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  1. 大府市議会 2019-06-25
    令和 元年第 1回定例会−06月25日-05号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 元年第 1回定例会−06月25日-05号令和 元年第 1回定例会 第5日目  令和元年6月25日(火曜日)   午前 9時00分 開議   午前10時20分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  鷹羽富美子    5番  三宅佳典    6番  野北孝治    7番  木下久子    8番  藤本宗久    9番  太田和利   10番  酒井真二   11番  鷹羽琴美   12番  加古守
      13番  森山守   14番  柴崎智子   15番  国本礼子   16番  山本正和   17番  早川高光   18番  鷹羽登久子   19番  宮下真悟 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   相木直人    議事課長   原田好美    議事係長   武陵真結子    議事係主任  浅井梨紗 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       宮島年夫    企画政策部長    新美光良    健康都市推進局長  吉兼智人    総務部長      久野幸信    市民協働部長    丸山青朗    福祉子ども部長   鈴置繁雄    健康文化部長    今村昌彦    都市整備部長    玉村雅幸    建設部長      長谷川重仁    産業振興部長    寺島晴彦    水道部長      杉山鐘辞    会計管理者     久野信親    教育部長      木學貞夫    指導主事      鈴木達見    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書人事課長    白浜久    企画政策課長    福島智宏    財政課長      信田光隆 5 議事日程  第1 議案第2号 大府市使用料条例の一部改正について  第2 議案第3号 大府市税条例等の一部改正について  第3 議案第4号 大府市行政財産特別使用に関する使用料条例の一部改正について  第4 議案第5号 大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第5 議案第6号 大府市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について  第6 議案第7号 大府市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第7 議案第8号 大府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  第8 議案第9号 大府市手数料条例の一部改正について  第9 議案第10号 大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について  第10 議案第11号 大府市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について  第11 議案第12号 大府市都市公園条例の一部改正について  第12 議案第13号 大府市水道事業給水条例の一部改正について  第13 議案第14号 大府市下水道条例の一部改正について  第14 議案第15号 大府市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第15 議案第16号 大府市火災予防条例の一部改正について  第16 議案第17号 令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)  第17 議案第18号 市道の路線認定について  第18 議案第19号 市道の路線変更について  第19 議員派遣について  第20 閉会中における常任委員会調査研究付託案件について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(山本正和)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました3番・久永和枝議員及び4番・鷹羽富美子議員にお願いします。  日程第1、議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」から、日程第15、議案第16号「大府市火災予防条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長木下久子・登壇) ◎総務委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、6月20日、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  始めに、議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、使用料の改定は、消費税率の引上げが理由の一つだが、もし、消費税率の引上げが延期となった場合、どのような対応となるのか。また、その場合でも、受益者負担の適正化については、予定どおり行っていく考えか。  答え、消費税率の引上げが延期となった場合は、今回提案した一部改正条例を廃止又は改正することになる。また、受益者負担見直し分についても、先送りすることとなる。  問い、今回の使用料の引上げ幅については、現在の使用料の10パーセントを上限としたとのことだが、それ以上に引き上げている施設がある理由は何か。  答え、増築等により、現状の部屋の大きさが変わり、当初に設定していた金額と合っていない施設があったため、今回の改正にあわせて見直しを行った。  問い、使用料の減免の在り方について、市民に対して、どのように説明していく考えか。  答え、施設を所有する課が、利用団体に改定の趣旨を説明し、調整を行った上で、市として決定し、市民に対し周知していく予定である。  問い、使用料の減免の在り方について、条例の附則に、2年間と期限を定めて検討を行う旨の規定がされていることは、異例であると感じるが、検討に対する強い意志を持っていると考えてよいか。  