尾張旭市議会 > 2021-03-02 >
03月02日-01号

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  1. 尾張旭市議会 2021-03-02
    03月02日-01号


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    最終取得日: 2022-12-19
    令和 3年  3月 定例会(第2回)          令和3年第2回(3月)             尾張旭市議会定例会会議録(第1号) 令和3年3月2日午前9時30分尾張旭市議会(第2回)定例会が尾張旭市議会議場に招集された。1 出席議員(18名)  1番 安田吉宏     2番 秋田さとし    3番 市原誠二  4番 谷口武司     5番 陣矢幸司     6番 櫻井直樹  7番 日比野和雄    8番 芦原美佳子    9番 松原たかし 11番 丸山幸子    13番 山下幹雄    14番 花井守行 15番 篠田一彦    16番 片渕卓三    17番 早川八郎 18番 若杉たかし   19番 さかえ章演   20番 川村つよし2 欠席議員  なし3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者 市長       森 和実     副市長      秋田 誠 教育長      河村 晋     企画部長     若杉博之 総務部長     石坂清二     市民生活部長   大津公男 健康福祉部長   竹内元康     こども子育て部長 阿部智晶 都市整備部長   臼井武男     消防長      八野井 聡 教育部長     三浦 明     監査委員事務局長 松野宏美 都市整備部技監  伊藤慎悟     総合推進室長企画課長                            山下昭彦 秘書課長     森 朋宣     行政経営課長   鈴木清貴 市民活動課長   岡田和也     福祉課長     後藤 收 こども未来課長  山本和男     消防総務課長   田中健一 教育行政課長   田島祥三4 定例会の事務に従事した者 議会事務局長   梅本宣孝     議事課長     加藤秀樹 議事課長補佐議事係長       主査       大島隆史          太田篤雄5 議事日程(第1号)  令和3年3月2日(火)午前9時30分開議 議会運営委員長報告 第1 会議録署名者の指名 第2 諸報告    議長報告 第3 会期の決定 第4 委員会の所管事務調査報告の件   (1)福祉文教委員会   (2)都市環境委員会   (3)総務委員会   (4)議会運営委員会 第5 施政方針演説 第6 第2号議案から第29号議案まで    上程、提案理由の説明 第7 同意案第1号及び同意案第2号    上程、提案理由の説明                         午前9時30分開会 ○議長(早川八郎) おはようございます。 初めに申し上げますが、今定例会においては、新型コロナウイルス感染症対策のため、議長において、出席者に対し、マスクの着用を認めておりますので、御承知願います。 ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、これより令和3年第2回(3月)尾張旭市議会定例会を開会いたします。 本日は、市広報より写真撮影の申出があり、これを許可しておりますので、よろしくお願いいたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本定例会には、議案等説明のため、市長をはじめ関係者の出席を求めております。開会に当たり、市長から御挨拶をいただきます。 森市長。 ◎市長(森和実) おはようございます。 本日ここに、令和3年第2回(3月)尾張旭市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様の御出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。 さて、今回の定例会に提案させていただきました案件は、令和2年度の一般会計特別会計及び企業会計補正予算が8件、令和3年度の一般会計特別会計及び企業会計の当初予算が8件、条例の制定が1件、条例の一部改正が9件、工事の請負契約が1件、財産の処分が1件、公平委員会委員人事同意案が1件、固定資産評価審査委員会委員人事同意案が1件の合計30件となっております。 これらの案件につきましてよろしく御審議いただき、御議決、御同意を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての私の挨拶とさせていただきます。 ○議長(早川八郎) 日程に先立ちまして、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長の報告を求めます。 川村つよし委員長。 ◆議会運営委員長川村つよし) 議長の御指名がありましたので、2月18日及び3月1日に開催いたしました会議について報告をいたします。 両日とも委員8名、全員の出席をいただき、令和3年第2回(3月)尾張旭市議会定例会の運営についてを議題として開催しました。 2月18日の会議では、3月定例会の提出議案等の説明のため、副市長及び総務部長の出席をいただきました。 3月定例会の運営については、本日配付の議事日程(第1号)及び定例会日程並びに議事日程第2日目以降のとおりで認め合いました。 本日の議事日程について補足いたしますと、日程第2 諸報告については、議長報告1件を行う。日程第3 会期の決定については、本日から3月23日までの22日間とする。日程第4 委員会の所管事務調査報告の件は、福祉文教委員会都市環境委員会総務委員会議会運営委員会の順で各委員長から、3常任委員会については今年度取り組んできた各委員会の政策立案についての報告、議会運営委員会については2月18日及び3月1日に開催した会議の内容について報告を行う。日程第5は、市長から施政方針演説を行っていただく。日程第6 第2号議案から第29号議案まで並びに日程第7 同意案第1号及び同意案第2号については、一括して上程し、理事者から一括して提案理由の説明を行っていただくことで認め合いました。 次に、議事日程第2日目以降については、一般質問議案質疑、議案の討論、採決又は委員会付託、請願・陳情の順で進める。