知多市議会 > 2021-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 知多市議会 2021-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 知多市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    令和 3年  3月 定例会(第1回)        令和3年第1回知多市議会定例会会議録 1 招集年月日  令和3年2月25日 午前9時30分 2 招集の場所  知多市議会議場 3 応招議員  (18名)        1番  中山貴弘       2番  伊藤正明        3番  藤沢 巌       4番  石濵隼人        5番  藤井貴範       6番  伊藤清一郎        7番  久野たき       8番  泉 清秀        9番  川脇裕之      10番  中平 猛       11番  林 正則      12番  竹内慎治       13番  古俣泰浩      14番  渡邉眞弓       15番  冨田一太郎     16番  大村 聡       17番  勝崎泰生      18番  夏目 豊 4 不応招議員  (0名) 5 開閉の日時    開会  令和3年2月25日 午前9時30分    閉会  令和3年3月25日 午後0時02分              2月25日 1 出席議員 (18名)        1番  中山貴弘       2番  伊藤正明        3番  藤沢 巌       4番  石濵隼人        5番  藤井貴範       6番  伊藤清一郎        7番  久野たき       8番  泉 清秀        9番  川脇裕之      10番  中平 猛       11番  林 正則      12番  竹内慎治       13番  古俣泰浩      14番  渡邉眞弓       15番  冨田一太郎     16番  大村 聡       17番  勝崎泰生      18番  夏目 豊 2 欠席議員 (0名) 3 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        宮島壽男   副市長       立川泰造  副市長       長谷川勝春  教育長       永井清司  参与        原 一雄   総務部長      矢野明彦  企画部長      岩田光寿   市民生活部長    細川賢弘  福祉部長      松下広子   健康部長      森下 剛  子ども未来部長   小嶋京子   環境経済部長    安永明久  都市整備部長    鈴木宏式   水道部長      勝崎哲治  会計管理者     竹内克忠   消防長       山岸博幸  教育部長      加藤由裕   監査委員事務局長  前田達郎  総務課長      石川浩司   財政課長      竹内和彦  企画情報課長    小屋敷浩司  秘書広報課長    林 絵美  職員課長      中谷誉子 4 本会議に職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      新美良夫   議事課長      平岩佳代            鈴木陽子             中村紗葵            武内亮磨 5 議事日程日程議案番号件名1 会議録署名議員の指名について2 会期の決定について3 諸般の報告について4 施政方針について51知多市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例の制定について62知多市職員の給与の特例に関する条例の制定について73知多市公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について84知多市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について95知多市職員定数条例の一部改正について106知多市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について117知多市職員の給与に関する条例の一部改正について128知多市火災予防条例の一部改正について139知多市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について1410知多市青少年会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について1511知多市知多墓園の設置及び管理に関する条例の一部改正について1612知多市産業立地促進条例の一部改正について1713知多市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について1814知多市都市公園条例の一部改正について1915市道路線の変更について2016市道路線の認定について2117令和2年度知多市一般会計補正予算(第11号)2218令和2年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)2319令和2年度知多市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)2420令和2年度知多市下水道事業会計補正予算(第2号)2521令和3年度知多市一般会計予算2622令和3年度知多市国民健康保険事業特別会計予算2723令和3年度知多市後期高齢者医療事業特別会計予算2824令和3年度知多市水道事業会計予算2925令和3年度知多市下水道事業会計予算30報告1市長専決処分事項の報告について31報告2市長専決処分事項の承認を求めることについて32報告3市長専決処分事項の報告について 6 会議に付した事件    議事日程に同じである。     (2月25日午前9時30分 開会) ○議長(竹内慎治)  本日は、大変御苦労さまでございます。現在の出席議員は18名でございます。定足数に達しており、会議は成立いたします。ただ今から、第1回知多市議会定例会を開会いたします。 お手元に配付してございます議事日程に従いまして会議を進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(竹内慎治)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において指名いたします。   2番 伊藤正明議員  14番 渡邉眞弓議員 以上2名の議員にお願いいたします。----------------------------------- ○議長(竹内慎治)  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日2月25日から3月25日までの29日間にいたしたいと存じます。御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、会期は29日間と決定いたしました。----------------------------------- ○議長(竹内慎治)  日程第3、諸般の報告を行います。 監査委員から議長のもとに、地方自治法第199条第9項の規定による定期監査並びに同法第235条の2第3項の規定による令和2年11月及び12月分の例月出納検査結果報告が提出されましたが、お手元にお配りしたとおりですので、これをもって報告といたします。----------------------------------- ○議長(竹内慎治)  日程第4、施政方針について。 宮島壽男市長施政方針をお願いいたします。市長。     (市長 登壇) ◎市長(宮島壽男)  皆さん、おはようございます。 本日ここに、令和3年第1回知多市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には御多忙の中、御参集を賜り、厚く御礼申し上げます。 本定例会に御提案申し上げます令和3年度当初予算案を始めとする諸議案の説明に先立ち、所信の一端を申し述べ、市議会及び市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになりました方々の御冥福をお祈りするとともに、闘病されている方々に心からお見舞い申し上げます。併せて、感染拡大防止のために御協力いただいております全ての皆様に感謝申し上げます。 さて、私が市民の皆様から御信任をいただき、平成29年10月に2期目の市政運営を担わせていただいてから、早いもので3年余りの歳月が流れました。2期目に当たり、私は、「未来につなぐ明るく元気なまちへ!」をスローガンとし、まちづくりの5つの柱を掲げ、これを基本政策として市政のかじ取りを進めてまいりました。この間、議員の皆様、市民の皆様から多大な御協力と温かい御指導、御助言をいただきましたことに深く感謝申し上げます。 本日、3年度に向けた所信を表明するに当たりまして、市長として2期目の最終年を迎えている中、これまでの3年余りを振り返り、皆様にお約束しました私の基本政策及び新型コロナウイルス感染症対策への取組について、実績と成果をお示しして総括とし、そこから見えてきた今後の課題も申し添えながら残りの任期に向けた新たな方針とし、新年度の当初予算の概要を続けて御説明させていただきます。 まずは、これまでの総括といたしまして、私は、1期目の取組から感じ取った市民の皆様の想いをまちづくりに生かすため、まちを支える都市基盤づくり、市民の暮らしを支える仕組みづくりを目指して、5つの基本政策を掲げました。 1つ目は、「都市拠点「朝倉駅」のにぎわいづくり」であります。 ベッドタウンとして開発された本市は、良好な住環境が整備されましたが、日中は人口が流出し、その結果、商業施設も少なく、にぎわいに欠けることから、本市の魅力づくりに取り組みました。 市内外からの玄関口として本市の「顔」となる都市拠点は不可欠であり、交通の主要な結節点となっている朝倉駅周辺を核とするまちづくりが課題でありました。 2027年に予定されているリニア中央新幹線の開通は、スーパーメガリージョンの形成が期待され、その経済圏にあたり、リニア駅と空港の中間地に位置する本市にとって、そのインパクトを引き込む都市拠点の整備は欠かせません。 朝倉駅周辺整備事業は、駅周辺に、にぎわいを創出することによって雇用や定住を促進する、知多市のこれからの発展の核となるプロジェクトです。 これまで都市拠点整備が進まなかった本市において、このプロジェクトの反響は大きく、愛知県サッカー協会による全国レベルの大会誘致を目指すサッカー場の計画など、複合的な開発が誘引され、にぎわいにつながる開発が民間からも生まれようとしています。こうした都市拠点整備は、本市の新たな可能性を広げ、発展の起爆剤となるもので、私の一丁目一番地の政策といたしました。 このプロジェクト事業者公募の延期は、既に御報告させていただいたところでありますが、リニア中央新幹線西知多道路がもたらすインパクトは、本市の経済成長や交流の拡大には欠かせないものであり、ポストコロナ社会の変容を見極めつつ、この機を生かす政策を引き続き検討していく必要があると考えています。 2つ目は、「子育てと学びを地域で支える仕組みづくり」です。 子育て支援では、放課後子ども総合プランの充実を図り、とりわけ放課後児童クラブは、効率的な事業運営を目指し民間委託を進め、育成料の引き下げを実現しました。 