尾張旭市議会 > 2022-09-28 >
09月28日-05号

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  1. 尾張旭市議会 2022-09-28
    09月28日-05号


    取得元: 尾張旭市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和 4年  9月 定例会(第5回)          令和4年第5回(9月)             尾張旭市議会定例会会議録(第5号) 令和4年9月28日午前9時30分尾張旭市議会(第5回)定例会第5日目本会議が尾張旭市議会議場に再開された。1 出席議員(18名)  1番 安田吉宏     2番 秋田さとし    3番 市原誠二  4番 谷口武司     5番 陣矢幸司     6番 櫻井直樹  7番 日比野和雄    8番 芦原美佳子    9番 松原たかし 11番 丸山幸子    13番 山下幹雄    14番 花井守行 15番 篠田一彦    16番 片渕卓三    17番 早川八郎 18番 若杉たかし   19番 さかえ章演   20番 川村つよし2 欠席議員  なし3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者 市長       森 和実     副市長      秋田 誠 教育長      河村 晋     企画部長     臼井武男 総務部長     若杉博之     市民生活部長   大津公男 健康福祉部長   竹内元康     こども子育て部長 松原芳宣 都市整備部長事業清算課長     消防長      各務誠司          水野千賀志 教育部長     三浦 明     監査委員事務局長 松野宏美 会計管理者兼会計課長          大東恭子4 定例会の事務に従事した者 議会事務局長   梅本宣孝     議事課長     太田篤雄 議事係長     中西裕太     主事       岡田恭輔5 議事日程(第5号)  令和4年9月28日(水)午前9時30分開議 議会運営委員長報告 第1 諸報告    (1)議長報告    (2)市長報告 第2 委員会の所管事務調査報告の件    議会運営委員会 第3 委員長報告及び報告に対する質疑    (1)予算決算特別委員会    (2)福祉文教委員会    (3)都市環境委員会    (4)総務委員会 第4 付託議案等の討論、採決    (1)第37号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第5号)    (2)第38号議案 令和4年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    (3)第39号議案 令和4年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第1号)    (4)第40号議案 令和4年度尾張旭市介護保険特別会計補正予算(第1号)    (5)第41号議案 令和4年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)    (6)第42号議案 令和4年度尾張旭市公共下水道事業会計補正予算(第1号)    (7)第43号議案 尾張旭市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例及び尾張旭市の議会の議員及び長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部改正について    (8)第44号議案 尾張旭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    (9)第45号議案 尾張旭市道路占用料条例及び尾張旭市公共用物の管理に関する条例の一部改正について    (10)第46号議案 市道路線の認定について    (11)第47号議案 尾張旭市立東部保育園指定管理者の指定について    (12)第48号議案 尾張旭市立茅ヶ池保育園指定管理者の指定について    (13)第49号議案 尾張旭市営バス指定管理者の指定について    (14)認定第1号 令和3年度尾張旭市一般会計歳入歳出決算認定について    (15)認定第2号 令和3年度尾張旭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について    (16)認定第3号 令和3年度尾張旭市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について    (17)認定第4号 令和3年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について    (18)認定第5号 令和3年度尾張旭市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について    (19)認定第6号 令和3年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について    (20)認定第7号 令和3年度尾張旭市水道事業会計利益の処分及び決算認定について    (21)認定第8号 令和3年度尾張旭市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について    (22)認定第9号 令和3年度尾張旭市長久手市衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について    (23)陳情第11号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める陳情書    (24)陳情第12号 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書    (25)陳情第13号 私立高校生保護者負担を軽減し、学費負担の公私格差を是正するために尾張旭市独自の授業料助成制度の拡充を求める陳情書    (26)陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書 第5 第50号議案     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託    第50号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第6号) 第6 委員会提案第2号及び委員会提案第3号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託    (1)委員会提案第2号 尾張旭市議会会議規則の一部改正について    (2)委員会提案第3号 尾張旭市議会委員会条例の一部改正について 第7 意見書案第4号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託    意見書案第4号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書 日程追加    意見書案第5号及び意見書案第6号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託    (1)意見書案第5号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書    (2)意見書案第6号 国の私学助成の拡充に関する意見書 第8 議員派遣の件                         午前9時30分開議 ○議長(篠田一彦) おはようございます。 あらかじめ申し上げます。傍聴の方におかれましては、受付時に御案内の傍聴の注意及び傍聴規則を遵守いただきますようお願いいたします。 ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、去る9月7日に開催されました本会議での私の一般質問におきましての部分において取消しをお願いしたいということでありますが、続けてよろしいですか。 ○議長(篠田一彦) はい、許可します。 ◆13番(山下幹雄) 一般質問におきましては、名古屋市営バスの運賃に関しての誤解を生みかねない発言をしてしまいました。