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  1. 大府市議会 2017-02-28
    平成29年第 1回定例会−02月28日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成29年第 1回定例会−02月28日-01号平成29年第 1回定例会 第1日目  平成29年2月28日(火曜日)   午前 9時00分 開議   午後 2時39分 散会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  酒井真二
      13番  鷹羽登久子   14番  上西正雄   15番  三宅佳典   16番  鈴木隆   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員    なし 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   長綱宏    議事係長   原田好美    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長            岡村秀人    副市長           山内健次    教育長           宮島年夫    監査委員          外園茂    企画政策部長        新美光良    企画政策部参事       林正実    総務部長          丸山青朗    市民協働部長        木學貞夫    福祉子ども部長       今村昌彦    健康文化部長        久野幸信    建設部長          國生隆志    産業振興部長        伴正    水道部長          長谷川重仁    会計管理者         福井芳信    教育部長          内藤郁夫    指導主事          山本芳    監査委員事務局長      相羽政信    消防長           上山治人    秘書広報課長        白浜久    企画政策課長        久野信親    ウェルネスバレー推進室長  近藤恭史    財政課長          浅田岩男    協働促進課長        内藤尚美 5 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   報告第1号 例月出納検査の報告について   報告第2号 定期監査等の報告について  第4 委員会提出議案第1号 「健康都市おおぶ」みんなの健康づくり推進条例の制定について  第5 委員会提出議案第2号 大府市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について  第6 委員会提出議案第3号 大府市議会委員会条例の一部改正について  第7 市長の施政方針について  第8 議案第1号 ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について  第9 議案第2号 大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について  第10 議案第3号 平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第11 議案第4号 平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  第12 議案第5号 平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)  第13 議案第6号 平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)  第14 議案第7号 大府市パブリックコメント手続条例の制定について  第15 議案第8号 大府市名誉市民条例の一部改正について  第16 議案第9号 大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  第17 議案第10号 大府市手数料条例の一部改正について  第18 議案第11号 大府市税条例の一部改正について  第19 議案第12号 大府市奨学金の支給に関する条例の一部改正について  第20 議案第13号 大府市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について  第21 議案第14号 大府市デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について  第22 議案第15号 大府市国民健康保険税条例の一部改正について  第23 議案第16号 大府市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の一部改正について  第24 議案第17号 大府市道路占用料条例の一部改正について  第25 議案第18号 大府市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について  第26 議案第19号 市道の路線変更について  第27 議案第20号 市道の路線認定について  第28 議案第21号 特定事業契約の変更について  第29 議案第1号 ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について  第30 議案第2号 大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について  第31 議案第3号 平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第32 議案第4号 平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  第33 議案第5号 平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)  第34 議案第6号 平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(深谷直史)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で定足数に達しております。よって、平成29年大府市議会第1回定例会は成立しますので、開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下、関係職員の出席を求めましたので御報告いたします。  なお、報道機関及び秘書広報課より、それぞれ撮影又は録音の申出がありましたので、傍聴規則第9条ただし書の規定により、議長においてそれぞれ許可しましたので、御報告させていただきます。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において3番・久永和枝議員及び4番・森山守議員を指名します。  日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から3月22日までの23日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。  会議に先立ち、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇)
    ◎市長(岡村秀人)  平成29年大府市議会第1回定例会の開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  議員各位におかれましては、日頃から市政運営に御理解、御協力を賜わり、厚くお礼を申し上げます。  2月には、5日から12日までの8日間、大倉公園で盆梅展が、そして、19日には長草天神社でどぶろくまつりがそれぞれ開催され、市内外から多くの方に訪れていただきました。二つの催事が終わり、大府に春の訪れを感じる季節となりました。  さて、昨年10月に本市と至学館大学及びリネットジャパン株式会社などと組織した都市鉱山メダル連携促進委員会は、全国の小型家電リサイクル法の認定事業者と組み、環境省の外郭団体であります一般財団法人日本環境衛生センターを代表として、本年2月1日に東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会から、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について、採択を受けました。大会組織委員会では、家庭に眠っている小型家電を、全国の認定事業者の協力を得つつ、全国の自治体等を通じて、小型家電リサイクル法に基づき回収することとしております。  本市もこれから、市民の皆様とともに、使用済み小型家電から東京オリンピックパラリンピックのメダルをつくる運動を展開してまいりたいと思います。これを契機に、市民の皆様には、「もったいない」を合い言葉に小型家電リサイクルに御参加いただき、東京オリンピックパラリンピックに向け、積極的に取組を推進してまいりますので、議員各位にも御協力をよろしくお願いいたします。  本議会へ御提出申し上げます案件につきましては、報告2件、補正予算4件、条例制定3件、条例の一部改正11件、市道の路線関連2件、特定事業契約の変更1件でございます。また、当初予算として6件予定させていただいておりますので、よろしく御審議の上、お認め賜わりますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  日程第3、「諸報告」を行います。  お手元に報告第1号及び第2号の写しが配布してあります。  報告第1号及び第2号について、代表監査委員から補足説明をお願いいたします。代表監査委員。 ◎監査委員(外園茂)  議長の御指名がありましたので、報告第1号及び報告第2号について補足説明を申し上げます。  まず、報告第1号は、地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、例月出納検査を実施しましたので、同条第3項の規定により、その結果を報告するものでございます。  内容につきましては、報告書に記載されておりますように、平成28年度11月分及び12月分の現金の出納を、それぞれの時期に会計管理者及び関係部課長等の出席を得まして、関係帳簿と指定金融機関等の残高証明により、検査したものでございます。  この結果、会計管理者所管の各会計及び市長所管の水道事業会計の歳入歳出及び収支につきましては、正当な処理であることを認めたものでございます。  詳細につきましては、お手元にございます報告書に、検査に当たりましての資料の計数を示してございますので、御一読いただきたいと思います。  次に、報告第2号は、地方自治法第199条第4項及び第7項の規定に基づき、監査を実施しましたので、同条第9項の規定により、その結果を報告するものでございます。  内容につきましては、企画政策部の秘書広報課及び企画政策課、総務部の税務課及び市民課、健康文化部の保険医療課及び文化スポーツ課、建設部の土木課及び維持管理課、会計課、教育委員会の生涯学習課、生涯学習課の施設であります横根公民館及び北山公民館並びに固定資産評価審査委員会につきまして、第199条第4項の規定に基づく監査を実施したものでございます。  また、同条第7項の規定に基づきまして、公の施設の指定管理者として市民体育館、体育センター及び運動広場を管理する団体であります、大府市体育協会につきまして監査を実施したものでございます。  監査の結果につきましては、おおむね良好な処理であることを認めたものでございます。詳細につきましては、報告書のとおりでございますので、御一読いただきたいと思います。  これで補足説明を終わります。 ○議長(深谷直史)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・早川高光・登壇) ◎厚生文教委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」、提出委員会を代表して、本案の提案に至る経緯及び理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、提案に至る経緯について御説明申し上げます。  当委員会は、昨年6月、市政の現状及び課題を把握し、政策立案、政策提言を行うため、「健康づくりについて」の調査を行うことに決定し、以降、閉会中を中心に調査を行ってまいりました。  調査につきましては、昨年夏には、大府市健康づくり推進員協議会及び大府市健康づくり食生活改善協議会との情報交換会を行い、大府市の健康づくりの現状及び課題を把握いたしました。また、10月には、既に「健康づくり推進条例」を制定している神奈川県平塚市を訪問し、先進事例を調査してまいりました。  それらの調査研究を受け、当委員会では、子どもから高齢者まで全ての市民が健康で活気あふれるまち「健康都市おおぶ」を実現するために、市民の健康づくりを推進する条例を制定すべきであるという認識で一致し、その制定に向け、素案の作成を進めてまいりました。  去る1月には、市長が行う「パブリックコメント」の手法を参考に、市議会ホームページ等を通じ、条例案についての意見公募を実施するとともに、条例案の説明を関係団体等に行いました。その後、更に内容の検討を行った結果、このたび、本案がまとまりましたので、今議会に提出をさせていただくものでございます。  次に、提案理由について御説明いたします。  提案理由につきましては、健康づくりの基本理念を明らかにするとともに、健康は個人のみで配慮すべきものではなく、地域や社会で共有されるべき有用な財産であるという認識に立ち、市民、事業者、地域組織、関係団体、市が一体となって健康づくりに取り組むことにより、「健康都市おおぶ」にふさわしい市民の健康保持・増進を目指すため、条例を制定するものでございます。  次に、各条項の内容について御説明いたします。  この条例は、社会全体がそれぞれの立場で連携し、協力して、健康づくりを推進し、子どもから高齢者まで全ての市民が健康で活気あふれるまち「健康都市おおぶ」の実現を目指す条例であることを明示するため、前文を設けております。  