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  1. 豊明市議会 2019-06-01
    令和元年6月定例月議会(第6号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和元年6月定例月議会(第6号) 本文 2019-06-27 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 106 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 2 : ◯議会運営委員長(近藤郁子議員) 選択 3 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 4 : ◯総務委員長(毛受明宏議員) 選択 5 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 6 : ◯健康福祉委員長(鵜飼貞雄議員) 選択 7 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 8 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 9 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 10 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 11 : ◯総務委員長(毛受明宏議員) 選択 12 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 13 : ◯健康福祉委員長(鵜飼貞雄議員) 選択 14 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 15 : ◯建設文教委員長(清水義昭議員) 選択 16 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 17 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 18 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 19 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 20 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 21 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 22 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 23 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 24 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 25 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 26 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 27 : ◯4番(中村めぐみ議員) 選択 28 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 29 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 30 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 31 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 32 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 33 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 34 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 35 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 36 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 37 : ◯2番(堀内ちほ議員) 選択 38 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 39 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 40 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 41 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 42 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 43 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 44 : ◯2番(堀内ちほ議員) 選択 45 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 46 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 47 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 48 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 49 : ◯1番(服部龍一議員) 選択 50 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 51 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 52 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 53 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 54 : ◯10番(清水義昭議員) 選択 55 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 56 : ◯13番(近藤千鶴議員) 選択 57 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 58 : ◯19番(ふじえ真理子議員) 選択 59 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 60 : ◯20番(近藤善人議員) 選択 61 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 62 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 63 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 64 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 65 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 66 : ◯7番(青木 亮議員) 選択 67 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 68 : ◯3番(いとうひろし議員) 選択 69 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 70 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 71 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 72 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 73 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 74 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 75 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 76 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 77 : ◯5番(林 ゆきひろ議員) 選択 78 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 79 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 80 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 81 : ◯議会運営委員長(近藤郁子議員) 選択 82 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 83 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 84 : ◯10番(清水義昭議員) 選択 85 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 86 : ◯12番(宮本英彦議員) 選択 87 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 88 : ◯19番(ふじえ真理子議員) 選択 89 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 90 : ◯9番(鵜飼貞雄議員) 選択 91 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 92 : ◯6番(ごとう 学議員) 選択 93 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 94 : ◯11番(郷右近 修議員) 選択 95 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 96 : ◯8番(近藤ひろひで議員) 選択 97 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 98 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 99 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 100 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 101 : ◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 選択 102 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 103 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 104 : ◯議長(三浦桂司議員) 選択 105 : ◯市長(小浮正典君) 選択 106 : ◯議長(三浦桂司議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(三浦桂司議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事運営につきましては、あらかじめ議会運営委員会で協議をいただいておりますので、その結果を委員長より報告願います。  近藤郁子議会運営委員長。 2: ◯議会運営委員長(近藤郁子議員) 議長より御指名がありましたので、議会運営委員会の協議結果について御報告申し上げます。  本日午前9時より委員会を開催し、本日の議事について協議をいたしました。  その結果、お手元に配付されておりますとおり、市長より報告第11号の追加提案がありましたので、本日の議事日程に組み入れることとし、報告の後、質疑を行うことといたしました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 3: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、諸報告に入ります。  総務委員会及び健康福祉委員会に付託しておりました陳情3件について、お手元に配付いたしましたとおり、各委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について各委員長より報告願います。  初めに、毛受明宏総務委員長、登壇にて報告願います。 4: ◯総務委員長(毛受明宏議員) 皆さん、おはようございます。  議長より御指名がありましたので、総務委員会に付託されました陳情の審査内容と結果を報告いたします。  去る令和元年6月18日午前10時より開催されました委員会において、付託議案の審査終了後に、全委員と関係職員出席のもと、陳情を審査いたしました。  陳情第2号、消費税10%への引き上げの中止を求める意見書の提出を求める陳情を議題といたしました。  当局に状況等の説明を求めましたが、特に説明はなく、質疑に入り、質疑に対する主な答弁は、社会保障の充実としては、年とともにさまざまな扶助費、経費も当然上がってきており、そういったものに充てさせていただいておりますとの答弁があり、質疑を終結し、討論に入りました。  陳情第2号に反対する。このまま少子高齢化が進めば、急増する社会保障費を現役世代が支えていくには限界があり、消費税率を引き上げて、みんなで支え合う全世帯型社会保障制度を築いていくことが必要であるというふうに認識している。
