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  1. 大府市議会 2020-03-31
    令和 2年第 1回臨時会−03月31日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 2年第 1回臨時会−03月31日-01号令和 2年第 1回臨時会 第1日目  令和2年3月31日(火曜日)   午後 1時00分 開議   午後 2時01分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  鷹羽富美子    5番  三宅佳典    6番  野北孝治    7番  木下久子    8番  藤本宗久    9番  太田和利   10番  酒井真二   11番  鷹羽琴美   12番  加古守
      13番  森山守   14番  柴崎智子   15番  国本礼子   16番  山本正和   17番  早川高光   18番  鷹羽登久子   19番  宮下真悟 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   相木直人    議事課長   原田好美    議事係長   武陵真結子    議事係主任  神谷優一 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長      岡村秀人    副市長     山内健次    教育長     宮島年夫    企画政策部長  新美光良    総務部長    久野幸信    健康文化部長  今村昌彦    都市整備部長  玉村雅幸    秘書人事課長  白浜久    企画政策課長  福島智宏    財政課長    信田光隆    税務課長    渡邊修    保険医療課長  加藤勝    緑花公園課長  佐藤正裕 5 議事日程  第1 会議録署名議員指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   報告第1号 専決処分報告について(損害賠償)   報告第2号 専決処分報告について(損害賠償)  第4 議案第24号 大府税条例の一部改正について  第5 議案第25号 大府都市計画税条例の一部改正について  第6 議案第26号 大府国民健康保険税条例の一部改正について  第7 議案第24号 大府税条例の一部改正について  第8 議案第25号 大府都市計画税条例の一部改正について  第9 議案第26号 大府国民健康保険税条例の一部改正について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長山本正和)  皆さん、こんにちは。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しております。よって、令和2年大府市議会第1回臨時会は成立しますので、開会します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下、関係職員出席を求めましたので御報告します。  日程第1、「会議録署名議員指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において11番・鷹羽琴美議員及び12番・加古守議員指名します。  日程第2、「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。今期臨時会会期は、本日3月31日、1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は、本日1日間と決定しました。  会議に先立ち、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長岡村秀人登壇) ◎市長岡村秀人)  令和2年大府市議会第1回臨時会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る3月15日告示の市長選挙におきまして、当選が確定し、引き続き2期目の市政のかじ取りをさせていただくことになりました。責任の重さに身の引き締まる思いでございます。1期目の4年間の経験と実績を礎に、明日からスタートいたします第6次大府総合計画に定めました将来都市像であります「いつまでも 住み続けたい サスティナブル健康都市おおぶ」の実現に向けて、引き続き全力で取り組んでまいりますので、これまで以上に、議員の皆様のお力添えをお願い申し上げるところでございます。  さて、本日の臨時会は、専決処分報告2件、条例の一部改正3件を本議会へ御提出申し上げるものでございます。  よろしく御審議の上、お認め賜りますようお願い申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長山本正和)  日程第3、「諸報告」を行います。  お手元に報告第1号及び報告第2号の写しが配布してあります。  報告第1号及び報告第2号について、報告者から補足説明をお願いします。都市整備部長。 ◎都市整備部長玉村雅幸)  報告第1号及び報告第2号は、いずれも、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の指定した専決処分事項につきまして専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  まず、報告第1号の内容につきまして御説明いたします。  