常滑市議会 > 2020-03-12 >
03月12日-05号

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  1. 常滑市議会 2020-03-12
    03月12日-05号


    取得元: 常滑市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-25
    令和 2年  3月 定例会(第1回)        令和2年第1回常滑市議会定例会会議録議事日程(第5号) 令和2年3月12日(木)午前9時30分 開議第1 議案第1号 令和2年度常滑市一般会計予算第2 議案第2号 令和2年度常滑市国民健康保険事業特別会計予算第3 議案第3号 令和2年度常滑市後期高齢者医療特別会計予算第4 議案第4号 令和2年度常滑市介護保険事業特別会計予算第5 議案第5号 令和2年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計予算第6 議案第6号 令和2年度常滑市水道事業会計予算第7 議案第7号 令和2年度常滑市下水道事業会計予算第8 議案第8号 令和2年度常滑市モーターボート競走事業会計予算第9 議案第9号 令和2年度常滑市病院事業会計予算第10 議案第16号 常滑市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について第11 議案第17号 常滑市職員定数条例の一部改正について第12 議案第18号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について第13 議案第19号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について第14 議案第20号 常滑市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について第15 議案第21号 常滑市税条例の一部改正について第16 議案第22号 知多都市計画事業常滑周辺土地区画整理事業施行条例の一部改正について第17 議案第23号 常滑市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について第18 議案第24号 常滑市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について第19 議案第25号 常滑市モーターボート競走事業の設置等に関する条例の一部改正について第20 議案第26号 常滑市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について第21 議案第27号 第2次常滑市情報システム最適化事業業務委託契約の一部を変更する契約について第22 議案第28号 市道の路線廃止について第23 議案第29号 市道の路線認定について第24 議案第30号 常滑市新庁舎立体駐車場増築実施設計及び工事請負契約の変更について第25 議案第31号 常滑市公共下水道常滑浄化センター(増設)の建設工事委託に関する基本協定の変更について第26 同意案第2号 常滑市教育委員会教育長の任命について第27 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症の早期終息に向けた対策の強化を求める意見書の提出について第28 意見書案第2号 新型コロナウイルス感染症に対する意見書の提出について第29 新庁舎議会環境整備検討特別委員会の報告について第30 議員の派遣について本日の会議に付議された事件 議事日程(第5号)のとおり出席議員(18名)      1番  山田 豪      2番  西本真樹      3番  大川秀徳      4番  渡邉十三香      5番  伊藤 直      6番  加藤代史子      7番  成田勝之      8番  坂本直幸      9番  井上恭子      10番  中村崇春      11番  都築周典      12番  伊奈利信      13番  稲葉民治      14番  相羽助宣      15番  伊藤史郎      16番  盛田克己      17番  川原和敏      18番  加藤久豊欠席議員      なし説明のため出席した者の職氏名 市長             伊藤辰矢 副市長            山田朝夫 教育長            加藤宣和 モーターボート競走事業管理者 山口 学 総務部長           澤田忠明 企画部長           榊原 進 福祉部長           竹内洋一 環境経済部長         中野旬三 建設部長           谷川 治 病院事務局長         小羽正昭 消防長            山本和彦 教育部長           庄子 健 ボートレース事業局次長    宮島基弘 消防次長兼消防署長      竹内博司 秘書広報課長         水野善文 総務課長           安藤哲成 税務課長           小嶋正義 職員課長           中村賢二 企画課長           近藤修司 企画課付課長         杉藤恭央 施設マネジメント課長     関 公司 健康推進課長         入山佳代子 福祉課長           近藤彰洋 高齢介護課長         大岩 恵 こども課長          古川陽平 保険年金課長         山下剛司 都市計画課長         山本雅和 土木課長           相武宏英 下水道課長          肥田敦之 水道課長           小西権市 学校教育課長         中野直樹 監査委員事務局長       伊藤真由美議会事務局職員の出席者 事務局長           古川章江 議事課長           吉川和彦 書記             佐竹利規 書記             平野有紗     午前9時30分 開議 △開議の宣告 ○議長(加藤久豊) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は18名であります。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。-----------------------------------議事日程の報告 ○議長(加藤久豊) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。----------------------------------- △議案第1号~議案第9号及び議案第16号~議案第29号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(加藤久豊) これより日程に入ります。 日程第1、「議案第1号令和2年度常滑市一般会計予算」から、日程第23、「議案第29号市道の路線認定について」までの計23件を一括議題といたします。 各常任委員会の審査結果の報告を求めます。 まず、予算委員会の審査結果の報告を求めます。委員長川原和敏議員。     〔予算委員会委員長 川原和敏登壇〕 ◆予算委員会委員長川原和敏) ただいま一括議題となりました議案のうち、当予算委員会に付託となりました議案第1号から議案第9号までの令和2年度各予算計9件について、審査結果をご報告申し上げます。 審査に当たっては、去る11日に委員全員で慎重に審査をいたしました。 まず、議案第1号令和2年度常滑市一般会計予算では、質疑、答弁、要望があった後、反対討論があったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。 次に、議案第2号令和2年度常滑市国民健康保険事業特別会計予算では、質疑、答弁の後、反対討論があったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。 