東海市議会 2016-06-28
平成28年 6月定例会 (第5日 6月28日)
平成28年 6
月定例会 (第5日 6月28日) 平成28年6月28日
1
出席議員(22人)
1番 川 ア 一 2番 工 藤 政 明
3番 蔵 満 秀 規 4番 早 川 康 司
5番 蟹 江 孝 信 6番 村 瀬 晃 代
7番 村 瀬 進 治 8番 坂
ゆかり
9番 井 上 純 一 10番 斉 藤 誠
11番 眞 下 敏 彦 12番 北 川 明 夫
13番 冨 田 博 巳 14番 本 田 博 信
15番 粟 野 文 子 16番 辻 井
タカ子
17番 石 丸 喜久雄 18番 神 野
久美子
19番 早 川 直 久 20番 田 中 雅 章
21番 加 藤 菊 信 22番 井 上 正 人
2
欠席議員
な し
3 職務のため議場に出席した
議会事務局職員
○議長(
井上正人)
討論は終わりましたけど、皆様にお諮りいたします。
先ほど、討論は終わりと議長は発言いたしましたけど、
坂ゆかり議員の討論の発言を許してよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声)
それでは、特別に
坂ゆかり議員の討論を。(「
議事進行」の声)
○21番議員(
加藤菊信)
議長が一度、討論を締め切るということを明言されましたので、ここは取り消すことなしに、そのまま進めていっていただきたいと思います。
○議長(
井上正人)
ただいまの21番
加藤議員の
議事進行の発言に同調される方はおみえでしょうか。
(
賛成者 あり)
ありがとうございます。それでは、ただいまの
加藤菊信議員からございました、議長が一度討論を締め切った問題について、ただいまから採決いたします。
加藤菊信議員の
申し出のとおり、討論を終わるということに賛成の方の挙手を願います。
(
賛成者 挙手)
ありがとうございました。挙手多数であります。
これで、討論を終わりたいと思います。よろしく
お願いいたします。
これより採決いたします。
日程第1、議案第46号から日程第12、議案第56号までの12案を一括採決いたします。
本12案に対する各
委員長の報告は、可決であります。
お諮りいたします。本12案は、各
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
○16番議員(
辻井タカ子)
委員会において、異議、
反対討論を行っておりますので、各議案に対して賛否を問うべきだと考えますので、各議案に賛否、よろしく
お願いします。
○議長(
井上正人)
ただいまの
辻井タカ子議員の意見に賛成される方はおみえでしょうか。
(
賛成者 あり)
わかりました。ありがとうございます。
それでは、賛同される方がおみえですので、今、3人ほど各議案で
審査していただきたいと、各議案に対して個別に判断してくれという意見がございました。そのことについて、これを採用するかどうかについて、採決いたします。
ただいまの
辻井タカ子議員の
申し出に対することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(
賛成者 起立)
起立少数であります。
ありがとうございました。ただいまの
辻井議員の
申し出は却下されました。(「
議事進行」の声)
○16番議員(
辻井タカ子)
これまでの経緯からして、議場で賛否、
反対討論、
賛成討論されない場合でも、賛否をとっていたというふうに、そういう経過がございますので、やはり
議会運営の立場からは、
委員会でそういう賛否が分かれた場合は、本会議においてもきちっと賛否を問うのが
議会運営の基本的な立場だというふうに思っていますので、ちょっと精査を
お願いします。(「
議事進行」の声)
○21番議員(
加藤菊信)
賛否をとってないような言い方をされてますけど、現実に、議長が討論はありませんかという確認で賛否をとったはずです。ですから、賛否は終わったんです。議長も今、ずっと
議事進行に対して確認をとって事を進めてきているのに、それに対してまた
議事進行でやるんであれば、それだけのことをちゃんと論点を持たないと。議長がこれ以上困るようだったら、一遍、休会をして、
議会運営委員会にかけるなどの手だてをとればいいと思います。
以上です。
○議長(
井上正人)
それでは、今、16番
辻井議員と21番
加藤議員の意見が対立しておりますので、ここで議会を一旦中断をして、
議会運営委員会を開催をしたいと思います。それで、各
議会運営委員会委員に確認をしていただきたいと思いますので、よろしく
お願いします。
それでは、
暫時休憩をいたします。
――
―――――――――――――――――――――――
(午前 9時52分 休憩)
(午前10時32分 再開)
――
―――――――――――――――――――――――
○議長(
井上正人)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより採決いたします。
○16番議員(
辻井タカ子)
日程第11、議案第55号については、
電子採決により
お願いをいたします。
○議長(
井上正人)
ただいまの
辻井議員の発言に対して、賛成される方はおみえですか。
(
賛成者 あり)
ありがとうございました。それでは、お諮りいたします。
ただいまの
辻井議員が、議案第55号に対して、
電子採決をするということに対して、賛同される方が今ございましたので、起立により採決いたします。
辻井議員の御提案に賛成される方の起立を求めます。
(
賛成者 起立)
ありがとうございました。
起立全員でございます。
ただいまの
辻井議員の提案は、可決されました。
日程第1、議案第46号から日程第10、議案第54号までの10案を一括採決いたします。
本10案に対する各
委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本10案は、各
