岩倉市議会 2016-09-28
平成28年第3回定例会(第 8号 9月28日)
1番 櫻 井 伸 賢
2番 大 野 慎 治
3番 鈴 木 麻 住
4番 塚 本 秋 雄
5番 相 原 俊 一
6番 鬼 頭 博 和
7番 須 藤 智 子
8番 梅 村 均
9番 桝 谷 規 子
10番 木 村 冬 樹
11番 堀 巌
12番 宮 川 隆
13番 黒 川 武
14番 関 戸 郁 文
15番 伊 藤 隆 信
――
―――――――――――――――――――
〇
欠席議員(0名)
――
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〇説明のため出席した者
市 長 片 岡 恵 一
副 市 長 久保田 桂 朗
教 育 長 長 屋 勝 彦
総 務 部 長 山 田 日出雄
市 民 部 長 柴 田 義 晴
健康福祉部長兼
福祉事務所長 森 山 稔
建 設 部 長 西 垣 正 則
教育こども未来部長 長谷川 忍
消 防 長 堀 尾 明 弘
行 政 課 長 中 村 定 秋
――
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〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 尾 関 友 康
統 括 主 査 寺 澤 顕
午前10時00分 開議
○議長(
須藤智子君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの
出席議員は15名であります。
したがいまして、定足数に達していますので議会は成立いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定により、議案等の説明者として、市長等の出席を求めております。
議事は、お手元に配付してあります
議事日程表に従い、進めさせていただきます。
――
―――――――――――――――――――
◎日程第1 議案第72号から議案第85号までの
委員長報告、質疑、討論及び採決
○議長(
須藤智子君) 日程第1、議案第72号から議案第85号までの
議案審議を行います。
議案第72号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
財務常任委員会は、去る9月12日、13日、14日、15日の午前10時より、第2・第3
委員会室におきまして
委員全員出席のもと開催をいたしました。
財務常任委員会で審議いたしました諸案件につきましては、その経過及び審議結果につきまして報告しますけど、当委員会は
全員出席でございますので、
概要説明とさせていただきます。
議案第72号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結したところで修正動議が提出されました。その後、提案者が説明を行い、精読のため休憩に入りました。休憩を閉じ、再開をし、修正案に対する質疑に入りました。質疑はありましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。
反対討論、
賛成討論、それぞれございましたけど、ここでは省略をさせていただきます。討論を閉じ、採決に入りました。採決の結果、修正案は
賛成少数により否決すべきものと決しました。
その後、原案に対する討論を行い、
反対討論、
賛成討論、それぞれありましたけど、省略をさせていただきます。討論を終結し、採決に入りました。採決の結果、議案第72号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
これより質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(
須藤智子君) これをもって質疑を終結いたします。
次に、討論を許します。
9番
桝谷規子議員。
○9番(
桝谷規子君) 9番
桝谷規子です。
議案第72号、平成28年度岩倉市
一般会計補正予算の中身について、賛成できかねる
補正予算があり、
反対討論をさせていただきます。
その中身は、この間、ずうっと議論してきた保育園における
事故防止や事故後の検証の
体制強化を図るため、
監視カメラを設置するための経費の計上であります。
保育対策総合支援事業費補助金が、
国庫補助4分の3がついて59万円の補助がつくということで、7つの保育園と
認定こども園1カ所につくこの
監視カメラでありますが、この間の議論の中で、
監視カメラというものが、私たちは保育の現場というところで、保育園や保育、教育、福祉という人を介する、人の援助をする、保育園は子ども一人一人の豊かな発達を保障していく場、こういった場で
監視カメラというものは絶対なじめないというところで議論をしてきたところでありますが、このカメラが
防犯カメラの副次的な意味合いを持つものだという議論になってまいりました。
保育園父母の会のほうからも、
不審者対策の面で
防犯カメラの要望が父母の会から出ていて、それは不特定多数の人たちが出入りするところにつけられる
防犯カメラを保育園の門のあたりにつけるということについては、父母の会からも賛成があるという議論や、見守りの意味合いもあって、今の保育の現場の中で
不審者対策の面、また
事故防止、事故の検証の意味でも、見守りのこのカメラが有効だという議論もしてまいりました。
保育園における現場の先生や、カメラに映る
子どもたちの保護者の人たちの合意を得てないということは
財務常任委員会の中でも明らかになり、この間、担当課の職員の皆さんは
保育園父母の会の役員さんたち、各保育園の園長会議でも説明をし、それぞれ声を聞いていただいて努力していただいたと思います。その努力はしっかり私たちも受けとめるものであります。
しかし、それぞれの声からも、
防犯カメラとしての機能はよしとするものの、事故検証などの役割のカメラ、モニター、レコーダーであることの同意には至っていないと思います。
また、それらの
ビデオ映像が盗難などに遭い、悪用される危険性などを考えると、このカメラを設置することは大変恐ろしいものになってくるのではないかとさえ考えます。
これまで岩倉市は、
国庫補助金があるからといって、
市民要望から何も出ていない
送迎保育ステーションや、過去にさかのぼればIP電話などの事業をしてきたわけでありますが、
国庫補助金があるからということで、このお金がもらえるからといって
市民要望から何も出ていないこういった事業をどんどん拡大するというのは、いかがなものかと考えます。
ある弁護士さんが、初めて子どもを保育園に預ける中で、保育園というもののよさ、その奥の深さを認識してきたという書がありましたので、済みません。少し長くなりますが、引用させてください。
保育園での
子どもたちの生活を見ていく中で、保育士の方々がそれぞれの子どもの成長や、そのときの子どもの気持ちや状況をよく見ながら、一人一人の個性を大事にして子どもを育ててくれているということがわかってきました。
娘は人見知りが激しく、人とのかかわりを受け入れるのにも時間がかかる子どもです。しかし、担当の保育士さんが時間をかけて向き合ってくれて、娘と保育士さんとの関係性が築かれてきました。そして、その保育士さんとの関係性を起点に娘の世界がじわじわと広がっていきました。
自分は子どもを持つまでは、子どもというのはあやすのが上手な人がだっこでもすれば、少し時間がたてばおとなしくなる。誰が面倒を見ても同じようなものだというふうな誤解をしていたそうであります。しかし、子どもを泣くだけの存在のように見ていたと思うと、保育というものを甘く見ていたのだと思うと。
しかし、子どもはゼロ歳児でも個性ある存在だということ。人としてかかわりをつくっていくのは、時間と信頼関係が必要なことなど、我が子と保育園を通して学ぶことができました。日々、子どもの成長の奥の深さと保育の専門性を目の当たりにしている。子どもが安心して生活できる場をつくる上で、物理的な場所ももちろん大事ですが、その場をつくる人がとても大事だということもわかってきました。
ということで、今、
経済至上主義の風潮が続いている中、保育園と子どもの成長を通じて人間社会の原点というのは、こうして一人一人が人間として大事にされて成長し、同時に周りの一人一人と豊かなつながりをつくっていくことなんだと感じているという文章でありました。
この中にしっかり保育の原点を見る思いがしましたので、済みません。少し長いですが引用させていただきました。
岩倉が大切にしてきた保育は、まさにこのことだと思います。人が人間として発達していく場所を丁寧に日々、子ども一人一人としっかり向き合って保育をしてきた。
こういった中で、今、岩倉の
保育現場では、正規職員が退職しても退職補充がされず、またされたとしてもほんのわずか、
正規保育士も足りない状況です。また、
パート保育士も13人も不足している大変な状況だと
財務常任委員会の審議の中でも明らかになってまいりました。
子ども一人一人に目を配り、厳しい体制の中にいる
保育現場に、今、求められているのはカメラではなく、保育士の増員こそ必要ではないでしょうか。
この
補正予算の中でつけられましたカメラの
備品購入費、
国庫補助4分の3がつくという
備品購入費、
防犯カメラの予算には賛成しかねるということで、この議案に反対といたします。
○議長(
須藤智子君) 8番梅村 均議員。
○8番(梅村 均君) 8番梅村 均です。
議案第72号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」について、賛成の立場から討論を行います。
今回の
補正予算は、歳入歳出にそれぞれ3億7,919万5,000円を追加するものでありまして、歳出は平成27年度の余剰金の一部の
財政調整基金への積み立てを初め、
防災備蓄倉庫の設置、
認知症高齢者グループホームにおける
火災報知設備等の工事に係る補助金、県補助の
事業採択を受けたことによる
シティプロモーション事業委託料の増額など、いずれも法令の改正等により必要となるもの、あるいは市民の要望等に基づいて必要となる予算であると考えております。
先ほど反対の討論のほうにありました保育園のカメラの関係ですね。保育園や
認定こども園における
事故防止や事故後の検証の
体制強化を図るためのカメラの設置につきましても盛り込んでございますが、この設置につきましては、
カメラならではの機能を加えて、より一層安全性を高めるもの、そして
保育園等の価値が高まるものではないかと考えるところでございます。
よって、この議案第72号、岩倉市
一般会計補正予算(第3号)については賛成をいたします。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 11番堀 巌です。
私は、議案第72号、平成28年度岩倉市
一般会計補正予算に対して、反対の立場で討論に加わりたいと思います。
保育園及び
認定こども園に
監視カメラを設置するという予算が含まれています。先ほど
桝谷議員も言われたとおり、いろいろな問題点があります。
先ほど
財務常任委員会の委員長の報告にはなかったわけですけれども、削除の修正案が出まして、その審議、それから議案に対する審議、その中で削除するのはどうかということで、その代替案として
黒川議員から
附帯決議を付すべきという提案があって、
相原議員、
大野議員もその意見に同調する態度も示されたということでありました。
さて、きのう、議長の急遽の取り計らいで設定された
執行機関側からの説明がありました。その話の内容は、
財務委員会の指摘に対し、解決するどころか一層内部の混乱を露呈するものというふうに私は捉えております。
確かに、一部の役員に理解を得られたということでありますけれども、映像に映る児童らの
保護者全員に同意を得ているわけではありません。また、現場の保育士に対しても、
職制ルートで話をおろしているにすぎず、
財務常任委員会と状況が変わるものではありません。
市当局としては、今後も同意や合意に向け努力は続けられることとは思うわけですけれども、
財務常任委員会で他の議員も述べられているとおり、本来は、それらのことを大前提とした上で議会に提案されるべきものであって、その大前提がなされていない議案に対しては、反対せざるを得ないものです。
2点目は、この事業の根拠となる要綱が正式に示されておらず、結局のところ、先ほどあったように
防犯カメラなのか、
監視カメラなのか、副次的に
防犯カメラの機能を有すというふうに私は理解しておりますけれども、そこら辺が曖昧になったままであるということです。
要綱は
財務委員会で議員からの要求により提示はされましたが、じっくり読み込むこともできないまま回収され、しっかり検証することはできないまま、委員会の議論は終わっています。
防犯カメラなのか、
監視カメラなのか、私は多分、先ほども言いますように、その両方があるというふうに解釈していますが、きのうの部長や課長の説明では、現場の保育士さんたちは、
防犯カメラと勘違いしているというような説明もあったように、説明する側の解釈もやっぱり混乱しているように思います。
当局は当初、このカメラは、岩倉市
防犯カメラの設置及び管理に関する規則、第2条の定義、犯罪の防止を目的として、不特定の者が出入りする場所を撮影するため、施設等において市が設置する云々かんぬんで、その括弧の中で、(施設等の適正な管理を主たる目的とし、犯罪の防止を従たる目的とするものを含む)という括弧書きに当たるとして、
防犯カメラであると説明しました。
しかし、私は前段の、犯罪の防止を目的として、不特定の者が出入りする場所を撮影するためということであって、これには当たらないというふうに主張しました。その後、この規則は、今回のカメラの要綱の上位に当たる規則ではないと説明もしています。
また、愛知県が策定している同種の
ガイドライン、これは
防犯カメラの設置及び運用に関する
ガイドラインですけれども、その中の
ガイドラインが言う
防犯カメラというのは、ここにも書いてあります。不特定かつ多数の人を撮影するカメラで例えば以下のような場所ということで、道路、公園、広場、商店街、ここにはやはり保育園とか学校とかいうのは、特定の者を映すというのは入っていません。米印で念押しで記述があります。不特定多数の人が出入りが想定されないマンション、
アパート等共同住宅の内部、事業所、工場の敷地内等を専ら撮影している場合は対象となりませんということですね。
いろいろ述べましたけれども、さて、今回の保育園は不特定多数が出入りする場所でしょうか。愛知県の
ガイドラインの例にもないのは当然ですけれども、ここはやっぱり特定される児童と保育士が映されるわけです。となると、主に特定の者を映すこの
監視カメラという新しい仕組みについて、その運用を定める要綱というのは、実に重要になってくるわけです。
私もこれまでの議論の中で、
塚本議員が言われたように、児童、いわゆる市民が対象となってくるものであって、
