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令和2年第 1回 3月定例会−03月26日-sr号
令和2年第 1回 3月定例会-03月26日-05号

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  1. 稲沢市議会 2020-03-26
    令和2年第 1回 3月定例会-03月26日-05号


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    最終取得日: 2022-12-06
    令和2年第 1回 3月定例会-03月26日-05号令和2年第 1回 3月定例会     議 事 日 程 (第5号)                       3月26日(木曜日)午前9時30分 開議  第1 議案第1号 稲沢市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例について  第2 議案第2号 稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について  第3 議案第3号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について  第4 議案第4号 稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例について  第5 議案第5号 稲沢市印鑑条例の一部を改正する条例について  第6 議案第6号 稲沢市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第7 議案第7号 稲沢市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例について  第8 議案第8号 稲沢市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  第9 議案第9号 稲沢市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担等に関する条例の一部を改正する条例について  第10 議案第10号 稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例について  第11 議案第11号 尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例について  第12 議案第12号 稲沢市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第13 議案第13号 稲沢市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について  第14 議案第14号 稲沢市公共下水道事業の設置等に関する条例及び稲沢市集落排水事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について  第15 議案第15号 稲沢市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について  第16 議案第16号 財産(土地)の取得について
     第17 議案第17号 稲沢市道路線の廃止について  第18 議案第18号 稲沢市道路線の認定について  第19 議案第19号 損害賠償の額を定めることについて  第20 議案第20号 損害賠償の額を定めることについて  第21 議案第21号 令和2年度稲沢一般会計予算  第22 議案第22号 令和2年度稲沢国民健康保険特別会計予算  第23 議案第23号 令和2年度稲沢介護保険特別会計予算  第24 議案第24号 令和2年度稲沢後期高齢者医療特別会計予算  第25 議案第25号 令和2年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計予算  第26 議案第26号 令和2年度稲沢病院事業会計予算  第27 議案第27号 令和2年度稲沢水道事業会計予算  第28 議案第28号 令和2年度稲沢公共下水道事業会計予算  第29 議案第29号 令和2年度稲沢集落排水事業会計予算  第30 議案第30号 祖父江生涯学習施設ほか新築ほか工事の請負契約の締結について  第31 議案第31号 祖父江の森温水プール改修工事(リニューアルほか)の請負契約の締結について  第32 議案第32号 令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)  第33 議案第33号 令和元年度稲沢祖父江霊園事業特別会計補正予算(第1号)  第34 議案第34号 令和元年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)  第35 議案第35号 令和元年度稲沢水道事業会計補正予算(第2号)  第36 議案第36号 令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)  第37 同意案第1号 公平委員会委員の選任について  第38 同意案第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について  第39 意見書案第1号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書  第40 選挙管理委員会委員及び補充員の選挙  第41 副議長の選挙  第42 議会運営委員会委員の選任について  第43 愛知県尾張水害予防組合組合会議員補欠選挙 出 席 議 員(24名)    議席番号     氏   名         議席番号     氏   名      1番    杉 山 太 希          2番    平 野 賀洋子      3番    北 村 太 郎          4番    黒 田 哲 生      5番    近 藤 治 夫          6番    津 田 敏 樹      7番    服 部 礼美香          8番    大 津 丈 敏      9番    加 藤 孝 秋         10番    岡 野 次 男     11番    冨 田 和 音         12番    志 智   央     13番    木 全 信 明         14番    東 野 靖 道     15番    吉 川 隆 之         16番    木 村 喜 信     17番    網 倉 信太郎         18番    長 屋 宗 正     19番    服 部   猛         21番    六 鹿 順 二     22番    杤 本 敏 子         24番    星 野 俊 次     25番    曽我部 博 隆         26番    野々部 尚 昭 欠 席 議 員(1名)     20番    出 口 勝 実 欠 番     23番 地方自治法第121条の規定により出席を求めた者   市     長  加 藤 錠司郎       副  市  長  眞 野 宏 男   教  育  長  恒 川 武 久       病院事業管理者  加 藤 健 司   市長公室長    篠 田 智 徳       総 務 部 長  清 水   澄   市民福祉部長   桜 木 三喜夫       子ども健康部長  平 野 裕 人   