次に、議案第3号令和2年度常滑市後期高齢者医療特別会計予算では、質疑、答弁、要望があった後、反対討論があったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。 次に、議案第4号令和2年度常滑市介護保険事業特別会計予算では、質疑、答弁の後、反対討論があったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。 次に、議案第5号令和2年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計予算及び議案第6号令和2年度常滑市水道事業会計予算の2件については、質疑、答弁の後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第7号令和2年度常滑市下水道事業会計予算では、質疑、答弁、要望があった後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第8号令和2年度常滑市モーターボート競走事業会計予算では、質疑、答弁の後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算では、質疑、答弁、要望があった後、反対討論があったため、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を可とすることに決しました。 以上、予算委員会に付託されました9議案についての審査結果の報告といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 次に、経済建設委員会の審査結果の報告を求めます。委員長都築周典議員。     〔経済建設委員会委員長 都築周典登壇〕 ◆経済建設委員会委員長都築周典) ただいま一括議題となっております議案のうち、当経済建設委員会に付託となりました議案第22号から議案第25号までの4件、議案第28号及び議案第29号の2件の計6件について、審査結果をご報告申し上げます。 去る10日、委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。以下、審査の過程を申し上げます。 議案第22号知多都市計画事業常滑周辺土地区画整理事業施行条例の一部改正についてから、議案第25号常滑市モーターボート競走事業の設置等に関する条例の一部改正についてまでの4件、議案第28号市道の路線廃止について及び議案第29号市道の路線認定についての2件の計6件については、質疑、討論等はなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、経済建設委員会に付託されました6議案についての審査結果のご報告といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 次に、文教厚生委員会の審査結果の報告を求めます。委員長加藤代史子議員。     〔文教厚生委員会委員長 加藤代史子登壇〕 ◆文教厚生委員会委員長加藤代史子) ただいま一括議題となっております議案のうち、当文教厚生委員会に付託となりました議案第19号及び議案第26号の2件について、審査結果をご報告申し上げます。 去る10日、委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。 まず、議案第19号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでは、学校歯科医の人数割の単価が500円から860円に上がる理由については、歯科医の1人当たりの検診の時間が長いためである旨の質疑、答弁等が、次に、執務給については、検診等執務のために学校に訪問した回数について支払うものである旨の質疑、答弁等がなされた後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第26号常滑市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてでは、賠償責任については、10万円未満の賠償の場合は議会の議決の必要はないが、監査委員の意見を聞き、病院事業管理者の責任において決定する旨の質疑、答弁等がなされた後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、文教厚生委員会に付託されました2議案についての審査結果の報告といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 次に、総務委員会の審査結果の報告を求めます。委員長盛田克己議員。     〔総務委員会委員長 盛田克己登壇〕 ◆総務委員会委員長盛田克己) ただいま一括議題となっております議案のうち、当総務委員会に付託となりました議案第16号から議案第18号までの3件と、議案第20号、議案第21号、議案第27号の計6件について、審査結果をご報告申し上げます。 去る10日、委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。 まず、議案第16号常滑市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、損害賠償責任の一部免責によって、住民の監査請求や訴訟などの権利の足かせになるものではない旨の質疑、答弁がなされた後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第17号常滑市職員定数条例の一部改正についてでは、まず消防職員の派遣により、消防職員が定数より3名減となるため、3名の採用は可能である旨の質疑、答弁等が、次に、育休や休職の職員が復帰し、定数を超えた場合については、基本的に人員の補填は臨時職員で対応しているため、臨時職員は辞めてもらう。正職員を配置した場合は、他の課で職員が不足していれば、そちらに異動させるなどの対応をする旨の質疑、答弁等がなされました。 質疑後、市内には愛知県国際展示場をはじめ多くの施設が整備され、立入調査なども増えている。消防職員の負担が大きくなっているため、消防職員を3名増やしてもらいたい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第18号職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでは、同意書による服務の宣誓については、JETプログラムによる外国青年に限る旨の質疑、答弁がなされた後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第20号常滑市職員の特殊勤務に関する条例の一部改正についてでは、豚熱以外の病気については、市長が定める家畜伝染病であれば該当である旨の質疑、答弁等がなされた後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 次に、議案第21号常滑市税条例の一部改正についてでは、第74条の9に規定の商品であって使用しない軽自動車等とは、店舗や店頭などの場所において販売目的で陳列されている商品を指す旨の質疑、答弁等がなされた後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 最後に、議案第27号第2次常滑市情報システム最適化事業業務委託契約の一部を変更する契約についてでは、質疑、討論等もなく、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、総務委員会に付託されました6議案についての審査結果の報告といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 以上で、各常任委員会の報告及び報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許します。 まず、2番西本真樹議員の発言を許します。西本真樹議員。     〔2番 西本真樹登壇〕 ◆2番(西本真樹) 2番日本共産党議員団西本真樹です。 通告に従い、議案第1号から第4号までの4件についての反対討論を行います。 