ツイート シェア
  1. 大府市議会 2017-05-11
    平成29年第 1回臨時会-05月11日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成29年第 1回臨時会-05月11日-01号平成29年第 1回臨時会 第1日目  平成29年5月11日(木曜日)   午前 9時00分 開議   午後 1時57分 閉会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  酒井真二
      13番  鷹羽登久子   14番  上西正雄   15番  三宅佳典   16番  鈴木隆   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   竹田守孝    議事係長   原田好美    議事係主任  山口真結子    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       宮島年夫    企画政策部長    新美光良    健康都市推進局長  林正実    総務部長      久野幸信    市民協働部長    丸山青朗    福祉子ども部長   玉村雅幸    健康文化部長    今村昌彦    都市整備部長    近藤晃司    建設部長      長谷川重仁    産業振興部長    木學貞夫    水道部長      杉山鐘辞    会計管理者     久野信親    教育部長      内藤郁夫    指導主事      鈴木達見    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書人事課長    白浜久    企画政策課長    福島智宏    財政課長      信田光隆    税務課長      杉江範久    保険医療課長    渡邊修 5 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   報告第3号 専決処分の報告について(損害賠償)  第4 議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(大府市税条例等の一部を改正する条例)  第5 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(大府市都市計画税条例の一部を改正する条例)  第6 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(大府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  第7 議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(大府市税条例等の一部を改正する条例)  第8 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(大府市都市計画税条例の一部を改正する条例)  第9 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(大府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  第10 総務委員会調査研究結果の報告について  第11 厚生文教委員会調査研究結果の報告について  第12 建設消防委員会調査研究結果の報告について  第13 議会運営委員会委員(正副委員長)の選任について  第14 閉会中における議会運営委員会調査研究付託案件について  第15 常任委員会委員(正副委員長)の選任について  第16 選挙第1号 東部知多衛生組合議会議員の選挙について  第17 選挙第2号 知北平和公園組合議会議員の選挙について  第18 選挙第3号 知多北部広域連合議会議員の選挙について  第19 議案第31号 監査委員の選任について 6 会議に附した事件  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   報告第3号 専決処分の報告について(損害賠償)  第4 議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(大府市税条例等の一部を改正する条例)  第5 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(大府市都市計画税条例の一部を改正する条例)  第6 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(大府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  第7 議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(大府市税条例等の一部を改正する条例)  第8 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(大府市都市計画税条例の一部を改正する条例)  第9 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(大府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  第10 総務委員会調査研究結果の報告について  第11 厚生文教委員会調査研究結果の報告について  第12 建設消防委員会調査研究結果の報告について  日程追加 議長の辞職について  日程追加 選挙第1号 議長の選挙について  日程追加 副議長の辞職について  日程追加 選挙第2号 副議長の選挙について  第13 議会運営委員会委員(正副委員長)の選任について  第14 閉会中における議会運営委員会調査研究付託案件について  第15 常任委員会委員(正副委員長)の選任について  第16 選挙第3号 東部知多衛生組合議会議員の選挙について  第17 選挙第4号 知北平和公園組合議会議員の選挙について  第18 選挙第5号 知多北部広域連合議会議員の選挙について  第19 議案第31号 監査委員の選任について ○議長(深谷直史)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しております。よって、平成29年大府市議会第1回臨時会は成立しますので、開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下、関係職員の出席を求めましたので御報告させていただきます。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において7番・加古守議員及び8番・鷹羽琴美議員を指名します。
     日程第2、「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。今期臨時会の会期は、本日5月11日、1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。  会議に先立ち、市長より御挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  平成29年大府市議会第1回臨時会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今年のゴールデンウィークは、天気にも恵まれ、去る4月29日、30日に開催されました大倉公園つつじまつりには、多くの来場者でにぎわっておりました。また、交流のある長野県王滝村の瀬戸村長にもお越しいただき、王滝村をPRしていただきました。  本市では、これまで、森林間伐ボランティアツアーや催事における特産品の紹介等の出展、王滝村産木材利用などの交流を続けており、今年度から王滝村での宿泊施設利用料金助成制度を創設し、市民レベルでの交流をこれまで以上に進めてまいります。議員各位におかれましても、愛知用水の水源地、王滝村との交流に、なお一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、執行部より提出申し上げます案件につきましては、報告1件、専決処分3件、監査委員人事1件でございます。よろしく御審議の上、お認め賜わりますようお願い申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  日程第3、「諸報告」を行います。  お手元に報告第3号の写しが配布してあります。  報告第3号について、報告者から補足説明をお願いいたします。都市整備部長。 ◎都市整備部長近藤晃司)  報告第3号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の指定した専決処分事項につきまして専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  平成28年12月3日午後7時頃、大府市桃山町二丁目地内の市道4202号線において、事故の相手方の運転する普通自動車が、事故の現場付近を走行したところ、市道上空に垂れ下がった街路樹の枝に接触し、当該普通自動車の上部を損傷させる事故が発生いたしました。  この事故につきましては、相手方との示談が成立し、相手方に対する市の損害賠償額を19万4,192円と定め、賠償いたしたものでございます。  なお、当該箇所につきましては、事故後、直ちに枝をせん定しており、今後このような事故が起こらないよう、街路樹の管理について徹底してまいります。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、議案第28号「専決処分の承認を求めることについて」から、日程第6、議案第30号「専決処分の承認を求めることについて」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長久野幸信)  議案第28号及び議案第29号「専決処分の承認を求めることについて」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、いずれも、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、大府市税条例等及び大府市都市計画税条例の一部改正について、平成29年3月31日に専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。  