令和 2年 3月 定例会(第1回) 3月25日1
出席議員 (18名) 1番 中山貴弘 2番
伊藤正明 3番 藤沢 巌 4番 石濵隼人 5番
藤井貴範 6番
伊藤清一郎 7番 久野たき 8番 泉 清秀 9番 川脇裕之 10番 中平 猛 11番 林 正則 12番
竹内慎治 13番
古俣泰浩 14番 渡邉眞弓 15番
冨田一太郎 16番 大村 聡 17番 勝崎泰生 18番 夏目 豊2
欠席議員 (0名)3
地方自治法第121条
の規定により
説明のため出席した者
の職氏名 市長 宮島壽男 副市長
鈴木希明 副市長 立川泰造 教育長 永井清司 参与 木和田 亮
総務部長 矢野明彦
企画部長 岩田光寿
市民生活部長 竹内克忠 福祉部長 市田政充
健康部長 平岩資久 子ども未来部長 小嶋京子
環境経済部長 早川 毅
都市整備部長 安永明久
水道部長 鈴木宏式 会計管理者 門井真二郎 消防長 山岸博幸
教育部長 加藤由裕
監査委員事務局長 松下広子
総務課長 森下 剛
財政課長 竹内和彦 企画情報課長 細川賢弘
秘書広報課長 林 絵美
職員課長 中谷誉子4 本会議に職務
のため出席した
議会事務局職員 事務局長 新美良夫
議事課長 平岩佳代 北原淳子 柴山紗葵 武内亮磨5
議事日程日程議案番号件名11知多市
手話言語条例の制定について22知多市
認知症施策推進条例の制定について33知多市
表彰条例の一部改正について44知多市
印鑑条例の一部改正について55
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について66知多市税条例
の一部改正について77知多市
屋外体育施設の設置及び管理に関する条例
の一部改正について88知多市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部改正について99知多市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例
の一部改正について1010
知多市営住宅の設置及び管理に関する条例
の一部改正について1111知多市
水道事業の設置等に関する条例及び知多市
下水道事業の設置等に関する条例
の一部改正について1212
リサイクルプラザ改修工事のうち
建築工事請負契約について1315令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)1416令和2
年度知多市
一般会計予算1517令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算1618令和2
年度知多市
後期高齢者医療事業特別会計予算1719令和2
年度知多市
水道事業会計予算1820令和2
年度知多市
下水道事業会計予算1921令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)20同意1副市長
の選任について21
議員派遣について6 会議に付した事件
議事日程に同じである。 (3月25日午前9時30分 開議)
○議長(
竹内慎治) 本日は、大変御苦労さまでございます。現在
の出席議員は、18名でございます。定足数に達しており、会議は成立いたします。ただ今から第1回
知多市議会定例会を再開いたします。 休会中は、各委員会に付託いたしました案件につきまして熱心に御審査
を賜り、誠にありがとうございました。 本日
の議事日程につきましては、お手元に配付した日程
のとおりでございます。この
議事日程に従いまして会議
を進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(
竹内慎治) ここでお諮りいたします。日程第1、議案第1号及び日程第2、議案第2号
の2件は、
会議規則第34条
の規定により
一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第1号 知多市
手話言語条例の制定について及び日程第2、議案第2号 知多市
認知症施策推進条例の制定について
の2件
を一括議題といたします。 以上
の議案は、
福祉文教委員会に付託がしてございますので、
会議規則第38条
の規定により、6番
福祉文教委員長の報告
を願います。6番
福祉文教委員長。 (6番
福祉文教委員長 登壇)
◆6番(
伊藤清一郎) 皆様、おはようございます。 議長
の御指名
を得ましたので、
福祉文教委員会の審査
の経過及び結果について報告いたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第1号 知多市
手話言語条例の制定について、議案第2号 知多市
認知症施策推進条例の制定について、以上2件について、3月13日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。 初めに、議案第1号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から6件
の質問がありました。 その主な内容は、
手話言語を使用しやすい環境
の具体例はと
の質問に対して、聾者が不便や不安に感じることなく普通に
日常生活を送ることができる状況が、
手話言語を使用しやすい環境であり、身近に
手話言語を理解し、会話ができる方がいることが理想です。具体例として、窓口で、
手話通訳者を呼ぶことなく職員で用件
を済ますことができる、
介護福祉施設において、高齢
の聾者
の話し相手となる者がいる、災害時、避難してきた聾者に情報
を伝達することができるなどが考えられますと
の答弁がありました。 ほか5件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第1号 知多市
手話言語条例の制定については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件
の質問がありました。 その主な内容は、本市における
認知症施策の取組状況はと
の質問に対して、令和元年度から、
認知症高齢者が他人に損害
を与え、法律上
の賠償責任を負う場合に保険金
を支払う「あんしん見守り
賠償責任保険」、
認知症高齢者の衣服などに貼る
QRコード付きシールを配付し、
QRコードを読み取るとその家族に情報が伝わる「あんしん見守りシール」事業
を開始しました。また、
認知症カフェの設置も進めており、令和元年度に旭南地区で
認知症カフェが開設され、5中学校区全てに設置が完了するなど、
計画どおりに進んでいますと
の答弁がありました。 ほか2件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第2号 知多市
認知症施策推進条例の制定については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (6番
福祉文教委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 委員長
の報告について、
一括質疑に入ります。 質疑
を終結いたします。
一括討論に入ります。 討論
を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第1号 知多市
手話言語条例の制定について、議案第2号 知多市
認知症施策推進条例の制定について、以上2件について、原案
のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第1号及び議案第2号
の2件は原案
のとおり可決されました。
-----------------------------------
○議長(
竹内慎治) ここでお諮りいたします。日程第3、議案第3号から日程第13、議案第15号まで
の11件は、
一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第3、議案第3号 知多市
表彰条例の一部改正についてから日程第13、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)まで
の11件
を一括議題といたします。 以上
の議案は、各
常任委員会に付託がしてございますので、各
常任委員長の報告
を願います。 最初に、13番
総務委員長の報告
を願います。13番
総務委員長。 (13番
総務委員長 登壇)
◆13番(
古俣泰浩) 議長
の指名
を得ましたので、
総務委員会の審査
の経過及び結果について報告
をいたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第3号 知多市
表彰条例の一部改正について、議案第4号 知多市
印鑑条例の一部改正について、議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について、議案第6号 知多市税条例
の一部改正について、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)
のうち
総務委員会所管事項について、以上5件について、3月17日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。 初めに、議案第3号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件
の質問がありました。 その主な内容は、
表彰対象に加える「持続的な産業活動により地域
の発展に貢献したもの」
の具体的な内容はと
の質問に対して、今回
の改正では、市内で30年以上にわたり事業
を継続し、かつ市内における従業員が30
人以上
の事業者で、本市
の産業または経済
の振興・発展及び雇用
の拡大等に貢献したもの
を加えること
を考えていますと
の答弁がありました。 ほか2件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第3号 知多市
表彰条例の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から4件
の質問がありました。 その主な内容は、この
条例改正により対象者はどのように変わる
のかと
の質問に対して、今回
の改正では、国
の法改正に伴い、15歳以上
の成年被後見
人本人自らが申請する場合であり、かつ法定代理
人が同行している場合に限り、印鑑
の登録
を受けることが可能となりますと
の答弁がありました。 ほか3件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第4号 知多市
印鑑条例の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号について報告
をいたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件
の質問がありました。 その内容は、知多半島4市
の議員報酬月額の改定状況はと
の質問に対して、直近
の改定状況としては、平成31年4月から、半田市は議長
を2,000円、副議長
を1,000円引上げし、常滑市は
特例条例により引き下げていた額
を参考とした引下げ
を行いました。また、東海市は議長、副議長及び議員について一律2,000円
を引上げし、大府市は平成30年4月から、議長
を8,000円、副議長及び議員
をそれぞれ7,000円引き上げています。なお、今年度、半田市、東海市、大府市
の3市では審議会で
据置きの答申が出ており、常滑市は審議会
の開催がありませんでしたと
