東海市議会 2017-12-19
平成29年12月定例会 (第5日12月19日)
平成29年12
月定例会 (第5日12月19日) 平成29年12月19日
1
出席議員(22人)
1番 川 﨑 一 2番 工 藤 政 明
3番 蔵 満 秀 規 4番 早 川 康 司
5番 蟹 江 孝 信 6番 村 瀬 晃 代
7番 村 瀬 進 治 8番 坂 ゆかり
9番 井 上 純 一 10番 斉 藤 誠
11番 眞 下 敏 彦 12番 北 川 明 夫
13番 冨 田 博 巳 14番 本 田 博 信
15番 粟 野 文 子 16番 辻 井 タカ子
17番 石 丸 喜久雄 18番 神 野 久美子
19番 早 川 直 久 20番 田 中 雅 章
21番 加 藤 菊 信 22番 井 上 正 人
2
欠席議員
な し
3 職務のため議場に出席した
議会事務局職員
6 会議に付した事件
議事日程に同じである。
(12月19日 午前9時30分 開会)
○議長(
井上正人)
ただいまの
出席議員は22人で、定足数に達しております。
ただいまから本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の
議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおり進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
会議に先立ち、
村瀬進治議員から不適切な発言の
取り消しについて発言の申し出がありますので、この際これを許します。
○7番議員(
村瀬進治)
議長から
取り消しの発言のお許しをいただきましたので、私の12月6日の
一般質問における発言中、通告書の質問項目に記載されていない質問を申し上げましたので、その部分の
取り消しをしていただきますようお願いいたします。
○議長(
井上正人)
ただいま
村瀬進治議員から12月6日の
一般質問における発言について、会議規則第63条の規定により不適切な部分を
取り消したいとの申し出がありました。
お諮りいたします。
村瀬進治議員の申し出のとおり、
取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、
村瀬進治議員の不適切な発言の
取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。
なお、
取り消し部分については、議長において精査の上、措置をいたします。
―――――――――――――――――――――――――
○議長(
井上正人)
これより会議に入ります。
日程第1、議案第53号、「東海市
情報公開条例の一部改正について」から日程第21、議案第73号、「平成29年度東海市
水道事業会計補正予算(第2号)」までの21案を一括議題といたします。
本21案は、各委員会に付託してありましたので、各委員会における審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。
まず、
総務消防委員長の報告を求めます。
(
総務消防委員長 神野久美子 登壇)
○
総務消防委員長(
神野久美子)
皆様、おはようございます。議長の御指名がございましたので、
総務消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。
総務消防委員会は、12月13日、午前9時30分から第1・第2
委員会室で、
委員全員出席のもとに、市長初め
関係職員の出席を求め開催いたしました。
議案第53号、「東海市
情報公開条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。改正内容はどのようであるか。また、今回の改正により、
取り扱いに変更はあるのか。
総務部次長答弁。今回の改正は、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の一部改正に準じて、個人に関する情報について、これまで解釈で示されていた部分をより明確化するために規定したものであり、
取り扱いに変更はない。
議案第54号、「東海市
個人情報保護条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。
個人識別符号に
マイナンバーは含まれるのか。また、今回の改正により、
個人情報の
取り扱い事務はどのように変わるのか。
総務部次長答弁。
マイナンバーは、
個人識別符号に含まれる。これまでも
個人情報を取り扱う際には、どの事務でどの
個人情報を収集し、利用しているのかを
個人情報取扱事務目録に記載することになっているが、今回の改正に伴い、その目録の中に「要
配慮個人情報の有無」という項目を追加するとともに、
保有個人情報の項目の中に
個人識別符号を追加するなど、より厳格な管理をしていくものである。
議案第55号、「東海市職員の給与に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。今回の改正の根拠及びその具体的な内容はどのようであるか。
職員課長答弁。今回の改正の根拠となる
人事院勧告は、
民間給与と
国家公務員給与を比較し、
民間給与のほうが631円高かったため、給与表の改定により平均で0.2%を
引き上げ、また、民間のボーナスと
国家公務員の期末・勤勉手当を比較し、民間のボーナスの
支給割合のほうが0.12月分高かったため、0.1月分を
引き上げる内容となっている。
議案第56号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、
反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。
反対討論1人。
賛成討論1人。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。近隣市の状況及び三役の
期末手当の
支給割合の
引き上げによる影響額はどのようであるか。
職員課長答弁。近隣市においても同様に
引き上げを予定しているものと聞いている。また、今回の
引き上げにより、市長が約7万7,000円、副市長が約6万3,000円、教育長が約6万円の増額となる。
議案第57号、「東海市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。今回の改正による
特定任期付職員への影響はどのようであるか。
職員課長答弁。
任期付職員14人のうち、
特定任期付職員はいないため、影響はない。
議案第59号、「東海市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。今回の
非常勤職員の
育児休業に関する改正により追加される第2条の4第1号について、夫婦同時に
育児休業を取得することは可能であるか。また、第2号の「特に必要と認められる場合として市長が規則で定める場合」とは、具体的にはどのような内容であるか。
職員課長答弁。夫婦同時に
育児休業を取得することは可能である。また、第2号は、
育児休業の終了する、子が1歳6カ月になる時点で、保育園に預けたくても預けられない場合などに、2歳になるまで延長できるものとする規定である。
議案第68号、「平成29年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」。
審査結果。分割付託された本案については、
交通防犯課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、
反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。
反対討論1人。
賛成討論1人。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。
道路照明灯整備事業について、老朽化した12基の
道路照明灯を整備することによる増額とのことであるが、その選定経緯及び設置時期はどのようであるか。
