東海市議会 > 2016-06-28 >
平成28年 6月定例会 (第5日 6月28日)

ツイート シェア
  1. 東海市議会 2016-06-28
    平成28年 6月定例会 (第5日 6月28日)


    取得元: 東海市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-15
    平成28年 6月定例会 (第5日 6月28日) 平成28年6月28日   1 出席議員(22人)    1番  川 ア   一          2番  工 藤 政 明    3番  蔵 満 秀 規          4番  早 川 康 司    5番  蟹 江 孝 信          6番  村 瀬 晃 代    7番  村 瀬 進 治          8番  坂   ゆかり    9番  井 上 純 一         10番  斉 藤   誠   11番  眞 下 敏 彦         12番  北 川 明 夫   13番  冨 田 博 巳         14番  本 田 博 信   15番  粟 野 文 子         16番  辻 井 タカ子   17番  石 丸 喜久雄         18番  神 野 久美子   19番  早 川 直 久         20番  田 中 雅 章   21番  加 藤 菊 信         22番  井 上 正 人 2 欠席議員    な  し 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員
      議会事務局長  坂 野 佳 邦     議事課長  松 田 直 樹   議事課統括主幹 山 田 祐 輔 4 説明のため議場に出席した者   市長               鈴 木 淳 雄   副市長              近 藤 福 一   教育長              加 藤 朝 夫   副教育長             小 沢 文 雄   総務部長             辻   隆一郎   企画部長             加 藤 章 宏   市民福祉部長           神 野 規 男   健康福祉監            坂   祐 治   市民福祉部付部長         小 島 やよい   環境経済部長           沢 田 稔 幸   都市建設部長           森 田 英 二   都市建設部付部長         齊 藤 保 則   中心街整備事務所長        花 田 勝 重   水道部長             矢 田 二 郎   消防長              平 林 宏 伸   会計管理者            久 野 秀 一   教育部長             石 濱   晋   総務部次長総務法制課長     近 藤 孝 治   企画部次長秘書課長       星 川   功   地方創生監            菊 池 博 史   市民福祉部次長市民窓口課長   小 島 輝 雄   健康いきがい対策監        後 藤 文 枝   清掃センター所長         小 島 康 弘   中心街整備事務所次長       大 岩   隆   消防署長             富 永 直 弘   芸術劇場館長           江 口 貴 子   市民協働課長           小笠原 孝 市   清掃センター統括主幹       小 林 きよみ   下水道課統括主幹         宇都宮 美奈子 5 議事日程 ┌──┬────┬──────────────────────────┬─────┐ │日程│議案番号│件           名             │備 考  │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │1 │46  │東海市議会議員及び東海市長の選挙における選挙運動用│     │ │  │    │動車の使用の公営に関する条例等の一部改正について  │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │2 │47  │東海消防団員等公務災害補償条例の一部改正について │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │3 │48  │東海市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正に│     │ │  │    │ついて                       │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │4 │49  │東海地区計画の区域内における建築物の制限に関する条│     │ │  │    │例の一部改正について                │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │5 │50  │東海市不育症治療費の助成に関する条例の制定について │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │6 │57  │消防車両の取得について               │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │7 │51  │市道路線廃止(その2)について          │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │8 │52  │市道路線認定(その2)について          │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │9 │53  │名和前第2ポンプ場ポンプ設備増設工事委託基本協定につ│     │ │  │    │いて                        │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │10│54  │平成28年度東海一般会計補正予算(第1号)    │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │11│55  │平成28年度東海国民健康保険事業特別会計補正予算(│     │ │  │    │第1号)                      │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │12│56  │平成28年度東海下水道事業特別会計補正予算(第1号│     │ │  │    │)                         │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │13│諮 問1│人権擁護委員候補者推薦について          │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │14│意見書│最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書│     │ │  │    │提出について                    │     │ ├──┼────┼──────────────────────────┼─────┤ │15│ 〃 4│在日米軍人軍属等による犯罪防止に関する意見書提出│     │ │  │    │について                      │     │ └──┴────┴──────────────────────────┴─────┘ 6 会議に付した事件    議事日程に同じである。            (6月28日 午前9時30分 開会) ○議長(井上正人)  ただいまの出席議員は22人で、定足数に達しております。  ただいまから本会議を再開いたします。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおり進めたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。       ――――――――――――――――――――――――― ○議長(井上正人)  これより会議に入ります。  日程第1、議案第46号、「東海市議会議員及び東海市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正について」から日程第12、議案第56号、「平成28年度東海下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までの12案を一括議題といたします。  本12案は各委員会に付託しましたので、各委員会における審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。  まず、総務消防委員長の報告を求めます。          (総務消防委員長 神野久美子 登壇) 総務消防委員長神野久美子)  皆様、おはようございます。議長の御指名がございましたので、総務消防委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  総務消防委員会は、6月23日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催いたしました。
     議案第46号、「東海市議会議員及び東海市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。改正に至った背景はどのようであるか。  選挙管理委員会事務局次長答弁物価変動等を考慮し、3年に一度の参議院議員通常選挙の年に基準額の見直しを行うことを例としており、今回は、26年の消費税増税を踏まえて改正された公職選挙法施行令の一部改正に準じて改正するもので、本市独自の事情による改正ではない。  議案第47号、「東海消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における質疑応答。  委員質疑。附則第30項の表2の項中、括弧書きの第1級または第2級を第1級に改めるとのことであるが、第1級を区分した理由は何か。  庶務課長答弁。附則第30項の表2は、特殊公務災害に係るものに限った規定であり、特殊公務災害に係る加算部分減額対象とならないよう配慮したもので、今回の改正に伴い調整率を算定したところ、第1級のみ調整率が異なったためである。  議案第57号、「消防車両の取得について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑購入車両は、市内で一番高いビルにも対応できる車両であるか。  警防課長答弁。40メートル級の梯子車であるため、対応可能である。  委員質疑入札状況及び落札率はどのようであるか。  庶務課長答弁。8者による指名競争入札を行ったところ、1者が辞退し、7者から入札があったもので、最も高い入札額が2億2,000万円、最も低い入札額落札額の1億9,680万円で、落札率は99.86%であった。  議案第54号、「平成28年度東海一般会計補正予算(第1号)」。  審査結果。分割付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑防災ラジオ頒布事業について、今回の購入台数及びこれまでの普及状況はどのようであるか。  危機管理監答弁購入台数は、防災危機管理課購入分が250台、高齢者支援課購入分が150台である。また、普及状況は、6月16日現在、防災危機管理課頒布台数が5,372台、高齢者支援課頒布台数が1,406台、合計で6,778台の頒布台数であり、普及率は約13.8%である。  