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平成30年第 4回定例会−12月20日-04号

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  1. 大府市議会 2018-12-20
    平成30年第 4回定例会−12月20日-04号


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    平成30年第 4回定例会−12月20日-04号平成30年第 4回定例会 第4日目  平成30年12月20日(木曜日)   午前 9時00分 開議   午前 9時53分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   13番  鷹羽登久子
      14番  上西正雄   15番  三宅佳典   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員   12番  酒井真二   16番  鈴木隆 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   竹田守孝    議事係長   原田好美    議事係主任  武陵真結子 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       宮島年夫    企画政策部長    新美光良    健康都市推進局長  林正実    総務部長      久野幸信    市民協働部長    丸山青朗    福祉子ども部長   玉村雅幸    健康文化部長    今村昌彦    都市整備部長    近藤晃司    建設部長      長谷川重仁    産業振興部長    木學貞夫    水道部長      杉山鐘辞    会計管理者     久野信親    教育部長      内藤郁夫    指導主事      鈴木達見    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書人事課長    白浜久    企画政策課長    福島智宏    財政課長      信田光隆 5 議事日程  第1 議案第51号 大府避難行動支援者名簿に関する条例制定について  第2 議案第52号 大府手数料条例の一部改正について  第3 議案第53号 大府放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第4 議案第54号 大府水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について  第5 議案第55号 犯罪のない安心して安全に暮らせる大府市をつくる条例及び大府交通安全条例の一部改正について  第6 議案第56号 平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)  第7 議案第57号 平成30年度大府国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  第8 議案第58号 指定管理者の指定について  第9 議案第59号 大府市職員の給与に関する条例の一部改正について  第10 議案第60号 大府特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について  第11 議案第61号 大府市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について  第12 議案第62号 平成30年度大府一般会計補正予算(第6号)  第13 議員派遣について 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は17名で定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、会議録署名議員は、先に指名しました13番・鷹羽登久子議員及び14番・上西正雄議員にお願いします。  日程第1、議案第51号「大府避難行動支援者名簿に関する条例制定について」を議題とします。  本案厚生文教委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会における審査経過と結果について、委員長報告を求めます。厚生文教委員長。                (厚生文教委員長山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査経過と結果について御報告します。  当委員会は、12月14日、委員会室1において委員6人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第51号「大府避難行動支援者名簿に関する条例制定について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、本条例は、避難行動支援者名簿対象者に対して、何か特別な支援内容を想定するところまで考えているのか。  答え、名簿情報は、民生委員自主防災組織、警察、消防に提供していく。提供を受けた避難支援関係者には、安否確認や日頃からの見守り活動の中で活用していただくことを考えている。  問い名簿情報を作成し、提供するまでのスケジュールや、対象者への周知はどのように行うのか。  答え、新年度早々広報紙、ホームページ、地域の回覧板等で周知を図る予定である。名簿情報の提供の拒否の申出期間を1か月程度と想定し、台風シーズンに入るまでには名簿情報を作成し、提供できるようなスケジュールを考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの厚生文教委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第51号「大府避難行動支援者名簿に関する条例制定について」、討論をいたします。  今回の条例制定は、災害時に支援が必要な市民を把握し、具体的にどのように支援の体制を地域の中でつくっていくのか、非常に重要な条例制定であり、賛成いたします。  しかし、希薄なこの時代に、地域の役割が大きい内容の条例となることから、意見を申し上げます。  これまでは、災害時に支援が必要な対象者の市民に対して、要支援者名簿に登録することを本人に確認する必要があったため、大府市では、対象者の約6割の1,311人の登録でしかありませんでした。  今回の条例制定によって、拒否の申請を行った市民以外、全ての要支援者が登録されることになります。さらに、要支援者の対象であります一人暮らし高齢者や障がい者以外でも、支援が必要な理由が登録の必要性がある内容であれば、要支援者名簿に記載されることになります。  そのため、大府市では約3,000人の要支援者を想定しており、これまでの登録の倍以上となります。  条例の目的に沿って、要支援者の命を守る、保護をすることを現実的に考えますと、本人はもちろん、名簿を管理します民生委員自主防災組織の役割が地域に重くのしかかってきます。地域の数世帯の小さい組織でなければ、把握や支援が難しいのではないでしょうか。  また、多くの自治区で充て職となっています自主防災組織も、単年度で替わる場合もあるため、個人情報秘密保持についても、その都度、丁寧な説明が必要であります。  自主防災組織民生委員方たちと、地域でどのように現実的な形にしていくか。生きた条例にしていくためにも、大府市の責任、役割は大きいと思います。  時間と労力をかけ、それぞれの地域に合った方法を、市民と寄り添いながら一緒につくり上げていただくことを期待し、討論といたします。 ○議長早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)
