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09月03日-01号

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  1. 常滑市議会 2009-09-03
    09月03日-01号


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    平成21年  9月 定例会(第3回)          平成21年第3回常滑市議会定例会会議録議事日程(第1号) 平成21年9月3日(木)午前9時30分 開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告     (1) 例月出納検査結果報告(5月、6月、7月分)     (2) 常滑駅ビル株式会社に係る報告第4 報告第7号 平成20年度決算に係る常滑市の健全化判断比率について第5 報告第8号 平成20年度決算に係る法非適用企業に係る特別会計の資金不足比率について第6 報告第9号 平成20年度決算に係る常滑市水道事業会計資金不足比率について第7 報告第10号 平成20年度決算に係る常滑市常滑市民病院事業会計資金不足比率について第8 報告第11号 専決処分の報告について第9 議案の一括上程    「議案第47号~議案第54号」    「認定案第1号~認定案第14号」     (1) 提案理由の総括説明     (2) 補足説明本日の会議に付議された事件 議事日程(第1号)のとおり出席議員(21名)      1番  滝田尚美君      2番  加藤代史子君      3番  井上恭子君      4番  成田勝之君      5番  佐々木志津江君      6番  藤井友二君      7番  中井保博君      8番  冨本 健君      9番  片山達師君      10番  稲葉民治君      11番  相羽助宣君      12番  伊藤史郎君      13番  加藤久豊君      14番  盛田克己君      15番  土田和男君      16番  竹内良博君      17番  川原和敏君      18番  村上道明君      19番  八木祥信君      20番  片岡勝城君      21番  古川善助君欠席議員      なし説明のため出席した者の職氏名 市長              片岡憲彦君 副市長             古川泰作君 教育長             加藤宣和君 参事              足立克彦君 総務部長            村田 博君 企画部長            西見寿雄君 福祉部長            大岩久晃君 環境経済部長          新美峰和君 建設部長            鯉江浩二君 水道部長            片岡 覚君 競艇事業部長          澤田健次郎君 病院事務局長          伊藤宣之君 消防長             石川忠彦君 教育部長            梅原啓三君 総務部次長兼行政課長      古川義邦君 総務部次長兼税務課長      村川 茂君 建設部次長兼計画建築課長    山本政明君 建設部次長兼土木課長      杉江常博君 水道部次長兼水道課長      畑中芳治君 会計管理者兼会計課長      山下正英君 秘書広報課長          盛田昌樹君 財政課長            栗本儀則君 保険年金課長          家田直子君 市街地整備課長         中野一成君 下水道課長           藤井文彦君 競艇経営企画課長        山口 学君 競艇事業課長          平岡雅至君 病院管理課長          織田 登君議会事務局職員の出席者 事務局長            松下武義君 議事課長            都築一雄君 課長補佐            柿田義則君 副主幹             田中悦子君             午前9時30分 開会 △開会の宣告 ○議長(古川善助君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから平成21年第3回常滑市議会定例会を開会いたします。 招集に際しまして、市長からあいさつの申し出がございますので、これを許します。市長。     〔市長 片岡憲彦君登壇〕 ◎市長(片岡憲彦君) おはようございます。 議長さんのお許しをいただきまして、開会に当たりまして謹んでごあいさつを申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、平成21年第3回市議会定例会を招集申し上げましたところ、ご多忙中にもかかわらず全員のご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。 本定例会にご提案申し上げます案件は、報告5件、補正予算案4件、条例の制定案1件、条例の一部改正案1件、単行議案2件、認定案14件の計27件でございます。いずれも重要な案件でございますので、よろしくご審議をいただき、ご了承、ご同意賜りますようお願いを申し上げ、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。     〔降壇〕--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(古川善助君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開き、議事日程の順序に従い会議を進めます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(古川善助君) 本日の議事日程は、各位の議席に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 なお、本定例会における職員の出席につきましては、地方自治法第121条の規定により、市長はじめ関係職員の出席を求めましたので、ご報告申し上げます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(古川善助君) これより日程に入ります。 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により議長において指名いたします。 2番加藤代史子君、12番伊藤史郎君、15番土田和男君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(古川善助君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月17日までの15日間とし、お手元に配付の日程案のとおりとすることにいたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(古川善助君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(古川善助君) 日程第3、「諸般の報告」をいたします。 監査委員から「例月出納検査結果報告5月、6月、7月分」、市長から「常滑駅ビル株式会社に係る報告」について、それぞれ報告書が提出されておりますので、その写しを配付いたしまして報告とさせていただきます。--------------------------------------- △報告第7号及び報告第8号の一括上程、報告、質疑 ○議長(古川善助君) 日程第4、「報告第7号平成20年度決算に係る常滑市の健全化判断比率について」及び日程第5、「報告第8号平成20年度決算に係る法非適用企業に係る特別会計の資金不足比率について」の2件を一括議題といたします。 本件2件に関しての報告を求めます。総務部長。     〔総務部長 村田 博君登壇〕 ◎総務部長(村田博君) ただいま一括議題となりました報告第7号平成20年度決算に係る常滑市の健全化判断比率について及び報告第8号平成20年度決算に係る法非適用企業に係る特別会計の資金不足比率について、説明を申し上げます。 まず、報告第7号についてでございますが、平成19年6月に公布されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法第3条第1項の規定により、実質赤字比率はじめ4指標を監査委員の意見をつけて議会へ報告するものでございます。 なお、昨年度から報告させていただいておりますが、20年度決算からは法の適用を受けるものでございます。 議案書、第1表健全化判断比率をご覧ください。 健全化判断比率は4つの指標で判断されるわけでございますが、4指標のうち1実質赤字比率は、市の財政規模に対して主に一般会計の赤字額の比率を、2連結実質赤字比率は、特別会計や企業会計も含めた市全体の赤字額の比率を、3実質公債費比率は、一般会計の公債費と一般会計が負担しなければならない公債費に準ずる経費の合計額の比率で3カ年の平均値を、最後の4将来負担比率は、市債残高だけではなく、債務負担行為のうち一般会計が将来的に負担しなければならない実質的債務などの合計額の比率をあらわしております。