委員質疑コミュニティ活動補助事業について、名和コミュニティが助成採択されなかった理由及び対象とするコミュニティ決定方法はどのようであるか。  市民協働課長答弁。毎年度、2つのコミュニティを対象として申請しているが、今回は宝くじの売上高等により、1コミュニティが助成採択されなかったものである。また、補助申請コミュニティ設立順に行っているものである。  以上で報告を終わります。 ○議長(井上正人)  これより、ただいまの総務消防委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。          (総務消防委員長 神野久美子 降壇)  続いて、文教厚生委員長の報告を求めます。           (文教厚生委員長 斉藤 誠 登壇) ○文教厚生委員長(斉藤 誠)  皆さん、おはようございます。議長の御指名がございましたので、文教厚生委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  文教厚生委員会は、6月22日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもとに、市長初め関係職員の出席を求め開催いたしました。  議案第48号、「東海市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、幼児保育課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における質疑応答。  委員質疑。今回の改正で影響を受ける世帯数はどのようであるか。  幼児保育課長答弁所得税の年額が5万7,700円未満の多子世帯で28世帯、7万7,101円未満のひとり親世帯等で20世帯、計48世帯と見込んでいるものである。  委員質疑。今回の改正による影響額はどのようであるか。  幼児保育課長答弁多子世帯28世帯で85万5,000円、ひとり親世帯等20世帯で約83万円と見込んでおり、新たな保育料を4月1日にさかのぼり適用し、還付するものである。  議案第50号、「東海市不育症治療費の助成に関する条例の制定について」。  審査結果。付託された本案については、国保課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。不育症の判定は医療機関によって異なることはないか。  国保課長答弁流産等を繰り返す状態が不育症の判断基準であり、検査等により不育症と判定するものではないため、医療機関ごとに判定が異なることはないものである。  議案第54号、「平成28年度東海一般会計補正予算(第1号)」。  審査結果。付託された本案については、各担当課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。心の教育啓発事業について、映画「海難1890」の鑑賞対象を中学1年生とした理由は何か。  学校教育課長答弁映画鑑賞を通して感じたことを中学校生活3年間において最大限生かせることから、中学1年生を対象としたものである。  委員質疑小学校受水槽緊急遮断弁整備事業について、緑陽小学校及び大田小学校整備実施を延伸した理由は何か。  学校教育課統括主幹答弁。他の小学校拠点避難所に指定されているが、緑陽小学校及び大田小学校予備拠点避難所に位置づけられていることから、2校の整備実施を延伸するものである。  議案第55号、「平成28年度東海国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」。  審査結果。付託された本案については、国保課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、反対討論があったので、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  討論の状況。反対討論1人。賛成討論1人。  審査の過程における主な質疑応答。  委員質疑。県が財政運営の主体となることによって、現在の制度がどのように変わるのか。  国保課長答弁。現在は、国から支給される療養給付費負担金等及び保険税等で市が運営しているが、30年度からは県が国からの負担金等の支給を受け、各市町村の加入者数所得水準及び医療費水準により給付金及び保険料率を提示するなど、財政運営を統一的に行うこととなるものである。  以上で報告を終わります。 ○議長(井上正人)  これより、ただいまの文教厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。           (文教厚生委員長 斉藤 誠 降壇)  続いて、建設環境経済委員長の報告を求めます。          (建設環境経済委員長 田中雅章 登壇) ○建設環境経済委員長田中雅章)  おはようございます。議長の御指名がございましたので、建設環境経済委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  建設環境経済委員会は、6月21日、午前9時30分から第1・第2委員会室で、委員全員出席のもと、市長初め関係職員の出席を求め開催をいたしました。  議案第49号、「東海地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」。  審査結果。付託された本案については、建築住宅課長から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第51号、「市道の路線廃止(その2)について」及び議案第52号、「市道の路線認定(その2)について」。  審査結果。付託された本2案については、土木課統括主幹から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第53号、「名和前第2ポンプ場ポンプ設備増設工事委託基本協定について」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第54号、「平成28年度東海一般会計補正予算(第1号)」。  