稲沢市議会 > 2013-03-25 >
平成25年第 1回 3月定例会-03月25日-05号

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  1. 稲沢市議会 2013-03-25
    平成25年第 1回 3月定例会-03月25日-05号


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    最終取得日: 2022-12-06
    平成25年第 1回 3月定例会-03月25日-05号平成25年第 1回 3月定例会     議 事 日 程 (第5号)                       3月25日(月曜日)午前9時30分 開議  第1 議案第1号 稲沢市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定について  第2 議案第2号 稲沢市道路構造の技術的基準を定める条例の制定について  第3 議案第3号 稲沢市道路に設ける案内標識等の寸法を定める条例の制定について  第4 議案第4号 稲沢市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について  第5 議案第5号 稲沢市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について  第6 議案第6号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について  第7 議案第7号 稲沢市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について  第8 議案第8号 特別職に属する職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例について  第9 議案第9号 稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例について  第10 議案第10号 稲沢市障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例について  第11 議案第11号 稲沢市障害者自立支援認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例について  第12 議案第12号 稲沢市立児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第13 議案第13号 稲沢市障害児施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第14 議案第14号 稲沢市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第15 議案第15号 稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例について  第16 議案第16号 稲沢市道路占用料条例の一部を改正する条例について
     第17 議案第17号 稲沢市公共用物管理条例の一部を改正する条例について  第18 議案第18号 稲沢市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について  第19 議案第19号 稲沢市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第20 議案第20号 稲沢市コミュニティプラント施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第21 議案第21号 稲沢市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例に ついて  第22 議案第22号 稲沢市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第23 議案第23号 稲沢市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について  第24 議案第24号 稲沢市少年愛護センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例について  第25 議案第25号 稲沢市道路線の廃止について  第26 議案第26号 稲沢市道路線の認定について  第27 議案第27号 損害賠償の額を定めることについて  第28 議案第28号 平成25年度稲沢市一般会計予算  第29 議案第29号 平成25年度稲沢市国民健康保険特別会計予算  第30 議案第30号 平成25年度稲沢市介護保険特別会計予算  第31 議案第31号 平成25年度稲沢市後期高齢者医療特別会計予算  第32 議案第32号 平成25年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計予算  第33 議案第33号 平成25年度稲沢市農業集落排水事業特別会計予算  第34 議案第34号 平成25年度稲沢市コミュニティプラント事業特別会計予算  第35 議案第35号 平成25年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計予算  第36 議案第36号 平成25年度尾張都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計予算  第37 議案第37号 平成25年度稲沢市病院事業会計予算  第38 議案第38号 平成25年度稲沢市水道事業会計予算  第39 議案第39号 平成25年度稲沢市公共下水道事業会計予算  第40 議案第40号 平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)  第41 議案第41号 平成24年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第42 議案第42号 平成24年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)  第43 議案第43号 平成24年度尾張都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)  第44 議案第44号 平成24年度稲沢市病院事業会計補正予算(第3号)  第45 議案第45号 平成24年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)  第46 同意案第1号 公平委員会委員の選任について  第47 同意案第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について  第48 発議案第2号 稲沢市議会基本条例の制定について  第49 発議案第3号 稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例について 出 席 議 員(30名)    議席番号     氏   名         議席番号     氏   名      1番    向 嶋 政 雄          2番    大 津 丈 敏      3番    東 野 靖 道          4番    加 藤 孝 秋      5番    杤 本 敏 子          6番    平 田 光 成      7番    六 鹿 順 二          8番    木 村 喜 信      9番    内 藤 悦 雄         10番    渡 辺   菱     11番    網 倉 信太郎         12番    平 野 寛 和     13番    木 全 信 明         14番    遠 藤   明     15番    魚 住   明         16番    曽我部 博 隆     17番    渡 辺 幸 保         18番    長 屋 宗 正     19番    山 田 一 己         20番    加 藤 錠司郎     21番    杉 山 茂 和         22番    今 井 公 平     23番    野々部 尚 昭         24番    服 部   猛     25番    出 口 勝 実         26番    川 合 正 剛     27番    野 村 英 治         28番    星 野 俊 次     29番    栗 田 文 雄         30番    桜 木 琢 磨 欠 席 議 員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席を求めた者   市     長  大 野 紀 明       副  市  長  眞 野 宏 男   教  育  長  林   敏 仁       病院事業管理者  山 口 晃 弘   市長公室長    大 津 典 正       総 務 部 長  鬼 頭 好 信   福祉保健部長   山 田   洋       経済環境部長   岸   和 明   建 設 部 長  六 鹿 幸 男       上下水道部長   杉 原 利 秋   市民病院事務局長 古 川 正 美       会計管理者    加 島 和 典   教 育 部 長  吉 川 達 昭       消  防  長  佐 藤 正 光   市長公室次長   鵜 飼 義 德       市長公室次長   小 川 正 明   市長公室次長   小 川 郷 司       総務部次長    加 賀 雅 行   総務部次長    魚 住 房 夫       福祉保健部次長  川 口 紀 昭   経済環境部次長  石 原 康 夫       経済環境部次長  佐久間 基 夫   建設部次長    髙 木 信 治       建設部次長    菱 田 浩 正   上下水道部次長  梶 田 一 成       市民病院事務局次長菱 田   真   消 防 署 長  竹 村 謙 一       秘書広報課長   南 谷 一 夫   企画政策課長   篠 田 智 徳       企画政策課統括主幹宮 島 崇 志   情報推進課長   吉 川   卓       地域振興課長   河 村   保   祖父江支所統括主幹渡 辺 一 平       平和支所統括主幹 山 田 雅 明   総務課長選挙管理委員会事務局次長                         兼公平委員会事務局長                                         平 手 孝 明       財 政 課 長  桜 木 三喜夫   契約検査課長   吉 村 保 範       課 税 課 長  古 川 信 夫   福 祉 課 長  松 本 英 治       高齢介護課長   田 島 いづみ   こども課統括主幹 浅 野 順 子       市 