知多市議会 > 2021-06-30 >
06月30日-05号

  • "既存設備"(/)
ツイート シェア
  1. 知多市議会 2021-06-30
    06月30日-05号


    取得元: 知多市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    令和 3年  6月 定例会(第4回)               6月30日 1 出席議員 (17名)        1番  中山貴弘       2番  伊藤正明        3番  藤沢 巌       4番  石濵隼人        5番  藤井貴範       6番  伊藤清一郎        7番  久野たき       8番  泉 清秀        9番  川脇裕之      10番  中平 猛       11番  林 正則      13番  古俣泰浩       14番  渡邉眞弓      15番  冨田一太郎       16番  大村 聡      17番  勝崎泰生       18番  夏目 豊 2 欠席議員 (1名)       12番  竹内慎治 3 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        宮島壽男   副市長       立川泰造  副市長       長谷川勝春  教育長       永井清司  参与        原 一雄   総務部長      平岩資久  企画部長      細川賢弘   福祉部長      松下広子  健康文化部長    森下 剛   子ども未来部長   鰐部久也  環境経済部長    勝崎哲治   都市整備部長    鈴木宏式  会計管理者     竹内克忠   消防長       福田 正  教育部長      加藤由裕   総務課長      石川浩司  財政課長      竹内和彦   企画情報課長    小屋敷浩司  秘書広報課長    林 絵美   職員課長      中谷誉子 4 本会議に職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      新美良夫   議事課長      平岩佳代            鈴木陽子             田口大祐            加藤貴昭 5 議事日程日程議案番号件名129知多職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正について230知多自転車安全利用に関する条例の一部改正について331知多認知症施策推進条例の一部改正について432知多母子家庭等医療費支給に関する条例の一部改正について533知多国民健康保険条例の一部改正について634令和年度知多一般会計補正予算(第3号)735令和年度知多下水道事業会計補正予算(第1号)837令和年度知多一般会計補正予算(第4号)9請願加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願10諮問1人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて11 議員派遣について 6 会議に付した事件    議事日程に同じである。     (6月30日午前9時30分 開議) ○議長勝崎泰生)  本日は、大変御苦労さまでございます。現在の出席議員は17名でございます。定足数に達しており、会議は成立いたします。ただ今から第4回知多市議会定例会を再開いたします。 休会中は、各委員会付託いたしました案件につきまして熱心に御審査を賜り、誠にありがとうございました。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付した日程のとおりでございます。この議事日程に従いまして、会議を進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。-----------------------------------議長勝崎泰生)  ここでお諮りいたします。日程第1、議案第29号から日程第8、議案第37号までの8件は、会議規則第34条の規定により一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第29号 知多職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてから日程第8、議案第37号 令和年度知多一般会計補正予算(第4号)までの8件を一括議題といたします。 以上の議案は、各常任委員会付託がしてございますので、会議規則第38条の規定により、各常任委員長報告を願います。 最初に、6番 総務委員長報告を願います。6番 総務委員長。     (6番 総務委員長 登壇) ◆6番(伊藤清一郎)  皆様、おはようございます。 議長の御指名を得ましたので、総務委員会審査の経過及び結果について報告いたします。 去る6月21日の本会議におきまして、当委員会付託を受けました議案第29号 知多職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第30号 知多自転車安全利用に関する条例の一部改正について、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)のうち総務委員会所管事項について、以上3件について、6月24日午前9時30分から委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 初めに、議案第29号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、改正後の規定令和3年2月13日から適用とのことだが、その理由はとの質問に対して、本条例において、新型コロナウイルス感染症定義に引用していた新型コロナウイルス感染症指定感染症として定める等の政令が廃止された日に遡って適用するものですとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第29号 知多職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。 