まず、議案第1号令和2年度常滑市一般会計予算についてであります。 この一般会計予算では、子供の医療費、入・通院共に中学生卒業まで無料化されることが実現されることになっております。十数年来の願いがかなったと私は思っております。引き続き子供を取り巻く環境は目まぐるしく変化しております。子供が健やかに育つ常滑市になるよう要望いたします。 さて、反対の理由でありますが、昨年10月から消費税が10%に引き上げられました。2019年10月から12月期の国内総生産(GDP)改定値が実質の年間換算で7.1%減となり、消費税増税を強行したことにより、家計を冷え込ませ、設備投資も落ち込んでおります。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が急激に落ち込んでおり、株安、円高、原油安など、日本経済は深刻な危機に瀕していると言えます。このような中で、常滑市の2020年度がスタートいたします。 大きく理由を申し上げますが、3点になります。 1つ目は、2款1項8目リニア中央新幹線愛知期成同盟会分担金、8款5項1目西知多道路推進協議会負担金、名浜道路推進協議会負担金及び6款1項5目西知多道路事業付替農道・用水路公共補償費、8款2項3目西知多道路事業付替市道公共補償費、7款1項5目企業立地促進事業費などは、市民や中小零細企業に対しての恩恵が少なく、大企業やゼネコンに優遇されていることがあります。負担金については、金額は少ないながらも、国・県などの公共事業に関連するものであります。西知多道路事業公共補償については、昨年12月から事業が始まっております。先祖代々から受け継いだ農地について農業の後継者もなく、泣く泣く手放しているのではないでしょうか。 企業立地促進事業については、大型商業施設を呼び水とし、前島に企業誘致を進めておりますが、空港開港15年で契約率7割に達しております。特別地域であるイオンモールについては、2020年度までは100%の交付で、来年の2021年度からは50%の交付になります。前島への企業誘致については、立地促進奨励金をやめるべきではないでしょうか。県企業庁とともに検討していただくよう要望いたします。観光産業の発展を望むのであれば、地元中小企業や農漁業の元気が出るような施策を行うことも併せて要望いたします。 次に、2款2項1目知多地域地方税滞納整理機構負担金であります。 税を滞納している人は、消費者金融クレジット会社からの借金返済や、自営業、会社等の経営が悪化し、資金繰りが悪化するなどの原因があると言えます。地方税や国保税の滞納だけでなく、失業や病気、会社の倒産、資金繰りの困難などにより、生活困窮に陥っているという側面もあります。 このような中、本市の徴税職員は、昼夜休み日も関係なく徴税に追われ、市の財政のために尽力され、大変苦労されていると思います。地方税滞納整理機構は、高額滞納案件滞納整理困難案件の処理について財政調査と差押えなどが主に行われている業務であります。滞納の解消にとっては即効性があると思いますが、滞納者が再び納税をしていくためには、市民の顔が見える自治体が納税対応を糸口にしながら、きめ細かく相談に乗ることで分割納付や納税猶予、さらには就労支援や生活保護をはじめとした公的支援につなげ、生活再建をサポートしていく必要があるのではないかと思います。正規職員の数も限られている中で大変と思いますが、知多地域地方税滞納整理機構からの脱退を強く要望します。また、愛知県内では知多・東三河を除く地域では、地方税滞納整理機構について、やらない、もしくは検討中とのことです。知多地域においても解散するよう要望いたします。 最後の理由でございます。 2款3項1目コンビニ交付システム事業費、2款3項1目マイナンバー事務費については、国の施策として行われるとはいえ、私たちの大切な税金をつぎ込んでいることに対して有益な事業とは言えません。さらに、2021年3月から健康保険証にも使えると言われておりますが、いまだに個人情報セキュリティーに対する不安も多く、ICT化に対する予算は増加しております。市民に負担がのしかかる事業に対しては認めるわけにはいきません。 以上が議案第1号についての反対の理由でございます。 続きまして、議案第2号令和2年度常滑市国民健康保険事業特別会計予算についてであります。 1款1項1目社会保障税番号制度に伴うシステム改修事業費についてであります。2021年3月からマイナンバーカード健康保険証として使用可能になりますが、多くの国民が必要としない制度に対し、国民にマイナンバーカードを押しつけるやり方はいかがなものでしょうか。先ほども一般会計予算でも申し上げましたが、いまだに個人情報セキュリティーに対する不安も多く、ICT化に対する予算は増加しております。市民負担がのしかかる事業に対して認めるわけにはまいりません。 次に、議案第3号令和2年度常滑市後期高齢者医療特別会計予算についての反対理由ですが、75歳以上の市民の多くは年金のみの収入で暮らしております。軽減措置の対象人数は7.75割、7割5割2割の軽減対象者が約5,000人と、被保険者数の8,507人の見込みの半数以上となっております。医療保険の対象を年齢で分けるのではなく、一緒にすることが本来の社会保障の観点ではないでしょうか。長寿であることを否定される後期高齢者医療制度に対しては、廃止をすべきとの観点から反対をいたします。 最後に、議案第4号令和2年度常滑市介護保険事業特別会計予算についての反対理由です。 先ほどの議案第2号でも反対の理由を述べましたが、介護保険事業に関しても同じシステムを利用することについての危惧があるため、反対をいたします。 以上で、反対討論を終わります。     〔降壇〕
    ○議長(加藤久豊) 次に、3番大川秀徳議員の発言を許します。大川秀徳議員。     〔3番 大川秀徳登壇〕 ◆3番(大川秀徳) 3番常翔会大川秀徳です。 会派を代表して、議案第1号令和2年度常滑市一般会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 伊藤市政2年目を迎え、市長の掲げる安全・安心・成長を柱にし、財源の分配に配慮しつつ、同時に市長マニフェストを念頭に、市民に寄り添った施策の推進、安心して暮らせる事業の促進、同時に中部国際空港を中心としたまちの活性化の創出のため、時流を的確に捉え、成長への機会を逸することなく、将来に向けた実行予算も計上されており、まさに新しいスタートにふさわしい予算となっていると思います。特に、中学生までの通院医療費の無償化やおたふく風邪への助成制度、ふるさと納税を活用した公立保育所、こども園への備品の更新、あるいは高齢者の暮らしを考えた優しい対応など、本予算の予算配分は全ての人が安心して安全に暮らすことができるよう、思いやりあふれた市長の思いを予算計上で明確にし、新規拡充予算を重点的に示した市の姿勢を表しており敬意を表するものであります。 一方で、常滑市の財政は依然厳しく、その状況に変わりはありません。公共施設の更新の問題や市内小・中学校の大規模改修への対応、さらに市民ニーズが年々多様化する中、子育て支援をはじめ、高齢者への施策や介護医療の充実、少子高齢化時代への取組や、防災・減災の推進、防災対策、交通安全対策をはじめとする、市民の生活に直結した安心・安全へのまちづくりなど、今後行政の負担割合は増加傾向にあると思います。また、ここ数年、順調な増加をしてきた税収も新型コロナウイルスの影響により懸念もされます。そうしたことを踏まえ、令和2年度の予算執行に当たり、少しの無駄もないよう執行には十分留意されるよう努めていただくとともに、ぜひ様々な課題を全庁的な課題として能動的に取り組み、未来を見据えた持続可能な行政運営の道筋となるよう期待しています。 議員各位におかれましては、本討論を踏まえ、議案第1号に対し賛同をお願い申し上げ、賛成の討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 次に、5番伊藤直議員の発言を許します。伊藤直議員。     〔5番 伊藤 直登壇〕 ◆5番(伊藤直) 5番笑進会伊藤直です。 