岩倉市議会 2013-09-30
平成25年第3回定例会(第 7号 9月30日)
6番 梅 村 均
7番 松 浦 正 隆
8番 黒 川 武
9番 横 江 英 樹
10番 桝 谷 規 子
11番 木 村 冬 樹
12番 相 原 俊 一
13番 加 納 のり子
14番 伊 藤 隆 信
――
―――――――――――――――――――
〇欠席議員(0名)
――
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〇欠員(1名)
――
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〇説明のため出席した者
市 長 片 岡 恵 一
副 市 長 久保田 桂 朗
教 育 長 長 屋 勝 彦
総 務 部 長 柴 山 俊 介
市 民 部 長 奥 村 邦 夫
福祉部長兼
福祉事務所長 小 川 信 彦
建 設 部 長 八 木 和 彦
教 育 部 長 大 野 克 弘
消 防 長 小 川 重 人
行 政 課 長 中 村 定 秋
――
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〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 大 堀 誠三郎
午前10時00分 開議
○議長(
伊藤隆信君) おはようございます。
ただいまの出席議員は14名であります。
したがいまして、定足数に達していますので議会は成立いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定により、議案等の説明者として市長の出席を求めております。
議事は、お手元に配付してあります
議事日程表に従い、進めさせていただきます。
――
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◎日程第1 議案第59号から議案第76号までの
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
伊藤隆信君) 日程第1、議案第59号から議案第76号までの議案審議を行います。
議案第59号「岩倉市税条例の一部改正について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務・
産業建設常任委員長、8番黒川 武議員。
○総務・
産業建設常任委員長(黒川 武君) 8番黒川 武です。
総務・
産業建設常任委員会は、去る9月20日午前10時より第2・第3委員会室におきまして、委員全員の出席のもと開催いたしました。
議案第59号「岩倉市税条例の一部改正について」報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
質疑、討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第59号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りいたします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 異議なしと認めます。
これより議案第59号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第59号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第60号「岩倉市
国民健康保険税条例の一部改正について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
厚生・
文教常任委員長、12番
相原俊一議員。
○厚生・
文教常任委員長(相原俊一君) 12番相原俊一であります。
厚生・
文教常任委員会は、去る9月20日午後1時半より第2・第3委員会室において、
委員全員出席のもと開催いたしました。
当委員会に付託された議案第60号「岩倉市
国民健康保険税条例の一部改正について」を審議いたしましたので、報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
問いとして、条例の改正に当たり、主な改正内容として、金融課税の一体化に伴う課税の見直しがあり、その中で、
特定公社債、国債、地方債の利子、
上場株式等の
データ配当金や譲渡損益を損益通算できるわけであるが、これまでも
上場株式等の配当、譲渡損益での損益通算を制度としてつくってきたと思うが、
国民健康保険税で行うことでの影響はわからない部分があるが、この間の税制改正の中で
国民健康保険税が変動する事態は、当局して実感する状況にはあったのか。答えとして、実態的に余りないと思います。税関係では、多少収入を計算する上で下がる場合や上がる場合があると思います。所得と収入の状況で異なるのが現状です。
また、問いとして、株式で損をしても、国債の利子が軽減されることで、投資家にとって
一定救済制度になるが、個々で見れば減税効果があると思うが、市として大きな影響はあるのか。答えとして、今回は余り影響がないと思いますが、対象者を把握しておりませんので何とも言えません。
以上で質疑を省略し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第60号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第60号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第60号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第61号「平成25年度岩倉市
一般会計補正予算(第2号)」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
予算常任委員長、2番
塚本秋雄議員。
○
予算常任委員長(塚本秋雄君) 2番塚本秋雄でございます。
予算常任委員会は、去る9月24日午前10時より第2・第3委員会室において、
委員全員出席のもと開催をいたしましたので、報告をさせていただきます。
議案第61号「平成25年度岩倉市
一般会計補正予算(第2号)」についてであります。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
特に委員長としてこの場で報告させていただきたいことだけさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
歳出については、
ふるさと応援寄附金事業について。
問い、
市外在住者が対象であるということだが、
市内在住者による寄附金は現在
感謝状程度である。副次的であるかもしれないが、財政面の収入をふやすという視点から、
市内在住者も対象にしてはどうか。答え、岩倉市民が岩倉市に寄附しても歳入の増にはつながりません。通常であれば入ってこないことに対する謝意ですので、
市外在住者を対象としています。
問い、
市内在住者の寄附について、
ふるさと応援寄附金事業は岩倉市の収入にならないとのことだが、一般的な寄附については岩倉市の収入増につながるのではないか。そのような方たちをつなぎとめることも必要ではないか。答え、寄附した場合は、地方税法の
寄附金控除制度が適用されますので、本人は確定申告しても損をします。損してまで
市内在住者が市に寄附するということは考えにくいです。
応援寄附金制度は使用目的を指定できるため、その意向がある方については制度を利用する意味が理解できますが、一般的ではありません。また、市内、
市外在住者と区別していない自治体では、贈呈品が欲しいから寄附するという事例が見受けられます。
次に、
ユニバーサルデザインについてであります。
問い、人にやさしい
街づくり計画は、なぜ実施計画で反映させることができなかったか。答え、人にやさしい
街づくり計画は平成7年に策定し、道路や公共施設の
バリアフリー化等について計画しています。優先順位を定めて実施してきましたが、中央公園のトイレについては、施設の老朽化による建てかえも検討しました。そのため、当初の計画予定からずれ込みが生じましたが、来年度の建てかえ整備に向け、現在、設計中です。
問い、人にやさい
街づくり計画は10年計画であったと思うが、中央公園以外では計画におくれが生じているところはあるのか。答え、
公共施設等で高齢者、障害者が困ることは階段等の垂直移動であり、
保健センターで実施してきましたが、例えば市営住宅の
エレベーター設置などは構造的に設置が困難な状況です。駅西のトイレについては施設が老朽化しているため、建てかえも含めて検討中です。道路については幅員等の問題がありますが、歩くこと、車共存の道路での実施の検討はしていきたいと考えます。
問い、それらを統括する部署はどこか。答え、土木関係であれば建設部、学校であれば教育部が設計を考える必要があると考えます。
問い、どこかが統括しなければ、担当課任せでは進展しない部分もあるのではないか。横のつながりも必要ではないか。答え、実施計画の中で全体的に検討する必要があると考えます。財源があれば最優先できますが、優先順位もあるため、調整しながら進めていかなければならないと考えます。
次に、
公共施設整備基金積立金について、この基金の詳細な考え方はどのようか。答えとして、現在、目標額については申し上げにくいですが、平成27年度に公共施設の
維持管理計画を策定する上で一定の目安が見えてくるものと思います。ただ、
人口バランスが変化していますので、今後施設の再編は必要になり、相対的に公共施設の床面積を減らしていくことも必要であると考えています。
問い、実施計画に上がっているものに充当していくことであって、中・長期的な計画は現在ないということか。答え、積み立て、充当の計画はありません。基金の積み立ては減債基金、
財政調整基金等があり、多いにこしたことはございませんが、例えば学校等大きな施設を改修することになった場合に、すぐに積み立てられる額ではありません。できる範囲で、毎年度の執行状況や今後の
財政見込みを考慮し、積み立てていきたいと考えます。
次に問い、
施設整備計画について、平成27年度に将来に向けて公共施設をどのようにしていくかという計画を策定するということか。答え、
財務会計システムの変更に伴い
管理システムを導入しました。現在、
管理システムを用いて修繕の経過等、各施設の概要作成をしています。平成27年度は、その情報をもとに、各施設における
維持管理計画策定を考えています。
次に問い、
まちづくり事業調査業務委託料はどのように事業を進めていこうと考えているのか。答え、昨年度、
岩倉駅東地区まちづくりの構想を策定した中で、駅東においては桜通線と
江南岩倉線の街路整備が急務であるという結論が出ています。その中で、桜通線については、市の事業として今年度から用地交渉に入り、岩倉街道から駅前広場に向けて用地交渉を進めているところです。また、
江南岩倉線につきましては、桜通線とあわせて今後の
まちづくりの生命線になる街路です。現在、先行して用地を買わせていただいている部分もありますが、本来県の事業であり、この業務において、
江南岩倉線の用地に係る権利者の方々に街路計画の内容をお知らせし、街路を整備するに当たり、個別買収で実施するのか、残地も含めて面整備で実施する必要があるのかが検討すべき問題として上がっています。このため、権利者の方々に
個別アンケートを行い、街路整備後の土地の利用形態をどう考えているか、面整備で行う場合はどれぐらいの事業費が必要なのかを検証したいと思っています。その結果をもって、今後どのように整備を進めていくか、愛知県と調整し、進めていきます。
問い、
江南岩倉線に係る物件数はどのくらいと考えているか。答え、現在整備を検討している
江南岩倉線における区間の建物は57棟が確認されていますが、土地を含めた権利者はそれ以上になると思います。
問い、
アンケート調査を行い、
江南岩倉線の整備が行えるだけの財政状況は市にあると思っておりますか。答え、
江南岩倉線は県の事業になり、用地買収や物件補償、最終的には工事まで愛知県が実施しますので、市としては基本的に整備に大きな事業費がかかるとは考えておりません。
問い、
江南岩倉線の整備時期はどう考えているのか。答え、市が土地特会で先行買収する部分は基本的に更地が条件になっていますので、
建物補償費が発生しません。また、市が桜通線の整備に着手したことにより、県としても
江南岩倉線の整備に着手していただくことが事業効果を高めることになりますので、この先、10年、20年かけて着手するのではなく、市が実施する調査後に、県にスムーズに整備に着手していただくという形で臨んでいきたいと考えております。
歳入については、質疑はありませんでした。
債務負担行為補正につきましては、質疑は省略させていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第61号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第61号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第61号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第62号「平成25年度岩倉市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
予算常任委員長、2番
塚本秋雄議員。
○
予算常任委員長(塚本秋雄君) 2番塚本秋雄でございます。
さきの議案に引き続き、審議を行いました。
議案第62号「平成25年度岩倉市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
質疑はありましたが、全員参加のため、質疑はここでは省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第62号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第62号の採決をします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第62号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第63号「平成25年度岩倉市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
予算常任委員長、2番
塚本秋雄議員。
○
予算常任委員長(塚本秋雄君) 2番塚本秋雄でございます。
さきの議案に引き続き、審議を行いました。
議案第63号「平成25年度岩倉市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」についてであります。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
ここでは、主なものを委員長として報告をさせていただきます。
問い、県の
都市計画道路である
江南岩倉線の先行取得のようだが、所有者から土地取得をするよう申し出があって市が購入するのか、経緯はどうなっているのか。答え、
土地所有者は市外の人ですが、所有者から申し出があり、購入を検討して予算計上いたしました。
問い、市に買い取りの申し出があるようだが、県の道路であるので、県に意向打診しているのか。答え、県事業で整備を予定していますが、現在は事業化に至っておらず、市で先行取得をお願いいたしました。