これらの条例の一部改正は、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律が去る3月31日に公布されたことに伴い、同日付けで専決処分を行ったものでございます。  最初に、議案第28号「大府市税条例等の一部を改正する条例」の内容について御説明いたします。  まず、個人市民税に関するものといたしまして、1点目は、特定配当等及び特定株式等譲渡所得金額に係る所得について課税方法を明確化するものでございます。2点目は、肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例の適用期限を延長するものでございます。3点目は、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例の適用期限を延長するものでございます。  次に、法人市民税に関するものといたしまして、延滞金の計算の基礎となる期間に係る規定を整備するものでございます。  次に、固定資産税に関するものといたしまして、1点目は、家庭的保育事業居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業の用に供する施設並びに特定事業所内保育施設について、地域決定型地方税制特例措置の導入に伴い、それぞれ条例で特例割合を定めるものでございます。2点目は、被災住宅用地等特例適用に係る申告等の期間を拡充するものでございます。3点目は、特定耐震基準適合住宅等に対する固定資産税の減額に係る申出に関する規定を整備するものでございます。  次に、軽自動車税に関するものといたしまして、1点目は、一定の環境性能を有する三輪以上の軽自動車に係る軽自動車の税率を軽減する特例措置の対象範囲を見直し、適用期限を2年延長するものでございます。2点目は、偽りその他不正の手段により、減税対象車に係る軽自動車税について不足額が生じた場合における賦課徴収に係る特例措置を導入するものでございます。3点目は、規定の整備をするものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日でございます。  次に、議案第29号「大府市都市計画税条例の一部を改正する条例」の内容につきまして御説明いたします。  改正内容につきましては、固定資産税と同様に、地域決定型地方税制特例措置の導入に伴い、条例で特例割合を定めるもので、施行期日につきましては、平成29年4月1日でございます。  詳細につきましては、「平成29年度市税条例等の改正の概要」を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  健康文化部長。 ◎健康文化部長今村昌彦)  議案第30号「専決処分の承認を求めることについて」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、大府市国民健康保険税条例の一部改正について、平成29年3月31日に専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。  この条例の一部改正は、国民健康保険税の減額の基準について、地方税法施行令の一部が去る3月31日に改正されたことに伴い、同日付けで専決処分を行ったものでございます。  内容につきましては、大府市国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえ、被保険者均等割額及び世帯別平等割額の軽減の拡充を図るもので、軽減判定所得の算定における被保険者数に乗ずる金額を、5割軽減の対象となる世帯の判定にあっては、「26万5,000円」から「27万円」に、2割軽減の対象となる世帯の判定にあっては、「48万円」から「49万円」に引き上げ、課税額の軽減を図るものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とし、平成29年度以後の年度分の国民健康保険税について適用するものでございます。  詳細につきましては、「平成29年度市税条例等の改正の概要」を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第28号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第29号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第30号について質疑を行います。質疑はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第30号の国民健康保険税軽減制度の拡大について、2点お伺いをいたします。  1点目は、今回の軽減制度の拡大となった理由について、具体的にお伺いをいたします。  2点目は、この間、制度が変わってきているということと、あと、3月末の報道でもありましたように、徴収等についての間違いが大府市でもあったわけですけれども、こういったことが繰り返されないよう、市民に対しての不利益とならないよう、どう大府市として対応していくのか。この点について、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  2点について、お答え願います。保険医療課長。 ◎保険医療課長(渡邊修)  まず、1点目につきましてですが、今回の改正につきましては、厚生労働省におきまして、国民健康保険税について、負担の適正化を図るため、所得の少ない被保険者に対して課する当該保険税の算定に係る基準を見直す必要があるとされ、平成29年度税制改正の大綱の中で、国民健康保険税軽減措置拡充が盛り込まれたため、それに伴う法整備となります。  2点目につきましては、今回の軽減判定誤りにつきましては、現在、1件ずつ調査し、該当者に対しては、訪問、電話等でおわびをしておるところでございますが、今後につきましても、このようなことがないよう、現在、担当職員において、内部で勉強会を開くなり、また、システムのミスがないように、現在、調整しておるところでございますので、今後も、このようなことがないように注意してまいりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、再質問させていただきます。  理由についてですけれども、国民の生活が厳しくなっているということを国が認めたというふうに、今回の軽減制度の拡大について私は捉えたわけですし、私も生活相談の中で実感をするわけですけれども、大府市におきまして、現場でも必要性を感じる事例があるかと思いますが、答えられる範囲でお答えをください。  もう1点、同じところでですけれども、今回の条例改正によって、平成28年度の試算で、5割軽減については、33世帯ぐらいが対象になるだろうと。それで、2割軽減のほうは14世帯、これは、2割から5割というふうに移る場合もありますので、実態とちょっと変わってくるかとは思いますが、これが、業務をしていく中で、実際に支援が必要な方に手が届く人数というか、範囲になるのか。もう少し支援が必要でないと、必要なところに手が届かないというふうに感じられているのか。この点について、お伺いいたします。  もう1点は、いろいろなミスについてですけれども、これについては、調査中で勉強もしていくというふうでしたが、そこは、常に意識をしていっても、こういったことはあり得るわけですが、研修等で職員の力量を上げることと並行しまして、それは、当然、必要なんですけれども、そもそも、大府市の職員の体制が、ほかの市町と比べましても、少ないというふうに感じているわけですが、専門性を高めるためにも、体制の強化、これも含めて考えていく必要があるかというふうに思いますが、体制について、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。健康文化部長。 ◎健康文化部長今村昌彦)  まず、低所得者への対応ということでございますが、これは、国民健康保険税の今回の軽減制度だけにかかわらず、いろいろな制度において、対応が必要な点については、対応されていると。それが十分かどうかというのは、人それぞれの考え方によるところはあるかと思いますが、現在、市として、やらなければならないことについては対応しているというふうに考えております。  それから、職員の体制につきましては、これは、今年度の人事におきましても、1名強化されておりますので、その時々の施策の範囲内において、全庁的に考慮しているというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第28号から議案第30号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、総務委員会及び厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第28号「専決処分の承認を求めることについて」から、議案第30号「専決処分の承認を求めることについて」までは、議事日程に記載のとおり、総務委員会及び厚生文教委員会に付託することに決定いたしました。  お諮りします。ただいま付託されました議案第28号から議案第30号までの審査の委員会を開いていただくため、ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定いたしました。休憩いたします。                 休憩 午前 9時18分                 再開 午前 9時58分 ○議長(深谷直史)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第7、議案第28号「専決処分の承認を求めることについて」から、日程第9、議案第30号「専決処分の承認を求めることについて」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  本案は総務委員会及び厚生文教委員会に付託してありましたので、総務委員会及び厚生文教委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長
