大府市議会 2020-07-02
令和 2年第 4回臨時会−07月02日-01号
お答え願います。
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
新美光良)
私から、1点目について答弁させていただきますけれども、3款の
保育所整備事業が今回の議題に含まれているんではないかという御指摘でございましたが、当初は、9月議会でも、
初日議決か
通常議決をお願いするか、ちょっとそこは決まっていなかったんですけれども、9月議会でというふうに私どもは考えておりましたが、今回、議会を開催していただけるということで、少しでも万全に準備をしていくために、その準備期間を取りたいということで、今回上程をさせていただいたものでございます。
以上でございます。
○議長(
山本正和)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
大塚康雄)
私から、おおぶ
元気商品券についてお答えさせていただきます。
まず、事業者の声を聴いているかという点でございますが、
大府商工会議所にも御意見をお聴きいたしまして、今回の方策を決めてございます。
また、商品券とした理由でございますが、市民に対しましては、既に10万円ずつお配りされているということから、今回は、市民の方に使い道を選んでいただくということから、商品券を選ばせていただいてございます。
また、1万円の食事券と小売店、こちらの券の1,000円にした理由につきましてですが、こちらにつきましては、基本的に1回のお買物で1,000円以上の消費をいただきたい。また、より多くの消費をいただきたいということで、消費行動により経済の
V字回復を早期に促していくという観点と、今回、500円券ですと、非常にたくさんの発行枚数になりまして、事務が膨大となることが想定されます。
こういった事務上の負担をより大きくしないこと、さらに、多くの事務費が必要となることの観点から、1,000円券としたものでございます。
以上でございます。
○議長(
山本正和)
ほかにありませんか。19番・
宮下真悟議員。
◆19番議員(
宮下真悟)
それでは、令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)について、3点ほどお尋ねいたします。
まず、財政全体のやりくりについて、
基金残高の観点からお尋ねいたします。
最初に、
新型コロナウイルス感染症対策基金については、本
補正予算後の
残高見込額が約3億円になります。
それで、例えば、首都圏では、
感染拡大が落ち着いてきたかに見えたところへ、
感染者数の報告が再び増えてきているとおり、状況によっては、再び
経済活動を縮小せざるを得ない可能性も消えてはいない状況でございます。
第二波への備え及び今後の
市民生活支援として、この残高の範囲内で行っていく考えか、あるいは、必要に応じて更に
財政調整基金から繰り入れていく考えであるのかをお尋ねいたします。
次に、
財政調整基金に関する基本的な考え方について。
緊急の
財政出動のための積立てでありますから、今回の
コロナ禍で取り崩していくというのは正しい使い方ではあると了解をしておりますが、どこまでが許容範囲であるかという議論はございます。
こういうときのために積み立ててきたのだから、積み戻す努力というのは、特段する必要はなく、
従前どおりの経営をしていくうちに額は次第に戻っていくといった流れに任せるのか、あるいは、大胆な事業の
見直し等で、年度当初残高の水準まで積み戻す努力をしていくべきと考えているのか、どちらのお考えであるかをお尋ねいたします。
最後に、おおぶ
元気商品券事業に関して、私が所属する
建設消防委員会の所管でございますが、
市制施行50周年に関連する部分について、
企画政策部にお尋ねいたします。
昨日、議決の前日に、先んじて発表された
プレスリリースによりますと、市制50周年記念と銘打って、
市制施行日である9月1日時点の住民登録を対象に行うことと公表されております。
この事業を通して、50年のまちの歴史とこれからの
大府についての何らかのメッセージを添え、市民に市制50周年を改めて周知するなど、50周年に行う意義を向上させることについて、どのように取組を進めていくか。50周年事業を統括する
企画政策部より御答弁願いたいと思います。
以上です。
○議長(
山本正和)
お答え願います。
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
新美光良)
それでは、順番に一つずつお答えさせていただきます。
まず始めに、
コロナ対策については、今の
基金残高の範囲内でやるかどうかというようなお尋ねでございましたけれども、
新型コロナウイルス感染症対策基金につきましては、これまで、御存じのように、市民の皆様方の寄附、あるいは議員の皆様の報酬や市長等の給与の減額などのほかに、それを積立てを行いましたけれども、そのほかに、
財政調整基金から、いわゆる
一般財源として2回、合計で20億円を積立てをさせていただいております。
一方、
感染症対策の事業費全体としましては、今回提案をさせていただきました
補正予算分を合計すると、約118億円という金額になっております。
それで、今後、
地方創生臨時交付金が追加で交付されるというような情報というか、見込みがございますので、これは、あくまで現段階での考え方でございますけれども、現在の
