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  1. 豊明市議会 2018-12-01
    平成30年12月定例月議会(第2号) 本文


    取得元: 豊明市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    トップページ 検索結果 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成30年12月定例月議会(第2号) 本文 2018-12-03 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 283 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 2 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 3 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 4 : ◯市長(小浮正典君) 選択 5 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 6 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 7 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 8 : ◯市長(小浮正典君) 選択 9 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 10 : ◯11番(村山金敏議員) 選択 11 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 12 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 13 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 14 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 15 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 16 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 17 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 18 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 19 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 20 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 21 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 22 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 23 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 24 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 25 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 26 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 27 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 28 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 29 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 30 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 31 : ◯市長(小浮正典君) 選択 32 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 33 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 34 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 35 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 36 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 37 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 38 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 39 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 40 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 41 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 42 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 43 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 44 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 45 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 46 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 47 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 48 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 49 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 50 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 51 : ◯市長(小浮正典君) 選択 52 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 53 : ◯17番(毛受明宏議員) 選択 54 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 55 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 56 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 57 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 58 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 59 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 60 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 61 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 62 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 63 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 64 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 65 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 66 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 67 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 68 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 69 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 70 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 71 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 72 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 73 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 74 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 75 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 76 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 77 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 78 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 79 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 80 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 81 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 82 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 83 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 84 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 85 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 86 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 87 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 88 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 89 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 90 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 91 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 92 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 93 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 94 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 95 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 96 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 97 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 98 : ◯市長(小浮正典君) 選択 99 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 100 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 101 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 102 : ◯健康福祉部長(加藤育子君) 選択 103 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 104 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 105 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 106 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 107 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 108 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 109 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 110 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 111 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 112 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 113 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 114 : ◯市民生活部長(石川晃二君) 選択 115 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 116 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 117 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 118 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 119 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 120 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 121 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 122 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 123 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 124 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 125 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 126 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 127 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 128 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 129 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 130 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 131 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 132 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 133 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 134 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 135 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 136 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 137 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 138 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 139 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 140 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 141 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 142 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 143 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 144 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 145 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 146 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 147 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 148 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 149 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 150 : ◯市長(小浮正典君) 選択 151 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 152 : ◯8番(ふじえ真理子議員) 選択 153 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 154 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 155 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 156 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 157 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 158 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 159 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 160 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 161 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 162 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 163 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 164 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 165 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 166 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 167 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 168 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 169 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 170 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 171 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 172 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 173 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 174 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 175 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 176 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 177 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 178 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 179 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 180 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 181 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 182 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 183 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 184 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 185 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 186 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 187 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 188 