民 課 長  内 藤 幸 蔵   国保年金課長   清 水   澄       保健センター所長 野 村   修   企業立地推進課長 西 村 武 彦       農 務 課 長  岩 間 福 幸   環境保全課長   河 村 英 二       環境施設課長   鈴 木 茂 友   用地管理課長   森 本 嘉 晃       区画整理課長   伊 藤   幸   建 築 課 長  服 部 清 久       建築課統括主幹  壽 賀 貴 浩   水道業務課統括主幹吉 田 清 八       水道工務課長   寺 西   徹                          市民病院管理課統括主幹        下水道課長    伊 東 幹 夫                石 村 孝 一                          市民病院病院建設室長         市民病院医事課長 林   栄 治                服 部 光 夫   庶 務 課 長  池 山 三 男       学校教育課長   清 水   茂   学校教育課統括主幹朝 日 章 夫       生涯学習課長   榊 山 隆 夫   スポーツ課長   大 島   隆       図 書 館 長  森   正 義   美 術 館 長  山 田 美佐子       消防本部総務課長 石 黒 秀 治   消防本部予防課長 村 瀨 耕 治       監査委員事務局長 遠 藤 秀 樹   農業委員会事務局長伊 藤 成 一 議会事務局職員出席者   議会事務局長   住 田 和 彦       議 事 課 長  佐 藤 元 美   議事課主幹    櫻 木   彰       議事課主査    佐 藤 雅 之   議事課書記    中 村 昇 孝
                                    午前9時30分 開議 ○議長(杉山茂和君)  ただいまから継続議会の会議を開きます。  ただいまの出席議員は30名でありますので、議会の成立を認めます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって報告にかえます。  これより日程に入ります。  日程第1、議案第1号稲沢市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定についてから日程第45、議案第45号平成24年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  総務委員長内藤悦雄君。 ◎総務委員長内藤悦雄君) (登壇)  皆さん、おはようございます。  それでは、総務委員会の報告を申し上げます。  去る11日、総務委員会に付託になりました議案第6号、7号、8号、23号、28号平成25年度稲沢市一般会計予算及び議案第40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)については委員会の所管費目について、総務委員会を13日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第6号、7号、8号、23号は全会一致で、議案第28号、40号は賛成多数で、いずれも原案を可と認めました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  厚生委員長網倉信太郎君。 ◎厚生委員長網倉信太郎君) (登壇)  皆さん、おはようございます。  厚生委員会の報告を申し上げます。  去る11日、厚生委員会に付託になりました議案第9号、10号、11号、12号、13号、14号、21号、27号、28号平成25年度稲沢市一般会計予算については委員会の所管費目、議案第29号、30号、31号、37号平成25年度稲沢市病院事業会計予算及び議案第40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)については委員会の所管費目、議案第41号について、厚生委員会を14日午前9時半から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第9号、28号、29号、30号、31号、37号、40号は賛成多数で、議案第10号、11号、12号、13号、14号、21号、27号、41号は全会一致で、いずれも原案を可と認めました。  以上、厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  建設委員長、遠藤 明君。 ◎建設委員長(遠藤明君) (登壇)  おはようございます。  建設委員会の報告を申し上げます。  去る11日、建設委員会に付託になりました議案第1号、2号、3号、4号、5号、15号、16号、17号、18号、19号、20号、25号、26号、28号平成25年度稲沢市一般会計予算については委員会の所管費目、議案第33号、34号、35号、36号、38号、39号、40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)については委員会の所管費目、議案第42号、43号、45号について、建設委員会を15日午前9時半から議員総会室において開催をいたしまして、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上で、建設委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  文教経済委員長平田光成君。 ◎文教経済委員長平田光成君) (登壇)  おはようございます。  文教経済委員会の報告を申し上げます。  去る11日、文教経済委員会に付託になりました議案第22号、24号、28号平成25年度稲沢市一般会計予算については委員会の所管費目、議案第32号、40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)については委員会の所管費目について、文教経済委員会を18日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上、文教経済委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  市民病院建設特別委員長川合正剛君。 ◎市民病院建設特別委員長川合正剛君) (登壇)  おはようございます。  市民病院建設特別委員会の報告を申し上げます。  去る11日、市民病院建設特別委員会に付託になりました議案第37号平成25年度稲沢市病院事業会計予算については委員会の所管費目について、及び議案第44号について、市民病院建設特別委員会を21日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第37号、44号は、いずれも賛成多数で原案を可と認めました。  以上、市民病院建設特別委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。  栗田文雄君。 ◆29番(栗田文雄君)  厚生委員長に報告をお願いいたします。  議案第37号稲沢市病院事業会計予算について、反対意見と、それから損益計算書に類する経営問題について、どのような議論があったのか報告をお願いします。 ◎厚生委員長網倉信太郎君)  厚生委員長としてお答えいたします。  平成25年度稲沢市病院事業会計予算についてでございますが、病院に対する補助金に対する質問があった以外はなかったわけでございまして、また、それ以外には職員の退職金の獲得等についての質問がございましたが、その他についてはございませんでした。  先ほどの御質問でございますが、それについても質問はございませんでした。論議しておりません。以上です。 ◆29番(栗田文雄君)  議会事務局のほうから網倉委員長に話が行っているかと思ったんだけど、行ってないようだな。  補助金についてもう少し説明していただけますか、どのような議論だったか。 ◎厚生委員長網倉信太郎君)  国の補正予算都市整備事業社会資本総合整備交付金として採択されましたので、その辺のところから補助金が増額されまして、病院をつくるということについて、近隣の、周りの町が活性化されるというようなことで、道路整備事業にも交付対象が広がったということで、今回新たな補正が組まれたということでございます。以上でございます。 ○議長(杉山茂和君)  ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論の発言を許します。  渡辺幸保君。 ◆17番(渡辺幸保君) (登壇)  おはようございます。  反対討論を行います。  反対する議案は、議案第9号稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、議案第22号稲沢市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第28号平成25年度稲沢市一般会計予算、議案第29号平成25年度稲沢市国民健康保険特別会計予算、議案第30号平成25年度稲沢市介護保険特別会計予算、議案第31号平成25年度稲沢市後期高齢者医療特別会計予算、議案第37号平成25年度稲沢市病院事業会計予算、議案第38号平成25年度稲沢市水道事業会計予算、議案第39号平成25年度稲沢市公共下水道事業会計予算、議案第40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)、議案第44号平成24年度稲沢市病院事業会計補正予算(第3号)、議案第45号平成24年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)について、理由を述べます。  まず、議案第9号についてであります。  従来の高齢者介護は、老人福祉で対応してきましたが、政府は高齢化社会に向けて、財政負担の軽減を図るために2000年に介護保険を導入しました。  介護保険法は、高齢者の自立を支援するとしながらも、毎年拡大する費用を抑制するために、2005年に認定の際の基準が見直され、介護認定が軽く認定される傾向にあります。また、2012年4月からは、訪問介護の時間が60分から45分に短縮され、十分な介護サービスができないと同時に、受けることもできないなど、不満も寄せられています。  介護の必要度は、個々の生活実態によってさまざまです。今回廃止する自立老人デイサービス事業は、介護認定が非該当とされた方でありますが、合併当時の平成17年には97人みえました。旧稲沢市において平成22年度に廃止され、現在それでも15人の方が利用してみえるということです。本格的高齢化社会を迎える中で、市民が必要としている制度を無理やり廃止することは認めることができません。  議案第22号については、稲沢市民会館のネーミングライツであります。  稲沢市総合体育館と同様に、市民の社会福祉施設として建設したものです。多くの利用者がありますが、その利用者に一大学の名前を強制することになること、さらに今回は優先利用を認め、使用料の一部を免除することになっており、反対するものです。  