個人情報保護条例とも関係してくるものであり、条例で議会の議決を経てその仕組みは制定されるべきだというふうに私も思います。
例えば、記録された画像は
個人情報に当たります。その開示請求に対して、
個人情報保護条例に基づき処理されるんでしょうか。また、児童の
保護者全員が賛成するとは到底思えません。インターネットの情報ですけれども、ある調査では約7.5%の大人が幼稚園や学校の
防犯カメラの設置に抵抗があると答えているということです。
これは、同じ調査の駅や繁華街、いわゆる一般的な
防犯カメラに対して抵抗があるとした答えから5%以上も上回っているということです。
そういうことからも、自分の子どもが映されたくないという保護者があらわれた場合、どのように対処するんでしょうか。
大津市では、市役所に設置していたカメラを市民からの苦情で現在外す動きとなっています。愛西市でも、
防犯カメラ作動中である旨を表示しており、映像を記録収集していることを利用者、市民の人に知らせているということをやってきたわけですけれども、それを本人の同意を得て施設を利用していると考えておりましたが、
防犯カメラが設置されている市の管理施設で、記録されることを嫌がったとしても利用しなければならない施設、例えば市役所では、今の現状の市の考え方は適当ではないとはっきり言い切っています。
防犯カメラでさえこのような状況であり、いわんや、特定の者を映し続ける
監視カメラをやです。私は特定の者を映し続ける場合、その被写体の合意は絶対条件であるというふうに考えるべきだと思います。現在では、その状況に至っておりません。
これは、古くからいうと京都府学連事件という、そういった裁判の中で、映される側の肖像権や
プライバシー権というのが問題になりました。このことについて、やはり議論がまだまだ不足しています。私は、このことの拙速さをもってこの議案に賛成することができません。以上です。
○議長(
須藤智子君) これをもって討論を終結いたします。
これより議案第72号を採決します。
本案については、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手多数であります。
よって、議案第72号は原案のとおり可決することに決しました。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員の発言を許します。
○11番(堀 巌君) 動議を出したいと思います。
このまま原案で通ることになったわけですけれども、少なくとも
附帯決議をつけるべきだというふうに私は思いますので、動議を提出いたします。よろしくお願いします。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) ただいまの動議に関して、賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君)
賛成挙手が定数に達しておりますので、動議は成立いたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩いたします。
午前10時22分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前10時27分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に
議会運営委員会が開催されていますので、報告を求めます。
議会運営委員会委員長、8番梅村 均議員。
○
議会運営委員長(梅村 均君) 8番梅村 均です。
休憩中に
議会運営委員会を開催し、
附帯決議に係る動議につきまして、取り扱うこと及び本日の日程に追加することと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
この際、本動議を決議案第2号として本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、決議案第2号「「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議」の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎
追加日程 決議案第2号の上程、
提案説明、
議案精読、質疑、討論及び採決
○議長(
須藤智子君) 提案理由の説明を求めます。
説明者として、11番堀 巌議員、登壇してください。
〔11番堀 巌君 登壇〕
○11番(堀 巌君) 決議案第2号ということで、お手元の資料のとおり提出したいと思います。
「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議。
上記の決議案を
岩倉市議会会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出します。
提出者は私、賛成者は
桝谷規子議員であります。
1枚開いていただいて、決議案を読むことで説明にかえさせていただきます。
「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議。
議案第72号における保育園及び
認定こども園に
監視カメラを設置する予算について、
財務常任委員会において、削除する修正案が提出されました。結果、修正案は、
賛成少数で否決されたわけですが、その原案及び修正案の審議において、複数の委員から、保護者の方たちの同意並びに現場で働く保育士及びその組織体である
職員組合の合意が必要であり、
附帯決議を付したらどうかという意見が出されました。
そこで、執行機関に対し、以下のことを求めます。
1.園児の保護者に
監視カメラ設置事業の同意を得ること。
2.現場の保育士及び
職員組合の合意を得ること。
3.1及び2が達成されるまで予算を執行しないこと。
以上、決議します。
平成28年9月28日
岩 倉 市 議 会
ということで、皆様の賛同を得て
附帯決議がなされることをお願いして説明を終わります。以上です。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
決議案精読の間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩いたします。
午前10時31分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前10時40分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
決議案第2号「「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議」の審議に入ります。
決議案第2号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、
附帯決議案第2号につきましては、委員会への付託を省略することに決しました。
これより質疑を許します。
8番梅村 均議員。
○8番(梅村 均君) 8番梅村 均です。
提出者の方に確認をさせてください。
まず、1つ目の園児の保護者に
監視カメラ設置事業の同意を得ることという項目が上げられておりますが、私の認識としては、保育園の保護者の方でつくられている組織、
保育園父母の会というものがありまして、そういった役員の方には同意を得ているというような認識をしているわけでありますが、その
保育園父母の会の方には同意を得ていると思うんですけれども、その同意についてはどんなふうに捉えられているか。ちょっと足りないとか、まだまだ足りないとか、そういうことでもいいと思いますし、その点、ちょっとお聞かせをいただけないでしょうか。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 役員の方の同意は得ているということは、きのうの会議の中でも聞いたところですが、この問題は、やはり個人個人の肖像権という権利、
プライバシー権とも関係しますけれども、そういったことにかかわるものです。
よって、児童なので小さくて、意思決定、判断できないわけで、その親権者である保護者の方が、そのことを代理で権利をするということになろうかというふうに考えます。以上です。
○議長(
須藤智子君) 13番黒川 武議員。
○13番(黒川 武君) 幾つかよく理解できないところもありますし、少し事実が異なっているのではないかなと、そんな感じもいたしましたので、少し提案者の方にお聞かせいただきたいと思います。
前文の4行目のところに、複数の委員からといったことが記載されております。私も
財務常任委員会の中で発言をさせていただいた一人として、少し確認をさせていただきたいんですが、私はいろいろな議案を審議・審査する中で、多種多様な議員からいろんな意見が出ると。賛成の意見もあれば反対の意見もあると。あるいは審査の途中でいろいろな疑念を持たれるということがあっても、それがやっぱり市民のためにするために、よりよい方向でまとめ上げることが大切ではないかなと、そういうふうには個人的にはいつも考えております。
したがいまして、もし意見が分かれるようなことがあれば、どこかで合意ができないだろうかなと。そういう一致点を私なりに模索し、考え、そして発言をさせていただくということもございます。せんだっての
財務常任委員会もそういう立場から発言をさせていただきました。
私がその折、申し上げましたのは、この種のものというのは、執行機関の管理運営事項に該当するものであって、個々の現場で働く保育士さんとか、あるいは
職員組合の皆さんが、その領域まで踏み込むのはいかがなものかなと思いつつも、ただ、それが自分たちの職務に関係する、例えばビデオカメラが設置された後、事務室でモニターが設置され、当然園庭で遊ぶ
子どもたちが安全に遊んでいるのかどうなのかと、そういったことをモニターを見ながら見守っていくと、そういう役割も現場の保育士の皆さんにあるのではないだろうかな。そういう意味合いで、管理運営事項だから携わるなということは、申し上げるつもりではございません。
そこで、やはりこの間いろいろお話をしていて、少し不足だなあと感じるのは、現場の人間が
防犯カメラというふうに、一部の方にしてもそういう意識を持ってしまったというのは、やっぱり説明の仕方が不十分であり、やっぱり保育園などは常に職員会議というのを持たれているわけですので、そこできっちり説明する。こういう目的で設置すると、皆さんにはこういったことでお願いしたい。その中で意見があったら聞いていくと、そういう丁寧な姿勢が僕は必要ではないかなあということは感じましたので、一言その部分だけ添えさせていただきますが、それで、私がお聞きしたい点は、2番目の現場の保育士及び
職員組合の合意を得ることということでございます。
それで、提出者にお聞きしますのは、
職員組合の合意を得ることというふうに入れてありますが、これにつきまして、
職員組合と何かお話し合いをされましたのかどうなのか、それをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 特にしておりません。
○議長(
須藤智子君) 13番黒川 武議員。
○13番(黒川 武君) その辺のお話はされていないといった御答弁であったかと思うんですが、ここで
職員組合の合意を得るということになりますと、これは明らかに執行機関の管理運営事項の領域に踏み込むものであると。
職員組合としては、私は行ってはならない行為ではないか。もし、これを求めるとすると、
職員組合に対して責任を負わせるということにもなりかねません。そういう意味合いでは、大変私はこの
附帯決議につきまして、危惧を持つものでございますが、その点につきまして、提出者のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 確かに
財務常任委員会の中では、
黒川議員は、これは管理運営事項だということを主張されました。
私は管理運営事項ではないと、これは勤務にかかわる重要な変更であるというふうに捉えて、現場で働く職員がそれに納得することが一番重要だというふうに主張したところでございまして、そういう意味でもって、ここで意見が違うということで、現実においてもそこら辺の意見の食い違いがあるという認識でおります。
○議長(
須藤智子君) ほかにございますか。
3番鈴木麻住議員。
○3番(鈴木麻住君) 保育園が今7園ありますね。その7園の保護者、あるいは現場の職員ですか、保育士の方々が、例えば全園が賛成する必要があるのか、その園によって保護者も保育士も賛成すれば、その園は設置していいという発想なのか、その辺はちょっとどういうことか。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 11番堀です。
当然、今いる園児、保護者の方たちもしかりなんですけれども、多分来年度以降募集をかけるときに、この園は
監視カメラで映していますというようなことをちゃんとうたって、それで承諾を得るという子たちが、親が入ってくる、そういう仕組みになると思います。それをうたわずして
監視カメラで撮っているということはあり得ないということと同様に、今いる園児、それから保護者というのは、先ほども
反対討論で申し述べましたように、最低条件としてそれぞれ個々の同意、承諾を得るということが必要になってくるというふうに私は考えております。
○議長(
須藤智子君) 2番大野慎治議員。
○2番(大野慎治君) 2番大野慎治です。
提出者に御質問させていただきます。
昨日の会議で、保護者の皆様には、先ほど梅村議員も御質問されましたが、父母の会の皆さんを通じて意見聴取、そして各保育園は園長先生を通じて各園での職員会議での意見聴取を行っておりますが、それへの一定の評価はあるのかないのか、お聞かせください。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 当然のこととして、そういった御努力については一定の評価をしています。
しかし、先ほども言いましたように、見守りとして考えるとしても、今現在、ヒューマンリンクシステムが稼働しておりますけれども、そこに見守りのシステムがあります。そのときには、必ず見守る側の承諾書もとるという手続もとっていますし、やはりさっきの肖像権、
プライバシー権の問題からしてそれを理解する、個々の方々が理解するというのが、一番必要最低条件というふうになってくると考えますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
須藤智子君) ほかによろしいですか。
〔挙手する者なし〕
○議長(
須藤智子君) これをもって質疑を終結いたします。
次に、討論を許します。
8番梅村 均議員。
○8番(梅村 均君) 8番梅村 均です。