                 (総務委員長三宅佳典・登壇) ◎総務委員長三宅佳典)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  まず、議案第28号「専決処分の承認を求めることについて」は、審査の結果、全会一致で原案を承認すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、固定資産税地域決定型地方税制特例措置の導入について、いずれも、条例で定める特例割合を2分の1とした理由は何か。  答え、家庭的保育事業居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業については、従来、地方税法で規定されていた割合が2分の1であったことを勘案し、参酌基準の2分の1を採用することとした。また、特定事業所内保育施設については、新たに規定するものだが、家庭的保育事業等特例割合に合わせることとした。  問い、チェック体制について、税務課としてのチェックはどうなるのか。  答え、税務課として、毎年度、賦課する際に、保育課と連携して調整した上で賦課事務を進めていくので、そこでチェックができるものと考えている。  次に、議案第29号「専決処分の承認を求めることについて」は、審査の結果、全会一致で原案を承認すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長早川高光・登壇) ◎厚生文教委員長早川高光)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員が出席し、副市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第30号「専決処分の承認を求めることについて」は、審査の結果、全会一致で原案を承認すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第28号について討論を行います。討論はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第28号につきまして、承認できるものとして討論をさせていただきます。  固定資産税に係る部分、地域決定型地方税制特例措置の導入についてでございます。  委員長報告にございましたとおり、裁量の範囲の中で従来どおりと、参酌基準に従って2分の1で決定させていただいたという説明がございました。また、委員会を傍聴しておりましたが、委員会において、税務課長より、法の施行にあわせて、法律の範囲内でこのように決めたという説明がございました。  この点についてなんですが、地域決定型地方税制特例措置というのは、自治体にある程度の裁量の幅が持たされております。今回の市税条例の改正全般に対して、この「わがまち特例」につきましては、こちらに裁量があるということで、その裁量の範囲内でなぜこの割合で決定されたのかという部分につきましては、あらかじめ補足説明があってよいのではないかと思いました。  あらかじめ説明が欲しかったという意見と、また、聞き取りをしまして、今回は、保育に係る施設についての特例割合ということですので、福祉子ども部と税務所管との協議の上でこのように決されたということは確認できましたので、この件につきましては承認できるものとして討論いたします。  以上です。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第28号を採決します。本案に対する委員長の報告は承認です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第28号「専決処分の承認を求めることについて」は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、議案第29号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第29号を採決します。本案に対する委員長の報告は承認です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第29号「専決処分の承認を求めることについて」は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、議案第30号について討論を行います。討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  賛成です。  議案第30号の「専決処分の承認を求めることについて」ですが、軽減される世帯が増えるということで、実際にこれに掛かる税金としては、150万円ほど掛かると聞いております。  この財源は、被保険者ではなくて、国、県、市で負担するということで、専決処分の承認については賛成をいたしますが、意見を一言申し上げます。  支援が必要な世帯が増えているということを、国も含めて、公に認めたという制度であります。今後、国民健康保険の仕組みが大きく変わりますし、そういった中で、加入者の負担も重くなってくることが心配されます。  お金を納められないから相談できないという市民もみえます。お金を納められない、この理由を、市民に寄り添って、丁寧に対応していく必要があり、徴収が優先ではなくて、こういった部分に寄り添う窓口業務が求められるということを意見として申し上げて、賛成といたします。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第30号を採決します。本案に対する委員長の報告は承認です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第30号「専決処分の承認を求めることについて」は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  日程第10、「総務委員会調査研究結果の報告について」を議題といたします。  総務委員会より、閉会中における調査研究付託案件について、調査研究結果の報告書が提出されておりますので、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長三宅佳典・登壇) ◎総務委員長三宅佳典)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における調査研究の結果について御報告いたします。  当委員会は、昨年6月、本市の現状及び課題を把握し、政策立案、政策提言を行うため、「地域組織のあるべき姿について」の調査を行うことに決定し、市職員を講師とした勉強会、市内各自治区の区長との情報交換会、市外自治体への視察等により調査を進めてまいりました。  このたび、調査研究の成果を「大府市への提言」として取りまとめましたので、その主な内容を御報告させていただきます。  お手元の報告書の写しの3ページを御覧ください。  本市の地域組織について語るためには、まず、「本市の成り立ち」について述べる必要があります。  本市の区域は、明治39年に7か村が合併して、新大府村が誕生して以来、大きな変更はなく、昭和45年には単独で市制を施行し、現在に至っております。  「自治区の歴史的経緯」ですが、本市の自治区と呼ばれる地域組織は、この合併前の旧7か村にまで遡り、現在、市内には、10の自治区が存在しております。  次に、5ページを御覧ください。  「コミュニティ推進協議会の歴史的経緯」ですが、本市のコミュニティは、旧自治省が昭和45年に「コミュニティ(近隣社会)に関する対策要綱」を定めたことが起源となっています。  これは、高度経済成長期を経て、急激な社会構造の変化により、地域における帰属意識や連帯意識が希薄化し、地域共同体の崩壊といった課題を抱えていたことを踏まえ、新たな地域住民組織の形成を目指したものとされています。  本市では、昭和49年に共長小学校区が愛知県のモデル・コミュニティ地区に指定され、共長コミュニティ推進協議会が設立されたことに始まり、現在では、本市全域に、小学校区を基礎とする7のコミュニティが存在しております。  次に、5ページの下のほうを御覧ください。  「自主防災会の歴史的経緯」ですが、自主防災組織は、伊勢湾台風の被害を受けて昭和36年に成立した災害対策基本法によって、初めて公的に登場し、本市では、昭和52年の森岡町自主防災会の発足に始まり、市内各地区で順次、結成が進められてきました。  なお、各自主防災会の長には、各自治区の区長が就いており、本市においては、自主防災会イコール自治区という体制になっております。  次に、6ページの下のほうを御覧ください。  「本市の地域組織が抱える課題」ですが、現在の自治区は、任意加入です。また、コミュニティも、会費の納入は強制ではなく、全ての世帯が加入しているわけではありません。  近所付き合いを煩わしく思う方の増加、共働き世帯や高齢者世帯の増加といったことにより、いずれの地域組織も、その加入率が年々減少してきており、役員の高齢化や担い手不足、一部の役員への負担の増加、会費収入の減少による財源不足などといった問題を抱えております。また、市から依頼される業務の量も増加しており、特に役員に対する負担が大きくなっております。  次に、7ページ中段を御覧ください。  現在、本市には、「自治区」と「コミュニティ推進協議会」という二つの大きな地域組織が並存しており、このことによって、様々な問題が見られるようになっております。  まず、一つ目は、地域に住む住民にとっては、自治区とコミュニティのそれぞれの役割、事業内容等の理解が十分になされておらず、どちらの組織の仕事なのか、混乱を来している状況にあるということです。  次に、二つ目は、各種の地域課題の解決のために、市は、各地域組織に補助金等を交付し、事業の実施を依頼しますが、地域によっては、補助金等の交付先と実際の事業の担い手とが一致していない事例も見られるようになっています。  三つ目は、両地域組織において、同種の似たような事業が行われる事例が存在することです。その一例として、パトロールが挙げられます。  少子高齢化、核家族化の一層の進展により、地域に暮らす一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯が増加し続けており、地域における見守りや世代間交流など、新たな地域課題が発生し、両地域組織が独自に自発的に取り組むようになってきていますが、自治区の役割なのか、コミュニティの役割なのか、定めることは容易ではないと考えます。  そして、最大の問題は、そもそも、二つの地域組織の区割りが一致していないということであります。  これは、自治区の区割りが、過去の歴史的経緯に基づき、地域住民が任意に定めているものであるのに対し、コミュニティの区割りは、教育委員会の定める小学校の通学区域で決定されることにより生じているものです。