補足しますと、一般質問については、通告順に行っていただくこととし、質問の割り振りの日程調整は、3月8日、1日目が代表質問3名、個人質問2名、9日、2日目が個人質問6名、10日、3日目が3名とすることで認め合いました。議案質疑は、期限までに通告はありませんでしたが、特に質疑が生じた場合は、議長配慮により、3月4日木曜日の正午までに通告があったものについて質疑を行うことができる旨、認め合いました。議案の討論、採決又は委員会付託については、それぞれ所管の委員会に付託する。 請願については、請願趣旨等について意見があり、委員会付託について協議を行いました。協議の結果、全会一致には至らなかったため、採決を行い、賛成多数で委員会付託を省略することに決定しました。また、本会議においては、紹介議員から趣旨説明、質疑の後、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行うことで認め合いました。 陳情については、全て上程することとし、それぞれ所管の委員会へ付託することで認め合いました。 なお、請願に対する質疑及び討論の通告は、3月4日木曜日の正午までに、議案、陳情の討論の通告は、3月19日金曜日の正午までを期限とすることで認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(早川八郎) 議会運営委員長の報告が終了いたしました。 ただいまの報告に対する質疑はありますでしょうか。          (「なし」の声あり) ○議長(早川八郎) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、議会運営委員長報告は終了いたしました。 これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名者の指名を行います。 会議録署名者には、尾張旭市議会会議規則第76条の規定により、市原誠二議員若杉たかし議員を指名いたします。 日程第2 諸報告を行います。 議長報告を行います。 この件に関しては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長梅本宣孝) 議長報告を行います。報告事項は1件でございます。 監査報告についてですが、2月臨時会以後、長谷川博樹監査委員及び篠田一彦監査委員から議長宛てに、例月出納検査の結果報告が1件、定例監査の結果報告が1件ございました。 なお、監査関係の資料につきましては、議会図書室にて供覧に付しております。 報告は以上でございます。 ○議長(早川八郎) 以上をもちまして、諸報告の件は終了いたしました。 日程第3 会期の決定を行います。 お諮りいたします。会期は本日から3月23日までの22日間としたいと思います。御異議ございませんでしょうか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(早川八郎) ありがとうございます。 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの22日間と決定しました。 日程第4 委員会の所管事務調査報告の件を議題といたします。 初めに、福祉文教委員会所管事務調査について報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆福祉文教委員長芦原美佳子) おはようございます。 議長の御指名がありましたので、福祉文教委員会が令和2年7月より取り組んでまいりました所管事務調査の内容について御報告いたします。 福祉文教委員会では、政策立案のテーマとして「スクールカウンセラー活用事業について」及び「8050問題」についてを選定し、三度の委員会と10回にわたる学習会を開催し、調査研究・協議を重ねてまいりました。 スクールカウンセラー活用事業については、市内小中学校児童生徒や保護者、教員へのスクールカウンセラーに関するアンケート調査をはじめ、瀬戸市とのオンライン行政調査や、市内中学校スクールカウンセラーとの学習会、また、春日井市への書面での聞き取り調査や名古屋市子ども応援委員会とのオンライン学習会などを実施いたしました。調査研究に御協力いただきました全ての皆様にこの場をお借りしまして、心から感謝と御礼を申し上げます。 これまでの調査研究のまとめとして、スクールカウンセラー活用事業については、スクールカウンセラーに関する調査報告書及び考察・提案書を、また、8050問題については、8050問題への対策を求める要望書(案)を作成し、委員会のまとめとして、2月10日に議長に提出いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(早川八郎) ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(早川八郎) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席へお戻りください。 次に、都市環境委員会所管事務調査について報告を求めます。 川村つよし委員長。 ◆都市環境委員長川村つよし) 議長の御指名をいただきましたので、都市環境委員会で今年度取り組んでおりました政策立案に係る所管事務調査について報告をいたします。 まず、検討経過です。 検討テーマ所属委員から募り、提案された3つの案から、9月28日の都市環境委員会で「男女共同参画都市宣言について」を選定しました。 その後、ほかの委員会に所属する議員も参加可能であることや、事務量の増加を防ぐ目的で、正式な委員会の開催ではなく、有志議員による勉強会として2回企画をし、実施をいたしました。 その後、委員会の開催と意見交換を行いましたが、年度内に結論を得るのは困難であると判断し、丸山委員よりたたき台として御提案いただいた宣言文案については、議論を始める前にまとめ作業に入りました。 結論としては、時間切れということになりますが、1つのテーマについて認識を深めるにはよい取組だったのではないかと思います。 男女共同参画について、長年の取組を続けているボランティア団体あゆネット様をはじめ、市の担当課など、御協力をいただいた皆様に委員会を代表し、感謝申し上げ、簡単ではありますが、報告とさせていただきます。 ○議長(早川八郎) 都市環境委員長の報告が終了いたしました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(早川八郎) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、総務委員会所管事務調査について報告を求めます。 