その内容は、自転車乗車用ヘルメット購入補助金とは具体的にどういうものかとの質問に対して、この補助金自転車乗車用ヘルメットの着用を促進し、自転車乗車時の交通事故による被害の軽減を図るため、今年度から県と連携して、ヘルメット購入に対して補助するものです。補助対象は7歳以上18歳以下の児童生徒等と、65歳以上の高齢者の方が購入したSGマークなどの安全認証を取得したヘルメットで、補助金額ヘルメット購入費用の2分の1以内、限度額は2,000円ですとの答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第30号 知多自転車安全利用に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号のうち総務委員会所管事項について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から3件の質問がありました。 その主な内容は、防災設備等管理費通信運搬費で、避難所無線LAN整備の詳細はとの質問に対して、災害時の避難所における通信環境整備のため、東部・岡田・旭の各まちづくりセンター無線LANを整備するもので東部まちづくりセンター本館の1階・2階、岡田まちづくりセンターの1階・2階、旭まちづくりセンターの1階から3階までの計7か所にアクセスポイントを設置しますとの答弁がありました。 ほか2件の質問に対してもそれぞれ答弁がありました。 その後、討論に入り、反対討論が1件ありました。 採決の結果、委員多数の賛成を得ましたので、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)のうち総務委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。     (6番 総務委員長 降壇) ○議長勝崎泰生)  次に、11番 福祉文教委員長報告を願います。11番 福祉文教委員長。     (11番 福祉文教委員長 登壇) ◆11番(林正則)  議長の御指名を得ましたので、福祉文教委員会審査の経過及び結果について報告いたします。 去る6月21日の本会議におきまして、当委員会付託を受けました議案第31号 知多認知症施策推進条例の一部改正について、議案第32号 知多母子家庭等医療費支給に関する条例の一部改正について、議案第33号 知多国民健康保険条例の一部改正について、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)のうち福祉文教委員会所管事項について、議案第37号 令和年度知多一般会計補正予算(第4号)、以上5件について、6月22日午前9時30分から委員多数の出席の下に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 初めに、議案第31号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、認知症定義が変更された理由及び影響はとの質問に対し、条例における認知症定義については、介護保険法における定義を踏まえ、同一の内容規定しています。今回の変更は、医学的な知見が進む中で、2005年から認知症原因疾患や状態の定義が変更されておらず、最新の認知症診断基準を反映させる必要があるため行ったものです。具体的には、認知症原因疾患神経変性疾患が追加され、状態については記憶機能認知機能の一部とみなされ削除されました。今回の改正により、認知症と診断された方に大きな影響はないと考えていますが、認知症の方とその家族が安心して暮らせる地域社会の実現に向け、新しい定義を周知し、市民の理解を深めていきたいと考えていますとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第31号 知多認知症施策推進条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。 その内容は、条例の一部改正による影響はとの質問に対し、今回の改正は、所得の範囲に非課税所得を含めず、従前の例で計算をするためのものなので影響はありませんとの答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第32号 知多母子家庭等医療費支給に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、変異株への対応もこの条例に該当するのかとの質問に対し、変異株によるものは従前から含まれており該当します。なお、改正の前後において、傷病手当金支給対象となる傷病の範囲に変更はありませんとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第33号 知多国民健康保険条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号のうち福祉文教委員会所管事項について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から11件の質問がありました。 その主な内容は、新型コロナウイルスワクチン接種事業費のうち通信運搬費内容はとの質問に対し、新型コロナウイルスワクチン個別接種会場である各医療機関へ小分け配送する費用及び接種会場の受付において、外国語の翻訳や手話などを表示するタブレット端末の利用に係る通信費ですとの答弁がありました。 ほか10件の質問に対してもそれぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)のうち福祉文教委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金周知方法はとの質問に対し、支給対象者が限られることから、総合支援資金貸付業務を実施している社会福祉協議会から対象となる方へ案内する予定ですとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第37号 令和年度知多一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。     (11番 福祉文教委員長 降壇) ○議長勝崎泰生)  次に、5番 建設経済委員長報告を願います。5番 建設経済委員長。     (5番 建設経済委員長 登壇) ◆5番(藤井貴範)  議長の御指名を得ましたので、建設経済委員会審査の経過及び結果について報告いたします。 去る6月21日の本会議におきまして、当委員会付託を受けました議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)のうち建設経済委員会所管事項について、議案第35号 令和年度知多下水道事業会計補正予算(第1号)、以上2件について、6月23日午前9時30分から委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 初めに、議案第34号のうち建設経済委員会所管事項について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から11件の質問がありました。 その主な内容は、感染症対策設備導入支援事業補助金の具体的な内容はとの質問に対し、補助対象者は愛知県の「安全・安心宣言施設」の届出を行っている中小企業者で、対象となるのは市内事業者から導入した設備です。主な内容は、換気機能を備えた空調設備、非接触型のトイレや自動水栓空気清浄機オゾン発生装置などの空気の清浄化・殺菌・除菌を行う機器、テレワーク用通信機器等です。なお補助率は4分の3で、補助限度額は40万円ですとの答弁がありました。 ほか10件の質問に対してもそれぞれ答弁がありました。 また、要望が2件ありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)のうち建設経済委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号について報告いたします。 理事者側説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。 その内容は、南部浄化センター建設工事委託料における沈砂池機械電気設備更新工事令和3年度及び4年度の工事内容の詳細はとの質問に対し、沈砂池は流入する汚水に含まれる砂やごみを沈殿させ除去する施設で、令和3年度は沈殿物搬送機器貯留ホッパー分電盤監視制御設備自家用発電機などの設計、製作を行います。4年度は、既存設備の撤去や新規設備の据付け、試運転調整などを行うほか、自家用発電機機能強化のための追加工事を行いますとの答弁がありました。 採決の結果、委員全員賛成を得ましたので、議案第35号 令和年度知多下水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。     (5番 建設経済委員長 降壇) ○議長勝崎泰生)  各委員長報告について一括質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 一括討論に入ります。7番 久野たき議員。 ◆7番(久野たき)  私は、日本共産党議員団を代表して、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場で討論を行います。 本補正予算には、戸籍住民基本台帳事務費として住民基本台帳システム改修委託料550万円が計上されています。デジタル手続法の施行に伴い行われた住民基本台帳法の一部改正に対応するためのシステム改修とのことですが、デジタル手続法は、国が推し進める自治体業務システムの統一・標準化の一環として施行されたものです。地方自治体は、住民基本台帳をはじめ、固定資産税住民税などの税金、国民健康保険後期高齢者医療国民年金児童扶養手当障害者福祉生活保護選挙人名簿など、17業務を持つ最大の情報の保有者です。デジタル関連法はこれらの個人情報を行政が集積し、そのデータを企業等に開放して、利活用しやすい仕組みにしていくことが目的の一つとなっています。個人情報保護の観点が欠落する中で、行政が本来守るべき個人情報が安易に利用されることがあってはなりません。 今回の補正予算の財源は、本市の厳しい財政事情の中、市税が予定されています。今後様々なシステム改修が行われますが、全て国からの予算が付くわけではないと考えます。マイナンバー制度の導入からも分かるように、地方自治体の負担が増えていくことは明らかであり、また職員仕事量など、目に見えないところでの負担も増加するものと思われます。 以上のことから、議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)については認めることができないため、反対討論とします。 ○議長勝崎泰生)  討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第29号 知多職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第30号 知多自転車安全利用に関する条例の一部改正について、議案第31号 知多認知症施策推進条例の一部改正について、議案第32号 知多母子家庭等医療費支給に関する条例の一部改正について、議案第33号 知多国民健康保険条例の一部改正について、以上5件について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第29号から議案第33号までの5件は、原案のとおり可決されました。 議案第34号 令和年度知多一般会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。     (多数の挙手あり) 多数賛成挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第35号 令和年度知多下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第37号 令和年度知多一般会計補正予算(第4号)、以上2件について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第35号及び議案第37号の2件は、原案のとおり可決されました。