の答弁がありました。 その後、討論に入り、
反対討論が1件ありました。 採決
の結果、委員多数
の賛成
を得ましたので、議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件
の質問がありました。 その主な内容は、この
条例改正に伴う影響額と
対象件数はと
の質問に対して、改正に伴う影響額は9万4,600円、
対象件数は11件
を見込んでいますと
の答弁がありました。 ほか1件
の質問に対しても、答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第6号 知多市税条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号
のうち
総務委員会所管事項について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件
の質問がありました。 その主な内容は、
マイナンバーカードの普及状況はと
の質問に対して、本年度
の4月1日時点で
の交付率は12.7パーセントでしたが、休日窓口
の開設、
マイナンバーカードの交付体制の整備等
の取組により、令和2年3月1日現在
の交付率は14.9パーセントに増加しましたと
の答弁がありました。 ほか1件
の質問に対しても、答弁がありました。 その後、討論に入り、
反対討論が1件ありました。 採決
の結果、委員多数
の賛成
を得ましたので、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)
のうち
総務委員会所管事項については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (13番
総務委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 次に、6番
福祉文教委員長の報告
を願います。6番
福祉文教委員長。 (6番
福祉文教委員長 登壇)
◆6番(
伊藤清一郎) 議長
の御指名
を得ましたので、
福祉文教委員会の審査
の経過及び結果について報告いたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第7号 知多市
屋外体育施設の設置及び管理に関する条例
の一部改正について、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)
のうち
福祉文教委員会所管事項について、以上2件について、3月13日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。 初めに、議案第7号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件
の質問がありました。 その主な内容は、知多市
フットボールセンターの整備スケジュールはと
の質問に対し、予定では、現ふれあい広場に令和2年10月から
人工芝グラウンド2面
を整備し、3年4月から利用
を開始できるよう進めたいと
県サッカー協会から伺っていますと
の答弁がありました。 ほか1件
の質問に対しても、答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第7号 知多市
屋外体育施設の設置及び管理に関する条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号
のうち
福祉文教委員会所管事項について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件
の質問がありました。 その主な内容は、
小学校情報通信ネットワーク等整備工事の内容はと
の質問に対し、工事
の内容は、高速大容量
の通信ネットワーク及び
充電保管庫を整備するもので、
無線アクセスポイントの設置、
LANケーブルと接続機器
の更新、各教室で
学習者用端末を保管するため
の保管庫整備と附帯する
電源設備工事、
警備設備工事を行うものですと
の答弁がありました。 ほか2件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)
のうち
福祉文教委員会所管事項については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (6番
福祉文教委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 次に、8番
建設経済委員長の報告
を願います。8番
建設経済委員長。 (8番
建設経済委員長 登壇)
◆8番(泉清秀) 議長
の御指名
を得ましたので、
建設経済委員会の審査
の経過及び結果について報告いたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第8号 知多市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部改正について、議案第9号 知多市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例
の一部改正について、議案第10号
知多市営住宅の設置及び管理に関する条例
の一部改正について、議案第11号 知多市
水道事業の設置等に関する条例及び知多市
下水道事業の設置等に関する条例
の一部改正について、議案第12号
リサイクルプラザ改修工事のうち
建築工事請負契約について、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)
のうち
建設経済委員会所管事項について、以上6件について、3月16日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。 初めに、議案第8号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件
の質問がありました。 その内容は、
簡易式仮設トイレのし尿くみ取り手数料を他
の従量制
の手数料
の2倍に当たる312円とした根拠はと
の質問に対し、住宅
の新築や工場
の修繕工事現場などにおける
仮設トイレのし尿くみ取りに要する経費に占める
手数料収入の割合は約4割で、収入に対し支出が大きく超過している状態です。このため、近隣市町において
仮設トイレの従量制し尿くみ取り手数料が他
の手数料
の2倍となっていること
を考慮し、新設する
仮設トイレのし尿くみ取り手数料を2倍
の312円とするものですと
の答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第8号 知多市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号について報告いたします。
理事者側の説明をもって了とし、採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第9号 知多市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件
の質問がありました。 その主な内容は、
市営住宅の家賃に関し、これまでに
連帯保証人に債務
の履行
を請求した案件はと
の質問に対し、
連帯保証人に対して、
入居者本人に
市営住宅家賃の支払い
をするよう進言
を依頼したことはありますが、家賃等
の支払い請求を行った実績はありませんと
の答弁がありました。 ほか1件
の質問に対しても、答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第10号
知多市営住宅の設置及び管理に関する条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号について報告いたします。
理事者側の説明をもって了とし、採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第11号 知多市
水道事業の設置等に関する条例及び知多市
下水道事業の設置等に関する条例
の一部改正については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件
の質問がありました。 その主な内容は、リサイクルプラザ
の改修工事における地元
の建設業者
の参加はと
の質問に対し、この工事に関しては、地元
の建設業者も参加できるように制限付き
の一般競争入札としており、実際に入札参加者
の中には市内業者もありました。また、入札参加者に示した見積
説明書
の留意事項には、「下請業者
の選定並びに建設資材及び現場消耗品等購入
の場合は、できる限り市内業者
を活用するように努めること」と記載していますと
の答弁がありました。 ほか1件
の質問に対しても、答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第12号
リサイクルプラザ改修工事のうち
建築工事請負契約については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号
のうち
建設経済委員会所管事項について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件
の質問がありました。 その内容は、土地改良施設整備費
の震災対策農業水利施設整備事業負担金
の内容はと
の質問に対し、負担内容は、大草排水機場及び本市に流域がある常滑市
の小倉排水機場
の耐震対策工事
を県営で行うため
の市負担金です。負担割合は、大草排水機場が18パーセント、小倉排水機場は、18パーセントに流域割合分
の2.6パーセント
を掛けた0.47パーセントです。なお、令和元年度工事分
の精算による104万6,000円
の減額と、国
の補正予算に対応した904万7,000円分
の増額
の合計で800万1,000円
の増額となりますと
の答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)
のうち
建設経済委員会所管事項については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (8番
建設経済委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 各委員長
の報告について、
一括質疑に入ります。 質疑
を終結いたします。
一括討論に入ります。9番 川脇裕之議員。
◆9番(川脇裕之) 私は、議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について、反対
の立場から討論いたします。
議員報酬について
の考えは、平成30年9月定例会、議案第44号
の提案理由で申し上げたとおり、
議員報酬は議員
の職務と職責に対する適切な対価としてあるべきです。本市
の議員報酬は、県内
の同規模自治体と比べても十分な金額が設定されており、現時点で
議員報酬を増やすことは妥当ではないと考えます。 以上、反対する理由
を申し上げて、議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について
の反対討論とします。
○議長(
竹内慎治) 10番 中平 猛議員。
◆10番(中平猛) 私は日本共産党議員団
を代表いたしまして、議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について、反対