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 189 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 190 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 191 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 192 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 193 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 194 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 195 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 196 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 197 : ◯経済建設部長(相羽喜次君) 選択 198 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 199 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 200 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 201 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 202 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 203 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 204 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 205 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 206 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 207 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 208 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 209 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 210 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 211 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 212 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 213 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 214 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 215 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 216 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 217 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 218 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 219 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 220 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 221 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 222 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 223 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 224 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 225 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 226 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 227 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 228 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 229 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 230 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 231 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 232 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 233 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 234 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 235 : ◯10番(鵜飼貞雄議員) 選択 236 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 237 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 238 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 239 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 240 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 241 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 242 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 243 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 244 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 245 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 246 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 247 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 248 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 249 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 250 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 251 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 252 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 253 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 254 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 255 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 256 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 257 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 258 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 259 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 260 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 261 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 262 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 263 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 264 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 265 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 266 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 267 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 268 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 269 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 270 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 271 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 272 : ◯行政経営部長(藤井和久君) 選択 273 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 274 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 275 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 276 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 277 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 278 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 279 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 280 : ◯教育部長(小串真美君) 選択 281 : ◯議長(杉浦光男議員) 選択 282 : ◯6番(蟹井智行議員) 選択 283 : ◯議長(杉浦光男議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長(杉浦光男議員) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程表につきましては、お手元に配付いたしました議事日程表に従い会議を進めます。  なお、本日の議会開催に当たり、報道関係者より写真撮影の申し出があり、日程に入る前、冒頭部分のみ、これを許可いたしましたので、御承知おき願います。  日程1、一般質問に入ります。  一般質問の順序は、あらかじめ議会運営委員会で協議されておりますので、その順序で行います。  また、発言時間につきましては、それぞれ申し合わせに従って進めさせていただきます。  なお、質問は、一問一答方式及び一括質問一答答弁方式による質問が併用されますので、当局の職員においても、質問内容に沿って的確かつ簡潔に答弁されるよう、あらかじめお願いをいたしておきます。  さらに、当局におかれましては、議論を深めるために反問権を行使される場合は、意思表示を明確にされ反問されるよう、お願いいたします。  最初に、11番 村山金敏議員、登壇にて質問願います。 2: ◯11番(村山金敏議員) それでは、皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、壇上での一般質問をさせていただきます。  今回は、私の議員生活の中で初めての一番バッターでございます。御清聴のほど、よろしくお願い申し上げます。  さて、月日のたつのは早いもので今期は既に3年半が経過し、来年4月は市長、我々議員ともに改選を迎える年であります。  小浮市長には、市長就任以来、豊明市発展のため連日連夜に及ぶ激務、また、精進、大変御苦労さまでございます。  市長にはこの3年半、財政問題を初めとし、2025年にはピークを迎える高齢者対策、ほかの自治体にとっても大きな問題である少子化対策や学校統合等々、また、政策、施策、事業のかなめである第5次総合計画の遂行、進捗についても精力的にこなされているが、まだまだ道半ばと思うところであります。  そこで、質問させていただきます。  今日までにとり行ってきた事業の実績について。  その実績を踏まえ、議題として上がったものについて。  まず、以上2点について、壇上からの質問をさせていただきます。
    3: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小浮市長。 4: ◯市長(小浮正典君) まず、事業の実績について述べさせていただきます。  豊明市は多様な個性を認め合う社会づくりに向けて、多くの事業に着手してまいりました。これは第5次総合計画の中で掲げるまちの未来像「みんなでつなぐ しあわせのまち」を実現するものでございます。  経済的に課題のある世帯の子どもたちに向けた学習居場所づくり、豊明市独自の大学等入学支援奨学金制度、不登校対策に向けたフレンドひまわりの南部拠点の整備、外国籍の子どもたちへの日本語教育、障がい者の一般就労を実現させる農園の誘致、「LGBTともに生きる宣言」、妊娠から就学前まで切れ目のない子育て支援をするネウボラ、病後児保育室の開設、民間事業者の協力を得ての保育園待機児童対策、ひきこもり対策事業、おたがいさまセンターちゃっとの設立、民間企業まで含めた多様な主体者を巻き込んだ認知症対策や健康寿命の延伸、生活支援など、この4年間で次々と事業を始めまして、いずれも成果を上げているところでございます。  これらは、また、第5次総合計画の40のめざすまちの姿のうち、多くの目標を実現していくものでもございます。  今後は、先月オープンいたしました市民交流センターを発展させ、これらの事業にもっと多くの市民に参加いただく形で事業の中身を広く深くし、全ての市民が輝ける社会をつくっていきたい、そのように考えております。  次に、課題のほうです。  今、述べてまいりました福祉、教育事業を今後も続け、また、発展させるには、何より財源的な課題が出てまいります。いずれ、人口、特に生産年齢人口が減少し、個人市民税は減ってきます。  これを補うためには、法人市民税と固定資産税、都市計画税の中長期的な観点から見た増加が必要であり、そのためには、現在進めております産業集積地の整備をやり遂げ、企業誘致まで必ず成功させねばならないというふうに考えております。  企業誘致を成功させるには、産業集積地の整備を進めるとともに、豊明市の立地の魅力を高めるために、県道名古屋岡崎線の刈谷ハイウェイオアシスまでの延伸を、愛知県並びに刈谷市とともに引き続き進めていく必要があります。  さらに、それが完了すれば、残る豊明中央校区についても、県に整備していただく必要があります。  愛知県も名古屋岡崎線の整備促進に向けて重要視していただいており、市としてもさらに県との連携を強化していきたいというふうに考えております。  また、福祉分野でさらに深刻化していく課題は、村山議員が御指摘しているとおり、超高齢社会のさらなる深化でございます。  今後、認知症の方、介護が必要な方が急増する85歳以上の年齢層の方が高どまりしていきます。豊明モデルと、国から評価を受けております市民団体、地域組織、大学、高校、医療機関、社会福祉法人、介護を本業としない民間企業まで含めたまちぐるみの地域包括ケアの取り組みをさらに広げ、健康寿命を延ばしていくことが重要だというふうに考えております。  ひとまずここで回答を終わります。 5: ◯議長(杉浦光男議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手を願います。  村山金敏議員。 6: ◯11番(村山金敏議員) それでは、残された課題、取り組まなければならない施策、事業についてお伺いいたします。  小浮市長は、次期もその課題や取り組むべき施策、事業を引き続き担っていただけるものか、お尋ねいたします。 7: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小浮市長。 8: ◯市長(小浮正典君) 残された課題といたしましては、中長期的に最も重要な課題となってくるのは公共施設の適正配置問題でございます。現在も行政改革の一丁目一番地として取り組んでおります。  公共施設の長寿命化と適正配置計画について、市民と合意を得ながら進めていくことが何より必要だというふうに考えております。  来年度、豊明市としては市側で作成した素案をもとに、地域ごとに市民の皆様と話し合いを進める方針です。  さまざまな公共機能を集約化することで、施設は縮小しても、機能としてはむしろ充実する形で持続可能な豊明の将来像を市民の皆様と描いていきたいと考えてます。  また、企業誘致と健康寿命の延伸については、引き続き4月に予定しております公共交通の見直し等、ほかの事業とも連携させながら進めていく必要があるというふうにも考えております。  また、子育て支援については、学校教育のさらなる充実を引き続き進めるとともに、待機児童対策についても引き続き民間事業者の皆様の力を借りながら進めていく必要があると認識しております。  以上、述べてまいりましたとおり、この4年間で多くの事業に着手した一方、いずれも、これも村山議員が御指摘しているとおり、道半ばでございます。また、中長期的に解決していくべき極めて重要な課題への取り組みも途中段階にあります。  各事業のさらなる発展を遂げるため、市の職員をまとめていくのが私に課せられた使命と捉えております。  ぜひ、次の4年間も市政のかじ取りを担わせていただきたい。そう願い、また、必ずやり遂げるという使命感で今はいっぱいでございます。  そこで、ここに、4月に実施予定の次期豊明市長選挙に出馬することを表明いたします。  多くの課題に向けて先進事例となることをいとわず、果敢に挑戦する体制がこの4年間で市役所において構築されてまいりました。  今後は、市全体としてこの4年間で行ってきたことを継続させ、発展させ、結果を出し、市民の暮らしを将来にわたり向上させることが求められます。  引き続き、市民第一、市役所一丸の姿勢で取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 9: ◯議長(杉浦光男議員) はい、再質問がありましたら。  はい、村山金敏議員。 10: ◯11番(村山金敏議員) 当市の抱える問題も、全国どの市町でも同様であります。遜色のないものと思うところであります。  まずは、当市の市民の皆さんが、平和で安全で満足できるまちづくりをしていただくよう、お願いいたします。  次期も大変であろうと思います。小浮市長には、健康に留意され、市民の幸福のため、当市の発展に努めていただきますようお願いいたします。  最後に、大金星が降ってくるまちになるよう期待し、一般質問を終わります。 11: ◯議長(杉浦光男議員) これにて11番 村山金敏議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午前10時12分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前10時22分再開 12: ◯議長(杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  17番 毛受明宏議員、登壇にて質問願います。 13: ◯17番(毛受明宏議員) 議長より御指名がありましたので、通告に従い一般質問に入ります。  ちょっときょうは久しぶりに風邪を引きまして、途中で倒れるかもしれませんけど、頑張ってみたいと思います。  平成30年もあと1カ月を切るころとなりました。ことしは夏の猛暑による影響で、豊明市の今12月議会初日でも取り扱った小中学校のエアコン設置に、県内を初め、日本中が緊急性を持ち、対策に急いだ夏とも言えると振り返ります。  この件は、私どもも国や県に要望活動で走り回ったわけでもありますので、順調な進捗を求めたいと思っておりますので、市長以下、関係部署の皆様にはよろしくお願い申し上げます。  そして、本年のほかの、挙げてみますと、9月に上陸した2つの台風についてと、その台風の経過後の対処についてです。  この2つの台風は伊勢湾台風に似た経路を通る、接近前から心配された台風でしたが、これを幸いというのか大きな被害の確認はありませんでした。  しかし、ここから意外な深刻な状況にぶち当たったところでもありまして、それは、地元、阿野区でいうと2つほど、1つは台風21号による阿野神社の白壁の崩落です。  これは、俗に言うしっくい壁というものでございますが、この復旧に対するしっくい壁を扱う左官屋さんがもう身近にいないということに気づかされました。  10月第2日曜日には、秋の例大祭も控えており、何とかもとどおりの復旧に急ぐ氏子さんの相談を受けまして、今までの商工会青年部活動において市内、近隣市町のしっくい壁を扱う左官屋さんを探しまくりまして、お隣の東郷町に1軒左官屋さんを見つけ、何とか例大祭までに無理を言い、間に合わせていただきました。  阿野の神社も造営からちょうど20年弱、神社にとってその左官屋さんの名刺が重宝がられるものとなりました。  そして、ほかにも本年の9月の台風はこれだけに終わらず、一般住宅にも数々の影響を出しており、大工さんの人手不足が発覚。先ほどと同様に、その仲間はいないのかと問われたものですが、そのときは大工さんと名乗る業種の人たち全体が台風の後処理に入っていたと言っても過言ではないぐらい平成30年10月、11月、それは今でも続いていると耳にする状況ですが、これも地元の阿野区の公会堂の床割れで利用不可能となった際に、今までのネットワークを駆使して探し出し、職人さんに無理を言って復旧に急いだ状況であります。  このように、現在では職人さんと言われる方々の減少がしっかりと見えています。  市が進める住宅耐震化もそうですが、急に壊れて、急に復旧ということが困難な時代と思いますので、皆様、日ごろの家のふぐあいは早目に対処をしていただきたいと思います。  そして、先週の開会前、前日のことになりますが、これも商工会青年部OBと一緒に国会議員との意見交換会で東京まで同行させていただき、当日は国会の要件だけではなく、OBさんの仕事の要件で東京都の北区の方面までおつき合いをし、その内容を聞いてびっくりしたのが、現在、2020年東京オリンピック会場の建設に急いでるのは皆さん御存じと思われますが、それは東京都内でも駅の、駅前の猫の額ほどの土地に、有名なビジネスホテル等の建設ラッシュも同時に進んでいます。  