岩倉市議会 > 2020-03-04 >
令和 2年第1回定例会(第 3号 3月 4日)

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  1. 岩倉市議会 2020-03-04
    令和 2年第1回定例会(第 3号 3月 4日)


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    最終取得日: 2021-05-13
    令和 2年第1回定例会(第 3号 3月 4日) 令和2年3月(第1回)岩倉市議会定例会  ―――――――――――――――――――――         令和2年3月4日(水)       午前10時   開 議 日程第1 議案第5号から議案第30号までの議案質疑  ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した案件 日程第1 議案第5号から議案第30号までの議案質疑  ―――――――――――――――――――――出席議員(15名)         1番  梅 村   均         2番  片 岡 健一郎         3番  鬼 頭 博 和         4番  谷 平 敬 子         5番  黒 川   武         6番  大 野 慎 治         7番  水 野 忠 三         8番  宮 川   隆         9番  須 藤 智 子
            10番  井 上 真砂美         11番  伊 藤 隆 信         12番  関 戸 郁 文         13番  堀     巌         14番  木 村 冬 樹         15番  桝 谷 規 子  ――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(0名)  ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者    市     長        久保田 桂 朗    副  市  長        小 川 信 彦    教  育  長        長 屋 勝 彦    総 務 部 長        山 田 日出雄    市 民 部 長        中 村 定 秋    健康福祉部長福祉事務所長  山 北 由美子    建 設 部 長        片 岡 和 浩    消  防  長        柴 田 義 晴    教育こども未来部長      長谷川   忍    行 政 課 長        佐 野   剛  ――――――――――――――――――――― 〇職務のため出席した事務局職員    議会事務局長         丹 羽   至    統 括 主 査        寺 澤   顕       午前10時00分 開議 ○議長(梅村 均君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。  したがいまして、定足数に達していますので、議会は成立いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により、議案等の説明者として、市長等の出席を求めております。  なお、教育長につきましては、学校における新型コロナウイルス感染症対応のため、本日午前中、本会議に遅れるか欠席する旨の申し出がありましたので、これを許可いたしました。  議事は、お手元に配付してあります議事日程表に従い進めさせていただきます。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第5号から議案第30号までの議案質疑 ○議長(梅村 均君) 日程第1、議案第5号から議案第30号までの議案質疑を行います。  質疑は、議案番号の順序に従い進めさせていただきます。  初めに、議案第5号「岩倉市制50周年記念事業審査会条例の制定について」の質疑を許します。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  4条の組織についてお伺いします。  この委員会の組織について、5人で組織するとありますが、識見を有する者がどういう方で、何人ぐらいなのか。市民活動団体の代表者とありますが、どんな選び方をするのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 4条の委員会の組織というんですかね、審査会の組織というところでございますけれども、まず2項の第1号の識見者については大学の先生、特にまちづくり活動に携わっている、そうした造詣の深い大学の先生をお願いしていきたいと考えております。  また、あと地域のまちづくり活動に携わっているような方、そうした知識を有する方を1人、また市内で教育分野を中心とした知識を有する方をお一人、これが有識者として3人の方、そして市民活動団体については、市内で市民活動をされているような方をお願いしていきたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  第3条の所掌事項の中の1号ですが、市民の夢協えるプロジェクトの審査等に関することとあります。それで、「協える」という、この言葉についてお聞かせいただきたいと思います。  岩倉市は振り返ると、ふれ愛まつりだとか、ふれ愛タクシー事業だとかという「愛」という字、あるいは健幸都市宣言健幸づくり条例と、あとで審議するわけですけど、その「幸」という字。割と造語を使うという傾向があるのかなあというふうに思っています。  それで、この「協える」という字も、常用漢字としては「協」という字は訓読みはないわけです。ですから、一般的にこれを「かなう、かなえる」と読むことは普通ないわけであります。  それで、少し辞書等引いて調べますと、「協える」という使い方はしないというふうになっていますし、これは「協う」ということで、意味は音楽とかで調子を合わせるだとかそういう場合に使う言葉だというふうに思います。この市民の夢協えるプロジェクトはどのようにしてこの字を当てるというふうに検討されたのか、教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) これは、新年度の主要事業のほうでも少し資料としてお出ししておりますけれども、この「協える」、協力の協の字、あるいは協働の協の字については、力を合わせる、あるいは共にする、物事をまとめるといった意味がございます。確かに常用漢字ではなくて、表外字という形で調べれば出てくるものもございますけれども、そういう意味でいくと、こうした今もお話した力を合わせるとか共にするというところの思いを込めた形での文字の使い方にさせていただいております。ですので、市民の夢協えるプロジェクトという形で、一つの固有名詞として捉えていただいて、ただし、こういった形の意味をお伝えしていくことで、より市民の皆さんと共に、この50周年のプロジェクトへ向けて共に力を合わせ進めていきたいという思いも込めておりますので、またそうしたところを一つ一つその都度紹介していく中で、そうした機運を盛り上げていきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  先ほどの桝谷議員の質問に対して、ちょっと不明瞭な点をお聞かせください。  市民活動団体の代表者の選び方です。選び方という質問でしたけれども、そういうところの言及はなかったわけで、例えば公募であるとか、一本釣りであるとか、そういうことを聞きたかったんだというふうに思いますけど、たくさん市民活動団体がありますので、どういったことで選んだんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) こちらのほうは、有識者ということですので、一定こちらのほうでお話をさせていただいて、御了解を頂いた方にお願いしていきたいというふうに考えております。公募とかではなくて考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 有識者というのは、1号での識見者の話ではないでしょうか。桝谷議員が聞いているのは、2号の市民活動団体の代表者、これも識見者を選ぶということで、選任して選ぶということなんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 市民活動団体の方についても、こちらのほうで一定お話をさせていただいて、それにふさわしい方を選んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 続いて、第3号の市職員なんですけれども、差引きすると1名だというふうに思いますが、ほかの条例でも附属機関に職員を入れるということは間々あるわけですが、ほかの自治体でもそういう市の職員を附属機関の一員として入れる場合にはそれなりの理由があるわけで、例えば事務局として入ることが普通なわけですけれども、特にこれに特化した市職員を一人入れるというその根拠、理由づけはどのようなものなんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 今回、この審査会の中では50周年記念事業の今後審査をしていくことになります。そういう意味でいくと、当局側の事情も一定、例えば市民の夢協えるプロジェクトといえば、市民の皆さんから御提案いただいたいわゆる市からの委託事業、あるいは市が直接出資する事業といった形で事業を選定していきたいというふうに考えておりますけれども、その中でいけば、やはり当局側、あるいは行政側も一定委員としてお話もさせていただきながら、そうした審査をしていきたいと考えておりますので、お願いします。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 確認です。  総務部秘書企画課における庶務を担当する部署ではなくて、ほかの部署からの市職員ということでよろしいでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 総務部ではないところを想定しています。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第5号の質疑を終結します。  続いて、議案第6号「岩倉市健幸づくり条例の制定について」の質疑を許します。  13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  まず、この「健幸」という字です。  健幸都市宣言は2018年12月に宣言されたわけですけれども、そのときは法令ではないということで私は目をつむりました。今回は法令です。条例です。まずお聞きしたいのは、この条例、自治体の法令の中に造語の「健幸」という字を用いることについての議論です。  まずお聞きしますけれども、この「健幸」という字ですね。これは辞書に載っている字なんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) ヘルスの健康というのが辞書に当然載っている字でございます。それで、今回健幸づくり条例の条文の中には、ヘルスである健康と、あと健幸づくりというところで、「幸」を使った言葉で区分をしております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) この幸を使う「健幸」というのは辞書にはまだ載っていないわけです。  ちょっと振り返りますと、協働という言葉はかつて辞書に載っていなかったわけですが、最近辞書にも載るようになりました。この協働という字は、第3次の総合計画以前から岩倉市は用いてきたわけですけれども、改めて、法令の中にきちんと定義したのは自治基本条例の中だというふうに思います。その時点では辞書に載っていた、そういう字だというふうに認識をしております。  今回は、辞書に載っていない字を法令、条例の中にうたい込むということなんですけれども、国の法律、法令の中に、この幸という字が用いられているものはあるんでしょうか、お聞きします。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 国の法律でこの幸という字を使った健幸があるということは確認はしておりません。他市の条例では使われていることは確認しております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) そうですね。私も調べる限り国の法律等の中にこの幸が用いられたものは見当たりませんでした。これをあえて使うということで、いろいろ第2条のところに定義があるわけですが、まず健やかなほうの健康について、心身ともに健やかな状態であることを言いますというふうに書いてあります。この健やかな健康については、国の法律等でいろいろ使われています。調べてみると1,112件の法律等がヒットしました。この中で、健康、健やかなほうを定義している法律等はありませんでした。つまり、この健やかなほうは一般的に使われている熟語でありますし、例えば憲法第25条にこの健康が出てきます。皆さん御承知のとおり、全て国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するという非常に大事な憲法ですけれども、そこの健康という概念は、実は世界保健機関憲章の前文に出てくる言葉が、全世界的にそれを定義づけているということになります。  御紹介いたしますと、身体的、精神的、社会的に完全な良好な状態であり、単に病気あるいは虚弱でないことではないということなんですね。これは厚生労働白書でも引用しておりまして、つまりここの日本における、世界でもそうですけれども、健康、健やかなほうの定義というのは、こういった一般通念で解釈をされているところであります。  それをあえて今回、条例の中で健康、健やかなことを定義づけたわけでありますけれども、後で質問しますけど、健やかなほうを定義して、幸のほうは定義はしていない。今回定義したのは健幸づくりということを定義されたわけです。そこら辺の考え方についてお伺いいたします。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 健幸づくり条例の条文に、ヘルスの健康と幸せを使った健幸の両方の言葉を使用することにより、条文が非常に分かりにくくなるということがこの推進委員会の中で協議をされまして、通常の健康は健康という漢字を使いまして、健幸づくりのときには幸せという文字を使った健幸づくりで表記していくということが協議されました。そういったことで、健幸づくり、幸せの幸を使った健幸づくりにつきましては、この条例の中の言葉ということで第2条に定義をしたものでございます。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) ちょっと教育長が見えないので、本当は教育長に聞くつもりだったんですけれども、教育こども未来部長でもいいです。ごめんなさい、言い方が。  学校の試験でこの幸を使ったときに、岩倉市独自のルールの中で、岩倉市で通用する条例では使っているわけですから、これは正解にするんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長
    教育こども未来部長(長谷川 忍君) それは問題によると思います。岩倉市が宣言しているものはどれでしょうと言えば、こちらの健幸が正解になりますし、文脈から健康というふうであれば、それはバツになると思います。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) ちょっとよく分かりませんけれども、じゃあ次の質問に移りますね。  さっきの健康が定義されていて、幸のほうが定義されていないことに関係して、実はおかしなことが起こっているというふうに思います。  例えば、第10条以降ですね。きれいな条文の仕立てにはなっているとふうに一見見えるんです、同じようなパターンを使って。だけど、意味をよくよく考えてみると、まず例えば第10条、自らの活動を通じてという、その通じての使い方です。この通じてということは、手段や媒介を表すんですね。そういったときに使います。だから、自らの活動を通じて云々というときは、これはしっくりきます。しかし、次の第11条に行くと、体の健康を通じてというふうに、体の健康を通じて健幸づくりをするというふうに書いてあります。この体の健康というのは、手段じゃなくて、どちらかというと目的の一つに含まれるものではないでしょうか。ここの体の健康と言ったときは、さっきの心身ともに健やかな状態である健康ですね。それを通じて、今度は幸の健幸づくりということを推進していくといういうことになっています。  それから、第12条もそうです。歯と口腔の健康を通じて健幸づくり。13条はしっくりきます。食を通じて健幸づくりをする。14条も運動を通じて健幸づくりをするということで、この言葉の用語の使い方、通じてということと、健康を通じて健幸づくりをするということの入れ子状態になっているのではないかという、循環参照というか、入れ子状態になっているような気がしますが、この点についての指摘等は委員会の中ではなかったんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 第11条、第12条のあたりで、体の健康を通じて健幸づくりを推進する施策ですとか、歯と口腔の健康を通じて健幸づくりを推進する施策ということが書かれておりますが、ここの点につきましては体の健康からというような表現も推進委員会の中では協議がされたところでございますが、最終的に、この通じてを使うというところで協議が調ったということでございます。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 私だったら、例えば心の健康に関する健幸づくりとか、そういう目的と手段ということをやっぱりきちんと考えて使い分けるべきだったというふうに私は思います。  それからもう一点、ちょっと前文に戻ります。  前文の下から5行目、そこで「市民一人ひとりが自らの健康に」というふうに、「一人ひとり」という使い方です。これは例規上、「一人一人」と両方漢字で書きます。岩倉市の条例検索をしてみると、5本の条例がこの「一人一人」で出てきます。この平仮名の「ひとり」を使った条例はありません。この点について御意見を伺いたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) この条例の制定に当たりまして、例規審査会を複数回開催いただきましたが、特にその中で御指摘はございませんでした。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 行政課が作っている手引等の中にそのことがきっちり示されているはずです。その手引はまだ現に生きているはずですので、御確認をお願いしたいというふうに思います。  以上、私からの質問を終わります。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。私は、あまり難しいことは言いませんけど、私も前文について少しお聞きしたいと思います。  健幸づくりの幸の字のことでありますが、繰り返し議会でも述べていますように、健康という、いわゆる健やかなというヘルスという意味の健康、これは小学校4年生で習う漢字で、健と康という字を一体で覚えるということで何度も繰り返し出るところです。それで、学校でこの言葉について、健幸という幸のほうの言葉についてしっかり周知していくことが必要だということで、この間話をしてきたというふうに思います。  それで、先ほど健幸づくりということで、そういう幸を使うのは健幸づくりというところで使用するという答弁があったと思いますけど、市長の施政方針を読み返しましても、様々な使い方がされているなあというふうに思います。健幸づくりということでなくて、健幸単独で使う場合についても幸を使っているところもありますし、健康づくりというところでヘルスの健康を使っているというところもあります。その辺の区分けが非常に曖昧になってきているのではないかなあというふうに思うわけです。この条例の中にも、ヘルスの健康と幸の健幸が字としてたくさん出てきます。そうしたところで、この間の議会の議論の中では、この健幸づくりという言葉が一定市民に周知されてきたということを答弁いただいておりますが、改めて前文のところで健幸という言葉に込めた意味、これをやっぱりしっかり前文の中に入れていくべきではないかなあというふうに思うところです。  前文の4段落目のところに、後段でありますが、健康で幸せに暮らしていくための取組である健幸づくりを進めていく必要がありますというふうになっています。だから一定意味は書いているわけなんですけど、なぜこの幸という言葉を使ったかということをやはり前文で述べるべきではないかなあというふうに思いますが、その辺のところの議論だとか、市の考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) この健幸づくりに幸の字を使ったということにつきましては、平成30年12月に健幸都市宣言を行ったことを踏まえてのことでございます。健幸都市宣言の中でも健幸の「コウ」を「幸」という字を使っておりますが、体も心も健康で生き生きと幸せであることを広く市民の皆さんにそれ以後お伝えしてきております。市民の皆さんにおきましても、一定理解はしていただいているというふうに思っております。  また、子どもさんにつきましては、今後もリーフレットですとかそういったことで、通常の健康、また市が健幸都市宣言健幸づくり条例で打ち出している健幸というところの区別がつくような記載をしたもので周知をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。健幸、幸という言葉を使う意味をやはり繰り返し繰り返し市民に周知していく、特に子どもたちについてはしっかり周知させていくということがこれからも重要だというふうに思っておりますので、お願いしたいと思います。  もう一点、17条の岩倉市健幸づくり推進委員会への意見聴取についてであります。  この健幸づくり推進委員会健幸づくりを推進する委員会ということで、この意見聴取という方法が果たして効果的かどうかというところが少し疑問を感じるところであります。  新年度予算を見ますと、健幸づくり推進委員会は2回実施するという当初予算になっています。