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  1. 豊明市議会 2019-03-01
    平成31年3月定例月議会(第4号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成31年3月定例月議会(第4号) 本文 2019-02-27 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 330 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 2 : ◯16番(月岡修一議員) 選択 3 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 4 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 5 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 6 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 7 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 8 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 9 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 10 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 11 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 12 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 13 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 14 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 15 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 16 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 17 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 18 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 19 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 20 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 21 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 22 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 23 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 24 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 25 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 26 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 27 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 28 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 29 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 30 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 31 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 32 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 33 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 34 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 35 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 36 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 37 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 38 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 39 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 40 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 41 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 42 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 43 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 44 : ◯12番(近藤千鶴議員) 選択 45 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 46 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 47 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 48 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 49 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 50 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 51 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 52 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 53 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 54 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 55 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 56 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 57 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 58 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 59 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 60 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 61 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 62 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 63 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 64 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 65 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 66 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 67 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 68 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 69 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 70 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 71 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 72 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 73 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 74 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 75 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 76 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 77 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 78 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 79 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 80 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 81 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 82 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 83 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 84 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 85 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 86 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 87 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 88 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 89 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 90 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 91 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 92 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 93 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 94 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 95 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 96 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 97 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 98 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 99 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 100 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 101 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 102 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 103 : ◯市長(小浮正典君) 選択 104 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 105 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 106 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 107 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 108 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 109 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 110 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 111 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 112 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 113 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 114 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 115 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 116 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 117 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 118 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 119 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 120 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 121 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 122 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 123 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 124 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 125 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 126 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 127 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 128 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 129 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 130 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 131 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 132 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 133 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 134 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 135 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 136 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 137 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 138 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 139 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 140 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 141 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 142 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 143 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 144 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 145 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 146 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 147 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 148 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 149 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 150 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 151 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 152 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 153 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 154 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 155 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 156 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 157 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 158 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 159 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 160 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 161 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 162 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 163 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 164 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 165 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 166 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 167 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 168 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 169 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 170 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 171 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 172 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 173 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 174 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 175 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 176 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 177 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 178 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 179 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 180 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 181 : ◯16番(月岡修一議員) 選択 182 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 183 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 184 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 185 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 186 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 187 : ◯市長(小浮正典君) 選択 188 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 189 : ◯16番(月岡修一議員) 選択 190 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 191 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 192 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 193 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 194 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 195 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 196 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 197 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 198 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 199 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 200 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 201 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 202 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 203 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 204 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 205 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 206 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 207 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 208 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 209 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 210 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 211 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 212 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 213 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 214 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 215 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 216 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 217 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 218 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 219 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 220 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 221 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 222 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 223 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 224 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 225 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 226 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 227 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 228 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 229 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 230 