次に、議案第29号、議案第30号、議案第31号については関連がありますので、一括して反対の理由を述べます。  今、日本社会は貧困と格差の拡大が深刻です。日本の働く人の所得は下がり続けており、発達した資本主義国で他に類を見ない異常なものとなっています。  昨年の労働者の平均賃金は、ピーク時の97年より年収で約70万円も減っています。非正規雇用が労働者の3人に1人、若者と女性では2人に1人まで広がり、年収200万円にも満たない労働者が1,000万人を超えています。低賃金で不安定な働き方の非正規労働者の拡大は、正規雇用の労働者の賃金と労働条件の低下、長時間労働に拍車をかけています。この10年余りの間に、平均 でも月収の2カ月分程度の収入がなくなったのです。また、この1月には所得税が、来年6月には住民税が大震災復興財源として引き上げられることになっています。さらに、消費税増税も計画されています。こうした状況の中で、貯蓄なしの世帯が28.6%と急増するなど、労働者の生活悪化が進行しています。  しかし、安倍政権は社会保障を充実するどころか、毎年1兆円の社会保障費の自然増を押さえるために、社会保障制度改革国民会議を発足させ、社会保障の全分野での給付の抑制、予算の削減の方針づくりが進められています。その最初の標的とされているのが、生活保護の切り下げ、改悪であり、それを突破口にしながら、介護、医療、年金、保育などの制度改悪に乗り出そうとしています。  地方税法、地方交付税法の改正案が22日、衆議院本会議で可決されました。政府は社会保障費の自然増に対する支出分として約5,500億円を見込みながらも、一般財源を前年度並みに押さえ込んでいます。また、地方公務員給与の7.8%削減を前提に、地方交付税を一律に削減したことについても断じて許せるものではありません。地方固有の財源を勝手な基準で削減し、自治体の給与の決定にまで手を出す強要に、市長は強く抗議するべきであります。  また、稲沢市国民健康保険では、保険税が払えず、滞納世帯がふえ続けています。介護保険についても、高い保険料が毎年年金から天引きされる上に、利用料の1割負担が重く、利用するサービスの量を減らす状況も見られます。後期高齢者医療も、高齢者だけを特別の保険制度にしたことで、高齢者がふえればふえるほど加入者負担も増大し、深刻な崩壊の危機は明らかです。  政府は社会保障の充実を言うのであれば、国庫負担を抜本的に引き上げる以外にありません。政府に強く要求することを求めます。  また、国民健康保険会計には、5億円の基金があります。この一部を活用すると同時に、一般会計からの繰り入れもふやすなどして、市民の負担軽減を求めるものです。  次に、議案第28号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第44号、議案第45号については関連がありますので、一括で反対の理由を述べます。  共通する一番の理由は、退職手当の削減が反映されているということです。昨年12月議会でも述べましたが、公務員の労働基本権が制約されているもとで、不利益の変更については十分な議論が求められているにもかかわらず、総人件費2割削減の方針のもとで決められ、これに準ずる改正です。公務員労働者の働きがいや若者の将来展望を奪うことは許されません。市民に対しては、生活が大変で、税を滞納している方に対し、市が徴収が困難と判断すれば、悪質滞納者として滞納整理機構に送っています。しかし、強引な徴収業務を行っている滞納整理機構は、税の徴収、滞納処分をする権限はありません。一日も早く脱退することを要求します。  また、子育て支援で始まったばかりの保育料が3人目の子供は無料になっている制度を廃止したことで、今年度97人が負担増となっていることです。また、今年度から始める子ども・子育て 支援事業計画策定事業についても、たびたび問題点を指摘しました。新システムは、市町村の保育に欠ける子供を保育する義務をなくし、どの程度保育に欠けるか、自治体の審査を受け、それをもって保護者が保育園と直接契約をする、こういう制度に変わるものです。短時間保育の子供を預ければ園の収入も減少し、運営が困難になることが予想されるなど、問題が多過ぎます。きっぱりと導入に反対すべきです。  また、現業職員の不補充による粗大ごみの民間委託への拡大は、小回りのきく住民サービスの低下につながると思います。さらに、今回、稲沢東小学校の給食施設改築に向けた実施設計をしますが、自校方式を今後も堅持することを強く要求するものです。  景気対策については、4回目のプレミアム商品券発行事業を行います。もともと中小零細企業の活性化を図る目的で始めたものですが、7割以上が大型店で利用されており、再検討を求めてきました。地域の商店街がどれだけ利用されたか、調査・分析もしていません。全国的に評価され、定着している住宅リフォーム助成制度の創設を真剣に検討するべきであります。  一方、市民の願いに応えた評価すべき事業もあります。緊急通報システム事業の対象者の拡大、発達障害児巡回支援専門員事業の増員、保育園、消防施設等の耐震診断の促進、公立小学校の増築や稲沢西小学校の実施設計、屋内運動場の改築工事などです。  最後になりますが、昨年拡大された子ども医療費助成について、中学になれば医療費がそんなにかかりません。県下の多くの自治体が実施している中学卒業までの医療費無料化を早急に拡大することを要求するとともに、資本金1億円以上の企業に対し、社会的責任を果たしてもらうためにも法人市民税の超過課税、制限税率である14.7%へ引き上げることを強く求めて、討論を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  次に、賛成討論の発言を許します。  加藤錠司郎君。 ◆20番(加藤錠司郎君) (登壇)  皆さん、おはようございます。  議長さんから発言のお許しをいただきましたので、賛成討論をさせていただきます。
     ちょうど2週間前の3月11日は、東日本大震災の発災から満2年が経過した日でありました。被災され、今なお避難生活を強いられていらっしゃる皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げるものであります。  また、1週間前の18日に、国が南海トラフ巨大地震に伴う被害想定を公表しました。愛知県では、最悪の場合2万3,000人が死亡し、4人に1人が避難する。その結果、中部地方の各地が食料や生活物資の不足に長期間悩まされるという大変厳しい内容でした。こんな事態が起きれば、国や自治体任せでは到底乗り切ることはできません。東日本大震災の教訓から、災害時に命を守 るには、自助7割、共助2割、公助1割と言われています。ぜひこれを契機に、行政頼みではなく、地域の住民同士で食料の備蓄や救助方法など、自助・共助の取り組みについて話し合う機会をつくっていけたらと考えるところであります。  それでは、それぞれの議案につきまして、私の賛成の意見を述べさせていただきます。  まず、議案第9号稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例については、自立老人デイサービス事業の廃止等や障害者自立支援法の一部改正、並びにまつのき作業所の廃止に伴い、別表区分の一部を削除するものでございます。社会状況の変化に伴い、市民のニーズも変化する中で、事業の廃止等はやむを得ないものであると理解し、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第22号稲沢市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  今回の市民会館の命名権に関する名古屋文理大学との契約により支払われる毎年300万円のネーミングライツ料は、市民会館運営のための財源確保と、名古屋文理大学との新たな連携を図るため、その資金として活用していくものと理解しております。このたびの改正は、契約期間である5年間に限定して、使用料の一部を免除することができる規定をつけ加えたものであります。契約の目的の一つである地域貢献の場を提供するという視点から、また市民会館の知名度や利用率向上を図る観点からも、本改正は妥当であると考えますので、原案に賛成いたすものでございます。  次に、予算関係議案についてでございます。  議案第28号平成25年度稲沢市一般会計予算につきましては、第5次総合計画の着実な推進を基本とされ、安心・安全で元気な稲沢の実現に向け、本市が直面する行政課題に重点を置いて編成されたものであると理解しています。  安心して元気に暮らせるまちの実現においては、市民の命と健康を守るため、稲沢市民の長年の悲願であります新市民病院の平成26年秋の開院に向けた建設経費を計上され、地域医療制度の確立に努められています。また、疾病を予防し、市民が健康に暮らせるよう、子宮頸がん、小児肺炎球菌、ヒブに係るワクチン接種費用の自己負担分を無料化されるとともに、不妊治療に係る費用の補助限度額を拡大するなど、子育て支援、少子化対策に尽力されています。  環境に優しい安全なまちの実現におきましては、ごみ焼却施設の機能保全等を図るため、廃棄物処理施設長寿命化改修工事に着手されるとともに、水槽つき消防ポンプ自動車、高規格救急自動車の更新など、市民生活をより安全に保つために尽力いただいています。  活力ある未来をひらくまちの実現においては、東西幹線道路整備事業、区画整理事業などの都市基盤整備事業を積極的に推進されるとともに、レクリエーション拠点となるサリオパーク祖父江の一体的利用を進めるため、公園に接続する市道、木曽川堤防線の整備に取り組むなど、観光資源の開発にも尽力いただいています。  プレミアム商品券発行事業につきましては、市内商工会議所、商工会等から強い要望があってのことと聞き及んでおりますが、市費2,750万円を投入しての事業であります。地域経済の活性化につながるよう、公平性と中小零細事業者への配慮に心を砕いていただくことを要望いたします。  郷土を愛し豊かな心を育むまちの実現においては、子供たちが安全かつ安心して学校生活を送ることができるよう、防災対策として小・中学校の校舎等及び屋内運動場のガラス飛散防止対策事業に着手されるとともに、全学年が一斉下校する試みを一部の小学校で実施するため、非常勤講師を増員されるなど、児童・生徒のきめ細やかな教育環境の充実に取り組んでいただいております。  現在、一部に景気回復の明るい兆しが見えつつありますが、本市を取り巻く財政状況は依然として厳しい状況でございます。今後、市民の負託、期待に応えるためにも、一層の行財政改革、経営の合理化を進められ、健全財政を堅持し、さらなる稲沢市の発展に向けて、25年度から始まる第5次総合計画後期推進計画の着実な実行に努められますよう要望いたしまして、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第29号平成25年度稲沢市国民健康保険特別会計予算、議案第30号平成25年度稲沢市介護保険特別会計予算及び議案第31号平成25年度稲沢市後期高齢者医療特別会計予算の各議案についてでございます。  