     陳情第2号に賛成する。景気は思わしくない時点での引き上げは、景気回復に悪影響を及ぼし、市民や事業者に大きな負担を強いることになるので、認められないと考えられる。  陳情第2号に趣旨採択する。税の中で消費税は大きな割合を占めている。社会保障の充実のためにも必要不可欠な財源で、長いスパンで見れば必要な税金なので、その使い方をきちっとしてもらいたいとの討論がありました。  討論を終結し、採決に入り、採決の結果、陳情第2号は採択、趣旨採択に賛成少数により、不採択となりました。  以上で総務委員会に付託されていた陳情の審査報告といたします。 5: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  続いて、鵜飼貞雄健康福祉委員長、登壇にて報告を願います。 6: ◯健康福祉委員長(鵜飼貞雄議員) 議長より御指名がありましたので、健康福祉委員会に付託されました陳情の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和元年6月19日午前10時より開会されました健康福祉委員会において、付託案件の審査終了後に、全委員と関係職員のもと、陳情を審査いたしました。  初めに、陳情第1号 全ての子どもたちによりよい幼児教育、保育の無償化の実現を求める意見書の提出を求める陳情を議題といたしました。  理事者に状況等の説明を求めましたが、特に説明はなく、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、陳情の中で、保育士がいない施設や指導監督基準以下と指摘がされているのは認可外保育所のことだと思います。  豊明市内には、今、4つの認可外の事業所があり、いずれも本来の認可外の保育の基準に対しかなり厚めな設置をしていただいていますので、保育士がいないというようなことは全くないと認識しています。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、認可外などの施設がふえており、豊明市の例では、劣悪な状況の施設はないとの答弁がありましたが、今後そういった事業所が出てくる可能性や全国的に都市部などでそういった事業所の保育の実態の問題も指摘されています。このような不安を解消していかなければならないという点で、採択。  本陳情では、認可外保育施設の無償化には反対の意見のようです。認可保育所に入る要件を満たし、入る希望があるにもかかわらず、認可外保育の利用者も存在しています。このため、認可施設の利用者との公平性の観点から、認可外保育サービスの利用者についても無償化の対象とすることが適当であると判断されます。  また、給食費の実費徴収は行わないこととしていますが、受益者負担の考え、また、学校や病院、介護施設と同様に自己負担が基本だと思い、趣旨採択。  この意見書案の内容を見る限り、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案が成立したことに関しては歓迎するが、その政策に対しては全く信頼できないと断言をしているようなものと受け取れます。やむなく認可外施設での運営をせざるを得ない経営者や、やむなく認可外保育施設を選択せざるを得ない人々の苦渋の思いまでをも踏みにじるものであると言わざるを得ません。よって、本陳情には賛同できず、不採択。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、陳情第1号は採択、趣旨採択ともに賛成少数により、不採択すべきものと決しました。  続いて、陳情第3号 保育士の人材定着、確保のため、職員配置基準と公定価格を抜本的に改善し、大幅増員と賃金の引き上げを求める意見書の提出を求める陳情を議題といたしました。  理事者に状況等の説明を求めましたが、特に説明はなく、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、豊明市の公立の保育園の職員についてですが、多少の残業はどうしても出てまいります。ただ、不払い残業のようなことは、基本的にはあり得ないと思っております。公立10園に対し3名の事務職員がおります。保育士不足があって、数年前から事務員を入れていただきました。その事務員は1日3時間の非常勤職員となります。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、保育士不足問題の根本は、賃金が希望と合わない、責任の重さ、事故への不安、休暇が少ない、就業時間が希望と合わないなどと思います。特に命を預かる責任の重さ、幼い子どもの命を守らなければならないプレッシャーははかり知れないほど重いものであり、採択。  政府では、保育士の処遇改善に取り組んでおり、平成24年に比べると10%、月額にして約3万2,000円の処遇改善を実現しております。さらに、子ども・子育て支援の向上を目指し、1歳児の人員配置を6対1から5対1に引き上げることなどを盛り込むなど、各年度の予算編成をし、処遇改善に努めていることから、不採択。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、陳情第3号は可否同数のため、委員長裁決により、不採択すべきものと決しました。  以上で健康福祉委員会に付託されました陳情2件の審査内容と結果の報告を終わります。 7: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  ただいま報告されました陳情第1号から陳情第3号の3件について採決に入ります。  初めに、陳情第1号について採決を行います。  陳情第1号に係る委員長の報告は不採択であります。  陳情第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 8: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成少数であります。よって、陳情第1号は不採択と決しました。  続いて、陳情第2号について採決を行います。  陳情第2号に係る委員長の報告は不採択であります。  陳情第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 9: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成少数であります。よって、陳情第2号は不採択と決しました。  続いて、陳情第3号について採決を行います。  陳情第3号に係る委員長の報告は不採択であります。  陳情第3号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 10: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成少数であります。よって、陳情第3号は不採択と決しました。  以上で日程1を終わります。  日程2、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。  議案第48号から議案第58号までの11議案を一括議題といたします。  各常任委員会に付託しておりました議案について、お手元に配付をいたしましたとおり、各委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について各委員長より報告を願います。  初めに、毛受明宏総務委員長、登壇にて報告を願います。 11: ◯総務委員長(毛受明宏議員) 議長より御指名をいただきましたので、総務委員会に付託されました議案の審査内容と結果について報告いたします。  去る令和元年6月18日午前10時より、全委員と市長以下、関係職員出席のもと委員会を開催し、付託された議案を原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を申し上げます。  初めに、議案第55号に対する資料要求書が提出されており、採決の結果、全会一致により可決し、全委員へ資料配付されました。  次に、議案第48号 豊明市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の特例を定める条例の制定についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する答弁は、現在職員に支給している地域手当は、国基準と実際に支給している支給率にマイナス5%の差が生じ、そのあたりを踏まえ、市長、副市長、教育長の給与月額を減額するものです。  質疑を終結し、討論に入りました。  前期10%が今期5%になったということ、教育長まで含まれるということ、臨時職員への配慮が感じられないということ、この3点に違和感もありますが、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第48号は全会一致により原案のとおり可決しました。  続いて、議案第49号 豊明市税条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、軽自動車税の減額は、本年度予算を計上している261万1,000円が影響額と考えています。原則的に初年度に係る軽自動車税が1年度分安くなる形になります。減収見込み分は国から補填される予定です。  質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第49号は全会一致により原案のとおり可決しました。  続いて、議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)と議案第58号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会所管部分についてを一括議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、第3号の補正後の財政調整基金の残高の見込みは31億5,331万3,000円、第4号の補正後は30億8,543万3,000円の見込みになります。  PFI方式を導入する前提ではありません。PFI方式を取り入れる視野も入れているということになり、PFIが妥当か調査をコンサルに委託する。  公共で直接やったほうがメリットがある結果が出れば、PFI方式をとることはなくなります。  今のところは令和元年の途中から契約が始まり、令和3年度まで契約を結ぶ形で、その中にPFI導入が妥当か調査をする。その後、民間提案の公募もしていくので、1本の契約で考えている。  前後駅の有料駐輪場の申し込みの100人待ちが続いており、有料駐輪場の絶対数が足りない。無料駐輪場も収容台数を超える状況になっている。アンケート調査では、屋根があったらいい、防犯上の安全があったらいいといった御意見もあり、それを踏まえて検討していく。  駐輪場の用地のキャパは決まっており、近くで土地がないか探してもない現状で、民間活用をしていけば、違うアイデアがないかと今回のPFI方式の導入をしたらどうかに至っている。  前後駅北側駐輪場では、痴漢等が発生したことが過去にある。  大まかなスケジュールとして、令和3年度に特定事業の形で報告し、事業者認定し、決定していく。令和4年度ぐらいから工事着工を考えている。  費用負担として、今回の1,600万を除いて4,700万円余の見積もりになる。債務負担行為のPFI方式導入した場合、2019年と2020年の2カ年において、最大にPFI方式でやった場合、これだけ予算を確保したい。最大上限が1,600万円で、実際には調査だけで終わって、PFI方式を業者に委託しない場合、残り分の予算は執行しない。  スマホ蓄電池は、市内小中学校の体育館と豊明高校及び災害対策本部の14カ所に配備する予定。  Jアラートシステムは、業者と随意契約になります。更新業務はこれからで、現在のシステムは業者から借りている。  唐竹小学校の跡施設はアセットということで除去するとかではなく、有効活用をする方針のもとで進められてきているので、直接的に公共施設の削除につながることとはしていません。  質疑を終結し、討論に入りました。  議案第55号に反対し、議案第58号に賛成する。駐輪場のPFIの可否を判断する予算を組んで、その後のことまでお金の使い方を丸投げしてくれというような債務負担行為に賛成できない。1年ぐらいかけて調査した上で、これは市営、これは民間、市でもできる部分を判断してほしい。  唐竹小学校施設利用で学校統合という大きなことをしたのにもかかわらず、公共施設全体がどれだけ減るか見通しを示さないのは不誠実に思う。公共施設を全体で3割削減していかないと豊明はやっていけないということがわかっているので、学校1つやめるのはめったにない。活用して残した場合、これからの維持費老朽化も進んできている。豊明が持続可能でやっていけるのか、懸念というのかひっかかる部分もあるので、反対する。  議案第55号に賛成、議案第58号に賛成する。  市駐輪場については、現在飽和状態にある。有料、無料の駐輪場10カ所のよりよい利便性について、民間活力の導入も含めた可能性を調査し、市民にとってよりよい環境を提供するためにも必要と考える。  企画事務事業の工事設計等委託料は、唐竹小学校の跡施設の有効活用に当たり、改修方法の基本設計を行うのに必要と考えます。  討論を終結し、採決の結果、議案第55号のうち、本委員会所管部分については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第58号のうち、本委員会所管部分については、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務委員会の審査内容と審査結果の報告といたします。 12: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  続いて、鵜飼貞雄健康福祉委員長、登壇にて報告を願います。 13: ◯健康福祉委員長(鵜飼貞雄議員) 議長より御指名がありましたので、健康福祉委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和元年6月19日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、本委員会に付託された議案全てを原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を申し上げます。  初めに、議案第50号 豊明市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、東日本大震災の特例で、保証人がいない場合でも貸し付けが認められたことを踏まえ、今回の改正では市町村判断で保証人の有無を決められるようになりました。災害弔慰金の支給に関する法律では、延滞の利率は10.75であったものが5%に改正されていることから、上位法に従い、この5%を適用させていただく。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第50号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第51号 豊明市介護保険条例の一部改正についてを議題といたしました。
     本案件は本会議で提案説明を受けており、提案説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、社会保障と税の一体改革の中で財源に見合った軽減をし、持続可能な社会保障制度をつくるという意味の改正であると認識しています。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、消費税をもとにしたあり方は見直すべきと思いますが、現状より負担が下がるという点を評価し、賛成。  介護保険制度は高齢化社会となった現在なくてはならない制度です。消費税増税に伴うものとは言え、低所得者層の負担を軽減するという部分では大変評価します。豊明市では今後も予防事業の充実を要望し、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。採決の結果、議案第51号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)についてのうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、骨髄ドナー登録は18歳以上54歳以下となっており、現在市内では190名程度の登録があります。  冷房の改修が終われば、大型扇風機は必要なくなるため、リースで計上しました。  さまざまな事情から高等学校の進学や卒業の機会を逃した方が認定試験を受けることで、就労や自立、生活の安定を図ることを狙いとしています。  保育園事業の手数料徴収は、無償化後、実費の負担のあり方が変わり、徴収金額が多くなるため、口座振替が必要になるという考えです。  ウッドスタートの事業は、森林環境譲与税の関係で、まず、木材製品の使用や普及啓発等の促進に費用が充てられます。今年度の予算は450戸分を購入する予定です。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、幼保の無償化は進めるべきですが、給食費の実費負担については実態に合った制度運用にしていただきたい。ウッドスタートは森林や環境保護の趣旨からすると効果がダイレクトに見込めるような事業だともっといいと思いましたが、全体を見て、賛成。  消費税の増税部分が子育て支援に活用されることをもっと市民に説明しなければなりません。また、市内の保育園や小中学校は築年数が経過していることから、子どもたちの安全確保、事業に支障が出ないような対策をお願いし、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第55号のうち、本委員会所管部分については全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第56号 令和元年度豊明市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたしました。  本案件は本会議で提案説明を受けており、提案説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、このたびの一般会計からの繰入金について、市負担分については財政調整基金からの繰り入れになります。  