新型コロナウイルス感染症対策基金の残高に、今後、給付されるであろう交付金ですとか、補助金、それから、市民の皆様から頂ける寄附金などの合計が、今後の
コロナ対策の限度額になるのではないかなというふうに私どもは考えております。
ただ、議員から御指摘がありましたように、第二波、第三波で大きく状況が変わるということになれば、またそこは、新たに
一般財源で積立てをする必要が出てくるのではないかというようなことで考えております。
それが1点目でございます。
それから、2点目が、
財政調整基金を積み戻す努力をするかというようなお尋ねだったかと思いますけれども、本市の基本的な姿勢として、これまでも、「
改善改革」というのを大きく掲げまして、効率的で無駄のない
行財政運営をずっと行ってまいりました。
その結果が、令和元年度末で
基金残高総額85億円を超えるという、そういう結果になっているというふうに思っておりますので、今後につきましても、
基金残高を増やすということだけを目的にしていくということではなくて、やはり、
市として実施すべきこと、あるいは必要なことについては、積極的に行っていきたいと。
ただし、その実施の過程においては、これまでと同様といいますか、これまで以上に効率化に努めまして、その結果として
基金残高を確保していきたいというような考えでございます。
それから、最後に、商品券の事業を50周年と絡めてというようなお話でございましたけれども、今回、おおぶ
元気商品券事業につきましては、市費を投入するといった
ソフト事業としては、多分、過去最大の事業ではないかなというふうに私は考えておりまして、それで、その商品券に同封するものが何かというのは、ちょっと私ではわかりかねますけれども、一般的にその商品券だけがぽんと送られてきましても、趣旨とかはわかりませんし、ましてや、最近は送り付け詐欺みたいなものもありますので、そういったものと間違えられても困りますので、当然、その50周年だということや、その趣旨、あるいは、この50周年の機会なんですけれども、市民みんなで
新型コロナウイルスに打ち勝って、元気になっていこうではないですかといったようなことが共有できる、そういった事業の進め方をしていく必要があるというふうに私どもは考えております。
以上でございます。
○議長(
山本正和)
ほかにありませんか。19番・
宮下真悟議員。
◆19番議員(
宮下真悟)
御答弁ありがとうございます。
2点目の
財政調整基金に関する基本的な考え方について、ちょっと再質問させていただきます。
ただいまの御答弁で、今後の財政の、特に歳入の見通しについて、つい先日も、自動車の国内生産が5月には6割減だったという報道にもあるとおり、
新型コロナ禍による
経済停滞が本
市の歳入に与える影響がちょっとどれほどのものになるのかというのが、先が見えないというか、かなり懸念をされている中で、ただいまの御答弁については、こういった
経済状況の不安要素についてもきちんと念頭に置かれているかどうかというのをもう一度お尋ねいたします。
それから、これまでの積立て、年度当初残高で言いますと53億円、これが、一般的に
標準財政規模の1割から2割という目安という観点であれば、現状、そんなに大きく、大きな事業等の実施について、変更等を検討しなくても何とかなるよということではあろうかと思いますが、今後も引き続き、「
改善改革」ということで、年度当初の額のほうに戻していくという方向で、変更がないという理解でよろしいでしょうか。
○議長(
山本正和)
お答え願います。
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
新美光良)
すみません。ちょっと質問をもう一度お願いいたします。すみません。
○議長(
山本正和)
19番・
宮下真悟議員。
◆19番議員(
宮下真悟)
ちょっとわかりにくかったら申し訳ないです。
基金残高に関するその考え方については、これまでの
改善改革の結果としてここまでの数字になったという御答弁だったと、私、理解したんですが、その方向で変更はないと。
一般的には
標準財政規模の1割、2割あれば大丈夫ですよと言われている中で、そこにとどめるのではなく、引き続き、年度当初残高に戻していくという方向に変更はないかどうかということをお尋ねいたしました。
○議長(
山本正和)
企画政策部長。
◎
企画政策部長(
新美光良)
大変失礼いたしました。
私ども考えは全く変わっておりませんし、10パーセント、20パーセントの
財政調整基金を確保した上で、さらに、当初予算で積み立てるというのはなかなか難しいんですけれども、できれば3月の議会とかで、剰余金とか各課の不用額、そういうものについては、
目的基金もございますので、計画的に
目的基金にも積立てを行っていきたいというように考えております。
以上でございます。
○議長(
山本正和)
ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、以上で質疑を終わります。
お諮りします。本案については、
会議規則第36条第1項の規定により、各
常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第55号は、各
常任委員会に付託することに決定しました。
お諮りします。ただいま付託されました議案第55号の審査の委員会を開いていただくため、ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。