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 231 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 232 : ◯3番(郷右近 修議員) 選択 233 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 234 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 235 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 236 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 237 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 238 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 239 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 240 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 241 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 242 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 243 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 244 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 245 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 246 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 247 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 248 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 249 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 250 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 251 : ◯市長(小浮正典君) 選択 252 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 253 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 254 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 255 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 256 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 257 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 258 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 259 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 260 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 261 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 262 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 263 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 264 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 265 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 266 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 267 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 268 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 269 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 270 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 271 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 272 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 273 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 274 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 275 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 276 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 277 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 278 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 279 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 280 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 281 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 282 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 283 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 284 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 285 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 286 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 287 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 288 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 289 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 290 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 291 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 292 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 293 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 294 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 295 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 296 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 297 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 298 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 299 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 300 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 301 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 302 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 303 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 304 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 305 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 306 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 307 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 308 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 309 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 310 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 311 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 312 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 313 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 314 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 315 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 316 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 317 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 318 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 319 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 320 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 321 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 322 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 323 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 324 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 325 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 326 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 327 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 328 : ◯副議長(近藤郁子議員) 選択 329 : ◯1番(富永秀一議員) 選択 330 : ◯副議長(近藤郁子議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(杉浦光男議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  ちょっと待ってください。  月岡議員。 2: ◯16番(月岡修一議員) 済みません、突然の。議長から許可をいただきましたので、発言をさせていただきます。  本会議第1日目、2月22日の議案第13号 公平委員会の委員の選任についての討論の発言において、私の発言に一部不適切な発言がありましたので、議長に内容の精査をお願いし、訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 3: ◯議長(杉浦光男議員) 後刻会議録を調査の上、適当な処置を講じます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付をいたしました議事日程表に従い会議を進めます。  日程1、一般質問に入ります。  最初に、12番 近藤千鶴議員、登壇にて質問願います。 4: ◯12番(近藤千鶴議員) 皆さん、おはようございます。  議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を始めます。  ごみ対策について。  市内には、道路を初めとした不特定多数の人々が利用をする公共空間に、たばこの吸い殻やペットボトル、空き缶などのポイ捨てのごみが散乱している現状があります。これは、公共空間を利用するマナーの低下が懸念されます。また、家庭からの分別不徹底等の理由により回収されなかったごみもあります。分別不徹底になる原因の分析は必要と考えます。  愛知県では、分別収集促進計画第8期を策定しています。計画期間は平成29年度から平成33年度です。計画策定の趣旨として、家庭から排出されるごみのうち、重量で約2割から3割、容積で約5割から6割を占める容器包装廃棄物について、消費者、事業者、行政が、それぞれの役割のもと、一般廃棄物の減量化及び容器包装廃棄物の資源化を図るため、平成7年6月に、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律が制定、公布され、同年12月に施行されました。  容器包装の分別収集を合理的かつ効率的に推進していくため、法では、3年ごとに市町村が分別収集計画を策定し、また、県がその計画を促進するための分別収集促進計画を策定することを定めています。また、本市では、家庭系ごみ減量化実施計画案がつくられました。この計画は、豊明市環境審議会へ諮問をしたごみ減量化に向けて、今後の取り組むべき施策についてに対する答申の結果を受け、豊明市におけるごみ減量化に向けた施策、目標等について定めています。  ごみ減量化目標として、平成29年度の1人1日当たりの家庭系ごみの量(資源を除く)は503グラムです。本計画では、平成32年度、中間目標達成とし、平成34年度における可燃ごみの量20%減量を最終目標としています。目標達成に向けての取り組みについてお伺いいたします。  1)ごみ捨てに対するマナー向上を図る対策について。  2)分別不徹底ごみの対策について。
     3)ごみの持ち去り対策について。  4)家庭系ごみ減量化施策について。  5)家庭系ごみ減量化の啓発について。  以上で、壇上での質問を終わります。 5: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 6: ◯経済建設部長(相羽喜次君) ごみ対策につきまして5点ほど順にお答えをさせていただきます。  まず、ごみ捨てに対するマナーの向上を図る対策についてでございます。  公共空間に散乱しますポイ捨てごみにつきましては、分別方法とは違い、完全にマナーの問題であるというふうに思っております。マナーの向上は、市民の意識を改善することが最も重要であるというふうにも考えております。平成28年度からは、これまでの行政主導のごみゼロ運動、530運動にかわりまして、地区が主体的に行うとよあけクリーン月間を実施しております。ちょっとぐらいならいいかなという考えが、いかに自分たちの生活圏を汚しているかを再認識していただき、あわせてマナーの向上につながればと考えております。  2点目の分別不徹底のごみの対策についてでございます。  分別不徹底のごみにつきましては、収集時にこのような黄色い警告シールを張らせていただきまして、自発的に回収をしていただくというようなことをしております。この中には、まず、いつ出されたものなのかというのを発見した日付、指定の例えば袋でない、豊明指定のものではないもの、内容物が可燃だとか、不燃が入っているよだとか、資源が入っている、そのようなことをチェックした上で、その内容を周知させていただくというようなことをしております。また、特に悪質なものにつきましては、内容物も確認をさせていただきまして、その原因者を特定するというようなこともいたしております。  次に、3点目のごみの持ち去り対策についてでございます。  本市でも、資源の持ち去りに対する要望が町内から寄せられております。現在のところ、禁止する条例がないということもありまして取り締まることもできません。そのために、今議会では、豊明市廃棄物の処理及び清掃に関する条例及び規則を改正させていただきまして、罰則条項を加えるようなことを提案させていただいております。  続きまして、家庭系ごみ減量化の施策についてという設問でございます。  昨日の宮本議員の説明でもさせていただきます3Rというのは、ごみ減量に有効な施策で、さまざま施策を合わせて実施することにより、より一層のごみ減量と資源化が進むと考えております。今後のごみ減量化の施策としましては、昨年5月に環境審議会から受けた答申の内容を踏まえて検討しております。  答申の内容につきましては、次のとおりでございます。  1つ、市民、事業者、行政が協働、2つ目、市民へのより効果的な啓発の実施、3点目、食品ロスの削減、4点目、資源回収品目の徹底、5点目、事業系ごみの適正排出、6点目、生ごみ、草木の減量化と資源化、7点目、ごみ処理手数料の有料化の検討、以上の7項目でございます。  先ほど言いましたように、昨日の宮本議員の回答と重複をさせていただきますが、家庭系の可燃ごみの1人1日当たりの排出量を平成29年度の503グラムから410グラムまで減らすことをこの目標とさせていただいております。  5点目の家庭系ごみ減量化の啓発についてでございます。  周知につきましては、昨年10月に市内3カ所で説明会を行いました。また、それ以外に、町内会や他の課が行うイベントで時間をいただきまして説明をさせていただいております。また、皆さん方、新聞などで御存じだと思いますが、豊明秋まつりでは、マッタマン5、マッタマンが5人になりました、全部で5色になりました、を披露させていただきまして、ごみ減量や食品ロスの削減、分別の徹底を訴えさせていただきました。このキャラクターにつきましては、特にお子さんに人気が高くて、今後、家庭内でのごみを減量していただけるように考えて、小さいお子さんからそのようなことを意識していただくようなふうには考えております。今後も、あらゆる機会を捉えてアピールをしてまいりたいというふうには考えております。  以上でございます。 7: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁のほうは、よろしいですか。  一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  近藤千鶴議員。 8: ◯12番(近藤千鶴議員) それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、1番目のマナー向上を図る対策についての中から、めざすまちの姿の中に、人通りが多い場所でも、ごみが落ちておらず、まちがきれいであることをめざすまちの姿にありました。現状と課題の中に、公園利用のマナー向上のために、ごみ箱の撤去も進めています。アダプトプログラムのさらなる普及を通して、市民の皆さんと行政の連携強化が重要です。減少傾向ではあるものの、空き地や道路上等の不法投棄も後を絶たない現状から、環境監視員によるパトロールの強化に加え、市民の美化意識の醸成を図り、環境美化に取り組む必要がありますとあります。ごみゼロ運動を、先ほど部長が言われたように、とよあけクリーン月間へと形が変わりました。  以前のごみゼロ運動に参加したときには、公園の隅や空き地に、空き缶、ごみ袋、粗大ごみに当たるようなものまで捨ててあったこともありました。参加した方たちからの声で、公共空間の場にこのようなものまで捨ててあるのかという現状が本当に知る機会になったと感じておりました。そして、このとよあけクリーン月間に形が変わり、市民の方の意識が少し低下しているように感じられますが、とよあけクリーン月間へ見直されてからの実態をどのように捉えているのか、お願いいたします。 9: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 10: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 先ほどの回答の中とも若干重なると思いますが、私どもとしては、行政が主導して皆さんにやっていただけるんではなくて、市民の人みずからが、今後も自分たちのまちは自分たちできれいにしていくんだと、そのような形の思いで、今後はこういう形でやっていきたいというようなことは思っております。今後も、続けることがやっぱり必要だと思っておりますんで、今後ともこの形でやっていきたいというふうに考えております。  終わります。 11: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 12: ◯12番(近藤千鶴議員) それでは、今まで以上の各区への清掃活動の御支援をよろしくお願いしておきます。  次に、分別不徹底ごみの対策についてです。  市内の集積所にシールを張られて、集積されずに残っている分別不徹底ごみを時々見かけます。また、市民の方より、近くの集積所にたびたび分別不徹底ごみが出ていると困るとの相談もいただいたこともあります。分別不徹底ごみが出る背景には、分別の仕方がわからない方がいるのではとも思います。市として、そのような状況を減らしていくことは重要ではないかと考えます。本市のごみ分別をお知らせするには、転入時は1つの機会となると思います。転入の方に対して現在どのような対応をされているのか、お願いいたします。 13: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 14: ◯市民生活部長(石川晃二君) 転入時に市民課の窓口でどのように説明しているかということでございますが、転入者に対するワンストップサービスの1つとしまして、市民課窓口でごみに関する説明を行っております。転入者にお渡ししているパンフレット類の中には、豊明市指定の3種類のごみ袋が1枚ずつ入っております。赤い袋、透明の白い袋、青い袋ですね、この3種類のごみ袋が入っております。  これと同時に、ごみと資源の分け方、出し方というパンフレット、こちらに該当するページ、燃えるごみでしたら赤いページになりますが、そこを開いて、ここに載っているものが燃えるごみで、豊明としては分ける形になりますというような、燃えるごみ、燃えないごみ、資源というような形、あとプラスチック容器包装、そういったことを説明しているという形をとっております。  転入者が一番注目しておるのは、赤い袋は何曜日に出すか、出す曜日、出す場所、町内会長さんがどこの家かという、そういったことで、以前は、生ごみを出しているという地区がありましたので、そういう豊明の特別なルールの場合は、生ごみ地区の方にはそういった説明もしておりましたが、現在はそれがないもんですから、燃える、燃えない、資源、こういったものの分け方を説明するというような形。  私も環境課におりまして、いわゆる日本全国、この分け方はほとんど変わらないと。あと本当のごく一部で、豊明市はこれは資源ごみで出しますよとかいうような形になります。そういった細かいことになると、環境課さんとも連携しながら対応していきたいというような形で思っております。  以上です。 15: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 16: ◯12番(近藤千鶴議員) それでは、外国人の転入者の方の対応はどのようにされているのか、お願いいたします。 17: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 18: ◯市民生活部長(石川晃二君) 当然、外国の方も転入されます。外国語版のパンフレットを用意してお渡ししているという形になります。市民課の窓口には、ポルトガル語の通訳しかいないという現状でございますので、ほかの言語の方については、日本語のわかる方が付き添っている場合には、その方を通じて本人に説明をしてもらうというような対応になります。だから、ベトナム語とか、そういったパンフレット等は用意しておりますので、そこで知っていただくというような形になります。  以上です。 19: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 20: ◯12番(近藤千鶴議員) 昨年視察で伺った小金井市さんでは、分別指導というものを行っております。これは、ごみはいつ出すのとか、あと小さな紙も資源になるのとかという質問に対して電話で対応したり、また、清掃指導員という方がみえて、これは職員の方だそうですが、御自宅まで訪問して、対面式で分別の指導をされているという対応をされているとお聞きしました。  また、本市ですが、ある地域で、分別不徹底ごみが出ていて班長さんが困られ、環境課に相談され、環境課は手づくりで分別表をつくっていただき、それを班長さんが集積所に張られ、その後、少しずつ改善されたと言ってその方は喜ばれておりました。そのほか、分別不徹底ごみに対して、個々に環境課は対応してくださっていることには感謝をしております。  こういうことに対応してくださっておりますが、まずは、分別不徹底ごみを減らしていくことが大事だと思います。転入時に、先ほど、現在、市民課の窓口で説明を行っていただいているとありましたが、質問の多くあった方には、環境課と連携をして説明を行うとか、先ほど部長が言ってくださったので、それを検討していただく。また、外国人の方には、最近は性能のいい自動翻訳機もありますので、今後、自動翻訳機などの導入とか、検討していただきたいと強く要望をさせていただきます。  次に移ります。  ごみの持ち去り対策について。  先ほど、今回、各地域から持ち去りの声もいただいて、条例、規則を改正される議案を出されたとありました。議案説明のときに、周知のために、施行は本年10月にされたとありましたが、どのような周知をされる予定なのか、お願いいたします。 21: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 22: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私どもが考えられるあらゆる手段としては、広報、ホームページ等、全ての機会、また、町内にも、いわゆる直接的に周知ができるような方法も考えていきたいというふうには考えております。  終わります。 23: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 24: ◯12番(近藤千鶴議員) それでは、町内の方にも、余り負担にならないような対策で、よくわかるように周知のほうをよろしくお願いいたします。  次に、家庭系ごみ減量化の啓発について。  今後のごみ減量化の施策の中に、市民へのより効果的な啓発の実施とありましたが、具体的にはどのような啓発をお考えなのか、お願いいたします。 25: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 26: ◯経済建設部長(相羽喜次君) これも、昨日の宮本議員の質問とちょっとかぶってしまうんですが、私ども、今までは、説明会をして皆さん来てくださいというようなスタンスをしておるのが一般的でした。でも、これだけではなくて、私どもから直接地域へ出向いて、地域が必要であれば、その説明をしますよというようなスタンスで今後はやっていきたい。そのような形で環境課の職員も、先ほど言いましたように、減量化の施策の中で、今後に2割を削減していただくということを私どももアピールしていきたいというふうには思っております。  終わります。 27: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 28: ◯12番(近藤千鶴議員) 先ほど話しました小金井市さんでは、小金井市さんの豊明市とは違うところだと思いますけど、大学が近くにあって、毎年転入・転出者がとても多いそうです。そうした現状から、平成27年度より、ごみ分別アプリを配信開始されております。この中には、ごみの収集日、また、分別方法など、確認できるスマートフォン用のごみ分別アプリを無料配信しているとのことでした。  