審査結果。分割付託された本案については、各担当課長等から補足説明を受け、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  議案第56号、「平成28年度東海下水道事業特別会計補正予算(第1号)」。  審査結果。付託された本案については、慎重審査の結果、原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(井上正人)  これより、ただいまの建設環境経済委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。          (建設環境経済委員長 田中雅章 降壇)  以上で、各委員長の報告及び質疑は終了いたしました。  これより討論に入ります。  討論の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで討論を終わります。  これより採決いたします。 ○8番議員(坂 ゆかり)  討論をお願いします。
    ○議長(井上正人)  討論は終わりましたけど、皆様にお諮りいたします。  先ほど、討論は終わりと議長は発言いたしましたけど、坂ゆかり議員の討論の発言を許してよろしいでしょうか。              (「異議なし」の声)  それでは、特別に坂ゆかり議員の討論を。(「議事進行」の声) ○21番議員(加藤菊信)  議長が一度、討論を締め切るということを明言されましたので、ここは取り消すことなしに、そのまま進めていっていただきたいと思います。 ○議長(井上正人)  ただいまの21番加藤議員議事進行の発言に同調される方はおみえでしょうか。               (賛成者 あり)  ありがとうございます。それでは、ただいまの加藤菊信議員からございました、議長が一度討論を締め切った問題について、ただいまから採決いたします。  加藤菊信議員申し出のとおり、討論を終わるということに賛成の方の挙手を願います。               (賛成者 挙手)  ありがとうございました。挙手多数であります。  これで、討論を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。  これより採決いたします。  日程第1、議案第46号から日程第12、議案第56号までの12案を一括採決いたします。  本12案に対する各委員長の報告は、可決であります。  お諮りいたします。本12案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 ○16番議員(辻井タカ子)  委員会において、異議、反対討論を行っておりますので、各議案に対して賛否を問うべきだと考えますので、各議案に賛否、よろしくお願いします。 ○議長(井上正人)  ただいまの辻井タカ子議員の意見に賛成される方はおみえでしょうか。               (賛成者 あり)  わかりました。ありがとうございます。  それでは、賛同される方がおみえですので、今、3人ほど各議案で審査していただきたいと、各議案に対して個別に判断してくれという意見がございました。そのことについて、これを採用するかどうかについて、採決いたします。  ただいまの辻井タカ子議員申し出に対することに賛成の皆さんの起立を求めます。               (賛成者 起立)  起立少数であります。  ありがとうございました。ただいまの辻井議員申し出は却下されました。(「議事進行」の声) ○16番議員(辻井タカ子)  これまでの経緯からして、議場で賛否、反対討論賛成討論されない場合でも、賛否をとっていたというふうに、そういう経過がございますので、やはり議会運営の立場からは、委員会でそういう賛否が分かれた場合は、本会議においてもきちっと賛否を問うのが議会運営の基本的な立場だというふうに思っていますので、ちょっと精査をお願いします。(「議事進行」の声) ○21番議員(加藤菊信)  賛否をとってないような言い方をされてますけど、現実に、議長が討論はありませんかという確認で賛否をとったはずです。ですから、賛否は終わったんです。議長も今、ずっと議事進行に対して確認をとって事を進めてきているのに、それに対してまた議事進行でやるんであれば、それだけのことをちゃんと論点を持たないと。議長がこれ以上困るようだったら、一遍、休会をして、議会運営委員会にかけるなどの手だてをとればいいと思います。  以上です。 ○議長(井上正人)  それでは、今、16番辻井議員と21番加藤議員の意見が対立しておりますので、ここで議会を一旦中断をして、議会運営委員会を開催をしたいと思います。それで、各議会運営委員会委員に確認をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、暫時休憩をいたします。       ―――――――――――――――――――――――――              (午前 9時52分 休憩)              (午前10時32分 再開)       ――――――――――――――――――――――――― ○議長(井上正人)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより採決いたします。 ○16番議員(辻井タカ子)  日程第11、議案第55号については、電子採決によりお願いをいたします。 ○議長(井上正人)  ただいまの辻井議員の発言に対して、賛成される方はおみえですか。               (賛成者 あり)  ありがとうございました。それでは、お諮りいたします。  ただいまの辻井議員が、議案第55号に対して、電子採決をするということに対して、賛同される方が今ございましたので、起立により採決いたします。  辻井議員の御提案に賛成される方の起立を求めます。               (賛成者 起立)  ありがとうございました。起立全員でございます。  ただいまの辻井議員の提案は、可決されました。  日程第1、議案第46号から日程第10、議案第54号までの10案を一括採決いたします。  本10案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本10案は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第46号から日程第10、議案第54号までの10案は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第11、議案第55号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成多数であります。よって、日程第11、議案第55号は原案のとおり可決されました。  続いて、日程第12、議案第56号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、日程第12、議案第56号は原案のとおり可決されました。       ――――――――――――――――――――――――― ○議長(井上正人)  日程第13、諮問第1号、「人権擁護委員の候補者推薦について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。 ○副市長(近藤福一)  ただいま上程されました諮問第1号、「人権擁護委員の候補者推薦について」、御説明申し上げます。  現委員の小出靖晃氏が平成28年9月30日をもって任期満了となるため、法務大臣に対し、引き続き小出氏を人権擁護委員に推薦しようとするものでございます。  任期につきましては、平成28年10月1日から平成31年9月30日までの3年間でございます。  小出氏の略歴は、お手元の資料のとおりでございますが、人格、識見にすぐれ、人権擁護委員として適任でございます。  人権擁護委員は、法務大臣が委嘱いたしますが、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、その候補者を推薦するに当たり、議会の御意見を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(井上正人)  これより質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで質疑を終わります。  お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり推薦することに異議ない旨答申することに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、日程第13、諮問第1号は原案のとおり推薦することに異議ない旨答申することに決定いたしました。       ――――――――――――――――――――――――― ○議長(井上正人)  日程第14、意見書第3号、「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について」及び日程第15、意見書第4号、「在日米軍人・軍属等による犯罪防止に関する意見書の提出について」の2案を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。             (16番 辻井タカ子 登壇) ○16番議員(辻井タカ子)  おはようございます。日本共産党議員団の辻井タカ子です。ただいま議題となりました日程第14、意見書第3号、日程第15、意見書第4号について、提案会派であります日本共産党議員団を代表して、提案説明を行います。  まず、意見書第3号、「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について」です。  この間、政府も、地域経済再生のために賃金引き上げについても言及し、2010年にはできる限り早期に全国最低800円を確保し、2020年までに全国平均1,000円を目指すという雇用戦略対話での政労使合意が成立しています。しかし、平成27年度の地域別最低賃金は、最高額は東京で907円、最低額は、鳥取、沖縄など4県が693円です。これでは、フルタイムで働いても、月10万円から13万円程度の手取りとなり、ワーキングプアと呼ばれる水準であり、安定した生活の維持は到底できません。  さらに、地域間格差が214円に拡大し、労働力が地方から都市部へ流出し、地域経済を疲弊させています。地域経済を再生させるためにも、最低賃金の大幅な引き上げと地域間格差をなくすべく、全国一律の制度とするとともに、最低賃金引き上げに係る国の中小企業支援策を拡充することが重要となります。  よって、国に対し、以下3事項、1つ、最低賃金を早急に1,000円以上に引き上げること、2つ、最低賃金の地域間格差をなくし、全国一律の最低賃金制度の創設を目指すこと、3つ、最低賃金引き上げを前提とした中小企業への支援策の拡充やまともな単価で公正な取引が行われる環境を実現することを強く要望するものです。  次に、意見書第4号、「在日米軍人・軍属等による犯罪防止に関する意見書の提出について」です。なお、この意見書については、お手元の文案の朗読をもって提案説明とさせていただきます。  米軍基地が集中する沖縄県において、去る5月19日、元海兵隊員で、嘉手納基地で軍属として働く男性がうるま市の会社員の女性の死体遺棄容疑で逮捕された。残忍きわまりない凶悪な事件の発生に怒りを感じる。また、女性死体遺棄事件を受けて基地や自宅以外での飲酒を禁止する綱紀粛正中に飲酒運転での事故を起こしていることは許しがたい。  本年3月にも那覇市内のホテルで米兵による準強姦容疑で逮捕される事件が発生したばかりであり、戦後70年余りを経た今もなお、在日米軍人・軍属等による凶悪犯罪が繰り返され、そのたびに再発防止への努力が図られながらも、実効が上がらないまま今日に至っていることは、まことに遺憾である。  