尾張旭市議会 > 2020-03-24 >
03月24日-03号

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  1. 尾張旭市議会 2020-03-24
    03月24日-03号


    取得元: 尾張旭市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年第1回(3月)             尾張旭市議会定例会会議録(第3号) 令和2年3月24日午前9時30分尾張旭市議会(第1回)定例会第3日目本会議が尾張旭市議会議場に再開された。1 出席議員(20名)  1番 安田吉宏     2番 秋田さとし    3番 市原誠二  4番 谷口武司     5番 陣矢幸司     6番 櫻井直樹  7番 日比野和雄    8番 芦原美佳子    9番 松原たかし 10番 成瀬のりやす  11番 丸山幸子    12番 武田なおき 13番 山下幹雄    14番 花井守行    15番 篠田一彦 16番 片渕卓三    17番 早川八郎    18番 若杉たかし 19番 さかえ章演   20番 川村つよし2 欠席議員  なし3 地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者 市長       森 和実     副市長      秋田 誠 教育長      河村 晋     企画部長     若杉博之 総務部長     戸田 元     市民生活部長   石坂清二 健康福祉部長   竹内元康     こども子育て部長 阿部智晶 都市整備部長   松田治仁     消防長      八野井 聡 教育部長     大津公男     監査委員事務局長 梅本宣孝 都市整備部技監  伊藤慎悟     総合推進室長   山本智子 秘書課長     森 朋宣     行政経営課長   鈴木清貴 市民活動課長   岡田和也     健康課長     臼井武男 こども未来課長  松野宏美     保育課長     加藤 剛 こども課長    後藤 收     消防総務課長   佐藤元昭 教育行政課長   田島祥三4 定例会の事務に従事した者 議会事務局長   三浦 明     議事課長     森下克俊 議事係長     高倉哲郎     主査       大島隆史5 議事日程(第3号)  令和2年3月24日(火)午前9時30分開議 議会運営委員長報告 第1 諸報告     議長報告 第2 委員会の所管事務調査報告の件     議会運営委員会 第3 委員長報告及び報告に対する質疑   (1)福祉文教委員会   (2)都市環境委員会   (3)総務委員会   (4)議会運営委員会 第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算についての修正の動議  上程、提出者の説明、質疑 第4 付託議案等の討論、採決   (1)第1号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第4号)   (2)第2号議案 令和元年度尾張旭国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   (3)第3号議案 令和元年度尾張旭土地取得特別会計補正予算(第1号)   (4)第4号議案 令和元年度尾張旭旭平和墓園事業特別会計補正予算(第3号)   (5)第5号議案 令和元年度尾張旭介護保険特別会計補正予算(第4号)   (6)第6号議案 令和元年度尾張旭後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   (7)第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算   (8)第8号議案 令和2年度尾張旭国民健康保険特別会計予算   (9)第9号議案 令和2年度尾張旭土地取得特別会計予算   (10)第10号議案 令和2年度尾張旭旭平和墓園事業特別会計予算   (11)第11号議案 令和2年度尾張旭介護保険特別会計予算   (12)第12号議案 令和2年度尾張旭後期高齢者医療特別会計予算   (13)第13号議案 令和2年度尾張旭水道事業会計予算   (14)第14号議案 令和2年度尾張旭公共下水道事業会計予算   (15)第15号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   (16)第16号議案 尾張旭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について   (17)第17号議案 尾張旭市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について   (18)第18号議案 尾張旭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について   (19)第19号議案 尾張旭市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について   (20)第20号議案 尾張旭市旭平和墓園管理基金条例の一部改正について   (21)第21号議案 尾張旭市手数料条例の一部改正について   (22)第22号議案 尾張旭市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について   (23)第23号議案 尾張旭市旭平和墓園の設置及び管理に関する条例の一部改正について   (24)第24号議案 尾張旭市介護保険条例の一部改正について   (25)第25号議案 尾張旭市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について   (26)第26号議案 尾張旭市市営住宅設置及び管理に関する条例の一部改正について   (27)第27号議案 尾張旭市水道事業の設置等に関する条例及び尾張旭市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について   (28)第28号議案 市道路線の認定について   (29)陳情第1号 暗所視支援眼鏡「MW10」の日常生活用具認定のための陳情   (30)陳情第2号 尾張旭市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求める陳情書 日程追加    議員提案第1号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託   (1)議員提案第1号 第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算に関する附帯決議について 第5 第29号議案     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託   (1)第29号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第5号) 第6 同意案第3号     上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決又は委員会付託   (1)同意案第3号 固定資産評価員の選任について                         午前9時30分開議 ○議長(若杉たかし) おはようございます。 ただいまの出席議員は20名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 日程に先立ちまして、過日、議会運営委員会が開催されておりますので、委員長の報告を求めます。 成瀬のりやす委員長。 ◆議会運営委員長(成瀬のりやす) おはようございます。 議長のご指名がありましたので、昨日開催いたしました会議について報告いたします。 当日は、委員8名、全員の出席をいただき、令和2年第1回(3月)尾張旭市議会定例会の運営についてを議題として開催いたしました。 本定例会最終日の運営については、本日配付の議事日程第3号のとおりで認め合いました。 本日の議事日程について補足いたしますと、日程第1 諸報告については、議長報告2件を行う。 日程第2 委員会の所管事務調査報告の件については、議会運営委員長から3月11日及び23日に開催した議会運営委員会の会議内容について報告を行う。 日程第3 委員長報告及び報告に対する質疑については、各委員会の委員長から開催した順に報告を行い、質疑を受けていただく。 日程第3の終了後は、第7号議案に対して提出されている修正案について、提出者より提案説明を行い、質疑を受けていただく。 日程第4 付託議案等の討論、採決については、議案、陳情の順に行う。 なお、第7号議案については、修正案、原案に係る討論を一括して行った後、修正案、原案の順に採決を行う。 また、同議案に対し附帯決議案が提出された場合について、日程第4の終了後、暫時休憩を取り、議案を配付、再開後は日程を追加し、提案説明、議案質疑の後、委員会付託を省略し、討論、採決を行う。 日程第5 第29号議案については、上程し、理事者から提案理由の説明の後、議案質疑、委員会付託を行う。そこで、暫時休憩をとり、所管の福祉文教委員会を開催し、議案の審査を行う。委員会終了後は本会議を再開し、議長報告、福祉文教委員長の報告を行った後、討論、採決を行う。 日程第6 同意案第3号については、上程し、理事者から提案理由の説明の後、議案質疑を行い、委員会付託、討論は省略し、採決を行う。 本日の議事日程は以上となります。これで報告を終わります。 ○議長(若杉たかし) ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 報告に対する質疑は終了しました。 委員長は自席へお戻りください。 以上をもちまして、議会運営委員長の報告は終了しました。 これより日程に入ります。 日程第1 諸報告を行います。 議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(三浦明) 議長報告を行います。 報告事項は2件でございます。 1件目は、今定例会で議決しました新型コロナウイルス感染症対策の徹底、強化等を求める意見書につきまして、3月10日付で関係機関宛てに送付いたしました。 2件目は、会期中に開催されました常任委員会及び議会運営委員会の審査結果の報告書が議長宛てに提出されております。この報告書の写しにつきましては、本日、皆様のお手元に配付させていただいております。 報告は以上でございます。 ○議長(若杉たかし) 以上をもちまして、諸報告の件は終了しました。 日程第2 委員会の所管事務調査報告の件を議題とします。 議会運営委員会所管事務調査について報告を求めます。 成瀬のりやす委員長。 ◆議会運営委員長(成瀬のりやす) 議長のご指名がありましたので、3月11日及び昨日に開催いたしました議会運営委員会での所管事務調査について報告をいたします。 いずれの日も、委員8名全員の出席をいただきました。 初めに、3月定例会の一般質問を取りやめたことに伴う一般質問の取扱いについて協議を行いました。 協議の結果、残る3月定例会の中では、一般質問を実施しないこととする。なお、代表質問については、現行3月定例会が実施できる機会となっているが、これを6月定例会に実施できるよう調整を図っていくことで認め合いました。 次に、令和2年5月臨時会、6月定例会の日程について協議を行い、5月臨時会を5月18日の1日に、6月定例会を6月8日から6月26日までの19日間の日程により内定することで認め合いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(若杉たかし) 議会運営委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対する質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員会の所管事務調査報告の件は終了しました。 日程第3 委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 初めに、福祉文教委員長の報告を求めます。 花井守行委員長。 ◆福祉文教委員長(花井守行) 議長のご指名がありましたので、去る3月13日に開催しました福祉文教委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は7名でした。 