-----------------------------------議長勝崎泰生)  日程第9、請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願を議題といたします。 本請願は、福祉文教委員会付託がしてございますので、11番 福祉文教委員長報告を願います。11番 福祉文教委員長。     (11番 福祉文教委員長 登壇) ◆11番(林正則)  議長の御指名を得ましたので、福祉文教委員会審査の経過及び結果について報告をいたします。 去る6月16日の本会議におきまして、当委員会付託を受けました請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願について、6月22日午前9時30分から委員多数の出席の下に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 審査の方法は、紹介議員及び参考人出席を求め、趣旨説明の後、質疑自由討議討論採決の順で行いました。 まず、紹介議員である中平 猛議員及び請願者である中村祐次さんから趣旨説明がありました。その後、質疑に入り、委員から紹介議員に対して1件、請願者に対して4件の質問がありました。 その主な内容は、加齢性難聴だけの助成を求める理由はとの質問に対し、加齢性難聴は、高齢になるにしたがって聞こえが悪くなります。その進行を少しでも遅らせる手段が補聴器の使用です。補聴器は早くから使用することが望ましいのですが、高額であるため、簡単に手に入れることが難しいのが現状です。加齢性難聴者だけの助成を求める理由は、私たちの組織が年金者組合であるからであり、若年性難聴者の方々を無視しているものではありません。むしろ、全ての難聴者への助成こそ望ましいと考えますとの答弁がありました。 ほか4件の質問に対してもそれぞれ答弁がありました。 その後、自由討議があり、討論に入り、反対討論が1件ありました。 採決の結果、賛成挙手がありませんでしたので、請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願については、不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。     (11番 福祉文教委員長 降壇) ○議長勝崎泰生)  委員長報告について質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 討論に入ります。10番 中平 猛議員。 ◆10番(中平猛)  私は、請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願について、賛成の立場で討論を行います。 請願者が求めていることは、現在の超高齢化社会においては喫緊の課題であります。2025年問題まであと4年と迫る中、ますます介護需要は増えていきます。耳が聞こえにくいことは人とのコミュニケーションを困難にするだけでなく、加齢性難聴認知症因果関係については、2017年に開かれた認知症予防国際会議国際アルツハイマー病協会国際会議で、認知症リスク要因の一つに難聴が挙げられました。また、日本の政府も2015年1月に策定した認知症施策推進総合戦略、新オレンジプランの中で、認知症危険因子として、加齢や高血圧のほか難聴を挙げており、補聴器購入に対する助成制度は、介護抑制につながる取組であると考えます。 また、加齢性難聴が疾患と捉えられていない点も問題であります。かつて、白内障の手術に関して健康保険が使えない時代に、多くの国民の保険適用化を求める声が国を動かしました。全国からすると本請願の516名の声は小さいかもしれませんが、その小さな声をこの知多市から国に届けていくことが必要であります。特定健康検査等検査項目聴覚検査を追加することと併せて、近隣自治体が実施していないからといって取り組まないことは認められません。 以上、賛成理由を述べ、請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願について賛成をし、討論とします。 ○議長勝崎泰生)  16番 大村 聡議員。 ◆16番(大村聡)  私は、請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願について、反対の立場で討論いたします。 加齢による難聴は大変不便であり、弊害が大きいことを認識しています。また、加齢性難聴は鬱病や認知症の要因になり得る可能性があるとのことであり、耳が聞こえにくい生活は人とのコミュニケーションを困難にするだけではないことも理解しています。 しかしながら、加齢性難聴者補聴器購入に対する補助制度を創設することは、ほかの認知症予防の取組とのバランスも考慮して行うべきであります。また、市独自の補助制度の新設は、本市の厳しい財政状況を考えると、大変難しいものであると考えます。そして、特定健康診査等検査項目聴覚検査を追加することについても、検査環境の整備が容易ではなく、近隣で実施している自治体もありません。また、国の補助対象外となることから、やはり現実的ではないと考えます。 以上のことから、私は請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願に反対し、討論といたします。 ○議長勝崎泰生)  討論を終結いたします。 これより採決いたします。 請願第1号 加齢性難聴者補聴器購入に対する助成制度を求める請願について、原案を採択することに賛成の方は挙手を願います。     (少数の挙手あり) 賛成挙手、少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。-----------------------------------議長勝崎泰生)  日程第10、諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略して、提案理由説明を願います。市長。     (市長 登壇) ◎市長宮島壽男)  皆さん、おはようございます。 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。 本案は、人権擁護委員杉山久美子氏の任期が来る9月30日をもって満了となりますので、後任の候補者として野田有美子氏を法務大臣へ推薦いたしたく、本議会の御意見をお願いするものでございます。 経歴等につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議の上、御意見賜りますようお願いいたします。     (市長 降壇)