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第46号から日程第10、議案第54号までの10案は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第11、議案第55号を採決いたします。
本案については、
電子採決により行います。
本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成多数であります。よって、日程第11、議案第55号は原案のとおり可決されました。
続いて、日程第12、議案第56号を採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。本案は、
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第12、議案第56号は原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――
○議長(
井上正人)
日程第13、諮問第1号、「人権擁護委員の
候補者推薦について」を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
○副市長(近藤福一)
ただいま上程されました諮問第1号、「人権擁護委員の
候補者推薦について」、御説明申し上げます。
現委員の小出靖晃氏が平成28年9月30日をもって任期満了となるため、法務大臣に対し、引き続き小出氏を人権擁護委員に推薦しようとするものでございます。
任期につきましては、平成28年10月1日から平成31年9月30日までの3年間でございます。
小出氏の略歴は、お手元の資料のとおりでございますが、人格、識見にすぐれ、人権擁護委員として適任でございます。
人権擁護委員は、法務大臣が委嘱いたしますが、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、その候補者を推薦するに当たり、議会の御意見を求めるものでございます。よろしく
お願いいたします。
○議長(
井上正人)
これより
質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで
質疑を終わります。
お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本案については
委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は原案のとおり推薦することに異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、日程第13、諮問第1号は原案のとおり推薦することに異議ない旨答申することに決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――
○議長(
井上正人)
日程第14、
意見書第3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書の提出について」及び日程第15、
意見書第4号、「在日米軍人・
軍属等による
犯罪防止に関する
意見書の提出について」の2案を
一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
(16番
辻井タカ子 登壇)
○16番議員(
辻井タカ子)
おはようございます。日本共産党議員団の
辻井タカ子です。ただいま議題となりました日程第14、
意見書第3号、日程第15、
意見書第4号について、提案会派であります日本共産党議員団を代表して、提案説明を行います。
まず、
意見書第3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書の提出について」です。
この間、政府も、地域経済再生のために賃金引き上げについても言及し、2010年にはできる限り早期に全国最低800円を確保し、2020年までに全国平均1,000円を目指すという雇用戦略対話での政労使合意が成立しています。しかし、平成27年度の地域別最低賃金は、最高額は東京で907円、最低額は、鳥取、沖縄など4県が693円です。これでは、フルタイムで働いても、月10万円から13万円程度の手取りとなり、ワーキングプアと呼ばれる水準であり、安定した生活の維持は到底できません。
さらに、地域間格差が214円に拡大し、労働力が地方から都市部へ流出し、地域経済を疲弊させています。地域経済を再生させるためにも、最低賃金の大幅な引き上げと地域間格差をなくすべく、全国一律の制度とするとともに、最低賃金引き上げに係る国の
中小企業支援策を拡充することが重要となります。
よって、国に対し、以下3事項、1つ、最低賃金を早急に1,000円以上に引き上げること、2つ、最低賃金の地域間格差をなくし、全国一律の最低賃金制度の創設を目指すこと、3つ、最低賃金引き上げを前提とした中小企業への支援策の拡充やまともな単価で公正な取引が行われる環境を実現することを強く要望するものです。
次に、
意見書第4号、「在日米軍人・
軍属等による
犯罪防止に関する
意見書の提出について」です。なお、この
意見書については、お手元の文案の朗読をもって提案説明とさせていただきます。
米軍基地が集中する沖縄県において、去る5月19日、元海兵隊員で、嘉手納基地で軍属として働く男性がうるま市の会社員の女性の死体遺棄容疑で逮捕された。残忍きわまりない凶悪な事件の発生に怒りを感じる。また、女性死体遺棄事件を受けて基地や自宅以外での飲酒を禁止する綱紀粛正中に飲酒運転での事故を起こしていることは許しがたい。
本年3月にも那覇市内のホテルで米兵による準強姦容疑で逮捕される事件が発生したばかりであり、戦後70年余りを経た今もなお、在日米軍人・
