稲沢市議会 2021-09-30
令和 3年第 5回 9月定例会-09月30日-05号
去る16日、
経済建設委員会に付託になりました議案第46号、47号、議案第48号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第4号)について委員会の所管費目について、
経済建設委員会を24日午前9時30分から
議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。
以上、
経済建設委員会の報告を終わります。
○議長(
木村喜信君)
報告が終わりました。
これに対し、質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
最初に、反対討論の発言を許します。
曽我部博隆君。
◆25番(
曽我部博隆君) (登壇)
議案第42号稲沢市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について、議案第43号稲沢市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について、議案第44号稲沢市
手数料徴収条例の一部を改正する条例について及び議案第45号稲沢市
障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例に、反対の立場から討論を行います。
議案第42号から44号までは、関連していますので、一括して反対の理由を申し上げます。
これらは、
行政手続における特定の
個人情報を識別するための番号の利用等に関する法律、すなわち
マイナンバー法の改正に伴う
条例改正です。これまで稲沢市が所有している
個人情報を他の機関へ提供することは厳しく制限されてきましたが、これを提供できるように緩和をします。さらに、これまで通信回線を用いての
個人情報のやり取りを禁止していましたが、全ての
個人情報を通信回線でやり取りできるようにします。また、
マイナンバーを紛失した場合の再発行の手数料について、議会がこれまで関与してきましたが、この関与をなくしてしまいます。
行政が取得している
個人情報は、集中すればするほど利用価値が高まり、そのため
サイバー攻撃の対象になりやすく、通信回線でデータをやり取りすることで
個人情報の流出の危険が高まります。
個人情報流出の危険を高め、
マイナンバーへの議会の関与を弱める
条例改正を認めることはできません。
議案第45号稲沢市
障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例については、これまで
障害者手帳を持っている全ての方に扶助料を支給していましたが、65歳以上で
障害者手帳を新たに取得する人には扶助料を支給しないという改悪です。同じ
障害者手帳を持っている人でも、65歳未満で手帳を取った人は引き続いて65歳になってからも扶助料をもらえる、65歳以上で初めて手帳を取得する人はもらえないという障害者を分断することになります。そのため
委員会審議の中で、障害者を分断する問題を解決するために、
障害者基本計画でこうした矛盾について見直しをすると当局から説明がありましたが、これは
障害者扶助料そのものを廃止してしまうことを宣言しているものです。
今回の
条例改正が、
障害者施策改悪の第一歩にすぎないことを示しました。
障害者施策を後退させる改悪を認めることはできません。
以上で反対の討論を終わります。よろしくお願いします。
○議長(
木村喜信君)
次に、賛成討論の発言を許します。
星野俊次君。
◆24番(星野俊次君) (登壇)
おはようございます。
議長からお許しをいただきましたので、賛成討論をさせていただきます。
お彼岸が過ぎ、朝夕の涼しく心地よい風に、本格的な秋の訪れを感じる時期となりました。
愛知県を含め、本日までとされている4回目の
緊急事態宣言は、
新規感染者数も大きく減少し、明日から解除される運びとなっております。
ワクチン接種率も順調に伸び、安心・安全な日常生活と活力ある
社会経済活動が取り戻されることが期待されるところでございます。ウイズコロナによる新たな変革の時代を見据えながらも、疲弊する状況下であればこそ、明るく元気に皆様にはお過ごしいただきたいと存じます。
それでは、反対の意見のありましたそれぞれの議案につきまして、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。
初めに、議案第42号稲沢市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について、議案第43号稲沢市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について及び議案第44号稲沢市
手数料徴収条例の一部を改正する条例についての各議案でございます。
この3議案の
条例改正は、いずれも
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正等との整合性を図ることなどを目的とした改正であると理解しております。
議案第42号につきましては、法改正による
特定個人情報の提供に関する新たな規定が追加さ
れたことから、条例で引用している号番号の繰り下がりが生じたために改正するものと理解しております。従来
どおり法令等を遵守しつつ、適切かつ円滑な運用を徹底するとともに、市民のさらなる
利便性向上に加えて、事務の効率化の一層の進展が期待できるものであり、原案に賛成するものでございます。
議案第43号につきましては、法改正との整合性に加え、現下のコロナ禍において求められる
オンラインによる迅速かつ円滑な
システム対応を実現するための改正であると理解しております。これにより、今後増加が見込まれる
行政情報システムの利用延長や、
パッケージシステムの変更をはじめとした市の業務を遅滞なくスムーズに進めるため、通信回線における
電子計算機の結合を引き続き原則禁止とした上で、受託者の
事業所拠点から
オンラインで作業することが必要と認める場合などには、都市部からの人流を抑えつつも、迅速な対応を実現することができ、そうでない場合は審査会の意見を聴き、公益上の必要性や
個人情報の流出等、個人の権利利益を侵害しないと認めるかどうかをこれまでどおり慎重に判断していくことができるものと考えております。特に、
電子計算機の取扱いにつきましては、今後とも
個人情報の保護のための必要な措置をしっかり行っていただきますよう強く要望いたしまして、原案に賛成するものでございます。
議案第44号につきましては、法改正により、
地方公共団体情報システム機構が
個人番号カードを発行するものとして明確化されたことに伴い、
個人番号カードの再
発行手数料を条例で規定する必要がなくなるための改正であると理解しております。この改正後も、
個人番号カードの再
発行手数料の徴収は、
地方公共団体情報システム機構からの委託を受けて従来どおり市が行い、
市民サービスの低下につながるものではありません。今後も
個人番号カードの再発行事務に当たっては、正確かつ迅速に行っていただくことを要望いたしまして、原案に賛成するものでございます。
次に、議案第45号稲沢市
障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例についてでございます。