休憩 午前 9時28分
再開 午後 1時01分
○議長(
山本正和)
休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」を議題とします。
本案は各
常任委員会に付託してありましたので、各
常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。
まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。
(建設消防委員長・
小山昌子・登壇)
◎建設消防委員長(
小山昌子)
議長の御指名がありましたので、
建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。
当委員会は、ただいま休憩中、委員会室2において委員6人全員が出席し、副市長以下、
関係職員の出席を求め開会しました。
議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。
問い、
中小企業等応援助成金は、事業自体が10万円規模に満たない事業所でも交付の対象となるのか。
答え、
新型コロナウイルス感染症の影響により、売上高が前年同月より20パーセント以上50パーセント未満の減少率である事業者を応援するという意味合いから、交付の対象となる。
問い、
中小企業等応援助成金は、国の家賃支援給付金と重複して申請をすることは可能か。
答え、本助成金は、国の家賃支援給付金と併給できることとしている。
問い、おおぶ
元気商品券を事業者が現金化するための仕組みは、どのようなものか。
答え、事業者が商品券を金融機関へ持ち込み、金融機関が
市に申請して、
市から金融機関に交付される仕組みである。事業者には、おおむね2週間から1か月以内に入金されるように調整していく。
問い、様々な手法がある中で、全額公費で商品券を配るという手法を選択した理由は何か。
答え、昨年度実施したプレミアム付商品券事業の経験を踏まえ、広く
V字回復をするために多くの消費をしてほしいという中小企業支援の観点から、全市民に一律配布し、早期に
経済活動ができるものとして制度設計した。
主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員3名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告します。
その内容は、「おおぶ
元気商品券事業は、約10億円の大事業であるため、客観的な数値による結果の検証が必要である。この点は、必ず実行し、可能な限り明らかにしてほしい」といった趣旨のもの、「おおぶ
元気商品券事業は、
新型コロナウイルス感染症がいまだ収束せず、市民が不安な生活を続けている中、
大府市全体が前向きとなれる事業である。市制50周年の節目を市民とともに盛り上げていく気持ちが込められていることも忘れてはならない。まだまだ予断を許さない状況ではあるが、今後も緊張感を持って事業を展開していただくことを期待する」といった趣旨のもの、及び「
中小企業等応援助成金は、国、県では手が届かなかった支援を
市で行うという点で、大いに評価できる。おおぶ
元気商品券が、気になっていたお店に行くきっかけとなり、市民とお店との絆となるような事業として生かされることを期待する」といった趣旨のものでした。
以上で報告を終わります。
○議長(
山本正和)
ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。
(厚生文教委員長・
鷹羽登久子・登壇)
◎厚生文教委員長(
鷹羽登久子)
議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。
当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員が出席し、教育長以下、
関係職員の出席を求め開会しました。
議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。
問い、新設される保育園の候補地は、馬池町のどの辺りで、選定理由は何か。また、開園の時期はいつ頃の予定か。
答え、
大府南中学校の北西で、
吉田保育園と
米田保育園の中間を候補地としている。選定理由は、防災上の問題点が非常に少なく、吉田多目的グラウンドの駐車場の相互利用ができること等から選定した。開園については令和5年度を予定しており、事前に、在園児の保護者への説明や入園を希望される保護者への周知も行う。
問い、ヘルパーや訪問看護師を対象に配布する防護服は、どのくらいの期間使用できる量なのか。また、その後について、どのように考えているか。
答え、1週間くらいは使用できる量となっている。その後は、各事業所から、製造が可能な市内の事業所へ発注していただくように考えている。
問い、
ひとり親世帯臨時特別給付金の対象であるが、
市が把握していない世帯へは、どのように周知を行うか。
答え、ホームページや広報紙等を利用して周知を図っていく。
問い、感染症予防のためのハンドブックの内容及び発行スケジュールは、どのようになっているか。
答え、
