたいとの回答がありました。 また、ことしの3月に工事着手予定とのことだが、具体的な場所と、先行した側道整備にかかる予測期間や来年度予算、総工事費などは確定しているのかとの質問に、具体的な工事箇所は聞いていないが、東名高速道路のアンダーボックスを含めた側道整備にかかる期間は七、八年と聞いている。また、来年度の予算及び総工事費についても聞いていない。市としても、愛知県が示した側道整備の先行施工範囲が早期に完成できるよう強く要望しているところですので、推進に向けて議会の協力をお願いしたいとの回答がありました。 そのほか、各委員からの質疑応答の後、委員会を終了しました。 以上で名古屋瀬戸道路特別委員会の報告を終わります。 ○議長(武田司) 次に、議長から報告します。 専決処分事項の報告については、市長から書面にて報告がありましたので、お手元に配付してあります報告書をもって説明にかえることといたします。 次に、監査委員から、平成26年11月分及び12月分の例月出納検査結果と、福祉部福祉課と福祉会館、議会事務局議事課建設経済部都市計画課と区画整理課及び東部地区新設保育園建設工事の定期監査結果の報告が本職にありましたので報告します。なお、詳細資料は議会事務局に備えてありますので閲覧願います。 次に、平成26年第4回定例会において議決されました、国の私学助成の増額と拡充に関する意見書、愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書は、平成26年12月19日付で関係各位に提出しましたので報告します。 次に、1月15日から16日までを派遣期間として、千葉市で開催されました市議会議員特別セミナーに坂林卓美議員が出席しましたので報告します。資料については議会事務局に備えてありますので閲覧願います。なお、舟橋よしえ議員については出席できない旨の報告がありましたので、議長において参加を取りやめることにしましたので報告します。 次に、陳情の取り扱いについて報告します。 陳情第1号、日進市を美しくするために日進市ゴミ収集制度の見直しについての陳情書は、全議員に写しを配付することにしました。 次に、行政報告を行っていただきます。 市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 平成27年第1回日進市議会定例会の開催に当たり、平成26年第4回定例会以降の行政について、主な事業の概要を御報告申し上げます。 初めに、企画部関係でございますが、市制20周年記念事業として、日進市民会館にて、NHK名古屋放送局中央営業センターNHK厚生文化事業団中部支局との共催により、1月24日にNHKハートフォーラムを実施し、762名に御来場をいただきました。 また、NHK名古屋放送局中央営業センターとの共催により、1月29日に「BS日本のうた」公開録画を実施し、743名に来場をいただきました。 多くの皆様に御参加いただき、市制20周年の主要事業として、すばらしいフィナーレを飾ることができました。 続きまして、総務部関係でございますが、12月14日に衆議院議員総選挙、2月1日に愛知県知事選挙の執行がありました。 また、1月11日にスポーツセンターにて日進市消防出初式を開催し、消防団、女性防災クラブ、幼年消防クラブから約300名の参加があり、市民の安全・安心を守る決意を新たにいたしました。 続きまして、市民生活部関係ですが、12月1日に平成26年日進市防犯・防災年末夜警合同出発式を行い、愛知警察署、尾三消防本部日進消防署を始め、日ごろから地域の防犯・防災活動に取り組む自主防災組織や自主防犯活動団体、女性防災クラブ、少年防犯活動推進委員、市消防団合わせて約350名が一堂に会し、活動に向けた決意を表明いたしました。 次に、市制20周年記念事業として12月6日に、にっしん市民活動祭と、男女平等推進事業の一環である第6回にっしんハーモニーフェスタを市民会館にて同時開催をいたしました。イベントでは、名城大学の昇秀樹教授やタレントの矢野きよ実さんによる講演会のほか、映画上映や100以上の市民団体等によるブース出展を行い、実行委員の皆様、市民団体、大学の関係者など多くの方々の御協力をいただき、当日は約3,000名の来場者でにぎわいました。 また、12月14日には、にっしん体操大会を市民会館にて開催いたしました。体操大会コンテストでは、地域や職場から13グループが体操を披露する中、小さなお子様から80歳を超える方まで幅広い参加があり、この日行われたご当地キャラまつりとともに、とてもにぎわいのある大会となりました。 次に、1月1日に「健やか にっしん宣言」を行いました。今後は、宣言文「私がつくる みんなつながる 健やかにっしん」を合い言葉に、市民、地域、団体等と協働し、健康づくりに取り組んでまいります。 次に、1月14日に、愛知県交通安全県民大会愛知芸術文化センターにて行われました。日進市からは、民間街頭活動協力者9名、優良交通安全団体1団体、優良交通指導員1名が、日ごろの地域の交通事故防止の貢献に対して感謝状をいただきました。 次に、2月11日に、東名古屋医師会との共催で、「生きる!昨日、今日、そして明日へ」をテーマに、市制20周年記念事業、東名古屋医師会市民公開講座を市民会館にて開催し、459名の来場者でにぎわいました。 続きまして、福祉部関係でございますが、2月13日に市民会館小ホールにて、平成26年度介護予防講演会「老いてこそ挑め~ぎんさんの娘たち、三浦雄一郎さんから学ぶ」を行い、約100名の参加がありました。 次に、教育部関係でございますが、12月6日に愛・地球博記念公園にて、第9回愛知県市町村対抗駅伝競走大会が開催をされました。結果は23位でありましたが、みぞれまじりの大変寒い中、代表選手はけがやアクシデントもなく、各自の持てる力を出し切っての結果であり、大健闘であったと思っております。 続きまして、各組合議会について御報告させていただきます。 平成27年第1回愛知県後期高齢者医療広域連合議会定例会が2月9日に開催され、情報公開条例及び同広域連合個人情報保護条例の一部改正について、情報公開・個人情報保護審査会条例の一部改正について、後期高齢者医療制度臨時特例基金条例の一部改正について、後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、平成26年度一般会計補正予算(第2号)について、平成26年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、平成27年度一般会計予算について、平成27年度後期高齢者医療特別会計予算についての8議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、平成26年第3回愛知中部水道企業団議会定例会が12月25日に開催され、企業団職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についてが原案のとおり可決されました。 最後に、工事請負契約について御報告をいたします。 11月26日から2月12日までの契約金額1,000万円以上の工事請負契約は3件です。工事請負契約報告書をお配りいたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 以上をもちまして、行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(武田司) 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第4、施政方針演説を行っていただきます。 市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 1、初めに。 本市は、昨年10月に市制20周年という1つの節目を迎えました。数多くの記念事業を実施する中で、この20年で培われた市民の力、行政の力を実感した1年でありました。 例えば、市民に大変好評であった7大学連携学長講座は、これまでの大学と市との連携を積み重ねてきた成果であり、市民の取り組みでは、11の補助事業のほかにも、市民みずからが協賛事業として実施していただいたものが48事業もあり、市民に20周年をともに祝っていただいたものと大変うれしく感じております。 さて、このたび、3年に1度の市民意識調査の結果がまとまりました。毎回の質問項目として、市政全般に対して満足しているかをお尋ねいたしております。今回の調査結果と以前の結果を比較いたしますと、満足、まあまあ満足の方は、平成20年度の48.9%から55.3%にふえ、逆に、不満、やや不満の方は、18.7%から12.4%に減っております。 このように、市民の皆様から市政について高い評価をいただいているのは、議会の御支援、あるいは切磋琢磨の中で、この7年余りの取り組みの成果と受けとめており、引き続きこの高い評価を維持し、さらなる高みを目指して市政運営を進めてまいります。議員各位並びに広く市民の皆様の御理解と御協力を賜りたく、お願いを申し上げます。 2、社会情勢に対する基本認識。 しかしながら、昨今の社会情勢は、必ずしも楽観を許すものではありません。昨年5月には日本創成会議が、将来的には半数の自治体が人口減少により存立の危機に立たされるという衝撃的な予測を発表いたしました。 本市はなお人口増加が見込まれておりますが、国全体は、人口増加が景気の好循環をもたらした人口ボーナス期を終了し、人口減少する中で一層の高齢化が進むことにより、かつてのような成長が見込めない上に、ますます社会保障費等の負担が増大する、人口オーナス期と呼ばれる時代に突入をいたしました。 国はこの課題に対応するため、日本の人口の現状と将来の姿を示し、今後目指すべき将来の方向を提示するまち・ひと・しごと創生長期ビジョン及び、これを実現するため、今後5カ年の目標、施策や基本的な方向を提示するまち・ひと・しごと創生総合戦略を取りまとめ、自治体にも同様の長期ビジョンと総合戦略の策定を求めております。 また、高度成長期につくられた公共施設や道路、下水道等のインフラ資産について、今後は改修、更新の時期を迎え、多額の費用が発生すると見込まれており、国、自治体の大きな課題の1つとなっております。 一言で言えば、社会全体がより大きなコストを強いられる構造になってきていると考えられます。そのような状況のもとで、今後、将来需要を予測しながら、自主財源の安定的な確保に努める必要があります。 3、平成27年度の取り組みについて。 平成26年度は、市制20周年という大きな節目をしっかりと乗り越えることができましたが、平成27年度は、次の節目を目指して、大きく行政経営のあり方を転換する年と捉えております。 そこで、平成27年度に、新しい行政経営の方向を示す新・経営改革プランを策定いたします。既にビジョン編の検討を進めており、徹底して最少の経費で最大の成果を追求する行政経営力の向上、これまでの市民協働で培ってきた互助の力をさらに高め、大学連携、民間の力を活用する地域経営力の向上、さらに、平成24年度以来本市が中心となって進めてきた自治体間の広域連携の推進を3つの軸とし、アクションプランを組み立ててまいります。 また、施策としては、これまでの健康長寿、子育て支援、安全・安心の3つの柱について、引き続き継続していく中で、次の取り組みを行ってまいります。 本年1月1日には「健やか にっしん宣言」をいたしました。宣言文の「私がつくる みんなつながる 健やかにっしん」は、より多くの方が健康長寿を享受でき、健やかな日々を送れるよう、健康づくりを通じて地域がつながり、まち全体が健やかとなることを目標としております。 平成27年度からの機構改革により、市民生活部から保険年金課と健康課を福祉部に移し、「健やか にっしん宣言」の推進のため健康福祉部とするとともに、地域包括ケアを推進するため、福祉部門を対象別から機能別に改組いたします。また、児童課を部に昇格させ、こども福祉部を創設し、子ども・子育て支援新制度をしっかりと推進してまいります。さらに、企画部企画政策課に、新しい施策の取り組みや新たな課題の解決などを担う市政戦略係を置き、スピーディーな施策展開を図ります。 また、平成6年の市制施行以来、人口は約3万2,000人以上ふえており、大変多くの方が他の自治体から本市に移り住んでいただいております。生まれたときからこのまちに住んでいただいている方も、本市を選んで移り住んでいただいた方にも、このまちを故郷として、このまちを愛し、ついの住みかとしていただくため、定住化促進施策の検討を進めてまいります。 この4月から施行される地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、市長と教育委員会との連携の強化がこれまで以上に進むものと考えております。市長が主宰する総合教育会議は、教育のさまざまな施策や課題等について、教育長や教育委員の皆さんとよりオープンな形で忌憚のない意見を交わすことにより、市民にわかりやすく、開かれた教育行政の実現が図られるものと考えております。 そこで、ぜひこうした会議の場において、教育委員会が進めている、子どもやその家庭、教育現場における深刻な問題や課題に対する支援体制、調査・検証組織のあり方やその構築を目指した取り組みについて、意見交換する中で、積極的にかかわってまいりたいと考えております。 4、平成27年度の予算の概要。 平成27年度一般会計当初予算案は、総額で222億6,900万円、前年度と比較いたしますと、額で8億5,000万円の減額、率にして3.7%の減少としました。 この中には、東部地区保育園整備事業、子育て支援減税手当給付事業など、約5億8,000万円の皆減が含まれております。 歳入につきましては、歳入予算の根幹をなす市税は、市たばこ税で前年度予算額を下回るものの、緩やかな景気回復の影響などにより、総額では前年度に比べ2.0%増の141億8,059万7,000円を見込んでおります。 また、地方消費税交付金は、昨年度の地方消費税率の引き上げによる影響で、前年度に比べ18.0%増の9億8,200万円を見込んでいます。 一方で、地方交付税でございますが、普通交付税については、試算により不交付団体となる見込みから、皆減といたしました。特別交付税についても前年度に比べ50.0%減の4,000万円を計上し、交付税全体としては、前年度と比較しますと約2億2,000万円の減額と見込んでいます。臨時財政対策債は、普通交付税が不交付となる見込みから計上いたしておりません。 普通交付税不交付団体となることは健全な財政運営の1つのあかしでありますが、一時的には、普通交付税、臨時財政対策債の皆減となることから、厳しい財政見通しとなりました。 