そして、そのオープンに向けた仕上げ段階の工程の職人さんの不足は、不足なのかはわかりませんが、通常の2倍の単価を出しても人手が見つからない。それはオリンピック単価の高騰とも言える現象ではないでしょうか。  今回の状況では、全世界行事の東京オリンピック、当然開会日は決まっているわけで、遅延はできないものとわかっております。  しかし、先週は東京で進むオリンピックラッシュの影響が、日ごろ豊明でお話をさせていただいている地元の工業系の会社にも出ていることに結びついた一面もありました。  それは、地元の鉄骨屋さんや板金屋さん等の材料の調達ができない、ビッグプロジェクトが優先で、なかなか材料が回ってこないということでございます。  このように現地で話を聞いてみると、これからの日本の中の、また、この豊明市においても切実な問題が起きていることに気づきながらも2025年は大阪万博の決定が決まりました。  この先どうなってしまうのでしょうか。人手不足、材料不足、深刻な問題がつながっていく段階がそのまま継続なのでしょうか。  というように、見てきた現状も踏まえて本題に入ります。  明確な答弁も必要ですが、特に、今期も半年を切り、これからの将来を考えたことを聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1問目、豊明市小規模企業振興基本条例について。  この条例制定は、私が2期目のちょうどこのころに一般質問をして、何とか豊明市が全国でも一番初めに制定できないものかと考えて進めておりました。  しかしながら、新潟県の聖籠町というところが全国で一番、豊明市は市として全国で一番の制定の運びになりました。  その平成26年小規模企業振興基本法の制定に基づき、平成27年に市として全国で一番に制定された豊明市小規模企業振興基本条例について、現在までの制定後の取り組みと今後について御質問します。  続いて、2問目、道路維持と河川維持についてです。  この問題は、1週間も過ごす中で一番多く相談を受ける私どもの仕事と言ってもいいのではないかと思えるものでございます。  それは、日々の生活の中でも環境維持に努めなくてはならない、道路と河川の維持についてを質問させていただきます。  まずは、道路環境です。  市道の道路維持状況の確認は、これは道路路面と排水、道路や河川の除草についてです。  続きまして、道路の区画線の状況の確認は、これは道路停止線や文字です。  三浦議員が以前にやられたということですので、簡潔で結構です。よろしくお願いします。  続きまして、国道と県道の維持管理については、市としてどのように捉えているのか。どのように国や県に伝わっているのか、甚だちょっと疑問もありますので、よろしくお願いいたします。管理者として、状況について見解を聞きたいということです。  次に、河川環境について、毎年の河川除草のタイミングが決まっているのは承知しておりますが、そのタイミングについてお答えください。  次に、除草範囲の考えは、特に県管理河川についての範囲をお知らせください。  護岸の状況確認はどのように、また、市の管理河川とあわせて、県管理河川の状況確認はどうなっているのでしょうか。  以上で、壇上での質問を終わります。 14: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 15: ◯経済建設部長(相羽喜次君) はい。2問いただきました。ちょっと前後をさせていただきまして、道路維持と河川維持についてのほうから回答させていただきます。  まず、道路環境のほうで4点いただいております。  市道の道路維持状況の確認についてでございます。  市道の道路維持状況の確認につきましては、週3回の道路パトロールにより道路舗装面や区画線の状態、草刈りの必要性の有無、排水施設の通水状況、道路の附属物の状況等を確認をしております。  次に、区画線、2点目でございます。区画線の状況の確認はということでございます。  これ、議員言われましたように、6月議会におきまして、三浦議員からも同様な御質問をいただいた際の回答と重なりますが、道路の区画線につきましては、公安委員会、または、道路管理者が設置する2種類がございます。  公安委員会の設置するものにつきましては、道路交通法に基づく道路表示で、横断歩道、停止線等になります。  また、道路管理者が設置するものにつきましては、道路法に基づく区画線で、道路外側線、道路中央線、これは白線でございますが、ございます。  その他に、法定外の表示として、交差点マーク、通学路のカラー舗装は道路管理者である市が設置をしております。  土木課におきましては毎年、交通安全施設要望によりまして、通学路を優先に順次対応しているところでございますが、市内には消えかかった区画線等が多く見られ、全てに対応できない状況となっております。
     続きまして、国道と県道の維持について、市はどのように捉えているかということでございます。  国道及び県道の維持については、国道は名古屋国道事務所、県道は尾張建設事務所が道路の管理を行っております。  市民の皆様から、国道、県道に関する要望が寄せられた場合につきましては、市より道路を管理する各事務所へ連絡をしております。  続きまして、管理者として現況についての見解を問いたいということでございます。  市道の現状につきましては、交通量の増加や経年劣化等による舗装や側溝等の傷みが著しい箇所、道路のり面や道路沿いの草が繁茂している箇所、また、土砂が堆積している排水路等につきましては、順次対応し、良好な環境の保全に努めておりますが、全てに対応できていない状況ではございます。  続きまして、大きな河川環境についてでございます。  毎年の河川除草のタイミングはということでございます。  市が管理をいたします河川の草刈りにつきましては、毎年9月下旬完了をめどに原則、年1回行っております。  県が管理する河川につきましても、草刈りの頻度は年1回実施と聞いております。  次に、除草範囲の考え方でございます。  市が管理する河川等の除草の範囲につきましては、主に護岸ののり面部分の草刈りを行って、河川の維持管理に努めております。  県が管理する河川につきましては、河川堤防の両のり面、河川のこれ中と外になりますが、及びその天端部分の草刈りを行っております。また、河川の内部につきましては、その除草の対象にないというふうには聞いております。  続きまして、護岸の状況の確認でございます。  県の管理河川の護岸につきましては、地域住民の方から連絡などにより、護岸に関する情報を得た場合につきましては、現場を確認をして、管轄する県の事務所に報告をしております。  続きまして、1問目のほうの小規模企業振興基本条例についてでございます。  市の小規模企業振興基本条例の制定後の取り組みとこれからについてでございます。  平成27年に当該条例を制定して以降、小規模企業を初めとした市内企業に対しさまざまな施策を展開しており、実績も徐々ではありますが、形として残してきております。  第1に、商工会と連携をして市内企業の支援施策を行っている点でございます。  平成28年度には機構改革により地域活性化推進室を設置し、設備投資を後押しするための補助制度を構築した後、翌年度には企業向けの市の補助制度や商工会の事業者支援事業の内容を1冊のパンフレットにまとめ、商工会を通じて配布することで制度の周知を行っております。  第2に、市内企業の課題を把握するように努め、さまざまな施策を展開している点でございます。  平成29年度からは本格的に企業訪問を開始、企業の活動状況や抱えている課題をじかに聞くことによりまして、その課題の重要性を認識することができ、行政として施策を講じるための参考としているところでございます。  具体的には、新たな工場立地や店舗等の水回り等の設備投資にかかわる補助制度のほか、人材確保に対する支援として近隣市町との合同企業説明会や社宅整備にかかわる補助制度の設置等の制度を展開をしております。  いずれも、小規模事業者のみを対象とした施策ではありませんが、小規模事業者を含めた地域経済の活性化に資する施策の構築を行ってきております。  次に、今後の展開でございますが、小規模企業者にとって今後はさらなる人材不足や、施設の老朽化に対する対応など、厳しい状況が続くことが予想されています。  こうした状況を把握することで、その時々に応じた施策を速やかに展開する必要があると考えております。  そのためには、企業訪問を積極的に、また、継続的に行い、課題を把握することで具体的な施策について商工会とも連携しながら活用しやすい施策を構築していく予定でございます。  以上でございます。 16: ◯議長(杉浦光男議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手を願います。  毛受明宏議員。 17: ◯17番(毛受明宏議員) 一通りの答弁ありがとうございます。  まず、維持管理のほうからいきましょう。  確かに、見てると、もう最近、道路のひび割れがすごい悪いんですよね。ばりばりになっているというか亀の甲に割れるやつとか、いろいろもう大変ちょっと古いなというようなところもありますので、その辺もやっぱり今後やってくださいというふうで言いたいんですけど、予算の関係もありますので、しかし、これはだめだろうというのが1つありまして、これも私が見つけたんですけど、下水道のマンホール、人孔の横に小さな穴があいてまして、要するにそこに水が流れ込んで、よく見ると木が生えるぐらいの空洞化で、これがまた市内の大型ショッピングセンターの横だったということでありまして、今、対処はしてもらっております。  だけど、やっぱりそういう観点というところも、一番、多分、あれ新聞に載っちゃうぐらいの多分、問題が起きたと思いますけど、前もって見つけられたというのはあるんですが、いろんなところでどうなっているかわからないというようなひび割れって、道路のひび割れというのは一番怖いところがありますよね、今。  その辺をどういうふうに、先ほどはパトロールというふうでありましたけど、パトロールが週3回、パトロールの内容はどんな感じなんでしょうか。 18: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 19: ◯経済建設部長(相羽喜次君) パトロールにつきましては、これ、もちろん車で見て回るということもございます。  また、場合によっては、先ほど今、議員が言われた直接見ないといけない部分もございます。そういう部分につきましては、職員がやっぱり、直接やっぱり見て、そういう形で点検はさせていただいております。  また、先ほどから言われる道路のひび割れ、私も通勤経路の中で幾つか見ます。特にまたひどいのは、この今の目の前の県道につきましては、大変大きく、通行量も多いもんですから、かなりひどい状態にあります。  これも、私どもも要望して、近く舗装復旧をしていただけるように私どもも要望をさせていただいております。  終わります。 20: ◯議長(杉浦光男議員) 再質問がありましたら、挙手願います。  毛受明宏議員。 21: ◯17番(毛受明宏議員) 車で見てるとなかなか見えないところもありますので、こういうときこそ市民の声かなと思いますので、またそういう声も、議員さんこれだけおるといろんな形で入ってくると思いますので、その都度、確認のほうだけはお願いしたいと思います。  あと、区画線のことなんですけど、これ、三浦議員がやられたということでありますけど、実は、事故が発生した箇所で要望が上がっていた。本当はきょう、データを持ってこようと思ったんですけど、余りにもグロテスクなので出すのやめましたけど、実は、なかなか要望が上がっても引いてもらえないということで、その方がわざわざインターネットで、インスタントの区画線があるんですけど、それを引かれてしまった。  だけど、あれでも、私も施工方法を知っているんですけど、ちゃんとのりづけして、上からバーナーであぶらないとひっつかないのに、引いただけということで、たまたま偶然、僕が自転車で通って滑ってしまったというのが、これ、現状でありまして、実は、県会にもそうなんですけど、愛知署の規制課のほうにもこれだけは強く言わせてもらいました。そうしたら、すぐついたということがありましたので、こういうところも、やはり、この辺も市民の声というところもありますので、その辺をしっかりこう引いてもらって、聞いてもらって、このインスタントが置いてある時点でもうこれはアウトだと思いますけど、そういうところの対処というのをまたちょっと部長、お願いしたいんですけど。 22: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 23: ◯経済建設部長(相羽喜次君) その件につきましては、議員のほうからも何度かお聞きしております。  まことに申しわけないと思っております。  白線については、確かに最近かなり薄くなっている部分が多数ございます。私どももある程度まとめて発注はさせていただいておりますが、なかなか追いついていない状況ではございます。  特に危険な箇所、特に私どもとしては通学路、そういうようなところにつきましては、なるべく早い時期にやっていきたいというふうには考えております。  そのようにまた、皆様方からも情報をいただければというふうには思っております。よろしくお願いします。 24: ◯議長(杉浦光男議員) 再質問がありましたら、挙手願います。  毛受明宏議員。 25: ◯17番(毛受明宏議員) ぜひ、今、一番よく受ける苦情が、それが多いもんですから、お願いしたいと思います。  そして、この件について、先ほどの、先週たまたま東京のほうへ行ってきましたよというところで気づいたのが、東京ってすごく区画線きれいに引いてあるんですよね。あれ何で、何ででしょうかねと思うんですけど、それは答弁できないと思いますけど、やはり、こういう観点で見てもらうと違うなというのが、最近マラソンのテレビ放送、多いですよね。あれ見てもらうと、2週間前ですか、熱田神宮から伊勢神宮まで走る、もう名古屋というか愛知県というのは本当にひどいなというぐらいの、23号、あれ、一部走りますよね。あんなの、よく堂々と全国ネットでテレビで映すなというぐらいのひどい状況なもんですから、やはりその辺というのは、1つ考えれば追いつけるとこもあると思いますけど、これも1つの提案なんですけど、区画線がきれいに引いてあるまちというのも今から売りだと思いますけど、部長、どうですか。 26: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 27: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 確かに、そのような大きな事業があるときには、私としてもなるべくきれいな線を引いた形でお迎えをしたいというふうに、重々思っております。  これも、私どもは予算の範囲内でやっておるところでございますので、その辺だけ、状況を知っていただけば、よろしいかなと思っております。  終わります。 28: ◯議長(杉浦光男議員) 再質問がありましたら、挙手願います。  毛受明宏議員。 29: ◯17番(毛受明宏議員) 結構、これ、目立つと思いますよ、市長、本当に。区画線がばちっとなっている今、まちというのは愛知県内、少ないですから、本当にこの間は東京、見て、ああ、何でこんなにきれいになっているんだろうなと、警視庁と愛知県警の予算が違うのかなとか、いろいろ考えさせていただきましたけど、市長、どう思われます。 30: ◯議長(杉浦光男議員) 小浮市長、答弁願います。  小浮市長。 31: ◯市長(小浮正典君) 私も東京近辺に住んでたことありますので、その実情はよく存じ上げております。  東京はやはり首都なので、いろんな形で、警備上も含めて、予算としてもたくさん持っていらっしゃることも確かだと思いますけれども、我々としても愛知県と連携しながら、この問題はうちの市だけじゃなくて、もう本当にいろんな自治体が常に県のほうに要望していることでございまして、実は、この尾張東ブロックという形で市長会も組まれておりまして、この中の話し合いの中でも共通した問題として愛知県のほうに要望していく、1つの自治体としてではなくて、複数の自治体で要望していく、そんな体制を組んでいきたいというような話し合いも進めております。  毛受議員のおっしゃることは本当に御指摘のとおりでございますので、我々としても県と連携を図っていきたいというふうに思っております。  以上です。 32: ◯議長(杉浦光男議員) 再質問がありましたら、挙手願います。  毛受明宏議員。 33: ◯17番(毛受明宏議員) そんな話もありましたよということで、いい答弁をいただきまして、ありがとうございます。  それで、あと、次は、国道と県道の維持管理ということで、これも、部長、質問しなくても内容がわかる、きょうは写真を持ってこなかったんですけど、実は尾張、主要地方道、瀬戸大府東海線の東郷、豊明から大府へ向かう跨線橋の左に入った側道なんですけど、ビジネスホテルがある、あの手前の集水ますが、実は去年の、29年の7月4日です。忘れもしません。なぜかというと、水ぶっかけられた本人ですから、ということで、集水ますの、これは、何かこれ、構造がおかしいんじゃないかなというのも、あれからずっとそういう視点で私は見出まして、あと、もう一つ言うと、あっこも街路樹があるもんですから葉っぱが落ちて、あれだけの水量をこんな30センチ角ぐらいの集水ますで受けているだけで、中の管を見ると15センチぐらいの管しかないんですよね。それも複雑な何か形になってて、構造まで言うもんじゃないんですけど、もうちょっとスムーズなつくり方すればいいんじゃないかということで何遍でも要望を上げたんですけど、その件について、これをまた、いろんなところへ直接電話をかけたりとかもしましたし、市としてはやっぱりあそこはやってくれないと、あれ、歩道もありまして、この7月4日だというのが、要はこれってひょっとしたら運転者のほうの違反になるんじゃないかという、泥はねという違反規則もあるらしいですね。そっちにつながってしまうんじゃないかという心配もありまして、なぜかというと頭からぶっかかりましたから私も、その辺というのをどういうふうに考えておられるか、また、県のほうにどうやって伝えているかというところを部長、お願いします。 34: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 35: ◯経済建設部長(相羽喜次君) まず、泥はねというか水はねの件でございます。  これは、皆さん方、免許をお持ちの方というのは多分、免許を取ったときに十分承知はされていると思うんですが、これは運転者の責任になると、これは道路交通法上そうなっております。  ただ、構造上、どうしても水がたまるから、あそこ普通に走ったらもう歩道にかかっちゃうんじゃないかというのは、これも議員の言われるとおりでございます。私も、議員に、この話があったときに、何度か少し雨が降ったときに、割合と少量の雨でたまるということを承知はしております。  この原因が、議員、もともと技術屋さんですので、大変御存じなところなんですが、私どもも県にこの件については要望をさせていただいて、報告もさせていただいております。  今、今の段階におきましては、まず、清掃とちょっと様子を見させていただきたいというような形で、今、返事をいただいておりますので、もう、もういましばらくちょっとお時間をいただければなというふうには考えております。  終わります。 36: ◯議長(杉浦光男議員) 再質問ありましたら、挙手願います。  毛受明宏議員。 37: ◯17番(毛受明宏議員) ぜひ、すぐというわけにはいかないと思いますけど、その様子というところが多分、様子を見るだけじゃなくてちゃんと予算取りのほうにつながるような様子にしていただきたいというのが切実な要望でございますので、お願いします。  あと、道路管理は終わりまして、河川維持のほうで、先ほど1回目の答弁の中で出てしまいましたけど、外のり面、内のり面、天端、要は、私が言いたいのは、堰堤、川まで、内のり面のここから、ここを1回でも刈ってくれると変わるんだけどなというふうによく言われますので、どうでしょうかね。 38: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 39: ◯経済建設部長(相羽喜次君) はい、基本的にはのり面と天端であるということで、ただ、どうしても見苦しいところがあるのであれば、一度、それは個別にまた御相談をさせていただきたいなというふうには考えております。  終わります。 40: ◯議長(杉浦光男議員) 再質問がありましたら、挙手願います。  毛受明宏議員。 41: ◯17番(毛受明宏議員) これも膨大な面積になるものですから、部分的とか、そういうことでもいいと思いますので、考えていただけるとありがたいし、それをなぜこう言ってくるかというと、お隣、東郷町、あれマレットゴルフ場か何かで整備されていますよね。多分、あれをイメージしていると思いますが、東郷町のほうも聞いてみたら、あれ、年間1,000万ぐらい草刈りだけで使っているというもんですから、なかなかこれもハードルの高い話だなと思っておりますので、ただ刈るだけでも、あれだけきれいなところをいじる、さわるだけでも、1,000万かかるということなんでなかなか難しいなとは思いますけど、何とか部分的にでもちょっと、憩いの場というわけにはいかないですけど、やっていただきたいなと考えておりますし、そういう阿野区からの要望もあります。  あと、護岸の状況確認ということですけど、これも、実はこれ、阿野区じゃないんですね、言っていることが。私、言っているのは桜ヶ丘区の話で、桜ヶ丘のあの公民館の横の川、要は今期、いつごろかわからないですが、私一般質問してみたら結局、護岸が崩れてしまったという、何か予言ができていたような感じになっちゃったんですけど、あれ、まだまだ多分危険なところはあると思います。  護岸もしかり、多分、道路面も多分かなり危険じゃないかなと、先ほど大型ショッピングセンターの下の空洞化とか、そういう話もありますので、そういう現象もひょっとしたらあるんじゃないかなというところがありますけど、その辺はどう考えましょう。 42: ◯議長(杉浦光男議員) 相羽経済建設部長。 43: ◯経済建設部長(相羽喜次君) はい、確かに議員が言われるように、昨年の集中豪雨のときに、護岸の一部が崩れて、今まさに、まだ復旧工事中でございます。  その上流につきましても、若干、その市道と兼用している部分があって、護岸、下がっているような状況が見受けられる部分があるのと護岸から木が繁茂をして、それが出ているようなところもございます。