質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく、討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第56号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉委員会に付託されました案件と審査内容と結果についての報告を終わります。 14: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  続いて、清水義昭建設文教委員長、登壇にて報告を願います。 15: ◯建設文教委員長(清水義昭議員) 議長より御指名がありましたので、建設文教委員会に付託されました議案の審査内容と結果について御報告いたします。  去る令和元年6月20日午前10時より、全委員と市長以下関係職員の出席のもと、委員会を開催し、本委員会に付託されました議案全てを原案のとおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。  以下、議案に従って審査経過を申し上げます。  初めに、議案第52号 豊明市農村集落家庭排水施設条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、今回は数字を示していた率を消費税法にて示すという形に変えたため、安くなっても高くなっても変わらず、法律に基づくこととなる。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、増税をしても、しなくても、延期であっても、今後は改正する必要がないように手続の簡略化を考えた変更ということなので、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第52号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第53号 豊明市下水道条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、52号の農村集落家庭排水施設条例の改正と経過措置も含め、同じです。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、議案第52号と全く同じ理由で賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第53号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第54号 豊明市有料駐車場条例の一部改正についてを議題といたしました。  理事者の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、現在の本体価格は税込み金額を消費税で割るので、割り切れない場合は切り捨てを行っており、その都度安くなっていくという現象が起きている。今後ないように、100円未満の端数を処理した。今の消費税込みの価格を108分の100で掛け、端数処理し、10%を加えるという形で計算した。前回と今回の切り捨てるタイミングは違っている。今回端数処理をしたので、今後はそこに新たな消費税を加えたものが駐車料金になっていく。今後も消費税が変わるたびにこの条例を改正する。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、本体価格の積算根拠が非常に不明瞭であり、明確にした上で金額を設定するべき。また、消費税改正のたびに条例を改正するということは非効率。本体価格がどんどん安くなるという考えもおかしいと思うので、反対。  消費税が変更となれば、それに伴い多少の端数が出るのは仕方なく、利用者に何円単位でもらうというものも集金効率が悪いため、総体的に見て合理性があると思い、賛成。  端数調整が引き上げの端数調整であるなら問題あるが、引き下げた端数調整をされたとのことなので、市民にとって利便性の向上と理解すべきだと考え賛成。  討論を終結し、採決に入りました。採決の結果、議案第54号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)についてのうち、本委員会所管部分についてを議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、移住支援金について、現在マッチングサイトに登録されている市内の企業はゼロです。市の広報、ホームページあるいは商工会が定期的に発送している文書で企業のほうには啓発をしていきたい。  そもそもこの事業の実施の目的には中小企業の人材不足の解消も入っている。豊明市の企業は人材不足に非常に課題を持っている企業が多く、そういった条件を付すべきと考えた。  今、東京にて在勤あるいは在住している方に対してのPRが必要なので、東京の大学やUIJターン支援センターにチラシを置いてPRをしている。  プレミアム付商品券事業費補助金は、最終的には実績で補助金の交付申請をするので、人数が変われば歳入も変わる。現時点では3歳未満の子どもを持つ子育て世帯は約1,500、非課税者は1万1,500人で積算している。電算関係委託料の中には引きかえ券の作成費用などが含まれている。現時点での登録申請は約20件、文書を送付しており、300店舗を目指していきたい。  キャリアスクールプロジェクトについては、豊明が選ばれ、沓掛小学校が手を挙げた。  豊明中学校クラブハウスの設計については、現状124平方メートル、10部屋、学校の要望を聞きつつやっていく。金額については、3者見積もりをとり、最低価格を基準とした。  指定管理料については、自然災害については、当初募集をするときの要綱の中に定められており、履行不能については、市が全額責任を負うと明記されている。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、移住支援金について、もう少し有効活用するということを考えてほしい。また、クラブハウスについて、より安く抑えられるような努力をしてほしい。体育施設の指定管理の契約についても、初めから自然災害は全て市が負うとなっているが、自然災害で施設が使えない場合、経費が削減できると思うので、今後は見直ししてほしいということをお願いして賛成。  それぞれ必要な予算であると考える。例えばクラブハウス云々もあるが、入札が行われれば、これ以上になることはない。慎重な入札の審査をしていただきたい。  プレミアム付商品券については、市民全員が対象だと思われている人もいるようなので、告知を徹底してほしいということと、低所得者とか子どもを持っている家庭を対象にしているので、絶対漏れがないように、それから、対象者でないことを明確にする方法をとってほしいということだけ申し添えて賛成。  プレミアム付商品券については、予算は1万3,000人御利用いただいての金額となっている。できるだけメリットを周知していただき、利用店舗目標を達成していただき、使いやすいものにしていただくよう要望して賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第55号のうち、本委員会所管部分については全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第57号 財産の買入れについてと、議案第58号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第4号)についてのうち、本委員会所管部分については関連があり、一括議題といたしました。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  質疑に対する主な答弁は、中学校のエアコンは設置工事に合わせてつけていくので、納入は10月以降に必ずなる。今回消費税については10%とした。  キュービクル更新工事費の内訳は、幹線設備、コンセント設備、校内配電線路設備、撤去工事がある。特に大きいのは校内配電線路設備。国の補助は基本額の設定が教室の面積当たりなので、金額はエアコンの購入と設置工事のほうで使い切ってしまうため、キュービクルのほうには回していない。  質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、エアコンの購入費用については非常に安く抑えられたと思う。工事については、業者からの言い値とならないよう見積もりの内訳を見きわめ、しっかり精査して依頼をしてほしいと要望して賛成。  キュービクルの整備は高圧での作業になるので、くれぐれも事故がないように、市も管理をきちっとしていただくことを申し添えて賛成。  中学校も来年ちゃんとエアコンが設置できるということに関してはよくやっていただいた。スケジュールどおりに事故なく進むよう管理をお願いし、賛成。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第57号については全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。議案第58号のうち、本委員会所管部分についても全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で建設文教委員会に付託されました案件の審査内容と結果についての報告を終わります。 16: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  以上で委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対して一括して質疑に入ります。  質疑のある方は挙手を願います。                 (進行の声あり) 17: ◯議長(三浦桂司議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。  初めに、議案第48号については討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、ごとう 学議員。 18: ◯6番(ごとう 学議員) それでは、議案第48号 豊明市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の特例を定める条例の制定について、市民派の会を代表し、賛成の立場で討論をいたします。  この条例は、市長が豊明市政の最高責任者としての自覚のもとに、みずから身を切る行為として提案されたものでありますので、異論を差し挟むものではありませんが、感想として、二、三述べておきたいと思います。  まず、給与の5%減額についてですが、職員の地域手当5%カットとバランスをとったとの説明を受けました。厳しい財政状況の中、職員に我慢を強いていることに責任を感じての措置と理解し、敬意を表したいと思います。  ただ、この職員とは正職員だけで、正職員の1.5倍を超える664人もの臨時職員には、地域手当どころか、昇級、ボーナス、退職金なし、夏休みさえなしの劣悪な労働条件を強いていることへの自覚が欠落していることを残念に思います。臨時職員も市長の部下であり、責任を感じるべき対象ではないでしょうか。  2点目は、前期の減額は10%だったのに、今期は説明もなく5%に縮小されていることです。豊明市の財政状況は改善されたのでしょうか。市長の目玉政策の工場誘致や宅地開発が税収増という形になるのは、うまくいったとして10年後、それまでの巨額の市費持ち出し分が回収されて黒字に転じるのはいつのことか、何のビジョンも示されず、心もとない限りです。  また、アセットマネジメントでは、今後40年間で1,248億円が必要となり、縮減方策を考えないと将来世代の負担が増し、必要な公共サービス維持も困難になると発表されました。それから4年を経過しようとしていますが、いまだに公共施設再配置計画さえできておりません。豊明市の財政の将来は厳しいといいながら、その危機感があるのか疑問に思ってしまいます。  3点目は、給与の減額は退職金には全く反映されないことをどう見ておられるのかということです。市長の退職金は飛び抜けて高く、1期4年だけで約1,850万円で、一般職員の退職金は、昨年4月、3.3%引き下げられましたが、市長は据え置きのままです。かねてから高過ぎるとの批判があり、前市長はこの点も考慮して市長給与のほうを大幅減額してバランスをとられましたが、現在は全く考慮されていません。  一般職員の退職金は、40年近くも営々と働いて二千数百万円程度、それでも多いほうで、民間企業では一千数百万円にすぎないと言われております。市長は、自分は給料よりはるかに多くの仕事をしていると豪語しておられますが、大抵の勤労者はサービス残業、非正規雇用などで給料よりはるかに多くの仕事をし、その上、実質賃金の目減りに苦しんでいるのが世間の実態です。その市民に対し、これまで学童保育や国保税、給食費、下水道料金と次々に値上げをし、今後のさらなる市民負担増も公言してはばからない市長は、市職員だけでなく、市民全体の代表者としてみずからの処遇に人一倍の厳しさが必要ではないでしょうか。こうしてみると、この程度の給料減額の条例案は、失礼ながらいわゆるポーズ、アリバイづくりと言われても仕方がないと感じてしまいます。  以上、やや辛口になりましたが、私の感想を申し上げて討論といたします。 19: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、郷右近 修議員。 20: ◯11番(郷右近 修議員) 議案48号、豊明市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の特例を定める条例の制定について、賛成の討論をします。  この条例案の趣旨としては、特別職の市長、副市長、そして、教育長の給与を100分の95、5%引き下げる、期限つきで引き下げることが提起されています。  豊明市での財政の中で人件費の負担により財政が圧迫されているという実態はわかりますが、同時に政府が行っている公務員給与制度を総合的見直しということで、地方と都市部の地域間に手当に関する格差が持ち込まれてきています。その中で、公務員の賃金を基準とした給与の算定を行っている事業所なども多いことから、官民を通じて地域間格差が拡大することになりかねないという意見もあります。