この件につきまして取消しをしたいと思います。 名古屋市との関係に関する市民からの意見についての理事者からの答弁の後、「いろいろ物理的なメリットということで、私もまちの中でいろんなところでお話を聞きます。」以降の、「高齢者の方」から「そういったことで、そういうお話も聞きます。」という事例のことを出しましたが、その部分が誤りがあったということで取消しをお願いしたいと思います。 ○議長(篠田一彦) ただいま山下幹雄議員から9月7日の会議における発言の一部取消しの申出がありました。 お諮りします。この取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 異議なしと認めます。よって、山下幹雄議員からの発言の一部取消しの申出を許可することに決しました。 日程に先立ちまして、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長の報告を求めます。 松原たかし委員長。 ◆議会運営委員長松原たかし) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、昨日、9月27日に開催しました会議について御報告いたします。 当日は、委員8名、全員の出席をいただきました。 本定例会最終日の日程につきまして、本日配付の議事日程(第5号)のとおりで認め合いました。 その内容を補足いたしますと、日程第1 諸報告については、議長報告1件、市長報告1件を行う。 日程第2 委員会の所管事務調査報告の件については、議会運営委員長から9月27日に開催した会議の内容について報告を行う。 日程第3 委員長報告及び報告に対する質疑については、3常任委員会及び予算決算特別委員会の委員長から開催された順に報告を行い、質疑を受ける。 日程第4 付託議案等の討論、採決については、議案、陳情の順に行う。 日程第5 第50号議案については、上程し、理事者から提案理由の説明、議案質疑、委員会付託を行った後、暫時休憩を取り、所管の委員会を開催し、議案の審査を行う。 なお、委員会は予算決算特別委員会で、全体会1回目、福祉文教分科会、全体会2回目の順に開催し、終了後は、本会議を再開し、議長報告委員長報告及び報告に対する質疑、討論、採決を行う。 日程第6 委員会提案第2号及び委員会提案第3号については、上程し、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決を行う。 また、追加議案に対する議案質疑及び討論、委員会提案に対する討論の通告については、9月27日午後3時までを通告期限とし、通告があった場合は、別途、一覧表を机上配付することで認め合いました。 日程第7 意見書案第4号については、上程し、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決を行う。 なお、付託委員会で採択されている陳情第11号及び陳情第12号について、本会議で採択された場合は、それらの陳情に基づく意見書案議員提出議案として日程に追加して上程し、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略して、討論、採決を行う。 日程第8 議員派遣の件については、1件の議員派遣について、議長発議により諮っていただくことで認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、議会運営委員長報告は終了しました。 これより日程に入ります。 日程第1 諸報告を行います。 初めに、議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(梅本宣孝) 議長報告を行います。 報告事項は1件でございます。 会期中に開催されました常任委員会及び予算決算特別委員会の審査結果の報告書が議長宛てに提出されております。 それぞれの報告書の写しにつきましては、本日、皆様のお手元に配付させていただいております。 議長報告は以上でございます。 ○議長(篠田一彦) 続きまして、市長報告を行います。 総務部長。 ◎総務部長(若杉博之) それでは、市長報告を行います。 報告事項は1件で、専決処分の報告についてでございます。 この件は、損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 内容は、西大道町前田地内の市道において、相手方が運転する車両が側溝から外れていたグレーチング蓋に乗り上げ、車両を損傷させたものです。本市の過失割合は20%、損害賠償額は1万9,470円で、令和4年8月31日に専決処分を行いました。 なお、損害賠償金は、道路賠償責任保険により全額補填されるものでございます。 市長報告は以上でございます。 ○議長(篠田一彦) 以上をもちまして、諸報告の件は終了しました。 日程第2 委員会の所管事務調査報告の件を議題とします。 それでは、議会運営委員会所管事務調査について、報告を求めます。 松原たかし委員長。 ◆議会運営委員長松原たかし) 議長の御指名がありましたので、昨日、9月27日に開催しました会議の主な内容について報告いたします。 当日は、委員8名、全員の出席をいただきました。 12月定例会の日程について、尾張旭市議会タブレット型端末機取扱要綱案について、会議におけるIT機器の使用に関する申し合わせ事項の改正について、議会報告会についてを議題として協議を行いました。 12月定例会の日程については、12月定例会を11月28日から12月20日の23日間の日程で内定することで認め合いました。 尾張旭市議会タブレット型端末機取扱要綱案について及び会議におけるIT機器の使用に関する申し合わせ事項の改正については、協議結果に基づいて要綱案の制定及び申合せ事項の改正を行うことで認め合いました。 議会報告会については、来年度、市議会議員の選挙があり、過去を振り返ると改選前年度は議会報告会の開催は行っていないことから、今年度も同様に開催しないことで認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、委員会の所管事務調査報告の件は終了しました。 日程第3 委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 初めに、予算決算特別委員長の報告を求めます。 丸山幸子委員長。 ◆予算決算特別委員長(丸山幸子) おはようございます。 議長より御指名がありましたので、去る9月7日、13日、14日、15日、22日に開催されました予算決算特別委員会の報告をさせていただきます。 各日とも出席委員は、全体会18名、各分科会6名でした。 議案等の説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案6件、認定9件でした。 以下、審査結果について御報告をさせていただきます。 第37号、第39号、第40号、第41号、第42号議案は、全員賛成により可決されました。第38号議案は賛成多数により可決されました。 また、認定第3号、第4号、第9号は、全員賛成により認定されました。認定第7号、第8号は、全員賛成により原案可決及び認定されました。認定第1号、第2号、第5号、第6号は、討論の後、賛成多数で認定されました。 それでは、各分科会での主な審査内容を申し上げます。 第37号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第5号)について。 初めに、福祉文教分科会では、学校体育・部活動推進事業部活動外部講師謝礼について、指導経験のない教員が経験のない部活動を担当している場合に部活動外部講師を派遣しているが、指導経験のない教員が経験のない部活動を担当しているケースはどれくらいあるかという質疑がありました。 それに対して、正式な割合や人数は把握していないが、経験のある種目を指導している教員は実際には少数になる。大多数は経験のない種目の顧問をしているのが現状である。今後の方針については、国からも提言が出ているが、部活動の地域移行を早期に実現し、子供たちがより専門的な指導を受けられるような体制を整備していくことが必要である。それまでは、必要な部活動については外部講師を配置するなど、支援を行っていくとの答弁でした。 また、予防接種事業高齢者インフルエンザ予防接種委託料と子ども・妊婦等インフルエンザ予防接種委託料について、その積算根拠と財源について質疑がありました。 積算根拠については、高齢者インフルエンザ予防接種委託料は、65歳以上の方と60歳から64歳までの方で一定の障がいがある方、合わせて約2万1,900人が対象となる。