経済環境部長   岩 間 福 幸       建 設 部 長  鈴 森 泰 和   上下水道部長   森 本 嘉 晃       市民病院事務局長 石 村 孝 一   教 育 部 長  遠 藤 秀 樹       消  防  長  花 村   誠   市長公室次長   荻 須 正 偉       市長公室次長   南 谷 育 男   市長公室次長   浅 野 泰 利       総務部次長    川 村 英 二   市民福祉部次長  小 野 達 哉       子ども健康部次長 水 谷   豊   子ども健康部次長 長谷川 和 代       経済環境部次長  林   利 彦   建設部次長    櫛 田 謙 二       上下水道部次長  村 田   剛   会計管理者    竹 本 昌 弘       教育部次長    岩 田 勝 宏   消防本部次長   荻 本 博 明       消 防 署 長  横 田   修   秘書広報課長   浅 野 隆 夫       人 事 課 長  岸   宗 二   情報推進課長   村 田   司       地域協働課長   大 口   伸   企画政策課統括主幹飯 田 達 也       祖父江支所統括主幹髙 瀬   悦   総 務 課 長  森 田   徹       財 政 課 長  久留宮 庸 和   契約検査課長   生 駒 悦 章       収 納 課 長  林   昌 弘   危機管理課長   杉   真 二       高齢介護課長   長谷川   隆   市 民 課 長  伊 藤 みゆき       国保年金課長   石 黒 憲 治   子育て支援課長  松 永   肇       保育課統括主幹  田 中 真由美   経済環境部調整監 山 田   誠       商工観光課長   足 立 和 繁   企業立地推進課長 武 田 一 輝       環境保全課長   粂 田 裕 子   資源対策課長   岡 田 稔 好       環境施設課長   吉 川 康 彦   用地管理課長   山 田 忠 司       都市計画課統括主幹伊 藤 健太郎   建 築 課 長  石 黒 浩 生       土 木 課 長  伊 藤 和 彦   下水道課長    川 口   眞       水道業務課長   櫛 田 克 司   市民病院事務局医事課長            市民病院事務局管理課長                 角 田 敏 英                高 木   央   庶 務 課 長                市民病院情報管理室長                  榊 山 隆 夫                大 橋 健 一   学校教育課長   吉 田 雅 仁       庶務課統括主幹  森   義 孝   図 書 館 長  前 橋 桂 子       スポーツ課長   長 崎 真 澄   消防本部総務課長 河 合   靖       美 術 館 長  山 田 美佐子   農業委員会事務局長山 﨑 克 己       監査委員事務局長 加 藤 保 典 議会事務局職員出席者   議会事務局長   足 立 直 樹       議 事 課 長  長 崎 みゆき   議事課主幹    佐 藤 雅 之       議事課主査    中 川 喜 善                                 午前9時30分 開議 ○議長(六鹿順二君)  皆さん、おはようございます。  ただいまから継続議会の会議を開きます。  ただいまの出席議員は24名でありますので、議会の成立を認めます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって報告に代えます。  これより日程に入ります。
     日程第1、議案第1号稲沢市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例についてから日程第35、議案第35号令和元年度稲沢水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  総務委員長星野俊次君。 ◎総務委員長星野俊次君) (登壇)  おはようございます。  総務委員会の報告を申し上げます。  去る5日、総務委員会に付託になりました議案第1号、第2号、第3号、第21号令和2年度稲沢一般会計予算及び議案第32号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)については委員会の所管費目について、総務委員会を16日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(六鹿順二君)  文教厚生委員長木村喜信君。 ◎文教厚生委員長木村喜信君) (登壇)  文教厚生委員会の報告を申し上げます。  去る5日、文教厚生委員会に付託になりました議案第5号、6号、7号、8号、9号、15号、19号、20号、第21号令和2年度稲沢一般会計予算については委員会の所管費目、議案第22号、23号、24号、26号、30号、31号、第32号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)については委員会の所管費目について、文教厚生委員会を17日午前9時半から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第5号、6号、7号、9号、15号、19号、20号、26号、30号、31号は全会一致で、議案第8号、21号、22号、23号、24号、32号は賛成多数で、いずれも原案を可と認めました。  以上、文教厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(六鹿順二君)  経済建設委員長杤本敏子さん。 ◎経済建設委員長杤本敏子君) (登壇)  経済建設委員会の報告を申し上げます。  去る5日、経済建設委員会に付託になりました議案第4号、10号、11号、12号、13号、14号、16号、17号、18号、21号令和2年度稲沢一般会計予算については委員会の所管費目、議案第25号、27号、28号、29号、32号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)については委員会の所管費目、議案第33号、34号、35号について、経済建設委員会を18日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上、経済建設委員会の報告を終わります。 ○議長(六鹿順二君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論の発言を許します。  曽我部博隆君。 ◆25番(曽我部博隆君) (登壇)  私は、議案第8号、議案第12号、議案第21号、22号、23号、24号及び議案第32号に反対の立場から討論を行います。  まず、議案第8号稲沢市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、これは、認定資格研修に受講者を放課後児童支援員として雇用できる期間を3年間延長するものです。子供の健全な成長のために、きちんと研修を受講した方に放課後児童支援員として働いてもらうべきです。  議案第12号稲沢市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、民法の一部改正で公営住宅に入居する条件として、連帯保証人の規定を残すかどうかの判断が地方自治体に委ねられることになりました。