新型コロナウイルス感染症について、感染予防の重要性や備蓄品の内容を記載している。また、自死についての相談先の一覧など、こころの健康についての記載もされている。10月頃をめどに、広報紙と一緒に全世帯へ配布する予定である。
問い、小中学生に配布する
ネッククーラーは、どのような製品か。また、登下校時のみの利用を想定しているのか。
答え、首が締まらないような安全性の高いものにしている。利用については、激しい運動の際に外すこともあると思うが、通常の授業時にも利用することを想定している。
主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名から、賛成討論が委員1名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告します。
まず、反対討論としては、「
新型コロナウイルス感染症対策に関する内容については賛同するが、
公立保育園を減らすことにつながる予算が含まれているため、反対する」といった趣旨のものでした。
次に、賛成討論としては、「市民が
新型コロナウイルス感染症に対する備えを再認識し、行政と一体となってこの苦境を乗り越えていく一助となることを期待して、賛成する」といった趣旨のものでした。
以上で報告を終わります。
○議長(
山本正和)
ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、質疑を終わります。
続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。
(総務委員長・加古守・登壇)
◎総務委員長(加古守)
議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。
当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、
関係職員の出席を求め開会しました。
議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。
問い、今回購入する折り畳み式スタンドと設置用ポールは、具体的にどのように使うのか。
答え、折り畳み式スタンド、設置用ポール、ビニールテープ及びビニール袋を使用して、避難所の間仕切りにする。
問い、折り畳み式スタンドとビニール袋を使用した間仕切りで、どのようにプライバシーを守るのか。
答え、使用するビニール袋は、向こうが見えない、色が付いたものを考えている。
問い、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象となるもので、感染防止や健康リスクを減らすために、今後購入を考えているものはあるか。
答え、ダンボールベッドについては、便利なものが出てきているため、物資調達協定などの導入方法も含めて、調査研究を進めていきたい。
問い、
新型コロナウイルス感染症を機に、自宅避難についての啓発が必要だと思うが、どのように考えているか。
答え、令和2年9月に開館する防災学習センターが、自助の考えを学び、体感、体験する施設となるため、多くの市民に来館してほしいと考えている。
主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。
その内容は、「
新型コロナウイルス感染症の影響で困っている市民や事業者が救われることを期待して、賛成する」といった趣旨のものでした。
以上で報告を終わります。
○議長(
山本正和)
ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、以上で質疑を終わります。
これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・
久永和枝議員。
◆3番議員(
久永和枝)
それでは、議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」について討論させていただきます。
まず、これまでの
コロナ対策に関する
大府市の取組について、市内外の評価もあり、市長始め、職員の役割の大きさを改めて感じるものです。
国の1人10万円の給付金についても、公民館や児童センターの閉館に伴い、その職員で対策チームをつくったことも、迅速に取り組めた事業の一つであります。公共施設の委託等が広がる中、
大府市では、
市の職員で対応していることが、こういった危機に対応できた要因ではないかと感じています。
さて、今回の
補正予算は、
大府市民1人1万円の商品券の交付によって、生活応援と事業者の応援を行う事業や、国の交付金などの対象とならない市内
中小企業者や
個人事業主に10万円の助成を行う内容など、新型
コロナ対策に関わる予算については賛同するものです。
しかし、民生費、
保育所整備事業については、三つの理由で反対をするものです。
1点目は、老朽化している
吉田保育園、
米田保育園を統合し、建て替えを行う際の
調査測量・
設計監理委託料など、2,231万2,000円が含まれている点です。
大府市は、
公立保育園を、4中学校区ごとに拠点となる保育所を設け、民間を含む地域での保育所の配置などを考え、民営化や私立保育所への代替えを検討しています。今回の
補正予算は、
公立保育園を減らすという予算につながります。これまで日本共産党は、公立の保育園の必要性を強く訴えてきていることから、賛同することはできません。
2点目は、さらにこういった内容を臨時会で議論すべきものなのかという点です。