平成20年度の欄が本市の数値でございまして、その右の欄、早期健全化基準の数値を超えると早期健全化計画の策定が必要になるものでございます。 詳細につきましては、算定の基礎となります資料を添付させていただきましたので、そちらで説明をさせていただきます。 まず、資料1ページ、総括表①でございますが、先ほどの指標を所定の様式にあらわしたものでございます。本市の標準財政規模は125億5,266万1,000円でございまして、4指標ともこの標準財政規模が分母に参ります。 次に、2ページ、総括表②でございます。ここでは4指標のうち2つの指標をあらわしております。まず、実質赤字比率でございますが、市の財政規模に対する一般会計などの赤字額の比率をあらわすものでございまして、一般会計及び一般会計に属する特別会計の実質収支額の合計を標準財政規模で割ったものでございます。左側の中央部分、「一般会計等」の欄の一番下、実質赤字比率でございますが、20年度は黒字でマイナス4.77%となりましたので、表示の上ではバーとなります。 続きまして、連結実質赤字比率でございますが、特別会計、企業会計を含めた市の全会計の赤字額の比率をあらわすものでございます。右側の欄の一番下、連結実質赤字比率は、20年度は黒字でマイナス19.13%となりましたので、表示の上ではバーとなります。 次に、3ページ、総括表③の実質公債費比率でございますが、一般会計の公債費及び一般会計が負担しなければならない公債費に準ずる経費等の合計額の比率をあらわすものでございますが、20年度の数値は中段の一番右、3カ年平均で7.5%となりました。昨年度に比べ2.1ポイントの上昇であり、主な原因は平成17年度の普通交付税約4億3,000万円が参入されなくなったものでございます。 なお、実質公債費比率は3カ年の平均数値であり、早期健全化基準の25%にはまだ差はございますが、厳格な市債の運用が必要と考えております。 最後に、4ページ、総括表④の将来負担比率でございますが、市債残高だけではなく、債務負担行為のうち一般会計が将来的に負担しなければならない実質的債務などの合計額の比率をあらわすものでございますが、20年度の数値は右下の欄、204.7%で、昨年度に比べ43.1ポイントの上昇であり、主な原因は、ニュータウンの公益的施設用地2期分の引き渡しが完了したことにより、将来負担比率に参入することになったものでございます。早期健全化基準350%に比べて低い数字ではございますが、注意深く見守っていく必要があると考えております。 なお、次のページに財政健全化指標の概要についての資料を添付させていただきました。 次に、報告第8号平成20年度決算に係る法非適用企業に係る特別会計の資金不足比率について、説明を申し上げます。 資金不足比率につきましては、財政健全化法第22条第1項の規定により議会への報告が義務づけられているものでございます。対象となります会計は、農業集落家庭排水処理施設、下水道事業及び常滑東特定土地区画整理事業でございます。資料として、県を通じ国へ提出しました算出資料の抜粋を添付させていただきました。 各会計とも、⑨の欄の事業の規模に対する⑧の欄、資金不足比率を数値としてあらわすもので、3会計とも資金不足はございませんので、第1表資金不足比率のとおり平成20年度はバーの表示となりました。 以上、よろしくお願い申し上げまして、報告第7号及び第8号についての補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 報告は終わりました。 これより質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(古川善助君) 質疑を終結いたします。 報告第7号及び報告第8号の2件は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。---------------------------------------
    △報告第9号の上程、報告、質疑 ○議長(古川善助君) 日程第6、「報告第9号平成20年度決算に係る常滑市水道事業会計資金不足比率について」を議題といたします。 本件に関しての報告を求めます。水道部長。     〔水道部長 片岡 覚君登壇〕 ◎水道部長(片岡覚君) ただいま議題となりました報告第9号平成20年度決算に係る常滑市水道事業会計資金不足比率についての説明を申し上げます。 初めに、添付してございます資料の2ページをご覧ください。 財政健全化指標の概要につきましては、1の実質赤字比率から5の資金不足比率までの項目はございますが、地方公共団体の財政健全化に関する法律第22条第1項の規定により、5の項目の資金不足比率について監査委員の意見を付して議会に報告するものでございます。 この資金不足比率とは、資金不足額の事業規模に対する割合で、公営企業における資金不足の状況をあらわしたものでございます。 1枚戻っていただきまして、資料の1ページの「資金不足比率等に関する算定様式」の抜粋をご覧ください。 常滑市水道事業会計では、①の流動負債から③の流動資産を差し引いた額が⑥の資金不足額において▲9億129万円の黒字となり、資金不足が発生していないことになります。 それでは、報告書の下段の第1表資金不足比率をご覧ください。 常滑市水道事業会計は、平成20年度決算において資金不足はなく、資金不足比率の数値はバーで表示しております。 以上、よろしくお願い申し上げ、報告とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 報告は終わりました。 これより質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(古川善助君) 質疑を終結いたします。 報告第9号は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。--------------------------------------- △報告第10号の上程、報告、質疑 ○議長(古川善助君) 日程第7、「報告第10号平成20年度決算に係る常滑市常滑市民病院事業会計資金不足比率について」を議題といたします。 本件に関しての報告を求めます。病院事務局長。     〔病院事務局長 伊藤宣之君登壇〕 ◎病院事務局長(伊藤宣之君) ただいま議題となりました報告第10号平成20年度決算に係る常滑市常滑市民病院事業会計資金不足比率につきまして、説明を申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定によりまして、監査委員の意見をつけて議会に報告するものでございます。 資金不足比率につきましては、資金不足額の事業規模に対する割合で、公営企業の経営の悪化を早期に把握するための指標でございます。 恐れ入りますが、添付いたしました資料「資金不足比率に関する算定様式」の抜粋をご覧いただきたいと存じます。 資金不足額は、表の⑥になりますが3億914万9,000円が不足となりまして、それを⑦の事業規模39億1,207万1,000円で除した数値7.9%が資金不足比率となります。 なお、流動負債は1年以内に支払い期限が到来する負債で、主に一時借入金、未払い金等であります。流動資産は1年以内に現金化、費用化できる資産で、主に現金、未収金等であります。事業の規模は医業収益でありまして、入院収益、外来収益、その他医業収益の合計であります。 恐れ入りますが、第1表資金不足比率にお戻りいただきまして、平成20年度の資金不足比率は7.9%で、経営健全化基準の20.0%を下回っている状況ではございますが、これは公立病院特例債を借り入れたことによるものでございます。 今後は監査委員の意見を真摯に受けとめ、さらなる経営改善を推進し、資金不足の解消に努めてまいります。 以上、よろしくお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 報告は終わりました。 これより質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(古川善助君) 質疑を終結いたします。 報告第10号は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。--------------------------------------- △報告第11号の上程、報告、質疑 ○議長(古川善助君) 日程第8、「報告第11号専決処分の報告について」を議題といたします。 本件に関しての報告を求めます。競艇事業部長。     〔競艇事業部長 澤田健次郎君登壇〕 ◎競艇事業部長(澤田健次郎君) ただいま議題となりました報告第11号専決処分の報告について、説明を申し上げます。 今回報告させていただきますのは、ファンの車が駐車する際に花壇の擁壁に接触した事故に対し、損害賠償額を示談により決定することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定及び市長の専決事項の指定に基づき専決処分をさせていただきましたので、ご報告申し上げるものでございます。 恐れ入りますが、2枚目の専決処分書をご覧ください。 