     そういうところにつきましては早期に改修ができるように、私どもも引き続き要望しておるところでございます。  終わります。 44: ◯議長(杉浦光男議員) 毛受明宏議員。 45: ◯17番(毛受明宏議員) ええ、もう、ぜひお願いしたいというのと、あと、ブロック自体がもう古いというのもわかりますし、限界じゃないかな。意外に、おとなしいような川、普段はおとなしいような川で、ちょっと一旦降ってみると大暴れの川でありますので、その辺はしっかり見ていかないと、もう近所に住宅があるということで、その辺も、いずれか壊れるんじゃないかなというところを確認していますので、ぜひその辺もお願いしたいと思います。  それで、小規模企業のほうに移ります。  小規模企業のほうが、先ほど冒頭でもたくさん言わせてもらいました。  要は人材不足ですよね。あと、事業の継続ですね。この辺というのが今すごく日本で問題になっているというところがありますが、その辺の課題というのは、一気にこれが解消するということはないと思いますけど、実は、市長も多分、商工会青年部、ここにおられる方も1人おられるし、この間JCの例会でもそうですし、意外に30代、40代で、今、豊明でやり手という子が、僕はふえてきているなと思いますけど、そういうところの観点もそうなんですけど、やっぱり誇りと自覚と感謝という気持ちをずばり言ってくれる若者もふえてきたということがありますけど、その対策、要は人材不足とか企業が抱える問題、全国的にこれも同じだと思いますけど、何とかそれを市のほうも考えていただきたいというのと、実は条例制定の前の年から始まっているのかな、国の中小企業の小規模事業対策ということで一番有名なのが小規模事業者の持続化補助金というのがあります。  これが、全国で382万社のうち、全体の約85%で325万社ぐらいが小規模事業者ということでありまして、あと、この持続化補助金というのが多分、初年度は豊明は結構、その当時の商工会長さんが全国のほうへ、会議へ出られていた方なんで、比較的とるのは早かったんですけど、これが順に伸びて、26年から29年度で利用者が5万1,872事業者、それで、総額が238億という数字が上がっております。  なので、全く知らないとわけじゃなくて、やっぱり求めるというか、手を差し伸べてきている事業者というのもありますし、それを拾う国の施策というのもありますけど、その辺を豊明市でも、ほんの小さなことでも結構です。あのパンフレットを先ほどつくられたということはありますけど、あれでも、現在が、実は商工会青年部というのの上の商工会壮青年部というのが県のほうでできまして、そちらのほうに今かかわらせていただいておるんですけど、やはりそこでお見せすると、あのパンフレットはただの大金星のパンフレットじゃなくて豊明市と商工会が連名でついていると、これは全国でもやっぱり条例制定しているところしかないぞと。ほかの市町だと、やはり商工会一本だけというのがほとんどらしいんですよ。国からコピーしたやつをそのまま出していると。けど、やっぱり豊明の場合はそれをやっているということで、ある程度の期待は持たれておると思いますけど、今後の見解というか取り組み、何か考えているでしょうか。 46: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 47: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私どもとしましても、今、議員が言われるように、商工会さんと協力をし合いながら継続してやっていくということが必要であるというふうには考えております。  また、今議会で今、補正予算を計上しております。人材定着支援事業というものを今、これから御審議をいただくことになっております。  これについても今、本当に市内の中小企業さんが抱える悩みとして、市内へ人材、いわゆる就業者を定着をしていただくというようなことを私どもとしては第一に今、考えております。  そのようなことを今後とも進めていきたいというふうには考えております。  終わります。 48: ◯議長(杉浦光男議員) 毛受明宏議員。 49: ◯17番(毛受明宏議員) 何とか、1つでも打って上げるといろいろこっちに、こっちも企業側も考えが変わってくると思います。  なので、やはりこの小規模事業振興条例制定というのは今期、小浮市長のマニフェストにも、先ほど村山議員の中でもいろいろこう実施してきたことを言われましたけど、やはり今期、立ち上がったこれは条例であります。  それも、市として全国一で上がりました。なので、これはもうもっとこう育てがいがある、とめちゃいけない条例だと思いますけど、市長に最後、その辺の次期の表明もあわせて、先ほどお聞きしておりましたけど、その辺も踏まえてちょっとお聞かせ願いたいと思います。 50: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小浮市長。 51: ◯市長(小浮正典君) はい、豊明市においては、先ほど村山議員の御質問に対する回答にもありましたけれども、将来的には個人市民税が大幅に減っていくことがわかっている状態で、なおさら今後、産業が元気でないと豊明市としては自治体としても、市民の暮らしを守るという観点からも非常に難しい状態になってきます。ということで、産業の活性化は本当に欠かせない施策だというふうに考えております。  商工会さんが伴走型の経営促進、経営支援という形をとってらっしゃいますので、我々としては、それをより広く支援する、バックアップしていく、そういった体制が必要だというふうに考えております。  今現在、私として、大きな課題として2つ、捉えております。  1つ目に、操業者いわゆる第3次産業に従事されている皆様方、経営されている方々の課題としては、何より購買意欲のある顧客、お客さんが地域に存在していることが重要だというふうに考えております。そのためには、購買意欲の高い若い人口が必要です。  豊明市は、土地区画整理事業の地権者発起人会が立ち上がっている寺池地区並びに間米南部地区の後押しをしております。  両方の事業が成功し、新たな住宅地域が誕生して30代を中心とした子育て世代の方々に新たに豊明市に移り住んで定住していただく必要があります。このことにまずは期待したいというふうに考えております。  2つ目に、製造業者、いわゆる第2次産業に従事あるいは経営されている方々においては、毛受議員が御指摘されているとおり、従業員の確保、こういったことが非常に困難になっております。  そうなってくると熟練した、あるいは非常に個性のあるといいますか、そういった技術の継承も難しくなってきます。若い従業員の確保に加えて、彼ら、彼女らが職場に定着してもらうことが重要になってきます。  先ほど経済建設部長もお答えしましたとおり、今議会では12月補正予算案の債務負担行為として提案させていただいております人材定着支援事業の補助、これはまさにそこに焦点を合わせております。  県内他の自治体に先駆けて人材定着問題に取り組むに当たり、人材サービス業の大手の企業の力を借りるものです。  ただ、今回がゴールとは捉えておりません。むしろ、これが始まりであって、若い人材が市内の一部の企業だけではなく、市内の企業活動全体、社会全体として定着するように商工会など関係機関との連携をさらに深めていきたいというふうに考えてます。  以上です。 52: ◯議長(杉浦光男議員) 毛受明宏議員。 53: ◯17番(毛受明宏議員) ぜひ、1つでも多く、お互いに手と手をとり合って進めていっていただきたいなと要望を申し上げて、私の一般質問を終わります。 54: ◯議長(杉浦光男議員) これにて17番 毛受明宏議員の一般質問を終わります。  ここで10分間の休憩といたします。                午前11時3分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午前11時13分再開 55: ◯議長(杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  8番 ふじえ真理子議員、質問席にて質問願います。 56: ◯8番(ふじえ真理子議員) それでは、通告に従いまして、一般質問を、大きく3つのテーマで始めてまいります。  まず、1つ目、ひとり親家庭応援貸付金制度の創設をです。  現在、児童扶養手当の支給は、毎年4月、8月、12月の年3回となっています。来年、平成31年の11月からは、支払い月が2カ月に1回の年6回払いに変わる条例の一部改正が、さきの9月定例月議会で議決されました。ひとり親家庭で家計のやりくりが大変だと感じている方たちにとっては朗報です。子どもたちの健やかな成長のために必要な手当でありますが、さらに一歩進めて、児童扶養手当の1カ月相当分を貸付金として手当支給のない月に渡すことで、毎月の収入のばらつきをなくせて、家計の安定を図りやすくなります。  そこでお尋ねします。  1)本市におけるひとり親家庭、母子家庭、父子家庭、それぞれの世帯の推移と人数をお願いします。 57: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 58: ◯健康福祉部長(加藤育子君) それでは、ひとり親家庭の世帯の推移と人数ということですので、平成22年と27年の国勢調査の状況からお伝えいたします。  平成22年、母子世帯が482世帯、世帯人員が1,532人、父子世帯が111世帯で、世帯人員が379人、平成27年の母子世帯が479世帯で、世帯人員が1,501人、父子世帯が109世帯で、世帯人員は400人となっております。それほど大きな増減は見られず、ほぼ横ばいという状況です。  以上です。 59: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 60: ◯8番(ふじえ真理子議員) 急増してるわけではなくて、同じような人数で推移してるということです。  2)になりますが、この児童扶養手当、国の制度でありますけれども、それぞれ、その所得に応じた全部支給と一部支給があります。この全部支給と一部支給、それぞれの世帯数、その割合をお願いいたします。 61: ◯議長(杉浦光男議員) 加藤健康福祉部長。 62: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 今、ふじえ議員もおっしゃられたように児童扶養手当の額というのは、養育者の所得と扶養親族等の数を勘案して全額支給と一部支給というふうに種類がございます。児童1人の場合は、全額支給額が4万2,500円です。児童が2人以上になると加算されるという、そういった仕組みになっております。  平成30年10月現在では、全額支給は235世帯、57.3%に当たります。一部支給が175世帯で、42.7%という状況になっております。  以上です。 63: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 64: ◯8番(ふじえ真理子議員) ありがとうございます。  これ、全国的にどんなものかなと調べてみました。厚労省が出している調査の中で、多くが母子世帯なんですけれども、母子世帯の母の受給している状況の全部支給と一部支給の割合が、ちょうど豊明と真反対。豊明が、先ほど、全部支給が235世帯、57%ほどがとおっしゃってたんですが、全国的に見ると、全部支給されてるパーセンテージが42%で、一部支給の方が、全国では57.5%ということで、ちょうどこれ、数字が、今、お聞きして、豊明は全部支給の方が多いっていうふうに、今、感じております。  続いて、3)番なんですけれども、ひとり親家庭のうち、養育費を受け取っている御家庭の割合は、把握してらっしゃいますでしょうか。 65: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 66: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 平成30年10月現在で74人、18.0%というふうに把握しております。  以上です。 67: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 68: ◯8番(ふじえ真理子議員) ひとり親家庭のうち18%が養育費を受け取っている。当局は、この数字についてどういう、この実態をどういうふうに感じていらっしゃいますでしょうか。 69: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 70: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 平成28年度の全国ひとり親世帯等の調査の結果でございますが、母子世帯で養育費を受け取っている世帯が42.9%、父子世帯では20.4%というふうに把握しております。それに比べて豊明市は18.0%っていうことでしたので、全国よりも高くはないっていう状況です。  以上です。 71: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 72: ◯8番(ふじえ真理子議員) この児童扶養手当は、やはり、元配偶者の方から受け取る養育費も、8割でしたか、所得として算定されています。  先ほど全部支給の割合が豊明市は高いっていうふうに言えました。厚労省の、今、データでおっしゃった四十二、三%が受け取っているところを、豊明では18%という非常に厳しいのかなというふうに数字上は見てとれます。  部長もおっしゃった厚労省が出した統計上、探っていきますと、養育費の受給状況というのは、年々国全体としては上がっているそうです。ですが、取り決めはしたけれども一度も払ってもらってないっていう方が17%、全国で。そもそも養育費の取り決めさえしてないっていう方が半数、50.9%。未婚の方に限っては83.9%というふうで、非常に厳しい状況です。  ひとり親になってる方、それぞれいろんな背景があるかと思うんですが、この児童扶養手当というのは、国が子どもの利益を最も優先して考慮しなければならないということで、ちょうど今から6年前、平成24年に民法の改正がされました。そこの改正部分の中で、離婚届を、離婚するときに、とりに市役所に行くわけですが、私も、この間、市民課で、実は離婚届を、今、どんな様式かなと思って1通いただいてきました。それで、昔と違って、民法が改正されてからの違いが、開いた左の下のところのページに、こんなことがプラスアルファされてるんです。未成年の子がいる場合は、次の四角に当てはまるものに印をつけてください。1つが面会交流について取り決めをしてる、まだ決めていない、どちらかにレ点を打つ。あと、養育費の分担についても、取り決めをしているか、まだ決めてないかというところで、チェックする欄が6年前からつくようになりました。  これは、ここにレ点をしないと受理されないというわけでは、強制ではないんですけれども、やはり、子どもが生活していく厳しい中での、子どもの利益を最も優先させるために、こうした案内も加わってるっていう趣旨だと私も理解しております。先日、市民課に行ったときには、これをいただいてきました。  そして、現在、子育て支援課、2階のカウンターには、その際、こういったパンフレット、国が出している面会交流、養育費のパンフレットが並んで、御自由におとりくださいとあるんですが、1つ、お願いというか提案なんですけれども、2階の子育て支援課には離婚届をとりには見えるかもしれないですが、一番はやっぱり市民課のところだと思いますので、そういった、先ほどの、この養育費の分担のところ、こういう欄がありますよっていうことも含めて、その記入例もあるんですが、そこには一切何も書いてないので、そういった書く欄があることの、もうちょっとこう、目立つお知らせと、こういったパンフレット、法務省のほうも、そういった渡す窓口でこれを置きなさいというふうになっておりますので、ぜひ市民課の窓口のところに、こういった配布、あと、丁寧にお渡しすることが、そういった養育費、その後のことはそれぞれの関係の中になりますが、行政ができる、そのきめ細やかなという点で、ぜひ置いていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 73: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 74: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 今、ふじえ議員もおっしゃられたように、子育て支援課のほうではパンフレットのほうを置いて、説明まではしていないんですけど、御案内はさせていただいております。  今、市民課にもっていうことでしたが、私の立場で、今、即答するわけにはいかないんですが、置くスペースがあるかどうかだとか、その辺もちょっと今後協議をして検討してまいりたいと思います。  以上です。 75: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 76: ◯8番(ふじえ真理子議員) ぜひお願いいたします。  そのときに、兵庫県の明石市、いろいろ子育て支援、子どもの権利ということで力を入れているところですが、その際、離婚届をとりに来た際に、先ほどの面会交流と養育費についてのパンフレットと同時に、子どもの養育に関する合意書という様式で、ひな形で、こういったものも、相手が年齢にかかわらず、子どもさんがいるかいないかにかかわらず、離婚届と一緒にその手引をお渡ししてるということです。  先ほどの、この離婚届のチェックしているその率とか、そういうのは把握はされていらっしゃらないそうなんですが、こういった手引だとか合意書をお渡しすることによって、お聞きしましたら、28年度の国が出してるデータよりも、全国平均よりも、明石市さんは1割ほどこうしたチェック率が高いということをおっしゃってました。なので、市民課の窓口に置いていただくこと、そこに添付でお渡しするっていうことをお願いしたいと思います。  そして、4)なんですけれども、毎年8月に児童扶養手当の更新時期がやってきてます。現況届を出すんですが、これを出していない方に対しては、どのような対応をとられていますでしょうか。 77: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 78: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 8月の現況届の未提出者には、再通知を2回実施してお知らせをしております。その状況をお伝えしますと、平成29年度で再通知を差し上げた方が31人で、さらに再々通知を出した方が7名、平成30年度については、再通知が37人で再々通知が9人という、そういった対応をさせていただいております。  以上です。 79: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 80: ◯8番(ふじえ真理子議員) この再々通知を出した方、29年7名、30年が9名、その方は、もう全て現況届を受け取られたんでしょうか。 81: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 82: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 平成29年度、再々通知の方が7名いらっしゃるわけですが、その中の2名の方は、もう所得オーバーということで、資格を喪失しております。
     あと3名の方についても、結婚をした等によって資格要件をなくなっておりますので、5名の方は、そういうふうに把握しております。  あと2名の方は、連絡がないのですが、平成29年度に連絡がない方も、翌年の現況届のときにさかのぼって手続ができるっていうことになっておりますので、そういったことで御案内をさせていただきたいと思っております。  以上です。 83: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 84: ◯8番(ふじえ真理子議員) わかりました。  1点だけ、これに関してお聞きしたいんですが、日本語が十分でない方へのフォローというのは、大丈夫でしょうか。 85: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 86: ◯健康福祉部長(加藤育子君) いろんな国の方がいらっしゃるので、それぞれの通訳分っていう形では送れないもんですから、相談があった場合に対応できる範囲内で対応させていただくっていうことになります。  以上です。 87: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 88: ◯8番(ふじえ真理子議員) このテーマで一番の質問なんですが、5)です。  児童扶養手当の支給対象者が希望すれば手当を毎月受け取ることも選択肢として可能となる、名称はいろいろですが、ひとり親応援貸付金制度を導入していくお考えはいかがでしょうか。 89: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 90: ◯健康福祉部長(加藤育子君) ひとり親世帯の方に対しての対応という形では、もし経済的な相談がある場合は、県の貸付制度等の御案内をさせていただいたり、あとは、社会福祉課だとか「よりそい」の相談の窓口、関係機関につないでおります。  児童扶養手当が今までは年3回支給だったのですが、2019年11月から年6回支給に変わりますので、家計の安定につながると考えておりますので、ひとり親応援貸付制度を現時点では積極的に導入するという予定はございません。  以上です。 91: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 92: ◯8番(ふじえ真理子議員) 社会福祉課の「よりそい」の窓口に御案内するっていうのも、それはぜひお願いして継続していただきたいんですが、国が年3回から年6回払いにした理由、それで困ってる人が助かる、より助かるからということだと思うんです。  先ほど出ました明石市で、この今のひとり親貸付金制度を導入しているんですけれども、そこに尋ねてみますと、その3カ月、4カ月に1回支給という、今までそういうコンスタントに児童扶養手当をもらってる家庭は、もうそれでリズムができてるんですけれども、離婚してまだ間もないとき、あるいは生活がまだ落ちつかないまでの間というのは、やはり安定するまでは3カ月、4カ月、来年からは2カ月に1回になるんですけれども、生活がやはり大変ということで、ほかから、利子のついたところから借りるということをせずに、この明石市の場合は、要は前借り、利子がつかない、コンスタントに毎月決まった金額がいただけるという、非常に精神的にも負担が減ったということで、より、この寄り添った形で、まして、いろんな、先ほど市長もおっしゃった子育て支援、子育て世帯、30代、40代の豊明市への流入を期待するということであれば、こういったきめ細やかな対応を、ぜひ前向きに御検討いただきたいんですが、いかがでしょうか。 93: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 94: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 確かに、ふじえ議員がおっしゃるように、明石はそのような形で取り組んでいたというふうに私どもも把握しております。  ただ、この児童扶養手当の金額なんですが、全部支給の対象が、平成30年の8月から所得制限の限度額が引き上げられております。例えば、子ども1人だった場合は130万円から160万円っていうふうで、そういったことでは、全部支給をもらえる方の幅がふえるっていうことにもなります。  あと、愛知県の場合は、県の遺児手当であったりだとか豊明市独自の遺児手当っていう、そういった上乗せの制度もありますので、先ほども申し上げましたように2カ月に1回っていう支給月になるものですから、そういったことも含めて、今後、愛知県内の他市町の状況とかの、そういった情報は把握はしていきたいと思っていますが、現時点で豊明市が積極的にっていうことは考えておりません。  以上です。 95: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 96: ◯8番(ふじえ真理子議員) 最初の支給手当のない月に払うということで、最初の市としてプールしとかなきゃいけないお金は要るんですけれども、あとはコンスタントに、月4万なら4万ずつ。8月に、今、16万入ってくるところを、貸し付けた分が返還される。それも口座振替で落ちていくといって、市が困るというっていうことはないと思うんですが、よりきめ細かにということで、子どもを大切にという、思うんですけれども、これについて市長は、どのようなお考えでしょうか。 97: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小浮市長。 98: ◯市長(小浮正典君) ふじえ議員の御指摘のとおり、ひとり親の御家庭の子どもたちの生活を守っていくっていうことは重要だというふうに考えております。  ただ、我々も非常にたくさんの事業をやってることと、国の制度が非常にたくさん変わっていってるもんですから、職員の負担も非常に重くなってます。  議会の中でも職員の人件費が高騰しないようにということは再三御指摘を受けてるところでございまして、そうした中、国の制度とまた違う、豊明でカスタマイズされた制度を設けていくとなると、職員の負担も重くなってきます。そうしたバランスを考えながら、今、健康福祉部長、お答えしたとおり、現時点としては、我々として積極的に取り入れてく方針はないっていうことをお答えしておきます。  以上です。 99: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 100: ◯8番(ふじえ真理子議員) では、今すぐというのは難しいですけれども、今後、そういうのも頭の片隅で置いていただければと思います。  これについては終わります。  次の質問です。  若い世代への情報発信の手だてについてです。  行政から広く市民に向けた情報発信の手段は、よく言われてます広報とよあけ、市のホームページなどとなっています。  しかし、どんなに有益な情報であっても、その情報を必要としている方にタイムリーに届かなければ、情報の価値は半減もしくはゼロになってしまいます。