また、経済的、社会的に安心して子育てができる公的制度やサービスが求められる一方、これまで市民の皆様と協力してつくり上げてきた親子ひろば事業を各地域で実施するなど、その充実を図りながら、地域全体で子どもたちを育てる仕組みづくりに努めました。 幼児保育では、昨年度からの保育料の無償化により子育て家庭経済的負担が軽減されましたが、併せて待機児童対策として、3歳未満児クラスの定員の拡大を図り待機児童ゼロを達成するなど、子育て家庭の育児と仕事の両立の支援に努めました。 教育環境整備では、小中学校のトイレの洋式化工事を順次進めるとともに、かねてからの課題でありました暑さ対策として、子どもたちが快適な環境で安心して学習できるよう、普通教室にエアコンを整備いたしました。私は、エアコンの設置を公約として掲げ、設置計画を進めていたため、国の方針に対しても迅速な対応ができたと考えています。 3つ目は、「いきいきと健やかに暮らす仕組みづくり」です。 地域福祉では、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで送れるよう、支え合う仕組みとして地域包括ケアシステムの構築を進め、その基盤づくりの一つとして、ICTを活用し、在宅医療と介護の連携を図る「ちた梅子ネットワーク」を構築しました。 生活支援や介護予防では、各地域で助け合いと支え合いの調整役となる生活支援コーディネーターの増員、障がい者支援では、市民グループ活動支援を進め、高齢者や障がいのある方が安心して暮らし続けることができる地域づくりに努めました。 また、旧市民病院医療機関を誘致しましたが、これに加え、保健センター在宅ケアセンターを同施設へ移転させ、保健医療の機能集積を図りました。さらに、障がい者相談支援センターや障がい児相談支援事業所を新たに開設するなど、相談機能も集約・強化した拠点づくりを進めました。 施設では、温水プールを備えた健康増進施設の建設を東海市と進め、学校利用も共同で行っていく予定であります。懸案となっていました費用負担についても、次期清掃センターの立地に対する東海市からの謝意として、地元補償を頂けることになりました。 4つ目は、「安全・安心に暮らせるまちづくり」です。 防災対策では、備蓄品の充実など避難所の整備をさらに拡充し、マンホールトイレ非常時用オストメイト専用トイレ追加整備を図りました。また、プライバシーに配慮したニックネームでのストーマ用装具の預入制度を導入するなど、避難生活の質の向上に努めました。今年度には、コロナ禍における避難所開設運営のためのマニュアルを作成し、実際に地域の防災訓練感染症対策を踏まえた訓練を実施し、迅速かつ安全・安心な避難所開設に備えました。 近年では、台風とともに豪雨災害が多数発生しております。平成30年7月のいわゆる西日本豪雨記録的降水量をもたらした令和2年7月豪雨は記憶に新しく、各地で大雨特別警報が出されました。幸い本市では大きな被害はありませんでしたが、もしものことを考え、新たに土砂災害ハザードマップを作成するとともに、大雨による河川の氾濫や津波による越水対策の備えとして防災カメラを設置し、迅速かつ的確な避難情報の発令を可能にしました。 大地震や様々な自然災害から市民の命と財産を守ることは、行政に課せられた第一義的な使命であります。建物の耐震診断と改修への啓発及び支援、防災情報伝達手段の多重化、地下埋設管の耐震化など、1期目から引き続き、強靭なまちづくりのための耐震対策を進めました。さらに、災害被害の軽減のため、自主防災組織の育成、ボランティア団体とのネットワークづくりなど、地域と連携した自助・共助による防災力の向上にも努めてまいりました。 5つ目は、「未来に広がる産業・にぎわい基盤づくり」です。 産業振興では、県企業庁との共同事業である「知多大興寺(2期)地区内陸用地造成事業」において全地権者の開発同意がいただけたことから、今後は基盤整備を進め、地域経済の好循環を生み出す企業の誘致に取り組んでまいります。さらに、土地区画整理事業においても、知多新南地区企業誘致知多信濃川東部地区では商業施設誘致を計画し、活力ある新市街地整備に向け、準備を整えました。 観光では、平成28年を観光元年と位置づけ、市から観光協会を独立させ運営の自立化を図るとともに、岡田まちづくりセンター観光案内所を開設しました。また、本市が有する自然や歴史、伝統文化などの地域資源を活用した観光振興に取り組んでまいりました。 こうした事業を進めつつ、昨年度には、市民の皆様と共に知多市の未来を語り合い、第6次総合計画を取りまとめました。 まちづくり人づくりとして、地域全体で支える子育て、地域の絆、生き生きとした地域活動の推進、そしてSDGsの理念である、誰一人取り残さない持続可能な多様性と包摂性のある社会づくりの実現を本市のまちづくりの基本に据えました。市民の皆様と共に描いた未来の姿に向かうために「あたらしく、知多らしく。」を合言葉とし、新しいまちづくりに臨むこととしました。 この総合計画のもと、政策間の連携を強化し、理想の未来の実現に取り組んでまいりましたが、その底流を貫く理念として、「市民協働」が土台にあります。 私が皆様とお約束した基本政策に基づき、これまで数々の事業を進めてこられたのは、市民の皆様が培ってきた地域活動の下地があってこそであります。 市内全域にあるコミュニティの自主的な活動なくしては、魅力ある地域づくりは成り立ちません。地域の助け合いやサロンを始めた市民の方々の活動なくしては、高齢者の生活支援はできません。また、子育て世代の方々が自ら立ち上げたグループ活動がなければ、現在の多種多様な子育て支援事業もありません。観光においても、街並み保存、祭りや芸能の伝承に取り組む地域の活動との連携が不可欠です。このほか、防災、障がい者支援、多文化共生、環境、緑化、スポーツなど、あらゆる分野で市民の皆様の熱い想いが形となった活動があるおかげで、豊かで安心できる私たちの暮らしが支えられています。 私も、各地域の皆様の生の声をお聴きする場として市長懇話会を開き、皆様と共に地域の課題について意見を交わす中で、日頃の活動に感謝しつつ、共にまちづくりを担う者として想いを共有し、解決策までつくり上げていく関係づくりが大切であると感じました。 