「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議について、反対の立場で討論します。
このたび原案可決に伴いまして、
附帯決議案が提出されました。その内容は、今回のカメラ設置事業に対して保護者の方の同意を得ることや、現場の保育士及び
職員組合の同意を得るまでは予算執行をしない内容となっていると思います。
こういったカメラ設置には、世の中、当然ナーバスになる方もお見えになると思いますし、慎重な対応が求められると考えるわけでありますが、これまでの本会議や委員会での審議内容や担当部署からの報告を踏まえますと、まず保護者への対応については、組織体のある
保育園父母の会の役員さんや各園の会長さんの理解が得られておりまして、保護者の同意は得られていると考えております。
次の現場の保育士さんや
職員組合の合意については、園長会での説明や職員会議を通じての説明がなされており、一定の理解はされていると感じているところであります。
一部説明の行き違いですとか、不安な声があるようでありますが、今回、賛否を判断する上におきましては、保護者の方からのカメラ設置要望があることや、やはり園児たちの安全を第一に考え、安全性をより一層高めていくことを優先したいと考えますし、またそうなるように現場の職員さんにも取り組んでもらいたいと思っております。
よって、カメラ設置事業の予算執行における今回出された条件につきましては、既に満たされていると考えまして、
附帯決議案に反対します。
なお、引き続き現場の保育士さんへはしっかりとした説明をされ、理解を得るよう努めてもらうことを申し添え、
反対討論を終わります。
○議長(
須藤智子君) 10番木村冬樹議員。
○10番(木村冬樹君) 10番木村です。
決議案第2号「「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議」について、賛成の立場で討論をいたします。
賛成の理由といたしましては、先ほどの議案第72号の審査の際に
反対討論で述べられましたように、1点目としては、やはり基本的な事項として保育園の園児や保育士さんが映り込むようなカメラというのは、非常に子どもの発達を保障していく場として考えるならば、なじまないものではないかなあというふうに基本的に思うところであります。
しかしながら、今回の決議案は最低条件として、園児の保護者並びに現場の保育士、そして保育士さんたちが加盟している
職員組合、こういったところの合意を得るということでもって執行することという内容になっております。これは議案第72号を提案するに当たっての最低条件として、踏まえておかなければならなかったことではないかなあというふうにいうふうに思います。その理解の度合いが非常に不十分ではないかなあというふうに思うわけです。
保育園児の保護者に関しましては、一人の会長さんを通しておろされているということで、本当に
事故防止並びに事故後の検証のために使うということで園児も映されるということも理解した上で合意をしているのか、同意をしているのかという点について、まず疑問でありますし、個々の保護者についても、その辺がしっかり伝わって同意を得ることが必要であるというふうに思います。
また、現場の保育士に関しましては、この間の説明でも明らかになっていますように、全く不十分であると。ほとんどの保育園で
防犯カメラとしての機能という形で理解をされている、理解が広がっている、解釈が取り違えて解釈が広がっているとことについては、現状で不十分であるなあというふうに思います。
こういった点から、この決議は最低条件として同意・合意を得る、こういうことをうたっておりますので、こういった立場は、議会として必要ではないかなあというふうに考え、この決議案第2号について賛成といたします。
○議長(
須藤智子君) これをもって討論を終結いたします。
お諮りいたします。
提出されました決議案第2号「「議案第72号平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第3号)」に対する
附帯決議」に対して、賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手少数であります。
よって、決議案は否決することに決しました。
それでは、続いて、議案第73号「平成28年度岩倉市国民健康保険特別会計
補正予算(第2号)」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第73号「平成28年度岩倉市国民健康保険特別会計
補正予算(第2号)」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第73号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第73号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第73号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第74号「平成28年度岩倉市公共下水道事業特別会計
補正予算(第1号)」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第74号「平成28年度岩倉市公共下水道事業特別会計
補正予算(第1号)」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第74号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第74号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第74号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第75号「平成28年度岩倉市介護保険特別会計
補正予算(第1号)」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第75号「平成28年度岩倉市介護保険特別会計
補正予算(第1号)」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はなく討論に入りました。討論もなく、採決に入りました。採決の結果、議案第75号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第75号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第75号は原案のとおり可決することに決しました。
ここで暫時休憩いたします。
午前11時00分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前11時00分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第76号「平成27年度岩倉市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第76号「平成27年度岩倉市一般会計歳入歳出決算認定について」の審議をいたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はありましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第76号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第76号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第76号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第77号「平成27年度岩倉市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第77号「平成27年度岩倉市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」審議をいたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第77号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第77号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第77号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第78号「平成27年度岩倉市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第78号「平成27年度岩倉市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」の審議をいたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はなく、討論に入りました。討論もなく、採決に入りました。採決の結果、議案第78号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第78号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第78号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第79号「平成27年度岩倉市学校給食費特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第79号「平成27年度岩倉市学校給食費特別会計歳入歳出決算認定について」審議をいたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第79号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第79号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第79号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第80号「平成27年度岩倉市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第80号「平成27年度岩倉市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」審議をいたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第80号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第80号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第80号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第81号「平成27年度岩倉市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第81号「平成27年度岩倉市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」審議をいたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第81号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第81号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第81号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第82号「平成27年度岩倉市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第82号「平成27年度岩倉市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、質疑に入りました。質疑はありましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第82号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第82号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第82号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第83号「平成27年度岩倉市上水道事業会計決算認定について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
さきの議案に引き続きまして、議案第83号「平成27年度岩倉市上水道事業会計決算認定について」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、質疑に入りました。質疑はありましたけど、省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第83号は全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第83号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第83号は原案のとおり認定することに決しました。
ここで暫時休憩いたします。
午前11時13分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前11時13分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第84号「財産の交換について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務・産業建設
常任委員会委員長、12番宮川 隆議員。
○総務・産業建設常任委員長(宮川 隆君) 12番宮川 隆でございます。
総務・産業建設
常任委員会は去る9月8日午前10時、21日午後4時において、第2・3
委員会室において、23日午後2時10分からは、正・副議長応接室において議員全員参加のもと開催いたしております。
議案第84号「財産の交換について」審議いたしましたので、御報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。主な内容は以下のものであります。