事故の概要は、平成21年4月24日金曜日午後4時30分ころ、常滑競艇会員であるファンが自家用車にて来場し、東入場門付近身体障害者用駐車場にバックで駐車したところ、後部バンパーが花壇の擁壁に接触したものでございます。 身体障害者用駐車場には車どめが設置してあり、通常時においては花壇の擁壁に接触することはないものの、車どめと花壇の擁壁の間隔が十分でない上、本件の場合は駐車時に少し勢いがついていたため、その衝撃で接触したものであります。 専決処分の日は平成21年7月28日で、損害賠償の額は6万3,855円、損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。 過失割合は、市が50%、相手方が50%でございます。 なお、損害賠償額につきましては、賠償責任保険で処理するものでございます。 以上、よろしくご了承賜りますようお願い申し上げ、報告とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 報告は終わりました。 これより質疑を許します。     (「ありません」の声あり) ○議長(古川善助君) 質疑を終結いたします。 報告第11号は、以上報告のとおりでありますので、よろしくご了承願います。--------------------------------------- △議案第47号~議案第54号及び認定案第1号~認定案第14号の一括上程、説明 ○議長(古川善助君) 日程第9、「議案の一括上程」を行います。 「議案第47号」から「議案第54号」まで及び「認定案第1号」から「認定案第14号」までの計22件を一括上程し、議題といたします。 これより提案理由の総括説明を求めます。 暫時休憩をいただきます。             午前9時52分 休憩             午前9時54分 再開 ○議長(古川善助君) 休憩を解き会議を再開いたします。市長。     〔市長 片岡憲彦君登壇〕 ◎市長(片岡憲彦君) 失礼いたしました。議案の一括上程ということで、今回提案します議案第47号から議案第54号、認定案第1号から認定案第14号について説明をさせていただきます。 補正予算案4件は、一般会計、下水道事業特別会計、常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計モーターボート競走事業特別会計の補正予算案であります。 条例の制定案1件は、常滑都市計画常滑駅周辺地区の区域内における建築物の制限に関する条例の制定についてであります。 条例の一部改正案1件は、常滑市国民健康保険条例の一部改正についてであります。 単行議案2件は、春日町の清須市編入に伴う愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正について及びモーターボート競走用モーターの取得についてであります。 認定案14件は、一般会計、11の特別会計、2つの公営企業会計の決算認定についてであります。 いずれも重要な案件でございますので、よろしくお願いいたします。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 以上で市長の提案理由の総括説明は終わりました。 これより順次補足説明を求めます。 まず、「議案第47号平成21年度常滑市一般会計補正予算(第2号)」の補足説明を求めます。総務部長。     〔総務部長 村田 博君登壇〕 ◎総務部長(村田博君) ただいま議題となりました議案第47号平成21年度常滑市一般会計補正予算(第2号)につきまして、補足の説明を申し上げます。 今回の補正は、3本の柱で編成をしております。1番目に、国の経済危機対策臨時交付金を活用した事業を、2番目に、国の経済危機対策補助メニューの中で本市が施策として行う事業を、3番目に、当初予算を年間予算として編成したことから、事業の必要性や緊急性を十分検討し、真にやむを得ない事業について補正をお願いするものでございます。 第1条に定めます歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ3億3,872万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ196億5,307万9,000円とするもので、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。 第2条に定めます地方債の補正につきましては、5ページの「第2表 地方債補正」によるもので、臨時財政対策債を1億4,229万6,000円増額し、補正後を6億5,229万6,000円に、退職手当債を1億4,230万円減額し、補正後を2億1,770万円とするものでございます。 次に、歳入歳出の補正につきまして、主な内容を説明申し上げます。 今回の補正は、さきに3本の柱で編成したことを説明させていただいております。それぞれにそうした項目で歳入歳出あわせての説明とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 1番目の柱であります経済危機対策臨時交付金でございます。 歳入につきましては、12ページ、13款2項9目総務費国庫補助金地域活性化経済危機対策臨時交付金であり、歳出につきましては、18ページ以降の9事業に、細目名に地域活性化経済危機対策臨時交付金事業費の名称を付して、細々目名で個々の事業をあらわしております。 18ページ、2款1項5目財産管理費7、1)老朽化施設解体撤去事業費は、老朽化した旧樽水教職員住宅など危険度の高い公共施設を解体撤去し、その後跡地を売り出すもの。 20ページ、3款2項3目保育園費11、1)保育園改修事業費は、新たに認定こども園としてスタートするため、青海保育園の外壁などの改修を実施するもの。 20ページから22ページにかけて、4款1項2目予防費6、1)新型インフルエンザ対策事業費は、秋以降の流行に備えマスク、消毒液などを備蓄するもの。 24ページ、7款1項5目企業立地事業費4、1)内陸工場用地整備事業費は、久米地内の内陸工場用地で造成工事などを実施するもの。 26ページ、8款2項3目道路新設改良費5、1)通学路等緊急安全対策事業費は、通学路の安全確保を図るため、小学校付近にミストグリップを施工するもの。 28ページ、10款2項1目学校管理費10、1)小学校施設等改修・更新事業費は、老朽化した暗幕、カーテンの取り替え、牛乳保冷庫の更新などを行うもの。同款3項1目学校管理費11、1)中学校施設等改修・更新事業費は、老朽化が著しい南陵中学校屋内運動場の屋根改修などを実施するもの。 30ページ、同款5項3目図書館費2、1)図書館施設整備事業費は、老朽化が著しい屋上の防水補修を実施するもの。4目公民館費5、1)公民館施設整備事業費は、中央公民館の外壁補修などを実施するものでございます。 続きまして、2番目の柱でございます、国の経済危機対策で示された補助メニューの中で本市が施策として実施する事業でございます。 財源は国庫補助金において12ページ、13款2項1目民生費国庫補助金、2目衛生費国庫補助金、5目教育費国庫補助金、同款3項3目教育費委託金が該当し、12ページから14ページの県補助金では、14款2項5目農林水産業費県補助金を除くすべてが当たるものでございます。 歳出では、18ページで、2款1項11目防災諸費3、6)全国瞬時警報システム整備費は、受信設備を整備するもの。 3款1項1目社会福祉総務費15地域自殺対策緊急強化基金事業費は、相談事業や普及啓発事業を実施するもの。同款2項1目児童福祉総務費20子育て応援特別手当支給費は、支給対象を第1子からに拡大し、就学前3から5歳児1人につき3万6,000円を支給するもの。 20ページ、同款同項3目保育園費12子育て支援対策基金事業費は、新型インフルエンザ対策として空気清浄機及び加湿器を各保育園に整備するもの。同款3項2目扶助費4住宅手当緊急特別措置事業費は、2年以内に離職し収入がない人で、勤労意欲があり住宅を喪失する人に、上限を6カ月とし住宅手当を支給するもの。 4款1項2目予防費4健康づくり事業費は、女性特有のがんであります乳がん、子宮頸がんの検診を特定の年齢に限定して推進するもの。 22ページ、同款3項2目塵芥処理費6地域グリーンニューディール基金事業費は、不法投棄監視事業を行うもの。 5款1項1目労働諸費3緊急雇用創出事業基金事業費は、当初予算から拡充されたもの。 24ページ、7款1項6目消費生活対策費1消費者行政費は、訪問販売などに対する消費者教育や、悪質事業者などによる消費者被害の未然防止の啓発事業を行うもの。 26ページ、8款5項5目都市公園費5地域グリーンニューディール基金事業費は、りんくう海浜緑地に小型風力発電機を設置するための地質調査を行うもの。 28ページ、11款2項1目学校管理費11電子黒板を活用した教育の調査研究事業費は、電子黒板の特徴を生かした教育活動に関する調査研究を行うもの。同款同項2目教育振興費4小学校教材購入費及び3項2目教育振興費5中学校教材購入費は、新学習指導要領に備えて理科教材を整備するものでございます。 3番目の柱でございます、事業の必要性や緊急性から補正をお願いするものにつきましては、歳出で説明をさせていただきます。 