岩倉市議会 > 1996-03-28 >
平成 8年第1回定例会(第11号 3月28日)

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  1. 岩倉市議会 1996-03-28
    平成 8年第1回定例会(第11号 3月28日)


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    平成 8年第1回定例会(第11号 3月28日)    平成8年3月28日(木)  午前10時   開 議  日程第1 議案第1号から議案第27号までの委員長報告       (質疑・討論・採決)  日程第2 請願について委員長報告       (質疑・討論・採決)  ─────────────────── 本日の会議に付した案件  日程第1 議案第1号から議案第27号までの委員長報告       (質疑・討論・採決)  追加日程 議案第28号から議案第32号まで       (提案説明・質疑・討論・採決)  日程第2 請願について委員長報告       (質疑・討論・採決)  ─────────────────── 出席議員(26名)          1番  宮 田 時 男          2番  大 島 昇 一          3番  河 原 光 史
             4番  多 戸   靖          5番  伊左治   仁          6番  太 田 明 美          7番  井 上 好 郎          8番  田 中 種 夫          9番  伊 藤 隆 信         10番  浜 島 雅 久         11番  鈴 木 喜 一         12番  岸   孝 之         13番  馬 路 康 子         14番  倉 地 邦 男         15番  柴 田 啓 一         16番  桜 井 金 吉         17番  須 藤 智 子         18番  柴 山 淳太郎         19番  村 瀬   章         20番  横 江 英 樹         21番  今 泉 康 代         22番  木 村 光 子         23番  村 山 英 一         24番  塚 本 秋 雄         25番  山 田 隆 彦         26番  井 上 敏 樹  ──────────────────── 欠席議員(なし)  ──────────────────── 説明のため出席した者    市 長      石 黒 靖 明    助 役      久保田 宗一郎    収入役      大 野 勲 臣    教育長      関 戸 士 郎    総務部長     伊 達 征 人    建設部長     堀 田 俊 幸    市民部長     服 部 靖 夫    福祉保健部長福祉事務所長             村 瀬   茂    消防長      桜 井 勝 男    教育次長     井 上 克 己    行政課長     大 貫   晟    水道課長     伴   祥 三  ──────────────────── 職務のため出席した事務局職員    議会事務局長   丹 羽 喜代之    庶務係長     大 森   誠    議事係長     大 野 正 昭                  午前10時01分 開議 ○議長(倉地邦男君) ただいまの出席議員は26名であります。  したがいまして、定足数に達しておりますので議会は成立いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  議案等の説明者として、当局側の出席を求めております。  議事は、お手元に配付してあります議事日程表に従い、進めさせていただきます。  お諮りいたします。  ここで、議会運営委員会を開催するため、暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、議会運営委員会開催の間、暫時休憩いたします。                  午前10時02分 休憩             ────────────────────                  午前10時20分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議会運営委員会が開催されていますので、その報告を求めます。  議会運営委員長、13番馬路康子さん。 ○13番(馬路康子君) 休憩中に議会運営委員会を開催いたしました。内容につきまして御報告いたします。  3月14日の本会議において、建設委員会に付託されました議案第10号「岩倉市地域集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」と、総務委員会に付託されました議案第18号「岩倉市一般会計予算」の歳出のうち、款2総務費、項1総務管理費、目11交通災害共済費について付託誤りがありました。よって、議案第10号「岩倉市地域集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は下水道対策特別委員会に、議案第18号「岩倉市一般会計予算」の歳出のうち、款2総務費、項1総務管理費、目11交通災害共済費については厚生委員会に、それぞれ付託がえすることに決しました。  これに伴い、議案審議の委員会開催が必要のため、本日の日程に委員会を追加することを決定いたしております。  以上、報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) ただいま議会運営委員長の報告のとおり、議案の委員会付託がえをすること、及び委員会を本日の日程に追加することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、議会運営委員長の報告のとおり、議案の委員会付託がえ及び委員会を本日の日程に追加することに決しました。  お諮りいたします。  ここで、厚生委員会下水道対策特別委員会を開催する間、暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、厚生委員会下水道対策特別委員会を開催する間、暫時休憩いたします。                  午前10時22分 休憩             ────────────────────                  午前11時10分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。             ──────────────────── ◎日程第1 議案第1号から議案第27号まで       (委員長報告・質疑・討論・採決) ○議長(倉地邦男君) 日程第1、議案第1号から議案第27号の議案審議を行います。
     最初に、議案第1号「平成8年度における固定資産税及び都市計画税に係る第1期の納期の特例に関する条例の制定について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 総務常任委員会の報告をさせていただきます。  総務委員会は、去る3月21日と22日の2日間にわたりまして、午前10時から第1委員会室におきまして、委員全員のもと審議を行いました。その審議結果を報告いたします。  議案第1号「平成8年度における固定資産税及び都市計画税に係る第1期の納期の特例に関する条例の制定について」当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いとしまして、納期の時期と縦覧期間などはどうなるのか。  答え、縦覧は通常3月1日から3月20日までの間であるが、今回、条例改正を行った後、4月11日から4月30日までの間を予定している。また、第1期納期は4月1日から4月30日を5月1日から5月31日に変更するものです。  問い、負担調整率の変更に伴う減税分は交付税対応か、また財政対応か、どのようか。  答え、予定している条例改正の内容は、納税者の負担を軽減するため負担調整率を変更するものです。本市の場合では、改正により1.05と1.025の負担調整率が適用されることとなります。  影響額は固定資産税で約2,000万円、都市計画税で約700万円で、減税分については基準財政収入額に反映され、間接的に交付税の中で措置されるものと考えます。  以上で質疑を終結し、討論に入りましたが、討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第1号については全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第1号「平成8年度における固定資産税及び都市計画税に係る第1期の納期の特例に関する条例の制定について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第1号「平成8年度における固定資産税及び都市計画税に係る第1期の納期の特例に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第2号「尾張北部都市計画旭町一丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会は、去る3月25日午前10時より第1会議室におきまして、全員出席のもと付託されました付議の結果を御報告させていただきます。  議案第2号「尾張北部都市計画旭町一丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題といたしまして、当局から説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いとしまして、第3条第2号で工場内のパン屋、菓子屋等は50平米以内となっているが、これらの製造、販売する場合、50平米は狭くて営業ができないと思われるが、これらの点はどうか。  答えといたしまして、50平米以内につきましては、全体の延べ床面積のうち作業場の部分となっての規定であります。  問いといたしまして、第3条第4号にある料理店とはどういうものか。  答えといたしまして、一般的には料理店はなく、風俗営業法による接客を主たる目的とするものであります。  問いといたしまして、既に既存のもので第3条の該当しているものはあるか。  答え、倉庫、自動車修理業、専用住宅がそれぞれ1軒あります。  問い、1階が駐車場、2階が住宅の場合はどうか。  答え、1階が住宅でないため許可となります。  問いといたしまして、第6条、特例とは何か。  答え、公衆トイレ、郵便局、派出所、公衆電話ボックスなどと考えられます。  問い、建物の高さ、日陰制限はないか。  答え、商業地域になっては、高さ、日陰制限はありません。ただし、容積率、建ぺい率、道路斜線、隣地斜線から建築物の高さが決定されるものとなります。  問い、小牧空港により高さ制限はないか。  答え、当市はありません。  問い、第3条第1項第4号でダンスホールは建築できないとなっているが、ダンス教室も建築できないとなっているか。  答え、風俗営業法に該当するのは建築できませんが、一般的なダンスホール教室については建築ができます。  以上で質疑を終結する。  討論に入りました。  討論なく採決の結果、議案第2号は全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第2号「尾張北部都市計画旭町一丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第2号「尾張北部都市計画旭町一丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第3号「岩倉市障害者センターの設置及び管理に関する条例の全部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 厚生常任委員会の御報告をさせていただきます。  去る平成8年3月22日午前10時から及び25日の10時から行いました。その報告をさせていただきます。全員出席のもと第1会議室で行いました。  議案第3号「岩倉市障害者センターの設置及び管理に関する条例の全部改正について」質疑の御報告をします。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  問い、「心身障害児」という用語は正式に使われている用語かに対しまして、  答え、現在、厚生省では「精神薄弱」という用語表現があるが、差別的であるという指摘がある中で見直しがされている。そのような法の改正の動きを先取りした形で、この全部改正の条例には「心身障害児」という用語を使用した。  問い、法改正の中で「知的障害」や「身体障害」という用語が使われた場合、さらに条例改正を行うのか。  答え、今回の改正で使った「心身障害」という言葉は、すべて含むものと考えている。法の改正で仮に「知的障害」とか「身体障害」という言葉が使われた場合、今回、提案の条例についても検討を加えなければならないと思っている。  問い、看板を書きかえるが予算執行はどのようになるのか。  答え、需用費で板を購入し、文字については書家にお願いをする予定です。  問い、センターの子供たちと一般の保育園児との交流はどのようにしているのか。  答え、隣に仙奈保育園があり、恵まれた隣接環境を生かし同年齢児交流を月1回している。  問い、障害児保育とセンターでの療育の違いは何か。  答え、保育園での障害児保育は就学に向けて、いかに集団生活ができるようになじませるかであり、センターでの療育は障害児が自立できるよう援助するのが目的であります。  問い、どちらに受け入れるかは市の判断かどうか。  答え、障害児保育に組み入れていくかは、あゆみ教室での指導、発達状況のほか、保護者やセンターの職員、心理判定員等の意見を総合判断をし、中・軽度で3歳以上の子供に対し入園措置をとるものです。  問い、センターは重度の子供たちなのか。  答え、おおむねそうなります。現在、17名の通園者がいて、男子13名、女子4名であり、新年度は12名でスタートをする予定です。  問い、通園状況はどうか。  1週間は月曜日から土曜日までの6日間であります。  問い、通園者の食事はどうなっているか。  答え、保護者の要望もあり、現在、週に2回仙奈保育園と同じ給食を試行している。大変喜ばれています。  また、保護者から回数をふやす要望も出ているので、センター内での調理場がない中で、隣接する保育園の調理場に協力を得てできないかの検討をしなければならないと思っています。  問い、ことしは障害者施策の年であると聞いているが、新年度はどのようにされているのか。  答え、2年にわたり障害者計画を立てていく中で、新年度については障害者計画基本調査費をお願いしてきました。  以上で質疑を終結しまして、討論に入りました。  討論もなく採決に入りまして、採決の結果、議案第3号については全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。
    ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第3号「岩倉市障害者センターの設置及び管理に関する条例の全部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第3号「岩倉市障害者センターの設置及び管理に関する条例の全部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第4号「岩倉市印鑑条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第3号と同じように、全員出席のもと行いました。  議案第4号につきまして、御報告させていただきます。  議案第4号「岩倉市印鑑条例の一部改正について」当局の説明を省略しまして、直ちに質疑に入りました。  問い、漏洩防止策と電子公印の朱色化について、当局の考えはどうか。  答え、漏洩問題についてはデジタル専用回線を使用するので、他に漏れることはないと思っています。使用する用紙には透かし、市章を入れ、もしコピーがされた場合に「無効」という文字が出るような改ざん防止策を工夫しています。  また、印影のカラー化については、現在は黒しかありませんが、新しくカラープリンターが出た場合には早期に検討します。  問い、コンピューターウイルスとかハッカーの侵入防止策はどうか。  答え、本体はかぎを入れないと作動しない仕組みとなっており、そのかぎは窓口職員が管理をすることになっています。また、電源についても毎日定時に始動、終了するので心配はないと思っています。  以上で質疑を終結し、討論に入りまして、討論もなく採決に入りまして、採決の結果、議案第4号については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第4号「岩倉市印鑑条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第4号「岩倉市印鑑条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第5号「岩倉市災害対策本部条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 総務常任委員会の報告をさせていただきます。  3月21日と22日の2日間にわたりまして、10時から第1委員会室におきまして、委員全員のもとに審議をいたしました。  議案第5号「岩倉市災害対策本部条例の一部改正について」報告をいたします。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いとして、掌理については市民にわかりやすいものとしてはどうか。  答え、優しくわかりやすい条例について常に心がけているところでありますが、例規審査委員会の中で他の条例との兼ね合いから、管理職以上は掌理とし、一般職については処理とするもので御理解をお願いします。  問い、指揮命令系統の図式はどのようか。また、自主防災組織との関係はどうか。  答え、防災体制は震度6以上の場合に必ず対策本部を設置し、五つの小学校区を単位に救援活動を行います。  自主防災組織は各小学校区を単位に活動していただきます。  問い、本部と現地との連絡方法は。  答え、平成7年度補正により、各小学校に防災行政無線を配備しましたので、それを使用します。  要望としまして、組織図を配付してほしいという要望がありまして、そのとき資料配付がございました。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論がなく採決に入りました。  採決の結果、議案第5号については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告いたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第5号「岩倉市災害対策本部条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第5号「岩倉市災害対策本部条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第6号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第5号と同じように、第1委員会室におきまして、委員全員の参加のもとに審議を行いました。  議案第6号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」報告をいたします。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問い、改正は何年置きか。また、その準拠は何か。  答え、医師会等との話し合いには毎年行っておりますが、改定は2年に1回お願いをしています。増額は前回と同じであります。ただし、旅館建築審査会委員については新規であります。  問い、増額の根拠と薬剤師の業務はどのようか。  答え、根拠については従来の経緯等を参考にして決めました。薬剤師の業務については学校の保健計画立案に参与、環境衛生検査、医薬品の検査、また学校の要請による専門的技術の提供など指導していただいております。  問いとしまして、保育園などはどのようになっているか。  答え、検診は年1回です。その他、園長が必要に応じて出向して指導を受けたりしているため、各園まちまちであります。  問い、幼稚園については把握をしているか。  答え、直接は確認していないが、保育園と同じと聞いています。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論がなく採決に入りました。  採決の結果、議案第6号については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
     御異議なしと認めます。  これより、議案第6号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第6号「岩倉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第7号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第7号の「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」御報告を申し上げます。  当局の説明を受ける前に資料の配付がありました。配付後、説明を省略しまして、直ちに質疑に入りました。  問い、今回の改正に至ったコンセプトはどういうものか。  答え、3本柱があり、1点目は、8年度以降に赤字化すると予測される財源の確保、2点目は、最高限度額の改正、3点目は、不公平是正をするための応能・応益割合の是正であります。  当市の現状は、応益割が20%の水準であるので、それを国の指針である35%により近づけることと、応能割が各市の水準よりも高い位置づけにあるので、それを引き下げをし、不公平を是正するものであります。  問い、国保税の改正について将来的展望はどうか。  答え、今回の応能・応益の割合是正は第一歩であると位置づけ、今後においては国が基準を設定した中で、加入者においては緩やかな改正となるよう考えていきたい。  問い、国保に対する地方交付税措置はどうなっているか。  答え、交付税措置がとられるのは、保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金、出産育児一時金繰入金が交付税対象となります。  問い、保険基盤安定繰入金の財源の仕組みについてはどうか。  答え、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1、これが原則であります。国・県の負担分を一般会計で受け入れ、市の負担分を合わせて一般会計から国保会計へ繰り入れをする。  また、国においては、以前は定率補助をしていましたが、現在は定額補助となっています。ちなみに、平成7年度は170億円、平成8年度は240億円と聞いています。自治省から厚生省に対し、原則どおり定率補助の要請をしているが、いまだ定額補助となっています。  問い、国保税改正に対し、市民への周知の方法はどうするか。  答え、議会が終了次第、次の広報に掲載をします。また、本算定後にも広報掲載を予定しています。  また、納付書を送附の折、チラシを同封する予定であります。  問い、所得の低い方が負担の増となるが、弱者救済措置はどのように考えているのか。  答え、7年度においては3件の減免申請が出ています。また、6年度実績として33万2,900円の減免をしました。  今度とも長期療養者や所得が減少した方に対して、的確な対応をとっていきます。  問い、増額予定は5,034万4,000円となっているが、実収入は幾らとなるのか。  答え、4,800万円程度と見込んでいます。  問い、今回の積算基礎は何年先までを想定したものか。  答え、現状の医療費推移であれば、平成9年度までは改正しなくてもよいと考えています。  問い、被保険者の増減分析と、国保税の増減収の関係はどうか。  答え、社会保険離脱者が一番多い。また被保険者の増減については賦課をし、収納率も100%ということであれば、確かに国保税もふえます。しかし、現状の収納率が低いため、被保険者が増加すれば収納できない額も多くなります。一方医療費は、被保険者の増加により確実に多くなり、結果として国保の財源負担は大きいものとなります。  問い、社保離脱後、国保加入されれば、一般的に考えれば相当の調定額になるのではないか。  答え、最高限度額になる例は極めて少ないと思います。  問い、6割軽減者の実態はどのようなものか。  答え、市県民税の申告に基づいた所得のない方です。  問い、所得がゼロというのは、実際の収入ではどのくらいか。  答え、給与の場合、収入が100万円未満となります。  問い、生活保護基準のかかわりは。  答え、所得だけの基準ですべての方が生活保護の認定となるものではない。生活保護認定は固定資産の保有状況や援助の状況を見て、総合的判断で認定をします。  問い、国保会計そのものの構造が脆弱であり、その上、滞納も多い。滞納の分析結果はどうか。  答え、6年度の保険税ランクで見れば、応益割世帯で30.92%、次に10万円台が23.94%となっており、このランクの滞納が多い。  問い、そのような実績の中で、そういう改正を幾ら上げても収納ができないのではないか。  答え、確かに応益割世帯については、そのような問題もあるので一定の考慮をし、均等割、平等割の圧縮を考えた。それ以上の10万円以上から20万円台について、所得割、資産割は引き下げをしていますので、大部分で税負担は緩和するので、税の収納においてもよい結果になろうかと思っています。  問い、賦課限度額の状況はどうか。  答え、平成7年度の最高賦課額44万円については813世帯です。平成8年度については、前年度ベースにすれば、690世帯が該当しています。  問い、平成8年度予算において収納率を94.4%と見込んでいるが大丈夫か。  答え、歳出を過去の動向を見据えた中で収納率を設定しました。少しでも当初調定額から上乗せをした数値が出ればよいと思っています。  問、所得ゼロの構成比が26%を上回っているが、他市の状況はどうか。  答え、平成6年度実績で所得金額がないものについては、岩倉市が21.38%、江南市20.73%、小牧市21.55%、犬山市19.97%です。  問い、所得のない方の負担が大きくなる。救済の手立てはどうか。  答え、本年度6割軽減の基礎を31万円から33万円に、8年度においても4割軽減を23万5,000円から24万円におのおの引き上げるので、対象者はふえると考えています。  問い、6割・4割軽減があるので、2割軽減、1割軽減はできないのか。  答え、法的軽減措置としては6割、4割、2割の軽減があるが、岩倉市においては応益割合が低いので2割軽減はできません。  一方、減免措置としては長の裁量で可能であるが、実施するに当たっては財源的な問題が残る。江南市は1割減免を実施していますが、減収分を一般会計から全額繰り入れを行っております。こうしたことを踏まえ、研究をさせていただきます。  問い、財政調整交付金は現在どうなっているか。  答え、普通と特別があり、普通財政調整交付金は以前から交付は受けていません。特別財政調整交付金については、平成4年度111万7,000円、5年度96万9,000円、6年度397万円、7年度205万7,000円を受けております。  以上で質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論としまして、均等割、平等割が上がることにより、所得改正の低いところに直接打撃を受ける。  今の世相の中で赤字になったからということで、公共料金を値上げすることについても疑問に思う。  景気が上向けば所得を反映して、国保会計の今の状態ではないと思う。  こういう時期こそ、一般会計から持ち出して、値上げをやめ、市民の暮らしを守るべきと思う。  また、最近の国の指導として、応能・応能割合を35%、65%といっているが、それに近づけようとすればするほど、低所得者層を上げざるを得ない矛盾に当たる。低所得者層を上げれば収納率もよくないので、国保会計も厳しくなる。結局収納率が落ちた分、取れるところから取るとなると、会計そのものは赤字にすることはできないので、かつかつでいくこととなる。  収納率を落とすということは、調定額は名目の上で上がるけれども、実際は収納ができないという結果になると思う。国が応益・応能50%を目指すということを、地方から現状に合わないという意見を言うべきである。  今回については、こういう調定額でかつかつは事実ではありますが、本当はことしについて値上げをすることは見送るべきではなかったかと考えます、という反対討論です。  賛成討論としまして、改正なくこのままであれば、平成8年度国保会計は赤字が見込まれ運営はできなくなるおそれがあります。そのため、賦課限度額を改正し、中間所得者層の負担増加の解消を図りながら、一方では一挙に52万円にすることなく、多少なりと緩やかにするために48万円となりました。  また、岩倉市の応能・応益割合は、平準化の観点から著しくバランスを欠いています。  平成7年度国の国保制度改正において平準化を進めるため、低所得者層の保険税軽減措置が見直され、応益割合に応じた軽減割合が設定をされました。  そうした状況を踏まえ、また国保会計の安定を各角度から精査を行っての条例改正であります。  よって本案に賛成するものです。  以上で討論を終結しまして、採決に入りまして、採決の結果、議案第7号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結いたします。  次に、討論を許します。  21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第7号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」反対討論をいたします。  国保会計の状況というのは、地方自治体を本当に苦しめているということは十分承知しております。  基本的には、今回、景気の大変不透明な部分、不況下の中で、この税の値上げの改定については反対をするものでございます。  さらに、国の方では国保会計に以前では40%の国の補助があったんですが、それが税率が、補助率が改定されて38.5%に値下げられて、それも、今間違いました。最初は45%が……、ちょっと訂正します。  国は以前46%の補助率を38.5%に引き下げたことによって、各地方自治体では国保会計が大変になっている状況でございますが、市長会等でも市長さんはこうしたもとに戻すような、そういうような審議もされて、提言もされているということでありますが、今そういう状況で、大変苦しい環境になっております。国の方で補助率の復元というんですか、それをさらに進めていくことが、今、大事かと思います。  身近な問題では、今回の税率引き上げについては、医療費の高騰が見込まれるということでアップになるわけでございますが、限度額につきましては44万円から48万円という額であります。市民の中には、公示価格と実勢価格と比べると、それが逆転現象している中で、この資産割の見直しというんですか、微増については非難もあると考えます。  さらに、法定減免の対象率のアップなどについては少し見直されもしておりますが、基本的には最高限度額については44万円から48万円になりましたが、市民団体の中にはこの最高限度額を3段階にして公平に掛けるべきではないかと、こうした市長に対する提言もあったと思いますが、この辺につきましては、今回、そうした要望が聞き入れられておりません。  さらに、均等割、平等割の関係では1,000円アップないしは1,500円のアップの改定で、特にこの関係では公平のように見えますが、岩倉の国保世帯の中で低所得層の関係は5割に至っておりますので、そういう人たちにさらに厳しい国保税の負担がかかっていくものでございます。  滞納にいたしましても、原則滞納が未解決のままで、単年度の滞納徴収額も5,200万円余が計上はされておりますが、大変この辺につきましても分析、あるいは徴収の御協力を得ていく、そうした努力がどのように進まれていくのか、これも大変厳しい状況ではないかと考えます。  さらに、実行ある申請減免の関係ですが、平成7年度は3件の申請でございましたが、やはり、この申請減免についても、さらにこうした制度が利用できるようにやらなければいけないと考えます。  以上のようなことで、本条例改正に反対をするものです。 ○議長(倉地邦男君) 12番岸 孝之君。 ○12番(岸 孝之君) 議案第7号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」の賛成討論を行います。  国保は地域の医療保険として重要な役割を果たしていると思います。  老人医療を中心とした医療費の増加は国保財政を圧迫し続けており、こうした中で、国保税の税率は平成2年度以降は据え置かれ、賦課限度額は平成3年以降据え置かれています。この間に税の公平性の問題、財源の問題性が生じ、国保税条例改正がされるものでありますが、内容については賦課限度額を引き上げることより財源の確保を図り、他の市と比較して高い水準となっていた所得割と資産割の税率を引き下げ、逆に他市に比較して低額となっていた均等割、平等割を引き上げるものであります。中間所得者層の負担の軽減を図る内容ともなっており、現在の岩倉市の国保に必要な改正ではないかと思います。
