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  1. 大府市議会 2021-06-22
    令和 3年第 2回定例会−06月22日-04号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 3年第 2回定例会−06月22日-04号令和 3年第 2回定例会 第4日目  令和3年6月22日(火曜日)   午前 9時00分 開議   午前10時49分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  鷹羽富美子    5番  三宅佳典    6番  野北孝治    7番  木下久子    8番  藤本宗久    9番  太田和利   10番  酒井真二   11番  鷹羽琴美   12番  加古守
      13番  森山守   14番  柴崎智子   15番  国本礼子   16番  山本正和   17番  早川高光   18番  鷹羽登久子   19番  宮下真悟 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   相木直人    議事課長   原田好美    議事係長   武陵真結子    議事係主任  鈴木伸男 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長      岡村秀人    副市長     山内健次    副市長     山田祥文    教育長     宮島年夫    企画政策部長  新美光良    総務部長    玉村雅幸    福祉部長    猪飼健祐    健康未来部長  内藤尚美    都市整備部長  伊藤宏和    教育部長    鈴置繁雄    主席指導主事  二村圭史    消防長     上山治人    秘書人事課長  白浜久    企画広報課長  太田雅之    法務財政課長  長江敏文 5 議事日程  第1 議案第28号 大府市地方創生応援基金条例の制定について  第2 議案第29号 大府市税条例の一部改正について  第3 議案第30号 大府市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第4 議案第31号 大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第5 議案第32号 令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)  第6 議案第39号 令和3年度大府市一般会計補正予算(第4号)  第7 議案第33号 令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  第8 議案第34号 市道の路線認定について  第9 議案第35号 財産の取得について(大府市立大府北中学校給食室用備品)  第10 議案第36号 財産の取得について(水槽付消防ポンプ自動車)  第11 議案第37号 自治功労者の推薦について  第12 議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任について  第13 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  第14 意見書第2号 学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書  第15 議員派遣について  第16 閉会中における常任委員会調査研究付託案件について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました1番・小山昌子議員及び2番・大西勝彦議員にお願いします。  なお、秘書人事課より撮影の申出がありましたので、傍聴規則第9条ただし書の規定により、議長において許可をしましたので、御報告します。  お諮りします。3番・久永和枝議員から、6月10日の一般質問における発言中、質問項目1番目の意見を述べた部分について、錯誤等を含む発言をしたため、会議規則第63条の規定に基づき、発言を取り消したい旨の申出がありました。この取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、3番・久永和枝議員からの発言の取消しの申出を許可することに決定しました。  日程第1、議案第28号「大府市地方創生応援基金条例の制定について」を議題とします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、6月17日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、本日御報告いたします議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降の報告では省略させていただきます。  議案第28号「大府市地方創生応援基金条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、企業版ふるさと納税の積立先として、既存の特定目的基金を利用せず、単独で大府市地方創生応援基金を設置するのはなぜか。  答え、条例による基金の規定の明確化、寄附金の管理のしやすさ、企業へのわかりやすさを目的としている。また、企業版ふるさと納税の制度が令和6年度末までの時限的なものであることも考慮し、設置することとした。  問い、大府市地方創生応援基金は、どのような事業に充当するのか。  答え、地方創生事業に充てることとし、今年度は、特に、統合新設保育園の建設、ゼロカーボンシティの推進、水と緑の環境整備などの事業に充当する予定である。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「寄附をいただける企業の意思を反映させつつ、スピード感を持って効果的に事業に結び付けることを期待して、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。8番・藤本宗久議員。 ◆8番議員(藤本宗久)  議案第28号「大府市地方創生応援基金条例の制定について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論いたします。  企業版ふるさと納税は、地方自治体における地方創生の取組を後押しするため、平成28年度から開始された制度であります。