第1条では、この条例の目的について、第2条では、この条例における用語の定義について、第3条では、健康づくりの基本理念について、第4条、第5条、第6条及び第7条では、市民、事業者、地域組織及び関係団体の役割について、第8条では、市の責務について、第9条では、健康増進計画の策定、評価、進行管理等について、第10条では、この条例に定めるもののほか、必要な事項は、別に定めることを規定しております。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものであります。  なお、本案の作成に当たりましては、各委員が会派からの質問・意見を聴取し、それを委員会で議論、さらに会派に返すという過程を大切にしながら、取り組んできました。この過程で各委員は、何よりも健康に勝るものはなしという認識を深め、本案を我が子のようにいとおしく思うに至りました。委員によるこうした取組は、議会全体の意見を本案に反映させるとともに、常任委員会における調査研究活動を通じて初めてとなる条例提案につながったと確信しています。  また、本案の提出につきましては、去る2月9日に開催した厚生文教委員会において、全会一致をもって決定しております。  これで、提案に至る経緯及び理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、提案者に2点、お尋ねいたします。  「健康都市おおぶ」みんなの健康づくり推進条例ということでございますが、市民にもいろいろな方がおられます。病気にかかっておられる方、障がいのある方、御高齢の方など、健康に何らかの課題を抱えておられる方も健康づくりを一緒に考えていただけるよう、委員会でどのような検討をされたか、1点目としてお答えください。  2点目でございます。ただいまの御説明の中にもありました、条例の案を公表し、意見の公募をされ、また、関係団体などに案を説明し、意見をお聴きした上で、最終案をこのたび御提示いただいたということでございます。その中でどのような意見があったか、最終案に反映されているかについて、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(深谷直史)  2点について、お答えください。厚生文教委員長。 ◎厚生文教委員長(早川高光)  それでは、2点について、お答えさせていただきたいと思います。  まず、1点目が、健康に何らかの課題を抱えている方も健康づくりを一緒に考えられるよう、委員会での検討について、説明をさせていただきます。  まず、委員自身が健康を重要と考える動機について、委員意見交換会の中で丁寧な議論を行いました。その議論を通じて、家族が病気になった経験や自分の過去の経験から、健康づくりそのものの重要性を委員全員が改めて認識をいたしました。  その議論を経てつくられたこの条例案は、病気の方や障がいがある方や高齢の方にも一緒に取り組んでいただけるような内容になっていると考えています。  もし、健康を、何も病気がなく、けがをしていない状態というように考えるのであれば、病気や障がいを持った方、高齢の方はどうするのかということになりますが、WHO憲章の前文で定義されているように、健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態にあることと考えると、健康づくりとは、今ある心身の状態をより良くするためにどうしたらいいかということであります。  重要なのは、病気を持っているかどうか、障がいがあるかどうか、高齢であるかどうかにかかわらず、それぞれの状態から、いかに、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされたとき、健康という状態に近づき、それを維持し、そのための具体策をどう進めるかであり、そのための役割や連携について、委員会で議論した結果がこの条例案となっております。  2点目ですけれども、意見公募の結果と、それがどのように最終案に反映されているかということについて、お答えいたします。  意見公募につきましては、去る1月10日から1月31日まで、ホームページ、公民館等を通じて行いましたが、意見の提出はありませんでした。団体への説明の際に出た意見としては、議会からこのような条例を提案することは歓迎するといったもの、この条例ができることで自分たちの活動に対する意識の変化が起こると感じるといったものがございました。  団体からの意見で、具体的に最終案に反映した内容は、第1条「目的」のところで、健康づくりは、個人だけでなく、社会全体での共有意識が必要との考えを入れたこと、第4条の「市民の役割」で、健康に関する正しい知識を入手し、それを活用する能力を身に付けるという、ヘルスリテラシーの考えを条文に入れたこと、同条第1項第5号のかかりつけ医に、歯科医と薬局を付け加えたことであります。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条第2項本文の規定により、委員会の付託は行いません。  よって、直ちに討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  次に、賛成の討論はありませんか。7番・加古守議員。 ◆7番議員(加古守)  賛成の立場で討論させていただきます。  委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」、賛成の立場で、自民クラブを代表して討論いたします。  本市は、昭和62年に健康づくり都市宣言をして以来、健康増進を主眼とした施策を充実させながら、市民と協働して、健康都市の実現を目指してまいりました。  平成18年には、WHOの提唱する健康都市連合に加盟し、平成26年には、新健康おおぶ21プランを策定するなどして、市民一人一人の健康を増進するための環境整備が推進されています。これらによって、市民の健康づくりへの参加が促進され、本市の健康寿命の平均値が改善されるなどの効果が表れているようです。  しかしながら、健康づくりに積極的な方が様々な取組に意欲的に参加されている一方で、あまり積極的でない方も一定の割合で存在しているという実情もあり、そのような方々の健康づくりへの参加をいかにして促すかが課題となっています。  それに対して、健康に対する市民意識の高揚を図ることが期待される本条例案は、まさに有効であり、本市の健康づくりをより確かなものにするであろうと確信するところであります。  また、本条例案は、健康づくりに関わる多くの団体やボランティアの皆様の後ろ盾となって、諸活動を力強く後押しするものになり、その活動の効力が、より大きなものになると考えられます。  以上の理由から、本条例案を全会一致で可決すべきものと喚起するとともに、可決するに当たっては、全議員が、健康づくりの行動を率先垂範することを改めて誓う機会としてまいりましょうと呼び掛け、賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。1番・小山昌子議員。 ◆1番議員(小山昌子)  委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」、賛成の立場で、市民クラブを代表して討論させていただきます。  私は、大府市議会議員にさせていただく前に、市民の皆さんの健康づくりをお手伝いする仕事をしていました。そのとき、強く感じていたことは、人生においての健康の大切さです。そして、健康づくりに対して関心のある人はもとより、関心のない人たちにどのようにしたら健康になってもらえるかということです。  条例の前文で述べられているように、健康を取り巻く課題が大きな社会問題であり、社会全体がそれぞれの立場で健康づくりを推進することが重要であります。  今回の大府市議会史上初の常任委員会からの提出条例、「健康都市おおぶ」みんなの健康づくり推進条例が、行政職員を始め、市民の健康を願う人たちの活動の後ろ盾となり、大府市民の体の健康、心の健康、そして、まち全体が健康になることを期待して、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。19番・窪地洋議員。 ◆19番議員(窪地洋)  委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」、公明党を代表して賛成討論をいたします。  本条例に基づく基本的な理念は、第3条で規定されているように、市民一人一人が生涯にわたり地域で生き生きと暮らすことができるよう、全世代を通して継続的に健康づくりをしていきましょうということであり、そのために行うべき事項として、市民にあっては、生活習慣の改善や規則正しい生活の実践などをうたい、事業者にあっては、従業員の健康づくりに取り組むための健康づくりに努めることを求めております。  このことは、本市が平成26年に制定いたしました新健康おおぶ21プランを下支えする条例であると言えます。  よって、本条例が、健康都市おおぶにふさわしい姿を堅持しつつ、子供からお年寄りまで健康で活気あふれるまちづくりの道しるべとなることに期待を寄せまして、賛成討論といたします。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)
     賛成の立場で討論をさせていただきます。  私は、厚生文教委員として、この条例案づくりに、ほかの委員の方と御一緒に、早川委員長のもとで取り組ませていただきました。  その所感も含めてでございますが、まず、今回、常任委員会として初めての条例提案となりました。この取組の中で、委員会、委員意見交換会で審議したということはありますが、常任委員会が、大府市の地域、あるいは団体、あるいは行政職員に向かって、その場所へ出向いていって、健康とは何か、健康づくりとは何かということを、委員会としての考えを御説明申し上げ、各団体、市民、地域の皆さんのお考えをお聞きするという機会を常任委員会がつくったと。大変大きな意味があった取組だというふうに考えております。  2点目といたしまして、2月13日、大府市の職員の皆さんと御一緒に、健康経営とは何かという会合に出させていただきました。これも、本条例案の作成に伴う一つの取組であります。その中で、名古屋市で土木会社を営む社長さんが、健康ということに企業として取り組む意味についてお話をされました。  私は、当然、従業員が健康になると、企業にとってリスクマネジメントとなり、一層収益が上がるという話が出てくるものと思ってお聞きしたのですが、経営者の方から出てきた言葉は、家族からほめられた、自分が、社長自身が健康になったということについて、家族からほめられた。そして、社員が、「お父さんが元気になった」ということを喜ばれた。そして、そのことを、やがて入ってくる新入社員に向かって社長からお話ができたと。このことが喜びと感じるということでありました。  体が元気になる、医療費が減る、あるいは、超高齢社会への対策となる、こうしたことはもちろん重要でありますが、人間が人間のことを思う。いかに生きるべきか、いかによく生きるべきかということを真正面から、企業で、地域で、団体で、そして議会が考える。このことに、大変大きな意味があったと考えております。  同様の条例には、糖尿病を減らす、あるいは、医療費を削減する、また、健康寿命を延ばす、個別の事業について触れている条例が、ほかの地域にはあります。しかし、本条例案には、そうした個別の計画、あるいは事業について、一切触れられていません。市民の皆さん、団体の皆さん、地域の皆さん、行政の皆さんが、健康づくりを進めていくあらゆる内容の後ろ盾になるような条例を目指し、作成されたものであるからであります。  皆さんと御一緒にこの条例を生かし、大府市民の健康をつくっていく、このことがこれからの仕事になるということを申し上げまして、賛成の討論といたします。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」、賛成の立場で討論を申し上げます。  健康というもの、健康という言葉からそれぞれが連想するものは、いろいろなものがあるかと思います。中には、無理に体づくりをすることは嫌だとか、健康は個々の価値観なのだから踏み込むべきではないということを言う人も、中にはおられます。けれども、私自身、平成25年度の厚生文教委員会におきまして、副委員長として、健康づくりの研究を行った中で、健康づくりというものが、そういった多様な価値観も含めて、市民一人一人の幸せにとって大切なものだということを実感したものでございます。  本条例案につきましては、先ほど森山議員からもありましたように、個別具体的に踏み込んではおりません。けれども、踏み込んでいないからこそ、健康というものに対して持つ、様々な価値観を包含しながら、みんなでやる、行政が主導するだけではなく、人に押し付けられるのではなく、みんなが自分でやるのだと。それが市民にとっての幸せであり、健康都市としての歩みであるというところに賛同するものでございます。  また、常任委員会の調査研究から初めて委員会提案の条例が出されました。研究をするからには条例をつくらなければという形にこだわったものでは全くなく、研究の中から、市民にとって条例を掲げることが望ましいとの方向性を確かに得たことで進められ、検討の過程でも団体と意見交換を行い、また、先ほどの質疑でも確認させていただいたとおり、議員だけで条例を考えるのでなく、条例案の段階になってからも、さらに市民からの意見を聴き、反映に努められたことで、まさに市民の代表として、市民とつくり上げたと受け止めるものでございます。  また、先ほど、私が平成25年度の厚生文教委員会で、健康づくりについての研究に参加させていただいたことはお話したんですが、そのときの研究を踏まえまして、傷病を抱えておられる方、御高齢の方など、既に健康に何らかの課題を抱える方に、どう健康を認識していただくかの難しさも、そのときに非常に強く感じました。そのことから、先ほど質疑において確認をさせていただき、了解をするところでございます。  このような経過をもって提案されたこの提案を大府市議会の一員として歓迎することを申し添えまして、賛成といたします。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより委員会提出議案第1号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                   (起立全員)  起立全員です。