片渕卓三委員長。 ◆総務委員長(片渕卓三) 皆さん、おはようございます。 議長の御指名をいただきましたので、今年度総務委員会で取り組んできました政策立案所管事務調査報告をいたします。 検討の経過としまして、政策立案テーマについて各委員より政策立案を提出するよう委員長から求め、7月10日までに提出依頼を行いました。 全委員から政策立案テーマ案の提出があり、7月28日、各委員からテーマの説明後、具体的なテーマ1つを決めるために討議検討を行い、全委員了承の下、「未利用市有地の活用について(平子町北地内市有地の利活用)」について政策立案テーマが決定しました。8月、参考資料としまして、平子町北地内市有地の利活用検討資料を各委員へ配付を行い、委員各位政策立案を10月20日までに提出をお願いをしました。結果、10月20日までに4人の委員より政策立案の提出がありました。 内容についてでありますが、1つ、尾張旭市スマートシティ建設用地に充てる、2つ目、あさぴースマートシティモデル事業の提案、3つ目、総合体育館施設の建設、老朽化が激しい公共施設のみ移転建設、4点目、複合型交通アクセスハブステーション構想等、多くの具体的な政策提案をいただきました。心より感謝を申し上げます。 総務委員会における検討結果としましては、今年度コロナ禍委員会視察もできない状況でありました。平子町北地内市有地の利活用については、尾張旭市においてこれからの大きな課題でもあります。総務委員会としては、委員各自の思いと構想も大きく、今回は政策立案をまとめることが困難であることから、今後、個人等で調査・研究を高めていただき、機会のあるごとに担当部署政策提言に努めてもらうことになりました。 研修といたしまして、2月10日、オンライン勉強会を行いました。内容については近未来都市「Woven City」の事業内容の説明を川地正数先生に行っていただきました。 令和3年2月10日、議長宛て総務委員会政策立案の報告を提出をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(早川八郎) 総務委員長の報告が終了いたしました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(早川八郎) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、議会運営委員会所管事務調査について報告を求めます。 川村つよし委員長。 ◆議会運営委員長川村つよし) 議長の御指名がありましたので、2月18日に開催しました議会運営委員会での所管事務調査について報告をいたします。 当日は、委員8名全員の出席をいただき、尾張旭市議会委員会条例の一部改正について協議を行いました。 内容としましては、市の行政組織変更に伴い、常任委員会所管事項について所要の整備を図るとともに、令和3年9月定例会の決算審査及び令和4年3月定例会の当初予算審査において、全議員を対象とする委員会を設置し、分科会方式での委員会審査を行うための規定を追加することで認め合いました。また、3月定例会の最終日に委員会提出議案として上程することで認め合いました。 以上で報告を終わります。
    ○議長(早川八郎) 議会運営委員長の報告が終了いたしました。 ただいまの報告に対する質疑はありますでしょうか。          (「なし」の声あり) ○議長(早川八郎) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員会の所管事務調査報告の件は終了いたしました。 日程第5 施政方針演説を行います。 森市長。 ◎市長(森和実) 令和3年第2回尾張旭市議会定例会の開会に当たりまして、私の市政運営に関する所信と、令和3年度における主要施策の概要を申し述べます。 私が市長に就任して2年が経過し、この間を振り返りますと、本市に天皇、皇后両陛下をお迎えした全国植樹祭や、全世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症への対応など、目まぐるしく時が過ぎた気がいたします。本来であれば、2020年は日本中が東京オリンピック・パラリンピックに沸き上がり、本市では市制50周年という記念すべき節目を子供から大人まで、まち全体でお祝いする1年となるはずでした。しかし、新型コロナウイルスの影響により、私たちを取り巻く環境はすっかり変わってしまい、これまで当たり前にあった日常が難しくなってしまいました。 こうした不自由で不安な生活から市民の皆様が一日でも早く抜け出せるよう、私は新型コロナウイルス感染症対策の責任者として日々邁進してまいりました。昨年2月には新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、感染状況の動向を見極めながら、迅速な情報共有を図るとともに、市民の皆様に対して、3密回避や体調管理などの感染予防のお願いをしてまいりました。この1年、健康や生活に大きな不安やストレスを感じる中で、感染拡大防止に御協力くださいました市民の皆様に心よりお礼を申し上げますとともに、市議会におかれましては、議会の会期を延長するなど、便宜的な処置を図っていただき、感謝申し上げます。 また、最前線で新型コロナウイルス対応に当たられている医療従事者や奮闘いただいている福祉、介護を支える皆様、保育や教育現場の皆様、農業、商工業に携わる皆様、交通、通信などを支える皆様、従業員の雇用を守ってくださる事業主の皆様など、市民の生活を支えてくださっている皆様にこの場をお借りしまして、重ねてお礼を申し上げます。 今年に入り、再び緊急事態宣言が発せられる事態になり、なかなか終わりの見えない状況が続いておりますが、間もなく市民の皆様へのワクチン接種が始まります。市では万全の体制を整え、ワクチン接種を進めるとともに、今後も状況に応じた感染症対策を適時適切に講じることができるよう、職員一丸となって必要な対策を取ってまいりますので、引き続き御理解、御協力をお願い申し上げます。 それでは、令和3年度の予算について申し上げます。 令和3年度予算は、新型コロナウイルス感染症対策日常生活の維持を両輪で進めること、そして、地域に活気をもたらす施策を進めることを念頭に編成しております。 本市の令和3年度当初予算一般会計の総額は、前年度と比較して0.1%減の248億円で、令和2年度から僅かに縮小した規模となりました。 歳入については、コロナ禍での消費の落ち込み、企業業績の悪化や個人所得の減少が見込まれるなど、根幹をなす市税の減収は避けられない状況にあります。