     なお、今回の改正にあわせて、一般会計からの繰入金の増額措置がとられておりますが、議会の経過を踏まえ、本当に妥当なことだと思います。  国保税の収納率の向上に向けて、さらに努力をしていただくことを要望いたしまして、賛成の討論にいたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第7号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第7号「岩倉市国民健康保険税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、暫時休憩いたします。  なお、午後1時から議長室において代表者会議を開催いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                   午前11時55分 休憩              ────────────────────                   午後1時31分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第8号「岩倉市地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第8号「岩倉市地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」厚生常任委員会の御報告をさせていただきます。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑もなく、討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第8号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第8号「岩倉市地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第8号「岩倉市地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第9号「岩倉市在宅寝たきり老人等福祉手当及び介護者手当支給条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第9号「岩倉市在宅寝たきり老人等福祉手当及び介護者手当支給条例の一部改正について」厚生委員会の報告をさせていただきます。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  問い、寝たきり老人福祉手当と介護者手当の位置づけについてはどうか。  答え、当市の基本であります在宅ケアにおいて、寝たきり老人に対し、精神的・物質的援助を目的としており、介護者手当についてはその労苦に報いる手当と位置づけています。  問い、今回の改正は寝たきり老人手当のみを増額したが、その理由はなぜか。  答え、高齢者の増加や、この種の要望を市長会を通じて行っていること。また、市が家庭へ訪問をした際、家族からの声を少しでも実現できるようにと、些少ではありますが、介護用品を購入していただくよう2,000円の増額改正を行うものです。  問い、愛知県の動向は。  また、寝たきり老人の今後の推移はどうかに対しまして、  答え、現在、月額7,200円で増額改正の動きはありません。  現在、78名の方に支払いをしています。施設福祉に入所してみえる方もいますので80人程度となります。  今後については、健やか長寿プランに基づいていえば、平成11年には128人程度見込んでいますが、施設への入所率が高い状況にありますので、大幅な増加は見込まれませんが、正確な人数を把握するのは難しい。  問い、該当者の数が将来的にもそんなに大幅に上昇がなければ、市の補助2万5,000円の支給は可能ではないか。  答え、市単独で2万5,000円支給するということは財政的な問題もあり、大変厳しいと考えている。  問い、県下各市の状況はどうなっているか。  答え、市としては、安城市が月額最高額として8,000円で、町村では春日町が月額1万円で、他の市町村ではないと把握しています。  問い、当局も増額の必要性については異論はないと思うが、なぜ2万5,000円の支給にできないのか。  答え、今回の改正については、近隣市町の実施状況を見ながらお願いをした。当市の条例は他市町よりも先駆していると思う。また、上げ幅2,000円については些少ではありますが、今後は在宅福祉の充実を含め、各市の実施状況や県全体のレベルを考えあわせ努力していきます。  以上で質疑を終結しました。  ここで、委員から委員会修正案が提出されました。  提出委員から提案理由の説明を受けまして、その内容の主なものは、今議会提出案件の一部改正に加え、同条第2号の介護者手当を現行の月額3,000円から月額2万円に修正をするものです。  修正案について、質疑もなく討論に入りました。  反対討論としましては、21世紀初めは超高齢社会に入ると推定されています。身辺の世話、介護問題についてはホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイ利用など対策が講じられていますが、急増する高齢者を前に施設の急増には限界があります。在宅福祉を一層充実することが重要かつ緊急の課題となりつつあります。年老いた親の願いもあり、子供たちが自分で介助、介護するときの御苦労は体験した方でないとわからないほど大変なこととお察しします。  しかし、社会環境はまだそこまでいっていないと思います。介護者の皆さんには、なお不満足のこととは思いますが、本修正案に対しては反対をするものです。  賛成討論、提案理由でも申し上げたように、東京都では、もう既に5万3,000円に引き上げをされており、社会環境がまだそこまでいっていないということは、皆さんの錯覚だと思うわけです。もう既にそういう時期であり、むしろ富裕団体である愛知県などは率先してやらなければいけないと思います。もしできないとしたならば、それが福祉を大事にするという精神がやや欠如しているのではないかと批判をせざるを得ない。ぜひ、このことについては賛同していただきたいという思いを込めて賛成の討論とします。  以上で、修正案に対する討論を終結し、採決に入り、採決の結果、賛成少数により修正案は否決することに決しました。  続きまして、原案に戻りまして討論に入りましたが、討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第9号については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) 委員長に伺いたいと思うんですが、今、修正案が出てるんですね。委員会の中で否決をされて、そして原案に戻って、全部また賛成になったと。その修正案の経過がいろいろあったわけですけど、今まで初めてのケースかなあと思って、私も伺っておって、これが前例になるんかなというようなことも、ちょっと思いながらですね、伺っておったわけです。  特にですね、当局の説明の中でですね、今の増額がですね、78人くらいしかいない。そんなに多くならないよと。だから、たくさん、少しぐらい出しても大丈夫なんだよとね、そんな大きな負担にならんだからというようなことでいうと、財源を取り組み、どういうところからどういうふうに求めるというようなね、ことが議論されてですね、修正案なら修正案が出たんかね、その辺のことについてはどうなっていたんでしょうか。私伺って、ただね、格好よく、品よくぽーんと出せばね、それを今後議事録に全部載って、この委員長報告の中に出るようなね、運営だとすると、ちょっと議会の今までのケースでちょっと、ようわからんケースになるなと思ってね、その辺のことをちょっと心配しながら聞いておったんですよ。私も初めてそういう状況を伺ったんでよくわからんですが、まず1点だけね、これ格好いいですよ、確かに。金額幾ら出して、だけど、それ議事録載るんですね、どなたかが提案して、財源であって、それで厳しいという財源の内訳どういうふうに委員会の中で議論されたんかですね、お尋ねしたいと思います。 ○議長(倉地邦男君) 19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 格好いいという発言2度されたけども、取り消していただきたい。 ○議長(倉地邦男君) 4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) 発言のところで不本当な部分とか、あるいは該当者か、それ以外の関係者の方にですね、何というんですか、嫌な思いをするというんですか、不快な思いをさせるような発言があったとすればですね、その辺は議長において抹消していただきたいと思います。  以上、申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) じゃ、先ほどの格好いいという……。 ○4番(多戸 靖君) その分は取り消して結構です。 ○議長(倉地邦男君) それは取り消すことでいたします。  じゃ、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 多戸議員にお答えします。  財源問題につきましては、本案に対してのときに、そういった一人当たり2万5,000円支給してはどうかという議論の中で、おおむね1,680万円を財源が必要となるという答えがありました。当委員会としましては、この問題で出されたどうかという審議は現況しておりません。しかしながら、先ほども報告にもありましたように、将来的にはそういった御苦労に報いるために努力をしていくという答弁を得ておりますので、私どもは当局のその考えを、ついてですね、将来、質疑を終結したという形をとりました。  以上です。 ○議長(倉地邦男君) 4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) そうするとね、今のお話で少しわかってきたんですけど、いわゆる大幅な増額、提案、委員会に提案されている2万5,000円という金額はね、大幅になるかもしれないとね、だから、金額の財源については、本予算のところでその金額聞いておったんで、多少でもふやそうという、特に努力があったので、普通ですと、そこんところで金額の問題でもう少し下げてみたらどうかとかね、そういう議論がね、普通は出るんですよね、合意を得るために。そういうことがあったのかなあと思って私は伺っておったわけ、全体で今、委員長の報告だとね、今度の提案にさらに上乗せをしようという前向きな答弁があったということで、最終まとまったみたいだよね。それはそれで結構だと思うんですけど、その途中の経過の中で、今後この種の形が出てくるんかなあということでね、委員会の動きの中で。一つの前例になるんかなあというふうなことが、非常に心配になったんですけど、その議論はなかったんでしょうか、あわせて。 ○議長(倉地邦男君) 25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 長寿プランに基づいて、今後の推移等の論議をしました。そういう中で、平成11年になったとしての80人程度だという答弁の中で、介護者手当を将来的に御本人に5万円ぐらい財源的にできないかというような質問者からの質問もありました。愛知県自身も今回のこのことに対しては、去年ぐらいから各派の要望書だとか請願だとかが、出されるとか、出せないというようなことで問題にはなっているというような論議もありました。今、お答えのように、いきなり2万5,000円というよりも、これはたしか休憩中だったと思いますけれども、現状より少しでも、原案よりももう少し上乗せできないかという論議もたしかにありました。ありましたけれども、現況は財源的に厳しいということの判断でですね、原案に対して採決をしたということでありますので、御了解願いたいと思います。
    ○4番(多戸 靖君) その委員会の中で修正案の議論というのは、これからは慣習化されると。 ○25番(山田隆彦君) 慣習、今回の問題は、私はこういったケースがあってもやむを得んのではないかと思います。やはり、市民要望が高いものに対しては、やはり議会ルール等も一定必要だろうとは思いますけれども、やはり市民要望を大事にするためには、議案に対してこういう形で出されること自体は、私は異常ではないと思いますし、これ、そらやみくもにすべてを出すということではないと思いますので、私はそういうふうに理解して、この案に対して……。 ○10番(浜島雅久君) 会議規則に決まっているだろう。出せるんで出したんだろう。 ○25番(山田隆彦君) そうです。 ○10番(浜島雅久君) それがいいか悪いかでないだろう。 ○議長(倉地邦男君) 4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) 要は、今ここのね、きちっとしとかないかんと思うのね。会議規則で出せると、委員会のね。それで、そういうことが今まであんまりケースがないんですよね。ですから、その辺が慣習化するんかなあというようなことがあって、その辺の御判断を伺ったと、こういうことにとどめておきたいと思うんですが、その辺について。 ○25番(山田隆彦君) すべて委員会条例に基づいて扱いをさせていただいたということでお願いをしたいと思います。 ○議長(倉地邦男君) これをもって、質疑は終結いたします。  次に討論を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第9号「岩倉市在宅寝たきり老人等福祉手当及び介護者手当支給条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第9号「岩倉市在宅寝たきり老人等福祉手当及び介護者手当支給条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第10号「岩倉市地域集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  下水道対策特別委員長、5番伊左治 仁君。 ○5番(伊左治 仁君) 議案第10号「岩倉市地域集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」委員会において審議いたしました内容について御報告をいたします。  下水道対策特別委員会は3月28日、本日ですが、午前10時45分より第1委員会室におきまして、委員10名出席のもとに開催をいたしました。  まず、当局の説明を受けた後、質疑に入りました。  質問として、この施設の修理について地元、市の負担はどういう内容になっているかという質問に対し、  答弁といたしましては、左岸流域下水道関連で建設された公会堂の修繕について、建物の主要構造部分の修繕は市が全額負担し、他の修繕で10万円を超える場合、修繕は区及び市がそれぞれ2分の1を負担することになっています。  また、北島町では、愛北の周辺対策で既に公会堂が建設されており二つ目の施設となるため、建物の主要構造部分の修繕以外については地元でお願いをする。  また、質問として、この施設は地元の人達だけが使うのかと。  答弁として、地元の人以外でも使えるようなものとする。  問いとして、使用料はどのようになるのか。また、管理者はだれになるのかと。  答弁といたしまして、使用料については公会堂、学校施設でばらつきがあるが、安い使用料で利用できるよう指導していきたい。  この施設の管理運営は地元に委託するが、管理者が区長になるか、新たに管理者を設けるかは決まった段階で報告させていただきますと。  なお、また質問とし地域集会所は地域の施設であり、地元に使用の優先権があると思いますがどうですかという質問に対して、  答弁といたしましては、地域の周辺対策事業として建設されたもので、地元に主要の優先権はあるが、あいている場合は、できるだけ地元以外の人に開放していただくと。  また、質問として、市が主催の利用の場合はどうなるのか。  市の利用は無料でお願いしたいと。  以上で質疑を終結し、討論に入りましたが、討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第10号は全員賛成により可決するものと決しました。  以上、御報告をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第10号「岩倉市地域集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第10号「岩倉市地域集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第11号「岩倉市都市公園条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会に付託されました議案の審議の結果を御報告させていただきます。  議案第11号「岩倉市都市公園条例の一部改正について」当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いといたしまして、字句の訂正が多いが、いつから改正したのか。  答え、平成3年12月議会から、条例全体について市民にわかりやすいものにすることで随時改正されているものです。  問い、普通公園と都市公園の内容の区分は何か。  答え、普通公園は白山公園、さんご公園、新いずみ公園の3カ所であり、都市計画決定されない小さいものである。ただし、白山公園については、将来ほかの用途に変更する計画もあったことから、そのまま普通公園としてきた。  問い、白山公園の整備計画はあるか。  答え、地元の要望により、ほかの公園のように遊具等は置かないように広場として残してほしいとのことでありましたが、本年度に地元と協議を行い、外周の植栽を行っております。  問い、読点の取り扱いの根拠は。  答え、名詞と並列し「その他」でくくる場合は、「その他」の前に読点をつけない。動詞、形容詞、または副詞を並列し、「その他」でくくる場合は、「その他」の前に読点をつける。数字の小数点を示す場合は、外来語で二つ単語が集まって一つの言語を形成しているものをあらわす場合は中点とすることを行っております。  問い、第11条中の「各号のいずれかに」ついてはなぜ改正されなかったのか。  答え、条文の整備を平成3年12月議会から取り組んできたため今回の改正になりました。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論なく採決に入りました。  採決の結果、議案第11号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 委員長さんに御質問を申し上げます。  今、御報告中ですね、都市公園と、それから普通公園といいますか、の説明があったようですが、特にその後の普通公園は他の用途にする計画もあって云々とおっしゃったように聞こえたんですけども、それどういうことでしょうか。都市公園と普通公園の違いと、なぜ普通公園のまま残っているのかという、その辺のくだりをちょっともう一度よく聞かせてください。 ○議長(倉地邦男君) 7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) ただいまの御質問にお答えいたします。  白山公園につきましては、将来他の用途に変更する計画もあったことから、そのまま普通公園としてきましたということでございますけれども。 ○19番(村瀬 章君) 都市公園と普通公園の違いを。 ○7番(井上好郎君) 普通公園につきましては白山公園、さんご公園……。 ○19番(村瀬 章君) 都市公園と普通公園の違いをいうんで、都市計画で……。 ○議長(倉地邦男君) 暫時休憩します。                   午後1時58分 休憩             ────────────────────                   午後1時59分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩を閉じて再開いたします。  7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 都市公園と普通公園の違いとは何かということでございますが、規模が小さいということでさんご公園、新いずみ公園となっておりますが、白山公園につきましては、今後、何かの用途にするというようなことで、現在……、普通公園となっておるわけでございます。 ○議長(倉地邦男君) 19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 都市計画でつくったように、都市計画決定された公園と、そうでないのを普通公園にしておるという、今そんなような説明のように聞こえたけど、いわゆる普通公園は安定的にですね、今後とも公園にしていくという意味で、今、条例化されておるんで問題ないんですが、改めて都市公園にする必要はないんですか、ないわね。                   〔発言する者あり〕
    ○議長(倉地邦男君) 7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 今、答弁をさせていただきます。  その点については審議はされておりませんのでわかりません。 ○議長(倉地邦男君) これをもって質疑を終結いたします。  次に討論を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第11号「岩倉市都市公園条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第11号「岩倉市都市公園条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第12号「岩倉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 総務委員全員参加のもとで議案審議に入りました。  議案第12号「岩倉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」審議をしました。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問い、法の中で警察官、海上保安官の次に自衛官が追加されたが、これはあくまで市町村職員が現場にいない場合のやむを得ない場合のみ適用されるとの理解でよいのかどうか。  答え、市町村吏員の次に警察官、海上保安官、次に自衛官の順で、あくまでも市町村職員がいない場合である。  問い、本会議で議論された自衛官が指揮して救助に当たる是非についてと、自主防災組織の補償制度についてはどうか。  答え、既に法で定められており、救助の是非を市が言うことは適切でないと思います。防災の基本はあくまで地域防災力をつけることであり、防災訓練や防災資機材などの配布などを通して、その育成に努めています。  自衛隊派遣要請は市に大災害が起こり、市が対応ができない場合のみで、あくまで人命救助を最優先に考えた措置です。  自主防災活動の際の補償は、その認定の難しさや規模の大きさで困難がありますが、今後に向けて十分検討します。  問い、自衛隊派遣要請は市長が直接することはできないのか。  答え、地域防災計画の中に定めがあり、必要がある場合に県知事を通じて要請するものです。  なお、自衛隊法第83条第2項のただし書きに、何らかの理由で要請を待ついとまがない場合には出動することができる旨の規定があります。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論はなく採決に入りました。  採決の結果、議案第12号については、全員賛成により原案のとおり可決するものと決しました。  以上、報告します。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑ありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結します。  次に討論を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第12号「岩倉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第12号「岩倉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  最初に、総務委員会の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 総務委員会は全員参加のもとで審議をいたしました。  議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」第1表歳入歳出予算の補正、歳入全部、歳出の部では、款1議会費、款2総務費、款8消防費、款10公債費、第2表の継続費の補正、第3表地方債補正と、この問題につきまして質疑をいたしました。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  款1議会費は質疑がございませんでした。  款2総務費。  問い、まちづくり文化振興事業の果実運用について、大きな事業が対象とか、採択基準は厳しいなどあるため見直す考えはないか。例えば、第九について一般会計で予算計上するなど、また、小さな草の根の文化活動の採択など拡大する考えはないか。  答え、新しい文化を取り入れたい考えで、平成5年より実施をしてきました。また、市民の自主的な活動としての拡大は、果実が減少してきたこともあるが、今度の研究課題としたい。  問い、県、名古屋市などの文化事業の助成内容との差異は。  答え、名古屋市は芸術文化団体の事業費の一部を助成するもので、内容は3年以上の団体で会場借上料として30万円を限度としている。県については、広域的な文化活動として、事業費の3分の1で200万円を限度として助成している。  問い、各基金の7年度末残高見込みはどれほどか。  答え、平成7年度各基金残高見込みは財政調整基金4億2,116万1,000円、庁舎増築基金14億4,376万8,000円、住宅基金が1,428万8,000円、岩倉北小学校及び南小学校用地購入基金が1億5,806万6,000円、減債基金が5億5,884万2,000円、ふるさとづくり基金1億4,794万7,000円、地域福祉基金2億8,320万4,000円、まちづくり文化振興基金3億1,242万1,000円、国際交流基金4,009万6,000円で、合計33億7,979万3,000円であります。  款8消防費。  問い、高規格救急車と従来の救急車縦列駐車しているが、通報があり出動する場合の順位はどのように考えているか。また、現在3台あるがいつまで利用するのか。  答え、通報の段階では内容が不明確であるので、基本的には高規格救急車が先発します。今回は更新であり、車検が平成9年3月まであるため、その時点まで3台で対応します。  問い、救急救命士の資格を持っている隊員はいるか。  答え、現在はいないが、平成7年度1名養成しており、毎年1名ずつ受験させ、6名を予定している。  問い、常備消防費の設計委託料の執行残の内訳と消防庁舎の設計完了はいつか。  答え、庁舎本体設計で159万8,000円、飲料水兼用貯水槽で53万1,000円、地質調査で19万7,000円で完了は3月21日です。  款10公債費は質疑がございませんでした。  歳入全体の方に移りました。  問いとしまして、ふるさと創生の交付金1億100万円が今後も続くのか。また、基金をためて大きく使う考えはないか。  答え、平成8年から引き続き3カ年継続されるが、交付額は10%から15%程度減額されると聞いている。また、一般財源化される話もあり、基金をためて大きく使うことは、状況等見ながら検討をしていきたい。  問い、ふるさとづくりの資金を使用してユニークな事業をされているところはないか。  答え、最近ではハード面で体育館の建設や総合運動場、総合文化センターなど、ソフト面で地域のイベントやシンポジウムなどがあります。また、江南市では最初から一般財源化して事業を実施しているところもあります。  問い、ふるさとづくりの資金の使用目的は、現在規定されていないか。ハード面では目に映るが、ソフト面では、例えば山車の修復、おはやしの笛、からくり操作の育成などに使用できないか。  答え、利用目的としては基本的にふるさとづくり事業に充当するものであります。ソフト面では最初のときに山車の修復に一部充当した経過もあります。今後についてもいろいろ意見を聞きながら進めていきたいと考えています。  第2表継続費補正、第3表地方債補正でございますが、質疑はございませんでした。  以上で質疑を終結しました。  議案第13号は分割付託のため、採決は本会議で行うために行いませんでした。  以上、報告終わります。  修正させていただきたいと思いますが、採決でございます。採決でございますので、よろしくお願いします。 ○議長(倉地邦男君) 厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」のうち、第1表歳入歳出予算補正の歳出のうち、款3民生費、款4衛生費を厚生常任委員会を開催し、全員出席のもと行いました。  以下、御報告申し上げます。  款3民生費、項2児童福祉費の目2保育園費についての問いであります。  問い、東部保育園の漏水とはどのようなものか。  答え、昨年の12月に発見したもので、昨年度同月662立方メートルの使用に対し、同年は1,758立方メートルという異常に気づき調査発見をしたものです。金額的には23万円程度であります、という答弁です。  款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健費の問い、基本健康診査の受診者減少の原因は問いに対しまして、  答え、平成6年度3,909人、平成7年度3,850人であり、ここ数年の受診者数は余り変わってはいません。  問い、35歳から40歳未満の方が受診される場合、本人負担が必要となるが、その負担金の計上はどのようにしているのか。
