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平成20年第 4回 9月定例会−09月10日-01号
平成20年第 4回 9月定例会−09月10日-目次

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  1. 稲沢市議会 2008-09-10
    平成20年第 4回 9月定例会−09月10日-01号


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    平成20年第 4回 9月定例09月10日-01号平成20年第 4回 9月定例     議 事 日 程 (第1号)                       9月10日(水曜日)午前9時30分 開議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議案第54号 稲沢市特別職報酬等審議条例の一部を改正する条例について  第4 議案第55号 稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について  第5 議案第56号 稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について  第6 議案第57号 稲沢市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について  第7 議案第58号 稲沢市立児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第8 議案第59号 稲沢市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第9 議案第60号 稲沢市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例について  第10 議案第61号 稲沢市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第11 議案第62号 稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について  第12 議案第63号 稲沢市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について  第13 議案第64号 稲沢市巡回バス条例を廃止する条例について  第14 議案第65号 公共下水道管渠築造工事北部汚水幹線第1工区)の請負契約の締結について  第15 議案第66号 稲沢市道路線の廃止について  第16 議案第67号 稲沢市道路線の認定について
     第17 議案第68号 土地区画整理事業に伴う町の区域の設定及び変更について  第18 議案第69号 平成20年度稲沢市一般会計補正予算(第2号)  第19 議案第70号 平成20年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第1号)  第20 議案第71号 平成20年度稲沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  第21 議案第72号 平成20年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)  第22 認定第1号 平成19年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定について  第23 認定第2号 平成19年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  第24 認定第3号 平成19年度稲沢市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について  第25 認定第4号 平成19年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について  第26 認定第5号 平成19年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について  第27 認定第6号 平成19年度稲沢市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  第28 認定第7号 平成19年度稲沢市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について  第29 認定第8号 平成19年度稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計歳入歳出決算認定について  第30 認定第9号 平成19年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  第31 認定第10号 平成19年度稲沢中島都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  第32 認定第11号 平成19年度稲沢市稲沢市民病院事業会計決算認定について  第33 認定第12号 平成19年度稲沢市水道事業会計決算認定について  第34 報告第11号 平成19年度健全化判断比率の報告について  第35 報告第12号 平成19年度資金不足比率の報告について 出 席 議 員(34名)    議席番号     氏   名         議席番号     氏   名      1番    平 田 光 成          2番    六 鹿 順 二      3番    木 村 喜 信          4番    内 藤 悦 雄      5番    遠 藤   明          6番    魚 住   明      7番    茶 原 孝 子          8番    網 倉 信太郎      9番    出 口 勝 実         10番    服 部   猛     11番    加 藤 錠司郎         12番    杉 山 茂 和     13番    山 田 一 己         14番    長 屋 宗 正     15番    今 井 公 平         16番    玉 田 欽 也     17番    杤 本 敏 子         18番    星 野 俊 次     19番    曽我部 博 隆         20番    渡 辺 幸 保     21番    渡 辺   菱         22番    川 合 正 剛     23番    野 村 英 治         24番    恒 川 宣 彦     25番    山 田 武 夫         26番    栗 田 文 雄     27番    桜 木 琢 磨         28番    正 村 洋 右     29番    野々部 尚 昭         30番    加 賀 盛 勝     31番    箕 浦 敞 夫         32番    仙 石   稔     33番    安 井 利 彦         34番    坂 上 国 弘 欠 席 議 員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席を求めた者   市     長  大 野 紀 明       副  市  長  大 木 和 也   教  育  長  服 部 義 逸       市長公室長    山 内 一 幸   総務部長兼選挙管理委員会事務局書記長                                 森   正 隆       福祉保健部長   中 野 真 澄   経済環境部長   中 島 敏 雄       建 設 部 長  杉 原 利 秋   上下水道部長   西 部 孝 士       祖父江支所長   佐 藤 公 俊   平和支所長    横 井 彰 夫       市民病院事務局長 魚 住 文 明   会計管理者    福 田 勝 行       教 育 部 長  宇佐美   裕   消  防  長  橋 本 正 人       市長公室次長   加 藤 建 治   市長公室次長   早 川 由 信       総務部次長    真 野 宏 男   総務部次長兼固定資産評価審査委員会書記                                小 林 資 朗       福祉保健部次長  石 黒 太美男   福祉保健部次長  木 村 勝 美       福祉保健部調整監 野 村 芳 子   経済環境部次長  永 田 友 英       経済環境部次長  山 田   洋   建設部次長    鈴 木 敏 朗       建設部調整監   水 谷 愼 次   上下水道部次長  小 崎   悟       市民病院事務局次長加 藤 元 近   市民病院事務局次長佐 藤 信 夫       教育部次長    松 田 俊 行   教育部次長    山 内 教 義       消防本部次長   浅 野 広 道   消防本部消防署長 佐 藤 正 光       秘書広報課長   岸   和 明   企画課統括主幹  下 平 健 治       企業立地推進課長 鬼 頭 好 信   情報推進課長   雑 子 政 明       地域振興課長   堀 部 洋 一   総務課長兼選挙管理委員会事務局次長                         兼公平委員会事務局長             契約検査課長   佐 藤 周 司            鵜 飼 義 徳                          課 税 課 長  澤 田 幹 男       課税課統括主幹  古 川 信 夫   収納課統括主幹  松 永 博 光       生活安全課長   伊 藤   進   福 祉 課 長  伊 藤 正 興       児 童 課 長  住 田 和 彦   市 民 課 長  加 藤 鎮 雄       保健センター所長 中 井 雅 義   商工観光課長   魚 住 房 夫       ごみ対策課長   佐久間 基 夫   環境施設課長   大 島 正 樹       土 木 課 長  小 川 郷 司   都市計画課長   六 鹿 幸 男       区画整理課長   飯 田 修 三   建 築 課 長  朱 宮 文 夫       水道業務課統括主幹尾 崎 繁 博   水道工務課長   平 賀 一 夫       下水道課長    佐 藤   忍   祖父江支所市民福祉課長            祖父江支所経済建設課長                 三 輪 和 男                細 野 紀 正   平和支所市民福祉課長             平和支所経済建設課長                  安 田 邦 孝                伊 藤 正 文   市民病院医事課長 林   栄 治        計 課 長  梶 田 一 成   学校教育課長   吉 川 光 彦       学校教育課統括主幹仁 科 正 二   スポーツ課長   吉 川 達 昭       図 書 館 長  恒 川 正 仁   美 術 館 長  服 部 祐 二       消防本部予防課長 花 木 正 次   監査委員事務局長 木 村 順 治       農業委員会事務局長古 川 正 美   代表監査委員   下 方 幸 夫                        議会事務局職員出席者   議会事務局長   野 村   一       議 事 課 長  岡 村 辰次郎   議事課主幹    斉 藤 達 誠       議事課副主幹   近 藤 宗 明   議事課主査    戸 田 金 一       議事課書記    長 崎 義 貴                                 午前9時30分 開会 ○議長(加賀盛勝君)  おはようございます。  ただいまから平成20年第4回稲沢市議会9月定例を開会いたします。  ただいまの出席議員は34名でありますので、議会の成立を認めます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって報告にかえます。
     これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において11番、加藤錠司郎君及び12番、杉山茂和君を指名いたします。  次に日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例の会期は、お手元に配付してあります会期日程のように、本日から30日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認めます。よって、本定例の会期は、本日から30日までの21日間と決定いたしました。  次に日程第3、議案第54号稲沢市特別職報酬等審議条例の一部を改正する条例についてから、日程第33、認定第12号平成19年度稲沢市水道事業会計決算認定についてまでを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  大野市長。 ◎市長(大野紀明君) (登壇)  皆さん、おはようございます。  平成20年度もはや5ヵ月を経過いたしました。この間、コミュニティーバスの運行を初めといたしまして、市政各般にわたりまして皆様方の御理解と御協力を賜り、心から厚く御礼を申し上げます。まことにありがとうございます。  また、去る8月28日、29日及び9月3日の集中豪雨によりまして、床上、床下その他の被害を受けられました皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、市民の皆様方、また議員の皆様方には、大変御心配と御迷惑をおかけいたしましたことを心からおわびを申し上げます。  それでは、提案説明をさせていただきます。  今回の定例市議会の招集に当たりましては、公私とも御多忙の折にもかかわらず、万障お繰り合わせの上御参集いただきましたことを、まずもって厚く御礼申し上げます。  本日御提案申し上げ、御審議いただきます議案は、条例関係議案11件、法定議決議案4件、予算関係議案4件、認定12件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  最初に、議案第54号稲沢市特別職報酬等審議条例の一部を改正する条例及び議案第55号稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、報酬の名称が議員報酬に変更されたため、改めるものでございます。  次に、議案第56号稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、議員の報酬の支給方法等に関する規定がほかの行政委員会委員等の報酬の支給方法等に関する規定から分離されたため、改めるものでございます。  