接種費用を無償化した令和2年度の接種率と同様、約70%の1万5,400人が接種すると見込んでいる。 一方、子ども・妊婦等インフルエンザ予防接種委託料は、生後6か月から中学校3年生までと妊婦、60歳までの方で一定の障がいがある方、合わせて約1万2,600人が対象となる。昨年度同様、約40%が接種すると見込み、また、13歳未満は1人2回までの費用助成となるので、合わせて約9,000回程度の接種を見込んでいる。財源については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の一部を予定している。高齢者の接種費用の助成については、愛知県知事が高齢者のインフルエンザ自己負担分の補助について記者会見をしているので、県の補正予算が可決されれば財源として全額愛知県の補助金が充てられることになると思われるとの答弁でした。 続いて、都市環境分科会では、地域の魅力商品活性化事業の地域の魅力商品PR委託料280万円について質疑がありました。 地域の魅力商品である旭色の商品や商工会の特産推奨品などの販路拡大、認知度向上、また、尾張旭市を知っていただく機会にしたい。想定している場所としては、栄オアシス21内にある愛知県産品のショップ「ピピッと!あいち」での催事販売や近隣大型商業施設での販売を考えている。開催時期や回数については12月から3月まで5回ほど実施したいとの答弁でした。 続いて、総務分科会では、歳出、市役所庁舎維持管理事業、光熱水費2,300万円の倍額以上の補正に関連して質疑がありました。 今回の補正予算において、市全体での光熱水費の補正額の合計が1億6,780万5,000円になっていること、このうち新電力会社の事業撤退に伴う影響分が全体の87%、1億4,571万8,000円に及んでいるとの答弁でした。 また、固定資産税都市計画税賦課事業固定資産税実地調査委託料130万円の増額補正について質疑がありました。 年間500件程度の実地調査をしている中で、近年、評価実績のない建物もあり評価内容が複雑化している。適正な評価、事務の効率化を図るため、家屋調査・評価計算3件、償却資産の確認5件から10件と、これら評価に関わる職員へのコンサルティング業務を含めて試行的に外部委託を行うとの答弁でした。 次に、認定第1号 令和3年度尾張旭市一般会計歳入歳出決算認定について。 福祉文教分科会では、公民館講座開催事業について、前年度より約720万円増でオンライン講座の実施に向けて中央公民館地区公民館高速通信ネットワークを整備したが、オンラインによる参加状況と成果、課題について質疑がありました。 生涯学習フェスティバルオープニングイベントで「公民館はわくわく宝島!」と題し、中央公民館地区公民館オンラインつなぎクイズやゲームを行い、小さな子供も含め50名の参加があり、大好評であった。また、課題としては、今後、公民館講座オンラインを導入することとなった際には高齢者の方など情報機器に不慣れな方もいるので、まず基本的な操作ができるよう講座内容について検討する必要があるとの答弁でした。 また、生活困窮者自立支援事業では、子どもの学習支援事業委託料について、登録者や学校別の人数、生徒の居場所になっているかなどについて質疑がありました。 就学援助世帯ひとり親世帯、前年度からの継続者など322人に案内を送付し、登録者は31人で旭中学校が12人、東中学校が13人、西中学校が6人でした。この学習支援事業は、学習面のサポートだけではなく、農業体験や調理体験、地域行事へのボランティア参加など、人との触れ合いも重視している。年度末に参加した子供たちにアンケートを行っているが、寄せられた意見・感想の中には、「勉強だけではなく、たくさんの人と交流ができた」、「レクリエーションもあって楽しい。新しい友達ができた。」、「おいしい昼御飯が食べられる。」、「とても安心できる環境。素敵な空間。」といった感想があり、このことからも本市の学習支援事業は生徒の居場所としての機能を十分持っていると思われるとの答弁でした。 続いて、都市環境分科会では、農業振興支援事業農業人材力強化総合支援事業費補助金について質疑がありました。 認定新規就農者3名の青年に対し、補助金を活用し支援を行っている事業で、令和元年度からは2人、令和2年度から1人に対し支援を行っている。1人は旭小の南側でイチジクの栽培を行い、直売のほか、長久手市のあぐりん村や名古屋の市場に出荷し、また、学校給食センターへの納入契約も結んでいる。1人は季節野菜を栽培し、バローやJAなどに出荷し、目標を上回る収益を上げている。もう一人は季節野菜を栽培し、バローやJAなどに出荷し、今後は学校給食センターへも出荷していくと聞いている。今後も営農や規模拡大に関する相談を受けるなど、営農が円滑に進むよう努めたり、補助期間が終了しても支援していきたいとの答弁でした。 また、生活道路維持管理事業電信電話料情報機器購入費ライセンス使用料について質疑がありました。 情報機器購入費については、現場と迅速で効率的に情報交換や指示を行うことができるようにチャットツールが利用できる携帯電話機6台を購入した。携帯電話機については、通信障害時や災害発生時による回線ふくそう時のリスク分散を図るため、ドコモ、ソフトバンク、auの大手3社のうち安価であった2社と契約した。電信電話料については、購入した携帯電話機6台に対する電信電話料となる。ライセンス使用料については、職員が情報共有できるチャットツールに対する使用料となっている。令和3年6月からシステムを変更しており、本決済は変更前の4月、5月の2か月分となる。ちなみに、6月からについては変更後のシステムの無料期間となっており、使用料は発生していないとの答弁でした。 続いて、総務分科会において、企画部・消防本部所管部分総合計画策定事業では、現計画からの変更点について質疑がありました。 計画の策定過程で対象年齢を拡大し、多様な市民参画の機会を設定したこと。内容において重点的に取り組む事項をより明確にし、市民の役割や取組を明示すること。さらには、政策や施策などは未来のあるべき姿・目標から現在に向けて逆算する方法、バックキャスティングで検討すること。施策ごとにSDGsの目標を明示することが挙げられ、市民や市民団体に市の方向性を示し、互いに将来のビジョンを共有できるような総合計画にしていきたいとの答弁でした。 また、消防職員研修・教養事業について、実績に関する質疑がありました。 令和3年度研修実績として、救急救命士養成所にて2名が研修を受け、資格を取得したことにより、救急救命士の有資格者が33名になったこと、令和3年度の実績として、救急車への救急救命士の搭乗率が99%であったとの答弁でした。 総務部・会計課所管部分、歳入、臨時財政対策債では、これまで臨時財政対策債の発行を抑制してきたが、令和2年度比1.65倍になっている理由について質疑がありました。 臨時財政対策債の発行を抑制する代わりに財政調整基金を取り崩して財源を確保することもできるが、普通交付税の交付団体である本市においては、まずは臨時財政対策債を満額発行して財源を確保することを基本に財政運営を行うよう方針を見直した。1.65倍の理由は、臨時財政対策債発行可能額を国が地方財政計画などの中で決定するものである、また、この発行による健全化判断比率への影響はないとの答弁でした。 関連して、歳入の財政調整基金が6億5,000万円近く増加した理由と今後の財政調整基金に対する方針について質疑がありました。 コロナ禍以前は10億円を目安に残高の確保を図ってきたが、今回のコロナ禍を踏まえると災害など不測の事態への備えとして10億円ではやや脆弱である認識を持ち、令和3年度においては取崩しを最終的にはゼロとしたことに加えて、積立てについても地方財政法に定める繰越金の2分の1に加えて3億円の追加積立てを行ったこと、今後については、財政運営基本方針を見直し、標準財政規模の15%から20%、25億円から33億円を確保することを目安にしているとの答弁でした。 以上で予算決算特別委員会の報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) ただいまの委員長の報告に対して、質疑があれば受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 次に、福祉文教委員長の報告を求めます。 櫻井直樹委員長。