交通防犯課長答弁。26年度の
道路ストック総点検の結果、
道路附属物である
道路照明灯の中で、
基礎境界部が腐食しているものや支柱に腐食や破損が見られるものなど、早急に対応が必要なものを選定したものである。また、設置時期については、一番古い昭和46年のものを初め、昭和の年代に設置されたものが多い状況である。
委員質疑。
債務負担行為補正の
消防団詰所用地取得事業について、詰所の移転場所及び
増額理由はどのようであるか。
庶務課長答弁。移転先としては、加木屋町の中心部に近い場所、
消防団員がアクセスしやすい場所及び出動しやすい場所であることを考慮し、
白拍子交差点から
名鉄南加木屋駅までの間を計画している。また、
増額理由は、29年8月に県が行った
土地鑑定評価をもとに、県と市で調整したことによるものである。
委員質疑。
財政調整基金積立金について、目安としている額及び今後の考え方はどのようであるか。
財政課長答弁。
標準財政規模の10%から15%の額を基準とし、積立額の目安としているもので、今回の補正額3億3,000万円を含めると、積立額は約63億円となり、
標準財政規模と比較して約22%と基準を上回る。今後は、大
規模建設事業等の財政需要の増加が見込まれることから、使途がより具体的となる
特定目的基金への振りかえも含め、検討していくものである。
以上で報告を終わります。
○議長(
井上正人)
これより、ただいまの
総務消防委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(
総務消防委員長 神野久美子 降壇)
続いて、
議会運営委員長の報告を求めます。
(
議会運営委員長 早川直久 登壇)
○
議会運営委員長(
早川直久)
おはようございます。議長の御指名がございましたので、
議会運営委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。
議会運営委員会は、12月15日、午前9時30分から第3
委員会室で、
委員全員出席のもとに、市長初め
関係職員の出席を求め開催いたしました。
議案第58号、「
東海市議会の議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、
反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。
反対討論1人。
賛成討論1人。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。今回の改正による
期末手当の
引き上げ額について、議長、副議長、議員それぞれの額及び全体額はどの程度であるか。また、近隣市の状況はどのようであるか。
職員課長答弁。議長は約3万9,000円、副議長は約3万6,000円、議員1人当たり約3万3,000円で、全体としては、約75万円の増額となるものである。また、近隣市では、半田市、常滑市、大府市、知多市も同様に改正する予定であると聞いている。
委員質疑。提案理由に、「一般職の職員に準じて、
期末手当の
支給割合の
引上げ等をする」とあるが、特別職の
支給月数の根拠はどこにあるのか。
職員課長答弁。
国会議員の
期末手当においては、特別職の職員の給与に関する法律により、
国家公務員の幹部に当たる指定職に準じた
支給月数と同じ月数を支給している。本市の議員を含む特別職については、
国会議員と同様に、国の指定職に準ずることが適当であるとする総務省の通知に基づき、また、近隣市も同様な状況であることを踏まえ、国の指定職に準じた改正としているものである。
以上で報告を終わります。
○議長(
井上正人)
これより、ただいまの
議会運営委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(
議会運営委員長 早川直久 降壇)
続いて、
文教厚生委員長の報告を求めます。
(
文教厚生委員長 斉藤 誠 登壇)
○
文教厚生委員長(斉藤 誠)
おはようございます。議長の御指名がございましたので、
文教厚生委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。
文教厚生委員会は、12月14日、午前9時30分から第1・第2
委員会室で、
委員全員出席のもとに、市長初め
関係職員の出席を求め開催いたしました。
議案第60号、「東海市
母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第62号、「
東海市立養父児童館の
指定管理者の指定について」。
審査結果。付託された本案については、女性・
子ども課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、
反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。
反対討論1人。
賛成討論1人。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。児童館は、
児童福祉法に基づいて設置される施設だが、
指定管理者制度を導入することについて、市としての見解はどうであるか。
女性・
子ども課長答弁。
児童厚生施設である児童館は、
設置運営要綱により
児童厚生員を置くこととなっているため、
指定管理者制度導入後でも、
養父町内会連合会が
児童厚生員を雇用し、配置することとなる。市としては、
養父児童館は、
健康交流の家との一体的な施設として整備を進めており、地域団体が
管理運営することにより、子供から高齢者までの多世代交流や触れ合いの機会が増え、また、
乳幼児親子及び高齢者などに対する地域での見守りや支援を進めていただき、地域の
きずなづくりの拠点となることを期待しているものである。
議案第63号、「
東海市立養父健康交流の家の
指定管理者の指定について」。
審査結果。付託された本案については、
高齢者支援課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。
東海市立養父健康交流の家の実質的な
管理運営者と、人の配置についてはどのようであるか。
高齢者支援課長答弁。
養父町内会連合会が実質的な
管理運営を行うものであり、人の配置については、同連合会の中から、
管理責任者となる館長1人、
サロンスタッフ約25人で午前、午後、各2人程度が従事する予定である。
議案第64号、「
東海市立千鳥健康交流の家の
指定管理者の指定について」。
審査結果。付託された本案については、
高齢者支援課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。
指定管理者になれる団体の条件はどのようであるか。
高齢者支援課長答弁。
地方自治法第244条の2第3項で
指定管理者の要件として、法人、その他の団体と明記されており、個人以外の
民間事業者、
NPO法人並びに地縁団体を含む幅広い団体が対象となり得るものである。
議案第68号、「平成29年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」。
審査結果。分割付託された本案については、各担当課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、
反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
討論の状況。
反対討論1人。
賛成討論1人。
審査の過程における主な
質疑応答。
委員質疑。放課後児童健全育成事業における指導員の延べ勤務時間数が増加した理由はどのようであるか。
社会教育課統括主幹答弁。緑陽放課後児童クラブ初め9児童クラブにおいて、障害児の登録、利用及び利用児童全体が増加したことにより、指導員9人分の追加配置を行ったためである。
委員質疑。沖縄体験学習事業の参加者数減の内訳及び生徒の不参加理由はどのようであるか。