問い、先行取得で土地を取得する場合、県が事業認可したら県に買い取ってもらうようだが、取得費のほかに雑草を刈ること、
防草シート設置の経緯も含めて県に購入してもらうことであって、今まで先行取得した土地の管理は同じ考え方で整理されたかどうか、曖昧と思うが、市はどのように考えるのか。答え、維持管理上、購入当初から
防草シートの設置が必要と考えます。基本的に土地取得する際に必要となる経費は、初期費用として
土地取得特別会計で計上して、
土地開発基金で管理します。売り払う際も、その費用を考慮しております。
問い、今700万円を支出する必要性があるのか。
浸水対策等事業に使用するべきではないのか。先行取得してどのように県にアピールするのかわからないが、どういった形で先行取得するのか。答え、これまで先行取得した土地については、県へ報告し、県も承知しています。また、県も
江南岩倉線整備の必要性を承知しており、
早期事業着手のためにも今回の補正予算が必要となりました。今後は積極的に県事業ということを前面に出していきたいと思います。
問い、今後、駅東地区では
都市計画道路を整備していくということであるが、何を目的に行うのか。道路建設するための計画でしかない。桜通、
江南岩倉線の整備による岩倉の経済発展についてはどう考えているのか。答え、防災対策上も
都市計画道路の整備が必要と認識しており、
まちづくりの上では商工振興も必要ですが、まずは
都市基盤整備を急ぐ必要があると考えております。なお、地元の
岩倉駅東地区再生協議会において具体的な
まちづくりを検討してきた中で、
都市計画道路の整備を優先すると決定した過去の経緯があり、このような状況を踏まえ、
都市計画道路の整備が必要と考えます。
質疑を終結し、討論に入りました。反対討論、賛成討論はありましたが、省略をさせていただきます。
討論を終結し、採決に入りました。採決の結果、議案第63号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
これより質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(
伊藤隆信君) これをもって質疑を終結します。
次に、討論を許します。
9番
横江英樹議員。
○9番(横江英樹君) 9番横江英樹です。
議案第63号「平成25年度岩倉市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」について反対の討論を行います。
今回の
江南岩倉線については、駅東の再開発の一部であります。依然として開発などの計画ははっきりせず、また駅東再開発に向けての経済指標や
まちづくりについても形成されておらず、今やるべき土地の取得ではないと考えます。今やるべき問題についていえば、やはり具体的な災害対策、浸水問題や、そしてまた
南海トラフや
東海大地震などの災害対策への投資のほうが先であると考えます。
以上の点から、この議案については反対といたします。
○議長(
伊藤隆信君) 8番黒川 武議員。
○8番(黒川 武君) 8番黒川 武です。
議案第63号「平成25年度岩倉市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」について、賛成の立場から討論を行います。
今回の補正予算につきましては、将来事業化される愛知県の
都市計画道路江南岩倉線用地を先行的に取得する費用と、これに伴って、雑草刈りや
防草シート等の環境保全上の措置を講じる費用であります。これらの予算は、
岩倉駅東地区の
まちづくりを進めるために、市が整備する桜通線とともに重要な
インフラ整備となるものであります。
当局におかれましては、県との連携を強化し、一刻も早く
江南岩倉線の事業化が進むよう、さらに一層の努力をされますことをお願いいたしまして、本議案の賛成といたします。
○議長(
伊藤隆信君) これをもって討論を終結します。
これより議案第63号を採決します。
本案については、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手多数であります。
よって、議案第63号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第64号「平成25年度岩倉市
介護保険特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
予算常任委員長、2番
塚本秋雄議員。
○
予算常任委員長(塚本秋雄君) 2番塚本秋雄でございます。
さきの議案に引き続き、審議を行いました。
議案第64号「平成25年度岩倉市
介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はありましたが、全員参加のため、質疑はここでは省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第64号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第64号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第64号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第65号「平成25年度岩倉市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
予算常任委員長、2番
塚本秋雄議員。
○
予算常任委員長(塚本秋雄君) 2番塚本秋雄でございます。
さきの議案に引き続き、審議を行いました。
議案第65号「平成25年度岩倉市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてであります。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑はありましたが、全員参加のため、質疑はここでは省略をさせていただきます。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第65号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第65号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第65号は原案のとおり可決することに決しました。
暫時休憩します。
午前10時29分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前10時29分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、議案第66号「平成24年度岩倉市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川 隆でございます。
決算特別委員会は、去る9月17日午前10時より、
委員全員出席で行われております。
議案第66号「平成24年度岩倉市一般会計歳入歳出決算認定について」、当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
なお、質疑は款ごとに行いました。主な質疑は以下のとおりであります。
歳出において、款1議会費は質疑はありませんでした。
款2総務費のうち、問いとして、平成23年度に創設した地域コミュニティ設立準備基金制度は平成23年度限りなのか。制度は
まちづくり事業に移行したのか。答え、平成23年度に設立したものはあくまでも地域コミュニティーの設立で、いわば地縁組織に限定されていた制度です。平成24年度については範囲を広げて、地縁団体も含めて市内の市民活動に参加していただける団体を幅広く支援していこうということで、市民活動助成に発展させたということです。
問い、戦争体験の記録を冊子として残しているのか。答え、現在、戦争体験をつづったものとして、平成10年度に発行した「平和への誓い:市民が綴る戦争体験集」の冊子があります。この冊子は、図書館で閲覧や貸し出しをしています。そのほか、戦後60年のときに開催した語り部による戦争体験談の音声と画像を秘書課で保管しています。
問い、語り部による戦争体験談の音声と映像は図書館で閲覧できるのか。また、市民に広く周知しているのか。答え、現在は秘書課で保管しており、市民には周知していません。
問い、今後の取り組みは考えているのか。答え、図書館での閲覧や貸し出し、また市民の方に広く周知できる方法を検討します。毎年、語り部の会が各小学校で講話を行っていますが、今年度は次世代に引き継ぐため、その様子を映像として記録する予定です。また、その映像を市民に見ていただく方法も検討します。
問いとして、安全衛生委員会から、23件の指摘事項の改善はその後行われたのか。答えとして、23件のうち13件が被害に備えた対策で、棚やロッカーなどの転倒防止がされていなかったり、ロッカーや書庫の上に物が置かれていたりという指摘でした。その後の改善の状況は、既に転倒防止の器具を設置済みであるなど、改善済みとの報告を受けています。それ以外の指摘事項についても改善中との報告を受けています。
問いとして、市民活動助成金の行政区への周知の仕方は、助成の対象は。答え、要綱に他の助成金を受けている活動は除くとある。新たな区の地域課題に密着した活動であれば、区長の名前ではなく、新たに実行委員会として団体を任意につくり、区の中で活動していただくことは認めています。周知は、市民活動助成金を創設したとき区長会で説明してきました。広報でも周知しています。
次に問いとして、五条川小学校区コミュニティーのようなコミュニティー設立についての取り組みは、他の校区でどのようにしていくのか。答えとして、五条川小学校区コミュニティーは30年近くの伝統があり、行政区が一体になってすばらしい活動をしており、他の地区でもできないかということで、平成23年度に各区へ聞き取りをしましたが、直ちに校区で集まるのは難しいという現状でした。そこで、防災に焦点を当てて、防災訓練を各校区単位で行えないかという働きかけを現在行っています。これが五条川小学校区のような防災以外の活動にも広がればいいと思っています。
問いとして、地域コミュニティーのあり方を今後も取り組むということでいいのか。答え、他の校区のコミュニティーをつくるという課題は今も生きています。しかし、まず行政区の基盤を固めることが先決だと考えている。行政がコミュニティーの枠組みを一方的に決めるのではなく、例えば防災だったらここと一緒にやったほうが効率的だとか、どのように分担するべきであるかとか、自発的な行動が起こらないとうまくいかないと思っている。
問い、行政区以外の自主的防災活動をしている20団体は、助成金が活用できるのか。また、その団体には周知されているのか。答え、20団体は地域安全パトロール隊ですので、活用できます。周知については、防犯ネットワーク会議等で行っています。
問い、公共施設の保全計画を立て修繕を行っていかなければならないが、その考えはどうか。答え、今年度から財産
管理システムを導入し、そのシステムに各施設の具体的修繕内容、面積、建設年度などを現在入力しています。その後、各担当課で情報を入力してもらい、基礎的なデータを取りまとめた段階で保全計画につなげていきたいと考えています。
問い、あいち医療通訳システム負担金の根拠と実績はどうか。この負担金は、システム総額を愛知県と県内市町村が分担して支払うものです。当市において、平成24年度の使用はありませんでした。
防災対策用備品整備費補助金について、平成24年度実績は1件であり、レスキューキット専用台車の購入である。予算から見ると利用実績が少ないが、各行政区への周知は十分されているのか。答え、防災の補助金については、区長会や自主防災会連絡協議会総会、地域の防災訓練などで積極的に周知している。
問い、補助金の要望実態は1件程度ということか。答え、1件というのが実態ですが、防災用備品の備えは大切ですので、活用していただくように周知していきたい。
問い、交通共済について、公費助成を行った5,215人はどのように決定されたのか。答え、4月1日現在に住民登録している75歳以上の方と障害のある方が対象です。申請ではなく、こちらが把握していることで加入していただいています。
問いとして、防災緑地登録制度について、交付面積が年々減っているが、今後の考え方はどうか。答え、防災緑地奨励金を支払っているのに対して規制はありません。今年の交付申請時に登録者の方には廃止予定のお知らせをしています。平成26年度から廃止の意向であります。
問いとして、徴収費について、滞納整理技術は
国民健康保険税等他の債権を担当する部署にも情報が共有されているのか。答え、副市長をトップとして、各関係課が集まる収納率向上対策会議を年2回開催しています。会議の場で徴収手法やその問題点等、滞納技術に関する情報を共有し、収納率の向上に努めています。
問いとして、岡山県真庭市では、本年から従来の課税課を債権回収対策課に改め、市税や保険料、保育料等、市の債権の滞納処分相談窓口の一元化を行い、滞納強化を進めています。市全体の債権管理とともに全体を底上げする一つのあり方と考えるが、担当はこの事例についてどう考えるか。答え、各担当課で収納額や調定額は異なり、それらを一元化するためには、各担当で導入しているシステムの統一化など、さまざまなハードルがあると考える。そのハードルの高さも見当がつかない状況であり、どのように行うか勉強させていただきたいと考えている。
住民基本台帳について、平成21年2月1日に外国人登録者が2,975人に対して、平成25年9月1日は2,199人と大幅に減った。全国や愛知県での外国人の減少率はどのようになっているのか。昨年7月に施行された住民基本台帳法の一部を改正する法律で対象外とされた90人うち、居住実態はあるが、住民票がない外国人はいるのか。答えとして、平成23年度と比較した平成24年度の外国人減少率は、全国0.7%、愛知1%、当市は11.4%であります。90人の内訳として、短期滞在者12名、不法滞在者11名、在留期間切れ52名、その他15名という状況です。在留期間が切れた52人の中には、法改正後、在留資格を更新し、当市、または他市で住民票を作成した方が含まれています。そのほかについては既に出国し、入管からの通知がなかった方が含まれています。そのため、実際に住民票を移行できなかったのは短期滞在者と不法滞在者の23人です。なお、不法滞在者のうち、入管法違反で拘留後、仮放免者として5人、当市で居住していることを把握しています。
問い、全国や県と比較し、減少率に差がある原因は何か。答え、全国的に中国人や韓国人、朝鮮人が多い中、当市はブラジル人、フィリピン人が多く、国籍の傾向が異なります。リーマンショック以降、多くのブラジル人が転出したことで減少率に差が出たと考えています。
次に、民生費であります。
地域生活支援事業について、聴覚障害者の災害ほっとメール登録状況は把握しているのか。防災ほっとメールについて、消防が毎年市広報に掲載していることで周知を図っていますが、平成23年度には、聴覚障害者の災害時の対応について考える会を開催し、防災ほっとメールや災害時要援護者の登録等、防災に関する情報提供等を行いました。聴覚障害者の方の防災ほっとメール登録状況は把握していませんが、新規で障害者手帳を取得された場合は窓口で案内するなど、今後も周知を図っていきたいと思っております。