障害者扶助料につきましては、社会保障の理念に基づき、
障害者福祉の増進に寄与することを目的とした制度で、創設から49年が経過しようとしています。その間、
介護保険制度の創設や
障害者総合支援法による
各種障害福祉サービスの充実が図られるなど、障害のある方を取り巻く社会情勢は大きく変化しております。
そうした中、本市におきましては、障害者数の増加に伴う扶助料の支給額は年々増加し、国や県からの補助がない市の単独事業であるため、財政的に負担は大変大きなものとなっております。こうしたことから、持続可能な制度とするための見直しは避けられず、支給要件を設けることについて検討されたこともやむを得ないものと考えております。障害者が安心して地域で暮らす上で必要となる支援について、制度の充実に努めていただくことを要望いたしまして、原案に賛成するものでございます。
以上をもちまして、それぞれの議案に対する私の賛成討論を終わらせていただきます。議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上です。
○議長(
木村喜信君)
ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
議案第42号稲沢市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第45号稲沢市
障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例についてまでの各議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第42号から議案第45号までの各議案は原案どおり可決されました。
次に、議案第46号稲沢市道路線の廃止についてから議案第51号令和3年度稲沢市
病院事業会計補正予算(第2号)までの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第46号から議案第51号までの各議案は原案どおり可決されました。
次に、日程第11、請願第1
号定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願を議題といたします。
この際、委員長の報告を求めます。
文教厚生委員長、志智 央君。
◎
文教厚生委員長(志智央君) (登壇)
文教厚生委員会の報告を申し上げます。
去る16日、
文教厚生委員会に付託になりました請願第1
号定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願について、
文教厚生委員会を22日午前9時30分から
議員総会室において開催し、審査いたしました結果、請願第1号は全会一致で採択することに決しました。
以上、
文教厚生委員会の報告を終わります。
○議長(
木村喜信君)
報告が終わりました。
これに対し、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
請願第1
号定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願の
委員長報告は採択であります。この
委員長報告どおりに決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、請願第1号は採択することに決しました。
次に、日程第12、議案第52
号損害賠償の額を定めることについて及び日程第13、議案第53号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
皆さん、おはようございます。
引き続き本日提案申し上げ御審議いただきます議案は、
法定議決議案1件、
予算関係議案1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
最初に、議案第52
号損害賠償の額を定めることにつきましては、
市道街路樹の倒木による車両の物損事故に伴い、相手方に損害を与えたため、その賠償額を186万528円とすることについて、
地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第53号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、
歳入歳出予算の総額467億508万3,000円に歳入歳出それぞれ186万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を467億694万4,000円とするものでございます。
このたびの補正予算の歳出の内容といたしましては、先ほど申し上げました事故の賠償金を計上するものでございます。この賠償金に係る財源としましては、
災害共済金収入及び前年度繰越金により措置するものでございます。
以上が提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては関係部長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
木村喜信君)
続いて、部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。
議案第52号について。
◎建設部長(鈴森泰和君)
お手元に配付させていただきました令和3年第5回
稲沢市議会定例会提出追加議案をお願いいたします。
表紙と目録をはねていただきまして、1ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第52号
損害賠償の額を定めることについて
市において
損害賠償義務が発生したので、
当該損害賠償の額を定めることについて、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求める。
令和3年9月30日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
1
事故発生日 令和3年8月9日
2
事故発生場所 稲沢市高御堂五丁目地内
3 相手方 稲沢市高御堂二丁目9番18号
当事者 小澤健三
4 事故の状況 相手方が、市道00-010号線を車両にて南進中に、
道路東側歩道の街路樹が腐食により突風で倒れ、車両前方の上部に衝突し、
車両ルーフと
フロントガラス等を損傷させたもの
5 示談の内容 市の過失割合を10割とし、相手方に
損害賠償の額として1,860,528円を支払う。
───────────────────────────────────────────
本件につきましては、街路樹の倒木による物損事故に係るものでございます。
市が管理する街路樹が、樹木の根元に腐食があったため、台風9号の影響による突風によって車道側に倒れ、相手方が運転する車両に接触し、車両に大きな損傷を与えたものでございます。幸い相手方におけがはなかったことから、物損事故で済んだものでございます。
市側の過失割合を10割といたしまして、相手方に
損害賠償として、車両損害額、医療費及び通院費、代車費用等に相当する額186万528円をお支払いするものでございます。なお、9月6日月曜日に、相手方と仮示談書を交わしたところでございます。