    ◆福祉文教委員長(櫻井直樹) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、去る9月13日に開催しました福祉文教委員会の報告をさせていただきます。 出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案2件、陳情4件でした。 以下、結果について御報告させていただきます。 初めに、第47号議案 尾張旭市立東部保育園指定管理者の指定について及び第48号議案 尾張旭市立茅ヶ池保育園指定管理者の指定については、理事者から説明を受けた後、質疑が行われ、採決の結果、全員賛成で可決いたしました。 次に、陳情第11号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める陳情書及び陳情第12号 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書については、全員賛成で採択としました。 陳情第13号 私立高校生保護者負担を軽減し、学費負担の公私格差を是正するために尾張旭市独自の授業料助成制度の拡充を求める陳情書については、賛成なしで不採択としました。 陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書については、委員会協議会において趣旨説明があり、その後の委員会審査において賛成少数で不採択としました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第47号議案 尾張旭市立東部保育園指定管理者の指定についてでは、今回選定される事業者は現在の指定管理者であるが、利用者からの評価について質疑がありました。 それに対して、当該事業者は、子供に寄り添った保育を実施しており、定期的に実施される保護者アンケートでは、安全管理など現場の課題に対し適切な対応が図られていることで、子供を安心して預けられる環境であり、子供との信頼関係が築かれているなど高い評価を得ているという答弁でした。 陳情第13号 私立高校生保護者負担を軽減し、学費負担の公私格差を是正するために尾張旭市独自の授業料助成制度の拡充を求める陳情書については、本市では、既に私立学校修学支援事業が市独自で実施されており、保護者の経済的負担は軽減されている。近隣市と比較しても充実しているので、市独自の授業料助成制度のさらなる拡充は財政的にも難しいという意見が出されました。 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 次に、都市環境委員長の報告を求めます。 日比野和雄委員長。 ◆都市環境委員長(日比野和雄) 皆さん、おはようございます。 議長の御指名がありましたので、去る9月14日に開催しました都市環境委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長をはじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案3件でした。 以下、結果について御報告いたします。 第45号議案、第46号議案、第49号議案は、全員賛成により可決しました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第45号議案 尾張旭市道路占用料条例及び尾張旭市公共用物の管理に関する条例の一部改正についてでは、占用料条例の経緯と一部単価が上がっていることについて質疑がありました。 平成23年4月1日に施行の条例改正で、占用料を見直した。また、令和2年4月1日の改正まで数回条例を改正しているが、占用料の見直しは行っていない。令和2年4月1日の改正で、県条例に準じ占用料の見直しを行ったとの答弁でした。 また、占用料単価の算定は、道路価格、使用料率、専用面積、補正率を乗じたもので、道路価格について商業地目の地価を使用して占用料を定めたものは単価が上がったものもあるとの答弁でした。 第49号議案 尾張旭市営バス指定管理者の指定についてでは、一般公募方法についての質疑がありました。 条例に基づく告示とともに、広報、市ホームページにて周知を行ったとの答弁でした。 以上で都市環境委員会の報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 次に、総務委員長の報告を求めます。 谷口武司委員長。 ◆総務委員長(谷口武司) 議長の御指名がありましたので、去る9月15日に開催しました総務委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長はじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案2件でした。 以下、結果について御報告申し上げます。 第43号、第44号議案は、全員賛成により可決しました。 それでは、主な審査内容について申し上げます。 第43号議案 尾張旭市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例及び尾張旭市の議会の議員及び長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部改正についてでは、公職選挙法施行令が改正された経緯について質疑があり、公職選挙法施行令に規定される公営単価について、人件費や物価の変動など考慮し、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律と共に、3年に一度の参議院議員通常選挙の年にその基準額の見直しを行うこととしており、このたびの改正では、最近における物価の変動、また、令和元年10月の消費税増税に影響のあった公営単価が引き上げられたと総務課長より答弁がありました。 第44号議案 尾張旭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでは、子の出生後8週間以内の育児休業について、これまで取得の対象でなかった子育て中の非常勤職員が、この改正により対象となった場合の取扱いについて質疑があり、10月1日より対象となる旨の答弁が人事課長よりございました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 日程第4 付託議案等の討論、採決を行います。 第37号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第5号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第38号議案 令和4年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第39号議案 令和4年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第40号議案 令和4年度尾張旭市介護保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第41号議案 令和4年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第42号議案 令和4年度尾張旭市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第43号議案 尾張旭市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例及び尾張旭市の議会の議員及び長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第44号議案 尾張旭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第45号議案 尾張旭市道路占用料条例及び尾張旭市公共用物の管理に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第46号議案 市道路線の認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第47号議案 尾張旭市立東部保育園指定管理者の指定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第48号議案 尾張旭市立茅ヶ池保育園指定管理者の指定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第49号議案 尾張旭市営バス指定管理者の指定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 認定第1号 令和3年度尾張旭市一般会計歳入歳出決算認定について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 日本共産党の川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第1号 令和3年度尾張旭市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 2021年3月9日、この年の3月議会が始まって1週間後のことでしたが、夕方6時頃、名鉄瀬戸線尾張旭駅西側の踏切近くで市内在住の22歳女性が自殺しました。 