岩倉市議会 > 2020-02-27 >
令和 2年第1回定例会(第 1号 2月27日)

  • 不納欠損(/)
ツイート シェア
  1. 岩倉市議会 2020-02-27
    令和 2年第1回定例会(第 1号 2月27日)


    取得元: 岩倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-13
    令和 2年第1回定例会(第 1号 2月27日) 令和2年3月(第1回)岩倉市議会定例会  ―――――――――――――――――――――         令和2年2月27日(木)       午前10時   開 会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 施政方針 日程第5 議案第1号の上程、提案説明(議案精読)、委員会付託、委員長報告、質疑、討論及び採決 日程第6 議案第2号から議案第4号までの上程、提案説明(議案精読)、質疑、討論及び採決 日程第7 議案第5号から議案第30号までの上程及び提案説明  ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した案件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 施政方針 日程第5 議案第1号の上程、提案説明(議案精読)、質疑及び委員会付託 追加日程 請願第11号の取下げについて
    日程第5 議案第1号の委員長報告、質疑、討論及び採決 日程第6 議案第2号から議案第4号までの上程、提案説明(議案精読)、質疑、討論及び採決 日程第7 議案第5号から議案第30号までの上程及び提案説明  ――――――――――――――――――――― 〇出席議員(15名)         1番  梅 村   均         2番  片 岡 健一郎         3番  鬼 頭 博 和         4番  谷 平 敬 子         5番  黒 川   武         6番  大 野 慎 治         7番  水 野 忠 三         8番  宮 川   隆         9番  須 藤 智 子         10番  井 上 真砂美         11番  伊 藤 隆 信         12番  関 戸 郁 文         13番  堀     巌         14番  木 村 冬 樹         15番  桝 谷 規 子  ――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(0名)  ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者    市     長        久保田 桂 朗    副  市  長        小 川 信 彦    教  育  長        長 屋 勝 彦    総 務 部 長        山 田 日出雄    市 民 部 長        中 村 定 秋    健康福祉部長兼福祉事務所長  山 北 由美子    建 設 部 長        片 岡 和 浩    消  防  長        柴 田 義 晴    教育こども未来部長      長谷川   忍    行 政 課 長        佐 野   剛  ――――――――――――――――――――― 〇職務のため出席した事務局職員    議会事務局長         丹 羽   至    統 括 主 査        寺 澤   顕 ○議会事務局長(丹羽 至君) 御起立ください。  ただいまから令和2年3月第1回岩倉市議会定例会の開会式を行います。  議長挨拶。                  〔議長梅村 均君 登壇〕 ○議長(梅村 均君) 皆様、おはようございます。  本定例会への出席をお願いいたしましたところ、定刻に御参集を頂きまして、誠にありがとうございます。  新型ウイルスの抑制に向け、社会情勢が刻々と変化する中で、岩倉市内のイベント等においても中止や縮小といった対応が見られているところでございます。何かと慌ただしい状況かと思いますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  定例会の運営におきましても、このウイルス対策に向け、配慮しながら開催してまいりたいと思いますので、御協力のほどをよろしくお願いいたします。  さて、12月定例会終了後から本定例会までの閉会中の間、市議会では、市民の皆様との様々なふれあいトークを開催してまいりました。近いところでは、議会報告会において、主な新年度予算案についての御意見も頂いてきているところでございます。こうしたふれあいトークの意見も議案審査に生かしていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  結びに、本定例会では、岩倉市独自の政策条例の制定や新年度の当初予算などの議案が提出されております。慎重な審議をお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議会事務局長(丹羽 至君) 市長挨拶。                 〔市長久保田桂朗君 登壇〕 ○市長(久保田桂朗君) 皆様、おはようございます。  令和2年3月第1回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には御多忙の中、御出席を頂き、誠にありがとうございます。  今定例会に提案させていただきます議案につきましては、令和2年度当初予算をはじめ30件であります。どれも市民生活にとりまして重要な議案ばかりでありますので、何とぞ慎重審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。  また、先ほど議長からもお話がありましたが、新型コロナウイルス感染症につきましては、愛知県内はもとより全国各地で感染者が確認されるなど、さらなる感染拡大が予測されます。  本市といたしましては、市民の皆様に対する情報提供に努めるとともに、行事等の中止や縮小などの決定を行っているところであります。  この先、春が近づくにつれ気候がよくなり、時期的にも年度替わりを迎える中、市内各地域でも総会やイベントなど、人が集まる機会が増えてまいります。  今後、市といたしましても、国や県の情報を収集しながらできる限りの対応を行うとともに、市民の皆様への注意喚起に努めてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様にもどうか御理解、御協力賜りますようお願いを申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議会事務局長(丹羽 至君) これをもちまして開会式を終わります。  御着席ください。  ―――――――――――――――――――――       午前10時04分 開会 ○議長(梅村 均君) ただいまの出席議員は15名であります。  したがいまして、定足数に達していますので、議会は成立いたします。  これより令和2年3月第1回岩倉市議会定例会を開会いたします。  地方自治法第121条の規定により、議案等の説明者として市長等の出席を求めております。  議事は、お手元に配付してあります議事日程表に従い進めさせていただきます。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(梅村 均君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第76条の規定により、議長において指名をいたします。  10番井上真砂美議員、11番伊藤隆信議員を指名いたします。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第2 会期の決定 ○議長(梅村 均君) 日程第2、令和2年3月第1回岩倉市議会定例会の会期の決定についてを議題とします。  お諮りいたします。  会期につきましては、議会運営委員会におきまして協議した結果、お手元に配付いたしました定例会会期(案)のとおり、本日から3月25日までの28日間とすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は本日から3月25日までの28日間とすることに決しました。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(梅村 均君) 日程第3、諸般の報告を行います。  議長会等が開催されていますので、その概要と監査結果を議席に配付し、報告に代えさせていただきます。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第4 施政方針 ○議長(梅村 均君) 日程第4、施政方針に入ります。  市長の発言を許します。  登壇してください。  久保田市長。                 〔市長久保田桂朗君 登壇〕
    ○市長(久保田桂朗君) 令和2年第1回岩倉市議会定例会の開会に当たり、令和2年度当初予算をはじめ各議案の御審議をお願いするとともに、市政運営に対する基本方針を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解、御協力を賜りたいと存じます。  昨年は、平成に代わる新たな元号が令和となり、新しい時代の幕開けを迎える年となりました。アジアで初めて開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会で、日本代表はワンチームというスローガンの下、史上初のベストエイト入りを果たしました。選手たちが一丸となり、最後まで諦めない雄姿に日本中が大きな勇気と感動をもらいました。  また、今年も7月から9月にかけ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。一流アスリートのすばらしいパフォーマンスを楽しむことはもちろん、大会を通じて、金メダルへの熱い思い、鍛え抜かれたチームプレイ、ライバル同士の激突など、ふだん見ることができない新たな感動に期待を寄せたいと思います。  一方、昨年9月と10月に日本を襲った台風15号、19号は、東日本を中心に豪雨による河川の氾濫や堤防の決壊などにより甚大な被害をもたらすとともに、二次災害として停電や断水が続くなど、ライフラインにも大きな影響を与えました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。  折しも、昨年は昭和34年の伊勢湾台風から60年の節目の年であり、改めて防災体制充実の必要性を認識したところです。  異常気象が恒常的になっている昨今、災害はいつ起こってもおかしくありません。市民の皆様の安全・安心を確保するため、これまで以上に市全体の防災意識を高め、自助・共助・公助のつながりを強めながら、より一層防災対策を強化してまいります。  さて、本市をはじめ基礎自治体を取り巻く環境は、少子高齢化や人口減少の進行により社会保障関連経費は増加していくのに対し、生産年齢人口は確実に減少していくなど、年々厳しさを増してきています。また、経済情勢は好転を臨めない中、災害の激甚化対策や老朽化する公共インフラの更新、将来の市民福祉の増進のためには、様々な改革が必要であると考えています。無駄を省き、限られた予算を適切に配分するための行財政改革、職員の創意工夫に期待する意識改革、事務の効率化を推進するため、ICTやAIを活用したシステム改革など、取り組むべき改革は無限です。今後も市民の立場に立った行政経営により、継続的に発展するまちづくりを推進してまいります。  さて、令和2年度における国の一般会計予算案は、高齢化による医療・介護の給付費の増加、消費税増収分を財源とする幼児教育・保育の無償化に加え、4月から高等教育の無償化も始まることから、社会保障関係費が令和元年度当初比5.1%増と大きく伸びたほか、防災のための公共事業等の経費対策費を計上するなど、令和元年度当初比1.2%増の102兆6,580億円となっています。  地方財政計画においては、地方が人づくり革命の実現や地方創生の推進、地域社会の維持・再生、防災・減災対策等に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、一般財源総額は1.2%増の63兆4,318億円で過去最高を更新し、そのうち自治体の財源不足を補う地方交付税は、令和元年度当初比2.5%増の16兆5,882億円で2年連続増加しています。  それでは、本市における令和2年度予算案の概要について御説明申し上げます。  令和2年度一般会計予算案の総額は、過去最大の予算となった令和元年度当初予算との比較で2億6,000万円、率にして1.7%増の159億6,000万円となりました。特に、幼児教育・保育の無償化や高齢化による医療・介護の給付費の増加等に伴い、民生費が2億7,905万円の増となっています。また、4月から導入する会計年度任用職員制度に伴う歳出増への対応や川井野寄工業団地開発事業、名鉄石仏駅等整備事業などの投資的事業にも予算配分を行いました。  一般会計のほか、4つの特別会計と2つの企業会計を含めた市全体での総額では273億4,391万円とし、令和元年度当初予算との比較では1.5%の増となりました。  一般会計の歳入については、市税は、法人市民税が税率改正に伴い減収となる一方で、個人の所得割額の増などによる個人市民税の増や、住宅の新増築等による固定資産税、都市計画税の増などを勘案し、0.4%増の68億3,900万円を見込みました。  地方譲与税については、近年、森林の保水力の低下による洪水・氾濫、流木被害等の甚大な被害が発生していることから、森林の整備等に充てる森林環境譲与税が新設されたことにより、3.5%増の1億1,800万円を見込みました。  また、地方消費税交付金については、令和元年10月からの消費税率の引上げに伴い、17.6%増の10億円を見込んでいます。  地方特例交付金については、幼児教育・保育の無償化に伴う子ども・子育て支援臨時交付金がなくなるため、7.3%減の5,000万円を見込みました。  地方交付税については、国の地方財政計画と本市の交付実績を勘案し、7.1%増の15億円を見込んでいます。  分担金及び負担金については、幼児教育・保育の無償化に伴う保育園運営費保護者負担金の減のほか、下田南遺跡発掘調査に係る経費の確定に伴う愛知県企業庁からの負担金の減により、25.1%減の2億1,455万円を見込みました。  国庫支出金、県支出金については、幼児教育・保育の無償化による影響や障害者自立支援給付費等の増加を見込み、国庫支出金は3.0%増の22億400万円。県支出金は7.8%増の11億2,942万円としました。  寄附金については、全国の皆様から寄せられているふるさといわくら応援寄附金が伸びている状況から、50%増の1億2,000万円を見込みました。  繰入金については、ふるさとづくり基金から旧学校給食センター跡地夢さくら公園整備等のため、また公共施設整備基金から市役所庁舎の中央監視装置のシステム改修と岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設事業に対応するための繰入金の増により、13.7%増の9億3,592万円としました。  市債については、移動系防災行政無線デジタル化事業岩倉中学校北館給排水衛生設備等改修工事に係る市債の減などにより、16.3%減の8億5,690万円としました。  続きまして、歳出については、主な事業と新規事業等について、第4次岩倉市総合計画の6つの柱であります基本目標に基づき御説明申し上げます。  1つ目の基本目標は、「安心していきいきと暮らせるまち」です。  本市では、平成30年12月1日に健幸都市宣言を行い、継続して市民、関係団体、事業者、市の協働により様々な健康づくり事業に取り組んできました。  令和元年度は、五条川健幸ロードの健康器具の設置やウオーキングサインを活用した体験教室等を実施しました。さらに、健幸づくり推進委員会を設置し、健幸づくり条例について検討いただき、今議会に提案させていただいております。  令和2年度は、条例を周知するために健幸づくりシンポジウムの開催やリーフレットを作成するほか、食育や運動等の健康づくりに関する情報を発信していただける事業所を岩倉市健幸情報ステーションとして登録し、地域全体の健康度を高めていきます。  全ての新生児を対象に、聴覚障害の早期発見、早期療養を図るために新生児聴覚検査を実施し、検査に要する費用を助成いたします。また、予防接種法に基づく定期接種にロタウイルス感染症が追加されたため、令和2年10月1日から定期接種を開始し、乳幼児期の健康の確保に努めてまいります。  歯科健康診査事業では、20歳代から歯周病が増加し始めることから、現在30歳から実施している節目歯科健康診査の対象に二十歳になる方を加え、事業の拡充を図ります。また、歯科医療関係において、歯科健康診査を受けることができない在宅療養者に対して、訪問による歯科健康診査を実施する事業を開始します。  高齢者福祉では、岩倉市老人クラブ連合会が令和2年度に創立50周年を迎えられることから、記念式典や講演会の開催、記念誌の作成等に要する費用を補助してまいります。  介護保険及び高齢者福祉では、円滑な介護保険事業の運営と豊かな高齢社会の実現を目指して、令和3年度から5年度までを計画期間とする第8期岩倉市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画を策定します。  児童福祉では、認定こども園や小規模保育事業所等に対して、引き続き教育や保育に係る費用の給付や保育士の負担軽減の取組に要する費用の補助を行ってまいります。また、令和元年10月から実施されています幼児教育・保育の無償化に伴い、引き続き対象となる幼稚園やその他子育てのための施設等の利用者に対して給付費を支給します。保育施設の充実に向け、計画的な改修に努めており、令和2年度は下寺保育園のトイレと北部保育園の乳児室等の空調設備の改修を行います。  障害者福祉では、令和3年度から5年度までを計画期間とする第6期障害福祉計画と第2期障害児福祉計画を一体として策定してまいります。  2つ目の基本目標は、「自然と調和した安全でうるおいのあるまち」です。  公園整備では、旧学校給食センター跡地に五条川の魅力が感じられる憩いの場として都市公園を整備いたします。この公園の名称は、市民の皆様から応募いただいた970件の中から、「夢さくら公園」と決定いたしました。お近くにお住まいの方をはじめ五条川をウオーキングする方等、多くの方に親しまれる公園として整備してまいります。また、平成27年度から実施している石仏公園整備事業については、身近なレクリエーションの場としてのほか、避難場所として防災力の向上につながることから、引き続き計画的に用地買収を行ってまいります。  環境保全では、緑のカーテン事業において、新たに緑のカーテン講座の実施、緑のカーテンサポーターの任命等を行い、これまで以上に市民の皆様に地球温暖化対策に対する意識を広く啓発してまいります。自然生態園に設置している2つの八つ橋の老朽化に伴い、来園者の安全を確保するため架け替えを行います。架け替えに当たっては、森林環境譲与税を活用し、現在と同様、生態系への影響が少ない国産間伐材を使用した木製の橋といたします。路上等での受動喫煙防止等に取り組むことによって、快適な生活環境を確保するなどを目的として、路上喫煙等を規制するための条例の制定について検討してまいります。また、スプレー缶等による火災などの事故の未然防止と利便性の向上を図るため、市民が穴を空けずに排出する体制を整備します。  防災対策では、現在の耐震改修促進計画を見直し、令和3年度からの10年間を期間とする計画を策定します。本市は、東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されており、大規模地震の危険性の高い地域となっています。本市における建築物の状況等を踏まえ、耐震化の目標及び目標達成のために必要な施策を定めることで、市内住宅等の耐震化率の向上を図ってまいります。平成25年12月に、強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法が公布、施行され、平成26年6月には国土強靱化基本計画及び国土強靱化アクションプランが策定されました。本市においても、自然災害等による起きてはならない最悪の事態を想定し、機能不全に陥らない強靱な地域をつくり上げるため、国土強靱化地域計画を策定してまいります。  消防・救急では、消防庁舎1階事務室における職員個人ごとの席を自由とするフリーデスク化を導入し、効率的な事務環境の向上に努めてまいります。  交通安全では、最近、全国的に高齢者の運転操作誤りによる重大な交通事故が急増していることから、高齢ドライバーを対象に交通事故の防止及び事故時の被害軽減を目的として、現在使用している自家用車に設置するペダル踏み間違い急発進等抑制装置の補助制度を創設します。  3つ目の基本目標は、「豊かな心を育み人が輝くまち」です。  文化財では、現在、川井町地内の下田南遺跡において埋蔵文化財の発掘調査を実施していますが、本年2月15日には、発掘現場の一般公開や出土遺物を展示しました。令和2年度についても、引き続き発掘調査と出土遺物の整理を行い、市民の皆様への現地説明会も開催してまいります。  スポーツでは、秋のスポーツイベントとして開催している市民体育祭において、会場全体の机、椅子、テントの設営等を業者委託し、各区役員や関係団体の皆様の負担軽減を図り、本市の特徴的な行事をより楽しんでいただけるようにしていきます。  総合体育文化センターは、開館して30年が経過する中、適切に管理を行い、多くの市民の皆様に御利用いただいていますが、今後も安全で安心して利用することができるように、外壁の全面打診調査と2階アリーナ等の全ての水銀灯をLEDにする取替え修繕を実施します。  学校教育では、岩倉東小学校の小プールの経年劣化に伴い、令和元年度の1・2年生の水泳授業については、民間のスポーツクラブの温水プールで実施しました。指導効果も確認ができ、児童や教職員等からも好評であったこと、またその後、大プールにおいても同様の状況であることが確認されたこともあり、岩倉東小学校の全学年の授業を民間の温水プールを利用して実施いたします。  学校施設の改修等については、学校施設長寿命化計画に基づき実施しています。空調設備については、令和元年度に計画を前倒しして市内小・中学校の全ての普通教室と使用頻度の高い特別教室に整備しました。令和元年度の岩倉中学校改修工事に続き、令和2年度は、令和元年度予算を繰り越して、老朽化した岩倉南小学校本館の大規模改修工事を実施し、教育環境整備を図ります。岩倉北小学校敷地内の市立体育館については、老朽化に伴い取り壊し、新たに岩倉北小学校屋内運動場放課後児童クラブ施設を併設した複合施設を整備するため、令和元年度は基本設計や既存のプール取壊し工事の実施設計を行いました。設計に当たっては、PTAや体育協会の役員、放課後児童クラブの保護者とのワークショップや意見交換等を行い、そこで頂いた御意見を反映して、令和2年度は実施設計を進めてまいります。  4つ目の基本目標は、「快適で利便性の高い魅力あるまち」です。  交通対策では、名鉄石仏駅について継続的に名古屋鉄道と協議してまいりました。東側駅舎の建設については協議が整いましたので、令和元年度予算の石仏駅駅舎建設負担金の1億4,000万円を令和2年度予算に繰り越し、令和2年秋頃の利用開始に向けて整備が進められます。東側駅舎の建設に併せ、周辺道路の利便性や安全性を高めるため道路改良工事を行います。駅東側の公衆トイレについては、令和3年度に整備するための設計を実施します。また、西側駅舎については、名古屋鉄道においてバリアフリー基準に適合した改修をすることから、その費用の一部を負担します。  高齢者、障害者及び子育て世代等の外出・移動支援として実施してきましたデマンド型乗合タクシーに代わり、令和元年10月から民間タクシー事業者の空き車両を活用するふれ愛タクシー事業を実施し、1日50件を超える乗車を頂いております。引き続き市民の皆様の意見を聴きながら、より使いやすい事業としてまいります。  令和元年度から策定に向けて取り組んでいます都市計画マスタープランと緑の基本計画については、第5次岩倉市総合計画と整合を図りながら策定してまいります。  道路整備では、本市の南部地域と北名古屋市の北部地域を結ぶ新たな道路ネットワークとして整備を進めています岩倉西春線については、令和2年度に北島藤島線までの道路改良工事を実施し、川井野寄工業団地側に接する一部を除き完成を目指します。大市場橋から竹林公園までの五条川右岸の堤防道路については、愛知県と連携して必要な用地を引き続き購入し、早期整備を目指してまいります。  橋梁の改修は、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、令和2年度は幼川橋、真光寺橋、八神橋の改修工事を行ってまいります。  道路の維持管理では、平成25年度に完成した舗装修繕計画と現在の状況が変化してきていることから、再度、幹線道路における路面性状調査を実施し、計画的な維持管理を実施してまいります。