     後に、提言をさせていただきますが、地域組織の区割りが複雑に入り組んだ地域においては、地域組織の並存による諸問題が発生する状況にあります。特に、各地域組織の境界付近に住む住民にとっては、不都合が大きい状況にあります。  8ページの下のほうを御覧ください。  「今後、本市に求められること」ですが、これまでに述べたように、現在の本市の地域組織は、多くの課題を抱えています。今後、本市においても、少子高齢化がますます進むと予想されますので、本市の将来を考えると、課題の解消に向け、地域組織のあるべき姿を長期的に考え、それを目指していくことが必要であると考えます。  したがって、当委員会は、地域組織のあるべき姿を目指すために、以下の2項目について提言をしたいと思います。  まず、1項目目は、「地域組織役員の待遇改善・負担軽減・人材育成」です。  当委員会の調査の中で、市内各自治区の区長の方々との情報交換会を開催したところ、「後継者不足で困っている」との意見が多く挙げられました。  近年は、自営業者の減少、農業従事者の兼業農家割合の増加など、サラリーマン世帯の割合が増加しています。また、高齢者についても、70歳近くまで何らかの仕事に就いている方も少なくありません。  そのような事情もあって、区長等の役員を務められるだけの時間的余裕のある方が少なく、区長等の役員の成り手、担い手が不足しているのが現状となっています。  現在の自治区、コミュニティの仕事の範囲は幅広く、特に自治区については、短期間で役員が交替していくため、事務的な仕事だけでも負担が大きい状況にあり、現状の待遇がその仕事量に見合っていないということが、役員の成り手不足、担い手不足の原因ともなっていると思われます。  そこで、地域組織を支援するために、地域組織が事務員を雇用する費用を助成したり、青森県八戸市のように地域担当職員を配置したりするなどの方法で、市が支援をしていくことが必要と考えます。  また、役員の負担軽減のためには、地域組織の仕事そのものの見直しも必要となります。市は、各種事業の実施・協力を各地域組織に依頼していますが、中には、「行政の地域依存」「仕事の丸投げ」とも受け取られてしまうような依頼があるのも事実であり、それが役員の負担感を増大させていると思われます。  ただし、仕事の見直しに当たっては、見直しによって地域力が低下することになっては、本末転倒ですので、十分に注意が必要です。  また、自治区イコール自主防災会となっていますが、多くの役員は充て職で決められており、自主防災部門の役員についても、毎年のように交代しているのが現状です。専門的知識を有する防災リーダーを養成し、メンバーが短期交代しないチームを常設して、自主防災会長である区長をサポートする体制とすることで、区長らの負担軽減にもつながるのではないかと考えます。  以上述べたように、地域組織役員の高齢化、担い手不足に対応するために、役員の仕事量と待遇のバランスの改善を行い、また、負担の軽減を図ることで、将来の役員の成り手を確保していくよう、制度の見直しを行っていくべきと考えます。  次に、10ページを御覧ください。  2項目目は、「地域組織の活動地区単位の見直し等」です。  当委員会は、調査の中で、東北地方の3市への視察調査を行いました。  視察先の3市では、そもそも、本市でいう「自治区」に相当する地域組織が存在していませんでしたが、本市でいう「組」や「自治会」といった規模で活発に活動が行われていました。そのような規模の地域組織でも活発に活動することができるということは、今後、本市の地域組織のあるべき姿を考える上で、参考にしてもよいのではないかと思われます。  さらに、本市では、自治区とは別に、コミュニティが存在しており、両地域組織が、それぞれの役割を分担し、共存してはいるものの、区割りが一致していないために、市民に混乱を招いたり、不都合を生じさせたりしています。  当委員会の意見交換の中では、「現在のコミュニティを解体し、自治区に一本化してはどうか」「コミュニティのほうが活発に活動している地域もある」「各地域には、それぞれの事情があり、市全体で一律に地域組織の見直しを行うことは難しいのではないか」などといった様々な意見が出されました。  本市の現状としては、JR東海道線の東側の区域では、両地域組織の区割りが複雑に入り組んでおり、解決が容易ではない一方、西側の区域では、吉田自治区と吉田まちづくり協議会の範囲がほぼ一致し、両組織が一体的に運営されているといった事例があります。また、森岡・石ヶ瀬及び長草・共和西の2区域では、おおむね二つの自治区の範囲に一つのコミュニティが設立されているため、役員間の連絡調整を密にすることにより、役員体制や行事の重複といった地域組織の並存による諸問題の多くを抑えることができる状況にあります。  その結果、そのような区割りの問題の小さな地区から、両地域組織の現役役員等で、「連絡協議会」のような組織をつくり、今後の運営等について話合いをする場を設けてはどうかという意見で一致しました。そのような取組が進められ、JR東海道線よりも東側の区域に良い影響を与えることを期待したいと考えています。  また、当委員会の意見交換の中では、本市の地域組織のあるべき姿を検討し、地域組織を今後どうしていくべきかを検討する「地域組織の見直し検討委員会」のような組織を、市として立ち上げる必要があるという意見で一致をいたしました。  以上が当委員会の調査研究の成果でありますが、これまでに述べたように、現在の本市の地域組織は、複雑かつ困難な課題を幾つも抱えており、課題の解決を先送りにすることは、地域組織の運営・維持をますます困難なものとし、ひいては、地域力の低下につながってしまうおそれがあります。  市長におかれましては、今年度から策定作業を開始します、第6次総合計画の策定にあわせて、任期中に、本市の「地域組織のあるべき姿」について、各地域の住民とともに早急に検討を行い、地域ごとにその方向性を定め、地域組織のあるべき姿の実現に向けた道筋を付けていただくことを強く期待いたします。  最後に、当委員会の調査活動に御協力いただいた全ての方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げまして、総務委員会調査研究結果の報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(深谷直史)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。総務委員会調査研究結果を了承し、本報告書に総務委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添えて、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、総務委員会調査研究結果を了承し、本報告書に総務委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付することに決定いたしました。  日程第11、「厚生文教委員会調査研究結果の報告について」を議題といたします。  厚生文教委員会より、閉会中における調査研究付託案件について、調査研究結果の報告書が提出されておりますので、委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長早川高光・登壇) ◎厚生文教委員長早川高光)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における調査研究の結果について御報告します。  当委員会は、昨年6月、健康づくりについての市政の現状及び課題を把握し、政策立案、政策提言を行うため、所管事務調査として「健康づくりについて」の調査を行うことに決定し、以降、閉会中を中心に調査を行ってまいりました。  このたび、調査研究の成果を取りまとめましたので、その内容を以下のとおり御報告させていただきます。  まず、「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」であります。  お手元の報告書の写しの1ページ、2ページを御覧ください。  当委員会では、健康文化部健康推進課による「新健康おおぶ21プラン」の勉強会の開催や大府市健康づくり推進員協議会及び大府市健康づくり食生活改善協議会との情報交換会を行い、大府市の健康づくりの現状及び課題を把握いたしました。  また、10月には、市内保育園を視察するとともに、既に「健康づくり推進条例」を制定している神奈川県平塚市を訪問し、先進事例の調査を行いました。  それらの調査研究を受け、当委員会では、子どもから高齢者まで、全ての市民が健康で活気あふれるまち「健康都市おおぶ」を実現するために、市民の健康づくりを推進する条例を制定するべきであるという認識で一致し、その制定に向け素案の作成を進めました。  素案が完成した本年1月には、市長が行う「パブリックコメント」の手法を参考に、市議会ホームページ等を通じて、条例案についての意見公募を実施し、同時に大府市医師団、大府市歯科医師会、大府市薬剤師会、大府商工会議所、市内の自治区、コミュニティ推進協議会、大府市健康づくり推進員協議会及び大府市健康づくり食生活改善協議会への条例案の説明を委員全員で協力して行いました。  