いずれも、地域にあって市民の健やかな暮らしと最適な医療・介護環境確保のために必要な制度でございます。今後とも各会計において健全財政を維持し、国民皆保険制度を堅持する運営に努められることを要望いたしまして、それぞれの原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第37号平成25年度稲沢市病院事業会計予算、議案第38号平成25年度稲沢市水道事業会計予算及び議案第39号平成25年度稲沢市公共下水道事業会計予算の各議案についてでございます。  病院事業につきましては、大変厳しい経営環境が続いておりますが、救急患者の受け入れ数の増加や医師確保のめども少しずつ立ってきており、明るい兆しが見えております。今後とも、市民病院が地域医療を守る中核施設として、市民から愛され、親しまれる病院となることを目指し、尽力をいただくことをお願いいたします。  また、水道事業、公共下水道事業につきましても、市民の重要なライフラインの根幹にかかわる事業でありますので、安全を最優先に健全経営をお願いいたします。今後も、効率的、計画的に事業を進めていただくとともに、健全かつ合理的な企業会計の運営に努められますようお願いいたしまして、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)、議案第44号平成24年度稲沢市病院事業会計補正予算(第3号)及び議案第45号平成24年度稲沢市水道事業会計補正予算(第 2号)の各議案についてでございます。  その内容は、事業費の確定等により所要の手続をされるとともに、日本経済再生に向けた緊急経済対策等を目的とした国の補正予算に連動することで、国のより有利な財政措置を活用するため必要な予算を計上されたものでございます。この予算の成立と執行で、有効事業が喚起され、一刻も早くデフレから脱却することを望むものであります。補正予算のいずれも適切なものであると理解し、原案に賛成いたすものでございます。  以上をもちまして、それぞれの議案に対します私の賛成討論を終わらせていただきます。議員各位の御賛同を賜りますよう、心からお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(杉山茂和君)  次に、反対討論の発言を許します。  栗田文雄君。 ◆29番(栗田文雄君) (登壇)  議案第37号平成25年度稲沢市病院事業会計予算について、反対の討論をいたします。  稲沢市民病院が大赤字の経営であるということは、市民への医療提供が全く不十分、あるいは未熟、もうこれ以外ない。そういう自覚がなさ過ぎる。医師の方たちにとっても仕事にならない。経営の一番の力となって動かないといけないのは市長初め市の職員、病院の医師ではない。このあたりが市長も全くわかっていない。  平成20年の改革プラン、これは3年間ごと6年間プランをつくる、そして実績を積み上げると、こういう当たり前の方式を県庁、そして総務省へ提出して、こういう公の書類でこんなにみっともないことを平気でやるということ自体、市民の信頼、それから役所間の信頼、あるはずがない。例えば料金収入、平成23年度ですと、改革プランでは37億5,600万。これが23年度の決算では25億9,000万、ほぼ26億。こんな数値の会議した計画なんていうのは聞いたことがない。数値管理とは一体何かと、今議会でもいろいろやったんだけれども、数値に関心がない。ただ書いてみただけで、とんでもない話じゃないか。達成なんてもう頭にない。つまり、あらゆることに対する誠実さがない、このように考えていい。  2年ぐらい前、津島の市民病院が来年ぐらいには黒字になりますよと市長に言いましたら、市長は、そんなことはあり得んだろうというような顔をしていた。今議会で、例えば三重県の松阪の市民病院の状況をお話しした。大体ベッド数は324だったかな、松阪は。稲沢は大体390、そして新病院が320。今回の予算では224にしているね。しかし、新病院は320でしょう、建設は。明らかに過剰投資だ、いいかげん過ぎる。自分たちの力量もわきまえずにとんでもない建設をやっている。どうしてこういう横着なことがまかり通るのかわからん。松阪市民病院も大体324のベッド数で、医師数が三十二、三ですね。これが、やっぱり平成17年に脳神経外科医なんか11人一挙にやめているんだよね。これは以前から病院崩壊、ここは済生会と厚生連かな、大きな400以 上の病院が松阪入れて3つある。こういう中で、市民病院なんていうのはろくな評判をもらってなかったみたいですね。  しかし、病院崩壊ということから何とか立て直すということで、病院のあり方検討委員会が立ち上がって、民間病院並みの経営をやれと、もうそれ以外ない。順序として、1年間で減価償却、ここは病院つくって十三、四年らしいんですが、4億円を除いて医業収支の黒字化を図れ、それから3年間で一般会計からの繰り入れを含めて、これは公立病院の本当に甘いところ、経常収支を黒字化せよと、具体的にこういうことを答申した。市民病院側のほうでは、経営アドバイザーを招く、それから医師の人事評価によるボーナス支給等々やりまして、すぐ2年ぐらいでもう黒字化した。そのほか非常にたくさんの改革を断行してきておるんですけどね。稲沢市民病院は、大体平成23年度では26億の医業収入、入院と外来でね。松阪は66億だ。市長はその後、松阪市民病院の経営状態については調査されましたか。                  (発言する者あり)  それは24年度、25年度だわ。  もう1つ聞きましょう。入院単価は、松阪は幾らですか。                  (発言する者あり)  細かいこと言わなくてよろしい。 ○議長(杉山茂和君)  栗田議員に言います。反対討論の時間でございますので、反対討論でお願いします。 ◆29番(栗田文雄君)  私は親切にお答えしておるんです。  結局、入院単価は医療水準と医療、医師がいい医療をやることによって時間の短縮ができる、労働時間のね。これが非常に大きい。松阪は5万8,000円ぐらい、1人1日入院単価ね。稲沢は3万7,000円。これ1人だけで1年間、そして入院患者数掛けたら膨大な差額がでますよ。外来患者は、松阪市民の場合は1万5,000円、稲沢は8,700円。こういうことをどのように単価を上げるかは経営ですね、医療経営。一宮の余語管理者が何年も前から言ってみえる、先端医療こそ健全経営ですよと。さきの質問でも言いましたけれども、ベッド数が200から300というのは経営が一番難しい規模です。大体450超えると医療レベルと医療体制、診療体制が自然に整ってくる。だから、経営は非常にいい。そういう困難さをきちっと市長はわきまえていない。220なんていうのは一番難しいところだ。  補助金についてもそう。やはり補助金をもらって当たり前という経営改革、経営プラン、そして予算。こういう病院では、幾ら医師が集まってもいい医療と健全経営は非常に難しい。もう合併した当初から言っている。とにかく職員できちっとした事務長を、スタッフのプロ化を図れ、きちっと養成しなさいと。そういうことも全然やってきていない状況だから、このようになる。  先ほど加藤議員から、医師の数がふえる、非常に明るい兆しであると。まあ暗い兆しじゃない。しかし、経営は全然違うんです。医師の頭数がいたからって経営ができるわけがない。そこがわからないといけない、そうでしょう。  松阪市民病院でも、いわゆる手術の数が三、四年でもべらぼうにふえている。結局何を考えているのかということ。全身麻酔なんていうのは一番困難な手術でしょう。平成20年は374人、これが4年後には1,017人と、ちょっと私も信じられない数字ですね。  先ほど市長が医師が40人だよと言っているのが平成24年。23年は34、22は33、21年は32、ずっとこのレベルで平成17年まで来ている。平成16年は、先ほど申し上げたように43から11人減って32になっている。稲沢市民病院とそれほど変わるわけでもない。  しかし、ここは旧稲沢市10万人のお客さんが見える。こんな経営の楽なところはどこにもない。そういうことも含めて経営努力が余りにもない、数値管理能力ゼロ。とても市民の人たちに稲沢市民病院の経営を一生懸命やっていると私は言えない。管理者は本当に頑張っていただきたい。よろしくお願いします。  以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  議案第1号稲沢市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定についてから、議案第8号特別職に属する職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例についてまでの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第8号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第9号稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、議案第9号は原案どおり可決されました。  次に、議案第10号稲沢市障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例についてから、議案第21号稲沢市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてまでの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第10号から議案第21号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第22号稲沢市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、議案第22号は原案どおり可決されました。  次に、議案第23号稲沢市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてから、議案第27号損害賠償の額を定めることについてまでの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第23号から議案第27号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第28号平成25年度稲沢市一般会計予算から、議案第31号平成25年度稲沢市後期高齢者医療特別会計予算までの各議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、議案第28号から議案第31号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第32号平成25年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計予算から、議案第36号平成25年度尾張都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計予算までの各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第32号から議案第36号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第37号平成25年度稲沢市病院事業会計予算は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、議案第37号は原案どおり可決されました。  