• 大府市(/)
ツイート シェア
  1. 大府市議会 2020-07-02
    令和 2年 7月 2日厚生文教委員会−07月02日-09号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 2年 7月 2日厚生文教委員会−07月02日-09号令和 2年 7月 2日厚生文教委員会 令和2年7月2日(木曜日)  午前 9時31分 開会  午前10時38分 閉会 於 大府市役所(全員協議会室) 1 出席委員    委員長   鷹羽登久子    副委員長  久永和枝    委員    大西勝彦    委員    太田和利    委員    国本礼子    委員    早川高光 2 欠席委員    なし 3 その他の出席議員    なし
    4 職務のため出席した議会事務局職員    議事課長   原田好美    議事係長   武陵真結子    議事係主任  神谷優一 5 説明のため出席した者    教育長        宮島年夫    福祉子ども部長    鈴置繁雄    健康文化部長     今村昌彦    教育部長       木學貞夫    指導主事       鈴木達見    地域福祉課主幹    竹田守孝    高齢障がい支援課長  近藤恭史    子育て支援課長    三ツ矢誠    保育課長       内藤尚美    指導保育士      山口良志恵    健康増進課長     阪野嘉代子    学校教育課長     浅田岩男 6 傍聴者    議員    12名    一般傍聴  0名 7 会議に附した事件  (1)令和2年大府市議会第4回臨時会付託案件  議案第55号 令和2年度大府市一般会計補正予算(第8号) ○委員長(鷹羽登久子)  改めまして、皆さん、おはようございます。  それでは、おそろいのようですので、ただいまより、本会議から付託を受けました議案審査のため、厚生文教委員会を開会いたします。  臨時会がこれで4回目になるということで、委員一同も真摯に審査に当たりながら、活発な議論をしていきたいと思います。  一般傍聴の申出があった場合には、4人まで許可することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議ないようですので、そのように対応します。  では、始めに、教育長から御挨拶をいただきます。 ◎教育長(宮島年夫)  改めまして、おはようございます。  本会議に引き続き、厚生文教委員会を開催していただき、ありがとうございます。  御審議のほど、どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(鷹羽登久子)  それでは、議案審査に入ります。  議案第55号「令和2年度大府市一般会計補正予算(第8号)」を議題とします。  まず、順次、補足説明をお願いします。 ◎地域福祉課主幹(竹田守孝)  議案第55号「令和2年度大府市一般会計補正予算(第8号)」、地域福祉課所管分について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から御説明申し上げます。  補正予算書の12ページを御覧ください。  3款1項1目19節・扶助費について、住居確保給付金を910万3,000円増額するものでございます。  これは、離職や休業等により住宅を失った、又は失うおそれのある生活困窮者に対して、その家賃額の一部を支給することで、生活の立て直しができるよう支援するものでございます。  このたびの新型コロナウイルス感染症の影響により、支給対象が拡大されたことなどに伴い、当初の想定を上回る数の申請があり、今後更に増加することが予想されることから、必要となる金額を補正するものでございます。  続きまして、歳入の御説明を申し上げます。  補正予算書の8ページを御覧ください。  15款1項1目4節・生活困窮者自立支援費負担金を682万7,000円増額するものでございます。  歳出で御説明いたしました住居確保給付金について、4分の3相当額が国から補助されるものでございます。  地域福祉課所管分の補足説明は以上でございます。 ◎高齢障がい支援課長(近藤恭史)  高齢障がい支援課所管分につきまして、補足説明をいたします。  補正予算書の12ページをお願いいたします。  3款1項5目・老人福祉費、10節・需用費の消耗品費を550万9,000円増額するものでございます。  これは、新型コロナウイルス感染症対策としまして、高齢者・障がい者の在宅介護・看護サービスを支える訪問系の介護・看護事業所に対しまして、不足している防護服、ガウンの形態になりますが、これを購入し、支給することで、事業所職員、市民を新型コロナウイルスの感染拡大から守るものでございます。  防護服(ガウン)につきましては、1万500着購入しまして、うち8,000着を事業所へ支給し、残り2,500着をが備蓄することで、第二波、第三波に備えることといたします。  高齢障がい支援課所管分の補足説明は以上でございます。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  続きまして、子育て支援課所管分の補足説明を申し上げます。  歳出から説明いたします。  補正予算書の13ページを御覧ください。  国の第2次補正予算に基づき、収入の少ないひとり親世帯の生活を支援するため、児童扶養手当受給世帯に1世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円を給付するとともに、家計が急変した世帯には、更に1世帯当たり5万円を追加給付するものです。  最初に、給付金を支給するために掛かる人件費として、3款2項1目・児童福祉総務費、1節・報酬といたしまして、任用職員の報酬36万5,000円、3節・職員手当等といたしまして、正規職員の時間外勤務手当58万4,000円、任用職員の期末手当15万6,000円、8節・旅費といたしまして、任用職員の通勤費1万円を増額補正いたします。  次に、給付金を支給するために掛かる事務費及び給付金として、3款2項2目・児童手当費、10節・需用費といたしまして、案内通知用封筒の印刷製本費1万6,000円、11節・役務費といたしまして、案内通知と支給決定通知の郵送料10万5,000円、金融機関への振込手数料12万5,000円、12節・委託料といたしまして、ふれあいシステム改修委託料476万3,000円、18節・負担金、補助及び交付金といたしまして、ひとり親世帯臨時特別給付金6,644万円を計上いたします。  