     答え、当初予算の段階で一人3,700円の50人分ということで18万5,000円を雑入で計上をしています。今回、該当者が26人で50人に満たなかったということで、収入の方も相当額を減額すべきものであったと思っています。新年度については、この点を留意して取り扱っていきますということです。  問い、3月補正をする場合、現時点により近い数値であらわすべきではないか。市当局は歳入歳出のバランスはどのようにされているのか。  答え、今までは各課からの提出資料が出た段階で、予算の総額を見ながら歳入の整理をしてきました。ただいまの指摘を踏まえ、新年度からは十分に利用していきます。  その前段で、答えの前段で、ここで企画財政課長に答弁をお願いをしたという部分を挿入していただきたいということです。  続きまして、款4衛生費、目1保健衛生費、項6訪問看護事業費につきまして、問い、訪問看護事業のふえた理由はなぜか。  答え、当初は月平均8人の予定でありましたが、1月末の実績において月13人となったため239万8,000円の増となった。  以上で質疑を終結して、議案第13号は分割付託された議案のため、採決は本会議でということで終わっております。  以上、御報告申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 建設委員長、7番井上好郎君 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会は全員出席のもと、付託されました議案のその審議結果を御報告させていただきます。  議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」第1表歳入歳出補正予算、歳入のうち款5農林水産業費、項1農業費、目9農地費、款7土木費(項4都市計画費、目3下水道事業費を除く)について、当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  款5農林水産業費、項1農業費、目9農地費につきましては、質疑はありませんでした。  款7土木費、項2道路橋梁費の質疑はありませんでした。  項4都市計画費。  問いといたしまして、新柳通の街路工事が雑である。指摘した箇所の手直しをされたか。  答え、指摘の箇所については手直しをしましたが、再度、点検して対応します。  項4公園費。  問い、公園再整備の設計委託料が完了と聞いているが、特に辻田公園の樹木の保存については設計変更する余地はあるか。  答え、21世紀に向けて市民が利用しやすいようにと考えて、地元の意見も取り入れながら行ってきましたが、本会議でも指摘がありましたので、樹木の保存については一度検討をしていきたい。  問いといたしまして、再整備に当たっては公衆トイレの改良などをして、草花など取り込んだり、時計など、公園のポリシーを大事にすることで設計の見直しは可能か。  答え、設計は完了しており、部分的な最少限度の補修の範囲で検討していきます。  以上で質疑を終結し、議案第13号は分割付託のため、採決は本会議で行うため採決はとりませんでした。  以上で報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 文教産業委員長、15番柴田啓一君。 ○15番(柴田啓一君) 文教産業常任委員会は3月21日、第1会議室におきまして委員全員出席のもと開催しました。  付託されました議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」第1表歳入歳出補正予算、歳出のうち款5農林水産業費(項1農業費、目9農地費を除く)、款9教育費でございます。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  款5農林水産業費、項1農業費、目2農業総務費においては質疑もなく、款9教育費に入りました。  問いとして、史跡公園の関係ですが、愛称問題と寄附問題の経緯と結果について聞かせてください。  答え、愛称問題については、今後来園者からアンケートをとり、より親しまれる愛称に決めていきたいと思います。  また、公園名を入れた石碑の件ですが、当初80万円の予算であったが、寄附者から礎石を含む120万円相当の寄附があったのでそれを受けました。それに対して、市としては感謝状を出すことになっています。  委員会確認事項といたしまして、本会議で御指摘のありました史跡公園の嘱託職員採用の件については、当局から「同格の嘱託職員2名を採用し、史跡公園の管理に当たっていただく」ということで、全員が確認をとっておりますことも申し添えます。  以上で質疑を終結し、議案第13号については分割付託、議案のため採決はとっておりません、本会議で。 ○議長(倉地邦男君) 次に、下水道対策特別委員長、5番伊左治 仁君。 ○5番(伊左治 仁君) 下水道対策特別委員会は3月の26日午前10時より第1委員会室におきまして、委員10名出席のもとに開催をいたしました。  当委員会に付託されましたのは、歳出のうち款7土木費、項4都市計画費、目3下水道事業費であります。審議いたしました内容について御報告をいたします。  まず、当局の説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、質問といたしまして、小物件移転補償費で水道管やガス管の使用について、どの時期で判断をし移転補償をしているのか。  答弁として、水道管については、市施行分は図面等があるが、簡易水道の管については図面がなく、掘削しなければ判明しない場合が多い。また、ガス管については図面はあるが、協定により下水道管から50センチ程度はあけることになっているため、掘削しないと判断できない場合もあります。  また、質問として、早期に判明すれば早い時期に補正をして、新たな工事の財源に予算を活用してはどうかと。  答弁として、工事の発注をできるだけ早くし、予算の調整についても十分検討をしていきたい。  質問として、水道管等の移転工事のときに、水道課の職員の現場の立ち会いはあるのかと。  答弁といたしまして、水道の移転補償は水道課へ委託をしている。工事についても水道課が対応し、現場管理もその都度行われている。  また、質問といたしまして、本町排水路の工事の工程について、未舗装の期間が長く早急に復旧するよう工程指導はできないのかと。  答弁といたしましては、工事工程はボックス布設し、面も損傷して転圧仮復旧を行い、最後に本復旧をしています。次年度も同じ方法で行います。  また、質問として、仮復旧のときに振動、騒音が激しいので、もう少し何とかならないのかという質問であります。  答弁といたしまして、仮復旧の状態でうまく転圧等ができなかったと思いますんで、もう一度転圧するなどの措置を検討していきます。  質問として、掘削した場合の水の出ぐあいは、また地震対策は。  答弁として、地質は場所により違いますが、4メートル程度の掘削で玉石が出たり、シルト層や砂層となっている。水がえは場所によって異なっていますと。浅いところでは2メートルから3メートルのところで行う場合もある。また、地震については、本管は問題はないが、支線等については、液状化の場合は影響が出ると考えています。  以上で質疑を終結いたしました。  議案第13号は分割付託のため採決はとりませんでした。  以上、御報告をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑は各委員会ごとに受けたいと思います。  最初に、総務委員会について質疑を受けます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  次に、厚生委員会について質疑を受けます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  次に、建設委員会について質疑を受けます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  次に、文教産業委員会について質疑を受けます。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 御質問いたします。  先ほどですね、委員長のあれで、史跡公園整備の中の減額に関係しまして、何ですか、門柱じゃなしに、何とおっしゃったかな。 ○15番(柴田啓一君) 礎石、石碑。 ○19番(村瀬 章君) 石碑の寄附はあったとお話ですね。 ○15番(柴田啓一君) 礎石を含む。 ○19番(村瀬 章君) 120万円相当の寄附があったと。これ120万円相当ってどうやって鑑定されるんですか。 ○議長(倉地邦男君) 15番柴田啓一君。 ○15番(柴田啓一君) これは推計でされたものと思います。 ○議長(倉地邦男君) 19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) どういう推計をしたんでしょうか。私ね、非常に思うのは、最近寄附が、建物をつくりますと絵画の寄附とかね、感謝状を出しているの、寄附があっても、かつてのように議決案件でなくなってしまったので、一体1年間を通じてどこへどういう寄附があるかさっぱりわからん。しかも今みたいにですね、値段までつけてちょっとね、私、どういうものかなってよく想像できんでいかんのですが、例えば工芸的なものなら値段つけようないですわね。絵画なんかは値段つけようないと思うんですが、だから一つはやっぱり、そういう何といいますか、寄附があった場合に、議会の中なんかに示していただくことと、それをどう評価するかということの根拠をね、御説明言ったけど、いきなりお金が出てくるとさ、そう言われりゃそう思う人もおるしですね、いやそんな値打ちはないんだと言われりゃそう思わん人もおるしさ、それはどういうこと、どういうもんなんですか、これ。 ○議長(倉地邦男君) 15番柴田啓一君。 ○15番(柴田啓一君) 設計について当初は80万円という設計が出まして、それに礎石を含むということで、推定120万円という金額になったと思います。 ○19番(村瀬 章君) 工事費の話か。 ○15番(柴田啓一君) 工事費と礎石を含めてプラスになる。 ○議長(倉地邦男君) 次に、下水道対策特別委員会について質疑を受けます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上をもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  22番木村光子さん。 ○22番(木村光子君) 議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」に反対の討論を行います。  まず、1点目といたしまして、まちづくり文化振興事業……。 ○議長(倉地邦男君) 静かにお願いします。 ○22番(木村光子君) 最初から言います。  まちづくり文化振興事業助成金について、2年続きの不用額700万円となっております。わざわざ文化振興事業の助成金制度をつくるために要綱までつくって、文化振興やって、当予算の額から言うと相当の額を残しております。そして、まちづくり文化基金とか、ふるさとづくり基金という目的基金でもって積んでおりますけれども、ここの基金運用が定かでありません。  2点目、史跡公園についてでありますが、まず第1には、正規に入札を行うべきでありますが、随契で行われたことは問題があります。仮に随契を必要とする場合には、少なくともガイドラインを定めることが重要ではないかと考えます。  3点目、嘱託職員募集に当たり、広報で採用人員を若干名としていたにもかかわらず、1名しか採用しなかったことは不透明さがあったと指摘せざるを得ません。  続いて、地域交流センターでありますが、地域交流センターや史跡公園、自然生態園の名称についてであります。本来市民に親しまれる愛称等をつけるためにも公募をしたりする必要がないかということを、かねがね指摘していたにもかかわらず、議会意見が尊重されなかったままでありました。その結果、公共施設案内板の計画的執行ができなかったというところまで問題は発展いたしております。  次に、公園の再整備であります。  実施設計委託料が不用額で上がっておりますが、辻田公園にしても、天神公園にしても、再整備という名のもとに、20年以上もたった樹木を切ったり撤去するということは正しい処理の仕方ではないと思います。ぜひ保存をしていただきたいし、23本も柳の木がある辻田公園については、これは市民にとっては、なぜその木を切るのかという方の方が大半です。市民の意向調査をとったとおっしゃって、それは気持ちが悪いから切るべきだというのは、私は少数意見ではないかというふうに指摘をしておきます。
     なお、起債については、日本共産党議員団が低金利の今日、繰上償還をすべきだと市長に申し入れを行いました。  その結果、平成7年度は57年度と58年度分の5,498万円は繰上償還されております。今後も財政運営から見て適切な償還を行うべきであるということを指摘し、以上で討論を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 議案第13号について賛成の討論をさせていただきます。  議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」につきましては、総額で2億192万2,000円の増額でありました。  増額補正の主なものは、総務費で減債基金、普通交付税で算入されるふるさとづくり基金などの積立金、民生費で国民健康保険特別会計への繰入金などであります。また、減額補正につきましては、衛生費で小牧岩倉衛生組合負担金、愛北衛生処理組合負担金などのほか、事業の完了、予算見込みにあわせて予算全体の執行残が減額されたものであり、決算見込みにあわせて予算調整されたものであります。  歳入歳出いずれも適正なものでありますので、賛成の討論といたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」の採決に入ります。  本案については原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第13号「平成7年度岩倉市一般会計補正予算(第4号)」については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  暫時休憩いたします。2時45分まで休憩します。                   午後2時35分 休憩             ────────────────────                   午後2時46分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第14号「平成7年度岩倉市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第14号「平成7年度岩倉市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」につきましては、厚生常任委員会に付託を受けました。  3月22日10時より全員出席のもと第1会議室で行いました。  以後、報告を行います。  説明を受けた後に、直ちに質疑に入りました。  問い、財政安定化支援事業繰入金の仕組みは、に対しまして、  答え、法的繰入の種類であり、その財源は地方交付税の中で算入されてきます。それを一般会計から国保特別会計へ繰り入れるものであります。  問い、高齢者の割合が一定13%をオーバーすると交付税措置がされるのか。  答え、3ランクがありまして、今回、岩倉が該当しましたのは、13%から17%未満に該当し、一定のルール計算に基づいて繰入金が算出されたものです。そのほかのランクは13%未満と17%以上のものがあります。  問い、こういうものは当初予算では計上しにくい部分があるのか。  答え、言われますとおり予測しづらい部分があり、当初計上はしてありませんので補正でお願いをしました。  問い、繰入金の額と本年度の決算見込額は。  答え、歳入の決算見込は21億6,638万9,000円で、一方歳出は21億5,165万9,000円と見込み、収支差額1,473万円の黒字となる見込みです。  問い、繰越金全体はこれで終わりか。  答え、今回補正をお願いしますと175万6,010円の留保財源となります。  問い、療養給付金の増額の原因は、に対しまして、  答え、被保険者の増加が最大の原因と思われます。当初予算では8,040人を見込みましたが、決算見込では8,250人となります。そのほか、保険給付費の一人当たりの単価では、当初予算では10万5,797円でありましたが、決算見込では10万9,746円となり、内訳は入院の若干増、入院外の方が4万894件から4万2,000件台に乗せているものも増額の原因となっています。  問い、医療費の改定はあったのか。  答え、平成6年度に改定があり、7年度はありませんでした。  問い、被保険者の今後の見込みは、に対しまして、  答え、大きなうねりが過去の推移からうかがわれます。平成4年度からプラス動向に転じ、毎年ふえてきております。平成7年度も前年対比で103%強まで増加すると見込んでいます。今後の当分の間、増加傾向になると見込んでいます。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第14号につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第14号「平成7年度岩倉市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第14号「平成7年度岩倉市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」については、原案のとおり可決されました。   次に、議案第15号「平成7年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第15号「平成7年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」の審議状況につきまして報告いたします。  委員は全員参加のもとで行いました。  問い、平成7年度末基金残高の見込額は。  答え、見込額は3億8,312万円であります。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論を省略し、採決に入りました。  採決の結果、議案第15号につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告いたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第15号「平成7年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第15号「平成7年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第2号)」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号「平成7年度岩倉市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  下水道対策特別委員長、5番伊左治 仁君。 ○5番(伊左治 仁君) 議案第16号「平成7年度岩倉市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」について、委員会で審議いたしました内容について御報告をいたします。
     下水道対策特別委員会は3月の26日午前10時より、第1委員会室におきまして、委員10名出席のもとに開催をいたしました。  まず、当局の説明を受けた後、質疑に入りました。  質問として、接続件数が少なかったが今後に向けての対策はと。  答弁といたしまして、広報等で周知を図りたい。また、新しい地域もふえるので、水洗化についてチラシ等配布をしていきたいと考えている。  また、指定工事店を集めて、接続について早期に完了するよう指導していきたい。  質問として、貸付制度については厳しいのではないのか。  答弁といたしまして、銀行では保証人が必要であるが、労金の場合は生活資金の枠として保証人が要らないので、窓口で相談をさせていただいておりますと。  以上で質疑を終結いたしました。  討論に入りましたが、討論はなく採決に入りました。  採決の結果、議案第16号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第16号「平成7年度岩倉市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第16号「平成7年度岩倉市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」については、原案のとおり可決されました。   次に、議案第17号「平成7年度岩倉市上水道事業会計補正予算(第3号)」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会に付託されました議案審議の結果を御報告いたします。  議案第17号「平成7年度岩倉市上水道事業会計補正予算(第3号)」当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いといたしまして、渇水対策で県が対応した分と、市が持ち出した分はどれほどか。  答え、平成7年8月25日から平成8年3月19日までに解除、県水の給水制限が207日間であったが、一時中断もあり、実質影響は43日間であり、その額は394万4,606円である。県水については25%の給水制限であり、昨年度のような措置はありません。  問い、今日的な水需要はどうか。  答え、岩屋ダムには、きょう現在、2,203万5,000立方メートルの貯水量で、貯水率が35.6%である。ダム地点の雨量は昨年は19ミリであり、累計で159ミリである。平成7年は101ミリで、平年の平均は178ミリであり、平年並みの状況に戻ると思う。  問いといたしまして、流動負債の未払金は何か。  答え、水道は発生主義であるため、当月分は翌月に支払うため、3月分は翌年度に支払うため発生するものであります。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論もなく、採決の結果、議案第17号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第17号「平成7年度岩倉市上水道事業会計補正予算(第3号)」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第17号「平成7年度岩倉市上水道事業会計補正予算(第3号)」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  初めに総務委員会の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」第1表歳入歳出予算、歳入全部、歳出のうち、款1議会費、款2総務費、款8消防費、款10公債費、款11諸支出金、款12予備費、第2表継続費、第3表債務負担行為のうち、住民情報電子計算機器借上に伴う契約、第4表地方債、この議案につきまして総務委員全員の参加のもとで審議をいたしました。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  款1議会費につきましては、質疑がございませんでした。  款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費。  問い、区公会堂建設費等補助金の内容は何か。  答え、五条町の公会堂において外装工事などが予定されているということで計上しましたが、詳しくは決まっていないので、今後明らかになった時点で、改めて対応をしていきたい。  問い、稲荷、下本町などの公会堂建設に関する予算が上がっていないが、内部ではどのように検討をしているのか。  答え、実施計画では平成9年度に南新町がコミュニティ関連の補助で、同じく稲荷町が第四児童館と集会所を含めた施設の建設を、下本町は平成10年度にまちづくり特別対策事業により、五条川関連施設を含めて児童館と集会所を、あと中本町と大山寺町については地域交流センターやコミュニティ事業で建設できないか検討をしています。  問い、航空機騒音関連で公会堂建設は望めないのか。  答え、非常に難しいが引き続き要請はしていきます。内部的には他の手法で建設できないか、あわせて検討をしています。  問い、各区の区長代理者の人数はどのように決まっていたか。また、大きな区から区長代理者の数をふやしてほしい旨の話は出ていないか。  答え、区長会の設置等に関する規程では、300世帯以上の区においては一人、600世帯以上の区においては3人以内を増員できることとなっています。  また、代理者の数の増については特に聞いていませんが、区長会等でも話を伺いながら検討していきたい。  問い、平成8年4月1日から中央町区が創設される運びとなったが、今後、旭町、栄町、大地新町の創設について、現段階でどう考えているか。  答え、平成3年3月28日付で岩倉市行政区域問題協議会から駅西土地区画整理を終えた栄町、旭町、大地新町、中央町、新柳町、集合住宅地区の6区を理解が得られた区から進めるとの答申を受け、新柳町1区を平成4年4月1日、新柳町区を平成5年4月1日に創設してきました。今後の創設につきましては、平成8年度以降に旭町を創設すべく努力していきたいと考えています。  問い、昭和町については今後どうするのか。  答え、6区については創設することで答申をいただいておりますが、昭和町については西沼も含めた形で創設する必要があるのではないかと考えています。  続きまして、目3の秘書費に入ります。  問い、平和に関するシンポジウム委託料について、その開催をどのような内容で考えているのか。また、費用の積算はできているのか。  答え、岩倉市国際交流協会を中核とする実行委員会方式での開催になると思いますが、開催内容等、具体的には予算議決後に速やかに協議することといたしております。また、実施に当たっては予算の枠内で事業計画を立てていただくことになっています。  問い、シンポジウムは核兵器廃絶平和都市宣言にも配慮したものになるのか。また、国際交流協会への委託するのはどうしてか。  答え、当然、宣言の精神もシンポジウムには繁栄していただくことを考えています。また、市民レベルでの平和への取り組みを考える場合、世界の国々との交流を通して、相互理解を深め、信頼と連帯の心をはぐくむことが大切な視点になるものと思いますから、これまで実績を残している国際交流協会を中心として、多くの市民の皆さんに参加していただく実行委員会方式で実施を想定させていただきました。  要望としまして、被爆体験者の証言などもシンポジウムに取り入れてほしいという要望がございました。  問い、現在の市長公用車は購入後何年か。  7年になります。  続きまして、款2総務費の項1企画費の方へ移ります。  問い、新庁舎OA化検討委員会は専門家が必要と思いますがどうか。また、ソフト開発を検討していくのか。  答えとしまして、専門家を入れて検討をしていきたい。また、現段階では一部導入一部委託方式であり、ソフト開発までは考えていないが、今後、電算知識を持つ職員の育成を行っていきたいと思っています。  問い、地区サロンコンサートを駅地下道で開催予定であるが、昨年も駅地下道で実施したが、暑かったり、寒かったりした時期であったので、時期について配慮が必要ではないか。  答え、開催時期については配慮していますが、ナゴヤシティのスケジュールのこともあり難しいが、できるだけ調整していきたい。  問い、市民山の家助成の平成7年度実績とバス運行計画について聞きたい。  答え、利用件数は平成8年3月4日現在で民宿が250件、ファミリーパークが6件、保養の里9件の計265件です。  和泉村へのバス運行は、和泉村提携事業として、5月下旬の新緑祭り、10月下旬の紅葉祭りにバスを運行させるもので、まずはこの計画で進めていきたい。  問い、バス利用は料金が必要か。  答え、大人、子供とも一人1,000円の参加負担をお願いしたい。  続きまして、目5広報公聴費に入りました。  問い、市制25周年記念NHKテレビ公開番組開催委託料の内訳は。冷暖房機は買い取るのかレンタルか。  答え、実施経費の概算で申し上げますと、会場関係費で650万円、その内訳は舞台仮設、出演者通路等の仮設、電源確保、照明施設仮設の経費と冷房装置の借上費用等です。運営関係費としては、会場整理のための要員雇い上げや看板等の費用などの運営雑費が70万円、そして、委託先の管理費として80万円を予定しております。  続きまして、目7財産管理費に入りました。  問い、鳥居建民家跡地駐車場整備工事の際、貝塚伊吹は処分するのか。  答え、中型バス2台の収容可能な車庫を建設し、露天に11台の公用車が収容可能な整備をお願いするもので、貝塚伊吹については、西側は処分し、南側は緑化も考え、そのまま利用する計画でいます。