議案等説明のため、副市長初め、関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案10件、陳情1件でした。 以下、結果についてご報告いたします。 第1号、第2号、第5号、第6号、第7号、第8号、第11号、第12号、第22号、第24号議案は全員賛成により可決しました。また、陳情第1号は全員賛成で採択としました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第1号議案、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金では、補助申請の考え方、各学校による差異、この後に続くスキーム、具体的な成果などについて質問がありました。 国のGIGAスクール構想で、学校のICT環境、全教室で高速化、大容量化を図るもので、令和5年度までに1人1台のパソコンを整備していく予定となっている。この補助金は国の補正予算で計上されており、今後申請していく。渋川小で約2,100万円、旭中で約3,700万円の差異があり、学習においての質の向上の成果を期待しているとの答弁でした。 第7号議案、小中学校の施設維持運営事業における公共ごみ収集委託料では、学校給食で4月から牛乳瓶から紙容器へと変わることについての経緯や、なぜリサイクルでなくごみ収集としたか、市の廃棄物処理清掃条例一般廃棄物(ごみ)処理基本計画に矛盾しないか、自宅への持ち帰りは検討したか、処理費用についてなどの質問がありました。 2月中旬の愛知県からの通知により、4月から乳業者の経営判断で瓶容器から紙容器に切り替わることとなった。学校内にはリサイクルに必要な洗浄、乾燥、保管の場所がない、給食の時間が減る懸念があることなどの課題により、学校でのリサイクルは断念した。自宅への持ち帰りは衛生上行わない。他市の動向を参考にしながら進めていきたいとの答弁でした。 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(若杉たかし) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、都市環境委員長の報告を求めます。 松原たかし委員長。 ◆都市環境委員長松原たかし) おはようございます。 議長のご指名がありましたので、去る3月16日に開催しました都市環境委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は6名でした。 議案等説明のため、副市長初め、関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案13件でした。 以下、結果についてご報告いたします。 第1号、第4号、第10号、第13号、第14号、第16号、第20号、第23号、第25号、第26号、第27号、第28号議案は全員賛成により可決しました。第7号議案は賛成多数により可決しましたが、附帯決議案が提出され、採決の結果、賛成少数で否決としました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第1号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第4号)では、プレミアム付商品券事業について、プレミアム付商品券購入の対象者として想定した1万2,000人やどのような店舗で使用されたのか質問がありました。 3歳未満児のいる世帯の世帯主は2,000人を想定していたところ、実際は2,300人であった。非課税者世帯の世帯主は1万人を想定していたところ、8月に通知を出したのは1万260人でした。また、登録された店舗は市内217店舗で、まだ集計中であるが、そのうち154店舗で使用され、率としては約71%で、スーパーやドラッグストア等の小売業が多く占めているとの答弁でした。 第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算では、リサイクル広場移転について、中学生の通学路であることや、利用者や前面道路の交通、駐車場内の転回の危険性や場所の選定理由、また、従事者の土日祝日における庁舎利用のセキュリティー確保や人員配置、建物リースの理由やゆったりスペース駐車場はどうなるのか、現在の利用状況、今後の想定、将来にどうしていくのかなどの質問がありました。 安全面については、リサイクル広場内の建物や駐車場の配置を精査し、駐車場を市役所駐車場側にするよう検討する。場所については、市民の利便性や委託している障がい者就労支援団体シルバー人材センターとの連携を確保するためなどにより決定した。土日祝日の庁舎利用のセキュリティーについては、当直者により対応する予定。建物リースについては、資源リサイクルの分野については、社会情勢が流動的な部分もあり、10年から15年程度の使用を想定している。ゆったりスペース駐車場については一部撤去する。現在の利用状況は平日で170人から200人程度、土日祝日で350人から400人ほどの利用者があり、同等程度を見込んでいる。今後の想定、将来的については、ベビーカー、チャイルドシートのリユースは継続するが、子ども用品や本、自転車のリユースは取りやめる。また、古紙回収をほかの場所でも実施するとの答弁でした。 空家対策計画推進事業空家実態調査委託及び特定空家の調査について質問がありました。 空き家の現状を把握するため実態調査を実施し、5年前の調査からの増減や分布の変動について把握していく。また、現在は特定空家としての認定を予定している空き家はないとの答弁でした。 立地適正化計画策定委託料の詳細について質問がありました。 計画内容としては、医療、福祉、商業などの都市機能や住居を誘導する区域を定めるものであり、計画の策定により、鉄道駅周辺等の活性化や拠点性を強化し、本市の魅力を高めていきたい。また、地域ごとの特性や強み、課題等を踏まえて、都市機能の役割分担を検討し、今後の公共施設再編の議論にもつながるように努めていくとの答弁でした。 第13号議案 令和2年度尾張旭水道事業会計予算では、企業債について、公共施設等総合管理計画では、更新費用は、耐久年数からは毎年平均で約9億円必要とされるが、近年、5年の支出平均が約3億円であり、約6億円が不足すると考えられるが、今後も企業債の発行を計画されているのか質問がありました。 平成30年2月に水道事業経営戦略を策定しており、経営状況などの現状や将来の見通しを試算し、投資以外の経費も含め、収支、支出を均衡させた投資計画を決めています。水道施設の更新を計画的に進めるために企業債を発行し、計画期間は2018年度から2027年度まで継続的に発行していくとの答弁でした。 第14号議案 令和2年度尾張旭公共下水道事業会計予算では、下水道使用料の今後の見込みについて質問がありました。 令和7年度末には9億円を少し下回る額になる想定との答弁がありました。 以上で都市環境委員会の報告を終わります。 ○議長(若杉たかし) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、総務委員長の報告を求めます。 芦原美佳子委員長。 ◆総務委員長芦原美佳子) おはようございます。 議長のご指名がありましたので、去る3月17日に開催しました総務委員会の報告を申し上げます。 当日の出席委員は7名でした。 議案等説明のため、副市長初め、関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、議案8件でした。 以下、結果についてご報告いたします。 第1号、第3号、第9号、第15号、第18号、第21号議案は全員賛成、第7号、第19号議案は賛成多数により可決しました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算では、あいちAI・ロボティクス連携共同システム使用料について、県内参加団体数や共同利用のメリット、開始時期や活用方法などの質疑がありました。 市民からの問い合わせに対し、AIが回答するAI総合案内は41団体、申請書など紙帳票の文字認識にAIを活用し、データ化するAI-OCRについては43団体の自治体が導入予定である。共同利用の主なメリットとして、開発や運用のコスト削減、AIの精度がより早く向上するなどが挙げられる。令和2年11月から使用開始を予定しており、AI総合案内はチャットボットを活用し、パソコンやモバイル端末からのアクセスを想定しているとの答弁でした。 平子町北地内道路整備検討委託料について、詳細内容や道路整備の判断基準などの質疑がありました。 平子町北地内市有地の接道要件の拡大に向けた新たな道路整備の検討を委託するもので、検討内容としては、道路のルート比較等の概略設計のほか、地形の測量や路線測量等の実施を予定している。市有地の暫定利用だけでなく中長期的な活用を含めた検討が必要であり、道路整備の着手については、検討結果を踏まえて適切に判断するとの答弁でした。 また、障がい者用駐車場屋根等設置工事の内容について質疑がありました。 市役所の正面玄関横にある障がい者用駐車場及び正面玄関までの通路に屋根を設置し、改修を図る。工事費の内訳として、屋根の設置、国旗掲揚塔と時計塔の移設、屋根を設置することにより、建築基準法の適用を受け、屋根から10メートル以内にある南庁舎の一部を防火仕様に改修する必要があり、その費用も含み3,200万円となっているとの答弁でした。 ほかには、防災行政無線デジタル化工事に関連して、新たな情報伝達手段や防災用スピーカーについて質疑がありました。 スマートフォンアプリによる伝達方法のほかに、あらかじめ登録された固定電話やファクスに防災行政無線に流れた音声内容を同時に発信するシステムの導入を計画している。デジタル化工事に併せ、高性能スピーカーを全体の3分の1に導入することにより、今まで音声が届きにくかった地区の解消を図るとの答弁でした。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(若杉たかし) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 次に、議会運営委員長の報告を求めます。 成瀬のりやす委員長。 ◆議会運営委員長(成瀬のりやす) 議長のご指名がありましたので、3月23日に開催いたしました議会運営委員会の会議の内容について報告をいたします。 当日は、委員8名、全員の出席をいただきました。 また、議案説明のため、副市長初め、関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、第17号議案及び陳情第2号の2件でした。 以下、審査過程及び結果についてご報告いたします。 初めに、第17号議案 尾張旭市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてでは、理事者から説明を受けた後、質疑に入りました。 委員からは、特別職報酬等審議会の開催状況について質問があり、人事院勧告が8月に行われるため、例年11月及び1月に開催しているとの答弁でした。 質疑の後、議員間討議を行い、委員からは、新型コロナウイルスの影響により、3月以降経済状況が急激に悪化していることもあり、期末手当の額については改正を見送るべきとの発言がありました。また、他の委員からは、第三者機関である特別職報酬等審議会の答申を尊重するなどの意見があり、採決の結果、賛成多数により可決をいたしました。 続いて、陳情第2号 尾張旭市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求める陳情書についてでは、委員から様々な意見が出されました。 最近は外国籍の市民の方も増えている中で、議場に日本の国旗だけを掲げるべきではないと思う。陳情が出されたから掲げるというのではなく、議会として自ら議場に掲げることの議論を行うべきといった十分な議論を求める意見や、二元代表制を標榜する議会のあかしとして、議場に国旗と市旗を掲揚すべき、過去に同様の陳情が上程されているが、それから時間も経過しており、国旗への敬意や誇りを持つことが、生活や意識に根づいているといった掲揚に前向きな意見が出されるなど賛否が分かれましたが、採決の結果、賛成多数により採択をいたしました。 以上で報告を終わります。
