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  1. 豊明市議会 2021-03-01
    令和3年3月定例月議会(第7号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和3年3月定例月議会(第7号) 本文 2021-03-24 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 170 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 2 : ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 選択 3 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 4 : ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 選択 5 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 6 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 7 : ◯予算特別委員長一色美智子議員) 選択 8 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 9 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 10 : ◯11番(清水義昭議員) 選択 11 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 12 : ◯17番(月岡修一議員) 選択 13 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 14 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 15 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 16 : ◯8番(三浦桂司議員) 選択 17 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 18 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 19 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 20 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 21 : ◯7番(近藤ひろひで議員) 選択 22 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 23 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 24 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 25 : ◯20番(近藤善人議員) 選択 26 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 27 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 28 : ◯20番(近藤善人議員) 選択 29 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 30 : ◯19番(ふじえ真理子議員) 選択 31 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 32 : ◯8番(三浦桂司議員) 選択 33 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 34 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 35 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 36 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 37 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 38 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 39 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 40 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 41 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 42 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 43 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 44 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 45 : ◯議会運営委員長(月岡修一議員) 選択 46 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 47 : ◯総務委員長(近藤郁子議員) 選択 48 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 49 : ◯健康福祉委員長(郷右近 修議員) 選択 50 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 51 : ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 選択 52 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 53 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 54 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 55 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 56 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 57 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 58 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 59 : ◯7番(近藤ひろひで議員) 選択 60 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 61 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 62 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 63 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 64 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 65 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 66 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 67 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 68 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 69 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 70 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 71 : ◯17番(月岡修一議員) 選択 72 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 73 : ◯4番(中村めぐみ議員) 選択 74 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 75 : ◯8番(三浦桂司議員) 選択 76 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 77 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 78 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 79 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 80 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 81 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 82 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 83 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 84 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 85 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 86 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 87 : ◯19番(ふじえ真理子議員) 選択 88 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 89 : ◯7番(近藤ひろひで議員) 選択 90 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 91 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 92 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 93 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 94 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 95 : ◯4番(中村めぐみ議員) 選択 96 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 97 : ◯16番(近藤郁子議員) 選択 98 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 99 : ◯1番(服部龍一議員) 選択 100 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 101 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 102 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 103 : ◯8番(三浦桂司議員) 選択 104 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 105 : ◯12番(宮本英彦議員) 選択 106 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 107 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 108 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 109 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 110 : ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 選択 111 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 112 : ◯11番(清水義昭議員) 選択 113 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 114 : ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 選択 115 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 116 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 117 : ◯17番(月岡修一議員) 選択 118 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 119 : ◯11番(清水義昭議員) 選択 120 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 121 : ◯9番(青木 亮議員) 選択 122 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 123 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 124 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 125 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 126 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 127 : ◯7番(近藤ひろひで議員) 選択 128 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 129 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 130 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 131 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 132 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 133 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 134 : ◯財政課長(萩野昭久君) 選択 135 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 136 : ◯4番(中村めぐみ議員) 選択 137 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 138 : ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 選択 139 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 140 : ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 選択 141 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 142 : ◯4番(中村めぐみ議員) 選択 143 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 144 : ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 選択 145 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 146 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 147 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 148 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 149 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 150 : ◯10番(郷右近 修議員) 選択 151 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 152 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 153 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 154 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 155 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 156 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 157 : ◯総務委員長(近藤郁子議員) 選択 158 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 159 : ◯健康福祉委員長(郷右近 修議員) 選択 160 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 161 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 162 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 163 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 164 : ◯14番(一色美智子議員) 選択 165 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 166 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 167 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 168 : ◯議長(毛受明宏議員) 選択 169 : ◯市長(小浮正典君) 選択 170 : ◯議長(毛受明宏議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(毛受明宏議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員19名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  なお、近藤千鶴議員より、本日の欠席の届出がありましたので、御報告いたします。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました議事日程表に従い会議を進めます。  伊藤健康福祉部長。 2: ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 令和3年2月24日の本会議における議案第35号、介護保険特別会計補正予算(第2号)の提案説明におきまして、補正予算後の基金の積立総額を誤って発言をいたしました。正しくは9億7,049万9,879円と説明をすべきところ、━━━━━━━━━━と誤って発言をいたしました。おわびして訂正をお願い申し上げます。 3: ◯議長(毛受明宏議員) 後刻会議録を調査の上、適当な処置を講じます。  日程1、諸報告に入ります。  建設文教委員会に付託しておりました陳情第1号について、お手元に配付いたしましたとおり、建設文教委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について委員長より報告を願います。  ふじえ真理子建設文教委員長、登壇にて報告願います。 4: ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 議長より御指名がありましたので、建設文教委員会に付託されました陳情の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和3年3月15日午前10時より開催されました建設文教委員会において、付託議案の審査終了後に全委員と関係職員出席の下、陳情を審査いたしました。  陳情第1号 ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する陳情を議題といたしました。  陳情者の趣旨説明の後、当局から状況等の説明がありました。  その内容は、本市は環境基本計画にのっとって、CO2削減に向けて引き続き取り組んでいる。ゼロカーボン宣言については、現時点ではそこまでの考えに至っていない。  質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、環境省はゼロカーボンシティ宣言をした自治体に対して、パッケージを用意した支援策を予算の中に組み込んでいる。本市では、4月1日から始まる第2次環境基本計画における温室効果ガス削減目標はパリ協定を基準としており、今後、中間見直しなどで環境審議会委員の方々と協力しながら、2050年ゼロカーボンに向け取り組んでいく。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論の主な内容は、ゼロカーボンシティ宣言に至っていないことは非常に残念。2050年に実質ゼロを表明している都道府県の人口を合わせると1億人を超えているとお聞きした。この美しい地球を残すということに賛成で、採択。
     温暖化防止に具体的に取り組んでいく時期に来ている。本市は早くからごみリサイクルに取り組み、水上太陽光発電など先進的に次々やってきた。さらに進めて、この地域の責任を果たしていくことが重要である。採択。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、陳情第1号は全会一致により採択すべきものと決しました。  以上で建設文教委員会に付託されました陳情1件の審査内容と結果についての報告を終わります。 5: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  ただいま報告されました陳情第1号について採決に入ります。  陳情第1号に係る委員長の報告は採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 6: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第1号は委員長報告のとおり採択と決しました。  以上で、日程1を終わります。  日程2、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。  議案第2号から議案第10号までの9議案を一括議題といたします。  予算特別委員会に付託しておりました議案について、お手元に配付いたしましたとおり、委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について委員長より報告を願います。  一色美智子予算特別委員長、登壇にて報告願います。 7: ◯予算特別委員長一色美智子議員) おはようございます。  議長より御指名がありましたので、予算特別委員会に付託されました案件について、その審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和3年3月16日、17日、18日午前10時より、委員と市長以下関係職員の出席の下、委員会を開催し、本委員会に付託された議案全てを原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。  議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算から、順に質疑に対する主な答弁を各款ごとに述べてまいります。  初めに、1款 議会費、議員共済給付費負担金の減額は、全国的に運用されている共済会の負担率の変更によるものです。  続いて、2款 総務費、公用車購入事業850万円は、8人乗りのミニバン、議長車は事務局との予算ヒアリングにてミニバンタイプ、軽の電気貨物と箱型ガソリン車の4台更新を考えている。  テレワーク及びRPA推進事業は、通信運搬費約270万円、テレワークの通信料、消耗品費約200万円、RPAのライセンス料を計上しました。  中学校トイレ改修事業の事業計画は、3中学校とも令和3年度、設計委託、工事は4年度から三、四年程度と考えている。  青い鳥保育園園舎改修事業の工事内容は、外部は屋根と外壁、内部は床の改修とLED化及びコンセントの変更である。  交流拠点運営委託事業は、市民交流センターの運営を業務委託することにより、人件費と運営費が増額となっている。  多世代交流館設備工事費が令和2年度の実施計画6億6,000万円から10億4,000万円に増額になっているのは、新たにスプリンクラーの設置や駐車場の拡張などがあるためと考えている。  防災行政無線更新事業は、電波法の改正に伴い、移動系防災行政無線の更新が必要なため、本庁舎の災害対策本部となる親局の無線設備と、市内各避難所、集会所、消防署等、合計50か所を来年3月末までに更新する予定となっている。  続いて、3款 民生費、老人憩いの家管理運営委託料の増額は、来年度、憩いの家を譲渡するための登記に係る調査費用244万円ほどが含まれている。  心身障害児者扶助事業の自立支援医療費、訓練等給付費、介護給付費の増額は、新規事業所の開設、腎臓移植や免疫療法等の医療費が高額になる方の増加と、来年度の介護報酬単価の改定も見込んでいる。  ポルトガル語通訳業務は、前年度に引き続き、外国人の生活困窮者の自立相談を継続するものです。  生活困窮者緊急生活支援事業は、前年度に引き続き、生活困窮世帯、独り親世帯600件ほど、計4回支給する考えです。  保育事業の派遣保育士負担金1,348万7,000円は、沓掛保育園業務を令和4年4月に開設する新しい民間保育園に引き継ぐため、民間保育士4名を受け入れる人件費です。  