次に、議案第38号平成25年度稲沢市水道事業会計予算から、議案第40号平成24年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)までの各議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、議案第38号から議案第40号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第41号平成24年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、議案第43号平成24年度尾張都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)までの各 議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第41号から議案第43号までの各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第44号平成24年度稲沢市病院事業会計補正予算(第3号)及び議案第45号平成24年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、議案第44号及び議案第45号は原案どおり可決されました。  次に日程第46、同意案第1号公平委員会委員の選任について及び日程第47、同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを一括議題といたします。  市長から提案理由を求めます。  大野市長。 ◎市長(大野紀明君) (登壇)  本日提案申し上げ、御審議いただきます議案は同意案2件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  同意案第1号公平委員会委員の選任につきましては、大津千明氏が平成25年4月10日に任期満了のため、その後任として稲沢市高御堂五丁目106番地1、大津千明氏を選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  次に、同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、吉村友彦氏、林 雅美氏及び太田 保氏が平成25年3月31日任期満了のため、その後任として稲沢市駅前四丁目3番19号、吉村友彦氏、稲沢市平細工蔵町8番地、倉見輝男氏、稲沢市日下部中町二丁目47番地、柴山敏弘氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  以上が本日上程いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては市長公室長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(杉山茂和君)  続いて部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。 ◎市長公室長(大津典正君)  お手元の議案日程を1枚はねてください。 ───────────────────────────────────────────
    同意案第1号               公平委員会委員の選任について  稲沢市公平委員会委員に下記の者を選任したいから、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。  理由 大津千明氏が平成25年4月10日任期満了のため  平成25年3月25日提出                            稲沢市長 大 野 紀 明                     記   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓      ┃   住        所    │  氏   名  │  生 年 月 日  ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市高御堂五丁目106番地1    │ 大 津 千 明 │ 昭和19年1月5日 ┃      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛    ───────────────────────────────────────────  大津千明氏の略歴を御紹介申し上げます。  大津千明氏は、昭和43年4月に札幌地方裁判所判事補に就任、その後、昭和53年4月には名古屋家庭裁判所判事、昭和59年3月には東京地方裁判所判事などを歴任され、昭和63年6月に弁護士登録をされ、現在、名古屋家庭裁判所調停委員を務められておる方でございます。平成5年4月から今日に至るまでの間、本市の公平委員会委員として5期お務めをいただいており、このたび任期満了後も改めて選任したく、議会の同意をお願いする次第でございます。  1枚はねていただきまして、次に、同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任について。 ─────────────────────────────────────────── 同意案第2号            固定資産評価審査委員会委員の選任について  稲沢市固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任したいから、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。  理由 吉村友彦氏、林 雅美氏及び太田 保氏が平成25年3月31日任期満了のため  平成25年3月25日提出                            稲沢市長 大 野 紀 明                     記   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓      ┃   住        所    │  氏   名  │  生 年 月 日  ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市駅前四丁目3番19号     │ 吉 村 友 彦 │ 昭和19年1月25日 ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市平細工蔵町8番地      │ 倉 見 輝 男 │ 昭和26年4月28日 ┃      ┠─────────────────┼─────────┼──────────┨      ┃稲沢市日下部中町二丁目47番地   │ 柴 山 敏 弘 │ 昭和15年4月28日 ┃      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛    ───────────────────────────────────────────  次に、お3方の略歴を御紹介申し上げます。  吉村友彦氏は、昭和37年4月に名古屋国税局に採用され、平成7年7月には千種税務署筆頭副所長、その後、名古屋国税不服審判所国税審査官、平成13年7月には四日市市税務署長を歴任され、平成15年7月に退職されました。平成15年9月には税理士事務所を開業されてみえるお方でございます。また、平成19年4月から今日に至るまで、稲沢市固定資産評価審査委員会委員を2期お務めいただいておりまして、このたびの任期満了に伴いまして、改めて選任いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。  次に、倉見輝男氏の略歴を御紹介申し上げます。  倉見輝男氏は、昭和45年4月に名古屋国税局に採用され、平成12年4月には上野税務署総務課長、その後、平成15年7月には津税務署筆頭特別国税調査官に、平成21年7月には半田税務署筆頭副所長を歴任され、平成24年7月熱田税務署筆頭副所長として退任をされました。平成24年9月には税理士事務所を開業されてみえるお方でございます。  次に、柴山敏弘氏の略歴を御紹介申し上げます。  柴山敏弘氏は、昭和34年5月に愛知県に採用され、愛知県農地部一宮農地開発事務所に配属され、その後、昭和40年4月に岐阜県立岐阜西工業高等学校教諭として教鞭をとられ、昭和63年4月には愛知県立佐織工業高等学校教頭、平成10年4月には愛知県立小牧工業高等学校校長を歴任され、平成13年3月に同校を退職されました。平成13年4月愛知文教大学国際文化学部教務部教務部長兼入試広報部長、平成16年4月には名古屋産業大学環境情報ビジネス学部、平成18年12月から平成22年3月まで学校法人名古屋大原学園教育顧問を歴任されました。平成23年4月から1年間、日下部総代区長をお務めいただいたお方でございます。  以上、よろしく御審議賜り、御同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(杉山茂和君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第1号及び同意案第2号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  同意案第1号公平委員会委員の選任について及び同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、同意案第1号及び同意案第2号は原案に同意することを決しました。  議事の都合により暫時休憩いたします。                                 午前10時34分 休憩                                 午前10時50分 再開 ○議長(杉山茂和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に日程第48、発議案第2号稲沢市議会基本条例の制定について及び日程第49、発議案第3号稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを一括議題といたします。  発議案はお手元に配付したとおりでありますので、提案理由の説明を求めます。  発議案第2号について、杤本敏子さん。 ◆5番(杤本敏子君) (登壇)  議長さんのお許しをいただきましたので、発議案第2号稲沢市議会基本条例の制定についての提案説明をさせていただきます。少し長くなりますが、御了承をお願いします。  