     地域経済全体への影響も大きいということが考えられますから、本来であれば、公務員の賃金の引き上げをむしろ実現しながら、特別職も低額の賃金が受け取れるように今後努力をしていっていただきたいということを申し添えて、賛成の討論といたします。 21: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第48号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 22: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第49号については討論の通告がありませんので、直ちに採決を行います。  議案第49号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 23: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第50号については討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  郷右近 修議員。 24: ◯11番(郷右近 修議員) それでは、議案50号、豊明市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、賛成の討論をいたします。  この改正は、たび重なる自然災害とその被害に関して実態に即した対応をとろうと、災害被災者への援護の手だてをより前進させるという目的の条例改正だと考えています。  一方で、幾つかの災害と、そして、それに対する援助の実態などを見てみますと、阪神大震災が起きたときへの災害弔慰金などでは、貸し付けなどでは低所得の方々へ返済の免除規定が盛り込まれていたり、また、実際にそういった対応が行われているようです。  豊明市では、実例として2000年の東海豪雨のときにこの実績が2件あるというふうに伺っています。その実績においては、返済が滞るといったようなお話はないようでしたが、今後想定される大きな災害のときに、もしかするとこういった過去の大災害の事例のような低所得の方を中心とした返済困難事例なども考えられることから、より負担の少ない、活用がしやすい支援策に進めていっていただきたいということを申し添えて、賛成といたします。 25: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第50号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 26: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第51号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、中村めぐみ議員。 27: ◯4番(中村めぐみ議員) 議案第51号 豊明市介護保険条例の一部改正について、市民派の会を代表して、賛成の立場で討論いたします。  令和元年10月1日から消費税増税が見込まれておりますが、現在の日本経済の状況下で増税を実施すれば、消費者の購買欲が減る、中小企業の負担が大きくなるなど、景気がさらに落ち込み、逆に税収が減り、財政赤字が増加してしまいます。また、軽減税率がわかりにくく、混乱が生じるなど、多くのデメリットが心配されます。  消費税は貧富を問わず消費に対して一律に課され、所得の低い人ほどその影響を大きく受けるため、所得再配分に反します。  少子高齢化に必要な福祉財源は、消費税ではなく、大企業や富裕層への優遇を改め、公平な課税を実現すること、ふえ続ける防衛費を抑制することで生み出すべきと考え、消費税そのものに反対です。  本案は低所得者に対して軽減措置を行うための改正であり、その財源は消費税が充てられますが、そもそも必要な措置と考え賛成といたしました。  ですが、その内容については十分とは言えません。第1号被保険者の第1段階から第3段階の世帯全員が非課税の方のみが対象になっています。第4段階や第5段階の本人は非課税であっても、世帯に課税の方がいれば軽減されません。また、第2号被保険者の40歳から64歳の方で、特定疾病16種類に認定された方についても特に措置は行われておりません。低所得者の介護保険料軽減の点から不十分です。もっと手厚い支援が必要であることを申し上げ、討論といたします。 28: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、郷右近 修議員。 29: ◯11番(郷右近 修議員) 議案51号、豊明市介護保険条例の一部改正について、賛成の討論をしますが、意見も述べさせていただきたいと思います。  この条例改正について、所得の段階が低い、つまり低所得で生活が困難な方の側から3段階が負担軽減が図られること自身は、介護保険料が大変負担が重くなる中で前向きな変化だというふうに思っています。  ただ、その根拠となるのが消費税の増税による税負担の増大が根拠になっているところは問題だと考えています。  消費税自身は低所得の人ほどその負担が実質重くなるという累進課税と真逆の効果がある間接税です。もちろんそれを考えると、低所得の方に負担軽減をするという考え方と合致するように思う部分はありますが、同時に消費税そのものの増税は、所得階層にかかわらず、負担が一律に引き上がるものです。全体の引き下げがされていないということと、また、制度の開始直後の時期から比べると、その月額の負担量はもう2倍以上にまで高くなっている中で、そもそもの国全体の福祉予算をしっかりと増額し、全体の引き下げというものを本来であればするべきではないかとも思います。  今回提起されている条例改正の部分としては見れば賛成なので、賛成といたします。 30: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第51号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 31: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は委員長報告のとおり可決されました。  ここで、会議の途中ですが、10分間休憩といたします。                午前10時57分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時7分再開 32: ◯議長(三浦桂司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  議案第52号について討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、郷右近 修議員。 33: ◯11番(郷右近 修議員) 議案52号、豊明市農村集落家庭排水施設条例の一部改正について、反対の討論をいたします。  この条例改定ですけれども、この秋からの消費税の増税のタイミングに合わせ、従来の税率108、要するに8%ですね、この税率を変えるタイミングで、条文そのものを国の法律からの引用という形に直すという趣旨と確認をさせていただいております。  この改定がされますと、さらにお話を聞いたところでは、これからは1回1回の消費税の税率の改定ごとに具体的な数字の変更を伴うため、独立した議案として出されていたこれまでとは違い、自動的に国の法律が差しかわると、豊明市の条例も同時に差しかわるということで、こうして議場で審議され、住民の皆さんからの意見なども反映されるというその機会がなくなってしまうというふうになります。  消費税そのものは、長引く景気低迷や市民の皆さんの暮らしが大変になる中で、その負担のあり方についても、こういった議案を通じてその意見が反映されなければいけないと考えています。  また、もちろんこうした場合は税率が下がるときにも同時に自動的に下がるということにもなるわけですが、それであっても、先ほどお話ししたように、住民の皆さんの意見が反映される機会が保たれるべきではないかと考えます。  また、もう一つ、今回の増税に伴って料金が改定されるという部分では、自治体によっては直接このタイミングで8%から10%へのいわゆる転嫁をしないと決めている自治体もあります。お隣の東郷では、利用者負担全体のあり方、市のサービスの利用者負担のあり方を丸ごと再検討するタイミングが別のタイミングで設けられていることから、今年度中の転嫁をしないというふうに考えておるそうですし、また、古い話ですけれども、3%から5%へ税率が変更されるときに、横浜などでもバスの料金などへ直接同じタイミングで転嫁をせずに、増税後の景気動向と、そして、その中での住民の負担感などを様子を見てから検討するということもされていました。  こういうことも含めて、この条文の改定には反対の考えです。 34: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、林 ゆきひろ議員。 35: ◯5番(林 ゆきひろ議員) それでは、議案第52号、豊明市農村集落排水施設条例の一部改正について、会派を代表しまして、賛成の立場で討論いたします。  私は、本議案には賛成ですが、消費税の増税には反対の立場です。  5月に朝日新聞社が行った世論調査では、増税によって景気に悪い影響が出るという不安を感じていらっしゃる方は、その調査の回答者のうち、75%もいらっしゃいました。また、増税に賛成は39%に対して反対は54%と、反対が上回っております。こうした国民の意見を無視し、応能負担に基づく予算配分の見直しや、身を切ることもないままに増税に踏み切るということには反対ではあります。  しかし、その問題とは別に、今後増税したとしても、増税が中止や延期、さらには引き下げとなったとしても、消費税が変更されるたびに条例改正をする必要がないよう、手続の簡略化を考えた条例変更には一定の意味があるというふうに考えまして、本条例改正には賛成いたします。  以上で賛成討論といたします。 36: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、堀内ちほ議員。 37: ◯2番(堀内ちほ議員) 議案第52号 豊明市農村集落家庭排水施設条例の一部改正について、会派清和を代表して、賛成の立場で討論いたします。  令和元年10月から消費税が増税される予定です。下水道料金というのは2カ月に1度の水道料金と連動し検針日を基準として計算するもので、経過措置として8%での税率が適用されます。  農村集落家庭排水の10月、11月の検針は、逆算して基本的には従前の8%が適用されるとの説明でした。1日違いで3カ月にまたがるケースについても、市民の方々に不利益が生じないよう対策された条例改正と考え、賛成といたします。 38: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第52号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 39: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成多数であります。よって、議案第52号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第53号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、郷右近 修議員。 40: ◯11番(郷右近 修議員) 議案53号、豊明市下水道条例の一部改正について、反対の討論をいたします。  この条例についても先ほどの52号の議案と同様の趣旨、考えであります。それによって反対と考えます。  以上です。 41: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、林 ゆきひろ議員。 42: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第53号 豊明市下水道条例の一部改正について、会派を代表しまして、賛成の立場で討論いたします。  理由につきましては、議案第52号と全く同じ理由です。  以上です。 43: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、堀内ちほ議員。 44: ◯2番(堀内ちほ議員) 議案第53号 豊明市下水道条例の一部改正について、会派清和を代表して、賛成の立場で討論いたします。  先ほど議案第52号、豊明市農村集落家庭排水施設条例一部改正で討論した同様の理由で賛成といたします。 45: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第53号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 46: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成多数であります。よって、議案第53号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第54号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、林 ゆきひろ議員。 47: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第54号 豊明市有料駐車場条例の一部改正について、会派を代表しまして、反対の立場で討論いたします。  まず、私は、増税ということだけを前提にした条例改正には反対でありますが、そもそも今回の議案の条例改正には大きな問題点が2つあるというふうに感じております。  1つは、駐車料金の本体価格が不明瞭であり、その設定の根拠も曖昧である上に、消費税が変わるたびに本体価格の値下げが発生してしまっているということです。値下げであれば、利用者の負担は軽減されていいのではないかという方もいらっしゃるかもしれませんが、それを補うのは市民が支払っている税金です。つまり、駐車場を利用していない市民の方にも負担をしていただくという意味になり、受益者負担の観点からも不公平が生まれます。  さらには、議案第52号、53号とは違い、金額のみ変更するということは、消費税の改正のたびに条例改正をする必要が出てきてしまい、非常に非効率です。まずはしっかり本体価格を明確にすべきであり、消費税の改正のたびに変更せずともよいような手続の簡略化を考えるべきです。  そして、2つ目の問題は、消費税増税を理由にした改正でありながら、公共施設の料金を引き上げるのがこの有料駐車場のみであり、他の施設、文化会館やテニスコートなどの利用料金については何も変更がされていないということです。この文化会館やテニスコートなどは現在指定管理制度となっているため消費税の納税義務が発生し、増税の影響を受けます。しかし、使用料の引き上げが行われていないので、このままでは増税の2%分を指定管理者に負担を強いるか、もしくは市が指定管理料に上乗せするかしかありません。もし後者となれば、施設を利用していない市民の税金を充てることになり、こちらも受益者負担の点から不公平が生まれます。使用料の改正は事前に周知の必要があるため、9月議会ではとても間に合いません。公共施設としてこの有料駐車場だけ変更するということは公平性に欠けます。  こうした2つの大きな問題点があるため、改めて他の施設と合わせて利用料金と条例の記載方法を再検討することを要望しまして、本議案は反対いたします。  以上で討論を終わります。 48: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、服部龍一議員。 49: ◯1番(服部龍一議員) 議案第54号 豊明市有料駐車場条例の一部改正について、会派を代表いたしまして、賛成の立場で討論いたします。  この件に関しましては、このたびの消費税増税に伴うものであり、本体価格と消費税分が明確化されます。また、現状の価格の本体価格分を100円未満切り捨てとしており、整数になり、市民、利用者にとってわかりやすく、利用しやすくなる改正であると考えます。よって、本議案に対して賛成いたします。  以上です。
    50: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、郷右近 修議員。 51: ◯11番(郷右近 修議員) 議案第54号 豊明市有料駐車場条例の一部改正について、反対の討論をいたします。  これも先ほどお話をさせていただきました52号、53号と同様の考えを持っていますが、その2件とは違って、必ずしもほぼ全ての住民にとって暮らしに必要不可欠という中身とまでは言えない事業とは思っております。そのことも含めて一般会計からは切り離された運用もされているとは思うのですが、ただ、これも今回の料金改定そのものが消費税の増税を見込んだものということで、必ずしもこのタイミングでなく、長引く不況や住民の負担がさまざまふえる中でその動向などを注視し、また、その負担感などを市民から酌み取った上で検討をし、また、その負担の引き上げを踏みとどまることも必要なのではないかとも思うため、反対とさせていただきます。 52: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第54号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 53: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成多数であります。よって、議案第54号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第55号についても討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  初めに、清水義昭議員。 54: ◯10番(清水義昭議員) 議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場で討論いたします。  反対する箇所は大きく2点ですので、以下、その理由を申し述べます。  初めに、老人福祉費、老人福祉センター運営事業ですが、その中の機器借上料27万6,000円は、老人福祉センターのエアコン取りかえ工事中に使用する扇風機のリース代とのことでした。エアコンが使用できない間、扇風機を使用しなければならないということは理解できますが、その調達にリースという方法を選択したとのこと、審査において、リースを選択した理由は、エアコン取りかえ工事が終わったら必要がなくなること、そして、詳しく調査をしてはいないが、リースと購入とで金額は余り変わらないのではないかとのことでした。  