なお、今回支払う給付金に係る経費の全額が国からの補助金で賄われるものでございます。  次に、児童福祉施設の児童(老人福祉)センター、子どもステーション発達支援センター等における感染症対策を強化するために、感染防止に必要な物品を購入するものでございます。  3款2項4目・児童センター費、10節・需用費といたしまして、消毒液等の消耗品費233万7,000円、17節・備品購入費といたしまして、加湿空気清浄機の購入費166万3,000円を増額補正いたします。  次に、3款2項7目・子どもステーション費、10節・需用費といたしまして、消毒液等の消耗品費32万円、17節・備品購入費といたしまして、加湿空気清浄機等の購入費103万円を増額補正いたします。  次に、補正予算書の14ページを御覧ください。  3款2項8目・障がい児通所支援費、10節・需用費といたしまして、消毒液等の消耗品費2万8,000円を増額補正いたします。  なお、これらの財源は、子ども・子育て支援交付金及び新型コロナウイルス感染症対策基金としておりますが、基金からの充当分につきましても、国からの補助制度の活用を前提としております。  次に、歳入を御説明いたします。  補正予算書の8ページを御覧ください。  15款2項2目・民生費補助金、2節・児童福祉費補助金のうち、先ほど御説明いたしました、ひとり親世帯臨時特別給付金の給付に係る需用費、役務費、委託料、負担金、補助及び交付金を計上したことに伴い、母子家庭等対策総合支援事業費補助金といたしまして、7,256万4,000円の増額を計上するものです。  同じく、2節・児童福祉費補助金のうち、子ども・子育て支援交付金といたしまして、地域子育て支援拠点事業と、後ほど学校教育課長が御説明いたします、放課後児童健全育成事業における新型コロナウイルス感染症対策に要する費用に国からの交付金を充てるため、128万6,000円の増額を計上するものです。  補助率は、放課後児童健全育成事業は経費の3分の1、地域子育て支援拠点事業は経費の10分の10ですが、1施設当たり50万円の上限がございます。  補正予算書の9ページを御覧ください。  次に、16款2項2目・民生費補助金、2節・児童福祉費補助金のうち、地域子ども・子育て支援事業費補助金といたしまして、放課後児童健全育成事業における新型コロナウイルス感染症対策に要する費用に県からの補助金を充てるため、43万6,000円の増額を計上するものです。  補助率は、経費の3分の1でございます。  以上で、子育て支援課所管分の補足説明を終わります。 ◎保育課長(内藤尚美)  続きまして、保育課所管分の補足説明を申し上げます。  補正予算書の13ページを御覧ください。  始めに、新型コロナウイルス感染症対策について説明します。  3款2項5目・保育所費、10節・需用費の消耗品費増額250万円と、次の17節・備品購入費の施設用備品増額350万円は、公立保育園12園における新型コロナウイルス感染症対策に必要な物品の購入費の増額で、保育中の感染拡大を防ぐために必要な物品を購入します。  次の18節・負担金、補助及び交付金の保育事業業務体制確保対策事業費補助金1,200万円は、市内の私立の認可保育所、認定こども園小規模保育事業認可外保育所、以上合計21か所と病児保育事業3か所を対象に、1施設当たり50万円を上限に、感染拡大防止の経費を補助するものです。  なお、この予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策基金を財源としておりますが、国の補助制度の活用を前提としております。
     次に、補正予算書14ページの3款2項9目・児童福祉施設整備費について説明します。  この春に策定しました大府市児童福祉施設等再編計画に基づき、このたび、吉田保育園、米田保育園を統合して新設することとしました。  その統合新設園の建設場所につきまして、馬池町地内を候補地とするめどが立ちましたので、土地の鑑定、測量を行うものです。  3款2項9目11節・役務費の184万6,000円は、不動産鑑定手数料です。12節・委託料の調査測量・設計監理委託料増額1,894万2,000円は、候補地の境界測量、敷地調査委託料地盤調査委託料です。その下の施設維持管理委託料152万4,000円は、調査に当たっての草刈りの委託料です。  保育課所管分は以上です。 ◎健康増進課長(阪野嘉代子)  私からは、健康増進課分の補足説明を申し上げます。  まず、歳出の御説明からさせていただきますので、補正予算書の14ページを御覧ください。  歳出の4款1項3目・母子保健推進費、10節・需用費の医薬材料費を50万円増額するものです。  これは、新型コロナウイルス感染症対策基金を財源としておりますが、国の補助制度の活用を前提に計上するもので、乳児全戸訪問事業における感染予防に必要なアルコール消毒剤、それから、職員が着用する感染予防のガウンを購入するものでございます。  続いて、4目・予防費、10節・需用費の印刷製本費を132万円、医薬材料費を79万3,000円、それから、12節・委託料としまして、広報同時配布物配布委託料を2万5,000円増額するものです。  こちらについては、印刷製本費は、今後予測される新型コロナウイルス感染症の第二波や新たな感染症の流行に備えるとともに、自死対策として相談先の一覧表などを掲載した感染症予防のためのハンドブックを作成し、広報おおぶ配布時にあわせて、全戸配布を行います。  それから、医薬材料費につきましては、市役所庁舎において来庁者や各課での手指消毒、共用部分の消毒用のアルコールを購入するものでございます。  次に、歳入です。  補正予算書の9ページを御覧ください。  歳入の16款2項3目・衛生費補助金の愛知県地域自殺対策強化事業費補助金としまして、感染症予防のパンフレットのうち、自死対策に係る経費の2分の1補助分として、8万4,000円を増額するものです。  以上です。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  学校教育課分の補正予算について補足説明を申し上げます。  まず、歳出について説明をさせていただきます。  補正予算書の16ページ、17ページをお開きください。  10款2項・小学校費、1目・学校管理費及び10款3項・中学校費、1目・学校管理費の10節・需用費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏季休業が短縮され、例年であれば夏季休業期間に当たる時期に授業を行うこととなり、登校中や在校中の熱中症対策を講じていく必要があるので、小中学校の全児童生徒に配布するネッククーラーを購入するために、小学校費で267万1,000円、中学校費で124万7,000円をそれぞれ増額するものでございます。  