24ページ、6款1項3目農業振興費9里山林整備事業費は、県のあいち森と緑づくり基金条例に基づく補助金を受け、大谷地区の高砂山の整備を進めるもの。5目農地費9かんがい排水事業費は、同じく大谷地区の菖蒲池の堤体が漏水していることから、県の補助事業を受け補修を実施するもの。 7款1項2目商工振興費1中小企業金融対策事業費は、セーフティネット等関連保証料補助金の申し込み件数が急増しているために増額するもの。 26ページ、8款2項3目道路新設改良費3市道その他路線事業費は、狭隘道路整備に対する国の補助制度を活用し新たに始めるもの。同款5項8目開発費4常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計繰出金は、国の補助金確定によりそれに伴う市債を整理した結果、一般会計からの繰出金を減額するものでございます。 14ページにお戻りください。 歳入の18款1項1目繰越金は、前年度決算確定により計上するもの。 20款1項6目臨時財政対策債は、普通交付税算定により確定したため、臨時財政対策債を最大限活用するため増額するもの。 16ページ、7目退職手当債は、臨時財政対策債を増額するため、同額程度を減額するものでございます。 歳出の30ページ、14款予備費は、予算編成上1億614万1,000円を増額し、補正後の額を1億3,598万5,000円とするものでございます。 以上、よろしくご審議の上ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、「議案第48号平成21年度常滑市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」の補足説明を求めます。水道部長。     〔水道部長 片岡 覚君登壇〕 ◎水道部長(片岡覚君) ただいま議題となりました議案第48号平成21年度常滑市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足の説明を申し上げます。 今回の補正は、国の経済危機対策において常滑浄化センターを増設するものでございまして、現在の汚水の処理能力は1日当たり1万100立方メートルですが、整備が進む中での予測では、平成23年度には汚水処理能力不足となるため、1日当たり3,100立方メートル増量し1万3,200立方メートルの施設とすることにより、汚水処理能力不足を解消するものでございます。 初めに、第1条に定めます歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億1,528万8,000円を追加し、それぞれ22億8,662万9,000円とするものでございます。 内容につきましては、補正予算説明書10ページをご覧いただきたいと存じます。 歳入の3款1項1目下水道事業費国庫補助金は1億40万円増額し、補正後の額を3億1,090万円とするものでございます。 7款1項1目繰越金は、前年度決算額の確定により前年度繰越金が増額となりましたので3,228万8,000円を増額し、補正後の額を4,228万8,000円とするものでございます。 9款1項1目の下水道事業債は8,260万円増額し、補正後の額を7億3,980万円とするものでございます。 続きまして、12ページをご覧ください。 歳出の2款1項1目下水道建設費は、常滑浄化センターの整備事業費で、人件費は公共下水道担当職員8名分の一部180万円を減額し、国庫補助事業の支弁分180万円と、主に機械設備を設置するための整備事業費1億8,120万円でございまして、補正後の額を10億747万円とするものでございます。 4款1項1目予備費は、予算編成上3,408万8,000円増額し、補正後の額を3,808万8,000円とするものでございます。 次に、議案書の第2条の債務負担行為は、地方自治法第214条の規定により定めるものでありまして、内訳につきましては3ページの「第2表 債務負担行為」に記載のとおり、対象事業が常滑浄化センター増設事業、期間は平成21年度から22年度までの2カ年、限度額につきましては3億7,200万円でございます。 第3条の地方債の変更は、下の「第3表 地方債補正」に記載のとおり、補正前の額4億7,720万円に8,260万円増額し、補正後の額を7億3,980万円とするものでございます。 以上が議案第48号の内容でございます。よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 暫時休憩といたします。             午前10時14分 休憩             午前10時14分 再開 ○議長(古川善助君) 休憩を解き会議を再開いたします。 次に、「議案第49号平成21年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」の補足説明を求めます。建設部長。     〔建設部長 鯉江浩二君登壇〕 ◎建設部長(鯉江浩二君) ただいま議題となりました議案第49号平成21年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、補足の説明を申し上げます。 常滑駅周辺土地区画整理事業は、名鉄常滑駅周辺約5.4ヘクタールの区域において、公共施設の整備とともに土地利用の再編、宅地の利用増進を図ることを目的に実施しているものでございます。 主な補正の内容といたしましては、国庫補助金の確定に伴い補助金及び起債の増額と一般会計繰入金の減額、そして前年度繰越金の確定による増額のほか所要の事項について補正をお願いするものでございます。 第1条に定めます歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,057万9,000円を増額し、予算の総額を3億1,792万7,000円とするものでございます。 第2条に定めます地方債の補正は、3ページにございます「第2表 地方債補正」に記載のとおり、補正前の限度額4,120万円を990万円増額しまして、補正後の限度額5,110万円に変更するものでございます。 それでは、歳入から説明させていただきます。 補正予算説明書10ページをお開きください。 1款1項1目土地区画整理費国庫補助金は、国庫補助金額の確定及びまちづくり交付金を新たに導入したため930万円増額しまして、補正後の額を7,220万円とするものでございます。 4款1項1目一般会計繰入金は、国庫補助金及び市債の増額分1,920万円を減額し、補正後の額を1億7,269万7,000円とするものでございます。 5款1項1目繰越金は、平成20年度繰越金の確定に伴い1,057万9,000円を増額しまして、補正後の額を1,157万9,000円とするものでございます。 7款1項1目土地区画整理事業債は、国庫補助金に係る市負担分の起債措置でございまして990万円を増額し、補正後の額を5,110万円とするものでございます。 次に、歳出でございます。 12ページをお開きください。 1款1項1目土地区画整理費は、国庫補助事業費が確定したことによる国庫支出金及び市債の増額分1,920万円を一般財源より減額する財源更正を行うものでございます。 3款1項1目予備費は、前年度繰越金確定により1,057万9,000円を増額し、補正後の額を1,157万9,000円とするものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、議案第50号「平成21年度常滑市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第1号)」の補足説明を求めます。競艇事業部長。     〔競艇事業部長 澤田健次郎君登壇〕 ◎競艇事業部長(澤田健次郎君) ただいま議題となりました議案第50号平成21年度常滑市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足の説明を申し上げます。 今回の補正予算は、外向発売所ウィンボ常滑開設に伴います発売所業務従事者である一般嘱託員の賃金、さらに、予想を上回る来場者のための駐車場の整備及びナイター発売のための夜間照明設備の充実に関する経費と、ボート整備職員の減員による人員確保のための委託経費でございます。 また、本年11月24日から29日までに開催されますSG競艇王チャレンジカップ競走に向けて、電話投票会員を対象に購入拡大を図るためのイベント関連の経費でございまして、あわせてお願いするものでございます。 第1条で定めますのは、常滑市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億4,793万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ523億8,923万2,000円とするものでございます。 それでは、8ページの歳入からご説明いたします。 5款1項1目繰越金では、平成20年度からの繰越金4億4,793万3,000円を増額し、補正後の額を4億9,793万3,000円とするものでございます。 続きまして、10ページの歳出についてご説明いたします。 1款1項1目一般管理費では、外向発売所ウィンボ常滑開設に伴い発売所業務に従事いたします一般嘱託員の賃金と、ボート整備職員の減員に伴います人員確保のための委託料を合わせまして1,213万7,000円を増額し、補正後の額を5億1,216万1,000円とするものでございます。 