岩倉市議会 > 2018-06-07 >
平成30年第2回定例会(第 2号 6月 7日)

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  1. 岩倉市議会 2018-06-07
    平成30年第2回定例会(第 2号 6月 7日)


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    平成30年第2回定例会(第 2号 6月 7日) 平成30年6月(第2回)岩倉市議会定例会  ―――――――――――――――――――――         平成30年6月7日(木)       午前10時   開 議 日程第1 議案第42号から議案第54号までの議案質疑 日程第2 請願の提出、議案及び請願の委員会付託  ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した案件 日程第1 議案第42号から議案第54号までの議案質疑 日程第2 請願の提出、議案及び請願の委員会付託  ―――――――――――――――――――――出席議員(15名)         1番  櫻 井 伸 賢         2番  大 野 慎 治         3番  鈴 木 麻 住         4番  塚 本 秋 雄         5番  相 原 俊 一         6番  鬼 頭 博 和         7番  須 藤 智 子
            8番  梅 村   均         9番  桝 谷 規 子         10番  木 村 冬 樹         11番  堀     巌         12番  宮 川   隆         13番  黒 川   武         14番  関 戸 郁 文         15番  伊 藤 隆 信  ―――――――――――――――――――――欠席議員(0名)  ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者    市     長        久保田 桂 朗    副  市  長        小 川 信 彦    教  育  長        長 屋 勝 彦    総 務 部 長        山 田 日出雄    市 民 部 長        中 村 定 秋    健康福祉部長福祉事務所長  山 北 由美子    建 設 部 長        片 岡 和 浩    消  防  長        柴 田 義 晴    教育こども未来部長      長谷川   忍    行 政 課 長        佐 野   剛  ――――――――――――――――――――― 〇職務のため出席した事務局職員    議会事務局長         隅 田 昌 輝    統 括 主 査        寺 澤   顕       午前10時00分 開議 ○議長黒川 武君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。  したがいまして、定足数に達していますので、議会は成立いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により、議案等説明者として、市長等の出席を求めております。  議事は、お手元に配付してあります議事日程表に従い進めさせていただきます。  本日の議事日程に入ります前に、執行機関から発言の申し出がございましたので、これを許可いたします。  市民部長。 ○市民部長中村定秋君) それでは、今議会に提出しております議案第43号「岩倉市税条例等の一部改正について」の訂正をお願いしたく発言をさせていただきます。  議席に配付させていただきました資料をごらんください。  現在、岩倉市税条例等の一部を改正する条例の附則第1条第10号において、改正の一部を生産性向上特別措置法の施行の日から施行する旨の規定を設けております。  同法は、本年5月23日に公布され、公布の日から3カ月を超えない範囲内において、政令で定める日から施行するとされておりましたが、当該政令が一昨日6月5日に公布され、昨日6月6日が法律の施行日とされましたので、今回の一部改正条例の附則からこの規定を削るものでございます。  この結果として、附則第1条第10号に規定しております部分は、この条例の公布の日からの施行となるものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長黒川 武君) お諮りいたします。  ただいま執行機関から、議案第43号に関する訂正の申し出がございました。  お諮りいたします。  ただいまの執行機関からの申し出について、会議規則第18条の規定に基づき、承認することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、申し出について承認することに決しました。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第42号から議案第54号までの議案質疑議長黒川 武君) 日程第1、議案第42号から議案第54号までの議案質疑を行います。  質疑は、議案第番号の順序に従い進めさせていただきます。  初めに、議案第42号「岩倉市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」の質疑を許します。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  今回のこの条例の一部改正につきましては、特定個人情報個人番号独自利用に関する規定を定めるものということがあります。  それで、7つの事務について独自利用を進めていくということであります。  それで、これまでこのいわゆるマイナンバー制度につきましては、法定事務についてはもちろんやっていくわけですけど、それ以外、独自利用事務については、そう積極的に進めていくというふうな姿勢ではなかったように感じるわけですけど、今回このような独自利用を広げていくという方針を持った、この意思決定というのはどのように行ったんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 今回、条例を一部改正して独自利用を行っていくといったところの経過も含めて、当初のところから少し経過も含めて御説明をさせていただきたいと思います。  まず最初に、制度のスタート前ということで、27年の12月議会条例を上程させていただいたわけですけれども、その前には、庁内組織ということで、マイナンバー推進本部推進部会といった形で職員あるいは幹部職員も含めた形での会議体を持ちまして、そうした中で独自利用の実施についての検討を進めてまいりました。  ただ、この時点では、特に独自利用のメリットであります他の地方公共団体との情報連携といったところについては、その後の29年の7月といったところが予定をされておりました。  また、これも27年の12月議会の中で少しお話をさせていただいておりますけれども、その独自利用に係る改修費については、国庫補助ではなくて、市の一般財源によるといったところもございました。  また、もう一つ、当時住民情報システムの契約の関係なんですけれども、それが29年の12月末までだといったところもございました。  そうしたところを総合的に考慮をして、当時、29年の12月の条例制定時には、一定制度開始時からの独自利用はせずに、法定事務にとどめておくといったところを決めてまいりました。  ただ、その後、先ほどもお話ししましたけれども、29年の12月末までとしておりました住民情報システムについては、1年間期間を延長して、更新を先送りしたということがございます。した上で、その後、今回の補正予算のほうでも少し計上させていただいておりますけれども、31年1月からの住民情報システムの更新をしていくといったところで、これを控えて、市においても、先ほど申しましたけれども、庁内で一定担当課利用意向とか、推進本部、あるいは推進部会での検討を進めてまいりまして、本市においても情報連携見込みが一定程度あるということと、また他市においても一定程度独自利用されているといったところも、あるいは今後される見込みであるといったところも踏まえまして、勘案して、今回、条例改正として上げさせていただいております7つの事務独自利用していくといったところで決定をさせていただいたところでございます。  今回も条例改正では、住民情報システムの更新時期に合わせて、施行期日を31年の1月1日としておりますけれども、この条例改正後については、今後の話にもなりますが、この条例改正後には、国の個人情報保護委員会情報連携届け出をし、その後、国でも、国の委員会でその内容を審査していただいて、その後に岩倉市として他市町村との情報連携が可能になっていくといったところがございますので、今後情報システムの更新をして、その後、来年の3月ごろには情報連携の開始ができていくのではないかというふうに考えております。  こうしたこともあって、今定例会で提案をさせていただくことになったと。そうしたところが今回の経緯でございます。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  わかりました。