問いとして、脳ドック等検査委託料について、検査結果の「半年後に再検査」とはどのような取り扱いか。また、検査結果の通知のみではなく、その後のフォローのあり方について検討することも必要ではないか。答えとして、検査結果の5段階評価は、岩倉病院独自の評価である。医療機関によってさまざまです。岩倉病院では、より詳細な検査結果の通知をするために、「半年後に再検査」という項目を導入しており、その際、あわせてわかりやすいコメントも掲載しています。その後のフォローについては、他市町村でも実施しておらず、病院からの検査結果の通知のみです。岩倉病院では、判定結果に応じてなるべく早目に当院かかかりつけ医療機関に必ず受診されるよう通知文も同封し、受診を促進しています。受診後のフォローにつきましては、今後の検討課題として検討していきたいと考えています。
保育園費について、災害が発生した場合の各保育園での対応マニュアルや保護者への通知はどのような対応か。答え、災害時の対応については、入園のしおりで通知しておりますが、今後は月のたよりでの周知も考えています。保育園では、毎月地震、火災等を想定した避難訓練を実施し、マニュアル化についても検討中です。
問いとして、放課後児童健全育成費について、夏休み期間中の学童保育で、五条川小学校区と北小学校区はいっぱいであるということであるが、改善の計画はあるのか。答え、五条川小学校区の夏休み中の学童保育については、申込期間後で受け入れ枠を超えた場合には、第5児童館で受け入れることで対応してきましたが、今年度は、さくらの家で試行的に実施しました。北小学校区のくすのきの家は施設としても広いため、全室を使用して何とか対応している状況であります。学童保育については、子どもの行動計画の中で課題として捉えており、今後も検討していきます。
問いとして、がん検診委託料について、平成24年度から乳がん、子宮頸がん、胃がん検診について電話予約が実施された。受診者がふえないが、国の制度で無料クーポン券が送付され、乳がん、子宮頸がん検診の受診率が約33%である。どのようにして受診率が上がるのか、特定健康診査も含めて非常に難しい問題と思うが、がん検診を医療機関に委託している市町もあると思うが、その市町の受診率はどのようになっているのか。答えとして、本市以外、個別検診を実施しておりますが、平成23年度の各がん検診結果報告では、犬山市が胃がん23.5%、子宮がん13.9%、肺がん34.5%、乳がん13.5%、大腸がん32.5%です。江南市は、胃がんが14.9%、子宮がん11.6%、肺がん20.5%、乳がん10.9%、大腸がん18.8%です。
問いとして、他市町と比較すると受診率が低い状況になっているが、医療機関への委託について大きな課題であると思う。本会議でも特定健診のところで聞いたように、がん検診とセットにして日程を調整する話があったが、がん検診についてはどのように受診率を引き上げていくのか。答え、受診率アップに向けて、今後の取り組みや医師会への働きかけについて、特定健康診査も
保健センターで実施されているので、がん検診の同時実施については、今年度に入り、市民窓口課と打ち合わせをしました。医師会に働きかけています。特定健康診査の実施時期の変更、土曜日・日曜日の実施、特定健康診査の個別での実施、肺がん検診との同時実施はできないか、医師会に打診しましたが、今月中に返答をいただいた後、調整をしていきたいと考えています。
問いとして、航空機騒音測定状況について、岩倉東小学校で測定しているが、最大値が基準値に近くなってきているようだ。県営名古屋空港は、中部国際空港開港後、旅客機が減少していると思うが、影響としてどうして最大値が上昇している原因があるのか。答えとして、航空機騒音測定状況について、航空機の飛行数は減少していますが、測定器が航空機騒音以外の音も拾うこともあり、最大値に反映されていると考えております。平均値で判断させていただく中では平均値が若干微増していますが、基準値以内と理解しています。
次に、問い、乳幼児の健診について、未受診の子どもが出ないようにどのように努力しているのか。答え、4カ月、1歳6カ月、3歳児の健康診査を行っていますが、昨年度、全ての健康診査の未受診者が28人ありました。電話や訪問で状況確認を行い、
保健センターの相談日や教室に来ていただくことで、実際に会って母子の状況を確認しており、28人全て把握しております。未受診者は、医療機関で健診を受診しております。
問い、予防接種助成事業の総額は出ないのか。答え、助成事業の総額は1億949万799円で、そのうち子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの助成は、3種類を合計して2,182万4,726円になりました。
市が助成した時代背景は何であったのか。国で予防接種制度の見直しについて検討されている中、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防ワクチンについては国民の要望も高く、定期接種に位置づける方向で急いで検討すべきであるということから、定期接種化の前に国で子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金が設けられ、全国市町村でワクチン接種緊急促進事業が始まりました。当市の場合、平成23年1月から実施していますが、平成25年度から定期予防接種に位置づけられました。この3つのワクチンについては、平成24年度に出された予防接種の見直しについての第2次提言に定期接種化が望ましいとされている7つのワクチンが含まれています。
問い、7種のワクチンの種類は何か。答え、国で予防接種制度の見直しについて示されたもので、子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、おたふく風邪、成人用肺炎球菌、B型肝炎の7種であります。
次に、衛生費に入ります。
問い、不法投棄防犯カメラ設置の効果についてどのように見ているのか。答え、不法投棄は、人目につきにくい夜間、早朝に行われています。相手を特定するには、映像ということで抑止効果を目的に配備させていただいております。現在は分別収集の収集場所に不法投棄されていると申し出があった区に貸し出しています。平成24年度については川井町と大山寺町で、区役員と協力して、川井町では昨年11月から3カ月単位で3カ所を変えながら設置したところ、効果がありました。大山寺町でも1年間設置しましたが、不法投棄の未然防止に一定の効果があったと考えています。
次に、農林水産業費であります。
問いとして、農業振興地域整備計画策定業務委託料について、2年で策定すると聞いているが、整備計画の内容と現在の進捗状況はどうなっているのか。答え、平成25年7月3日に岩倉市農業振興地域整備促進協議会を開催し、計画案の承認をいただき、その後、尾張農林事務所、愛知県庁での審査を経て、愛知県から9月4日に事前回答が出され、縦覧を行っています。愛知県からは、おおむね問題ないとの回答を得ており、内容についてですが、平成18年度に見直した現計画と大きな変更はありません。農地を保全していく地域の設定や農業経営に関する開発について、農業振興に最小限の影響にとどめるよう関係部局と協議していくという内容を盛り込んだ計画を策定しました。農業振興の計画の中で、基本的に農業を守っていくものであります。
次に、款6商工費に入ります。
問いとして、商工振興費の負担金補助及び交付金について、助成金や補助金が多く使われていると商工が振興している状況だと思う。近年、融資実績や助成実績が減少傾向にあることから、市内の商工業者が疲弊していると思うが、市はどう見ているのか。また、まちなか空き店舗出店者支援事業補助金について、平成23年度から制度が始まったが、補助した事業者の自立状況はどうなっているのか。答えとして、融資の助成金等の実績は、リーマンショックによる不景気からセーフティネット制度ができたことにより、平成20年度から22年度まで利用が多かったのですが、その後は減少しております。金融機関からその時期に多く事業者が借り入れをしたため、利用は減少していると考えています。返済期間が終了すると、また利用が増加していくのではないかという話を聞いております。まちなか空き店舗出店者支援事業補助金の実績は、平成23年度は3件、平成24年度は岩倉駅東の空き店舗に美容室が出店しました。この制度は、新しく空き店舗を利用して事業を行うことを目的としており、補助を終了した2店舗について引き続き事業を継続されております。
問いとして、桜まつり臨時委託料について、最近は桜の開花時期が早まっているが、桜まつり時期は4月1日から10日まででよいのか。答え、桜の開花時期は早い年もあれば遅いときもあります。ただ、ポスターやリーフレットの作成、また近隣住民のこともあり、期間はこれまでどおり4月1日から10日までとしていきたいと考えています。
款7土木費であります。
問いとして、道路台帳デジタル化業務委託料について、167万円ほどを繰り越して平成25年度に完了するが、メリットと言えるものは何か。答え、道路法で道路台帳として整備するものが定められておりますが、画面上で道路の幅員、認定番号など基礎情報が一目でわかるメリットがあります。また、それに加えて、パソコン上で修繕履歴、道路施設の情報などを道路台帳に重ねて見ることも今後のデータ入力により可能となります。これまで紙ベースで情報収集していたものを、画面上で容易に確認できるようになります。
問いとして、橋梁点検調査事業委託料について、長寿命化修繕計画はどういった計画となっているのか。答え、平成24年度に点検を実施し、平成25年度は橋梁長寿命化修繕計画を策定するものであり、8月1日から来年1月末までの期間で、愛知県都市整備協会と委託契約をして、修繕計画を作成しております。点検の結果、修繕の必要度合いが出ておりますので、橋梁修繕の優先度を検討しながら修繕計画を策定しているところであります。
問いとして、住宅リフォーム促進事業補助金について、高齢者、障害者の住宅改善について、民生費には実績があり、また太陽光発電設備設置も実績がふえてきている。しかしながら、市内業者を利用しないということで、住宅リフォーム実績は上がっていない。その原因について、料金、事業者の対応に問題があると思うが、どのように捉えているのか。答え、住宅リフォーム促進事業助成金は、政策的な事業と一般的な事業で補助率に差を設けてすみ分けをしている。介護保険を活用した住宅改善については、身体の不自由な方が速やかに実施したいため、医療機関と連携された市外の業者になりがちであるようです。太陽光発電についても、設置された件数が伸びていることも把握していますが、市外の業者によるものが多い状況であり、市内業者の対応にも原因があると考えています。
款8消防費の問いに入ります。
問い、住宅用火災警報器について、平成24年度の設置率はどのぐらいか。答え、住宅用火災警報器の設置率については、現在87.4%、県内平均が81.4%であり、当市は高い設置率であると考えています。
問いとして、成果報告書に、火災による被害の多い高齢者宅や独居老人宅の設置状況調査も行い、未設置世帯への設置促進を進めましたとあるが、具体的に何をしたのか。民生委員の協力により設置状況の調査を実施いたしました。調査を行った523件中、未設置108件であり、設置促進に努めた結果、46件の新規設置に至ったものであります。
今後は、女性消防士や救急救命士も求められると思うが、当市の考え方はどうか。答え、女性消防士の採用は、傷病者が女性である場合、大きな効果があると考えています。しかしながら、当消防本部は少人数体制であるため、業務の専従化が難しく、施設改修の必要性もあることなどから、現状では困難であると考えています。時代の流れや近隣自治体で女性消防士が採用されている実態がありますので、研究はしていきたいと考えています。
次に、款9教育費であります。
学び合いの成果について、本年4月に実施された学力テストの結果はどのようであったのか。答え、学力テストにおける市全体の評価は県平均です。学び合いについては、昨年度、一昨年度と南小学校で研究を進めてきました。本年度、市の授業デザイン研究委員会を立ち上げ、各校から先生を集めて、学び合いの手法を他の学校へも広めているところであります。学び合いということは、子どもたち自身が学びをつくるということでもあり、成果があるということから、南小学校の研究であらわれています。
問いとして、メンタルフレンド事業について、平成24年度執行がなかったのはなぜか。引きこもりの子どもたちはどのような状況にあるのか。答え、平成23年度にメンタルフレンド事業を活用した生徒は平成23年度に卒業しました。引きこもりの状況を学校に確認しましたが、引きこもりの児童・生徒はいないということでした。また、メンタルフレンド事業の活用は、各家庭からの申し出に基づいていますということです。
問いとして、経済的理由により就学困難な児童について、当市における貧困児童は準要保護児童と要保護児童の合計ということでよいのか。答え、要保護児童とは生活保護受給者であり、準要保護児童とはそれに準ずる世帯であります。成果報告書では、就学援助の受給者数を掲載しており、要保護児童については、就学援助費を支払った生活保護受給者です。
問いとして、適応指導推進事業について、おおくすに参加していない不登校の子どもたちの状況はどうか。答えとして、不登校の子どもたちについては、学校に行けない状況や本人の考えもさまざまであるため、各学校で実態に応じながら相談を行っています。おおくすの参加者や学校内別教室の推進、各家庭への訪問など、実態に応じて対応しています。
問いとして、
まちづくり文化振興事業助成金について、平成24年度は実績がないが、助成金を受け取る団体に広がりはあるのか。答え、生涯学習センターで活動する生涯学習サークルに加えて、市民プラザで活動する団体など、助成対象となる団体はふえている状況であります。
まちづくり文化振興事業助成金の要綱では、恒常的な活動として行われている事業は対象外などといったような要件があり、昨年度は相談に訪れる団体はありましたが、助成には至っておりません。
問い、資料館をより入りやすい場所に移行する考え方はないか。答え、現在、図書館3階郷土資料室とくすのきの家2階に展示スペース等を設置していますが、市民が気軽に入れる場所ではないということは認識しています。現在、移転の考えはありませんが、市全体の設置計画の中で検討していきたいと考えています。
款10公債費、款11予備費については、質疑はありませんでした。
次に、歳入に入ります。
問いとして、地方特例交付金はどのような目的で交付されているのか。答え、国の制度による減税等により地方に減収が生じる場合、その一部を補填するために創設された交付金で、児童手当の制度拡充、自動車取得税の減税、住宅ローン減税等による地方負担増、税収減を補填されてきているものであります。
問い、地方財源の確保について国が保障するように、当市として各種団体の全面的協力することで国に対して声を上げていただきたいが、どのように考えるか。答え、もともと地方交付税はどこの自治体においても一定の必要なサービスを提供できる財源を保障するという見地から、合理的な基準によって再配分する地方固有の財源であります。地方税が伸びているということも一方ではあるので、理屈でいえば、市の税収がふえれば算定される地方交付税が減るということもあります。地方財源の確保については、市長会を通じて国に対して申し入れているところであり、言うべきことは言っていきたいと考えています。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第66号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第66号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第66号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第67号「平成24年度岩倉市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川です。