次に、議案第57号稲沢市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例につきましては、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、地方自治法の一部が改正されたため改めるものでございます。  次に、議案第58号稲沢市立児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、高御堂児童遊園の規模を拡大し、都市公園として整備するため改めるものでございます。  次に、議案第59号稲沢市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、議案第60号稲沢市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例及び議案第61号稲沢市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部改正に伴い改めるものでございます。  次に、議案第62号稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例につきましては、新設地区の受益者負担金額を定めるため改めるものでございます。  次に、議案第63号稲沢市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきましては、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国民生活金融公庫が行う恩給担保金融に関する法律の一部が改正されたため、改めるものでございます。  次に、議案第64号稲沢市巡回バス条例を廃止する条例につきましては、稲沢市巡回バス運行事業の廃止に伴い廃止するものでございます。  次に、議案第65号公共下水道管渠築造工事北部汚水幹線第1工区)の請負契約の締結につきましては、契約金額1億999万2,015円の請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第66号稲沢市道路線の廃止につきましては、道路法第10条第1項の規定に基づき、 市道の路線を廃止するため、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第67号稲沢市道路線の認定につきましては、道路法第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第68号土地区画整理事業に伴う町の区域の設定及び変更につきましては、稲沢中島都市計画事業尾張西部都市拠点地区土地区画整理事業の施行に伴い、新たに区画整理された公共用地及び宅地について、町の区域の設定及び変更を行うため、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第69号平成20年度稲沢市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額417億3,014万2,000円にそれぞれ6億6,614万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を423億9,629万円といたすものでございます。  このたびの補正予算の歳出の主な内容といたしましては、総務費におきましては、企業立地に伴う大規模開発行為の届け出に必要な自然環境保全調査業務委託料、エルタックスの導入経費といたしまして、行政情報システム開発委託料などを計上いたすものでございます。  民生費におきましては、民間保育園が行う園舎の耐震診断に要する経費を補助するため、民間保育園耐震化促進事業費補助金を、農林業費におきましては用水路の改修工事費を、商工費におきましては、旧法務局跡地の用地取得費を計上いたすものでございます。  また、土木費におきましては、幹線道路、生活道路、水路の整備を促進するため、道路舗装改良工事水路整備工事費などを、教育費におきましては、小・中学校の施設改修のため、施設営繕及び整備工事費を増額措置いたすものでございます。  これらに対します主な歳入といたしましては、普通交付税、県支出金、前年度繰越金、臨時財政対策債等を増額計上いたす一方、配当割交付金を減額いたすものでございます。  次に、議案第70号平成20年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、前年度の地域支援事業費の確定に伴い、国庫支出金返納金等を計上し、歳入歳出予算の総額を63億4,490万円といたすものでございます。  次に、議案第71号平成20年度稲沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、公共下水道工事費を増額計上し、歳入歳出予算の総額を31億7,329万7,000円といたすものでございます。  次に、議案第72号平成20年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、供給管を埋設する路線がふえたため、水道工事負担金下水道工事負担金を増額計上し、歳入歳出予算の総額を12億9,695万7,000円といたすものでございます。  次に、平成19年度各会計の決算認定についてでございます。  認定第1号平成19年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定から認定第12号平成19年度稲沢市水 道事業会計決算認定まで一括して提案説明を申し上げます。  昨年後半からのサブプライム住宅ローン問題に端を発した金融資本市場の混乱、原油・原材料価格の高騰等により、日本経済は景気後退が鮮明になりつつあります。  稲沢市におきましても、平成19年度決算では法人市民税が大幅な増収となりましたが、今後の市税収入等への影響が懸念されるものでございます。  平成19年度は、国から地方への本格的な税源移譲が行われた年でございました。また、本年4月には道路特定財源の暫定税率が1ヵ月間失効し、来年度から一般財源化されるなど、地方自治体を取り巻く財政状況は目まぐるしく変化しています。  さらに、財政の健全化を判断するための新指標の作成、公会計制度の改革など、地方自治体には財政状況の一層の透明化が求められています。  こうした状況のもと、新市建設計画の着実な推進を基本とし、小・中学校施設の耐震補強、少子化対策、都市基盤整備事業などの課題事業に取り組み、「安心・安全で元気な稲沢」の実現を目指したものでございます。  厳しい財政状況の中で、時代の要請や住民要望にこたえ、所期の目的をほぼ達成することができましたことは、市議会議員の皆様を初めとして、市民の皆様方の御理解、御協力によるものであり、深く感謝申し上げる次第でございます。  最初に、認定第1号平成19年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定につきましては、当初予算額402億8,000万円に補正予算額10億3,466万6,000円、繰越事業財源額6億1,874万7,782円を加えまして、予算現額を419億3,341万3,782円といたしたものでございます。これに対します歳入決算額は412億8,653万9,820円、収入率は98.5%、歳出決算額は394億8,746万5,383円、執行率は94.2%でございます。  歳入におきましては、市税全体では前年度と比べ24億5,183万円余の増額となったものでございます。その内訳といたしましては、個人市民税が税源移譲と定率減税の制度廃止により14億7,987万円余、法人市民税が市内事業所の好業績により5億6,641万円余と、前年度から20%を超える大幅な増額となったものでございます。  一方で、所得譲与税、減税補てん特例交付金が税源移譲に伴う制度改正により、地方譲与税は10億1,901万円余、地方特例交付金は4億2,429万円余の大幅な減額となったものでございます。また、市税収入の伸びや前年度繰越金等により財源確保の目途がつき、基金の取り崩しを見送ったため、繰入金は16億8,126万円余の減額、市債におきましても、図書館建設事業の事業完了等により21億3,040万円の減額となり、歳入全体では前年度比94.5%、24億1,769万円余の減額となったものでございます。  一方、歳出におきましては、義務的経費では、退職手当、児童手当等の社会保障費、過年度発行債の元金償還の増により、人件費、扶助費、公債費のいずれも増額となったものでござい ます。また、物件費におきましては、指定管理委託の推進、行政情報システムの構築・修正等により増額となりましたが、普通建設事業費は、図書館建設事業、平和町プール改修事業等の事業完了により大幅な減額となったものでございます。  平成19年度に取り組みました主な事業といたしましては、都市基盤整備関係では、稲沢西地区、尾張西部都市拠点地区及び下津陸田地区区画整理事業の推進に努めるとともに、公共下水道事業におきましては、引き続き汚水幹線整備、枝線管渠の築造、西町1号調整池、長岡西部地区の農業集落排水施設の整備を進めたほか、春日井稲沢線稲沢西春線関連祖父江稲沢線、巡見街道等の幹線道路の整備を行い、また白山公園を初めとする都市公園、須ヶ谷川桜堤の整備に努めたところでございます。  福祉関係では、西町さざんか児童センターの改築が完了し、児童手当、乳幼児医療費助成精神障害者医療費助成の対象を拡充するとともに、不妊治療に対する助成制度を創設いたしたものでございます。  環境関係では、プラスチック製容器包装の分別収集に祖父江・平和地区を新たに加え、市内全域で実施することにより、ごみの減量と再資源化の推進に努め、商工関係では、観光資源を有効的に活用し市の活性化を図るため、観光行政の指針となる観光基本計画を策定したものでございます。  消防関係では、指揮車、救助工作車、消防ポンプ自動車等の消防車両の更新、防火水槽の新設、新消防団発足準備に取り組み、常備消防、非常備消防の充実に努めたものでございます。  教育関係では、災害時の避難所にも指定されている屋内運動場の耐震補強工事を6小・中学校で実施、また、稲沢東小学校校舎の増改築事業に着手するとともに、全小・中学校にAEDを配備し、児童・生徒が安心して学校生活を送れるよう環境づくりに努めたものでございます。また、赤ちゃんと保護者の心の触れ合いづくりを図るべくブックスタート事業を開始するとともに、荻須高徳画伯の作品2点を購入し、美術館の収蔵品の充実に努めたものでございます。  次に、認定第2号平成19年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額124億3,374万8,046円、歳出決算額124億2,060万9,588円となったものでございまして、高齢化の進展等により医療費の増大が続き、財源不足を補うため基金の一部を取り崩したものでございます。  次に、認定第3号平成19年度稲沢市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額92億1,200万1,128円、歳出決算額90億9,583万8,656円でございまして、対象者数は前年度から微減となったものでございます。  次に、認定第4号平成19年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額59億2,476万3,497円、歳出決算額57億1,966万3,306円でございまして、介護保険制度の趣旨が市民の皆様に十分浸透し、認定事業及び施設・在宅等の介護サービス、地域支援事業 を順調に実施できたところでございます。  次に、認定第5号平成19年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額2,477万2,705円、歳出決算額1,767万6,508円でございまして、霊園の維持管理を執行いたしたものでございます。  次に、認定第6号平成19年度稲沢市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額40億3,149万4,177円、歳出決算額37億4,678万5,963円でございまして、平和西部汚水1号幹線等の汚水幹線、日光川南部等の枝線管渠築造工事等の汚水事業を進めるとともに、雨水事業といたしまして、西町1号調整池の整備等を進めたものでございます。  次に、認定第7号平成19年度稲沢市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額4億6,433万2,533円、歳出決算額3億4,994万3,877円でございまして、長岡西部地区の農業集落排水施設の整備を進めるとともに、千代地区を初め9地区の集落排水施設の維持管理を行ったものでございます。  次に、認定第8号平成19年度稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額1,999万4,868円、歳出決算額1,519万315円でございまして、平六地区のコミュニティ・プラントの維持管理を行ったものでございます。  次に、認定第9号平成19年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定及び認定第10号平成19年度稲沢中島都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額13億6,314万9,086円及び11億1,763万9,740円、歳出決算額9億8,880万7,204円及び7億2,354万9,729円でございまして、区画整理事業区域内の物件移転補償、道水路築造工事等を積極的に進めたものでございます。  次に、認定第11号平成19年度稲沢市稲沢市民病院事業会計決算認定でございます。平成19年度の病院利用状況は、前年度と比較いたしまして、入院患者数、外来患者数のいずれも減少となったものでございます。収益的収入につきましては45億1,955万271円、収益的支出につきましては51億735万8,224円となったもので、この結果、当年度は5億8,780万7,953円の純損失となったものでございます。一方、資本的収入につきましては3億3,303万1,350円、資本的支出につきましては4億5,652万3,114円となったもので、収支不足額1億2,349万1,764円は、過年度分損益勘定留保資金等により補てん措置いたしたものでございます。  次に、認定第12号平成19年度稲沢市水道事業会計決算認定でございます。平成19年度の水道利用状況は、給水栓数、配水量、給水量とも前年度から増となったもので、また石綿セメント管の更新につきましては6,745.85メートルの布設がえを行ったものでございます。収益的収入につきましては30億4,438万2,175円、収益的支出につきましては24億9,511万8,787円となったもので、この結果、当年度は5億4,926万3,388円の純利益となったものでございます。一方、資本的収入につきましては2億9,817万7,594円、資本的支出につきましては13億885万6,696円 となったもので、収支不足額10億1,067万9,102円は、過年度分損益勘定留保資金等により補てん措置いたしたものでございます。  