市が検討して施策を行う場合に意見を聞くということだけではなく、やはり健幸づくり推進委員会のメンバーにも、こういう施策を市にやってほしいだとかこういう機会で積極的にこの委員会を実施していくべきではないかなあというふうに思うんですけど、そういったところについて議論はどのようになっているんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 岩倉市健幸づくり推進委員会条例がございますが、そちらの条例の中で委員会の所掌事務といたしまして、健康増進計画の策定及び推進に関することと定めがございますので、その条例の定めに従いまして、この推進委員会の中でも計画の評価ですとか、今後の健幸づくり施策について御協議を賜りながら進めていきたいと思っております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) ごめんなさい、最後だと言ったのにちょっと一点だけ教えてください。どこの条例を参考につくられたかということです。私、見附市、川西市、豊橋市、羽島市、三好市とそれぞれこの幸が用いられている条例を調べて読ませていただきましたが、一体岩倉の条例はどこを基本的に参考にされたんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 単独でここというのはございませんが、全国に20ぐらいあったかと思います。その中でも、兵庫県の川西市ですとか、あと習志野ですとか、そういったところを参考にして条例を策定しております。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第6号の質疑を終結します。  続いて、議案第7号「岩倉市路上喫煙等規制条例検討委員会条例の制定について」の質疑を許します。  7番水野忠三議員。 ○7番(水野忠三君) 7番水野忠三です。  具体的には、今後委員会の中で検討されると思うんですけれども、現時点で罰則については、どの程度のもの、どのような内容のものを想定していらっしゃるか。軽過ぎれば実効性はないですが、重過ぎれば人権とかほかの弊害なども考えなければいけないと思いますが、どの程度のものを今の時点で想定されていますでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 路上喫煙に関する条例を設けている自治体というのは、先進事例がたくさんございます。愛知県内でも10市ほどございまして、5市が罰則があり、5市が罰則なしということでございます。罰則を設けるか設けないか、それから設ける場合にどのような内容にするかということについては、まさに検討委員会の所掌事項ということですので、今水野議員が言われたように、具体的には委員会の中で検討してまいりたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 4条の組織についてお伺いします。  識見を有する方はどういった方を考えていらっしゃるのか。また、地域団体の代表者、市民の代表者、その代表者というのはどういった方で、どういった選び方をされるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) まず、第4条第2項第1号の識見を有する者につきましては、法律の専門家ということで、弁護士の方などを考えております。それから、第5号の地域団体の代表者につきましては、区長会からの推薦ということで、区長会長さんに限らず、区長会に推薦を依頼して選出をお願いしたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 6番の市民の代表者についてもお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 失礼いたしました。  6号の市民の代表者につきましては、公募及び市民登録制度の登録委員からということで考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 7号の市職員の考え方もお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 第7号の市職員につきましては、道路の維持管理を担当する維持管理課から、それから受動喫煙の防止という観点から、健康課からというふうに考えています。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 第3条なんですけど、この委員会は、まさしく条例を制定するためにつくる委員会で、その条例ができたらこの委員会はなくなるんでしょうか。さっきの50周年のところは失効という附則がありました。同様に、この条例は用が済めばこれは廃止するのか、失効するのか、どういう考え方でしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 第5条に、委員の任期としては第3条の所掌事項が終了するまでということですので、条例の草案ができた段階で、この委員会の委員の任期は終了するわけですけれども、この条例を廃止するかどうかにつきましては、例えば、岩倉市においてもほかの条例の検討委員会が、既に条例の検討が終わっても残っているものもありますので、そうしたものも含めて、全体で統一していきたいと思っています。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第7号の質疑を終結します。  続いて、議案第8号「岩倉市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  議会でも繰り返し求めてきた中小企業、小規模企業振興基本条例が制定されるということで、大変うれしく思っております。そういった中で、この条例に実効性を持たせるというところが重要になってくるというふうに思います。  それで、第15条の意見の反映等というところが、やはり先ほどの健幸づくり条例と同じように表現が少し弱いのではないかなあというふうに思うところを感じています。中小企業等々当該施策に関する情報及び意見を交換するための場を年1回以上設けるように努めるものとするということで、設けるということを努力義務にしているということで、少し弱いんじゃないかなあというふうに思っています。  それで、この条例の推進をしていく体制だとか、あるいは意見交換の対象だとか、こういったところをどのように考えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 意見交換の場としましては、市内の7つの金融機関と商工会、あと市で組織をしております地域産業活性化推進協議会、こちらのメンバーに加えて、市内の中小企業の事業者等を交えて車座のような会議を開催して、情報の共有や意見交換を行っていきたいというふうに考えております。  それで、この条例を推進していく上でというお話でございますが、今御説明をさせていただきました地域産業活性化推進協議会を中心に、これまでも中小企業小規模事業者の活性化行動計画を策定しており、その中にはビジネスサポートセンターの立ち上げや運営支援、あと人材の確保や育成に係る取組、販路開拓、拡大、創業や事業承継の促進など、いろんな施策を実施をしておるところでありますので、その実施自体がこの条例の基本方針の実施につながっていくというふうに考えておりますので、条例全体を推進するに当たり、引き続きこの協議会の中で中小企業等の支援について努めていけるような形で進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 地域産業活性化推進協議会ということに併せて、中小企業の事業所も含めて意見交換をしていくということであります。  しかし、やはり条文としては少し弱いような気がしておりますので、少し確認させていただきますけど、地域産業活性化推進協議会というのは、この間、年にどのぐらい開かれているものなのか。また、この条例が制定されて以降、どのような回数で協議会を設けていくのか、こういったことについて考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 推進協議会自体の開催は、年に2回もしくは必要であれば3回というような形で開催をさせていただいております。今後につきましても、基本的には2回から3回の予定をしておりますが、意見交換の場等でいろんな意見が出てきた場合について協議を進めていくということであれば、開催回数も検討していきたいというふうには思っております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  この条例はもともと議会から提案した案があって、非常に質問しづらいところなんですけれども、教えていただきたいと思います。  第5条の市議会の責務です。ここに、多様な主体との意見交換という用語が使われています。この多様な主体というのは、どのようなものを想定してのものなんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 第3条の基本理念の中の第3号にも、市議会、中小企業等、大企業、商工会、金融機関、支援機関等、教育機関及び市民が中小企業等の果たしている役割を十分に理解をし、推進に協力をすると規定をしておりますので、多様な主体というのはそういうようなところを想定しております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  やはり5条に市議会の責務を入れていただいたからには、市議会としても本当に様々な多様な業者、市民、教育機関などの責務を入れてもらっていますので、意見交換に努めていき、やはりこの条例に関しての推進について共に考えていかなければならないことを本当に痛感しているところです。  先ほど木村議員からも質問がありました推進協議会で、やはりこの条例を一生懸命つくっていただいた、たくさんの協議の中でつくっていただいた、これを本当に推進して生かしていくことがこれから本当に大事になってくると思うんですが、やはり年二、三回の協議会ではなく、この条例を小規模企業の人たちにも、一人一人の商店の人たちにもこの条例を自分たちのものにできるような、そういった機会も学習して推進していく、そういった機会をより増やしていくことが求められるんではないかと思うわけですが、先ほども車座での様々なことをこれまでもやってきたからということを言われましたが、やはり不況が続いているこういった中で、小規模の事業者の人たちもこういった条例がつくられたということを受け止めて、前に進めるような機会をつくっていくようなことなどは考えられていないでしょうか。考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) まず、この条例に関しましては、来年度になりますけれども、条例の制定記念講演会というものの開催を予定しておりまして、広く事業者や市民の方にも周知をしていきたいというふうに考えております。また、先ほど言いました車座会議もそれに併せて開催ができればというふうに考えております。  今後につきましても、中小企業、小規模企業のいろんな問題点というのは、商工会のほうでもアンケート調査等を行っていろいろ把握に努めております。そういうものも市と共有をさせていただいて、進めていくということが大切だというふうに思っておりますので、その辺も踏まえ、施策のほうを進めていけるように検討をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第8号の質疑を終結します。  続いて、議案第9号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第9号の質疑を終結します。  続いて、議案第10号「岩倉市職員の給与に関する条例の一部改正について」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  今回のこの条例に一部改正につきましては、職員の住居手当の改正ということで、増減それぞれあるというふうに思います。  それで、昨年の人事院勧告だとか、今回の法律改正では、住居手当の増減についての根拠をどのように述べているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 昨年ですが、人事院勧告の中では公務員宿舎の使用料の上昇といったところを根拠にしております。
    ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 公務員宿舎の利用の増ということで、なかなか地方ではこういう公務員宿舎というものは置けないという状況があるというふうに思います。その辺については、また委員会等で議論をしたいというふうに思いますが、少し分かれば教えていただきたいんですが、住居手当が増額になる人の人数だとか、減額になる人数、この辺についての数字ですが、分かりましたら今お答えいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 現在、住居手当を支給させていただいている職員というのは99人ございます。そのうち42人が増額、56人が減額、1人が変わらないという形になっております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 56人も減額になるということで、やはり国家公務員での宿舎の利用について、なぜ地方で、この岩倉市の住居手当の改正をしなければならないかということが非常に疑問なわけでありますが、どうお考えでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 国家公務員の宿舎でも、地方になったりすることがございますので、そういうところも反映されているものだというふうに考えております。当然、例えば東京23区内と地方の公務員宿舎の使用料というのは違うわけですけれども、地方にもあるということです。  そして、本市においても市内の不動産、賃貸料というんですかね、そうしたものを少し調べてみると、若干上昇してきているというところも見受けられましたので、そういうことも踏まえて、今回住居手当の見直しをさせていただいたものであります。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 国家公務員の宿舎があるということと、岩倉市の職員に対して払う住居手当という関係性についてはないですよね。その点について、あるかないのか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 本来、給料自体もそうですけれども、そういう意味でいけば、国の人事院勧告に基づく官民格差の解消といったものが一つ大きな根拠になっております。  そうした中で一定、例えば地域データなんかでもそうでしょうけれども、そうしたところも総合的に考えた上でも、国家公務員に準拠していくという方向であります。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) さっき桝谷議員のところで、市内の不動産屋さんの調査で家賃が上がっている云々という話がありました。実際に手当を受けている職員が、家賃が上がった下がったという届け出があると思うんですけれども、そういった実態は調査はされていないんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 特に個々の職員の住居手当の支給の状況を調べたものではございません。そうした動きを調べたものではございません。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第10号の質疑を終結します。  続いて、議案第11号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  この国民健康保険税の条例の一部改正で、所得割、均等割、平等割、それぞれの医療分、後期高齢者支援分、介護納付分、それぞれ上がっていくという提案になっているわけであります。  それで、全員協議会でも説明があったときにお聞きしたんですが、岩倉市の国保運営協議会では、恐らく1月ぐらいに議論がされているというふうに思います。そのときの説明では、議事録が3月末しか公開できないということでありますので、この値上げについて運営協議会でどのような議論があったのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 岩倉市国民健康保険運営協議会におきましては、税率を上げる必要性であるとか、今後の繰越金の活用の見通しであるとか、あと一般会計からの繰り入れについての御質問がありました。  また、公平性の観点から収納率を上げていく必要があるといった御意見など、様々な御質問、御意見をいただいております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 議事録は、やはり当初に説明したように、この議案が審議される後に公開されるという流れになってくるんでしょうか。ぜひ早急にアップしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 議事録につきましては、なるべく早く公開できるように準備を進めているところでございます。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 国民健康保険税の都道府県単位化になって、非常に保険税を引き下げるための一般会計からの繰入れというのが難しくなったとはお聞きしますが、やはり保険税の引き上げというのは、代表質問の中でも少し触れさせていただいたんですが、暮らしが大変になってきている市民の中でのこの値上げは非常に厳しいものがあると思いますが、一般会計からの繰入れがどうしても無理な現状があるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 決算補填の目的での一般会計からの繰入れにつきましては、国においてもそれは削減していくべきということとしておりますし、愛知県におきましてもそのような方針でございます。岩倉市としましても、一般会計からの繰入れについては行う考えはないということでよろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第11号の質疑を終結します。  続いて、議案第12号「岩倉市介護保険条例等の一部改正について」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  今回、介護保険料の低所得層と言われている1段階から3段階の方々の介護保険料を消費税増税を財源に引き下げるという中身であります。  消費税の議論は代表質問でもあったところでありますが、低所得者に重い、市長は公平でというような表現があったというふうに思いますけど、私は不公平な税制であるというふうに思います。逆進性があるのが最大の特徴ではないかなあというふうに思います。  そういった中で、保険料の引き下げる分について、乗率があるというふうに思います。標準のところにその乗率を掛けて金額が出てくるという形になると思いますけど、この乗率はどのようになっているのか。また、その乗率よりも引き下げて、さらに低所得者に対して保険料を引き下げているという自治体が県内でもあるというふうにお聞きしているわけですけど、その辺の実態はおつかみでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) まず乗率につきましては、国が今回軽減措置をした後の乗率につきましては、第1段階が0.3、第2段階が0.5、第3段階が0.7ということになります。それで、この国の基準よりも低い乗率を設定しているところがあるかどうか把握しているかということでございますが、それにつきましては一部、もともとの標準割合が低く設定してあるところにつきましては、軽減幅を上限に下げた場合に、今申し上げた国の乗率よりも低くなるというところが若干ございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  既に今回の改正以前の保険料の1段階から3段階までの減額がされているわけでありますけど、そのときの乗率を見ますと、それよりも下げている自治体があるということで、私もちょっと確認しているところでありますが、岩倉市ではそういったところの検討というのはできなかったのか。介護保険財政全体を見て、そういったことを検討していただきたいと思いますが、どのような検討だったんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 岩倉市におきましては、現段階で所得段階の第2段階というのが国の標準よりもさらに下げた乗率で設定をしておりましたので、その第2段階を軽減幅上限いっぱいに下げてしまうと、第3段階との乖離がかなり大きくなってしまいますので、軽減後の段階の均衡を考慮して今回設定したものでございます。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第12号の質疑を終結します。  続いて、議案第13号「岩倉市都市計画審議会条例の一部改正について」の質疑を許します。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 都市計画審議会の委員に、公募などによって市民の代表者を加えるということの改正で、大変いいことだとは考えておりますが、公募などにより代表者を加えるということで、公募1人とか、この人数、どのようなことを考えていらっしゃるかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 市民の代表者としましては、現時点では2名の委員を予定しております。公募によるものと、それとあと市民委員の登録制度の中から、登録されている委員からお願いをしていきたいというふうに現時点では考えております。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第13号の質疑を終結します。  続いて、議案第14号「岩倉市営住宅管理条例の一部改正について」の質疑を許します。  7番水野忠三議員。 ○7番(水野忠三君) 7番水野忠三です。  この一部改正の中で、従来、入居者の資格としては第5条第6号に市営住宅に入居することができる者ということで、国税、地方税を滞納していない者であることというふうに従来あったと思いますが、この部分を、市区町村税並びにその督促手数料、延滞金、過少申告加算金、不申告加算金、重加算金及び滞納処分費を滞納していない者であることというふうに改正する点についてでございますが、たとえ岩倉市に市税を納めていた場合であったとしても、国税や地方税のうち、例えば都道府県民税などを故意に滞納して、悪質だと認められるような場合にまで住宅に入居することができるというふうにすることは妥当かどうかということをお伺いをしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 今回の入居者の資格である第5条第6号の改正につきましては、住宅に困窮する低所得者の住宅供給という公営住宅の目的を踏まえ、他の市町の状況を参考に改正をさせていただくものであり、他市町では税の滞納についてを入居者の資格としていない自治体もあるという状況でございます。  