国の第2次補正予算の「学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援経費」の詳細が判明し、国庫補助金の対象となるようであれば、財源として国庫補助金を充当してまいります。  次に、19節・扶助費につきましては、国庫補助金を活用して、特別支援教育就学奨励費受給世帯に対して、臨時休業期間中の令和2年4月分、5月分の昼食代を支援するために、従来の支給額に上乗せをして、1食当たり250円を支給するため、小学校費で42万8,000円、中学校費で12万4,000円をそれぞれ増額するものでございます。  この扶助費分は、国庫補助金を活用するわけですが、元々、令和2年4月、5月に給食があると試算して、国庫補助金の歳入が当初予算に計上されているため、今回は、の単独で上乗せする分の歳出のみを計上し、財源は新型コロナウイルス感染症対策基金で賄うものでございます。  次に、10款4項4目・放課後児童健全育成費の18節・負担金、補助及び交付金につきましては、民間の放課後児童クラブが春休みの翌日以降、新型コロナウイルス感染症対策として、平日の午前中から開所するための経費や、利用を自粛した保護者への利用料減免に要した経費について、子ども・子育て支援交付金を活用して補助金を交付するため、放課後児童健全育成事業補助金を130万7,000円増額するものでございます。  また、放課後児童健全育成事業業務体制確保対策事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための経費について、民間の放課後児童クラブ3団体に対しまして、1クラブにつき50万円、合計150万円を新たに計上するものでございます。  次に、補正予算書の18ページをお開きください。  10款5項3目・学校給食費、11節・役務費の手数料につきましては、学校の休業に伴って令和2年3月分の給食費の返金に要した経費2万1,000円を増額するほか、18節・負担金、補助及び交付金につきましては、令和2年3月に給食を実施しなかったため、主食を納入している学校給食会に対して、休業期間中の機械損料などの加工費として、学校臨時休業対策事業費補助金547万8,000円を新たに計上するものでございます。  次に、歳入でございます。  補正予算書の10ページをお開きください。  21款4項1目・雑入、16節・教育委員会収入につきましては、歳出の学校給食費で説明いたしました手数料と補助金に加えて、令和2年3月にキャンセルできずに賄材料費として支出した額の合計額に対して、補助率4分の3で全国学校給食会連合会から交付される、学校臨時休業対策費補助金を新たに471万円計上するものでございます。  補足説明は以上です。 ○委員長(鷹羽登久子)  これより質疑に入ってまいりますが、本補正予算は、補正内容が多岐にわたっておりますので、質疑については、まず、歳出について款ごとに順に区切って行い、次に、歳入その他について一括して行ってまいりたいと思います。  つまり、歳出の3款・民生費、4款・衛生費、10款・教育費、それから、歳入その他全般の四つに区切って、順に質疑を行ってまいりたいと思います。  なお、歳入の中には、歳出に密接に関係した内容もあるかと思いますので、そのような内容については、歳出の各款のところで質疑していただいて構いません。  それでは、質疑に入ります。  まず、歳出の3款・民生費について質疑を行います。質疑はありませんか。太田委員。 ◆委員(太田和利)  それでは、民生費、3款2項9目・児童福祉施設整備費の関係でいろいろと御質問させていただきたいと思います。  まず、先ほどの御説明で、馬池町の辺りに候補地を定めているということでしたが、馬池町のどの辺りを候補地としているのか。また、その選定理由をお答えいただければと思います。 ◎保育課長(内藤尚美)  場所は、大府南中学校のすぐ北西のはす向かいの場所を、今、候補地として選んでおります。今あります吉田保育園と米田保育園の大体中間辺りの位置で、両方からの距離も同程度の場所ということで選定をしました。  あと、その他の選定理由としましては、防災上の問題点が非常に少ない。液状化とかのおそれがない、あるいは浸水区域に入っていない、それから、土砂災害の心配もないということで選びました。  それ以外にも、たまたま、その用地が農業振興地域の地区外でありますので、農振除外とか、農地転用とか、そういった手続が不要な地域になります。ですので、事業スピードが速いだろうということも選定理由の一つです。  あとは、すぐ近くに大府南中学校がありますし、吉田多目的グラウンドからもさほど離れていないので、駐車場の相互利用などが図れることも一つ利点かなというふうに考えております。 ◆委員(太田和利)  とてもいい場所を見つけられたようにお伺いできますが、地権者との交渉状況は、うまくいっているのでしょうか。 ◎保育課長(内藤尚美)  地権者さんとは接触していまして、保育園の用地に売却するということにつきましては、前向きな御回答を頂戴していまして、それで、測量に入る際には、その敷地内にも立ち入らないといけないものですから、そういったことにつきましても、御協力をいただけるということを書面でも頂いているところです。 ◆委員(太田和利)  先ほどの御答弁の中では、吉田保育園、米田保育園の中間エリアの辺りで、2園を統合するということになっておりますが、今後のスケジュールと総事業費をどのように考えられているか、お答えいただけますか。 ◎保育課長(内藤尚美)  まず、今後のスケジュールですが、令和5年度当初の開園を、今、目指しております。  ただ、今後の地権者さんとの交渉次第ですけれども、なるべく早いうちに用地取得をして、可能であれば今年度中に、設計に係る補正予算を上げさせていただいて、令和5年度当初の開園というのを目指していきたいというふうに考えております。  総事業費につきましては、まだ測量とか地盤調査を行っていないものですから、それを行って詳細が判明しないと、何とも言えないのですが、荒池保育園を平成30年から平成31年にかけて建設しましたが、そのときには8億円弱掛かっております。  それで、荒池保育園よりも、今回の候補地のほうが、若干高低差があります。ですので、造成コストが相当掛かるかなと思いますので、荒池保育園よりも少し高い総事業費になるかなというふうには見込んでおります。 ◆委員(太田和利)  スケジュール的に、令和5年度当初の開園を目指しているということで、となると、今の吉田保育園と米田保育園に通われている園児の方にも多少影響が出てくると思うんですけれども、その点を踏まえ、保護者への説明はどのように進めていかれるのでしょうか。 ◎保育課長(内藤尚美)  用地を取得できるということが、地権者さんとの交渉で確定しましたら、まずは、在園児の保護者さんにはきちんと、この場所に建設をしていくということは伝えていきたいと思います。  それから、今後、吉田保育園、米田保育園に入園を考えている保護者さんがいらっしゃると思いますので、その募集が、この秋、9月の広報おおぶで募集が始まります。ですので、その入園の募集案内の中で、吉田保育園、米田保育園につきましては、移転をして、新設統合の計画があるということはお伝えしていきたいというふうに考えております。 ◆委員(太田和利)  では、最後にもう1点だけ。  統合した後の吉田保育園、米田保育園の跡地の利用方法と、あと、もう1点、統合されるということで、統合後の保育士等の職員はどうなっていくのか、お答えいただいてよろしいでしょうか。 ◎保育課長(内藤尚美)  まず、跡地につきましては、今、地元の方の御意見を聴き始めたところですので、そういった御意見も聴きながら、今後、検討を進めてまいりたいと思います。  それから、統合後の保育士等の職員ですけれども、まず、統合新設園の子どもの定員につきましては、今ある吉田保育園と米田保育園の二つの園を合わせた人数で想定をしております。ですので、保育士等の職員配置につきましても、ほぼ、吉田保育園、米田保育園の二園分が必要になるというふうに見ております。ですので、統合後の保育士等の職員も、ほぼ今のままになっていくだろうと。例えば、二人の園長が一人になるとか、園長補佐がそれぞれ一人ずついるところが、統合すれば一人で済むとか、そういうところはあるんですが、現在の雇用を守りながら、長期的に、適正な定数管理に努めていきたいと考えております。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、この関連の質疑はございませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  それでは、1点ですけれども、保育園の規模とか定員については、どのような予定なのか、お伺いいたします。 ◎保育課長(内藤尚美)  まず、定員は180人程度を今、想定しております。  それで、面積は、土地が大体、今の計画では5,000平方メートル。建物が、180人の定員で、延べ床面積は1,800平方メートルぐらいを想定しております。 ◆委員(久永和枝)  建物は2階建てになるということでしょうか。 ◎保育課長(内藤尚美)  2階建てにするか平屋にするかについては、これから検討していくというところです。 ○委員長(鷹羽登久子)
     ほかに質疑はございませんか。国本委員。 ◆委員(国本礼子)  一つ前の項になりますが、3款1項1目19節・扶助費の住居確保給付金増額について、お伺いいたします。  住居確保給付金については、令和2年度の当初予算では46万5,000円計上されていたかと思いますが、今回、新たに910万3,000円が計上されているということは、新型コロナウイルス感染症により収入が減少した世帯が増えているということが理由の一因かと思いますが、この金額の積算根拠をお伺いいたします。 ◎地域福祉課主幹(竹田守孝)  御質問にありましたとおり、当初予算では46万5,000円を見込んでおりました。内容といたしましては、4世帯で3か月分の予算を見込んでおりました。  それで、このたび、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、就労環境が悪化したということで、本年6月末現在で、30世帯からの申請が来ております。  今後更に増えることが予想されるため、今回、全体で40世帯を見込んで補正予算を計上させていただきました。  また、申請者の勤務状況、あるいは退職した方の就労状況などから、今後6か月程度はこの状況が続くだろうということで、当初は3か月で見込んでおりましたものを、40世帯全体で6か月を見込んで予算を算定いたしました。 ○委員長(鷹羽登久子)  住居確保給付金に関連して、ほかに質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)  では、引き続き、3款の質疑をお願いいたします。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  それでは、3款の高齢者生活支援事業について、お伺いいたします。  今回は、訪問介護や訪問看護用に、防護服をが買って、その方々に配布するということだったんですけれども、防護服以外で、例えば、マスクとか、フェイスシールドとか、そういったものの不足感というのはないんでしょうか。 ◎高齢障がい支援課長(近藤恭史)  こういった衛生用品につきましては、マスク、それから手袋、フェイスシールド等については、一時期ほど入手が困難ではないという状況もお伺いしております。  それで、コロナ禍でやはり入手が困難なものが、防護服ということをお伺いしておりますので、今回、補正予算で要求させていただいたというところでございます。 ◎福祉子ども部長(鈴置繁雄)  若干補足させていただきます。  株式会社豊田自動織機さんから、フェイスシールドを500個頂いております。とても良いものを御寄附いただいていますので、これもセットでお渡しする予定でございます。 ◆委員(大西勝彦)  ということは、そういった企業の寄附が税金を使うことの節約になったということだと思いますが、対象者なんですけれども、当然、訪問に行かれて、直接介護する人、看護する人に防護服とかフェイスシールドを渡すと思うんですけれども、例えば、介護の現場ですと、ケアマネジャーさんとか、訪問していろいろな聞き取りをされる方もいるかと思うんですけれども、そういった方々については対象なのかどうなのか、お聞かせください。 ◎高齢障がい支援課長(近藤恭史)  今回、主に対象としている方につきましては、訪問して直接、在宅ケアをされる方ですので、介護ですと、ヘルパーさんとか、それから、看護の部門であれば、やはり訪問看護師の方を対象にしております。  ケアマネジャーさんにお伺いしておりますと、やはり、自宅に直接お伺いせずにやり取りをしているというようなことも、新型コロナウイルスの関係で、事業を展開しているということもお伺いしておりますので、今回の対象は、ヘルパーさん、看護師の方を考えているところでございます。