本来、臨時会は、必要があるとき、特定の事件に限り、これを告示し、その事件を審議するために招集される議会であります。
当然、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
補正予算の審議については行うべきです。
しかし、
大府市が進める政策、今回で言いますと、
大府市の計画の中で、保育園の数を減らして統合していくという政策的な内容が臨時会の議案に含まれている点は、納得いきません。
3点目は、財源の問題です。
財政調整基金については、災害時など、危機的な状況によって必要な財源確保のために使うとしていますが、今回、
公立保育園の建て替えのための
調査測量などに約2,200万円を取り崩しています。これも、予算の中で行うべきであり、
コロナ対策と一緒に、臨時会で
財政調整基金を取り崩して執行していくやり方も、予算という形を崩していくものになります。
こういった大事な議案が、今回の場合、臨時会の開催の前日に議案が示され、会期1日で上程、議決することになります。本来、予算の中で行う必要があり、せめて定例の議会で示されるものではないでしょうか。
最後に意見を申し上げます。
今後、事業者支援については、住民税の減免、
家賃補助など、事業者の実態を把握し、必要な支援を継続していただきたい。
さらに、雇用の確保、住居等に関わる支援、教育に関しては、教職員の増員を早急に行うよう再度申し上げ、討論といたします。
以上です。
○議長(
山本正和)
次に、賛成の討論はありませんか。8番・
藤本宗久議員。
◆8番議員(
藤本宗久)
議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」につきまして、自民クラブを代表して、賛成の立場から討論させていただきます。
本年2月から始まりました
新型コロナウイルス感染症対策についてですが、我々自民クラブは、これまで、それぞれの局面において、大所高所から様々な検討、提案を行ってまいりました。
感染拡大予防を第一に、休校や休業、閉鎖など、様々な社会活動の停止という局面を経て、
感染拡大も落ち着きを見せるようになった現在、引き続き感染予防を優先しつつも、社会・
経済活動を段階的に戻していくという局面に入りました。
つまり、初期段階においては、不要・不急の行動は一切自粛でしたが、十分に感染予防対策をとれば、不要・不急にかかわらず、活動を再開していきましょうという段階になったということです。
大府市行政におきましても、最初の局面では、
感染拡大防止を第一に、予算の執行を停止又は変更し、使わなくなった予算は、
新型コロナウイルス感染症対策基金を介して、様々な支援や手当に充当されてきました。
ただし、これを
経済活動という側面から見れば、
大府市が停止又は変更したことにより、その事業を請け負っていた事業者は、その分、予定していた売上げが減少した、あるいは見込めなくなったということが言えます。
まずは、このことを押さえておきたいと思います。
大府市の令和2年度予算は、
大府市議会3月定例会の予算審査において、不要・不急という観点では、不要とされる予算はないと確認されたところです。
他方で、「不急と思われる予算については、見直しを図り、できる限り執行を停止し、
新型コロナウイルス対策基金に積むべし」という御意見がございます。今、この局面においては、「不急」というその1点のみの理由で執行を停止することは、単に
経済活動の停止を意味するものにほかならないということは念頭にあるべきと自民クラブは考えます。
既に予算化されている事業や、事業化されるべき施策のうち、
感染拡大に関連しない事業は粛々と執行していくということも、
新型コロナウイルス感染症対策基金から拠出される
コロナ対策事業と同様に、経済を日常に戻していくための支援になり得るのであります。
さて、本
補正予算案について申し上げます。
まずは、
保育所整備事業についてですが、老朽化した
米田保育園、
吉田保育園の統合新設は、地元の要望や保育所運営の効率化を図るための事業であり、早期に事業化に着手すべきという観点から、今回は、
新型コロナウイルス対策がメインの臨時会ではありますが、このタイミングを逃さずに上程していただいたことを評価いたします。
次に、
新型コロナウイルス関連事業についてですが、国の助成からもれてしまった、売上減少率20から50パーセントの中小企業を救うための
中小企業等応援助成金や、今まで、防災と言えば地震や台風などの自然災害に焦点が当たりがちであったところ、
新型コロナウイルスのようなパンデミックを引き起こす感染症に特化した市民向けのハンドブックの作成は、大変有意義な施策と考えます。ハンドブックにつきましては、配布だけで済ませず、市民の皆さんにしっかりと活用していただき、日頃から、感染症を含めた災害に対する備えの啓発の一助となることを期待します。
また、
熱中症対策としての
児童生徒向けの
ネッククーラーの配布、災害避難所での間仕切り資材の確保など、これからの季節柄想定される危機対応も考慮され、時を置かず市議会臨時会に上程された点を評価したいと思います。
おおぶ
元気商品券事業につきましては、正直申しますと、自民クラブ会派内でも様々な意見がございました。上程された9億7,549万7,000円、約10億円という大規模な支出により、第二波や他の災害への備え、あるいは、今なお支援を受けられない困窮者への支援などに充てるための財源の確保に対して、そして、