本市でも、ごみと資源の分け方、出し方のパンフレットを配布されておりますが、パンフレットを見ない方、また、転入者に、本市も学生さんを初め、若い世代の方もおられると思います。本市でごみ分別アプリの導入についてどうお考えか、お願いいたします。 29: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 30: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私もそのようなアプリがあるということは存じております。また、結構性能がよくて、その中にあるGPS機能で、自分が今いるところで、排出する日付だとか場所だとかというのがすぐにわかるというようなものであるということは理解しております。私どもとしては、それを単体で導入するというのは今のところはちょっと考えておりません。ただ、一応今聞いているところによりますと、新年度にAIを活用した窓口問い合わせサービスを、実証実験を行うというようなことも聞いております。その動向を見ながら、今後も、それに対しまして検証して、どのようなものが今後必要になってくるかということも一緒に考えていきたいというふうに思っております。  終わります。 31: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 32: ◯12番(近藤千鶴議員) 今答弁のありましたAIによる窓口問い合わせサービスを実証実験とありましたが、AIによる窓口問い合わせサービスというのはどのようなものか、具体的にわかる範囲でお願いできますか。 33: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 34: ◯行政経営部長(藤井和久君) AIによる窓口問い合わせのサービスなんですけれども、基本的には、自治体の希望した分野についてのQアンドAの作成が可能になっております。例えば、市民の方がごみと入力すると、ごみに関連する項目が表示され、該当する項目を選択することで、さらに詳細な内容につながります。また、必要に応じてリンク先も表示されますので、市民の皆様が必要な情報に円滑にたどり着くことができるものであります。  終わります。 35: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 36: ◯12番(近藤千鶴議員) そのサービスの周知の仕方はどのようにお考えですか、お願いいたします。 37: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 38: ◯行政経営部長(藤井和久君) 実証実験の周知につきましては、ホームページや各種イベント、あるいは転入時などに実施していきたいというふうに考えております。  終わります。 39: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 40: ◯12番(近藤千鶴議員) 3カ月の検証を行っていくとのことでしたので、しっかり検証ができるよう、まずは周知をしっかりしていただき、各担当課でQアンドAが盛り込めるということでしたので、各担当課は、市民の皆さんにわかりやすい表示になるよう考えていただき、検証に取り組んで、ぜひ本採用になって、使いやすいアプリができることを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、行きます。  本市では、高齢化が進む現状で、在宅生活を支援していく必要もあると思います。小金井市さんでは、ふれあい収集事業として、ケアマネさんが要介護、障がい者の方にお声をかけ、希望のある方が申請をされて、担当者が面接をして、自宅の前にごみ出しをしていただいて、そこから集積所までごみを担当の方が持っていくということで、ふれあい収集事業というものをされています。あわせてこれは安否確認もできるということで、ごみが出ていないと、どうしたかなということでお声かけをするようにするそうです。  実例として、ごみは出ていたけども、いつも大体外からの誰か人が来たなという感じがすると、中からその方が、ありがとうございますねとか、何かお声かけがあるそうなんですけど、そのときは声かけがなく、ちょっとおかしいなと思ったら、中で倒れられていたということもあったという事例もお聞きしました。このようなことがありますので、今後、福祉と連携するなど、何か対策はお考えか、お願いいたします。 41: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 42: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 議員言われるように、戸別回収であれば、そのような形で各戸の状況は大変よくわかるかなと思います。ただ、人員的にも、今の費用的にも、戸別回収まではなかなか難しいものがございます。現状としては、今後の検討課題であるというふうには考えております。  終わります。 43: ◯議長(杉浦光男議員) 近藤千鶴議員。 44: ◯12番(近藤千鶴議員) 今回の質問は、市民の複数の方から、粗大ごみをアパートの敷地内に置いたまま引っ越しされてしまったとか、公共空間にごみのポイ捨てが目につきます、また、ごみ置き場に袋に入れずごみが置いてあるなど、ごみについてさまざまな相談を受けてこの質問をさせていただきました。めざすまちの姿にあるように、ごみの落ちていないきれいなまちをつくれるように、マナーの向上、環境づくりに一層取り組んでいただけるようお願いしておきます。  また、分別不徹底ごみにならないようにしていくことは資源ごみ分別にもつながり、それはごみ減量にもつながるものと考えます。ごみの減量化が目標値に達成しないときに、ごみが有料化になってしまうのか、市民の皆さんから不安の声もいただいております。ごみの減量化の目標達成は市民の皆さんの協力がなければできません。ごみ減量に関する説明会も実施されるということでありましたので、マッタマンも5人にパワーアップしたということなので、場面により効果的になるよう検討され、市民の皆さんへの周知をよろしくお願いします。また、さまざまな年代の方に声が届くよう行っていただくことをお願いして、私の一般質問を終わります。 45: ◯議長(杉浦光男議員) これにて12番 近藤千鶴議員の一般質問を終わります。
     ここで10分間休憩といたします。                午前10時29分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前10時39分再開 46: ◯議長(杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  10番 鵜飼貞雄議員、登壇にて質問願います。 47: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 豊明市南部地域で唯一都市計画道路の未整備区間となっていった市道桜ヶ丘沓掛線内山地区の改良工事も終了し、去る2月15日供用開始されました。これにより、市北部と国道1号や23号、また、大府市への交通網が確立され、今後の広域的な環境整備が期待されます。この大きな事業が無事完了したのも、地元住民の方々の御理解、御協力や関係各位の多大なる御尽力のたまものでしょう。この道路が開通した直後から、大変多くの貴重な御意見が私のもとに届きましたが、供用開始から1週間ほど経過したころには、新しい交通形態にもなれ、安心して通過できるようになったとのお声も聞いております。  ほぼ毎日この道を利用する私が気づいたことがあります。大脇区内の生活道路を通過する車両の数です。今までは、朝夕のラッシュ時のみならず、1日を通して多くの車両がこの生活道路に流入しており、狭隘道路を通過する車両が歩行者などと接触する危険性もはらんでおりました。その道を通過する車両も、今では随分と減少し、交通弱者を守り、生活障がい改善の観点からも、本事業の成果は十分確認できたと思っております。しかし、一部時間帯に限ったことですが、トンネル北側の交差点での渋滞や、ほかの地域にある生活道路への交通流入の増加など、課題は残っております。可能な限りの対策を今後も進めていただきたいと思います。  では、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、壇上より一般質問を始めます。  初めに、ごみ出しマナーの向上についてです。  通告を出す直前に気づいたのですが、先ほどの近藤千鶴議員の質問と重複する内容となっております。先ほどの一般質問のやりとりを伺った際、これほどまでに内容が一緒なのかと思ったぐらいでございます。ですが、最後のほうにどうしても御答弁いただきたい点がありまして、違った視点から質問をしたいと思います。ですが、内容が重複する部分は、簡潔な答弁で結構ですのでよろしくお願いします。  東部知多衛生組合の新ごみ処理施設も完成し、今まで以上に環境衛生に対する取り組みが注目されます。まずは、足元にある小さな問題を解決することが優先であるとの思いから、次の点について伺います。  1番目、多くの家庭から排出されるごみの中には、指定外のごみ袋で出されたものや収集に適していない内容物が入ったものなど、不適切な出され方をされたごみを目にすることが多々あります。この不適切に出されているごみの数などは把握されていますでしょうか。  2点目、また、不適切に出されたごみに対し、どのような対応をされていますか。  次の質問に移ります。  子育てを支援する乳幼児施策について伺います。  子育て世帯の不安を解消し、楽しく育児ができるまちを目指すことが、豊明市の生産年齢人口が増加する一因ともなり得ます。過去に行った質問の確認も含め、以下の点について伺います。  1点目、産後ケア事業について伺います。  利用状況と成果を教えてください。  2点目、赤ちゃん駅について。  現在、市内には何カ所登録されていますか。  3点目、5歳児健診について。  以前の一般質問で取り上げさせていただきましたが、その後の進捗を教えてください。  4点目、公立と民間の保育園について伺います。  保育施設は、公立園以外にも、私立保育園や小規模保育事業所など、私立園も保育の受け皿としては非常に重要な役割を担っております。そこで、私立の保育施設のメリットはどのようなものであるか教えてください。  5つ目、ママフレについて伺います。  子育てのことでいろいろ調べていたところ、ママフレというサイトにたどり着きました。サイト内はとても見やすく、親切さを感じました。このママフレはどれくらいの利用もしくは閲覧があるか、わかりますでしょうか。  6つ目、WEラブ赤ちゃんプロジェクトについて伺います。  どのような取り組みか御存じでしょうか。本日ちょっと喉の調子がよくなく、お聞き苦しいこともあると思いますが、どうぞ御了承ください。  以上で、壇上からの質問を終わります。 48: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 49: ◯経済建設部長(相羽喜次君) それでは、最初の質問、ごみ出しのマナーの向上についてのほうを私のほうから回答させていただきます。  まず、大きな1つ目、不適切に出されたごみの数量を把握されているかということでございます。  現実的には、数量だとか、量、重さであり、その数というのは、私ども把握はしておりません。ただ、先ほど近藤千鶴議員の質問の中にありましたように、出されたものの中で不適切に出されたものについては、先ほど申し上げました、この黄色いシールを張ってあると。これの数は私どもは管理をしておりますので、それだけを申し上げますと、29年度にこの警告シールを張った1年間では1,823枚でございました。これは、月平均にしますと152枚、152件ということになります。今年度に入りまして、4月からこの1月末までには1,971枚を張っております。これは、10カ月ですので、月平均にしますと197枚というような形になっております。  2番目の不適切に出されたごみをどのように対応されているかということでございますが、排出される方につきましては、ごみ出しのルールを守っていただくため、先ほども言っておりますが、いろんな手だてを通じましてごみ出しのマナーについては周知を図っているところでございます。ただ、中には不適切に出される方もございます。そのような方につきましては、先ほども何度もお見せしておる黄色いシールが、時々ごらんになられると思うんですが、張った袋をそのままにして置いております。基本的には、これを見ていただいて、出された方が自発的に気づいていただいて、きちっと出していただくというようなことがまず第一であるというふうには考えております。ただ、中には、そこの管理をされている町内会の方だとか、班長さんがどうも片づけておられるということも聞いております。そのようなことがないような形で、個人の方が、いわゆる出された方が直接気づいていただくということが大事かと考えております。  以上でございます。 50: ◯議長(杉浦光男議員) 加藤健康福祉部長。 51: ◯健康福祉部長(加藤育子君) それでは、子育てを支援する乳幼児施策について、6つ質問をいただいておりますので、順次お答えさせていただきます。  まず、1つ目、産後ケア事業について。  本市では平成29年度から、宿泊型産後ケアを実施しています。平成29年度では、産後ケア事業を紹介した人は4名いましたが、利用された方はみえませんでした。勧めたときは、親族等の支援がなく育児不安等がありましたが、夫の育児休暇や祖父母の支援が受けられるようになり利用されませんでした。平成30年度1月末現在で4名の方にお勧めしておりますが、2名の方が利用されています。利用者は、育児の仕方がわかったことや自分の話を聞いていただけたなど、助産師の専門的支援を受けたことで安心感が得られ、自分1人で抱えなくてもいいことを感じた方もいらっしゃいます。平成31年度からは、デイサービス型の事業も実施する予定です。  産後ケア事業の対象者は、家族等から十分な家事や育児などの援助が得られない母親と乳児、または、子育てに対して不安等を抱え、継続的支援が必要な方です。お子さんの月齢については、宿泊型は生後4カ月未満児、デイサービス型は生後7カ月未満児です。利用料については、生活保護世帯または市民税非課税世帯は減免をしております。デイサービス型の実施場所は市内2カ所の施設を予定しております。  次に、2番目、赤ちゃん駅についてです。  豊明市の赤ちゃん駅は、新規登録が平成30年度に2カ所ありまして、現在27カ所になっております。赤ちゃん駅を設置することで、外出中の親子が授乳やおむつがえができるような環境が整い、安心して外出できる環境を社会全体で支援することにつながります。本市の赤ちゃん駅では、おむつがえのための設備、または授乳、調乳のための設備が提供できるところです。赤ちゃん駅として登録するには、まず市に申請をしていただきます。市からはステッカー等をお渡しし、ホームページにも設置場所として載せさせていただいております。  3つ目の5歳児健診についてです。  昨年の9月議会でも御質問をいただきましたが、その後把握した状況を説明させていただきます。5歳児健診を実施しているところでは、保育園や幼稚園の先生とも連携をし、適切に支援していく方法や工夫等も話し合ったりしているとお聞きしています。母子保健分野のみでなく、保育園、幼稚園及び学校と協議し、5歳児健診及びその後の支援について協議をすることで、切れ目のない支援及び関係機関の人材育成にもつながっているとお聞きしています。  また、父親も子どもの健診後の事後教室に参加していただき、子どもの理解を深める機会をつくるなど工夫をしています。5歳児健診の実施方法や、その後の支援体制を関係機関と構築することが重要と捉えています。5歳児健診の目的は、集団生活の中で発達や行動が気になるお子さんの早期発見と早期療育です。本市では、保護者からの相談等で市内の保育園、幼稚園等に臨床心理士や子育て支援課の保育士が訪問し、お子さんの様子を見せていただき、状況を判断するとともに、各園の先生と支援について連携を図っています。今後も、保育園等巡回支援事業は継続し、就学が安心して迎えられるようにしていきたいと思っております。  4つ目の公立と民間の保育園についてです。  豊明市には公立の保育園が10園と民間の保育園3園があり、そのほか民間の小規模保育事業所などが数園あります。公立園も民間園も、基本的には同じ基準に基づいて保育を行っていますが、民間のメリットとなる部分として、一般論ではありますが、まず、子育て支援の面から申し上げますと、女性の社会進出や就労形態の変化などによって、昨今の多様化している保育ニーズに対して、公立とは異なるより柔軟で充実した保育環境を提供していただけるのではないかということ挙げられます。  例えば、保育時間などの運用、あるいは施設の設備面など、公立では制約があってなかなか実現が困難である部分について、ある程度柔軟な対応によるサービスの向上が期待できるというようなことがあると思います。また、保育内容の面から申し上げると、現状の公立園にはない独創的な視点から、より施設ごとのカラーのある保育内容に期待ができるということがあります。よりよい育ちのためのさまざまなニーズもあることから、保育への考え方、いろいろな教室など、さまざまなノウハウを生かした特徴のあるものとして、保育に柔軟に取り入れていることも挙げられると思います。  5つ目のママフレについてです。  豊明市子育てタウンウエブサイトにて、ママフレは平成25年度から取り組んでいます。ママフレは、妊娠、出産、子育てに関する行政サービスがわかりやすく探しやすい情報内容です。官民協働事業として企業は無償で地域貢献として取り組んでいます。ママフレの情報の更新は市の担当者が行っておりますが、平成30年度の利用人数は、月平均660件です。  最後になりますが、WEラブ赤ちゃんプロジェクトについてです。  WEラブ赤ちゃんプロジェクトは、公共の場などで泣いている赤ちゃんやママ、パパを応援する活動として把握しております。赤ちゃんが公共の場で泣きやまず慌てる御両親に、その泣き声、私は気にしませんよという思いをステッカーで伝えることで、両親の気持ちが少しでも楽になるように展開している活動です。賛同している自治体は、県は14自治体、市町村は4自治体と把握しております。県内では豊橋市が賛同をしています。  以上です。 52: ◯議長(杉浦光男議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  鵜飼貞雄議員。 53: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 一通りの御答弁ありがとうございました。  では、順に再質問をしたいと思います。  まず、不適切な排出をされているごみについて伺います。  先ほどの御答弁では、不適切な排出ごみには警告のシールを張ると。29年から30年を見ると、若干増加傾向にあるのかなと理解しました。この警告シールを張って出された方が自発的に回収してもらうことを期待していると。なので、収集しなくて置いていきますよということだと思うんですが、そのごみを排出者がもし回収に来なかった場合は、どのような対策をとられているんでしょうか。 54: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 55: ◯経済建設部長(相羽喜次君) もちろんこれは排出者に片づけていただくというのが第一であると。ただ、私どもが聞いておるところによりますと、実際には、町内会長さんなり、あと班長さんなりがどうも片づけておられるという話も聞いております。また、どうしても片づけられないものにつきましては、環境課のほうでもそれについては御相談は乗らせていただいておりますので、そのような対応になろうかというふうには考えております。  終わります。 56: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 57: ◯10番(鵜飼貞雄議員) では、その不適切な排出ごみが非常に多かったり、もしくは、同じ箇所に、多分同じ人が出したとわかりづらいと思うんですけど、繰り返しに同じような状況があった場合というのは、どのような対処をされていくんでしょうか。 58: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 59: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 特に悪質なそのようなものがあれば、これは、私どもとしても、中身を確認させていただいて、いわゆる排出者が特定できるようなものを調査させていただくと。逆に言うと、調査を直接指導するというようなことになろうかと思います。  終わります。 60: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 61: ◯10番(鵜飼貞雄議員) また違うことを聞きます。  私は、他自治体と隣接しているところに住んでいるんですが、地域住民の方から御相談を受けました。どういった内容かといいますと、隣接市の住民が豊明市の指定のごみ袋にごみを入れて排出している。非常に困っている。そういった御相談を受けました。このように市外から持ち込みで出されているようなごみ、この実態というのは把握されていますでしょうか。 62: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 63: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 豊明市のごみ袋を使われて、豊明市のいわゆるそこの場所に出されていたごみにつきましては、基本的にはこれは区別ができませんので、そのような数については把握はしておりません。  終わります。 64: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 65: ◯10番(鵜飼貞雄議員) では、いろんな多種多様な不適切な排出ごみというのはあると思うんですが、こういったものをなくすためにはどういった取り組みをしていくべきだと思いますか、お願いします。 66: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 67: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私どもは幸いにして、集合置き場で回収をするということでございます。そこへ出される方というのは、いつもその近隣の方、それは間違いございません。その近隣の方の目、また出される方が誰であるかというのがお互いに、いわゆる透明性がある形の中で出されることがやっぱり一番だろうと思います。また逆に、よその人がそこへ出してこれば、それはまた、逆に言うと近所の目がございますので、そういうことも減ってくるのかなと。近隣の方が御協力をいただけるということが第一であるというふうには考えております。  終わります。 68: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 69: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 全く違うことを聞きます。  先ほど持ち出しました市外からの持ち込みごみなんですけれども、豊明市の皆様からいただいたお金でごみの処分をしているんですね。これは実に公平ではなくて、納得のいくものではありません。どのような理由で市外から豊明市にごみを持ち込まれているのかわかりませんが、例えば、ごみ処分が有料化されている市町の住民の方からすれば、豊明市に出してしまえば家庭負担も少なくなる、そういったことも考えられると思います。  例え話で結構ですが、もし豊明市の家庭系ごみ、有料化された場合、市外からの持ち込みごみというのは減ると思いますか、ふえると思いますか。 70: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 71: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、大体私どものごみ袋というのは、多分普通で考えると、10枚で100円ぐらいでお買い求めができるだろうと思います。仮に、それが倍になったとすれば、それより高いごみ袋を買われて、わざわざ豊明市に捨てるということは多分ないだろうと。結果として、そういう、いわゆる捨てられるごみ、ごみの量が減るだろうというふうには考えられます。  終わります。 72: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 73: ◯10番(鵜飼貞雄議員) ごみの質問は次で最後にします。  お聞きしたところなんですが、ごみ置き場に注意喚起の張り紙をしたごみ集積所がありまして、そこは、張り紙をした途端に不適切な排出ごみというのが随分減ったというふうに聞いております。やはりモラル向上には、先ほど部長の答弁もありましたけど、地域の監視が徹底されているということを示す必要があるのかなと思っております。そこで、不適切なごみに対する注意喚起を促す看板などを用意していただくことというのはできませんか、お願いします。 74: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 75: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私どもは、今年度から、町内会以外の方の利用をお断りしますというような看板を作成させていただきました。これは議長の御許可をいただきましたので、きょう持ってまいりましたが、このような看板でございます。好きなことを書けるわけなんですが、町内会以外の方の御利用をかたくお断りしますというような形の看板を出したことによって、これを作成いたしましたので、これを御利用いただければなというふうには思っております。  また、今、かたい看板ですが、これをラミネートしたような形の柔らかいものも作成可能でございますので、そういうものをまた御利用いただければなというふうには思っております。