議案第67号「平成24年度岩倉市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、さきの議案に続いて審議を行っておりますので、報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
問いとして、高額医療費共同事業について、歳入は国・県の負担金及び共同事業交付金であり、歳出は共同事業医療費拠出金である。医療費が高額になった場合に備えての共済制度のようなものであると聞いているが、共同事業の現状はどうなっているのか。答えとして、高額医療費共同事業は、高額医療費が多かった場合、愛知県内全体で対応するという制度です。仮に当市において高額医療費の対象者である被保険者が大勢いた場合、本来であれば保険料がはね上がります。県内の保険者で分担することで、多くの高額医療費がかかったところでも平均的な形で支払いができる制度であります。
拠出金はどのように決定されるのか。答えとして、高額医療費に要する費用や被保険者に対して算出され、それは県内市町で共通です。高額医療費が多かった市町は多くの交付金をいただくことができ、逆に少ない市町については支払った金額よりも交付金が少ない可能性があります。あくまでも共同で負担しているということを目的としている制度です。平成24年度、当市の場合で申しますと、4億3,000万ほど拠出し、歳入は3億5,000万ほどであります。今年度は少なかったですが、平成23年度はほぼ同額の交付金であります。
ジェネリック医薬品の普及による効果を把握する必要があると思うが、普及による医療費の減少について推計は出しているのか。答えとして、平成23年度と平成24年度の調剤を比較すると0.92%下がっている。薬剤の保険費用が減っているため、効果はあると考えている。ジェネリック医薬品については、対応できる病気とそうでない病気があり、またジェネリック医薬品がある薬とない薬があるということも考慮する必要があると考えます。現在、ジェネリック医薬品に係る分のみ比較するための資料を集めることはできず、国保険連合会がそのようなシステムを開発すると聞いています。このため、ジェネリック医薬品だけに限った差額についてはお答えできません。
繰入金については、一般会計からの繰入金には法定繰入金とその他繰入金があり、その他繰入金を昨年と比較するとふえている。出産育児一時金は法定繰入金に入るのか。また、その他繰入金については、増額分は今後も継続するのか。答えとして、出産育児一時金繰入金は法定繰入金になり、全体的には1億1,600万円ほど繰り入れをしています。昨年度と比べて4,500万円ほど増加しており、繰り入れが今後も続くかどうかについては、引き続き繰り入れていきます。今後、この増額分は継続し、さらに平成25年度は繰り入れをふやしていきます。
その他の繰入金とはどういうものか。法定繰入金は法で繰り入れが定められているもので、その他繰入金とは、各市町の国保財政が厳しいため、一般会計から助成するという形で繰り入れするもので、平成24年度は4,500万円ほどふやし、平成25年度は3,500万ほどふやしており、繰り入れは毎年ふえることになると思います。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入り、採決の結果、議案第67号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第67号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第67号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第68号「平成24年度岩倉市
土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川です。
さきの議案に続き、議案第68号「平成24年度岩倉市
土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」、当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
質疑の主な内容は以下のとおりであります。
問いとして、下本町、下市場に取得した土地は、その後の対応はどうなっているのか。答えとして、現在、板柵をつくり、市有地として進入されないよう確保しました。今後の活用については、今のところ検討していくという段階です。
問いとして、道路に面しているところで、通行している人の目にもつく。城跡にも近いので、有効な活用をしていただきたいので、具体的な検討についてお願いしたい。答え、今のところ、具体的なものはございませんが、例えば、桜まつりでは五条川へのアクセスが近いというメリットがございますので、担当部局と協議をしながら活用方法を相談していきたいと考えています。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入り、採決の結果、議案第68号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論は省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第68号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第68号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第69号「平成24年度岩倉市学校給食費特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川 隆です。
議案第69号も、さきの議案に続いて審議しておりますので、報告させていただきます。
議案第69号「平成24年度岩倉市学校給食費特別会計歳入歳出決算認定について」であります。当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
問いとして、給食費の滞納世帯はどれぐらいあるのか。滞納世帯の生活実態はどういう状況にあるのか。答え、児童数は延べになりますが161名です。滞納している方への対応は、基本的に学校で対応してもらっているため、具体的な生活実態はつかんでおりません。
問いとして、地産地消で平成24年度ふえてきた内容があれば聞かせてほしい。答え、昨年度は気候等の原因により使用量が減りました。平成25年度からは愛知県産の統計もとるようにし、地産地消の状況の把握に努めていきたいと思っています。
問いとして、加工食品に外国産の原材料が入ってきているがどうか。農薬等、食材の安全な対応は具体的にどのようになっているのか。答え、一般的な物資については、入札の際に生産地を明記するようお願いしております。加工品については、分析表を出してもらい、輸入品が原材料に含まれている場合は、農薬、細菌検査等の証明書を添付してもらうようにお願いしています。外国産を全て排除することはできないが、できるだけ国内産を選定するよう、物資選定委員会でお願いしています。また、食材等の細菌検査を年一、二回実施しております。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第69号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第69号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第69号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第70号「平成24年度岩倉市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川 隆です。
さきの議案に続きまして、議案第70号「平成24年度岩倉市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」審議を行っておりますので、報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
雨水貯留施設等設置補助金について、浄化槽を活用した助成金交付はあったのか。雨水貯留における浄化槽利用の実績はありませんでした。
問いとして、浄化槽の利用がないのは、何がネックになるのか。改善すべきものは改善すべきと思うが、どう考えているのか。答えとして、浄化槽利用は、下水道への切りかえの時期のタイミングに行えるものと思います。指定工事店等を通して、浄化槽利用の促進のPRをさせていただいております。実態として、浄化槽として使用したものに雨水をためることが、衛生的な面からイメージがよくないようです。指定工事店を通じて、しっかりきれいにして使用していただくことを説明していただきながらPRをお願いしております。
問いとして、水質調査委託料について、五条川左岸浄化センターの公害防止委員会で、岩倉市の工場等の接続状況は、説明の中で、総水銀が検出されている報告があり、歯科医院から総水銀が検出されているようだが、検出の状況はどうなっているのか。答え、水質調査は、左岸、右岸ともに行っており、平成24年度が年間9回、延べ59カ所水質調査を行っており、総水銀については、左岸歯科医院から延べ4件検出されており、水銀は基準値が厳しいため、全国的に問題になっている部分があります。歯科の虫歯治療に以前はアマルガム合金を使用していた関係で水銀が含まれており、研磨すると排出される状況で、排水路の掃除をしても除去し切れずに、排水管に付着して徐々に流れるようです。清掃したからすぐにきれいになるわけではないため、対策に苦慮しています。現在はアマルガム合金の使用例もなく、水銀量も減少しております。現状では研磨くずも出にくくなっていますが、厳しい基準を超えるケースが出てきている状況であります。
次に問い、大雨の影響により、市民から風呂に汚水が噴き出したという事例を聞いているが、雨水が下水管に流入した可能性はないのか。答えとして、可能性は全くないかと問われますと、可能性はあります。雨水についていえば、岩倉市の下水道は分流式で行っておりますので、下水道に流入しないと思いますが、管の接続不良などで大雨が降ったときに流入したものが下水管に流れた可能性があります。
五条川浄化センターの第三者委員会、公害防止委員会と決定的な違いはどのようになっているのか。答えとして、右岸の第三者委員会の構成員は、県、市、大学の先生及び周辺住民として、野寄町の人に参加していただいております。公害防止委員会の委員になると、周辺住民が広範囲になり、北島、川井、一宮市、北名古屋市で構成して運営していくことになります。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入り、採決の結果、議案第70号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第70号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第70号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第71号「平成24年度岩倉市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川です。
さきの議案に続きまして、議案第71号「平成24年度岩倉市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」審議を行っておりますので、報告いたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
問いとして、国庫支出金の調整交付金について、以前に比べて額が増額しているが、平成24年度は調整交付金は何%だったのか。答え、調整交付金は、市町村間の保険料格差是正制度です。後期高齢者加入の割合、すなわち要介護リスクの高い75歳以上の被保険者が第1号被保険者に占める割合と、所得段階別の第1号被保険者の分布状況を比較して全国平均と比較し、交付割合が国のほうから決定されます。岩倉市の割合は、24年度は0.81で、22年度は0.5、23年度は0.78です。後期高齢者加入割合と所得段階加入割合に占める低所得者段階の割合は年々高くなっております。なお、24年度における近隣市町の割合は、小牧市、北名古屋市はゼロ%、犬山市は0.99%、江南市は1.59%、一宮市は2.68%でありました。
問いとして、地域包括支援センター運営事業委託料について、要支援者への対応と高齢者への相談への対応、高齢者の実態把握調査の業務が行われている中、負担が多くなると予想している。高齢者の見守り事業の一環として、実態把握調査は現在どのあたりまで行われているのか。対象はどのくらいまでとしているのか。答えとして、地域包括支援センターの高齢者実態把握は、平成24年度270件で、内訳は、ひとり暮らし高齢者実態把握が215件、ひとり暮らし高齢者未認定者世帯実態把握調査が53件、その他2件です。ひとり暮らしの高齢者実態把握は、ひとり暮らしの認定者でサービス利用等をしていない人を訪問しました。ひとり暮らし高齢者未認定者世帯実態把握調査では、4月に発送した基本チェックリストの項目の中から、閉じこもり、鬱、認知症のおそれのある人で、ひとり暮らしで介護サービス未利用者などを絞り込んで訪問しました。
次に問いとして、ひとり暮らし高齢者の調査に当たり、2人の高齢者世帯で1人が入院して、一時的なひとり暮らし世帯になるが、入院した高齢者の家族に社会資源を紹介するケースワーカーがいる病院は、地域包括支援センターを紹介する例があるようだが、市民が近隣の病院に入院したときに包括支援センターを紹介するのも一つの方法であるが、実態はどうか。答え、昨年度、地域包括支援センターのパンフレットを作成し、関係機関に配付し、PRをしています。
問いとして、包括支援センターの訪問員が食事の聞き取りをする際、コンビニエンスストアでもどの店を使用するのかと聞き取りを行い、見守り事業として、店に出向いて依頼していることを聞いたことがある。民間の弁当の利用者について、訪問調査時における実態調査の必要もあると思うがどうか。答えとして、実態調査は、食事についても聞き取りをしていると思いますが、今後は利用状況なども含めて把握できるように研究したいと思います。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入り、採決の結果、議案第71号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第71号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第71号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第72号「平成24年度岩倉市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川 隆です。
さきの議案に続きまして、議案第72号「平成24年度岩倉市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
