1枚戻っていただきまして、2、
協定金額の
内訳は、(1)
鉄道高架事業が78億円、(2)
新駅設置事業が39億9,000万円、合計で117億9,000万円でございます。
3、工期は
令和元年度(2019
年度)から
令和6
年度(2024
年度)まででございます。
以上で
説明を終わります。よろしく御
審議くださいますようお願い申し上げます。
○
議長(
早川直久)
以上で
本案の
提案説明を終わります。
これより
質疑に入ります。
議案第1号、「
都市計画道路養父森岡線立体交差及び
新駅設置事業の
施行に関する
基本協定について」の
質疑の
発言を許します。
○4番
議員(
近藤美保子)
ただいま
議題となっています「
都市計画道路養父森岡線立体交差及び
新駅設置事業の
施行に関する
基本協定について」、
質疑いたします。
日本共産党は、この間、
鉄道高架事業については、
浸水災害を防ぐ利点及び
渋滞の
解消、
交通事故の
危険性を克服することなどがあり、認めてまいりました。
新駅設置事業は、
近隣市民の
交通の
利便性につながる一方で、
多額の
税金を使うことには
異議を唱えてきました。
そこで1点目、
参考資料の
事業概要の
鉄道高架事業及び
新駅設置事業の
事業内容の
内訳はどのようですか。
2点目、
鉄道事業者自ら
新駅設置する場合と、今回の
新駅設置事業との
費用負担の違いはどのようですか。
3点目として、
新駅設置事業費39億9,000万円の国、県及び
鉄道事業者との
負担割合はどのようになりますか。
以上3点をお尋ねしたいと思います。
○
中心街整備事務所長(
伊藤彰浩)
まず、1点目の
事業内容の
内訳ということですが、
鉄道高架事業の
仮線工事費として16億5,300万円、
鉄道本線工事費として61億4,700万円を見込んでおります。現線・
仮線撤去工事等につきましては、それぞれ
仮線工事及び
高架本線工事のほうの先ほどの
金額に含まれておりますので、
別出しでの
金額は一応、把握はしておりません。
それと、
新駅設置事業、
駅舎工事につきましては、14億3,000万円、
自由通路の
工事といたしまして、21億1,000万円を今のところ見込んでおります。
あと、それにその他として、
システム等の
改修費ですね、駅の
機器類等の
システム改修費も含んでおりますが、これで4億5,000万円を見込んでおります。
それと、2点目の御
質問の
部分で、
新駅の
設置部分の
国費等の
内訳ということでございますが、申しわけございません、2点目の
質問は、
事業者が直接やる場合と、それから、こちらがやる場合のお金の比較ということでございます。基本的に
鉄道事業者が駅を
設置する場合は、
鉄道事業者が
全額負担ということになります。今回のように
請願駅ということで、
行政側が
鉄道事業者にお願いしてつくるものについては、
行政側の
全額負担となります。ということですので、それぞれがつくる
立場として全額を
負担するということになります。
3点目としまして、
駅舎部分の
国庫補助等の
内訳でございますが、まだ確定しているわけではありません。現在、それぞれできる限り
国庫補助の
対象となるように、今、
国等と
協議はしております。その中で、39億9,000万円に対して、今のところ9億4,990万円の国費を見込みとして考えております。
あとは、市の
負担ということになっております。
以上でございます。
○
議長(
早川直久)
ほかにありませんか。
○7番
議員(
村瀬進治)
当初の
予算より10億ちょっとかな、減額されているやに思いますけど、これには、この場所は
加木屋断層のほぼ真上ということで、再三再四、極めて有名な
加木屋断層、
加木屋-成岩断層のうちの
加木屋断層が含まれているところにあえてつくられると。それの
対策費等はどの程度予定されているのかを、また、ついでに何か
大田川河川の
改修をということを聞いておりますが、それに関する
費用はどれぐらい予定されているのか。
また、今回これ、莫大な
事業を
周辺地域のみならず、やはり全市的な
説明を今回までどのように何回数、どの
地区においてやられたのかをお示しください。
以上です。