以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
木村喜信君)
議案第53号について。
◎総務部長(平野裕人君)
追加議案書の浅黄色の間紙をはねていただき、1ページをお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
議案第53号
令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第5号)
令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額46,705,083千円に歳入歳出それぞれ1,861千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46,706,944千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年9月30日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
───────────────────────────────────────────
はねていただきまして、3ページをお願いいたします。
第1表
歳入歳出予算補正を御覧ください。
初めに、歳入について御説明をいたします。
20款繰越金、1項繰越金、補正額15万6,000円につきましては、今回の補正予算に係る財源調整として、前年度繰越金を増額するものでございます。
21款諸収入、5項雑入、補正額170万5,000円につきましては、街路樹の倒木により走行中の車両を損傷させたことに伴い、道路賠償責任保険を適用し、
災害共済金収入を受け入れるものでございます。
はねていただきまして、4ページをお願いいたします。
次に、歳出でございます。歳出について御説明をいたします。
8款土木費、1項土木管理費、補正額186万1,000円につきましては、8月9日に、市道00-010号線において発生いたしました
道路東側歩道の街路樹が腐食により突風で倒れ、走行中の車両を損傷させたことから道路事故賠償金を計上いたすものでございます。
以下、5ページから11ページにかけまして、事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上です。
○議長(
木村喜信君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第52号及び議案第53号は、お手元に配付してあります追加議案付託表のとおり、それぞれの関係委員会へ付託したいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前10時07分 休憩
午前10時20分 再開
○議長(
木村喜信君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、委員長の報告を求めます。
総務委員長、
服部礼美香さん。
◎
総務委員長(
服部礼美香君) (登壇)
総務委員会の報告を申し上げます。
先ほど
総務委員会に付託になりました議案第53号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第5号)については委員会の所管費目について、
総務委員会を
議員総会室において開催し、審査いたしました結果、全会一致で原案を可と認めました。
以上、
総務委員会の報告を終わります。
○議長(
木村喜信君)
経済建設委員長、津田敏樹君。
◎
経済建設委員長(津田敏樹君) (登壇)
経済建設委員会の報告を申し上げます。
先ほど
経済建設委員会に付託になりました議案第52号、議案第53号令和3年度稲沢市
一般会計補正予算(第5号)について委員会の所管費目について、
経済建設委員会を第3委員会室において開催し、審査いたしました結果、議案第52号、53号は全会一致で原案を可と認めました。
以上、
経済建設委員会の報告を終わります。
○議長(
木村喜信君)
報告が終わりました。
これに対し、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
議案第52
号損害賠償の額を定めることについて及び議案第53号令和3年度稲沢市一般会計補
正予算(第5号)は、原案どおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第52号及び議案第53号は原案どおり可決されました。
次に、日程第14、
意見書案第1号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書から日程第16、
意見書案第3
号定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書までを一括議題といたします。
意見書案はお手元に配付したとおりであります。提案理由の説明を求めます。
意見書案第1号及び
意見書案第2号について、六鹿順二君。
◆21番(六鹿順二君) (登壇)
皆さん、こんにちは。
意見書案第1号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書について、会議規則第13条第1項の規定により提出いたします。
原案の要約をもって説明に代えさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。
地方自治体では、コロナ禍への対応はもとより、将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。
その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。
よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、次の事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記1.令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがないよう、十分な総額を確保すること。
2.固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。
3.令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた、課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。
4.令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、さらなる延長は断じて行わないこと。
5.炭素に係る税を創設または拡充する場合には、その一部を地方税または地方譲与税とし
て地方に税源配分すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年9月30日、愛知県稲沢市議会。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣でございます。
次に、
意見書案第2号多くの
性犯罪被害者の救済を求める意見書について、会議規則第13条第1項の規定により提出いたします。
原案の要約をもって説明に代えさせていただきます。