令和2年1月27日午前9時40分頃、大府市北崎町大根地内の大府みどり公園第2駐車場において、事故相手方の運転する軽自動車が、駐車場に進入しようとしたところ、地中に下がりきっていなかった車止めポールに接触し、当該軽自動車右前部を損傷する事故が発生いたしました。  この事故につきましては、事故相手方との示談が成立し、相手方に対する市の損害賠償額を11万9,086円と定め、賠償いたしたものでございます。  次に、報告第2号につきまして御説明いたします。  報告第1号の事故の発生から約20分後の令和2年1月27日午前10時頃、大府みどり公園第2駐車場において、別の事故相手方の運転する小型自動車が、駐車場に進入しようとしたところ、報告第1号の事故と同じ車止めポールに接触し、当該小型自動車右前部を損傷する事故が発生いたしました。  この事故につきましては、事故相手方との示談が成立し、相手方に対する市の損害賠償額を4万299円と定め、賠償いたしたものでございます。  なお、当該箇所につきましては、事故後直ちに修繕し、当該車止めポールの上部に赤いテープを巻き付け、視認性の向上を図っております。  以上で報告を終わります。 ○議長山本正和)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。18番・鷹羽登久子議員。 ◆18番議員鷹羽登久子)  それでは、3点ほどお尋ねをさせていただきます。  ただいまの報告第1号、報告第2号の損害賠償についてでございますけれども、まず、1点目でございますが、報告第1号と報告第2号の間に20分ほどの時差があったということを聞いておりますが、2回目の事故の前に対応することはできなかったのかどうか、状況について御説明をお願いします。  2点目でございます。  この大府みどり公園につきましては、管理を業務委託しておるわけですが、今回の賠償案件に当たりまして、設置者受託者の間で、責任及び負担について、どのように協議をして整理をされたか、お聞かせください。  3点目でございます。  設置者としての再発防止策はただいま御説明いただいたとおりでございますが、受託者についても再発防止策について何かのお話合いがあったのであれば、その点について、お聞かせください。  以上です。 ○議長山本正和)  お答え願います。都市整備部長。 ◎都市整備部長玉村雅幸)  まず、1点目の御質問に対する御回答ですけれども、まず、1台目の車がぶつかった後、この1台目の車の運転手が、大府みどり公園管理事務所に、その事故状況について報告に行った、その間に2台目の事故が起きてしまいました。  ということで、わずかな時間の間でございましたので、その間に対応することは難しい状況にありました。  次に、2点目でございますけれども、この大府みどり公園の第2駐車場のこのポールの開け閉めですけれども、これはシルバー人材センターのほうに委託をしているわけなんですが、事故が起きた後、直ちにシルバー人材センターのほうの管理者のほうとちょっとお話をさせてもらって、この車止めポールの開閉をきちんとやっているかどうかということを確認したところ、担当のほうはきちんと車止めポールを下ろしていたということで確認を受けておりますので、市と運転手側との間で交渉のほうを行わせていただきました。  次に、3点目ですけれども、再発防止策につきましては、先ほど私の報告の中で、赤いテープを巻いて視認性を上げたというお話をさせていただきましたけれども、それとあわせて、シルバー人材センターのほうには、門扉の開閉チェック表というのを市のほうで作成いたしまして、これに基づき、今後は、きちんと車止めポールが下がったことを確認して、業務のほうをやっていただくということでお願いしてあります。  以上でございます。 ○議長山本正和
     ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、議案第24号「大府税条例の一部改正について」から、日程第6、議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長久野幸信)  議案第24号及び議案第25号につきまして、提案理由並びに内容説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、いずれも、地方税法の一部改正に伴い、条例改正するものでございます。  まず、議案第24号「大府税条例の一部改正について」、内容を御説明いたします。  最初に、個人市民税に関するものといたしまして、1点目は、肉用牛の売却による事業所得に係る個人市民税課税の特例の適用期限を延長するものでございます。2点目は、優良住宅地造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る個人市民税課税の特例の適用期限を延長するものでございます。3点目は、扶養親族等申告書の名称及び記載事項に係る規定整備をするものでございます。  次に、たばこ税に関するものといたしまして、輸出等に係るたばこ税課税免除の手続の簡素化に係る規定整備をするものでございます。  最後に、全体に係るものといたしまして、引用条項整理及び改元に係る規定整備を行うものでございます。  次に、議案第25号「大府都市計画税条例の一部改正について」、内容を御説明いたします。  改正内容につきましては、地方税法の一部改正に伴い、引用条項整理及び改元に係る規定整備を行うものでございます。  施行期日につきましては、いずれの条例も、令和2年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長山本正和)  健康文化部長。 ◎健康文化部長今村昌彦)  議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」、提案理由並びに内容説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、大府国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえ、課税限度額改定及び軽減制度の拡充を図るため、条例改正するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  1点目は、医療分に係る課税限度額を「61万円」から「63万円」に、介護分に係る課税限度額を「16万円」から「17万円」に改定し、後期高齢者支援金分と合わせた課税限度額合計額を「96万円」から「99万円」に改定するものでございます。  2点目は、軽減判定所得の算定における被保険者数に乗ずる金額を改定するもので、5軽減対象となる世帯判定にあっては、「28万円」から「28万5,000円」に、2軽減対象となる世帯判定にあっては、「51万円」から「52万円」に改定し、課税額軽減を図るものでございます。  3点目は、改元に係る規定整備を行うものでございます。  施行期日につきましては、令和2年4月1日とし、令和2年度以後の年度分国民健康保険税について適用するものでございます。  これで提案理由並びに内容説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長山本正和)  これより質疑に入ります。  まず、議案第24号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第25号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第26号について質疑を行います。質疑はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」、課税限度額改定について3点、お伺いいたします。  まず、1点目ですけれども、今回の改定によって影響を受ける世帯数影響額について、お伺いいたします。  2点目ですけれども、国は、この限度額に達する被保険者世帯割合を1.5パーセントにしていくという考えを持っているわけですけれども、大府市は、今、現在2パーセント程度というふうに聞いております。  それで、今回の改定を行うことで、限度額に達する医療分割合はどれぐらいになるのか、お伺いいたします。  3点目ですけれども、先の定例3月議会でも、1人平均3,000円の値上げが決まったばかりの国保税ですが、国保加入者世帯は、年金者ですとか、収入のない方、世帯が多いわけで、また、自営業の方も多いという保険となっております。  それで、今回の、例えば新型コロナウイルス外出自粛等影響で、事業が成り立たないですとか、生活が厳しくなる世帯が増えてくるのではないかというふうに考えているわけですが、条例改正の特に負担が増える点について、せめて時期をずらすなどの検討、こういったものはされたのかどうか、お伺いいたします。 ○議長山本正和)  お答え願います。保険医療課長。 ◎保険医療課長加藤勝)  3点御質問をいただきました。  まず、1点目ですが、改定影響額ですが、限度額を超過する世帯令和元年度の被保険者数の試算で216世帯限度超過対象と見込んでおります。税額としては、約498万円が税収増となる見込みでございます。  2点目ですが、現在、大府市の限度超世帯割合は、2パーセント程度ということなんですが、今、大体、1万世帯ほど国保加入世帯がみえまして、216世帯ということですので、ほぼ変わらないというふうに見ております。  3点目ですが、新型コロナウイルス影響も昨今言われておりますが、収入の減少ですとか、事業の廃止などの方に対しては、既存の税の減免制度などにより対応してまいりたいと考えておりまして、特に時期をずらすというような検討はしておりません。  以上です。 ○議長山本正和)  答弁終わりました。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、2点再質問をさせていただきます。  1点目は、大府市は、限度額に達する被保険者世帯割合、今回の改定でも変わらないよということでしたが、国の目指す、例えば1.5パーセントにしていくために、医療分だけで見たほうがいいのか、ここで考えた場合に、大府市として、課税限度額をどれぐらい引き上げる必要があるのか。この点について、お伺いいたします。  もう1点は、条例改正負担が増える世帯についての時期をずらす検討についてはされていないということでしたが、1月の国保運営協議会を経て、今回の議案の提案だと思いますが、時期をずらすなどの対応は、今回はされないわけですが、手順を踏めば可能なのかどうか、お伺いいたします。  以上です。 ○議長山本正和)  お答え願います。健康文化部長。 ◎健康文化部長今村昌彦)  まず、世帯割合なんですが、決して、私たちは何パーセント以上をその限度額世帯にしようとか、何パーセント以内に抑えなければいけないという、そういう目標数値は持っておりません。  やはり、負担できる方に御負担いただき、御負担いただけない方については、軽減や減免の措置をしていこうと、そういうスタンスでおりますので、1点目の答弁といたしましては、そもそも、課税限度額世帯割合は目指していないと。  それから、2点目なんですが、先ほどの3点目の御質問で、やはり、年金収入の方ですとか、収入の少ない方、それから、そういう経済状況でお困りの方というお話なんですが、それは、私どもが今回の条例改正で、2点目でお願いしています軽減の拡大、そちらのほうの対象の方になってまいります。  1点目の課税限度額を上げるという方は、これは、かなり収入のある方、若しくは、本市は資産を適用していますので、かなりの資産を持っていらっしゃる方が対象になってまいりますので、そもそも、議員御指摘の方々は、この制度の対象ではないだろうというふうに考えております。  