公営住宅は、住宅セーフティーネットの中核です。ところが、これまで入居の条件として連帯保証人を必要としたために、連帯保証人になってもらえる方を見つけることができず、市営住宅への入居を諦めざるを得ない状況があります。  民法の一部改正に伴い、国は住宅に困窮する低所得者への住宅供給という公営住宅の目的を踏まえると、保証人を確保できないために入居できないといった事態が生じないようにしていくことが必要であり、保証人の確保を公営住宅への入居に際しての前提とすることから転換するべき であると考えます。このため、標準条例を改正し、保証人に関する規定を削除することとしましたので、各事業主体においては、住宅困窮者への公営住宅入居に支障が生じることがないよう、地域の実情等を総合的に勘案し、適切な対応をお願いしますと通知をしています。  東京都、名古屋市などは、通知に基づいて保証人制度を廃止しました。稲沢市も保証人を入居条件からなくすべきです。  次に、議案第21号令和2年度稲沢一般会計予算、22号令和2年度稲沢国民健康保険特別会計予算、23号令和2年度稲沢介護保険特別会計予算、24号令和2年度稲沢後期高齢者医療特別会計予算及び議案第32号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)、これらは関係していますので、一括して反対の理由を申し述べます。  反対する第1の理由は、安倍政権が国際競争力の強化を掲げ、地方自治体大型開発を押しつけるとともに、広域連携・集約化をと称して、中心市街地への開発と立地の集中、公共施設の統廃合・縮小などを進めさせています。加藤市政は、無批判にこの路線に追随しているからであります。地方自治法の放棄と言えるものです。  市はリニア新幹線の開通に合わせ、国府宮駅周辺の再開発、これは短期ビジョンという呼び方をしていますが、それとともに、名鉄本線の高架事業組合施行土地区画整備事業長期ビジョンと呼んでいますが、これらを行い、国府宮駅周辺に人を呼び込むまちづくりに取り組んでいます。事業に着手すれば莫大な公費を投入しなければならなくなるにもかかわらず、総事業費も、投入することになる公費がどれだけになるかも一切明らかにせず突き進んでいます。国府宮駅周辺開発に莫大な公費を投入することになれば、市民サービスが削られることになるのは明らかです。  公共下水道を整備した市街化調整区域での住宅開発を規制緩和し、4月から施行します。人口が減ると言われる中で、市街化調整区域の中での開発を緩和すれば、地価の高い国府宮駅周辺ではなく、開発を緩和した地域での定住を求めることになるのは明らかです。そうなれば、事業を成功させるために、駅前開発にさらに公金を投入しなければならなくなります。人を呼び込むまちづくりではなく、住み慣れた地域で住み続けることができるまちづくりを進めるべきです。  反対する第2の理由は、大型開発の財源を捻出するために、公共施設の統廃合・縮小を進め、住民サービスを切り捨てていることです。2017年3月に公共施設等総合管理計画を策定し、これに前後して公共施設の統廃合・縮小を進めてきました。祖父江町、平和町の元役場をなくし、勤労青少年ホーム、井之口、明治の市民プールをなくしました。平和町にある3つの公立保育園も2021年度で廃止する予定です。さらに、2020年度、来年度に公立保育園の在り方、学校給食基本計画、また教育施設公立保育園を除く公共施設個別施設計画長寿命化というものですけれども、の計画を策定します。  一連の計画で、公立保育園の統廃合や民営化、小中学校の自校方式の給食を共同調理場方式センター方式に替え、さらに自校方式、センター方式で行っている学校給食の運営も直営から民間委託に順次移行する、さらに、小学校、その他の公共施設を統廃合・縮小します。こうして、住民福祉の基幹としての自治体の使命を投げ捨てようとしています。こうした市政運営を認めることはできません。  第3に、社会保障もばっさり切り捨てるということです。国民健康保険は2018年度から都道府県単位に運営が替わりました。このとき、愛知県は稲沢市の一般会計から国保会計への繰入れは問題ない、赤字補填ではないとしてきました。しかし、国は一般会計からの繰入れをなくすよう求め、稲沢市は国の指導に忠実に従い、一般会計からの繰入れを段階的に減らしています。都道府県単位化が始まる前は、加入者1人当たり1万円を超える繰入れを行っていましたが、都道府県単位になった18年度には4,800円台、19年度から3,600円台にまで削減し、国保税を値上げし、高過ぎる国保税を市民に押しつけています。国は、一般会計からの繰入れを廃止することを求めています。国の言うとおりにすると、国保税をさらに引き上げなければならなくなります。サラリーマンなどの方が入っている協会けんぽと比べても、大変高くなっています。全国知事会も主張しているように、せめて国保税を協会けんぽ並にするため、公費を1兆円投入することを国に強く要求するべきです。それが実現するまでの間、払える国保税にするために、一般会計から国保会計への繰入れを増額継続し、社会保障としてセーフティーネットを守ることに全力を尽くすべきです。  介護保険も2017年度から要支援1、2の方が利用するホームヘルプサービス、デイサービスを介護保険から外し、市町村の独自事業、いわゆる総合事業に移しました。今後、総合事業の対象を拡大し、さらに後期高齢者の伸び以下に利用を抑えるよう強く圧力をかけてくることは間違いありません。2021年度からの第8期介護保険事業計画に向け、介護保険制度の改悪の危険性もあります。介護保険の改悪に反対し、保険あって介護なしにならないよう、国に要求するとともに、市独自の取組も行うことを強く求めます。  後期高齢者医療保険料は、2年に1度見直しを行います。後期高齢者医療保険料は、見直しのたびに値上げされてきました。2018年度は値下げされましたが、20年度からの保険料の引上げは必至です。年金が改悪される中で、負担がどんどん増える、悲鳴が上がるのは当然ではないでしょうか。  第4に、受益者負担の強化の問題です。今回、公共施設利用料の値上げが提案されているわけではありませんが、市は公共施設の利用料を5年に1度見直し、施設ごとに仕分をし、市場原理を導入し、利用者に負担を押しつけるシステムに変えました。2021年度に見直すことになります。平和らくらくプラザのプールは、値上げの結果、利用者が3分の1に大きく落ち込み、利用料収入が半減しました。市場原理に従えば、さらに値上げしなければなりません。値上げが利用者の減少を招く悪循環に陥り、住民福祉の増進に反する事態が進行しています。公共施設利用料市場原理に委ねること、平和らくらくプラザのプールの事態が他の施設でも進行することになります。この間の公共施設利用料実態の検証を行い、国の方針に忠実に作成した公共施設利用料設定に当たっての基本方針を撤回することを強く要求いたします。  こうした一方で、高校卒業まで医療費の、入院だけですけれども、8月から無料を拡大する、また中学校の音楽教室へのエアコン設置や、体育館のトイレを一部洋式に改修する、2019年度からの継続で、稲沢公園西側道路地下貯留施設を整備し、稲沢西小学校南側周辺の浸水の解消に向けた取組を進めています。こうした面は評価するものです。  しかし、全体として問題があるのは明らかで、開発優先から暮らしを応援する市政に変え、誰もが取り残されることがない安心して暮らせるまちに転換することを強く要求して、反対の討論を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(六鹿順二君)  次に、賛成討論の発言を許します。  杤本敏子さん。 ◆22番(杤本敏子君) (登壇)  議長から発言のお許しを頂きましたので、賛成討論をさせていただきます。  昨年12月、中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルス感染症が発生して以降、瞬く間に世界中に広がり、今もなお、日本を含め、各国で日々感染者が増え続け、死者も国内で50人、国外で2万人を超す事態となっております。稲沢市におきましても、感染拡大防止のため、小中学校の休業、公共施設の一部閉鎖、また各種イベントの中止や規模縮小といった対応を取らざるを得ない状況にあります。イベントを通じた稲沢市の魅力を発信する機会が減ってしまい、大変残念ではありますが、致し方ありません。今は何より、新型コロナウイルス蔓延の一刻も早い終息を心から願うばかりです。  それでは、それぞれの議案につきまして、私の賛成意見を述べさせていただきます。  初めに、議案第8号稲沢市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございます。  このたびの条例改正につきましては、いわゆる放課後児童クラブの実施において基づく国の定める基準が、従うべき基準から参酌すべき基準に見直されることに伴うものと認識しております。  国の定める基準を参酌して、認定資格研修を受けていない者を放課後児童支援員としてみなすことができる経過措置の期間を延長することにより、本市の放課後児童クラブの円滑な運営を図ることができるものと理解しております。  今後は、今回の経過措置の期間内に認定資格研修修了者を確保することに努めていただき、放課後児童の安全な居場所の提供と、保護者に対する支援が一層充実することを期待いたしまし て、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第12号稲沢市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  このたびの条例改正につきましては、民法の一部改正により、債権関係の規定を見直すとともに、単身高齢者の増加など、公営住宅を取り巻く昨今の状況を踏まえた内容が反映されているものと認識しております。  市営住宅入居手続の際、入居後の家賃等の債務保証、滞納防止のほか、入居者支援や連絡などの役割を担うために必要とされる連帯保証人を置いた上で、数をこれまでの2人から1人にすることにより、入居者の負担軽減を図ることができるものと理解しております。  今後は、さらなる市営住宅の適正な管理に努められ、入居者の居住の不安解消と安定が図られることを要望いたしまして、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第21号令和2年度稲沢一般会計予算につきましては、稲沢市ステージアッププラン(第6次稲沢市総合計画)の実現に向け、限られた財源を本市が直面する行政課題に集中的に配分し、予算編成されたものであると理解しています。  子育て・教育では、18歳になった年の年度末までの入院に係る医療費を無料化する子ども医療費助成事業、非課税世帯に係る放課後児童クラブ利用料の減免措置の拡充、子供の安全確保のため、公立保育園小中学校への防犯カメラ整備事業費などを予算計上され、子育て支援の充実に努められています。  また、地域と連携して学校運営を進めていくための学校運営協議会設置事業、いじめ、不登校などの生徒指導上の課題に対応するためのスクールソーシャルワーカー配置事業の拡大、中学校の音楽教室への空調設備整備事業費などを予算計上され、教育環境の充実に取り組まれています。  まちの基盤づくりでは、新しいまちづくりの中心となる国府宮駅周辺に係る長期ビジョン検討事業や再開発推進事業、新たな市街地整備に取り組むため、高御堂南、正明寺、稲島東地区における土地区画整理事業の実現に向けた調査・検討に係る事業費を予算計上されるとともに、市道木曽川堤防線や市道00-225号線等の道路整備事業、木全池部線、木全桜木線等の街路整備事業費などを予算計上され、都市基盤整備事業を積極的に推進されています。  安心・安全では、災害対策拠点及び福祉の拠点となる新分庁舎の整備に引き続き取り組まれ、その中に常設される災害対策本部室の整備や、河川等監視カメラ設置事業、想定し得る最大規模の降雨に対応した洪水ハザードマップ作成事業費などを予算計上され、災害対応の強化に取り組まれようとしています。  福祉では、高齢者・障害者など交通弱者の方への外出を支援する稲沢おでかけタクシー事業の実証実験を市内全域へ拡大する経費、障害児・障害者の相談支援の拡充経費などを予算計上さ れ、さらなる地域福祉の向上に尽力されています。  そのほか、産業・労働、まちの魅力、文化的な暮らしなど、ステージアッププランの着実な遂行に向け、(仮称)イチョウ見本園整備事業費、中小商店振興のための商店街利用推進事業費補助金、大塚性海寺歴史公園あじさい整備事業費、祖父江生涯学習施設整備事業費、大里西公民館整備事業費、ICT化推進計画関連事業費などを予算計上され、経済情勢が先行き不透明な中、大きく変化する社会情勢に適切に対応し、さらに市民の立場に立った魅力あるまちづくりに取り組まれています。  加藤市長におかれましては、引き続き健全な財政運営を基本に置きながらも、市民の負託と期待の応え、稲沢市のさらなる発展に努められますよう要望いたしまして、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第22号令和2年度稲沢国民健康保険特別会計予算、議案第23号令和2年度稲沢介護保険特別会計予算及び議案第24号令和2年度稲沢後期高齢者医療特別会計予算の各議案につきましては、いずれも地域における保険制度として、市民の健やかな生活と最適な医療及び介護環境を確保するために必要とされる制度でございます。  今後も医療費・介護給付費の適正化に努められるとともに、保険税や保険料の納付意識の高揚を図られ、各会計の健全財政の維持、堅実な財政運営に努められることを要望いたしまして、それぞれの原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第32号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)についてでございます。  今回の補正予算につきましては、事務事業の実績等により、各種事業費を整理されるとともに、災害等の不測の事態に備え、財政調整基金積立金を計上されるほか、国の補正予算の成立に伴い、小中学校の情報通信ネットワーク環境整備事業費、平和中学校の空調設備改修事業費、土地改良事業に係る県営事業負担金を予算計上されております。  特に、小中学校の情報通信ネットワーク環境整備事業につきましては、社会のあらゆる場所でICTの活用が日常となった今日、子供たちの可能性を広げ、創造性を育むためには、これからの学校教育において必要不可欠な事業であり、時宜を得た適切なものであると評価し、原案に賛成いたすものでございます。  以上をもちまして、それぞれの議案に対します、私の賛成討論を終わらせていただきます。  議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(六鹿順二君)  ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  議案第1号稲沢市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例についてから議案第7号稲沢市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例についてまでの各議案は、原 案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第7号までの各議案は原案どおり可決されました。  