当初はなかなか活用が進まなかったことから、令和2年度の税制改正において、税額控除割合の引上げや手続の簡素化などの見直しが図られ、本市におきましても、本年3月に国の認定をいただき、既に寄附の募集を開始したと伺っております。  新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、本市の財政状況は厳しさを増す中で、貴重な財源確保の一環として、企業版ふるさと納税の積極的な活用をお願いしたいと考えております。  さて、今回の御提案は、企業版ふるさと納税の受皿となる基金を新たに設置するものですが、こうした基金を設置することにより、本市の会計年度と寄附をいただく企業の事業年度とのずれを気にすることなく、年度中の事業費を超える多額の寄附も、時機を逃さず受け入れることが可能になるものと考えます。また、今後事業化される地方創生のプロジェクトについても、計画段階設計段階から、事業費の財源となる寄附を受け入れることが可能となり、企業版ふるさと納税を戦略的に活用する上で、非常に有効であると考えます。  現在、多くの自治体が、この企業版ふるさと納税の募集を行っております。寄附の募集に当たっては、他市町と差別化する意味でも、本市ならでは地域資源を活用した取組を中心にPRしていただくとともに、この基金を所管する企画政策部法務財政課はもとより、市長のトップセールスを含め、財源獲得に向けて、スピード感を持って全庁的に取り組んでいただくことをお願い申し上げ、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。6番・野北孝治議員。 ◆6番議員(野北孝治)  それでは、議案第28号「大府市地方創生応援基金条例の制定について」、市民クラブの一員として、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の議案第28号「大府市地方創生応援基金条例の制定について」は、企業版ふるさと納税として、大府市内に本社を持たない企業から、大府市への寄附をいただき、大府市が推進している、第2次大府市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく様々な地方創生の取組に使用することが可能な基金となっており、多くの寄附を集めることにより、様々な事業の推進が見込めます。
     是非とも、多くの企業にこの基金に賛同していただけるよう、しっかりとトップセールスでアピールしていただき、多くの寄附につなげていただきたいと考えます。  最後に、大府市地方創生応援基金については、他の基金と同様に、基金の状況については、都度報告をしていただき、基金の状況の「見える化」を実施していただくことを期待し、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第28号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第28号「大府市地方創生応援基金条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第29号「大府市税条例の一部改正について」から、日程第4、議案第31号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は総務委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、総務委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第29号「大府市税条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、一定の国外居住親族扶養控除適用対象外とする見直しについては、住民基本台帳に登録のある外国人にも影響があるのか。  答え、国外にいる親族を扶養控除に取る外国人については、適用対象が制限されることにより、税額が上がったり、非課税が課税になる場合がある。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長木下久子・登壇) ◎厚生文教委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、6月16日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告いたします議案については、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降、登壇しての報告につきましては省略させていただきます。  始めに、議案第30号「大府市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、今回の条例改正により、卒園後の入所施設利用調整にどのように影響するのか。  答え、待機児童の有無にかかわらず、本市では、既に、卒園後の受皿を確保し、一般入所者よりも先行して利用調整を行っているため、特に影響はない。  次に、議案第31号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、電磁的記録の使用に係る規定として追加する第47条の「家庭的保育事業者等」には、家庭的保育事業だけでなく、小規模保育事業居宅訪問型保育事業事業所内保育事業も含まれるのか。  答え、条例上は四つの事業が該当するが、本市で実施されている事業は、小規模保育事業のみである。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第29号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第29号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第29号「大府市税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第30号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第30号「大府市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第31号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第31号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」から、日程第7、議案第33号「令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設産業委員長の報告を求めます。