     問い、鳥居建民家跡地駐車場整備に雨水の浸透性舗装は考えているか。  それの答えは、雨水の浸透性舗装については、露天駐車場部分に対し、設計段階に検討し、取り入れていきたいと考えます。  問い、庁舎建設基本構想・基本計画検討委員会の謝礼を計上しているが、現在設置している特別委員会と庁舎建設基本構想・基本計画検討委員会との兼ね合いについてはどう考えるか。なお、消防庁舎跡地利用計画については、いつ、どのように整備されるのか。  答え、特別委員会との兼ね合いについては議会の方で検討していただけるようお願いしております。また、内部の庁舎建設検討委員会については、引き続き各課の配置等について検討していきたいと考えています。  消防庁舎跡地利用計画については、平成8年度末に移転しますので、平成9年度に整地等の予算をお願いしていきたいと考えています。  続きまして、目9交通安全防犯推進費に入りました。  問い、防犯灯の管理札の取りつけ作業はどのように実施するのか。番号は地区ごとにつけるのか、市内一括にするのか。  答え、現在は市民や各区長さんからの修繕、球切れ等の連絡があった場合に、地図等を確認しながら対応していますが、これを効率的かつ迅速に処理するため、市内にあるすてべの防犯灯に番号札を取りつけます。番号のつけ方については、現在のところ市内を4ブロックに分けることを考えていますが、具体的には予算をお認めいただいた後、検討していきたいと考えております。  問い、防犯灯については、この設置数も多く、その管理が大変なことはわかっていますが、各区に補助を出しているし、新設、取替等も既に実施しているのだから、この辺で全部を市の管理することとしてはどうか。また、そうした場合の費用はどれぐらいかかるのか。  答え、市による一括管理の問題に関しましては議会でも過去から各種の御指摘をいただいておりますが、部長が本会議でも発言させていただいたとおり、団地の防犯灯の問題等、各種の問題を整理しながら前向きに検討していきたいと考えております。なお、差額についてはおおむね200万円程度が予測されています。  続きまして、項2徴税費、目2賦課費に入りました。  問い、たばこ税PR用のライターはどのように配布するのか。  答え、市内にたばこ販売店の組合があり、その組合を通じて配布をしていただいています。  続きまして、項4選挙費、目5岩倉市長選挙費。  問い、ポスター掲示場の設置箇所はどのように決めているのか。  答え、設置箇所については公共施設や民有地にお願いしています。適切な場所という点で難しいところがありますが、これからもより多くの人の目にとまる場所に設置していきたい。  なお、設置基準については、法で人数割と面積割をもって決められており、岩倉市では、各投票区における有権者1,000人以上5,000人未満で、区域は4平方キロ未満の11投票区にあっては、それぞれ7カ所に設置、1,000人未満で区域が2平方キロ未満の西投票区のみが5カ所であり、全体で82カ所でしたが、7年の定時登録で西投票区が1,000人を超えたため7カ所となって、次の選挙では84カ所となります。  問い、自宅に近い投票所で投票できないか。  答え、それぞれに区域を定めて投票所を設置していますが、どうしても遠い、近いが生じますが、歩いて行ける距離を基本に定めていますので御理解いただきたい。  款8消防費、項1消防費、目1常備消防費に入りました。  問い、新庁舎の今後の予定を聞かせてください。  答え、各議会で決議をいただき、4月中に入札事務を進め、5月の臨時議会で契約案件を出し、6月に着工し、翌年3月竣工の予定をしています。  問い、本設計ができれば議員に配られるのか。  答え、全員協議会で基本計画の説明をし、意見を反映した中で対応させていただきました。それ以外に大きく変更したところもなく、改めて全員協議会で説明する予定は今の時点では持っておりません。  問い、今回、県でヘリコプターが導入されたが、いつごろ導入され、また岩倉へはどのように来るのか。  答え、7月購入予定で、7月から9月の3カ月間の実地訓練を経て、10月から正式に運行されます。また、防災訓練等、要請すれば来るということと、高層ビル火災等の人命救助が必要な際、要請すれば来てくれます。  問い、救急救命士6名の養成について、最終目標年度はいつか。  答え、平成7年度から始め、最終は平成12年度を予定しております。  問い、消防は24時間火災等災害への対応が必要だが、新庁舎への引っ越しはどのように考えているか。  答え、備品等は徐々に行いますが、緊急車両等は119番の切りかえと同時に計画しております。  問い、防災ヘリコプターを導入するについて、全額県が負担すべきと思うが、どのような議論があったか。  答え、市長会などでその旨の要請も行いましたが、県からは防災業務の活用だけでなく、消防業務にも活用したいとの強い意向が示されました。消防業務は消防組織法により市町村の固有事務となっており、隊員については消防職員の派遣等とこれらの負担についても市町村で行うことになりました。  問い、防災ヘリコプターを消防に使うことについてどのような位置づけとされているか。  答え、マンションと高層ビル火災での人命救助に活用できると考えています。また、県下全体でいえば山林火災や大きな河川等での救助活動に活用されます。  問い、各小学校の避難場所の耐震診断の結果、出でくるいろいろな問題についてはどのように対応を考えているか。  答え、教育委員会と協議し、予算に繁栄していただくよう要請していきたい。  問い、通信関係で今あるもので持っていくものはあるか。  答え、通信指令施設では何もないと考えています。緊急通信システム・防災行政無線等については移設を考えています。  問い、指令情報検索処理装置について、データ入力は職員がやるのか、委託するのか。  答え、データの収集は現在職員が行っていますが、データ入力について、この予算内に含まれております。  問い、暴風警報が出た場合、順次指令について消防署としてどういう体制でやっているか。  答え、警報が出た場合の職員の連絡は、現在、電話連絡で対応しております。導入後はこの装置はグループ構成が10分割できるので、そうした内容を踏まえて連絡網の整備を図っていきます。  問い、災害状況等、案内装置について、これは電話をすればテープで自動的に案内をするのか。  答え、災害が確定後、指令台で録音をして、留守番電話のような形で自動的にテープが回り対応できます。  款1から款17、歳入全部でございます。それに入りました。  問いは、消費譲与税は5.5%の増を見込んでいるが、特別地方消費税交付金は80%(20%の減)の収入見込みとしているが、どうしてか。  このお答えは、消費譲与税と特別地方消費税の伸び率は、過去の決算の推移等を踏まえ予算額を見積ります。消費譲与税は年々増加の傾向となっていますので、7年度予算額の5.5%の増を見込んでいます。特別地方消費税は6年度決算額の80%としておりますが、7年度予算額に対しては14%増となっていますので、御理解いただきたいと思います。  問い、消費譲与税の積算内容について説明してください。  答え、平成8年度当初予算積算内訳の3ページに記載してありますように、消費税の収入額の5分の1のうち、11分の5の額を国勢調査人口と事業統計の事業者数をもとに、おのおの2分の1額が按分により市町村に交付されるものであります。  問い、平成8年度の軽自動車の課税台数の見込みについて説明してください。  答え、当初予算では原付1種から小型特殊まで含めて、全体で6,488台を見込んでいます。  問い、国庫支出金についてお尋ねしたい。乳がん、子宮がん検診は負担金と補助金にそれぞれ計上され、検診者の人数が異なっているがどうしてか。  答え、負担金は老人保健法の対象となっている40歳以上の検診人数であります。補助金は老人保健法の対称外となっている30歳以上40歳未満の検診人数であります。  問い、第2表の南部保育園改築工事の継続費について工事の発注はどのように行いますか。また、工事費が不足した場合はどうしますか。  答え、南部保育園の改築工事については2カ年の継続事業としてお願いしておりますが、工事の発注(契約)は2カ年全体の工事費で行います。また、工事費に変更が生じた場合は継続費の補正をお願いすることになります。  以上で質疑を終結いたしました。  議案第18号につきましては分割付託のため、採決は本会議で行うため採決は行いませんでした。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) それでは、厚生委員会の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 厚生常任委員会は去る3月22日、25日、そして本日3日間にわたり行いました。  付託を受けました18号につきまして、審議の経過を報告させていただきます。  最初に、本日行われました歳入歳出予算の歳出のうち、款2総務費、項1総務管理費、目11交通災害共済費につきまして、報告させていただきます。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  問い、掛け金と支払額の関係はどうなっているか。  答え、8年1月末の状況では、加入者は2万5,126人で掛け金の総額は1,256万3,000円であります。一方支給額は842万円となっており、差し引きしますと413万3,000円、掛け金の方が多い状況にあります。  問い、12節の役務費の内容はどうか。  答え、掛け金の取りまとめを区へ委託しており、集金に伴う事故等に対する保険料であります。  問い、区長以外の役員も掛け金の徴収をしているが、それらの事故も対象となるのか。  答え、対象となります。  問い、20節扶助費の人数は。  答え、2,840人は70歳以上の老人で710人は障害者であります。  その障害者の対象はという問いに対しまして、  答え、障害者手帳をお持ちのすべての方を対象としております。  問い、近年、掛け金の総額と支払額を比較すると、岩倉の場合、支給額の方が少ない。組合の収支はどうなっているのかに対しまして、  答え、平成6年度決算では、歳入が1億6,606万6,531円、歳出が1億5,386万446円となっており、収支は1,220万6,055円の黒字となっております。  続きまして、総務費の項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費。  問い、住民情報システムのリース期間は何年か、また、導入機種はどこのメーカーか。  答え、電算機器のリース契約期間は平成8年4月1日から平成14年3月31日までの6年間です。導入機種は日本電子計算のオフィスコンピューター東芝TP90−550SV、末端機はPV3000−5133で、プリンターはキャノンLBD−730です。  問い、業者選定について日本電子計算以外に検討したのか。  答え、業者選定は日本電子計算以外に日本コンピューターシステム、東三河計算センター、日立製作所、沖電機の5社を対象として、システム及び経費など多角的に電子計算調整委員会等において検討し、日本電子計算に決定しました。  問い、水道課の業務にも平成8年度から住民情報システムを連動していくのか。  答え、水道料金の徴収業務について住民情報システムと専用回線で結び、徴収管理及び企業会計事務を行っていきます。  問い、現在は住民情報システムと財務会計システムは別に会社のものとなっているが、一本化する必要はないか。また、今後の電算処理のあり方はどう考えているか。  答え、電子計算調整委員会等の中でも、財務会計システムとの一本化について問題点として検討しましたが、処理すべきデータが異なっており、同一のシステムで今後も処理することはないと判断しております。平成8年4月から新庁舎OA化検討委員会を設置し、その中で検討していきたいと考えております。  問い、負担金補助及び交付金の人権擁護委員会協議会負担金等で会食するようなことはないのか。  答え、各協議会負担金の中で会食することはありません。  続きまして、民生費に入りました。  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費であります。  問い、同和問題について終結宣言を出した市もあるが、研修会はこのまま続けるのか。  答え、講師謝礼については大学教授等も考慮して計上させていただいております。人権問題なので、地域指定がなくても職員、市民が人権問題をどうとらえるのか、引き続き研修していきたいと思います。  問い、同和対策事業特別措置法は打ち切られますが、差別が残っているのは事実である。同和だけではなく人権差別として検討してほしい。  答え、同和問題も人権問題ですが、差別を受けることはいけないので、引き続きお願いしてまいりたいと存じます。  問い、原子爆弾被爆者受診費で長崎まで行く人もいるだろうが、広島までの旅費しか出ないのでは。また、広島・長崎の出身割合はどうか。介護者の分は含まれているのか。どこの病院に行っているのか。  答え、受診は長崎の病院でも結構です。旅費の額は長崎までの往復費用分となると思います。また、被爆者の出身地別には把握していません。受診先の病院は広島市の福島生協病院などがあります。介護者についても必要があれば同行していただいております。  問い、費用は実費なのか。  答え、現在は3万8,000円で打ち切りとなっています。  問い、病院の選択は個々に任せられないのか。メンタルな側面も踏まえて、安心できる場を選んでもらうことが必要ではないか。  答え、被爆者の会と話をする中で、介護者も行っていただけるように変更してきました。病院についても希望に沿っていきたい。  問い、続けて2年行ってもよいのか。人数の制限はどうか。
     答え、希望があれば連続でも結構です。必要があれば補正予算での対応も考えなければならないと思います。  問い、福祉団体に対する補助金は定額で支出しているが、その根拠は。  答え、定額補助については見直し以降定額になっている。会員数の変動もあると思いますが、頭打ちにした結果での一定額でお願いしています。  問い、社会福祉協議会からも補助金が出てないのか。その原資は何か。  答え、社会福祉協議会の会費と共同募金から出ています。  問い、補助金は事業補助と育成補助の2種類があると思うが、それに沿った形か、全市的に見直してほしい。遺族連合会の金額が多いが、岩倉神社の土地代に補助金を充てていないのか。  答え、遺族会の補助金の使い道について、細部についてはわかりませんが、いろいろな事業や会場借り上げ、県本部負担金等に使われております。  問い、会場費が大きいが中身はどうか。  答え、内容については細かくチェックしていませんが、大上市場会館やお寺を借りております。  問い、愛知県更生保護大会についてお聞きしたい。  答え、毎年行われておりますが、本年度は江南市、岩倉市、大口町の江南保護区で開催することになりました。一部費用負担をお願いしております。  問い、民生委員に負担がかかり過ぎていないのか。  答え、当局としても負担をかけ過ぎないよう、民生委員児童委員協議会とも話し合ってやっていきたいと思っております。  続きまして、目2国民年金費に入ります。  問い、国民年金推進費というのはどのような活動をするのか。  答え、未納者の解消を図るため、免除申請の勧奨、口座振替の拡大等、検認率の向上及び未加入者の加入勧奨等を行うものです。  問い、一般財源42万4,000円の内訳は。  答え、事務費交付金対象外の節4共済費のうち、互助会6万円及び市単独事業の老人福祉年金にかかわる節12役務費のうち、通信運搬費4,000円、節20扶助費のうち老人福祉年金36万円です。  問い、臨時職員の社会保険への加入はどのようにしているのか。  答え、特別対策事業により雇用するものであり、継続的な雇用と考えていない。業務の集中する期間については複数を雇用するなど、予算の範囲内で弾力的な対応を考えております。  問い、会計監査員の指摘もあり、臨時職員の雇用条件を考えれば、社会保険に加入すべきではないか。  答え、今後継続的に雇用するものであれば、会計監査員の指摘も踏まえ、それに沿った形で対処していきたいということです。  続きまして、目3に入ります。  問い、在宅介護支援センター運営協議会の内容はどのようになっているのか。  答え、運営協議会の運営については、運営事業実施要綱と運営協議会設置要綱に基づきまして運営しています。  問い、在宅支援センターの運営協議会の役割は。  答え、運営協議会は年に2回ぐらい開催し、事業実施上の諸問題について協議し、指導と支援をしていただいています。  問い、条例で定めずに要綱制定で定める根拠は何か。  答え、国は在宅介護支援センターについて、運営事業等実施要綱により対応している実態がある。これらをよりどころとして要綱制定で岩倉市も対応している。  問い、運営協議会の権限はどのようなものか。  答え、事業実施上の諸問題について指導やら支援をしていただくのが目的だと認識している。  問い、運営協議会の構成メンバーはどのようになっているのか。  3医師会、保健所長、民生委員総務、高齢者部会長老人福祉施設長2名などからなっています。  なお、要望としまして、運営協議会及び実施要綱について資料要求がありましたので、資料配付をしていただくことになっております。  続きまして、問い、運営協議会のメンバーについて国はどのように指定しているのかに対しまして、  答え、委員の構成については、国の要綱の中でも一定の方針が示されている。  問い、法的な根拠があいまいなものについては条例で整理したらどうですか、どうか。  答え、この事業の実施主体は岩倉市であるが、事業内容については一期一会荘へ委託しております。また建物の一期一会荘に附属する施設であり、公設公営である場合には、御指摘のとおり設置条例を定め、審議会といった形で条例をもって制定するのは基本ではございますが、国の指針が運営要綱での定めがございますので、それに依拠し制定させていただきました。  問い、運営協議会の果たしている権限はどうなっているのか。社会福祉法人との委託契約や内容に関して問題があった場合はどうなるのか。  答え、運営協議会は運営に関して諸問題についての意見具申をしていただいて、問題等の解決に当たっています。  問い、一期一会で解決できない問題が発生した場合の対応はどのようになっているのか。  答え、現在問題点の多くは特別養護老人ホームへの入所やショートステイにかかわる問題が多く、余り困る実態にはない。どうしても問題点の解決ができない問題等については、市の方に連絡票により連絡をいただくように指導しているということです。  問い、在宅介護支援センターは岩倉市に対しての諮問機関か。  答え、諮問機関というほどではありませんが、指導とか助言をしていただく機関であるという認識であります。  問い、運営協議会の委員はだれが任命したか。  答え、要綱に基づき岩倉市長が委嘱をしております。  問い、在宅介護支援センターは岩倉市において1カ所でいいのか。  答え、岩倉市老人保健福祉計画の中で一定の指針を示させていただいておりますが、利用ニーズに基づき2カ所目の設置について努力します。  問い、在宅介護支援センターは24時間体制であるが、職員は24時間張りついているのか。  答え、2名の職員については勤務時間内対応をし、勤務時間を超えた部分は特別養護老人ホームの職員が対応しています。  問い、市が直営で対応した方が問題点の早期解決となると思うがどうか。  現在の対応は個々ばらばらでの取り組みであるし、ホームヘルパーは保健婦、在宅介護支援センターが機能するような対応が必要である。その点、どのように考えているのか。また高齢者が窓口に相談に来た場合の取り組みについてもどのように考えているのか。  答え、高齢者にかかわる相談窓口は生きがい対策課であると考えている。それぞれのサービス業務が連携をとり、情報のネットワーク化も含め対応する必要があると考えている。例えば福祉カルテといったように、個々のそれぞれのデータが一目でわかるような取り組みが大切です。今後、地域福祉サービスセンターの導入も含め十分研究していきたい。  問い、健やかタクシーの利用者を現在85歳以上と定めているが、他市町の実態はどうか。  答え、一宮市と江南市は岩倉市と同条件で取り組んでいる。町では岩倉市を上回った形で対応しているところもある。  問い、年齢を下げる考えはないのか。  答え、健やかタクシーの初期の目的は健常老人の社会参加など、生きがい対策として制度化してきた経過がある。しかし、利用実態を見ていると、病院への通院に利用している実態が多く、初期の目的と違った形の中での対応が見られる状況があるため、さらに利用者の実態把握に努めたい。  問い、年齢を下げれば目的にかなった利用がされると思うがどうか。  答え、利用実態の把握に努めることと、あわせ他市の動向等研究に努めたい。  問い、緊急通報システムは消防署が移転することで問題がないのか。  答え、現在でも緊急通報システムにかかわる連絡は電話回線で行っているので、移転した場合でも問題はない。  問い、地域福祉基金にかかわる果実に対する考え方についてはどうか。  答え、低金利時代を迎え、果実運用のありようが問われる状況が生まれています。でき得る限り効率的、効果的運用に努め、今後のありようについては調査研究に努めていきたいという答弁であります。  続きまして、目4老人憩いの家総務費に入ります。  問い、ふれあい広場の利用状況が悪い。利用促進に向けた取り組みをどのように考えているのか。  答え、ふれあい広場老人憩いの場としてゲートボール、あずまやなどを設け、利用増に向けた取り組みを行っているが、老人憩いの家と直結していないことなど、利用に不便さを来している状況にある。このため平成8年度には、老人の憩いの家とふれあい広場をつなぎ、利用しやすいよう改善工夫をしていく。  問い、南部老人憩いの家の事務所にクーラーを設置すると言ってきたが、どのように取り組んでいるのか。  答え、平成8年度事業として予算を計上しているので、早急な対応に努めていきたい。  問い、南部老人の家の漏水については、平成7年度はそれ以前には漏水が認められたが、今後は大丈夫か。  答え、何度か水道の給水管にかかわる漏水が認められ、そのたびに補正をお願いしてきたが、給水関係はおおむね修理が終わったので、今後は起こらないと考えています。  問い、南部老人の憩いの家のソーラーシステムの稼働と光熱水費の実態についてはどうか。  答え、ソーラーシステムは昭和60年12月から設置し、現在もその活用を図っています。光熱水費については、昭和60年で1万1,701立方メートル、金額にして221万4,028円の実績に対し、平成6年度は風呂の故障等があり比較できないが、平成5年度では1万514立方メートル、金額で142万6,465円となっており、節減効果はあると考えています。  問い、南部老人憩いの家の畳の傷みが大変ひどいと聞いている。更新計画をどのように持っているのか。  答え、老人憩いの家の畳は南北の両館とも大変傷みがひどくなってきていると認識はしています。南の老人憩いの家は平成元年、北の老人憩いの家は昭和63年に更新していました。北の老人憩いの家を平成8年度に取りかえ、南の老人憩いの家については平成9年度にでも更新できるよう努力していきたい。  目5老人医療費については質疑はありませんでした。  続きまして、目6心身障害者福祉費に入ります。  問い、障害者基本計画がありますが、その委託先と中身は何か。  答え、委託先は社会福祉総合研修センターを予定しております。平成8年度は障害者の生活やニーズの基本調査であります。  問い、次年度以降はどうなるのか。  答え、次年度は策定委託料を400万円から450万円を予定しております。  問い、市民参加についてはどうか。  答え、基本調査フレームづくりには各団体も参加してもらい、策定についても委員会の中に入ってもらい、一緒にやっていきたいと思っています。  問い、民生委員の負担はないのか。  答え、民生委員でないとやれない部分についてはお願いすることも出てくると思われますが、基本的には委託先がやっていきます。  問い、障害者が高齢者施策の陰になっていないのか。  答え、障害者のみならず、各福祉施策が総合的に機能するような計画をつくりたいと思っています。  問い、身障ヘルパーが少なくはないのか。  答え、老人ヘルパーと連携をもってやっていきたい。  続きまして、目7障害者医療費については質疑はありませんでした。  目8障害者センター費について報告します。  問い、20年たち子供もふえてきている。障害者センターのグラウンドは狭いが買い足すことはできないのか。  答え、狭いことは認識しています。当分の間は今の場所を使わざるを得ません。計画の中では考えていきたいが、現状では拡張は難しい。  問い、グラウンドの拡張または移転について真剣に検討してほしい。  答え、グラウンドだけではなく、建物も狭いので総合的に今後考えていきたいということです。  目9小規模授産施設については質疑はありません。  続きまして、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費についても質疑はありません。  目2保育園費に入ります。  問い、ことし子供がたくさんふえ、4月1日出発はいいが、途中入園で対応できる園がなくなるのではないか。東部保育園は定員が120人で、部屋があるので6月に条例改正して定員増をすべきと思うがどう考えているのか。  答え、前年に比べて大変ふえている。全体の定員には余裕があるが、途中入園の対応は必要と考えている。定員増については、今後の動向も見定めて行っていきたい。  問い、定員増ができずに待機ということにはならないよう希望します。
     職員室のクーラーについて保育園はどうしてつけていないのか。  答え、冷暖房については計画的に行っていきたい。乳児室は全園設置しております。職員室についても今後考えていきたい。  問い、南部保育園が2カ年で整備されるが、南部保育園と西部保育園については、他の園に比べてプールなど未設置の部分がある。南部保育園は建てかえで解消されると思うが、西部保育園については入所児童数がふえたので、いつまでも未設置のものはあってはいけないと思う。施設によって格差はあるがどうかと思う。  答え、現在計画はありませんが、各園によって格差があるのはよくないので、順次計画を進めていきたい。西部保育園については現在プールがないので市民プールでお願いしています。今後検討していきたいということです。  続きまして、目3児童館費については質疑はありません。  目4留守家庭児童対策費についても質疑はありません。  目5母子福祉費についても質疑はありません。  目6家庭児童相談室費について報告します。  問い、いじめで子供が電話をしてくる受け皿はあるのか。市でもいじめ110番をつくってはどうか。  答え、県では児童相談所にいじめ110番があります。市では家庭児童相談室でも受けております。  問い、専任の児童員を雇って日や場所を決めて行ったらどうか。  答え、現在相談室で対応しているが、移転相談所などからもいじめや虐待のネットワークづくりについて話がある。定期的に場所を決めて行うかどうかについては検討していきたい、こういうことです。  目7児童手当総務費については質疑はありません。  目8乳幼児医療費について。  問い、対象は現在3歳未満児となっているが拡大の考え方はないのか。  答え、平成6年10月に拡大をしており、当面は拡大を考えておりませんが、今後に向けて検討させていただくという答弁がありました。  目9母子家庭等医療費については質疑はありません。  目10児童遊園費について。  問い、フェンスの修繕の375万円についてどこを計画しているのか。  答え、今年度、北島児童遊園を計画しています。このほか児童遊園の部分修繕も含めてお願いしておりますということです。  目11子供会育成費について。  問い、負担金補助及び交付金のうち、5子供会事業助成金について、子供会員は年々減少してきているようですが、その中でスポーツ大会はどんな形で行っているのか。  答え、現在五条川小学校下では、親子スポーツデーとしてコミュニティー活動の一環として行っています。親子が地域で親しむという形です。他の校下は現在はドッジボール大会とかサッカー、野球大会とかに変わっています。  同じく、目12青少年宿泊研修施設運営費については質疑はありません。  目13地域交流センター運営費についても質疑はありません。  続きまして、項3生活保護費、目1生活保護総務費についても質疑はありません。  目2扶助費についても質疑はありません。  続きまして、項4災害救助費、目1災害救助費に入りまして質疑はありません。 ○議長(倉地邦男君) ちょっとお諮りします。  報告中でございますけども……。                〔発言する者あり〕  そうですか。じゃ、お願いします。 ○25番(山田隆彦君) 私は大丈夫です。もうあと先が見えてます。  款4衛生費に入ります。項1保健総務費、目1健康総務費から入ります。  問い、保健所統廃合などによって市町村への事務委譲されるものは何か。  答え、母子保健法の改正によって、平成9年から現行、保健所が実施している1つに妊産婦健康診査、2つに、乳幼児健康診査、3つに、妊産婦歯科健康診査、4つに、乳幼児歯科健康診査、5つに、3歳児健康診査、並びに歯科健康診査などが主な事務として市町村で対応していることとなっています。  問い、現行、保健所が実施しているものの、場所は市町村の保健センターなどに保健所の職員が出向いてきて実施されているようだが、9年度からはすべて市町村の職員で対応するのか。  答え、基本的には市町村で対応しなければならないが、県としては地域の実情に応じて協力支援を行うこととされています。  問い、市町村での対応となれば予算を伴うこととなるが、国・県の補助金はあるのか。  答え、乳幼児健康診査は3歳児健康診査などについて、国・県それぞれ3分の1の補助金が予定されています。  問い、現行、県が100%実施している仕事に対し、市町村が対応するに当たって3分の1ずつではいけないと思う。必要な事業費に対する補助を県に申し入れるべきではないか。  答え、健康診査分については補助が見込まれるが、それ以外の事業に対する補助について不確定な部分もありますので、全体を含めて補助金の確保について要望をしていきます。  問い、第二次診療対策費負担金の予算は前年と変わっていないが、以前から指摘している搬送実績割があってしかるべきであるが、負担金の算定はどうされたのか。  答え、この8年度当初予算額は前年度と同額の計上となっています。7年度の負担金につきましては、2月に負担金を決定する医師会並びに三市二町で構成する対策委員会において、従来の平等割30%と人口割70%の算定基準と、平等割を30%、人口割を35%とし、新たに搬送割の35%を加えることが決定されました。この算定方法によりまして、7年度計上額543万9,000円に対し24万9,000円の減少となりますが、他の二市二町がすべて増額補正が必要となりますので、三市二町の緊急体制の充実と協調をとる観点からも、岩倉市の減額分を行わないので、7年度と8年度の2カ年間の暫定措置として543万8,000円の定額負担をしていくことで決定しました。  問い、9年度からは減額がされるのか。  答え、7年、8年は暫定期間でありますので、9年度では改めて協議をし、再度調整をすることとなっています。  問い、市町からの負担金とは別に県から救急医療に対する補助金が出されている。市町の負担金は県の補助金制度ができる以前に単独補助として始めたものである。県の補助金制度がある今では廃止すべきではないか。  答え、そうした議論もありますが、三市二町全体の地域医療としての連携をとっていくことも重要なことでありますので、今、すぐこれを廃止することは難しいと考えていますが、9年度に向けてはそうしたことも含めて三市二町の中で協議をしていきます。  問い、尾北看護専門学校運営費負担金の内訳は、に対して、  答え、8年度は7年度と同様に県補助金の80%の補助をしていくものです。  問い、学校運営は市町が80%の補助を出さないと運営できないのか。  答え、学校建設と同時に学校運営についての計画案が市・町に提案されてきましたが、その中では国・県の補助金と学生の授業料などともに、市・町の補助金が計画されていましたが、医師会の負担金はなしとされていましたので、それではいかんということで調整をしていく中で、県補助金の80%市・町で補助を出していくことの方向づけがされました。  問い、学校の施設内における尾北医師会の地域センターの中に訪問看護ステーションがつくられると聞いているが、それに対しての補助を出す予定があるのか。  答え、尾北医師会が設立する計画があると聞いておりますが、それに対する補助の要請はありません。  問い、岩倉の訪問看護事業でも赤字となっている。尾北医師会でやっても同様ではないかと思う。そうしたことからも補助との話になってくるのではないかと心配するが、本当に補助はないのか。  答え、尾北医師会の地域での訪問看護事業となりますと、岩倉以外の二市二町での対応となりますので、岩倉市とは関連がありませんので、補助をしていくことはないと考えている。  続きまして、目2保健費に入ります。  問い、保健婦の1名増員されるが、保健事業の拡大とか充実に向けてどう取り組まれていくのか。  