の立場で討論
を行います。 本
条例改正は、特別職報酬等審議会
の意見
を参酌し、
議員報酬月額を引き上げるものであります。特別職報酬等審議会
の答申では、景気は緩やかに回復しているという内閣府
の11月
の月例経済報告
を引用されておりますが、今月6日に発表された総務省家計調査では、1世帯当たり
の消費支出が実質で前年同月比で3.9パーセントも減少していることが明らかになりました。景気
の悪化が明らかでありながら、景気は緩やかに回復していると繰り返す安倍政権
の誤った判断に便乗することは許されません。 また、新型コロナウイルスによる影響により経済
の先行きは不透明であり、現状
を踏まえれば、
議員報酬月額の引上げは、市民
の理解
を到底得られるものではありません。 また、議員
を2
人削減したことにより責務が増しているとしていますが、議員個々
のレベルアップ、質
を高める議会活動は、議員
の報酬ではかれるものでなく、まさに各議員
の自覚において真摯に取り組むべき問題です。 以上、反対理由
を述べ、議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について反対
をし、討論とします。 次に、私は日本共産党議員団
を代表いたしまして、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)について、反対
の立場で討論
を行います。 本補正予算には、
マイナンバーカード交付円滑化計画に基づいた体制整備に関する経費などが計上されています。
マイナンバーカードは、将来的に金融資産と結びつくため、情報漏えいによる被害が予測されることや、世界的には失敗し、廃止した国もあることから、制度に対する不安が高まっています。
マイナンバーカードは、このように多く
の問題
を抱えているため、政府
の示す交付目標数に達することなく推移しています。 質問でも明らかになりましたが、本市においても平成28年に制度が開始され、いまだに普及率は14.9パーセントと、2割にも達しておりません。本年度
の4月1日から現在まで
の伸び率も2.2パーセントと、政府が目標にしている来年度末まで
の交付率47.8パーセントにかけ離れ過ぎた数値であり、国民
の理解
を得られていないことが浮き彫りになっています。このような莫大な予算
をつぎ込んでいるこの制度自体に反対です。市はこうした地方自治体
の状況
を国に訴え、マイナンバー制度自体
の廃止
を求めるべきであり、認められません。 以上、反対理由
を述べ、議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)について反対
をし、討論とします。
○議長(
竹内慎治) 討論
を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第3号 知多市
表彰条例の一部改正について、議案第4号 知多市
印鑑条例の一部改正について、以上2件について、原案
のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第3号及び議案第4号
の2件は、原案
のとおり可決されました。 議案第5号
知多市議会の議員
の議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例
の一部改正について、原案
のとおり可決することに賛成
の方は挙手
を願います。 (多数
の挙手あり) 多数賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり可決されました。 議案第6号 知多市税条例
の一部改正について、議案第7号 知多市
屋外体育施設の設置及び管理に関する条例
の一部改正について、議案第8号 知多市廃棄物
の処理及び清掃に関する条例
の一部改正について、議案第9号 知多市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例
の一部改正について、議案第10号
知多市営住宅の設置及び管理に関する条例
の一部改正について、議案第11号 知多市
水道事業の設置等に関する条例及び知多市
下水道事業の設置等に関する条例
の一部改正について、議案第12号
リサイクルプラザ改修工事のうち
建築工事請負契約について、以上7件について、原案
のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第6号から議案第12号まで
の7件は、原案
のとおり可決されました。 議案第15号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第4号)について、原案
のとおり可決することに賛成
の方は挙手
を願います。 (多数
の挙手あり) 多数賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
-----------------------------------
○議長(
竹内慎治) ここでお諮りいたします。日程第14、議案第16号から日程第18、議案第20号まで
の5件は、
一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第14、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算から日程第18、議案第20号 令和2
年度知多市
下水道事業会計予算まで
の5件
を一括議題といたします。 以上
の議案は、各
常任委員会に付託がしてございますので、各
常任委員長の報告
を願います。 最初に、13番
総務委員長の報告
を願います。13番
総務委員長。 (13番
総務委員長 登壇)
◆13番(
古俣泰浩) 議長
の御指名
を得ましたので、
総務委員会の審査
の経過及び結果について報告
をいたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算のうち
総務委員会所管事項について、3月17日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から73件
の質問がありました。 その主な内容は、1件目、広告事業収入(職員用端末)
の内容はと
の質問に対し、この事業は、歳入確保
の取組として、職員
の事務用パソコン約800台
の起動時と終了時に、それぞれ10秒間
の広告
を表示するもので、1枠当たり
の掲載料
を月額5,000円とし、3枠
の広告
を募集するものです。広告は、1枠に2枚まで
の画像
を表示でき、月単位で4月から掲載できることとして、2月から広報ちた、市ホームページで募集
をしていますと
の答弁がありました。 2件目、ちた防災フェア開催委託料
の内容はと
の質問に対して、この事業は、市制施行50周年記念事業
の特別事業
の1つとして、ちた防災フェア
の開催
を委託するもので、開催時期は令和3年
の1月または2月
を予定しています。内容としては、防災まちづくり講演会、体験型防災アトラクション、音楽隊によるコンサートなど
を実施する予定ですと
の答弁がありました。 3件目、防災カメラ
の購入台数と設置場所はと
の質問に対して、購入するカメラは10台で、設置場所は、信濃川水系1か所、日長川水系5か所、鍛冶屋川水系1か所、新川水系2か所、藤戸川水系1か所
の計10か所
を予定していますと
の答弁がありました。 4件目、高齢者安全運転支援装置設置事業補助金
の内容はと
の質問に対して、この補助金は、市内在住
の65歳以上
の高齢者が、4月1日以降に、自身が使用する自動車に国土交通省
の性能認定
を受けた急発進等抑制装置
を設置した場合に、設置費用
の一部
を補助するものです。内容は、個人
の負担額
の5分の4
を県と協調して補助するもので、上限額は障害物検知機能つき
のものが3万2,000円、検知機能なし
のものが1万6,000円ですと
の答弁がありました。 5件目、新たな交通手段
の実証運行
の内容はと
の質問に対して、内容については現在、東部、旭北、旭東、旭南及び南粕谷
の5地域において、コミュニティ
の役員
の方々に市
の考え方
を説明し、協議
を進めている状況です。今後、地域
の方々と運行手法など具体的な内容について検討していきますと
の答弁がありました。 6件目、RPA
の導入内容と運用方法はと
の質問に対して、ロボットに指示
を与えるため
のシナリオと呼ばれる作業プログラム
を作成し、それ
を実行する機能
を持つフルライセンス
を1台、入力など
の処理
を実行する機能のみ
を持つ実行ライセンス
を2台導入する予定です。実際
の運用では、実行ライセンス
を持ったパソコン
を使用する課で共有し、ライセンス
を効率的に活用します。今後は、RPA
の対象業務
を順次拡大し、単純作業に係る時間
を削減していきたいと考えていますと
の答弁がありました。 7点目、消防庁舎高圧受変電設備
の耐用年数と緊急時
のバックアップ体制はと
の質問に対して、高圧受変電設備
の耐用年数は、おおむね15年です。また、緊急時
のバックアップについては、72時間以上稼働可能な非常用発電設備で緊急時
の対応
をしていますと
の答弁がありました。 ほか66件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 また、要望が1件ありました。 その後、討論に入り、
反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。 採決
の結果、委員多数
の賛成
を得ましたので、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算のうち
総務委員会所管事項については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (13番
総務委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 次に、6番
福祉文教委員長の報告
を願います。6番
福祉文教委員長。 (6番
福祉文教委員長 登壇)
◆6番(
伊藤清一郎) 議長
の御指名
を得ましたので、
福祉文教委員会の審査
の経過及び結果について報告いたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算のうち
福祉文教委員会所管事項について、議案第17号 令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算、議案第18号 令和2
年度知多市
後期高齢者医療事業特別会計予算、以上3件について、3月13日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。 初めに、議案第16号
のうち
福祉文教委員会所管事項について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から106件
の質問がありました。 その主な内容は、1件目、感染症予防事業費等補助金
の増
の理由はと
の質問に対して、増額
の主な理由は、風疹
の追加的対策によるものです。令和元年度は、昭和47年度から53年度生まれ
の男性にのみクーポン券
を送付していました。一方、令和2年度は、昭和37年度から46年度生まれ
の男性及び令和元年度にクーポン券
を使用しなかった男性に対してクーポン券
を送付する予定
をしており、元年度に比べて、抗体検査
の受検者
の増加が見込まれることから増となったものですと
の答弁がありました。 2件目、社会