建設産業委員長。              (建設産業委員長鷹羽琴美・登壇) ◎建設産業委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、6月15日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降の報告では省略させていただきます。  議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでしたが、本議案については、反対討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「ほかの委員会の所管に関して、賛同できない項目があるため、反対する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長木下久子・登壇) ◎厚生文教委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、女性つながりサポート等委託事業活動主体は、どこを想定しているのか。また、困難や不安を抱える女性に対し、具体的にどのような支援を行うのか。  答え、市内のNPO団体に委託し、オンラインによる面接相談、大学内の相談窓口の開設、臨床心理士などによる専門相談等を実施していきたいと考えている。
     問い、子どものつながり場づくり等委託料の100万円は、どのような経費に充てることができるのか。  答え、フードドライブを行うための施設の賃借料、光熱水費等維持管理費子どもたち学習活動を行うための消耗品費などに使用できる。  問い、長草保育園複合遊具単体遊具に更新する理由は何か。  答え、複合遊具本体及びその維持管理費が非常に高額であることが理由の一つであるが、今回は、子どもの運動機能などの発育を促す遊具として、ジャングルジムや鉄棒等の設置を考えている。  問い、新型コロナウイルスワクチンは、順調に入荷される予定か。  答え、ワクチンの供給については不透明であるが、国からの入荷状況を確認しながら進めていきたいと考えている。  問い、AIロボットを活用したプログラミング教育研究成果を、どのように検証するのか。  答え、児童が行う授業の振り返りを基に、分析を行い、検証することを考えている。  問い、AIロボットを活用したプログラミング教育研究期間は、どれくらいか。  答え、今回の委託研究事業としては、1年間となる。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名から、賛成討論が委員2名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告いたします。  まず、反対討論としては、「他の委員会の所管で賛成できない事業があるため、反対する」といった趣旨のものでした。  次に、賛成討論としては、「子どものつながり場づくり等において、これからの行政の力強い支援を期待して、賛成する」といった趣旨のもの、及び「新型コロナワクチンの接種が加速化していくことを期待し、賛成する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第39号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第4号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第33号「令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、保険税減免のための収入減少分について、前年度繰越金の増額ではなく、一般会計から繰り入れる理由は何か。  答え、今回の減免は、大府市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の処分条件に該当するため、基金を財源とする一般会計からの繰入れが適当と考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  始めに、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、デジタル手続法に伴うシステム改修が令和5年度までに執行されないと、違法状態となるのか。  答え、法律で定められている地方公共団体情報システム機構への情報提供ができなくなるので、違法状態となる。  問い、愛三文化会館の駐車場としていた借地を返却した後、来館者の多いイベント等における駐車場の確保をどう考えるか。また、この駐車場は、いつから使用できなくなるのか。  答え、市としては、令和3年10月1日から使用できなくなるが、少しでも多くの方に来館いただけるように、これまでも、近隣の事業所等に駐車場を借りる手続を行ったり、対策の方法について主催者に説明するなどの対応をしている。  問い、愛三文化会館駐車台数を確保するために、立体駐車場を検討したか。  答え、以前に、立体駐車場の建設は妥当でないと判断したため、今回は検討していない。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告いたします。  その内容は、「デジタル手続法関連事業については、法に従って粛々と執行しなければならない事業であるとの意見を申し上げ、賛成する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第39号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第4号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、施設利用の取消しが新型コロナウイルス感染症を理由としたものであれば、全額還付されるのか。  答え、令和3年7月末までの利用については、新型コロナウイルス感染症を理由とした中止の申出があれば、全額還付となる。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第32号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」に対して、反対の立場で討論いたします。  今回の事業には、新型コロナの収束が見えない状況の中、孤独・孤立で不安を抱える女性が社会とのきずな、つながりを回復するための女性つながりサポート事業、子どもが社会的孤立感に陥らないよう支援するための、子どもたちつながりの場づくりのための事業や、保育園の遊具を整備する事業など、進めていかなければならない事業があることは承知しています。  