桜通線街路改良事業については、現在計画の約55%の用地を取得しており、今後とも用地買収、物件移転補償、取得予定の物件調査を行いながら継続して整備を進めてまいります。  また、定住促進として都市計画道路桜通線と都市計画道路江南岩倉線の先行取得用地を有効に活用し、まちのにぎわいと市民の交流を進めるイベントを令和2年度も実施するとともに、三世代同居・近居支援事業補助金については、利用実績を踏まえて、より多くの人に利用していただけるよう予算を増額いたします。  住宅施策では、安全・安心な住環境を確保するため、引き続き老朽化して倒壊のおそれのある空き家等を解体する場合の補助や空き家活用セミナーなどを実施いたします。  上水道事業では、地震等の災害時においても安定して安心できる水道水を供給するため、基幹管路耐震化計画に基づき、管路の耐震化に継続して取り組んでいます。令和元年度には都市計画道路名古屋江南線と都市計画道路萩原多気線の拡幅に合わせた工事と、井上町において一部工事を実施し、耐震化率は40%を超えました。令和2年度については、石仏町、八剱町、西市町において工事を行います。また、安定した給水を行うため、配水施設や水源の機械、電気、計装設備等を定期的に更新しており、令和2年度については、令和元年度からの継続事業として配水場受変電設備の改修工事を実施します。  上水道事業を取り巻く経営環境は、今後の給水需要の変化や施設の老朽化に伴う更新費用の増加が見込まれるため、不断の経営健全化の取組を行ってまいります。このことから、今後10年間における経営の基本的な考え方や投資・財政計画を示した経営戦略を策定いたします。  下水道事業では、五条川右岸公共下水道建設事業として、東町を中心とした北1号幹線整備と本町、東町、中野町において、引き続き面整備を実施します。また、下水道(雨水)整備計画に基づき実施しています五条川小学校調整池の整備については、本体工事の一部を令和2年度に繰り越すとともに、調整池への導水管設置工事を実施してまいります。  5つ目の基本目標は、「地域資源を生かした活力あふれるまち」です。  農業では、高齢化、集落機能の低下により、これまで地域の共同活動によって支えられていた水路の泥上げ、畦畔の草刈り、水路の軽微な補修等の保全管理に支障が生じつつあります。このため、農地の有する多面的機能を発揮させるための地域活動について支援してまいります。高品質な岩倉産の米を出荷するために、愛知北農業協同組合が大地町地内に新たに建設するライスセンターに導入される色彩選別機の購入費用を補助いたします。  川井野寄工業団地における企業誘致関連では、多くの企業からエントリーを頂きました。今後とも愛知県企業庁と連携を図りながら事業を進めてまいります。また、団地造成に必要な配水管布設工事や工業団地内の土地の測量等を実施するとともに、事業の実施に際し代替地を希望された方と提供を頂いた方に奨励金を交付してまいります。  中小企業の振興では、今議会において中小企業・小規模企業振興基本条例を提案させていただいておりますが、令和2年度は、条例の制定に伴い、記念講演会の開催や事業者との情報共有、意見交換の場を設けていきたいと考えております。  日本のさくら名所100選に選ばれています五条川の桜並木は、市民から愛されている本市の財産であり、また貴重な観光資源であります。これまで台風等による桜の倒木もあり、河川管理者である愛知県と協議を重ねてきた結果、現在の桜の修繕として植え替えることが可能となったため、令和2年度は4本の桜の植栽を計画いたします。  6つ目の基本目標は、「市民とともに歩む ひらかれたまち」です。  男女共同参画社会を推進するため、令和3年度から12年度までを計画期間とする男女共同参画基本計画を策定します。策定に当たっては、男女共同参画の機運を高めるためのフォーラムを開催いたします。  第5次岩倉市総合計画策定に当たっては、令和元年度に関係団体グループインタビューや市民まちづくり会議などを開催し、多くの市民の皆様に参加いただきました。令和2年度は、3か年の策定事業の最終年度となりますので、持続可能なまちづくりを実現するための計画となるよう丁寧に検討を進め、本年の12月市議会定例会にお示ししてまいりたいと考えております。  多文化共生では、市民の約5.6%が外国籍の方であり、外国人支援員を配置し、サービス向上に努めていますが、令和2年度には、外国籍の方の相談窓口体制の充実を図るため、庁舎内への看板の設置、多言語翻訳機の導入、専用電話の設置等の整備を推進します。  令和3年は、市制施行50年という本市にとりまして大きな節目の年を迎えます。市制50周年記念のキャッチフレーズは、575件の応募を頂いた中から、「つながる 育む 花咲く 岩倉」に決定しました。今後は、記念ロゴとともに関連事業のパンフレット、ポスター等に使用することで記念事業を盛り上げてまいります。また、市民の皆様に記念事業を考えていただくワークショップを開催したところ、たくさんの魅力的なアイデアを頂きました。令和2年度には、「市民の夢 協えるプロジェクト」、「いわくら名産品(お土産)開発事業」等を進めてまいります。令和3年1月に開催します冬の鍋フェス、3月に開催しますいわくら市民健康マラソン、シティプロモーション事業としての記念映像の作成につきましても、市制50周年の記念事業として実施いたします。  市役所庁舎の維持管理では、長寿命化を図るため、中央監視装置の更新のほか、庁舎屋上の防水工事を実施するとともに、庁舎の地下に設置されている非常用電源への浸水対策として、庁舎への入り口等に止水板を設置する工事を行います。  職員の業務を効率化するため、審議会等の議事録の作成を補助する議事録作成支援システムを導入します。また、あいちAI・ロボティクス連携共同研究会に参加し、AIを活用した手書きの情報を電子化するAI−OCRや会話形式で市民の皆様からのお問合せに答えるAI総合案内サービスを導入し、市民サービスの向上につなげてまいります。  以上、令和2年度における市政運営の基本方針並びに予算の概要について所信を申し述べさせていただきました。  令和2年度は、私の市長就任後4年目を迎えることとなります。  これまでの3年間、私のまちづくりの目標、「住むなら岩倉!子育て・健幸・安心なまち」と、これを実現するための政策5本柱の推進、そして様々な行政課題に向き合い、市民の皆様との対話の機会を大切にしながら、企業誘致や健幸づくり政策、小・中学校への空調設備設置、安全安心カメラの設置、名鉄石仏駅東側駅舎の建設など、数多くの事業を実現、または軌道に乗せてまいりました。  一方、市民の財産である五条川の桜並木の保全・再生や、市民の地域への社会的な関わり意識の希薄化等による地域コミュニティーの脆弱化など、取り組まなければならない地域課題も多く残されています。  私は、社会構造の変化の中で、地域の力がこれからのまちづくりのキーワードになってくると考えています。第4次岩倉市総合計画では、「多様な縁で創る役立ち感に満ちた市民社会をめざす」を基本理念に様々な事業を推進してまいりました。  現在、次の第5次岩倉市総合計画の策定に向けて、平成30年度から新たな人材の発掘にもつながる市民討議会など、新しい形で市民参加による様々な取組をしております。本年2月には各小学校区で意見交換会を開催し、大変多くの御意見を頂きました。  これから本格的な策定作業が始まりますが、社会変化や本市の地域特性を踏まえつつ、今後も市民の皆様の声をお聴きしながら、本市の明るい未来と市民の夢が詰まった計画にしてまいりたいと考えております。  行財政運営では、直面する行政課題の多様化に対応するため、より連携した組織体制を整備するとともに、行政組織のスリム化と課単位での連携の強化を目的として、市民部を廃止し、現在市民部に属する課を関連する部に振り分けるなど、一部の組織・機構の見直しを行い、効率的な組織運営を図ってまいります。市政の運営は市民の皆様の信頼の上に成り立っているものであると考えております。今後も職員とともに、法令遵守と綱紀粛正の徹底に努めてまいります。  結びに当たり、岩倉市は、来年、岩倉市の誕生から半世紀という大きな節目を迎えます。この記念すべき年を市民の皆様とともに祝い、そして本市の礎を築いてきた先人たちのたゆまぬ努力とその功績に感謝しつつ、改めてこのまちを愛し、誇りに思うその思いを、これからの岩倉を築いていく次世代につなげていきたいと考えています。これまでの事業を引き続き着実に進めるとともに、しっかりと検証し、市民の皆様が健幸で安心して住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができる明るい未来につながるまちづくりに全力を尽くしてまいります。  市民の皆様をはじめ、議員各位におかれましては、今後も円滑な行政運営に一層の御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、令和2年度に向けての施政方針といたします。ありがとうございました。 ○議長(梅村 均君) これをもって施政方針を終わります。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第1号の上程、提案説明(議案精読)、質疑及び委員会付託 ○議長(梅村 均君) 日程第5、議案第1号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第1号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)」について御説明いたします。  提案理由といたしましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,297万4,000円を追加し、総額を162億5,550万2,000円とさせていただくもので、1つの事業の繰越明許費の設定、地方債の追加も併せてお願いするものでございます。  内容につきましては、11、12ページの歳出から説明させていただきます。  款2総務費、項1総務管理費、目4企画費、事業名、ふるさとづくり基金積立金2,288万7,000円、次の事業名、ふるさといわくら応援寄附金事業1,264万2,000円は、12月補正でも増額補正をさせていただきましたが、ふるさといわくら応援寄附金への寄附者や寄附額がさらに多く増額となるため、基金積立金及び寄附金等謝礼、郵送料、クレジット納付手数料、フォーム利用手数料を増額するものでございます。  款9教育費、項2小学校費、目1学校管理費、事業名、小学校施設改良費3億744万5,000円は、国の令和元年度予算による補助金を活用し、岩倉南小学校本館大規模改修工事を実施するため、上水道開栓等手数料、工事監理委託料及び工事費を計上するものでございます。  歳出に続きまして歳入を説明させていただきます。  9、10ページにお戻りください。  款14国庫支出金、項2国庫補助金、目5教育費国庫補助金、節1教育費補助金9,054万9,000円は、国の令和元年度予算で計上されました学校施設環境改善交付金として内示を受けたもので、歳出で説明をいたしました岩倉南小学校本館大規模改修工事への3分の1補助を受けるものでございます。  款17寄附金、項1寄附金、目1一般寄附金、節1一般寄附金2,500万円は、ふるさといわくら応援寄附金の見込みに合わせて増額するものでございます。  款19繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金1億872万5,000円は、今回の補正の財源に充当するため、歳出に合わせ増額するものでございます。  款21市債、項1市債、目3教育債、節1教育債1億1,870万円は、歳出で説明いたしました岩倉南小学校本館大規模改修工事に合わせ新たに計上するものでございます。  以上、歳入合計は歳出と同額の3億4,297万4,000円でございます。  次に、3ページにお戻りください。
     第2表 繰越明許費は1つの事業を設定するものでございます。  款9教育費、項2小学校費、事業名、小学校施設改良費は、歳出で説明いたしました岩倉南小学校本館大規模改修工事に係る上水道開栓等手数料、工事監理委託料及び工事費の全額を繰り越すものでございます。  第3表 地方債補正は、歳入補正に合わせ、岩倉南小学校本館大規模改修工事を追加するものでございます。  なお、補正後の地方債の現在高見込み調書は13ページでございますので、参考にしていただきますようお願いいたします。  以上で令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。  ここで議案精読の間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午前10時52分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前11時05分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、議案第1号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)」の質疑を許します。  特に質疑区分しませんので。  13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  ふるさとづくり基金の積立金に関連して御質問したいと思います。  これは、先ほども説明がありましたように、12月補正でも補正があって、そのときにもいろいろな質疑があったところでありますけれども、私からこの際お聞きしたいのは、私はこの制度が始まった初代の担当者でもありました。この事業については3つの目的があると思います。  歳入の増、そしてシティプロモーション、それに派生した商業振興、この3つ大きく分けるとあると思うんですけれども、その当時はふるさとチョイスというそういうSNSの宣伝のサイトに真っ先に飛びつきまして、歳入歳出を比較すると、歳出というのは岩倉市民の方がほかに寄附してしまうマイナス分、歳入歳出という言葉が適切ではないですね。総合トータルするとプラス、歳入のほうが上回っていたというふうに記憶しておりますが、昨今、どこの自治体でもこのふるさと応援寄附金に取り組んでいるということで、報告では相殺するとマイナスに向いているという、そういう報告もあるわけですけれども、今年度については、この補正後、品物による謝礼、そしてパートの人件費、来年度からは会計年度任用職員になるわけですけれども、それから正規職員のその事務に係る人件費分の案分、それらを差し引くと、どのぐらいマイナスになるのかプラスになるのかをお聞きしたいというふうに思いますが。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) まず、今回、差引きというんですか、いわゆる岩倉市の方が市外の自治体のほうに寄附をする、いわゆる寄附金控除として出された部分というのは、まだ現在のところ令和元年度課税ですので30年所得に対していけば、それが市民税としての寄附金の控除額というのは7,300万ほどございました。そして、30年度の本市の実績、寄附金額の実績を見ますと、寄附金と寄附金控除の分でいくと、マイナス130万ほどになります。あと、これに加えて、先ほど言われましたけれども、謝礼の支出、あるいは郵送料、あるいはフォーム利用手数料等がございますけれども、そうしたものもございます。  少し、今そこまで細かい数字の積み上げを持っておりませんけれども、やはりそういうところまで見れば、やっぱりマイナスにはなるだろうと。  ただ一方で、今、堀議員も自ら御質問の中に言っていただきましたけれども、商業振興あるいはシティプロモーションといった部分がございます。そういう意味でいくと、そうしたメリットというか、いい面というのもあるというふうに認識しておりますし、やはり今回1億を超えるような寄附金が、令和1年の歴年の中であるわけですけれども、そうした金額が市内の中で消費をされていくようなところもございますので、それ全部が全部ではありませんけど、謝礼品として30%程度のところですけれどもありますので、そうした部分については、我々も新しい返礼の品も発掘をしながら、今は100件近くほどございますので、そうしたところもしながら市の商業振興、そしてシティプロモーションにつなげていくというところは十分役割をこなせているというところになっているというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) そういうことで総合的に考えると、今後もいろんなメリットがあるということでプラスで続けていくという、そういう答弁だったと思いますけれども、その中で1点だけお聞かせください。  商業振興という面でこのいろいろな商業者の方がプラスになっているというふうに思います。  その商業者方の、このふるさと応援寄附金が始まって以来、多分すごい忙しくなって、発注が追いつかないとかそういう時期もあったと思いますし、どのぐらいの商業収益があったかという、そういうことを市としてつかんでいるのかつかんでいないのか。そして、この制度に対する反応、評価はどのようになっているのかということを、もし聞いているんであれば、回答をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 先ほども少し申し上げて、少し額としては把握がというところがございましたけれども、おおむね1億2,000万、1,000万ぐらい、1億円くらいの額あれば謝礼の割合として30%というところは守っておりますので、それから考えれば3,000万あるいは4,000万近く返礼の品として市内に消費をされているというんですか、消費ではないですね、収益という売上げにつながっているところがあります。そういう部分でいけば、その辺の振興の役目を担えているのかというふうに考えておりますし、また一方で、事業者のほうからのお話を聞けば、先ほど少しお話もありましたが、おおむね1か月程度で返礼の品はお送りできているというところもあって、また事業者自身も、例えば、やはりこうしたふるさと納税の制度を利用してそれだけの売上げが上がっていくというところを考えれば、おおむね好意的な御評価を頂いているんではないかと思いますし、私も全部が全部でありませんけれども、幾つかの事業者、とある事業者の方からはそうした評価を直接お聞きしたことがございます。 ○議長(梅村 均君) 14番木村冬樹議員。 ○14番(木村冬樹君) 14番木村です。  教育費の岩倉南小学校本館大規模改修工事に関連する予算についてお聞かせいただきたいと思います。  国の補正予算というものがこの間ずっと大きな額で計上されてきているというところで、15か月予算だとかいうことで様々議論があるところであります。そういった中でこういったものについても国の補助金がついて、今回の補正になっているというふうに思います。  それで、この間、年度によっては追加補正ということで、3月議会の最終日に補正予算が上がってきて審議をされるという形になってきていますが、今回、この先議という形で行われるという形になっています。  それで、この予算というのは全額繰越明許で令和2年度に繰り越されるということになりますので、そういった点でのこの先議をする意義といいますか、なぜ先議をしなきゃいけないのかという点について、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) まず、御質問でありました今回の交付金は補正予算ではございませんでして、令和元年度の当初予算分でございます。  毎年見ていますと、確かに交付金については、当初予算より補正予算のほうがたくさん計上されるということが続いておることは事実でございますが、今回につきましては、令和元年度分の予算であったということから、早めに内定も頂けたのではということで考えております。  それで先議としてお願いしていきたい件でございますけれども、今回、初日が今日2月27日、最終日の議決ですと3月25日、約1か月ぐらい差が出てくるわけでございます。  できれば先議でお願いしたいということは、かなり大きな工事費でもございます。議決案件になるということもございまして、本日議決を賜れば、早速、公告、入札参加の申込み等の手続が早く行っていける。早くの契約ができれば、工事の打合せ等、夏休みに中心的に工事を進めたいものですから、契約後の工程の円滑化を図るために、ぜひ先議でお願いしたという経緯でございます。 ○議長(梅村 均君) 8番宮川 隆議員。 ○8番(宮川 隆君) 8番宮川です。  私も南小学校の大規模改修についてのお尋ねをしたいと思います。  この工事に関しましては、ベースとなるのは今まで行われてきた北小等の改修がベースになるのかなというふうには理解しているところなんですけれども、具体的にはどういうようなことが計画されているのか。また、南小学校独自のもし改修等の計画がありましたら、お示しいただきたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) きちっと手元にはないんですけれども、今年度岩倉中学校、それから前年度まで北小学校でも改修工事を実施しておりますが、予算額的には岩中も1棟ずつ、北小学校も1棟ずつでしたが、1億前後だったかと思います。  今回は3億近くという工事費でお願いしておりまして、大規模改修、教室の床、廊下の床、それから階段室の床等の改修を行いたい。  それから、手洗い場が11か所ほどありますけれども、給排水管含めて更新をさせていただく。  それからトイレについても6か所ありますけれども、それについても和式を洋式化していくといったこと。そこのトイレの給排水の設備も取り替えていくというところでございます。  それから、外壁なども高圧洗浄、再塗装なども実施してまいります。  また、この改修工事に併せて受水槽ですとか、そういった必要となる工事も併せて実施することで、岩中、北小に比べると、もう少し手をかけるところが多くなっているのかなというところでございます。  特徴的なところといいますと、多目的トイレを職員室前のトイレのところには1つ設置していくというところを、今回の工事費の中には盛り込んでおります。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第1号の質疑を終結します。  お諮りいたします。  ここで議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午前11時18分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前11時27分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に議会運営委員会が開催されていますので、報告を求めます。  議会運営委員会委員長、9番須藤智子議員。 ○議会運営委員長(須藤智子君) 9番須藤智子です。  休憩中に議会運営委員会を開催いたしまして、議案の委員会付託及び令和元年12月定例会からの継続審査事件であります請願第11号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願書」の取下げについてを審査いたしましたので、御報告いたします。  審査の結果、議案については、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の委員会へ付託することに決しております。  また、継続審査事件であります請願第11号の取下げについては、本日の日程に追加し、審議することに決しております。  以上、報告を終わります。 ○議長(梅村 均君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、議案を所管の委員会へ付託したいと思いますが御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、お手元に配付してあります議案付託表のとおり付託することに決しました。  もう一点お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、請願第11号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願書」の取下げについてを本日の日程に追加し、審議することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、本日の日程に追加し、審議することに決しました。  ――――――――――――――――――――― ◎追加日程 請願第11号の取下げについて ○議長(梅村 均君) 追加日程、これより請願第11号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願書」の取下げについてを議題といたします。  お手元に配付いたしましたとおり、請願者から令和2年2月25日付で、「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願書」の取下げが提出されました。  取下げには、岩倉市議会請願書及び陳情書取扱要綱第5条第2項の規定に基づき、議会の承認が必要となります。  お諮りいたします。  請願第11号「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願書」の取下げについて承認することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第11号の取下げについて、承認することに決しました。  お諮りいたします。  ここで、財務常任委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。