    ○議長(若杉たかし) ただいまの委員長の報告に対して、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 お手元に配付してありますとおり、山下幹雄議員ほか1名から第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算について、修正の動議が提出されておりますので、提出者の説明を求めます。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) おはようございます。山下幹雄です。 議長より登壇許可をいただきました。修正案を出させていただいておりますので、読み上げさせていただきます。 修正案第1号 第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算、上記の議案に対する修正案を別紙のとおり、手続をさせていただいております。 主な提案理由としましては、この案を提出するのは、教育費において、本市政策決定されている環境基本条例及び環境基本計画との整合性を高め、整えるようにする。また、新型コロナウイルス感染症拡大に関連した社会情勢の激変、混乱に伴う財政措置の必要性を勘案し、特別職及び市議会議員の報酬、期末手当における一部を予備費へ算入し、市民の生活、経済の安定に向けた対策に反映させたいからであります。 それでは、私はこの本修正案提出に至る経緯と思いを述べさせていただきます。 市民の皆様、議員各位、そして、本市行政職員各位に向けて説明をさせていただきます。 言うまでもありませんが、当初予算案は新しい年度の事務事業を進めるための重要な案件であり、ここからが始まりです。修正案提出は、市長より提出された尾張旭の1年、そして将来を担うこの重要な事務、政策を市民代表として進めてよいのか悪いのかの賛否で判断するのではなく、よりよい形で進めていただきたく提案するものですので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 1つ目は、教育費の修正です。新年度より学校給食に提供される牛乳の容器が瓶から紙パックに変更されることから発生する事務についてとなります。 学乳は県の方針により入札で納入事業者が決められており、瓶容器から紙パックへの変更は、昨年5月に事前説明があり、6月には通達があったとのことです。その中で、紙パックの処分として、業者委託による回収と焼却処分の方法が結論づけられ、予算計上をここでされています。 が、ここでは、歳入における款19繰入金5億6,908万円を101万8,000円減額し5億6,806万2,000円とし、歳出では10款教育費、2項小学校費、1目の学校管理費と3項中学校費、1目2節12の委託料、同じ費目になりますが、公共ごみの委託料を減額する提案でございます。 審査をした福祉文教委員会では、廃棄物処理清掃条例やごみ基本計画との整合性がただされましたが、担当業務課は断念したと答弁をしています。学校から出るごみは事業性ごみに該当し、条例の4条では、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再利用等を行うことによりその減量に努めると示されています。一般廃棄物処理基本計画においても、紙の牛乳パックは再資源化と表示されていることを断念という表現で覆してよいのでしょうか。 市民には再生利用を啓発し、スーパーやドラッグストア等事業者には紙の製造、加工、販売等に際して、その製造、販売等に係る製品、容器等が廃棄物となった場合において、その適正な処理が困難になることのないようにしなければならないという行政のルールの中、回収業務を課しています。簡単にいえば、市民には牛乳パックは資源だから可燃ごみに出さず、資源回収に回して、お店も自分の店で売ったものは責任を持って回収し、再利用するようリサイクルに回してくださいと言っているのです。 そうしたルールを決め、実行を促す側が、真逆のことをやろうとしているわけです。市民はどう思うでしょうか。事業者は矛盾を感じているでしょう。 そして、リサイクル等環境に関する教育を受けている最中の児童・生徒に、ごみは出さないようにとか、牛乳パックはリサイクルできるよと学校で教えることができるのでしょうか。この牛乳容器の瓶から紙パックの流れは全国的に広がっており、自治体間でそれぞれの対策が進められています。 委員会の説明では、できない理由を説明、答弁されていましたが、できている自治体はたくさんあります。岡崎市では、平成25年からスタートし、無償の回収システムで牛乳パックのリサイクル事業を進め、その出たパックは事業者に送り、見返りにベルマーク点数相当を受け取り、学校の備品をそろえているという事実があります。本市が今回計上するような回収委託予算もなく、子どもたちに対する環境教育にも寄与しているという説明をいただきました。 私はそれ以前に、本市の環境に対する意識に疑問を持ちました。当初予算に計上された学校管理費、細目説明欄の中に公共ごみ収集委託料があります。例年存在する費目説明の一つです。委員会審査前に、業務課のカウンターでお尋ねしたときに、説明を私は受けましたが、その時点では、委員会でこの部分は予算説明をする費目には入っていなかったということです。行政が進める政策とは真逆な事務を進めるわけですから、市民に理解を得なければならない内容です。丁寧な説明が必要であったと思います。 このことより、この部分の予算の上積みを修正し、環境政策との整合性を持った事業で進めるべきです。 2つ目は、議会費と総務費の関連です。歳出において、市長提案の増額分195万3,000円を予備費に付け替える提案です。 総務委員会議会運営委員会では、条例改正案が可決、通過していますが、各種議論はありました。増額案は本年11月と1月に開催されました特別職報酬等審議会で議論され、2月に市長への答申、そして、今定例会に付議されています。 私は、本会議の議案質疑において、報酬審に出された経済状況、景況の資料について、集計公表時期を確認いたしました。平成31年度当初の数値もあるとの回答を受けています。そのことを踏まえ、資料となった公表数値時期より今日までの国内の経済状況は、大きく揺れ動きました。今なお市民を混乱に陥れ、出口の見えてこない新型コロナウイルス感染症拡大とその影響による健康不安と経済の大打撃は、今さら語るまでもありません。 今回付け替え先の予備費は、市長の意思により必要な事務に充てることが可能です。国の補正予算による新型コロナウイルス対策費も振り分けられ、地方にも届きつつありますが、とても十分なものとは見えません。市民に寄り添う形として特別職報酬に当たる本予算の組替え分を対策の足しとしていただくことを提案いたします。 以上が思いの説明でありました。よろしくお願いいたします。 ○議長(若杉たかし) ただいま説明のありました修正案に対し、質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 提出者は自席にお戻りください。 以上をもちまして、修正案に対する質疑は終了します。 日程第4 付託議案等の討論、採決を行います。 第1号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第4号)について討論を行います。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 第1号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第4号)に対しまして、反対の意思を表明したく、討論を行わせていただきます。 私は、都市環境委員として委員会審査における本議案に対し賛成を表明しております。しかし、福祉文教委員会における審査のうち、10款教育費、2項小学校費と3項中学校費、各目1学校管理費の新規事業、小中学校施設整備事業の校内通信ネットワーク整備事業で大きな不安を感じたことより、責任を持った判断ができないと結論づけ、反対の立場で討論いたします。 この事業は、国の推進するGIGAスクール構想の入り口に当たります。事業費の2分の1、上限3,000万円設定でありました、1校当たりですね。国庫補助金は1校当たり1,500万円、12校分ですので1億8,000万円が歳入計上されています。また、残りの2分の1、その8割が交付税措置がされるようなイメージで伝わりました。 しかし、3月5日付の文部科学省よりの補助内定通知では7,832万円とのことです。予算計上で1億8,000万円補助が入ってくる予定をしていたものが、7,832万円と減額の予定通知がされたわけです。補助金だけでも1億円以上の不足が生じる可能性が高くなっています。小中学校合わせて3億7,000万円程度を見込んでいる事業で、国の補助金で大半を賄えると説明を委員会で受けましたが、2分の1が何と2割から3割になり、提案どおり事業を進めようとすれば、全く異なる予算立てをしなければならない状況にあります。 もう一つ、苦言になりますが、確定でないにしろ、ここまで大きく歳入割れを情報として持っていたのなら、十分な説明を提案者はすべきであったと考えます。3月10日頃には、国より文書が届いていたと思われます。 私たち議員は、提案説明を受け、事業の内容、予算を精査し、進捗に対し判断をしていかなければなりません。3月定例会当初における議案上程時には予測できていなかったことかもしれません。委員会審査の前に通知を受けていたんですが、今お話をしたように、まず、当初の段階では予測できなかったと言われると思いますが、それを理由に議案を進めることには、議会として軽視されているのではないかと考えざるを得ません。 お隣の長久手市でも、同様の案件が上程されています。国の補助内定額予算で議会では議論がされ、実際に減額された予算の中、長久手市議会は議論しています。3倍ほどの地方債計上で組み立てなければ実際事業進まない。こうした事業進捗、事業の提案になるんです。 今ここに来て、本案否決は厳しい状況であると百も承知ですが、緊張感を持った事務と関連予算不足対応について、ここまでの流れや既成の概念にとらわれず、早急に模索し、検討内容について透明性を持って情報提供を続けていただくよう促すものであります。 以上をもって反対の意思表明の討論とさせていただきます。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。          (「議長、暫時休憩をお願いします。山下議員の討論の内容について理事者に確認をしたいので、暫時休憩をお願いします」の声あり) ○議長(若杉たかし) 暫時休憩とします。                         午前10時14分休憩                         午前10時14分再開 ○議長(若杉たかし) 休憩を閉じ、会議を再開します。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私からも第1号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第4号)に対して、反対の立場から討論をさせていただきます。 GIGAスクール構想については私も気になるところですが、今、山下議員のお話を、暫時休憩を取っていただいて理事者に確認をしましたが、情報が入ってきた時期は委員会の前であって、やはりその内容は議員側に伝えるべきだったなということは賛同したいと思います。 その上で、どう考えるかですけれども、できれば、山下議員の所属する会派は、委員長さんでしたけれども、委員長は質疑できないというわけではないものですから、そういうことはご努力をいただいた上で、先ほど当初予算の修正案を出されたように、ここの部分を削るような修正案もご提案をされるということも考えてもよかったのではないかなということは思いますが、状況からいうと、この部分については、現状では議員に対して資料がしっかり示されなかったという点でやはり問題もあると思いますので、認められないということを表明し、反対討論とします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 第2号議案 令和元年度尾張旭国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第3号議案 令和元年度尾張旭土地取得特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第4号議案 令和元年度尾張旭旭平和墓園事業特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第5号議案 令和元年度尾張旭介護保険特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第6号議案 令和元年度尾張旭後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算について討論を行います。 なお、本件につきましては、修正案が提出されておりますので、修正案、原案、一括して討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算について反対の立場から、そして、他会派からご提案をいただいている修正案第1号にも反対の立場から討論をいたします。 