御質問にありますように、今回の改正で入居者の資格としていない国税などの滞納については、その滞納の理由が故意か悪質かであるというのは、少し判断をしかねるところではありますが、今回は国税や都道府県民税を対象から除く改正ということでお願いをしておりますので、御理解を頂ければというふうに思っております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  今回の市営住宅管理条例の一部改正につきましては、大きく言って5点ぐらいあるのかなあということで、その内容についてはまた委員会等で議論をしたいというふうに思っているわけですけど、今回の根拠となっている民法の一部改正でありますが、私も賃貸住宅に住んでおりますので、非常にこの民法の一部改正については注目をしているところであります。  今回の条例の改正部分には含まれてはおりませんが、その前提として修繕の負担区分の変更があったというふうに思います。これまで居住者が負担しなきゃいけなかった修繕と、大家であるところが修繕しなきゃいけない部分があって、それが基本的に経年劣化のものについては大家さんの負担で行うというふうに変わったと思いますが、この市営住宅の場合は、恐らく市が相当負担をしながらやっているというふうに思うわけですけど、この修繕の負担区分の変更については、何か今回変更があったのか。これまでもかなり市が負担していたという実態があるのか。こういった点について少し説明をお願いしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 修繕費用の負担につきましては、条例の第19条に市営住宅の家屋の壁や基礎、あと土台、柱、床、はり、屋根及び階段や給水施設・排水施設、あと電気施設、その他国土交通省で定める附帯施設について修繕する費用につきましては、市が負担とするという規定がございます。この規定については変更はしておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) はい、分かりました。  最後のところで国土交通省が定めるというところがありますので、その辺が法律の改正に含まれてくるのかなあというところであります。ですから、畳だとかふすまだとか、こういったところの経年劣化については市の負担で修繕が行われているという確認でよろしいでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 畳の張り替えとか、あとガラスが割れたときの取り替えなどについては、そういう状況でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 先ほどの市区町村税ですけれども、具体的に言うと、これは固定資産税とかどのような税が入るんでしょうか。市区町村民税かと思ったら、市区町村税なので、どの範囲を示すのかを教えてください。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 今回の対象となりますのは、市民税、軽自動車税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険税となります。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第14号の質疑を終結します。  続いて、議案第15号「岩倉市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第15号の質疑を終結します。  続いて、議案第16号「岩倉市水道事業の設置に関する条例の一部改正について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第16号の質疑を終結します。  続いて、議案第17号「昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の廃止について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第17号の質疑を終結します。  続いて、議案第18号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第8号)」の質疑を許します。  質疑は歳出から行います。初めに、款2総務費の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) では、以上で款2総務費の質疑を終結します。  次に、款3民生費及び款4衛生費の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  民生費の心身障害者福祉費で、障害者自立支援給付費の増額についてお聞かせください。  障害者自立支援給付につきましては、増額補正がこの間されてきているというふうに思いますし、新年度予算を見ましても、利用時間、あるいは利用日数というものが増加してきているというふうに思います。  それで、様々なサービスのメニューがあると思いますが、どういったサービスが増加してきているのか、大まかに言ってどのような状況なのか、傾向をお聞かせいただきたいと思います。もし数字を述べられるのであれば、ちょっとゆっくり答弁していただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 障害者自立支援給付費につきましては、年々増加傾向にありまして、既に今年度4月から12月の9か月分の実績で、全体で9%ほど伸びている状況でございます。
     その中で、特に伸びが大きいものといたしまして、居宅介護、ホームヘルパーの派遣でございますが、居宅介護が前年より3割ほど伸びております。  また、生活介護につきましては、特に今年度は1か所施設が開所されて、利用者も増加しているということで1割強伸びている状況でございます。  また、短期入所、ショートステイでございますが、こちらのほうも利用者が増えており、こちらも3割ほど前年度より伸びております。  以上のような状況でございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。もう少し細かい点については、委員会でいろいろお聞きしたいというふうに思います。  もう一点、衛生費のほうで、がん検診の委託料が減額になっているということで、理由として、説明資料の中に個別検診による受診者が見込みより少なかったためということで、個別検診ががん検診の場合は少し広がってきているということで、受診者が増えていくものかなあというふうな予測をしていたわけですけど、そうではないというような状況が少し出てきているのかなあと思っています。  それで、個別検診については、なぜこう伸びないのかというところが理由が分かりましたら教えていただきたいと思いますし、例えば他市などでがん検診や特定健診を医療機関で個別検診をやっているところにつきましては、非常に医療機関側の勧奨もすごく多いというふうに聞いております。そういったところが少し弱いのではないかなあというふうに思うんですけど、状況を少しお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) がん検診の個別検診で、今年度見込みより少なかったものとして、特に子宮がん検診、乳がん検診、胃がん検診がございますが、こちらのほうは平成29年度から2年に1回の受診ということとしたため、今年度は特に少ない年ということになっております。  それで、個別検診につきましては、医療機関でもポスターを掲示したりしながら周知に努めていただくように御協力もいただいておりますが、全体的ながん検診の受診率が低いというところで言いますと、健康課のほうでも以前アンケートをとりましたら、市が実施している検診というのは、もともと職場等で受診機会のない方が主に利用されるということで、昨今では職場で受診の機会があるという方が増えてきているので、市の検診を活用している方よりもそちらを活用している方の割合のほうが多いような状況です。  また、一度検診を受けた後に経過観察が必要ということで、あえて検診は受けずに医療機関で経過を継続して見ているですとか、あと人間ドックを活用してやっていらっしゃるという割合が多くて、市で受診している方と全体を合計しますと、50%を超えるものと、50%にやや満たないものというような状況がございます。 ○議長(梅村 均君) 以上で款3民生費及び款4衛生費の質疑を終結します。  次に、款6商工費及び款7土木費の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で款6商工費及び款7土木費の質疑を終結します。  次に、款8消防費、款9教育費及び款11公債費の質疑を許します。  13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 文化財保護費の減額補正ですけれども、思ったより大きい遺跡が現れたということと、当初予算で見込んでいたものからかなり減額されています。そこら辺の見込みと違った主な要因は何だったんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 岩倉市としても、これまでにない大きな規模の発掘調査でありまして、予算を積算する上では見積りを数社からいただきまして、精査した上で予算を確定したところではございました。令和元年の入札で、思いのほか1社安く入札に応じていただけたというところで、今回の減額になっております。  当然設計書で定めておりますので、それを満たしていただくもの、それから仕様に応じたもので入札をいただけるものかと思っておりますが、作業員の人日計算ですとか、そういった設計になっておりますので、そのあたりが業者さんのノウハウとか人材の調達力等によって応札額が異なってきたものだというふうに思っております。  仕様については変えることはございませんので、今回範囲を広げるとか、2面を3面にするという変更はしておりませんので、今のところ予定どおりの発掘を進めてございます。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) つまり入札だけの問題だと、そこに起因しているということの説明なんですけれども、そこでちょっと細かい数字はいいんですけれども、どの程度ほかの数社から一番安いところが安かったんでしょうか。教えてください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) すみません、きちっと結果を持っていませんけれども、この業者の次のところが1.1倍ぐらいで、あとは予算を下回ったところが3社ぐらいだったかなと。今回総額で5億4,600万ほどなんですけど、2番目が7億程度だったと。そのほかは10億弱のところが数社だったというふうです。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 消防費でお聞かせいただきたいと思います。  非常備消防費で消防団員の退職報償金が増額補正になっているんですが、当初予算で何人ぐらいを見込んで見えて、想定外に退職される人がどれぐらい増えられたのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 消防長。 ○消防長(柴田義晴君) 今回の退職報償金につきましては、岩倉市の非常勤消防団員に係る退職報償金支給に関する条例に基づきまして、非常勤消防団員として5年以上勤務して退職した者に、勤務年数及び階級に応じて支給するものでございます。  今回、令和元年度につきましては、退職消防団員が20人おりまして、そのうち13人の方に退職報償金を支給する予定でございます。残りの5年未満で7人お見えになるんですけれども、そちらのほうについては、要綱に基づいて退職記念品のほうを予定しております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) やはり退職の消防団の方が非常に多くなったということで、非常に求められることが多くなった消防団の今後というのが大変になってくることもあるのかなと思うんですが、そこら辺はどうお考えかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 消防長。 ○消防長(柴田義晴君) 今回入れ替わりということで、令和2年度については17人の新消防団員の入団を予定しております。この辺につきましては、例年と比較すると若干多い人数ではございますけれども、この新団員については、例年どおりできるだけ早い段階で訓練を実施して、消防活動に必要な教育を身につけさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 訂正の申出がありましたので、発言を許可します。  教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 先ほどの堀議員の入札の結果、手元に資料がございましたので、訂正をさせていただきます。  今回の業者さんが5億4,000万ほど。次が7億円台が1社、8億円台が2社、9億円が1社、10億円以上の業社が5社、辞退が4社、そういった状況でございました。 ○議長(梅村 均君) もう一件訂正の申出がございました。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 先ほど議案第18号で木村議員からがん検診の質問を受けまして、市と市以外で検診を受けた方で多いもので50%を超えるものがあるというふうに発言いたしましたが、一番多いもので40%でございましたので、あとは30%台が多いということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) そのほか質疑よろしいでしょうか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) では、以上で款8消防費、款9教育費及び款11公債費の質疑を終わり、歳出の質疑を終結します。  次に、歳入に入ります。  歳入全般について質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で歳入についての質疑を終結します。  次に、第2表繰越明許費補正、第3表債務負担行為補正及び第4表地方債補正の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で第2表繰越明許費補正、第3表債務負担行為補正及び第4表地方債補正の質疑を終わり、議案第18号の質疑を終結します。  続いて、議案第19号「令和元年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第19号の質疑を終結します。  続いて、議案第20号「令和元年度岩倉市介護保険特別会計補正予算(第4号)」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  1点だけ歳入でお聞かせいただきたいと思います。国庫支出金のうちの調整交付金についてであります。  今回の増額で歳入における調整交付金の割合が数値が幾つになったのか、数字ですから、分かりましたら教えていただきたいと思います。  あと、併せて調整交付金が確定するというのは大体この時期になってくるのか、こういった点についても少し教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 今年度の調整交付金の交付率という御質問でございますが、2月中旬に県のほうから来ております通知によりますと、令和元年度は岩倉市は2.71%という状況でございます。例年2月中旬ごろに厚生労働省通知を踏まえて県から通知が来るような状況となっております。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第20号の質疑を終結します。  続いて、議案第21号「令和元年度岩倉市公共下水道事業会計補正予算(第4号)」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第21号の質疑を終結します。  続いて、議案第22号「令和2年度岩倉市一般会計予算」の質疑を許します。  暫時休憩します。       午前11時20分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前11時22分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩を閉じて、再開いたします。  質疑は、予算書88ページの歳出から行います。  款1議会費及び款2総務費、項1総務管理費のうち、目1一般管理費から目5広報広聴費までの質疑を許します。  予算書は88ページから106ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  予算書95ページから、様々に記述されております人事管理費のうち、職員等管理費の時間外勤務手当についてお聞かせいただきたいと思います。  この予算の中での時間外勤務手当は、どのような積算根拠でされているんでしょうか。昨年度並みなんでしょうか。大変な職員のところなどの反映などはされているのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 時間外手当の関係ですけれども、例年、予算編成が始まるころ、10月から11月になると思いますけれども、各所属長のほうに、現状とその年の実績、あるいはその前年1年間の実績と、当年度の半年分ぐらいの実績を示しながら、各課の要望という形でお聞きをします。ただ、実際にヒアリングをしていく中で増減はあり得るわけですけれども、そうした中でいけば、一定それぞれの所属の実情に合った形での時間外手当の予算計上をさせていただいています。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 一般的に言われている80時間超え、100時間超えみたいなところはないようにということで、もちろんされているんだと思うんですが、そういったところでの職員の配置を変えたとか、そこら辺は令和2年度の中ではないでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 職員の配置については、また一定そうした職員の人事異動に関する要望とか、そうしたものも含まれた上、あるいは本市の場合は自己申告書という形で当人の意見も聞いたりするわけですけれども、そうした中で対応していくものがあって、この予算の中であらかじめそうしたところを反映した形というのは、実際にはございません。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  予算書の97ページ、事務管理費の報酬で、会計年度任用職員報酬に関連してお聞かせいただきたいと思います。  会計年度任用職員の制度が令和2年度から始まります。それで、この間、一般質問等でも議論してきましたし、全協でもいろいろ説明を受けてきたところであります。  それで、この会計年度任用職員への移行に伴って、改めて職員の採用を、応募を受けるというような形になったと思います。これまでのパート職員の継続の状況だとか、あるいは新規に応募してきた方々の状況というのはどのような状況になっているのか。また、その調整はどのようにして行われるのか、こういった点について、移行に伴いましてどういう対応をしているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 会計年度任用職員については、今回新たな制度ということで、それぞれの所管する部署で一定公募等をしながら、そしてまた選考に当たっているところでございます。  そういう意味でいくと、正確な数字は持っていませんけれども、全体としては、おおむね継続される方がいらっしゃるというふうに認識をしておりますけれども、ただやっぱり、中には御本人様の理由で辞められる方もいらっしゃいますので、そういう部分では新しい方を採用しているところもあります。  人事管理費の中でいけば、今回4人ほどが、人事管理で持つ会計年度任用職員さんについては4人ほどが新規でお願いする予定でいますけれども、いずれにしましても、これまでのところで継続して行われる方たちの職も確保も踏まえて事に当たっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 状況については分かりました。  それで、今回の会計年度任用職員への移行の中で、報酬の改定といいますか、期末手当が支給されるのと、報酬が一定減額となって、年収としては同等か上回るような形に処理されたというふうにお聞きしているところであります。