よって、国に対し、改めて在日米軍人・軍属等の綱紀粛正・規律保持の徹底を求めるとともに、日米地位協定の抜本的見直しなど、犯罪防止に向けた具体的かつ実効ある措置を講じるよう強く要望するものです。  議員各位の賛同を心よりお願いいたしまして、2意見書の提案説明とさせていただきます。(拍手) ○議長(井上正人)  これより、本2案に対する質疑に入ります。  質疑の発言を許します。(「なし」の声)  ないようですから、これで本2案に対する質疑を終わります。             (16番 辻井タカ子 降壇)  お諮りいたします。本2案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声)  御異議なしと認めます。よって、本2案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論の発言を許します。             (3番 蔵満秀規 登壇) ○3番議員(蔵満秀規)  ただいま上程されております意見書第3号、「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について」、市友会を代表し、反対の立場で討論を行います。  働く者の暮らしは、依然として厳しく、非正規で働かざるを得ない方々は、本年2月時点で315万人、年収200万円以下のいわゆるワーキングプアと言われる水準の方々は、1,100万人。生活保護受給者は、約217万人に達しております。このことにより、結婚、出産に踏み切れず、結果として少子化に重大な影響を及ぼしていることも否めません。  このような状況のもと、政府は、2010年6月に目標に掲げた全国最低800円を確保、全国平均1,000円を目指すとした取り組みに端を発し、近年は経済財政運営と改革の基本方針、日本再興戦略などの取り組みを強化してきました。結果として、2015年には18円の引き上げに至ったものの、全国加重平均798円という地域別最低賃金の額は、雇用戦略対話合意の目標には及んでいない状況にあります。  最低限の賃金につきましては、健康に働き続けるための基本となる衣食住と保健・医療にかかわる費用、暮らしていく上で必要な一定の社会的経済的つながりに必要となる交通費、通信費、交際費など、健康で文化的な最低限度の生活のために必要な教育費、教養・娯楽費にあると考えております。  都道府県の実情には、当然、地域によってその状況には格差があり、全国一律の制度を取り入れた場合、むしろ産業、企業としての体力を脆弱な方向へと導き、雇用不安や賃金の切り下げなどの危険すらはらんでいると危惧するところであります。  したがいまして、全国一律の最低賃金制度の創立を目指す本意見書につきましては、反対とさせていただきます。  なお、市友会は、連合の取り組みと連携し、誰もがどの地域においても生活できる水準の達成に向けて、全都道府県における賃金実態、生活実態、生計費の実態を重視しつつ、地域別最低賃金の底上げを図れるよう、引き続き努力していくことを申し述べ、反対討論といたします。(拍手)             (3番 蔵満秀規 降壇) ○議長(井上正人)  ほかにありませんか。             (12番 北川明夫 登壇) ○12番議員(北川明夫)  議長のお許しをいただきましたので、私は、意見書第4号、「在日米軍人・軍属等による犯罪防止に関する意見書の提出について」に対しまして、新緑水クラブを代表し、反対の立場で討論をいたします。  我が国には、日米安保条約に基づく日米地位協定により、全国30都道府県内に128の米軍基地が所在しています。このたび、在日米軍基地の約4分の3が集中する沖縄県において、またしても元米軍人の凶悪な犯罪により20歳の女性がとうとい命を奪われたことは、絶対に許されることではなく、身勝手で卑劣きわまりない凶行に強い憤りを覚えるとともに、御遺族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  こうした悲惨な事件が二度と起きないように、対策の強化を願う気持ちは、沖縄県民の皆様と私も同様でございます。しかしながら、地方自治法第99条により本市議会が意見書を国会または関係行政庁に提出することができますのは、あくまでも当該普通地方公共団体の公益に関する事件についてであります。そこで、本意見書案が求めている措置内容を見てみますと、本市の公益に関する事件にはなじまない内容であると考えます。  また、かねてより国の外交政策に関する意見書提出への慎重な取り扱いを求める行政実例が出されていることにも鑑み、本意見書案に反対するものであります。  以上で、反対討論といたします。(拍手)             (12番 北川明夫 降壇) ○議長(井上正人)  ほかにありませんか。             (8番 坂 ゆかり 登壇) ○8番議員(坂 ゆかり)  おはようございます。日本共産党議員団の坂ゆかりです。私は、日本共産党議員団を代表して、意見書第3号、「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について」及び意見書第4号、「在日米軍人・軍属等による犯罪防止に関する意見書の提出について」、賛成する立場から討論するものであります。  初めに、意見書第3号、「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について」です。  安倍首相は、昨年、経済財政諮問会議で、「最低賃金を年率3%程度をめどとして引き上げていくことが必要であります。これにより、全国平均1,000円になることを目指します。」と述べています。  安倍政権は、これまでに法人税減税、円安株高政策など、大企業や資産のある富裕層などに有利な経済政策をとってきました。大企業の内部留保は300兆円を超えるとも言われています。  その一方で、労働者の実質賃金は、5年連続マイナス、個人消費も2年連続のマイナスです。