次に、議案第8号稲沢市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  御着席ください。起立多数と認めます。よって、議案第8号は原案どおり可決されました。  次に、議案第9号稲沢市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第11号尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例についてまでの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第9号から議案第11号までの各議案は原案どおり可決されました。  次に、議案第12号稲沢市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第12号は原案どおり可決されました。  次に、議案第13号稲沢市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第20号損害賠償の額を定めることについてまでの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第13号から議案第20号までの各議案は原案どおり可決されました。
     次に、議案第21号令和2年度稲沢一般会計予算から議案第24号令和2年度稲沢後期高齢者医療特別会計予算までの各議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を願います。                  (賛成者起立)  着席ください。起立多数と認めます。よって、議案第21号から議案第24号までの各議案は原案どおり可決されました。  次に、議案第25号令和2年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計予算から議案第31号祖父江の森温水プール改修工事(リニューアルほか)の請負契約の締結についてまでの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第31号までの各議案は原案どおり可決されました。  次に、議案第32号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第6号)は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  御着席ください。起立多数と認めます。よって、議案第32号は原案どおり可決されました。  次に、議案第33号令和元年度稲沢祖父江霊園事業特別会計補正予算(第1号)から議案第35号令和元年度稲沢水道事業会計補正予算(第2号)までの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第33号から議案第35号までの各議案は原案どおり可決されました。  次に、日程第36、議案第36号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)について議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  加藤市長。 ◎市長(加藤錠司郎君) (登壇)  本日、引き続いて御審議いただきます議案は、予算関係議案1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  議案第36号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)につきましては、小中学校における情報通信ネットワーク環境施設整備に係る補助金の内定に伴い、国の補正予算に係る国庫補助金額について、大きく情勢が変動したことから、国庫支出金及び市債を整理いたすものでございます。  以上が、提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては総務部長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(六鹿順二君)  続いて、部長の説明を求めます。  説明は簡潔にお願いします。  議案第36号について、清水総務部長。 ◎総務部長(清水澄君)  お手元の別冊議案書1ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第36号            令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)  令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。  (歳入予算の補正)  第1条 歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は、「第1表 歳入予算補正」による。  (地方債の補正)  第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。  令和2年3月26日提出                             稲沢市長 加 藤 錠司郎 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、2ページをお願いいたします。  第1表 歳入予算補正を御覧ください。  歳入を順次御説明いたします。  14款国庫支出金、2項国庫補助金、減額補正3億770万円につきましては、補助金の内定に伴い、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金を減額いたすものでございます。  21款市債、1項市債、補正額3億770万円につきましては、補助金の内定に伴い、補助金に係る補正予算債を減額いたすとともに、財源として新たに義務教育施設整備事業債を計上いたすものでございます。  3ページをお願いいたします。  第2表 地方債補正を御覧ください。  1.地方債の変更。  義務教育施設整備事業につきましては、先ほど御説明いたしましたとおり、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の減額に伴い、不足する財源を市債で補うため、3億770万円の増額変更をお願いいたすものでございます。  なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、ここに掲載いたしましたとおり、補正前と変更ございません。  以下、5ページから11ページにかけまして、事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上で説明を終わります。 ○議長(六鹿順二君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第36号は、お手元に配付してあります追加議案付託表のとおり、文教厚生委員会へ付託したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。                                 