さまざまな検討を重ねてきた中で、当初の情報不足ということなども含めて、検討の結果、こういうふうになったというふうに確認しておきます。  それで、最後にお聞きしたいのは、この7つの事務を含めたという点ではどのような判断で、基準で、この7つの事務を決定したのでしょうか。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 先ほどの答弁の中でも少しお話をさせてもらいましたけれども、まず、本市の中でこうした情報連携見込みが一定数見込めることということがまずございます。  そしてあと、他市でも同様の事務独自利用されているといったところも一つの判断基準になっております。  そして、特に転入された方々等所得情報等添付書類が不要になるといったところで、そうした市民利便性向上、そうしたところと、先ほども申しましたけれども、市民利便性向上と、あとは行政事務効率化と、そうしたところも踏まえた上での今回の7つの事務だということです。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) じゃあ、少し別の角度でまたお聞きします。  今、答弁にありましたように、一定市民利便性向上ということで、転入の際の添付書類が必要となくなるとなどの利便性向上があるということであります。  しかし、このマイナンバー制度はそういう利便性向上はある一方で、やはり情報が集積するということで、そのセキュリティー対策についていろんな意見が出ているところだというふうに思っているところです。  それで、現状でのこの特定個人情報の管理についてのセキュリティー対策というのはどのような形になっているんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 現状も個人番号に関していえば、特定個人情報については法定事務の中でも一定利用しておりますので、そうした中でこのシステム的にはセキュリティーは保っておるということを考えております。  また、この4月からにはなりますけれども、岩倉市特定個人情報取り扱いに関する管理規程というものを制定しております。この中で、そうしたマイナンバーを含む特定個人情報管理体制とかあるいは組織の対応といったところを明確にした上で、今後適切な情報管理に努めてまいるというところでございます。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) はい、わかりました。  現状では特に問題なく進められているというふうに思います。  しかし、情報流出されるケースを見ますと、例えば企業だとか、あるいは年金の問題でもありましたが、こういったところはサイバー攻撃だとか、あるいは悪意のある関係者情報を持ち出す。こういったものがほとんどであるというふうに思いますが、これらに対する対策というのは何か岩倉市では決められているのか。そういった点についてお聞かせください。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) まず、外部からの侵入ということですかね。そうしたものに関しては、一定システム的にファイアウオールとかそうしたものを含めて、これは庁内の情報システム全体の話ですけれども、行っております。  また、当然、内部的にはそうした情報取り扱い個人情報取り扱いについては、職員間の中で十分周知研修等も含めて周知をしながら意識を高めて、そうしたことがないように取り組んでいるところであります。 ○議長黒川 武君) 1番櫻井伸賢議員。 ○1番(櫻井伸賢君) 1番櫻井です。  多分、この後の議運で議案付託先が決まると思うので、言いにくいところですけど、多分総務委員会に係ると思いますので、当該委員長でありますので、非常に細かいことで恐縮ですけれども、こちらの場でお聞かせをいただけたらなと思います。  先ほどの答弁で、手続の簡素化等含めて、今回独自利用事務を設定するという形でお話がございました。別表記載事務について、手続の簡素化ということであれば、添付書類がなくなるのかどうか、別に1番から7番まで各論じゃなくても結構でございますので、総論としてお聞かせいただきたいのがまず第1点。  そしてもう一点が、情報連携やりとりされた記録はマイナポータルからやりとり履歴ということで確認できるという形のシステムになっております。今回のこの手続によって、マイナポータルからやりとり履歴でそれぞれ住民の方が確認できるのかお聞かせをください。
    議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 特に、市民利便性等向上といったことに関して言えば、例えば、他市町村から転入されてきた方が手続をする際には、つまり前住所地課税証明とか所得証明が不要になるというところで、これまではいただいておったわけですけれども、そうした点の添付書類は必要なくなるということでございます。  あと2点目も、マイナポータルやりとり履歴といったところでございますけれども、こちらについては、先ほども申しましたように一定独自利用事務が認められて、情報連携を行ってくるようになると、国の情報提供ネットワークシステムと、そうしたところを介した情報連携については、マイナポータルのほうでやりとりが確認できるということになりますので、お願いいたします。以上です。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  これまでの答弁を聞いていて、やはりちょっとわからないというか、はっきりしない点があります。それは、マイナンバーシステムが国で提案されて以来、このマイナンバーを有効活用して行政の効率化を図るというのは国全体の方針だと思います。  岩倉市は、これまで、さっき木村議員が言われたように、消極的、それほど積極的ではないということなんですけれども、私は独自利用はしないというようなニュアンスで聞いておりました。それが、今回独自利用に切りかわっていくわけですけれども、そこら辺の基本的なスタンス、要は財政的にシステム改修にお金がかかる、いろんなそういう要因もあります。だけど、基本的には推進していくんだというスタンスにあるのか、それとも他市の動向を見ながら、他市並みにぼちぼちやっていくかということなのか、どちらなんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 確かに27年12月議会のときには、条例制定の際には、なかなか明確にその方向性というんですかね、具体的な事務とかそうしたものもまだ見えない部分もあったということで、一定その段階では法定事務以外では独自利用はしていかないといったところをお話しさせていただいております。  ただ、その段階で、積極的にといった独自利用といったところはお話はしていませんけれども、将来的には少しまだ不透明な部分があるという形でお話をさせていただいているはずです。  今後については、先ほども少しお話をさせてもらいましたが、やはり市民利便性向上行政運営効率化といったところが一つ大きな判断基準になりますでしょうし、そのためには他市の利用状況、そうしたものも見ながら、消極的にということはないですが、やはり一つの基準は市民利便性向上と、繰り返しになって申しわけないですが、そこでは行政運営といったところも一つの大きな判断基準としてできるものは独自利用していこうというふうに考えております。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 私は、市民というか国民ですよね。これは国全体の話なので、やはり積極的に進めて、セキュリティーの問題は置いておいてというか、しっかり確保しながら、積極的に進めるべきだというふうに考えていますが、そこでお聞きしたいのは、転入ということが先ほど来から言われておりますが、転入出で岩倉から全国で異動はするわけです。  そうなると、やはりさっき言ったようにもう少しグローバルに国全体で考えるべきだというふうに思っての発言なんですけれども、ですから、国がマイナンバーを推進している。それで、岩倉市もマイナンバー推進、推進という名前がついて、推進本部推進部会ということで協議をされているわけですので、そこら辺で全国的な水準は今どのぐらいあるのか。全体で独自利用ができる事務というのはどのぐらいあって、今全国的にはどのぐらいの事務が行われて、岩倉市がどのぐらいなのかというところがわかりましたら、教えてください。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 国の個人情報保護委員会というのがありまして、そちらのほうで、一定独自利用事務情報連携届け出の状況というのが出ております。  ただ、残念ながら、申しわけないですが、全体として何件だというのは少し把握はしておりませんけれども、まずそこに上げられております統計の状況を見れば、子ども医療費助成に関する事務等から始まって、32.不妊治療用の補助に関する事務、そうしたところまでが各市町の独自利用事務として届け出がなされているようです。  愛知県下で言えば、今回うちが7つの独自利用事務を上げておりますけれども、その中でいけば、例えばひとり親家庭医療費助成に関する事務については、愛知県下の市とすれば26市が条例を制定しております。