以上が提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては関係部長から説明をいたさせますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(加賀盛勝君)  続いて、各部長の説明を求めます。  説明は簡潔にお願いいたします。 ◎市長公室長(山内一幸君) ─────────────────────────────────────────── 議案第54号  稲沢市特別職報酬等審議条例の一部を改正する条例につ         いて  稲沢市特別職報酬等審議条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  2ページをお願いいたします。  このたびの条例の一部改正につきましては、さきの地方自治法の一部改正におきまして、報酬及び費用弁償に関する規定第203条には議員の報酬について、そして第203条の2に他の行政委員会委員等の報酬についてに分離し、明確にされるとともに、議員に関する報酬の名称を議員報酬に改められたことに伴うものでございます。  このことから、条例中の「報酬」の文言を「議員報酬」に改めるもので、付則におきまして、この条例の施行を公布の日からとするものでございます。  続きまして3ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第55号         稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部         を改正する条例について  稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  4ページをお願いいたします。  この条例の一部改正につきましても、さきの議案第54号の条例の一部改正と同様に、地方自治法の改正に伴うものでございます。  条例の題名及び条例中にあります「報酬」の文言を「議員報酬」に改めるもので、付則におきまして、この条例の施行を公布の日からとするものでございます。 ─────────────────────────────────────────── 議案第56号         稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する
            条例について  稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  6ページをお願いいたします。  この条例の一部改正につきましても、さきの議案第54号及び議案第55号の条例の一部改正と同様に、地方自治法の改正に伴うものでございます。  この条例が引用しております行政委員会委員等の報酬等の規定につきましては、地方自治法「第203条」から「第203条の2」に改められたことによるものでございます。  付則といたしまして、この条例は公布の日から施行するといたすものでございます。  次に7ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第57号         稲沢市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一         部を改正する条例について  稲沢市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  議案書8ページをお願いいたします。  このたびの条例の一部改正につきましては、公益法人制度改革により、公益法人制度改革関連3法が制定されたところでございます。その3法の一つ、一般社団法人及び一般財団法人に 関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律 ―― 略して整備法とも称されておりますが ―― の施行に伴い、地方自治法及び民法が一部改正され、これら法律を引用している本条例を改めるものでございます。  改正の内容は、条例第2条の印鑑登録を受けることができる者及び条例第11条の同印鑑の登録の抹消についての両規定が民法を準用して地方自治法で規定していたものを、このたびの改正によりまして、直接地方自治法に規定されたことから条例の一部を改正いたすもので、内容的には従来と変わらないものでございます。  付則で、この条例の施行を平成20年12月1日からといたすものでございます。  よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。 ◎福祉保健部長(中野真澄君)  9ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第58号         稲沢市立児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部         を改正する条例について  稲沢市立児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、今回の条例の一部改正につきましては、高御堂児童遊園を廃止するものでございます。  今後につきましては、規模を拡大して都市公園として新たに整備されるものでございます。  付則といたしまして、この条例は公布の日から施行する。  続きまして、11ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第59号         稲沢市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正         する条例について  稲沢市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、12ページでございます。  今回の条例の一部改正につきましては、本年4月1日から施行されました中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律により、永住帰国された、いわゆる中国残留孤児に対する医療などの支給給付については、別途法律により支援することとされましたので、現条例に規定されております適用除外の中に新たに法律に基づく改正文を加えるものでございます。  付則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  13ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第60号         稲沢市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例に         ついて  稲沢市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、14ページをお願いいたします。  今回の条例の一部改正につきましては、前議案と同様、永住帰国されました中国残留孤児に対する医療などの支援給付につきまして、別途法律により支援することとされましたので、現条例に規定されております適用除外の中に、新たに法律に基づく改正文を加えるものでございます。  付則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  続きまして、15ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第61号         稲沢市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正         する条例について  稲沢市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、今回の条例の一部改正につきましては、前2議案と同様、永住帰国された中国残留孤児に対する医療などの支援給付につきまして、別途法律により支援することとされましたので、現条例に規定されております適用除外の中に新たに法律に基づく改正文を加えるものでございます。  付則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎上下水道部長(西部孝士君)  17ページをお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 議案第62号         稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例         の一部を改正する条例について  稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、今回の改正につきましては、新たに高御堂小学校周辺の高御堂十丁目を第8負担区として、また長野公園周辺の長野一丁目の一部を第9負担区として、それぞれ公共下水道整備を施工するに当たり、受益者が負担する金額を定めるため条例の一部を改正するものでございます。  第4条第1項の表中、第7負担区の次に「第8負担区1平方メートル当たり負担金額600円」、「第9負担区1平方メートル当たり負担金額600円」を表に加えるものでございます。  付則として、平成21年4月1日から施行するものでございます。  よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。 ◎消防長(橋本正人君)  19ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第63号          稲沢市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例          について  稲沢市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、20ページをお願いいたします。  今回お願いいたします条例の一部改正につきましては、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が平成20年10月1日から施行されることに伴い、国民生活金融公庫が行う恩給担保金融に関する法律の一部が改正され、国民生活金融公庫の事務が株式会社日本政策金融公庫に引き継がれることによりまして、損害補償を受ける権利を定めております。  第3条第2項中「国民生活金融公庫」を「株式会社日本政策金融公庫」に改めるものでございます。
     付則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものであります。  よろしく御審議賜りますようお願いいたします。以上でございます。 ◎総務部長(森正隆君)  21ページ、議案第64号をお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第64号            稲沢市巡回バス条例を廃止する条例について  稲沢市巡回バス条例を廃止する条例を次のとおり定めるものとする。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、廃止条例でございますが、稲沢市巡回バス条例を廃止する条例。  稲沢市巡回バス条例(平成17年稲沢市条例第70号)は、廃止する。  このことにつきましては、稲沢市巡回バス運行、森上線、上丸渕線を平成20年6月30日をもちましては廃止したことによるものでございます。陸運局の手続を完了いたしたものでございます。 ─────────────────────────────────────────── 議案第65号          公共下水道管渠築造工事北部汚水幹線第1工区)の請負          契約の締結について  公共下水道管渠築造工事北部汚水幹線第1工区)について、下記のとおり請負契約を締結するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和41年稲沢市条例第10号)第2条の規定 により議会の議決を求める。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明                      記  1 契約の目的  公共下水道管渠築造工事北部汚水幹線第1工区)  2 契約の方法  一般競争入札  3 契約金額  金109,992,015円  4 契約の相手方  稲沢市松下一丁目14番11号            美吉建設株式会社            代表取締役 吉川貴祥 ───────────────────────────────────────────  工事の概要につきましては、工事名は、公共下水道管渠築造工事、工事場所は、稲沢市木全二丁目地内ほかで行うものでございます。  工事内容におきましては、工事延長512メートル、中大口径推進工法でありまして、口径800ミリメートル、推進延長501メートルでございまして、ほかに縦穴工3ヵ所等あるものでございます。以上でございます。 ◎建設部長(杉原利秋君)  24ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第66号                稲沢市道路線の廃止について  道路法(昭和27年法律第180号)第10条第1項の規定に基づき、市道の路線を廃止するため、同条第3項の規定により議会の議決を求める。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  次のページ、廃止調書でございます。  このたび7路線お願いをさせていただきます。路線名S1308号線とS1318号線の2路線につきましては、祖父江町地内の木曽川堤防堤外地の路線でございまして、用途の廃止に伴うものでございます。  次の路線名3586号線から3589号線の4路線につきましては、民地を認定していたもので認定の錯誤でございます。次の5188号線につきましては、民間開発に伴い開発区域の一部となるため廃止するものでございます。  なお、廃止路線図、図面番号1から3を添付させていただいておりますので、御参照の上、よろしくお願いをいたします。  続きまして、29ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第67号                稲沢市道路線の認定について  道路法(昭和27年法律第180号)第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定により議会の議決を求める。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、認定調書でございます。  このたび6路線ございます。路線名S3399号線は寄附に伴います。  次のS1331号線及び3878号線及び5565号線は、開発行為に伴い認定するものでございます。