     以上でございます。 76: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 77: ◯10番(鵜飼貞雄議員) もう用意してあったんですね。なくて、提案して、ああと言うかと思ったんですけど、むしろそういった面で前向きに、市民が抱えている問題というものを常に意識しながら取り組まれているんだということを今のことで理解できました。  現状、ごみ置き場の管理などは、地域住民の方々には多大なお力添えをいただいているところであります。これ以上の負担を強いるわけにはいきません。不適切に排出されるごみも減れば負担も減ると思いますので、今後も注意していろいろと取り組んでいただきたいと思います。  続いて、子育てを支援する乳幼児施策について質問いたします。  1番目の産後ケアについて再質問いたします。  31年度からデイサービス型の事業も実施予定とのことでした。31年度の見込みなどをわかる範囲で教えてください。 78: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 79: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 31年度の見込みとして、今のデイサービス型ということで御質問がありましたので、デイサービス型は年間延べ120人ほどを見込んでおります。  以上です。 80: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 81: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 31年度から、宿泊型に加えてデイサービス型が予定されているということなんです。産後ケア事業が一層強化されると思っています。デイサービス型は、宿泊型に比べると、非常に利用しやすいとか、そういったメリットがあるかなと思っております。育児不安などで悩んで本当に支援を必要としている方が使いやすくなるように期待しております。  次、2番目の赤ちゃん駅について再質問したいと思います。  市役所内にある授乳室について伺います。  初めての方は、初めて来庁したような方、もしくは来庁頻度が少ない方というのは、授乳室がどこにあるかわかりづらいと思います。もっとわかりやすい案内を出していただくとか、あと、利用しやすい場所に授乳室を設置していただくとか、そういったお考えはございませんか。 82: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 83: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 確かに、今、2階に授乳室が設置されているということで、玄関の受付のところには、2階にあるということは案内はさせてはいただいているんですが、やはりわかりにくいという状況があると思います。そのような現状を踏まえまして、現在、授乳室を利便性のよい場所への移転を検討しているところです。  以上です。 84: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 85: ◯10番(鵜飼貞雄議員) ぜひ、利用者にとってわかりやすい、もしくは利用しやすいように努めていただきたいと思います。  では、次、5歳児健診について再質問します。  平成30年9月議会の一般質問では、児童虐待防止の観点から、子どもと親、そして行政がつながる機会をふやしていただきたいとの思いで5歳児健診について伺いました。先ほど部長からの答弁もありました5歳児健診は、発達が気になる子の早期発見にもつながる、そういうふうに言われております。そこで、当市として、発達が気になる子の早期発見、また早期療育に対して取り組みがされていますでしょうか、お願いします。 86: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 87: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 当市ではいろいろ検診をやっておりますが、各健診とか、保護者からの相談等で、発達が気になるお子さんには、市が実施している事後フォローの教室がありますので、そういった事業も紹介させていただいております。  それと、市内には小児科が4軒ありますが、その小児科の中でも発達を診てくださる先生がみえますので、もし受診が必要だというふうなお子さんがいらっしゃる場合は、そういった先生を御紹介させていただいたりもしております。  以上です。 88: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 89: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 御答弁ありがとうございました。  お聞きするところでは、現在、5歳児健診以外の視点から、当市としてできる限りのことをされているというふうに理解しました。今後、例えば人材確保であったりだとか、さまざまな問題、課題が解決された場合、5歳児健診もぜひ視野に入れていただいて取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。  続いて、公立、民間の保育園について再質問いたします。  冒頭の御回答から、私立園の特徴がどういったものかわかりました。例えば、園の特色などが事前にわかることができれば、積極的に私立園を選ぶ理由も出てくるかと思います。市として、そういった何かPRとか、行っていることがあれば教えてください。 90: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 91: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 一般論としてですが、子育て支援の面から申し上げると、昨今の多様化している保育ニーズに対して、公立とは異なる柔軟な保育環境を提供していただけるのではないかということが挙げられるんですが、その1つとして、例えばなんですが、延長保育であるだとか、休日保育のような運用とか、施設面の整備などは柔軟な対応やサービスの向上が期待できるところであります。保育内容の面から申し上げると、公立園にはない独創的な視点だとか、より施設ごとのカラーのある保育内容が期待できるとか、そういったさまざまなノウハウを生かした特色ある保育を取り入れられるということが挙げられると思います。  PRのほうでしょうか。そういったことを市のほうとしては、ホームページでは、まず市内の保育園の一覧のページに私立保育園のサイトもリンクさせております。それとあと、入園の入所案内の冊子というものをつくっているんですけど、そんなに大きなスペースは割けれないんですけど、私立園の簡単な紹介を各園オリジナルの表現で掲載するようなスペースも設けておりますので、そういったところで、私立園のよさということも保護者の選択肢として参考になるような工夫ということはしております。  以上です。 92: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 93: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 全国的に見ますと、現在は、公立よりも私立の施設の方が多いと聞いております。その中でも、愛知県は特に公立志向が高いと、そのように以前から言われております。公立を積極的に選ぶ傾向が今の流れになっているのかなというふうに私は思っております。答弁を今聞く限りでは、公立園、私立園、ともに特色があって、どっちがいい、どっちが悪いという議論をすること自体が不毛だというふうにわかりました。今後の参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  では、続いて、ママフレについて再質問をしたいと思います。  冒頭の御答弁では、1カ月当たり約660件の利用者があるというふうにありました。どちらかというと、僕の中では、閲覧者は多いのかなというふうに思っております。このママフレですが、今後も継続していかれるのでしょうか、お願いします。 94: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 95: ◯健康福祉部長(加藤育子君) ママフレについては、平成31年度から無償でのサービスの範囲を少し縮小するというふうな情報もいただいておりますが、本市としては、無償で続けられるところは継続して続けていきたいと思っております。  また、先ほど、近藤千鶴議員さんの御質問の中で、ごみの関係のことで御答弁があったんですが、それと同じなんですけど、本市ではAIによる窓口問い合わせサービスの実証実験に向けて取り組んでいるということで、この結果を踏まえて、今後、子育てに関する情報発信の方法等も検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 96: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 97: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 新しい取り組みをされていくということで、AIによる問い合わせサービスの今後も結果を十分考慮していただいて、結果的にあるのは、利用者が使いやすい、そういったものを情報提供の方法を考えていただく、それだけで結構だと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、6番目、WEラブ赤ちゃんプロジェクトについて再質問いたします。  先ほど部長のほうからも、こんなような事業ですよというふうに説明いただきました。WEラブ赤ちゃんプロジェクトの運営者より許可を得ておりますので、簡単に御紹介させていただきたいと思います。楽しいことだけではなく、大変なことも多い子育て、でも、ママやパパだけでなく、社会全体が赤ちゃんに愛を向けることによってよりよい環境が生まれるのかもしれない。そんな願いを込めて、赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たちがいることを可視化するWEラブ赤ちゃん、泣いてもいいよのステッカーを作成し、賛同者を募る事業です。  1歳前後の小さな赤ちゃんは泣くのが仕事とも言われています。窮屈な電車やバスが怖かったり、騒音に驚いたり、おなかがすいたり、暑かったり、寒かったり、赤ちゃんは全ての思いを泣くことで表現しています。赤ちゃんが泣きやまない状況に慌てるママやパパに、焦らなくても大丈夫、その泣き声、私は気にしませんよという意思表示をして、ママやパパの気持ちが少しでも楽になるように、泣いてもいいよステッカーやキーホルダーを身につけ、子育てを頑張るママ、パパに無言の意思表示をする事業です。  先ほどもありました、このプロジェクトは、県内では豊橋市、また近隣県では三重県も賛同しているということでございます。今御説明させていただいたWEラブ赤ちゃんプロジェクトですが、市としてこのプロジェクトに取り組まれるお考えはあるか、教えてください。 98: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 99: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 本市としても、活動内容を把握した上で、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 100: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 101: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 突然ですが、市長に伺います。  子育てパパを代表して、また豊明市を代表して、市長はどのようなお考えか、教えてください。 102: ◯議長(杉浦光男議員) 小浮市長。 103: ◯市長(小浮正典君) うちには3歳と1歳の子がいるんですけども、1歳の子は、父親に似たのかわかりませんけれども、やたら1日中食べる子でございまして、おなかがすくとひたすら泣きます。実は、ここのところ、豊明市でも、豊明市女性の会、それから豊明市にお住まいで、プロの音楽家の方々が、ゼロ歳の子から、泣いても構わないというようなコンサートを開いていただいています。自分はどっちも出席させていただいて、子どもたちも連れていっているんですけども、そういったイベントで本当に助かるんですね。  市の主催行事で、子どもたち連れの方々に来ていただきたいイベント、そういったイベントを開くときには、自分からであったり、あるいは司会の職員からであったり、子どもたちが泣いても大丈夫でございますのでという形でアナウンスさせていただくんですけれども、こういった形でステッカー等を一般の市民の方々もつけていただくことで、本当にみんなで子どもたちを育てていくんだという、そういう空気がどんどん伝染すると、それは非常に子育てしやすいまちになっていくんだろうというふうに思います。  ちょっと話が飛びますけども、鹿児島県のほうで、全国で出生率が一番高いまちがあります。そこのまちというのは、子どもたち連れの家族が移り住んできたときに、総出で出迎える、まちの人たちが。子どもたちが本当に泣いたり、わめいたりすると、その親御さんだけじゃなくて、本当に地域の近所の方が積極的にその子どもたちを世話するということを積極的にやっていることで、どんどん移住者もふえているし、子どもも産み育てやすい状態に、女性の方々からするとなっているというふうに町長さんから勉強させていただいたこともあります。  そうした形で、豊明市も、社会全体で子どもを育てていく、そういった環境はぜひとも必要だというふうに思いますので、私としても、可能な限りこういった取り組み、これがイコールかどうかはわかりませんけども、どうしてもプロのクラッシックの音楽とかで、やはり子どもたちがいる状態は、演奏者として難しい場合もあると思いますので、それがどういった形で区別がきれいにできるのかどうか、そういったことも十分勉強させていただいて、ぜひとも導入していきたいというふうに思います。  以上です。 104: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 105: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 思いもよらぬいいお答えをいただいたというふうに思っております。ありがとうございます。  今、先ほど市長からもありましたとおり、子育てというのは、社会全体の支援や、また賛同、そして意識変革というのが重要だと思っています。みんなで温かく子育てを見守る社会づくりを目指して、今後も私も提案をしていきたいと思います。よろしくお願いします。  さて、この3月末で退職される部長を初めとした職員の皆様、長年お疲れさまでした。詳しくは討論の場で行いますので、ここではこのあたりとさせていただきます。  以上で私の一般質問を終わります。 106: ◯議長(杉浦光男議員) これにて10番 鵜飼貞雄議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午前11時19分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時29分再開 107: ◯議長(杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  11番 村山金敏議員、登壇にて質問願います。 108: ◯11番(村山金敏議員) それでは、議長の御指名をいただきましたので、一般質問をいたします。  まずは、1問目として、このたび西沓掛区の寺池地区と東沓掛区の柿ノ木地区が開発されることとなり、この計画が順調に進めば、当市にとっては、大変果実が生まれる、財政面で潤うこととなり、人口はふえ、企業も進出してくれれば、働く場所もでき、大変喜ばしいことであります。しかし、この寺池地区と柿ノ木地区は、大きな保水能力を備えた優良な農地であったが、両地域とも、開発されることでその保水能力を失われることとなり、今後は都市型の治水対策が必要となる。この開発と整備に対する治水の計画と下流河川への影響と対策について質問をいたします。  続いて、近年、調整区域における道路及び水路等の疲弊が目につくようになったと耳にするが、緊急に対する処置は当然のことと対処されていると思うところでありますが、地域からの要望に対してはいかがでしょうか。  また、今後はどのように対処するのか、考えを聞かせてください。  以上で、壇上での質問を終わります。 109: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 110: ◯経済建設部長(相羽喜次君) それでは、治水の関係、それから道水路の整備の関係について、2つ御質問いただきましたので、順にお答えをさせていただきます。  まず、寺池、柿ノ木の開発に伴う治水計画、下流河川の影響等についてでございます。  寺池と柿ノ木の両地区は、保水能力を備えた現在は農地でございます。開発に伴い、自然環境による保水能力は失われると考えます。今回の開発では、開発面積に対しまして通常の雨量を超える降雨があった場合を想定した雨水貯留できる調整池を整備することで、その地区内の雨水は排水路へ直接放流せず、調整池に一旦貯留をし、下流域の河川に負荷をかけない計画としております。  一時貯留された雨水につきましては、寺池地区の場合は、荒井地区の排水路を経由いたしまして、正戸川に徐々に排水されます。また、柿ノ木地区の調整池は2カ所整備する予定でございます。下高根地区の排水路を経由して井堰川へ行くルート、下山地区の排水路を経由して天王川へそれぞれ排水される経路でございます。この調整池を整備することで、保水能力を備えた農地と同等の貯水量を確保いたしますので、開発による河川への影響は従来と変わらないというふうには考えております。  続きまして、2点目の道水路の整備のことについてでございます。  道水路の補修や修繕の対応で緊急対応の場合は、市民から連絡等を受けまして、その都度早急に対応しております。地域からの要望におきましては、区からの区長要望を受け、その緊急性、必要性、用地等の検討を行い、予算の範囲内で対応しております。しかしながら、その全ての要望を実施することができないのも現状でございます。今後も、なるべく多くの地元の要望にお応えできるように予算の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。  終わります。 111: ◯議長(杉浦光男議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  村山金敏議員。 112: ◯11番(村山金敏議員) それでは、まずは、寺池地区の開発規模はどのようでありますか。 113: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 114: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 寺池地区につきましての施工面積につきましては、約6ヘクタール弱、5.93ヘクタールでございます。公共用地を除きまして、計画戸数については150戸の計画でございます。
     終わります。 115: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 116: ◯11番(村山金敏議員) 区画数は。 117: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 118: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 区画数につきまして、まだこれからいわゆる換地設計ができますので、先ほど言いましたように、計画戸数としては150戸の予定でございます。  終わります。 119: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 120: ◯11番(村山金敏議員) 柿ノ木地区についてはいかがですか。 121: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 122: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 柿ノ木地区につきましては、約20ヘクタールの規模でございます。もちろんこれはこれから開発事業者が確定をしまして、当然、そこに入る事業者が決まることによって、その大きな区画が決まってまいります。まだ現在のところにつきましては区画数等は決まっておりません。  終わります。 123: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 124: ◯11番(村山金敏議員) それでは、両地区について、現在、保水能力と開発後の能力を比較するとどうでしょうか。 125: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 126: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 調整池の考え方でございますが、開発によって下流域の河川に負荷をかけない貯水量を確保するために造成をするものでございます。基本的には、従前地にある農地と同等の保水能力はあるというふうに考えております。容量につきましては、県の指導基準であります土地区画整理事業における調整池の設置指導基準に基づいて設計をしております。1時間の雨量が80ミリで、24時間の総雨量が276.6ミリを想定した場合で調整池は予定をしております。  そして、降水量の考え方につきましては、30年に1度の大雨というものでございまして、開発区域に降った雨は、調整池に、先ほど申し上げたように、一時的に貯留がされて、地区外への直接的な排水はないというような考え方でございます。  終わります。 127: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 128: ◯11番(村山金敏議員) この開発により、これからは都市型の治水になると思いますが、下流への影響は。 129: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 130: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 当然のことながら、上流部で開発をされた場合、その地区で開発によって降った雨につきましては、基本的には、その地区の中で処理をしていただくというのが大原則でございます。だから、逆に言うと、下流部に対しての負荷というのは、最終的には河川に流れるわけなんですが、負荷をかけないというような考え方ではおります。  終わります。 131: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 132: ◯11番(村山金敏議員) それでは、どんな事象を想定したか、近年の全国の集中豪雨等を例にお願いします。 133: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 134: ◯経済建設部長(相羽喜次君) もちろんこれは、先ほども申し上げましたように、県は貯留用の調整池の基準については、先ほど申し上げたとおりな基準を持っております。私ども、それと直近でいきますと、数年前の大雨がございました。その前にも東海豪雨もございました。その対応によって、この貯留だとか、数量、位置関係等につきましては、十分検討した上の中での計画をしております。  終わります。 135: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 136: ◯11番(村山金敏議員) それによる治水対策というものはどのように、過去の水害、先ほど言われた東海豪雨、そういったものを踏まえてお願いします。 137: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 138: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私どもは、今年度におきまして総合治水計画を大幅に見直しさせていただきました。これは、市域全体の治水をつかさどるものというふうに思っております。これは、もちろん今までの過去の災害等も勘案した形で、今後、市内の、いわゆる治水がどのような形にあるかというものを計画されたものでございます。  ただ、いかんせん豊明市内の場合につきましては、最終的な放流先が境川でございます。境川の改修に依存する部分が大変多いもんですから、そういう中では、河川の改修計画に合わせた、私どもも、いわゆる治水計画、それに対する改修計画を今後検討していくということになろうかと思います。  終わります。 139: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 140: ◯11番(村山金敏議員) 最近は、海外や日本全国各地で想定外の雨量が記録されて、大きな災害が起きております。名古屋気象台の観測値は、年間総雨量、平成26年では1,505.5ミリであったものが、27年には1,803.0ミリ、28年では1,686.0ミリ、29年には1,701.5ミリ、30年では1,695.5ミリと、雨量は地域的豪雨として確実にふえています。想定外という言葉が異常を指す言葉ではなくなった。安易な想定からではないと思うが、この排水の行き先は全て境川であり、2009年東海豪雨により天王川、井堰川、阿野川の水が境川へ流入し、その周辺の地域では、床上浸水の大きな被害をこうむったものであります。水は、高いところから低いところへ流れるもの。豪雨となれば、境川は市内のほとんど水と上流市町からのかなりの水が押し寄せるものと思う。こうしたことにも十分配慮して開発に臨んでいただきたい。この辺は当然考えの中には入っておりますよね。 141: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 142: ◯経済建設部長(相羽喜次君) もちろん大規模な開発におきましては、一番最初にやらなくちゃいけないことというのが、仮も含めて、いわゆる調整池の築造になろうかと思います。一旦の開発区域、当然造成がございまして、埋め立てもします。そういう水を一時的にそこへためて、下流域には負荷をかけないような、そういうような工事計画になろうかと思います。  終わります。 143: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 144: ◯11番(村山金敏議員) 集中豪雨、これは、想定外といっても、被害を受けられた住民は到底受け入れがたいものがあります。その辺もこれから留意して開発に臨んでいっていただきたいと思います。  それと、工事期間ほか、汚濁水等の対策はいかにしておられますか。 145: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 146: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 先ほど申し上げたように、開発をすると、当然造成をします。これも、調整池を一旦つくるというのは、そこへ一旦、いわゆる造成に伴って、土砂まじりものが入ったりとか、そういうことはします。それが直接排水路に流れれば、それがいわゆる土砂まじりの濁った水になってしまう。そういうこともありますので、まず調整池をつくって、そこで、いわゆる沈砂をさせていただいて、きれいな水のみが排水されるような構造であるというような形で、もちろん下流域には御負担をかけないということが大原則でございます。  終わります。 147: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 148: ◯11番(村山金敏議員) この両地区は市民からも期待が寄せられるところであります。何事もないように、豊明市に大きな果実をもたらすようよろしくお願いいたします。  この件はとりあえず終わります。  次に、調整区域内の区長要望以外の工事の件数はいかがですか。緊急対応等も含めてです。 149: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 150: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私どもは、区長要望工事に地元の市民の皆様、またはそれ以外のいろんな方からのいろんな要望をいただいております。年間、大体、道路、水路、いろんなことがございますが、約1,500件ほどの要望はいただいております。そのうち、今ほど調整区域と言われたんですが、調整区域内と思われる要望につきましては約700件ほどというような形でございます。  終わります。 151: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 152: ◯11番(村山金敏議員) 今、ちょっと聞き漏らしちゃいましたけど、全ての要望というのは。 153: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 154: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 全ての要望が1,500件、うち調整区域と思われるもの、多分調整区域だと思いますが、約700件ということでございます。  終わります。 155: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 156: ◯11番(村山金敏議員) 約半数が調整区域ということですよね。事例はどんなものがあるか、聞かせください。 157: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 158: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 済みません、それは調整区域ということでよろしいですか。一般的に調整区域に多いのは、やっぱり舗装が割れていたとか、そういうものの補修、あとそれ以外に、側溝等がいわゆる崩れていたりとか、そういうような感じのものが多いです。割合と延長距離の長いものについては、新たなものをつくってほしいというものにつきましては、これは逆に言うと、区長要望工事でお願いをしておるという事例はございます。  以上でございます。 159: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 160: ◯11番(村山金敏議員) そうすると、やはり私の耳に入ってくるような事象が大体主なものだということが確認できました。  それで、次、2番目に、対応のできていない区長要望工事の件数と、その予算額を聞かせてください。 161: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 162: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 毎年私どもにお寄せといいますか、御希望いただいている区長要望工事につきましては、大体年間40件程度というふうに思っております。そのうちの半数につきましては、採択ができる案件というような形でございます。実際どのぐらい積み残しがあるかというと、私どもは、それに対応する維持管理費用というのが、年間1億から1億3,000万ほどでございます。私どもとしては、なるべく早い時期でやりたいなとは思っておりますが、緊急度に応じて、いわゆるその順序は決めさせていただいておるというようなことでございます。  終わります。 163: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 164: ◯11番(村山金敏議員) 先ほど、要望は700件ということでありましたけど、ここへ来ると、年間約40件程度ということになりますが、その辺のギャップというのは何でしょうか。 165: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 166: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 区長要望工事につきましては、先ほども申し上げたんですが、ある程度、例えば距離があるだとか、全体的にやらなくちゃいけないとか、そういうような要望につきましては、区長要望工事で御希望いただくというような形でございます。それ以外の先ほど言った700件、1,500件、年間通して1,500件ほどありますが、これは、道路に穴があいているからすぐ埋めてくださいねとか、道路の側溝が、ふたが割れているから交換してくださいねとか、こういうものについては、危険と思われるものはすぐ直すような形でございます。  以上でございます。 167: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 168: ◯11番(村山金敏議員) それでは、年間予定する予算額というのはどれぐらいですか。 169: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 170: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、私どもの年間、この維持管理に係る予算としましては、29年度が、当初予算では1億2,500万、30年度につきましては1億3,500万、来年度につきましては、これはお認めをいただくということが大前提でございますが、1億4,000万ほどを予定しております。  終わります。 171: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 172: ◯11番(村山金敏議員) 3年が期限となっていると思うが、未施工の件数と目をつぶるものはないか、いかがでしょうか。 173: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 174: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 区長要望工事につきましては、先ほど申し上げましたように、採択をされて3年以内を目安に私どもは全て完了させたいということがございます。現在対応していない区長要望工事につきましては9件ございます。これにつきましては、私どもも予算確保に努めまして、早急に対応できるように考えていきたいというふうには思っております。  終わります。 175: ◯議長(杉浦光男議員) 村山金敏議員。 176: ◯11番(村山金敏議員) 都計部は早急にやらなきゃいかんですけど、調整区域も目をつぶらずに、何か希望があったら、早急とは言いませんが、時に応じてやっていただきたいなと思っております。気にかけてやってください。  それでは、いずれも早期に対応し、解消し、住みやすい豊明にしていただくよう要望し、一般質問を終わりたいと思いますが、周辺市町の整備も進んでおります。今後は、交通安全対策等が大きな課題となってまいります。市長、これから周辺市町が開発されると、交通安全が大きな問題になってきます。まちの中を逃げる車がたくさん出てくると思います。その辺も交通安全対策に力を入れていただきたいと思います。よろしくお願いします。