その後、更に内容の検討を行い、平成29年大府市議会第1回定例会に「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例案」を提出することに決定し、定例会開会前には、委員全員で条例に関する記者会見を行いました。  そして、平成29年大府市議会第1回定例会初日、本会議における審議を経て、全会一致で原案のとおり可決され、条例が成立いたしました。  本条例は、健康づくりの基本理念を明らかにするとともに、健康は個人のみで配慮すべきものではなく、地域や社会で共有されるべき有用な財産であるという認識に立ち、市民、事業者、地域組織、関係団体、市が一体となって、健康づくりに取り組むことにより、「健康都市おおぶ」にふさわしい市民の健康保持・増進を目指すものであります。  次に、2ページ中段、「子どもの健康づくりについて」であります。  昨年11月に、東京都武蔵野市を視察し、子どもの遊び場(プレーパーク)について、先進事例の調査を行いました。  視察後の委員意見交換会で、大府市の子どもの体力が全国平均より低いことについて問題提起され、このことは、将来的に心身の健康に不安を抱える人々の増加が危惧されるとして、子どもの体力低下を健康づくりの課題として取り上げ、調査研究を行うことといたしました。  当委員会では、子どもの体力低下は、交通手段の発達、外遊びの減少、テレビ、携帯型ゲームなどをして過ごす時間の増加等、ライフスタイルの変化が要因であり、子どもたちが自然そのものとの触れ合い、自由な発想で自由に遊べる場や機会が減っていることに課題があると考え、プレーパークの設置について検討を行いました。  また、本年3月には、市内NPO法人主催のプレーパーク説明・見学会に参加し、近隣市町でプレーパークを運営しているNPO法人から説明を受け、その後、実際に運営している「おだいプレーパーク」を視察いたしました。  この視察を通じて感じた子どもの体力向上において大切なことは、「屋外での遊び」と「本質的な楽しさ」であり、子どもが外で体を動かすことを心底楽しいと感じたとき、自然と運動することが好きになり、運動する習慣へとつながっていくと考えます。また、子どもは、遊びでの様々な体験を通じて、人と人とのコミュニケーションの方法を覚え、心や社会性を育んでいきます。  これらを踏まえ、当委員会では、心と体を一体として捉え、子どもの体力を向上させていくことにより、体のみならず、心の健やかな育ちを充実させていくことが必要であるという考えを基に、本市に必要な取組として、子どもが自由な発想で楽しんで遊べる環境をつくるため、プレーパークの設置について、次のとおり提案いたします。  3ページ中段から4ページを御覧ください。  1点目は、「運営は市民との協働で行うこと」です。  運営は、市民との協働で行い、市がプレーパークの運営資金や場所を提供し、市民がプレーパークを運営する方法が望ましく、運営する市民には、乳幼児の保護者の集まりや、シニアを中心とした地域のグループ、授業としてプレーパークに関わった大学生グループなどが考えられます。  2点目は、「リスクとハザードの考えを理解し、運営すること」です。  プレーパークの運営に当たっては、「危険」について、「リスク」と「ハザード」の二つに分けて考える必要があります。プレーパークにおいての「リスク」とは、子ども自ら、危険を予測、予見し、対処が判断できる状況を指し、「ハザード」とは、子ども自ら、危険性を予測し、対処できないものを指します。「リスク」は、どのように行動すると危険なのかを自ら学ぶ力を養うため、遊びの中に必要なものとして、残しておきたい一方、「ハザード」は、子どもが安全に遊ぶために、大人が責任を持って、排除していかなければならないものです。  このような危険についての考え方を保護者等が正しく理解することが必要であるため、市としてこの考え方を周知していくことが望まれます。  3点目は、「プレーリーダーとなる人材を確保すること」です。  プレーパークの開催時に、遊びのサポートをしたり、相談に乗ったりする専門の大人のスタッフが必要であります。子どもの話し相手や、子どもの興味や関心を引き出すようなプレーパークの環境づくりができ、また、なぜ「遊び」が子どもにとって重要であるかを説明し、保護者等に理解をしてもらうように働き掛けることができる人材を確保することが重要です。  4点目は、「日常型と非日常型のプレーパークを整備すること」です。  平日夕方に開催する日常型(まちなか型)と土日休日に開催する非日常型(郊外型)の両方を設置することが望まれます。  日常型は、帰宅後の子どもたちが気軽に立ち寄れる遊び場として、非日常型は、休日に親子連れで楽しめる遊び場として、より多くの子どもたちが集まる場所になると考えます。  今回の委員会活動を振り返って、当委員会では、「みんな」をキーワードとし、委員全員が協力し合い、積極的な意見交換や調査研究を行いました。委員によるこうした熱意が、常任委員会では初めてとなる委員会提案条例の制定として一つの形となったのだと考えます。しかし、条例の制定はゴールではなく、ここからが「健康都市おおぶ」を実現させるための新たなスタートであることを強く感じています。この条例を後ろ盾とし、市民の健康に寄与する様々な施策が推進されることを望みます。  以上のような我々の思いを受け止めていただき、市長におかれましては、本報告書の内容について十分に検討の上、今後の本市の施策に生かしていただくことを強く期待しています。  最後に、当委員会の調査活動に御協力いただいた全ての方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げ、厚生文教委員会調査研究結果の報告とさせていただきます。 ○議長(深谷直史)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。厚生文教委員会調査研究結果を了承し、本報告書に厚生文教委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、厚生文教委員会調査研究結果を了承し、本報告書に厚生文教委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付することに決定いたしました。  日程第12、「建設消防委員会調査研究結果の報告について」を議題といたします。  建設消防委員会より、閉会中における調査研究付託案件について、調査研究結果の報告書が提出されておりますので、委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長(大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における調査研究の結果について御報告いたします。  当委員会は、昨年6月、本市の空き地、空き家及び空き店舗に関する現状及び課題を把握し、政策立案、政策提言を行うため、所管事務調査として「空き地・空き家・空き店舗の対策について」の調査を行うことに決定しました。  その後、大府自治区との情報交換会、法令等の勉強会、市外自治体への視察調査等を進めてまいりました。  このたび、調査研究の成果を取りまとめましたので、その主な内容を御報告させていただきます。  お手元の報告書を御覧ください。  まず、開いていただきまして、1ページです。この1ページから4ページまでは、調査の方法、経過について記載をさせていただいております。なお、調査の臨場感を出すために、写真も掲載しておきましたので、御確認ください。また、当委員会では、その都度タイムリーに「建設消防委員会ニュース」を関係者にメール配信させていただきましたので、詳細の説明は割愛させていただきます。  次に、5ページをお開きください。この5ページには、今回の調査研究の重点事項であります「空き家対策」の推進に向けての政策提言を記載いたしました。その内容を読み上げさせていただきます。  最初に行った市内の空き家の現地調査において、大府駅前地区に存在する空き家の現状を目の当たりにし、委員全員が大きなショックを受けた。まずこの現状を何とかしなくてはならないという思いから、年間テーマの中でも「空き家対策について」を先行して取り上げ、延べ24時間を超える調査研究と委員間での討議を行ってきた。  その結果、大府市においても、「今、ここにある危機」への対応と、「将来、ここに来る危機」への対応の観点から、空き家対策の更なる推進が必要であるとの結論に至った。  そこで、当委員会として、平成29年2月10日、市長に対して政策提言を行った。  5ページの、以下、四角く囲われた部分が政策提言の内容であります。  具体的な空き家対策として10点、空き家対策を進めるに当たっての留意事項として3点、提言させてもらいました。  特に、その中でも次の4点につきましては、平成29年度予算審査の場でもフォローの質疑をさせてもらっています。  それは、①庁内関係部署の横の連携を強化すること。  ②相談窓口の一本化を図ること。  各種相談に対応できる体制を整備する。  市民が市役所内のどの部署へ相談に行っても適切に対応できるようにしておく。