この議会基本条例は、議会及び議員の活動原則など議会に関する基本的事項を定めるものです。ここで、議案提出に至るまでの経緯を申し上げます。  二元代表制のもと、一翼を担う議会は、監視、評価及び政策立案機能の発揮など、市民に最も身近な代表機関である議会本来のあり方を見詰め直し、十分な役割を果たしていなかった反省をもとに、より市民に開かれた議会を目指して議会改革を決意し、平成23年10月に議会改革推進特別委員会を設置いたしました。  これまで26回にわたり会議を開き、議会基本条例や議会改革の推進について協議をいたしました。市内11団体とも意見交換会をし、厳しい御意見もいただきました。また、全議員に2回説明会を行い、条例素案作成後は11団体への説明会、パブリックコメントを実施し、市民の皆様からいただいた意見に対し議論も行ってまいりました。このような経緯を経て作成したものであります。  本条例は、前文、全10章から成る本文23条及び附則で構成されております。簡単に1条ずつ説明をさせていただきます。  前文は、条例の趣旨・基本原則を述べています。稲沢市議会が、市民に最も身近で開かれた議会を目指すとの不退の決意を示し、その実現のための最高規範として本条例を制定することを宣言したものです。  第1条、目的では、条例の目的を市民が安心して生活できる豊かなまちづくりの実現とし、それがための議会運営及び議会に係る基本事項を明文化しております。  第2条、議会の活動原則では、議会は市民に信頼され、親しまれ、市民とともに歩む議会であるための原則を上げております。  第3条、議員の活動原則では、合議により結論を導き出す手法と市民の意見把握、そして市民の代表として一部の団体や地域のことだけではなく、市全体の利益を求める姿勢を定義しております。  第4条、議会改革の推進では、不断の議会改革を行うよう努めることを定めています。議員全員で、この改革が具現化されるような推進組織の設置を現在協議中でございます。  第5条、会派では、同一理念を持った議員集団を会派と規定をしております。  第6条、市民参加及び市民との連携では、議会における会議の原則公開、議会への市民参加と連携を促進することを定めています。この会議とは、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会及び議員総会、並びに議会だより編集委員会をいいます。  第7条、意見交換会及び議会報告会の開催。広く市民の意見を伺うことを積極的に持つため、議会活動の情報発信をする場として、意見交換会、議会報告会を定めています。意見交換会は団体と議会で行うもので、議会報告会は市民と議会で行います。市民からの要請ではなく、議会から計画し、出向いての報告会とします。議会報告会は、1回目を5月19日に全議員で試行的に行います。意見交換会実施要綱を現在協議中でございます。  第8条、情報公開及び広報広聴の充実。議会の情報を市民に広く提供するよう努めることを定めています。現在の議会だよりの充実、市のホームページの議会の部分の充実、インターネット中継など、さまざまな広報手段を活用することにより、さらに多くの市民が議会や市政に対して関心を持っていただけるよう定めております。  次に第9条、市長等との関係。議員と行政との緊張関係の保持、透明化を図るための方途を規定しております。市長・行政側からの反問は、議員の質問の趣旨確認のためとしております。また、議員からの文書質問についてはルールづくりが必要で、現在案をつくりましたので、次の特別委員会で協議をし、速やかにルールをつくってまいります。  第10条、議会審議における論点情報の形成。行政が重要な施策及び事業を提案する場合、6つの事項の説明を求めることができるとしています。これは、政策の公正・透明性の確保と、議会審議での論点の明確化を図ることとしております。  第11条、予算または決算における政策説明。予算・決算の審査、審議においても、行政側に前 条の趣旨に準じた説明を求めることができるとしております。  第12条、自由討議の拡大。議会は討論の場であるとの原則から、議員間の自由討議を中心とした議会運営を行うことを定めています。  第13条、政策討論会は、市の重要な政策課題に対し、全議員が一堂に会し、自由に意見交換を行うことを目的としております。合意形成できたものは、政策立案、提言を行う方向で考えていきます。この設置要綱は、現在協議中でございます。  第14条、委員会の活動。委員会の活動では公正・透明性を心がけ、市民にわかりやすい審査に努めるよう定めています。  第15条、政務活動費の執行。政務活動費は会派及び会派に属さない議員に交付されますが、執行するに当たっては、政策立案、提言を行うための調査・研究に資するためだとしております。今後、政務活動費の収支報告も公開してまいります。  第16条、議員研修の充実強化。議員の政策立案能力等の向上を目的とした議員研修会を開催することを規定しています。講師は学識者だけでなく、専門的知識を有する市民も考えております。  第17条、議会事務局の体制整備。議長は、よりよい議会事務局体制を整えるように努めることを規定しております。  第18条、議会図書室の設置。自治法第100条第18項及び第19項の規定により、議会図書室の機能強化に努めることを定めています。  第19条、議員の政治倫理。議員の政治倫理の規範を定めるとともに、過去の反省に立って定められている稲沢市議会議員政治倫理要綱を将来的には条例とし、それを遵守する取り組みをしなければならないと考えております。  第20条、議員定数。議員の定数は行財政改革の側面だけではなく、市が抱える課題や将来予測、または人口、面積など、類似団体との比較検討結果を参考にして決められるべきであるとしています。定数の改正は、市長の提案権を認めるものの、市民への説明責任を果たすがためにも議員が提案するものとしております。  第21条、議員報酬。報酬の改正についても、定数の改正と同様、議員がみずからの責任のもとで提案するものしております。  第22条、最高規範性。本条例は、稲沢市議会における最高規範であると規定をしております。また、議員へ本条例の理念を再確認するための研修を義務づけております。  第23条、見直し手続。本条例の目的が達成されているか否かの検証をし、必要に応じ改正することを規定しています。  この条例は、平成25年4月1日から施行するものであります。  最後に、我が市議会では、これは前例のないことですので、約1年半の議論の中で積み上げた 手づくりの条例です。決してプロがつくったようなものではありません。しかし、整った条例をつくることが最終目的ではなく、この条例を旗印として議員の意識改革、また議会の改革を推進することが目的であり、それが必ずや市政の発展につながるものと確信し、この条例を制定するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(杉山茂和君)  発議案第3号について、今井公平君。
    ◆22番(今井公平君) (登壇)  発議案第3号稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例についての提案説明をさせていただきます。  この案を提出するのは、地方自治法が一部改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  その内容は、委員会に関する規定を簡素化し、委員の選任方法、在任期間等について、法で定めた事項を条例に委任するものでございます。具体的には、常任委員の所属については、議員は少なくとも1つの常任委員となるものとするものであり、特別委員は特別委員会に付議された事件が議会において審議されている間在任するものであります。  また、委員会の傍聴について、委員長の許可を得ていたものを原則公開いたすものであり、あわせてそれぞれの字句の整理をお願いするものでございます。  付則としまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきますが、よろしく御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(杉山茂和君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております発議案第2号は委員会提出議案のため、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託は必要ありません。  発議案第3号は会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論の発言を許します。  栗田文雄君。 ◆29番(栗田文雄君) (登壇)  発議案第2号について反対討論をいたします。  稲沢市議会、地方議会にかかわらず、国会も含めて議会は議決責任があります。そして、これは一人一人の議員にその責任が課せられるわけですね。そういう意味で、現在稲沢市の議会の活動状況からすると、まだまだ基本条例をつくるレベルにまではいっていない。すなわち時期尚早であると、このように判断する現状にある。これは今から少しずつお話しさせていただきますが、いいことも言わないといけないですね。  今回提出された議会基本条例の中で、私も気づかなかった非常にいい点は、第17条、議会事務局の体制整備で、議長は体制整備のために必要な予算確保に努めると。これは人材育成も含めて非常に重要な項目で、これは市民クラブから提案されたと思いますけれども、ここまではちょっと私は気づかなかったですね。今回の議会だより、たった4ページをふやすのに何年かかったやら、5年、6年かかった。そういう市議会の状況にありますので、この条文は議会事務局の職員の方の人材養成も含め、あるいは議会議員の活動も含め、非常に重要な条項ですね。  それから議会報告会、5月19日に予定されておりますけれども、これも実施するについては恐らく魚住議員の提案等によるんじゃないのかなと私は思っております。  とにかくまず実施が大事です。そして、条例については、自分たちの能力、そしてやらなければいけないことをきちっと図ってから文言化しないと、いい基本条例はまずできない。  それからもう一つ重要なことは、今の時点で基本条例を出すということは、ほとんどの自治体、この近辺はそうですね。基本条例をつくっている中で、余りにも曖昧な、あるいはある意味でおくれた条例を出すわけにはいかない。これはもう全国発信ですから、そういうことについてのプライドもやはり私どもは持つべきでありましょう。  その現実をきちっと眺める、見る、やってみる中で、条例をつくらなくちゃいけないという理由は、例えば平成23年4月、新聞にでかでかと出始めた収賄事件、これについて私どもの稲沢市議会は、調査委員会も立ち上げて市民に報告することはしなかった。何を調査するかと、簡潔に項目だけ言いますと、内部調査委員会の報告書についてきちっと調査していない。それから、県の建築課の審議会の会議録についても全然考慮していない。それから市長、御自分の処分も含め、職員の処分が妥当であったかどうか、このことも一切調査していない。そして、3カ月後にほとんど身分的な立場の復職をしている。