しかし、歳出に、デジタル手続法システム改修委託料440万円が含まれるからです。  これは、デジタル手続法による住民基本台帳法の改定によって、戸籍の附票の記載事項に、出生の年月日、男女の別、住民票コードを追加するためのシステム改修したものと、住民基本台帳の基本4情報と、突合するための委託料です。  本籍地市町村において、附票の基本4情報と、住所地市町村から送付される住民票の4情報によって、戸籍の附票に記載されたものと住民票に記載されたものの同定をすることで、戸籍の附票を本人認証の基盤として活用する仕組みを構築し、これによって、戸籍事務が、個人番号、マイナンバー制度に参加できる仕組みができていきます。  国は、2023年度までに、法務省の管理する既存の戸籍副本管理システムを活用させて、戸籍情報連携システムを構築し、戸籍情報とマイナンバーの二つの情報を連携させていく整備を目指しています。  なぜ、膨大な費用を使って、戸籍とマイナンバーをひも付けしなければならないのでしょうか。  各種届出に戸籍謄抄本の添付を省略できることが利便性だとされていますが、電算化した戸籍しか扱えないため、最も利用の多い相続手続には当面使えず、これでは、費用対効果はほとんど望めません。  戸籍は、特定の個人の情報だけでなく、親子だとか養子だとかの身分関係、そして出自など、差別を生じさせるおそれがある、非常に取扱いに注意を要する情報を含みます。  2018年の戸籍法の改定で、法務大臣が戸籍情報の連携システムの管理主体となりました。  2008年、住基ネット最高裁判決では、一元的に管理された機関又は主体が存在していないから、住基ネットは違憲ではないとしました。  これから判断すれば、法務大臣が戸籍情報を一元管理することは、違憲となるのではないでしょうか。  そのような仕組みの上に構築された戸籍とマイナンバーのひも付けは、容認することはできません。  また、それと同時に改定されたマイナンバー法により、法務大臣が、個人番号利用事務実施者の適用除外となったため、個人情報保護委員会の監督、保護評価を受けません。  つまり、戸籍の副本データは、個人情報保護委員会の特定個人情報保護評価の対象にはならず、自由に全国民のデジタル戸籍を利用可能となってしまいます。  これで本当に個人情報が守られていくのか不安です。  マイナンバーとひも付けされる個人情報の範囲が広くなればなるほど、プライバシー侵害の危険性が高くなります。  したがって、この事業を含む一般会計補正予算に反対せざるを得ません。 ○議長(早川高光)  賛成の討論はありませんか。16番・山本正和議員。 ◆16番議員(山本正和)  議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」について、女性つながりサポートと子どものつながりの場づくりを中心に、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論いたします。  1980年代以降、家族の個人化が急速に進み、従来は家族が担うと期待された、子育て、介護、世代間支援等の機能は弱くなってきました。  また、1990年代以降には、雇用の在り方が変わってきました。最も大きく変わったのは、派遣社員やパート、アルバイトなどの非正規雇用が拡大したことです。  こうした家族と雇用の変容は、今回のコロナ禍において、日常生活や職業生活が長期にわたり制限される中で、今の社会保障、セーフティネットではすくえない世帯を生み出しています。  幸い大府市では、製造業を中心とする正規雇用の比較的厚い層が存在することや、二世代の近居・同居世帯がまだ多く存在しています。  そういった環境の中では、女性や子どもの貧困は、表からは見えにくいかもしれません。しかし、見えにくいがゆえに、早期に支援する必要があります。  そして、重要なことは、今年度、この事業が実施され、大変喜ばれた後に、その世帯を更に見守り、伴走し続けていく必要があるということです。  以上、意見を申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」について、反対の討論をさせていただきます。  コロナ対策、子育て支援などの補正予算が含まれてはおりますが、歳出2款・総務費、情報通信システム整備事業のデジタル手続法システム改修委託料について、マイナンバーと戸籍を連携するための準備の一つである予算が含まれているため、反対をいたします。  重なる点はありますけれども、私からは、このまま戸籍とマイナンバーをひも付けしていくことを進めるとどうなるのかという視点で討論をさせていただきます。  今回のデジタル手続法システム改修は、昨年行ったシステム改修を更に進めるというものであります。  国民がいつどこに住んでいたかを記録した戸籍の附票は、住所、氏名のみの記載に、新たに、性別、生年月日、住民票コードの項目を昨年追加をしました。  今回は、戸籍の附票と住基データを突合、突き合わせをしていく作業を行います。  整備が進めば、令和5年度末頃をめどに、海外へ転出した人も、マイナンバーを使ってオンラインによる公的手続ができるようになったり、戸籍の広域交付が可能となります。  つまり、戸籍の附票に住民票コードを記載したことで、マイナンバーと戸籍情報がひも付けされ、親子関係を識別する戸籍情報を国と大府市でやり取りするためのネットワーク、これを新たに構築することで、行政機関等同士で戸籍情報のオンラインでの取り寄せが可能になる、全国をつなぐ大規模な整備につながります。  マイナンバー制度やデジタル改革関連法などは、個人情報の流用だけではありません。今後、医療や介護情報とつながれば、マイナンバー制度の本来の目的である、真に支援が必要かどうかを選別するためのプロファイリングが始まり、国民を監視、選別、排除社会を強化することになります。  個人情報保護法の改正を含むデジタル改革関連法の狙いの一つは、民間企業による個人情報の利用拡大であり、行政機関の持つ個人情報の民間企業への提供とも言われています。  社会保障番号構想の頃と比べ、より仕分けられ、社会保障から排除されるなど、基本的人権をも守られない危険性も高まります。  それは、デジタル改革関連法の一つであります、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律に含まれる法の改正にも、プロファイリングがされない権利はうたわれていないということ。デジタル社会形成基本法の基本理念には、個人情報保護の文言すらないからです。  合法的に個人情報の利活用に力を入れていく流れが見て取れます。  さらに、市が行う様々な事業については、国の決めた標準という枠内での選択に限られることになり、大府市独自の施策が打ち出せなくなり、市の運営について、住民の意思に基づき行う、地方自治も崩されるのではと危惧される大きな問題です。  さらに、今回は、財源についても、これまでのような国の支出ではなく、大府市の税金で賄う点も納得いかないことから、反対するものです。  以上です。 ○議長(早川高光