以上です。 ○議長山本正和)  答弁終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第24号から議案第26号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、総務委員会及び厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第24号から議案第26号までは、議事日程に記載のとおり、総務委員会及び厚生文教委員会に付託することに決定しました。  お諮りします。ただいま付託されました議案第24号から議案第26号までの審査委員会を開いていただくため、ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午後 1時19分                 再開 午後 1時46分 ○議長山本正和)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第7、議案第24号「大府税条例の一部改正について」から、日程第9、議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案総務委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、総務委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長報告を求めます。  まず、総務委員長報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長木下久子登壇) ◎総務委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人全員出席し、市長以下、関係職員出席を求め開会いたしました。  まず、議案第24号「大府税条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、肉用牛の売却による事業所得に係る課税特例対象の範囲は。  答え、1頭当たり100万円未満のものについて、1,500頭までが対象となる。  問い、対象となる農家は、市内で何軒か。  答え、令和元年度の実績では、8軒である。  次に、議案第25号「大府都市計画税条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長山本正和)  ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。
     続いて、厚生文教委員長報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長鷹羽琴美登壇) ◎厚生文教委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員出席し、副市長以下、関係職員出席を求め開会しました。  議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長山本正和)  ただいまの厚生文教委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第24号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第24号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第24号「大府税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第25号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第25号「大府都市計画税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」、討論をさせていただきます。  今回の議案の中で一つ、軽減制度が拡充される点は賛同いたします。  5軽減については、これまでの軽減判定所得の算定の際に被保険者数に掛ける金額が5,000円上がることで、約28世帯が約140万円の軽減となります。  また、2軽減の場合は、1万円上がり52万円になり、約29世帯で約40万円軽減されることについては、賛同をいたします。  しかし、もう1点の課税限度額改定については、医療分が2万円上がり63万円に、介護分は1万円増の17万円になり、合計で現行の96万円が99万円に引き上げられます。  今回の改定によって影響を受ける世帯は約216世帯で、影響額は約498万円の値上げとなるため、賛同できません。  影響を受ける世帯は、先の定例3月議会で、1人平均年間3,000円の引上げの世帯でもあります。  4人家族であれば1万2,000円の値上げとなり、今回の改正によって、更に年間2万5,000円の値上げとなります。  国保加入者は、仕事を持たない人や年金生活者など、所得の低い人が多くいます。また、自営業の世帯も多く、昨年の消費税増税、今回の新型コロナウイルスの自粛等によって、保険税が払えない世帯が出てくるのではないかと心配しています。  今、この時期に上げるべきではなく、逆に、特別の対策が必要な時期ではないでしょうか。  影響はこれからです。  在宅者が増え、各家庭の光熱費が跳ね上がり、働けず、また商売が成り立たないなど、様々な理由で各世帯収入も減っています。  そもそも増える当てのない国保会計の歳入を、国保の加入者の中だけでやりくりすること自体が問題であります。  