答え、地域保健法の改正もあって、より地域に密着した保健事業の充実を図っていくことが使命でありますので、マンパワーをより充実していく中で、以前に増して地区活動の充実を図っていくことに努力をしていくものです。  問い、歩け歩け運動に対する夜間の安全対策は何か。  答え、8年度から万歩計の貸与と同時に、肩かけの反射たすきを配布していきます。また、健康祭りの機会などでも配布していきたい。  問い、基本健康診査やがん検診などの受診率の目標は。  答え、老人保健福祉計画では平成11年には基本健康診査は50%、各種がん検診は30%の目標を持っていますが、7年度の実績では基本健康診査が42.4%で、各種がん検診では10%程度の状況となっていますので、目標には差がありますので受診率向上に向けて努力をしていきます。  問い、子宮がん検診の自己採取法の検診方法は取り入れないのか。  答え、現在1カ所の医療機関にて実施していますが、市民の声として行きづらいとの声があることは認識していますが、以前のように2カ所の医療機関で実施できる見通しもありますし、現在の受診者数の実績が大きく減少している実態の見受けられない状況や、医療機関での土曜日の午後の検診を実施していただくなどの協力を得て実施させていただいておりますので、引き続き現在の医療機関での検診でいく考えであります。  問い、国の指導は医療機関での検診しか認めないのか。  答え、各種がん検診も国の補助制度を受けて実施していますが、子宮がん検診は医療機関と集団検診の2方式が補助対象となっています。  問い、受診率をどう高めていくかを考えたとき、受診をやめる人がいてはいけないと思う、今後どう考えているか。  答え、他の検診と違って子宮がん検診は医師に検診をしてもらうところに抵抗があると聞いておりますが、もう1カ所の医療機関の開院の見通しもありますので、いま少し状況を見て対応していきたいと考えております。  問い、前回指摘のあった医師会との懇親会の食糧費はどうされたのか。  答え、8年度の予算では計上をしておりません。  問い、音楽療法教室の内容は何か。  答え、健康づくり事業の新たな取り組みとして、音楽療法とストレッチング運動を取り入れたストレスコントロール教室を実施していくもので、音楽によって精神安定の状態をつくり、ストレッチング運動を同時に行って、ストレスに対処する効果的な事業のことを身につけることを教室で取り組んでいただくものです。保健センターで10回程度の教室を開催し、9年度には地区活動に広めていく考えでおります。  続きまして、目3休日急病診療所運営費に入ります。  問い、診療所の患者数が減少傾向にあると思うがどう見込んでいるのか。  答え、診療業務収入での1日平均の患者数は約18.5人で見ていますが、6年度の決算状況で1日平均23.3人の状況となっています。  問い、患者数が減ってきているが、診療業務委託料は変わらないのか。  答え、委託料の主な内訳は年間70日分の日曜日、祝祭日の出勤に対する医師の日額報酬と看護婦の賃金は医療材料費などの経費でありますので、日数に応じた委託料をお願いしております。  続きまして、目4保健センター運営費です。  問い、保健センターに専任の医師を置けないのか。県下の保健センターに医師を置いているところがあるのではないか。  答え、県下では春日井市の地域管理センターに嘱託の医師が常駐していると聞いております。岩倉市では各種予防接種を初め、基本健康診査やがん検診、さらには学校医や幼稚園・保育園医などを医師会でお願いしている状況の中で、センターに専任の医師を置くことについては医師会と十分な相談をしていかなければなりません。一方、全国的な医師会の充足率は高くはないと思いますし、医師会からのそうした話は現在ありませんが、将来的に考えますと必要なことであると認識していますので、もう少し時間をかけて研究していきたいと考えています。  問い、この尾北地区の死亡原因の統計を見ても、予防事業に対し医師の専門知識を持った人を置くことによって、事業の充実が増すことは明確なことである。医師会との調整が難しいとは思えない。よく検討してもらいたいと思うがどうか。  答え、予防事業に力を入れていくことは重要なことであると認識しております。市域は狭いといった利点を生かして、地区活動を中心とする保健婦の配置に努めているので、今後の方向としてその保健婦の指導を充実していかなければなりませんので、今後とも機会を見て医師とのお話をしていただきたいと考えております。  続きまして、目5環境衛生費に入ります。  問い、スズメバチ等駆除を委託されるが、その他の害虫はどこが担当するのか。  答え、スズメバチ、ミツバチが発生した場合、その駆除を分封業者に委託するもので、その他蚊やハエなどの衛生害虫については、市内一斉消毒を実施していますということです。  目6訪問看護事業費に入ります。  問い、作業療法士を常勤の職員で置く必要はないのか。  答え、現在非常勤ではありますが、実態としまして医師の訪問指示書に基づいての訪問実績は余り高くない状況にありますので、当面は現状の形でお願いしていきます。  問い、訪問は1カ月に何日行くのか。  答え、8年4月から診療報酬の改正に伴いまして、1カ月に14日まで訪問に行くことができます。  問い、小牧市民病院との連携による訪問はあるのか。  答え、医療機関からの指示書に基づいて訪問看護を行いますので、病院からの指示書が出ましたなら実施をいたします。小牧市民病院から退院された方の訪問看護を行っている実績もあります。今後とも病院と緊密な連携をもとに、在宅療養者の看護に努めていくものです。  続きまして、項2清掃費、目1清掃総務費に入ります。  問い、職員体制について予算上28人であるが、現業職員ではどういう体制であるのか。  答え、現在の現業職員の体制は、退職等により正規職員19名、臨時職員5人の24人体制であり、4月1日以降については、正規職員21人、臨時職員3人の24人体制で、事務職員は7人であります。  続きまして、目2塵芥処理費に入ります。  問い、議会でも指摘した課題事項である指定ごみ袋については検討されているのか、値下げはどうなっているのか。
     答え、炭酸カルシウム入りのごみ袋の有効性やごみ袋組合の運営については組合と話し合いをしています。また、各種のごみ袋の見本を収集して勉強していきたい。廃棄物減量等推進協議会は市民の意見を聞きながら、大きさ、強度など使いやすい袋の改良に向けて検討していきたいと考えています。値下げについては4月から当分の間、大袋20枚入りを22枚入りに2枚増量いたします。  問い、ごみの出し方については転入者に対してどのようなものを配布しているのか。  答え、転入者に対してごみの出し方、ごみ収集の日程表、ごみ袋の見本などを配布しています。  問い、黒袋で出されたごみを収集しない取り組みをされているが、見せしめみたいなことは賛成できない。モラルの問題であり、市民に協力を願うものであるが、どのように考えているのか。  答え、黒袋で出される実態があることから職場内で検討し、区長さん等に連絡をとりながら取り組みをしていますが、御指摘を受けて黒袋対策につきましては、いま一度検討しますが、市民のモラルの向上を図るため、広報やチラシによるPRをしていきます。  問い、容器包装リサイクル法に基づき平成9年度に取り組みをされる予定であるが、計画に向けた予算計上がなされていないがよいのか。ペットボトルの消費量や排出量の実態把握はどのようにされるのか。  答え、容器包装リサイクル法に基づき、分別収集計画の策定することになっています。分別収集の実施方法や各自治体の状況の把握に努め、時期を失しないよう内部で検討を進め、厚生常任委員会や廃棄物減量等推進協議会の意見を聞きながら、岩倉市にあった分別収集の方法で、方向を間違いないよう進めていきたいと考えています。  問い、岩倉市から廃止されるごみ質の分析をされていないが、ごみ質を知ることも大切であり、ごみ質の分析調査をする考えはないのか。  答え、環境センターで実施されているが、岩倉市のごみ行政からも必要であるので、今後調査をしていきたいと考えています。  目3し尿処理費については質疑はありませんでした。  続きまして、第1表歳入歳出予算のうち、第3表の債務負担行為のうち、南部保育園の仮園庭に伴う土地賃貸借契約については質疑はありませんでした。  以上で質疑を終結しました。  議案第18号は分割付託された議案のため採決はとっておりません。  以上、報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  暫時休憩いたします。  ただいまから代表者会議をもちたいと思います。代表の皆さん、よろしくお願いします。                   午後4時12分 休憩             ────────────────────                   午後4時36分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  本日の会議時間は午後5時となっておりますが、本日の会議終了まで時間延長したいと思いますが、御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、本日の会議終了まで時間延長することに決しました。  次に、建設委員会の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会に付託されました議案の審議の結果を御報告させていただきます。  議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」第1表歳入歳出予算、歳出のうち、款5農林水産業費、項1農業費、目9農地費について、当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いといたしまして、積算資料に記載のしゅんせつ工事箇所1から4の用排水路はわかるが、その他の水路はどこであるか。  答え、1から4は3年サイクルのしゅんせつ水路で、その他水路はこのサイクル以外の水路、3年サイクル水路でも、工事等で土砂堆積があり、しゅんせつを必要とするところを実施します。  問いといたしまして、住宅密集地の排水路はどうされるのか。  答え、住宅密集地の背割排水路については、13節委託料の支線用排水路しゅんせつ委託とダンプ借上料の使用料を使い、要望及び必要に応じ実施いたしました。  問いといたしまして、排水機場遠隔装置システムについての説明をしてください。  答え、県営湛水防除事業岩倉地区で遠隔作業の基本システムを設置していただいております。これにより大市場、大山寺、川井、野寄、北島町、各排水場の監視と大山寺の制御が不可能となりました。この事業は制御のできない大市場、川井、野寄、北島町の各排水機の監視、制御のない東町、曽野排水機場にシステムを導入するもので、事業補助金は国・県合わせて85%であります。  項2道路橋梁費、目2道路新設改良費について。  問いといたしまして、側溝や水路上部等の整備計画はどのようになっているのか。大市場、下本町について伺いたい。  答え、五条川左岸については下水道の面整備は完了し、排水路の雨水専用となるため、必要に応じて水路にふたをして、上部を道路として利用します。  問いといたしまして、団地南の道路の設計はどうなっているのか。  平成8年度予算に計上しており、おおむね全幅8.5メートル、歩道幅員1.7メートル、植栽帯0.8メートル、車道幅員6メートルを予定しています。  問い、植栽について高木か低木か。  答え、低木にする予定です。  問い、平成8年度の五条川堤防道路整備工事は豊国橋から幼川橋ですか。  はい、そのとおりです。  問いといたしまして、五条川堤防のタマリュウだが、雨が降ったら土が流れないのか。また、従来あったベンチが木から石にかわったが、冬は冷たく夏暑いがどうか。  答え、タマリュウが密植するまでは若干やむを得ないのではないかと考えております。ベンチの材質については言われることもよくわかりますが、木製の場合、老い朽ちることもあって石製を選択しております。  問いといたしまして、法面の植栽は自然の復元によるもので、人工的に手を加えるのではいけないかと思う。  答え、植栽の種類についてはいろいろ検討しましたが、過去に県にお願いして芝生を植えたが枯れてしまった経過があります。日陰に強いタマリュウを選定しました。  問いといたしまして、コミュニティ道路整備工事2,520万円は道路状況から見ても過大投資ではないのか。  答え、踏切北側は既にコミュニティ道路が完成しており、それに引き続き南側へ延伸し、大矢用排水路上部利用道路に接続する計画であるのです。よろしくお願いいたします。  問い、井上橋について通れるようになるのか、またかけかえについて、河川修繕計画は一宮側に拡幅と聞いているがどのよう計画となっているのか。  答え、開通は平成8年10月の予定。護岸については一部渇水期を待って行う必要があるため、平成8年度末となる予定です。橋については河川改修計画に沿った位置での築造となります。  問い、東町地内の市道北385号線の用地買収単価10万円平米当たりは高いのではないか。土地購入費については公示価格が下がってきているので下げるべきで、道路用地のみ購入単価が上がっていることはまずいのではないか。  答え、東町地内の市道北385号線については、平成6年度の東町の拡幅のときと同単価となっております。土地単価については御質問のとおりと思いますが、単発的に買う土地はともかく、街路事業等継続事業については地権者の立場からいえば、国、県、市の予算などの事情で一方的におくれてきたものであるという意見もあります。  要望といたしまして、固定資産税も下がっており、購入価格も下げるべきである。社会的認識を持ってやってほしいと要望します。  項3河川費、目1河川総務費。  問いといたしまして、新川・五条川改修促進期成同盟会と新川流域総合治水対策協議会の負担金の内容は。  答え、新川・五条川改修促進期成同盟会の会長は一宮市長でありますが、新川・五条川の関連する市・町が加盟し、その負担金の割合は接岸延長割及び均等割となっています。  本会は新川及び五条川の改修及び環境整備の事業促進を図るため、治水事業にかかる研修、陳情等を行っています。  新川流域総合治水対策協議会は、新川流域に関連する市・町が加盟し、負担金は市・町一律3万円で、事務局は愛知県土木部河川課であります。当協議会は新川流域の総合的な治水対策の進めるものであって、親子体験フォーラム、絵画、習字のコンクール、全国治水週間の懸垂幕等の事業活動を行って、治水PR活動に取り組んでおります。  項4都市計画費、目1都市計画総務費。  問いといたしまして、花のまちづくり推進モデル事業は業者委託と聞いているが、行政主導型ではなく市民参加型と協力が大事であり、推進体制が必要となっている。花壇コンクールやシンポジウムなどによって人づくりを進めてはどうか。  答えといたしまして、岩倉駅前は市の玄関口であり、花のあるまちづくりのモデルとして良好な維持管理が必要です。業者委託としては実施しています。一方、平成8年度から一つの試みとして5名以上の市民のグループに市が花苗などを配り、身近な公園や家の軒下、お店の前など花を育てていただくことも実施してと考えています。こうした取り組みの中で人づくりを進めていきたいと考えています。  問いといたしまして、駅東再開発の委託料の500万円と1,300万円はどう違うのか。また、駅東地区の再開発で公共管理者負担金はどれくらい見込んでいるのか。  答えといたしまして500万円の委託料は北街区の事業化に向けて、今後、具体的に進めていくための作業費です。  1,300万円は国の都市活力再生拠点整備事業補助金を受けて、北街区を含む駅東地区7.4ヘクタールの街区整備計画を作成するものです。平成2年度に駅東の広い範囲で地区再生計画調査を実施しております。これを受けて、商工会や下本町の住民が再開発だけでなく、商店街の活性化も視野に入れて、既に地権者の7割の賛成を得ていて、本年4月20日に地元で設立総会が行われると聞いています。この1,300万円の委託料は、これらの地区も含め地元の意向を把握しながら、区画道路や街区ごとの整備についていろいろ手法を検討するための調査費です。  公共管理者負担金は、駅前広場を名鉄とどう負担していくのか。また、12メートルの区画道路は県が難色を示しており、この場合、市が負担すべき範囲も変わってきます。再開発で一般財源をどれだけ見込むのか、現段階では流動的です。ただ、公共管理者負担金は生半可の金額ではなく、今後、庁舎など大型事業との関連もあり、軽々しく取り扱うことはできないと考えています。  問いといたしまして、駅東の地下道北出口はどのように考えるのか。  答えといたしまして、現在の地下連絡道を建設するときに、将来、北側へ設けることを聞いておりますが、現在、北街区再開発で地下利用の検討など、地下道のアクセスをどう確保するのかいろいろと研究しています。  問いといたしまして、生け垣補助制度で渇水により枯れた生け垣への手当てはできないのか。  答えといたしまして、現行制度ではいろいろ問題があると思うが、制度の有効活用を図って検討していきたい。  項4都市計画費、目2街路費。  問いといたしまして、シンボルロード、音のアートは、将来本当に地域になじむかどうか不安だが、今後どのように管理するのか。  答え、パブリックアートは、元来、寄附とか特定の作者に作成依頼をすることにより、それが彫刻公害とか地域になじまないものになってしまっている実態が数あることから、岩倉市は音のコミュニケーションを重点に、作者8人により選考しました。いろいろ不十分な点はあると思いますが、早く地域の人たちになじんでいただくことで、もう少し先を見守っていたいと思います。  問いといたしまして、都市計画道路の線引きは昭和40年ごろだと思うが、それ以後、建築した建物についての補償の扱いはどうなっているのか。  答え、都市計画道路上の建設の取り扱いは、法的には鉄骨造りと木造は建築が可能なことから許可をしておりますが、申請どきに計画線上以外での建築指導はさせていただいております。しかしながら、やむを得ず建築された物件については補償基準により補償させていただいております。  項4都市計画費、目4公園費。  問いといたしまして、1公園当たりにかかる事業費が高いのではないか。財源不足の折、急いで整備する必要はあるのか。  答え、21世紀の提言に位置づけられ、また平成5年度に公園法の改正もあり、従来の公園のあり方を根本的に見直し、住民参加型の地域に密着した公園づくりを実施するため、平成6年度に天王、辻田、天神、大矢公園を第1期計画として、地総債の事業計画を立てて取り組んできました。御指摘のありました事業費については、計画時点と比べますと財源的にも苦しい状況となっておることから、今後の設計においては事業費の削減についても配慮しつつ、より質の高いものをつくっていきたいと考えております。  また、公園の全面的に変えていくのはどうかと思うし、1年1公園の事業費が大きくピッチが早いのは、他の事業予算に影響を及ぼすことが大きいと指摘しておく。  天神、辻田公園にも岩倉に合った地域の密着した公園づくりをしてほしいが、市の考えはどうか。  答え、多彩公園事業につきましては、御指摘のとおり岩倉に合った地域の特性を生かしながら公園づくりに努めさせていただきます。  款5住宅費、目1住宅管理費。  問いといたしまして、公共住宅法の改正における岩倉市の市営住宅とのかかわりは。岩倉市の実態から見るとどのように推移するのか。  答え、公営住宅法の改正内容については、まだ不明確な点も多いため、はっきりした段階で入居者に説明をする必要があると考えています。  問い、公営住宅の改正について、入居者により問い合わせはありますか。  答え、現在のところありません。  問いといたしまして、現在、空き家はありますか。また、その取り扱いは。  答え、本年度は例年になく退去者が多く、3月にも3件あります。したがって、例年6月に空き家募集ですが、8年度は5月1日号の広報で募集予定をしております。  以上で質疑を終結しました。
     議案第18号は分割付託のため、採決は本会議で行うため採決は行いませんでした。  以上、報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 続いて、文教産業委員会の報告を求めます。  文教産業委員長、15番柴田啓一君。 ○15番(柴田啓一君) 当文教産業委員会へ付託されました議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」第1表歳入歳出予算、歳出のうち、款5農林水産業費(項1農業費、目9の農地費を除く)款6商工費、款9教育費の審議内容を報告いたします。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  款5農業水産業費、項1農業費目、2農業総務費。  問い、自然生態園の雑草処理の業務内容はどのようなものか。  答え、年2回、7月と9月に雑草の処理を予定しています。シルバー人材センターに5人掛ける6時間掛ける7日の積算で委託することを考えています。  問い、一般市民が善意で草を取るおそれがあるが管理をしっかりしてほしい。  答え、セイタカアワダチソウなど外来種は除草するが、保護すべき草の扱いは慎重に行います。  問い、ワークハウスの北側の池は今後どうするのか。  答え、完成後も現状のままです。夏場に池の水がなくなるような場合にはポンプで給水します。  目3農業振興費。  問い、岩倉の農業を守るために具体的な施策をどのように進めるか。  平成7年度に岩倉市の農業のあり方に関する調査研究を委託し、報告がまとまりつつあります。その中で典型的な都市近郊農業である岩倉市の農業の将来ビジョンについて具体的な提案がされています。この提案を基礎にして、農協など関係者と協議しながら、今後の農業行政を進めていきたいと考えています。  問い、岩倉市の農業のすべき道は大規模化ではなく、小規模農家を生かす方向にある。花の苗を農家から買い上げたり、農家が市民に貸している農園と農地法との関連、朝市の規模と内容の検討など、多面的な研究が必要でないか。  答えとして、農業と農地の保全は農家の努力にゆだねるだけでなく、社会的責任として考えることが必要になりつつあります。岩倉の農業を守るためには、農業の魅力を引き出しながら、農業を支える集団をどうつくるのかが課題と考えています。現在、農業の守り方を探っており、もう少し時間をいただきたいと思います。  次、目4畜産費に入ります。  問い、名古屋コーチンの振興について、産業として成立するように本格的に取り組むことが必要ではないか。  答え、名古屋コーチンの振興のためにPRを行っています。名古屋コーチンの振興組合の人たちは、新鮮な生肉にこだわりがあり、そのために年間の処理量も3,500羽が限界となっています。そうしたことから、市としては産業としての成立は難しいと考えており、当面、現状を維持していくことに努めたいと考えています。  問い、後継者はいるのか。  答え、鶏の解体を行っている業者には後継者はいません。  問い、体制を強化するために公社づくりを検討したらどうか。  答え、市としては現在は考えていません。  商工費に移ります。  款6商工費に移ります。  問い、桜祭りのライトアップは各地で行っている。当初は新しい企画でよかったがマンネリ化していないか。市民のニーズはどのようにして反映させれるのか。  答え、桜祭りのライトアップにつきましては、毎年位置を変えたり、球の数をふやしたりマンネリ化しないよういろいろと工夫しています。ことしは市制25周年の年であり、少し予算もふやしていただきました。そうした状況の中で市民アンケートを取り入れ御意見をお聞きすることを考えていますので、ライトアップなどにつきましては取り入れて行っていきたいと思います。  問い、桜祭りの期間は基本的にどのように考えているのか。  答え、桜祭りの桜の状況については、天候など主催する市として心配の種です。現在の開花予想は4月2日とのことでありますが、満開は10日前後と予想されています。過去に、逆に3月に繰り上げて実施したこともあり、状況に応じ弾力的に対応しておりますが、予算のこともあり、1日から10日までを基本とします。なお、本年はとりあえず日曜日の14日まで4日間、桟敷のみ延長をしていきます。  問い、ライトアップ用の備品をリースか買い取るか検討していくということであったが、今はどうなっているのか。秋にもライトアップを行ってはどうか。  東町休憩所の竹やぶの整備はどのようにしようとしているのか。水銀灯の設置は上から照らすものばかりであり、一部で暗いところがある。足元から照らす変わったライトアップはできないか。  答え、ライトアップのリース、あるいは買い取りについて研究させていただきましたが、現在の状況でリースした場合約600万円程度、買い取りした場合約2,000万円程度かかり、別に取りつけ撤去費が150万円程度かかります。祭り期間が10日間ということで、年間を通じての稼働率が低いことで、新しい提案で秋だとか、冬景色だとかにライトアップを行えばそれなりに効果があると思いますが、今のところはリースがいいと考えています。  竹やぶの整備状況ですが、予算化していますのは工事費300万円で、竹やぶが密集していますので、古い竹を少し間引きして、散策路などをつくり、竹の子の季節にも竹を楽しんでいただくことを考えています。  尾北自然歩道の水銀灯を設置していたところで、若干暗いところがあるその対策ということですが、足で壊されたり、いたずらされたり心配がありますので、また、付近の住宅もありますので、現状に合うよう再度研究していきたいと思います。  できるだけ自然を残すという考えからすれば、広くない竹やぶの中に歩道をつくるのは意に反するのでないか。  まだ、答えとして、正式な設計前なので実施段階でよく検討したいと思います。  以上で、款9教育費に移り、項1教育総務費に入ります。  問い、岩倉市の長期欠席者で30日ないし50日の不登校児が約50名いる。教育委員会が積極的に行っているのは理解するが、教育委員会で取り組んでいる状況はどうなのか。  答え、いじめ、登校拒否の取り組みについては、従来、登校拒否対策協議会、問題行動連絡会、生徒指導推進協議会の三つの組織体で活動してきましたが、平成7年度から小・中学校生徒指導推進協議会に一本化し、指導方法としては電話連絡をするとか、担任クラスが児童とともに学校での学習等の様子を話に行ったり、学校行事のお知らせをするなど家庭訪問を行ったり、保健室登校や友人の訪問、親との面接などいたしておりますが、さらに学校間の連携や関係機関との連携を密にしながら、教師も事例研究として力量向上を図りながら生徒指導に当たっているところです。  担当委員会に適宜報告していただけないか。  内容などにつきましては学校ごと、また担任ごとのケースで一人の教員が解決することでなく、全体で解決するのが大切ですので、学校での事例研究等を行い指導しているところです。  小・中学校生徒指導推進協議会に提出している資料等については、当委員会へ提示しながら御相談していきたいと考えております。  問い、いじめについてどのようなものをいじめとして認定するか。  答え、いじめの実態につきましては、平成7年6月に調査しておりますが、実態としていじめの判断が非常に困難な状況にあります。このため教師としての実態把握ができるように、事例研修や教員研修など、その力量向上に努めていきたいと考えています。  問い、教育長の給食事情視察に学校給食から補助がついているが、どのような形で出ているのか。また、学校給食会はどのような団体ですか。  (学校給食会の規約、平成6年度決算書、平成7年度予算書の資料要求がありましたので要求しました)  答え、学校給食会は給食用の物資を納入する業者でありますが、学校給食の普及にも努めている団体で、財団法人として登録されています。県からも一部補助金が出ている中で、学校給食の普及を図るため、海外の給食事情視察については、委託事業として一人当たり18万円が交付金として支給されているものであります。  問い、平和祈念事業で今回、長崎へ派遣することですが、派遣する生徒はどのように選考れるのか。また、犬山、稲沢では平和宣言なり、非核平和都市宣言を行った年から、小学生向けについても平和読本、あるいは核兵器廃絶を追求する独自の施策を持って、小学生、中学生一貫して行っていると聞いているが、なぜ小学生に対する平和教育の取り組みがなされないのか。  答え、平和祈念派遣の選考については、平成7年度は生徒会の役員が出席しました。平成8年度は具体的に詰めておりませんが、7年度同様、生徒の代表として生徒会の役員になろうかと思いますが、今後学校と相談して決めていきたい。  また、小学生に対する平和教育の取り組みについては、現時点において、特に社会科学習、人権教育、道徳の時間、あるいは特別活動等の学校全体の諸活動の中で実施していく考えであります。  問い、いじめの問題はいじめられた本人が心で感じる問題で、本人の心に対してどのように影響するかがいじめの問題と思う。子どもたちもそれなりにSOSを発信しているが、それを教師や親が受信することができなかったことが問題になっていると思う。心の問題でいじめ問題をとらえることが必要ではないか。また、不登校で学校に行きたくないけど段階を踏んで、保健室登校ができるようになったとか、あるいは給食だけ食べに行くというようなことで、学校へ登校できるように、学校以外で段階を踏んで行けるような場所を設置することはできないか。  答え、いじめの問題はまさに心の問題であります。本人がいじめられたという感覚も、一方では相手側にいじめたという意識がない場合もあります。そうした中で、いじめられた側の意見のみでいじめた側に注意することが、逆に本当のいじめに発展することもありますので、適切な指導ができるよう、電話連絡、家庭訪問、保健室登校など、段階的な対応を図っておりますが、学校と違う場所、例えば児童館等で友達つき合いができて、そうしたことが不登校の解決策となればよいことですので、関係機関ともよく検討させていただきたいと思います。  次、款9教育費に移ります。項2小学校費、3中学校費。  問い、岩倉東小学校の残飯処理機はどのように管理していくのか。また、給食センターに設置しているヤンマーの製品が実績としてありますが、どのように考えていますか。  生ごみの処理機の導入については、近年の環境問題の高まりにより、自然資源の合理的な利用に心がけていく必要があります。  なお、残飯処理については、子どもが主体的となりますが、管理・指導上、教員などが立ち会って行っていくことで考えています。  また、給食センターについてはヤンマーの機種が設置されておりますが、最近の状況では各メーカーがそれぞれ機種を出していますので、購入どきにはそうした機種を比較検討し、総合的な判断してよりよい機種を選定していきたいと考えています。  問い、子どもが主体的に行うということですが、給食センターの機械を見ても大人が扱う機械で、子どもに合った機械があるのです。また、生物処理方式で管理上で微生物が死滅し、処理できなくなったことも聞いているが、なぜ給食センターでノウハウの蓄積がある機械を使用しないのか。  答え、給食センターの機械も機種選定の一つに含めて検討させていただきたいと考えています。  また、子どもが主体的に行うことは、残飯を投入し、できた肥料を取り出すことで考えていますが、管理上、問題があってもいきませんので、教職員も管理する中での方法を考えています。  問い、生ごみ処理機は大型か、環境課で補助金を出している小型の処理機等は選定に入っているのか。  答え、東小学校の残飯の実績は、平均1日10キログラム未満であります。家庭用のものですと処理的な問題もありますので、残飯の投入量、維持管理面にも配慮した機種で、10キログラム程度処理できるものも考えています。  