まず、修正案第1号についてです。第17号議案並びに第19号議案で提案されている市議会議員報酬と市長、副市長、教育長の期末手当の引上げ改定を行わないという点では、私も同意したいと考えますが、学校給食における牛乳の容器の処分方法などについてのご意見は、学校現場の対応が可能かどうかは、準備に時間が必要ではないかなどの問題が現時点ではあるように思います。環境基本条例及び環境基本計画との整合性に問題があるとの指摘をし、検討を求めればよろしいのではないかと思います。 加えて、修正前の第7号議案、新年度予算について、私は別の理由から反対を表明しますので、修正案第1号の内容が解決できたとしても、賛成するわけにはいきません。修正案第1号の提案をするまでには、現地の調査もされた上でご提案をいただいていると聞いていますし、ご努力には敬意を表しますが、この修正案第1号については反対を表明します。 さて、本題の第7号議案、新年度予算についてです。 12月議会において、私の一般質問でも取り上げたテーマですが、長期的な財政計画を踏まえて予算編成が行われているのか心配をしております。開始された工事を止めることは難しいので、計画段階のものについては、少し立ち止まって慎重に考えたほうがよいだろうと考えています。 具体的には、三郷駅周辺まちづくり事業です。この間、検討費用の計上については認めてきましたが、いまだに市の負担が幾らになるのか示されていません。都市環境委員会では、今後のもくろみとして、都市計画決定を受けて議会にという説明だったかと思いますが、それでは事業化が既定路線となった後に市議会に了承を求めるような話になりかねず、到底認められない話です。 次に、平子町北地内市有地の暫定利用のための道路整備です。新年度においては、検討費用として550万円の予算ですが、実際に道路を整備しようと考えると、一体幾ら必要になるのか、今進めなければならないのか、疑問しかありません。 そもそもこの土地について簡単に言ってしまえば、将来の活用可能な土地として購入したもので、言い方が適切かどうかはともかく、塩漬けとなることは織り込み済みの購入だったと認識をしております。ほら、古い幹部職員もうなずいておりますが。 また、土地利用を強く求める声は局地的なもので、財源の余裕がない状態で無理して活用するようなものではないと考えます。塩漬け土地だと言われればつらいところはありますが、道路整備を急ぐ必要はありません。来年度正確な道路整備の測量が行われたとしても、事業化する段階で再度費用をかけることにならないのか、すぐやる必要はない予算だと言わなければなりません。 次に、矢田川の自転車道整備です。金額としては、7年の整備計画でそれほど大きな金額とは思いませんが、令和2年度の重点事業概要41ページにある図面を見ると、左岸も自転車道整備区間と記されています。整備検討区間でもなく、整備区間です。少なくとも左岸側は地元の合意を得ていないと、そんな話だったと記憶していますが、この資料は何だと、裏切られたような気分になります。 現在、幅員2メートルの散歩道にも、小さな子どもたちが歩く横を、タイムトライアルでもしているのか邪魔だと叫んでスピードを出して走り抜けていく不心得者がいます。そうした自転車ファンをさらに呼び込むつもりなのか。大体右岸側の幅員4メートルも、矢田川河川緑地の魅力を大きく損なうことになるのではないかと危惧しています。単純に幅員が2倍ということではなく、両側に少し草も生えていますから、視覚的には黒い線が2.5倍ぐらいになってしまうのではないでしょうか。 私は毎日のように矢田川の橋を渡って市役所へ行き来しますが、信号待ちで橋の上で停車をすることもよくあります。橋の上からふと河川敷に目をやると、緑の美しさにきれいだなと思います。尾張旭市の魅力の一つだと感じています。ここに極太マジックでぎゅうっと黒い線が描かれるのでしょうか。台なしにならないか心配しています。 森は緑色のイメージがありますが、その8年ほどで緑が随分減ってしまったと言われないように、緑を残してくださるようお願いし、反対討論といたします。 ○議長(若杉たかし) 武田なおき議員。 ◆12番(武田なおき) フロンティア旭の武田なおきでございます。フロンティア旭を代表いたしまして、市長(50ページで発言訂正あり)のご指名をいただきましたので、第7号議案の令和2年度尾張旭一般会計予算案について、修正案には反対で、原案には賛成の立場から討論をさせていただきます。 まず、修正案については、教育費の減額についてではありますが、福祉文教委員会で議論を尽くされ、委員長報告の中にもありましたように、今後1年をかけて検討していくという答弁がある以上、今ここであえて減額をする必要はないのではないかというふうに思います。 もちろん牛乳パックにするということによって、それを利用する子どもたちにとっての負担になる、これはもう当然の明白の理由であります。だから、今さら瓶に戻せということをどなたも言っていないということはよく分かりますが、牛乳パックをどう使うかということについて、検討をしっかりしていただくということを委員会の中でも答弁を引き出しておりますので、あえてこの際減額をする必要はないというふうに思うのは当然ではないでしょうか。 また、特別職並びに市議会議員の報酬、期末手当等の減額については、独立した第三者機関である尾張旭市特別職報酬等審議会の答申を無視した内容であるというふうに言わざるを得ません。上げるときには上げる、下げるときには下げる、そういう独立した機関が判定するものについて、ここでよしあしを論ずる必要はないというふうに思います。 また、それから、その上、浮いた予算を予備費に繰り入れるという提案については、財政措置の必要性を勘案しという趣旨に合致しないということを申し上げて、反対の理由といたします。 それでは、予算案に対する賛成の論拠を述べてまいります。 森市長が本格予算を組まれる初めての年度となる令和2年度当初予算には、随所に森カラーが見られますが、市長就任以来1年間で議員時代とは違う立場で、また、いろいろな角度から検討されて出された結論であるというふうに、まず受け止めさせていただきます。 その上で、各論に入ってまいります。 一般会計予算は、幼児教育・保育の無償化の通年化に伴う歳入歳出の増加や国の防災・減災、国土強靱化計画に沿った事業費を重点的に計上していることが多く影響し、平成30年度に続く過去2番目の規模で248億2,000万円となっております。 歳入では、微増する市税収入の見込みとともに、国庫支出金や県支出金、市債をしっかり活用して、安定した行政サービスが提供されるよう財源が確保されております。 一方、歳出では、社会保障関係費の増加に対応しつつ、安全・安心な市民生活につながる事業に重点的に予算が計上されているとともに、新しい事業も盛り込まれており、森市長が思いを持って手がけられた予算として評価するものであります。 また、予算の内容についてその一端を申し上げますと、安全・安心な分野では、防災行政無線や浸水対策など地震や風水害に備える整備費用は計上されているほか、防犯や交通安全にも意欲的に取り組まれている予算となっております。 また、子育て支援の分野では、保育園、児童館の環境整備が図られ、教育の分野では、小中学校の施設整備や教員の負担軽減につながる経費などが盛り込まれております。 都市基盤整備の分野では、北原山土地区画整理事業を引き続き推進するなど、住環境整備に積極的に取り組んでいただく予算となっております。 また、高齢者の外出支援策など外に出かけたくなるまちづくり事業のほか、市制50周年記念事業など、本市ににぎわいを生み出そうとする事業にも取り組まれていることがうかがえます。 しかしながら、世界中が今までに経験をしたことのないような新型コロナウイルス感染症の影響で、経済状況が全く見通しの立たないという現状もあります。したがいまして、今後は内外の状況をしっかりと把握をしていただき、アンテナを高くし、その上で、柔軟な財政対応をしていただくということを要望として付け加え、本予算に賛成の意を表するものでございます。 森市長におかれましては、本市のさらなる発展と市民福祉の向上に努力されますことを期待いたしますとともに、皆様のご賛同をお願い申し上げて、私、フロンティア旭の賛成討論とさせていただきます。 大変失礼いたしました。議長のご指名をというところを市長の指名と間違えて言ってしまいました。議長のご指名と訂正をさせてください。よろしくお願いします。失礼しました。 ○議長(若杉たかし) 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 議長より登壇許可ありましたので、私は第7号議案 令和2年度尾張旭一般会計予算、先ほど修正案提出させていただきました。もちろんそちらには賛成、原案には反対の立場で討論をさせていただきます。 本案件には修正案という形で提案をさせていただきました。議員各位には、特に質疑もいただくことなく、理解いただけたものだと感じておりましたが、今、討論の中でお話をいただきました。 予備費に上乗せすることについては、財政措置の趣旨には当たらないという討論もいただきましたが、あえてこの特別職の報酬、条例改正をする部分において、議案で否決してしまえば、その予算立てされたものにつきましては動かすことができません。 今は大変な時期だということを私が訴えたんです。すぐにでも使えるお金をつくらなくちゃいけない。だから、予備費なら市長の意思で、判断で、足りないところへお金を回すことができる手段だったんです。だから、否決じゃなくて修正して変えていただいて、市民に少しでも安心していただけるような行動を取ろうじゃありませんかという提案でございます。趣旨に当たらないとは全く思いません。 市政を進めること、市政は常に正義であることを念頭に、議論を通して市民の負託に応えることを成否にこだわり過ぎず、私は貫いてまいります。 反対討論の理由は、修正案のとおりです。自らつくり上げた条例、基本計画を自らがほごにして進める教育環境に影響を及ぼす行政事務に、大きく不信と無策を感じ、改めて行政の責任をもって事務の改善を促すものであります。 私は本年1月に学校給食で提供される牛乳の容器が瓶から紙パックに変更されることを知り得ました。その上で、焼却処分することがほとんど決定事項であることに愕然としたのです。もちろん説明では古紙の過剰による回収業者が見つからないこと、学校で児童・生徒に処理をさせるだけの時間がないこと、アレルギーを持つ生徒の安全性のことなど伝えられましたが、納得できるものではありません。 この間、可能性を探るために、古紙再生メーカー、回収事業者、学校現場、リサイクルの中間処理を受け持つ社会福祉法人、また、近隣県内の行政機関の聞き取りを実施しました。同じ尾東地区の春日井市では、自営も含めリサイクル化を進めています。同じスタートなんです、尾張旭市と。同じスタートなんだけれども、春日井市はリサイクルを4月1日からやるんです。その予算は昨年の12月の補正予算を通過しているんです。議会に報告されて、やりましょうということを、事務事業を管轄する事業課が議会にも提案しているわけです。尾張旭市の議員の皆さん、ご存じでしたか。 人口11万の東海市では、21カ所の学校を毎日回り、リサイクルの中間処理を行う社会福祉法人があります。伺ってまいりました。直接工場で作業をしている皆さんと会って話をして伺ってきました。障がいを持つ通所者が笑顔できびきびと作業をこなしています。安定した仕事の価値は高く、施設も通所者も恩恵を受けている風景です。 人口38万人の岡崎市では、先ほども話をしました処理の予算を立てずに回収からリサイクルの循環を構築しています。平成25年からやっているんです。全く予算立てしていなくてできているんです。新年度もやる予定だと。 教育委員会の担当者とお話をさせていただきました。時間がないから仕方がない、仕方がない。法律を決めてお願いしてやっていただかなくちゃいけない立場が、仕方がないで片づけていいことか。できない理由ばかり挙げていいんでしょうか。やるような努力を見せてほしかったです。理解を得ることをやってほしかったです。 やれないことを正当化させる予算を含むことに対して受入れられないため、反対討論とさせていただきます。 ○議長(若杉たかし) 川村議員私語は謹んでください。 ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 初めに、本件に関する修正案について採決を行います。 本修正案のとおり認めることに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手少数) ○議長(若杉たかし) 挙手少数であります。