学校教育課長答弁。参加者数60人減の内訳は、転入に備えて見込んでいた生徒30人及び引率教諭17人が減となったこと並びに不参加であった生徒13人である。生徒の不参加理由は、不登校8人、体調不良など5人である。
議案第69号、「平成29年度東海市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」。
審査結果。付託された本案については、国保課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第70号、「平成29年度東海市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
○議長(
井上正人)
これより、ただいまの
文教厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(
文教厚生委員長 斉藤 誠 降壇)
続いて、建設環境経済委員長の報告を求めます。
(建設環境経済委員長 田中雅章 登壇)
○建設環境経済委員長(田中雅章)
議長の御指名がございましたので、建設環境経済委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。
建設環境経済委員会は、12月12日、午前9時30分から第1・第2
委員会室で、
委員全員出席のもとに、市長初め
関係職員の出席を求め開催をいたしました。
議案第61号、「市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正について」。
審査結果。付託された本案については、農務課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第65号、「市道の路線廃止(その2)について」。
審査結果。付託された本案については、土木課統括主幹から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第66号、「損害賠償の額の決定(その2)について」。
審査結果。付託された本案については、土木課統括主幹から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第67号、「東海太田川駅
周辺土地区画整理事業に伴う移転交渉に関する
調停申立てについて」。
審査結果。付託された本案については、中心街整備課長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。民事調停の申し立てを行ってから結論が出るまでにどの程度の期間を見込んでいるのか。また、調停が不調に終わった場合、どのような対応をとる予定であるのか。
中心街整備課長答弁。30年1月ごろに調停申し立てを行い、約1年間をかけて調停を進めていく予定である。また、調停が不調に終わった場合は、土地区画整理法第77条に基づき、市がみずから移転または除去工事を実施する予定である。
議案第68号、「平成29年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」。
審査結果。分割付託された本案については、都市建設部次長から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
議案第71号、「平成29年度東海市太田川駅
周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。物件移転補償事業の事業費の増とはどのような内容であるのか。
中心街整備課長答弁。東海太田川駅
周辺土地区画整理事業に係る建築物等の移転交渉に関する調停申し立てを行うことに伴い発生する弁護士費用等の経費である。
議案第72号、「平成29年度東海市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
審査の過程における
質疑応答。
委員質疑。公共ますの設置について、1件当たりの金額及び年間の設置予定数はどのようであるのか。
下水道課統括主幹答弁。1件当たり約26万5,000円である。また、公共ますは、29年度に444カ所の設置を予定している。
議案第73号、「平成29年度東海市
水道事業会計補正予算(第2号)」。
審査結果。付託された本案については、
慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
○議長(
井上正人)
これより、ただいまの建設環境経済委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(建設環境経済委員長 田中雅章 降壇)
以上で、各委員長の報告及び質疑は終了いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。
(8番 坂 ゆかり 登壇)
○8番議員(坂 ゆかり)
おはようございます。日本共産党議員団の坂ゆかりです。日本共産党議員団を代表して、ただいま一括上程されています議案のうち、議案第56号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、議案第58号、「
東海市議会の議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について」、議案第62号、「
東海市立養父児童館の
指定管理者の指定について」及び議案第68号、「平成29年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」の4議案について、
反対討論を行います。
まず、議案第56号及び議案第58号については、平成29年の
人事院勧告を踏まえて市長等の常任特別職の
期末手当及び市議会議員の
期末手当の
支給割合を年間100分の5
引き上げる条例案です。条例改正による
引き上げ額は、市長等特別職3名で総額約20万円、議員22名で総額約75万円の増とのことです。
人事院の給与勧告は、労働基本権が制約されている公務労働者に代替措置として社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保するためのものとされており、職員の給与
引き上げは理解できますが、それに準じて市長などの特別職及び議員の
期末手当を
引き上げることは公平性や客観性が求められると考えます。
また、今の市民の生活実態からも、
期末手当の
引き上げに市民の理解は得られないと考えます。日本共産党が実施した市民アンケートでは、約5割の方が「生活が苦しくなった」と回答し、「よくなった」は約3%にすぎませんでした。また、アンケートでは、市民は消費税や国保税など税の負担が重く、軽減を強く求めています。企業業績や景気は回復傾向との報道もありますが、市民生活にはその実感はありません。
このような中で、
期末手当の
引き上げはすべきではないと考え、本条例案に反対いたします。
次に、議案第62号、「
東海市立養父児童館の
指定管理者の指定について」、反対の立場で討論します。
本議案は、
東海市立養父児童館に
養父町内会連合会を
指定管理者に指定し、議会の議決を求めるというものです。反対の理由は、児童館という子供の施設に
指定管理者制度を導入することに問題があるということです。東海市の14ある児童館は、これまで市直営で運営され、児童福祉の増進、子供の健全な育成の役割を担ってきました。今、社会問題となっている子供の貧困問題や虐待、いじめ、不登校など、子供を取り巻くさまざまな困難に対して、児童館は子供の福祉にかかわる機関として、子供が安心して活動して過ごせる居場所として児童館が負う職責や公共性はますます重要になっています。
指定管理となっても、
児童厚生員が配置されるとのことですが、市直営でなくなることで
児童厚生員への指導は
指定管理者を通じて行われることになります。市が直営で運営することで、親子や子供の変化に気づき、市の他の部署との速やかな調整や連携を図ることができると考えます。
以上で、議案第62号、「
東海市立養父児童館の
指定管理者の指定について」の