     それと、この春退職される職員の皆様方、長年御苦労さまでございました。私もひょっとして退職となるかもわかりませんが。  ということで、一般質問を終わります。 177: ◯議長(杉浦光男議員) これにて11番 村山金敏議員の一般質問を終わります。  ここで、午後1時まで、昼食のため休憩といたします。                午前11時52分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                  午後1時再開 178: ◯副議長(近藤郁子議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行いますが、それまでに議長が退席されましたので、副議長の私が議長の職務を行います。よろしくお願いいたします。  お諮りいたします。議長が不在であることから、日程の順序を変更し、仮議長の選任を議長に委任する件を直ちに日程に追加し、先議したいが、これに御異議ございませんか。                (異議なしの声あり) 179: ◯副議長(近藤郁子議員) 御異議なしと認めます。よって、日程の順序を変更し、仮議長の選任を議長に委任する件を直ちに日程に追加し、先議することに決定いたしました。  仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。  地方自治法第106条第3項の規定により、仮議長の選任を私に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (異議なしの声あり) 180: ◯副議長(近藤郁子議員) 御異議なしと認めます。よって、仮議長の選任を私に委任いただきました。  仮議長に19番 三浦桂司議員を選任いたします。なお、任期については本日中といたします。三浦桂司議員、よろしくお願いいたします。  それでは、一般質問を行います。  16番 月岡修一議員、登壇にて質問願います。 181: ◯16番(月岡修一議員) 議長の許可をいただきましたので、今期最後の一般質問をさせていただきます。質問の順序は変わりますが、御承知願いたいと思います。  乳幼児、児童の虐待に関する質問をさせていただきますが、質問の原稿を提出してからも何件か児童・乳幼児死亡事件や児童に対する虐待事件が発生しています。親が子どもを虐待して殺してしまうまで執拗な暴力を振るうことは、動物の世界でもあり得ないと思っていますが、人間の世界では日常茶飯事の出来事のようです。  虐待の行為は、親に反論もできない、反発もできない、物事を満足に伝えることもできない幼子をいたぶり、心の憂さを晴らすような、いわば人間としての低俗な人格しか持ち合わせていない、年齢的にも大人に成長していない不完全な人間かもしれません。虐待は親として愛情のかけらも持てない愚かな行為であり、実に悲しい出来事です。人間の心の奥底にたたずむ、医学や科学では解明できない理性を失った残虐な行為を実行できる人間もどきがこのように存在する限りにおいては、多分永久に虐待を根絶することは不可能かもしれません。  大変恥ずかしい話ですが、私も幼いころから父親に殴られながら育てられた人間です。現在でいう立派な虐待行為でした。私は6人兄弟ですが、男は私が1人、あとは女が5人という構成でした。普通に考えれば私は大切な跡取り息子ではなかったかと思いますが、現実は違っていました。毎日のように殴られました。私の記憶と意識の中では、とても恐ろしい恐怖の館に住んでいるようでした。  父親でありながら激しく我が子をいたぶる行動は、精神状態が異常としか思えない行為でした。毎日が逃げ場のない狭い室内は地獄の場所でした。酒を飲み、次第に目つきが変わってきますと、私は外へ逃げる態勢をとります。父親にとって、ただただ私という存在が目ざわりだったのではないかと思います。特に私に何の瑕疵もなく、何の理由もなくても、私という人間が目の前にいるだけで気に入らなかったのかもしれません。  とにかく本気で殴られました。逃げることに必死でした。冬以外の季節でしたら素足で逃げても余り気になりませんが、冬の時期は素足のまま、ふだん着のまま外へ逃げれば、命を落とすことにつながります。今ごろの福島県猪苗代町は豪雪地帯ですから、夕方はマイナス5度やマイナス6度は普通の気温です。素足で逃げて雪の中でしばらく寒さに耐えなければなりません。次第に低体温の状態になりますので、意識がなくなってきます。手足の冷たさや寒さを感じなくなりますと、凍死の状態に近づいてきます。私は何度か死にかけました。猛烈な吹雪の中で記憶を失ったら、間違いなく死んでしまいます。それでも殴られるよりは、寒風の中でも外へ逃げなくてはと生きるための本能が働き、雪の中へ逃げることをちゅうちょしませんでした。必死にふぶいた外へ飛び出したことが何度あったか数え切れません。私が置かれていた生活環境の中では、安全な場所は与えてもらえませんでした。  余談ですが、私の歯並びがかなり悪いです。これは多分、父親に殴られたせいではないかと思っています。このような最悪の環境の中で育ち、14歳のときには家を出されました。そんな私が今日まで生きてこれることができたのは、まさに奇跡としか思えないことが何度もありました。きっと神様が余りにもふびんな私を助けてくれたと思っています。  そのような私の強烈な体験が、子どもたちの虐待の情報に対して過敏に反応してしまいます。当然ながら、千葉県野田市で発覚した栗原心愛さん10歳に対する虐待死亡事件というよりも虐待殺人事件は本当にショックでした。父親の暴力が長期にわたって行われていたことは、私の心が刃物でえぐられるような痛みを感じてしまいました。アンケートの回答から虐待の可能性が相当に高いことが判明しながら、乳幼児、児童たちを守るべき立場にある教育委員会や児童相談所は心愛さんの命を守ることを放棄してしまいました。  それでは、これから質問に入ります。  豊明市においても明らかに虐待と判断される事例があったのではないかと思っています。  最初の質問です。過去の事例や昨今の事例がありましたら、どのような内容でどのような対応をされたのか公表できる範囲でお答えください。  2つ目です。豊明市の場合、市民から虐待ではないかとの通報があった場合、どの部署が中心にどのような対応をされるのかお答えください。  3つ目です。豊明市の中で虐待と思われる事件が発生した場合、民生児童委員の方々はどのようなかかわりを持たれるのでしょうか、お答えください。  4つ目です。豊明市内でもしも深刻な虐待と思われる事件が発生した場合、単に児童相談所に通報して終わりとするのか、それとも、虐待を受けている乳幼児や児童を救うために迅速に対応されるのか、または警察への通報はどの時点で行うのかお答えください。  続きまして、児童相談所の対応についてお尋ねをさせていただきます。豊明市の職員として質問に答弁できる立場にないことは承知いたしております。答弁しにくいかもしれませんが、できるだけ答弁をいただきたいと思います。  全国的に見て、過去の虐待事件で死亡につながった事件をかいま見ますと、明らかに虐待であるとの通報を受けながら、乳幼児や児童の命を守ることができなかったその原因の多くは、児童相談所の不適切で安易な判断が招いてしまったと多くの人々は受けとめていると思いますし、私もその一人です。  虐待問題に精通している児童相談所が、心愛さんの父親の高圧的な態度に対して、児童相談所としての対応が及び腰になった実態が明らかになりました。児童相談所の所長は、命を守る役割がある、本当に申しわけないとうなだれていたと記事になっていましたが、その言葉を誰が真摯に受けとめることができるでしょうか。児童相談所は子どもたちの命を守るプロの精鋭部隊であると思っていましたが、私の判断が間違っていたのでしょうか。過去にも何度も虐待による死亡事件が発生して、児童相談所の責任が明らかになると、所管の責任者が謝罪をされますが、単なる儀式的な、形式的な行為にしか感じられません。  そこで、お尋ねをいたします。  1つ目です。このような大きな問題が全国的に頻発している中で、県が所管してる児童相談所と各自治体の担当課職員との合同による対策会議、または、過去の事例を含めて反省会のような会合は持たれることはあるのでしょうか、お答えください。  さらにお尋ねします。2つ目です。  全国の自治体はそれぞれの県に対して何も申さずに、児童相談所の不手際に対してだんまりを決め込んでいるのでしょうか。どんなことでも結構ですから、お答えください。  続きまして、教育委員会の質問に移ります。  殺された栗原心愛さんは、自分の字で「お父さんに暴力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときに蹴られたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。」栗原心愛さんは必死の思いで一番信頼できる先生に助けを求めていました。しかし、野田市教育委員会委員はアンケートの回答を父親に渡してしまいました。アンケートの結果を見せるように威圧的な態度で執拗に要求する父親に恐怖を感じたといいます。そして、心愛さんが助けてほしいと必死に書いたアンケートのコピーをあっさりと父親に渡したわけです。この信じられない我が身保身に徹する不適切な行為が必然的に心愛さんを死に追いやる結果となってしまいました。  この野田市教育委員会の当事者はお子さんをお持ちなのかどうかわかりませんが、少なくとも1人の親として、今、安易に心愛さんが書いた文書のコピーを高圧的な態度に出ている父親に渡したら、心愛さんがさらにひどい虐待にさらされるような結果につながらないか判断ができなかったのでしょうか。それとも、心愛さんの父親の高圧的な態度からとにかく逃げ出したい一心で、心愛さんがどうなろうと他人の家庭の問題であり、他人の子どもの問題であるとでも思ったのでしょうか。  とにかく、心愛さんは殺されてしまったわけです。死亡した事実を知ってから、野田市の市長が幼い命を救えず申しわけないと謝罪されたそうです。さらに児童相談所は、事前に相談すべきで不適切だったと、教育委員会に対して批判的な発言がありました。こういった一連の行動を通し、著明な教育評論家は、野田小学校と野田市教育委員会は子どもを第一に考えるという原理原則を欠いていると言っていました。  そこで、お尋ねをいたします。  1番目に、本市において子どもたちが学校で安心して学べる環境とはどのようなことであると考えていますか。お答えください。  子どもたちは先生を信頼して学校で学び、教養を蓄積し、人間としての人格の基本的な骨格を築いている途中であります。子どもたちが学校の先生の不手際や教育委員会委員の不手際で心愛さんが亡くなったと知ったら、さぞかし先生に対する信頼の念は失われることになると思います。この事件は愛知県の豊明市で起こった事件ではありません。しかし、児童たちの気持ちを勘案しますと、先生や教育委員会委員がなぜそのようなことをしたのか、そのような不信感を抱く可能性も考えられます。  そこで、お尋ねをいたします。2番目です。  豊明市の教育委員会としては、千葉県野田市の虐待殺人事件は他山の石であると子どもたちに言えるでしょうか。お答えください。  けさのニュースで、教師が子どもの顔のあざを見て学校からすぐさま警察に通報し、両親が逮捕されたという記事が載っていました。少しずつ先生たちの意識と行動が子どもたちの命を守るために積極的になっているというあかしではないかと感じています。しかし、新聞記事やテレビのニュースに出なくても、我々の身近なところでは乳幼児や児童が十分な愛情のもとに育てられている家庭は少ないような気がしています。  そこで、提案をさせていただきます。  3つ目の質問となりますが、豊明市として乳幼児・児童虐待をなくすためにも、若い親御さんたちの子育てを強力に支援していくためにも、乳幼児・児童虐待根絶月間とか、または、親子の触れ合いをさらに強調するために、強調月間とかそのようなことを決めて、とにかく親子が楽しく触れ合う強調月間を制定してはいかがかと考えていますが、検討されるようなお気持ちがありましたらまたお答えください。  あわせて、このような事件を最小限に抑えるためには民間の力が必要ではないかと考えています。現実に虐待事件を防ぐことはかなり難しいと思います。しかし、私のようにさんざんに親に殴られながら育った人間は、自分が大人になり親になったときに我が子に虐待をしてしまう確率が高いという学者の考えがあります。私は何とか我が子に虐待をせずに済みましたが、やはり虐待をするような要因を持ち合わせていると自分ながら感じています。したがいまして、虐待をしてしまう可能性の高い大人はこのようにたくさん存在しているのではないかと思います。そのような人たちの気持ちを穏やかな方向に差し向けるためには、精神的に追い詰められた人々のためにもいつでも相談に乗ってくれる人材と適切な場所が必要かと思います。  4つ目の質問です。  今の豊明市内には、多士済々、優秀な人材が存在されます。心ある人々を募りながら、よろず相談所のような施設が必要と考えられますが、いかがでしょうか。答弁を求めたいと思います。  ちなみに、私ごとですが、昨年豊根村に中古の住宅を買いました。もしかしたら近未来に自然環境の豊かな静寂な住宅でさまざまな悩みを抱えている人たちのために活用できないかとの思いが優先しました。特段お金があって買ったわけではありません。しかし、何らかのお役に立ちたい意識を持つことは、虐待のような凄惨な事件を減らすことにつながればとの思いからの決断でした。  以上で壇上での質問を終わらせていただきます。 182: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 183: ◯健康福祉部長(加藤育子君) それでは、健康福祉部のほうから回答させていただきます。  たくさん御質問をいただきましたので、ちょっと確認もしながら進めさせていただきますが、まず、豊明のほうでもどのような事例があったのか、その内容についてというようなことと、それとあと、通報があったらどのような対応をするのかっていうこと。あと、民生児童委員さんとの関係、それと、どの時点で警察との連絡をするかだとか、あと、児相の対応等、児相との会議があるかだとか、あと、最後のほうでいただいたのが、親子が楽しく触れ合うことを強調するような、虐待を根絶するような強調月間を定めてはどうかっていうふうなこと、それと、よろず相談の場が必要ではないかっていうふうなことでよろしかったでしょうか。もし漏れがありましたらまたおっしゃっていただければと思います。  それでは、事例についてなんですが、新聞等でも皆さんも御承知かと思いますが、本市においても残念ながらとうとい命が守れなかった事件が発生しました。新聞情報でも皆さん御記憶にあるかもしれないですが、5カ月児のお子さんの事例でした。豊明市内で関係者の方も現実いらっしゃるっていうこともありますので、余り詳しいことは紹介できないんですけど、その後検証委員会ということで、大学の先生だとか弁護士だとかお医者さんだとか、いろいろその検証委員会で事実確認を調査して、で、その後の再発防止のために方策を検討して、いろいろ今取り組んでいるところはございます。  あと、通報があった場合っていうことですが、市のほうではまず子育て支援課が中心になって動くことになると思います。で、情報収集をしまして事実確認をさせていただいて、必要に応じて家庭訪問等を実施して、保護者にお会いして状況をお伺いするとか、そういった対応もしております。その時点で地区の民生委員さん等とも連携をとらせていただいて、いろいろ御協力いただくこともあります。  あと、警察との関連なんですが、今、毎月1回要保護児童対策の会議というものを実施してるんですが、その会議に昨年10月から警察の方も参加していただいてて、警察との連携も密にっていうことでは今、取り組んでいるところですが、情報という形で、通報のような、そういったものが寄せられたときには、やはりその緊急度、危険度によっては即警察と対応しないといけないということもありますので、連絡をとっております。  あと、児童相談所との対応ということですが、日ごろの連携ということでは、先ほどの月1回の会議に参加していただいているのはもちろんなんですが、その月1回の会議の前に事前会議っていうこともやっております。そこでも児相の方にもお越しいただいて、本当にその会議にかけるケースかどうか、そういったことを情報を共有しているっていうことです。  それとあとは、会議以外にもケースのことでは日ごろから情報を共有して、必要があれば即連絡をしてっていうことで、そういった意味では非常に連携をとってやっているっていう状況です。  あとは、児相との会議ということでは、先ほどから申し上げている月1回の会議は定例で実施してるんですが、それ以外に代表者会議ということで、中央児相のお医者さんになるんですが、所長の先生に参加していただく年1回の代表者会議というものがございまして、そこに参加していただいて、いろいろ県全体の最近の動向であるだとか、そういった情報伝達もお聞きしながらということで、年度の締めという形で豊明市の実態とかそういったこともアドバイスをいただいたりっていうことで実施しております。  また、先ほどのケースが発生した検証委員会のところでも児相の方にももちろん参加していただいております。あと、県のほうには検証委員会の結果とかも報告に行っております。  それとあと、強調月間を定めてはどうかということですが、この辺については非常にやはり虐待ということは大変痛ましいことにつながる危険性があるもんですから、その辺のことは重々に周知をしていきたいというふうに考えておりますので、どういう方法をとるといいかとか、また、今の御提案を参考にさせていただきたいというふうに思っております。  それと、よろず相談の場ということで、育児相談というのは毎週水曜日定例で保健センターのほうでやってるんですが、その育児相談以外でも別に電話相談はいつでもお受けしておりますので、そういうふうに市のほう、今は子育て支援課が窓口になるもんですから、もしそういった議員の皆様方からでも何か御相談とかをこちらのほうに寄せていただければありがたいと思っております。よろしくお願いいたします。  以上です。 184: ◯副議長(近藤郁子議員) 小串教育部長。 185: ◯教育部長(小串真美君) それでは、後半のほう、教育委員会のほうにいただきました御質問に対して順次お答えしたいと思います。  まず、1点目の学校で児童が安心して学べる環境という点でございます。現在学校で行っている対応のほうを御紹介させていただきたいと思います。  学校においては、児童虐待の早期発見に向けて、全学級において毎朝健康観察を実施しております。また、定期的に教育相談を実施するなどして、児童虐待の早期発見に努めております。日々の健康観察や教育相談によって児童に虐待の疑いがあると教員が感じた場合は、まずは養護教諭と校長、教頭に相談、報告を行います。その後、学校内で関係者を集めて組織的に対応を行っております。  仮に児童本人からあざだとか傷、そのようなものが見つかった場合、それがいつどうしてできたのか、その理由を詳しく児童から尋ねて、あとは、証拠という点で、写真や文面等でしっかり残すと、記録を残すと、そういったことを行っております。その後、保護者に連絡をとって詳しい理由を尋ねております。その状況によりましては、虐待の可能性ということが確認できれば、子育て支援課だとか、あるいは教育委員会のほうへ報告をいただいております。学校においては、現在早期発見、早期対応、それから、関連機関につなぐということが何よりも重要であるという考えで対応を行っております。  それから、2点目です。  今回、誰にも言わないという子どもとの約束においてアンケートをとって、そこに子どもが正直なことを書いたと。その約束を軽々しく破っているということはあってはならないと思います。先ほど他山の石という言葉を使われましたが、既に校長会において教育長からこれは他山の石ではないという強い意思を発信して対応を依頼しております。  それから、3点目です。若い親御さんに対して強化月間というようなことで何かできないかということでございます。  今、先日もお答えしましたが、文科省の緊急調査をやっております。そこでさまざまな対応ができていない、面会ができていない児童生徒を今、調査しておりますので、その原因を精査して、必要な対策、こういった強化月間も含めて保護者に対して何かする必要があるとわかれば、できる対応はやっていきたいと思います。  それから、よろず相談という点で、教育委員会の視点で申し上げさせていただきますと、学校に来れなくなった子どもたち、教育支援センターで対応したり、行っておるわけなんですけど、教育支援センターにも来れなくて、自宅なら受け入れていただけるという子どもさんに対しては、ホームフレンドということで、そのお宅に入って日々過ごしたり、連れ出せれば外に一緒に出たりしております。ここにある1つの目的は、そのお宅に行くことによって、虐待というのは自宅で行われるケースが多いもんですから、そこで虐待を早期発見すると、その意図も持ってこういった事業に取り組んでいます。繰り返しになりますが、やっぱり早期発見、これに全力を尽くして今後もやっていきたいと思っております。  終わります。 186: ◯副議長(近藤郁子議員) 小浮市長。 187: ◯市長(小浮正典君) 私は、もうそれぞれ答えてるんですけども、一言だけ申し上げたいと思います。  薬物事犯等の、そういった事犯を犯した若者の更正に長年努力されてきた保護司の月岡議員ならではの非常に迫力のある御質問であったし、私も胸に突き刺さりました。本当に今回のような児童虐待の事案が行政としても起きてはいけないし、世の中として起きることは本当に絶対あってはならないことだというふうに思います。  強調月間というお話がありました。私の任期も残り短いものですから、具体的なことを申し上げませんけども、提案としてこういったことこそ議会と市の当局幹部の職員全員が一緒になって、この場にいる全員がそういったことについて誰も否定しないし、みんなそういった命を守りたいという思いは一緒だというふうにこの議場では思います。こういった事案こそ議員と我々当局の職員が一緒になって、市民の皆様の前に立っていろんな取り組みをやっていく、そういったことが必要なんじゃないかなというふうに、月岡議員のお話を聞いてそう感じました。  どういった取り組みがやっていけるのか、それは私、今現在具体的なことを申し上げられませんけども、そうすることによって市民の皆様にそういったことを共感していただき、いろんなところでお困りになっている御家庭、あるいは本当に救ってほしい子どもが救いの声を上げられる、そういった社会環境を豊明市でつくっていけるんじゃないかというふうに思いました。それだけ、私の思いです。  以上です。 188: ◯副議長(近藤郁子議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  月岡修一議員。 189: ◯16番(月岡修一議員) 市長の答弁、答弁ではないんですが、発言がとてもうれしく感じました。  私は、民間の力が必要ではないかということを、よろず相談所のようなものが必要ではないかと申し上げました。私たちが本当に幼いころですと、田舎育ちでありましたが、どこの家庭のおじさん、おばさんでも子どもの不良的な行動には厳しく注意をしたり、その子どもを温かく見守ってくれたり、そういった存在、環境がありました。今、残念ながらそういった環境がないのが非常に残念ですが、ただ1つ、私が申し上げた理想的なよろず相談所というのは、私が議員になって数年たったぐらい、今からもう随分前ですね。20年ぐらい前になりますかね。ある県で篤志家が行われてた事業というか、ありました。  それは民間の建物を借り上げられて、そして、そこに集う子どもたちは条件なしです。何かというと、来たい子は来なさいと。おなかすいたらラーメン食べればいいと。勉強したけりゃ勉強すればいいと。しかし、そこでは絶対守らなければいけない条件はありました。けんかをしてはいけないという。盗みをしてはいけない、人のものをとってはいけないと。たしかこの程度だったかなと思うんです。ですから、小学生でも幼稚園でも高校生でも来てもいい。  その場所にいますと、大人も数人いてくれますので、悩み事相談といいますか、学校でこんなことあった、親に怒られた、お兄さんたちに怒られた、どんな話もできる環境なんですね。結構部屋数があって、ソファーに寝っ転がってようとテレビ見てようと誰も怒らない、そういう環境でした。つまり、子どもたちにとっては、学校から真っすぐ家に帰って狭い空間の部屋で親に怒られるよりは、伸び伸びと自分たちを受け入れてくれる大人がいる、そういった部屋が必要だと思います。  とても独特の雰囲気で、私もいつまでもいてもいいなって、そんな感じのところでした。やっぱりそこには若いお母さんも来るそうです。誰もとがめる人はいません。少なくとも幼子を抱えてくる人は、やっぱり子育て、まだ経験の少ないお母さんは夜泣きに困る。いろんなことに、やはり小さなことに困る。しかし、それを聞いてあげれる人がいたわけですね。誰もそういった話を聞かない環境ですと、ただいるだけになってしまうんですが、お母さんや子育てのいろんな問題を抱えた人たちに自主的に来ていただいて、そこの心の奥底を話をしていただける、聞いてあげる。それに対して本当に、学校の先生とか専門家じゃないですから、100%の答えはないかもしれません。100点の答えはないかもしれませんが、すごく温かみのある言葉があったような気がします。  つまり、本来虐待の防止とかそういったことに行政がどこまで携わればいいのかというのに僕、実は疑問もあるんです。児童相談所に対して厳しいことを申し上げましたけど、それはそうでね、間違ってはいない。しかし、やっぱり対応の仕方はいまいちおかしいんじゃないかというところをただ申し上げただけで、いつまでも、じゃ、豊明の問題、豊明市でやらなきゃいけないかって、僕はそういったことよりは、むしろこの中でも申し上げましたように、やっぱり豊明市内の優秀な篤志家、または多士済々、優秀な方、みえますので、そういった志ある人たちに集まっていただいて、本当に先ほど申し上げましたように誰が来てもいいんだよと。時間を守ってほしいし、そういう時間さえ守れればいいよと。子どもたちがお兄ちゃんたち、勝手にコーヒーを入れてあげる、ジュースを飲む、全然オーケーなんですね。  最初のうちはぎくしゃくしとったそうです。けんかやったり取っ組み合ったり、しかし、だんだんだんだんその決まりを厳しく守らなければ来てはだめだということがわかるようになりますと、お兄ちゃんたちは小さい子どもたちに勉強を教えたり遊んであげたりするんですね。そうすると、もういたずらをするとか悪さをしようとする子はいなくなって、自然淘汰されてしまうらしいです。ですから、もう本当に子どもたちはランドセルしょったまま来て、ランドセルぱーんと椅子にほかって、もうファミコンやろうとテレビ見ようと何やろうと大人は何も言わない。いけないって言われることだけやめなさいって言うだけですね。そういった中で非常に子どもたちの心は解放されて、やはりいろんなことでも相談する。自分の心を回復させる環境、そういったことを与える環境にあったのかなと思うんですね。大人さえも悩み苦しむ人はいっぱいいるわけです。そして、児童虐待とか乳幼児虐待とか、異常な状態になってしまう。しかし、こういった人たちがもしもそういった場所で真摯に話を聞いてくれる大人に出会ったときには状況が変わるのかなって、そういう期待が持てるわけですね。  ですから、私はそういった、ああいった施設とか民間の空き家とも、そういったことでも借り上げとかして、誰か彼か篤志家がいて、いつでも相談乗るよと、そういった環境がもしできれば、市役所が責任持ってやるんだということではなくて、民間みんなで、社会全体で子どもたちまたは若いお母さんたちを育てる、見守っていこう、そういった雰囲気ができれば、市長がおっしゃったように本当にすばらしいまちになるかなと思いますし、私はそれを目指したいなと思って、実は豊根村になけなしのお金をはたいて家を買ったわけですけども、あの環境の中で一般社会から隔離されたところでしばらく子どもと一緒にいて自分を見直すきっかけになれば、子どもの虐待はいかに愚かなことかっていうこともわかると思うし、やはり人間っていうのはどっかで気持ちを切りかえる環境が必要なわけですね。そういったことを与えてあげる必要があるかなと思ったのがよろず相談所なわけです。  ですから、そういった意味で、皆さんの日ごろの事業のやり方はおかしいとか足らないとかそういったことを申し上げてるんじゃなくて、一般質問としては取り上げさせていただきましたが、やはり市長がお話しされましたように、前向きに、社会全体、市の職員の皆さんも議員の皆さんもみんなで虐待に対して敏感な意識を持って、やっぱり何かあれば関係する機関に通報するとか、積極的にすることによって子どもたちの命は救われるのかなって、そんな気がしてますので、そういったことをこの場をおかりして申し上げたかったわけです。  いち早く市長がそれに受けとめてくれて、大変私が余分なことを言わなくてよかったなと思ってますけど、市長みずからそういった発言をしていただいたことに対しては私はこの一般質問をした価値があると思って、きょうは十分満足です。