よって、修正案は否決しました。 次に、原案について採決を行います。 原案のとおり認めることに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決しました。 第8号議案 令和2年度尾張旭国民健康保険特別会計予算について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は第8号議案 令和2年度尾張旭国民健康保険特別会計予算について、反対の立場から討論をいたします。 国民健康保険制度は、国策として広域化が行われ、保険税の値上げという形で県内各市町に影響が出始めております。 昨年2019年12月25日に開かれた国民健康保険運営協議会の議事録から、尾張旭市の国保税に対する考え方が読み取れますが、協議会の委員から値上げを回避する方法がないか問われたのに対し、2年後の2021年度末には基金が底をつくと予想されることから、保険税の値上げを前提に、愛知県が示している標準保険料率と同じ程度の税率が目指す姿であると説明をしております。 説明資料には、家族構成や所得の違うモデルケースが示されていますが、多くの世帯で大幅な値上げになることが分かる資料です。 そもそも値上げを回避する方法を問われているのに、値上げ案を説明するというのは、議論をはぐらかし、値上げやむなしと誘導しているようにも思えてきます。2年後に基金が底をつくという説明も過去の決算の数字を思えば、果たしてそうなのか疑問が残ります。決算をしてみると、結局黒字となり、基金を積み増ししたことが何度あったのか。一般会計からの繰入金を結局使わずに返金したことが一体何年続いたのか。 2年後に基金が底をつく可能性を語ることは仕方がないとしても、過去の決算を踏まえれば、別の見解を併せて示すことができるはずです。市の説明は、危機をあおって値上げを誘導しようとしているようにも見えます。 県が示す標準保険料率がなぜ目指す姿なのか、国保の加入者に負担を求める案がなぜ目指す姿なのか、これも理解できません。全国市長会や知事会は国保に対し国費の繰入れを強く求めています。これ以上の負担を国保加入者に求めることに問題がある、疑問を感じていることの表れです。 そのような議論を脇に置き、国保加入者への負担増で済ませるのでしょうか。値上げの道しかありませんか。そんなことはありません。今問題にされているのは、国費の赤字を補填するような一般会計からの繰入れはだめだということですから、そうであれば、政策的な繰入れだと言えるような理屈を考えることが必要です。 この間、政策的な繰入れとして通用するのではないかと、均等割の減免を提案してきました。市議会からの提案として国保税の増税回避策が提案されていることもぜひ運営協議会にはしっかり説明し、市としても検討すると伝えていただけるように求めて、反対討論といたします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 第9号議案 令和2年度尾張旭土地取得特別会計予算について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第10号議案 令和2年度尾張旭旭平和墓園事業特別会計予算について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第11号議案 令和2年度尾張旭介護保険特別会計予算について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は第11号議案 令和2年度尾張旭介護保険特別会計予算について、反対の立場から討論いたします。 2020年度は第7期高齢者保健福祉計画の最終年に当たり、新たに指摘する批判点は多くありません。1つだけ批判をしておこうと思います。 介護関連の職場では、人手不足が言われてひさしい状態ですが、それへの対応の一つとして、ボランティアなどの活用が模索されています。市が継続して具体化している事業が不要だということではありませんが、低い報酬や担い手不足が深刻で、事業所の撤退や新規利用者を断るケースもあり、要支援の人たちが必要なケアにつながらず、状態を悪化させる結果も生んでいるといいます。 根本的には、介護保険料の値上げにつながらない方法で介護報酬を引き上げ、人材確保を進めやすい環境をつくる必要があると思われます。 コロナウイルス対策でも、特に介護現場では長期化による影響を懸念するところですが、介護保険制度のそもそもの根本的な改善を求め、反対討論といたします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 第12号議案 令和2年度尾張旭後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は第12号議案 令和2年度尾張旭後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場から討論をいたします。 後期高齢者医療制度の保険料は、愛知県全体の広域連合議会で決まりますが、来年度、2020年度は所得割率が現在の8.76%から9.64%へ、均等割が4万5,379円から4万8,765円へ改正される予定です。 広域連合議会の資料ではモデルケースを示していますが、モデルケースでは数千円から1万数千円までの値上げになることが示されています。75歳以上という、そのほとんどの方が年金収入だけとなっている家計に対し、年間数千円の負担でも小さくはないでしょう。 政府は概算要求時に高齢化等に伴う社会保障費の自然増加分を5,300億円と見込んでいましたが、1,200億円今年も圧縮しています。第2次安倍政権となった2013年から2020年の8年間で、こうした社会保障の自然増加分の圧縮を続け、これで1兆8,300億円も削減したことになります。 消費税の増税があっても、社会保障がよくなった実感があるわけがありません。実際には悪くなっているんですから。増税で社会保障をよくするかのように言う政府への批判も込めて、反対討論といたします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 日程半ばではありますが、ここで、11時ちょうどまで休憩とします。                         午前10時49分休憩                         午前11時00分再開 ○議長(若杉たかし) 休憩を閉じ、会議を再開します。 次に、第13号議案 令和2年度尾張旭水道事業会計予算について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第14号議案 令和2年度尾張旭公共下水道事業会計予算について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第15号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第16号議案 尾張旭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第17号議案 尾張旭市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について討論を行います。 花井守行議員。 ◆14番(花井守行) 一新ありが党の花井守行です。 第17号議案 尾張旭市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、反対の意見を申し上げます。 新型コロナウイルスの影響で、今後、景気低迷、経済悪化が懸念され、市民の皆様にも影響が出ることが目に見えているこの世界的な緊急事態の中、議員の報酬や期末手当などが引き上げられることが市民の皆様の理解を得られるでしょうか。 市民の税金で働いている議員が、まさか今このような議案を賛成するとは思えません。政治家は市民に寄り添った判断をするべきです。ぜひとも皆様のご賛同をお願いいたします。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(若杉たかし) 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は第17号議案 尾張旭市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてに対し、反対の立場から討論をいたします。 独り舞台に慣れておるもんですから、ちょっと失礼をいたしましたいろいろと。 なお、第17号議案は、市議会議員の報酬についての条例改正ですが、第19号議案として提案されている市長、副市長、教育長の報酬についての条例改正も、同様の理由から反対をしますので、討論に代えて、ここであらかじめ反対を表明しておきます。 さて、議案の検討のために、昨年12月28日並びに今年1月10日に開催された特別職報酬審議会の会議録を読ませていただきました。丁寧に、そして慎重にご検討、ご議論いただいたことが分かります。 そのような議論の上で、審議会からの答申を踏まえて提案された議案を否定するのは大変申し訳ないのですが、審議会後の経済状況を見ると、消費税増税後の消費の落ち込みが、いよいよはっきりしたことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による経済の落ち込みが激しい中、期末手当の増額をそのまま進めてしまってよいのか疑問に思うので、反対をさせていただきます。 なお、第19号にはない改正内容として、議長を除く報酬月額の引上げがあります。これについては、引上げの率によって議長だけが上がっていた過去の経過を考慮し、格差が広がらないよう検討していただいたものとして理解をしております。 報酬審議会の皆様には、丁寧なご議論をいただいたことに感謝を申し上げるとともに、その後の経済動向から反対の立場を取ることについておわびも申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(若杉たかし) 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇許可ありましたので、私は第17号議案 尾張旭市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論をいたします。 会派の花井代表がしょっぱな討論をしていただきました。私は一議員として、会派の枠でなく自立した考えを持って、市民代表として討論をさせていただきますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 本案件には修正案という形で提案もさせていただきました。議員各位に理解いただけなかったことは本当に残念です。 反対理由は、混乱の続く社会情勢において、政治を進めるために必要と感じるからであります。連日患者者数、死亡者数が増え続け、健康被害に不安を感じ生活をすることから始まり、パンデミックによる世界経済の大混乱に突入しています。輸出入に支えられる大企業も海外の現地工場の閉鎖、休業で商品が停滞し業績に大きく影響を与えています。 政府は、この26日にまとめる3月の定例経済報告で、2018年1月から維持してきた景気は緩やかに回復しているとの総括判断を下方修正し、回復の文言も6年9カ月ぶりに判断からなくす方針とのことです。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、日本経済はここから先さらに厳しい状況にあるとの見方を示しています。新型コロナの経済への影響は、政府がイベントを自粛や臨時休校を要請した2月以降、一段と深刻になったと思われます。小規模事業者は立ち行かなくなる方も出始めています。飲食業界を初め、各分野の衰退から存続の危機まで、私も関係者から悲鳴が届いています。 議会運営委員会では、報酬審に従うことが絶対であるとの議論もありましたが、審査時に使われた資料の公表時期、審査時期とは、その時期とは全く違う次元の経済状況下になっていることを受け入れるべきです。 例えば今報酬審が開かれ、同議案を審査いただいたとき、条例改正をして議員の報酬、期末手当を上げるべきと、委員の皆さんが賛同いただくと皆さんは推測されますか。 額面の問題、行政手続の問題ではありません。今、市内にそれぞれの環境で悩み、困窮する人々が増えています。その一人一人に視線を向け、寄り添い、行政としての最善を尽くさなくてはなりません。そして、市民の信頼を得て協力をいただかなければ、現状を抜け切ることはできないと考えます。 そのことより、本条例改正を進めるべきではないと考え、議員各位の賛同をいただきたく登壇させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。 