次に3879号線及び5566号線は、廃止部分を見直し再認定するものでございます。  なお、認定路線図、図面番号1から5を添付してございますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  次に36ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第68号         土地区画整理事業に伴う町の区域の設定及び変更について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第260条第1項の規定に基づき、稲沢中島都市計画事業尾張西部都市拠点地区土地区画整理事業の換地処分の公告があった日の翌日から、本市内の別図第1に示す区域において、町の区域を別図第2に示すとおり設定及び変更する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  この議案につきましては、稲沢中島都市計画事業尾張西部土地拠点地区土地区画整理事業の施行区域において、本年度末の工事完成に伴い来年度換地処分を予定するため、新たに区画整理された公共用地及び宅地について、土地区画整理法の規定により換地処分の効果及び町名地番の効力を同時に発生する必要がございますので、お願いするものでございます。  つきましては、次ページ、町の区域の設定及び変更と地区の概要についてをごらんください。  表中、5段目にございます設定の地域で、設定前、別図第1、設定後、別図第2につきまし ては、39ページをお開きください。  この位置図に示す実施区域におきまして、次のページに示す別図第1の町、字の区域につきまして、41ページの別図第2に示すとおり、町の区域の設定及び変更を行うものでございます。  以上、図面等を御参照いただき、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ◎総務部長(森正隆君)  42ページの次、薄いブルーの浅黄色、間紙の後ろでございます。  改めて1ページになってございますので、よろしくお願いを申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 議案第69号           平成20年度稲沢市一般会計補正予算(第2号)  平成20年度稲沢市一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額41,730,142千円に歳入歳出それぞれ666,148千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42,396,290千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (繰越明許費) 第2条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 (地方債の補正) 第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債の補正」による。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、2ページでございますが、第1表 歳入歳出予算補正。  歳入から順次御説明させていただきます。  4款配当割交付金、1項配当割交付金、減額補正6,000万円につきましては、今回の普通交付税の算定時の収入見込み額、前年度の決算額及び株式市場の状況等から今年度の歳入見込み額を推計し、当初予算との差額を減額させていただくものでございます。  8款地方特例交付金、1項地方特例交付金、補正額892万4,000円及び2項特別交付金、補正額68万4,000円につきましては、今年度の交付額が確定したことにより、その差額を増額いたすものでございます。  9款地方交付税、1項地方交付税、補正額1億3,357万9,000円につきましては、今年度の普通交付税の算定により、合併算定がえによる交付決定額が19億8,357万9,000円に確定したことに伴い、当初予算との差額を増額いたすものでございます、  なお、一本算定におきましては、7億9,454万7,000円の歳入超過となりまして、財政力指数は1.043となるものでございます。  14款県支出金、2項県補助金、補正額3,320万7,000円の主なものにつきましては、民間保育園が行う耐震診断に対する補助制度といたしまして、民間保育園運営費補助金305万9,000円、稲沢商店街振興組合の街路灯新設事業等及び祖父江商工のイチョウ黄葉まつりが補助事業に採択されたことによる、がんばる商店街推進事業補助金910万4,000円を計上いたすとともに、水路整備事業費補助金、道路舗装改良事業費補助金を増額計上いたすものでございます。  16款寄付金、1項寄付金、補正額13万2,000円につきましては、市民から福祉事業のため10万3,000円、稲沢植木まつり出展者から、農業振興のために3万円、御寄附をいただいたものでございます。  17款繰入金、2項他会計繰入金、補正額80万6,000円につきましては、前年度の地域支援事業費の額が確定したことに伴い、介護保険特別会計からの繰入金を計上いたすものでございます。  18款繰越金、1項繰越金、補正額4億3,584万8,000円につきましては、今回の補正予算に係る財源調整でございます。  19款諸収入、5項雑入、補正額2,596万8,000円につきましては、市民会館文化事業補助金の返納金234万4,000円を計上いたすほか、社会福祉協議、体育協会の補助金返納金及び公共施設管理協会、社会福祉協議からの指定管理委託料の返納金を計上いたすものでございます。  20款市債、1項市債、補正額8,700万円につきましては、今年度の普通交付税の算定により、今年度の発行可能額が確定いたしたことに伴いまして、臨時財政対策債を増額させていただくものでございます。
     次に、歳出の主なものを御説明させていただきます。  2款総務費、1項総務管理費、補正額1,530万9,000円の主なものにつきましては、稲沢駅東第3駐輪場等の整備費、自転車駐車場等整備工事費550万円、愛知県自然環境の保全及び緑化推進に関する条例の改正により、大規模開発の届け出の際に、自然環境保全調査を実施する必要が生じたため、自然環境保全調査業務委託料300万円を計上いたすとともに、旭町、中本町の地区集会上の建てかえや祖父江地区集会場の耐震改修事業等地区集会場整備費補助金136万8,000円を増額いたすものでございます。  2項徴税費、補正額3,826万3,000円の主なものにつきましては、地方税の申告等の手続をインターネットを利用して電子的に行うシステム、エルタックス導入経費、行政情報システム開発委託料2,940万円、ASP、アプリケーション・サービス・プロバイダの略でございますが、 そのシステム使用料108万6,000円及び加入負担金481万円等を計上いたすものでございます。  3款民生費、1項社会福祉費、減額補正673万5,000円につきましては、福祉事業に対する寄附金10万3,000円を福祉基金に積み立ていたすとともに、障害者自立支援対策臨時特例基金市町村事業として、リハビリ機器、療養機器を購入するため、障害者支援用備品125万円、通所サービスの利用者がふえたため、通所サービス利用促進事業補助金150万円を増額いたす一方、精神障害者小規模保護作業所運営費補助金を地域活動支援センターへの移行により958万8,000円を減額いたすものでございます。  2項児童福祉費、補正額1,061万円の主なものにつきましては、民間保育園が行う耐震診断に対する補助、民間保育園耐震化促進事業費補助金630万円を計上いたすとともに、児童遊園費の修繕料200万円を増額いたすものでございます。  6款農林業費、1項農業費、補正額2,012万円につきましては、井之口・江南線の交差点改良工事に伴い、農業用排水路を補強するため、道水路改修工事費を増額いたすものでございます。  7款商工費、1項商工費、補正額2億187万2,000円の主なものにつきましては、旧法務局跡地を取得するための用地取得費1億9,261万8,000円を計上いたすとともに、県のがんばる商店街事業費補助金に採択された稲沢商店街振興組合の街路灯新設事業に対する商業団体等事業費補助金410万4,000円、祖父江商工が行うイチョウ黄葉まつりの負担金500万円を増額いたすものでございます。  8款土木費、2項道路橋りょう費、補正額3億3,700万円の主な内容につきましては、幹線道路、生活道路補修整備及び交通安全施設の整備促進のため、道路舗装改良工事費2億7,700万円、修繕料2,000万円、交通安全施設整備工事費1,950万円などを増額いたすものでございます。  3項河川費、補正額5,150万円の主な内容につきましては、水路の護岸工、有蓋化等のため、水路整備工事費5,000万円を増額いたすものでございます。  4項都市計画費、補正額3,243万円の主な内容につきましては、街路事業費において、オオスギ川暗渠工事見直し及び春日井・稲沢線の水路ボックス工事により、道路舗装改良工事費3,200万円を増額いたすものでございます。  5項住宅費、補正額348万8,000円につきましては、現在建てかえ中の西島団地の敷地境界線を確定するための測量業務等による調査測量業務委託料を計上いたすものでございます。  9款消防費、1項消防費、補正額335万円につきましては、防火水槽、消火栓等を補修するため、消防施設費の修繕料を増額いたすものでございます。  10款教育費、2項小学校費、減額補正4,800万円につきましては、稲沢西小学校の渡り廊下、長岡小学校の屋内運動場の改修工事及び祖父江小学校校舎の防水工事といたしまして、施設営繕及び整備工事費2,500万円を増額いたす一方、入札残によるコンピュータ教育用備品7,300万円を減額いたすものでございます。  3項中学校費、補正額444万1,000円の主なものにつきましては、治郎丸中学校の自転車駐輪場を整備するため、施設営繕及び整備工事費440万円を増額いたすものでございます。  4項社会教育費、補正額250万円につきましては、荻須記念美術館の身体障害者用トイレ等を改修するための施設工事費を計上いたすものでございます。  はねていただきまして、4ページをお願いします。  第2表 繰越明許費。  2款総務費、1項総務管理費、事業名、自然環境保全調査業務委託料、金額300万円の設定をお願いするものでございまして、内容につきましては、今回補正予算に計上いたしております自然環境保全調査を1年間行う必要がありますので、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  第3表 地方債補正。  1.地方債の変更。今回の内容といたしまして、普通交付税の算定により臨時財政対策債の額が確定いたしましたことにより、限度額の変更をお願いいたすものでございます。  以下、5ページから27ページにかけまして事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(加賀盛勝君)  議事の都合により暫時休憩いたします。                                午前10時30分 休憩                                午前10時45分 再開 ○議長(加賀盛勝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第70号について、中野福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(中野真澄君)  28ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第70号         平成20年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第1号)  平成20年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額6,334,198千円に歳入歳出それぞれ10,702千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,344,900千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  29ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入から御説明申し上げます。  8款繰越金、1項繰越金、補正額1,070万2,000円につきましては、平成19年度事業確定に伴う繰越金を補正するものでございます。  はねていただきまして、30ページでございますが、歳出について御説明申し上げます。  6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、補正額989万6,000円につきましては、平成19年度地域支援事業の確定に伴い、国及び支払基金並びに県へ返還するため補正するものでございます。  2項繰出金、補正額80万6,000円につきましても、同じく平成19年度地域支援事業の確定に伴い一般会計へ返還するため補正するものでございます。  以下、31ページから37ページにかけまして事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。以上でございます。 ◎上下水道部長(西部孝士君)  38ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第71号         平成20年度稲沢市公共下水道事業特別会計予算(第1号)  平成20年度稲沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額3,075,445千円に歳入歳出それぞれ97,852千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,173,297千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (地方債の補正) 第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  右ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入から御説明を申し上げます。  7款1項繰越金、補正額985万2,000円につきましては、今回の補正に伴います財源調整措置でございます。  9款1項市債、補正額8,800万円につきましては、舗装復旧工事の増額により公共下水道事業債を増額いたすものでございます。  はねていただきまして、次に歳出を御説明申し上げます。  2款1項下水道建設費、補正額9,785万2,000円につきましては、舗装復旧工事を増額するものでございます。  右ページをお願いいたします。  第2表 地方債補正。  1.地方債の変更。