加えて、高齢化の進展、子育て支援の充実、国の制度改正などの影響による経常経費が増加することから、歳出については全事業の精査を行い、その際、市民サービスの低下を招かないよう必要不可欠のサービスを重視するとともに、市の発展に資する施策については引き続き実施し、より一層の選択と集中を進めた予算といたしました。 今後、将来に向けて必要な投資につきましては、国県補助金の獲得など歳入確保に努める中で積極的に進めてまいります。 5、分野別重点事業。 それでは、新年度の施策や事業の中から、新規事業や重点事業につきまして、総合計画の基本目標の体系に基づき御説明を申し上げます。 まず、子育て・健康長寿を支えるまちづくりであります。 「健やか にっしん」を具体的に推進するため、つどいの場のプロジェクトを積極的に展開します。これまで推進してきたぷらっとホームやほっとカフェ等をつどいの場と位置づけ、にっしん体操をきっかけとした健康づくり、介護予防を進めるとともに、地域福祉計画と連動した地域づくりを推進いたします。 同時に、いつまでも安心して暮らし続けることができるよう、医療、介護、地域が連携して高齢者の暮らしを支える仕組みづくりを喫緊の課題として、地域包括ケアシステムの構築に取り組んでまいります。 また、生活保護に至る前に包括的かつ早期的な相談支援を行う生活困窮者自立支援事業を実施するほか、福祉有償運送の一層の充実に向け取り組みを新たに行うなど、支援の必要な方への施策も進めてまいります。 このまちで安心して子どもを産み育てていくことができるよう、子育て環境の一層の充実に努めてまいります。そのため、東部地区に米野木台西保育園を開設し、本市初の指定管理者による運営を行います。 また、放課後子ども教室をさらに拡充し、新たに相野山小学校、香久山小学校を加えた6校で実施をいたします。 さらに、こども福祉部こども課に療育支援係を設け、体系的な療育支援の取り組みを進めることとします。また、発達の気になる子どもたちに早期に療育支援を始められるよう、親子通園事業を実施いたします。 続きまして、安全・安心で自然と共生した暮らしの実現であります。 防災につきましては、災害時における緊急対応力の強化を図るため、災害対策本部などに太陽光発電・蓄電システムを導入し、災害時の新たな非常用電源を確保いたします。 また、地域防災の担い手となる消防団との連携をより一層強化するため、消防団無線のデジタル化を進めます。 さらに、各地域の避難所の良好な環境整備を図るため、非常食や保存水などの備蓄食料やカセットガス発電機等、災害対策用資材を計画的に配置します。 防犯につきましては、地域における自主的な防犯活動をさらに推進するため、引き続き防犯カメラ設置補助事業を実施することにより、街頭犯罪の抑止を図ってまいります。 地球温暖化対策実行計画の重点施策として、蓄エネ対象機器設置費用を補助することにより、スマートハウス化に向けた取り組みを強化するとともに、日進版エコポイント制度の創設により、環境保全に対する意識啓発を図ります。 次に、快適で利便性の高い持続可能な都市づくりであります。 道路網の構築につきましては、都市計画道路野方三ツ池公園線の橋梁の地質調査を始め、市道黒笹三本木線、東名側道南線、藤島1号線などの継続的な整備を進めることにより、利便性の向上を図ります。 道路や橋梁は災害時の輸送路、避難路の確保にも必要ですので、適切に管理してまいります。 また、下水道施設も含め、老朽化したインフラ施設等は、各施設に応じた長寿命化計画に基づき、計画的な点検、予防保全的な修繕を行い、維持管理コストの削減に努めます。 市民生活を支える地域公共交通の活性化と利便性の向上を図るため、地域公共交通再編実施計画策定事業により、市内に存在する全ての公共交通の役割分担を明確化し、市内公共交通網の再編に向けた検討を行います。 まちのにぎわいを創出する市街地整備事業として、赤池箕ノ手土地区画整理事業を引き続き支援するとともに、香久山西部地区における新たな土地区画整理事業の計画的な推進と、北のエントランスとして、北新地区の魅力や特性を生かした土地区画整理事業の早期実施を支援していきます。 良好な住環境を確保するため、人口減少や高齢化の進展により増加する空き家の実態調査を行い、空き家対策計画策定や条例策定に向けた準備を進めます。 続いて、暮らしを支える産業の振興であります。 商工会で実施されるプレミアム商品券発行事業に対して引き続き助成を行うことで、地域における消費喚起、商工業の活性化につなげていきます。また、商工会館の耐震工事への補助を行います。 中小の事業者支援として、県の小規模企業等振興資金などの融資制度を活用し、中小企業の企業価値の向上や販路拡大への取り組みを進めるほか、地域職業相談室において、知識・経験豊富な相談員により、きめ細かな就労支援を継続していきます。 農業の担い手不足の解消や遊休農地の効果的な利用促進を図るために、就農後を見据え、専門的技術指導などを充実したアグリスクールの実施や新規就農者への各種支援事業を継続いたします。 続きまして、次代を担う人を育み、生涯学び続けられる環境づくりであります。 教育施設では、災害時には避難所ともなる小中学校の体育館や武道場について、地震による天井材や照明器具等の落下被害を防ぐ非構造部材の耐震工事を実施して、児童・生徒の安全確保を図ります。 また、近年、記録的な猛暑に見舞われることも多くなっております。快適な教育環境の確保を目指し、各小中学校のエアコン設置に向けた調査を実施いたします。 本市の貴重な文化財である旧市川家住宅をいよいよ開館します。多くの市民が地域固有の歴史や風土を肌で体感でき、豊かな感性と創造性を高める生涯学習の拠点として、魅力あふれた活用に取り組んでいきます。 次に、市民自治力と行政経営力の向上であります。 さきに述べた新・経営改革プランを始めとして、次世代に向け、新たな仕組みがスタートします。 高度経済成長期に建設された市庁舎、道路や下水道などの公共施設の老朽化に伴う改修、更新への対応について、長期的な視点に立った老朽化対策を推進することで、後年度の維持修繕などのトータルコストの軽減、インフラの最適化を図るため、公共施設等総合管理計画を策定します。 また、中長期的な財政運営への活用の充実を図るため、新地方公会計制度の導入に当たり必要となる固定資産台帳の整備に着手し、公共施設マネジメントへの活用に向けた取り組みを進めていきます。 行政の効率化や国民の利便性向上を図る社会保障・税番号制度への対応については、関連システムの改修を行い、市民への周知など、スムーズな導入に向けての体制づくりを進めます。 市制20周年を記念して制定した日進市シンボルマークを市民の皆様にも幅広く活用してもらうことで市への愛着と誇りを高め、さらに、市の魅力を市内外へ効果的に広めたいと考えております。 情報収集の利便性向上と災害時における情報通信環境の充実を図るため、まずは市役所に無線LANのアクセスポイントを設置し、順次その他公共施設へと拡大をします。 6、まとめ。 私が就任してから間もなくリーマン・ショックが起こり、その後、長い経済停滞期が続き、市税の落ち込みによる財政への影響は大きなものでありました。また、東日本大震災と福島原発事故が起こるなど、想像を絶する災害や事故が続きました。 そのような中で、冒頭述べたように、市政満足度は調査ごとに向上してきました。これまで推進してきた健康長寿、子育て支援、安全・安心を3つの柱とする施策が着実な成果を上げ、それが市民の高評価につながっているものと考えております。 さらに、本市の魅力は、大都市に比べて自然が多く残されている一方、市街地として活気があり利便性が高いこと、このバランスのよさにあります。今後もまちづくりの基本的な方向性として、豊かな自然をしっかりと守りつつ、市街地の利便性を積極的に追求してまいります。 その上で、市政とは、市民の幸せ実現のお手伝いをするものであります。市民の誰もが安心して普通に暮らせるように、バランスよく、どの分野においても一定以上の水準を確保していくこと、言いかえればトータルとしての暮らしやすさを追求することが大切であると考えております。子育て世代も、働き盛りも、お年寄りも、障害のある人も、誰もが暮らしやすさを実感できる、誰もが住みたくなる、暮らしやすさ日本一のまち日進を目指してまいります。 社会情勢はますます困難が想定されますが、将来に向けて新しい時代を切り開かなければなりません。私がその旗頭となり、職員とともに一丸となって、この難局を乗り越えてまいります。 市民の皆様を始め議員各位におかれましてはどうか、「いつまでも暮らしやすい みどりの住環境都市」の実現に向け、これまで以上に御支援と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、平成27年度の施政方針といたします。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(武田司) 以上で施政方針演説を終わります。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第5、議案第1号から議案第31号までを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 議長の御指名がございましたので、今議会に提案をいたしました議案第1号から議案第31号までにつきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第1号であります。 この条例は、平成27年度に生涯学習の拠点施設として開館予定の国登録有形文化財、旧市川家住宅について、地方自治法第244条の2の規定に基づき、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第2号であります。 この条例は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行により、教育長が特別職となることに伴い、関係条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第3号であります。 この条例は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行により特別職となる教育長を対象に加えるとともに、市長、副市長及び教育長の地域手当を廃止するため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第4号であります。 この条例は、人事院勧告に基づく国の一般職の職員の給与に関する法律の改正及び他の地方公共団体の給与改正との均衡を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第5号であります。 この条例は、地方税法施行令の改正及び国民健康保険特別会計の適正かつ健全な運営を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第6号であります。 この条例は、国民健康保険法の改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第7号であります。 この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行による児童福祉法の一部の改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第8号であります。 この条例は、介護保険法及び介護保険法施行令並びに地域における医療及び介護の総合的な確保をするための関係法律の整備等に関する法律の施行等に伴い、条例の一部を改正する必要があるからであります。 次に、議案第9号であります。 この条例は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の施行による障害者基本法の一部の改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第10号であります。 この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行による児童福祉法の一部の改正に伴い、条例を廃止しようとするものでございます。 次に、議案第11号であります。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ3億6,276万4,000円を減額いたしまして、予算総額を231億8,869万8,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第12号から第17号につきましては、平成26年度国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、下水道事業、農業集落排水処理施設事業、五色園の団地汚水処理事業の特別会計補正予算をそれぞれ提出させていただいているものでございます。 次に、議案第18号であります。 平成27年度一般会計の予算総額は222億6,900万円で、前年度比較8億5,000万円、率で3.7%の減少となっております。 次に、議案第19号から議案第26号につきましては、平成27年度国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、下水道事業、農業集落排水処理施設事業、三ケ峯台、南山エピック、五色園の各団地汚水処理事業の特別会計予算をそれぞれ提出させていただいているものでございます。 次に、議案第27号であります。 この規約は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部の改正に伴い、規約の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第28号であります。 今回の工事委託契約の変更につきましては、南部浄化センターの水処理施設機械電気設備工事業務に関する基本協定の協定額について、3億7,400万円を3億3,621万円に変更するものでございます。 次に、議案第29号であります。 この工事請負契約は、将来の児童の増加に伴い、赤池小学校の5階に7教室増築するものでございます。 契約金額は3億1,924万8,000円で、契約の相手方は村本建設株式会社名古屋支店でございます。 次に、議案第30号であります。 日進市米野木駅前特定土地区画整理事業区域内の道路移管に伴い、路線を認定し及び廃止し、並びに行政財産の所管がえに伴い路線を認定しようとするものでございます。 次に、議案第31号であります。 愛知高速交通株式会社に対して有する貸付金に係る債権を出資するため、議会の議決を求めるものでございます。 以上、議案第1号から議案第31号まで一括して提案させていただきました。 各議案につきましては所管部長より詳細を説明いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(武田司) 次に、教育部長。