玉石混交と言われるネット情報があふれている中、行政からの情報は信頼が厚く、一昔に比べれば公開度も増したことで、その情報量も格段にふえております。  今日では、年代を問わずスマホやタブレットが普及し、行政情報を受け取る手段も多様化しております。広報とよあけ以外で、今、知りたい情報を特に若い世代へ確実に届けるため、以下について当局のお考えをお聞きします。  1)母子健康手帳アプリについてです。  これは、いろいろな名称で、いろいろな会社が出しているアプリがございます。以前にもほかの議員の方が、この子育て支援関係、こういったアプリを導入してはどうかという質問がなされました。これについて、その後の御検討をされた結果、現状をお答えください。 101: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  加藤健康福祉部長。 102: ◯健康福祉部長(加藤育子君) 母子健康手帳アプリの導入っていうことですが、晩婚化、核家族化などによって、子育て世帯の不安、孤立感っていうのは、子育て環境は、大きく変化しております。  子育て世代の情報入手方法として、スマートフォンの普及によって即時性を持って伝える方法として、母子健康手帳アプリとか子育てアプリっていうのは、有効な手段の1つとは考えます。  母子健康手帳アプリは、妊娠中の健康記録とか出産後の子どもの成長記録がデータ管理できるっていうことも承知しておりますが、ただ、これは、親自身が自分で入力する必要はあるということです。  自治体からは、妊娠週数や子どもの年齢に合わせた健診情報や子育て情報を配信することもできるっていうふうに把握しております。  では、本市の状況はというふうで申し上げますと、本市では、対象者に情報を届ける手段として、母子健康手帳交付時に子育て情報誌をお渡ししております。  また、本市もメール配信というサービスもありますので、そちらもあわせて御案内しております。  メール配信では、妊娠期の教室や離乳食講習会等、毎月御案内しております。  メール配信は登録制のため、対象者全ての方に情報を配信できませんので、妊娠期の教室、乳幼児健診等については、個人通知を実施しております。  母子健康手帳アプリでは、無料のアプリもございますが、随時の情報発信には経費も必要とお聞きしております。子育てアプリを実施しているところにお伺いしたところ、多くの人に利用していただけるような、利用者が求める情報をタイムリーに配信する必要があるっていうふうにも伺っております。費用対効果などを総合的に見まして、当市では現時点では積極的に導入するっていう考えはございませんが、各市町の状況を参考にしながら、今後も研究はしていきたいと考えております。  以上です。 103: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 104: ◯8番(ふじえ真理子議員) 今すぐにはっていうこと、研究というお答えでした。  この機能、いろいろなアプリによってさまざまかと思うんですが、実績として、今、私が御紹介しようとしているアプリについての実績というんですか。今、現在、全国で62自治体、今度の春には全国で300の自治体で導入予定ということで、愛知県で、豊橋と常滑と知多が既に導入をしています。  先ほど、経費の面もおっしゃいました。定期健診、最初のその妊娠週、月齢に応じた際に自動でお知らせ配信ができる、この部分は基本機能としてゼロ円なんですが、随時配信をプラスアルファ、オプションでつけていくと、年間二十数万、24万の経費がかかるけれども、新規導入の初年度は無料ということで、お試しもできるということです。  先ほど、メール配信もやってるよ、情報誌も手渡ししてるよ。私自身もやっぱり基本は面会、面談というのか直接が基本だと思うんですが、メール配信もあり、それにプラス、こうしたアプリもあることによって、そこから入ってった方が、市のホームページを見たり、ルートがふえるという、期待できるかなと思います。  ちなみに、豊橋市さんは、昨年の4月から1年7カ月たつんですけれども、利用率、これは分母をどうとる、どう数えるかによるんですが、母子健康手帳を発行してる人を分母とすると、利用率が約30%ぐらいの方が、今、アプリを使い始めてるということです、1年半で。産休をとってる職員の方が実際に活用してみたりとか、いろいろ試行錯誤はされてるんですけれども、ぜひ、若い世代も、情報をすぐ調べるには今はスマホやタブレットが普通になってきておりますので、もう一歩、その研究よりも、もう一歩、積極的に考えていただきたいと思います。  2)のごみ分別アプリ、これも同じような趣旨で質問してるんですけれども、こちらは、もうちょっと取り入れてる自治体が多くて、これもいろんな種類のアプリがあるけれども、地域別のごみカレンダー機能、ごみの品目別の検索機能、もちろん自治体からのいろんな情報通知機能、台風が来たときの情報、いろいろ市のホームページには出てますが、こうしたアプリ、情報を欲してるところに直接ダイレクトに届くということで、ごみ分別に関して、アプリの導入の考えはいかがでしょうか。 105: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 106: ◯経済建設部長(相羽喜次君) ごみ分別のアプリの導入の自治体につきましては、もう議員も言われるように既にたくさんの市町でございます。ごみ収集日や分別の方法も簡単に入手できるというようなことでございます。  本市におきましても、一般的に市政の興味の薄い若い世代にどのように周知していくかっていうのが大きな課題であるというふうには考えております。  アプリは、有効な手段であるということも十分認識しております。既に環境課のほうでは、既に他市町村の事例を含めまして、内部で検討は始めているところでございます。  終わります。 107: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 108: ◯8番(ふじえ真理子議員) 内部で検討されてるということなので、今後見守っていきたいと思います。  隣の名古屋市さんは、やはり外国語、これ、1言語1万円かかるそうなんですが、非常に多言語にも、こう、対応しておりまして、名古屋市さんが取り入れた分別、資源ごみ、いろんなごみの分別が不十分である層が、若年層であったり共同住宅、いろいろこう、分別が不十分、もっとごみの出し方を、もうちょっとこう、スマホ普及を通して情報を届けたい、お願いしたいということで……。ごめんなさい、1言語当たり7,000円だ。名古屋市は7言語対応して、年間、やはり20万円強の経費はかかっているそうです。ほかの種類のアプリもたくさん、ごみのSOS、不法投棄などを写真に撮って送信するだとか、いろんな種類がありますので、引き続き前向きな検討をお願いいたします。  3)番です。これはアプリではありませんが、昨年12月の一般質問で取り上げました、選挙公報を市のホームページ上に掲載することについて、その後、検討された結果をお願いいたします。 109: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 110: ◯市民生活部長(石川晃二君) 選挙公報をパソコンやスマートフォンで見ることができるようにということですが、衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙といった国政選挙や愛知県知事選挙は、愛知県選挙管理委員会が愛知県のホームページに選挙公報を掲載しますので、直接、愛知県選挙管理委員会のページをごらんになることで選挙公報を見ることは可能です。  来年、2月に執行される愛知県知事選挙から、本市のホームページから愛知県選挙管理委員会のページに飛ぶようにリンクを張る予定で、このことにつきましては、愛知県選挙管理委員会と調整をいたしました。  また、愛知県議会議員の選挙公報については、次回の選挙で選挙公報を初めて配布するということもあり、事務の詳細など、決まってないところもありますが、愛知県選挙管理委員会と打ち合わせをして、愛知県選挙管理委員会のページに飛ぶようリンクを張る方法か、直接本市のホームページに張りつける方法かいずれかで、パソコンやスマートフォンで見ることができるようにしていきたいというふうに考えております。  また、本市選挙管理委員会が管理を行う市長、市議会議員選挙については、本市ホームページに掲載する予定でございます。  以上です。 111: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 112: ◯8番(ふじえ真理子議員) 掲載していただけるということで、もう既に県内の、1年前に質問したときのデータですが、もう県内の56%の自治体がホームページに出してるということで、まずはよかったです。  1点だけ、この件で再質問させてください。  掲載する時期じゃなくて、掲載する期間をお尋ねしたいと思います。  1年前のときには、載せてくださいねというお願い、要望しましたが、それを選挙期間中だけ載せて、選挙が終わると同時になくす、削除してるところと、常時載せているところ、2つの自治体に分かれます。常時掲載しているところというのは、まだほんの数市なんですけれども、本市は、どのようにお考えでしょうか。 113: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  石川市民生活部長。 114: ◯市民生活部長(石川晃二君) 選挙公報は、選挙運動用のものということでございますので、選挙運動用ポスターの取り扱いに準じて選挙期間中というふうで考えております。  以上です。 115: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 116: ◯8番(ふじえ真理子議員) ずっと載せることによって、いつでも市民が見られる、当選した後の議員の当時の公約というんですかが掲げられているということで、議員にとっては厳しくはなるんですが、いつでも見られるというのは、私はあったほうがいいんじゃないかなというふうには思っております。  4)に移ります。  その他の部署、先ほど母子健康手帳、あと、ごみのことを申し上げましたが、ほかの部署においても、こうした市として若い人向けに入りやすいアプリなど、活用を積極的に取り入れていくお考えはありますでしょうか。 117: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 118: ◯行政経営部長(藤井和久君) スマートフォンやタブレットの利用は、特に若い世代には今では当たり前になっており、これら端末用のアプリを利用した民間のサービスの充実は、目を見張るものがあります。  また、幾つかの自治体では、専用アプリを導入することで市民サービスの向上に寄与している例があることは、十分承知しております。  さらに、最近では、AI、人工知能を使ったサービスも登場し始めています。  本市でも既にこうしたサービスの導入については内部で検討中であり、費用対効果などを見きわめた上でのことになりますけれども、やはり、アプリやAIなどを使った市民サービスの向上という今の時代の潮流に乗りおくれることがないように、全庁的な協議を進めております。
     以上です。 119: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 120: ◯8番(ふじえ真理子議員) 数年前に半田市が取り入れてるマイレポはんだについて一般質問、少ししたんですが、その道路維持管理、穴ぼこがあったりだとか、先ほどの毛受議員でも、いろいろな道路維持管理、市民の方々からの情報提供という点で、これについて、前回、質問したときに、内部関係者で試しにやってみたという。  その後、もう、それは、どういうふうになっているんでしょうか。 121: ◯議長(杉浦光男議員) 相羽経済建設部長。 122: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 試行したというのは、これは無料のアプリで私どもがやるということでございます。  そういう中で私どもとしては、一番、今回の場合、検討すべき事項としては、アプリを導入することによって職員の負担、いわゆる問い合わせの件数が、いわゆる通常でいう電話でやっているものがどれだけ減ってるか、そういうこと。  それから、先ほど議員も言われたように、いわゆる多国籍言語に対応するかだとか、そういうことを、今、実際に検討しているところでございます。もうそれも、もう今後やってく中で、どれだけそれが費用対効果を生むかっていうことが、私どもの今の検討材料であるというふうに考えております。  終わります。 123: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 124: ◯8番(ふじえ真理子議員) ぜひ、数字で見るスマートフォン状況っていうのも総務省の白書から拾って、数字で見ると、こんなにスマホの保有率、今、高いんだと思ってるんですが。2011年のときには14.6%、スマホの個人の保有率。それが、5年後、2016年には56.8%、4倍にふえてる。年代別でいえば、20代の方は94.2、30代でも90.4、13歳から19歳の方でも81%、40代が79.9%、非常に、先ほど何度も部長さんもお答えになられてますが、もう日常の空気のような存在になってます。  先ほど、全体的な検討を、内部でされてるっていうことですが、全てに言えるんですが、現在その市が、そのeモニター制度を取り入れていらっしゃいます。こういった双方向のやりとりができる、eモニターをふやすことにもつながるんじゃないかなと思うので、ぜひお願いしたいと思います。  これについては終わります。  最後の紙おむつのリサイクル化に向けてです。  総人口が減少する中で高齢化率は上昇を続けております。本市のことしの4月末現在の高齢化率が25%を超え、2039年、21年後には30%を超える予想と、いろいろな計画から見ました。  また、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、ゼロ歳から4歳の子どもも、今後30年間で約900人減るだろうという推計が出ております。  こうした現状を踏まえますと、少子化の影響で子ども用の紙おむつの消費量は減少しても、大人用の紙おむつの消費量が増加していくことが予想できます。すなわち、それだけごみの量も増加するということです。  現在、本市では、使用済みの紙おむつは、焼却処理されています。家庭系のごみ減量の計画、まだ案ですが、示す目標値で、1人1日当たりの可燃ごみ量を4年後には20%減らそうという目標で、その達成に向けた取り組みが重要課題となっております。もっと長いスパンで見たときですが、資源循環型の社会をより一層推進していくため、明らかに増加が予想されるこの使用済み紙おむつについて、本市はどのような対策を今後講じていかれるのでしょうか。 125: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 126: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 日本衛生材料工業連合会の統計資料によりますと、大人用の紙おむつの生産量は、2010年が約54億枚であったのに対しまして、2017年には78億枚と、年々増加をしておるということは承知をしております。  今、豊明市では、紙おむつにつきましては可燃ごみとして処分をしております。今後、高齢化により紙おむつの使用量がふえるものというふうには考えております。  しかし、現在、使用済みの紙おむつのリサイクルにつきましては、全国的に見ても、九州や鳥取県のごく一部の自治体でしか実施をしておりません。これは、回収システムが確立をされてないということが原因だろうとは思っております。  国のほうにおきまして、今、使用済み紙おむつのリサイクルを促すガイドラインを、今、検討しているというふうには、そういうような報道も聞いております。  この動向を見ながら、本市でも将来的には考えていかなくちゃならないということだろうとは思っております。  終わります。 127: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 128: ◯8番(ふじえ真理子議員) 将来的には考えていかなければならない、その将来的というのが、どのぐらいのスパンを思われてるのかなと思うんですが。  今、このリサイクルということで、豊明市のリサイクル率を調べてみました。  これは、年々リサイクル率は下がってきておりまして、平成24年が30.5%、平成30年が24.1%というふうで下がってきております。こうした、今回、紙おむつに焦点を当てているんですが、豊明市のリサイクル率が、こう、下がってきているということについての要因は、どのように分析をされていますでしょうか。 129: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 130: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、こう、議員が言われるリサイクル率というのは、市が回収をしている、いわゆるものが年々減ってるというようなことから、数字的には減ってるというふうには思っております。  ただ、これの原因としましては、今、現実的には民間事業者が、そのような回収業務をしております。だから、それによって、市の回収量が減ってると、そのようなことが、その数字のリサイクル率が減少しているというふうには考えております。  終わります。 131: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 132: ◯8番(ふじえ真理子議員) スーパーとかいろいろなところで、民間業者さんも集める場所が確かにありますが、ここでは求めないんですが、そういった民間が集めてる部分と市が回収している部分、合わせたそのリサイクル率というのは、そうすると全体でどうなのかな、変わらないのかなと、その辺は今、疑問に思ってるんですが。前に生ごみの堆肥化を中止した影響は、少なからず、ないことはないんじゃないかなとも思います。  今、そのリサイクルという観点なんですけれども、今後、生ごみを、前までは8,000世帯でしたっけ、御協力いただいて、燃やすほうじゃなくて堆肥化のほうで回ってたんですが、それが今、もう燃えるほうに行っていると。市としても、そのコンポストを奨励して補助金も出して取り組まれているんですが、先ほど、20%、今後ごみを減らしていこうという中で、紙おむつは、子どもの紙おむつはかわいいものなんですが、紙おむつを使用する前と使用した後では、4倍の重量になるそうです。  自分も経験ありますが、大人用の紙おむつというのは、やはり、在宅でごみの日に出す量っていうのは、大人用の紙おむつがあるとないとでは、かなり出す量が違って重いです、違ってきます。そういった意味でも、ごみをどう減らしていくかということは大きな課題かと思い、そのリサイクル化をふやしていかなきゃいけない。だからこの目に見えてふえていくことがわかっている紙おむつのリサイクル化も、先ほど将来的にはとおっしゃったんですが、いち早く取り組んでいかなければならないと思います。  もし御存じかどうか、御存じでしたらお答えください。燃えるごみの中で、本市が、紙おむつが占めてる割合の把握は、されていますでしょうか。 133: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 134: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 現実的に組成調査はしておりますが、紙おむつがどのくらい含まれておるかと、そのような調査はしておりませんので、現状ではわかりません。  終わります。 135: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 136: ◯8番(ふじえ真理子議員) まず、その手始めとして、現状を知ることからいろいろな対策があると思うので、そういったサンプル調査ですかをお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 137: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 138: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 私ども組成調査をしておりますが、それは全てにわたって、その紙おむつだけの調査をしておるわけではなくて、可燃ごみの中にどれだけの、いわゆる資源ごみ、資源が入っているかということの調査をさせていただきます。  今、現状としまして、紙おむつそのものは私ども燃えるごみとして処理をしておりますので、仮に組成調査をしても、そのことだけに特化した調査は、現在のところではするつもりはございません。  終わります。 139: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 140: ◯8番(ふじえ真理子議員) そうしますと、紙おむつをリサイクル化に向け、将来的というスパンがわからないんですが、まずは実態を知ることが大事かと思います。  隣の名古屋市や瀬戸市でそういった調査をされたのをお聞きしましたら、燃えるごみの中に紙おむつの占めてる割合は約10%ほどだそうです。  仮に本市も、1割、10%程度だとしますと、家庭系の可燃ごみが年間約1万1,000トンですか、その10%と仮にしますと、約年間1,000トンぐらいが紙おむつなんだなというのが推測されます。  あと、もう一点お聞きしたいんですが、豊明市、東部知多2市2町でしょうが、ごみを今、あちらで処理する、その1トン当たりのごみ処理コストは、お幾らでしょうか。 141: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 142: ◯経済建設部長(相羽喜次君) これは、東部知多衛生組合の資料でございますが、平成29年度は、これは新ごみ処理施設のいわゆる経費が入っておりますので、1トン当たり約11万円ぐらいかかっていると。  ただ、これにつきましては、平成25年から28年までの平均につきましては、約2万6,000円程度というふうに聞いております。これは、あくまでも東部知多衛生組合が、いわゆる1トン当たりのごみを処分をするのにかかっている費用でございます。これ以外に、市等は、当然のことながらいわゆる回収費用だとか、そういうものがオンがされてきますので、必ずしもこれが、いわゆる確実な数字というものではございません。  終わります。 143: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 144: ◯8番(ふじえ真理子議員) 紙おむつが使う前と後で4倍の、すごく重くなるということで、それだけ燃やすにも経費がかかりますし、もちろん運搬にもかかります。処理コストは、膨大になってきます。  生ごみのほうは、その水切りをしようということで、徹底しようということで私も取り組んでおりますが、このおむつに関して、少しこの視点を今後も当てていただきたいなと思います。  現状では、先ほど部長さんも少しお答えになられました、環境省がガイドラインを来年度には策定する方針ということですが、現状においても、おむつから固形燃料をつくる技術であったり、パルプを取り出して建築の資材に再利用する技術、やってるところがあります。なので、ぜひ、このまま行くとふえていく一方ですので、ぜひいろいろ研究、検討していっていただきたいと思います。  あと、この紙おむつのリサイクルにスポットを当てますと、隣のすぐ名古屋市に、一般社団法人日本紙おむつリサイクル推進協会という、御存じかと思うんですが、この本部が名古屋市にございます。こちらは、大手製紙会社の関係の方であったり、いろんな大学の先生であったり、いろいろこう、興味、紙おむつに関して、今後、その自治体が背負ってく難題に対して、いろんな情報収集、提供もされているところが、すぐお隣の名古屋に本部があるということで、ぜひこういったところにも積極的に連携をして、紙おむつのリサイクルというのも、1歩でも2歩でも半歩でも進めていってほしいと思います。  今回、このテーマを調べていくに当たって、すごいなと思ったまちがありました。福岡県の大木町というところでは、今から10年前にもったいない宣言、ゼロ・ウエイスト宣言をしております。