国保は社会保障でありながら、国保税負担率は所得の約10パーセントと言われています。ほかの被用者保険保険料の負担率は所得の5パーセントから8パーセントですので、明らかに国保は高くなっています。  その要因は、国保にしかない均等割、平等という保険税の算定です。  公費を1兆円投入すれば、赤ちゃんにも掛かる均等割世帯に掛かる平等を、全国の多くの自治体で廃止することができ、結果、保険税額を抑えることができます。  今の国保は、助け合いではなく、社会保障の一つであることを踏まえ、被保険者が払える保険税にしていくために、まずは国から1兆円を投入させ、協会けんぽ並みの所得の負担率7パーセント程度に引き下げるべきであります。  是非、大府市からも国へ働き掛けていくことを意見とし、国保課税限度額の引上げによって保険税が上がる内容が含まれる本議案に反対をいたします。  以上です。 ○議長山本正和)  次に、賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  反対の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員鷹羽富美子)  では、議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」、反対の理由を述べさせていただきます。  今回の改定では、地方税法の一部改正に伴い、国民健康保険税5軽減、2軽減対象者が拡大されます。  この軽減制度は、国、県の負担金がほとんどで、一部だけが市の一般会計から払われるというように言われています。  国保の特別会計には、減額した分、全額補填され、軽減した分は、国保加入者の税率に転嫁されるものではないので、この点につきましては評価いたします。  しかし、もう1点の改定である国民年金加入者の国民健康保険税課税限度額の引上げについては容認できないため、反対いたします。  来年度からの課税限度額は、医療分がプラス2万円で63万円、介護分がプラス1万円で17万円になり、昨年度に比べ3万円アップし、99万円に引き上げられるというものです。  課税限度額の推移を見てみますと、平成5年には50万円だったものが、25年間ほどで2倍近くに上がっています。  また、この数年間の変化を見ても、医療分については、平成30年に58万円、平成31年に61万円、そして、今年63万円と連続して上げられ、2年間で5万円も引き上げられています。  法の変更に伴って、これからも課税限度額は引き上げられていくと聞いています。  国民健康保険税負担率は、健康保険に比べて際立って高く、加入者の多くは既に1以上の負担を強いられているのが現状です。  確かに、相当の高額所得者の方であっても、課税限度額しか負担しない仕組みは検討すべきであると考えます。  しかし、限度額引上げに対して、世帯の人数が増えれば、それだけ所得が高くなくとも上限に達してしまうとか、医療費や所得の水準が自治体で異なっており、自治体によっては、限度額の引上げで、中間層の保険料率がよりアップしてしまうという問題点も指摘されています。  このように、中間所得者にとっては公平感の感じられない制度だと思います。  国民健康保険は社会保障の一つです。  国民健康保険は、市民がいつかは加入する保険であり、医療を必要とする高齢者や所得の低い人が多くを占めるため、運営が厳しくなるのは、構造的な問題ではないでしょうか。  国からの財政支援が十分でない状況で、市民の健康や医療を守らなければならない大変さは承知しているつもりですが、この問題の解決のためには、高所得者や加入世帯負担増だけではなく、国民健康保険の仕組みそのものを見直すことが必要だと考えます。  自治体として取り組めることはないかということも、これから考えていっていただきたいと思います。  したがいまして、国民年金加入者の国民健康保険税課税限度額の引上げについては容認できず、この議案に反対します。 ○議長山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第26号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第26号「大府国民健康保険税条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  以上で、今期臨時会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長岡村秀人登壇) ◎市長岡村秀人)  令和2年大府市議会第1回臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日提出いたしました議案につきまして、慎重に御審議の上、お認めを賜りまして、誠にありがとうございました。  新型コロナウイルス感染症が拡大を続け、東京では感染者が急増し、「感染爆発」の重大局面にあるとされており、170人もの感染者が確認されている愛知県においても、予断を許さない状況にあります。  本市では、現時点で感染者が確認されていない状況ではありますが、引き続き、「新型コロナウイルス感染症危機対策本部」において議論を重ね、市民の健康と生命を守ることを最優先に、スピード感を持って必要な対策を進めてまいりたいと思います。  議員各位におかれましても、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。  本日は、どうもありがとうございました。 ○議長山本正和)  これをもちまして、令和2年大府市議会第1回臨時会を閉会します。                 閉会 午後 2時01分...