を明るくする運動記念事業
の詳細はと
の質問に対して、この事業は、社会
を明るくする運動が第70回
を迎えること
を記念するとともに、知多市制施行50周年事業として実施するものです。市と西知多保護区保護司会知多支部と
の共催で、記念事業実行委員会
を組織して更生保護に関する映画
の上映会
を開催するものですと
の答弁がありました。 3件目、後期高齢者健康診査
の内容はと
の質問に対して、この健康診査は、市内在住
の後期高齢者医療保険に加入
の方
を対象に実施するものです。保健センターやまちづくりセンター等で集団健診
を27日間実施予定
のほか、公立西知多総合病院や市内
のかかりつけ医など18機関で受診できる個別健診
を予定しています。このうち、公立西知多総合病院では6月から翌年1月まで、市内
のかかりつけ医などでは6月から9月まで
の期間
を予定しています。検査
の内容は、問診、身長・体重・腹囲測定、血圧測定、血液検査、尿検査、心電図、医師診察などですと
の答弁がありました。 4件目、小学校における教育情報化支援委託
の内容はと
の質問に対して、この委託事業は、ICT機器
の調達に係る支援や教育情報セキュリティポリシー
の作成、教職員へ
の研修など
の業務
を行い、円滑なICT環境整備
を進めること
を目的としています。内容は、教育におけるICT
の活用やICT環境整備に関して、専門的知識
を活用した提案や助言、調整
を委託するものですと
の答弁がありました。 ほか102件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 その後、討論に入り、
反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。 採決
の結果、委員多数
の賛成
を得ましたので、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算のうち
福祉文教委員会所管事項については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から8件
の質問がありました。 その主な内容は、特定保健指導委託事業
の詳細はと
の質問に対し、この委託事業には、1日実践型教室と糖尿病性腎症重症化予防プログラム
の2事業があります。このうち1日実践型教室は、特定健康診査
を受診した結果が積極的支援または動機づけ支援に該当した方
のうち、参加
を希望された64歳まで
の方
を対象に実施します。内容は、問診、健康度評価、栄養講話及び運動講話等
を行うもので、望ましい健康習慣
を継続して生活に取り入れられるようにすること
を目的としています。糖尿病性腎症重症化予防プログラムは、前年度に特定健康診査または若年健康診査
を受診した20歳から70歳まで
の方
のうち、HbA1c
の値が6.5パーセント以上であった方
を対象に実施します。内容は、面談3回、電話支援2回及び血液検査
を初回と最終面談に実施し、糖尿病や合併症について
の知識
を深め、栄養・身体活動
を中心とした生活習慣
の改善、医療管理と合併症予防
の必要性
を認識してもらうこと
を目的としていますと
の答弁がありました。 ほか7件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 その後、討論に入り、
反対討論が1件、賛成討論が1件ありました。 採決
の結果、委員多数
の賛成
を得ましたので、議案第17号 令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から4件
の質問がありました。 その主な内容は、後期高齢者医療保険料等負担金で、保険料
の積算に係る本市
の対象人数はと
の質問に対し、この負担金は、市が徴収した保険料と延滞金及び保険基盤安定繰入金
を合わせて後期高齢者医療広域連合に納付するものです。保険料
の積算における対象人数は1万2,600
人です。また、低所得者等
の保険料軽減分である保険基盤安定繰入金
の対象人数は、7割軽減が1,904
人、7.75割軽減が1,880
人、5割軽減が1,252
人、2割軽減が2,677
人、被扶養者軽減が54
人ですと
の答弁がありました。 ほか3件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 その後、討論に入り、
反対討論が1件ありました。 採決
の結果、委員多数
の賛成
を得ましたので、議案第18号 令和2
年度知多市
後期高齢者医療事業特別会計予算については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (6番
福祉文教委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 次に、8番
建設経済委員長に報告
を願います。8番
建設経済委員長。 (8番
建設経済委員長 登壇)
◆8番(泉清秀) 議長
の御指名
を得ましたので、
建設経済委員会の審査
の経過及び結果について報告いたします。 去る3月12日
の本会議におきまして、当委員会に付託
を受けました議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算のうち
建設経済委員会所管事項について、議案第19号 令和2
年度知多市
水道事業会計予算、議案第20号 令和2
年度知多市
下水道事業会計予算、以上3件について、3月16日午前9時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。 初めに、議案第16号
のうち
建設経済委員会所管事項について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から86件
の質問がありました。 その主な内容は、1件目、広告事業収入(指定ごみ袋)
の予算額
の根拠はと
の質問に対し、45リットルと30リットル、2つ
の容量
の指定ごみ袋
を1組として広告
を募集し、広告掲載料は、先行して実施している県内自治体が1つ
の容量
の指定ごみ袋当たり5万円としているため、1組10万円とし5組分
を見込んでいます。初年度は応募が募集枠
を下回ったと
の情報
を踏まえて、募集枠6枠に対して5枠分
を計上していますと
の答弁がありました。 2件目、合葬式墓地整備工事設計委託料で、墓地
の施設規模はと
の質問に対し、今回
の整備工事では、知多墓園北側
の未整備区域に、1,000体分
の焼骨
を個別埋葬する円形
の合葬式墓地
を約300平方メートル整備し、併せてモニュメント、献花台、参拝スペース
を設置する計画ですと
の答弁がありました。 3件目、首都圏人材確保支援事業補助金
の詳細はと
の質問に対し、この補助金は、首都圏
の在住者が就業
を目的に、U・I・Jターンにより知多市内に転入される場合において、最大100万円
を補助するもので、補助率は4分の3です。主な補助要件は、本市に5年以上継続して居住する意思
を有していること、愛知県がマッチング支援
の対象とする中小企業等へ就業することなどがあります。なお、令和2年2月末現在、補助金
の申請はありませんと
の答弁がありました。 4件目、畑作振興事業補助金
の目的、補助先及び効果はと
の質問に対し、補助目的は、特産物
のタマネギ、フキ、ペコロス
の普及振興に係る経費
の一部
を補助し、生産力
の向上及び経営基盤
の強化
を図るものです。補助先は、玉ねぎ原種保存部会、ふき
の優良種苗農家、ふき梱包機購入農家、日長ペコロス生産組合です。タマネギは原種保存として母球確保と採種に係る経費に、フキは優良種苗及び梱包機購入に係る経費に、ペコロスは採種と商標登録に係る経費にそれぞれ補助しており、各作物
の生産活動
の振興
を図る効果があると考えていますと
の答弁がありました。 5件目、観光人材育成事業委託料で期待される効果はと
の質問に対し、この委託事業では、地域
の誇れる歴史や文化など
の魅力
を観光資源に活かすことができる人材
を育成することにより着地型観光
を築き上げ、新たな観光客
の誘致につながるものと期待していますと
の答弁がありました。 6件目、緑化基金積立金
の使途はと
の質問に対して、緑化事業
の推進
を図るために積み立て、緑化木配布事業、記念樹配布事業、植栽整備工事
の費用に充てる予定ですと
の答弁がありました。 ほか80件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算のうち
建設経済委員会所管事項については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から8件
の質問がありました。 その主な内容は、令和3年度から10年度まで
の水道事業基本計画
を策定する中で、民間委託へ移行する考えはと
の質問に対し、新水道ビジョンで示す計画
を実現するため、事業
の運営基盤強化に向けた取組方法
の1つとして民間委託も検討しますと
の答弁がありました。 ほか7件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第19号 令和2
年度知多市
水道事業会計予算については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号について報告いたします。
理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から6件
の質問がありました。 その主な内容は、工事請負費
の管渠施設整備工事費で重要幹線
の耐震化率はと
の質問に対し、本市
の汚水幹線約34.3キロメートル
のうち、防災拠点である市役所と南部浄化センター
を結ぶ、特に重要な汚水幹線延長約5.1キロメートル
を調査した結果、耐震化率は20.8パーセントですと
の答弁がありました。 ほか5件
の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第20号 令和2
年度知多市
下水道事業会計予算については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (8番
建設経済委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 各委員長
の報告について、
一括質疑に入ります。 質疑
を終結いたします。
一括討論に入ります。9番 川脇裕之議員。
◆9番(川脇裕之) 私は、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算について、反対
の立場から討論いたします。 討論に当たり、まず予算に対する基本的な考え
を述べておきます。 市は様々な施策や事業
を行っていますが、市が議案として示す一つ一つ
の案件については、その都度、市民
の利益に資するものかどうか
を判断基準として賛否
を決めています。そのため、市民利益にかなう多く
の議案には賛成して、市民
の利益に反すると考えるものには反対しています。一方、予算は、これら様々な施策や事業
の裏づけとなるものであり、市民から託された貴重な税金等
をどこに適切に配分する
のか
を決めるものです。市がどういう考えで予算
を編成している
のか、必要な施策に十分な財源が投じられている
のか、不要不急
の施策
を推進していないか、コスト節減努力
を怠り、過剰な予算
を投じて税金
の無駄遣い
をしていないか等
を総合的に判断して予算へ
の賛否
を判断しています。 今回、
一般会計予算に反対するからと言って、市が行う事業