要は、ごみをゼロにしてこうという、非常に高い目標を掲げております。そういった宣言をすることによって、27年度のリサイクル率、先ほど豊明は二十四、五%でしたと思いますが、ここの大木町は、リサイクル率が65.3%で、全国5位ということです。もちろん、紙おむつのリサイクルもやっているところです。  こういった、もうこれは、もう本当に50年、100年体系だと思うんですけれども、こういった宣言をすることによって、住民、市民の方も企業も、その市民の意識も、そういう高い目標があることによって、そこに向かって進んでいけると思うんですが、こういったごみを一気にゼロというのは難しいんですけども、高い理想ですか、向かってくところはそういうふうなんだというふうな宣伝もしていただきたいなと思うんですけども、そういったお考えは、いかがでしょうか。 145: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 146: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、議員の言われることを私どもも十分承知をしております。  また、今、御紹介いただきました福岡県の大木町、私ども環境課のほうから問い合わせをさせていただきました。  ただ、紙おむつだけの分別をして、それのいわゆる再資源化をするために、どうも1トン当たり3万5,000円ぐらいの費用がかかるというようなことも聞いております。なかなか、今、私どもが焼却をしているより、かなりの破格な値段でもございます。  先ほど、議員が何度もおっしゃられました国のほうで紙おむつの、いわゆるリサイクルを促すガイドラインが国のほうから近々出てくるというようなこともございます。そういうことを注視しながら、私どもも将来的な、逆に言えば、製造業者だとか、リサイクルをする業者が確立をされてこれば、今、かかる費用も当然将来的には小さくなるというようなことであれば、私どももそういうことについては、やっぱり積極的に今後考えていかなくちゃいけないというふうには考えております。  終わります。 147: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 148: ◯8番(ふじえ真理子議員) そういった先駆け的な動きの中に、ぜひ豊明市も一員として入って、連携して研究をしていっていただきたいと思います。  市長も、いろいろ民間との連携、非常に全国から注目を浴びている分野もございます。こういったごみ減量の分野でも、進んだ企業、また、すぐ近くに名古屋に本部があります、そういったいろんな宝がすぐ近くにありますので、積極的に連携して全国発信していくお考えはありませんでしょうか。 149: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小浮市長。 150: ◯市長(小浮正典君) まず、1つお答えしますけども、我々、全ての事業をパフォーマンスとして取り上げてることは全くありません。  ごみの減量については、実際に今、試験運転が始まっておる新しい東部知多衛生組合のごみ処理施設の建設と事業に非常に多額のお金がかかってる状態で、ごみの処理についての費用を抑えていかないといけない、そういったことも一方で環境を守っていくことと並立してあります。  今、経済建設部長もお答えしてまいりましたけれども、いろいろなコスト面も考えながら、このごみの減量については考えていきたい。  来年度から再来年度にかけていろんな地域に出向かせていただいて、環境課の職員を中心に、ごみの減量について説明あるいは意見交換をして、そういったことの周知を地域の中でしていく、そういった取り組みを地道にやっていくことが、今現在、豊明市に求められている課題であろうというふうに考えております。  以上です。 151: ◯議長(杉浦光男議員) ふじえ真理子議員。 152: ◯8番(ふじえ真理子議員) 目の前の課題、地道に取り組んでいく、それはお願いしたいと思いますし、そのとおりだと思います。  ごみの費用を抑えていくことも、もちろん一方で、運営していくっていうのは大事なことも承知しております。  が、その燃やすものを減らすことで、そちらの燃やすごみの量を減らすことで、そうした処理費に係る経費も少なくできるという、資源の循環型の社会にかじを切るということが大切かなと思います。  これは余談ですけれども、例えば、その原発でもゼロにするという宣言をすれば、いろいろなそういった自然エネルギーのほうに、いろんな投資が行き、いろんな雇用も回り事業が回ってくと思うんですが、今は国はそちらの宣言はせずに、再稼働であったりしております。  ごみも一緒で、すぐにはゼロっていうのは、遠い遠い先の話かもしれないですけども、ごみをゼロにしてくんだという宣言をすることで、そういった循環型の社会にかじを切る、それを豊明も先陣を切っていくまちであってほしいなと思います。  今回、3つしてきました。冒頭に、市長も次の4年間、表明もされました。すぐに、紙おむつ、ごみのことは、すぐ解決するものでもございません。50年、100年先も見据えて、豊明から発信できるようなまちにしてっていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 153: ◯議長(杉浦光男議員) これにて8番 ふじえ真理子議員の一般質問を終わります。  ここで、会議の途中でありますが、午後1時15分まで昼食のため休憩といたします。                午後零時11分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                午後1時15分再開 154: ◯議長(杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  10番 鵜飼貞雄議員、登壇にて質問願います。
    155: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 早いもので、平成最後の12月も残り1カ月を切り、皆様におかれましても多忙な日々をお過ごしかと思います。  気温も下がり、空気も乾燥することから、風邪を初めとしたさまざまな疾患にかかりやすい時期となりました。私も先月末から胃腸風邪にかかり、大変つらい思いをしました。どうか皆様におかれましても年末年始を病床の中で過ごさなくてもよいよう、健康管理には十分気を使っていただきたいと思います。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い壇上より一般質問を始めます。  今回の一般質問3本中2本に関しては、本議会に議案上程されている内容を含む点もございますので、そのあたりは極力避ける形で質問いたします。  初めに、ひまわりバスにおけるバス停の待ち合い環境について伺います。  豊明市内を循環するひまわりバスは、単に生活の足としてだけではなく、まちづくりや観光などにとって重要な役割を担っています。本市の公共交通のかなめとも言えるひまわりバスですが、バス利用者のアンケートを見る限りでは、バス停の待ち合い環境に対する不満は高いようです。  ひまわりバスの特性上、狭隘道路を通行するため、車道脇にあるわずかなスペースをバス停とする箇所もあるため、物理的な制約もあるかと思いますが、できる限りの対策を講じることで、バス利用者へのサービス向上へとつながるのではないでしょうか。  そのことから、以下の点について伺います。  1つ目、ひまわりバス路線再編のスケジュールについて教えてください。  2つ目、バスの到着遅延時間についてどうお考えか教えてください。  3つ目、ひまわりバスのバス停を設置する際の基準はどうなっていますか。  4つ目、屋根やベンチ等を設置するなど、バス停の待ち合い環境を整備することはできませんでしょうか。  次に、工業用地開発に伴う企業立地について伺います。  第5次豊明市総合計画では、平成37年度中に人口7万1,000人と想定している本市では、人口流出を防ぎつつ、人口増加対策に取り組む必要があります。そのためには、新たな雇用の創出に向けた基盤づくりも重要ではありますが、本市の現状は市内外の事業所が立地することのできる用地がないことが課題であり、企業誘致や市内企業の流出防止へ向け、新規工業用地の開発を検討している段階です。豊明市の将来を左右すると言っても過言ではない企業立地についての基本構想も交え、以下の点について伺います。  1つ目、企業誘致に対する具体的な施策について教えてください。  2つ目、現在までの企業立地の実績について教えてください。  3つ目、新規工業用地開発の今後の展望について教えてください。  最後に、勅使テニスコートについて伺います。  豊明市の市民憲章には、スポーツに親しみ、明るいまちづくりを目指すとあり、スポーツ推進計画でも市民のスポーツ実施率の向上を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。このたび勅使テニスコートの大規模な改修を行うことで、さらに市民がスポーツに親しむ機会が創出されると期待されます。  そこで、今後のスポーツ推進に向けて、勅使のテニスコートのあり方を含め、以下の点について伺います。  1つ目、このたび改修工事に至った経緯について教えてください。  2つ目、改修工事の進捗について教えてください。  3つ目、勅使テニスコートの稼働率や予約状況について教えてください。  4つ目、大会やイベント等はどれほど開催されていますでしょうか。  5つ目、指定管理者が行う施設の管理についてお伺いします。  以上、壇上からの質問を終わります。 156: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 157: ◯行政経営部長(藤井和久君) それでは、行政経営部より1つ目の質問、ひまわりバスにおけるバス停の待ち合い環境について回答させていただきます。  まず1つ目、ひまわりバス路線再編のスケジュールについてです。  ひまわりバスの路線につきましては、10月に開催しました豊明市地域公共交通会議において、平成31年4月の新路線が承認されました。また、11月に新路線の運行事業者のプロポーザルを行った結果、名鉄バス知立営業所が選定されましたので、本議会での債務負担行為が認められれば、引き続き名鉄バスが運行する予定です。  現在は新しい路線のバスマップを作成しており、来年2月ごろには全戸配布するとともに、新路線の市民向け説明会も開催する予定で、来年4月の新路線の周知徹底を図る予定です。  2つ目、バスの到着遅延時間について。  現在のひまわりバス路線につきましては、月初めの定期券販売、高齢者の方の乗りおり、狭隘道路におけるすれ違いなどで大きく遅延が生じる日もあります。今回新しくなるダイヤでは、現在の遅延のデータを参考に、できる限りそれらを考慮したダイヤ設定にしております。  3つ目の質問、バス停の設置基準についてです。  バス停の設置につきましては、道路上に設置する場合は道路交通法や道路法などの法的規制があり、道路管理者や警察の許可が必要となります。バス停の設置が認められない例としては、交差点や横断歩道付近、道路がカーブしていて安全な停車が難しい場所などです。また、歩道に設置する場合には、設置後の歩道の幅員を確保できない場合もバス停の設置ができません。それらをクリアできる場合や、民地において所有者の了解を得られる場合においてはバス停の設置が可能となっております。  4つ目、屋根やベンチ等設置のバス停環境整備について。  バス停のベンチや屋根の設置につきましても、道路上に設置する場合には、道路法関係法令により、道路の幅員としてベンチでは3メートル、ベンチの上屋を設ける場合には4メートル必要となります。現時点ではそのように待ち合い環境を整備できる場所は限られており、特に上屋を設置できる場所は、既に設置されている場所を除いて市内にはありません。  以上で終わります。 158: ◯議長(杉浦光男議員) 相羽経済建設部長。 159: ◯経済建設部長(相羽喜次君) それでは、2問目の工業用地開発に伴う企業立地についてお答えをさせていただきます。  まず、1点目の企業誘致に対する施策ということでございます。  平成28年に豊明市産業立地推進計画を策定をし、地域経済の発展を支える持続的な産業立地の推進を産業立地の基本方針として、補助制度を初めとしたさまざまな施策を展開しております。  例えば市内企業の流出防止策として、市内企業が新たに工場を設置する際に、建物と償却資産の取得費用に対する補助制度を制定し、企業が市内で設備投資を行う後押しを行うことや、近隣自治体との連携による合同企業セミナーの開催、市内企業を訪問することによって、課題の把握とそれに対する施策の検討を行っています。  企業の誘致施策につきましては、県内のほか、東京や大阪で開催される産業立地セミナーにおいて、豊明市での企業立地の優位性をPRすることや、豊明市での工場立地を検討している企業から、開発や農地転用等の相談に対し1カ所の窓口で対応できるよう、ワンストップ窓口制度の創設、設備投資に対する補助として、県と連携して高度先端産業分野にかかわる補助制度の策定を行っています。  このように、企業留置、企業誘致の2つの施策を同時に展開することで、市内企業に対しては事業継続を促進し、さらには、製造業を中心とした新規融合分野を含めた新たな企業立地を誘致することによって、持続的な産業立地の推進に向けた施策を展開しております。  2問目の現在までの企業立地の実績についてでございます。  中部経済産業局が今月発表した最近の管内総合経済動向によれば、輸送機械を初めとした業種における設備投資の状況については増加傾向にあると発表されております。その傾向は本市についても例外ではなく、昨年度策定した補助制度を活用した2つの企業が新たに工場を立地しております。  そのほかにも、豊明インター周辺では物流施設が次々に立地し、沓掛町方面においては新たな工場を建設しているところでもあります。本市の広域的な交通の利便性の高さや、どの主要都市からも近い良好な住環境等により雇用が確保しやすいなどの立地特性にあるということを背景に、近年は非常に多くの企業が立地している状況であるというふうに認識はしております。  3点目の新規工業用用地の開発の展望についてでございます。  産業系の開発は、現在柿ノ木周辺地区及び豊山周辺地区において地権者の協力をいただきながら順次進めております。  新たな産業系の開発は未定でございますが、第3次豊明市都市計画マスタープランにおいて、市の南部地域の豊明インター周辺や、市北部地域で将来開通が望まれる県道名古屋岡崎線沿道を産業ゾーンに位置づけておりますので、土地の利活用の熟度が高まれば計画的に進めていくものと考えております。  以上でございます。 160: ◯議長(杉浦光男議員) 小串教育部長。 161: ◯教育部長(小串真美君) 続きまして、教育部より3項目めの御質問、勅使テニスコートについて5点回答いたします。  まず、1点目の改修工事に至った経緯についてでございますが、施設の老朽化が進み、近年利用者よりコート面の改修要望が強く寄せられておりました。実施計画の公共施設集中整備プランにのっとって整備することといたしました。改修工事は、スポーツ振興くじ助成事業として実施いたします。  次に、2点目の改修工事の進捗についてでございますが、9月に入札を行い、これまでにすきとり、切り盛りといった整地作業を行っております。今月から2月にかけて路床、路盤、アスファルト工事を行い、砂入り人工芝を設置する予定になっております。その後、3月中旬の完成を目指し、附属設備の整備を行ってまいります。  続きまして、3点目の稼働率や予約状況についてでございますが、勅使テニスコートについて稼働率の集計はありませんが、年間延べ約2万7,000人の利用者があります。予約状況は時期によりまちまちでございますが、無料のテニスコートも市内にあることから、平日は比較的利用しやすい状況でございます。  次に、4点目の大会やイベント等の開催状況についてでございますが、テニス協会主催の大会が年間22日ほど、ソフトテニス協会主催の大会が年間15日間ほど開催されております。その他教室で69日間ほどの利用がされている状況でございます。  最後に、5点目の指定管理者の施設管理についてでございますが、これまでのコートでは月2回程度砂を散布し、ローラー車による転圧にて整備を行っていただいておりました。  以上でございます。 162: ◯議長(杉浦光男議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  鵜飼貞雄議員。 163: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 御回答ありがとうございます。  では、順に再質問をいたしたいと思います。  まず、じゃ、1点目のひまわりバスについて再質問いたします。  屋根やベンチ等の設置について教えてください。  先ほどの御答弁では、バス停のベンチ、また屋根の設置については関係法令による制約があるとのことでしたが、それは今あるバス停の位置を変更してでも物理的に設置することは難しいでしょうか。お願いします。 164: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 165: ◯行政経営部長(藤井和久君) 現在のバス停の場所を考えますと、民地で御協力いただける場合を除いて、位置を変更しても設置できる場所はないというふうに考えております。  終わります。 166: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 167: ◯10番(鵜飼貞雄議員) じゃ、屋根やベンチは難しいということで理解しました。  次ですね。雨が降った際のバス停の待ち合い環境について伺います。  今、狭隘道路を通るひまわりバスではありますが、条件がそういったところにあることによって、バス停付近の車道ですね。目の前にある車道に水たまりができて、その前を走行する車が水をはね上げて、先ほどの毛受議員の話じゃないですけど、かかってしまうというところも数カ所、私、知っている限りでもございます。  根本的に路面の補修をして水たまりができないようにすればいいんですが、その場所によっては非常に高い位置からおりてくる水が慢性的にたまってしまって水たまりができるっていう場所もあります。そういった場所を改修しようとなると莫大な費用がかかると思うんですね。なので、そこで1つ御提案なんですが、そういった改修、補修をしなくて、今あるバス停の位置をずらす等の対処ができれば、費用をかけることなくその問題を解決することができると思うんですが、いかがでしょうか。 168: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 169: ◯行政経営部長(藤井和久君) 大幅な移動でなければ、区長の要望により、法令上問題がなく、かつ移動先の住民の皆様の了解が得れれば変更は可能と考えております。  終わります。 170: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 171: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 次に、先ほどの雨のときと関連してくるんですが、前後駅のロータリーについて伺います。  雨天時、前後駅にひまわりバスが到着します。そのひまわりバスが停車する場所なんですが、ちょうど今、ひまわりバスですと、車両の前方のほうからおりますよね。乗るのは真ん中後ろのほうで。ちょうどそのおりる場所が水たまりになっているんですよ。我々世代であればぴょっと飛び越えたりすることはできるんですが、高齢者の方とかお体が不自由な方ですと、何かしらがないとそのまま水たまりに足を踏み入れないといけない状況になっているんですね。それを解消することができないかなというふうに以前から思っていたんですが、何か対策とかお考えありませんでしょうか。 172: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 173: ◯行政経営部長(藤井和久君) ひまわりバスのバス停はカーブ部分となっておりまして、大型のバス等のタイヤによるアスファルトの損傷が激しい場所となっております。頻繁に修繕のほうは行っておりますが、それでも水たまりになりやすい場所になっております。  雨天時につきましてはバス停にできる限り寄せて停止するように名鉄バスに要請するとともに、スロープの設置など、水たまりに足を入れないような対応が可能かどうか名鉄バスと協議していきたいというふうに考えております。  終わります。 174: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 175: ◯10番(鵜飼貞雄議員) ぜひ名鉄バスさんと御協議いただいて、問題を解消していただきたいなと思ってます。  私もひまわりバスを利用する機会が多々あるんですが、道路が混雑するような夕方の時間帯とか、10分以上予定時刻からバスがおくれて到着することがあります。以前からどうにかならないかなというふうに思って今回質問させてもらってるんですが、新路線では現状の遅延時間を考慮したダイヤの改正を行っているというふうに先ほど答弁でありましたので、ぜひ4月から始まる新路線には期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  また、雨のときの水たまりによるバス停の環境の見直しについてなんですが、移動が可能であればそれはできるでしょうというふうに御回答いただきました。区長要望が必要というふうなことでしたけども、できれば市のほうからみずから働きかけていただく、それでバス停が移動できる、そういったふうに対処してもらいますと、市民の皆様からの印象もいいかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。平成31年4月からの新路線スタートまで時間はわずかではございますので、ぜひ何とか御検討いただけないかなと思ってます。よろしくお願いいたします。  では、次に、2点目の企業立地の件についての再質問したいと思います。  まず、新規工業用地に対する企業様ですね。今、問い合わせ、どれぐらいあるかとか、反応について教えてください。 176: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 177: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 問い合わせということでございます。ことし5月に新聞報道等で、愛知県が開発する、または開発を検討する企業用地が掲載されております。それにもありますように、近隣を含めまして数多くの自治体が工業団地の開発を検討しております。各企業は各自治体の開発の進捗状況を比較検討しているというふうに現在は認識をしております。  こうした状況におきまして、現在進めておる新規の工業用地に対する問い合わせは、主に製造業や物流関係の業種から、ホームページ等の情報を掲載して以来、現在までに62件の問い合わせをいただいております。