○
中心街整備事務所長(
伊藤彰浩)
ただいま御
質問の
断層における
費用として幾ら見込んでおるか及び
大田川の
河川の
部分で幾ら見込んでおるかという御
質問に対しては、個別のその
部分での
金額は出しておりません、今のところは。というか、全体での
金額で今、把握しているだけです。ただし、
断層につきましては、
ボーリング調査等により
構造変更等を行っておりますので、その
部分については十分考慮された設計になっているというふうに考えております。
また、
大田川につきましては、将来の
大田川の
河川改修の断面に合わせて、現在の橋梁よりも幅広くつくるものということで進んでおりますので、これも十分考慮されていると思っております。
あと、大きな
事業費を使うので、全市的に
説明会を開いたかということですが、これにつきましては、基本的に
説明会をこれのために開いたということはございません。ただし、
都市計画決定をするということがありますので、この
都市計画決定、
都市高速鉄道の
都市計画決定をするときには、
広報等を使って、こういった
説明会をしますという案内をして、
加木屋の
市民館で行ったというふうに記憶しております。
また、それ以外に地元からの要請に基づき、その段階での
説明会を数回行ったということは記憶しております。
以上でございます。
○7番
議員(
村瀬進治)
1番目の
断層に関して、
ボーリングを行ったと。どのような具体的な
変更をしたのかをお知らせください。
それから、3番目の
説明に関してでございますが、これは、
平成5年に前の
市長が
中ノ池地区、
平成に入ってから直後に、約500件の
アンケートをとり、ほぼ
全員から
新駅の
設置に関して、
新駅をつくるべきという、そういう
アンケートの結果、前
市長が
中ノ池地区に建設しようとしたところ、当時の名鉄の社長に対し、何か
報告がなかったということで頓挫して、今日に至っておりますが、まず、それの
説明及び経緯をしっかりと
周辺地域、また全市的に
説明をすべきと思われますが、いかがでしょう。
○
議長(
早川直久)
村瀬進治議員に申し上げます。ただいまの
質問は、1回目の
質疑にない新たな
質疑が含まれておりますので、元の
市長がそういうことがあったとか、それは先ほどの
質疑と違う
内容になりますので、だから、
幾ら断層で
ボーリング調査をしたかとか、そういうのはあれですけど、後で言われたことは、最初の
質問と、また新たな。同一
議題については、2回を超えることはできないということになっておりますので、新たな
質疑はしないようにお願いします。
○
中心街整備事務所長(
伊藤彰浩)
ボーリング調査につきましては、
通常どおり設計に必要な
部分を
ボーリング調査を行っております。
断層とおぼしきところをピンポイントでとっているわけではありませんが、その前後でとっております。それによって、
構造の
変更につきましては、
橋梁部の橋台を大きくした、あるいは、普通ですと
ラーメン構造といって、何径間かを1つの躯体として考えるところを
橋梁形式にして、地震に耐えられるような
構造にしとるというふうに伺っております。
○
議長(
早川直久)
ほかにありませんか。(「
なし」の声)
ないようですから、
議案第1号の
質疑を終わります。
以上で、ただいま
議題となっております
議案の
質疑を終わります。
本案については、
議事日程に
記載のとおり、所管の
建設環境経済委員会に付託いたします。
ただいま
建設環境経済委員会に付託した
議案審査のため、暫時
休憩いたします。
――
―――――――――――――――――――――――
(午前 9時46分
休憩)
(午前10時20分 再開)
――
―――――――――――――――――――――――
○
議長(
早川直久)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
本案は、
建設環境経済委員会に付託してありましたので、
建設環境経済委員会における
審査の
経過と結果について、
建設環境経済委員長の
報告を求めます。
(
建設環境経済委員長 田中雅章 登壇)
○
建設環境経済委員長(
田中雅章)