          午前11時31分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後1時15分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第1号の委員長報告、質疑、討論及び採決 ○議長(梅村 均君) 日程第5を再開します。  議案第1号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)」の審議を行います。  本案について、委員長の報告を求めます。  財務常任委員会委員長、3番鬼頭博和議員。 ○財務常任委員長(鬼頭博和君) 3番鬼頭博和です。  財務常任委員会は、本日2月27日午前11時40分より、第2第3委員会室におきまして委員全員出席の下、開催をいたしました。  財務常任委員会は全員出席であるため、概要説明のみとさせていただきます。  議案第1号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第7号)」を審査いたしましたので、報告をいたします。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はありましたが、省略させていただきます。  質疑を終結し、議員間討議を省略し、討論に入りました。討論はなく、直ちに採決に入りました。採決の結果、議案第1号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(梅村 均君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  これより、議案第1号を採決します。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 ○議長(梅村 均君) 挙手全員であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第6 議案第2号から議案第4号までの上程、提案説明(議案精読)、質疑、討論及び採決 ○議長(梅村 均君) 日程第6、議案第2号「岩倉市教育委員会委員の選任について」から議案第4号「岩倉市固定資産評価審査委員会委員の選任について」までを一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長、登壇してください。  久保田市長。                 〔市長久保田桂朗君 登壇〕 ○市長(久保田桂朗君) 令和2年3月定例会に提出させていただきました議案第2号から議案第4号までにつきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  議案第2号「岩倉市教育委員会委員の選任について」につきましては、熊沢辰巳氏が令和2年3月31日をもって任期満了となりますので、新たに本市在住の岩井義尚氏を選任するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。  議案第3号「岩倉市公平委員会委員の選任について」につきましては、現在委員である本市在住の深見早惠氏が令和2年5月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任するため、地方公務員法の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。  続きまして、議案第4号「岩倉市固定資産評価審査委員会委員の選任について」につきましては、現在委員である本市在住の浅田升夫氏が令和2年4月4日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任するため、地方税法の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。  参考資料といたしまして、略歴等を添付しましたので、御参照いただきたいと思います。  よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。  議案精読の間、暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午後1時19分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後1時30分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第2号「岩倉市教育委員会委員の選任について」の審議に入ります。  質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第2号の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  これより議案第2号を採決します。  本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 ○議長(梅村 均君) 挙手全員であります。  よって、議案第2号は原案のとおり同意することに決しました。  続いて、議案第3号「岩倉市公平委員会委員の選任について」の審議に入ります。  質疑を許します。  13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 13番堀です。  この方については、行政不服審査会委員であるとか情報公開個人情報保護審査委員会であるとか子どもの権利救済委員なども務めてみえるということで、選任理由の中に書いてございます。  お聞きしたいのは、職員についてもいろんなプロジェクトにまたがってということで負担があるということで、そういう一定の考慮がなされるわけですけれども、非常勤の特別職である方について、いろんなその複数のものに就任するということについての考え方、私は、できるだけ広く重ならないようにというふうに思うわけですけれども、人材が不足しているのか、はたまた、どの程度複数で認めていくのか、そこら辺の考え方についてお伺いいたします。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) この方については、議員御質問の中にございましたように、複数のほかそのほかにも各種行政委員等を務めていただいております。そういう中でいって、ただやはり適任かどうかといったところがまず一番最初に考えるべき点なのかなというふうに思っております。  そういう意味でいけば、これまでも継続して委員をお務めいただいております。その中でいっても適任だというふうに判断をもって、今回、上程議案として上程させていただいているわけであります。  非常勤特別職ということでございますので、御本人のほうも一定ほかの委員もお務めいただいた上で、御本人のほうからも内諾を頂いたような形で今回お願いしておりますので、今回、複数であっても大丈夫な面はちゃんと確認した上でお願いをしているということでございます。  ほかの委員についても、非常勤特別職の委員についてもそうした形で、当然その方の御都合もございますし、こちらとしてお願いしていく面もございます。そういうところはちゃんと計りながら考えていきたいと思っています。 ○議長(梅村 均君) 13番堀  巌議員。 ○13番(堀 巌君) 御本人の負担にならないという点では確認しているということなんですけれども、市としてやはり幅広くいろんな方に、この方がもしそれぞれ適任だと、多分適任なんでしょう。  そうするとほかの委員についても、適任だ適任だということで今後ずっと永劫に4つの委員に属するということになっていきます。  一定やっぱり人選に当たって、こちらから一本釣りということをよく言われますけれども、幅広く探すということが必要だというふうに思いますが、そこら辺の点について再度答弁をお願いいたしたいと思います。 ○議長(梅村 均君) 総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 当然これまでもほかの委員さんでも交代していただいた方もいらっしゃいます。  そういった点では、こちらとしても一定そのアンテナを広く持って、いろんな人材を見いだしていきたいというふうには考えておりますので、そうしたところも踏まえた上での選任だというふうに考えております。 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第3号の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  これより議案第3号を採決します。  本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 ○議長(梅村 均君) 挙手全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり同意することに決しました。  続いて、議案第4号「岩倉市固定資産評価審査委員会委員の選任について」の審議に入ります。  質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長(梅村 均君) これをもって議案第4号の質疑を終結いたします。
     お諮りいたします。  本案については、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  これより議案第4号を採決します。  本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 ○議長(梅村 均君) 挙手全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり同意することに決しました。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第7 議案第5号から議案第30号までの上程及び提案説明 ○議長(梅村 均君) 日程第7、議案第5号から議案第30号までを一括議題といたします。  議案第5号「岩倉市制50周年記念事業審査会条例の制定について」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第5号「岩倉市政50周年記念事業審査会条例の制定について」御説明させていただきます。  この条例は、岩倉市制50周年記念事業の実施に当たり、公募した事業の審査等を行うための岩倉市制50周年記念事業審査会の設置、組織及び運営に関する事項を定めるもので、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づく附属機関として位置づけるために制定するものであります。  条文としましては、第1条の趣旨から第9条の雑則までの9条立てとし、第3条では所掌事項として、市民の夢協えるプロジェクトの審査等に関すること、いわくら名産品開発事業の審査等に関すること、その他岩倉市制50周年記念事業の実施に関し、市長が必要と認める事項を規定しております。  第4条では、審査会は、委員5人以内をもって組織し、識見を有する者、市民活動団体の代表者、市職員のうちから市長が委嘱することとしております。  第5条では、委員の任期は、第3条の所掌事項が終了するまでとすること。  第6条では審査会の会長とその職務等を、第7条では会議の運営について必要な事項をそれぞれ定めております。  第8条では、審査会の庶務を総務部秘書企画課で処理することとしております。  附則の第1項としまして、この条例は令和2年4月1日から施行し、第2項では、この条例は令和4年3月31日に限り、その効力を失うものとしております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第6号「岩倉市健幸づくり条例の制定について」の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長兼福祉事務所長(山北由美子君) 議案第6号「岩倉市健幸づくり条例の制定について」御説明申し上げます。  制定理由といたしまして、本市では平成30年12月1日に健幸都市宣言を制定し、市民の健康づくりの意識の向上を図ってきました。  市民が生涯にわたり健やかで自分らしく幸せに暮らすことができる健幸都市いわくらの実現を目指し、市民、関係団体及び市の協働により、取組を推進するために条例を制定するものでございます。  条文としましては、前文及び第1条の目的から第18条の雑則までの18条立てとしております。  前文では、岩倉市健幸づくり条例を制定する経緯について述べています。  生涯にわたって健やかに自分らしく幸せに暮らし続けることは、市民にとって共通の願いです。岩倉市では、平成30年には健やかで幸せに暮らすことができる地域社会を実現するため、健幸都市いわくらを宣言し、健幸づくりを推進しています。  近年、超高齢化の進行や疾病構造の変化など、社会環境が大きく変わり、生活習慣病の発症や介護を必要とする人が増加しており、健康寿命を延ばし生活の質を高めることが求められています。  このような状況において、健康はもとより、文化やスポーツをはじめ生きがいづくりにつながる地域活動を通し、人と地域とのつながりを大切にし、健康で幸せに暮らしていくための取組である健幸づくりを進めていく必要があります。  そこで、市民一人一人が主体的に健幸づくりを行うことに加え、健幸づくりを支える環境の整備に社会全体で取り組み、市、市民、地域団体等がそれぞれの役割を果たすことにより、健幸都市いわくらを実現するため、岩倉市健幸づくり条例を制定いたします。  まず、第1条でこの条例の目的として、この条例は、健幸づくりの基本理念を定め、市、市民、地域団体等の役割を明らかにするとともに、健幸づくりに関する施策の基本となる事項を定めることにより、健幸都市いわくらの実現に寄与することとしています。  次に、第2条では、用語の定義としてこの条例で用いる健幸づくり、健康、協働、市民、地域団体、市民活動団体、事業者、学校等及び保健医療福祉関係者について定義しております。  第3条では、健幸づくりの基本理念として、市民が、自らの健康及び生活習慣に関心を持ち、心身の状態をよりよくするよう主体的に取り組むよう努めること。また、市、市民、地域団体、市民活動団体、事業者、学校等及び保健医療福祉関係者が相互に連携を図りつつ、市民の個性を尊重し、協働により推進することとしています。  次に、第4条から第10条までは、主体の役割について規定しています。  第4条では、市の役割として、市は健幸づくりの推進に関する施策を総合的かつ計画的に策定し、実施するものとし、施策の実施に当たっては、市民、地域団体等との連携及び協働により、市民が継続的に健幸づくりを行えるよう、社会全体で支援していく環境の整備に取り組むよう努めるものとしています。  第5条では、市民の役割として、市民一人一人が主体的に健幸づくりに努めること。また、市が実施する健幸づくりの推進に関する施策や地域、職場及び学校等において行われる健幸づくりの活動に積極的に参加するよう努めるものとしています。  第6条では、地域団体の役割として、地域団体は、地域のつながりを生かして、健幸づくりの活動に取り組むよう努めること。また、市が実施する健幸づくりの推進に関する施策や関係団体等が行う健幸づくりの活動に、協働により取り組むよう努めるものとしています。  第7条では、市民活動団体の役割として、市民活動団体は、自らが持つ知識や専門性を生かして、健幸づくりの活動に取り組むよう努めること。また、市が実施する健幸づくりの推進に関する施策や関係団体等が行う健幸づくりの活動に、協働により取り組むよう努めるものとしています。  第8条では、事業者の役割として、事業者は、従業員が健幸づくりを行うことができる職場の環境の整備に努めること。また、市が実施する健幸づくりの推進に関する施策や関係団体等が行う健幸づくりの活動に、協働により取り組むよう努めるものとしています。  第9条では、学校等の役割として、学校等は、児童等が健幸づくりを行いやすい環境の整備に努めること。また、市が実施する健幸づくりの推進に関する施策や関係団体等が行う健幸づくりの活動に、協働により取り組むよう努めるものとしています。  第10条では、保健医療福祉関係者の役割として、保健医療福祉関係者は、保健医療福祉に関する正しい情報を提供し、市民が適切な保健医療福祉サービスの提供を受けられるように努めること。また、市が実施する健幸づくりの推進に関する施策や関係団体等が行う健幸づくりの活動に、協働により取り組むよう努めるものとしています。  次に、第11条から第16条では、健幸づくりを推進する施策について規定しています。  第11条では、体の健康を通じて健幸づくりを推進する施策として、市は、生活習慣病予防のための知識の普及啓発に関すること、また健康診査、がん検診、予防接種などの施策を実施するものとしています。  第12条では、歯と口腔の健康を通じて健幸づくりを推進する施策として、市は、歯と口腔の健康を通じて健幸づくりを推進するため、齲蝕(虫歯)及び歯周病の予防、口腔機能の維持及び向上などの知識の普及啓発に関すること、また歯科健康診査や歯科保健指導などの施策を実施するものとしています。  第13条では、食を通じて健幸づくりを推進する施策として、市は、生活習慣病予防のための食に関する知識の普及啓発に関すること、また食生活改善及び食育の推進に関することなどの施策を実施するものとしています。  第14条では、運動を通じて健幸づくりを推進する施策として、市は、生活習慣病予防のための運動に関する知識の普及啓発に関すること、また運動を継続して行うことができる環境の整備などの施策を実施するものとしています。  第15条では、心の健康を通じて健幸づくりを推進する施策として、市は、心の健康の保持増進に関する知識の普及啓発に関すること、また心の健康に関する相談支援などの施策を実施するものとしています。  第16条では、健幸づくりを社会全体で推進する施策として、市は、協働による健幸づくりの推進や、人との絆を感じる居場所づくりや生きがいにつながる地域活動の推進、また市民の多様な個性を尊重し、誰もが社会参加できる環境の整備などの施策を実施するものとしています。  なお、第17条では、この条例に基づく健幸づくりを推進する施策を行うときは、必要に応じ岩倉市健幸づくり推進委員会に意見を聴くことができるものとしています。  第18条では、この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定めるとしています。  附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものです。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第7号「岩倉市路上喫煙等規制条例検討委員会条例の制定について」の説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 議案第7号「岩倉市路上喫煙等規制条例検討委員会条例の制定について」説明いたします。  制定理由は、岩倉市における路上喫煙等を規制するための条例を制定するための検討を行う委員会を、地方自治法に基づく附属機関として設置するため、条例を制定するものです。  内容につきまして、条文に従い説明させていただきます。  第1条は、この条例の趣旨として、委員会の設置、組織及び運営に関する事項を定めるものとしております。  第2条は、地方自治法第138条の4第3項の規定による附属機関として、委員会を置くことを定めるものです。  第3条は、委員会の所掌事項として、条例に盛り込むべき項目及び内容の検討に関すること、条例の素案の策定に関することを定めるものです。  第4条は、委員会の組織を定めるもので、第1項で委員10人以内をもって組織すること、第2項で、委員は識見を有する者、関係団体の代表者、市内小・中学校の保護者の代表者、鉄道事業者の代表者、地域団体の代表者、市民の代表者、市職員、その他市長が必要と認める者のうちから市長が委嘱することとしております。  第5条で、委員の任期は第3条の所掌事項が終了するまでとすることを定め、第6条で委員長及び副委員長について、第7条で会議の運営について定めております。  第8条で、委員会の庶務を建設部環境保全課において処理すること。  雑則として、第9条で、この条例に定めるもののほか、委員会の運営に必要な事項は、市長が別に定めることとしております。  附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものとしております。  議案第7号の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第8号「岩倉市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第8号「岩倉市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について」説明させていただきます。  本市では、これまで市内中小企業・小規模企業の振興に関する支援としまして、岩倉市商工会が行う岩倉ビジネスサポートセンターの立ち上げや、その後の運営支援、中小企業・小規模事業者活性化行動計画の策定及び推進など、事業者に対する具体的な支援策を優先的に進めてまいりました。  一方、国や愛知県での中小企業振興のための法整備や条例制定の動き、また岩倉市商工会と愛知県商工会連合会との連名により条例制定に関する要望書の提出を受けたことなどから、商工会や事業者を交え条例制定に向けた懇談会を行い、その機運を高めた上で、今年度には岩倉市中小企業・小規模企業振興基本条例検討委員会を立ち上げ、その中で議論を進めてきたところであります。  この条例の制定につきましては、地域経済の活性化を図るためには、中小企業・小規模企業が健全な事業活動を継続することが必要であり、本市の地域経済の発展と市民生活の向上のために重要な役割を果たしています。  中小企業等の自主的な努力の下、市をはじめ関係する機関や市民がそれぞれの責務や役割等を果たし、地域経済の活性化を図ることを目的として提案するものです。  条例は、前文と15条の条文で構成をされております。  前文では、過去、現在、未来を軸として、岩倉市の特徴や地域経済の発展の担い手が中小企業等であること。そのために、中小企業等の自助努力を前提として、市全体で中小企業等を支え、将来にわたる地域経済の活性化を図ることや、豊かな地域社会の実現のため、中小企業・小規模企業振興基本条例制定に至った経緯を述べております。  第1条につきましては、条例を制定する目的を簡潔に表現をしたものであります。  第2条につきましては、用語の定義として、この条例に掲げる用語についてまとめて規定をしております。  第3条につきましては、中小企業等の振興を推進していく上での基本的な考えや基本姿勢を規定しております。  第4条から第6条では、市、市議会、中小企業等のそれぞれの責務を、第7条から第11条では、大企業、商工会、金融機関、支援機関等や教育機関のそれぞれの役割を、第12条では、市民の理解と協力について明確にし、全体で中小企業等の振興を進めていく上での立ち位置を定めています。  第13条につきましては、施策の基本方針について規定をしており、この基本方針に沿って施策の策定及び実施をすることとしております。  第14条につきましては、中小企業等の振興施策の実施状況の公表について、第15条につきましては、効果的な中小企業等の振興施策を推進していくため、中小企業等と情報や意見を交換する場を設けることについて規定をしております。  附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものです。  説明は以上です。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第9号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第9号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。  提案理由といたしましては、新たに設置します附属機関の委員に関する報酬額の規定を設けるものであります。  改正内容につきましては、第1条第2項中「84の項」を「86の項」に改めるものであります。  別表の改正につきましては、85の項に市制50周年記念事業審査会委員、86の項に路上喫煙等規制条例検討委員会委員として、それぞれ日額7,450円を規定するものでございます。  附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものであります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第10号「岩倉市職員の給与に関する条例の一部改正について」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第10号「岩倉市職員の給与に関する条例の一部改正について」御説明いたします。