     賛成の討論はありませんか。1番・小山昌子議員。 ◆1番議員(小山昌子)  議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」について、市民クラブを代表して、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の補正予算の内容から、2点について意見を述べさせていただきます。  まず1点目は、愛三文化会館管理事業についてです。  今回の内容は、借地駐車場の返還のための原状回復の修繕費増額でありますが、先ほどの委員長報告でもありましたように、駐車台数は減少するが、駐車場の立体化は検討されていないとのことでした。  愛三文化会館は、大変人気のある施設ですので、市民クラブは、これまでにも再三申し上げておりますように、駐車場の確保は必須であり、立体駐車場の検討をしていくべきと再度申し上げます。  2点目は、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてです。  ワクチン接種の加速化により、職域接種も始まり、ワクチン接種は市民の関心事であります。様々な情報が飛び交う中、行政が積極的に情報を収集し、全体を見通して、公式ウェブサイト等で随時情報を更新していくことで、市民の更なる安心につながると考えます。  日々、新型コロナウイルスの状況が変化し、収束への道のりはわかりませんが、最前線で対応してくださっている職員の皆様には、御苦労が絶えないかと思いますが、改めてこの場を借りてエールを送り、討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(早川高光)  反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。15番・国本礼子議員。 ◆15番議員(国本礼子)  それでは、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」に対し、公明党として、賛成の立場で討論をいたします。  本補正予算では、歳出に、今後、海外赴任等の国外転出者がマイナンバーカード等の利用を実現するためのシステム改修として、デジタル手続法システム改修委託料が計上されています。この先、施行日以降は、国外転出者について、国内での手続に関連しての整備がなされ、マイナンバーカード、公的個人認証を活用したオンライン手続や本人確認書類としての利用が可能となります。あわせて、行政の事務負担も軽減されることに大きな期待が寄せられるものであります。  また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長引く中、特に子どもや若者、女性や低所得者層においても、既存の制度のはざまで新しい生活困難層が増え、社会的孤立の問題は深刻化しています。  新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年度と比較した令和2年度は、特に35歳から54歳までの女性非正規雇用者数は大幅に減少し、雇用環境への影響は色濃く、全国のDV相談件数は、令和元年度の約1.6倍ということも明らかになっています。  こうした孤独・孤立で不安を抱える女性が、社会とのきずな、つながりを回復するための事業として、新たに、女性つながりサポート等委託料が計上されています。  本市の委託先であるNPO法人では、現在も女性相談や女性用品の配布などを行っていますが、今後新たに行われるメール相談、オンラインでの面接、臨床心理士やキャリアカウンセラー等による就労支援も含めた専門相談、市内の大学へのサテライトの設置、寄り添った支援のための居場所づくりなど、今現在、支援につながれていない方の実態把握や、抱えている課題の「見える化」が図られ、寄り添ったきめ細かな支援となることを切に期待するものであります。  最後に、子育てサークルと連携したフードドライブ事業のための、子どものつながり場づくり等委託料についてですが、これまで、食品ロス削減の観点から、環境課が連携し、活動支援を行っていた事業に、多様かつ複合的な困難を抱える子どもたちを支援するという視座が加わることは、大変意義のあることであります。  フードドライブ事業を始めて4年目となる、事業委託先の子育て支援サークルは、毎月平均15世帯約50人の子育て家庭を支援してくださっています。これまでも、活動を維持・継続するために、活用できる助成金を懸命に探して応募されたり、寄附による食品等を保管する施設費の捻出など、御苦労を重ねながらも、各御家庭の心にも寄り添った支援を届けてくださってきたことに、深く敬意の念を抱いております。  こうした善意の支援者が、心身ともに疲弊し、燃え尽きてしまうことがないよう、そして、継続的かつ安心して支援が行えるよう、行政が財政措置を拡充することは、その先に支援を必要とする方を支えることにも通じます。  地域で起きている孤立の問題を、他人事ではなく、自分事と捉え、行政と地域住民、市民活動団体や企業等、あらゆる主体がつながり、支え、支え合うことは、地域共生社会づくりそのものであり、相談支援の充実とともに予防的観点も持ちながら、地道で息の長い継続的な支援となることを期待し、賛成討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。18番・鷹羽登久子議員。 ◆18番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」につきまして、賛成の立場で、無所属クラブとして討論いたします。  簡潔に4点ほど申し上げます。  まず1点目でございます。  2款・総務費、デジタル手続法システム改修委託料、並びに3款・民生費、ICT化推進事業補助金につきましては、市民サービスがより効率的に展開され、市民の利便性も向上するデジタルトランスフォーメーションの推進に必要な取組であると認めるとともに、今後、デジタルトランスフォーメーションを進めるに当たって、官民ともに、ソフト、ハード両面での情報化のインフラの改善、更新が求められてまいります。  