反対討論を終わります。
最後に、議案第68号、「平成29年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」について、反対の立場で討論します。
分割付託された中における反対理由は、市長など特別職及び議員の
期末手当の年間支給率が
引き上げられ、予算計上されていることと
東海市立養父児童館の
指定管理者の指定についての予算が計上されているため、本予算案に反対せざるを得ません。
以上で、議案第56号、58号、62号、68号についての
反対討論を終わります。(拍手)
(8番 坂 ゆかり 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(1番 川﨑 一 登壇)
○1番議員(川﨑 一)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち議案第56号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」及び議案第58号、「
東海市議会の議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について」、市友会を代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。
初めに、議案第56号、「東海市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」であります。今回の改定は、
人事院勧告及び国等の情勢を考慮した職員の手当ての改定に準じた改定であり、また、地方公共団体の特別職については、国の特別職や
国会議員と同様に国の指定職と同じ
支給割合としており、また、国に準ずることが適当とされております。過去の経緯や近隣市も同様な状況であり、民間の情勢、国の動向に準じた改定であると判断し、賛成の討論といたします。
また、議案第58号、「
東海市議会の議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部改正について」も、議案第56号の
賛成討論で述べた内容と同趣旨の理由により適正であると判断するもので、今後も市民に開かれた議会、市民にわかりやすい議会を目指していくことを申し添えて、賛成するものであります。
以上で、2案に対する賛成の討論といたします。(拍手)
(1番 川﨑 一 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(17番 石丸喜久雄 登壇)
○17番議員(石丸喜久雄)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております議案のうち、議案第62号、「
東海市立養父児童館の
指定管理者の指定について」、
東海市議会公明党を代表いたしまして、原案賛成の立場で討論をいたします。
指定管理者制度を本市では平成18年度から順次導入しており、
健康交流の家では、既に大池
健康交流の家、千鳥
健康交流の家が自治会などによる
指定管理者の管理・運営が行われております。
養父児童館は、養父
健康交流の家との一体的な施設として整備が進められており、地域密着型施設として地域団体である
養父町内会連合会が運営することにより、児童の健全育成や高齢者等の見守りなどを通して地域の
きずなづくりの拠点となり、また、住民同士の交流や共助の意識が増進され、南海トラフ地震などに伴う津波浸水想定区域にある養父町の災害時の避難施設の役割にも生かされるものと期待しております。
また、
指定管理者による運営になっても、
養父児童館には
児童厚生員が置かれ、市が委嘱する
児童厚生員の報酬額と同等の賃金や研修の機会を設け、指定管理料の試算や処遇の確保に努められるとのことであるため、他の公立児童館と同様の
児童厚生施設として同様の内容が担保されるものと考えます。
このたびの
養父町内会連合会への指定により、
養父児童館と
健康交流の家が複合施設のモデルケースとして地域住民が集い、交流しやすい施設の管理・運営がされることを期待いたしまして、賛成の討論といたします。(拍手)
(17番 石丸喜久雄 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(12番 北川明夫 登壇)
○12番議員(北川明夫)
議長のお許しをいただきましたので、私は、議案第68号、「平成29年度東海市
一般会計補正予算(第4号)」について、新緑水クラブを代表し、賛成の立場で討論をいたします。
本年度は、鈴木市政5期目の初年度に当たり、本年6月議会での施政方針の中で、鈴木市長は、西知多道路の着工を初め、中部国際空港の第2滑走路の整備につながる動きや2027年開通予定のリニアインパクトも視野に入れて、本市の将来を見据えたまちづくりの基礎をしっかりと固めていくと決意を表明されたところです。
一方、御案内のとおり、アメリカを初め保護主義的な風潮が広がるとともに、北朝鮮問題などから平和と安全に対する危機感が高まっており、世界的な政治・経済の先行きは不透明さを増すばかりの状況にあります。
そうした中で、本年度予算では、市内の基幹産業等の税収に支えられながら、安心・安全なまちづくり、子ども・子育て支援、障害者や高齢者への福祉施策、産業振興、基盤整備やにぎわいづくり、さらには市制施行50周年への取り組みなど、市民サービスの向上とまちの発展に向けた事務事業が数多く盛り込まれており、これまでの3四半期の間にも着実に推進されてきたと評価しております。
そこで、今回提案されている補正予算のポイントといたしまして、歳入面では、企業の堅調な設備投資を背景とした固定資産税の調定増や国庫支出金の増収分とあわせて、発達支援事業や観光物産展開催事業に対する県補助の採択を得るなど、積極的な財源確保が図られています。また、歳出面では、
人事院勧告を踏まえた人件費の見直しを初め、将来の財政需要に備えて公共建築物保全基金や財政調整基金への積み立てを行い、交通安全対策として老朽化した
道路照明灯を整備するとともに、障害者福祉と障害児福祉では、障害者居宅介護サービスや障害児放課後等デイサービス給付の増額を行っております。さらに、安心・安全な道路事業として、名和養父線や名和加木屋線の舗装改修工事を行い、教育対策では、要保護・準要保護児童生徒への新入学学用品費の支給や放課後児童健全育成事業の利用人員増に対応した指導員確保の予算措置のほか、
養父児童館、養父
健康交流の家に係る指定管理料の
債務負担行為補正など、いずれも当面する行政課題に適切に対応するための補正予算であると評価しております。
ただ、ちなみに、今月公表された日銀の全国企業短期経済観測調査によりますと、大企業は全般的に好調を維持し、中小企業でも改善が見られるものの、全産業における人手不足の拡大や緊迫する国際情勢への不安感からか、先行きは多くの業種で悪化が見込まれておりますので、本市を取り巻く経済情勢も予断を許さないものと考えます。
よって、鈴木市長におかれましては、今後とも財政健全化に留意しつつ、計画的なまちづくりの推進と市民福祉の向上に取り組まれるよう要望を申し上げまして、
賛成討論といたします。(拍手)
(12番 北川明夫 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
日程第1、議案第53号から日程第3、議案第55号までの3案を一括採決いたします。