自殺した女性の背景を承知していませんので、関連づけて語ってよいものか分かりませんが、コロナ禍で、特に社会的に弱い立場の人たちの暮らしを支える仕組みが脆弱であるという日本の課題が顕在化しました。 具体的には、炊き出しの現場にリーマンショックのときには見られなかった女性の姿が見られるようになった、あるいはアルバイトができずに困窮する学生の姿などとして表れました。 個人市民税の状況から、コロナの影響が見ることができないか検討してみましたが、目立った変化を見いだせません。支援を必要とする市民がどこかにいるのではないか、見つける方法はないかと支援に結びつけるよい手段はないかと悩ましく思っております。 決算審査に当たり、改めて当初予算の説明資料、重点事業の概要を確認しました。 市長の言う「こどもは宝」の政策を感じられるものだと思いました。 来年は、1月に市長選挙があります。私は野党の立場ですが、尾張旭市の今後の方向性として、森市政で「こどもは宝」の政策を強く打ち出していけば、健康づくりに続き、子育て支援策を尾張旭市の看板政策に、ブランドにできないだろうかと考えておりました。 令和3年度は、子供の医療費助成制度について、18歳到達の年度末まで入院時の医療費助成を開始し、今年来月からは通院時も対象年齢を拡大するところまで来ました。討論の対象となっている令和3年度の話ではありませんが、これまでは医師会が同じ瀬戸市と足並みをそろえるのが通例だったものを、それに先行して実施に踏み切っていただいたこと、その決断に深く感謝と敬意を申し上げます。ありがとうございます。 次の子育て支援策として何を取り組んでいくのか、今回、個人質問で取り上げましたが、学校給食の無料化がよいと思います。問題は、財源をどうするかという話になるのですが、令和3年度決算では、財政調整基金の決算年度末残高が25億1,300万円になりました。仮にこれを崩しながら中学校生徒の給食費無料化に充てても10年以上の費用は既にあり、10年後でも10億円の基金が残る皮算用になります。 予算決算特別委員会の全体会において、今年3月に改訂した財政運営基本方針について意見を言いました。財政調整基金を幾ら確保するのか、これは難しい議論だとは思います。 基金残高が多ければ財政運営は安心だとも思うのですが、むしろ貯金が少ないほうが支出に慎重になり、よくよく検討した施策を進めていく堅実な市政運営になるのではないでしょうか。また、経済波及効果を思うと、自治体の貯金は何も生み出しません。得られた税収はなる早で支出をし、経済を回していったほうがよいという考え方もあるのではないでしょうか。 最後にもう一つ、批判点として、三郷駅周辺まちづくり事業についてです。 これまでも批判を続けておりますが、現在の経済状況で物価高騰の問題が懸念材料として加わりました。財政的な不安材料が増えた中で、このまま進めてよいのか、中止をするべきではないかと疑問を投げかけ、反対討論といたします。 ○議長(篠田一彦) 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇発言の許可をいただきましたので、川村議員に続きまして、認定第1号 令和3年度尾張旭市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場を旨として討論をさせていただきます。 川村議員の討論にも少し関わるところがあります。簡略化してやらせていただきますので、よろしくお願いします。 令和3年度の歳出額は約287億円計上されています。 この3年、新型コロナ感染症対策に国、地方とも行政は追われています。本市の実施事業を見ますと、国・県等の交付金を財源に31億円以上の額がこれに投じられました。うち国庫支出金では、4億円弱の臨時交付金も含まれているわけです。 この中で注目をしますところ、本市の一般財源はどれくらい充てられたのかとなりますと約4,500万円にとどまっています。財政当局からの説明では、財政調整基金の積上げについて、国の4億臨時交付金がなければ取り崩していた可能性があると、必要であったとのことです。 基金積上げと臨時交付金の相関性をそれぞれの目途を考えたとき、国の国民1人当たり10万円給付事業がよみがえりました。使わなければならないところにお金が本当に回るのか、待っている市民がまだたくさんいたんではないか、経済状況が厳しい中小事業者は令和3年度のこの予算の中でしっかり手当てができたのだろうか、そうしたことを考えたときに、国の交付金を中心としたコロナ対策のみがどうしても注視され、本市独自の考え方、また挑戦的な政策が、私は見受けることができなく残念に感じています。 そうした中で本認定案につきまして、苦言を込めた意味で、先ほども川村議員が討論されたように、もともと使うべきところにしっかり使っていって、市民の幸福を実現するのが政治であると考えています。 簡単になりましたが、そうした意味の中での討論とさせていただきます。 ○議長(篠田一彦) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(篠田一彦) 挙手多数であります。よって、本件は認定することに決しました。 認定第2号 令和3年度尾張旭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 日本共産党の川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第2号 令和3年度尾張旭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 当初予算では、国保の財政状況を見ると保険税の値上げの必要がないという指摘をいたしました。決算額を見ると、保険税については収入済額で約3,600万円の増収となりました。一方、意見書31ページに記載のあるように、単年度収支は約1億2,800万円の黒字です。 これらの数字から、やはり保険税の値上げの必要性はなかったのだと主張をし、反対討論といたします。 ○議長(篠田一彦) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(篠田一彦) 挙手多数であります。よって、本件は認定することに決しました。 認定第3号 令和3年度尾張旭市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は認定することに決しました。 認定第4号 令和3年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は認定することに決しました。 認定第5号 令和3年度尾張旭市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 日本共産党の川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第5号 令和3年度尾張旭市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 令和3年度は、第8期高齢者保健福祉計画の初年度に当たります。計画を立ててから最も時間が経過していない初年度であるため、計画からのずれは少なくなるのではないかと思いますが、コロナ禍の影響も否めず、計画からどれだけずれていると言ってよいのか、決算書を見ながら悩む数字が並んでおります。この年もコロナ禍の影響がある年だと例外的な年であったと記憶をしておかなければならない、そんな年となったと感じでおります。 そうした背景もありますが、介護給付費準備基金積立金を見ると、当初予算では基金の利息のみの予算計上だったものが、決算額では約1億3,600万円。6,000万円を取り崩す予定が、逆に年度末現在高が7,200万円ほど増加する結果となりました。 