ほかには、多いところでいくと、遺児手当の関係ですね。こちらについては29市と。  若干多い少ないはございますけれども、そうした形での他の自治体での独自利用がされているということで、全体の県下の平均でいきますと、1市当たり9.4の独自利用事務条例制定、規定されておるというところでございます。 ○議長黒川 武君) 他にございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第42号の質疑を終結します。  続いて、議案第43号「岩倉市税条例等の一部改正について」の質疑を許します。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  今回のこの市税条例等の一部改正につきましては、さまざまな内容がありますが、ここで1点お聞きしたいのは、平成33年1月1日からの個人住民税関係の控除の仕組みの変更についてお聞きしたいというふうに思っています。  それで、いただいている議案説明資料を見ますと、変更のイメージということで、これを見ると理解がしやすい形にはなっているというふうに思いますが、こういうフリーランスだとか、あるいは請負だとか起業等による収入、こういったものがどのぐらいあるのかなというふうに考えるわけですが、今回の条例の一部改正によって、市の税収への影響だとか、対象がどれぐらいあるのか、こういったことについて、わかる範囲でお聞かせいただきたいと思います。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 29年度の課税の状況から見ますと、営業のみの収入の方が620人ほどお見えになるということでございます。これは全体で見ると2.8%でございます。  この方たちの控除が基礎控除分で10万円ふえるということになりますので、それによる市税の減の影響額は約370万ほどになると試算しております。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) はい、わかりました。  細かいことはまた委員会のほうでお聞ききしますが、もう一点、この個人住民税基礎控除について、所得の多い方について減少、または消失するという仕組みがされるわけであります。  これについても同じように対象がどれぐらいいて、市税への影響はどのようになっているのか、わかりましたらお聞かせください。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 基礎控除が2,500万円を超える場合に消失するという仕組みの影響につきましては、これも29年度の課税の状況から見ますと、対象となる方が29年度で見れば106人でございまして、この影響額としてその基礎控除33万円がなくなりますので、市税に与える影響としましては約200万円の増ということでございます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) ちょっと教えてください。  今回、10万円ということで給与所得者公的年金人たちは影響がないようにマイナス10万でプラス10万という控除が相殺されるという形になって、フリーランス方たちだけが影響があるということなんですけれども、これはなぜ10万円だということになったんでしょうか。その経緯を教えてください。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 現在の個人所得課税仕組みについては、一つの会社に入って、定年まで勤め上げて、年金生活に入るという、こういう基本的な仕組みが前提とされておりまして、給与所得控除、あるいは公的年金控除等が手厚い仕組みになっているということでございます。  これは、働き方の多様化を受けまして、どのような所得にでも適用される基礎控除に移行していこうというのが大きな流れでございますが、この10万円がなぜ10万円かということについての確認はとれておりませんが、一定その急激な変化がないようにということで、この金額で設定されたのではないかと考えています。流れとしては、基礎控除のほうにということが議論されているということでございます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 続いて、この中に固定資産税特例措置というのがあります。  これは最初の3年間はゼロとするということで、設備投資をする企業を応援するという内容だと思いますが、岩倉は今、企業誘致ということでそういう企業を誘致するという施策も行おうとしているわけです。  この税法改正があったときに、その横の連携、企業誘致のほうにこういう改正があるけれども、どのように考えるかとか、そういう連携、話はされたんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) こちらは、今回の固定資産税特例措置につきましては、商工農政課とか、そういったところにはきちんと情報提供をしております。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) わかりました。  その上で、3年間はゼロとするということなんですけれども、これはゼロにしなさいという法改正ではないというふうに聞いております。それを岩倉市としてはゼロにするということの解釈でいいのかということをまずお聞かせください。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 今回の生産性向上特別措置法に係る部分、こちらのほうが法律のほうでは2分の1からゼロの範囲で条例を定めるものとされておりまして、特段参酌基準等も設けられていないということでございまして、自由に設定できるものでございますが、今回岩倉市についてはゼロを選択したということでございます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) はい、わかりました。  さっきの話と関連しますけれども、さきのマイナンバー独自利用ということから関係するわけで、やっぱり市税条例ですから、市で最終的には決定するわけです。  さっきの企業誘致を推進していくんだというそういうスタンス、それからこの設備投資も促していくという、そういうことを応援するというスタンスであれば、例えば3年間を4年間にするというそういう独自施策を今回の税法改正に合わせて盛り込むとか、そういう提案があってしかるべきだというふうに思いますが、それは法的にできないのか、そういう提案がなされなかったのか、内部でどのような検討をされたのかお聞かせください。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 今回の生産性特別措置法に係る部分につきましては、基本的には時限立法ということでございますので、市税条例改正につきましても、期間については法律と同様、3年間にするということでございます。  企業立地につきましては、こうした税の部分以外の補助制度等の方法もございますので、そうしたことで総合的に検討していくべきものと考えています。 ○議長黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷規子です。  先ほど木村議員が、2,500万円以上の基礎控除がなくなる世帯の質問の御答弁の中で、106世帯が増税になる、2,500万円以上の基礎控除額がなくなる世帯という御答弁だったんですが、2,500万円以下の2,450万になりますか、の住民の人たちにとっての個人住民税は増税にはならないということの確認はよろしいでしょうか。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 基礎控除につきましては、2,400万円から少しずつ低減していくという仕組みでございまして、2,400万円を超えますと、本来ですと43万円受けられるものが29万。さらに、2,450万円を超えますと15万ということになりますので、その層につきましても若干の増税になるということでございます。 ○議長黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 先ほど増税になる世帯というのは、106と言われたのは合わせての数なんでしょうか。2,400万以上の人たちの。また、最初に聞いたその以下の人たちについての増税にはならないということの確認はよろしいでしょうか。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 先ほど申し上げましたのは、市税の収入額に大きく影響を与えるところで申し上げましたところでございまして、2,500万円を超える人数について106人と申し上げたところでございます。  それ以下の2,400万円あるいは2,450万円というところの対象ですけれども、余り少ないものですから、例えば2,400万円ですと5人であるとか、2,450万円ですと4人というところもありますが、その辺については割愛して御説明をさせていただいたところでございます。 ○議長黒川 武君) 他に質疑はございませんか。  