その一端であるとして、国費負担や公費による補助の在り方について、無所属クラブといたしましても、引き続き考えてまいります。  2点目でございます。  県からICT活用教育推進事業として委託を受ける、ロボットを活用したプログラミング教育とオンラインを活用した英語教育につきましては、コロナ禍において、学校の臨機応変な対応が継続している中、教育現場の負担が気掛かりではありますものの、子どもたちにとっても、教職員にとっても、貴重な経験として生かされることを期待します。  3点目でございます。  コロナ禍における対応といたしまして、不安を抱える低所得世帯や女性、子どもたちに寄り添った、きめ細やかな支援を実施するためとして、女性つながりサポート等委託料並びに子どものつながり場づくり等委託料を御提案いただきました。  これらの取組が、困っておられる市民を丁寧に掘り起こし、行き届いたものとなるよう期待するとともに、非常時にこそ、社会の中で苦境にある市民が可視化されるという問題意識がございますので、孤立や貧困に対して、継続した取組としてどういったものが必要なのか、検証し、今後に生かされるよう申し上げます。  また、その際には、貧困を周りに悟られたくないために、支援を受けることをためらわれる方のないよう配慮することも必要と考えます。  最後に、ワクチン接種の委託料増額につきましては、御協力いただく医療機関への加算として、適切な御提案であるとともに、接種を希望する市民により早く受けていただけるよう、御尽力くださっている医療従事者の方々への感謝を改めて申し上げます。  供給体制や接種会場の情報が日々更新されていく状況で力を尽くす職員に対しても、負担が偏り過ぎることのない進捗管理並びに職員体制を今後も期待することを申し上げ、討論といたします。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第32号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第32号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第39号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第39号「令和3年度大府市一般会計補正予算(第4号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第33号「令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について、賛成です。  新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる世帯に対する保険税の減免制度の継続を大府市として行うということですので、賛成をいたします。  感染拡大を抑えるため、そして、健康と命を守るために、さらに、事業主への傷病手当の創設も含めていくことを、進めていくことを意見と申し上げて、討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第33号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第33号「令和3年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。  日程第8、議案第34号「市道の路線認定について」から、日程第10、議案第36号「財産の取得について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は建設産業委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、建設産業委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設産業委員長の報告を求めます。建設産業委員長。              (建設産業委員長鷹羽琴美・登壇) ◎建設産業委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、建設産業委員会における審査の経過と結果について御報告します。  始めに、議案第34号「市道の路線認定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、今回認定する横根町寺田の市道の起点は、どこに接続しているのか。  答え、都市計画道路衣浦西部線との境界が起点となっている。  問い、長根町二丁目の市道を認定した後、住宅が建つことにより、カーブミラー等の設置が必要になった場合は、市が費用を負担するのか。  答え、市が負担して設置することになる。  次に、議案第36号「財産の取得について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、水槽付消防ポンプ自動車の更新について、これまで使用していた車両の資機材のうち、再利用できるものは、どのようなものがあるのか。また、再利用により、どれぐらいの費用を抑えることができるのか。  答え、ホース、空気呼吸器及び消火薬剤混合装置等の再利用を行う予定であり、削減額は200万円程度と見積もっている。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長木下久子・登壇)
    厚生文教委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第35号「財産の取得について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、買換えにより不要となった給食室用備品は、廃棄するのか。また、今まで使用していた給食室用備品のうち、利用可能なものは利用していくということか。  答え、使えなくなったものは廃棄し、利用可能なものは利用していく。