よって、委員会提出議案第1号「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第5、委員会提出議案第2号「大府市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              (議会運営委員長・山本正和・登壇) ◎議会運営委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました委員会提出議案第2号「大府市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について」、提出委員会を代表して、本案の提案に至る経緯及び理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、提案に至る経緯です。  これまでの大府市議会においては、議員が病気や刑事事件で逮捕、勾留され、議会の会議等を長期欠席した場合であっても、議員報酬を減額したり、停止する条例がないために、満額を支給せざるを得ない状態でした。自己の責任で議員としての職責を果たしていない場合や、市民の信頼に背く場合でも、議員報酬が満額支払われるということは、市民の立場からすれば、当然、許容することはできません。  将来において、こうした事例が発生した場合に対応するための条例を、何も問題が起きていないときにこそ、検討し、制定しておくことが、議会への信頼を確保するために必要なことであります。  以上のことから、議会運営委員全員の総意として、条例制定に向け議論を重ねた結果、このたび、本条例案がまとまりましたので、提出させていただくものでございます。  提案理由につきましては、議会への市民の信頼の確保に鑑み、議会の議員がその職責を果たすことができない場合における議員報酬及び期末手当の支給の特例を定めるため、条例を制定するものでございます。  次に、内容について御説明いたします。  主なものとして、3点ございます。  1点目につきましては、出欠席の対象となる議会の会議等の範囲です。本会議、委員会、大府市議会会議規則に規定する協議等の場のほか、議員の派遣及び委員の派遣についても対象とするものでございます。  2点目につきましては、議員報酬及び期末手当の減額です。議員が疾病等の事由により議会の会議等を引き続き90日を超えて欠席したときは、日数に応じて、その支給割合を80パーセント又は60パーセントとするものでございます。  3点目につきましては、議員報酬及び期末手当の支給停止等です。議員が身体を拘束される処分を受けたときは、その処分を解かれる日まで支給を停止するものでございます。また、停止した議員報酬等については、その後、無罪が確定した場合は支給し、有罪が確定した場合は支給しないこととするものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものであります。  なお、本案の提出につきましては、去る2月21日に開催した議会運営委員会において、全会一致をもって決定しております。  これで提案に至る経緯及び理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条第2項本文の規定により、委員会の付託は行いません。  よって、直ちに討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  次に、賛成の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより委員会提出議案第2号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立全員)  起立全員です。よって、委員会提出議案第2号「大府市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第6、委員会提出議案第3号「大府市議会委員会条例の一部改正について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              (議会運営委員長・山本正和・登壇) ◎議会運営委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、ただいま議題となりました委員会提出議案第3号「大府市議会委員会条例の一部改正について」、提出委員会を代表して、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  改正の理由及び内容につきましては、組織機構改革が実施されることに伴い、大府市事務分掌条例が改正され、平成29年4月1日から施行されることにあわせて、常任委員会の所管事項を変更するもので、建設消防委員会の所管に「都市整備部」を加えるものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものであります。  なお、本案の提出につきましては、去る2月21日に開催した議会運営委員会において、全会一致をもって決定しております。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条第2項本文の規定により、委員会の付託は行いません。  よって、直ちに討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより委員会提出議案第3号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、委員会提出議案第3号「大府市議会委員会条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。  日程第7、「市長の施政方針について」、市長よりお願いいたします。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  平成29年大府市議会第1回定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信と予算の大要を申し述べ、市民の皆様並びに議員各位の御理解、御協力を賜りたいと存じます。  私は、昨年4月に市長に就任し、「改善改革」を基本姿勢に掲げて、「日本一元気な健康都市おおぶ」の実現のため、全身全霊を傾けて取り組んでいるところであります。就任以来、市政運営に当たり、市民の皆様並びに議員各位から多大な御支援と御協力をいただいておりますことを、改めまして深く感謝を申し上げます。  さて、我が国の経済状況を見ますと、1月の月例経済報告では、雇用と所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待されるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとしております。平成29年度におきましても、経済状況は引き続き予断を許さない状況にあることに変わりはないものと考えております。  平成29年度の国の予算は、経済再生と財政健全化の両立を実現するための予算が編成されております。経済再生につきましては、一億総活躍社会を実現し、成長と分配の好循環を強化することや、働き方改革を推進するための予算が編成され、また、財政健全化につきましては、国債発行額を引き続き縮減するとともに、一般歳出の伸びは、平成32年度までの財政健全化目標を示した「経済・財政再生計画」の目安を達成し、持続可能性を確保するために、社会保障関係費の伸びも目安に沿って抑制をしていくとしております。  こうした考え方に基づく平成29年度の国の一般会計の予算規模は、平成28年度当初予算に比べ0.8パーセント増の97兆4,547億円と過去最大となっております。歳出においては、財政収支の状況を表します基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスと言われる、国債の元本返済や利子の支払いに充てられる費用を除いた歳出と国債発行を除いた税収などの歳入との差額が、マイナス10兆8,413億円と、平成28年度に比べ赤字が214億円増加し、5年ぶりに悪化するとしております。また、歳入を見ますと、法人税及び相続税の税収増などによりまして、税収が0.2パーセント増の57兆7,120億円となっております。  一方、本市の財政状況でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成27年度の健全化判断比率と資金不足比率は、早期健全化基準及び経営健全化基準に照らしてみて、いずれも極めて健全な財政状況にあります。引き続き、健全な財政状況を維持し、第5次総合計画の目標である「みんな輝き 幸せ感じる 健康都市」の実現に向け、市民の皆様の声を反映させて、行財政運営を行ってまいります。  しかし、健全な財政状況にあります本市におきましても、雇用と所得環境の改善が続く中、市民生活の安定が期待されますが、アメリカの自国優先の経済政策の影響など、依然として先行き不透明な経済状況にあるものと認識しております。  このような状況の中、平成29年度当初予算の編成に当たりましては、市民生活の向上がいち早く実感できるように、今すべきことはすぐに、時間を要することは計画性を持って着実に実施できるように、限られた財源を最も効率的に配分した、質の高い予算を編成いたしました。  平成29年度の全ての会計を合わせた予算総額は、今年度に比べ4億4,560万9,000円の増、率にして1.0パーセントの増の436億9,442万7,000円ですが、重複分を差し引きますと、今年度に比べ2億631万8,000円の増、率にして0.5パーセントの増の414億3,994万7,000円となっております。  一般会計につきましては、今年度に比べ13億4,400万円、率にして4.9パーセントの増となる287億7,300万円で、過去最大となる予算額となっております。  歳入の主な内訳を見てみますと、市税全体では、今年度に比べ1億8,237万4,000円、率にして1.1パーセントの増となる169億2,336万2,000円を見込みました。  主な税目では、個人市民税は、今年度に比べ2億3,098万5,000円の増、率にして3.7パーセントの増となる65億1,348万円、法人市民税は、今年度に比べ2億5,907万4,000円の減、率にして19.0パーセントの減となる11億692万6,000円、固定資産税は、今年度に比べ1億5,914万1,000円の増、率にして2.2パーセントの増となる73億5,464万1,000円を計上しております。  地方消費税交付金は、今年度に比べ1億5,000万円の減、率にして8.3パーセントの減となる16億6,000万円を見込みました。  繰入金のうち、財政調整基金からの繰入金を、今年度に比べ5億8,000万円の増となる9億2,000万円、特定目的基金からの繰入金を、今年度に比べ3億8,356万6,000円の増となる4億439万9,000円としております。  また、市債は、今年度に比べ1億5,610万円の増となる7億9,010万円としております。  歳出の内訳を目的別の構成比で見てみますと、民生費が全体の40.1パーセントと最も大きな割合を占めており、続いて土木費、総務費、教育費の順となっております。
     性質別では、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費の構成比が43.5パーセントで、投資的経費の構成比は11.0パーセントとなっております。  それでは、平成29年度の主要な事業につきまして、順次、御説明申し上げます。  昨年の6月議会で、子ども、家庭、事業者など子育てに関わる全ての主体を応援し、次世代を担う子どもの健やかな成長に資するため、子ども・子育て応援基金を設置しましたが、その基金の充当事業であります「子ども子育て八策」について、最初に御説明申し上げます。  本市は、第1次総合計画から現在に至るまで、「健康都市」をまちづくりの基本的な理念といたしてきております。本市が将来に向かっても、安心して子育てと暮らしができる健康都市であり続けるためには、その将来を担う子どもたちが、安心して暮らせる環境の中で、多くのことを学び、生き生きと育っていくことが大切であります。子どもたちが元気に育ち、将来の大府を担うことができる子どもを育てていけるまちづくりを進めていくことが必要であると考えております。  まず1点目としまして、「産後ケアの支援及び産婦健康診査の拡充」でございます。  本市は、平成19年度から、県内の他市町に先駆けて、妊婦健康診査14回、産婦健康診査1回、乳児健康診査2回の合計17回の健康診査を実施し、出産前後の母子の健康管理に努めてまいりました。平成29年度からは、産婦健康診査を更に1回追加して実施し、一層の健康管理に努めてまいります。また、出産は、母体にとりまして、大きな体力的負担となるばかりでなく、精神的にも負担となっており、その後の育児不安にもつながってまいります。その負担や不安に対して、宿泊による母体の休養、体力の回復、母体ケア及び乳児ケアを実施する産後ケアを医療機関に委託して、産後ケアを必要とする母子を支援してまいります。  2点目としましては、「子どもの体力向上プロジェクトの推進」でございます。  文部科学省が行っています「体力・運動能力調査」によりますと、現在の子どもの体力は、その親世代の30年前の子どもと比較しますと、ほとんどの項目で親世代を下回っているとしております。一方、身長や体重などの体格では、親世代を上回っていますので、身体能力の低下が深刻な状況にあるとしております。このような状況にある子どもたちが、生涯にわたり健康に生活していくための体力を養うため、就学前の園児に対して実践する運動遊びプログラムを作成して、そのプログラムを実践することにより、子どもの体力向上を推進してまいります。  3点目としましては、「認定保育室入所の第2子に対する補助拡充」でございます。  保育施設には幾つかの種類がありますが、主なものとしまして、大府市立の保育園のように知事の許可を受けている認可保育施設と、知事への届出に基づく認可外保育施設があります。市内には平成29年度、11か所で認可外保育施設が運営されることになります。