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、訪問介護事業所等の感染症対策の支援について、質疑はありませんか。早川委員。 ◆委員(早川高光)  それでは、同じところで少しお伺いします。  今、対象になる人にお渡しするということをお聞きしましたが、8,000着を配るというようなことを聞いておりますが、実際に8,000着でどれぐらいの期間、用が足せるのかということをお聞きしたいんですが。 ◎高齢障がい支援課長(近藤恭史)  市内の事業所を利用していらっしゃる方は、大体、ひと月で960人ほどいらっしゃいまして、それを割り返しますと、1週間分ぐらいの量になるのかなというところで考えているところでございます。 ◆委員(早川高光)  1週間程度でその8,000着が全て使われてしまうということだと理解しておりますが、そうなると、この後、入手が困難になると――これは重要なものだと思うんですが、この後どうしていくのかということは、どんな検討をされているのか、お聞かせ願えますか。 ◎高齢障がい支援課長(近藤恭史)  今回の購入に当たっては、既製品を購入するというものではなくて、市内の事業所で製造が可能な事業所を御紹介いただきまして、そちらの事業所に発注する予定にしております。  それで、その事業所は、自動車関連の製造メーカーではあるんですが、今回、新たに介護・看護の部分に新規参入するといった事業所でもございますので、その事業所の支援にもつながるというところと、この事業所は、大府市のために、今後も製造を続けていきたいという御意向も持っていらっしゃいますので、が今回、一括で発注しますが、これ以降については、それぞれの介護・看護の事業所のほうから発注していただけるような体制を取っていければと思っております。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  3款2項2目のひとり親世帯臨時特別給付金についてお伺いいたしますが、大府市が一定把握しているところは、直接、連絡が行くかなというふうに思うんですけれども、把握ができていない、実態としては未婚の方も対象になるというふうですけれども、そういったひとり親世帯への周知はどのように行っていくのか、お伺いいたします。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  ありきたりですが、ホームページや広報おおぶにはもちろん載せさせていただきますし、8月に児童手当の現況届の結果を送る予定がありますので、その中でも、今回の給付金の御案内をさせていただこうと思っています。  そのほかにも、今まで相談におみえになった方のリストも、こちらである程度把握しておりますので、そちらの方も、該当するような方につきましては、御案内させていただく予定でおります。 ◆委員(久永和枝)  小中学校とか保育園とかでのPRについては、考えてみえないんでしょうか。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  先ほど申し上げたように、児童手当の現況届とかがあります。ダイレクトに行くものですから、そちらの方法では考えておりません。 ◆委員(久永和枝)  大府市が把握をしていないところへの周知という視点で聞いていますので、そこは、ホームページぐらいになるというふうな認識でよろしいんでしょうか。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  もちろん、広報おおぶもございますし、周知は図れるかというふうに思っております。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給に関して、質疑はありませんか。国本委員。 ◆委員(国本礼子)  同じ項目ですが、通常、児童扶養手当を受けていない低所得のひとり親世帯、例えば、障害年金や遺族年金などの公的年金を受給されているひとり親世帯は、児童扶養手当の受給対象と通常はなっていませんが、今回のひとり親世帯臨時特別給付金は対象になるかと思います。  こうした世帯への周知はどのように行っていくお考えでしょうか。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  もちろん、今までの相談の中で、該当の方がいらっしゃれば、個別に連絡をさせていただく予定でおります。 ◆委員(国本礼子)  今回、こうした世帯は、申請をすれば給付金を受け取ることができるというふうにお伺いしています。  自ら申請しないといけないということで、この情報を知らない限りは申請ができないかと思いますので、そういった部分での取りこぼしがないように、どういったことに留意していくお考えでしょうか。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、児童扶養手当をもらっている方とかなり重複している部分がありますので、そういうツールを使いまして、個別に連絡をさせていただくという方法を取らせていただきたいと思います。  今後も、取りこぼしがないように実施してまいります。 ◆委員(国本礼子)  これは、家計が急変した世帯への追加の支給が行われるということなんですが、最初の給付を他で受けられた方が、本市に転入されてきた場合、家計の急変によって受給したいという場合には、これは申請していただくしか方法はないのでしょうか。 ◎子育て支援課長(三ツ矢誠)  児童扶養手当の現況届というのが8月にございますので、必ずそこで現状を把握することになります。  そこで、収入が下がったという、聞き取りを行いますので、そういった方法でやりたいというふうに思っております。
    ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  それでは、3款の質疑を終わりまして、次に、4款・衛生費について質疑を行います。質疑はありませんか。太田委員。 ◆委員(太田和利)  それでは、4款・衛生費の感染症予防事業のところでお伺いしたいと思います。  今回、新型コロナウイルス対策に関するハンドブック、こういった感染症に対してのハンドブックを作成していくということなんですが、内容をもう少し詳しく教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎健康増進課長(阪野嘉代子)  内容につきましては、基本的に、今回の新型コロナウイルス感染症の一連の関係を参考にして、せきエチケットだとか、マスク等の感染予防がどれだけ重要なのかというところを啓発することとあわせて、備蓄品をそれぞれの御家庭で、常に感染症に対する意識を持って備蓄をしていっていただきたいというような内容と、あと、手洗いや何かがどれだけ効果があるかというようなところを記載して、常に手元に置いていただけるような、A4のパンフレットを作成したいと考えております。  それで、これについては、先ほども御説明しましたが、自死の関係で、相談先の一覧表等、こころの健康についても一緒に載せて、住民の方に届くような形を取りたいと考えております。 ◆委員(太田和利)  備蓄のことも盛り込まれ、今、問題になっている自死のことも考慮されたハンドブックを作成されるということで、となると、皆さん御承知のとおり、今、東京のほうで、第二波ではないですが、少し怪しいという情報が流れてきていると思いますが、そうなってくると、こちらを、一刻も早くというのは少し難しいかもしれないですけれども、早く届けていただきたいなという思いがありますが、スケジュールとか発行部数等はどのようにお考えでしょうか。 ◎健康増進課長(阪野嘉代子)  これから作成、業者との調整という形になりますので、早くても9月、10月ぐらいまでにはというふうに考えております。 ○委員長(鷹羽登久子)  部数についても質疑がありましたが。 ◎健康増進課長(阪野嘉代子)  失礼いたしました。  部数については、4万部作成する予定で、広報おおぶと一緒に、全世帯へ同時配布することを考えております。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、感染症予防ハンドブックについての質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ほかに、4款で質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の10款・教育費について質疑を行います。質疑はありませんか。太田委員。 ◆委員(太田和利)  それでは、10款・教育費の消耗品費増額ネッククーラーの件で幾つかお伺いしたいんですけれども、ネッククーラーにはいろいろな種類がございますが、今回、どのような製品を選ばれているのでしょうか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  首にマフラーのように完全に巻きつけるタイプですと、引っ掛かったときに首を絞めてしまうという危険がありますので、完全に一回りしないような形のものを、要は安全性の高いものを、今回は選んでいる状況でございます。 ◆委員(太田和利)  安全性にも配慮されて、すばらしいと思いますが、熱中症対策としてということなので、全ての児童生徒にネッククーラーを配るというお話なんですけれども、今、もうかなり気温が上がってきていて、暑い状況となっていると思いますので、早く配ってほしいなという思いがありますが、配布する時期というのは、いつ頃と見込んでいるのでしょうか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  本日議決をいただきますと、通常の物品購入のルートですと、かなり時間が掛かってしまうというのがあるんですけれども、そうすると、8月ぐらいになってしまうという考え方にはなるんですが、今回、新型コロナウイルスの感染予防対策、非常に喫緊の課題だということで、熱中症対策が必要になってまいりますので、災害と同じような考え方で、緊急に発注するという形で事務を進めていきたいと考えておりまして、早ければ来週ぐらいには配布できるような形で、早急に事務を進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、登下校時の熱中症対策について質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  ネッククーラーについて、1点。  これは、登下校時をターゲットというか、登下校時に着けてもらうという目的で配布されるのか。ほかのときにも、外で体育をやるときだとか、そういうときにも着用可能なのか。多分、朝礼は、今は外でやっていないと思いますけれども、その辺はどうなんでしょうか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  登下校時に着けてもらうというふうには考えているんですけれども、商品の説明を見ますと、朝、水につけていただいたものを巻いていただくと、6時間から8時間は持つということでございますので、1日着けていられるかなと思っております。  それで、少し温まってきた、冷え方が緩くなってきたなというときは、少し外しておいていただければ、室内の温度でまた少し下がるというところもございますので、授業中も使えるかなとは思っておりますが、体育のときに使うというのは、そこは、運動の度合いにもよるかと思うんですけれども、それは、ないほうが動きやすいだろうということになれば、激しい運動の場合であれば、外すということもあろうかと思いますが、通常の教室で受けるような授業の間も着けていただけるという想定で考えております。 ◆委員(大西勝彦)  体育の授業等々、児童生徒の様子を見ながら、ケース・バイ・ケースだと思うんですけれども。  1点確認ですけれども、普通、授業を受けるときは、当然、室内なんですけれども、帽子をかぶってはいけないだとかありますが、このネッククーラーは、大前提として、学校の指導としては着けっ放しでもいいよというようなことで、もう学校にも徹底されているんでしょうか。 ◎指導主事(鈴木達見)  基本的には、私どもとしては、やはり熱中症対策ということでございますので、そのようにしたいなと考えております。  ただ、校長会のほうがまだ開かれておりませんので、今後、周知徹底していきたいな、そんなふうに思っております。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、10款・教育費について質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  ネッククーラーについて確認です。  細かいことは多分、各学校で決めていかれるのかなというふうに思うんですけれども、使うのか使わないのかは個々で判断をして、例えば、ほかのもので、今持ってみえる方もみえたりとか、使いやすいものを持ってくるというところについては、これも各学校で決めていかれるのか。その点について、お伺いいたします。