答え、本市の条例でこのような規定を設けるのは初めてのことである。強い決意のもと、必ず結論を出していきたいと考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論が委員1名から、賛成討論が委員2名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告いたします。  まず、反対討論としては、「消費税そのものに反対であり、また、使用料の見直しとして、消費税増税と重なる時期に更に値上げをしているため、賛同できない」といった趣旨のものでした。  次に、賛成討論としては、「受益者負担の適正化を確実に進め、減免の在り方についても、2年後にしっかりとした結論を出していただくことを期待して、賛成とする」といった趣旨のもの、及び「減免の在り方についての見直しを附則に規定するといった思い切った判断をされた点、消費税増税にあわせて提案があることは異議を挟む余地のない点、使用料の見直しの提案もあわせて行ったことは合理的な判断である点を考慮し、賛成とする」といった趣旨のものでした。  次に、議案第3号「大府市税条例等の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、今回の改正によって、市の歳入に変動はあるか。  答え、自動車取得税交付金がなくなる代わりに、自動車税環境性能割交付金軽自動車税環境性能割が創設され、さらに、自動車重量税の地方への譲与割合も引き上げられるため、これまでの歳入額とは大きく変わらないと考えている。  問い、現在、軽自動車を所有している人が納める税金に変更はあるのか。
     答え、所有者にかかる軽自動車税は、名称が「種別割」と変更されるだけで、負担額に変わりはない。  問い、個人市民税の改正により新たに非課税対象となる方は、どのような手続が必要か。  答え、扶養控除等申告書確定申告書等に、未婚の一人親である旨の記載欄が設けられるため、その欄に記入があり、所得要件などが該当する場合は、非課税の対象としていく。  次に、議案第4号「大府市行政財産特別使用に関する使用料条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第8号「大府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、し尿清掃手数料の対象となる世帯数と、そのうち、免除を受けている世帯数はどれくらいあるのか。また、今回の改正によって、市の歳入額はどれくらいを見込んでいるのか。  答え、対象となる世帯数は、本年4月1日現在で832世帯であり、そのうち、免除を受けているのは14世帯である。また、歳入額は、平成30年度の実績をベースにした積算で、49万3,209円の増額を見込んでいる。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長鷹羽琴美・登壇) ◎厚生文教委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、6月19日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  始めに、議案第5号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第6号「大府市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、発達支援センターおひさまが放課後等デイサービス事業を廃止するに当たり、今までおひさまが主体的に行っていたサービス水準を担保していく役割について、今後はどう対応するのか。  答え、市内の放課後等デイサービス事業を運営する事業者との連絡会議は続けていく予定であるため、問題ないと考えている。  問い、放課後等デイサービス事業を廃止することについて、おひさまの利用者への周知をどのように行っていくのか。  答え、サービスの利用計画をつくる際の相談支援の中で行っていきたいと考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「利用者への周知と廃止後の事業所移行支援をしっかりと行うよう意見を添えて賛成する」といった趣旨のものでした。  次に、議案第7号「大府市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・加古守・登壇) ◎建設消防委員長(加古守)  おはようございます。  少し鼻声ですので、聞き苦しいかもわかりませんけれども、よろしくお願いします。  では、議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、6月18日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  始めに、議案第9号「大府市手数料条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、特に報告するような質疑はありませんでした。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  次に、議案第10号「大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第11号「大府市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、特に報告するような質疑はありませんでした。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  次に、議案第12号「大府市都市公園条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第13号「大府市水道事業給水条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、特に報告するような質疑はありませんでした。  次に、議案第14号「大府市下水道条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告します。  問い、排水設備指定工事店更新手数料1万円の根拠は何か。  答え、更新に係る事務の時間と職員の時間当たりの単価から算出している。  なお、本議案については、反対討論が委員1名からありました。  