     ③自治区など地域組織と協力して実態調査を実施すること。  地域の声をよく聴きながら実態調査を実施する。  ④特措法に基づく「空家等対策計画」を策定すること(平成29年度中に)。  このほか、政策提言の詳細は、議会ホームページにも掲載してあります「政策提言書」を御参照ください。  最後に、めくっていただきまして、6ページです。「4 おわりに」、この部分で、委員6人全員の集約された思いを書かせていただきました。  思えば、1年半前、この場、一般質問の場において「大府市において空き家については、現在のところ切迫した状況ではないと認識している」という執行部答弁があったことを振り返りながら、読み上げさせていただきます。  4 おわりに  以上のように、今回のテーマの中でも「空き家対策について」先行して取り上げ、平成28年度内に市長に対し政策提言できたことは、平成29年度の事業を進めるに当たって大きな影響力を持ったと確信している。さらに、平成29年第1回定例会の予算審査の委員会において、政策提言の内容にある庁内関係部署の横の連携、相談窓口の一本化、空き家の実態調査の実施や「空家等対策計画」の策定について、平成29年度事業として実施されることが確認でき、空き家対策を望む市民の要望に応えることができたと思っている。  今後も、市議会建設消防委員会として、この問題をフォローし、当面の課題である「今、ここにある危機」への対応がスピード感を持って、着実に実行されることを期待している。  「空き地」については、「空き家」対策と一体的に取り組まれる課題であると認識している。空き地の雑草除去などの環境面からの取組は、今後も「大府市あき地の環境保全に関する条例」と「『健康都市おおぶ』みんなで美しいまちをつくる条例」に基づき、市職員と当事者が直接会い、粘り強く交渉し、問題を解決していくことを期待している。  「空き店舗」については、今期の活動では、市内の状況を把握することにとどまったが、市役所担当職員、商工会議所担当者と忌たんのない意見交換を行うことができた。その中で、本質的な議論として、「大府市にとっての『にぎわい』とは何なのか」という議論があった。このことは、平成29年度、市役所に都市整備部都市計画課にぎわい創出係が設置されたことから、真剣に議論され、施策が展開されていくと思うが、現在の委員間での一致した認識として、大府市におけるにぎわい創出は、全国一律に行われた金太郎飴的な中心市街地活性化策ではなく、「生活しやすい都市」をキーワードとしたにぎわいづくりが必要であるということである。今期は、「空き店舗」対策の入口の議論しかできなかったが、大府市らしいにぎわい創出については、今後も議会として議論していかなければならない課題である。  最後に、今期の委員会の取組が、市民の皆さんにとって、少しでも幸せを感じていただける結果に結び付くことを期待し、当委員会の調査活動に御協力いただいた全ての方々に、お礼申し上げ、本報告書の結びとする。  以上、建設消防委員会における調査研究の結果についての報告といたします。 ○議長(深谷直史)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。建設消防委員会調査研究結果を了承し、本報告書に建設消防委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添え、市長に送付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、建設消防委員会調査研究結果を了承し、本報告書に建設消防委員会調査研究結果に配慮されるよう意見を添えて、市長に送付することに決定いたしました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定いたしました。休憩します。                 休憩 午前10時43分                 再開 午前10時59分 ○議長(深谷直史)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま休憩中、私、深谷直史は、議長の辞職願を副議長に提出しました。  お諮りします。この際、「議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、「議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることに決定しました。  これより私の一身上に関する事件になりますので、地方自治法第117条の規定により、除斥のため退場することにします。  副議長と交代させていただきます。              (議長・深谷直史・退席し退場)              (副議長・守屋孝・議長席へ着席) ○副議長(守屋孝)  議長が除斥のため退席されましたので、地方自治法第106条第1項の規定により、ただいまから、副議長の私が議事を進めてまいります。  日程追加、「議長の辞職について」を議題とします。  まず、議長の辞職願を事務局に朗読させます。 ◎議会事務局長(末廣昭一)  朗読いたします。  辞職願。今般、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  平成29年5月11日 大府市議会議長 深谷直史  大府市議会副議長 守屋孝殿  以上でございます。 ○副議長(守屋孝)  お諮りします。深谷直史議員の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、深谷直史議員の議長の辞職を許可することに決定しました。  深谷直史議員の入場を許可します。              (17番議員・深谷直史・入場し着席)  ここで、ただいま議長を辞職されました深谷直史議員から挨拶の申出がありますので、これを許可します。深谷直史議員、御登壇願います。              (17番議員・深谷直史・登壇) ◆17番議員(深谷直史)  議長の退任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。  平成27年5月11日、議員各位の御推挙をいただき、市議会議長の要職に就任させていただいてから2年間、守屋副議長とともに、誠心誠意、円満公平な議会運営に万全を期するよう努めてまいりました。この間、同僚議員各位におかれましては、市政発展、議会改革のため、御支援、御協力いただきましたことに対して、厚くお礼を申し上げます。  2年間、私は議長として何ができたのだろうか、もっと努力すべき点はなかったかと思い返すとき、非才の身であり、反省すべきことは多々ございます。皆さんの御期待に沿えなかったこともあったかと存じますが、それにもかかわらず、この2年間、議長として盛り立てて御支援いただき、皆様には、誠に感謝の念に絶えません。  さて、明暗の交差する行き先不透明な時代を迎える中、市議会は、市政の意思決定機関である二元代表制の一翼を担い、その役割と責任は非常に大きく、その重要性はますます増加してまいります。  私は、議長を退任しましても、この2年間の経験を少しでも生かし、一議員として、皆様の御指導、ごべんたつをいただきながら、引き続き、市政の発展と市政運営の向上に向けて努力する所存でございますので、変わらぬ御厚誼を賜りますようお願いを申し上げまして、退任の挨拶に代えさせていただきます。  この2年間、大変ありがとうございました。                   (拍手あり) ○副議長(守屋孝)  深谷直史議員、2年間、御苦労さまでした。お疲れさまでした。  ただいま議長が欠員となりました。  お諮りします。この際、「議長の選挙について」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、「議長の選挙について」を日程に追加し、選挙を行うことに決定しました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前11時06分                 再開 午前11時28分 ○副議長(守屋孝)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程追加、「議長の選挙」を行います。  お諮りします。選挙の方法は、投票、指名推選のいずれの方法としますか。              (「指名推選」「投票」の声あり)  ただいま投票との発言がありましたので、選挙の方法は投票によることにします。  議場の閉鎖を命じます。                    (議場閉鎖)  議場の閉鎖を確認しました。  ただいまの出席議員数は19名です。  投票用紙を配布させます。                (事務局職員・投票用紙配布)  投票用紙の配布漏れはありませんか。                 (「なし」の声あり)  配布漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                (事務局職員・投票箱点検)  異常なしと認めます。  ここで、念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。  点呼を命じます。             (事務局職員・議席番号順に氏名を点呼)                (議員・順次、登壇し投票)  投票漏れはありませんか。                 (「なし」の声あり)  投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。
     議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖)  開票に先立ち、念のため申し上げます。当選人は、地方自治法第118条第1項において準用する公職選挙法第95条の規定により、有効投票の4分の1以上の得票者で、最高得票者を当選人とします。なお、得票数が同じである場合は、くじによって決定します。  それでは、開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に9番・日高章議員及び10番・山本正和議員を指名します。よって、両議員の立会いをお願いします。           (9番議員・日高章、10番議員・山本正和、開票立会い)  選挙の結果を報告します。  投票総数19票、これは先ほどの出席議員数に符合しています。  そのうち、有効投票18票、無効投票1票。有効投票中、早川高光議員10票、大西勝彦議員7票、森山守議員1票。  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は5票です。よって、早川高光議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました早川高光議員が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定による告知をします。  早川高光議員、議長の当選承諾及び御挨拶をお願いします。御登壇願います。              (11番議員・早川高光・登壇) ◆11番議員(早川高光)  それでは、一言御挨拶申し上げさせていただきます。  このたび、歴史と伝統のある大府市議会議長に就任させていただくことになりました。