問いとして、今回は赤道、青道等の整理だと思うが、市内のどこに何カ所あるか把握されているのか。答えとして、全数については把握していませんが、現在、石仏で把握しているものは、他に2件です。
以上で質疑を終結し、討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第84号は全員賛成により可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第84号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第84号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第85号「事故により生じた損害の賠償に係る和解について」を議題といたします。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務・産業建設
常任委員会委員長、12番宮川 隆議員。
○総務・産業建設常任委員長(宮川 隆君) 12番宮川でございます。
さきの議案に引き続き、議案第85号「事故により生じた損害の賠償に係る和解について」を審査いたしましたので、報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。主な内容は以下のものであります。
問いとして、今回は事故により音のアートの修理を行う。市民からの移動の声も聞くが、当局の考えはあるのか。答えとして、一般質問等で移設の御意見をいただいており、時間をかけて検討しているが、もう少しこのままで存続したい。設置後20年もたち、劣化も進んできている。費用面のこともあり、存続、移設、撤去といった選択肢の中で判断していきたい。
問いとして、担当部局の建設部だけではなく、全市としてどうしていくのかを考えるべきではないか。今回、新しくするこのタイミングで、今後どのようにしていくかを協議すべきではないか。市民に20年親しまれてきたというが、本当にそうなのか、検証をきちっと行い、計画的に進めるべきではないか。答えとして、今回のオブジェについては、事故による再設置と考えている。劣化により、今後、音のアート全体としてどうしていくかに話が及ぶかもしれないが、今回は破損したものをもとに戻す形で進めたい。
問いとして、今回保険で直すが、原状復帰が原則なのか。予算の範囲でデザインを変更してもよいのか。答えとして、今回の再設置の資金は、加害者側の保険の賠償金と市が加入している市有物件の補償金で行う。補償自体は全損扱いであり、補償される金額と作品を再設置する金額が同一とは限らない。保険上、同じものでなければならないルールではないが、担当者は補償の範囲内で同じものを現場に戻すということで作家さんとの交渉をしてきた。
以上で質疑を終結しました。
討論はなく、採決の結果、議案第85号は全員賛成で可決すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第85号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第85号は原案のとおり可決することに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎日程第2 請願第2号から請願第7号までの
委員長報告、質疑、討論及び採決
○議長(
須藤智子君) 日程第2、これより請願の審議を行います。
請願第2号「請願書」を議題といたします。
本件について、委員長の報告を求めます。
総務・産業建設
常任委員会委員長、12番宮川 隆議員。
○総務・産業建設常任委員長(宮川 隆君) 12番宮川でございます。
請願第2号「請願書(岩倉市議会に対し、具体的行動を求める)」について、9月8日及び21日の2日間審査いたしましたので、報告いたします。
冒頭、請願人から意見陳述の申し出がありましたので、請願人により意見陳述に入りました。
この請願については、要約しますと、請願書にまとめられたとおりであり、朗読にかえさせていただきます。
内容といたしまして、平成28年6月議会において、片岡市長は、資金管理団体の収支報告書に適正に報告してこなかった理由について、自身の勝手な解釈により、本来受理されない郵送によって行っており、選挙管理委員会の手元に受理されないまま放置されていたと答弁していました。次いで同団体を解散した理由についても整合性の無い答弁をしており、議会において、嘘の答弁をする市長は、一般質問した議員だけでなく、議会そのものを冒涜し、それは引いては岩倉市民を欺くものであり、併せて愛知県選挙管理委員会の真面目な担当者さえも侮辱するものであるという内容でありました。
なお、請願項目は以下の具体的な行動を求めております。
1として、
地方自治法第100条の委員会を設置し、真相を追及してください。
2項目めとして、愛知県選挙管理委員会の話からすると、市長は嘘の答弁をしているものと思われます。市長に対して関係者に深い謝罪をすることを求めてくださいが上げられております。
意見陳述の後、紹介議員の補足説明はなく、フリートークによる課題の抽出を行いました。
意見として、いろいろわからない部分がたくさんあり、私たちも6月議会の堀議員の一般質問では、事実経過を述べた後に、市長がまたそれとは違うことを言っている。一回、政治団体が解散になっても、その後、新規登録した後は毎年出していたと言っているが、この間、発言では、堀議員はそうじゃないというふうに質問の中で触れている。
市長は毎年出していたというふうな言い方をしていて、昨日の本会議の初日の発言では、そういうことは全く訂正されずに、新しい事実が触れられるという、この言葉は全く意味がわからない。開封されずになぜ残高が違っていることがわかったのか。そういうところも含めて、理解できない部分についてきちんと市長に示して、その上で何らかの発言を受けるというのは必要ではないかというふうに思っている。
9月議会の冒頭で触れられた発言についても、改めて正確なものは何なんだろうかと、どこかの場所できちんとしなければいけないというふうに思うと。
ただ、百条委員会というのは、非常に重い委員会でありますので、そういった点では、事実経過を受けた後、必要であればということになると考えますと。
別の意見といたしまして、この件に関しては、請願者からの情報提供をもってして私なりに調べたと。情報もほぼ確実だということがわかって質問に至ったわけです。
市長の答弁自体は、一般質問の通告をしてから一般質問の答弁まで、かなりの期間があるわけです。その間に準備をし、答弁をして、市長が個人的にされたと思うんですけれども、記憶違いであるとは許されないわけであります。
期間があるわけですので、きょう本当に突然質問をして答えて、記憶違いでしたというのはあり得ると思うのですけれども、毎年出していたふうな話は、やはりその答弁の期間からすると記憶間違えではなく、答えられなかったとする。
9月議会の答弁からしても、全部ゼロ収支なんですよ、ゼロ収支で収支も狂っている修正、残高があるとか、そんなことがあり得るのか、開封しないで何でわかるんだろうという話がありましたけれども、したとしても、ゼロ報告で繰越残高があるというとか、ないとかという話も全然わからない。どうしてこういうような答弁になるのかということが不思議でしようがない。
うその上塗りみたいな感じがしますので、本当に正しいことは何なのかといったことをきちっとただすべきだというふうに私も思います。
別の委員の意見として、基本的に後援会団体を持っている議員も含めて、3月31日までに県の選管に届け出、直接持っていくのが一般的な常識である。議員の皆さんはそれが常識と思われている。岩倉市議会の議員、関係者は多分ほとんどが直接行かれている。郵送されている方は皆無であると考える。
市長がいませんのでできませんが、別の日に委員会なりを持って対応するということが必要ではないかと思います。
それに当たって6月議会の堀議員の一般質問に対する答弁の中で疑義があったこと、それから9月議会の初日の発言で新たに疑義が生じたことを、やっぱり市長にきちんと伝えて、それが事実かどうかということをきちんと発言いただいて、答弁なり発言が誤っていたことがあれば、もちろん陳謝していただかなければならないというふうに思う。そういった対応をとるべきではないかと、こういうふうに思いますと。
その上でまた疑義が生じるということであれば、また1項目めにあった審査も必要になるんではないかと思う。
この請願に関して、本日の会議に関しては、次回の委員会の日程を定めて、その場で結論づけるように決しております。
委員からは、以下の7項目についてまとめて市長に提出、出席を求めて答弁をいただくことに決しました。
1項目めは、6月定例会の堀議員一般質問に対する答弁で、毎年出してきたけれども、私の勝手な解釈で郵送で送っていた。
2点目としては、政治団体における収支ゼロであるという報告書が真実なのか、疑義が生じたので説明を求める。
3点目が、6月議会の堀議員一般質問に対する答弁で、収支報告書の提出に当たり、2年に1回出してぎりぎり処理は避けるということは、公人としての姿勢に問題があるのではないか。
4点目としまして、9月定例会の請願の提出時の発言において、郵送したものが開封されていなかったとあったが、前年度の最終の残高と次年度の当初の残高が狂っていたとも発言されており、開封もされていないものの中身の判断について、どういうことか説明を求める。
5点目として、収支ゼロ、支出ゼロの報告ならば、残高が狂うことはないと思われるが、その説明を求める。
6点目として、6月定例会の堀議員の一般質問に対する答弁中、これは個人と団体、これは同一人物なんですけれども、説明しやすくするために個人と団体ということにしましたと続く説明に解釈を求める。
7項目めとして、片岡恵一と市政を語る会が発行元の冊子の印刷物及び単価を正確に答えていただきたいという内容でありました。
その後、9月21日午後4時より、市長の出席のもと開かれました委員会の内容は、以下のものであります。
1項目めに関しましては、毎年出してきたというのは議員時代のことである。市長になって21年度以降については、21年度分、22年度分及び23年度分1月から3月までの分を一括して平成24年1月に提出し、23年4月から12月までの分及び24年から26年分と平成27年度の1月から3月までの分を一括して平成27年4月に提出したということであります。
よって、その部分につきましては、私の記憶違いと説明不足でございました。訂正しておわびしたいという答弁でありました。
2項目めに関しては、6月定例会でお答えしましたとおり、政治活動用パンフレットも自分で発注し、自己資金で支払っております。また、ほかに何か具体的な活動をしていたということもありませんでしたので、実質的に後援団体として収支がなかったというのが事実であります。
3点目、答弁の中で申し上げましたとおり、後援団体の収支ゼロであったこと、なかなか自由に時間がとれなかったということもあり、そのように考えておりましたことについては反省しております。
4点目に関しては、9月2日の本会議の発言は、残高が狂っていたものが開封されずに返送されたと申し上げたものではなく、一度提出した収支報告書に不備があったため、その訂正があったか差しかえであったかを郵送で行ったということでございます。これが受理されずに送付した際の封筒に入っていた状態で手元に戻ってきたことがありましたが、その封筒が未開封であるということは記憶違いであったかもしれません。
5点目は、残高の記憶が違っていたのは、議員であった平成20年度の収支報告書の翌年への繰越金と、市長になってから21年の収支報告書の前年から繰越額のそごがあったということであります。説明の言葉が足りずに誤解を生じさせてしまい、失礼いたしました。
6点目、私個人と後援会団体の代表としての片岡恵一というものは同一人物でありますが、わかりやすくするために後援団体の名前を使用することについて、個人と代表者、それぞれの立場からのやりとりのような形で説明したものであります。
7点目、冊子はネットの印刷業者で発注したものであり、記憶も残っておりませんので、正確な印刷物及び単価は確認できませんが、市内の各地区で開催した市政報告会などで配布したものであり、1,000部程度の発注であったと記憶していると。
最後に、今回の私の記憶違いであり、説明が若干不足していたことにより疑義を生じさせてしまった点については、重ねておわびしたいという内容の答弁をいただきました。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決に関し、委員より下記の提案がなされました。
請願項目が2項目あるのだが、請願の1項目は大変重いものである。これは百条委員会を示しております。これを開くということには、明確な犯罪行為があった場合と考える。1項目めは賛同しかねる。
2項目めは、市長の発言から誠意を満たされたとし、謝罪もあった。2項目めを部分採択したいと思うという意見がありました。
それを受けて、その後、採決の結果、請願第2号は2項目めをもって一部採択することに決しております。
以上で報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより請願第2号を採決します。
本請願に対する委員長の報告は一部採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、請願第2号は一部採択することに決しました。
続いて、請願第3号「国の私学助成の……。
〔挙手する者あり〕
○議長(
須藤智子君) 12番宮川 隆議員。
○12番(宮川 隆君) 当委員会には、陳情2件が送付されております。その内容もこの場で報告させていただきたいと思います。
陳情第5号「片岡市長の政治理念を……。
申しわけありません。暫時休憩をお願いします。
○議長(
須藤智子君) 暫時休憩します。
午前11時35分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前11時35分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩を閉じて再開いたします。
12番宮川 隆議員。
○12番(宮川 隆君) 申しわけありませんでした。12番宮川でございます。
陳情2件に関しては、委員の中で多くの意見が出されております。その件に関しましては、後日発行されます委員会の議事録に正確に記されておりますので、付加させていただきます。
○議長(
須藤智子君) それでは、続いて、請願第3号「国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」を議題といたします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・文教