続いて、4款 衛生費、清掃事業の資源回収交付金の減額は、回収量の減少によるもので、特に新聞等の紙類が大きく減少しているためであります。  住宅用地球温暖化対策設備等設置費補助金は、エネファーム1基5万円、20件を見込んでいる。  続いて、5款 労働費、人材定着支援事業費補助は5事業所を予定している。  続いて、6款 農林水産業費、新規野菜産地ブランド化事業補助金の減額は、市場価格による生産調整や新型コロナウイルスの影響等によるものです。  県営土地改良施設耐震対策事業等負担金は、県営事業による勅使池等の耐震対策工事の負担金で、令和3年度から令和7年度までの予定である。  続いて、7款 商工費、中小企業再投資促進補助金の増額は、市内中小企業のうち製造業者1社分で、工場建物や償却資産に投資した約1億8,000万円の5%を補助します。  続いて、8款 土木費、園児等移動経路整備工事事業は、園児が散歩など安全に歩行できるよう防護柵やグリーンベルトを設置するもので、設置場所は私立、公立8園で協議しました。  都市計画基礎調査等委託料は、大規模盛土造成地第一次調査に次いで、来年度、現地調査を行い、46か所の宅地カルテを作成し、第二次調査計画を実施するものです。  公園施設改修工事費の1,849万5,000円は、皿池公園のリノべーション工事が主で、それ以外に三崎公園の桜の植え替えや、他の公園の老朽化した遊具の更新等である。  洪水ハザードマップ作成事業は、12月中までを目指して発注し、マップには避難経路、避難場所等を記載するが、農業用ため池は検討中である。  続いて、9款 消防費、消防団積載車購入費が令和2年度と比べると1台当たり100万円ほど増額したのは、排ガス規制と、自動ブレーキ装置の規制措置によるものである。  続いて、10款 とよあけ市民大学ひまわりを補助団体から運営委託化することは、毎年講座数も増え、今後の生涯学習事業の推進、継続的に充実を図ることが受講する市民にとってメリットがあるため公民館講座委託事業とした。  小学校人件費は、二村台小学校開校に伴い、全学年で少人数学級を編制するため、市費負担職員4名、用務員2名の6名とするもの。  11款 災害復旧費は質疑はなく、続いて、12款 公債費、臨時財政対策債の償還に係る部分は、長期債元金13億588万3,000円のうち約8億円、長期債利子4,354万4,000円のうち約2,150万円です。  続いて、13款 諸支出金、森林環境譲与税基金積立金は、木材の利用や普及啓発の目的で、令和3年度末で基金残高約770万円を見込んでいる。  14款 予備費は、質疑はありませんでした。  総括的な質疑の後、特別会計の審査に入りました。  議案第3号、令和3年度豊明市国民健康保険特別会計。  一般被保険者の国民健康保険税、現年課税分の減収のうちコロナによる影響分は、後期分と介護分を含めて6,400万円ほど見込んでいる。  保険料の収納率や給付適正化による保険者努力支援分として、県から特例交付金1,731万5,000円を予定している。  続いて、議案第4号、令和3年度豊明市土地取得特別会計。  土地開発基金の現在高は9億8,300万円。管理土地面積は7,800平方メートルほどです。  続いて、議案第5号、令和3年度豊明市墓園事業特別会計。  現在の基金残高は約1億6,500万円。来年度の永代使用料は23基分。返還される墓地23基を実績から見込んでいる。  続いて、議案第6号、令和3年度豊明市有料駐車場事業特別会計。  有料駐車場使用料の減額は、令和元年度決算を基にコロナの影響を見込んでいるためである。  償還金は、令和3年度、4年度の2か年で償還が完了する予定である。  続いて、議案第7号、令和3年度豊明市介護保険特別会計。  介護保険者努力支援交付金は、地域包括支援センター、地域会議、認知症総合支援などの実施状況から国の指標により給付されるもので、豊明市では地域包括ケアが高く評価されている。  居宅介護サービスが大きく伸びているのは、訪問介護が10.5%増、福祉用具が9.4%増となっている。  続いて、議案第8号、令和3年度豊明市後期高齢者医療特別会計。  一般会計繰出金580万円は、広域連合からの介護予防と保健事業を一体として実施する正職員の人件費分である。  続いて、議案第9号、令和3年度豊明市水上太陽光発電事業特別会計。  売電収入は平成29年度から1割以上伸びているが、令和3年度は前年度と同等数字とした。基金積立金50万円は、施設の撤去費用とメンテナンス費用である。  続いて、議案第10号は、令和3年度豊明市下水道事業会計。  資本金、管きょ設計等委託料は、公共下水道延伸部分、豊明駅周辺、寺池、間米南部、管きょ等築造工事は、勅使台の接続、瀬戸大府線と下の老朽化部分、二村台地区のマンホールの取替えなどである。  以上で、令和3年度予算についての質疑を終了し、討論に入り、各委員より賛成、反対の討論がありましたが、改めて本会議場で詳しく討論されると思いますので、ここでの報告は省略させていただきます。  なお、採決については議案ごとに行い、議案第2号、議案第3号、議案第7号、議案第8号については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決し、議案第4号から議案第6号、議案第9号、議案第10号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算特別委員会に付託されました案件についての審査内容と結果について報告を終わります。  最後に、この3月で退職、退任されます職員の皆様方に、長きにわたり豊明市行政の職責を全うし、手腕を発揮され、市の発展に御尽力いただきましたことに心から感謝と敬意を表すとともに、今後も健康に留意され、ますます御活躍されることを期待しております。  以上で終わります。 8: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  以上で、委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。                 (進行の声あり) 9: ◯議長(毛受明宏議員) 以上で、委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。  議案第2号から議案第10号までについては、令和3年度の当初予算でありますので、一括して討論を行い、採決については議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。  討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、清水義昭議員、質問席にて討論願います。 10: ◯11番(清水義昭議員) 議長より御指名をいただきましたので、議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算について簡潔に討論いたします。  多世代交流施設整備事業について、昨年度、設計委託、予算案と同時に示された第5次総合計画第5次実施計画書には、この施設はおおよそ6億6,000万円でできるだろうと記載されていましたが、今回の予算案では10億6,000万円と膨れ上がっていました。委員会にてその違いについて質疑をさせていただきましたが、委員会での明確な答弁はありませんでした。  我々議会議員は予算特別委員会においては、予算がどのように積算されたものなのか、計画と異なっているのはなぜなのか、その予算で何をし、どのような成果を得られるのかを審査しています。明確な答弁が得られないのであれば、委員会審査は不要です。時間の無駄と申し上げておきます。  小浮市長が施政方針で述べられました主な事業のうちの1つである、とよあけ市民大学ひまわりの令和3年度からの運営業務の委託化、予算額345万円につきまして、現在、市はこの団体に年間130万円の補助金を交付していますが、この団体は平成25年度の開設当初、3年間で市からの補助金は不要となり、自立運営ができるとの約束をほごにし、今年度に至っても補助金を受け取っていますので、このような団体に運営委託化をしてもよいかという観点から詳しく質疑させていただきましたので、審査内容と意見を簡潔に申し述べます。  まず、この団体の規約によると、必要に応じて理事会や懇談会という運営の審議や決定をする組織の一員として、市の職員及び教育委員会関係諸機関の代表者を含むとされていました。  市が補助をしている団体にそのような立場の人が入り、審議、決定の一員となることについては問題があると考えますし、そのような団体に運営委託を行おうということであるならば大問題です。  また、この団体は今年度、市から監査を受けていますが、団体の会計報告、すなわち決算書と市の監査機関に提出した金額が複数の項目で異なっています。しかしながら、総額については両者同じ金額となっています。調べてみたところ、このような事象は一般的に、帳尻合わせ、または改ざんと呼ぶそうです。  さらに、過去からの決算を精査したところ、決算書から突如、積立金や準備金の記載が消えてなくなっています。また、次年度繰越金の記載も消えています。このような事象は一般的に、隠避、または隠匿と呼ぶそうです。  また、平成30年度の決算までは200万円ほど支出していた会場使用料が次の年度から30万円以下になっていること、さらに、この団体が多世代交流施設を利用する場合は無料で利用できるようにする、または200講座に限り無料にする及び年間を通して優先的に使用できるなどの協議が進んでいること、さらには、市民交流センターに対しては法人格を有しなければ事業委託をさせないとし、センターは予算や時間のない中、大変に御苦労され、法人化を達成しましたが、とよあけ市民大学ひまわりは、法人格を有しない任意団体のまま運営を委託しようとしています。このような事象は一般的に、忖度と呼ぶそうです。  予算委員会審査の前に、事前に情報公開開示請求によって、とよあけ市民大学ひまわりの資料を開示されました。  こちらにあります。  開示日は令和3年3月11日と委員会審査の5日ほど前でしたが、そこにはこの団体の平成26年度の会計報告決算書がありました。  しかしながら、委員会の資料要求に対し、理事者は当該年度の資料はないとの発言があり、委員会資料として配付されませんでした。このような事象は一般的には、虚偽、または隠蔽と呼ぶそうです。3年で打ち切るはずの補助金を打ち切らなかった理由は、そこで明らかになりました。  委員会で配付されなかった平成26年度の役員報酬額、理事報酬額は43万円です。翌年度、平成27年度の役員報酬額、理事報酬額は156万円と一気に110万円以上も増えています。直近の平成31年度のこの報酬額は192万円でしたので、委員会で配付された資料だけを見ると、この報酬は4年間で約2割増、35万円ほどの増としか読み取ることはできませんが、平成26年度、すなわち情報公開開示請求で開示された資料と直近とを比べると、この報酬額は4倍以上となっている上に、予算にはなかった賞与までもが支給されています。これでは補助を打ち切ることができないのは当然です。  さらに、この団体の決算において読み取れることは、市が指定管理料を支払っている文化会館から委託料として100万円をもらい、30万円程度の事業を行い、先ほどの報酬を増やしていることです。  このような状況である団体に市の事業を運営委託することは大きな問題があると言わざるを得ないだけでなく、もし状況が明らかとなった上で本件を許してしまうような議会であれば、現在の豊明市議会は機能不全を起こしている、故障しているとはっきり申し上げておきます。  これまで市民の皆様方が納められた大切な税金をこのような団体に対して補助という形で予算を認めてきた議会の議員として大変申し訳なく感じているだけでなく、決算審査においてもチェックすることができていなかったことを大変申し訳なく思っています。  また、このような税金の使い方をするより、むしろ真に困っている市民、もしくは団体、事業者に分配していただきたいです。
     以上の理由により、議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算に反対いたします。  なお、議案第3号から第10号までの特別会計は賛成いたします。  以上です。 11: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、月岡修一議員、質問席にて討論願います。 12: ◯17番(月岡修一議員) それでは、会派清和を代表いたしまして、令和3年度当初予算、第2号から第10号までを一括して賛成討論申し上げますが、全ての事業に言及はできませんので、あらかじめ絞りまして討論を述べさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  総額364億4,287万8,000円の予算は、豊明市の近未来への投資予算でもあると申しましょうか、積極的に豊明市の発展を求める強い意思の表れた予算額であると思います。  一般会計予算220億の内容は、二村台小学校の開校に関連する予算4,776万9,000円は教育環境の充実や開校記念に関する事業費ですが、私はよくぞ双峰小学校と唐竹小学校を1つの小学校にまとめ上げてくれました。そのように大きな評価をいたしております。過去には統廃合に失敗していますので、今回の二村台小学校の開校は、私は快挙として評価をいたしております。  多世代交流施設整備事業の10億6,246万3,000円は、閉校する唐竹小学校の校舎や体育館や跡地を引き続き活用するために全面的に改修する事業費です。  完成後には交流・まなび・あそび・子育て支援拠点として、多くの市民が様々な交流を通じて生きがいを感じ、日々、心身ともに健康で暮らせる要因を生み出す重要な拠点になってくれるものと大きな期待を寄せております。  市街地開発事業費の予算1億4,558万1,000円は、間米南部地域を市街化区域への編入に関する都市計画手続を進めるための調査測量設計等委託料の3,308万1,000円と、寺池地区土地区画整理組合に対する補助金1億1,000万円を交付するものであります。その他、柿ノ木工業団地開発事業負担金の250万が含まれますが、豊明市の将来の町並みがどのように変貌するのか、非常に楽しみにいたしております。  洪水ハザードマップ作成事業費1,336万3,000円は、水害の頻発化、激甚化に備え、自分たちが暮らしている地域の災害リスクを再認識していただき、防災意識の向上を図るものですから、住民意識が自然災害に対してさらに危機感を持っていただくきっかけになればと期待をいたしております。  道路改良舗装工事事業費の1億4,000万円は、路肩、側溝部分の改良や、道路の修繕や、安全確保に費やする予算であります。区長要望工事を遂行するものであり、工事等は速やかに行っていただきたいとお願いをいたしておきます。  都市計画基礎調査等委託事業費1,228万3,000円は、宅地の安全性等を確認するための様々な予算であります。  さらには、防災行政無線更新事業の8,134万9,000円は、防災力の強化を図る事業でありますので、歓迎するところであります。  生活困窮者緊急支援事業費の1,635万4,000円は、まさに生活困窮者への温かい支援であり、共に市民の生命に密着する事業であります。  視線を小学校関係事業に向けますと、放課後児童クラブ運営委託事業費の2,512万8,000円は、栄小学校内で放課後児童クラブを実施するための予算であり、さらに、豊明小学校放課後子ども教室運営事業費の692万1,000円は、放課後子ども教室の運営を民間に委託するための予算であります。  豊明小学校の放課後子ども教室の運営に関しては、特に感謝に堪えません。豊明小学校の子どもたちは長い期間、校舎から離れたところまで移動をしていましたので、この事業のおかげで児童の安全性が確保されます。  学校給食調理委託事業費の4,557万3,000円は、調理場の再整備を図るものであり、大量給食調理を専門とする民間企業が持つ調理や衛生管理に関する技術を活用し、今まで以上に安全で安心な給食の提供を行うための予算でありますから、引き続き、安全でおいしい料理を調理して、提供していただきたいとお願いを申し上げます。  沓掛けやき保育園整備事業費の2億4,072万9,000円は、国庫補助金を活用しながら、代替園の施設整備費用を補助し、利用する園児が安心して代替園に通うための環境整備に努めるものであります。保育事業の新たな姿を見せていただきたいと期待を申し上げておきます。  青い鳥保育園園舎改修事業費の8,962万3,000円は、園児が快適に過ごすことができるように園舎等の改修工事を行うものであり、賛成いたします。  最後になりますが、柿ノ木地域の開発について申し上げますが、工業団地の事業は、将来の豊明市の有効な税収を期待させる事業でありますので、担当される職員の皆さんには、最後まで気を抜かずに事業を遂行していただくようお願いを申し上げまして、令和3年度豊明市当初予算の第2号から第10号までを一括して、賛成の討論とさせていただきます。  終わります。 13: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、林 ゆきひろ議員、質問席にて討論願います。 14: ◯5番(林 ゆきひろ議員) それでは、会派市民派の会を代表しまして、議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算、議案第3号、国民健康保険特別会計予算、第8号、後期高齢者医療特別会計予算には反対としまして、残りの4号から7号、9号、10号については、賛成の立場で討論をいたします。  まず、一般会計予算については、ブロック塀の補助率の改善、それからひまわりバスのダイヤ改正や路線の再検討、コミュニティ・スクールの増加、プレクラス・プレスクールの拡充、国の動向を注視した補助金や助成金の活用などなど、一つ一つの事業を見てみますと、いい点や、工夫している点、取り組むべき事業も幾つか見られました。  しかし、反対する理由としまして、まず、計画策定からの予算化への動きが非常に遅いというふうに感じております。  例えば、環境計画や耐震改修促進計画では、昨年度、計画を策定されておりますが、今回の予算には全く反映されておりませんでした。以前にも、子どもの貧困対策調査を実施しておりましたが、こちらも事業には反映されていないということを以前から指摘しております。  また、洪水ハザードマップの作成についても、令和2年度、今年度の4月に県が公表し、それを基に作成をしていきますが、本市での取りかかりは、今回の予算である令和3年度でようやく計上されており、非常に遅く、それにもかかわらず、中間発表もしないとの回答でした。  それから、図書館の外壁調査についても、ひび割れや剥がれ落ちそうな箇所が幾つか見られたということでしたが、令和4年度、再来年度に設計をして、工事はその次の年の令和5年度に行うと、3年もかかる計画です。  ふるさと納税は1億円以上が他の自治体に流出している状況ですが、本市のふるさと納税の歳入は2,000万円しか計上されておらず、それに関する返礼品の予算も減らされたままの状況です。  合併浄化槽の補助金でも、単独浄化槽が市内9,000人分もあるとのことでしたが、今回の予算は6基分しか計上されておりません。  ほかにも幾つかありましたが、こうした予算化への対応、目標に対する取組について、努力が足りないのではないかと考えています。  さらに、給食センターの栄調理場の委託、公民館講座の委託、こういった委託への変更により、これまで行っていた以上にコストが増えていること、そして、多世代交流施設の工事費も、スプリンクラーの設置を失念していたということなどにより約4億円の工事費が増額していること、それから、児童手当、児童扶養手当をはじめ、福祉医療助成や訓練給付、介護給付など、初めから補正をすることが前提となっているような回答もあり、当初予算に対して精査がまだまだ足りないと考えます。  そうした中で、今回の令和3年度の当初予算で最も重要であると考えられる新型コロナウイルスの影響により、市民生活を守る対策予算で見ますと、生活困窮者への支援は緊急生活支援事業の第2弾などありますが、生活用品5,000円分を計4回実施するだけで非常に乏しく、社会問題にもなっているバイト収入が激減している学生への支援、それから、コロナの影響により仕事がなくなってしまった方や就職先がない若者への支援、対策などは、予算の中ではほとんど見られませんでした。コロナ禍により、雇い止めや解雇の問題もこれから生じてくる可能性もありますが、労働行政施策としてそういった対策も何もありませんでした。  もっと予算の精査を行って、取り組むべき目標に対して絶えず改善をしながら取り組んでいただきたい。そして、しっかりと必要なところへ拡充を図っていただきたい。そうした観点から見まして、一般会計予算は反対します。  また、第3号の国民健康保険、第8号の後期高齢者医療の特別会計予算については、被保険者が高齢者や非正規雇用者などの経済的に厳しい方が多くいらっしゃる事業ですが、少しずつ税率が上がっており、負担を強いている状況です。市としても独自でそうした方への支援をしっかり行っていただきたいのですが、そういった対策はなされていない状況ですので、反対とします。  残りの4号から7号、9号、10号の土地取得、墓園事業、有料駐車場、介護保険、水上太陽光発電事業の各特別会計、そして下水道事業会計の予算については賛成としますが、墓園事業について一言申し上げます。  墓園事業は、売却数が年々減っている中、基金を取り崩しながら歳出を切り詰めて、何とか保っている状況のように思いました。これが今後、民間委託となると、さらに負担増となって、赤字が増える予算になるのではないかと心配しております。  今までの民間委託の実績を見ていますと、負担増となっていることが多いですので、市としても成果を出していける方法、制度の見直しも含めて、しっかり検討して取り組んでいただきますようお願いいたします。  以上で討論を終わります。 15: ◯議長(毛受明宏議員) 三浦桂司議員、質問席にて発言願います。 16: ◯8番(三浦桂司議員) 暫時休憩をちょっとよろしくお願いいたします。お取り計らいをよろしくお願いします。 17: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩動議が出ましたので、暫時休憩といたします。              (諮ってくださいの声あり) 18: ◯議長(毛受明宏議員) 失礼いたしました。動議が出ましたので、休憩することに賛成の方の挙手を願います。                 (賛成者挙手) 19: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。  ここで暫時休憩といたします。                午前10時45分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前10時51分再開 20: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き討論を始めます。  続いて、近藤ひろひで議員、質問席にて討論願います。 21: ◯7番(近藤ひろひで議員) 議長のお許しをいただきましたので、会派清風として、令和3年度当初予算について討論をさせていただきます。  予算特別委員会で各議員もいろいろ疑義を質問されて、それについて答えてみえますので、全体としてのお話をして、あと一、二点、お話しさせていただきます。  コロナ禍において本当に非常に苦労された予算組みかと思います。ただ、コロナだからといって、何かを縮小するとか、廃止をすると、必要なものはやりますということでお伺いしておりますので、適切な予算編成であると判断しております。  また、多世代交流館、仮称ですかね、多世代交流館が整備されていくということ。それから、本市では初めてになるんかね、学校が統合されて、二村台小学校が開校するというと。地域の方、また、学校に通われる方、父兄の方、いろいろ御苦労もあるかと思いますが、期待をして見守っていきたいと考えております。  あと2点、ちょっとお話しさせていただきたい。  メンテナンス等で長期契約で、いろいろ契約が進んでおります。例えばエレベーターとか、機械的なものだと、納入されるとか、そのメーカーだからということで、随契に近いような形で契約がされてきているのかなというふうに感じるんですが、実際には他社のエレベーターだから整備できないとか、他社の機械だから整備できないということはないと思います。  エレベーターの業界でも、日本から撤退したエレベーターがあるんですが、日本でそれがエレベーターが動かなくなっているわけじゃないので、そういった意味で、適正じゃないという意味ではありませんよ、そういう意識を持って、いろんな税金の無駄遣いを少しでもできるようなことが、意識してみえるんであれば、なおさらしていただきたいなと思います。ここしかできないとか、今までやってきたからそれが楽だとかということは決して考えられてはいないと思いますが、一言申し上げたい。  それから、エキカツの、中止なのか、廃止なのか。若い方の発案で、いろんな椅子、テーブルを外国から安いものを仕入れたりして、一生懸命やってみえました。コロナ禍なので、密になるということが大きな理由だと思いますが、世情が落ち着いたら、また何らかそれに近いもの、また若い世代の人と相談しながら、ぜひ復活していただければなあと思っております。  いずれにしてもコロナ禍で大変な時期ではありますが、一丸となって推し進めていただきたいと思います。  以上をもって賛成といたします。 22: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、郷右近 修議員、質問席にて討論願います。 23: ◯10番(郷右近 修議員) それでは、議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算、議案第3号 令和3年度豊明市国民健康保険特別会計予算、議案第7号 令和3年度豊明市介護保険特別会計予算、議案第8号 令和3年度豊明市後期高齢者医療特別会計予算それぞれに反対をし、その他の議案には賛成をする討論をします。  令和2年度の豊明市は、今回も含めて20回もの一般会計補正予算によって、新型コロナウイルスの感染拡大から住民の命と暮らしを守る事業が続いた、そういう1年でした。  個々人の生活習慣のレベルでは、感染予防に効果を発揮する手洗いだとか、消毒だとか、マスクだとか、食事のときに唾液が飛ばないようにするとか、そういったことが当たり前になって、新しい社会に適応ができている方が大半なんだろうというふうに感じています。  一方で、命と暮らしを守ることに責任を持つべき国の政治に目を向けると無為無策といった状態で、令和3年度の当初予算を見ると、小学校の少人数学級化だったり、保健所の職員の人員増員などはあるものの、そういったことを除けば、具体的な使い道が決まったコロナウイルス関連の対策予算というのがほとんどありません。  臨時的な経費のコロナウイルス予算は補正で打てばいいから、当初予算に入れないというのが国の態度なんですけど、そういう態度が、感染の収束が今見通せていませんから、その状況と全く合致していないというふうに感じています。市長がおっしゃるように、長期間の対策が求められる自治体の現場、現状を、現実を、全くもって無視しているんじゃないかというふうに思っております。  今後の第4波以降は変異型の感染が広まると指摘する専門家もおり、従来以上の対策を切れ目なく打っていかないと、その国の悪政によって、住民の健康だとか、命だとか、財産だとかが十分守れないという状況になっていく。自治体はそういうところに今置かれているんじゃないかと思うわけです。  そういった中で、市の令和3年度一般会計予算を見てみますと、学校教育では、教員や保護者、それから専門家の方からも要求が長年寄せられていた少人数学級が新設される二村台小学校で実現します。