今後とも、お互いに十分議論し、相互理解を深め、積極的に連携することで、市民協働によるまちづくりの実践を進めていきたいと考えております。 次に、目下の最大の懸念事項である新型コロナウイルス感染症への取組についてです。 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、連日、新規感染者が発生しており、一向に収束の気配が見えてきません。 本市では、昨年3月に最初の感染者の発生が確認されてから、市内の老人保健施設や事業所でクラスターが発生するなど、これまでの感染者数は延べ200人を超える事態となっています。 こうした中、市民の命と暮らしを守るため、創意工夫を凝らし、様々な施策に取り組んでまいりました。 地方創生臨時交付金を活用して、経済対策では、愛知県と連携のもと、事業者への休業協力金による支援や感染症対策設備導入補助、飲食店を対象としたプレミアム付食事券の販売、生活支援では、ひとり親家庭への給付金、新生児臨時特別給付金の支給、また、子どもたちの学びを保障できる環境を早急に実現するための1人1台のタブレットの整備、さらに、市民の皆様の手で支えられているまちづくり活動を支援するための市民活動サポート補助金制度の創設など、コロナ禍での市民生活を守り、支援するための事業を実施してまいりました。 この愛知県にも2度にわたって緊急事態宣言が出され、現在も様々な行動自粛が求められております。市民の皆様には一日も早く日常を取り戻していただけるよう、私も陣頭に立って市内を巡回し、広報車から、また、防災無線から、市民の皆様に繰り返し呼びかけてまいりました。これからも日常生活における新しい生活様式の徹底をお願いしつつ、対策と支援に努めてまいります。 さらに、感染症対策として大いに期待されているのがワクチンの接種です。本市でも、先月、全庁的に取り組むため15名のプロジェクトチームを設置し、今月からは健康推進課に6名の専従チーム員を配置して、円滑かつ安全な接種が可能となるよう全力を尽くしてまいります。 一方で、新型コロナウイルスの対応では、特別定額給付金事業をきっかけとして、我が国のデジタル化の遅れが顕在化しました。 国からは、昨年末にデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針が示され、行政のデジタル化は、加速的な推進が図られるものと考えます。 本市においてもRPAやAIの活用などを進めてきましたが、さらなる事務の効率化と市民サービスの向上を目指し、行政のデジタルトランスフォーメーションの推進を図ってまいります。 以上、3年間の取組を総括するとともに、今後の課題や方針を述べさせていただきましたが、こうした事項を踏まえて令和3年度予算を編成しましたので、その概要について御説明させていただきます。 本市の3年度予算における歳入状況につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による雇用・所得環境の悪化を見込み、市民税が約3億7,000万円、6.7パーセントの減額、固定資産税は、土地・家屋の評価替や事業収入が減少している中小企業者に対する軽減措置などにより、約2億6,000万円、3.3パーセントの減額とし、市税全体では、約6億円、4.0パーセントの大幅な減としております。 こうした厳しい歳入状況に加え、経済活動の縮小に伴う雇用状況の悪化等による社会保障関係経費の増加も見込まれ、本市の財政状況は、これまでになく厳しい状況に陥ることが想定されます。こうしたことから、財源確保と財務体質の改善を図るため、「知多市緊急財政改善プラン」を作成し、令和3年度から5年度までの3か年で効果額15億円を目指して、歳入確保、歳出削減の両面から改革に取り組むことといたしました。財政構造改善に取り組みつつ、感染症対策などの重要課題にも対応する予算編成を行い、3年度予算として、一般会計284億400万円、特別会計91億8,520万円、企業会計58億1,090万円、総額434億10万円の予算案を取りまとめ、皆様にお諮りさせていただくとともに、市民の皆様の御理解をお願いするものでございます。 それでは、3年度予算に係る施策の概略を分野別に申し上げます。 初めに、総務・企画分野です。 防災対策では、大規模災害時における避難生活に備えるため、引き続き備蓄食糧等の更新を進めるほか、防災まちづくり講演会防災ボランティアによる啓発活動などを行う「ちた防災フェア」を市民団体との協働により開催し、市民の防災意識の向上に努めてまいります。 交通安全では、高齢者の交通事故防止に向けて、自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進等を抑制する安全装置の設置に対する補助制度を継続するほか、自転車の乗車時におけるヘルメット着用を促進し、転倒事故の際の頭部負傷を軽減するため、自転車用ヘルメットの購入費に対する補助制度を開始いたします。 ふるさと応援寄附金につきましては、ウイスキー「知多」を始めとする返礼品のさらなる充実を図り、歳入の確保と知多市の特産品のPRに努めてまいります。 税収納では、固定資産税の適正な課税のために5年に1度実施する航空写真撮影について、常滑市と共同で実施することで費用の軽減を図ります。 マイナンバーカードの普及促進では、より円滑な交付に向けて、休日窓口を従来の月1回から月2回に拡充するとともに、対応職員の増員、端末の増強など、体制を強化してまいります。 総合計画の推進では、第6次総合計画で市民の皆様と共に描いた理想の未来の実現に向け有識者から助言をいただくほか、市民協働による地域づくりを目指し、市民会議を開催いたします。 情報化の推進では、ロボットによる業務自動化を行うRPAの対象業務を拡大し、手書きの申請書等をデータ化するAI-OCRとも組み合わせ、さらなる業務の効率化に努めてまいります。