     そういった余分な話をしましたが、社会全体が子どもたち、または大人も含めて温かいまなざしで守ってあげる、そんな環境が豊明市にできればいいなという、そういった思いで一般質問をさせていただきました。  以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 190: ◯副議長(近藤郁子議員) これにて16番 月岡修一議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午後1時41分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時51分再開 191: ◯副議長(近藤郁子議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  3番 郷右近 修議員、登壇にて質問願います。 192: ◯3番(郷右近 修議員) 議長の指名がありましたので、まずは壇上から質問をさせていただきます。  今回は2点の質問がありますが、最初に公費の負担をふやして国保税の引き下げをしていただきたいということでお話をします。  国民健康保険制度が、被保険者の方が大半が退職した高齢者の皆さんと非正規雇用で働く方々になってきています。以前とは全く違った加入者状況です。何度かお話をさせていただいたとおりです。被保険者の所得は減っていきながら、同時に、先ほどお話ししたように加入している方が高齢者の方が割合が高いということで、その医療サービスの使われ方、そして、その中身についても必要な給付は多くなっていくということが起き、相反することが起きてますから、保険税が高くなり続けているという状況です。  国民健康保険制度は、受益者も運営費を負担し合う、つまり、豊明市でいえば保険税を払うということが前提になっているんですけれど、被保険者の中で現役世代の方々の占める割合が相当な割合で高くないと成り立たないという構造的な問題があるというわけです。高齢化が進む中で、公費を今まで以上にさらに投入して豊明市民の皆さんの健康を守るということと、国民皆保険らしいものに、つまり、誰でもそれぞれの皆さんの立場、所得に応じて必要な保険が払うことができる、そういう国民健康保険にするべきではないかと考えて、以下の質問をしたいと思います。  市費、豊明市のつまり税金の繰り入れというのを国民健康保険ではしています。法律の法定の範囲内で認められたものと、現状ではそれ以外の部分という分け方がされていますが、とりわけ法定外の繰り入れのことを想定しながらお話をしています。市費の繰り入れを維持、増額して、国保税の据え置きや、できればこうしたいんですけれど、引き下げを実現できないかと、行うべきではないかというふうに思います。  とりわけ子どもにも賦課される均等割というものが国保税にはあります。この1人当たり、どんな年齢、立場であってもその負担を負う均等割というのは、国民健康保険以外の保険の制度では存在しない仕組みであります。こういった収入が自分で必ずしもない生まれたばかりの子どもでもその一人一人に賦課されるこの均等割というものに対しては大変な批判があります。大昔の人頭税とも言うべき制度なんではないかという厳しい批判もあります。こういったものも減免をしていけるようにするべきではないかというふうに考えますが、どうでしょうか。  2つ目に、子どもの医療費の助成制度をさらに現在までよりも拡大して、現在は15歳まで窓口での負担を無料化されているんですが、それを18歳まで、高校生、高校の卒業まで無料に拡大するべきではないかというふうに考えています。  この時期、ちょうど高校生3年生だと、進路、受験ということで大変な時期と同時に、豊明市でも1月だったと思いますけれど、小中学校ではインフルエンザがはやりまして大変な状況だったというふうに思っています。こういうときにも、例えばただでさえそういう気を使う時期の中で、家族の中でそういった感染症が起こると、次々かかっていくと。それだけでも大変なんだけれども、こういった窓口負担の無料化などが行われると、子ども自身が中学生、高校生ぐらいになると、子ども自身だけでも保険証1つ持って病院に行くことも非常に楽になるということで、歓迎の声なども聞いておりました。こういったすぐれた制度をさらに拡大するために尽力してはいかがかというものです。  3番目です。  こういった国民健康保険制度の構造的な問題について、ここしばらく、とりわけこの平成30年度から切りかわりました都道府県化への流れについて、その準備段階から地方自治体から国に対しての要請、要望というものが活発に行われてきたというふうに思っています。とりわけ都道府県については、知事会から国に対してもっと公費負担をふやして、国も責任を持って継続ができる国保にしていくべきではないかということを繰り返し要請をしてきているという状況だと思っています。  一方で、自治体のほうからもこうした現状に即した要請というのを国に対して強めていく必要があるんじゃないかと思っています。1つは、豊明市もそうだとは思うんですが、自治体独自の公費、市費の繰り入れも大事ですけれども、それだけでは財政上これからの高齢化が進むことも考えると、さらに財源をもっと多く確保しないと、御提案しているような国民健康保険税の引き下げであったり、また、均等割を減免していく、なくしていくというのが大変難しいんではないかというふうに思うからです。  ただ、あくまでも、タイトルもそういった自治体、そして国ということを合わせた、国費とか市費ということだけじゃなくて、公費という形で訴えをさせていただいてるところです。こういった連携で公費の負担を全体でふやしてゆくべきではないかということを国に対してこれまでよりもさらに強く市からも要請をしていくべきではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。  次です。次が、幼保の無償化についてです。  政府は2月12日、幼児教育、そして保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案というものを閣議決定しました。ことしの10月から3歳以上の子どもの費用が無料ということになるんですが、未満児、それよりも年齢が低い子どもたちについては、低所得層の御家庭、方々が対象であり、3歳以上のように全ての方、全ての御家庭、全ての子どもが対象になるというものではないということがわかっています。  また、その中で、これまでは全体の保育料として徴収がされてきたんではないかというふうに思う給食費について、幼保の公平さという点から、切り離されて実費負担となるということもわかっています。  そこで、以下の質問をさせていただこうと思います。  幼保の無償化が行われる前とその後で違いが出てくると思うんですが、実際の給食費の負担というものはどういうふうな形になるのか教えていただきたいと思います。  その次に、その給食費についても、恐らくそういう制度の変更の前後によってさらにその分の負担の増が生じる方がいるんではないかということを想定して、公費負担を行ってこの食費の部分の無償化というのを図るべきではないかというふうに思うのですが、お答えをいただきたいと思います。  これにて壇上からの質問を終わります。 193: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 194: ◯健康福祉部長(加藤育子君) それでは、健康福祉部のほうから回答させていただきます。  まず、1つ目の公費負担をふやして国保税の引き下げをということですが、まず1つ目、市費の繰り入れを維持、増額し、国保税の据え置きや引き下げを行うべきではないかという点についてです。  国保制度の持つ構造的問題、年齢構成が高く医療費水準が高い、所得水準が低く財政基盤が不安定であるなどの課題は、豊明市としても十分認識しております。特に医療費水準については本市は県内でもトップクラスであり、その高い医療費に見合う保険税水準となっておらず、一般会計からの繰入金で不足分を補ってきたことは御承知のとおりです。  これら財政上の課題へ対応し、国保制度の安定化を図るため、今年度の制度改革が実施されたところであります。そして、新制度においては、決算補填目的の繰入金は明確に赤字と定義され、削減、解消していくこととされました。  今後高齢化が進み、ますます1人当たりの医療費は上がり、県へ支払う事業費納付金も1人当たりの納付金額がふえてくることが予想されます。これまでのように一般会計からの繰入金に頼った財政運営では、将来の国保財政に大きな不安要素となるだけでなく、市の一般財政にも影響を及ぼしかねないことと考えます。加入者の方の急激な負担増とならないよう配慮しつつ、計画的、段階的な赤字繰り入れの削減と保険税水準の引き上げに御理解をいただきたいと思っております。  また、子どもにも賦課される均等割は減免すべきではないかとのことですが、均等割については応益部分として国保税の基礎的かつ重要な部分であり、低所得者においては軽減される制度もあるため、今以上の減免は考えておりません。  2つ目の、子どもの医療費助成を拡大し、18歳まで窓口負担を無料にしてはという御質問ですが、豊明市の子ども医療助成制度につきましては、現在入院、通院ともに中学校卒業までを無料としており、これは愛知県内の自治体においても標準的な水準にあります。県内で18歳までを無料としている市町村もありますが、ごく少数です。また、高校生の年代は義務教育以下のお子さんに比べ一般的には医療機関へかかる機会は少なく、非常に限定的であると考えられることからも、今のところはこれ以上の子ども医療費助成の拡大は考えておりません。しかし、今後については他市町の動向を見つつ、その効果などについて研究してまいりたいと考えております。  3つ目の、国や県へ公費負担の増額を要請していくべきではという質問ですが、国保事業に対して国は低所得者対策強化や財政調整機能の強化などに毎年3,400億円の財政支援を行うこととしております。また、本年度からは未就学児分の国保国庫負担の減額調整も廃止されるなど、少しずつ公費の拡大はされてきていると思っておりますが、議員も御指摘のとおり、構造的な問題を抱える国保制度を将来にわたって持続していくためには国の支援が必要不可欠と考えますので、機会を見て要請できればと考えております。  2つ目の幼保の無償化についてです。  まず1つ目の、無償化後の給食費の負担はどのようになるかという御質問ですが、今回の幼児教育、保育の無償化においては、一部上限の設定はありますが、3歳以上のお子さんについては幼稚園、保育園とも授業料、保育料などは基本的に無料となりますが、制度上給食費は無償化の対象に含まれないこととなっております。その分は保護者が実費負担していただくことになります。幼稚園の給食費は徴収方法はさまざまですが、基本的には授業料と別の算定となっていると思われます。保育のお子さんの給食費については、現在お米、パン代などの主食費は保育料とは別に実費徴収をしておりますが、おかずなどの副食費については保育料に含まれております。今回の無償化により、保育のお子さんについては副食費を保育料から切り離し、保育料は無償化とされる一方、給食費は主食、副食費を合わせて実費徴収することが必要となります。  2つ目の、給食費についても公費負担とし無償化を図るべきではないかという御質問ですが、給食費については従来より全部または一部を実費徴収として負担していただいてきた経緯も含め、均等な無償化への対応として実費徴収を基本とされるものです。従来保育料の設定や軽減制度などの調整としまして、まだ具体的な内容は示されていませんが、制度上は低所得世帯などへの副食費の軽減措置なども想定されていますので、全て公費負担の方向ではなく、実費徴収の原則のもとで、軽減、免除等の対応によって負担の軽減を行っていくべきものと考えております。  以上です。 195: ◯副議長(近藤郁子議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  郷右近 修議員。 196: ◯3番(郷右近 修議員) 答弁ありがとうございました。  まず順番に、最初にお話をしました国保のお話からさせていただこうと思います。  答弁で、まず、市費の繰り入れを維持、増額し、国保税の据え置き、そして引き下げを行うべきではないかというふうなお話について、決算補填目的の繰り入れというのは解消が求められるものであるということで、これまでも何度も取り上げさせていただきながら、そのときごとの認識とお話、同じことかなというふうに思うんですけれど、今回4月から年度がかわって都道府県化がされて、その中で、制度が切りかわった状況の中で、こういった法定外の繰り入れをもとにした制度の拡充をしている自治体があるなというふうに思っています。  隣の大府市では、18歳未満の子どものいる世帯で、これは1人目の子どもの均等割を2割減免、2人目以降は均等割を半額にというふうなことをやっているそうです。それから、これは田原市、就学未満児1人につき均等割が3割減というふうなことをしているそうです。田原市はちょっと調べられなかったんですが、大府市に関しては経緯を聞いてみたんですけれど、3年度、3年間かけて毎年の市の財政の中から積み立てをしたというふうに聞きました。それに足して、住民の皆さんの個人の寄附だったと思いますが、寄附金も足して1つの基金にした上でその原資にしたというふうなお話を聞いています。その名前がたしか子ども・子育て支援基金という基金の名称で運用されていたんじゃないかなというふうに思いますけれども、これは制度が切りかわって今年度行われているものだというふうに思うんですね。  一方ではこういったことを積極的に行っている自治体がありますし、また、毎年秋の社会福祉を充実させてほしいというキャラバンの皆さん、その事務局の方に聞きますと、決算補填目的というふうな中身についても、県の担当者の方とお話をしてみると、当初予算での予算の算定に関してぎりぎりいっぱいというか、当初見込んでいたものがその年度内で採算が合わなくて赤字化されると、それを最後の決算の段階で補填するというものについてはやはり解消しなければいけないけれども、そういう予算の立て方は解消しなければいけないけれども、政策としてこういった大府市のように法定外の繰り入れを行うということに関しては、県としては禁止というか解消しなさいというふうに言える状況ではないというふうなことを伺っているそうです。  こういった実例もあるんですが、そういう事例に学んで豊明市でも実行できないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 197: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 198: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 議員も御承知のとおり、豊明市は非常に医療費が県内においてもトップクラスに高い割に、過去の経緯から含めますと、その他繰り入れというものを多額に投入してきたという経緯があって、非常にバランスが悪いという実態にもありますので、今、他市町の事例とかも紹介していただいたんですが、やはり現時点では繰入金をどんどん投入していくっていう状況にはなくて、県のほうからも削減の方向へというふうに指示が来ているということで、当市としても毎年4,000万円くらいずつは減らしていこうという計画を県のほうにも提出したところでございますので、当市としてはそういったほかの事例も参考にはさせていただきますが、当面今のところそういった計画は持っていないというのが実情です。  以上です。 199: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 200: ◯3番(郷右近 修議員) 繰り入れそのものに関してもちろん金額的にもふやせていければ非常にいいのかなと思うんですが、何度かこれについてもお話をしてきたとおり、今、豊明市の国保の加入者の方はどんどん減る一方になっていて、ここ二、三年でもやっぱり年間1,000人弱ぐらい、ちょうど1,000人ぐらいのペースで加入者が減っている状況にありますし、また、その関係で財政運用の規模も三十数億円ぐらいで、例えばどんどん財政規模がふえているという状況であれば、繰り入れるためのお金も金額をどんどん増していかないとそれは1人当たりの効果が出ませんから、非常に大変なんじゃないかなというふうに思うんですけれど、ただ、一方で、豊明市のような状況であれば、金額的に維持していくというだけでも負担のわずかですが軽減をしていけるだけの効果、十分見合うんじゃないかなというふうに思っているわけですね。  こういうふうな構造的な問題というのがそれこそ今回取り上げた非常に大きな問題なんですけれど、その中でも2番目の質問なんですが、子どもの負担というものが国保に限って最終的には御家庭の保護者の方が負担するわけですけれど、実際に働いて、アルバイトとかすらしないんじゃないかという生まれたばっかりの子どもについてもその負担が求められるということが大変大きな問題になっているわけです。  3番目の中身にもちょっとかかわるんですが、全国の知事会ではこの問題に対して具体的な解消策、公費、国や自治体と協議を行って、合計で1兆円レベルの公費投入を行えばこの均等割というのを減免していけると、なくしていけることができると、こういう具体的な提言までしているほどなんですね。こういう前時代的な仕組みの負担というのはやはりやめるべきではないかと。とりわけ、今回国からも新たなお金も入っているということもわかっているので、その点についてもちょっとお話ししたいんです。  20歳未満の社会保険口数による特別調整交付金というものがあって、愛知県でも各自治体に算定がされて、平成28年の調査結果しか手元にはないんですが、20歳未満の人たちが保険加入者として何人いるかというのが調査されて、豊明市では1,631人いるということで、その順位は愛知県の中では40番目だそうです。そのことを計算をして、交付金として551万3,000円の交付金が新たについているということもわかっているんですが、こうした若年層の加入しているということを理由にした新たなお金が入っているということであれば、こういった子どもたちへの新たな減免制度や窓口での無料化の制度を十分検討していく価値があるし、実現可能なんじゃないかなというふうに思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 201: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 202: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 20歳未満の被保険者数に対する特別調整交付金っていうものについてですが、これはあくまでも豊明市の国保の20歳未満の子どもの医療費負担に対する支援であります。子ども医療というのは18歳まで拡大となりますと、国保だけでなく、もちろん子ども医療は社会保険の子どももいらっしゃいますので、社会保険の子どもも対象となるので、この特別調整交付金分を子ども医療の拡大に使うっていうことはやはり難しいのではないかと思われます。  また、この交付金というのは平成30年度からの国の財政支援の1つなんですが、市に直接国から入るというものではなくって、国から県への交付金であって、豊明市の国保の子どもの人数に係る交付金分としては、豊明市が支払う事業費納付金の金額から差し引かれる形で交付となっているものであります。このため、この交付金を使って他の事業に何か充てるっていうことはできないっていう、そういった仕組みになっております。  以上です。 203: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 204: ◯3番(郷右近 修議員) 確かに事前にお話を教えていただいて、お金の流れはこの都道府県化もきっかけに、実際にお金が一旦市町村に来て何か使える元手として存在するわけではないということはお話、教えていただきましたけれども、ただ、この趣旨としては、20歳以下、今どき大学や専門学校に進学して必ずしも労働者ということになってない方もいっぱいいるとは思うんですけれど、そういった方々が国保加入者の世帯だった場合、先ほどお話をした、要は稼いでいる人ではないというふうなことから、その国保の保険者の運営がより厳しくなるという趣旨から行われているものだというふうに思うんですね。  こういうことは、お金の流れは確かにそうなんでしょうけれども、一方で、これまで従来の年齢割で18歳全員ということであれば、部長の今のお話のとおり、国保以外の子どもたちもたくさんいますんでどうにもならないかというのはあるんですが、国保に限った加入者での18歳無料化ということであれば、金額を直接投入すると、ダイレクトにこの額を投入するということで、財政的にも十分可能性あるんじゃないかなというふうにも思うわけですが、その点についてはいかがでしょうか。 205: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 206: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 収入のない低年齢のお子さんへの均等割の部分とかっていうところであるかとは思うんですけど、その分を分配するということは、高齢者であるだとかほかのところへのしわ寄せが行くっていうことになるので、結局どこが負担するかの問題になると思いますので、収入はないとはいえども、その応益分としてはやはり子どもであっても受診はするっていうことで、国保制度の仕組みとしては応能、応益負担っていうことが原則となってるもんですから、そういった点から考えても、豊明市は今の方向性でいきたいというふうに考えております。  以上です。 207: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 208: ◯3番(郷右近 修議員) 今のお話のとおり、確かにその金額の効果が全体の制度、年齢かかわらず全体の加入者に丸められてというか、満遍なく効果が行きわたるような考えだということだと思うんですけれども、確かにそのとおりで、これをダイレクトにお金をつぎ込めば、先ほどからお話ししているように、その分の調整をするためにさらに市費の繰り入れでもしなければ、その年齢以外の方の国保税というのは上がってしまうわけで、それは確かにそのとおりなんですけれど、一方、そういったところで、どうしても稼ぐというか、加入者の所得が余りにも少ないということ自身はもうどうにもならないのかなというふうに思うんですね。  3番目の中身でいいますと、全国の知事会に構造的な問題、稼ぐ人がある程度いるということを前提にしたこの構造というのはもう無理だということを前提にして、具体的な提案、1兆円の公費投入であるとか、大まかに伝え聞いたところだと、イメージとしては国が7,000億円から7,500億円、都道府県が2,000億円かそのぐらいというふうなお話で分担してはというふうなこともお話し合いがされているようですけれども、こういった加入者にそういった受益者負担というか、利益がある人が負担しなさいというふうな形は変えていくべきではないかというふうに思うんです。そうじゃないと、いつかどんどん加入者も減る中では、どっかの時点で制度そのものが成り立たなくなるという可能性があるんじゃないかというふうに思うからです。  国民皆保険がなくなってしまうということでは、これまで以上に高齢の方が医療の不安があり、また、受けれるサービスが格差ができるということになっていってしまいますから、本気になって知事会の皆さんも冒頭でお話ししたような要請に取り組んでいると思うんですね。知事会では5年前に具体的な今回の公費投入の額も含めた要請を行い、毎年のようにこれを続けてきているようですけれども、国がそれを検討中ということで、毎年のように回答を出さないというか応じないという状況が続いているようなんですね。さらに後押しをする必要があるんじゃないかと。  もともとは市町村で運用されてきた国保ですから、ここはひとつ市町村からも働きかけをともに行って、これまでも連名で共同で要請行動が行われているというのは少し調べてみてわかったんですが、一方で、知事会ほどの構造的な問題を指摘しての要請というところまでは行っていないんじゃないかなというふうに見まして、市長会というものからも国保に関する提言は出されているんですが、市長会を通じてこの国保制度見直しというのも要請するように働きかけていってほしいと、そういうふうに市長会へ提言をしていくという点についてはいかがでしょうか。 209: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 210: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 全国市長会においても知事会と同じく国保に対する公費負担の拡充とか子ども医療費の国庫負担軽減調整の全面廃止であるだとか、子どもの均等割の軽減制度の創設とか、国保制度に関する要請はしております。今後も引き続き要請していくというふうに思われます。  以上です。 211: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 212: ◯3番(郷右近 修議員) 僕が見つけられなかったのかわからないんですけれど、市長会のほうからでは均等割についての提言なんかはなかったように思うんですが、あと、もう一つ平成30年6月に出された提言を見ていたら、医療保険制度改革についてというところの3項目めのところに、今後の制度見直しにおいても都市自治体と引き続き十分協議し、その意見を反映するとともに、以下の点について留意することという中に、市町村の負担増は決して招かないよう国の責任において万全の対策を講じることというところがあるんですね。  その5年前のときの知事会の中身を読んでいると、国に働きかけて、国も都道府県も、それから市町村も力を合わせてこの問題、費用的にも解決するというふうな趣旨を感じるんですが、こういうところはちょっとずれがあるんじゃないかなと思ったので、今回も少しお話もさせていただいたんですけれど、市としてもどんどん加入者がふえていく状況には豊明市はないわけですから、引き続きその額そのものの維持と、それから、法定外繰り入れのできれば増額を通じて負担を軽減して、できれば引き下げる方向にその態度を示して、ある意味それを通じて国への働きかけの担保にしていくべきではないかなというふうに思っています。  1つ確認が今後のためにちょっとできればなと思うんですが、現在の市の考え方としては、これまでももちろんそれに近い答弁はあったんですけれど、かなり以前ですけれど、3歳分、3年間分の子どもの窓口の無料化の制度のために年間どれぐらいかかるかというお話で、数千万円のオーダーだというふうに聞いた記憶があります。この間の市の答弁からすると、お金の額そのものよりかは位置づけの問題として、あくまでも公平性であるとか制度の中で一定の負担を伴う、もしくは、要するに、お金があるなしとか財政的な厳しさで可能かどうかということよりも、制度そのものの趣旨から判断しているというふうに思っていらっしゃるんでしょうか。 213: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 214: ◯健康福祉部長(加藤育子君) もちろん制度も国の制度ではありますが、議員も冒頭にもおっしゃられたと思うんですけど、国保加入者の人数自体はやっぱり年々減っているのに対して、1人当たりの医療費そのものは上がっていってるっていう、そういった事態がありますので、制度もですが、やはり豊明市の実態っていうものもありますので、そういったことを総合的に考えて、今、豊明市の方向性を出しているっていうところです。  以上です。 215: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 216: ◯3番(郷右近 修議員) では、次の2つ目のお話をしたいと思います。  無償化後の給食費が、主食と副食に分かれている状況などを考慮して実費負担になるというふうなお話をお答えいただきました。これまでは保育だと保育の費用の中に入っていた状況だと思いますから、全体の子どもに係る給食の費用が一旦一まとめになった上で、一人一人の子ども、もしくは世帯への負担割合が決まっていくというならされた格好になっているような気がするんですが、もし実費負担になると、それはどういう所得層であっても均等というか定額になって実費負担になるんではないかというふうに思うんですね。  そうすると、これまでで考えると、給食費の部分の負担というところだけクローズアップすれば負担がふえるというふうな変化の仕方、要は、負担の仕方の変化というふうのが起こるんじゃないかというふうに思うんですが、この点についてはいかがですか。 217: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 218: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 確かに議員がおっしゃるとおり、仮に1カ月の給食費用が4,000円、5,000円とかかった場合、現在の保育料からいうと、C階層、D1階層、D2─1階層っていうところでは4,000円台以下になっているところも実質あるもんですから、今までの保育料よりも実質の給食費のほうが高くなるんじゃないかというふうなところが出てくるっていうことで、その点については国のほうもそういうところを回避するために、生保や非課税、ひとり親世帯など含めた低所得世帯についての副食費の軽減措置っていうことを想定しているというふうに聞いております。ただ、まだ詳細は出ておりませんので、これからその段階をどういうふうにしていくかというところは今後の課題になってくると思いますが、以上です。 219: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 220: ◯3番(郷右近 修議員) 何らかの負担軽減措置が講じられるんじゃないかというふうなお話だったんですけれども、もしかすると従来の負担金額、想定している負担金額が丸ごと補助されるというか、そういうことにはならないのかもしれないなというふうに聞きながら思っているわけですね。  こういった制度の変更によって、従来行われていたよりも制度が後退するというふうなことに関しては、今回の10月からの無料に関してはそもそも市町村からの費用ということで無償化ということではあるんですけれど、大変その点は負担がさらに大きくなるかと思うんですが、市独自に丸ごと例えば無償化とはいかなくても、大幅な減免措置をとるなどして、国の動向ももちろん重要なんですが、独自にそういった負担を軽減できないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 221: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。