起債の目的、公共下水道事業、限度額、補正前、3億8,330万円を舗装復旧工事の増加により8,800万円増額し、限度額を4億7,130万円に変更するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と変更はございません。  以下、43ページから49ページにかけまして事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。 ◎建設部長(杉原利秋君)  50ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第72号         平成20年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特         別会計補正予算(第1号)  平成20年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額1,274,957千円に歳入歳出それぞれ22,000千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,296,957千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  右側のページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正につきまして、歳入から御説明申し上げます。  5款1項の繰越金2,200万円の増額補正をお願いするものでございますが、これにつきましては、今回の補正予算に係る財源調整でございます。  はねていただきまして、歳出でございます。  2款1項の土地区画整理事業費2,200万円の増額補正をお願いするものでございます。これにつきましては、道路築造工事に伴い、水道工事負担金及び下水道工事負担金でございます。  以下、53ページから59ページに事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(加賀盛勝君)  次に、会計管理者から認定第1号から認定第10号までの各会計決算の調製について、概要説明を求めます。 ◎会計管理者(福田勝行君)  平成19年度の稲沢市一般会計及び特別会計9件の決算について御説明申し上げます。  私からは、実質収支及び財産について御説明申し上げます。  最初に、認定第1号平成19年度稲沢市一般会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。稲沢市決算書の198ページをお願いいたします。  歳入総額は412億8,653万9,820円、歳出総額394億8,746万5,383円、歳入歳出差引額は17億9,907万4,437円でございます。そのうち、翌年度に繰り越すべき財源がございますが、継続費逓次繰越額は7,693万6,885円でございまして、この内容につきましては、稲沢東小学校校舎改築工事の7,602万35円を初め3事業分の合計額でございます。
     また、繰越明許費繰越額は1億5,225万8,299円でございまして、この内容は、親水公園等用地取得事業の7,953万5,552円、小学校施設耐震補強事業の5,923万3,000円を初め6事業の合計額でございます。事故繰越し繰越額はございませんので、合計2億2,919万5,184円が次年度に繰り越しできる財源でございます。よって、実質収支額は15億6,987万9,253円でございます。この実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定によります基金繰入金はございませんので、この額につきましては、歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第2号平成19年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の226ページをお願いいたします。  歳入総額は124億3,374万8,046円、歳出総額124億2,060万9,588円、歳入歳出差引額は1,313万8,458円でございます。翌年度に繰り越すべき財源はございませんので、この差引額が実質収支額になります。実質収支額のうち、地方自治法規定の基金繰入金はございませんので、この額は歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第3号平成19年度稲沢市老人保健特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申 し上げます。決算書の240ページをお願いいたします。  歳入総額は92億1,200万1,128円、歳出総額90億9,583万8,656円、歳入歳出差引額は1億1,616万2,472円でございます。翌年度に繰り越すべき財源はございませんし、基金繰入額もございませんので、この額を歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第4号平成19年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の262ページをお願いいたします。  歳入総額は59億2,476万3,497円、歳出総額は57億1,966万3,306円、歳入歳出差引額は2億510万191円でございます。この会計におきましても繰り越すべき財源はございませんし、基金繰入額もございませんので、差引額を歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第5号平成19年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の272ページをお願いいたします。  歳入総額は2,477万2,705円、歳出総額は1,767万6,508円、歳入歳出差引額は709万6,197円でございます。翌年度に繰り越すべき財源及び基金繰入金はございませんので、この差引額を歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第6号平成19年度稲沢市公共下水道事業歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の286ページをお願いいたします。  歳入総額は40億3,149万4,177円、歳出総額は37億4,678万5,963円、歳入歳出差引額は2億8,470万8,214円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源でございますが、繰越明許費繰越額は1億230万550円でございまして、この内容は、下水道整備事業の工事請負費等でございます。よって、実質収支額は1億8,240万7,664円でございます。基金繰入額はございませんので、この額を歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第7号平成19年度稲沢市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の300ページをお願いいたします。  歳入総額は4億6,433万2,533円、歳出総額は3億4,994万3,877円、歳入歳出差引額は1億1,438万8,656円でございます。次年度に繰り越すべき財源及び基金繰入金はございませんので、この額を歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第8号平成19年度稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の310ページをお願いいたします。  歳入総額は1,999万4,868円、歳出総額は1,519万315円、歳入歳出差引額は480万4,553円でございます。翌年度に繰り越すべき財源及び基金繰入額はございませんので、この額を歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第9号平成19年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計歳入歳 出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の322ページをお願いいたします。  歳入総額は13億6,314万9,086円、歳出総額は9億8,880万7,204円、歳入歳出差引額は3億7,434万1,882円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源でございますが、繰越明許費繰越額は2,744万4,000円でございまして、この内容は、建物等の移転補償費でございます。よって、実質収支額は3億4,689万7,882円でございます。基金繰入額はございませんので、この額は歳計剰余金として平成20年度予算に編入するものでございます。  次に、認定第10号平成19年度稲沢中島都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の状況について御説明申し上げます。決算書の334ページをお願いいたします。  歳入総額は11億1,763万9,740円、歳出総額は7億2,354万9,729円、歳入歳出差引額は3億9,409万11円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源でございますが、繰越明許費繰越額が9,633万3,000円ございまして、この内容は、建物等の移転補償費等でございます。よって、実質収支額は2億9,775万7,011円となっております。この実質収支額のうち基金繰入額はございませんので、歳計剰余金としてこの額を平成20年度予算に編入するものでございます。  続きまして、財産に関する調査について御説明申し上げます。決算書の335ページをお願いいたします。  最初に公有財産でございますが、(2)物権から御説明申し上げます。  区分地上権ですけれども、決算年度中の増減はございませんでした。よって、決算年度末現在高は740.75平方メートルでございます。これは、稲沢駅東西自由通路の区分地上権でございまして、日本貨物鉄道株式会社の所有地の上空占有に伴う地上権を設定したものでございます。  次に、(3)有価証券でございますが、決算年度中の増減はございませんでした。決算年度末現在高は200万円でございます。これは、稲沢CATV株式会社の株券40株分でございます。  次に、出資による権利でございますが、愛知県信用保証協会を初め10団体に出資をいたしておりますが、決算年度中の増減はございませんでした。よって、決算年度末現在高は、10件合計で4,788万6,000円となっております。  次に、はねていただきまして、336ページから337ページをお願いいたします。  土地及び建物でございますが、それぞれ行政財産と普通財産に区分しておりますが、合計で説明をさせていただきます。  まず、土地につきましては、決算年度中に1万347.63平方メートルの増となりまして、決算年度末現在高は163万5,701.61平米でございます。建物につきましては、決算年度中に209平方メートルの減となりまして、決算年度末現在高は40万1,095.43平方メートルでございます。  続きまして、物品について御説明申し上げます。物品につきましては、決算書の338ページから344ページにかけて、1品50万円以上の物を表にまとめて掲載をさせていただいております。344ページの合計欄をお願いいたします。  決算年度中におきまして、76点の増、36点の減となりまして、決算年度末現在高は、1,498点となっております。内容につきましては、この表を御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、基金について御説明申し上げます。決算書の345ページをお願いいたします。  各基金とも設置目的に沿って積み立てや取り崩しを行ったものでございます。財政調整基金から祖父江霊園事業基金まで20基金につきまして、この表にまとめさせていただいております。個々の金額につきましてはお目通しをお願い申し上げ、合計額で説明にかえさせていただきます。  20基金合計で決算年度中、不動産等では46平方メートルの減で、決算年度末現在高は3,295.86平方メートル、現金等では1億2,559万9,740円の減となりまして、決算年度末現在高は135億3,055万9,351円となっているものでございます。  以上をもちまして、平成19年度の一般会計、特別会計の決算状況の説明とさせていただきます。お手元の決算書及び決算説明資料等をご参照の上、御審議をいただき、御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上です。 ○議長(加賀盛勝君)  続いて、各部長の説明を求めます。  説明は簡潔にお願いをいたします。 ◎総務部長(森正隆君)  決算書の1ページをお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 認定第1号             平成19年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市一般会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  内容の説明につきましては、市長が提案説明の中で申し上げておりますし、また、平成19年度稲沢市一般会計及び特別会計決算説明資料、お手元の方にこの冊子をお配りさせていただいてございますが、内容等を掲載させていただいておりますので、御参照賜りますようお願いを申し上げます。  私からは、歳入におきまして、市税につきましては収納率、その他につきましては収入率を、また、歳出につきましては執行率を申し上げまして決算の説明とさせていただきますので、よ ろしくお願いいたします。はねていただきまして、決算書の2ページをお願いいたします。  初めに、歳入の概要でございます。  歳入総額は、前年度と比較いたしまして5.5%の減となったものでございます。  1款市税でございます。市税総額につきましては、前年度に比べまして12.4%、24億5,183万円余の増加となったものでございます。市税の歳入全体に占める割合は53.9%でございまして、前年度に比べまして8.6ポイントの増、収納率につきましては94.3%、前年度94.2%ですので、前年度に比べまして0.1ポイントの増となったものでございます。各項における収納率につきましては、1項市民税94.6%、2項固定資産税93.7%、3項軽自動車税92.2%、4項市たばこ税100.0%、5項都市計画税94.1%でございます。  以下、2款以降につきましては、款別の収入率をもって説明させていただきます。  2款地方譲与税101.4%。  3款利子割交付金94.2%。  4款配当割交付金71.7%。  5款株式等譲渡所得割交付金64.1%。  6款地方消費税交付金98.9%。  