平成27年度の最低賃金の全国平均は、前年度より18円上がって798円でした。これをもとにして決まった各地域の最低賃金が最も高い東京で907円、最も低いところでは、鳥取、高知、宮崎、沖縄の693円でした。地域によって最大214円の開きがあります。この水準では、週40時間、年2,000時間働いても、最も高い東京でも年収181万円、最も低い鳥取、沖縄などでは138万円にしかなりません。愛知では、161万円です。2020年までに平均1,000円を達成するには、毎年、40円の引き上げが必要です。  かつては、最低賃金で働く人の多くは、学生アルバイトや主婦のパートなど、家計の補助として働く人たちでした。しかし、現在、雇用労働者の約4割が非正規労働者であり、家計の補助ではなく、家計を主に支えているという世帯が増えています。最低賃金の引き上げによる賃金の底上げが景気回復にとっても不可欠です。  また、東京と鳥取や沖縄では生活費にそれほど大きい差があるわけではありません。例えば、東京と地方を比べた場合、ランチの値段などでは東京は競争が激しいので、競争の少ない地方より安くなることもありますし、東京では、住居費が高いが、公共交通機関が発達している分、交通費は安い。地方では、車を持たないと生活ができないから住居費は安くても交通費が高くなるなど、地方だから生活費や物価が安いとは必ずしも言えない状況です。  同じ仕事をしても、賃金格差があれば労働力は都市部へ流出し、人口集中が進み、地域の過疎化がますます進むことになります。景気回復と地域の活性化を進めるためにも早急に最低賃金の引き上げと地域間格差の解消を国に求めるべきと考え、賛成討論とします。  次に、意見書第4号、「在日米軍人・軍属等による犯罪防止に関する意見書の提出について」、討論します。  報道によると、沖縄県警は、26日、米空軍基地内で働く軍属の男を道路交通法違反、酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕しており、この容疑者は、26日午前4時半ごろ、沖縄市の市道で酒気を帯びて乗用車を運転し、交差点で出会い頭に軽自動車と衝突し、男性に軽いけがを負わせた可能性もあるとのことです。  在沖縄米軍が5月19日、元海兵隊員の軍属の男がうるま市の女性の死体遺棄事件で逮捕されたことを受けて、5月27日から6月24日までを服喪期間として、全軍人・軍属とその家族に基地外での飲酒を禁止し、さらに24日には、この期間を28日朝まで延長していた中で、またこのような事件が起きています。  日本政府は、これまでも米兵や米軍基地に勤める軍属による事件や事故が起きるたびに、米軍側に綱紀粛正や再発防止を求めていますが、その抑止効果に限界があることは明らかです。事件や事故を起こしても、米軍基地内に逃げ込めば地位協定に守られるこのような特権意識が犯罪や事故を誘発していると指摘されています。  このような状況を解消するには、米国側の判断による地位協定の運用改善だけでは不十分です。日米地位協定の抜本的な見直しをするべきと考えます。また、本市は、沖縄市と姉妹都市となっていることからも、黙って見過ごすのではなく、東海市議会として国に対し意見書を上げるべきと考え、賛成討論とします。  以上申し述べ、意見書第3号及び第4号の賛成討論を終わります。(拍手)             (8番 坂 ゆかり 降壇) ○議長(井上正人)  ほかにありませんか。(「なし」の声)  ないようですから、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  まず、日程第14、意見書第3号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成少数であります。よって、日程第14、意見書第3号は否決されました。
     続いて、日程第15、意見書第4号を採決いたします。  本案については、電子採決により行います。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、賛成のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。(「なし」の声)  ないようですので、確定いたします。  ありがとうございました。  賛成少数であります。よって、日程第15、意見書第4号は否決されました。       ――――――――――――――――――――――――― ○議長(井上正人)  以上をもって、今期定例会に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。  市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。 ○市長(鈴木淳雄)  議長のお許しを得まして、閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  議員の皆様には、去る6月14日開会以来、本日までの15日間、御提案申し上げました案件につきまして慎重に御審議をいただき、全て原案どおり可決をいただき、厚くお礼申し上げます。  会期中、議員の皆様からいただきました御意見・御要望を十分検討いたしまして、市政に反映させてまいる所存でございます。議員の皆様には今後とも格別の御支援・御協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(井上正人)  これをもって、平成28年第2回東海市議会定例会を閉会いたします。           (6月28日 午前11時00分 閉会)  この会議の次第は、議事課長松田直樹の校閲したものであるが、その内容の相違ないことを証するため、ここに署名する。            議 長   (22番)  井 上 正 人            議 員   (2番)   工 藤 政 明            議 員   (3番)   蔵 満 秀 規...