財政調整基金の不足という事態に対しての懸念が拭い切れませんでした。
しかしながら、岡村市長より自ら、それらの点は議案説明の中で明確に言及していただきました。
我々自民クラブは、「行政と議会が一枚岩となってこの難局に対処することが肝要である」との思いから、これまで
新型コロナウイルス対策でしっかりと対応されてきた岡村市長の御決断を信じ、この政策が功を奏しますよう、全面的に支持することといたしました。
市民の皆様におかれましては、このおおぶ
元気商品券は、生活維持のための一助にしていただくというのはもちろんですが、いわゆる不要・不急の消費に、すなわち、「普段行かないけど、普段買わないけど、普段食べないけど、せっかくだからこの機会に」といった思いで御使用いただければ、より市内経済のU字回復に役立つのではないかと思います。
そういった意味で、市内の多くの事業者の参加を期待いたしますとともに、市民の皆様には、それぞれの思いで、是非、このおおぶ
元気商品券を満額使い切っていただきたいと思います。
このところ、東京では
感染者数が怪しい雰囲気となりつつありますが、これが専門家の指摘する第二波とならないことを祈りつつ、来る令和3年を、「
大府市市制50周年プラスワン」の年として、少しでも明るく迎えることができますよう、自民クラブは、「本年度は通年議会である」との認識と覚悟において、行政とともにしっかりとこの困難に対処、注力していくことをお誓い申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(
山本正和)
次に、反対の討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
賛成の討論はありませんか。6番・
野北孝治議員。
◆6番議員(
野北孝治)
議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」について、各委員長の報告のとおり賛成の立場で、市民クラブを代表して討論させていただきます。
おおぶ
元気商品券事業について、意見を述べさせていただきます。
ピンチをチャンスに。災い転じて福となす。
新型コロナウイルス感染症は、
大府市民にとってピンチです。災いです。
しかし、政治、行政は、いつまでも下を向いていては、市民の幸せにはつながりません。
おおぶ
元気商品券事業の
提案理由は、消費喚起、
市民生活の支援、そして、市制50周年を市民みんなで祝おうとするものです。
令和2年(2020年)は、
大府市制50周年の年です。この事実は、
新型コロナウイルスでも覆すことはできません。市制50周年記念事業のコンセプトは、これまでのレガシーを受け継ぎ、新しいレガシーをつくっていこうというものです。これまでのレガシーがあったからこそ、これまでの市民の頑張り、行政の努力があったからこそ、過度の行政負担を強いることなく、このおおぶ
元気商品券事業を実施することができます。
特別定額給付金10万円の迅速な給付、
臨時特別出産祝金、今年度、
大府市で生まれる赤ちゃんへの10万円の給付など、他市町の方や多くの市民の方からお褒めと感謝の言葉を頂いております。これは、今回のコロナ危機において、岡村市長の強力なリーダーシップと職員の頑張りがあったからこそです。今こそ公務員が、その能力の全力を出し切り、仕事をするときです。そして、このような取組が次の50年に向けてのレガシーとなっていくと信じております。
新型コロナウイルス感染症は、まだまだ予断を許しませんが、今回のおおぶ
元気商品券事業を成功させ、次の50年の一里塚となることを期待しております。
人間万事塞翁が馬。
新型コロナウイルスによって、打ち上げ花火のような50周年事業にならなくてよかったと言えるよう、今後も、緊張感を持って事業を展開してもらうことを期待しております。
私たちも、こんなコロナウイルスに負けないものかという気概を持って、細心の注意を払いながら、「オール
大府」でこの難局を乗り切っていくことをお約束し、市民クラブを代表しての賛成討論とさせていただきます。
○議長(
山本正和)
ほかに討論はありませんか。15番・
国本礼子議員。
◆15番議員(
国本礼子)
それでは、議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」に対し、公明党として、賛成の立場で討論をいたします。
始めに、
新型コロナウイルス感染症対策として実施された
特別定額給付金対象世帯に対する本市の申請率、給付率は非常に高く、全国から注目を浴びるほどの迅速な対応であります。市民の皆様からの喜びの声とともに、全国から称賛の声が上がっております。
これまで、市民の生命や生活を守り抜くという諸施策を強力かつ迅速に実施するという姿勢を貫き通してこられた結果であると、高く評価いたします。
今回の
補正予算では、さらに、市制50周年を記念し、総額約10億円となる、おおぶ
元気商品券事業が計上されています。
これは、市内の消費を喚起し、活性化を図ることで、
新型コロナ禍で打撃を受けた事業者が反転攻勢に出るための力強い応援となり得ると考えます。また、飲食店の利用に限らず、役務の提供を含めた買物に利用できることで、市民の生活を幅広く支援することができるとも考えます。全市民に1人一律1万円分を交付する本事業は、予算額が大変大きいだけに、岡村市長が、この未曽有の有事に対し、全ての市民に平等に、かつ誰も取り残さない支援となるべく、覚悟を持って実施される事業なのだという意気込みを感じております。