常任委員会委員長、13番黒川 武議員。
○厚生・文教常任委員長(黒川 武君) 13番黒川 武でございます。
厚生・文教
常任委員会は、去る9月9日午前10時より、第2・第3
委員会室におきまして委員全員の出席のもと開催いたしました。
請願第3号「国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」と、請願第4号「愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」は、請願者代表取扱団体が同じであり、趣旨の説明が関連する内容でもありますので、審査を効率的に進めるため、一緒に審査させていただきましたことを、まずもって報告させていただきます。
請願者の方から意見陳述の申し出がありましたので、意見を聞く機会を設けました。請願者の意見陳述の内容につきましては、省略させていただきます。その後、請願者への質疑がありましたが、これにつきましても省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論を省略し、採決に入りました。採決は案件ごとに行いました。採決の結果、請願第3号及び請願第4号は、全員賛成により採択すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより請願第3号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、請願第3号は採択することに決しました。
続いて、請願第4号「愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」を議題といたします。
本件については委員長の報告が終わっておりますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより請願第4号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、請願第4号は採択することに決しました。
続いて、請願第5号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書」を議題といたします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・文教
常任委員会委員長、13番黒川 武議員。
○厚生・文教常任委員長(黒川 武君) 13番黒川 武でございます。
さきの請願に続きまして、請願第5号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書」について審査いたしましたので、報告します。
紹介議員の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はなく、討論を省略し、採決に入りました。採決の結果、請願第5号は全員賛成により採択すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより請願第5号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、請願第5号は採択することに決しました。
続いて、請願第6号「介護保険制度における軽度者への給付を継続する旨の意見書を提出することを求める請願」を議題といたします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・文教
常任委員会委員長、13番黒川 武議員。
○厚生・文教常任委員長(黒川 武君) 13番黒川 武です。
さきの請願に続きまして、請願第6号「介護保険制度における軽度者への給付を継続する旨の意見書を提出することを求める請願」について審査いたしましたので、報告します。
請願者の方から意見陳述の申し出がありましたので、意見を聞く機会を設けました。請願者の意見陳述の内容につきましては、省略させていただきます。その後、請願者への質疑がございましたが、これにつきましても省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論を省略し、採決に入りました。採決の結果、請願第6号は全員賛成により採択すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより請願第6号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、請願第6号は採択することに決しました。
続いて、請願第7号「岩倉のすべての
子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境をもとめる請願書」を議題といたします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・文教
常任委員会委員長、13番黒川 武議員。
○厚生・文教常任委員長(黒川 武君) 13番黒川 武です。
さきの請願に続きまして、請願第7号「岩倉のすべての
子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境をもとめる請願書」について審査いたしましたので報告します。
請願者の方から意見陳述の申し出がありましたので、意見を聞く機会を設けました。請願者の意見陳述の内容につきましては、省略させていただきます。
なお、質疑の中で委員間討議、委員相互間の自由な討議の中で、委員から請願の趣旨に賛同できることから、趣旨採択の提案がありました。委員各位に諮ったところ、趣旨採択に同意する御意見をいただきました。
質疑を終結し、討論を省略し、採決に入りました。採決の結果、請願第7号は全員賛成により趣旨採択とすることに決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより請願第7号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、請願第7号は趣旨採択することに決しました。
お諮りいたします。
議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩をいたします。
午前11時44分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後1時10分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に
議会運営委員会が開かれておりますので、報告を求めます。
議会運営委員会委員長、8番梅村 均議員。
○
議会運営委員長(梅村 均君) 8番梅村 均です。
休憩中に
議会運営委員会を開催し、追加報告1件、
委員会提出議案4件及び追加議案4件の取り扱いにつきまして審議をいたしました。
審議の結果、報告第11号の説明を求めること、
委員会提出議案第3号から第6号まで並びに議案第86号から議案第89号までを本日の日程に追加し、審議することに決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
ただいまの
議会運営委員会委員長の報告のとおり、報告1件の説明を求めること、
委員会提出議案4件及び追加議案4件を審議することを本日の日程に追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、本日の日程に追加し、審議することに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎
追加日程 報告第11号の報告及び質疑
○議長(
須藤智子君) これより報告第11号を議題といたします。
報告第11号「専決処分の報告について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(西垣正則君) 報告第11号「専決処分の報告について」説明をさせていただきます。
この専決処分は、工事請負契約の変更でありまして、
地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について、平成28年9月15日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき議会へ報告をさせていただくものです。
専決第3号「北島藤島線街路改良工事(上部工2号工)の請負契約の変更について」。
この上部工2号工は、平成27年6月18日に入札を執行し、契約締結のために岩倉市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、平成27年6月定例会に上程をし、議会の議決を得たものでございます。
国庫補助事業としまして、名鉄犬山線より西側半分に橋桁をかけるものでありまして、施行は岩倉市、平成27年と28年度の継続事業で実施をいたしました。
平成27年6月に執行した入札では、一般競争入札で5者が参加をし、入札の結果、当初契約金額は消費税を含めて3億6,076万3,200円で、昭和コンクリート工業株式会社中部支店を相手方として工事請負契約を締結しております。
契約変更の主な内容としましては、橋梁の長寿命化の観点から、橋面上の雨水等を確実に排水するため、水抜きパイプ及び排水管を追加したもので、変更後の契約金額は消費税を含めて3億6,373万1,040円で、増加額は296万7,840円であります。
工期は当初契約のとおり平成27年10月1日から平成28年9月16日まで、予算措置は一般会計の款7土木費、款4都市計画費であります。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
質疑を許します。
10番木村冬樹議員。
○10番(木村冬樹君) 10番木村です。
今回の契約の金額の増額ということでありますが、その理由が橋面上の雨水の排水のための水抜きパイプ、排水管の設置ということであります。
それで、一般的に考えますと、こういう跨線橋においては設置されるべきものではないかなあというふうに思うわけですけど、こういう形になった経過といいますか、また、ほかの跨線橋などではどういう状況になっているのか。こういった点も含めまして、少し現状をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
須藤智子君) 建設部長。
○建設部長(西垣正則君) 一般的に橋面の床版のコンクリートとアスファルト舗装では、温度変化による膨張・収縮に材質の変化差がございまして、双方が完全に密着をしていないと、舗装の破損でありますとか橋面床版の腐食等が起こるというふうに言われております。
このため、橋面舗装を施工するに当たりまして、コンクリート床版とアスファルト舗装を完全に密着させ、雨水等の浸入を防止するために実施する工種でございます。
車道部にはシート防水、歩道部には塗膜防水を施しますが、この際、舗装とコンクリート床版の間に床版の水抜きパイプを設置しまして、床版上面への浸入水の排除を行うものでございます。
今回の変更では、愛知県では長寿命化を図ることを目的として、設計の指針としている橋梁設計の手引を平成27年4月に改訂をし、橋の面積の単位当たりの水抜きパイプの本数をふやす内容を盛り込んでございます。本市におきましても、その変更に対応をしたものでございます。
○議長(
須藤智子君) ほかによろしいですか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) それでは、これをもって報告第11号を終結いたします。
――
―――――――――――――――――――
◎
追加日程 委員会提出議案第3号から
委員会提出議案第6号までの上程、
提案説明及び採決
○議長(
須藤智子君) これより、
委員会提出議案第3号から第6号までの審議を行います。
委員会提出議案第3号「国の私学助成の増額と拡充に関する意見書」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
説明者として、13番黒川 武議員、登壇してください。
〔13番黒川 武君 登壇〕
○13番(黒川 武君)
委員会提出議案第3号「国の私学助成の増額と拡充に関する意見書」提出につきまして、提案をさせていただきます。
提案は意見書の朗読をもって提案とさせていただきます。
地方自治法第109条第6項の規定により、上記の議案を別紙のとおり提出します。
平成28年9月28日、岩倉市議会議長、
須藤智子殿。
提出者として、私、厚生・文教
常任委員会委員長の黒川 武でございます。
国の私学助成の増額と拡充に関する意見書。
私立学校は、国公立学校とともに国民に教育を受ける権利を保障する公教育の場として重要な役割を担っており、国においても、昭和50年に学費の公私間格差是正を目的とした私立学校振興助成法を制定し、文部省による国庫助成たる各種助成措置を講じてきたところです。
しかし、地方自治体では、財政難を理由に私学助成を抑制、削減する動きが後を絶ちません。愛知県においても平成11年度に「財政危機」を理由として経常費助成が総額の15%カットされ、授業料助成も対象家庭が縮小されました。その後、県の私学関係予算は、国の私学助成増額を土台に、経常費単価では徐々に増額に転じ、一昨年度、16年ぶりに平成10年度水準を超え、昨年度は国からの財源措置(国基準単価)を6年ぶりに回復しました。しかし、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態が続いています。
また、父母負担の公私格差は未だ大きく、多くの生徒が無償の公立に対して、私学の初年度納付金は約64万円をこえ、授業料助成制度があるものの、私学を自発的に選択できる層は、ごく一部に限られています。
とりわけ、平成22年度の「高校無償化」の際に、公立高校は無償化される一方、私立高校生には就学支援金が支給されましたが、愛知県では財政難もあって、県独自の授業料助成が大幅に減額されました。特に乙ランク(年収350万円以上840万円以下)の層では、公立が11万8,800円軽減される一方で、私学助成は2万4,000円の加算にとどまり、父母負担の公私格差は大きく広がりました。その結果、「教育の機会均等」が著しく損なわれ、私学を選びたくても選ぶことのできない生徒がますます増えました。そのため私立高校は生徒の募集難に苦しみ、私学教育本来の良さを損ないかねない状況に置かれてきました。
このような状況下で、この3年間、愛知県においては、国の無償化政策見直しに伴う就学支援金の加算分約15億円(約5億円×3年)を活用して、従来の授業料助成制度を復元し、授業料本体については、乙Ⅰランク(年収610万円以下)までの層はその3分の2を、乙Ⅱランク(年収840万円以下)までの層は半分が助成されることとなりました。また、入学金補助は、年収350万円以下の甲ランクは20万円に増額・実質無償化され、今年度は年収350万円以上840万円以下の乙ランクが9年ぶりに増額されました。