議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算、4条資本的収支における婦人科不妊治療センター基本設計委託料について、反対の立場から討論させていただきます。 現在、市民病院医師不足による患者数の激減により、経営状況は著しい悪化の一途をたどっています。さらに、この医師不足が要因となり、今月23日より22時から翌朝8時30分までの夜間救急外来を休止とする発表もありました。このような状況下で5億円もの費用を投入し、不妊治療センターの建設を強行することにどうしても賛成することはできません。 昨年の12月議会でこの議案が上程されて以来、議員内でも大きく賛否が分かれました。賛成の方からは不妊治療を否定するのかと極論を問われます。 ここで改めて言わせていただきますが、私は不妊治療を否定したことは一度もありません。現に私の周りにも不妊で悩んでおられるご夫婦はおります。一貫して言っているのは、不妊治療反対ではなく、不妊治療センター建設反対です。しかも、条件付の反対です。潤沢な資金さえあれば今すぐにでも建ててほしいと思っています。それに加えて、365日24時間対応の救急医療病院としての機能が維持できれば言うことはありません。 ここでもう一つ患者の立場から見た意見も付け加えておきたいと思います。これは私ごとではありますが、私は今年に入って間もない1月28日に常滑市民病院に救急搬送されました。病名は不安定狭心症です。その後、常滑市民病院では治療できないと言われ、急遽半田市立半田病院に搬送されました。半田市立半田病院へ搬送される道中、私は死をも覚悟していました。たった15分程度の時間だったのですが、この時間がとても長く感じられました。幸い常滑市民病院での処置が適切だったことが命を取り留めた原因だったようです。そもそも市民が望んでいる市民病院も、市内唯一の病床を持つ総合医療と救急医療を兼ね備えた病院ではないでしょうか。その条件も満たさない今、不妊治療センター建設に関わる議案第9号には賛成いたしかねます。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 次に、2番西本真樹議員の発言を許します。西本真樹議員。     〔2番 西本真樹登壇〕 ◆2番(西本真樹) 2番日本共産党議員団西本真樹です。 通告に従い、議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算について賛成討論を行います。 私が市議会議員として当選したのは、2011年東日本大震災1か月余り経過したときのことでありました。あれから9年、まだまだ復興は道半ばでございます。当時は市民病院、経営状況も今より悪く、このままでは建て替えもできないという状況でありました。100人会議を開き、市民と医療、事務スタッフが直接議論したことから状況が変わってきたと思っております。2015年、飛香台に市民病院が開業することができたのも、こういった市民と行政の直接の議論があったことがあったと思います。 現在常滑市民病院は、医師不足による入院・外来患者の減少や、3月23日から始まる夜10時から翌朝8時30分までの夜間外来の中止など、負の部分が目立っております。医師の働き方改革もさることながら、人口当たり医師数がOECD加盟国の平均よりも少なく、抜本的に日本の医師の養成数を増やしていくことは国の施策として早急に必要であると考えます。公立病院である市民病院は、市民の命と健康を守るためにあります。そのためには、世間一般で言われる不採算部門も運営しなければなりません。常滑市民病院でいえば、24時間365日開いている救急外来がそれに当たります。また、常滑市には入院できる医療機関は常滑市民病院しかありません。民間病院は不採算であればやめればよいということがあります。しかしながら公立病院は、ニーズがあればやらなければならない。そのために市税を繰り入れて運営をしております。 さて、2020年度令和2年度常滑市病院事業会計予算の争点は、婦人科不妊治療センターであります。不妊治療だけを見れば、収入面においては、まだ始まっておりませんので未確定の部分があると思います。しかしながら、婦人科は不妊治療だけではなく、思春期から閉経後までの広範囲の女性特有の疾病や悩みを相談できる場であります。ライフステージの中で、子供が欲しくても妊娠しづらい方にとっては不妊治療ができる婦人科があることは心強いのではないでしょうか。内視鏡手術により身体に影響の少ない高度先端医療に始まり、不妊治療、産科の復活までの婦人科医療構想は常滑市にとっても明るい材料と言えると同時に、何もしなければ医師の減少に歯止めが利かなくなります。ある市民の方から、市が借金しても、それが生きた借金であれば市民は納得すると言われました。そのためには、コミュニケーション日本一を目指す常滑市民病院に対して、医者や患者や市民、医療、事務スタッフ、地域の関係機関等とのコミュニケーションをさらに密にすることを要望いたしまして、令和2年度常滑市病院事業会計予算の賛成の討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 次に、1番山田豪議員の発言を許します。山田豪議員。     〔1番 山田 豪登壇〕 ◆1番(山田豪) 1番日本維新の会山田豪。 議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算について、反対討論を行います。 病院事業会計資本的収支、支出の1款1項2目婦人科不妊治療センター基本設計委託料に関して反対の立場であり、見直しを要望いたします。一般質問でもお伝えしたとおり、高齢者数が2042年にピークを迎える一方、働く世代も急速に減少し、高齢者1人を現役世代1人で支えることが避けられないという現実がやってきます。社会保障を受ける人が増大していき、社会保障を支える人が減少していく中、その観点からすれば、次世代への投資は急務であり、不妊治療に対して推進の立場であります。しかし、反対しなければならない理由は、1本の木を見るだけで森全体を見ることができていない現状であると判断したからです。 今、私たちが抱えている喫緊の課題は、子供の貧困、8050、児童虐待等、子供を取り巻く問題の環境整備です。泣いても泣いてもその悲鳴が市政に届かない。1本の木に夢中になって、子供の悲鳴が聞こえなくなっているのでしょうか。森全体を見てください。こっちにあっちに枯れかけた木があり、手を加えなければなりません。先日行われた議員勉強会で、訪問看護ステーションに勤務している病院職員の方の実体験を聞く機会がありました。80歳の方の救命を行ったときに、50歳のニートを発見したと言っていました。市内で何件か事例があるそうです。また、各団体との連携が必要であると我々議員に訴えていました。現在50代でニートの方がつまずくきっかけとなったのが、10代の頃の不登校、ひきこもりであり、当時の支援が足りなかったのが原因であることは周知の事実であります。副市長のおっしゃるとおり、過去の負の遺産を現在の我々に残した課題だと強く感じております。子供をつくろうと言う前に、子供を大切にするまちを掲げ、泣いている子供の支援をするべきではないでしょうか。このことこそが新たな財源を生み出す施策であり、人づくりではないでしょうか。 これは県がやることだ、これは国がやることだという姿勢が続く限り、子供の貧困、8050、児童虐待等は解決できません。財源不足が深刻な本市において、コツコツと財源を生み出す施策を後回しし、しかし、箱物事業には大きな投資をするのでは、市民の反発は抑えられません。過去の負の遺産を現在の我々に残した課題を現在の我々は解決し、次世代に財産を残していくことこそが大切であると考えております。 常滑市において、一人も取り残さないという森をつくりませんか。常滑市で生まれ、全ての子供たちが笑顔で希望に向かって育つ、森を作り、不妊治療という木をつくるということが大切であると考え、以上の理由から議案第9号の反対討論とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 次に、10番中村崇春議員の発言を許します。中村崇春議員。     〔10番 中村崇春登壇〕 ◆10番(中村崇春) 10番常翔会中村崇春です。 