第2子に対する支援としまして、認可保育施設では保育料が原則半額となっていますが、認可外保育施設では現在、通常の保育料補助のほかに、上乗せとなる補助がございませんでしたので、認可外保育施設への第2子に対する補助を拡充して、認可保育施設との均衡を図ってまいります。また、呼称につきましても、この拡充を機に「認可外保育施設」から「大府市認定保育室」とし、より親しみやすい名称としてまいりたいと考えております。  4点目としましては、「すくすく子育て応援セミナーの開催」でございます。  子育てに関する悩みは、多種多様であります。このセミナーでは、妊婦、親子、保育士、幼稚園の先生などを対象に子どもの発達や子育てに関する講演会を行うとともに、子育てに関する相談ブースを設けたセミナーを開催して、育児不安の解消を図ってまいります。  5点目としましては、「私立幼稚園入園料助成金の支給」でございます。  市内には、現在、四つの私立幼稚園がございまして、大府市の幼児教育を担っていただいております。その私立幼稚園に入園する際に必要となります入園料について、保護者の経済的負担を軽減するために、入園料助成金を新たに支給してまいります。  6点目としましては、「放課後クラブ開所時間の延長」でございます。  現在の放課後クラブは、午後7時まで児童を預かっておりますが、保護者の就労状況にあわせた細やかなサービスを提供するため、延長での託児サービスの申込者に対して、愛知県内の自治体では最も遅い時間までとなります、午後8時まで延長して実施してまいります。  7点目としましては、「中学生への学習支援」でございます。  中学生までに学校で習う基礎学力を身に付けることは、その後の勉学においても、また就業においても、非常に重要でございます。中学生の基礎学力を引き上げ、基礎学習水準の底上げを図るため、中学校での学習の復習や宿題への習慣付けなどの学習支援を、希望者に対し、4公民館で実施してまいります。  「子ども子育て八策」の最後といたしましては、「中学生への英語検定料補助」でございます。  次期学習指導要領改訂案において、小学校での英語が正式教科となることに伴い、中学校での英語教育の内容が高度になることが示されております。英語を身に付け、コミュニケーション能力を養うことは、今後更に重要となってきます。そのため、中学生の英語力及び学習意欲の向上を図ることを目的に、愛知県内で初となります、英語検定3級以上の検定料の全額補助を行ってまいります。  以上、「子ども子育て八策」を御説明申し上げました。  それでは次に、第5次総合計画の六つの施策の体系に基づき、「健康福祉」「教育文化」「生活環境」「産業」「都市基盤」「行政経営」の各分野における平成29年度の主要な事業につきまして、順次、御説明申し上げます。  最初に、「健康福祉」の分野について御説明申し上げます。  「市民が主体となった健康づくりの推進」といたしましては、本市にあります国立長寿医療研究センターにおいて、最先端医療への対応のため、外来管理治療棟の建替工事が行われています。市民の皆様の医療機会を確保して、認知症等の加齢に伴う疾病に係る高度専門的な医療の調査、研究及び技術開発を支援するため、高度医療機器の整備に対する補助金を支給してまいります。  「安心できる医療の充実」といたしましては、国民健康保険事業におきまして、一般会計からの繰入金を、今年度と同額の5億円計上いたしております。  「安心して子育てができる地域社会づくり」といたしましては、本市の人口は、平成28年3月末で9万人を突破し、この10年間は年平均850人増加しています。平成29年1月末では9万1,117人となり、人口増加は更に進み、子育て世代の転入も増えています。そのため、就学前の児童数も増加し、保育需要は今後も増加していくことを見込んでいますので、保育園の更なる整備が急務となっています。施設整備に対して、国庫補助金を活用するとともに、市単独の補助金も支給して、質の高い民間保育所を積極的に誘致してまいります。  公立保育所については、荒池保育園の建て替えを行い、平成31年度から入所枠の拡大を行うとともに、既存の保育園についても定員の拡大を行ってまいります。そして、大府保育園を始め10園に防犯カメラを設置し、安全な保育を実施してまいります。  「高齢者が活動できる地域社会づくり」といたしましては、高齢者が住み慣れた地域で、健康で生き生きとした生活を送るためには、居場所が必要となってきます。本市ではこれまで、地域の高齢者の生きがいづくりや閉じこもり防止を目的に、ふれあいサロンの設置運営を支援しておりますが、さらに、一定の要件を満たす常設サロンの運営団体に対し、サロンの開設及び運営に係る経費を補助し、高齢者の活発な活動の支援を充実してまいります。  「障がい者が自立して生活できるまちづくり」といたしましては、障がいのあるお子さんとその家族が、身近な地域で安心して療育が受けられるように、平成30年度の開設を目指して、森岡町地内に新たに福祉型発達支援センターを整備してまいります。  続きまして、「教育文化」の分野について御説明申し上げます。  「学校教育の充実」といたしましては、学校での安全安心を確保するため、全小中学校において防犯カメラが完備となるように、大府小学校を始め8校、大府中学校を始め3校に整備してまいります。  どんな貧しい家庭で育っても、子どもたちが夢をかなえることができる環境を整える必要があります。経済的理由により就学することが困難な生徒に対し、就学上必要な経費の一部を支給しております就学援助費につきましては、これまで、所得認定基準を生活保護基準の1.2倍未満としておりましたが、1.45倍未満に基準を緩和し、援助の拡充を図ってまいります。  さらに、高校生等の経済的理由による就学困難者に対して支給しております奨学金につきましては、経済的な負の連鎖を断ち切るため、今後も支給型を継続するとともに、月額を9,000円から1万5,000円に拡充して、就学を支援してまいります。  そして、学校施設整備としましては、北山、吉田、石ヶ瀬小学校において、緊急時に避難所となります体育館のトイレについて、小学生にも高齢者にも利用しやすい洋便器へ100パーセント改修し、快適に利用できるように整備し、平成31年度までに小中学校のトイレの洋式化を完了したいと考えております。  「文化・学習活動を通した豊かな心の醸成」といたしましては、国産バイオリンの父で本市ゆかりの鈴木政吉氏の功績を伝えるため、鈴木氏製作のバイオリンを使ったレクチャーコンサートを開催するとともに、鈴木氏が大府でバイオリン製作に携わったことを展示紹介する特別展を開催してまいります。また、子ども向け映画鑑賞や声優体験など、親子で楽しめる「おおぶキネコ映画祭」を新たに開催いたします。  「国籍・性別を越えてお互いを尊重し合える社会づくり」といたしましては、愛知用水の水源で、都市間交流を行っています長野県王滝村との交流を更に深めるために、王滝村での宿泊に対しての利用助成を新たに開始してまいります。  3番目といたしまして、「生活環境」の分野について御説明申し上げます。  「循環型社会の構築」といたしましては、ノーベル平和賞受賞者のケニア人、ワンガリ・マータイさんが2005年の来日の際に感銘を受けたのが、「もったいない」という日本語でした。本市は、昨年、小型家電リサイクル法の認定事業者と至学館大学等で、産官学の都市鉱山メダル連携促進委員会を設置し、不要になった携帯電話、パソコンで、2020年東京オリンピックパラリンピックのメダルを作る、「ゴールドラッシュ2020」を推進してきました。先般、都市鉱山から東京大会時のメダルを制作することが決定されましたので、全国の自治体に呼び掛け、国民が幅広く参加できるプロジェクトとして、使用済み小型家電の回収を率先して推進し、「もったいない」運動を展開してまいります。  「消防・救急の充実」といたしましては、心停止で倒れた人を救うことができる自動体外式除細動器、いわゆるAEDをコンビニエンスストアに設置することにより、緊急時に市民の皆様が使用できる機会が広がり、救命率の向上につながります。24時間営業しているコンビニエンスストアに設置して、市民の皆様の生命を守ってまいります。  「災害対策の推進」といたしましては、「自分の安全は自分で守る」「地域の安全は地域で守る」という防災意識啓発に引き続き努めるとともに、地域の防災力向上を図るため、防災士資格の取得に要した費用を助成してまいります。  「防犯対策の推進」といたしましては、市の地域安全推進員を4人から6人に増員し、市内巡回パトロールを充実するとともに、大府駅前及び共和駅前に防犯カメラを設置し、犯罪の起きにくいまちづくりを推進してまいります。  「協働のまちづくりの推進」といたしましては、平成28年度に開催しました「みんなで話そう 市民と市長のまちトーク」でいただきました御意見の中からテーマを選定し、課題の解決に向けて、市民の皆様の討議により、市民力と地域力の向上を図り、協働のまちづくりを推進してまいります。  続きまして、4番目の「産業」の分野について御説明申し上げます。  「企業活動の活性化」といたしましては、ウェルネスバレー地区への企業誘致に向けて、土地利用に係る調査を実施いたします。また、長年にわたり地域を支えてきた企業の工場等の新増設に係る再投資を支援することで、市外への企業の流出防止と雇用の維持拡大を図るため、企業再投資促進補助金及び小規模事業者再投資促進補助金制度を引き続き実施してまいります。  ものづくりが活発なこの地域において、産業分野での技術、技能は、高い水準にございます。技能尊重の気運の高揚と技能水準の向上を図るため、技能五輪等の全国規模の大会での成績優秀者を表彰するとともに、全国大会等の出場者に激励金を交付して、技術、技能の向上を支援してまいります。  次に、「都市近郊農業の活性化」といたしましては、引き続き国の青年就農給付金制度の活用や、新たに実施します初心者農業講座などにより、新規就農者の支援を行ってまいります。  本市は、日本野菜ソムリエ協会自治体パートナー制度に登録しています。本市の野菜ソムリエが、名古屋市の同協会の支社において、野菜ソムリエの資格取得者に対して、大府特産の木の山芋を使った料理の紹介を行い、大府産の野菜の良さの情報発信を行ってまいります。  星名池は、平成13年に市民の憩いの場として整備され、親しまれてきましたが、親水デッキが老朽化してまいりましたので、施設改修工事を2か年で実施してまいります。また、北崎大池を始め四つのため池の県営防災ダム事業も、引き続き実施してまいります。  続きまして、5番目の「都市基盤」の分野について御説明申し上げます。  「良好な土地利用の推進」といたしましては、土地利用と都市整備の方針を定めている第3次大府市都市計画マスタープランの計画期間が、平成32年度までとなっていますので、次期マスタープランの策定を開始してまいります。  空き家等の問題は、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が制定されるなど、全国的な問題となっております。これは、過疎地のみの問題ではなく、人口が増加している本市におきましても、解決すべき事案となっておりますので、空き家等の実態把握調査を実施し、空家等対策計画を作成してまいります。  これまで本市は、組合での事業施行を中心に、施行中の共和西地区を含めて23地区で区画整理事業を実施し、良好な土地利用を図ってまいりました。今回新たにスタートします横根平子地区においても、事業促進及び財源支援のために、組合に補助金を交付して、良好な土地利用を推進してまいります。  「スムーズに移動できる道路の整備」といたしましては、市道柊山大府線、共和駅東線及び3007号線の整備、県道横根大府線、都市計画道路荒池長草線(南)、市道井田上線及び上原殿田線の設計等委託、市道養父森岡線の用地買収等を実施して、道路整備を推進してまいります。  「利便性の高い公共交通の充実」といたしましては、本市の中心となる大府駅東に、駐車場等施設の立体化に向けた基本設計を委託し、駅周辺のにぎわいづくりに向けた整備事業に着手してまいります。  「水の安定供給」といたしましては、引き続き老朽管の更新及び耐震管への布設替えを進めます。配水施設の耐震化計画に基づきまして、平成29年度は、長草配水場第2配水池の耐震化工事を実施してまいります。  「下水処理対策の推進」といたしましては、朝日町地内などの雨水対策のため、平成28年度に引き続いて、六間調整池設置工事を実施いたします。また、大府市公共下水道事業計画を変更し、農業集落排水事業実施地区を下水道区域として位置付けてまいります。  平成32年度から地方公営企業法の財務規定を適用するため、固定資産調査などを実施し、準備してまいります。  「災害に強い都市基盤整備の推進」といたしましては、本市はこれまでも、大規模地震に備えるため、住宅の耐震改修に対し補助金を交付し、耐震化を推進してまいりました。しかしながら、補助金を活用しても、相当額の負担が所有者に掛かるため、未対応の住宅が残っております。このような現状の中、耐震化を進めるため、新たに耐震シェルターの設置補助を行うとともに、耐震改修を実施する際、身近に常にいて気軽に相談できる市内業者を利用した場合の補助金の上乗せを、平成28年度に引き続いて行うなど、耐震改修を推進してまいります。  「水と緑の環境づくり」といたしましては、共和西土地区画整理事業区域内にあります八ツ屋大池公園の整備を2か年にわたり実施して、市民の皆様に親しまれる公園となるよう整備してまいります。また、川池を活用した親水空間整備基本構想及び辰池の公園化に向けた基本構想につきまして、ワークショップ形式により策定してまいります。  緑道整備では、本市は、河川管理用道路を利用してウォーキングコースとしての緑道づくりを進めております。平成29年度は、鞍流瀬川右岸緑道整備工事として、江端大橋から豊田橋までの区間を実施してまいります。また、石ヶ瀬川緑道の森岡橋から新石ヶ瀬橋までの区間には、歩行者が安全に通行できるように、照明灯を設置してまいります。  最後に、「行政経営」の分野について御説明申し上げます。  「機能的で弾力的なマネジメント体制の強化」といたしましては、現在の第5次大府市総合計画の期間が平成32年度までとなっているため、現在の計画の検証を行い、次期計画の第6次大府市総合計画の策定を開始するものでございます。  「効率的で効果的な事務事業の推進」といたしましては、現在、市役所と長草公民館の2か所で行っております住民票等交付サービスについて、10月からはマイナンバーカードを利用してコンビニエンスストアでの交付を開始して、利便性の向上を図ります。