    ◎武田教育部長 それでは、議案第1号、日進市旧市川家住宅の設置及び管理に関する条例の制定について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、施設の名称及び位置、休館日及び開館時間、利用の許可等について定めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、平成27年6月1日とするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、企画部長。 ◎小林企画部長 次に、議案第2号、日進市職員定数条例等の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、まず1点目といたしまして、日進市教育委員会の事務局の職員の定数及び教育長の勤務条件に関する規定の整理を行うものでございます。 2点目といたしましては、日進市特別職報酬等審議会の所掌事項に、教育長の給料の額を加えるものでございます。 3点目といたしましては、日進市教育委員会委員の定数を6人から5人とするものでございます。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。 次に、議案第3号、日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、まず1点目といたしまして、教育長の給与及び旅費に関する規定を加えるものでございます。 2点目といたしましては、市長、副市長及び教育長の地域手当を支給しないこととするものでございます。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。 なお、日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例のほか、日進市長及び副市長の給与の特例に関する条例において関連する規定がございますので、本議案で改正するものでございます。 次に、議案第4号、日進市職員の給与に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、まず1点目といたしまして、人事院勧告による給与制度の総合的見直しとして、給料月額を平均2%引き下げ、地域手当の支給割合を100分の12から100分の13に引き上げるものでございますが、日進市が現在置かれている地域の実情を踏まえ、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの期間に限り、地域手当の支給割合を100分の10とするものでございます。 2点目といたしましては、単身赴任手当を、国家公務員に準拠して額を引き上げるものでございます。 3点目といたしましては、管理職員特別勤務手当を、国家公務員に準拠して額を引き上げるとともに、平日の深夜に勤務した場合にも支給できることとするものでございます。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。 なお、日進市職員給与条例のほか、日進市職員の育児休業等に関する条例において関連する規定がございますので、本議案で改正するものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、市民生活部担当部長。 ◎梅村市民生活部担当部長 次に、議案第5号、日進市国民健康保険税条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正の内容としましては、国民健康保険税の賦課限度額について、基礎分を50万円から51万円へ、後期高齢者支援金分を13万円から14万円へ、介護納付金分を10万円から12万円へ、それぞれ引き上げするとともに、その他必要な規定の整理を行うものでございます。 なお、限度額の引き上げに関する施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第6号、日進市国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正の内容としましては、国民健康保険法を引用する条項について、必要な規定の整理を行うものでございます。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、福祉部長。 ◎加藤福祉部長 続きまして、議案第7号、日進市立保育園条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容としましては、保育料の徴収及び減免に関する規定を定めるものであります。 なお、施行期日につきましては、平成27年4月1日からとするものでございます。 次に、議案第8号、日進市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正の内容としましては、平成27年度から3年間の介護保険料基準額を月額4,370円から5,190円に引き上げ、介護保険法施行令による介護保険料算定における保険料基準額に乗ずる割合を、最低0.3、最高2.0から、最低0.45、最高2.25とし、合計所得金額に基づき区分する段階を11区分から12区分とするものであります。 なお、施行期日につきましては、平成27年4月1日からとするものであります。 また、第1号被保険者の保険料基準額に乗ずる割合を、第1段階については0.4に軽減するものでありますが、施行期日につきましては規則に委任するものでございます。 次に、議案第9号、日進市障害者政策委員会条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正の内容としましては、まず1点目といたしまして、障害者基本法の一部改正に伴い、必要な規定を追加するものでございます。 次に、2点目といたしましては、障害者基本計画後期計画の推進体制の見直しのため、組織の委員の人数を15人以内とし、その他必要な規定の整理を行うものでございます。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。ただし、改正後の条例第2条の規定につきましては、施行期日を法律の施行に合わせ、平成28年4月1日とするものでございます。 次に、議案第10号、日進市保育の実施に関する条例の廃止について御説明申し上げます。 これまで保育につきましては、市町村が条例で定める事由により保育に欠ける児童について実施することとなっておりましたが、改正後の児童福祉法及び子ども・子育て支援法の規定により、内閣府令に定める事由により家庭において必要な保育を受けることが困難な児童について実施することとなりました。これに伴い、児童が保育に欠ける事由について定める日進市保育の実施に関する条例について、廃止するものであります。 なお、施行期日につきましては、平成27年4月1日からとするものです。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) ただいま提案説明の途中ですが、ただいまから10時45分まで休憩いたします。     午前10時28分 休憩-----------------------------------     午前10時45分 再開 ○議長(武田司) 会議を再開します。 休憩前に引き続き、提案説明を行っていただきます。 説明者、総務部長。 ◎須崎総務部長 それでは、議案第11号、平成26年度日進市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ3億6,276万4,000円を減額いたしまして、予算総額を231億8,869万8,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表の歳入歳出予算補正の主なものにつきまして御説明させていただきます。 最初に、歳入でございますが、1款市税は1億円の増額となっておりますが、これは、1項市民税の法人税割でございます。 次に、14款国庫支出金は1億9,766万4,000円の減額となっておりますが、主なものといたしましては、1項国庫負担金の児童手当で5,091万1,000円、生活保護扶助料で3,000万円、2項国庫補助金の臨時福祉給付金給付事業で875万円、子育て世帯臨時特例給付金給付事業で1,100万円、幼稚園就園奨励費で1,035万円、4項国庫交付金の社会資本整備総合交付金で6,674万5,000円、それぞれ減額するものでございます。 15款県支出金は1,991万9,000円の減額となっておりますが、主なものといたしましては、1項県負担金は国民健康保険基盤安定で1,799万9,000円増額、児童手当で974万4,000円減額、2項県補助金は愛知県子育て支援減税手当給付事業で1,600万円減額、木造住宅耐震改修費補助事業で810万円、3項委託金の愛知県知事選挙費で270万円、衆議院議員選挙及び最高裁判官国民審査費で656万7,000円、それぞれ減額するものでございます。 16款財産収入は1,001万円の増額となっておりますが、これは、2項財産売払収入の不動産売払収入でございます。 18款繰入金は2億1,286万5,000円の減額となっておりますが、これは、2項基金繰入金の財政調整基金繰入金で1億1,286万5,000円、公共施設整備基金繰入金で1億円、それぞれ減額するものでございます。 20款諸収入は4,843万3,000円の減額となっておりますが、主なものといたしましては、4項雑入の学校給食費徴収金で934万2,000円、市道黒笹三本木線整備事業分担金で3,644万6,000円、それぞれ減額するものでございます。 次に、歳出でございますが、2款総務費は3億2,217万2,000円の増額でございます。主なものといたしましては、1項3目財源安定確保事務の財政調整基金積立金で7,779万7,000円、公共施設整備基金積立金で2億9,000万円それぞれ増額、4項4目愛知県知事選挙事務で270万円、衆議院議員選挙及び最高裁判官国民審査事務で656万7,000円それぞれ減額するものでございます。 3款民生費は1億9,750万円の減額でございますが、主なものといたしましては、1項3目福祉医療事務の国民健康保険基盤安定繰出金で2,753万2,000円増額、1項5目臨時福祉給付金給付事業で1,881万2,000円、2項2目児童手当支給事業で7,119万6,000円、児童扶養手当支給事業で1,645万6,000円、2項3目普通保育事業の民間保育所委託料などで1,555万7,000円、2項5目子育て世帯臨時特例給付金給付事業で1,566万6,000円、愛知県子育て支援減税手当給付事業で1,861万円、3項2目生活保護扶助費で4,099万2,000円それぞれ減額するものでございます。 4款衛生費は9,413万1,000円の減額でございます。主なものといたしましては、1項2目予防接種推進事業の乳幼児等予防接種委託料で3,841万3,000円、2項1目資源ごみ回収推進事業のプラ容器包装等分別収集業務委託料などで1,235万円、可燃・不燃ごみ収集処理事業の消耗品費などで1,950万1,000円、それぞれ減額するものでございます。 5款農林水産業費は1,148万6,000円の減額でございます。主なものといたしましては、1項4目農業用水路維持管理事業の用地購入費などで465万円、農業集落排水処理施設事業特別会計繰出金で218万6,000円、田園フロンティアパーク管理事業の管理業務委託料などで235万円、それぞれ減額するものでございます。 7款土木費は3億539万8,000円の減額でございます。主なものといたしましては、2項3目道路改良事業の物件補償費などで3,633万3,000円、市道黒笹三本木線整備事業の工事請負費などで8,170万円、赤池駅前交通広場及び周辺道路改良事業の工事請負費で1,800万円、4項1目建築物耐震化促進事業の耐震改修費等補助事業補助金で3,347万2,000円、4項2目野方三ツ池公園線整備事業の測量設計業務委託料で1,080万円、4項4目下水道事業特別会計繰出金で7,197万8,000円、それぞれ減額するものでございます。 9款教育費は6,717万9,000円の減額でございます。主なものといたしましては、1項2目私立幼稚園教育振興補助事業の就園奨励費補助金などで3,204万9,000円、2項1目小学校管理事業の光熱水費などで1,307万6,000円、3項1目中学校管理事業の光熱水費などで849万2,000円、5項3目学校給食調理事業の賄材料費で984万1,000円、それぞれ減額するものでございます。 次に、第2表繰越明許費補正でございますが、2款総務費、1項総務管理費の情報化推進事務の社会保障・税番号制度システム改修委託料、また、7款土木費、4項都市計画費の赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業の地区外関連工事及び区画整理組合補助金で、合わせて9,563万8,000円を計上するものであります。 以上が平成26年度日進市一般会計補正予算(第6号)の主な内容でございます。 ○議長(武田司) 次に、市民生活部担当部長。 ◎梅村市民生活部担当部長 次に、議案第12号、平成26年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれに4,535万円を追加いたしまして、予算総額を67億1,837万4,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正について御説明させていただきます。 歳入でございますが、2款国庫支出金を91万8,000円減額、8款繰入金を2,753万2,000円増額、10款諸収入を1,873万6,000円増額しようとするものでございます。 次に、歳出でございますが、2款保険給付費を5,190万円増額、8款保険事業費を925万円減額、11款諸支出金を270万円増額しようとするものでございます。 