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  今回のネッククーラー、要は首を一回りしないというもの、若しくは、冷やすのに振り回したりするタイプのものもあるんですけれども、そういうものを選ばなかったというのは、ほかのお子さんたちへの影響等もあるということもありますので、同じタイプのものであれば、着けていただくのは可能かと思うんですけれども、私どもが一回りして首が絞まるような危険なものを避けたというところから考えると、そういう首を一回りするようなタイプのものは、使用をお勧めしないというところでございます。 ◆委員(久永和枝)  1人1個配布するということで、かなりの数になるわけですけれども、その管理は、もちろん個々で行うかと思うんですが、結局は、学校であったり、担任の先生がこれを管理していくわけですが、その教員の負担も含めて――ずっと着けていない子もいますよね。  例えば、ぬれているものを置く場所だとか、そういった確保も必要になってくるんではないかなというふうに思うんですけれども、そういったトータル的なもの、配布して終わりではなくて、そういったものが各学校から出れば、そういった整備もしていくという考えなのか。この点について、お伺いいたします。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  個々の持ち物なので、それぞれ、ほかの今までの持ち物もそうなんですけれども、個人に配布してあるものを、学校が管理する、先生が管理するというのは、第一義的には、児童生徒が管理するという形になろうかと思いますので、そこで、管理をするという教育をしていくことも大事なのかなと思っております。  それで、置き場所と言われましたけれども、先ほどもお話しましたように、授業中でも着けていられるタイプのものですし、仮に、外して室温で下げていくというときにも、すごく湿っているというものでもないものですから、授業中に自分の机の上に外しておくことはできるかと思いますので、そのような形の運用になるかと思います。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、10款で質疑はありませんか。国本委員。 ◆委員(国本礼子)  10款5項・保健体育費、3目・学校給食費の学校臨時休業対策事業費補助金について、お伺いいたします。  本市において、この補助金の対象となる事業者数をお伺いいたします。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  基本的には、県の学校給食会に払うというのが多くのものになります。  あと、令和2年3月において、食材の関係でキャンセルした事業者数は、今、数字を持っていないんですけれども、納入業者についての支払いもあるというところでございます。 ◆委員(国本礼子)  この対象事業者が複数の市町村にまたがって学校給食調理業務を実施している場合は、同じような事業、これは、本だけの事業ではないと思いますので、こういった場合の支払いの配分というか、そういったことは、どのように取り決められているのでしょうか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  愛知県学校給食会のほうから、今回の費用算定について、それぞれの主食の単価が計算された中で、食数を掛けた金額の請求がまいる形です。ですので、大府市だけではなくて、納入がほかの市町にわたっているという場合には、それぞれの食数に応じた金額が市町に請求されるということで、大府市においての金額が愛知県学校給食会のほうから示されているというところでございます。 ○委員長(鷹羽登久子)
     ほかに、10款・教育費について質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員(大西勝彦)  今の学校給食費なんですけれども、議案説明会のときの補正予算の概要の資料を見ますと、547万8,000円をこの事業に使うよと。それで、括弧して4分の3民間補助と書いてあって、民間補助とはどういうことなのかなと。  今、御説明を聞いておりますと、471万円が全国学校給食会連合会から、なぜか大府市に雑入として入ってくると。  それで、4分の3ですから、ちょっと数字が合わないんですけれども、4分の1を足して、愛知県の学校給食会にお金を大府市が出すということなんですけれども、これは、原資は税金なんですか。どういう流れなんでしょうか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  補助事業者である全国学校給食会連合会というところから補助金がもらえるという形になってきます。  それで、私どものほうは、愛知県学校給食会のほうから請求が来るものですから、そちらに支払うという形になるんですけれども。  それで、原資としては、恐らく税金なのかなとは思うんですけれども。  それで、4分の3が来るわけなんですけれども、文部科学省の説明によりますと、4分の1のうちの8割は、特別交付税措置がされるということで説明を受けております。 ◆委員(大西勝彦)  非常にわかりにくいお金の流れになっているんですけれども、全国学校給食会連合会と愛知県学校給食会の位置付けというのは、全国学校給食会連合会の一つの支部として愛知県学校給食会があるのか、別のものなのか、どうなんでしょうか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  それぞれ、都道府県単位に学校給食会を持っているようでございます。  それで、その取りまとめ役というような形で全国学校給食会連合会のほうが位置付けされているかと思いますので、そこが上下関係になるのかと言われると、定かではないんですけれども、あくまでも今回の支払先としては、愛知県学校給食会のほうに支払うというところでございます。 ◆委員(大西勝彦)  わかりにくいと言ったのは、全国学校給食会連合会から愛知県の学校給食会に471万円を直接払えばいいのではないかと。  それで、差額分については、4分の1ですか。4分の1の8割をまた国が補填するみたいなんですけれども、これを支出として、大府市の税金から愛知県学校給食会に出すというような形のほうが明快だと思うんですけれども、こういったことはあるんでしょうか。 ◎教育部長(木學貞夫)  そうですね。こういったことはあります。  