篠田一彦議員。 ◆15番(篠田一彦) 議長の許可をいただきましたので、私は第17号議案について、反対しないという立場から討論をさせていただきたいと思います。なお、第19号につきましても同様でございます。 立て続けに反対討論がありましたので、少し違う視点で討論させていただこうかなと思っております。 特別職の報酬につきましては、皆さんご承知のとおりだと思いますが、尾張旭市特別職報酬等審議会条例に基づき、市長の諮問に応じて、議員報酬及び期末手当の額並びに市長、副市長及び教育長の給与及び期末手当の額について審議がされております。 第三者機関として各方面から識者が集まり、7名で構成され、そこで議論がされております。そこで議論されたものが答申としてこうやって議案として出されているという現状でございます。 私は、従来からその第三者機関が決めて答申をしたことについて、それに従ってまいりました。これは増えるときも減るときも同様でございます。その第三者機関の決定に対し、我々がとやかく言うことは特別職報酬等審議会の独立性が保てなくなると考えております。 いわゆる報酬審が開催されず、報酬が決められている自治体等もあることを考えれば、今回、尾張旭のように第三者機関の中立で客観的な判断、今回の場合もきちっと手続が行われた適切な対応だというふうに思っております。 しかしながら、この時期における特別職の報酬額に対する心情的な部分、これは理解をできますが、我々がそれに流されてしまうことは、報酬審の独立性を損なうことになりかねませんし、報酬審の存在を否定することになると考えております。 したがいまして、今後、必要に応じ、必要であれば、条例に従い、特別職報酬等審議会が開催をされ、新たな答申結果が示されれば、それに従っていく、これが我々の筋だと思っております。 以上で終わります。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 第18号議案 尾張旭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第19号議案 尾張旭市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について討論を行います。 花井守行議員。 ◆14番(花井守行) 一新ありが党の花井守行です。 第19号議案 尾張旭市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、反対の意見を申し上げます。 新型コロナウイルスの影響で、今後の景気低迷、経済悪化が懸念され、市民の皆様にも影響が出ることが目に見えているこの世界的な緊急事態の中、市長、副市長及び教育長の期末手当などが引き上げられることが、市民の皆様の理解を得られるでしょうか。まさか、今このような議案を賛成するとは思えません。政治家は市民に寄り添った判断をすべきです。ぜひとも皆様のご賛同をお願いいたします。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(若杉たかし) 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇許可が出ましたので、私は第19号議案 尾張旭市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論をさせていただきます。 やはり同会派の花井代表が先にやられました。会派で連続しなくてもいいんじゃないかと、ひょっとしたら議員の方、思ってみえるかもしれません。会派は同じ方向性を向いていますが、それぞれの市民の負託を受けてこの場に立っています。私は私の考えをもって皆さんにお話をしたいと、その意思で立たせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。 本案件には修正案という形で提案もさせていただいております。議員各位には理解を得ることができず本当に残念です。 反対理由は、やはり17号と同じ部分が多いのですが、混乱の続く社会情勢において、政治を進めるために、特にトップが政治を指導していただくために必要であると感じ、一議員として提言するものでありました。 市長、副市長、教育長の期末手当を合わせて年間37万7,000円を引き上げる条例改正案です。審査の総務委員会では委員間討議はなく、発言は1名、現在の状況下から見送るべきとの発言がありました。反対の意見が出たのなら可決賛成の意見も聞かせていただきたいと、そのとき強く思いました。 本会議における採決には討論をされるだろうと思いますが、新型コロナウイルスパンデミックの影響による経済の混乱は世界的に最悪の状態に突入しており、回復の見込みは立っていないと言っても間違いないと考えます。 県内でも廃業、倒産を余儀なくされる事業者、国は補償すると言ってはいるが、フリーランス、パート、アルバイト、正規社員でも雇い側の状況次第で残業も減り、収入が減っていることを各所で聞いている状況です。もっともっと苦難と闘っている市民がおられることもあるだろうと推測します。 今回の条例改正案は、年間3人の尾張旭市行政トップに支払われる年間約6,000万円に上乗せをする案です。県内各市町でも同じような条例改正が議案で審査されています。しかし、聞き及べば、このような案件を取り下げた事例も多々情報として入ってきています。市民のための行政です。この経済状況下に増額はあり得ないという声を私は多数いただいています。 報酬審の答申につきましても尊重すべきというご意見、しかし、答申を受けて決めるのは市長、議会に提出をされるのは市長で、それは市長の意思です。私の推測では、本市幹部はこの案件に関しては、心のどこかで廃案になってくれることを願っているのではないでしょうか。そうした指導者であってほしい。一市民としても思います。 それが思いであり、この議案に対する反対の討論であります。どうぞ議員各位にはご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は可決しました。 第20号議案 尾張旭市旭平和墓園管理基金条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第21号議案 尾張旭市手数料条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第22号議案 尾張旭市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第23号議案 尾張旭市旭平和墓園の設置及び管理に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第24号議案 尾張旭市介護保険条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第25号議案 尾張旭市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第26号議案 尾張旭市市営住宅設置及び管理に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第27号議案 尾張旭市水道事業の設置等に関する条例及び尾張旭市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 第28号議案 市道路線の認定について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 陳情第1号 暗所視支援眼鏡「MW10」の日常生活用具認定のための陳情について討論を行います。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論ないものと認め、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は採択することに決定しました。 陳情第2号 尾張旭市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求める陳情書について討論を行います。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、私は陳情第2号 尾張旭市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求める陳情書について、反対の立場から討論をいたします。 議場に国旗を掲げるように求める陳情書を市議会にいただくのは、私の経験では3度目になります。過去2回は否決されている内容ですが、日本社会の変化を捉えると私としては反対する理由が増えていると考えています。 反対理由の第1は、全体主義につながるのではないかという懸念です。この点は過去に詳しく討論させていただいていますので、これだけにします。 反対理由の第2は、日本人である市民の中にも、国旗日の丸について今なお様々な意見を持つ方があり、合意があるとは思えないことです。先日も60代の方から、敗戦が決まった頃、自分の親は樺太にいて、日本軍に置き去りにされた状態で何とか帰ってくることができた。そのようなご両親の体験談から、議場に日の丸が掲げられることについて、非常に抵抗感があるとお聞きしました。 こうした心情を持つ市民の意見に耳を傾けない市議会は、多数の意見を当然視し、少数の意見に配慮できない市議会となるのではないでしょうか。小さな声を聞く力、それを持っていないと表明するようなものだと申し上げておきます。 反対理由の第3は、今回、この議論が復活する中で、新たな問題としてお話をさせていただいていることですが、外国にルーツを持つ市民の方は今後も増えていくと考えると、地方議会において遠くない将来、外国人の参政権が問題になってくると思います。尾張旭市に住み、税金を納め、子どもを育て暮らしている人々は尾張旭市政に参加してほしいと考えています。 それを示すためにも、地方自治体議会の議場にどの国の国旗も不要だと考え、反対討論といたします。 ○議長(若杉たかし) 日比野和雄議員。 ◆7番(日比野和雄) 皆さん、こんにちは。フロンティア旭の日比野和雄です。 議長のご指名をいただきましたので、陳情第2号 尾張旭市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求める陳情書について、賛成の立場から討論をいたします。 昨年、総務委員会で小松市、奈良市に行政調査を行いました。いずれの市も国旗、市旗が議場に掲揚してありました。 これより、4項に絞り、賛成に至った理由を簡潔に申し上げます。 まず初めに、平成11年8月、国会におきまして、国旗及び国歌に関する法律が施行され、多くの他市の議場では掲揚していること、2番目に、市章は昭和32年10月旭町議会で制定され、市制施行後も引き続き市章としており、旭の片仮名アの字が3つ丸く連なり、市民の団結と発展を示し、広く市民に受け入れられていること、第3として、二元代表制である議場には必要と考えられること、最後に、本市は今年市制50周年を迎えます。これを機に議場に国旗及び市旗の掲揚をすることがふさわしいと思われます。 以上をもって賛成討論を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(若杉たかし) 片渕卓三議員。