問いとして、後期高齢者医療費の滞納が若干あると思うが、本市の平成24年度における短期保険証、資格証明書、差し押さえ件数はどのようになっているのか。答え、短期保険証の人は、納付面談機会をふやすために、1名対象としています。納付機会をふやすということで、ほぼ完納となりました。平成24年度末ではゼロとなりました。資格証明書の人についても、家庭環境や経済状況を考慮して慎重に対応すべきものとして考えていますので、現在、一件もありません。差し押さえ件数についても一件もありません。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入り、採決の結果、議案第72号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第72号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第72号は原案のとおり認定することに決しました。
続いて、議案第73号「平成24年度岩倉市上水道事業会計決算認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長、1番宮川 隆議員。
○決算特別委員長(宮川 隆君) 1番宮川です。
さきの議案に続きまして、議案第73号「平成24年度岩倉市上水道事業会計決算認定について」審査いたしましたので、御報告させていただきます。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
問い、平成24年度に管路耐震化計画が策定されたが、計画の内容はどのように捉えたらよいのか。管路の耐震化に対する財源確保について、計画ではどのようになっているのか。答え、本市は、東海地震等によって甚大な被害が発生することが想定されています。そこで、本水道事業も東海地震等の発生における被害想定を行い、そのための対策を計画しました。平成24年度に策定しました管路耐震化計画であります。財源確保については、アセットマネジメントの検証を行い、現行の料金体系を維持しながら事業を進める計画であります。
問いとして、基幹管路の耐震化を進める上で、実施計画と具体的な目標値を聞きたい。答え、当計画期間は、平成55年度までの30年間であります。当市の24年度における耐震化率は11.5%ですので、まずは平成30年度までには41%となり、愛知県平均値に近づける計画であり、事業費においては、年間約1億2,000万円を上限として見込んでおり、現料金を値上げしない予定であります。
問い、平成24年度、給水停止の執行状況についてはどうなっているのか。答え、24年度は給水停止の通知件数は460件、うち執行通知を行ったのは262件です。24年度末時点では、53件が給水停止中です。給水停止予定者は、約半数が重複したものとなっております。給水停止通知や給水停止を行うと一度は料金を納付されますが、その後、また滞納されます。未収金が出ないように、早期対応を進めることが重要であると考えています。
問い、特別損失は不納欠損と思うが、平成24年度は58万248円だが、件数的にはどれぐらいになるのか。答え、不納欠損の状況は、件数で98件、期数で280期分の税込みで61万円です。主要な理由の内容は、居所不明が70%、死亡・破産が15%、支払い困難が15%です。
問い、転居先不明70%についてはどのような調査をしたのか。答え、不納欠損は永遠の課題であり、減らすことは責務であります。居所不明は、無断で出ていくケースで、追跡調査をしますが、大家や管理会社に聞いても個人情報保護の観点から回答していただけないため把握できず苦慮しており、近隣市町へ転居した人については、調査して、わかった人は直接伺って徴収をしています。居所不明で転出した人がいまだ多く、これからもよい方法を見つけて減らしていきたいと考えています。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入り、採決の結果、議案第73号は全員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第73号を採決します。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第73号は原案のとおり認定することに決しました。
暫時休憩します。
午前11時40分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前11時40分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、議案第74号「財産の交換について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務・
産業建設常任委員長、8番黒川 武議員。
○総務・
産業建設常任委員長(黒川 武君) 8番黒川 武です。
さきの議案に続きまして、議案第74号「財産の交換について」報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
質疑の内容につきましては、問いとして、拡幅道路の幅員は、オンテックの会社の駐車場、荷物の搬出・搬入を考慮して問題のないものか。答えとして、オンテックは、主に東側の栗本工業に部品を納品する業務を行っていまして、車両の流れといたしましては、東側の南北の市道に入り口が設けられ、栗本工業にオンテックが搬出・搬入するので、南側の道路が開発により著しく交通量がふえることはないと聞いています。
問いとして、駐車場の確保はできているのか。答えとして、オンテックの従業員は十数人程度で、開発の計画では、駐車場設置台数がその数を大きく上回っていますので、問題はないと思われます。
問いとして、敷地内に駐車場は十数人程度の人たちの確保はされているが、資材の搬入での待機場所にはならないと確認はとれているのか。答えとして、そのように確認しています。
問いとして、オンテックに対する資材の搬入をするためのトラックが路上等にとまるということは考えられないか。答えとして、オンテックが進出しても、待機車両を近辺の道路にとめることはないと確認しております。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第74号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第74号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第74号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第75号「岩倉市道路線の認定について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務・
産業建設常任委員長、8番黒川 武議員。
○総務・
産業建設常任委員長(黒川 武君) 8番黒川 武です。
さきの議案に続きまして、議案第75号「岩倉市道路線の認定について」報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑、討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第75号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第75号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第75号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、議案第76号「岩倉市道路線の廃止について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
総務・
産業建設常任委員長、8番黒川 武議員。
○総務・
産業建設常任委員長(黒川 武君) 8番黒川 武です。
さきの議案に続きまして、議案第76号「岩倉市道路線の廃止について」報告をいたします。
当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。質疑、討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第76号は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第76号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第76号は原案のとおり可決することに決しました。
お諮りします。
ここで暫時休憩したいと思いますけど、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
休憩します。
午前11時45分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後1時10分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
――
―――――――――――――――――――
◎日程第2 請願第2号から請願第6号までの
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
伊藤隆信君) 日程第2、これより請願の審議を行います。
請願第2号「国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」を議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・
文教常任委員長、12番
相原俊一議員。
○厚生・
文教常任委員長(相原俊一君) 12番相原です。
さきの議案に引き続き、当委員会に付託された請願第2号「国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」について審議いたしましたので、報告いたします。
請願趣旨の説明を省略し、質疑に入りました。質疑はなく、討論に入りました。討論もなく、採決に入りました。採決の結果、請願第2号は全員賛成により採択すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより請願第2号を採決します。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、請願第2号は採択することに決しました。
続いて、請願第3号「愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」を議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・
文教常任委員長、12番
相原俊一議員。
○厚生・
文教常任委員長(相原俊一君) 12番相原です。
さきの請願に引き続きまして、当委員会に付託された請願第3号「愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める請願書」について審議いたしましたので、報告いたします。
請願趣旨の説明を省略し、質疑に入りました。質疑はなく、討論に入りました。討論もなく、採決に入りました。採決の結果、請願第3号は全員賛成により採択すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより請願第3号を採決します。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、請願第3号は採択することに決しました。
続いて、請願第4号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書」を議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・
文教常任委員長、12番
相原俊一議員。
○厚生・
文教常任委員長(相原俊一君) 12番相原です。
さきの請願に引き続き、当委員会に付託された請願第4号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書」について審議いたしましたので、報告いたします。
請願趣旨の説明を省略し、質疑に入りました。
当局に対する質疑として、政権交代が続き、教育の問題ではいろいろ動きがあると思う。定数改善計画ではどのような取り扱いになってきているのか。義務教育費の国庫負担制度についても、国の動きはどうなっているのか。答えとして、定数改善計画について、愛知県の単独措置として、小学校1年生と2年生、中学校1年生が35人学級の制度として適用されておりましたが、国の制度として、小学校1年生が35人学級になりました。今後、民主党政権時代からの定数改善計画を進める動きは聞いておりません。また、義務教育費についても変更になるといった情報はありませんとのことでありました。
質疑を終結し、討論に入りました。討論はなく、採決に入りました。採決の結果、請願第4号は全員賛成により採択すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより請願第4号を採決します。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
本案は、委員長の報告とおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、請願第4号は採択することに決しました。
続いて、請願第5号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書」を議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。
総務・
産業建設常任委員長、8番黒川 武議員。
○総務・
産業建設常任委員長(黒川 武君) 8番黒川 武です。
請願第5号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書」について、報告をいたします。
まず冒頭に、請願人から意見陳述の申し出があり、これを認めました。
請願人である尾北民主商工会会長の千田憲三さんより意見陳述が行われました。
その要旨を申し上げますと、消費税は、金持ちも低所得者も同じ税率で公平に見えますが、年収に占める消費税の負担は所得の低い人ほど重く、所得の多い人には軽いという不公平の税金です。消費税法では、消費税の納税義務者は事業者とされていますが、価格への転嫁を法律では保障していません。力の弱い事業者ほど消費税の転嫁ができず、身銭を切って消費税を納めざるを得ず、税率の引き上げは事業者の死活問題となり、雇用の7割を担う中小零細業者は廃業・倒産に追い込まれます。一方、輸出企業には多額の消費税が輸出戻し税として還付され、消費税最大の不公平と指摘されています。
消費税は、これまで社会保障の拡充と財政再建のため必要とされてきました。消費税は、導入されてから25年たちますが、社会保障制度は改悪の連続で、消費税増税は社会保障のためでないことは明らかです。
景気回復のためには、国内総生産の6割を占める個人消費をふやし、家計消費と内需を活性化することが必要です。賃上げを行って内需を拡大すれば、国民の不安も大企業の抱える問題もともに解消されるものではないかと思います。
消費税を増税すると、1997年の消費税増税によって引き起こされた大不況を再現することになると懸念する声が広がっています。