市独自の予算で35人のクラスが運営され、一人一人に行き届く教育ができるようになるわけですから、大変よい事業と思います。  また、国が5年で35人学級を進めるということを表明していますから、それを踏まえますと、さらに少人数にしていけるように、30人学級が実現できるようにも注力をしていただきたいなというふうに要望をします。  また、障がいを持つ子とその保護者を支援する児童発達支援センターを唐竹小学校の跡地に、多世代交流施設の1つとして設置するための予算が計上されています。  私も以前、発達障がいのお孫さんがいる年配の女性とお話ししたことあるんですが、近くのアパートにその御夫婦と子どもは暮らしていて、その年配の女性もふだんの生活でまま、子どもの面倒を見るというところに協力しているという、そういうお話を聞いたことがあります。他のまちにあるような、そういう発達障がいの子どもの支援をするセンターが豊明市にもぜひできてほしいと、その方もお話ししていたのを思い出します。  やっぱりそういった家族間での協力だとか、親族、家族の協力で賄えている部分が今も多々あると思うので、専門職の資格を持った職員の人たちがこの支援に当たるという新しい事業は大変重要だし、歓迎されると思います。  こうした前向きな事業も幾つもあるんですが、とりわけ今回の予算の中では、民営化の問題が改めて浮き彫りになっていると思います。  栄調理場、民間の委託になるということで、これは何年も前の保育の調理の業務が民間委託になったときにもお話をしたんですけど、短期間でありますが、籍を移籍するというときに、民間の会社に新入の職員というふうな扱いを受けるため、試用期間という理由で、短期間ですが、賃金が下がった事例がございました。  本来、市の大事な業務を担っている、しかも経験のある方がこういった待遇になるということは避けるべきことではないかというふうにも思うわけです。もちろん、今回、栄調理場でそれが起こるかどうかということは、よくよく注視をしていきたいというふうに思っております。  沓掛保育園が廃止をされ、民間の事業者が設置されることになってまいりました。それから、栄小学校に設置される放課後児童クラブが民間に委託されます。こういった子どもの成長を保障するという事業は市の直営で行って、例えば、調理ですとアレルギーの対策だとか、待機児童の解消や、職員の待遇改善などに直接努めていくべきではないかというふうに思うものです。  それから、もう一つ問題だなと思うのがコロナウイルスへの予防策です。一般質問などでも繰り返し取り上げさせていただいていますが、国の施策を待たずにPCR検査の社会的検査に踏み切るというその予算が必要ではないかというふうに思いましたが、残念ながら、そういった予算はないということです。  そういった検査の在り方に踏み切る自治体が増えています。何らかの条件で検査を個人で受ける住民に対しての、その補助事業も増えてきています。今のところは、自治体で保健所を持っているような大きいまちの取組が多いですけれども、自粛一辺倒の予防策が効かなくなっていることだったり、住民同士が年中行事などを通じて一体感のあるまちというものを住民自身が求めているので、できるだけ従来のような形で、予防策を打ちながら、そういうことが実施できる、そういうことが望まれているんではないかというふうに思っております。  委員会では市の職員の方の研修などの費用が計上されていましたから、もし出張するときに、主催者から事前の検査などが求められているようなら、秘書広報の分野のほうから予算が充てられて、その決められた検査も受けた上で参加することになるんじゃないかという趣旨の答弁がありました。そういう考えで、本当、いいと思うんです。  ですので、住民とか、様々な条件が多少ついても構わないんですけど、一つ一つの事業とか、参加する方に向けてでも構わないので、PCR検査が取り組まれるように。とりわけ、PCR検査が感染を確認する最も確かな方法なので、この機会に検査の精度の僅かな不完全さだとか、検査と検査の間の感染の可能性を、理由にはせずに、ぜひ補正予算で年度内に社会的検査に取り組んでいただきたいということも申し添えておきます。  特別会計は、国保会計。国保税の限度額が高所得者の方の限度額ですけど、引き上げられて、国基準となります。  歳入の特別会計の財政調整基金、令和2年度の1,200万円から1億1,000万円にと大幅に引き上げられていることは、被保険者にとっても負担軽減に大いに役立つものですけれど、国保の都道府県の一元化に伴う一般会計からの繰入れの解消だったり、統一的税額に向けた引上げを前提とした措置でもあると思ってます。  また11万円と少額でありますが、来年度予算の中でも改めて財政調整基金への積立ても計上されていますので、そういったお金ももう絞り出すような取組だと思いますが、繰入れをむしろ増やして、被保険者の負担軽減にこそ努めるべきと思ってます。  介護保険です。基準額が月額で160円の引上げとなります。  住民はコロナウイルスの影響で、利用していた事業所が受入れをできなくなったり、通所先を変更したり、在宅に切り替えたりと、苦労が伴った1年だったと思います。  ただ、これに関しては、この先もクラスターなどで似たようなことが起こる可能性もあると思っております。  そういった事業者についても、感染予防などを行いながら通常の業務をするという、大変な労働が続きます。そういう方々への支援も必要だと思うのですが、これも国の施策になりますけど、介護報酬の改定の割合が0.7%と、その苦労に伴うものになっていないというふうに思ってます。  3年前のときにもお話ししましたが、繰入額をもっと増額して、月額でいう160円という基準額であれば、据置きをすべきではなかったのかなというふうに思っています。  後期高齢者医療です。窓口負担2割への引上げが予定されています。  ただ、既に高齢の方で、以前は400万円台と、年収が一応、それでも現役並みという言葉も使って枠が設けられましたが、今回は200万円そこそこの方も対象になってくる中での2割引上げということで、もうこれが壊滅的な高齢の方の暮らしの破壊につながらないか、大変危険があるというふうに思っています。何としても回避すべきことだというふうに思っておりまして、かくかく、議案に反対をするものです。  以上です。 24: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、近藤善人議員、質問席にて討論願います。 25: ◯20番(近藤善人議員) それでは、議長御指名により、令和3年度予算について討論いたします。  議案第2号、豊明市一般会計予算及び議案第3号、豊明市国民健康保険特別会計から議案第9号、豊明市水上太陽光発電事業特別会計までの各特別会計予算並びに第10号 令和3年度豊明市下水道事業会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  令和3年度の予算規模は過去最高額を更新していますが、自主財源比率は60.5%から54.5%と6%減少しています。  一方、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金、市債など、国または県の交付金等による依存財源が大きく増加しています。これは、新型コロナウイルスによる影響で、個人市民税4億5,000万円、法人市民税9,200万円、合わせて5億4,000万円と大きく減少していることに起因していると思います。  一方、扶助費を除く人件費、公債費といった義務的経費が7.2%、約7億4,000万円増となっており、財政の硬直化は依然として大きな課題であり、コロナ収束が見えない中、厳しい財政状況であることに変わりありません。
     新型コロナウイルス感染症への警戒を依然として緩めることができない現状において、この対策に直接つながる事業が優先されなければならないことから、常々言われている、最小の経費で最大の効果を出すような財政運営をさらに強化いただくことを要望します。  それでは、主な事業について述べていきます。  2款 総務費、多世代交流施設について。  10億円の費用をかけて開設する多世代交流施設は、子どもからお年寄りまで年齢の分け隔てなく来館し、より多くの皆様に親しみを持っていただけるような施設となり、地域コミュニティーが活性化され、活気あるまちになることを期待します。  この施設について2点だけ要望いたします。1点目は、利用料金に差があるのは当然ですが、利用料金無料の団体はつくらないように要望します。もう一点は、土日は当然ですが、平日のにぎわいも創出願います。  3款 民生費について。  UR内のひまわり児童館で行っていた放課後児童クラブを栄小学校内に移設したことにより、学校からの10分の移動がなくなり、児童への負担軽減、安全が確保されたことは評価いたします。  生活困窮者緊急生活支援事業1,600万円について。  この事業はコロナ禍の影響で収入の減少など、生活困窮世帯への支援事業であります。誰一人取り残されることがない、必要な事業の一環として評価いたします。  8款 土木費について。  ハザードマップの作成の調査測量設計等委託料3,239万5,000円の予算が計上されています。  現在、洪水ハザードマップと防災重点ため池ハザードマップが別々に作成されていますが、千年に一度レベルの豪雨の場合は、豪雨による洪水と、ため池決壊による洪水が地域によって重なることがあり得ます。したがって、市民の方にはより分かりやすくするために、洪水ハザードマップにため池ハザードマップも記載していただくことを強く要望しておきます。  園児等移動経路整備工事事業2,200万円は、2019年5月、大津市の交差点で保育園児が16人が死傷した事故を受けて、市内の通園箇所で危険なところを抽出し、防護柵やグリーンベルトにより園児の交通安全対策をすることで、大津市と同じような事故が起きないよう、早急に整備していただきたいと思います。  間米南部地区、寺池地区の市街地開発事業、柿ノ木地区の工業団地は、小浮市長の一丁目一番地である人口増の施策でありますが、直近の阿野平地地区の市街地整備は、豊明駅にも近く、小学校へも近いにもかかわらず、残念ながら、人口増に結びついていません。しっかり分析していただき、間米南部、寺池地区の市街地開発に生かしていただくことを要望します。  10款 教育費について。  来月開校する二村台小学校。児童は喜びや不安を抱えて登校することになると思われます。教職員の方々は大変でしょうが、その不安を少しでも解消するよう、低学年や外国籍児童に対しては一人一人に寄り添い、小さなサインを見逃すことなく対応していただきたいと思います。  外国籍児童の場合、授業についていけない原因を突き詰めると、日本語の知識不足が多いと指摘されています。外国籍児童に対しても日本語の習得、漢字の読み書きに力を注いでいただきたいと思います。  二村台小学校は全学年で35人学級が実現し、きめ細かい指導ができることは大変評価しますが、公平性の観点から、他の小学校も35人学級の早期実現を要望します。  今、子どもの貧困が問題になっています。6人に1人が貧困の連鎖に陥っていると言われています。親の貧困が子どもの貧困に直結しています。貧困の連鎖を断ち切るためには、学習支援の推進、また、経済的な生活支援、保護者に対する就労支援などが必要と考えます。全ての子どもたちが夢や目標を持てるような教育環境、とりわけ、ICT教育の充実、いじめ・不登校対策など、さらなる財政支出を要望いたします。  最後に、一般会計で特に指摘しておきたいことを2点申し上げます。  まず、補助金であります。  主な団体の補助金予算の積算根拠を質疑しました。老人クラブ連合会、子ども会、スポーツ協会、レクリエーション協会、スポーツクラブの積算根拠は一定程度理解しました。また、農業政策に関する各種補助金は、国の政策との関係も多くあることが分かりました。しかし、女性の会、保護司会、遺族会の積算根拠に対する所管部署の回答は不明瞭でありました。  その中で、特に任意団体に対する補助金、老人クラブと女性の会の補助金額を6年前の平成27年度予算と比べたところ、老人クラブは369万6,000円が340万4,000万円へと減少していましたが、女性の会は72万円と同額でありました。  同じ平成27年度決算の監査委員の意見書に、補助金及び交付金に当たっては、既得権としてその交付が常態化することがないように、補助事業者等の事業実施状況や運営状況を的確に把握されたいと指摘されています。  その団体を構成する人数が減少しているにもかかわらず、現在に至っても補助金が同額ということは明らかに既得権化されており、いまだに監査委員の指摘が改善されていないと言わざるを得ません。  補助金は税金です。特に任意団体に対する補助金の積算根拠を明確にし、補助金額の公平性を担保するよう強く指摘しておきます。  次に、ひまわり大学を補助金団体から委託団体へ変更し、公民館講座委託料として345万4,000円を計上する予算であります。  変更理由は、このままでは事業継続に問題があるから、ひまわり大学は法人格はないとの回答でした。この回答であるなら、ひまわり大学を委託先とする345万4,000円の議案は大きな問題があります。事業継続に問題があるとは、このままでは経営に問題があるということであり、法人格がないということは、個人が集まる単なる任意団体との回答であります。  このような経営が危ない法人格のない任意団体を委託先として公金を投じることはあり得ないと考えます。  また、任意団体であるなら、現在のような不明瞭な決算報告であっても、また、理事会、懇談会などの執行体制に問題ないかもしれませんが、公金を投入する委託先とするのであるならば、会計処理とか執行体制などがガバナンスの利いた法人格を有する組織でなければならないと考えます。  ひまわり大学のホームページには、市民が主役となり、市民と行政が協働して、いつでもどこでも生涯学習に親しめる成熟文化都市を目指して、生きた生涯学習に取り組んでいきたいとうたわれています。  市民の生涯学習を支援し、その成果を生かすことのできる社会の構築は自治体事業の1つであることを鑑みれば、ひまわり大学を単に補助するだけの団体であったものを生涯学習事業の委託団体へ変更する理由が、現在、市の生涯学習課で実施している公民館講座、キャリアアップ講座を含め、生涯学習に関する事業の市の内部統制の下でさらに強化、充実する方針の一環であるなら、賛同するものであります。しかし、その大前提は、ひまわり大学が現在のような任意団体であってはならない。法人格を有する団体でなければならないことを強く指摘しておきます。  なお、市民の方から、ひまわり大学は多世代交流館の使用料がただという話があるが本当かとの声が届いています。いかなる団体であっても、多世代交流館使用料のただは、市民の公平の観点から問題があります。ただ扱いの団体をつくらないことを強く要望しておきます。  次に、主な特別会計と企業会計について一言申し上げます。  国民健康保険特別会計予算について。  国民健康保険が平成30年4月から広域化されました。国保が抱えている問題というのは、加入者の年齢構成が高く、医療費が増え続けております。また、所得の低い人も多いので、保険料、保険税の負担が重くなってきております。  本市の国保を取り巻く状況は、少子高齢化の進展により被保険者数は昨年より80名ほど減少していますが、高齢者人口の割合は増加する一方で、生産年齢人口が減少しているため、国民健康保険の財政運営は厳しい状況が続いています。  国民健康保険は被保険者である市民の皆様にとって重要な役割を担っている制度であることから、今後においても国民健康保険事業運営の健全化とさらなる保健事業の充実に取り組んでいただき、健全な財政運営に一層の努力をされることを要望します。  後期高齢者医療特別会計について。  後期高齢者医療制度は、原則、75歳以上の方を対象として、これからも安心して医療を受けることができるように、平成20年度から創設された医療保険制度であります。  高齢化が進み、被保険者は昨年より485人増、医療費が増加する中、この間に保険料の軽減措置が講じられるなど、着実に制度が定着し、成果を上げられていると思います。保険料が高いとの指摘がありますが、保険料は介護サービスの給付実績に応じていることから、本予算の妥当性を認めるところであります。  介護保険特別会計について。  高齢化社会が急速に進展している上、いわゆる団塊世代が高齢化を迎える状況であり、今後、ますます介護保険制度が老後を支える制度として定着し、拡充が求められるところであります。生涯にわたる健康づくりの推進においては、介護を要する状態にならないよう介護予防運動教室等を開催し、介護予防の普及啓発を図っております。  本市の実情を踏まえた高齢者福祉の拡充、介護保険財政の健全性、持続性の確保を要望しておきます。  最後に、下水道企業会計については、今までの特別会計とは異なり、日常経理に複式簿記等の専門知識が必要で、その習得には時間がかかると思いますが、職員さんには頑張っていただき、経営が順調に軌道に乗るよう期待します。  最後に、令和3年度予算の編成に尽力された市長をはじめ職員の皆様方の御努力に感謝申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 26: ◯議長(毛受明宏議員) ここで、討論の途中でありますが、10分間の休憩といたします。                午前11時22分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時32分再開 27: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き討論を進めます。  続いて、近藤善人議員、質問席にて発言願います。 28: ◯20番(近藤善人議員) 先ほどの私の討論の中の補助金のところで、老人クラブの補助金が━━━━━と言いましたけども、369万6,000円と訂正願います。  あと、━━━━━と言ったと思いますけども、そこも340万4,000円と訂正願います。 29: ◯議長(毛受明宏議員) 後刻会議録を調査の上、適当な処置を講じます。  ふじえ真理子議員、質問席にて討論願います。 30: ◯19番(ふじえ真理子議員) 議長より御指名がありましたので、議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算と、特別会計のうち、第3号、国民健康保険特別会計予算、第8号、後期高齢者医療特別会計予算の3つの議案については反対、その他の特別会計と企業会計については賛成の立場で討論します。  最初に、一般会計予算について、評価できる点、必要な事業ももちろんありますが、多くの問題、課題が目につきましたので、幾つかピックアップして、気になったことを順に述べます。  最初に、公民館講座委託料345万4,000円についてです。  「市民による市民のための市民講座」。今まで行政中心だった講座を市民が主体となり、市民である受講生からの受講料で市民が運営するとの理念を掲げて始まったとよあけ市民大学ひまわり。  これまでは市が毎年130万円の補助金を出していたものを、来年度からは市の事業として委託という形に変え、345万円の委託料を支払っていくという大きな方向転換となります。補助金に頼らない自立を目指していくという当初の運営趣旨から外れることになり、まちづくりの本質的な部分では逆方向にかじを切ることとなり、手放しでは賛成しかねます。  また、委託にすれば、後から述べます来年度の長期継続契約でも一目瞭然となっているように、例えば、人件費高騰による年々大幅な増額なども十分予想され、市民の力、団体の力が育つ土壌を変えてしまう。市民主体の運営とは違う路線を歩むことは認められません。  次に、洪水ハザードマップ作成事業1,336万3,000円についてです。  市民の手元に行き渡る時期について、今年12月を目指すとの答弁でした。過去の一般質問でも述べましたが、災害は待ってはくれません。台風シーズンを終えてからでは遅くありませんか。以前に指摘させていただいた者として申し上げると、あまりにのんびりしている、危機感が薄いと言わざるを得ません。  町内会加入率向上と地域コミュニティーという視点で、区長会事業に6,728万1,000円について。  令和2年3月31日時点で、市内の町内会加入率は平均で72.3%とのことです。平成31年3月の議会答弁のときより3%減少しています。加入率の低下傾向に、今年度はコロナもあり、制約もある中、人が集まる場の縮小、中止など、ますます地域コミュニティーの希薄化が心配されます。  地域コミュニティーの存在、緩やかなセーフティネットがあるかないかは、そのまま防災、防犯の取組にもつながり、安心して暮らせる地域かどうかにも影響してきます。町内会加入案内パンフレットの配布など、従来のやり方だけでは減少の歯止めがかかっておらず、さらに知恵と工夫を絞った対策が必要と思います。  町内会が一番身近な自治だという人もいます。私もそう思います。地域自治が育つ、人がまちをつくるという視点から見ると、従来どおりの事業予算では、自治体の活力は向上しません。  次に、公用車購入事業850万円についてです。  購入予定4台のうちの1台が議長車ということです。5年リースが切れるということで現在の車種とは異なるミニバンを、また、リースではなく、購入するという説明がありました。  前回の更新時は全議員に話があり、協議の場があったことを記憶しています。2030年代にはガソリン車廃止の動きもある中、議長車についてもいろんな議論、協議、検討が必要と思いますが、今回はどこでどのように決まっていったのか、個々の議員には分からず、決め方についても疑問が残ります。  続いて、長期継続契約についてです。  新年度予算に上がっている役務の提供43件のうち、決算額と比較して単年度の予算額が2倍、多いもので2.5倍もの金額が予算提示されているものを、私が調べた限りで9件もありました。  いずれも人件費の高騰との説明でしたが、同じ予算の概要には次のように書いてあります。「長期契約による契約金額の低減と業務の円滑化を図る」。書いてあることと本当に合致しているのか、大いに疑問を感じます。  次に、市街地開発事業1億4,558万1,000円についてです。住宅用地及び産業用地の整備費用です。  間米南部地区、寺池地区、柿ノ木地区、豊山地区、中身も進捗もそれぞれ異なりますが、委員会の中で寺池土地区画整理事業補助金1億1,000万円について、住宅開発した後の税収増の見込額、目標をはじくことは難しいという答弁でした。  出の根拠は示されますが、行政経営の視点からいえば、当然、入も示されるべきです。多額の税金を投入していく以上、おおよそ何年でペイできる計画を立てているのかなど、チェックする立場の議会に対して出と入の見込みをきちんと示し、議論を経て判断していくのが当然と考えます。議決する議会の責任も問われます。  次に、工事関係について。  多世代交流施設事業に10億6,246万3,000円。これは小学校統合による唐竹小跡施設を活用するための全面的な改修を行うものです。  昨年配付された実施計画では6億6,000万でしたが、4億円も増額された金額の提示となっています。理由は、スプリンクラーなど防火設備など、必要なことが後から分かったためとの説明がありました。  令和元年度に847万円かけて基本設計をしたにもかかわらず、実施計画作成時に組み込みを落としたのは職員側の不備なのか、それとも、基本設計でスプリンクラーなど設備が落ちていたのなら、瑕疵ある設計をしたことになります。こうした状況には賛成し難いです。  荒巻池の洪水吐工事816万円。  令和元年度に荒巻池護岸改修工事を決算額3,526万6,000円で実施しました。当時、洪水吐工事も同時に実施したかったが不落となったため、洪水吐工事を分離発注し、今回、令和3年度予算に計上したとのことです。  一度で工事をやらず、分割発注にすれば、必然的に施工費が高くなることは明白で、行政経営の視点からすると、あまりに甘い経営をしている点は理解し難いです。もう少し知恵や工夫は出せなかったのでしょうか。  栄中学校境界測量71万円。  今年度補正第12号で上がってきた栄中学校擁壁工事設計委託料600万円強、これと関連がある境界測量との説明でした。  学校と民地との境界にはくいがあるはずですが、ないとのことです。さらには、測量図もないとの答弁には、正直、驚きました。このような管理の仕方についても理解し難いです。  次に、コロナ対策と支援。  コロナ対策、支援が始まって1年。いろいろな支援メニューに取り組んでいらっしゃるのは分かりますが、当初から申し上げています市内飲食店など、様々な事業者はじめ市民生活の実態把握をするための調査費用などが予算書からは読み取れません。本当に困っているところに必要な支援を届けるため、科学的根拠に基づいてとおっしゃる割には調査費用が上がっておりません。学生をはじめとする困っている若者を対象とした支援に該当する予算も見当たりません。  家族と同居している若い世代の方も気になりますし、特に、他県から出てきて、縁あって豊明にアパートを借りて一人暮らしをしている学生もいます。実態を把握し、彼らが困っている状況に力になる市役所であってほしいと思います。  愛知県内でも一昨日に変異ウイルス感染者が確認され、既に広い地域に拡大の懸念もある中、希望をする全市民にワクチン接種を終えるまでの期間を思いますと、第4波を抑え込む手だてを、例えば、市独自ででもPCR検査など積極的に取り組む姿勢が必要と思いますが、この予算には入っておりません。  当初から申し上げていますが、国や県からの指示を待つ、様子を見るという部分と、市民に一番近いからこそきめ細やかな対策や支援ができる市が先手を打つべき必要な部分、本市は後者が弱いのではないかと思います。すなわち、主体的かつ責任を持って手だてをする姿勢が弱いことは残念です。  臨時財政対策債。臨時財政対策債13億2,000万円についてです。  令和3年度は、臨時財政対策債を対前年度比5億4,000万円増の13億2,000万円を借りて元金償還を見込み、つまり約8億円を返すという予算が計上されております。令和3年度末現在高見込額が106億円、市の方針では、これからも限度額まで借りる方向との答弁でした。  利率が低く有利、後々、国が面倒を見てくれるといいますが、借金であることには変わりませんし、国全体の借金が昨年12月末時点で初めて1,200兆円を突破し、国民1人当たりの借金は約983万円にも上っています。金額が大き過ぎてぴんとこず、かえって麻痺してしまいがちですが、将来世代への負担を考えると、こうした臨時財政対策債の活用の在り方、考え方については賛成し難いです。  国の借金は増え続け、日本の人口は減っていく中で本当に大丈夫なんでしょうか。国が何とかしてくれるだろうではなく、小さくても足腰の強い本物の市民自治の推進に向け、根本から見直す時期に来ているのではないでしょうか。  一般会計について、以上、いろいろ述べましたが、将来ビジョンの見通しが不明確な点、行政経営の甘さが多々あること、自治力向上のための取組の弱さなど、総合的な判断から今回は賛成しかねます。  次に、国民健康保険特別会計についてです。  国保加入者が減少傾向にある中で、制度の維持が厳しい状況であることは理解できますが、コロナ禍の市民生活は、年金が増えない中の自営業の方や非正規雇用の方などは、大きな影響があると考えられます。  厚労省の令和元年度実態調査報告を見ますと、国保世帯のうち、所得のない世帯と所得のある世帯のうち100万円未満、この両者を合わせると、国保世帯の半数以上を占めています。こういった方たちへの負担増は受診控え、それが重症化につながるなど悪循環になってしまいます。