     ないようですので、討論を終わります。  これより議案第51号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。 (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第51号「大府避難行動支援者名簿に関する条例制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第52号「大府手数料条例の一部改正について」から、日程第5、議案第55号「犯罪のない安心して安全に暮らせる大府市をつくる条例及び大府交通安全条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査経過と結果について、順次、各委員長報告を求めます。  まず、建設消防委員長報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、12月13日、委員会室1において委員6人のうち5人が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、本日報告します議案につきましては、開催日及び委員出席状況は全て同様でありますので、以降、登壇しての委員長報告では、このことの報告は省略させていただきます。  始めに、議案第52号「大府手数料条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い建築物の敷地と道路との関係に関する制限の適用除外に係る認定申請手数料を2万7,000円とした根拠は何か。  答え、愛知県及び県内の本市と同様な限定特定行政庁と同額で設定しており、審査現地検査、起案、決裁及び通知に係る業務時間に人件費単価を乗じて得たものと、消耗品費などを積み上げて算出されたものである。  問い、今回の改正により該当する事例は、どれくらいあるのか。  答え、過去5年間では1件あった。年に1件程度だと思われる。  次に、議案第54号「大府水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、新たに条文に加えられた専門職大学とは、具体的にどういったものを指すのか。また、専門学校専門職大学に入るのか。  答え、専門職大学は、専門職を担うために実践的かつ応用的な能力を育成することを目的として新たに設置されたもので、専門学校とは違うものである。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの建設消防委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査経過と結果について御報告します。  議案第53号「大府放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い放課後児童支援員の新たな資格要件として、「5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認めたもの」が新たに追加されたが、市外での従事経験も考慮するのか。また、市長が適当と認めるに当たっての基準は何か。  答え、市内に限らず、その業務に従事していれば経験年数に通算する。また、市長が適当と認めるかどうかの対象は資格要件の部分であり、面接をした上での判断になると考える。  問い資格要件において、改正前の「教諭となる資格を有する者」と、改正後の「免許状を有する者」との違いは何か。  答え、今回の改正は、教員免許を更新していない者の解釈が曖昧であったために、「免許状を有する者」に改め、更新していなくても資格要件を満たしていることを明確にしたということである。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの厚生文教委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長森山守・登壇) ◎総務委員長森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、12月17日、委員会室1において委員7人のうち5人が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第55号「犯罪のない安心して安全に暮らせる大府市をつくる条例及び大府交通安全条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い条例では、市長は必要と認める地域を安心安全重点地区に指定することができるとあるが、重点地区を指定しないこともあり得るのか。  答え、条文の解釈上は指定しないことも可能ではあるが、毎年、ローテーションを組んで指定を行っていきたいと考えている。  問い、安心安全なまちづくりを重点的かつ効率的に実施するために改正するとのことだが、効率を追求することによるリスクが発生しないよう、どのように安全性を担保していくのか。  答え、モデル地区の統合によって効率化を図りつつ、重点地区以外の地区の普段の活動に対する支援を強化することで、市全体の活動を支援していきたいと考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「従来のモデル地区安心安全重点地区に統合することで、より効果的な取組となること、また、重点地区に指定されていない地区に対しても、今までと変わりのない支援を行っていただくことを願い、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第52号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第52号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第52号「大府手数料条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第53号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第53号「大府放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第54号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第54号「大府水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第55号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第55号「犯罪のない安心して安全に暮らせる大府市をつくる条例及び大府交通安全条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第6、議案第56号「平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)」及び日程第7、議案第57号「平成30年度大府国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査経過と結果について、順次、各委員長報告を求めます。  まず、建設消防委員長報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長大西勝彦