次に、議案第15号「大府市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第16号「大府市火災予防条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第2号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  まずもって、議員になって初めての定例会、一般市民の感覚が抜け切らない私にとって、驚きの連続でもありました。不慣れでいろいろと失敗をし、御迷惑をお掛けいたしました。  さて、議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」は、次の2点において反対いたします。  一つ目、消費税率の引上げに伴う使用料の改定について、今回の国が行おうとしている消費税増税は、社会保障の財源の充実が大きな目的だったはずです。  しかし、消費税増税による増収分の利用目的は、たびたび変更され、課題も多く、使い道に納得がいきません。  また、最近の朝日新聞が実施した世論調査によると、10月に消費税率を10パーセントに引き上げることへの賛否については、反対が51パーセント、賛成が43パーセントでした。消費税増税に対して、多くの国民が不安を感じ、反対が賛成を上回っています。  このような現状も踏まえた上で、今回は、消費税増税に基づく条例改正でありますので、反対をいたします。  二つ目、公共施設の使用料の改定について、今回の値上げには、もう一つの理由として、受益者負担の適正化を図るとしていますが、消費税増税と抱き合わせの上限10パーセントの値上げは、なぜ10パーセントかという根拠が不明瞭であるという点と、利用者の負担を大きくするという点で、反対いたします。  私の母は88歳になりますが、今も公民館で趣味やサロン活動をしています。母だけでなく、多くの高齢者、年金生活者の方が、利用料を支払って公民館を利用されている実態があります。  公共施設の使用料の値上げによる活動負担金の増額は、少なからず生活費の負担となります。高齢化社会の今、高齢者が集える場所は借りやすくしていくこと、これは大切な施策です。  「きょうよう」「きょういく」という言葉がありますが、今日用があって、今日行くところがあるという意味です。  私も高齢者ですが、高齢者にとって、体だけでなく、趣味などを通して心の健康を保つことは、健康寿命を延ばすことができて、医療費抑制の効果も見いだせるのではないでしょうか。  値上げによって利用者が減少しては、逆効果になってしまう可能性もあります。  市民の負担を増やすのではなく、ほかに収入を上げる方法は考えられないのでしょうか。  また、高齢者だけでなく、一般市民文化会館等での地域活動市民活動を活発にしていくために、そして、体育館施設等でのスポーツ活動を活発にするためにも、公共施設の使用料の値上げに反対いたします。  なお、この後に議題とされる議案第4号及び議案第8号から議案第15号までは、消費税増税に基づく条例改正のため、先ほど申しました反対理由と同様ですので、重ねての討論は省略させていただきます。  以上です。 ○議長(山本正和)  次に、賛成の討論はありませんか。10番・酒井真二議員。 ◆10番議員(酒井真二)  それでは、議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論をいたします。  今回の条例改正の趣旨は、消費税率の引上げに伴う使用料の改定にあわせて、公共施設における受益者負担の適正化を図るために、5年おきに使用料の見直しを行うとした方針に基づき、施設の維持管理に係る現状のコストを踏まえて、必要な使用料の改定を行うものであります。  持続可能な行政経営を行うためにも、施設を利用する市民と利用しない市民との間の負担の公平性を担保するためにも、施設の利用者から適正な料金を徴することは、やむを得ないと考えるところであります。  また、今回の改正では、使用料の改定額の上限をおおむね10パーセントの範囲内にとどめており、消費税増税に伴う市民生活への影響も十分考慮されていると考えます。  加えて、本条例案では、検討条項として、減免の在り方に関して検討し、2年を目途に必要な措置を講ずる旨が明記されております。
     こうした検討条項を設けた条例は、本市では、私の知る限り、初めてのものになろうかと思います。  減免の在り方に関しては、かねてより、議会の中でも様々な議論があり、また、市民の皆様の中でも、様々な立場からいろいろな御意見があろうかと思いますが、2年という期限を区切ることで、退路を断ち、その在り方に関してしっかりと議論を導くとする市長の強い意志が十分に伝わるものであり、その姿勢は大いに評価するものであります。  持続可能な行政経営のために、必要な使用料を利用者に御負担をいただくことについて、市民の皆様に御理解、御納得をいただけるよう、これまで以上に効率的、効果的な施設運営に努めていただくことをお願いし、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(山本正和)  次に、反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」、重なる点はありますが、討論させていただきます。  今回、6月議会に提出されました議案は、現在8パーセントであります消費税率を10パーセントへ増税するための内容となっているものが10本ありました。  さらに、受益者負担の適正化という名目で、増税した上に値上げされる議案も含まれております。その一つが議案第2号であり、大きく2点について討論をいたします。  1点目は、社会保障の充実のためといって始まりました消費税ですが、約30年間、年金は下がり続け、給与は上がらない。生活保護費は削られ、これまで国民、市民が納めた消費税の収入は、法人税の減税にすり替えられ、すり替えられたことで、社会保障が充実した実感は全くないという市民は多いのではないでしょうか。  所得の低い人ほど負担が大きくなる消費税。年収240万円の人は年間20万円以上、収入丸1か月分が消費税です。  消費税を増税すれば、更に節約することになり、経済も冷え込むことは明らかです。  日本共産党は、欠陥税とも言われる消費税そのものに反対するものであり、さらに今回は、消費税率を8パーセントから10パーセントに引き上げる内容となっているため、賛成できません。  消費税を上げなければ、社会保障を充実することができないと言いますが、日本共産党は、消費税に頼らず、暮らしに希望が持てる三つの提案をします。  一つ目は、8時間働けば普通に暮らせる社会をつくること。