の全てに反対だというわけではありませんし、これは論理的な考え方だと認識しています。市長
をはじめ執行部
の皆様には、予算に反対する理由と主張に耳
を傾けていただき、政策
を見直していただきたく存じます。 令和2
年度知多市
一般会計予算について、義務的経費
の上昇が抑えられていること、そして風疹
の追加的対策、知多墓園
の合葬式墓地整備に向けた設計、小中学校トイレ
の洋式化など、必要な取組が図られていることは評価いたします。また、限られた予算とリソース
の中、職員
の皆様が真摯に職務に取り組まれていることに敬意
を表します。 しかし、本市
の一般会計予算の経常収支比率は102パーセント
を超えており、地方債
の発行が15億円
を超える金額です。つまり現時点で本市に財政的な余裕はなく、財政調整基金
の取崩しや市債
の発行
をしなければ市政運営が厳しい状況であり、経費
の節減や効果的な財政配分
の取組が欠かせません。借入金である一般会計
の地方債現在高も160億円
を超えており、将来世代に過度な負担
を先送りしない財政運営
を進めていく必要があります。少子高齢化による人口減がほぼ確実なものとして予測され、税収増が見込めない中で、社会保障関係コスト
の増や社会インフラ
の維持管理と更新コスト増にも備えながら、公共サービス
の維持改善
を目指し住民満足
を追求する予算とするために、見直しできる部分が多くあります。よって、予算が適正であると承認することはできず、反対理由
を順に申し上げます。 反対理由
の1点目は、職員が責任
を持って実施すべき仕事
を外注委託している点です。 都市計画マスタープラン策定、朝倉駅周辺整備事業者公募支援など、本市
の将来に大きく影響する計画や事業に関する大部分
を市職員が実施せず、
外部の業者に委託することに反対します。特に朝倉駅周辺整備事業者公募支援は、募集要項作成に係る業務
を外注委託する
のは、プロジェクトマネジメント
の観点からあり得ません。職員が実施すべきことまでアウトソースされています。 民間事業者
の問題だらけ
の提案
をうのみにして、提案内容
を適切に検証しない結果、品質
の悪い計画が事業実施方針として取りまとめられ、採算が取れるわけでもなく、利用者満足にもつながらず、負担
を増加させて財政
を圧迫する悪循環が発生しようとしております。計画策定や事業
の推進に知識や専門性、経験が必要であるからこそ、職員が学んで身につけるべきであり、執行部がすべきは、職員
の学ぶ機会
の提供と人材育成です。調査や資料
の作成に多額
の予算
を積む
のであれば、その一部でも将来
を担う職員に投資
をして自前で内製すべきです。 反対理由
の2点目は、内容と進め方に問題がある事業が推進されようとしている点です。 令和2年度予算では、市庁舎整備管理事業64億7,300万円、図書館施設整備管理事業16億8,800万円
の債務負担行為
を設定するとしております。この事業費については、2019年12月20日開催
の全員協議会において、朝倉駅周辺整備事業実施方針(案)という形で報告が済まされました。税金
を投じて公共公益的施設
を整備するには、経費について厳密に精査
をして、その根拠
の詳細
を示し、議会で審議すべきです。
地方自治法で、地方公共団体はその事務
を処理するに当たっては、住民
の福祉
の増進に努めるとともに、最小
の経費で最大
の効果
を挙げるようにしなければならないとされています。合わせて80億円
を超える債務負担行為
を要する事業について
の説明を協議会報告のみで済ませる
のは妥当ではありません。 そもそも事業手法
の選定に当たり、PFI方式など
の公民連携手法は、建物
の設計から建設、維持管理まで
を一括発注し、長期契約とすることで事業コスト
の削減や質
の高い公共サービス
の提供が期待できます、と科学的エビデンスに疑問
のある一般論
を根拠としています。朝倉駅周辺整備事業実施方針(案)
の内訳積算根拠には、従来方式計算
の根拠資料が明記されておりません。SPC設立あり
のBTO方式
を選択すると従来方式よりも10パーセント以上
の削減期待値が生じる等
の計算
をしておりますが、その計算根拠が示されておりません。PFI事業は建設事業者に加えSPC事業者という取りまとめ管理事業者が増えるにもかかわらず、どうして建設費が削減される
のでしょうか。根拠不明瞭、不透明な状態ですので、事業費内訳について
の妥当性
を検証しなければなりません。 そして、公共公益的施設である図書館及び市役所新庁舎とホテルや商業施設等
の民間収益事業
の一体提案
を求めるという非常に危うく特殊なスキームで事業
を進めることに疑問
を感じます。責任
の明確化及び事業管理
のために公共公益的施設と民間収益事業は分けるべきであり、新庁舎と新図書館
を整備するに当たり公設公営で民間企業
を活用することは、PFI事業でなくとも可能です。現計画は事業内容と事業費用
の検証
を実施すべき状態であり、公共公益的施設整備と民間収益事業
を一まとめにした無責任な丸投げ委託が進められようといる点
を認めることはできず、債務負担行為
を設定することに反対します。 反対理由
の3点目は、予算
の過剰計上と考える事業が散見される点です。 事業ごとに問題理由
を述べます。 朝倉駅周辺整備事業についてはさきに述べたとおりですが、朝倉駅前ロータリー整備は、市役所新庁舎や図書館、商業施設、そして朝倉駅改札も含めた移動動線
を考慮して、利用者にとって使い勝手
のよい設計とすることが重要です。基本構想
の要である市役所新庁舎と図書館
の規模や面積、建築構造、場所が決定しておらず、不透明な段階でロータリー改良工事に先行着手することは理解に苦しみます。まずは公共公益的施設
の仕様と設計
を示し、市役所新庁舎と新図書館
の規模や機能
を確定させるべきです。 なお、朝倉駅前ロータリー整備について反対
の理由詳細については、2019年12月議会
の一般質問で申し上げたとおりです。 次に、小中学校
の電話設備改修工事費については、電話交換機と多機能電話
を更新する工事ですが、来年度以降
の文部科学省
のGIGAスクール構想による高速大容量
の通信ネットワークの構築
を控え、旧来型
の電話交換機(PBX)
を更新する
のではなく、別手段
を検討すべきであると考えます。固定電話回線
を残置すれば、緊急時や停電時
の通話が可能であり、費用
の観点からも電話交換機
の更新は適切ではありません。アナログ回線であるNTT固定電話網
の終了も予定されており、大容量
のデータ通信網
を整備する計画がある
のですから、通常利用
の通話はIP電話にリプレースして、経費低減
を図るべきであると提案します。 次に、市制周年記念事業については、1,000万円
を超える金額
を投じることに反対です。市制40周年
の予算が約225万円、市制45周年
の予算が約327万円であった
のにもかかわらず、市制50周年だからといって多額
の予算
を投じることにどのような効果がある
のか疑問であり妥当性がありません。市制40周年と同等
の予算規模で実施すべきであると考えます。 同様に、市制施行50周年記念マラソン大会開催委託についても、2,000万円も
の税金
を投じて新たなマラソン大会
を開催することに反対です。広く市民が受益者になれるようなものではないイベントに多額
の税金
を投じるべきではありません。本市では市ジョギング大会
を三十数年にわたり開催しております。これは毎年30万円程度
の予算で開催している恒例行事です。市民
の健康増進と地域活性化
を目的とする
のであれば、この予算
を拡充して参加者
の拡大
を図り、50周年
の記念品
を得られる等
の仕組みで市民が無料で参加できるイベントとして開催すること
を提案します。 歳入
の広告事業収入(職員用端末)で年間18万円程度
の広告収入
を得るために、市職員パソコンに強制的に広告
を表示させるなど、職員
の勤務意欲と生産性
を減退させる施策
を推進しながら、公共
の福祉
の増進に寄与しない事業に何千万円も
の予算
を投じることは、合理的であるとはとても思えません。 次に、特別職給与費について、本市は知多市副市長
の定数
を定める条例
を改正し、2019年4月1日から施行しました。副市長
を増員し2名体制とすることに反対である
のは、平成31年3月定例会
の議案第2号 知多市副市長
の定数
を定める条例
の一部改正について
の反対討論で述べたとおりです。そして、本市は副市長に2期連続で愛知県職員
を任命しようとしております。これは一種
の県職員
のポスト増、天下りです。知多市には700
人を超える職員がおり、一般行政職に限っても約300
人の職員がいます。有能な職員が多数いる
のですから、適材適所
の権限委譲
を実施してプロジェクト
を進めるべきであり、それができていない
のは、市長自らがマネジメント責任
を放棄しているに等しいと考えます。 副市長は年間給与が約1,450万円です。20歳代
の若手職員は年収300万円台と低賃金な仕組み
の中、役割とアウトプットが不明確な副市長
の2名体制
を維持して、4年任期
の総支出約5,800万円
を支払うことが、市民だけではなく現場
の職員に納得
のいく取組とは思えません。専門的なスキル
を持った人材が必要な
のであれば、求める仕事と能力
を明確にして公募で募集すべきですし、公務員雇用
を公共経済政策
の1つとして捉えれば、市職員
の拡充
を実施すほうが公共投資として妥当性があります。よって、任期が終了する副市長
の2名体制
の継続に反対です。 そのほか、個別事業について細かい指摘はいたしませんが、民間企業と比べて予算査定が甘い事業が散見されるため見直し
を求めます。市
の財政に対して職員一人ひとりが自身
の財布や家族
の財布
のような意識で慎重に臨み、最大
の利益
を上げること
を追求すれば、さらに費用対効果
の高い予算編成が可能であると考えます。 以上、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算について適正であるとは承認できず、予算
の見直し
を提案申し上げまして、
反対討論といたします。
○議長(
竹内慎治) 16番 大村 聡議員。
◆16番(大村聡) 私は、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算について、賛成
の立場で討論いたします。 我が国
の経済については、新型コロナウイルス感染症
の世界的流行や金融機関
の激動化などにより非常に不安定な状況にあります。こうした状況
の下、本市
を取り巻く経済情勢は楽観できる状況ではなく、市税についても前年度比較で0.9パーセント
の微増にとどまっています。税収が伸びない中でも、行財政改革プラン2016
の取組などにより歳出
を削減し、市債
の借入れや基金
の有効活用
を図ることで、朝倉駅周辺整備事業や工業用地開発事業など、未来
の知多市
の発展につながる事業に取り組まれていることは、評価に値するものであると考えます。 総務費では、防災対策において、津波による越水や大雨による氾濫
のおそれ
のある河川など
を監視する防災カメラ
を市内10か所に設置し、市民に迅速かつ的確な情報
を提供する取組が予定されています。また、非常時用オストメイト専用トイレについては、新たに6避難所に配備し、全20避難所へ
の配備が完了するなど、避難所環境
の整備が図られています。 情報化
の推進では、単純なデータ入力など
をソフトウエアロボットが高速で自動処理するRPA
を導入し、定型業務
の効率化
を図るとともに、市民から
の問合せに対話形式で自動応答するAI総合案内サービス
を導入するなど、市民
の利便性
の向上に努められています。 地域公共交通では、コミュニティ交通あいあいバスについて、東部コースと北部コース