性犯罪・性暴力の根絶に向けた社会的機運が高まる中、平成29年6月、110年ぶりに性犯罪に関する刑法の改正案が国会で可決され、同年7月に施行された。
この法改正により、従前よりも多くの事例が犯罪として成立するようになったが、被害者の明確な抵抗が明らかでない限り加害者を罪に問えないため、改正以降も加害者が無罪となる例が相次ぐなど、大きな社会問題となっている。
政府は、改正後の施行後3年目となる令和2年6月に、性犯罪・性暴力対策の強化の方針を決定し、令和4年度までの3年間を集中強化期間とするとともに、法務省に設置した性犯罪に関する刑事法検討会において、性犯罪に係る法改正の要否等について検討を進めてきた。本年5月21日、性犯罪に関する刑事法検討会の報告書を公表し、法制審議会で性犯罪規定の見直しの審議を進めることになった。
弱い立場に置かれた多くの
性犯罪被害者を救済し、被害者の思いに寄り添い、性被害の実態に即した刑法となるよう、さらなる検討が必要である。
よって、稲沢市議会は、国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要望する。
記1.性犯罪における暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件の見直しをすること。
2.監護者わいせつ及び監護者性行等罪の適用年齢を拡大するとともに、地位・関係性を利用した性犯罪に関する規定を創設すること。
3.性交同意年齢を引き上げること。
4.性犯罪に係る公訴時効期間について、撤廃を含めた見直しを行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年9月30日、愛知県稲沢市議会。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣でございます。
議員各位の賛同を賜りますよう心からお願いを申し上げます。よろしくお願いします。
○議長(
木村喜信君)
意見書案第3号について、志智 央君。
◆12番(志智央君) (登壇)
意見書案第3
号定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書について、会議規則第13条第2項の規定により提出いたします。
内容につきまして、概要説明をさせていただきます。
未来を担う子供たちが夢や希望を持ち、健やかに成長していくことは、全ての国民の切なる願いである。しかし、学校現場の真摯な取組にもかかわらず、いじめや不登校など子供たちを取り巻く教育課題は依然として解決されていない。さらに、小学校、中学校ともに新学習指導要領が全面実施となり、学習内容の増加によって、子供たちや学校現場の負担となっている。本年度、義務標準法の改正に伴い、小学校について学級編制の標準が5年かけて、学年進行で35人に計画的に引き下げられることとなったが、中学校における少人数学級の推進については、附帯決議の中で触れられるにとどまった。また、依然として教職員
定数改善計画は示されておらず、子供たちの健やかな成長を支えるための施策としては、不十分なものであると言わざるを得ない。山積する課題に対応し、全ての子供たちに行き届いた教育を行うためにも少人数学級のさらなる拡充を含めた
定数改善計画の
早期策定・実施が不可欠である。
また、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国庫負担率は、2分の1から3分の1に引き下げられたままであり、自治体の財政は圧迫されている。教育の機会均等と水準確保のために、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率を2分の1へ復元することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つである。
よって貴職においては、来年度の政府予算編成に当たり、
定数改善計画の
早期策定・実施と、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元に向けて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年9月30日、愛知県稲沢市議会。
提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣でございます。
議員各位の賛同を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
○議長(
木村喜信君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております
意見書案第1号及び
意見書案第2号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。
意見書案第3号は委員会提出意見書のため、会議規則第36条第2項の規定により、委員会へ
の付託は必要ありません。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより討論に入ります。
反対討論の発言を許します。
曽我部博隆君。
◆25番(
曽我部博隆君) (登壇)
意見書案第1号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書に反対の立場から討論を行います。
新型コロナ感染の蔓延は、地域経済に大きな影響を及ぼしています。そのため地域経済を支えている中小、零細業者の固定資産税などを軽減し、なりわいを応援するとともに、その財源を国の責任で地方に補填し、
地方税財源を充実することは当然です。
一方、自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減措置は、消費税10%への増税に伴う車の買い控えに対応する自動車業界の強い要望を反映したものです。消費税増税は個人消費を冷え込ませ、経済に深刻な影響を与えています。そのため個人消費を喚起し、日本経済を立て直すには、消費税の廃止、少なくとも5%への減税を求めるべきです。
地球温暖化対策、社会保障の充実、公共施設の老朽化対策など、課題は山積しています。こうした課題に対処するため、
地方税財源の充実が求められています。こうした財源を確保するには、消費税の増税ではなく、大企業や大金持ちに応分の負担をしてもらうことです。
大企業は開発減税などの優遇税制があり、法人税の実質負担は10.2%です。これは小規模企業19.2%、中堅企業20.7%の半分にすぎません。また、大金持ちに対する優遇税制のため、所得税は1億円を境に所得が増えるほど所得税の負担が軽くなっています。
このように、現在の税制は大企業、大金持ちに優しい税制になっています。大企業、大金持ちに応分の負担をしてもらえば、財源を確保することはできます。大企業、大金持ちを優遇する新自由主義からの転換の流れは世界で広がっています。暮らしと家計を応援する政治に転換することが、コロナ危機から日本経済を立て直す大道だということを強調して、討論を終わります。よろしくお願いします。
○議長(
木村喜信君)
ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