介護給付費準備基金の性格からいうと、3年間でなくなるように計算しているはずですが、次の事業計画でも保険料の値上げ抑制に使える資金を積み上げつつある状況だと指摘をし、反対討論といたします。計画どおりになっていないということを指摘をし、反対討論といたします。 ○議長(篠田一彦) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(篠田一彦) 挙手多数であります。よって、本件は認定することに決しました。 認定第6号 令和3年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 日本共産党の川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第6号 令和3年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 成果報告書63ページにある収納状況を見ると、市税や保険料等の収納率について前年比較できる一覧表が掲載されております。 コンビニ収納やスマホ決済など利便性が向上し、全体的には収納率の向上が見られますが、後期高齢者医療保険料現年度分普通徴収分の収納率が低下しているのは気になるところです。 令和3年度決算では、低所得者の均等割の軽減、7.75割軽減が7割軽減の本則へと縮小されました。この見直しの影響を受ける被保険者は、世帯主及び世帯の被保険者全員の所得の合計額が43万円以下の世帯で、その世帯の被保険者の年金収入が1人でも80万円を超える世帯に属する方です。愛知県全体の人数は18万4,285人、被保険者全体の約18.5%で、被保険者1人当たり3,657円の値上げです。全体では6億7,000万円余りの値上げが行われたということになりますと8月22日開催の愛知県後期高齢者医療広域連合議会で答弁がありました。 後期高齢者医療は、この3年間、保険料の軽減特例の廃止が続いています。保険料の軽減を受けていた所得の低い方々に対する値上げです。 軽減特例の廃止を強く批判する立場から、反対討論といたします。 ○議長(篠田一彦) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(篠田一彦) 挙手多数であります。よって、本件は認定することに決しました。 認定第7号 令和3年度尾張旭市水道事業会計利益の処分及び決算認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は原案可決及び認定することに決しました。 認定第8号 令和3年度尾張旭市公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は原案可決及び認定することに決しました。 認定第9号 令和3年度尾張旭市長久手市衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は認定することに決しました。 陳情第11号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める陳情書について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は採択とすることに決定しました。 陳情第12号 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は採択することに決定しました。 陳情第13号 私立高校生保護者負担を軽減し、学費負担の公私格差を是正するために尾張旭市独自の授業料助成制度の拡充を求める陳情書について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手少数) ○議長(篠田一彦) 挙手少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定しました。 陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書について討論を行います。 片渕卓三議員。 ◆16番(片渕卓三) 皆さん、おはようございます。 公明党尾張旭市議団の片渕卓三でございます。 議長より発言を許可いただきましたので、陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書について、反対の立場で討論を行います。 陳情者の思いと熱意を感じる内容であり、核兵器のない平和な世界を築いていく思いは同感であります。陳情者へは心より敬意を表します。 昨年も当会派が申し上げましたが、陳情書では、署名・批准を行うよう強く求めております。 今、日本が何をすべきか、どのような政策を準備すべきかが必要と感じております。核なき世界へ進めることは当然であります。 今年2月に起きたロシアによるウクライナ侵略が7か月となります。公明党は、ウクライナ侵略の一刻も早い停戦を求めております。さらに、プーチン大統領の核兵器による威嚇発言は断じて受け入れられません。ロシアは、今年1月、アメリカ、イギリス、フランス、中国の核保有国と共にまとめた核戦争の回避と核不拡散への協力を誓った共同声明を遵守すべきであります。 北朝鮮によるミサイル発射は、国連の安保理決議違反であり、国際社会への深刻な挑戦であります。国際社会は結束して、このような暴挙に対応する必要があります。 今年6月には歴史的な核兵器禁止条約(核禁条約)の第1回締約国会議がオーストラリア(200ページで発言訂正あり)で開催されました。締約国会議への日本のオブザーバー参加は実現できなかったものの、公明党は同会議へ国会議員を派遣いたしました。さらに、締約国会議前日の第4回核の非人道性会議で、被爆と原子力災害を経験した日本が果たすべき役割を探る一方、国会議員が集った世界国会議員会議にも加わり、核禁条約批准に向けた動きを加速させるとの声明の取りまとめに貢献もさせていただきました。 公明党は、核禁条約を、核兵器を初めて違法として禁止した画期的な国際法規範として高く評価しております。そして、締約国会議への日本のオブザーバー参加は、核禁条約が目指す核兵器による被害者の支援と環境修復に貢献するための足場ともなります。 日本がオブザーバー参加を実現し、核兵器不拡散条約(NPT)との補完関係を強化し、核保有国と非保有国の橋渡し役を担うことで、日本の核禁条約批准に向けた環境を着実に整備することが必要であります。 8月1日に始まったNPT運用検討会議に日本の首相として初めて出席した岸田文雄首相は、核兵器のない世界に向けて極めて大きな一歩を記しました。このNPT運用検討会議に続き、11月23日の国際賢人会議の広島開催、さらに、来年5月には先進7か国首脳会議(G7サミット)がサミット史上初めて被爆地の広島で開催されます。一連の国際会議によって、被爆の実相を世界の指導者に直接知ってもらうための好機とし、核廃絶への世界的なうねりを日本から起こさなければなりません。 公明党としては、当面、日本は締約国会議にオブザーバーとして参加し、唯一の戦争被爆国として参加し、唯一の戦争被爆国として積極的な貢献を果たすとともに、中長期的には、日本が批准できるような安全保障環境をつくり出していくべきであると考えております。 以上の観点から、陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書について、反対といたします。 ○議長(篠田一彦) 片渕議員、真ん中辺りで、第1回締約国会議がオーストラリアと言ったような気がするんですけれども、オーストリアで間違いないですか。 ◆16番(片渕卓三) 失礼しました。分かりました。 今の議長から指摘されたところ、私が、第1回締約国会議がオーストラリアと言ったそうで、間違いであり、オーストリアです。すみません。ありがとうございます。 ○議長(篠田一彦) 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 日本共産党の川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書について、賛成の立場から討論をいたします。 陳情の内容は、政府に対し核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書を国会に提出することです。 同趣旨の陳情は、昨年も市議会へと頂き、珍しく多くの会派から討論がなされましたが、今年、核兵器の問題を考えようとしたとき、今年2月に始まったロシアによるウクライナへの侵略について考えを巡らせない人はいないのではないでしょうか。 