を統合し北部循環コース
を設けるとともに、南加木屋駅西側に停留所
を設けるなど、利便性
の向上が図られています。今後も市民
の要望
を十分に把握した地域公共交通
の在り方
を検討していただくこと
を要望いたします。 市制施行50周年に向けては、市民、コミュニティ、各種団体などと連携し、一緒になって祝い、盛り上げていくため
の様々な事業が予定
をされています。この50周年
を契機に、本市が一層
の飛躍
を遂げることができるよう、知多市らしい心に残る記念事業
の実施
を期待します。 民生費では、地域福祉において、第4次地域福祉計画
の策定が進んでいますが、高齢者
の方に限らず、子どもや障がい
のある方などへ
の幅広い支援、複合的な課題に対応する
包括的支援体制
の整備
を盛り込んだ計画としていただくこと
を要望いたします。 高齢者福祉では、総合的な認知症対策として、これまで
の施策に加えて、新たに認知症サポーター企業登録事業
の開始や認知症に関する講演会
の実施など、施策
の充実が図られています。 子育て支援では、放課後児童クラブ
の安定的な事業運営に向けて、業務
の一部
を民間事業者に委託するとともに、指導員
の配置
を見直すことで育成料
を引き下げ、保護者
の経済的負担
を軽減するなど、事業
の効率化にも取り組まれています。また、NPO法人や民間事業者等が実施する放課後児童クラブに対し支援
を行うなど、多様なニーズへ
の対応が図られています。 衛生費では、感染症に関して、風疹については抗体保有率
の低い世代
の男性に対する抗体検査、予防接種
を引き続き無料で実施するとともに、ロタウイルス
のワクチンについても10月から
の無料
の定期接種
の実施が計画されています。猛威
を振るう新型コロナウイルスへ
の対応も含め、引き続き感染症対策に取り組み、市民
の健康
の維持・確保
を図っていただくこと
を要望いたします。 知多墓園では、1,000体分
の合葬式墓地
の造成が計画されており、お墓
を継承する
人がいない、子や孫に負担
をかけたくないといった墓地利用者
のニーズへ
の対応がなされています。 ごみ処理では、家庭から発生する剪定枝
の持込み回収
を新たに開始し、さらなるごみ
の減量と資源化
の推進に努められています。また、令和6年度
の施設稼働
を目指す西知多クリーンセンター
の建設に伴い、ごみ対策課
の事務所
をリサイクルプラザに移転するため、必要な増改築工事と老朽化した施設
の改修工事
を実施するなど、着実な事業推進に取り組まれています。 農林水産業では、農道やため池
の堤体耐震補強、排水機場
の耐震対策工事など
の土地改良施設整備が計画されており、農地
の効率的な活用と生産性
の向上、農業経営
の安定化に努められています。 商工費
の産業振興では、令和5年度
の完成に向け、次期工業用地
の知多大興寺(2期)地区内陸用地造成事業
の関連工事などが予定されており、産業
の活性化に向けた取組が着実に推進されています。 土木費では、朝倉駅周辺整備事業に関連した東屋敷線
の整備に係る用地取得や、信濃川東部土地区画整理事業に関連した三ツ又橋
の移設整備、八幡第1排水区
の排水対策工事など
の都市基盤整備に取り組まれています。また、災害復旧・復興
の迅速化、インフラ整備
の円滑化
を可能とするため
の地籍調査に係る経費が計上されており、朝倉駅周辺
の土地取引
の活発化や公共事業
の円滑化に資するものと期待
をいたします。 緑化・公園では、市民が楽しく安全に利用できるよう、老朽化した公園施設や旭公園テニスコート
の人工芝
の更新が計画されています。 市街地整備では、今後
の土地利用や市街地整備方針
を踏まえた次期都市計画マスタープラン
の策定や、人口減少、少子高齢化に対応するため
のコンパクトなまちづくり
の形成
を目指す立地適正化計画
の策定が予定されており、新たなまち
の形態が検討されることとなります。 朝倉駅周辺整備については、公募型プロポーザル方式による事業者
の公募
を実施するとともに、駅前ロータリー等
の整備に着手するなど、着実に事業が進められています。ただし、優先交渉権者
の選定に当たっては、昨今
の経済環境などが大変流動的であり、社会情勢などがどのように変化するか予測することが難しいと考えられることから、慎重に対応していただくこと
を要望いたします。 消防費では、消防庁舎
の老朽化した高圧受変電設備
の更新費用が計上されており、災害時においても安定的な電力供給がなされることにより、防災拠点として
の消防施設
の充実強化に努められています。 教育費では、学校教育に関して、令和5年度までに全小中学校
の電子黒板
を整備するため
の経費や、学習指導要領
の改訂に合わせ全教科
の指導者用デジタル教科書
を導入するなど、教育ICT環境
の整備に取り組まれています。 生涯スポーツでは、市制施行50周年
を機に、佐布里緑と花
のふれあい公園
をメイン会場としたマラソン大会が計画されており、市民
の健康増進と地域活性化
を期待するものであります。 以上、るる申し述べてまいりましたが、新年度予算は、防災対策や市街地整備、子育て支援、高齢者福祉、教育環境整備など
の喫緊
の課題に対し重点的な財源配分が行われた予算であると評価いたします。来年度で最後となる知多市行財政改革プラン2016に基づいた各項目
を引き続き確実に実施することで、持続可能な行政運営
の実現に向けて取り組んでいただくこと
を要望し、私
の賛成討論といたします。
○議長(
竹内慎治) 10番 中平 猛議員。
◆10番(中平猛) 私は、日本共産党議員団
を代表して、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算について、反対
の立場で討論
を行います。 来年度
の国
の予算は8年連続増、かつ過去最大となった軍事費は5兆3,133億円に上り、その中身もアメリカ製兵器
の爆買い予算となっており、憲法違反
の大軍拡、戦争する国づくり
を推し進めています。また、社会保障費では、自然増分について抑制し、全世代にわたる社会保障切捨て姿勢
を鮮明にしており、さらに中小企業対策費は過去最低、文教予算も削減し、先進国で最低
のレベルであります。2回
の消費税
の増税によって13兆円も
の負担
を家計に押しつけ、3月6日に発表された家計調査でも1世帯当たり
の消費支出が実質で前年同月比3.9パーセントも減少し、景気
の悪化が明らかでも、景気は緩やかに回復していると繰り返す安倍政権に経済運営
の資格はありません。 県
の予算は、10年目となる大村知事
の下、リニア
を中心にJR東海、トヨタ自動車といった大企業応援、ゼネコン型大型事業、訪日客呼び込み型観光・イベント推進政策が目立つ一方で、2018年度から県単位化された国民健康保険では、市町村に法定外繰入れ
の廃止、保険税
の引上げ
を誘導しています。また、大村県政が2014年に廃止した国保へ
の県単独補助金も復活していません。まさに県民
の生活悪化
をよそに大型事業と大企業応援
の予算編成になっています。 それでは、順に反対理由
を述べます。 まず、債務負担行為についてであります。 市庁舎整備管理事業は、新庁舎整備
のため
の債務負担行為であり、市庁舎
の建替えについては来年度から計画
の実施に入りますが、本事業は本市で初めてとなるPFI方式による建設が進められます。限られた財源
の中で市民サービス水準
の維持・向上
を図るため、民間活力
を積極的に活用するとされていますが、PFI手法は民設民営であり、施設
の所有についても一定
の期間は民間となります。市庁舎は行政
の言わば心臓部であり、様々な取決め
を民間事業者と交わしリスク
を回避するとしても、防ぎ切れない不測
の事態も考えられます。そういった中において、従来方式よりも11パーセント
のコストカットとなるとしても、安心で安全な事業手法により新庁舎
の整備
を行うよう見直すべきであります。 また、質疑でも明らかになったように、本予算案には新庁舎整備に係る歳出が計上されていません。他
の業務
の中、片手間で民間業者と
の調整
を行いはするものの、そのほとんど
を民間に丸投げすることになります。現庁舎は今年、法定耐用年数とされる50年に達しますが、耐震工事も済んでおり、急ぐ必要はないのにもかかわらず、朝倉駅周辺整備事業
の中で他
の公共施設共々一括して検討が進められ、市民
を交えた、場所
の選定
を含めた新庁舎整備単独で
の議論が行われていません。このように市民
を置き去りにした新庁舎整備が行われるため認めることができません。市民
を交えたゼロベースで
の議論
を求めます。 次に、歳入であります。 自衛官募集事務委託金について、自衛官募集に係るグッズ
を作成するものでありますが、違憲であるにもかかわらず、専守防衛と拡大解釈
をし、存在し続けている自衛隊は、集団的自衛権
を認めた安保法制下では、他国とともに先制攻撃
の戦争であっても参加することができ、自衛隊員
の命が危険にさらされる可能性が十分に高まりました。また、憲法改正が行われれば、さらにその危険が増すと考えます。自衛隊が災害対応など貴い任務
を行っていることについては敬意
を表しますが、そういった点から募集事務
を行っているという
のであれば、戦力
を保持し違憲である自衛隊が災害対応
を担わざる
を得ない状況
をつくり出してきた政府に対し、改憲による合法化ではなく、現憲法に則した自衛隊
の在り方
を求めるべきであります。よって、現状においては国庫委託金
を受け取らず、直ちに募集事務
をやめること
を求めるため、認められません。 次に、マイナンバー関連についてであります。
マイナンバーカードの発行枚数は、発行
を開始した2016年4月から2020年1月15日時点で約1,900万枚、普及率は14.9パーセントと、いまだに日本
の全人口
の2割にも満たない状況であります。政府は莫大な税金
を投入し普及策
を図り、2023年までにはほとんど
の住民が
マイナンバーカードを保有すること
を目標としていますが、現在
の普及率、これまで
の伸び率
を考えると、国民も
マイナンバーカードの取得
を警戒していると考えます。また、電子納税による社会保障関連
の個人情報
を国が一括管理する危うさが一層増すことが予想されます。国民
を個人情報漏えい
の危険にさらすのみならず、莫大な税金
を投入しても広く普及する見込み
のない無駄な事業であるため、直ちに
マイナンバーカードの発行
をやめるよう国に中止
を求めるべきであります。 続きまして、歳出であります。 副市長
の2名
の設置についてですが、いかなる事業においても実際に事業
を進めていく
のは現場
の職員であります。副市長
のようなトップに近い特別職
を2
人にすることよりも、正規職員
を増やして作業分担し、職員一人ひとり
の負担
を減らすことこそ効果的であると考えるため認められません。また、大規模プロジェクト
の1つである朝倉駅周辺整備事業については、県から引き続き参与として職員が派遣される予定であり、副市長
を2
人にする必要がないと考えます。副市長
を2
人にする
のであれば、参与
の在り方についても検討するべきであります。 次に、朝倉駅周辺整備事業は、PFI方式
を採用し、20年間に及ぶ債務負担行為
の設定がされております。民間活力等
の活用による公共施設等
の整備等
の促進に関する法律、いわゆるPFI法では、PFI
の目的として、民間
の資金、経営能力及び技術的能力
を活用した公共施設等
の整備等
の促進
を図るため
の措置
を講ずること等により、効率的かつ効果的に社会資本
を整備するとともに、国民に対する低廉かつ良好なサービス
の提供
を確保し、もって国民経済
の健全な発展に寄与するとうたっています。しかし、実態は、民間資金より公債や国