中小企業への支援を強めながら、最低賃金を1,000円に上げ、1,500円を目指し、政府の責任で、介護や保育の労働者の月5万円の賃上げを図る。  二つ目は、暮らしを支える社会保障を築くため、高過ぎる国民健康保険税の引下げを行い、減らない年金を実現するために、全ての低年金者につき5,000円、年間6万円の底上げを行う。  三つ目、お金の心配なく学び、子育てができる社会をつくるため、給付型の奨学金制度をつくり、義務教育完全無償化となるよう、給食費の無料化を進める。  この提案を実現するためには、7.5兆円の税金が必要です。  その財源確保のための一つが、大企業を優遇する税金の使い方を改め、中小企業並みの負担を求めることで4兆円。大金持ちの証券税制を改め、最高税率の引上げをし3.1兆円。米軍への思いやり予算などの廃止で0.4兆円などの改革で、7.5兆円の財源確保は十分に可能です。  さらに、1機116億円のF35戦闘機など、高額なアメリカ製武器の爆買いをやめることで、保育所なら4,000人分、特別養護老人ホームなら900人分確保することができます。  今からでも消費税は止められます。こういった税金の使い方を暮らし優先に切り替えるためにも、選挙等で意思を表し、大府市も、大府市議会としても、10パーセントへの増税は困るという市民の声を国に届けていく責任があると考えます。  もう1点は、消費税増税時期と重なったにもかかわらず、利用料の見直しで更に値上げしている点であります。  今回の議案は、市民が日常的に利用する地域の公民館や勤労文化会館など、公共施設の部屋の利用料や貸出しするマイクなどの備品の利用料が、消費税増税分2パーセントに加え、5年ごとに行う事務費など受益者負担の適正化という名目で最大で8パーセントの値上げがされ、合わせて10パーセントも引き上げるという内容です。  大府市は、今回、市民への負担を考えて、値上げの上限を消費税増税分と合わせて10パーセントとしたにもかかわらず、部屋の利用料が、例えば1,230円から1,800円へ570円もの大幅値上げとなる公民館があるなど、この点でも説明が不十分です。  利用料の減免の在り方について、2年かけて検討をし、必要な措置を講ずるとしていますが、今、減免又は免除されている利用団体に負担を増やし、活動が縮小するような検討とならないようにしていただきたい。  大府市としても、利用料を多く取ることが目的ではないと思います。  利用団体の利用頻度が増え、公民館が多くの市民に親しまれ、利用しやすいことが、公共施設の本来の姿ではないでしょうか。  公共施設で地域での交流を深められたり、健康寿命を延ばす生きがいであったり、より多くの市民が利用できるような視点での検討にしていただきたい。  以上を意見とし、反対といたします。 ○議長(山本正和)  次に、賛成の討論はありませんか。6番・野北孝治議員。 ◆6番議員(野北孝治)  議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」、市民クラブを代表して、賛成討論させていただきます。  市民クラブでは、毎年、政策要望で、行政サービスに対する適正な受益者負担の原則を徹底することを訴えております。  過度な行政サービスは、利用者個人、団体の甘えにつながり、過度な期待値を増幅させ、行政を肥大化させることになります。  そのことからも、今後も引き続き、受益者負担の適正化を確実に進めていただくこと、執行部の強い意志を示した、使用料減免の在り方も2年後にしっかりとした結論を出してもらうこと、以上のことを期待し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。19番・宮下真悟議員。 ◆19番議員(宮下真悟)  議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」、無所属クラブとして、賛成の意見を申し述べます。  改正の趣旨としては、次の3点と理解をしております。  1点目として、消費税率の引上げに伴う改定、2点目として、受益者負担の適正化のための改定と学校開放施設の区分等に係る規定の整備、3点目として、減免の在り方について、2年を目途に検討する附則の追加であります。  当市の自治の観点から、2点目、3点目より先に賛成理由を申し述べます。  まず、受益者負担の適正化による見直しについては、施設の維持運営には費用が掛かるものであり、利用する市民、利用しない市民があることから、一定を受益者に求めることは適正であります。実際に掛かるコスト全額をそのまま割り返すのではなく、緩和を加えた判断の下で検討し、提案されているものと理解でき、了解できるものであります。  次に、減免の検討について、利用しない市民との公平性を踏まえて、受益者負担を求めるとの考え方に基づけば、当然、減免の対象となっているものも検証していく必要があります。  これは、以前から議論に上りつつ、未着手となってきたものと認識しておりますが、今回、期限を明確に示して附則に記したことは、このかねてより未着手となっていた課題に取り組む意思表示であると評価することができ、また、委員会の審査におきましても、利用者と施設設置者との協議だけでなく、第三者目線も加えて検討を進めることが確認できており、前向きに賛成できるものであるとの判断に至りました。  そして、消費税率の引上げに伴う改定について、これは、同じ趣旨が含まれるほかの議案に関しましても、同様の視点であることを先に申し述べておきます。  消費税増税の是非をこの議場で論じたところで、10月に実施が予定されている税率のアップにストップが掛かるわけではなく、本議案を含む消費税率アップに伴う改正の可否を議論する本筋にはなり得ないという点です。  増税実施後に、市が調達する物品やサービス等の価格に2パーセントアップ分の負担はいや応なく財政にのしかかってくる一方で、こうした市の消費税に係る出に対し、入りとして増税分をスライドできる対象は限定的であります。  支出の増加に対して、入りの部分での対応を行わずに、増税分の負担を市が全て吸収しなさいという意見は、一見、市民に寄り添った考えに見えながら、いずれ、経済的に弱い立場の方々を含め、市民の皆様が受益する行政サービスのどこかに必ずその影響を及ぼすことになる、しわ寄せを及ぼすことになるという点を最後に指摘させていただき、賛成討論といたします。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。13番・森山守議員。 ◆13番議員(森山守)  賛成の立場で討論をさせていただきます。  消費税の増税について、論じる場ではございません。