軍属等による凶悪犯罪が繰り返され、そのたびに再発防止への努力が図られながらも、実効が上がらないまま今日に至っていることは、まことに遺憾である。
よって、国に対し、改めて在日米軍人・
軍属等の綱紀粛正・規律保持の徹底を求めるとともに、日米地位協定の抜本的見直しなど、
犯罪防止に向けた具体的かつ実効ある措置を講じるよう強く要望するものです。
議員各位の賛同を心より
お願いいたしまして、2
意見書の提案説明とさせていただきます。(拍手)
○議長(
井上正人)
これより、本2案に対する
質疑に入ります。
質疑の発言を許します。(「なし」の声)
ないようですから、これで本2案に対する
質疑を終わります。
(16番
辻井タカ子 降壇)
お諮りいたします。本2案については、会議規則第36条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、本2案については
委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の発言を許します。
(3番 蔵満秀規 登壇)
○3番議員(蔵満秀規)
ただいま上程されております
意見書第3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書の提出について」、市友会を代表し、反対の立場で討論を行います。
働く者の暮らしは、依然として厳しく、非正規で働かざるを得ない方々は、本年2月時点で315万人、年収200万円以下のいわゆるワーキングプアと言われる水準の方々は、1,100万人。生活保護受給者は、約217万人に達しております。このことにより、結婚、出産に踏み切れず、結果として少子化に重大な影響を及ぼしていることも否めません。
このような状況のもと、政府は、2010年6月に目標に掲げた全国最低800円を確保、全国平均1,000円を目指すとした取り組みに端を発し、近年は経済
財政運営と改革の基本方針、日本再興戦略などの取り組みを強化してきました。結果として、2015年には18円の引き上げに至ったものの、全国加重平均798円という地域別最低賃金の額は、雇用戦略対話合意の目標には及んでいない状況にあります。
最低限の賃金につきましては、健康に働き続けるための基本となる衣食住と保健・医療にかかわる費用、暮らしていく上で必要な一定の社会的経済的つながりに必要となる交通費、通信費、交際費など、健康で文化的な最低限度の生活のために必要な教育費、教養・娯楽費にあると考えております。
都道府県の実情には、当然、地域によってその状況には格差があり、全国一律の制度を取り入れた場合、むしろ産業、企業としての体力を脆弱な方向へと導き、雇用不安や賃金の切り下げなどの危険すらはらんでいると危惧するところであります。
したがいまして、全国一律の最低賃金制度の創立を目指す本
意見書につきましては、反対とさせていただきます。
なお、市友会は、連合の取り組みと連携し、誰もがどの地域においても生活できる水準の達成に向けて、全都道府県における賃金実態、生活実態、生計費の実態を重視しつつ、地域別最低賃金の底上げを図れるよう、引き続き努力していくことを申し述べ、
反対討論といたします。(拍手)
(3番 蔵満秀規 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(12番 北川明夫 登壇)
○12番議員(北川明夫)
議長のお許しをいただきましたので、私は、
意見書第4号、「在日米軍人・
軍属等による
犯罪防止に関する
意見書の提出について」に対しまして、新緑水クラブを代表し、反対の立場で討論をいたします。
我が国には、日米安保条約に基づく日米地位協定により、全国30都道府県内に128の米軍基地が所在しています。このたび、在日米軍基地の約4分の3が集中する沖縄県において、またしても元米軍人の凶悪な犯罪により20歳の女性がとうとい命を奪われたことは、絶対に許されることではなく、身勝手で卑劣きわまりない凶行に強い憤りを覚えるとともに、御遺族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
こうした悲惨な事件が二度と起きないように、対策の強化を願う気持ちは、沖縄県民の皆様と私も同様でございます。しかしながら、地方自治法第99条により本市議会が
意見書を国会または関係行政庁に提出することができますのは、あくまでも当該普通地方公共団体の公益に関する事件についてであります。そこで、本
意見書案が求めている措置内容を見てみますと、本市の公益に関する事件にはなじまない内容であると考えます。
また、かねてより国の外交政策に関する
意見書提出への慎重な取り扱いを求める行政実例が出されていることにも鑑み、本
意見書案に反対するものであります。
以上で、
反対討論といたします。(拍手)
(12番 北川明夫 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。
(8番 坂
ゆかり 登壇)
○8番議員(坂
ゆかり)
おはようございます。日本共産党議員団の坂
ゆかりです。私は、日本共産党議員団を代表して、
意見書第3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書の提出について」及び
意見書第4号、「在日米軍人・
軍属等による
犯罪防止に関する
意見書の提出について」、賛成する立場から討論するものであります。
初めに、
意見書第3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める
意見書の提出について」です。
安倍首相は、昨年、経済財政諮問会議で、「最低賃金を年率3%程度をめどとして引き上げていくことが必要であります。これにより、全国平均1,000円になることを目指します。」と述べています。