     加藤健康福祉部長。 222: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 先ほども申し上げましたように、まだ詳細について示されていないところでありますので、国の軽減措置のところとかも情報を得ながらっていうことになりますが、ベースとしてはやはり実費負担を前提としてっていうところで、軽減すべき世帯に対して軽減を実施していくっていう。その細かい階層についてどうするかということについては先ほど申し上げたとおり今後課題となると思います。  以上です。 223: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 224: ◯3番(郷右近 修議員) 今、1つ非課税の世帯のお話があったんですけれども、もう一つ、そもそも費用はかからない制度だったと思うんですが、生活保護を受給している世帯の皆さんだと、切り取った給食費の実費負担のあり方とかっていうのはどういうふうになるかわかりますか。 225: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 226: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 生活保護世帯と非課税世帯については無料ではないかというふうに、情報としてはそのように考えております。 227: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 228: ◯3番(郷右近 修議員) 今、消費税の増税なども通じて、それを、増税を実行した上で景気対策の形でいろいろな対策が必要ではないかというふうな議論もされているんですが、こういった制度の変更のところで、そのはざまにいたり、制度の前後でむしろ負担がふえるというふうな方がいると。とりわけ非課税世帯に対する対策がとられながら、さらに経済的には低い階層の方々、生活保護の中で暮らしている方々の手だてっていうのも十分考慮していかなければならないというふうに思います。  そのためにはやはり無償化を図るべきではないかというふうに思うんですけれども、改めて全体的に就学前の子どもたちの無償化を図るお考えはありませんか。 229: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 230: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 繰り返しになりますが、生保世帯とか非課税世帯、また、ひとり親等の家庭っていうことでは、副食費の免除または減免っていう、そういったものが示されてくると思います。豊明市としては、今、それを全額無料っていうことではなく、実費負担を前提とした形で適切な軽減ということで、今の保育料より高くなるっていうふうなことにならないようにっていうことで、その辺は検討しないといけないっていうふうには思っておりますが、以上です。 231: ◯副議長(近藤郁子議員) 郷右近 修議員。 232: ◯3番(郷右近 修議員) これまで高額の所得の方の保育料で考えると、むしろ実費負担になったら、給食費のところだけクローズアップすると実質負担が軽減される方もいると思うんで、それはもちろんいいんですけれど、制度によっては負担が軽減されるから。  ただ、今、部長がお話ししたように、無償化という子育て、子どもの成長のために行うことによって、それまでよりも一部分であれ、特に今回は食べて育つということに関して負担が1円でも多くなるということは趣旨に全くかなわない真逆のことが起こることになりますから、そういった立場の方が、階層ごとでもそういう制度の中でも1人もいないと、そういう中で子どもたちがぜひ育つ仕組みにしていただきたいと、本当の意味の幼保の無償化にしていただきたいということをお願いをして、今回の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 233: ◯副議長(近藤郁子議員) これにて3番 郷右近 修議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午後2時38分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後2時48分再開 234: ◯副議長(近藤郁子議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  1番 富永秀一議員、登壇にて質問願います。 235: ◯1番(富永秀一議員) それでは、通告に従いまして登壇での一般質問を始めます。  今回はこの4年近くの間にどのような質問をしてきたか振り返り、その後どうなったのか改めて伺うものに加えて、最近気になったこと、問題になったことなどもあわせて6つ伺いますので、簡潔な御答弁に御協力いただけますと助かります。  まずは、これまで何度もさまざまな角度から取り上げてきた前後駅周辺の活性化、利便性向上策について、進捗状況などを伺います。  前後駅は名鉄の急行がとまる駅で、金山駅まで15分、名古屋駅まで20分という利便性の高いすばらしい立地にありながら、御存じのとおり前後駅周辺、特に南部には幾つもの駐車場が広がっていて、栄えているとは言いがたい、どちらかというと寂しい状況です。  そこで、3年半前に前後駅周辺に国際的なホテルやオフィスビルを誘致する考えがないか聞きました。訪日外国人の数が激増し、ホテルの数が足りず、各地で満室の状態がふえていたこと、前後は駅があるだけではなく、高速道路のインターに近いメリットもあり、セントレアから来日した1泊目、あるいは東京、大阪からのいわゆるゴールデンルートの途中の宿泊地として十分需要があると考えたからです。オフィスについても、名古屋に行くにも鉄道、車の便がよく、豊田に行くにも車の便がよく、名古屋市内よりは建設・維持コストが抑えられると考えられるためです。  また、今の1つ前の第2次都市計画マスタープランにおいて、前後駅周辺地区は本市の中心シンボルとして、商業、文化、コミュニティー、交通、情報等の各種機能の誘導・充実を図りますと記されていて、国際的ホテルやオフィスビルはまさにシンボル的な施設になるのではないかと質問しました。  その際の答弁では、当時策定中だった第3次都市計画マスタープランにおいて市全体のまちづくりの方針や将来都市構造を位置づけた上で、前後駅周辺に集積すべき機能を整理し、それらの機能を誘導するための手法について今後検討していきたいとのことでした。  その後実際に策定された第3次都市計画マスタープランでは、高密度な市街地の形成を図る、拠点の形成に向け、民間活力を生かした多様かつ柔軟な市街地開発事業等により駅周辺の土地の有効活用を目指すとされましたが、具体的な進展はあるか伺います。  また、有料駐輪場の不足についても複数回質問しました。前後駅の有料駐輪場はいつもいっぱいで、1カ月以上の定期の利用は受け付けられない状態が続いていました。その都度払いだと1日100円で、もし1カ月定期が買えれば1カ月1,480円で済み、高校生以下の学生であれば1,050円で済むわけで、月平均22日の利用だとして、一般の方だったら1.5倍、学生さんだと倍以上お金がかかってしまいます。1年で都度払いだと、定期に比べて一般の方なら1万4,000円、学生さんなら2万円も余分に払うということになってしまいます。  そこで、もっと有料駐輪場を拡充できないか3年半前に聞きました。そのときにはつれない答えだったんですが、1年後にはデッキの耐震工事後に収容台数がふえてもすぐに埋まってしまったということで、区画線の見直しですとかラックなどを用いて空間を有効に利用する。そうして駐輪形態による駐車台数の増加というものを検討していくと前向きな答弁になりました。  私のほうからも、2段式もありますよと、電動ですとかガススプリングやばねなどを使って、ほとんど力を入れずに持ち上げたりおろしたりできるものもありますよとか、スライドして位置を変えて、必要なところで上げ下げしたりできるものもありますよといった情報提供をさせてもらいました。  第3次都市計画マスタープランでも、前後駅周辺における駐輪施設の充足状況を調査し、需要に応じて必要となる駐輪施設の設置を検討するとされています。今のところ変わっていないように見えますが、状況はいかがでしょうか。  さらに、2年前の6月議会では、前後駅前のレンタル自転車について聞きました。せっかくある自転車がほとんど利用されていないのは、当日では受け付けてもらえず、使いたい日の前日まで、しかも平日に申し込む必要があり、利用できる時間も借りられるのが午後3時までで、4時半までには返さなければいけない。そもそも案内表示もないなど、利用しにくいからではないかと指摘しました。  その年の9月議会では、レンタル自転車の貸し出し方法の検討につきましては、現在予約制の廃止と時間延長を実施する方向で調整をしておりますとの答弁がありましたから、もうすぐ利用しやすくなって使ってもらえるようになるんだなと思って見ていましたが、相変わらずほぼ利用されていないように見えますし、当日の申し込みができないなど、不便な点が改善された様子もありませんが、どうされるのでしょうか。  次です。  3年半前に、年間を通じて比較的温度が安定している下水の熱利用をしやすくする考えはないか聞きました。これは地中熱利用と同様の原理で、一般的なエアコンはヒートポンプという技術を使って、夏は暑い大気から冷たさをつくり出し、冬は冷たい大気から暖かさをつくり出すわけですが、下水は夏は大気よりも冷たく、冬は大気より温かいので、下水の熱を利用すれば大気の熱を使う通常の冷暖房より大幅に省エネになるという技術です。  今後下水を新たに敷設したり、古い下水の補修や更新をしたりする際、近くにある程度の規模で冷暖房を行う施設がある場合には、下水熱の利用を呼びかけてはどうかと質問したところ、第3次都市計画マスタープランの構想に沿った開発地区が明確になった場合、その地区に対して下水熱ポテンシャルマップを提示して事業者に利用の促進を図ることは望ましいと考えているとの答弁でしたが、そのようなマップの作成や掲示など、下水熱の利用を促進する施策は行われているのでしょうか。  特に間米南部地区は先進的な取り組みができる規模の土地区画整理事業で、業務代行予定者は浮体式洋上風力発電に取り組むなど、自然エネルギーの活用や省エネ技術、生物多様性への取り組みでも実績のある業者です。下水熱あるいはそれ以外の先進的な取り組みにつながる情報提供や話し合いは行われているのでしょうか。下水熱を利用するにはある程度安定した流量があったほうが有利なわけですが、間米南部地区より上流から流れてくる下水に合流していく形でしょうか。それとも、間米南部地区が起点になる形でしょうか。どのように見込まれるのかお答えください。  3つ目です。  待機児童問題も3年前から何度も取り上げてきました。その当時は子ども・子育て支援事業計画でも平成31年度まで地域型保育はゼロとしていたわけですが、その後、保育士の資格を持つ職員の配置を基準とする小規模保育所のA型を平成31年度までに四、五カ所程度誘致すると見直されました。そして、実際に小規模保育所や事業所内保育所が開設されるなど、保育の受け入れ枠は広がってきましたが、保育を希望する人もふえ続け、なかなか待機児童解消には至っていません。最新の状況はどのようになっているのかお尋ねします。  また、委員会で所管事務調査を行った際、保育士が不足し、施設として余裕があっても受け入れられないという事態も起きているようでしたが、例えば市内の保育所で働く保育士の奨学金返済に対して補助を行う自治体もあります。名古屋市は毎月1万円、最長で3年間支給していますし、群馬県の太田市や香川県の観音寺市なども実施しています。中でもこの4月からの実施を予定している福岡市は、毎月1万5,000円、返済期間の半分、つまり、20年間なら半分の10年間にわたって補助をする。しかも、新卒だけではなく、既に勤めている人でも、返済期間の半分以上が残っていれば対象にするという制度を始める予定とのことです。そうした保育士の就職、定着を促す施策を取り入れる考えはありませんでしょうか。  4件目は、国会でも取り上げられ、いろいろ報道もされた問題です。  安倍総理は2月10日の自民党大会で、自衛隊の新規隊員募集に対して、都道府県の6割以上が協力を拒否している。憲法に自衛隊と明記して意見論争に終止符を打とうとの発言をしました。その後、12日の衆議院予算委員会で、正しくは都道府県と市町村だ、自治体だと修正しました。どうやらその後の報道によると、防衛省のまとめで、2017年度は全国の市区町村のうち36%が自衛官の採用活動に適した年齢の方の氏名や住所などの個人情報を紙や電子データで防衛省に提供していて、34%は18歳など採用条件に合う方を抽出した住民基本台帳の閲覧、書き写しを認め、20%が条件に合わせた抽出はしない状態での住民基本台帳の閲覧を認めている。本当の言葉どおりに協力を拒否しているのは5自治体だけとのことですが、安倍総理の解釈では、個人情報を紙や電子データで提供していなければ協力を拒否しているということのようです。  そこで思い出したのが、以前市民の方から、75歳以上になった方に記念品をプレゼントしようとすると、家族全員の個人情報が見られる状態になってしまう。条件に合う方の情報だけ見られればよいのに、何とかならないのかと相談を受け、問い合わせたところ、役所では抽出作業はしていないという回答だったことです。  公的な目的で情報を得ようとする市民に対する対応と自衛隊への対応で違いがあるのか確認する必要があると思い、当市は自衛隊に対してどのような対応をしているのか伺います。  5件目です。  予算審議の前に来年度の助成事業の募集をし、締め切ることはよいのかという問題です。市民の方から、広報などで来年度の助成事業の募集をし、締め切りが予算特別委員会の前になっているのはおかしいのではないかとの指摘がありましたので伺います。  確かに、例えば広報の2月号にはコミュニティー提案型と市民提案型のまちづくり事業交付金について、2月のうちに締め切る内容で募集が行われ、市民提案型の審査も3月9日ですから、予算特別委員会の前に行われると載っていました。新規事業であるスクールサポートスタッフ事業などは、1月緊急議会の補正予算第7号で債務負担行為として計上されていましたし、12月議会の補正予算第6号では8事業が計上されていましたが、この事業については特に債務負担行為となってもいないようです。  4月からすぐスタートできるようにしたい事業であったり、4月からすぐ始まる委員会の委員の募集などもあると思いますし、そうしたこと自体を全てやめるべきだとまでは言いませんが、審議によっては予算が認められなかったり、内容や金額が変更されたりする可能性もある中、特に注釈もなく募集し締め切ることはよいのかお考えを伺います。  6件目です。  事務事業などを自動化するRPA、ロボティクスプロセスオートメーションを導入する企業がふえ始め、自治体でも採用するところが出始めました。定型的な作業を自動化することで単純労働を減らし、人と接する必要があるとか、企画、立案する、営業するなど、職員をより付加価値の高い仕事に振り向けることができるというものです。書類の受け付け、読み取り、データ化といったものから、AI、人工知能を活用することで、保育所入所選考、社会保障給付の適正化といった煩雑で高度な業務まで応用が広がり始めています。  例えばつくば市で行われた取り組みでは、個人住民税の事業所の新規登録業務や、納税通知書、宛名封筒などの印刷、法人市民税の電子申告の審査や印刷、市民窓口での異動届受理・通知業務、退勤や時間外データの集計業務などにRPAを導入し、そのうち税金関係5業務で時間を計測したところ、これまで424時間44分かかっていた業務がRPA処理の事前と事後の処理だけになって88時間18分となり、79.2%の時間削減になったそうです。  また、さいたま市では、児童およそ8,000人の保育所入所選考をこれまで20人から30人の職員が1週間以上かけて実施していたところ、AIを使ってわずか数秒でできるようになったとのことです。これは数年かけて開発されて、もう人間がやった結果とほぼ100%一致するようになったので、去年の秋からもう販売が始まっています。東郷町でも大量の申請書を読み取ってデータ化するといった作業の自動化の実証実験をするとのことです。当市でも自動化できる業務がないか洗い出し、導入に向けて検討する考えはありませんか。  以上で壇上での質問を終わります。 236: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 237: ◯経済建設部長(相羽喜次君) それでは、私のほうから1個目と2個目の部分について御回答させていただきます。  まず、1個目の前後駅の周辺の活性化についての前段の部分でございます。前後駅南側の土地利用のことでございます。  前後駅南側の土地利用の現状は認識をしております。さらなる有効活用を図れるように期待されるところではありますが、この地区につきましては地権者の方々の意向が重要であると考えております。今後機会を通じまして地権者の意向を確認していきたいと思っております。また、今年度から着手いたしました立地適正化計画におきましても、前後駅は重要な拠点施設として、その周囲は都市機能を誘導する区域として位置づけ検討し、また、誘導する機能についても計画を策定する中で検討していく予定でございます。  続きまして、1問目の後段部分でございます。自転車の貸し出しの件でございます。  自転車の貸し出しについては、平成29年の3月から開始しまして、初年度は数件だったものが、平成30年度は大手観光サイトに掲載をされたことを背景に、貸出件数が37件と、前年に比べれば、多い、少ないは別としまして、私どもとしては大きく伸びたというふうに感じております。ただ、稼働率につきましては依然高い状況ではないというふうには感じております。  この無料自転車につきましては、加速化交付金を活用した観光活性化事業であるため、第1の利用目的を観光利用に限定すべきであると考えてきましたが、導入した資産を有効活用すべく利用目的の制限を撤廃し、公共交通の1つとして広く活用していただくことも考えられます。ただし、どんな目的でも利用できるとなった場合、一部の人が専用的に使用したり、活用する人が前後駅周辺の人に限られたりする可能性も想定をされます。運用については慎重を期す必要があると考えております。そのため、当面は本来の利用目的に即しまして、自転車の活用について積極的に対外的にPRをすることを行い、観光ツールとしての自転車を活用してもらうように努力をしてまいりたいというふうに考えております。  続きまして、2問目の下水熱利用の促進はという件でございます。  再生可能エネルギーを活用した低炭素なまちづくりは重要な視点であり、引き続き推進をしてく事業であると認識をしております。  下水熱利用につきましては、下水熱ポテンシャルマップの作成には至りませんでしたが、参考見積もりを徴集した経過がございます。また、下水熱にかかわる研修の受講や、現在進めている住居系区画整理のコンサル事業者に下水熱活用について資料提供等を行っております。しかし、国内でも下水熱の活用件数を伸びないのは、一般的に認知されていないのが実情ではないかと考えられ、下水熱利用を促進する施策の実施には至っておりません。  議員が御指摘の間米南部地区のいわゆる区画整理事業での下水熱利用につきましては、計画では新たに敷設される下水道の起点側、いわゆる上流側に位置することから、その流量の確保が期待できないため、活用には不向きな地区ではないかとは考えております。また、当地区では組合施工の区画整理事業を予定をしており、区画整理事業の採算性を十分に考慮しながら業務代行予定者とも研究できればというふうに考えております。  以上でございます。 238: ◯副議長(近藤郁子議員) 石川市民生活部長。 239: ◯市民生活部長(石川晃二君) それでは、3項目にわたって御質問いただきましたので、順次回答いたします。  まず、第1項目め、前後駅周辺の活性化、利便性の向上についての中の、前後駅の有料駐輪場の不足について状況はいかがという御質問に対しまして、議員から前後駅北側にあります有料駐輪場について、これまでに2度御質問をいただいております。前後駅北側有料駐輪場の収容台数は、自転車425台、原動機付自転車96台の521台。利用者の内訳は、日中と夜間の利用状況に合わせ、自転車の定期利用395台、原付87台でございます。1日利用は自転車30台、原付9台となっております。  定期利用者の待機者が多い状況でございますが、定期利用者の多数が3月から4月の新年度期に集中し、毎年入れかわっていますので、中途の月からはあきをお待ちいただくことになっております。利用希望者からの問い合わせについても、月に多くて5件程度といった状況にあり、現時点においては充足数はほぼ満たしているというふうに考えております。ただし、近隣にある無料駐輪場を利用する利用者の中に有料駐輪場に駐輪したいという潜在的な需要は常にあるというふうに考えております。  平成30年9月に市内の駐輪場利用者の実態を把握するため、利用状況や利用目的、駐輪場への意見等に関してアンケート調査を実施いたしました。アンケート調査の結果、現状では特に前後駅東側の駐輪可能台数の確保に努める必要があるということがわかりました。また、防犯上や雨天対策の利用環境の改善を図る必要があることもわかりました。今後整備内容を検討するに当たりましては、利用者の意見を踏まえて整備の方向性の検討や整備の内容の具体化を図っていきたいというふうに考えております。  続きまして、4項目めの安倍総理の中の当市の状況のことについてお答えします。  当市では、自衛隊には条件に合わせた抽出はしない状態での住民基本台帳の一部の写しを閲覧して書き写しをするという対応をしております。  区や町内会が敬老の日のお祝い品などの贈呈対象者を抽出するなどのために閲覧する場合は、公共的団体が行う地域住民の福祉の向上に寄与する活動のうち、公益性が高いと認められるものの実施に該当するもので閲覧を許可しております。議員がおっしゃるように、区町内会の住民には限定するものの、それ以上の条件で抽出はしていませんでしたが、今年度から名前を見るだけでその人の顔が浮かんできてしまうような地元の人が閲覧者で、必要以上に閲覧を希望しない場合に限って抽出の対応をしております。ただし、抽出につきましては、ある生年月日を基準に、例えば60歳以上とかそういった条件をつけての対応というふうな形をしております。  住民基本台帳法第11条では、国または地方公共団体の機関は、法令に定める事務の遂行のために必要である場合に閲覧請求が認められています。当市ではこの閲覧請求に基づき、自衛隊は住民基本台帳の一部の写しを閲覧し、書き写しをしていただいております。  続きまして、5項目めの、予算審議の前に来年度の助成事業の募集をし締め切ることはよいのかの御質問につきましては、2月号広報に地域活動及び市民活動への助成事業の募集記事を掲載いたしました。コミュニティー提案型まちづくり事業と市民提案型まちづくり事業の募集に関するものでございます。この事業は継続の助成事業でございまして、利用団体の利便性を優先し、予算成立前に募集をかけてしまいました。助成申請団体には、対象事業の決定は予算の成立が前提であることを通知いたします。また、今後募集する際には、次年度予算の成立が前提であること、予算の審議によっては内容が変わることもある旨の注釈をつけるように注意いたします。  以上です。 240: ◯副議長(近藤郁子議員) 加藤健康福祉部長。 241: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 健康福祉部からは、3つ目の待機児童解消に向けてについて回答させていただきます。  まず1つ目の、最新の状況はどのようになっているかという点ですが、本市においてはかねてからの待機児童への対応としまして、平成28年度から小規模保育事業所3施設、事業所内保育事業所1施設の開設によって、3歳未満児について約80名ほどの定員の拡大ができております。このことによって年度当初でのいわゆる国基準の待機児童については解消できたところです。  しかしながら、月が進むにつれて入園申し込みはふえてまいりますので、本年度10月現在では国基準の待機児童数は9名、希望園を限定するなどのいわゆる潜在的な待機児童数としては112名となっております。この内訳については、ゼロ歳児が待機4、潜在的待機が46、1歳児は国基準の待機が5、潜在的待機が47と、ほぼこの年齢に集中して待機は発生しているという状況です。  来年度に向けては、私立保育園の改修による3歳未満児の定員の拡大などにより17名ほどの拡充ができる見込みであります。また、平成32年度からは東部保育園の代替園及び市内幼稚園の認定こども園への移行の予定もあり、3歳以上児も含めさらに拡充できる予定です。  2点目の、保育士の就職、定着を促す施策を取り入れる考えはあるかという点ですが、現状市の公立保育園に関しては想定する職員数はほぼ確保できており、保育士不足を理由とする定員の削減というようなことは生じておりません。正規職員についてはほぼ必要数の確保ができておりますが、正規職員を補う非常勤一般職については随時確保する形となり、フルタイムでの勤務をお願いする場合には、募集に対して十分に確保できているわけではない現状はあります。それはあくまで非常勤一般職としての募集であることや、また、非常勤の立場であることから、勤務時間の希望など、例えばフルタイムでの勤務ではなく、扶養の範囲なら応じられるという方も多いという、そういう実情も多くあり、そういった意味で確保が難しいということがあります。  議員に御紹介いただいたように、市内の保育所で働く保育士の奨学金返済に対して補助を実施してる自治体は幾つかありますが、本市において独自に奨学金の返済補助を行うことに対しては今のところ検討はしておりません。ただし、市の保育所の入園調整を行う立場からは、子どもを持つ保育士の就労に関し、保育所の入所がかなわないと保育士としての就労ができないという事態が発生していることも把握しております。このあたりの対応も含め、今後市内での保育枠の拡大も進むこともあり、保育士の確保策について多方面から検討してまいりたいと考えております。  以上です。 242: ◯副議長(近藤郁子議員) 藤井行政経営部長。 243: ◯行政経営部長(藤井和久君) それでは、行政経営部より最後の質問、RPAの導入はについて回答をさせていただきます。  人口の減少や少子高齢化が進行していく中、将来労働力不足により市役所職員の確保が困難になったり、また、民間企業においても労働力が不足する状況が現実の問題として想定されています。持続可能な市民サービスを提供し、市民の暮らしを守るためには、人口減少時代を見据えた業務等の転換が必要となってきています。  こうした中、AI、人口知能やRPA、ロボティクスプロセスオートメーションを導入する自治体がふえてきております。本市も既に関係事業者との協議を行っていますが、実施に当たっては費用面のほか、対象事業の選定など、課題などもあります。  なお、来年度には実証実験として無償で実施可能なチャットボットを導入し、市民の皆様の利便性や職員負担の軽減などを検証してく予定です。  また、対象事業の選定に関しましては、既に他の自治体が導入している事業や、市でも課題を抱えている事業、市民サービスの向上につながる事業などを優先的に検証対象とし、実証実験を検討していく予定です。  最近のAIあるいはRPAの導入の状況を全国的に見てみますと、AIに関しましては都道府県では36%、政令指定都市では60%、市町村では4%の状況です。RPAに関しましては、都道府県では30%、政令指定都市では45%、市町村では3%程度となっております。全体的には都道府県や政令指定都市に比べ市区町村の実施率は低い状況となっております。  こうした中、平成30年度、あいちAI・ロボティクス連携共同研究会が発足し、来年度からは研究テーマごとに作業部会が設置されますので、本市も参加する予定としております。  今後も引き続き事業者と協議を重ねる一方、愛知県や他の自治体の動向を見ながら、本市もスマート自治体への転換を図っていきたいと考えております。  終わります。