     パートさんの中にも、やはり生活費として考えていらっしゃった方もお見えになるという中で、月額が減額になるというところの影響といいますか、そういったところで続けられないだとか、ほかのところに行きたいだとか、こういったようなことが起こってはいないのかどうか、こういった状況についても少しお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 今、御質問の中にもございましたけれども、一定年額ベースで考えればプラスになるという、初年度からプラスになるというふうな対応をさせていただいておるところであります。  確かに期末手当と振り分ける、そういうところもありますので、その分では月額としては若干変動があるわけですけれども、かつて嘱託職員、あるいはパート職員についても、一定の要件を満たせば期末手当という形で支給をさせていただいておりました。それが時間外単価、あるいは月額報酬のところに乗せるような形、平年ベースに乗せるような形でさせていただいております。そういう意味では、制度の変更の中で対応をせざるを得ない部分もございますので、会計年度任用職員の皆さんにも御理解をいただきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款1議会費及び款2総務費、項1総務管理費のうち、目1一般管理費から目5広報広聴費までの質疑を終結します。  次に、目6財政管理費から目18諸費までの質疑を許します。予算書は106ページから130ページまでとなります。  7番水野忠三議員。 ○7番(水野忠三君) 7番水野忠三でございます。  款2項1目15国土強靭化地域計画策定業務委託料、予算書のほうでいいますと125ページ、主要事業説明資料のほうでいいますと7ページに関してでございます。  国土強靭化地域計画策定業務の中の計画の主な内容の中に、リスクシナリオ、最悪の事態の設定とございますけれども、この最悪の事態というのはどのようなレベルを想定しているのか。その最悪の事態の中には、例えば市がもう対応できないレベルとか、いわゆる想定外のレベルなども含むのかどうかお伺いをしたいと思います。  それから、併せて災害時の自衛隊等の派遣要請の在り方、問題点等、これは市独自ではなくて国や県との関係が出てくると思いますが、国や県との関係などについても幅広く検討されるのか、併せてお伺いしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 想定外のレベルというようなお話がありましたけれども、想定され得る最悪の事態を想定するということであります。それに対応していくための計画を策定していくということでございます。  またもう一点は、自衛隊等の話もございましたけれども、例えば広範囲、あるいは甚大な被害があったような場合については、本市だけでは対応できないことも考えられますし、そういった分は自衛隊、あるいは警察等も協力を頂くような話になっております。  ただ、今回、例えばこの強靭化計画の中でいけば、一定県とか他市の計画書を見ても、自衛隊も例えば被害を受けて、そういった場合にどうしていくのかとか、あるいはそうした場合、それを防ぐためにどうしていくのか。つまり、国土強靭化計画というのは、想定され得る最悪のレベルを考えて、それに平常時からどのように対応していくかといったところを書き込む。例えば、地域防災計画などでは、地震とか、あるいは風水害とか、そうした個別の事象に対して、被害に対してどういうふうにしていくかということですけれども、この強靭化計画はそれ以前の、それを平常時にどの対応をしていくかというところを考えていくというんですかね、明らかにしていく計画としておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) まずそこの国土強靭化地域計画策定事業について、私もお聞かせいただきたいと思います。  これは法律や計画で各市町村でもつくることができるという規定でつくられるわけでありますが、既に愛知県内でも幾つかの自治体で策定がされているというふうに思います。  そういったところは、やはり自然災害等の危険が高いと言われているようなところや大都市というところでつくられているのかなあというふうに思うわけですけど、この計画というのがどの程度今回この地域でつくられていくのかというところが少し気になるところであります。  国土強靭化ということを考えますと、災害に対応するというところでいうと、最悪の事態、リスクシナリオなんかも含めまして、近隣とどう違ってくるのかなあというところなんです。ですから、各市町村でこの計画をつくる意義というのが少し分かりにくい。もう少し広い範囲で災害に対応していくようなことを考えて、そういう計画づくりがやはり実効性があるものになってくるのではないかなあというふうに思いますが、各市町村でつくることの意義、あるいは近隣の市町との計画に何か違いが出てくるのかどうか、こういった点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) ちなみに近隣、現在もう既に策定しているようなところは、やはり御質問の中にございましたように、南海トラフの津波の被害がかなり大きな被害が予想されるようなところが既に策定をされているようであります。ただ、近隣についてはまだ今年度、あるいは来年度あたりに策定をする自治体が多いというふうに把握をしております。  それを岩倉市単独としての計画として策定をしていくことについては、どういう意義がという話がございましたけれども、それについては、やはりそれぞれの市町でやっぱり特性があると思う。幾ら近隣でも、やはり地域特性というのは異なってくる部分があると思いますので、例えば本市の場合には市内の中心部を五条川という川が流れています。これを実際に強靭化計画に書くかどうかは分かりませんけれども、そうした部分があると思います。そういうところも、一定実際に想定され得る最悪の状況だというふうに把握するかどうかはまた別の問題ですが、そういうところもございますので、やはり各市町でそれぞれの地域に応じた形での計画を策定していくことが適切ではないかと考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 今のに関連して教えてください。  これはコンサルに委託すると思われますけれども、今年度、来年度でつくる近隣もあると伺います。青焼きに近い形であれば、来年度やったほうが割安になるような気もするんですけれども、そこら辺の考え方はどうなんでしょうか。建設部局等による庁内連携会議を開催するというふうに書いてありますけれども、そのウエートとしては、コンサルの下でコンサルに全部丸投げして、そこからいろんな会議の費用が出てくる、そういう考え方でよろしいんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 一つには、別に丸投げするつもりは全くなくて、やはり主体は市、行政であるというふうに考えております。これはどんな委託業務でもそういう形になるというふうに認識しております。  そして、策定時期についてですけれども、実はこれは補助対象にもなるわけですけれども、そうした部分の関係もございまして、来年度に策定するところが多いというふうに認識しております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 法律ではできる規定なわけで、国の法律で地域計画をつくるものとするとかできるという、いっぱいあります。つくらないものもあります。これをつくるとしたことの主な理由と、全国でつくらない自治体があるのかないのか、2点お聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 全国でつくらない自治体があるかどうかは、全てを把握しているわけじゃないので、申し訳ありませんけれども、ここではお答えできないかなあと思います。  ただ、やはりこの時期につくるというのは、国のほうとしてもそうした面、特に最近の甚大な被害というのが、自然災害がございますよね。そうしたところを踏まえた上で、できるだけつくるような形で要請というんですかね、そうした形の方向性が出ているというふうに認識しております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) この区分でもう一点、予算書111ページの庁舎施設改良費の中の、庁舎入口等止水版設置工事についてもお聞かせいただきたいと思います。  代表質問でも取り上げられて、被害予想が木曽川河川事務所というところで出されて、その想定に基づいて造られるということでありますが、その想定が非常に幅が大きいということで、50センチから3メートルの浸水ということなもんですから、非常にどう対応したらいいものかというところが難しいところで、岩倉市は50センチの止水板を設置するということでありますが、最悪シナリオ、リスクシナリオといいますかね、そういったところとの関係で、果たしていいのか。それは、大きいものを造れば金もかかるし、出入りがどうなっていくのかという不安もありますけど、そういった点についての考え方の整合性といいますか、どのように検討をされたのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 岩倉市内の浸水予想を見ると、今言ったように50センチから2メーター、あるいはないところもあるわけですけれども、大体そういう形だろうというふうに考えています。  先ほどの話の関連になるとは思いますけれども、ただ、実際に3メーターの浸水を防ぐための止水板、あるいは対応していこうと思うと、それはなかなか現実的に難しい面もあるだろうと思います、現段階ではですね。そういう意味でいくと、現段階で対応でき得る形での施工というんですかね、50センチの止水板というふうに考えております。  当然、今後、何らかの形での対応方策が見いだせれば、また考えていくことになると思いますけれども、じゃあそれまで放っておくわけにもいきませんので、まずは運用面も考えてこの高さにさせていただいておるというところであります。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 予算書でいうと129ページ、協働推進費の中の市民活動支援センター運営費についてです。  率にすると1.27倍の増額ということになっていますけれども、中でもセンターの運営委託料の大幅増ということなんですが、その主な要因を教えてください。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) こちらについては今回、来年度から3年間また新たな計画という形になるんですけれども、少し人員配置の仕方を見直させていただきました。そういう意味でいくと、市民活動支援センター運営費、あるいは運営委託料と、もう一つ市民プラザも施設管理委託料がございますので、そちらのほうで人のやりくりをした上で、こちらのほうに少し増をして、そちらは減になっているという形ですので、2つ併せた形で考えていただければと思います。 ○議長(梅村 均君) 以上で、目6財政管理費から目18諸費までの質疑を終結します。  次に、項2徴税費から項7災害救助費までの質疑を許します。予算書は130ページから146ページまでとなります。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 徴税費の賦課費ということですから、予算書でいいますと133ページで、確定申告の関係で、2月の後半、大勢の方がお見えになって、職員も大変だったというふうに思います。そういった中でも、この間ずうっと議論しているのが電子申請を普及していこうということで、何度も話していますけど、私も電子申請で申告書を作ると、非常に計算する必要がないもんですから速く作れるというところです。そういったところの動きがどうなっているのかということと、確定申告業務委託料というのが新しく計上されておりますが、これとの関係でどのような確定申告の普及を進めていく考えなのか、こういった点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 確定申告における電子申告の普及につきましては、本年度も確定申告会場におきまして、待ち時間を利用して職員が直接呼びかけをしましたり、スマートフォンの画面を見ながら利用方法を案内するといったことで、中には電子申告に切り替えられた方もお見えになったということでございます。  新年度予算で新たに計上いたします確定申告業務委託料につきましては、その具体的な内容として、確定申告会場での申告書の作成業務に当たっていただくということになっております。それによって余裕ができた職員につきましては、電子申告の啓発を行う職員として専門で配置をいたしまして、実際にスマートフォンを持参している方に作成支援を行うなど、そういったよりきめ細やかな取組をしてまいりたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  できるだけ電子申告を増やして待ち時間を減らすということだとか、庁舎の混雑、駐車場の混雑、こういったものを緩和するということが重要だというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  委託料でありますので、職員と混在して仕事をする形になってこようかと思いますが、その辺の区分だけはしっかりしていただきますようによろしくお願いします。  それでもう一点、徴収費の関係で、滞納整理機構が新年度からなくなるというところで、これまで3年ごとに更新して3期ありましたので、9年間滞納整理機構に職員を1人派遣して滞納整理に当たっていただいていたというふうに思います。  それで、すぐにというのはなかなか難しいかと思いますが、滞納整理機構の評価、あるいは職員を1人派遣していたことについての効果、こういったものをどのように捉えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 滞納整理機構が設立されまして、県と、あと参加の市町村が共同して滞納整理を実施するということにより、徴収の公平性の確保、あるいは収入未済額の縮減を図ってまいりました。その過程の中でいろんなノウハウが蓄積できたというところで、徴収技術の向上についても図られたのではないかと考えております。  あと、少し数字的なところで申し上げますと、市税滞納繰越分の調定額が、平成22年度5億4,000万ほどございましたが、これが今年度1億7,300万ほどまで低下しておりますので、この減額についても一定滞納整理機構の効果の表れではないかと考えております。  今年度で滞納整理機構は廃止となりますが、滞納整理機構で得られたノウハウを今後も引き続き徴収に生かしてまいりたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 予算書135ページの徴収費に関連してお聞かせください。  これまでの議論で、支払方法でコンビニ収納とかクレジット納付とかいろいろ新しい手法も、最近ではe−Payとかいろんな手法が新たに生まれています。そこら辺の検討状況はどうなっているんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 実施計画等ではクレジット収納についても検討をしておりますけれども、近隣市町で導入しているところを見ましても、なかなか収納率の向上につながっていないということから、現在見送っている状況でございます。  ただいま御質問にありましたように、ほかのスマートフォンを利用したキャッシュレス決済などがより安価に実施できるというような情報も得ておりますので、それらの徴収・収納方法について調査検討している段階ということでございます。 ○議長(梅村 均君) 以上で、項2徴税費から項7災害救助費までの質疑を終わり、款1議会費及び款2総務費の質疑を終結します。  お諮りいたします。  議案質疑の途中でありますが、ここで休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。よって休憩いたします。       午前11時49分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後1時10分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、款3民生費、項1社会福祉費のうち目1社会福祉総務費から目5後期高齢者福祉医療費までの質疑を許します。  予算書は146ページから160ページまでとなります。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で、款3民生費、項1社会福祉費のうち目1社会福祉総務費から目5後期高齢者福祉医療費までの質疑を終結します。  次に、目6心身障害者福祉費から目11多世代交流センター費までの質疑を許します。  予算書は160ページから174ページまでとなります。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で、目6心身障害者福祉費から目11多世代交流センター費までの質疑を終結します。  次に、項2児童福祉の質疑を許します。  予算書は174ページから206ページまでとなります。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  保育園費の関係での会計年度任用職員への移行の状況をお聞かせいただきたいというふうに思います。  保育園の関係の会計年度任用職員への移行で、少し月額の分が下がるということも含めまして、継続されないという方がお見えになるというふうにお聞きしているところでありますけど、状況はどのような状況になっているのでしょうか。  新年度の体制等も含めまして、どのような対応がされたのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 会計年度任用職員で引き続きぜひお願いしますということで、昨年の末頃からアンケートや面接等をしながら継続についてはお願いしているところでございます。  今回は新たに面接とか書類等の審査も必要になってきておりますが、一定条件を見ながら、他市町に応募している方もいるかも分かりませんけど、おおむね引き続きお願いできていける状況ではないかというふうに確認しております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 他市町と岩倉市の会計年度任用職員の報酬等に係る処遇が、多少違いがあるのかなというふうには思っているところですけど、そういった点での他市町への応募があるのかなというふうに思ったりしますけど、新規で採用する方なども含めて、新年度の体制は十分な状況なんでしょうか。クラス編制とかの縮小などがその影響で起こっているなんてことはないんでしょうか。そういった点についてお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 利用調整はまだまだ引き続きやっているところですけれども、会計年度任用職員さんの影響により、クラスの編制が影響されたというところはございません。
     処遇については早番・遅番の方は少し単価を上げるなどして、より働きやすいように努めているところではございます。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 私も関連して、会計年度任用職員の報酬についてお尋ねしたいと思います。  保育園勤務は、市役所やほかの勤務と違って10時―4時とか、固定勤務の方だけでなく早番・遅番、シフトに組み入れられる正規並みに働いていらっしゃるパートさん、今度会計年度任用職員さんが非常に多い中での報酬は、近隣市に比べて大変低いということをお聞きしています。  他市町との比較はどうされてきたんでしょうか。シフト勤務が入れば、お隣の北名古屋市では時給1,300円というところが、岩倉では1,062円と200円以上も時給で違うということは、月額にしてかなり違ってくるわけです。そういった具体的な計算方式を他市町に合わせるようにというか、改めて検討し直すとか、そういうことはされなかったんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 時給の単価については、当初から人事とも相談しながら改善した部分はございます。具体的に他市町のものと全て一つずつ照らし合わせていることはありませんけれども、一番低いところではないのかなというふうには考えております。  また、処遇なりその他の運用といいますか、年休の取扱い等々にもよって差額が出てくるのかと思いますので、一概には比較できないと思いますけれども、引き続き岩倉市に勤めていただきたいという気持ちをぜひ持ってほしいなということで、引き続きお願いしますというような継続のお願いをしているところでございます。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 年休、有給を取りやすいようにしていくとか、そういった形で、また保育内容が非常に質の高い保育内容で学べる職員集団がいいといった関係で、やはり岩倉で働き続けたいという方たちも非常に多いということも聞いています。  しかし、早番から遅番までシフトに入っている勤務状態、正規並みに産休や育休の代替で働いている人たちというのは、本当に正規と同じ働き方であります。やはり同一労働同一賃金であるためには、正規職員に移行することも考えられるような働き方をしていらっしゃる人たちが、かなり今いらっしゃるんじゃないかなと思いますが、具体的機に、数字的に分からなければ委員会でいいんですが、産休・育休代替の正規並みに働いている人たちはどれぐらいいらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) ちょっとよく分かりませんが、来年度、育休に入る正規職員が8人ほどいるというふうでつかんでおります。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) もう一点、申し訳ありません。  予算書175ページの関係で、職員の時間外勤務手当のことです。  この間ずうっと市役所の6階の電気が夜遅くまでついていてということで、いろいろ確認しているところでありますけれども、手当の総額としては変更ないような形になっていますが、対応は十分なのかということと、職員の健康管理について時間外を減らしていくという方向での職員の配置だとか、そういった点について必要ではないかなというふうに思うんですけど、本庁の6階の児童福祉の関係の職員の時間外について、どのような考えで進めているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 手当については、先ほど総務部長がお答えしたとおりで予算化していただけているというふうに思います。  やはり窓口の私どもの子育てのところへ来ると、お客様の相談が少し長くなってしまって事務が後回しになるというのは当然かと思いますけど、そういった時間外が生じるところもあろうかと思いますけれども、グループ制のよさを発揮して、今年度より2グループになっていますので、職員の健康管理は十分配慮した勤務に努めたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  予算書189ページの子育てのための施設等利用給付事業について、簡潔にどんなものなのか具体的に教えていただきたいんですけれども。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) こちらは、主要事業説明書で説明したらよろしいのかと思いますけど、これの63ページのほうに示してございますが、一番多くを占めているのが幼稚園の授業料です。  旧制度のままの幼稚園、具体的に言ってしまうと曽野幼稚園さんと岩倉幼稚園さんと他市の幼稚園を利用している方、440人ほどいらっしゃるというふうで見込んでいまして、12か月分を掛けると、これが1億3,500万ほど見込んでいます。その他としましては副食費、これは別建てにしていますけど、副食費に係る補足給付費というのは、幼稚園で所得の低い方の給食費については、一旦支払ってもらってお返しするというものが324万です。その他多いのが、幼稚園を利用しながら預かり保育という制度がございまして、幼稚園が終わった後、保育的な利用をするというような利用での給付ができる。その他、病児・病後児とか一時保育といったものも給付対象になってまいります。 ○議長(梅村 均君) 以上で、項2児童福祉費の質疑を終結します。  次に、項3生活保護費の質疑を許します。  予算書は206ページから210ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  生活保護費は人数が減ったということで、減額されているんですが、市内にはまだ保護を受けていなくて、ぎりぎりまで何とか低い年金の中で頑張るといって過ごしていらっしゃる方も、もっとまだまだいらっしゃるんじゃないかと思います。  