ロシアも核不拡散条約で核兵器保有を認められた国ですが、その国が戦争を始めてしまい、ロシアによる核兵器使用を否定できない現実を見ると、抑止力だとか核の傘などという議論がいかに詭弁の類いであったか明らかとなったのではないでしょうか。 ウクライナの問題も外交上の失敗があると言われておりますが、周辺国との話合いをいかに戦争につなげていかないか、つながらないようにするか、そういう戦争の準備ではなく平和を維持していく努力こそが日本やほかの国々にも求められるのではないかと思っております。 今年、2022年6月21日から23日にオーストリアのウイーンで核兵器禁止条約第1回締約国会議が開かれました。日本共産党からは、笠井あきら衆議院議員が参加をしました。 笠井議員による報告によれば、締約国会議で注目されたことの一つは、アメリカと軍事同盟を結んでいるドイツ、ノルウェー、ベルギー、オランダ、オーストリアの5か国もオブザーバーとして参加したこと。特に、ドイツとノルウェーの政府代表からの発言には、満場の拍手で歓迎されたとありました。というのも、その発言の中に、立場の違いはあるが建設的な対話を続けていきたいと、そういう発言だったからです。 唯一の戦争被爆国でありながら、オブザーバー参加もしない日本政府の対応は大変残念なものです。 核兵器を持っていることで戦争の抑止にはならないことが証明されてしまった現在、核兵器禁止条約の批准をためらう理由があるのでしょうか。 尾張旭市議会からも核兵器禁止条約への批准を求める意見書を政府に出したいと思います。 皆さんの賛同をお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(篠田一彦) 安田吉宏議員。 ◆1番(安田吉宏) 令和あさひの安田吉宏です。 議長の指名をいただきましたので、私は、陳情第14号 「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択に関する陳情書について、反対の立場から討論をいたします。 陳情者の皆様の核兵器廃絶への熱い気持ち、その思いについては、私も世界で唯一の被爆国日本に生まれ育ちましたので、その思いを理解しますし、核なき世界を目指すべきであると考えております。 1970年にNPT核不拡散条約が発効されましたが、この条約は核兵器保有国による核軍縮、非保有国への不拡散、原子力の平和利用を柱に運用されてきました。 しかし、この条約が発効されて以降、これまで核兵器保有国の核軍縮は進まず、非保有国への不拡散ばかりが強調されてきました。 これにしびれを切らした非保有国の百数十か国が動き、昨年、核兵器禁止条約が発効されました。しかし、この条約においては、核兵器保有国のアメリカ、イギリス、フランスなどは当初からこの条約に反対しており、交渉会議にも参加しておりません。 私たちの国、日本も、中国、ロシア、北朝鮮などの周辺国家の軍事的脅威が切迫しており、安全保障環境を理由に現在この条約について署名・批准をしていません。これは、日本が核兵器を容認しているわけではなく、むしろ核兵器を廃絶・削減、なくすために行っている対応であります。 事実、日本はNPTを基本とし、毎年核兵器の究極的廃絶に向けた核軍縮の決議書を国連総会に提出するなど、核なき世界を目指す姿勢を示しています。 核兵器禁止条約においては、現在、核兵器保有国と非保有国との間で考えに差異があります。今後、核兵器保有国と非保有国との間で対立が激化することも危惧され、両者の分断を深め国際情勢の不安定を助長するおそれがあります。 昨日、安倍晋三元総理の国葬が営まれました。各国の要人が本国を訪れ、岸田総理大臣と弔問外交が行われています。その中では、世界の核兵器についても話合いが行われています。 唯一の被爆国、日本が今すべきことは、核兵器保有国と非保有国との橋渡し役、それを担い世界各国をテーブルにつくように粘り強く働きかけることです。それが日本の重要な役割であり、それが核兵器廃絶への道筋であると思います。 核兵器廃絶の考えには賛同いたしますが、本陳情は核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書を採択し、国に対して提出するよう求めるという内容でありますので、以上のような理由からこの陳情に対しては賛成しかねる意思を表明し、私の反対討論といたします。 ○議長(篠田一彦) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手少数) ○議長(篠田一彦) 挙手少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定しました。 日程第5 第50号議案を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) 提案理由を御説明申し上げます。 第50号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第6号)。 この補正予算案は、電力、ガス、食料品等価格高騰緊急支援給付金の支給及び新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチンの接種を行うため、第37号議案の提出後に措置が必要となった経費について、国庫支出金を財源として予算を計上しようとするものです。 歳入歳出予算は、第37号議案の補正後の予算総額288億6,023万4,000円に歳入歳出それぞれ4億4,480万円を追加し、歳入歳出予算の総額を293億503万4,000円にしようとするものです。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 国庫支出金では、生活支援臨時特別事業費補助金など、合計で4億4,480万円を追加しました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 民生費では、電力、ガス、食料品等価格高騰緊急支援給付金など、合計で3億7,480万円を追加しました。 衛生費では、ワクチン接種委託料など、合計で7,000万円を追加しました。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(篠田一彦) 副市長は自席へお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 議案質疑の通告はありませんので、質疑ないものと認めます。 以上をもちまして、議案質疑を終了します。 お諮りします。第50号議案につきましては、配付してあります議案等審査付託表のとおり、所管の予算決算特別委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、第50号議案につきましては、議案等審査付託表のとおり所管の予算決算特別委員会に付託することに決定しました。 これより予算決算特別委員会を開催し、議案の審査を行っていただきます。 予算決算特別委員会を11時5分開始予定とし、第1委員会室で開催いたします。 本会議の再開時間は、庁内放送にて案内いたします。 ここで暫時休憩といたします。                         午前10時54分休憩                         午前11時50分再開 ○議長(篠田一彦) 休憩を閉じ、会議を再開します。 ここで、議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(梅本宣孝) 議長報告を行います。 報告事項は1件でございます。 休憩中に開催されました予算決算特別委員会の審査結果の報告書が議長宛てに提出されております。 報告書の写しにつきましては、皆様のお手元に配付させていただいております。 議長報告は以上でございます。 ○議長(篠田一彦) 以上をもちまして、議長報告は終了しました。 続きまして、委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 予算決算特別委員長の報告を求めます。 丸山幸子委員長。 ◆予算決算特別委員長(丸山幸子) 休憩中に開催されました予算決算特別委員会の報告をさせていただきます。 出席委員は、全体会18名、分科会6名でした。 議案等説明のため、副市長はじめ関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案1件でした。 以下、審査結果について報告をさせていただきます。 第50号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第6号)は、全員賛成により可決されました。 