これについても全く稲沢市議会は市民に報告していない。こういう現状の中で、基本条例って本当に意味があるのか。自分たちがなぜこれができないで今日まで来ているのか。やはりそのことも十二分に考えないといけないし、変えないといけな い。これは必至。  収賄事件は、恐らく私の知っている範囲では、稲沢市の議会史上最大の汚点でありましょう。何にしても現職の議長という立場ですから。そういう汚点をきちっと調査して市民に報告しなかったということが、市議会の一大汚点です。間違えてはいけませんよ。私たち議会で、きちっとしたことを調査して市民に報告できなかったということが稲沢市議会の一大汚点で、現在も何もしないで来ている。  それからもう1つ重要なことは、毎年10億を超える病院経営の赤字について、議会が本当に審議、ある意味で病院経営に協力できる体制をとってこなかった。私は当初、病院の特別委員会ができたときに、どうしたら病院は健全経営ができるのかという立場から、本来は協力の発想でやってきたし、やりたかった。ところが稲沢の市議会はそうじゃない、お互いが対峙するという形を非常に強く持って、新しいものをつくるということは非常に少ない。そういう意味で非常に残念ですね。しかしながら、病院経営はやっぱり議会、すなわち市民と協力して、きちっと診療を市民に提供できるような議会の活動が必要です。そういう形でぜひやっていただけるように、皆さんの協力をお願いしたい。批判するのばかりは余り私は得意じゃない。                  (発言する者あり)  あんたら、批判という意味が本当にわからん人は、みんなそういうことを言う。できないことを言っているんじゃない。病院だってそうでしょう、松阪でやっているんだから、なぜできないのか。議会のあなたたちと今話すといろいろ議長から言われるから、これでやめますけれども。  それから、基本条例の議会改革特別委員会が発足する前に、議会改革案というのはそれぞれの会派から代表が出て、きちっとやってきているんですよ。平成22年4月2日現在というので各会派からいろんな提案が出されている。新たに議会へ入られた方は別にして、そうでない人は十二分に知っていて当たり前、これが会派制だ。しかし、これを全く無視して、どういうわけか基本条例をつくることだけに急いだ。こういう手法は、私は絶対に認められない。  改選前に十二分な時間を使い、議会運営委員会でですよ。そして議会事務局の手を煩わせ、いろいろ提案してきた。その次に私たちがやるのは、この出された提案に基づいて次の段階をきちっと踏むということ、これがなされていない。どういうわけか基本条例一本やり。基本条例の条文をいろいろ検討するときに、その当時は加藤委員長でしたんですが、よその基本条例ばかりをたたき台にする。このことに非常に頑固だった。よその基本条例というのは、例えば栗山町、伊賀市、京丹後市、北名古屋市、すぐそばですね。  私は去年の3月議会の中途ぐらいから、自分でも基本条例をつくろうという形で、大体1カ月間かけて私の基本条例の案文はつくった。なかなかそれぞれの会派から基本条例案というのが出てこなくて、よその自治体の基本条例の文章ばっかりを見ているんですね、現実を見ないで。そういう形で進んできたものですから、とにかく各会派から基本条例出してくれ、このように私は 依頼した。すぐ出てきたのが市民クラブ、そして共産党は前文だけ出された。あとは一切出てこない。これは逆でしょうに。自分たちでまずきちっと稲沢の市議会の現実を見て、もし条文をつくりたければ、今の稲沢の市議会をどうしたらいいかと、どうしたら市民のためにお役に立てるのかと、こういう発想で自分たちで出さないといけない。こういうことが全くなされないで、基本的にはこの4つの市の条例の文章をああでもない、こうでもないと言っているだけで、もとがない。  基本条例をつくった市民クラブや私は、稲沢市議会がどういう現状であるか私なりに理解している。その形で基本条例の案文をつくってきている。ほかのところは一切出てこない。前委員長が出してきた案文は最初は栗山町の基本条例、とんでもない話だ。2回目も何かちょっとわけがわからない。3回目になって、まあちょっと形ができてきたかなという形のが出てきた。私はやっぱりこれは異常だと思う。やはり自分たちの稲沢市議会をどうするかということを一つずつ具体的に考えないといけない。収賄事件もそう、病院経営もそう。  今回、最初に申し上げたように議会報告会を実施すると、こういう方針を決定されていましたので、これは私は大賛成です。とにかく実施しないといけない。自分たちに何が欠けているのか明確にして、条文をつくる必要がある。私はこういう考えが基本にあって、条例を制定するのは時期尚早。これは後で変えようと思うと本当大変ですよ、こういう条例はね。  平成22年4月2日、事務局の方が、議会運営委員会の各会派から出てきたいろんな本会議、委員会、議会だより、その他ということで会派別議会改革案というのを、今からでも遅くない、一つずつの項目をきちっとやれば、本当に自分たちの稲沢市議会がよくわかる。特に新たに議会に入られた方にとっては、市議会へのビジョンなり夢なりお持ちだと思う。細かいことはわからなくて当然だ。しかし、一番骨はわかってみえる。どうしてかって、市民なんだ。いわゆる議会である程度仲よくなっている人たちとは違う。こういう人たちの意見を一切聞かない。議会基本条例の委員会へきちっと呼んで、本当に深いところまで話し合える人たちは、自分たちの仲間にいて、そういうことをやらない。  わざわざ11団体の人たちに来ていただいて話を聞く。議会の内部のことなんかわかるわけがない、その人たちは。私はそういうふうに最初から申し上げている。わからない人に聞いたって無駄。理由は、議会の基本条例は議会内のルールなんだ。そのルールに従って市民の人たちへ何を発信するかということであって、市民の人たちに聞いたってわからない。何回も何回も時間を使って、職員の人もその都度結果報告等をいろいろまとめて、これは大変だった。しかし十分生かさないで今日まで来た、これは事実ですね。  基本条例の前文で重要なことが欠けているのは、評価、監視、条例制定機能等を稲沢市議会ははっきりするという、その次の論点、争点、議決の状況をきちっと市民に公開する責務を明確にしないといけない。ここのことが書いていないね。一番大切なのは、論点、争点がなぜこういう ふうに決まったのかということ。反対意見はどうなのかという、賛成意見はなぜ賛成なのか、本当にきちっと議論をして賛成なのか。こういうことができるような、やらなくちゃいけないようなことは前文にはない。  それから議長を選ぶ場合も、私は立候補制を何年も前から言ってきた。前々回、坂上議員が議長に立候補されたときに、渡辺議員だったかな、そのとき立候補されたのは。お2方が立候補声明された。なぜ立候補声明が必要か。これは約束だからですよ、議員や市民、あるいは職員たちに対する。約束を明確にしないと、議会の運営をきちっとやることができない。今回杉山議員が議長をおやりになるときに、とにかく基本条例を具現化すると、非常にいい言葉ですね。そういうことを明確に立候補の中で言われた。立候補じゃないですね、議長に選任されてからですね。こういう形が一番大事です、いいですか。だから、具現化するために選んだ人は当然議会も協力すると。こういう形ができるし、議長も仕事がやりやすい、こういうことですね。  それから、議会は外部委員会との意見交換、提案等をやる。ここは、日本中の議会は内側を向いている、外へ向けていろいろ働かない。これは民主党政権がそうだったですね。内側ばっかりでやっている。人脈をつくってきていない。だから政治というのができない。これは稲沢市議会でもそう。県へ行こうと国へ行こうと、あるいは民間団体、企業へ行こうと、やはりそういう仕組みができていれば相手の対応が全く違う。  それから会派については、結成についてこれはもうやるなと言ったってできるに決まっている。しかし、会派による議論、あるいは議決については一切の拘束を禁止するというのが私のやり方。これをやらないと、市民の人たちのお役に立てるような議会はできない。そういうことがわかるまでには、ちょっと時間がかかるかもしれないですね、稲沢市議会はね。  その次に、議会の基本条例を成立させたとして、それの実現をどのように担保するかということが欠けている。私はまだ、議会改革の委員会をずっと継続するということを決めていないというふうに思っている。本気であるなら、やはりこれは継続させないといけないと思う。それのほかに、私の場合は市議会のオンブズマンを設置するように、外部からきちっとした意見をいただくことを提案している。  その次に、議員と市長、あるいは市長、教育長も含めて、重要な言葉が稲沢市議会の今回の基本条例にあって抜けている。これは、議会は条例の制定・改廃、条例の修正の決議を通じて、積極的に市長等に政策立案、一般質問を行うというふうに、私の案文ではそうですが、議案の修正を消してはいけない。これは絶対に必要だ。どうしてか、賛成・反対だけでは現実的じゃない、世の中は。行政側から出されてきたものの修正をやって、現実化するということも非常に大事、政治の世界は。こうやって、一つは市長の横暴を食いとめる。今名古屋市でやっていますね。これは特別委員会でも明確に言ってある。どうして議案の修正、こういう権限をきちっと文言に入れないのか。返事は返ってきていなかった。その他、いいところもかなりあるんだけれどもね。  その次に、一大欠点は委員会の活動。これは委員長の責任を明確にする、責任と権限ですね。私の場合は、委員長は委員会審議に必要な資料等の準備を周到に実施しなければならない。そして、委員からの提案等を議題とするために、その他じゃないですよ。議題とするために、開会前に各委員から聴取、聞き取らなければならないと。これがないと、いつも市、行政サイドの委員会運営になる。現在がそうだ。委員長、副委員長は行政側から説明を受ける。その受けた説明を委員に報告するということは一切ない。ということは、委員会をどのように運営していくかということは、行政側のサイドで動かされていると、これ以外ない。こういうことは阻止しないといけない。どうしてか、議決責任は議会にある。行政は提案してくるだけだから、これやっていいですか、条例つくっていいですか、こういうふうにお金を使っていいですかと。決裁するのは議会だから、議会が一番責任が重いということのために、やはりこれは明確にしておかないといけない。  それから、以前からも政務調査費、いわゆる税金で勉強に行った場合は、情報共有のために全議員、あるいは市民、あるいは行政職の方たちの前できちっと報告するようにというふうに言ってあるんですけれども、この件は明確に書いていないですね、政務調査費で研修に行った場合にね。  等々いろいろありますけれども、大ざっぱに、やはり今私どもがやらなくちゃいけないことは、きちっとやった上で基本条例はつくるべきであろうと、その意味で時期尚早です。そう慌てることはない。とにかく市民は基本条例を知りたいんじゃない、議会がどのように活動して市民のお役に立っているかを知りたい、そういうところにありますので。  以上をもって、反対討論を終わります。 ○議長(杉山茂和君)  次に、賛成討論の発言を許します。  魚住 明君。 ◆15番(魚住明君) (登壇)  ただいま議長さんより発言の許可をいただきましたので、賛成討論をさせていただきたいと思います。  ただいまの栗田さんの反対討論を聞いておりまして、多岐にわたっておりますので、一つずつ反論いたしますと1日ぐらいかかりそうでありますので、特に私が申し上げたいところのみ発言をさせていただきたいと思います。  まず、この条例制定が時期尚早ではないかという御意見でございました。先ほど杤本さんがおっしゃったように、この1年半かけて、私たちは議会改革推進特別委員会を設置して、議会のあり方を検討して、そして論議をしてまいったわけであります。その中の論議のやり方についても、特別委員会の中だけではなくて、特別委員会の中で検討された内容についてはそれぞれ会派 に持ち帰っていただいて、会派の中でヒラタに検討していただいた。その結果をまた特別委員会で検討させていただいたというふうに認識しておりますので、新しく入った議員の方が何の意見も言えなかったということはあり得ないというふうに私は思うところでございます。  その特別委員会の中で、これまでの稲沢市議会として取り組んでまいりました議会改革の取り組みについても、評価とは申しませんけれども、振り返っております。そういう振り返りの中で、やはりこの稲沢市議会としてさらなる議会改革を推進する必要があるんじゃないかということが、共通認識として得られたものというふうに思っております。  また、議会改革の具体的な進め方につきましては、先ほど栗田議員の発言もありましたように、当初から議会改革の確実な、具体的な取り組みを一つずつ積み重ねていくべきじゃないかという意見もあったわけでありますけれども、特別委員会の中では、やはりこの具体的な取り組み、ばらばらに進めてはいけない。ある程度方向性を担保してやらなければいけないだろうと。その議会改革の羅針盤とも言うべき議会基本条例を制定して、それから具体的な取り組みを展開してはどうだろうかということでまとまったというふうに私は理解しております。そしてきょうのこの発議になったというふうに理解しているところでございます。  皆様方、御案内のとおりでございますけれども、この地方自治をめぐる環境というのも大分変わってきているわけでございまして、地方自治はこの2000年4月に地方分権一括法が施行されまして、それから大きく変わったというふうに思っております。これまでの中央集権型の行政システムから地方分権型の行政システムに変わるんだということが、この法令の中で制定されたわけであります。まだまだ実感は湧かないわけでございます。権限も十分でない、特に財源の移譲が不十分であるということを考えますと、まだまだ地方分権化、肌で感じるわけにはいかないわけでございますけれども、この流れというのは、政党がどう変わろうとも、政権がどう変わろうとも、この地方分権の流れは変わらないだろうというふうに思っております。  このまま地方分権が進みますと、地方自治体の責任がより大きくなるということでございます。言ってしまえば、今までは国にお任せしていた主体性のない行政運営と言ったら怒られますけれども、そういった気風から、今後はこの稲沢市に合った特性、個性のある特徴あるまちづくり、そういう行政運営が可能になってくるわけでございます。そういった意味で、やはり自己決定、そして自己責任、この大原理のもとで地方自治を進めていかなければいけないということでありますので、この行政責任というものは、何も市長を初めとする執行機関だけが負うものではなくて、この二元代表制の一翼を担います我々議会も当然ながらその責任を負うべきでございますし、その責任は重大になってきているという認識を持っているわけであります。  そういう背景からいたしまして、議会は何をすべきだということの論議にわたったわけでありますけれども、その中で我々は議会のあり方、行政チェック機能をさらに高めていこうじゃないか。そして、さらには政策を立案して提言していく、そういった機能も高めていく必要がある。 何のためか、それは市民の皆さんの意見を市政に反映するため、そのためにそういった取り組みをさらに進めていかなければいけない、そういう認識に至ったわけでありまして、そのために我々は議会基本条例で定めて、そういった議会としての役割をしっかり果たそうと。そしてまた、そのために市民の皆様方に開かれた議会運営をしていこうじゃないかと、そういことをこの議会基本条例の中で宣言をしたというふうに思っております。  議会基本条例の制定というのが議会改革のゴールでは決してありません。逆にこれはスタート地点に立ったというふうに私は思っておるわけであります。議会基本条例ができ上がれば、もう議会改革は自動的に進むと、そんな甘いもんじゃないというふうに思っております。ただただ議会改革の進むべき道筋を定めた、その羅針盤的な存在がこの議会基本条例であるというふうに思っております。  まだまだこれから検討して、具体的なこの基本条例の趣旨に添った具現化をどんどん進めていかなければいけない。これからも立ち位置が大変難しくなってくるというふうに思っておりますので、この議会基本条例の制定において立ちどまるわけにはいかない。さらに議会改革を進めるために、これを踏み台といたしまして稲沢市議会としての議会改革を進めて、市民の負託に応えていくべきであるというふうに思っております。  議員各位の皆様方の御理解と御英断をお願い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(杉山茂和君)  ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  発議案第2号稲沢市議会基本条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数と認めます。よって、発議案第2号は原案どおり可決されました。  次に、発議案第3号稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、発議案第3号は原案どおり可決されました。  以上で、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  市長から発言の申し入れがありますので、これを許可いたします。  大野市長。 ◎市長(大野紀明君) (登壇)  議長さんの発言のお許しをいただきましたので、お礼の御挨拶をさせていただきます。  ただいまは、提案させていただきました全議案に対しまして御議決を賜りまして、まことにありがとうございました。  本議会中、また一般質問なり、あるいは各委員会において各議員からいただきました御意見、御提言、このことについては今後の行政運営の参考とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  一昨年3月11日発生いたしました東日本大震災から2年が経過をいたしました。しかしながら、テレビ放映、あるいは新聞紙上を見ますと、復興のスピードがまだまだという感が否めません。早い復旧を願うところでございます。  また、昨年末の衆議院の選挙におきまして政権交代がございまして、既に補正予算が通っていますが、国においては15カ月予算の編成をされました。このことに伴いまして、最近では円安、そして株高の状況が続いておりまして、市場経済に活気が出てきたような気がいたします。東北被災地の復興のスピードアップがされることを願うとともに、稲沢市も職員を4月1日から1年間福島県いわき市へ派遣をさせていただき、復興の支援をさせていただくというところでございます。  稲沢市はことし市制55周年の節目の年を迎えますけれども、来年開院を目指します新病院の準備、そして公共施設のあり方、15カ月予算の執行、産業観光振興、またまちづくりなど山積する課題に積極的に取り組んでまいりますので、議員初め皆様方の一層の御支援と御協力を賜りたいと存じます。  時間を拝借いたしまして、お願いと報告をさせていただきますが、まず第1点目でございますが、既に新聞報道が出されましたように、3月22日でございますが、稲沢市公共施設のあり方検討委員会から、公共施設のあり方に関する報告書をいただきました。この受け取った報告書でございますけれども、皆様方に早くと思っておりますが、準備の都合がございますので、でき次第、議会事務局にございます状差しに入れさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  そして、2点目でありますけれども、消防裁判についてでございますが、大変皆様方に御心配をおかけさせていただきましたが、去る3月14日、最高裁判所第1小法廷で棄却決定が出されました。したがいまして、稲沢市が勝訴をしたということでございますが、これも報告をさせていただきます。  そして、もう1点報告でありますが、これはまだ発表の段階ではございませんが、NHKからいただきました市制55周年の記念事業の一つとして、私どもがNHKに公開番組をお願いしてまいりました。文書をいただきまして、いろんなところでちょっと話をさせていただきますが、議員の皆様方には初めてだと思いますので、どうぞこのことについて御理解を賜り、市民の方々に御承知をいただければ幸いに存じます。  ことしの11月7日でございますが、BS日本のうたという公開番組を稲沢市の市民会館で行う、そういう決定をいただきました。この番組は毎週されております日曜日のBSプレミアム、BS3でありますが、こちらで午後7時半から1時間半されます。これは毎週でありますので、金曜日の日も土曜日の日もやられているようでございますが、一番新しい放送は日曜日の午後7時半。11月7日といいますのは金曜日でございますので、このときに非常に有名な歌手が10名ぐらい、この稲沢市の地を訪れます。そちらで録画されますけれども、このことについて非常に倍率が高いということを伺っておりますけれども、このことについて皆様方も応募していただいて、当たっていただくように願うところでございますが、どうぞそれぞれ地域でこれから、先ほどの議会基本条例ではありませんですけれども、議会報告をなさったり、あるいはそれぞれの総会でお話はされますので、これも一つの話題にしていただくとありがたいなあと、このようなことで、きょうのお礼とお願いの言葉の中に入れさせていただきました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  大変長い3月議会でございましたけれども、無事終わっていただきましてありがとうございました。本日はまことにありがとうございました。 ○議長(杉山茂和君)  去る3月1日から本日までの長期間にわたる慎重審議、まことにありがとうございました。  これをもって平成25年第1回稲沢市議会3月定例会を閉会いたします。                                 午前11時47分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
           議     長       杉 山 茂 和        署 名 議 員       長 屋 宗 正        署 名 議 員       山 田 一 己...