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令和元年12月定例会 (第5日12月17日)

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  1. 東海市議会 2019-12-17
    令和元年12月定例会 (第5日12月17日)


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    令和元年12月定例会 (第5日12月17日) 令和元年12月17日   1 出席議員(22人)    1番  川 﨑   一          2番  今 瀬 和 弘    3番  佐 藤 友 昭          4番  近 藤 美保子    5番  坂   ゆかり          6番  村 瀬 晃 代    7番  村 瀬 進 治          8番  間 瀬 友 浩    9番  井 上 純 一         10番  工 藤 政 明   11番  蔵 満 秀 規         12番  早 川 康 司   13番  冨 田 博 巳         14番  北 川 明 夫   15番  蟹 江 孝 信         16番  粟 野 文 子   17番  石 丸 喜久雄         18番  神 野 久美子   19番  田 中 雅 章         20番  井 上 正 人   21番  加 藤 菊 信         22番  早 川 直 久 2 欠席議員    な  し 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員
      議会事務局長  小 島 やよい     議事課長  山 田 祐 輔   議事課統括主任 長谷川 俊 英 4 説明のため議場に出席した者   市長               鈴 木 淳 雄   副市長              佐 治 錦 三   副市長              栗 原 正 夫   教育長              加 藤 千 博   副教育長             宗 近 美佐子   総務部長             近 藤 孝 治   企画部長             星 川   功   市民福祉部長           後 藤 文 枝   健康福祉監            天 木 倫 子   環境経済部長           荒 谷 幸 司   都市建設部長           野 口 剛 規   中心街整備事務所長        伊 藤 彰 浩   水道部長             森 田 昌 代   消防長              富 永 直 弘   会計管理者            岡 田 光 史   教育部長             江 口 貴 子   健康いきがい対策監        小笠原 尚 一   清掃センター所長         小 島 康 弘   中心街整備事務所次長       若 狭 明 朗   水道部次長            大 西   彰   消防署長             風 間 忠 広   芸術劇場館長           安 江 正 也   総務法制課長           植 松 幹 景   検査管財課長           渡 邉 暁 史   秘書課長             中 島   克   情報課長             坂 野 文 章   幼児保育課長           橘   洋 子   清掃センター課長         清 水 信 宏   建築住宅課長           川 合   申 5 議事日程 ┌──┬────┬──────────────────────────┬─────┐ │日程│議案番号│件           名             │備 考  │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 1│報告15│損害賠償の額の決定に関する専決処分(その9)について│     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 2│69  │東海下水道事業特別会計設置に関する条例の廃止につい│     │ │  │    │て                         │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 3│70  │東海行政手続条例の一部改正について        │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 4│71  │東海職員定数条例の一部改正について        │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 5│72  │東海市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について│     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 6│73  │東海市部制条例の一部改正について          │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 7│74  │東海水道事業の設置等に関する条例の一部改正について│     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 8│75  │東海上下水道運営審議会条例の一部改正について   │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │ 9│76  │東海都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部│     │ │  │    │改正について                    │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │10│77  │東海下水道条例の一部改正について         │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │11│78  │東海市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改│     │ │  │    │正について                     │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │12│79  │東海市職員の給与に関する条例の一部改正について   │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │13│80  │東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する│     │ │  │    │条例の一部改正について               │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │14│81  │東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関│     │ │  │    │する条例の一部改正について             │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │15│82  │東海火災予防条例の一部改正について        │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │16│83  │東海国民健康保険税条例の一部改正について     │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │17│84  │東海市立教員研修センターの設置及び管理に関する条例の│     │ │  │    │一部改正について                  │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │18│85  │東海市立運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正│     │ │  │    │について                      │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │19│86  │東海手数料条例の一部改正について         │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │20│87  │東海公共用物管理条例等の一部改正について     │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │21│88  │令和年度東海一般会計補正予算(第3号)     │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │22│89  │令和年度東海国民健康保険事業特別会計補正予算(第│     │ │  │    │3号)                       │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │23│90  │令和年度東海後期高齢者医療事業特別会計補正予算(│     │ │  │    │第2号)                      │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │24│91  │令和年度東海市太田川駅周辺土地区画整理事業特別会計│     │ │  │    │補正予算(第3号)                 │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │25│92  │令和年度東海下水道事業特別会計補正予算(第3号)│     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │26│93  │令和年度東海水道事業会計補正予算(第2号)   │     │
    ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │27│    │議会基本条例検証特別委員会の調査研究結果報告    │     │ └──┴────┴──────────────────────────┴─────┘ 6 会議に付した事件    議事日程に同じである。              (12月17日 午前9時30分 開会) ○議長(早川直久)  ただいまの出席議員は22人で、定足数に達しております。  ただいまから本会議を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおり進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  会議に先立ち、12月5日の村瀬進治議員の発言中に不穏当な発言がありましたので、村瀬進治議員において取り消されたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○7番議員(村瀬進治)  おはようございます。議長から取り消しの発言のお許しをいただきましたので、12月5日の一般質問における不穏当な発言につきまして、謹んでおわびするとともに、不穏当部分について取り消しをしていただきますよう申し出をいたします。お願いいたします。 ○議長(早川直久)  お諮りいたします。村瀬進治議員の申し出のとおり取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、村瀬進治議員不穏当発言取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。  なお、取り消し部分については、議長において精査の上措置いたします。         ――――――――――――――――――――――――― ○議長(早川直久)  これより会議に入ります。  日程第1、報告第15号、「損害賠償の額の決定に関する専決処分(その9)について」を議題といたします。  報告者から説明を求めます。 ○消防長(富永直弘)  ただいま上程されました報告第15号、「損害賠償の額の決定に関する専決処分(その9)について」、御説明申し上げます。  令和元年11月22日に専決処分いたしました損害賠償の額の決定について、地方自治法の定めにより報告するものでございます。  1の専決処分年月日は、令和元年11月22日でございます。  2の専決処分の概要でございますが、相手方の右サイドミラー修理費8万5,724円を大府市在住の個人に賠償するものでございます。  事故の概要でございますが、令和元年9月11日午後3時30分ごろ、加木屋町北鹿持地内で発生した救急事案の現場に到着した際、職員が下車しようと救急車助手席ドアを開けたところ、左後方から直進してきた普通乗用車サイドミラーと接触させたものでございます。  事故の原因につきましては、双方に過失があるため、相手方の車両修理費10万7,155円のうち過失割合相当分、当方80%分の8万5,724円を賠償することで内諾を得たものでございます。  なお、この賠償額につきましては、全額保険会社から補填されるものでございます。  事故対策につきましては、消防署内で事故の検証を行い、全職員が問題点等を共有し、緊急事案に限らず車両から下車する際の安全確認と事故防止意識の徹底を図りました。  日ごろから各担当で安全運行の署内訓練など事故防止に努めておりますが、このような事故が起きましたことは、まことに申しわけなく、深くおわび申し上げます。今後とも職員の事故防止意識の向上と安全管理の徹底を図り、事故の再発防止に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川直久)  これより質疑に入ります。  質疑の発言を許します。 ○5番議員(坂 ゆかり)  事故の概要の説明を見ますと、救急車が道路の右側にとまったというふうに推測されるんですが、道路幅などどのような状況だったのかお尋ねします。 ○消防長(富永直弘)  ただいま御質問のとおり、救急車の停車位置でございますが、道路の右側に停車しております。道路左側に擁壁があって、側溝のふたがない状況ということで、隊員の乗りおりが不便ということと、右側に傷病者宅があったということで、そちらのところで活動の際に隊員、傷病者等に危険がないよう右側に寄せたということでございます。  以上でございます。 ○議長(早川直久)  済みません、今、道路幅は何メートルと言われましたか。 ○消防長(富永直弘)  道路幅につきましては、実測5.4メートルでございます。  以上でございます。 ○議長(早川直久)  よろしいですか。ほかにありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、これで質疑を終わります。  以上で、報告第15号の報告を終わります。         ――――――――――――――――――――――――― ○議長(早川直久)  日程第2、議案第69号、「東海市下水道事業特別会計設置に関する条例の廃止について」から日程第26、議案第93号、「令和元年度東海水道事業会計補正予算(第2号)」までの25案を一括議題といたします。  