    議長勝崎泰生)  総務部長。 ◎総務部長平岩資久)  諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて、野田有美子氏の経歴等について御説明いたします。 住所は知多市西巽が丘1丁目4番地の7、生年月日は昭和41年9月13日です。野田有美子氏の最終学歴、職歴、公歴につきましては、お手元の経歴書のとおりで、人権擁護委員候補者として新たに推薦しようとするものです。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長勝崎泰生)  質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 討論に入ります。 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて、原案のとおり適任と認めることに賛成の方は挙手を願います。     (全員の挙手あり) 全員賛成挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり適任と認めることに決しました。-----------------------------------議長勝崎泰生)  日程第11、議員派遣についてを議題といたします。 本件は、会議規則第165条の規定に基づき、議員の派遣について議会の議決をお願いするものでございます。 派遣する会議等は、お手元の資料のとおりでございます。念のため、派遣する会議名等を申し上げます。1 知多北部議長会議員研修会、2 知多五市議会議長会・研修会、以上でございます。 お諮りいたします。ただ今申し上げました2件の会議等に、お手元の資料のとおり議員の派遣をいたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、お手元の資料のとおり、2件の会議等にそれぞれ議員を派遣することに決しました。-----------------------------------議長勝崎泰生)  以上をもちまして、本日の議事日程は全部終了いたしました。 ここで、市長から挨拶をいたしたい旨の申出がございましたので、これを許します。市長。     (市長 登壇) ◎市長宮島壽男)  議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し述べさせていただきます。 このたびの定例会におきましては、提出させていただきました全ての議案等につきまして、勝崎新議長をはじめ、新しい体制により熱心な御審議をいただき、いずれも御議決等を賜り、議員各位に厚く御礼申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症をめぐる状況についてでございますが、去る6月20日をもって、愛知県に発令されておりました緊急事態宣言が解除され、7月11日までの期間を定めて、まん延防止等重点措置に移行されました。今後の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、切り札として期待されるワクチン接種を少しでも早く、より多くの市民の方々へお届けすることが重要であります。 本市といたしましては、先週末から市役所を新たな集団接種会場として追加し、職員一丸となってワクチン接種の加速化を図っているところでございます。また、今後は感染力が強いとされる変異ウイルスへの対応も含め、基本的な感染防止対策を徹底することも重要であります。 市民の皆様におかれましては、引き続き気を緩めることなく、マスクの着用をはじめとした基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。 次に、来月18日に開催予定の市制施行50周年の記念式典についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、式典の規模の縮小、簡素化を図るなど、見直しを行った上で、感染症対策に万全を期して実施をいたします。市の誕生から半世紀という大きな節目でございます。コロナ禍にあっても本市のまちづくりの歩みを止めることなく、これまでの歩みを振り返り、先人の功績をたたえるとともに、次の半世紀を見据え、本市のさらなる発展・飛躍につなげる好機としてまいります。今後とも議員の皆様方の一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、これから夏に向かい、日ごとに暑さが大変厳しくなってまいります。議員の皆様におかれましては、御自愛いただきながら議員活動に御尽力をいただきますとともに、今後とも一層の御指導・御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、お礼の御挨拶に代えさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。(拍手)     (市長 降壇)-----------------------------------議長勝崎泰生)  これにて、第4回知多市議会定例会を閉会いたします。     (閉会 午前10時08分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年6月30日                知多市議会  議長      勝崎泰生                       5番署名議員  藤井貴範                       10番署名議員  中平 猛...