身に余る光栄なことと感じるとともに、その責任の重さをひしひしと感じているところでございます。  先ほど休憩中には、3名の議員による所信表明がありました。このこと自体、議会に新しい風が吹いたと感じています。  今後は、この風が、爽やかで心地よい風と感じられるような、大府市議会のよき伝統を守りながらも、より時代に合った形に成熟させることを目指し、市民に開かれた、市民から信頼される議会を構築するために、誠心誠意努力してまいりますので、何とぞ皆様方の御支援、ごべんたつを賜りますようお願い申し上げまして、就任の挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いします。                   (拍手あり) ○副議長(守屋孝)  それでは、早川高光議長、議長席にお着き願います。  これをもちまして、職務を終了させていただきます。御協力ありがとうございました。              (議長・早川高光・議長席へ着席) ○議長(早川高光)  それでは、引き続き議事を進めてまいりますので、よろしくお願いします。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前11時41分                 再開 午前11時45分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま休憩中、副議長の守屋孝議員から副議長の辞職願が提出されました。  お諮りします。この際、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることに決定しました。  日程追加、「副議長の辞職について」を議題とします。  地方自治法第117条の規定により、副議長、守屋孝議員の退席を求めます。              (副議長・守屋孝・退席し退場)  副議長の辞職願を事務局に朗読させます。 ◎議会事務局長(末廣昭一)  朗読いたします。  辞職願。今般、一身上の都合により副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  平成29年5月11日 大府市議会副議長 守屋孝  大府市議会議長 早川高光殿  以上でございます。 ○議長(早川高光)  お諮りします。守屋孝議員の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、守屋孝議員の副議長の辞職を許可することに決定しました。  守屋孝議員の入場を許可します。              (5番議員・守屋孝・入場し着席)  ここで、ただいま副議長を辞職されました守屋孝議員から挨拶の申出がありますので、これを許可します。守屋孝議員、御登壇願います。                (5番議員・守屋孝・登壇) ◆5番議員(守屋孝)  皆さん、こんにちは。  ちょうど2年前の今日、5月11日、皆さんから選任をいただきまして、副議長をさせていただきました守屋孝です。本当にありがとうございました。早いもので、2年間というのは、やはりすぐ過ぎますね。  今日はこの場で退任の挨拶ということで、させていただくわけですが、非常にこの2年間、いろいろなことやらせていただいて、いい思い出がたくさんあります。  先ほど、2年間、議長をされました深谷議員が議長を辞職されまして、私が代わりに議長席に座らせていただきまして、議事を進めさせていただきました。実はこれは、この2年間で、最初で最後のこととなりました。非常に複雑な気持ちではありますが、これも副議長の役目かなというふうには感じておりますし、議事進行につきましては、皆さんの協力の下で、非常にうまくいったのではないかなと、改めてお礼を申し上げたいというふうに思っています。  私が2年前に副議長にさせていただくときに、2点について、やっていきたいという話をさせていただきました。  一つは、効率的な行政運営と議会の活性化、そして、もう1点が、市民の方々が、引き続き、大府に住んでよかったと、いいまちだと言ってもらえるようなまちづくりを進めたいという思いでお話をさせていただきました。  おかげさまで、この2年間、深谷議長とともに、ここにみえる皆さん、議員の皆さんと一緒に、いろいろな課題につきまして、議論を交わしながら、着実に進んできたのではないかなというふうには感じております。  これを特に感じるのは、たまたま議長に別の公務が入って、市外から視察に来られる議員さんの対応ということで、私が代わりに出させていただきまして、お話をさせていただいておりました。  特に議会改革について、大府市さんの取組について教えていただきたいという話を言われまして、その辺についていろいろと意見交換をしながらやっておりますが、来られた議員の皆さん方が言われるのは、非常に大府市さんは進んでいますねと。こつこつといろいろな改善をされておりまして、非常に変わってきています。非常に参考になりましたという声をいただいておりますので、間違いなく、この2年間、少しずつではありますが、そういう議会の活性化については、進んでおるのではないかなというふうには感じております。  ですから、今日、副議長がこの後決まってくるかと思いますけれど、新体制で今後2年間、更に、議会の活性化と市民に信頼される大府市議会をつくっていただきたい、こういう思いでありますので、是非ともこの辺を、新しくなられる正副議長の方には、肝に銘じて、今後2年間しっかりやっていただきたいなというふうに思っています。  最後になりますが、本当に2年間、皆さんの御支援、御協力により、無事、副議長という要職をやらせていただいたことに感謝を申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。  本日は、どうもありがとうございました。                   (拍手あり) ○議長(早川高光)  守屋議員、2年間、大変御苦労さまでした。  ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りします。この際、「副議長の選挙について」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、「副議長の選挙について」を日程に追加し、選挙を行うことに決定しました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前11時52分                 再開 午後 0時03分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程追加、「副議長の選挙」を行います。  お諮りします。選挙の方法は、投票、指名推選のいずれの方法としますか。              (「指名推選」「投票」の声あり)  ただいま投票との発言がありましたので、選挙の方法は投票によることにします。  議場の閉鎖を命じます。                    (議場閉鎖)  議場の閉鎖を確認しました。  ただいまの出席議員数は19名です。  投票用紙を配布させます。                (事務局職員・投票用紙配布)  投票用紙の配布漏れはありませんか。                 (「なし」の声あり)  配布漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。
                   (事務局職員・投票箱点検)  異常なしと認めます。  ここで、念のために申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。              (事務局職員・議席番号順に氏名を点呼)                (議員・順次、登壇し投票)  投票漏れはありませんか。                 (「なし」の声あり)  投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖)  開票に先立ち、念のために申し上げます。当選人は、地方自治法第118条第1項において準用する公職選挙法第95条の規定により、有効投票の4分の1以上の得票者で、最高得票者を当選人とします。なお、得票数が同じである場合は、くじによって決定します。  それでは、開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に12番・酒井真二議員及び13番・鷹羽登久子議員を指名します。よって、両議員の立会いをお願いします。          (12番議員・酒井真二、13番議員・鷹羽登久子、開票立会い)  選挙の結果を報告します。  投票総数19票、これは先ほどの出席議員数に符合しています。  そのうち、有効投票18票、無効投票1票。有効投票中、三宅佳典議員18票。  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は5票です。よって、三宅佳典議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました三宅佳典議員が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定による告知をします。  三宅佳典議員、副議長の当選承諾及び御挨拶をお願いします。御登壇願います。              (15番議員・三宅佳典・登壇) ◆15番議員(三宅佳典)  それでは、一言御挨拶を申し上げたいと思います。  このたび、議員の皆様から副議長の御推挙を賜り、厚く御礼を申し上げます。  現在は、その責務の重さを実感しているところでございます。  今後は、副議長という立場で、職務を遂行し、議長の補佐役として、市政の推進と議会の公正かつ円滑な運営に粉骨砕身努め、取り組んでまいります。  また、これまで諸先輩方が築かれました大府市議会のよき伝統を守りながらも、時代に合った形に成熟させることを目指し、正副議長が市民と議会の懸け橋となって、市民の皆様の声をしっかりと行政に届け、市民に身近で信頼される大府市議会の実現に向けて努力してまいります。  これからの2年間、皆さんの御指導をお願いいたしまして、就任の挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。                   (拍手あり) ○議長(早川高光)  お諮りします。ここで、議会運営委員会を開催していただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午後 0時14分                 再開 午後 1時06分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りします。本日の議事日程につきましては、当初配布しました日程により進めてまいりましたが、日程追加等の変更がありましたので、この際、ただいま配布しました議事日程に変更したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま配布しました議事日程のとおり変更することに決定しました。  日程第13、「議会運営委員会委員の選任」を行います。  議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名します。  1番・小山昌子議員、4番・森山守議員、7番・加古守議員、9番・日高章議員、10番・山本正和議員、14番・上西正雄議員、19番・窪地洋議員、以上7名。  ただいま指名した議員を議会運営委員会委員に選任します。  お諮りします。ここで、正副委員長の互選をしていただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午後 1時07分                 再開 午後 1時19分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  議会運営委員会の正副委員長が決まりましたので、御報告します。  委員長に10番・山本正和議員、副委員長に1番・小山昌子議員。  以上のとおり、正副委員長が決まりました。  日程第14、「閉会中における議会運営委員会調査研究付託案件について」を議題とします。  お諮りします。お手元に配布しました「閉会中における議会運営委員会調査研究付託案件」を議会運営委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、お手元に配布しました「閉会中における議会運営委員会調査研究付託案件」を議会運営委員会に付託の上、調査研究が終了するまで、閉会中の調査研究付託事項とすることに決定しました。  日程第15、「常任委員会委員の選任」を行います。  常任委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名します。  総務委員会委員に、1番・小山昌子議員、3番・久永和枝議員、9番・日高章議員、14番・上西正雄議員、17番・深谷直史議員、19番・窪地洋議員、11番・早川高光、以上7名。  厚生文教委員会委員に、4番・森山守議員、5番・守屋孝議員、7番・加古守議員、13番・鷹羽登久子議員、15番・三宅佳典議員、16番・鈴木隆議員、以上6名。  建設消防委員会委員に、2番・大西勝彦議員、6番・木下久子議員、8番・鷹羽琴美議員、10番・山本正和議員、12番・酒井真二議員、18番・柴崎智子議員、以上6名。  ただいま指名した議員を、それぞれの常任委員会委員に選任します。  お諮りします。ここで、正副委員長の互選をしていただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午後 1時22分                 再開 午後 1時46分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  各常任委員会の正副委員長が決まりましたので、御報告します。  総務委員会委員長に19番・窪地洋議員、同副委員長に9番・日高章議員。  厚生文教委員会委員長に5番・守屋孝議員、同副委員長に7番・加古守議員。  建設消防委員会委員長に12番・酒井真二議員、同副委員長に6番・木下久子議員。  以上のとおり、正副委員長が決まりました。  日程第16、選挙第3号「東部知多衛生組合議会議員の選挙」を行います。  お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。  お諮りします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定しました。  東部知多衛生組合議会議員に、5番・守屋孝議員、12番・酒井真二議員、11番・早川高光を指名します。  お諮りします。ただいま議長において指名しました3名の議員を東部知多衛生組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました5番・守屋孝議員、12番・酒井真二議員、11番・早川高光東部知多衛生組合議会議員に当選されました。  ただいま東部知多衛生組合議会議員に当選されました3名の議員が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定による告知をします。  日程第17、選挙第4号「知北平和公園組合議会議員の選挙」を行います。  お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。  お諮りします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定しました。  知北平和公園組合議会議員に、1番・小山昌子議員、8番・鷹羽琴美議員、11番・早川高光を指名します。
     お諮りします。ただいま議長において指名しました3名の議員を知北平和公園組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました1番・小山昌子議員、8番・鷹羽琴美議員、11番・早川高光知北平和公園組合議会議員に当選されました。  ただいま知北平和公園組合議会議員に当選されました3名の議員が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定による告知をします。  日程第18、選挙第5号「知多北部広域連合議会議員の選挙」を行います。  お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。  お諮りします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定しました。  知多北部広域連合議会議員に、6番・木下久子議員、7番・加古守議員、19番・窪地洋議員、11番・早川高光を指名します。  お諮りします。ただいま議長において指名しました4名の議員を知多北部広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました6番・木下久子議員、7番・加古守議員、19番・窪地洋議員、11番・早川高光知多北部広域連合議会議員に当選されました。  ただいま知多北部広域連合議会議員に当選されました4名の議員が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定による告知をします。  日程第19、議案第31号「監査委員の選任について」を議題とします。  地方自治法第117条の規定により、18番・柴崎智子議員の退席を求めます。              (18番議員・柴崎智子・退席し退場)  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第31号「監査委員の選任について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、議員のうちから選任する監査委員の酒井真二氏が、本日をもちまして同職を辞任されましたので、新たに柴崎智子氏を大府市監査委員として選任いたしたいと存じ、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。  柴崎氏は、人格、識見ともに優れ、委員に適任と存じますので、皆様の御同意を賜りますようお願いいたします。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第31号については、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第31号を採決します。  お諮りします。議案第31号「監査委員の選任について」は、これに同意することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第31号「監査委員の選任について」は、これに同意することに決定しました。  18番・柴崎智子議員の入場を許可します。              (18番議員・柴崎智子・入場し着席)  以上で、今期臨時会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  ここで、市長より御挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  平成29年大府市議会第1回臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日提出いたしました議案につきまして、慎重に御審議の上、お認めを賜わりまして、誠にありがとうございました。  今議会で御退任になりました深谷前議長、守屋前副議長におかれましては、本市の発展並びに議会の円滑な運営に多大な御尽力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  議員各位におかれましては、新しい体制の下、健康都市の推進のために、一層の御活躍を期待申し上げますとともに、市政運営にも温かい御指導を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。  本日は、長時間にわたり、誠にありがとうございました。 ○議長(早川高光)  これをもちまして、平成29年大府市議会第1回臨時会を閉会します。                 閉会 午後 1時57分...