仮に購入する場合、大型扇風機5台と家庭用扇風機15台であれば、実売価格を見てみると、今回計上された27万円もかからないはずです。また、このような備品を調達する場合、リースと購入とで金額の比較をするべきと考えます。さらには、購入して使用し、必要がなくなった際には、それを必要としている他の施設や部署、例えば学校のクラブハウスや音楽室、体育館などへ移管したり、ほかにも各地域の自主防災会や行政区などに譲渡して御活用いただいたりなどの方法がとれますし、過去にもそのようにしたことがあるはずで、今回はそのような検討もされておらず、少々急ぎ過ぎたということが、金額こそ大きくありませんが、反対とした理由の1点目です。  2点目は、企画費企画事務事業で、具体的には唐竹小学校跡を利用するための費用です。  本会議にて、唐竹小学校跡地を売却した場合の売却益、また、跡地を活用した場合に係る維持費、さらに跡地に移管される団体等が現在使用している施設をどうするのかの3点について質疑をさせていただきましたが、全て試算及び検討はしていないとのことでした。  唐竹小学校跡施設活用基本方針において、跡施設には児童発達支援センターや子育て支援センターが入るとされています。これらのセンターについては、多胎家庭を初めとした児童虐待が社会問題となっていることなどを考えれば必要であると言えます。  昨年1月に山口県下関市の支援センターふくふくこども館を視察させていただきましたが、そのとき感じたことは、その目的に合った専門の施設がよいということです。これらのセンターに限らず、必要な施設はその目的に合った構造の施設を必要となったときに新たに用意したほうが管理者や利用者にとっては利便性が高まり、福祉の向上に寄与できると考えられるため、少なくともその検討はされるべきです。  これまでに審議した議案や跡施設の方針内容を考慮すると、跡施設を活用するための改修費用は億を超えると想像できますし、学校には学校としての設備がありますので、例えばプールのために大口径の水道管があり、基本料金が高いなど、活用時には必要以上に維持費がかかることとなります。  唐竹小学校の敷地は路線価を0.7で割って算出すると、売却実勢価格は約20億円を超えることとなり、国などからの補助金を合わせれば、新たな施設建設等の費用も十分過ぎるほどに捻出できますし、運用時に必要以上の維持費もかかりません。  本議案を上程するには事前にこのようなことを検討した上で基本方針を策定し、市民に対し十分な説明ができるよう整えておくべきと考えます。  以上、申し述べました2点については、市民福祉の向上に可能な限り寄与するための検討をもう少々しなければならないと判断いたしましたので、本議案、議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)については反対といたします。 55: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、近藤千鶴議員。 56: ◯13番(近藤千鶴議員) 議長の御指名をいただきましたので、議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)について、公明党を代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回の補正予算は、国の制度変更によるもの、市の単独事業によるもの、各施設において緊急性を必要とするものなどです。  総務費、企画事務事業工事設計等委託料は、唐竹小学校跡地施設整備基本設計委託料です。跡施設に移管予定の団体と連携をしていく考えをしていくとのことでした。関係団体との連携を密にされ、利用される市民の皆さんが利用しやすく、喜んでいただける施設になるような設計をお願いいたします。  民生費、福祉推進事業骨髄移植ドナー助成金については、ドナー協力者及び事業者への補助事業であります。ドナー助成金については、我が党から予算要望をさせていただいておりました。  日本では骨髄バンク事業は1992年から開始されています。骨髄移植や末梢血管細胞移植を必要とする患者さんは毎年少なくても2,000人程度おられるそうです。この助成金は1人でも多くのドナー登録につながり、ドナーを待つ患者さんの希望になると考えます。助成金導入の周知を幅広く行っていただけるようお願いいたします。  商工費プレミアム付商品券運営業務委託料についてです。市内の消費喚起と地域経済の活性化を図るため、子育て支援世帯、ゼロ歳児から2歳児及び住民税非課税者を対象に発行するものです。対象者の方には漏れなく伝えていただき、商品券協力店は現在募集中ではありますが、商品券を使う方の選択肢が広がるよう、市内の商店の方が協力店に参加していただけるような募集をお願いいたします。  教育費、各小学校営繕工事費についてです。各学校より要望が多くあるが、緊急性の高いものから工事をしていくとのことでした。限られた財源の中での選択は大変とは思いますが、今後も要望の中から安心・安全な学校生活を送るために必要なものは何かを第一に考え、進めていただけるようお願いいたします。  債務負担行為、市営駐車場再整備調査事業についてです。令和元年度より2年度にかけて市内10カ所の駐輪場の再整備をどのようにしていくか調査を委託するものです。現在駐輪場の整備を要望する声は多くあります。公共施設に得意なコンサルタントに委託するとのことでしたので、利用する方の安全、利便性のよさ、また、駐車場付近になられる住民の方への配慮も考えていただくよう伝えていただき、駐車場の再整備ができることを希望します。  その他の事業も市民の安心・安全を守るために必要なものと理解いたします。厳しい財政状況ではありますが、予算執行には十分留意されることをお願いして、賛成討論といたします。 57: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、ふじえ真理子議員。 58: ◯19番(ふじえ真理子議員) 議案第55号 令和元年度一般会計補正予算(第3号)についてですが、補正予算ということで分野が多岐にわたり、一括で1つの議案としているため、意欲的に新たに取り組まれるものなど賛成する部分ももちろんありますが、今回については賛成しかねる点が幾つかありましたので、反対せざるを得ないという判断に至り、反対の立場で討論をいたします。  まず初めに、賛成できる点です。  骨髄移植ドナー助成金21万円について、現在愛知県内での骨髄バンクドナー登録者は約2万1,000人を超え、うち本市では190名ほどの方が登録しているとのことです。調べますと、移植を希望する方の約95%にドナーの候補者が見つかっても、ドナー候補者の仕事などの都合で実際に移植が行われる方は60%未満にとどまっているのが現状だそうです。ドナーの負担を減らし、かつ勤務先の事業所に対しても、県と市合わせ1日2万円、最大7日間の補助が出ることは、骨髄提供しやすい環境づくりにつながると思います。  高卒の資格取得に1人上限15万円の補助です。高校で十分な学習に取り組めなかった人、事情があって長期間にわたり学校を離れていた人、言葉や文化の違いから十分な学習に取り組めなかった人など、最終学歴が中学卒業や高校を中退した方たちの学び直しを求める人への支援する制度という趣旨と、さらに国の制度にプラスして市独自に対象枠を広げる点についても賛同いたします。  1つだけ、こうした制度を本当に必要としている人に必要な情報を届ける手だてを一層工夫していただけるようお願いいたします。  続いて、賛成しかねる理由です。  前期、前の期に桜ヶ丘沓掛線道路工事において繰り返し追加工事がなされていたときに、ある方から連絡があり、初対面でこんなお話をされました。いいかね、ふじえさん、例えばここに定価150円のボールペンがあるとする。それを業者が120円で売ろうとしたとき、他市町では交渉の結果110円になるのだが、豊明の場合は140円でも購入してもらえるんだと、当時真顔で問題提起をされました。市民から見ても、予算立ての際、積算が高いという指摘があり、そうした視点で見ていったときに、市民の大切な税金を無駄なく有効的に使うという点が全体的に弱くなっているとするならば、きちんと指摘をしておかなければならないと思うため、以下4つの点について述べさせていただきます。  1点目、市営駐輪場再整備調査事業に1,664万3,000円、これは2年間の債務負担行為です。市内3駅に合計10カ所ある市営駐輪場の再整備を行うに当たり、PFI方式、つまり設計から工事、運営を民間資金や民間のノウハウを活用するこのPFI方式の導入が可能かどうかも含めた調査をする費用として、コンサルタント会社に2年で上限1,600万円余でお願いするものです。  私は最初この案件を目にしたとき率直に、調査をするだけで、上限とは言え1,600万円もかかるのとクエスチョンマークがいっぱいつきました。それだけのお金があったら、規模にもよりますが、2階建て駐輪場がひょっとしたらできてしまうのではと思ったわけです。  私は、市役所の内部で整備の方法や整備後の運営、これは従来の市の直営なのか、また、民間が運営していくのかなどを、もし専門的な助言が必要ならば、精通した方、OBなど期間を区切って雇うなどして、職員の皆さんが1年かけて調査検討できるのではないか、また、既にPFI方式の駐車場や駐輪場整備の実績、これはうまくいった例も、いかなかった例も全国各地に多数あるわけで、豊明の職員皆さんの能力なら、外注しなくても市としてある程度の方向性の結論は出せるのではないかと思うからです。そうすれば、職員皆さんの力量もさらに高まると思います。そうした後に設計や工事の入札にかければ、この1,600万円は無用になります。なぜそうしないのか、疑問が残ります。  2点目、老人福祉センター空調更新工事中の扇風機リース代27万6,000円です。福祉体育館の中にある老人福祉センターの空調機工事期間中、エアコンが使えない暑さ対策として大きな扇風機を5台、家庭用扇風機を15台の計20台を4カ月間リースをするお金です。仮に購入した場合との比較検討されたかどうかを伺いますと、そもそも備品を持つことは考えにない旨の答弁でした。  私は実際にホームセンターに行き、どのぐらいの値段で購入できるか見てきました。工場で使う大きなものでも六、七千円、家庭用なら四、五千円で買えます。もし買った場合、5台と15台合わせて11万円、リース代の半額以下になります。20台全てを借りるわけではないとのことですが、必要な台数分だけ購入することで、経費の削減だけでなく、買い取り後の利活用、例えば暑い時期に避難所の体育館での使用や市役所など公共施設でも一定の室温に上がらないと冷房が入りませんが、例えば会議室や市民が集まる場所で暑いときに使用することで暑さが和らげたり、もしどこか公共施設、学校でもエアコンが故障したときにも迅速に扇風機で対処ができたりします。保管場所がないというのであれば、例えば農村環境改善センターのあいている部屋などはどうかなどなど、探せばあるのではないでしょうか。  そういったさまざまな知恵を総動員し検討された上で、いや、やっぱりリースのほうが市民にとっていいんだよという結論が出たのならば、まだいいのですが、そうしたコスト面と利活用策の面での検討がなされていないことにも疑問を持ちます。  3点目、豊明中学校クラブハウス建てかえ工事設計委託の472万円です。昭和56年築造ということで、私も中学時代に実際に部活で使用したクラブハウスです。老朽化による建てかえ工事、これの設計委託に472万円、面積は平家124平方メートル、10部屋で、今とつくりは変わらないとのことです。124平米、約37坪の家を建てる場合、設計監理含めて470万もかかりません。  委員会を傍聴し、3者から見積もりをとった、専門的知識が必要であるから専門に任せたほうがいいからという答弁がありました。その3者がどこなのか私は知りませんが、個人経営の設計事務所でも、この規模や用途からいっても可能な範囲であると思うのですが、恐らくわかりませんが、大手の設計事務所に見積もりを出すとこういう単価が出てくるのではないかと想像してしまいます。一級建築士の資格を持った方であれば、既に十分専門的な知識を持っています。文化会館など大規模な、また、特殊な建物でもない、従来と同じ形のクラブハウスの建てかえであるなら、この補正で上がっている額の半額程度で十分設計が可能ではないかと思ったからです。  最後に4点目、唐竹小跡施設施設整備の基本設計委託1,236万7,000円です。再来年4月の双峰小学校と唐竹小学校が統合して新しくできる二村台小学校の開校に向け着々と準備が進められています。統合後の唐竹小跡施設工事設計委託料です。説明によりますと、今年度基本設計を、来年度に詳細設計を、再来年度に工事というスケジュールになっています。  私はアセットマネジメント、つまり公共施設全体の3割を削減していかないと、豊明のまちはもたないという現実から目をそらしているのではないかと思えてしまうわけです。なぜなら、本会議や委員会の答弁で、仮に施設を解体した場合や売却した場合の試算、また、活用した場合に必要な市が負担する維持費について全く試算をしていないということを明言されているからです。そうした現実にはじき出されていなければいけない数字、そして、今後の3割削減の必要性などの情報をきちんと市民に知らせた上での活用方針であるならともかく、活用ありきでことが進められていることに懸念を抱きます。  市民や団体に対して利用するにはどんな機能が必要かと問えば、解体や売却といった発想が入る余地がありません。こうしたやり方では、市を経営していくという視点から疑問が生じます。  もしこの案件についてこの補正予算を可決させるのであれば、決めたのは議会ということになります。説明責任の主体は市長から議会に移るということを私たち議員一人一人が肝に銘じて、本日の採決に臨まなければなりません。  冒頭にも申し上げたように、この補正予算には新しい取り組みなど共感、評価できるものもあり、全否定するものではありませんが、一方で、これまで述べてきたように税金の使い方とアセットマネジメントの認識にクエスチョンマークが幾つもつきますので、今回は反対をせざるを得ません。市民の大切な税金をきちんと有効的に使ってほしいことを切に願い、私の討論を終わります。 59: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、近藤善人議員。 60: ◯20番(近藤善人議員) 議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)に、未来クラブを代表して、賛成の立場で幾つか討論いたします。  福祉推進事業骨髄ドナー助成金21万円、白血病、再生不良性貧血などの血液難病は、以前は有効な治療法がなく、治りにくい病気でした。しかし、現在は骨髄移植や末梢血管細胞移植という治療法で健康を取り戻すことが可能となり、回復された方も多くいらっしゃいます。  しかし、これらの移植を成功させるためには大切な条件があります。それは患者さんと骨髄末梢血管細胞を提供してくださるドナーの白血球の形を一致させることです。この一致する確率は、兄弟姉妹間で4人に1人、その他では数百から数万人に1人とまれなため、白血球の形が合わず、移植を受けられない患者さんが大勢いらっしゃいます。  豊明市のドナー登録者数は約190名、厚生労働省の調査で白血病患者は1万3,789人、移植を必要とする患者は毎年2,000人います。2017年に実際の移植を受けたのは57.4%と、ドナー不足が続いています。1人でも多くのドナー登録者がふえるように周知していただきたいと思います。  生活保護事業、高校卒業程度認定試験合格者支援事業補助金60万円は、何らかの理由で高校に行けなかった親やその子どもに対し、合格のための講座に係る費用の一部を補助します。  現在日本では約6人に1人の子どもが総体的貧困状況にあると言われています。子どもの貧困を放置することは、国全体で所得減少、税社会保障収入の減少、社会保障給付の増加といった社会的損失を招くとともに、社会の停滞や人的資源の不足など社会と企業の持続的成長に支障を来します。貧困の連鎖を断ちきるためにも有効な事業と評価いたします。  プレミアム商品券事業3億2,500万円は、10月からの消費税引き上げに伴う低所得者、ゼロ、2歳児の子育て世代に対する消費に与える影響の緩和、地域における消費を喚起、下支えを目的とした、国が全額補助する事業です。また、地域振興に貢献する商店等において共通して使用できるプレミアム商品券を発行することにより、地元消費の拡大、地域活性化も期待できます。対象者が約1万3,000人ということですので、多くの事業者に参加していただき、全ての購入対象者への周知徹底を図っていただきたいと思います。  