    244: ◯副議長(近藤郁子議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  富永秀一議員。 245: ◯1番(富永秀一議員) 答弁ありがとうございました。  順に再質問させていただきます。  まずは前後駅周辺の活性化のことですけれども、全く努力をされていないとは思いませんけれども、なかなか現実には地主の方々のこともあるのでということで動いていないという現状のようです。ただ、このまま市として何も動かなければ、このままの状態が続くんではないかなと思われます。そして、少しずつ住宅なり小さなビルなりが建って、まとまった形で活用するということが難しくなってくるんではないかなというふうに思います。  状況を変えていくには大きく2つの方法があるんじゃないかなと私は思うんですけども、1つは名古屋周辺、東海地方への進出を考えているホテルですとか、あるいは本社の移転だとか第2本社などの拠点をつくりたいなと考えている企業などの情報にアンテナを張っておいて、そういう情報があれば、市長なり副市長なり市の幹部でもいいですが、そういうところに話しに行って、感触がよければ、こういう話があるんですけどもということで地元の合意をとっていくというトップセールスのような方法ですね。  もう一つが、地元でまちづくりの講演会だとかワークショップ、意見交換会などをやって、どんな施設に来てほしいかとか、あるいはどんなまちにしたいかといったイメージを膨らませていって、あるところからコンサルに入ってもらうとか、あるいは該当する施設をつくってくれそうな企業を探して話を持っていくといったボトムアップ的な方法ですが、ほかにもやり方はあるとは思いますけれども、例えば今の大きく分けて2つの方法だったらどういった形でやっていこうかなというようなビジョンというのはあるんでしょうか。どなたがお答えになってもいいですけど。 246: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 247: ◯経済建設部長(相羽喜次君) ビジョンというか、私どもの今、考え方としてる中で、今現状で割合と前後駅周辺でそのようなことを希望される方は、私は今、この場所に来て2年ほどになりますが、私は実際の話、聞いたことはございません。  ただ、郊外で割合といわゆる道路網が充実しているということで、いわゆる流通系の業務だとか、あと、製造系の業務が割合と豊明市でも南部地区の方向に進出をしたいと、こういう件につきましてはたくさん聞いております。そういうことにつきましては、その地域の中で、実際の話にはその間に仲介に入られるコンサルさんがおみえになって、そういう方の仲介を入った形の中でいわゆる進出をされてきてるというような状況でございます。また、それだけではなく、北部地区のほうでも今、そのような希望をされてるとこもあるようでございます。それは地元の方たちに今、当たっていられるというような状況も聞いております。  終わります。 248: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 249: ◯1番(富永秀一議員) 私の耳にはよくそういう前後駅のところ、何とか、せっかくいい立地なのにもったいないという話はよく聞きます。ついこの前の商工会の懇親会でもそういう話が出て、いや、私も実は昔そういう質問したんですよって話をしたばかりです。そういうふうに思っている方は結構いらっしゃると思います。直接耳に入ってないかもしれませんけども。  実際に非常にいい立地なのにもったいないなというふうに私は思うんですけども、そういうお考え、今、部長の話を伺いましたけども、市長なり副市長なりのお考えとしては、前後駅のあたりをどうしていきたいというビジョンというのはいかがなんでしょう。 250: ◯副議長(近藤郁子議員) 小浮市長。 251: ◯市長(小浮正典君) 前後駅の南により高度な土地の利用がされることは、間違いなく望ましいと思います。ただ、一方で、複数の不動産事業者が実際にホテル事業者を含めてさまざまな事業者と話した結果、前後駅では非常に難しいということは明確に言われてる状況です。現在愛知県の中で、例えばホテル事業であればやはりセントレアの近く、それから、何よりも名駅、名駅の周辺、名駅の周辺から栄、金山、そのあたりまでしか基本的には需要としては高くなくて、そのあたりに非常に愛知県としてはホテル需要が、ホテルそのものが不足している。そういったことで、さまざまが建設が今行われている、そういった状況を私も複数の不動産事業者から説明を受けております。  そうしたことで、なかなか現状として積極的に市のほうが誘致するとなると、それはやはり公費を投入していかないといけない、そういった状況が生じてしまいます。優先順位として我々としては産業地を確保して需要の高い工場等を誘致するほうが将来の豊明市にとってよりメリットが高いし、より財政的にも有利な状態に働くというふうに考えております。  以上です。 252: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 253: ◯1番(富永秀一議員) 今の話は伺えてすごくよかったなと思います。要するに、ちゃんと不動産業者などの話も聞いて、ホテルの需要はどうなんだということもお聞きになった上で、なかなかこの現状では難しいということの判断があったということですね。全くそういうことは表には見えないので、そういうことがあったというのも聞けてよかったです。そうすると、そういうふうに思ってらっしゃる方に対しての説明もしやすいと思いますので、ありがとうございます。  そうすると、続いて駐輪場の話に行くんですけども、アンケートをとられたというふうに、確かに私も情報公開請求をしたのでそれを見たんですけども、その結果をどう生かすかということですが、今、前後駅の東側のところの需要が高いので、どうされるというふうにおっしゃったかもう一回お願いできますか。 254: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 255: ◯市民生活部長(石川晃二君) 潜在的な需要、有料駐輪場に駐車したいというのが東側の利用者からあるというふうに思っているというふうで、今後はそういったことを含めて、防犯上や雨天対策、そういったことの改善が図る必要があるというふうで、総合的に整備の方向性を検討していきたいという、そういった回答でございます。  以上です。 256: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 257: ◯1番(富永秀一議員) アンケートを見て、そういう方向で考えてるのかとちょっと驚いたんですけど、全ての駐輪場が有料となった場合に利用しますかという設問になってたんですね。つまり、そういう方向で考えているということなんでしょ。今のを伺うと、ちょっと判断しかねるところもあるんですが、全てをというふうに考えてもいるんでしょうか、今。 258: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 259: ◯市民生活部長(石川晃二君) 今までの回答の中で、無料、有料全て含めて検討してきたいと。じゃ、有料になったら利用するのかしないのか、まずそこで2択を選んでいただいて、じゃ、有料になったらどういう条件が、防犯カメラが欲しいだとか舗装があったほうがいいだとか屋根があったほうがいいのかとか、そういった条件ですね。ラックだとかそういった条件をお聞きしたという流れでございます。  以上です。 260: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 261: ◯1番(富永秀一議員) なるほど。わかりました。  そうすると、その答えで利用するが、もし全部有料となった場合という設問に対する答えですけど、利用するが20%、条件によっては利用してもよいが47%、利用しないが32%、その他1%ということで、3割以上が利用しないと答えているので、もし全部を有料にしたらどうなるんだろうというふうに思ってしまったんですが、まあ、無料をなくすということではないのかなというのが今の答弁から読み取れましたので、例えば遠くは無料で残して、近くのところを例えば希望があったような屋根をつけたりとか防犯カメラをつけたりという形で有料化の部分をふやすというような方向性なのかなというのが何となく見えてきましたけれども、これ、料金は幾らなら利用しますかという設定が一番低いところでも自転車が2,000円から始まっていて、原付が3,000円から始まってるんですが、今、1,480円ですから、で、原付は2,650円ですから、今よりは値上げしていくところを考えているということなんでしょうか。 262: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 263: ◯市民生活部長(石川晃二君) あくまで参考までにという、その他というところで1,000円という意見が2番目に多かったのかなというふうには思っておりますので、自由に書いていただくような形で設問をしているということです。  以上です。 264: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 265: ◯1番(富永秀一議員) 去年の秋アンケートをとった、で、結果も分析されてるわけですけど、これはもう近々動いていくという方向で考えていいんでしょうか。どうなんでしょう。 266: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 267: ◯市民生活部長(石川晃二君) 駐輪場、豊明駅もあります。それから前後駅もあります、競馬場もあります。郷右近議員だとか三浦議員だとかいろいろ質問されましたので、そういったことを総合的に考えながら検討してくという、まだ調査研究の段階というふうで考えとります。  以上です。 268: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 269: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。  時間もあれですので、次、レンタル自転車についてですけども、これは、そうすると、利用しやすくするようにという面での、今、例えば制限を観光に制限してたのをちょっと広げるという話は出ましたが、例えば当日受け付けだとか前日予約というところは、あるいは時間というのは変えないんでしょうか。 270: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 271: ◯経済建設部長(相羽喜次君) これ、当時も説明をさせていただいたんですが、そもそも論として、私ども、今貸しておるのが、そこに職員がおって貸しておるわけではないというのは御存じだと思います。私どもも今、南部公民館の非常勤一般職の職員の方に貸していただいて、そのまま鍵を貸して出しているという、そういう状況でございます。そういう意味の中で、今やれる時間と貸出期間、前もってわかっているものを貸していただくというのが私どもとしては精いっぱいなのかなということで、その時点からいわゆる貸出期間とか貸出方法、前日までというのは、今変える予定はございません。  また、もう一つは、この自転車につきましてはあくまでも観光目的ということが第一でございます。夏の4時半が明るいか暗いかという問題はちょっとあると思うんですが、そういう中で終了時間を4時半ということで設定をさせていただいておりますので、これにつきましても今の段階では延長したりとかいうことは今、考えない形でやっております。  終わります。 272: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 273: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。  できればその非常勤の方にもお願いできるといいのになというふうに思いますけれども、この問題をずっとやってるわけにもいきませんので、今よりは少なくとも利用しやすくなるような、あるいはPRもされるということですので、利用増を期待したいところです。  続いて、下水熱利用についてですけども、国は下水熱の利用可能な熱量がおよそ1,500万世帯分あると、その年間の冷暖房の熱源に相当するぐらいあると言ってるんですけども、やっぱり導入する余地はまだまだ大きくて、全然進んでいないということなんですけども、例えば地域全体の開発でなくても、ある程度の規模の建物を建てるとか施設をつくるときには事前に市が話があるでしょうし、そのときには下水につなぐ工事も行われるはずですので、そうした機会を捉えて情報提供してはどうだろうかと思うんですが、マップをつくるにはそれなりに手間がかかるとしても、ピンポイントでそこだとどのぐらいの熱量が利用できるか計算してお知らせするということはそれほど大変なことではないんではないかと思いますけども、そういったことはできますでしょうか。 274: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 275: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 具体的に場所が定まって、そこに対してどれだけっていうのは、これ、提供できると、それほど手間ではないのかなと。ただ、今、議員が言われた私どものいわゆる更新時期とその方が建てられる時期がなかなか一致する機会っていうのが大変少ないのかなというようなことが、これが逆に言うと日本国内全体でいわゆるこれが普及をしてないという理由でもないかなというふうには考えております。  終わります。 276: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 277: ◯1番(富永秀一議員) なので、タイミングのことがあるので、新しいある程度の規模のを建てようとすると、当然そこに下水をつながないといけないですよね。なので、事前に話があるだろうから、そのときを狙って、そこの期間の下水のところに後から後づけのものでできないかなと、そういうことなんですけども。 278: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 279: ◯経済建設部長(相羽喜次君) そこのためだけに私どもの下水の更新計画を変えるということは、それは正直不可能だと思っております。下水道事業というのはかなり高額な事業ですんで、それはちょっと御勘弁いただきたいと思います。  終わります。 280: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 281: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。  それから、間米南部地区についてですけれども、具体的にまだまだ見えないところもあると思いますが、例えば地元の地主さんの意向としては、そういう能力のある事業者ではあるわけですけど、先進的な取り組みについての反応というのは何か入ってますでしょうか。やろうかなという話について。 282: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 283: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、ここ、業務代行してる予定者につきましては、下水熱利用の施工実績はないというふうには聞いております。ただ、私どもも中の今後の計画っていうか、中の計画を詳細にしてく中で、例えばそれを利用するような大型店舗なり大型施設などが入るようなことがあれば、それは逆に言うとその施設の中で利用ができるような計画はつくっていけるんじゃないかというふうには思っております。  終わります。 284: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 285: ◯1番(富永秀一議員) 下水熱については、そこが起点になってるので多分利用は難しいという話だったんですけど、要するに、先ほどおっしゃった低炭素の部分での取り組みで、そういう面ではいろんな実績もある業者ですので、そういうまちづくりについての感想というのは地元の方々はどうなんだろうかということです。 286: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 287: ◯経済建設部長(相羽喜次君) まだ実を言いますと、そこまで説明のところが至っておりません。どちらかというと今はこの事業をするための御理解をいただく説明がやっと前進をしてきてるとこでございますので、今後そのまちづくりのためにはどういう形のものっていうのはまだ説明の段階ではございません。  終わります。 288: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 289: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。時期が来たらぜひお願いしたいと思います。  続いて待機児童の問題ですけども、去年の10月時点で121人ということで、前年同月と同じ過去最高だったということがわかったわけですが、せっかく今まで、先ほど御説明あったように80人の枠を拡大してきたわけですけども、まだまだやはり保育所は足りてないということがわかります。さらに10月から幼保無償化が始まるわけです。  日経新聞などが主要162自治体に行った調査では、無償化によって保育所への利用申し込みがふえると答えたのが77.9%、待機児童がふえると答えたのが44.9%、当市のように影響はないと答えたのはわずか0.7%なんですけども、改めて影響がほとんどないとお考えの根拠をお願いします。 290: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 291: ◯健康福祉部長(加藤育子君) まず、3歳以上児についてなんですが、市内の幼稚園と保育園等に通っているお子さんがほとんどっていうことで、30年の10月現在の数でいいましても、3歳から5歳児の人口にして入園児の数を把握してみますと、ほとんどのお子さんが入園してるっていうことになりますので、3歳児以上については無償化になったとしてもふえるっていうことにはならないと思いますし、3歳未満児については、御承知だと思いますが、非課税世帯っていうことに限定されるもんですから、無償化が。ですから、そういったことは影響ないというふうに考えている、そういったことです。 292: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 293: ◯1番(富永秀一議員) 具体的には幼稚園や保育所に通っている3歳以上のお子さんの数というのは把握できてますか。 294: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 295: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 平成30年10月現在ですが、保育園は954、これは市内の保育園児が圧倒的に多いんですが、市外に通ってるお子さんも若干名いますので、含めて954名。幼稚園のほうは、幼稚園も市外に行ってるお子さんとかもいますので、それを含めて704名。ほかに障がい児サービス等を利用しているだったりだとか、そういったお子さんであるだとか、また、外国人で通ってないお子さんがいるだとか、若干誤差というのはそういったお子さんがいるだろうって想定なんですが、ほとんどのお子さんは集団に入っているという、そういった実態がわかっておりますので、そういう状況です。  以上です。 296: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 297: ◯1番(富永秀一議員) そうすると、合わせて1,658で、市内の多分3歳から5歳のお子さんの人口が1,709人ですけど、ぴったり多分同じではないので、そうすると、ほぼというのもわかるんですが、あと差が50人ぐらいですわね。ただ、実際に今の時点で3歳で2人、4歳で1人待機児童が出ているわけですよね。そうすると、たとえ数十人、あるいは十数人であっても新たに保育を希望する人たちが出てくれば、既にあふれている状態なので、影響はやはり大きいと考えるべきではないかと思うんですが、それはいかがですか。 298: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 299: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 今、第2次の子ども・子育て支援事業計画を策定ということでアンケート調査も実施しておりますので、そういったニーズ調査も含めてもう少し精査していきたいとは思うんですが、31年度については、民間保育所が改修工事に伴って17名枠の、3歳未満児なんですけど、枠を広げてくれるだとか、あと、32年度にはなるんですが、先ほど答弁で申し上げた東部保育園の代替園であるだとか、あと、認定こども園であるだとか、そういったところが3歳以上も含めて、認定こども園の場合は3歳以上も含めてなんですが、枠がかなり広がるっていうことで、32年度について非常に吸収されるような形になるのではないかっていうふうには考えております。  以上です。
    300: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 301: ◯1番(富永秀一議員) 預けられないお母さん方にすれば、もう一刻も早く、32年なんて言ってないで今すぐにという気持ちの方も多いと思いますので、そう考えると、10月以降、今の予想どおりほとんど影響がなければいいですけども、やはり大きな影響が出る、今、あふれているので、あふれたところにもっとあふれるというふうに考えるんですけども、そういうふうにならないことを祈りますが、そうすると、先ほど保育士さんの話ですけど、保育士さんが足りなくてということは余り今は起きてはいないということだったんですが、ただ、フルタイムで勤めてくれる非常勤の一般職の方はちょっと少ないということでした。  例えば先ほどのような制度、フルタイムで働いてくれる人に対しては例えば奨学金を補助しますよというようなことをやれば、これはほかでは多分やってないことだと思うので魅力的かなとも思うんですが、そういう考えはいかがですか。 302: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 303: ◯健康福祉部長(加藤育子君) そうですね。先ほどの答弁でも現時点では当市としては積極的には考えていない状況ではあるんですが、名古屋市みたいに新設の園ができるだとかそういったことではなくって、公立園の代替園としての民間園っていう、そういった形での拡大っていうことなので、ちょっと名古屋市等と条件が違うのかなっていうふうに思いますし、愛知県でも名古屋市以外では余り積極的に導入してるところもないような状況かとは思います。いずれにしても、今後そういった他市町の状況とかは参考にはさせていただきますが、今時点では積極的には考えていないっていう状況です。  以上です。 304: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 305: ◯1番(富永秀一議員) 時間もなくなってきましたので、次へ行きます。  安倍総理の発言の問題ですけど、安倍総理の解釈だと、当市は自衛隊の新規隊員募集に対して協力を拒否していることになるわけですけど、ただ、名簿をつくって提供するということは住民基本台帳法違反の可能性も高いとする専門家もいる中、閲覧にとどめている当市の判断は適切だと思うわけですが、安倍総理は憲法に自衛隊を明記すれば個人情報が提供されるという解釈もしているようです。憲法に自衛隊が明記されれば今の運用は変わりますか。 306: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 307: ◯市民生活部長(石川晃二君) あくまで憲法に明記されても住基法が変わらない限りは今のままの対応でいくのかなというふうに思います。  以上です。 308: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 309: ◯1番(富永秀一議員) 区や自治会の公的な目的のために、閲覧において条件に合う方を抽出した状態にして閲覧してもらうというのはプライバシー保護の観点からもいいと思いますが、今回のことで自衛隊への対応にそろえるためにもとに戻すというようなことはしてほしくないんですが、それは大丈夫でしょうか。 310: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 311: ◯市民生活部長(石川晃二君) 区町内会に限っては現行のままでいきたいというふうに思っております。  以上です。 312: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 313: ◯1番(富永秀一議員) それでは、この問題も終わりにして次に行きます。  予算審議の前に募集して締め切っていいのかという問題ですけども、私もしゃくし定規に対応して市民の皆さんの活動がおくれたりだとか、あるいは全部債務負担行為にして12月補正に全部ずらり並べたりなんていうことは、これ、望ましいとは余り思ってないんですね。なので、今も新規事業については債務負担行為として、継続事業については今おっしゃったような対応でいいと思うんです。要するに、大きな変更がない場合には債務負担行為にはしないけども、募集時にはちゃんとその予算の議決結果によっては変更される可能性があるよということをわかるようにしてもらえればいいかと思いますので、これについては再質しません。  次に行きます。  RPAの導入についてですけども、RPAについては、愛知県も各自治体に推進を呼びかけているということで、それにも当市としても参加を考えているということでしたが、どんな分野で参加をしようというようなことはもう考えてありますでしょうか。 314: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 315: ◯行政経営部長(藤井和久君) 平成31年度になると研究テーマが決定するんですけれども、今、一応大きく7つの要望があって、最終的にその7つの中から3つのテーマを選定するっていうことですので、まだちょっと市としてのこの7つのうちのどこに入るかっていうのは未定なんですけれども、市として一番活用しやすい分野に入れたらいいなというふうには考えております。  終わります。 316: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 317: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。  午前中の近藤千鶴議員だとか鵜飼議員への答弁の中で、AI活用、窓口問い合わせサービスの実証実験ということで、先ほどチャットボットの話が出ましたけども、それは同じものですかね。よくあるのが、ラインなどで例えば分別のごみのこれは何かなというのを知りたいときにそれを送ると、それに対して返答が来たりというような会話方式で、いわゆるチャット形式でというものがあったりしますけども、そういうものを想定しているということでしょうか。 318: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 319: ◯行政経営部長(藤井和久君) 一応豊明市で実証実験を行うチャットボットにつきましては、ラインを活用したものではなくて、インターネットを使って対話形式で回答をもらうというような内容になってます。  終わります。 320: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 321: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。  それは恐らく子育てについても同じようなことだというふうに思います。  こういうものを使うときにちゃんと使ってもらえるかどうかっていうのが大事なんですけど、恐らく何を答えるかっていうのは市の側でやっぱり選んでいくと思うんですが、そのときにちょっとおもしろいというか、もう一回ちょっといろいろ質問してみようかなと思うような何か一工夫があると利用が進むんですよね。そういうただ普通に真面目にただ答えるだけじゃなくて、そういう遊び心みたいなもあるとより魅力的だと思うんですが、そういう工夫をしてみようというお考えはいかがでしょうか。 322: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 323: ◯行政経営部長(藤井和久君) 答弁の内容につきましては、先行してる自治体がある程度ひな形というか形式をつくってあるので、基本的にはそれに沿って豊明市の固有の条件で入れてくと。それ以外のちょっとおもしろみのあるようなことについては検討材料かなというふうに考えております。  終わります。 324: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 325: ◯1番(富永秀一議員) わかりました。  きのう市長は、優先して取り組む事業の優先事業の1つとして、先送りしないほうがよいものを上げておられましたけど、このRPAだとかAIの導入というのもそうだろうなと思うんですね。待てばよりよいものが出てくるかもしれませんけど、先送りをすることによって、導入すれば削減できていたはずの時間やコストがその分かかってしまうということにもなると思います。新技術へのアンテナは常に張りながら、どのような分野に導入できるかというのはすぐにでも検討していただきたいというふうに思いますが、その返答を聞くとなくなっちゃうかなと思うんですけど、そういう方向でいいでしょうか。 326: ◯副議長(近藤郁子議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 327: ◯行政経営部長(藤井和久君) 決して積極的に選考しているというわけではございませんけれども、他の自治体におくれることなく、追随してできることはやっていきたいというふうに考えております。  終わります。 328: ◯副議長(近藤郁子議員) 富永秀一議員。 329: ◯1番(富永秀一議員) ありがとうございます。  今回6項目にわたって質問いたしました。コンパクトな御答弁ありがとうございました。 330: ◯副議長(近藤郁子議員) これにて1番 富永秀一議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次回は3月4日午前10時より本会議を再開し、議案質疑・委員会付託を行います。  本日はこれにて散会いたします。長時間御苦労さまでした。                午後3時49分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...