意見書案第1号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書を原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
御着席願います。起立多数と認めます。よって、
意見書案第1号は原案どおり可決されました。
次に、
意見書案第2号多くの
性犯罪被害者の救済を求める意見書及び
意見書案第3
号定数改善計画の
早期策定・実施と
義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書は、原案どおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
意見書案第2号及び
意見書案第3号は原案どおり可決されました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
午前10時40分 休憩
午前10時41分 再開
○副議長(大津丈敏君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、御報告いたします。
議長、
木村喜信君から、議長の辞職願が提出されております。
お諮りいたします。この際、議長の
辞職許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議長の
辞職許可についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
日程第17、議長の
辞職許可についてを議題といたします。
議長の辞職願を
議会事務局長をして朗読させます。
◎
議会事務局長(足立直樹君)
───────────────────────────────────────────
辞 職 願
私儀
今般、一身上の都合により議長の職を辞したいので、
地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。
令和3年9月30日
稲沢市議会議長 木 村 喜 信
稲沢市議会副議長 大 津 丈 敏 様
───────────────────────────────────────────
○副議長(大津丈敏君)
朗読が終わりました。
お諮りいたします。
木村喜信君の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
木村喜信君の議長の辞職を許可することに決しました。
(
木村喜信君 入場)
木村喜信君から発言の申入れがありますので、これを許可いたします。
木村喜信君。
◆16番(
木村喜信君) (登壇)
副議長のお許しをいただきましたので、議長の職を辞するに当たり、一言御挨拶をさせていただきます。
昨年の9月定例会において、皆様方の御推挙により、稲沢市議会の議長という重責を担わせていただきました。前六鹿議長の後を引き継ぎました県内38市の長という大任である愛知県市議会議長会会長の務めも無事果たすことができました。
議会運営においては、この1年、新型コロナウイルス感染症予防対策に重点を置き、危機感を持って取り組んでまいりました。議員の皆様並びに執行機関の皆様の御理解、御協力に改めて感謝申し上げます。
その予防策の一環で、行政視察や政務活動視察、議会報告会などの中止、本会議における一般質問の時間短縮などを行ってまいりましたが、議員一人一人の真摯な議員活動によりまして、市民の皆様の声はしっかりと行政に届けていただいたと思っております。
今後は、一議員として、この1年間の貴重な経験を議員活動に生かしながら、市民の皆様の負託に応えるべく努めてまいる所存でございます。
甚だ簡単ではありますが、私の議長退任の挨拶とさせていただきます。皆様、1年間本当にありがとうございました。
○副議長(大津丈敏君)
ただいま議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。
日程第18、議長の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法は、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法は、本席において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、本席において指名することに決しました。
議長に、服部 猛君を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました服部 猛君を議長の当選人と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました服部 猛君が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました服部 猛君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
服部 猛君から、議長就任の御挨拶があります。
服部 猛君。
○議長(服部猛君) (登壇)
皆さん、こんにちは。ただいまは議員の皆様方の温かい御支援の下、議長に御推挙をいただきまして、心より御礼を申し上げます。誠に栄誉あるこの役職に身の引き締まる思いでございます。
新型コロナウイルス感染症により、我々の生活は一変いたしました。市議会といたしましても、市民の日常生活を一日も早く取り戻せるよう対策に協力をしていきたいと思っております。
また、コロナ禍の中でも、二元代表制の一翼を担う議会の活動を止めるわけにはいきません。本市議会のICT化をはじめとする市民に開かれた議会を進めていきたいと考えております。
議員各位のお力添えと、市長はじめ行政機関の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、議長就任の御挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(大津丈敏君)
それでは、新議長と交代をいたします。
(大津丈敏君 退場)
○議長(服部猛君)
議長を交代いたしましたが、議事運営には格別の御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
この際、御報告をいたします。
副議長、大津丈敏君から、副議長の辞職願が提出されております。
お諮りいたします。この際、副議長の
辞職許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、副議長の
辞職許可についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
日程第19、副議長の
辞職許可についてを議題といたします。
副議長の辞職願を
議会事務局長をして朗読させます。
◎
議会事務局長(足立直樹君)
───────────────────────────────────────────
辞 職 願
私儀
今般、一身上の都合により副議長の職を辞したいので、
地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。
令和3年9月30日
稲沢市議会副議長 大 津 丈 敏
稲沢市議会議長 服 部 猛 様
───────────────────────────────────────────