なぜ、この議場が、消費税の増税を論じる議員の討論にざわついたか。議員、執行部の差なく、それをしっかりと受け止めていただきたいと思います。  さらに、今後どういう社会をつくっていくのかということが全ての議案に表れてまいります。  反対をしていれば、いい社会ができるということを市民は、あるいは、消費税ということであれば国民は、大府市議会ですので、市民は求めておりません。その結果が今の政治状況をつくっています。  反対をすれば、市民がそれを支持してくれる。そういう社会ではもう既にありません。そのことをしっかりと受け止めていかなくてはなりません。  我々、大府市議会議員が、これからの社会をどうつくっていくのかということを考えるときには、国の政治に反対していけばいいという立場を捨てて、大府市民の前にきちんと立って、大府市民と一緒に行動していく。  私は、本日も、高齢者の方と一緒に行動する予定を持っております。  是非、そうした場所からものを考えていく、こういう市議会議員であり続けたいということを思っております。  以上、大府市議会議員という立場から、賛成の立場で討論をさせていただきます。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第2号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第2号「大府市使用料条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第3号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第3号「大府市税条例等の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号について討論を行います。最初に、委員長の報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第4号「大府市行政財産特別使用に関する使用料条例の一部改正について」、この議案は、公共施設内にあります自動販売機などの使用料に係る消費税であります。  当然、市民への負担増につながる条例改正であるため、反対するものです。  以上です。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第4号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第4号「大府市行政財産特別使用に関する使用料条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第5号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第5号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号について討論を行います。討論はありませんか。3番・久永和枝議員
    ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第6号「大府市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」、討論させていただきます。  今回の議案は、発達支援センターおひさまで実施しています放課後等デイサービス事業を、指定管理者の10年という契約期間が終了します今年度末で廃止する内容であります。  民間事業者の参入が増えて、サービスの受皿が拡大し、大府市が主体的に実施する必要性が低くなったからという理由で廃止する今回の議案でありますが、放課後等デイサービス事業についての必要性も、ニーズもあるというのであれば、引き続き大府市として事業を行うべきであります。  おひさまでは、送迎も行っておらず、サービス時間も民間より少ない。それでも利用者がいるということは、これまでの療育への信頼や安心感があるからです。  大府市民も市外に多く通い、市外からも大府市に通っている実態があります。  市民にとっても、受皿が多いほうが安心ではないでしょうか。  廃止するのではなく、むしろ受入先の少ない重度障がい者対象のサービスを行うなど、必要な事業を展開していく責任が大府市にはあると考えます。  これまで、おひさまは、療育を行う上で核になる役割を担ってきました。今後も、民間と共存し、公の責任を果たしていくためにも、おひさまによる放課後等デイサービス事業を継続していくべきであります。  以上の理由で、公のサービスを廃止する議案に反対いたします。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第6号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第6号「大府市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第7号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第7号「大府市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号について討論を行います。討論はありませんか。賛成ですか、反対ですか。反対ですか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第8号「大府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」、討論いたします。  今回の議案は、課税できないし尿清掃、くみ取り料金ではありますが、大府市が業者に委託している委託料に消費税が掛かり、利用する市民の手数料が値上げされる内容です。  対象となる世帯は832世帯、そのうち、14世帯は使用料が免除されている世帯です。  今回の値上げによる大府市の収入は約50万円となります。  すなわち、くみ取り料金約50万円の市民負担が増えるということになるため、反対するものです。  以上です。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第8号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第8号「大府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第9号「大府市手数料条例の一部改正について」も、消費税増税に伴う消防法等関係手数料の引上げが含まれる議案であるため、反対といたします。