25案は、各委員会に付託してありましたので、各委員会における審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。  まず、建設環境経済委員長の報告を求めます。            (建設環境経済委員長 田中雅章 登壇) ○建設環境経済委員長田中雅章)  議長の御指名がございましたので、建設環境経済委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  建設環境経済委員会は、12月10日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催をいたしました。  議案第69号、「東海市下水道事業特別会計設置に関する条例の廃止について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における質疑応答。  委員質疑地方公営企業法第3条に「常に企業の経済性を発揮する」とあるが、経済性の発揮について、市は具体的にどのように考えているのか。  水道部次長答弁地方公営企業法の適用により、経済の実態像を捉えることができるため、適切な投資、合理的な維持管理が可能となり、経営基盤の強化につながると言われている。また、予算の執行において、流用及び繰越等が一般会計に比べ、柔軟な対応が可能となることやスリムな組織となることから、意思の決定に至るまでの期間が短縮される等、経営の柔軟性の拡大が期待されると言われており、市としても同様に考えている。  議案第74号、「東海市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑水道事業下水道事業との連携強化について、具体的な内容はどのようであるのか。  水道部次長答弁。経理部門においては、既に経営課に集約して、伝票整理等を連携して進めている。今後は、水道事業の完了検査と下水道事業の排水設備の完了検査等を同時期に実施することが可能となり、経営的負担が軽減すると考えている。  また、上下水道の各施設の維持管理、修繕等を共通して実施することで具体的な連携の強化につながると考えている。  議案第75号、「東海市上下水道運営審議会条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における質疑応答。  委員質疑上下水道運営審議会の過去の審議状況はどのようか。  水道部次長答弁下水道使用料については、平成8年度に審議し、平成9年度から現行の使用料である。平成14年度に据え置きの答申があり、引き続き、現行の使用料である。また、水道料金については、平成20年度に値下げの審議をしており、以降、現行の水道料金である。  議案第76号、「東海市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。
     審査の過程における質疑応答。  委員質疑。条例の第8条について、「負担金の減免」が「負担金の減免等」に変更されているが、変更内容はどのようか。  下水道課長答弁。第8条は、負担金の減免のみでなく不徴収の内容も含まれるため、従来の見出しを修正したものである。  議案第77号、「東海市下水道条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑排水設備工事責任技術者登録の申請件数はどのようか。  下水道課長答弁。平成28年度は新規申請が8件、更新申請が16件の合計24件、平成29年度は新規申請が9件、更新申請が14件の合計23件、平成30年度は新規申請が15件、更新申請が102件の合計117件であった。  議案第86号、「東海市手数料条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、建築住宅課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第87号、「東海市公共用物管理条例等の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、土木課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第88号、「令和元年度東海一般会計補正予算(第3号)」。  審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑鉄道高架事業工事負担金の内訳、今後のスケジュール及び用地買収の進捗状況はどのようか。  新駅周辺整備推進課長答弁。鉄道の仮線工事費が15億9,300万円、鉄道本線工事費が61億4,700万円を見込んでいる。今後のスケジュールについては、令和元年度中に鉄道事業者と全体の工事協定を締結、令和2年度に鉄道の仮線及び(仮称)鈴井田橋の工事に着手、令和3年度に鉄道の本線工事に着手、令和5年度に本線工事の完了及び道路工事に着手、令和6年度に仮線、現線の撤去工事及び道路工事の完了、令和6年度末に養父森岡線の供用開始を予定している。  用地の買収状況については、物件移転件数としては38件のうち、市及び土地開発公社と契約済みが36件で、進捗率は94.7%である。用地買収面積は全体で7,609.36平方メートルのうち、市及び土地開発公社と契約済みが6,880.45平方メートルで、進捗率は90.4%である。  議案第91号、「令和元年度東海市太田川駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第92号、「令和元年度東海下水道事業特別会計補正予算(第3号)」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第93号、「令和元年度東海水道事業会計補正予算(第2号)」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川直久)  これより、ただいまの建設環境経済委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。            (建設環境経済委員長 田中雅章 降壇)  続いて、総務消防委員長の報告を求めます。            (総務消防委員長 石丸喜久雄 登壇) ○総務消防委員長石丸喜久雄)  議長の御指名がございましたので、総務消防委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  総務消防委員会は、12月11日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催いたしました。  議案第70号、「東海市行政手続条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第71号、「東海市職員定数条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第72号、「東海市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第73号、「東海市部制条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第78号、「東海市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第79号、「東海市職員の給与に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  議案第80号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  議案第82号、「東海市火災予防条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、消防本部次長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第88号、「令和元年度東海一般会計補正予算(第3号)」。  