また、地方消費税交付金をはじめとした交付金等でも減収を見込んでおります。 このように減収が避けられない中、市の歳出が市民の安心な暮らしや地域経済を下支えする重要な役割を担うことを強く意識し、基礎的行政サービスの安定的な提供や市内事業者の受注機会を確保できるよう、急激な歳出削減を行うことなく、財政調整基金地方財政措置等を活用して、令和2年度並みの一般財源総額を確保しました。 歳出については、新型コロナウイルスへの対応を最優先として、新しい日常を取り入れた中で将来を展望し、「こどもは宝、健康は宝、幸せづくりは宝」を実現するための経費をソフト・ハードの両面から組み込んでおります。防災・防犯、交通安全のほか、子育て支援、教育といった安全安心な住みやすいまちづくりへの取組は、令和2年度に引き続き重点的に取り組んでまいります。私たちの日常に欠かすことのできなくなったデジタル化への取組も円滑な行政情報の提供に寄与させるべく実施してまいります。また、ポストコロナを見据えたにぎわいづくりも重要になっておりますので、機を逃すことないよう推進します。 令和3年度における主要施策の概要について申し述べる前に、本市の新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。 令和2年度には、これまで10回の補正予算を編成し、総額104億円に及ぶ新型コロナウイルス感染症対策を市議会とも力を合わせ、実施してまいりました。国や県の施策と合わせた対策はもとより、市独自の支援策も順次追加しながら実施し、ひとり親世帯臨時特別給付金出産特別給付金夏休み短縮に伴う給食費無償化、高齢者のインフルエンザ予防接種費用自己負担分無償化、子供や妊婦に対するインフルエンザ予防接種助成など、新型コロナウイルスの影響を受ける方の暮らしを支え、守るための対策に特に力を入れてまいりました。 また、地域の下支えとなるよう、小規模企業等補助金の拡充、店舗等応援情報誌の発行や、地域の魅力商品創出事業など、経済の回復支援外出支援にも第2波、第3波の状況に注視しながら対策を進めてきたところであります。 令和3年度においても、引き続き感染拡大の防止や生活・雇用の維持と事業継続について、臨機応変かつ速やかに対応していくほか、ウィズコロナ対策として適切に感染防止策を講じたイベントや学校行事等を実施できる準備を進めてまいります。併せてポストコロナを見据えた感染症に強い地域づくりのための施策を展開するため、換気対策衛生環境の向上などを強化した公共施設の改修やデジタル化推進のためのオンライン配信環境の整備などに取り組んでまいります。 令和3年度当初予算における新型コロナウイルス感染症対策は、国の第3次補正予算の成立を見据え、骨格的な対応となっておりますが、今会期中にワクチン接種新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業など、主要な事業を盛り込んだ対策予算を追加提出させていただくよう準備を進めているところです。 それでは、令和3年度における主要施策の概要につきまして、第五次総合計画に掲げる8つの政策順に申し上げます。 まず、政策1「みんなで支えあう健康のまちづくり」では、市民一人一人が健康で安心して暮らすことのできるまちづくりを推進します。 令和3年度は子ども医療費助成制度を拡大し、新たに高校生世代の入院費を助成対象とします。 また、新型コロナウイルス感染症の影響によって収入が一定以上減少する世帯に対する国民健康保険税の減免を継続いたします。 新型コロナウイルス感染症対策として、在宅で療養される方に対して、生活に必要な日用品等を提供して支援します。 子育て支援では、保育園において、保育業務支援システムの導入や用務員業務の外部委託などにより、保育士が保育に専念できる環境を整え、保育の質の向上につなげます。また令和2年度に引き続き保育園のエアコン更新を進め、安心して子供を預けられる環境を整備します。指定管理者が運営する保育園に対しては、安定的な保育士確保や処遇改善に係る経費を支援します。 そのほか新生児に対する聴覚検査費用の助成や、障がい児家庭の支えとなる相談支援事業所への支援により、全ての子供の健やかな成長を支えるきめ細やかなサービスを実施してまいります。 障がい者等が、自立した社会生活を営むことができるよう、日常生活用具助成対象に人工鼻と暗所視支援眼鏡を追加します。 高齢者福祉では、介護保険料を据え置くとともに、シニアクラブへの支援も継続して実施します。 令和3年度から第4期地域福祉計画期間に入ります。誰もが支え合い、幸せに生きられるまちを目指し、取組を推進してまいります。 次に、政策2「豊かな心と知性を育むまちづくり」についてです。 未来を担う子供たちが心身ともに健康に育まれ、誰もが生涯にわたって生きがいを持ち、豊かな人生を過ごせるまちづくりを進めてまいります。 令和3年度は、児童数の増加や学校の教室不足に対応するため、旭小学校と西中学校校舎増築工事を実施するとともに、学習環境を整備していくため、トイレ改修及び特別教室空調設備設置に向け、設計業務に着手します。令和2年度に配備したGIGAスクール構想に伴う1人1台端末を年間を通じて活用し、これからのデジタル社会を生きる子供たちにふさわしい教育を推進します。 また、小中学校での配付書類を、保護者に直接配付できる連絡用アプリを導入して、保護者の利便性と学校業務の効率化を図ります。さらに心のアドバイザー、心の教室相談員に相談できる時間を増やし、不安を抱える保護者や児童生徒に対する支援を拡充します。 地域の子ども会活動は、社会環境の変化により転換期を迎えており、新たな仕組みで地域の子ども会活動を支援していきます。 文化の継承については、後継者不足が心配されている無形民俗文化財に対して一層の支援に努めます。 そのほか、生涯学習活動、文化芸術活動やスポーツ活動の活発化も継続的に進めてまいります。 次に、政策3「快適な生活を支えるまちづくり」においては、快適な市民生活を支える安心できる都市基盤整備を進めてまいります。 北原山土地区画整理事業については、都市計画道路の早期供用開始に向け、組合に対して最大限の支援を行い、一層の事業促進を図ります。 駅周辺事業における三郷駅周辺まちづくり事業は、市街地再開発事業の都市計画決定及び事業化に向けた計画検討を進めます。 印場駅については、市内鉄道駅全駅のバリアフリー化を目指し、自由通路南側のエレベーター詳細設計を実施します。また、継続的な雨水対策事業も進めてまいります。 