人づてに相談のあった方のお宅を、本当に見ていられないということで訪問させていただいたんですが、要介護幾つかというのを本人も任せてあるから分からないという状態で、ほとんど調子が悪くて寝たままで、お風呂も長いこと入っていらっしゃらない。ヘルプサービスは週1回、何とか来てもらって、そのヘルパーさんに身の回りのことをいろんなことをお願いするんだということをお聞きしますが、高齢者の中で、低い年金の中でぎりぎりお弁当の宅配だけで、お弁当を3食分けて食べている、そういった方がほかにもいらっしゃるんじゃないかというふうに思うわけです。  そういった場合、長寿介護課でそういった高齢者の人が把握できたら、それを福祉課につなげていくような総合的な相談窓口がやっぱり必要じゃないかと思うわけなんですが、どうお考えになられるでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 岩倉市では生活困窮の方、また高齢者の方の相談窓口といたしまして、生活自立支援相談室、また地域包括支援センターなどの窓口を設置しております。  長寿介護課や福祉課でも直接相談があった場合には対応しておりますが、それぞれ相談があった場合には、適切な支援につなぐために関係機関が集まりまして、役割分担を確認し、ケース会議を行いながら相談支援に取り組んでいるところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) もちろんそういう仕組みをつくっていらっしゃると思うんですが、やはり直接その方が出向かなければ、本人が申請しなければならないということで、ほとんど寝たままで申請に行くこともできない、家族もいない独り暮らしだというような方がいらっしゃるという現実がありますので、直接出向かなくても、ほかの人を通じての相談も受け付けて訪問に行ってもらえるような、そういった仕組みも今後検討していただきたいと思います。要望でとどめます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 1点だけお聞きします。  予算書209ページの委託料の中の生活保護等医療扶助レセプト点検業務委託料についてお聞かせください。  積算内訳を見ますと、普通の点検業務についての単価も国保とは違って大きくなっていますし、医療費適正化事業ということで様々なことが行われるということで、生活保護の方に限定してこういう形でやっていくということが、やはりどうしても理解できないところでありますが、これは一般的にどこの自治体でもやられているような中身なんでしょうか。また、国からの指導等があるのかどうか、そういった点についてお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) レセプト点検業務委託料につきましては、重複・頻回受診者のリストアップ、また服薬が適正にできているかというようなことを医療費削減や適正化につながるものということで委託するわけで、医療費適正化事業ということで実施をしているものでございます。  また、生活保護につきましては、医療扶助費が現在生活保護費全体の約5割を占めており、また生活保護受給者の約8割以上の方に何らかの疾病により医療機関を受診しているという状況もございますので、嘱託医にもそういったレセプト点検の際には再チェックをしていただき、適正な医療の受診につなげているものでございます。 ○議長(梅村 均君) 以上で、項3生活保護費の質疑を終わり、款3民生費の質疑を終結します。  次に、款4衛生費、項1保健衛生費のうち目1健康総務費から目4保健センター運営費までの質疑を許します。  予算書は210ページから224ページまでとなります。  13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  215ページの保健センター事業推進助成金というものが去年にはなくて今年からついていますが、これはどこへ支払うお金なんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 保健センター事業推進助成金につきましては、医師と歯科医師に、保健センターの保健師等が通常の業務の中で指導助言を頂くために相談をしたときにお支払いするということで、医師会と歯科医師会にお支払いしている助成金でございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  217ページのがん検診事業についてお聞かせください。  先ほどの補正予算のときにも少しお聞きしました。医療機関への委託の分が見込みを下回ってということの補正だったと思います。  それで、新年度予算を見ましても、少し令和元年度と比較して新年度のほうが人数を減らしているというような状況が見受けられるわけでありますけど、医療機関との連携というところで、もう少しPRを強められないのかなというところを思うわけでありますけど、そういった点についてはどのように対応しているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) がん検診の個別検診につきましては、医療機関のほうに職員が出向きまして、ポスターの掲示ですとか、通常医療機関を受診されている方にも検診を受けられるような働きかけをお願いしているものでございますが、まだまだ十分な受診につながっていないというところにおきましては、今後も引き続き医療機関と連携して、受診勧奨に努めてまいりたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) ぜひ受診率の向上に努めていただきたいと思います。  それでもう一点、がん検診、歳入のほうに入ってくるわけですけど、歳入の雑入の中にがん検診の受診したときのいわゆる負担金、市民が支払うお金がありますけど、歳入で聞くべきなのかと思いますけど、やはりここで聞いたほうがいいのかなというふうに思ってお聞きするわけですけど、この負担金が若干上がっているというような部分が出てきています。以前の議会で説明もあって、大体委託料の3割程度を自己負担してもらうというようなことで進めてきていると思いますが、やはり受診率を上げていくという点でいうと、負担について3割というのは見直して、少し負担軽減につながるようなことが考えられないのか、こういった点について市はどのような検討をしているのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 通常、がん検診等というのは医療保険の対象にはならない検診ですので、病院で受けた場合にはそういった保険の対象になっていないということで、かなり額が高いわけでございますが、このがん検診については医療保険における負担割合を鑑みまして、3割相当という額で現在費用を設置しているところでございます。  今後、高齢者の方も増えますし、検診をより受診していただくために、費用につきましては、他市の状況などもう一度確認しながら研究をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款4衛生費、項1保健衛生費のうち目1健康総務費から目4保健センター運営費までの質疑を終結します。  次に、目5環境衛生費から目7公害対策費までの質疑を許します。  予算書は224ページから230ページまでとなります。  13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 227ページの自然生態園の施設管理費なんですけれども、本体の建物も大分老朽化しておりますけれども、今回、橋の修繕とかいろんな修繕があると思いますが、建物についての修繕の今後の見通しは、予定はどのようになっているでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 建物というのは、ワークハウスのことでございますか。  ワークハウスにつきましては、令和2年度につきましては塗装のほうを行います。それ以降につきましては、特段現時点で何かやるというのは決まっておりません。 ○議長(梅村 均君) 以上で、目5環境衛生費から目7公害対策費までの質疑を終結します。  次に、項2清掃費の質疑を許します。  予算書は230ページから238ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  ごみ減量化推進事業に関わってお聞きします。  雑紙を減らすということで、1回だけ雑紙の紙袋を市民全員に広報と一緒に折り込んだということがありましたが、来年度はどうしていくのか。今年度の成果はどのように考えていらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 今年度、新規事業ということで、雑紙袋の配付ということをさせていただきました。  広報で全戸配付ということでございますけれども、その後の内容物調査におきましては、若干雑紙の混入が少なくなっているという状況も確認できているところでございます。  こちらについては、毎年度行うということではなくて、基本的には今回限りということで考えておりまして、また状況を見ながら資源化についての施策については進めてまいりたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  235ページのごみ減量化推進事業の委託料の中の日曜資源回収受付等業務委託料についてお聞かせいただきたいと思います。  この中には、駐車場の警備の業務についての委託料も含まれているというふうに思います。  前から繰り返し求めてきておりまして、予算もついてということで、年末12月後半、警備員がつくということで、それまでは職員が出て、いろんな作業をやっていたというところがあります。  その後、どうなのかなということであります。日曜資源回収がどんどん増えているというような状況があるのではないかなと思いまして、そういった点で警備業務の委託料が今の現状で十分なのかどうかという点が少し心配するところでありますが、現状の回収場所の状況だとか、職員の出勤の状況だとか、こういったところについて少し説明をお願いしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 毎月第2、第4日曜日に消防署で日曜資源回収を実施しておりまして、第1、第3についてはe−ライフプラザで実施しているということですが、特に消防署のほうの混雑が少し激しくなっているということです。  初年度、25年度ですけれども、このときに最高の利用者数が207人でありましたのが、昨年12月の第4日曜日には597人ということで、3倍近い利用者になっているということでございます。  場所が消防署の横ということでございますので、消防の業務に支障が生じないように今年度は毎回職員が出勤をして整理に当たっているのと、先ほど御質問ありましたように、12月には警備員の配置をするというような状況になっているということでございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 繰り返し大丈夫なのかというと、中で予算化されてきている部分はあろうかと思います。しかしながら、今、市民部長の答弁にあったように、職員がかなりの本来業務ではないところでの作業が増えているというところがあるというふうに思いますので、そういった点で、新年度では対応するのは難しいかもしれませんけど、引き続きこの体制について委託を少し増やしていくような方向で検討できないものかというふうに思いますが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 御質問いただきましたように、年々、日曜資源回収というのは増えている状況でございます。
     職員の出勤ということもございますが、私ども一番心配しているのは、やっぱり消防署の業務に支障が出るというところで、必要に応じて人員配置のことも考えなければいけませんが、今後この状況が続くようであれば、実施場所を含めた総合的な検討が必要なのではないかなと考えております。しばらく様子を見ながら、消防業務に支障の生じないよう最大限配慮して実施をしてまいりたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 235ページの金属類等処理業務委託料ですけれども、かなり委託料が上がっておりますが、主な要因は何でしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 金属類等の処理の委託料につきましては、従前は有償で買い取っていただいていたものが、やはり中国の受入れの関係などがありまして、逆にお支払いをしなければいけないというようなものが増えてきていると。それとあと、単価についても上昇傾向にあるということでございます。  そういったことから、今回の委託料については昨年度に比べてかなり増えているという状況でございます。 ○議長(梅村 均君) 以上で、項2清掃費の質疑を終わり、款4衛生費の質疑を終結します。  次に、款5農林水産業費の質疑を許します。  予算書は238ページから246ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 予算書241ページの農畜産業振興費、委託料のブランド野菜研究委託料についてお聞かせいただきたいと思います。  3万円しかない委託料ですが、3万円でどういったことができるのかなということなんですが、具体的にお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) ブランド野菜研究委託料の中身ということでございますけれども、岩倉市ではブランド野菜として平成20年度にちっチャイ菜の生産部会を設立し、ちっチャイ菜の栽培促進を進めてきております。  ただ、通年での市場への出荷というのがなかなか難しいということで、平成27年度からは愛知県内でも有数の生産量を誇るカリフラワーの研究のほうを進めており、それの研究を新年度も引き続き研究をしていくという内容でございます。 ○議長(梅村 均君) 5番黒川 武議員。 ○5番(黒川 武君) 私も農畜産業振興費の中の負担金補助及び交付金で、農業次世代人材投資資金といったものが今回上げられております。これは従前の青年就農給付金の復活型かなとも思うんですが、基本補助100%ということでございますが、これは対象者が見えて予算計上をされたと思うんですが、その対象者の方は具体的に就農の研修を受ける事前準備型としてこれを受けられるのか、あるいは就農直後の経営を確立するための、言ってみれば経営開始型で行うのか、その辺のところは内容が分かっていればお教え願いたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 今回、計上させていただきます農業次世代人材投資資金につきましては、対象の方につきましては、農業体験塾で4年間活動し、現在、農協のアイファームで従業員として3年近く働いている方が、水稲とネギの複合の就農を目指すということで、今後、技術面や営業面で指導等、JAと連携をしながらサポートをしていくという内容となっております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 243ページの高品質米生産機械についてお伺いします。  これは主要事業の説明でありますけれども、そもそもJA愛知北農業協同組合に対する補助の根拠はどこにあるんでしょうか。法律なのか何なのか、3分の1市が負担する意味を教えてください。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 根拠ということでございますけれども、法律等ではございません。要綱をもって補助をしようということで、計上をさせていただいている内容のものでございます。  内容につきましては、説明資料のほうでも説明をさせていただいておりますけれども、ライスセンターの建て替えに合わせて色彩選別機のほうを導入することで、不良米等の選別ができて、高精度の岩倉産の米のほうが、品質等の向上が図れるということで、農家の方の収入も向上しますし、また岩倉市は学校給食に岩倉市産のお米を使っております。よりおいしいお米を学校のほうにも提供できるというようなことから、今回補助をさせていただくものでございます。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 高品質になるということ、不良米の選別が高精度でできるということで、例えばキロ当たりの単価が上がることが見込まれるとか、それによって農業者の方の収益がどれぐらい上がるとか、そういう計算もされているんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 試算というのはしておりませんけれども、色彩選別機を導入することで、お米の等級というのが1等級、1等米というような形で品質が上がるということは聞いております。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款5農林水産業費の質疑を終結します。  次に、款6商工費の質疑を許します。  予算書は246ページから258ページまでとなります。  9番須藤智子議員。 ○9番(須藤智子君) 9番須藤智子でございます。  予算書の253ページですけど、桜まつり事業についてお尋ねをいたします。  2月6日に岩倉市商工会との意見交換会を行ったんですが、そのときに商工会のほうから意見が出ましたので、ちょっと市長にお尋ねしたいと思います。  この桜まつりなんですが、行政はイベントにお金を使って人を集めることを考えているが、商工会としては地元の商店が元気になるようなお金の使い方をしてほしいということを言っておられましたが、市としてはどのように桜まつりについて考えてみえるのか、お尋ねいたします。 ○議長(梅村 均君) 市長。 ○市長(久保田桂朗君) 残念ながら今年の桜まつりは中止ということで、本当にがっかりされてみえる方も多くお聞きをいたします。  その桜まつりでございますが、御案内のとおり運営につきましては桜まつり実行委員会で行われておりまして、商工会長を会長にする関係団体の皆さん、あるいは会場周辺の地域の皆様、そうした方たちで構成される実行委員会で運営をされ、また事業内容につきましても実行委員会で決定をされてその年の事業が決まってくるという、そんな流れでございます。  したがいまして、市のほうで独断で事業を決めているということでなくて、様々な方たちの意見を聞きながら桜まつりが成り立っているという状況でございます。  事業の中には地元の方々、商店の方々が元気になるような事業も盛り込まれております。後ほど建設部長から細かい内容については説明をさせていただきたいと思うんですが、いろんな工夫によって桜まつりが運営されているわけでございますが、ただ、今の実態がベストかというと、そうは思ってはいませんで、さらにいろんな方の御意見をお聞きしながら、アイデアですとか、それからほかのまちの桜まつりはどんなことが行われているのかですとか、いろんな情報を得る中で、桜と一緒で祭りに来ていただける市民の皆様をはじめ、関係団体の皆様、そして地元の商店の皆さんもそうです。外から来てみえる方々、皆さんが満開の笑顔になるような祭りにしていきたいなというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 桜まつりの事業の中で、今少し御質問ありました市内の商店が元気になるような事業はというお話でございます。  桜まつり自体は実行委員会がございまして、その下に企画運営部会というものがございます。その中で毎年どのような事業等を実施していくかというのは議論をされているところでございます。そこには商工会のいろんな役員のメンバー等も入って協議を進めております。  その中で、やはり地元の商店のほうにつながっていくような事業ということで、お祭り広場等の出店をはじめ、それ以外にも祭り期間内でスタンプラリーというのを開催しております。これは、祭りの会場以外にも市内のお店等にも回っていただくような仕掛けとしております。  それ以外に、また八剱憩いの広場を臨時駐車場とさせていただいておりますが、使用料のうち300円を桜クーポンということで、クーポン券という取扱いにさせていただいて、市内のお店で使っていただけるような取組というのも行っております。  桜まつり期間中だけではなく、桜が咲く期間には本当に大勢の方が岩倉の市内のほうに訪れていただきます。その期間は市内の商店等もかなり多くの利用者があるというような声も聞いておりますので、一定岩倉の商店が元気になるイベントを実施しているというふうには考えております。 ○議長(梅村 均君) 9番須藤智子議員。 ○9番(須藤智子君) 今いろんな桜まつりで行っている行事をお聞きしました。  そうしますと、やっぱり商工会の方が言われるような行政は人を集めるだけにお金を使っているというのはちょっと違うなと思いまして、私も安心をいたしました。  これからも商工振興に力を入れていただいて、桜まつり実行委員会でいろいろとお話合いをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 同じく商工会との意見交換会で出た話で、代表質問の中でもありましたけれども、要は商工会、本来流れる市からの補助金が近隣市町と比べると低いんではないかという問いに対して、私は市議会という立場で市当局を擁護する形で、一つの補助金だけではなくて全体を総合すると、そんなに低くはないということを話させていただいたんですけれども、再度確認のためにお聞きします。  その理屈は正しいのかどうなのか。それから、以前の補助金の見直しで0.95で5%削減が今でも残っているということなんですけれども、それを上げるとなると他の補助金にも影響するから、それは手をつけられないということを聞き及んでいますが、そうなのかどうなのか、2点お伺いいたします。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 1点目の他市町との比較ということでありますけれども、もちろん岩倉市よりも補助率が高いところもありますし、実際には低いところもあるというのが現状でございます。これは、前の一般質問等でもお答えをさせていただいた内容になります。  それから、5%カットの件でございますけれども、こちらにつきましては代表質問のときにも市長のほうからお答えをさせていただいておりますけれども、全庁的な取組でありますので、費用対効果等を考え、市全体の予算のバランスを鑑みて検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  予算書247ページのシティプロモーション事業(市制50周年記念映像作成)についてお聞かせいただきたいと思います。  