また、電子申請など行政手続のオンライン化の推進に向けて検討を進めるほか、住民記録、税、福祉などの基幹系システムについては、4年度に更新時期を迎えることから、他市と共同でのクラウド化を含めて検討を進めてまいります。 広報では、市民の皆様との対話を促す広報紙を目指して「広報ちた」の紙面のリニューアルを行うとともに、SNSを活用した情報発信についても強化してまいります。 地域活動では、市長懇話会を通じて、地縁的なつながりの希薄化による役員の担い手不足や役員が毎年交代するためノウハウが蓄積されないなど、地域が人材に関する課題を抱えていることをお聞きいたしました。そこで、各コミュニティ担当職員を派遣する制度を新たに設け、職員が地域の皆さんと一緒に地域の課題を考え、地域活動を支援できる仕組みづくりを進めてまいります。 地域公共交通では、道路事情などから既存の公共交通では対応が難しい地域において、地域との協働により運行する「地域バス」の導入に向けて準備を進めてまいります。 国際交流では、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、2005年愛・地球博から続くカタール国との交流を深めるため、オリンピックに出場するビーチバレーボール選手の事前合宿を迎え入れ、選手と市民との交流事業などの実施に向けて調整してまいります。 次に、福祉分野です。 生活困窮者対策では、引き続き社会福祉協議会と連携して、コロナ禍により収入が激減した方に対して、住居確保給付金などにより支援してまいります。また、すぐに就労することが困難な生活困窮者に対しては、一般就労に必要な基礎的能力を身につけてもらうための就労準備支援事業や、ひきこもりの方の就労に向けてのアウトリーチ支援事業などを継続して実施してまいります。 社会福祉では、地域社会の複合化・複雑化した支援ニーズに対応するため、介護、障がい、子ども、生活困窮分野の相談支援事業、参加支援事業、地域づくり事業を一体的に行う重層的支援体制整備事業を4年度から開始するため、準備を進めてまいります。 高齢者福祉では、高齢者の社会参加等を促進するため、就労的活動支援コーディネーターを配置し、活動をしたい高齢者と就労的活動の場を提供できる民間企業等をマッチングする事業をNPO法人等に委託して実施いたします。 次に、健康・文化分野です。 健康推進では、海浜プール跡地に建設する温水プール等の健康増進施設について、6年度の供用開始を目指し、西知多医療厚生組合を事業主体として建設を進め、市民の健康づくり、健康寿命の延伸及び福祉の増進を図ってまいります。 また、新型コロナウイルス感染症の影響などにより高齢者の方が自宅に閉じこもりがちになると、「動かない」ことにより心身の機能が低下し、「フレイル」と言われる虚弱状態になることが懸念されることから、フレイル予防啓発事業を拡充してまいります。 生涯学習では、少年少女発明クラブの立ち上げに向けた科学教室を中部公民館で新たに開催するほか、中央図書館や勤労文化会館の施設改修などを実施してまいります。 生涯スポーツでは、愛知県サッカー協会によるサッカー場整備及び運営に関し、引き続き協力してまいります。また、閉鎖したふれあい広場等の代替施設として、名古屋港南5区に整備した多目的グラウンドを4月にオープンいたします。 次に、子育て支援分野です。 放課後児童クラブにつきましては、クラブの安定的かつ効率的な事業運営を図るため、2年度から段階的に業務の一部を民間事業者に委託していますが、今年度の岡田、旭北に加え、3年度は新たに八幡、新知、佐布里、つつじが丘の4クラブを、4年度までに全てのクラブでの委託を実施いたします。 また、NPO法人や民間事業者などが実施する放課後児童クラブに対する補助金による支援も継続して行ってまいります。 児童虐待対策では、虐待等に対する相談体制を強化するため、子ども家庭総合支援拠点を4年度に設置するための準備を進めてまいります。 幼児教育・保育については、民間事業者が4年度の開所に向けて準備する保育所に対して補助金により支援するほか、東部幼稚園を民間の認定こども園に移行するための事業者の公募を行うなど、保育需要の拡大に対応してまいります。 また、園児のけがの防止と周辺への砂ぼこり対策のため、新田保育園の園庭を芝生化するほか、老朽化している新舞子保育園の未満児棟の改修のための設計を行います。 次に、環境経済分野です。 環境では、持続可能な社会の構築に向けた取組を盛り込んだ第3次環境基本計画に基づき、次代を担う子どもたちが楽しみながら参加し、環境問題を考え理解できる人材の育成を図るため、環境学習講座を開催いたします。 知多斎場の施設整備では、老朽化した設備の改修工事を実施し、施設の長寿命化と適正な火葬業務の維持に努めてまいります。 知多墓園では、利用者のニーズに対応するため、管理不要、継承者不要の墓地として1,000体分の焼骨が埋葬できる合葬式墓地を整備し、募集を開始いたします。 ごみ処理では、新たなごみ処理施設である「西知多クリーンセンター」について、6年度の施設稼働を目指し、西知多医療厚生組合が事業主体となり、建設工事を進めてまいります。 商工振興では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内中小企業者の資金調達の負担軽減を図るため、県の制度融資に対する保証料の補助を継続して実施してまいります。また、産業まつりの一般駐車場として使用していたふれあい広場及び緑広場の一部が使えなくなることから、臨時駐車場を開設いたします。臨時駐車場とまつり会場との間はシャトルバスを運行し、来場者の会場への交通手段の確保に努めてまいります。 観光振興では、2年度は中止となった新舞子ビーチフェスティバル花火大会において、市制施行50周年記念のイベントとして予定していた花火と音楽の演出による「お祝い花火」の打ち上げを行うほか、観覧者のシャトルバスの増便など、感染症対策にも努めてまいります。 