     令和3年度の国保税は、基金を投入することで国保税率の引上げは抑えられるようですが、本市が激変緩和措置対象から外れ、今後も赤字繰入れをゼロにするために保険税を上げていく方向性には変わりません。現に限度額を引き上げる予算になっています。  命と健康を守るための制度のはずですが、今後も赤字繰入れをなくすために保険税を上げていく方向性、こうした対症療法では、もうこの制度自体、厳しいところに来ており、抜本的な制度見直しが必要と考えるため、反対とします。  最後に、後期高齢者医療特別会計についてです。  国による元年度後期高齢者医療制度被保険者実態調査報告によりますと、被保険者の平均年齢は82.5歳だそうです。  本市の後期高齢者医療特別会計全体の額は約12億円、対前年度比6,990万円、6.2%伸びています。保険料は2年ごとの見直しということで、令和3年度は今年度と変わりませんが、2022年度から団塊世代が75歳以上になり始めます。  医療費の急増が見込まれることを踏まえた対応として、国は単身世帯で年収200万以上の方を対象に、現行の窓口負担1割を2割に引き上げることが閣議決定され、その後も引き続きの給付と負担の見直しが欠かせないと言っています。  高齢になれば複数の病気を抱え、医療費がかさむのは当然です。保険料の増が受診控え、かえって重症化するケースも懸念されます。国保制度もそうですが、対症療法的な措置ではなく、根本的な制度見直しが必要と考え、反対とします。  以上で私の討論を終わります。 31: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、三浦桂司議員、質問席にて討論願います。 32: ◯8番(三浦桂司議員) 会派真明を代表して、議案第2号 令和3年度豊明市一般会計予算並びに議案第3号から10号までの各特別会計予算及び企業会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。  令和3年度予算は、一般会計220億と特別会計、企業会計合わせ364億4,200万強の予算編成となりました。コロナの影響もあり、市税全体で4億7,000万ほどの減や、地方譲与税、地方消費税交付金などの減少分を地方交付税や国庫支出金、県支出金の支援、市債20億以上の発行で何とかしのいでいる、苦しい台所事情がかいま見える予算となっています。  いつも話題となる地方交付税の半分ほどを占める臨時財政対策債は、昨年より7億8,000万多く発行しております。私どもの会派では、この臨財債は一般財源の一部と捉えて、借りずに運営したほうがいいとは思っておりません。また、健全化判断比率の将来負担比率は、臨財債を利用せずに財調の積立てができなかったりすると、将来負担は大幅に悪化されるとの答弁がありました。市債なのに資産形成されない、何も残らない市債ではないということ、自転車操業であるという考えはないという考えを取っています。  歳出においては、サービスの事業所の増加、生活介護、グループホームなどの増加で、毎年増え続けている心身障害児者扶助事業、自立支援医療費、訓練等給付費、介護給付費などは、例年、予算では低めに見積もって、12月補正で数字を合わせておりましたが、今回は決算の数字に近づけた予算書になっていて、決算との乖離が圧縮された予算となっています。  会計年度任用職員さんの期末手当増額も各課に計上されております。今回は分類変更があって、数字上では扶助費は減額に見えますが、実情は増額となっていて、豊明市単独で行うことができる目玉事業にも活用できる単独事業というのは9億6,000万もありません。そんな中で、攻めの事業として、この4月から開校する二村台小学校では、国に先立って35人学級の少人数学級を取り組んでいます。  総務費では、交流・まなび・あそび・子育て支援拠点となる多世代交流施設事業は、多くの市民からよく喜ばれる、新拠点の市民交流の場となることを期待しております。  二村台の中には集会所を持たない町内が幾つかありますので、介護事業に力を入れている豊明市としては、高齢化している今、高齢者の介護予防の一環として、口腔ケアも取り入れた体操教室などが各地で行われております。豊明市の健康長寿課の取組は、日本中で高い評価を受けております。  社会保障に対して、国保、後期高齢者、介護が大きく使われていることは十分承知しております。しかし、よりもっと健康な高齢者をつくるために、健康寿命を延ばすために、大金星体操を広めるためにも、高齢者が集える多世代交流館の中でも、高齢者の方が健康増進のため使用できる場所の確保を今後お願いしたいと思います。  民生費の中では、児童福祉費の中で児童虐待対策として、全国統一の情報共有ネットワークシステムの導入の説明がありました。時々報道される悲しい児童虐待の発生予防、早期発見、早期対応が期待されます。  生活保護事業では、緊急生活支援事業を令和3年度も引き続き支援されるとのこと。新型コロナウイルスの影響で、生活に困窮されている方はまだ多くおられます。その方々にも、どんな小さな声にも、拾っていただきたいと思います。  衛生費につきましては、新ごみ処理場の起債が始まり、今年度、東部知多衛生組合負担金は4億5,000万弱ですが、ごみの減量をすることで負担金が減少できると聞いておりますので、食品ロスの削減などのPRの継続をお願いしておきます。  土地改良事業では、勅使池の耐震対策、大久伝の排水機場の建て替えについては、40年以上の経年劣化による排水機の能力低下に対し、湛水被害を軽減、解消させ、農地を保全することにより、農業経営の安定化を図ることを目的として、県と連携して進めてください。  土木費では、園児などの移動経路の交通安全対策につきましては、子どもの命を守るためにとても大切な事業ですので、よろしくお願いいたします。  道路新設改良費1億4,000万は、管理者施工と区長要望工事で、各区、各町内から多くの要望が出ておりますので、早期の対応をお願いしておきます。  浸水対策では、千年に一度の降雨を想定し、最新データを反映させた洪水ハザードマップの作成ですが、近年、気象変動でゲリラ豪雨、台風が増加しておりますので、市民に避難経路が分かりやすいようなマップ作成をお願いしておきます。  市街地開発事業の整備は、人口増加、雇用捻出、税収確保の観点から、豊明市にとって大変重要な事業です。住居系の開発となる間米南部の区画整理事業は、利害調整のため、業務代行方式で行っておりますが、事業計画、実施計画が円滑に進むよう、また、産業系、柿ノ木工業団地は、地区外の測量、設計と東部保育園跡地の産廃調査もしっかりお願いしておきます。  私の勉強不足もありますが、複式簿記を単式簿記にした資料の請求は、今後ちょっと丁寧な説明をお願いしておきます。  教育振興費、日本語指導教室のプラス・エデュケートへの委託については、今まで国、市、企業様の寄附で行われていた事業ですが、国、県からの計算方法が変わり、県からの補助金、企業様からの寄附金の変動により、市の負担が大きくなりました。  現在、二村台団地の1階と双峰小学校で行われておりますが、双峰小学校では昨年9月までは午後のみでしたが、補正において午前も指導していただけるようになりました。  日本語が理解できないため授業についていけない外国籍の子どもの減少のため、日本語を身につけることは最も重要なことだと思いますので、財政的支援をよろしくお願いしておきます。  特別会計につきましては、おおむね適正な予算計上だと思いますが、下水道事業は、令和3年度、勅使台の接続が終われば農排統廃合が終了となって、企業会計が本格的に始まることになると思いますので、今後も3条予算、4条予算とも健全に運営していただくことを要望しておきます。  少子高齢化が進み、空き家問題が大きくなり、施設の老朽化問題、アセットマネジメントが控えております。団塊の世代が後期高齢者になるので大変だと言われていますが、より深刻な状況になるのは、団塊ジュニアの世代が高齢者となって、生産年齢人口が急激に減っていく2040年以降だと思います。  経済活動の縮小、税収の落ち込みとともに、高齢者数の高止まりや、公共インフラの老朽化が並行する時代に突入していきます。そうなると、今ある行政サービスを縮小せざるを得ない状況に陥ります。  一方、市民福祉の向上は維持する必要があって、今さえよければいいではなく、20年、30年先を見据えて、市民が地域を支えるまちにしていかないと財政はもちません。  健康寿命を延ばして、元気な高齢者を増やすことです。市民団体や区や町内会の力を引き出す施策をこれから打ち出してください。  市民福祉の充実、安心・安全の確保が我々の仕事です。私たちも一般質問などで提案していきますし、物事を前向きに捉えて政策を進めていただくことを要望して、賛成といたします。  最後に、3月末をもって退任、退職されます市職員の皆様におかれては、長年にわたり豊明市の発展に御尽力いただきましたこと、心よりお礼申し上げて、討論を終わります。 33: ◯議長(毛受明宏議員) これにて、討論を終結し、採決を行います。  初めに、議案第2号について採決を行います。  議案第2号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 34: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第3号について採決を行います。  議案第3号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 35: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第4号について採決を行います。  議案第4号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 36: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第5号について採決を行います。  議案第5号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 37: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第6号について採決を行います。  議案第6号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 38: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第7号について採決を行います。  議案第7号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 39: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第8号について採決を行います。  議案第8号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 40: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第9号について採決を行います。  議案第9号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 41: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第10号について採決を行います。  議案第10号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 42: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。  以上で、日程2を終わります。  ここで、午後1時まで昼食のため、休憩といたします。                (発言する者あり) 43: ◯議長(毛受明宏議員) 失礼しました。1時15分とします。                 午後零時1分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時15分再開 44: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  休憩中に議会運営委員会が開催されておりますので、その結果を委員長より報告願います。  月岡修一議会運営委員長、質問席にて報告願います。 45: ◯議会運営委員長(月岡修一議員) 議長より御指名がありましたので、この休憩中に開催いたしました議会運営委員会の協議結果について御報告をいたします。  お手元に配付されておりますとおり、当局より議案第39号の追加提案がありましたので、本日の予定議事終了後に日程に追加し、提案説明の後に質疑を行い、所管の総務委員会及び健康福祉委員会に付託することといたしました。  なお、議案の質疑は、同一議員につき同一議案について2回以内といたします。  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 46: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  それでは、続きまして、日程3、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。  議案第15号から議案第38号までの24議案を一括議題といたします。  各常任委員会に付託しておりました議案について、お手元に配付いたしましたとおり、各委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について各委員長より報告を願います。
     初めに、近藤郁子総務委員長、登壇にて報告願います。 47: ◯総務委員長(近藤郁子議員) 議長より御指名がありましたので、総務委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和3年3月10日午前10時より、委員と市長以下関係職員出席の下、委員会を開催し、本委員会に付託された議案全てを原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。  以下、議案に従って、審査経過を申し上げます。  初めに、議案第17号 豊明市多文化共生施策懇話会設置条例の制定についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、規則から条例に変更したのは、豊明市民の中における外国人の在り方も大きく変わっており、広い意味で多文化共生都市条例として制定いたしました。外国人市民の人の選出方法は、通訳の方にお願いをしたり、現在の懇話会では、国際交流協会から推選していただいています。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第17号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第18号 豊明市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の特例を定める条例の制定についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、新型コロナウイルス感染症が出現する前から、市長、副市長、教育長の給料月額は5%減額して支給していました。  市長のみ10%の減額としたのは、しばらくは厳しい状況が続くであろうという判断と、一般職員の地域手当5%を縮減といったことも踏まえ、これまでの様々な経緯や現下の状況を総合的に鑑み、トップとしての責任と覚悟の表れから10%と判断されたものです。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、職員の地域手当が人事院勧告から5%カットされているので、三役も5%カットされること自体はやむを得ないとは思うが、職員も戻して、三役もプラスマイナスゼロにするのが本来の姿で、コロナの対策はまた別問題。5%のままでいくのはいかがなものかと一言申し上げて、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第18号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第21号 豊明市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、保育園歯科医の報酬が増額となったのは、来年度から施行されます歯と口腔の健康づくり推進条例の制定や、県の指導監査においても歯科医健診を年2回ずつ実施するように助言をいただいていることから、保育園の園歯科医健診を2回実施するためです。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第21号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第30号 豊明市消防団条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、今回の改正は居住地が市外の団員がいるためで、その対象となり得る団員は8名です。改正によって、団に年間、一括して支給していた出動交付金を個人支給にします。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第30号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、固定資産税の増額の理由は、土地については、農地が開発され、路線価評価で高額になったこと、また、家屋については、1戸当たりの評価が高いものとして、工場などが建ったことによるものと考えている。  福祉基金積立金は、財政調整基金や教育施設、公共施設と同様の基金の1つで、従来からあります。今後は、ほかの基金ともに積み増しを考えていくことになると思います。  個人番号カード交付事業費交付金の増額は、マイナンバーカードの促進を積極的に取り組むことにより、マイナンバーカードの交付が増加したためで、個人カードに関わるものは国の交付金で処理されています。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、基金への積立てについては、コロナ対策が不十分ではなかったのか、臨財債を限度近くまで借りなければいけなかったのか、予算のそれぞれの積算が甘かったのではないかということについて賛成できず、反対。  今回、補正予算は決算額に近づけるということで精密な予算執行額を算出して、その結果、基金が増えたことは、より会計が明確になったことを評価をして、補正予算全体について、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第31号のうち本委員会所管部分については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第33号 令和2年度豊明市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第33号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 48: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  続いて、郷右近 修健康福祉委員長、登壇にて報告願います。 49: ◯健康福祉委員長(郷右近 修議員) それでは、議長より御指名がありましたので、健康福祉委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和3年3月12日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席の下、委員会を開催し、本委員会に付託された議案全てを原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を申し上げます。  まず、委員より議案第24号について資料請求があり、趣旨の説明の後、採決を行い、当局に資料の提出を求めました。  続いて、議案第22号 豊明市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、国がこの限度額に引き上げたのが令和2年4月1日で、県内の9市が国の額より低かったが、令和3年度は全ての市が99万円になる。  令和2年度を基に試算すると、引上げ前は142世帯が限度額を超えているが、引上げ後は130世帯になる。12世帯が限度超えでなくなる。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、限度額が引き上げられる年収1,000万円の世帯にも様々事情がある。年々上がる国保税の限度額を国基準に合わせて引き上げるのは、反対。  豊明市は大学病院もあり、すぐに医者にかかれる環境になっていて、県内でも医療費は高い。限度額が国基準より低いと高額所得者の保険税が抑制されるので、制度を維持するために、議案に賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第22号については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第23号 豊明市遺児手当支給条例の一部改正についてを議題としました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、今まで新型コロナウイルスの発症、蔓延に起因する遺児手当の申請については相談されたケースはないが、コロナウイルスの蔓延を恐れたり、陽性になったりして申請ができなかった場合を想定している。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第23号については、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第24号 豊明市介護保険条例の一部改正についてを議題としました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、調整交付金は高齢者の割合などで加算されながら、国の負担割合25%のうち、5%として全国に配分される。  基礎額は第5段階の6万8,100円で、第1段階の0.3から13段階の2.2まで調整率を変えずに基準額のみを変更する。  保険料は本来、第5段階の月額を7期5,515円から740円増額する計算だが、基金を3億8,000万円充てて、160円増額に抑えて、月額5,675円とした。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、月額160円の幅に抑えたことは、基金の活用や介護の豊明モデルの成果があるのかもしれない。引上げは市民の負担を増やすことになるので、慎重に検討していただくようお願いして、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第24号については、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第25号 豊明市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてと、議案第26号 豊明市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてと、議案第27号 豊明市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてと、議案第28号 豊明市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正については、関連があるので一括議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、各議案の改正の対象になる事業所数は、第25号と第26号がそれぞれ11か所、27号は包括支援センターなので3か所、28号はケアマネの事業所で14か所と把握している。議案の改正により、国から示されている虐待の発生や、それを防止するための委員会の開催、その指針の整備、職員の研修、担当者の配置を体制の整備として事業者に求める。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、市が監査指導を行うということだし、介護サービスを担う大事な事業者のことなので、しっかり連携して質の向上に努めていただくようお願いして、第25号から28号まで賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  初めに、議案第25号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第26号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第27号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第28号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、児童扶養手当の2,140万円の減額は、予算と比べて3歳から小学生までの第1子と第2子について執行額が減額となっていて、全体の割合では98%ぐらいの執行になっている。  児童クラブの改修工事の地方債1,070万円は、当初は縁故債だったが、発行を取りやめて利率が有利な臨財債に振り替えた。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第31号のうち本委員会所管部分については、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第32号 令和2年度豊明市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、コロナウイルスに関する保険税の減免分は、災害臨時特例補助金の分と、保険給付費等交付金の特別交付金の中に特別調整交付金部分がある。災害臨時交付金の647万円と、特別調整交付金の56万9,000円の減に、コロナウイルスで補填される増額分が入っている。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第32号については全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第35号 令和2年度豊明市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。