の財政支援
を当てにして取り組まれることが多いことから問題が多発し、見直し
の動きもあります。日本
のPFI
のモデルとなったイギリスにおいては、英国会計検査院がPFI事業は建設費も運営費も直営事業より高くなるという調査報告書
を2018年にまとめており、これ
を受けて、今後はPFI手法
を用いないこと
を表明しています。また、11.8パーセント
の資金
の縮減が可能としていますが、その根拠が明らかではありません。PFI
を採用する最も大きな理由とする
のであれば明確に示すべきであります。 さらには、概算事業費85億円以外
の関連する種々
の事業予算が計上されていることです。液状化対策として大田朝倉線
の改修工事
の実施、災害時
の復興
のためとして駅東側
の地籍調査など、災害から
の復興
のため
の調査はもち論必要ですが、将来的に開発
を見込んだ調査であることは明らかであります。そのほかにも暫定的な駐車場設置
のために保健センター跡地
の整備費として約1億2,000万円が計上されています。また、図書館や商業施設など、駐車場
の一部有料化が予定されていますが、これで本当ににぎわいがつくれる
のかという市民
の声が上がっています。これらは朝倉駅周辺整備事業に関連して企画された事業であり、その費用
を含めれば、全体として概算事業費は85億円にとどまるものではありません。 最後に、新型コロナウイルス
の感染拡大による世界経済不安は2008年
のリーマン・ショックに匹敵する
のではと言われています。昨年10月
の消費税10パーセントへ
の増税
の影響もあり、
人、物
の動きが止まり、経済に与える影響は計り知れません。消費税5パーセントへ
の引下げが自民党内からも出てくるまでになっています。 こうした状況において本市では、将来人口減少が続き、税収減が予想されます。このような厳しい情勢
の下、莫大な税金
を投入する事業
の予算化には賛成できません。 以上、反対理由
を述べ、議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算について反対
をし、討論とします。
○議長(
竹内慎治) 7番 久野たき議員。
◆7番(久野たき) 私は、日本共産党議員団
を代表して、議案第17号 令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算について、反対
の立場で討論します。 国民健康保険
の被保険者は、高齢者
の加入割合が高く、また低所得者が多い
のが実情です。 反対理由
の1つ目は、そういった状況
の中で保険料が値上げされることです。 新年度予算では、1
人当たり
の保険料は、本市では保険税ですが、その額は8万8,605円となり、前年度比較で4,183円
の値上げとなります。国保世帯
の市民には、高過ぎる国保税
の負担が深刻な問題となっています。払いたくても払えず、滞納が続けば短期保険証や資格証明書
の交付となり、医療機関受診
の抑制から病気
の重篤化につながる可能性があります。医療機関
の調査では、経済的理由による手後れ死亡事例
のうち47.7パーセントが無保険、資格証明書、短期保険証というデータもあります。さらに、昨年10月から
の消費税10パーセントへ
の増税で市民
の生活が圧迫されています。 反対理由
の2つ目は、新年度
の法定外繰入額が前年度比50パーセント以下となっていることです。 国や県は、国保財政
を安定的に運営していくために、原則として支出
を保険料や国庫支出金等で賄うよう指導しています。つまり決算補填
のため法定外繰入れ
をやめること
を求めています。しかしながら、国による繰入れ解消
の要求は地方自治体
の自治権に抵触するため、厚生労働省は自治体で判断すべきことと回答しており、本市も自ら
の判断で法定外繰入れ
を維持すべきと考えます。 そもそも国民健康保険制度に構造的な問題があることは、今や国民
の共通認識となっています。全国知事会が求めている公費1兆円
の投入や、払える保険料にして、市民
の命と健康
を守る国民健康保険制度に改善すべきです。 以上、反対理由
を述べ、議案第17号 令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算について
の反対討論とします。
○議長(
竹内慎治) 3番 藤沢 巌議員。
◆3番(藤沢巌) 私は、議案第17号 令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算について、賛成
の立場で討論いたします。 国民健康保険は、公的医療保険として国民皆保険制度
を底辺から支える重要な事業であり、相互扶助
の精神
を基本に、国民健康保険税
を主たる財源として運営されている事業であります。国保
の被保険者は、後期高齢者医療制度へ
の移行、被用者保険
の適用範囲拡大等により減少しています。その一方で、医療技術
の高度化や、本市においては被保険者全体に占める前期高齢者
の割合が他団体よりも高いことから、保険財政
の安定という点では課題
を抱えております。 こうした中で令和2年度は、県が市とともに国保
の運営
を行う制度改正から3年目となり、国保制度と国保財政
のさらなる安定
を図る必要があります。これら
を踏まえて本案
を見ますと、まず、歳入では、愛知県から示された事業費納付金
を納めるため、被保険者
の保険税負担が急激に上昇すること
のないよう配慮した上で国保税率
の改正が行われています。これにより決算補填等
の目的である一般会計から
の繰入金は6,919万円減少となっていると
の答弁が
福祉文教委員会でございました。また、県支出金
の普通交付金は、本市
の保険給付費に充てるため
の経費が計上されています。 一方、歳出では、保険給付費が55億1,797万円で、全体
の69.4パーセント
を占めています。このことに対して保健事業費では、医療費適正化対策として特定健康診査、特定保健指導事業
を充実させ、生活習慣病
の予防
を重視して医療費
の削減に努めるため
の所要額が計上されています。また、保険者
の努力が評価されて補助金が交付される保険者努力支援制度においては、インセンティブ
の獲得に向けた取組として、糖尿病性腎症重症化
の予防や重複服薬者に対する取組
を実施していると
の答弁が
福祉文教委員会であり、評価に値するところです。 今後
の事業運営に当たりましては、愛知県や国保連合会
をはじめとする関係機関と情報
を共有し、緊密な連携
を図るとともに、引き続き国保税
の収納率向上対策と医療費
の適正化に取り組みつつ、事業運営
の安定化に努められるよう要望して、本議案
の賛成討論といたします。
○議長(
竹内慎治) 7番 久野たき議員。
◆7番(久野たき) 私は、日本共産党議員団
を代表して、議案第18号 令和2
年度知多市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、反対
の立場で討論します。 平成31年第1回愛知県後期高齢者医療広域連合議会において、軽減特例
の廃止と保険料引上げに係る
条例改正案が可決され、これにより高齢者
の経済的負担がさらに増え、生活が困窮することが確実になりました。そもそもこの軽減特例は、10年前
の制度開始時に、高齢者
の置かれている状況に十分配慮
をし、低所得者に手厚い軽減策として設けられたものです。しかし、現状において当時と比較して高齢者
の置かれている状況には何
の変化もありません。むしろ年金が目減りし社会保障費
の負担が増すなど、さらに苦しい状況となっています。本市においても後期高齢者
の6割
の方が保険料軽減
を受けているという実態があり、軽減特例
の廃止やさらなる保険料
の引上げは認められません。 以上、反対理由
を述べて、議案第18号 令和2
年度知多市
後期高齢者医療事業特別会計予算について
反対討論とします。
○議長(
竹内慎治) 討論
を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第16号 令和2
年度知多市
一般会計予算について、原案に賛成
の方は挙手
を願います。 (多数
の挙手あり) 多数賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり可決されました。 議案第17号 令和2
年度知多市
国民健康保険事業特別会計予算について、原案に賛成
の方は挙手
を願います。 (多数
の挙手あり) 多数賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり可決されました。 議案第18号 令和2
年度知多市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、原案に賛成
の方は挙手
を願います。 (多数
の挙手あり) 多数賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり可決されました。 議案第19号 令和2
年度知多市
水道事業会計予算、議案第20号 令和2
年度知多市
下水道事業会計予算、以上2件について、原案
のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第19号及び議案第20号
の2件は、原案
のとおり可決されました。
-----------------------------------
○議長(
竹内慎治) 日程第19、議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)
を議題といたします。 議案
の朗読
を省略して、提案理由
の説明を願います。市長。 (市長 登壇)
◎市長(宮島壽男) それでは、議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)につきまして提案
説明を申し上げます。 今回
の補正予算は、繰越明許費
を定めるものでございます。 詳細につきましては、
都市整備部長から
説明させますので、よろしく御審議
の上、御議決賜りますようお願いいたします。 (市長 降壇)
○議長(
竹内慎治)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(安永明久) 議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)について御
説明いたします。 裏面
をお願いいたします。 第1表は繰越明許費
を定めるもので、8款 土木費、4項 都市計画費、朝倉駅周辺整備事業費は、新型コロナウイルス感染症
の感染拡大防止に伴う業務
の一時中止により、朝倉駅前ロータリー詳細設計委託
の受託者から本市に履行期間
の延長申出があり、これにより業務が年度内に完了しない見込みとなり、3,712万5,000円
を令和2年度に繰り越すものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
竹内慎治) 質疑に入ります。 10番 中平 猛議員。
◆10番(中平猛) 今回
の繰越明許による事業へ
の影響についてお伺いします。
○議長(
竹内慎治)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(安永明久) 御質問
の件につきましては、委託成果品
の引渡し
を令和2年度早期と想定しており、予定どおり
の工事発注
を見込むことから事業へ
の影響はないものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
竹内慎治) 質疑
を終結いたします。 本案は、