それにもかかわらず、「父母負担の公私格差の是正」は、未だ抜本的な解決には至っておらず、私学を自由に選択できないなど、「公私両輪体制」にとっていびつな状況が今なお続いています。甲ランクでは、授業料本体と入学金については、無償化されましたが、施設設備費などを含めた「月納金」では、未だ約5万円の公私格差が残っています。しかも、年収350万円以下の低所得者層は、公立の倍以上の比率で、学費の高い私学に来ているという現状があります。一方、入学金補助は、甲ランクは20万円となり、実質無償化されましたが、年収350万円以上の世帯では父母負担の大きな格差が残っています。
一方、全国的には、平成26年度の文部科学省調査でも16道県が制度改善を行わなかったと発表されたように、せっかくの国の加算措置が多くの自治体で独自制度の改善に結びついていない現状が続いています。
私学は、「公教育」の重要な役割を担っています。本来、学校は、公立・私立を問わず、誰もが教育の中身によって自由に選択することが望ましく、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、単に私学の問題だけでなく、父母・市民にとって切実な要求であり、とりわけ、準義務化された高校教育においては急務となっています。
貴職におかれましては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な父母国民の要求に応え、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれています。
よって、当議会は政府に対し、国の責務と私学の重要性にかんがみ、父母負担の公私格差を是正するための就学支援金を、一層拡充するとともに、併せて、私立学校振興助成法に基づく
国庫補助制度を堅持し、私立高校以下の
国庫補助金と、それに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成28年9月28日
岩 倉 市 議 会
提出先
内閣総理大臣・財務大臣・文部科学大臣・総務大臣であります。
議員各位の御賛同をいただき、意見書が採択されますようお願い申し上げまして、提案を終わります。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより
委員会提出議案第3号を採決いたします。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、
委員会提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、
委員会提出議案第4号「愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
説明者として、13番黒川 武議員、登壇してください。
〔13番黒川 武君 登壇〕
○13番(黒川 武君)
委員会提出議案第4号「愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書」提出につきまして、提案させていただきます。
提案は意見書の朗読をもって提案とさせていただきます。
地方自治法第109条第6項の規定により、上記の議案を別紙のとおり提出します。
平成28年9月28日、岩倉市議会議長、
須藤智子殿。
提出者として、私、厚生・文教
常任委員会委員長の黒川 武でございます。
愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。
現在、愛知県においては高校生の3人に1人が私学に学んでおり、私学は、「公教育」の重要な役割を担っています。これに鑑み、愛知県は、学費と教育条件の公私間格差是正と父母負担軽減を目的として、「経常費2分の1助成(愛知方式)」、「授業料助成」など、各種助成措置を講じてきたところです。
しかし、平成11年度に経常費助成が総額の15%カットされ、授業料助成も対象家庭が縮小されました。その後、県の私学関係予算は、国の私学助成増額を土台に、経常費単価では徐々に増額に転じ、一昨年度、16年ぶりに平成10年度水準を超え、昨年度は国からの財源措置(国基準単価)を6年ぶりに回復しました。しかし、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態が続いています。
また、父母負担の公私格差は未だ大きく、無償の公立に対して、私学の初年度納付金は約64万円をこえ、私学を自発的に選択できる層は、ごく一部に限られています。
とりわけ、平成22年度の「高校無償化」の際に、公立高校は無償化される一方、私立高校生には就学支援金が支給されましたが、愛知県では財政難もあって、県独自の授業料助成が大幅に減額されました。特に乙ランク(年収350万円以上840万円以下)の層では、公立が11万8,800円軽減される一方で、私学助成は2万4,000円の加算にとどまり、父母負担の公私格差は大きく広がりました。その結果、「教育の機会均等」が著しく損なわれ、私学を選びたくても選ぶことのできない生徒がますます増えました。そのため私立高校は生徒の募集難に苦しみ、私学教育本来の良さを損ないかねない状況に置かれてきました。
このような状況下で、この3年間、愛知県においては、国の無償化政策見直しに伴う就学支援金の加算分約15億円(約5億円×3年)を活用して、従来の授業料助成制度を復元し、授業料本体については、乙Ⅰランク(年収610万円以下)までの層はその3分の2を、乙Ⅱランク(年収840万円以下)までの層は半分が助成されることとなりました。この措置は、中所得者層での公私格差を是正し、私学選択の自由を広げる上で大きな意義があります。また、入学金補助は、年収350万円以下の甲ランクは20万円に増額・実質無償化され、今年度、年収350万円以上840万円以下の乙ランクが9年ぶりに増額されました。
それにもかかわらず、「父母負担の公私格差の是正」は、未だ抜本的な解決には至っておらず、私学を自由に選択できないなど、「公私両輪体制」にとっていびつな状況が今なお続いています。甲ランクでは、授業料本体と入学金については、無償化されましたが、施設設備費などを含めた「月納金」では、未だ約5万円の公私格差が残っています。しかも、年収350万円以下の低所得者層は、公立の倍以上の比率で、学費の高い私学に来ているという現状があります。一方、入学金助成は、甲ランクは20万円となり、実質無償化されましたが、乙ランクは、乙Ⅰは10万円(入学金の2分の1)、乙Ⅱは6万5,000円(入学金の3分の1)に増額されましたが授業料助成制度(甲ランク無償、乙Ⅰランク3分の2助成、乙Ⅱランク2分の1助成)には届いていません。
私学は、「公教育」の重要な役割を担っており、生徒急増期においては、生徒収容で多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県下の「公教育」を支えてきました。このような事情から、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、長年にわたる県政の最重点施策でもありました。
本来、学校は、公立・私立を問わず、誰もが教育の中身によって自由に選択することが望ましく、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、単に私学の問題だけでなく、父母・市民にとって切実な要求です。とりわけ、準義務化された高校教育においては急務です。
貴職におかれましては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な県民の要求に応え、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれています。
よって、当議会は、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、経常費助成についても国から財源措置のある「国基準単価」を土台に、学費と教育条件の「公私格差」を着実に是正できる施策を実施することを要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成28年9月28日
岩 倉 市 議 会
提出先
愛知県知事であります。
議員各位の御賛同をいただき、意見書が採択されますようお願い申し上げまして、提案を終わります。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより
委員会提出議案第4号を採決いたします。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、
委員会提出議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、
委員会提出議案第5号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
説明者として、13番黒川 武議員、登壇してください。
〔13番黒川 武君 登壇〕
○13番(黒川 武君)
委員会提出議案第5号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書」提出につきまして、提案をさせていただきます。
提案は意見書の朗読をもって提案とさせていただきます。
地方自治法第109条第6項の規定により、上記の議案を別紙のとおり提出します。
平成28年9月28日、岩倉市議会議長、
須藤智子殿。
提出者として、私、厚生・文教
常任委員会委員長の黒川 武でございます。
定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書。
未来を担う
子どもたちが夢や希望をもち、健やかに成長していくことは、すべての国民の切なる願いです。しかし、学校現場では
子どもたちの健全育成にむけて真摯に取り組んでいるものの、いじめや不登校、非行問題行動を含めた、
子どもたちをとりまく教育課題は依然として克服されていません。また、特別な支援や日本語教育を必要とする子どもも多く、一人ひとりに応じた適切な支援を行うための十分な時間が確保できないなどの課題にも直面しています。昨年度、文部科学省は9年間で2万8,100人の教職員定数改善の考え方を示し、その初年度分として3,040人の定数改善を盛り込んだものの、少人数学級の推進や教職員定数改善計画は示されておらず、不十分なものでした。さらに政府予算においては、いじめ問題への対応や特別支援教育の充実などのための525人の加配措置にとどまるとともに、教職員定数全体を子どもの自然減以上に削減することが盛り込まれるなど、
子どもたちの健やかな成長を支えるための施策としては、たいへん不満の残るものとなりました。少人数学級は、地域・保護者からも一人ひとりの子どもにきめ細かな対応ができるという声が多く聞かれます。山積する課題に対応し、すべての
子どもたちにゆきとどいた教育を行うためにも、少人数学級のさらなる拡充を含めた定数改善計画の早期策定・実施が不可欠であります。
また、
子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であります。しかし、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国庫負担率は、2分の1から3分の1に引き下げられたままであり、自治体の財政は圧迫されています。教育の機会均等と水準確保のために、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率を2分の1へ復元することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つであります。
よって貴職におかれましては、平成29年度の政府予算編成にあたり、定数改善計画の早期策定・実施と、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元にむけて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成28年9月28日
岩 倉 市 議 会
提出先
内閣総理大臣・内閣官房長官・文部科学大臣・財務大臣・総務大臣であります。
議員各位の御賛同をいただき、意見書が採択されますようお願い申し上げまして、提案を終わります。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより
委員会提出議案第5号を採決いたします。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、
委員会提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、
委員会提出議案第6号「介護保険制度における軽度者への給付を継続する旨の意見書」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
説明者として、13番黒川 武議員、登壇してください。
〔13番黒川 武君 登壇〕
○13番(黒川 武君)
委員会提出議案第6号「介護保険制度における軽度者への給付を継続する旨の意見書」提出につきまして、提案をさせていただきます。
提案は意見書の朗読をもって提案とさせていただきます。
地方自治法第109条第6項の規定により、上記の議案を別紙のとおり提出します。
平成28年9月28日、岩倉市議会議長、
須藤智子殿。
提出者として、私、厚生・文教
常任委員会委員長の黒川 武でございます。
介護保険制度における軽度者への給付を継続する旨の意見書。
2015年6月30日閣議決定されました「経済財政運営と改革の基本方針2015」(「骨太の方針2015」)では、介護保険制度の利用者負担や要介護軽度者に対する給付の見直しを検討する方針が出されています。
しかしながら、いわゆる「要介護軽度」の方は、福祉用具等の介護保険サービスを利用することにより生活の幅が広がり、社会参加も可能になっている方々であります。例えば、手すりや歩行器などの軽度者向けの福祉用具は、転倒・骨折の予防や自立した生活の継続を実現するとともに重度化を防ぎ、又は遅らせることに役立っています。さらに、安全な外出機会を保障することにより、一人暮らしの高齢者のとじこもりを防ぎ、社会生活の維持につながっています。
財務省案がそのまま可決施行されれば、現在介護保険制度を使いデイサービスや訪問介護・福祉用具貸与等の介護保険サービスを受けている方々(約520万人)の内、約3分の2にあたる320万人余が全額自己負担となり、その多くの方が生活維持のためにサービスを断念せざるを得ないという事態になります。その結果は、介護度の重篤化を招き、逆に社会保障費全体が増大することになります。