○議長(服部猛君)
朗読が終わりました。
お諮りいたします。大津丈敏君の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、大津丈敏君の副議長の辞職を許可することに決しました。
(大津丈敏君 入場)
大津丈敏君から発言の申入れがありますので、これを許可いたします。
大津丈敏君。
◆8番(大津丈敏君) (登壇)
貴重なお時間をいただきまして、副議長退任に当たりまして、一言お礼と感謝の御挨拶を申し上げます。
昨年9月定例会で議員皆様の御推選によりまして、歴史と伝統のある稲沢市議会の副議長に就任をさせていただいて以来、1年間、木村議長の補佐役として務めさせていただきました。
歴代の諸先輩方が副議長として築き上げられました御功績を汚すことのないよう、私なりに努めてまいりました。そして、コロナ禍に翻弄された1年ではありましたが、市や各種団体が
主催するほとんどの行事が中止あるいは規模を縮小しての開催となり、少なからず貴重な経験の場を失いましたが、大過なく過ごし、本日この場で無事退任の御挨拶ができますこと、これもひとえに議員の皆様、加藤市長はじめ執行部の皆様方の御協力、御支援のおかげと改めまして深く感謝を申し上げます。また、無知な私を陰ながら支えていただきました議会事務局の職員の皆さんには、大変にお世話になりありがとうございました。
今後は、これらの貴重な経験を生かし、二元代表制の一翼を担う議会の一議員として初心に返り、決意を新たに郷土稲沢市の発展に向けて邁進してまいります。
どうか皆様、変わらぬ御指導、御鞭撻のほど心よりお願いを申し上げまして、退任に際しての御礼の御挨拶といたします。本日まで誠にありがとうございました。
○議長(服部猛君)
ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。
日程第20、副議長の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法は、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法は、本席において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、本席において指名することに決しました。
副議長に、東野靖道君を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました東野靖道君を副議長の当選人と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました東野靖道君が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました東野靖道君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
東野靖道君から、副議長就任の御挨拶があります。
東野靖道君。
○副議長(東野靖道君) (登壇)
議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま議員各位の皆様の御推挙をいただきまして、稲沢市議会の副議長に選任を賜り、心から厚くお礼を申し上げます。大変光栄に存じますとともに、その責任の重さを痛感して、身の引き締まる思いでございます。
これから1年間、服部議長をお支えして、稲沢市、そして稲沢市議会のさらなる発展のために、誠心誠意努めてまいる所存でございます。
加藤市長はじめ市職員の皆様、そして議員の皆様、より一層の御協力と御支援を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、私の副議長就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(服部猛君)
議事の都合により暫時休憩いたします。
午前11時01分 休憩
午前11時15分 再開
○議長(服部猛君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。お手元に配付したとおり日程を追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいまお手元に配付しましたとおり日程を追加し、直ちに議題とすることに決しました。
次に、日程第21、
議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、本席から指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、本席から指名いたします。
お手元に配付してあります議会運営委員会指名案のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
午前11時17分 休憩
午前11時40分 再開
○議長(服部猛君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、御報告いたします。
議会運営委員会において正・副委員長が互選されましたので、御報告いたします。
議会運営委員会委員長 長 屋 宗 正 君
議会運営委員会副委員長 志 智 央 君
以上、報告いたします。
次に、日程第22、
常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
常任委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、本席から指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、本席から指名いたします。
お手元に配付してあります
常任委員会委員指名案のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員会に選任することに決しました。
次に、日程第23、
議会改革推進特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
この際御報告いたします。議会改革推進特別委員会の全委員から、本日付で辞任の申出があり、本日これを許可いたしましたので、御報告をいたします。
お諮りいたします。
議会改革推進特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、本席から指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、本席から指名いたします。
お手元に配付してあります
議会改革推進特別委員会委員指名案のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を
議会改革推進特別委員会委員に選任することに決しました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
午前11時43分 休憩
午後1時15分 再開
○議長(服部猛君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、各委員会において正・副委員長が互選されましたので、御報告いたします。
総務委員会委員長 杤 本 敏 子 さん
総務委員会副委員長 平 野 賀洋子 さん