また、
中小企業等応援助成金の交付は、国の
持続化給付金等の対象から外れた事業者の救済につながる、きめ細やかな経済対策になり得ると期待しております。
そして、
ひとり親世帯臨時特別給付金は、子育てと仕事を一人で担う、多くのひとり親家庭にとっては、長い休校期間や自粛により、子育てに対する負担の増加や収入の減少など、心身ともに疲弊するような状況を抱えていることを踏まえ、こうした世帯をより手厚く支援することにより、保護者のみならず、その子どもの未来を守ることにつながる事業であると確信いたします。
そして、この
新型コロナ禍で、誰もが起きてほしくないと願う災害ですが、昨今の短時間での記録的な降雨量や、これから迎える台風シーズンのことも考慮する上で、避難所の
感染症対策強化は、今回の
補正予算事業のみならず、更なる資材の備蓄追加や整備、分散避難体制の構築と市民への周知等も、強化していくべき事項であると考えます。
ここ連日報道される東京都の
感染者数に鑑みますと、第二波、第三波への警戒は引き続き重要であり、長期戦に備え、危機管理向上や次の対策をいつ打つのか、迅速な見極めが肝要であると考えます。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者や市民への支援策の中身に、自治体間で差が生じる中での
行財政運営は、今後ますます難しいかじ取りが求められます。このたびの諸事業が
大府の未来を切り開く事業になり得ると信じ、賛成討論といたします。
○議長(
山本正和)
ほかに討論はありませんか。18番・
鷹羽登久子議員。
◆18番議員(
鷹羽登久子)
それでは、議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」につきまして、無所属クラブとして、賛成の立場で討論いたします。
本
補正予算案では、本年3月の臨時休校で影響を受けた給食事業者支援や
中小企業等応援助成金、避難所の感染対策強化、心のケアを含めた感染症予防ハンドブックの作成など、新型
コロナ対策で、これまで届いていなかった必要な支援や、これからの懸念や備えに対する施策が盛り込まれており、ここまでの迅速な対応に加えて、更に前へと進める予算として了解するものです。
特に、
市単独で行う事業者支援や
児童生徒の
熱中症対策等は、国や県で行き届かない支援を
市が先んじて行うものとして評価いたします。
また、
住居確保給付金の増額や特別支援教育就学奨励費受給世帯への給食費の支援、
ひとり親世帯臨時特別給付金等では、今回のコロナ危機で
市民生活が切実な経済危機にさらされていることについて、国、
市ともに、実感を伴って表面化してきているものと改めて認識させられるところであります。
これらの点を踏まえ、以下の2点を意見として申し上げます。
1点目として、過去最大の市費投入事業となる、おおぶ
元気商品券事業についてであります。
約10億円という多額の市費を投じるに当たり、
市民生活及び事業者の支援として、別の手法も比較、勘案されたかなど、委員会で確認をさせていただきました。
今回の提案に至るまでに、多くの検討と議論を経たものと思います。
多額の市費を投じて、「やってよかった」と振り返ることができるよう、ばらまきとの批判や効果等に疑義を投げ掛ける声が生じることのないよう、丁寧に取り組んでいただくことを求めます。
加えまして、全世帯に届き、確実に開封される機会として、市制50周年の一層の周知と共有の機会としても是非活用いただきたいと考えます。
2点目として、基金の在り方と今後の行政経営の懸念であります。
今年度の当初予算における賛成討論からも再三申し上げているとおり、来年度以降の歳入減が避けられないことは、誰も異論がないものと思います。
前年度の決算剰余金のほぼ全部を
財政調整基金に積むことで、これまで、新型
コロナ対策に投じたことで減少した
財政調整基金は、災害時の備えとして、
標準財政規模の約15パーセントを維持できるとの御説明がありました。
ということは、既に7月の段階で繰越財源がほぼなく、今年度内の以降の
補正予算のうち、自主財源で行うものについては、新型
コロナ対策に限らず、
財政調整基金を取り崩して行うということになります。
感染症危機が今も先行きの見える状態にないことは、冒頭の市長の御挨拶にもあったとおりであり、今後の財政状況の見通しもまた困難な状況にあります。
一方で、無所属クラブからの本会議質疑に対し、今後の新型
コロナ対策の財源については、第二波、第三波がなければ、コロナ
基金残高3億円に、国や県の交付金、補助金の積極的な活用と寄附金を限度に行っていく旨の答弁があり、本年度内の執行残等も活用し、
目的基金等も計画的に積み立てていきたいとも御答弁いただきました。
また、
吉田保育園、
米田保育園の統合新築計画は、公共施設の老朽化問題への対応と保育サービスの向上を両立し、将来的な経営課題の軽減に資するものでもあります。
無所属クラブとしては、これまでの
大府市の財政規律に対し、このたびの新型コロナ危機を経た後にも、その一貫性がしっかりと保たれるよう、引き続き注視していくことを意見として申し述べ、賛成討論といたします。
○議長(
山本正和)
ほかに討論はありませんか。4番・
鷹羽富美子議員。
◆4番議員(
鷹羽富美子)