それでは、福祉文教分科会での主な審査内容を申し上げます。 新型コロナウイルスワクチン接種事業について、ワクチン接種委託料6,600万円の追加は4万5,000回分のワクチン接種の委託料であるとの説明であったが、その積算根拠について質疑がありました。 それに対して、今回の補正予算は、初回接種を終了した12歳以上の対象者約6万7,000人のうち、年代別に接種率を見込み4万5,000人の方が接種した場合を想定している。9月末までの接種委託料の残額を勘案し、不足分として見込まれる委託料として6,600万円を追加計上したものとなっているとの答弁でした。 また、電気、ガス、食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業について、実施スケジュールについて質疑がありました。 システム改修に要する時間が現時点ではまだ分からないので、具体的なスケジュールはお示しできないが、想定としては非課税世帯への確認書の送付を11月中に発送したいと考えている。給付金の入金は11月末から12月に入ってからになるものと想定しているが、作業の前倒しを可能な限り図っていきたいと考えているという答弁でした。 以上で予算決算特別委員会の報告を終わります。 ○議長(篠田一彦) ただいまの委員長の報告に対して、質疑があれば受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 続きまして、付託議案の討論、採決を行います。 第50号議案 令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第6号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 日程第6 委員会提案第2号及び委員会提案第3号を議題とします。 お諮りします。委員会提案第2号及び委員会提案第3号につきましては、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 御異議なしと認めます。 委員会提案第2号 尾張旭市議会会議規則の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 委員会提案第3号 尾張旭市議会委員会条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 日程第7 意見書案第4号を議題とします。 お諮りします。意見書案第4号につきましては、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 御異議なしと認めます。 意見書案第4号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は、意見書案第4号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書について、反対の立場から討論いたします。 日本が国際競争力を取り戻す上で、情報通信技術を使った生産性の向上が望まれるのは理解をするところですが、その担い手を女性だけに求めるものではありません。 これまで様々な仕事をしてきた方たちが、情報通信技術の素養を身につけることで従来の仕事のありようを見直し、さらなる生産性の向上を図った他国の成功例を見ると、女性に限らない話だということが理解できると思います。 政府の説明資料には、育児・介護等でフルタイムの仕事ができない女性という表現がありますが、フルタイムの仕事ができないのは女性に限らないと考えますし、育児や介護の仕事を当然のように女性が行っているようなまとめ方をしてしまう、そのような女性観に大きな問題を感じてしまいます。 政府の口ぶりは、女性に対し家事も育児も介護も女性に担わせた上で、さらに仕事も男性と肩を並べてやれと言っているようで、無償労働を合わせると一体何時間仕事をさせるつもりなのかと、そんな声が聞こえてきそうです。 そうした政府の考えが透けて見えるから、なかなか事が進まないのではないでしょうか。 日本の場合、様々な職業訓練のメニューを女性に示す以前に、男性も含めた労働環境の改善が必要だと思います。専業主婦の存在を前提として組み立てられた様々な仕組みの見直しが必要だと思っております。 この意見書案には、どうしても違和感を感じ、賛成できないと申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(篠田一彦) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(篠田一彦) 挙手多数であります。よって、本件は可決いたしました。 お諮りします。議員提出議案として、意見書案第5号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書及び意見書案第6号 国の私学助成の拡充に関する意見書が提出されました。 所定の賛成者がありますので、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり)
    ○議長(篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第5号及び意見書案第6号を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 意見書案第5号及び意見書案第6号を議題とします。 お諮りします。意見書案第5号及び意見書案第6号につきましては、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 御異議なしと認めます。 意見書案第5号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 意見書案第6号 国の私学助成の拡充に関する意見書について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(篠田一彦) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 議決されました意見書の取扱いについては、議長に一任願います。 日程第8 議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。本日お手元に配付しましたとおり、令和4年11月12日旭連合自治会と開催いたします尾張旭市議会意見交換会へ、芦原美佳子議員、市原誠二議員、谷口武司議員、丸山幸子議員、山下幹雄議員若杉たかし議員及び議長の篠田一彦議員を派遣することに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(篠田一彦) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は、お手元に配付しましたとおり派遣することに決定しました。 以上をもちまして、令和4年第5回(9月)尾張旭市議会定例会の日程は全て終了しました。 閉会に当たり、市長から挨拶をいただきます。 森市長。 ◎市長(森和実) 9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今回の定例会に提案させていただきました補正予算案をはじめ条例の一部改正案、人事案件、さらには、令和3年度の各会計の決算認定などにつきまして、慎重に御審議をいただき、全て原案どおり御議決、御同意を賜りました。誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。 最後になりますが、皆様の御健勝を心より御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(篠田一彦) これをもちまして、9月定例会を閉会といたします。                         午後0時02分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                        尾張旭市議会                         議長    篠田一彦                         副議長   芦原美佳子                         署名議員  谷口武司                         署名議員  花井守行...