文教厚生委員会委員長 木 全 信 明 君
文教厚生委員会副委員長 岡 野 次 男 君
経済建設委員会委員長 網 倉 信太郎 君
経済建設委員会副委員長 近 藤 治 夫 君
議会改革推進特別委員会委員長 加 藤 孝 秋 君
議会改革推進特別委員会副委員長 吉 川 隆 之 君
以上、御報告申し上げます。
次に、日程第24、同意案第7号
人権擁護委員の推薦についてから日程第26、同意案第9号
監査委員の選任についてまでを一括議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
本日御提案申し上げ御審議いただきます議案は、同意案3件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
同意案第7号
人権擁護委員の推薦につきましては、服部義典氏、小澤利明氏、松原賢治氏及び石田浩康氏が令和4年3月31日に任期満了となるため、その後任として、稲沢市一色川俣町43番地、浅野順子氏、稲沢市稲葉一丁目6番2号、大﨑勝江氏、稲沢市祖父江町四貫1137番地、松原賢治氏、稲沢市平和町塩川240番地、石田浩康氏を推薦したいので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
次に、同意案第8号
教育委員会委員の任命につきましては、吉川繁樹氏が令和3年10月23日に任期満了となるため、その後任として、稲沢市祖父江町山崎亥古100番地、吉川繁樹氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
最後に、同意案第9号
監査委員の選任につきましては、苗村 眞氏が令和3年9月30日に任期満了となるため、その後任として、稲沢市奥田大沢町1番地1ロフティ稲沢702、平岡弘行氏を選任したいので、
地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでご
ざいます。
以上が本日提案申し上げます議案の概要でございますが、詳細につきましては
市長公室長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
続いて、部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。
◎
市長公室長(篠田智徳君)
お手元の同意案をお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
同意案第7号
人権擁護委員の推薦について
人権擁護委員に下記の者を推薦したいから、
人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の同意を求める。
理由 令和4年3月31日に服部義典氏、小澤利明氏、松原賢治氏及び石田浩康氏が任期満了のため
令和3年9月30日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓
┃ 住 所 │ 氏 名 │ 生 年 月 日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市一色川俣町43番地 │ 浅 野 順 子 │ 昭和29年11月7日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市稲葉一丁目6番2号 │ 大 﨑 勝 江 │ 昭和39年4月11日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市祖父江町四貫1137番地 │ 松 原 賢 治 │ 昭和27年10月20日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市平和町塩川240番地 │ 石 田 浩 康 │ 昭和32年9月27日 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────────────
4人の方の略歴を御紹介申し上げます。
まず、浅野順子氏は、昭和51年に稲沢市に採用になり、平成27年定年で退職なさるまで、牧川保育園長、こども課統括主幹兼指導保育士を歴任されております。退職後は、愛知文教女子短期大学の特任准教授、非常勤講師としてお勤めの方でございます。
次に、大﨑勝江氏は、昭和62年に愛知県公立小・中学校教員に採用され、平成2年に退職されました。その後、平成18年度は治郎丸中学校非常勤講師、平成31年から現在まで大塚小学校の非常勤講師をお勤めの方でございます。
次に、松原賢治氏は、昭和52年に一宮信用金庫、現在のいちい信用金庫に採用され、平成23年に退職となり、平成24年から平成27年まで農業委員会委員を、平成28年4月から稲沢市人権
擁護委員をお務めいただいております。
次に、石田浩康氏は、昭和55年に愛知県公立小・中学校教員に採用され、平成30年3月に定年により退職されるまで、稲沢西中学校、下津小学校、祖父江中学校の各校長を歴任されました。平成30年4月からは稲沢市家庭児童相談員、平成31年4月からは愛知県家庭児童相談員連絡協議会会長をお務めの方でございます。また、平成31年4月から、稲沢市
人権擁護委員をお務めいただいております。
1枚はねていただきまして。
───────────────────────────────────────────
同意案第8号
教育委員会委員の任命について
稲沢市
教育委員会委員に下記の者を任命したいから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。
理由 令和3年10月23日に吉川繁樹氏が任期満了のため
令和3年9月30日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓
┃ 住 所 │ 氏 名 │ 生 年 月 日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市祖父江町山崎亥古100番地 │ 吉 川 繁 樹 │ 昭和30年2月15日 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────────────
吉川繁樹氏の略歴を御紹介申し上げます。
吉川繁樹氏は、昭和53年4月に愛知県公立小・中学校教員に採用され、平成14年4月には稲沢中学校教頭、平成19年4月には大塚小学校校長、平成22年4月には稲沢市教育委員会
学校教育課長、平成23年4月には大里中学校校長を歴任され、平成27年3月に退職をなさった方でございます。また、平成29年10月から、稲沢市
教育委員会委員をお務めの方でございます。
1枚はねていただきまして。
───────────────────────────────────────────
同意案第9号
監査委員の選任について
稲沢市
監査委員に下記の者を選任したいから、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条第1項の規定により、議会の同意を求める。
理由 令和3年9月30日に苗村 眞氏が任期満了のため
令和3年9月30日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓
┃ 住 所 │ 氏 名 │ 生 年 月 日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市奥田大沢町1番地1 │ │ ┃
┃ │ 平 岡 弘 行 │ 昭和36年3月11日 ┃
┃ロフティ稲沢702 │ │ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────────────
平岡弘行氏の略歴を御紹介申し上げます。
平岡弘行氏は、昭和54年4月に名古屋国税局に採用され、令和3年7月に退職なさるまで人吉税務署長、名古屋国税局
総務部次長、同じく徴収部長を歴任された方でございます。
以上、よろしく御審議いただき御同意賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
○議長(服部猛君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第7号から同意案第9号までは、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
同意案第7号
人権擁護委員の推薦についてから同意案第9号
監査委員の選任についてまでは、原案に同意することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、同意案第7号から同意案第9号までは原案に同意することに決しました。
次に、日程第27、同意案第10号
監査委員の選任についてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により除斥されますので、
曽我部博隆君の退席を求めます。
(
曽我部博隆君 退場)
市長から提案理由の説明を求めます。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
引き続き本日御提案申し上げ御審議いただきます議案は、同意案1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。
同意案第10号
監査委員の選任につきましては、令和3年9月30日に東野靖道氏が辞職のため、その後任として、稲沢市祖父江町本甲神明前75番地23、
曽我部博隆君氏を選任したいので、
地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
以上が本日提案申し上げます議案の概要でございますが、詳細につきましては
市長公室長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(服部猛君)
続いて、部長の説明を求めます。
◎
市長公室長(篠田智徳君)
先ほどの同意案の4枚目をお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
同意案第10号
監査委員の選任について
稲沢市
監査委員に下記の者を選任したいから、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条第1項の規定により、議会の同意を求める。
理由 令和3年9月30日に東野靖道氏が辞職のため
令和3年9月30日提出
稲沢市長 加 藤 錠 司 郎
記
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓
┃ 住 所 │ 氏 名 │ 生 年 月 日 ┃
┠─────────────────┼─────────┼──────────┨
┃稲沢市祖父江町本甲神明前75番地23 │ 曽我部 博 隆 │ 昭和29年9月26日 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────────────
曽我部博隆氏の略歴を御紹介申し上げます。
曽我部博隆氏は、昭和63年3月から平成27年9月まで、また令和元年10月から現在まで、祖父江町議会議員、稲沢市議会議員を務められ、現在通算8期目の方でございます。
この間、祖父江町議会副議長、祖父江町
監査委員、稲沢市
監査委員をはじめ、各委員会におきましても委員長・副委員長をお務めの方でございます。
以上、よろしく御審議賜り御同意いただきますようお願い申し上げます。以上です。
○議長(服部猛君)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第10号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。
同意案第10号
監査委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、同意案第10号は原案に同意することに決しました。
曽我部博隆君の除斥を解きます。
(
曽我部博隆君 入場)
以上で、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
次に、市長から発言の申入れがありますので、これを許可いたします。
加藤市長。
◎市長(
加藤錠司郎君) (登壇)
稲沢市議会9月定例会閉会に当たりまして、一言お礼の挨拶をさせていただきます。
ただいまは、上程いたしました全ての議案を可決、承認いただきまして、誠にありがとうございました。今議会中に議員の皆様方から賜りました御意見、御提言、御要望などは真摯に受け止め、今後の市政運営の参考とさせていただきたいと思います。
また、本日は議会の役員改選が行われ、木村議長、大津副議長が退任され、新しく服部 猛議長、東野靖道副議長が就任されました。木村、大津前正・副議長には、1年間議会のかじ取り役、誠に御苦労さまでございました。改めて感謝を申し上げます。
また、服部、東野新正・副議長におかれましては、健全な二元代表制実現のため、今後も議決機関と執行機関としてお互いに、あるときは一致結束し、またあるときは切磋琢磨して、稲沢市民のために高め合っていく関係を築けるようよろしくお願いを申し上げます。
さて、本日、9月30日付で愛知県にも発令をされておりました
緊急事態宣言が解除されます。
愛知県は、明日から10月17日まで厳重警戒措置に移行するようでございますが、昨日も市内からは4名の感染者が発表されております。まだ完全に感染者数が下がり切っておりませんので、十分な感染防止対策を継続するとともに、11月を目指して、希望する全ての対象市民に対してワクチン接種が完了するよう全力を傾注していく覚悟であります。当面、コロナウイルスと共存する毎日が続くと思いますが、将来への明るい希望を持って、この危機を突破していきたいと考えております。
議員の皆様方におかれましては、健康に御留意されるとともに、今後とも市政に御協力賜りますようお願い申し上げまして、今議会のお礼の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(服部猛君)
去る9月9日から本日までの長期間にわたる慎重審議、誠にありがとうございました。
これをもって令和3年第5回稲沢市議会9月定例会を閉会いたします。
午後1時35分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
旧 議 長 木 村 喜 信
旧 副 議 長 大 津 丈 敏
新 議 長 服 部 猛
署 名 議 員 近 藤 治 夫
署 名 議 員 津 田 敏 樹...