     提案理由としましては、令和元年の人事院勧告により、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が令和元年11月22日に公布されたことに伴い、この内容に準じて住居手当の支給額等を改めるものでございます。  改正内容につきましては、第14条第1項では、住居手当の支給対象となる家賃の下限額を規定しておりますが、この額の「1万2,000円」を「1万6,000円」に改め、同条第2項中の字句として、「各号に掲げる額」を「各号に定める額」に改め、同項第1号では、家賃の月額が2万3,000円以下の場合の住居手当の支給額の計算を規定しておりますが、この家賃月額の「2万3,000円」を「2万7,000円」に、また家賃月額から控除する額として「1万2,000円」を「1万6,000円」に改め、同項第2号中では、家賃月額は2万3,000円を超える場合として同様に「2万3,000円」を「2万7,000円」に、「1万6,000円」を「1万7,000円」に改めるものであります。  また、第16条第5項では、1か月に60時間を超えた時間外勤務の場合の手当の支給率の特例について規定をしておりますが、同項第1号中、手当の支給率を規定しております「第2項」を、時間外勤務に対して手当を支給することを規定している「第1項」に改めるものでございます。  附則としまして、第1条では、施行期日を令和2年4月1日からとし、ただし第16条第5項第1号の時間外勤務手当に関する改正規定は、公布の日からの施行としております。  第2条では、住居手当に関する経過措置として、今回の改正により、住居手当の支給額が2,000円を超える減額となる場合は、令和3年3月31日までの間、改正前の支給額から2,000円を控除した額の住居手当とすることとしております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第11号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」の説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 議案第11号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」説明いたします。  改正理由は、愛知県から令和2年度の確定計数による国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率の算定結果が示されたことから、国民健康保険税の税率及び税額を改正するものです。  改正内容について、条文により説明をさせていただきます。  医療分の基礎課税額に係る所得割額を定めた第3条第1項中「100分の5.8」を「100分の6.0」に、均等割額を定めた第5条中「2万3,200円」を「2万4,100円」に、平等割額を定めた第6条のうち特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯については「1万6,500円」を「1万7,000円」に、第2号の特定世帯については「8,250円」を「8,500円」に、第3号の特定継続世帯については「1万2,375円」を「1万2,750円」に改めるものでございます。  また、後期高齢者支援金等課税被保険者に係る所得割額を定めた第7条中「100分の2.1」を「100分の2.2」に、均等割額を定めた第9条中「8,600円」を「8,900円」に、平等割額を定めた第10条のうち特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯については「6,100円」を「6,300円」に、第2号の特定世帯につきましては「3,050円」を「3,150円」に、第3号の特定継続世帯につきましては「4,575円」を「4,725円」に改めるものでございます。  また、介護納付金課税被保険者に係る所得割額を定めた第11条中「100分の1.8」を「100分の1.9」に、均等割額を定めた第13条中「9,800円」を「1万100円」に、平等割額を定めた第14条中「4,700円」を「5,000円」に改めるものです。  また、所得に応じて国民健康保険税を減額する額を定めた第28条につきましては、第1号から第3号までに定める額をそれぞれ基礎課税額の改正に合わせて改めるものです。  附則としまして、第1項で施行期日として令和2年4月1日から施行するものとし、第2項で改正後の規定は、令和2年度以後の年度分の国民健康保険税から適用するとの経過措置を定めております。  議案第11号の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第12号「岩倉市介護保険条例等の一部改正について」の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長兼福祉事務所長(山北由美子君) 議案第12号「岩倉市介護保険条例等の一部改正について」御説明申し上げます。  提案理由といたしましては、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律による介護保険法の改正により、消費税による公費を投入して低所得者の保険料の軽減強化を行う仕組みが設けられ、平成27年4月から一部実施をしており、平成31年4月からは、令和元年10月からの消費税率10%への引上げに伴い、さらに軽減強化を行ったところであります。令和2年度には、軽減強化の財源となる消費税が1年間を通して引き上げられることに伴い、介護保険法施行令が改正され、軽減強化の完全実施が行われることから、保険料率の改正等を行うものでございます。  なお、この改正は所得段階が第1段階から第3段階までの低所得の高齢者の方の介護保険料の軽減を行うものでございます。  それでは、条文について説明させていただきます。  第1条は、岩倉市介護保険条例の一部改正を行うものです。  第4条第1項では、改元日以後の年度の元号の表示を令和に改めるものです。  第4条第2項では、所得の少ない第1号被保険者の保険料率の軽減措置として、第1段階の令和2年度の保険料率を現在の軽減措置適用後の「2万2,200円」から「1万7,800円」に改め、同条第3項では、第2段階の令和2年度の保険料率を現在の軽減措置適用後の「3万3,500円」から「2万9,700円」に改め、同条第4項では、第3段階の令和2年度の保険料率を現在の軽減措置適用後の「4万3,000円」から「4万1,600円」に改めるものでございます。  次に、第2条は、岩倉市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正を行うもので、附則第2項中「平成31年度」を「令和元年度」に改めるものでございます。  附則といたしまして、この条例は市長が規則で定める日から施行することとしております。これについては、介護保険法施行令の公布は年度末が見込まれていることから、施行期日は規則に委任するものでございます。ただし、第2条の元号の表示を令和に改める改正については、公布の日から施行するものです。  また、この条例による改正後の岩倉市介護保険条例第4条の規定は、令和2年度分の保険料率から適用し、令和元年度分までの保険料率については従前の例によることとしております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第13号「岩倉市都市計画審議会条例の一部改正について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第13号「岩倉市都市計画審議会条例の一部改正について」説明させていただきます。  改正理由としましては、現行の都市計画審議会委員の任期が令和2年5月31日で満期となることから、改正に合わせて公募等による市民の代表者を委員に加える等の所要の改正を行うものです。  改正内容につきましては、条文により説明させていただきます。  岩倉市都市計画審議会の組織について規定をしています3条第2項を改め、第1号から3号に規定をしています定数を削り、第4号として市民の代表者を新たに加えるものです。  また、併せて第5条の副会長の職務について、他の附属機関に関する条例の規定と合わせる改正を、第6条につきましては字句を改めるものです。  附則としまして、この改正条例につきましては令和2年6月1日からの施行とするものです。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第14号「岩倉市営住宅管理条例の一部改正について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第14号「岩倉市営住宅管理条例の一部改正について」説明させていただきます。  改正理由につきましては、民法の一部を改正する法律が平成29年6月2日に公布され、令和2年4月1日から施行されることに伴い、補償に関するルールが変更となり、連帯保証人による保証を求める場合には、極度額の設定が必要となることから、公営住宅設置の目的に鑑み、連帯保証人に関する規定を削る等、所要の改正を行うものです。  改正内容につきましては、条文により説明させていただきます。  第4条の改正は、土地区画整理法の改正による項ずれを改め、公募を行わずに入居させることができる者に、密集市街地における防災街区の促進に関する法律に基づく防災街区整備事業を加えるものです。  第5条の改正は、福島復興再生特別措置法の改正に伴い、住宅に困窮している場合に入居できる者を、被災者等から特定帰還者及び居住制限者に改めるものです。  また、「国税、地方税」を滞納していない者を、「市区町村税並びにその督促手数料、延滞金、過少申告加算金、不申告加算金、重加算金及び延滞処分費」を滞納していない者に改めるものです。  第8条の改正は、市営住宅に優先的に入居させることができる者に、20歳未満の子を扶養している夫の寡夫を加える等の改正を行うものです。  第9条の改正は字句を改め、第10条の改正は住宅入居の手続として規定をしています連帯保証人2人の連署を削るものです。  第14条の改正は、収入の申告の把握方法を明確化するために、公営住宅法に規定する課税台帳等の閲覧の請求による方法で行えるよう改めるものです。  第15条から第31条は字句等の整理を、第39条は不正行為による入居者への徴収額の計算方法を近傍同種の家賃額と支払いを受けた家賃との差額に法定利率による利息を付した額と改めるものです。  附則としまして、この改正条例は令和2年4月1日から施行するもので、経過措置として、改正後の第39条の規定は、施行日以降に到来する支払いに係る金銭について適用し、施行日前に到来した支払期に係る金銭については、従前の例によることを定めております。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第15号「岩倉市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第15号「岩倉市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」説明させていただきます。  改正理由につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律が平成29年6月9日に公布され、令和2年4月1日に施行されることから、地方自治法を引用している条に条ずれが生じるため、所要の改正を行うものです。  改正内容につきましては、条文により説明をさせていただきます。  第6条中「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものです。  附則としまして、この改正条例は令和2年4月1日から施行するものであります。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第16号「岩倉市水道事業の設置に関する条例の一部改正について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第16号「岩倉市水道事業の設置に関する条例の一部改正について」説明させていただきます。  改正理由につきましては、さきの議案第15号と同様で地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、地方自治法を引用している条に条ずれが生じる等、所要の改正を行うものです。  改正内容につきましては、条文により説明をさせていただきます。  地方自治法の改正に伴う条ずれについては、第5条中「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改め、そのほか第3条及び第6条、第7条の改正は、条例内や他の条例等との統一を図るため字句の整理を行うものです。  附則としまして、この改正条例は令和2年4月1日から施行するものです。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第17号「昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の廃止について」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第17号「昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の廃止について」御説明させていただきます。  この条例は、昭和天皇が崩御された際に、職員の懲戒を免除し、及び職員の賠償責任に基づく債務を免除するために定められたものでありますが、今後は該当する者が生じることがないため、条例を廃止するものであります。  附則の第1項としまして、この条例は公布の日から施行し、第2項では条例の廃止前の規定により行われた職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除については、この条例の施行の日以後もその効力を有するものとしております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第18号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第8号)」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第18号「令和元年度岩倉市一般会計補正予算(第8号)」について説明いたします。  提案理由といたしましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,043万5,000円を追加し、総額を164億3,593万7,000円とさせていただくもので、繰越明許費の追加、債務負担行為及び地方債の変更も併せてお願いするものでございます。  今回の補正につきましては、基金への積立て等の一部の増額補正を除いて、令和元年度の年度末の補正ということでの減額補正が主な内容となっております。  減額補正の考え方としましては、歳出は事業の完了もしくは完了見込みにより高額な不用額が見込まれるものを中心に計上しています。  歳入は、地方交付税等を増額し、国・県支出金は交付決定に合わせて増減し、諸収入、市債等は歳出の事業費に合わせて減額するものを計上しております。  それでは、13、14ページの歳出から説明をさせていただきます。  款2総務費、項1総務管理費、目5広報広聴費、事業名、事務管理費151万2,000円の減額は、広報いわくら及びまちづくりカレンダーに係る印刷製本費の決算見込みに合わせるものでございます。  目6財政管理費、事業名、減債基金積立金3億円は、今後の市債の償還に備え、基金に積み立てるものでございます。  目7財産管理費、事業名、庁舎施設管理費852万4,000円の減額は、庁舎設備維持管理業務に係る委託料の決算見込みに合わせ減額するものでございます。次の事業名、公共施設整備基金積立金2億円は、今後の公共施設の建設改修及び維持補修に備え、基金に積み立てるものでございます。  項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費、事業名、事務管理費190万8,000円は、通知カード・個人番号カード関連事務の委任に係る負担金の上限見込額に変更があったため増額するものでございます。  項4選挙費、目3選挙執行費、事業名、岩倉市議会議員一般選挙費678万2,000円の減額は、印刷製本費及び選挙運動用自動車等借上料の決算見込みに合わせるものでございます。  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、事業名、介護保険特別会計繰出金55万1,000円は、特別会計の補正に合わせ増額するものでございます。  目6心身障害者福祉費、事業名、自立支援費6,500万円は、障害者自立支援給付費に係る給付実績が見込みより多く、今後の不足見込みを増額するものでございます。  項2児童福祉費、目2保育園費、事業名、小規模保育事業所開設準備事業費補助事業631万円の減額は、ゆうかさいち保育室の開設準備事業費の決算見込みに合わせて補助金を減額するものでございます。  15、16ページをお願いします。  款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健費、事業名、がん検診事業1,100万円の減額は、胃がん、乳がん、子宮頸がん等の個別検診による受診者が見込みより少なかったため委託料を減額するもの。次の事業名、母子健康診査事業260万円の減額は、健診受診件数が見込みより少なかったため委託料を減額するもの。さらに次の事業名、予防接種事業1,200万円の減額は、被接種者が見込みより少なかったため委託料を減額するものでございます。  目5環境衛生費、事業名、愛北広域事務組合負担金172万5,000円の減額は、組合の決算見込みに合わせてし尿処理場運営費等負担金及び火葬事業運営費負担金を減額するものでございます。  項2清掃費、目2塵芥処理費、事業名、小牧岩倉衛生組合負担金7,122万円の減額は、組合の決算見込みに合わせて運営費負担金及び建設費負担金を減額するものでございます。  款6商工費、項1商工費、目4観光費、事業名、桜まつり事業504万円の減額は、祭り期間中の天候が良好で環境保全事業協力金が増になったことや、整地等の復旧整備費が少額であったため、委託料を減額するもの。次の事業名、尾北自然歩道お祭り広場整備事業98万3,000円の減額は、お祭り広場排水対策工事の決算見込みに合わせるものでございます。  目6企業立地推進費、事業名、企業立地推進事業109万7,000円の減額は、地区計画策定業務委託料の決算見込みに合わせるものでございます。  款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費、事業名、耐震対策費796万9,000円の減額は、申請件数が見込みより少なかったため、木造住宅耐震診断委託料及び住宅・建築物安全ストック形成事業費補助金を減額するものでございます。  17、18ページをお願いいたします。  項2道路橋梁費、目2道路新設改良費、事業名、岩倉西春線道路改良事業22万円の減額、次の事業名、五条川右岸堤防道路整備事業823万2,000円の減額は、それぞれ決算見込みに合わせて測量設計等委託料及び道路新設工事費を減額するもの。さらに次の事業名、一宮春日井線道路改良事業749万6,000円の減額は、小牧市において用地調整に時間を要し、用地測量に着手できる条件が整わなかったため、用地調査等委託料を全額減額するものでございます。
     項4都市計画費、目1都市計画総務費、事業名、空き家等対策事業158万円の減額は、1件当たりの補助単価が見込みより少なかったため、空き家等解体工事費補助金を減額するものでございます。  目2街路費、事業名、桜通線街路改良事業1,439万2,000円の減額は、この後の繰越明許補正でも説明させていただきますが、繰越予定分を除き、物件調査業務及び測量設計等委託料、土地取得費、物件移転補償費を決算見込みに合わせるものでございます。  目3下水道事業費、事業名、公共下水道事業会計繰出金750万5,000円の減額は、事業会計の補正に合わせて減額するものでございます。  目4公園費、事業名、(仮称)多目的交流広場整備事業373万1,000円の減額は、建築確認等申請手数料及び測量設計等委託料の決算見込みに合わせるものでございます。  款8消防費、項1消防費、目2非常備消防費、事業名、非常備消防費128万6,000円は、消防団員の退職者数の増に合わせて退職報償金を増額するものでございます。  目3消防施設費、事業名、消防ポンプ自動車購入事業121万円の減額は、ポンプ車の購入費の決算見込みに合わせるものでございます。  19、20ページをお願いいたします。  款9教育費、項1教育総務費、目3教育指導費、事業名、私立幼稚園等補助事業579万4,000円の減額は、幼児教育の無償化に係るシステム改修業務委託料について、保育事業費のシステム改修パッケージの中で対応ができることとなったため、全額減額するものでございます。  項2小学校費、目1学校管理費、事業名、小学校施設改良費132万円の減額は、岩倉北小学校の屋内運動場等工事基本設計委託料の決算見込みに合わせるものでございます。  項4社会教育費、目4文化財保護費、事業名、文化財保護費1億8,236万6,000円の減額は、下田南遺跡発掘調査業務委託料の決算見込みに合わせるものでございます。  項6給食センター費、目1給食センター費、事業名、旧学校給食センター取壊事業1,199万1,000円の減額は、取壊し工事の決算見込みに合わせるものでございます。  款11公債費、項1公債費、目2利子、事業名、公債費(利子)571万1,000円の減額は、平成30年度に借り入れました市債の借入利率が確定したことなどにより、償還利子を減額するものでございます。  以上、歳出総額は1億8,043万5,000円でございます。  歳出に続きまして9、10ページの歳入について説明をさせていただきます。  款9地方特例交付金1,201万2,000円、次の款10地方交付税1億3,989万4,000円は、交付決定に合わせて増額するものでございます。  款12分担金及び負担金、項1負担金、目3教育費負担金、節1社会教育費負担金9,118万3,000円の減額は、歳出で説明いたしました下田南遺跡発掘調査業務委託料の減額に合わせて県企業庁からの負担金を減額するものでございます。  款14国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金3,250万円は、歳出で説明しました障害者自立支援給付費の給付実績に合わせて障害者自立支援給付費等負担金を増額するものでございます。  項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務費補助金190万8,000円は、歳出で説明いたしました通知カード・個人番号カード関連事務負担金の増額に合わせて補助金を増額するものでございます。  目2民生費国庫補助金、節2児童福祉費補助金557万6,000円の減額は、歳出で説明いたしました、ゆうかさいち保育室の開設準備事業費の決算見込みに合わせて保育対策総合支援事業費補助金を減額するものでございます。  目4土木費国庫補助金、節1道路橋梁費補助金1,734万円は、歳出で説明しました岩倉西春線道路改良事業に充当します社会資本整備総合交付金(道路事業)の交付決定に合わせて増額するものでございます。節2都市計画費補助金695万3,000円の減額は、歳出で説明いたしました桜通線街路改良事業に充当します防災・安全交付金の交付決定に合わせて、この後の繰越明許費補正でも説明いたしますが、繰越予定分を除いた額を減額するものでございます。節3住宅費補助金310万8,000円の減額は、歳出で説明いたしました耐震対策費の申請件数の見込みに合わせて社会資本整備総合交付金(住環境整備事業)を減額するものでございます。  款15県支出金、項1県負担金、目1民生費負担金、節1社会福祉費負担金1,625万円は、歳出で説明いたしました障害者自立支援給付費に係る給付実績に合わせて負担金を増額するものでございます。  項2県補助金、目2民生費補助金、節2児童福祉費補助金579万4,000円の減額は、歳出で説明しました幼児教育の無償化に係るシステム改修委託料の全額減額に合わせて導入支援事業費補助金を減額するものでございます。  目5商工費補助金、節1商工費補助金222万9,000円は、歳出で説明いたしましたお祭り広場排水対策工事に対する観光施設費等補助金の交付決定を受けたため、新たに計上するものでございます。  目6土木費補助金、節2住宅費補助金126万9,000円の減額は、国庫補助金と同様、耐震対策費の申請件数の見込みに合わせて住宅・建築物安全ストック形成事業費補助金を減額するものでございます。節3土木費補助金150万円の減額は、歳出で説明しました五条川右岸堤防道路整備事業の決算見込みに合わせて市町村土木事業費補助金を減額するものでございます。  11、12ページをお願いいたします。  