議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算について、賛成の立場から討論いたします。 厳しい経営の続く常滑市民病院が新たな収入の柱として計画するのが、本予算で計上された不妊治療センター基本設計案です。 不妊治療は子供を願う夫婦にとって、簡単に言い表せないほど様々な苦労と思いが詰まっています。私ごとではありますが、私たち夫婦も長年にわたり不妊治療をしてきました。妻は結婚の翌年に女性特有の病を患い、旧常滑市民病院で手術をしました。その後の不妊治療の道のりは長いものでした。終わりが見えないことやその重圧から鬱病になりかけたり、夫婦の危機もありました。しかし、子供を諦めかけたとき、妊娠を知りました。驚くとともに、喜び、安堵、不安など多くの感情を抱いたことを忘れることはできません。その時の子供は現在小学1年生になりました。そして、その間に常滑市民病院は婦人科内視鏡手術が可能になりました。また、不妊治療センターは先端技術の不妊治療を行う計画であります。妻にこれらの内容を伝えたときの感想が、もっと早くに欲しかった、でした。それは私の感想でもあります。つまり、専門の医療機関が近くに欲しいということだけでなく、先端医療を受けたい、受けたかったのです。私たちと似た状況のご夫婦にとっても、それは切なる思い、切なる願いであります。 議案第9号に計上された不妊治療センターの基本設計案は、県内随一の先端技術を備える計画であります。それは、婦人科内視鏡手術と併せて、女性特有の病を患う女性と子供を切望する夫婦の希望となります。そして、その希望は常滑市民病院の経営の希望にもなると確信しています。 議案第9号へ全議員の賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 次に、9番井上恭子議員の発言を許します。井上恭子議員。     〔9番 井上恭子登壇〕 ◆9番(井上恭子) 9番新風クラブの井上恭子でございます。 会派を代表して、議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算、1款1項1目4節婦人科不妊治療センター基本設計委託料に反対をいたします。 婦人科不妊治療センター基本構想は、黒土医師の熱い思いで始まりました。しかし、懸念されることの一つは、患者獲得でございます。知多半島で457人の患者を予想しているとおっしゃいましたが、愛知県名古屋市には39もの病院、クリニックがあります。そのうち、市民病院は3件で、特定不妊治療をやっている名古屋大学医学部附属病院ですら、160人の患者数でございます。豊橋市は産婦人科のドクターが10人いても患者数は200人、小牧市はやはり産婦人科のドクターが6、7人で患者数100人です。 不妊治療の患者は、近くの病院に行きたくないという方もよくお伺いしております。構想の中の、知多半島北部での10%集客というのも、ふだん名古屋市に行き慣れた人にとって難しく、よって、457人の患者を集めるのは容易ではございません。 医師の確保の問題についてでございますが、現在は黒土医師1人でありますが、令和2年から女性医師が派遣されるとおっしゃっていました。しかし、産休のため今のところ1人のみである。その後も派遣されるということを聞いて喜ばしいとは思っております。しかし、黒土先生もどれだけの期間いらっしゃるのか分かりません。 次に、損益計算の甘さを私は感じます。まずは患者457人を医師0.75人、培養士2人、看護師3名で治療するならば、1日に二、三人も患者を診なくてはなりません。物理的にとても困難であると予想されます。医師0.75人に二、三人、0.75人で計算されるのであれば、婦人科の医師と兼任といっております0.25人で婦人科を診ることができるのでしょうか。 年間損益が2,772万円としておりますが、今後、医師が増えれば、年間損益はないに等しいのではありませんか。それと、開業して何年たてば黒字になるか予想ができないのは不安材料の一つでございます。また、人口減少も不安に思われます。また、半田市立半田病院との統合というタイムリミット、これも考えなくてはいけない要素であります。 次に、常滑市民病院不妊治療をするためのデメリットでございます。 1つ目は、午前中しか診療できないため、仕事を持っている人には通いにくい部分がございます。2つ目、公立病院のため、医師が忙しいからといって、自由に看護師が使えないという部分がございます。3つ目、男性の無精子症の判断と治療ができないこと。4つ目、産婦人科がないこと。これも大きな問題の一つでございます。 それから、今の市民病院の現状をお話しいたしますが、今、市民病院の病室がたくさん空いているのは皆さん、ご存じですか。また、脳外科、整形外科も常勤医師がいません。脳外科の場合、血管内治療は行っておらず、今後は循環器内科での治療も激減すると思われております。また、医者がいないため、夜間救急をしなければ急性期の患者も減っていき、研さんの積めない病院としてますます医師確保に困難を来すのではありませんか。 5年後の常滑市民病院と半田市立半田病院との統合は借金がないことが前提であること。その上、独立行政法人にするためには、職員の退職金が必要なため、それまでに貯金を積み上げる必要があるのです。しかし、現在の病院は医師不足という理由から、毎年3億円から5億円の赤字が出ているため、現在ある現金は残り2年間で枯渇いたします。その時、先回の予算委員会では課長はおっしゃいました。一般会計から繰り出しをとおっしゃっていました。一般会計にはそんな余裕がありませんという答えもあったと思います。では、借金をすればいいと言われました。借金する条件には、建物を建てるか医療機器を買う以外にはできません。経営悪化だからといって借金はできないのです。財源確保策としての収益を検査で上げていくと言っておりますが、何回も検査をするわけにはいきませんので、どこまでも上げていけるものではなく、限界がございます。 また、令和2年度の予算書を見ますと、職員数が10人増えているのに、給与が2億円下がっています。既に給与カットが始まったのではありませんか。これでは職員のモチベーションが下がります。ますます仕事離れが加速します。それと、院内のコミュニケーション日本一と言っております。しかし、何人かの職員、看護師から伺っております。コミュニケーションが不足している。私たち不満を聞いてもらえない。そんな職員の声をただ聞いております。 私は不妊治療に決して反対ではありません。子供を授かる、そんな人の気持ち本当に大切にしたいなと思います。しかし、病院が決して足りないわけではございません。今後どこから患者を取ってくるかということになるのではありませんか。今の市民病院を立て直すほどの収入が見込める不妊治療ならば賛成を私はしたいと思っております。しかし、資金調達できなければ、本体の病院を支えるどころか共倒れになってしまいます。数年前からよいコンサルを入れて経営改善をと常々言っておりました。また、病院の経営改善化計画をつくると言われました。しかし、それも私いただいておりません。そんな状態のまま、不妊治療突入はとても残念であり、今後の経営に不満を覚えます。 今、多くの常滑市民はどんな病院を求めているのでしょうか。今、人生100年時代を迎えて、老衰、脳血管障害、末期がん、認知症、精神疾患、運動器障害、転倒、骨折、慢性疾患など、これから高齢化に向かった方たちには、このふだんに起こり得る病気を治してもらえる病院を求めているのではありませんか。 地域医療は地域づくりをする医療とも言われております。生活自立障害となっても安心して暮らせる地域づくり、寝たきりになっても安心して今いる地域で暮らせる病院にしてほしいのです。不妊治療が始まれば、他の診療科の経営も上がるという甘い考えでよいのでしょうか。その力を現在病院の立て直しに力を注げば、必ず復活すると私は信じております。どうか多くの常滑市民のために、今の病院の経営をしっかり行っていただきたいと存じます。よって、議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算に反対をする討論をさせていただきました。 どうか賢明なる議員諸氏の賛同をよろしくお願いいたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 次に、15番伊藤史郎議員の発言を許します。