シティプロモーション事業がこの間ずうっと大きな企業に委託するという形で進めてきたというふうに思います。そういった中で、実施計画から変わってきている部分が大きな変更があるというふうに思うんですが、どのような検討でこのような形になったのかという経過については、少し説明をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 暫時休憩します。       午後1時59分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後2時00分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩を閉じ再開します。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 時間を頂きましてすみません。  今回の50周年記念の映像の作成については、具体的な内容としましては、五条川を舞台に子どもからお年寄りまで様々な世代の方が個人、団体で横断幕やダンス、演奏などをやって、趣向を凝らしたストーリー性のある50周年をお祝いする演出を実施し、それを映像化していくというような内容でございます。  もともと令和3年度に映像の予算というのは実施計画ではございました。ただ、その中で今年度のシティプロモーションの事業をどういうふうに進めていくかということを議論している中で、やはり令和3年度の50周年に向けて映像を作成していく中で、シティプロモーションとして市民の皆さんに50周年を祝っていただくというような内容の映像も入れながら作成をさせていただいて、50周年で記念映像ということで紹介をしていきたいというふうに思っております。  また、市民の皆さんに参加していただいて盛り上げていただく内容を他市にもいろんなメディアを巻き込んで提供をしていって、岩倉市のシティプロモーションにもつなげていきたいということで、2か年で実施をさせていただく内容とさせていただきました。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) シティプロモーション事業については一般質問をさせていただいた関係で、少し実施計画が変わったことについては説明を求めたというところであります。また委員会の中で議論ができればというふうに思っています。  それから、続きまして259ページになります。  企業立地推進費の関係で、代替地提供者等奨励金ということについて少し説明をしていただきたいなというふうに思って質問するわけですけど、代替地を求める土地所有者と代替地を提供できる土地所有者に、売買だけではなくて奨励金を上積みするということだと思うんですけど、こういうやり方が一般的なのかどうかというところでお聞きしたいわけですけど、このような企業誘致について、こういう奨励金をほとんどの自治体で行っているのかどうか。こういった実態について少し教えていただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) まず、この奨励金制度のきっかけは、代替地を希望する所有者が多い一方で、代替地を提供していただける所有者の方が少ないという状況の中で、代替地の売払いや取得に係るおのおのの経費の負担を行うことで、事業の進捗を図っていけないかということで、まず地元のほうからも強い要望がございました。  それと、市としましても、事業実施については希望者や提供者の協力が不可欠であるというふうで判断をさせていただいて、近隣市町の状況も確認をさせていただきました。詳しい資料はございませんが、やはりそういう形で創設している市町も多いということで、岩倉市も創設をさせていただいたものでございます。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款6商工費の質疑を終結します。  次に、款7土木費の質疑を許します。  予算書は258ページから276ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  予算書265ページの道路新設改良費のうちの交通安全施設設置事業についてお伺いします。  全国で大津の事故などもある中で、保育園の散歩コースや通園コースなどでの合同点検などもこの間していただき、交通安全の対策の様々な修繕、交通安全施設の設置工事などをしてもらっているところですが、具体的に今年度やられて、来年度もっと増やすような状況がどんなふうなのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 今回、交通安全施設設置事業につきましては、修繕費で500万円を増額させていただいております。これにつきましては、今年度実施をしました、先ほど御説明もありました保育園・幼稚園との合同点検で危険箇所として洗い出した箇所や、それ以外にも学校のほうからの要望、それから区からの要望等に対して対応していくために増設をさせていただいたものでありますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 委員会でいいですので、具体的にどういった箇所がどれぐらいあって、今年度やられた箇所、来年度やっていく箇所など提示していただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(梅村 均君) 6番大野慎治議員。 ○6番(大野慎治君) 6番大野慎治です。  予算書273ページ、公園費のうち石仏公園整備事業について御質問させていただきます。  代表質問の中で埋蔵文化財調査ということが市長から御発言がありましたが、恐らく御山寺遺跡の関連の調査だと思いますが、面積を確定するための範囲、試掘調査というのはいつから行われるんでしょうか。ちょっとすみません、教育こども未来部長の答弁になるかと思いますが、当局の見解をお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 石仏公園予定地のところの試掘につきましては、今年度予算の9款教育費の予算で実施していくことを考えておりまして、時期はこれからですけど、3月10日前後のところで実施していくようなことを考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) この際少しお聞かせいただきたいと思いますけど、261ページの駅前広場地下連絡道等管理費の中で、岩倉駅の地下連絡道が以前雨漏りがするということで、いろいろ修繕をして苦労なさっていたというふうに思います。ところがまた最近、カラーコーンが置いたりして、水が漏れているようなところがあるというふうにお聞きしますが、ここの修繕というのは大変難しいのかなというふうに思うところでありますけど、現状はどのように市は把握しているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 今御指摘いただいた箇所につきましては、過年度からの課題であり、現在の地下連絡道の構造からすると、地下水を完全に止めることは困難であるということで、今のところ清掃委託をしているシルバー人材センターに、排水溝の掃除や床面の拭き取り、あと地下水が原因となる床面のタイルの浮きなどが発生した場合などは、公共施設の維持管理作業員などを使って修繕をしているという状況でございます。
     なかなか改善策というのはございませんので、引き続きこういう対応をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款7土木費の質疑を終結します。  次に、款8消防費の質疑を許します。  予算書は276ページから288ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 予算書からなくなっているんですが、昨年度まであった安心・安全パトロール260万円減になっていますが、これまであった業者の方がもうできなくなったというふうにお聞きしているわけですが、これに代わるものをどんなふうに考えていらっしゃるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 消防長。 ○消防長(柴田義晴君) まず、先ほどの御質問の中にありましたけれども、今回の安全・安心パトロールがなくなったということで、まず最初に、委託先のほうから、人員を確保できないことから次年度以降は本事業を継続できないという申出がございました。それをもって継続するかどうかということで、このような形態でほかにもできるかというようなことも調べさせていただきましたが、なかなか人員や車両等が確保できないというようなこともございまして、そういう状況になっております。  主に安全・安心パトロールをやっていただいた内容としましては、週3回、夜11時から翌朝4時までの間に、青色回転灯によって2人でパトロールしていただいたということでございます。  報告の内容としましては、近年特に大きな問題はございませんでしたが、主に言いますと、例えば公共施設の電気の消し忘れとか、学校の門が開放されていたとか、それからごみが捨てられていたといったような報告の内容でございました。  一定こういったことがあってできなくなったということで、一方で各行政区での地域安全パトロール隊が充実をされていることや、安全・安心カメラの設置、そしてまた消防団の巡回パトロール、それから我々消防職員が救急で業務に出た帰りにパトロールするなど、そういった形で一定そういうこともできるというようなことで判断しておりますので、これまでの一定の事業を補えているのかなということで、今回判断をさせていただいています。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  284、285の非常備消防費の関係でお聞かせください。  補正予算で消防団員の退職報償金が増額ということで、消防団員が20人退職して新入団となる方が17人、あとは3人がまた返り咲きみたいな人がいるのかなというふうに思うんですけど、女性団員がこの間一定増えてきております。また新年度も少し増えるというような話もお聞きしている中で、女性団員の活動も、どうも聞くところによりますと、県の交流会なんかがあるということをお聞きしているところであります。  こういった部分について、今年度どういう状況だったのか、また新年度はこういった県での女性団員の交流などについてどのように対応していくのか、こういった点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 消防長。 ○消防長(柴田義晴君) 女性消防団の活動ということでございますけれども、女性消防団につきましては、全国的に見ますと消防団員数については減少する一方で、女性消防団については増加傾向にあるということでございます。  本市においても女性消防団員については、令和元年度は3人でありました。令和2年度については1人増えて4人になる予定となっております。  現在も、女性消防団員としては消火活動、各種訓練、行事等には参加していただいていますけれども、女性団員独自の活動というのは現時点では行っておりません。ただ、今後、女性の持つソフトな面を生かしてより広角的な活動ができますよう、他市町の活動状況を参考にしながら研究してまいりたいというふうに考えております。  また、消防学校や消防協会が主催する女性消防団員対象の研修会には、積極的に参加をしていただいておるのが現状でございます。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) すみません、もう一点お願いします。  予算書188、189、消防施設費について1点お聞かせください。  防火水槽の耐震が3年目ということですが、今の進捗状況、全体計画などお聞かせいただければと思います。 ○議長(梅村 均君) 消防長。 ○消防長(柴田義晴君) この事業につきましては平成30年度から着手しております。  市内の防火水槽全体で、今現在100基ございまして、そのうち62基が非耐震性でございます。この中から周囲の消防水利、そして住宅等の状況を勘案しながら判断したものを対象としております。10年間で20基の非耐震性防火水槽の簡易耐震化を行う計画としております。  これまで、平成30年度には稲荷町と神野町、それから令和元年度には石仏町と大山寺町の4基を実施しております。令和2年度は東町と下本町の2基の修繕を行う予定でございます。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款8消防費の質疑を終結します。  次に、款9教育費のうち項1教育総務費から項3中学校費までの質疑を許します。  予算書は288ページから312ページまでとなります。 ○議長(梅村 均君) 7番水野忠三議員。 ○7番(水野忠三君) 7番水野忠三です。  款9項2目1の中の岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設事業について。  予算説明書だと305ページ、主要事業説明資料だと53ページのところになりますが、令和2年度に行われる実施設計の際に、この施設が災害などが発生した場合には避難所としての機能も果たす、そういう点も重視して検討されるべきであると私は考えますが、市として特にこの実施設計の中で要望、あるいは注文している、あるいはされる予定の点というのはありますでしょうか、お聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 実施設計の発注の際の特記仕様の中に盛り込むことを考えておりますが、現在検討中ではございます。  今年度、基本設計においても、業者のほうから提案としては、まず浸水の過去の状況も見て、床面を上げたほうがいいというような提案、数十センチ上げたほうがいいですよというような提案を頂いております。  また、今年度については、設計上の地震力を通常より高い率にするですとか、文部科学省の定めている災害に強い学校施設の在り方というものに基づいて災害時の安全を確保し、良好な避難生活が送れる建物計画とすることなども、もともと施設設備の方針としておりましたので、同様に実施設計時にもそういったことを求めていこうと考えております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 予算書299ページの教育指導費のうち臨時講師事業についてお聞かせください。  ここも、市独自の少人数授業や学級運営非常勤講師の人たちも会計年度任用職員になるという、移行の職員さんになられるわけですが、この3月、急に休校という状況になって、やはり子どもがいない状況の中では臨時講師の人はお休みにしていくのか、休業補償はどうなるのか心配なところでありますが、国がどのようにその分を給与補償などしてもらえるのかということがまだまだ不透明なので、本当に心配しているところでありますが、ここは新年度予算なのでここで聞いてはいけないかなと思いながら、来年度は臨時講師事業はどのような予算組になっているのかお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 今年度と来年度で特に異なってきているのは、外国語教育の今回から非常勤講師と言っておりますけれども、小学校の授業時数も増えるということで2人ほど増員する分の予算を計上しております。  また、特別支援教育の支援員についても、今年度17人だったものを18人分、1人増ということで臨時講師事業の報酬の中では見込んでおります。  また、少人数等の非常勤講師、それから中学校の英語、数学の少人数、重点教科の非常勤講師については引き続き同じ人数、時間で確保できるようにしております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 代表質問でも述べさせていただきましたが、本来なら県がきちんと子どもたちに行き届いた教育をしていくための配置をしてもらわなければいけないところ、不足分を市独自で加配をしていただいているということで、大変感謝するものですが、やはりいきなりの休校の中での給料の補償が今後きちんとされていくことを要望します。  まだ不透明な動きですが、市としてもきちんと県のほうに、国のほうに要望していただきたいと思います。  もう一点、すみません、お聞きします。  301ページの教育指導費の奨学金給付事業120万円計上ですが、かねてから10万円を11人分、110万円で、昨年度から12人分と1人増えた奨学金制度ですが、制度にまだなっていないと思うんですよね。御寄附の中で、子どもたちにぜひきちんと高校には行ってほしいという奇特な市民の方の御寄附によってこの奨学金給付事業があるということを感謝するものですが、やはり制度としてきちんとなっていくことを、市独自の要望があればもっとプラスの給付事業を行っていただきたいと思いますが、給付してもらう選定の仕方についてもお聞かせいただければと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) この給付事業につきましては、あくまでの寄附者の方の意向ではありますが、市の制度として要綱設置により給付事業を実施しております。  給付事業については、国や県の制度も拡大してきておりまして、学校のほうでは国の制度に当たるですとか、返さなくてもいい奨学金が利用できる方はそちらを紹介しながらということで、学校のほうではかなり配慮して子どもたちが学校に行きやすくするようなことを紹介していただいている状況であると思います。  また、この給付事業については学校長の推薦により決定をしておりますが、そういった他制度が利用できないのかとか、家庭の状況、それから学業等の状況なども判断して、推薦を頂いた方から決定をしているところでございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  1点だけお聞かせください。  小学校費のほうでいくと305ページ、中学校費のところでいくと311ページになると思います。使用料及び賃借料の中の冷房機器借上料についてお聞かせください。  配膳員の環境をよくするということで、冷房機を借り上げていただけるということで、大変ありがたいかなというふうに思っていますし、環境が大分よくなって働きやすい環境になるんじゃないかなというふうに思います。  そういった中で、積算内訳のほうを少し見ますと、学校によって台数が違いますが、これはどのように判断されたのかというところだけ少し教えていただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) これは各学校によって、配膳室が2か所ある、車がつける場所が2か所あるようなところは2機というようなことで、各学校の状況に応じて台数を勘案しております。 ○議長(梅村 均君) 以上で、款9教育費のうち項1教育総務費から項3中学校費までの質疑を終結します。  お諮りいたします。  議案質疑の途中でありますが、ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午後2時28分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後2時40分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、項4社会教育費から項6給食センター費までの質疑を許します。  予算書は、312ページから340ページまでとなります。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 細かい点で申し訳ありませんけど、321ページの図書館費のうちの委託料の移動プラネタリウム投影委託料についてお聞かせください。  事業の説明資料によりますと、上映時間が約30分で、上映回数2回ということで30人ぐらいが入れるというようなことでお聞きしているわけですけど、これは1日だけ使うということの予算なんでしょうか。まずその点についてお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 1日で2回の上映を予定しております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 効果を見てということも考えとしてはあろうかと思いますけど、やはり新規で取り組むということで、やっぱり機会をもっと増やしたほうがいいんではないかなというふうに思います。この1日のみ、2回上映のみというふうな検討になった、もう少し増やしたほうがいいんじゃないかというような議論があったのかどうか、こういったことも含めて、検討の状況をお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 初めてということで1回、1日2回というふうにしました。  今年度、岩倉中学校でも武道館で実施をしたりしておりまして、またあと職員もほかの市町でやっておるものを見に行ったりして研究したところではございます。  これは図書館に、まず子どもたちが足を向けてもらうためのきっかけづくりだというふうに思いますので、いろんな手段を実施していきたいというふうに思っております。今年度は市民プラザで開催を予定しておりまして、効果をはかりまして、また拡大等も検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  プラネタリウムというのは、私としてはとてもいいものだなあというふうに思っていまして、せっかくですからこの機会にもう少しというふうに思ったわけです。効果を見て、ぜひ拡大も検討していただきたいなあというふうに思うところです。  それから、333ページに飛びますが、保健体育総務費の市民体育祭事業委託料についてもお聞かせください。  これも事業の説明資料によりますと、テントの設営及び撤収等の業務を、これまで各区や実行委員会でやってきたものを民間に委託するということであります。  予算立てを見ますと、運営費というのはこれまでも計上されてきたもので、会場設営・撤去費というので256万円新たに計上されているところであります。少しこの額が大きいなあという印象を受けるわけでありますが、この委託先というのはどのように選定していくのでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 業者の選定については、委託事業でありますので、委託事業の中でいろんな業者さんの見積りを聞きながらというふうに考えております。  想定される事業者としましては、ふれ愛まつりや文化祭でお世話になっている業者さんですとか、マラソン、ちょっと今回中止になってしまいましたけど、マラソンのときでも本部のテントなどはお世話になっている業者を見込んでおります。  費用については、会場の設営プラス物、椅子とか机、テント等の借りる費用も含まれたものでございます。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 私もこの問題についてお聞きしたいんですが、これまで私はこの要望は聞いたことがなくて、やはり区長さんたちは皆さんそれぞれの区で自分たちの区のテントを頑張って買われて、本当に御苦労だと思うんですが、前日、皆さんで力を合わせて区のテントを建てられているという状況で、御苦労だけれども、こんなのは業者に任せたほうがいいという声は聞いたことがなくて、やっぱり順番だから、本当に区の役員さん、力を合わせて頑張って、その後はコーヒーだみたいな形でよくそういうお姿をお見かけしていたんですが、やはりそういう御苦労、大変なことでどうしても業者委託をしてもらわなくてはいけないという要望がそれだけ強かったんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長