本3案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本3案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第53号から日程第3、議案第55号までの3案は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第4、議案第56号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第4、議案第56号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第5、議案第57号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第5、議案第57号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第6、議案第58号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第6、議案第58号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第7、議案第59号から日程第9、議案第61号までの3案を一括採決いたします。
本3案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本3案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第7、議案第59号から日程第9、議案第61号までの3案は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第10、議案第62号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第10、議案第62号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第11、議案第63号から日程第15、議案第67号までの5案を一括採決いたします。
本5案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本5案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第11、議案第63号から日程第15、議案第67号までの5案は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第16、議案第68号を採決いたします。
本案については、電子採決により行います。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。
本案は、各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですから、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第16、議案第68号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第17、議案第69号から日程第21、議案第73号までの5案を一括採決いたします。
本5案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本5案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第17、議案第69号から日程第21、議案第73号までの5案は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――――――
○議長(
井上正人)
続いて、日程第22、請願第1号-1、「降下ばいじんの規制などを求める請願」及び日程第23、請願第1号-2、「降下ばいじんの規制などを求める請願」の2件を一括議題といたします。
本請願は、建設環境経済委員会及び
文教厚生委員会に付託してありましたので、各委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
まず、建設環境経済委員長の報告を求めます。
(建設環境経済委員長 田中雅章 登壇)
○建設環境経済委員長(田中雅章)
議長の御指名がございましたので、請願第1号-1について、建設環境経済委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。
なお、開催日時等については、先に報告したとおりでございます。
請願第1号-1、「降下ばいじんの規制などを求める請願」。
審査結果。付託された本請願については、紹介議員から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、不採択の討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成少数で不採択と決定をいたしました。
討論の状況。不採択の討論1人。採択の討論1人。
討論の概要。不採択の討論。降下ばいじんの削減に向けて、本市では、まちづくりの基本となる総合計画の中に「空気がきれいで住みやすい環境を保全する」の施策を推進するため、行政と事業者がそれぞれの役割分担のもと、環境保全活動に努めている。
臨海部企業では、設備の集じん能力の増強、ベルトコンベヤの密閉化、環境ネットの設置、ヤード・道路への散水強化及び吸引型清掃車の導入などの取り組みを継続的に実施し、近年の降下ばいじん量の低減につながっている。
また、降下ばいじんは、企業の事業活動によるもののほか、自然由来のものも含まれており、自然環境の影響を受けるものである。
これらを踏まえ、請願事項の市内すべての測定点で最大月に1平方キロメートル当たり3.3トンを上回らないという目標数値について鑑みると、過去に数地点でしか達成できていない状況であり、達成が非常に難しいことから、現在のところ、総合計画のめざそう値である市内平均で月に1平方キロメートル当たり3.3トンの達成に向け、引き続き対策に努めることが望ましいと判断する。
以上の理由により、不採択の討論とする。
採択の討論。今回の目標数値については、市内北部ではほぼ達成していることから、北部の市民には満足していただいていると考える。
しかし、本請願は日常的に降下ばいじんによる影響を受けている市内南部の市民及び知多市民の声も含めたものである。市内において目標数値を達成している地点もあるが、それは数地点にとどまっており、降下ばいじんに苦しむ多くの市民にとって、一部の測定地点でしか目標数値が達成されていない現状は、とても満足できる状況ではないと考える。
本請願は、市が主体となって降下ばいじんに苦しむ人々を救うことを期待するものであり、市民の声を真摯に受けとめるよう求め、採択の討論とする。
以上で報告を終わります。
○議長(
井上正人)
これより、ただいまの建設環境経済委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(建設環境経済委員長 田中雅章 降壇)
続いて、
文教厚生委員長の報告を求めます。
(
文教厚生委員長 斉藤 誠 登壇)
○
文教厚生委員長(斉藤 誠)
議長の御指名がございましたので、請願第1号-2について、
文教厚生委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。
なお、開催日時等は、先に報告したとおりでございます。
請願第1号-2、「降下ばいじんの規制などを求める請願」。
審査結果。付託された本請願については、紹介議員から
補足説明を受け、
慎重審査の結果、不採択の討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成少数で不採択と決定しました。
討論の状況。不採択の討論1人。採択の討論1人。
討論の概要。不採択の討論。請願事項の呼吸器疾患など健康被害の実態調査については、現在、本市では実施されておらず、環境省による「大気汚染に係る環境保健サーベイランス調査」の結果では、大気汚染物質濃度と呼吸器疾患の有症率との経年解析において、大気汚染によると思われるぜんそく有症率の増加は見られなかったとのことである。
また、中央公害対策審議会では、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径10マイクロメートル以下のものが呼吸器に吸入されて、人の健康に影響を及ぼすとして、これらの粒子状物質を浮遊粒子状物質として環境基準を設定すべきとの答申がなされ、これを受けて国の環境基準が定められた経緯があり、このことから、粒径の大きい降下ばいじんについては、人体への影響は少ないものと考えられる。