上下水道におきましては、水道管の計画的な耐震化を進めるとともに、下水道の積極的な面整備と東部浄化センターの設備更新工事を実施いたします。 次に、政策4「安全で安心なまちづくり」についてです。 地域が主体となって行う防災、防犯、交通安全の取組を推進し、住みよいまちの基本である安全で安心なまちづくりを展開してまいります。 防犯・減災対策では、視覚や聴覚にハンディキャップがある方にも災害情報が行き渡るよう、電話やファクスを使用した防災情報の伝達を開始します。 また、安心できる避難所体制を確保するため、段ボールベッドや間仕切りなどのほか、感染症対策に配慮した資機材の充実を図ります。 消防・救急体制においては、15メートル級はしご車の更新に合わせ、一般建物から中層建物までの火災に対応できるほか、低所救助活動も可能になるなど、多機能を備えた高低所救助消防自動車に切り替えるほか、矢田川以南の消防防災拠点となる地域消防防災施設、愛称「ほんまる」の運用を開始いたします。 そのほか、将来の災害リスクの高まりや消防需要を踏まえ、名古屋市や瀬戸市などと通信指令業務の共同運用開始に向け、協議を進めてまいります。 交通安全対策では、南栄6号線と霞ヶ丘9号線の改良工事を推進し、道路拡幅整備を進めるとともに、安全な生活道路環境を整えます。 環境にも配慮した良好な交通安全環境を整備するため、巡検道線における自転車道の整備に向け、実施設計を行います。また、自転車の安全な利用を促進するため、子供や高齢者向けに自転車用ヘルメット購入費を新たに補助します。 防犯対策では、犯罪抑止に結びつけるため、令和2年度に引き続き、市内各地区における防犯カメラの設置を支援します。 日常生活の中で起きる様々なトラブルに対して、消費生活相談、法律相談など、継続して相談窓口を設置いたします。 次に、政策5「環境と調和したまちづくり」についてです。 環境負荷の少ない資源循環型社会や脱炭素社会は、地球規模の課題です。市民、事業者、行政が共に取り組み、環境と共生した持続可能なまちづくりを進めます。 市役所南側に移転するリサイクルひろばは3月10日にオープンします。物を大切にする心を育むよう、壊れたおもちゃを修理するおもちゃ病院を定期的に開催するなど、市民に親しまれる施設を目指します。 本市の自然環境を詳細に分析する自然環境基礎調査に着手し、今後のまちづくりの在り方に関する検討等を行う際の基礎資料を作成します。 住宅における再生可能エネルギー設備や省エネルギー設備を設置する際の助成制度を、地球温暖化防止対策として引き続き実施し、市民の環境意識を高めてまいります。 そのほか、旭平和墓園では、市民が快適に利用できるよう、園内のバリアフリー化を引き続き推進します。 次に、政策6「活力あふれるまちづくり」についてです。 産業振興は活力あるまちをつくるためには欠くことができません。関係者の方々と連携を深め、地域産業の活性化を図ってまいります。さらに安心して働ける地域社会を目指し、雇用確保に努めてまいります。 商工業振興では、人材育成や販路拡大などのほか、新型コロナウイルス感染症予防措置に取り組む市内事業者に対して、小規模企業等補助金を交付し、企業振興に取り組んでまいります。さらに市内事業者の流出防止や雇用の維持拡大を図るため、工場を新設する事業者に対して、県と連携した企業再投資促進補助金を交付し、産業立地を推進します。 農業振興では、本市の農業施策が社会情勢の変化に適切に対応できるよう、農業振興地域整備計画の見直しに着手します。また、引き続きふるさとハローワークの周知を図り、関係機関と連携した就労支援を実施します。 次に、政策7「人と人とがふれあうまちづくり」についてです。 市民によるまちづくりの活性化や交流人口の増加を図ることで、まちのにぎわいを一層生み出し、愛着と誇りを感じられるまちづくりに取り組みます。 令和3年度は、市のシンボルとして多くの皆様に親しまれているスカイワードあさひの外壁改修を実施するとともに、令和2年度に市内事業者が開発した紅茶やイチジクに関する新商品「旭色」をめぐるスタンプラリーを開催するなど、本市の魅力を市内外の方に楽しんでいただける取組を実施してまいります。 災害や防犯対策等の点から、地域コミュニティーにおける日頃からのつながりの重要性が認識されている一方で、地域コミュニティーを取り巻く意識や環境の変化から、地域活動の継続性など、課題も見えてきているところです。地域コミュニティー活動が維持され、かつ活性化されるよう様々な角度から支援します。 そのほか、一人一人が尊重し合える男女共同参画社会の実現に向け、理解促進を図ります。また、ボランティアや市民活動団体に対する支援も継続いたします。 最後に、政策8「分野横断的なまちづくり市政運営」についてです。 新型コロナウイルス感染拡大を機に、デジタル社会形成への強力な推進が求められるようになりました。時代に合わせて変化する行政需要に対し、柔軟に対応できる組織運営、効率的で効果的な行財政運営に取り組んでまいります。 令和3年度は尾張旭の将来を見据え、今後のまちづくりの指針とする令和6年度からの次期総合計画の策定に向けた準備を開始します。 4月からは行政組織を変更して、より高度化・複雑化する行政需要に対応できるようにしてまいります。マイナンバー制度が開始されて5年が経過し、今後、ますますマイナンバーカードを利用できる場面が増えていきます。市民の皆様の利便性向上につなげるため、マイナンバーカードの普及促進を図ります。 そのほか、市政の透明性の確保に取り組むとともに、職員一人一人が能力開発、組織力の向上に努め、職員の働きやすい職場づくりを推進いたします。 以上、令和3年度における主要施策の概要について申し上げました。 昨年は「市制50周年記念事業を通して、次の50年に向けて種まきをしていきたい」と、抱負を述べました。 しかし、市民の皆様の健康と安全を守るために、市制50周年記念事業の一部延期や、市民祭をはじめとした多くのイベントの中止を決断せざるを得なくなり、私自身も大変残念であったと同時に、コロナ禍市政運営することの難しさを実感した次第です。 新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束が見通せない状況ではありますが、市民の方へのワクチン接種を開始することになり、希望の光も見えてきております。 令和3年度は新しい日常の中で、改めて市制50周年をお祝いし、令和2年度に実施できなかったまちづくりを、感染症対策を講じつつ、季節の移ろいとともに、市民の皆様と一緒につくり上げていきたいと思います。 