安倍政権は、これまでに法人税減税、円安株高政策など、大企業や資産のある富裕層などに有利な経済政策をとってきました。大企業の内部留保は300兆円を超えるとも言われています。
その一方で、労働者の実質賃金は、5年連続マイナス、個人消費も2年連続のマイナスです。平成27年度の最低賃金の全国平均は、前年度より18円上がって798円でした。これをもとにして決まった各地域の最低賃金が最も高い東京で907円、最も低いところでは、鳥取、高知、宮崎、沖縄の693円でした。地域によって最大214円の開きがあります。この水準では、週40時間、年2,000時間働いても、最も高い東京でも年収181万円、最も低い鳥取、沖縄などでは138万円にしかなりません。愛知では、161万円です。2020年までに平均1,000円を達成するには、毎年、40円の引き上げが必要です。
かつては、最低賃金で働く人の多くは、学生アルバイトや主婦のパートなど、家計の補助として働く人たちでした。しかし、現在、雇用労働者の約4割が非正規労働者であり、家計の補助ではなく、家計を主に支えているという世帯が増えています。最低賃金の引き上げによる賃金の底上げが景気回復にとっても不可欠です。
また、東京と鳥取や沖縄では生活費にそれほど大きい差があるわけではありません。例えば、東京と地方を比べた場合、ランチの値段などでは東京は競争が激しいので、競争の少ない地方より安くなることもありますし、東京では、住居費が高いが、公共交通機関が発達している分、交通費は安い。地方では、車を持たないと生活ができないから住居費は安くても交通費が高くなるなど、地方だから生活費や物価が安いとは必ずしも言えない状況です。
同じ仕事をしても、賃金格差があれば労働力は都市部へ流出し、人口集中が進み、地域の過疎化がますます進むことになります。景気回復と地域の活性化を進めるためにも早急に最低賃金の引き上げと地域間格差の解消を国に求めるべきと考え、
賛成討論とします。
次に、
意見書第4号、「在日米軍人・
軍属等による
犯罪防止に関する
意見書の提出について」、討論します。
報道によると、沖縄県警は、26日、米空軍基地内で働く軍属の男を道路交通法違反、酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕しており、この容疑者は、26日午前4時半ごろ、沖縄市の市道で酒気を帯びて乗用車を運転し、交差点で出会い頭に軽自動車と衝突し、男性に軽いけがを負わせた可能性もあるとのことです。
在沖縄米軍が5月19日、元海兵隊員の軍属の男がうるま市の女性の死体遺棄事件で逮捕されたことを受けて、5月27日から6月24日までを服喪期間として、全軍人・軍属とその家族に基地外での飲酒を禁止し、さらに24日には、この期間を28日朝まで延長していた中で、またこのような事件が起きています。
日本政府は、これまでも米兵や米軍基地に勤める軍属による事件や事故が起きるたびに、米軍側に綱紀粛正や再発防止を求めていますが、その抑止効果に限界があることは明らかです。事件や事故を起こしても、米軍基地内に逃げ込めば地位協定に守られるこのような特権意識が犯罪や事故を誘発していると指摘されています。
このような状況を解消するには、米国側の判断による地位協定の運用改善だけでは不十分です。日米地位協定の抜本的な見直しをするべきと考えます。また、本市は、沖縄市と姉妹都市となっていることからも、黙って見過ごすのではなく、
東海市議会として国に対し
意見書を上げるべきと考え、
賛成討論とします。
以上申し述べ、
意見書第3号及び第4号の
賛成討論を終わります。(拍手)
(8番 坂
ゆかり 降壇)
○議長(
井上正人)
ほかにありませんか。(「なし」の声)
ないようですから、これで討論を終わります。
これより採決いたします。
まず、日程第14、
意見書第3号を採決いたします。
本案については、
電子採決により行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成少数であります。よって、日程第14、
意見書第3号は否決されました。
続いて、日程第15、
意見書第4号を採決いたします。
本案については、
電子採決により行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)
ないようですので、確定いたします。
ありがとうございました。
賛成少数であります。よって、日程第15、
意見書第4号は否決されました。
――
―――――――――――――――――――――――
○議長(
井上正人)
以上をもって、今期定例会に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。
市長から発言の
申し出がありますので、この際、これを許します。
○市長(鈴木淳雄)
議長のお許しを得まして、閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
議員の皆様には、去る6月14日開会以来、本日までの15日間、御提案申し上げました案件につきまして慎重に御審議をいただき、全て原案どおり可決をいただき、厚くお礼申し上げます。
会期中、議員の皆様からいただきました御意見・御要望を十分検討いたしまして、市政に反映させてまいる所存でございます。議員の皆様には今後とも格別の御支援・御協力をいただきますよう
お願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(
井上正人)
これをもって、平成28年第2回
東海市議会定例会を閉会いたします。
(6月28日 午前11時00分 閉会)
この会議の次第は、
議事課長松田直樹の校閲したものであるが、その内容の相違ないことを証するため、ここに署名する。
議 長 (22番) 井 上 正 人
議 員 (2番) 工 藤 政 明
議 員 (3番) 蔵 満 秀 規...