9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 済みません。そこの答えを欲しいんですけれども。 ○議長黒川 武君) 質疑はよろしいですか。  9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) ですので、収入の今回の一条による岩倉市条例の一部改正というのは、一般的な税収というか、大方の市民の人はそれだけ高額じゃない人については増税にはならないという確認はよろしいんでしょうねというところを一番聞きたかったんですけど、済みません。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) この基礎控除の部分につきましては、2,400万円以下の部分では影響はないということでございます。 ○議長黒川 武君) これをもって議案第43号の質疑を終結します。  続いて、議案第44号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」の質疑を許します。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  この都市計画税条例の一部改正につきましても、委員会で細かいことは聞きたいというふうに思っているんですが、1点だけ大まかに、今回この都市再生推進法人が都市再生特別措置法に規定する立地誘導促進施設協定の目的となる土地を所有しという説明があるわけですけど、こういったものというのは非常に特殊なケースではないかなというふうに思うんですけど、岩倉市で対象となるようなケースがあるのかどうか、この点についてだけお聞かせください。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 私どもとしては、現時点でそうした相談等もないことから対象となるものは見込んでいないというところです。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 対象となるものの見込みがないということなんですが、それでもちょっと聞かせてください。  これも最初の3年間は3分の2とする措置というふうになっておりますが、この幅というのはどのようになって、どうして3分の2になったのかというところをお聞かせください。 ○議長黒川 武君) 暫時休憩します。       午前10時33分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前10時34分 再開 ○議長黒川 武君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 申しわけありません。  こちら3分の2につきましては、一定の幅がございますが、済みません、今、手持ちでその資料がございませんので、また改めて委員会で答弁をさせていただきたいと思います。  こちらの参酌基準ということでございますので、その基準として定めたものであります。 ○議長黒川 武君) 他にございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第44号の質疑を終結します。
     続いて、議案第45号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」の質疑を許します。  11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  先日の説明のときに、全協のときにいただいた資料で、読みますと、平成30年4月1日から施行されたことに伴いということで改正理由が書かれています。  しかし、市民部長からは平成30年4月1日から施行されたことなどに伴いという、「など」という言葉が入っているのを聞き漏らしませんでした。  この「など」というところがどこに当たるのかというのをまず教えていただきたいというふうに思います。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 今回の議案で、「など」に対応する部分は30条の2の改正でございます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 30条の改正ということは特例対象被保険者等の減免を申請する際に、情報連携により云々という、そういうところだというふうに思いますけれども、これは情報連携ということで、これはいつからやられる予定なんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) この雇用保険の受給情報に係る特定個人情報情報連携につきましては、これは実は平成29年、昨年7月18日から既に運用が開始されておりました。  ただ、ハローワークにおける副本の登録までのタイムラグがあったりとか、なかなかデータがうまく連携できないということがございまして、実態としてはこれまでの申請者から提出される雇用保険受給資格者証というもので事務処理を行っていたということでございます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 現実、まだその受給者証で事務が行われている、提示をしてということなんですけれども、これが不要になるということになるんですよね。  その不要になるのは、いつから行われるんですかという質問です。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 岩倉市において、これが現実に不要になるというのは、この条例の施行の日、いわゆる公布の日ということでございます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 公布の日ということは、6月過ぎて公布されるわけですけれども、今の現状として提示されていて、本来ならば連携はされているので、必要ないということなんですけれども、今回の条例改正をしないと、その提示を、連携しているけれども提示を求めると、そういうことをずうっと条例改正するまでは行われるということの解釈でよろしいでしょうか。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) やはり条例上そのような規定になっておりますので、この条例が公布され、施行されるまではそうした運用でいかざるを得ないのかなと考えております。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  この国民健康保険税条例の一部改正につきましても、細かいところは委員会で聞きたいというふうに思っていますが、1点、賦課限度額の問題についてであります。  賦課限度額につきましては、これまでも議会の中でも述べてきていますように、いわゆる高額所得の世帯の国保税を頭打ちにするということで、本来の社会保障の理念からすればどうなのかなというふうに常々思っているところであります。  それで、国においても、この賦課限度額を設定するのをどうしていくのかということをやっぱり今こそ議論が必要ではないか、貧困と格差が広がる中で、そのように考えているところでありますが、この賦課限度額の4万円の引き上げの影響を受ける世帯の収入あるいは所得がどのぐらいかということで、一定全協での説明の中では触れられたと思いますが、本会議でもそういったどのぐらいの収入、所得の世帯が影響を受けるのかという点について御答弁をお願いします。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 今回の賦課限度額4万円の引き上げの影響を受ける世帯としましては103世帯を見込む。これも29年度の状況から見ますと、103世帯ということで見込んでおりまして、収入でいきますと、おおむね1,000万円を超える世帯が対象になっていると見ております。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) はい、わかりました。  おおむね1,000万円ということでありますが、例えば、世帯の人員によってこれも変わってくるところではないかなというふうに思いますので、少し細かい資料が委員会までに用意していただければ委員に配付していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長黒川 武君) 市民部長。 ○市民部長中村定秋君) そうした世帯ごとの資料につきましても、委員会のところで冒頭で追加の資料として提出させていただきます。 ○議長黒川 武君) 他に質疑はございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第45号の質疑を終結します。  続いて、議案第46号「岩倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」の質疑を許します。  