款18繰入金、項1繰入金、目1繰入金、節1基金繰入金1億円の減額は、一般財源ではありますけれども、歳出で説明いたしました下田南遺跡発掘調査事業委託料の減額に合わせて当初の繰入予定額の一部を減額するものでございます。  次に、款19繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金2億421万1,000円は、今回の補正の財源として歳出に合わせ増額するものでございます。  款20諸収入、項5雑入、目3雑入、節4衛生費雑入128万円の減額は、がん検診の受診者が見込みより減少したため、がん検診等徴収金を減額するものでございます。  款21市債、項1市債、目2土木債、節1土木債1,740万円の減額は、岩倉西春線道路改良事業、桜通線街路改良事業の決算見込みに合わせてそれぞれ1,360万円、380万円の減額をするもの。  次の目4臨時財政対策債、節1臨時財政対策債1,184万6,000円の減額は、令和元年度算定の発行可能額に合わせ減額するものでございます。  以上、歳入総額は、歳出と同額の1億8,043万5,000円でございます。  次に、3ページにお戻りください。  第2表 繰越明許費補正は、4つの事業を追加するものです。  款2総務費、項1総務管理費、事業名、契約管理費64万9,000円は、五条川小学校調整池設置工事の次年度繰越しに合わせて工事検査補助業務委託料の全額を繰り越すもの。次の事業名、移動系防災行政無線デジタル化事業3,085万1,000円は、昨年の台風19号の影響により、部品の一部を調達する福島県の工場が被災し生産停止となったため、年度内完了が困難となったことに伴い、事業の進捗に合わせて管理委託料の全額及び工事費の一部を繰り越すもの。  款7土木費、項2道路橋梁費、事業名、名鉄石仏駅等整備事業8,400万円、次の項4都市計画費、事業名、桜通線街路改良事業3,360万2,000円は、石仏駅の東側駅舎に係る整備状況や桜通線の用地買収等の都合により、年度内完了が困難となったことに伴い、それぞれ事業の進捗に合わせて名鉄への負担金、土地取得費、物件移転補償費などの一部を繰り越すものでございます。  第3表 債務負担行為補正は、下田南遺跡発掘調査業務委託料について、契約額に合わせて限度額を変更するものでございます。  次に、4ページをお願いいたします。  第4表 地方債補正は、歳入の補正に合わせ岩倉西春線道路改良事業、桜通線街路改良事業、臨時財政対策債について、それぞれ限度額の変更をお願いするものでございます。  なお、補正後の地方債の現在高見込みに関する調書が21ページにございますので、参考にしていただきますようお願いいたします。  以上で一般会計補正予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第19号「令和元年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第19号「令和元年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」について説明をさせていただきます。  提案理由といたしましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ846万8,000円を追加し、総額を6,910万4,000円とさせていただくもので、繰越明許費も併せてお願いするものでございます。  最初に、9ページ、10ページの歳入について説明させていただきます。  款1財産収入、項2財産売払収入、目1土地売払収入、節1土地売払収入846万8,000円は、土地開発基金が保有しております野寄町西海道80番2の土地を川井野寄地区の土地開発事業用地として提供していただく方に代替地として売却することによる収入でございます。  続きまして、11、12ページの歳出について説明させていただきます。  款2土地開発基金費、項1土地開発基金費、目1土地開発基金費、節28繰出金、土地開発基金積立金846万8,000円は、土地開発基金が保有する土地を売却した収入金を土地開発基金に積み立てるものでございます。  次に、3ページにお戻りください。 第2表 繰越明許費は、1つの事業を追加するものでございます。  款1土地取得費、項1土地取得費、事業名、土地取得費につきましては、一般会計補正予算で御説明させていただきましたが、桜通線街路改良事業に合わせて進めております江南岩倉線の用地先行取得について、年度内の完了が困難となったため、土地取得費の全額を繰り越すものでございます。  以上で土地取得特別会計補正予算の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第20号「令和元年度岩倉市介護保険特別会計補正予算(第4号)」の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長兼福祉事務所長(山北由美子君) 議案第20号「令和元年度岩倉市介護保険特別会計補正予算(第4号)」につきまして御説明申し上げます。  提案理由といたしましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ562万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億7,344万4,000円とさせていただくものです。  その内容につきましては、地域支援事業費のうち食の自立支援事業委託料及び訪問・通所型サービス事業費について増額補正をさせていただくものでございます。  それでは、歳出から御説明させていただきますので、9ページ、10ページをお願いいたします。  款3地域支援事業費、項1介護予防・生活支援サービス事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費、介護予防・生活支援サービス事業費の562万1,000円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業における給食サービスの利用者の増加に伴い、食の自立支援事業委託料が当初の見込みを上回ったことにより、242万1,000円の増額。また、要支援認定者の増加に伴い、訪問・通所型サービス事業費が当初の見込みを上回ったことにより、320万円を増額するものでございます。  続きまして、歳入の説明をさせていただきますので、7ページ、8ページをお願いいたします。  款1介護保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料の補正額110万8,000円、款4国庫支出金、項2国庫補助金、目1調整交付金の補正額12万9,000円、同じく款4国庫支出金、項2国庫補助金、目2地域支援事業交付金の補正額88万2,000円、款5県支出金、項3県補助金、目1地域支援事業交付金の補正額55万1,000円、款6支払基金交付金、項1支払基金交付金、目2地域支援事業交付金の補正額119万円、款8繰入金、項1繰入金、目1繰入金の補正額55万1,000円につきましては、歳出の地域支援事業費の増額に伴い、それぞれ負担割合に応じて所定の率を乗じて得た額を増額するものでございます。  上から2つ目の款2分担金及び負担金、項1負担金、目1負担金の補正額121万円につきましては、給食サービスにおける利用者負担分を増額するものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第21号「令和元年度岩倉市公共下水道事業会計補正予算(第4号)」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第21号「令和元年度岩倉市公共下水道事業会計補正予算(第4号)」について説明させていただきます。  今回の補正は、決算見込みに合わせて補正をお願いするものです。  内容につきましては、議案の第2条、収益的収入及び支出の補正は、公共下水道事業会計予算の第3条に定めた下水道事業収益及び費用の既決予定額からそれぞれ740万5,000円減額し、下水道事業収益の総額を8億3,568万8,000円に、下水道事業費用の総額を8億1,182万6,000円とさせていただくものです。  また、議案の第3条、資本的収入の補正は、公共下水道事業会計予算の第4条に定める資本的収入の既決予定額について、総額の変更はありませんが、内訳を補正するものです。  項目別の内訳につきましては、5ページの補正予算(第4号)実施計画明細書により説明をさせていただきます。  収益的収入では、款1下水道事業収益、項2営業外収益、目2節1他会計補助金で740万5,000円を減額し、収益的支出では、款1下水道事業費用、項2営業外費用、目1支払利息及び企業債取扱諸費、節1企業債利息で740万5,000円減額するものです。平成30年度借入れに係る償還利子等が当初見込みより下回ったため、それぞれ減額させていただくものです。  次に、資本的収入では、款1資本的収入、項2目1節1国庫補助金は交付決定額に基づき2,300万円を増額するものです。  款項目順が前後しますが、項5企業債、目1下水道事業債、節2公共下水道事業債は、国庫補助金の増額に伴い2,290万円を減額し、起債の計算方法に起因して発生する差額を項4目1節1他会計補助金で10万円減額しています。  議案に戻っていただきまして、議案の第4条、企業債の補正では、既決限度額から2,290万円を減額し、総額を5億2,030万円とさせていただくものです。  また、第5条、他会計からの補助金では、公共下水道事業会計予算第8条の一般会計から補助を受ける金額を750万5,000円減額し、総額で6億6,785万2,000円とさせていただくものです。  この補正予算に関する事項別の内訳等につきましては、1ページの補正予算(第4号)実施計画以降、資料を添付させていただいておりますので、御参照を頂きたいと思います。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) お諮りいたします。  提案説明の途中でありますが、ここで休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩します。       午後2時38分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後2時50分 再開 ○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第22号の説明から入ります。  議案第22号「令和2年度岩倉市一般会計予算」の説明を求めます。  最初に、総括説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第22号「令和2年度岩倉市一般会計予算」について説明いたします。  冊子にしております令和2年度愛知県岩倉市予算書及び予算説明書を4枚めくっていただき、水色の紙の次にございます1ページを御覧ください。  第1条の歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ159億6,000万円と定めるものでございます。令和元年度当初予算と比較しまして2億6,000万円、1.7%の増となっております。  歳入歳出予算の款項の区分及び区分ごとの金額は第1表 歳入歳出予算によるもので、その内容は2、3、4ページの歳入、5、6ページの歳出のとおりでございます。  歳入歳出予算の款ごとの増減につきましては、12、13ページを御覧ください。  こちらの表で、款ごとでは民生費の増額が最も大きくなっております。これは、幼児教育・保育の無償化による子育てのための施設等利用給付事業、高齢化による介護給付費や後期高齢者医療費、障害者自立支援給付費や認定こども園施設型給付等事業などの社会保障関係費の増が要因でございます。次いで、増額となります総務費では、市役所庁舎に係る中央監視装置の更新や屋上防水工事の実施、ふるさといわくら応援寄附金事業の増が要因でございます。  それに対して大きく減額となる教育費では、岩倉中学校北館給排水衛生・設備工事や旧学校給食センター取壊し工事の終了、私立幼稚園就園奨励費補助金の減が要因であります。  また、衛生費では、小牧岩倉衛生組合負担金や予防接種事業等の増による増額、商工費では、川井野寄工業団地への配水管布設工事や代替地提供者等奨励金の皆増による増額、さらに土木費では、継続事業となります岩倉西春線道路改良事業、名鉄石仏駅等整備事業、桜通線街路改良事業、夢さくら公園整備事業の事業内容の違いにより増額となっております。  一方、消防費では、消防ポンプ自動車の更新の終了等により減額、農林水産業費では、土地改良事業等の減により減額となっております。  それでは、歳出の説明に入ります前に、まず人件費関係について御説明申し上げ、その後、議会費から説明をさせていただきます。
     初めに、342、343ページの給与費明細書を御覧ください。  342ページには、市長等や議員附属機関の委員の給与費等について説明を記載しております。職員数の合計は、附属機関の委員数等の増減により前年度比57人減の994人で、合計額としましては、前年度比8,410万7,000円減の2億5,236万3,000円となっております。  次に、343ページの一般職の人件費についてでございます。  令和元年9月議会で会計年度任用職員に係る条例の制定について議決を頂きましたが、令和2年度より会計年度任用職員制度が導入され、嘱託職員及び消費生活相談員、パート職員は会計年度任用職員へと移行します。  これまで嘱託職員及び消費生活相談員には報酬、パート職員には賃金を支給しておりましたが、制度移行後は報酬へと統一をされます。それに伴い、予算上の取扱いについても、1節報酬、会計年度任用職員報酬での計上となり、7節賃金は削除されます。  また、会計年度任用職員には新たに期末手当が支給されますので、3節職員手当等期末手当での予算計上となります。  なお、旅費及び通勤費用に係る費用弁償は、8節旅費、費用弁償での計上となります。  以上のことから、一般職の人件費につきましては、(1)総括の表にありますように、予算上の職員数は前年度比613人増の968人、再任用短時間勤務職員は1人減の11人とし、予算総額では6億4,145万1,000円増の32億4,612万7,000円となっております。  人件費の増額要因としましては、ただいま説明いたしました会計年度任用職員制度の導入に伴い、これまでのパート職員賃金を会計年度任用職員報酬として人件費で計上することになったことや、新たに会計年度任用職員に期末手当の支給が追加されたことなどによるものでございます。  なお、会計年度任用職員に係る給与費については、これまでのパート職員賃金と同様、人事管理費や保育園費、教育指導費など、各款の予算科目で計上させていただいております。  また、344ページでは、一般職のうち会計年度任用職員以外の職員となる正規職員分と再任用職員分を、次の345ページでは、会計年度任用職員分を示しております。  なお、こちらの会計年度任用職員の職員数については、延べ人数での計上とさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  以下、346ページから350ページまでに報酬、給料、職員手当等の増減額の明細等について記載しておりますので、御参照ください。  また、351ページ、352ページでは、債務負担行為に係る調書、次の353ページでは、地方債に関する調書がございますので、併せて御参照いただきたいと思います。  以上、総括の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 次に、予算書88ページの歳出から順次説明を求めます。  説明は、主な事業や新規のものなどについて、ページを追って簡潔に説明を求めます。  款1議会費及び款2総務費に入ります。  ページ数は88ページから146ページまでとなります。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) では、88、89ページをお願いいたします。  歳出の説明書につきましては、見開きの左ページに款項目の本年度と前年度の当初予算額とその比較及び財源内訳、右ページに目単位での節の予算額、説明欄では、太字にしています事業別の予算総額表示の下にその内訳も明示し、事業ごとの特定財源を分かるようにさせていただいております。  歳出は目単位で説明をさせていただきますが、特に前年度と比較して大きく変更したもの、また新たに事業として計上したものを中心に説明させていただきます。  なお、一般職員配置による予算額の増減については、原則として省略をさせていただきます。  款1議会費から説明をしてまいります。  項1議会費、目1議会費では、81万1,000円の減額としております。  その要因としましては、91ページ中段の事業名、議員報酬等で、前年度の議員改選時に比べて、共済負担金率が低くなるため、議員共済費が減となることによるものでございます。  次に、款2総務費に入ります。  少しページが飛びまして、94、95ページをお願いいたします。  上段の項1総務管理費、目2人事管理費は3,120万1,000円の増額としています。  その要因としては、95ページ中段の事業名、職員等管理費で、正規職員数の増加により、給料、職員手当等及び共済費が増、次の97ページの上段の事業名、事務管理費で、会計年度任用職員制度の導入に伴い、報酬、期末手当、共済費が増になることによるものでございます。  少しページが飛びまして100、101ページをお願いいたします。  下段の目4企画費は6,263万1,000円の増額としております。  その要因としましては、103ページの中段の事業名、ふるさとづくり基金積立金及びふるさといわくら応援寄附金事業で、寄附金の増に併せて基金積立金、寄附金等謝礼、郵送料、フォーム利用手数料などが増になっていることによるものでございます。  また、105ページの上段の事業名、市制50周年記念事業では、市制50周年記念事業基本方針に基づき、「市民の夢協えるプロジェクト」や、いわくら名産品開発事業を進めていくために必要な予算を新たに計上したことによるものでございます。  106、107ページをお願いいたします。  中段の目7財産管理費は1億5,516万7,000円の増額としております。  その要因としては、107ページ中段の事業名、事務管理費で、PCB廃棄物処理等委託料を計上したことによるもの、次の事業名、庁舎施設管理費で109ページとなりますが、中段の修繕料のうち、庁舎の中央監視装置の更新費を計上したことによるもの、次の事業名、庁舎施設改良費で111ページの上段、庁舎屋上防水工事や庁舎入口等止水板設置工事に係る経費を新たに計上したことによるものでございます。  また、111ページ下段の事業名、公共施設整備基金積立金では、今後の公共施設再配置計画や公共施設長寿命化計画への財源対応分として、新たに当初予算から計上するものでございます。  目8会計管理費では、1,076万6,000円の増額としております。  その要因としましては、111ページ下段の事業名、会計管理費で、113ページとなりますが、上段の委託料のうち、現行の歳入システムが令和3年7月以降から使用不能となるため、令和3年4月からの運用開始に向けて、後継の総合収納システムを導入するための委託料を計上したことによるものでございます。  目9交通安全防犯推進費では431万4,000円の増額としております。  その要因としましては、113ページ中段の事業名、交通安全事業で、高齢運転者による衝突被害の軽減を図るため、115ページの上段に記載しております高齢者後付け安全運転支援装置設置費補助金を新たに計上したことによるものでございます。  少しページが飛びまして、120、121ページをお願いいたします。  中段の目14情報化管理費は1,274万円の増額としております。  その要因としましては、121ページ下段の事業名、電子情報システム維持管理事業で、新歳入システムの導入に係るシステム改修、RPAやAI−OCRを活用した事務処理の効率化、AI総合案内サービスを導入するための経費を新たに計上したこと。また、協議会や審議会等の議事録作成業務について、情報システムを活用して音声を文字化することにより、事務処理の負担軽減を図る議事録作成支援システムを導入するための経費を計上したことによるものでございます。  122、123ページをお願いいたします。  中段の目15防災対策費は9,075万5,000円の減額としております。  その要因としましては、123ページ下段の事業名、防災対策費で、次の125ページの中段にあります国土強靱化地域計画策定業務委託料を新たに計上したことで増となりましたが、令和元年度で計上しておりました移動系防災行政無線デジタル化事業が皆減となることによるものでございます。  126、127ページをお願いいたします。  中段の目17協働推進費では、802万2,000円の増額としております。  その要因としましては、127ページ下段の男女共同参画推進事業で、令和3年度から令和12年度までの10年間を期間とする男女共同参画基本計画を策定するための経費を新たに計上したこと。次の129ページの上段の事業名、市民活動支援センター運営費で、市民活動支援センターの運営に係る委託料が増となること。行政区運営費では、会計年度任用職員制度の導入に伴い、区長及び区長代理者に係る報酬が報償費での計上に変更しましたが、併せて公務災害の適用外となることになりますので、傷害保険料を新たに計上したこと。さらに、次の131ページの上段に記載しております行政区に対しての区育成補助金、区公会堂建設費等補助金及びコミュニティー活動設備費助成金が増となったことによるものでございます。  少しページを飛びまして、138、139ページをお願いいたします。  下段の項4選挙費、目3選挙執行費は4,160万9,000円の減額としております。  その要因としましては、139ページの下段から141ページに、令和2年度に執行予定の岩倉市長選挙に係る経費を新たに計上しておりますが、前年度に執行いたしました愛知県議会議員一般選挙、参議院議員通常選挙、岩倉市議会議員一般選挙に係る経費が皆減となったことによるものでございます。  140、141ページの下段の項5統計調査費、目1統計調査総務費は2,515万1,000円の増額としております。  その要因としましては、143ページとなりますけれども、下段の事業名、国勢調査で、令和2年度が本調査の年になることから、新たに必要となる経費を計上したことによるものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、款2のうち市民部に属する部分について説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 款2総務費のうち市民部に属する予算について説明をいたします。  130、131ページにお戻りください。  項2徴税費、目2賦課費は、前年度比較1,321万7,000円の減で、その主な理由は、3年に1度の不動産鑑定評価業務に係る委託料が不要になること。今年度の9月補正予算で計上いたしました登記課税連携支援システムの導入により、データ修正などの委託料が減少したことによるものです。  なお、1ページをおめくりいただきまして、133ページ7行目の確定申告業務委託料50万9,000円を、確定申告会場の待ち時間の緩和や電子申告の啓発のため新たに計上しております。  その下の目3徴収費は161万1,000円の減で、その主な理由は、今年度計上いたしました共通納税システム導入改修業務委託料が不要となるためです。  134、135ページをお願いいたします。  項3目1戸籍住民基本台帳費は、前年度比較1,795万3,000円の増で、その主な理由は、マイナンバーカード交付の増加に対応するための費用を増額していること。節12委託料で、法改正に対応するための戸籍電子情報システム改修業務委託料を計上したこと。また、新たに地域人権啓発活動活性化事業に係る費用を計上したことによるものです。  款2のうち市民部に属する予算の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 次に、款3民生費に入ります。  ページ数は146ページから210ページまでとなります。  初めに、款3のうち市民部に属する部分について説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) それでは、148、149ページをお願いいたします。  項1社会福祉費、目1社会福祉総務費のうち、事業名、国民健康保険特別会計繰出金につきましては、被保険者数の減少などにより、前年度比較3,851万9,000円減の3億2,152万8,000円の計上としております。  158、159ページをお願いいたします。  中段の目5後期高齢者福祉医療費は、前年度比較1,662万1,000円の増で、その主な理由は、前年度実績を踏まえ、161ページ、その次のページの節19扶助費を増額したことによるものです。  166、167ページをお願いいたします。  目7障害者医療費は、前年度比較432万円の増で、その主な理由は、実績を踏まえて扶助費の増額をしたことによるものです。  170、171ページをお願いします。  目10後期高齢者医療費は、前年度比較3,152万5,000円の増で、その主な理由は、後期高齢者の増加による療養給付費の増によるもの、また後期高齢者医療特別会計繰出金が保険料率の改定及び軽減拡大に伴い増額となったことによるものです。  200、201ページをお願いします。  項2児童福祉費、目8子ども医療費は、前年度比較536万1,000円の増で、こちらも実績を踏まえた扶助費の増額によるものです。  款3のうち市民部に属する予算の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 続いて、款3のうち健康福祉部に属する部分について説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長兼福祉事務所長(山北由美子君) 民生費のうち健康福祉部に属する予算について、新規拡充事業を中心に説明させていただきます。  まず146ページをお願いいたします。  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費の本年度予算額9億5,595万2,000円につきましては、職員等管理費として必要な人件費や介護保険特別会計繰出金等を計上しております。  153ページをお願いいたします。  款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費の在宅福祉事業では、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画策定業務委託料として、第8期の計画策定に向けて必要な事業費として236万5,000円を計上しております。  同じく目3老人福祉費の高齢者地域見守り事業の45万7,000円につきましては、令和元年度から開始した認知症高齢者等個人賠償責任保険料や映画借り上げ料など、認知症高齢者の支援として実施するために必要な事業費を計上するものでございます。  続いて、160ページをお願いいたします。  款3民生費、項1社会福祉費、目6心身障害者福祉費につきましては、本年度予算額9億2,394万8,000円を計上しており、前年度比較で5,549万6,000円の増額となっております。  増額の主な理由といたしましては、自立支援費と地域生活事業の増によるものでございます。自立支援費につきましては、8億6,145万5,000円を計上しております。  163ページをお願いいたします。  障がい福祉計画・障がい児福祉計画策定のための業務委託料を103万4,000円計上しております。  また、扶助費では、特に障害者自立支援給付費の増により事業費が増となっております。  地域生活支援事業につきましては5,160万3,000円を計上しておりますが、障害者の相談体制の充実のために、現在、障害者相談員2名で対応していますが、1名増員するために必要な人件費を計上したため事業費が増となっております。  165ページをお願いいたします。  負担金補助及び交付金の尾張北部権利擁護支援センター運営負担金につきましては、岩倉市、小牧市、大口町、扶桑町の2市2町共同で運営するために、岩倉市の負担分として421万7,000円を計上するものでございます。