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第34号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第34号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第34号「市道の路線認定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第35号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第35号「財産の取得について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第36号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第36号「財産の取得について」は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時05分                 再開 午前10時25分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第11、議案第37号「自治功労者の推薦について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第37号「自治功労者の推薦について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、自治功労者を推薦するに当たり、大府市表彰条例第4条第1項第7号の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、梶谷修氏を自治功労者に推薦するものでございます。  梶谷氏は、平成16年6月から8年4か月の長きにわたり、大府市教育委員会委員を務められるとともに、教育長を務められました。この間、大府小学校の児童数の増加に対応するため大東小学校の新設に尽力されたほか、本市の教育振興のための施策に関する基本的な計画となる第1次大府市教育振興基本計画の策定や、幼稚園、保育園、児童老人福祉センター、小中学校の連携のみならず、保護者や地域の方々も一体となって本市の子どもたちを育てていけるよう、大府市幼保児小中連携教育の指針「きらきら」を作成し、本市が目指す「心身ともに健康で知恵と愛をもつ子ども」の育成に向けた礎を築かれるなど、本市の教育行政の推進に多大な貢献をいただきました。  また、平成29年からは大府市体育協会、これは現在の大府市スポーツ協会でありますが、大府市体育協会の会長を務められ、スポーツに親しみやすい環境づくりに尽力をいただくとともに、新型コロナウイルスの感染拡大が問題となる中、感染症対策を徹底したスポーツ活動の取組を支援するなど、本市のスポーツの振興にも多大な貢献をされております。  梶谷氏の市政に対する功績は顕著であり、功労者表彰にふさわしいものであると存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第37号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第37号を採決します。  お諮りします。議案第37号については、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第37号「自治功労者の推薦について」は、これに同意することに決定しました。  日程第12、議案第38号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第38号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、固定資産評価審査委員会委員を選任するに当たり、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  内容につきましては、現在委員であります田中豊生氏が、令和3年6月30日をもちまして任期満了となりますので、後任として新たに、坂野明日香氏を委員として選任するものでございます。  坂野氏は、人格高潔にて識見も高く、また、行政書士として活躍され、その手腕と力量を遺憾なく発揮されるものとして、委員に最適任者であると確信いたしておりますので、よろしく御同意を賜りますようお願いいたします。  なお、このたび退任されることになります田中氏につきましては、平成18年7月から5期15年の長きにわたり委員として御活躍いただき、心から感謝と敬意を表すものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第38号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第38号を採決します。  お諮りします。議案第38号については、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第38号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、これに同意することに決定しました。  日程第13、諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人
     諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、人権擁護委員の候補者を法務大臣へ推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。  内容につきましては、現在委員であります大島宣子氏、伊藤園枝氏、井澤正明氏、近藤恵子氏及び櫻井英代氏の5名が、令和3年9月30日をもちまして任期満了となりますので、伊藤氏、井澤氏、近藤氏及び櫻井氏の4名に加えて、新たに、相木美穂子氏を委員として推薦するものでございます。  再任の伊藤氏は平成21年10月から、井澤氏、近藤氏及び櫻井氏は平成30年10月から人権擁護委員として活躍され、その職責を十分に務められており、最適任者であると確信いたしております。  また、大島氏の後任として推薦いたします相木氏は、人格高潔にて地域からの信頼も厚く、人権擁護についての理解も深く、委員に最適任者であると確信いたしておりますので、皆様の御同意を賜りますようお願いいたします。  なお、このたび退任されることになります大島氏は、平成18年10月から15年間の長きにわたり御活躍いただき、心から感謝と敬意を表すものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより諮問第1号を採決します。  お諮りします。諮問第1号については、異議ない旨を答申することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」は、異議ない旨を答申することに決定しました。  日程第14、意見書第2号「学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書」を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。