審査結果。分割付託された本案については、各担当課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。避難所表示照明設置工事費補助金について、設置数及びその内容はどのようであるか。  危機管理監答弁。災害が起きた場合の夜間や停電時の避難に対応できるよう、避難所に照明灯を1基設置したものである。なお、試行として平成30年の避難勧告の際、避難者が一番多かった横須賀中学校を選定したものである。  委員質疑。ESCO事業委託料について、防犯灯などをLED化することによる費用対効果はどのようか。また、委託料はどれぐらいの期間で償還されると考えているのか。  交通防犯課長答弁。道路照明灯と防犯灯をLEDに一斉更新することにより、令和元年度予算と比較して電気料金や維持管理費が年間で700万円程度の削減となる見込みである。また、委託料は令和3年度から10年間で償還するものと考えている。  委員質疑。ESCO委託料における人件費及びCO2排出の削減量はどのようか。  交通防犯課長答弁。包括委託により、人件費は300万円程度、CO2の排出量は事業実施前と比較して965トン、69.7%の削減となる見込みである。  委員質疑。ESCO事業委託料について、防犯灯のLED化により、防犯灯の球切れの減少が想定されるが、夜間パトロールで防犯灯の点検をしている地域において、地域の防犯パトロールの今後のあり方をどのように考えているか。  交通防犯課長答弁。防犯灯や道路照明灯のLED化により明るくなり、球切れは減少するが、地域の防犯パトロールは継続をお願いしたいと考えている。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川直久)  これより、ただいまの総務消防委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。            (総務消防委員長 石丸喜久雄 降壇)  続いて、議会運営委員長の報告を求めます。             (議会運営委員長 川﨑 一 登壇) ○議会運営委員長(川﨑 一)  議長の御指名がございましたので、議会運営委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  議会運営委員会は、12月13日、午前9時30分から第3委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催をいたしました。  議案第81号、「東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論2人。賛成討論1人。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。提案理由に「一般職の職員に準じて期末手当の支給割合の引き上げ等をする」とあるが、特別職の支給月数の根拠はどこにあるのか。  職員課長答弁。本市の議員を含む特別職については、国の特別職と同様の取り扱いをすることが適当であるとする総務省の通知があり、国会議員においては、国家公務員の幹部に当たる指定職の総支給月数と同等の支給月数となっているため、今回の改正は国の特別職の支給月数と同様の改正としている。  委員質疑。期末手当の改定は報酬等審議会の審議事項の対象となっているか。また、今年度の報酬等審議会の開催予定はどのようであるか。  職員課長答弁。報酬等審議会については、条例により報酬月額のみが審議事項となっており、期末手当の支給割合は、審議会での審議事項ではなく、一般職、特別職・議員についての人事院勧告の対応状況は、参考という形で審議会の中で報告しているものである。また、今年度の審議会の予定は、12月中旬に第1回を開催し、令和2年1月下旬に答申を受ける予定である。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川直久)  これより、ただいまの議会運営委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。             (議会運営委員長 川﨑 一 降壇)  続いて、文教厚生委員長の報告を求めます。             (文教厚生委員長 北川明夫 登壇) ○文教厚生委員長(北川明夫)
     議長の御指名がございましたので、文教厚生委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げます。  文教厚生委員会は、12月12日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催いたしました。  議案第83号、「東海市国民健康保険税条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、国保課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。基礎課税額の所得割額に係る率及び均等割額の引き上げ幅の考え方はどのようか。また、改正による影響額はどのようか。  国保課統括主幹答弁。愛知県から本市に提示された標準保険料率の水準を目指して保険税率等を4回に分けて改正するもので、今回の改正は2回目であり、標準保険料率との差の半分を引き上げるものである。なお、3回目及び4回目の改正においても、それぞれ標準保険料率との差を段階的に引き上げる予定である。また、改正による影響額については、調定額で1億3,777万円と試算している。  委員質疑。加入世帯の所得分布で、最も割合の多い階層はどのようか。  国保課統括主幹答弁。世帯の総所得金額が33万円以下で、均等割額のみ課税されている世帯が約4,500世帯あり、全体の3割強である。  議案第84号、「東海市立教員研修センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における質疑応答。  委員質疑。土曜日の利用状況はどのようか。また、改正による利便性の向上についてどのように考えているか。  学校教育課統括主幹答弁。土曜日の利用状況については、教員の働き方改革により、月曜日から金曜日までに研修を済ませようということで、近年、利用が減少している。また、改正により、休館日を月曜日から土曜日に変更するなど、教員の勤務実態に合わせることで、利便性が向上するものと考えている。  議案第85号、「東海市立運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第88号、「令和元年度東海一般会計補正予算(第3号)」。  審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。保育園費の職員人件費が減となっている理由はどのようか。また、保育園職員の時間外勤務の改善は図られているか。  幼児保育課長答弁。保育園の育児休業取得者が当初の見込みよりも増となったため、職員人件費が減となるものである。また、保育園職員に過度な時間外勤務とならないよう、園長会等を通じて指導を徹底している。  委員質疑。健康管理情報システム修正事業について、新たに実施する健康診査は特定健康診査と同じ内容であるか。  健康推進課統括主幹答弁。医師会等の関係機関と調整中であるが、特定健康診査に準じた内容を考えている。  委員質疑。沖縄体験学習事業について、参加者数が70人減となった理由はどのようか。  学校教育課長答弁。