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第9号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第9号「大府市手数料条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号について討論を行います。最初に、委員長の報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第10号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第10号「大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号について討論を行います。最初に、委員長の報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第11号「大府市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について」、消費税増税によって、市営住宅などの駐車場の料金が引上げになる内容となるため、反対といたします。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第11号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第11号「大府市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第12号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第12号「大府市都市公園条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第13号「大府市水道事業給水条例の一部改正について」、2点について討論をいたします。  1点目は、消費税増税に伴って、水道料金が値上げになるという点です。  日々支出を抑えて生活している世帯にとって、命を削る増税であります。手を洗う、顔を洗う、食事をする、排せつをする、こういった最低限度の生活すら危ぶまれるのではないでしょうか。  電気代も同じように値上げされます。  高齢者世帯に夏の電気代の免除、収入の低い世帯には水道料金の免除などを行っている自治体があります。大府市でも命を守る対策が必要であります。  もう1点は、水道に関する工事を行う業者の負担が増える内容であるからです。  給水の工事手数料は、これまでの1,000円から1,500円に引き上げられます。消費税増税に便乗し、必要な事務の経費だと、大幅な値上げとなっています。  さらに、5年ごとの更新の書類の提出、手数料1万円が新たに創設されることで、事務員を専属で持てない小さな事業者にとっては、手間と金銭の負担が高まるのではないでしょうか。  以上の理由で反対といたします。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第13号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第13号「大府市水道事業給水条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第14号について討論を行います。最初に、委員長の報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第14号「大府市下水道条例の一部改正について」ですが、今回の議案は、下水道料金に消費税増税分が加わるという点、そして、下水道に関しては、法の改正によるものではないにもかかわらず、水道法と同じように、指定業者の有効期限を5年間として、指定の更新に手数料1万円を業者が大府市に納める内容であるため、反対するものです。  以上です。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。賛成ですか、反対ですか。18番・鷹羽登久子議員。 ◆18番議員(鷹羽登久子)  では、議案第14号「大府市下水道条例の一部改正について」、無所属クラブとして、賛成の討論を申し上げます。  まず、排水設備指定工事店の指定に係る更新制の導入についてでございます。  国の制度改正においては、上水道、いわゆる給水設備工事事業者のみが対象になっているのは、そのとおりでございますが、この議案は何より、市の条例でございます。市が、自らの視点で在り方を検証し、自ら定めることができる手続であります。  更新制を設け、確実に工事を行う業者を明確にすることは、市民が安心して工事を依頼できる環境に資するものであり、また、県内の他の自治体においても同様の動きがあるため、当市内の工事を請け負う業者のみが負担を求められるということにも当たらないため、賛成とするものです。  もう1点、消費税率の引上げに伴う公共下水道使用料の改定についてでございます。  公共下水道事業は、地方財政法上の公営企業であり、独立採算制の原則に立って、持続可能なインフラサービスとして経営するものでございます。  議案第2号の賛成討論で述べたとおり、まず歳出において、市が調達する物品や工事委託を含めたサービスの対価として2パーセントアップ分を支払わねばならず、一方で、下水道事業の入りは、提供するサービスの対価としての使用料のみでありますので、そのアップ分を使用料改定しなければ、経営の圧縮を求めることとなり、独立採算の原則からもまたバランスを欠いたものとなります。  以上のことから、本議案には賛成でございますが、独立採算制に基づき事業収益で経営する公営企業という観点から、下水道に係る料金改定でも消費税率引上げ分を改定することは妥当である旨を申し添えて、賛成の討論といたします。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第14号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第14号「大府市下水道条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第15号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第15号「大府市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号について討論を行います。