以上、降下ばいじんと呼吸器疾患などの健康被害との因果関係が不明確であること、また、東海市も環境省による「サーベイランス調査」の調査対象区域に含まれており、毎年、環境調査と健康調査により、大気汚染物質濃度とぜんそく等の呼吸器症状との関連性について解析・評価及び公表がなされていることを踏まえ、市が独自に健康被害の実態調査を行い、結果を公表することは不要であると考え、不採択の討論とする。
採択の討論。第2次東海市環境基本計画の「はじめに」の鈴木市長の言葉の中では、「様々な世代の人が健康に暮らすことができる美しいふるさと東海市を、子どもたちに届けるよう努めてまいります。」と述べられている。
また、「きれいな空気の中で暮らせる環境を願う連絡会」が行ったアンケートでは、子供の健康が心配、長期的に受ける健康被害が心配などと多くの方が答えており、太田川駅近くの高層マンションに住む若い母親からは、「引っ越してきてから子供が2人ともぜんそくになったが、転居することもできない」という言葉も聞いている。
このように、市民は健康に対するさまざまな不安を抱えており、その不安を解消していくためには、健康被害の実態調査を強化し、結果を明らかにしていく必要があると考える。
この請願に込められた市民の願いを受けとめ、請願の採択を求め、採択の討論とする。
以上で報告を終わります。
○議長(
井上正人)
これより、ただいまの
文教厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
(
文教厚生委員長 斉藤 誠 降壇)
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。
(16番 辻井タカ子 登壇)
○16番議員(辻井タカ子)
おはようございます。日本共産党の辻井タカ子です。ただいま一括議題となっています日程第22、請願第1号-1、日程第23、請願第1号-2、「降下ばいじんの規制などを求める請願」について、日本共産党議員団を代表して、請願不採択に反対の立場で討論をさせていただきます。
まず最初に、「きれいな空気の中で暮らせる環境を願う連絡会」について説明をさせていただきます。この会は、2014年に相次いだ新日鐵住金名古屋製鐵所の大黒煙火災と15人の重軽傷者を出したコークス爆発事故を受けて、南西部地域住民から「降下ばいじんに悩まされているのに、さらに大黒煙火災事故が相次いでいる。このままで本当にいいのか」との声が上がり、会が発足、運動を進めています。
連絡会には、養父環境を考える会、東海市の環境を考える会、降下ばいじん被害をなくそう知多市民の会、南部公害患者と家族の会及び個人の方々が参加しています。同会が2016年末に養父地域を中心にして取り組んだ公害・降下ばいじん調査には、208件の回答があり、健康面、環境面での深刻な実態が寄せられました。
その調査資料によると、汚れの問題では、「窓やサッシが汚れる」84%、「洗濯物やさおが汚れる」74%、「車が汚れる」71%などの被害が、また、健康面では、「子供の健康が心配」33%、「悪臭がする」26%、「ぜんそく、せき、気管支炎」が20%など、複数の回答の中で得られています。
不安を抱えている実態も明らかになりました。多くの方々が降下ばいじんへの苦情や怒りを抱いていたのです。そして、住民の、行政が企業に対してもっと厳しく指導を行うべきと、行政指導への強化を望んでいることがわかり、今回の請願提出となっています。
さて、請願事項1、「降下ばいじんについて市内すべての測定点で最大月平方キロメートル当たり3.3トンを上回らないよう早急に実現してください。」についてですが、例えば、新日鐵住金広畑製鐵所では、地域住民からの「洗濯物が真っ黒になる」などの相次ぐ苦情を受けて、姫路市が排出元を広畑製鐵所と断定し、環境対策委員会を開催し、その審議の結論として、降下ばいじん量の月間値1キロ平方メートル当たり3トンを目安値として、広畑製鐵所に降下ばいじん測定値の報告を求めています。
しかし、本市においては、第6次総合計画の中で、降下ばいじん量のめざそう値を1平方キロメートル当たり月3.3トンと掲げていることから、地域住民はこの2023年度までの目標値、どの地点でも上回らないようにしてほしいとの強い願いとなっています。
新日鐵住金名古屋製鐵所が降下ばいじんの抜本的対策を講じることや降下ばいじん量の自主管理目標値を持つことなどはもちろんですが、それを指導監督する行政の役割がまさに問われているのではありませんか。
請願事項2、「呼吸器疾患など健康被害の実態調査を強化し、調査結果を公表してください。」ですが、このことについては、環境用語の辞書によると、「降下ばいじんとは、大気中から地面に雨水とともに降下したり、あるいは、単独の形で降下するばいじんを言い、不溶解性物質と溶解性物質に分かれます。不溶解性物質のタール分には、発がん物質などの有害物質が含まれています。」とあります。
降下ばいじんは、住民が息をしている空間、市民生活の場に入り込んできます。幼児がハイハイをした手をなめる、三輪車に乗ったり砂場遊びをすることは日常茶飯事です。南西部地域に子育て世代も多く移り住んできており、とりわけ子供の健康被害への不安は強く、当然です。地域住民にとって、いずれの項目も生活をする上で大変重要であり、請願者の願いは妥当と考えます。
よって、請願を採択すべきだと考えます。議員の皆様の賛同を心よりお願いをいたしまして、討論といたします。(拍手)
○議長(
井上正人)
辻井議員、ちょっと確認させてください。冒頭で、請願不採択に反対の立場とおっしゃられましたけども、委員長報告に反対するということで、採択の立場でよろしいですか。以上、確認します。
○16番議員(辻井タカ子)
はい。委員長報告の反対に反対。よろしくお願いします。
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(14番 本田博信 登壇)
○14番議員(本田博信)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております請願第1号-1及び請願第1号-2について、新緑水クラブを代表いたしまして、委員長報告に賛成し、不採択の立場で討論いたします。
初めに、請願第1号-1、「降下ばいじんの規制などを求める請願」についてでございます。御案内のとおり、降下ばいじんの削減については、本市ではまちづくりの基本となります第6次総合計画の中で、「空気がきれいで住みやすい環境を保全する」という施策を掲げ、降下ばいじん量の削減に向けて行政と事業者などがそれぞれの役割分担のもと、環境保全活動に努めているところでございます。
先ほどの建設環境経済委員長の報告にもありましたように、臨海部企業においては、集じん機の増設やベルトコンベヤの密閉化、環境ネットの設置、原料ヤードや道路への散水強化、吸引型清掃車の導入などの対策や各種の取り組みが継続的に実施されており、近年の降下ばいじん量の低減につながっているものと考えております。
また、降下ばいじんについては、企業の事業活動によるもののほか、自然由来のものも含まれており、自然環境の影響を受けるものでございます。
(不規則発言あり)
○議長(
井上正人)
村瀬進治議員、静粛に願います。
○14番議員(本田博信)
これらのことを踏まえ、本請願事項の市内全ての測定点で最大月に1平方キロメートル当たり3.3トンを上回らないという数値目標について、過去に数地点でしか達成できていない状況等を踏まえて考えてみますと、達成することが非常に難しいものと考えています。
以上のことから、現在のところは総合計画のめざそう値の市内平均で月に1平方キロメートル当たり3.3トンの達成に向けて、引き続き降下ばいじんの削減対策に努めていくことが現実的であると判断し、不採択の討論といたすものでございます。