    ◆16番(片渕卓三) 皆さん、こんにちは。公明党尾張旭市議団の片渕卓三でございます。 議長からご指名をいただきましたので、陳情第2号 尾張旭市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求める陳情書について公明党尾張旭市議団を代表いたしまして、賛成討論を行います。 平成23年及び平成24年の2回、本市議会に対し、議場に国旗、市旗掲揚を求める陳情書の提出がありましたが、2度とも不採択となりました。当時でありますが、公明党市議団として反対の意を表しておりました。 反対の内容でありますが、平成11年に国旗及び国歌に関する法律が成立しているということで、正式に国旗は日章旗と定めております。そういった観点から、議場に国旗を掲揚することに何ら問題がないということでありますが、その当時、会派の中でまとめた意見といたしましては、決して国旗を軽視することなく、当然敬意を表しており、市の行事の中でも国旗の掲揚については、日本人として心から日の丸に対して敬意を表しているという気持ちがあります。 その当時、今さら議場に国旗を掲揚する必要があるのかといえば、別にそこまでする必要はないのかなという意味で反対の意を表しておりました。決して国旗を否定した発言ではなく、今さら議場に国旗を掲揚する必要はないという考えでありました。 この陳情書では、今なぜこのタイミングで陳情書を提出されたのか、明確な答えとすれば、市制50周年を迎えられるこの時期に、国旗、市旗を掲揚と、最後に締めくくっておりました。これも一理あると思いますが、これをもっともっと早く、早い時期に陳情書を提出し説明があれば、もっと賛同を得るのではないかと感じております。 今回の賛成の表明については、先ほども日比野議員からも話がありましたが、行政視察等で本会議場の見学をする中でも、ほぼ全ての議場に国旗、市旗が当たり前のように掲揚をされております。今思うことは、議場に国旗、市旗を掲揚していないのが違和感を感じております。 掲揚するに当たっては、全国の市議会等で二分する議論があることも認識をしております。繰り返すようでありますが、平成11年8月に国旗及び国歌に関する法律が成立し、同法は国旗は日章旗日の丸とする第1条、国歌は君が代とする第2条との2つから成っております。 公明党は憲法の思想及び良心の自由の規定から、一貫して国旗や国歌を敬う心情は、国民各個人の良心の領域の問題であるとの観点に立っております。 この問題で対立すべきではなく、歴史認識を共有する努力と過去に対する率直な反省は、会派を超えて求めていきたいと思いますが、政治が大きく揺れ、国の将来に不透明が広がる現在、日本で行き着いた民主レベルの平和主義の流れをさらに強めなければならないと考えております。 そのためには、日の丸が平和のシンボルとして国の内外から敬愛されるよう、一層の努力をしていかなければならないと思います。 以上のことから、平和のシンボルたる日の丸を議場に掲揚するのは、ごく自然な行為であることとし、議場に国歌(64ページで発言訂正あり)、市旗の掲揚を求める陳情に賛成といたします。 以上でございます。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件を採択することに賛成の方の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(若杉たかし) 挙手多数であります。よって、本件は採択することに決定しました。 ここで、追加議案配付のため、暫時休憩とします。                         午前11時35分休憩                         午前11時36分再開 ○議長(若杉たかし) 休憩を閉じ、会議を再開します。 片渕卓三議員。 ◆16番(片渕卓三) 訂正をお願いします。 私の発言で、国旗というべきところを国歌と言いましたので、訂正をお願いします。 以上です。 ○議長(若杉たかし) 議長として、これを許可します。 ただいま、議員提出議案として、篠田一彦議員ほか1名から、議員提案第1号 令和2年度尾張旭一般会計予算の附帯決議が提出されました。所定の賛成者がありますので、この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) ご異議なしと認めます。よって、この際、議員提案第1号を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 議員提案第1号を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 篠田一彦議員。 ◆15番(篠田一彦) 篠田一彦でございます。 議長のご指名をいただきましたので、私は先ほど第7号議案、議案には賛成をさせていただきましたが、少し懸念事項があるということで、附帯という形で提案をさせていただきたいと思います。 第7号に賛成はいたしておりますので、リサイクル広場の移転に反対をするものではないということも申し添えておきたいと思います。 都市環境委員会の中で、一番最後のところで各委員の方がいろいろ要望や申入れをされておりました。そこも含めて附帯までやらんでもいいんじゃないかという話もありましたけれども、少し附帯という形で提案をさせていただきたいと思います。 それでは、第7号議案の附帯ということで、令和2年度尾張旭一般会計予算、4款衛生費、2項清掃費、2目塵芥処理費におけるリサイクル広場移転に伴う現計画について、様々な懸念事項が考えられますので、附帯決議として提案し、理由を説明させていただきたいと思います。 現在のリサイクル広場は稲葉町に設置されております。そのリサイクル広場の一角、ここが大手企業、この地域で工場を建設するということで、令和2年10月開設時期として、新リサイクル広場の移転の計画があると認識をしております。 新リサイクル広場の取扱いにつきましては、委員長報告にも少しありましたけれども、ベビーカーとチャイルドシートに絞られると。それから、一般的なリユース品は民間の事業者を活用しながらというふうに聞いております。 また、資源ごみの一部回収については、渋川福祉センター、それから新池交流館・ふらっとの古紙回収ボックス、これを設置することで分散化するというふうに、これも聞いております。 この新たな運用方法によれば、現状よりもリユース品の取扱い、それから古紙の取扱いについては減少することになるのではないかと推測がされます。しかしながら、委員会では、利用者は新しく来ても同程度ということを答弁でいただいておりますが、この部分については少し矛盾を感じております。 そもそも明確な現状の取扱量と新リサイクル広場の取扱量、増減、もしくはビフォーアフターがきちっと提示されておりませんし、それに合った業務量についても明確な検討がされていないと理解をしております。 現状と同等のリサイクル広場、それから体制、これは施設や人員、これが本当に今ご提案いただいている内容が必要なのか、疑問を抱くところでございます。 それから、立地についてでございます。市役所南の隣接した土地を活用するとしておりますが、立地環境を鑑みれば、駅前の一等地でありますし、他への活用方法も多分にあると思います。安全性の視点では、南側には農協、スーパー、郵便局などの利用者の通行があること、それから、中学生の通学路にもなっていることから、安全性に不安があります。 その件に関しては、南側からは進入は行わず、業者等の進入のみというふうに当局からは説明を受けております。一般利用者は市役所側からとしておりますが、市役所利用者との干渉などに対する具体的な安全の確保についての説明は不足していると思います。 新リサイクル広場の整備はストックヤード整備等で5年リースとしております。これに関する運用に関することがしっかり考慮されておりません。例えば従事者のトイレの問題であります。トイレは設置せず、従事者の利用については市役所を利用することとされておりますが、開庁日、開庁時間であれば問題はないと思いますが、閉庁日、閉庁時間は宿直に申し出て庁内のトイレを利用するとかいうことで説明を受けておりますが、現実的に可能なのか疑問であります。 また、運用に伴う庁舎内のセキュリティーについても脆弱であり、これについても不安がございます。また、休憩所についても、設置が特にされるというふうには聞いておりませんので、これもトイレと同様であると思います。 いずれにいたしましても、懸念事項が多くあることから、1つ目、移転先の立地場所、建物規模の再検討、それから2つ目、現状と移転後の業務量と取扱量をしっかり把握した上で、移転先の人員の配置、人員規模の再検討、それから3つ目、移転先の運用面、これは利便性、安全性、将来性、セキュリティーについて再検討することを附帯としたいと思います。 仮に市役所南側を立地とした場合、これは立地条件が先ほどよいということを申し上げたと思いますが、リサイクル広場にとらわれず、将来に向けて、例えばですが、複合的な施設として多角的な検討も要望したいと思います。 今回のような唐突な進め方は乱暴だと感じております。場所ありき、人ありき、建物ありきの計画ではなく、本当に必要なものを必要に応じ、改めて検討し進めていただくことを求め、附帯理由の説明といたします。 以上でございます。 ○議長(若杉たかし) 提案理由の説明が終わりました。 提案理由に対し、質疑はございますか。 山下議員。 ◆13番(山下幹雄) 議長より許可をいただきましたので、第7号議案の附帯決議について説明をるるお聞きしました。思いは分かりますし、委員会でも聞いておりましたものですから、十分理解する部分も多くあります。 その中で、将来性ということについて、移転先の運用面、将来性を再検討してほしいということになってきます。今回、提案の中ではリースの建屋を利用して、一定の期間を試行的にやっていくような雰囲気で事業課からも聞いておるんですけれども、そういったことを踏まえれば、ずっとあの位置だという固定概念はなかったかなというふうには思うんですが、そのあたりについて、提案者はどのように考えを持ってみえるかをお尋ねいたします。 ○議長(若杉たかし) 提案者。 ◆15番(篠田一彦) 今、ご質疑いただきました5年後以降についての考え方、我々がどう考えておるかですけれども、そこの5年後も含めて少し、場所も含めて検討されたらいかがかというふうに考えておりますので、特に5年後に具体的な使い方を視野に入れて、この附帯決議を出したということではございません。 以上でございます。 ○議長(若杉たかし) 答弁が終わりました。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) じゃ、もう一つ、再検討してくださいという附帯決議であるんですよね。附帯決議ですから実行性についてはどうしても薄れてしまうとは思うんですが、いつというのを大体希望してみえるのかについてお尋ねします。 ○議長(若杉たかし) 提案者お願いします。 ◆15番(篠田一彦) その検討の時期については、今からすぐにでもやっていただければと私は思っておりますが、令和2年10月が一応デッドエンドだというふうに聞いておりますので、それまでにはきちっと答えを出していただいて、再検討していただくことを望んでおります。 以上でございます。 ○議長(若杉たかし) ほかに質疑はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 自席にお戻りください。 お諮りします。議員提案第1号につきましては、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) ご異議なしと認めます。 議員提案第1号 令和2年度尾張旭一般会計予算の附帯決議について討論を行います。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇許可をいただきましたので、議員提案第1号、第7号議案の令和2年度尾張旭一般会計予算に関する附帯決議についてに対して、残念ながらちょっと賛同できない旨の討論をさせていただきます。 私は都市環境委員会に所属しておりまして、委員会の中でも発言をさせていただきました。1、2、3ということで、提案者のほうは、移転先の立地場所、建物規模の再検討、この部分につきましてなんですが、私は、委員会の中でも、尾張旭市の正面玄関前、多くの市民がお立ち寄りいただくよく見える場所、環境、そして整備がしっかりできれば、こんな好立地はないというふうに委員会で話をさせていただきました。 また、リース建屋であります。リース期間を過ぎても、まだその状況下によっては続けるというような答弁もありましたが、今回、当初予算を削ってリース建屋で予算を減額しながら進める創意工夫を事業課に見ました。 私は、あえて平準化した予算の使い方のリース建屋には賛同をするものであります。そうしたことから、この1の部分については、特にご提案に賛同できない部分であります。 また、先ほどトイレとか設備についてのお話もいただきました。確かにおっしゃられるとおりで、障がいをお持ちの方などに手伝っていただいた運営とも考えられておりまして、本当にトイレがなかったり、休憩所がなかったりということは、これはよくないことだと考えますが、これは今進めるの中で、改善の余地は十分あると思います。 私は、委員会の審査の後に、事業課にもお話をしました。せっかく環境設備として、この間近で市民の方に見ていただける立地ですので、トイレもやはり環境を重視したものを設置するようなことを考え、議員や市民に理解を得るような事業推進をしていただきたいという提言などもしております。 そうした中で、今再検討というのも1つの案だとは思いますが、まず、進捗を見ながら議員各位がしっかり監視して、事業推進が価値のあるものになるように見守ること、また、誘導することも議員の仕事だと思っております。 反対の討論になりますが、よろしくお願いします。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。 早川八郎議員。 ◆17番(早川八郎) 早川八郎です。 