次に、1款1項3目施設改善費では、外向発売所ウィンボ常滑北側にあります競艇場南駐車場内に200台程度の駐車場整備と、夜間照明灯の設置工事といたしまして3,750万円を増額し、補正後の額を4億5,091万9,000円とするものでございます。 次に、2款2項11目競艇王チャレンジカップ開催事業費では、電話投票会員のうち年間の高額購入者を対象に、購入拡大を図るためのイベント事業費といたしまして1,581万7,000円を増額し、補正後の額を128億2,240万1,000円とするものでございます。 最後に、4款1項1目予備費では、補正予算編成上3億8,247万9,000円を増額し、補正後の額を4億2,175万2,000円とするものでございます。 以上、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、議案第51号「常滑都市計画常滑駅周辺地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」の補足説明を求めます。建設部長。     〔建設部長 鯉江浩二君登壇〕 ◎建設部長(鯉江浩二君) ただいま議題となりました議案第51号常滑都市計画常滑駅周辺地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について、ご説明申し上げます。 恐れ入りますが、条例案の後に添付してあります資料1「常滑都市計画地区計画に伴う条例の制定について」をご覧ください。 地区計画を定めますのは、常滑駅周辺地区約5.4ヘクタールの区域で、条例を制定する理由といたしましては、本地区にふさわしい土地利用を促進するため地区計画を定め、その実効性を図るために、建築基準法第62条の2に基づき条例の制定をお願いするものでございます。 地区計画の必要性といたしましては、常滑駅周辺地区は市の玄関口であることから、健全で良好な中心市街地の形成を図る必要がありまして、建築基準法により用途地域別に定められている建築物の用途の制限に加え、立地が不適当と考えられる建築物を規制し、敷地の最低面積の基準を設ける内容といたします。 このように、地区計画は、地区の特性に応じたきめ細かなまちづくりを効果的に進めるために必要な事項を定めた制度で、良好な市街地を形成するとともに、秩序あるまちづくりを図るものでございます。 内容につきまして、1枚はねていただき、資料2「常滑駅周辺地区計画 計画図」をあわせてご覧ください。 地区計画の概要であります。資料2の計画図、赤の太線で囲われた部分が今回地区計画を定める区域でございます。この区域を商業地域のA地区、同じく商業地域B地区、準工業地域及び工業地域のC地区、第一種住居地域D地区の4区域に分類するものでございます。 建築物の用途の制限に関する考え方は、A地区は駅東の駅前広場に面し、多くの駅利用者が集散することが予想されるため、環境を保全し治安を維持し、優先的に商業、業務施設の立地が促進されるよう建築物の用途を制限いたします。 B地区は、中心市街地にふさわしい環境を保全し、治安を維持することを考慮し制限するものであります。 C地区は、地区の居住環境を確保するため、第一種住居地域のD地区とほぼ同様の基準を適用いたしますが、陶芸関連の工場については土地区画整理事業地区内の換地処分を考慮し、制限から除外しております。 D地区は、住環境を保全することを考慮し、建築物の用途を制限するものでございます。 資料3、地区別の建築物の用途に関する制限の一覧表をご覧ください。黒色の太線で囲った箇所が新たに制限を加える部分でございます。畜舎の建設を全地区で制限するとともに、A地区、B地区はいずれも商業地域でありますが、A地区においてはキャバレーや風俗店、自動車車庫及び倉庫業の倉庫を、B地区ではキャバレーや風俗店等の建築を制限しております。C地区では住環境にふさわしくないカラオケボックスやパチンコ店などの遊戯施設や倉庫業倉庫など、準工業及び工業地域で建築基準法上では建築可能な建築物を規制するものでございます。 次に、建築物の敷地面積の最低限度でございますが、A地区及びB地区は65平方メートル、C地区及びD地区では100平方メートルと定めるものでございます。 議案書1ページにお戻りください。 建築物の制限に関する条例でございます。 第1条は、条例の目的を定め、第2条は、この条例の適用区域を常滑駅周辺地区計画の区域とし、第3条の地区の区分及び名称については、資料2のとおりA地区、B地区、C地区、D地区の4地区に区分し、第4条は建築物の用途を別表により制限するものでございます。第5条は建築物の敷地面積の最低限度をA地区及びB地区は65平方メートル以上、C地区、D地区は100平方メートル以上と定め、第2項、第3項は適用除外をそれぞれ定めるものでございます。第6条、第7条は建築物の敷地に関する定めで、敷地が地区計画の区域の内外にわたる場合及び敷地が2地区にわたる場合の措置に関する規定でございます。第8条は公益上必要な建築物の特例、第9条は委任規定、第10条は違反行為に対する罰則をそれぞれ定めたものでございます。 附則におきまして、この条例は平成21年10月1日から施行したいとするものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、議案第52号「常滑市国民健康保険条例の一部改正について」及び議案第53号「愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正について」の2件の補足説明を求めます。 福祉部長。     〔福祉部長 大岩久晃君登壇〕 ◎福祉部長(大岩久晃君) おはようございます。 ただいま議題となりました議案第52号常滑市国民健康保険条例の一部改正につきまして、補足のご説明をいたします。 今回の改正は、健康保険法施行令等の一部改正によりまして、出産に係る被保険者等の経済的負担を軽減し、安心して出産できるようにするため、出産育児一時金の支給額を引き上げるものであります。 最終ページ、資料2の「出産育児一時金の改正について」をご覧ください。 現行の35万円と産科医療補償制度に加入している医療機関等での出産の3万円を加算した額38万円から4万円引き上げ、39万円と3万円を合わせた42万円とするもので、本年10月1日から開始を予定しております。 次に、資料1「常滑市国民健康保険条例の一部改正新旧対照表」をご覧ください。 改正は、本法附則に第5項を加え、平成21年10月1日から平成23年3月31日の間に出産したときに支給する出産育児一時金は、第5条第1項中の35万円を39万円とする経過措置としております。 議案書にお戻りください。 附則としまして、この条例は平成21年10月1日から施行するものです。 続きまして、議案第53号愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、補足のご説明をいたします。 今回の規約変更につきましては、西春日井郡春日町が平成21年10月1日に清須市に編入合併されることに伴い、愛知県後期高齢者医療広域連合規約を変更することについて、地方自治法第291条の11の規定により議会の議決をいただくものであります。 愛知県後期高齢者医療広域連合は平成19年3月20日に県内63市町村で設立され、その後編入合併があり61市町村となっており、今回の改正により60市町村となります。 内容につきましては、新旧対照表をご覧ください。 規約の第8条は、議員の選挙の方法を規定しており、愛知県内の市町村を14の選挙区分に定めることとしております。 別表第2の2の項中「西春日井郡春日町」を削除し、その区域を清須市に編入するものとなっております。 附則として、この規約は平成21年10月1日から施行するものです。 以上、2件についてよろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、議案第54号「財産の取得について」の補足説明を求めます。競艇事業部長。     〔競艇事業部長 澤田健次郎君登壇〕 ◎競艇事業部長(澤田健次郎君) ただいま議題となりました議案第54号競走用モーターの購入契約につきまして、補足の説明を申し上げます。 現在使用しております競走用モーターの登録期限は、平成21年11月27日でございます。このモーターの登録の有効期限は、国土交通省令によりまして登録の日から1年と定められております。この期限満了に合わせまして新モーターを購入するもので、本契約を締結するために、地方自治法及び市条例の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 内容といたしましては、競走用モーター301型60基を3,931万2,000円で、群馬県太田市六千石町214番地、ヤマト発動機株式会社、代表取締役笹川博義と随意契約により購入いたしたいとするものでございます。 なお、納期につきましては、契約の日から平成21年12月1日まででございます。 よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、「認定案第1号」から「認定案第12号」までの平成20年度常滑市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定についての12件の補足説明を求めます。