7款自動車取得税交付金86.7%。  8款地方特例交付金100.0%。  9款地方交付税105.0%。  なお、地方交付税のうち普通交付税につきましては、合併算定がえの結果、18億6,320万8,000円が交付されております。また一本算定では、基準財政需要額178億9,962万9,000円、基準財政収入額185億102万2,000円で、6億139万3,000円の歳入超過で財政力指数は1.034となったものでございます。  10款交通安全対策特別交付金98.0%。  11款分担金及び負担金99.1%。  はねていただきまして、12款使用料及び手数料106.5%。  13款国庫支出金93.7%。なお、この国庫支出金の中、建設事業投資額といたしまして8億7,868万1,000円でございます。  14款県支出金102.8%。建設事業投資額といたしまして2億4,882万1,000円の充当でございます。  15款財産収入111.4%。  16款寄付金102.3%。  17款繰入金69.5%。  18款繰越金100.0%。  19款諸収入105.8%。  はねていただきまして、6ページ、20款市債78.1%。  以上が歳入の款別の決算概要でございまして、予算現額419億3,341万3,782円、調定額434億3,147万5,798円、収入済額412億8,653万9,820円、予算現額と収入済額との比率、いわゆる収入率は98.5%でございます。  次、8ページをお願いします。  続きまして歳出の概要でございます。  歳出総額は、前年度比4.4%の減、経常収支比率は83.3%で、前年度85.5%に比べまして2.2ポイントの減となったものでございます。公債費比率につきましては12.1%となりまして、前年度比0.4ポイントの減となったものでございます。  以下、款別の執行率をもって説明させていただきます。  1款議会費98.4%。  2款総務費95.8%。  3款民生費96.7%。  4款衛生費96.7%。  5款労働費94.6%。  6款農林業費88.1%。  7款商工費98.2%。  8款土木費94.8%。  はねていただきまして、9款消防費97.8%。  10款教育費80.6%。  11款公債費98.1%。  12款予備費ゼロ%。  以上が歳出におけます款別の決算概要でございます。  また、性質別に見た場合の金額及び構成比は、人件費93億1,456万2,000円、構成比23.6%、扶助費54億5,778万2,000円、構成比13.8%、公債費45億2,624万5,000円、構成比11.5%、三つ、以上の義務的経費の合計は192億9,858万9,000円で、構成比といたしまして48.9%と対前年度は44.8%でございましたので、4.1ポイントの増となったものでございます。  以下、物件費は64億3,898万1,000円、構成比は16.8%、そして投資的経費につきましては43億2,334万9,000円、構成比は10.9%でございました。  以上が歳出の款別及び性質別の決算概要でございまして、予算現額419億3,341万3,782円、支出済額394億8,746万5,383円、執行率94.2%、歳入歳出差引額17億9,907万4,437円、翌年度へ繰り越すべき財源2億2,919万5,184円となりました結果、実質収支額は15億6,987万9,253円でご ざいました。  以下、事項別明細書等につきましては、決算書69ページから201ページまで及び財産に関する調書を335ページから345ページまでにわたりまして掲載しておりますので、御参照の上、御審議賜りまして、認定いただきますようお願い申し上げます。以上でございます。 ◎福祉保健部長(中野真澄君)  決算書の13ページをお願いいたします。 ───────────────────────────────────────────
    認定第2号         平成19年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定         について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、歳入でございますが、一般会計同様、税につきましては収納率を、その他の収入につきましては款別の収入率で説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  1款国民健康保険税100.3%。  2款使用料及び手数料。予算現額1,000円に対しまして収入済額3万2,260円で、ほぼ皆増でございます。  3款国庫支出金104.6%。  4款療養給付費交付金102.5%。  5款県支出金108.5%。  6款共同事業交付金96.5%。  7款繰入金68.1%。  8款繰越金100%。  9款財産収入100%。  10款諸収入127.4%。  歳入合計で、予算現額に対しまして収入済額は98.2%でございます。  はねていただきまして、歳出でございますが、款別の執行率で説明させていただきます。  1款総務費97.5%。  2款保険給付費98.3%。  3款老人保健拠出金100%。  4款介護納付金100%。  5款共同事業拠出金93.6%。  6款保健事業費84.4%。  7款公債費ゼロ。  8款諸支出金96.1%。  9款基金積立金ゼロ。  10款予備費ゼロ。  はねていただきまして、予算現額の合計が126億5,851万2,000円で、支出済額が124億2,060万9,588円でございまして、執行率は98.1%でございます。歳入歳出差引残額1,313万8,458円は、次年度へ繰り越すものでございます。  以下、203ページから226ページにかけまして事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御認定賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして21ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 認定第3号         平成19年度稲沢市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ         いて  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市老人保健特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、歳入につきましては収入率で款別に説明させていただきます。  1款支払基金交付金100.4%。  2款国庫支出金99.3%。  3款県支出金99.3%。  4款繰入金100%。  5款繰越金100%。  6諸収入133.9%。  歳入合計では100%の収入率でございます。  はねていただきまして、歳出でございますが、款別の執行率で説明させていただきます。  1款総務費85.1%。  2款医療諸費98.7%。  3款公債費ゼロ。  4款諸支出金100%。  5款予備費ゼロ。  歳出の予算現額の合計が92億1,083万4,000円で、支出済額90億9,583万8,656円でございまして、執行率は98.8%でございます。歳入歳出差引残額1億1,616万2,472円は、次年度へ繰り越すものでございます。  以下、227ページから240ページにかけまして事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御認定賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして27ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 認定第4号         平成19年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ         いて  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、歳入につきましては収入率で、款別に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  1款介護保険料100.3%。  2款使用料及び手数料156.0%。  3款国庫支出金90.8%。  4款支払基金交付金90.7%。  5款県支出金90.3%。  6款財産収入99.7%。  7款繰入金100%。  8款繰越金100%。  9款諸収入243.6%。  歳入合計の収入率で94.4%でございます。  はねていただきまして、歳出でございますが、款別の執行率で説明させていただきます。  1款総務費96.2%。  2款保険給付費90.6%。  3款地域支援事業費94.8%。  4款財政安定化基金拠出金100%。  5款基金費100%。  6款諸支出金100%。  7款公債費ゼロ。  8款予備費ゼロ。  歳出の予算現額の合計が62億7,470万6,000円で、支出済額が57億1,966万3,306円で、執行率は91.2%でございます。歳入歳出差引残額2億510万191円は、次年度へ繰り越すものでございます。  以下、241ページから262ページにかけまして事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ◎経済環境部長(中島敏雄君)  33ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 認定第5号         平成19年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算認         定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、他会計同様、歳入については収入率、歳出については執行率をもって説明させていただきます。  歳入、1款使用料及び手数料114.8%。
     2款財産収入61.2%。  3款繰越金100%。  歳入合計109.6%でございます。  はねていただきまして、歳出、1款総務費95.2%。  2款管理費72.6%。  3款予備費ゼロ。  歳出合計78.2%。歳入歳出差引残額709万6,197円につきましては、次年度に繰り越すもので ございます。  以下、263ページから272ページにまで事項別明細書等を添付させていただいておりますので、御参照の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ◎上下水道部長(西部孝士君)  39ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 認定第6号         平成19年度稲沢市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認         定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、他会計同様、歳入につきましては収入率、歳出につきましては執行率を申し上げて説明とさせていただきます。  歳入、1款分担金及び負担金95.8%。  2款使用料及び手数料94.5%。  3款国庫支出金82.7%。  4款県支出金142.9%。  6款繰入金100.0%。  7款繰越金100.0%。  8款諸収入73.8%。  9款市債85.2%。  歳入合計92.6%でございます。  はねていただきまして、歳出を御説明申し上げます。  1款下水道管理費89.6%。  2款下水道建設費81.6%。  3款公債費95.7%。  4款予備費ゼロ。  歳出合計といたしまして86.0%でございます。歳入歳出差引残額2億8,470万8,214円につきましては、次年度へ繰り越すものでございます。  以下、274ページから286ページにまして事項別明細書などを添付いたしておりますので、御 参照の上、御審議いただきまして御認定いただきますようお願いを申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 認定第7号         平成19年度稲沢市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算         認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、他会計同様、歳入につきましては収入率、歳出につきましては執行率を申し上げて説明とさせていただきます。  歳入、1款分担金及び負担金127.1%。  2款使用料及び手数料99.0%。  3款県支出金100.6%。  4款繰入金100.0%。  5款繰越金100.0%。  6款諸収入ゼロ。  7款市債98.1%。  歳入合計といたしましては100.3%でございました。  はねていただきまして、歳出を御説明申し上げます。  1款集落排水管理費82.4%。  2款集落排水建設費90.7%。  3款公債費98.7%。  4款予備費ゼロ。  歳出合計といたしまして75.6%でございます。歳入歳出差引残額1億1,438万8,656円につきましては、次年度へ繰り越すものでございます。  以下、288ページから300ページにかけまして事項別明細書などを添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りまして、御認定いただきますようお願いを申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 認定第8号         平成19年度稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計歳         入歳出決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、他会計同様、歳入につきましては収入率、歳出につきましては執行率を申し上げて説明とさせていただきます。  歳入、1款使用料及び手数料101.5%。  2款繰入金100.0%。  3款繰越金100.0%。  歳入合計といたしまして100.8%でございました。  はねていただきまして、歳出、1款コミュニティ・プラント管理費85.2%。  2款予備費ゼロ。  歳出合計といたしまして76.6%でございます。歳入歳出差引残額480万4,553円につきましては、次年度へ繰り越しをいたすものでございます。  以下、302ページから310ページにかけまして事項別明細書などを添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りまして、御認定いただきますようお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(加賀盛勝君)  議事の都合により暫時休憩をいたします。                                午前11時38分 休憩                                午後1時00分 再開 ○議長(加賀盛勝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  認定第9号及び認定第10号について、杉原建設部長。 ◎建設部長(杉原利秋君)  57ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 認定第9号         平成19年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業         特別会計歳入歳出決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、歳入歳出決算書につきまして、他会計同様、歳入につきましては収入率を、歳出につきましては執行率で説明をさせていただきます。  歳入、1款保留地処分金、予算現額1,000円に対しまして収入済額1,543万9,347円でございます。  2款分担金及び負担金95.5%。  3款使用料及び手数料、予算現額1,000円に対しまして収入済額4万3,200円でございます。  4款繰入金100%。