次に、議案第13号、平成26年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれに183万6,000円を追加いたしまして、予算総額を14億3,732万7,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正について御説明させていただきます。 歳入でございますが、3款繰入金を159万9,000円、5款諸収入を23万7,000円、それぞれ増額しようとするものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費を200万円減額、2款後期高齢者医療広域連合納付金を383万6,000円増額しようとするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、福祉部長。 ◎加藤福祉部長 続きまして、議案第14号、平成26年度日進市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ8,264万4,000円を減額いたしまして、予算総額を39億7,090万2,000円にしようとするものであります。 それでは、第1表歳入歳出予算補正について御説明させていただきます。 まず、歳入でございますが、1款保険料を2,512万9,000円増額、2款国庫支出金を93万9,000円、3款支払基金交付金を2,381万5,000円、4款県支出金を840万4,000円、7款繰入金を7,461万5,000円減額しようとするものであります。 次に、歳出でございますが、1款総務費を357万4,000円、2款保険給付費を7,600万円、3款地域支援事業等費を277万円、7款諸支出金の30万円を減額しようとするものであります。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、建設経済部長。 ◎伊藤建設経済部長 次に、議案第15号、平成26年度日進市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ4,967万4,000円を減額し、予算の総額を24億5,720万1,000円にしようとするものです。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 歳入につきましては、1款分担金及び負担金を490万円、2款使用料及び手数料を130万円、3款国庫支出金を800万円、7款諸収入を1,251万4,000円増額し、5款繰入金を7,197万8,000円減額するものです。 歳出につきましては、1款総務費、1項総務管理費の下水道推進事業から152万円、2款事業費、1項公共下水道事業費の北部浄化センター維持管理事務から909万8,000円、南部浄化センター維持管理事務から1,697万1,000円、下水道管渠維持管理事業から917万円、下水道管渠整備事業から1,253万円、3款公債費、1項公債費のうち市債償還金利子を38万5,000円減額するものです。 次に、第2表繰越明許費補正でございますが、1款総務費、1項総務管理費の下水道推進事業の下水道計画変更等委託料、また、2款事業費、1項公共下水道事業費の北部浄化センター事業の耐震長寿命化改修工事及び設計委託料で、合わせて6,972万円を計上するものです。 次に、議案第16号、平成26年度日進市農業集落排水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ218万6,000円を減額し、予算の総額を427万7,000円にしようとするものです。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明いたします。 歳入につきましては、3款繰入金から218万6,000円減額するものです。 歳出につきましては、1款総務費の総務管理費の農業集落排水処理事業から218万6,000円減額するものです。 次に、議案第17号、平成26年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出からそれぞれ814万6,000円を減額し、予算の総額を5,674万6,000円にしようとするものです。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 歳入につきまして、1款下水事業収入から64万8,000円、3款繰入金から761万9,000円を減額し、5款諸収入を12万1,000円増額するものです。 歳出につきましては、1款総務費のうち総務管理費の五色園団地汚水処理事業から814万6,000円減額するものです。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、総務部長。 ◎須崎総務部長 続きまして、議案第18号、平成27年度日進市一般会計予算について御説明申し上げます。 平成27年度一般会計の予算額は222億6,900万円で、対前年度で8億5,000万円、率で3.7%の減少でございます。 平成27年度は、社会保障・税番号制度システム整備事業を始め、米野木台西保育園開園に伴う指定管理委託料、赤池小学校の増築工事に伴う空調及びエレベーター改修工事などが増加しておりますが、米野木台西保育園整備事業の皆減を始め、赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業、市道黒笹三本木線整備事業の減少、スポーツセンター建設事業の起債完済などにより、前年度に比べ減額の予算となっております。 歳入の根幹をなす市税につきましては、国における各種政策の効果もあって、先行きについては当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善傾向が続く中で、緩やかに回復していくことが期待されることから、個人市民税が対前年度比で1.3%、法人市民税で15.9%の増加を、固定資産税については1.4%の増加とし、市税全体では対前年度2%増の141億8,059万7,000円としております。 平成27年度の当初予算編成に当たりましては、税収の増加が見込まれるものの、普通交付税の不交付団体となることが予想されることから、臨時財政対策債を計上しないなど、歳入全体では減少となっております。 このため、引き続き、国、県の補助金等を積極的に確保しながら、事業費全般の予算配分の見直しを行い、市政の大きな柱として掲げる健康長寿、子育て支援、安全・安心の3つの重点事業を核とした予算編成を行っております。 それでは、予算書に沿って御説明をさせていただきます。 初めに、歳入でございますが、26ページをごらんください。 最初に、1款市税は全体で前年度比較2.0%増加の141億8,059万7,000円で、個人市民税は8,774万2,000円増加の66億7,398万4,000円、また、法人市民税は1億2,258万8,000円増加の8億9,556万1,000円とし、1項市民税全体では2億1,033万円、2.9%増加の75億6,954万5,000円でございます。 固定資産税につきましては、7,573万9,000円、1.4%増加の56億6,064万8,000円でございます。 軽自動車税は1,528万8,000円増加の1億858万3,000円、市たばこ税は3,231万9,000円減少の3億5,583万2,000円、都市計画税は592万3,000円増加の4億8,298万8,000円でございます。 30ページ、2款地方譲与税は800万円減少の1億9,800万円で、内訳といたしましては、1項地方揮発油譲与税が6,300万円、2項自動車重量譲与税が1億3,500万円でございます。 3款利子割交付金は3,900万円、4款配当割交付金は9,500万円、5款株式等譲渡所得割交付金は1,600万円でございます。 6款地方消費税交付金は9億8,200万円で、1億5,000万円、18.0%増加しておりますが、これは、昨年4月からの地方消費税率の引き上げによるものであります。 7款ゴルフ場利用税交付金は160万円、8款自動車取得税交付金は5,400万円でございます。 9款地方特例交付金は8,200万円、10款地方交付税は、普通交付税が税収の増加などにより不交付となることが予想されるため、特別交付税と合わせて2億1,999万9,000円減少の4,000万1,000円としております。 34ページ、11款交通安全対策特別交付金は1,480万2,000円、12款分担金及び負担金は4億9,509万4,000円で、3,193万2,000円、6.9%増加しておりますが、これは、保育所運営費の増加などによるものであります。 13款使用料及び手数料は、1項使用料が4,984万4,000円、2項手数料が1億2,952万8,000円でございます。 38ページ、14款国庫支出金は26億220万5,000円でございますが、主なものといたしましては、1項国庫負担金の自立支援給付費が2億7,020万2,000円、児童手当が13億2,762万6,000円、障害児施設措置費が1億2,031万2,000円、生活保護扶助料が1億4,625万円、2項国庫補助金の臨時福祉給付金給付事業が6000万円、子育て世帯臨時特例給付金給付事業が4,500万円、4項国庫交付金の社会資本整備総合交付金が1億470万3,000円など、14款全体では、2億5,934万8,000円、9.1%の減少でございます。 44ページ、15款県支出金は13億4,492万7,000円でございますが、主なものといたしましては、1項県負担金の国民健康保険基盤安定が1億1,051万9,000円、自立支援給付費が1億3,510万1,000円、児童手当が2億7,993万1,000円、2項県補助金の子ども医療費が1億4,393万4,000円、3項委託金の愛知県議会議員選挙費が987万2,000円、国勢調査が3,810万円などで、15款全体では、9,100万9,000円、6.3%の減少でございます。 50ページ、16款財産収入は2,296万7,000円でございます。 54ページ、18款繰入金は6億9,227万1,000円で、1,123万3,000円、1.6%減少しておりますが、これは、財政調整基金繰入金の減少によるものであります。 54ページ、19款繰越金は、前年度の決算繰越金としてあらかじめ当初予算に計上させていただくものであり、前年度と同額の3億円を計上しております。 56ページ、20款諸収入は7億2,455万9,000円で、7,516万1,000円、9.4%の減少でございますが、主な理由といたしましては、4項雑入の県公共補償金、地域公共交通会議精算金、市道黒笹三本木線整備事業分担金などの減少によるものであります。 64ページ、21款市債は2億460万円で、6億3,930万円、75.8%の減少でございますが、理由といたしましては、東部地区保育園整備事業の民生債及び臨時財政対策債の皆減によるものであります。 内容につきましては、西小学校などの体育館天井改修事業の小学校債が8,840万円、日進中学校などの体育館や武道場の天井改修事業の中学校債が1億1,620万円でございます。 次に、歳出の増減の主な内容、主要事業などについて御説明させていただきます。 予算書の66ページをごらんください。 1款議会費は2億8,381万2,000円で、1,614万2,000円、6.0%の増加でございます。 68ページ、2款総務費は26億7,347万3,000円でございますが、社会保障・税番号制度推進のための整備事業や各種選挙事務の増加などにより、2億3,238万4,000円、9.5%の増加でございます。 主な事業といたしましては、1項6目の社会保障・税番号制度システム改修委託料で1億1,126万9,000円、3項1目の通知カード・個人番号カード関連事務交付金で4,748万1,000円、4項4目の日進市議会議員選挙事務で5,278万3,000円、5目の日進市長選挙事務で3,188万4,000円、5項2目の国勢調査事務で3,720万2,000円を計上しております。 114ページ、3款民生費は93億1,708万4,000円でございますが、東部地区保育園整備事業の皆減などにより、1億7,364万4,000円、1.8%の減少でございます。 主な事業といたしましては、1項5目の臨時福祉給付金給付事業で7,834万9,000円、2項1目の障害児通所支援給付で2億3,436万円、2項3目の米野木台西保育園運営事業で1億4,646万5,000円、2項5目の子育て給付金給付事業で6,129万1,000円を計上しております。 150ページ、4款衛生費は20億2,422万8,000円でございますが、日東衛生組合負担金などの減少により、1,427万8,000円、0.7%の減少でございます。 主な事業といたしましては、1項2目の一般成人健診事業で1億6,871万1,000円、予防接種推進事業で2億8,478万2,000円、1項5目の太陽光発電システム等補助金で1,040万円を計上しております。 166ページ、5款農林水産業費は1億2,759万1,000円でございますが、植樹祭関連事業の皆減などにより、2,271万8,000円、15.1%の減少でございます。 主な事業といたしましては、1項4目の田園フロンティアパーク管理事業では、水田体験コースなど管理業務委託料など、事業全体で562万6,000円を計上しております。 176ページ、6款商工費は2億978万3,000円でございますが、商工業振興方針策定事業の皆減などにより、282万4,000円、1.3%の減少でございます。 主な事業としましては、1項2目の小規模企業等振興資金融資制度預託金で1億2,000万円、1項3目の花火大会開催委員会補助金で850万円を計上しております。 180ページ、7款土木費は20億9,982万4,000円でございますが、市道黒笹三本木線などの道路整備事業や赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業などの減少により、8億1,326万1,000円、27.9%の減少でございます。 主な事業といたしましては、2項1目の道路維持事業では、橋梁の長寿命化のための道路維持補修工事など、事業全体で2億5,865万8,000円、2項3目では市道東名側道南線整備事業で1,350万円、市道黒笹三本木線整備事業で1,700万円、市道藤島1号線整備事業で5,663万1,000円、市道赤池南北線アクセス道路整備事業で1,261万8,000円、赤池駅前交通広場及び周辺道路改良事業で2,500万円、3項2目の河川排水路整備事業で3,375万円、4項1目の建築物耐震化促進事業では、耐震改修費等補助事業補助金など事業全体で2,658万3,000円、4項3目の赤池箕ノ手土地区画整理推進支援事業で1億4,552万6,000円を計上しております。 