伊藤史郎議員。     〔15番 伊藤史郎登壇〕 ◆15番(伊藤史郎) 常翔会伊藤史郎でございます。 議案第9号令和2年度常滑市病院事業会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 常滑市民病院と半田市立半田病院との経営統合への課題や、ここにきて医師不足、医師の働き方による救急体制の見直しなど、常滑市民病院を取り巻く環境は大きく変化してきました。 当初予算においても、入院患者数及び外来患者の減少を見込み、同時に旧市民病院解体事業費の借入れなど厳しい経営状況がうかがえます。 これからの常滑市を考えたとき、地域の医療を支え、市民の心のよりどころとする常滑市民病院の経営が安定することが市政に関わる全ての人が願うことでもあると思います。それらに真剣に取り組むことが、議会の使命であると同時に、経営状況の悪化に対し、病院関係者にはぜひ新病院が開院したときのあのときの思いを思い出し、再度検証し、コミュニケーション日本一の病院として再び原点に立ち返り、全員で経営改善に取り組んでもらいたいと切に思うところであります。 さて、そのような状況の中、今後、常滑市民病院がどのように特徴ある病院を創出していくことが大きな課題でもあると思っております。収益性の高い分野の充実や先進的な在宅医療の確立、退院後の生活支援など、小さな病院にしかできない小回りが利き、患者様一人一人に寄り添える医療体制の充実こそが正に存在意義ではあり、安定した収益確保につながっていくのではないでしょうか。その中において本予算では、婦人科不妊治療センター基本設計委託料が計上をされました。この不妊治療の分野は明らかに成長分野であり、また治療に当たる医師、スタッフはこの道のエキスパートでもあります。常滑市民病院にこうした人材がいるのは、私たちの強みではないかと思います。この施策は子供の欲しいご夫婦に明るい兆しをもたらすことだと信じています。ぜひ多くの方に受診していただき、子供を授かりたいと願う夫婦の希望となり、生まれてくる我が子に、こんにちは赤ちゃんとほほ笑んでほしいと思います。心ある人であれば応援すべき施策ではないでしょうか。 議員各位におかれましては、ぜひ賛同していただき、本予算は常滑市民病院の新成長戦略が計上されています。医師確保が難しくなる中、新たなる経営の柱となる婦人科不妊治療センター基本設計予算を含む議案第9号に対し全員の賛同をお願いし、賛成討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 以上で通告による討論は終わりましたので、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 なお、採決に当たっては、反対討論の通告のあった議案を除き、番号順に一括採決をいたします。 まず、議案第1号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号から議案第8号までの4件について一括採決を行います。 本案4件について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第5号から議案第8号までの4件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立多数と認めます。よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号から議案第29号までの14件について、一括採決を行います。 本案14件について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第16号から議案第29号までの14件は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第30号及び議案第31号の一括上程、説明、一括質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(加藤久豊) 日程第24、「議案第30号常滑市新庁舎立体駐車場増築実施設計及び工事請負契約の変更について」及び日程第25、「議案第31号常滑市公共下水道常滑浄化センター(増設)の建設工事委託に関する基本協定の変更について」の2件を一括議題といたします。 まず、議案第30号について、提案理由の説明を求めます。企画部長。 ◎企画部長(榊原進) ただいま議題となりました議案第30号常滑市新庁舎立体駐車場増築実施設計及び工事請負契約の変更について説明を申し上げます。 常滑市新庁舎立体駐車場増築実施設計及び工事請負契約につきましては、令和元年5月13日の市議会臨時会におきまして請負契約を、また、同年12月23日の市議会定例会で工期延長をお認めいただき、現在、工事を進めているところでございます。 今回、前回の工期延長の理由でございました建築資材、高力ボルトの調達に遅延が生じたことにより、引き続き工期を約2か月延長する変更契約を結びたく、地方自治法第96条第1項第5号及び常滑市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 2ページをご覧ください。 令和2年3月11日付で、大和リース・水野組特定建設工事共同企業体と仮変更契約を締結いたしたところでございます。中段の工期の欄のとおり、引渡日を令和2年3月31日から同年5月20日に変更するものでございます。 以上、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(加藤久豊) 提案理由の説明は終わりました。 次に、議案第31号について、提案理由の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(谷川治) ただいま議題となりました議案第31号常滑市公共下水道常滑浄化センター(増設)の建設工事委託に関する基本協定の変更について補足の説明を申し上げます。 恐れ入りますが、巻末5ページの資料2をご覧ください。 1、協定の概要でございます。本協定の目的は、常滑浄化センター増設の建設工事を日本下水道事業団へ委託するものでございます。協定の金額は48億円であり、契約の相手方は日本下水道事業団、協定の期間は平成29年12月21日から平成34年3月31日までとなっております。また、本協定は平成29年12月21日に議会の議決をもって締結としているところでございます。 2、変更内容でございます。常滑浄化センター建設工事において、土壌汚染状況調査を実施したところ、一部の箇所よりヒ素及びフッ素について土壌汚染対策法で定められた基準を超える値が確認されました。工事を行う上で関係機関への申請手続が必要であり、協議に不測の日数を要しました。このため完成予定を延伸するため、平成34年3月31日から令和5年3月31日までに変更するものでございます。また、令和2年度より下水道事業を地方公営企業法の一部適用に伴い、令和2年度から令和4年度までの支出科目を常滑市下水道事業特別会計から常滑市下水道事業会計に変更いたします。 恐れ入りますが、議案書の2ページにお戻りください。 常滑市公共下水道常滑浄化センター(増設)の建設工事委託に関する基本協定の期間を、平成29年12月21日から平成34年3月31日までを、令和5年3月31日までと1年間延伸いたします。 また、支出科目においては記載のとおりでございます。 3ページ資料1をご覧ください。令和2年3月10日付で基本協定の一部を変更する協定を日本下水道事業団と仮締結しております。第2条をご覧ください。この協定は常滑市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づく常滑市議会の議決を経るまでは仮協定とし、当該議決を経たときは本協定として成立するものといたします。 以上、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。 ○議長(加藤久豊) 提案理由の説明は終わりました。 これより一括質疑に入ります。 