総務部長。     〔総務部長 村田 博君登壇〕 ◎総務部長(村田博君) ただいま議題となりました認定案第1号から認定案第12号までの平成20年度各会計歳入歳出決算認定について、補足の説明を申し上げます。 決算につきましては、不要不急な歳出の抑制などにより、一般会計及び特別会計のすべてにおいて実質収支は黒字となりました。総括で見てみますと、歳入総額は708億6,261万301円、歳出総額は689億6,828万5,933円で、差引残額は18億9,432万4,368円となったものでございます。 それでは、初めに認定第1号平成20年度常滑市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。 一般会計決算書の6ページをお開き願います。 歳入決算額は189億1,453万2,114円、歳出決算額は183億2,441万8,777円で、前年度に比べ、歳入で0.6%の減、歳出で0.5%の減となったものでございます。 なお、歳入歳出差引残額は5億9,011万3,337円で、そのうち2億7,000万円を財政調整基金に繰り入れをいたしました。 歳入につきまして、ご説明を申し上げます。 1款市税は、総額で121億2,070万2,331円、前年度に比べ2.3%の増となり、歳入に占める割合も64.1%となりました。固定資産税の家屋分の増などによるものでございます。 2款地方譲与税は、前年度に比べ10.1%減の2億3,767万9,000円、3款利子割交付金から7款自動車取得税交付金までの交付金の合計は、前年度に比べ6.0%減の7億4,594万5,000円。 8款地方特例交付金は、税源移譲に伴い住宅ローン減税が市民税に振り替わったため、国の責任で減収分の補てんと道路特定財源の暫定税率失効による減収分の補てんがあり、110.7%増の8,718万7,000円。 9款地方交付税は、特別交付税のみで、前年度に比べ11.4%減の6,229万5,000円。 10款交通安全対策特別交付金から12款使用料及び手数料は、前年度に比べ1.4%減の4億3,917万4,478円。 13款国庫支出金は、負担金では生活保護費の増、補助金ではまちづくり交付金及び北条公園に係る補助金の増で、前年度に比べ21.1%増の10億2,667万2,840円。 14款県支出金は、負担金で後期高齢者医療制度開始に伴う後期高齢者医療基盤安定交付金が交付され、前年度に比べ4.2%増の7億9,230万8,431円。 15款財産収入は、伊勢湾産業文化振興会解散による出捐金の返還があり、前年度に比べ25.0%増の1億7,367万5,665円。 16款寄附金は、新たなふるさと納税の寄附金があったものの、前年度に比べ19.5%減の359万5,000円。 17款繰入金は、財政調整基金が1億6,000万円減となったことから、前年度に比べ14.4%減の3億6,000万円。 19款諸収入は、競艇事業収入は3億円となり、前年度に比べ8.1%増の11億3,773万1,408円。 20款市債は、退職手当債、金山土地区画整理事業に充当する市債の減で、前年度に比べ5億7,650万円、29.0%減の14億1,360万円で、年度末市債残高は、前年度に比べ0.3%増の203億7,451万4,000円となりました。 続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。 1款議会費は、議員の皆様方の報酬をはじめ調査視察費、議会広報費などで2億3,749万8,416円でございました。 2款総務費は、庁舎管理費、電算管理費、賦課徴収費、戸籍住民基本台帳費などでありまして31億4,014万7,942円でございました。 なお、定額給付金として8億6,483万566円を翌年度に繰り越しをさせていただきました。 3款民生費は、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計へ合計8億9,405万3,000円の繰り出しのほか、障害者福祉費、福祉医療費、児童手当支給費、保育園費、児童館費、生活保護扶助費などで46億268万5,862円でございました。 なお、子育て応援特別手当として3,191万8,591円を翌年度に繰り越しをさせていただきました。 4款衛生費は、感染症予防接種事業費、健康診査相談事業費、火葬場管理運営費、ごみ処理費、し尿処理費、市民病院事業会計への繰出金などで20億3,789万3,941円でございました。 5款労働費は、勤労者住宅資金預託金、知多地区勤労者福祉サービスセンター負担金などで3,005万5,478円でございました。 6款農林水産業費は、愛知用水事業費、水産業振興対策事業費、漁港整備事業費、常滑土地改良区補助金などで7億5,062万9,936円でございました。 7款商工費は、中小企業金融対策事業費、陶業振興事業費、観光プラザ費などで4億6,599万7,455円でございました。 8款土木費は、多屋線などの道路新設改良費、海岸線街路事業費、北条公園整備事業費、常滑地区ニュータウンをはじめとする土地区画整理などで22億4,293万7,676円でございました。 なお、多屋線道路改良事業費及び海岸線街路事業費として、翌年度に8,451万4,301円を繰り越しをさせていただきました。 9款消防費は、常備消防活動費、消防団活動費などで9億1,521万6,286円でございました。 10款教育費は、学校管理費、パソコン管理費、学校整備費、校舎耐震強化整備費をはじめとする小・中学校費、幼稚園費、図書館費、公民館費、保健体育費などで20億9,034万6,800円でございました。 11款災害復旧費は、幸いなことに支出はございませんでした。 12款公債費は、市債の償還元金及び利子で16億7,022万3,905円でございました。 13款諸支出金は、常滑地区ニュータウン内公共用地取得費1億4,078万5,080円でございました。 14款予備費は、真にやむを得ないと判断した事業に充当させていただき、不用額が1億564万7,744円となりました。 続きまして、歳出の主な事業について説明を申し上げます。 72ページ、2款1項1目、ページをはねていただきまして75ページ、備考欄の中段、2人件費、3)退職手当は、前年度に比べ退職者が3人減少し36人となりましたので、8,135万1,000円の減となりました。 なお、財源として退職手当債を1億7,300万円充てさせていただきました。 77ページ、中段下、2款1項2目3市民参画推進費、3)市長と語る会開催費は、協調と対話の市政運営を進めることを目的に、市内全28区を24地区の公民館などで開催をしました。 81ページ、上段下、2款1項5目1土地建物管理費、2)土地建物修繕費は、港町住宅、旧榎戸職員住宅を海上保安署へ貸すために必要な修繕をしたものであり、中段同目6補助金、1)地区公会堂等建設費補助金は、大谷地区の会館新築に対する補助金でございます。 85ページ、中段上、2款1項1目3行政改革費、1)行政改革推進費は、行財政改革アクションプログラム推進手法で、さらなる行財政改革への取り組みとして50項目を定めたものでございます。 87ページ、10伊勢湾産業文化振興会清算金等積立金は、同振興会を解散したことにより出捐金及び利息相当分を一般会計に繰り入れ、ふるさと事業基金及びやきもの散歩道地区景観保全基金へ積立てたもの。 89ページ、中段下、2款1項12目4災害対策費、2)災害用防災倉庫等設置費は、市役所敷地内に2カ所目の防災倉庫を新設し、仮設トイレなどを備蓄しております。 91ページ、上段下、2款1項13目6誕生祝い金交付事業費は、制度の最終年度となりましたが、476人のお母さん方に健やかな成長をお願いし、お渡しをさせていただきました。 下段18目2定額給付金給付事業費は、国の経済対策として生活者支援を目的に1人1万2,000円または2万円を支給するもので、20年度は対象者に対し申請書を送付いたしました。 93ページ、最下段2款2項1目6ふるさと納税積立金は、19名の方から寄附をいただきました。寄附者の意向に沿って2つの基金へ積立てを行いました。 107ページ、中段下、3款1項1目9後期高齢者医療特別会計繰出金及び12負担金、1)愛知県後期高齢者医療広域連合市町村負担金は、新たに後期高齢者医療制度を県下の広域連合で始めたことにより市が負担すべきもので、特別会計繰出金は、低所得者などの保険料軽減相当額と、市が行う事務費に係る分を、市町村負担金は、医療に係る12分の1を市が負担したもの。 115ページ、中段3款1項5目1子ども医療費支給事業費は、20年度4月から通院医療費は小学校3年生まで、入院医療費は中学校3年まで拡大をいたしました。 117ページ、中段下、3款2項1目9児童育成クラブ事業費は、留守宅家庭の児童対策として、放課後児童健全育成事業を新たに常滑西小学校の空き教室を利用して始めました。 119ページ、中段3款2項1目2子育て応援特別手当支給費は、国の経済対策、多子世帯の子育て負担に対する配慮として、3歳から5歳の第2子以降の児童1人当たり3万6,000円を支給するもので、20年度は対象者に対し申請書を送付いたしました。 137ページ、中段4款3項2目2ごみ減量化推進事業費は、21年2月から市内12店舗でごみ減量化、地球温暖化防止を目的に、レジ袋の有料化を開始しました。 