     5款繰越金100%。  6款諸収入、予算現額2,000円に対しまして収入済額14万321円でございます。  歳入合計につきましては100.9%でございます。  はねていただきまして、歳出でございます。  1款総務費97.6%。  2款土地区画整理事業費79.6%。  3款予備費の執行はございませんでした。  歳出合計といたしまして73.2%でございます。歳入歳出差引残額3億7,434万1,882円は、次年度に繰り越しをするものでございます。  以下、311ページから322ページにかけまして事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、63ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 認定第10号         平成19年度稲沢中島都市計画事業下津陸田土地区画整理事         業特別会計歳入歳出決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成19年度稲沢中島都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、歳入歳出決算書につきまして、他会計同様、歳入につきましては収入率を、歳出につきましては執行率で説明をさせていただきます。  歳入、1款保留地処分金ゼロ円でございます。  2款分担金及び負担金272.0%でございます。  3款使用料及び手数料、予算現額1,000円に対しまして収入済額3万6,600円でございます。  4款繰入金100%。  5款繰越金100%。  6款諸収入59.0%。  歳入合計103.8%でございます。  はねていただきまして、歳出でございます。  1款総務費95.7%。  2款土地区画整理事業費75.7%。  3款予備費の執行はございませんでした。  歳出合計といたしまして67.2%でございます。歳入歳出差引残額3億9,409万11円は、次年度に繰り越しするものでございます。  以下、323ページから334ページに事項別明細書を添付いたしておりますので、御参照の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ◎市民病院事務局長(魚住文明君)  別冊になっております平成19年度稲沢市稲沢市民病院事業会計決算書をお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 認定第11号         平成19年度稲沢市稲沢市民病院事業会計決算認定について  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成19年度稲沢市稲沢市民病院事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  1ページから2ページをお願い申し上げます。  他会計同様、歳入につきましては収入率、歳出につきましては執行率を申し上げまして説明とさせていただきます。  1.収益的収入及び支出。  収入、第1款病院事業収益90.4%。  第1項医業収益88.6%。  第2項医業外収益98.7%。  第3項特別利益は、ほぼ皆増でございます。  支出、第1款病院事業費用88.1%。  第1項医業費用88.8%。  第2項医業外費用63.3%。  第3項特別損失69.1%。  第4項予備費については執行いたしておりません。  はねていただきまして、2.資本的収入及び支出。  収入、第1款資本的収入99.9%。  第1項出資金99.8%。  第3項固定資産売却代金、ほぼ皆増でございます。  第4項寄付金の収入はございませんでした。  支出、第1款資本的支出99.8%。  第1項建設改良費98.8%。  第2項企業債償還金100%。  なお、資本的収入額は、資本的支出額に対して不足する額1億2,349万1,764円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額6万4,230円、過年度分損益勘定留保資金6,740万5,534円及び減債積立金5,602万2,000円で補てんをいたしております。  はねていただきまして、5ページをお願いいたします。  次に、損益計算書について説明させていただきます。  平成19年4月1日から平成20年3月31日までの医業収支につきましては、医業収益36億8,029万8,705円、医業費用49億3,187万2,189円、差し引き12億5,157万3,484円の医業損失となっております。  医業外収支につきましては、医業外収益8億3,073万5,930円、医業外費用1億2,943万9,142円となっており、差し引き7億129万6,788円の利益となっております。したがって、経常損失は5億5,027万6,696円でございます。  特別利益につきましては276万2,204円、特別損失は4,035万7,691円であり、結果、当年度純損失は5億8,787万2,183円となったものでございます。前年度繰越欠損金10億2,663万7,515円と合わせまして、平成19年度未処理欠損金は16億1,450万9,698円となったものでございます。  次に、6ページの剰余金計算書をお願い申し上げます。  利益剰余金の部のうち減債積立金につきましては一部繰り上げ償還の財源に充てるため、5,602万2,000円を処分いたしましたので、当年度末残高は4,957万8,000円となりました。  建設改良積立金は、当年度末現在高7億300万円で前年度末と変わりはなく、積立金合計は7億5,257万8,000円となったものでございます。  欠損金につきましては、前年度未処理欠損金が10億2,663万7,515円、当年度純損失5億8,787 万2,183円となりましたので、当年度未処理欠損金は16億1,450万9,698円となったものでございます。  資本剰余金の部でございますが、受贈財産評価額、寄付金及び補助金におきましては、処分額及び発生額ともにありませんので、前年度末残高の合計6,308万335円がそのまま翌年度繰越資本剰余金となっているものでございます。  次に、4.平成19年度稲沢市稲沢市民病院事業欠損金処理計算書(案)でございますが、当年度未処理欠損金は16億1,450万9,698円でございまして、全額を翌年度繰越欠損金として処理いたすものでございます。  次に、7ページ及び8ページをお願い申し上げます。  平成20年3月31日現在の貸借対照表につきまして御説明申し上げます。  資産の部といたしまして、有形固定資産は22億1,269万4,864円でございまして、投資はございませんので、固定資産の合計は22億1,269万4,864円でございます。  流動資産の部、現金預金24億2,923万7,665円と未収金15億8,651万3,194円などを含めまして、流動資産の合計は40億5,669万1,181円でございます。  繰延勘定合計は5,616万3,142円でございます。  資産の合計は63億2,554万9,187円となったものでございます。  次に右側、負債の部について御説明を申し上げます。  固定負債のうち退職給与引当金につきましては2億2,829万5,109円を取り崩しをいたしましたので、残額は6,752万2,083円となり、修繕引当金につきましては、残額の2,374万3,000円全額を取り崩しましたので、当年度末の残高はございません。したがいまして、固定負債の合計は6,752万2,083円となっております。  流動負債といたしましては、未払金5億3,103万851円など、合わせまして流動負債の合計は5億5,379万9,402円となっております。負債の合計といたしましては6億2,132万1,485円でございます。  次に、資本の部でございますが、自己資本金といたしましては61億5,346万5,039円で、借入資本金3億4,961万4,026円と合わせまして、資本の合計は65億307万9,065円となっております。  7.剰余金のうち、(1)の資本剰余金につきましては、受贈財産評価額2,948万335円などを含めまして、資本剰余金の合計といたしまして6,308万335円でございます。  次に、(2)の利益剰余金につきましては、減債積立金4,957万8,000円、建設改良積立金7億300万円でございます。ウの当年度未処理欠損金につきましては、繰越欠損金10億2,663万7,515円に当年度純損失5億8,787万2,183円を加えまして16億1,450万9,698円となっております。  剰余金合計は、マイナス7億9,885万1,363円であり、資本合計は57億422万7,702円でございます。負債資本の合計といたしましては63億2,554万9,187円となったものでございます。  以下、10ページから31ページにかけまして関係資料、また別に決算説明資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りまして、認定いただきますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ◎上下水道部長(西部孝士君)  別冊の平成19年度稲沢市水道事業会計決算書をお願い申し上げます。  表紙をはねていただきまして、 ─────────────────────────────────────────── 認定第12号           平成19年度稲沢市水道事業会計決算認定について  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成19年度稲沢市水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  2枚はねていただきまして1ページをお願い申し上げます。  他会計同様、収入につきましては収入率、支出につきましては執行率を申し上げて説明とさせていただきます。
     1.収益的収入及び支出。  収入、第1款水道事業収益99.5%。  第1項営業収益99.2%。  第2項営業外収益200.2%。  第3項特別利益34.7%。  支出、第1款水道事業費用93.3%。  第1項営業費用92.7%。  第2項営業外費用100.0%。  第3項特別損失50.2%。  第4項予備費ゼロ。  はねていただきまして、2.資本的収入及び支出。  収入、第1款資本的収入102.0%。  第2項出資金97.4%。  第3項負担金76.8%。  第4項補助金100.0%。  第6項新規給水負担金166.4%。  支出、第1款資本的支出71.3%。  第1項建設改良費86.9%。  第2項企業債償還金45.6%。  第3項投資100.0%。  第5項過年度返還金25.0%。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額10億1,067万9,102円につきましては、過年度分損益勘定留保資金6億4,329万5,798円、減債積立金3億4,635万円及び消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,103万3,304円で補てんいたしました。  はねていただきまして、次に経営の状況でございますが、平成19年4月1日から平成20年3月31日までの損益計算書によって御説明を申し上げます。  営業収支につきましては、営業収益28億9,787万3,558円で、営業費用21億1,134万4,468円、差し引き7億8,652万9,090円の営業利益となっております。  営業外収支につきましては2億5,455万7,113円の損失が生じておりますから、差し引き5億3,197万1,977円の経常利益となっております。  特別利益につきましては3,300円で、特別損失は422万4,245円であり、結果、当年度純利益は5億2,775万1,032円となっております。  前年度繰越利益剰余金283万5,713円と合わせ、当年度未処分利益剰余金は5億3,058万6,745円となったものでございます。  次に、右側の剰余金計算書につきまして御説明を申し上げます。  利益剰余金の部につきましては、減債積立金は前年度末残高6億2,000万円で、前年度繰入額は5億3,000万円、当年度処分額3億4,635万円の結果、当年度末残高は8億365万円でございます。  利益積立金は、当年度末残高1,060万円であり、積立金合計は8億1,425万円となったものでございます。  未処分利益剰余金は、減債積立金に5億3,000万円積み立てましたので、繰越利益剰余金年度末残高は283万5,713円で、当年度純利益は5億2,775万1,032円となり、当年度未処分利益剰余金は5億3,058万6,745円となったものでございます。  はねていただきまして、次に剰余金の部につきましては、債務負担金におきまして、当年度発生高1億8,468万7,724円、5の国庫補助金におきまして当年度発生高7,000万円がございまして、翌年度繰越資本剰余金は75億4,801万5,679円となったものでございます。  次に、右側の剰余金処分計算書(案)につきまして御説明を申し上げます。  当年度未処分利益剰余金は5億3,058万6,745円でございまして、利益剰余金処分額といたしまして、減債積立金へ2億7,000万円と建設改良積立金へ2億6,000万円の合計5億3,000万円を 処分し、翌年度繰越利益剰余金は58万6,745円とするものでございます。  はねていただきまして、平成20年3月31日現在の貸借対照表につきまして御説明申し上げます。  資産の部といたしまして、有形固定資産は156億1,174万1,666円で、無形固定資産は35万6,800円で、投資は2億13万2,000円で、固定資産の合計は158億1,223万466円でございます。  流動資産の現金預金は26億5,099万1,690円と未収金5億2,615万996円などを含め、流動資産の合計は32億9,465万8,633円でございます。  資産の合計は191億688万9,099円となったものでございます。  