196ページ、8款消防費は9億2,325万1,000円でございますが、太陽光発電システム等の導入などの増加により、1,670万1,000円、1.8%の増加でございます。 主な事業といたしましては、1項2目の消防団車両無線デジタル化工事で320万円、1項4目太陽光発電システム等導入工事で2,416万7,000円を計上しております。 204ページ、9款教育費は32億3,139万4,000円でございますが、小中学校の体育館・武道場天井改修工事や市民会館改修工事などの増加により、9,797万8,000円、3.1%の増加でございます。 主な事業といたしましては、2項1目では赤池小学校エレベーター改修工事及び普通教室空調設置工事で合わせて6,973万2,000円、小学校体育館天井改修工事で4校合わせて1億3,301万4,000円、3項1目では中学校体育館・武道場天井改修工事で4校合わせて1億7,489万4,000円、日進西中学校テニスコート用地購入費で1,829万3,000円、4項1目の市民会館施設改修工事で5,287万1,000円を計上しております。 240ページ、11款公債費は13億4,600万5,000円で、1億8,569万1,000円、12.1%の減少でございます。これは、減税補てん債やスポーツセンター建設事業の起債償還の終了などによるものでございます。 続きまして、244ページ、給与費明細書でございます。その他の特別職の報酬で増加しておりますが、主に基幹統計事務の国勢調査調査員及び指導員の報酬の皆増によるものでございます。 次に、予算書の9ページに戻りまして、第2表債務負担行為につきましては、公共施設等総合管理計画策定委託事業、愛知高速交通株式会社出資金及び固定資産土地評価業務委託事業を計上するものでございます。 10ページの第3表地方債につきましては、歳入の21款市債の部分で説明させていただきましたとおり、2億460万円を予定しております。 以上で平成27年度日進市一般会計予算の説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、市民生活部担当部長。 ◎梅村市民生活部担当部長 次に、議案第19号、平成27年度日進市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では255ページからとなります。 平成27年度につきましては、予算総額を74億5,359万7,000円、対前年度比で9億8,691万4,000円、15.3%の増額となっております。 歳入の主なものにつきましては、1款国民健康保険税を16億3,202万2,000円、2款国庫支出金を11億6,414万1,000円、3款療養給付費等交付金を2億6,667万4,000円、4款前期高齢者交付金を18億6,532万5,000円、5款県支出金を3億4,713万3,000円、6款共同事業交付金を15億9,469万7,000円、8款繰入金を5億7,789万2,000円とするものでございます。 歳出の主なものにつきましては、1款総務費を3,631万2,000円、2款保険給付費を43億9,286万8,000円、3款後期高齢者支援金等を9億7,329万7,000円、6款介護納付金を3億5,127万7,000円、7款共同事業拠出金を15億9,470万1,000円、8款保健事業費を8,370万1,000円、11款諸支出金を1,053万4,000円とするものであります。 続きまして、議案第20号、平成27年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では295ページからとなります。 平成27年度につきましては、予算総額を14億7,176万9,000円、対前年度比で5,510万7,000円、3.9%の増額となっております。 歳入の主なものにつきましては、1款後期高齢者医療保険料を8億1,965万4,000円、3款繰入金を6億2,736万3,000円とするものでございます。 歳出の主なものにつきましては、1款総務費を4,202万5,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金を14億2,554万2,000円とするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、福祉部長。 ◎加藤福祉部長 続きまして、議案第21号、平成27年度日進市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では315ページからとなります。 予算総額は42億7,858万2,000円でありまして、対前年度比較では3億3,839万8,000円の増額で、8.6%の増加となっております。 歳入の主なものといたしましては、1款保険料でございますけれども、28.2%増の11億8,481万8,000円とし、2款国庫支出金は7.1%増の7億6,236万8,000円、3款支払基金交付金は2.6%増の11億2,341万4,000円、4款県支出金は5.1%増の5億8,622万5,000円、7款繰入金は4.7%減の6億2,044万9,000円とするものでございます。 また、歳出の主なものにつきましては、1款総務費でございますけれども、25.7%増の6,805万1,000円、2款保険給付費は、要介護認定者等の増加を見込み、6.6%増の40億4,153万4,000円、3款地域支援事業等費は3.5%増の9,700万6,000円、5款基金積立金は、第6期の初年度のため6,993万7,000円とするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、建設経済部長。 ◎伊藤建設経済部長 次に、議案第22号、平成27年度日進市下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では349ページからとなります。 予算の総額は23億8,276万7,000円で、対前年度比1億7,654万1,000円、6.9%の減額となっております。 主な内容としましては、歳入では、2款使用料及び手数料の下水道使用料で7億885万2,000円、3款国庫支出金のうち社会資本整備総合交付金が2億9,703万1,000円、地域再生基盤強化交付金が1億4,810万円、5款繰入金の一般会計繰入金で6億4,450万5,000円、8款市債の公共下水道事業債で4億9,290万円でございます。 次に、歳出では、1款総務費、1目一般管理費の人件費で8,504万2,000円、下水道推進事業で146万5,000円、下水道使用料徴収事務で4,155万2,000円、下水道汚水処理委託事業で4,803万5,000円、2款事業費、1目維持管理費の人件費で2,855万2,000円、北部浄化センター維持管理事務で1億6,508万円、南部浄化センター維持管理事務で1億9,652万9,000円、下水道管渠維持管理事業で5,776万円、2目公共下水道事業費、下水道管渠整備事業で8億6,626万5,000円、北部浄化センター整備事業で3億1,383万円、3款公債費で市債償還金元金と利子を合わせて5億7,765万6,000円でございます。 次に、予算書の353ページの第2表地方債につきましては、歳入の21款市債の4億9,290万円を予定いたしております。 次に、議案第23号、平成27年度日進市農業集落排水処理施設事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では383ページからとなります。 予算の総額は423万4,000円で、対前年度比169万9,000円、28.6%の減額となっております。 主な内容としましては、歳入では、2款使用料及び手数料の農業集落排水使用料で289万1,000円、3款繰入金の一般会計繰入金で133万8,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費、1目一般管理費で、委託料が345万3,000円、工事請負費が54万円でございます。 次に、議案第24号、平成27年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では399ページからとなります。 予算の総額は884万6,000円で、対前年度比110万8,000円、11.1%の減額となっております。 主な内容としましては、歳入では、1款下水事業収入の下水使用料で645万7,000円、3款繰入金の基金繰入金で230万円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で203万7,000円、委託料で418万2,000円、工事請負費で204万2,000円でございます。 次に、議案第25号、平成27年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では415ページからとなります。 予算の総額は796万3,000円で、対前年度比14万9,000円、1.8%の減額となっております。 主な内容としましては、歳入では、1款下水事業収入の下水使用料で603万7,000円、3款繰入金の基金繰入金で174万2,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で169万2,000円、委託料で405万1,000円、工事請負費で162万円でございます。 次に、議案第26号、平成27年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では431ページからとなります。 予算の総額は5,820万3,000円で、対前年度比230万3,000円、3.8%の減額となっております。 主な内容としましては、歳入で、1款下水事業収入の下水使用料で4,175万2,000円、3款繰入金の基金繰入金で1,573万8,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で810万7,000円、委託料で2,074万2,000円、工事請負費で2,626万7,000円、負担金で238万2,000円でございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、教育部長。 ◎武田教育部長 次に、議案第27号、愛日地方教育事務協議会規約の変更について御説明申し上げます。 主な内容としましては、愛日地方教育事務協議会の委員のうち、関係市町教育委員会の委員長を関係市町教育委員会の委員1人に改正するものでございます。 施行期日につきましては平成27年4月1日とし、経過措置としまして、関係市町の現教育長の任期中は従前の例によるとするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、建設経済部長。 ◎伊藤建設経済部長 次に、議案第28号、工事委託契約の変更について御説明申し上げます。 今回の工事委託契約の変更につきましては、平成25年第2回定例会の議決を経て締結した南部浄化センター水処理施設機械電気設備工事業務に関する基本協定の協定額について、当初の3億7,400万円を3億3,621万円に変更するものです。 主な変更の内容といたしましては、機械設備工事を2億3,170万円から1億9,205万円に、電気設備工事を1億4,230万円から1億4,416万円に変更するものであります。 変更の理由といたしましては、発注段階における設計金額の精査と入札による執行残及び設計変更に伴う追加工事によるものです。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、教育部長。 ◎武田教育部長 次に、議案第29号、工事請負契約の締結について(赤池小学校増築工事)について御説明申し上げます。 工事概要といたしましては、構造は鉄筋コンクリートづくり、一部鉄骨づくりで、規模は延べ面積1,022.32平方メートルでございます。 工事内容につきましては、5階部分に7教室増築するほか、第2理科室設置、図工室移設なども同時に施工するものでございます。 契約金額は3億1,924万8,000円で、履行期間は平成27年4月1日から平成28年2月15日までであります。 契約の相手方は村本建設株式会社名古屋支店で、契約の方法は一般競争入札であります。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、建設経済部担当部長。 ◎鈴木建設経済部担当部長 次に、議案第30号、市道路線の認定及び廃止について御説明申し上げます。 日進米野木駅前土地区画整理事業区域内の道路移管に伴い、米野木環状1号線始め80路線を認定し、荒池・竹若1号線を始め4路線を廃止するものでございます。 また、宮前5号線を始め5路線につきましては、行政財産の所管がえに伴い認定するものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 次に、市民生活部長。 ◎水野市民生活部長 次に、議案第31号、財産の出資について御説明申し上げます。 愛知高速交通株式会社の経営安定化を図るため、愛知高速交通株式会社に対して有する無利子貸付金に係ります債権4,250万円を出資するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 以上で提案説明を終わります。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第6、特別委員会の設置についてを議題とします。 本件は、委員会条例第6条第1項の規定に基づく特別委員会として設置するものです。 お諮りします。本定例会における一般会計予算の審査に当たり、議長を除く19人の委員で構成する予算特別委員会を設置することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、本定例会における一般会計予算の審査に当たり、議長を除く19人の委員で構成する予算特別委員会を設置することに決しました。 ただいまから、大会議室で予算特別委員会の委員長、副委員長を選出していただきます。 選出が終わるまで暫時休憩します。     午前11時34分 休憩-----------------------------------     午前11時45分 再開 ○議長(武田司) 会議を再開します。 予算特別委員会の委員長、副委員長が選出されましたので報告します。 