151ページ、中段6款2項4目1漁港整備事業費、1)鬼崎漁港広域漁港整備事業費は、ノリ養殖業の効率化と生産性の向上を図るため、鬼崎漁港蒲池地区の南側に加工場用地を整備するため着手したもの。 153ページ、中段上、7款1項2目1中小企業金融対策事業費、6)セーフティネット等関連保証料補助金は、国の緊急保証制度により融資を受けた中小事業者の信用保証料への補助制度を設けました。 159ページ、中段7款1項7目2観光振興計画策定事業費は、将来の常滑の観光像とその実現に向けた基本方針及び方法、役割などを示した常滑市観光振興計画を作成しました。 169ページ、下段8款5項1目4都市計画マスタープラン作成事業費は、都市計画法に基づく市の都市計画の基本的な方針を策定をいたしました。 171ページ、上段5やきもの散歩道景観計画策定事業費は、景観法に基づく景観行政団体となったことから、やきもの散歩道地区の景観を保全するため案をまとめたもの。 下段1海岸線街路事業費は、空港へのアクセス道路と常滑北部を結ぶ都市計画道路で、地域の道路交通の利便性と安全性の向上を図るもので、最終年度となりました。 173ページ、下段同款同項5目1北条公園整備事業費は、植栽と園路広場工などを行うとともに、公園用地を取得したもの。 177ページ、中段8款5項8目1常滑地区ニュータウン整備事業費は、独立行政法人都市再生機構に委託し、常滑東地区と一体に人口増加の受け皿づくりを計画的に進めております。また、2金山土地区画整理事業費及び3多屋土地区画整理事業費は、それぞれの組合に市が負担すべき分を公共施設管理者負担金などとして支払ったものでございます。 179ページ、最下段9款1項1目3火災予防活動費、1)音楽隊関係費は、昭和48年発足以来消防の諸式典などで演奏し市民に防火・防災思想の普及と高揚に努めてまいりましたが、20年度をもって廃止をいたしました。 185ページ、中段下9款1項3目7自動体外式除細動器(AED)購入費は、大野児童センター、南陵武道場へ設置したもので、累計では35施設39台となりました。 195ページ、中段10款2項1目8小学校耐震強化整備事業費は、耐震補強工事を三和小学校、西浦南小学校及び小鈴谷小学校で実施し、主要部分の校舎、屋内運動場は終了いたしました。 203ページ、下段10款5項2目2放課後子どもプラン推進事業費は、放課後の安全で健やかな居場所づくりとして西浦北小学校で3カ所目を開設しました。 以上、20年度に実施しました特徴的な事業を説明させていただきました。 歳出の性質別状況のほか、決算規模の推移、財政構造の状況等につきましては、主要施策の成果及び基金の運用状況に関する報告書7ページから44ページに、また施策の概要及び成果につきましては、同じく47ページ以降に記載してございますので、後ほどご覧をいただきたいと存じます。 続きまして、特別会計についての補足説明を申し上げます。 ○議長(古川善助君) ここで、途中ではございますが休憩といたします。再開は11時15分といたします。             午前10時59分 休憩             午前11時15分 再開 ○議長(古川善助君) 休憩を解き会議を再開します。 ◎総務部長(村田博君) 続きまして、特別会計について、補足の説明を申し上げます。 特別会計につきましては、特別会計歳入歳出決算書をご覧ください。 認定案第2号平成20年度常滑市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の6ページ以降に記載のとおり、歳入2,871万1,540円、歳出1,627万8,417円で、差し引き1,243万3,123円でございました。 歳入の共済会費収入は1,201万2,930円、一般会計からの繰入金は435万1,000円であり、歳出の交通災害共済事業費のうち共済見舞金は死亡事故の2件をはじめ、全体で148件、1,118万円であり、前年度に比べ件数では34件の減、見舞金の額は前年度並みとなりました。 次に、認定案第3号平成20年度常滑市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の28ページ以降に記載のとおりで、歳入54億814万7,647円、歳出48億3,916万2,641円で、差し引き5億6,898万5,006円でございました。 75歳以上及び65歳以上で一定の障害をお持ちの方が後期高齢者医療制度に移行し、被保険者数は前年度に比べ23.7%減の1万5,072人となりました。 医療費総額の1人当たり額は27万7,729円で、前年度に比べ28.5%の減となりました。国保税調定額1人当たりは9万3,451円で、収納率は電話による催告や資格証明書対象者への案内、短期保険証の発行など収納率の向上に努めましたが、前年度と比べ1.9ポイント減の92%でありました。 次に、認定案第4号平成20年度常滑市老人保健特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の72ページ以降に記載のとおりで、歳入4億9,748万6,096円、歳出4億7,372万1,795円で、差し引き2,376万4,301円でございました。 20年度から新たに後期高齢者医療制度が始まったため、主に20年3月分の診療分を支払いました。 次に、認定案第5号平成20年度常滑市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の98ページ以降に記載のとおりで、歳入4億6,718万6,400円、歳出4億6,135万4,657円で、差し引き583万1,743円でございました。 昨年度までの老人保健制度にかわって、75歳以上の方及び65歳以上で一定の障害をお持ちの方は、それぞれが加入する医療保険制度から離脱し、愛知県後期高齢者医療広域連合が運営する本医療制度に移行されました。市は窓口業務、保険料の徴収などを受け持っております。 なお、保険料徴収のシステム改修について翌年度に繰り越しをさせていただきました。 次に、認定案第6号平成20年度常滑市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の124ページ以降に記載のとおりで、歳入29億9,481万4,075円、歳出29億4,894万4,232円で、差し引き4,586万9,843円でございました。 歳入のうち保険料は5億241万7,500円で、徴収率は98.7%となっており、歳出のうち保険給付額は27億3,072万3,930円で、前年度に比べ6.0%の増となりました。 次に、認定案第7号平成20年度常滑市農業集落家庭排水処理施設特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の166ページ以降に記載のとおりで、歳入1億9,120万6,630円、歳出1億7,809万1,845円で、差し引き1,311万4,785円でございました。 矢田地区をはじめ8地区において供用開始されており、歳入の使用料及び手数料のうち使用料収入は4,426万3,968円であり、一般会計からは1億3,700万円の繰り入れを受けました。 なお、加入率は75.3%で、歳出のうち事業費は、維持管理費で5,128万6,690円でございました。 次に、認定案第8号平成20年度常滑市陶業陶芸振興事業基金特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の192ページ以降に記載のとおりで、歳入6,452万1,977円、歳出763万8,457円で、差し引き5,688万3,520円でございました。 本会計は、株式会社住生活グループの株式配当金を財源とするものでございますが、本年度の配当金は1,679万6,840円で、前年度と同額でありました。 次に、認定案第9号平成20年度常滑市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の214ページ以降に記載のとおりでございます。 歳入23億8,315万5,233円、歳出23億4,081万6,553円で、差し引き4,233万8,670円でございました。 歳入では、分担金及び負担金のうち受益者負担金は1億3,251万5,000円で、また使用料収入は2億6,925万78円でありました。また、繰入金のうち一般会計からは4億2,769万2,000円の繰り入れを受けました。歳出では、建設改良に要する経費であります下水道建設費は11億9,386万5,089円でございました。 なお、常滑北部雨水ポンプ場更新化事業について、翌年度に繰り越しをさせていただきました。 次に、認定案第10号平成20年度常滑市常滑東特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の246ページ以降に記載のとおりで、歳入7億7,669万1,173円、歳出7億6,725万3,436円で、差し引き943万7,737円でございました。 本事業につきましては、独立行政法人都市再生機構に委託しており、同機構に対する委託費は7億円でございます。 