新年度のスタートに当たり、再度、気を引き締め、市民の皆様と一丸となって、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、全力で市政運営に取り組む所存です。 ここに、市民の皆様並びに議員各位の深い御理解と心強いお力添えを賜りますよう、お願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。 ○議長(早川八郎) ありがとうございました。 市長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、施政方針演説を終了いたします。 日程第6 第2号議案から第29号議案まで並びに日程第7 同意案第1号及び同意案第2号を一括して議題といたします。 一括して提案理由の説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) おはようございます。 令和3年第2回(3月)尾張旭市議会定例会に付議させていただいております諸議案につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 第2号議案 令和2年度尾張旭市一般会計補正予算(第10号)。 この補正予算案は、第1表のとおり、既定の予算総額355億6,781万3,000円から、歳入歳出それぞれ3億79万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を352億6,701万4,000円にしようとするものです。 繰越明許費は、第2表のとおり、感染症対策資機材整備事業など19件を追加しております。 債務負担行為は、第3表のとおり、尾張あさひ苑指定管理料を追加しております。 地方債は、第4表のとおり、減収補填債を追加し、北原山土地区画整理事業など3件を変更しております。 今回の補正予算の主な内容は、国の補正予算及び新型コロナウイルス感染症への対応について、新たな経費を追加するほか、年度末を迎え、おおむね確定しました事業費等に基づく調整などをしようとするものです。 それでは、歳入の主なものについて御説明申し上げます。 市税では、法人市民税で3,900万円を減額しました。 地方消費税交付金では、6,000万円を減額しました。 国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など合計で4,920万2,000円を追加しました。 財産収入では、土地建物売払収入など合計で7,680万4,000円を減額しました。 繰入金では、財政調整基金繰入金など合計で1億4,700万円を減額しました。 次に、歳出の主なものについて御説明申し上げます。 民生費では、児童手当など合計で8,800万8,000円を減額しました。 衛生費では、がん検診等委託料など合計で8,596万6,000円を減額しました。 土木費では、北原山土地区画整理組合交付金など合計で7,645万8,000円を追加しました。 消防費では、防災行政無線デジタル化工事など合計で1億1,920万6,000円を減額しました。 教育費では、電算システム等導入委託料など合計で4,566万5,000円を減額しました。 なお、関連資料として、給与費明細書、債務負担行為調書、地方債調書を添付しております。 第3号議案 令和2年度尾張旭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、既定の予算総額67億2,784万6,000円から、歳入歳出それぞれ1億6,787万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を65億5,997万1,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では県支出金で、1億6,405万3,000円を減額し、歳出では保険給付費で1億6,060万円を減額しました。 第4号議案 令和2年度尾張旭市土地取得特別会計補正予算(第1号)。 この補正予算案は、既定の予算総額3億6,100万円から、歳入歳出それぞれ1億7,249万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億8,850万7,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、土地開発基金借入金で1億7,249万1,000円を減額し、歳出では土地取得費で1億7,249万1,000円を減額しました。 第5号議案 令和2年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計補正予算(第2号)。 この補正予算案は、既定の予算総額7,575万9,000円から、歳入歳出それぞれ711万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を6,864万5,000円にしようとするものです。 その内容ですが、歳入では、事業収入で711万4,000円を減額し、歳出では、総務費で711万4,000円を減額しました。 第6号議案 令和2年度尾張旭市介護保険特別会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、既定の予算総額58億2,516万9,000円から、歳入歳出それぞれ1億1,148万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を57億1,368万3,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、国庫支出金で3,192万9,000円、支払基金交付金で3,715万4,000円をそれぞれ減額しました。 歳出では、保険給付費で1億2,900万円、地域支援事業費で2,017万3,000円をそれぞれ減額しました。 なお、関連資料として、給与費明細書を添付しております。 第7号議案 令和2年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、既定の予算総額14億4,898万円から、歳入歳出それぞれ1億28万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を13億4,869万5,000円にしようとするものです。 その主な内容ですが、歳入では、保険料で1億1,038万円を減額し、繰入金で1,009万5,000円を増額しました。