次に、右側の負債の部につきまして御説明を申し上げます。  固定負債として、退職給与引当金は4億4,329万3,894円となっております。  流動負債といたしましては、未払金2億7,875万5,035円などを含め、流動負債合計は4億5,501万4,953円となっております。  負債の合計といたしましては8億9,830万8,847円でございます。  次に、資本の部につきましては、自己資本金といたしまして38億5,853万508円で、借入資本金は54億5,719万7,320円でありまして、資本金の合計は93億1,572万7,828円となっております。  剰余金のうち、(1)の資本剰余金につきましては、受贈財産評価額8億2,938万8,293円などを含め、資本剰余金の合計といたしまして75億4,801万5,679円でございます。  (2)の利益剰余金につきましては、減債積立金8億365万円などを含め、利益剰余金合計は13億4,483万6,745円でございます。  剰余金合計は88億9,285万2,424円であり、資本金合計は182億858万252円でございます。負債資本の合計といたしましては191億688万9,099円となったものでございます。  以下、財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りまして、御認定いただきますようお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(加賀盛勝君)  説明が終わりました。  続いて、代表監査委員から審査報告を求めます。 ◎代表監査委員(下方幸夫君)  それでは、19年度決算に対する審査の結果につきまして、御報告申し上げます。  審査に当たりましては、地方自治法の理念を踏まえまして、5月26日から8月1日にわたって、曽我部委員、吉田委員、それに私の3名で実施してまいりました。今年度は、合併3年目に当たる決算を審査したものでございますが、新稲沢市の将来あるべき姿や形を求めた積極的な取り組みを、組織、人員配置や関係団体の整備拡充その他について、随所で確認いたしておりました。このことは、今後における稲沢市の発展のために、一層寄与するものと考えており ます。  それでは、最初に一般会計及び特別会計について御報告申し上げます。  私どもが提出いたしました19年度の決算審査意見書の1ページに記載いたしました審査方法及び審査の結果についてでございますが、市長から審査に付されました決算書、基金に関する調書、またそれらに附属する調書を中心に、例月出納検査や定期監査など、その結果を踏まえつつ、関係諸帳簿や証拠書類などについても十分吟味しつつ、慎重に審査いたしました。  その結果でございますが、関係法令、あるいは議会の議決の趣旨に沿って、いずれも適正に執行され、かつ正確に処理されていることを認めました。  既に御説明されておりますが、両会計の合計の実質収支額は、2ページの下の表にお示ししておりますとおり28億5,763万2,337円の黒字でございまして、前年度と比較いたしますと32.4%の減少とはなっておりますものの、引き続き健全な財政運営を堅持されておりますことは、まことに喜ばしいことと存じております。  なお、一般会計の実質収支額は6ページに、また特別会計のそれは31ページにそれぞれ記載してありますので、後ほどごらんいただけたらと思います。  次に、基金の運用状況についてでございますが、設置目的に沿ってより高い運用効果を求めながら、適正かつ慎重に管理されていることを確認いたしました。  続きまして、地方公営企業である市民病院事業会計と水道事業会計について御報告申し上げます。  審査の方法及び審査の結果につきましては、意見書の61ページに記載のとおりでございまして、経営の基本原則に沿って運営されているか否かを念頭に置きつつ厳正に審査を実施いたしました。その結果、計数は正確で、経営成績及び財政状況を適正に表示していることを確認いたしております。  なお、両会計について、若干、個別の御説明を申し上げたいと存じます。  まず、市民病院事業について申し上げます。恐れ入りますが、どうぞ79ページの表をごらんいただきたいと存じます。  そこに患者数の変遷、あるいはその他の参考データが過去にわたって並べてございます。下の表の右側、19年度の経営収支については5億8,787万円余の純損失、つまり赤字となっておりまして、これを受けました19年度末の未処理欠損金は16億1,450万9,698円となっております。なお、19年度における経営状況を判断するに当たりましては、その赤字額とは別に2億2,830万円余の退職給与引当金が取り崩しされていること、さらには、一般会計から運営費補助金等の繰り入れがあることなどを考慮した上で吟味する必要があろうかと考えております。また、患者数の減少に歯どめがかからない現状と、職員の給与費が一般的に良好な状態とされる対医業収益の50%程度をはるかに超えた数値になっているという現況を踏まえた上で、将来構想を練 る必要があるのではないかと考えております。  もう一つ、公立病院における診療債権の消滅時効について申し上げておきます。このことについて、平成17年11月、最高裁第2小法廷において、民法170条1号による3年と判事されましたので、市民病院では、種々検討された上で19年度において従来の自治法の5年消滅から、この3年消滅に切りかえるという所要の不能欠損処理がなされました。監査委員といたしましては、妥当な処理と認めましたが、今後においては、初期徴収に万全を期し、利用者への公平負担の実現に最大限の努力をされるよう、強く申し入れをいたしました。  市民病院を取り巻く環境は、決してよくなっているとは思いません。しかしながら病院は、人の命と健康を守るために、市民にとっては本当に大切な施設であります。私たち監査委員といたしましては、市民が期待している安心・安全が実現できますような、真に市民に信頼される病院づくりがいっときも早く実現することを念じております。  最後に、水道事業会計について申し上げます。どうぞお手元の意見書、93ページをお開きいただきたいと存じます。まとめてございます。過去の整理がしてございます。  19年度は、右下にありますように5億2,775万円余の黒字となっております。水道事業は、ライフラインの重要な一つであります。当局が懸案にしておられます地震対策としての老朽管の更新や石綿管の布設がえについて、引き続き力強く推進していただくよう期待いたしております。  以上、長くなりましたが御報告を終わります。 ○議長(加賀盛勝君)  次に日程第34、報告第11号平成19年度健全化判断比率の報告について及び日程第35、報告第12号平成19年度資金不足比率の報告についてを一括議題といたします。  市長から説明を求めます。  大野市長。 ◎市長(大野紀明君) (登壇)  引き続いて、提出申し上げますのは報告2件でございまして、その概要につきまして御説明を申し上げます。  報告第11号平成19年度健全化判断比率の報告及び報告第12号平成19年度資金不足比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴い、同法第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付して議会に報告をいたすものでございます。  以上が提出いたします報告の概要でございますが、詳細につきましては担当部長から説明いたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(加賀盛勝君)  続いて、部長の説明を求めます。  説明は簡潔にお願いいたします。 ◎総務部長(森正隆君)  別冊の報告2件が載っております目録をごらんをお願いします。3ページものになっておると思いますが、お願いを申し上げます。  目録の次、1ページをごらんをお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 報告第11号               平成19年度健全化判断比率の報告について  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成19年度健全化判断比率を、別紙監査委員の意見をつけて、次のとおり議会に報告する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、今回御報告申し上げますのは、昨年6月の国会におきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律が成立し、地方公共団体は、平成19年度決算から健全化判断比率として、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の四つの指標及び資金不足比率につきまして、議会への報告と住民への公表が義務づけられたものでございます。  この報告第11号平成19年度健全化判断比率、四つの項目を掲げさせていただいてございます。  最初の健全化判断比率の実質赤字比率につきましては、標準財政規模に対する一般会計等の実質赤字額の比率でございます。稲沢市の場合、一般会計等といたしまして、一般会計、祖父江霊園事業特別会計及びコミュニティ・プラント事業特別会計の3会計が対象となるものでございますが、3会計とも黒字決算で実質赤字額が生じないため、実質赤字比率は算定されないものでございます。この表に、横棒、ハイフンでお示しをさせていただいているものでございます。  次に、連結実質赤字比率につきましては、標準財政規模に対する全会計を対象とした実質赤字額、または資金の不足額の比率でございます。資金の不足額は、法適用の企業会計では、流動負債の額から、流動資産の額を引いた額、法非適用の企業会計では、歳出決算額から歳入決算額を引いた額に翌年度へ繰り越すべき額を加えた額でございますが、法適用の企業会計である稲沢市民病院事業と水道事業の2会計、そして法非適用の企業会計であります公共下水道事業、農業集落排水事業、稲沢西土地区画整理事業、下津陸田土地区画整理事業の4会計とも、資金の不足額が生じないものであり、また一般会計等と企業会計を除いた特別会計におきまし ても実質赤字額が生じないため、この実質赤字比率と同様、連結実質赤字比率は算定されないものでございます。  次に、実質公債費比率につきましては、標準財政規模に対する一般会計と合算する元利償還金等の比率の3ヵ年の平均でございます。平成17年度が11.7%、18年度が12.8%、平成19年度が11.6%で、この平均の12.0%が平成19年度の実質公債費比率となるものでございます。  次に、4項目めの将来負担比率につきましては、標準財政規模に対する一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の比率でございます。平成19年度は68.1%となるものでございます。
    ─────────────────────────────────────────── 報告第12号             平成19年度資金不足比率の報告について  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成19年度資金不足比率を、別紙監査委員の意見をつけて、次のとおり議会に報告する。  平成20年9月10日提出                             稲沢市長 大 野 紀 明 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、平成19年度資金不足比率を掲げさせていただいてございます。6会計でございます。  資金不足比率につきましては、公営企業ごとの事業の規模に対する資金の不足額の比率でございます。先ほどの連結実質赤字比率で申し上げましたように、各会計とも資金の不足が生じないため、資金不足比率は算定されないものでございます。  表の上から四つでございますが、法非適用の企業会計では、歳出決算額から歳入決算額を引いた額に翌年度への繰り越すべき額を加えた額でございますが、公共下水道事業におきましては1億8,240万7,000円の黒字、そして農業集落排水事業におきましては1億1,438万8,000円、稲沢西土地区画整理事業におきましては3億4,689万8,000円、そして下津陸田土地区画整理事業、2億9,775万7,000円の黒字でございまして、4会計とも資金の不足額が生じないものであります。  そして、下二つでございますが、法適用の企業会計であります稲沢市民病院事業と水道事業の2会計につきましては、流動負債の額から流動資産の額を引いた額で算定されるものでございますが、稲沢市民病院事業35億289万2,000円、水道事業28億3,964万4,000円の黒字でございます。資金不足が生じないので、表では横棒、ハイフンでお示しさせていただいているものでございます。以上でございます。 ○議長(加賀盛勝君)  続いて、代表監査委員から審査報告を求めます。 ◎代表監査委員(下方幸夫君)  議長から指名をいただきましたので、新しい制度として動き出しました、いわゆる財政健全化法による審査意見について申し上げます。  19年6月に新たに法制されまして、この19年度決算から健全化判断比率と資金不足比率について監査委員が審査し意見を述べることになりました。このため、去る7月29日に市長から審査意見を求められました。そして、7月31日に市側から提出されました財政指標やその算定の基礎となった資料などについて、財政担当から説明を受けました。その上で、事実関係の妥当性、算出要素と資料の適合性、各指標の計算内容の正当性などが新法制に照らして公正かつ適切であるかどうかということで審査をいたしました。  その結果でございますが、公正に処理されており、かついずれの指標も基準に照らして良好であると認めましたので、そうした内容の審査意見書を提出させていただきました。  ただ、この審査意見書の5ページに意見をまとめてございますが、5ページに記載しましたとおり、市民病院事業会計にありましては、赤字運営が続いているため、現金預金等の余力も乏しく、抜本的かつ強力な対策が講じられない限り、数年のうちに資金不足を来たすことになるのではないかという懸念をいたしているところでございます。  最後に、この件は新しい事務のため、書式モデルの乏しい中で私どもいろいろ検討いたしまして、これが最良という判断をした独自の審査意見書を作成し提出いたしました。このため、次年度においては、他の都市との整合性を図るということも必要ではないかと考えておりますので、あらかじめお許しをいただいておきたいと思っております。  以上、報告いたしました。ありがとうございました。 ○議長(加賀盛勝君)  報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって報告を終わります。  本日はこの程度にとどめ、15日まで休会いたしまして、16日午前9時30分から議案第54号から認定第12号までの質疑及び一般質問を行います。  本日はこれをもって散会いたします。                                 午後1時46分 散会...