知多大興寺(2期)地区内陸用地造成事業につきましては、県企業庁の工事施工に関連し、必要となる開発区域外の地区外排水施設整備工事等を行ってまいります。 農業振興では、認定農業者が行う生産施設整備に対する補助制度を新設し、農畜産物の生産拡大と農業経営の効率化を支援するほか、県が実施する知多広域農道の舗装打換えや農業用ため池の耐震対策工事に対して応分の負担をしてまいります。 次に、都市整備分野です。 都市計画では、立地適正化計画に基づき、都市機能誘導区域の商業的ポテンシャルを向上させるため、都市計画道路朝倉線沿線の用途緩和に着手し、都市機能の強化を図ります。 9年度開通予定の西知多道路につきましては、県施工の知多市南部区間において、昨年から用地測量を開始していますが、未事業化区間の国による早期事業化に向け、国、県に強力に働きかけてまいります。 市街地整備では、住居系の整備を進める知多信濃川東部地区については、6年度の事業完了、工業系の整備を進める知多新南地区については7年度の事業完了に向けて、土地区画整理組合に対して補助金等による支援を継続してまいります。 空き家対策では、2年度に制定した「知多市空家等の適正管理に関する条例」に基づき、老朽化した空家等の除却費に対する補助制度の新設や相続人のいない空き家への対応などに取り組んでまいります。 朝倉駅周辺整備事業では、2年度から実施している朝倉駅前ロータリー改良工事について、主に一般車ロータリーを整備する工事と、利用者が雨に濡れずに移動できる屋根をバス・タクシーロータリーに設置する工事を行います。 道路・橋りょうの新設改良として、道路では、「知多市舗装修繕計画」に基づき知多刈谷線の舗装工事を行うほか、主要地方道知多東浦線整備に伴う取付け市道部の用地取得等を進めてまいります。 橋りょうでは、知多信濃川東部土地区画整理事業の関連工事として、信濃川に架かる三ツ又橋の移設整備を引き続き実施してまいります。 また、近年の全国的な集中豪雨による災害発生を踏まえ、調整池の貯水能力を確保するため、梅が丘2号調整池の土砂のしゅんせつを行います。 緑化・公園整備では、知多運動公園陸上競技場について、日本陸上競技連盟第2種公認の更新のための改修工事を行います。また、豊かな自然が残る佐布里池周辺を市民や観光客が自然に親しむことができるエリアとするため、佐布里池を活用したイベントを実施するほか、将来的な七曲公園の拡張についても、早期に実現できるよう研究を進めてまいります。 次に、消防分野です。 消防では、各種災害などに迅速かつ適切に対応するため、消防大学校、愛知県消防学校などの専門研修を通して職員の消防に関する知識及び技術の向上を図るほか、老朽化した、はしご自動車最新鋭の車両に更新いたします。 救急では、AEDなどの機器の更新、救急救命士の養成などを進め、救急体制の充実を図ってまいります。 次に、教育分野です。 学校教育では、増加している特別な支援が必要な児童生徒にきめ細かな対応をするため、特別支援教育指導員、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーなどからなる専門家チームを結成し、児童生徒の自立に向けた取組を支援してまいります。 学校のICT化につきましては、2年度に全小中学校の高速通信ネットワークや電子黒板、児童生徒のタブレット端末などを整備しましたが、これらの機器やデジタル教材を活用した主体的・対話的で深い学びを実現するため、ICT支援員を配置することで効果的な指導を進めてまいります。 学校給食では、老朽化した給食センターの床の塗装工事を行うほか、調理機器や設備を更新し、引き続き安全で安心な給食を提供してまいります。 次に、水道分野です。 上水道では、地震に強い水道を目指して、丸根配水場からの基幹配水管耐震工事を継続するほか、利用者に安全・安心な水を安定供給するために、老朽管の布設替工事や丸根配水場の施設更新工事を実施してまいります。 下水道では、処理機能を将来にわたり安定的に維持するため、南部浄化センターの老朽化した設備を更新するほか、汚泥棟の耐震補強工事などを進めてまいります。また、浄化センターの汚泥を4年度から衣浦西部浄化センターで県、東海市及び常滑市と共同で処理するための施設の建設について、応分の負担をしてまいります。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期しております市制施行50周年記念事業につきましては、市民と共に50周年をお祝いし、今後のまちづくりに向けた新たなスタートを切るため、感染症の状況に十分留意し、実施してまいります。7月18日には記念式典を実施するほか、11月に「ちた梅子マラソン」を佐布里緑と花のふれあい公園をメイン会場、佐布里池周辺をコースとして実施してまいります。また、地域や市民活動団体の皆様が自主的に50周年を祝う「お祝い事業」を募集し、補助金により支援いたします。 以上、3年度予算案の概要について申し述べさせていただきました。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、経済・財政の面でも深刻化しており、本市の財政状況もこれまでになく厳しい状況に陥ることが想定されます。また、感染症の収束が見通せない中、今後の行財政運営の見通しを立てることも困難な状況にあります。 この困難な状況に対応するため、「知多市緊急財政改善プラン」を作成し、3年度からの3年間で集中的に財政構造の見直しを進め、持続可能な財政基盤をつくることを最優先に取り組むことといたします。具体的には、私は、10パーセント、両副市長と教育長は5パーセントの給与の減額を、また、市職員の期末勤勉手当の10パーセント、管理職手当の10パーセントの減額を行い、年間約1億円余りの人件費の削減を図ってまいります。