児童福祉費保育事業1億1,200万円、国による幼児教育・保育の無償化に関係する予算であります。この無償化の原資は消費税の引き上げ分の一部から交付され、市の新たな負担は発生しないとのことであります。また、給食費の主食費及び副食費は現行どおり保護者負担ですが、副食費の免除ランクが拡大されるため、保護者の年収によっては負担減の保護者が増加します。また、この無償化によって待機児童の増加が指摘されていますが、待機児童は基本的にはゼロ歳児から2歳児であり、無償化の対象はゼロ歳児から2歳児は住民税非課税世帯だけであることから、無償化の影響は余り受けないものと認識しています。  母子保健活動事業消耗品費173万2,000円、日本にはおよそ2,500万ヘクタールの森林があり、約67%とされる森林率は世界第3位とも言われています。さらに、木を扱う職人さんの技術も高く、世界に誇るべきものです。ところが、木製のおもちゃの自給率はわずか5%未満、おもちゃでは木の消費量からしても大した影響力はないかもしれませんが、しかし、ウッドスタートをきっかけにして木を真ん中に置いた子育ち環境を整備し、子どもを初めとする全ての人たちが木のぬくもりを感じながら楽しく豊かに暮らしを送ることができるようになればと思います。  最後に、市営駐輪場再整備調査事業の令和元年から2年までの債務負担行為の1,664万3,000円について、この予算は飽和状態にある市営駐輪場の再整備に向け民間活力を利用するPFI方式が導入できるかどうかの調査委託予算であります。特に前後駅の有料駐輪場のあきを待っている人は100人を超え、1週間にあく台数はほんの数台、有料駐輪場が満員でなかなか利用できないとの市民の声を踏まえれば、駐輪場の整備拡充は早期に解決しなければならない大きな課題と認識することから、本予算化については評価いたします。  以上で賛成討論を終わります。 61: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、ごとう 学議員。 62: ◯6番(ごとう 学議員) それでは、議案第55号 豊明市一般会計補正予算(第3号)に、市民派の会を代表して、反対の立場で討論をいたします。  この補正予算には数々の問題点がありますので、順次指摘していきます。  まず、6ページ、第2表債務負担行為の市営駐輪場再整備調査事業、限度額1,664万3,000円ですが、豊明市には駐輪施設建設の実績、長年にわたる駐輪場経営の経験があり、さらに建築関係の技術職員もいます。駐輪場の再整備程度の業務は、職員が協力し、その能力を発揮すれば自前で十分できるのではないでしょうか。改善案は考えたが、資料も残っていないという答弁でしたが、これはどういうことでしょうか。  また、PFI方式との比較調査を行い、市の案がまさればPFI方式はとらないとのことですが、ならば、PFI採用を前提とした調査費がなぜ限度額に含まれているのでしょうか。しかも、それらの調査費だけで1,664万3,000円もの予算が必要になるとは、PFIの全体事業費見積額4,700万円と比べても異常な大きさです。職員で十分経済的にできるはずの業務を、満足な調査検討もせず、安直に、しかも高額な予算を使って外部に丸投げすることは市民の理解も得られないし、私たちも説明ができません。  次に、18ページ、企画事務事業の1,260万5,000円です。この事業は、唐竹、双峰小の統合と唐竹小跡施設の活用が前提となった施設改修のワークショップや基本設計ですが、公共施設再配置計画、いわゆるアセットマネジメントに全く位置づけられていないことが答弁で明らかになりました。  人口減少時代に向けて学校を中心に30%の公共施設を削減していくはずだったのに、学校1つ減らして、その他いろいろな施設を集約しても、全体で公共施設が何%減るのか検討もしていない。また、基本設計に1,236万7,000円もかけて改修費用におよそ幾らかかるのかが全くわからないとの無責任な答弁でした。改修によって多世代交流拠点、学びの拠点など、新しい施設の整備も計画されており、アセットマネジメントの基本理念である縮充、縮小して充実とは真逆の方向に進んでいるのではないでしょうか。平成28年度に策定するはずだった公共施設再配置計画がいまだに完成せず、行き当たりばったりの縮充ならぬ拡充が行われようとしていることは容認できません。  そのほか、18ページ、老人福祉センター運営事業の機器借上料27万6,000円は、4カ月間の扇風機リース代とのことですが、購入代と同等であるならば、購入して4カ月間使用し、その後、ほかの施設や小中学校の特別教室、体育館、災害時の避難所等で有効利用すべきで、後に何も残らないリース料にするのはもったいないと言わざるを得ません。  また、26ページ、中学校施設維持管理事業の豊明中学校クラブハウスの建てかえに係る設計委託料472万円は、124平米、10部屋の小規模で単純な構造の施設の設計なのに専門性が必要とのことでしたが、どこに専門性が必要なのかわかりません。市の職員ではできず、外部委託が必要との説明でしたが、この程度の設計は技師職の職員なら自前でできるようにしておくべきであるし、委託するとしても、設計費だけで472万円は高過ぎると言わざるを得ません。  以上、4点にわたって不適切な予算計上があることを指摘しましたが、議案第55号は欠陥が多過ぎるので、精査修正の上、再度出し直すよう求めます。  なお、市民の血税を使う予算案がこのようにずさんに編成されていることに対し、市長、関係幹部、管理職にもっと真剣に業務に当たっていただくよう求めて討論といたします。 63: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、郷右近 修議員。 64: ◯11番(郷右近 修議員) 議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の討論をしますが、幾つか意見も言わせていただきたいと思います。  まず、債務負担行為の市営駐輪場再整備調査事業です。昨年の一般質問で駅周辺の駐輪場の状況について過密であり、大変使いにくい、また、利用を希望する住民の皆さんの数に対してその収容台数が追いついていないのではないかという点でお話をさせていただいたことがありました。  そのときには、それに加えて実態を改めてつかむためにアンケートなどを行ってはどうかという提案もしたんですけれど、その年の秋にそれが行われ、その結果、現状使っている住民の方からの屋根の要望だとか防犯の要望などがわかり、今回の債務負担行為の事業にまで発展してきたこと自身は大変前向きな事業の進展であるというふうに考えています。  ぜひとも、現状、駅改札口に対してほど近いところへの駐輪場の再整備、そして、雨などが当たらない、適切な管理がされる駐輪場を整備していただきたいと思いますが、期間が2年間ということで少々長いかなというふうには感じます。既に長年にわたってこういった状況が続いており、また、不満に思う住民の方からの意見もお聞きしていますので、早急にこの事業を進めていただきたいと思います。  それと、この事業では民間企業の参入及びその資金活用も含めた検討及び調査ということが含まれているとお聞きしましたけれども、我が党は公共施設や公共事業について、なるべく市が直接行うべきという考えで、皆さんにお話もさせてきておりました。こういった点からは、市の独自の事業として、また、資金の活用においても十分市の事業としてできるのではないかと考えますので、その点については十分慎重に検討をいただきたいというふうに思っております。  続きまして、2款1項8目、統合した学校の再活用についてであります。  この事業でその施設、改修後の施設となるであろう発達支援センターについて、委員会でもお話をさせていただきましたが、長年この事業を担っていたどんぐり学園の施設の老朽化などもあり、このタイミングで専門の施設をつくり運用することは大変重要だと思っておるのですけれども、この間の研究なども含めて、どのような療育内容が子どもたちにとって効果があるかということが次々わかってきておるようで、温度の管理であったり、遊びを中心とした療育の効果など、それを実現するための施設の特に内装についての専門的な設計は大分進んできておるのが他の自治体を見に行ってわかりました。  こういった実態に対して、こういった設計工事の検討段階から携わっている市の職員がその検討の輪の中に入って必要な細かな設計まで抽出されるということが行われているそうなので、ぜひとも丁寧にこの点については進めていただきたいと考えています。  さらに、3款2項 児童福祉費の中で、幼保の無償化の事業に伴う電子関係委託料及びその改修等ですけれども、この幼保の無償化そのものはぜひとも進めるべきことであります。人が育っていく過程での基本的な権利を守るという事業に住民の負担をなるべく減らす、もしくは無償化に向かって進んでいくべきと考えます。  ただ、実際に行われる手だてとしては、その子どものいる家庭の条件として、子どものまず年齢で区切られ、また、所得で区切られ、条件が細分化することによって、この負担料、給食費の実費負担のあり方なども含め大変複雑な徴収となることから、こういった電子関係委託、システム改修が行われるというふうに考えています。  本来であれば、こういった細切れをなくして、子ども一人一人の成長を保障するという点でいえば、条件なしで一律に無償化を進めていくのが本来のあり方と思いますし、また、こういった事業についても、消費税の増税がその根拠となっている点については賛成できない部分もございます。こういう点は、よりあるべき保育の無償化、幼保の無償化に向けて進んでいっていただきたいと考えています。  以上、意見も述べさせていただきましたが、この55号、第3号の補正予算全体としては必要なものと考えまして、賛成といたします。 65: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、青木 亮議員。 66: ◯7番(青木 亮議員) 議長の許可をいただきましたので、議案第55号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第3号)について、清風を代表して、賛成の立場で討論をいたします。  まず、小学校統合事業に伴います唐竹小学校跡施設整備基本設計でございますが、唐竹小学校跡施設活用基本方針に従って子育て関係の施設を中心に複合施設として利用するとともに、地域コミュニティーの場や災害時の避難所としても活用できるよう、将来を見通した必要性の高い施設設計をお願いをいたします。  これから夏に向かって気温が高くなってまいります。老朽化した空調設備更新工事でございますが、老人福祉センターにおきましては、利用室の温度を注視し、利用者の健康面に十分配慮して工事を行ってください。  また、中央児童館におきましては、利用する子どもたちのために速やかに工事を完了するようにお願いをいたします。  10月に予定されております消費税増税に伴って、保育事業におきましては、幼児教育無償化に伴う認可外保育施設等への支給、商工業振興補助事業におきましては、3歳半以下の乳幼児がいる世帯と市民税非課税者を対象にプレミアム付商品券が発行されます。また、生活保護事業における高校卒業程度認定試験合格者支援事業補助金は市独自の事業でございますので、この事業も合わせてしっかりPRをしていただきますようお願いします。  学校費におきましては、緊急性の高い各小学校の営繕工事を速やかに進めるとともに、老朽化した豊明中学校のクラブハウスの建てかえ工事設計を行って環境整備に努めてください。  次に、債務負担行為です。市営駐輪場再整備調査事業は、前後駅有料駐輪場の不足や駅周辺の駐輪場及び豊明中京競馬場前駅周辺の駐輪場が飽和状態であることから、その対策については、過去何度か一般質問をいたしました結果、今回3駅周辺の10カ所の市営駐輪場の集約再整備を進めていただくことになりました。この事業を2カ年かけてコストを削減し、質の高い公共サービスが提供できるように、民間活力PFI方式の導入をも検討し、豊明のイメージに合った明るい駐輪場として整備するよう事業を進めてください。  今回の補正予算第3号は、継続事業である小学校統合事業に伴う唐竹小学校跡施設整備、緊急性と空調設備の更新と各小学校の営繕工事、それに、消費税増税に伴います社会保障費への還元分、そして、市民の要望に応えるべき市営駐輪場再整備調査事業としての債務負担行為など、それぞれ必要に応じた予算ですので、賛成といたしますが、事業の財源は特別財源、一般財源にかかわらず市民の税金による予算執行であることを十分認識をしていただいて、よりよい成果品であることを期待しております。  以上です。 67: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、いとうひろし議員。
    68: ◯3番(いとうひろし議員) 議案第55号、豊明市一般会計補正予算(第3号)について、令和元年豊明市一般会計補正予算について、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億4,616万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を205億5,373万円とするこの補正予算に賛成の立場として、会派を代表し、意見を述べさせてもらいます。  最初に、債務負担行為となる市営駐輪場整備調査事業については、地方自治法214条の規定により、期間は令和2年度まで、事業限度額は1,664万3,000円となっております。どの駅も駐輪場の利用台数は年々増加しており、無料駐輪場に関しては、常に満車状態で、シルバー人材センターの方が大変な思いで整頓してくださっています。中でも、前後東第2駐輪場は、通路も通れなくなるほど塞いでしまう日々があり、苦慮されております。  3つのどの駅も本市への玄関口であり、しっかりと専門の業者に調査依頼し、恒久的な事業として駅周辺の整備を行うことは、どの年代もが暮らしやすいまちをつくって、人口増加を目標と掲げる本市にとっては当然の政策であり、大変重要であると考えます。しかしながら、本市にとって最適な調査見積もりとなるよう、業者の選定も含めてしっかりと検討していただきたいと思います。  次に、子ども・子育て支援臨時交付金につきましても、国の政策による幼児教育無償化に伴う経費として市が先行して立てかえる立てかえ払いを行うことは利便性もあり、小さなお子様を持つ家庭にとっては必要であると思います。あわせて、プレミアム商品券に関しましても、対象となる約1万3,000名もの方々に、一時的ではありますが、生活の一部として喜んでもらえる政策であると考えます。  老人福祉センターのエアコン工事に伴う修理完了までの短期間の扇風機借り上げにつきましても、利用高齢者の熱中症予防対策であるという意図が明確であり、納得できる内容であります。強いて言うならば、もう少し涼しいうちに対応できればよかったと、利用者の方々に申しわけなく感じました。さらに、要望といたしましては、物品を購入し、利用後、希望者へ安価での譲渡やリサイクル店への販売をするという案もあるとよいと思いました。  児童館等管理運営事業と小学校施設管理事業費に関しましては、子どもたちが児童館で安全に過ごすための整備工事と各小学校の修繕工事となり、非常階段や手すり、渡り廊下等の老朽化に伴い早急な対応が必要であると考えます。  次に、母子保健活動事業ですが、ウッドスタート事業もよく考えてあると思います。出生届け提出時に市民課の窓口で本市の友好自治体でもある長野県上松産の木材でつくられたスプーン、箸、おもちゃ等の記念品は心温まるすばらしい案で、大変喜ばれることと思います。また、内外にアピールすることによって豊明市のイメージアップにもつながることで、今後長く継続して行っていくとよいと思いました。また、設定数をふやしていただき、届け出された子に3歳未満の兄、姉の分も確保できましたらなお喜びも倍増だと考え、追加で要望したいと思います。  ここで、少々問題点と思われる部分を3点指摘させていただきます。  まず1点目は、唐竹小学校施設の活用に伴う公共再配置計画の工事設計等の委託料が1,236万7,000円となっております。一方で、豊明中学校のクラブハウスは、同じレイアウトの10部屋で124平米の建てかえ工事設計委託料が472万円となっており、設計規模に相当な差があるのにもかかわらず、クラブハウスの設計料の金額に驚愕しております。どちらの委託料に関しましても、さらに現実的なすり合わせは必要かと思いますので、小学校跡施設への市民の皆様からいただく活用方法の提案など織り込みながら交渉を続けていただきたいと思います。  