問い、子どもたちに残飯とか生ごみなどの環境について考えさせることであれば、クラスごとか学年ごとにおいて処理できるものを考えてみてはどうか。  答え、家庭用についてはコンパクトで新しい機種が開発されている状況にありますが、東小学校はFBC花壇で花づくりが盛んに行われ、残飯の二次活用として肥料が有効的に利用される状況にあり、また、管理面でも集中して処理できるようにと考えていますが、学校とも十分協議しながらよい方法で行っていきたいも考えています。  項4社会教育費、目1社会教育総務費に入ります。  成人式の平成7年度の対象人数と参加者数は。  答え、平成7年12月1日現在の対象者数は758名で参加者数は660名でした。  問い、参加者が会場に入らずロビーにたむろしているのは成人式の内容がおもしろくないからではないか。もう少しあいさつを少なくし、式典に参加したくなるように実行委員会形式で運営できないか。  答え、現在、実行委員会を設け運営しております。  問い、若者がなぜロビーに集まって会場に入ろうとしないのかを抑えなければならない。会場に入らない一つの理由として、式典が形式的過ぎることがあるのではないか。実行委員会をつくってやっても、そのものが形式になってしまうおそれがある。最近の若者のパーティーや労働組合の集いなどの民間の例を参考にするなどして、魅力ある成人式にするべく検討したらどうか。  答え、御指摘いただいた御意見を参考に、よりよい式典にするため今後も検討していきたいと思います。  次に、項4社会教育費、目3図書館費。  問い、社会病理関係の図書の配置が分類番号順になっており、配架場所が不適格と考えるので検討すべきじゃないか。  答え、図書館では図書の整理を日本十進分類法によっているので仕方がないと考えているが、御指摘は十分理解しており現在思案中である。  問い、視聴覚資料のビデオの設置場所を明確にしてほしい。  答え、現在ビデオ140本を所蔵し、平成8年度において備品費の中でビデオ購入費約50万円を予定し、この中で検討する。  次に、目4文化祭費。  市民芸術劇場の内容は。  答え、岩手県農村文化懇談会編「戦没農民兵士の手紙」と菊地敬一他編「あの人は帰ってこなかった」をもとに構成したもので、劇団文化座の鈴木光枝主演による朗読劇「あの人は帰ってこなかった」を8月4日に予定をしております。  項5保健体育費、目1保健体育総務費に入ります。  障害者のためのスポーツ教室の問題をどう考えているか。  答え、現在、開催しているスポーツ教室は一般の子どもから年配の方を対象に行っていますが、介護人、指導者の問題もありますので、福祉課とも協議させていただきたい。  問い、障害者スポーツ大会の募集が福祉課から出ていたが、社会体育の範囲ではないのか。  答え、県の障害者スポーツ大会や全国的規模で開催されている夢ピックは、県でも社会体育の分野でなく、民生部の関係で行われている状況であります。  次、目2体育施設管理費に入ります。  問い、石仏グラウンドは現在サッカーが主に使用しているが、マウンドがあり、つまずいたりボールがイレギュラーすることが言われているが、スポーツ施設面の整備について、現在使用中の中で不都合が出ているものについて早期に整備する必要があると思うがどうか。  答え、石仏スポーツ広場については、野球とサッカー共有の施設であり、それぞれ不都合の面も生じていますが、利用者の方にも御理解いただき、十分注意して利用していただきたい。全般的な施設の整備については、従来からも実施させていただいておりますが、順次、計画的に進みたいと思います。  目3総合体育文化センター費に入ります。  問い、体の筋肉をバランスよく鍛えるためには専用のマシーンを設置する必要があると思うがどうか。  答え、基本的に必要な器具であれば、スペースのことも考えながら今後整備してまいりたいと考えております。今回のトレーニング器具の整備更新については、設置してから6年が経過しているので、順次切りかえをしていくものです。  問い、各種大会を開催する際に、得点板等不足しているので早急に整備する必要があるのではないか。  答え、開館どきにはコート数にあわせ整備しましたが、最近種目の増加によって不足を生じているため、順次計画的に整備していきたい。  項6給食センター運営費、目1給食センター運営費についてです。  問い、平成7年10月4日発生した事故について、今後どのような安全対策を進められたのかお尋ねします。  答え、事故発生以後、市の安全衛生委員会の指導等を踏まえ、安全意識の向上を図るため、給食センター職員全員による安全衛生会を設けました。また、平成8年度予算では、さいの目切り機を購入し、計画的な機器更新を図っていきたいと考えております。  要望としまして、最近、PL法も施行されたばかりであり、メーカー側も知識が少ないので、そうしたことも含めて今後機器の購入計画をしていただきたい。  以上で質疑を終結し、議案第18号は分割付託のため採決をとっていません。  以上、報告を終わります。
    ○議長(倉地邦男君) 続いて、下水道対策特別委員会の報告を求めます。  下水道対策特別委員長、5番伊左治 仁君。 ○5番(伊左治 仁君) 下水道対策特別委員会は3月の26日午前10時より第1委員会室において委員10名出席のもとに開催をいたしました。  当委員会に付託されましたのは、歳出のうち款7土木費、項4都市計画費、目3下水道事業費であります。  審議いたしました内容について御報告をいたします。  まず、当局の説明を受けた後、質疑に入りました。  問いとして、下稲地下貯留池のスクリーン清掃はどのような形で行われるのか。  答えとして、貯留池には雨水と同時にごみも入ってくるため、ポンプで水をくみ出した後に残ったごみを外に搬出するものであります。  問いとして、下稲地は貯留池にグレーチングの箇所があるが、升目が大きいため小さな子どもが手・足を挟む危険がある。それをふさいで入れないようにできないのか。  答えとして、貯留池の中の管理をするため、落とし口にグレーチングを設置したと。植栽ですと清掃時にごみの搬出ができなくなることになるので、他の安全対策を施すことを検討させていただきたい。当面はロープで囲いの中に入れないような形としていきたい。  また質問といたしまして、下稲地下貯留池の容量は2,000トンとなっているが、昨年はどのような状況であったか。また、砂やごみの堆積はどのぐらいあったのかと。  答えといたしまして、昨年は何回か水が入っているが、満杯になるようなことはなく、水量も20センチぐらいであった。ごみは雨水と同時に入ってくるので状況を見ながら清掃を実施している。砂の堆積については、まだできて間もないのでほとんどないが、長い期間経過をすると堆積することになるが、そのときにはしゅんせつの必要が出てくる。  また、質問といたしまして、貯留池の水をポンプアップして二之杁用排水路に放流するが、下流の水源に影響はないのかと。  答弁といたしまして、放流するときは二之杁の水位が下がってからになるので、下に濁りを与える心配はない。  以上で質疑を終結しました。  議案第18号は分割付託のため採決はとりませんでした。  以上、御報告をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑は、各委員会ごとに受けたいと思います。  最初に、総務委員会について質疑を受けます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  次に、厚生委員会について質疑を受けます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  次に、建設委員会について質疑を受けます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  次に、文教産業委員会について質疑を受けます。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 御報告の中にですね、東小学校のコンポスト購入費122万6,000円の内訳について話がありました。ところがそういう審議をやられる傍らですね、現地東小学校では試験的にコンポストを入れていたということだそうであります。御承知のように、一昨年以来ですね、この入札制度の公平性、透明性、競争性を高めようということで、さまざまな取り組みがされている一方ね、こういう不透明なことは非常にいかんと思うんです。例えばある業者がそこで、先着権といいますかね、つければその業者がどうしても優位に立つということは、これは業界の常識でありまして、そういう意味ではですね、予算がつくられながら、何というんですか、そういうことをやるというのは、非常に不形式だと私は思うわけですが、そういう点については委員会でどのようにおやりに、御審議願ったんでしょうか。 ○議長(倉地邦男君) 暫時休憩します。                  午後5時25分 休憩             ────────────────────                  午後5時25分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩を閉じて再開いたします。  15番柴田啓一君。 ○15番(柴田啓一君) 東小学校の生ごみ処理機については、委員会審議の中でも不純な面もありましたが、委員会終了後、その問題を知りましたので、当局に予算執行の段階では委員会とも十分相談をしてやっていくように強く注意し、申しわたしました。 ○19番(村瀬 章君) はい、結構でございます。 ○議長(倉地邦男君) 次に、下水道対策特別委員会について質疑を受けます。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上をもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」につきまして、日本共産党を代表して反対討論をいたします。  総括的に申し上げますと、今日の社会経済情勢のもとで地方自治体といたしましては、市民の暮らしや福祉をいかに守るか。また、高齢化の進む中、だれでも住みなれたところで、安心して老後を迎えることのできる町と地域をどうつくっていくのか、さらには米の輸入自由化に始まる国の農政の無策さのもと、一般の農業をどう発展させるか、あるいは商工業につきましてもアメリカの圧力による大店法の規制緩和以来、近郊への大型店の出店が相次ぎ、地元商店はまさに危機に瀕しておるといえますが、これにどう対処し、地元商業をどう発展させるかなどが、今、我が市に課せられた課題と考えます。  さらにそのほか、子どものいじめや不登校問題、景気回復の問題、環境やごみ行政など、まさに市政に課せられた責務は大きいわけであります。  しかるに、平成8年度予算を見るときに、なるほど国に倣って起債を発行し予算規模をふやしておりますけれども、その使途は相変わらず土木建築優先型でありまして、市民の望むきめ細かさに欠けていると考えます。とりわけ、農業政策、商工業振興政策については具体策はなく、一向にこれらの分野では出口が見えておりません。  また、公共料金について申し上げれば、据え置きの努力をしたといって市長は言っておられますけれども、一番重い税と現在になっております国保税の値上げをされております。このことについては大変遺憾だと考えます。  また、財政運営につきましては、この4年間、起債が突出していることを今回改めて指摘をしておきます。  こうした弱点を持った予算であるということを全体的にまず指摘をし、次に個別事項について申し上げます。  一つ、会計のあり方が今議会で問題になりました。  土地買収について特別会計で土地を買い、一般会計で造成する、こういうことはやめていただきたいと考えております。  官官接待について申し上げます。  昨年来、市民オンブズマンの手によって全国の官官接待が大きな問題になりました。我が市については、今回一切そういうものはないという言明されておりますが、なお協議会、あるいは期成同盟会などでの飲み食いを一切やめていただくために努力をいただきたいと考えております。  果実運用型基金の運用問題について申し上げます。  利子の低下に伴って、いわゆる取り崩しが行われておりますが、一般財源化するものは一般財源化し、また原資についても原則を確立すべきであると考えております。  庁舎問題について申し上げます。  市長の発言は今後は慎重にしていただきたいということが一つ。  それから、この問題については岩倉市の今後の財政に大きな影響を及ぼすので、財政問題を十分考えて取り組んでいただきたいと思います。  次に、核兵器廃絶平和都市宣言に関連する問題について、代表質問でも申し上げましたけれども、市長は平和には申し上げられますけど、この核兵器廃絶の運動は、やはり弱いのではないかと指摘を申し上げます。また、平和学習については、小学校から行っていただきたいと思います。  在宅福祉施策について申し上げますけれども、高齢化が振興する中、ますます重要でありますし、介護手当増額も含め、抜本的に前進させていただきたいと思います。  また、多彩公園で本年度予算1億9,300万円でありますけれども、もともと我が市は公園面積が少ないわけでありまして、同じ公園をこのような多額でつくりかえるという予算投資の方向はですね、いま一度考えていただきたいと思います。  市営住宅について申し上げます。  公営住宅法の改悪の動きがあります。公営住宅の持つ今後の意義はますます必要になってまいりますので、公的住宅の計画的建設を岩倉市においても行うべきと考えております。  学校給食会からの補助金と旅費について申し上げます。  私たちはこの学校給食会は業者団体であり、法人化されているといえども、この線に沿った視察そのものにも、今議会の審議を通じて疑問を感じております。これらについても根本から再検討をいただきたいと思います。  用地買収について申し上げます。  先ごろ公示価格が発表されました。岩倉市も公示価格が下がっておりますが、しかし、実勢民間売買価格はそれよりもなお低いということを知っていただいて、今後は単価面で慎重な判断をお願いしたいと思います。  和泉村との友好提携は賛成であります。今後、現地に保養施設をつくるなどの検討を進められたいと思います。  しかし一方、一方といいますか、行政の文化化については相変わらずの予算が組まれておりますけれども、3年たって今日で4年目でありますが、そろそろ再検討すべきときではないかということを申し上げておきます。  障害者問題について申し上げます。  障害者に対する施策は岩倉市は大変遅れていると思います。障害者計画を予算化されておりますが、まず住民参加で進めていただきたい。それから障害者通院施設、障害者センターでありますけれども、これも大変狭くなっておりますので、保育園など等もそうでありますけれども、そろそろ建てかえも含めてですね、検討をいただく時期ではないかと思います。  容器包装リサイクル法への取り組みについて申し上げますが、実はこれはですね、来年6月からの平成12年までの取り組みをしようというときに、本年9月までに、来年の4月から。本年9月までに、その計画書を県に出すことが義務づけられておりますけれども、そのための予算というのは今ゼロであります。これは緊急にですね、必要な予算を組んで取り組んでいただきたいということであります。  最後に、消防庁舎、保育園などの改築がことし建築されますけれども、入札に当たっては、公平性、透明性を確保していただき、競争性を確保していただく。さらに、随契もふえておりますが、補正予算でも申し上げましたけれども、ガイドラインをつくるとともに、1部署のみの判断ではですね、透明性を欠くと思いますので、例えば随契検討委員会などの機関を設置して、随契にすべきなのか、一般競争入札にすべきなのかも含めた判断を下すような委員会を持つべきではないかというように申し上げておきます。  そのほか代表質問、議案質疑、委員会等で意見を申し上げたところでありますけれども、今申し上げたことを加えて、この予算に対する私どもの考えとさせていただきます。  以上、反対討論を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 11番鈴木喜一君。 ○11番(鈴木喜一君) 議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」に賛成討論をさせていただきます。  我が国経済は最近において、緩やかながら回復の兆しが見え始めたと政府判断がされております。しかし、雇用情勢や設備投資など、依然として厳しい状況に置かれております。  岩倉市は平成8年度の一般会計予算134億5,500万円、前年対比4.6%増となる積極的な予算になりました。  歳入では、市税が個人市民税の減税、長引く不況による所得伸び悩み等の影響があるにもかかわらず、3.4%の増を見込み、地方交付税も国の伸びを上回る5.6%の伸びを見込んでおります。  市債については、前年度対比当初に比べ12.5%高い伸びを示しており、歳入全体を眺めてみると、見込めるのは目いっぱい得たという感じがするわけでございます。  歳出では、五つの重点事業を掲げております。健康で安心のある触れ合いのまちづくりでは、在宅介護支援する在宅寝たきり老人福祉手当、フレックスタイム制ヘルパー派遣制度、ひとり暮らし老人給食サービス委託事業の充実、リフォームヘルパー制度の新設を初め、障害者計画基本調査の実施等々、さまざまな施策の取り組みがされております。  環境保全創出するまちづくりでは、消防庁舎建設事業、消防緊急通信指令装置購入事業、尾北自然遊歩道、曽野第二休憩所整備事業、お祭り広場拡張事業等の事業が計画されておるわけでございます。  豊かな文化と行き届いた教育のまちづくりでは、音楽をキーワードにした事業の展開を進めるとともに、小・中学校保健室等、空調設備等の教育環境整備の推進にも努めておられます。  便利で快適なまちづくりでは、公共下水道事業、幹線道路整備事業等々、都市基盤の整備にも積極的に取り組まれております。  生き生きとした活力のあるまちづくりでは、駅東整備開発を視野に入れた駅東地区整備計画の委託事業、これには委員長の報告のとおり、財政問題等いろいろな部分で市当局の重要なる考えを出していただき、岩倉に示されておる消防庁舎の建設や庁舎建設等にも十分絡んでおりますので、財政計画は十分立てていただきたいと思っております。  また、花のあるまちづくりに向けて諸事業は計画されておるところでございます。  また、市制25周年記念にした事業や25周年を提携をした和泉村との友好都市提携事業など、さまざまな事業が計画されております。  しかし、本会議の中でも論議ありました公共用地取得の際の予算措置、果実運用基金のあり方、収納率向上のための対策、職員の海外派遣など指摘された項目については、庁内で十分論議され、適切な措置を講ずるように努力されたいと思います。  今後のプロジェクト事業となる新庁舎建設については、非常に厳しい財政状況の中での建設が予想されますが、この種の建設事業は、綿密な計画と健全な財政運営のもとで行わねばならないと考えております。
     議会とも十分協議されるように、とともに事務事業の法律化、合理化を推進し、後に負担を強いることのないよう、十分留意して財政運営に当たられることをお願いをいたしまして、平成8年度予算の賛成討論といたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」の採決に入ります。  本案については原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第18号「平成8年度岩倉市一般会計予算」については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  暫時休憩いたします。                  午後5時41分 休憩             ────────────────────                  午後5時51分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第19号「平成8年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 当厚生常任委員会は、去る3月22日、25日午前10時より全員出席のもと第1会議室で行いました。  当委員会に付託されました議案につきましては「平成8年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」であります。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  問い、歳出、款2保険給付費、項3葬祭費の支給額の増額の考え方は、に対しまして、  答え、平成5年4月から現在の7万円としております。参考に県下都市の7年度の状況を申し上げますと、10万円が2市、8万円が1市、7万円が6市、6万円が19市、5万円が1市で、平均は6万5,484円であります。8年度に向けては改正を予定している市もあるようであります。改正して以来、4年を経過することになりますので、検討させていただきたい。  問い、収納率の向上に関して、新たな対策を検討しているのか。納めやすい方法の検討、減免規程の活用などをどう考えているのか。また、7年度の決算見込みにおいては、収納率はどのように見込んだのか。  答え、収納率向上の新たな対策については現在検討中でありますが、口座振替制度の勧奨や夜間徴収の実施など、収納課、市民課が協力してさらに努力していきたい。  さらに要望としまして、予算上の収納率が高く見込んであり、財源不足となることを心配している。口座からの2度引き落としや国保税優先での引き落とし、また集合税など、今まで提言したことを検討されるよう要望しておきます。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  反対討論としまして、本件につきましては、既に議案第7号で、値上げのときも反対討論をしましたが、今回は国民健康保険税の値上げが予定されております。特に私が心配しておりますのは、何もかも申し上げますが、低所得者層の値上げがされる。それは平等割と均等割が上げられるということでありますが、そのことによって、一層低所得者にとって過酷なものになるということを心配しております。この時期には、やはり不景気も長引いておりますので、景気が回復すれば、また所得も回復して、この会計にもいい影響が将来及んでくることを考えながら、ことしについては一般会計から繰り入れをふやして値上げをしない方がよいという観点から反対します。  賛成討論としまして、国民健康保険は地域住民の医療の確保と健康の保持、増進に大きな役割を担ってきました。しかしながら、国保加入者の増加、高齢者、低所得者の増加、疾病構造の変化など、状況は大きく変わってきています。これらは国保財政に多大な影響を及ぼし、財政運営は年々厳しさが増しております。6年度の単年度収支は赤字となり、7年度も6年度を上回る赤字となる見込みとのことであります。  当予算案には、税率改正による増収分が組み込まれ予算編成がなされておりますが、医療費の増加、巨額となった老人保健拠出金など、国保運営は楽観できない状況が今後も続くものと考えられます。  そうした状況で、予算案は、医療費、老人保健拠出金などの動向を的確に把握され、国保運営に必要な経費が適正に計上されております。  なお、国保税については、加入者全体で国保が支えるものであるとの基本に立ち、そうした意味での公平性を確保するためにも、収納率の向上に努められることを要望し、賛成討論とします。  討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第19号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結いたします。  次に、討論を許します。  22番木村光子さん。 ○22番(木村光子君) 議案第19号「平成8年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」に反対の討論を行います。  この予算は、さきの国民健康保険税条例の引き上げの内容を含んだものであります。その中で、特に均等割等の引き上げは低所得者層に及ぼす影響が大きいものがあります。長引く不況の中で、少なくとも健康で文化的な暮らしをするという点では、国が本来繰り入れるべき助成等の措置がなく、岩倉市の市民の負担を大きくしているのが現状であります。国保会計の中で、特に収納見込みを94%ぐらい見ておりますけれども、非常にこの会計の持っている不安定さから見ると、必ずしもその収納率が上がるとは言えない状況があろうかと思います。  よって、繰り入れをもうこの段階では入れることによって、国民健康保険税の負担を軽くするということが最善の方法と考え、以上の立場から反対をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 3番河原光史君。 ○3番(河原光史君) 議案第19号「平成8年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」について賛成の討論を行います。  人口の急速な高齢化に伴い、医療費が増加する一方で、経済成長の低迷に伴う保険税収入の伸び悩みなどにより、国保財政は深刻な状況が続いております。  国においては、たび重なる制度改正がなされておりますが、抜本的な解決とはなっていないのが現状であります。岩倉市の国保会計も平成6年度に引き続き、平成7年度も単年度収支は赤字となるようであります。  そうした中での平成8年度予算案においては、久久の税率賦課税限度額の改正がなされ、ふえ続ける医療費、及び老人保健拠出金などの財源に充当されております。こうした予算の内容は、地域の医療保険としての国保に課せられた役割にこたえるものとなっています。  なお、国保税につきましては収納率が低下しており、収納率の向上に最大の努力を払われることを切望し、賛成の討論といたします。  以上。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、議案第19号「平成8年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第19号「平成8年度岩倉市国民健康保険特別会計予算」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号「平成8年度岩倉市老人保健特別会計予算」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 厚生常任委員会に付託をされました「平成8年度岩倉市老人保健特別会計予算」の審議経過を御報告申し上げます。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  質疑もなく討論に入りました。  反対討論、御承知のように、老人保健特別会計は発足のときに申し上げましたように、これによって老人医療費が有料化になり、そして今だんだんと拡大に向かっています。  また、本年度入院給食費も自己負担が引き上げられ、老人にとって医療環境がますます悪くなるときに、ぜひ老人医療費の有料化をもとに戻していただきたいという願いを込めて、本件に対し反対します。  賛成討論としまして、市民の皆さんが過ごし、安心をして老後の生活を送る上で、一定の要望から治療、機能訓練に至る総合的な保健医療分野を担う老人保健制度は、高齢化が急速に進む今日ますます重要なものであると考えます。  平成8年度の予算はそうしたことを踏まえ、さらに老人保健特別会計の設置の趣旨に沿った内容であると思います。  よって、本案について賛成します。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第20号については賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結いたします。  次に、討論を許します。  21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第20号「平成8年度岩倉市老人保健特別会計予算」に反対の討論をいたします。  委員会でもるる述べられておりますが、この老人医療費の関係は、過去70年代には国民の大きな運動で、東京を初めとする、革新自治体が老人医療費の無料化を進め、それが全国的な大きな運動になって国にそうした影響が働き、国でも老人医療費無料化が実施されてまいりましたが、この政策については大変お年寄りに喜ばれてまいりましたが、その後、臨調行革の関係で、老人医療費が一部有料化になり、その方向が次々と改悪をされて、現在では通院については月1,010円支払わなければ受診ができない。あるいは入院をすると1日700円ずつ払わなければいけないし、さらに昨年から改悪になった入院給食のお金につきましても払わなければならないという、こういう状況になってまいりました。お年寄りは戦前戦後を通じて、今の日本の発展に寄与された方々であります。こういうお年寄りをいじめていく医療費の受診抑制につながるこの会計に反対をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 2番大島昇一君。 ○2番(大島昇一君) 議案第20号「平成8年度岩倉市老人保健特別会計予算」について賛成の討論をします。  本会計は長寿を支える医療保障として重要な会計でございます。受給者の増加より医療費の伸びを的確に把握したものであり、老人保健対象者の医療給付の保障は十分であると思います。この上は、対象者の生活の資質、生命の資質を高めるように本会計がつながっていくことを期待し、賛成とします。  以上です。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、議案第20号「平成8年度岩倉市老人保健特別会計予算」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。