今回、この提出させていただきましたのが篠田議員で、私のほうが都市環境委員会のほうで提出させていただきました。賛成の立場からお話させていただきます。 今回、このような形をさせていただいたのは、事前に担当理事者のほうから、今回のこと説明があったんですけれども、何度もいろいろ説明あった中で、いろんな問題点が出てきて、その都度、担当者の方には誠意を持って対応していただいたと考えております。 ただ、今の時点では、このまま進めると、どんどんどんどん問題が発生するということで、今回注意喚起という部分も含めて出させていただいておりますので、先ほど篠田議員がお話させてもらったとおりですので、皆様のご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) 川村つよしです。 議長のお許しをいただきましたので、先ほどより議論になっております議員提案第1号 第7号議案に対する附帯決議について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 経過などは、今討論の中でも、あるいは提案理由の説明の中でもあったとおりだと思いますが、私は、この附帯決議ということで、多少疑義があるのでもう少し検討してほしいという中身ですので、再検討を求めるという中身が出た場合に、どういう答えが返ってくるのかなというところに非常に興味があります。 これを受けてどういう答えになるんだろう、どれだけの検討になるのかということも、検討した結果、やっぱり今の計画どおりですというのも、そのことの一つだと思いますが、こうした議会の動きとしては、この間、活性化しましょうという中で議論している中での動きだとも思いますし、附帯決議を出した上で、それを当局側が受け止めて、どういう検討をされたのか。 当然こういう附帯決議可決されると、その返答が要ると思うんですけれども、そこに興味がありますので、ここは再検討を求めるだけのものですので、ぜひ賛成をしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手少数) ○議長(若杉たかし) 挙手少数であります。よって、本件は否決しました。 日程第5 第29号議案を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 秋田副市長。 ◎副市長(秋田誠) 提案理由をご説明申し上げます。 第29号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第5号)。 この補正予算案は、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2段に呼応し、関連予算を計上しようとするものです。 歳入歳出予算は、第1表のとおり、第1号議案の補正後の予算総額252億4,179万4,000円に歳入歳出それぞれ1,240万円を追加し、歳入歳出予算の総額を252億5,419万4,000円にしようとするものです。 よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(若杉たかし) 自席にお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 これより議案質疑を行います。 議案質疑の通告はありませんので、質疑ないものと認めます。 以上をもちまして、議案質疑を終了します。 お諮りします。第29号議案につきましては、配付してあります議案等審査付託表のとおり、所管の福祉文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) ご異議なしと認めます。よって、第29号議案につきましては、議案等審査付託表のとおり、福祉文教委員会に付託することに決定しました。 ここで、福祉文教委員会開催のため、暫時休憩とします。                         午前11時58分休憩                         午後0時10分再開 ○議長(若杉たかし) 休憩を閉じ、会議を再開します。 ここで、議長報告を行います。 この件に関しましては、議会事務局長から報告します。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(三浦明) 議長報告を行います。 休憩中に開催された福祉文教委員会の審査結果の報告書が、議長宛てに提出されております。 報告書の写しにつきましては、皆様のお手元に配付させていただいております。 議長報告は以上でございます。 ○議長(若杉たかし) 続きまして、委員長報告及び報告に対する質疑を行います。 福祉文教委員長の報告を求めます。 花井守行委員長。 ◆福祉文教委員長(花井守行) 議長のご指名がありましたので、休憩中に開催しました福祉文教委員会の報告を申し上げます。 出席委員は7名でした。 議案等説明のため、副市長初め、関係理事者の出席をいただきました。 当委員会に付託されました案件は、第29号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第5号)の1件でした。 以下、結果についてご報告いたします。 審査の結果は、全員賛成により可決しました。 それでは、主な審査内容を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症対策関連として急な対応であることに対し、国の緊急の措置ということであるが、この短期間に保育園、学童クラブ等の現場が必要としているものはきちんと把握できているのかとの質問がありました。 新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受け、国からは県を通じて3月11日に緊急対策補助の通知が届いた。補助申請の期限は2日から3日後とかなりタイトなスケジュールである中、保育園、幼稚園、小規模保育事業所、児童クラブ、学童クラブ等、公立、民間、全ての施設に必要な物品と必要数を確認したところ、マスクや消毒液といった消耗品から空気清浄機まで、必要としているものが期限内に把握できたため、所要額を計上したとの答弁でした。 以上で福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(若杉たかし) 福祉文教委員長の報告が終了しました。 ただいまの報告に対して、質疑がありましたら受けます。 川村つよし議員。 ◆20番(川村つよし) すみません、この第29号議案ですが、内容からいうと、見た感じは子どもの関係だけなんですけれども、高齢者の施設などはやはりかなり大変な状況かなとも思うんですが、そういう議論は委員会の中でなかったんでしょうか。 ○議長(若杉たかし) 福祉文教委員長。 ◆福祉文教委員長(花井守行) 高齢者の関係の議論はなかったと思います。 ○議長(若杉たかし) ほかに質疑がありましたら受けます。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 質疑ないものと認めます。 以上をもちまして、委員長報告及び報告に対する質疑は終了しました。 委員長は自席へお戻りください。 続きまして、付託議案の討論、採決を行います。 第29号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第5号)について討論を行います。 山下幹雄議員。 ◆13番(山下幹雄) 山下幹雄です。 議長より登壇許可がありましたので、私は第29号議案 令和元年度尾張旭一般会計補正予算(第5号)に対しまして、賛成の意思を示したく、討論をさせていただきます。 延長戦に入っていますが、よろしくお願いします。 私は、国の緊急措置による新型コロナウイルス対策予算1,240万円の地方配分につきまして、全く不十分であると感じておりますが、スピード感を持って進めなければならない案件であり、社会の現状を勘案する中、本件につき賛成の立場を表明させていただきます。 この配分は社会的に自立されていない幼児を健康被害から守るために、現場との連携の下、進められていると承知しています。ウイルス対策の消耗品や空気清浄機などの設備にも充てられる部分と子どもの居場所を確保し、子育て家庭支援の一端も担うことになります。予算通過後は、事業の見落としがないよう迅速に進めていただきたいと要望します。 また、施設用備品の購入に当たりましては、困窮する市内経済の循環に寄与するよう契約ルールのハードルを下げ、より多くの市内事業者に情報共有と依頼要望をして、参加いただけることが望ましいとも考えます。これは議員各位にも賛同いただけるものであり、事業推進のために賛同いただけるようお願い申し上げます。 賛成討論とさせていただきます。 ○議長(若杉たかし) ほかに討論はありますか。          (「なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) 討論を終了し、これより採決を行います。 本件に賛成の方の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は可決しました。 日程第6 同意案第3号を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 森市長。 ◎市長(森和実) 提案説明を申し上げます。 同意案第3号 固定資産評価員の選任について。 この案は、現固定資産評価員の戸田 元総務部長から辞職したい旨の申し出があり、令和2年3月31日をもって辞職することを承認いたしましたので、その後任として行政経験豊富な本市職員、石坂清二を選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(若杉たかし) 市長は自席にお戻りください。 提案理由の説明が終わりました。 これより議案質疑を行います。 議案質疑の通告はありませんので、質疑ないものと認めます。 以上をもちまして、議案質疑を終了します。 お諮りします。同意案第3号につきましては、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(若杉たかし) ご異議なしと認めます。 同意案第3号 固定資産評価員の選任について、本件について石坂清二氏の選任に同意することに賛成の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(若杉たかし) 挙手全員であります。よって、本件は同意することに決定しました。 以上をもちまして、令和2年第1回(3月)尾張旭市議会定例会の日程は全て終了しました。 閉会に当たり、市長から挨拶をいただきます。 森市長。 ◎市長(森和実) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 今回の定例会に提案をさせていただきました補正予算案を初めとする諸議案につきまして、慎重にご審議いただき、全て原案どおり、ご承認、ご議決いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。また、新型コロナウイルス対策に、議会としてご協力いただきましたことを重ねて感謝申し上げます。 新型コロナウイルスにつきましては、国内での感染者は国の専門家会議において、一定程度持ちこたえているとの見解が示されましたが、感染は世界中に広がっており、依然として不安な面は拭い切れません。 本定例会においてご議決をいただきました来年度予算に、市制50周年関連の予算を盛り込ませていただきましたが、こうしたイベント等にも影響が出る可能性がございます。感染状況の動向を注意深く見極めながら、市制50周年の節目にふさわしい次のステージへとつなげることができる年となるよう、しっかりと取り組んでまいりますので、議員各位のご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。 最後になりますが、皆様のご健勝を心よりご祈念申し上げまして、閉会に当たりましての私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(若杉たかし) これをもちまして、3月定例会を閉会とします。                         午後0時20分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                        尾張旭市議会                         議長    若杉たかし                         署名議員  陣矢幸司                         署名議員  篠田一彦...