9番桝谷議規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 保育士の資格を有する者についてということで、国家戦略特別区域法に規定する事業実施区域内にある放課後児童健全育成事業所にあっては、保育士または当該事業実施区域に係る国家戦略特別区域限定保育士を含める規定を加えるとありますが、この国家戦略特別区域法という法自体が私としては非常にいかがわしいものと感じておりますので、その中身についてどう捉えていらっしゃるのか詳しく教えていただきたいと思います。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 国家戦略特区というのは、今日本で10カ所ぐらい、箇所と言い方が正しいのかわかりませんけれども、東京圏とか、愛知県のように愛知県というふうに特区指定されているところもございます。今いろいろと言われております広島県・今治市も特区というふうになっておりまして、この特区、愛知県の場合は産業の担い手育成のための教育、雇用、農業等の総合改革の拠点とするということを目的にしておりまして、この特区に指定されますと、規制改革のメニューで教育の分野、創業の分野、介護、保育、雇用といったところの規制が改革されていく、独自の規制で実施ができるというところかというふうに思っております。  今回の愛知県については、この国家戦略特別区域というふうに指定をされておりますので、この区域内に限る保育士の資格を得るための試験ができると、そうすることによって、1回しかない試験なんですけれども、2回できる、オリジナルの試験でできるというような規制改革ができる区域になっております。  ただ、愛知県については現実にはそういう試験は実施しておりません、今のところ。なので、今回こういった改正をしますけれども、今のところ愛知県ではそういった保育士さんはいません。ただ、今後もしかするとそういったことを実施すればということで規定しているところでありますが、愛知県については既に保育士の試験を2回実施しているようですので、特区という試験ではなくて実施をしておりますので、愛知県ではそれはないだろうなというふうに思っておりまして、この保育士試験を実施したのを確認しているところでは神奈川県とか大阪府、沖縄あたりでは実施がされておりますので、もしかするとそういったところで資格を得た方が、これは3年間はその区域内でしかできないんですけれども、3年経過後は全国で働けるというところでございますので、もしかしたらそういった保育士の方が愛知県で就業する可能性はあろうかと思います。 ○議長黒川 武君) 9番桝谷規子議員。 ○9番(桝谷規子君) やはり一人一人の人格を大事にした子どもを相手にする仕事ですので、この国家戦略特別区域限定の保育士とは一般的な保育の資格よりもどのように緩いというか、簡単に取れる資格となっているような設定になっているのかということはどう捉えていらっしゃるのでしょうか。  愛知県では、今のところないということですが、もう実施されている神奈川や沖縄などでは本来資格を取っていくべき内容よりも、一般的に緩くなっているのかなと思うんですが、簡単に取れるのがどのような違いがあってというところはどう捉えていらっしゃるのか、教えてください。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 確実には確認しておりませんが、資格に違いはないというふうに思っております。  その試験は、受験要件が緩やかだといったことはないと思いますが、試験が2回できる。それが独自の試験問題をつくれるといったところというふうに確認をしておりますので、この特区の保育士だから簡単にクリアできるということではないというふうに考えます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  今のを聞いていてわからなくなったんですけれども、これは岩倉市の放課後児童健全育成事業の条例なわけです。  愛知県というのが区域で指定されているというお話だったんですけれども、となると岩倉市はこのところの条文に該当するんですよね、まず。該当するんですか。端的にお答えください。 ○議長黒川 武君) 暫時休憩します。       午前10時47分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前10時48分 再開 ○議長黒川 武君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 岩倉市の条例改正なので、ということは、ここに書かれている改正文が岩倉市に該当するということで改正をするという意味でよろしいんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 今後は愛知県が地域限定保育士の試験をして、それを認めるといったことがあれば該当します。  また、先ほど申し上げました、神奈川県とかで国家戦略特別区域限定保育士に合格して保育士となった方が、その区域内では3年間は勤められる。それ以外の全国のところでは勤められないですけれども、3年経過後は全国で保育士として働くことができるということだものですから、もしかするとそういった方が岩倉市で勤めてくださるということになれば、該当する可能性もあると考えます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) ここの条文の事業実施区域内にある放課後児童健全育成事業所にあってはと書いてあります。  法律の文言であれば、これはこれでいいと思うんですけど、岩倉市でとどめる場合、岩倉市の事業所は当然事業実施区域内の事業所なわけで、この書き方というのは何か岩倉市の条例にそぐわないというふうに感じるわけですが、そこら辺のことはどうなんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) ここは放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令のところの括弧書きのところをそのまま引用しております。  当然、愛知県でありますので、その区域内、岩倉市も区域内ということになってまいりますので、岩倉市も該当するというふうに読むものだというふうに考えています。 ○議長黒川 武君) 他に質疑はございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第46号の質疑を終結します。  続いて、議案第47号「岩倉市子ども医療費支給条例の一部改正について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第47号の質疑を終結します。  続いて、議案第48号「岩倉市介護保険条例の一部改正について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第48号の質疑を終結します。  続いて、議案第49号「岩倉市旅館建築の規制に関する条例の一部改正について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第49号の質疑を終結します。  続いて、議案第50号「平成30年度岩倉市一般会計補正予算(第2号)」の質疑を許します。  質疑は歳出から行います。  款2総務費の質疑を許します。  質疑はございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) 以上で、款2総務費の質疑を終結します。  続いて、款3民生費の質疑を許します。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  児童総務福祉費の子ども・子育て支援事業計画の策定業務についてお聞かせいただきたいと思います。  平成31年度に策定ということで予定をされていたものを今回補正で前倒しするというような形になるかと思うんですが、一定状況は説明は聞いているわけですけれども、本会議の場でもこういうふうに補正で委託料を上げた経過についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) この計画につきましては、第1期がというか初期なんですけど、27年度から31年度までの計画でございます。事業計画については毎年度、子ども・子育て会議において進捗も諮っているところではございます。第2期計画については、32年度から36年度、2024年度までの計画ということで、来年度からの取りかかりを検討しておりました。  ただ、今年度に入ってから、県の担当、それから国への聞き取りなんかのところで、やはり利用希望調査をきちんとしてくださいと。第1期のときも利用希望調査はアンケートを実施したんですけれども、これは2期でありますので、推計値ということも考えていたんですけれども、ニーズ調査をきちんとしてほしいというような通知等もございましたので、今回6月補正に計上させていただいて、委託の業者もお願いして、業務委託もお願いしながら2カ年で策定していきたいということで今回の計上になったところです。  また、一部今年度から取りかかることによると、地方交付税措置といったことも確認ができておりますので、今回の計上になったところでございます。 ○議長黒川 武君) 10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 経過はわかりました。  今回では委託料の中身については利用希望調査を行うと、その中身だけという業務委託になるのでしょうか。