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金で9,958万5,000円を減額しました。 第8号議案 令和2年度尾張旭市水道事業会計補正予算(第3号)。 この補正予算案は、収益的支出につきまして、水道事業費用を390万円増額し、総額を14億4,296万7,000円にしようとするものです。 第9号議案 令和2年度尾張旭市公共下水道事業会計補正予算(第2号)。 この補正予算案は、資本的収入及び支出につきまして、収入で、公共下水道事業債など合計で1億1,334万5,000円増額し、総額を13億4,414万5,000円にしようとするものです。 また、支出で、工事請負費を1億1,000万円増額し、総額を19億2,247万7,000円にしようとするものです。 第10号議案 令和3年度尾張旭市一般会計予算。 この予算案は、先に市長が施政方針で述べました施策の大綱に従い編成し、第1表のとおり歳入歳出予算の総額をそれぞれ248億円に定めようとするものです。 前年度と比較して0.1%の減となっております。 債務負担行為は、第2表のとおり、複合機更新事業など7件を計上しております。 地方債は、第3表のとおり、スカイワードあさひ外壁改修事業など6件、総額24億1,020万円を予定しております。 歳入の概要といたしまして、まず市税では、前年度より8億1,970万円の減額で、総額116億9,450万円を見込みました。 地方交付税では、前年度より2億3,000万円の増額で、総額13億円を見込みました。 財産収入では、前年度より2億1,516万8,000円の減額で、総額3,416万1,000円を見込みました。 繰入金では、前年度より1億2,220万1,000円の増額で、総額6億9,128万1,000円を見込みました。 市債では、前年度より5億6,770万円の増額で、総額24億1,020万円を見込みました。 続いて、歳出の概要です。 まず、総務費では、スカイワードあさひ外壁改修工事などの事業費の増額により、前年度より1億1,301万1,000円の増額で、総額33億2,640万8,000円を計上しました。 民生費では、介護給付・訓練等給付費などの増額により、前年度より1億1,024万7,000円の増額で、総額106億5,226万8,000円を計上しました。 衛生費では、公立陶生病院組合負担金などの増額により、前年度より1億4,310万円の増額で、総額23億8,467万6,000円を計上しました。 消防費では、防災行政無線デジタル化工事の完了などに伴う事業費の減額により、前年度より6億6,671万9,000円の減額で、総額8億3,858万2,000円を計上しました。 教育費では、小・中学校校舎増築工事などの事業費の増額により、前年度より3億9,700万7,000円の増額で、総額26億8,941万7,000円を計上しました。 なお、関連資料として、給与費明細書、債務負担行為調書、地方債調書等を添付しております。 第11号議案 令和3年度尾張旭市国民健康保険特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ66億8,600万円に定めようとするものです。 前年度と比較して0.6%の減となっております。 歳入の主なものとしては、国民健康保険税で14億2,145万円、県支出金で45億4,921万6,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、保険給付費で44億6,472万円、国民健康保険事業費納付金で19億4,921万1,000円をそれぞれ計上しております。 なお、関連資料として、給与費明細書を添付しております。 第12号議案 令和3年度尾張旭市土地取得特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億円に定めようとするものです。 前年度と比較して16.9%の減となっております。 歳入の主なものとしては、一般会計からの繰入金で1億6,306万4,000円、土地開発基金借入金で1億3,693万1,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、土地取得費で1億3,693万1,000円、公債費で1億6,193万6,000円を計上しております。 なお、関連資料として、地方債調書を添付しております。 第13号議案 令和3年度尾張旭市旭平和墓園事業特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,900万円に定めようとするものです。 前年度と比較して9.2%の減となっております。 歳入の主なものとしては、事業収入で6,763万3,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、総務費で6,791万円を計上しております。 なお、関連資料として、地方債調書を添付しております。 第14号議案 令和3年度尾張旭市介護保険特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ56億1,400万円に定めようとするものです。 前年度と比較して0.9%の減となっております。 歳入の主なものとしては、保険料で12億8,376万円、支払基金交付金で14億2,235万8,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、保険給付費で50億5,701万円、地域支援事業費で3億6,601万9,000円を計上しております。 なお、関連資料として、給与費明細書を添付しております。 第15号議案 令和3年度尾張旭市後期高齢者医療特別会計予算。 この予算案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億3,500万円に定めようとするものです。 前年度と比較して7.4%の減となっております。 歳入の主なものとしては、保険料で11億4,862万9,000円を見込みました。 歳出の主なものとしては、後期高齢者医療広域連合納付金で13億1,533万円を計上しております。 第16号議案 令和3年度尾張旭市水道事業会計予算。 この予算案は、令和3年度の業務予定量につきまして、給水戸数を3万7,000戸、年間総給水量を870万立方メートル、1日平均給水量を2万3,800立方メートルに定めようとするものです。 収益的収入及び支出の予定額について、収入の総額は15億8,200円を見込み、支出の総額は13億9,900万円を計上しました。 