     次に、206ページをお願いいたします。  款3民生費、項3生活保護費につきましては、本年度予算額7億4,248万8,000円、前年度比較で7,136万円の減額となっております。  208ページをお願いいたします。  項3生活保護費、目2扶助費につきましては、本年度予算額6億7,916万6,000円、前年度比較で6,956万2,000円の減額となっております。減額の主な理由は、被保護世帯数の減による生活扶助費と医療扶助費の減によるものでございます。  以上よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、款3のうち教育こども未来部に属する部分について説明を求めます。  教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 款3民生費のうち教育こども未来部に属する予算について説明させていただきます。  178ページに戻らせていただきます。  項2児童福祉費、目2保育園費では、16億9,614万1,000円を計上しています。前年度比較2億4,867万円の大幅な増額であります。令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化が1年分となり、認定こども園施設型給付等事業費の増額、これまで款9教育費で計上していました私立幼稚園就園奨励費補助金を子育てのための施設等利用給付事業として移動したことなどによるものです。  少し飛んで183ページをお願いします。  保育園施設改良費は、下寺保育園のトイレ及び北部保育園の空調設備を改修するため、927万3,000円を計上しています。  次に、189ページをお願いします。  認定こども園施設型給付等事業では、前年度比較8,574万円増の6億827万8,000円を計上しています。認定こども園への施設型給付費は公定価格の単価改定、令和元年10月からの教育・保育の無償化による影響が1年分となることでの増額を見込んでおります。  また、小規模保育事業所に対する地域型保育給付費は、公定価格の単価改定及び令和元年10月1日に開設された小規模保育事業所分を1年分で見込んだことが増額の要因であります。  なお、認定こども園等運営費補助金は、1歳児保育加配実施分及び延長保育等の運営費補助、保育士の負担軽減を目的に配置基準外で保育補助者を雇用する保育補助者雇上強化事業、清掃や配膳等を行う人を配置する保育体制強化事業補助金は継続して実施してまいります。  その2つ下の新設の事業名、子育てのための施設等利用給付事業1億7,707万2,000円は、幼児教育・保育の無償化の対象施設の利用料等の給付費及び一定条件を満たす子どもの幼稚園での副食費に対する給付費を計上するものです。  なお、前年度まで款9教育費で計上していました私立幼稚園就園奨励費補助金について、一律無償化ということで、この施設等利用給付の内訳として、幼稚園授業料分1億3,569万6,000円を見込んでいます。  その最下段から目3児童館総務費では、少し飛びまして193ページ中段ですけれども、児童館施設管理費の中の節13使用料及び賃借料では、第四児童館の空調設備をリースにより更新するため、空調設備賃借料90万1,000円を計上しております。  198ページをお願いします。  目7児童福祉手当総務費では、次の201ページの児童福祉手当、節19扶助費にありますように、児童手当、遺児手当、児童扶養手当の3つの手当で合計9億8,525万8,000円を計上しています。  前年度と比較すると4,829万6,000円の減となっていますが、児童扶養手当の支払い時期の変更により、前年度は例年より3か月分多い15か月分を見込んでいたことなどによるものであります。  次のページ、202ページをお願いします。  最下段の目12青少年宿泊研修施設運営費では、1,851万8,000円を計上しています。前年度比較195万3,000円の増は、希望の家の空調機器のリースによる更新、防水等施設の臨時的修繕費の増額が要因であります。  204ページの目13地域交流センター運営費では、次の270ページの地域交流センター施設改良費530万1,000円は、くすのきの家の公共下水道接続に係る経費でございます。                   〔発言する者あり〕 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 失礼しました。207ページの地域交流センター施設改良費530万1,000円は、くすのきの家の公共下水道接続に係る経費でございます。  説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 次に、款4衛生費について説明を求めます。  ページ数は210ページから238ページまでとなります。  初めに、款4のうち健康福祉部に属する部分について説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長兼福祉事務所長(山北由美子君) 衛生費のうち健康福祉部に属する予算について、新規拡充事業を中心に説明させていただきます。  まず210ページをお願いいたします。  款4衛生費、項1保健衛生費、目1健康総務費につきましては、本年度予算額1億3,844万8,000円で、前年度比較で700万5,000円の減額になっております。主な理由は、職員等管理費の人件費の減によるものでございます。  212ページをお願いいたします。  目2保健費につきましては、本年度予算額2億9,380万3,000円、前年度比較で1,788万4,000円の増額となっております。  215ページをお願いいたします。  健康増進事業の381万3,000円につきましては、新たに実施する健幸情報ステーション登録事業及び健幸づくり条例啓発事業など、健幸づくりに必要な事業費を計上しております。  次に、219ページをお願いいたします。  同じく目2保健費の母子健康診査事業の6,074万2,000円につきましては、妊産婦及び乳児健康診査のほか、聴覚障害の早期発見のために新たに新生児聴覚検査費助成事業を実施するために必要な事業費を計上しております。  また、歯科保健事業の810万8,000円につきましては、新たに実施する20歳節目歯科健康診査事業及び訪問歯科健康診査事業など、歯科保健事業に必要な事業費を計上しております。  次に、221ページをお願いいたします。  同じく目2保健費の予防接種事業の1億6,598万9,000円につきましては、新たに予防接種法に基づき、ロタウイルス感染症の定期予防接種を実施するための事業費を含めて予防接種事業を実施するために必要な事業費を計上しております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、款4のうち市民部に属する部分について説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 224、225ページをお願いいたします。  項1保健衛生費、目5環境衛生費は、前年度比較938万2,000円の減で、その主な理由は、臨時的経費として、路上喫煙等の規制に関する条例の検討に要する経費として検討委員会委員報酬等を計上した一方で、227ページになりますが、中段辺りにあります愛北広域事務組合負担金が、今年度実施しました尾張北部聖苑の屋上防水改修工事の完了などに伴い、減額となったことによるものでございます。  目6自然環境保全費は、前年度比較818万2,000円の増で、その主な理由は、自然生態園施設管理費のうち、229ページになりますが、上段にあります修繕料が八つ橋架け替え修繕のため増額となったこと、また地球温暖化対策推進事業の住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金を実績に併せて増額したことによるものです。  234、235ページをお願いします。  項2清掃費、目2塵芥処理費は、前年度比較3,016万5,000円の増となっております。節12委託料で新たにスプレー缶等処理委託料79万7,000円を、臨時的経費としてPCB廃棄物処理等委託料61万8,000円を計上しておりますが、増額の主な理由は、237ページ下のほうにございます小牧岩倉衛生組合負担金が、組合職員の定年退職に伴う退職手当の計上などにより増額となったことによるものです。  4款のうち市民部に属する予算の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 次に、款5農林水産業費、款6商工費及び款7土木費について説明を求めます。  ページ数は238ページから276ページまでとなります。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) それでは、款5農林水産業費、238ページからになります。  項1農業費は、前年度比2,179万9,000円減の予算額1億5,934万8,000円です。主な要因は、目7農地費の工事関係予算の減によるものです。  初めに、240ページの目3農畜産業振興費ですが、1,262万1,000円の増で予算額1,744万9,000円です。増額の要因は、次ページにありますJA愛知北が岩倉市大地町に整備をしていますライスセンターに導入される色彩選別機に対して、高品質米生産機械整備事業補助金として1,191万円を、地域が行う農地等の保全活動に対する多面的機能支払交付金として64万8,000円を新規計上しています。  次に、目7農地費です。3,407万6,000円減の予算額1億263万7,000円です。減額の要因は、排水機場整備事業、土地改良事業の工事関係費及び県営事業関連の地元負担金の減によるものです。  令和2年度は、用排水路改修事業として一之杁用排水路の改修工事等に1,969万7,000円、次ページの排水機場整備事業として、川井排水路開閉機取替工事に605万円、土地改良事業として、新堀用排水路の補修工事等で3,112万円を計上しています。  また、農地費では、県営事業の岩倉用排水路の更新事業、湛水防除事業である排水機場の更新事業及び新規事業であります国営造成施設管理体制整備促進事業に伴う地元負担金など、合わせて1,904万2,000円を計上しています。  続きまして、款6商工費です。  246ページからになります。  項1商工費、目1商工総務費は414万7,000円減の予算額3,760万9,000円です。シティプロモーション事業では、市制50周年記念映像の作成のための委託料263万2,000円を計上しています。  248ページをお願いいたします。  目2商工振興費は36万4,000円増の予算額1億7,436万3,000円です。  次ページの商工振興費では、2,053万円を計上しています。令和2年度は、今定例会で議案を上程させていただいております岩倉市中小企業・小規模企業振興基本条例周知のための条例制定記念講演会開催に伴う講師謝礼及びパンフレット作成のための印刷製本費を計上しております。  252ページをお願いいたします。  目4観光費は331万6,000円減の予算額7,769万2,000円です。桜管理等事業では、引き続き桜の木の消毒や剪定、伐採費用のほか、令和2年度は桜の木4本の植栽費用も計上しております。  次ページをお願いいたします。  尾北自然歩道施設改良費では、東町休憩場トイレを下水道に切り替えるための接続工事費として185万9,000円を計上しています。  256ページをお願いいたします。  目6企業立地推進費は5,969万5,000円増の予算額1億644万円です。企業立地推進事業としまして、引き続き工場等新設・増設奨励金と雇用推進奨励金を計上しております。  また、令和2年度は、開発区域内の測量・登記嘱託業務の委託料として625万6,000円、次ページをお願いいたします。土地開発事業を円滑に推進するため、代替地を希望された土地所得者等に対して交付する代替地提供者等奨励金として4,690万円、川井町地内にある既設配水管から開発区域まで、配水管布設工事を一部実施するための事業負担金として2,402万4,000円を計上しております。  続きまして、款7土木費です。  項1土木管理費は950万3,000円増の予算額2億2,737万4,000円です。主な要因は、目1土木総務費で、新規に計上しています耐震改修促進計画策定委託料や人件費等の増額によるものです。  263ページの耐震対策費では、引き続き木造住宅の耐震改修や解体への補助金の利用促進を図るため市単独補助分を計上すると共に、耐震改修の実施に関する目標やその促進を図るため、施策などに関する計画を策定するため、耐震改修促進計画策定業務委託料649万9,000円を計上しています。  次に、項2道路橋梁費は939万7,000円増の予算額4億4,923万4,000円です。主な要因は、目2道路新設改良費で875万9,000円の増です。舗装側溝、岩倉西春線道路改良事業、五条川右岸堤防道路整備事業、橋梁長寿命化事業、名鉄石仏駅等整備事業などを予定しております。  舗装側溝では、平成25年度に舗装修繕計画を策定するために実施をしました路面性状調査から6年経過し、劣化状況も変化していることから、再度路面性状調査を実施し、舗装修繕計画の更新をいたします。  次ページ、岩倉西春線道路改良事業につきましては、昨年に引き続き道路改良工事を実施し、年度内の完了を目指します。  五条川右岸堤防道路整備事業では、愛知県と共に、残りの2筆の用地買収を行います。  橋梁長寿命化事業では、幼川橋、八神橋、真光寺橋の改修工事等を予定しています。  名鉄石仏駅等整備事業では、名鉄が実施します西側駅舎改修に係る費用の一部負担金9,000万円を計上しております。また、東側につきましては、道路改良工事を実施いたします。  交通安全施設設置事業につきましては、交差点等の安全性の向上を目的に500万円増額し、2,500万円を計上しています。  次に、266ページをお願いいたします。  項4都市計画費は1,399万9,000円減の予算額9億5,100万5,000円です。  269ページ、目1都市計画総務費、定住促進事業は、引き続き子育て世代の移住・定住につなげるため、三世代同居・近居支援事業補助金として実績を基に180万円増額し、780万円を計上しています。  また、にぎわいと交流を創出するため、桜通線と江南岩倉線の先行買収地を有効活用するため、今年度に引き続き、親子で楽しめるイベントとして、いわくら戦国チャンバラ合戦の委託料138万2,000円を計上しています。  そのほかに、令和元年度から2か年で策定を進めています都市計画マスタープラン・緑の基本計画策定事業として915万5,000円を計上しています。  270ページをお願いいたします。  目2街路費は2,094万7,000円減の予算額8,212万8,000円です。桜通線街路改良事業では、令和2年度も引き続き用地買収、物件移転補償等を進めます。  目3下水道事業費は7,083万円の減の予算額6億3,484万円です。公共下水道事業計画に併せて公共下水道事業会計への繰出金を計上しています。  272ページをお願いいたします。  目4公園費は7,933万6,000円増の予算額2億185万9,000円です。石仏公園整備事業では、4名4筆の土地取得、物件移転補償費など8,964万7,000円を計上しています。  夢さくら公園整備事業では、公園整備及び既存事務棟の改修など、8,748万円を計上しております。  以上で款5から款7までの説明とさせていただきます。 ○議長(梅村 均君) 次に、款8消防費について説明を求めます。  ページ数は276ページから288ページまでとなります。  消防長。
    ○消防長(柴田義晴君) それでは、款8消防費について説明をさせていただきます。  276ページをお願いいたします。  消防費全体では、5億773万5,000円を計上しております。前年度比較3,002万3,000円の減額となっております。  主な要因につきましては、令和元年度で消防ポンプ自動車購入事業が終了しておりまして、令和2年度は車両の更新がございませんので減額となっております。  次に、279ページ上段の目1常備消防費の事業名、事務管理費の備品購入費では、消防庁舎1階事務室のフリーデスク化事業として109万円を計上しております。  次に、281ページ上段の事業名、常備消防事業の委託料では、安全・安心パトロール事業が令和元年度をもって終了するため、260万円ほど減額となっております。  次に、285ページ中段の事業名、救急救命士養成事業では、救急救命士養成研修所、研修受講会場の変更に加え、処置拡大等の認定や再教育に係る費用を計上しております。  戻りまして、284ページ下段の非常備消防費では、1,805万9,000円を計上しております。前年度比較86万5,000円の増額で、主な要因につきましては、新消防団員の制服等を購入するための増額となっております。  続きまして、289ページをお願いいたします。  目3の消防施設費では、令和元年度に引き続きまして防火水槽の簡易耐震化修繕として防火水槽2基を施工してまいります。  以上で8款の消防費の説明を終わります。 ○議長(梅村 均君) 次に、款9教育費について説明を求めます。  ページ数は288ページから340ページまでとなります。  教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 款9教育費について説明させていただきます。  288ページ中段から始まります教育費全体では、16億4,748万1,000円で、前年度に比べまして2億5,917万3,000円の大きな減額となっております。  先ほど議決いただきました令和元年度の補正予算、岩倉南小学校本館大規模改修工事関係費3億744万5,000円を前倒しで繰越事業としているように、小・中学校の施設改良に係る事業費が年度によって異なることが大きな要因となっておりまして、当初予算同士で比較しますと1億521万7,000円の減となっていることが大きな要因であります。  また、款3民生費でも御説明しました私立幼稚園就園奨励費補助金の移動、下田南遺跡発掘調査委託料業務の契約締結により、当初予算比較では、8,599万5,000円の減額、旧学校給食センター取壊事業の完了なども原因であります。  292ページをお願いします。  項1教育総務費、目3教育指導費では、1億2,383万5,000円を計上しています。前年度比較7,892万7,000円の減額であります。  その要因は、297ページ、私立幼稚園等補助事業で、前年度までの私立幼稚園就園奨励費補助金、令和元年度の予算額では、9,171万2,000円を款3民生費に移動したことです。  299ページ、臨時講師事業では、7,528万8,000円を計上しています。前年度比較1,157万9,000円の増額であります。小学校の新学習指導要領の実施による外国語授業時数の増加に対応する外国語教育非常勤講師を4人から6人とする2人分の増加、個別に支援が必要な児童・生徒に対応する特別支援教育支援員を17人から18人とする1人分の増加などによるものでございます。  次に、300ページをお願いします。  項2小学校費、目1学校管理費では、1億6,046万1,000円を計上しています。前年度比較4,689万7,000円の増額であります。岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設事業の増額、施設設備等の臨時修繕、令和元年度に整備しました空調機器の運用に必要な光熱水費の増額、空調設備保守点検委託料の計上が要因でございます。  301ページの小学校施設管理費では、光熱水費、特に空調設備運用に係るガス料金分282万1,000円を見込み増額し、次の303ページ上から9行目にあります空調設備保守点検委託料172万3,000円を計上しています。  また、岩倉北小学校南館の給食用リフト修繕や高木剪定等、臨時的経費も見込んでいます。  303ページの小学校管理運営費では、令和元年9月から学校での配膳業務も学校給食管理配送等委託業務に含めたことから、前年度の1学期分の給食配膳員のパート職員賃金303万6,000円を皆減しています。  305ページの節13使用料及び賃借料では、給食配膳室への冷房機器の借り上げ料を計上しています。  中段の岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設事業は、施設改良費から別事業といたしました。基本設計に続く実施設計及び測量、地質調査の委託料、建築確認申請等の手数料5,972万4,000円を計上しています。  次に306ページ、目2教育振興費では、307ページの節10需用費の中に、小学校の教科書改訂により教員用の教科書、指導書、指導用教材購入費1,785万7,000円を見込んでいます。節12委託料では、今年度、岩倉東小学校1・2年生の水泳授業は民間温水プールを利用し、指導についても支援を受けて実施しましたが、岩倉東小学校全学年で実施するため、水泳指導支援業務委託料127万1,000円を計上しております。  306ページ下段の項3中学校費、目1学校管理費では、5,745万4,000円を計上しています。前年度比較1億3,527万8,000円の減額であります。この要因は、30年度に前倒しの事業となりましたが、当初予算比較では、岩倉中北館給排水・衛生設備等改修工事1億4,358万5,000円を皆減したことによるものです。  307ページの中学校施設管理費では、小学校費と同様、光熱水費、特に空調施設運用に係るガス料金分217万1,000円を見込み増額し、309ページの節12委託料の中で、空調設備保守点検委託料も130万8,000円と増額をしております。  また、南部中学校の高圧機器の取替えや屋内運動場床修繕や両中学校の高木剪定等、臨時的な経費も見込んでおります。  中学校管理運営費では、小学校費と同様、前年度の1学期分の給食配膳員のパート職員賃金103万5,000円を皆減しています。  311ページの節13使用料及び賃借料では、給食配膳室への冷房機器の借り上げ料を計上しています。  312ページ下段の項4社会教育費は5億1,766万円で、6,478万2,000円の減額となっております。