転入を見込んでいた生徒数が25人の減、引率教員が14人の減、及び当日欠席の生徒が31人である。なお、当日欠席の生徒のうち、14人が不登校傾向の生徒である。  議案第89号、「令和元年度東海国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第90号、「令和元年度東海市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川直久)  これより、ただいまの文教厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。             (文教厚生委員長 北川明夫 降壇)  以上で、各委員長の報告及び質疑は終了いたしました。  これより討論に入ります。  討論の発言を許します。             (5番 坂 ゆかり 登壇)(拍手) ○5番議員(坂 ゆかり)  おはようございます。ただいま一括議題となっております議案のうち、初めに、議案第69号、「東海市下水道事業特別会計設置に関する条例の廃止について」、議案第70号、「東海市行政手続条例の一部改正について」、議案第71号、「東海市職員定数条例の一部改正について」、議案第72号、「東海市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について」、議案第73号、「東海市部制条例の一部改正について」、議案第74号、「東海市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」、議案第75号、「東海市上下水道運営審議会条例の一部改正について」、議案第76号、「東海市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について」、議案第77号、「東海市下水道条例の一部改正について」及び議案第78号、「東海市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」の10議案について、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。  議案第69号から第78号の10議案については、下水道事業における地方公営企業法の適用に伴い条例の一部改正等を行うものです。令和2年(2020年)4月から下水道事業会計は特別会計から地方公営企業法の財務規定等を全部適用する公営企業会計とするとしています。地方公営企業法は、独立採算が原則ですが、下水道事業は、一般会計からの繰入金に依存した収益構造になっており、地方公営企業法の財務規定が適用されれば、一般会計からの繰入金を減らしていくことが求められ、市民の下水道使用料金が引き上げられていく懸念があります。  また、海外では問題が起き、民営化された水道事業が再公営化する例が増えている中で、総務省は公営企業会計化により指定管理者や包括民間委託、PPP、PPFなどの民間活用を促進することも求めています。  以上のような理由から、議案第69号から議案第78号について反対するものです。  次に、議案第88号、「令和元年度東海一般会計補正予算(第3号)」について、反対の立場で討論を行います。  補正予算案には、新たに16歳から39歳の方を対象とした健康診査を実施するシステム修正事業など、日本共産党議員団が求めてきた市民の福祉向上につながる事業も含まれています。しかし、補正予算案には、債務負担行為補正の追加で新駅設置事業工事負担金の39億9,000万円が計上されています。新駅が計画されている高横須賀-南加木屋間は、わずか3分間であり、1分から2分で到着する駅の設置が有効なのかと多くの疑問が残ります。さらに、同地域では、土地区画整理事業にも多額の公費が投入されます。新駅設置事業に多額の公費を投入するよりも、身近な場所からのアクセスで交通の利便性を向上させるべきと考えます。  また、市長など特別職及び議員の期末手当の年間支給率が0.05カ月引き上げられ、引き上げ額の合計が約105万円で予算計上されています。市民の暮らしが大変な中、市民からの理解は得られないと考え、議案第88号について反対とします。  以上で、議案第69号から第78号及び第88号についての反対討論を終わります。(拍手)               (5番 坂 ゆかり 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。               (9番 井上純一 登壇) ○9番議員(井上純一)  皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第69号、「東海市下水道事業特別会計設置に関する条例の廃止について」、議案第70号、「東海市行政手続条例の一部改正について」、議案第71号、「東海市職員定数条例の一部改正について」、議案第72号、「東海市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について」、議案第73号、「東海市部制条例の一部改正について」、議案第74号、「東海市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」、議案第75号、「東海市上下水道運営審議会条例の一部改正について」、議案第76号、「東海市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について」、議案第77号、「東海市下水道条例の一部改正について」、議案第78号、「東海市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」、公明党を代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。  10案は、下水道事業における地方公営企業法の適用に伴い、関係規定などを整備するものであります。下水道事業については、現在の特別会計においても独立採算をもとに運営している企業でありますが、この経営をより適正に実施するために、公営企業法を適用するもので、地方公営企業法の基本原則では、「常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならない」となっております。この経済性の発揮については、発生主義による公営企業会計への移行により正確な財務状況の把握が可能となり、また、基本原則に「公共の福祉を増進する」とあるとおり、営利ではなく公共のために営業することを目的としているものと理解しております。  下水道事業の整備状況は、平成30年度末では処理面積が1,464ヘクタール、普及率は84%となり、市街化区域内の未供用区域は、名和地区などの一部区域を残すまでとなり、着実に整備区域の拡大がなされているものと評価しております。今後は、浄化センターなど下水道施設の維持管理の必要性がますます重要となってきており、公営企業として作成する財務諸表やコスト計算により維持管理を確実に行い、長期的に安定した経営につながるものと考えます。  また、議案第78号については、人事院勧告及び国等の情勢を考慮し、特定任期付職員の給与月額及び期末手当の支給割合の引き上げなどを行うものであり、適切な給与水準であると判断するものであります。  以上で、10議案に対する賛成の討論といたします。(拍手)               (9番 井上純一 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。               (15番 蟹江孝信 登壇) ○15番議員(蟹江孝信)  おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第88号、「令和元年度東海一般会計補正予算(第3号)」について、新緑水クラブを代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。  