    教育こども未来部長(長谷川 忍君) 区のテントだけのことで申し上げますと、前日、私どもも準備をしておりましてリハーサル等もさせていただいて、3時から区のテントの設置はお願いしますというふうにお願いしております。3時以降か当日の朝、車の立入りを止めるまでにお願いしますということで実施をしていただいております。  各区の状況を見ておりますと、やはり区の役員の方が中心となってやっているようでございまして、かなり御高齢の方が中心でやっている状況を見ております。当然区で参加していただくとなると、当日にはクーラーですとかお弁当ですとか、それから敷物、そういったもろもろの手配もありますので、テントだけでも何とかならないのかなと、手伝ってもらえないかなということを伺った区は何件かあるという状況です。  ただ、テントだけ、机程度ですので、多分ほかにも、先ほど申しました飲料水ですとかもろもろ必要になってくるものは、まだまだお手数をかけることはあろうかというふうには思います。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) この際ですから、もう一点お聞かせください。申し訳ありません。  335ページの総合体育文化センターの施設管理費の関係でもお聞かせいただきたいと思います。  今回は、アリーナ等の水銀灯をLED化するという修繕が行われるわけであります。  それで、総合体育文化センターを利用している方々の声を聞きますと、やはり備品の修繕が非常に遅れるというところを強く言われます。直接受付のほうに言わない、ぼやきみたいな形で言っている場合が多いんですけど、例えば、今回ハンドボール用のゴールなんかも買っていただけるということで、あれを出すのも本当に一苦労だったわけですけど、改善されるのかなというところを感じていますし、だけど、例えばネットなんかは、全くすぐ破れてしまうんですよね。もうちょっといいものを買って長もちさせるということが必要ではないかなあと。ネットが破れれば壁にボールが当たって、壁ネットも、もともと意味がありませんけど、余計意味がなくなるというところで、こういう備品の点検の状況なんかが指定管理者のところでどのようにされているのか。使用者が言わないとなかなか直らないということなんでしょうか。点検等はされているのかどうか、その点についてお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 備品の点検については、利用されている方だけではなくて指定管理者のほうでも確認をしていただいていますし、私どももスポーツ行事に参加したときには物を出したり片づけたりすることはありますので、必要に応じて備品の更新はしているところでございます。  また、指定管理者さんとは本当に頻繁に情報交換しておりますし、毎月本部の方も来てきちっと確認も取っておりますので、引き続きそういった綿密な調査、情報交換に努めてまいりたいというふうに思います。  今回、予算ではハンドボールゴールとかバウンドテニスのコートなど高額なものも更新するようなものは計上をしております。 ○議長(梅村 均君) 以上で項4社会教育費から項6給食センター費までの質疑を終わり、款9教育費の質疑を終結します。  次に、款10災害復旧費から款12予備費までの質疑を許します。  予算書は340ページとなります。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で款10災害復旧費から款12予備費までの質疑を終わり、歳出の質疑を終結します。  続いて、歳入に入ります。  款1市税から款13使用料及び手数料までの質疑を許します。  予算書は、14ページから28ページまでとなります。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 市民税についてお伺いをいたします。  法人市民税が減っているわけですが、法人税の減税の中で減になっているということですが、やはりこの間の経済状況がよくない中、中小企業などの倒産や廃業なども数が減っているのではないかと思いますが、そういった法人市民税の中での状況についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 法人市民税につきましては、令和2年度は、令和元年度に比べて4,730万の減額ということでございます。  こちら、法人税割の税率が令和元年10月以降に開始する事業年度分から見直されたことによる減少と、あと本年度の決算見込みから勘案しての減少というものがございますが、税率改正による影響がおよそ4,360万ということで約9割、減収分の約9割はこの税率改正の影響ということでございます。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 約9割が税率改正による減だということで、あとの1割が倒産や廃業などか、もしくはそういった状況で企業数が、法人市民税を納めている件数が減ということでよろしいんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 暫時休憩します。       午後2時54分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後2時54分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩を閉じ、再開いたします。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) あとの残り1割分につきましては、先ほども少し申し上げました決算見込みによるものということでございますが、法人数につきましては平成30年度で1,061、平成31年度で1,046ということですので、大きな増減はないということでございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  21ページになりますが、使用料及び手数料のうちの総務使用料で、行政財産使用料についてお聞かせください。  現金自動預け払い機、ATMの設置用地ということで、三菱UFJ銀行のATMがこの2月28日でもって廃止となるというところで予算が計上されなくなったということであります。  それで、岩倉団地のATMが廃止されたときも周知が十分でなかった、貼り紙が貼ってあっただけですからね。そういった点も含めまして、少し住民のところでは混乱が生じたというふうに思います。  今回の撤去の影響はどのような感じであるのかどうか、その辺についてお聞かせいただきたいのと、その他の当該銀行のATM、今、市内に3か所あると思いますけど、こういったところの廃止方針というのは示されているのかどうか、この点についてお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 今回、三菱UFJ銀行のATMが廃止をされるということであります。  今回の廃止に当たっては、事前に銀行側とも話をさせていただいて、貼り紙あるいは周知、そしてまた市のほうでも広報等で掲載をさせていただいて市民の皆さんに事前にお知らせはさせていただいており、今のところ特に、日も浅いこともありますけれども、特に大きな影響というのは聞こえてきておりません。  また今後、銀行側がどのようにATMに対して、ATMに関する姿勢というのは少しまだ我々のほうでは分かりませんけれども、それは一定銀行としてのお考えがあるでしょうし、また市内のほかのATMについてのことを、我々がこちら側としてどういった形でというところをお尋ねすることではないのかなというふうには思っています。  ただ、いずれにしても、銀行業界とすればATMに関してはいろいろと姿勢があるところだというふうにはお聞きしておりますので、そうしたところもあるのかなあというふうには思っています。よろしくお願いします。 ○議長(梅村 均君) 以上で款1市税から款13使用料及び手数料までの質疑を終結します。  次に、款14国庫支出金から款21市債までの質疑を許します。  予算書は、28ページから86ページまでとなります。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 1点だけ、ちょっと細かい点ですけど、ここで聞くしかないもんですからお聞かせいただきたいと思います。  75ページの雑入の中の民生費雑入の中で中段のあたりに、愛知県後期高齢者医療制度特別対策補助金というのがあります。  それで、脳ドック等検査事業への広域連合からの補助金であるというふうに思うんですけど、これが年々下がってきているということで、半減ずつしてきているんですね。ですから、もう次の段階ではどうなるのかなというところを心配していまして、当初、この75歳以上の脳ドックを再開してほしいということで繰り返し求めてきた中で実施されてきた高齢者の脳ドック等検査でありますので、この補助金が削られるということは非常に、私としては大きな問題だなあというふうに思っていますし、広域連合の議論がどうなっているのかというところが少し気になるところであります。  それで、広域連合での議論の内容だとか、今後のこの補助金の見通しというのはどうなっていくのか。ちょっと細かい点で申し訳ありませんけど、今の現状をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) この脳ドックに関する補助金でございますけれども、こちらは国の長寿・健康増進事業の特別調整交付金を財源として、愛知県後期高齢者医療特別対策補助金というもので交付されているということでございます。  この補助金につきましては、平成30年度から令和3年度までの4年間で段階的に廃止をされるということが決まっております。平成29年度までは1人当たり1万3,000円であったものが、令和2年度はその4分の1の3,250円となりまして、令和3年度からは補助はないという状況でございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  国の特別調整交付金が財源となっているということでありますが、それが減らされれば自動的に減っていくということもどうなのかなというふうに思います。広域連合の独自の補助金等も検討されるべきではないかなあと思いますが、そういった点について市から意見などを述べるというようなことはないんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) これまでに、この件に関して私どもから広域連合に述べたことはないという状況です。 ○議長(梅村 均君) 以上で款14国庫支出金から款21市債までの質疑を終わり、歳入の質疑を終結します。  次に、第2表債務負担行為及び第3表地方債の質疑を許します。  予算書は、7ページ及び8ページとなります。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) 以上で第2表債務負担行為及び第3表地方債の質疑を終わり、議案第22号の質疑を終結します。  続いて、議案第23号「令和2年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  歳入について、まずお聞かせください。  367ページの保険給付費等交付金のうちの特別交付金で、保険者努力支援分というのがあります。  これは、国保の県単位化が始まって、国の制度として保険者が様々な保険者としての医療費の削減の努力だとか、こういったことを評価する指標があって、それに基づいて交付されるという内容であると思います。  少しこの仕組みがどのようになっているのかということをお聞かせいただきたいと思いますけど、この保険者努力支援分というのは、例えば予算で確定されているものなのか。要は前年度の実績でも決定されていくという内容になっているのかどうかということと、もう一つ、その中身の中で、これまでは点数で評価していって、その合計点数で全体の予算を案分するみたいな形になっていたと思うんですけど、減点される要因なんかが今度からつけられるというようなことをお聞きしているわけですけど、この制度の中身がどのようになっていくのか、この2点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 御質問の保険者努力支援制度につきましては、医療費適正化への取組や、国民健康保険が抱える課題への対応について努力を行う保険者に対し、交付金が交付されるものということでございます。  翌年度の納付金算定に反映させる観点から、前年度中に翌年度の交付見込額が決定されるという仕組みになっております。  令和2年度に少し見直しが行われております。予防・健康づくりに関する評価指標、こちらは特定健診であるとか、がん検診であるとか、そういったものの受診率でございますが、これについては配点割合が引き上げられております。  中でも特定健診、特定保健指導につきましてはマイナス評価が導入されまして、受診率が一定の値に満たない場合などマイナス評価の対象となるということでございます。  また、国のガイドラインで計画的に削減・解消すべきとされております決算補填を目的とした法定外繰入れをしている市町村については、削減目標年次や削減予定額を定めた赤字解消計画が未策定の場合にマイナス評価がされるというような変更となっております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) これまでは配点で積み上げていくという方式から、特定健診等の受診率の関係でのマイナス評価だとか、一般会計からの繰入れで赤字補填である場合の解消計画が未策定だとマイナスというような説明だったと思います。  前年度の実績でこれが見込みがされるということでありますので、例えば、今年度にそういうマイナス評価の部分が出てきた場合には、どういった形で当該年度のところで減額化されていくものなのか、それとも翌年度以降に持ち越されていくのかどうかという点だとか、あるいはこれが全く支給されないような事態が出てくるのかどうかというのがちょっと分かりませんけど、そういったような状況も少し分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 基本的には、前年度の評価によって翌年度の交付が決まってくるということでございます。  岩倉市でも、これまで特定健診や特定保健指導などについても、その受診率の向上について取り組んでおりますので、これらが全くなくなるという状況は少し想定しにくいかなと考えています。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  国民健康保険の被保険者数の減少について、大きく見てどう見ているのかというところをお聞きしたいと思っています。  この間、予算決算の関係の資料をずっと経年的に見てきますと、数百人ずつ被保険者が減ってきている状況があると思います。  予算で見ると、平成29年度が1万1,000人、平成30年度が1万200人、平成31年度が9,600人、そして令和2年度が9,162人ということで、400人から600人ぐらいの範囲で減ってきているというところでありますが、今後の見通しというのが今から予断を許さないわけでありますけど、どのように見ているのか。高齢化、75歳以上の人口が増えていくというところで、そこに移っていく人たちが増えていくという状況があるというふうに思いますが、後期高齢者医療への移動・移行ということでどのような被保険者数の推移を見ているのか、こういった点について少し展望を教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) まず、現状ということで申し上げますと、後期高齢者医療制度への移行、75歳への到達ということで、これでの減少がおおむね毎年500人程度ございます。それに加えまして、社会保険の適用拡大の影響により、おおむね毎年600人程度減少しているということでございます。  今後、2022年から団塊の世代が後期高齢者になりかけるというところで、そこでまた大きな減少が見込まれますし、現在、国のほうで法案の審議がされております社会保険の適用拡大、こちらがまた段階的に行われることになっておりますので、これにより国民健康保険の被保険者は減っていくと考えております。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  まだちょっと加速度的とは言えませんけど、減少していくことが続いていくんだろうというふうに思います。  そういった中で県単位化が始まってということで、県のほうから納付金が示され、標準保険料率が示され、それを参考に毎年岩倉市の国民健康保険税率をどうするのかというところが検討しなければならないというところで、被保険者数が減ってきますので、医療給付費は減少傾向にはずうっと来ているというふうに思います。  そういった中で、1人当たりの医療費で見れば伸びているという状況がある。また、岩倉市の状況だけでなく、県内の他の市町村の国保の医療費の伸びなんかも含めて全体でカバーしていくという形になっていくわけで、非常に制度として大変になってくるし、その分被保険者のところの負担も重くなっていくところが懸念されるところであります。  こういった点について、また引き続き議論してまいりたいというふうに思いますが、歳出のほうで1つお聞きしたいのが、379ページにあります新しい委託料のところで特定健康診査受診勧奨業務委託料というのが、これまでは市のほうから直接受診勧奨してきたところを委託のほうにしていくというようなことで、結構な額だというふうに思いますけど、400万円の委託料が組まれています。
     こういったところは、現状でどうなんでしょうか。この必要性といいますか、財源の交付金があるというふうに思いますけど、国が10分の10というところでやっていくのかなというふうに思いますけど、この必要性だとか、どういう受診勧奨になっていくのかというところについて、少し説明をお願いしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 特定健診の受診勧奨については、これまでも市のほうから受診券をお送りしたりというような形で実施をしておりますけれども、今回委託により行いますのは、さらなる受診率の向上対策ということで、人工知能技術、AIですね、こちらを使って分析をしていただいて、より効果的な、より受診をしたくなるようなそういった通知の作成ということでございます。  こうしたことで受診率が向上しますと、また保険者努力支援のほうにも跳ね返ってまいりますので、せっかくこうした特定財源もあることから、積極的にこういったものを実施していきたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  私も保健事業費の特定健診についてお伺いしたいと思います。  過去、何年前だったか、これまで特定健診を、保健センターの集団健診だけではなく各医療機関での個別健診というのをずうっとやってきて、何年か前の市民部長は、医師会との協議が進んできて実施できるというようなことも1回ありつつ、まだちょっとどういう状況なのか、医師会との協議が停滞しているようで個別健診になっておりません。  この特定健診の受診率を上げるには、個別健診にしていったほうが本当に進むんではないかとこれまでも何回か述べさせていただいてきたんですが、保健センターでの集団健診の中で、本当にあまりの混みようで体調が悪くなって、もう行かない、自分はかかりつけ医を持っているからそこできちんとほかの検査も、血液検査とかもしてもらっているからそれでいいというような市民の方もかなりいらっしゃるわけで、そういった人たちもここで受診をこのようにしてきたという証明があれば、プラス1の健診ができたという人にカウントすれば、受診率は増えていくんではないかと思うんですが、個別健診の医師会との協議はどうなっているんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 特定健診の個別健診の実施につきましては、医師会と協議をしていくというところで毎年お願いはしているというところでございますが、現時点で実現には至っていないというところでございます。 ○議長(梅村 均君) これをもって、議案第23の質疑を終結します。  続いて、議案第24号「令和2年度岩倉市土地取得特別会計予算」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって、議案第24号の質疑を終結します。  続いて、議案第25号「令和2年度岩倉市介護保険特別会計予算」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  予算書の419ページの歳入のうちの、保険者機能強化推進交付金についてお聞かせください。  先ほど国保のほうで、保険者努力支援分というのがありました。介護保険のほうでは、保険者機能強化推進交付金ということで、財政的インセンティブの付与ということで評価指標を設けて、その評価に基づいて配点をして、財源を案分していくというような仕組みが導入されています。  それで、介護保険の場合は、以前の一般質問等で確認したところ、年度の途中にその年度の分の申請をして、それに対して決定がされて交付されてくるというふうに聞いておりますが、そういう仕組みで国保とはちょっと違うのかなというふうに思っているところでありますが、その点がどうなのかということと、もう一点、これもこれまでは加点方式だったものがマイナス評価というものが導入されるというふうにお聞きしているところでありますが、そういった変更点についてどのようなものがあるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 保険者機能強化推進交付金につきましては、自立支援、重度化防止等に関する取組を支援することを目的に、平成30年度に新たに創設された交付金になります。  スケジュール的なところとして、例えば令和元年度におきましては、平成31年2月に評価指標が示され、令和元年6月に評価指標に基づく結果を回答しております。