なお、コンビニエンスストアでの交付開始に伴い、長草公民館での交付サービスを9月末で終了させていただきます。また、平成30年4月から市役所で旅券の申請及び交付を開始するに当たり、必要な機器の購入や職員の研修受講を事前準備として進めてまいります。  そして、「施策体系外」についても御説明申し上げます。  平成28年6月に選挙権年齢が71年ぶりに18歳に引き下げられ、若者に対する主権者教育の推進が一層大切となってまいりました。そこで、市内の高校生に議会の役割を学んでもらい、一般質問を行うまでの過程を体験してもらうことによりまして、高校生の政治、行政及び選挙への関心を高めることを狙いとして、新たに高校生議会を開催してまいります。  以上、新年度を迎えるに当たり、所信の一端を申し述べさせていただきました。  本市は、昨年の3月に人口が9万人を突破し、さらに、現在は9万1,000人を超えるなど、成長を続けております。平成29年度予算は、市長となり初めて編成した当初予算です。人口増加に対応する新たな行政需要に対応するとともに、長年手付かずであった課題解決に向けて前に進めるために、必要な事業を予算化した結果、一般会計が過去最大の287億7,300万円となる予算となりました。積極的な予算編成ができましたのも、安定した市税や計画的に積み立ててきました基金残高があるからでございますので、これらの貴重な財源を生かしまして、大府市に住んでよかった、生まれてよかった、来てよかったと、皆様に思っていただけるように取り組んでまいります。安易な前例踏襲の考え方を排し、「改善改革」の視点を持ちながら、今すべきことはすぐに対応する「スピード感」を持って、市民の皆様の声に耳を傾けて「協働」のまちづくりを推進してまいります。  本年は、トヨタグループの始祖、豊田佐吉翁生誕150周年に当たります。佐吉翁は、「人間のやったことは、人間がまだやれることの百分の一にすぎない」という言葉を残しています。大府市には、まだまだ伸びしろがあります。大府市の潜在能力を最大限発揮して、大府市を更に「一歩前進した街」として、次の世代に引き継いでいくことが、私の役割だと思います。そのため、一歩踏み出す勇気を持ち、果敢に挑戦し、新たな道を切り開いてまいります。  平成29年度も、市民の皆様並びに議員各位と一緒になって、「日本一元気な健康都市おおぶ」を実現するために、一所懸命取り組んでまいりたいと考えております。  市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を心からお願い申し上げまして、私の平成29年度の施政方針の表明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(深谷直史)  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。なお、再開は、午前10時35分といたします。                 休憩 午前10時18分                 再開 午前10時35分 ○議長(深谷直史)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第8、議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第241条の規定に基づき、大府市を応援しようとする人々からの寄附金を有効かつ適切に活用し、「健康都市おおぶ」の実現に資することを目的とした、ふるさとおおぶ応援基金を設置するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、ふるさとおおぶ応援基金の設置について、第2条では、基金として積み立てる額について、第3条では、基金に属する現金の管理について、第4条では、基金の運用益金の処理について、第5条では、基金に属する現金の繰替運用について、第6条では、基金の処分について、第7条では、委任について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  それでは、応援基金の条例制定について、2点お伺いいたします。  まず、1点目です。1点目は、このふるさとおおぶ応援寄附金というのが、寄附をするときに、寄附者から、八つの使い道、使途が選べるようになっております。  今回、こういったふるさとおおぶ応援基金というものをつくりますと、そこへ入るわけなんですけれども、ここの基金に積み立てられると一括となってしまって、お金に色は付いていませんので、寄附者が、例えば文化に使ってほしいということ、そういった、どの使い道にどれだけ積み立てられたかというのがわかりませんので、これをどのように管理していくのかというのが、1点目です。  2点目は、今言ったような問題がそもそも起こらないようにするためには、こういった基金を新設しなくても、既に、文化振興基金ですとか、緑化基金、国際交流基金など、寄附の使い道別の基金が八つくらいあるんですけれども、ほぼ全部そろっているので、そちらに直接積立てをすることは検討しなかったのかどうかということを、2点、お聞かせください。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  では、2点の御質問にお答えさせていただきます。  まず、ふるさとおおぶ応援基金の管理でありますけれども、今、御質問いただきましたように、文化振興ですとか、緑化、あるいは、国際交流ですとか、市長にお任せというメニューもございますけれども、寄附者に八つの分野を選択していただくというふうになっております。  それで、どの分野に幾ら積み立てられたかという管理につきましては、これは、内部的にではありますけれども、きちんと仕分けをいたしまして、積立額と、それから、取り崩して事業に充当した額、それと、もう一つ、差引現在高というのをきちんと管理していく予定でございます。
     それから、もう一つ、2点目のふるさとおおぶ応援基金を新設しなくても従来からの基金でできたのではないかという御質問でありますけれども、まず、先ほど申し上げました八つの分野の使い道のうち、現在、基金が設置されていないのが、福祉に関する基金と、それから、健康に関する基金、それと、市長にお任せという基金、この三つが設置されておりません。  そして、若干、その目的が異なるというか、制限されるというんでしょうか、ふるさとおおぶ応援基金のほうが教育という広い範囲なのに対しまして、基金は奨学基金というのが設置されております。  また、その寄附金額の内訳を見てみますと、まず、一番大きいのが市長にお任せというメニューでありまして、これで全体の約40パーセントの寄附をいただいております。続いて、福祉・子育てというのが30パーセントということで、今現在、基金を持っていない寄附が全体の70パーセントを占めているというのが一つの理由であります。  それから、もう一つの理由が、仮に既存の基金に積立てを行った場合に、既存の基金には既に、市民の方の御厚志といいましょうか、指定寄附金として既に積立てがされております。そこへ、ふるさと納税分を積立てするわけなんですけれども、今後も、指定寄附金としても入ってきますし、ふるさと納税としても入っていくということで、取り崩したり、残高を計算する場合に、こちらの事務が煩雑になるのではないかというふうに考えます。  さらに、指定寄附金以外に、例えば協働のまちづくり推進基金ですと、マッチングギフトということで、一般財源も積立てがしてあります。あと、市長にお任せというメニューですと、多分、既存の基金でいいますと財政調整基金が該当すると思うんですけれども、財政調整基金というのは、充当先を特に意識しません。一般財源としての取扱いをしておりますので、やはり、管理が若干異なるということがございます。  このような理由から、今回、ふるさとおおぶ応援基金の設置を提案させていただいております。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  答弁終わりました。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  今、2点目のところで、何でということで、福祉とか健康とか、教育推進の奨学金というところが若干ないという話だったんですけれども、そもそも、ここ最近、基金を増やしてきたんですね、種類を。この目的は、市民からの寄附の受け皿としてという形、寄附文化の醸成というか、そういうものもあったと思いますし、お金がたまり過ぎて、基金に移してしまおうというのもあったのかもわかりませんけれども、そういったことなら、ふるさとおおぶ応援基金の八つに対応した、新たに、今言ったような基金をつくる、目的別に。そっちのほうが明確ではないのかなというふうに思うんですけれども、今、残高の事務の煩雑さが出ると言われたんですけれども、結局そこで、目的別に寄附をされた方が、その目的別の特定基金に積み立てられたと、それをどういうふうに使っていくのかというのがわかるし、さらに、議会としても、一括で積み立てられていますので、ふるさとおおぶ応援基金の金額の全部はわかるんですけれども、内容はわかりませんよね、内部的にやっていくということだったんで。  だから、そういうようなことを考えて、今後振り分けていく、一回ふるさとおおぶ応援基金に入ったものを別に振り分けていくということも考えられないのかどうか。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  手法の話ですので、議員がおっしゃられたような手法も取れると私も思いますけれども、要は、どちらを管理するかということだと思うんですね。目的別の基金を、例えば、今でいうと、健康だとか福祉だとかという目的別の基金をつくって、そこへふるさとおおぶ応援寄附金分を入れるということは、ほかの指定寄附金分とふるさと納税分の管理をしていくという作業が発生するわけですね。  それで、ふるさとおおぶ応援基金に全部入れると、八つの分野で幾らずつ積み立てられているかという現在高を管理していくという仕事が発生するわけなものですから、どちらをとるかということだけなんですけれども、私どもが管理しやすいほうとしては、やはり、ふるさとおおぶ応援基金というのが一本ありまして、そこの中に、ふるさとおおぶ応援寄附金分として今どれだけ残高があるかと、どれだけ事業に充当させていただいたかというふうに管理させていただいたほうが効率的であるというふうな判断でございます。  以上であります。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、総務委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」は、総務委員会に付託することに決定いたしました。  日程第9、議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第244条の2の規定に基づき、中央町三丁目地内の大府駅構内に、大府市健康にぎわいステーションを設置し、その管理及び運営について必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、この条例の趣旨について、第2条では、ステーションの設置目的、名称及び位置について、第3条では、ステーションが行う事業について、第4条では、利用の制限について、第5条では、利用者の義務について、第6条では、損賠賠償について、第7条から第9条までは、ステーションの管理及び運営を指定管理者に行わせた場合の業務の範囲等について、第10条では、委任について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、公布の日から起算して2年を超えない範囲内において規則で定める日とし、準備行為として、指定管理者の指定及びこれに関し必要な手続その他の行為は、規則で定める施行日の前においても行うことができることとしております。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番・大西勝彦議員。 ◆2番議員(大西勝彦)  それでは、1点お聞きいたします。  新聞報道もされておりますので、それを見ますと、健康にぎわいステーションで飲食店の経営を考えておられるようですけれども、そもそもこのステーションは、地方自治法で規定されている公の施設、いわゆる公共施設なのかどうかをお聞きいたします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  まず、公共施設かという点でございますけれども、公の施設につきましては、地方自治法第244条に規定がされておりまして、読ませていただきますと、「住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供するための施設(これを公の施設という。)」というふうに書かれております。ですので、今回のこの施設は、健康情報に触れる場でありまして、あるいは、市民の集いの場という施設でございますので、公の施設に該当するというふうに私どもは考えております。  次に、飲食スペースのお話がありましたので、それを少しお話させていただきますと、勤労文化会館ですとか、アローブについては、レストランが行政財産の目的外使用という扱いになっております。これは、レストランというのが、アローブなどの本来の設置目的ではないということで、目的外使用となっていると私は理解をしております。  それで、この健康にぎわいステーションにつきましては、市民の健康とにぎわいの創出を目的にする施設でございまして、カフェにつきましても、単に飲食物の提供を目的にしたということではなくて、健康に非常に重要な要素である食を通して、市民の皆さんの健康を増進し、あるいは健康について啓発していくということでありますので、施設の設置目的の範囲内であるというふうに私どもは理解いたしております。  以上でございます。 ○議長(深谷直史)  ほかにございませんか。4番・森山守議員。 ◆4番議員(森山守)  この件につきましては、補正予算にもかかってまいりますが、この条例の条文の中身、また補正予算の金額の中身については、それぞれ委員会での議論に譲りますけれども、市民が今回のこの議案によって何を手にすることができるのかという視点で、お伺いします。  