午前10時13分 休憩                                 午前10時50分 再開 ○議長(六鹿順二君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、委員長の報告を求めます。  文教厚生委員長木村喜信君。 ◎文教厚生委員長木村喜信君) (登壇)  文教厚生委員会の報告を申し上げます。  先ほど文教厚生委員会に付託になりました議案第36号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)について、文教厚生委員会議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第36号は賛成多数で原案を可と認めました。  以上、文教厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(六鹿順二君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  反対討論の発言を許します。  曽我部博隆君。 ◆25番(曽我部博隆君) (登壇)  議案第36号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)に反対の立場から討論を行います。  これは、先ほど可決した議案第32号とも関連をしています。小中学校の児童・生徒に1人1台のパソコンを整備する、いわゆるGIGAスクール構想に基づいて、高速のネットワークを整備するための補正予算です。  私は、高速ネットワークの整備は必要だと考えています。問題は、整備費用の多くを市の負担 に押しつけているところに問題があります。国は、整備費用の2分の1を国庫補助で負担をし、残りを交付税措置、その中の60%は交付税措置で行う、こういう補正予算債を充てると説明をしていました。  稲沢市の場合、総事業費9.6億円、このうち、国庫補助と補正予算債の交付税措置で当初は7.5億円、総事業費の79%ですから、8割を国が負担をするとしていました。ところが、今回の第7号補正で2.6億円、27%に減額をし、残り7億円を市の負担に押しつけました。今後の更新費用や維持管理費も市が負担することになります。  国の施策としてGIGAスクール構想を進めるとしながら、地方自治体に多大な負担を押しつけることは言語道断です。GIGAスクール構想は誰一人取り残されない、個別最適化された学びを実現すると言いますが、最適化された学びではなく、コンピューター端末による学びの分断になる危険性をはらんでいます。子供が人との関わりの中で豊かに学び、教職員が専門性を発揮するには、教職員の増員、少人数学級の実現こそ最優先するべきだと考えています。  以上で、議案第36号に反対する討論を終わります。 ○議長(六鹿順二君)  ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  議案第36号令和元年度稲沢一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第36号は原案どおり可決されました。  次に、日程第37、同意案第1号公平委員会委員の選任について及び日程第38、同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任についてまでを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  加藤市長。 ◎市長(加藤錠司郎君) (登壇)  本日、提案申し上げ、御審議いただきます議案は、同意案2件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  同意案第1号公平委員会委員の選任につきましては、鈴木 忠氏が令和2年3月31日をもって任期満了のため、その後任として、一宮市浅野大西37-1キャルムライフ105号、源治保秀氏を選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  次に、同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、鈴木照明氏、伊藤清茂氏、服部憲明氏が令和2年3月31日をもって任期満了のため、その後任として、稲沢市大矢町 村内上98番地、杉原利秋氏、稲沢市祖父江町甲新田新江西31番地、伊藤清茂氏、稲沢市平和町西光坊大門南1047番地、山田雅明氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  以上が、本日提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては市長公室長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(六鹿順二君)  続いて、部長の説明を求めます。
     説明は簡潔にお願いします。 ◎市長公室長(篠田智徳君)  お手元の議事日程の第5号の3枚はねていただきまして、4枚目をお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 同意案第1号                公平委員会委員の選任について  稲沢市公平委員会委員に下記の者を選任したいから、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。  理由 令和2年3月31日に鈴木 忠氏が任期満了のため  令和2年3月26日提出                            稲沢市長 加 藤 錠司郎                     記   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓      ┃   住        所    │  氏   名  │  生 年 月 日  ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃一宮市浅野大西37-1       │ 源 治 保 秀 │ 昭和55年11月18日 ┃      ┃キャルムライフ105号        │         │          ┃      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛    ───────────────────────────────────────────  源治保秀氏の略歴を御紹介申し上げます。  源治保秀氏は、平成19年8月に豊田合成株式会社に入社、その後、平成28年9月には豊田合成労働組合常任執行委員、令和元年9月から豊田合成労働組合書記長を務められている方でございます。  続きまして、1枚はねていただきまして、同意案第2号でございます。 ─────────────────────────────────────────── 同意案第2号             固定資産評価審査委員会委員の選任について  稲沢市固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任したいから、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。  