16番・山本正和議員。              (16番議員・山本正和・登壇) ◎16番議員(山本正和)  議長の御指名がありましたので、意見書第2号について、提案理由を御説明します。  意見書の朗読をもって説明に代えさせていただきますので、よろしくお願いします。  なお、提出者は私、山本で、賛成者は、鷹羽登久子議員、小山昌子議員野北孝治議員藤本宗久議員鷹羽琴美議員及び国本礼子議員です。  それでは、朗読させていただきます。  意見書第2号「学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書」です。  本市は、平成22年度に実施した国のフューチャースクール推進事業以降、ICT教育に積極的に取り組んできた。現在、教育の現場では、「誰一人取り残すことのない公正に個別最適化され、創造性を育む学び」の実現を目指す「GIGAスクール構想」の整備が進められている。これにより、デジタル教科書やデジタルドリル等のICTを利活用したオンラインでの授業や宿題の配布など、各人の状況に合わせた学習が推進され、多様な学びの実現と教職員の負担軽減などへの期待が高まっている。  ICT教育には、全ての教員が情報端末を活用した一定レベルの授業を行うとともに、個人情報の取扱い及び管理も含めた教職員の資質の向上が求められている。また、デジタル教科書、教材等は、自治体により取り扱うコンテンツが異なることから転校先でも復習や学びが継続できる環境整備が重要である。  一方で、学校教育におけるデジタルトランスフォーメーション(以下「教育DX」という。)を推し進めるに当たっては、デジタル教科書・教材と紙面の活用、対面学習との併用も必要であると考える。さらに、各自治体においてICTを浸透させ、更なる教育の充実を図るために、十分な予算を確保することも重要である。  よって、本市議会は政府に対し、下記の事項への迅速な対応を強く求める。  記。  1、各社のデジタル教科書・教材が情報端末の影響を受けないよう互換性を担保する統一規格を検討し、学習履歴の持ち運びが可能な環境整備と学びの継続性を確保すること。  2、デジタル教科書・教材と紙媒体のそれぞれの特性を生かした利用を検討すること。  3、システムやソフトウェアの整備、情報端末や通信設備の修繕や定期更新など、教育DXの継続に必要な学校教育予算を充実・確保し、教育DXに関する費用については、普通交付税に算入せず、その全額を各自治体に交付すること。  4、情報端末の利活用、教職員の資質向上など、教育DXを推進するための手法については、各自治体の裁量を尊重すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  令和3年6月22日 愛知県大府市議会議長 早川高光  提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣です。  以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、意見書第2号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより意見書第2号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、意見書第2号「学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書」は、原案のとおり可決されました。  日程第15、「議員派遣について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していくことに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認め、そのように進めます。  日程第16、「閉会中における常任委員会調査研究付託案件について」を議題とします。  各常任委員長から、会議規則第99条の規定により、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。お手元に配布しました「閉会中における常任委員会調査研究付託案件」を、各常任委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました「閉会中における常任委員会調査研究付託案件」を、各常任委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項とすることに決定しました。  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  令和3年大府市議会第2回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る6月1日より本日まで22日間にわたり定例会を開催していただき、提出いたしました議案につきまして、慎重に御審議の上、お認めを賜りまして、誠にありがとうございました。  昨日、新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言が解除され、愛知県は、6月21日から7月11日まで、まん延防止等重点措置へ移行されました。本市は、愛知県が定める「重点措置を講じるべき区域」の対象外とされましたが、感染力が強い変異株の流行による第五波の到来が懸念されるところであり、引き続き、危機感を持って感染症対策に取り組んでまいりたいと思います。  そして、感染拡大防止の要となるワクチン接種についてでございますが、市内の65歳以上の高齢者の方の1回目の接種率は、6月21日時点で62パーセントを超えました。64歳以下の方への接種券発送も順次進めており、7月中旬までには、接種対象の全世代に発送を終える予定です。市民の皆さんに安心していただけるよう、スピード感を持って、ワクチン接種を着実に進めてまいりたいと思います。  また、大雨・台風が到来する季節となってまいりました。災害時における感染症対策や感染拡大防止を意識した避難所運営が必要となってまいりますので、災害対策本部や支部を中心に、万全を期してまいりたいと思います。  これから暑さがだんだんと厳しくなってまいりますが、皆様方におかれましては、健康に留意され、今後とも、大府市の発展のため、御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(早川高光)  これをもちまして、令和3年大府市議会第2回定例会を閉会します。                 閉会 午前10時49分...