と言いますのは、先ほどの大西議員による質問、そして、その答弁の中でも少し述べられておりますが、健康にぎわいステーションという名前で、そもそも、健康というものとにぎわいという全く別の概念が一緒にされている条例、そしてまた、それに伴う補正予算の中身となっていることから、まず、結局、何がつくられるのか。報道で飲食店とか出ていますが、あの駅舎の何を変えるのかということについて、お伺いします。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  今、議員がおっしゃられましたように、補正予算で今回、調査測量ですとか、設計監理委託料、あるいは改修工事費と備品購入費を計上させていただいておりまして、まずは、専門家に入っていただいて協議を行いまして、その中で、工事の内容を決定していくということで現在おりますので、現段階では、内装工事を行うというところまでは決定しておりますけれども、例えば、健康に関するスペースがどれだけなのか、あるいは、観光やにぎわいに関するものがどれだけかというのは、詳細は、現在のところは決定しておりません。  あと、施設の機能といたしまして、健康ですとか、あるいは観光に関する情報発信をメインに、物産の販売、物販ですね、カフェを運営していくということになりますけれども、その管理の形態につきましても、今回の条例で指定管理ができるという提案をさせていただいておりますけれども、実際に指定管理でやっていくのか、あるいは、個別の業務委託にするのかといったようなところまでは決定しておりませんので、今後、検討させていただきたいと思います。  以上であります。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、総務委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」は、総務委員会に付託することに決定いたしました。  日程第10、議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」から、日程第13、議案第6号「平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、6億6,021万9,000円の増額で、補正後の予算総額は、293億8,606万3,000円となるものでございます。  歳出予算の主な内容といたしましては、公共施設等整備基金積立金、ふるさとおおぶ応援基金積立金及び高齢者施設等の防犯対策強化事業費補助金を新たに計上し、ふるさと納税業務委託料、市民税等還付金・還付加算金、国民健康保険事業特別会計への繰出金、子ども・子育て応援基金積立金、共和保育園・大府大和キッズ保育園保育実施委託料、予防接種委託料、公共下水道事業特別会計への繰出金などを増額するものでございます。  また、年度内の予算の執行状況を踏まえ、補助幹線道路改良事業土地購入費を始め、給料・職員手当等・共済費、児童手当等、障害福祉サービス費などを減額するものでございます。  さらに、地方創生拠点整備交付金を活用した事業として、健康にぎわいステーション事業に係る調査測量・設計監理委託料、改修工事費などを新たに計上するものでございます。  歳入予算といたしましては、地方創生拠点整備交付金及び後期高齢者医療療養給付費負担金を新たに計上し、市税、一般寄附金などを増額するとともに、社会資本整備総合交付金などを減額するものでございます。  また、国県支出金について、歳出予算の補正に伴う増減調整を行うものでございます。  繰越明許費におきましては、住民基本台帳等事務事業、臨時福祉給付金給付事業、保育所整備事業、障がい児通所支援事業、健康にぎわいステーション事業、道路維持事業、補助幹線道路改良事業、幹線道路整備事業、公園管理事業及び中学校施設整備事業を新たに設定するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第4号「平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、1億9,528万1,000円の増額で、補正後の予算総額は、85億7,729万4,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、国保県域化・情報集約システムデータ連携対応委託料を新たに計上し、一般被保険者療養給付費、退職被保険者等療養給付費、一般被保険者高額療養費及び高額医療費共同事業拠出金をそれぞれ増額するとともに、保険財政共同安定化事業拠出金を減額するものでございます。  また、歳入予算では、国民健康保険制度改正関係業務準備事業費補助金、その他繰入金及びその他前年度繰越金をそれぞれ増額するとともに、保険財政共同安定化事業交付金及び保険基盤安定繰入金を減額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  水道部長。 ◎水道部長(長谷川重仁)  議案第5号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、1億648万4,000円の減額で、補正後の予算総額は、25億2,422万4,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、境川流域下水道事業維持管理費負担金、管渠等整備工事費、境川流域下水道事業建設費負担金、雨水貯留浸透推進補助金及び市債利子償還金を減額するものでございます。  また、歳入予算では、公共下水道受益者負担金現年分及び一般会計からの繰入金をそれぞれ増額するとともに、公共下水道工事負担金現年分、下水道使用料現年分、社会資本整備総合交付金、前年度繰越金及び流域下水道債を減額するものでございます。  また、繰越明許費として、汚水整備事業及び雨水整備事業を新たに設定するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)
     健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第6号「平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、702万円の減額で、補正後の予算総額は、10億122万3,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、社会保障・税番号制度対応システム改修委託料を減額するものでございます。  また、歳入予算では、一般会計からの事務費繰入金を減額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第3号について質疑を行います。質疑はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、一般会計補正予算につきまして、1点だけお尋ねさせていただきます。  年度末の執行残の戻しの補正予算になりますので、その執行残の戻しを基金に積んでおられるわけなんですが、昨年度は、みちづくり基金に一番多く配分して積立てをされているんですね。今回は、公共施設等整備基金に3億円、子ども・子育て応援基金に2億円ということで、この今期末の積立てをどのような算定のもとに、このような振り分けと考えられたのか、お聞かせください。 ○議長(深谷直史)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  まず、みちづくり基金につきましては、昨年度でありますけれども、当初予算と補正予算で積立てをさせていただいております。これにつきましては、今後の道路整備の状況を勘案した上で積立てをさせていただいたものでございますけれども、今年度は、公共施設等整備基金と子ども・子育て応援基金に積立てをさせていただきました。  その理由につきましては、公共施設等整備基金につきましては、平成29年度から整備予定であります発達支援センターの新設、あるいは、もう一つ、荒池保育園の建て替えなどがございますので、それに充当、取崩しの予定をしております。  また、子ども・子育て応援基金につきましては、先ほど市長の施政方針にもございました、子ども子育て八策を中心とした子育ての支援施策を今後、重点的に事業展開を行うために積立てを行ったものでございます。  以上であります。 ○議長(深谷直史)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第4号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第5号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第6号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第3号から議案第6号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」から、議案第6号「平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定いたしました。  日程第14、議案第7号「大府市パブリックコメント手続条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第7号「大府市パブリックコメント手続条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、市民との協働による開かれた市政を一層推進するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、この条例の目的について、第2条では、この条例における用語の意義について、第3条及び第4条では、パブリックコメント手続の対象となる政策等及び適用除外について、第5条では、政策等の案等の公表について、第6条では、意見の提出について、第7条では、意思決定に当たっての意見の考慮について、第8条では、実施機関の考え方の公表について、第9条では、実施状況の公表について、第10条では、委任について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、総務委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第7号「大府市パブリックコメント手続条例の制定について」は、総務委員会に付託することに決定いたしました。  日程第15、議案第8号「大府市名誉市民条例の一部改正について」から、日程第25、議案第18号「大府市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第8号から議案第10号までにつきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第8号「大府市名誉市民条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、名誉市民の推挙に当たり、多方面からの意見を聴取する機会を設けるため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、市長の諮問に応じ、名誉市民の推挙について審査するため、新たに大府市名誉市民審査会を設置するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  次に、議案第9号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、育児又は介護を行う職員の職業生活と家庭生活の両立を一層容易にするため、条例を改正するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正」につきましては、1点目として、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するものでございます。2点目は、介護休暇について、通算して6月を超えない範囲内で、最大3回まで分割して取得することを可能とするものでございます。3点目は、連続する3年の期間内において、1日につき2時間を超えない範囲内で、介護のために取得できる休暇である介護時間を創設するものでございます。  第2条「大府市職員の育児休業等に関する条例の一部改正」につきましては、1点目として、非常勤職員の育児休業に係る要件を緩和するものでございます。2点目は、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するものでございます。3点目は、介護時間の創設に伴い、規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  次に、議案第10号「大府市手数料条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、低炭素建築物新築等計画認定申請及び同計画変更認定申請に係る審査事務の合理化、徘徊高齢者家族支援サービス事業の見直し及び放課後クラブ開所時間の延長に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  1点目は、低炭素建築物新築等計画認定申請及び同計画変更認定申請に係る手数料に設計住宅性能評価書を活用した場合及びモデル建物法の計算による場合の手数料の規定を追加するものでございます。2点目は、徘徊高齢者家族支援サービスに係る手数料の規定を削除するものでございます。3点目は、放課後クラブ延長手数料を追加するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  総務部長。 ◎総務部長(丸山青朗)  議案第11号「大府市税条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方税法の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、一定の環境性能を有する三輪以上の軽自動車に係る軽自動車税の税率を軽減する特例措置を1年延長するとともに、規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  教育部長。 ◎教育部長(内藤郁夫)  議案第12号「大府市奨学金の支給に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、就学支援体制の充実を図るため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、奨学金の支給月額を「9,000円」から「1万5,000円」に引き上げるものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  福祉子ども部長。 ◎福祉子ども部長(今村昌彦)  議案第13号及び議案第14号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第13号「大府市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、新たに大府市発達支援センターみのりを設置するため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、新たに設置する大府市発達支援センターみのりの名称及び位置に係る規定を追加するとともに、条例中で引用しています児童福祉法の条項を改正するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日から起算して2年を超えない範囲内において規則で定める日とするものでございますが、引用条項の整理に係る部分は、平成30年4月1日とするものでございます。なお、準備行為として、指定管理者の指定及びこれに関し必要な手続その他の行為は、規則で定める施行日の前においても行うことができることとしております。  次に、議案第14号「大府市デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、介護保険法の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、要支援者に対する通所介護が介護予防・日常生活支援総合事業に位置付けられたことに伴い、利用対象者に係る規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
    ○議長(深谷直史)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第15号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、国民健康保険税の課税限度額につきまして、大府市国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえた改定を行うため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額に係る課税限度額の合計額を「85万円」から「89万円」に引き上げるものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とし、平成29年度以後の年度分の国民健康保険税について適用するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  産業振興部長。 ◎産業振興部長(伴正)  議案第16号「大府市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、工場立地法の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、条例中で引用しています条項を改正するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  議案第17号「大府市道路占用料条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、ガス事業法の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、条例中で引用しています条項を改正するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  水道部長。 ◎水道部長(長谷川重仁)  議案第18号「大府市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、一般職に準じて規定を整備するため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、育児休業等の対象となる子の範囲の拡大、介護休暇の分割取得及び介護時間の創設に伴い、規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第12号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第13号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第14号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第15号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第16号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第17号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第18号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第8号から議案第18号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第8号「大府市名誉市民条例の一部改正について」から、議案第18号「大府市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定いたしました。  日程第26、議案第19号「市道の路線変更について」から、日程第28、議案第21号「特定事業契約の変更について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  議案第19号及び議案第20号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第19号「市道の路線変更について」でございます。  提案理由といたしましては、道路法第10条第2項の規定に基づき、市道の路線を変更するため、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、市道1075号線及び市道1258号線を都市計画道路荒池長草線の整備に伴い、起点及び終点を変更するものでございます。  次に、議案第20号「市道の路線認定について」でございます。  提案理由といたしましては、道路法第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、市道1304号線ほか2路線は、議案第19号において路線変更したことに伴い、それぞれ新たに認定するものでございます。  また、市道4364号線は、民間の開発行為による道路の帰属があったため、新たに認定するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第21号「特定事業契約の変更について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、平成23年大府市議会第2回定例会におきまして議決をいただき、その後、平成24年大府市議会第1回臨時会及び平成25年大府市議会第4回定例会におきまして変更の議決をいただきました、(仮称)おおぶ文化交流の杜整備運営事業に係る特定事業契約について、契約内容を変更するため、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、当初契約において平成26年度から3年間の実施としておりましたイベント企画型サービスを、これまでの実績を踏まえ、引き続き、おおぶ文化交流の杜株式会社に平成29年度から3年間実施させるため、イベント企画型サービスに要する費用を増額するものでございます。  契約金額につきましては、2,248万5,600円を増額し、変更後の契約金額を104億8,388万1,248円に物価変動、消費税制度等の変更に伴う増減額の合計額を加算した額とするものでございます。  詳細につきましては、(仮称)おおぶ文化交流の杜整備運営事業の変更概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(深谷直史)  これより質疑に入ります。  まず、議案第19号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第20号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第21号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第19号から議案第21号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、建設消防委員会及び厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第19号「市道の路線変更について」から、議案第21号「特定事業契約の変更について」までは、議事日程に記載のとおり、建設消防委員会及び厚生文教委員会に付託することに決定いたしました。  お諮りします。ここで、先に付託されました議案第1号から議案第6号までの審査の委員会を開いていただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定いたしました。休憩します。                 休憩 午前11時23分                 再開 午後 2時10分 ○議長(深谷直史)  休憩前に引き続き会議を開きます。
     日程第29、議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」を議題といたします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長・三宅佳典・登壇) ◎総務委員長(三宅佳典)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  なお、本日御報告します議案につきましては、開催日及び委員の出席状況は全て同様でありますので、以降は省略させていただきます。  議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、ふるさと納税で寄附していただいた金額を全て基金に積み立てるのか。それとも、諸経費を差し引いて積み立てるのか。  答え、寄附者の意向は、希望する目的に寄附した金額を使用してほしいということであるので、寄附していただいた金額を全て基金に積み立て、希望する目的に充てていく考えである。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」、賛成の立場から討論を申し上げます。  ふるさと納税制度は、育ったまちを離れて働く人が、育ったまちに目的を持って寄附することで、若者が都会に出てしまう地方と働き手として受け入れる都市部との間の税収の不均衡を、納税者の意思を踏まえて配分することを狙いとして創設されたものであります。  しかし、本来の趣旨とは離れ、返礼品を見比べて節税する手法として広く普及してしまったこと、特に、高額納税者が高額なふるさと納税により高額な返礼サービスを受け取っているため、富裕層が優遇される制度であるなど、批判が相次ぎ、総務省でも現在、検討が必要とされているところであります。  住民税として一定の見通しをもって歳入予算になるところが、寄附控除で目減りし、一方、収入は、そのうちの約半分以上が委託料を含む返礼コストとなっており、寄附全額が黒字になるわけではない上、どれだけ寄附がいただけるかは見通しが立てられないため、財政運営上、非常に不安定なものとなっています。  このように、恒久財源となり得ない不安定な財源という性格と、制度が今後変容する可能性を踏まえて、寄附収入を同年度の財源として直ちに何らかの事業費に充当するのでなく、一旦、基金としてプールすることは、その使い方や見通しを立てる上で望ましい方法であると考えます。  制度の運用がいびつになっていることはさておき、本来は寄附金であることから、寄附者の意向を反映してどのように活用したかの説明も果たさねばならないという面からも、どう使っていくのか考える時間が必要であります。  ふるさとおおぶ応援寄附金のメニューを見ると、文化振興、緑化、教育など八つのメニューになっている点は、先ほど質疑応答があったところでありますが、基金として一旦プールした後に、これらのメニューに沿った形で事業費に充当され、寄附者に説明が果たされることを期待するものです。  また、先ほど委員長報告にもございましたが、返礼コストを差し引きすることについても、再考いただけるよう申し添えまして、賛成といたします。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第1号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第1号「ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第30、議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」を議題といたします。  本案は総務委員会に付託してありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長・三宅佳典・登壇) ◎総務委員長(三宅佳典)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、開設までの流れをどう考えているのか。  