     議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査経過と結果について御報告いたします。  議案第56号「平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの建設消防委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査経過と結果について御報告します。  始めに、議案第56号「平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い北山小学校の北側に購入する土地の金額について、どのような評価をしたのか。  答え、不動産鑑定の結果及び大府市有財産審査会での審査に基づき、金額を評価した。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「年金生活者支援給付金システム改修については、消費税増税に伴う所得の低い人への給付のためのシステム改修であり、また、対象者の把握のため、日本年金機構個人情報を伝えるものでもあるため、賛成できない」といった趣旨のものでした。  次に、議案第57号「平成30年度大府国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの厚生文教委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長森山守・登壇) ◎総務委員長森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査経過と結果について御報告いたします。  議案第56号「平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第56号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第56号「平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)」の中で、民生費に当たります年金生活者支援給付金システム改修委託料の増額について認められない旨で、討論をいたします。  来年10月からの消費税増税に伴い、年金に上乗せして最大5,000円を、所得の低い方に給付するため、年金生活者年金以外の収入を把握するために、情報を追加するシステム改修でありますが、国は、低所得者ほど重い負担増となる消費税率10パーセントへの増税に踏み切ろうとしています。この消費税増税そのものに反対するものです。  今回の議案は、消費税増税が所得の低い人に負担が掛かるということを公で認めたことになり、所得の低い年金者給付金として年金に上乗せするのであれば、初めから消費税増税をするべきではないという立場であります。  現時点では、給付金が恒久的に続く予定であり、言い換えれば、低所得者への負担が続くということです。給付金の対象は、年金受給者全体の1割程度と言われており、ほとんどの年金受給者年金削減増税の直撃を受けます。  厚生労働省は来年度、年金額を実質削減するという、マクロ経済スライドをスタートさせようとしています。さらに、国は、給付金が支給されるからと、来年10月、75歳以上の低所得者医療保険料減額措置を廃止するため、保険料引上げにつながります。これでは、今回の支援給付金で補えるものではありません。  消費税増税年金の削減、医療保険料引上げが加われば、年金受給者の生活は今より苦しくなり、貧困が広がる可能性が高まります。  さらに、給付に当たって対象者を把握するために、全ての年金者年金以外の収入情報を、県の国保連合会を通して日本年金機構へ渡るルートも納得いかない点であり、反対するものです。  以上です。 ○議長早川高光)  賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第56号を採決します。本案に対する各委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第56号「平成30年度大府一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第57号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第57号「平成30年度大府国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  日程第8、議案第58号「指定管理者の指定について」を議題とします。  本案厚生文教委員会に付託してありましたので、厚生文教委員会における審査経過と結果について、委員長報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査経過と結果について御報告します。  議案第58号「指定管理者の指定について」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、共和西児童老人福祉センターに指定管理者制度を導入する理由は何か。また、今後、全ての児童老人福祉センターに導入する考えはあるか。  答え、指定管理者制度の導入によって、費用対効果の更なる向上や、民間事業者の創意工夫を今後の公立の運営につなげたいと考えている。既に指定管理者制度を導入している神田児童老人福祉センター北崎分館での効果を検証した結果、分館ではない共和西児童老人福祉センターにおいても、民間事業者のノウハウ等を活用しつつ、市民サービスの向上を図ることができると判断し、導入することとした。今後の導入については、共和西児童老人福祉センターの状況や効果等を見た上で考えていく。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、反対討論委員1名からありましたので、その内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「児童老人福祉センターは、乳幼児から高齢者までが利用でき、地域と密着した活動をしているところである。利益を生まない福祉事業は、指定管理者制度ではなく、直接、市が行うべきであると考えるため、反対する」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの厚生文教委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第58号「指定管理者の指定について」、討論をいたします。  今回の議案は、神田児童老人福祉センターの分館を除けば、共和西児童老人福祉センターで初めて指定管理を行うという議案になります。  現在、児童センターは、地域の乳幼児と子育て中のお父さん、お母さん、祖父母、小学生、中学生、高校生、地域の高齢者など、常連さんから不特定多数の幅広い市民を対象に、丁寧な活動を続けています。  また、子育て中の保護者や思春期の子供たちの相談などに寄り添い、地域との関係も深い施設の一つであります。中には、公的な支援が必要な方に対しても、必要な機関へつないでいる重要な事業でもあります。  このように利益を生まない福祉事業は、本来、行政が行うべきであり、指定管理者制度そのものに反対するものです。  これまで指定管理者制度について、コスト削減、サービス向上を目的に進められてきましたが、指定管理者制度で行った保育園の例を見ても、コストが少なくて済むとは言い切れないことがはっきりしています。  今回、社会福祉協議会のみで、ほかに申請がなかったことを考えれば、事業費も低いのではないでしょうか。経費を抑えて運営している社会福祉協議会だからできる、低い事業費では困ります。  今回の指定管理料は行政コストから算出しているため、同じぐらいのお金が掛かっていること、市民サービスの向上については、民間のノウハウを学ぶ方法は幾らでもあり、質の向上については、公立であっても努力していく点は変わりありません。  コスト面、サービス向上を考えても、指定管理者制度を進める理由が見当たらないため、賛同できません。  以上です。 ○議長早川高光)  賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)
     ないようですので、討論を終わります。  これより議案第58号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第58号「指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第9、議案第59号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」から、日程第11、議案第61号「大府市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査経過と結果について、委員長報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長森山守・登壇) ◎総務委員長森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第59号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第60号「大府特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第61号「大府市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第59号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第59号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第59号「大府市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号について討論を行います。