資本的収入及び支出の予定額について、収入の総額は4億6,151万8,000円を見込み、支出の総額は8億3,918万6,000円を計上しました。 詳細につきましては、関係資料を添付しております。 第17号議案 令和3年度尾張旭市公共下水道事業会計予算。 この予算案は、令和3年度の業務予定量につきまして、接続戸数を2万5,700戸、年間総処理水量を663万1,000立方メートル、1日平均処理水量を1万8,100立方メートルに定めようとするものです。 収益的収入及び支出の予定額について、収入の総額は20億2,386万2,000円を見込み、支出の総額は19億5,760万9,000円を計上しました。 資本的収入及び支出の予定額について、収入の総額は15億9,563万9,000円を見込み、支出の総額は20億2,366万5,000円を計上しました。 また、一般会計からの補助金として、1億1,741万2,000円を計上しております。 詳細につきましては、関係資料を添付しております。 続きまして、第18号議案 行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。 この案は、行政組織の変更を行うに当たり、関係条例を一括して整備するもので、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第19号議案 尾張旭市職員定数条例の一部改正について。 この案は、市長の事務部局等の職員の定数を改正するため、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第20号議案 尾張旭市職員の服務の宣誓に関する条例及び尾張旭市公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について。 この案は、服務の宣誓に係る押印等を廃止し、事務の簡素化を図るため、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第21号議案 尾張旭市公共施設整備基金条例の一部改正について。 この案は、公共施設等の除却を基金の処分の対象に追加し、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第22号議案 尾張旭市福祉医療費助成条例の一部改正について。 この案は、入院に係る子ども医療費助成の対象年齢を拡大し、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第23号議案 尾張旭市国民健康保険税条例の一部改正について。 この案は、国民健康保険税の税率等を改定し、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第24号議案 尾張旭市介護保険条例の一部改正について。 この案は、介護保険事業計画の見直しにより、介護保険料率の算定に関する基準を改定するとともに、所要の整備を図り、令和3年4月30日までの間において、規則で定める日から施行しようとするものです。 第25号議案 尾張旭市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について。 この案は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、所要の整備を図り、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第26号議案 尾張旭市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について。 この案は、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、所要の整備を図り、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第27号議案 尾張旭市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について。 この案は、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、所要の整備を図り、令和3年4月1日から施行しようとするものです。 第28号議案 スカイワードあさひ外壁等改修工事請負契約について。 この案は、スカイワードあさひ外壁等改修工事に係る請負契約について、尾張旭市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。 この契約につきましては、去る2月2日に事後確認型制限付き一般競争入札を執行し、1億7,105万円で株式会社宇佐美組名古屋支店が落札したものです。 詳細につきましては、添付の参考資料を御参照ください。 第29号議案 財産の処分について。 この案は、本市が所有する財産のうち、土地8,542.06平方メートルを2億5,967万8,624円、建物を5,435万9,708円で売却しようとするもので、尾張旭市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものです。 以上、28議案につきまして、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、同意案第1号 公平委員会委員の選任について。 この案は、令和3年3月31日をもって任期満了となります本市公平委員会委員、金田礼市氏を再度選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 同意案第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について。 この案は、令和3年3月31日をもって任期満了となります本市固定資産評価審査委員会委員、田島敬二氏を再度選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものです。 以上、同意案2件につきまして、よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。 以上で、提案理由の説明を終わります。 ○議長(早川八郎) ありがとうございました。 副市長は自席にお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 これにて散会いたします。                         午前10時47分散会...