補正予算は、歳入におきましては、ひかりの観光資源創出事業が県の補助事業として、また、芸術劇場自主文化事業が独立行政法人及び一般財団法人の助成事業として採択されるなど、積極的な財源確保に努められ、また、将来の財政需要への備えとして、財政調整基金への積み立てを行い、今後を見据えた財源の確保がなされており、評価するものであります。  また、歳出におきましては、道路照明灯及び防犯灯において、短期間で効率的にLED化し、電気料の削減を図るため、道路照明灯及び防犯灯のESCO事業の委託、令和2年度から16歳から39歳までの方を対象とした健康診断を新たに実施するためのシステム修正実施、トマト養液栽培による試験栽培をするための温室の整備、実施設計など、各般にわたり市民福祉の向上のための予算が計上されており、高く評価するものであります。今後とも安定的・計画的な財源運営に努められ、市民の信託に誠意を持って当たられることを期待して、賛成の討論といたします。(拍手)               (15番 蟹江孝信 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。               (6番 村瀬晃代 登壇) ○6番議員(村瀬晃代)  改めまして、皆様、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております令和元年議案第79号、「東海市職員の給与に関する条例の一部改正について」と議案第80号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」及び議案第81号、「東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」の3議案に対しまして、子どもたちに青い空を代表して、反対の立場から討論いたします。  議案第79号、「東海市職員の給与に関する条例の一部改正について」の提案理由は、人事院勧告及び国等の情勢を考慮し、給料月額及び勤勉手当の支給割合の引き上げ等、並びに住居手当の改定等をするため改正するとあります。今まで、子どもたちに青い空といたしましては、一般職員の報酬等の引き上げに関して反対をしてきたことはありませんでしたが、国等の情勢を考えれば、令和に入り、特に天変地異のさまざまな困難を各地で国民が強いられている中でございますから、ここのところは一歩下がって、引き上げを自粛してはと考えます。  また、議案第80号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」と議案第81号、「東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、反対する趣旨がほぼ同一なので、一括して反対理由を述べます。  この議案第80号、81号は、提案理由として、「一般職の職員に準じて期末手当の支給割合の引き上げ等をするため改正する」とありますが、「準じて」という表現には非常に曖昧な要素が潜んでおり、危険です。今、市長、副市長、教育長と我々議会がすべきことは、期末手当を引き上げて、自分たちだけがいい思いをすることではありません。少子超高齢化社会を迎え、財政状況はますます厳しくなり、徹底した行財政改革が求められる時代がやってきます。さまざまな行政課題を解消し、市民生活を向上するためにも、自らが身を律していく必要があると考えます。  現時点において、特別職と議員の期末手当を引き上げるにふさわしい状況にないと考えます。限られた市政の経営資源の中で、市民の信頼に応えていくという観点からも、市民からの理解は到底得られません。以上の理由から、議案第79号、80号、81号に反対いたします。  これで反対討論を終わります。(拍手)               (6番 村瀬晃代 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。               (2番 今瀬和弘 登壇) ○2番議員(今瀬和弘)  皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第79号、「東海市職員の給与に関する条例の一部改正について」、議案第80号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、議案第81号、「東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」、市友会を代表しまして、原案賛成の立場で討論をいたします。  初めに、議案第79号、「東海市職員の給与に関する条例の一部改正について」であります。  公務員の給与は、民間企業とは異なり、市場原理による決定が困難であることから、その時々の経済、雇用情勢等を反映して、労使交渉等によって決定される民間の給与水準に準拠して定められることが最も合理的であり、労働基本権制約の代償措置として適正な給与を確保する機能を有する人事院勧告制度及び近隣の状況等を考慮することが地方公務員法に規定されている情勢適応及び均衡の原則に適合することになるのものであります。  職員に適正な給与を支給することは、職員の努力や実績に報いるとともに、人材確保に資するものであり、組織活力の向上、労使関係の安定等を通じて行政の効率的・安定的な運営に寄与するものであります。今回の改定は、地域の民間給与との格差、世代間の分配の見直しを考慮した給料月額及び勤勉手当の支給割合の引き上げ並びに職員の家賃負担の状況や民間の支給状況等を踏まえた住居手当の見直しを行うものであり、民間の給与実態、近隣の状況を考慮した適正な給与水準であると判断し、賛成するものであります。  次に、議案第80号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」であります。  今回の改定は、人事院勧告及び国等の情勢を考慮した一般職の職員に準じた改定となっていること、また、地方公共団体の特別職については、国の特別職に準ずる改定が適当ともされており、過去の経緯と同様に、民間の情勢、国の動向に準じた改定であり、近隣も同様の改定を予定していることから、適正であると判断し、賛成するものであります。  また、議案第81号、「東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」につきましても、議案第80号の賛成討論で述べた内容と同趣旨の理由により、適正であると判断するもので、今後も市民に開かれた議会、市民にわかりやすい議会を目指していくことを申し添えて、賛成するものであります。