    議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 現在、昨年度も委員会は、会議は1回しておったんですけれども、今年度、この補正でお願いできて以降、通常1回ないし2回で会議を実施してきましたが、3回ほどの会議を考えております。  その中で、先ほど申し上げましたアンケートの調査も実施してまいりますので、そういった部分の費用、それから分析に係る費用、会議の企画、運営の支援も委託の中でお願いしたいというふうに思っています。  来年度は債務負担行為のほうの話になっていきますけれども、多分5回ぐらいの会議は必要なのかなと考えておりまして、人口推計ですとか、ニーズ量の推計の精査をしていく作業、それから会議の支援もお願いしたい。最終的には計画書の設計、作成、具体的なものの印刷等も委託で実施していきたいというふうに考えております。  ですので、アンケートの実施、その分析だけという委託内容ではございません。 ○議長黒川 武君) 他に質疑はございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) 以上で、款3民生費の質疑を終結します。  続いて、款7土木費の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) 以上で、款7土木費の質疑を終結します。  次に、歳入に入ります。  歳入全般について質疑を許します。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  繰越金についてですが、この間、繰越金の額が以前と比べると非常に減少してきているというふうに思っているところで、いわゆる留保財源が減少してきているというふうに思っています。決算の中でも今度の決算がどうなるかというところも非常に注目するところでありますけど、この補正を行った後の留保財源というのはどのぐらいあるのかという点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 30年度、この6月補正後の留保財源の見込みとしては、現段階では3億3,000万円ほどを見込んでおります。ただ、これはまだ最終的な数値ではなくて、そのほか不用額等が出てまいりますので、若干もう少しふえるとは思いますけれども、今のところは先ほど申しました3億3,000万ほどというところでございます。 ○議長黒川 武君) 以上で、歳入についての質疑を終結します。  次に、第2表債務負担行為補正の質疑を許します。  9番桝谷議規子議員。 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  指定管理料で希望の家とみどりの家の5年分というところがありますが、公共施設再配置計画のモデルケースで希望の家が譲渡とかいう案も出たところでありますが、この35年度まではこの指定管理料が組まれたということで、現在の指定管理者に業務を委託していくというお考えは35年度までは変わらないということの確認はよろしいでしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) まず、現在の指定管理者が業務をやめられるというか、法人としてやめられるということも言われておりますので、現在のところでということはできなくなっております。  希望の家については、プロポーザル業務を行って、指定管理業者を決定してまいりたいというふうに考えております。  ですので、5年間については、今の施設を維持、それから運営についても指定管理の中で提案をいただきながら、どうしていくのがいいのかということもその中で提案を求めていきたいなというふうに考えております。  ですので、すぐに譲渡、廃止というところはこの間はないというふうに考えております。 ○議長黒川 武君) 9番桝谷議規子議員。 ○9番(桝谷規子君) この希望の家、みどりの家の指定管理料のこの総額の詳細について、委員会に資料提出していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 詳細と言われますと、利用費部分とか、施設の整備とか管理とかそういったものに幾らがというような形でよろしいですか。                   〔発言する者あり〕 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) では、委員会のときに提出させていただくようにします。 ○議長黒川 武君) 3番鈴木麻住議員。 ○3番(鈴木麻住君) 3番鈴木です。  関連で、希望の家の指定管理料についてお聞きします。  先ほどの答弁で、5年間は譲渡とかそういうことは考えずに、今の状態で維持管理していくというお話でしたが、そもそも希望の家はもう30年以上たっていて、今までに手を加えていない。現状を見た状態で、防水も非常に悪いし、外壁も大分劣化している。さらに悪いのは設備、空調が全然取りかえられた状態ではなくて、もういつ壊れてもおかしくないと。この5年間そのままの状態で維持するのか、その辺を修繕あるいは取りかえとかそういうことを考えながら5年間維持するのか、その辺はどういう考え方でしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 修繕については一昨年、その前あたりもボイラーの修繕とかも施しております。防水についても窓のコーキングの部分とかの改修、それから雨漏りするところについては部分的な修繕は施しているところではございます。  当然、市として運営していくわけですので、利用される方に支障のないところの修繕は施していきたいというふうに思います。空調も、今のところ必要に応じて直しているものというふうには思っておりますけれども、もし大きな修繕が必要になるのであれば、今後、その部分は指定管理料の中ではないもんですから、市の予算に計上しながら検討、改修するのか取りかえるのか、やめるのかとか、そういったことも含めて検討していきたいというふうに思います。 ○議長黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) 私も希望の家、指定管理料についてお聞かせください。  今後見込まれる、今、鈴木議員もおっしゃいましたが、修繕見込みに対する費用対効果というところがまだ一回も議会のほうに示されておりません。これだけのお金が大体かかるでしょうと、30年かかれば長寿命化計画なり大規模修繕なりするということが公共施設等総合管理計画や再配置計画で決まっています。  これはどの方向性でいくのか見込めなかったから、譲渡とかそういった計画が出てきたという話になります。  今後の方針とか、どのような費用がかかるかというのはいつ議会のほうに示されるんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 今、具体的に大きな修繕が予定しているものはありません。  ただ、エレベーターですとか消防設備点検は当然法定点検を実施しておりますので、その中で必要になってくれば、先ほども申しましたけれども、予算に計上していくものというふうに考えております。  今のところ、大規模でかける、それから小修繕といいますか、部分修繕を繰り返しておりますので、大きく修繕をかけるという予定は今のところありません。修繕ができないから譲渡するということでは決してないと思いますので、その辺は間違えないようにしたいと思います。 ○議長黒川 武君) 2番大野慎治議員。 ○2番(大野慎治君) これは基本的に長寿命化計画にかかわってくるんですね。そこの部分のところがしっかりと見えていないと、長寿命化するのか、今後の見込みのところが一切わからないまま、目先のことに走っていくということじゃなくて、計画をつくるということは、先を見越すということなんですね。その部分のところをしっかりとつくらないと、今後の計画は何も成り立たない。5年間指定管理というよりも、今から、例えば民間のサウンディング調査とか、そういったことを実施していかないと、どのような使い道があるかということをしっかりと調査しながらやっていかないと何もわからないままじゃないですか。そのようなサウンディング調査とかする計画はあるんでしょうか。お聞かせください。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) 先ほども申しました、今回のプロポーザルで新たな指定管理者になりますので、その中で事業提案も受けていきたい、場合によってはその提案によって運営の仕方も変えていくのも一つかなというふうに思っております。  公共施設の再配置のところで、先ほどおっしゃっていただいたサウンディング調査というところも示しておりますので、今回のもしかしたら、指定の期間中にそういったことも実施する、この指定管理者ではなくて、実施していく可能性もあろうかというふうに考えます。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 11番堀です。  新たな指定管理者というところです。