次に、請願第1号-2、「降下ばいじんの規制などを求める請願」についてでございます。まず、本請願事項にあります呼吸器疾患など健康被害の実態調査につきましては、現在、本市では実施されていないものでございます。また、国が毎年行っております大気汚染にかかわる環境保健サーベイランス調査の結果分析の内容や降下ばいじんと呼吸器疾患などの健康被害との因果関係が不明確であることから判断いたしますと、現時点では市が独自に健康被害の実態調査を行い、その結果を公表することについては実益がないものと考え、不採択の討論とするものでございます。
以上です。(拍手)
(14番 本田博信 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(6番 村瀬晃代 登壇)
○6番議員(村瀬晃代)
おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております日程第22、請願第1号-1及び日程第23、請願第1号-2、「降下ばいじんの規制などを求める請願」につきまして、紹介議員を代表し、また、子どもたちに青い空の村瀬晃代は、委員長報告に反対し、採択の立場で討論をいたします。
平成27年10月から28年1月にかけて、きれいな空気の中で暮らせる環境を願う連絡会では、降下ばいじん実態アンケートをとりました。その中の質問の1つに、「今、あなたはどんなことを望んでいますか」があり、「行政が企業に対しもっと厳しく指導を行うべきである」という意見が最も多かったことから、会は市に請願を出そうと署名に取り組みました。
平成29年度策定された第2次東海市環境基本計画の中で、降下ばいじん量の成果指標は、平成35年度までのめざそう値を市内平均1平方キロメートル当たり月3.3トンと定めています。東海市、知多市など周辺の住民は、製鐵所から排出されるばいじんに日々悩まされています。発生源の企業が東海市に集中していることから、東海市が企業に降下ばいじんを減らす対策を求めていけば、知多市の降下ばいじんをも減らせるという願いから、降下ばいじん被害をなくそう知多市民の会の方たちは、団結して1,169人分の署名を集められました。
降下ばいじんによるぜんそくなど、呼吸器疾患の健康被害の不安を抱えていますが、50年間、降下ばいじんに対する国の規制もありません。降下ばいじんは目にも耳にも鼻にも、口からも入ります。きれいな空気の中で暮らせる環境を願う連絡会では、一日も早く市内全ての測定点で1平方キロメートル当たり月3.3トンを上回らないように取り組みを強化し、早急にその3.3トンを上回らないことを実現することを希望します。
本市では、前市長の「公害はなくなりました」という会議での発言で、昭和62年より国からの公害患者の認定及び医療補助等がなくなっております。しかし、いまだに公害認定患者の方、呼吸器疾患に苦しんでみえる方がいるのが実態です。
アンケートの中では、子供の健康を心配している、風邪を引きやすいとか、よく風邪を引くとか、健康が心配だという親御さんの数値が6割を超えていました。「東海市に引っ越しをしてぜんそくになった」と嘆くお母さんに出会いました。「子供に手厚い市だからマンションを買って引っ越してきたが、こんなに空気が悪いとは。すぐにでも引っ越したい」という主婦にも出会いました。「子育てするなら東海市」とアピールするなら、市長さん、何としてでもこの任期中に降下ばいじんを快適と感じられるまでに減らしましょう。
また、新日鐵住金さんに言いたい。あなた方の大事な原料が風で飛ばされてるんですよ。幾ら一生懸命金もうけをしていても、足元から金の粉が飛んでるようなものですから、もったいないと思いませんか。私たち市民も、飛んでこなければ助かります。これってすごく双方にとっていい方法ではないでしょうか。ぜひ考えていただきたいと思います。
過日の建設環境経済委員会と
文教厚生委員会において不採択となりました、このきれいな空気の中で暮らせる環境を願う連絡会が5,000筆もの署名を添え請願いたしました降下ばいじんの規制などを求める請願でございますが、委員会で不採択の討論として出された内容は、耳を疑うような、我がまちの降下ばいじん被害に対して無頓着な、非常に稚拙なものでした。原因の中には、黄砂だとか車の巻き上げ、畑の土などと、既に担当職員ですら言わなくなった、そんなふうに思われる言葉を挙げ連ねていました。
また、その対策として、散水だの環境ネットだの、従来、理事者が企業の対策として答弁してきたことをそのまま羅列していました。その対策が功を奏していれば、私たちが今、こうして請願など出すことはなかったはずです。
さて、呼吸器疾患など健康被害の実態調査を強化していただく件ですが、内容としては3点あります。1つ、降下ばいじんのひどい地区において、東海市として公害についてのアンケートをとってくださることを要望いたします。1つ、被害状況を個別に聞き取り調査することを要望いたします。東海市では、まだ一度もしておりません。1つ、幼稚園・保育園園児、小中学校の生徒の健康状態をデータ化し、追跡調査することを要望いたします。幼稚園・保育園とは、横須賀、高横須賀、養父、加木屋地区に、知多市の八幡地区に存立する園です。また、小中学校とは、知多市八幡小学校、東海市では大田小学校、横須賀小学校、加木屋小学校、中学校では横須賀中学校、加木屋中学校などのことです。
また、最近、降下ばいじん被害に対して、サーベイランス調査の結果を引き合いに出して、影響はないと担当職員が答弁をしておりますが、そもそも、サーベイランス調査とは、平成8年度から毎年実施されているもので、地域人口集団の健康状態と大気汚染との関係を定期的・継続的に3歳児と6歳児に対し観察し、必要に応じて所要の措置を講ずるための調査です。
このサーベイランス調査では、SPM、NO2、NOxの項目での調査が主で、降下ばいじんは対象に入っておらず、このサーベイランス調査をもって影響がないと語ることはできません。
さらに、サーベイランス調査では、PM2.5や光化学オキシダント等の他指数の検討も含め、今後も大気汚染とぜんそくの関連性について、地域特性も踏まえて注意深く観察するとあります。本市は、まさにその地域特性、降下ばいじんは環境省も指摘する局地限定型の公害であります。
さらに、光化学オキシダントに関しては、本市は知多北部大気汚染の概況(平成29年版)によりますと、観測点全てにおいて環境基準に適合しておりません。サーベイランス調査では、懸念される光化学オキシダントの健康被害も検討すると言っています。降下ばいじんは、光化学反応の影響を受けている可能性も十分あります。担当職員は、降下ばいじんが調査対象にないのを知っていて答弁しているのか、また、内容を周知していないのか、いずれにしても認識不足と言わざるを得ません。
これをうのみにして不採択の討論をした文教厚生委員の勉強不足も遺憾ながら、不採択とした委員会にも不作為を感じます。まちづくりの市民アンケートのトップは公害、心配しています、市民は。その市民の心配を私たち市民の代表である市議会議員は無条件で取り除くべく働くのが使命ではないでしょうか。
今回の不採択は、市民に背を向けているのと同じことです。そんなことでいいんでしょうか。私は、東海市の青い空、未来と、そして、市民の皆さんのために何としてでも降下ばいじんを排除したい。皆さん、東海市議22人が一丸となって、きれいなまち東海市を取り戻そうではありませんか。ぜひ東海市、知多市の市民の声を大いに酌み取っていただきまして、請願事項の2項目を御理解の上、御採択くださいますよう、壇上からではありますが、お願い申し上げます。
以上、私の討論を終わります。(拍手)
(6番 村瀬晃代 降壇)
○議長(
井上正人)
村瀬晃代議員、ちょっと確認をします。署名者数が5,000人というふうにおっしゃいました。4,770人ということでよろしいですか。請願の議案としては、4,770人の署名をもって議案を出されたんじゃないですか。
○6番議員(村瀬晃代)
じゃあ、それで結構です。
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(9番 井上純一 登壇)
○9番議員(井上純一)