     以上で、3議案に対する賛成の討論といたします。(拍手)               (2番 今瀬和弘 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。               (4番 近藤美保子 登壇) ○4番議員(近藤美保子)  おはようございます。日本共産党議員団の近藤美保子です。日本共産党を代表しまして、ただいま一括上程されています議案のうち、議案第80号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、議案第81号、「東海市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」、議案第83号、「東海市国民健康保険税条例の一部改正について」の3議案について、反対の立場で討論いたします。  初めに、議案第80号及び議案第81号についてです。  2019年度の人事院勧告に準じ、市長等の常勤特別職及び市議会議員の期末手当を、市長が7万8,000円、副市長6万4,000円、教育長6万円と、議長は4万円、副議長は3万6,000円、議員は3万4,000円ほど引き上げる条例案ですが、市長、副市長、教育長、そして、議員は、地方公務員の特別職であり、一般職の公務員とは一律同列に論じることができない立場にあると考えます。  総務省の家計調査報告によると、消費税が8%から10%になった10月の消費支出が前年同月に比べ5.1%も減少し、下げ幅は前回の消費税増税時、2014年4月以上になっています。実収入は前年同月に比べ、実質0.5%の減少となっています。市民からは、「増税されるから、大変になるから、早目に自転車を購入した」、「生活が苦しい」など、苦しみと生活の不安の声が大きくなっています。このような時期に特別職の職員で常勤のもの及び議員の期末手当の引き上げは、市民の理解が得られないと考え、議案第80号及び議案第81号の反対討論といたします。  次に、令和元年議案第83号、「東海市国民健康保険税条例の一部改正について」、反対の立場で討論いたします。  今回の国民健康保険税改正は、後期高齢者支援金等の均等割の引き下げ、介護給付の所得割率及び均等割率の引き下げがありますが、被保険者の負担増になります。2018年度から国民健康保険の都道府県化が始まり、都道府県標準保険料率が示され、これに基づき、独自財源や収納率等の個別の状況を踏まえ、市町村標準保険料率を決定してきています。  改正案は、6月に発表された算定基準に基づく標準的な保険料率の医療給付の所得割5.86%、均等割4万4,854円に近づけ、3年間で一般繰り入れを削減していくという計画による国民健康保険税の引き上げ案で、均等割は低所得者や子育て世帯等の家族の多い世帯に重い負担となります。また、均等割は、子育て支援に逆行するものではないかという声もあります。10月から低所得者ほど重くなる消費税が10%となり、中小企業などの方からは、廃業を考えたり、年金生活者は、マクロ経済スライドで年金額が減るなど苦しい生活に追い込まれ、市民からは、「国民健康保険税が高く、払いたくても払えない」という声が多くあります。  平成30年度で滞納者は3,337人、短期被保険者証736世帯、資格者証明書30世帯であり、被保険者の多くは高齢者や非正規労働者、無職など、低所得者であり、今回の改正で、さらに滞納者、短期被保険者証発行者の増加が懸念されます。無保険等により受診ができず、我慢し、疾病の重症化を招き、命にかかわることになりかねません。  地方自治体の原則に基づき、自治体の判断で公費繰り入れができることは、厚生労働省が答弁しており、国保税減免の維持・拡充を図り、法定外の一般会計繰入を維持し、国民健康保険税を引き下げるべきと考えます。また、国に国庫負担割の引き上げを要望することが重要と考え、令和元年議案第83号、「東海市国民健康保険税条例の一部改正について」の反対討論といたします。  以上で、議案第80号、81号、83号についての反対討論といたします。(拍手)               (4番 近藤美保子 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。               (12番 早川康司 登壇) ○12番議員(早川康司)  議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第83号、「東海市国民健康保険税条例の一部改正について」、新緑水クラブを代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。  国民健康保険制度の加入者は、高齢者が多く、医療費水準が高くなる一方で、非正規雇用者や失業者など、低所得者や年金生活者が多く、財政基盤が脆弱となりやすいという構造的な課題がある中、持続可能な医療保険制度とすることを目的に、国保制度改革が行われ、国民健康保険の県単位化が図られるとともに、現在は県が財政運営の責任主体を担っているものと認識しております。  愛知県は、本市に対して保険の給付等に要する費用などを全額交付し、一方、東海市は愛知県に対し、国民健康保険事業に要する費用として、国民健康保険事業費納付金を納めているところでありますが、今回の改正は、この国民健康保険事業費納付金の決定の際に合わせて、愛知県から本市に提示された標準保険料率の水準を目指して、国保税率等を改正するものであり、また、急激な負担とならないよう、段階的に引き上げるよう計画するなど、被保険者に対し配慮された内容となっております。県内の市町村が一体となって国民健康保険制度を維持していくためにもやむを得ない措置であり、適切な改正であると判断するものであります。  今後も国保加入者に対するさらなる健康施策に取り組み、引き続き医療費の適正化に努められることを期待し、賛成の討論といたします。(拍手)               (12番 早川康司 降壇) ○議長(早川直久)  ほかにありませんか。(「なし」の声)  ないようですから、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  日程第2、議案第69号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第2、議案第69号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第3、議案第70号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第3、議案第70号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第4、議案第71号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第4、議案第71号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第5、議案第72号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第5、議案第72号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第6、議案第73号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第6、議案第73号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第7、議案第74号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第7、議案第74号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第8、議案第75号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第8、議案第75号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第9、議案第76号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第9、議案第76号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第10、議案第77号を採決いたします。