下田南遺跡発掘調査業務の委託契約額確定により、当初予算比較では、8,599万5,000円の減額が要因であります。  少し飛びまして、318ページをお願いいたします。  目2図書館費は9,714万7,000円で、前年度比較1,433万8,000円の増額としています。新規事業として、子どもの読書活動の推進を目的に、321ページ、節12委託料で移動プラネタリウム投影委託料を計上しています。  図書館施設管理費では、次の323ページの施設修繕の中に空調関係の修繕に係る費用948万5,000円を見込んでいます。  次に、324ページ、目3文化事業費の文化事業では、文化芸術委託料95万円を計上し、文化講演会を開催します。  また、愛知県文化協会連合会西尾張部芸能大会の会場当番となることから、パンフレットやポスターの印刷費用、舞台設備のスタッフ委託料を計上しています。  次ページの326ページ、目4文化財保護費では、2億7,779万円を計上しています。そのうち327ページの節12委託料、下田南遺跡発掘調査業務委託料は2億6,805万9,000円を計上しています。発掘調査委託業務は令和4年度までを期間とする契約を締結したもので2年度目となります。  なお、特定財源にあります負担金1億3,402万9,000円は、発掘調査業務委託料の2分の1を県から受けるものでございます。  328ページの目5生涯学習センター費は5,065万8,000円を計上しています。現指定管理者との協定締結期間が令和元年度で満了しますが、引き続き令和2年度から新たに5年間の協定を締結します。  330ページ、項5保健体育費は1億4,616万3,000円で、前年度比較1,910万9,000円の増額ですが、総合体育文化センターの水銀灯取替修繕1,980万円を計上し、市民体育祭、いわくら市民健康マラソンの委託料を増額したことが要因です。  333ページのスポーツ振興事業では、市民体育祭事業委託料は各区のテント、会場全体の机、椅子等の設営などを業者に委託する費用として256万円増額して526万円としています。  また、いわくら市民健康マラソン委託料は、今年度は残念ながら中止としましたけれども、令和3年は市制50周年の年に当たることから、記念事業として100万円の増額、250万円としています。  334ページの目3総合体育文化センター費は9,590万5,000円で、前年度比較1,886万6,000円の増額です。今後も安全で安心して施設を利用していただくため、335ページの総合体育文化センター施設管理費の施設修繕では、アリーナ等の水銀灯をLED照明に替える費用1,980万円を見込み、総合体育文化センター施設改良費では、改修の必要性を調査するため、外壁全面の打診調査委託料203万5,000円を計上しています。  また、備品購入費585万9,000円はトレーニング室の機器、会議室の机、椅子、アリーナのスポーツ用具等を更新する費用を計上しています。  最下段の項6給食センター費は3億6,592万9,000円を計上しています。前年度比較7,298万4,000円の減額であります。旧学校給食センターの取壊事業8,342万9,000円が完了したことがその要因です。  339ページ、事務管理費の最上段にあります学校給食調理・配送等業務委託料は1億502万円を計上しています。令和元年8月1日を始期とします新たな委託契約では、衛生管理を強化することを目的に小・中学校の配膳業務も含めております。  給食センター施設管理費は、現施設も稼働から3年半も過ぎまして、廃水処理施設のポンプ取替え等臨時的修繕を含め、修繕料について331万6,000円に増額しております。  説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 次に、款10災害復旧費、款11公債費及び款12予備費、並びに歳入全体、第2表 債務負担行為及び第3表 地方債について説明を求めます。  ページ数は、款10、款11及び款12は340ページ、歳入は14ページから86ページまで、第2表は7ページ、第3表は8ページとなります。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) それでは、340、341ページをお願いいたします。  中段の款10災害復旧費は、災害復旧事業として工事請負費の頭出しとして1,000円の計上をしております。  款11公債費は、総額としては657万7,000円の増額で、その要因としましては、項1公債費、目1元金は、平成29、30年度に借入れを行いました天保橋架け替え事業、石仏公園整備事業、臨時財政対策債などの起債の据置期間が終了し、元金の償還が始まることで増額。  次の目2利子は、近年の借入利率が低いこと、令和年度末で償還が終了するものがあり、減額となっております。  款12予備費は、前年度と同額の400万円としております。  続いて、歳入の説明に入ります。  14、15ページにお戻りください。  款1市税は、全体で前年度より0.4%、2,510万円増の68億3,900万円を計上しております。  項1市民税、目1の個人は、納税義務者や所得の増加を見込み、1.4%、3,900万円の増額としております。  目2の法人は15.8%、4,730万円の減額としております。地方の財政力格差の縮小を図るため、令和元年10月から法人市民税の税率が引き下げられた影響を前年度に引き続き見込むものでございます。  項2固定資産税は、家屋の新増築などの影響を踏まえ、0.9%、2,620万円の増額としております。  項3軽自動車税、目1の環境性能割は、前年度と同額の200万円を計上し、軽自動車税全体では、1.9%、160万円の増額としております。  項4たばこ税は、実績を踏まえ200万円の減額としております。  項5都市計画税は、固定資産税と同様、家屋の新増築などの影響を踏まえ、1.5%、760万円の増額としております。  16、17ページをお願いいたします。  款2地方譲与税は、国の地方譲与税収入見込額を参考に計上しております。令和元年度6月補正予算で200万円を計上しました森林環境譲与税は、倍増の400万円を見込みます。  款3利子割交付金、款4配当割交付金、款5株式等譲渡所得割交付金は、愛知県の試算による令和元年度の交付見込額などを参考に、いずれも前年度と同額を計上しております。  款6法人事業税交付金は、市町村の税源の偏在是正と財政運営の安定化を目的として、法人住民税法人割の税率引下げや、地方法人税の税率引上げなどと併せて創設されたものであります。令和2年度は1,000万円を計上しております。  款7地方消費税交付金は税率引上げの影響を見込み、17.6%、1億5,000万円の増額としております。  款8環境性能割交付金は、令和元年10月から始まりました自動車税の環境性能割について、一定割合が交付されるもので、倍増の2,800万円を見込んでおります。  款9地方特例交付金は、幼児教育・保育の無償化の対応として、令和元年度に交付されました子ども・子育て支援臨時交付金は皆減となりますが、これまでの住宅借入等特別税額控除分の実績に加え、新たに自動車税及び軽自動車税減収補填分を見込み5,000万円で計上しております。  18、19ページをお願いいたします。  款10地方交付税は、令和元年度の交付実績と国の予算案における地方交付税の総額等を勘案し、1億円増の15億円としております。そのうち普通交付税が13億2,000万円、特別交付税が1億8,000万円で計上しております。  款11交通安全対策特別交付金は、平成30年度の決算額、令和元年度の交付見込額を参考に、令和元年度と同額の700万円を計上しております。  款12分担金及び負担金は7,186万7,000円の減額をしております。  その要因としましては、19ページ中段の項1負担金、目1民生費負担金、節2児童福祉費負担金で、消費税増税後の3歳児以上の保育料無償化の影響を通年で見込むことによる保育園運営費保護者負担金の減、また、21ページとなりますが、中段の目3教育費負担金、節1社会教育費負担金で、下田南遺跡発掘調査業務に係る契約額の確定に伴い、愛知県企業庁からの負担金が減となることによるものでございます。  款13使用料及び手数料は991万9,000円の増額としております。  その要因としましては、23ページとなりますが、上段の項1使用料、目3土木使用料、節1土木管理使用料で、令和元年12月議会で県条例に併せて条例改正しました道路占用料や公共用物使用料の増、また25ページの上段の目5教育使用料、節1社会教育使用料のうち、生涯学習センター使用料、次の節2保健体育使用料のうち総合体育文化センター使用料で、令和元年9月議会で条例改正させていただきました施設使用料の増を見込んだことによるものでございます。  さらに、27ページの中段の項2手数料、目2民生手数料、節2児童福祉手数料の放課後児童健全育成手数料で、令和元年9月議会で条例改正させていただきました学校の休業日等の利用区分の変更を見込んだことにより増となるものでございます。  28、29ページをお願いいたします。  下段の款14国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金は705万7,000円の増額としております。  その要因としましては、少しページが飛びますが、33ページをお願いいたします。この上段の節3生活保護費負担金で、被保護人員の減などにより生活保護費負担金が減となりますが、戻りまして29ページの下段の節1社会福祉費負担金で、給付実績に併せて障害者自立支援給付費等負担金が増となること。次の31ページの中段の節2児童福祉費負担金で、保育事業費や認定こども園施設型給付等に係る事業費に併せて、子どものための教育・保育給付費交付金が増となることによるものでございます。  続きまして、32、33ページをお願いいたします。  下段の項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金は3,397万2,000円の増額としております。  その要因としましては、33ページ下段の節1総務費補助金で、国等の動向に併せて、社会保障・税番号制度システム整備費補助金や個人番号カード交付事業費・事務費補助金が増となること、さらに、新たに外国人の相談窓口体制を拡充するための事業に対して、外国人受入環境整備交付金を計上したことによるものでございます。  次の目2民生費国庫補助金は3,776万8,000円の増額としております。  その要因としましては、少しページが飛びますが、37ページをお願いいたします。  この中段の保育対策総合支援事業費補助金が、ゆうかさいち保育室の補助事業が終了したことにより減となりますが、次の子育てのための施設等利用給付交付金が幼児教育・保育の無償化において、無償化の対象となった施設などへの利用給付事業に併せて大きく増となることによるものでございます。  38、39ページをお願いいたします。  上段の目4土木費国庫補助金は979万6,000円の増額としております。  その要因としましては、39ページ上段の節1道路橋梁費補助金や、次の節2都市計画費補助金で継続して実施しております舗装側溝事業や桜通線街路改良事業の事業費の違いにより防災・安全交付金が減となりますが、名鉄石仏駅等整備事業や夢さくら公園整備事業への対応分として、新たに社会資本整備総合交付金(都市再生整備計画事業)を計上したことにより増となるものでございます。  40、41ページをお願いします。  下段の目6教育費国庫補助金は2,721万2,000円の減額としております。  その要因としましては、予算書への記載はございませんけれども、幼児教育の無償化により幼稚園就園奨励費補助金が皆減となることと、岩倉中学校北館給排水衛生設備等改修工事への学校施設環境改善交付金が皆減となったことによるものでございます。
     42、43ページをお願いいたします。  下段の款15県支出金、項1県負担金、目1民生費負担金は4,791万3,000円の増額としております。  その要因としましては、43ページ下段の節1社会福祉費負担金で、国民健康保険に係る保険基盤安定負担金が減となりますが、45ページの上段の障害者自立支援給付費等負担金や、2つ下の介護保険低所得者保険料軽減負担金が増となること、さらに下段の節2児童福祉費負担金で、国費と同様、保育事業費や認定こども園施設型給付等事業で交付される施設型教育・保育給付費等負担金が増となることによるものでございます。  46、47ページをお願いいたします。  下段の項2県補助金、目1総務費補助金は408万5,000円の増額としております。  その要因としましては、47ページ下段の節1総務管理費補助金で、歳出で説明いたしました国土強靱化地域計画策定業務などに交付される南海トラフ地震等対策事業費補助金の増や、新規事業となります高齢者後付け安全運転支援装置設置補助事業への補助金として交付を受けることによるものでございます。  続いて、48、49ページをお願いいたします。  上段の目2民生費補助金は1,859万9,000円の増額としております。  その要因としましては、49ページ上段の節1社会福祉費補助金で、後期高齢者福祉医療費や精神障害者医療費の増に伴う補助金の増、次の51ページの中段の節2児童福祉費補助金で子ども医療費の増に伴う補助金の増、また53ページをお願いします。この上段の地域子ども・子育て支援事業費補助金、さらに55ページになりますが、この上段の施設型教育・保育給付費等補助金や、2つ下の保育対策総合支援事業費補助金が認定こども園施設型給付等や、放課後児童健全育成事業に係る事業費に併せて増となることによるものでございます。  下段の目3衛生費補助金は111万8,000円の増額としております。  その要因としましては、57ページの上段の節1保健衛生費補助金で、愛知県住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金が令和元年度実績に併せて増となることや、3つ下のあいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業交付金が緑のカーテン講座の実施や、事業所への緑のカーテン普及事業などを実施するために皆増となることによるものでございます。  下段の目4農林水産業費補助金は163万1,000円の増額としております。  その要因としましては、59ページの上段の節1農業費補助金で、次世代を担う農業者への投資資金として補助金を交付する事業に対して、県費10分の10補助となる農業人材力強化総合支援事業費補助金が皆増となることによるものでございます。  下段の目6土木費補助金は622万9,000円の減額としております。  その要因としましては、61ページの上段の節3土木費補助金で、五条川右岸堤防道路整備事業に係る前年度との事業費の違いにより、市町村土木事業費補助金が減となることによるものでございます。  次の目7教育費補助金は1,792万円の増額としております。  その要因としましては、61ページ上段の節1教育費補助金で、幼児教育の無償化対応として私立幼稚園等授業料軽減補助金が、半年分から1年分での交付により増となることによるものでございます。  項3県委託金は391万8,000万円の減額としております。  その要因としましては、61ページ中段の目1総務費委託金、節2戸籍住民基本台帳費委託金で、地域人権啓発活動活性化事業委託金が皆増、節4統計調査費委託金で、国勢調査が本調査の年となるため増となりますが、節3選挙費委託金で、参議院議員通常選挙費委託金及び愛知県議会議員一般選挙費委託金が皆減となることによるものでございます。  少しページを飛びまして、64、65ページをお願いいたします。  下段の款17寄附金は、項1寄附金、目1一般寄附金、節1一般寄附金で、ふるさといわくら応援寄附金が令和元年度の実績を反映し、4,000万円増の1億2,000万円で計上しております。  款18繰入金は1億1,269万5,000円の増額としております。  その要因としましては、67ページの下段の財政調整基金繰入金及び減債基金繰入金が減となりますが、ふるさとづくり基金繰入金が令和元年度分のふるさといわくら応援寄附金の実績により増、公共施設整備基金繰入金が市庁舎の中央監視装置の更新や、岩倉北小学校屋内運動場等複合施設建設の実施設計に対応するために繰入額を皆増したことによるものでございます。  また、69ページの上段の森林環境譲与税基金繰入金は、自然生態園の木製の八つ橋2橋の架け替え修繕に対応するために計上しております。  款19繰越金は3,243万5,000円の減額とし、2億4,634万8,000円で計上をしております。  款20諸収入は1,766万2,000円の減額としております。  その要因としましては、69ページ下段の項3貸付金元利収入で、目2勤労者資金融資預託金元金収入、節1勤労者資金融資預託金元金収入で、融資残高の減に伴う元金収入の減、少しページを飛びまして73ページとなります。この中段の項5雑入、目3雑入、節2総務費雑入で、近年のサマージャンボ宝くじの収益減による市町村振興協会基金交付金の減、さらに77ページとなりますが、下段の節5農林水産業費雑入で、新堀用排水路の改修に対する土地改良施設維持管理適正化事業交付金の減などによるものでございます。  さらに少しページを飛びまして、84、85ページをお願いいたします。  上段の款21市債は1億6,730万円の減額としております。  その要因としましては、継続事業となります岩倉西春線道路改良事業や橋梁長寿命化事業の増、また新たな事業としまして、名鉄石仏駅等整備事業や夢さくら公園整備事業を計上したことにより増となりますが、令和元年度に実施しました移動系防災行政無線デジタル化事業や、岩倉中北館給排水・衛生設備等改修工事が皆減となったことによるものでございます。  なお、85ページの最下段の目2臨時財政対策債につきましては、令和元年度実績から5,000万円の減の6億円で計上しております。  それでは、戻りまして1ページをお開きください。  第2条で債務負担行為、第3条で地方債について規定をさせていただいております。  続いて、7ページをお願いいたします。  債務負担行為については、第2表 債務負担行為のとおり、市民プラザ空調設備賃借料から令和3年度山車巡行及び展示委託料までの9項目について期間と限度額を定めております。  地方債については、8ページの第3表 地方債のとおり、岩倉西春線道路改良事業から臨時財政対策債までの7項目について、歳入予算で計上しております金額を限度額として、起債の方法、利率、償還の方法を定めております。  申し訳ありません。もう一度1ページにお戻り願います。  第4条で一時借入金については、最高額を8億円と定め、第5条の歳出予算の流用につきましては、各項に計上しました給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用ができると定めるものでございます。  以上で、議案第22号「令和2年度岩倉市一般会計予算」の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第23号「令和2年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」の説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 議案第23号「令和2年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」について説明をいたします。  予算書の355ページをお願いいたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ40億3,227万7,000円と定め、第2条で一時借入金の借入れの最高額は5,000万円と定めるものです。また、第3条で各項の保険給付費に過不足が生じた場合は、同一款内で流用することができることを定めるものです。  内容について、まず歳出から説明させていただきます。  370、371ページをお願いします。  款1総務費、項1総務管理費は、前年度比較500万5,000円の増で、その主な理由は、目1一般管理費の節12委託料で、373ページの上段にございます国民健康保険システム改修委託料を、マイナンバーカードを活用したオンライン資格確認の開始に対応するため新たに計上したことによるものです。  374、375ページをお願いいたします。  款2保険給付費、項1療養諸費は、前年度比較3,395万5,000円の増で、その主な理由は、目1一般被保険者療養給付費の増によるものですが、それぞれ実績を踏まえた計上としております。  項4高額療養費につきましては、前年度比較1,709万1,000円の増で、その主な理由は、376、377ページをお願いします。377ページの目1一般被保険者高額療養費の増によるものですが、こちらもそれぞれ実績を踏まえた計上としております。  款3国民健康保険事業費納付金は、前年度比較1億5,837万2,000円の減で、その主な理由は、被保険者数の減少及び広域化前の精算分がなくなったことによるものです。  款4保健事業費、項1特定健康診査等事業費は、前年度比較260万7,000円の増で、その主な理由は、特定健康診査の受診率向上のため、379ページでございますが、新たに節12委託料に特定健康診査受診勧奨業務委託料を計上したことによるものです。  項2保健事業費は、前年度比較347万3,000円の増で、その主な理由は、2年に1度の被保険者証の一斉更新に伴う費用を計上したことによるものでございます。  続きまして、歳入について説明いたします。  364、365ページをお願いします。  款1国民健康保険税は、前年度比較1,807万3,000円の減となっております。被保険者数は9,106人を見込んでおります。退職被保険者等国民健康保険税としては、現年度分は頭出しの1,000円を、滞納繰越分は実績を踏まえた計上としております。  款3国庫支出金は、前年度比較529万1,000円の増となっております。歳出で説明いたしました国民健康保険オンライン資格確認に伴うシステム改修費に対する国庫補助金を計上しております。  款4県支出金は、前年度比較5,102万6,000円の増で、その主な理由は、歳出の一般被保険者療養給付費及び高額療養費の増額により、保険給付費等交付金(普通交付金)が増えたことによるものです。  366、367ページをお願いします。  款5繰入金は、前年度比較3,851万7,000円の減で、その主な理由は、被保険者数の減少により保険基盤安定繰入金が減となったことによるものです。  368、369ページをお願いします。  款6繰越金は、前年度比較9,699万円減の6,548万9,000円で、国民健康保険税率の上昇を抑制するために活用する分を含めた計上となっております。  歳入の説明は以上でございます。  なお、給与費明細につきましては382ページから389ページまで、債務負担行為に関する調書につきましては390ページに記載しておりますので、御参照ください。  議案第23号の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第24号「令和2年度岩倉市土地取得特別会計予算」の説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第24号「令和2年度岩倉市土地取得特別会計予算」について御説明申し上げます。  391ページをお願いいたします。  令和2年度岩倉市土地取得特別会計の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,006万3,000円とさせていただくものであります。  それでは、歳出から説明させていただきますので、402ページ、403ページをお開きください。  款1土地取得費、項1土地取得費、目1土地取得費、節16公有財産購入費918万4,000円につきましては、下本町地内の土地を先行取得するための土地取得費を計上するものであります。  款2土地開発基金費、項1土地開発基金費、目1土地開発基金費、節27繰出金につきましては、土地開発基金積立金として87万9,000円を計上するものでございます。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  400ページ、401ページにお戻りください。  歳入につきまして主なものとして、款1財産収入、項1財産運用収入、目1利子及び配当金、節1利子及び配当金87万5,000円は、土地開発基金の預金利子でございます。  款3諸収入、項1土地開発基金借入金、目1土地開発基金借入金、節1土地開発基金借入金918万4,000円につきましては、歳出で説明いたしました土地取得の費用を土地開発基金から借り入れるものでございます。  以上で説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第25号「令和2年度岩倉市介護保険特別会計予算」の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長兼福祉事務所長(山北由美子君) 議案第25号「令和2年度岩倉市介護保険特別会計予算」につきまして御説明申し上げます。  405ページをお願いいたします。  提案理由といたしましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億932万円と定めるものでございます。  それでは、歳出から主な内容について説明させていただきますので、428ページをお願いいたします。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の7,021万9,000円につきましては、前年度比較500万7,000円の増額となっております。  増額の主な要因は、職員等管理費における人件費の増と、事務管理費における第8期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定に伴うパンフレット等の作成に係る印刷製本費を計上したことによるものでございます。  430ページをお願いいたします。  項2徴収費、目1賦課徴収費につきましては、500万6,000円を計上しております。  前年度比較184万9,000円の増額で、主な要因としては、介護保険料の仮算定及び本算定業務における通知書等の印刷や封入封緘作業などを業者委託することに伴い、委託料を計上したことによるものでございます。  次に、432ページをお願いいたします。  項4認定調査費、目1認定調査費につきましては2,068万4,000円を計上しており、前年度比較113万7,000円の増額となっています。  主な要因としては、会計年度任用職員への移行に伴う職員手当等、並びに訪問調査委託料の増額によるものでございます。  次に、款2保険給付費につきましては、保険給付費全体で29億2,642万8,000円を計上しております。前年度比較1億865万6,000円の増額となっております。  主な理由は、介護サービス等給付費の増額によるもので、特に居宅サービス等給付費の増額によるものでございます。  次に、434ページをお願いいたします。  款3地域支援事業費、項1介護予防・生活支援サービス事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費につきましては、8,407万7,000円を計上しており、前年度比較1,920万6,000円の増額となっています。増額の主な理由は、食の自立支援事業委託料や訪問・通所型サービス事業費の増額によるものでございます。  次に、436ページをお願いいたします。  項2一般介護予防事業費、目1一般介護予防事業費につきましては、413万2,000円を計上しております。高齢者の介護予防を推進するために、事業開始2年目となるシルバーリハビリ体操推進事業委託料等を計上するものでございます。  項3包括的支援事業・任意事業費、目1包括的支援事業費につきましては6,379万4,000円計上しておりますが、地域包括支援センター運営事業、在宅医療・介護連携推進事業などを実施するために必要な事業費を計上するものでございます。  次に、438ページをお願いいたします。