     質疑に対する主な答弁は、認定審査会は元年度と同じ回数と金額を見込んでいたが、20名の現任研修がなくなり減額した。また、介護の認定期間が2年から3年になり数が減っている。コロナウイルスで入院している方の調査に行けないという影響を受けた。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第35号については全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第36号 令和2年度豊明市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題としました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第36号については全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、健康福祉委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 50: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  続いて、ふじえ真理子建設文教委員長、登壇にて報告願います。 51: ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 議長より御指名をいただきましたので、建設文教委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和3年3月15日午前10時より、全委員と市長以下関係職員出席の下、委員会を開催し、付託された議案全てを原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を報告いたします。  初めに、議案第15号 市道の路線廃止についてと議案第16号 市道の路線認定については関連があり、一括議題といたしました。  質疑と討論は一括して行い、採決は議案ごとで行いました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、廃止する市道は寺池地区区画整理事業地内で、交付税への影響は90万円ほどを見込んでいる。廃止する道路は、豊明市が所有者のまま一旦区画整理組合の管理する道路となり、本換地が完了した後に再度道路認定を行うことになります。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論の主な内容は、区画整理はあくまでも区画整理組合の事業で、道路の所有権は市であり、管理権があるということをきちんと踏まえ、対応していっていただきたい。賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第15号、16号とも全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第19号 豊明市農村集落家庭排水施設特別会計設置に関する条例及び豊明市農村集落家庭排水施設条例の廃止についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、農村下水の存続か、公共下水に接続するのか、年間建設費と維持管理費等を平成26年に比較検討した結果は、公共下水道へ接続する場合は年間約2,800万円程度、農村下水を存続させた場合は約4,700万円程度となり、1,900万円ほど有利となった。しかし、そこには境川流域下水道の施設更新費用負担分は入っていない。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論の主な内容は、公共下水に接続すると、不明水の処理量、つまり分母が大きくなり、不明水の割合が下がる。現実には至るところから不明水が入り込んでいるので、きちんと管理をしていっていただきたい。賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第19号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第20号 豊明市二村台地区新設校開設準備委員会設置条例の廃止についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、統合に向けた児童の交流事業では、一緒にプールの授業を行ったり、クイズ大会をやったりし、子ども同士は慣れてきていると考えている。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第20号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第29号 豊明市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、今回の工業団地の整備は雇用と税収の確保が目的であるため、物流施設より製造業のほうが望ましいこと、また、物流施設は、例えば豊明インター周辺で建てることができるといった面も含めて、今回、製造業に絞った。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論の主な内容は、地域住民が一番心配するのは排水問題、騒音問題、交通安全の問題である。法が守られるよう協定などで対処できるよう、誠意を持って事業の進捗をしていただきたい。賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第29号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、福祉体育館と文化会館の指定管理料それぞれ160万円と80万円の増額は、通常入るべき収入分が新型コロナウイルスの影響による閉館期間分の施設使用料を過去の平均値から積算して補填するものです。  新型コロナウイルス感染症対策協力金(理美容業)661万円の減額は、140件の見込みが実績は61件だったこと、また、小規模企業者事業継続支援金3,000万円の減額は、200件の見込みが75件の申請だったからです。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論の主な内容は、事業者支援と比較して、生活困窮者に対する支援が非常に少なかったことと、木造耐震等の実績があまり上がっておらず、努力が足りないこと、以上の2点から、全体を賛成することができないため、反対。  教育関係など執行できなかった事業が多く、補助金などの返還金や執行残も多くあった。建設関係は今後も県や国の補助金をうまく活用しながら、市民生活の向上に努めていただくことをお願いして、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第31号のうち、本委員会所管部分については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第34号 令和2年度豊明市有料駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、有料駐車場の利用台数は、当初予算の想定台数よりも2割ほど減になる予定です。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第34号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第37号 令和2年度豊明市水上太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑、討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第37号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第38号 令和2年度豊明市下水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、管きょ等築造工事費1億7,653万7,000円の減額は、入札で競争性が働き、5つの大きな工事で落札率が低くなり、一番低い落札率で73.8%など、大幅な減額となったためです。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、採決に入りました。  採決の結果、議案第38号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で建設文教委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 52: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  以上で、委員長報告を終わります。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。                 (進行の声あり) 53: ◯議長(毛受明宏議員) 以上で、委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。  初めに、議案第15号については、討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  ごとう 学議員、質問席にて討論願います。 54: ◯6番(ごとう 学議員) 議案第15号 市道の路線廃止について、市民派の会を代表し、賛成の立場で討論をいたします。  この議案は、寺池地区の区画整理に伴い、区域内の市道を廃止しようとするものですが、問題は、廃止後、その土地がどのようになるかということです。  委員会審査の答弁では、区画整理組合に帰属するとかしないとか、道路として換地されるとかそうではないとか、普通財産になるとかならないとか、答弁者によって回答に大きなぶれがあったと記憶しています。  私は、市の公共施設である市道は行政財産であり、廃止されれば、当然のこととして、豊明市の普通財産になると考えております。もちろん、その所有権が何の行政手続もなく、区画整理に移行するなどということがあるはずはありません。  したがって、換地に当たっては、減歩分を差し引いた残地は市の普通財産として、相当面積の配分を受ける権利があると言わなければなりません。区画整理区域内の道路や公園、緑地などの公共施設は減歩によって捻出した土地で、組合の責任において法の基準に合うように整備されるべきものであり、市の普通財産と相殺することは許されないと考えます。  そもそも、寺池地区のような農地の区画整理では、宅地化によって地価が著しく上昇し、減歩分を差し引いても開発利益は1反300坪当たり5,000万円にも及びます。平均的な価格である3反田んぼを1枚持っておれば、1億5,000万円もの利益が地権者に転がり込む、言わば成金づくり事業とも言えます。  この事業に市民の税金から人件費、調査費、関連工事費、補助金など合わせて5億円以上の公金を投入することが既に明らかになっています。市道廃止後の道路用地は、市民の貴重な財産です。区画整理のどさくさに紛れて、私的な地権者団体である区画整理組合に不用意に引き渡すとすれば、さらなる支援の上乗せであり、市民の財産としての管理を厳格に行うよう求めます。  なお、豊山、切山の区画整理予定地内では、廃止した市道等の用地代の支払いを進出企業に求め、この3月補正に1億円近い財産売払収入が計上されているのは皆さん御承知のとおりです。このように、廃止した市道がいかに大きな価値を有するか、十分な認識と厳格な管理を求めて、討論といたします。  以上です。 55: ◯議長(毛受明宏議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第15号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 56: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。議案第16号及び議案第17号の2議案については、討論の通告がありませんので一括採決といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 57: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号及び議案第17号の2議案を一括採決いたします。  議案第16号及び議案第17号の2議案に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 58: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号及び議案第17号の2議案は各委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第18号については、討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、近藤ひろひで議員、質問席にて討論願います。 59: ◯7番(近藤ひろひで議員) 議長の許可をいただき、議案第18号 豊明市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の特例を定める条例の制定について、会派を代表して、賛成の討論をいたします。
     これは市長、副市長、教育長が10%、5%、5%という減額の案ということであります。本年度、コロナの関係で20、10、10ということで可決されて、またこれがこういう数字で出されたということです。  私は実際には、ゼロ、ゼロ、ゼロでいいと私自身は思っておりました。ベースになる5%が職員の方に強いられている地域手当の5%ということも、鑑みられてみえると思いますが、特別職の方というのは、もともと、地域手当という制度はありませんよね。それだけの重責を担っているがゆえの給与でありますので、そういうことを反映させることも必要はないとは思っておりました。  ただ、市長はじめ副市長、教育長の気概の表れというんですかね、そういった意識を感じ取ることで、この原案に対して賛成ということで討論をさせていただきます。  以上です。 60: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、ごとう 学議員、質問席にて討論願います。 61: ◯6番(ごとう 学議員) それでは、議案第18号、豊明市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の特例を定める条例について、市民派を代表して、賛成の立場で討論をいたします。  この条例は、現在、三役の給与が市長20%、副市長及び教育長10%、それぞれ減額されているものを、市長10%、副市長及び教育長5%に改めるもので、現市長の在職期間、約2年間ですが、実施するとしています。  新型コロナウイルス感染症の影響で困難を抱える市民、事業者等への対策のため、引き続き、幾らかでも身を切って財源を確保しようとすることは、評価に値することと申し上げておきたいと思います。  翻って、同じ特別職で構成される議会のほうを見ると、私たち議員有志で提案した議員報酬の引下げ議案は大多数の反対で否決されましたし、それに代わるものも一切提案されておりません。  また、人件費削減のための議員定数見直しに至っては、全員協議会(第2部)で協議することさえ、圧倒的多数で否決されたのが実情です。この非常時に一円たりとも身を切ることは断固拒否して身を守る、これが市民を代表する豊明市議会の姿だと思います。  それに比べれば、今回の特例条例は、表に出ない退職金、すなわち給与の市長40%、副市長、教育長約20%相当もの退職金には全く反映されませんが、一定の誠意の表れということができると思います。  ただ、ここで注意すべきは、有権者たる市民もそのような評価をするであろうということです。公職選挙法が選挙で選ばれる者の寄附行為を禁じているのは、市民が寄附行為を評価し、そのことが選挙に影響を及ぼすことを防止するためです。市長がその給与を減額することは合法ではありますが、似たような効果を生じさせるものであり、それは誰よりも市長が一番御承知のことと思います。  言い方は悪いですが、道連れにされる副市長、教育長には同情を申し上げますが、こうした小手先のことにより、予算が余って基金に積み立てるくらいですので、その財源で本当に困っている市民や学生、事業者にもっと適切な支援をされることを強く求めて、賛成の討論といたします。  以上です。 62: ◯議長(毛受明宏議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第18号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 63: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第19号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  林 ゆきひろ議員、質問席にて討論願います。 64: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第19号、豊明市農村集落家庭排水施設特別会計の設置に関する条例及び豊明市農村集落家庭排水施設条例の廃止について、賛成の立場で討論をいたします。  今回で公共下水に農村集落家庭排水の接続が完了され、農村集落家庭排水の特別会計、これが全て下水道事業会計に含まれるということになります。  まず、費用比較として、沓掛浄化センターの改修費用等をかけるよりも境川流域下水に接続をしたほうがコスト的に安く済むというような説明がありましたが、境川の浄化センターもいずれは改修が必要であり、その改修費用は莫大にかかるというふうに予想ができます。そういった改修費用に係る負担増の試算まではできていなかったということなので、それも試算した上で決めていただきたかったです。  今後は、給食センターはじめ様々な施設の統廃合、広域化、それを検討することがあるかと思いますが、そうしたトータルでの試算をしていただくようお願いいたします。  また、以前からお伝えしておりました不明水については、農村集落家庭排水分だけで年間で約1,000万円ほどの処理費用がかかっているとの説明がありました。今回、公共下水と接続するとのことで、そのことが曖昧になってしまうんじゃないかという心配はしております。  今後も不明水対策については確認をしていきますので、農村集落家庭排水の管路の更生などに取り組んでいただき、しっかり不明水対策に取り組んでいただくことを要望いたします。  それから、都市計画税については農村集落家庭排水も合わせた会計になりますが、市街化区域と調整区域等でシステム上で分けて対応をするということでしたので、決算でもしっかり説明をお願いいたします。  以上のことを要望をいたしまして、賛成といたします。 65: ◯議長(毛受明宏議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第19号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 66: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。議案第20号及び議案第21号の2議案については、討論の通告がありませんので一括採決といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 67: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号及び議案第21号の2議案を一括採決いたします。  議案第20号及び議案第21号の2議案に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 68: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号及び議案第21号の2議案は、各委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第22号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、郷右近 修議員、質問席にて討論願います。 69: ◯10番(郷右近 修議員) 議案第22号 豊明市国民健康保険税条例の一部改正について、反対の討論をします。  令和3年度当初予算の討論でも少し触れましたので、基本的には、理由としては同じ中身になります。  所得の高い被保険者の方に従来より高い税負担を求めるという中身で、国保の限度額の引上げがこの税条例の一部改正によって行われるわけですけれども、一見、これは利にかなっているようには思えるんですが、この被保険者の中でその保険に必要な費用の案分をすると、主たる負担者が被保険者であるということを強めるということは、自己責任の考え方をより強くその制度に反映させることにもつながってしまいます。  年収や所得が億単位という富裕層の人たちや巨額の利益を得る大企業への課税強化を行って、社会全体で必要とされる公的な事業には社会全体の税負担を通じて、その原資を得るということが適切ではないかというふうに思います。  また、名古屋市のように、プロスポーツプレーヤーや芸能人やその他著名人が一定数いることが分かる自治体などだと、そういった高額所得の国保被保険者の方の限度額を吟味するということには、意味があるのかもしれないんですが、それ以外の10万人以下の人口のごくごく一般的な全国の自治体でこの考え方を実施していくというのには、あまり現実味がないんじゃないかなというふうにも思います。  以上によって、反対の討論とします。 70: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、月岡修一議員、質問席にて討論願います。 71: ◯17番(月岡修一議員) 議長より御指名をいただきましたので、議案第22号、豊明市国民健康保険税の一部改正について、賛成の立場で討論を申し上げます。  今回の国保税条例の一部改正は、国民健康保険税の課税限度額の引上げと軽減判定所得の基準額の見直しがその内容であります。  軽減判定所得の基準額見直しについては、税制改正による個人所得税の見直しが低所得世帯に対する国保税の軽減判定に及ぼす不利益を解消するものであり、法改正に基づいた必要な改正であると考えています。  課税限度額引上げについては、令和2年4月1日より引き上げられた国の基準額に1年遅れて、豊明市の課税限度額も合わせるものであり、適切な判断であると思います。過去には、国の基準額より低い課税限度額としている時期もありましたが、国の基準額より限度額を低く抑えるということは、高所得者の課税額が抑制され、その分が税率等へ転嫁され、中間所得層以下の負担が重くなるということであります。  高所得の方には負担をしていただくことになりますが、年金生活者や非正規雇用の方が多く、低所得者や中所得者が多く占める国保加入者にあって、それらの方々の負担に配慮するものであり、国の基準額に合わせる今回の改正は妥当だと判断をいたしております。  県内他市の状況を確認しますと、全ての市が令和3年度には国基準額と同額になると聞き及んでおります。平成30年度の国保制度改革により都道府県化し、今後は県内市町村の保険料水準の統一に向けて検討されていくということでありますので、課税限度額についても県内他市と足並みをそろえることも大切であると考えまして、賛成討論とさせていただきます。 72: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、中村めぐみ議員、質問席にて討論願います。 73: ◯4番(中村めぐみ議員) 議案第22号 豊明市国民健康保険税条例の一部改正について、市民派の会を代表して、反対の立場で討論いたします。  今回の改正は、限度額を上げることで高所得者に対しての課税なので問題がないように思いました。  しかし、限度額が引き上げられる世帯収入が約1,097万円の世帯ということですが、それぞれ世帯の事情が異なります。例えば年金暮らしの夫婦もあれば、フリーランスで子どもを何人か育てている共働き世帯もあります。  質疑でも聞きましたが、同等の世帯収入の協会けんぽと金額比較をしてみると、協会けんぽは医療、後期、介護の合計で約63万円に対し、国保は医療、後期、介護の合計で、今回、96万円から99万円になりました。一概には言えない部分もありますが、差がかなりあるのも事実で、国保税が高いことが分かります。  また、国保税は均等割によって、子育て世帯の場合、子どもが多ければ多いほど、限度額に達する年収は下がるということも言えます。また、フリーランスの場合は、年によって年収が大きく変わることもあります。そうした中での年間99万円の国保税は非常に厳しいです。  そもそも、国保税は年々上がっている傾向にあり、市はそれに追随している状況です。限度額について、以前、本市では、国基準よりかなり低い設定で運用されていましたが、現状は国基準に合わせてきています。国と同様、どんどん国保税を上げていくという市の姿勢に対してやはり容認ができないため、今回の議案に対しても反対といたします。 74: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、三浦桂司議員、質問席にて討論願います。 75: ◯8番(三浦桂司議員) 議案第22号 豊明市国民健康保険税条例の一部改正について、会派真明を代表して、賛成の立場で討論いたします。  平成30年度から国民健康保険は都道府県化されました。  豊明市は、病床数日本一の大学病院や多くのクリニックがあるおかげで、急病や大病を患っても医療にかかることができる大変恵まれた立地にあり、愛知県内でも医療費がトップクラスに高いのが現状です。多くの人が医療にかかれば、当然、医療費に跳ね返ってきます。そのため、豊明市国保では保険税だけでは足りず、多額の一般財源を繰り入れて高額の医療費を支払いに充ててきました。  しかし、平成30年度の都道府県化以降、一般財源からの決算補填目的の繰入れは赤字扱いとなり、解消すべきものとされました。  国保の加入者の減少要因というのは、後期高齢者医療への移行、定年延長などへの健康保険への継続や、国が社会保険の適用を拡大など、医療費自体が減少しているわけではありません。国民健康保険は福祉政策なので一財で賄うべきだという意見がありますが、健康保険などに加入している所得が低い若いサラリーマン世帯などにとって、健康保険税の負担と国保への一般財源負担というダブル負担が生じる不公平感が生じています。  一般財源をどんどん繰り入れて、公費負担で賄うことができれば、それにこしたことはありませんが、豊明市の財政状況を鑑みても、東部知多衛生組合への負担増、アセットマネジメント、扶助費の増加、コロナ禍において、台風や地震などで被害が生じることを考えて、財調の積立てや高齢化、福祉に備え、福祉基金を確保するようになりました。今の世代だけを考えて一般財源の投入を続けていては地方財政が行き詰まるの見越して、国が赤字とみなすことにしたのでしょう。  日本には世界に誇る国民皆保険制度があります。小さなお子さんから高齢の人まで全員が、いつでも、どこでも、どんなに高額であっても、医療機関で治療してもらえます。また、治療金額が一定金額を超えれば、医療費が還付されるすばらしい制度です。この国民健康保険を将来にわたって維持させていくために、国保の財政健全化は必須です。  豊明市も一般財源からの赤字繰入れを段階的に削減していく方向と聞いています。2年ほど前、10年かけて赤字を解消していくと言われました。そのための税率改正を段階的に行っております。新型コロナ感染症の市民生活への影響を鑑みて、令和3年度は税率改正を行わないとのことですが、課税限度額は今までは国より低く抑えていました。課税限度額については、国基準が段階的に引き上げられていることから、豊明市も順次引上げを行い、国基準に合わせていくとのことです。  課税限度額を国より低く抑えるということは、ほかの議員が言われておりますように、高所得の人の保険料が抑制されることとなり、中間所得層以下の負担を増大させることになります。改正がなければ、新型コロナの影響をより強く受けているであろう国保加入者の中間所得層以下の方への負担を増大させることになります。このような観点から、国基準に合わせていくことには妥当性があります。  今後も、国保制度が健全に維持できるよう努めていただくことをお願いして、賛成といたします。 76: ◯議長(毛受明宏議員) これにて、討論を終結し、採決を行います。  議案第22号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 77: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第23号については、討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。  議案第23号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 78: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第24号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、郷右近 修議員、質問席にて討論願います。 79: ◯10番(郷右近 修議員) それでは、議案第24号 豊明市介護保険条例の一部改正について、反対の討論をします。  人々の平均寿命は高くなり続けて、介護サービスができてから、20年以上たちますけれども、当初に比べれば、介護サービスを受けている方の年齢層も引き上がってきているんではないかと思っております。当然、サービスの中身がより丁寧なものが要求されて、それにかかる費用というのも高くなる一方だと思います。それはこれからも続くと思います。  先ほどの国保のときの考え方とも、基本的には同じなんですが、特別会計ということで運用はされておりますけれども、介護保険は40歳からということで加入者に現役世代の方も入っていますが、基本的には、必要な福祉サービスの原資になる税金をあくまでも加入者に限らずに社会全体で課税して得て、なおかつそれを、今の特別会計の形だと繰入れという形になりますが、むしろ存分に繰り上げた形で負担を低くしていくべきではないかというふうに思うんです。  今回、3億8,000万円の繰入れによって160円の月額の上がり幅ということになりましたが、まず、3年前のときにもお話ししましたけれども、それぐらいの少額まで詰めることができたなら、いっそのこと、据置きができなかったのかなというふうに思います。  以上のことで、反対の討論とさせていただきます。 80: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、林 ゆきひろ議員、質問席にて討論願います。 81: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第24号 豊明市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論をいたします。  今回は第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画を策定され、介護保険料の改定が必要とのことで、基準月額で見ますと、160円の引上げが行われました。  説明では、本来であれば、月額740円の引上げが必要であったところ、基金の約3億8,000万円の取崩しや、交付金などの見込みもあり、月額160円に上げ幅を抑えたということでしたので、その点については評価をいたします。  ただ、基金の取崩しといっても、その基金はもともと第7期以前の積立てのものであり、これまで介護保険料を取り過ぎていたということも言えるかと思います。  今後は、市内利用者のニーズをしっかり把握をしていただいて、市としてどのような介護サービス、介護予防サービスを拡充していくのか、明確な計画、目標を持って、できるだけ正確な数字をつかむように努力をしていただきたいです。  市民の方々に対して負担を強いるわけですので、そのくらいの慎重さを持って検討していただくようお願いいたしまして、賛成の討論とします。 82: ◯議長(毛受明宏議員) これにて、討論を終結し、採決を行います。  議案第24号に係る委員長の報告は可決であります。