附則18条では、消費税率の引き上げは、経済状況を好転させることを条件として、各種経済指標を確認した上で経済状況等を総合的に勘案して、消費税率の引き上げの停止も含めて判断するとあります。しかし、安倍首相の景気判断基準には、少なくとも賃上げを伴った内需拡大や地域経済の担い手の中小零細企業を元気にするという経済指標は見当たりません。世論調査では、中止と先送りすべきとの意見を合わせると過半数となります。先送りも視野に置いて、本請願を審査していただきたいとの意見陳述でございました。
請願人の意見陳述を終え、紹介議員の補足説明を省略し、直ちに質疑に入りました。
まず請願人に対する質疑として、問いとして、税収が伸び悩む中、高齢化により社会保障費は増加している。今後も増加する社会保障費を抑制するのか、またはそれを担保するだけの税を確保するのかということについて、請願人はどのようにお考えか。答えとして、税金の使い方と取り方の問題に尽きると考えます。消費税増税分は社会保障費に充てると言われていますが、消費税導入以後、実際は充てられていなかったという現実があります。また、国の借金が増加したことは、社会保障費の増加だけでなく、公共工事にも原因があると考えます。このようなことから、税金の使い方にやや問題があるのではないかと考えます。国民の所得は減りつつも、大企業や富裕層に対する税制は優遇されています。応能負担の原則に基づいた税制度を確立することによって、社会保障の財源も確保できると考えます。
続いて、当局に対する質疑として、問いとして、安倍政権による消費税増税が報道されている中、増税は市の財政にもかなりの影響があると思うが、影響についてどのように考えているか。答えとして、歳出について、現在、平成26年度からの実施計画を査定していますが、消費税率については8%を見込んでいます。今後の予算編成では、燃料費、人件費等が増加することが考えられるため、歳出がさらに増加することを懸念しています。歳入については、消費税8%のうち地方消費税は1.7%であり、市の歳入である地方消費税交付金についてはふえることになります。しかしながら、過去に消費税率が上がった際には消費が落ち込んだこともあり、すぐに1.7%を見込むのは厳しいと試算しています。消費税の一部は、地方交付税の財源でもあります。消費税の地方交付税率も変更となりますが、来年度以降も同じくらいの交付税額は確保できるのではと考えます。実際8%になった場合、歳出に占める影響は重い負担であると考えます。
問いとして、市民にはどのような影響があると考えるか。答えとして、水道料金、給食費等については検討の必要があると考えます。また、維持管理費を勘案して設定している施設の使用料や手数料についても、検討する必要があると考えます。
歳出については、現在、正確な影響額を報告できる段階ではありません。人件費にも影響があるかもしれませんが、まだ不透明で見込みが立たない状況です。歳入については、公共料金をどうするかということが大きな問題です。これらを据え置いた場合、市民に対する負担がなくなる反面、事業そのものに影響が出てくる可能性があります。双方を考え、今後検討する必要があると考えます。
問いとして、給食費を値上げすることについてどのように考えるか。答えとして、決算特別委員会でも説明しましたが、学校給食費特別会計は厳しい状況です。増税で材料費等が上がり、給食が運営できないということであれば、検討の必要があると考えます。
以上で質疑を終結し、討論に入りました。反対討論、賛成討論がありましたが、ここでは省略させていただきます。
討論を終結し、採決に入りました。採決の結果、請願第5号は賛成少数により不採択にすべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
これより質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(
伊藤隆信君) これをもって質疑を終結します。
次に討論を許します。
4番関戸八郎議員。
○4番(関戸八郎君) 4番関戸でございます。
請願第5号「国に対し「消費税増税中止を求める意見書」提出を求める請願書」に対する反対討論を行います。
我が国は、少子化によって人口減少の局面を迎えております。今後、急速に現役世代が減っていくことは確実な状況であると思っております。
また、高齢化が進行し、年金、医療などの社会保障費は増加していくことから、持続可能な仕組みのあり方として、税と社会保障の一体改革について議論が進められております。
消費税の増税は、ふえ続ける社会保障費の安定した財源を確保するための税制の抜本的改革の一環として、与野党の合意により決定され、平成24年8月22日に社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律(24年法律第68号)により公布されたものであります。
消費税を引き上げる時期としては、平成26年4月に5%から8%、平成28年4月には8%から10%という大まかなスケジュールが示されていることは御存じのとおりであります。
この引き上げを行う時期について、さまざまな経済指標等を勘案して決定されることとされています。この時期を判断すべく、8月31日まで集中点検会合が開催され、有識者、専門家の意見の徴取が行われてきたところであります。
現在は、こうした議論を踏まえて、消費税の増税を実施する方向で、その影響を抑えるべく経済対策の検討を行うよう総理から閣僚に指示が出されたところでもあり、今、地方議会が消費税増税中止について意見を述べるべきではないと考えます。
こうしたことから、この請願について反対するものであります。以上であります。
○議長(
伊藤隆信君) 9番
横江英樹議員。
○9番(横江英樹君) 9番横江です。
請願第5号、消費税増税中止を求める意見書の提出を求める請願について、賛成の討論を行います。
安倍政権の経済政策により、食料品やガソリンなどの値上がりで私たちの暮らしは苦しくなる一方で、多くの国民は景気回復を実感しておらず、雇用情勢や個人消費も厳しい状況にあります。経済の疲弊も甚だしく、失業率は目に見える改善もなく、中小企業の倒産・廃業にも歯どめがかかっていません。
参院選挙後の世論調査でも、「消費税増税に反対」がふえており、消費税が増税されれば店を閉めるしかない。これ以上、どこを切り詰めて暮らせというのかという切実な声が高まっています。
消費税は、そもそも低所得者ほど負担が重い税金です。この不況下で税率を引き上げれば、国民の消費はさらに落ち込み、地域経済は大打撃を受けます。価格に消費税分を転嫁できない中小業者の経営は圧迫され、倒産や廃業がふえることは必至です。そして、そこで働く人々の賃金抑制と雇用不安につながり、岩倉市の財政にも深刻な打撃を与えます。
財政再建という点でも、1997年に消費税を増税したときの経験から、国全体の税収が減少することは明らかです。政府試算でも、消費税増税により本格的なデフレ脱却には時間がかかるという結果が出ています。
住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与えます。特に水道料金、給食費にも大きな影響を与えます。現在でも給食費の財政運営は食料品の値上げなどにより厳しく、消費税の値上げは給食費値上げに直結するのではないでしょうか。
以上の点から、消費税増税を中止することを強く求める立場により、この請願に賛成といたします。
○議長(
伊藤隆信君) これをもって討論を終結します。
これより請願第5号を採決します。
本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
本請願を採択することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手少数であります。
よって、請願第5号は不採択することに決しました。
続いて、請願第6号「岩倉のすべての子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境を求める請願書」を議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。
厚生・
文教常任委員長、12番
相原俊一議員。
○厚生・
文教常任委員長(相原俊一君) 12番相原です。
さきの請願に引き続き、当委員会に付託された請願第6号「岩倉のすべての子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境を求める請願書」について審議させていただきましたので、報告をいたします。
まず請願人からの意見陳述の申し立てがあり、これを認めております。
岩倉市立保育園父母の会連絡会代表の西本さんより、請願理由と請願項目についての陳述が行われました。内容は、インフルエンザ、おたふく、水ぼうそうは、非常に身近な感染症であり、これらの予防接種を希望する保護者が多くいます。
子どもがインフルエンザを発症すると、脳症やてんかん、発達障害等の後遺症が残るケースがあり、予防接種が勧められています。しかしながら、接種1回の成人と違い、子どもは自己負担で毎年2回接種しなければならず、この不況下では金銭的負担が重く、接種を控える保護者もいます。集団生活をする幼稚園、保育園、小・中学校では毎年のようにインフルエンザが流行し、学級・学校閉鎖も後を絶たない状況です。
おたふくは重篤な合併症を引き起こす可能性があり、合併症から無菌性髄膜炎、ムンプス難聴発症リスクを伴い、それらの完治は、現在の医学では難しいとされています。また、免疫のないまま成人し、感染すると精巣炎や卵巣炎を引き起こし、不妊症になることがあります。
水ぼうそうの伝染性は、麻疹に次いで強いと考えられており、厚生労働省の報告では、年間100万人はいるとされています。一般的には軽症であるものの、年間4,000人程度は入院し、20人程度が死亡していると推測されています。乳児や免疫抑制状態にあると重症化しやすく、命を脅かすおそれも懸念されます。
今回の請願について、議員とお話しさせていただいたところ、大変親身に御対応くださり、たくさんの助言や御教示をいただき、保護者一同、心より感謝いたしております。6,953名の願いを実現していただけますよう、岩倉の子どもたちの心身ともに健やかな成長を望み、接種の助成を請願いたしますとのことでありました。
請願人の意見陳述を終え、紹介議員の補足説明を省略し、請願人に対する質疑に入りました。
問いとして、請願の署名期間はどれくらいだったのか。答えとして、7月、8月の2カ月です。
問いとして、どのような方が署名されているのか。答えとして、例年は街頭での署名活動を行っていましたが、今年度はそれを行わず、主に各保育園の父母の方が署名者であると認識しています。また、幼稚園の保護者、学童保育連絡会、岩倉市母親大会、支部会の先生方にも依頼しました。
当局に対する質問として、インフルエンザ、おたふく、水ぼうそうは、それぞれ2回接種する必要があるのか。答えとして、インフルエンザは13歳未満2回、おたふく、水ぼうそうは1回、医療機関によっては2回行われているところもあります。
問いとして、当市の接種費用はそれぞれ幾らか。答えとして、インフルエンザは5,000円前後、水ぼうそうは8,000円前後、おたふくは7,000円前後です。
問いとして、請願項目にある予防接種は任意接種であるため、現在国の補助はないが、参議院で定期接種にするよう通達が出ているようだが、詳細内容はどのようか。答えとして、平成25年3月19日に参議院の厚生労働委員会で附帯決議がされております。内容は、水痘、おたふく風邪、成人肺炎球菌及びB型肝炎の4ワクチンについて、定期的なワクチン供給体制や継続的な接種に要する財源を確保した上で、平成25年度末までに定期接種化の結論を得るように努めること。また、参議院でも、平成25年3月28日の厚生労働委員会で同様な決議がされております。
請願人に対する質疑に入りました。
問いとして、市独自で助成することを要望する請願趣旨であるということでよいか。答えとして、そのとおりです。
また、当局に対する質疑として、任意接種を市独自で実施することは、財政や補償の関係もあり困難であると思うが、定期接種になった場合、現状はどのように変わるのか。答えとして、国が定期接種すれば実施主体が市町村になり、集団予防、重篤な疾病予防に重点が置かれた予防接種となり、本人にも努力義務、そして市としては積極的に勧奨していくことになります。
問いとして、当市が現在独自で実施している任意予防接種の助成種類は。答えとして、風疹、高齢者の肺炎球菌です。
問いとして、高齢者のインフルエンザも助成対象ではないか。答えとして、定期の予防接種です。
問いとして、請願項目にある予防接種の助成については、全国での実施状況はどのようか。答えとして、水ぼうそう、おたふく風邪は、県内では名古屋市、小牧市、東栄町、飛島村、豊根村の5市町村、インフルエンザは北名古屋市、飛島村、豊根村の3市町村です。
問いとして、予防接種について、各市の助成額はそれぞれ幾らか。答えとして、水ぼうそうの助成額は、名古屋市で3,949円、自己負担3,800円、小牧市の助成額は7,500円、自己負担はなし。飛島村の助成額は2,000円、自己負担は医療機関によります。東栄町と豊根村は全額助成です。おたふく風邪の助成額は、名古屋市3,006円、自己負担3,000円、小牧市の助成額は6,000円、自己負担はありません。飛島村の助成額は2,000円、自己負担は医療機関によります。東栄町と豊根村は全額助成です。インフルエンザの助成額は、飛島村1,000円です。その他は把握していません。
問いとして、インフルエンザは2回の接種であるが、飛島村は2回とも助成しているのか。答えとして、13歳未満は2回、13歳以上は1回までです。
問いとして、感染予防のために予防接種は行うが、定期予防接種も任意予防接種も感染症を防ぐという医学的観点から見ると同じではないのか。答えとして、定期接種は、国の部会で安全性が確認され、かつ感染症や流行の状況も考慮した上で位置づけられていると認識しています。そのため、定期接種が任意接種と同じ位置づけであるとは思っていません。
問いとして、定期接種になった場合の国の負担について、以前は明確な項目があったが、現在は一般財源化し、地方交付税に含まれる。財政状況について説明を求める。答えとして、平成24年度までの定期予防接種は、交付税が20%、80%が実費徴収という財源措置でした。また、平成24年度の子宮頸がん等の3ワクチンについては、交付税が45%、国の基金が45%、1割が実費徴収でした。平成25年度からの定期予防接種については、交付税が90%、1割が実費徴収という状況です。
平成25年度からの定期接種については、交付税で措置するということに変わりましたが、交付税ですので、全額いただけるわけではないという状況です。
問いとして、定期予防接種分として、国から交付されるわけではなくて、総合的な算定の中での交付税として交付されるということか。財源確保における国の動向はどうなのか。答えとして、平成24年度の当市における予防接種事業は1億4,000万ほどです。交付税算定項目の感染症予防に含まれており、積算すると基準財政需要額として約4,000万の財源措置がされているという状況です。
問いとして、予防接種は病気の重篤化を防ぐことで医療費の軽減にもつながると思う。インフルエンザ、おたふく、水ぼうそう予防接種の年度に係る費用と、これらの病気にかかった人たちの医療費、予防接種助成を実施した場合の費用負担、これらのことについて算出することは可能か。答えとして、特定の病気に係る医療費に関する統計数値はございません。予防接種は広域的な対応が必要であり、自治体単独で実施しても効果がないと考えます。そのため、予防接種は国の制度として実施すべきものと考え、国に要望していきたいと考えています。