     款4財政安定化基金拠出金、項1財政安定化基金拠出金につきましては、1,000円の計上をいたしております。  款5基金積立金、項1基金積立金につきましては、介護給付費準備基金に預金利子105万6,000円を積み立てるものでございます。  款6諸支出金、項1償還金及び還付金につきましては、100万2,000円を計上しております。  次に、440ページをお願いいたします。  項2繰出金については1,000円を計上しております。  款7予備費、項1予備費につきましては100万円を計上するものでございます。  続きまして、歳入の説明をさせていただきますので、414ページをお願いいたします。  款1介護保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料につきましては、6億6,250万9,000円を計上しております。  款2分担金及び負担金、項1負担金、目1負担金につきましては、食の自立支援事業費負担金等として1,793万9,000円を計上しております。  款3使用料及び手数料、項1手数料、目1手数料の3万円につきましては、介護サービス事業者の指定申請等に伴う手数料を計上しております。  款4国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金の5億2,838万1,000円につきましては、居宅介護等給付費の20%、施設給付費の15%で計上しております。  項2国庫補助金、目1調整交付金の6,614万3,000円につきましては、介護給付費総額及び介護予防・日常生活支援総合事業費総額に対して、それぞれ平成30年度の交付割合の2.20%で計上しております。  次に、416ページをお願いいたします。  目2地域支援事業交付金の4,419万3,000円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業の20%、包括的支援事業・任意事業の38.5%で計上しております。  次に、418ページをお願いいたします。  目3保険者機能強化推進交付金の100万円につきましては、高齢者の自立支援、重度化防止の取組を支援することを目的とした交付金となります。  款5県支出金、項1県負担金、目1介護給付費負担金の4億2,270万7,000円につきましては、居宅介護等給付費の12.5%、施設給付費の17.5%で計上しております。  項2財政安定化基金支出金の目1交付金及び目2貸付金につきましては、それぞれ1,000円の計上としております。  項3県補助金、目1地域支援事業交付金の2,410万3,000円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業の12.5%、包括的支援事業・任意事業の19.25%で計上しております。  次に、420ページをお願いいたします。  款6支払基金交付金、項1支払基金交付金、目1介護給付費交付金の7億9,013万5,000円につきましては、第2号被保険者負担分として支払基金から交付されるもので、介護給付費総額の27%を計上しております。  目2地域支援事業交付金の2,166万6,000円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業の27%で計上しております。  次に、422ページをお願いいたします。  款7財産収入、項1財産運用収入、目1利子及び配当金の105万5,000円につきましては、介護給付費準備基金の預金利子を見込むものでございます。  款8繰入金、項1繰入金、目1繰入金につきましては、6億2,945万1,000円を計上しております。節1一般会計繰入金につきましては、市の負担割合に応じて介護給付費繰入金及び地域支援事業繰入金を計上するほか、職員給与費等繰入金などを計上しております。  425ページをお願いいたします。  低所得者保険料軽減費繰入金につきましては、令和元年10月からの消費税率10%への引上げに伴い、低所得の高齢者の方の保険料を軽減するために必要な公費負担総額として3,003万7,000円を計上するものでございます。また、節2基金繰入金の1億100万円につきましては、介護給付費準備基金からの繰入れを計上するものです。  426ページをお願いいたします。  款9繰越金、款10諸収入につきましては、それぞれの節で1,000円の頭出しをしております。  以上、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億932万円としておりますので、よろしくお願いいたします。  また、給与費明細書を442ページ以降につけさせていただいておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第26号「令和2年度岩倉市後期高齢者医療特別会計予算」の説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(中村定秋君) 議案第26号「令和2年度岩倉市後期高齢者医療特別会計予算」について説明をいたします。  予算書の451ページをお願いします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7億1,806万円と定めるものでございます。その内容について、歳出から説明させていただきます。  464、465ページをお願いいたします。  款2分担金及び負担金は、前年度比較4,938万8,000円の増で、その主な理由は、2年に1度見直しが行われます保険料率改定に伴う保険料負担金の増額、及び軽減拡大に伴う保険基盤安定負担金の増額によるものです。  歳入の説明をいたします。  460、461ページをお願いします。  款1後期高齢者医療保険料は、前年度比較3,873万2,000円の増で、その主な理由は、被保険者数の増及び保険料率の改定によるものです。  款2繰入金は、前年度比較1,059万5,000円の増で、その主な理由は、保険料率の改定及び軽減拡大により保険基盤安定繰入金が増額となったことによるものです。  議案第26号の説明は以上です。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第27号「令和2年度岩倉市上水道事業会計予算」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第27号「令和2年度岩倉市上水道事業会計予算」について説明をさせていただきます。  予算書469ページをお願いいたします。  第2条に、令和2年度における業務の予定量についてそれぞれお示しをしております。主要な建設改良事業費は5億2,055万6,000円を予定しております。  第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入では7億4,999万2,000円、支出では7億1,706万4,000円と定めています。  第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入では3億4,293万7,000円、支出では5億7,160万9,000円と定めています。  それでは、項目別の内訳につきまして、494ページ、予算実施計画明細書により説明をさせていただきます。  収入では、款1水道事業収益、項1営業収益、目1給水収益は、消費税増税分の影響を見込み、前年度比299万1,000円増の6億3,009万を計上しています。  項2営業外収益、目3長期前受金戻入は、配水管布設工事に伴う負担金等の増額により、164万8,000円増の8,369万8,000円を計上しています。  次に、497ページをお願いします。  支出になりますが、款1水道事業費用、項1営業費用、目1原水及び浄水費は、前年度比501万6,000円増の2億9,931万8,000円です。  主な要因としましては、節18委託料では、水源施設の機械保守点検において、隔年で実施する項目の減少により減額となりますが、498ページ、節21修繕費では、水源施設の老朽化に伴う機械器具修繕で500万円増の1,200万円を、499ページ、節33受水費では、消費税増税分の影響を見込み166万9,000円増の2億6,528万4,000円を計上したことによるものです。  続きまして、目2配水及び給水費は、前年度比433万3,000円減の1億4,009万1,000円です。  主な要因としましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、一般事務員期末手当等を計上していますが、人件費全体では、人事異動に伴い前年度比92万3,000円の減額、501ページ、節21修繕費では、量水器の有効期間8年の満了に伴う切替え個数の減少により、615万9,000円の減額となります。  503ページをお願いします。  目4総係費は前年度比666万4,000円増の7,276万1,000円を計上しています。  主な要因としましては、504ページの節18で経営戦略策定業務委託料981万2,000円を新規計上しています。この経営戦略は、将来にわたって住民生活に重要なサービスを安定的に提供するための中・長期的な基本計画であり、国より策定が要請されているところです。  506ページをお願いします。  目5減価償却費は322万2,000円の減で、配水場に配置しています機械及び装置の減価償却が終了することによるものです。  続きまして、資本的収入及び支出の予定額について説明をさせていただきます。  508ページをお願いいたします。  款1資本的収入、項1目1給水負担金は、これまでの実績を基に2,783万7,000円を計上しています。  項2目1工事負担金は、企業誘致に伴う配水管布設工事負担金の計上等により、全体で1億1,509万9,000円を計上しています。  510ページをお願いいたします。  支出になりますが、款1資本的支出、項1建設事業費、目1配水設備改良費は、前年度比1億6,015万7,000円増の5億4,940万8,000円です。  主な要因につきましては、節41、工事負担金で第4期整備計画に伴う配水管整備工事で4,000万円、基幹管路布設替工事で1億2,000万円を計上し、引き続き管路の耐震化を図ってまいります。  また、公共下水道事業に伴う配水管布設替工事については、工事延長の減を見込み4,740万8,000円を、配水施設の機械設備の更新事業では、継続費で実施をしております岩倉市配水場受変電設備改修工事の2年目として2億4,200万円を計上しています。さらに、企業誘致に伴う配水管布設工事として2,288万円を計上し、工事請負費全体で5億2,055万6,000円を計上しています。  議案に戻っていただきまして、470ページをお願いいたします。  第5条の債務負担行為では、水質及び水量を適切に管理するための管路情報管理システムを更新し、システムの借り上げ及び保守契約を令和2年度から令和7年度までの期間とし、限度額を249万7,000円と定めるものです。  第6条の企業債では、岩倉市配水場受変電設備改修工事に伴い、2億円を借り上げる予定としています。  第7条では、一時借入金の限度額を5,000万円と、第8条では、支出における経費の流用に関する内容について定めています。  また、第9条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費として職員給与費5,116万1,000円を、第10条では、たな卸資産購入限度額を1,000万円とそれぞれ定めています。  471ページからは、この予算に関する事項別の資料としまして、予算実施計画及び予定キャッシュ・フロー計算書を、474ページからは給与費明細書を添付しています。  また、482ページからは予定貸借対照表と予定損益計算書を、490ページ以降に継続費に関する調書等を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 提案説明の途中でありますが、ここで会議時間の延長についてお諮りいたします。  本日の会議時間については、本日の日程が終了するまで時間延長したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。  よって本日の会議時間については、本日の日程が終了するまで時間延長することに決しました。  提案説明に戻ります。  続いて、議案第28号「令和2年度岩倉市公共下水道事業会計予算」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第28号「令和2年度岩倉市公共下水道事業会計予算」について説明をさせていただきます。  予算書515ページをお願いします。  第2条に、令和2年度における業務の予定量についてそれぞれお示しをしております。  主要な建設改良事業は、管渠整備で4億5,852万6,000円、調整池導水管・放流管整備で6,868万7,000円、流域下水道建設費負担金で1,753万5,000円を予定しています。  第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入では8億4,420万9,000円、支出では8億2,408万9,000円と定めています。  第4条の資本的収入及び支出の予定額は、収入では10億1,341万7,000円、支出では13億143万5,000円と定めています。  それでは、項目別の内容につきまして、536ページの予算実施計画明細書により説明をさせていただきます。  収益的収入として、款1下水道事業収益、項1営業収益、目1下水道使用料は、汚水量の増加により前年度比627万1,000円増の2億6,952万8,000円を計上しています。  目2他会計負担金は1,386万1,000円で、雨水事業の維持管理費及び減価償却費等の一般会計が負担すべきものになります。  なお、項2営業外収益、目2他会計補助金4億172万9,000円、及び543ページをお願いいたします。543ページの款1資本的収入、項4目1他会計補助金の2億1,204万2,000円と合わせた一般会計からの繰出金の合計額は6億2,763万2,000円で、前年度比6,824万5,000円の減となります。  主な要因は、下水道使用料収入、流域下水道維持管理費余剰金返還金及び受益者負担金は増額となりましたが、特別損失、企業債の償還元金及び償還利息が減額したことによるものです。  536ページにお戻りいただきまして、項2営業外収益、目4長期前受金戻入は、前年度比763万2,000円増の1億4,148万7,000円です。企業会計では、下水道本管等の固定資産の取得に当たって、その財源に充当された国庫補助金等は長期前受金として計上され、減価償却する際に減価償却費に見合う分の長期前受金を戻入して計上するものです。
     目6雑収益は、前年度比1,716万5,000円増の1,716万9,000円です。節7その他雑収益の維持管理費余剰金返還金の皆増によるものです。愛知県の流域下水道事業も企業会計に移行し、左岸流域下水道の維持管理負担金の見直しに併せ、緊急修繕費として予備費及び繰越金の取扱いが変更になったことによる返還金です。後ほど支出でも御説明しますが、これに伴い維持管理費負担金の単価は増額となります。  次に、538ページをお願いいたします。  支出になります。  款1下水道事業費用、項1営業費用、目1汚水管渠費は、前年度比187万8,000円減の1,517万6,000円です。汚水施設に関する維持管理費を計上しています。  目4流域下水道費は、前年度比466万2,000円増の2億1,316万2,000円です。主な要因は、左岸流域下水道の維持管理費負担金の単価改定によるものです。1立方メートル当たり7.1円の増額です。  539ページをお願いいたします。  目5総係費は、前年度比629万7,000円増の5,917万8,000円です。主な要因は、下水道台帳作成業務や下水道接続件数の増加等による下水道使用料、収納事務委託料等の増加によるものです。  541ページをお願いします。  目6減価償却費は4億875万6,000円で、前年度比1,282万7,000円の増となります。  542ページをお願いいたします。  項2営業外費用、目1支払利息及び企業債取扱諸費は、前年度比809万円減の1億2,315万円です。  目2消費税及び地方消費税は300万円で前年度と同額を見込んでいます。  項3特別損失、目1過年度損益修正損は30万2,000円で、貸倒引当金30万1,000円は、当事業年度の下水道使用料の不納欠損による損失に備えるため計上しています。  なお、受益者負担金につきましては、令和2年度は不納欠損がありませんので、計上をしておりません。  続きまして、資本的収入及び支出について説明をさせていただきます。  543ページをお願いいたします。  款1資本的収入、項1分担金及び負担金、目2負担金は、前年度比4,349万1,000円増の4,887万4,000円です。今年度は供用開始が9月に遅れたため、新たな賦課がありませんでしたが、その地区と来年度4月に供用開始する地区が、新たに賦課する地区となり大幅な増額となります。  項2目1国庫補助金は、前年度比4,890万円減の2億3,370万円です。主な要因は、今年度は五条川小学校調整池の本体工事があり、工事費に併せ国庫補助金も増収であったためです。  項5企業債、目1下水道事業債は、前年度比3,660万円減の5億1,880万円です。下水道建設費の減によるものです。  545ページをお願いします。  支出では、款1資本的支出、項1建設改良費、目1汚水管渠整備費は、前年度比8,486万7,000円増の7億1,122万8,000円です。令和2年度は右岸の公共下水道建設事業として、今年度に引き続き県道小口岩倉線での幹線工事と、本町、東町、中野町地区の8.7ヘクタールの面整備を予定しています。  目2雨水施設整備費は、前年度比1億7,241万円の減の7,086万6,000円です。今年度本体工事を行っています五条川小学校調整池の導水管工事等を予定しています。  目3流域下水道事業費は、前年度比526万5,000円増の1,753万5,000円です。流域下水道の建設負担金になります。  546ページをお願いします。  目4総係費は、前年度比716万1,000円増の3,040万8,000円です。主な要因は、受益者負担金の増額に伴い、受益者負担金納期前納付報奨金として734万7,000円を計上しています。  項2目1企業債償還金は、前年度比764万1,000円減の4億7,139万8,000円です。  516ページにお戻りいただきまして、第5条に企業債の起債の目的、限度額等を表のとおり定めています。利率につきましては、財政融資基金貸付金利に基づき算出しています。  第6条では、一時借入金の限度額を5億円と定め、第7条では、支出における経費の流用に関する内容について定めています。  第8条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費として職員給与費4,093万3,000円と、第9条では、一般会計から補助を受ける金額を6億1,377万1,000円とそれぞれ定めています。  517ページからは、この予算に関する事項別の資料としまして、予算実施計画及び予定キャッシュ・フロー計算書を、520ページから給与費明細書を添付しております。  また、528ページ以降は予定貸借対照表等を添付しておりますので、御参照を頂きたいと思います。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第29号「岩倉市道路線の廃止について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第29号「岩倉市道路線の廃止について」説明をさせていただきます。  当議案は道路法第10条第1項の規定により、岩倉市道7路線の廃止について議会の議決を求めるものであります。  この7路線につきましては、川井野寄地区での土地開発事業に伴い、新たに道路認定をするために一旦廃止するものであります。  廃止する路線の整理番号、路線名、起点、終点につきましては、議案に記載のとおりです。  また、場所につきましては、別添廃止路線図を御参照いただきたいと思います。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) 続いて、議案第30号「岩倉市道路線の認定について」の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(片岡和浩君) 議案第30号「岩倉市道路線の認定について」説明をさせていただきます。  当議案につきましては、道路法第8条第1項の規定により、市道10路線の認定について議会の議決を求めるものであります。  この10路線につきましては、川井野寄地区の企業開発事業に伴い、新たに認定をするものであります。  認定する路線の整理番号、路線名、起点、終点につきましては、議案の記載のとおりであります。  また場所につきましては、別添の認定路線図を参照いただきたいと思います。  説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梅村 均君) ここで、当局より発言の訂正の申出がありました。  本日の提案説明の中で、議案第19号「令和元年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」について発言の訂正の申出がありましたので、これを許可し、説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山田日出雄君) 議案第19号「令和元年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」の提案説明を先ほどさせていただきましたが、この中で一部誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  歳入で土地売払収入について、代替地として売却する土地の所在地を野寄町西海道80番2と私は説明させていただきましたが、正しくは野寄町西海道37番でございます。ここで訂正させていただきますと共に、おわびを申し上げます。どうも申し訳ありませんでした。よろしくお願いいたします。 ○議長(梅村 均君) 以上をもって議案第5号から議案第30号までの提案説明を終わります。  本日はこれをもって散会します。  次回は3月2日午前10時から再開いたします。御苦労さまでした。       午後5時00分 散会  ―――――――――――――――――――――...