例えば、今年度、中学校の体育館に空調を付けますけれども、あれも、国の経済産業省が原資を出して、それを外郭団体に出して、そこからに補助されるというような形で補助金の流れができていますので、それも同じように、一遍に、に直接、経済産業省が出せばいいのではないかというようなお話もあろうかと思いますけれども、一応、そういった仕組みになっております。  それで、これも、こういった仕組みで考えられておりますので、これに従って事務を進めさせていただくということになります。 ◆委員(大西勝彦)  今の経済産業省のクーラーの場合とは、少し違うと思うんですよね。補助金が経済産業省の外郭団体に行って、に来て、が事業をするのとは。  今回は、文部科学省から全国学校給食会連合会に行って、それがに来て、それをがまた今度、愛知県の学校給食会に出すもんですから。これが、が事業者に出すというのならわかるんですけれども、愛知県の学校給食会に出すということなので。  では、視点を変えて、愛知県学校給食会にの税金が4分の1の2割入っていくんですけれども、それがきちんと使われたかどうかの検証というのは、どのようにされるんですか。 ◎学校教育課長(浅田岩男)  検証というか、私どもは、愛知県学校給食会のほうから、いわゆる主食、御飯であったり、パンであったりというもの、あと、ここには愛知県学校給食牛乳協会のほうの委託の分も入っておりますから、牛乳関係の事業者にも入っていくということで積算をいただいているところになりますので、こちらに納めたお金が、愛知県学校給食会のほうから、それぞれ、御飯だったり、パンを作っている業者のほうに配分されるものと考えておりますが、その後のお金の流れを私どものほうがチェックするということは、愛知県学校給食会のほうが適正に処理をするというところで、私どものほうは支払いを行っていくというところになります。 ○委員長(鷹羽登久子)  ほかに、10款・教育費について質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、最後に、歳入その他全般について質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で、議案第55号の質疑を終わります。  次に、討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。久永委員。 ◆委員(久永和枝)  それでは、議案第55号「令和2年度大府市一般会計補正予算(第8号)」に反対をします。  新型コロナウイルス感染症対策に関する内容については賛同するんですけれども、やはり、この中に、公立保育園を減らしていくことにつながる予算が含まれていますので、反対をいたします。 ○委員長(鷹羽登久子)  次に、賛成の討論はありませんか。太田委員。 ◆委員(太田和利)  それでは、議案第55号「令和2年度大府市一般会計補正予算(第8号)」の厚生文教委員会所管分について、賛成の立場で討論させていただきます。  まず始めに、このたび、国からの特別定額給付金の扱いにつきまして、岡村市長の適切な指揮の下、職員の方々が懸命に力を尽くされ、驚異的なスピードで給付手続を進めていただきましたことに対しまして、心から敬意を表します。  とりわけ、この作業を行うに当たっては、国が準備した処理システムにいち早く見切りをつけ、本市独自のソフトを開発し、対処したことも、このような成果をもたらした要因の一つであったと伺い、コンピュータを駆使する創造力と技術を持った人材の有効性と必要性を改めて認識するとともに、本市で先進的なICT教育を受けた子どもたちが、近い将来に、一層高度化するコンピュータ社会において、多方面でこのように活躍してくれるであろうことを想像し、これから本で加速されるGIGAスクール構想の取組への期待がより大きく膨らみました。  さて、今まで防災と言えば、地震や台風などの自然災害に焦点が当たりがちだったところ、新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックを引き起こす感染症に特化した市民向けのハンドブックの作成は、大変有意義な施策と考えます。  また、ハンドブックの内容については、先ほどの答弁でありましたように、日頃の行動指針だけではなく、備蓄に関すること、さらには、今、問題視されている自死の防止につながることを内容に盛り込んでいただけるということでした。だからこそ、ハンドブックにつきましては、配布だけで済ませず、市民の皆さんにしっかりと活用していただき、日頃からの感染症に対する備えの啓発の一助となることを期待します。  そして、保育所整備事業につきましては、令和5年度当初の開園を目指しているということなので、スピード感を持って、用地交渉等を円滑に進めていただくためにも、今回の臨時会で上げていただいたことに賛同いたします。  また、熱中症対策としての児童生徒向けのネッククーラーの配布については、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏休みが短縮され、暑い時季に授業を行わなければならない事情もあり、これからの季節柄想定される危機対応も考慮され、時を置かず臨時会に上程された点及び安全性を考慮した製品を選定された点を高く評価したいと思います。  また、先ほどお答えいただいたように、1日でも早く配布されることを切に願います。  今回の補正予算が執行され、大府市民が新型コロナウイルス感染症に対する備えを今一度再認識し、行政と一体となってこの苦境を乗り越えていく一助となることを期待いたしまして、賛成の討論といたします。 ○委員長(鷹羽登久子)  次に、反対の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、これで討論を終わります。  これより議案第55号を採決します。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第55号「令和2年度大府市一般会計補正予算(第8号)」は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了しました。  最後に、教育長から御挨拶をいただきます。 ◎教育長(宮島年夫)  慎重審議のほど、ありがとうございました。  どうもお疲れさまでした。 ○委員長(鷹羽登久子)  なお、委員長報告の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議ありませんので、そのように取り扱わせていただきます。  以上で、厚生文教委員会を閉会します。お疲れさまでした。                閉会 午前10時38分...