問いとして、予防接種後、健康被害救済制度について、定期接種と任意接種の救済について、制度上の違いはあるのか。答えとして、予防接種法に基づく定期予防接種については健康被害救済制度があります。予防接種法に基づかない任意予防接種はこの制度の対象ではなく、健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法によって医薬品副作用被害救済制度の対象となります。
問いとして、おたふく風邪、水ぼうそうは1歳児に1回接種し、その後、追加接種の必要があるということか。答えとして、現在、接種は1回ですが、定期接種に向けて審議がされている中で、接種は1回か2回ということが議論されています。1回よりは2回接種したほうが、十分な抗体が得られるとされています。
問いとして、一生のうちに2回接種すればよいということか。答えとして、そのとおりです。しかし、接種時の体調により抗体がつかなかった場合は、検査をもとに再度接種するか、医師の指導のもとに接種するということになると考えます。
問いとして、インフルエンザは毎年接種する必要があるのか。答えとして、13歳未満は2回の接種が必要です。型が毎年変わるため、毎年接種することが必要です。
請願人に対する質疑として、平成25年度末に国の結論が出る。例えば来年度からの定期接種となった場合、当市でも実施することになるが、このような状況も、この請願の成果として考えてよいのか。答えとして、父母の会連絡会としては、早期に実現していただきたいという気持ちはありますが、最終的には、請願項目3つのうち幾つかでも配慮していただけるという結果が出るのであれば、市当局と議員に動向は委ねたいという考えでおります。
以後、委員間討議を行い、それぞれ議論させていただきました。そして、委員間討議を終えて、委員から、請願項目にある予防接種については、定期接種化に向けて国で検討されており、平成25年度末に結論が出る予定である。予防接種は子どもの命にかかわることでもあり、子育て支援政策という視点から、本請願の願意を採択することは議会の意思決定として間違っていないと考える。
しかしながら、今議会で本請願を採択したとしても、医学界等の専門的な判断や当市の財政状況、政策的な判断も考慮する必要があり、現時点では不透明な部分が多分にある。国の動向を見守りつつ継続審議するという方法も考えられるが、本請願の趣旨には賛同できるため、民意をより積極的に取り入れて、趣旨採択としてはどうかとの意見が出されました。
それぞれの委員にお諮りしたところ、趣旨採択に対する反対はなく、採決に入りました。採決の結果、請願第6号は全員賛成により趣旨採択にすべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 異議なしと認めます。
これより請願第6号を採決します。
本請願に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、請願第6号は趣旨採択することに決しました。
お諮りします。
議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩します。
午後1時46分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後2時08分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に議会運営委員会が開かれておりますので、報告を求めます。
議会運営委員長、5番須藤智子議員。
○議会運営委員長(須藤智子君) 5番須藤智子です。
休憩中に議会運営委員会を開催し、追加議案1件と
議員提出議案4件の取り扱いにつきまして審議いたしました。
審議の結果、議案第77号及び
議員提出議案第4から第7号までを本日の日程に追加し、審議することに決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
ただいま議会運営委員長の報告のとおり、議案1件と
議員提出議案4件を本日の日程に追加し、審議することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
よって、本日の日程に追加し、審議することに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎追加日程 議案第77号の上程、提案説明(議案精読)、質疑、
委員会付託、
委員長報告、採決
○議長(
伊藤隆信君) 日程第3、議案第77号「工事の施行に関して生じた損害の賠償に係る和解について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
教育部長。
○教育部長(大野克弘君) それでは御説明いたします。
議案第77号「工事の施行に関して生じた損害の賠償に係る和解について」御説明を申し上げます。
工事の施行に関して、平成25年8月1日に生じた損害の賠償に係る和解をすることにつきまして、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
内容といたしましては、場所につきましては、岩倉市の図書館でございます。
概要といたしましては、図書館屋上防水改修工事の施行期間中でございますが、屋上南側の既設の防水シートを切断した後、シーリングで雨水対策の養生をいたしましたが、養生が甘く、夜間の大雨によりまして3階の郷土資料室への漏水が発生し、所蔵図書であります岩倉市史627セットがぬれて利用不能となったものでございます。
相手方の住所、氏名につきましては、津島市宇治町字小切63番地、株式会社寺島塗装店、代表取締役、寺島淳一氏でございます。
和解による受取額といたしまして、1セット5,000円でございますので、627セット分として313万5,000円を受け取るものでございます。以上であります。
○議長(
伊藤隆信君) 説明が終わりました。
お諮りします。
議案精読の間、暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩します。
午後2時12分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後2時26分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより議案第77号「工事の施行に関して生じた損害の賠償に係る和解について」の質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) これをもって議案第77号の質疑を終結します。
お諮りします。
議会運営委員会を開催する間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩します。
午後2時26分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後2時37分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に議会運営委員会が開かれておりますので、報告を求めます。
議会運営委員長、5番須藤智子議員。
○議会運営委員長(須藤智子君) 5番須藤智子でございます。
休憩中に議会運営委員会を開催いたしまして、議案の
委員会付託について審議いたしました。
審議の結果、ただいまお手元に配付いたしました議案付託表のとおり付託することに決しております。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
お諮りします。
ただいま議会運営委員長の報告のとおり、議案を所管の委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
よって、お手元に配付しました議案付託表のとおり付託することに決しました。
お諮りします。
委員会を開催する間、休憩をしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 異議なしと認めます。
よって、休憩します。
午後2時38分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午後2時47分 再開
○議長(
伊藤隆信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第77号の議案審議を行います。
議案第77号「工事の施行に関して生じた損害の賠償に係る和解について」を議題とします。
本案について、委員長の報告を求めます。
厚生・
文教常任委員長、12番
相原俊一議員。
○厚生・
文教常任委員長(相原俊一君) 12番相原俊一です。
厚生・
文教常任委員会は、先ほど14時40分第3委員会室にて、
委員全員出席のもと審議させていただきました。
当委員会に付託された議案第77号「工事の施行に関して生じた損害の賠償に係る和解について」を審査いたしました。
当局の説明は省略し、質疑に入りました。質疑はなく、討論もなく、採決に入り、全員賛成のもとに、議案第77号「工事の施行に関して生じた損害の賠償に係る和解について」は、全員賛成で可決されました。
以上、報告を終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 報告が終わりました。
本案については討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより議案第77号を採決します。
本案について、原案のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、議案第77号は原案のとおり可決することに決しました。
――
―――――――――――――――――――
◎追加日程
議員提出議案第4号から
議員提出議案第7号までの上程、提案説明、採決
○議長(
伊藤隆信君) 日程第4、これより
議員提出議案第4号から第7号までの審議を行います。
議員提出議案第4号「地方税財源の充実確保を求める意見書」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
13番加納のり子議員、登壇してください。
〔13番加納のり子君 登壇〕
○13番(加納のり子君) 13番加納のり子でございます。
議員提出議案第4号「地方税財源の充実確保を求める意見書」。
上記の議案を別紙のとおり、
地方自治法第112条及び岩倉市議会会議規則第13条の規定により提出いたします。
平成25年9月30日。岩倉市議会議長、
伊藤隆信殿。
賛成者は、須藤智子議員、
横江英樹議員、
塚本秋雄議員、関戸八郎議員でございます。
提出者、加納のり子より提出させていただきます。
意見書につきましては、拝読をもって提出をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
地方税財源の充実確保を求める意見書。
地方財政は、社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により、厳しい状況が続いています。
こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスや
まちづくりを安定的に行うためには、地方税財源の充実確保が不可欠であります。
よって、国においては、下記事項を実現されるよう強く求めます。
記
1.地方交付税の増額による一般財源総額の確保について。
(1)地方単独事業を含めた社会保障関係費の増など地方の財政需要を、地方財政計画に的確に反映することにより、一般財源総額を確保すること。
(2)特に地方の固有財産である地方交付税については、本来の役割である財源保障機能・財源調整機能が適切に発揮されるよう増額すること。
(3)財源不足額については、臨時財政対策債の発行等によることなく、地方交付税の法定率の引上げにより対応すること。
(4)依然として厳しい地域経済を活性化させる必要があることから、地方財政計画における歳出特別枠を維持すること。
(5)地方公務員給与の引下げを前提として、平成25年度の地方交付税が削減されたが、地方の固有財源である地方交付税を国の政策誘導手段として用いることは、避けること。
2.地方税源の充実確保等について。
(1)地方が担う事務と責任に見合う税財源配分を基本とし、当面、国と地方の税源配分を「5:5」とすること。
(2)個人住民税は、その充実確保を図ること。
(3)固定資産税は、市町村の基幹税目であることから、その安定的確保を図ること。
特に、償却資産の根幹をなしている「機械及び装置」に対する課税等については、現行制度を堅持すること。
(4)自動車重量税及び自動車取得税は、代替財源を示さない限り、市町村への財源配分の仕組みを含め現行制度を堅持すること。
(5)ゴルフ場利用税は、ゴルフ場所在の市町村にとって貴重な税源となっていることから、現行制度を堅持すること。
(6)地球温暖化対策において地方自治体が果たしている役割を踏まえ、地球温暖化対策譲与税を新たに創設するなど、地方税財源を確保する仕組みを構築すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成25年9月30日
岩 倉 市 議 会
提出先
内閣総理大臣・財務大臣・総務大臣・内閣官房長官・内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
以上、提出させていただきます。議員の皆様各位におきまして賛同いただきますようよろしくお願い申し上げ、私からの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
伊藤隆信君) 説明が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を終結し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより
議員提出議案第4号を採決します。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、
議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、
議員提出議案第5号「国の私学助成の増額と拡充に関する意見書」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
12番
相原俊一議員、登壇してください。
〔12番相原俊一君 登壇〕
○12番(相原俊一君) 12番相原俊一でございます。
議員提出議案第5号「国の私学助成の増額と拡充に関する意見書」について提案させていただきます。
賛成者として、梅村 均議員、
塚本秋雄議員、井上博彦議員、須藤智子議員、桝谷規子議員、木村冬樹議員であります。
提出者といたしまして、私、相原が朗読をもって説明にかえさせていただきます。
私立学校は、国公立学校とともに国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、国においても、学費の公私間格差是正を目的とした私立学校振興助成法を昭和50年に制定し、文部省による国庫助成たる各種助成措置を講じてきたところです。
しかし、地方自治体では、財政難を理由とした私学助成削減の動きが急速に広がっています。愛知県においても、「財政危機」を理由として平成11年度に総額15%、生徒一人あたり約5万円に及ぶ経常費助成(一般)の削減がなされました。その後、愛知県の私学関係予算は、国の私学助成の増額を土台に、経常費助成単価では徐々に増額に転じてきましたが、平成19年以降は一進一退となり、この4年間は国からの財源措置(国基準単価)を下回る状態が続いています。そのために、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっています。