理由 令和2年3月31日に鈴木照明氏、伊藤清茂氏及び服部憲明氏が任期満了のため  令和2年3月26日提出                            稲沢市長 加 藤 錠司郎                     記   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓      ┃   住        所    │  氏   名  │  生 年 月 日  ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市大矢町村内上98番地     │ 杉 原 利 秋 │ 昭和27年6月26日 ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市祖父江町甲新田新江西31番地 │ 伊 藤 清 茂 │ 昭和24年7月29日 ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市平和町西光坊大門南1047番地 │ 山 田 雅 明 │ 昭和30年1月13日 ┃      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛    ───────────────────────────────────────────  次に、お三方の略歴を御紹介申し上げます。  最初に、杉原利秋氏は、昭和50年4月に稲沢市に採用され、平成20年4月には建設部長、平成24年4月には上下水道部長を歴任され、平成25年3月に定年退職をされております。その後、平成25年7月から平成27年3月まで復興庁職員として東日本大震災の復興のために力を注がれました。また、平成30年4月から現在まで、人権擁護委員をお務めの方でございます。  次に、伊藤清茂氏は、昭和43年3月に昭和高電社に入社され、昭和47年11月、有限会社昭和高電社取締役、昭和56年3月から株式会社昭和高電社代表取締役をお務めの方でございます。また、平成26年4月から稲沢市固定資産評価審査委員会委員をお務めいただいており、このたびの任期満了に伴い、改めて選任いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。  次に、山田雅明氏は、昭和48年4月に平和町に採用され、平成10年には建設部経済課長、平成12年には建設部土木課長を歴任し、平成24年から平和支所統括主幹となり、平成27年3月に定年退職をされております。退職後におきましては、平成30年度に西光坊区長をお務めの方でございます。  以上、よろしく御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。以上です。 ○議長(六鹿順二君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議案となっております同意案第1号及び同意案第2号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  同意案第1号公平委員会委員の選任について及び同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、同意案第1号及び同意案第2号は原案に同意することに決しました。  次に、日程第39、意見書案第1号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書を議題といたします。  意見書案は、お手元に配付したとおりであります。提案理由の説明を求めます。  意見書案第1号について、服部 猛君。 ◆19番(服部猛君) (登壇)  意見書案第1号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について、会議規則第13条第1項の規定により提出をいたします。  原案の朗読をもって説明に代えさせていただきます。  従来、ひきこもりは、主として若年・青年層の課題としてイメージされてきました。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。  政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が昨年3月公表されたが、40歳から64歳のひきこもりが全国で約61万人に上るという推計は、社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。  政府としては、これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」を行ってきたが、今後は、より身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対しては、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。  そこで政府におかれては、中高年層のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。  記1.より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。 また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設し、十分な予算措置を行うこと。  2.中高年のひきこもり状態にある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひきこもりサポート事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加の場の確保。さらには家族に対する相談や講習会などの取組を促進すること。  3.「8050問題」など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することができる新たな仕組みを構築すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年3月26日、愛知県稲沢市議会。  提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣でございます。  議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(六鹿順二君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第1号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  意見書案第1号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書を、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案どおり可決されました。  次に、日程第40、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法は、議長において指名することとしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。  お手元に配付してあります選挙管理委員会委員及び補充員指名案の諸君を、選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君が、選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。