では、議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」について、賛成の立場で討論を申し上げます。
今回の
補正予算では、国の交付金や
新型コロナウイルス感染症対策基金などを活用して、
コロナ対策の事業が計上されています。いずれも、
感染症対策であり、市民の生活と命を守るためには必要な事業と考え、賛成といたしますが、2点意見を述べさせていただきます。
1点目、地方公共団体は、災害の発生で多額の経費が必要になるなど、不測の事態に備え、
財政調整基金を一定額積み立てておく必要があります。
大府市は、市長を始め、先人の努力で今までにこつこつと積み上げていただき、今回の
コロナ禍においては、
新型コロナウイルス感染症対策基金を立ち上げ、多くの事業を成し遂げたことには評価いたします。
しかし、いまだ収束が見えないコロナの状況や、今後30年以内に70から80パーセントという高い確率で発生が予想される南海トラフ巨大地震や風水害による災害対策などに備えて、基金は大切に使っていかなければならないと考えます。
今回の市制50周年おおぶ
元気商品券事業は、市民の生活を支援し、市内事業者を応援するということを目的とし、約10億円が計上されています。これだけ大きい規模の事業であれば、議会前日に議案説明会を行い、議会当日に上程、議案とする案件ではなく、十分な調査、審議をする猶予が必要な案件であり、定例会で行う案件と考えます。
今回は、議案は
補正予算一つでありますが、25の事業があり、十分なヒアリングをする時間と、その事業が市民にとって必要な事業か。当事者である事業者、市民の声を実際に聞いたり、調査する時間をあまり取ることができませんでした。
2点目として、夏休み期間を短縮したことに伴う
児童生徒の
熱中症対策について述べます。
なお、この件については、早めに
プレスリリースが出され、調査や市民の声を聞くことができました。
さて、
児童生徒の健康、安全を考え、様々な対策をとっていただいていることには感謝していますが、暑さ対策、教室の密を解消する上で、少人数指導も有効と考えます。
学習の遅れをどうするか、感染防止のための消毒、校内で感染者が出た場合の対応マニュアルづくり、
児童生徒の心のケアと、今までの通常業務以外に大きな負担が教員にのしかかっている現状を考えても、学校への人的配置は喫緊の課題です。
みよし
市の小学校では、座席間の距離を取り、教室内が過密にならないように、児童1人当たり1.5メートル四方のスペースを確保するため、所属クラスはそのままにして、授業は1クラス最大28人の少人数指導を行っています。
暑さ対策、感染防止、学習の遅れを取り戻すためにも、柔軟な学校運営が必要と考えます。
国の第2次
補正予算案では、学習保障に必要な人的体制の強化として、学習指導員やスクールサポートスタッフ配置の予算が組まれています。
それに加えて、
コロナ対策基金を活用し、
市単独の教員を雇用して、空間も心もゆとりを持って子どもたちと向き合える体制をつくっていただきたいと考えます。
2点意見を申し述べ、賛成の討論といたします。
○議長(
山本正和)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、討論を終わります。
これより議案第55号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手多数)
挙手多数です。よって、議案第55号「令和2年度
大府市一般会計補正予算(第8号)」は、原案のとおり可決されました。
以上で、
今期臨時会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。
(市長・
岡村秀人・登壇)
◎市長(
岡村秀人)
令和2年
大府市議会第4回臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日執行部から提出いたしました議案につきまして、慎重審議の上、お認めを賜りまして、誠にありがとうございました。
さて、今年は、
大府市制施行50周年となります。
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、50周年記念式典の開催は延期とさせていただきましたが、
市制施行日である9月1日に「
大府市制50周年の集い」を開催させていただきたいと思います。
市議会議員と自治功労者の皆様をお招きし、50周年という大きな節目の記念すべき日に、これまでの半世紀の歩みを振り返るとともに、次の半世紀に向けて思いを共有する機会にしたいと考えております。
当日は、
新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行い、開催してまいりたいと思います。議員各位におかれましては、御出席いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
7月に入り、梅雨明けを迎えると暑さが厳しい季節がやってまいります。皆様におかれましては、健康に留意され、
大府市の発展のため、引き続き御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。
本日は、どうもありがとうございました。
○議長(
山本正和)
これをもちまして、令和2年
大府市議会第4回臨時会を閉会します。
閉会 午後 1時45分...