まず、議案第30号について、質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 次に、議案第31号について、質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 ただいま、議題となっております議案第30号は総務委員会に、議案第31号は経済建設委員会に付託をいたします。 ここで休憩といたします。 再開の時間は、後ほどお知らせをいたします。 なお、10時55分から経済建設委員会を開催し、経済建設委員会終了後に総務委員会を開催します。経済建設委員会終了後、直ちに総務委員会を開催する予定でございますので、総務委員会及び市関係者は議会応接室等で待機いただければ幸いに思います。 では、よろしくお願いします。     午前10時40分 休憩     午前11時40分 再開 ○議長(加藤久豊) 休憩を解き、会議を再開いたします。 総務委員会に付託された議案第30号及び経済建設委員会に付託された議案第31号の2件について、審査結果の報告を求めます。 まず、経済建設委員会の審査結果の報告を求めます。委員長都築周典議員。     〔経済建設委員会委員長 都築周典登壇〕 ◆経済建設委員会委員長都築周典) ただいま一括議題となっております議案のうち、当経済建設委員会に付託となりました議案第31号について、審査結果をご報告申し上げます。 先ほど、委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。 議案第31号常滑市公共下水道常滑浄化センター(増設)の建設工事委託に関する基本協定の変更についてでは、まず、土壌調査は水処理施設を建設するエリアのみを調査し、汚染土を適切に処理できる運搬処理業者に委託をし、48億円の中で実施できる旨の質疑、答弁が、1年の延長期間は、土壌の調査、関係機関との協議、県への区域指定申請等に約1年かかり、1年着工が着手できなかったためである旨の質疑、答弁等がなされました。 質疑後、しっかり土壌調査をし、工事を進めていってほしい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、経済建設委員会に付託されました議案第31号についての審査結果の報告といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 次に、総務委員会の審査結果の報告を求めます。委員長盛田克己議員。     〔総務委員会委員長 盛田克己登壇〕 ◆総務委員会委員長盛田克己) ただいま一括議題となっております議案のうち、当総務委員会に付託となりました議案第30号について、審査結果のご報告を申し上げます。 先ほど、委員全員出席の下に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。 以下、審査の過程における主な質疑、答弁を申し上げます。 議案第30号常滑市新庁舎立体駐車場増築実施設計及び工事請負契約の変更についてでは、まず高力ボルトの確保については、既に高力ボルトは現場に調達できているので工期は問題ない旨の質疑、答弁が、次に、新庁舎の本体工事への影響及び立体駐車場契約金額の変更については、本体工事は別工事のため影響はなく、立体駐車場契約金額についても変更はない旨の質疑、答弁がなされました。 質疑後、工事は遅延がないよう進めてほしい旨の要望が出された後、全員異議なく原案を可とすることに決しました。 以上、総務委員会に付託されました議案についての審査結果の報告といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 討論を終結いたします。 これより、順次採決を行います。 まず、議案第30号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号について、採決を行います。 本案について、委員長の報告は可決であります。よって、委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △同意案第2号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(加藤久豊) 日程第26、「同意案第2号常滑市教育委員会教育長の任命について」を議題といたします。 本件について提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 伊藤辰矢登壇〕 ◎市長(伊藤辰矢) ただいま議題となりました同意案第2号常滑市教育委員会教育長の任命につきまして提案説明を申し上げます。 現教育長であります加藤宣和氏から、本年3月31日をもって辞職したい旨の申出がありましたので、後任に土方宗広氏を常滑市教育委員会教育長に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。 なお、土方氏の住所は大府市桜木町2丁目118番地の7、生年月日は昭和38年11月15日でございます。経歴等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。 よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(加藤久豊) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 同意案第2号は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、同意案第2号は、これに同意することに決しました。----------------------------------- △意見書案第1号及び意見書案第2号の一括上程、説明、一括質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(加藤久豊) 日程第27、「意見書案第1号新型コロナウイルス感染症の早期終息に向けた対策の強化を求める意見書の提出について」及び「意見書案第2号新型コロナウイルス感染症に対する意見書の提出について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。11番都築周典議員。     〔11番 都築周典登壇〕 ◆11番(都築周典) ただいま一括議題となりました、意見書案第1号新型コロナウイルス感染症の早期終息に向けた対策の強化を求める意見書の提出について及び意見書案第2号新型コロナウイルス感染症に対する意見書の提出についての2件について一括して議案説明を申し上げます。 まず、意見書案第1号です。昨年12月に中華人民共和国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルスによる感染症は、国内において3月11日現在感染者数は568名で、愛知県内においても多くの感染者が確認されているところです。状況は刻々と変化しており、感染者数は日増しに増加するものと考えられます。また、感染経路においては、人から人への感染など、市民生活に大きな影響を及ぼしております。 こうした中、国は2月25日、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を策定したところであり、この方針に従い、対応を推進していくことが重要であると考えます。よって、国に対し、感染の早期終息と国民の安心・安全を確保するため、引き続き地方自治体や医療機関等と十分な連携を図り、全力で取り組むよう意見書を提出したいとするものであります。内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおりでございます。 次に、意見書案第2号です。本案については、愛知県に対し新型コロナウイルス感染症について県民の暮らしの安全・安心のために引き続き地方自治体や医療機関等と十分な連携を図り、全力で取り組むよう意見書を提出したいとするものであります。内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおりでございます。 