     次に、日程第41、副議長の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法は、本席において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、本席において指名することに決しました。  副議長に木全信明君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました木全信明君を副議長の当選人と定めることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました木全信明君が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました木全信明君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選人の告知をいたします。  木全信明君から副議長就任の挨拶があります。  木全信明君。 ◆13番(木全信明君) (登壇)  ただいま、皆様方の御推挙を頂きまして、誠にありがとうございます。  副議長という大任を拝しましたことに厚くお礼申し上げますとともに、挨拶を述べさせていた だきます。  本来なら、私がこの場で副議長として壇上に上がることはなかったところではありますが、私と同じ市民クラブの同志である遠藤 明前副議長が病に倒れ、帰らぬ人となってしまいました。遠藤前副議長におかれましては、まだまだこの議会で挑戦したいことが多くあったことと思います。私はその思いと副議長という職を受け継ぎ、この役割を深く認識し、思い描いていた未来に応える議会となるよう、努めていかなければならないと考えております。  もとより浅学非才の私でございますが、これまで遠藤前副議長が努めてきたように、私も六鹿議長をお支えし、稲沢市と稲沢市議会のさらなる発展のために、全力で務めさせていただきます。  結びに当たりまして、皆様方のさらなる御指導をお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長(六鹿順二君)  議事の都合により、暫時休憩いたします。                                 午前11時14分 休憩                                 午前11時25分 再開 ○議長(六鹿順二君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  木全信明君から、議会運営委員会委員の辞職願が提出され、委員会条例第13条の規定により、議長において本日付で許可いたしましたので、報告いたします。  よって、議会運営委員会委員が1名欠員となりましたので、お諮りをいたします。この際、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  日程第42、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、本席から指名したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本席から指名いたします。  議会運営委員会委員に志智 央君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました志智 央君を議会運営委員会委員に選任することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、志智 央君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                                 午前11時27分 休憩                                 午前11時40分 再開 ○議長(六鹿順二君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  議会運営委員会において、副委員長が互選されましたので、御報告いたします。       議会運営委員会副委員長    志 智   央 君  以上、御報告いたします。  次に、日程第43、愛知県尾張水害予防組合組合会議員補欠選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法は、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。  お手元に配付してあります愛知県尾張水害予防組合会議員指名案のとおり、愛知県尾張水害予防組合会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました木全信明君が当選されました。  ただいま当選されました木全信明君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  以上で、本定例会に付託されました議案は全て議了いたしました。  市長からの発言の申入れがありますので、これを許可します。  加藤市長。 ◎市長(加藤錠司郎君) (登壇)  議長のお許しを頂きましたので、一言お礼の御挨拶をさせていただきます。  ただいまは、全ての議案に対し議決を賜り、誠にありがとうございました。今議会で議員の皆 様方から寄せられました御意見、御提言、御要望は真摯に受け止め、今後の市政運営の参考とさせていただきます。  さて、この1か月ほどは、新型コロナウイルス感染症の拡大への対応に追われ、大変な毎日でございました。3月2日からの小中学校の臨時休校措置、県知事の要請による自主登校教室を3月3日から開設し、また2日からは放課後児童クラブを拡充し、9日からは朝7時30分から開始をいたしました。3月5日には東京2020オリンピック、ギリシャオリンピアへの中学生派遣事業の中止を発表し、期待に胸を膨らませた中学生の目に涙が見え、いたたまれない思いをしたところでございます。また、24日には東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期と国内聖火リレーの中止が発表され、市内最初の新型コロナウイルス感染者の公表がありました。感染者の一日も早い御回復をお祈り申し上げるとともに、感染拡大防止対策への取組の一層の強化を心に誓ったところであります。  本日、ここに令和2年度の一般会計その他の予算案を可決・承認いただきましたので、4月1日から始まる新年度、昨日発表した新しい人事体制で、市民の期待に応えることができるよう、精いっぱい頑張ってまいります。  一方で、この議場にいる職員の中にも、今日を最後に本会議場で顔を合わせることができなくなるメンバーもおります。議員皆様方の長年の御厚情に感謝を申し上げます。  安倍総理も、新型コロナウイルスとの戦いに勝利したあかしとして、完全な形での東京オリンピック・パラリンピックを開催したいと語られました。来年までのオリンピック・パラリンピックの開催や聖火リレーがもう一度国内で行われるという明るい未来を見据え、今はこの国難とも言える状況を一刻も早く脱却し、市民に普通の暮らしを取り戻すために、全力を尽くす覚悟でございます。  本日は、議員の皆様方、誠にありがとうございました。 ○議長(六鹿順二君)  去る2月26日から本日までの長期間にわたり、慎重審議、誠にありがとうございました。  これをもって令和2年第1回稲沢市議会3月定例会を閉会いたします。                                 午前11時46分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       六 鹿 順 二        署 名 議 員       近 藤 治 夫        署 名 議 員       津 田 敏 樹...