今、希望の家というのは、それほど市民からソフト・ハードともに評判がいいとは思えません。そういった中で、新たな業者にプロポーザルで選ぶというわけなんですけれども、とすると、やはりその5年というのはどうなんでしょうか。  公共施設の再配置計画という話が先ほど来から出ておりますけれども、そういったことも含めて、いつの間にか何か5年が基準みたいになってしまっていますけれども、最初は3年だったはずですね。  3年というところで、やっぱり権限を全て委ねてしまうというのが指定管理者なので、今後の微妙な動向があるわけで、これを踏まえると、私は指定管理者で本当にいいのかどうなのかということ。それから、やったとしても5年ではなくて3年が望ましいんではないかというふうに考えますが、そういった検討は内部でどのようにされたんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 教育こども未来部長。 ○教育こども未来部長(長谷川 忍君) まず、希望の家、みどりの家については、最初から5年、5年で2期経過しております。3年で始めたのは、生涯学習センターが2年2カ月ぐらいで始めたのかなというふうに思っております。  青少年宿泊研修施設は本当に特殊な施設で、近隣でも余りない、宿泊を伴う施設が余りないんですね。ですので、これまでNPO法人のところへ任意指定でお願いしてきておりましたけれども、今回はそこがやめられるというところで新たにプロポーザルをしながら募集をということを考えております。  やっぱり総合体育文化センターを指定管理していただいているところに一緒にお願いできないかですとか、春日井の宿泊施設をやっているところでお願いできないかとか、一宮の宿泊を伴う施設をやっているところを研究してお願いできないかなということを話しながら、今回の見積もりも上げたところです。  指定管理の5年についても、言われるとおり3年という考え方もあります。公共施設の再配置のところもありましたので。  ただ、指定管理に委託するときに、やはり1年目、2年目、3年目で人も雇用するといったところで、やっぱり3年では事業の効果も発揮できないというようなアドバイスもありましたし、現に実施しているところとも相談しながら5年ということで定めたところでございます。  この中で、やはり先ほども言いましたように、1年目、2年目全く同じことをやるのではなくて、もしかしたら提案によって営業日を減らすですとか、泊まりをやめるといった費用を縮減することも考えていく必要があるのかなというふうに思っています。  債務負担ですので、御承知かと思いますけど、指定管理については、これだけの業務をやってくださいということで包括協定は定めますけど、その中には金額もございませんので、金額については年度協定で定めていくということになりますので、そういったところでの変更も可能かというふうに思っております。  ただ、一定受けるほうの事業効果を発揮する、またこのために雇い入れる人のことも考えていったときに、やはり5年という結論に至ったところでございます。 ○議長黒川 武君) 他に質疑はございませんか。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第50号の質疑を終結します。  続いて、議案第51号「平成30年度岩倉市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第51号の質疑を終結します。  続いて、議案第52号「平成30年度岩倉市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第52号の質疑を終結します。  続いて、議案第53号「高規格救急自動車の購入契約について」の質疑を許します。  10番木村冬樹議員。 ○10番(木村冬樹君) 10番木村です。  この高規格救急自動車の購入契約についての入札執行調書の資料が配られております。それを見ますと、非常に額が1回目の入札の額が大きく分かれているなというふうに思います。その差が1,000万円以上ということで、少しどういう状況だったのかなというところが気になるわけですけど、このような状況になったのは、何か理由があるのかどうか、把握しているものがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長黒川 武君) 暫時休憩します。       午前11時12分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前11時13分 再開 ○議長黒川 武君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 済みません。やはり特別な車両であるということと、あとやはり若干車体のメーカーというんですかね、そうしたところと、そうでないところの差が出ているのではないかなと結果を見て考えております。 ○議長黒川 武君) 他に質疑はございませんか。  11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) ちょっと今の説明でわからないというか、納得できないというか、1,000万も違うということをどう見ているかというさっきの質問だったと思うんですけど、これは本体と艤装部分とがあると思うんです。本体の車体についてはそれほどその差がつくわけではないというふうに通常考えます。  そこら辺のことをどう見ているかというところ、艤装ということも踏まえてお答えいただきたいんですが。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) その本体で、それほど差がつくことはないというふうに今お話がありましたけれども、やはり装備なんかも含めてですけれども、そうしたところは全ていろいろ全体的に考えた上でのこの結果になっておるというふうに考えております。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) ということは、その艤装も含めて入札にかけてということだと思うんです。  だけど、実際詳しいことは仕組みがちょっとわからなくて質問して申しわけないんですけれども、つくっている車、トヨタ製なのか日産製なのかというところで分かれるのはわかります。トヨタと日産ではそれほど差がないと。ほかのところでは、内外物産とかいろんなところはどんな車体を想定してということもここではわかりませんけれども、やはり自分のところでできない部分というのは、そこからまた下請に出して、さっきの艤装、装備を発注してやるということだと思います。  だから、そこら辺で艤装部分がこの差に出てくる大きい部分ではないかなと、これは私の推測なので、それがどうなのかというところなんですけれども、わかりましたら教えてください。 ○議長黒川 武君) 総務部長
    総務部長山田日出雄君) その推測の部分ですね、どういうふうなお答えの仕方をすればいいのか少しわかりませんけれども、私どもとすれば、一定こうした業者審議をするときに、過去の納入実績、あるいは他自治体の指名、応札実績、そうしたものを考慮した上で今回の業者を選定しております。  そういう中で、先ほども申しましたけれども、少し差が出たということは事実として考えておりますし、ただこの見積もりの内容について、我々がどう判断すべきかというものではないと考えております。 ○議長黒川 武君) 11番堀  巌議員。 ○11番(堀 巌君) 過去の高規格救急自動車、ちょっと過去のデータ全部を見ていないので教えていただきたいんですけれども、こういった1,000万の差がつくような指名競争入札が過去も行われていて、今回も同じような現象になっているんでしょうか。 ○議長黒川 武君) 総務部長。 ○総務部長山田日出雄君) 26年度と23年度に救急自動車の入札を行っておりますけれども、26年度については300万ほどの差がついております。23年度については550万ほどの差がついております。 ○議長黒川 武君) これをもって議案第53号の質疑を終結します。  続いて、議案第54号「財産の交換について」の質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって議案第54号の質疑を終結します。  ただいま執行機関から発言の申し出がございましたので、これを許可します。  市民部長。 ○市民部長中村定秋君) 先ほどの私の議案第44号、都市計画税条例の一部改正の質疑の中で少し答弁が誤っておりましたので、訂正をさせていただきます。  課税標準を3分の2とするのが幅があるのか、あるいはその参酌標準なのかというようなところで、私は幅があって参酌標準であるという答弁をさせていただきましたが、済みません。少し別の規定と混同しておりまして、今回のこの都市計画税条例に係る課税標準を最初の3年間は3分の2とする措置については、地方税法で定まっている固定の率ということでございますので、訂正をしておわびさせていただきます。どうも済みませんでした。 ○議長黒川 武君) ただいま市民部長より、先ほど議案質疑を行いました議案第44号につき、その答弁につきましての訂正がございました。