以上、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、意見書案第1号及び第2号の提案説明といたします。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 提案理由の説明は終わりました。 これより一括質疑に入ります。 まず、意見書案第1号について、質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 次に、意見書案第2号について、質疑はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案2件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(加藤久豊) ご異議なしと認めます。よって、本案2件は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 討論を終結いたします。 これより、順次採決を行います。 まず、意見書案第1号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書案第2号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤久豊) 起立全員と認めます。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △新庁舎議会環境整備検討特別委員会委員長報告、質疑 ○議長(加藤久豊) 日程第29、「新庁舎議会環境整備検討特別委員会の報告について」を議題といたします。委員長成田勝之議員。     〔新庁舎議会環境整備検討特別委員会委員長 成田勝之登壇〕 ◆新庁舎議会環境整備検討特別委員会委員長(成田勝之) ただいま議題となりました、新庁舎議会環境整備検討特別委員会の報告をいたします。 本特別委員会は、多目的利用を踏まえた議場の在り方や、市民に開かれた議会となるように調査研究を進めることを目的として設置し、議論してまいりました。 今年度の活動につきましては、まとめも含め、計6回にわたり委員会を開催するとともに、千葉県東庄町への視察を行いました。調査項目や会議中に出た主な要望等については、お手元に配付してある資料のとおりであります。 以上、新庁舎議会環境整備に関係する内容については、今後も議会に逐次報告してもらうことをお願いし、本特別委員会の報告とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 報告は終わりました。 報告に対する質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(加藤久豊) 質疑を終結いたします。 以上、新庁舎議会環境整備検討特別委員会の報告であります。よろしくご了承願います。----------------------------------- △議員の派遣について ○議長(加藤久豊) 日程第30、「議員の派遣について」を議題といたします。 本件につきましては、お手元に配付のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定により議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(加藤久豊) ご異議なしと認めます。よって、本件については、議員を派遣することに決しました。----------------------------------- △教育長挨拶 ○議長(加藤久豊) ここでお諮りいたします。今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。よって、会議規則第6条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(加藤久豊) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会は、本日をもって閉会することに決しました。 ここで、教育長から挨拶の申出がございますので、これを許します。教育長。     〔教育長 加藤宣和登壇〕 ◎教育長(加藤宣和) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼のご挨拶を申し上げたいと思います。 私は平成20年4月2日付をもちまして、常滑市教育委員会教育長に就任以来12年、その職を務めさせていただきました。この間一人一人を徹底的に大切にする教育を目指し、教育が大きく揺れ動く中、任を務めてまいりました。しかし、何分にも未熟でありますので、行き届かぬ点が多々あったのではないかと反省しております。にもかかわらず、こうして無事に退任できるのは、ひとえに皆様方の温かなご指導、ご支援があったことと心から感謝申し上げます。3月31日まで務めさせていただきます。まだ2週間ほどあります。残された期間一生懸命に頑張りたいと思います。どうか変わらぬご指導、ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。 なお、最後になりましたが、皆様のますますのご健勝とご活躍、併せまして、私の大好きな常滑市の一層の発展を心から祈念申し上げまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。(拍手)     〔降壇〕 ○議長(加藤久豊) 教育長、これまでいろいろありがとうございました。----------------------------------- △市長挨拶 ○議長(加藤久豊) 閉会に当たりまして、市長から挨拶の申出がございますので、これを許します。市長。     〔市長 伊藤辰矢登壇〕 ◎市長(伊藤辰矢) 議長のお許しをいただき、令和2年第1回市議会定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 本定例会につきましては、当初3月2日から23日までの22日間としておりました会期を、新型コロナウイルス感染拡大に伴う市職員の業務等を考慮して、本日までの11日間に短縮していただきまして、深く感謝を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症に関しましては、全国的に感染者が増加しておりまして、市内におきましては、これまでに小・中学校の臨時休校、各種イベント等の中止など、市民の皆様の生活に大きな影響が出ているところでございます。 感染症につきましては、終息の見通しが立っていないことから、今後の影響の広がりが非常に心配されるところでございますので、一刻も早く事態が終息に向かうことを願っております。 市といたしましては、感染拡大防止のため、万全の対策を講じてまいる所存でございますが、議員の皆様におかれましてもご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、本定例会へご提案申し上げました案件につきましては、慎重なご審議をいただき、原案どおりご決定を賜り、誠にありがとうございました。執行に当たりましては、議員の皆様から頂きましたご意見等を十分尊重させていただき、適正な行政運営に努めてまいる所存でございます。 今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして閉会の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。     〔降壇〕----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(加藤久豊) これをもちまして、令和2年第1回常滑市議会定例会を閉会いたします。     午前11時59分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和2年  月  日                    議長   加藤久豊                    議員   山田 豪                    議員   稲葉民治...