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第60号「大府特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」と議案第61号「大府市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」、同じ趣旨でありますので、反対の立場で、ここで一括して討論をさせていただきます。  今回の議案は、市長議員の収入を引き上げる内容であります。  大府市の日本共産党の行った市民アンケートでは、議員報酬引上げについて、5割弱の方が反対と答え、民間の企業ではあり得ない引き上げ方だ、経費削減と言って議員定数を下げて、報酬の引上げは納得できないという意見がありました。わからないと答えた方が3割程度、そして、議員の活動内容がどんなことをどのようにやっているのかわかりにくいなどが多く書き込まれていました。  この間、続いて引き上げられています市長議員の報酬ですが、今回の議案は、市長が約7万6,000円の引上げで、年収約1,775万円になり、議員は、年間で1人平均約3万4,000円の引上げになり、770万円を超える年収となります。議員だけ見ましても、この4年間で約57万円の引上げとなっています。  一方で、市民の生活はどうか。生活保護費はこの10月から引き下げられ、来年は消費税も上がり、年金も下げられ、医療費も上がるというときに、市長が自らの報酬を引き上げる議案を出し、議員が自らの報酬引上げ議案賛成するということは、到底できないものです。  最後に、市民の方から、議員報酬引上げの理由を明確にしてほしい、納得できる理由が欲しいという声も多く寄せられていますので、市民の方にお伝えするためにも、議案賛成される議員の方の考えもお示ししていただきたい。  以上です。 ○議長早川高光)  賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第60号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第60号「大府特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第61号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第61号「大府市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第12、議案第62号「平成30年度大府一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。  本案総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査経過と結果について、委員長報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長森山守・登壇) ◎総務委員長森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査経過と結果について御報告いたします。  議案第62号「平成30年度大府一般会計補正予算(第6号)」は、審査の結果、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、増額するふるさと納税業務委託料の2億650万円は、全て返礼品に充てられるのか。  答え、返礼品だけではなく、返礼品の発送料、ホームページや広告に係る費用も含んだ委託料である。  問い、ふるさと納税は、自分が生まれ育ったまちのために使ってほしいと考えて行うものだと考えるが、市として、どのように考えるか。  答え、地元を思う気持ちでふるさと納税することもあれば、ふるさと納税することによりふるさとと思ってもらうこともあると考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長早川高光)  ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員久永和枝)  それでは、議案第62号「平成30年度大府一般会計補正予算(第6号)」ですが、この補正予算に含まれています、職員の給与の引上げ等には賛成をするものですが、特別職であります市長や副市長議員の報酬の引上げ、これが含まれていることから、反対といたします。  以上です。 ○議長早川高光)  賛成討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第62号を採決します。本案に対する委員長報告は可決です。  お諮りします。本案委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第62号「平成30年度大府一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。  日程第13、「議員派遣について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました資料のとおり議員を派遣していくことに決定しました。  次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認め、そのように進めます。  以上で、今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長岡村秀人・登壇) ◎市長岡村秀人)  平成30年大府市議会第4回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
     去る11月30日から本日まで21日間にわたり定例会を開催していただき、執行部から提出いたしました議案につきまして、慎重審議の上、お認めを賜わり、誠にありがとうございました。今議会においていただきました貴重な御意見、御要望につきましては、今後の市政運営の参考とさせていただきたいと存じます。  さて、今年は、昨年12月に制定いたしました、全国初となる「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例」に基づき、認知症の方を被保険者とした個人賠償責任保険に市が契約者として加入する事業を全国に先駆けて開始するとともに、認知症への正しい理解の普及やフレイル予防、認知症予防への取組を進めてまいりました。また、明日21日には、JR大府駅西口におきましてオレンジリングモニュメント除幕式を、市役所多目的ホールにおきまして認知症フォーラムを開催いたします。今後も、「認知症に対する不安のないまち」を目指し、施策を積極的に展開してまいりたいと思っております。  議員各位におかれましては、今後とも、大所高所から御指導、御助言を賜わりますようお願い申し上げます。  年末年始は、交通事故が多くなる時期でございます。去る12月2日には、桃山町におきまして、自転車に乗車していた60歳代の女性が、軽四乗用車と出合い頭で衝突し、亡くなるという痛ましい交通事故が発生いたしました。お亡くなりになられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  皆様には、交通安全、防火、防犯に御留意いただくとともに、御家族そろって健やかに新年をお迎えいただくことを祈念申し上げ、定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。  長時間にわたる御審議、誠にありがとうございました。 ○議長早川高光)  これをもちまして、平成30年大府市議会第4回定例会を閉会します。                 閉会 午前 9時53分...