2点目は、冒頭の駐輪場再整備事業ですが、実際の利用台数報告から見て特に不足と感じる駅のほうから優先的に手がけてもらいたいと思います。また、再整備調査の予算ですが、調査のみにもかかわらず大変高額であります。ほかの議員の質問にもありましたが、当局側からのPFI方式等の取り入れプランを提示などあれば、予算額への理解も深められたのではないでしょうか。また、4,700万円計上されている整備予算も、調査内容によっては整備内容を精査した上での減額を要求したいと考えます。  3点目は、移住支援事業についてですが、予算として1名分のみの計上となっており、消極的な印象を持ちましたが、申し込みがあればふやしていけるとの回答を確認いたしましたので、東京都内での当市への移住支援事業の告知にも期待しつつ、愛知県が運営する就業マッチングサイトへの登録もふやしていけるよう、市内の中小企業への働きかけも推進していただきたい。  最後に、本市の歳入は微増でありますが、市税0.8%増、地方交付金や国庫支出金もふえてきており、市長の目指す住みやすいまちへの土台ができつつあります。今後とも、市長を支える皆様方のさまざまな立案に期待いたしまして、議案第55号の一般会計補正予算について、会派を代表して、賛成の立場で討論させていただきます。ありがとうございました。終わります。 69: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第55号に係る各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 70: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成多数であります。よって、議案第55号は各委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第56号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  郷右近 修議員。 71: ◯11番(郷右近 修議員) 議案第56号 令和元年度豊明市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、賛成の討論をします。  この補正予算案は、今回の第51号の議案と関連があるものと捉えています。51号について賛成であったため、こちらについても賛成と考えます。  その中での予算措置といたしまして、その補正予算の財源として一般会計からの財政調整基金が使われているという点についても、住民の皆さんの税金を有効活用していただき、さらに福祉の推進に努めていただきたいとも考えています。  以上です。 72: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第56号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 73: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第57号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  林 ゆきひろ議員。 74: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第57号 財産の買入れについて、会派を代表しまして、賛成の立場で討論いたします。  夏前のこの時期でのエアコンの購入については、比較的金額が高くなるということが予想できますが、今回は予算額よりも大幅に安い金額で購入できたということは非常に高く評価ができます。  ただ、もう少しスケジュールを前倒しで行い、9月末までに購入を完了させ、空き教室を活用するなどして先に保管しておけば、さらに経費は削減できたと思います。今後はそういったさらなる経費削減の努力をお願いしまして、賛成の討論といたします。 75: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第57号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 76: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は委員長報告のとおり可決されました。  続いて、議案第58号についても討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  林 ゆきひろ議員。 77: ◯5番(林 ゆきひろ議員) 議案第58号 令和元年度豊明市一般会計補正予算(第4号)について、会派を代表しまして、賛成の立場で討論いたします。  中学校のエアコンの設置につきましては、小学校のエアコン設置と同様に行っていくべきであるというふうに考えますが、今回の中学校3校で2億7,148万円と非常に高額となっております。  ただ、委員会の中では内訳の詳細までは教えていただくことができなかったため、職員の方々には見積書や請求書の内訳を細かくチェックし、コストを抑えられるところはしっかり抑えていくということをお願いしまして、賛成の討論といたします。  以上です。 78: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  議案第58号に係る委員長の報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 79: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は委員長報告のとおり可決されました。  以上で日程2を終わります。  ここで、会議の途中ですが、昼食のため13時15分まで休憩といたします。                午後零時14分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時15分再開 80: ◯議長(三浦桂司議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き会議を進めます。  日程3、委員長報告・同質疑・討論・採決に入ります。  請願第2号を議題といたします。  議会運営委員会に付託しておりました請願1件について、お手元に配付いたしましたとおり、委員会から報告書が提出されておりますので、その審査結果について、委員長より報告願います。  近藤郁子議会運営委員長、登壇にて報告願います。 81: ◯議会運営委員長(近藤郁子議員) 議長より御指名をいただき、議会運営委員会に付託されました請願の審査内容と結果を報告いたします。  去る令和元年6月20日午後1時より開催されました委員会において、全委員と関係職員出席のもと、請願第2号 傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願を議題とし、審査をいたしました。  初めに、請願者より趣旨説明の申し出があり、趣旨説明の後、紹介議員のごとう 学委員より補足説明の申し出があり、説明席に移動し、補足説明の後、当局に状況等の説明を求めましたが、特に説明はなく、質疑に入りました。  主な答弁は、傍聴者の電子機器の持ち込みの状況は近隣尾三11市ではなく、持ち込み可としているのは東京都杉並区や東村山市などで、議長の許可なく持ち込みをしていることはないようです。でしたが、この答弁に対し、不足部分があったとし、6月26日、2委員より再審査を求める動議が提出されたため、6月27日9時15分より議会運営委員会を開催し、2委員からの提出説明の後、採決の結果、全会一致で本動議を採択するものとし、引き続き再審査に入りました。  請願者の趣旨説明、紹介議員の補足説明については、事情の変更がないため、質疑から進めました。  これよりは、本日の再審査内容を報告いたします。  主な答弁は、県内岩倉市議会で平成26年6月1日より傍聴人が写真撮影、動画撮影を許可制から原則自由とされていたことについて調査不足でした。岩倉市議会の傍聴規則では、傍聴人の写真撮影等はできる規定であり、議長は議事の妨げ、他の傍聴人に影響を及ぼす場合は方法の変更を求め、従わない場合は禁止することができるとされています。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  主な討論は、岩倉市の例は先進的で、これから全国へ広がるものだと思うが、反対の要因は、機器及び情報の取り扱い等に懸念もあり、現時点では不採択。  機器の持ち込みは議員もしているし、録画中継もされている。岩倉市を視察した際、問題がないことや、傍聴者も少しずつふえていると説明もあり、視察の学びを生かすべき。シャッター音や着信音については、ルールづくりをして自覚を持ち、状況によっては議長の判断で行うこととし、採択。  持ち込みについてはいいが、議長の許可なく録画撮影をすることについて納得できない部分もあり、趣旨採択。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  請願第2号 傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願は、採択、趣旨採択ともに賛成少数により不採択すべきものと決しました。  以上で議会運営委員会に付託されました請願についての審査内容と結果についての報告を終わります。 82: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。  以上で委員長報告を終わります。  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑のある方は挙手を願います。                 (進行の声あり) 83: ◯議長(三浦桂司議員) 以上で委員長報告に対する質疑を終結し、討論、採決に入ります。  請願第2号については討論の通告がなされておりますので、順次発言を許可いたしますが、再審査されたことにより、内容の変更及び通告者の討論終了後に挙手による討論の申し込みをお受けいたしますので、よろしくお願いいたします。  初めに、清水義昭議員。 84: ◯10番(清水義昭議員) 請願第2号 傍聴人への議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願の請願について討論をいたします。  まずもって、本請願については、請願の項目が請願の件名だけでは包括的に表現されていないため、結果等の配信方法によっては誤解を招くおそれがある非常に危険なものであることを先に申し上げておきます。  請願項目の1は、一般傍聴者がノートパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどを本会議場を含む会議室に持ち込み、情報の検索やメモをとることとして使用するには危害を加えないよう、また、鳴動音や打鍵音等で迷惑がかからないように御利用いただければ大きな問題はないと考えます。  請願の内容がここまであれば採択と判断するのですが、この請願には請願項目の2がありまして、その内容は、一般傍聴者が傍聴席から写真、ビデオの撮影及び録音を可能にしてほしいとのことです。  細かく切り分けますが、録音することについては、不適切な発言等の訂正はありはしますが、基本的には会議録となって配信されるものでありますので、大きな問題はないと考えます。  写真撮影、ビデオ等の撮影については、考えられる問題、2点ほどあります。  1点目は、撮影、録画の際、必ずといっていいほど鳴動音がすることです。盗撮等防止のため、自主規制によりほぼ全ての端末で鳴動音がするため、会議中ですと気になり、少なからず影響が出ます。  2点目は、会議に臨むには理事者側も議員側もさまざまな書類等を持ち合わせており、例えば理事者側であれば、情報公開開示請求においても開示されないようなものであったり、議員側であれば、政党や団体などからの機密的な文書であったり、取り扱いを注意しなければならない個人情報を含む文書であったりと多種多様です。  写真撮影や録画を許可すると、そのような文書等が本人以外の端末に記録として残ることとなり、拡散されてしまえば大変なことになります。  以上、一般傍聴者が電子機器を議場や会議室に持ち込み、情報の検索やメモをとること、録音することに大きな問題はないと考えますが、写真撮影、録画をすることには、述べましたとおり問題があると考えますので、本請願に対しては、不採択といたします。 85: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、宮本英彦議員。 86: ◯12番(宮本英彦議員) 請願第2号 傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願の請願について、趣旨採択の立場で討論をいたします。  この請願の前文において、豊明市議会は、前期の議会において議会基本条例の全文改正をなし遂げ、議会の機能強化や開かれた議会、さらにはIT化が大きく推進されましたと評価をされております。  しかし、議会基本条例の部会を担当してきた私から見れば、この議会のIT化に関して言えば、ノートパソコンやスマホなどの電子機器の持ち込みが可能になったということだけで、それ以上、大きく推進したと評価するには、私自身は至っておりません。  しかし、議会のIT化は議会コストの削減と議会機能のさらなる強化という視点から見れば、今後の大きな課題の1つと認識をしております。  その上に立って、この請願を精査した場合、1点目は、傍聴者の議場等へのノートパソコンやスマホなどの電子機器の持ち込みを可能にすることの内容であり、議事の妨げにならない範囲でという条件つきの持ち込みであることから、この条件を満たすのであれば、議員の持ち込みも可能としていることから、特に問題ないと判断をしております。  しかし、問題は2点目の議長の許可を必要とせず、傍聴席において写真、ビデオ等の撮影及び録音を可能にするの、その中の特に議長の許可を得ずというところでございます。  1点目の請願は議事の妨げにならない範囲ということで、一定の条件がついておりますけれど、2点目は逆に議長の許可を必要とせずということでありますから、傍聴人は自由に撮影、録音ができる、そういう内容の請願でございます。つまり、使い方によってはスマホで動画を撮影し、コメントをつけてSNSで拡散することが自由にできるというリスクを含んでおります。  前期の議会でも会報による不適切な記事がございました。そのとき私は、会報も議員としての品位を保持しなければならない、言いたい放題、書きたい放題の記事であってはならないと主張しております。議員としての品位の保持が担保できない現在の豊明市議会の現状を踏まえれば、議長の許可を必要とせずの第2項は大きな問題があると判断し、本請願は趣旨採択とします。