     終わります。 178: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 179: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 結構多いですね、62件。反応がいいのではないかなと思ってます。  次に、企業誘致の施策として、その補助制度のほかに豊明市独自の立地の優位性をPRすること、また、相談体制を整えてるというふうに、主なものであるというふうに思うんですが、現在幾つかの自治体も工業団地の開発を検討している中で、もう少し直接的なメリットのある施策、制度などはお考えじゃないでしょうか。お願いします。 180: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 181: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 現在、私どもとしては、今議会におきまして条例の制定を上程をしております工場立地法に規定される緑地率の緩和を行いたいというふうに考えております。工場立地法に定める緑地率を条例により引き下げることによりまして、企業、いわゆるこちらに出てくる業種が有効活用できる面積をふやしまして、より設備投資をしやすい環境を整えていきたいというふうには考えております。  終わります。 182: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 183: ◯10番(鵜飼貞雄議員) では、次に、企業誘致の独自施策として、雇用に特化した、そういった施策とか、お考えございませんか。 184: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 185: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 工業団地開発に伴う誘致施策としましては、設備投資に係る補助制度とあわせて、新規雇用に対する補助金を交付する施策を幾つかの自治体も行っております。現在こうした制度の必要性について検討しております。  ただし、誘致に係る補助制度につきましては、企業のニーズを優先すべきであるということから、工場団地に興味を持っていただいている企業へのヒアリングをした内容を参考に、費用対効果を含めた形で判断していくというふうに考えております。  終わります。 186: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 187: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 次に、新規工業用地に立地する際についてお伺いしたいんですが、面積規模の要件などはございますでしょうか。 188: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 189: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 今、言われているのは、最低分譲面積を設定するかというようなことだろうというふうには思いますが、今後設定するとしたらどの程度の面積で設定するかにつきましては、立地を予定をしている企業の状況等も検討を今後していきたいというふうには考えております。  終わります。 190: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 191: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 最低分譲面積の設定については検討中ということでありました。  面積規模がそれほど大きくない市内にある企業、そういった企業さんも新規工業用地へ立地することができれば、今ある住工混在地域ですね、問題解決にもつながると思いますが、どのようにお考えでしょうか。 192: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 193: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 先ほども申し上げたように、最低分譲面積につきましては、今、検討中であるということで、今、議員が言われるように、先ほどの問い合わせの中には、市内企業が新規に工業団地をつくる部分へ新規参入をしたいという問い合わせもいただいております。そのことによって、今、現状として住工混在をしているような区域の中に操業されている方たちがここへ来ることによって、そういうことが解消できるいい状況になればなというふうには考えております。  終わります。 194: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 195: ◯10番(鵜飼貞雄議員) じゃ、この件について最後に、工業用地の開発が、今後税収、また人口増にどのようにつながるとお考えですか。 196: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  相羽経済建設部長。 197: ◯経済建設部長(相羽喜次君) 工業用地を開発しようとするところにつきましては、現在農地がほとんどでございます。これは以前からもそういうことを言われておるんですが、農地がいわゆる事業用地に変わって宅地に変われば、当然固定資産税は農地ではなくていわゆる宅地としての課税になります。これは明らかにその部分についてはふえるというふうには考えております。ただ、その後につきましては、じゃ、いつまでっていうのはなかなか難しいことかなというふうには思います。  また、企業がそこへ来ることによって、当然雇用者も生まれます。雇用者が生まれることによって、その方が市内にお住まいになっていただけるという事実も可能性としてはあります。そういうことで、双方が市内に上がる分、また、住んでいただいて、その方が市に納めていただく税金もふえるというようなふうには考えております。  終わります。 198: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 199: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 御回答ありがとうございました。  建設文教委員会では、山形県の米沢市へ企業立地の視察に行ってまいりました。本市とは経緯や、あと、置かれている環境が全く違いますので、米沢市の取り組み全てが参考にすることはできないと思います。しかし、米沢市においては、企業誘致によって企業や人口の市外への流出を防止することに対して一定の成果があったと伺っております。  豊明市は高速道路、また、国道1号、23号などの主要幹線道路が通ってまして、公共交通環境に関してはどこよりも恵まれていると思っております。企業活動にとっては格好の立地条件であるその新規工業用地に関して、製造業や物流業から多くの問い合わせもいただいているようですので、どうか魅力的な企業誘致策を準備していただいて、事業を成功していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、最後の勅使テニスコートについて再質問したいと思います。  1点目ですね。今回改修を予定しているのが、上と言っていいんでしょうか、1番から4番コートの改修を予定しているということで、下にあるAからDのコート、これが今、台風の被害の影響ですかね。フェンスが倒壊しております。改修についてはどのタイミングで行われるのか教えてください。 200: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 201: ◯教育部長(小串真美君) 今、議員おっしゃられたとおり、AからD面のフェンスが台風によって倒壊しまして、1から4コートの改修と重なってしまって、利用者の方には大変御迷惑をかけておりまして、大変申しわけないなと思っております。  そのAからDコートの改修なんですが、現在手続にもう入っておりまして、できるだけ早く改修を行いたいと思っています。物によっては工場製作を要する製品だとか、あと、専門工の配備など、比較的時間を要する諸問題もありますが、年度内には改修を終えたいと考えております。  終わります。 202: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 203: ◯10番(鵜飼貞雄議員) じゃ、年度内、何とかフェンスも直って、また再度利用することができると思っておきます。  そのAからDコートなんですが、こちらも砂入り人工芝に改修するようなお考えはございませんか。 204: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 205: ◯教育部長(小串真美君) 砂入り人工芝に改修するためには多額な費用がかかるため、現在のところ改修する予定はございません。 206: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 207: ◯10番(鵜飼貞雄議員) では、今回1から4番コートを砂入り人工芝に改修しましたとして、その改修後、砂入り人工芝が4面、そして、現行のグリーンサンドのコートが4面となります。8面全てを専用利用するような大会等を開催する場合、コートサーフェスが変わりますよね、上の4面と下の4面で。そういった点で苦情とかも出てくるのではないかと思いますが、どうお考えでしょうか。 208: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 209: ◯教育部長(小串真美君) 大会開催となると、議員おっしゃるとおり8面全てを利用するということが考えられると思いますが、おっしゃるとおり、確かにそのコートサーフェスの違いによって苦情も場合によっては賜ることもあるかと思います。ただ、現状では先ほど申し上げたとおり、AからD面については改修がなかなか難しいものですから、現状の状況をあらかじめ理解していただいて利用していただくということになるかなと思います。  終わります。 210: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 211: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 少し話題を変えます。  個人が営利目的で公営コートを利用しているということが全国的には問題になっておりますが、豊明市ではどのようにお考えになってますか。 212: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 213: ◯教育部長(小串真美君) 現在のところそのような状況は把握しておりませんが、私どもも個人が営利目的で利用するということは想定をしておりません。もしそういった行為が行われているのがわかった場合には、状況に応じて利用を控えてもらうだとか、あるいは利用を中止していただくことになるかなと思います。  終わります。 214: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 215: ◯10番(鵜飼貞雄議員) テニスコートの利用目的として、大会の開催などもあると思います。例えば市が主催する大会であるとか、あと、今のテニス協会さんが主催している大会がございますが、それ以外の団体などにも大会の開催を要請して、もっと今まで以上に大会を盛り上げる、活性化するというようなお考えはございませんか。 216: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 217: ◯教育部長(小串真美君) 先ほどの答弁で申し上げましたとおり、大会等の開催状況で現在90日間以上の専用利用があります。施設としてはあくまでも多くの人に楽しんでもらう施設でございますので、現段階では現状以上の専用利用をふやすことは考えておりません。  終わります。 218: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 219: ◯10番(鵜飼貞雄議員) では、今までの御答弁から、勅使テニスコートは大会の開催に主眼を置くのではなくて、多くの市民にテニスやスポーツといったものに親しんでもらおう、そういった施設であると理解しました。  そこで、テニスに触れ合っていただくために、親子とかで参加できるような、そういった触れ合い教室とか、テニスに親しんでいただくような企画など、お考えはございますか。お願いいたします。 220: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 221: ◯教育部長(小串真美君) 現在でもジュニアだとかビギナー、ステップアップなど、さまざまな教室を実施しています。今、議員から御提案がありました親子触れ合いなど、いろいろな教室もさらに検討していきたいと思います。  終わります。 222: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 223: ◯10番(鵜飼貞雄議員) テニスの未経験の方がテニスに親しむきっかけを創出するのも勅使テニスコートの利用促進につながるのかと思いますので、ぜひ前向きに御検討をお願いいたします。  次に、砂入り人工芝のメンテナンスについて伺いたいと思います。  砂入り人工芝になることで、日ごろのメンテナンスがとても重要になってくると思います。また、その砂入れの作業を怠ってしまうと、耐用年数が10年と言われているその砂入り人工芝も、場合によっては二、三年で張りかえてしまわなければならないことも考えられます。メンテナンスに関してその施設管理者にはどのようにお伝えしていかれますか。お願いいたします。 224: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 225: ◯教育部長(小串真美君) この製品が導入されるメーカーからそのメンテナンス方法をしっかり聞き取って、実際にメンテナンスを行う指定管理者に周知して習得していただきたいと思っております。  終わります。 226: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 227: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 例えばそのメンテナンスを怠ったとして、もし早い段階でコートの改修が必要になったとします。市が損害をこうむった場合、どのような対応をされるのか教えてください。 228: ◯議長(杉浦光男議員) 小串教育部長。 229: ◯教育部長(小串真美君) 状況にもよるかと思いますが、管理者の瑕疵が明らかな場合には、指定管理者の費用にて原状復旧していただくことになるかなと思います。  終わります。 230: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 231: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 実は、メーカーサイドからは砂入れの重要性って余り訴えられないのが実情でございます。私の経験からのお話になってしまって恐縮なんですが、砂入り人工芝というのは、特に初期の段階で砂入れをしっかりしないといけない。どうしてかって言いますと、その砂入り人工芝というのはこの芝がありますよね。芝の毛の間に砂がしっかりかんで、それが全体的に硬化する、固まることによって本来のコートサーフェスの性能を発揮する、そういったものになります。  初期の段階での砂入れが不十分ですと、その使用に伴って芝目が倒れてしまって、その後どれだけ砂を入れてもこの芝の目に砂が入らなくて、結果、そのコートの表面、サーフェスがやわらかいままとなってしまって、機能面でいいますと、思ったよりボールがバウンドしないとか、もしくは、結構テニスって走るスポーツですので、足が芝にとられてしまって思わぬけがにつながったりすることもあります。  また、耐久性の面でいきますと、芝、植えられているんですけども、ベースに対して植えられているのを敷いてくんですけども、その芝自体がすぽんと抜けてしまったりとか、芝の表面の摩耗が思った以上に速く進んでしまったりして、10年の耐用年数があると言われているその耐用期間を待たずして張りかえをしないといけない、そういった事態にもなります。  丁寧なメンテナンスを心がけていただければ、現在の勅使テニスコートの利用状況からしましても10年以上もつ、非常に丈夫なのがその砂入り人工芝であります。どうか施設管理者にはコート管理の重要性を強くお伝えしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、再質問で最後ですかね。勅使テニスコート、この施設の存在意義というものを教えてください。 232: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 233: ◯教育部長(小串真美君) 勅使テニスコートの存在意義ということでございますが、スポーツ、レクリエーション活動全体は、精神的な充足感をもたらすだけでなく、体力向上や生活習慣病の予防など、心身両面にわたって健康増進に不可欠なものだと考えております。そこで市では、成人の週1回以上のスポーツ実施率60%以上、こういった目標を掲げてスポーツ推進計画を策定し、今、推進しているところでございます。
     本計画の市民アンケートの中で、行いたい種目というのを伺っておりますが、そこではウオーキングだとかエアロビクスなど、個人で行う種目を除けば、テニス、ソフトテニスといったのが非常に高い割合を占めております。さらにアンケートの中では、施設の状況が、テニスコートの施設状況が悪いということで、改修の要望もいただいております。こうしたことを鑑みますと、今回のテニスコート改修の意義は大きいものと考えております。  先ほども触れましたが、スポーツに親しむことは市民の健康増進に大きく寄与しますので、市民の皆様が快適に施設を利用していただけるよう、テニスコートに限らず、できるだけ施設改善に取り組んでいきたいと考えております。  終わります。 234: ◯議長(杉浦光男議員) 鵜飼貞雄議員。 235: ◯10番(鵜飼貞雄議員) 市のスポーツ施設というのは、市民の健康増進を初め、非常に重要な施設であると思います。  ここ最近の日本人選手の活躍によって、テニスを始める人が大変ふえております。今まではテニスコートというのは一部の人のためだけの施設という印象が強かったんですが、今回勅使のテニスコートに関しては非常に大きな事業費を使って整備するわけでありますから、今後はどうか1人でも多くの市民がこの施設を身近に感じてもらえるような取り組み、どうかこのあたりも進めていただきたいと思います。  以上で私の一般質問を終わります。 236: ◯議長(杉浦光男議員) これにて10番 鵜飼貞雄議員の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩といたします。                午後1時55分休憩                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 午後2時5分再開 237: ◯議長(杉浦光男議員) 休憩を解き、休憩前に引き続き一般質問を行います。  6番 蟹井智行議員、登壇にて質問願います。 238: ◯6番(蟹井智行議員) 議長の御指名をいただきましたので、通告に従いまして登壇での一般質問をさせていただきます。  この土曜日、日曜日に、唐竹小学校跡施設活用基本方針に関する説明会が開かれました。この中にも参加された議員さんが何人かおみえでした。  そこでいただいた資料の写真を見せていただいて、忘れていたことを思い出しました。資料の4ページに図書館の写真があったと思います。この写真の図書館は、昭和62年に私が図書館主任となり構想を立て、唐竹小学校の先生方とつくったものです。子どもたちが喜ぶような図書館をつくろうということでこの図書館をつくりました。ですから、できればあの図書館はあのままの形で残ってくれたらいいなと思うようになりました。  今回はそういう唐竹小学校のことも含めて3点の事柄をお聞きします。  まず1点目です。  児童生徒の自殺予防についてお尋ねします。  全国の学校で昨年度自殺した児童生徒は250人に上り、この30年間で最も多かったことが文部科学省の調査でわかりました。文部科学省によりますと、昨年度全国の小中学校と高等学校から報告があった児童生徒の自殺者数は前の年度より5人ふえて250人でした。内訳は小学生が6人、中学生が84人、高校生が160人となっています。  愛知県の小中学生の自殺者数はわかるでしょうか。愛知県で自殺した子どもたちの原因がわかっているでしょうか。  この250人という数字は文部科学省の調査であって、警察庁の統計になりますとまた数字が変わってきます。警察庁の場合は外国人の方も入れますので、数字が異なってくるのです。警察庁の統計によりますと、例年300人前後となっています。  いずれにしましても、全世代の自殺者数はここ数年3万人を下回るなど減少傾向にありますが、子どもたちの自殺については高どまりしているのが実情です。  先ほどの文部科学省の調査で判明した250人の児童生徒の自殺者の原因を調査したところ、不明が最も多く140人、次いで卒業後の進路に悩むなど、進路問題が33人、家庭不和が31人、いじめの問題が10人などとなっています。しかし、自殺に至るプロセスはそんな単純ではなく、複数の要因が連鎖して人が自殺に追い込まれていくと見るのが正しいのだと思います。  例えば、いじめに遭い、そのため学業不振が起き、学校内の人間関係に悩み、進路の不安が起こり、そして自殺に至るだとか、親子間の不和が起き、ひきこもりになり、鬱病を発症し、将来生活への不安が限りなく高まり自殺に至るだとか、ある問題が自殺のきっかけとして発生し、それが次の要因を引き起こし、さらにそうした要因が悪化していく中で、個々人の生活や内面的な問題にまで転化していき、多くの場合問題が悪化の連鎖を繰り返した末に自殺は起きているのだと言えます。  子どもがみずから命を絶つということはあってはならない事態であり、子どもの自殺を防ぐための方策を検討し、実施していく必要があります。このための方策の1つが学校における自殺予防教育だと思います。豊明市の小中学校ではどのような自殺予防教育を展開していますか。  2点目です。  朝食を食べない児童の増加についてです。  文部科学省の2018年度全国学力・学習状況調査で朝食を食べない小学生がふえていることがわかりました。政府の第3次食育推進基本計画では、朝食を食べない子どもの割合をゼロにすることを目指しています。しかし、2018年度の朝御飯の欠食率は5.5%と、前年度に比べ0.9ポイント増加しています。推進基本計画を策定した2015年度と比べると1.1ポイント悪化しており、子どもの食生活の乱れが読み取れます。  全国学力・学習状況調査によりますと、「朝食を毎日食べる」と答えた小学生は84.8%、「全く食べていない」が1.4%、「余り食べていない」が4.1%、「どちらかといえば食べる」が9.7%、結局15.2%の小学生が朝食を毎日きちんと食べる習慣が身についていないことがわかります。  文部科学省の別の調査によりますと、朝食を食べない理由に3から5割の子が食欲や時間がないと答え、1割の児童がそもそも朝食が用意されていないと回答しています。子どもの朝食の欠食は家庭環境も影響しているのだと言えます。  子どもの朝御飯の欠食については、2006年に作成された第1次食育推進基本計画からゼロにすることを目標に掲げていましたが、当時の欠食率は4.1%でした。それが現在は5.5%と悪化しているのです。豊明市での小学生の朝御飯欠食率を把握していますか。また、朝御飯を食べてこない小学生がいることをどう考えられていますか。  3点目です。  歴史民俗資料室の今後についてです。  豊明市の文化財保護委員さんは10人おみえになります。顔見知りの方も多いので、お話をお聞きする機会が多いのです。現在、唐竹小学校北館1階にある歴史民俗資料室が南館1階に移動するということ、双峰小学校に保管されている土器や民具を移動しなければならないということなどから、いろいろな不安を抱えてみえます。  12月1日の土曜日と12月2日の日曜日に唐竹小学校跡施設活用基本方針の説明会があったことは先ほどもお話をしましたが、私も参加をしてきました。そのときに気がついたことも後でお話をします。  文化財保護委員の方々は、現状の歴史民俗資料室以上のものが平成34年度、平成とはそのころ言わないと思いますので、西暦でいいますと2022年度から開室できることを希望されています。その期待に応えられるような新歴史民俗資料室になるのでしょうか。文化財保護委員の方々が希望されてみえるようなスペースの確保や、エアコンを含めた設備が整うのでしょうか。  以上で、壇上からの質問を終わります。 239: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 240: ◯教育部長(小串真美君) それでは、教育部より、1項目めの児童生徒の自殺予防についてから順次お答えをいたします。  まず、愛知県の小中学生の自殺者数についてですが、これは公表されていないため、把握をしておりません。また、その原因についても同様の理由で把握はしておりません。  ただ、児童生徒の自殺の原因につきましては、進路問題、不登校、学業不振、友人関係の悩みなどの学校的背景、それから、保護者との関係、経済的困難などの家庭的背景、独特の性格傾向、自傷行為など、個人的な背景があり、これらが複雑に影響し合い、さまざまな要因があるということは把握をしております。  