予算特別委員会委員長に杉山昌夫議員、副委員長に島村紀代美議員が選出されました。 ただいまから1時30分まで休憩します。     午前11時45分 休憩-----------------------------------     午後1時30分 再開 ○議長(武田司) 会議を再開します。 日程第7、議案第32号から議案第34号までを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について提案説明を求めます。 説明者、市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 議長の御指名がございましたので、議案第32号について、議案の概要を御説明申し上げます。 この議案は、愛知県知事の権限に属する事務の一部が、本市、みよし市及び東郷町に移譲されることに伴い、尾三消防組合で共同処理をするため及び組合議会の組織及び議員の選挙の方法を変更するため、本規約を変更することについて協議する必要があるからであります。 次に、議案第33号及び第34号であります。 この規約の変更は、組合議会の組織及び議員の選挙の方法を変更することに伴い、規約を変更することについて協議する必要があるからでございます。 ○議長(武田司) 次に、総務部長。 ◎須崎総務部長 それでは、議案第32号、尾三消防組合規約の変更について御説明申し上げます。 変更内容といたしましては、尾三消防組合が共同処理する事務に、火薬類取締法に基づく煙火消費許可、立入検査等の事務及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律に基づく液化石油ガス設備工事の届け出の受理等の事務を加えるとともに、組合議会議員の選出について、組合市町の正副議長の充て職を廃止し、組合市町の議会議員の中から選挙された者を2人から4人に変更するものです。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものでございます。 ○議長(武田司) 次に、市民生活部長。 ◎水野市民生活部長 次に、議案第33号、日東衛生組合規約の変更について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、議員定数を12人から8人に改め、組合市町の選出議員数を6人から4人に改め、組合議会議員の選出について、組合市町の正副議長の充て職を廃止するものです。 なお、施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものです。 次に、議案第34号、尾三衛生組合規約の変更について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、組合議会議員の選出について、組合市町の正副議長の充て職を廃止し、組合市町の議会議員の中から選挙された者を2人から4人に変更するものです。 なお、施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものです。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議案第32号について質疑を許します。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第32号に対する質疑を終結します。 次に、議案第33号について質疑を許します。 坂林議員。 ◆3番(坂林卓美) 議案第33号、日東衛生組合規約の変更について質疑いたします。 日東衛生組合の議員定数は現在、日進市、東郷町からそれぞれ6人ずつ、合計12人です。議案は、これを4人ずつの8人に削減するものです。議員定数の変更には規約改正が必要ですが、規約改正議案の提案権は首長に限られているので市長提案となったと思います。 私は市長に申し入れもいたしましたが、多様な民意を反映することが必要な議員定数の変更には配慮が必要だというぐあいに申し入れをいたしました。これがどのように検討されたのでしょうか。今回の定数削減はこれに逆行するのではないでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(武田司) ただいまの質疑に対する答弁者、市民生活部長。 ◎水野市民生活部長 本市議会におきましても26名から現行の20名へと段階的に定数の見直しが図られておりまして、当時の議員提出議案の提案理由にもございますように、議員も行政改革を推進する役割を担っており、みずから率先垂範することが市民の負託と要望に応えるとされておりました。 今回も同様に、御指摘の内容も含めまして御検討いただいた結果であると理解をしております。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第33号に対する質疑を終結します。 次に、議案第34号について質疑を許します。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第34号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第32号から議案第34号までの各議案について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第32号から議案第34号までの各議案については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第32号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第32号に対する討論を終結します。 これより議案第32号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第32号、尾三消防組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。 これより議案第33号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。 坂林議員。 ◆3番(坂林卓美) 議案第33号、日東衛生組合規約の変更について、反対の立場から討論します。 正副議長の充て職廃止は賛成です。 しかし、議案は、日東衛生組合議会の議員定数を、日進市、東郷町からそれぞれ2人ずつ削減し、合計12人から8人へ削減するものとなっています。 議会は多様な民意を反映するよう配慮が必要だと考えますが、これに逆行すると考えます。先ほど行革推進の役割を議員も担っているとの答弁がありましたが、多様な民意を反映するということから考えると、やはり逆行だと考えます。 以上です。 ○議長(武田司) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第33号に対する討論を終結します。 これより議案第33号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議案第33号、日東衛生組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。 これより議案第34号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第34号に対する討論を終結します。 これより議案第34号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第34号、尾三衛生組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第8、議案第35号から議案第37号までを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について提案説明を求めます。 説明者、市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 議長の御指名がございましたので、議案第35号から議案第37号までの日進市公平委員会委員の選任について、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第35号でございます。 鈴木典行氏は、人格が高潔で、弁護士として人事行政に関しまして高い識見を有しておられ、また、平成21年9月から本市の公平委員会委員を務められ、その実績からも委員として最適でありますので、同氏を引き続き公平委員会の委員に選任しようとするものでございます。 次に、議案第36号でございます。 平成7年4月から5期20年間、公平委員会委員として御尽力をいただきました荒川厚次氏が退任の意向であり、その後任として江尻典隆氏を選任しようとするものであります。 江尻典隆氏は、あいち尾東農業協同組合に長年勤められ、その間、同組合の常務理事も務められるなど、人格が高潔で高い識見を有しており、公平委員会の委員として適任であると考えております。 最後に、議案第37号でございます。 平成19年4月から2期8年間、公平委員会委員として御尽力をいただきました中野健氏が退任の意向であり、その後任として若松文男氏を選任しようとするものであります。 若松文男氏は、愛知県職員を長年務められ、その間、愛知県西三河県民事務所長を務められるなど、人格が高潔であり、人事行政に関しまして公平な視点と高い識見を有しており、公平委員会の委員として適任であると考えております。 よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようお願い申し上げて、説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議案第35号について質疑を許します。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第35号に対する質疑を終結します。 次に、議案第36号について質疑を許します。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第36号に対する質疑を終結します。 次に、議案第37号について質疑を許します。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第37号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第35号から議案第37号までの各議案について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第35号から議案第37号までの各議案については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第35号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 杉山議員。 ◆14番(杉山昌夫) 議案第35号、日進市公平委員会委員の選任について、賛成の立場から発言させていただきます。 鈴木典行さんは、提案理由にありますように、平成27年3月31日をもって任期を満了されますが、鈴木さんは弁護士として経験も豊富で幅広い見識を有しておられ、愛知県弁護士会、日本弁護士連合会において役職を担うなど、大変御活躍をされておられます。 また、人格、識見ともすぐれた方であり、公平委員会の委員として適任であると思いますので、本案に賛成するものであります。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第35号に対する討論を終結します。 これより議案第35号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第35号、日進市公平委員会委員の選任については、原案のとおり可決されました。 これより議案第36号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 小野田議員。 ◆19番(小野田利信) 議案第36号、日進市公平委員会委員の選任について、賛成の立場から発言させていただきます。 江尻典隆さんは、あいち尾東農業協同組合に長年勤められ、市長の上程説明でもありましたように、その間、同組合の常務理事を務められるなど、人格が高潔で高い識見を有しており、公平委員会の委員として適任であると存じますので、本案に賛成するものであります。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第36号に対する討論を終結します。 これより議案第36号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第36号、日進市公平委員会委員の選任については、原案のとおり可決されました。 これより議案第37号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 大橋議員。 ◆15番(大橋ゆうすけ) 議案第37号、日進市公平委員会委員の選任につきまして、賛成の立場から発言をさせていただきます。 若松文男氏は、愛知県職員を長年務められ、その間、愛知県西三河県民事務所長を務められるなど、行政事務全般におかれまして公平な視点と高い見識を有しております。 また、人格的にもすぐれた方であり、公平委員会の委員として適任であると考えております。そのため、本案に賛成いたします。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第37号に対する討論を終結します。 これより議案第37号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第37号、日進市公平委員会委員の選任については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第9、議案第38号を議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案について提案説明を求めます。 説明者、市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 議長の御指名がございましたので、議案第38号、日進市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明を申し上げます。 