そのほか、民営化・委託化の推進、補助金等の見直し、市有財産の売却など、財政状況の改善に果敢に取り組んでまいります。 また、コロナ禍を契機として経済活動市民生活が大きく変化する中、行政の在り方も変革していく必要があります。ウィズコロナ社会、ポストコロナ社会に向けた次世代の行政サービスに転換するために既存の事務事業の点検・見直しを徹底するとともに、行政のデジタル化を進めるなど、市民サービスの向上に努めてまいります。 本年の干支は「うし」であります。コロナ禍という非常に厳しい状況ではありますが、うしのように一歩一歩確実に歩を進め前進していくという強い気持ちを持って、「未来につなぐ明るく元気なまち」の実現に向けて職員一丸となって努力してまいる所存であります。 今後とも、議員各位はもとより、市民の皆様の一層の御理解と御協力を心からお願い申し上げ、新年度に向けての私の施政方針とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。(拍手)     (市長 降壇) ○議長(竹内慎治)  以上をもちまして施政方針を終わります。 ここでお諮りいたします。この際、暫時休憩といたしたいと存じます。御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、ただ今から午前10時30分まで休憩といたします。-----------------------------------     (休憩 午前10時17分)     (再開 午前10時30分)----------------------------------- ○議長(竹内慎治)  休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 ここで、日程第5に入る前にお諮りいたします。市長提出議案の説明は、詳細説明を省略して、市長の提案理由の説明のみにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、市長の提案理由の説明のみを行うことに決しました。 続いてお諮りいたします。日程第5、議案第1号から日程第32、報告第3号までの28件は、会議規則第34条の規定により一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第5、議案第1号 知多市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例の制定についてから、日程第32、報告第3号 市長専決処分事項の報告についてまでの28件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を願います。市長。     (市長 登壇) ◎市長(宮島壽男)  それでは、ただ今一括議題となりました25件の議案及び3件の報告につきまして、提案説明を申し上げます。 初めに、議案第1号 知多市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例の制定についてでございますが、本案は、市長、副市長及び教育長の給与を1年間の特例を定めて減額するものでございます。 次に、議案第2号 知多市職員の給与の特例に関する条例の制定についてでございますが、本案は、職員の期末手当及び勤勉手当を1年間の特例を定めて減額するものでございます。 議案第3号 知多市公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、公平委員会委員の宣誓書の押印を廃止するものでございます。 議案第4号 知多市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでございますが、本案は、固定資産評価審査委員会に提出する審査申出書等の押印を廃止するものでございます。 議案第5号 知多市職員定数条例の一部改正についてでございますが、本案は、組織改編に伴い、職員の定数等を改めるものでございます。 議案第6号 知多市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、職員の宣誓書の押印を廃止するものでございます。 議案第7号 知多市職員の給与に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、7級以上の職員の昇給の号給数の標準を改めるとともに、組織改編に伴う字句の修正を行うものでございます。 議案第8号 知多市火災予防条例の一部改正についてでございますが、本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、急速充電設備に係る基準を改めるものでございます。 議案第9号 知多市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、老人福祉施設の入浴設備を廃止するものでございます。 議案第10号 知多市青少年会館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、青少年会館の管理を行わせる指定管理者の業務等を定めるものでございます。 議案第11号 知多市知多墓園の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、知多墓園に合葬式墓地を設置するものでございます。 議案第12号 知多市産業立地促進条例の一部改正についてでございますが、本案は、経済情勢、工場等の立地の動向等を勘案し、奨励金を見直すものでございます。 議案第13号 知多市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、知多都市計画緑町北部地区計画の決定に伴い、対象地区に建築物の用途の制限をするものでございます。 