人的パワーを補い、介護環境の改善にも寄与する福祉用具の有効活用は、安倍政権が掲げる「新3本の矢」にある「介護離職ゼロの実現」にも貢献するものであります。
よって、国におかれましては、介護保険制度における要介護軽度者への給付を継続することを強く求めます。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成28年9月28日
岩 倉 市 議 会
提出先
衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・財務大臣・総務大臣・厚生労働大臣・社会保障・税一体改革担当大臣であります。
議員各位の御賛同をいただき、意見書が採択されますようお願い申し上げまして、提案を終わります。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより
委員会提出議案第6号を採決いたします。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、
委員会提出議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎
追加日程 議案第86号及び議案第87号の上程、
提案説明、
議案精読、質疑及び採決
○議長(
須藤智子君) 議案第86号及び議案第87号を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長、登壇してください。
〔市長片岡恵一君 登壇〕
○市長(片岡恵一君) 平成28年9月定例会に追加で提出させていただきました議案第86号及び議案第87号につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
議案第86号「岩倉市表彰条例に基づく自治功労者表彰の同意について」につきましては、市内在住の堀 榮一氏を特に自治功績が大なるものとして自治功労者表彰を行うに当たり、岩倉市表彰条例第4条第8号の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
候補者の選出理由といたしましては、体育協会会長や体育指導委員会委員長などを歴任し、体育の振興に寄与されていることによるものでございます。
議案第87号「岩倉市表彰条例に基づく自治功労者表彰の同意について」につきましては、市内在住の河村鑛行氏を特に自治功績が大なるものとして自治功労者表彰を行うに当たり、岩倉市表彰条例第4条第8号の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
候補者の選出理由といたしましては、体育指導委員会委員長などを歴任し、体育の振興に寄与されていることによるものでございます。
なお、いずれの候補につきましても、岩倉市表彰審査委員会の審査を経ていることを申し添えます。
以上2件、参考資料といたしまして略歴を添付いたしましたので、御参照いただきたいと思います。
よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして提案理由とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
議案精読の間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩いたします。
午後1時41分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後1時50分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第86号「岩倉市表彰条例に基づく自治功労者表彰の同意について」の審議に入ります。
質疑を許します。
10番木村冬樹議員。
○10番(木村冬樹君) 10番木村です。
議案第86号、議案第87号、ともに自治功労者表彰に申し分のない方というふうに思っております。
条例の第4条の第8号の規定に基づくものということで、第7号までにつきましては、役職と在職年数ということで規定があるもんですから、非常に基準がはっきりしているわけでありますが、第8号の規定に基づく表彰というのは、どのような考えで決めているのか。
非常にこのお二方とも、もう既に表彰されるのは、ずうっと前にされるべきではないかなあというような感想を持つわけでありますけど、そういった点での市の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
須藤智子君) 総務部長。
○総務部長(山田日出雄君) 条例第4条の第8号に関しては、内部的なものではありますけれども、推薦基準というのを有しております。これについては、特別功労表彰を受賞し、10年以上経過をして、現在も活躍をしていただいているか、または功績が著しくあり、表彰基準日において70歳以上の個人といったところで、周年の際に表彰をさせていただいているものであります。
○議長(
須藤智子君) 10番木村冬樹議員。
○10番(木村冬樹君) 10番木村です。
内部的な基準があるということであります。そういう点でいうと、その基準に基づいてきちんと表彰がされてきているのかなあという状況にあるというふうには思うんですけど、いろんな分野で活躍されている方がお見えになりますので、そういった点での掘り起こしなどは、もう少し見直しなどもしてもらう必要があるのかなというふうに思いますが、その点の考えはいかがでしょうか。
○議長(
須藤智子君) 総務部長。
○総務部長(山田日出雄君) 基本的に自治功労者表彰とか一般表彰については、表彰条例に基づいて選出をさせていただいておるところでありますけれども、特に今回の45周年のように周年の年については、特別功労表彰や特別表彰、あるいは感謝状といった形での表彰をさせていただいております。
特に今回は、御質問にありましたように、できるだけ幅広くといった点も考慮させていただいて、4月の区長会において、地元のほうで御活躍をされているような方たちもまた御推薦いただきたいというようなところでお願いをさせていただいております。そういった方たちは、感謝状等でまた今後対応させていただきたいと考えております。
いずれにしましても、今後もいろいろな形で、こうして地方自治に貢献していただいた方々につきましては、幅広く対象としていき、しっかり謝意を伝えて、また今後の活動の励みにしていただきたいというふうに考えておりますので、お願いします。
○議長(
須藤智子君) 8番梅村 均議員。
○8番(梅村 均君) 8番梅村です。
先ほど掘り起こしをというような質問がありましたですけど、確かに今回、体育系の方がお2人ということでございますが、いま一度、委員会のほうに諮られたということはお聞きしたんですが、この選出までの経過といいますか、流れについて、もう少し御説明をお願いできればと思います。
○議長(
須藤智子君) 総務部長。
○総務部長(山田日出雄君) 先ほど区長会での依頼といったお話もさせてもらいましたが、基本的には、通常の年も含めてですが、年度の早い時期に各所属長宛てに被表彰候補者の推薦という形で依頼をさせていただきます。
そこで上がってきた方々について整理をさせていただいて、先ほどの御質問の中にもありましたけれども、表彰審査委員会に諮問をするという形です。これが大体9月の上旬ぐらいに毎年行っておりますけれども、諮問をさせていただくと。
そしてその後、審査委員会の中で御審議をいただいて、結果を市長に答申していただいて、被表彰者の候補者を決定させていただいているところでございます。そのうちの自治功労者表彰については、今回のお二方であるという形になります。
○8番(梅村 均君) ありがとうございます。
○議長(
須藤智子君) これをもって議案第86号の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
暫時休憩します。
午後1時56分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後1時56分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩を閉じ、再開いたします。
これより議案第86号を採決いたします。
本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第86号は原案のとおり同意することに決しました。
ここで暫時休憩いたします。
午後1時56分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後1時56分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩を閉じ、再開いたします。
続きまして、議案第87号「岩倉市表彰条例に基づく自治功労者表彰の同意について」の審議に入ります。
質疑を許します。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) それでは、これをもって議案第87号の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第87号を採決いたします。
本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第87号は原案のとおり同意することに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎
追加日程 議案第88号及び議案第89号の上程、
提案説明、
議案精読、質疑、
委員会付託、
委員長報告及び採決
○議長(
須藤智子君) 続きまして、議案第88号及び議案第89号を一括議題といたします。
議案第88号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第4号)」の説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(山田日出雄君) 議案第88号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第4号)」について御説明をさせていただきます。
提案理由といたしましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ593万9,000円を追加し、総額を159億7,165万2,000円とさせていただくものでございます。
内容につきましては、9ページ、10ページの歳出から御説明をさせていただきます。
款3民生費、項2児童福祉費、目2保育園費、事業名、事務管理費593万9,000円は、この後の議案第89号でも説明いたします平成27年12月7日に発生した南部保育園児の事故に対する賠償金を支払うために計上するものでございます。
次に、7、8ページに戻っていただき、歳入を御説明させていただきます。
款19諸収入、項5雑入、目3雑入、節3民生費雑入593万9,000円は、歳出で説明いたしました事故賠償金として同額を受け入れるものでございます。
以上で
一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
須藤智子君) 続いて、議案第89号「事故による和解及び損害賠償の額の決定について」の説明を求めます。
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) 議案第89号「事故による和解及び損害賠償の額の決定について」を説明させていただきます。
平成27年12月7日に発生した事故による和解及び損害賠償の額の決定について、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
事故の内容といたしましては、下表のとおりでありますが、発生場所は、岩倉市大地町小森93番地1、岩倉南小学校。
概要としましては、南部保育園の保育士とともに、岩倉南小学校へ散歩に出かけた際、当時1歳の園児が同校の飼育小屋で飼われているウサギに餌を与えようとしたところ、右手人さし指の先の一部をかみ切られ、後遺障害第12級に該当する障害が残存したものでございます。
和解の相手方は、園児の親権者様、損害の賠償の額につきましては、594万3,080円でございます。
先ほど
補正予算でも御説明がありましたが、この損害賠償の額につきましては、全国市長会学校損害賠償補償保険等により補填されるものでございます。
事故後につきましては、お子様、それから親権者様初め、御家族の皆様に対しまして、関係者全員でおわびをして、保育園外での保育の仕方、乳児の動物への接し方を改めたこと、職員の処分などを御説明し、和解に向けて話し合いをさせていただいてまいりました。このたび示談内容を受け入れてくださいますことを、親権者様初め、御家族の皆様に感謝申し上げます。
今後も保護者の皆様の信頼に応えるよう、保育園で安全に保育することを第一に、職員一同で心合わせて取り組むことをお約束し、このような事故を起こしましたことに対しまして、けがをされましたお子様と親権者様初め、御家族の皆様に心から改めましておわびを申し上げます。申しわけありません。
以上で議案第89号の説明とさせていただきます。
○議長(
須藤智子君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
議案精読の間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩いたします。
午後2時02分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後2時15分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第88号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第4号)」の議案質疑を許します。
9番
桝谷規子議員。
○9番(
桝谷規子君) 9番桝谷です。
この事故後の誠意を持っての市側の対応は、子どもさんの保護者の皆さん方に本当に十分に伝わっての和解だと受けとめます。
1点、非常に危惧していることがあるので、この中でお聞きしたいと思うんですが、その事故のときに
正規保育士の方がいなかったということで、
パート保育士ばかりだったということで、その後、保育の中で、
正規保育士がいない状況の中では、散歩には行ってはいけないというような状況だということをお聞きしています。
しかし、現在の保育体制では、
正規保育士が一人も入れないという、