会議規則第36条第1項
の規定により、
議事日程に記載
のとおり
建設経済委員会に付託いたします。 ここでお諮りいたします。この際、暫時休憩にしたいと存じますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認め、暫時休憩といたします。
----------------------------------- (休憩 午前11時15分) (再開 午前11時38分)
-----------------------------------
○議長(
竹内慎治) 休憩前に引き続き、本会議
を再開いたします。 先ほど
建設経済委員会に付託いたしました議案第21号
の審査が終了し、その報告書が議長に提出されました。よって、日程第19、議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)
を議題といたします。 本案は、
建設経済委員会に付託がしてございますので、8番
建設経済委員長の報告
を願います。8番
建設経済委員長。 (8番
建設経済委員長 登壇)
◆8番(泉清秀) 議長
の御指名
を得ましたので、
建設経済委員会の審査
の経過及び結果について報告いたします。 先ほど本会議におきまして当委員会に付託
を受けました議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)について、本日午前11時30分から
委員全員の出席
の下に委員会
を開催し、慎重に審査
をいたしました。
理事者側の説明をもって了とし、採決
の結果、
委員全員の賛成
を得ましたので、議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)については、原案
のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告
を終わります。 (8番
建設経済委員長 降壇)
○議長(
竹内慎治)
建設経済委員長の報告について質疑に入ります。 質疑
を終結いたします。 討論に入ります。 討論
を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第21号 令和元
年度知多市
一般会計補正予算(第5号)について、原案
のとおり可決することに賛成
の方は挙手
を願います。 (全員
の挙手あり) 全員賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
-----------------------------------
○議長(
竹内慎治) 日程第20、同意案第1号 副市長
の選任について
を議題といたします。 議案
の朗読
を省略して、提案理由
の説明を願います。市長。 (市長 登壇)
◎市長(宮島壽男) それでは、同意案第1号 副市長
の選任について提案
説明を申し上げます。 本案は、副市長
鈴木希明氏
の退職により、その後任として長谷川勝春氏
を選任いたしたく、本議会
の御同意
をお願いするものでございます。 経歴等につきましては、
総務部長から
説明させますので、よろしく御審議
の上、御同意賜りますようお願いいたします。 (市長 降壇)
○議長(
竹内慎治)
総務部長。
◎
総務部長(矢野明彦) 同意案第1号 副市長
の選任について、長谷川勝春氏
の経歴等につきまして御
説明いたします。 住所は岡崎市中町字東丸根166番地、生年月日は昭和42年3月9日でございます。 長谷川勝春氏
の最終学歴、職歴、公歴につきましては、お手元
の経歴書
のとおりでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
竹内慎治) 質疑に入ります。 9番 川脇裕之議員。
◆9番(川脇裕之) 副市長交代
の目的、理由、効果についてお伺いします。
○議長(
竹内慎治)
総務部長。
◎
総務部長(矢野明彦) 御質問
の件につきましては、鈴木副市長が愛知県から帰庁
を求められましたので、鈴木副市長
を引き継ぎ、朝倉駅周辺整備事業など重点施策
を推進いただく後任として、同じく愛知県から長谷川氏
を招聘するものです。 今後、朝倉駅周辺整備事業
をはじめとする数多く
の大規模プロジェクトが本格化する重要な時期
を迎えるに当たり、市長
を支えるトップマネジメント体制
の一層
の強化が図られ、2
人の副市長が適切な役割分担
の下、市長
のサポートや部下に対する指揮監督機能が一層強化されるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
竹内慎治) 質疑
を終結いたします。 本案は、
会議規則第36条第3項
の規定により、委員会付託
を省略したいと存じます。御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、委員会付託
を省略することに決しました。 討論に入ります。 討論
を終結いたします。 これより採決いたします。 同意案第1号 副市長
の選任について、原案
のとおり同意することに賛成
の方は挙手
を願います。 (多数
の挙手あり) 多数賛成
の挙手
を得ました。よって、本案は原案
のとおり同意することに決しました。
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○議長(
竹内慎治) 日程第21、
議員派遣について
を議題といたします。 本件は、
会議規則第165条
の規定に基づき、議員
の派遣について議会
の議決
をお願いするものでございます。 派遣する会議、大会等は、お手元
の資料
のとおりでございます。 念
のため、派遣する会議名、大会名等
を申し上げます。 1 東海市議会議長会定期総会、2 知多北部議長会、3 愛知県消防操法大会、4 知多五市議会議長会・研修会、5 知多北部議長会議員研修会。 以上でございます。 ただ今申し上げました5件
の会議、大会等に、お手元
の資料
のとおり議員
の派遣
をいたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり) 異議なしと認めます。よって、お手元
の資料
のとおり、5件
の会議、大会等にそれぞれ議員
を派遣することに決しました。
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○議長(
竹内慎治) 以上をもちまして、本日
の議事日程は全部終了いたしました。 ここで、鈴木副市長から挨拶
をしたい旨
の申出がございましたので、これ
を許します。鈴木副市長。 (副市長 登壇)
◎副市長(
鈴木希明) 議長
のお許し
を頂きましたので、退任に当たり御挨拶
をさせていただきます。 竹内議長
をはじめ議員
の皆様方には、このような機会
を与えていただき誠にありがとうございます。 まずは、任期途中で
の退任となりましたこと
をおわび申し上げますとともに、人事異動ということで御理解
を賜りたいと存じます。 私は、平成29年11月15日に就任以来、約2年半になりますけれども、ここまで来ることができました
のも議員
の皆様、宮島市長
をはじめ職員
の皆様が温かく受け入れてくださったからこそと深く感謝申し上げます。この間、いろいろな行事に参加
をさせていただきました。天皇、皇后両陛下
をお迎えして
の全国植樹祭や青梅市で行われました全国梅サミット、それからLNGや西知多道路
の国へ
の要望、駐日カタール国大使
の歓迎レセプション、フライトオブドリームズ
のオープニングイベント、トヨタ自動車
の低炭素水素サプライチェーン発表会、インターハイ
のフェンシング競技大会、消防操法大会や観閲式、愛知駅伝やアイアンマン70.3など、数々
の行事が記憶に残っております。副市長だからこそ出席できたものが数多くあり、貴重な経験、勉強
をさせていただきました。特に中京テレビ
のマザーズでは、エキストラという形で出演
をさせていただき、せりふ
を頂いたにもかかわらず、放送ではせりふがカットされてしまいまして、このことが本当に残念でなりません。 今年は市制50周年というメモリアルイヤーであり、市制
の大きな節目に立ち会うことができたことも、巡り合わせとはいえ、大変光栄で感謝しております。9月1日
の記念日に向け、ぜひ皆様方一丸となって盛り上げていただきたいと存じます。 知多市は今後、大きく変貌
を遂げてまいります。朝倉駅周辺整備事業や区画整理、ごみ処理施設建設、工業用地開発など、大規模プロジェクトが本格化してまいります。これから
の数年が市政にとって非常に重要な時期となります。ぜひとも皆様方
の英知
を結集して、すばらしい知多市
を築き上げていただきたいと思います。 最後になりますが、市政
のますます
の御発展と皆様方
の御健勝、御多幸
を祈念してお礼
の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) (副市長 降壇)
○議長(
竹内慎治) 次に、市長から挨拶
をしたい旨
の申出がございましたので、これ
を許します。市長。 (市長 登壇)
◎市長(宮島壽男) 議長
のお許し
を頂きましたので、閉会に当たりまして一言お礼
の御挨拶
を申し述べさせていただきます。 このたび
の3月定例会におきましては、新年度
の一般会計予算や本日最終日に提出
をさせていただきました追加議案など、数多く
の議案等につきまして熱心な御審議
をいただき、いずれも御議決等
を賜り、竹内議長
をはじめ議員各位に厚く御礼申し上げます。 さて、猛威
を振るっている新型コロナウイルス感染症に対し、国においては感染拡大防止に向けた法整備
を行うなど、最悪
の事態
を想定した対応が行われています。去る3月21日には本市で初めて感染症
の患者が確認されました。今後、市民
の皆様へ
の適切な情報提供
をはじめ、関係機関と
の連携により総合的に対策
を講じ、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。 本市は9月に市制施行50周年
を迎えます。朝倉
の梯子獅子や尾張万歳など、本市が誇る伝統文化
を結集した伝統芸能フェスティバル
を始め、平成15年度以来
の開催となりますマラソン大会
の名称
を、このたび知多梅子マラソンと決定し開催するなど、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめる様々な50周年記念事業
を順次展開し、記念すべき年
を市民
の皆様とともに盛り上げてまいります。 また、4月からは新たな副市長
を迎えるなど、新体制
の下、第6次総合計画によるまちづくり
を新しくスタートさせます。「あたらしく、知多らしく。梅香る わたしたち
の緑園都市」
の実現に向け、市民
の皆様とともに知多らしさ
を活かした未来に向けたチャレンジに全力で取り組んでいきたいと考えております。今後とも議員
の皆様方
の一層
の御理解と御協力
をお願い申し上げます。 最後になりましたが、議員
の皆様、そして市民
の皆様
の御健勝と御多幸
を心より御祈念申し上げまして、お礼
の御挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。(拍手) (市長 降壇)
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○議長(
竹内慎治) これにて第1回
知多市議会定例会を閉会いたします。 (閉会 午前11時51分)
地方自治法第123条第2項
の規定によりここに署名する。 令和2年3月25日
知多市議会 議長
竹内慎治 5番署名議員
藤井貴範 15番署名議員
冨田一太郎...