子どもがみずから命を絶つということはあってはならない事態であります。本市の小中学校での自殺予防教育についてでございますが、日々全ての子どもたちが安心でき、自己有用感に裏づけされた自己肯定感や充実感を感じられる居場所づくりに努めています。  さらに、保健教育や道徳教育を初めとし、教育活動全般において命の大切さを伝えていくとともに、命を尊重する授業を学級活動において実施しています。  さらに、全校生徒を対象に、自殺予防教育の専門家を招聘して愛知県の自殺予防リーフレットを活用し、自殺予防についての全校道徳を実施した中学校もあります。  次に、2項目めの朝食を食べない児童の増加についてでございます。  まず、本市の小学生の朝御飯欠食率は、平成30年度全国学力・学習状況調査の結果では6.1%でした。  次に、朝御飯を食べてこない小学生がいることをどう考えていますかとの問いについてでございますが、朝御飯を食べることは子どもにとってとても大切なことだと考えております。朝御飯でさまざまな栄養を補給することで午前中から脳や消化器官を目覚めさせ、しっかりと活動できる状態をつくることが重要です。  豊明市の朝御飯欠食率の状況を踏まえ、学校では毎年4月に新入生の保護者に文部科学省の早寝早起き朝ごはんリーフレットを配付して、各家庭にて朝御飯を食べる必要性を伝えていくとともに、学校が発行している保健だより等でも毎年その必要性を伝えていく必要があると考えています。さらに、今後とも栄養教諭による食育の指導を充実させていくことも必要であると考えております。  続きまして、3項目めの歴史民俗資料室の今後についてお答えいたします。  歴史民俗資料室につきましては、唐竹小学校跡施設の南館1階部分を利用し、市史編さん室を含め、市内に点在する資料室を集約移転する予定をしています。  議員に御心配いただいています作業スペースの問題でございますが、新しいコンセプトのもと計画しています新歴史民俗資料室は、学びの拠点となるような施設を考えています。ワークショップなど開催できるようなスペースも確保する予定ですので、こうした場所を利用し作業等を行っていただくことで必要なスペースを確保してまいりたいと考えています。  詳細につきましては、今後文化財保護委員の方や、日ごろ活動されている歴史民俗資料調査研究会の皆さんとよく話し合いを持ちながら決めていく予定をしています。  唐竹小学校跡施設はさまざまな活動団体の拠点施設となり、さまざまな属性の方が多く利用される複合施設へと生まれ変わります。エアコン等の設備整備も行う計画となっていますので、議員の言われます期待に応えれる新歴史民俗資料室を目指して整備してまいりたいと考えております。  以上でございます。 241: ◯議長(杉浦光男議員) 一通り答弁は終わりました。  再質問がありましたら、挙手願います。  蟹井智行議員。 242: ◯6番(蟹井智行議員) 回答ありがとうございました。  それでは、再質問させていただきます。  1点目の児童生徒の自殺予防についてです。  今、お答えの中にもありましたように、命を大切にするような授業、命の授業という授業があります。ここでは、命は大切ってことを授業の中で指導するわけですが、命が大切なんだということはまあ子どもでもみんな知っているわけで、そんなことを授業で扱って、じゃ、感想を書きなさいと言ってもそれなりのことを書くと思います。命の授業の多くが、命は大事、あなたのことは大事ってことを改めて考えさせる、言わせることだったのではないかというふうに思えてしまいます。最悪の授業は、自殺はいけないことだ、自殺は人に迷惑をかけることだ、命を粗末にしてはいけない、親より早く死ぬべきではないという価値観を押しつける授業だと思います。  それよりも大事なことは、本人のマイナスな気持ちをプラスにしていけるか、つらい状況にいる仲間に寄り添える友人、友達でいることができるか、自分に寄り添える余裕がなかったら、他の人や関係諸機関に橋渡しができるかなど、こういうことが大事なことになってくるのだと思います。したがって、自殺予防授業もそういうことを考えさせたり、そういうことが大事なんだという考えを育んだりする内容が必要なのだと思います。いかがでしょうか。 243: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 244: ◯教育部長(小串真美君) まさしく議員のおっしゃるとおりだと思います。自殺予防は命の大切さを伝え、命を尊重する気持ちを育むことが何よりも大切であると思います。  議員の言われる命の授業の実施を各学校にて今後とも充実させていきたいと考えております。  終わります。 245: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 246: ◯6番(蟹井智行議員) 思春期になると、子どもは悩みを抱えても相談することは非常に少なく、相談したとしても、その相手は圧倒的に友人であると言われています。ある調査によれば、友人から死にたいと打ち明けられた生徒は2割にも上っています。さらに、自殺を考えるほど追い詰められている場合には、周囲の人とのつながりを実感しにくくなっており、また、自分の存在が周囲の迷惑となっていると感じていることが多いため、友人にすら死にたい気持ちを打ち明けないことが少なくありません。  そのような場合でも、教師や保護者など、大人の前ではできるだけ平静を装って心配をかけまいとする一方で、友人の前では比較的ありのままの姿を見せることが多いと考えられることから、子どもが友人の危機に最初に気づく可能性が高いと言うことができます。そのようなことから、子どもを直接対象として自殺予防教育を行うことは、子どもが悩んでいる友人に気づき、声をかけ、話を聞いて必要な支援につなぐというゲートキーパーとしての役割を果たせるよう養成するということが必要になってきます。  ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応、悩んでいる人に気づいたり声をかけたり、話を聞いてあげたり、必要な支援につなげたり、見守ったりするということです。そういうことができる人をゲートキーパーと呼んでいます。いわば命の門番とも位置づけられている人のことです。  このことは、彼らが将来身近な人の危機に気づいた際にも必ず役立つはずです。自殺総合対策大綱に書かれている、国民一人一人が自殺予防の主役となるよう取り組むことにもつながるはずです。そういう自殺予防教育が必要だと思うのですが、いかがお考えでしょうか。 247: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 248: ◯教育部長(小串真美君) 子どもたちがゲートキーパーとしての役割を担うことは必要なことであると考えます。  学校では日ごろより子どもたちの心の結びつきや信頼感を大切にする教育をしています。その延長線上にゲートキーパーとしての役割があるのではないかと思います。  先週の金曜日に愛知地区学校保健会の講演会で、岐阜大学の橋本教授から小中学校児童生徒における自殺予防と題した講演を聞く機会がありました。その中でもサインを何も出さずに自殺した複数の事例が紹介されていました。改めてゲートキーパーの重要性を認識したところでございます。  今後ともゲートキーパーとしての役割を意識した自殺予防教育を展開していければなと思っております。  終わります。 249: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 250: ◯6番(蟹井智行議員) 次の再質問に移ります。  朝食を食べない児童の増加についてです。  子どもにとって、朝食を抜くことは成長の妨げになるというイメージがあると思います。しかし、本当は朝食を抜くと、学力面と精神面に大きな悪影響を及ぼしているのです。全国学力・学習状況調査の中で、朝食を食べる人と朝食を食べない人の間でテストの成績を比較した調査結果があります。朝食を食べている子どもの正解率は71%であるのに、朝食を食べていない子どもの正解率は53%になっています。この数字から、朝食を食べるか食べないかで正解率が何と18%も差が開くことがわかります。この数字が示すように、朝食を食べたほうが学力によい影響を及ぼすことがわかるのです。  しかも、精神面においても、朝食を抜いた子どもは、いらいらする、怒りっぽくなるというのはそれぞれ約80%以上になっていました。また、やる気が起きないと答えた子どもは84%という結果です。  このように朝食を食べないというのは、学力面だけに限らず精神面においても、集中力が欠けたり無気力になったりといった原因にもつながるのです。ですから、どの子どもも必ず朝食をしっかり食べる必要があるのです。こういった点からも、朝御飯を食べてこない小学生がいることはいけないことなのです。  教育委員会としては、朝御飯を食べてきていない子どもに、学校や先生方にどういう対応や指導をさせていくお考えですか。 251: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 252: ◯教育部長(小串真美君) 私ども教育委員会としましては、先ほどの答弁とも重なる部分がありますが、全ての学校において朝御飯を食べる必要性をしっかりと各家庭へ伝えていくとともに、学校が出している保健だより等でも毎年その必要性を伝えていきたいと思います。  子どもたちの健康を第一に考え、根気強く各学校において指導を継続していきたいと考えております。  終わります。 253: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 254: ◯6番(蟹井智行議員) 現状を変えていくには、新しい対応や指導が必要になるのだと思います。ぜひ朝御飯を食べてこない子どもが1人もいなくなるように教育委員会のほうから働きかけていただきたいと思います。  ここで、新しい取り組みを紹介します。11月14日のニュースで掲載されていることを郷右近議員からお聞きしましたので、私も調べてみました。  広島県で学力向上のために小学生に無料の朝食を提供する広島県のモデル事業が14日から広島県廿日市市の阿品台東小学校で始まりました。広島県によると、都道府県主導では全国初の試みとなるそうです。  阿品台東小学校は、昭和の終わりごろには児童数がふえ続け、最高時には1,171名となり、廿日市市内で最大のマンモス校となりました。しかしその後、急速な高齢化、少子化の影響を受け、平成17年6月には全校児童が399人と大きく減少して、平成30年度の今年度は全校児童が263人で、通常学級8クラス、特別支援学級4クラスの、全校で12クラスの小規模な学校になってしまいました。その小規模な学校でも朝食を食べてこない児童がいるのです。  11月14日朝7時半に無料の朝食を食べに集まった児童は45人でした。児童らはにぎやかで楽しいとか、朝御飯を食べるとやる気が出るなどと話していたそうです。朝御飯のメニューは、パンやシリアルなど、調理が不要な朝食を地域のボランティアの人が週1回用意し、食材は協力企業が無償で提供してくれるのだそうです。
     広島県によりますと、県内の小学6年生の約5%が朝食を食べずに学校へ来ているそうで、朝食を食べない子どもは食べる子どもに比べ学力調査の正答率が低い傾向にあり、県は希望する県内全ての小学生にこの無料の朝御飯の取り組みを広げたい考えだそうです。  もう一つの取り組みを紹介します。大阪市東淀川区西淡路小学校の朝ごはんやさんです。  11月19日月曜日の日本テレビによる朝ごはんやさんの取材の様子が、11月20日、ネット配信で見ることができるようになっていますので、ネットニュースで見られた方がいらっしゃるかもしれません。  西淡路小学校では、地域のおばちゃんたちが交代で毎週月、水、金の週3回、学校の家庭科室で朝6時から子どもたちのために朝御飯をつくっているのです。7時半ごろには30人ぐらいの子どもたちが朝御飯を食べに来るのです。  地域のおばちゃんたちがこうした朝食づくりを始めたきっかけは、朝食を食べないことがあると答えた児童が小学校で13%、中学校で19%という数字が文部科学省の白書で紹介され、2008年のことでした。そのころから朝食を食べることの重要性は強調されていました。朝食を食べない子どもは学力も体力も低いという話もよく聞くようになりました。  朝食を食べることの重要性はわかった。でも、食べられる条件のない子はどうする。学力や体力が低いのは朝食を食べないからか、それとも、朝食を食べられないような生活環境で暮らしているからか。親が悪いのか。それじゃ、どうする。子どもはどうする。親が悪いと唱えていれば、子どもはいつの間にかおなかがいっぱいになるとでも言うのか。そういうことで、大阪のおばちゃんたちが行政を巻き込んで立ち上がったのです。  こういうような取り組みを豊明市でもやってみませんか。どこかの小学校で週1でもよいから朝御飯を子どもたちに提供する、調理しなくてもよいような食べ物を用意する、消費期限ぎりぎりのパンをパン工場からいただく、売れ残った野菜ジュースや牛乳やお総菜を大型スーパーマーケットからいただく、みんなでアイデアを出し合いながらいろいろなところへ話を持っていけば、できないことではないと思うのです。これができれば豊明市の画期的な取り組みになると思うのですが、いかがでしょうか。 255: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 256: ◯教育部長(小串真美君) 今、御紹介いただきました事例につきましては、たまたまきのう大阪の事例がテレビでやっておりましたので、私も拝見いたしました。本当におばちゃんたちには頭が下がる思いでございます。  ただ、教育委員会として現在すぐそのような取り組みを行うことは考えておりません。今後とも継続して各家庭にしっかりと伝えていくことで、子どもたちが朝御飯をしっかりと食べられるようにしていきたいと考えております。  終わります。 257: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 258: ◯6番(蟹井智行議員) 11月26日月曜日14時25分配信のネットニュースでは、今、私が紹介した大阪市東淀川区西淡路小学校の朝ごはんやさんと、広島県廿日市市の阿品台東小学校の2つの取り組みが同時に「“学校朝食”で学力アップ?各地で広がる」というタイトルで紹介されています。この動きは確実に広がっていくと思います。  各家庭にしっかりと朝食の必要性を伝えていって、それで朝御飯を食べてくるようになるのであるなら、朝御飯を食べてこない小学生はもう既にいないはずだと思うのです。でも、現実には6.1%の子どもが朝御飯を食べてきていないのです。  大事なことは、現実に朝御飯を食べてこない子どもをどうするのかです。おなかの減っている子どもをどうしてやるのかだと思います。具体的に私たち大人が何をしてやれるのかを考えていくべきだと思います。  次の再質問に移ります。  歴史民俗資料室の今後についてです。  市史編さん室になる部屋には古い資料も保管されていますので、必ずエアコンはつけていただきたいと思います。  画面の写真を3枚ごらんいただきたいと思います。  この3枚の写真は、歴史民俗資料室のスタッフの方々が企画展の準備をされているところです。現在は商工会館2階の市史編さん室前の会議室で作業をされています。こういう作業をするスペースも必要なのです。単純に唐竹小学校の北館1階にある歴史民俗資料室を南館1階に移せばよいという問題ではないのです。こういうような作業スペースは確保できるのでしょうか。 259: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 260: ◯教育部長(小串真美君) 歴史民俗資料室のワークショップが行える場所を確保するというのは先ほどお答えしたとおりでございますが、通常はそこを想定していますが、さらに作業スペースが必要になる場合には、交流アクティブゾーンに会議室、フリースペース等が多く設置されるというふうに伺っておりますので、こういった部屋も可能であれば利用していきたいと考えております。  終わります。 261: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 262: ◯6番(蟹井智行議員) ありがとうございます。  先ほどお話ししましたように、12月1日土曜日の唐竹小学校跡施設活用基本方針の説明会に私も参加をしてきました。そこでいただいた資料を見ますと、北館1階は子育てワンストップ拠点で、児童発達支援センターとなっています。どんぐり学園もここに入るという御説明がありました。  でも、今現在北館1階には立派に歴史民俗資料室があるのです。なぜ歴史民俗資料室が南館へ移動しなければならないのか。なぜどんぐり学園などが南館1階ではいけないのか。その点についてのお考えをお答えください。 263: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 264: ◯行政経営部長(藤井和久君) 今回の活用案を検討するに当たっては、利用者の利便性や施設の性質、また、必要面積等を考慮した上で配置案を作成しました。児童発達支援センターについては、利用する方々の状況を考えて、1階での専用スペースとしての整備が必要であり、その上で今後必要となる機能や定員数を想定すると、南側での1階部分での実施が難しく、北側での建物に配置する案となりました。  児童発達支援センターについては、市の行う政策の優先順位が非常に高い施設となっております。さまざまな点から検討しましたけれども、今後の障がい児等の増加の傾向等見ますと、やはり北側での設置が最適であり、やむなく歴史民俗資料館を南へ移すという結論に至りました。  以上です。 265: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 266: ◯6番(蟹井智行議員) 北館2階に総合受付ができることになります。現在の職員室のところだと思います。車椅子の人や足の悪い高齢者の人が北館の総合受付を通って南館1階の歴史民俗資料室に行こうとしたときには、どのような道順をたどればよいのでしょうか。新設されるエレベーターで2階の総合受付に行って手続をして、またエレベーターで1階におりて、下の渡りを通って南館の歴史民俗資料室へ行くのでしょうか。いかがでしょう。 267: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 268: ◯行政経営部長(藤井和久君) 北館の建物2階に設置する予定の総合受付につきましては、主に2階、3階、4階の利用にかかわる団体や利用者の受け付けと事務所の機能を持っているということになります。こうしたことから、歴史民俗資料室の利用者や関係者は基本的には総合受付を通る必要はなく、駐車場から直接南館の1階へ行くことが可能となる予定です。  なお、跡施設全体に言えることですけれども、施設のバリアフリー化には十分配慮したいというふうに考えております。  終わります。 269: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 270: ◯6番(蟹井智行議員) 南館1階の普通教室4つと特別教室1つ、現在の図工室ですが、南館1階には5つの教室があります。そのうち1教室は歴史民俗資料室に使うとします。もう一教室を市史編さん室に使うとします。そして、1教室が例えば先ほどの作業スペースになるんだとしたら残り2教室になってしまって、幾ら現在の資料を整理したとしても絶対に納まり切らないと思います。土器収納は新しい倉庫を外につくる構想もあるそうですが、北館3階と4階のフリースペースや南館3階の多目的スペースなどを歴史民俗資料室関係の資料室として渡すことはできないのでしょうか。 271: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  藤井行政経営部長。 272: ◯行政経営部長(藤井和久君) 御指摘のスペースにつきましては、活動団体の展示場所としてのスペースや飲食、あるいは少し規模の大きい会議や講座を行ったりするスペースとしての利用を想定しています。このスペースは専有ではなく共有のスペースとして、区や町内会、老人クラブ、NPOといった諸団体や中高生など、若い世代の方々まで常に多くの市民の皆様に親しまれ、にぎわいを生み出したいというふうに考えております。  こうしたことから、歴史民俗資料室関係専用の資料室としての利用は難しいというふうに考えております。  終わります。 273: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 274: ◯6番(蟹井智行議員) ちょっと観点を変えます。  愛知県の自治体の中で、文化財の学芸員さんを雇っていない都市はどことどこかわかるでしょうか。 275: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 276: ◯教育部長(小串真美君) まず、学芸員資格所有者を置く必要があるという施設は、博物館法に基づく博物館を所有している施設ということであるため、近隣の市町では正規職員として学芸員は配置されていないというふうに伺っております。  終わります。 277: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 278: ◯6番(蟹井智行議員) 今後市史編さん室並びに歴史民俗資料室を運営していくに当たり、核となっていただける専門的知識を持った方が必要になってくるのだと思います。専門的知識を持った方というと、やはり学芸員さんになるのではないかなと思います。  学芸員の資格のある方を南館1階の学び歴史ゾーン、歴史民俗資料室関係に配置していただけるとありがたいなと思いますが、いかがでしょうか。 279: ◯議長(杉浦光男議員) 答弁願います。  小串教育部長。 280: ◯教育部長(小串真美君) 歴史民俗資料室には法的に学芸員を設置する必要がないというのは先ほどの答弁のとおりなんですが、郷土資料を収集し、保管、展示して、教育的配慮のもとに一般公衆の利用に供し、その供用、調査研究、レクリエーション等に資するために必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的に、社会教育指導員、現在こういった方を配置しております。こうした専門職員を唐竹小学校跡施設に移設後も市史編さん室の一員として配置する予定をしております。学芸員ではありませんが、専門職員は配置してまいりたいということでございます。  終わります。 281: ◯議長(杉浦光男議員) 蟹井智行議員。 282: ◯6番(蟹井智行議員) 回答ありがとうございました。  さて、次の3月定例月議会の一般質問では、今、私の関心は子どもの貧困という点にあります。きょうの私の一般質問の朝御飯を食べてこない子どもの中には、そういうことが関係している子どももいるのかもしれません。次回はそういう子どもの貧困についてと、もう一つ、ことしの4月に各学校へ導入していただきました統合型校務支援システムの成果と問題点について質問させていただこうかなと考えております。この統合型校務支援システムについては、各学校で大変有益だという意見と、使っている途中でやはりこういう問題点があるということも出てきておりますので、そういうことについて質問していきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で私の一般質問を終わります。 283: ◯議長(杉浦光男議員) これにて6番 蟹井智行議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は終了しました。  明12月4日午前10時より本会議を再開し、一般質問を行います。  本日はこれにて散会といたします。長時間御苦労さまでした。                午後2時43分散会                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 発言が指定されていません。 当サイトに掲載している著作物(文書、写真、画像、イラスト)は豊明市議会が著作権を保有します。著作権者の許諾なしに無断複製・無断転載を行うことを禁じます。 Copyright © Toyoake City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...