議長の御
指名がございましたので、
建設環境経済委員会における
審査の
経過と結果について、御
報告を申し上げます。
建設環境経済委員会は、先ほどの本
会議休憩中に第1・第2
委員会室で、
委員全員出席のもとに、
市長初め
関係職員の
出席を求め開催をいたしました。
議案第1号、「
都市計画道路養父森岡線立体交差及び
新駅設置事業の
施行に関する
基本協定について」。
審査結果。付託された
本案については、
慎重審査の結果、
反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、
賛成多数で
原案のとおり可決されました。
討論の状況。
反対討論1人。
賛成討論1人。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。
参考資料に
記載の
鉄道高架事業の
協定金額78億円と
令和元年第3回
定例会で
議決した
一般会計補正予算(第3号)の
債務負担行為補正額での
鉄道高架事業負担金77億4,000万円との差額6,000万円は何か。
中心街整備事務所次長答弁。本
年度一般会計当初
予算に計上している
鉄道高架事業仮線工事負担金であり、この
工事についても
名古屋鉄道株式会社に委託するものである。
委員質疑。先ほどの本
会議の
説明で、「
鉄道に関する
工事を委託するため
基本協定の
締結を行う」とのことであったが、
鉄道事業者が発注する
工事請負金額等について、市はどのように把握するのか。
中心街整備事務所次長答弁。
国土交通省と
鉄道事業者の間では、「
公共事業における
鉄道委託工事を行う場合の
透明性の確保の徹底に関する
申し合わせ」が取り交わされており、市としては、この
申し合わせに基づき、
請負契約一覧、
工事注文書、
内訳及び
出来形調書等関係書類を確認して把握するものである。
以上で
報告を終わります。
○
議長(
早川直久)
これより、ただいまの
建設環境経済委員長の
報告に対する
質疑に入ります。
質疑の
発言を許します。(「
なし」の声)
ないようですから、これで
質疑を終わります。
(
建設環境経済委員長 田中雅章 降壇)
以上で、
委員長の
報告及び
質疑は終了いたしました。
これより
討論に入ります。
討論の
発言を許します。
(5番 坂
ゆかり 登壇)(
拍手)
○5番
議員(坂
ゆかり)
ただいま
議題となっております
議案第1号、「
都市計画道路養父森岡線立体交差及び
新駅設置事業の
施行に関する
基本協定について」、
日本共産党議員団を代表して、
反対の
立場で
討論します。
本
議案は、
都市計画道路養父森岡線立体交差に伴う
鉄道高架事業と
新駅設置事業に関する
工事委託を117億9,000万円で
協定を
締結するものとしています。
都市計画道路養父森岡線立体交差については、付近では現在、大雨になると雨水が集まり、浸水が起きやすい
地域となっていることから、
排水能力を高め、
浸水被害を防ぐことにつながります。また、現在、歩道が非常に狭く、危険な
名古屋半田線が
名鉄河和線と
立体交差する地点については、
歩行者だけでなく自転車にとっても安全に通行できるようになります。また、
緊急車両の通行を円滑にすることや
渋滞の
解消などを考え、
早期実現を求めてきました。
新駅設置については、
近隣住民の
交通の
利便性向上につながると思いますが、その一方で、
請願駅であることから、国の
補助金が一部はあるものの、それ以外は市の
多額の
税金を使うことになります。また、
高齢化が進む中で、多くの
市民が「
らんらんバスなどをもっと便利にしてほしい」と声が上がっていることや大規模な
自然災害が頻発する中で
避難所となっている
学校体育館の
エアコン設置を初め、優先すべき課題が先送りにされることが懸念されます。以上の理由から、
新駅設置については
反対です。
これをもって、
議案第1号、「
都市計画道路養父森岡線立体交差及び
新駅設置事業の
施行に関する
基本協定について」の
反対討論とします。(
拍手)
(5番 坂
ゆかり 降壇)
○
議長(
早川直久)
ほかにありませんか。
(15番
蟹江孝信 登壇)