平成18年5月から3期9年間、固定資産評価審査委員会委員として御尽力をいただきました福岡憲三氏が退任の意向でありますので、この後任として山下計雄氏を選任しようとするものであります。 同氏は市職員を退職後、平成10年3月から平成26年3月までにわたり、上野緑ケ丘郵便局長として長年勤められました。人格、識見ともにすぐれた同氏を固定資産評価審査委員会の委員として選任したいと存じますので、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。 よろしく御審議を賜り、御賛同をいただきますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第38号について質疑を許します。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第38号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第38号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第38号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第38号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 福岡議員。 ◆20番(福岡幹雄) 議案第38号、日進市固定資産評価審査委員会委員の選任について、賛成の立場から発言させていただきます。 ただいま議題となっております山下計雄さんは、郵便局長として行政事務の経験も豊富であり、誠実な人柄で幅広い見識を有しておられるので、固定資産評価審査委員会の委員として適任であると存じますので、本案に賛成するものであります。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第38号に対する討論を終結します。 これより議案第38号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第38号、日進市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり可決同意されました。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第10、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号を一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について提案説明を求めます。 説明者、永野雅則議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) 議長の御指名がございましたので、上程いたしました議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号につきまして御説明を申し上げます。 初めに、議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容は、1点目として、予算決算委員会を常任委員会として新設することによる条例の追加と、日進市部設置条例の一部が改正されたことにより、常任委員会の所管部分を改正するものでございます。 2点目として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律にあわせ、地方自治法第121条が改正されたことにより、出席説明の要求の規定について改正するものでございます。 施行期日につきましては、平成27年4月1日とするものです。ただし、予算決算委員会については、公布の日以後初めてその期日を告示される一般選挙後、最初の日進市議会招集の日から施行するものでございます。 次に、議員提出議案第2号、日進市議会議員政治倫理条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な内容は、1点目として、議員において審査の請求を行う際、会派の要件を削除する。 2点目として、請負等の対象を、関係者が役員をしている企業を、企業、法人及び団体に改めるものでございます。 なお、施行日については、公布の日から施行するものです。 以上、御賛同賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(武田司) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議員提出議案第1号について質疑を許します。 神谷議員。 ◆4番(神谷繁雄) この委員会条例の一部改正ですけれども、この中の予算決算委員会を常任委員会として新設するという部分についてお尋ねをいたします。 この案は5会派そろい踏みで提案されておりますが、この改正案に係る予算特別委員会は今議会で開催されるということで、最後の試行段階に入ったわけでございます。その結果を踏まえて最終調整し、提案に至るものというふうに私は認識しておるものでございます。 そういう中で、今この段階で、間もなく最後の特別委員会が開催されますけれども、それを待たずに、あたかも見切り発車のような提案を今されるということについてはなぜかということで、明確な御説明を、御答弁をいただきたいと思います。 もう一点は、この提案内容によりますと、全員、20名でもって常任委員会を構成するということでございますので、そう決めた前提として、具体的に同委員会はどのように予算等の案件を審議を進めていくのかということが当然前提になると思いますので、そこらあたりがわからなくて、これはいいとか悪いとかというような是非の判断もできませんので、審議の仕組みといいますか、その考え方、どのようにまとめてこの提案に至ったのかということでお尋ねしたいと思います。 あわせて、そのことは、規定化をするのはどこでどういう形で規定化するかということもお願いをいたします。 以上、2点。 ○議長(武田司) ただいまの神谷繁雄委員の質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) 今、神谷議員の御質問にお答えをいたします。 1点目は、この時期に見切り発車はどういうお考えかということです。 これにつきましては、見切りというよりも、予算決算に関連する議案などが今回、この改選期を迎えまして、その前にこういう条例を改正していく必要があるというふうに考えまして、この提案をまずさせていただきました。 それと、2点目は、申しわけございません、もう一度お願いいたします。 ○議長(武田司) 神谷議員。 ◆4番(神谷繁雄) この予算委員会、全員野球じゃないですけど、20人で構成して常任委員会として設置するんだという前提となるものは、あくまでもその20名でやる予算委員会、新しい予算常任委員会の議案の審議というのはどういうふうにやっていくのかと、その仕組みと取り組み方、これをお尋ねしたんです、この中身のことを。それは条例事項ではないから出てきませんけれども、この提案に賛否を表明するには、そこがわからないと、賛否は問われても判断できませんよという趣旨です。 だから、中身です。どういうふうにして審議されるんですかということです。     〔永野雅則委員「ちょっと答弁調整させていただきますので、ちょっと時間をください。お願いします」と呼ぶ〕 ○議長(武田司) 暫時休憩します。     午後2時02分 休憩-----------------------------------     午後2時03分 再開 ○議長(武田司) 会議を再開します。 神谷議員の質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) 失礼しました。神谷議員の御質問にお答えをいたします。 2問目の今後のあり方についてですが、予算決算委員会に付託されました案件は、ここ2年間、暫定的に行ってきたわけですが、その結果、皆さんとの協議の中で、3つの分科会に分担する方向で今後進めていくということでございます。 ○議長(武田司) ほかに質疑はありませんか。 神谷議員。 ◆4番(神谷繁雄) ルールに従ってもう一回やります。 今、御答弁がありました。1点目、なぜ、ここでお急ぎになって提案されてきたのかということです。 そうしたら、改選期だから間に合うようにと、次の改選に間に合うようにというような御趣旨だったと思いますけれども、それは、3月23日が最終日ですので、予算委員会終了後、しばらく時間がありますので、十分検討されるといういとまはあって、それを待ってやるというのが今までの紳士協定ではなかったかと思いますので、そういう意味で、なぜこのようなタイミングで提案されたのかなということでお聞きしたわけですので、ちょっと御答弁では、私としては、ああ、そうですかというわけにはいかない。 それから、2問目、3つに分けてということですから、現行の常任委員会の方の3つに、名称は別としても、分科会方式の再付託のようなものをするということだと思います。 さきに決算特別委員会を一度やっておりますけど、全員で、審議がそのときに滞ったというようなことは何も私は感じなくて、非常に充実した審議が、進行もできたというような感触でしたけれども、せっかくですから、20名そこそこのオールメンバーでやるんですから、そこら辺はそれぞれの見解も分かれるのではないかなと思いますので、ぜひここではこの案は、タイミング的にはおかしいから、一度取り下げる方向で提案者がお考えいただいて、最終日提案ということにされる方がいいと思いますけど、そこら辺についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(武田司) ただいまの質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) なぜこの時期かということにつきまして、この改選期を控えまして、時間的にも限られたものがございますので、ただいま御提案をさせていただいた次第でございます。 ○議長(武田司) ほかに質疑はありませんか。 島村議員。 ◆5番(島村紀代美) 今の議員提出議案第1号に関しまして、2点、御質疑をさせていただきます。 1点目ですが、そもそも、現在、特別委員会となっているものが、常任委員会とするというふうに改正される理由、これについてお答えください。 また、ただいまの御答弁で、3つの分科会で進めていくということの御発言がありますが、これは、どのようなシミュレーションといいますか、よその自治体を多分参考にされて御討議をされたと思いますけれども、その結果、どういったメリットがあって、このような改正、そして、手法としては変更していくというふうに提案をされたのでしょうか。 この2点についてお願いいたします。     〔永野雅則議員「答弁調整いたしますので、ちょっと暫時休憩を」と呼ぶ〕 ○議長(武田司) 暫時休憩します。     午後2時08分 休憩-----------------------------------     午後2時09分 再開 ○議長(武田司) 会議を再開します。 ただいまの島村議員の質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) 島村議員の質問にお答えをいたします。 まず1点目は、特別委員会がなぜ常任委員会になったかという御質問だと理解をしますが、こちらについては、特別委員会ですとその都度ということになりますが、常任委員会で議論していこうという趣旨でございます。 それから、分科会、これについては、他の市町の方ともよく参考にしがてら、やっぱりトータル的に見てもこちらの方がメリットがあるというふうに考えて提案をさせていただいておる次第でございます。よろしくお願いします。 ○議長(武田司) 島村議員。 ◆5番(島村紀代美) それでは、ただいまの御答弁に対しまして再質疑させていただきます。 1点目の常任委員会とした理由ですけれども、これは、今の御答弁だと、その都度ということで、常任委員会とするという御答弁なんですが、ちょっとよくわからないですね。特別委員会だとその都度どうするということで、それをどのようにしたいから常任委員会とされるのか、その理由についてはっきりと明確にお答えください。 それから、2つ目ですが、分科会のメリットがあるということですが、例えば分科会にすれば、所管以外のところは本会議質疑ができるのか、今のように2回までの質疑だけに終わるのか、その部分も含めて、今回の予算特別委員会でやるやり方と比較してどのようなメリットがあるのでこのような提案に至ったということになるのでしょうか。よろしくお願いいたします。     〔永野雅則議員「時間調整をお願いします」と呼ぶ〕 ○議長(武田司) 暫時休憩します。     午後2時12分 休憩-----------------------------------     午後2時13分 再開 ○議長(武田司) 会議を再開します。 島村議員の質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) それでは、まず1点目ですが、特別委員会、これは議会ごとに設置するということで、暫定的にここ2年ほどやってまいりましたけれども、常任委員会にした方がよかろうということで御提案をさせていただきました。 それと、次に、分科会、こちらにつきましては、ここ2年暫定的にやってまいりましたけれども、内容がより充実して、分科会にした方がいいだろうということで、今回、提案をさせていただいておりますが、それと、分科会に属していないところにつきましては、本会議場で2回という今までのルールどおりでございます。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに質疑はありませんか。 坂林議員。 ◆3番(坂林卓美) 議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正について質疑いたします。 私は、主な改正点の3点目、出席説明の要求において、教育委員会の委員長を教育委員会の教育長とするということについて質疑いたします。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律改正により教育委員長がなくなり、一教育委員で行政幹部だった教育長が教育委員長の役割もするようになります。教育長の任命権が教育委員会から首長に変わります。 これは、教育委員会が行政の支配に組み入れられる仕組みが新たにできたということです。