     以上です。 87: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、ふじえ真理子議員。 88: ◯19番(ふじえ真理子議員) 請願第2号 傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願の請願について、採択、賛成の立場で討論いたします。  私は、音など議事の妨げにならないことを前提条件とすれば、電子機器、つまりノートパソコンやタブレット端末、スマートフォンなど持ち込んで使用することも傍聴席において自由に写真やビデオ撮影も可能にすればよいと考えます。拒む理由、禁止する理由が見当たらないからです。  少し調べましたら、三重県鳥羽市議会ではインターネット放送が始まったことで写真撮影などを規制する必要性がなくなったとして、現在自由に写真撮影など自由になっています。  県内では岩倉市、議会改革度ランキングで上位にある市議会ですが、ここでも写真撮影や動画撮影は、それまでの許可制から原則自由に切りかえています。特に問題となることは起こっていないとのことです。  また、東京都東村山市は、2014年、議会基本条例施行と同時に、録音、撮影の自由化に踏み切っています。知人の現職議員の方に直接聞いてみますと、シャッター音や操作音が議事の妨げになるようであれば注意するので気をつけてくださいねと開会前に議長や委員長は傍聴席に向かって言うそうで、これまで困ったことは一切ないとおっしゃっております。  冒頭に述べましたように、私は市民が議員と同じように電子機器を傍聴席で使用することは、今の時代、普通にありだと思いますし、既に本会議や委員会の録画の放映もしており、世界中に発信され、写真やビデオ撮影を拒む理由がありません。いきなりが無理であるならば、試行的に始めてみてはいかがでしょうか。  傍聴に関することでいえば、それ以外にも発言する議員の声が傍聴席からは背中側なので聞き取りにくいだとか、当日の一般質問する議員の通告書が資料としてあるといいとか、喉を潤したい、熱中症対策にも持参した水やお茶を傍聴席で口に含むことができないのはおかしいとか、いろんな意見も実際にあります。傍聴一つをとっても、ここにいらっしゃる議員皆さんからもさまざまな意見が出てくると思います。議会側から率先してできることは取り組んでいくんだという姿勢こそ、見える化、三浦議長が御就任のときの御挨拶でもありましたが、この見える化をしていくことも必要だと個人的には思っております。  陳情や請願を出される熱心な市民、そこまではしないけれど、問われれば言いたいことがある市民、全く議会の動きに関心を持たれていない市民がいらっしゃいます。だからこそ、自分たちで定めた議会基本条例を柱に、市民からのお知恵も拝借しながら、議員全員が同じ目的に向かい、その手段として大小の議会改革改善にいそしんでいくことが求められているのではないでしょうか。  開かれた議会とはどういうことか、そのイメージも20人それぞれあると思います。だからこそ、現状のありのままの議会の様子を知ってもらう、興味を持ってもらう方法の1つとしても、この請願には賛成すべきと考えます。市民が主役です。多くの議員、皆さんの御賛同をお願いし、私の賛成討論を終わります。 89: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、鵜飼貞雄議員。 90: ◯9番(鵜飼貞雄議員) 請願第2号 傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願について、会派清和を代表して、反対の立場で討論いたします。  委員会でも私、討論打っておりますので、同義での討論となります。  平成30年の1月に議会運営委員会で岩倉市へ行政視察に行ってまいりました。その際に、岩倉市では傍聴のあり方であるとか電子機器の持ち込みのあり方、そういったものが非常に進んでおりまして、先進事例だということで視察に行ってまいりました。  私もこの動きを見て、いずれこの流れが全国に広まっていくのであろうと、そういった思いを持ちました。  しかしながら、こういった動きに対してやはりまだ懸念材料が幾つか残っておる次第でございます。  まずは、前期のIT作業部会のメンバーであった私ですが、ここでも電子機器の作動音、また、打鍵音、また着信音、こういったものの対策、どうしていったらいいのか、絶えず議題として上がっておりました。  また、もう一つ、今請願にあります撮影の自由化、こちらの撮影等で得た映像などの情報をどのように扱うかといったことがまだ厳格に示されておりません。この取り扱い方一つ間違えると大変なことになるというふうに理解しております。  このような課題に対して、本市議会ではまだその回答、結論の出ていない状況にある中、本請願を採択することは時期尚早だというふうな思いから、不採択の立場でおります。  以上です。 91: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、ごとう 学議員。 92: ◯6番(ごとう 学議員) それでは、請願第2号 傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願に、市民派の会を代表して、採択の立場で討論をいたします。  請願文にもありますように、豊明市議会は前期、日本一の議会を目指して改革を進めてきました。その結果、全国市議会における議会ランキングの目覚ましい上昇を達成したことは、皆さんも御承知のとおりです。  改革事項の1つに、議員の議場への電子機器持ち込み、使用の容認があり、これによりペーパーレス化や必要情報の即時検索が可能になり、大変便利になりました。これと同じことを傍聴者に認めることは、傍聴者により的確に会議の内容を理解していただく上で大きな効果があるばかりか、議員との権衡を考慮しても当然のことであり、何ら問題ないと考えます。  また、請願の2項目めの議長の許可を必要とせずに傍聴席において写真、ビデオ等の撮影及び録音を可能にすることについても、既に審議状況の録画放映が行われている現状に鑑みれば、何ら支障はないと考えます。  これに関し、委員会審査の中では、機器使用時の雑音が審議への集中の妨げになるとの意見がありましたが、一定のルールを定めることで十分克服できるものと思います。審議集中の妨げは、議会出席者の頻繁な不規則発言こそ問題で、当人ら及びこれを制止しない議長の資質を高めることのほうが喫緊の課題であると考えます。  傍聴人の自由な機器使用は既に議会ランキング県内1位の岩倉市議会で行われており、当市議運の視察時に特に問題があるとの説明はなかったと記憶しております。今後ほかの市議会も追随することと思われますので、議会改革に取り組む当市議会としても、公費視察の成果を出すためにも、早急に導入すべきと思います。  なお、委員会審査時に議会事務局長より他市議会に導入事例はないと事実と異なる説明がありました。事務局説明は委員の判断に大きな影響を与える可能性が高いので、議会事務局長には職責の重大性をよくわきまえ、今後十分注意するよう促しておきます。  また、説明直後に請願者から間違いがあるとの指摘を受けても、何ら対応しなかった議会運営委員長の委員会運営についても不適切であったと言わざるを得ませんが、請願者からの申し入れの後、提出された再審査の動議を受け入れ、議会運営委員会を開催して再審査されたことは評価しておきたいと思います。  以上申し述べて、討論といたします。 93: ◯議長(三浦桂司議員) 続いて、郷右近 修議員。 94: ◯11番(郷右近 修議員) 請願2号、傍聴人の議場等への電子機器持ち込み及び使用を求める請願に賛成の討論をしますが、意見も述べさせていただきたいと思います。  まず、賛成できる点は、2項目あるうちの1項目めのほうです。傍聴人が傍聴席などで電子機器を持ち込んで使用を行うということです。  趣旨にも書いてあるとおり、議場などへノートパソコン、そういった電子機器を持ち込めば、その場でさらに持ち込まれた通信機器なども活用し、インターネット上に掲載されている議案や資料などを見ながら傍聴することができるという意味合いもわかりますし、また、そういう効果として、ひいてはペーパーレス化にもつながるというふうには私も思います。  もう一点、これに賛同する点としては、議場にいて活動させていただいている私たち議員自身が今こちらに持ち込んで使っているようにこういった電子機器、パソコンなどを使っておるということです。市民の代表の立場の議員ですから、市民の皆さんにも同じようにこれまで以上の議会への参加をこういったこれまでにできなかったことを、持ち込みを進めることなどで実現していくことは非常に意味があるというふうに思っています。  ただ、2番目の議長の許可を必要とせずに写真やビデオ撮影、録音などを可能とするのには課題や問題点もあると思っています。  以前もお話ししたことありましたが、一般質問やこういった討論などでお話ししている際にやっぱり電子音が鳴る、しかも、たくさん鳴ったりするとやはり気が散るということを率直に思います。  もし特段の条件なく傍聴席で写真の撮影などが可能になると、基本的には現在の電子機器だとシャッターを切ったり、スイッチを入れたりするときには音が出る仕組みになっていると思っています。  ですから、もし2番目の点を自由にしていくにしても、例えば議会の冒頭に毎回議長からこの点について音を出さないようにということと、それから、実際に音が出たときには、音が出るような行為で議事の妨げになるので控えてくださいと、こういったこと両方をしないと実際に運用するのは難しいかなというふうにも思うからです。  大まかな方向性としては賛成できるため賛成ですが、2番目の点については、課題があるというふうに認識しています。  以上です。 95: ◯議長(三浦桂司議員) 以上で通告者の討論を終わります。  そのほかの方で討論のある方は挙手を願います。  近藤ひろひで議員。 96: ◯8番(近藤ひろひで議員) 本日、請願第2号について議運で再審査をされましたので、それを踏まえて、通告をしておりませんでしたが、討論させていただきます。  それぞれの議員の意見をお聞きしました。まずもって、請願者におかれましては、貴重な御意見をいただきましたこと、感謝申し上げます。  私は、防犯、設備上の観点からも請願内容は時期尚早であると考えます。  例えばですが、愛知県議会では、つえとか帽子とか、一切ほとんどのものが傍聴席に持ち込めません。ですが、警備員が配置されております。これは、ただ、帽子とかは病気治療で仕方がない方については、申請をすると帽子はかぶったまま傍聴ができるそうです。  こういったことは、この規制がされているということは、万が一ですが、暴漢が所持品に紛らわせて凶器として使用することを防ぐためとお聞きしました。当議会においても、持ち込み機器が本来の用途を逸脱して投げられたりとか、ボールペンではありません、投げられたりとかすると、そういうふうにならないとも限らない、可能性はゼロではないと。そうすると、傍聴席に警備員を配置したりという必要も出てくると思います。  また、傍聴者が得た写真、ビデオ、録音の情報がどのように活用されるのでしょうか。市民向けのチラシ等で、先ほど宮本議員がちょっと触れられましたが、議会内容について、発行者に有利な情報として発信されてきた例もあります。一部が正確でないというか、私も実際に自身でも味わいました。近藤ひろひでは全議案について賛成をしたと、実際には賛成をしてない議案がありました。100%と書いてありました。当時一緒に会派を組んでいた議員は、その紙面に名前すら載りませんでした。非常に不適切な例ではあったと思いますが、そういったことを考えますと、持ち込まれた機器で得たものが言葉の暴力のアイテムとして利用される可能性も否めません。  現在当議会ではインターネットで放映されているわけですから、質問、発言内容、答弁は、映像、音声で市民の方に確認をしていただけます。よって、私は現状では十分であると思います。  今後、議員、それと市の職員の方、皆さんがさまざまな制度の必要性を検討していくことは大切であるというのは私も認識しておりますが、議会にかかわる全員が理解して制度改革に臨んでいくべきだと思います。  以上の理由をもって不採択といたします。 97: ◯議長(三浦桂司議員) ほかにございませんか。                 (進行の声あり) 98: ◯議長(三浦桂司議員) これにて討論を終結し、採決を行います。  請願第2号に係る委員長の報告は不採択であります。よって、請願第2号についてお諮りいたします。  請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 99: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成少数でございます。  次に、請願第2号を趣旨採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) 100: ◯議長(三浦桂司議員) 賛成少数であります。よって、請願第2号は不採択と決しました。  以上で日程3を終わります。  日程4、報告第11号を議題といたします。  報告第11号について、理事者より報告を求めます。  宇佐見経済建設部長。 101: ◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 報告第11号 専決処分事項の報告について御説明をさせていただきます。  地方自治法第180条第1項の規定に基づき、損害賠償の額を別添のとおり専決いたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものです。  次のページをお願いいたします。  専決第6号、損害賠償の額を、専決処分書の記載のとおり令和元年6月19日付で専決処分をいたしました。  内容といたしましては、損害賠償の額は49万9,800円、強風により飛ばされた網戸が車両に接触する物損事故でございます。  事故の概要について御説明いたします。  机上にお配りいたしました資料ナンバー1をお願いいたします。  事故は、平成31年4月27日、豊明市農村環境改善センター2階の大会議室の網戸が強風のため飛ばされ、駐車場に落下し、駐車していた2台の車に接触し、駐車車両の屋根、フロントガラス、ボンネット等を破損させたものです。  事故は、車所有者が施設利用後に車の破損と網戸を発見し、判明をいたしました。過失割合については、豊明市が100%であります。  今回このような事故を起こし、まことに申しわけございませんでした。今後も施設の安全点検や確認は施設の全てのものが事故の発生原因になり得るという認識で実施し、事故の再発防止に努めてまいります。御迷惑をおかけしまして大変申しわけございませんでした。  以上で報告を終わります。 102: ◯議長(三浦桂司議員) 理事者の報告は終わりました。  ただいまの報告について、質疑のある方は挙手を願います。                 (進行の声あり) 103: ◯議長(三浦桂司議員) 以上で日程4を終わります。  以上で今6月定例月議会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  お諮りいたします。明6月28日から8月27日までの61日間を休会といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (異議なしの声あり) 104: ◯議長(三浦桂司議員) 御異議なしと認めます。よって、明6月28日から8月27日までの61日間を休会とすることに決しました。  市長より挨拶をお願いします。  小浮市長。 105: ◯市長(小浮正典君) 令和元年6月定例月議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、長時間にわたっての審議、大変お疲れさまでした。提案いたしました案件全てをお認めいただくことができました。大変ありがとうございました。  さて、今議会中の18日午後10時22分ごろ、山形県沖を震源とする地震で、新潟県村上市において震度6強を観測するなど、東北上信越地方で被害が発生しました。そのちょうど1年前の6月18日にも大阪府北部を震源とする地震が発生し、豊明市でもこのときは震度3を観測しました。  名古屋大学の福和伸夫減災連携研究センター長によると、阪神・淡路大震災のあった1995年当時と比べると、震度の観測点が大幅にふえているので、震度を見るだけでは、地震の規模は一概に過去と比較できないとのことですが、一方、大きな地震の発生頻度が高まっていることは間違いないとのことです。  この6月議会の開会中に、私は総務省消防庁が主催する市町村長向けの実務研修を受講しました。豊明市が一昨年、昨年と迅速に避難準備情報や避難勧告の発令を行い、避難所を開設していることについては高い評価を受けました。また、財政面より人命優先で行動していることも継続してくださいと言われてきました。  今月の23日日曜日には、市の主催で豪雨災害訓練を境川に近い地域の住民の皆様と行い、また、それとは別に吉池区では独自の大規模な防災訓練が行われました。いずれの訓練においても、議員の皆様にも御参加、御協力いただきました。  住民の災害に対する危機意識は高まっており、地域独自の災害訓練の頻度、内容、参加者いずれも向上しています。今議会でも災害時に向けた提案が議員各位からございました。  また、災害レベルとなっている熱中症対策として、学校への空調設備設置事業に関係する議案についても審議いただき、お認めいただきました。  市当局といたしましては、さらなる安全・安心の向上に向けた防災体制について現在検討を進めております。  来月後半には小中学校が夏休みに入り、市内各地で夏祭りや盆踊りが始まります。市民の皆様が安心して楽しく1年を過ごせるよう、今後とも皆様の御支援、御協力をお願いいたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 106: ◯議長(三浦桂司議員) 御苦労さまでした。
     長時間にわたる御審議、まことに御苦労さまでした。  次回は、8月28日午前10時より9月定例月議会を開きます。  本日はこれにて散会いたします。                午後1時49分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...