答え、来年度の上半期で設計、下半期から工事に入り、順次、備品等の購入・搬入というスケジュールを考えている。開設は、平成30年4月をめどとして進めていきたい。  問い、JRとの契約は、何年で更新する予定か。  答え、基本的には単年度での更新ということをJRから聞いている。  問い、指定管理をする場合は、何年契約を考えているか。  答え、まだ検討中であるが、ほかの公共施設でもそうであったように、1回目は、3年以内の短い期間でやっていきたいと考えている。  問い、この事業を持続するかどうかの判断を、何年後くらいと見定めて計画しているのか。  答え、3年程度で評価することは必要であると考えている。  主な質疑応答は以上ですが、本議案については、賛成討論が委員2名からありましたので、それぞれの内容を簡潔に御報告します。  その内容は、「タニタとのコラボ形式によるカフェのほか、観光案内所、物販直売所も併設されることで、大府駅前のにぎわいづくりのきっかけとなる効果も期待し、賛成とする」といった趣旨のもの、及び「周りの商店との相乗効果を期待するとともに、検討の場に若者の声を反映させること、駅東のトイレの増設等の検討を求め、賛成とする」といった趣旨のものでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  賛成の討論はありませんか。8番・鷹羽琴美議員。 ◆8番議員(鷹羽琴美)  議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論させていただきます。  大府市は、昭和49年の第1次総合計画より、「健康都市」を都市目標に定め、まちづくりの基本理念としてきました。また、昭和62年3月には、市民総ぐるみで健康づくりの推進を図り、個人の健康だけでなく、地域社会全体が健全なまちづくりを目指す趣旨のもと、健康づくり都市宣言を行いました。さらに、健康づくり都市宣言から20年目に当たる平成18年には、更なる世界基準の健康都市を目指して、WHOの提唱する健康都市連合に加盟しました。  WHOが提唱する健康都市とは、都市の物的・社会的環境の改善を行い、そこに住む人々が互いに助け合い、生活のあらゆる局面で自身の最高の状態を達成するため、都市にある様々な資源を幅広く活用し、常に発展させていく都市のことです。すなわち、個人の問題のみならず、全ての人が関わる健康について、一人一人が考えて行動し、健康的な状態を持続、発展させていくための取組が行われるまちが健康都市なのです。  現在、健康都市大府というフレーズは、私が、市外に住む友人から「大府市って健康都市なんだよね」と言われた経験があることからも、ある程度は認知されていることがうかがえますが、このたび、大府駅構内に健康にぎわいステーションが開設されることは、大府市が健康都市を目指して健康づくりに取り組んでいることを、更に市内外にPRできる絶好の機会だと考えます。  この健康にぎわいステーションには、自治体では、新潟県長岡市に次ぎ、全国で2例目となる、タニタとのコラボ形式によるカフェも開設され、食からも健康づくりをPRでき、大府市が来年度予定しているタニタと連携した健康づくり実証事業との相乗効果も期待できます。  さらに、観光案内所、物販直売所を併設することで、大府市の名産品をPRできるとともに、今までは単に通過するだけだった駅の利用者が、足を止めるきっかけになると思われます。  以上のことから、健康にぎわいステーションにより、健康づくりを啓発するとともに、書店、喫茶店が閉店して10年ほど活用されていなかった大府駅構内に開設することで、大府駅前のにぎわいづくりのきっかけとなる効果も期待できます。  最後に、この事業の成功を心からお祈り申し上げ、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」、賛成の立場から討論を申し上げます。  行政が税金でもって新たな施設を設けることは、慎重であらねばなりませんし、その正当性が必須なものであります。第2条並びに第3条において示されているとおり、この施設の目指すところは大きく2点、健康増進の啓発及び発信、そして、観光情報の発信や特産品の販売によるにぎわい創出、この2点と理解するところです。  新たな施設を第2条に示す場所に設ける必然性があるかどうかと言えば、前者の健康増進の啓発及び発信については、既存の施設やサービスを拡充することでできるのではないかと私は考えております。  したがいまして、この提案の必然性と正当性はにぎわい創出の面にあると考え、以降の討論では、にぎわい創出を中心に申し上げるものです。  にぎわい創出は、一つには経済活動であり、そこに税金が関与せず、事業者相互の経済活動と在住、在勤、在学の市民が消費者としていることによってなされることが本来の姿であることは、言うまでもありません。また、まちのにぎわいとは、もう一つには、そこに暮らす住民の生活の質に関わるものであります。人が交流し集うことは、多世代にわたる地域の活性化に資する、福祉に資するものであります。  大府市は現在、若い人口が増え、駅を利用する在学、在勤の市民もあり、財政面でも、厳しいなりにやり繰りが付けられる状況にあります。駅利用人口が1万3,000人を超える大府駅周辺で、交通の通過点だけにとどまらない、まちの価値を改めてつくり出すことに挑戦するのは、今なら可能であると考えます。  駅周辺が寂しいというセンチメンタリズムや、要望する住民があるという市民ニーズへの答えとしてのみ考えるのではなく、まちの将来像に向けたビジョンを持ち、いずれは縮小するであろう名古屋近郊都市の中で、いかに大府市が新たな付加価値を獲得し、持続可能な道をとることができるかという覚悟を持って取り組むべきことであります。  経済活動に税金を投入すべきでないという点におきまして、地域の経済活動に委ねた結果が今の姿であり、それをよしとしないのであれば、まずはきっかけづくりとしての初期投資のみ税金で行うことは、了解できるものであります。将来的には経済活動に委ねられるよう、事業スキームを組み立てることを強く求めるものでもあります。将来像を見据えながら、初期投資の改修も含め、税金が介在しない形にまで活性化されることが望ましいと考えます。  また、計画値をもって効果を見定め、修正したり、時には撤退することも視野に入れること、委託先が自らの経営努力が求められるようにしておくことも必要であります。  地域活性化策に税金を投じて失敗した多くの例は、もうからなくても、目的が達成されなくても、税金でメンテナンスがされることによる、税金頼みの姿勢が根底にあります。そのようなてつを踏まない事業の組立てを短期間のうちに考えねばなりません。  にぎわい創出は、市の事業単独でするものではありません。近隣で事業を営む方々とともにつくっていくことができるよう、合意形成と連携を進める必要については、申し上げるまでもないことであります。委員会において、委員からも、近隣事業者と競合することがないようにとの意見が出されたとおりであります。  健康増進に関しては、市内の大学や高等学校で栄養や調理を学ぶコースがあることから、産官学連携の場として活用する可能性もあります。  また、行政の公共施設であることから、公共図書館との連携も可能であり、健康に関する雑誌や書籍を定期的に入れ替えたり、休日に借りた本を駅利用のついでに返却できるボックスを設けることなどを試みると、利用者層の拡大につながると思われます。  このように、受託者の積極的な提案を待つだけでなく、行政には、各方面とのコーディネートの役割も望まれるものです。  先ほど委員長の報告にもありましたとおり、場所の賃貸の契約は、単年度更新であるということでありました。また、タニタにおいても、単年度更新であるとの説明を聞いております。  目的をなし得なかった場合にも、その後の長期間にわたって拘束されるものがないことを確認し、事業スキームの組み直しも年度ごとに考えることが可能であることを確認いたしました。  大規模な開発行為や過剰な設備投資、高額な施設の設備投資を伴うことなく、新たなまちの価値の創造にチャレンジすることができる取組として、この施設の設置に賛成するものです。  以上です。 ○議長(深谷直史)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第2号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第2号「大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。  日程第31、議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」から、日程第34、議案第6号「平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
     本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長(大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員が出席し、副市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  まず、議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、大府駅自由通路、階段、トイレのそれぞれの完成時期は。  答え、工事完成時期は、自由通路及び西口北階段は3月中、西口南階段は5月中、トイレについては7月中旬までに完成する予定である。  問い、今回の工事の遅れによる費用の増額はあるのか。  答え、仮設トイレの使用料が増額となる。  次に、議案第5号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答を簡潔に御報告いたします。  問い、一般会計からの繰入金が増加傾向だが、今後も続くのか。  答え、雨水対策と管路の耐震化については公費を充当するため、一般会計からの繰入れは必要であり、今後も続く。なお、収入を増やすため、下水道への接続率を上げる努力をしていきたい。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・早川高光・登壇) ◎厚生文教委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室2において委員6人全員が出席し、教育長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  まず、議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、共和保育園及び大府大和キッズ保育園の保育実施委託料を増額した理由は何か。  答え、共和保育園で延べ72人、大府大和キッズ保育園で延べ89人の子供が当初の見込みより増えたことにより、委託料が増額した。  問い、小学校の学校管理費で、備品購入費を約2,600万円減額した理由は何か。  答え、県の木の香る学校づくり推進事業に共長小学校のロッカー15台、北山小学校の下駄箱48台の更新を申請したが、他の市町村からも多くの申請があったため、交付金が等分に配分された。その結果、申請したものの約4分の1のみが認められたため、備品購入費を減額することとなった。  次に、議案第4号「平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第6号「平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。              (総務委員長・三宅佳典・登壇) ◎総務委員長(三宅佳典)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告します。  議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、退職手当の増額について、当初見込んでいた定年退職者17人に加え、普通退職者が13人発生して、退職者が30人になるということだが、13人の内訳は、どのようになっているのか。  答え、普通退職者13人の内訳は、一般行政職が4人、保育職が8人、技能労務職が1人となっている。  問い、個人番号カードの交付状況は、どのようになっているのか。  答え、直近の数字では、本市に到着している個人番号カードは、7,949枚で、人口9万1,000人の8.72パーセント、本年1月末の申請件数は、8,522枚で、人口の9.35パーセントとなっている。  以上で報告を終わります。 ○議長(深谷直史)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第3号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第3号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第3号「平成28年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第4号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第4号「平成28年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第5号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第5号「平成28年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第6号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第6号「平成28年度大府市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。明日3月1日は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、明日3月1日は休会とすることに決定いたしました。  来る3月2日は、午前9時から本会議を開き、新年度予算の上程を行います。  本日は、これにて散会いたします。大変御苦労さまでございました。                 散会 午後 2時39分...