このもとで、教育について委員会が説明を求める対象として、教育委員長だったのを教育長に変えるということがふさわしいとお考えですか。伺います。 ○議長(武田司) ただいまの坂林議員の質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) 坂林議員の御質問にお答えをいたします。 市長が任命する教育長に対していかがかということでございますが、これは、制度が変わりまして、教育委員長職が教育長に変わったわけでございますけれども、内容については、今、議員の御指摘の内容については妥当であるというふうに考えます。 ○議長(武田司) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議員提出議案第1号に対する質疑を終結します。 次に、議員提出議案第2号について質疑を許します。 質疑はありませんか。 島村議員。 ◆5番(島村紀代美) 議員提出議案第2号について質疑いたします。 この政治倫理条例の改正に関しては、意見を私たち全議員に求められまして、私も提出しております。 今回、先ほどの提案説明の中の改正点、この2点の改正点から、私がこの改正については検討してほしいということで挙げました第3条1項の部分、それから、2点目の第5条第2項の部分、1点目の第3条1項については、「議員としての品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと。」というのが、2つの遵守事項が一文になっているので別立てにした方がよいのではないかということで意見を出しました。 もう一つは、第5条第2項で、議会運営委員会の選任基準を準用して委員を選任するというこの規定については、まさに議会運営委員会の選任と、それから政治倫理審査会というものは切り離すべきではないかということで、会派を組まない議員も委員になることができるよう改正すべきではないかということで意見を申し述べました。 これが今回の改正点に盛り込まれなかった理由についてお願いします。 ○議長(武田司) ただいまの島村議員の質疑に対する答弁者、永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕 ◆18番(永野雅則) 島村議員の質問にお答えをいたします。 今回、改正点について、いろんな御意見をいただきながら進めてまいりました。 これも、この改選期の時期に入りましたんですけれども、提案の2カ所、部分ですね、こちらの方も、議会運営委員会の方で今、合意が得られまして、2カ所のみ先行して、一部改正の議案を御提案申し上げました。 以後は改選後に、御指摘されました詳細についてまた議論をしていくということで議運の方でまとまりましたので、今回、この2カ所だけということにさせていただきました。 ○議長(武田司) 島村議員。 ◆5番(島村紀代美) 今の御答弁で、もう一度だけ確認なんですが、といいますと、今回の2点のみは改正するけれども、ほかのこと、私の意見も含めて、改選後に必ずもう一度審議をするということで、申し送り事項として確認がされているということでよろしいでしょうか。 確認ですが、よろしくお願いします。 ○議長(武田司) 永野議員。     〔18番 永野雅則登壇〕
    ◆18番(永野雅則) 全くそのとおりでございます。 ○議長(武田司) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議員提出議案第2号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議員提出議案第1号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。 神谷議員。 ◆4番(神谷繁雄) それでは、分科会方式を前提の本提案に対して反対の立場から討論をいたします。 分科会方式ではなくて全員野球でやっても、さきの決算特別委員会、全員でやったんですけれども、比較的まとまりのある、20人そこそこの、全員でも審議が支障なく進められてきた。本市の行政規模というか、そういうもの、それから、事務事業の内容と実態から見ても、当初予算についても、これを分科会審議方式にせずに全員で審議を行っても、この程度の当初予算案ならば十二分にたえ得るのではないかと。議員が全員で熟議に参加するということは非常に理想的なことです。 それに対して、理事者側、執行機関の説明員を拘束するということについては一定の課題があるということを踏まえれば、予算決算ですと、波状攻撃ではないですけれども、段階的に進行過程で説明員として御出席をその都度していただいたということで、拘束時間もさしてなかったということからいけば、我々議会の本分である議案審査についてしっかり時間をとって、しかも、全員でやると。当初予算ぐらいなら少なくともというような形で考えれば、この分科会方式というものについては非常に問題があるということで、この本案については、まだ最終の試行段階を経て検討することができるのではないかということも踏まえながら、本案については反対ということで、討論いたします。 ○議長(武田司) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) ほかに討論はありませんか。 島村議員。 ◆5番(島村紀代美) 議員提出議案第1号に関しては反対の立場で発言をいたします。 この提出議案については事前の説明が、私たち会派を組まない議員についてはありませんでした。 ですから、改正に至るまでの検討過程がどのようであったかということ、また、改正の前提となる審議会については、単に分科会方式に決まったという一文だけで、全くなぜそういうことになったかということやメリット、デメリットについて、私たちについては伝わってはきておりません。 そういうことからいたしましても、これは、今回、予算審議、一回、全員でやるということになっております。一度もそれをしないままに改正を提案されるということは、やはり少し時期が早いというふうに思います。 提案までに全員の話し合いの場を設け、そして、一度、実施した内容について検討した上で、今議会の最終日にもう一度提案していくというやり方が本来のあり方ではないかと考え、本案には反対いたします。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。 坂林議員。 ◆3番(坂林卓美) 議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正について、反対の立場から討論します。 予算決算委員会の新設などは賛成です。しかし、委員会への出席説明の要求において、教育委員長を教育長に変更することは反対です。 今回の法改正により、教育委員長が廃止され、教育長がその役割を担うことになります。教育長の任命は教育委員会から首長に変わるなど、教育委員会の行政からの独立が損なわれ、支配される仕組みが導入されました。教育委員会が、行政、国から独立しているのは、お国のために血を流せと国策に沿った教育により多大な犠牲を生み出した反省に基づき、二度と戦争をしないと誓った憲法とともにつくられたものです。それを崩す動きは、再び過ちを繰り返す国づくりの方向であり、向かってはならないと考えます。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議員提出議案第1号に対する討論を終結します。 これより議員提出議案第1号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議員提出議案第1号、日進市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 これより議員提出議案第2号について討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。 神谷議員。 ◆4番(神谷繁雄) 審議の過程でわかったんですけれども、今回の改正は、とりあえず2項目というようなことで、あとは、また後のお楽しみという形の、分割して提案してくるという腹づもりでおやりになっているということですけれども、今回、政治倫理条例の見直しは、2つの政治倫理審査会に付議する審議事項があって、事案があって、その審議の過程で、当条例についての不都合というか、問題点が浮かび上がって、各議員から議長が責任を持って意見聴取して提案をされたと。それを踏まえて、全体的に改定をすると、よりよいものにするという趣旨であったと思います。 それを、何がゆえに2段階でやるとかわけのわからないことになってしまったのか。3条の政治倫理基準の改定、それから、5条2項の委員選任基準など、極めて適宜適切な改正意見案が出ておりました。それらについては一顧だにしないということについてはどういうことなのか、さっぱり理解ができません。 よって、この案については全く反対であります。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。 島村議員。 ◆5番(島村紀代美) それでは、賛成の立場で討論します。 改正点2点につきましては第一歩ということで、この2点については同意できるものです。 しかしながら、今回、この政治倫理条例の改正についても、非常に議員全体にかかわる重要な案件でありながら、一部の議員の委員のみで進めていき、そして、意見を出したにもかかわらず、それについての回答、それから、どのような扱いになったかということも一切知らされないままに議員提案がされたということ、これは、やはり手法としては問題があるというふうに考えております。 ただ、今回、これを第一歩としまして、次、必ず、それが新しく、改選後にも引き続き検討がなされるように十分にしていただきたいということを求めまして、賛成といたします。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議員提出議案第2号に対する討論を終結します。 これより議員提出議案第2号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数です。よって、議員提出議案第2号、日進市議会議員政治倫理条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第11、請願第1号及び請願第2号を議題とします。 各請願文書表は、お手元に配付したとおりです。 請願第1号及び請願第2号の委員会付託を行います。 請願第1号、マクロ経済スライドの廃止を求める請願書は市民厚生常任委員会に、請願第2号、産業競争力強化法に基づく「創業支援事業計画」の認定申請に関する請願書は建設経済常任委員会に付託します。 付託を受けた各常任委員会は、会期日程により委員会を開いていただき、請願の審査をお願いします。----------------------------------- ○議長(武田司) 日程第12、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。 市長より議会に意見を求められています文書は、お手元に配付したとおりです。 本件について説明を求めます。 説明者、市長。     〔市長 萩野幸三登壇〕 ◎萩野市長 議長の御指名がございましたので、人権擁護委員の推薦につきまして御説明を申し上げます。 このたび、磯畑秀隆氏の任期が平成27年6月30日をもって満了することに伴い、再任の手続をさせていただこうとするものであります。 磯畑氏は、長年にわたり教職を務められ、定年退職後は、区長、社会福祉協議会評議員、自治推進委員会委員を務められるなど、自治活動にも熱心に取り組んでこられました。また、平成24年7月1日から人権擁護委員として、人権問題に関して格別な理解を示され、委員としての使命を十分認識し、人権相談を始め、啓発活動などに対してもその職責を十分に果たしておられます。 磯畑氏は、もとより人格、識見ともに高く、広く社会の実情にも精通しておられ、人権擁護についても深い御理解をお持ちの方でありますので、引き続き人権擁護行政に御尽力を賜りますようお願いし、再任の推薦をさせていただくものであります。 つきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の御意見をお聞きしたく、お諮りするものでありますので、御賛同いただきますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 ○議長(武田司) 以上で説明を終わります。 次に、本件に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています本件について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、本件は、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 永野議員。 ◆18番(永野雅則) 人権擁護委員の推薦につきまして、賛成の立場から発言をさせていただきます。 礒畑秀隆さんは、長年にわたり教職を務められ、その間、児童・生徒の人権問題に向き合い、人権教育に深くかかわってこられました。その経験を生かし、平成24年7月1日から人権擁護委員として、人権問題に関して格別な理解を示され、人権相談を始め、さまざまな啓発活動などに対しましてもその職責を十分に果たしておられます。また、平成25年より日進市要保護児童対策地域協議会の委員としても御尽力をされておるとお聞きしております。 礒畑氏は、もとより人格、見識ともに高く、誠実で穏やかな人柄から地域の住民の信頼も非常に厚く、引き続き人権擁護委員の要職につくには適任者であるため、ここに再任するについて賛成するものであります。 以上です。 ○議長(武田司) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて討論を終結します。 これより採決します。 人権擁護委員の推薦について、議会の意見は適任とすることに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、人権擁護委員の推薦について、議会の意見は適任とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(武田司) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会します。 来る2月25日は午前9時30分から本会議を開きます。     午後2時37分 散会...