     本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第10、議案第77号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第11、議案第78号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程11、議案第78号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第12、議案第79号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第12、議案第79号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第13、議案第80号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第13、議案第80号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第14、議案第81号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第14、議案第81号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第15、議案第82号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、日程第15、議案第82号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第16、議案第83号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第16、議案第83号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第17、議案第84号から日程第20、議案第87号までの4案を一括採決いたします。  4案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。4案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、日程第17、議案第84号から日程第20、議案第87号までの4案は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第21、議案第88号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  本案は、各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第21、議案第88号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第22、議案第89号から日程第26、議案第93号までの5案を一括採決いたします。  5案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。5案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、日程第22、議案第89号から日程第26、議案第93号までの5案は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――――――――――――――― ○議長(早川直久)  日程第27、「議会基本条例検証特別委員会の調査研究結果報告」を議題といたします。  議会基本条例検証特別委員会に付託中の議会基本条例の検証に関する事項について、委員長の報告を求めます。          (議会基本条例検証特別委員長 冨田博巳 登壇) ○議会基本条例検証特別委員長(冨田博巳)  議長の御指名がございましたので、議会基本条例検証特別委員会における調査・研究の経過と結果について御報告申し上げます。  特別委員会は、平成30年6月26日の本会議において、議会基本条例の検証に関する事項について調査・研究を行うため設置され、10名の委員が選任されました。委員会を16回開催し、また、より具体的な協議及び個別の条文などの検証を行うため、2つの分科会を設置して、それぞれ9回にわたる詳細な協議を重ねるとともに、先進地行政視察を4市議会に対して実施いたしました。  調査・研究経過の詳細につきましては、12ページ以後、議会基本条例検証シートに記載のとおりでございますが、議会基本条例前文及び27の条文を検証した結果といたしましては、条文の目的が「概ね達成された」とした条文が17、「一部達成された」とした条文が10、「ほとんど達成されていない」とした条文が1でございました。  また、条文ごとの目的達成のための今後の取り組みと考察についても確認を行いました。  なお、私の所見ではございますが、今回の特別委員会における検証は、議会基本条例第27条第1項に「議会は常に市民の意思、社会情勢の変化などを勘案し、必要があると認めるときは、この条例の規定について検討を加え、その結果に基づき所要の措置を講ずるものとする」と規定されていることから、制定後5年を経過する中で生じた市民の意思、社会情勢の変化などを踏まえ、いま一度、原点より条例を見詰め直したものであります。  その中で、条例の目指すものとその意味に改めて触れ、条文ごとの目的達成に向けた新たな取り組みの必要性と可能性を協議することができ、また、新たな5年に向けて議会のあり方を再認識するとともに、よりよい議会の姿を描く貴重な機会になったと実感しております。  特別委員会の成果を議員全員で分かち合い、今後の議会運営の素地としていくことにより、条例の本旨の真の実現に向けた第一歩となることを期待いたしまして、調査・研究結果の報告といたします。  なお、特別委員会における調査・研究結果の詳細については、お手元の議会基本条例検証特別委員会調査研究結果報告書で確認していただきますようお願いをいたします。  以上で、報告を終わります。 ○議長(早川直久)  これより、ただいまの議会基本条例検証特別委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。          (議会基本条例検証特別委員長 冨田博巳 降壇) ○議長(早川直久)  以上で、日程第27、「議会基本条例検証特別委員会の調査研究結果報告」を終わります。  なお、議会基本条例検証特別委員会の調査研究結果報告により、議会基本条例検証特別委員会は、その付託案件の調査・研究が終了いたしましたので、これをもって委員会は消滅となりますので、御承知おきください。         ―――――――――――――――――――――――――
    ○議長(早川直久)  以上をもちまして、今期定例会に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。  市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。 ○市長(鈴木淳雄)  議長のお許しを得まして、閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  議員の皆様には、去る12月3日の開会以来、本日までの15日間、御提案申し上げました案件につきまして慎重に御審議をいただき、全て原案どおり可決・決定をいただき、厚くお礼申し上げます。  会期中、議員の皆様からいただきました御意見・御要望を十分検討いたしまして、市政に反映させてまいる考えでございます。議員の皆様には今後とも格別の御支援・御協力をいただきますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(早川直久)  これをもって、令和元年第3回東海市議会定例会を閉会いたします。           (12月17日 午前10時46分 閉会)  この会議の次第は、議事課長山田祐輔の校閲したものであるが、その内容の相違ないことを証するため、ここに署名する。            議 長   (22番)  早 川 直 久            議 員   (18番)  神 野 久美子            議 員   (19番)  田 中 雅 章...