議長のお許しをいただきましたので、ただいま一括議題となっております請願第1号-1及び請願第1号-2について、公明党を代表いたしまして、委員長報告に賛成し、不採択の立場で討論をいたします。
初めに、請願第1号-1、「降下ばいじんの規制などを求める請願」についてでございます。
本市では、総合計画や環境基本計画において、降下ばいじん量の削減に向け目標値を設定し、行政と事業者などがそれぞれの役割分担のもと、その対策に努められております。また、臨海部企業においては、降下ばいじん対策としての各種の取り組みが継続的かつ積極的に行われており、近年の降下ばいじん量の低減につながっているものと考えております。
本請願事項の市内全ての測定点で最大月1平方キロメートル当たり3.3トンを上回らないという目標数値について見ますと、降下ばいじんについては、企業の事業活動により発生するもののほか、自然由来のものも含まれており、自然環境の影響を受けることも考慮しますと、この目標数値は達成することが非常に難しいものであると判断いたします。
これらのことを踏まえ、現時点では、総合計画におけるめざそう値市内平均で月1平方キロメートル当たり3.3トンの達成に向けて、引き続き降下ばいじんの削減対策に努めていくことが望ましいと判断し、不採択の討論とするものでございます。
次に、請願第1号-2、「降下ばいじんの規制などを求める請願」についてでございます。まず、本請願事項であります降下ばいじんによる呼吸器疾患などの健康被害について、最新の状況を市に確認しましたところ、環境省が実施した平成27年度大気汚染に係る環境保健サーベイランス調査の結果では、大気汚染によると思われるぜんそく有症率の増加を示す地域は見られなかったとのことで、県平均や他市と比べて同等もしくは低い状況でございます。
また、降下ばいじんの人体への影響については、国の公害対策の審議機関でありました中央公害対策審議会において、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径10マイクロメートル以下のものが呼吸器に吸入されて、人の健康に影響を及ぼすとして、これらの粒子状物質を浮遊粒子状物質として環境基準を設定すべきとの答申が出され、これを受けて環境基準が定められた経緯があり、このことから、粒径の大きい降下ばいじんについては、人体への影響は少ないものと考えられるとしております。
以上、降下ばいじんと呼吸器疾患などの健康被害との因果関係が不明確であること、また、本市も環境省によるサーベイランス調査の調査対象区域に含まれており、毎年環境調査と健康調査により大気汚染濃度とぜんそく等の呼吸器症状との関連性について解析・評価及び公表がなされていることを踏まえ、現時点では市が独自に健康被害の実態調査を行い、結果を公表することは実益がないものと判断し、不採択の討論といたします。(拍手)
(9番 井上純一 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
日程第22、請願第1号-1を採決いたします。
本請願については、電子採決により行います。
本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第22、請願第1号-1は不採択と決定されました。
続いて、日程第23、請願第1号-2を採決いたします。
本請願については、電子採決により行います。
本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第23、請願第1号-2は不採択と決定されました。
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○議長(
井上正人)
日程第24、同意第7号、「固定資産評価員の選任について」を議題といたします。
(副市長 佐治錦三 退席)
提出者から提案理由の説明を求めます。
○市長(鈴木淳雄)
ただいま上程になりました同意第7号、「固定資産評価員の選任について」、提案理由を申し上げます。
固定資産評価員の近藤福一氏が、本年9月30日付をもって辞職したいとの申し出があり、承認をいたしました。その後任には、すぐれた識見を持ち、経験も豊富な副市長の佐治錦三氏が最適任であると考えまして、地方税法第404条第2項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。よろしく御審議の上、何とぞ御同意をいただきますようお願いを申し上げます。
○議長(
井上正人)
これより質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですので、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は原案に同意と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第24、同意第7号は原案に同意することに決定いたしました。
(副市長 佐治錦三 着席)
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○議長(
井上正人)
日程第25、同意第8号、「東海市名誉市民の推挙について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
○市長(鈴木淳雄)
ただいま上程になりました同意第8号、「東海市名誉市民の推挙について」、御説明申し上げます。
(故)坂誠氏を名誉市民に推挙させていただきたく、平成29年12月4日に東海市名誉市民推挙審議会を開催し、諮問いたしましたところ、満場一致で同意の答申をいただきました。審議会での意見等につきましては、別添のとおりでございます。
坂誠氏の功績や略歴は、別添参考資料のとおりでございますが、本市の産業振興、雇用拡大に貢献されるとともに、観光の発展や尾張横須賀まつりの保存伝承に尽力された功績は極めて顕著でございますので、東海市名誉市民条例第3条の規定により、推挙の御同意をいただきますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。
○議長(
井上正人)
これより質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は原案に同意と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第25、同意第8号は原案に同意することに決定いたしました。
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○議長(
井上正人)
以上をもちまして、今期定例会に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。
市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。
○市長(鈴木淳雄)
議長のお許しを得まして、閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
議員の皆様には、去る12月5日の開会以来、本日までの15日間、御提案申し上げました案件につきまして慎重に御審議をいただき、全て原案どおり可決・決定をいただき、厚くお礼申し上げます。
会期中、議員の皆様からいただきました御意見・御要望を十分検討いたしまして、市政に反映させてまいる考えでございます。議員の皆様には今後とも格別の御支援・御協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(
井上正人)
これをもちまして、平成29年第4回
東海市議会定例会を閉会いたします。
(12月19日 午前11時03分 閉会)
この会議の次第は、
議事課長山田祐輔の校閲したものであるが、その内容の相違ないことを証するため、ここに署名する。
議 長 (22番) 井 上 正 人
議 員 (14番) 本 田 博 信
議 員 (15番) 粟 野 文 子...