また、私学の父母負担を見ても、愛知県においては、初年度納付金で64万円を超え、授業料助成と入学金補助を差し引いても、学納金は平均で約40万円にものぼっています。そのために、昨今の不況も重なって、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が急増しています。また、過重な学費負担のため、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっています。
このような状況下で、平成22年度から「高校無償化」の方針の下、国公立高校のみが無償化されました。私学へも一定の就学支援金が支給されたものの、今なお私学の生徒と保護者は高い学費、公私間格差を強いられています。私立高校は生徒の募集難に苦しみ、私学教育本来の良さを損ないかねない状況に置かれ、このままでは、公立とともに、「公教育」の一翼を必死に担ってきた私学の存在そのものが危うくなる恐れもあります。
貴職におかれましては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な父母国民の要求に応え、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれています。
よって、当議会は政府に対し、国の責務と私学の重要性にかんがみ、父母負担の公私格差を是正するための就学支援金を一層拡充するとともに、併せて、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持し、私立高校以下の国庫補助金とそれに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成25年9月30目
岩 倉 市 議 会
提出先
内閣総理大臣・財務大臣・文部科学大臣・総務大臣
であります。
議員各位の御賛同をいただき、この意見書が採択されることを願うものであります。以上であります。
○議長(
伊藤隆信君) 説明が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより
議員提出議案第5号を採決します。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、
議員提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、
議員提出議案第6号「愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
6番梅村 均議員、登壇してください。
〔6番梅村 均君 登壇〕
○6番(梅村 均君) 6番梅村 均です。
議員提出議案第6号「愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書」。
上記の議案を別紙のとおり
地方自治法第112条及び岩倉市議会会議規則第13条の規定により提出します。
賛成者は、
相原俊一議員、
塚本秋雄議員、井上博彦議員、須藤智子議員、桝谷規子議員、木村冬樹議員。
提出者として、梅村 均でございます。
意見書の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。
愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。
私立学校は、公立学校とともに県民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、愛知県においては、学費と教育条件の公私間格差是正と父母負担軽減を目的として、「経常費2分の1助成(愛知方式)」、「授業料助成」など、各種助成措置が講じられています。
しかし、平成11年度に経常費助成が総額15%カットされ、授業料助成も対象家庭が縮小されました。その後、県の私学関係予算は、国の私学助成増額を土台に、単価では徐々に増額に転じてきましたが、平成19年以降は一進一退となり、この4年間は国からの財源措置(国基準単価)を下回る状態が続いています。そのために、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっています。
また、私学の父母負担を見ても、愛知県においては、初年度納付金で64万円を超え、授業料助成と入学金補助を差し引いても、納付金は平均で約40万円にものぼっています。そのために、昨今の不況も重なって、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が急増しています。また、過重な学費負担のため、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっています。
このような状況下で、平成22年度から公立高校が無償化され、私学にも就学支援金が実施されました。もしこの支援金が、日本一と言われた愛知県の授業料助成制度に加算されれば、私学の父母負担はかなり軽減されたはずです。しかし、県は深刻な財政難を理由に、県独自予算を大幅に縮小し、無償化対象は年収約350万円未満の家庭にとどまっています。とりわけ、乙Ⅰ(年収約610万円未満)・乙Ⅱ(年収約840万円未満)では、公立が11万8,800円軽減された一方で、私学助成は2万4,000円の加算にとどまり、父母負担の公私格差は大幅に広がっています。また、公立高校が無償化された関係で、私立高校は生徒の募集難に苦しみ、私学教育本来の良さを損ないかねない状況に置かれています。
私学も、公立と同様に、公教育を担う教育機関であり、愛知県下の高校生の3人に1人は私学で学んでいます。私学は、独自の伝統、教育システムにもとづく教育を提供し、教育改革に積極的な役割を果たしてきています。私立高校は、生徒急増期においては、生徒収容で多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県下の「公教育」を支えてきました。このような事情から、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、長年にわたる県政の最重点施策でもありました。確かに、県の税収減など財政難には厳しいものがありますが、そうした時だからこそ、公私間で均衡のとれた財政措置をとることが求められています。
貴職におかれましては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な県民の要求に応え、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれています。
従って、当議会は、国からの支援金を加算し、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、経常費助成についても国から財源措置のある「国基準単価」を土台に、学費と教育条件の「公私格差」を着実に是正できる施策を実施することを要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成25年9月30日
岩 倉 市 議 会
提出先
愛知県知事
でございます。
皆様の御賛同を得まして、提出できますようよろしくお願いいたします。
○議長(
伊藤隆信君) 説明が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより
議員提出議案第6号を採決します。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、
議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。
続いて、
議員提出議案第7号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
2番
塚本秋雄議員、登壇してください。
〔2番塚本秋雄君 登壇〕
○2番(塚本秋雄君) 2番塚本秋雄でございます。
議員提出議案第7号「定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書」について提案をさせていただきます。
賛成者といたしましては、
相原俊一議員、梅村 均議員、井上博彦議員、須藤智子議員、桝谷規子議員、木村冬樹議員。
提案者といたしましては、私、塚本が朗読をもってかえさせていただきたいと思います。
定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書。
未来を担う子どもたちが夢や希望をもち、健やかに成長していくことは、すべての国民の切なる願いであります。しかし、学校現場では子どもたちの健全育成にむけて真摯に取り組んでいるものの、いじめや不登校、非行問題行動を含めた、子どもたちをとりまく教育課題は依然として克服されていません。また、特別な支援を必要とする子どもや日本語教育の必要な子どもも多く、適切な支援を行うための十分な時間が確保できないなどの課題にも直面しています。本年度、いじめ問題への対応など、教育課題に対応するための定数改善がされたものの、少人数学級のさらなる推進のための定数改善計画案が見送られたことにより、教職員定数増も見送られました。子どもたちにこれまでにも増してきめ細かに対応するためには、今後、少人数学級のさらなる拡充を含めた定数改善計画の早期策定・実施が不可欠であります。また、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国庫負担率は、2分の1から3分の1に引き下げられたままであることに加え、本年度、子どもの自然減に準じた措置以上に義務教育費国庫負担金の削減も受け、自治体財政を圧迫しています。子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、そのために、義務教育費国庫負担制度を堅持すること、また、国庫負担率を2分の1へ復元することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つであります。
よって貴職におかれましては、平成26年度の政府予算編成にあたり、定数改善計画の早期策定・実施と、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元にむけて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望します。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成25年9月30日
岩 倉 市 議 会
提出先
内閣総理大臣・内閣官房長官・文部科学大臣・財務大臣・総務大臣
であります。
皆様の御賛同をいただき、この意見書が採択されることを切にお願い申し上げます。
以上で終わります。
○議長(
伊藤隆信君) 説明が終わりました。
お諮りします。
本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤隆信君) 御異議なしと認めます。
これより
議員提出議案第7号を採決します。
本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
伊藤隆信君) 挙手全員であります。
よって、
議員提出議案第7号は原案のとおり可決することに決しました。
以上をもちまして、本9月定例会に付議されました議案は全て議了しました。
議長よりお願いをいたします。
本定例会の本会議において、語句等の整理を要するものがありましたので、議長において整理をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
これをもって平成25年9月定例会を閉会します。
午後3時15分 閉会
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―――――――――――――――――――
○
議会事務局長(大堀誠三郎君) ただいまから平成25年9月第3回定例会の閉会式を行います。
議長挨拶。
〔議長
伊藤隆信君 登壇〕
○議長(
伊藤隆信君) 9月定例会の閉会式に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
9月2日から、きょうは9月30日でございます。大変長い議会でございました。決算委員会もございまして、皆様方、慎重審議、議了いただきまして、本当にありがとうございます。
さて、いよいよあしたから10月でございます。秋の気配も深まりまして、だんだん寒くなってくるわけでございますけれども、いろんな事業がめじろ押しでございます。特にあした、10月1日におきましては、デマンド型乗り合いタクシーの実証運行ということでセレモニーが開催されます。岩倉市におきましては、市民福祉の充実向上、また市民サービスに向けての取り組みでございます。高齢者に向けての岩倉市の取り組みでございます。大変私ども議会といたしましても期待をするわけでございます。何が何でも成功していただきますようお願いするわけでございます。
また、これから市民体育祭、あるいはふれ愛まつり、また皆様におかれましては、行政視察、そしてまたいろんな事業がめじろ押しでございます。これからますます寒くなりますので、体には十分御自愛いただきまして、元気な姿で12月定例会を、また皆様方の議会活動をお待ちしておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますけれども、閉会の挨拶にかえさせていただきます。
きょうはどうもありがとうございました。
○
議会事務局長(大堀誠三郎君) 市長挨拶。
〔市長片岡恵一君 登壇〕
○市長(片岡恵一君) 9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
今定例会は、追加議案を含め3件の報告と20件の議案の審議をお願いいたしましたが、1カ月にわたり慎重に御審議いただいた結果、全て可決、認定をいただきましたこと、まことにありがとうございました。
今議会の決算審査の中で御指摘いただきましたこと、また議案審議の中において御議論いただきましたことについては、今年度の予算執行及び今後の市政に生かしてまいりたいと思いますので、引き続き御指導賜りますように、よろしくお願いいたします。
さて、議長も申されましたが、今週末には市民体育祭がございます。また、10月半ばには消防観閲式、11月に入りますと
市民文化祭、そして市民ふれ愛まつりなど大きな行事が続きますが、議員の皆様方にはぜひとも御参加いただきまして、盛大に開催したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
これから秋めいてまいります。季節の変わり目でございますので、健康にはくれぐれも御留意され、一層の御活躍を祈念申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○
議会事務局長(大堀誠三郎君) これをもちまして閉会式を終わります。お疲れさまでした。
――
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本会議の記録が相違ないことを証するためここに署名する。
議 長 伊 藤 隆 信
副 議 長 井 上 博 彦
署 名 者 関 戸 八 郎
署 名 者 須 藤 智 子...