議案第14号 知多市都市公園条例の一部改正についてでございますが、本案は、知多運動公園の区域を見直すとともに、緑広場を廃止するものでございます。 議案第15号 市道路線の変更についてでございますが、本案は、宅地開発事業の施行に伴い、市道10047号線の起点を変更するものでございます。 議案第16号 市道路線の認定についてでございますが、本案は、主要地方道知多東浦線の整備に伴い、市道30392号線を始め、3路線を新たに市道路線として認定するものでございます。 議案第17号 令和2年度知多市一般会計補正予算(第11号)でございますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1億4,742万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ382億8,961万8,000円とするものでございます。 議案第18号 令和2年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、今回の補正予算は、歳入予算の款項の区分ごとの金額を補正するものでございます。 議案第19号 令和2年度知多市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、今回の補正予算は、歳入予算の款項の区分ごとの金額を補正するものでございます。 議案第20号 令和2年度知多市下水道事業会計補正予算(第2号)でございますが、今回の補正予算は、資本的収入及び支出のうち資本的収入を2億7,266万円増額し、14億8,076万円とし、資本的支出を2億7,282万8,000円増額し、16億9,729万8,000円とするものでございます。 議案第21号 令和3年度知多市一般会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ284億400万円とするものでございます。第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条は一時借入金、第5条は歳出予算の流用事項を定めるものでございます。 議案第22号 令和3年度知多市国民健康保険事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ78億4,330万円とするものでございます。第2条は一時借入金、第3条は歳出予算の流用事項を定めるものでございます。 議案第23号 令和3年度知多市後期高齢者医療事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億4,190万円とするものでございます。第2条は、一時借入金について定めるものでございます。 議案第24号 令和3年度知多市水道事業会計予算でございますが、第1条は総則、第2条は業務の予定量、第3条は収益的収入及び支出の予定額で、収入は13億4,640万円、支出は12億1,060万円とするものでございます。第4条は、資本的収入及び支出の予定額で、収入は3億6,590万円、支出は6億5,060万円とし、不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、建設改良積立金、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。第5条から第10条までにつきましては、その他水道事業に必要な事項を定めるものでございます。 議案第25号 令和3年度知多市下水道事業会計予算でございますが、第1条は総則、第2条は業務の予定量、第3条は収益的収入及び支出の予定額で、収入は20億5,610万円、支出は18億5,730万円とするものでございます。第4条は資本的収入及び支出の予定額で、収入は18億8,070万円、支出は20億9,240万円とし、不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、建設改良積立金で補填するものでございます。第5条から第9条までにつきましては、その他下水道事業に必要な事項を定めるものでございます。 報告第1号 市長専決処分事項の報告についてでございますが、この報告は、専決処分をいたしました専決第1号 損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法の規定により報告するものでございます。 報告第2号 市長専決処分事項の承認を求めることについてでございますが、この報告は、専決処分をいたしました専決第2号 令和2年度知多市一般会計補正予算(第10号)について、地方自治法の規定により承認を求めるものでございます。 報告第3号 市長専決処分事項の報告についてでございますが、この報告は、専決処分をいたしました専決第3号 南5区多目的グラウンド整備工事請負契約の変更について、地方自治法の規定により報告するものでございます。 以上、議案第1号から議案第25号まで及び報告第1号から報告第3号までを一括説明いたしました。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。     (市長 降壇)----------------------------------- ○議長(竹内慎治)  以上をもちまして、本日の議事日程は全部終了いたしました。明日から3月8日までは休会とし、来る3月9日は、午前9時から本会議を再開いたします。 それでは、これにて第1回知多市議会定例会を散会いたします。     (散会 午前10時43分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和3年2月25日                知多市議会  議長      竹内慎治                       2番署名議員  伊藤正明                       14番署名議員  渡邉眞弓...