     本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第20号「平成8年度岩倉市老人保健特別会計予算」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号「平成8年度岩倉市土地取得特別会計予算」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第21号「平成8年度岩倉市土地取得特別会計予算」を審議いたしました。  委員は全員参加をして審議に当たりました。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  質疑はございませんでした。  質疑を終結しまして討論を省略し、採決に入りました。  採決の結果、議案第21号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結します。  次に、討論を許します。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 議案第21号「平成8年度岩倉市土地取得特別会計予算」については反対の討論をいたします。  本議案につきましては、議案質疑等でも申し上げましたように、土地取得2件を予定しておるのが主な内容でありますけれども、この土地取得につきましては、第1点として、単価が必ずしも適正ではないということを申し上げてまいりましたし、今も私はそう信じております。  二つ目には、公拡法の適正な運用であるかどうかと。このところが非常に問題だと思うんです。一般会計で申し上げましたけれども、ここでこの土地取得特別会計で用地を買うということは、本来無目的で買うということ、いわゆる先行取得が本来の姿でありますが、先行取得ではなしに、既にですね、目的もあり、同じ年度のうちにもう工事もして、造成してしまうなどということは、公拡法のですね、法の精神に沿った適正な運用とは私は言えないと思います。  以上のような理由で反対をいたします。 ○議長(倉地邦男君) 16番桜井金吉君。 ○16番(桜井金吉君) 議案第21号について賛成の討論をいたします。  本会計は土地取得の円滑化を図るための会計であり、既に先行取得したハツネ跡地を初め、先行取得用地の元利償還をしておりますが、今回、下本町及び東町の休憩所用地の先行取得については議会での議論があり、また反対討論もありましたが、この会計は正規に十分見きわめて検討されたい。また、単価の問題でも指摘されましたが、行政の姿勢としては、適正な単価が基本であり、今回の2件については鑑定価格での購入とのことであり、了として賛成するのであります。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、議案第21号「平成8年度岩倉市土地取得特別会計予算」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第21号「平成8年度岩倉市土地取得特別会計予算」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号「平成8年度岩倉市学校給食費特別会計予算」について議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  文教産業委員長、15番柴田啓一君。 ○15番(柴田啓一君) 当文教産業委員会は3月21日午前10時より第1会議室において、委員全員出席のもとで開催しました。  付託されました議案第22号「平成8年度岩倉市学校給食費特別会計予算」について審議をしましたので報告いたします。  当局の説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  問い、毎年、給食の食数が減少し、購入物資が割高になっているのではないか。このようなことからの長期的な見通しをどう考えているのか。  答え、平成8年度予算は前年度と比較して若干減少している状況ですが、一方平成10年ごろを推移すると、児童・生徒数が増加する状況にあります。そういった状況下で、給食用物資の購入については十分に配慮しながら実施していきたいと考えております。  問い、昨今の社会情勢において、食生活が贅沢になってきており、給食費も変えずに給食運営しているが、今年は子どもたちが喜ぶ献立を立てる計画はないのか。また、給食用の残飯を減らすことも考えて献立を立てる必要があると思うがどうか。  答え、学校給食は嗜好ばかりにウエートを置くことは問題がありますが、従来から学期に1回、嗜好を取り入れたセレクト給食を実施しております。今後、ミニバイキング給食を調査研究し、学校給食の充実を図っていきたいと考えております。  問い、外国から輸入食材はどれだけか。岩倉産の食材はどれだけ利用されているか。さらに調理済み食品はとれだけ使用しているのか。また、子どもたちが減少していく中で、手づくりの調理はどの程度あるか伺いたい。  答え、冷凍野菜で申し上げれば、インゲン、チンゲンサイなど使用しています。果物についてはバナナを輸入食材としております。その他輸入を含めますと、献立内容にもよりますが、約20%未満ではと思っております。  地場産業の使用は現在、ミツバ、キュウリを使用しております。その他の物資については、岩倉産指定が困難ですので、国産品という形の中での物資を指定をし購入しております。一方手づくりメニューは設備面などの問題、時間の制約での中で、肉じゃがなどの手づくり給食を実施しております。  問い、小学校、中学校にはアトピーの児童・生徒が苦しんでいると思うが、手づくりメニューとかでアトピー対策ができないのか。  答え、産業医の先生にも巡回に来ていただいており、給食の献立の指導も受け、また毎年学校にアトピー性皮膚炎の調査をし把握しておりますが、こうした児童・生徒についての特別メニューについては、現状の学校給食運営では非常に難しいと考えております。  問い、年間計画について、岩倉市内の農家との契約栽培はできないか、経済課と調整すれば可能と思うがどうか。  答え、岩倉産の取り扱いについては、事務段階の中で経済課と検討させていただいております。  以上で質疑を終結しまして、討論を省略し、採決に入りました。  採決の結果、議案第22号「平成8年度岩倉市学校給食費特別会計予算」については全員賛成で可決されました。  以上、報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第22号「平成8年度岩倉市学校給食費特別会計予算」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第22号「平成8年度岩倉市学校給食費特別会計予算」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号「平成8年度岩倉市公共下水道事業特別会計予算」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  下水道対策特別委員長、5番伊左治 仁君。 ○5番(伊左治 仁君) 議案第23号「平成8年度岩倉市公共下水道事業特別会計予算」について、委員会で審議いたしました内容を御報告いたします。  下水道対策委員会は3月26日午前10時より第1委員会室において、委員10名出席のもとに開催しました。  まず、当局の説明を述べた後、質疑に入りました。  問いとして、下水道関係研修会はどのような内容になって、また、研修会終了後に懇親会が開かれることはあるのか。  答えとして、視察研修が3件で、パワー専門分野で講習会となっている。懇親会は下水道関係の研修ではない。  質問といたしまして、大市場町公会堂の外壁取払工事について外壁が汚れたので実施するのか、それともある程度の年数が経過したことにより実施するのか。  答えとして、大市場町公会堂は建設から15年が経過し修繕が必要となった。今後は15年後を目安に修繕が必要な箇所は実施していきたい。  また、質問として、水質調査委託料について2種類の単価があるが、どう違うのか。また、検査はいつ、どこで、どのように実施するのか。  答弁として、事業者によって検査項目が異なるため単価が違ってくる。事業所からの排水については下水道に接続する前と後に水質検査をしチェックしている。  質問として、公共汚水までの蚊やネズミの発生はあるのか。もし、この苦情があった場合、どこの部署で対処するのか。  答弁として、蚊やネズミの発生についての苦情は現在のところないが、苦情があった場合の対応については、関係課と内部調整をして決めていきたい。  質問として、下水道工事後の舗装復旧でつなぎ部分のひび割れが見られるが、どのように施工していくのか。  答弁として、舗装復旧については4メートル以内の幅員の道路が全面舗装として、広い道路については部分復旧となるが、余裕幅をもって舗装している。ひび割れ段差の起きないよう注意して、今後の工事を進めていく。  質問として、主に流域下水道事業に着手する前に、右岸は左岸並み、またはそれ以上としてみんなが除外してきた。しかし、左岸と右岸では種々の状況が異なっているので、余りそのことばかりに肯定していてはいけないのではないか。当局ばかりでなく、議会として改めて考えることが必要ではないかという問題提起を込めて質問をしたいということで御質問です。  答弁として、岩倉市の考え方と、県や関係市・町の考え方が必ずしも一致して進んでいる状況とはなっていない。その点で、整備を早い時期にする必要を感じており、今後の大きな課題として取り組みは考えている。  問いとして、下水道の接続工事が進まない理由として、工事申し込みが一部の指定工事店に集中していることがある。このことを当局はどのように考えているのか。  答えとして、業者が多くの申し込みを受け仕事を抱え過ぎていることがあるが、今後は申し込みを受けたら、できるだけ早く工事ができるよう指定工事店を指導していきたい。  以上で質疑を終結し、討論に入りましたが、討論なく採決に入りました。  採決の結果、議案第23号については全員賛成により可決するものと決しました。  以上、御報告いたします。  大変失礼いたしましたが、開催日につきましてはですね、3月26日午前10時と申し上げましたが、1時からということでございますので、御訂正をお願いいたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。
     お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第23号「平成8年度岩倉市公共下水道事業特別会計予算」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第23号「平成8年度岩倉市公共下水道事業特別会計予算」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号「平成8年度岩倉市上水道事業会計予算」についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会に付託されました議案に対しましての審議結果を御報告させていただきます。  議案第24号「平成8年度岩倉市上水道事業会計予算」当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いといたしまして、岩倉団地配水場の電気計装取替工事が予定されていますが、その工事の内容と設置場所は今と同じ場所か、それとも違う場所か、また工事の時期はいつごろになるか。  答えといたしまして、工事内容は、高圧受電盤、監視盤、ポンプ盤などが老朽化しているので取りかえるものであります。設置場所は設計のときに現在の場所がいいのか、住宅都市整備公団から返却された場所がいいのか検討しています。工事の時期につきましては、夏の水の需要時期を避けまして、冬に工事を行う予定です。  問いといたしまして、水道料金の伸びを前年対比2.95%増と計上された理由は何か。  答えといたしまして、水道料金は7年度の2月末現在の前年対比3.5%伸びておりまして、決算では5年度の同程度の料金収入を見込んでおります。異常渇水等で節水がなければ人口の伸び程度の収入増は見込まれますので、この料金見積りとさせていただきました。  問いといたしまして、目2の配水及び給水費で施設係の職員が一人減となりましたが、組合との話し合いをされて了解はとれておりますか。  答えといたしまして、職員一人の減員につきましては、水道課の職員、中央委員、組合執行部と話をさせていただいており、一定の理解を得たと考えております。  問いといたしまして、下水道使用料の徴収は水道料金と同じ月か、また、徴収件数は何件ですか。新規漏水調査業務委託料を計上しているが、何件ぐらいの漏水が見込んでいますか。また、漏水の修繕はどうするのか。  答えといたしまして、下水道使用料は上水道と同じ徴収月となります。件数は岩倉団地を除いて一般分770件の6期分で4,620件と予定しております。  有収率については、6年度87.71%でありました。他市の状況を見ますと、一定の効果は出ておりますので、漏水発見の件数は何件とは言えませんが、有収率は高まるものと見ております。  漏水の修理につきましては、目2の配水及び給水費の修繕費の中の有形固定資産修理費で行います。  問いといたしまして、岩倉団地の使用水量と1戸当たりの使用水量はどのくらいか。  答えといたしまして、岩倉団地の6年度の有収水量は45万5,875立方メートル、平成7年度は43万5,566立方メートルで、前年対比95.5%であり、節水の傾向にあります。1戸当たりの使用水量は平均1期当たり34立方メートルで、水道料金は3,270円となります。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  反対討論といたしまして、人件費の問題について組合の合意が得られないという理由で反対します。  賛成討論といたしまして、市民に安全な水を安定供給するために日夜努力をしていただいております。特に、老朽配水管の整備とか、岩倉団地の配水場の整備とか、それぞれ市民に密接した水の供給のための予算であるので賛成いたします。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、議案第24号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結します。  次に討論を許します。  20番横江英樹君。 ○20番(横江英樹君) 議案第24号「平成8年度岩倉市上水道事業会計予算」に反対の討論を行います。  上水道予算は赤字予算となっていますが、一層の経営努力が必要と考えます。  第1に、工場など大口需要者への失意の普及、第2に、有収率の向上、第3に、利率が8%にもなる起債の繰上償還や借りかえなどに取り組むべきであると考えます。  なお、新年度1名の職員の減員予定と説明されましたが、市職員組合との合意が必要であることを指摘しておきます。  また、県に対しては責任受水性の見直しを強く要求していただくことを申し添え、反対の討論といたします。 ○議長(倉地邦男君) 6番太田明美君さん。 ○6番(太田明美君) 議案第24号「平成8年度岩倉市上水道事業会計予算」について賛成討論をいたします。  昨年、一昨年は渇水のため水道事業にとって厳しい年でありましたが、水道事業の使命は安全な水を安定的に供給することにありますので、原点を大切にして企業運営をしていただきたいと思います。  さて、本予算は第1期配水管整備計画の最後の年であり、石綿管の布設がえに重点を置いた配水管の整備を初め、老朽化した施設の改良、非常時に備える消火栓の設置や給水車の購入、公共下水道の使用料徴収の電算システムの導入など、水道事業にとって大切な予算内容となっております。また、6年度からの赤字構造を縮小するために合理化を図っており、その企業努力は評価できるものでありますが、赤字予算となっておりますので安易に水道料金の改正を求めるのではなく、さらに公営企業の健全化に向けた努力をしていただくとともに、安定給水の確保と市民サービスの向上に尽くされることを要望し、議案第24号の賛成討論といたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、議案第24号「平成8年度岩倉市上水道事業会計予算」について採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第24号「平成8年度岩倉市上水道事業会計予算」については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号「岩倉市道路線の廃止について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 去る3月25日10時より第1委員会室におきまして建設常任委員会全員出席のもと、付議されました議案の審議結果を御報告いたします。  議案第25号「岩倉市道路線の廃止について」当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いといたしまして、B−466について、寄附によるものと説明がありましたが、認定はどうするのか。  答え、道路線の整備をするため、一たん廃止して、この分を含めて再認定するものです。  問いといたしまして、北島土地改良区内の廃止、認定について、地元は合意されているのか。  答え、合意を得ております。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論なく、採決に入りました。  採決の結果、議案第25号は全員賛成により可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第25号「岩倉市道路線の廃止について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第25号「岩倉市道路線の廃止について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号「岩倉市道路線の認定について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  建設委員長、7番井上好郎君。 ○7番(井上好郎君) 建設常任委員会に付託されました審議の結果を御報告させていただきます。  議案第26号「岩倉市道路線の認定について」当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いといたしまして、整理番号B−888の名古屋江南線から西の方については県道か市道か。  答え、主要地方道春日井・一宮線で従来どおり県の管理となります。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論なく、採決に入りました。
     採決の結果、議案第26号は全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第26号「岩倉市道路線の認定について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第26号「岩倉市道路線の認定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号「尾張市町交通災害共済組合規約の変更について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  厚生委員長、25番山田隆彦君。 ○25番(山田隆彦君) 議案第27号「尾張市町交通災害共済組合規約の変更について」厚生委員会の審議経過を御報告申し上げます。  当局の説明を受けた後に、直ちに質疑に入りました。  質疑もなく討論に入り、討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第27号につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  本案については質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第27号「尾張市町交通災害共済組合規約の変更について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第27号「尾張市町交通災害共済組合規約の変更について」は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ここで議会運営委員会開催の間、暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、議会運営委員会開催の間、暫時休憩いたします。                   午後6時38分 休憩             ────────────────────                   午後7時02分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで議会運営委員会の報告を受けます。  議会運営委員長、13番馬路康子さん。 ○13番(馬路康子君) 休憩前に議会運営委員会が開催されております。  その審議結果を御報告いたします。  本日の日程に、議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」、議案第30号「教育委員会委員の選任について」、議案第31号「公平委員会委員の選任について」、議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」以上、5議案を日程に追加することに決しました。  なお、ただいまから提案説明を受け、その後、概要説明を受け、その後、精読時間と夕食を含めて、約1時間15分ほど時間をとります。  引き続いて本会議、議案質疑に入ります。  ただし、議案第30号、議案第31号、議案第32号の人事案件については本会議に入り、直ちに採決をいたします。  その後、議会運営委員会を開催し、それぞれ委員会付託をいたしまして、委員会を開催いたします。  その後、委員長報告を受け、続いて、その後日程第2請願の審議を行う。  以上、議会運営委員会で決定をいたしております。  御報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議会運営委員長の報告のとおり、議案第28号から議案第32号までを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、議案第28号から議案第32号までを日程に追加し、議題とすることに決しました。              ──────────────────── ◎追加日程 議案第28号から議案第32号まで       (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(倉地邦男君) 議案第28号から議案第 32号までを一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  市長、登壇してください。                 〔市長石黒靖明君 登壇〕 ○市長(石黒靖明君) 平成8年3月定例会に追加上程させていただきました議案第28号から議案第32号につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」につきましては、地方税法の改定に伴い、個人市民税の均等割、及び長期譲渡所得の税率の改正、並びに固定資産税の負担調整率の改正などをお願いするものでございます。  議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」につきましては、地方税法の改正に伴い、都市計画税の負担調整率などの改正をお願いするものでございます。  議案第30号「教育委員会委員の選任について」につきましては、現在委員のうち水野博隆氏が平成8年5月31日をもって任期満了となりますので、新たに山田 充氏を地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき選任するため、議会の同意を求めるものでございます。  議案第31号「公平委員会委員の選任について」につきましては、現在委員のうち、乾てい子氏が、平成8年5月31日をもって任期満了となりますので、同氏を地方公務員法の規定に基づき選任するため、議会の同意を求めるものでございます。  議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」につきましては、現在委員のうち長谷川徳男氏が平成8年4月4日をもって任期満了となりますので、同氏を地方税法の規定に基づき選任するため議会の同意を求めるものでございます。  以上、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(倉地邦男君) 続いて、議案の概要説明を求めます。  議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」の内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(伊達征人君) 議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」説明をさせていただきます。  今回、改正をお願いいたします平成7年度の日切れ法案の一つとして、地方税法の改正が現在衆議院を通過しまして、本日、参議院の方で地方行政委員会の方で今、審議をされておりまして、あす午前中に可決という状況ではございますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは説明をさせていただきますが、30条の関係につきましては、個人市民税の均等割の額の改正でございまして、1,500円から2,000円に改正をするとともに、同条第2項、この関係につきましては法人税の区分の関係でございますが、表中に引用されております保険業法が改正されたことに伴って、条文を整理させていただくものでございます。  それから55条の中、これにつきましては、固定資産税の非課税の範囲に該当する社会福祉事業等のうち、更生緊急保護法が廃止されまして、新しく更生保護事業法が制定されたことに伴います条文の整理をさせていただくものでございます。
     それから、附則第5条の2の見出しを含む。これにつきましては、特別減税の関係でございまして、平成8年度も平成7年度と同様、実施をさせていただく年度の改正をお願いいたしておるものでございます。  附則第8項、第1項関係でございますが、これは私どもの岩倉市には直接関係はしませんが、肉用牛の売却による事業所得にかかる市民税の課税の特例期間が平成13年まで延長されたため、平成8年度を平成13年度に改正させていただくものでございます。  それから、附則第10条でございますが、これは読みかえ規定でございまして、阪神・淡路大震災により被災した償却資産の所有者に対し、課税標準の特例条項及び民間事業者の能力活用による特定施設の整備の促進に関する民事訴訟、一般的には民活法といっておるのですが、その特例条項の改正による条文整理でございます。  それから10条の2関係も非常に長いんですが、これも先ほどと同様、阪神・淡路大震災によりまして被災した固定資産税の代替えとして固定資産税を所有するものが2分の1の減免を申請する手続要綱が、それらの法改正がされまして、私どもの条例の条文の改正、整理をさせていただくものでございます。  それから、附則12条の関係に次の1項を加える。これにつきましては、平成8年度に限りまして、固定資産税の宅地等にかかる負担調整率なんですが、それぞれ1ランクずつ引き下げをお願いするとともに、1項を追加させていただいております。これで大体2,000万円減、先ほど言い忘れましたが、個人市民税の第30条関係の均等割で900万円の増、それから今の関係につきましては、おおむね2,000万円の減でございます。  それから、13条の次に1項を加える関係でございますが、これも関連として一般農地の関係でございまして、これも最高の率を今1.2とあるのを1.15引き下げるとともに、13条の4の次に1項を加える。これは市街化区域の区内、市街化区域内の農地の特例措置につきましても同様、負担調整率を1項ずつ引き下げるものでございます。  それから、附則の第15条の関係でございますが、これも読みかえ規定でございまして、特別土地保有税の非課税措置の一部廃止及び民活法の改正に伴う条文の整理をさせていただいております。  それから、その15条の2の第1項中というのですが、これは特別土地保有税の課税の特例の関係でございますが、これも民活法の改正に伴って、それぞれ整理をさせていただいております。また、土地保有税の取得分の税額から引かれる不動産取得税の改正もされておりまして、これに伴う改正をそれぞれお願いをするものでございます。  それから、17条第1項の関係でございますが、これは譲渡所得の関係、土地の譲渡の切り売り防止が従来あったわけですが、今回、改正に伴いまして削除されたことによって、それぞれ条文が整理されるとともに、下記のとおり区分が税率には引き下げられました。4,000万円以下につきましては5.5は100分の4、それから4,000万円から超える8,000万円以下につきましては5.5に、それから8,000万円を超えるものについては6%に、それぞれ改正をさせていただくとともに、同項に次の1項を加えるということで、新しく8,000万円を超える事項項目が追加されました。  アにつきましては380万円でございますが、これは8,000万円までの税率の関係です。イにつきましては、先ほど言いました8,000万円を超えるものについては100分の6%というものでございます。  それから、附則17条2項から関係につきましては、これは優良住宅、公的取得にかかる譲渡所得に対する市民税の特例でございまして、これも期間の延長とともにですね、それぞれ税率が4,000万円までの部分については3.4に改正、4,000万円を超える場合は4%というふうに改正をお願いするものでございます。  それから、附則第18条の1項でございますが、これにつきましては、今回、短期譲渡所得の特例の関係でございますが、これも切り売り防止事項が今回削除されたことによって、それぞれ項を繰上げさせていただき整理をさせていただくものでございます。  附則で第1条施行期日としまして、この条例は平成8年4月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は当該各号に定める日から施行するということで、附則17条の改正規定、これは一般の長期譲渡所得の改正については平成9年4月1日から、附則17条の2、これは優良住宅、公的取得の場合については10年4月1日から適用するものでございます。  それから、2条の市民税に関する経過措置、3条の固定資産税に関する経過措置、4条特別措置保有税に関する経過措置、5条の長期譲渡所得にかかる個人の市民税の課税の特例に関する経過措置等、それぞれ事務処理上、経過措置を規定させていただくものでございます。  以上でございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 次に、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」概要説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(伊達征人君) 議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」説明させていただきます。  改正理由につきましては、前議案等の同様でございますが、前議案の固定資産税の負担調整率の特例を設けたわけでございますが、それに準じて都市計画税も負担調整率を改正させていただくものでございます。  この条例はですね、附則の改正でございまして、非常に後から順に改正をするということになってまして、非常に見にくいかもしれませんが、その点よろしくお願い申し上げます。  今回、新たに3項が加わったことによりまして、附則12項を3項繰り下げて15項としたり、それぞれ項目を法律の改正に伴う条文の整理と、項目を繰り上げ、下げをさせていただいております。新しく項目等できましたのが中段にあります11項、平成8年度分の都市計画税にかわり、附則第9号の規定の適用についてはという、これは市街化区域農地の関係の特例をそれぞれ1ランク下げさせていただくものと、附則第7条、これもそれぞれ条文の整理をさせていただいて7項、下の方に7項ございますが、これは一般農地の特例でございまして、生産緑地が該当するわけでございますが、これも最高限度額1.2を1.15と、これは宅地等との整合性から改正をされるわけでございます。特に、農地については御承知のとおり、今、平米当たり100円という程度でございまして、実際には負担調整率がかかる該当者はございませんが、整合性からこれも限度額だけを改正するという項目になっております。  