次に、認定案第11号平成20年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の268ページ以降に記載のとおりで、歳入2億4,728万1,651円、歳出2億1,966万3,012円で、差し引き2,761万8,639円でございました。 常滑駅周辺の健全で良好な市街地形成を目指す土地区画整理事業でありまして、仮換地指定を実施し、都市計画道路常滑駅西線をはじめとした公共施設整備と3件の移転補償を行いました。 次に、認定案第12号平成20年度常滑市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算認定は、決算書の294ページ以降に記載のとおりでございます。 歳入388億8,887万5,775円、歳出383億9,094万2,111円で、差し引き4億9,793万3,664円でございます。 売り上げについて、G1以上レースが周年記念競走のみであった影響もあり、自場と電話投票による売り上げでは186日の開催で1日平均売り上げは1億181万4,000円で、前年度に比べて11.5%の減となりました。歳出については、ボートピア川崎の運営業務について施設会社への委託を開始し、また施設改修については大型冷暖房機の更新を行うとともに分煙化を始めました。 売り上げが減少しているにもかかわらず一般会計へ3億円の繰り出しができましたのは、前年度分の公営競技納付金が還付されたことなどによるものでございます。その結果、一般会計へ3億円を繰り出し、前年度繰越金を除いた純収益は4億2,216万3,000円で、収益率は1.6%となったものでございます。 以上、認定案12件につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定を求めるものでございます。あわせまして、同法第233条第5項の規定による主要な施策の成果及び同法第241条第5項の規定による定額運用基金の状況についての説明とさせていただきます。 なお、参考資料として「常滑の財政」をつけさせていただいておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 以上、よろしくご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げまして、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、「認定案第13号平成20年度常滑市水道事業会計決算認定について」の補足説明を求めます。水道部長。     〔水道部長 片岡 覚君登壇〕 ◎水道部長(片岡覚君) ただいま議題となりました認定案第13号平成20年度常滑市水道事業会計決算認定について、補足の説明を申し上げます。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成20年度常滑市水道事業会計決算を監査委員の意見をつけまして、議会の認定を賜りたいとするものでございます。 水道事業の概況でございますが、決算書の13ページをご覧ください。 県営水道の水源が長良川となりましてから、平成20年度も渇水や節水の心配もなく安定した水量が確保できました。水需要の動向は、空港関連区域では減少傾向にあるものの、既成市街地では増加傾向にあり、全体としては少量の減となりました。このような状況の中での業務状況におきまして、給水人口では前年度比1,099人増の5万4,992人、給水戸数で738戸増の2万830戸となり、水道普及率は前年の99.91%から0.01%上がり99.92%となりました。1年間の総給水量は731万4,465立方メートルで、前年比0.1%の減少となりました。県水の流入量と給水による流出量の割合となる有収率につきましては、前年度より0.16ポイント下がり92.71%となりました。 経営状況の給水収益は、前年度に比べ1,439万2,228円、1.28%減の11億1,192万6,040円でございます。支出は、公共下水工事に伴う水道管の新旧布設替えの減少により固定資産除却費が減少し、前年度に比べ2,076万8,321円、1.68%減の12億1,773万5,979円でございます。 それでは、戻りまして2ページ、3ページをご覧ください。 収益的収入及び支出のうち収入では、第1款水道事業収益の決算額は12億2,292万8,308円、支出の第1款水道事業費用の決算額は13億1,943万815円でございまして、収益的収入が支出に不足する額の1億272万142円が当年度純損失でございます。 続きまして、4ページ、5ページをご覧ください。 資本的収入及び支出のうち収入では、第1款資本的収入の決算額は4億6,859万6,346円、支出は公共下水道事業などの移設補償工事及び老朽管更新事業を実施し、第1款資本的支出の決算額は6億1,303万1,257円でございまして、収入が支出に不足する額1億4,443万4,911円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度分損益勘定留保資金で補てんしたものでございます。 以上、よろしくご審議いただきまして、ご認定賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 次に、「認定案第14号平成20年度常滑市常滑市民病院事業会計決算認定について」の補足説明を求めます。病院事務局長。     〔病院事務局長 伊藤宣之君登壇〕 ◎病院事務局長(伊藤宣之君) ただいま議題となりました認定案第14号平成20年度常滑市常滑市民病院事業会計決算認定について、補足の説明を申し上げます。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、監査委員の意見をつけて、議会の認定を賜りたいとするものでございます。 決算状況につきましては、12ページに概況を記載いたしております。 病院を取り巻く経営環境が厳しい中、公立病院改革ガイドラインを踏まえ公立病院改革プランを策定し、より一層の経営改善を進めているところでございます。 平成20年度の病院の利用状況につきましては、4段落目になりますが、入院患者数6万1,935人、1日平均が170人で、前年度と比べ12.6%の減、また外来患者数は16万3,958人で、1日平均が675人となり、前年度と比べ8.3%の減となりました。 18ページから25ページにかけて明細を記載いたしております。 最初に18ページ、収益のうち病院事業収益では、前年度比5.1%減の43億6,074万3,267円になり、一方20ページ、費用のうち病院事業費用では、前年度比3.1%減の48億3,609万6,306円で、差し引き4億7,535万3,039円の赤字決算となったものでございます。 次に、第4条の資本的収支につきましては、24ページ、収入で14億7,424万6,467円、25ページ、支出で3億494万6,467円で、差額が11億6,930万円となりますが、これは公立病院特例債を借り入れたことによるものでございます。また、支出の主なものは25ページ、直流電源装置取り替え工事や白内障手術装置などの医療機器の整備を図ってまいりました。 なお、一般会計からの繰入金は、総額で7億6,139万4,000円の繰り入れをいただいているものでございます。 以上が平成20年度常滑市常滑市民病院事業会計決算内容でございます。 今後とも医療のレベルアップと患者サービスの向上に努め、また公立病院改革プランに基づき病院の健全経営に向けて一層努力をしてまいります。 以上、よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げ、補足の説明とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(古川善助君) 以上をもちまして、補足説明はすべて終了いたしました。 ここで、水道部長より発言の申し出がありますので、これを許します。水道部長。     〔水道部長 片岡 覚君登壇〕 ◎水道部長(片岡覚君) 先ほどの議案第48号平成21年度常滑市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明につきまして、おわびと訂正をお願いするものでございます。 補正予算書の3ページの「第3表 地方債補正」の補正後の公共下水道事業の限度額につきまして、補正の額の5億5,980万円を7億3,980万円と説明いたしましたことにつきまして、5億5,980万円と訂正させていただきたいと存じます。 なお、7億3,980万円は、下水道事業債の全体の額でございます。 大変申しわけございませんでした。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(古川善助君) ここで、私からお願いをいたします。 まず、質疑の通告につきましては、お手元に配付の通告用紙により、7日月曜日の正午までに提出くださるようお願いいたします。 また、討論につきましては、15日火曜日の正午までに事務局を通じ、議長あてに発言の通告をしていただきますようお願いいたします。 これをもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、散会といたします。 本日はどうもご苦労さまでした。             午前11時38分 散会...