その後、8月に評価結果に基づき交付額の内示を受けて、1月に交付決定、また3月中旬に交付金が交付される予定というようなスケジュールで進んでおります。  令和2年度の交付金のスケジュールですとかマイナス評価のことにつきましては、現在のところまだ通知が出されていない状況でございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  また情報がありましたら議会にもお示しいただきたいなというふうに思います。  次に、425ページの基金繰入金についてもお聞かせください。  介護給付費準備基金の繰入金が1億100万円ということであります。  それで、当初の繰入れを差し引いて3億以上まだ残っているというふうに思うんですけど、そういった状況で第7期の最終年度を迎えるということであります。  これも繰り返し申し上げていますので申し訳ありませんけど、介護給付費等準備基金に積み立てられているお金というのは、1号被保険者が保険料を払ったのに対して給付費を差し引いて残った分ということで、それぞれ全部、国や県や精算が済んだ後に残った分として1号被保険者が払った保険料の余りということですから、本来なら1号被保険者のところにお返ししていくというのが大切なことであるというふうに思います。  そういった中で、基金に一定額があって繰入金が最終年度にこの金額ということで考えますと、第7期の最終的なところで言えば、また令和元年度の決算を見て剰余金があれば積み立てられるということが発生する可能性がありますので、分かりませんけどね、給付費の状況によって。そういうことで考えますと、やはり第8期の保険料の設定については、そういったところをしっかりお返ししていくような形で考えていかなきゃいけないんではないかなというふうに私は思うわけです。  そういった点について、今回の繰入金の額だとか、令和2年度中の積立金だとか、最終的にどうなるのかという見込みだとか、第8期に対してどのような使い方をしていくのか、こういった点について、現時点でのお考えをお聞かせください。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 介護給付費準備基金の令和元年度末の残高見込みといたしましては、約3億5,000万円と試算しております。また、令和2年度中には1億100万円を取り崩す予定となっております。  令和2年度は第7期計画の最終年度となりますが、年度末時点で基金残高がある場合には、次期計画である第8期計画における介護保険料を算定する際に、基金残高を財源に充当することを基本に考えてまいりたいと思います。  介護給付費準備基金につきましては、介護保険事業を安定的に運営するために適切な運営に努めるとともに、基金残高についても次期介護保険料の算定の際の原資として充当することで、介護保険料の上昇を抑制してまいりたいと考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  基本的なことを教えてください。  405ページです。  ほかの、国保も一般会計もそうですけれども、歳出予算の流用ということがうたわれております。介護保険だけにはないんですが、その意味はどうなんでしょうか。ほかの自治体のやつを見ると、介護保険の予算の流用の決めがあるところも見受けられますが、教えていただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 405ページでございますが、予算の流用については規定はしておりませんが、財源に不足が生じた場合には補正でお願いしているような状況が現在の状況でございます。  ちなみに、後期高齢者医療の特別会計においても流用の規定がないということになっております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) そうですね、それもないのに気づきましたけど、ないものについてのほかの特別会計との意味は、予算の流用の決めをしなくてもいいということでの解釈でいいのか、ほかでは地方自治法云々かんぬんでちゃんと決めがあるんですけれども、他の自治体では介護保険でも決めているところもあるし、その基本的な考え方について、さっき補正と言いましたけど、補正と流用とはちょっと違うと思いますので、流用についての考え方をお伺いしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 暫時休憩します。       午後3時26分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後3時27分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩を閉じ、再開します。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) これまで特段支障がなかったということで、特に規定は設けておりません。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  ページでいくと432ページの認定調査にも関わり、訪問調査員に関わり、介護給付費に全て関わる内容なんですが、生活保護費のところでも申しましたように、そういった本当に人間らしい生活ができていない、独り暮らしでほとんど寝た状況が多いというような高齢者の人たちが現在市民の中に何人かいらっしゃるということで、やはり訪問調査をしてもらえる方や、ヘルパーで行かれている方がこのような状況を、ケアマネジャーさんや多職種の会議などもこの岩倉の介護の中で設けていただいていると思いますので、そういった中で総合的な次のサービスにつなげていけるような、次の制度につなげていけるような、そういった仕組みをつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 介護サービスを利用する際には、ケアマネジャーがサービスの利用調整をしているような状況でございますが、必要に応じて他の関係機関や他の職種とも会議を開催しながら、サービスをどのように提供していったらいいかということを協議しながらやっております。  今後も引き続きケアマネジャーを中心として、適切なサービスにつながるような体制に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 歳出についても少しお聞きしようと思っていました。  介護サービス等給付費、あるいは介護予防生活支援サービス事業費といったところで様々変動があるところでありますが、今会議では1点だけお聞きします。  介護サービス等給付費の施設介護サービス等給付費が、昨年度と比較でありますので実績に基づいてというところだとは思いますけど、大きな減、5,000万円の減ということだというふうに思っています。  それで、施設介護サービス等給付費のことを考えますと、特別養護老人ホームの花むすびの開所状況については、これまで機会があるたびに聞いてきておりますけど、どのような状況になっているのか、またこの施設介護サービス等給付費の減については、私が先ほど言ったような実績に基づいてというそういう積算でいいのかどうか、こういった点について説明をお願いします。 ○議長(梅村 均君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長福祉事務所長山北由美子君) 市内の特別養護老人ホームにつきましては、2か所ございます。  開設状況につきましては、全部で定員80のところ、現在70まで進んでおります。あと10人の定員につきましては、年度を明けてから開設できるのではないかというふうに現段階ではお聞きしているところでございます。  また、介護サービス等給付費全体の中で前年度と比較して減額が大きいのは施設介護サービス等給付費となっているところでございますが、これについては実績に基づいて新年度予算を計画したところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) これをもって、議案第25号の質疑を終結します。  続いて、議案第26号「令和2年度岩倉市後期高齢者医療特別会計予算」の質疑を許します。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 後期高齢者医療保険料はまた今年が値上げで、2年に1度値上げをしていかなくちゃいけない宿命にあるということで、75歳以上の人たちの医療保険料がどんどん値上がっていってしまうというこの仕組みを、本当に何とかしなくてはいけないと考えるものです。  これは県の単位化ですので、岩倉市だけではどうすることもできないということは重々承知しておりますが、先ほどの広域連合の質疑の中でも、葬祭費については各市町で一般会計が持ってもらえるような仕組みをつくれないかというような質問もあったと聞いています。東京都ではそういう仕組みをつくってきたということで、やはり75歳以上の後期高齢者医療保険料がどんどんこの仕組みの中では引き上げざるを得ない、2年に1度引き上げていくというこの問題を何とかしての解決ということでの提案だと思うんですが、どうお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。そういった声を岩倉市からも上げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) ただいま御質問いただきましたように、本年2月7日の愛知県後期高齢者広域連合議会におきまして、市町村の一般財源による保険料軽減制度の創設についての一般質問が行われたというところでございます。  一方で、広域連合のほうから、この一般質問の直後に低所得者に対する独自の保険料軽減制度の創設を求める内容を含む請願が、そのときの議会において大多数の議員の反対により不採択になったということ、それから、これまで市町村から一般財源を拠出しての保険料軽減制度の創設といった要望がないことから、広域連合として当面これについての具体的な検討作業は行わないというところでございます。  本市といたしましても、保険料の軽減を求めるということについて、一般会計から繰り入れてということについては要望する予定はございません。 ○議長(梅村 均君) これをもって、議案第26号の質疑を終結します。  続いて、議案第27号「令和2年度岩倉市上水道事業会計予算」の質疑を許します。  14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  498ページあたりのところで、少し水源の敷地借地料が書かれております。借地でない水源もありますので、ちょっと全体的な水源の状況についてお聞かせいただきたいと思います。  ざっくりした形でいいわけですけど、これまで岩倉市は13水源ということで、それを大切に使っていこうということで議会でもやり取りしてきたというふうに思います。しかし、最近では、水質の問題等で少し停止をするだとか、廃止をしなきゃいけないだとか、こういったことが起こってきておるところであります。  それで、現在の岩倉市内の水源の状況について、大まかに言ってどういう状況になっているのか教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 水源の関係でございますけど、現状、今お話がありましたように、これまで13水源があったんですけれども、平成30年7月31日に本町の水源、こちらのほうを所有者から土地返還の要望があったことと、あと水質的に課題があったというようなことで閉鎖をさせていただいて、現在は12水源を保有しております。  それで、それぞれの状況ということでありますが、水源の水質につきましては、八剱水源と稲荷水源につきましては、給水栓では水質基準を満たしているんですけれども、マンガンが検出されやすいという状況であります。このため、夜間に洗管作業を実施しておりますけど、稲荷の水源はマンガンの検出量が多いことから、現在県水に切り替えて水を供給しております。  あと維持管理面で、各水源とも施設設置後40年を経過していることから、機器などの設備についても老朽化が進んでおり、修繕費用が増額・増大をしております。  こうしたことから、令和2年度の予算では、修繕費を500万増額して1,200万円を計上させていただいているという状況でございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  現在、市内の、当初13水源と言っていた部分が、今稼働しているのが11水源というような状況になってきているということであります。こういった水源を大切に使用しながら、やはり県水受水をすると高いということもありまして、水源を大切に使っていくということが基本だというふうに思っています。  そういった中でもう一点、水道管の漏水の問題も少しお聞かせいただきたいと思います。  今、岩倉団地内の水道管の布設替え工事をやっていただいて、その点については本当に感謝するわけでありますけど、令和元年度中にも漏水があったというふうに思います。そういった市内の漏水の状況と、修繕費がこれで十分なのかどうかというところも含めまして、少し水道管の状況について説明をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 漏水の関係の状況ということでございますけれども、平成30年度の有収率の実績から申し上げますと、道路の漏水や火災の発生などにより、90%を下回り89.74%となりました。ここ数年は、老朽化に伴う漏水件数が年間40件を超えており、今年度、令和元年度では、現時点で45件の漏水の発生を確認しております。  本市における水道管は、布設後25年から45年を経過しているのが大半を占めておって、老朽化が進んでいることから、令和2年度においてもこれまでと同様に漏水が発生をするんではないかと考えております。漏水の修繕に対する予算措置としましては、令和元年度と同様で1,100万円を計上している状況でございます。  漏水の早期発見に努め、配水管整備計画に基づく老朽管の布設替え工事のほうを着実に実施し、有収率を向上していきたいというふうに考えております。
    ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 分かりました。  水源も水道管も含めて老朽化というところで、なかなか厳しい状況だなというふうに思います。布設替えの工事等を計画的にやっていくしかないだろうなあというふうに思っています。  もう一点、504ページに委託料の中で経営戦略策定業務委託料があります。  これは令和2年度に策定するようにということで要請を受けてということでありますが、どこでも計画が戦略という形で策定されていくのかなというふうに思いますが、この事業の説明資料を見ますと、収支の改善ということが目的というふうになってくるわけで、そうしますと、やはり水道料金の値上げにつながってくるんではないかなというふうに思っているところで、少し危惧しているところであります。  この計画についてはどのような内容のものになっていくのか、一定の説明は資料でされているわけでありますけど、もう少し具体的なところで、どうなっているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 説明資料とかぶる部分もあるかと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。  公営企業を取り巻く経営環境というのは、今後の人口減少等に伴うサービス需要の減少や、施設の老朽化に伴う更新需要の増大など厳しさを増していることから、不断の経営健全化の取組が求められております。  このような中、先ほどお話がありましたが、市民生活に重要なサービスの提供を安定的に継続することが可能となるよう、国のほうから令和2年度までに経営戦略の策定を終了するように要請をされております。  この経営戦略は、今後10年間における経営の基本的な考え方や投資・財政計画を示すものですが、本市では作成に当たり、今後30年から50年の間の資産の現状や将来の見通しを試算するアセットマネジメントを同時に実施する予定としております。その結果を見て具体的な目標を立てる形となりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 15番桝谷です。  消費税が昨年10月から上がり、水道料金も消費税増税分を値上げという形で市民負担が増になりましたが、この分で歳入で水道料金の分の増があると思うんですが、また歳出のほうでも様々な器具などの消費税分が上がってきての増額があると思うんですが、消費税増の影響を歳入・歳出で分かる範囲でお示しいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 上水道、下水道における企業会計では、一般の企業と同様に毎年消費税の申告を行っております。一般的には、消費税による課税収入額が支出を上回ればその差額分をお支払いし、反対に課税支出額が収入を上回っていれば還付を受けるということになります。  収入及び支出のそれぞれで増税分を積算し、予算計上をしておりますが、最終的には消費税の支払いもしくは還付の手続を行うことから、増税分に限っての大きな影響というのはないと考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 私も経営戦略策定事業についてお伺いしたいと思います。  これは総務省からの要請ですよね。全て一般財源です。全国的に要請に応じない自治体もあろうかと思いますが、また交付税とかのペナルティーとか、そういう説明か何かあるんでしょうか。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 現時点では、そのような情報というのは入ってはおりません。  愛知県内の状況で見ますと、47事業体の中でこの経営戦略のほうを策定済みが24自治体、令和元年度、今年度中に策定を予定しているのが9自治体、それと来年度、令和2年度で14自治体予定をしているというのを把握しております。 ○議長(梅村 均君) これをもって、議案第27号の質疑を終結します。  続いて、議案第28号「令和2年度岩倉市公共下水道事業会計予算」の質疑を許します。  15番桝谷規子議員。 ○15番(桝谷規子君) 下水道会計についても企業会計になりましたが、先ほど上水道と同じように消費税増税分の影響について教えていただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 先ほどの答弁の中で、水道事業、下水道事業の企業会計ということで併せて答弁をさせていただきましたので、同様の回答ということになりますのでよろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 公共下水道事業も企業会計ということで、1年が経過しようとしているわけであります。  それで、新年度予算でも他会計の負担金ということで、それぞれのところで3条、4条という形であるわけであります。それで、1年経過して、この他会計からの負担金をいつに入れていくのかというところが少し難しさがあるのかなというふうに思っているわけですけど、そういった点について現時点で注意している点だとか、1年経過して何らかの改善点があるのかどうか、こういったところも含めて、ちょっと今の現状をお聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 下水道事業は今年度から公営企業会計に移行したため、新しく通帳のほうを作成しました。今まで一般会計の通帳と同じであったため、仮に下水道特別会計の資産がマイナスになっても、全体としてプラスであれば支払い等の問題はありませんでしたが、今年度からは単独の通帳となったため、資金不足はそのまま支払いが不能になるということになるため、資金の予定表により資金管理を行っております。  支出としては、9月と3月の企業債返還、前払い金を含む工事費の支払い及び偶数月の流域下水道維持管理費等負担金が大きな支出となります。  また、収入については、毎月の下水道使用料、年度末の企業債借入れ及び国庫交付金並びに一般会計からの繰入金が大きな収入となっております。  一般会計からの繰入金は、会計課と調整をし、繰入れ時期及び金額を決めています。他会計補助金や他会計負担金など受入先が3つに分かれていますが、予算額どおりに受け入れて最後に調整をする予定であります。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 雨水地下貯留槽施設整備事業についてお伺いいたします。  以前、西垣部長の当時ですけれども、昨今の田んぼがなくなって湛水機能が低下し、特に岩倉市だけではなくて五条川上流域を含めて、その周辺自治体も含めて減ってきている中で、この雨水整備計画自体の見直しをしたらどうかという質問に対して、そういうことも今後は考えなければならない時期が来るだろうという話もありました。  また、過去の下水道担当者、本当に田んぼが有する湛水能力を計算すると、多額の何億も税金をかけてこういう地下貯留槽を造っていくことにむなしさを感じるという話も聞いたこともあります。  お聞きしたいのは、過去のそういった雨水整備計画の見直し、そして今後の地下貯留槽の考え方、見直しが必要ではないかという私の質問に対するそういう答弁も踏まえて、今現状どのように市は考えているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 岩倉市の下水道の雨水整備計画、いわゆる47計画に沿って現在、調整池、地下貯留池の建設のほうを進めております。  この計画の見直しということでございますけど、現時点では見直しということを具体的には検討していないところでございます。  ただ、こういう形で内水の調整もそうですが、五条川の河川の改修工事というのも県のほうで計画をされて、五条川の下流のほうから整備を進めていただいておりますし、上流部分でも流量が減るような対策というのを進めていただいております。それらの事業のほうの進捗も併せて、今後研究をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第28号の質疑を終結します。  続いて、議案第29号「岩倉市道路線の廃止について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第29号の質疑を終結します。  続いて、議案第30号「岩倉市道路線の認定について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第30号の質疑を終結します。  本日は、これをもって散会します。  次回は、明日、3月5日午前10時から再開いたします。御苦労さまでした。       午後3時55分 散会  ―――――――――――――――――――――...