それから、次のページになります4項が新たに加わったわけですが、これは宅地等に関する特例でございまして、すみません、ちょっと次のページではございませんでした。すみません。宅地等の関する特例でございまして、4項としまして、これもそれぞれ1ランク下げさせていただくものでございます。  附則として、第1項施行期日、この条例は公布の日から施行し、平成8年4月1日から適用する。この条例は4月1日から施行する。  経過措置としましては、この条例に伴う改正後の岩倉市都市計画条例の規定は平成8年度以降の年度分の都市計画税に適用して、平成7年度分の都市計画につきましては、なお従前の例によるというものでございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 次に、議案第30号「教育委員会委員の選任について」の概要説明を求めます。  教育次長。 ○教育次長(井上克己君) それでは、議案第30号「教育委員会委員の選任について」説明を申し上げます。  市長から提案理由の中でお話がありましたように、現委員の水野博隆委員が平成8年5月31日で任期満了となりますので、その後任として岩倉市本町上郷裏15番地にお住まいの山田 充氏を選任するものであります。  任期につきましては、平成8年6月1日から平成12年5月31日までの4年間であります。  所属政党についてはありません。無所属ということです。  なお、また議席の方へ参考資料として略歴等記載したものを配付しておりますので、御照覧いただきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(倉地邦男君) 次に、議案第31号「公平委員会委員の選任について」の概要説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(伊達征人君) 議案第31号「公平委員会委員の選任について」説明させていただきます。  現在の公平委員の乾 てい子氏が平成8年5月末日をもって任期満了となりますが、引き続きお願いしたく、地方公務員法第9条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  なお、本人の略歴は別付参考資料のとおりでございます。  また、所属政党は無所属であることも添えさせていただきます。  任期は平成8年6月1日から平成12年5月31日までの4年間でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 次に、議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」の概要説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(伊達征人君) 議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の専任について」説明させていただきます。  現固定資産評価審査委員の長谷川徳男氏が平成8年4月4日の任期満了に伴いまして、引き続きお願いしたく地方税法第 423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  なお、本人の略歴は参考資料のとおりでございます。  所属政党は無所属であることも添えさせていただきます。  任期は平成8年4月5日から平成11年の4月4日までの3年間でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) これをもって議案の概要説明を終わります。  お諮りいたします。  議案精読のため午後8時40分まで休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、ここで暫時休憩いたします。                  午後7時24分 休憩             ────────────────────                  午後8時44分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、議案第28号と議案第29号の議案質疑を行います。  質疑は議案番号の順序に従い、進めさせていただきます。  議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって、議案第28号の議案質疑を終結します。  続いて、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって、議案第29号の議案質疑を終結します。  続いて、議案第30号から議案第32号までの人事案件について審議を行います。  お諮りいたします。  議案第30号から議案第32号までの議案3件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第30号「教育委員会委員の選任について」採決に入ります。  本案については、原案のとおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第30号「教育委員会委員の選任について」は原案のとおり同意することに決しました。  〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇  〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇                  〔発言する者あり〕 ○議長(倉地邦男君) 〇〇〇〇〇〇〇〇  19番村瀬 章君。                  〔発言する者あり〕
    ○議長(倉地邦男君) 暫時休憩します。                  午後8時47分 休憩             ────────────────────                  午後8時50分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩を閉じて再開いたします。  先ほど申しました議案第31号から議案第32号までの議案2件について、質疑、討論を省略しますという部分を取り消しいたしまして、人事案件については1件ずつ進めてまいります。  議案第31号「公平委員会委員の選任について」の審議を行います。  本件について質疑を許します。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 公平委員の選任については質問がございます。  この乾 てい子さんにつきましては、昭和47年6月から1期、2期、3期、4期、5期、6期、それで今回7期目でございますが、市としてはですね、この他薦問題についてはどのような御見解を持っておられるのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(倉地邦男君) 総務部長。 ○総務部長(伊達征人君) 今、御質問いただきましたのは、乾てい子先生公平委員さんの関係につきましては、今、御質問いただきますように、昭和47年6月から現在まで6期実施をされております。今回、7期目にお願い申し上げておりますが、特に年齢等につきましてもまだ58歳、また弁護士という資格等を持っておみえになる委員さんでございまして、私どもは一応そういう経緯を踏まえて7期になるわけでございますが、今回も引き続きお願い申し上げたいということでお願いを申し上げておるものでございます。  よろしくお願いします。 ○議長(倉地邦男君) 19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 私の質問にですね、お答えになっていないように思います。  私はですね、この方がいいと思うから、恐らく提案なさってみえたわけで、その理由は今おっしゃつたとおりなんですが、他薦問題、定年制についてはかねて岩倉市はですね、一応70歳という線を引いておると。若返りを図るということを承知しております。でも一方他薦についてはですね、そういう線引きがあるのかないのか。法律であるのもありますわね。その他についてはこの種のですね、同意ある検討についてはどのようにお考えになってみえるのかということを聞いておるんです。 ○議長(倉地邦男君) 市長。 ○市長(石黒靖明君) 基本的には何といいますか、できるだけ新進系といいますか、……の方にお願いするということで、他薦についてはできるだけ避けるべきだというふうに思っています。  しかし今回の場合、御承知のように公平委員でもありますし、やはりある程度、そういう何といいますか、いろいろといわゆる勉強した方でないとですね、できないというようなこともありますし、しかしまたこの方は岩倉市の市民相談室の弁護士さんとしての委員でもございますので、そういうことも十分配慮させていただいてお願いしております。  なお、ほかの方でもですね、既にないんかという方もございますけども、そういう方についてもですね、ぜひともひとつお願いするべきものについてはお願いする一方でいけばですね、基本的にはできるだけ他薦を避けるような形でですね、お願いをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって質疑を終結いたします。  次に討論を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第31号「公平委員会委員の選任について」採決に入ります。  本案については、原案のとおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第31号「公平委員会委員の選任について」は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」の審議を行います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  お諮りいたします。  本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕                 〔発言する者あり〕  次に、討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって討論を終結いたします。  22番木村光子さん。 ○22番(木村光子君) あなたの発言について、全然前後の関係がちぐはぐでありますので、議事録整理をしていただきたいと思います、議長みずから、お願いします。  局長は何だね、側についておって、迷わせるんならやめときなさい。 ○議長(倉地邦男君) これをもって質疑を終結します。  次に討論を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕                  〔発言する者あり〕 ○議長(倉地邦男君) 質疑を終了し、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますと。                  〔発言する者あり〕  では、本案については質疑を終了し、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」採決に入ります。  本案については、原案のとおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第32号「固定資産評価審査委員会委員の専任について」は原案のとおり同意することに決しました。 ○議長(倉地邦男君) ここで議会運営委員会開催の間、暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、議会運営委員会開催の間、暫時休憩いたします。                  午後8時59分 休憩             ────────────────────                  午後9時03分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで議会運営委員会の報告を受けます。  議会運営委員長、13番馬路康子さん。 ○13番(馬路康子君) 休憩前に議会運営委員会が開催されております。  その審議内容を御報告をいたします。  議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」は、2議案とも総務委員会に付託することに決しております。  以上、御報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議会運営委員長の報告のとおり、付託したいと思いますが、御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、議案第28号と議案第29号については総務常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。  ここで総務常任委員会の審議開催の間、暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、総務常任委員会の審議開催の間、暫時休憩いたします。                  午後9時05分 休憩             ────────────────────                  午後10時24分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第28号と議案第29号の議案審議を行います。                  〔発言する者あり〕  議案は第28号「岩倉市税条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 大変長い間、御休憩をいただきましたが、報告します。  議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」総務委員全員が出席いたしまして審議をいたしました。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問い、均等割が1,500円が2,000円になったがどうしてか。  答え、人口によって決められている。岩倉市の場合、5万人未満ということで、市民税が1,500円から2,000円に引き上げられるものです。  問い、このことによる市税の影響は。  答え、900万円程度の増収となります。  問い、特別減税の影響は。  答え、所得割15%で限度額2万円をするもので、市税影響分として1億7,000万円ほどの減収となります。  問い、農地と宅地にかかる負担調整率変更に伴う岩倉市の影響額は。  答え、減収分として2,000万円と見込んでいます。  以上で質疑を終結し、討論に入りました。  討論もなく採決に入りました。  採決の結果、議案第28号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告いたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕  これをもって質疑を終結いたします。  次に討論を許します。  19番村瀬 章君。 ○19番(村瀬 章君) 議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」は反対の討論をいたします。  本件につきましては、特別減税、均等割の税率改正、個人の土地等の譲渡にかかる長期譲渡所得に対する税率の改正、並びに固定資産税の負担調整率の改正と。減税及び増税がセットであります。とりわけこのうちの均等割の税制改正につきましては、現行1,500円を2,000円にする。なお、県民税も700円が1,000円になるということで、いわば土地にかかわりのない一般市民にとっては、これは増税案そのものでございます。そういうことも加味しながら、本案については賛成できません。  以上です。 ○議長(倉地邦男君) 16番桜井金吉君。 ○16番(桜井金吉君) 議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」賛成の討論を行います。  本議案は地方税法の改正に伴うもので、昨年に引き続き、特別減税を初め、長期譲渡所得税率の引き下げが主なものであります。また、個人市民税の均等割の引き上げがありますが、昭和60年より11年間据え置かれており、その間、所得や物価の伸びなどありまして、やむを得ないと私たちは認め賛成といたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、議案第28号「岩倉市税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」を議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」総務常任委員全員出席のもとで審議をいたしました。  当局の説明を受けた後、直ちに質疑に入りました。  問いとしまして、都市計画税に対する税負担の影響額はどれほどか。  答え、平成8年度の影響額は約700万円の減額です。  以上で質疑を終結しました。  討論を省略し、採決に入りました。  採決の結果、議案第29号は全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  報告終わります。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  お諮りいたします。  質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  これより、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。  よって、議案第29号「岩倉市都市計画税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。             ──────────────────── ◎日程第2 請願について委員長報告       (質疑、討論、採決) ○議長(倉地邦男君) 日程第2、これより請願の審議を行います。  請願第1号「請願書 住専の不良債権処理に国民の税金を使わないことを求めます」を議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 請願第1号「請願書 住専の不良債権処理に国民の税金を使わないことを求めます」請願につきまして、本請願については説明を省略して、直ちに質疑に入りました。  御意見としましては、この問題についてマスコミなどで報道され、国会も停滞しているが、請願項目で住専処理に充てる6,850億円の削除に当たって意見を述べます。
     住専問題を解決するためには早期解決と徹底究明を求めることであり、早く解決するためには、財政資金を使わざるを得ないと考えている。なぜなら、金融の信用不安の増大を解消する。また、今まで投入してきた景気対策、あるいは回復に必要である。国際的責務を果たすためなど、3点について今まで行わなければならないのに放置されてきた。今回も財政資金を投入しなければ、より多くの国民負担を予想される。よって、6,850億円を削除するよりも、投入して早期解決をすることが不可欠である。今後、お願いをするならば、国民が理解を得るよう努力することを内閣総理大臣、大蔵大臣にすべきと思う。日本の金融システムを確立することが必要であるので、住専の不良債権処理にはやむを得ないこととして、早期解決を望むものであるという、この請願に対しての御意見もございました。  ほかの質疑はございませんでした。  直ちに総務委員会では質疑を終結して、討論を省略し、採決に入りました。  採決の結果、請願第1号については賛成多数により本請願は採択することに決しました。  以上、報告いたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑はありませんか。  4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) 委員長の方からですね、ほとんど報告のあった、意見のあった部分以外には報告がなかったとあったんで、これはなかったんかなあと思って聞いて伺っておったんですけども、念のためお伺いしたいんですけど、ここの部分でもですね、指摘をしているんですが、超低金利政策によって膨大な利益を上げているという母体行のですね、あの状況ですね。本当に住専というのは、もう私も一般質問のときにも申し上げたように、大変随分無責任な仕事をやってたんですね。この税金投入の前にですね、この先ほどの御意見もあったように、グローバルな今の金利の金融政策というのは日本だけの問題じゃないというふうに、一方で学説に言われておるわけですね。それで現実の問題として、きのうも日本の各銀行がですね、この母体行と言われるところね、それぞれの今期の決算やってですね、超低金利によってですね、膨大な単年度決算では利益を上げてですね、そして一遍に債権を放棄して、それでもなお黒字が出る。なぜ黒字を持っている会社になったのか。この超低金利というのは、政策というのは、まさしく税金にかわる形でですね、国民一般から取っているんですよね。本来でいうと、先ほどの御意見のあったほかにですね、もうひとつここに言われているような超金利政策を早くやめさせなきゃね、これは税金投入がどうのこうのって、処理法だけを言っているうちに、実際には国民のね、預金で正当に払ってもらえるような金利からですね、母体行の方に力を入れて、そこからその金が流れていくと。こんな矛盾ができるんじゃないかというふうに私は考えておったんですが、その辺の議論は全然出なかったんでしょうか。 ○議長(倉地邦男君) 21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) ただいま報告いたしましたように、この請願について賛成の方々は全面的にこの趣旨に賛成ということで御意見がございませんでした。そういう議論もございませんでした。  私の意見は言わなくていいですか。 ○4番(多戸 靖君) それだけで、それ以上聞いてないですから。 ○議長(倉地邦男君) これをもって質疑を終結します。  次に、討論を許します。  24番塚本秋雄君。 ○24番(塚本秋雄君) 請願第1号に対する反対討論を行います。  請願第1号「請願書 住専の不良債権処理に国民の税金を使わないことを求めます」ただいま議題となっておりますこれらについて反対いたします。  政府は住専問題の処理をおくらせることが国内の金融システムの維持に深刻な影響をもたらし、また国際的な信用不安、不信を助長させ、ひいては一般国民の預金の保護に大きな影響をもたらすことから、住専問題の早期解決を図るべく財政資金の支出を含む住専問題処理の方策をまとめたとする認識に立ち、今後の政府の対応次第では信用秩序が大きく損なわれ、金融システムの崩壊にもつながれかねないと思われ、公的資金の導入を枠組みとした住専処理案はやむを得ないと考えます立場で反対をするものであります。  以上です。 ○議長(倉地邦男君) 22番木村光子さん。 ○22番(木村光子君) この請願に対して賛成の討論をいたします。  そもそも住専の不良債権は、いわゆる民間会社に不良債権をつくらせたということは母体行に責任があると考えます。そしてその母体行は超低金利政策の中で膨大な利益を上げております。その中で損失の穴埋めすることは当然母体行に、その十分な能力があると言わざるを得ません。  よって、国民にその住専処理の税金を使って補うということは、絶対許しがたい内容であります。そういう立場からこの請願について賛成いたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、請願第1号「請願書 住専の不良債権処理に国民の税金を使わないことを求めます」の採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は採択であります。  本案は委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、請願第1号「請願書 住専の不良債権処理に国民の税金を使わないことを求めます」は採択することに決しました。 ○議長(倉地邦男君) 続いて、請願第2号「住宅金融専門会社の不良債権処理に関する請願書」を議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 総務常任委員会で審議されました、付託されました請願第2号につきまして報告をいたします。  「住宅金融専門会社の不良債権処理に関する請願書」であります。  本請願については説明を省略し、直ちに質疑に入りました。  その中で意見として、これについても請願第1号と基本的には同じ考えであり、住専処理に当たっては早期解決するに当たって財政支出を行い、預金者保護等、国民の理解を得るべく努力すべきである。  この請願項目第3番目について、「国民の理解が得られない財政資金を投入しないようにすること」は、前請願を採択されているので、その財政資金に疑義がある。  他についての方々からは質疑はございませんでした。  質疑を終結をしました。  討論を省略し、採決に入りました。  採決の結果、請願第2号につきましては、賛成多数により本請願は採択することに決しました。  以上、報告いたします。 ○議長(倉地邦男君) 報告が終わりました。  質疑はありませんか。  4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) この請願書の願意を読ませていただいてですね、つくづく住専というのは本当に大変なことなんだなあと思っております。そして、請願の第1項目、第2項目、これも本当にそのとおりなんだなあというふうに思っております。  ただですね、この住専問題を私ずっと考える、個人的にも考えているんですけど、やはり処理の方法のあり方についての議論が余りにもやり過ぎているんじゃないかと。いわゆる、公的資金を出す、出さない、それのそこの事実論というんですか、そういう形があるんじゃないかというふうに思いますし、原因の徹底究明と責任の3番目のですね、明確化の促進、これはもう当然だろうと思うんですが、これがなかなかできなくてですね、4年も、5年も、10年も、8年もできなかって今日まで引きずってきている。それが膨大な、さらに膨大な金融システムの悪化をやっているということで、私は思っているわけなんですが、ここの部分ですね、原因の徹底の究明とか明確化ですね、これをですね、いつごろまでにやろうとね、いつごろまでのことを要求しているんかというような議論がされたかどうかということをお尋ねを申し上げます。 ○議長(倉地邦男君) 21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 今は大変貴重な御意見を伺いましたが、当委員会におきましては、皆さんがこの請願の願意に賛成をされて、そうした疑問がなかったということでございます。  以上、そうしたものについては質疑はございませんでしたので、この請願の趣旨、意見書、あるいは項目にあります中身の徹底的な反映ということを、やはり追求してほしいという願意を受けて、そういうことを承知された内容だと思いますので、そういうふうにお答えいたします。 ○議長(倉地邦男君) 4番多戸 靖君。 ○4番(多戸 靖君) 委員長ね、間違いないです。私聞いているのは、伺っているのは、いつまでということが議論されたかしなかったかということだけお尋ねしてるんです。今あなたがね、おっしゃっていることは私もそうかいなあというふうに思っておりますし、原因究明は絶対に必要だと、私自身も思っているんですよ。ただ、これがもうずっと長くね、今の政権前からね、問題になっているんだから、これできないんで、それで今どうするかという問題なんですよ。それがそういうまさしく、この請願書を審議している中でね、いつまで待てばいいんだというような議論があったのかなかったのか、なかったらなかったで結構なんですよ。あったかなかったかということを聞いているんですから、それ以外のことをあれして、私が全部賛成しているみたいに話に変わっちゃうとまずいんで、1点だけ伺わせてください。 ○議長(倉地邦男君) 21番今泉康代さん。 ○21番(今泉康代君) 今の期間については質疑はございませんでした。 ○4番(多戸 靖君) はい、それで結構です。 ○議長(倉地邦男君) これをもって質疑を終結します。  次に、討論を許します。  24番塚本秋雄君。 ○24番(塚本秋雄君) 請願第2号に対する反対討論を行います。  ただいま議題となっております意見書提出を伴う請願第2号の「住宅金融専門会社の不良債権処理に関する請願書」に対して反対いたします。  公的資金の導入はやむを得ない。早期解決を基本に、事実関係の徹底究明を図るため、住専問題のあらゆる情報資料を国民の前に明らかにするとともに、さらに十分な議論を進めること。刑事事件を含め借手、貸手、経営、行政、政治等、関係者の責任を明確にするとともに、責任を徹底的に追求することと同時に、回収体制の整備を含め、あらゆる回収手段を迅速かつ的確に展開し、住専関係債権を強力に回収するとともに、財政支出分の国庫還元を積極的に行うことが重要であり、そして、このような事態を引き起こした金融システム並びに金融行政の見直しを徹底的に行うことも重要であり、全力を挙げて国民の理解を得るよう努力すべきだと思います立場から反対するものであります。  以上です。 ○議長(倉地邦男君) 26番井上敏樹君。 ○26番(井上敏樹君) 請願第2号についての賛成討論を行います。  国民の皆さんの9割近い人たちはこれに対して反対しておるということと、今、上がっております一次損失処理案、続いてまた二次の損失執行の損失分の処理案というのが出そうとしておりますが、特に住宅処理問題は本当に私企業が行った問題を、なぜ国民の税金で処理をしなければいけないかという住専の経営の内容、また母体行の行ってきたこと、また、貸手の状況等がいまだに明確になっておりません。そうしたことを一日も早く明確にするとともに、借手、母体行、官僚、政治家すべてが関係の法的責任を明確にしなければならないということで賛成討論といたします。 ○議長(倉地邦男君) これをもって討論を終結します。  これより、請願第2号「住宅金融専門会社の不良債権処理に関する請願書」の採決に入ります。  本案に対する委員長の報告は採択であります。  本案は委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。  よって、請願第2号「住宅金融専門会社の不良債権処理に関する請願書」は採択することに決しました。  お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、暫時休憩いたします。                   午後10時49分 休憩             ────────────────────                   午後11時55分 再開 ○議長(倉地邦男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  今定例会は3月28日までとなっておりますが、会期を29日までとし、1日延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。  よって、会期は29日まで延長することに決しました。  本日はこれをもって散会します。  明29日午前0時5分から再開いたします。
                      午後11時55分 散会...