     本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 83: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。  ここで、討論の途中でありますが、10分間の休憩といたします。                午後2時17分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後2時27分再開 84: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き討論を進めます。  お諮りいたします。議案第25号から議案第28号までの4議案については、討論の通告がありませんので一括採決といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 85: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第28号までの4議案を一括採決いたします。  議案第25号から議案第28号までの4議案に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 86: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第28号までの4議案は、委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第29号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、ふじえ真理子議員、質問席にて討論願います。 87: ◯19番(ふじえ真理子議員) 議案第29号 豊明市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。  開発面積16.6ヘクタール、約17ヘクタールの柿ノ木工業団地の整備に伴う地区計画区域内における建築物の用途制限、容積率と建蔽率の最高限度、また、最低限度の敷地面積や高さ制限などを定めています。  それぞれの数字について異論はありませんが、次の2点についてどうしても気になることがありますので、指摘させていただきます。  頂いた資料にあります調整池1号、2号にどれだけの雨量をためることができるのかの質疑に対して、30年に1度の降雨、10分間の最大降雨が135ミリの雨に耐え得る容量であること、また、田んぼの湛水分も含めた容量で、東海豪雨レベルまではためられる予定との答弁でした。  私はそれを聞いたときに、30年に1度、1時間当たり80ミリの雨量の想定で果たして大丈夫なのかと思いました。結論から申し上げますと、最低でも百年に一度の降雨に耐え得るだけの容量を確保すべきと考えるからです。  なぜなら、豊明市はいろんな災害の中でも水害に弱く、重点課題の1つと言えます。すぐ近くには川底が周囲の地面より高い天井川である境川があり、100年先まで見越して、最低でも百年に一度の降雨に対応できる池の確保が必要と考えます。  1時間80ミリの降雨は県の指導に基づいて設定ということですが、このまちの特性、地域性を一番よく知るのは市です。下流域住民、すなわち大久伝区や阿野区へと続く浸水被害を少しでも減らすためには、さらにプラスアルファ、ためられる容量を独自の基準で打ち出し、それを県と協議をしていくべきと考えます。将来の子どもたちに、ああ、先輩がいい工業団地を造ってくれたねと思えるようにしたいではないですか。  本市の新年度予算に計上されているハザードマップですが、千年に一度の降雨を想定して作られるのはなぜですか。気温の上昇、海水温度の上昇で、今後、ゲリラ豪雨や巨大台風が頻発し得る想定もしていかないといけない時代です。過去の水害の被害を基準に、現状の雨量を治めることはできるかもしれませんが、豊明の浸水対策対応をまちづくりの重要ポイントとして掲げ、位置づけていくことが必要だと思います。  私は企業誘致を反対しているのではありません。せっかくゼロから多くの公費を投入して開発するときだからこそ、市費を投入してでも市独自でためられる容量を上げる基準を設けて、洪水対策、浸水対策をすべきと考えます。  これはこの地区に限らず、今後開発していく寺池、間米南部、豊山地区でも同じことが言えます。その地区だけの流れる水、排水に対応する従来どおりの考え方を抜本的に変えないといけないのにもかかわらず、対応されていないことに私は納得できません。  これだけ全国各地で水害の被害をニュースで目の当たりにし、教訓を与えてくださっているわけですので、50年先にあのとき手だてをしておけばよかったと後悔することのないようにしたいと思うからです。  これまでに柿ノ木地区地権者の方々、周辺住民の方々への頻繁にかつ丁寧に説明をされ、御理解をいただいていることは、委員会の御答弁からしっかりとうかがえました。私は、この地区周辺に住む方々の安心にとどまらず、市の下流域に住む方々も含め、市内全体のことまで考えた水害に強いまちづくりを県企業庁と共に進めていただきたい、そう強く思うのです。  もう一点は緑地についてです。  法律で定められた敷地面積25%以上の緑地確保はクリアした図面になっています。  本日、ゼロカーボン達成に向けた取組を推進していく陳情が全会一致で採択されました。  先ほどの地球温暖化防止、未来の環境まで見据えたとき、CO2排出削減を豊明から考え、具体的な行動に移そうとするならば、CO2を吸収する緑地、もう一度、一定程度、緑を増やしていこうと思うのであれば、待ったなしで取り組まなければならないと思います。  CO2排出ゼロを目指すことを明言した企業を誘致するともおっしゃっておりません。市費を投入して今後の開発で市の緑地を復元するような手だてを、この計画の中に盛り込むべきではないでしょうか。  結果として、それは人に優しいまちにつながっていくのだと考えます。私は、この豊明のまちが一昔前の経済効率だけを求めるのではなく、環境に優しい、人に優しいまちであってほしいと切に願っています。  長くなりましたが、以上、浸水対策と温暖化対策の2点の理由、この観点から、この議案については反対といたします。 88: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、近藤ひろひで議員、質問席にて討論願います。 89: ◯7番(近藤ひろひで議員) 議案第29号 豊明市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、会派を代表して、賛成の討論をいたします。  この条例は、建物の制限を設けたり、業種、製造業に絞った、それから、一部で高さ制限をするという条例が盛り込まれております。  特に私が評価するのは、既存する営農者に対する配慮がなされている。私もよく調べてみますと、あそこは甲種、甲乙のうちの甲種農業用地ということで、そういった目的であそこに営農されてみえるというところでありますので、その方、その営農者の希望に沿った、いろいろ苦慮されたってことは存じ上げております。  じゃ、ほかの稲作の方はどうかというと、その方については、JAさんを通して、極端な西日が遮られることでなければいいということで、そういった打合せもされたと。  騒音、振動っていうのはもう都市計画法、それから、防災については消防法ということで担保されます。  それから、今話題になっておりました調整池について、30年が百年、千年、必要かと。必要じゃないとは言いませんが、あくまでも経済活動をする用地であります。その中でバランスを持って、いろんな計画がされていますので。  緑地の25%もそうなんですね。公園を造るわけじゃないので、全部緑ではいかんわけです。本当はいいことかもしれないけど、公園を造るわけじゃないんです。経済活動をする企業用地をあそこに造るということです。極端に利用面積が少なくなればなるほど、そこにエントリーされる業者も少なくなるし、企業庁があっせんする平米数も減ってきてしまうということです。  この先、極端に気候変動があって、年間降雨量が例えば倍になってしまったというようなことであれば、幸い、隣にまだ開発されてない農地もあります。また、理解を得て調整池を増やしたりということが全くできないわけでもありませんので、まずは今の規格に沿った中で、しかも配慮された計画でありますので、そういったことを鑑みれば有効な土地利用だというふうに判断します。  以上で賛成の討論といたします。 90: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、ごとう 学議員、質問席にて討論願います。 91: ◯6番(ごとう 学議員) 議案第29号 豊明市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、市民派の会を代表して、賛成の立場で討論をいたします。  対象となる柿ノ木工業団地は、完成すれば市内最大の工業地区になるでしょうが、これまで一般質問等で度々指摘してきたように、税収や雇用の実質的な意味での増加はあまり期待できないというふうに思います。  むしろ周辺住民の最大の関心事は、工場排水の水質や調整池の容量、それから交通の安全、騒音等々ですが、この地区計画には特に定めはありません。そういう問題は個々の法律によって規制され、進出企業とは防止協定を締結するという、そういう説明でしたので、単なる法基準のクリアだけでなく、実質的に周辺環境に悪影響が出ないような手だてをしっかりお願いしたいというふうに思います。  また、この地区計画決定と表裏一体である県企業庁との開発基本協定において、区域内の調整池や緑地、特に4号、5号についてその管理が市の負担となることや、建築物の高さ制限が15メートルになっているB地区がもし売却できない場合、市に買取り義務が生じるというように規定されている、そういうことなどは極めて不公平であり、不当でさえあるということを指摘しておきたいと思います。  地区計画によって開発が可能になる県の利益、これは用地分譲による差益だけでなく、不動産取得税、法人事業税なども合わせれば膨大になり、豊明市の利益をはるかにしのぐと考えられます。豊明市に市税、雇用の大きなメリットがあるとの先入観で、県と市の間に著しい不平等があることを見逃さないよう、協定の在り方の見直しが必要だというふうに考えます。  いずれにしても、周辺住民や豊明市にとって問題や不利益が生じないよう強く求めて、私の討論といたします。  以上です。 92: ◯議長(毛受明宏議員) これにて、討論を終結し、採決を行います。  議案第29号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 93: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第29号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第30号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。  議案第30号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 94: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第31号については、討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、中村めぐみ議員、質問席にて討論願います。 95: ◯4番(中村めぐみ議員) 議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)について、市民派の会を代表して、反対の立場で討論いたします。  まず1つ目、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、様々な事業が実施されましたが、全体を通して生活困窮者支援が貧弱だったのに対し、事業者支援では市単独で多額の予算が計上されていました。  しかし、信用保証をはじめ理美容業協力金、小規模事業継続支援金などは利用者が想定の半数にも満たず、5,000万円以上もの補正減が生じました。  このことは、困窮市民より事業者支援を優先した市の姿勢の問題点があらわになったものであり、容認できません。  2つ目、いつ発生してもおかしくないと言われる巨大地震対策として、建物の耐震補助金やブロック塀撤去補助金が合わせて2,000万円以上も計上されていました。  しかし、これもPR不足や補助制度の設定が国や県の補助金頼みで市の補助が少ないこと、また、国や県の補助金がつくのに市が補助対象にしていなかったり拡大していないことで利用が少なく、約1,500万円、予算の70%以上が減額されています。  PR不足でいえば、後付け安全運転支援装置設置補助金も途中で補正を設けたものの、半額以上が減額されています。本当にやる気があったのでしょうか。来年度も続くものですので、PR方法については新たなる工夫を求めます。  3つ目、文化会館と体育館の指定管理については、合わせて240万円上乗せする予算になっています。  しかし、どちらもコロナの影響で利用が少なくなっており、光熱水費や清掃費用、人件費など、管理費は減少しているはずです。  上乗せ分はコロナによる休業に係るものとの説明でしたが、業者の不利益分のみを考慮し、コスト減による利益分が予算に反映されていないのは、業者寄りで不公平であると判断せざるを得ません。  4つ目、委託料や工事費での入札残についてです。  新型コロナウイルスの影響での執行残は仕方がないものの、入札でのあまりに大きな差額については、予算の見積りが甘過ぎたと言わざるを得ません。特に、庁舎等営繕工事費に至っては6,000万ほどの減になっています。  毎年のことですが、見積りも取って予算計上をしているので、もっと詳細に精査していただきたいです。  最後に、各基金の積立てが財政調整基金で約7億円、教育施設建設及び整備基金で約4億円、公共施設建設及び整備基金で約4億円、福祉基金で9億円、合計で約24億円とされました。  これは今まで申してきたように、予算の見積りの精査が不十分であったり、PR不足や補助金の設定の工夫が足りなかったり、新型コロナウイルス感染症対策、特に貧困世帯への支援が貧弱であったりした結果ではないでしょうか。積立て自体が悪いとは言いませんが、市長が言われている市民へ寄り添い、一人として取りこぼしのないような支援を考え、実行に移していただけたらよかったと思います。  また、寄附金についてですが、どの事業に充ててほしいものなのか明確になっている場合は、寄附してくださった方にお知らせをする体制を築き、さらなる寄附へとつなげていってほしいと思いますので要望しておきます。  以上で討論といたします。 96: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、近藤郁子議員、質問席にて討論願います。 97: ◯16番(近藤郁子議員) 議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)について、会派清和を代表して、賛成の立場で討論をいたします。  この議案は、通常の年度末の補正予算にある入札残、執行見込み残であり、その中身は、新型コロナウイルスの影響によるものも付け加えられていることが特徴であります。  市長がおっしゃっている、いまだ経験したことのない事態にも市民の生活が滞ることは避けなくてはならないという言葉どおりの事業や、コロナ禍でも行われた事業についての年度末の予算のまとめであり、補正であったと理解するものです。  特にコロナ対策について、国の事業決定と同時に予算が市の手元に来るということは難しく、その中で、今まで積み増してきた財政調整基金が、市民にとって急を要するコロナ対策のようなものにスピーディーに対応するためには必要であったと再認識するものです。  それを踏まえて、財政調整基金のほかにも教育施設建設及び整備基金、公共施設建設及び整備基金、福祉基金費それぞれを積み増しして、必要なときに安定した事業が行われるようにされたことは高く評価するものです。  目的を持った基金の積み増しについては、我々も市民に説明がしやすいものと思います。今回の補正予算で上げられた内容はもちろん、決算審議の際にしっかりと事業内容をはじめ、費用対効果などを審査をさせていただきます。  また、通常なら補正予算議案も多くて第10号あるかないかのところ、第20号にも及んだことは、当局にとっても大変な1年であったことは想像にやすく、タイムリーに事業が行われたことの現れとし、年度末の補正予算としては、全て賛成とさせていただきます。  以上です。 98: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、服部龍一議員、質問席にて討論願います。 99: ◯1番(服部龍一議員) 議長より御指名をいただきましたので、議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)について、会派清風を代表して、賛成の立場で討論いたします。  今回の補正の中で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により多くの事業が中止となり、その事業費等の減額が多く見られました。  しかしながら、この新型コロナウイルス感染拡大の影響は、来年度以降も続くものと考えられます。来年度から開始が予定されている新型コロナウイルスに対するワクチン接種に関しましても、いまだ不明確な部分も多くあります。  今後の状況の予測が大変難しい中、その備えとして基金を積み立てておくことは適切であると考え、賛成といたします。 100: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、郷右近 修議員、質問席にて討論願います。 101: ◯10番(郷右近 修議員) 議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)に賛成の討論をします。  まず、2款7項1目の後付け安全運転支援装置の補助、減額になり、240台を見込んでいたところ、98台の実績にとどまったというお話でした。
     コロナウイルスの影響もあって外出の意欲が減り、そのことによって自動車の安全運転装置に対する高齢者の人の意識があまり高まらなかったのかもしれないなというふうにも思うんですが、ただ、長い目で見れば、引き続き高齢の方から一定の需要は続くんじゃないかというふうに思っているので、引き続きぜひ周知に努めていただきたいことが1つと、ちょうど1年ぐらい前に自分の一般質問でもこれを取り上げようと調べていたときに、設置事業者の方やディーラーの方がおっしゃっていた、住民の方が思い描く装置と実際の装置の中身が大分差があって、がっかりする人もいるようだというのも含めて、この制度を運用した住民の反応なんかも引き続きつかまえながら、運用に努めていただきたいということをお話ししておきます。  それから、7款1項2目 新型コロナウイルス感染症対策協力金の県の補助対象分、50万円の金額で380件で1,900万円の予定が5,300万円減額になったというお話でした。  もし、答弁であったように、制度を知らなかった業者の方が、いたこともあって、こういう減額につながったようだということであれば、本当にもったいない話ではないかなというふうに思いました。  これも周知に努めていただくことと同時に、議員としても、一人一人の個人でもそういうことに協力ができるような形で、こういったもったいない事例を少しでも少なくできるようにしていきたいと思いますし、また今後も、本当は起こらないほうがいいんですけど、第4波、第5波みたいな周期的な感染の拡大と、それに伴う何か措置が取られて、給付金だったり協力金ということも考えられますから、そういったことに生かすようにしていただきたいというふうに思います。  最後に、マイナンバーカードの大幅な費用の増額に関しては、国の施策なので直接どうこうというところは市に対してはないんですけれども、ポイントがついて利益があるよという誘導が行われながら、また同時に、これまでは活用ができた通知の文書のほう、カードではなくて通知の文書のほうが効力がなくなるというふうな流れだとか、かなり意図的に進められている事業ですけれども、同時に、紛失や、活用される分野が広がれば広がるほど、こういった情報の漏えいに関する危機や、あと可能性、おそれが高まる一方ではないかというふうに思っています。  自治体としても本来であれば、こういった事業はやめていただきたいなというふうに思うので、この部分についてはその意見も述べさせていただきながら、賛成の討論とさせていただきます。 102: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、三浦桂司議員、質問席にて討論願います。 103: ◯8番(三浦桂司議員) 議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)について、会派真明を代表して、賛成の立場で討論いたします。  基本的に、3月議会の補正予算というのは、令和2年度予算の1年間の事業の決算ですが、今年度は、決算の数字に近づけるのと、新型コロナウイルス感染による各事業の執行残が目立ちます。  予算というのは、マックスの数字であって、当初からの増減はなかなか分からないものです。いろいろ苦労はあったと思いますが、ありがとうございました。  後付け安全運転装置補助金では、240台の見込みが、98台の申請にとどまっております。まだ制度を知らない人がおられるかもしれませんので、この申請者にしっかり周知をしていただきたいと思います。  マイナンバー事業について、マイナポイントの影響もあって、先ほどから言われておりますけれども、窓口に会計年度任用職員を配置して取り組んで、申請時にスムーズな手続ができるようになっております。ここも申請促進の取組に期待をしております。  子育て支援の臨時特別給付金は、まだ受け取っておられない方もお見えのようで、市役所としては周知徹底しておいて、なおかつ受給されない方がおられるという、これはこれとして、体制づくりだけはしっかりお願いしておきます。  児童手当、遺児手当、児童扶養手当などの見込み減があります。特に外国籍児童というのはなかなか予測しづらい部分がありますけども、情勢などを鑑みながら予算組み等々をお願いしておきます。  勅使池の耐震排水工事、また、大久伝の排水機場の工事。いずれも県事業の前倒しで豊明市の負担分の計上であって、工事中に、特に勅使池の工事では、事故等が発生しないように注意していただきたいと思います。  コロナ禍で前後駅前の広場のあのイベントができませんでした。事業で使用していた備品なども有効活用されるということを聞いておりますので、今後は活性化につながるイベントなども、こちらからも提案していきたいと思います。  小規模企業者事業継続支援金。ここも減になっておりますけども、申請者が見込みより少なかったとお聞きしましたが、まだまだ困っている会社はあると思いますので、引き続き支援の手を差し伸べていただきたいと思います。  住宅・建築安全ストック補助金。申請者が少なく、見込み減となっておりますけども、今後もしっかり予算を計上していただいて、周知を徹底して、また引き続き耐震ローラー作戦などにも取り組んでいただきたいと思います。  消防費では、ブロック塀などの撤去補助、これも46件の予算計上をしましたけれども、見込み減となっております。  通学路などの点検は終わったと聞いてますが、市内にはまだまだ倒壊しそうなブロック塀がありますので、所有者の人に粘り強く補助金があることを伝えて、なるべく早く撤去していただくようお願いをしていただきたいと思います。  4月よりタブレットを使った授業が始まります。専用のサポーターもつけて、児童生徒も教師も新たな学習方法で取組を期待いたしています。セーフティプラスワン委託事業、どよう塾事業など、市長が力を入れている事業も順調に進んでおります。  総体的に令和2年度は、各課、通常の仕事のほかに、この新型コロナウイルス感染対策で仕事量が増えております。感染の不安を感じながらも、職員の方々、嫌な顔を見せずに仕事をこなしてくれたことを、この場を借りて感謝を申し上げます。今後も職員さんと共に、市民の安心・安全、市民福祉の向上に向けて我々も取り組んでいきます。  