パート保育士ばかりになるという体制の中で、仕方がない、否めない状況だということも多いのではないかと考えますが、現在の保育体制の中で散歩のあり方について、また今後どうしていくのかという議論などについてお伺いしたいと思います。
具体的なことは委員会の中で結構ですが、よろしくお願いします。
○議長(
須藤智子君)
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) 先ほどの議案の
提案説明のところでも申し上げましたけれども、保育園全体で保育の仕方について話し合ったというところでございます。
指摘のとおり、事故の際は
パート保育士4人が付き添っていたという状況でございます。正規の代替、いわゆる産休・育休の代替のパートの職員もいたわけですけれども、その後、保育園での話し合い、それから部長で構成する事故に対する、今後なくしていこうという委員会でも、一定正規の職員が同行するべきではないかというような議論もしまして、他市町の状況なども鑑み、園外の保育の際は正規職員が同行するということに改めました。
ほかにも動物の飼育のことですとか、改めたところはありますけれども、園外の保育については、そういったことを決めております。
○議長(
須藤智子君) 9番
桝谷規子議員。
○9番(
桝谷規子君) ですから、今、正規の代替の保育士のフルタイムで入っていらっしゃる人も、身分としては
パート保育士さんになりますよね。だから、そういう方が多い中で、現在、園外の保育が正規が一人でも同行しなくてはいけないという体制になれば、本当に散歩に行ける状況がすごく少なくなるのではないかということを心配するわけなんですが、やっぱりこれまでの岩倉の保育園では、園外の中でさまざまな自然を受けとめ、散歩の保育というのが非常に有効なものだということでいろんな場面で出かけられていたと思うんですが、これから秋の気候がよくなる中で、やはり正規の人が同行できなければ外に行けないということが決められれば、非常にそこで散歩保育が狭められるのではないかと心配するんですが、そこら辺はどうでしょうか。
○議長(
須藤智子君)
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) 自然に触れること、動物と触れ合うこと、それは保育にとって大変必要なことであると、それは考え方は変わっておりません。
ただ、園庭でも可能でありますし、保育室内でも違った場面でも可能だと考えられます。園でもウサギですとかチャボは飼っておりますので、そういった触れ合う機会は可能であるというふうに考えます。
ただ、園外に行くときには、当然当日も保育計画を立てて、正規の保育士の事前の職員会議のもと出かけたわけですけれども、やはり今回の事故を受けたときに、正規の職員が同行するということも必要であると、パート職員だけでは行かないほうが適切であるという全体の市の判断としてしたところでございます。
○議長(
須藤智子君) 11番堀 巌議員。
○11番(堀 巌君) 今の答弁の中で、私は正規職員がついてないと行けないという区切りについては評価をする立場です。
であるならば、やはり正規職員の数をふやすなりしないといけないわけで、今年度中に整理すると言われているパート職員のあり方、それから今産休代替と言われましたけれども、産休代替であれば、地方公務員法の第22条に規定する臨時職員として、一般職の正規職員としてみなされるわけですから、そういった位置づけで任用するということも必要ではないかなというふうに思うわけです。その点、いかがでしょうか。
○議長(
須藤智子君)
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) パートの位置づけについては、今年度中にということを昨年の予算の委員会だったか、申し上げた記憶がございますので、一定整理をつけていくと思います。
産休代替については、他市町では任期つきという職員を採用している、そういう方法を使っているところもございます。そうすると戻ってきたときにどうするのかといった種々の問題も抱えるものですから、あわせて今後検討していくことかと思っております。
○議長(
須藤智子君) ほかに。
8番梅村 均議員。
○8番(梅村 均君) 8番梅村です。
事故賠償金が593万9,000円の計上ということでございます。それで、議案第89号になってしましますけど、損害賠償の額が594万3,080円でありましたので、この差額についての御説明をお願いいたします。
○議長(
須藤智子君)
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) 損害賠償として、和解の相手方にお支払いするのは、次の89号の議案の594万3,080円が総額でございます。
補正予算との差額につきましては、この補償については、日本スポーツ振興センター、それから全国市長会の学校災害賠償補償保険のほうから受け入れます。既に一部、医療費の1割については、相手方に既に支払っております。示談書の際には、具体的に言うと5,049円なんですけれども、5,049円のほかに、残り593万8,031円を支払うという示談の内容にしてございます。ちょっと説明が不足しておりましたけど、5,049円は既に支払いをしております。
○議長(
須藤智子君) ほかによろしいですか。
〔挙手する者なし〕
○議長(
須藤智子君) これをもって、議案第88号の質疑を終結いたします。
続いて、議案第89号「事故による和解及び損害賠償の額の決定について」の議案質疑を許します。
よろしいですか。
〔挙手する者なし〕
○議長(
須藤智子君) これをもって、議案第89号の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩いたします。
午後2時25分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後2時35分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に
議会運営委員会が開催されておりますので、報告を求めます。
議会運営委員会委員長、8番梅村 均議員。
○
議会運営委員長(梅村 均君) 8番梅村 均です。
休憩中に
議会運営委員会を開催いたしまして、議案の
委員会付託について審議いたしました。
審議の結果、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおり付託することに決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
ただいま
議会運営委員会委員長の報告のとおり、議案を所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、付託することに決しました。
お諮りいたします。
委員会を開催する間、休憩をしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩をいたします。
午後2時36分 休憩
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午後3時01分 再開
○議長(
須藤智子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第88号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第4号)」の
議案審議を行います。
本案について、委員長の報告を求めます。
財務常任委員会委員長、15番
伊藤隆信議員。
○
財務常任委員長(
伊藤隆信君) 15番
伊藤隆信です。
財務常任委員会は、本日9月28日午後2時49分より、第2・第3
委員会室におきまして
委員全員出席のもと開催をいたしました。
財務常任委員会におきましては、諸案件につきましては、経過及び審議内容につきましては報告しますけど、当委員会は
全員出席でございますので、
概要説明のみとさせていただきます。
議案第88号「平成28年度岩倉市
一般会計補正予算(第4号)」を審議いたしましたので、報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はございましたけど、省略をさせていただきます。
続いて、討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第88号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第88号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第88号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第89号「事故による和解及び損害賠償の額の決定について」の
議案審議を行います。
本案について、委員長の報告を求めます。
厚生・文教
常任委員会委員長、13番黒川 武議員。
○厚生・文教常任委員長(黒川 武君) 13番黒川 武でございます。
厚生・文教
常任委員会は、本日午後2時40分より、第2・第3
委員会室におきまして委員全員の出席のもと開催いたしました。
当委員会に付託されました議案第89号「事故による和解及び損害賠償の額の決定について」審査いたしましたので、その内容を報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はありましたが、その内容は、この際省略させていただきます。
質疑を終結し、討論を省略し、採決に入りました。採決の結果、議案第89号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
須藤智子君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
これより議案第89号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
須藤智子君) 挙手全員であります。
よって、議案第89号は原案のとおり可決することに決しました。
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◎日程第8 各
常任委員会の閉会中の継続審査申出について
○議長(
須藤智子君) 日程第8、各
常任委員会の閉会中の継続審査申出を議題といたします。
総務・産業建設
常任委員会委員長及び厚生・文教
常任委員会委員長より会議規則第87条の規定に基づき、お手元に配付いたしましたとおり継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出については、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
以上をもちまして、本9月定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。
お諮りいたします。
本定例会の本会議において、字句等の整理を要するものがありましたので、議長において整理をさせていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須藤智子君) 御異議なしと認めます。
よって、本定例会の本会議において、字句等の整理を要したものについては、議長において整理をすることに決しました。
これをもって平成28年9月定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
午後3時05分 閉会
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○
議会事務局長(尾関友康君) 御起立ください。
ただいまから平成28年9月第3回定例会の閉会式を行います。
議長挨拶。
〔議長
須藤智子君 登壇〕
○議長(
須藤智子君) 9月定例会閉会式に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
今議会は、8月29日から9月議会を開会させていただきました。丸1カ月間の長丁場の議会でございました。
9月に入り、全国的に台風による被害が発生し、特に北海道と九州地方では、豪雨による土砂災害などの被害が多く発生をいたしました。被害に遭われました皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。
当市でも台風16号の影響があり、岩倉市災害対策本部が立ち上げられましたので、9月20日の本会議を早目に切り上げまして、市議会といたしましては、各議員に地元に帰ってもらい、被害状況を報告してもらい、それを災害対策本部に情報提供を行ってまいりました。
今議会は決算議会ということで、次年度につなげていけるような漸進的な意見が提案されました。
10月に入りますと市民体育際、文化祭、ふれ愛まつりと秋の行事が行われてまいります。議員各位におかれましては、御自愛いただき、御活躍されますことを御祈念申し上げまして、9月定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。お疲れさまでございました。
○
議会事務局長(尾関友康君) 市長挨拶。
〔市長片岡恵一君 登壇〕
○市長(片岡恵一君) 9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
今定例会は追加議案も含めて5件の報告と18件の議案の審議をお願いいたしましたが、1カ月にわたり慎重に御審議いただきました結果、全て可決、認定をいただき、まことにありがとうございました。
決算審査の中で御指摘いただきましたこと、
議案審議の中で御議論いただきましたことは、今年度の予算執行及び今後の市政に生かしてまいりたいと考えておりますので、引き続き御指導賜りますようお願い申し上げます。
今週末には市民体育祭、10月半ばには消防観閲式、11月には
市民文化祭、市民ふれ愛まつりなど大きな行事が続きますが、議会の皆様方にもぜひとも参加いただきまして、盛大に開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、季節の変わり目でこれから秋めいてまいります。健康にはくれぐれも御留意され、より一層御活躍されることを祈念申し上げまして、簡単ではございますけど、定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○
議会事務局長(尾関友康君) これをもちまして閉会式を終わります。
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本会議の記録が相違ないことを証するためここに署名する。
議 長 須 藤 智 子
副 議 長 相 原 俊 一
署 名 者 黒 川 武
署 名 者 関 戸 郁 文...