討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  議案第16号「大府市火災予防条例の一部改正について」、今回の議案は、消防法令に重大な違反をし、改善が見られない事業所に対してのペナルティの一つとして、その旨を大府市のホームページへ記載するという内容でありますが、ホームページへ記載する事業所が出ないよう、大府市としても丁寧な指導を行うことを意見として申し上げ、賛成といたします。  以上です。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第16号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第16号「大府市火災予防条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第16、議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」を議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・加古守・登壇) ◎建設消防委員長(加古守)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長鷹羽琴美・登壇) ◎厚生文教委員長鷹羽琴美)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、レインボーハウスへの遠隔教育用タブレットを導入する目的は何か。  答え、児童生徒がライブ配信で授業を受けることにより、学校復帰に近づくことを目的としている。また、各学校で使用しているものと同じドリル教材で学ぶことで、学力向上の効果も期待している。  問い、ライブ配信による授業は、どのように行われるのか。  答え、自分のクラスの時間割の中から、受けたい授業を選択し、ウェブカメラで映した学校の授業をタブレットで視聴することになる。  問い、小学校及び中学校のどん帳の具体的な修繕内容は何か。  答え、どん帳のワイヤーが機能的に劣化しているものなどについて、比較的軽量なカーテン式に変えるなど、必要に応じた修繕に取り組んでいく。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長木下久子・登壇) ◎総務委員長木下久子)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、おぶちゃんの着ぐるみについて、当初予算ではなく補正予算で対応することとなった理由は何か。  答え、近年、貸出件数が増加しており、現在の数では不足が見込まれるため、補正予算での対応となった。  問い、今回の補正予算で作製するものを含めると、おぶちゃんは3体となるが、それで足りるのか。  答え、地域等からの貸出しの要望も多いため、必要であれば来年度当初予算で計上したいと考えている。  問い、大府小学校地下駐車場耐震診断委託について、議決後速やかに手配した場合、どれくらいの時期に安全性が確認できることになるのか。  答え、耐震診断の時期については、現時点では未定であるが、できるだけ速やかに対応していきたいと考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長の報告に反対の討論はありませんか。4番・鷹羽富美子議員。 ◆4番議員(鷹羽富美子)  議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」について、意見を述べさせていただきます。  本補正予算は、私が反対いたしました議案の予算が含まれており、国が行おうとしている今回の消費税増税と、受益者負担の適正化を図るための公共施設の使用料値上げ分が組み込まれているため、反対いたします。  以上です。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。18番・鷹羽登久子議員。 ◆18番議員(鷹羽登久子
     それでは、議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」につきまして、無所属クラブとして、賛成の立場から討論を申し上げます。  大きく4点ございます。  1点目でございます。  大府小学校地下駐車場耐震診断委託料につきましては、3月定例会で指摘申し上げたところ、早期に安全確認が必要と認識され、至急に補正計上された点をまず評価したいと思います。  2点目でございます。  健康プログラムについてでございます。  市の取組として今年もやりますということだけではなく、分析、評価等も加えたこと。産官学にまで連携が広がったこと。そして、アンテナを張り、国庫補助につないだこと等、事業全体の向上となる補正予算と認めるものであります。  特に、国庫補助の増額につきましては、当市は不交付団体でありますので、国からの財源が厳しい状況にあり、このように事業ごとの補助、交付金を今後も積極的に求めていくよう申し添えます。  3点目でございます。  ICTを活用したレインボーハウス遠隔教育の導入についてでございます。  これは、当市教育委員会がICTを活用した学校教育に先進的に取り組んできた実績があるからこそ、不登校児童生徒の学習機会の充実に更に一歩進めることができるものであります。  その手法のめどが付いたのであれば、早期の事業開始のために環境整備することは、対象児童生徒にとって望ましいことであり、来年度を待たず補正予算として計上することが望ましいと考えます。  また、財源を子ども・子育て応援基金としたことも、継続的な取組の入り口として、適切な考え方と理解するものであります。  この導入は、通常授業に参加できない児童生徒の学習環境向上にICTを更に活用していくため、更に進めるための初めの一歩となることを期待いたします。  そして、最後に4点目でございます。  今定例会で重ねて議論になっております消費税率に係る議論についてでございます。  まず、この消費税率に係る議論の大前提として、国で議論し、既に決定なされたものであり、その決定をよしとするかいかんを問わず、自治体議会において、消費税制全般についての税率改定の是非の判断を委ねられているものではありません。  その上で、大府市として、税率分を上乗せするべきか個別に検討をし、本定例会に提案されたものと理解しております。  これまでにも述べておりますとおり、歳出においても、税率増、税率引上げによって、前年度より増えることになるのですけれども、それに関しては、歳出においては、当初予算で既に加算して見込まれております。