この豊明で若い世代が子育てしたい、年重ねても住み続けたいまちになるようしていただくことをお願いして、賛成討論といたします。 104: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、宮本英彦議員、質問席にて討論願います。 105: ◯12番(宮本英彦議員) 議案第31号 令和2年度豊明市一般会計補正予算(第20号)について、会派未来クラブを代表し、賛成の立場で討論いたします。  今回の3月補正の特徴は3つあります。  1つは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出されたことにより、多くの事業が縮小あるいは中止を余儀なくされたことによって、執行見込み残が例年より多く発生したこと。  2つ目は、より決算額に近づけるため、執行見込額をより精緻に精査したことで、多くの事業で執行見込み残がきめ細かく計上されていること。  3つ目、これらの結果、令和2年度の剰余金は、財政調整基金に約6億8,000万円、教育施設建設及び整備基金に4億円、公共施設建設及び整備基金も4億円、残高僅か150万円であった福祉基金に9億円の約23億8,000万円が積み立てられたことであります。  従来まで執行見込み残などの剰余金は繰越金として処理されていたため有効に活用されず、実質収支比率が高くなっていましたが、今年度3月補正予算はこれらの剰余金は財政調整基金をはじめとする各種基金へ積み立てたことにより、将来に備えた基金残高が増え、かつ、より明瞭な会計となったことを高く評価をします。  次に、個別事業について一言申し上げます。  愛知県が行っている名古屋岡崎線の豊明中央工区の工事設計の遅れにより、桜ヶ丘沓掛線、大根若王子線の道路予備設計業務委託が繰越明許となっています。  今後、予定どおり進行するよう、県への要請を強化願います。  後付け安全運転支援装置設置促進事業費補助金について。  この補助金は65歳以上の高齢ドライバーを対象として、市販車に対し後づけで急加速抑制装置を設置して、ペダル踏み間違い等による事故防止、事故軽減を図る事業であります。年間240台、576万円の予算に対し執行残は312万、実績は僅か98台、半分以上の予算が残ってしまっています。  身近では、豊明農協の駐車場から落下する高齢者の事故も発生しています。利用者が少ないのは、高齢者の方はほとんど御存じないのがその原因と思っております。毎月、広報紙へ掲載するなど、広報活動の強化を要請します。  首都圏4都県の緊急事態宣言も解除されましたが、変異ウイルスの出現によって、第4波の襲来は確実と言われています。引き続き、3密回避、多人数の会食自粛など、感染防止行動が求められます。  また、発症予防効果が期待される新型コロナのワクチン接種が市民の方に行き渡るのは大幅に遅れるようでありますが、ワクチンを接種したからといって、コロナがすぐ収束するものでありません。  新型コロナ対策と高齢化福祉対策として、福祉基金9億円が積み増しされました。引き続き支援を必要とする市民への対策を重視していただくことをお願いし、賛成の討論といたします。 106: ◯議長(毛受明宏議員) これにて、討論を終結し、採決を行います。  議案第31号に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 107: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成多数であります。よって、議案第31号は各委員長報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。議案第32号から議案第38号までの7議案については、討論の通告がありませんので一括採決といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 108: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号から議案第38号までの7議案を一括採決といたします。  議案第32号から議案第38号までの7議案に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 109: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号から議案第38号までの7議案は各委員長報告のとおり可決されました。  以上で日程3を終わります。  日程4、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。  請願第1号を議題といたします。  建設文教委員会に付託しておりました請願1件について、お手元に配付をいたしましたとおり、委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について委員長より報告を願います。  ふじえ真理子建設文教委員長、登壇にて報告願います。 110: ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 議長より御指名がありましたので、建設文教委員会に付託されました請願の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和3年3月15日午前10時より開催されました建設文教委員会において、付託議案の審査終了後に全委員と関係職員出席の下、請願を審査いたしました。  請願第1号 桶狭間古戦場に長州藩士・吉田松陰が来訪の像・解説看板設置に関する請願を議題といたしました。  請願者より請願の趣旨説明の後、紹介議員より補足説明がありました。  当局より状況等で説明することはなく、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、今でも桶狭間古戦場の案内看板は設置されているものの、現状の形をできるだけ保存していくことを基本的な姿勢としている。吉田松陰が桶狭間古戦場に来訪した記録は『東遊日記』という書物に書かれており、国会図書館に所蔵されている。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論の主な内容は、今現在、古戦場の紹介看板が立っているのは、現状から簡易な変更が認められた趣旨だと思っているので、今回も申請されれば許可される可能性は十分あると思う。文化財保護委員会で書物に書いてあることも調査、確認をしていただき、問題がなければ、私は構わないと思い、採択。  桶狭間古戦場跡地のメインとなる場所に吉田松陰の像を立てるというのも少しどうなのかなという思いがある。しかし、全国に豊明の史跡を知らしめたい、まちを盛り上げていきたいという熱意は伝わり、思いは十分理解できるため、趣旨採択。  コロナ禍の中、基金を取り崩しており、まだコロナ収束が見えない中、今、このような支出は市としても難しいと思う。不採択。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、請願第1号は採択、趣旨採択、不採択が同数となり、委員長裁決により不採択すべきものと決しましたが、正しくは、請願第1号は採択、趣旨採択、共に賛成少数により不採択と決しましたとなります。訂正させていただきます。  以上で建設文教委員会に付託されました請願1件の審査内容と結果についての報告を終わります。 111: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  以上で、委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。  清水義昭議員、質問席にて質疑を願います。 112: ◯11番(清水義昭議員) 議長より御指名をいただきましたので、ただいまの委員長報告に対する質疑をさせていただきます。  請願第1号 桶狭間古戦場に長州藩士・吉田松陰が来訪の像・解説看板設置に関する請願の委員会審査において、とよあけ桶狭間ガイドボランティアさん、桶狭間古戦場祭保存会さん、舘区さん、桶狭間区さんへ請願を提出されることの説明はされましたか、また、理解はされましたかとの質疑があったと記憶していますが、それに対する答弁はどのようでしたでしょうか。 113: ◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。  ふじえ真理子建設文教委員長、質問席にて答弁願います。 114: ◯建設文教委員長ふじえ真理子議員) 今の清水議員から質疑をいただきました。ガイドボランティアさんや保存会の皆さん、地域の皆さんへの説明はされているかという点と、また、理解されているかとの質疑に対する答弁ということです。  紹介議員の答弁では、この件に関しましては私のほうからもお願いして、近隣の区長さんとボランティアの方、そういった方々にはお願い、こういったことをさせていただきますという内容を説明されておりますという答弁。  さらに、私は直接当事者に会っておりませんので、理解したかどうかは分かりませんとの答弁がありました。  請願者の方からは、皆さん、賛同してくださいましたという答弁がありました。  以上です。 115: ◯議長(毛受明宏議員) ほかにございませんか。                 (進行の声あり) 116: ◯議長(毛受明宏議員) 以上で、委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。  請願第1号については、討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、月岡修一議員、質問席にて討論願います。 117: ◯17番(月岡修一議員) 議長より御指名をいただきましたので、請願第1号に賛成の立場で討論を申し上げます。  1560年6月12日、この日は永禄3年5月19日に当たりますが、今川義元率いる2万5,000とも3万とも言われている軍勢と、織田信長率いる僅か3,500から4,000の軍勢が戦った歴史上の出来事です。まさに日本の歴史に深くその名を残す戦いでしたね。  その戦いから既に460年を超える歴史が過ぎ去ろうとしています。戦いが過ぎてから連綿と語り継がれてきた歴史の思いを現在も強く感じています。  1560年6月12日に戦いは終わり、数千人のしかばねを懇ろに埋葬したのは、大脇にあります曹源寺の2代目の和尚さんであると、また、そのほかにも、当時の大勢の村人たちであると聞いたことがあります。その御縁からでしょうか、現在でも戦人塚における供養は、曹源寺のお坊さんに執り行っていただいています。  豊明市も桶狭間古戦場まつりを開催して、市内外の多くの人々の参加をいただきながら、歴史を継承していただいています。そのほかにも、歴史を伝える重要な役割を務めていただいています地域の区長さんをはじめとする役員の方々や、御協力をいただいている大勢の方々、そして桶狭間の戦いを詳しくお伝えしていただいているガイドボランティアの皆さんや、今般、請願文書を提出していただきました歴史研究家であり桶狭間の戦いを研究されています寺元道義さんとそのお仲間の方々の御尽力等々、全国にさらに桶狭間の歴史を広めたいとの強い思いが今般の請願提出ということにつながりました。  請願内容を読めば、御批判をいただく部分もあるかもしれませんが、その部分は上手に受け取って、判断をしていただきたいとお願いを申し上げます。  私は昨年12月中旬にこの請願文書を読んでいます。行政側の立場に立てば、吉田松陰の像を建立していただきたいとの部分は難しい判断を強いられてしまうと理解はしていましたが、あえて文章の削除等の変更は求めないことにしました。  なぜならば、請願に書かれている文章は、請願者の強い思いと、歴史を研究されてその歴史の重みと真実を読み取った上での信念のような感性を感じることができたからです。  ただ単にこの請願を採択するために文章をいじっていいものか、私は何度も逡巡しました。その結果、文章は変えることはできても、請願者のお気持ちまでをも変えることはできないだろうと判断をしたからです。  さらに、議員の皆さんの受けを狙ったような不遜な行為は慎んだほうが後々のためにもよくはないかと思いました。  したがいまして、請願の文章に不備があるとしたら、それは私の不徳の致すところでありまして、請願提出者の寺元さんの責任ではありません。今般の請願審査をいただいた委員会室において、私は寺元さんに議員の皆さんの発言をありのままに受け取ってくださいと申し上げておきました。  本日、この場における採決において、まさか反対を唱えるような議員はいないと確信をいたしていますので、よろしく判断をしていただきますよう高いところからお願いを申し上げまして、私の請願第1号に対する賛成討論を終わります。
     以上です。 118: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、清水義昭議員、質問席にて討論願います。 119: ◯11番(清水義昭議員) 議長より御指名をいただきましたので、会派を代表して、請願第1号 桶狭間古戦場に長州藩士・吉田松陰が来訪の像・解説看板設置に関する請願について討論いたします。  桶狭間古戦場伝説地がある舘区が地元の私にとって、この請願書が上程されたとき内容について全く知らなかったため、驚いたとともに戸惑いました。そのことから自分独りでの判断をすることは危険だと感じ、地元の方々をはじめ、桶狭間古戦場に関する各種団体様からの意見を聴取し、判断させていただくこととしました。  各種団体様の意見、見解を簡潔に申し述べます。  まず、舘区さんについては、請願書自体は上程後にポストに投函されていただけで、何の説明も受けていない。仮に請願者や紹介議員が舘区は賛同しているというのであれば、憤慨だ。断じてあり得ないとの御意見を頂戴いたしました。  次、とよあけ桶狭間ガイドボランティアさんについては、上程後に私が説明に伺った際には、本請願については存じておりませんでした。  御説明をさせていただいた数日後、とよあけ桶狭間ガイドボランティアの本請願に関する見解を委員会審査前に文書で頂きましたので、一部読み上げます。  戦いから291年後に来訪していますが、戦いには関係のない人物です。この像、解説看板の設置が桶狭間古戦場の豊明市を全国にアピールできるかは疑問があります。もし来場者の像を設置するのなら、当会としては、戦いに参戦して実際に当地を参拝した徳川家康公、または尾張藩初代藩主徳川義直公のほうが適切と考えます。また、このような予算がありますのなら、像の設置の前に来場者用駐車場、資料館の設置を切にお願いしたいと結ばれています。  なお、この会に対しては、委員会審査の数日前に請願者が説明に訪れたようですが、会としては賛同はしていないとのことです。  次、桶狭間古戦場祭保存会さんについても、上程後に私が説明に伺った際には、本請願について存じておりませんでした。説明をさせていただき、委員会審査前に文書にて回答を頂きましたので、一部、読み上げさせていただきます。  1)古戦場に吉田松陰の像があって、今川義元や織田信長など合戦の登場人物の像がないのは違和感があります。  2)豊明市の古戦場が本物かどうかということは、大多数のお客さんにとっては大きな関心事ではないと思います。1)と併せて、一般のお客さんにとって、これがアピールになるかどうかは疑問が残ります。  3)この種の案件に関する豊明市の予算が潤沢にあれば別ですが、そうではないとすれば、しっかり優先順位を考えていかなければなりません。  祭保存会の立場としては、来場者駐車場や古戦場のコンテンツの充実に使われるとよいと考えています。例えば、古戦場まつりの映像や桶狭間の戦いの解説を放映するデジタルサイネージを設置するなど、訪れやすい、訪れて楽しい場所にするためには何が効果的かを十分検討するべきかと思います。  文章はここまでですが、桶狭間古戦場祭保存会さんは追加で、電子文書にてこのようにお送りいただきました。  議会に上がる案件に対して祭保存会として何か提案、回答する場合は、総会や幹事団、三役による検討を経てからお伝えするようにしますので、その際は会長の私にお申しつけください。  電子文書はここまでです。  次、桶狭間古戦場保存会さん。祭りではない、古戦場の保存会です。  こちらにつきましても、説明に伺った際には、上程された請願については一切知りませんでした。請願審査の建設文教委員会の日の朝に、お電話にて会としての回答をいただきました。  会として、この請願には明確に反対。そのようなものを設置しても意味がない。それをするための時間や予算があるのなら、随分前からお願いしている、当会が所持している桶狭間古戦場関連の資材を保管しておく土地や建物の登記の変更について早急に進めていただきたい。  桶狭間古戦場保存会についてはここまでです。  つまるところ、地元や関係団体から前向きな回答はほとんどなく、ほかにやらなければならないことがあるとの見解を示していることに加え、請願者が皆さん、賛同してくださいましたと虚偽の答弁を行ったことから、本請願については不採択といたします。 120: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、青木 亮議員、質問席にて討論願います。 121: ◯9番(青木 亮議員) 請願第1号について、趣旨採択の立場で討論させていただきます。  今より461年前、織田信長が今川義元を討ち取った日本三大奇襲の1つである桶狭間の戦いは、現在でもその正確な合戦地の範囲、今川義元の本陣所在地、義元の戦死地などは完全には確定されてない、謎の多い古戦場であります。  信長、豊臣秀吉亡き後、徳川264年の天下の下、戦いのない江戸時代を通じて、桶狭間の戦いというものが人々の関心を引くものであったことは、本請願にあります貝原益軒、大田南畝の記した紀行と吉田松陰の日記からもうかがい知ることができます。  また、これらの紀行、日記から読み取れることは、それぞれが国史跡となっている本市の桶狭間古戦場伝説地にある塚、つまり、現在の石碑を参拝していることは間違いないことだと思います。  しかしながら、貝原益軒、大田南畝が、そして吉田松陰が参勤交代の折、この地を訪れ、今川上総介義元の墓を拝し、弔古碑を見ただけで、ここだけが戦場であり、義元の戦死地として特定できるものではないと思います。  よって、桶狭間といえば豊明と言われるよう、さらに、吉田松陰の石碑、銅像及び解説板の設置により、桶狭間古戦場の豊明市を全国にPRしたいというお気持ちは十分理解できますが、吉田松陰自身がこの地に特別な関係を持った人物でもありません。  ましてや、桶狭間古戦場伝説地として国指定を受けていることからしても、古戦場史跡にこれらの像、看板の設置のハードルは、かなり高いものがあると考えられます。  以上のことから、この謎の多い古戦場の調査研究を今後もさらに進めていただき、その成果をぜひ本市の歴史文化の継承に御尽力いただければ幸いかと存じまして、趣旨採択とさせていただきます。 122: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、ごとう 学議員、質問席にて討論願います。 123: ◯6番(ごとう 学議員) 請願第1号、桶狭間古戦場に長州藩士・吉田松陰が来訪の像・解説板設置に関する請願について、市民派の会を代表し、採択の立場で討論をいたします。  桶狭間の古戦場は、東海道沿いの一農村が経済の高度成長によって急速に発展してできた特色に乏しい豊明市にとって、全国に知られるほとんど唯一の史跡です。  この地が織田信長が今川義元を奇跡的に討ち破って、日本史の転機の舞台となったことは確かに刮目すべき事実ですが、豊明が今川方であったということを考えると、安易に勝ち馬に乗って、大金星のまちとよあけと吹聴するのは、歴史を見ない、いささか軽薄な行為かなというふうに日頃思っておりました。  それよりも私たちが誇りに思うべきは、先ほど月岡議員の討論の中にもありましたけれども、この地の人々が400年以上もの長きにわたり、非業の死を遂げた義元公や、この戦いで命を落とした多くの武者の慰霊を続けてきた優しさではないでしょうか。遠い昔のこととはいえ、亡くなった武者たちにも妻や子、親、兄弟など、その死を悲しむおびただしい数の人々がいたことに思いを致すべきだというふうに私は考えます。  さて、今回の請願は、この地を吉田松陰や貝原益軒などの著名人が訪れていることが歴史文書に記されているのを根拠に、像や説明板の設置を求めるというものです。私はこのようなことは初めて耳にしましたが、請願書には文書のタイトルが具体的に記され、委員会質疑では、それらが国立国会図書館に所蔵されているという説明もありました。  松陰らの来訪の時代は、合戦の時期よりかなり下りますが、現在から見れば、そのことも十分、文化財的価値を持つ出来事というふうに言えると思います。文化財保護委員や、必要ならば専門家に依頼して調査をし、どのような対応がふさわしいか、市民の意見も聴きながら、検討していただく価値があるというふうに考えます。  文化財の軽微な現状変更はできる可能性が十分ありますので、県の文化財室を通して文化庁と協議もするといいかなというふうに思っております。  以上、申し上げて、私の討論といたします。 124: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、郷右近 修議員、質問席にて討論願います。 125: ◯10番(郷右近 修議員) 請願1号、桶狭間古戦場に長州藩士・吉田松陰が来訪の像・解説板設置に関する請願について、反対の討論をします。  私個人がこの吉田松陰、代表的にこのタイトルにもある人への評価についてはあるんですけれども、それは一旦置いといて、この請願に関しては、少なくとも一般的に知られている吉田松陰という人を形づくっている様々な要素の中で、この請願に書かれているような、事実として、また、記述した書物として実際にあるとはいえ、この桶狭間の古戦場がどれほどの位置を占めるのかということを客観的な判断のその基にしました。  その中で感じたのは、請願者御本人がここにも書いているとおり、この吉田松陰自身が様々な書物や、また、歌なども残していると。その関わりから全国に、それを記念する看板とか、像ですか、そういったものが作られているというふうにありますから、そういった具体的な作品とまではならなかったこの古戦場との本人との関わりが、少なくとも本人の中に占める位置としては、さほど高いものではなかったんではないかということを推察するという点がまず1点と。  今、幾つかの討論の中でもお話も出ました、私自身が議員の立場でお招きいただいて、古戦場まつりの慰霊祭を何度も足を運ぶ中で感じていたことがもう一つの理由なんですけど。  合戦場なので、多くの戦死者が生まれているというのは間違いないと。その戦死者の多くは、名のある武将というよりは、むしろ一番下の位の足軽とか、そういうふうに呼ばれていた兵士たちが多く亡くなっているんではないかと思うので、平民の立場に近いような人たちの犠牲がたくさんあった場所だということから、毎年の墓前祭や慰霊祭というのは、追悼だとか鎮魂だとか、供養というものを強く感じることが行われているんだなあというふうに受け止めておりました。非常に真面目に取り組まれているなあという印象を持っています。  そういうことからいたしますと、これ、何ページになるんだろう、4ページになるのかな、吉田松陰が桶狭間戦場の場所を間違えるはずがないとか、あと、それが名古屋市の場所じゃないとかということのような、どこが古戦場かである特定をすることと吉田松陰との関わりなんかについても、現代の私たち市民が平和な社会を望んでいたりすることの気持ちや、先ほどお話しした追悼、供養ということが行われてきていることとは、主張されている中身が何か随分違うような気がいたしました。和平、和合後の道を求める市民の感情とも何か違うと思うので、そこに対して。  あと、貝原益軒さん、大田南畝さんという他の方の来訪を示す解説板などについても要望が書いてありますけれども、基本的には、市の税金を使ってこういったことを作ってやることがなじまないのではないかなというふうに思ったので、反対とさせていただきます。 126: ◯議長(毛受明宏議員) 続いて、近藤ひろひで議員、質問席にて討論願います。 127: ◯7番(近藤ひろひで議員) 請願第1号について、会派清風を代表して、趣旨採択の立場で意見を申し上げます。  こんなに盛り上がった請願がかつてあったでしょうか。私は議員としては初体験であります。いろいろ勉強をさせていただきました。  古戦場について、研究されて、豊明市を全国にアピールすべきという趣旨の請願書であるということは理解しております。会派でもいろいろ話し合いましたけれど、まず、吉田松陰だけを取り上げることはどうか。それから、地元の理解は得られているのか。それから、スペース、駐車場の話も出てましたけれど、限られたスペースの中にどこまでそれを発展させていくのかといったところで、若干の疑義、疑問が生じております。  ただ、改めて歴史を知って、観光のPRについてのきっかけになる請願であることは、間違いないと思います。  私も、合戦当時、松平元康、後の徳川家康が大高城に今川方の食料を届けに行って、そこにいたと。今川が負けちゃったんで岡崎の大樹寺に帰って、そうするうちに岡崎城が、今川方がいたところが撤退したので、後の徳川家康が岡崎城に入城したと。後に織田信長と和解、同盟をしたという、これも一説ですね。大高城の時点で、織田方と何か密約があったんじゃないかという新説も、私の勉強の中に出てきましたけれど。  いずれにしても、そういった、私も含めていろいろまた見直したり、調査研究したりというきっかけにはなる請願をしていただいたと思います。残念ながら、この請願どおりのところで採択という意見は申し上げられませんが、趣旨採択ということで意見を申し述べさせていただきました。  以上です。 128: ◯議長(毛受明宏議員) これにて、討論を終結し、採決を行います。  請願第1号に係る委員長の報告は不採択であります。よって、請願第1号についてお諮りいたします。  請願第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 129: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成少数であります。  次に、請願第1号を趣旨採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 130: ◯議長(毛受明宏議員) 賛成少数であります。よって、請願第1号は不採択と決しました。  以上で、日程4を終わります。  ここで、会議の途中ですが、10分間の休憩といたします。                午後3時39分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後3時49分再開 131: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  お諮りいたします。議事の都合により、本日の会議時間を延長したいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 132: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を延長することに決しました。  お手元に配付いたしましたとおり、市長より議案第39号が提出されておりますので、直ちに日程に追加し、議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 133: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号を直ちに日程に追加し、議題といたします。  議案第39号について、理事者より提案理由の説明を求めます。  萩野財政課長。 134: ◯財政課長(萩野昭久君) 議案第39号 令和3年度豊明市一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。  今回、臨時で上程させていただきますのは、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う予算などでございます。歳入歳出それぞれ4億5,621万6,000円を追加させていただくものです。  それでは、8ページ、9ページをお願いいたします。  歳出上段の2款 総務費、7項1目 交通安全推進事業の自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金191万6,000円でございます。これは、7歳から18歳及び65歳以上の方を対象に、自転車乗車用ヘルメットの購入費用の2分の1、2,000円を上限に補助を行うものです。財源につきましては、県費により2分の1充当されます。  続いて、その下の3款 民生費、2項1目 児童館等管理運営事業の消耗品費22万8,000円の増額は、上松町の木工製品の消毒液スタンドの購入費用です。児童クラブ室や児童館などに設置予定の14台分の予算を計上しております。財源につきましては、全額、森林環境譲与税を充当します。  続いて、その下の4款 衛生費、1項3目 新型感染症予防接種事業の予防接種委託料など事業費合計4億5,430万円は、新型コロナウイルスワクチン接種に関する予算で、1月の第18号補正予算にてお認めいただきました債務負担行為を主に予算化するものです。コールセンター業務、医療機関や中央公民館、南部公民館で行うワクチン接種の委託料、高齢者への交通支援などを計上しております。財源につきましては全額国費でございます。  続いて、次のページをお願いいたします。  下段の13款 諸支出金、1項5目の森林環境譲与税基金積立金22万8,000円の減額は、3款 民生費で御説明いたしました消毒液スタンドの購入費用に森林環境譲与税を充当するため、積立金を同額減額するものです。  以上で説明を終わります。 135: ◯議長(毛受明宏議員) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。  中村めぐみ議員、質問席にて質疑願います。 136: ◯4番(中村めぐみ議員) 議案第39号 令和3年度豊明市一般会計補正予算書(第1号)の新型コロナウイルスワクチン接種の部分で質疑をいたします。  まず1点目が、以前の債務負担行為の金額より増額をされていると思うんですけれども、この増額分についての内容をお聞かせください。  それから、2つ目、議案説明のときに頂いた資料からなんですけれども、集団会場の中央公民館、南部公民館、その下にその他で保健センター等で補完的に実施予定とあるんですけれども、これについてどこを想定しているのか。それから、また、個別接種の市内協力医療機関というところが何か所ほどあるのでしょうか。  それから、3点目が、新たに増えていると思うんですけれども、高齢者の交通支援負担金、また、土地等借上料についての内容をお聞かせください。 137: ◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。  伊藤健康福祉部長。 138: ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 債務負担行為との差異でございますが、債務負担行為が18号補正予算でお認めいただきました3億9,753万7,000円、このたびが4億5,430万円でございますので、5,676万3,000円の差異がございます。これが上振れ分ということになってございます。