これに関し、質疑はございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長黒川 武君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午前11時19分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午前11時55分 再開 ○議長黒川 武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に議会運営委員会が開かれておりますので、報告を求めます。  議会運営委員会委員長、11番堀  巌議員。 ○議会運営委員長(堀 巌君) 11番堀  巌です。  休憩中に議会運営委員会を開催し、請願の取り扱いについて審査いたしましたので報告します。  本定例会では、お手元に配付しましたとおり、3件の請願が提出されております。  以上、報告を終わります。 ○議長黒川 武君) 報告が終わりました。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、請願3件が提出されております。  ――――――――――――――――――――― ◎日程第2 請願の提出、議案及び請願の委員会付託議長黒川 武君) 日程第2、これより請願の審議を行います。  本定例会に提出されました請願は3件であります。  お諮りいたします。  直ちに紹介議員の説明を求めたいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長黒川 武君) 御異議なしと認めます。  これより請願第1号「公立保育園適正配置方針の策定に関する情報の開示を求める請願」を議題とします。  紹介議員の説明を求めます。  11番堀  巌議員、登壇してください。                  〔11番堀  巌君 登壇〕 ○11番(堀 巌君) それでは公立保育園適正配置方針の策定に関する情報の開示を求める請願ということで、私、紹介議員堀  巌が説明をいたします。  説明については、朗読をもってかえさせていただきます。  まず、請願者は市内在住の甲山海緒さん、ほか438名ということでございます。  紹介議員は私ほか、桝谷議員、木村議員、塚本議員であります。 【請願趣旨】  請願の趣旨、裏に印刷してありますが、岩倉市では公立保育園適正配置について、公立保育園・幼稚園・認定こども園・保護者らから代表者を集め委員を置き、懇話会で意見交換を進め、ホームページで公開しています。  その中で「保育園・認定こども園の利用実態等に関するアンケート」の結果を参考に話し合いが進められていますが、アンケートに答えた保護者の大半が、公立保育園適正配置に関する資料として利用されていることを知りません。また、「岩倉市公立保育園適正配置方針の考え方(案)」が公開されていることも知りません。  アンケートに協力した保護者には知る権利があり、公立保育園適正配置について考える時間が必要です。速やかに公正な情報開示を求めます。 【請願事項】  1保育園、認定こども園の利用実態等に関するアンケートの全集計結果の開示を求めます。  2保育園、認定こども園の利用実態等に関するアンケートの全集計結果の全家庭配布を求めます。  3岩倉市公立保育園適正配置方針の考え方(案)の全家庭配布を求めます。  以上、請願の説明にかえさせていただきます。  議員皆さんの賛同をお願いして、説明を終わりたいというふうに思います。以上です。 ○議長黒川 武君) 説明が終わりました。  質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって質疑を終結します。  続いて、請願第2号「西部保育園の維持・存続に関する請願」を議題とします。  紹介議員の説明を求めます。  9番桝谷議規子議員、登壇してください。                  〔9番桝谷規子君 登壇〕 ○9番(桝谷規子君) 9番桝谷です。  請願第2号「西部保育園の維持・存続に関する請願」について提案をさせていただきます。  請願者は、岩倉市在住の甲山海緒さん、ほか449名となっています。  紹介議員は、堀議員、木村議員、塚本議員、そして私であります。  私が代表で説明をさせていただきます。  説明は、請願趣旨を朗読させていただいて、説明にかえます。 【請願趣旨】  西部保育園は、設立から48年の古い保育園である為、建物の老朽化が目立ち耐震性などが心配されるなか、定期的に設備修復をして子どもたちの安全を守っていただき、保護者一同心より感謝しています。  西部保育園の設備は古いものの、長閑な環境で子どもたちは伸び伸びと園生活をおくっています。  アンケート結果からみても、公立・私立を合わせて11の保育施設の中で最も保護者からの満足度が高い園です。また、名草線(県道63号名古屋江南線)より西側にある唯一の園で、今後も存続を求められていますので、国の一律基準や岩倉市公立保育園適正配置方針により統廃合される園に選ばれないことを望みます。 【請願事項】  西部保育園の維持・存続を求めます。  以上であります。  この請願が議員各位の皆様の賛同をもって採択されることを望み、説明を終わらせていただきます。 ○議長黒川 武君) 説明が終わりました。  質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって質疑を終結します。  続いて、請願第3号「公立保育園の適正配置・適正規模の方針案の基準見直しに関する請願」を議題とします。  紹介議員の説明を求めます。  10番木村冬樹議員、登壇してください。                  〔10番木村冬樹君 登壇〕 ○10番(木村冬樹君) 請願第3号「公立保育園の適正配置・適正規模の方針案の基準見直しに関する請願」について説明をさせていただきます。  請願者は市内在住の甲山海緒さん、ほか371名であります。  紹介議員は、堀  巌議員、桝谷規子議員、塚本秋雄議員、そして私、木村冬樹です。  私が、代表いたしまして説明をさせていただきます。  説明は請願趣旨、請願事項の朗読をもってかえさせていただきます。 【請願趣旨】  岩倉市の公立保育園は質の高い保育で、近隣他市からも評価される優良公共施設であるにもかかわらず、岩倉市公立保育園適正配置方針の考え方では、少子化を踏まえ、少人数保育の良さを尊重しながらも、子どもの健全な成長・育ちの観点から集団保育を保証していくことを目的とした公立保育園の統廃合・民営化を目指していると、考えられます。  懇話会では、国の定める一律基準をもとに統廃合・民営化の話し合いが進んでいますが、岩倉市の公立保育園に通う保護者の満足度は高く、少人数保育を求める声も大変多い状況です。
     財政難による公共施設の縮小にあたって、満足度が高く必要とされている公立保育園の統廃合・民営化を優先せず、十分に市民の意見を聞くことを望みます。 【請願事項】  1公立保育園(児童福祉施設)の維持・存続を求めます。  2加配保育制度の維持・存続を求めます。  3公共施設縮小にあたって、公立保育園の統廃合・民営化を優先的に行わないことを求めます。  4公立保育園適正配置方針の策定の延期を求めます。  5岩倉市公立保育園適正配置を進める上で、広く意見を聞くことを求めます。  以上であります。  議員各位の賛同をもってこの請願が採択されますようお願いいたしまして、説明を終わらせていただきます。 ○議長黒川 武君) 説明が終わりました。  質疑を許します。                   〔挙手する者なし〕 ○議長黒川 武君) これをもって質疑を終結します。  お諮りいたします。  議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、休憩いたします。       午後0時05分 休憩  ―――――――――――――――――――――       午後0時09分 再開 ○議長黒川 武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に、議会運営委員会が開かれておりますので、報告を求めます。  議会運営委員会委員長、11番堀  巌議員。 ○議会運営委員長(堀 巌君) 11番堀  巌です。  休憩中に議会運営委員会を開催し、議案及び請願の委員会付託について審査いたしましたので報告します。  審査の結果、ただいまお手元に配付いたしました議案及び請願付託表のとおり付託することに決しております。  なお、陳情6件が提出されておりますので、あわせて報告をいたします。  以上、報告を終わります。 ○議長黒川 武君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、議案及び請願を所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長黒川 武君) 御異議なしと認めます。  よって、お手元に配付してあります議案及び請願付託表のとおり付託することに決しました。  次に、陳情書が提出されていますので、陳情等文書表のとおり所管の委員会に送付します。  本日は、これをもって散会します。  次回は、6月13日午前10時から再開いたします。御苦労さまでした。       午後0時10分 散会  ―――――――――――――――――――――...