そのため、この補正予算の出と入りとしては、見えないものとなっています。  歳出の増税スライド分に対して、今回のこの使用料の歳入増がどれだけ補えるものであるのか検証されたかどうか、お尋ねしたいと思っております。  これらに関して以外についても、進捗の上で、当初予算でなく補正計上は適切であることを認め、賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(山本正和)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第17号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第17号「令和元年度大府一般会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。  日程第17、議案第18号「市道の路線認定について」及び日程第18、議案第19号「市道の路線変更について」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は建設消防委員会に付託してありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・加古守・登壇) ◎建設消防委員長(加古守)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  始めに、議案第18号「市道の路線認定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、開発に伴う路線認定に当たり、防犯灯の設置をルール化していく考えはないか。  答え、関係部署と調整しながら、何らかのルール化を進めていきたいと考えている。  問い、開発に伴う路線認定後、道路や側溝にひび割れ等がある場合、市が直すことになるのか。  答え、市に帰属されてからの1年間は、瑕疵担保期間となるため、その間の悪い箇所については、開発事業者に直してもらうことになる。  次に、議案第19号「市道の路線変更について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告します。  問い、市道2175号線は、国道155号が開通した際に中央分離帯で分断されたが、なぜ路線変更をしなかったのか。  答え、道路法上は特に問題がないため、他の路線についても同様に、別々の市道にはしていない。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本正和)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第18号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第18号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第18号「市道の路線認定について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第19号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第19号「市道の路線変更について」は、原案のとおり可決されました。  日程第19、「議員派遣について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していくことに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認め、そのように進めます。  日程第20、「閉会中における常任委員会調査研究付託案件について」を議題とします。  各常任委員長から、会議規則第99条の規定により、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。お手元に配布しました「閉会中における常任委員会調査研究付託案件」を、各常任委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました「閉会中における常任委員会調査研究付託案件」を、各常任委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項とすることに決定しました。  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  令和元年大府市議会第1回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る6月4日より本日まで22日間にわたり定例会を開催していただき、提出いたしました議案につきまして、慎重に御審議の上、全てお認めを賜りまして、誠にありがとうございました。  さて、夏になりまして、恒例の中京競馬が今月下旬から開催されます。その開催日の4日目に当たります来月7日(日曜日)に、「大府」の名前を冠しましたレースであります「大府特別」が初めて開催されます。これにつきましては、本市のPRを目的といたしまして、これまで中京競馬場に要望を続けた結果、ついに実現することができました。この「大府特別」ですけれども、7月7日(日曜日)の第9レース、午後2時25分頃発走予定のダート1,200メートルのレースでございます。当日は、会場の西入場門付近で、本市の特産品などを取り扱います物産展を開催し、そして、公式マスコットキャラクターであります「おぶちゃん」も登場いたします。議員の皆様におかれましては、時間がございましたら、是非、足を運んでいただきたいと存じます。  これからの季節は、大府夏まつり、共長夏まつりを始めとしました各地域でのまつり、そして、株式会社豊田自動織機様などが主催します夏まつりが開催されます。8月31日には、大府の夏を彩るイベントとして定着してまいりました「大府東浦花火大会」が開催されます。議員の皆様におかれましても、これらの各種の行事に是非、御参加いただきたいと存じております。  これから暑さがだんだんと厳しくなってまいりますが、皆様方におかれましては、健康に留意され、今後とも、大府市の発展のため、御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(山本正和)  これをもちまして、令和元年大府市議会第1回定例会を閉会します。                 閉会 午前10時20分...