     これにつきましては、当時から新規で、追加でつけさせていただいている事業構成部分と、あと、ワクチンの供給が、御存じのとおり、非常に後ろ倒しになっております。こういったことからの影響で、期間を延長していくような形、こういったようなものでございまして、債務負担行為でもともとお認めをいただいている構成部分、ここの部分で、先ほど申し上げたように、延長等で拡大した分が2,170万円ほどございます。  さらに、そういった要素も含めて、ほかのものも含めて3,500万円ほどがさらに追加分と。追加の部分だけで申し上げますと、2,065万7,000円ぐらいが追加をさせていただいている要素になりますということでございます。  これが説明欄で申し上げますと3つございまして、高齢者の交通助成券の作成委託であるとか、臨時の駐車場の借り上げ、土地等借上料、こういったものであるとか、先ほど申し上げたタクシー助成に当たる負担金、これが1,800万、こういったものが新たに追加をさせていただいていることというもので、合計5,676万3,000円の債務負担行為からの差異が生じているいうことです。  あと、会場の部分でございますが、できる限りその選択肢を広げていくということで進めさせていただいておりまして、今現在は集合会場の中央公民館ホールと南部公民館ということ、さらに、保健センターも使うということで、全ての曜日に、いろいろな時間に御利用いただける、予約を入れていただけるようにしたいということで進めてます。  保健センター等とはいかにという御指摘でございますが、これについては今まだ未定で調整中ではございますが、例えば、集合会場のうち、常設ではないんだけども、学校、小学校とかを使わせていただくことで、よりお近くの選択肢も設定できないかということを今検討しておりますので、そういうような意味合いがここにはございます。  あと、個別の接種会場、いわゆるクリニックの先生方のところ、かかりつけ医の先生方でございますが、今のところ全体の5割ぐらいの先生方が御協力いただけるということですので、20弱ぐらいかなと。  これについては、最初は違うワクチンで、随分後追いのほうでという話をさせていただいておったんですが、ファイザー製のワクチンを使うということになってまいりましたので、ファイザーでも協力いただけるということで、このぐらいの先生方が御協力いただけているということです。またワクチンが変わっていくと、さらに増えていくという要素もございます。  以上でございます。 139: ◯議長(毛受明宏議員) 伊藤健康福祉部長。 140: ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 大変失礼しました。高齢者の交通の助成のことでございますが、これについては、先ほど申し上げた新規の1,800というようなところでございまして、タクシーの初乗り相当の部分を助成をさせていただくという形で、ワクチンの接種会場、集合、個別かかわらず、接種会場のほうを御利用いただく際に御活用いただけるような形で75歳以上の対象の方にそういった券をお配りをしたいということで、御活用いただきたいということ。  それと、土地等借上料につきまして132万円の計上をさせていただいているのは、ここの中央公民館会場のほうが車両が多くなるだろうと、一般のお客様もありますので、そういうことで、ATMから立体駐車場のほうをワクチン専用駐車場にしたいなというふうに今調整しております。  そういうこともありますので、市役所の外に公用車を一時的にワクチンの接種期間の間、避難させて、そこで公用車管理、公用車の一部をそこから出発させるような形を今想定しています。こういった費用でございます。  以上です。 141: ◯議長(毛受明宏議員) 中村めぐみ議員。 142: ◯4番(中村めぐみ議員) では、再質問させていただきます。  集団会場で予定されている中央公民館、南部公民館、それから保健センター、未定というこの保健センターや各小学校の体育館で接種するとなった場合、時間帯の予定がある程度決まっているのであれば、お願いします。  あと、もう一点、高齢者交通支援が75歳以上ということ、ありましたが、75歳未満であっても、身体が不自由な方の交通支援は何か検討されているのでしょうか、お願いします。 143: ◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。  伊藤健康福祉部長。 144: ◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 時間については今まだ調整中ということでございますが、先ほども、曜日もそれぞれの曜日でやれるようにということで申し上げたとおりでございまして、ちょっと待ってくださいね。  今現状ということで、少し変動するかもしれませんが、今現在の検討の予定ということで申し上げますと、中央公民館が例えば月曜日から土曜日、9時から5時というような形。南部公民館が火金日、その他というような形で、基本、火金日、プラスアルファみたいな形で、例えば、午後2時から夜の20時。保健センターは、ここにまたさらにかぶらない形で、土曜日、プラスアルファの曜日。同じように、2時から夜の20時というんですかね、14時から20時というようなことを、今現在ですと、仮置きといいましょうか、そういうふうで配分ができないかというような準備をしています。  75歳未満でのということでございますが、現状でも、初乗りの外出支援ということを高齢者の方であるとか、あと、障がいをお持ちの方であるとかということでさせていただいておりますので、そういったものはそのまま御活用いただきたいなというふうには考えておるのと、このたびはあくまでも本当に必要な方にお使いいただくという形で、初乗りですので、予約もしていただくと、やはりその時点で実費負担が生じるというようなスキームになってしまいますが、そういう形にさせていただいているのは、タクシー会社の方々の車両の供給の限界というのもありますので、より本当に必要としておられる方々にお使いいただくということで、何歳で切るということもなかなか限りがありますので、後期高齢の方、そこで一旦線引きをさせていただいて、その中に一番必要とされる方があるだろうということで、一旦線引きをさせていただいたということでございます。  先ほどの時間と曜日の話は、今現状ということで御理解ください。  以上です。 145: ◯議長(毛受明宏議員) ほかにございませんか。  郷右近 修議員、質問席にて質疑願います。 146: ◯10番(郷右近 修議員) 補正予算の8ページ、9ページ、総務の自転車乗車用ヘルメットです。  対象となる年齢が学校に通うための通学用の自転車に乗るときのそのヘルメットの予算と重なってくるんですが、そちらをもう既に活用するという人でも、どこか年度途中でこの制度を活用するということは全然重なっても特に構わないという、そういうことで理解すればよろしいんでしょうか。 147: ◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。  小串教育部長。 148: ◯教育部長(小串真美君) 学校のほうは中学校のほうが対象になるんですけれども、今年度につきましては、既に入学案内等終わっておりまして、タイミング的に非常に難しいということで、次年度に向けて検討してまいりたいと思っております。  終わります。 149: ◯議長(毛受明宏議員) 郷右近 修議員。 150: ◯10番(郷右近 修議員) ということなので、デザインとか使い勝手とかを含めても、後々、両方、一応重なった形になる。この予算や制度というのは、何か整理整頓されていくものというふうに理解しておけばよろしいんでしょうか。 151: ◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。  小串教育部長。 152: ◯教育部長(小串真美君) 議員のおっしゃるとおり、制度を整理していきたいと思っております。  終わります。 153: ◯議長(毛受明宏議員) ほかにございませんか。                 (進行の声あり) 154: ◯議長(毛受明宏議員) 以上で、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案1件は、豊明市議会会議規則第37条の規定により、所管の総務委員会及び健康福祉委員会に付託いたします。  この際、お諮りいたします。  ただいま付託いたしました議案1件については、豊明市議会会議規則第44条第1項の規定により、本日、3月24日を審査期限といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 155: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま付託いたしました議案1件については、本日3月24日を審査期限といたします。  ここで、総務委員会及び健康福祉委員会を開催するため、暫時休憩といたします。                 午後4時5分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後5時45分再開 156: ◯議長(毛受明宏議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  休憩中に総務委員会及び健康福祉委員会が開催され、付託しておりました議案について、お手元に配付いたしましたとおり、総務委員会及び健康福祉委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について、総務委員長及び健康福祉委員長より報告を願います。  初めに、近藤郁子総務委員長、登壇にて報告願います。 157: ◯総務委員長(近藤郁子議員) 議長より御指名がありましたので、総務委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  本日3月24日、本会議休憩中の総務委員会において、委員と市長以下関係職員の出席の下、委員会を開催し、議案第39号 令和3年度豊明市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金が補正予算となったのは、県の要綱が固まり、説明があったのが当初予算締切り後になったためです。  新中学1年生用のヘルメットについては、次年度から該当することになりますが、不利益にならないよう教育委員会で検討していきます。周知方法は、市の広報をはじめ教育委員会、区長会、老人クラブ連合会、市営駐車場、ヘルメット販売店ほか、県においても記者発表し、自転車モーター商協同組合でも周知することになっています。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、新中学1年生のヘルメットについて、次年度からも個人に不利にならないよう検討いただけると伺い、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第39号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました議案の審査内容と結果の報告を終わります。 158: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  続いて、郷右近 修健康福祉委員長、登壇にて報告願います。 159: ◯健康福祉委員長(郷右近 修議員) 議長より御指名がありましたので、健康福祉委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  本日、令和3年3月24日、本会議休憩中の健康福祉委員会において、全委員と市長以下関係職員の出席の下、委員会を開催し、本委員会に付託された議案を原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。  以下、議案に従って、審査経過を申し上げます。  議案第39号 令和3年度豊明市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する当局の主な答弁は、3款2項1目 消耗品費のアルコールスタンドは、上松町とその木工業者での共同開発が進んでいたが、緊急事態宣言の影響で町長が豊明市を訪ねる機会を持てずに、当初予算に間に合わなかった。  4款1項3目 新型感染症予防接種事業の接種会場の駐車場は、中央公民館20台分を想定している。  4款1項3目 高齢者交通支援負担金は、タクシーの基本料金を割り引く考え。複数枚を一度に使うのは、タクシー会社で扱えるか検討している。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論の内容は、中央公民館の駐車場は無料。南部は有料。不平等が起こらないことを要望して、賛成。  アルコールスタンドは少額の事業だが、写真などの資料を示してほしい。賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第39号のうち、本委員会所管部分については、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、健康福祉委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 160: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  以上で、委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。                 (進行の声あり) 161: ◯議長(毛受明宏議員) 以上で、委員長報告に対する質疑を終結し、討論に入ります。  討論のある方は挙手願います。  林 ゆきひろ議員、質問席にて討論願います。 162: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第39号 令和3年度豊明市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論をいたします。  この補正予算は、本日可決をされました令和3年度の当初予算に対する補正予算ということです。  森林譲与税を活用した木曽ヒノキの消毒液スタンドの購入がありましたが、まず、森林譲与税の活用方針を決めた上で情報収集に努め、基本的には当初予算で計上していただくようにお願いをいたします。  もう一つの新型コロナウイルスのワクチン接種事業については、早急に体制を整えて取り組んでいただきたい事業だと考えております。  このワクチン接種事業については、4点ほど要望をさせていただきます。  1点目は、しっかり訓練などシミュレーションを行って課題を洗い出して、取り組んでいただくようにお願いします。  2点目は、ワクチン接種の会場について、個別接種でも20か所ほどというような回答がありましたが、それでは予約がすぐに埋まってしまうのではないかなというふうに思います。  また、南部の方からは、南部公民館、なかなか行きづらいというような声も聞いておりますので、柔軟に広く様々な会場を確保していただくようにお願いいたします。  そして、3点目、今回、高齢者交通支援ということで、75歳以上の方にタクシーチケットを配布するというような予算がありますが、75歳未満の移動手段がない方への配慮としても検討をしていただきたいです。65歳以上で運転免許証を自主返納されている方も見えますので、そういった方への支援も検討をぜひお願いします。  そして、4点目は、ワクチン接種について、市民の方々にとって非常に関心の高い内容です。できるだけ早い段階で、ホームページなどで公表、説明をしていただきますようお願いいたします。  以上、4点のことを要望いたしまして、本議案に賛成とします。 163: ◯議長(毛受明宏議員) ほかにございませんか。  一色美智子議員、質問席にて討論願います。
    164: ◯14番(一色美智子議員) 議案第39号 令和3年度豊明市一般会計補正予算書(第1号)について、会派豊明市公明党を代表いたしまして、賛成の立場で討論を行います。  交通安全推進事業について、自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金について、いち早く対応していただきまして、ありがとうございます。また、6歳以下の子については、今後について御検討をお願いいたします。  新型感染症予防接種事業について、感染拡大に歯止めをかけるコロナウイルスワクチン接種は大きな期待が寄せられております。16歳以上の市民全員を対象とし、短期間にワクチン接種を行うことは、これまでに経験したことのない大事業であります。  今回のワクチンには、性能を保つため、超低温による保管が必要です。ワクチンの配分方法や保管体制の確保、感染予防体制を含めた接種場所の調整など、綿密な計画が必要となります。  あわせて、接種対象者に順次接種券を送付する作業もあり、障がい者や寝たきりの方などへの対応の検討も必要となってまいります。  感染収束の見通しが立たず、医療従事者の不足が指摘されている中で、希望者全員に接種するため、国、県医師会等と連携を強化し、混乱なく接種できるよう準備を進めていただきたいと思います。  今回の補正予算で、高齢者の方のタクシーチケット、足の確保の予算を計上していただきましたことに感謝申し上げます。柔軟に対応をしてあげてください。  市民の皆様は、ワクチン接種に対する期待と不安が交錯をしております。引き続き、ワクチンの有効性、安全性、副反応など、必要な情報を分かりやすく発信していただきますように。ワクチン接種は、私たち一人一人の健康を守り、感染の蔓延を防ぐことが目的です。混乱なく安心して受けられるようお願いをいたします。  私どもも情報発信とできる限りの協力をしてまいりますので、関係職員、医療従事者の皆様には大変御苦労をおかけいたしますが、このワクチン接種を何としても成功させていただくことをお願いいたします。  新型コロナ対策は、今後も、医療・介護・障がい福祉現場等の人材不足問題、経済の回復や生活再建への対策等、様々な支援策が必要となってまいります。今後も、必要とする方に支援の手が届くよう、さらなるきめ細やかな対応をお願いいたします。  以上、賛成討論といたします。 165: ◯議長(毛受明宏議員) ほかにございませんか。                 (進行の声あり) 166: ◯議長(毛受明宏議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案39号に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 167: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号は各委員長報告のとおり可決されました。  以上で、今3月定例月議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  ここでお諮りいたします。明3月25日から4月28日までの35日間を休会といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 168: ◯議長(毛受明宏議員) 御異議なしと認めます。よって、明3月25日から4月28日までの35日間を休会とすることに決しました。  市長より挨拶願います。  小浮市長。 169: ◯市長(小浮正典君) 令和3年3月定例月議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、御審議大変お疲れさまでした。  令和3年度の当初予算案を含め、提案いたしました議案全てお認めいただくことができました。大変ありがとうございました。  令和3年度一般会計予算案の委員会審査では、市民大学ひまわりへの委託事業について、様々な議論や討論がありました。いただいた意見は真摯に受け止めます。  それを前提に、市民大学ひまわりの事務局に感謝と敬意しか私にはありません。短期間の間に非常に幅広い多くの講座を前期、後期に分けて展開される市民大学に成長させたこと、さらに、行政から専用の講義のための施設を提供しておらず、少額の補助金を交付するのみの支援で偉大な結果を出したことについては、県内他の自治体の市民大学からも称賛されています。  何より、非常に多くの受講者の方々から市民大学ひまわりの受講が生きがいになっていると直接聞いてきた者として、市民大学ひまわりがさらに持続的に発展することを切に願っていますし、そのように予算も構築すべきだと考えております。  この議会の間に、東日本大震災の発生から10年の節目を迎えました。10年前、私は千葉市の在住で、大手小売業の会社で広報の仕事をしていました。発災後、震災被災地での業務が続きました。大きな漁船が何隻も海岸から数百メートル離れたところに打ち上げられていました。あったはずのまちがすっかりなくなっていました。あまりにも悲惨でした。  私のサラリーマンとしての最終的なミッションは、リーディングカンパニーとして、福島県産の農水産物への福島第一原発による風評被害を払拭することでした。福島県内の自治体、JA、漁協、生産者、小売業者、それぞれが協力しながら、放射性物質に対する厳しい検査体制を取りました。しかし、風評被害は深刻でした。  2011年秋、原発から遠く離れた福島県の会津地域産の高い等級の米を会社として全袋検査の体制を取り、東京の店舗でお買い得価格にて販売することがありました。広報活動によって、多くの新聞、テレビに取り上げられました。しかし、店頭に高く積み上げた米袋は全く売れませんでした。今もあの無力感を引きずって、私は生きております。  10年たった今、農産物の出荷額が宮城、岩手だけでなく、福島県もかなり持ち直しました。農業従事者の苦難は計り知れなかったと思います。敬意と感謝しかありません。しかし、残念ながら、水産物の漁獲量はまだまだ持ち直しておりません。  10年たち、日本は、そして世界が再び苦難に立ち向かっています。新型コロナウイルスの感染が拡大するにつれ、風評被害がまたも各地で発生しました。放射能、新型コロナという未知の脅威に直面し、恐怖心に駆られ、攻撃相手をつくって、自らの安心を得ようとする。しかし、その安心は残念ながら、何ももたらしません。分断を生み出し、不安を増幅させ、自らも息苦しい世界をつくるだけです。  私はメディアの世界にもいました。東日本大震災、そして新型コロナウイルス、いずれもメディアは多くの不確かな情報を流し、不安をあおるだけあおりながら、それを省みて間違いがあったのかなかったのか検証することをしない。その影響力を考えれば、大きなメディアほど、間違いがあれば真摯に間違いを認めて、その風評を払拭する努力をする責任があるのに、それができない、やらない。メディアの世界に以前、籍を置いたものとして、私も恥ずかしいし、責任を感じます。  今、豊明市民は新型コロナウイルスに立ち向かっています。市民の皆様を支えるため、職員はこの1年、冷静に迅速に職務に当たってきました。職員が仕事に集中できたのは、この豊明市では目立った風評被害が生じず、感染確認者への個人攻撃も起きなかったことが大きかったと言えます。感染防止に努められ、クラスターを発生させず、冷静に行動されてきた豊明市民に深く感謝いたします。  令和3年度も新型コロナウイルスとの共存と闘いが続きます。議員の皆様には、令和2年度は毎月のように緊急議会を開いていただき、補正予算案を審議いただきました。引き続き、議員の皆様には、市政への格別の御協力と御指導をお願い申し上げます。共にこの誇るべき豊明市を、すばらしい豊明市民の皆様を支えていきましょう。ありがとうございました。 170: ◯議長(毛受明宏議員) 御苦労さまでした。  長時間にわたる御審議、誠に御苦労さまでした。  本日はこれにて散会いたします。                 午後6時2分散会                  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...